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令和 元年第 3回定例会−09月19日-03号

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  1. 松川村議会 2019-09-19
    令和 元年第 3回定例会−09月19日-03号


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    令和 元年第 3回定例会−09月19日-03号令和 元年第 3回定例会            令和元年松川村議会第3回定例会会議録                                      〔第3号〕 ┌──────────┬───────────────────────────────┐ │招集年月日     │     令和元年9月19日                 │ ├──────────┼───────────────────────────────┤ │招集場所      │     松川役場議場                   │ ├──────────┼───┬───────────────┬───┬───────┤ │開閉会日時     │開 議│令和元年 9月19日 午前10時00分│議 長│平 林 寛 也│ │          ├───┼───────────────┼───┼───────┤ │及び宣告      │散 会│令和元年 9月19日 午前11時05分│議 長│平 林 寛 也│ ├──────────┼───┼───────┬───┬───┼───┴───┬───┤ │応(不応)招議員及び │議席d氏     名│出 欠│議席d氏     名│出 欠│ │          ├───┼───────┼───┼───┼───────┼───┤ │出席並びに欠席議員 │  │平 林 寛 也│ ○ │ 7 │上 田 治 美│ ○ │ │          ├───┼───────┼───┼───┼───────┼───┤ │出席11名 欠席 0名 │ 2 │梨子田 長 生│ ○ │  │平 林 幹 張│ ○ │ │          ├───┼───────┼───┼───┼───────┼───┤
    │  凡例      │ 3 │平 林   泉│ ○ │ 9 │茅 野 靖 昌│ ○ │ │          ├───┼───────┼───┼───┼───────┼───┤ │ ○…出席を示す  │ 4 │大和田 耕 一│ ○ │ 10 │矢 口 あかね│ ○ │ │ △…欠席を示す  ├───┼───────┼───┼───┼───────┼───┤ │ ×…不応招を示す │ 5 │草 間 正 視│ ○ │ 11 │小 原 吉 幸│ ○ │ │ △公…公務欠席  ├───┼───────┼───┼───┼───────┼───┤ │          │ 6 │勝 家   尊│ ○ │   │       │   │ ├──────────┼───┴───┬───┴───┼───┴───┬───┴───┤ │会議録署名議員   │   8番   │平 林 幹 張│   9番   │茅 野 靖 昌│ ├──────────┼───────┼───────┼───────┼───────┤ │職務のため出席した者│事務局長   │宮 澤 大 介│書記     │武 井 愛 美│ ├──────────┼───────┼───────┼───────┼───────┤ │          │村長     │平 林 明 人│建設水道課長 │太 田 健 一│ │          ├───────┼───────┼───────┼───────┤ │          │村長    │平 林 秀 夫│教育次長   │古 畑 元 大│ │          ├───────┼───────┼───────┼───────┤ │法第121条により説│教育長    │須 沢 和 彦│社会教育課長兼│榛 葉   晃│ │          │       │       │公民館長   │       │ │明のため出席した者の├───────┼───────┼───────┼───────┤ │          │総務課長   │白 沢 庄 市│総務課統括課長│中 村   彰│ │職・氏名      │       │       │補佐     │       │ │          ├───────┼───────┼───────┼───────┤ │   全員出席   │税務課長   │山 田   渡│営農支援セン │高 山 重 典│ │          │       │       │ター事務局長 │       │ │          ├───────┼───────┼───────┼───────┤ │          │会計管理者会│池 上   茂│       │       │ │          │課長    │       │       │       │ │          ├───────┼───────┼───────┼───────┤ │          │住民課長   │宮 澤 政 洋│       │       │ │          ├───────┼───────┼───────┼───────┤ │          │福祉課長   │原   勇 一│       │       │ │          ├───────┼───────┼───────┼───────┤ │          │経済課長   │丸 山   稿│       │       │ ├──────────┼───────┴───────┴───────┴───────┤ │議事日程      │            別紙のとおり             │ ├──────────┼───────────────────────────────┤ │会議に付した事件  │            別紙のとおり             │ ├──────────┼───────────────────────────────┤ │会議の経過     │            別紙のとおり             │ └──────────┴───────────────────────────────┘              本日の会議に付した事件 日程第1 一般質問   順位7 総合計画について                    8番 平 林 幹 張   順位8 福祉に関する助成事業                  2番 梨子田 長 生       学校教育       今後の村の課題                                  午前10時00分 開議 ○議長(平林寛也君) おはようございます。  ただいまの出席議員数は11名全員であります。  これより本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、昨日に引き続き一般質問であります。 △日程第1 一般質問 ○議長(平林寛也君) 順次、発言を許します。  順位7番、8番平林幹張議員質問事項総合計画についての質問を許します。平林幹張議員。 ◆8番(平林幹張君) おはようございます。2日目ということで、きのうほど時間をかけないよう要点のみということで、前段そんなこともありますので、そんなことでお願いをしたいと思います。  通告書には詳細を通告したわけでありますが、なかなか全体の総合計画スケジュールの中でお答えをいただける段階まで至っていないということもある中で、現段階でお話をいただけるところを詳細にお願いをしたいと思います。それから昨日来、同僚議員が質問した事項につきましては、できるだけカットして行きたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。  一番村の将来10年間を予測する総合計画ということでありまして、なかなか将来展望をするのには過去10年間、6次のときから10年間を見ても、社会の構造、そしていろんな文明の発達によって大きく変革をしてきた10年間ではなかったかなと思います。  その中で第7次10年間を予測するというのは、きのうの話にもありましたように相当難しいところがあるかと思います。しかし、やはりその指針をしっかりとしないと、やはり村民はどういった方向になるのかという形で不安があるわけでありますので、この重要な総合計画についてお願いしたいと思います。  最初に第6次総合計画の総括というところで、きのう2点いいところ、悪いところ、そんなことでお聞きをしたので、その先、今回これにかかわるアンケート調査を実施されたわけであります。1,500名の中での回収率が43.93%ということで、659名の方々に回答いただいておりますが、これも含めて、やはり自己研さんするだけではなくして、外部の検証をいただくことが一番重要な形、そして第7次に向けての取り組みというところであるかと思いますので、地域づくり推進委員会に報告をされた中でもっての評価、検証はどんな状況であったかということをお聞きしたいと思います。 ○議長(平林寛也君) 総務課長。 ◎総務課長白沢庄市君) 先ほど今、議員言われましたように第6次総合計画後期5カ年については、評価・検証シートということで各課から出たものを6月にまとめさせていただきまして、議員の皆様にもお配りしましたし、今お話にありました6月に行われました地域づくり委員会のほうへ報告をし、検証をいただきました。  非常に多岐にわたる分野がございまして、事業もたくさんございます。その中でそれぞれ委員の皆様からさまざまな評価や御意見はいただいているところでございますが、総括としましては、それぞれの委員の意見を参考に7次に向けて評価・検証を生かすような形で進めていただきたいという御意見をいただいているところでございます。 ○議長(平林寛也君) 平林幹張議員。 ◆8番(平林幹張君) 当然ながらそういうことだろうと思いますし、また7次に向けた取り組みの中で、ぜひそんな活用をいただければということでお願いをしたいと思います。  次に、前回も申し上げましたけれども、この長期計画を遂行するに当たって、やはり地方創生といったことでそれぞれ人口ビジョンをつくり上げ、総合戦略マスタープラン主要事業、それぞれを行ってきたわけであります。活用でもって長期計画に乗っかって推移したもの、それからやはり取り組んだ中でもって難しかったものさまざまあるかと思いますが、この検証について6次の反省と、それから7次に向けてどのような形の総括・検証をなさっているのかというところで、ポイント的なことで結構でございますが、よろしくお願いしたいと思います。 ○議長(平林寛也君) 総務課長。 ◎総務課長白沢庄市君) 今、議員もおっしゃられたように、前回も同じ質問をいただきまして、ただ違いますのは、6次というのは総合計画でありまして、人口ビジョン総合戦略マスタープランというのは、地方創生のために今回初めてつくったものでございます。当然リンクする部分もございますし、特に総合戦略では、計画的なことというのは当然5カ年というなかでリンクさせていかなきゃいけない。人口ビジョンは、きのうも質問がありましたが、目標という大きな2060年とか、そういうものの中での推移でございますので、そこがこの総合計画と一致するかというと、またそこは別の部分がございます。  どちらにしましても、人口ビジョン総合戦略マスタープランにつきましても、今年度が5年目ということで最終年度でございます。評価・検証については今後となりますので、まとまり次第お示ししたいというふうに思っております。 ○議長(平林寛也君) 平林幹張議員。 ◆8番(平林幹張君) おっしゃるとおりだと思いますが、その中で特に大きな地方創生推進資金を使った海外販路という部分で、相当いろんな意味で大きな資金を使ってこの部分に取り組んだという経過の中で、これについてやはり事業全体の中間総括をして、また将来に向けた形を考えていくという考え方があるかどうか、そこら辺をお願いしたいと思います。 ○議長(平林寛也君) 経済課長。 ◎経済課長(丸山稿君) 今現在4年目という形になっておりますが、海外販路等については、その都度検証をきちんとしながら進めていきたいと思っております。 ○議長(平林寛也君) 総務課長。 ◎総務課長白沢庄市君) 後段の部分、総合戦略の部分でいいますと、これもこの前お話ししましたが、まだ国のほうで来年度以降、この企画を生かしていくかどうかということが正式に発表されてございません。ただ、やはり地方創生、この前も申しましたが、地域においてそれぞれ4つの大きな目標がありますが、それが各地域、松川村も含めて全てうまくいっているかというと決してそうではないので、続くと思われますという今の段階での意見です。  そういう中では、しっかり総合計画とあわせて進めていきたいなというふうに思っているところでございます。 ○議長(平林寛也君) 平林幹張議員。 ◆8番(平林幹張君) おっしゃるとおりの部分であって、この辺についてはやっぱり松川村だけではなくして、安曇野市、それから池田町との関連もある中で、やはりそれぞれの総括をする、それから松川独自の考え方というところで進む。そこら辺の区分けが、その中ではやっぱり安曇野をうたい込んだというところがあるし、安曇野ブランドというところの部分の強調があったかと思いますので、その辺の検証をしっかりしていただきたい、そういうのが私の考えなんですが、それはどうですか。 ○議長(平林寛也君) 経済課長。 ◎経済課長(丸山稿君) 3市町村でやっている部分について、今現在進めているところでありまして、またそちらのほうについても、3市町村で協議をする中で進めていかなければいけないと思っております。  村独自で進めている部分につきましては、やはりどういったものがというのはある程度ちょっと方向性的なものも見えてきていますので、その辺については海外販路推進協議会の中でも検討しながらまた検証して進めていきたいというふうに考えております。 ○議長(平林寛也君) 平林幹張議員。 ◆8番(平林幹張君) ありがとうございました。6次のそれぞれの総括、検証をしっかりした上で、7次の取り組みをお願いしたいところでありますが、きのうというか前回もそうだったんですが、7次についての取り組みの姿勢というところで、村長の考え方はいかがでしょうかという形で前回もお話をしました。しかし、前回の段階では、まだまだ素案づくりというところの部分でなかなか詳細の部分については今後だということでした。  実際、7次のスケジュールということで3月の段階で議会にスケジュールが報告された中で、8月段階で基本理念、それから将来像、基本構想という形でお示しをいただけるというような形の予定になっておりましたので、私はあえて今回の通告の中にそんな形のものが御回答いただけるかという形でもって通告をいたしました。しかし、なかなか手順の中で、それからやはり大事な大事な将来構想ですので、慎重に検討を重ねるというところでなかなかスケジュールどおりに行っておらないという形でございました。  きのうもそんな話をする中で出ておりましたけれども、私はやはり村長の考え方、将来10年に向けた、やはり松川村の夢はきっちり折り込んだ形の将来構想を樹立していただきたいなという思いがありましたので、あえてこの段階でお話をさせていただくという形にしました。そこで、村長のいわゆるさまざまな問題、それから将来を見通すというところは本当に難しいかと思いますけれども、意気込みだけはお聞かせいただければと思いますが。 ○議長(平林寛也君) 村長。 ◎村長(平林明人君) きのうもちょっとお話しさせていただきましたけれども、まず松川村を潰さないこと、松川村をずっと永遠に続けなければいけない。それには人口を減らすわけにはいかない。人口を増加させるためには何をしなければいけないか。企業誘致も大事ですが、きのうもちょっとお話ししましたけれども、現在ある企業、村内企業をしっかりと応援していかなければいけない、支えていかなければいけない。そうすると高校を卒業して、例えば大学、専門学校へ行っても松川村へ帰ってきて勤めるところがある。企業誘致も今はあそこのところはなからいっぱいで、あと5,000平米ばかり残っているだけです。  きのうも私は「4大野」というのを言いましたよね、覚えていると思いますけれども。この「4大野」に入っている安曇野を、最後の安曇野と言われている松川村に何でもかんでも持ってきてつくっていいか。もうこれは議員もいけないと言うと思うんですよ。私もいけない。そういう中で松川村を残していかなければいけないということを私は考えているんです。  人口も減ることはもう確実です。きのうも1万700人でやったけれども、チャレンジ精神はいいけれどもということを言われました。ですが、もう減ることは確実でありますので、たまたま大丈夫ですね。隣の町には負けたくないという人口設定を私はしていきたいという考え方です。以上です。 ○議長(平林寛也君) 平林幹張議員。 ◆8番(平林幹張君) 意気込みも、それからきのう少しお話を聞いている中でも、やはり松川村の将来という部分を十分にお考えいただいた言葉であったなと思っております。実現に向けて、これからそういった7次の樹立に当たって、さらに村長の考え方を盛り込んで松川らしい7次計画ができることを期待したいと思います。  そんな中で、やはり人口減少というのは全体の長期構想の本当の大前提にあるものは、やはり少子高齢化とそれから災害対策とそれから地域福祉、介護と。この部分をうまくまとめることによって、やはり松川村の将来というのが見えてくるかなという形で思っております。  そこで大前提、将来指標というところで、きのうも激論が交わされたわけであります。村長のお考えの中で、過去10年前に1万700人を堅持しようという形の意向というのは、我々もやっぱり1万人を切ったらという漠然とした数値で、またいろんな部分の収益構造、それから社会変化を考えても、これは守っていくべきだろうという考え方でおりましたけれども。  きのうもお話がありましたように、社人研のデータ、それからそういった目標を考えて1つの減少傾向をずっと見てくる中で、自然減、それから社会構造による減という形で目標数値の9,500というのが1つの課題になってこようかなと思います。  私はこの中でやっぱりやってこられた移住定住促進事業、それから出産、子育ての支援であるとか、それから婚活や交流事業、さまざまな形でもってやったおかげで、私としては歯どめはかかっているんだろうなと思います。しかし、さらにこれに対して力強くいろんな施策をまたさらに講じていかないと、またさらに減ってしまうのではないかという形の懸念があります。  そうした中で、現段階でいわゆる指数目標という形をどのように考え、そして誘導していかれるのか。現段階で考えておられることを御報告いただけるとすればお願いをしたいと思います。
    ○議長(平林寛也君) 村長。 ◎村長(平林明人君) 前に申し上げたとおりなんです。ただ、人口の数字を言えということですか。 ○議長(平林寛也君) 平林幹張議員。 ◆8番(平林幹張君) いや、数字目標的な部分は先ほど言われたように社人研なり、そういった目標値が9,500という形で進めていますので、そんな方向で考えていかれるのかどうなのかという、そこら辺です。 ○議長(平林寛也君) 村長。 ◎村長(平林明人君) そういうことは、出ているのは大事にしていかなければいけない。しかし、松川村が本当に今考えた中でそれでいいかどうか。これは地域づくり推進委員会の皆様のほうへもまだ数字は示してございませんけれども、私は私なりきの数字を持っております。ですが、ここでは申し上げられませんので、御理解いただきたいと思います。 ○議長(平林寛也君) 平林幹張議員。 ◆8番(平林幹張君) 一番肝心なところの話なので、そう簡単に数値がいただけるとは私も思っておりませんが、やはり考え方の中で、どういう形で臨んでいくんだというその課程が大事だと思ったので、そんな形でお聞きをしました。  これも多分お答えがいただけないと思いますが、これにあわせてやっぱり各種の産業構造という形の個別的な数値、これについてもお答えはいただけないとは思いますが、どのような考え方で臨まれていくのかという形でお願いできればと思います。 ○議長(平林寛也君) 村長。 ◎村長(平林明人君) 一番先に申し上げましたように、松川村を潰さない、松川村を残していきたい、安曇野の最後の松川村を残していきたい、これが私の考え方であります。 ○議長(平林寛也君) 平林幹張議員。 ◆8番(平林幹張君) わかりました。質問の趣旨をちょっと変えて話をします。それぞれ長期計画の話を事細かに聞くと、とてもこの時間の中で話ができることではないので、いわゆる施策の大綱的なところで少しずつ考え方をお聞かせいただければと思います。  やはり何といっても、今、村長がおっしゃられた松川村を守っていく段階でのやはり生活基盤というところで、このすばらしい田園環境を守っていくという形がまずは大前提になってこようかと思いますが、その中で過去10年間、やはりいわゆる農業振興をしてくる松川村において、やっぱり土地利用計画、そしてやはり農協、農業委員会を中心とした形の中で、しっかりした国土を守ってきたという経過的な部分、それからやはり町並み開発というか、いわゆる住宅地についての線引き、それからゾーン的な形の区分けがなされて、順調に来たという形で考えておりますが、これについての見直しなり修正なり、そういったことをお考えになっているかどうかということでお聞きをしたいと思います。 ○議長(平林寛也君) 村長。 ◎村長(平林明人君) 松川村は、ずっと昔から農業を基盤としてやってきました。これは絶対守っていかなければいけない。ただし、人口増加対策をとっていかなければいけない中で、土地利用計画を今までどおり例えば国道から東側はいいけれど西側はだめだよと、そういう考え方じゃなくて、やっぱり必要なところは利用計画も変更しなければいけないんじゃないかなというように思っております。これについても、じゃあどこを変更するんだということは、今の段階ではお話ができませんので、御理解いただきたいと思います。 ○議長(平林寛也君) 平林幹張議員。 ◆8番(平林幹張君) ありがとうございます。次に、やはり何といってもアクセスという形があって、道路、橋梁、それから現段階でさまざまな長寿命化計画が立案され、それなりの優先順位をつけた形の中でそれぞれの整備がなされていくと思いますが、これについての考え方、やはり本当に自然の中でのこういった道であるとか橋であるとか、そういった部分というのはこの大事なところかと思いますので、その辺についての考え方ございましたらお願いします。 ○議長(平林寛也君) 建設水道課長。 ◎建設水道課長太田健一君) まず道路関係でございますが、いずれも限られた予算でございますので、住民の皆さんの要望をしっかり踏まえた内容としていきたいと考えております。  それから橋梁関係でございますが、現在、法定5年間の間に1回点検ということでございますので、そちらにつきましては、その点検ぐあいを見て優先順位をつけて計画するということでございます。 ○議長(平林寛也君) 平林幹張議員。 ◆8番(平林幹張君) ありがとうございました。次に、やはり健やかに笑顔で暮らせる村という形で、それぞれ支え合いの村づくりという形でもって大きくこの社会10年間を総括すると、非常に医療の関係でいきますといろんな進歩があったり、本当に地域医療の充実というのは松川村にとっては欠かせないところかと思います。  基本的に高度医療とか、それからいわゆる高額医療のかかわりはちょっと別として、やはり医療圏においての地域完結型という形が国が推奨しているところでありますが、この辺については医師会、それから病院群、関係団体等との協力が必要になってくるし、開業医の先生の考え方も当然あるわけでありますが、ともに自己責任においていろんな部分の完結をして地域医療の充実というのが叫ばれているところであります。  将来にわたっては医療費の高騰、それから特にこの先2030年問題、団塊の世代が後期高齢者に加わっていく中で、医療費、医療保険かかわりの部分、それから診療報酬改定等々によっての負担増というのはもう明らかであります。これについて、どんな方向でどんな考え方でもって臨んでいかれるのかというところで考え方をお聞かせいただければと思います。 ○議長(平林寛也君) 福祉課長。 ◎福祉課長(原勇一君) それでは医療の関係でございますが、まず地域医療の充実を図る取り組みといたしまして、現在、大北地域包括医療協議会において地域医療の推進について協議してございます。  それとあと医療費の関係でございますが、医療費、あと医療保険料の高騰、医療保険対象の見直しですとか診療報酬の改定等につきましては、国の動向を注視する中でさまざまな会議等を通じて住民の安心を確保するための働きかけを行っていきたいと考えてございます。また、大北の関係等につきましては、内容等は第7次総合計画に反映させていく予定でございます。 ○議長(平林寛也君) 平林幹張議員。 ◆8番(平林幹張君) やはり健康で暮らすというところでいくと、この部分というのが非常に大事になりますし、また高齢化になってくる中で大変かと思いますけれど、方向性だけをしっかりお願いしたいと思います。  次にやはり生活環境、いっぱい聞きたいことはたくさんあるわけでありますが、スポット的に時間の関係の調整もする中でお願いしたいと思います。安全で安心で快適に暮らせる村づくりというところで生活環境でありますが、この10年間、消防の体制の中で設備、それから装備、分団の編成、それから防災倉庫等々、非常に充実した取り組みがなされてきたわけでありますが、中を取り巻く消防団員の活動、それから内容については、一般質問の中でも何回かお話をさせていただきました。この体制づくりというところで、将来にわたってやはり本当に団員の皆さんには重圧になるわけでありますけれども、その辺をどのように整理し考えていかれるのかというところで、その辺についてお願いしたいと思います。 ○議長(平林寛也君) 総務課統括課長補佐。 ◎総務課統括課長補佐(中村彰君) 消防団につきましては、やはり確保しないことには成り立ちませんので、今後におきましても、やはり多様な人材を確保するためにですね、村内事業所の理解をいただく中で募集活動、そういったところに取り組みをしていきたいと。  ただ、諮問機関であります消防委員会もありますので、その辺のところにお諮りする中で検討してまいりたいと思います。 ○議長(平林寛也君) 平林幹張議員。 ◆8番(平林幹張君) それから、きのうも少しお話がありましたので詳細は避けますが、やはり防災体制というところで、比較的松川村においては災害の少ない、そんな村でありますが、備えというところでは、想定外というところが何回かこの10年間の中にはあったわけでありますので、もちろん予算的な部分もあったりするわけでありますが、防災体制についての強化、いろんな防災マップの見直しであるとか、いろんなことがあるかと思いますが、もちろん予算化が伴ってどこまでが必要なのかというところが難しいかと思いますが、その判断も含めて将来防災に対してどのような考え方の10年間を考えておられるのかということでお願いしたいと思います。 ○議長(平林寛也君) 総務課統括課長補佐。 ◎総務課統括課長補佐(中村彰君) これにつきましても、やはりいろいろな災害につきましては、昨日以来予想外のものもあるという中で、やはりそれに対応する我々のほうも強化していかなければいけませんけれども、やはりそれにつきましても、今後消防委員会の皆さんともお諮りする中で検討してまいりたいと思います。 ○議長(平林寛也君) 平林幹張議員。 ◆8番(平林幹張君) ありがとうございました。次に、ずっと飛ばして、何といっても松川村の産業というところで、村長が先ほどおっしゃっていただいたように、やはり農業振興を中心とした村であるという形、それから基幹ではなくして基盤である農業を充実し、含めて観光、それから商工業者のバランスをとる中でもって将来の村づくりを考えていきたいという考え方で10年間来たわけであります。  しかし、この間の農業にかかわっては、特に国の政策が本当にいろんな形で変わっておりますし、また日本だけでなくして海外の中でも大きく変貌し、それから貿易の代償として農産物がかかわってくるという厳しい10年間でありました。  そんな中で、やはり村民総体、全国的にもそうでありますが、やはり担い手の確保、それからやはり携わる皆さんの高齢化、それから跡継ぎとしてなりわいとして成り立つかどうかというところで、さらにこの10年間先を見ていく中では、非常に厳しいものがあろうかなと思います。  そんな中で、いわゆる松川村の基盤産業である農業をどのようにお考えになり、国の施策が変わる中ではなかなか難しいかと思いますけれども、方向性としてはどのような形でお考えになっているかということでお伺いしたいと思います。 ○議長(平林寛也君) 経済課長。 ◎経済課長(丸山稿君) 議員さんおっしゃられますように、国の政策が目まぐるしく変わっている状況はこれからもあるのではないかというふうには思っております。  ただ、村長も申しましたように、村の基盤産業である農業は守っていかなければいけない。また景観等を損なうようなことであってはいけないというふうに思いますし、発展また維持していけるように努めていきたいというふうに考えています。農業委員会や担い手農家と協力しながら、また人・農地プランによる地域での話し合いを基本に今後の計画を立てていけるように頑張りたいと思っております。 ○議長(平林寛也君) 平林幹張議員。 ◆8番(平林幹張君) ありがとうございます。施策の中ではいろんな事業があるかと思いますので、また詳細はそこの中でお願いをしたいと思いますが、あわせてやはり私もずっと申し上げてきた里山、それから森林、国有林までの松川村の森林というのは非常に大事だと。先ほど言った防災の観点からも、荒廃した林地はやはり見逃すわけにはいかないというところがあります。  しかし、今回北和田沢のダムの関係で林地立ち会いも実際自分で行ってみたわけでありますが、やはり山の所有者の考え方というのと、それから実際に荒廃の進んでいるぐあい、それから山の何というんですか、荒れ方というのが非常にあるなというところで、改めてやはり森林の松川村として松川村の松を守る事業をたくさん出されておりますが、森林整備というところで、さらに充実をした将来像という形をぜひお願いしたいという思いで、やはり森林環境税、原資は本当に少ないわけでありますし、それから森林環境税が資金になってもなかなか難しいところはあるかと思いますが、この政策と今までの活用とさらに村の考え方の中で、少し手を入れていきたいというような考え方があるかどうか、その辺をお伺いしたいと思います。 ○議長(平林寛也君) 経済課長。 ◎経済課長(丸山稿君) 林業振興におきましては、議員さんおっしゃられるように譲与税の活用というのは、これから進めていかなければいけない中でありまして、こちらについては、どこの市町村も同じだと思いますけれども、県の指導をいただきながらやっていかなければいけない。それから、環境譲与税が始まってきておりますので、他町村の取り組み事例等も参考にしながらもちろん計画をしていきたいと思っております。  それから、森林整備につきましては、松くい虫対策についても今後も間違いなくやっていかなければいけない事業です。民間活力を活用した中で森林整備計画というものをまた考えていきたいというふうに考えております。 ○議長(平林寛也君) 平林幹張議員。 ◆8番(平林幹張君) ありがとうございました。項目的には最後になるわけでありますが、やはり前段で申し上げた人口対策というところでもって収益構造が変わり、それから健全な財政運営というところで、いわゆる人口の減少による収入減を健全に生かすという形の中で、本当に適正人口と収入構造とあわせた形の中で村としての総予算の縮小だったり、場合によっては人件費であるので、村の中での人件費を減らすというような考え方、向こう10年の中でいくと、いろんな意味の財政運営と社会構造、それからいろんな部分の変化によって、そうしたことも場合によってはあるのかなという形でもって思っております。  その辺の考え方の中で、適正な財政運営というところで逆に適正人口という形の割り出し等、その辺をどのようにお考えになり、健全な村づくり、財政運営をなさっていくのかというところの考え方をお願いしたいと思います。 ○議長(平林寛也君) 村長。 ◎村長(平林明人君) 前から言っておりますように、適正人口は私は1万人だというように思っております。財政的につきましては、今は40億くらい。やっぱり40億は必要だと。ただ、経常経費をこれ以上伸ばさないようにだけは考えていかなければいけない。今人件費というように言われましたけれども、人がいなくては行政はうまく回っていかないんですね。昔と比べて何というんですか、細かいことがたくさん出てきて、国は県におろし、県は市町村へおろしているんです。こういうことがありますので、またこれについては県のほうとよく話し合いをさせていただきながら、町村会の力を借りて、町村がこれ以上困らないように私はしていきたいという考え方でこれからも頑張りたいというように思います。 ○議長(平林寛也君) 平林幹張議員。 ◆8番(平林幹張君) ありがとうございました。聞きたいことは山ほどあるわけでありますけれども、ポイント的なところ、それから先ほど私が申し上げたように、これから10年を見通すというところでは本当にさまざまな難しさがあるかと思いますので、7次への樹立に向けてしっかりとした考え方と、それから6次の検証をもとに、それから将来的な部分を考える中でしっかりとしたものをつくり上げていただきたいなと思います。  それから、素案ができた段階で、私どもにお知らせをいただく段階で説明をしっかりいただきたいと思います。というのは、言葉上になったものの形の解決というのは、なかなか理解の仕方が難しいというところで、こういう段階で苦労をし、こういうことについて検討した中でもって最終的にこういう答えになったんだという説明をぜひお願いしたいと思います。ということをお願い申し上げて、私の質問を終わりたいと思います。 ○議長(平林寛也君) これで、総合計画についての質問を終わります。  以上で、8番平林幹張議員の質問を終わります。  続いて、順位8番、2番梨子田長生議員の質問事項、福祉に関する助成事業の質問を許します。梨子田議員。 ◆2番(梨子田長生君) お疲れさまです。私が最後になりますので、通告書に従って順次進めてまいりますので、よろしくお願いしたいと思います。  住民の福祉向上に向けての質問になります。2点あります。また、この質問につきましては、先駆けてもう取り組みをいただいたということで高く評価させていただきます。また、これから質問する制度なんですが、ドナーや事業所が助成を受けるために、自治体で助成制度を設ける必要がある、こういうことで取り組んでいただきました。  早速質問させていただきますが、またこのことにつきまして、これから周知していただき、村民の皆さんによく御理解をいただくよう重ねてお願いをしたいと思います。どのような制度であるかということをお伺いしたいと思いますが、よろしくお願いします。 ○議長(平林寛也君) 福祉課長。 ◎福祉課長(原勇一君) それでは、骨髄バンクドナー助成事業の制度でございますが、まずこの制度は骨髄バンクにドナー登録をしまして、その後、実際に骨髄等の提供を行う際に、通院ですとか面談、入院等に要した日数に応じまして助成を行うものでございます。この助成を行うに当たりまして、その半額が県より市町村に入ることになります。県から市町村に払う条件といたしまして、市町村が制度を設ける必要があるということでございます。 ○議長(平林寛也君) 梨子田長生議員。 ◆2番(梨子田長生君) そうしますと、この補助金の内容なんですが、ドナーとドナーが勤務する事業所に対してはどのようになっているか、お願いします。 ○議長(平林寛也君) 福祉課長。 ◎福祉課長(原勇一君) まず、ドナー個人でございますが、先ほど言いましたように、通院、面談、入院等に要した日数に1日当たり2万円を上限にいたしまして、最長10日間20万円が上限となります。あとドナーが勤めている企業につきましては、ドナー個人に助成する半額になりますけれど、1日当たり1万円、最長で10日間で10万円が上限となります。 ○議長(平林寛也君) 梨子田議員。 ◆2番(梨子田長生君) もう村は対応していただいている、こういうことですので、対象者はどんな方が対象になるかお伺いしたいと思いますが。 ○議長(平林寛也君) 福祉課長。 ◎福祉課長(原勇一君) 対象者は、松川村の場合、松川村内に居住している方でございます。  企業につきましては松川村内ということでございますが、松川村といたしましては、移植を希望する患者が早期に移植を受けることができるように後押ししたいと考えまして、今定例会の初日に議決をいただきました。  現状といたしまして、松川村の働いてる男性の80%以上が村外勤務、女性の場合60%以上が村外に勤務しているということでございますので、まずスタートとして、ドナー個人への助成からスタートしたいということで考えてございます。 ○議長(平林寛也君) 梨子田議員。 ◆2番(梨子田長生君) この制度につきましては、非常に前々から、4月から県が制度を設けたわけでございますが、待ちに待った制度というふうに私は思っているんですが、実はこういうことがあります。この9月21日土曜日なんですが、ドナー登録者全国ワーストからの脱出作戦会議というのが長野であるんですが、この中にはこのようなことが書いてあるんです。  これまでドナー登録者数が低迷を続けていた長野県に対し新しい動きが生まれていますと、こういうふう長野県の登録者をふやそうという、こういう会議まで持たれていると、こういう状況なんです。長野県もこれにだんだん新しい動きが出てきました。そして、松川村はその中にいち早く取り組んでいただきました。そういうことで私は非常に高く評価させていただくと、こういうことでございます。  村は制度を通じて、ドナー登録の推進と住民の健康意識高揚を図っていきたいと、このようにおっしゃっていらっしゃいますので、これからもぜひですね、大勢の方に理解をしていただくよう、よろしくお願いしたいと思います。  次に行きます。また、このことも若い患者に対しまして子を持つ希望をということで、なかなかこれを自治体で取り組むということは難しいのかもしれません。そうすれば国、県とか協力し合って進めていただけると非常にありがたいのかなと思います。  妊孕性温存治療、こういうことがございます。国でもこうした議論が始まっている。自治体でもこういう議論が始まって、とにかく住んでいる方にこういうことが恩典として与えられていくことが大事じゃないかと私は思っております。この温存治療とはどういうものかということをちょっと御説明いただければありがたいと思いますが。 ○議長(平林寛也君) 福祉課長。 ◎福祉課長(原勇一君) まず妊孕性の言葉の意味でございますが、妊娠のしやすさですとか、妊娠させる力、妊娠する力を意味する言葉だそうです。妊孕性はがん等の病気の治療のために行う化学療法ですとか、放射線治療によりまして患者の生殖機能に障害をもたらす可能性がございまして、また妊孕性を完全に喪失してしまう場合もあるそうです。  今、議員さんおっしゃいました妊孕性温存治療とは、この妊孕性が失われるおそれがある場合、妊孕性を温存するために行う治療でございまして、がん治療を始める前に対策を講ずることが望ましいとされています。卵子ですとか精子の凍結保存といった生殖医療をがん治療の前に実施することによりまして、患者の妊孕性を温存できる可能性があります。ほかにも妊孕性温存に配慮した手術ですとか、放射線治療の影響を少なくした照射方法等も存在するとのことでございます。 ○議長(平林寛也君) 梨子田議員。 ◆2番(梨子田長生君) 詳しく説明していただきました。この治療というのは高額負担が課題になってるわけでございます。自治体でも独自の支援策を設けておりますが、まだまだそんなに支援策が普及しているわけではございません。  このことは日本骨髄バンク推進連絡協議会によれば、卵子の摂取、凍結には15万から45万、また精子は2万から7万程度かかると。その後も凍結保存には毎年1万から6万、こういうようにかかるそうです。若い患者ほど収入が少ない上に仕事と治療の両立が難しく、退職を余儀なくされる方もいる。この経済的負担の重さが温存治療を諦めてしまう一因となっていると、こういうことでございます。負担を軽減するために、国の不妊治療の助成制度も温存治療の一部に適用されていますが、まだまだ高額であるということでございます。骨髄バンクによりますとですね、協議会は卵子凍結には5万円、精子凍結には2万円の助成を行っているということでございます。  実費であることから、非常になかなかこういうことを断念する方も多いわけでございますが、私がどうしてこのことを取り上げたかといいますと、今は少子高齢化であります。若い人たちが希望を持って将来において子供を持つ、そういう望みを消さないようにですね、自治体だけではなく日本全体でこういうことをしっかりと考えていかなければいけないなと思うわけでございます。そういう意味で申し上げているわけでございます。このことについて、村長はどのようにお考えになるかお伺いしたいと思います。 ○議長(平林寛也君) 村長。 ◎村長(平林明人君) おっしゃっていることはすばらしいことだというように思います。ただ、本当に今の状態の中で助成が出せるかどうか、これは国がやっぱり先頭に立ってやってもらわないと、町村独自でやれというのは大変難しいような気がしますので、これからの流れをしっかりと見きわめていきたいというように思います。 ○議長(平林寛也君) 梨子田議員。 ◆2番(梨子田長生君) そうなんですね。ですから地方創生、よく言われております。地方から声を上げて国に届けて、国で政策をしてもらう。こういうことも国から言われていることをそのままやるということより、地方からも上げていくと。国からも検討して、そうした風潮ができてきますと、こういうことが現実となっていくだろうなと、私はこんなふうに思うのですが、そういうことで今後ともしっかりと県、国に対して要望を出して働きかけていただきたいと、こういうことでございますので、よろしくお願いしたいと思います。  以上で1つ目の質問を終わります。 ○議長(平林寛也君) これで福祉に関する助成事業の質問を終わります。  続いて質問事項学校教育の質問を許します。梨子田議員。 ◆2番(梨子田長生君) 2つ目の質問ですが、全般に学校教育という中でお伺いするものでございます。松川村はですね、教員に対しましてかなり負担を軽減される、また取り組みをされていることもお伺いしてお聞きしました。その中で、働き方改革による先生の負担をできるだけ解消するために、どのようなことができるかと。自治体でできるものはしたらどうかなということでございます。  例えばこれを一例にとりますが、学校給食等の徴収に関係する公会計の推進と。私会計、公会計とあるわけですが、そういったことをどのように考えているかということをお伺いしたいと思います。現状今はどんなようになっているかお伺いします。
    ○議長(平林寛也君) 教育次長。 ◎教育次長(古畑元大君) 松川村の現状でございますけれども、小中学校とも学校で口座振替により給食費のほうは集金をしております。 ○議長(平林寛也君) 梨子田議員。 ◆2番(梨子田長生君) そうすると、先生の負担というのはそんなには今はあれですか。ただ、足りなかった、落ちなかったとか、そういったときには徴収されるようになっているかと思いますが、村で徴収するところまでは考えていないということでよろしいですか、そんな感じで。 ○議長(平林寛也君) 教育次長。 ◎教育次長(古畑元大君) 現時点では、早期の公会計化は考えておりません。 ○議長(平林寛也君) 梨子田議員。 ◆2番(梨子田長生君) そういうことでわかりました。また、今は給食のことを話しましたが、例えば修学旅行とかいろいろお金を集める機会があるかと思います。そういう場合には同じようにやっているかどうかお伺いしたいと思います。 ○議長(平林寛也君) 教育次長。 ◎教育次長(古畑元大君) そちらのほうも学校のほうで集金をしている現状でございます。 ○議長(平林寛也君) 梨子田議員。 ◆2番(梨子田長生君) 特に実態としては携わるということなく集金されていると、こういうことでよろしいわけですね。わかりました。それで別に支障がなければ、先生に負担がかからなければということでよろしいわけですね。わかりました。  次に行きますが、これは幅が広い、今現在も議論が行われているわけでございますが、親が子供に対するしつけのことについて、懲戒権の見直しを今しているわけでございます。もうちょっと幅広いものですから、この後にも2、3ちょっとお伺いしたいと思いますが。まずこのことについて、今と一世代前、ちょっと受けとめ方が違うかと思います、こういう子供に対するしつけが。学校ではどのようにしているかということも、ちょっと後でお伺いしたいと思いますが、村のほうでは、このことについてどういうように受けとめているか。教育委員会はどのように受けとめているか、お願いしたいと思います。 ○議長(平林寛也君) 教育長。 ◎教育長(須沢和彦君) 今、学校のほうという話も出ましたが、懲戒権については余り学校は関係ないような気がします。これまでもそうですし、これからもしつけについては、やはり親権者である親の責任でもあるし、義務であるというふうに考えております。 ○議長(平林寛也君) 梨子田議員。 ◆2番(梨子田長生君) そこには児童虐待防止法というのができまして、施行は来年になりますが、そういうことがありまして、議論がいろいろされているわけでございますが、例えば一世代前の親のしつけと今現在の親のしつけがちょっと違うかと思います。その形として出てくるのが、家庭の中って意外とわからないものですから、意外と形として出てくるのが学校でどのように対応しているかということがあるわけでございますが、ちょっと1つ聞きたいのが、今学校では例えば何か悪いことをしたら、昔はよくこきんと先生によくたたかれて、私もよくたたかれました。バッチでたたかれたりすることがあって、皆さんそういう経験、ここの顔ぶれを見るとあるかと思います。後ろの方もあるかと思いますけれども。今は、学校ではそういったことは、家ではお父さん、お母さんが自分の子供だから悪いことをすれば、たまに手を上げるなんてこともあろうかと思いますが、学校で今はそのようなときには、悪いことをしたときに学校で立たされるということは前はよくあったことですが、今はどんなようにされておりますか。そのことだけお伺いしたいと思います。 ○議長(平林寛也君) 教育長。 ◎教育長(須沢和彦君) もちろん今は体罰というものは、これは一切許されませんので行っておりませんし、教員のほうにもしっかりと周知しているところであります。あと立たされるかどうかはちょっと、そこまでは確認していないですが、いずれにしましても、そういった体罰等をもって、またはもちろん皆さん御承知のように、すぐに新聞記事で載るように今は許されないことであるということでございます。 ○議長(平林寛也君) 梨子田議員。 ◆2番(梨子田長生君) もう今は、そういうことは言葉の暴力、またそういうことが許されない、そういう時代に入ってきたかなと本当に思います。ちょっと違うなということだから、ですから懲戒権、親のしつけの方法も変わっているんだろうなというふうに思うわけでございます。  松川村は、すくすくと元気よく育っていますから、こうしたことは余りないと思いますが、そんなことで今後ともよろしくお願いしたいと思います。  以上で2つ目の質問を終わります。 ○議長(平林寛也君) これで、学校教育の質問を終わります。  続いて質問事項、今後の村の課題の質問を許します。梨子田議員。 ◆2番(梨子田長生君) これもですね、先日5番議員が詳しくお聞きをしております。旧ハロー安曇野とんぼ玉の村の思いや構想ということが述べられて、民設民営ということをお聞きしました。私はもうそういう方針でありますので、いろいろ言うことはありません。  ただ、1つ住民からこのようになったらいいなという希望があるわけですね。どのような形になるかわかりませんので。このようなそういう事業をされる方がそういう方針でされていただいたら、このようなことも可能かなということでございます。  その中にはこういうことが入っているわけでございますが、あくまでも希望ですので。オートキャンプ場があったらいいな。バーベキューの場所がやるところがないからつくってほしいな。人生100年時代に向けて、そば打ち体験所みたいなものがあったらいいなと。  そば打ちと思ったんだけれども、私たち松川村に住んでいると農業にやっぱり携わっている。農業に携わっていますと、もう言い方はちょっと間違えると大変なことになっちゃうんだけれど、農業をやっていますといつまでも仕事ができるわけです、ずっと。考え方によれば、死ぬまでやらなきゃいけないんだという言い方もあるんですが、ですけれども、一般、都会の方が退職されたら一体何をやるんだろうかと。ここなんですね。  だから、定年後、退職した後、一体何をすればいいか。一般の方は年金をもらって、さあ次のこと、何かをやろうかというときにその課題なんです。例えばの例でそば打ちと出しましたけれども、そのことをちょっとこのことをよく考えていただくと、いろんな幅が広がってくるのかなと、こんなように思うわけでございますが、大きくそんなことをお聞きしております。ですので、こういうことが可能であればよろしくお願いをしたい。事業所に対しましてですね、こういうこともしてほしいということができたらいいなと、こんなように思っているわけでございます。  そんなことで、村長こういう内容のこと、構想の中、きのう表明していただいているから、ちょっと言うというわけにいかないと思いますので、これはこの辺にしておきますので、よろしくお願いしたいと思います。  次に行きますが、そうすると最近ですね、西のほう、山際には来年大町市の地籍にサントリー工場ができる。またハロー安曇野ができる。このようなことが進められているわけでございますが、そうするとやはり交通量もふえてくるかななんて思います。  実はですね、非常に道路の交通量が最近多くなってきています、山麓線も。山麓線のちょっと整備のことについて、どういうふうに正式に要望を伝えたらいいかということでお伺いしたいわけですが、現在、穂高・松川・大町の道路建設連絡協議会というのがございます。その中に4つ松川に対象する項目が入っているわけでございますが、4番目に川西地区道路改良及び交通安全対策という項目が載っているわけでございますが、この項目の中に歩道の整備という内容のことは入っているわけでしょうか。よろしくお願いします。 ○議長(平林寛也君) 建設水道課長。 ◎建設水道課長太田健一君) 歩道の整備の内容は入ってございます。 ○議長(平林寛也君) 梨子田議員。 ◆2番(梨子田長生君) そうすると、入っているということになれば、正式に要望するということはもういいわけですね。要望されているわけですね。 ○議長(平林寛也君) 建設水道課長。 ◎建設水道課長太田健一君) 県道有明大町の関係でございますけれども、全てに歩道がある道路ではございませんので、全て歩道をつけてもらえればいいんですが、部分的にこういった箇所であるというふうに明示をして、県のほうに要望してございます。 ○議長(平林寛也君) 梨子田議員。 ◆2番(梨子田長生君) そうしますと、全部じゃなくても部分的なことで要望されているという理解でよろしいわけでしょうか。ありがとうございます。もしされていなければですね、正式にどのように県道、国道の場合はしたらよろしいかなと思って、そこをお伺いしたわけでございます。  今のように部分的に、全面的ではなくてもそこができるということになれば、これでいいのかなと。こういうことでよろしいわけですね。ありがとうございます。  じゃあ今後ともどもですね、できるだけ早く住民のためにも交通量がふえますので、よろしくお願いをしたいと、このように思うわけでございます。  以上で3番目の質問を終わります。 ○議長(平林寛也君) これで今後の村の課題の質問を終わります。  以上で、2番梨子田長生議員の質問を終わります。  これで、本日の日程は全て終了しました。  これにて散会します。大変御苦労さまでした。                                  午前11時05分 散会...