上田市議会 2016-12-06 06月14日-一般質問-03号
水銀に関する水俣条約は、地球規模の水銀及び水銀化合物による汚染や、それによって引き起こされる健康及び環境被害を防ぐため包括的な規制を定める国際条約でありまして、水俣病が社会問題となった熊本県で平成25年10月に開催された外交会議において92カ国により採択され、50番目の国が批准した日から90日後に発効することとなっています。
水銀に関する水俣条約は、地球規模の水銀及び水銀化合物による汚染や、それによって引き起こされる健康及び環境被害を防ぐため包括的な規制を定める国際条約でありまして、水俣病が社会問題となった熊本県で平成25年10月に開催された外交会議において92カ国により採択され、50番目の国が批准した日から90日後に発効することとなっています。
1956年に熊本県の八代海沿岸の水俣湾や、1965年には新潟県の阿賀野川のお魚を食べて、工場廃水に含まれていたメチル水銀化合物により、手足のしびれ感、運動失調、視野が狭くなる、聴力の低下など、さまざまな中枢神経系の神経細胞が障がいを受ける病気が発生いたしました。2009年3月までに、八代海沿岸で2,269名、阿賀野川流域で693名が水俣病患者として認定されています。
地球規模の水銀及び水銀化合物による汚染や、それによって引き起こされる健康及び環境被害を防ぐため、国際的に水銀を管理することを目的とし、水俣病と同じような被害を繰り返してはならないという決意を込めて名づけられ、2013年1月19日にジュネーブで開かれた国際連合環境計画の政府間交渉委員会にて名称を水銀に関する水俣条約とすることを日本国政府代表が提案し、全会一致で名称案を可決し、92カ国が条約への署名を行
チッソ水俣工場のアセトアルデヒド製造工程で副生されたメチル水銀化合物が、工場排水とともに排出され、それが魚介類に濃縮・蓄積され、これらの魚介類を地域住民が食べたことが原因であることは皆さんも御承知のとおりです。 昭和31年に、熊本大学の研究班が、有機水銀の中毒で、魚介類を食べることで引き起こされるのではないかと発表されました。それから12年の時を要して公害病であることが認定されました。
まず議員ご指摘の水俣病は、メチル水銀という有機の水銀化合物の食物連鎖によって引き起こされたもので、今回の集じん灰の溶出試験において検出されました無機の水銀とは異なるものであることをあらかじめ申し上げておきます。 平成19年9月の集じん灰からの溶出試験におきまして、基準値0.005ミリグラムパーリットルに対し、0.0053ミリグラムパーリットルと、極めてわずかではありますが基準値を超えました。
この間、ハエやウジなどの発生もなく、臭いも出ず、水銀化合物、有機リン化合物など、有害重金属も溶出されず、安全で肥料分に富んだ有機物肥料として役立つことが分かったと言っておられました。これに自信を得て、本年度二千四百万円で五小学校と四保育園に広める準備をしております。