長野市議会 1993-09-01 09月14日-03号
金丸信巨額脱税事件と、それに続く自治体首長の汚職事件は、これまで公然の秘密とされてきた公共事業の発注をめぐる政界、財界、官界の癒着関係を白日のもとにさらしました。建設業界にたかる政治の中枢の実態、ゼネコン・トップによる露骨な贈賄、税金のピンはねによる政治家の不正蓄財等の事実は、公共事業発注に絡むヤミ献金などによって賄われていることを明らかにしました。
金丸信巨額脱税事件と、それに続く自治体首長の汚職事件は、これまで公然の秘密とされてきた公共事業の発注をめぐる政界、財界、官界の癒着関係を白日のもとにさらしました。建設業界にたかる政治の中枢の実態、ゼネコン・トップによる露骨な贈賄、税金のピンはねによる政治家の不正蓄財等の事実は、公共事業発注に絡むヤミ献金などによって賄われていることを明らかにしました。
このような中にありまして、一方、今年三月、前自民党副総裁金丸信被告の巨額脱税事件に端を発しましたゼネコン汚職は、その後仙台の前石井市長の逮捕と、ハザマ、清水、西松、三井などゼネコン四社の贈収賄事件、茨城県三和町、茨城県の前竹内知事の逮捕へと、次々に飛火をいたしました。
思い起こせば、あのロッキード事件、リクルート事件、共和の汚職事件、そして、このたびの竹下首相誕生にまつわる暴力団の関与の問題、佐川急便事件、そして、きわめつけは金丸金権脱税事件等々、怒りの頂点に達した国民の切実な願いは、金権腐敗政治の一掃でありました。
今、国民が強く望んでいることは、佐川暴力団事件と金丸脱税事件の徹底究明であります。だからこそ、昨年当議会でも意見書の提出を行いました。その後、本事件の説得力ある解明が自民党の抵抗で不十分なまま経過をしてまいりました。
言うまでもなく政治改革は、ご承知のように政権与党である自民党のロッキード、リクルート、共和に続く今回の佐川疑獄と、その集大成というのはちょっと語弊がありますけれども、金丸自民党前副総裁の不正蓄財、すなわち5億円の政治資金規制法違反、数十億円に及ぶと言われております脱税に国民の怒りはまさに頂点に達したわけでございます。このことから端を発したのが政治改革であったわけでございます。
特に、政界の首と言われ自民党政治の中枢にあってその権勢を振るってきた金丸元自民党副総裁、副総理の佐川急便、暴力団疑惑、大手ゼネコンからのやみ献金事件は、巨額の不正な企業献金によって国政が歪められ、さらにこれが不正に蓄財され、巨額の脱税がなされていたということにいたっては言語道断であります。
また、日本政界のドンでありました金丸さんが引き金になった佐川急便問題、脱税問題等によりバッジを外す結果になりましたが、そのことにより選挙制度改革問題、また政治改革論が浮上し、その政治改革すら自分たちの利権だけを先行させ、最終的にはまとまらずにやめたというような方向にもしもなれば、国民の政治不信はなお一層増大するのではないかと思います。
昨今の国会議員による佐川急便事件の不正疑惑、暴力団が介在したとされる皇民党事件、また、金屏風事件や有力政治家が脱税容疑で逮捕、起訴される等、国民の信頼を根底から覆すような事件が続発し、政治不信を増長しておることはまことに残念であり、遺憾の一語に尽きるものであります。
リクルート、共和、佐川急便、金丸脱税事件等の事件が契機となっているだけに、自由民主党が政権政党として真剣に責任を果たしてほしいと思うのでございます。 円が戦後再高値の105円83銭をつけました。1ドル120円での見通しを立てての企業経営であっただけに一段と厳しく、経営の軌道修正や海外シフトをさらに強化し、来春の新規採用も大幅に減らし、そのしわ寄せは中小企業あるいは零細企業にもろにかぶっております。
金丸脱税事件に絡めてですが、金丸の巨額脱税事件というのが、3月議会のころは相当国民世論を沸かして、とうとう彼を20万円の罰金まで追い込んだ。しかし現在では、金権腐敗を根絶するという課題がどこかに反らされて、政治改革の名のもとに小選挙区制を中心に世論がつくられようと、すりかえられようとしている。
◆24番(片倉万吉君) 金額その他のことでなくて、請け負い業者との関係、今金丸問題をめぐって、佐川の幕引きがもうできなくて、また再び脱税問題が俎上に上がり、金丸氏の蓄財方法が克明に報道機関をにぎわしているという現状ですね。
脱税問題が国民の不信を招く原因なので、徹底的に究明が必要であり、採択すべきであるというご意見でございました。これにつきまして、佐川問題については関係機関に要請をしてあると、脱税については現在捜査中であり、その情勢を見守るために継続審査を望むというご意見がございまして、採決をいたしました結果、可否同数でありました。本件についても私は継続審査と決しました。
平成 5年 3月 定例会(第2回) 平成5年3月10日(水) 午前10時開議---------------------------------------● 議事日程(第4号) 1 議第2号 脱税問題と佐川疑惑の徹底究明を求める意見書について 2 議第3号 高齢者保健福祉推進十カ年戦略の実施に関する経費の十分な財政措置を求める意見書について 3 議第4号 児童扶養手当等の支給期間延長
今日政治情勢は御存じのとおり佐川急便問題に続きまして、この昨今の新聞を見ますと金丸前副総裁が巨額な脱税容疑で今逮捕されるということで、大変今日の金権腐敗政治を見るにつけ腹立たしい感じがするわけであります。
ご承知のように、証人喚問などで身の潔白を誇示していた金丸前自民党副総裁は、数億円の脱税容疑で逮捕されました。改めて金権腐敗政治の実態が根深いものであることを示しております。同時に、今回の金丸逮捕は、国民の多くが、証人喚問で真実を語っていないと不満を持っていたことが実証したことであり、さらに国民の運動と世論の反映として、金丸逮捕に導いたのであります。 具体的にお伺いいたします。
今度のこの金丸逮捕に及んだ大きな脱税、日本債券信用銀行の割引債を購入して、無記名で購入できるということで、財テクの裏金として自由に使っていたということが明らかになったわけですけれども、この金丸というのは、金丸容疑者は中央にあっては建設族、郵政族、防衛族といって、ドンとして君臨をしていたんだと。
4番目に、市長の政治姿勢についてでありますが、時間の都合で簡潔に伺っておきますが、一昨日の夜、テレビのテロップで流れて、金丸自民党元副総裁とその生原秘書が巨額の脱税容疑で逮捕されたということが報道され、佐川暴力団疑惑がうやむやにされたままに幕引きを図られようとしているときだけに、圧倒的な国民は大きな拍手を送ったことと思います。一方では、自民党は大揺れだったと報道をされております。
今日の社会の脱税問題にしても、あるいはごみの不法投棄の問題にしても、あるいは交通面におけるスピード違反の問題にいたしましても、すべてその行動基盤は共通いたしているものと考えるところであります。心豊かな恥を知る人間社会の到来こそ新たなる世代に向けての街づくりの基本的条件として大切に考えなくてはならんものと思うのであります。
時あたかも確定申告のさなかに巨額脱税事件が明らかに出されました。業者も勤労者も、仕事で太くなった指で電卓をたたきながら、税金をどうやってねん出しようかと頭を痛めているときに、金丸の脱税事件であります。市民は申告書を書きながら、金丸は逮捕されたが、おれたちからは一円でもむしりとるのに、何で五億円の金丸は罰金二十万円で済むのか。税務署に、国税局に怒りの声を上げました。
ついに経世会前会長で金丸前副総理が脱税で逮捕されましたが、正に悪の行きつく先のてん末であります。引き続いて五億円の行方も明らかにしなければなりません。佐川暴力団事件は大企業からの献金がいかに政治をゆがめるかということをまざまざと示しました。法律が禁止されてない透明な金も政治をゆがめることでは同じであります。