上田市議会 2019-08-01 06月19日-一般質問、議案質疑、議案付託-04号
昭和43年、当時の小山市長のもとで、約13万平方メートルが国史跡として指定されましたが、その理由は、僧寺跡と尼寺跡の伽藍が近接して発見され、しかも両遺構の保存状態が比較的良好であり、古代の寺院跡の研究に欠くことのできない重要な遺跡とされました。
昭和43年、当時の小山市長のもとで、約13万平方メートルが国史跡として指定されましたが、その理由は、僧寺跡と尼寺跡の伽藍が近接して発見され、しかも両遺構の保存状態が比較的良好であり、古代の寺院跡の研究に欠くことのできない重要な遺跡とされました。
信濃国分寺跡につきましては、僧寺跡及び尼寺跡を含めて広大な史跡公園となっております。そのことから、毎日の園内の見回りを行いまして、清掃等も実施しております。また、除草、草刈りにつきましては、この施設を大きく6つの区域に分けてローテーションを組み、実施している状況でございます。このことから、草の繁茂の状況によりましては管理が追いつかない区域があったかと思います。
また、千葉県市原市の上総国分寺跡では、尼寺跡は中門と回廊跡を復元しているといったことで、整備の手法といたしますと、こういった往時の建物等構築物を復元しているといったことが特徴的に挙げられるかというふうに思います。また、先ほどの基本計画が実施されるということについては、大変多額な経費がかかることになります。
国分寺研究史上輝かしい成果を治めた調査結果に基づいて、全国に先駆けて僧寺、尼寺跡の史跡整備事業が行われた。このように申しておりました。この状況から、シンポジウムに参加され、るるお話をお聞きしておられる中で、現状史跡信濃国分寺が市長にはどのように心の中に映り、いかように感じられたものでしょうか。上田市の貴重なる財産であります。