松川村議会 > 2019-12-16 >
令和 元年第 4回定例会−12月16日-02号

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  1. 松川村議会 2019-12-16
    令和 元年第 4回定例会−12月16日-02号


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    令和 元年第 4回定例会−12月16日-02号令和 元年第 4回定例会            令和元年松川村議会第4回定例会会議録                                      〔第2号〕 ┌──────────┬───────────────────────────────┐ │招集年月日     │   令和元年12月16日                  │ ├──────────┼───────────────────────────────┤ │招集場所      │   松川村役場議場                     │ ├──────────┼───┬───────────────┬───┬───────┤ │開閉会日時     │開 議│令和元年12月16日 午前10時00分│議 長│平 林 寛 也│ │          ├───┼───────────────┼───┼───────┤ │及び宣告      │散 会│令和元年12月16日 午後 4時13分│議 長│平 林 寛 也│ ├──────────┼───┼───────┬───┬───┼───┴───┬───┤ │応(不応)招議員及び出│議席d氏     名│出 欠│議席d氏     名│出 欠│ │          ├───┼───────┼───┼───┼───────┼───┤ │席並びに欠席議員  │ 1 │平 林 寛 也│ ○ │ 7 │上 田 治 美│ ○ │ │          ├───┼───────┼───┼───┼───────┼───┤ │出席11名 欠席 0名 │ 2 │梨子田 長 生│ ○ │ 8 │平 林 幹 張│ ○ │ │          ├───┼───────┼───┼───┼───────┼───┤
    │   凡例     │ 3 │平 林   泉│ ○ │ 9 │茅 野 靖 昌│ ○ │ │          ├───┼───────┼───┼───┼───────┼───┤ │ ○…出席を示す  │ 4 │大和田 耕 一│ ○ │ 10 │矢 口 あかね│ ○ │ │ △…欠席を示す  ├───┼───────┼───┼───┼───────┼───┤ │ ×…不応招を示す │ 5 │草 間 正 視│ ○ │ 11 │小 原 吉 幸│ ○ │ │ △公…公務欠席  ├───┼───────┼───┼───┼───────┼───┤ │          │ 6 │勝 家   尊│ ○ │   │       │   │ ├──────────┼───┴───┬───┴───┼───┴───┬───┴───┤ │会議録署名議員   │  10番  │矢 口 あかね│  11番  │小 原 吉 幸│ ├──────────┼───────┼───────┼───────┼───────┤ │職務のため出席した者│事務局長   │宮 澤 大 介│書記     │武 井 愛 美│ ├──────────┼───────┼───────┼───────┼───────┤ │          │村長     │平 林 明 人│建設水道課長 │太 田 健 一│ │          ├───────┼───────┼───────┼───────┤ │法第121条により説│副村長    │平 林 秀 夫│教育次長   │古 畑 元 大│ │          ├───────┼───────┼───────┼───────┤ │明のため出席した者の│教育長    │須 沢 和 彦│社会教育課長兼│榛 葉   晃│ │          │       │       │公民館長   │       │ │職・氏名      ├───────┼───────┼───────┼───────┤ │          │総務課長   │白 沢 庄 市│総務課統括課長│中 村   彰│ │   全員出席   │       │       │補佐     │       │ │          ├───────┼───────┼───────┼───────┤ │          │税務課長   │山 田   渡│営農支援センタ│高 山 重 典│ │          │       │       │ー事務局長  │       │ │          ├───────┼───────┼───────┼───────┤ │          │会計管理者兼会│池 上   茂│       │       │ │          │計課長    │       │       │       │ │          ├───────┼───────┼───────┼───────┤ │          │住民課長   │宮 澤 政 洋│       │       │ │          ├───────┼───────┼───────┼───────┤ │          │福祉課長   │原   勇 一│       │       │ │          ├───────┼───────┼───────┼───────┤ │          │経済課長   │丸 山   稿│       │       │ ├──────────┼───────┴───────┴───────┴───────┤ │議事日程      │            別紙のとおり             │ ├──────────┼───────────────────────────────┤ │会議に付した事件  │            別紙のとおり             │ ├──────────┼───────────────────────────────┤ │会議の経過     │            別紙のとおり             │ └──────────┴───────────────────────────────┘              本日の会議に付した事件 日程第1 一般質問  順位1 教育行政への提言                     6番 勝 家   尊      施政について      「本年を振り返って」「村長任期を振り返って」  順位2 安心、快適にくらせる村づくり               3番 平 林   泉  順位3 地方創生事業について                   8番 平 林 幹 張      第7次総合計画について  順位4 防災について                       7番 上 田 治 美      政治姿勢について      国保について  順位5 災害ボランティアのススメ                10番 矢 口 あかね                                  午前10時00分 開議 ○議長(平林寛也君) おはようございます。  ただいまの出席議員数は11名全員であります。  これより本日の会議を直ちに開会いたします。 △日程第1 一般質問 ○議長(平林寛也君) 日程第1 一般質問を行います。順次、発言を許します。  質問前に皆さんにお知らせをいたします。勝家議員より資料配付の要望がありましたので、それを許可してあります。  順位1番、6番勝家 尊議員の質問事項、教育行政への提言の質問を許します。勝家議員。 ◆6番(勝家尊君) おはようございます。幸運にも一番くじを引かせていただきました。関連するお答えは全部私のほうへお答えいただいて結構だと思います。よろしくお願いいたします。  教育行政についての提言ということでお願いをしたいと思いますけれども、その前に初日にも村長の御挨拶がありましたとおり、中学2年生は今年も無事台湾の研修を終えられたということで、関係する皆さん御苦労さまでしたと、こんなふうに申し上げたいと思います。  2年生が台湾に行っている間にですね、在校生は村からそれぞれの分野の講師をお迎えしてふれあい教室、15教室だと思いますけれども、開催をされておりまして、その中の1つの講座の講師の方にお伺いしたんですけれども、1つの講座に障害を持ったお子さんがいらしたそうなんです。そのお子さんをみんなでかばい合うように、丁寧に親切にその講座を受けられたということで、先生は本当に喜んでいらっしゃいまして、私もそれを聞いて心温まった思いであります。  さて、学校現場ですけれども、このごろ松川村でも教職員の働き方改革という言葉が聞かれます。午後も同僚議員から質問がございますけれども、その一環として、学校の長期休み中、日直を置かずに完全休校にし、何らの問題がなかったという話も教育長からお伺いをしたところでございます。  私からも教職員の皆さんの負担軽減で提案をさせていただきます。欠席や遅刻の連絡はパソコンやスマホでというものでありますけれども、私自体、携帯電話もガラケーがやっとという、まことにアナログ人間でありますので、言い方に間違いがあってはいけませんので、ここに新聞記事を用意させていただきましたので、そのまま読ませていただきますので、一緒にお願いをしたいと、こんなふうに思います。これは今年の1月の信毎の記事だったんですけれども、温めておりましたのでよろしくお願いをしたいと思います。  塩尻市教育委員会は、生徒が学校を欠席、遅刻する際に、保護者がパソコンやスマートフォンを使って連絡できるシステムを市内の丘中学校に導入した。従来は電話連絡だったため、朝に電話対応と授業準備が重なる教員の負担になっていた。保護者も手軽で簡単に連絡できると評価していることから、市内の全小中学校に導入を促す方針だということです。  保護者は2次元コード、QRコードやアドレスでインターネットの専用サイトに接続、名前、学級などを入力し、欠席理由を風邪、熱、腹痛、頭痛、インフルエンザ、その他の選択肢から選ぶ。送信操作をすると、内容がメールで学校に届き、学校側は印刷して職員室に張り出す。各教員がパソコンで確認することができるというものであります。  これまでは、事務職員や教員が電話で欠席理由などを聞き取り、紙に書いて張り出していた。電話対応への負担をなくそうと、教職員の働き方改革を検討してきた市内学校事務職員と職員のグループが新システムの導入を提案。既に市内の保育園は同様のシステムを採用しており、保護者からも学校への導入を求める声があったことから、昨年9月から丘中学校で試行的に運用していた。  丘中の全校生徒は520人。システム導入後、1日平均5人ほど、最も多い日で9人からこの方法で連絡を受けた。専用サイトには保護者と確実に連絡のとれる電話番号の入力を求める欄もあり、欠席した生徒の保護者には担任が確認の電話もしている。  同グループのメンバーで同校事務職員の森村文昭氏は、教員が事業準備や打ち合わせに時間を使えるようになったと説明。保護者側からも教職員が出勤していない早朝にも連絡できて便利だという声が寄せられたという。  県教育委員会義務教育課は、調査をしていないけれども、県内小中学校のこうした取り組みは聞いたことがないとしていると、こういうものであります。  松川村の場合、小学校ではこういうような場合、連絡帳というものがございまして、近くの同級生が好ましいですけれども、いなければ同年生にお願いをして連絡帳を持っていってもらうと、こういうシステムだそうであります。また、中学校では電話連絡だと、こういうことを聞いております。  私が提案したことがかなうと、学校または保護者が大分楽になるのではないかと、こんなふうに思ったところでございます。また、発信する側の保護者にも全部この体制が整っているとは思いませんけれども、これからの時代はこんな時代になるんじゃないかと、こんなふうに思っております。制度導入についてのお考えをお伺いしたいと思います。 ○議長(平林寛也君) 教育次長。 ◎教育次長(古畑元大君) それでは、私のほうからお答えさせていただきます。まず議員さんがおっしゃいました塩尻市の状況でございますけれども、塩尻市の丘中学校に導入した理由は、やはり大規模中学であり、欠席の連絡の件数が多い学校で、教職員の負担にもなっていたため試験的に導入したということで、新聞の記事のとおりでございます。ただ、現時点では今後ほかの学校への導入はちょっとまだ未定ということでございました。  松川小学校と中学校でございますけれども、現状は先ほど議員さんがおっしゃったとおり、小学校は電話と連絡帳で連絡をとっております。中学校は電話で保護者からの欠席をいただいているところで、対応につきましては、職員室にいる職員が対応をしております。松川の場合、小学校で大体平均20件くらい、それから中学校が15件くらいの連絡が来るそうでございます。このくらいの件数は先生の負担にはなっていないということでございまして、また保護者からもそういったメールでの連絡の要望というものがちょっと具体的には来ていないということでありました。それと、電話で連絡するほうが欠席児童・生徒の様子が細かくわかりまして、病院へ誘導できるなどの会話ができるメリットがあるということでございました。  そういった状況でございますので、議員さんの御提案でございますが、導入についての必要性という部分では、緊急性をちょっと現状では感じておりませんので、ちょっと導入というところは今のところ考えていないという状況でございます。 ○議長(平林寛也君) 勝家議員。 ◆6番(勝家尊君) おっしゃるとおり確かに緊急性はないと思います。もう一度お伺いしますけれども、松川の場合に、1日何人という数字を今おっしゃいましたけれども、すみません、もう一度お願いいたします。 ○議長(平林寛也君) 教育次長。 ◎教育次長(古畑元大君) 小学校が20件くらい、中学校が15件くらいが平均ということで、これはそんなに松川の規模ですと多いという数ではないというふうに聞いております。 ○議長(平林寛也君) 勝家議員。 ◆6番(勝家尊君) 今、小学校は20件、中学は15件、1日ということですか。1日平均ですか。それじゃあ私が今申し上げた丘中学校の9人とか5人とかより数字が大分多いですよね。松川の場合、数字が多いのにですね、丘中学校はこれだけの数字でも大分助かったという表現をされているんですけれども、大分松川のほうが多いですけれども、確かに緊急性はないですけれども、利便さといいますか、そういうものをお感じになりませんか。 ○議長(平林寛也君) 教育次長。 ◎教育次長(古畑元大君) 丘中学校のこの数字は、そのシステムを使って連絡した数字だと思いますので、実際は電話を使って今までどおりの連絡をしてくる方もいるので、もっと多いんだと思います。この松川よりも大分多い数字なんだと思います。  松川のほうはこのくらいだと、そんなに多い数字じゃないという、そういう意味でございますのでお願いいたします。 ○議長(平林寛也君) 勝家議員。 ◆6番(勝家尊君) わかりました。このシステムを導入するのに費用面ってかかるものなんですか。教えてください。 ○議長(平林寛也君) 教育次長。 ◎教育次長(古畑元大君) やはり当然費用面はかかってくるということで、ちょっと金額までは具体的には聞いておりませんけれども、塩尻市は既にシステムが導入されていまして、その中のシステムとして、このメールで連絡できるシステムがあったそうです。  先ほど議員さんがおっしゃった働き方改革の見直しの中で、こういった技能が使われていないので使っていこうということで使い出したということで、このメール自体の機能導入につきましては、塩尻市さんは経費がかからず導入できたということです。ですので、ほかの町村や私たちもそうですけれども、新たに導入ということになれば経費がかかっていくということでございます。 ○議長(平林寛也君) 勝家議員。 ◆6番(勝家尊君) わかりました。確かに直接保護者と担任の先生が生の声で連絡を取り合ったほうがコミュニティーの面でも、それにまさることはないと思うんですけれども、おいおい研究をしていただきたいと、こんなふうに思うところでございます。  議長、続けてよろしいですか。 ○議長(平林寛也君) これで教育行政への提言の質問を終わります。
     続いて、質問事項、施政についての質問を許します。勝家議員。 ◆6番(勝家尊君) 続いて、防災について質問いたします。今年、日本列島は大変な大荒れでございました。台風15号に続いて台風19号は、各地に水害による甚大な被害をもたらしたところであります。まさか長野県があのような大きな災害に遭うとは本当に思ってもいなかったところでございます。寒い冬の季節になります。一日も早い復興を願うものでございます。  今度の台風19号は、上陸前から今までに経験したことのない規模だとか、1,000年に一度の規模であるとか言われておりました。それぞれの自治体はそれなりに身構えておったと思いますけれども、松川村はどのような態勢をとっておったのか伺うところでございます。  10月12日は土曜日でございまして、私は村長とともにライフ松川の秋祭りにお呼ばれをしておりました。村長、今夜はえらいことになりそうだけれども、役場へ行って詰めているのかと、こんなふうに伺いましたら、いやいや晩酌は控えて自宅待機だと、こんなことをお聞きしたところでございますが、担当課はそうはいかなかったと思っております。  何時ころでしたか、多目的交流センターすずの音ホールを避難所に開設しますという同報無線が流れたと思います。そして1組の老夫婦が食料と布団を持って避難をしてきたということを聞いております。テレビ報道を見て、聞いて恐ろしくなったと思われます。そのような対応にも追われたかと思っております。  改めて質問いたしますけれども、今度の台風のようなとき、松川村はどのような態勢をとっておられたのか。そしてまた、ふだんから定められたマニュアルがあると思うんですけれども、例えば庁舎の雨量計が何ミリに達したらとか、気象庁からの通達で限界に入るとか、そういうふうなことございますけれども、質問をいたします。 ○議長(平林寛也君) 村長。 ◎村長(平林明人君) また細部につきましては、担当課長のほうで説明させますので、よろしくお願いいたします。今、議員に言われましたとおり、一緒にライフ松川の秋祭りに参加させていただいておりました。あのときお話をしたとおり大変な雨降りでありましたけれども、それぞれ担当者は午前中から役場に詰めておりました。そんな中で細かいことにつきましては、担当課のほうから説明をさせますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(平林寛也君) 総務課統括課長補佐。 ◎総務課統括課長補佐(中村彰君) 私のほうから御説明いたします。10月12日当日ですけれども、担当の私どもにつきましては、午前中から役場で待機に入っておりました。その後ですね、午後3時に経済課と建設水道課のほうを参集させていただいて、担当します林道、また河川のほうを巡視してもらっております。  その後、総務課長からまた村長のほうへ連絡をとってもらいまして、午後4時に自主避難所を開設してございます。すずの音ホールに開設をしてございます。これを警戒本部、その後、午後4時半に設置をしてございます。消防団につきましても、幹部に待機の指示をその時点でしてございます。  村におきましては、大雨警報という発令は出ておりましたけれども、土砂災害警戒情報というものの発令がありませんでした。ということで、それ以上その他の職員の参集については行っておりません。自宅待機ということをお知らせしてございます。その後、我々につきましては、ひと晩中役場のほうで待機、自主避難所を開いたすずの音ホールの職員も1名泊まってございます。  翌日13日ですけれども、午前7時に経済課、建設水道課がまた参集をしまして、再度林道、また河川のほうを巡視してもらいました。特に異常は認められませんでした。  その後ですね、自主避難所につきましては、皆さんお帰りになりましたので、午前7時に閉鎖。我々も9時には解除ということで解散をさせてございます。以上です。 ○議長(平林寛也君) 勝家議員。 ◆6番(勝家尊君) これは日ごろ定められているマニュアルどおりだということですか。 ○議長(平林寛也君) 総務課統括課長補佐。 ◎総務課統括課長補佐(中村彰君) すみません、マニュアルにつきましては、村内に災害発生、または発生するおそれがある場合に、職員の参集、配備につきまして地域防災計画で定めてございます。  警戒配備につきましては、大雨洪水警報の発表、または村長が認めた場合に第1次配備というものをとります。これにつきましては、総務課長、会計管理者、建設水道課長、経済課長、それと私防災担当が集まることになっております。  続いて、土砂災害警戒情報の発表、または震度4、または村長が必要と認めた場合に第2次配備というものをとります。それは理事者、各課長、正副団長、総指揮、それと防災担当と私が集まることが第2次配備。  続いて、緊急配備となります。これにつきましては、甚大な災害が発生、または震度5弱以上の地震で第3次配備ということになっております。これは職員全員となります。これにつきましては、災害対策本部をこの時点で設置ということになります。以上です。 ○議長(平林寛也君) 勝家議員。 ◆6番(勝家尊君) ありがとうございました。今度の台風19号は、松本地域、また安曇地域、この辺の地域は幸いさしたる被害がなく過ぎたわけですけれども、報道されていたとおり、今までに経験したこともないような規模だとか、1,000年に一度の規模だと。そういうのがまともにこの辺を襲いましたら、こんなことでは済まなかったんじゃないかと、こんなふうに思うところでございますけれども、今まで定められていた防災マップ等も役に立たなかったんじゃないかと、こんなふうに思うところでございます。  地球温暖化の影響でございましょうか、海水温が上昇していると言われております。今後も同規模の台風の発生が考えられるところでございます。  質問いたしますけれども、今度の台風15号、19号の被害状況を報道により見たり聞いたりする中で、教訓であるとか反省だとか、感じたことがございましたらお願いしたいと思います。 ○議長(平林寛也君) 総務課統括課長補佐。 ◎総務課統括課長補佐(中村彰君) このたびの関係では、村では大きな被害はございませんでしたけれども、今回初めて自主避難所というものをすずの音ホールに開設させていただきました。この自主避難の呼びかけを防災無線で行いましたけれども、開設のタイミングが非常に難しかったなと私は思っております。  今、議員がおっしゃられましたけれども、千曲川本線では多くの地点で水氾濫がありました。そういった中でも避難勧告、避難指示というものは出していたところですけれども、住民の方が取り残されて救助されている状況が報道等であったと思います。  教訓としましては、早目の避難指示というものをしてですね、逃げおくれゼロというものを目指していけたらなと、そういうふうに感じております。 ○議長(平林寛也君) 勝家議員。 ◆6番(勝家尊君) 松川村では、近年昭和34年の乳川、芦間川の堤防の決壊、また昭和44年の集中豪雨による高瀬川の堤防の決壊以来、災害が発生をしておりません。松川村は災害のない、住みよい村だなと改めて感じるところでございまして、このことは人口1万人復活のほうでも使っていいんじゃないかと思うんですけれども、この地形が幸いしているんじゃないかと、こんなふうに思っているところでございます。ないと言ってはうそになりますので、極めて少ないというような言い方でお願いをしたいと、こんなふうに思っております。今度のようなこともございますので、堤防など改めて点検、強化をお願いするものでございます。  ここ50年間の間、大きな災害はないものの、小規模の災害は発生しておるところでございます。台風以外でも集中豪雨、また短時間にまとまって降る雨による山間部、山際で発生する被害があります。ここ10年間で見ますと、5年に一度の割合で発生しておるところでございます。  1件目は、平成23年5月29日の大雨による災害であります。この日も朝から降り続いた雨が夜の7時までに累積で250ミリに達したものであります。また夕方4時には延べでしょうけれども、消防団員114名が出動し、村内各地で土のう1,300枚を設置するというものでございました。農業用施設、林業施設、合わせて1,230万円ほどの被害がございました。  また、5年後の平成28年8月1日も豪雨による災害が発生いたしました。スモモ沢からあふれた水が周辺の田んぼの畦畔を押し流すというような被害が発生をいたしまして、615万円ほどの被害額でありました。このときは8月1日の累積雨量が123ミリ、翌2日が99ミリでありました。今申し上げた金額は、そのときの全協での御説明の要求金額でありまして、決算金額ではないですけれども、およそこのような被害が出ております。  質問いたしますけれども、こういうようなときの雨量というのは、どこで計測をしたものでしょうか。この庁内に雨量計が設置されていることは承知をしておりますけれども、山間部はこの平地よりさらに多くなることが予想されるという解釈でよろしいわけでしょうか。 ○議長(平林寛也君) 総務課統括課長補佐。 ◎総務課統括課長補佐(中村彰君) 雨量計につきましては、議員さんおっしゃられたとおり役場に設置。それとですね、馬羅尾の中で林遊館に雨量計が設置してございます。山が多いのか、平地が多いのかというのは、私のほうではちょっと答えはよくわからないので控えさせていただきます。 ○議長(平林寛也君) 勝家議員。 ◆6番(勝家尊君) わかりました。馬羅尾に設置されているということを今ここで初めて伺ったところですけれども、当然山際のほうが多くなるというケースもあるだろうと、こんなふうに思うところでございます。  さて、台風による雨だけでなくてですね、ふだんの豪雨でも被害が発生いたしますけれども、質問します。この降雨量が何ミリに達すれば災害が発生するリスクが高まるのか、お伺いをいたします。1時間の降雨量と累積の降雨量との雨量等の関係もございます。一概に言えないと思いますけれども、何ミリが目安で災害や予想されるリスクが高まると、こんなふうに。教えていただきたいと思います。 ○議長(平林寛也君) 総務課統括課長補佐。 ◎総務課統括課長補佐(中村彰君) 一般的にはですね、1時間当たり40ミリ以上の降雨で起こると言われております。ただし、今気象庁のホームページにはですね、危険度が高まっている地域を危険度分布図というもので表示して、それを確認することができます。この危険度分布図というものは、大雨警報や洪水警報の発表、そういった重要な災害が発生するおそれがある場合、我々のみずからの地域ですとか、その危険度を5段階に判定して、結果を表示するということになっております。どこで危険度が高まっているか、そういったものも把握できるということになっております。  そういった中で、累積になるとちょっとどのくらいというか、このホームページではいろいろ色の段階で5段階に分けておりますので、そこを見きわめていけばなと感じております。 ○議長(平林寛也君) 勝家議員。 ◆6番(勝家尊君) さて、今年の7月29日ですけれども、私たちは議員研修でありまして、諏訪のほうに出向いておりまして、日中の様子がわからないですけれども、夕方帰りましたときには、もう雨も上がりかけておりましたが、大分雨があったんだなと、こんな予想がされます。この日の降雨量がわかりましたら教えてください。 ○議長(平林寛也君) 総務課統括課長補佐。 ◎総務課統括課長補佐(中村彰君) 7月29日ですが、16時から19時までの3時間、役場の雨量計では32ミリの降雨を記録してございます。  それと、先ほど申しました林遊館のほうも見まして、こちらは17時から18時の1時間に21.5ミリ。ちなみに翌日も降っておりまして、30日ですけれども、18時から20時、この間に46.5ミリというものを記録してございます。 ○議長(平林寛也君) 勝家議員。 ◆6番(勝家尊君) 先ほど伺って40ミリには達していなかったんですけれども、大分降ったんだなと、こんなふうに思うところでございます。これからはちょっと課がまたがるかと思いますけれども、よろしくお願いをしたいと思います。  このときのように災害が予想されるときにですね、担当課、担当係は林業施設、または農業用施設を巡視されることがあるのでしょうか。お聞きいたします。 ○議長(平林寛也君) 経済課長。 ◎経済課長(丸山稿君) 経済課の関係で言いますと、大雨が降ったり暴風ですね、風の部分が発生する、または台風という情報があったときに、気象情報が出たときには、昼間のうちに事前に農作物の確認、または林道等そういったところは見回りをしております。先ほど統括のほうでも申したとおり、建設のほうとタイアップしながらやっているところでございます。  それから、それが過ぎた後ですね、その後もう1回確認という意味で現地を確認しているのが現状でございます。 ○議長(平林寛也君) 勝家議員。 ◆6番(勝家尊君) そういうことになりますと、この7月29日、30日の日はぎりぎりだと、こんなふうに聞き取りました。  今現在ですね、ヒヨドリ沢が通行どめになってございます。松川村の名前で標識が設置されておりますけれども、あそこはいつも荒れるところですから、ふだんから荒れるところへもってきて、7月29日の大雨でさらに荒れてしまったんじゃないかと、こんなふうに思うんですけれども、上部には一部水利組合の取水口があると思います。大分不自由されているんじゃないか思うんですけれども、復旧の計画を教えてください。 ○議長(平林寛也君) 経済課長。 ◎経済課長(丸山稿君) ヒヨドリ沢につきましては、その横にカラ沢という部分がありまして、議員さんがさっきおっしゃられたとおり、平成28年8月1日、2日の豪雨によりまして、そこのカラ沢の堰堤が土砂でうまっている状況でございます。  これはもう既に3年経過をしているわけですが、村としては、発生時、それから翌年、その翌年と毎回治山の関係の治山林道係というところへ復旧のお願いをしておりますが、今現在優先順位的に緊急度が低いということで、復旧に至っていない状況でございます。  もう3年もその状況が続いていますので、各地区にもかなり迷惑をかけているという状況で、村としても、この部分につきましてはヒューム管があるんですが、それを最低限復旧させて、出して迷惑のかからないような形の対応をとっていきたいというふうに考えているところでございます。 ○議長(平林寛也君) 勝家議員。 ◆6番(勝家尊君) よろしくお願いしたいと思います。次に、北和田沢の防災対策についてお伺いいたします。松川村の山林はいくつもの大きな沢がございます。ウチヤマ沢、それからヒヨドリ沢、コベ沢、それから北和田沢などでありますけれども、ほとんどの沢は水路と道が縦に並行して走っているんです。  北和田沢の場合は道路がうねっておりますので、ふだんは水がないですけれども、沢の水路と道が交差する部分が6カ所ございます。ずっと行きますと国営公園になるんですけれども、峠までの間にそういう場所が6カ所ございます。その部分はU字溝なり、コンクリートのパイプなり、さして広いものじゃないですけれども、そういうのが敷設されておりますけれども、そのパイプのうち、現在も5カ所が流木と土砂で完全に穴が塞がっております。先ほど私が申し上げました7月29日の日は2カ所が完全に塞がっておりましてですね、行き場のない水が道路にあふれまして、一番下の部分ですけれども、ツイオチという地籍ですけれども、100メートル以上にわたりまして道が川となっておりました。  平成23年の災害ではですね、北和田沢で全く同じことが起こりまして、道路の舗装の下をえぐり取られるという被害でありました。23年の災害で林業施設の復旧費がおおむね835万円ほどかかったんですけれども、この件の復旧が一番お金がかかったんじゃないかと、こんなふうに思うところでございます。  質問いたしますけれども、流木、土砂の撤去をお願いすると同時にですね、この沢に限らず災害を未然に防ぐという意味で目配りをお願いしたいと思います。山の沢から流木を完全に撤去することは本当に不可能でありますけれども、また同じ繰り返しになろうかと思いますけれども、災害を未然に防ぐという意味でお願いをしたいと思いますけれども、見解をお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(平林寛也君) 経済課長。 ◎経済課長(丸山稿君) 北和田沢につきましては、私も現場を係の者と確認して、写真も撮ってございます。これからの季節につきますと、冬場の積雪ですね、そういったものによってまた倒木等が発生するおそれがありますので、今年の部分でいきますと、前の年の3月の終わり、雪解けから始まったときに現場を確認させてもらって、倒木の除去、そういったものに力を注いでいるわけですが、今年につきましては、そこの部分は確認をしておりますので、3月の雪解けを待って、そういったものの処理はしていきたいというふうに考えます。  また、鼠穴のほうでは今年予算を取らせていただいて、土どめの穴を掘るというか、地権者の了解を得まして、そこで沈砂池みたいなものをつくって対応していることもありますので、そういったことで総合的に考えて、迷惑のかからない、災害が発生しないよう努力していきたいと考えております。 ○議長(平林寛也君) 勝家議員。 ◆6番(勝家尊君) わかりました。以上で災害の部分についての質問を終わります。 ○議長(平林寛也君) これで施政についての質問を終わります。  続いて、質問事項、「本年を振り返って」「村長任期を振り返って」の質問を許します。勝家議員。 ◆6番(勝家尊君) いよいよ今年も残すところあといくらもないわけですけれども、「本年を振り返って」ということで質問をいたしますが、今年を象徴する一文字は何ですかと、こういう質問でございますけれども、この質問はおやめになりました先輩議員が毎回この例会で質問をされておったところでございますが、私どもが引き継ぎまして、昨年は梨子田議員がお伺いいたしましたけれども、今年は私が質問をするということでお願いしたいと思います。  私もその都度一緒に考えてまいりまして、余り村長と答えが一致することはなかったんですけれども、去年は「輝」という言葉で一致をいたしまして、大変うれしく思いました。今年も私なりに考えているけれども、言わないほうがいいですか。言っていいですか。  今年は日本列島災害で大変な年でありましたけれども、松川村はまずまず災害がなく平和な年であったと、こんなふうに思うところでございます。そして、多目的交流センターがオープン10周年を迎えました。そして、松川村村制施行130年という年でございました。そして何より日本は平成から令和と、こういうふうに変わった年であります。そんなことから、いろいろな節目であったということからですね、私は「節」、節という言葉を考えました。村長からどんなお答えが出るか楽しみにさせていただきます。質問いたします。 ○議長(平林寛也君) 村長。 ◎村長(平林明人君) 私もそういうことで考えましたけれども、ちょっと字は違います。私は今年は130周年ということで、松川村が代々発展をしてここまで続いてきたと。この発展を未来につなげていかなければいけないということで、続く、「続」という字に決定をしたいということで、幹部の皆さんの御理解もいただきましたので、続くという字で示させていただきたいと思います。 ○議長(平林寛也君) 勝家議員。 ◆6番(勝家尊君) ありがとうございました。じゃあ私の「節」というのも、またひとつ頭に入れておいてほしいと、こんなふうに思っております。  続けます。村長に今任期を振り返った思いということで質問いたします。村長は4期目があと残すところわずかなんですけれども、ここに村長が出馬するに当たっての公約がございます。3本の柱の中で13項目ですか、約束をされております。これを見ますと、ほぼ完遂をされたように思うんですけれども、それを含めまして、今任期の思いをお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(平林寛也君) 村長。 ◎村長(平林明人君) とっておいていただいてありがとうございました。私もほぼ実施ができたかなというように思っております。それについては、よかったというように思っております。  その中で少し言いたいことがございまして、まず1番は130周年、先ほど申し上げましたけれども、続いたと。すずの音ホールが10周年になって、今年はそれぞれの皆さんに御協力をいただいて実施ができたということ、記念式典等ですね。まだ今すずの音ホールは、それぞれのものに冠をつけてやっていただいております。  その次はですね、職員による不祥事がなかったと。今まで前の任期等では不祥事がございまして、それぞれ議会の中で私ども理事者は頭を下げてきたわけでありますけれども、今回はなかったということであります。  それから、皆さんにしっかりほめていただいたりなんかしているんですけれども、子ども未来センター「かがやき」、これが竣工したこと。  それから、次が私が前々からお米をつくって、そのお米を海外へ出そうという話の中で、村民の皆さんのお力を借りまして、ラオスに初出荷ができたということであります。  それから次の5番目は、要望の強かったりんりん号をあづみ病院まで運行できたと。これがよかったと。  それから6番目としまして、消費税が8%から10%に上がって、これは大変それぞれ皆さん被害を受けているわけで、被害というと申しわけないですけれども、受けているわけでありますが、これによって保育料の無償化ができたと。そういう中で、国は給食費までは無償にしなかったですが、私どもは給食費まで無償をさせていただいたということ、これは消費税じゃありませんけれども、小中学生の給食費1万円から2万円に引き上げができたという、こちらの補助金ですね、補助ができたということであります。  次は7番目ですけれども、台湾、鹿港国民中学校、それから鹿鳴国民中学校と姉妹校の締結ができたということであります。  それから、次は自分のことになっちゃうわけでありますけれども、園遊会へ招待をしていただけたと。これは桜を見る会と違いまして天皇陛下の招待でありますので、よかったというように思っております。  それから、職員と互助会のものを利用して、中国、フィリピン等旅行ができたと。視察ということでありますけれども、特に中国は東京アートの工場が新たになったということの中で、中山のほうへ行ってまいりました。フィリピンは私は今まで行ったことがなかったんですけれども、今年行かせていただいて、貧富の差が激しいということと、それから日本に住んでいてよかったなというように思って帰りました。  それから、残念なことでありますけれども、今年インフルエンザにかかりまして、出初め式にどうしても出していただけなかった。体調はよかったんですけれども、だめだということで出ちゃいけないと言われて出られなかったことであります。  それから、人口1万人を切ってしまったということであります。これはもう29年の4月1日の住民基本台帳の中で人口が1万人を切ったということであります。こんなことがちょっと残念だったかなというように思います。  それからまた、今、私は町村会の副会長ということで3期目を迎えているわけでありますけれども、この中では皆さんとともに長野県の町村がよくなるように努力をしてきたということが、今年、この任期のものだというように私は考えております。以上です。 ○議長(平林寛也君) 勝家議員。 ◆6番(勝家尊君) 以上で終わります。ありがとうございました。 ○議長(平林寛也君) これで「本年を振り返って」「村長任期を振り返って」の質問を終わります。  以上で、6番勝家 尊議員の質問を終わります。  ここで、11時まで休憩します。
                                     午前10時42分 休憩                                  午前11時00分 再開 ○議長(平林寛也君) 再開します。  続いて、順位2番、3番平林 泉議員の質問事項、安心、快適にくらせる村づくりの質問を許します。平林議員。 ◆3番(平林泉君) 3番、平林 泉です。よろしくお願いします。台風19号の長野県内の総被害額は1,449億円と発表されています。NHKの情報によりますと全国で死亡者93名、不明者3名、河川の決壊が71余り、それから住宅被害が8万戸という形で発表されております。お亡くなりになられた方々に謹んでお悔やみを申し上げます。被害に見舞われた方、心よりお見舞い申し上げます。一日も早い復興を願うところでございます。  おかげさまで松川村は大きな被害がなかったと先ほどお聞きしました。当日私も、実は村長と勝家議員と同じところに、ボランティアで参加させていただいておりまして、ちょうど12日の日は3人一緒だったわけです。僕たちが帰ったのが13時ころ帰ったんですけれども、そのころから少し雨が降り出して心配だなという形で帰りました。12時ころ、私、心配で外へ出てみたんです。そしたら雨は上がって小降りになっておりました。  非常によかったなと、次の朝も心配だったので車で高瀬と北部のほうを回りました。大きな被害は感じられませんでした。そのときに思ったんですけれども、こんなに新聞紙上で厳しいことを言っているのに、松川は余り大きな被害もなくてよかったなと。松川っていいところだなと、改めて私はそのとき感じた次第でございます。  先日、ボランティアで長野県長野市の津野地区というところへ行ってまいりました。堤防が破壊されたところでございます。ニュースや新聞では何回も見せてもらいました。だけど、現地へ行ってみて余りの悲惨さに目を覆うばかりでした。家1軒が土台ごと70メートルも流されてきてとまっている。大きな耕運機とか、それから何ですか、農業で使う大きな機材が泥に埋まってどうしようもないというのを見まして、これはえらいことだなと。本当にこの目で見る、現場ヘ来ると、こんなにも違うんだということを感じまして、非常に心が痛みました。余りの悲惨さに、正直言って戸惑いました。  私の作業は、お寺の水害があったところの泥落としを午前中にしました。午後は堆積した泥を除くという作業でございました。それから韓国から若者が5日間、10人か15人くらいいたと思うんですけれども、ボランティア活動をしておりまして、何をしていたかというと、リンゴの木からリンゴがいっぱい落ちてしまって、そのリンゴを片づけていました。それからそのリンゴの周りを掘って、土がかぶってしまったのを掘って今後息ができるような形の作業を淡々としていたところが非常に僕も感銘しました。  そこでお聞きしたいと思います。安心で、安全で、快適に暮らせる村づくりについて質問させていただきたいと思います。今、松川村には消防団員が200名の定員というふうに聞いております。村内に勤務なさっている方、それから村以外に勤務なさっている方、それから緊急時、震度5とか洪水とかいうものが発生した場合に、駆けつけられる方は現在どのようなくらいいらっしゃるのか。できる範囲で結構です、お聞きしたいと思います。 ○議長(平林寛也君) 総務課統括課長補佐。 ◎総務課統括課長補佐(中村彰君) まず初めに、村内にいる団員ですけれども、約50名となっております。村外ということになれば約150名ほどということでございます。また昼間、緊急ということになれば、やはり50名から80名の団員のほうが集まるのではないかというところでございます。 ○議長(平林寛也君) 平林議員。 ◆3番(平林泉君) ありがとうございました。昼間の80人というのは、80名でしたっけ昼間。昼間の集まる方は80名くらい。それは多いですか、少ないですか。感じとして。 ○議長(平林寛也君) 総務課統括課長補佐。 ◎総務課統括課長補佐(中村彰君) 団員200名からすると、80名というと少ないように思えますけれども、緊急性の部分につきましては足りているんではないかと思います。 ○議長(平林寛也君) 平林議員。 ◆3番(平林泉君) わかりました。そのように理解していただいていれば、それはそれでいいというふうに思っています。  もう1つお聞きしたいんですけれども、消防、そういう災害が発生したときに自主防災組織というものがございまして、自主防災には各区長さんがそれぞれリーダーになって進められているというふうに思います。17地区あるんですけれども、そこの区長は、これからまた任期も変わってしまって、なかなかつかみづらいと思うんですけれども、非常に重要な役割を果たさなければいけないというふうに思います。その人たちの保険関係はどこが持っていらっしゃるのか、そういう災害に接したときの事故。それをお聞きしたいと思います。 ○議長(平林寛也君) 総務課統括課長補佐。 ◎総務課統括課長補佐(中村彰君) 自主防災会、区長さん主体になるところでございますけれども、区長ではなくても当然そうなんですけれども、村民全体にも災害対策費用の保険に加入しておりますし、また防火防災訓練の際にある補償、これについても加入してございます。村の負担でございます。 ○議長(平林寛也君) 平林議員。 ◆3番(平林泉君) ありがとうございました。ぜひ保険のほうもしっかりとフォローしていただきたいなというふうに思っております。  それと次の質問に移りますけれども、災害時に今マップをつくって、弱い方を救護したいという形で、各地区に救援マップが記載されていると思うんですけれども、この窓口の担当はどこになるんでしょうか。またそういういろいろな人口が減ったり、それからいろいろな条件も変わってくると思うんですけれども、その辺の窓口と課との連絡はどのような形になっていらっしゃいますか。 ○議長(平林寛也君) 福祉課長。 ◎福祉課長(原勇一君) 住民支え合いマップのことでよろしいでしょうか。窓口は福祉課となってございます。各課につきましては、これ自体、各区でマップを作成していただいておりまして、有事の際、災害時等につきましては各課協力し合って救助等に当たる予定でございます。 ○議長(平林寛也君) 平林議員。 ◆3番(平林泉君) わかりました。私は今の質問の中から80人という人数を聞きまして、例えばですね、僕は人数としては少ないというふうに感じています。本当に何かあったときにその人数でやれるんだろうか。それからまた本部にも張りつく形になると、全体的に消防団員が足りないのではないかなというふうに予測されるわけでございます。  それで私は2つ提案をさせていただきたいと思うんですけれども、その1つはですね、現在、消防を退団なされた方に、独自の組織をつくって、対応可能な方にはこれからも協力していただくと。民間も生産人口が減っておりまして、65歳が定年のところもありますけれども、今は70歳くらいの方まで、そういう会社をやめてからも協力していただいておるのが実際でございます。また、今までの経験を生かした技術がある方に、そういう組織をつくっていただいて協力していただくことはどうだろうかというふうに思います。  2点目はですね、現在防災士の資格を持っている方が8名と聞いております。今後、ますますこういう方を大切にしていただきたいと思います。そして、それらの経験を生かしてですね、もっと地域のために尽くしていただくような仕組みをつくっていただきたい。それにはですね、経済的な補助もしてもらえばいいじゃないかというふうに思います。できたら17名、各地区に1名くらいをお願いしたいというふうに思います。ぜひこれは検討していただきたいと思いますけれども、いかがですか。 ○議長(平林寛也君) 村長。 ◎村長(平林明人君) 新たな組織をつくってという提案でございますけれども、これについては常備消防もございますし自主防災もありますので、新たな組織をつくるという考え方は、今のところ私は持っておりません。そういうことで御理解いただきたいと思います。それから、防災士につきましては補佐のほうから。 ○議長(平林寛也君) 総務課統括課長補佐。 ◎総務課統括課長補佐(中村彰君) 各区ということで今ございましたけれども、消防団員、消防団幹部経験以上になりますと、防災士の資格を取るに当たって若干猶予もございますので、その辺含めて幹部には今後推進していきたいと思います。 ○議長(平林寛也君) 平林議員。 ◆3番(平林泉君) ぜひよろしくお願いします。できることは速やかにお願いしたいというふうに思います。  続きまして、松川村は糸魚川静岡構造線の上にあって、いつ地震が発生するかわからない状況でございます。最近、白馬神城においても地震が発生して約もう5年になります。過ぎてしまうと非常に早いもので忘れがちでございます。そこでですね、現在松川村に耐震基準に合わない建築というものは何軒くらいあるのでしょうか。そしてその棟は、村の平均で何%くらいあるんでしょうか。 ○議長(平林寛也君) 総務課統括課長補佐。 ◎総務課統括課長補佐(中村彰君) 耐震に合わないということではございませんけれども、昭和56年以前の旧耐震基準で建築された建物については村の中で1,276棟でございます。村の約34%に当たります。 ○議長(平林寛也君) 平林議員。 ◆3番(平林泉君) ありがとうございました。34%の人たちの今後の助言と、それと指導をよろしくお願いしたいと思います。特に個人で経営なさっている方とか、それからお年寄りとか障害者が集まっている作業所、こんなところは非常に、耐震関係については十分審査済みとは思いますけれども、その34%の中に入っているか入っていないかちょっと確認できますか。 ○議長(平林寛也君) 総務課統括課長補佐。 ◎総務課統括課長補佐(中村彰君) 今おっしゃられたのは小規模の経営している建物ですかね。それにつきましてはちょっと把握しておりません。 ○議長(平林寛也君) 平林議員。 ◆3番(平林泉君) できたら把握していただいて、おくれているところについては指導願いたいというふうに思います。よろしくお願いします。 ○議長(平林寛也君) 総務課統括課長補佐。 ◎総務課統括課長補佐(中村彰君) 住宅耐震診断につきましては、村のほうで耐震診断の診断士を派遣しております。これにつきましては、村のほうで費用をしているということで、支援のほうをさせていただいております。平成16年以降ですね、146棟が精密診断を受けておりますので、今後もそういったことを引き続き周知のほうはさせていただきます。 ○議長(平林寛也君) 平林議員。 ◆3番(平林泉君) お願いします。  それでは次に、ハザードマップの更新についてお聞きしたいと思います。予想外の豪雨により、堤防が破損されたり水害になられたことは非常に多くあります。もう一度ハザードマップの検証をしていただきたいというふうに思います。現在のマップは2日間で246ミリ、前回の同僚議員に答えてあります。乳川と芦間川につきましては、2日間で166ミリで氾濫するというふうに聞いております。今年度も予想外に、非常に雨が降っております。  そこでお聞きしたいんですけれども、500ミリのハザードマップの作成及び700ミリのハザードマップの作成を希望したいと思います。なぜ500ミリのハザードマップが必要かというと、先ほど同僚議員の質問の中に200ミリ前後から250ミリはあると。だけど、この倍もし降ったとしたらですね、非常に態勢も変わるのではないかなというふうに思います。  今回の台風で長野も、合流したところは500ミリ降っています。また木曽地区でも500ミリ降っておりますし、全国でも今年になって500ミリ近く降っているところが非常に多いということでですね、あえてこの700ミリ、741ミリが国の、高瀬川の目標になっていますけれども、一度500ミリと700ミリの2つをつくっていただきたいと思いますけれども、いかがでしょうか。 ○議長(平林寛也君) 総務課統括課長補佐。 ◎総務課統括課長補佐(中村彰君) 500ミリのハザードマップですけれども、データも今ございませんし、それ以上の741ミリというもので、県が想定最大降雨ということで、起こり得る降雨を741ということでやっております。それ以上ありますので、500ミリにつきましては作成する予定はございません。ただし、来年度でございますが、741ミリの想定浸水区域図のほうを県が発表しましたので、ハザードマップにつきましては交付金を要望しているといったところでございます。 ○議長(平林寛也君) 平林議員。 ◆3番(平林泉君) わかりました。理解しました。それで、私は今回ボランティアに行った中から感じたことはですね、非常に一気に降られたときに逃げるところが厳しいのではないかと。避難するところが非常に厳しいんではないかということで、私はできたら700ミリ降ったときに、道路、それから橋関係も相当埋まってしまう。近くにやはり逃げなければ命が助からないという形の中から、私は平成2年から第7次の計画が始まる中の10年間の中で、ぜひ、仮称、防災倉庫と命の救命広場というものを検討していただけないかなというふうに思っています。  それは、なかなか大量の土砂が一斉に来たときには逃げづらいと。やはり強い建物がなければ命は守れないという形の中で、そういう倉庫と救命広場を今後検討していただけないかどうか。つくづく思ったんですけれども、ボランティア活動へ行ってみて、復興にはすごく時間がかかります。そして精神的、肉体的な苦痛は、はかり知れないものと感じました。国も防災対策に対して大きなインフラ投資を行っています。これを機会に、国からも村当局からも応援いただき、松川村第1号となるような防災倉庫、救命装置の建設をお願いしたいと思います。  財源につきましては皆さんによく理解していただき、失うものの大きさを提案し、御理解いただいた上で、防災認識を住民とともに共有することができるような説明をしていただき、つくっていただきたいと思いますけれども、いかがでしょうか。 ○議長(平林寛也君) 村長。 ◎村長(平林明人君) おっしゃっていることはわかりますけれども、今、松川村は予算40億です。この80%が経常経費であります。20%が、約ですね、投資的経費であります。単純に考えると8億しかないわけです。そういう中で、防災倉庫はつくっておりますけれども、言っていることは多分高い建物をつくれということだというふうに思うんですけれども、これがどのくらいのお金がかかるのか。多分試算をされての御質問だというふうに思いますが、741ミリ降れば松川村は全部水没です。高瀬川の堤防を5メーターか10メーター上げないとだめなんです。ただし逃げられるところは西原、乳川の上です。昔から住民が住んでいたところであります。あそこは水没しないというように思います。ただ乳川がどのくらい出るかによってちょっと違うんですけれども、そういう中でつくれれば一番いいわけでありますけれども、現状の予算の中ではできません。  そういう中で、ふだん家庭で雨が降ったらどこに逃げるかというような話はいつでもしていただいて、ぜひ自分の命は自分で守るよう努力をしてもらいたいということを、今は私はそれしか言えません。第7次総合計画の中でそういう建物をつくれと言われても、これはできません。お金が誰か100億とか200億を寄附してくれる人がいればですね、また考えることができるかなというふうに思いますので、議員せっせと宝くじを買っていただいて、10億を当てていただいて、それを村のほうへ寄附をしていただければいいかなと思いますが、10億じゃできませんので。今のはさておいて、松川村として今の予算の中でそういうものは残念ながらできませんので、ぜひ御理解いただきたいと思います。 ○議長(平林寛也君) 平林議員。 ◆3番(平林泉君) 私もですね、正直言ってそう簡単にできるものとは思っておりません。ただそれに類似したようなような形でもいいんですけれども、やっぱり村長がそういう思いを持って今後も考えていただいて遂行していただければいいと思いますけれども、今言ったように、3階建てのビルくらいのものが地域にあれば、どのくらいお金がかかって、そのお金はどこから持ってくるかということは、もう本当に考えただけでも大変なことだと思いますけれども、ちょっとつくづく1点思ったんですけれども、やっぱりつくるのも大変だけれども、失ってしまったものを、何というのかな、それを取り返す金額というのは、ちょっとはかり知れないものがありましたので、この場でお願いしたような次第でございます。後から現場を見てみると、本当にお金じゃ買えないなというようなことをつくづく感じました。それだけは村長にはわかっていただけるというふうに思います。そんな意味での提案でございます。よろしくお願いいたします。  それでは、災害時の車の移動についてお聞きしたいと思います。今、私の前、よく仕事で通った橋もですね、この19号の災害で本当にこんな橋が、普通はちょろちょろとしか流れていない川が、橋がなくなってしまいました。  現在、村には93の橋があるというふうにお聞きしています。台風19号で拝見しました、すばらしい橋がなくなっているようなところがあるんですけれども、松川村では現在その橋、例えば700ミリくらいとか、200ミリ、300ミリ降ったときに、もちろん橋は安全で間違いないと思うんですけれども、このくらい降ったらこの橋は通行どめにするよとか、ここは危険だよというような判断というものはあるんでしょうか。また、あったとしたら誰がそのように判断して進めるんでしょうか。お聞きしたいと思います。 ○議長(平林寛也君) 建設水道課長。 ◎建設水道課長(太田健一君) 降水量によりまして橋の通行どめになるところの基準はございません。あくまでも降った量を見て、堤防の下、どのくらいかというのを見て判断をいたします。それから決定、連絡、指示は災害対策本部長となる村長でございます。 ○議長(平林寛也君) 平林議員。 ◆3番(平林泉君) 先日たまたまですけれども、穂高の高速道路の説明会みたいなものがあって、そこへ出席させていただいたんですけれども、非常に懇談会の中で意見が出たのが、橋に対する強度の問題というのがすごく問われました。地震が来て橋が壊れるということが非常に懸念されるということで、その質問がすごく多くて印象に残っています。やはりプロの先生を呼んできて、ちゃんとデータをとってやらなければいけないという形の中で、特に明科地区の人たちは、すごい橋に対する執念というか安全性というか、そういうものに対して非常に感じたわけでございます。  国もですね、ここに13日の信濃毎日新聞の一部にありますけれども、防災と安全に対して2,240億円を計上して、橋の古いもの、それから今度電柱が、千葉で起こっていたことだと思うんですが、電柱が倒れてなかなか交通がうまくいかなかったという中で、その対策費として2,240億円を計上しております。  こんなような形の中で、橋については私は非常に雨が降ったときには心配でございますので、その辺のところをもう一度しっかりと、やっていただいているとは思いますけれども、御確認していただきたいというふうに要望しておきたいと思います。  続きまして、下水道についてお聞きしたいと思います。御存じのように2つの吸水口から流されていると思いますけれども、災害時に予測される堅陣な設備関係について、特に部品関係についてはいかがなものでしょうか。 ○議長(平林寛也君) 建設水道課長。 ◎建設水道課長(太田健一君) 浄水苑の関係になります、下水道の施設ということになりますと。こちらにつきましては、まず地震については現行の建築基準法で設計がされておりますので基準を満たしているというふうに思います。  それから管路でございますけれども、こちらは平成12年に布設がえといいますか、新設で下水道の管を入れてありますが、この管につきましては現在の耐震基準を満たしているものではございません。というのは、今の基準というのは指針等が常に改正されてきておりますので、それに合わせて全てやりかえるということは、耐用年数が40年ございますので、今から20年後の更新時期に合わせてということになろうかと思います。 ○議長(平林寛也君) 平林議員。 ◆3番(平林泉君) わかりました。20年、やっぱり20年ずつ更新されるという理解でよろしいですか。  それでは、次に幹線道路についてお聞きしたいと思います。大雨によると、非常に道路が沈没してしまい通行が不能になります。現在、松本糸魚川連絡道路というものが建設されております。そして、これも着々と進んでおります。安曇野市も相当議論した上で、ほぼ結論が出そうであります。大町市につきましても、第1・第2・第3ルートが発表され、それについて地域の人との懇談会が開催されております。  松川村につきましては、今後この道路計画の中を7次計画の中に入れられるのでしょうか。また、現在公表できる範囲で結構ですから、このような構想を持っておるというところがあれば御説明いただきたいと思います。 ○議長(平林寛也君) 建設水道課長。 ◎建設水道課長(太田健一君) 第7次総合計画を現在策定中でございますが、考え方としましては、新設する村道の整備計画は現在ございません。 ○議長(平林寛也君) 平林議員。 ◆3番(平林泉君) 災害時にですね、南北は結構広い道路があいているんですけれども、東西については非常に不便なように感じます。それは上生坂信濃松川停車場のところ、西友からこちらへ抜ける道ですけれども、あそこは水で埋没してしまいます。あとは東部のほうの踏切、それから明科の踏切まで行かないと、なかなか私どもの緑区、私たちの住んでいるところについてはですね、こちらへの移動が混乱するのではないかなというふうに思います。ぜひ東西線の連絡網の整備を検討していただけないかというふうに思います。 ○議長(平林寛也君) 建設水道課長。 ◎建設水道課長(太田健一君) まず高瀬川の浸水の関係をお話しさせていただきますけれども、今回公表されました内容につきましては、0.5メートルから3メートル未満というのが松川村で浸水するというふうに言われております。ここまでつきますと、全体的に車両が通行できる可能性は非常に少ないというふうに思いますので、道路につきましては現道の拡幅もしくは新設では対応ができないというふうに考えております。 ○議長(平林寛也君) 平林議員。 ◆3番(平林泉君) あづみ病院もありますし、そういう意味では道路はより大切ではないかなというふうに思いますので、お願いしたいというふうに思います。  それでは、防災体制についてお聞きしたいと思います。災害時に空き家に泥棒が入る、残念なような報道もよく耳にするわけでございますが、このような方は松川村には全然いないし、そう心配はないと思うんですけれども、先日地区懇談会がありましてですね、空き家に不審者が住み込んでしまって、それを警察に届けたと。被害はなかったんですけれども、村では空き家の現状把握を、私も去年の3月に一般質問させていただいておりますけれども、空き家の軒数は把握していると思うんですけれども、その管理、防犯管理については、どのように今なさっておるのかということをお聞きしたいというふうに思います。よろしくお願いします。 ○議長(平林寛也君) 総務課長。 ◎総務課長(白沢庄市君) 空き家についてですが、現在村の把握している中では110軒ほどございます。定期的に現地確認などを行いまして、空き家の状況や軒数については把握に努めているところでございます。ただし空き家の管理につきましては建築基準法の第8条、または空家等対策の推進に関する特別措置法の第3条、または民法第717条で、それぞれ建物の所有者の責任が定められており、所有者が適切な状態で維持する義務がありますので、それに沿っているところでございます。 ○議長(平林寛也君) 平林議員。 ◆3番(平林泉君) ありがとうございます。ただ、私この間、ボランティアに行って経験したことなんですけれども、空き家だか不明なうちが流れてきて、大きな家が流れてきて、お寺の庭にとまってしまったと。これは所有者もわからないし壊すわけにもいかない。非常に混乱しているし難しいという話を聞きました。  私もお願いしたいことは、今、総務課長からのお話の中で非常に難しいと思うんですけれども、やはり所有者もだんだんと年をとってしまいますし、固定資産関係もですね、今、御存じのように多少は変わっております。このような形で空き家の所有者を適切に早くつかんでいただいて、適切な御指導をしていただきたいというふうに思います。そうしないと防犯についても災害についてもですね、なったときに大きな難しい問題が発生するのではないかなというふうに思っております。いかがですか。 ○議長(平林寛也君) 総務課長。 ◎総務課長(白沢庄市君) 先ほどもお答えさせていただきましたが、村が把握している中というのは、防犯上という部分が全くないわけではございませんが、空き家バンクとか移住定住の中でそういうものをやっている部分でございます。先ほど言いました全く防犯上はないということではないんですけれども、あくまでもさっきも言いましたように、空き家の管理については所有者が適切な状態に維持する義務がありますので、それ以上のことはちょっと言えないという状況でございます。 ○議長(平林寛也君) 平林議員。 ◆3番(平林泉君) わかりました。所有者が強いのは十分わかっております。  それでは最後になりますけれども、村長にお聞きしたいんですけれども、村長は先日、出馬表明をされました。災害に強い村づくりについて、ぜひ今回は大きな柱を添えて頑張っていただきたいと思うんですけれども、災害に対する村長の強い思いをお聞きして終わらせていただきたいと思います。 ○議長(平林寛也君) 村長。 ◎村長(平林明人君) 災害に対する強い思い、まずは1,000年に一度、100年に一度という雨が降らないことを願いたいというように思います。先ほどからお聞きをしていますと、大変ボランティアに行ってきた中での経験をお話しされておりますので、身に迫る思いがします。
     ですが、私どもはできるだけのことはいたしますけれども、先ほどから申し上げていますように約40億の予算であります。そういう中で、これから村がどうやってやっていけばいいかということをしっかり考えながら、また次期当選をさせていただきましたら、しっかりと皆様にお示しをしてまいりたいというように思いますが、まず自分の命を自分で守ってもらうということが何よりも大切であります。それで自分の命が守れたら、今度は災害に遭っている人たちの命を助けていく。そういうようにこれからもPRしてまいりたいというふうに思いますので、ぜひ御理解をいただきたいと思います。以上です。 ○議長(平林寛也君) 平林議員。 ◆3番(平林泉君) ありがとうございました。ぜひ、これから防災については議会も、それから住民にも、そして村長初め職員の皆さんと三位一体になって啓蒙活動をするという形が、最終的にはすごく大事じゃないかなと。今、村長がおっしゃられたように自分の命はまずは自分で守るという、当然そういう形からですね、やはり横の連絡をとりながら相互に協力し合って、災害被害者が出ないという形の中で、議会が中心になってこれからもいろいろなものを提案させていただきたいと思います。よろしくお願いします。ありがとうございました。 ○議長(平林寛也君) これで、安心、快適にくらせる村づくりの質問を終わります。  以上で、3番平林 泉議員の質問を終わります。  ここで、13時5分まで休憩します。                                  午前11時40分 休憩                                  午後 1時05分 再開 ○議長(平林寛也君) 再開します。  続いて、順位3番、8番平林幹張議員の質問事項、地方創生事業についての質問を許します。  平林議員。 ◆8番(平林幹張君) 午後一番ということで、よろしくお願いします。若干風邪を引いておりまして、途中せき込むこともあるかと思いますが、よろしくお願いします。  まず最初に、地方創生ということでそれぞれ事業を展開し、地方再生と言われた時代から創生へ移って数々の事業がなされ、課題である人口減対策、少子高齢化対策というところをクリアするための施策としていくつかの資金を使い、松川村もやってきたということでありますが、ここで推進資金最終年度を迎えるに当たり、それぞれやってきた部分についての検証という意味において、またこのことが第7次総合計画にも大きくかかわってくるわけでありますので、その辺についての検証をしていきたいということでお聞きをしたいと思います。  最初に地方創生に関しての先行型資金を使って、総合戦略、人口ビジョン、まち・ひと・しごと創生事業戦略という形で打ち立てて、社人研が示す人口減に対して村としての人口ビジョンを持って対応していくという形でありました。第6次総合計画の段階で村長がこだわった1万700人という大きな数字であったわけでありますが、社会情勢、それから人口減は避けては通れない問題であるということで取り組んでいただいたわけであります。この事業だけではなくして、各部署それぞれこのことについてやってきたわけでありますが、付随した事業を含めて、この先行型についての評価はどんなものであったのかということでお願いしたいと思います。 ○議長(平林寛也君) 総務課長。 ◎総務課長(白沢庄市君) まず評価ということなんですが、評価検証というのは来年度予定していますので、今の段階で正確な評価といいますか、そういうのは行っておりません。ただ、総合戦略及び人口ビジョンでは、2060年度の将来人口を9,500程度と、そこで定常化させるという目標を立てて各事業に取り組んでいますが、残念ながら既に9,700人を割り込んでいるということになりまして、計画策定時の推定人口を割り込んでしているということでございます。  現段階での検証はさっき言ったようにないわけですが、ただ、事業やっている中では、例えば移住定住であるとか補助金であるとか、それぞれ人口増加対策として成果のあったものと、またそうでなかったものとあるように思っております。 ○議長(平林寛也君) 平林議員。 ◆8番(平林幹張君) おっしゃられるとおりだと思います。最終年度ということであるので、総務課長が言われたとおりかなと思います。  そんな中で、全体はそういうことでありますけれども、それぞれ使った資金名でいきますと、その次には過疎化交付金を使って、いわゆる村の大型事業の中に組み入れをしたということであります。長きにわたったちひろ公園をめでたく開業させ、さらにそこに通した開園からさまざまな事業に使われたということでありますが、この推移の中で観光にそれぞれふえてきているという形では、途中としては聞いておりますが、現段階でどのような推移をしたのか。さらには、そういうことが滞在型を目指すということであって、村の観光事業にどの程度寄与していったのか、その辺についてお伺いしたいと思います。 ○議長(平林寛也君) 経済課長。 ◎経済課長(丸山稿君) ちひろ公園の開業ということで、リニューアルいたしましたのが28年7月でございます。そこからの利用者の数をまず最初に申し上げたいと思います。28年度におきましては、7月から12月になるわけですが、7万9,376名という形、29年は8万8,457人、平成30年度におきましては9万6,737人でございます。令和元年11月現在の数字は、7万4,296と、若干大きく減というような状況になっております。  今、成果あと評価というようなお話なんですが、滞在型観光施設という部分につきましては、村の中では宿泊施設が少ないという状況は変わりありませんので、村内で完結した取り組みが非常に難しい状況であることは今も同じでございます。  また、大糸線沿線を中心とした広域的な観光宣伝を初め進めていく中で、関係団体、関連事業者などとも連携をすることで、公園の体験メニューなどを広域的な滞在型観光に取り組むことを徐々に拡大してきているものでございます。今後もさらにそれを拡大することによりまして、村内の経済の普及につなげていきたいという考え方でございます。 ○議長(平林寛也君) 平林議員。 ◆8番(平林幹張君) それと、その中で体験農場の関係についての利用者数、それから、ここでは農業体験を含め食育、それからいわゆる農業観光というようなところでそれぞれやっていただいている部分があるかと思いますが、その辺の利用者数と、それからその体験者の状況という形で教えてください。 ○議長(平林寛也君) 経済課長。 ◎経済課長(丸山稿君) まず体験農場の関係の利用者数という形の中で、何をやっているかというと、夏場の野菜収穫体験というものを取り込んでおりまして、それを公園の体験メニューとの実施とあわせまして、体験交流館を窓口にしまして、周辺の農家とも連携したツアープログラムの受け入れを行ってきているところでございます。そこを含めた利用者ということでお願いをしたいと思います。  28年におきましては、公園の北側にある体験、畑を使いましたが、利用者が98名でございました。29年は公園の畑のほうが90名、黒部ビューホテルとの連携をとった感じを含めて121人、足して211名が利用している状況です。翌年には、またさらにその畑を大きく、民間の力を借りまして、公園の畑の利用者が109名でありますけれども、クラブツーリズムという部分では430名の方の受け入れを行っており、合計で539名という形。今年、令和元年におきましては、さらに畑を拡充する中で、公園の利用者につきましては、53人とちょっと落ち込んできているんですが、クラブツーリズムにつきましては、1,301人ということで1,354人の利用者があって、こちらについては体験型の関係で村の交流館のほうを窓口としたものが現実味を帯びてきている状況でございます。  それで、やってみていることの中で成果とか感じたことでございますけれども、広域的な滞在型観光の一端を担うことで、交流人口の拡大が促進されている状況であると考えております。大勢、1,300人を超える人が来ているということで、一定の経済効果をもたらしているというふうに考えております。  これからにつきましては、農家等の所得向上にもつながる取り組みに引き続き努めていきたいというふうに確認をしているところでございます。以上です。 ○議長(平林寛也君) 平林議員。 ◆8番(平林幹張君) ありがとうございました。  続いて、最終的な一番メーンであります推進資金を使った農産物等海外販路開拓というところであります。先日来報道いただきましたラオスを含めて、日本酒とそれからリンゴに関しては随時報告をいただいているところでありますが、やはり最初の目的の水、それから米という品目は難しさがあったのかなということでありますが、最終的に総体を含めると、最終目標は海外の旅行者の誘致であるとか、またその受け入れ体制までの確立だとか非常に崇高な目標を持っている中で、これに対しての成果、それから事業を進めていく中でJTBを中心としたそういった部分を扱ってきたわけでありますが、その辺の検証と、それから最終的な状況の中で見通しとしてどのような誘導というか周知ができるのか、受け入れ体制が確立できるのかという見通しも含めてお願いしたいと思います。 ○議長(平林寛也君) 経済課長。 ◎経済課長(丸山稿君) 議員さんおっしゃられますように、海外への販路拡大ということで調査した結果は4品目に絞ってきているところでございます。それを昨年にリンゴと日本酒ということで限定をまずさせていただいて、昨年また今年と事業展開を進めております。  まず先ほども議員さんおっしゃられたように日本酒についてですが、先日の新聞記事にも出ましたが、12月10日にラオスへの日本酒というものを初出荷ということになったのが実績的にはあるのかなと。それから、今年はラオスに向けて取り組みを始めて、5月に現地調査、商談というものを行って、これらを経て現地のバイヤーと大雪渓酒造さんが結びついたという形でございます。今月輸出の運びになったのは、新聞報道であるとおりでございます。  今後につきましては、来年1月31日から2月2日というところで、ラオスの首都で行われますジャパンフェスティバルというものがあります。そちらのほうに職員、協議会また大雪渓の方々と一緒に行って、日本酒の認知度を高めていって、さらにPRを進めていきたいというふうに考えております。  それから、リンゴでございますけれども、リンゴにつきましては、村の生産者、アップルボーイズというものが昨年シンガポールへ行って2.5トン販売したんですが、今年はちょっと出てきていますが、経営者の考え方が余り日本のものをというようなことがあって0.5トン、それからこの1月にもサンふじを0.5トン持って輸出を進めております。今年の展開は、ふじを持っていくのは向こうの旧正月に当たる、そこでの売り込みというものとアンケート調査を行いながら、これからの市場開拓はどういったことができるかということを調べてくるということでございます。  その2つのことをやっているわけですけれども、いずれにしましても、そこに関連する人たちとのつながり、そういった信頼関係を結びながらやっていくのが非常に肝心であると、肝であるということを私たち職員も考えております。ですから、そういったことを大切にしながら今後については行っていきたいということであります。  4品目の中の水、米というものは、ちょっと今現在は進めてございませんが、今後この人の力によりまして、また販路の開拓の道筋ができるのであればチャレンジはしていきたいと、そんな感じて思っております。 ○議長(平林寛也君) 平林議員。 ◆8番(平林幹張君) ありがとうございます。そういうことで、非常に当初から難しい、厳しいという状況の中で進められてきた事業ということであります。特にその中でもって、市場開拓にはブランド的なものの中で安曇野にこだわって、安曇野ブランドとして売り込みをしたいということで当初はあったとおもいます。安曇野にこだわったということでありますが、それぞれの市町村の考え方が変わって、松川は松川として、あるいは池田は池田として、安曇野市は安曇野市としての展開ということになって、事実上の安曇野ブランドにこだわったというところでは、なかなかそこら辺の事業展開が難しかったと思うんですが、その辺についてはいかがですか。 ○議長(平林寛也君) 経済課長。 ◎経済課長(丸山稿君) 私もこの分野については初めてのところが多くて、各酒蔵さんにバイヤーさんというものがあって、そこが競合しないような形でもって確立しているというのが現状でございます。  その中で、3蔵合わせた大雪渓、福源、EH酒造、それぞれやっているのが安曇野ブランドというものの中で安曇野酒というロゴを使ってやっている部分が、オーストラリア、こちらが競合していないということの中で、3蔵がそれぞれやりたいということの中で昨年から始まっております。昨年はそちらのほうでセレモニー等を行って、今年少量ではありますが、各蔵60本ずつのお酒を輸出しているという状況は確認しております。  今年の事業展開の中では、もちろんオーストラリアのメルボルンでの認知度をさらに向上させるため、違うバイヤーさんというか携わった方と共通認識の中で、新たな販路拡大に向けて事業推進中であるということでお願いをしたいと思います。 ○議長(平林寛也君) 平林議員。 ◆8番(平林幹張君) 今、先の事業展開までのお話もありました。今お聞きする中で、非常に難しい中でもってそれぞれのブランドにこだわったというところでは、酒造メーカー共通の課題というところであるかと思います。  村が行ってきたこの事業自体、基本的に事業主体はあくまで村なんだということで、こだわってやってきたわけであります。先行きこの部分が成長し、それぞれの蔵であるとか、あるいはアップルボーイズを中心としたところが最終的にはひとり立ちをしていかなければならないということだろうと思いますが、その辺について今後の事業展開と、それからいわゆる地方創生推進資金の今後の見通し。それから、1つはその事業の取り組みの中で活用ができる部分で、9月に発表された地方整備推進交付金、あるいはその先に書いてあります地方創生拠点整備交付金、地方消費喚起・生活支援交付金、これが使えるような事業計画、事業展開。現段階では当然こういったものは使えないということでありますが、これにあわせた事業展開をしていくお考え、あるいは取り組みの中で将来的にできるのかどうなのか、そこら辺をお聞きしたいと思います。 ○議長(平林寛也君) 経済課長。 ◎経済課長(丸山稿君) まず最初に今後の事業展開という中で、うちのほうで考えているのは、リンゴは2年目の事業、それからアップルボーイズにつきましては、3カ年計画の長期の補助要綱のほうを持ち込んでありますので、さらにもう2年続いていくのではないかというふうに思っております。  日本酒のラオスについては、1年目、また来年もさらに関係者の信頼関係を築きながらやっていきたいと。それで、確実に交流というか輸出が続くような形のものに仕上げていきたいというふうに思っております。  新たな事業展開ではないですけれども、ちょっとできていない部分がございまして、それは報告書の中では台湾とシンガポールがいいんじゃないのということの中で提案を受けた中で、台湾につきましては、せっかく鹿港鎮と友好都市を結んでおりますので、ぜひアンテナショップと前から言っているんですが、そちらのほうについても今現在とまっているというか、うまく進んでいない状況があります。ぜひともそういったものの中でできていけるような形をとっていきたいというふうに、それは強く考えております。  そんな形で、さらなる事業展開という大きな目玉というものはないですが、継続した中でもってやっていきたいという考え方でございます。 ○議長(平林寛也君) 総務課長。 ◎総務課長(白沢庄市君) それでは、交付金の事業については私のほうからお答えいたします。今回の地方創生推進交付金事業は5カ年の地域再生計画に基づいて交付されておりまして、来年度が最終年度ということでございます。それ以降、制度的については、原則推進交付金制度は継続されると聞いておりますが、事業としてこの交付金を活用するためには、再度地域再生計画を策定した上で交付金を要望することがあります。  その中で現在村が採択を受けている事業は、安曇野市と池田町との3市町村の広域連携による利用になりますので、継続するかどうかというのは、それぞれのコンセンサスとかやる必要がありますので、今の段階ではまだわからないという状況でございます。  また、お話にありました地方創生拠点整備交付金については、ハード事業であり、現在のところ活用の意向は考えていない。もう1つ、地方消費の喚起・生活支援交付金につきましては、これは26年度、27年度の交付金で、現状では対象事業はないという状況でございます。 ○議長(平林寛也君) 平林議員。 ◆8番(平林幹張君) わかりました。いずれにしても、成果がさらにやっていく中での経過的な部分、それから場合によっては最終年度事業の大幅な見直しというのも必要なのかなと思いますので、またその辺は十分に検討いただいた形の中でお願いをしたいなと思います。  というのは、やはりこれだけ統括し総事業約6,000万近いお金を使って始めた事業でありますので、やはりその先をいかにフォローし、それからまたこのやり方を変えていく部分というのは大きいかなと思うので、ぜひそんな形で今後においての検討をいただければなと思います。  以上で1番終わります。 ○議長(平林寛也君) これで地方創生事業についての質問を終わります。  続いて、質問事項、第7次総合計画についての質問を許します。平林議員。 ◆8番(平林幹張君) 前段で申し上げた地方創生事業がかかわって、大きく7次に関して寄与できる部分があるかと思います。またそれを総合的に7次計画に中に組み入れをしていく、それから人口ビジョン、総合計画を入れていくという回答は前回のときにいただきました。  そんな中で、やはりまだ基本理念、それから基本構想の中ではまだまだ素案の段階だということでお聞きをしておりますけれども、何といってもやはり少子高齢化、人口減対策というのが7次の中で大きく左右してくるかなというところで、この対策について相当の議論があったんだろうと。先ほど話もあったんですが、総合計画の中でのビジョンの中で、社人研で出した推移が相当難しいと。さらに2060年9,500という数値、これについても松川村として現況見る中では相当厳しい数値だなという形もお聞きをしている中で、最終的にこの基本構想の全体の中で、この取り組みと、それから見通しをどのように進めてまいるのかということでお聞きをしたいと思います。 ○議長(平林寛也君) 総務課長。 ◎総務課長(白沢庄市君) 今、議員もおっしゃられましたが、まだ素々案ということで御理解いただきたいと思います。第7次総合計画では、人口に対する将来目標を9,300人として現在策定作業を進めています。  目標人口の設定に関しては、今、議員もおっしゃられたようにさまざまな議論がありました。現在、将来人口の推計として社人研が発表している中では、2030年度には8,150人という数字が出てございます。また、直近3年ぐらいの減少率をやると、さらにちょっと少ない数字ということもあります。  村では、この数字をベースに目標設定を決定したわけですが、今もおっしゃられたように、人口減少は松川村だけの問題ではなく日本全国の問題であります。そういう中では、松川村の少子化なり人口減は、近隣と比べると鈍化というか割と少ない状況であります。  そうは言いましても、やはり減っているのは現実でございますので、いかにやっていくかということをあらゆる場、庁内でも各担当部署会議で図ってまいりました。9,300人という数字は決して楽な目標ではございませんが、今後ある程度人口減少を受け入れながらも現状の生活やサービスの水準、自治組合など地域の機能を維持していかなければならないということを念頭に置いた目標として設定いたしました。  第7次総合計画においては、当然最優先課題として位置づけて、9,300人という目標を各施策のベースに据えて具体的な施策を構成するよう進めているところでございます。 ○議長(平林寛也君) 村長。 ◎村長(平林明人君) ちょっと補足をさせていただきます。その前に先ほどの海外関係の輸出等でありますけれども、6,000万使ったからいけないじゃないかと、いいじゃないかということじゃなくて、ラオスの関係ですけれども、職員が6カ月で輸出までこぎつけているんです。ただ一言よくやったと、そういうことを職員に言ってもらいたかった。これはそれでいいです。  それから、今の9,300人の関係でありますけれども、これは私の強い要望です。というのは、隣の町が9,200人(同日「9,000人」の訂正あり)という数字を出しています。私は、隣の町に負けるわけにはいかない。ただ、池田町から来ている皆さんもいますので、申しわけないですけれども、私は、国道もJRもないところには負けられない、そういう強い信念を持って9,300人という数字を、職員にこれでやってほしいということを申し上げておりますので、この9,300人が妥当な数字かということを問い詰められますと、私はそういう気持ちでやったということでありますので、これに向かって施策を立てていきたいというように思います。以上です。 ○議長(平林寛也君) 平林議員。 ◆8番(平林幹張君) その激論が結果として今、村長おっしゃられた数値でおさまったのだろうなというのは十分にわかりました。当然私もその数値的なものをお聞きする中でいくと、残念ながら村長がこだわった6次のときの1万700人を割り込んだ以後のやはり村の状態からすると、また9,300を守っていくのも、やはりいろいろな施策を講じた中でも至難のわざだろうなとも思っておりますし、そういう意味でいきますと、先ほど言われた隣の町には負けたくないという、そこもあわせて、やはり松川村の村民として、将来10年を見据えた形の中でこれを堅持したいということも、厳しいながらそういう認識をしていかなければならないんだろうなと改めてそんな形でお聞きをしました。  それから、先ほど言われたラオスの関係ですが、話をしていいのかちょっとわかりませんが、当然私は海外販路の事業を始めるときに、いろいろな部分で難しさがある中でもって取り組んでいってほしいよという形を申し上げたつもりであります。その中で、やはり最終的にラオスという形の評価をしなかったと言われていましたけれども、私は香港市場で富裕層を狙った形で取り組まない限りこれは無理だよという形を申してきた中で、あの当時、私が知らない範囲の形をやっていく中でいけば、食品としてやっぱり米という形にこだわっていたものですから、どうしてもそこの市場でもって勝ち抜かないと、大体東南アジア、中国、台湾を含めて、それからオーストラリアを含めて、ニュージーランドもそうですが、いかないだろうという形で申し上げたつもりです。  その中で、やはりそことは全く違ったラオスというところへやっていただいたことに対して、当然感謝は申し上げなければいけないんですが、その販路開拓の中で生まれた成果という形で考えていたものですから、あえてこのルート自体の開拓、それまで経済課長からお聞きをしてきた形態とは違っていたことに対して、この開拓をされたということについての評価をしなければいけなかったことは確かであります。そういう部分では、職員は本当に頑張っていただいたということは間違いないと思いますので、この場で言っていいのかどうかわかりませんが、そういうことであります。  それでは、次に進めます。やはり今お聞きした9,300という数字にこだわったそれぞれの事業をしていく中で、それぞれ難しい問題をたくさん解決をしていかなければならない向こう10年だろうなと思います。  そんな中で、やはり何といっても我々の生活基盤、これがしっかりしないとなかなかここに住み、ここで生活をするということは難しいかと思います。かねてから申し上げていたような景観形成と土地利用計画、これについて相当されていると思いますので、これについて、やはり土地利用についてある程度規制緩和をしていかなければ難しいだろうという形を前回もお聞きしました。そして、やはりそれにかかわって、唯一安曇野の田園風景を守るというところでいけば、やはり大糸線に乗って松川に入った途端に、本当にこの安曇野を感じるというお客さんもJRの評価の中にはあるという形の中で、守り続けてきた安曇野の景観を守っていくという形と、規制緩和にかかわってはやはり農業委員会、農地を守るという農業委員会の立場、これもあるかと思います。だから、そこら辺の話の議論がどの程度なされているか。それから、村としての考え方はその上でどうなのかというところをお聞きをしたいと思います。 ○議長(平林寛也君) 村長。 ◎村長(平林明人君) ちょっと先ほどの答弁を訂正させていただきたいんですけれども、9,200と言いましたけれども、9,000人であります。申しわけございません。そういうことで、9,000人を聞いておりますので、現在、国勢調査の上でも松川村が勝っております。負けるわけにはいかないということで、9,300人を設定させていただきました。お願いします。 ○議長(平林寛也君) 総務課長。 ◎総務課長(白沢庄市君) 土地利用調整基本計画ですが、来年度に改定ということで現在作業を進めているわけですが、今現在では、その中でそれを見直す云々ということは、まだその段階には入ってございません。具体的な協議は今後ということで、ただ見直しを含めた検討が行う必要があるのではないかという認識をしております。そういう中で、当然農業委員会さんを含めたり、関係機関と検討はまだ全然していないという状況でございます。 ○議長(平林寛也君) 平林議員。 ◆8番(平林幹張君) わかりました。現段階で長期計画の中ではその部分については触れないということでいいですか。していかなければならないという言い方にしますか。 ○議長(平林寛也君) 総務課長。 ◎総務課長(白沢庄市君) 総合計画の素々案の中では検討していくというような言い回しになっているかというふうに思います。 ○議長(平林寛也君) 平林議員。 ◆8番(平林幹張君) わかりました。  それから生活基盤につきましては、やはりアクセス道路網、橋梁の関係、維持管理、非常にお金がかかるわけであります。村道、それから橋については長寿命化対策という形があるかと思いますけれども、同僚議員が先ほどお聞きをしている部分がありますが、やはり幹線は歩道を含めていろいろな事業の中でもって歩道橋をつけることによっての舗装の打ちかえとかをやっていただいているんですけれども、やはり支線に入りますと非常に路肩の白線が全くわからないような状態で、あるいは下水道の事業をやったときのつなぎ目とか、いろいろなところで相当村の中での舗装が荒れてきているということも確かであります。  先ほどの話の中では、村単での単独事業は考えておらないということでありますが、やはり劣化している道路というのは、やはり向こう10年間の中では相当またさらに荒れてくるのではないかと思いますので、その辺についての考え方をお願いしたいと思います。 ○議長(平林寛也君) 村長。 ◎村長(平林明人君) 先ほど幹線道路の新設は考えていないというように答弁をしました。幹線道路は考えていません。ライフラインの整備につきましては、これは真剣に考えなければいけないということで考えております。  高規格道路が早く、前から言っていますように、幅員を決めてもらえれば、それについて私どもは今9カ所上がっているんです、東西、堤防へ。だから、9カ所はもう上げられないので、何カ所にしてどこをやるかということは早急に決めて、これは住民の皆さんと相談しなければいけないけれども、村がどうするという計画を早めに示してやらなきゃいけない。それは十分思っておりますので、ライフライン等の整備につきましては十分検討してまいります。 ○議長(平林寛也君) 建設水道課長。 ◎建設水道課長(太田健一君) 今道路の話をいただきましたが、道路の補修、舗装等の修繕につきましては、今後長寿命化計画を策定する予定でございます。これをつくりますと、有利な公共施設等適正管理推進事業債、交付税措置があるという起債でありますが、こういったものが活用できるということでございますので、こちらのほうを活用して傷んだところの修繕を進めてまいりたいというふうに考えております。 ○議長(平林寛也君) 平林議員。
    ◆8番(平林幹張君) ちょっと私は解釈違いをしておりまして、橋梁については長寿命計画に乗るという形で考えていたものですから、ちょっと道路についてちょっと認識が違っておりました。わかりました。ありがとうございました。  次に、やはり高齢化が進む中で、保険、医療、福祉介護、これは避けて通れない部分だと思いますが。やはり地域医療の充実、介護医療も含めてでありますが、いわゆる高齢者対策はさまざまあるかと思います。2025年問題、団塊の世代が75歳になるという部分の中で、超高齢化を控えている中で、長期総合計画の中でこの対策については共通課題だろうと思いますが、この2025年問題を含め、この部分についてどのようなお考えで、いわゆる総合計画を策定していかれるのか、そこら辺をお聞きしたいと思います。 ○議長(平林寛也君) 福祉課長。 ◎福祉課長(原勇一君) では、2025年問題ということでございますが、まず高齢者が住みなれた地域で支え合いながら安心して生活できるように、医療と介護の連携体制の強化、あと認知症施策の推進、公的サービス以外の生活支援サービスですとか互助活動の推進が必要だと考えてございます。対策につきましては、老人福祉計画に基づいて進めていく予定でございます。 ○議長(平林寛也君) 平林議員。 ◆8番(平林幹張君) 老人福祉計画の中でまた詳細に詰めた中でもって、また御回答いただければと思います。  さらに、医療に関してでありますが、これはずっと私申し上げてきている部分であります。長野県の中で、医療圏の中で一番立ちおくれた大北において、大北医療圏の中での完結ということで、2病院を中心とした医師会、開業医の先生方、関係機関を通じて地域医療についての充実というところで望んでいるわけでありますが、この考え方と取り組みについてお伺いしたいと思います。 ○議長(平林寛也君) 福祉課長。 ◎福祉課長(原勇一君) 医療圏の関係でございますが、これも誰もが住みなれた地域で安心して暮らしていくために、地域に必要とされる医療サービスの維持、充実を図りつつ、将来の医療需要に応じた医療提供体制を構築するために必要なことだと考えてございます。  ただ、これにつきましての取り組みでございますが、大北地域の医療圏地域医療構想調整会議、あと医療推進会議において、大北全体のほうで取り組んでおりますので、よろしくお願いしたいと思います。 ○議長(平林寛也君) 平林議員。 ◆8番(平林幹張君) その中で、大町にあります平日夜間診療所の問題だとか医師会、それから病院群輪番制の問題、かなり非常に老朽化した施設の中でとても先進医療だと思えないような医療が続けられている経過もあった中で、これは前に村長にもそんな回答いただいたんですが、やはり松川村としてそういった協議会の中で、もっとそこら辺の改善だとかそういった形を提案し、そして文面の中でそれを目指しますとかいうことではなくして、やはり地域医療を守り充実し中身を改善していくのはそこに住む住民だということを、行政としてやっぱりそういった指針を示していくというのも1つの方策かなと思います。  考え方の中には、隣の地区へ行けばそれなりの医療が受けられるじゃないかと、そういう選択肢もあるかと思いますが、それがここの大北医療圏の充実に待ったをかけているところ。確かに小谷やそれから白馬については長野県圏域、それから南部の池田、松川においては安曇野市、松本市という医療圏、それぞれ行ってしまっていることは確かです。  しかし、やはりそこの地域でもって地域完結型を目指すということであるとするならば、最寄りのお医者さんを充実させていく意味でそこにかかっていくと。高度医療とかそういった問題ではなくて、そういったことが大切かなと思うので、行政段階でやはりそういったこともひとつ考えていただくというのがいいかと思いますが、その辺についてはいかがですか。 ○議長(平林寛也君) 村長。 ◎村長(平林明人君) 福祉課長も申し上げましたけれども、松川村独自でできるものじゃないです。それはもう御存じだと思います。そういう中で、先ほど申し上げましたそれぞれの会議の中でそれを強調はしてまいります。ただし、これは本当にあづみ病院の建てかえのときに、皆さんから2億出してもらいました。2億や3億でできる問題じゃないというように私は考えておりますので、皆さんの意見を聞きながら、松川村はこういうふうに考えていると、そういう意見は強調してまいりたいというふうに思います。 ○議長(平林寛也君) 平林議員。 ◆8番(平林幹張君) ありがとうございました。村長がそういう形でやっていただいていることも、それから当初の経過もお聞きをしていますので、その辺は自分でもわかっているつもりですが、さらに、さらに大北がよくなること、そして松川村がよくなることの中では、ぜひそういう形でお願いをしたいと思います。  それから次に、生活環境の中でお願いをしたいと思います。消防団の強化策、それから災害についてさまざま同僚議員から質問がありましたので重複は避けますが、消防委員会を通じて私として提言しておりました特殊消防団員、それから機能消防団員、この検討が将来10年の中で、それから先ほどありましたが、防災士についての補助、今後10年間の中でそのくらいの検討はいただけるかどうか。 ○議長(平林寛也君) 総務課統括課長補佐。 ◎総務課統括課長補佐(中村彰君) 今後、来年になりますけれども、2月に消防委員会開催の予定でございます。機能別消防団員につきましては、他の団の事例を聞く中で、そんな事例を話しながら委員会において御意見を伺いたいと、そういう予定でおります。  防災士につきましては、一般の方法で受講があるんですけれども、そういった中で受けていただくと、やっぱり防災士として活躍できるのは間違いないですけれども、先ほども申しましたが、団幹部経験者につきまして、まず推進をしてまいりたいといったところでございます。 ○議長(平林寛也君) 平林議員。 ◆8番(平林幹張君) 突っ込んだ言い方をして恐縮ですが、村として若干でもそのための補助的なことを検討いただけるかどうか、そこまで。 ○議長(平林寛也君) 総務課統括課長補佐。 ◎総務課統括課長補佐(中村彰君) 補助につきましては、まだそこの検討に至っておりませんので、今後の課題とさせていただきます。 ○議長(平林寛也君) 平林議員。 ◆8番(平林幹張君) ぜひこういった時代でありますので、やはりいわゆる火災については常備隊というところもあると思いますが、やはり定数200名を堅持していく中で、中身の充実と強化というところでは、先ほどお聞きしたように、火災も地震も夜間だけではないわけでありますので、そういった備え、それから日常の部分の中で防災士を使った災害の訓練だとかいろいろなことが展開ができるかと思うので、ぜひその辺の中身の検討、充実をお願いしたいと思います。  次に、やはり基本的に村の産業というところで、やはり農業が基盤であるということで考えていただいた部分がありますが、この10年間、非常に農業施策が変わっていき非常に厳しかった10年間だと思います。そんな中で第7次総合計画において課題となる部分、それから大きな転換があった減反政策、村にとってはまあまあ落ちつきましたし、TPPイレブンについても推移をし、アメリカの貿易交渉においてもある部分農業は守れたというところがあるかと思いますが、今後10年間どんなような形でもって進めていく。さまざまな展開はあるかと思いますが、その辺についてお伺いしたいと思います。 ○議長(平林寛也君) 経済課長。 ◎経済課長(丸山稿君) 農家の高齢化というものが今現実進んでいるところであります。農地を守っていくためには、より一層担い手である認定農業者というものの育成が重要であると考えております。  国際化に伴う農産物の輸入増大など農業を取り巻く環境は厳しい状況にある中で、村の基盤産業である農業を守り発展していかれるように、農業委員会、担い手農家、そういったものと協力しながら、人・農地プランによる地域での話し合いを基本に、今後の5年、10年後というものを見据えた農業施策を考えていきたいというふうに考えております。 ○議長(平林寛也君) 平林議員。 ◆8番(平林幹張君) さまざまさらに難しくなっていく部分だと思いますし、地方創生の農産物に関してもさまざまいろいろなクリアがあるかと思いますが、ぜひまた松川村の農業、それから農家にとっての所得向上について、よろしくお願いをしたいと思います。  あわせてずっと私は申し上げてきたんですが、農地も大事なんですが、森林も大事だということで申し上げてきたつもりであります。期待をした森林譲与税、それから森林税の取り扱い金額が少ない中で森林整備事業を進めていく上で、やはり村が事業主体にならないとできないという要件がいくつかあるわけであります。そんな中で、できれば使いやすい補助金があるものがいいわけでありますが、なかなかそれが獲得できない中で、森林整備事業について、これに代用できるような村単事業が考えられるのか、そこら辺についてお伺いをしたいと思います。 ○議長(平林寛也君) 経済課長。 ◎経済課長(丸山稿君) 森林譲与税の関係につきましては、大北全体でというようなお話を何回もしているんですが、具体的なものがまだ見えていない状況でございます。毎回お答えさせてもらっているんですが、そういったものの中で他町村の事例とか取り組みを参考にしながら、譲与税の入りが非常に少ないという状況の中で、森林の保全には努めていきたいというようなことで頑張ってまいりたいというふうに思っております。 ○議長(平林寛也君) 平林議員。 ◆8番(平林幹張君) 私も、森林譲与税とそれから森林税についてはうんと期待をしたんですが、なかなかお聞きをする中では難しいと。他の行政に資金の依頼をするというお話も少し聞いたんですが、その辺についての考え方はまだ残されていますか。 ○議長(平林寛也君) 経済課長。 ◎経済課長(丸山稿君) 広域の中で今ちょっと話し合っているのは、やはりどこの市町村もマンパワーが少なくて専門家がいないというような中で、計画を立てるに当たっても専門家的な者を広域の事業で雇って、そういったものを計画的に各市町村、ただ、村のお金が少ないという部分があって、いつ松川村やってくるかとかって、そういうことを言われると大きいところから入っていっちゃうんじゃないかなという。ですから、そういったことが各市町村ネックになっておりまして、前に進んでいない状況ですので、村としては松川村を早くやってくれとお願いはしたいとは思いますが、そんな現状なのでよろしくお願いしたいと思います。 ○議長(平林寛也君) 平林議員。 ◆8番(平林幹張君) わかりました。問題は山積なんですが、何とか前向きに捉えて、今まで継続でやっている事業はそのまま推進する中で、この整備事業もまたさまざまな展開、それからまた国としてほかに使える資金があるとするならば、またそういった部分も活用する中でぜひお願いをしたいと思います。  ちょっと順番が前後してすみません。教育・文化活動の中でお聞きをするところをちょっと飛ばしました。松川村はほかの市町村にはない、子供に対して子供は宝だということで育て上げてきた教育でありまして、その辺の評価は非常に高いものがありますし、また教育委員会を通じて子供の教育、それから先生方への指導も含めてしっかりとやっていただいているところとして感謝を申し上げる次第であります。しかし、この少子高齢化という形で特に子供も減っている中で、向こう10年間やはり少子化は避けて通れない問題かなと思います。  そこで、私どもが議員として他の市町村と研修をする中で、1つICT活用は国が推奨してやっているところでありますが、小中一貫教育という1つの部分があります。これは教育水準、それから先生方の問題さまざまあるし、それから財政的な部分の中で施設的な部分もありますが、この辺の将来像についてどのようにお考えをいただいているのかということでお聞かせをいただきたいかと思います。 ○議長(平林寛也君) 教育長。 ◎教育長(須沢和彦君) 今、教育のほうを少し飛ばされたようなので、ちょっと心配になっていたところですが、ありがとうございます。今2点ほどお話しいただきましたが、今の時代は自動車が自動運転の時代、そういう時代を今の子供たちが生きていかなきゃいけないということで、松川村の子供たちがそういう時代に乗りおくれるわけにはいきませんので、ICTはもちろんのこと、それなりのこれからの時代を生きていく子供たちが必要な環境整備、学びもそうですが、そういったものはこれからも引き続きやっていきたいというふうに思っております。  それから、小中の一貫教育のお話を今いただきましたが、松川村は小中だけじゃなくて、保育園も含めて、保小中で連携して今はやっておりますが、さらにこの後、来年からもなりますが、さらに連携を強めていきたいと思います。  保育園は2つありますが、小学校1校、中学校1校というこういった特徴のあるところでございますので、子供たちは少しずつ今減ってきておりますが、2つの学校を合わせなきゃ苦しいとか、1つの学校として成り立たないというような、そういう悩みは今のところありませんので、その連携をさらに強めて前へ進めていきたいというふうに考えております。 ○議長(平林寛也君) 平林議員。 ◆8番(平林幹張君) ありがとうございました。ただ、物理的に建屋自体の老朽化であるとか更新をしていかなきゃいけないとか、施設に関して財政的な援助というそういう面から見て、ある程度施設統合することによってのメリット、あるいは先生方が少ない中で、やはり単純に言うと先生方の充実もできるかなという点でもってどうなのかというところも、ちょっとお聞きしたかったんですが、わかりました。そういう観点でまた考えます。  それから、ずっと言われてきている女性参画ということで、ここもう何年も言われ、やってきているところでありますが、なかなか進んでいかないという今の現状であります。この辺について、行政としてさらにどのような取り組みをなさっていくのかというところで、それぞれの各部署においてそれぞれが女性参画、私ども議員もそうでありますが、女性議員を出馬させたいというような形の動きもあるわけですが、途中でもって断念してしまうということがありますので、行政としてこの辺をどのようにお考えになっているか。 ○議長(平林寛也君) 社会教育課長。 ◎社会教育課長兼公民館長(榛葉晃君) それではお答えいたします。女性参画をどのように今後進めていくかという問題でございますが、村では第4次松川村男女共同参画推進計画ということを計画しております。これに沿って男女どういう比率で参画していくかということを推進しながらやってまいりたいということでよろしくお願いします。 ○議長(平林寛也君) 平林幹張議員、残り時間を確認しながら質問をお願いします。  平林議員。 ◆8番(平林幹張君) ということで、それぞれの分野があるわけでありますが、商工それから観光対策については、今後の中でもって最終的に今まで申し上げてきたことを含めて健全な財政計画という形の10年間、人口減の中で収入も厳しさを増してくる中でもって健全な財政運営、これについてお伺いしたいと思います。 ○議長(平林寛也君) 総務課長。 ◎総務課長(白沢庄市君) やはり少子化、高齢化、人口減少の中で、税収の減少であるとか、それに伴う社会保障費の増加等が懸念されるところであります。また、入の部分で考えますと、国の交付金、補助金、また制度改正によって、先の見通しということはなかなか難しい状況でございます。  ただ、当村は前からやっていますように、歳入に見合った歳出ということで事業の効率化を進めて、基金の取り崩しにならないように予算編成を心がけていきたいというように思っております。 ○議長(平林寛也君) 平林議員。 ◆8番(平林幹張君) 厳しい総合計画、10年間先行きの見通しというのは本当に難しいかと思いますが、やはり村民が望んでいる姿というのは、村長が言われるように、ここに住んでよかったと言われるような村づくりということであるかと思います。その中で健全な財政運営をやっていただくことによって、安定した松川村、将来が見えてくるのではないかなと思います。  以上で質問を終わります。 ○議長(平林寛也君) これで、第7次総合計画についての質問を終わります。  以上で、8番平林幹張議員の質問を終わります。  ここで、14時10分まで5分間の休憩をいただきます。                                  午後 2時05分 休憩                                  午後 2時10分 再開 ○議長(平林寛也君) 再開します。続いて、順位4番、7番上田治美議員の質問事項、防災についての質問を許します。  先ほど上田議員のほうから質問の前に資料配付の請求がございました。それを許可しております。  それでは、上田議員お願いします。上田議員。 ◆7番(上田治美君) よろしくお願いします。毎回防災のことなんですけれども、今回は台風19号と、それから先日、大町建設事務所で浸水想定区域図が公表されましたので、急遽それについてお尋ねしたいということです。  まず防災についてですけれども、今回の台風19号で被害に遭われました皆さんに対して、お悔やみとお見舞いを申し上げたいと思います。同時に、一日も早く正常な状態に戻るように一緒に頑張っていきたいというふうに思います。  今回の台風19号は千曲川の堤防を決壊させるなど甚大な被害を発生させました。しかし、皆さんおっしゃるように、松川村は高瀬川流域の雨量が少なくて被害は出ませんでした。しかし、仮に今回の19号の台風が、前線が停滞をしているところに昭和34年の伊勢湾台風のような西側北上コースを通っていれば、松川村も大変大きな被害が出た可能性が考えられます。  昭和28年9月の台風13号、昭和34年9月の台風7号、昭和44年8月の集中豪雨、昭和57年8月の台風10号、平成16年10月の台風23号など、これまでに自然災害を経験しております。長野県に被害を及ぼす台風のコースは幾つかありますけれども、特に松川村に被害を及ぼした台風は、中央部横断コース、それから西側北上コースなど、こういう場合に被害が発生しております。現在、地球の温暖化で海水面の高い状態が続き、これからも強力な台風が発生し、被害の発生が想定されると思います。  そういう中で11月15日、大町建設事務所は48時間で741ミリの降雨量に対する浸水想定区域図を公表しました。これは先ほど議長がおっしゃった資料ですけれども、ちょっと見ていただいんですけれども、ネットで見ると比較的色合いがはっきりするんですけれども、印刷の都合で非常に色が薄くて見づらいわけですけれども、黄色いところは0.5メートル未満、薄い桃色といいますか、これが0.5メートルから3メートル未満、松川村の場合はごく一部を除いてその部分に該当しているわけであります。  こういう想定図が出ましたので、それに基づいて幾つかの点をお尋ねしていきたいと思います。なお、想定図はこれだけでなしに5種類でしたか、いろんな角度からの想定図が、これは長野県のホームページをごらんになりますと色合いももっとくっきりとわかりますので、ぜひ参考にしていただきたいと思います。  先ほど言いましたように、これを見ますと村の大半が0.5から3メートル未満浸水されるということが想定されております。前回の質問のときには、まだ公表されていないのでコメントはできないと、こういうことでした。公表を受けて、この浸水想定図をごらんになってどのような受けとめ方をされているでしょうか。 ○議長(平林寛也君) 総務課統括課長補佐。 ◎総務課統括課長補佐(中村彰君) 浸水想定図は高瀬川流域に起こり得るということでございます。乳川まで見ますと0.5、黄色い部分があって、この辺になると0.5から3メートル未満であります。741ミリということで、確率の問題ではないですけれども、からするとちょっと低いかもしれませんけれども、氾濫がないわけでは決してありませんと思いますので、この図に関しても慎重に取り扱って、今後の参考としていきたいと思います。 ○議長(平林寛也君) 上田議員。 ◆7番(上田治美君) 村長もちょっと一言感想をお願いします。 ○議長(平林寛也君) 村長。 ◎村長(平林明人君) 今言われましたように、ないとは言い切れない、あるとも言い切れない。ですが、それに対応する措置だけはしておかないといけない。先ほども申し上げましたけれども、自分の命は自分で守ってもらいたい。0.5から3メーターということであります。ここら辺は0.5というようなことでありますので、来たら早目に避難をするか、こういう役場とかですね、コンクリートの建物、それか自分のうちの2階へ逃げるとか、そういうようにしていただきたいし、村としましても早目の対応を指示していきたいというように思います。これは全国町村会でそういう保険を出しております。早目に避難をしろと言って、来なかったときに住民に訴えられたと。そういう場合のために全国町村会ではそれの保険をやっております。松川村もそれにイの一番に入っておりますので、早目の対応を指示していきたいというように思います。 ○議長(平林寛也君) 上田議員。 ◆7番(上田治美君) 先ほど同僚議員の質問に対して、ハザードマップについてちょっと確認をしたいと思うんですけれども、これは水防法によりハザードマップ、今度は741ミリと想定図が公表されましたので、そういうことでのハザードマップの作成が義務づけられておるわけです。そういうことで、見直しが当然必要だと思います。  先日、大町建設事務所に行ってお話をしてきたわけですけれども、建設事務所としましても、作成図の作成に当たっては、指導、援助は積極的にやっていきたいと、こういうお話でした。先ほどの話では、来年度の作成というふうに聞こえたんですけれども、それでよろしいですか。 ○議長(平林寛也君) 総務課統括課長補佐。 ◎総務課統括課長補佐(中村彰君) 今後、浸水想定区域図のデータ、こちらを県のほうからお借りをしないとできませんので、それをお借りする中で、来年度ですが、今ハザードマップを作成するための交付金を要望しておりますので、その予定でおります。 ○議長(平林寛也君) 上田議員。 ◆7番(上田治美君) よろしくお願いします。  先ほど村長おっしゃったように、避難のことなんですけれども、それぞれ行政やれやれでなしに、みずからも当然やらないといけないわけですけれども、これは長野県、気象庁だったと思うんですけれども、あるいは県のほうかもわかりませんが、浸水の深さによって、それぞれが避難するときの参考のためにということで策定されております。一般住宅での垂直避難をやる場合の目安として床の高さを0.5メートル、1階が浸水する浸水を0.5メートルから3メートル、2階が浸水する場合が3メートルから5メートルとされております。  先ほどの想定図でいきますと、村内かなりの部分が0.5から3メートルと、こういうことになっております。当然3メートルでありますので床上浸水と、こういうことになります。家の基礎にもよりますけれども、3メートルと行きますと、もう天井の近くまで行くこともあり得るわけです。  そういうことで、現在避難所に指定されているところがほぼ床上浸水をするということになると思うんですけれども、見直しというか、どのような対策をお考えでしょうか。お尋ねします。 ○議長(平林寛也君) 総務課統括課長補佐。 ◎総務課統括課長補佐(中村彰君) 避難施設、避難所につきましては、現在、水害だけでなくて地震の場合等々においての避難所も兼ねておりますので、また松川村については高い建物、今おっしゃるとおりありませんので、すぐに見直しということは考えておりませんが、今後ですね、避難についても隣接している市町村などと広域的に検討が必要だということで考えております。 ○議長(平林寛也君) 上田議員。 ◆7番(上田治美君) これは別に答えはいいですけれども、前もちょっと言ったんですけれども、飛島村に行ったときにそういう施設をつくっていると、こういうことがありました。先ほど村長、僕は村でつくってくれと言うつもりはありませんけれども、国や県や広域のほうで補助ももらいながら、そういうことを考えてもらえたらなということで、これはお話だけにしておきたいと思います。  それでですね、台風19号の内水氾濫が各地で発生したことから、国交省は全国の自治体に対して内水氾濫想定図を作成するようにということが通知をされているわけですけれども、それについて村は何かお考えでしょうか。 ○議長(平林寛也君) 総務課統括課長補佐。
    ◎総務課統括課長補佐(中村彰君) 今回の台風で降った雨が排水処理し切れないといったことによる内水氾濫というのが、おっしゃったとおり全国各地で起きているということでございます。それについて作成を進めるようにとの通知であります。やはり今現在ですね、そういったデータベースを私は持っておりませんので、県に相談する中で支援等を受けながら今後検討してまいりたいと思っております。 ○議長(平林寛也君) 上田議員。 ◆7番(上田治美君) 内水氾濫というふうに、テレビや新聞を見ておりますと、大きい川にあって水位がふえたら支川がつっかえられてあふれるということが一般的に想像されるので、ここの場合でしたら乳川とか芦間川とかいうことで、ちょっとぴんと来ないなという部分もあるかもわかりません。僕は素人でわかりませんけれども、後からちょっと言いますけれども、以前、芦間川、千曲川も暴れたことがあります。やっぱり下流がそういうことで詰まったら、多少影響はあったのかなという気はしますけれども。  きょうお聞きしたいのはですね、高瀬川右岸土地改良区が管理をしております用水路ですね、ここで詰まっておるとか、春先に川普請やりますので、それでやっておりますけれども、それが改良区のほうできちんと欠陥が見つかったとか、改善しないといけないなとかというようなことが台帳上といいますか、管理されているのかどうなのか。そういうようなこともあると思いますので、来年の雨が来る前にですね、村内の用水を一斉点検して、どこをどうすべきかというようなこともやっぱりやっていただけないかということで、村としても改良区のほうにそういうことを提案していただければありがたいと思うんですけれども、いかがなものでしょうか。 ○議長(平林寛也君) 経済課長。 ◎経済課長(丸山稿君) 水路の土地改良区の関係につきましては、先ほどちょっと議員さんおっしゃられるとおり、16年の災害、10月の台風23号ですか、そのときに前川が大分氾濫をしたというのが私の記憶にもありまして、そこの部分については計画的にかさ上げ工というのが既に終わっている状況であります。  右岸のほうでは、通常点検の部分につきましては巡視員というのを1名とっておりまして、その方が草の詰まりとかそういったものを点検して個々に対応している状況で、うちのほうで、もしそういう大雨があって右岸の水路のところであふれる箇所があった場合については現地を確認し、写真を撮って、また右岸とも調整しながら進めておりますが、私の記憶しているところでは、今1カ所そういう要望箇所、それは水路の断面を大きくしたいという部分でやる計画を持っておりますが、基本的には対応できる。なぜ対応できるかといいますと、大雨が降る警報等があった場合につきましては、右岸のほうでは水門調整をかけますので、基本、前川用水路のみが排水等が入ってくる状況になります。ほかの水路については基本的にはそういった心配がなくなるというように私も認識をしておりますが、またその辺については再度右岸のほうと確認を詰めながら、そういったことがないように対応はしていきたいというふうに考えます。 ○議長(平林寛也君) 上田議員。 ◆7番(上田治美君) 大雨のときのそういう大規模なものでなくて、比較的少ない雨というか中ぐらいの雨というか、そういう場合でもそんなに床上浸水という、そんなところまでは行かないんですけれども、床下に入るとか、そういう小さい氾濫というのは、ちょこちょこやっぱりあって、聞くわけですけれども、その場合に村の人たちが、恐らく村のほうに知らせると思うんですよ。管理は改良区のほうですけれども。村の人たちは改良区ってどこにあるのかというようなこともやっぱり、特に住宅地の方たちはやっぱりよく御存じでない方もいると思うんですよね。  ですから、そういう場合に村のほうへ連絡が行くということでいいと思うんですけれども、村と改良区との関係、緊急の場合にはどうしたらいいだとかいうようなことを村民の皆さんに、こういう場合はここへ連絡してくださいとか、あるいは村のほうに連絡してもらえれば、村のほうできちんとやりますとか、何かそういうようなことを何らかの方法で周知してもらうと、何か起こったときに、これから梅雨に入ったときにあふれたと、庭に水が入ったという場合に、どこに言ったらいいかと、こういうようなことにもなりますので、そういう点をちょっと整理してもらえればありがたいと思うんですが、いかがですか。 ○議長(平林寛也君) 経済課長。 ◎経済課長(丸山稿君) 連絡先、水路の関係というと大体、建設か経済課のほうへ村民の方々は来ます。それで、高瀬川右岸土地改良区で管理しているのは農業用水路になりますので、突然のゲリラ豪雨みたいな場合で、一般の道路用側溝があふれる場合は右岸の管理元ではないもので、そういった部分がちょっと若干ありますので、先ほど上田さんがちょっと言っていた、うちのところについちゃうとかという部分は、そっち側の水路なのかなというような、私の経験上でそんなふうに感じたんですが、そういったものについては役場のほうに来ていただくなり経済課に言ってもらえれば、その現場を確認して土のうを積むなりとかの対応で応えております。  右岸のほうの連絡先につきましては、広報の中で、ずっとではないんですが、冬の水路に関する断水になるよとかという、火事の予防だよとかと、そういったものは随時防災無線でもお知らせしておりますし、広報にも掲載させておりますので、事あるごとにまた私たちのほうも右岸と調整しながら、そういった連絡体制については周知をしていきたいというふうに思います。 ○議長(平林寛也君) 上田議員。 ◆7番(上田治美君) ありがとうございます。僕もよくわからないもので失礼なことを言いましたけれども、村のほうにそういうことで皆さん情報を持っていくと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。  それから、乳川が松川村に入るところで、90度近く大きくカーブしていますよね。そのカーブをしたてっぺんのところに頭首工がございます。この間、大雨の場合にここで水があふれると、農地からざっと下のほうに流れていくので心配だという声を聞きましたので、早速見に行ってきたわけですけれども、頭首工の水を確保するためだと思うんですけれども、中州がつくってあると思うんです。あれは自然のものでは、どう見てもないもので、恐らくつくったんだと思うんですけれども、豪雨の場合にこの中州が障害となってあふれることも考えられるわけですけれども、そういうことで心配される声もお聞きしたんですけれども、豪雨に備えて何らかの対策を講じておく必要もあるのではないかというふうに感じるんですけれども、その点はいかがでしょうか。 ○議長(平林寛也君) 建設水道課長。 ◎建設水道課長(太田健一君) 大町建設事務所に確認をいたしましたところ、壇行橋付近の乳川の頭首工におきましては、中州の造成は行っていないというふうに回答いただいています。また、乳川につきましては、流木の伐採や堆積土砂の除去については継続して村から要望しておりますので、あらゆる機会を捉えて要望してまいります。 ○議長(平林寛也君) 上田議員。 ◆7番(上田治美君) わざわざつくっていないということですけれども、どう見てもやっぱりあれは大雨のときにかなりつっかえるんではないかなという感じがしますので、おっしゃるように県のほうにもしっかり言ってもらってですね、何らかの安心できるような方法にしてもらえればありがたいなと思います。  乳川や芦間川が、これまで堤防決壊とかいろんな被害が出ているわけです。先ほど言いましたこの浸水想定図、これは乳川や芦間川の水が入ってきたということは余り想定の中には入っていないわけですけれども、乳川や芦間川も当然暴れると思うんですけれども、そうすると両方から水が来るということにもなります。芦間川については若干今工事していただいているわけですけれども、いずれにしても、もう少しやらなければ大雨には対応し切れない面もあると思いますので、改修が必要ではないかと思うんですけれども、計画があれば教えてください。 ○議長(平林寛也君) 建設水道課長。 ◎建設水道課長(太田健一君) まず乳川でございますけれども、100年に1回で1日で166ミリといった雨量に対応した整備をしてきておりまして、これは高水流量に対する流下能力は確保されているという見解をいただいています。芦間川につきましても乳川と同じですが、こちらも砂防事業を入れておりますので、そういった関係で流量整備をしてきている。両河川とも現時点では、さらなる改修計画はないというふうにお聞きしておりますので、堆積土砂の除去等は誰の目にもわかる部分でございますので、この点については村も継続して毎年要望しておりますが、さらに推進をしていきたいというふうに考えております。 ○議長(平林寛也君) 上田議員。 ◆7番(上田治美君) この間言ったように、何遍も申しわけないんですけれども、741とまでは行かなくても、やっぱり大雨が降るときには乳川、芦間川の上流にも降りますので、そういうことはやっぱり考えておいていただきたいと、こういうふうに思います。  それで、741ミリの降雨を想定した対策、これをやる場合ですね、ハザードマップもそうですし支障木とか土砂の撤去とかいろいろあると思います。これの計画を立てる場合に専門の技術とか多額の予算措置が必要となってまいりますので、当然村単独では対応できない部分も出てくると思います。国や県に対して技術的指導とあわせて必要な経費を負担するように求めていただきたいと思います。この間、県のほうに聞きましても、県のほうでも技術的指導は、言えば一生懸命やらせてもらいますと、こういうことでしたけれども、村のほうとしてもやっていただいていると思うんですけれども、ぜひお願いしたいと思いますが、繰り返しいかがですか。 ○議長(平林寛也君) 建設水道課長。 ◎建設水道課長(太田健一君) 今後、技術指導などとあわせまして必要な予算は要望してまいります。 ○議長(平林寛也君) 上田議員。 ◆7番(上田治美君) よろしくお願いします。これについて最後なんですけれども、昨年7月の大雨のときに、大町ダム周辺で180ミリの降雨を観測しまして、ダムの入ってきた水が314トン、流した水が217トンでした。この結果、池田町で堤防の欠損が起こりまして、決壊する危険性があるということで、大町ダムに要請をして一時放流を中断したと、こういう経過があります。現在、欠損した堤防は工事完了しております。そういうこともありました。  今年の台風19号の時点でですね、10月12日24時時点での降雨量、時間雨量は18ミリ、累積降雨量が202ミリでした。この時点での流入量は20時時点で204トン、同じ時間で200トンを放流しております。ですから、平たく言ったら入ってくる分を全部流したと、こういうことです。  昨年は314トン入って、本来ならば314トン流すんですけれども、流したら堤防が切れるということで、217トンの時点で中断をして決壊を免れたと、こういうことなんです。ですから、今回の予想があったのかどうかわかりませんけれども、204トンに達した時点で200トンをもう放流すると、こういうことをやったわけですけれども、仮に314トンに達してそれを314トン出しておったら大変なことになると、こういうふうに思うわけです。  何遍も言いますように、大町ダムは非常時には入ってくる量は全部放流するというふうに言っております。昭和44年の8月の豪雨のときには、先ほど言いました328ミリを観測して、下流で大水害を起こして松川村も大きな被害を受けていると、こういうようなことが起こっているわけですね。ですから、昨年314トンでああいう状態になったものですから、741ミリでなかったとしても、300ミリを超える、400ミリを超えるというような大雨で、入ってくる分を全部流したら、これはもう大変心配されるわけです。  そういう場合は、今回もそうでしたけれども、長野市内は200ミリくらいの雨量でしたけれども、上流の山は一番多いところで500ミリくらい降っているんですよね。それがずっと時間経過をして、あそこにたまって堤防が決壊したと、こういうことになっているわけですけれども、高瀬川で過去の経験もありますので、全量を流されたら大変心配するわけですけれども、現在、高瀬川の河川敷内で支障木の伐採とか撤去、それから堆積土砂の整理が行われています。皆さんもごらんになっていると思うんですけれども、伐採した根っこだとか樹木はトラックで運び出して、河原が非常にきれいになってきています。ですから、そういう点では安心はできるんですけれども、堆積土砂がやっぱり残っておりますので、300ミリ、400ミリも降って、それが全量流れてくるとなったときに、その程度のあれで工事が完了したときに対応できるかどうか、若干心配するわけでありますが、計画としまして、工事完了時点でどの程度まで対応するというか大丈夫というか、そういうようなことは聞いておりますか。 ○議長(平林寛也君) 建設水道課長。 ◎建設水道課長(太田健一君) 今回の工事の内容でございますけれども、2日で741ミリを想定したものではないということでございました。あくまで河川内に繁茂した樹木の伐採、伐根と、部分的に堆積した土砂を水衝部へ移動しているということでございますので、あくまで前の公表基準の2日で246ミリ、これは河川断面でいいますと1,250トン毎秒と言っていますが、これに基づく維持管理でございまして、2日で741ミリを想定したものではないということでございます。 ○議長(平林寛也君) 上田議員。 ◆7番(上田治美君) そういうことですので、怖い話ばかりするなというふうにおっしゃるかもわかりませんけれども、過去にやっぱりそういう水量で被害が出ておりますので、やっぱり土砂の搬出を強く求めていただきたいと。この間、県に行って話をしたら重々わかっているんだと。しかし、下流との関係があるもので、そこはバランスをとりながらやらないといけないと、こういう話をされていました。それは僕も理解できます。  今回のあれで行きますと、長野市の立ヶ花のところでつっかえ棒になって、あそこであふれているわけですから、上のほうでどんどん流せば下でつっかえ棒になるというのは、これは当然わかりますので、これはやっぱり国に対して総合的にそういうところを早く工事をして、しっかり下流に水がどんどん流されるように、そういうことをやりなさいということもやっぱり言っていく必要もあると思うんですけれども、そういう点でぜひとも強力に訴えのほうをしていただきたいと思います。  これはちょっと違うことで、防災の最後になるんですけれども、19号の浸水によって長野市の下水処理場が機能を破壊されました。僕もボランティアに行ってびっくりしたんですけれども、それの影響はやっぱり日にちがたって土砂が乾燥しても、下水場から出たものが、たまった分が乾燥しているものだから、においはするわ、吸い込んだら体に悪いからマスクは絶対外したらいけないとか、大変な状態になっていたわけです。そのために電源はだめだし、機械はもう水没してだめになると、こういうことで大変な騒ぎになって、あちこちから大型のポンプとかそういう電源車とか持ってきて対処したらしいんですけれども、浄水苑がもしそういうことになった場合に、やっぱり備えるということも必要ではないかと思うんですよね。  ですから、どの程度のものかわかりませんけれども、電源の確保と非常用のポンプ、それから排出するためのいろんな段取りですよね、これをやっぱりとっておく必要があると思うんですけれども、いかがでしょうか。 ○議長(平林寛也君) 建設水道課長。 ◎建設水道課長(太田健一君) まず、松川浄水苑の電源設備でございますけれども、受変電と自家発については3階にございます。今、先ほど話が出ているとおりの3メートル未満の浸水があっても、この部分は大丈夫というふうに考えております。自家発電については2日間ほどの運転が燃料無補給でできます。ただしですね、1階にある機電設備につきましては、浸水しますと運転ができなくなる可能性は十分ございます。  この点につきましては、大町市さんと一緒に持っている施設でありますので、次回ストックマネジメント計画というものをつくる予定でございますので、その中で重要な部分を2階に上げるとか、非常時のポンプのストックをするとかといったことを検討していく予定でございますので、今しばらくお待ちをいただきたいと思います。 ○議長(平林寛也君) 上田議員。 ◆7番(上田治美君) 浄水苑につきましては、今後やっぱり松川村の下水のことを考えると、早目早目に手を打っていくということが、やっぱり村民の皆さんに負担をお願いする場合にも、相当やはり変わってくると思うんですよね。ですから、終わってから、いや大変だという場合の備えと、早目早目にやっておいたときの差し引き、どちらが得かといったら、やっぱり早目にいくらかしておいたほうが得だと思いますので、今からやっぱり段取りをお願いしたいと思います。これで1番を終わります。 ○議長(平林寛也君) これで、防災についての質問を終わります。  続いて、質問事項、政治姿勢についての質問を許します。上田議員。 ◆7番(上田治美君) 先生方の働き方についてお尋ねしたいんですけれども、6月に長野県の教職員組合が先生方の勤務実態調査をやっております。1カ月当たりの超過勤務時間は減少しているものの、厚労省が定めております過労死危険ライン80時間に迫る平均78時間40分と。中学校に関していえば91時間を超える状態になっていると、こういう結果が出ております。昼休みの休憩時間でも休憩時間全くなしから15分未満というのがアンケートでは82.9%、こういうことで、平均すると7分34秒の休憩時間だと、こういう非常にしんどい勤務状態になっているわけなんですけれども、村の先生方の超過勤務時間はどのようになっているでしょうか。 ○議長(平林寛也君) 教育次長。 ◎教育次長(古畑元大君) それでは、お答えいたします。議員さん先ほど発表していただいた数字は教職員組合が6月に行った調査の数字で、ちょっとこちらにはデータがございませんので、私のほうからは県教委が小中学校を対象に実施した調査の、平均ではございませんが、6月の時間外勤務時間でお答えをさせていただきます。  松川小学校が46時間28分、中学校が67時間38分でございました。なお、中学校につきましては、6月は部活動が多い月でございまして、年間でも時間外の勤務時間が多い月となっている数字でございます。 ○議長(平林寛也君) 上田議員。 ◆7番(上田治美君) 時間ありませんので、中は聞きません。お聞きしたいのはですね、さきの臨時国会で、公立学校教職員給与特別措置法、給特法というのが改正をされました。この法律は1年単位の変形労働時間制を2021年度から運用するということです。教職員、先生方の長時間勤務が是正されないまま教員をこれ以上長時間労働させるものかとか、固定化されるものではないかとかというような問題が指摘されているわけです。これは大きなニュースになっておりますので、先日臨時国会でこれが可決されたということですけれども、この法律についてどのようにお考えですか。 ○議長(平林寛也君) 教育次長。 ◎教育次長(古畑元大君) 公立学校教員の働き方改革の一環で、勤務時間を年単位で調整することを可能とした法改正で、先生たちの繁忙期に労働時間を延ばすかわりに、比較的閑散期であります夏休み期間など、休日をまとめて取得する運用が自治体の判断で可能になる内容だというふうに承知をしているところでございます。 ○議長(平林寛也君) 上田議員。 ◆7番(上田治美君) 国がそのような説明をしているわけですけれども、現場はそうではないと、こういうことなんですけれども。それで、この変形労働時間制というものは、労基法の32条4項で、1年単位の変形労働時間を制定した労基法32条4項を、これを一般の労働者の適用なんですけれども、先生方はこれ除外されているんですが、それを先生方にも適用できるようにすると、こういうことなんですが、1カ月を超え1年以内の期間を平均して1週間当たりの労働時間を40時間超えないように調整をすると。忙しいときと忙しくないときと調整するというふうな、先ほど次長おっしゃったことなんですが。  これはですね、国の説明によりますと、どういうところにそれを適用するのかと、こういうことなんですけれども、忙しいときと暇なときと、変な言い方ですけれども、繁忙期と閑散期と合わせて平均するということですけれども、その繁忙期と閑散期はどうなんだと、こういうことで、一番忙しい4月から6月、年度当初ですね、運動会や文化祭などの業務がふえる6月それから10月を想定しているということで、一番忙しい4月から6月、10月の所定時間を変形性で延ばすんだということなんですけれども、これによりますと、一番忙しい繁忙期が今でさえ長時間労働になっているんですけれども、これを時間をさらに延ばせると、こういうことになりますと、それこそこの間、過労死ラインを超えてしまうのではないかということが心配をされているわけです。  しかも、そういうことが教職員と教育委員会、あるいは村で話をして決めるのではなしに、条例でもって決めると、こういうことになっているわけです。そこに先生方の意見がどのように反映されるかどうかということはあれなんですけれども、条例で決めてしまうということになっているわけなんですけれども、その点について、法律はもう改正されましたので、近々になるかもう次回になるかは別として、国や県のほうから何らかのあれがおりてくると思うんですけれども、基本的には村としてはこれを受けて条例を提案される考えなのかどうなのかお尋ねしたいんですけれども。 ○議長(平林寛也君) 教育次長。 ◎教育次長(古畑元大君) これは自治体の判断で条例や規則等を整備することにより可能となる内容でございまして、議員さんおっしゃるとおりなんですけれども、松川村の小中学校に勤務する教員が、この改正内容を適正にすることで働き方改革にもつながり、子供たちに対して今以上に効果的な教育活動が行えるのか、また見かけ上だけで時間外勤務時間が減るだけで働き方が変わらないのか、もしかしたら働き方がかえって後退することにならないかなど、現場で働いている教員の意見をお聞きして慎重に判断する問題だと考えておりますので、現場の意見も聞いていきたいというふうに考えております。 ○議長(平林寛也君) 上田議員。 ◆7番(上田治美君) 法律はもう決まりましたので、先の話ということではないと思うんですけれども、国のほうは、先ほど言いましたように年始めから6月、10月の忙しいときに時間をさらに延長して働いてよろしいと。そのかわり暇になる夏休みに、まとめどりしてよろしいと。こういうことだから平均して8時間を確保するからいいじゃないかと、こういうことなんですけれども、夏休みだって先生方はいろんな研修があって、なかなかそういう状態ではないというのが現場の話のようです。  それもそうですけれども、毎日毎日働いた疲労を、例えば6月いっぱい一生懸命働いて、へとへとになったと。その休みのかわりを7月のときにまとめて休みをとったらいいから、それまで辛抱しなさいというのは、これは人間の体として、それができるかどうかと。これはもう非常に問題があるわけです。  ですから、そういう点でやっぱり村としても先生方の健康が維持されなければ、子供たちに対して立派な教育というか、一人一人の子供に身を注いだ教育というところに、先生方が疲労しておればなかなか目が行かないということだから、子供を大事にするという観点に立てば、この法律はちょっと待ってくださいよというふうな考え方に僕はなると思うんですけれども、そういう点でやっぱり子供を第一に考えるということで、村が条例をつくってそれを運用すると、こういうことですから。国がこういうふうにしなよと言っても、村がつくる条例はこれですよということで、やっぱり一定のことを村としても考えておいてもらわなければいけないのではないかなというふうな感じがするんですけれども、村長いかがですか。 ○議長(平林寛也君) 村長。 ◎村長(平林明人君) これ教育委員会のほうから出てきた時点でですね、私は考えさえていただきたいというように思います。 ○議長(平林寛也君) 上田議員。 ◆7番(上田治美君) それはそういうことだと思います。形としてはね。けれどもやっぱり、いつも子供は宝だと、こういうように村長おっしゃるわけですから、出てきたときに俺はこうだよということをやっぱり今から腹の中にしっかり入れてもらって、これはそんなもの、子供は宝だ、大事にするということにちょっと違うんじゃないかということだったら、俺はそれにオーケーは言わないぞと。新しい制度で村長はやっぱり最終権限者ですから。ですから、村長はそういう最終権限者として、そういう気持ちをしっかり持っておくということが子供の将来のためにも、それは強いて言えば村の将来のためにもなることですので、ぜひお願いしたいと思います。そういうことでお願いをします。  次に、全国首長九条の会の問題についてお尋ねしたいと思います。さきの参議院選挙で市民と野党はですね、統一政策13項目を確認して共闘して戦って大きな成果を上げることができました。野党共闘が真っ先に掲げた政策は、安倍政権が進めようとしている憲法改正、とりわけ第9条改正に反対し、改憲発議そのものをさせないために全力を尽くすことでした。  こういうことで戦った結果ですね、安倍政権のもとでの改憲に有権者の皆さんはノーの審判を下して、改憲勢力3分の2の確保を許すことはしませんでした。これが参議院選挙の結果であります。  しかし、安倍政権はその国民の審判を無視して、改憲策動を強めております。そういう中で、11月17日、現職と元職を含む131人の首長の皆さんが参加をして、全国首長九条の会が結成をされました。この結成総会のアピールは、全国の住民と最も密接な行政機関の長として、住民の生命、財産を守る仕事にかかわっている首長とその経験者による全国首長九条の会の発足は、9条を守れという国民多数の意思を体現するものであると考えます。各地、各分野で奮闘されている草の根の運動と連携し、平和国家日本を後世に引き継いでいくために、所属や立場、信条の違いを超え、憲法9条擁護の1点で手を携えた運動、世論づくりを進める所存ですということで、全国の首長に対してこの趣旨に賛同し、一員に加わっていただきたいと呼びかけております。  きょうの新聞を見ますと、共同新聞の全国世論調査で安倍首相のもとでの改正に反対が、1カ月間で5.2ポイント増加をして54.4%となっております。ですから、安倍総理のもとでの憲法改正はだめだという声が日々日々強まってきているわけです。  村長はいつも戦争はいかんと述べておられますし、被爆者国際署名にも署名なさっております。この呼びかけに応えて全国首長九条の会に加盟していただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 ○議長(平林寛也君) 村長。 ◎村長(平林明人君) 私は今その時期ではないというように考えております。ですので、今のところ参加はできません。 ○議長(平林寛也君) 上田議員。 ◆7番(上田治美君) 呼びかけの趣旨はどうでしょう。 ○議長(平林寛也君) 村長。 ◎村長(平林明人君) 趣旨は尊重します。戦争はいけません。それだけです。 ○議長(平林寛也君) 上田議員。 ◆7番(上田治美君) 村長のおっしゃる時期がどの時期がよくわかりませんけれども、今の時期を逃すと、安倍さんがこの間の臨時国会が終わった段階で、私の手でなし遂げたいと言っているわけですよね。総理は憲法を守る義務はあっても変える権限というのはないんです。憲法を変える権限というか、その発議は国会議員がやるんですよね。それに対して国民が国民投票をやって、それを決めるわけです。総理が私の手でやりますなんて、これはとんでもない話で、権限は何もないんですよ。むしろ守らないといけない義務を背負っているわけです。そういう人が今まだ残り2年わずか残っていると、こういうこと。その間にやろうとしていると。このときにこれを阻止しなければいつ阻止するか。今がその時期なんですよ。ですから、村長、失礼な言い方で申しわけないが、今その時期でないじゃなしに、今がその時期だから私が率先して入りますというのが、僕は戦争をやってはいけないという村長の気持ちを率直に述べられることだと思うんですけれども、いかがですか。 ○議長(平林寛也君) 村長。 ◎村長(平林明人君) 村議会でやる要件じゃないような気がします。また、この議会じゃなくて、2人で話しましょう。 ○議長(平林寛也君) 上田議員。 ◆7番(上田治美君) よろしいでしょう。村長、もう1回やるって頑張っておっしゃるわけだから、僕ももう1回やってほしい。そのためには俺は九条の会に入って平和を守るんだと、だからあと4年間頑張るから皆さん頼みますよと、こういうことで、やっぱりこれが今その時期だと思いますので。ここの場でやるのはどうかと、それは何となくわかりますけれども、気持ちはそういうことですので、ぜひやっぱり憲法を守ると、こういうことで、村長はやっぱり村の長として、ここにも書いていますように、一番やっぱり身近な長として、しかも松川村の皆さんは本当に平和を愛して憲法をどうしても守ってほしいというのが圧倒的だと思いますので、圧倒的といったら何割か知りませんけれども、5割6割の人は少なくともそう思っておりますので、ぜひよろしくお願いしたいと思います。余りくどく言うとあれですので、一応これで終わります。 ○議長(平林寛也君) これで、政治姿勢についての質問を終わります。  続いて、質問事項、国保についての質問を許します。上田議員。 ◆7番(上田治美君) 先日、新聞を見ておりましたら、国のほうでは2020年度から国保会計へ独自に公費を、一般繰り入れですね、やっている市区町村に対して、新しく昨年度からの制度の中で、保険者努力支援制度というものがありますが、それに基づいて一般会計から繰り入れているところについては交付金を減らす措置を実行すると、こういうことが書かれておりました。  しかしながら、一方で、高過ぎる国保税の負担を軽減させる公費導入、一般会計繰り入れについてはペナルティーをかけますけれども、自治体が子供や生活困窮者などの国保税減税に充てる公費導入にはペナルティーはかけませんよということになっているわけなんです。そういうことですから、子供の均等割部分の減免を行う自治体がふえてきているんですよね。これは前回もお話ししました。  そういうことで、やっぱり国は一般会計の繰り入れをやめろやめろと言うけれども、国民のやっぱり根強い抵抗によってですね、生活困窮者、子供に対する国保税減免はやってもよろしいよと、こういうことになっておりますので、3月議会のときにも均等割の減免をお願いしました。消費税が10%に引き上げが強行されまして、子育て中の家庭のやりくりは大変な状態です。改めて子供の均等割部分の減免をお願いしたいと思うんですけれども、いかがでしょうか。 ○議長(平林寛也君) 住民課長。 ◎住民課長(宮澤政洋君) 子供の均等割につきまして、減免制度を導入することは、今の現行制度のもとでは、その財源を被保険者で負担するということになります。一方、税の減免に関しましては、今の現行の制度なんですが、災害その他特別の事情がある場合に個々の状況に応じて判断するものということで理解しておりまして、一定の事由に該当するということを理由として、一律かつ無条件に税負担を軽減するというような措置は、やはり公平性の面からちょっと慎重に検討する必要がございます。  議員御提案の子供の均等割軽減につきましては、そもそも個別の市町村が導入するというのではなくて、子育て支援を含めた社会保障全体を国レベルで議論して、制度として導入されるものだというふうに考えております。  ですが、この件につきましては、議員おっしゃいましたが、今年の3月議会の定例会で検討するということで答弁しております。ですので、今後の国保運営協議会におきまして、納付金の動向や基金の活用などを見ながら、令和3年度以降の税率改定の部分も含めまして検討をさせていただきたいと思います。以上です。 ○議長(平林寛也君) 上田議員。 ◆7番(上田治美君) 前回も申し上げました。それ以後、先ほど言いましたように消費税が上がったりという形で、貧富の差がどんどんやっぱり拡大されていて、子育てをしている親の家計負担というのは年々やっぱり厳しくなってきております。そういうことを、災害と言ったら言葉は悪いですけれども、要するに非常事態と、こういうことで判断をして、その場合は減免してもよろしいよというのが、これは国保の精神なんですよね。その法律を利用、利用と言ったら言葉は悪いですけれども、それをそういう場合に適用して、そして子供の均等割を減免するという市町村がふえてきているというのが今の社会状況なんです。ですから、そういうことをぜひ考慮していただいてですね、今度の国保運営協議会のときにもやっぱり、そういうことが皆さんの声が反映されるように、村のほうとしてもぜひ検討していただいてというふうに思います。  一番いいのは、そういうことだから村のほうの提案として子供の分については免除しますということで、審議会の皆さんによろしくお願いしますと、こういう諮問を出してもらうと一番ありがたいなと、こういうことなので。言わんとしていることはわかっていただけると思います。何も全部が全部ということじゃなしに、やっぱり子供を大事にするという意味で、多いところはもう全面的にそういう均等割を廃止しているところもあるわけですから、少なくとも子供の部分だけでもいいですから、とりあえず減免していただきたいということをお願いしまして、終わります。村長ひとつ決意のほどをよろしくお願いします。 ○議長(平林寛也君) 村長。
    ◎村長(平林明人君) 打ち出の小づちが欲しいです。以上です。 ○議長(平林寛也君) 上田議員。 ◆7番(上田治美君) 打ち出の小づちは村長が持っていなくても、安倍さんのところへ行く機会はありますから、いくらでも借りてきたらあると思いますので、ぜひよろしくお願いします。終わります。 ○議長(平林寛也君) これで、国保についての質問を終わります。  以上で、7番上田治美議員の質問を終わります。  ここで、15時25分まで休憩します。                                  午後 3時07分 休憩                                  午後 3時25分 再開 ○議長(平林寛也君) 再開します。続いて順位5番、10番矢口あかね議員の質問事項、災害ボランティアのススメの質問を許します。矢口議員。 ◆10番(矢口あかね君) 本日の最終質問者になります。まず初めに、自分で作成した通告書ですが、誤りが1カ所ございましたので、おわびして訂正をお願いしたいと思います。最下段にあります(3)、神代断層地震の「代」の字が誤っております。訂正をお願いいたします。  それでは、よろしくお願いいたします。10月12日に発生した台風19号は、各地で甚大な被害をもたらしました。県内でも5名の方が亡くなり、負傷者は144名、浸水世帯は延べ8,000を数えます。改めて犠牲になった方とその御遺族並びに被災者の皆様にお悔やみとお見舞いを申し上げます。  県内の被災地では、この2カ月で延べ7万人を超すボランティアが活動したということで、先週の13日金曜日が今年最後の平日ボランティア受け入れとなったようです。被災した住民は、「1、2カ月間は夢中で復旧をやってきた。励みになったのは、皆さんが日本中、世界中から来て助けてくれたのがうれしくて力になった」と話していました。  私も今回、何とか被災地に赴き、自分の目で見て、自然の猛威の前に私たちはなすすべがない、ならばどう備え、どう動くべきかということを自分の中で実感したく、二度ボランティアバスに参加させていただきました。おかげで、3番議員の質問にもございましたが、行かなければわからないことを多く知ることができました。何より受け入れ先の被災者の状況は、テレビ、新聞等の報道では想像がつかないものでした。毎年行われる防災訓練も、行政や区の役員が苦労して計画しているにもかかわらず、形骸化は否めず、“いつか来る天災だ”といくらおどされてもぴんと来ません。  昭和30年代の乳川、芦間川の氾濫と、40年代の高瀬川の決壊以降、大きな災害のない松川村にとって、災害ボランティアは平穏に暮らしている我々が受けることのできる数少ない災害教育ではないでしょうか。ましてや今回は長野市内の千曲川越水、決壊という、すぐ近くで起きた自然災害です。本日の一般質問は、このような観点でお伺いをしてまいります。  さて、このたびの被害による全国から派遣された自治体職員は、11月21日時点で4県10市町に累計564人だそうです。総務省に災害マネジメント総括支援員として登録された職員で、今回で4回目の派遣となりました。さらに対口支援、カウンターパートと呼ばれる要員を9,061人派遣。阪神淡路大震災から25年がたち、支援の偏りがないよう、被災自治体と支援する自治体をペアにするという当時にはなかった自治体間の応援の枠組みができているようです。  お聞きいたします。これまでの村からの派遣体制はどのようになっているでしょうか。また、今後の予定がわかればお聞かせください。 ○議長(平林寛也君) 総務課統括課長補佐。 ◎総務課統括課長補佐(中村彰君) 今回、私のほうで取りまとめをさせていただきましたので、答弁のほうをさせていただきます。  長野県の市町村災害時相互応援協定、これに基づきまして応援の派遣依頼が来ましたので、被災地支援に行ってきたといったところでございます。まず1回目ですけれども、10月17日から23日まで、場所は飯山市のほうへ行っております。被災地の活動支援ということで、内容とすれば災害ごみの搬出、それと運搬作業、最終日には被害家屋の調査ということでございます。人数として延べ人数で24名派遣をしてございます。  続いて、長野県の災害対策本部ボランティア担当班の依頼で、長野市へ1名を派遣してございます。10月26日から28日、村のマイクロバスで現地へ行きまして、ボランティアさんを輸送しているといったところでございます。1名2泊3日で派遣をしてございます。  続いて、社会福祉協議会の相互応援協定、これによりまして、村の社協から村のほうへ依頼がございました。期間は10月26から28、11月3日から5日、11月13日から15日と計9日間でございます。場所につきましては、初めは須坂市、続いて長野市といったところで移ってきております。内容とすればボランティアセンターの運営の補助をしてございます。延べ9名の派遣をしたところでございます。  今後につきましては、そういった今要請などがございませんので、派遣予定はありません。 ○議長(平林寛也君) 矢口議員。 ◆10番(矢口あかね君) 今、大きく3回派遣されており、合計が恐らく間違っておりませんでしたら34名ということでお聞きしました。派遣された職員の所感をお聞きしたいのですが、この本会議場にも派遣された方が複数おいでだと聞いております。また、派遣された時期も異なるでしょうから、それぞれお聞きできれば村民にとっても大変意義があります。よろしくお願いいたします。 ○議長(平林寛也君) 税務課長。 ◎税務課長(山田渡君) では、ただいま管理職でも何名か災害地の被災地支援に参加させていただきました。まず私のほうから所感を述べさせていただきたいと思います。私、飯山市のほうへ被災地支援を行ってきました。状況といたしましては、千曲川沿いにございます飯山市役所周辺の地域一帯で被災がありました。床下浸水、床上浸水が見られました。  その中で、私は要請期間の最終日でございます10月23日に、罹災証明書のもとになる家屋調査の一次調査として、浸水の範囲、また高さなどの状況調査を行いました。通常、家屋調査といいますと、新築ですとか増築に伴いまして家屋の評価額を決めるわけでございますけれども、被災者の皆さんが泥の搬出や被災ごみの搬出、片づけを行っている中、被災の当時の状況を伺いながら調査の手伝いを行いました。一日でも早く通常の生活への復旧を進める中、被災の悲しみや復旧の苦労がじかに伝わる貴重な体験となりました。 ○議長(平林寛也君) 住民課長。 ◎住民課長(宮澤政洋君) 私のほうから報告ですが、最初の統括でも言いました10月の17日から23日の間で、10月の17日と20日の2日間、飯山市へ行ってまいりました。内容は先ほど統括が申し上げましたが、災害廃棄物を仮置き場へ搬送するという作業でございました。  やはり、感想なんですが、テレビではやはりうまく伝わっていない、たまった泥ですね、何と言ったらいいかわからないような、ぬるぬるとしたような泥と、あとちょっと鼻につくにおいという中で、水分を多く含んでいるごみが出されているんですが、それを重いながら悪戦苦闘しながらトラックへ積んで仮置き場へ搬送するという、結構体力の要る大変な作業でありました。  休みは昼休みのみでずっと作業をやっていたんですが、やはりごみが徐々に片づいてですね、17日に行ったときと20日に行ったときとは、もうまるっきり風景が違いまして、ごみがもうほとんど片づいてきれいになっているという状況を見たら、やはり私としても結構疲れたんですが、充実感がありまして、被災者のために少しは役に立てたのかなというふうに感じました。  やはり住民課というところは廃棄物の担当をしておりますので、災害廃棄物への対応ということが一応関心がありまして、今回の派遣に参加した経過もございます。やはり短い期間ではありましたが、仮置き場の運営など現場を見ることができたということは、いい経験であったり、勉強になった部分もございます。今現在、災害廃棄物の処理計画、村の関係も策定中ではございますが、この教訓を生かしていきたいというふうに思っております。以上です。 ○議長(平林寛也君) 総務課統括課長補佐。 ◎総務課統括課長補佐(中村彰君) 私も職員を取りまとめておりましたので、初日に私も防災担当として行ったほうがいいかなと思いまして、よければ自主的に参加をしていたところだと思います。状況は、税務課長が申したとおりでございました。ただ、やはり市役所の1階も水没していて、大変な状況を見てきました。市の担当の方から指示をいただいたので、それの災害ごみの搬出、運搬を、初日は松川村と池田町、大町市がグループになって片づけを行ったところでございます。  ボランティアはやっぱりしてあげるという活動ではなくて、目の前にあるごみなどを淡々と、与えられる仕事を黙々とやってきたと。9時から、1時間お休みいただきましたが、午後5時までやりました。大変なれないこともありまして疲れたところもあったんですが、多少でもお役に立てたのかなと思います。やればやっただけ、ごみがなくなってきれいになっていくわけですけれども、まだまだ初日でしたので、これをまた皆さん、派遣期間はしっかり村として協力していきたいというふうに思ったところでございます。 ○議長(平林寛也君) 福祉課長。 ◎福祉課長(原勇一君) 私も10月の17から19日の3日間、飯山市のほうに行ってきました。飯山市は先ほど議員さんからありましたように、内水氾濫ということで、千曲川に出られない水が押し寄せてきたということで、見ると目の高さぐらいまでの浸水、壁とかに跡が残ってございました。  その中で、今、課長のほうからありましたように、災害ごみの片づけを行ってきたわけでございますが、ごみにつきましては、ありとあらゆるものがありました。もちろん家の中で浸水被害に遭った家具や畳、電化製品、本等の書物、あと台所用品が多いわけでございますが、その中に各家庭、商店、工場等の軒先ですとか、外に置かれてあったと思われる古いタイヤですとか、古い電化製品、あと木材の多さに非常に驚きました。これにつきましては、ふだんより小まめに処分していれば、このような災害のときにごみも減るのではないかなと、自分の家の周りも片づけなくてはなと非常に感じました。  個人といたしましては、近年の異常気象がこのような原因だとよくニュース等で言われておりますので、一人一人ができること、小さな積み重ねが大きな変化につながるように心がけていきたいと感じてございます。あと仕事のほうにつきましては、災害に弱い方、福祉を担当してございますので、そのような方々が適切な時期に適切な場所へ安全に避難することができるよう、関係各機関と連携をとって有事の際に備えていきたいと感じております。以上でございます。 ○議長(平林寛也君) 矢口議員。 ◆10番(矢口あかね君) 皆様、大変お疲れさまでした。報告いただきました貴重な体験を今後どのように村のために生かすことができるのか、また派遣されなかった職員へどのように伝え、生かしていくのかをお聞きします。 ○議長(平林寛也君) 総務課統括課長補佐。 ◎総務課統括課長補佐(中村彰君) 今回は個人的な活動をして、職員派遣という形でございました。今、各課長が申した以外にも職員何人も行っておりまして、やはり現場でしか知り得ない経験ができたですとか、次は個人的にボランティアに参加したい、そういった意見もございました。  職員につきましては、職員災害初動マニュアルにあるとおりですね、迅速かつ適正に行動できる体制をとってございます。やはりこれらを踏まえまして、今回の経験がそれぞれが担当する部署でリーダーシップがとれるものだと、そういうように考えております。  また、その中で今後ですけれども、社協、またボランティアセンターとも連携をしていきたいと思っております。 ○議長(平林寛也君) 矢口議員。 ◆10番(矢口あかね君) 被災直後から現在までの2カ月間で状況は刻々と変化していますが、そういった復旧の進捗なども含め、貴重な職員の体験や報告を広報などでも村民に伝えてはどうかと思いますが、いかがでしょうか。また、体の不自由な方や高齢者の方たちにとっても意義のある、伝える必要のある体験であると思われます。お聞きします。 ○議長(平林寛也君) 総務課統括課長補佐。 ◎総務課統括課長補佐(中村彰君) 10月から今日までですね、新聞またはテレビ、報道で大変大きく取り上げられてきておりますので、改めて広報等で報告することは考えておりません。 ○議長(平林寛也君) 矢口議員。 ◆10番(矢口あかね君) それでは、職員間ではどんなふうに生かされていくのかというのはいかがでしょうか。再度。 ○議長(平林寛也君) 総務課統括課長補佐。 ◎総務課統括課長補佐(中村彰君) 職員には初動マニュアル当然ございますので、それぞれ担当としてリーダーシップをやはり図ってもらえるといったことで、先ほどと同じお答えになりますが、そう考えております。 ○議長(平林寛也君) 矢口議員。 ◆10番(矢口あかね君) 34名の皆さんが刻々と変わっていく状況を体験されていますので、本来ならば村民に伝えなければいけないのではないかと、行ってとても思ったところです。  広報では伝え切れないというのはわかります。ですが、機会があれば、34名の方が個々でいろんな方に伝えていくというのは、もちろんあるんでしょうが、ぜひとも現地に行ったんだと、こういうことをしてきて、こういうことがあって、こんなふうに感じたんだとということを村民に知らせる、どこかで知らせていただくような機会を設けていただきたいと思っておりますが、再度お聞きします。 ○議長(平林寛也君) 総務課統括課長補佐。 ◎総務課統括課長補佐(中村彰君) 今回、この台風19号もありますし、その前には神城断層地震の関係でも行っております。少しさかのぼると東日本大震災においても何人か長い期間行っていたり、熊本地震にも行っております。そういった中で、職員には職員研修ということもございますが、その中で発表した課長等もおりますので、そういった中でもそういった意識を高めていけたらと思っております。 ○議長(平林寛也君) 矢口議員。 ◆10番(矢口あかね君) 今回は一級河川の越水、決壊ということで、今までの状況とも大変違うと思いますので、折を見てどんどん情報を報告していってほしいと思います。  万が一災害に見舞われたとき、CBO、コミュニティ・ベースド・オーガニゼーションと言われる地元行政や社協の主体性なくして円滑な立ち上げは難しいので、平常時から連携し、災害時には協働してボランティアセンターを構築するために、今回の経験を十分生かしてほしいと思っております。  次に、東日本大震災以降、全国的に被災地域への復旧の手助けとして、個人がボランティア活動に参加する機運が高まっています。古くは1923年、大正12年9月1日の関東大震災において、当時の東京帝国大学の学生が上野公園などで被災者の救援に当たったそうです。  まもなく25年がたとうとしている1995年、平成7年1月17日に発生しました阪神淡路大震災で、延べ137万7,300人のボランティアが全国から駆けつけ、ボランティア元年という言葉を生み、この年の7月、政府の防災基本計画が改定され、防災ボランティア活動の環境整備や、ボランティアの受け入れに関する項目が設けられました。  また、同じ年12月の閣議了解により、毎年1月17日を防災とボランティアの日、1月15日から21日を防災とボランティア週間とすることが決められました。さらに、その12月の災害対策基本法の改正により、ボランティアという言葉が我が国の法律に初めて明記されたということです。  さて、お聞きします。災害ボランティアに参加する方法として、一般的にどのような方法がありますか。 ○議長(平林寛也君) 福祉課長。 ◎福祉課長(原勇一君) ボランティアの参加でございますが、ボランティアにつきましては、自発的な個人の意思で行うものということでありますので、個人で直接被災現場のボランティアセンターに行くのが一般的であります。今回のように身近な地域での災害等につきましては、社協等で参加者を募ってグループで行く場合もございます。ただ、災害直後の混乱した現場につきましては、個人で行くと受け入れ側の負担にもなりますので、しっかりボランティアセンターが立ち上がり、受け入れ体制が整ってから行かれるのが活動がスムーズにいきます。 ○議長(平林寛也君) 矢口議員。 ◆10番(矢口あかね君) 平成26年11月22日に発生しました白馬村の神城断層地震では、最大震度6弱を記録し、甚大な被害を及ぼしました。その際、同僚議員と自家用車で現地のボランティアセンターで活動に参加したのですが、たしか加入せずにおりましたが、ボランティア活動保険というものがあります。これについて、加入の必要性や保険料、保障内容などなどをお聞きします。また、補助がありますが、それについても御説明願います。 ○議長(平林寛也君) 福祉課長。 ◎福祉課長(原勇一君) ボランティア保険につきましては、ボランティアの活動中の事故、けが等を保障するものでありますので、必ず加入をいただきたいと思います。特に災害現場につきましては危険な箇所も多くございます。また、水害等の場合は感染症という危険も非常につきまといます。加入につきましては、極力ボランティアに参加する前に居住地の社会福祉協議会に手続をするようにお願いいたします。これにつきましては、被災地へ向かう際の移動時のけがも対象になること、あと被災地のボランティアセンターの事務を軽減できるということから、事前加入をお願いしたいと思います。  あと保障の内容でございますが、保険には基本タイプと天災タイプというものがございまして、台風などの風水害は基本タイプでも保障されますが、不測の事態に備えまして、地震、噴火、津波によるけがも保障される天災タイプへの加入を社協のほうでは勧めてございます。プランにはそれぞれ保障金額が違うAプランとBプランがございまして、先ほど言いましたように社協では天災タイプのBプランというものに加入をしてございます。掛金は720円ですが、ボランティアセンターから150円の補助がございますので、個人負担は560円となります。  なお保障内容でございますが、死亡保険、あと後遺障害保険がAプランが1,040万円、Bプランが1,400万円まで保障になります。入院の保険の日額でございますが、Aプランが6,500円、Bプランが1万円。入院中の手術、Aプランが6万5,000円、Bプランが10万円。外来の手術がAプラン3万2,500円、Bプラン5万円。通院保険の日額がAプラン4,000円、Bプラン6,000円と。あと葬祭費用がそれぞれ300万円、賠償責任は5億円までとなってございます。  なお掛金でございますが、基本タイプのAプランが350円、Bプランが510円、天災タイプのAプランが500円、天災タイプのBプランが710円で、それぞれ全てボランティアセンターのほうから150円の補助がございますので、150円分安くなるということでございます。  あと、保障期間でございますが、4月1日から3月31日でございまして、途中加入の場合も3月31日が最後となります。以上でございます。 ○議長(平林寛也君) 矢口議員。 ◆10番(矢口あかね君) とても細かく説明していただきました。当時は認識のなかったボランティア活動保険の整備や、現地での作業の割り振り、作業のマッチングなどボランティアセンターと連携が密接になり、より効率的に行われていると感じます。  これまでに村社協が募集するボランティアバスの台風19号関連の運行状況はどのくらいありますか。また、参加者の性別や年齢などの状況をお聞きします。 ○議長(平林寛也君) 福祉課長。 ◎福祉課長(原勇一君) 松川村社協によりますボランティアバスは、11月12日の火曜日、11月28日の木曜日、12月12日の木曜日の3回実施してございます。それぞれ人数でございますが、11月12日、男性3名、女性5名、職員2名。11月28日の木曜日、男性8名、女性3名、職員3名。12月12日の木曜日、男性5名、女性3名、職員2名でございます。合計ですと男性16名、女性11名、職員7名でございます。あと、年代につきましては、合計でございますが、30歳代が1名、40歳代が2名、50歳代が5名、60歳代が11名、70歳代が8名です。この数字につきましては、職員分を抜いた一般の方の参加の人数でございます。 ○議長(平林寛也君) 矢口議員。 ◆10番(矢口あかね君) 全部で3回募集があって、16名、11名に職員の方が7名ということで、34名だと思われます。例えば池田町は住民主導で11月末の時点で合計9回のボランティアバスが運行されたと聞きました。そのうちの1回に同乗させていただき、一緒に活動させていただいたわけですが、元気な60代、70代の方たちが先頭に立ってバスの運転なども買って出ていました。社協の職員は1名で足りるくらい複数回の参加者がおいででした。このあたりも災害に対する住民の意識が大きく異なると感じました。  池田町は特別なのかもしれませんが、こういう熱心な住民のいる自治体が近隣で存在する中、ここ松川村での災害ボランティア活動がやや消極的ではと感じてしまうわけですが、このあたりを村としてどう捉えていますか。また、休暇をとってボランティアに参加した職員はどのくらいいるかお聞きします。 ○議長(平林寛也君) 村長。 ◎村長(平林明人君) 議員にお答えをするのに、ちょっと隣近所の町村と比べて松川村が少ないという、その言葉は私は聞き捨てならないんです。それぞれの市町村、それぞれ精いっぱいの努力をしております。そういう中でですね、その言葉はちょっと聞き捨てならないので、もう1回お聞きをしたいと思います。 ○議長(平林寛也君) 矢口議員。 ◆10番(矢口あかね君) なぜそういう感じを受けたかといいますと、私も連日の新聞報道やテレビで、いても立ってもいられない、何とか現地でできることはないかと感じたので、社協に問い合わせたところ、本当に行く回数が少ないので、正直それに合わなかった。真ん中の2回目の日程が合ったので、2回目には乗車させていただきました。今回すごくありがたかったのが、池田町さんにお願いをしたら快く引き受けていただいて、池田も松川もない、一個人でできることはないかと思って伺いました。本当に快く皆さん乗車させていただきましたし、もう皆さんベテランぞろいでしたので、ボランティア作業のやり方まで教わるといういい学びができました。  もちろん池田町のバスに乗せていただくだけでは問題ですし、1回行ったぐらいで何もかもがわかるとも思っておりませんでしたので、その次に松川村のバスに乗ることが、幸運なことにできました。  ということで、村長の反問権のお答えになっているかどうかわかりませんが、それを踏まえて私の質問にお答えください。 ○議長(平林寛也君) 村長。 ◎村長(平林明人君) 先ほども申し上げましたけれども、それぞれ市町村、精いっぱい努力をしておるわけです。松川村が3回しか行かなかった、職員が三十何名ですか、最初から要請をされているのには精いっぱい努力をしております。村バスも運転手つきで出しております。そういう中で、それぞれの市町村いろいろあるから、少なかったの多かったのということはちょっとやめていただいて、精いっぱいの努力はさせていただいているということで御理解いただきたいと思います。 ○議長(平林寛也君) 矢口議員。 ◆10番(矢口あかね君) 村長のおっしゃっていることもよくわかるんですが、村の職員は十分、おそらく34名、私もほかの近隣のところも多少伺いましたところ、松川村はすごいという声も聞いております。職員の派遣については、それが十分かどうかはわかりませんが。今回質問しているのは、村民について、もっと村民を、言葉が適当ではないかもしれませんが、もっと危機感を感じさせて、あおるというんですか、触発してほしい。そういう意味でボランティアバスの運行が少ないのではないかと、そういう誘導が行政としてもう1つ、職員が34人行ってくださったのは十分ありがたいですし、次回につながることだと思っております。  ただ、住民はどうなんでしょうというところでお聞きしていますので、再度伺いますが、ボランティアに個人で参加された職員の数、多分お調べいただいておりますので、お答えください。通告にもあります。 ○議長(平林寛也君) 総務課統括課長補佐。 ◎総務課統括課長補佐(中村彰君) ボランティア休暇をとっての参加者はおりませんが、あとは個人での参加となりますので、その辺は把握しておりません。 ○議長(平林寛也君) 矢口議員。 ◆10番(矢口あかね君) それでは、聞いた部分でお答えというか、私の耳に入っている部分では、職員の方もいても立ってもいられずに現地に連れていけという奥様にお尻をたたかれてというんでしょうか、御夫婦で参加された方もおいでですし、女性が1人で参加された職員もおいでだというふうに聞いております。できれば村長、個人で参加された職員をもっとやっぱり把握されてねぎらうべきではないかとつけ加えさせていただきたいと思います。  続いてお聞きします。いつここ松川村で自然災害が発生し被災するかもわからない近年の異常気象を踏まえ、現地でのこの活動に参加することによって災害の恐ろしさを学び、参加者とともに協力し合う時間を個人が共有することによって、村民が災害を正しく恐れ備えるという災害教育、危機感を持ちにくい環境にある松川村民にとって必要な学びではないかと考えますが、これについてはどうお考えでしょうか。お聞きします。 ○議長(平林寛也君) 福祉課長。
    ◎福祉課長(原勇一君) そのことにつきましては、議員さんのおっしゃるとおりだと思います。テレビ等で伝えられる情報につきましても、正確に伝えてきてございますが、実際の、私も行きましが、被災現場を目の当たりにしまして感じることのほうが圧倒的に多くあります。それが自分自身の災害に対する考え方、備え方等の変化につながってきていることも事実でございますので、できれば多くの方に行っていただきたいとは思っております。 ○議長(平林寛也君) 矢口議員。 ◆10番(矢口あかね君) 現地のボランティアセンターやサテライトに派遣された社協の方の話では、女性のボランティア参加者が多いのが意外だったと伺いました。新聞やテレビで見る限り、自分が行ってできることがあるのだろうかとか、トイレ事情はどうなっているのかなど、二の足を踏む方、私もそのうちの1人でしたが、実はとても多いのではないかと思われます。  そういった現地での活動に不安を感じている、特に女性や子供でも可能な活動があることを具体的に防災無線や回覧などで急ぎ伝え、いても立ってもいられない村民の背中を押しませんか。より具体的な作業内容を示し、装備や準備したほうがいいものは何か、現地のトイレ事情など、情報を周知するともっと敷居が低くなり、被災地ボランティアに参加しやすくなると思われます。  ちなみに、御一緒した60代の女性お二人は既に2回目の参加で、そのうちのお一人は今年最後のバスにも参加されたそうです。また初めて参加した女性は、やり残し感がある、もう一度一緒に行こうと言っており、一度参加すると2回目以降の敷居はぐっと下がると思われます。  一方、ほかの地域から見えた単独参加の若い女性は、仕分けごみを乗せた軽トラックが戻ってくるまでの数十分でさえ黙々と作業をしているので、「少し休みながらゆっくりやりませんか」と声をかけると、「せっかくボランティアに来たのだから、もっとやって帰りたい」という言葉が返ってきました。本当はもっと肩の力を抜いて自分のゆとりのあるときに再度参加すればいいのだと感じました。そのくらい現地はまだまだ支援が必要な状況です。  災害教育費と言っていいのかわかりませんが、住民の自然災害に対する向き合い方を触発し、来るべきときのために備える意味において、このボランティア活動保険を補助してはどうかという提案です。  本来ボランティアは、あくまでもみずからの意思で参加し、みずからで完結するものでなければならないと、以前、北細野区のスーパーボランティアの先生に講義を受けました。保険を村費で補助するというのはそもそも違うと言われそうですが、あくまでも住民の災害教育のきっかけのためという捉え方はできないでしょうか。お伺いします。 ○議長(平林寛也君) 村長。 ◎村長(平林明人君) 先日ですね、村で交通災害共済を全村民にかけると私が申し入れをして議員の皆さんに提案をしたときに、議会の中でお二人が反対されました。御存じですよね。ですので、私は災害ボランティアについての保険をかける気はございません。 ○議長(平林寛也君) 矢口議員。 ◆10番(矢口あかね君) 9年前の交通災害共済についてですが、私も忘れもしません。互助制度ですね、あれは。お互いを助け合う、そのための保険です。それを村費で一括補助するというのはいかがなのかと、本来の保険の意味と違うんじゃないかと、そういう意味で反対をいたしました。  ですが、今回は村長もわかっておられておっしゃっているのだと思いますが、災害教育費という言い方があるかわかりませんが、150円が既にボランティアセンターからの補助が出ております。残りの560円ですね、この一番手厚い保険にしますと、これを村民の意識の高揚を図るため、災害教育費としてきっかけづくりの費用として補助はされないかという、私自身も行ってみて初めて感じた補助、交通災害共済とは全く別物だと考えております。お答えください。 ○議長(平林寛也君) 村長。 ◎村長(平林明人君) 反対されたお一人は村から補助金はいただきませんということで、個人でかけております。また、お一人の方は村の中で一緒にかけております。これはそれぞれの考え方で違うわけでありますけれども、先ほど申し上げましたようにボランティアで手助けに行っている。だから全て自分、ボランティアでやっていただきたい。私はそういう考え方です。 ○議長(平林寛也君) 矢口議員。 ◆10番(矢口あかね君) それぞれ考えがあると思いますし、村長はそういうお考えですので、恐らく新年度の予算にもこのボランティア活動保険の補助はないと思われますが、当然、ボランティアに行く人は710円を惜しんでいる人は誰もおりません。背中を押す、村は災害教育費、行って見てこいという費用を出すんだ。ここにいては、ありがたいことに本当に被害のない被災のない松川村、本当に売りになると思うんですが、そうは言ってもいつ起こるかわからない。きょうもほかに2名の同僚議員が防災に関しての質問をされましたけれども、そういう意味で必要な補助ではないかと思って提案をしたわけです。じっくりとまた、たっぷり時間はございますので、お考えいただいて、560円掛ける何人がボランティアに参加し現地に行くか、災害をこの目で見るかというふうに計算していただければ幸いです。  最後に、災害教育や災害ボランティアにおいて、住民意識を高めるために何をすべきでしょうか。また、大人よりも心も体も成長期の子供たちのボランタリー精神を啓蒙していくにはどうしたらよいか、村としてどのようにお考えかをお聞きします。 ○議長(平林寛也君) 福祉課長。 ◎福祉課長(原勇一君) まず、村民意識の関係でございますが、ここ数年立て続けに大きな災害が起こってございます。そのようなものを見たり聞いたりするたびに、防災への備えと災害ボランティアに対する意識は松川村民の方も上がっていると感じております。  あとは行動を起こすためのきっかけが必要だと思っております。それにつきまして、災害に限らず身近にあるボランティア等にまず参加してみて、それがこういう災害ボランティアに参加する1つのきっかけになるのではないかと感じているところであります。以上でございます。 ○議長(平林寛也君) 矢口議員。 ◆10番(矢口あかね君) 子供たちのボランタリー精神についてはいかがでしょうか。 ○議長(平林寛也君) 教育長。 ◎教育長(須沢和彦君) 今、ボランタリー精神ということですので、災害ボランティアに限らずなんですが、成長期の子供たちがいかにしてそのボランタリー精神等を学んでいくかということでありますけれども、多くの経験、今もそうなんですが、小中学校でも今いろんな取り組みをしております。そういったものを通して徐々にそういった機運というか、そういう精神を醸成していってほしいなというふうに考えているところであります。  特に災害の今、教育に関しましては、小学校が今年、来年と長野県の青少年の赤十字研究推進校ということで2年間取り組んでおります。やはり子供たちを指導する教職員の防災意識を高めることが最初というふうに考えまして、この8月には2泊3日で校長先生、教頭先生にそういったリーダーシップの研修会に参加をしていただいております。  そんな中で、毎年子供たち、児童会でございますが、ボランティア活動として毎月アルミ缶を集めて福祉に役立ててほしいということで、そういった活動をしているわけでありますが、今回につきましては、その収益を日本赤十字社を通じまして、この台風19号等の被災された方々へ義援金を役立ててほしいと、これは子供たちが自分たちで考えてその使い道を決めてくれたということでございまして、来週それを松川村の支部のほうへ義援金として渡したいという話が来ております。  それから中学校では、これは災害ではありませんけれども、生徒たちは毎年ボランティア、これもボランティアでありますけれども、ちひろ美術館のほうへ行って、それぞれ活動しているわけでございます。もう20年の実績がございます。今年は全校生徒250名のうち7割以上の子供たちが、生徒が完全に自由意思で参加しているということで、やらされているんじゃなくて、自分から自分が何をするべきかということで、そちらのほうへ参加もしております。  そういったことで、将来子供たちがいろんな場面で、またいろんな状況の中で今自分は何ができるとか、何をすればいいのかということをそれぞれ自分で判断できるような大人になってほしいなというふうに思っております。  これはボランティアに限ったことではございませんが、人に指示をされて、ここへ行かなければボランティア精神は醸成できないよじゃなくて、自分から、例えば大人になったときに災害ボランティアに行って頑張りたいと、もちろんこれは喜ばしいことだと思いますが、どこかへ行かなければそういうものが身につかないとか、精神が養えないということではなくて、ぜひそんな子供になってほしいなと思っております。そんな機会をまた与えてあげたいと思っていますし、大人になったときにボランティアへの補助金がなければ俺は行かないよなんていう大人にならないように、しっかりと育てていきたいなというふうに自分は思っております。以上です。 ○議長(平林寛也君) 矢口議員。 ◆10番(矢口あかね君) 教育長の最後のお言葉ですが、もちろん災害ボランティアに活動されている方、ボランティア保険の補助がなければ行かないよなんていう方は間違ってもこの村内にはいないと思っております。  現地では、長野大学の学生は毎日どこかで見かけたと聞きますし、サッカーチームの団体が親子で来ていたり、ワンボックスカーで家族で参加していたりと、みな思い思いにボランティア参加しています。また、11月28日の作業の際には、20人ほどの韓国の学生たちが1週間ほど農作業ボランティアに来ている場面に遭遇しました。まだ収穫されていないリンゴの木の根元の泥をかき出す作業に精を出していました。国家間では芳しくない状況が続いている中、頭が下がります。広島から軽トラで1人でやってきた男性、東京から2泊3日で来た女性などなど。  私たちが派遣されたところは決壊現場から歩いて5分ほどの浸水状況が甚大な地域で、家屋の外壁は2メートル近くの高さに泥のしみがありました。千曲川の堤防を上がり見回すと、決壊箇所は緊急修復されており、私たちボランティアのメンバーは、堤防の上から向こう岸を見るのですが、河川は遠く見えず、堤防から河川まではリンゴ畑が続いていました。そのリンゴ畑も一面を泥が覆い、既に地割れが起きていて、木にはリンゴの実がたわわについたままでした。余りに堤防から河川が遠く、この状況で一気に水がリンゴ畑に浸水し、堤防を乗り越え越水、決壊し、その水がさらに住宅地を高さ2メートル近くも満たすとは、誰が想像できたでしょうか。  ボランティアを受け入れる被災者の多くは女性です。男性は日中既に仕事に戻っているか、別の復旧作業に出ているのか、あるじの妻がボランティアにしてほしい作業を指示します。二度目に行った先はお寺で、若い住職夫妻がおいででした。ボランティア側が女性であれば、説明しづらい作業を要望できるかもしれません。ボランティアは力仕事ばかりではないのです。  今後は赤の他人だからできる愚痴や相談など傾聴もボランティアに望まれるかもしれません。小中学生が積極的に現地に赴き、災害状況を自分の目で見て想像することが何よりの災害教育になるのではないかと思っております。高校生ならばなおのことです。自分の身を自分で守れる賢い大人になれるようにどうぞお導きください。  最後に、福沢諭吉の「学問のすすめ」の中で、福沢諭吉が勧める学問についての一節を紹介します。「学問とは、ただ難しき字を知り、解しがたき古文を読み、和歌を楽しみ、詩をつくるなど、世情に実のなき文学をいうにあらず。されば今、かかる実なき学問は次にし、専らいそしむべきは人間、普通日用に近き実学なり。」現代解釈では、「学問というものはただ難しい字を知って理解するのが難しい古文を読み、和歌を楽しみ詩をつくるなどいったような実のない文学をいうものではない。これらのような実益を生まない学問は後にしておいて、専ら専念すべきは人間の日常生活に有用な実学である」ということです。  災害ボランティアへの参加は、天災の多い日本では、実学と言えるのではないでしょうか。以上で、災害ボランティアのススメの私の一般質問を終わります。ありがとうございました。 ○議長(平林寛也君) これで、災害ボランティアのススメの質問を終わります。  以上で、10番矢口あかね議員の質問を終わります。  これで本日の日程は全て終了しました。  これにて散会します。大変御苦労さまでした。                                  午後 4時13分 散会...