大町市議会 2022-06-03 06月03日-03号
松井氏は、国連安保理がロシアのウクライナ侵略を強く非難する決議をロシアの拒否権により否決した一方で、3月2日に招集された国連総会緊急特別会合では、ほぼ同じ内容の決議を採択した経過の中で、この間、国連が無力だとする議論が出ていることに言及し、確かに総会決議は法的な拘束力を持たないが、国際世論を結集するという意味では非常に強い道徳的、政治的意義を有すると指摘、また、長期的には国際法の執行の力とは諸国民の
松井氏は、国連安保理がロシアのウクライナ侵略を強く非難する決議をロシアの拒否権により否決した一方で、3月2日に招集された国連総会緊急特別会合では、ほぼ同じ内容の決議を採択した経過の中で、この間、国連が無力だとする議論が出ていることに言及し、確かに総会決議は法的な拘束力を持たないが、国際世論を結集するという意味では非常に強い道徳的、政治的意義を有すると指摘、また、長期的には国際法の執行の力とは諸国民の
また、国連総会の緊急特別会合において決議された内容には「ロシアが核戦力の準備態勢の強化を決定した」と明記されており、「核兵器廃絶・軍備縮小を推進する都市」を宣言している当市として極めて遺憾である。 よって、当市議会は、今回のロシアによるウクライナ侵略に対し強く非難するとともに、軍の即時撤収、国連憲章の順守及び事態の打開に努めるよう強く求めるものである。 以上のとおり決議する。
2日に行われた国連総会の緊急特別会合では、141か国の賛成多数でロシアを非難する決議が採択され、国際社会の大多数の意思がはっきりと示されました。 ロシアは国連安全保障理事会の常任理事国であり、NPTの一員として核兵器の保有が許されておりますが、その核を振りかざして威嚇をする態度は国際社会が課した平和への責任と矛盾する対応であり、断固として非難されなければなりません。