松川村議会 2017-09-07
平成29年第 3回定例会-09月07日-01号
平成29年第 3回定例会-09月07日-01号平成29年第 3回定例会
会 議 日 程
┌──────┬──┬───────┬────────────────────────┐
│ 月
日 │曜日│会 議│ 予 定 │
├──────┼──┼───────┼────────────────────────┤
│ 9月 7日│ 木 │本 会
議│一般議案審議 │
│ │ │ │28年度各
会計決算上程・提案説明・
補足説明 │
├──────┼──┼───────┼────────────────────────┤
│ 8日│ 金 │本 会 議│各
会計決算総括質問、
議案等審査特別委員会審査へ付│
│ │ │委 員 会│託、
陳情委員会付託、
議案等審査特別委員会 │
├──────┼──┼───────┼────────────────────────┤
│ 9日│ 土 │休
日│ │
├──────┼──┼───────┼────────────────────────┤
│ 10日│ 日 │休
日│ │
├──────┼──┼───────┼────────────────────────┤
│ 11日│ 月 │委 員
会│議案等審査特別委員会 │
├──────┼──┼───────┼────────────────────────┤
│ 12日│ 火 │委 員
会│議案等審査特別委員会 │
△日程第1
会議録署名議員の指名
○議長(
白澤富貴子君) 日程第1
会議録署名議員の指名を行います。
本定例会の
会議録署名議員は、
松川村議会会議規則第125条の規定により、3番
太田繁義議員、4番
梨子田長生議員を指名します。
△日程第2 会期の決定
○議長(
白澤富貴子君) 日程第2 会期の決定についてを議題とします。
会期等につきましては、
議会運営委員会において審議がされていますので、委員長より報告を願います。
議会運営委員長。
◎
議会運営委員長(平林寛也君) (報告)
○議長(
白澤富貴子君)
議会運営委員長報告に対する質疑を受けます。質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
白澤富貴子君) これで
議会運営委員長報告を終わります。
本定例会の会期は、ただいまの
議会運営委員長報告のとおり、本日から9月20日までの14日間としたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
白澤富貴子君) 異議なしと認めます。よって、会期は本日から9月20日までの14日間と決定しました。
△日程第3
村長あいさつ
○議長(
白澤富貴子君) 日程第3 村長挨拶を願います。村長。
◎村長(平林明人君) 皆様、おはようございます。
松川村議会第3回定例会を全議員御出席の中で開催するに当たりまして一言御挨拶を申し上げさせていただきます。
9月を迎え、村長室で執務を行っておりますと、小学校と保育園から元気に運動会の練習をしている子供たちの声が聞こえてまいります。それぞれの運動会がとても楽しみでありますので、議員の皆様もぜひ御出席をいただきたいというように思います。
いよいよ秋の収穫作業が始まりました。7月の晴天続きの後、梅雨明けから曇天が続き、太陽の恵みに若干欠けたような気がしておりましたが、幸いこの地域の作況指数は平年並みとのことでありまして、ほっとしているところであります。今後も台風等の被害がなく豊作になることを願っております。
また、先月、8月30日から9月1日まで
県町村会役員研修視察で、山口県の平生町役場を訪問し、近隣の秋吉台、秋芳洞、錦帯橋、萩市城下町、
吉田松陰塾等の視察をしてまいりました。若干、平生町でありますけれども、人口1万2,281人、そして私が驚いたのは保育園の人数。公設が、村と同じような保育園が1つ、16人しかいません。それからまた民間が2施設ありまして、157人、総勢173人ということであります。松川村は9,800人でありますけれども、約250人の保育園の子供がいます。それと比べてみてもらって、人口1万2,000人いる中でのこの数、今後どうなるかなというように思って見てまいりました。山口県は、現在の安倍総理を含めまして8人の総理大臣が出生したところだということで、「明治はここから」と言っておられました。機会がありましたら議会の皆さんもぜひ御視察をいただけたらなというように思います。
9月1日、あ
づみ野テレビ株式会社が、松川村、池田町を対象に、新たな
情報通信サービス、ひかりあづみ野の配信を開始をいたしました。各テレビ局の放送はもちろん、地元のニュースや
イベント情報、災害時の緊急情報を自主放送として配信していただけると聞いております。今後、地域社会の
コミュニケーションづくりに役立つよう期待をしておるところであります。
続きまして、最近の村政等の状況について若干申し上げます。
まず、人口1万人復活への取り組みについてであります。1万人復活に向けまして、去る7月15、16日に初めての
魅力体感ツアーを開催し、参加者からは満足したとの感想をいただきましたので、移住へつながればと期待をしておるところであります。10月には第2回目のツアーも計画しているところであります。
また、ちひろ公園にて移住相談ブースを設け、移住パンフレットの配布など村外からの観光客をターゲットに村をPRするなど、現在も継続して取り組んでおります。
このほか、首都圏方面での移住相談会、FMラジオでのPRなど、さらには婚活イベントを開催するなど積極的な取り組みを継続することで、転入による社会増を少しでも伸ばせるよう努めてまいりたいというように思います。
御存じのように、このところ転出者が多く、また今回も約20名の方が8月から9月の中で減少しております。この間、副村長とも話をしたんですけれども、転入者より転出する人を少なくしたほうがいいんじゃないかというようなことも考えなければいけないと思っております。
次に、人事院勧告についてであります。8月8日に平成29年度人事院勧告が発表されました。給与表の改定によるベースアップは平均0.2%、勤勉手当については0.1月分の増額が示されておりますので、12月定例議会におきまして条例改正の上程を予定しておりますので、よろしくお願いをいたします。
次に、鹿港鎮との交流であります。友好都市である鹿港鎮との交流につきまして、本年度は10月26日に鹿港国民中学校から約80名が来村し、松川の中学生と交流を行う予定であります。また、こちらからは11月28日から5日間の日程で鹿港鎮に中学生を派遣いたします。今年はこれまでで最高の78名の中学生と9名の引率者を派遣いたします。できるだけ大勢の中学生に台湾でのホームステイや交流事業を体験していただき、若いうちに国際感覚を養ってもらいたいと思っております。
鹿港鎮との友好都市協定を締結し、来年6月で5周年を迎えます。これを記念しまして来年1月に観光協会で訪問旅行を企画しております。9月4日の文書配布で募集が始まっておりますので、大勢の方に御参加いただきたいと考えておるところであります。
次に、村総合防災訓練についてであります。8月27日には、大地震発生を想定した村総合防災訓練を行いました。村内全域を対象とし、Jアラートによる訓練放送により指定緊急避難所に集まっていただきました。報告によりますと約2,000人の皆様が参加され、村民の防災意識が高いことを感じました。
この後、小学校の体育館におきまして、県危機管理防災課の職員を講師に、各自主防災会及び村職員約200名が参加をしまして、村避難所運営マニュアルに従って避難所の開設訓練を行い、知識を深めることができました。今後もこのような訓練を続けていくことで、防災への備えをお願いするとともに、災害への取り組みに努めてまいりたいというように思います。
次に、防災施設整備事業についてであります。消防団第2分団詰所の建設につきましては、先ごろ用地買収を完了し、詰所と防災倉庫建設に先立ち敷地の外構工事を発注いたしました。今後は、なるべく早い時期に本体工事を発注し、本年度中の竣工を目指します。
続きまして、広島平和祈念式典への参加であります。原爆投下から72年目を迎えた8月6日の広島平和祈念式典へ、本年も村の将来を担う中学生4名、引率の先生1名、村職員2名の計7名を派遣いたしました。原爆死没者の霊を慰め、核兵器廃絶と二度とこのようなことが起きないよう世界の恒久平和を祈念する貴重な経験ができたと思います。本年で10年目を迎えた事業でありますが、今後も人づくり事業として継続していきたいと考えております。
続いて、恒久平和祈念式についてであります。8月15日に松川神社東側の広場において、昨年に引き続き第2回目の恒久平和祈念式を行いました。今年は昨年のほぼ倍の100名の皆様に参加をいただき、戦没者、
殉職者を追悼し、恒久的な平和を祈念いたしました。今回は、広島平和祈念式典に参加されました代表の中学生から平和への思いを述べていただきました。
今後も多くの村民の皆様から御参加をいただき、平和への願いを次の世代に伝えてまいりたいというように思っております。
敬老祝い金についてであります。今月18日は敬老の日であります。各区で敬老会等が実施されているところですが、村の条例によります祝い金は、本年の対象者は、80歳が94名、88歳が63人、99歳が3人、合計160人の皆様であります。多年にわたり社会の発展に寄与していただいたことに敬意を表すとともに、ますます御健康でお過ごしいただきたいと思っております。
今年も88歳と99歳の方全員にお会いをし、祝い金を手渡してまいりたいということで、きのうの午後、おとといの午後と、福祉課長と一緒に各家庭を回らさせていただきました。皆さんお元気で、負けちゃあいられないなというように思いました。草を取っている人、それから、うちの周りを回っている人、本当にいろいろな方がおいででしたけれども、ぜひ元気でずっとお過ごしをいただけたらなというように思います。
次に、信濃国松川響岳太鼓子供会の活躍についてであります。信濃国松川響岳太鼓子供会は、8月27日箕輪町文化センターで開催されました第20回日本太鼓ジュニアコンクール長野県大会におきまして、県内から9チームが出場する中、響岳太鼓の代表曲「化心」で出場いたしまして、見事優勝の栄に輝き、来年3月25日に石川県金沢市の金沢歌劇座で開催される全国大会の切符を手にいたしました。
全国大会へは2年ぶり12回目の出場となりますが、1つでも上を目指し頑張ってほしいと思っておるところであります。また、代表して応援に行ってまいりたいというように考えております。
子ども未来センター建設についてであります。
子ども未来センターにつきましては、建設検討委員会の皆様と協議を進めており、本議会の議案で備品購入費等を計上させていただいておりますので、よろしくお願いをいたします。
建設工事は12月末の完成を目指し計画どおり順調に進んでおります。現在、屋根及び外壁工事がほぼ終了し、9月中には足場が外れ外観が見られそうであります。また、小中学生対象に愛称の募集も開始いたしました。すばらしい愛称とともに、施設が完成することを楽しみにしております。
続いて、米の作柄概況であります。関東農政局長野地域センターが、先月30日に公表した平成29年度産水稲の8月15日現在の作柄状況は、中信地区は平年並みと見込まれています。7月下旬より8月中旬まで雨の降る日が多い不安定な天候が続いておりましたが、収穫に影響がなく豊作となることを願っております。
続きまして、第35回松川ふるさと祭り及び第21回高瀬川納涼大花火大会についてであります。8月5日に大勢の村民の皆様に参加をいただき、第35回松川ふるさと祭りが盛大に開催されました。各区や団体の工夫を凝らした模擬店、チーム対抗パフォーマンス選手権等、順調に行われておりましたが、その直後にゲリラ豪雨に見舞われ、雷も発生したので中止とさせていただきました。
中止となった踊りの輪、お楽しみ抽選会は、8月15日の安曇節保存会主催の大盆踊り会に組み込ませていただき、当日も小雨の降る中、700名ほどの村民の皆様に参加をいただき開催することができました。
35年の長い歴史の中で初めての中止及び一部順延と苦渋の選択をさせていただきましたが、2日間にわたり実行委員会が中心となり運営いただいたこと、大勢の村民の皆様に参加いただいたことに感謝を申し上げたいと思います。夏の夜のいっときでしたけれども、地域住民の交流がさらに深まったものと思っております。
また、8月13日には第21回高瀬川納涼大花火大会が池田町と合同で開催されました。今年は、昨年好評でした手筒花火をふやすとともに、目玉である尺玉も5発ふやし60発打ち上げました。夜空いっぱいに広がる大輪の光と音をお楽しみいただけたと思います。
中学生修学旅行の農家民泊についてであります。修学旅行生の農家民泊の受け入れも本年で7年目を迎え、東京都、京都府、大阪府、千葉県の公立中学校9校を9月までに9校、総勢909人の生徒さんを受け入れる予定であります。この事業も順調に進んでおり、受け入れ農家の皆様の協力によるものと感謝を申し上げているところであります。
今後も農業と観光を結びつけた農家民泊を支援するため、大町市、安曇野市、池田町と広域連携する中で、受け入れ体制のさらなる充実を図り、松川村の魅力を都会に発信してまいります。
次に、成人式についてであります。平成29年度成人式を8月15日すずの音ホールで、成人者89人、通知対象者は150人、うち松川中学校卒業者は110人でありますが、の皆様が出席され盛大に開催をされました。
式典では、厳粛の中、新成人の凛とした姿に感銘を受け、「ふるさと松川村を誇りに思い、自分の目標に向かって頑張り、将来は松川村にぜひ帰って来ていただきたい」とお願いをいたしました。
式典後は実行委員によるアトラクションを行い、参加者は懐かしい恩師の先生及び友人と楽しいひとときを過ごされていました。
続きまして、土地開発公社の状況であります。6月に上緑町工業団地に進出が決まりました明科陸運株式会社様が、8月21日にチルドセンター新築に伴う地鎮祭が行われ出席をしてまいりました。来年1月末の完成に向け建設工事が開始されましたので、一日も早い操業開始を期待しておるところであります。
また、松川中学校西の宅地分譲につきましては、13区画の分譲中、現在7区画が契約済み、2区画が契約準備中でありますので、引き続き早期完売を目指してまいります。
次に、本日上程いたします議案の概要を説明申し上げます。
議案第34号 松川村
いじめ問題対策連絡協議会等条例は、松川村いじめ防止基本方針に基づき、いじめ問題対策に関する組織設置に伴う新設条例であります。
議案第35号 平成29年度松川村
一般会計補正予算(第2号)から議案第39号 平成29年度松川村
特定環境保全公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)までは、各会計の予算の補正であります。
議案第40号 平成28年度松川村
一般会計歳入歳出決算書から議案第45号 平成28年度松川村
水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定についてまでは、各会計の決算書であります。
いずれも提案時には各担当課長等に説明をいたせますので、御審議の上、承認、議決いただきますようお願いを申し上げ、開会の挨拶とさせていただきます。長くなりますけれども、どうぞよろしくお願いいたします。
○議長(
白澤富貴子君) 村長挨拶を終わります。
△日程第4 諸般の報告
○議長(
白澤富貴子君) 日程第4 諸般の報告をいたします。
お手元に配付の諸般の報告を事務局に朗読させます。事務局長。
◎事務局長(宮澤大介君) 諸般の報告。
前定例会以降に各議員が出席した一部事務組合議会等の主なものを報告する。
1 高瀬広域水道企業団議会8月臨時会
開催期日 平成29年8月2日
出席議員 白澤議長、佐藤副議長
審議事項等 ・議長選挙について
審議結果等 議長に勝野富男議員(大町市)を選任
2 穂高広域施設組合議会第1回臨時会
開催期日 平成29年8月3日
出席議員 白澤議長、佐藤副議長
審議事項等 ・平成28年度
一般会計補正予算の専決処分報告
・平成29年度各会計補正予算
・監査委員の選任について
審議結果等 各議案を原案のとおり承認並びに可決
監査委員に那須博天議員(池田町)を選任
3 北アルプス広域連合議会8月定例会
開催期日 平成29年8月23日、24日
出席議員 白澤議長、佐藤副議長、梨子田議員
審議事項等 ・平成28年度各会計決算
・平成29年度各会計補正予算
審議結果等 各議案を原案のとおり認定並びに可決
4 高瀬広域水道企業団議会8月定例会
開催期日 平成29年8月23日
出席議員 白澤議長、佐藤副議長
審議事項等 ・平成28年度会計決算
審議結果等 原案のとおり認定
以上です。
△日程第5 議案の上程
○議長(
白澤富貴子君) 日程第5 議案の上程を行います。
議案第34号 松川村
いじめ問題対策連絡協議会等条例を議題とします。提案者の説明を求めます。教育次長。
◎教育次長(原勇一君) それでは、議案第34号 松川村
いじめ問題対策連絡協議会等条例の説明をいたします。
この条例は、目次のところに記載してあります1つの協議会と2つの委員会について、1本の条例としております。その関係で、題名、松川村
いじめ問題対策連絡協議会等条例ということで、「等」がついてございます。
では、第1条、趣旨といたしまして、この条例は、いじめ防止対策推進法の規定に基づき制定するということでございます。
第2条から第10条までは、松川村いじめ問題対策連絡協議会についてです。
第2条は、法第14条第1項の規定に基づき、松川村いじめ問題対策連絡協議会を置くということでございます。
第3条につきましては、所掌事務。いじめの防止に関し、関係機関・団体と連絡、調整を図るということでございます。
第4条は組織でございます。委員15人以内をもって組織するという中で、第2項としまして、委員は教育委員が必要と認める者の中から委嘱または任命するということでございます。
第5条が委員の任期でございます。2年としまして、欠員があった場合は前任者の残任期間ということでございます。また、再任は妨げないということでございます。
第6条、会長及び副会長です。2項といたしまして、それぞれ委員の互選となってございます。3項といたしまして、会長が会務を総理する。4項につきましては、会長が事故あるときは副会長の職務代行を書いてございます。
第7条、会議でございます。この会議は会長が招集し、議長となるということで、2項として半数以上の出席が要るということ、そして第3項としまして、関係者の出席を求め、意見聴取、資料の提出を求めることができるということでございます。
第8条は秘密の保持でございます。
第9条、事務局は教育委員会に置く。
第10条は委任でございます。この条例に定めるもののほか必要な事項は教育委員会が別に定めるということでございます。
第11条から第16条までは、松川村いじめ問題対策専門委員会についてでございます。
第11条は、法第28条第1項に基づき、松川村いじめ問題対策専門委員会を置くものでございます。これは法による重大事態への対処との位置づけになります。
第12条は、所掌事務として、教育委員会の諮問に応じて調査審議をする。
第13条は組織で、10名以内、2項として教育委員会が委嘱するという内容でございます。
第14条は任期で、12条で諮問された案件の調査審議が終了するまでが任期となります。
第15条は、委員長及び副委員長の関係。
第16条は、前段、松川村いじめ問題対策連絡協議会の第7条から第10条の規定を松川村いじめ問題対策専門委員会に準用する、また語句の読みかえを規定するものでございます。
第17条から第22条までは、松川村いじめ問題再調査委員会についてでございます。
第17条は、法第30条第2項に基づき、松川村いじめ問題再調査委員会を置くものでございます。
第18条は、所掌事務として、法28条第1項の規定による調査結果において、村長の諮問に応じ調査審議をするということでございます。
第19条は組織で、6名以内。2項としまして、専門知識を有する者より村長が委嘱するという内容でございます。
第20条は任期で、17条により諮問された案件の調査審議が終了するまで。
第21条は委員長の関係でございます。
第22条は、前段、松川村いじめ問題対策連絡協議会の第7条から第10条の規定を松川村いじめ問題再調査委員会に準用する、また語句の読みかえを規定するものでございます。
附則といたしまして、施行期日、この条例は公布の日から施行する。
平成29年9月7日 提出 松川村長名。
以上、よろしくお願いいたします。
○議長(
白澤富貴子君) 説明が終わりましたので、質疑を行います。質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
白澤富貴子君) 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。
これから討論を行います。反対討論はありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
白澤富貴子君) その他討論はありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
白澤富貴子君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。
これから議案第34号を採決します。
本案を原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。
(起 立 全 員)
○議長(
白澤富貴子君) 起立全員。よって、本案は原案のとおり可決されました。
続いて、議案第35号 平成29年度松川村
一般会計補正予算(第2号)を議題とし、事務局に朗読させます。事務局長。
(事務局朗読)
○議長(
白澤富貴子君) 提案者の説明を求めます。総務課長。
◎総務課長(須沢和彦君) 今回の補正につきましては、歳入につきましては、地方交付税、国庫補助金及び都市再生整備計画事業債の増額と、公共施設等整備基金繰入金の減額が主な内容でございます。
歳出につきましては、総務費で人づくり推進費として人づくり事業派遣研修補助金、民生費で国民健康保険特別会計への繰出金、土木費で緑町中区の緑町防災公園へのトイレ設置にかかわる工事請負費の増額が主な内容でございます。
4ページをお願いいたします。第2表地方債補正でございますが、上段、都市再生整備計画事業債は、借り入れ限度額を1億3,470万円から1億7,010万円に引き上げ、下段の臨時財政対策債につきましては、借り入れ限度額を1億5,000万円から1億4,620万円に引き下げるものでございます。
それでは、総務課歳入関係、7ページをお願いいたします。8款1目地方特例交付金36万3,000円でございますが、交付決定に伴う増額でございます。
その下、9款1目地方交付税1,705万2,000円の増額は、普通交付税を予定しております。
最下段となりますが、13款2項1目総務費国庫補助金36万2,000円の増額でございますが、番号制度システム整備費補助金としまして、マイナンバーの関係で福祉関係のシステム改修に伴うものでございます。
下段の4目土木費国庫補助金2,880万円の増額は、社会資本整備総合交付金の交付決定による計上でございます。
次に8ページをお願いいたします。上段の13款5目消防費国庫補助金16万円と、その下、14款5目の消防費県補助金8万円の増額は、いずれも住宅耐震診断実施件数増に伴います精密診断5件分の計上でございます。
下段の3項委託金1目総務費委託金8,000円の増額は、就業構造基本調査交付金の額確定による計上でございます。
続いて、9ページをお願いいたします。上段の17款1目人づくり基金繰入金316万5,000円の増額は、国際交流推進事業の派遣人数増に伴う計上。
3目公共施設等整備基金繰入金5,000万円の減額は、都市再生整備計画事業にかかわる国庫補助金と村債の増額に伴う計上でございます。
4目ふるさと応援基金繰入金1,500万円の増額は、
子ども未来センター備品購入の財源としての計上でございます。なお、歳出につきましては教育委員会より説明いたします。
その下、中段でございます。18款1目繰越金226万8,000円の増額は、前年度繰越金の額確定による計上でございます。
下段の19款3目雑入300万円の増額のうち、説明欄をごらんいただきたいんですが、一番上の行、消防団員安全装備品等助成金49万円の増額は助成額決定によるものでございます。広域連合負担金還付金は前年度精算に伴うもので、総務課関係でございますが、上から3行目、広域連合負担金還付金、広域経常費16万2,000円。それから、最下行の広域連合負担金還付金12万6,000円のうち基幹系システム事業費5万円。それから、戸籍情報システム情報化推進費3万9,000円でございます。
続いて、10ページをお願いいたします。下段の20款1目土木債3,540万円の増額でございます。国庫補助金の交付決定に伴う計上。
それから、3目の臨時財政対策債380万円の減額につきましては、発行可能額の確定による計上でございます。
続きまして、歳出関係になりますが、11ページをお願いいたします。
2款5目財産管理費33万円の増額ですが、11節需用費14万8,000円は公用車修繕にかかわる経費の計上でございます。
それから、18節備品購入費18万2,000円は、庁舎屋内消火栓のホース14本分の購入でございます。
それから、6目企画費19節負補交64万9,000円の増額につきましては、北アルプス広域連合臨時職員1名増員に伴います松川村負担割合分29万9,000円と、景観保全の推進事業補助金35万円の計上でございます。
11目人づくり推進費471万9,000円の増額は、先ほど村長挨拶にもございましたが、10月に来村される鹿港訪問団の受け入れ人数増及び11月の鹿港への派遣人数が当初47名から87名に増加したことに伴いますものでございます。また、村観光協会の企画旅行及び松本西南と鹿港ロータリークラブの記念行事にかかわる計上でございます。
8節報償費2万2,000円は、通訳及びホームステイ受け入れ件数増に伴う謝礼の計上でございます。
9節旅費64万5,000円につきましては、派遣人数の増、旅費変更に伴う増、また観光協会企画の友好協定5周年記念旅行への随行職員並びにロータリークラブ記念事業への参加職員各1名分の計上でございます。
11節需用費60万1,000円は、消耗費として派遣人数増に伴います派遣人の着用するポロシャツ作成費、それからホームステイ先へのお土産及び手づくりプレゼントの材料費を、また鹿港からの受け入れ人数増に伴う歓迎会等の行事賄いの計上でございます。
12節役務費28万5,000円は、派遣人数増に伴います旅行保険料。
それから、19節負補交316万6,000円につきましては、中学生の派遣人数増によります研修補助金の計上でございます。
その下、12目総合行政情報費111万1,000円の増額は、歳入でも説明いたしましたが、福祉関係のシステム整備委託料54万4,000円と、内部情報系の予備のパソコン3台分の備品購入費56万7,000円の計上でございます。
続いて、13目地方創生推進費174万2,000円の追加のうち、12ページにまいりますが、移住・定住への取り組みにかかわります11節需用費5,000円は、A4サイズPR用のチラシ4万2,000枚の印刷代。
それから、13節の委託料56万4,000円につきましては、B2サイズのポスター200枚の作成、それからノベルティー用のペットボトル飲料水2,400本の作成、そして、これまでは男性長寿日本一の村をキャッチフレーズとしてまいりましたが、それにかわる村の統一的なキャッチフレーズとロゴの作成に伴う各業務委託料の計上でございます。
次に、14節使用料及び賃借料4万1,000円につきましては、東京・大阪方面に移住・定住のパンフレット及びポスターを展示するためのスペースの使用料でございます。
続きまして、下段にまいりまして、2款総務費4項1目選挙管理委員会費4万7,000円の増額でございますが、平成28年7月10日執行の参議院議員通常選挙における執行経費につきまして、県の算定ミスにより村へ過大交付されたことに伴う返還金の計上でございます。
13ページをお願いいたします。上段、5項1目委託統計調査費8,000円の増額は、1節報償費3,000円、11節需用費5,000円は、就業構造基本調査の県交付金確定に伴う計上でございます。
15ページをお願いいたします。中段、7款5項1目都市計画費5万6,000円の増額でございます。
子ども未来センター検討委員会開催回数増に伴う報酬増でございます。
2目公園費1,836万円の増額は、都市再生整備計画事業の変更承認が受けられたため、緑町防災公園トイレ整備を前倒しし実施するためのものでございます。13節委託料216万円は設計・監理業務として、そして15節の工事請負費1,620万円はトイレの建設工事費の計上でございます。
続きまして、下段の8款3目消防施設費53万5,000円の増額でございます。歳入でも御説明いたしましたが、消防団員の安全装備品等助成金を受けまして消防団員の防寒着3着の備品購入費の計上でございます。
4目災害対策費32万円の増額は、13節委託料で住宅の精密耐震診断5件分の計上でございます。
少し飛びますが、18ページをお願いいたします。下段でございます。10款公債費ですが、1目元金13万1,000円の増額及び2目の利子173万8,000円の減額は、利率の見直しによるものでございます。
総務課関係、以上でございます。
○議長(
白澤富貴子君) 住民課長。
◎住民課長(丸山稿君) それでは、住民課関係をお願いいたします。
戻っていただきまして、9ページ目をお願いいたします。9ページの3目雑入、下から2段目の括弧書き、火葬場運営費10万8,000円の追加は前年度精算によるものでございます。
飛びまして、13ページをお願いいたします。歳出になりますけれども、3款1目社会福祉総務費28節繰出金は、国保特会の国保情報システムとの連携パソコンの導入費の財源として129万6,000円を増とするものでございます。
その下、6目老人医療費28節繰出金は、後期特会の前年度繰越金確定に伴い事務費分8,000円を減とするものでございます。
次のページ、14ページをお願いいたします。中段、4款1目清掃総務費11節20万5,000円の追加でございますけれども、木造タイプのごみステーション2カ所がシロアリで柱が腐っている部分の修繕料の計上となります。
住民課関係、以上になります。
○議長(
白澤富貴子君) 福祉課長。
◎福祉課長(丸山正芳君) それでは、福祉課関係、歳入7ページ中段をお願いいたします。款13国庫支出金、目1民生費国庫負担金、節1社会福祉費負担金99万2,000円の計上でございますが、これは国の自立支援給付費等負担金の前年度精算に伴う増額分の計上でございます。
続いて、9ページ下段をお願いいたします。款19諸収入、目3雑入で、説明欄2段目からの広域連合負担金は前年度精算に伴う還付金でございますが、福祉課関係では2段目の介護保険事業106万2,000円、1つ飛んで鹿島荘運営費79万9,000円、その下の平日夜間救急医療事業25万3,000円の計上でございます。
続いて、歳出になりますが、13ページ中段をお願いいたします。款3民生費、目1社会福祉総務費、節23償還金、利子及び割引料91万8,000円の計上でございますが、国庫補助金で障害児給付費負担金等の前年度事業分の精算に伴う返還金でございます。
続いて、下段の款3民生費、目1授産施設総務費、節11需用費41万1,000円の計上でございますが、社会就労センターの火災報知器受信機の経年劣化に伴う交換修理費用の計上でございます。
次ページをお願いいたします。款4衛生費、目2予防費、節23償還金、利子及び割引料26万5,000円の計上でございますが、国庫補助金で未熟児養育医療費の前年度事業分の精算に伴う返還金でございます。
福祉課関係は以上でございます。よろしくお願いいたします。
○議長(
白澤富貴子君) 経済課長。
◎経済課長(白沢庄市君) それでは、経済課関係、歳入8ページ中段をお願いいたします。款14項2目4節2農業費補助金31万1,000円の増額は、中山間地域等直接支払推進事業補助金が9,000円の減額、多面的機能支払交付金が32万円の増額ということで、それぞれ補助金の額の確定によるものでございます。
続きまして歳出、11ページ下段をお願いいたします。款2項1目13の地方創生推進費でございます。節1の報酬5万6,000円でございますが、海外販路等推進協議会委員の報酬でございます。
次ページをお願いいたします。節9旅費104万7,000円の増額は、海外販路等調査の中間報告が10月末に提出されるのを受けまして、海外販路等推進協議会で今年度、海外等に商談PRに行く折の、委員の皆様の旅費は事業費で支出いたしますが、それに帯同する職員の旅費及び県で行う海外商談会へも参加する職員の旅費でございます。
1行飛びまして、節12役務費2万9,000円の増額は、海外旅行の保険料でございます。
続きまして、14ページ下段をお願いいたします。款5項1目3農業振興費、節7賃金の1万8,000円の減額は臨時職員の減額で、これも補助金の額の確定に伴うものでございます。
12役務費50万9,000円の増額は、錯誤捕獲放獣の手数料でございます。
節19負担金、補助及び交付金42万6,000円の増額は、多面的機能支払交付金の額の確定によるものでございます。
その下段でございます。目5の農村婦人の家管理費、節11の需用費5万6,000円の増額は、婦人の家の誘導灯の本体交換によるものでございます。
経済課関係、以上でございます。よろしくお願いいたします。
○議長(
白澤富貴子君) 建設水道課長。
◎建設水道課長(太田健一君) 建設水道課関係をお願いいたします。歳入はございません。歳出のみとなります。
15ページをお願いいたします。上段、7款土木費1目河川総務費3万7,000円の増額は、19節負担金、補助及び交付金で、県治水砂防協会への負担金確定によるものでございます。
建設水道課関係は以上でございます。
○議長(
白澤富貴子君) 教育次長。
◎教育次長(原勇一君) 教育委員会関係をお願いいたします。歳出16ページをお願いいたします。款9項1目2教育委員会事務局費でございますが、節1報酬10万4,000円につきましては、上段、学校運営委員会につきましては、小中学校においてコミュニティ・スクール導入に伴う委員報酬でございます。その下、いじめ等対策連絡協議会委員及びいじめ問題対策連絡協議会委員につきましては、先ほど議案第34号で御説明いたしました松川村
いじめ問題対策連絡協議会等条例制定に伴いまして、今までありましたいじめ等対策協議会が廃止になったことに伴う委員報酬の振りかえでございます。
節7賃金34万4,000円でございますが、中学校で海外からの転入生を受け入れるに当たり、事業の補助及び日本語指導を行う加配教員を手当てするための賃金でございます。
節8報償費10万円でございますが、先ほどの小中学校コミュニティ・スクールのコーディネーターへの謝礼でございます。
下段、款9項3目1中学校の関係でございますが、節11需用費46万7,000円でございますが、消防設備点検でのふぐあい指摘箇所の修繕費でございます。なお、消耗品費につきましては消火栓シール等の購入費でございます。
節13委託料37万8,000円でございますが、中学校敷地内にあります枯れてしまいました樹木の処理を行うものでございます。
節18備品購入費2万6,000円につきましては、先ほどの消防点検の指摘がありました屋外消火栓ホースの購入費でございます。
次ページをお願いいたします。項4目6収蔵施設管理費21万9,000円でございますが、収蔵庫民具・農具展示検討委員会において提案されました内容に収蔵庫内の展示レイアウトを変更するためのものでございます。需用費20万6,000円は展示台の加工及び追加、役務費1万3,000円はレイアウト変更に伴い発生します粗大ごみの処理手数料でございます。
目7社会教育振興費2,022万9,000円でございますが、こちらは現在建設中の
子ども未来センターに係る運営費でございます。
需用費319万4,000円でございますが、消耗品費19万2,000円は清掃用品、事務用品、遊具、遊具につきましては卓球用品ですとかバドミントン用品等の消耗品の購入費。燃料費34万6,000円は灯油の購入費。印刷製本費4万円は申請書等の印刷費。光熱水費261万6,000円は電気、水道、下水の使用料。
12節役務費1万5,000円につきましては、マット、モップの使用料。
委託料5万9,000円につきましては、センター内の清掃業務の委託料でございます。それぞれ建設が完了しまして引き渡しを受けましてから3月までの必要経費の計上でございます。
18節備品購入費1,696万1,000円につきましては、センター内で使用しますテーブル、椅子、棚、大型遊具等の購入費でございます。
教育委員会関係、以上でございます。
○議長(
白澤富貴子君) 社会教育課長。
◎社会教育課長兼公民館長(古畑元大君) それでは、社会教育課関係、お願いをいたします。歳入はございません。
歳出関係の17ページをお願いいたします。最初のところですが、9款教育費4目の生涯学習推進費11節需用費36万6,000円は、消防設備点検の結果、生涯学習センター消防誘導灯の交換でございます。
下段の2目体育施設費56万1,000円のうち、11節の需用費31万7,000円は、浄化槽点検によりまして修繕が必要となりまして、キャンプ場の浄化槽ユニットの交換と、ろ材の交換、それと今年、後期の社会体育施設の修繕費としまして15万円を計上するものでございます。
18節の備品購入費24万4,000円は、消防設備点検によりまして、スポーティプラザの屋外消火栓のホースの交換と、社会体育団体の要望によります老朽した小学校体育館のバドミントンの支柱2組の交換でございます。
社会教育課関係、以上でございます。よろしくお願いいたします。
○議長(
白澤富貴子君) 説明が終わりましたので質疑を行います。質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
白澤富貴子君) 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。
これから討論を行います。反対討論はありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
白澤富貴子君) その他討論はありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
白澤富貴子君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。
これから議案第35号を採決します。本案を原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。
(起 立 全 員)
○議長(
白澤富貴子君) 起立全員。よって、本案は原案のとおり可決されました。
ただいまより11時15分まで休憩といたします。
午前10時58分 休憩
午前11時15分 再開
○議長(
白澤富貴子君) 再開します。
議案第36号 平成29年度松川村
国民健康保険特別会計補正予算(第1号)を議題とし、事務局に朗読させます。事務局長。
(事務局朗読)
○議長(
白澤富貴子君) 提案者の説明を求めます。住民課長。
◎住民課長(丸山稿君) 今回の補正でありますが、国保の負担金等、過年度精算と国保情報集約システムとの連携パソコン導入費が主な内容で増額となっております。
5ページ目をお願いいたします。歳入関係になります。3款1目療養給付費等負担金322万1,000円は、過年度精算に伴う前年度精算交付金の追加でございます。
2目システム開発費等補助金43万2,000円の増額は、平成30年から始まる国保制度改革に向けて県へ情報提供するためのシステム改修に伴う補助金の計上になります。
9款1目一般会計繰入金は、国保情報集約システムとの連携パソコン導入費の繰入金で、129万6,000円の追加になります。
10款1目繰越金は、前年度決算による繰越額確定に伴う30万円の減額であります。
次のページをお願いいたします。歳出関係になります。1款1目一般管理費172万8,000円は、委託料として国保制度改革に向けて県へ情報提供するためのシステム改修費を43万2,000円追加し、18節備品購入費129万6,000円は、国保情報集約システムとの連携するためのパソコン等の導入費を追加計上するものでございます。
3款1目後期高齢者支援金37万1,000円の減額は、支払い額確定によるものでございます。
4款1目前期高齢者納付金5,000円の追加は、負担金、前期高齢者負担金調整見込み額確定によるものでございます。
次のページ、6款1目介護納付金44万1,000円の減額は、負担金、介護納付金確定によるものでございます。
9款1目支払準備基金積立金202万円の増額は、前年度精算により基金を積み立てるものでございます。
10款5目償還金170万8,000円は、前年度精算として支払基金に153万2,000円、国に17万6,000円それぞれ償還する内容でございます。
説明は以上になります。よろしくお願いいたします。
○議長(
白澤富貴子君) 説明が終わりましたので、質疑を行います。質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
白澤富貴子君) 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。
これから討論を行います。反対討論はありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
白澤富貴子君) その他討論はありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
白澤富貴子君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。
これから議案第36号を採決します。
本案を原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。
(起 立 全 員)
○議長(
白澤富貴子君) 起立全員。よって、本案は原案のとおり可決されました。
続いて、議案第37号 平成29年度松川村
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)を議題とし、事務局に朗読させます。事務局長。
(事務局朗読)
○議長(
白澤富貴子君) 提案者の説明を求めます。住民課長。
◎住民課長(丸山稿君) 今回の補正でありますが、本算定による保険料の増額と決算による繰越金額の確定に伴う増額が主なものでございます。
歳入、5ページをお願いいたします。1款1目特別徴収保険料597万3,000円の増、2目普通徴収保険料113万3,000円の減は、本算定後に保険料見込みに伴い、それぞれ増減をするものでございます。
3款1目事務費繰入金8,000円の減は、前年度繰越金確定によるものでございます。
5款1目繰越金12万7,000円の増額は、前年度繰越金確定によるものでございます。
次のページ、歳出になりますけれども、2款1目後期高齢者医療広域連合納付金495万9,000円は、本算定により増加見込みとなった保険料を納付するため負担金を増額とする内容でございます。
説明については以上になります。よろしくお願いいたします。
○議長(
白澤富貴子君) 説明が終わりましたので、質疑を行います。質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
白澤富貴子君) 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。
これから討論を行います。反対討論はありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
白澤富貴子君) その他討論はありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
白澤富貴子君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。
これから議案第37号を採決します。
本案を原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。
(起 立 全 員)
○議長(
白澤富貴子君) 起立全員。よって、本案は原案のとおり可決されました。
続いて、議案第38号 平成29年度松川村
公園墓地造成事業特別会計補正予算(第1号)を議題とし、事務局に朗読させます。事務局長。
(事務局朗読)
○議長(
白澤富貴子君) 提案者の説明を求めます。住民課長。
◎住民課長(丸山稿君) それでは、5ページをお願いいたします。歳入ですが、3款繰越金4,000円は前年度決算による繰越金確定に伴う増額でございます。
次のページ、歳出をお願いいたします。公園墓地整備基金へ、その4,000円を積み立てるという内容のものでございます。
説明は以上になります。よろしくお願いいたします。
○議長(
白澤富貴子君) 説明が終わりましたので、質疑を行います。質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
白澤富貴子君) 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。
討論はありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
白澤富貴子君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。
これから議案第38号を採決します。
本案を原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。
(起 立 全 員)
○議長(
白澤富貴子君) 起立全員。よって、本案は原案のとおり可決されました。
続いて、議案第39号 平成29年度松川村
特定環境保全公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)を議題とし、事務局に朗読させます。事務局長。
(事務局朗読)
○議長(
白澤富貴子君) 提案者の説明を求めます。建設水道課長。
◎建設水道課長(太田健一君) 今回の補正でございますが、収入では平成28年度決算におけます繰越金の確定及び本年度の下水道事業債借入額の確定によるものでございます。また支出では、下水道事業債の利子の確定に伴うものでございます。
3ページをお願いいたします。第2表地方債の補正でございます。本年度の下水道事業債の借入額の確定により、借り入れ限度額を1億1,460万円に減額するものでございます。
6ページをお願いいたします。歳入でございますが、5款繰入金1目公共下水道整備基金繰入金197万8,000円の減額は、前年度繰越金の確定等によるものでございます。
中段、6款繰越金は決算に伴います前年度からの繰越金148万8,000円の増額でございます。
下段、8款村債1目下水道事業債は、平準化債の借入額確定によります20万円の減額でございます。
7ページをお願いいたします。歳出でございます。2款公債費2目の利子ですが、下水道事業債の利子確定による69万円の減額でございます。以上でございます。
○議長(
白澤富貴子君) 説明が終わりましたので、質疑を行います。質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
白澤富貴子君) 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。
これから討論を行います。反対討論はありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
白澤富貴子君) その他討論はありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
白澤富貴子君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。
これから議案第39号を採決します。
本案を原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。
(起 立 全 員)
○議長(
白澤富貴子君) 起立全員。よって、本案は原案のとおり可決されました。
続いて、議案第40号から議案第45号までは平成28年度各会計決算であり、関連がありますので、一括上程したいと思いますが、これに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
白澤富貴子君) 異議なしと認めます。
それでは、議案第40号 平成28年度松川村
一般会計歳入歳出決算書、議案第41号 平成28年度松川村
国民健康保険特別会計歳入歳出決算書、議案第42号 平成28年度松川村
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算書、議案第43号 平成28年度松川村
公園墓地造成事業特別会計歳入歳出決算書、議案第44号 平成28年度松川村
特定環境保全公共下水道事業特別会計歳入歳出決算書、議案第45号 平成28年度松川村
水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定についてを議題とし、一括上程します。
提案者の説明を求めます。村長。
◎村長(平林明人君) それでは、平成28年度の決算の概要につきまして、朗読をもって説明とさせていただきます。1ページのところに書かれておりますけれども、朗読をさせていただきます。平成28年度決算の状況であります。
1、一般会計。歳入総額は43億525万9,000円で、前年度より7,081万2,000円、1.6%の減。歳出総額は42億7,164万7,000円で、前年度より6,828万9,000円、1.6%の減となりました。
歳入歳出差引額は3,361万2,000円の黒字で、繰越事業の財源として翌年度へ繰り越すべき財源は1,834万4,000円を差し引いた実質収支額は1,526万8,000円となり、このうち800万円を地方自治法第233条の2の規定により基金に積み立て、726万8,000円を翌年度に繰り越しをいたしました。また、単年度収支は416万1,000円の黒字となり、財政調整基金積立金利子分でありますが、53万1,000円を加えた実質単年度収支は469万2,000円の黒字となりました。
平成28年度は、都市公園整備事業などの継続事業や
子ども未来センター整備事業、繰越事業であった地方創生推進事業などのほか、次のような事業に取り組みをいたしました。主な事業は広域行政推進事業以下20事業でありますので、ごらんをいただきたいというように思います。
歳入の状況であります。
①自主財源。自主財源は歳入総額の31.9%を占め、前年度より1億6,584万9,000円、10.8%減少いたしました。これは公共施設等整備基金繰入金の減などによるものであります。
村税は前年度より1,102万4,000円、1.2%増の9億5,672万円で、村民税が348万5,000円の増、固定資産税が850万6,000円の増、軽自動車税が533万5,000円の増、村たばこ税が617万3,000円の減となりました。
②番、依存財源。依存財源は歳入総額の68.1%を占め、前年度より9,503万7,000円、3.4%増加いたしました。
普通交付税は前年度より3,066万4,000円、2.0%減の14億9,459万5,000円、特別交付税は前年度より704万7,000円、9.3%増の8,271万7,000円でした。
国庫支出金は、都市公園整備事業、地方創生推進事業、児童手当支給、障害者自立支援給付などの財源として交付され、前年度より5,044万6,000円、11.2%増の4億9,970万9,000円となりました。また、村債は臨時財政対策債1億3,300万円のほか、
子ども未来センター整備事業などの財源として借り入れ、前年度より1億1,380万円、62.6%増の2億9,550万円でした。
2、歳出の状況であります。
①性質別歳出の状況。
義務的経費は前年度より1,035万6,000円、0.7%減の15億968万7,000円で、歳出総額の35.3%となりました。これは、扶助費が4,204万4,000円、8.7%増、公債費が3,598万6,000円、11.3%減、人件費が1,641万4,000円、2.3%減となったことによるものであります。
イ、投資的経費は前年度より1億9,518万4,000円、19.6%減の8億311万3,000円で、歳出総額の18.8%となりました。これは安曇総合病院再構築事業補助などの減によるものであります。
ウ、その他の経費は前年度より1億3,725万1,000円、7.5%増の19億5,884万7,000円で、歳出総額の45.9%となりました。
主なものは、補助費等が国・県・一部事務組合負担金、村補助金などで6億3,134万円、前年比7,197万5,000円、10.2%減。物件費6億64万8,000円、前年比8,508万2,000円、16.5%増。繰出金は下水道特別会計繰出金など5億2,420万9,000円、前年比943万7,000円、1.8%増。積立金は公共施設等整備基金、人づくり基金などの積み立て1億6,686万9,000円、前年比1億658万5,000円、176.8%の増であります。
続きまして、目的別歳出の状況であります。歳出を目的別に見た状況では、総務費が公共施設等整備基金の積み立て、地方創生推進事業費の増などにより1億8,771万9,000円、32.0%増。民生費が、臨時福祉給付金支給事業の増などにより4,706万8,000円、3.6%増。衛生費が、安曇総合病院再構築事業補助の減などにより9,819万円、28.0%減。農林水産業事業が、強い農業づくり補助金の減などにより1,746万1,000円、6.2%減。商工費が、交流施設環境整備事業、プレミアムつき商品券発行事業補助の減などにより6,211万7,000円、34.3%の減となりました。また、土木費が、都市公園整備事業、道路新設改良事業の減などにより1億5,653万5,000円、22.9%減。消防費が、消防施設整備事業の増などにより5,221万9,000円、27.9%増。教育費が、図書館システム更新などにより1,142万2,000円、3.0%増。公債費は3,598万6,000円、11.3%減となっています。
以上が、一般会計歳入歳出決算の状況であります。
なお、普通会計で見る経常収支比率は前年度より0.4ポイント上昇し、76.1%となりました。コスト意識の徹底により経常的経費の抑制にこれからは努めてまいりたいというように思います。
また、実質公債費比率は前年度より0.4ポイント低下し、3.8%となりました。引き続き健全性を保持し、安定的な財政運営を図ります。
続きまして、2番、国民健康保険特別会計であります。
歳入総額11億3,788万8,000円、歳出総額11億3,718万8,000円、歳入歳出差引額70万円となりました。このうち条例に基づき40万円を支払準備基金に積み立て、30万円を翌年度へ繰り越ししました。
歳入のうち自主財源の国保税は2億3,615万2,000円で、構成比は20.8%、前年度より0.2%の増、徴収率は前年度より2.9ポイント上回り85.7%となりました。
また、依存財源のうち国庫支出金は2億1,998万3,000円で、構成比は19.3%、前年度より939万円の増となりました。
歳出の主なものは、保険給付費で退職被保険者等分を含め6億8,418万9,000円、構成比は60.2%、後期高齢者支援金等は1億3,214万8,000円、構成比は11.6%となっています。
医療費の動向は、一般被保険者分が前年度より3,695万5,000円、5.3%の減、退職被保険者分は前年度より1,681万円、45.4%の減となり、医療費全体では前年度より7.3%減となりました。
3、後期高齢者医療特別会計。
歳入総額9,706万6,000円、歳出総額9,693万8,000円で,歳入歳出差引額12万8,000円を翌年度へ繰り越ししました。歳入は保険料7,048万9,000円、一般会計繰入金2,618万8,000円が主なものであります。歳出は広域連合納付金9,602万8,000円が主なものであります。
4、公園墓地造成事業特別会計。
歳入は基金繰入金が主なもので総額1,831万6,000円、歳出は施設管理費などが主なもので総額1,831万円となり、歳入歳出差引額6,000円を翌年度へ繰り越しいたしました。
5、特定環境保全公共下水道事業特別会計。
歳入総額4億3,423万6,000円、歳出総額4億3,274万7,000円、歳入歳出差引額は148万9,000円となりました。歳入の主なものは、下水道使用料1億4,124万4,000円、受益者負担金547万4,000円、国庫支出金260万円、大町市ほかからの受託事業収入3,463万円であります。歳出の主なものは、公債費2億9,796万7,000円です。
6番、水道事業会計。
水道事業収益は、前年度より590万円増の1億8,854万1,000円となりました。このうち営業収益は1億5,883万円、営業外収益は2,971万1,000円となっています。
水道事業は、前年度より31万2,000円増の1億5,427万円となりました。その主なものは、減価償却費8,300万1,000円、原水及び浄水費1,149万5,000円、配水及び給水費728万円、業務費414万7,000円です。
損益では、3,427万1,000円の利益剰余金が生じております。建設改良工事につきましては,第2配水池等設計及び水道事業変更認可図書作成業務委託等を行い,配水設備改良費が2,674万2,000円となっております。
以上、朗読をしまして説明とかえさせていただきますけれども、後で監査委員のほうから報告があると思いますけれども、1円の誤差もなかったということを言われておりますので、職員に感謝をしておきたいというように思います。以上です。よろしくお願いします。
○議長(
白澤富貴子君) ここで暫時休憩します。
午前11時43分 休憩
午前11時44分 再開
○議長(
白澤富貴子君) 再開します。
ここで松川村代表監査委員より、決算審査の報告をお願いします。川上代表監査委員。
◎代表監査委員(川上雅嗣君) それでは、決算審査について御報告いたします。
平成28年度松川村一般会計、各特別会計及び事業会計決算審査意見書。
地方自治法第233条及び地方公営企業法第30条の規定により、平成28年度松川村各会計の決算書並びに関係帳簿、証書類を審査した結果、次のとおり意見を付する。
1、審査対象
平成28年度松川村
一般会計歳入歳出決算書及び関係帳簿、証書類
平成28年度松川村
国民健康保険特別会計歳入歳出決算書及び関係帳簿、証書類
平成28年度松川村
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算書及び関係帳簿、証書類
平成28年度松川村
公園墓地造成事業特別会計歳入歳出決算書及び関係帳簿、証書類
平成28年度松川村
特定環境保全公共下水道事業特別会計歳入歳出決算書及び関係帳簿、証書類 平成28年度松川村水道事業会計決算書及び関係帳簿、証書類
平成28年度基金に関する帳簿、証書類
2、審査の時期
平成29年7月18日から平成29年8月9日
3、審査の総括意見
村長より提出された決算書に基づき、歳入歳出関係諸帳簿及び証拠書類を照合審査した結果、決算計数はいずれも符合して誤りのないことを確認した。
(1)一般会計は、歳入総額43億525万9,287円、歳出総額42億7,164万6,962円、歳入歳出差引額3,361万2,325円の黒字となっている。翌年度へ繰り越すべき財源1,834万4,000円を差し引き、実質収支額は1,526万8,325円の黒字で、このうち800万円を地方自治法第233条の2の規定により、財政調整基金に積み立てる措置がなされている。
本年度実質収支額1,526万8,325円から前年度実質収支額1,110万7,420円を差し引いた本年度の単年度収支額は416万905円の黒字となる。これに本年度の財政調整基金の積立金(利子)53万99円を加えた実質単年度収支は469万1,004円の黒字となっている。
予算現額に対する歳入の比率は99.41%、歳出は98.64%となっている。
本年度の主な事業としては、都市公園整備事業などの継続事業や
子ども未来センター整備事業、繰越事業であった地方創生推進事業等が挙げられる。
基金は、人づくり基金より627万2,000円、温泉施設及びふれあい交流センター整備基金より5,695万7,000円、公園墓地整備基金より1,389万4,000円、ふるさと応援基金より3,200万円が繰り入れられ、積み立てでは、公共施設等整備基金に8,234万9,000円、人づくり基金に2,000万円、温泉施設及びふれあい交流センター整備基金に1,341万6,704円、ふるさと応援基金に4,785万8,338円がそれぞれ積み立てられている。
地方財政状況調査(普通会計決算)に基づく経常収支比率は76.1%と前年度に比べ0.4ポイント上昇している。また、実質公債費比率は3.8%と前年度に比べ0.4ポイント低下した。
(2)国民健康保険特別会計は、歳入総額11億3,788万7,977円、歳出総額11億3,718万7,939円、歳入歳出差引額70万38円となっており、このうち40万円を基金に積み立てる措置がなされている。
(3)後期高齢者医療特別会計は、歳入総額9,706万5,985円、歳出総額9,693万7,496円、歳入歳出差引額12万8,489円となっている。
(4)公園墓地造成事業特別会計は、歳入総額1,831万6,360円、歳出総額1,831万389円、歳入歳出差引額5,971円となっている。
(5)特定環境保全公共下水道事業特別会計は、歳入総額4億3,423万6,068円、歳出総額4億3,274万6,896円、歳入歳出差引額148万9,172円となっている。
(6)水道事業会計は、当年度純利益が3,427万734円となっている。
4、個別意見
(1)一般会計
歳入
①村税収入状況については、次表のようになっている。
1村民税 調定額4億4,891万1,145円、収入済額4億3,560万5,819円、不納欠損額226万7,928円、収入未済額1,103万7,398円、収納率97%、前年度96.3%。
2固定資産税 調定額4億6,555万162円、収入済額4億3,208万5,211円、不納欠損額169万6,800円、収入未済額3,176万8,151円、収納率92.8%、前年度91%。
3軽自動車税 調定額3,162万7,700円、収入済額3,134万3,599円、不納欠損額5万円、収入未済額23万4,101円、収納率99.1%、前年度98.2%。
4村たばこ税 調定額5,654万6,010円、収入済額5,654万6,010円、不納欠損額ゼロ、収入未済額ゼロ、収納率100%、前年度100%。
5入湯税 調定額113万9,780円、収入済額113万9,780円、不納欠損額ゼロ、収入未済額ゼロ、収納率100%、前年度100%。
合計 調定額10億377万4,797円、収入済額9億5,672万419円、不納欠損額401万4,728円、収入未済額4,303万9,650円、収納率95.3%、前年度94.1%。
収納率は1.2ポイント向上し、収入未済額は減少した。引き続き税の公平負担と収入確保を図るため、収納率向上に努力されたい。
歳出
①物件費等、経費節減に努力されているが、さらに効率性を高められたい。
(2)国民健康保険特別会計
①国保税収入状況については、次表のようになっている。
調定額2億7,567万3,766円、収入済額2億3,615万2,253円、不納欠損額248万6,900円、収入未済額3,703万4,613円、収納率85.7%、前年度収納率82.8%。
収納率は85.7%で前年度に比べ2.9ポイント向上し、収入未済額は減少した。引き続き収納率向上に努力されたい。
②特定健診・特定保健指導による生活習慣病の予防を推進し、健全運営に努められたい。
(3)水道事業会計
①当年度純利益が3,427万734円となり、健全な運営がなされていることが認められる。未収入が391万4,160円あり、そのうち390万2,760円が水道料の未収金である。引き続き、水道料の徴収に努力されたい。
以上、平成28年度一般会計、各特別会計及び事業会計の決算の審査を終了したので、意見書を提出いたします。
平成29年8月10日、松川村監査委員川上雅嗣、松川村監査委員草間正視
続きまして、平成28年度松川村財政健全化審査意見書。
1、審査の概要
この財政健全化審査は、村長から提出された健全化判断比率及びその算定の基礎となる事項を記載した書類が適正に作成されているかどうかを主眼として実施した。
2、審査の結果
(1)総合意見
審査に付された下記、健全化判断比率及びその算定の基礎となる事項を記載した書類は、いずれも適正に作成されているものと認められる。
各数値については次のとおりです。表のとおりです。
(2)個別意見
①実質赤字比率について
平成28年度の一般会計等の実質収支は黒字であり、実質赤字比率は生じていない。なお、早期健全化基準は15%である。
②連結実質赤字比率について
平成28年度の一般会計等と公営事業会計を合計した実質収支は黒字であり、連結実質赤字比率は生じていない。なお、早期健全化基準は20%である。
③実質公債費比率について
平成28年度の実質公債費比率は3.8%となっており、早期健全化基準である25%を下回っている。
④将来負担比率について
平成28年度の将来負担比率は将来負担額よりも充当可能財源が上回り、将来負担比率は生じていない。なお、早期健全化基準は350%である。
(3)是正改善を要する事項
特に指摘すべき事項はない。
以上、平成28年度松川村財政健全化に関する審査を終了したので、意見書を提出します。
平成29年8月10日、松川村監査委員川上雅嗣、松川村監査委員草間正視
続きまして、平成28年度松川村特定環境保全公共下水道事業特別会計経営健全化審査意見書。
1、審査の概要
この経営健全化審査は、村長から提出された資金不足比率及びその算定の基礎となる事項を記載した書類が適正に作成されているかどうかを主眼として実施した。
2、審査の結果
(1)総合意見
審査に付された下記、資金不足比率及びその算定の基礎となる事項を記載した書類は、いずれも適正に作成されているものと認められる。
各数値については表のとおりです。
(2)個別意見
①資金不足比率について
平成28年度において資金不足額はなく、資金不足比率は発生していない。
資金剰余金が148万9,000円あり、健全な経営状況にあると認められる。なお、経営健全化基準は20%である。
(3)是正改善を要する事項
特に指摘すべき事項はない。
以上、平成28年度松川村特定環境保全公共下水道事業特別会計経営健全化に関する審査を終了したので、意見書を提出します。
平成29年8月10日、松川村監査委員川上雅嗣、松川村監査委員草間正視
続きまして、平成28年度松川村水道事業会計経営健全化審査意見書。
1、審査の概要
この経営健全化審査は、村長から提出された資金不足比率及びその算定の基礎となる事項を記載した書類が適正に作成されているかどうかを主眼として実施した。
2、審査の結果
(1)総合意見
審査に付された下記、資金不足比率及びその算定の基礎となる事項を記載した書類は、いずれも適正に作成されているものと認められる。
各数値については表のとおりです。
(2)個別意見
①資金不足比率について
平成28年度において資金不足額はなく、資金不足比率は発生していない。
資金剰余額が2億4,508万円あり、健全な経営状況にあると認められる。なお、経営健全化基準は20%である。
(3)是正改善を要する事項
特に指摘すべき事項はない。
以上、平成28年度松川村水道事業会計経営健全化に関する審査を終了したので、意見書を提出します。
平成29年8月10日、松川村監査委員川上雅嗣、松川村監査委員草間正視
以上で、決算審査に関する審査意見について御報告いたしました。
○議長(
白澤富貴子君) 以上で決算審査の報告を終わります。川上代表監査委員におかれましては、大変御苦労さまでした。ありがとうございました。
ここで川上代表監査委員が退場されますので、暫時休憩します。
午後 0時02分 休憩
午後 0時03分 再開
○議長(
白澤富貴子君) 再開します。ここで1時15分まで休憩といたします。
午後 0時03分 休憩
午後 1時15分 再開
○議長(
白澤富貴子君) 再開します。
それでは、会計管理者の説明を求めます。会計管理者。
◎会計管理者兼会計課長(池上茂君) それでは、決算の概要につきましては、先ほど村長から述べられておりますので、私からは財産に関する調書を説明させていただきます。
決算書57ページをお願いいたします。
まず、財産に関する調書です。1番の公有財産の(1)土地及び建物でございます。土地につきましては、消防施設用地としまして1,807平方メートルを取得しました。また、その他施設としまして27.83平方メートルを交換により減少しております。次に、建物でございますが、183.08平方メートルを消防施設とし、取得しております。
飛びまして、61ページをお願いいたします。こちらは財産の増減調書であります。まず、土地では消防施設用地として、第3分団詰所用地、防災備蓄倉庫用地として取得しました。また、その他施設では、消火栓用地として2.19平方メートルを取得しました。そして、水路敷の交換分として3筆で11.98平方メートルを取得し、2筆で42平方メートルを売却しております。
続きまして、62ページをお願いいたします。こちらは建物関係になります。消防団第3分団詰所108.18平方メートル及び防災備蓄倉庫74.9平方メートルをそれぞれ取得してございます。
戻りまして、58ページをお願いいたします。(2)山林でございます。面積の増減はありません。右側の立ち木の推定蓄積量でございますが、こちらは除間伐による減少があり、成長による増加もありましたが、合計では減少しております。
(3)出資による権利でございますが、ふるさと市町村圏基金出資金につきましては、大北福祉会館耐震改修事業のために取り崩しをしております。そのほかにつきましては増減ありません。
2番の物品につきましては、消防自動車は1台減、公用車5台廃車で、3台を新規購入し合計では2台減であります。ドーザーは増減ありません。
続きまして、次のページ、59ページは基金でございます。
まず、(1)財政調整基金は預金利子分と27年度剰余金処分額600万円の編入があり、増加しております。
(2)減債基金は預金利子分が増加しております。
(3)公共施設等整備基金は、預金利子分と積み立てにより増加がしております。
(4)人づくり基金は、人づくり事業への取り崩しを行いましたが、預金利子分と積み立てにより合計では増加しております。
(5)社会福祉施設整備基金は預金利子分が増加しております。
(6)生きがいづくり基金は、預金利子分と積み立てにより増加しております。
続いて、60ページをお願いいたします。
(7)教育施設整備基金は預金利子分が増加しております。
(8)土地開発基金は、預金利子分はございますが、ちひろ公園430平方メートルの取得と立ち木補償の支払いによりまして現金は減少しました。その分、土地は増加しております。
(9)温泉施設及びふれあい交流センター整備基金は、預金利子分と積み立てはありましたが、すずむし荘の改修を行いましたので、合計では減少しております。
(10)用品調達基金は増減ございません。
(11)ふるさと応援基金は、ふるさと応援基金業務のため取り崩しを行いましたが、預金利子分と積み立てによりまして合計では増加しております。
次に、特別会計に移りますが、飛びまして81ページをお願いいたします。こちらは国民健康保険特別会計の財産に関する調書です。
(1)診療報酬支払準備基金は、預金利子分と積み立て及び27年度剰余金処分額140万円の編入により増加しております。
続きまして、100ページをお願いいたします。
公園墓地造成事業特別会計の財産に関する調書です。公園墓地整備基金は、預金利子はありましたが、事業実施に伴う取り崩しを行いましたので、合計では減少しております。
続きまして、110ページをお願いします。
特定環境保全公共下水道事業特別会計の財産に関する調書です。1番の公有財産の土地及び建物については、増減ありません。
次のページ、111ページ、2番の基金ですが、公共下水道整備基金は、預金利子分はありましたが、下水道事業のための取り崩しを行いましたので減少しております。
財産に関する調書については以上でございます。よろしくお願いいたします。
○議長(
白澤富貴子君) 続いて、補足説明に入ります。総務課長。
◎総務課長(須沢和彦君) それでは、別冊でお配りしてあります平成28年度決算に係る主要な施策の成果についてという成果表に基づきまして、説明のほうを申し上げたいと思います。
初めに66ページをお願いしたいと思います。成果表の66ページでございますが、財政規模の推移ということで、普通会計でございますが、平成24年度から28年度までを記載してございます。下段から3行目になりますが、借金返済の負担の重さを示す実質公債費比率は前年度と比較しまして0.4ポイント改善いたしましたが、その次の経常収支比率は財政の硬直性を示しているわけでございますが、こちらにつきましては0.4ポイント上昇している状況でございます。
続きまして、67ページをお願いいたします。普通会計目的別性質別決算額調べ、それから68ページは性質別歳出における財産内訳表でございます。どちらにつきましても、ごらんいただきたいと思います。
次に、69ページでございます。地方債現在高の調べでございますが、最下段の合計欄、平成28年度末の現在高につきまして、31億3,535万1,000円でございます。前年度対比で4,076万7,000円の増となっております。
次の70ページの歳入歳出のグラフにつきましては、ごらんいただきたいと思います。
それでは、戻っていただきまして、総務課関係の成果表3ページをお願いいたします。成果表3ページ、款ごと目ごとに順番に記載してございます。括弧内の数字につきましては前年度の予算・決算でございます。説明は前年度と比較しまして大きく変わった点を中心に説明させていただきますのでお願いいたします。
初めに1目の一般管理でございますが、前年度に比べ減となっておりますが、準職1種の職員の減に伴う賃金でございます。それから、町村総合事務組合への負担金の減、この辺が主な要因でございます。
続きまして、2目の文書費、3目の広報費、それから4ページになりますが、4目の財産管理費につきましては、ごらんいただきたいと思います。
1つ飛ばしまして、6目の財産管理費でございますが、前年度に比べ増となっておりますが、議場の放送設備の改修工事、それから村長控室のテーブル等を購入いたしました。
5ページをお願いいたします。7目の企画費でございますが、こちらは大幅増となっております。公共施設等整備基金及びふるさと応援基金への積み立てと地域おこし協力隊員の増員に伴う経費の増が主な理由でございます。
8目自治振興費につきましては、各区への自治振興費の交付などでございまして、ほぼ前年同額でございます。
6ページをお願いいたします。12目人づくり推進費でございますが、大幅増となっておりますが、人づくり基金への積み立てが主な要因でございます。また、鹿港鎮記念行事への旅費が増額となっております。
その下、13目総合行政情報費でございますが、これにつきましては減となっておりますが、マイナンバーのシステム改修にかかわります委託料、それから負担金の減が要因でございます。また、明許分につきましては、情報セキュリティー対策に伴うものでございます。
7ページをお願いいたします。14目地方創生推進費は、主に地方創生加速化交付金活用によるものでございます。安曇野ちひろ公園運営のための賃金を初め、需用費では公園のグランドオープンに向けての調理体験備品等の購入、役務費では開園PR、それから広報等の業務及び特別番組等を制作・放送いたしました。委託費では、公園オープニングイベントの会場設営及び観光PRとしての村バスへのラッピングやオリジナル水ボトル制作等を実施いたしました。
8ページになりますが、工事請負費では公園への電話機と看板の設置等を行い、備品購入費では公園内で使用する家具・家電及び図書と観光客の利便性向上のためレンタル用の電動アシスト自転車を10台購入いたしました。負補交では北アルプス連携自立圏事業への負担金等を交付いたしました。
次に、下段の選挙費1目は記載のとおりでございます。
2目参議院議員通常選挙費でございますが、これにつきましては皆増となっております。
9ページをお願いいたします。1目の委託統計調査費は、前年度に国勢調査があったため減となっております。
7款になりますが、1目の都市計画費は、
子ども未来センターの建設事業をこの科目へ移行したことにより大幅増となっております。また、住宅リフォーム補助につきましては、38件に交付をいたしました。
続いて、2目の公園費でございますが、ちひろ公園整備事業の減少により減となっております。工事請負費では、旧公民館及び就業改善センターを解体し、庁舎西側の駐車場を拡張いたしました。
10ページになりますが、消防費、1目の常備消防費につきましては、北アルプス広域消防本部の施設改修によりまして負担増となっております。
2目の非常備消防費は増となっておりますが、退職消防団員増に伴う報償金の増が主な要因でございます。
下段、3目でございます。消防施設費は大幅に増となっておりますが、防災備蓄倉庫、それから第3分団詰所の建設及び衛星系の防災無線設備更新工事負担金によるものでございます。
11ページになりますが、4目の災害対策費はごらんのとおりでございます。
その下ですが、公債費になります。1目元金、それから2目利子、ともに通常の償還で、ごらんのとおりでございます。
下段の災害復旧費、2目公用施設災害復旧事業につきましては、台風の影響によります公共施設の修繕で、記載のとおりでございます。
総務課関係は以上でございます。
続きまして、税務課関係を説明いたします。
成果表の12ページへお戻りいただきたいと思います。すみません、12ページよろしくお願いします。平成28年度村税収納状況でございます。科目ごとに現年度、過年度の調定額、収入済額、不納欠損額、収入未済額、収納率、それから前年度の収納率などを記載してございます。科目ごとには説明いたしません。すみません、申しわけございません。成果表の12ページお願いいたします。12ページでございます。科目ごとに細かく御説明はいたしませんが、全体の収納率でございますが、前年を1.2%上回っております。また、収入未済額も23.2%減少しておりますので御確認をお願いいたします。
続きまして、13ページをお願いいたします。1目の村民税、個人でございます。決算額は前年度対比5.5%の増となっております。全体的な所得の増が主な要因でございます。課税状況、不納欠損などにつきましては記載のとおりでございますので、ごらんいただきたいと思います。
2目の法人につきましては、前年対比37%の減となっておりますが、こちらにつきましては一部企業の法人税割額の減が主な要因でございます。
続きまして、14ページをお願いいたします。1目の固定資産税ですが、前年対比2%の増加でございます。土地につきましては地価下落による評価額の減。それから家屋につきましては、新築家屋等による増。償却資産につきましては、太陽光設備が増加したことによりまして増となっております。全体では若干の増という状況でございます。
続きまして、15ページをお願いいたします。2目の国有資産等所在村交付金及び納付金でございますが、前年対比3.1%の増となっております。
続きまして、下段をお願いいたします。1目の軽自動車税でございますが、前年度対比20.5%の増となっております。税制改正による税額の変更が主な要因でございます。
続きまして、16ページをお願いいたします。1目のたばこ税でございますが、対前年比9.8%の減となっております。喫煙者の自然減が主な要因と考えられます。
続きまして、下段をお願いいたします。1目の入湯税につきましては、前年比10.1%の減となっております。昨年は、すずむし荘の改築がございましたので、営業日数が減ったことによるものを思われます。
続きまして、17ページをお願いします。こちらは歳出の関係となります。税務課につきましては、ほとんど経常的な経費でございます。
まず、1目の税務総務費でございます。0.4%の増額となっております。昨年は長野県地方税滞納整理機構へ徴収を1件依頼した関係で負担金が若干ふえてございます。
次に、2目の賦課徴収費でございます。こちらは53.6%の増額となっております。主な理由としまして、委託料では3年ごとの土地評価がえによる鑑定評価と、それから平成22年に前回撮影を行っておりますが、航空写真撮影を実施したためでございます。備品購入費では公用車を1台、それから携帯電話を1台購入しております。また、村税還付金につきましては、法人住民税の還付が多かったことが要因でございます。
税務課関係、以上でございます。
○議長(
白澤富貴子君) 会計管理者。
◎会計管理者兼会計課長(池上茂君) それでは、会計課関係、成果表4ページをごらんいただきたいと思います。
5目の会計管理費ですが、これにつきましては経常経費が主なものでありまして、委託料が増額になっております。
会計課関係は以上です。
○議長(
白澤富貴子君) 住民課長。
◎住民課長(丸山稿君) では、住民課関係をお願いいたします。
成果表の18ページをお願いいたします。
9目の交通安全・防犯対策費ですが、ごらんのとおりでございます。
10目消費者行政費は、北アルプス広域連携自立圏負担金が28年度からの新規事業になっておりまして、大町市役所内に消費生活センターを運営し、5市町村の負担金で2名の相談員がいる状況でございます。
11目交通災害共済費は、ごらんのとおりでございます。
続きまして、19ページをお願いいたします。1目戸籍住民基本台帳費ですが、ごらんのとおりでございます。
20ページをお願いします。3目医療特別給付費は、扶助費が増額となりました。
6目老人医療費は、委託料、負担金、繰出金、それぞれ増額となっております。
21ページをお願いいたします。3目児童措置費ですが、扶助費が減額となっております。
22ページ、1目の国民年金事務取扱費ですが、ごらんいただきたいと思います。
23ページをお願いします。4目環境衛生費の減は、太陽光発電システム設置補助金が27年度で事業を終了したために減となっております。そのほかはごらんのとおりでございます。
1目清掃総務費の増は、工事請負費で、ごみステーションの改築及び改修工事を行ったことと、最下段の合併浄化槽設置補助金が1件あったためでございます。そのほかはごらんのとおりでございます。
24ページの2目清掃費ですが、委託料、負担金で、ごらんのとおりでございます。
住民課関係は以上になります。
○議長(
白澤富貴子君) 福祉課長。
◎福祉課長(丸山正芳君) それでは、福祉課関係、成果表25ページをお願いいたします。
款3民生費、目1社会福祉総務費でございますが、前年度よりも減額になっておりますが、次ページにあります節23の関係で、前年度の国庫補助事業の翌年度精算に伴う返還金の減が主な内容でございます。
目2老人福祉費でございますが、これは前年度よりも増額となっておりますが、これは前年度からの繰越事業として行いました東松川南区集会施設建設工事及びコミュニティ緑町改修工事によるものです。この工事等は国の地域介護・福祉空間整備等事業により実施したもので、内容は27ページ中段からの前年度繰越明許費欄に記載のとおりでございます。
目4老人福祉施設費ですが、これは前年度より減額となっておりますが、工事請負費で前年度に松香荘の駐車場整備工事があったことが主な内容でございます。
28ページ中段、目5介護保険費でございますが、前年度よりも増額となっておりますが、節19の関係で、介護保険広域負担金の増によるものでございます。
その下の目7臨時福祉給付費でございますが、これも前年度よりも増額となっておりますが、これは年金生活者等支援臨時福祉給付金及び国の補正予算による臨時福祉給付金によるものでございます。このうち高齢者向けの年金生活者等支援臨時給付金につきましては、前年度からの繰越事業として実施しており、内容は次の29ページ中段からの前年度繰越明許費欄に記載のとおりでございます。
30ページをお願いいたします。目1授産施設総務費でございますが、前年度とほぼ同額となっておりますが、経常経費が主な内容でございますので、ごらんをいただきたいと思います。
31ページをお願いいたします。目2授産施設運営費でございますが、前年度より増額となっておりますが、受託事業料の増によるものでございます。
32ページをお願いいたします。款4衛生費、目1保健衛生総務費でございますが、前年度より減額となっておりますが、節19の関係で、あづみ病院再構築事業補助金の交付額の増減によるものでございます。
目2予防費ですが、前年度よりも減額となっておりますが、節11の需用費の減が主な内容でございます。
33ページをお願いいたします。33ページ下段の目3保健センター管理費ですが、前年度と比べほぼ同額となっております。経常経費が主なものでございますので、ごらんをいただきたいと思います。
福祉課関係は以上でございます。よろしくお願いいたします。
○議長(
白澤富貴子君) 経済課長。
◎経済課長(白沢庄市君) それでは、経済課関係、成果表34ページをお願いいたします。目1農業委員会費ですが、記載のとおりでございます。
35ページをお願いいたします。目3農業振興費は、負担金、補助及び交付金において、強い農業づくり補助金が減額、多面的機能支払事業が増額となっております。
36ページをお願いいたします。目4地域営農支援事業費は、負担金、補助及び交付金において、担い手確保・経営強化支援事業と青年就農交付金が大幅に増額、機構集積協力金が大幅な減額となっております。
下段、目5の農村婦人の家管理費は記載のとおりでございます。
37ページをお願いいたします。目6土地改良費は、各事業の採択により、委託料、工事請負費、負担金、補助及び交付金が増額となっております。また、明許費は水路改修事業分であります。
38ページをお願いいたします。目1林業振興費は、委託料の松林健全化整備事業等、松くい虫対策事業でございますが、これが増額となっております。
39ページをお願いいたします。目1農業用施設災害復旧費は、昨年度の豪雨災害での圃場の設計業務及び復旧工事を行ったもの。下段、目2の林業施設災害復旧費は同じく昨年度の豪雨災害での林業施設の復旧工事を行ったものでございます。
40ページをお願いいたします。目1商工総務費は、平成27年度にプレミアムつき商品券の発行事業を行ったため、28年度では大幅な減額となっております。
下段、目2観光費は記載のとおりでございます。
下段、目3交流施設総務費では、すずむし荘の改修工事費、備品購入費及び積立金で大幅な減額となっております。
下段、目1公共災害復旧事業は、災害により損傷しました温泉揚湯設備を修繕工事したものでございます。
経済課関係、以上でございます。よろしくお願いいたします。
○議長(
白澤富貴子君) 建設水道課長。
◎建設水道課長(太田健一君) それでは、建設水道課関係をお願いいたします。
成果表、続きまして、41ページをお願いいたします。7款1項土木管理費、1目土木総務費は、村土地開発公社への中学校西宅地造成に伴う村道4-153号線の建設費補助金がありましたので、増額となっております。
次に、2項道路橋梁費、1目道路橋梁総務費は、北アルプス広域連合への1-4号線改良に伴う設計監理費負担金が増額となっております。
続いて、2目道路維持費は、除雪業務、除雪車両借り上げ費の増額と、大泉寺橋改修工事のため大幅に増額となっております。
42ページにまいりまして、3目道路新設改良費は、反川踏切拡幅工事の完成により大幅に減額となりました。
続いて、4目交通安全施設整備費と中段の3項河川費は、ほぼ昨年と同額でございます。
下段、4項住宅費は、村営住宅1号棟の外壁等改修工事のため減額となっております。
43ページにまいりまして、6項下水道費、下段7項施設整備費につきましては記載のとおりでございます。
以上でございます。
○議長(
白澤富貴子君) 教育次長。
◎教育次長(原勇一君) それでは、学校教育課関係、お願いいたします。
成果表44ページをお願いいたします。まず、目1教育委員会費でございますが、前年同、記載のとおりでございます。
その下、目の2事務局費ですが、前年度からの繰越事業で放課後学習支援備品整備事業が実施してございまして、その分、増となってございます。
下段の教員住宅費については、前年同、記載のとおりでございます。
45ページをお願いいたします。目4スクールバス運行費、その下、目5外国語指導費につきましては、記載のとおりでございます。
46ページをお願いいたします。小学校費になりますが、目の1学校管理費。平成28年度は渡り廊下のアスベスト対策工事を実施してございます。27年に実施したパソコン教室の更新が終わった関係で、全体では減額となっております。
次ページ、目の2教育振興費でございますが、前年同の内容でございます。
48ページをお願いいたします。中学校の関係になります。目の1学校管理費でございますが、次ページ上段、工事費といたしまして記載の工事を行ってございます。その関係で増額となってございます。
その下、目の2教育振興費でございますが、平成27年度、中学校の教科書改訂がございました。28年度はそれがなかったため減額となってございます。
50ページをお願いいたします。社会教育費の関係でございます。目の5文化財保護費につきましては、雲照院跡・阿弥陀堂再建工事補助金の支出の関係で増額となってございます。
目6収蔵施設管理費につきましては、前年、収蔵庫前の防災公園舗装工事が完了したことに伴い、28年度は減額となってございます。
その下、目の7社会教育振興費につきましては、前年同、記載のとおりでございます。
下段、保健体育費、目4学校給食運営費でございますが、28年度より児童・生徒1人1万円の補助支出でございます。ほかにつきましては前年同の内容でございます。
51ページをお願いいたします。災害復旧費の関係でございますが、台風及び落雷によりまして損傷のありました記載の小学校、中学校、施設の修繕工事を実施してございます。
学校教育課関係は以上でございます。
続きまして、子育て応援課関係を御説明いたします。
52ページをお願いいたします。目の1児童福祉総務費、目の2保育園費につきまして、職員の増減がございまして金額は増減してございますが、中身につきましては経常的なもので前年同でございます。
続きまして、53ページ、款の12災害復旧費でございます。こちらも台風の関係で、南保育園のアコーディオンタイプの門扉が破損してしまいまして、そちらの修繕を実施してございます。
子育て応援課関係、以上でございます。
○議長(
白澤富貴子君) 社会教育課長。
◎社会教育課長兼公民館長(古畑元大君) それでは、社会教育課関係、お願いをいたします。
引き続き、成果表の54ページからお願いをいたします。
目1社会教育総務費、次の55ページから56ページの目2の公民館費は、前年より若干減でございますが、工事費や備品以外の内容は経常経費で前年と同じ内容ですので、お願いをいたします。
それから、次の56ページ、目3の図書館費は、システムの更新がありまして、その分、増額となっておりますので、お願いをいたします。
57ページにわたります目4の生涯学習推進費は、若干増ですが、前年と同じ内容で、記載のとおりでございますので、お願いをいたします。
引き続きまして、58ページ、目1の保健体育総務費、次のページにわたりますが、目2の体育施設費は、減となっておりますが、内容は昨年と同じでございますので、ごらんいただきたいと思います。
59ページ中段、目3の体力増強事業費につきましては、県の補助事業を受けて備品を購入した分、増となっておりますので、お願いをいたします。
社会教育課関係、以上でございます。
○議長(
白澤富貴子君) 以上で、議案第40号の補足説明を終わります。
続いて、議案第41号 平成28年度松川村
国民健康保険特別会計歳入歳出決算書の補足説明を行います。住民課長。
◎住民課長(丸山稿君) それでは、住民課の関係でお願いをしたいと思います。
今回の決算の関係ですが、歳入歳出とも前年比5%強減で、約6,000万の減額となりました。この減額の要因は、保険給付費が退職被保険者分を含めて7.3%となったことが主な理由でございます。
歳入の関係ですが、67ページをお願いいたします。3款1項国庫負担金中、療養給付費等負担金が4.91%増。次ページ、2項2目システム開発費等補助金は、国保制度改革で県へ情報提供するためのシステム改修補助金で、皆増。その下、4款1項療養給付費等交付金は29.25%の減。5款1項前期高齢者交付金は11.79%の減。6款2項県補助金も16.93%減。次のページ、下段、9款1目の一般会計繰入金については4.94%減。次のページ、2項1目基金繰入金はありませんでした。そのほかはごらんのとおりでございます。
続きまして、72ページをお願いいたします。1款総務費につきましては、1目一般管理費33.02%の増。2款の保険給付費は、1項1目一般被保険者療養給付費が5.5%の減、2目退職被保険者療養給付費は46.26%の減。73ページの中段、下になりますが、2項高額療養費においても一般被保険者高額療養費が3.75%の減。2目退職被保険者等高額療養費は38.44%の減となっております。
28年度の1人当たりの医療費につきましては、速報値でありますけれども、34万4,516円。こちらにつきましては前年度比8,198円の減となっております。県下での順位でありますが、35番目、昨年が25番目だったという内容でございます。
74ページをお願いします。3項の移送費から75ページの上段の5項葬祭諸費はごらんいただきたいと思います。
3款後期高齢者支援金等から76ページ中段、6款介護納付金につきましても診療報酬支払基金への支払いでございます。
7款共同事業拠出金、1目、2目とも2%強減となっております。
77ページ、8款保健事業費は特定健康診査等事業費と保健事業費で、特定健診事業、人間ドックの助成が主な内容でございます。
9款基金積立金は、積み立てを行っております。
10款から79ページ11款予備費までについては、ごらんをいただきたいと思います。
説明については以上になります。よろしくお願いします。
○議長(
白澤富貴子君) 以上で、議案第41号の補足説明を終わります。
続いて、議案第42号 平成28年度松川村
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算書の補足説明を行います。住民課長。
◎住民課長(丸山稿君) 87ページから88ページになりますが、ごらんいただきたいと思います。1款の後期高齢者医療保険料、そして3款一般会計繰入金が主なもので、あとはごらんいただきたいと思います。
続きまして、89ページをお願いいたします。2款後期高齢者医療広域連合納付金は保険料の納付金が主な歳出となっております。以下につきましてはごらんいただきたいと思います。
説明は以上になります。
○議長(
白澤富貴子君) 以上で、議案第42号の補足説明を終わります。
続いて、議案第43号 平成28年度松川村
公園墓地造成事業特別会計歳入歳出決算書の補足説明を行います。住民課長。
◎住民課長(丸山稿君) それでは、97ページをお願いいたします。歳入になりますが、1款使用料及び手数料は、永代使用料9件分と、720件の清掃料で督促手数料でございます。
2款財産収入は基金利子、3款繰越金は前年度の繰越金でございます。
4款繰入金は擁壁の劣化に伴う工事費の財源不足を補填するため、公園墓地整備基金の繰り入れを行いました。
続きまして、98ページをお願いします。1款総務費の主な歳出でございますが、13節委託料では清掃の委託料、15節工事請負費で劣化した擁壁を撤去いたしまして、中央階段や周辺道路の環境整備を行ったところでございます。18節備品購入費では、既存のトイレを取り壊しをしたため、男女兼用の簡易トイレを1基購入した関係でございます。23節償還金は4件の返還分でございます。25節積立金は整備基金への積み立てでございます。
以上でございます。
○議長(
白澤富貴子君) 以上で、議案第43号の補足説明を終わります。
続いて、議案第44号 平成28年度松川村
特定環境保全公共下水道事業特別会計歳入歳出決算書の補足説明を行います。建設水道課長。
◎建設水道課長(太田健一君) 決算に係ります主要な施策の成果についての64ページをお願いいたします。64ページでございますが、まず下水道使用開始戸数につきましては、46戸増加いたしまして3,353戸となり、接続率は90.8%でございます。
初めに、1目下水道管理費は、13節で経営戦略策定業務があり増額となっております。
次に、2目下水道施設管理費は、15節で浄水苑の主ポンプの取りかえ工事がありましたので増額となっております。
次に、2款公債費ですが、下水道事業債等の元金、利子は記載のとおりでございます。ごらんをいただきたいと思います。
以上になります。
○議長(
白澤富貴子君) 以上で、議案第44号の補足説明を終わります。
続いて、議案第45号 平成28年度松川村
水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定についての補足説明を行います。建設水道課長。
◎建設水道課長(太田健一君) それでは、決算書の128ページをお願いいたします。128ページでございますが、決算附属書類、1、平成28年度水道事業報告書の(1)総括事項から御説明をさせていただきます。
まず水道事業収益でございますが、前年度より落雷による第3ポンプほか修理の保険料収入がありましたので、590万円ほど増加となっております。このうち水道料金であります営業収益は、ほぼ昨年と同じでございました。また、水道事業費につきましては、前年度より31万2,000円の増額でございます。損益では、3,427万1,000円の純利益が生じております。
次ページの中段でございます。平成28年度の業務量を表にしてございます。最下段の月平均給水量は、ほぼ昨年と同じでございます。
続きまして、131ページをお願いいたします。上段は重要契約の内容でございます。第2配水池ほか増設の設計、変更認可業務委託、遠方監視システムの更新と落雷対応に伴うポンプ・電気設備の修繕工事がございました。
その下は、企業債の概要を示しております。平成28年度末での未償還額は10億5,200万円余りとなっております。
132ページをお願いいたします。その他会計経理に関する事項といたしまして、料金等の収納状況を掲載しております。未収金額は前年度と比較して約18万円減となっており、収納率は0.16%ほど上がっております。
133ページ以降につきましては、各種明細を記載しておりますので、後ほどごらんをいただきたいと思います。
戻っていただきまして、124ページをお願いいたします。剰余金処分計算書の案でございます。本年度末の企業債の未償還残高は10億5,200万円余りであり、今後も平成42年度まで償還が続くため、右欄にあります未処分利益剰余金のうち3,427万1,000円を企業債償還に充てることのできる減債積立金に積み立てるものでございます。
それでは、議案45号のかがみへ戻っていただきまして、地方公営企業法第32条第2項の規定により、平成28年度松川村水道事業会計決算に伴う剰余金を剰余金処分計算書(案)のとおり処分し、あわせて同法第30条第4項の規定により平成28年度松川村水道事業会計決算を、議会の認定に付するものでございます。
平成29年9月7日 提出 松川村長名。
以上、よろしくお願い申し上げます。
○議長(
白澤富貴子君) 以上で、議案第45号の補足説明を終わります。
以上で、平成28年度各会計決算の補足説明を終わります。
これで、本日の日程は全部終了しました。
これにて散会します。御苦労さまでした。
午後 2時04分 散会...