長野市議会 1989-12-01 12月11日-02号
また、若年の被保険者数が予想以上に減少しておりまして、これに反比例いたしまして高齢の国保加入者が増加しております。このことから、今年度の医療費の支出が大幅に伸びているものと考えられております。今後、後半の推移を慎重に見守りながら、なお一層負担軽減に努力してまいりたいと考えております。
また、若年の被保険者数が予想以上に減少しておりまして、これに反比例いたしまして高齢の国保加入者が増加しております。このことから、今年度の医療費の支出が大幅に伸びているものと考えられております。今後、後半の推移を慎重に見守りながら、なお一層負担軽減に努力してまいりたいと考えております。
まず、国保加入者の動向でございますけれども、前年9月末同期と比較いたしまして若人の加入者が 786人減少しております。1万 3,891人でございます。退職者の関係では 153人増加いたしまして 2,276人、一般分全体では633人の減少でございます。一般分では1万6,167人というような状況でございます。
この1面の昭和63年度国保会計黒字決算に、平成の年度は制度改正に向けてと題する一文を読んでその意味を理解できる市民は、例えば国保加入者の何%おるのでしょうか。私自身3回読み直しをいたしましたが、おぼろげながら言わんとすることはわからないことではないのですが、どうも十分に理解できない。
国保加入者の七割に及ぶ世帯が所得百五十万円以下の低所得世帯であり、生活保護水準以下の世帯も大変多いのが実態です。そして、生活保護水準である所得百八十万円、三人世帯の国保料は本年度若干の値下げが行われても十六万七千五百二十円の所得の一割に当たる保険料が課せられています。 そういう中でも、ほとんどの人たちが大変な苦労をして命を守るために所得の一割に及ぶ高い国保料を払っています。
国保加入者の収入が五年間で四割以上も増えているでしょうか。わずか二割程度にしか過ぎません。いかに国保料が高く、加入者に重い負担となっているかがお分かりだと思います。だからこそ、負担の軽減のため一般会計からの繰入れは極めて大事な問題であります。
そういう中で、なるべく値上げにならないように国保料を決定してまいりたいと、市の一般市費からも国保の方へ会計を繰り入れもしておりますし、いろいろ工夫する中で国保会計の健全化と、又国保加入者の立場に立って今後の国保運営を進めてまいりたいと、このように考えて努力をしているところであります。 ○議長(今井良雄君) 助役山岸君。