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03月02日-01号

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  1. 箕輪町議会 2020-03-02
    03月02日-01号


    取得元: 箕輪町議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-29
    令和 2年 3月定例会              箕輪町議会会議録1.招集年月日      令和2年 3月 2日  午前 9時00分2.招集場所       箕 輪 町 役 場3.会議を行った場所   箕輪町役場議場4.開会、閉会日時 ┌───┬────────────────────┬───┬───────┐ |開 会│令和2年 3月  2日 午前 9時00分│議 長│ 中澤 清明 │ ├───┼────────────────────┼───┼───────┤ |閉 会│令和2年 3月  2日 午後 3時34分│議 長│ 中澤 清明 │ └───┴────────────────────┴───┴───────┘5.出席並びに欠席議員   出席議員     15人        欠席議員     0人 ┌──┬─────────┬─────┬──┬─────────┬─────┐ │議席│         │ 出 席 │議席│         │ 出 席 │ │  │  氏   名  │ 欠 席 │  │  氏   名  │ 欠 席 │ │番号│         │ の 別 │番号│         │ の 別 │ ├──┼─────────┼─────┼──┼─────────┼─────┤ │ 1 │  伊藤  隆  │ 出 席 │ 9 │  金澤 幸宣  │ 出 席 │ ├──┼─────────┼─────┼──┼─────────┼─────┤ │ 2 │  岡田建二朗  │ 出 席 │10│  中澤千夏志  │ 出 席 │ ├──┼─────────┼─────┼──┼─────────┼─────┤ │ 3 │  青木 俊夫  │ 出 席 │11│  荻原 省三  │ 出 席 │ ├──┼─────────┼─────┼──┼─────────┼─────┤ │ 4 │  釜屋 美春  │ 出 席 │12│  中村 政義  │ 出 席 │ ├──┼─────────┼─────┼──┼─────────┼─────┤ │ 5 │  唐澤  敏  │ 出 席 │13│  寺平 秀行  │ 出 席 │ ├──┼─────────┼─────┼──┼─────────┼─────┤ │ 6 │  入杉百合子  │ 出 席 │14│  小出嶋文雄  │ 出 席 │ ├──┼─────────┼─────┼──┼─────────┼─────┤ │ 7 │  木村 英雄  │ 出 席 │15│  中澤 清明  │ 出 席 │ ├──┼─────────┼─────┼──┼─────────┼─────┤ │ 8 │  松本 五郎  │ 出 席 │  │         │     │ └──┴─────────┴─────┴──┴─────────┴─────┘6.職務のため議場に出席した事務職員の職氏名 ┌───────────┬─────────┬───────────┬─────────┐ │事務局長       │  田中 幸二  │書記         │  小松 直美  │ └───────────┴─────────┴───────────┴─────────┘7.説明のため出席した者の職氏名 ┌───────────┬─────────┬───────────┬─────────┐ │町長         │  白鳥 政徳  │文化スポーツ課長   │  山口 弘司  │ ├───────────┼─────────┼───────────┼─────────┤ │副町長        │  浦野 邦衛  │建設課長       │  唐澤 紀朗  │ ├───────────┼─────────┼───────────┼─────────┤ │総務課長       │  中村 克寛  │水道課長       │  田中 克彦  │ ├───────────┼─────────┼───────────┼─────────┤ │税務課長       │  日野 和政  │会計管理者      │  唐澤久美子  │ ├───────────┼─────────┼───────────┼─────────┤ │企画振興課長     │  毛利 岳夫  │学校教育課長     │  深澤 一男  │ ├───────────┼─────────┼───────────┼─────────┤ │みのわの魅力発信室長兼│  社本 雅人  │代表監査委員     │  松本 豊實  │ │政策調整担当課長   │         │           │         │ ├───────────┼─────────┼───────────┼─────────┤ │住民環境課長     │  小澤 雄一  │監査委員事務局長   │  田中 幸二  │ ├───────────┼─────────┼───────────┼─────────┤ │福祉課長       │  北條 治美  │           │         │ ├───────────┼─────────┼───────────┼─────────┤ │子ども未来課長    │  唐澤 勝浩  │           │         │ ├───────────┼─────────┼───────────┼─────────┤ │健康推進課長     │  柴宮まゆみ  │           │         │ ├───────────┼─────────┼───────────┼─────────┤ │産業振興課長     │  三井 清一  │           │         │ ├───────────┼─────────┼───────────┼─────────┤ │商工観光推進室長   │  高橋 英人  │           │         │ └───────────┴─────────┴───────────┴─────────┘8.会議事件及び議事日程             令和2年3月箕輪町議会定例会            議   事   日   程(第1号)                         令和2年3月2日 午前9時 開議日程第1       会議録署名議員の指名日程第2       会 期 の 決 定日程第3       諸 般 の 報 告日程第4 議案第1号 令和元年度箕輪町一般会計補正予算(第6号)日程第5 議案第2号 令和元年度箕輪町国民健康保険特別会計補正予算(第5号)日程第6 議案第3号 令和元年度箕輪町後期高齢者医療特別会計補正予算(第5号)日程第7 議案第4号 令和元年度箕輪町介護保険特別会計補正予算(第5号)日程第8 議案第5号 令和元年度箕輪町水道事業会計補正予算(第3号)日程第9 議案第6号 令和元年度箕輪町下水道事業会計補正予算(第4号)日程第10       令和2年度施政並びに予算編成方針日程第11 議案第7号 箕輪町議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例制定について日程第12 議案第8号 箕輪町災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例制定について日程第13 議案第9号 箕輪町高齢者等介護予防施設設置条例の一部を改正する条例制定について日程第14 議案第10号 箕輪町高齢者支援事業に関する条例の一部を改正する条例制定について日程第15 議案第11号 箕輪町介護保険条例の一部を改正する条例制定について日程第16 議案第12号 箕輪町公園墓地条例の一部を改正する条例制定について日程第17 議案第13号 箕輪町産地形成等促進施設条例の一部を改正する条例制定について日程第18 議案第14号 箕輪町農業集落排水処理施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例制定について日程第19 議案第15号 箕輪町町営水道条例の一部を改正する条例制定について日程第20 議案第16号 箕輪町ショートステイセンター条例を廃止する条例制定について日程第21 議案第17号 令和2年度箕輪町一般会計予算日程第22 議案第18号 令和2年度箕輪町国民健康保険特別会計予算日程第23 議案第19号 令和2年度箕輪町後期高齢者医療特別会計予算日程第24 議案第20号 令和2年度箕輪町介護保険特別会計予算日程第25 議案第21号 令和2年度箕輪町水道事業会計予算日程第26 議案第22号 令和2年度箕輪町下水道事業会計予算日程第27 議案第23号 令和元年度木下保育園建設事業保育園用地造成工事の請負契約について日程第28 議案第24号 箕輪町町道の認定について日程第29 議案第25号 伊那市との伊那地域定住自立圏形成に関する協定の変更について日程第30 請願・陳情 別紙文書表のとおり          令和2年3月 箕輪町議会定例会会期日程┌─┬──────┬──┬────┬───┬──────────┬──────┐│ │ 月  日 │曜日│会議時間│会 議│  議    事  │ 備  考 │├─┼──────┼──┼────┼───┼──────────┼──────┤│ 1│  3月2日  │ 月 │午前9時 │本会議│開会        │      ││ │      │  │    │   │会議録署名議員指名│      ││ │      │  │    │   │会期決定      │      ││ │      │  │    │   │議案上程      │      ││ │      │  │    │   │議案説明      │      ││ │      │  │    │   │議案委員会への付託 │      │├─┼──────┼──┼────┼───┼──────────┼──────┤│ 2│  3月3日  │ 火 │    │休 会│議案調査      │      │├─┼──────┼──┼────┼───┼──────────┼──────┤│ 3│  3月4日  │ 水 │    │休 会│議案調査      │      │├─┼──────┼──┼────┼───┼──────────┼──────┤│ 4│  3月5日  │ 木 │    │休 会│議案調査      │      │├─┼──────┼──┼────┼───┼──────────┼──────┤│ 5│  3月6日  │ 金 │    │休 会│議案調査      │      │├─┼──────┼──┼────┼───┼──────────┼──────┤│ 6│  3月7日  │ 土 │    │休 会│町の休日      │      │├─┼──────┼──┼────┼───┼──────────┼──────┤│ 7│  3月8日  │ 日 │    │休 会│町の休日      │      │├─┼──────┼──┼────┼───┼──────────┼──────┤│ 8│  3月9日  │ 月 │午前9時 │本会議│一般質問      │      │├─┼──────┼──┼────┼───┼──────────┼──────┤│ 9│  3月10日 │ 火 │午前9時 │本会議│一般質問      │      │├─┼──────┼──┼────┼───┼──────────┼──────┤│10│  3月11日 │ 水 │午前9時 │委員会│各常任委員会審査  │      │├─┼──────┼──┼────┼───┼──────────┼──────┤│11│  3月12日 │ 木 │午前9時 │委員会│各常任委員会審査  │      │├─┼──────┼──┼────┼───┼──────────┼──────┤│12│  3月13日 │ 金 │午前9時 │委員会│各常任委員会審査  │      │├─┼──────┼──┼────┼───┼──────────┼──────┤│13│  3月14日 │ 土 │    │休 会│町の休日      │      │├─┼──────┼──┼────┼───┼──────────┼──────┤│14│  3月15日 │ 日 │    │休 会│町の休日      │      │├─┼──────┼──┼────┼───┼──────────┼──────┤│15│  3月16日 │ 月 │午前9時 │本会議│委員長報告     │      ││ │      │  │    │   │質疑        │      ││ │      │  │    │   │討論        │      ││ │      │  │    │   │採決        │      ││ │      │  │    │   │諸般の報告     │      ││ │      │  │    │   │閉会        │      ││ │      │  │    │   │終了後  全員協議会│      │└─┴──────┴──┴────┴───┴──────────┴──────┘※ 一般質問通告書は3月3日(火)正午までに議長(議会事務局)に提出してください。             議事のてんまつ ◎田中議会事務局長 開会前のあいさつを取り交わしたいと存じます。ご起立願います。おはようございます。[一同「おはようございます。」]ご着席願います。[一同着席]                              午前9時00分 開会 ○中澤議長 本日3月定例会が招集されましたところ、議員をはじめ、関係の皆様方には、年度末で大変お忙しい中をご出席いただきありがとうございます。さて、新型コロナウイルスの広がりが世界的規模で大きな影響、混乱を引き起こしております。日本ではとりわけ先週出された安倍首相の学校休校要請以降、自治体や教育現場はもとよりあらゆる業界、あらゆる職場にまで大きな混乱と社会不安を招いております。当町においても、飲食店はほとんどの予約がキャンセルされ、小学生を抱える働くお母さんの困惑など多くの切実な声が聞かれるところでございます。町では、先月末に対策会議を設置し、当面の基本的な方針、取り組みが決められたと聞いております。この動向を注視し、常に遅れることのない対策がとられるよう、お願いするところでございます。議員の皆さんにおかれましては、町の対策に協力し、行動されるようお願いいたします。いずれにしましても、一刻も早い収束を望むところでございます。今期定例会は令和2年度の事業、予算を審議する議会であります。予算は前年に比べて大幅に増え、最大規模の予算となっております。また、町民生活に直結する新しい事業や見直された事業も提案をされております。議員の皆様におかれましては、会期中、格別のご精励をいただき、町民の皆様の負託にこたえる十分な審議を尽くされますよう、開会に当たりお願いを申し上げます。 ただいまの出席議員は15人であります。これから令和2年箕輪町議会3月定例会を開会いたします。本日の会議を開きます。 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。会議録署名議員に11番 荻原 省三議員、12番 中村政義議員の両議員を指名いたします。 日程第2 会期の決定を議題といたします。今定例会の議会運営につきまして、去る2月19日に箕輪町議会議会運営委員会を開催し、協議をした結果、議会運営委員会としては会期を本日3月2日から3月16日までの15日間とすることといたしました。 お諮りいたします。本定例会の会期を、本日から3月16日までの15日間と決することにご異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり) ○中澤議長 ご異議なしと認めます。したがいまして本定例会の会期は本日から3月16日までの15日間と決定いたしました。会期日程について事務局長から説明をいたさせます。事務局長 ◎田中議会事務局長 会期日程 説明 ○中澤議長 日程第3 諸般の報告を行います。お手元に諸般の報告書をお配りしてございますが、今回は令和元年11月29日から令和2年2月27日までの上伊那広域連合、伊那中央行政組合あるいは一部事務組合の議会の状況等につきましての報告でございます。ご覧をいただきたいと思います。 日程第4 議案第1号 令和元年度箕輪町一般会計補正予算(第6号)を議題といたします。事務局長に議案を朗読いたさせます。なお、以後の議案につきましては議案の朗読は件名のみといたします。事務局長 ◎田中議会事務局長 議案第1号 朗読 ○中澤議長 提出者の説明を求めます。町長 ◎白鳥町長 おはようございます。3月定例会どうぞよろしくお願いいたします。 議案第1号 令和元年度箕輪町一般会計補正予算(第6号)につきまして、提案理由の説明を申し上げます。今回の補正は既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ、1億3,137万6,000円を追加をし、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ、99億8,789万2,000円とするものでございます。第2条 繰越明許費の補正でございますが、補正予算書は6ページでございます。繰越明許費の追加として総務費 木下駅公衆便所建設事業の他、4件を新たに加え、補正予算書7ページでは、繰越明許費の変更として民生費 木下保育園建設事業の他3件の繰越額を増額するものでございます。第3条 地方債補正は、補正予算書8ページでございます。地方債の追加として、農業施設整備事業債を新たに加え、地方債の変更として、公共事業登載の借入限度額を減額をし、学校教育施設等整備事業債の借入限度額を増額するものでございます。また、農地農林施設災害復旧事業につきましては、補助金の増額により借り入れを予定していた項目を廃止をし、借り入れをしないとするものでございます。それでは、歳入歳出予算の補正をご説明をいたします。まず歳入からご説明をいたします。補正予算書は2ページ、事項別明細書は10ページからとなります。12ページをご覧ください。6款 地方消費税交付金は、収入見込額の減により2,000万円を減額をいたしました。12款 地方交付税は特別交付税を7,000万円計上いたしました。14款 分担金及び負担金は、森林造成事業負担金の減など714万8,000円を減額をいたしました。16款 国庫支出金はプレミアム付商品券事業補助金の減の他、農産物直売所等の改修事業に係る地方創生拠点整備交付金、学校の情報通信ネットワーク環境整備に係る補助金を新たに計上し、1億704万6,000円の増額を見込みました。17款 県支出金は地域医療介護総合確保基金事業補助金の減などにより3,397万5,000円を減額いたしました。18款 財産収入は、株式会社みのわ振興公社の株式配当金として120万円を計上いたしました。19款 寄附金は、ふるさと応援寄附金の収入見込額の減などにより1,062万円を減額をいたしました。20款 繰入金は財政調整基金繰入金を9,000万円減額するなど、9,078万1,000円を減額するものでございます。22款 諸収入はプレミアム付商品券の販売代金収入を減額するなど5,194万6,000円を減額するものでございます。23款 町債は前段、第3条 地方債補正でご説明を申し上げたとおりでございまして、1憶6,760万円を増額するものでございます。続きまして、歳出についてご説明を申し上げます。補正予算書は4ページ、事項別明細書は24ページからでございます。款ごとに申し上げてまいります。1款 議会費は行政視察謝礼、議会議員普通旅費等の減によりまして217万5,000円を減額をいたしました。2款 総務費はプレミアム付商品券事業費を6,640万円減額した他、上伊那広域連合負担金の減、ふるさと応援基金積立金の減、町議会議員選挙費の減などにより1億621万2,000円を減額をいたしました。3款 民生費は地域医療介護総合確保基金事業補助金4,770万円の減の他、介護保険特別会計繰出金の減、障がい福祉サービス給付費の増、児童手当の減などにより5,883万5,000円を減額をいたしました。4款 衛生費は上伊那広域連合負担金の減など2,173万7,000円を減額をいたしました。6款 農林水産業費は農産物直売所等改修事業費を2億2,493万3,000円を増額した他、分収林作業道工事費の減などにより2億2,816万9,000円を増額するものでございます。7款 商工費は地域おこし協力隊一人分に掛かる経費を減額した他、みのわ温泉関連施設整備基金積立金を120万円計上し、277万3,000円を減額をいたしました。8款 土木費は社会資本整備総合交付金事業の道路改良工事費の減、橋梁長寿命化補修工事費の減などにより4,800万円を減額するものでございます。9款 消防費は上伊那広域連合負担金を4万7,000円増額をいたしました。10款 教育費は学校の情報通信ネットワーク環境整備工事費を1億4,021万5,000円計上した他、中学校の部活動県大会以上出場補助金の増などにより、1億4,500万4,000円を増額いたしました。11款 災害復旧費は財源の組替及び林業施設災害復旧費を262万8,000円増額をいたしました。14款 予備費は歳入歳出を調整し、474万円を減額をいたしました。以上が一般会計補正予算(第6号)の概要であります。細部につきまして企画振興課長に説明をさせますので、よろしくご審議ご決定くださいますようにお願いを申し上げます。 ○中澤議長 細部説明を求めます。企画振興課長 ◎毛利企画振興課長 それでは、議案第1号 令和元年度箕輪町一般会計補正予算(第6号)につきまして細部説明を申し上げます。一般1ページをご覧ください。第1条 歳入歳出予算の補正につきましては先ほど町長が申し上げたとおりでございます。第2条 繰越明許費の補正および、第3条 地方債の補正につきましては後ほど第2表 繰越明許費補正、また第3表 地方債補正で説明をさせていただきます。2ページをお開きください。2ページから5ページでございますけれども、第1表 歳入歳出予算補正でございます。予算の項毎の一覧となってございます。内容につきましては事項別明細書で説明をさせていただきます。6ページをお開きください。第2表の繰越明許費補正でございます。まず追加でございます。いずれも年度内に事業が終了しない見込みとなったものでございまして、まず1行目でございます。木ノ下駅公衆便所の建設事業2,167万3,000円でございます。2行目が強い農業・担い手づくり総合支援事業交付金といたしまして民間の農業用ハウスの設備費用に対する交付金でございますけども、1,500万円を繰り越すものでございます。また同じく強い農業・担い手づくり相互支援事業交付金(被災農業者支援型)でございます。こちらにつきましては今回の補正で計上させていただいてございますけれども、台風19号で被災をいたしました農業用ハウスの設備費用に対する交付金でございます。4行目でございます。箕輪町農畜産物直売所一帯リニューアル事業でございます。1月の臨時議会の補正に解体の費用がございました。それと今回の補正で計上しております建設費含めて2億4,386万4,000円を繰り越すものでございます。5行目でございます。公立学校情報通信ネットワーク環境整備事業でございます。こちらにつきましても今回の補正で計上させていただいております小中学校のネットワークの環境設備の事業でございまして1億4,021万5,000円を繰り越すものでございます。続きまして7ページでございます。変更でございます。いずれも増額をするものでございます。まず1行目でございます。木下保育園の建設事業といたしまして、造成工事分を繰り越しとしておったものに加えまして、実施設計の委託料分を加えたものでございます。続きまして2行目の防災・安全社会資本整備総合交付金事業 橋梁長寿命化事業でございます。設計及び西天にかかります7橋の長寿命化の繰り越しに加えまして、今回山の田橋の長寿命化の事業分を3,000万円加えたものとなってございます。3行目でございます。狭あい道路の整備事業等促進事業、町道115号線の事業でございます。こちらにつきましては、沢保育園の入口の道路の整備でございますけれども、事業費の増加によるものでございます。4行目でございます。災害復旧事業(林道峯山線)でございます。こちらにつきましても事業費の増加によりまして、繰り越し額を加えるものでございます。8ページをご覧ください。8ページでございます。地方債補正でございます。まず追加といたしまして、新たに1件を追加をするものでございます。農業施設整備事業債といたしまして、農産物の直売施設の改修事業でございます。1億2,410万円を借り入れるものでございます。変更といたしまして、まず公共事業等債でございます。こちらにつきましては社会資本整備交付金事業の事業費の減額によりまして1,710万円を減額をするものでございます。また、2行目の学校教育施設等整備事業債でございます。学校のトイレの設計に係る事業債を計上してございましたけれども、これに加えて今回補正に加えさせていただきます学校の通信環境整備の借り入れを6,640万加えるものでございます。続きまして、9ページにつきましては地方債の廃止でございます。林道峯山線の災害復旧工事事業につきまして、補助金の補助率の嵩上げによりまして、一般財源分が縮小されたことにより借り入れをしないとするものでございます。続きまして一般10ページでございます。こちらは歳入歳出の補正予算事項別明細書でございます。細部につきましては、12ページ歳入から説明を申し上げます。12ページ、6款 地方消費税交付金、また13ページ、12款 地方交付税につきましては先ほど町長が説明申し上げたとおりでございます。14ページをご覧ください。14ページは、分担金及び負担金でございます。まず民生費負担金といたしまして主なものでございますけれども、保育園運営費負担金現年分でございます。未満児保育料の増によりまして500万円を増額してございます。それから農林水産業費負担金でございます。森林造成事業負担金といたしまして、桐沢山の作業道の開設のための負担金でございますけれども、こちらの負担元の森林整備センターの予算措置ができなかったために事業を先送りするものでございます。歳出予算も同じく減額をしているものでございます。一般15ページでございます。16款 国庫支出金でございます。まず国庫負担金といたしまして298万円の増となってございます。主なものでございます。児童手当の負担金こちらを支払い見込額の減によりまして324万1,000円を減額したもの、また自立支援事業費負担金といたしまして、障がい福祉サービス寄附の増によりまして412万7,000円を増額するものでございます。国庫補助金でございます。総務費 国庫補助金といたしましてプレミアム商品券の事業の国庫補助金を1,440万円を減額してございます。また、地方創生拠点整備交付金といたしまして農産物直売所の改修の補助金6.495万5,000円を追加をいたしました。土木費 国庫補助金につきましては社会資本整備総合交付金の交付確定額の減によりまして減額をさせていただいてございます。1枚おめくりいただきまして国庫支出金の続きでございますけれども、公立学校の情報通信ネットワーク環境整備事業の補助金6,707万1,000円を計上させていただいたものでございます。17ページからが17款 県支出金でございます。まず民生費、県負担金といたしまして民生費の県負担金でございますけれども国庫支出金と同様に児童手当費、また介護給付費のそれぞれの補正をしたものでございます。県補助金につきましては、全体で3,555万8,000円を減額してございます。主なものでございますけれども、地域医療介護総合確保基金事業補助金でございます。相手方の事業の遅れによりまして令和元年度の予算を取り下げ、令和2年度の予算に改めて計上するものでございます。こちらが4,770万円を減額をしてございます。また、農林水産業費の県補助金でございます。強い農業・担い手づくり総合支援事業交付金といたしまして584万2,000円を計上してございます。こちらにつきましては台風19号の被災、被害に遭いました農業用ハウスの整備に係る交付金でございます。それからその下にあります林道施設災害復旧費補助金でございます。林道峯山線の災害復旧におけます補助金の嵩上げ分の増額でございます。おめくりいただきまして19ページでございます。18款 財産収入につきましては株式会社みのわ振興公社の配当金を計上したものでございます。20ページをお開きください。19款 寄附金でございます。ふるさと応援寄附金につきましては、収入見込み額として1,100万円を減額をしてございます。また民生費の寄附金でございますけども、こちらにつきましては福祉基金へ積み立てをするというものに歳出側には充当しておるものでございます。衛生費の寄附金でございます。10万円でございますけども歳出側ではげんきセンターの備品の購入に充当しているものでございます。21ページ、20款 繰入金でございます。財政調整基金の繰入金を9,000万円を減額したもの、また生涯学習まちづくりの基金の繰入金を78万1,000円減額したものでございます。22ページをお開きください。22款 諸収入でございます。主なものでございますけれどもプレミアム付商品券の販売代の減額5,200万円でございます。23ページは23款 町債でございます。第3表 地方債補正で説明申し上げたとおりでございます。24ページをお開きください。こちらからが歳出となります。まず1款 議会費でございますけども、視察謝礼、また旅費などの不用額の減額をしたものでございます。25ページ、2款 総務費でございます。まず0201一般管理費でございますけれども主なものでございます。上伊那広域連合の負担金といたしまして情報センター費などでございます。1,624万円を減額をしてございます。0235企画費でございますけれどもふるさと応援寄附金の業務の委託料、またふるさと応援基金への積立金を減額をしたものでございます。26ページをお開きください。0236移住定住推進事業費でございます。こちらにつきましては主に地域おこし協力隊の経費を減額をしてございます。応募をしたんですけれども、採用に至らなかった一人分の経費を減額したものでございます。それから0238プレミアム付商品券事業費でございます。商品券販売販売見込みの減によるものでございます。27ページをお願いいたします。選挙費のうち町議会議員選挙費でございますけれども、不用額といたしまして910万円を減額をしてございます。29ページをお開ください。3款 民生費でございます。まず0301社会福祉総務費でございます。福祉基金の積立金といたしまして28万円ございます。こちらは先ほど説明いたしました寄附金を充当してるものでございます。またその下の0321高齢者等福祉施設管理費でございます。こちらにつきましても、げんきセンターの備品購入費として10万円を計上してございますけれども、こちらも寄附金を充当してるものとなってございます。おめくりいただきまして30ページでございます。0333介護保険事業運営費でございます。介護保険特別会計の繰出金といたしまして、942万5,000円を減額をしてございます。またその下の0334地域医療介護総合確保基金事業費でございます。こちらにつきましては歳入でもご説明申し上げました相手方の事業の遅れによりまして、本年度の事業を取り下げるものでございます。31ページをご覧ください。0370の児童福祉総務費でございます。子育て支援サイトの更新の委託料といたしまして566万5,000円を減額してございます。こちらにつきましては単独で更新を予定しておったものですけれども、町のホームページとあわせて実施したため安価になったものでございます。また、0371児童手当費でございます。支出見込額の減といたしまして521万5,000円を減額をいたしました。おめくりいただきまして33ページをご覧ください。4款 衛生費でございます。0460ごみし尿処理事業費でございます。伊那中央行政組合の負担金、また上伊那広域連合の負担金それぞれ減額をいたしまして、全体で2,366万6,000円を減額したものでございます。おめくりいただきまして34ページからが6款 農林水産業費でございます。0610農業振興費でございます。交付金といたしまして強い農業・担い手づくり総合支援交付金でございます。こちらは、台風19号の被災をいたしました農業用ハウスに対する設備の交付金でございます。35ページをお願いいたします。0623農産物直売場等改修事業費でございます。にこりこ一帯の事業といたしまして、全体で2億2,493万3,000円を計上したものでございます。また35ページの下でございます。0685の流域森林総合整備事業費でございます。こちらが歳入側でも説明をさせていただきました霧沢山の作業道の開設の事業となってございます。おめくりいただきまして36ページでございます。7款 商工費でございます。0710の観光費でございます。こちらも地域おこし協力隊の人件費が減額となってございますけども、こちらにつきましても応募がなく、採用に至らなかった1名分の減額をしてございます。37ページからが8款 土木費でございます。まず0811の道路舗装補修工事費と0820の町単独道路整備事業費につきましては、予算の組み替えでございます。それから0824の県営事業負担金でございます。300万円減額してございますけれども、県事業が国の強靭化対策の事業として行われたため、町の負担が不要となったものでございます。0832の社会資本整備総合交付金事業費につきましては交付決定による不用額の減でございます。おめくりいただいて38ページの0833防災・安全社会資本整備総合交付金事業費につきましても、同じく交付決定による不用額の減となってございます。39ページでございます。9款 消防費でございます。こちらは上伊那広域連合の負担金を減額したものでございます。40ページをお願いいたします。10款 教育費となります。まず1002事務局費でございます。公立学校の情報通信ネットワークの環境整備といたしまして1億4,021万5,000円を計上をいたしました。41ページでございます。1073博物館事業費でございます。「箕輪町の史跡と文化財」印刷費を減額してございますが、こちらはあわせて歳入側で生涯学習まちづくり基金の繰入金を減額しているものでございます。42ページをお開きください。11款 災害復旧費でございます。1120林業施設災害復旧費といたしまして林道峯山線の補助金の嵩上げによります財源の組み替え、それから補助対象外の個人分を追加したものでございます。43ページでございます。14款 予備費でございます。予備費につきましては歳入歳出を調整いたしまして、予備費の額を474万減額いたしまして、3101万3,000円とするものでございます。議案第1号の細部説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○中澤議長 議案第1号の説明が終わりました。これから質疑を行います。なお、各議員の所管委員会での事項につきましてはできるだけ差し控えていただきたいと思います。ご質疑ございませんか。2番 岡田議員 ◆2番(岡田議員) 恐れ入ります。予算書30ページ、0334地域医療介護総合確保基金事業費というものについてちょっとお尋ねをいたします。具体的な事業の中身がどのようなものなのか、またこの事業費の内容というものが工事を必要とするようなものでハードなものなのか、ソフトなものなのか、その辺についてちょっとお聞きします。 ○中澤議長 福祉課長 ◎北條福祉課長 こちらの方でございますけれども、看護多機能の居宅事業でございまして、ハード事業でございます。 ○中澤議長 2番 岡田議員 ◆2番(岡田議員) ありがとうございます。事業そのものが遅れているということで、町の予定しているような今後の事業についてのこのスタート、還付金が始まるスタートするこの期日とかというものについての遅れとかというのは支障があるのかどうか、その辺についてお聞きします。 ○中澤議長 福祉課長 ◎北條福祉課長 こちらの方でございますけれども、町としましては、総合福祉計画の方で看護多機能の事業を推進するということになってございまして、今回は落としますけれども、来年度の事業の方に乗せさせていただきまして、こちらの事業を推進したいというふうに考えてございます。 ○中澤議長 2番 岡田議員
    ◆2番(岡田議員) 今お話がありました、その町の予定している事業でもあるということで、来年度また予算を計上していくということですが、町が予定する事業ですね、町が提供するというか、町が取り組んでいく事業としての遅れというものがないのかどうかを改めてお聞きします。 ○中澤議長 町長 ◎白鳥町長 本来この事業につきましては、単年度事業でなければ繰り越しをするべき事業だというふうに思いましたけれども、なかなか契約まで追いつかないということもございまして、事業者の側で一旦取り下げたいということであります。町としてはできるだけ早期に小規模多機能については実施をしたいというふうに思っておりますので、早急な実現をお願いしたいというふうに思っております。そういったことから一旦取り下げますが、来年度、今回予算計上させていただいておりまして、早々に県の方の交付決定をいただいて事業に着手をしたいというふうに思っておりますので、それについては事業者の方と調整ができているというふうにお考えをいただきたいと思います。 ○中澤議長 他にご質疑ございませんか。 (「なし」の声あり) ○中澤議長 これで質疑を終わります。 日程第5 議案第2号 令和元年度箕輪町国民健康保険特別会計補正予算(第5号)、日程第6 議案第3号令和元年度箕輪町後期高齢者医療特別会計補正予算(第5号)、日程第7 議案第4号 令和元年度箕輪町介護保険特別会計補正予算(第5号)を一括して議題といたします。事務局長に議案を朗読いたさせます。事務局長 ◎田中議会事務局長 議案第2号、議案第3号、議案第4号 朗読 ○中澤議長 提出者の説明を一括して求めます。町長 ◎白鳥町長 議案第2号から議案第4号を一括して、提案理由の説明を申し上げます。 初めに議案第2号 令和元年度箕輪町国民健康保険特別会計補正予算(第5号)について提案理由の説明を申し上げます。補正予算書国保1ページをご覧ください。今回の補正は既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ4,389万5,000円を追加をし、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ24億668万4,000円とするものでございます。おめくりいただきまして国保2ページをご覧ください。歳入でございますが3款 国庫支出金はシステム改修等の補助金でございます。6款 県支出金は保険給付費に対する県からの交付金、10款 繰入金は歳出総務費の増額補正分に対する一般会計からの繰入金でございます。12款 諸収入は、保険料の延滞金や保険給付費の返納金が主なものとなっております。続きまして国保3ページをご覧ください。歳出でございますが、1款 総務費は上伊那広域連合負担金の増額によるもの、2款 保険給付費は見込によります増額補正でございます。9款 予備費は収支の調整でございます。 続きまして、議案第3号 令和元年度箕輪町後期高齢者医療特別会計補正予算(第5号)について、提案理由の説明を申し上げます。補正予算書後期1ページをご覧ください。今回の補正は、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1,009万7,000円を追加をし、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ2億9,253万5,000円とするものでございます。おめくりいただきまして後期2ページをご覧ください。歳入でございますが、1款 後期高齢者医療保険料は増額見込みによる補正でございます。4款 繰入金は歳出の総務費が減額補正となりますので、一般会計からの繰り入れも同額で、減額とするものでございます。続きまして後期3ページをご覧ください。歳出でございますが1款 総務費は上伊那広域連合負担金が35万3,000円の減額、補助金の過年度精算分が7万3,000円の増額となり、合計で28万円の減額とするものでございます。2款 後期高齢者医療広域連合納付金は、保険料を長野県後期高齢者医療広域連合へ納付するもので、歳入の保険料の増額分と同額を補正するものでございます。 続きまして議案第4号 令和元年度箕輪町介護保険特別会計補正予算(第5号)につきまして提案理由の説明を申し上げます。補正予算書介護1ページをご覧ください。今回の補正は既定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ5,560万6,000円減額をし、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ20億5,408万8,000円とするものでございます。歳入から申し上げます。介護2ページをご覧ください。初めに1款の保険料は保険料軽減の拡大に伴いまして補正をするものでございます。4款の国庫支出金は介護サービス等諸費の利用及び地域支援事業の実績、また保険者機能強化推進交付金の交付決定に基づき補正するものでございます。5款 支払基金交付金及び6款 県支出金につきましては国庫補助金と同様に介護サービス等諸費の利用実績及び地域支援事業に係る交付金につきまして、事業実績に基づき補正するものでございます。10款 繰入金は一般会計からの繰入金でありまして、事業実績により、町の負担分を補正をするものでございます。次に歳出を申し上げます。介護3ページをご覧ください。初めに1款の総務費ですが、国保連のシステムのバージョンアップのための予算組みかえと上伊那広域連合の負担金について減額をするものでございます。2款の保険給付費は、介護サービスの利用実績に伴い、減額をするものでございます。5款の地域支援事業費は1項 介護予防生活支援サービス事業費は不用見込額の減額を、また2項の一般介護予防事業費はそれぞれ介護予防事業に係る経費の予算調整を、また3項の包括支援事業任意事業費は安全配食見守りサービス事業や、成年後見制度等利用実施支援事業等の委託料などについて不用見込額をそれぞれ減額をするものでございます。6款の基金積立金は、決算の見込みから介護保険給付準備基金への積立見込額を437万5,000円減額をし、2,180万1,000円とするものでございます。 以上議案第2号から議案第4号につきまして、一括して提案理由の説明を申し上げました。議案第2号につきましては健康推進課長から細部説明を申し上げます。よろしくご審議ご決定くださいますようにお願いを申し上げます。 ○中澤議長 議案第2号について細部説明を求めます。健康推進課長 ◎柴宮健康推進課長 議案第2号 令和元年度箕輪町国民健康保険特別会計補正予算(第5号)の細部説明を申し上げます。補正予算書を国保6ページをご覧ください。3款 国庫支出金の02関係業務準備事業費補助金は被保険者の資格管理のさらなる効率化を図るためのシステム改修でございます。03社会保障税番号制度システム整備費補助金はマイナンバーによるオンライン資格確認のためのシステム改修でございます。それぞれの経費に対する国からの補助金となっております。続きまして6款 県支出金の01普通交付金は今回歳出で増額する保険給付費分につきまして、それぞれ県から普通交付金が同額で交付されますので、補正をするものでございます。おめくりいただいて8ページですが、10款 繰入金は今回歳出の一般管理費で増額補正するものについて、同額を一般会計から繰り入れるものでございます。12款 諸収入はそれぞれの収入の実績に基づき増額をさせていただくものでございます。おめくりいただいて10ページをご覧ください。歳出でございますが、1款 総務費の4111一般管理費は上伊那広域連合負担金の増額によるものでございます。2款 保険給付費の4211一般被保険者療養給付費は例年の給付状況や今年度の見込を勘案した増額でございます。その下の4213一般被保険者療養費は高額な海外療養費が発生したことによる増額補正でございます。内容につきましては現在県の国保連合会で審査中でございます。続いて高額療養費に関しましては一般被保険者、退職被保険者ともに例年の給付状況や今年度の見込みを勘案した増額補正となっております。おめくりいただいて9款 予備費でございますが、こちらは収支の調整となっております。議案第2号の細部説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○中澤議長 議案第2号、議案第3号、議案第4号の説明が終わりました。これから一括して質疑を行います。ご質疑ございませんか。 (「なし」の声あり) ○中澤議長 質疑なしと認めます。 日程第8 議案第5号 令和元年度箕輪町水道事業会計補正予算(第3号)、日程第9 議案第6号 令和元年度箕輪町下水道事業会計補正予算(第4号)を一括して議題といたします。事務局長に議案を朗読いたさせます。事務局長 ◎田中議会事務局長 議案第5号、議案第6号 朗読 ○中澤議長 提出者の説明を一括して求めます。町長 ◎白鳥町長 議案第5号、議案第6号につきまして、一括して提案理由の説明を申し上げます。 初めに、議案第5号 令和元年度箕輪町水道事業会計補正予算(第3号)につきまして細部説明を申し上げます。説明を申し上げます。補正予算書水道1ページをご覧ください。補正予算書第1条はご覧をいただきまして、第2条 収益的収入及び支出の補正は収入第1款 第2項 営業外収益7,749万9,000円を330万9,000円を増額し、8,080万8,000円とし、水道事業収益を同額増額し、5億482万7,000円とし、支出第1款 第1項 営業費用4憶6,257万6,000円を26万8,000円増額し、4億6,284万4,000円とし、第4項 予備費417万6,000円を304万1,000円増額をし、721万7,000円とし、水道事業費用合計5億441万9,000円とするものでございます。次のページは予算実施計画で補正の款別、項別の内訳となっております。内容について説明をいたします。水道3ページをご覧ください。収入については新規加入の増加及び落雷による損害に対する機械等設備保険金収入によるものでございます。支出につきましては配水池の電気料の不足と収入の支出の差額について予備費へ計上するものであります。金額についてはそれぞれご覧をいただきたいと思います。 続きまして、議案第6号でございます。補正予算書の第4号についてご説明をさせていただきます。補正予算書下水1ページご覧ください。第1条ご覧をいただきまして、第2条 業務の予定量の補正は(3)主要な建設改良事業を施設整備事業の既決予定量2億596万2,000円を2,600万円増額をし、2億3,196万2,000円とするものでございます。第3条 収益的収入及び支出の補正は収入第1款 第2項 営業外収益6億4,320万8,000円を1,965万8,000円増額をし、6億6,286万6,000円とし、下水道事業収益合計10憶6,362万9,000円とし、支出第1款 第1項 営業費用8億3,976万6,000円を3万3,000円増額をし、8億3,979万9,000円とし、第50項 予備費ご覧をいただきたいと思いますが、1,620万8,000円を1,962万5,000円を増額をし3,583万3,000円とし、下水道事業費用合計では10億6,362万9,000円とするものでございます。第4条 資本的収入及び支出の補正についてでございます。収入 第1款 第1項 企業債3億3,980万円を、1,300万円増額をし、3億5,280万円とし、第6項 国庫補助金につきましては8,190万円を1,300万円増額をし、9,490万円とし、資本的収入合計6億7,518万1,000円とし、支出第1款 第1項 建設改良費2億1,707万3,000円を2,600万円増額をし、2億4,307万3,000円とし、資本的支出合計10億3,559万3,000円とするものでございます。下水2ページにつきましては、企業債収入の補正に伴い限度額を補正するところでもございます。下水3ページ、4ページは予算実施計画で補正の款別、項別の内訳でございます。主な内容についてでございます。下水5ページをご覧をいただきたいと思います。収益的収入は受益者負担金の増加によるもの、収益的支出は収入と支出の差額を予備費へ計上するものでございます。下水6ページご覧ください。資本的収入及び支出は現在の債務負担行為として実施をしているところでございます。北小河内の処理場機能強化工事の財源であります農山漁村地域整備交付金の次年度の満額配分が厳しい見通しであるために、今回の国の補正予算を要望することによりまして、交付金を確保し、事業を前倒し、実施するものであります。これによりまして、企業債国庫補助金及び工事請負費をそれぞれ増額とするものでございます。今回の補正分につきましては繰り越しを使用する予定でもございます。以上、議案第5号、第6号を一括して提案説明を申し上げました。よろしくご審議ご決定くださいますようにお願いを申し上げます。 ○中澤議長 議案第5号、議案第6号の説明が終わりました。これから一括して質疑を行います。ご質疑ございませんか。14番 小出嶋議員 ◆14番(小出嶋議員) 議案第6号の下水道事業会計の補正予算に関してですけれども、受益者負担金が1,962万5,000円増やしておりますけれども、今年度のこの加入の実績はどんな状況なのかをお伺いいたします。 ○中澤議長 水道課長 ◎田中水道課長 補正の時点になりますけれども、補正時点での見込み5口と、あと減免制度がございまして、それ0.5口分といたしまして公共特環分が33.5口、農集が2口、で合計1,962万5,000円となっております。以上です。 ○中澤議長 よろしいですか。はい。他にご質疑ございますか。 (「なし」の声あり) ○中澤議長 これで質疑を終わります。 日程第10 令和2年度施政並びに予算編成方針をお願いいたします。町長町長 ◎白鳥町長 それでは令和2年度施政方針並びに予算編成方針につきましてご説明申し上げます。1ページ以降読み上げてまいりますのでよろしくお願い致します。 はじめに令和2年3月定例議会において、令和2年度一般会計予算案をはじめ、町政の重要案件をご審議いただくにあたり、私の町政運営に対する基本的な所信を申し上げ、議員各位並びに町民の皆様のご理解とご協力を願うものであります。 内閣府が発表した1月の経済月例報告では、「景気は、輸出が引続き弱含むなかで、製造業を中心に弱さが一段と増しているものの、緩やかに回復している。」としており、日本銀行松本支店が2月に公表した長野県の金融経済動向によれば、県内経済は幾分ペースを鈍化させつつも、緩やかに拡大しており、設備投資は増加し、個人消費は、台風19号や消費税率引き上げの影響がみられるものの、底堅く推移しているとされております。 景気の先行きについては、雇用・所得環境の改善が続くなか、緩やかな回復が続くことが期待されますが、製造業の生産活動の低下や消費税率引上げ後の景気、中国経済に停滞の動きが見られるほか、自然災害の経済に与える影響などの懸念材料もあり、今後十分に留意していく必要があります。 町の人口は、平成20年の2万6,000人余をピークに減少に転じ、平成28年4月には住民基本台帳人口が24,998人と2万5,000人台を割り込みました。 こうした人口減少時代に立ち向かうため、平成28年度から第5次振興計画に沿った事業を展開してまいりました。 令和2年2月1日現在の住民基本台帳人口では、25,004人と2万5,000人台を維持している状況にあり、これまでの産業振興や移住定住促進などの施策が地方への人や仕事の流れを一定程度つくり出すことができたものと見ております。 今後、人口減少や高齢化が進む中でも、地域の活力を維持し、防災・交通・医療・福祉・教育などの基盤が確保された安全で安心して心豊かに暮らせるまちづくりが必要です。 そのために、町の将来像、「みんなで創る、未来につながる、暮らしやすい箕輪町」を目指し、箕輪チャレンジ事業に係る施策を中心に、令和2年度の予算を編成いたました。一般会計及び特別会計を含めた全予算の総額は、169億2,971万5,000円です。 誰もが安全・安心を実感できる町を目指して。令和2年度一般会計当初予算額は、107億円ちょうどであり、令和元年度に比べ13億6,400万円、14.6%の増となり過去最大の予算規模となりました。 予算規模の増大の最も大きな要因は、木下保育園建設事業費を約13億3,170万円、藤が丘体育館・社会体育館の耐震補強事業費を約1億5,900万円計上したことによるものですが、第5次振興計画に沿った未来の町の姿を見据えた政策的な事業についても幅広く取り入れました。 予算編成にあたっては、歳入面では、国庫補助金及び後年度に交付税措置のある地方債を活用すること、歳出面では、事務事業の見直しを行い財政の健全性の確保に努めました。 主要な施策でありますが、人口減少対策として「みのわU・Iターン応援プロジェクト」を着実に実施し、特に若者・子育て世代のU・Iターンによる移住者の増加を目指してまいります。 安全・安心のまちづくりについては、防犯外灯の増設や安全安心パトロール事業など幅広く展開いたします。また、近年相次ぐ災害に備え、防災備蓄品の充実を図るほか、防災情報を確実に伝えるための防災アプリを導入します。 子育て支援については、結婚から妊娠、出産、子育て、教育とそれぞれの段階で支援の輪を広げ、木下保育園については、建設工事に着手し早期の開園を目指し事業を進めてまいります。 産業振興については、「農業応援団計画」や「工業ビジョン」に基づき地域の活力と働きがいを生む産業づくりのための施策を進めてまいります。 令和2年度は、第5次振興計画の5年目の年となります。これまでの施策の評価と後期に向けた計画の見直しを行い、「住みたい町」「働きたい町」「育てたい町」を3本の柱に、力強く人口減少時代に対応した施策を展開し、活力ある地域社会を築いてまいります。 個人町民税は、景気の動向は厳しいものの、個人所得の伸びは引続き緩やかな回復基調にあることから、前年度比2.6%の増収を見込みました。また、法人町民税は、法人税割の税率が下がることと景気の動向が厳しいことから前年度比約40%の減収を見込みました。 固定資産税は、新築家屋分の増加が見込まれるものの、土地分の減少により前年度比2.3%の微増を見込みました。 軽自動車税は、前年度比4.1%の増を、町たばこ税は前年度比1.1%の増を見込んでおります。 町税全体では、33億7,600万円と、前年度比2.1%の減を見込みました。 地方譲与税は、地方揮発油譲与税を2,700万円、自動車重量譲与税を7,400万円、森林環境譲与税を630万円、合わせて1億730万円となり、前年度比6.2%の増を見込みました。 利子割交付金は、300万円で前年度比100万円の減を、配当割交付金は、1,000万円で、前年度比200万円の増を見込みました。 株式等譲渡所得割交付金は、1,200万円で前年度同額を見込みました。 消費税率引上げにあわせて創設された法人事業税交付金は、3,500万円を見込みました。 地方消費税交付金は、消費税率の引上げに伴う影響を勘案し、前年度比20.9%増の6億1,900万円を見込みました。 環境性能割交付金は、1,000万円で前年度比500万円の増を見込みました。 地方特例交付金は、環境性能割の臨時的軽減による減収補填を減額し、従来の住宅借入金等特別税額控除による減収補填分のみとしたことにより、500万円減の1,800万円を見込みました。 地方交付税は、19億6,000万円で地方財政計画や税収の状況、実績などを勘案し1億4,000万円増を見込みました。 交通安全対策特別交付金は、200万円で前年同額を見込みました。 分担金及び負担金は、1億4,305万1,000円で、幼児教育・保育の無償化の影響により保育園運営費負担金が大幅に減額したことによるものが大きな要因で、前年度比1億596万6,000円の減を見込みました。 使用料及び手数料は、公営住宅使用料など4,901万9,000円を見込みました。 国庫支出金は、児童手当負担金、自立支援事業費負担金、社会資本整備総合交付金など、事業実施に伴う国庫負担金、補助金及び委託金で、8億3,057万7,000円を計上いたしました。木下保育園建設に係る二酸化炭素排出抑制のための補助金を見込んだことから前年度比25.5%の増となっております。 県支出金は、児童手当県負担金、自立支援事業費県負担金、国保基盤安定負担金、県税徴収事務委託金などを見込み、5億2,443万4,000円を計上いたしました。 財産収入は、土地建物貸付収入、基金の運用収入など757万1,000円を計上しました。 寄附金は、ふるさと応援寄附金を6,000万円見込むなど、6,000万2,000円を計上いたしました。 繰入金は、財政調整基金からの繰入れを3億6,000万円見込んだほか、ふるさと応援基金からの繰入れなど合わせて4億3,098万5,000円を計上いたしました。 繰越金は3億円を、諸収入は、4億366万1,000円を見込みました。 町債は、17億9,840万円を計上いたしました。町債のうち、保育園建設費に係る起債が10億5,620万円、藤が丘体育館、社会体育館の改修に係る起債が1億5,880万円あるため、町債は前年度比11億2,890万円の増となりました。なお、地方交付税の財源不足を地方の起債として賄うために発行する臨時財政対策債は、前年度比6,000万円減の、3億3,000万円を見込みました。 一般会計歳出予算の概要については、第5次振興計画に掲げられた六つの「まちの将来像」に沿って、ご説明申し上げます。・1 人の「Wa!」が輝くまち<人のつながりと協働のまちづくり> 地域住民が自主的に行うコミュニティ活動を通じたつながりを深める取組みを支援するため、平成16年度に創設した地域総合活性化事業交付金は、まちづくり地区懇談会での地域課題の解決や令和元年度に地域コミュニティ活性化委員会からいただいた提言に関する取組みを新たに重点事業として位置づけ引続き支援してまいります。また、地域コミュニティの拠点となる区公民館、集会施設の建設・改修に対しても引続き2分の1の補助を行います。 町民の意見を町政に反映するため、「町長への手紙」「まちづくり懇談会」を実施し、寄せられた意見をデータベース化することで、情報共有を図り政策の立案、改善につなげ、住民満足度の向上を図ります。 男女共同参画や女性活躍の推進に向けて、引続き男女共同参画アクションプランの推進、女性活躍コーディネーターによる企業訪問、イクボス・温かボスセミナーなどを実施してまいります。 女性の就業を支援するため、女性の起業・就業に関する相談や、学びの場づくりなど女性活躍のサポートができる体制をつくり、女性活躍の推進を図るとともに、まちづくりや地域づくりに積極的に女性が参画できるよう努めてまいります。 また、若者の社会活動や町の施策への参画を促す方策として、従来のやり方を見直すなど、若者にとって魅力を感じ参画しやすいよう工夫してまいります。 地域間交流事業として、引続き豊島区、浜松市庄内地区、東京箕輪会、中京箕輪会、幸田町を通じた交流を行い、関係人口の拡大を図ってまいります。 外国人の生活支援として、庁舎内に外国人生活支援相談員を配置し、配布文書等の翻訳、来庁者通訳、就学児童生徒及び保護者の通訳を中心に、情報共有を図りながらサポートしてまいります。<安全・安心の推進> 巨大化する台風や近い将来必ず起こると言われている大地震など、各地で発生している自然災害の脅威は当町でも例外ではありません。氾濫を防ぐ河川改修や急傾斜地の崩落対策などハード事業を緊急度に応じて順次進めてまいります。町としては令和2年度の重点施策の一つとして「防災」を掲げ、今後来たるであろう災害に備えて地域防災力の強化に取組んでまいります。 災害時の情報伝達は極めて重要であるため、防災行政無線、もみじちゃんメール、音声告知放送など複数の媒体を活用していますが、さらに、令和2年度は防災アプリを導入し多くの町民が利用している携帯電話やスマートフォンへ文字情報に加え音声でもプッシュ型で防災情報を送ることができるよう整備します。また、携帯電話を利用していない高齢者一人暮らし世帯を中心に戸別受信機を貸与してまいります。 停電時の電源確保として発電機を備えていますが、新たに移動型蓄電器を用意するとともに、食料や簡易トイレ、毛布などの備蓄品を拡充してまいります。防災意識の向上を図る一環として、地区防災計画や地区防災マップ作成の取組みを支援します。 消防体制としては、広域常備消防組織を軸として、消防団は火災や災害時の支援、火災予防、捜索活動などを担っていますが、ポンプ操法に向けた訓練に代わり定期的に団員の消防技術講習を実施するなど地域に根ざした活動を展開しています。団員確保難や出動率の低迷など現状は厳しい状況にありますが、機能別消防団員を導入し非常時の活動強化を図ってまいります。 また、老朽化した第6分団の消防ポンプ車を更新します。 セーフコミュニティ活動は、地域住民が一体となって6地区で地区推進協議会が活動しています。連絡会の開催などにより情報や課題を共有し、活動推進補助金により地区の取組みを支援し着実な浸透を進めてまいります。 令和元年度から導入した「安全安心パトロール事業」を継続するとともに、引続き町内の防犯外灯整備を拡充し、安全安心なまちづくりを進めます。 また、高齢者の運転免許自主返納の促進事業を継続して進めるとともに、人波作戦や広報、啓発活動などの交通安全対策に取組んでまいります。<快適な生活環境の整備>〇資源の循環 箕輪の財産である豊かな自然を後世に残していくためには、環境負荷の少ない循環型社会の構築が必要です。 町内の木質資源を薪、チップとして有効活用するとともに、 いつでも利用可能な資源回収拠点を併設した みどりの資源リサイクル事業を引続き実施し、更なる資源の循環を目指します。 生ごみの減量化の取組みとして、家庭での生ごみ処理機購入に対する補助金を平成11年度から実施し、令和元年度までの21年間で1,070基の補助を行ってまいりました。また、平成30年度から始めた生ごみのひとしぼり運動を継続実施し、生ごみの約80%を占める水分の減量に取組むことにより、可燃ごみの更なる減量化を目指してまいります。 平成31年3月に上伊那クリーンセンターが完成し、ごみの分別方法が変更となったことにより、燃やせないごみの収集量は減少しましたが、燃やせるごみは大幅な増加傾向にあります。特に、店舗や企業からの事業系ごみの収集量が増加していることから、資源としての活用等の周知啓発を更に行い、ごみの減量化を進めてまいります。 近年、太陽光発電をはじめとする再生可能エネルギーの普及が進んでおりますが、住宅地への設置により住環境面での弊害の影響もあることから、ガイドラインの見直しを令和元年10月に行い、引続き地域と生活する住民との調和を図ってまいります。〇環境美化 環境美化統一行動には多くの町民の皆様にご参加いただき、美しく住みよい生活環境の保全にご協力いただいています。 ごみの不法投棄は環境の悪化とごみに対する意識の低下につながります。町民一体となって防止に努め、啓発活動を進めてまいります。 アレチウリをはじめとする特定外来植物は、旺盛な繁茂により在来の生態系を破壊し、動植物に悪影響を及ぼしています。特定外来植物防除のための統一行動日を設定し、地域ばかりでなく、企業や団体での防除活動も進めるよう広報などの対策の強化とともに、防除活動団体に対する必要物品等の助成を引続き行います。〇地域公共交通 平成21年度から運行しているみのちゃんバスは、年間約3万人の皆様にご利用をいただいています。さらに、平成29年4月から伊那地域定住自立圏形成協定を締結した伊那市、南箕輪村とともに伊那本線の運行も開始し、伊那市街及び伊那中央病院への交通が確保されています。 高齢化の進行により、買い物や通院など高齢者の日常生活の移動手段の確保がますます大きな課題となってまいります。高齢者の足の確保を中心とした公共交通のあり方について、コミュニティバスだけでなく様々な交通手段を含め検討を進めてまいります。 中央道箕輪バス停駐車場は、近隣市町村のバス停駐車場が有料であることから、無料である本駐車場へ町外住民の利用者が多数あり、休日等においては路上駐車等による迷惑駐車が見られ地域住民に大変ご迷惑をおかけしておりました。令和2年度近隣市町村同様に有料化を進め、最寄の駐車場利用への促進を進めてまいります。 沢駅付近にあるJR管理地を借用し、駅利用者の利便性向上のため駐車場整備を行いJR飯田線の利用推進を図ってまいります。 また、令和9年の開業を目指すリニア中央新幹線に伴う飯田線の活用、三遠南信自動車道の開通を見据えた地域振興策についても検討してまいります。〇消費者保護 特殊詐欺の被害に遭う高齢者が増加する中、特殊詐欺被害防止のための対策機器設置に対する補助を引続き実施するとともに、高齢者の被害防止のための啓発や、高齢者見守りネットワークによる見守り、声かけ等の取組みを行ってまいります。〇公園墓地事業 合葬式墓地の建設に向け、建設規模等を検討するため、測量費等の調査費を計上しました。<移住定住推進事業> 箕輪チャレンジにおいて、将来の暮らしやすさを守る人口として、24,800人以上の維持を目標に移住定住推進施策を進め、令和2年2月1日時点で25,000人を上回る人口を維持しておりますが、0歳から20歳未満の年齢層と20代女性の転出超過、大学進学等で転出した若者のUターンが少ないことなどが大きな課題となっています。 そこで、令和元年度に、移住定住推進施策を大幅に見直し策定した「みのわU・Iターン応援プロジェクト」を着実に実施し、特に若者・子育て世代のU・Iターンによる移住者の増加を目指します。 また、移住相談会への積極的な参加を引続き行っていくほか、新たに松本山雅FCサポーターをターゲットに町の魅力のPRを行いIターンの促進を図るための「移住体験ツアー」を開催してまいります。 さらに、平成30年9月に創設しました「みのわファンクラブ」の会員を対象にしたみのわファンミーティングの開催や、新たに整備するシェアオフィスを拠点にした地域と都市部住民をつなぐ仕組みづくりを行うとともに、地域間交流を行っている豊島区と森林(もり)の里親に関する協定を令和2年度に締結した上で豊島区民を対象とした環境交流ツアーを開催するなど、関係人口の拡大を図ってまいります。<理解され信頼される行政運営> 人口減少社会の中、限られた職員で引続き安定して持続的な町民サービスを提供できるようAIやRPAなどICTを駆使した行政事務を推進するため、総務課に新たに「ICT推進係」を設置します。 行政需要の多様化等に対応し能率的で適正な行政運営を推進するため、会計年度任用職員制度を導入します。時代の流れを敏感に察知し新たな町民ニーズに対応できる人材育成を進めるとともに、政策形成能力の向上を図るため課題となっているテーマについて若手職員を中心とした政策研究を行ってまいります。・2 支え合い、健やかに心豊かに暮らせるまち<健康づくりの推進> 町の皆さんが住みなれた地域で、生涯にわたって健やかに暮らせるよう、令和2年1月に制定した「箕輪町健康づくり推進条例」の基本理念に沿って、「箕輪町第3次健康増進計画」、「箕輪町第3次食育推進計画」、「箕輪町自殺対策計画」の施策について「箕輪町健康づくり推進協議会」等で協議しながら、健康づくりを体系的に推進してまいります。また、令和元年度に制定した「箕輪町受動喫煙防止条例」の取組みにより、受動喫煙による健康被害を無くし、町のみなさんの健康と快適な生活を守ります。 健康づくり事業では、日頃から健康づくりを意識し高齢になってもその健康を保持できるよう、健康診断やがん検診等の受診による生活習慣病予防・重症化予防を基本にした疾病予防事業や、健康づくりの動機づけとなる事業の実施により、若いころから正しい生活習慣や運動習慣が定着することを目指します。令和2年度は条例制定1年目の取組みとして、条例の周知と健康づくりの機運を高めるために、働き盛り世代を中心に町全体でできる生活習慣病予防チャレンジ事業(仮称)を実施します。 健康ポイント事業では、ポイントの対象となる事業を更に拡大し、また、町内事業所に勤務する方も参加を可能とすることで、町内企業の健康づくりへの取組みを支援します。 げんきセンターは土曜日に行っているトレーナーによる専門的な運動指導を継続して実施するとともに、利用者の利便性向上のため駐車場を沢駅西に整備します。 げんきセンター南部は平成30年度に土曜日を開館としましたが、日曜日も開館することで、平日に利用できない方々の利用促進を図ります。 みのわ健康アカデミーは、令和2年度が16期生となります。運動や健康的な生活習慣に一年間取組むことで、卒業生は医療費が半分ほどになったり、介護認定率も低くなっているなど成果を上げております。卒業生は累計で674人となり、卒業後もアカデミーのつながりを維持しながら継続した健康づくりが行われております。 がん予防については、各種がん検診のほか、20歳時にピロリ菌検査を、42歳と45歳の方には血液検査で胃がんの発生リスクを評価するABC検診を行います。また、受診率向上のため、より受診しやすい環境を整えてまいります。 予防接種事業については、引続き各種定期予防接種の接種率を高め、感染症の予防とまん延防止に努めます。また、風しんの感染拡大防止のため41歳から57歳の男性に対する風しん抗体検査と予防接種の推進に努めます。 歯科保健事業については、全てのライフステージに応じた歯科保健対策に取組みます。特に幼児期・学童期のむし歯予防としてフッ化物洗口を保育園全園で実施し、小中学校では実施の拡大に努めます。高齢者についてはフレイル予防対策として口腔機能の維持向上に力を入れてまいります。 また、20歳から60歳まで10年ごとの節目に無料で受けていただいている歯科ドック事業も引続き実施します。対象となる歯科医院を町内のみから上伊那管内の歯科医院に拡充することで受診しやすい環境を整え受診率の向上を図ります。 精神保健事業については、 誰もが心の病に成り得るということ、特定の部署だけではなく社会全体での正しい理解と取組みが大切であることなど、精神保健について理解を深めるための啓発活動に努めるとともに、関係機関とのネットワークづくりを進め支援体制の充実を図ります。<共に生き、支え合う福祉のまちづくり> 社会構造や経済状況の変化により、生活困窮やひきこもり、虐待などの課題は複雑化しています。これらの課題に対応する相談窓口や庁内連携体制を整え、関係機関と連携しながら、多様なニーズに対応するための相談支援体制を構築してまいります。 多様化する課題を公的な福祉サービスだけで対応することは困難な状況であり、地域における支え合いの体制づくりや、支援活動を行う住民のつながりの再構築が重要となります。 地域支え合い体制づくりの取組みとして、ボランティア育成事業や住民支え合いマップの活用などを社会福祉協議会や区・地区社協等との連携により進めるとともに、 地域において身近な存在である民生児童委員の皆様や福祉に関係する団体等がそれぞれの強みを生かした、包括的に支援できるネットワークづくりを引続き推進します。また、多発する災害に備える要支援者支援システムを導入し、災害弱者対策を進めてまいります。 上伊那8市町村で設置した認知症高齢者や知的・精神障がい者の権利擁護、財産管理などを行う上伊那成年後見センターの活用により、認知症や知的・精神障がい者の権利擁護、財産管理などに引続き取組んでまいります。 医療費給付事業については、乳幼児、障がい者、母子・父子家庭等の皆様が安心して医療が受けられるよう、県補助事業の枠を超えて町単独事業としても給付を引続き行い、子育て世帯や障がい者の方々などの経済的負担の軽減に努めてまいります。 地域福祉、障がい福祉、老人福祉、介護保険事業計画等を含んだ第4期総合福祉計画を作成します。また、JA上伊那箕輪町支所用地を活用した新たな交流拠点についても検討してまいります。<障がい者が共に暮らせるまちづくり> 地域社会における共生の実現に向けて、障がい福祉サービスの充実等、障がい者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するため、障害者総合支援法に基づく事業を行うとともに、引続き町単独による障がい者支援事業を推進してまいります。障がいのある方や難病の方が、安心して自分らしくこの地域で日常生活や社会生活を営むことができるよう、障がい福祉サービスと地域生活支援事業を引続き実施してまいります。 また、上伊那圏域障がい者総合支援センター、上伊那圏域地域自立支援協議会、各関係団体等と連携を図りながら、地域のニーズでもある障がい者の活動、居住の場の設置について検討を進めるとともに、町単独福祉サービスの充実のほか、地域社会資源である事業所や人材の育成に取組んでまいります。 子育て世代や障がい者の皆様の利用、また、世代間交流の場等だれでも自由に利用できるコミュニティ空間として多くの皆様に利用いただいている「みのわ~れ」「みのあ~る」については引続き実施してまいります。<高齢者が住み慣れた地域で自分らしく暮らせる体制づくり> 超高齢社会を迎え、日本は諸外国に例を見ないスピードで高齢化が進行し、団塊の世代が75歳以上となる令和7年(2025年)以降は、医療や介護の需要がさらに増加することが見込まれており、福祉・介護職員の人材不足をはじめ多くの課題を抱えている状況となっています。 町の65歳以上の高齢者人口は、7,300人余りで、 高齢化率も30%に迫っており、増加傾向は今後も続いていくものと考えられます。 このような状況に対応するため、町では、令和7年(2025年)を目途に、要介護状態となっても住み慣れた地域で自分らしい暮らしを人生の最期まで続けることができるよう、「住まい・医療・介護・予防・生活支援」が一体的に提供される「地域包括ケアシステム」の構築に取組んでおります。制度の浸透や地域の皆様のご協力をいただく中で、地域においては順次具体的な取組みが始まり、 一定の方向も見えてきていることから、引続き町全体の体制づくりを進めてまいります。 具体的には、在宅医療と介護の連携に向け、箕輪町地域包括支援センターを中心に、引続き医療・介護関係機関との連携を進めるとともに、増加する認知症高齢者への対応として、すまいるサポート事業やオレンジカフェ事業の継続、また、認知症初期集中支援チームによる活動の展開に努めてまいります。 要支援認定者等への訪問介護・通所介護について、介護保険制度の中で市町村が地域の実情に応じた取組みができる地域支援事業の介護予防事業に引続き取組んでまいります。 高齢者の方が介護が必要になる前から介護予防に対して意識を高く持ち、住み慣れた地域で健康的な生活を続けていけるように、従来から取組んできた「いきいき塾」をはじめとして「いきいき百歳体操」など、高齢者の生きがいと健康づくりが地域の中で進められるよう積極的な支援を行ってまいります。 地域のボランティアによる高齢者等の集いの場、いわゆる「ふれあいサロン」については、現在、町内で41か所を立ち上げていただいており、 これをさらに推進するため、引続きサロン運営に必要な備品等の整備に対して財政支援を行うとともに、生活支援コーディネーターの配置や生活・介護支援サポーターの養成に努め、地域の支え合い体制づくりを推進してまいります。 自動車の運転免許自主返納等により通院や買い物が困難となった高齢者に対し、新たにタクシー利用助成券を交付し、高齢者の外出支援を行ってまいります。 高齢者の社会参加は大きな生きがいづくりでもあり、引続き長寿クラブやシルバー人材センター等への支援を行ってまいります。 既に到来している超高齢社会への対応は、行政、地域住民、民間事業者等様々な主体が、それぞれの役割の下、連携して行われることが重要であるため、引続き時代の変化に対応できる新たな地域づくりを積極的に推進してまいります。・3 「家族になろう」といえるまち<結婚支援事業> 結婚支援の推進については、未婚化・晩婚化・少子化が進む中で、一組でも多くの男女が結婚まで進むことができるように、アドバイザーによる相談・マッチング・お見合いなどに重点を置き、個々の状況に応じた支援を行います。また、出会いの機会を創出するとともに、自己研鑚や将来を見据えた人生設計を考えるセミナーを開催し、相談者の結婚に向けた意識や資質の向上を目指します。<子育て支援のための保健事業> 箕輪町出産子育てに係る医療施設等整備補助により、産科・小児科医を確保し、安心して出産・子育てができる環境づくりに努めます。 出産に関しては、妊婦に必要な14回の健診、4回の超音波検査及び血液検査などを行う妊婦健康診査と、生後1ヵ月児の乳児一般健康診査への補助と、産後1ヵ月頃までに2回心身状態をチェックすることで、産後うつなどの早期発見と支援につなげるための、産婦健康診査への補助を実施します。 夫婦共働きや核家族が多くなるなど地域や世代間のつながりが希薄になっている中、育児や子育てに不安のある保護者への切れ目のない支援を庁内で連携を取り合って行ってまいります。 また、妊婦に対する歯科健診については、妊娠期間中の口腔内の病気やむし歯が胎児にも影響を及ぼすことから、妊婦が無料で受けられる 妊婦歯科健康診査「プレママ歯ッピー事業」を対象医療機関を上伊那管内の歯科医院に広げ、引続き実施します。 新生児については、保健師による全戸訪問を引続き実施するとともに、未熟児養育医療費の給付と該当児及び親への支援を行います。出産後の母体管理や育児支援、母乳相談などを行う「産後ケア」「育児・母乳相談事業」に係る費用の補助も宿泊、デイケアともに行い、不妊治療を行っている夫婦の経済的負担の軽減を図るため、不妊治療費補助制度、男性不妊治療費補助制度、不育症治療費補助制度も引続き実施します。また、3歳児健診の視力検査に視能訓練士による検査を導入し、子どもの視力不良を早期に発見することで、早めの治療につなげます。<育児・子育て支援> 生まれた子ども・家族にお祝い品を贈ることで、家族に対する感謝の気持ちを表すとともに、子育ての町としての機運の醸成を図ることを目的に 子育て応援!誕生お祝い事業を引続き実施してまいります。また、子育てに関する情報やテキストを記載した 箕輪町オリジナルの「子育てノート」を配布してまいります。 こども相談室は、保健師、保育士、家庭相談員及び教育相談員を引続き配置し、妊娠期から子どもの成長とともに変わっていく子育ての悩みなど、サービスを必要とする親子がアクセスしやすい体制や情報の一元化を図り、関係機関と連携した切れ目のない相談・支援を引続き実施してまいります。また、社会問題となっている子どもへの虐待の対応とその予防・家庭支援に努めてまいります。 子育て親子の交流の場として活用されている二つの子育て支援センターは、より親しみをもって利用される施設となるように事業を実施してまいります。また、地域の子育てサークルについては、地域子育て支援事業補助金を継続するとともに、人的な支援を行い活性化を図ってまいります。 仕事と子育ての両立支援や子育ての多様なニーズに対応するため、病児・病後児保育、一時預かり保育、ファミリーサポート事業、子育て短期入所生活支援事業、養育支援訪問事業を継続してまいります。 令和元年度にリニューアルした子育て支援サイト「いいね!みのわっこ」や、子育て支援アプリ「みのむし」を活用し、子育て世代への情報発信を積極的に進めてまいります。また、町民有志による子育てイベントを開催し、安心して子育てができる町としての認知度の向上を図ります。 保育園については、保護者の期待に応えるため、保育士の専門性を高め、保育の質の向上につながる研修を充実させ、地域の特徴や自然を生かした特色ある保育を実施してまいります。 増加する未満児保育に対応するとともに、全園で長時間保育を実施します。また、支援を必要とする児に対応するため加配保育士を配置し、一人ひとりの発達を見極めた個別支援計画に基づく保育を実施するとともに、保護者支援も引続き行ってまいります。 子育てに伴う経済的な負担の軽減を図るため、令和元年10月から始まった3歳以上児の幼児教育保育無償化、実費徴収となる給食副食費の負担軽減をはじめ、3歳未満児についても、ひとり親等世帯や多子世帯の保育料の軽減を引続き実施してまいります。 保育園施設については、各保育園の老朽化した屋外遊具を計画的に整備し、園児が安全に遊べる環境づくりや施設修繕などを引続き行い、保育環境の改善を進めてまいります。また、子育て環境の整備として進めている 木下保育園建設事業については、令和4年の開園を目指し、令和2年度においては、建築工事費を予算計上し、本体工事に着手してまいります。 こども発達支援事業所「若草園」については、療育支援に関する専門職を充実するとともに、単独通園、要医療的ケア等が必要な園児に対する職員体制の充実を図ります。また、障がい等のある子どもの療育、保護者への相談・支援を行うとともに、関係機関との連携を図ってまいります。・4 産業が輝き、働く場所に恵まれたまち<産業の活性化>〇農業関係 農業者の高齢化や担い手不足が進む中、新規就農については堅調に推移し、就農相談が増加傾向にあります。平成24年以降、国の農業次世代人材投資資金の受給者を含め14人が新規就農しています。引続き農地の確保や居住支援など積極的に新規就農者の支援に努めてまいります。 農業委員会については、法改正により農地利用の最適化業務が必須となりました。担い手農家への農地の集積・集約化、遊休農地の発生防止・解消、新規参入の促進など農地等の利用の最適化について指針に基づき強力に進めてまいります。 農地の集積・集約化については、担い手の経営安定を図るため農業委員会と共に、「人・農地プラン」の実質化に取組み、農地中間管理機構を活用して推進してまいります。 平成31年度から意欲ある担い手の育成・確保を推進するため農業用機械や農業用生産施設の導入を町独自に支援する農業機械等導入事業補助金を創設しました。経営規模の拡大や農畜産物の販売金額の増加などにつなげていただき、農業経営の安定と次世代への継承を確立し、持続可能な農業経営を目指してまいります。また、労働力不足が課題となっている中、先端技術を活用した農業が実用化されてきており注目されております。そこで、農業機械販売店、メーカー、地権者の協力を得て、町内の農地において先端農業機械の操作実演会を開催し、いわゆる「スマート農業」の導入に向けた第一歩の取組みを行います。 以上のような生産者・農家による、生産や出荷を主目的とした農地の利用に加えて、消費者や都市住民を含めた多様な主体が、農地を使うこと・農作業を支援すること・農ある暮らしを楽しむことを通じて、「農地が農地として使われ続ける環境を作る」ための一連の施策を、「箕輪町農業応援団計画」として引続き実施してまいります。 「にこりこ一帯のリニューアル」につきまして、一帯を「みのわテラス」と新たに名づけ、町民をはじめとした多くの人が訪れる場となるよう、令和2年秋のリニューアルオープンに向けて、改修工事に着手します。中心となるのは、品数豊富な直売所であり、JA上伊那を指定管理者として、伊那路共撰の直売所を取り込みながら、売り場面積を増やし、賑わいの中心にしていきます。 レストランは、この3月から「やまびこテラス」としてリニューアルオープンします。積極的に地元の食材を中心的に利用したランチ、カフェ、ディナーそれぞれのメニューが展開されることとなっており、食材の直売所や加工所との連携や一帯の新しい名所としての賑わい創出に期待しています。 また、特に子育て世代からの要望が多い公園について、小規模ながら敷地内に設置し、子育て世代が訪れる理由を作るとともに、都市農村交流施設を自転車店としてリニューアルし、新たな観光資源として、アシスト付自転車を活用した季節ごとのアクティビティ・ツアーの提案や、広域のサイクルツーリズムにおける好立地を生かしたエイドステーション、移住希望者等の町内探索の発着点といった場として育てていきます。 地産地消の取組みについては、保育園・小中学校における町内産農産物の供給量向上に向け、供給基地となる直売所の機能向上と、供給体制について新しい指定管理者のJA上伊那と協議を進めています。また、「酪農家のおもてなし牛乳」についても、月一回の学校給食導入を目安に、生産者とPRを進めるとともに、パカパカ杯に合わせて「畜産祭り」を開催し、おもてなし牛乳のPRと普及促進を行います。 技術の修得と交流をセットにした体験を提供する交流菜園事業は人気が高く、3年目となる今年は、菜園卒業者を対象とした町民菜園を新設供給します。 また、「味噌・米・粉もの」といった生活必需品を自給する「農ある暮らし」を町の魅力と位置付け、令和元年度に引続き原材料の栽培から加工まで通年で味噌造りを体験する「みそ部」を実施します。 6次産業化については、補助制度の要件を緩和し、農家以外の主体が試作や販売マーケティングができるよう改めます。 主に家族労働によって「暮らし」を目的に営まれる「小農」については、経営面積1ha以下の農家が約7割、販売金額50万円未満の農家が約6割という当町にあっては、農地を支える大きな存在であり、どのような応援が可能か検討を始めます。 米政策については、産地主体による需要に応じた米の生産に切り替わり2年が経ちましたが、混乱もなく取り組まれ、定着してきています。引続き国が示した需給見通しなどによる情報を基に県から示された生産数量目安値内の生産に取組んでまいります。 また、水田の有効活用のため、転作作物扱いとなる水田活用米穀(加工米)やWCS(稲発酵粗飼料)用稲の作付を引続き促進してまいります。酪農が盛んな町としてWCS利用促進のため、町農業再生協議会を通じて利用する畜産農家に対し取引ロール数に応じた補助を引続き実施してまいります。〇林業、農業基盤整備関係 土地改良事業関係では、各区から要望があった農業用水路等の改修工事を優先度の高いものから実施するほか、土地改良区が維持管理主体となっている水路等の改修工事への助成を行うなど、農業施設の適切な維持管理を順次進めてまいります。 また、農業用水路を管理している各水利組合や区などと協力しながら、農業用施設のインフラ長寿命化計画を策定してまいります。 多面的機能支払交付金制度は、地域の手で農地・農業用施設や地域環境を守る自主活動組織に支援を行うもので、引続き町内12地区へ支援を行ってまいります。 林業関係では、長野県森林づくり県民税の森林づくり推進支援金を活用し、松くい虫対策として既に処理されているアカマツを有効利用する取組みを継続して行ってまいります。また、個人所有が多い里山の整備を促進するため、 県や関係機関と連携し県民税を活用した事業を地域住民と共に取組んでまいります。 松くい虫の被害は年々北上し、辰野町でも被害が確認されるようになりました。被害拡大防止のため、被害木の早期防除(伐倒くん蒸処理)を引続き実施するほか、特に被害の多い福与地区の伊那市境で、被害林をすべて伐倒し別の樹木を植樹する樹種転換を引続き実施し、緩衝帯を設けることで被害拡大の進行スピードを遅らせる効果を狙ってまいります。 平成31年度から創設された森林環境譲与税については、 森林整備の推進を図るための森林経営管理法(新たな森林管理システム)運用に向けての活用や、既存の事業等では対応が困難であった危険・支障木の除去などの事業を新設して、森林整備の拡充に活用してまいります。 また、豊島区と締結する森林(もり)の里親に関する協定に基づき豊島区に譲与される森林環境譲与税を活用して、豊島区が実施する森林整備事業「としまの森事業」において、ながた自然公園周辺の間伐等の現地作業を箕輪町が代行して実施します。 農作物に甚大な被害をもたらしている鳥獣対策は、鳥獣被害対策実施隊を組織し、町猟友会の協力を得ながら、引続き被害防止に努めてまいります。〇商工業の振興 長引く景気の低迷や後継者不足などにより、商店の減少、空き店舗が増加傾向となっていること、また、住民満足度調査での「飲食店や娯楽施設が少ない」というご意見から、平成31年度に創設した「飲食店創業支援補助金」について新規創業者の獲得及び魅力ある店舗づくりと賑わいの創出を目指し、引続き広く周知し実施してまいります。 企業誘致の推進や町内企業の動向等を的確に把握し企業振興を支援するため、引続き企業振興相談員を配置するとともに、企業の設備投資に対する各種助成制度と制度資金の周知・活用を図り、中小企業の経済活動を支援してまいります。また、地域資源の発掘・育成と産業への活用を図るため、町内企業における高いものづくり技術を町内外へ発信し、企業間マッチングなどで着実に成果をあげている企業支援相談員につきましても引続き配置をしていきます。 「箕輪町工業ビジョン」に基づく取組みとして、中小企業の技術競争力の強化と次世代に向けた新産業の創出、高付加価値化に資することを目的とした施策として、特許権や実用新案権の出願料の一部を補助する「知的財産権申請料補助金」の補助金額を増額します。 平成31年度創設した、企業の競争力強化のための「産業に関する国際規格等取得補助金」や連携による共同受注力向上のための「中小企業共同事業促進補助金」、人手不足や事業承継問題による廃業や技術断絶を防ぐ「事業承継支援補助金」についても継続して実施します。 町商工会とは産業経済振興施策の共有化を図り、令和2年10月に開催予定の「箕輪町産業フェア2020(仮)」への協力や商工会が実施する事業への助成を行い、産業支援センターみのわ内での更なる連携を強化し商工業の活性化に向けて取組んでまいります。また、中心市街地商店街の活性化を推進するTMOへの支援を引続き行ってまいります。 町内小規模事業所に働く方の福利向上のための町勤労者互助会についても加入促進等を行いながら、商工業基盤の更なる安定化と勤労者の福利厚生の支援と利便を図ってまいります。〇観光の振興 ながた自然公園をながたの湯、ながた荘といった施設と関連付け、自然と健康と癒しを楽しめるエリアとして誘客宣伝を推進してまいります。 ながた荘、ながたの湯などの建物や設備は老朽化が進んできており、維持補修経費が増加傾向となってきていることから、今後の施設の維持改修等についても検討を進めてまいります。 みのわブランドとして町の主要な観光資源であるながた自然公園、赤そばの里、箕輪ダムもみじ湖、萱野高原等の環境整備を引続き進めてまいります。ながた自然公園では令和元年の台風19号による倒木被害を踏まえて、ながた自然公園内の老木や支障木等の伐採を計画的に進めてまいります。また、赤そばの里を町内外の皆さんに楽しんでいただけるようにするため、勾配のある道のりが負担となっている方への電動車イスの貸出しを行います。 令和元年度にライトを増設したもみじのライトアップにつきましては大変好評をいただいており訪れる観光客も増加してきております。町観光協会主催のもみじ湖ウォーキングも好評であることから引続き実施してまいります。 今後さらに町内観光資源の魅力向上や誘客による町内飲食店、宿泊施設など町内への利用促進などについての課題に取組むため、「観光戦略プラン」を策定してまいります。 広域的な観光連携として、(一社)長野伊那谷観光局や各市町村観光協会と協力しながら誘客宣伝などを推進してまいります。 また、辰野町、箕輪町、南箕輪村で構成する上伊那北部観光連絡協議会では、サイクルツーリズムなどの新しい観光資源を活用して独自のイベントを企画運営するなど、上伊那北部エリアの誘客宣伝活動も行ってまいります。 2020みのわ祭りについては、開催会場を松島区仲町に移して3年が経過し定着しつつあります。東京2020オリンピック・パラリンピックの開催時期を考慮し例年より1週間早い開催を予定していますが、今まで以上に多くの皆様の参画をいただき、より大勢の町民が楽しむことができる祭りとして実施してまいります。・5 住みやすい都市基盤をみんなでつくるまち<景観の保全など> 天竜公園とセンターパークなどの公園施設は、町民に一層親しまれるよう適切な環境整備を行ってまいります。令和2年度は、老朽化が著しい天竜公園のトイレについて現在の位置と規模をおおむね維持しながら、全面建て替えを行い、明るく衛生的なトイレとする計画です。 景観や自然環境の保全・育成と調和のとれた開発を目指し、平成28年度から景観行政団体となっており、引続き条例に沿って適正な審査を行ってまいります。<道路橋梁等の整備> 社会資本整備総合交付金事業では、引続き町道1号線長田入口信号機南付近の舗装修繕工事を行ってまいります。 防災・安全面では、町道760号線一の坪橋の長寿命化工事と西天竜用水路に架かる7橋梁の長寿命化工事を行います。 また、平成24年の笹子トンネル天井板落下事故などを受け、平成26年度から5年に1回の近接目視による橋梁点検制度がスタートし、平成31年度からは2順目の近接目視点検となり、令和2年度の実施に必要な経費を計上いたしました。 なお、令和元年度からの繰越事業として、松島東町の町道6・316号線の改良工事、町道1号線八乙女地区の山の田橋の長寿命化工事、橋梁長寿命化点検補修設計業務を行います。 狭あい道路整備等促進事業としては、 町道115号線沢・大出地区の拡幅改良工事を南側から北側に向け行っているところですが、令和元年度からの繰越事業分とあわせ北側へ延伸するべく、事業費を計上いたしました。 交通安全対策工事関係では、横断防止柵設置やグリーンベルトの設置経費を計上し、PTA要望等を精査しながら、必要度の高い箇所から実施する計画です。 各区からの要望事業では、道路整備事業として町道556号線木下地区ほか7路線の計上、舗装補修、側溝等修繕事業として、町道2号線沢地区のオーバーレイなど合わせて37か所を計画したほか、舗装のパッチングや甲蓋などの維持補修に係る経費についても引続き計上いたしました。<国県道等の整備促進> 各期成同盟会への負担金などを引続き計上し、国道改良や県道改良などの要望活動を行ってまいります。<公営住宅の整備と長寿命化> 老朽化した長岡公営住宅の屋根修繕を引続き計画したほか、沢公営住宅の平屋部分の解体設計委託に要する経費及び長岡公営住宅の浴室改修に要する経費を計上しました。<インフラの維持管理等> 道路環境の維持に努めるため、地域や各区などの協力を得ながら、舗装の緊急対応の必要な補修作業を引続き行ってまいります。また、緊急浚渫推進事業債を活用した樅の木川の堆積土の撤去など町の管理する河川の環境保全を図るほか、各区を支部とする町道路河川愛護会に対する補助を継続するなど、道路河川の維持・管理を町民との協働で行ってまいります。 住宅関係では、耐震基準が改正された昭和56年以前に建てられた木造住宅の耐震診断及び耐震補強について、引続き補助を行ってまいります。 なお、平成30年度に創設した危険ブロック塀の撤去に係る補助事業については、制度としては令和2年度で終了となるため、制度利用のPRも行いながら引続き取組み、ブロック塀等の倒壊危険除去による歩行者保護や避難・緊急車両の通行等の確保を目指してまいります。<上下水道事業> 上水道事業、下水道事業については、後ほど、特別会計の段で申し上げます。・6 学び合い、共に育てるふるさとのまち 相手を尊重し、共に学び合い、互いに高め合うことを基盤に、地域やまちのよさを体得しながら郷土愛を育むことを通して、まちに住む人やまちを想う人にとって心のふるさとになるようなまちづくりを目指し、次の三つの基本方針に沿って「ふるさと箕輪を愛し、自ら人生を切り拓いていく人づくり」のための事業を進めます。<1 地域への愛着と誇りを育てる教育の推進> 町民総参加の教育の推進として、家庭・地域・学校・保育園・企業などが連携して教育や人材育成に参加し、交流や学びを通して地域社会へ目を向け、地域を創造していくことができる教育を進めます。 あいさつ運動の推進、各地区の見守り隊との連携、小学校の夏休み寺子屋教室や中学校の放課後学習の取組みなど、地域の方のボランティア参加をいただき引続き実施します。 小・中学校におけるキャリア教育を通して、地域や多くの事業者の協力をいただきながらふるさとで働くことの尊さについて学んできました。令和2年度は更にさまざまな関係機関等の参画を得て新たな取組みを実施します。第7回となるキャリア教育フォーラムは、自分たちの取組みを発表したり、他校のさまざまな活動から学んだりする場として開催します。 地域と学校との関係を大切にし、地域と共に歩む信州型コミュニティスクールを全小・中学校で実施し、開かれた学校づくりを推進します。特に、近年多発している大きな災害に向けて、地域の防災対策と連携し、安心安全な学校づくりや「自助、共助」の資質育成に取組みます。 また、ふるさと学習「箕輪学」については、平成30年度に発刊した資料集を活用して、地域に愛着と誇りを持てるような学習に取組みます。小・中学校におけるふるさと学習の充実のため、新任教職員の地域研修などを実施します。 小学校5年生の臨海学習は、浜松市庄内地区・箕輪町友好交流推進協定を結んでいる浜松市で引続き実施し、交流を深めてまいります。 青少年健全育成については、青少年の非行・被害防止、地域の健全な環境を整備するため、街頭啓発・有害環境チェック活動・巡視活動・あいさつ運動等を行うとともに、青少年健全育成推進協議会・地区子ども会の活動を推進してまいります。 また、児童遊園については、誰もが安心して利用していただけるように、危険な遊具の撤去・修繕を行い、環境整備に取組みます。 人権尊重のまちづくりについては、人権尊重の理念を広く社会に定着させ、あらゆる偏見や差別をなくし、人権意識の正しい理解と認識を深められるよう、講座・学習会・講演会等の学習機会の充実に努めます。<2 自己肯定感をもち、創造的に生きていく教育の推進> 保育園では、豊かな探究心と自己肯定感をもち、主体的に活動できる「みのわっ子」を育成するために、子どもの「みたい」「触れたい」「知りたい」「やりたい」の好奇心を育む保育や経験豊富な地域人材を生かした、みのわっ子チャレンジ事業に取組みます。 また、安心して小学校入学を迎えるために「もうすぐ いちねんせい」を活用して、保育園から小学校への円滑な接続のためのプログラムを推進します。さらに保育園と小学校の連携を深め、小学校との交流事業を実施してまいります。 学力向上に向けた施策としては、教職員の指導力向上を目指す「キャリアアップを扶ける各種研修」や「授業の充実を目指す校内研修」の充実を図り、教職員一人ひとりが「学校づくりの根幹は授業づくりである」という自覚を深める学校づくりを継続します。 また、引続き標準学力検査を実施し、客観的なデータをもとに経年的な変化を分析しながら、児童生徒個々の学力の伸長につながる指導力の向上に役立てます。その推進役として、学校教育指導主事を引続き配置し、教育先進自治体との教育連携を進めるとともに、中学生の学力向上を図るための補助教員を継続配置します。 教職員に対しては、児童生徒と向き合う時間の確保が求められていることから、県教育委員会と連携しながら「校務支援システム」を導入して働き方改革を推進します。 子どもの育ちの連続性を支える保・小・中の連携については、未来を担う子どもたちが社会的に自立した人間に成長することができるよう、一人ひとりの個性や能力の伸長を願って、各小・中学校の教育活動を支援してまいります。 学校と家庭が「グレード・アップPLAN」による「子ども観」を共有し、引続き子どもたちの自己肯定感を育みながら健やかな成長を支えていく体制を、保護者と学校が協力して整えてまいります。 「生きる力を育成する学校教育の推進」として、グローバル化の進行や社会変化の激しい時代を生き抜くために必要となる「基礎的知識を活用し、自ら考え、判断し、表現する力、コミュニケーション力」を育む取組みを進めます。 学習指導要領改訂に伴い、小学校英語の教科化への対応や、ICT(情報通信技術)を駆使した情報活用能力を育成する教育が求められます。 英語指導外国人配置事業については、小学校にELTを3人、中学校にALTを1人配置します。小学校では令和2年度から新学習指導要領に基づき英語が教科化されることから、先導的に取組んできた英語活動をベースにしながら、これからの時代に求められる4技能(「聞く」「読む」「話す」「書く」)の習得を目指した英語学習に取組んでまいります。 ICTの環境整備では、児童・生徒用タブレットを全小・中学校に導入していますが、令和元年度に引続き、中学校に最新機能が搭載された大型提示装置(プロジェクター)を導入するなど、小・中学校のICT教育の環境整備を進めてまいります。文部科学省が目指す「GIGAスクール構想の実現」については、動向を注視しながら計画的に取組みます。 食育推進については、「ふきはら給食の日」を毎月1回実施するなど、食育と地産地消の活動を推進するとともに、学校給食を通して地域の高齢者との交流を進めてまいります。 読育の推進については、保育園から中学校までを通して、豊かな心とコミュニケーション能力を育むことができるよう進めます。図書館に入れる本を子どもたち自ら選ぶ「選書会」は、箕輪町独自の取組みとして継続実施します。図書館司書の研修を充実させ、学校図書館を活用した授業の発展、情報発信の基地としての図書館運営の充実を図ります。 特色ある学校運営に向けては、小中学校教育振興交付金により各学校が主体的で魅力ある学校づくりや、子どもの学力向上、教員の指導力向上に向けた取組みを継続してまいります。 すべての子どもの学びを保障するために、特別支援教育支援員を継続して配置し、支援を必要とする児童・生徒に対しきめ細やかな対応を行ってまいります。 いじめ・不登校等悩みを抱える児童生徒の支援として、学校・家庭・地域・関係機関が連携した支援体制を整備し、子どもたちが安心して登校し、学校生活を送ることができるよう取組みます。また、経済的支援の必要な児童生徒への就学支援を行い、義務教育の円滑な実施を図ります。 学校施設整備については、既設トイレの洋式化や多目的トイレの設置を進め、教育環境を向上させるとともに、災害発生時の指定避難所としての生活環境の改善に努めてまいります。 学童クラブは、全ての小学校区で開設しています。児童数の増加など、社会情勢の変化に対応した健全な学童保育環境の提供に取組んでまいります。<3 社会とつながりをもち学び続ける教育の推進> 近年の国際化・情報化や価値観の多様化を背景に、時代に対応した社会教育の推進が求められています。特に地域や社会への住民の関わりが希薄になる中で、地域住民が積極的に参加でき、それぞれの求めに応じた学習機会の場を提供していくことが必要であり、ふるさとの伝統文化の継承、芸術・文化・スポーツの振興に、地域住民が自発的に参画し、より高い欲求を満たすことができるよう支援や取組みを行います。 芸術文化の振興については、町民が芸術文化活動に積極的に参加・体験できるようニーズに合った鑑賞会や各種催し物など参加・交流の機会を広げてまいります。 みのわ町民文化祭については、創作活動に励んだ作品や練習成果を披露し、お互いに認め合い高め合う「手作りの文化祭」として、幅広い世代が参加し鑑賞していただけるよう取組みます。みのわ町民文化祭は、令和2年度に45周年を迎えるため、記念事業を行います。 生涯スポーツの振興については、年齢や性別を問わず、体を動かすことを通して他者との連帯感や精神的な充足感が得られ、体力の向上、健康の保持増進ができるよう生涯スポーツの振興を図ります。 フェンシング事業については、全国カデ・エペフェンシング選手権大会等の全国大会の開催を通して競技の振興を推進し、「フェンシングのまち箕輪」を発信するとともに、競技の普及拡大、選手強化や育成を図るための講習会などを開催します。 箕輪町町内一周駅伝大会は、スポーツを通じて健康な心身の育成と町民相互の親睦や絆を深める事業です。多くの方に参加、応援いただけるよう取組みます。 町民有志の実行委員会と協働で実施している天竜健康ウォークやみのわナイトウォーク&ランイベントを引続き開催してまいります。町外・県外等から参加していただき、町の知名度向上や交流人口の増を図るとともに、住民参加型による町民の一体感や町の魅力を向上させ「ウォーキングのまち箕輪」を全国に発信し、町の活性化に努めます。 また、今後のスポーツの振興については、スポーツ人口の増加や底辺拡大を目指し、各種スポーツ団体やスポーツ推進委員と協働で行う子どもスポーツ体験教室など様々な種目のスポーツ振興に取組むほか、松本山雅FCをはじめとするプロスポーツクラブとの連携も進めてまいります。 屋内体育施設整備については、藤が丘体育館と社会体育館の耐震対策のため、吊り天井とLED照明の改修工事を実施します。町民体育館・武道館については、安全で機能的な施設改修に向けた検討を引続き行ってまいります。 公民館の成人大学・学級や各種講座は、受講生同士のつながりを大切にしながら 教養を深められるよう取組んでまいります。 福祉課・社会福祉法人等と連携した講座や公民館イベントへのボランティア参加など社会参加型の学習を実施するほか、若い世代を対象とした講座や事業などにより幅広い世代が関わることで、地域のつながりを深めてまいります。 公民館分館活動については、正副分館長・主事合同会を開催するなど分館相互の情報提供や共有を図り、分館の活動を活発にすることで地域活性化を図ります。 博物館を中心とした歴史・文化の伝承については、ふるさとの歴史や文化を次世代に継承できるよう、各種文化財の保護に努めるとともに、町民が主体的に参加できる地域に根差した活動を展開します。 「町内まるごと博物館事業」や「ふるさと学習『箕輪学』」の取組み等を通じて、町の皆様に郷土箕輪を知っていただくための活動を進めます。また、令和元年度に実施した耐震診断の結果や、博物館協議会による「今後の郷土博物館のあり方」の提言を受け、博物館の耐震改修を視野に入れた、西部中処理場(外部倉庫)改修の実施設計を行います。 文化財保護事業では、町の大切な財産である各種文化財について、所有者の皆様と協力して、引続き適切な保存・管理に努めるとともに、信州みのわ「東山山麓歴史の道」も含めた、特色ある文化財の周知・活用にも努めます。 図書館については、「なごみーな」も活用しながら、乳幼児から高齢者まで生涯を通じて読書や文化に親しむことで、学びや教養を高める場として運営してまいります。 図書館事業は、知の情報拠点として、利用者のニーズに合った蔵書の充実を図るとともに、本に親しみ本の魅力を知ってもらうため幅広い情報発信に努めます。また、読書推進のきっかけとなる各種講座やイベントを行ってまいります。 読育推進事業については、保育園や小中学校との連携を一層図るとともに、読育ボランティアの育成や読み聞かせ等の事業に取組みます。 令和2年度の施政並びに予算編成方針の概要と、第5次振興計画に掲げられた六つのまちの将来像に沿った主な事業の内容説明は、以上のとおりでございます。 次に各特別会計予算の編成概要を申し上げます。・国民健康保険特別会計 箕輪町国民健康保険特別会計は、予算総額を22億2,110万9,000円と定めるもので、前年度比4.1%の減となっております。被保険者数は前年度より300人ほど少ない4,602人を見込んでおります。 歳入の主なものは、国保税4億4,404万9,000円と県支出金16億2,463万4,000円で、歳出の主なものは、保険給付費16億1,418万円と県納付金5億3,340万4,000円となります。 令和2年度については税率の改定は行わない見込みですが、今後は被保険者数が減少となる一方で、医療費の増加が見込まれますので、医療費抑制に向け県と協力して健診や保健事業の取組みと徴収率の向上に努めてまいります。・後期高齢者医療特別会計 箕輪町後期高齢者医療特別会計は、予算総額を2億9,591万2,000円と定めるもので、前年度比7.5%の増となっております。 被保険者数は、3,691人で、64人の増を見込みました。 歳入は保険料の2億3,448万6,000円と一般会計からの保険基盤安定繰入金6,120万2,000円が主なもので、歳出は長野県後期高齢者医療広域連合へ支払う保険料納付金2億8,560万5,000円と事務費の1,000万円ほどが主なものとなっております。 引続き長野県後期高齢者医療広域連合と連携を図り円滑な運営を行ってまいります。・介護保険特別会計 箕輪町介護保険特別会計は、予算総額を21億8,850万4,000円と定めるもので、前年度比5.9%の増となっております。 主な歳出であります保険給付費は、20億3,055万1,000円を見込み、前年度に比べ1億2,558万9,000円、6.6%の増となっております。 介護保険第1号被保険者の保険料額については、「第7期介護保険事業計画」に基づき条例で定めており、特に低所得者に対しては消費税による公費を投入し保険料の軽減を行ってきているところですが、令和2年度は、さらに保険料軽減強化の拡大を図り負担の軽減に努めてまいります。 また、今後も高齢者の増加が見込まれる中、社会保障を持続可能なものとするため、生活支援を地域で支える体制づくりがますます重要となります。 高齢者が住み慣れた地域で自分らしい暮らしを続けることができるよう「地域包括ケアシステム」の構築を基本とし、「介護予防・日常生活支援総合事業」による介護予防の推進や、課題となっている認知症高齢者に対する施策も積極的に進めてまいります。 介護保険事業については、「第7期介護保険事業計画」を基本に、引続き適切な介護サービスの提供や保険料の確保等、需要と供給のバランスに配慮し事業を推進してまいります。・水道事業会計 箕輪町水道事業会計は、収益的収入は、5億461万9,000円で、前年度比0.6%の増、収益的支出は、4億9,095万円で、前年度比2.0%の減となっております。 資本的収支の収入は、災害時に避難所となる重要給水施設への配水管を順次耐震化する事業に充てる国庫補助金、企業債の増加を見込み、前年度比1億4,114万6,000円増の1億5,184万6,000円を計上しました。支出は、重要給水施設への配水管の耐震化の事業費の増加で前年度比1億2,010万円増の2億9,435万6,000円を計上しました。差し引き不足額の1億4,251万円については、当年度分消費税資本的収支調整額及び過年度分損益勘定留保資金等で補てんするものです。 水道料金は、消費税率引上げに伴う料金の増加を若干見込んでおります。 平成30年度に策定したアセットマネジメント(長期資産管理計画)を基本に経営を見直し、将来必要となる施設更新費用の把握と平準化を図り、水道事業を安定的に持続できるよう、経営の健全化に取組んでまいります。 建設改良事業は、防災・減災の視点、有収率向上の視点から、重要給水施設に接続する老朽管の耐震化改修をはじめとする布設替工事を計画的に実施し、安定した水道水の供給を図ります。 また、安定経営のため経費の節減に努めるとともに、一層の効率的経営に努力し、配水施設の設備等の更新工事を行うなど安定給水の持続性確保に努めてまいります。・下水道事業会計 下水道事業は、収益的収支は、10億3,324万円で、前年度比0.1%増となっております。 資本的収支の収入は、6億2,431万1,000円、前年度比0.1%減、支出は、10億1,263万6,000円、前年度比2.7%増となっております。差し引き不足額の3億8,832万5,000円については、過年度分損益勘定留保資金及び当年度分損益勘定留保資金で補てんするものです。 下水道使用料については、消費税率引上げに伴う使用料の増加を若干見込んでおります。 下水道ストックマネジメントを策定し、将来必要となる施設更新費用の把握と平準化を図り、下水道事業を安定的に持続できるよう、今年度は、管渠分について策定してまいります。 管渠工事は、未普及箇所での緊急整備工事を随時実施するとともに、移住・定住促進の観点から、宅地造成関連個所について予算の範囲内で工事を実施してまいります。また、引続き下水道接続推進のための補助制度を実施し、水洗化率向上に取組みます。 農業集落排水処理施設の北小河内処理場については、前年度に引き続き、処理場の機能強化工事を進めてまいります。 不明水対策については、引続き調査を実施し、不明水の流入の疑われる箇所については、テレビカメラ等を使用した調査を行い、流入箇所を特定することで有収率の向上と予防保全の徹底を図ってまいります。 以上、各特別会計予算の編成概要を申し上げました。よろしくご審議ご決定くださいますようお願いいたします。 ○中澤議長 会議の途中でございますが、ここで暫時休憩といたします。再開は午前11時25分といたします。 休憩 午前11時10分 再開 午前11時25分 ○中澤議長 休憩前に引き続き会議を再開いたします。 日程第11 議案第7号箕輪町議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例制定についてを議題といたします。事務局長に議案を朗読いたさせます。事務局長 ◎田中議会事務局長 議案第7号 朗読 ○中澤議長 提出者の説明を求めます。町長 ◎白鳥町長 議案第7号 箕輪町議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例制定について、提案理由の説明を申し上げます。この条例は箕輪町議会議員の報酬について特別職報酬審議会、特別職報酬等審議会の答申、周辺市町村の報酬引き上げの状況、全国類似団体との比較など総合的に検討をし、町議会議員の報酬月額を4.7%から4.9%、額にして1万1,000円から1万5,000円引き上げるものでございます。条例の施行期日は令和2年4月1日からとするものであります。細部につきまして、総務課長に説明をさせますので、よろしくご審議ご決定くださいますようにお願いを申し上げます。 ○中澤議長 細部説明を求めます。総務課長 ◎中村総務課長 それでは議案第7号 箕輪町議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例制定につきまして細部説明を申し上げます。提案理由につきましては先ほど町長が申し上げたとおりでございます。議案の新旧対照表で説明いたしますので、2ページをご覧いただきたいと思います。第1条 議会の議長、副議長及び議員の報酬について改正するものでございます。第1号は議長の報酬月額を31万7,000円から1万5,000円、4.7%引き上げ、33万2,000円、また第2号では副議長の報酬月額を25万3,000円から1万2,000円4.7%引き上げ、26万5,000円とするものでございます。また第3号では常任委員長の報酬月額を24万3,000円から1万2,000円、4.9%引き上げ、25万5,000円に、第4号では議会運営委員長の報酬月額を24万3,000円から1万2,000円、4.9%引き上げ、25万5,000円に、第5号ではその他の議員の報酬月額を22万7,000円から1万1,000円、4.8%引き上げ、23万8,000円とするものでございます。附則でこの条例につきましては、令和2年4月1日から施工するとするものでございます。以上が細部説明でございます。よろしくお願いいたします。 ○中澤議長 議案第7号の説明が終わりましたのでこれから質疑を行います。ご質疑ございませんか。10番 中澤千夏志議員 ◆10番(中澤議員) アップ率がいささか違いますが、差異の根拠は何ですか。 ○中澤議長 町長 ◎白鳥町長 1,000円単位で実施をするということにしておりますので、基本的には5%程度というふうに考えましたけれども、金額の最終のある意味数字合わせみたいなところありますけれども、そんなことを観点、それと横の関係市町村、関連の市町村との並び等を考慮をさせていただいて、数字の決定をさせていただきました。以上でございます。 ○中澤議長 よろしいですか。他に質疑ございますか。 (「なし」の声あり) ○中澤議長 これで質疑を終わります。 日程第12 議案第8号 箕輪町災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例制定についてを議題といたします。事務局長に議案を朗読いたさせます。事務局長 ◎田中議会事務局長 議案第8号 朗読 ○中澤議長 提出者の説明を求めます。町長 ◎白鳥町長 議案第8号 箕輪町災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例について提案理由の説明を申し上げます。この条例は災害弔慰金の支給等に関する法律の一部改正により、災害援護支援の貸し付けを受けた際、償還金を支払うことが困難である場合は支払い猶予が可能であることが明確化されたこと等に伴う改正でございます。この条例の施行は交付の日からとするものであります。細部につきまして福祉課長に説明をさせますので、よろしくご審議ご決定くださいますようにお願いを申し上げます。 ○中澤議長 細部説明を求めます。福祉課長 ◎北條福祉課長 それでは議案第8号について細部説明を申し上げます。今回の改正は災害援護資金の貸し付けを受けた者が置かれている状況等にかんがみ、償還金の支払い猶予、償還免除の対象範囲の拡大、償還免除の特例、町における合議制機関の設置について定めるものでございます。新旧対照表でご説明いたしますので3ページをご覧ください。目次は第5章を雑則とし、第16条を追加をいたしました。第15条 第3項については、償還金の支払い猶予は災害弔慰金の支給等に関する法律第13条により、災害や、やむを得ない理由により、災害援護資金の貸し付けを受けた者が支払期日に償還金を支払うことが著しく困難となったときには支払い金の支払いを猶予することができるとし、災害弔慰金の支給等に関する法律施行令第12条で、やむを得ない理由を規定しております。障害免除は、法第14条により貸し付けを受けた者が死亡、精神もしくは身体に著しい障害を受けたため償還することができなくなったときや、破産手続の開始決定等を受けたときは償還未済額の全部または一部を免除できるとしたものでございます。報告等は、法第16条により町が必要と認めるときには、貸し付けを受けた者や保証人の収入等について報告等を求めることができるとするものです。一時償還金については、令第8条により不正な手段で貸し付けを受けたときは町は一時償還を請求できるとするものです。違約金については、令9条で規定するものです。第16条を第17条とし、新たな16条については、町は災害弔慰金及び災害障害見舞金の支給に関する事項を審議するため、箕輪町災害弔慰金等支給審議会を置くことができるとしたものです。第2項は、審議会の組織、任務については町長が別に定めるとするものです。この条例の施行日は公布の日とするものです。以上で細部説明を終わります。 ○中澤議長 以上で議案第8号の説明が終わりました。これから質疑を行います。ご質疑ございませんか。 (「なし」の声あり) ○中澤議長 質疑なしと認めます。 日程第13 議案第9号 箕輪町高齢者等介護予防施設設置条例の一部を改正する条例制定についてを議題といたします。事務局長に議案を朗読いたさせます。事務局長 ◎田中議会事務局長 議案第9号 朗読 ○中澤議長 提出者の説明を求めます。町長 ◎白鳥町長 議案第9号 箕輪町高齢者等介護予防施設設置条例の一部を改正する条例制定について提案理由を申し上げます。この条例はげんきセンタ-南部を多くの方に利用していただくことを目的として、施設の使用者及び休館日を変更とするものでございます。施行日は令和2年4月1日を予定しております。細部につきまして、健康推進課長に説明をさせますので、よろしくご審議ご決定くださいますようにお願いを申し上げます。 ○中澤議長 細部説明を求めます。健康推進課長 ◎柴宮健康推進課長 議案第9号 箕輪町高齢者等介護予防施設設置条例の一部を改正する条例制定につきまして細部説明を申し上げます。この条例は沢のげんきセンターと三日町のげんきセンター南部の設置や管理について定めた条例でございます。改正の内容につきまして、新旧対照表でご説明いたしますので、新旧対照表をご覧ください。第3条 使用者の範囲ですが、現行の(1)町内に居住する成人者を、改正案では町内に住所を有する18歳以上のものとしまして、その次に(2)として町内で就業している者を加えるものでございます。これは使用者の年齢を18歳からとし、また、町民だけでなく町内で就業している方も利用を可能とすることで、若い頃からの健康づくりや町内企業の健康づくりを支援することが目的でございます。次に4条の使用時間及び休館日でございますが、現在両施設の休館日は町の休日を定める条例により土日、祝日、年末年始が休日となっていまして、げんきセンター南部のみ土曜日を除くとしまして土曜日も利用をしているところでございますが、日曜日も除くとしまして、げんきセンター南部につきまして土日の利用を可能とさせていただくものです。土日の開館により、働く方々などの利用の促進を図ることが目的でございます。次に別表ですけれども、現行の表の中で黒枠で囲ってある体組成分析装置ですが、現在体重計と分析装置が一体化した形で安価で販売されているものが多くありまして家庭で利用されている方も多くいらっしゃいます。また、購入から12年ほど経過しましてシステムも古くなっていることから、使用料500円をいただく形での利用は適当でないと判断し、削除をするものでございます。施行日は令和2年4月1日とさせていただくものです。議案第9号についての細部説明は以上です。よろしくお願いいたします。 ○中澤議長 議案第9号の説明が終わりました。これから質疑を行います。ご質疑ございませんか。12番 中村議員 ◆12番(中村議員) どうして南部だけなのか、説明をお願いします。 ○中澤議長 町長 ◎白鳥町長 げんきセンターについては利用の促進が大分進んできたということもありますので、まず土曜日の開館ということで南部をやらさせていただきました。そうは言っても平日に比べますと、利用が少ないというようなこともありますので、当面は南部を実施をさせていただいて、利用状況を見ながら、北部といいますか、げんきセンター沢のものについても今後検討にさせていただきたいと、そんなつもりでとりあえず南部の方を実施をさせていただくということにさせていただきました。 ○中澤議長 よろしいですか。2番 岡田議員 ◆2番(岡田議員) 今ご説明のありました体組成分析装置について、500円の徴収はしないということですけども、装置そのものはそのまま設置しておくのかどうか、そこについてお聞かせください。 ○中澤議長 健康推進課長 ◎柴宮健康推進課長 措置の方はございます。利用できる状態ではありますが、ただ今ほとんど利用者はいないという状況でもあります。 ○中澤議長 よろしいですか。他にご質疑ございますか。9番 金澤議員 ◆9番(金澤議員) (2)の町内で就業している者っていうのを追加した背景には、こういう人の利用が予想されるというのはあるんですか。あるいはどのぐらいを予定、見込んでいるか。 ○中澤議長 健康推進課長 ◎柴宮健康推進課長 企業にお勤めの方を加えたのは今年度策定しました健康づくり推進条例の中でも町内企業に働く方々の健康づくりを推進するということを定めております。そういったことで企業の方々の健康づくりを応援する、また一つの手だてとして改正をさせていただくということです。あとどのような利用はっていうのは、商工会の方とか、そういったところの方々ともPRこれからさせていただいて、推進を図っていきたいと考えているところでございます。 ○中澤議長 どの位の利用を見込んでるかというのは。 ◎柴宮健康推進課長 利用者に関しましては今のところ見込みというのは特に推計はないんですが、PRしながら、はい。推進を、利用者の増に向けて、活動をしていきたいなと考えています。 ○中澤議長 よろしいですか。他にご質疑ございますか。 (「なし」の声あり) ○中澤議長 これで質疑を終わります。 日程第14 議案第10号 箕輪町高齢者支援事業に関する条例の一部を改正する条例制定についてを議題といたします。事務局長に議案を朗読いたさせます。事務局長 ◎田中議会事務局長 議案第10号 朗読 ○中澤議長 提出者の説明を求めます。町長 ◎白鳥町長 議案第10号 箕輪町高齢者支援事業に関する条例の一部を改正する条例制定について提案理由の説明を申し上げます。この条例は高齢者等日常生活用具貸与事業及び家族介護用品購入費助成事業について、事業見直しを行い、一部事業を廃止するため、改正をするものでございます。この条例は令和2年4月1日から施行するのでございます。細部につきまして福祉課長に説明をさせますので、よろしくご審議ご決定くださいますようにお願いを申し上げます。 ○中澤議長 細部説明を求めます。福祉課長 ◎北條福祉課長 それでは議案第10号につきまして細部説明を申し上げます。新旧対照表でご説明いたしますので2ページをご覧ください。別表1の箕輪町高齢者等日常生活用具貸与事業は、65歳以上で日常生活を営むのに支障がある者に対して、介護用ベッドやエアマットを貸与する制度です。近年介護認定の有無にかかわらず、民間の介護ベッド等が安価でレンタル可能となっていることから、町の事業としての日常生活用具貸与事業を廃止するものです。別表2の箕輪町家族介護用品購入費助成事業は、要介護2以上の者を常時在宅で介護している非課税世帯に介護用品の購入費の助成を行う事業ですが、国の補助事業の廃止に伴い、事業の廃止を行うものです。この条例は令和2年4月1日から施行するものです。附則の第2項は経過措置として、現在箕輪町高齢者等日常生活用具貸与事業を利用している方については、従前の例により貸与を継続するとしたものです。以上で細部説明を終わります。よろしくお願いいたします。 ○中澤議長 議案第10号の説明が終わりました。これから質疑を行います。ご質疑ございませんか。2番 岡田議員 ◆2番(岡田議員) 1ページ、今説明のあった附則の2ですけども、今現在この事業について利用されている方の実数をお願いいたします。 ○中澤議長 福祉課長 ◎北條福祉課長 現在ですけれども12名の方が利用をされております。 ○中澤議長 2番 岡田議員 ◆2番(岡田議員) この事業そのものについて、この部分について削除するということですけども、従前どおり今利用者については適応するということの説明ですが、これは期間を特に定めずにずっと本人が利用したければ、利用すると、利用できるというものなのかどうか、お聞かせください。 ○中澤議長 福祉課長 ◎北條福祉課長 ご本人のご希望によって今使っているものでございますので、このまま継続を考えております。ただしご本人の方で介護保険の方に変更を希望される場合には、介護保険の方の事業というふうになっていくと思います。 ○中澤議長 2番 岡田議員 ◆2番(岡田議員) ありがとうございます。確認です。本人が希望すれば、この事業については引き続き今の現行制度と同じように利用できるということでよろしいでしょうか。 ○中澤議長 福祉課長 ◎北條福祉課長 はい、こちらの12人の方はそのようになります。 ○中澤議長 はい、よろしいですね。他にございますか。10番 中澤議員 ◆10番(中澤議員) 二つ質問なんですが、こういったサービスの利用者のね、今現在12人って言ってますが、登録数というのは傾向的に減っているんですか、それとも増えてるんですか、が一つ。このサービスを代行する他の民間とか、団体は存在しているのかどうか。 ○中澤議長 福祉課長 ◎北條福祉課長 現在登録されている方は減っている状況でございます。それから民間のサービスの方でございますけれども、介護保険の方のレンタルサービスをやっている事業者が幾つかございまして、そちらの方で介護保険ではなくても借りられるということで、そちらの方で借りられている方がおられるというふうに思っております。 ○中澤議長 よろしいですか。他にご質疑ございますか。12番 中村議員 ◆12番(中村議員) 先ほど民間の企業で貸し出しているところもあるっていう話ですが、3ページにある金額と、その企業の貸出金額とどのように違うかとか分かりますか。 ○中澤議長 福祉課長 ◎北條福祉課長 現在町の方ではエアマットの方は借りておられる方は1人もございません。ベッドの方民間ですと約1,500円ぐらいではないかというふうに思っております。民間事業者によって値段が変わりますが、そのぐらいで借りられるという状況になってございます。 ○中澤議長 よろしいですか。他にご質疑ございますでしょうか。 (「なし」の声あり) ○中澤議長 これで質疑を終わります。 日程第15 議案第11号 箕輪町介護保険条例の一部を改正する条例制定についてを議題といたします。事務局長に議案を朗読いたさせます。事務局長 ◎田中議会事務局長 議案第11号 朗読 ○中澤議長 提出者の説明を求めます。町長 ◎白鳥町長 議案第11号 箕輪町介護保険条例の一部を改正する条例制定について、提案理由の説明を申し上げます。この条例は地域における医療及び介護の総合的な確保を推進するための関係法律の整備等に関する法律による介護保険法の改正により、介護保険の第1号被保険者のうち所得の少ない者に対する保険料の軽減を行うため、改正を行うものでございます。この条例は規則で定める日から施行するものです。細部につきまして福祉課長に説明をさせますので、よろしくご審議ご決定くださいますようにお願いを申し上げます。 ○中澤議長 細部説明を求めます。福祉課長 ◎北條福祉課長 それでは議案第11号につきまして細部説明を申し上げます。資料でご説明しますので、4ページをご覧ください。65歳以上の第1号保険者の介護保険料につきましては、本人の所得や世帯の課税要件により、段階的に定めることとされておりまして、箕輪町では11の段階に区分して賦課をしております。5,000円を基準として、その額に保険料率を掛けた額に12月を掛けた額が年額となります。令和元年度の保険料について、第1段階の保険料を0.4から0.375とし、年額保険料を2万2,500円、第2段階の保険料を0.73から0.615とし、年額保険料を3万6,900円、第3段階の保険料率を0.75から0.725とし、年額保険料を4万3,500円としていました。令和2年度は、第1段階の保険料率を0.3とし、年額保険料を1万8,000円、第2段階の保険料率を0.5とし、年額保険料を3万円、、第3段階の保険料率を0.7とし、年額保険料を4万2,000円とするものです。これにより所得が少ない第1段階から第3段階の方の保険料の軽減を図るものです。第14条は語句の改めになります。この条例は、介護保険施行令の一部改正の交付がされていないため、施工日を規則に委任するものでございます。以上で議案第11号の細部説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○中澤議長 議案第11号の説明が終わりました。これから質疑を行います。ご質疑ございませんか。 (「なし」の声あり) ○中澤議長 質疑なしと認めます。会議の途中でございますが、ここで暫時休憩といたします。再開を午後1時、午後1時丁度といたします。 午前11時53分 休憩 午後 1時00分 再開 ○中澤議長 会議を再開いたします。 日程第16 議案第12号 箕輪町公園墓地条例の一部を改正する条例制定についてを議題といたします。事務局長に議案を朗読いたさせます。事務局長 ◎田中議会事務局長 議案第12号 朗読 ○中澤議長 提出者の説明を求めます。町長
    ◎白鳥町長 議案第12号 箕輪町公園墓地条例の一部を改正する条例制定について、提案理由の説明を申し上げます。この条例は箕輪町公園墓地の共有地について、各公園墓地管理組合に維持管理をしていただいてるところですが、管理組合が機能停止している公園墓地に対して、町が代行して共有地の維持管理を行うため、使用者から管理料を徴収するなどの必要な改正を行うものでございます。この条例は令和2年4月1日から施行するものでございます。細部につきまして、住民環境課長に説明をさせますので、よろしくご審議ご決定くださいますようにお願いを申し上げます。 ○中澤議長 細部説明を求めます。住民環境課長 ◎小澤住民環境課長 議案第12号 箕輪町公園墓地条例の一部を改正する条例制定について細部説明を申し上げます。提案理由につきましては町長が申し上げたとおりでございます。それでは資料にてご説明しますので、議案書をおめくりいただき、3ページをご覧ください。資料としまして新旧対照表をつけさせていただいております。向かって左側が現行の条例であり、右側が改正案になります。第7条です。使用料の関係でございますが、下線部の「毎年度」を削除するものでございます。公園墓地の整備につきましては、工事請負費が年度ごとに異なるものでした。実際にかかった工事費を区画分譲数にて除算し、使用料を決めていただいているところですが、近年では各分譲用の整備がないこと等により語句の整理として「毎年度」を削除するものです。続きまして第7条の次に新たに管理料として、右にありますように第8条を加えるものです。「管理料は共有地の維持管理に要する費用として、規則で定める公園墓地の使用者が、1区画につき1年度3,000円の範囲内で町へ毎年度納入しなければならない。ただし、町長が特別の理由があると認めるときは、管理料を免除することができる。」第2項「年度中途において使用許可を受けた場合、使用期間が1年未満であっても管理料は1年度分とする。」こちらの条文を加えるものでございます。現行の第8条については9条としますが、第1項 第4号に「管理料を5年滞納したとき。」を使用取り消しの条文に加えるものでございます。2ページでございますが、この条例は令和2年4月1日から施行するものでございます。細部説明は以上でございます。 ○中澤議長 議案第12号の説明が終わりました。これから質疑を行います。ご質疑ございませんか。 (「なし」の声あり) ○中澤議長 質疑なしと認めます。 日程第17 議案第13号 箕輪町産地形成等促進施設条例の一部を改正する条例制定についてを議題といたします。事務局長に議案を朗読いたさせます。事務局長 ◎田中議会事務局長 議案第13号 朗読 ○中澤議長 提出者の説明を求めます。町長 ◎白鳥町長 議案第13号 箕輪町産地形成等促進施設条例の一部を改正する条例制定について提案理由の説明を申し上げます。箕輪町産地形成等促進施設「にこりこキッチンたべりこ」ですが、昨年12月の定例会で新たな指定管理者として、有限会社やまびこ化成工業を指定をいただきました。開店準備も整い、3月から営業を開始されるとお聞きをしているところであります。今回の改正は、施設の名称について「にこりこキッチンたべりこ」を「箕輪町産地形成等促進施設」に改正するものでございます。なお、この条例は公布の日から施行するものです。細部につきまして産業振興課長に説明をさせますので、よろしくご審議ご決定くださいますようにお願いを申し上げます。 ○中澤議長 細部説明を求めます。産業振興課長 ◎三井産業振興課長 それでは議案第13号の細部説明を申し上げます。提案理由につきましては先ほど町長が申したとおりでございます。それでは、資料の新旧対照表でご説明いたしますので、1枚おめくりいただきまして2ページをお願いいたします。初めに上段の1の箕輪町産地形成等促進施設条例の第2条 第2項の表中の名称でございますが、「にこりこキッチンたべりこ」を「箕輪町産地形成等促進施設」に改正するものでございます。また、あわせて附則第2項では、下段に記載されておりますけれども、箕輪町議会の議決に付すべき公の施設の利用及び廃止に関する条例第3条 第21号の名称についても同様の改正するものでございます。1ページをお戻りいただきまして、附則第1項でこの条例は公布の日から施工するものでございます。なお、指定管理者の有限会社やまびこ化成工業では店名、お店の名前でございますが、「やまびこテラス」の名称を使用するとお聞きしているところでございます。議案第13号の細部説明につきましては以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○中澤議長 議案第13号の説明は終わりました。これから質疑を行います。ご質疑ございませんか。14番 小出嶋議員 ◆14番(小出嶋議員) この産地形成等促進施設のやまびこ化成が指定管理者になっているんですけれども、先ほどからの町長の説明にもありますけれども、3月から営業を始めるというお話がありますが実際にはいつから始めるのか。具体的には進んでるんでしょうか、お聞きします。 ○中澤議長 産業振興課長 ◎三井産業振興課長 今のところ3月の中旬ということで聞いております。今回ちょっとコロナウイルスの影響もあったりすることもありまして、まだ正式な日、オープン日というのはこちらまで届いてない状況であります。中旬としか今のところ聞いてございません。以上です。 ○中澤議長 よろしいですか。他にご質問ございますか。 (「なし」の声あり) ○中澤議長 これで質疑を終わります。 日程第18 議案第14号 箕輪町農業集落排水処理施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例制定についてを議題といたします。事務局長に議案を朗読いたさせます。事務局長 ◎田中議会事務局長 議案第14号 朗読 ○中澤議長 提出者の説明を求めます。町長 ◎白鳥町長 議案第14号 箕輪町農業集落排水処理施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例制定について提案理由の説明を申し上げます。現在、農業集落排水処理区域の加入の際の加入金は60万円、公共下水道区域及び特定環境保全公共下水道区域の加入の際の受益者負担金は55万円と定められ、5万円の差がございます。この加入金を55万円にすることにより、農業集落排水処理区域の加入者の負担軽減を図るとともに、町内における加入区域による各差を解消するために行う改正でございます。細部につきまして水道課長に説明をさせますので、よろしくご審議ご決定くださいますようにお願いを申し上げます。 ○中澤議長 細部説明を求めます。水道課長 ◎田中水道課長 それでは議案第14号 箕輪町農業集落排水処理施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例制定について細部説明を申し上げます。提案理由につきましては先ほど町長が申し上げたとおりでございます。2ページ、新旧対照表をご覧いただきたいと思います。町内の下水道事業につきましては、農業集落排水処理区域、公共下水道区域、特定環境保全公共下水道区域と、それぞれ区域を分け、事業を行ってきているところであります。昭和60年から開始しました整備も面的には終了しまして、当初整備しました施設、機器も耐用年数に近づきまして、将来的な既存施設の更新に当たりましては、統廃合も視野に検討いたしまして、平成30年度には農業集落排水処理区域の一部を、公共下水道区域に統合いたしまして、農業集落排水処理も公共下水道処理も差がなくなってきているところでございます。今回この加入金を55万円とすることによりまして、農業集落排水処理区域の加入者の負担軽減を図るとともに、町内における加入区域による格差を解消するための改正を行うものです。施行期日は令和2年4月1日からでございます。附則第2項でこの条例の施行の日以前において、この条例による改正前の箕輪町農業集落排水処理施設の設置及び管理に関する条例の規定により納入すべきであった加入金については、なお従前の例によるというふうに定めております。細部説明については以上でございます。以上よろしくお願いいたします。 ○中澤議長 議案第14号の説明は終わりました。これから質疑を行います。ご質疑ございませんか。14番 小出嶋議員 ◆14番(小出嶋議員) 今回のこの農業集落排水事業の負担金を55万円にして公共下水と合わせるということで、加入の促進を図るということですけれども、その他の農業集落排水への加入の条件というのは、いわゆる一般家庭以外の工場だとか、他の企業だとか、そういうものについても条件は変わらないのか、また緩和されて加入ができるようになるのかどうかということをお聞きします。 ○中澤議長 水道課長 ◎田中水道課長 今回の改正につきましては、あくまで加入金ということの改正ということでありまして、加入の条件等につきまして緩和等ということには現時点では具体的には考えておりません。 ○中澤議長 14番 小出嶋議員 ◆14番(小出嶋議員) 他の条件についても公共下水と同じような考え方にすることは、今考えてないっていう話だったんですけど、する予定はないでしょうか。 ○中澤議長 水道課長 ◎田中水道課長 農業集落排水処理施設ができた経過等々、また振り返りましてどのようなことができるのかということは考えたいと、調べていきたいというふうに思います。 ○中澤議長 よろしいですか。他にご質疑ございませんか。 (「なし」の声あり) ○中澤議長 これで質疑を終わります。 日程第19 議案第15号 箕輪町町営水道条例の一部を改正する条例制定についてを議題といたします。事務局長に議案を朗読いたさせます。事務局長 ◎田中議会事務局長 議案第15号 朗読 ○中澤議長 提出者の説明を求めます。町長 ◎白鳥町長 議案第15号 箕輪町町営水道条例の一部を改正する条例制定について、提案理由の説明を申し上げます。この条例は水道法の改正により、指定給水装置工事事業者制度に更新制が導入されることに合わせ、指定及び更新に係る手数料を規定するとともに、現在給水装置工事において設計審査手数料、材料検査手数料及び工事検査手数料を設計によって算出した工事費5%を納めることとしていますが、これを新設、改造等の区分に応じ、定額化をするために改正を行うものでございます。細部につきまして水道課長に説明をさせますので、よろしくご審議ご決定くださいますようにお願い申し上げます。 ○中澤議長 細部説明を求めます。水道課長 ◎田中水道課長 それでは議案第15号の細部についてご説明申し上げます。提案理由につきましては先ほど町長が申し上げたとおりでございます。2ページ資料、新旧対照表をご覧いただきたいと思います。まず初めに給水装置工事に係る設計審査手数料、材料検査手数料、工事検査手数料の定額についてご説明申し上げます。現在この設計審査手数料等につきましては、工事事業者自身の設計によるもので、同規模の工事においても、材料費、経費率等の差により、工事価格や手数料に差が生じている状況でございます。この差を解消するため、工事の対応に応じ、定額を図るものでございます。手数料の額につきましては、新設、改造は1件につき8,000円とし、メーターを2個以上設置するような大規模なものにつきましては、1個につき3,000円加算するものであります。取り出し工事のみ、撤去工事のみといった軽微なものにつきましては、1件につき3,000円とするものであります。金額の設定につきましては、これまでの実績と事務処理経費を考慮し、設定しております。次に水道法改正による指定給水装置工事事業者制度への更新制度の導入についてご説明申し上げます。箕輪町町営水道に係る蛇口、トイレ、給水管等の給水装置工事につきましては、あらかじめ町長の指定を受けた指定給水装置工事事業者が施工することとなっております。改正前の制度は平成8年に全国一律の指定基準に基づき創設されましたが、変更や廃止時等の届け出義務はありましたが、新規の指定のみの制度で、1度指定されると基本的に継続されるため、届け出が徹底されないなど、所在不明な給水装置工事事業者の増加や不良工事の増加等全国的な課題がありましてこれに対応するものであります。この制度改正によりまして、5年に1度更新を行い、指定給水装置工事事業者の実態把握と更新の際、工事に従事する技術者の研修会の受講状況や配管技能者の配置状況を確認し、工事を適切に行うための資質の保持につなげるものであります。手数料につきましては、地方自治法第227条及び第228条に基づき、特定の者のために行う事務に対する対価として、指定の更新制の導入におけるガイドラインを参考に人件費、事務経費を基に設定いたしました。更新に係る手数料につきましては、発信器指定手続と事務上差異がございませんので、ともに同額に1万円としております。施行期日は令和2年4月1日からとしております。また附則第2項におきまして施行日前において、この条例による改正前の箕輪町営水道条例の規定により納付すべきであった手数料については、なお従前の例によるということにしてございます。以上で議案第15号の細部説明を終わります。よろしくお願いいたします。 ○中澤議長 以上で議案第15号の説明が終わりました。これから質疑を行います。ご質疑ございませんか。 (「なし」の声あり) ○中澤議長 質疑なしと認めます。 日程第20 議案第16号箕輪町ショートステイセンター条例を廃止する条例制定についてを議題といたします。事務局長に議案を朗読いたさせます。事務局長 ◎田中議会事務局長 議案第16号 朗読 ○中澤議長 提出者の説明を求めます。町長 ◎白鳥町長 議案第16号 箕輪町ショートステイセンター条例を廃止する条例制定について、提案理由の説明を申し上げます。この条例は、民間の福祉施設の増加に伴い、ゆとり荘のショートステイ利用者が減少したため、平成18年からゆとり荘でのショートステイ事業を休止していましたが、今後も、民間のショートステイ事業への参入が見込まれることから、条例の廃止を提案するものでございます。附則の第1項はこの条例の施行日を公布の日からとするものでございます。附則の第2項はショートステイ条例の廃止に伴い、箕輪町議会の議決に付すべき公の施設の利用及び廃止に関する条例の一部改正を行うものでございます。よろしくご審議ご決定くださいますようにお願いを申し上げます。 ○中澤議長 以上で議案第16号の説明は終わりました。これから質疑を行います。ご質疑ございませんか。 (「なし」の声あり) ○中澤議長 質疑なしと認めます。 日程第21 議案第17号令和2年度 箕輪町一般会計予算を議題といたします。事務局長に議案を朗読いたさせます。事務局長 ◎田中議会事務局長 議案第17号 朗読 ○中澤議長 提出者の説明を求めます。町長 ◎白鳥町長 議案第17号 令和2年度箕輪町一般会計予算につきまして提案理由の説明を申し上げます。予算の概要につきましては、前段の令和2年度施政並びに予算編成方針で申し上げたとおりでございます。細部につきまして、企画振興課長に説明をさせますので、よろしくご審議ご決定くださいますようにお願い申し上げます。 ○中澤議長 細部説明を求めます。企画振興課長 ◎毛利企画振興課長 それでは議案第17号 令和2年度箕輪町一般会計予算につきまして細部説明を申し上げます。白い表紙の令和2年度 箕輪町予算書をご覧ください。2枚おめくりいただきまして、1ページからが一般会計予算でございます。第1条 歳入歳出予算は施政並びに予算編成方針で町長が申し上げたとおりでございます。第2条の繰越明許費につきましては9ページで、また第3条の地方債につきましては10ページでご説明をさせていただきます。第4条の一時借入金でございますが、一時借入金の限度額を10億円と定めるものでございます。第5条 歳出予算の流用でございます。地方自治法の規定で各款、各項の間の流用はできないとされておりますけれども、同条のただし書きの規定を適用しまして給料、職員手当、共済費に係るものについては、同一款内で各項の間の流用を可能とするものとなっております。急な人事異動等による給与支払いを想定しているものでございます。おめくりいただきまして2ページから8ページにつきましては歳入歳出の款、項別の表となっておりますので、後ほど別冊で内容についてご説明を申し上げます。9ページをお願いいたします。第2表の繰越明許費でございます。木下保育園建設事業でございますけれども、建築工事の完了が令和3年度となる予定であることから、13億3,078万8,000円を繰越明許とするものでございます。1枚おめくりでいただきまして、10ページをお願いいたします。第3表 地方債でございます。起債の方法、償還の方法は例年同様となっております。地方債につきましては、令和2年度予算では10項目ございまして、限度額の合計は17億9,840万円でございます。表の上からご説明を申し上げます。公共施設除却事業債につきましては、旧おごち保育園園舎の解体の事業でございます。1,280万円を借り入れるものでございます。2行目になります保育園建設事業債は、木下保育園の建設事業として借り入れるもので10億5,620万円でございます。3行目でございます。地方道路等整備事業債でございます。町道改良などに充てるものでございます。1億640万円でございます。続きまして、公共事業等債でございます。社会資本整備総合交付金事業などに充てる地方債でございまして、4,770万円でございます。続きまして、公園施設整備事業債でございます。こちらはみのわ天竜公園のトイレの改築事業に充てるための地方債でございます。2,290万円でございます。河川環境整備事業債でございます。河川の浚渫事業に充てる事業債でございます。1,000万円となってございます。続きまして、消防施設事業債でございます。消防団のポンプ車購入に充てるものでございます。1,500万円を計上したものでございます。11ページになりますが、学校教育施設等整備事業債でございます。こちらは学校のトイレ整備事業に充てるものでございます。3,860万円を計上したものでございます。続きまして、体育施設整備事業債でございます。藤が丘体育館それから社会体育館の耐震改修事業に充てるものでございます。1億5,880万円でございます。最後になりますけれども、臨時財政対策債でございます。前年度より6,000万円少ない、3億3,000万円を計上いたしました。以上が予算書の説明でございます。次に、緑色の表紙の冊子でございます。箕輪町予算に関する説明書をご覧いただきたいと思います。こちらの細部説明につきましては、前段町長が予算編成方針で説明いたしました部分について、できるだけ重複しないように、特に前年度と比べて増減の大きいものについて、効率的に説明をさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。それでは表紙を含めて3枚おめくりいただきまして、右下ページ一般の1ページをご覧ください。事項別明細書でございます。1ページ、2ページは歳入、歳出の款毎の合計を記載した表でございます。3ページからが歳入となっておりますので、こちらから説明を申し上げてまいります。それでは1款 町税でございます。町民税でございますけれども、全体で15億2,580万1,000円を計上してございます。個人町民税は3,353万3,000円の増、法人町民税は1億4,904万7,000円の減で、合わせて1億1,551万4,000円の減を見込んだところでございます。固定資産税は家屋分、償却資産分の増によりまして3,598万6,000円の増、15億7,380万6,000円を計上いたしました。軽自動車税は387万9,000円の増、たばこ税は158万9,000円の増を見込んでおります。町税全体では33億7,600万円で前年度比でございますけれども、7,400万円の減を見込んだところでございます。おめくりいただきまして、5ページの地方譲与税から14ページの交通安全対策特別交付金までにつきましては町長が申し上げたとおりでございます。15ページをお開きください。15ページからは14款 分担金及び負担金でございます。分担金及び負担金では15ページになります。15ページ下段の民生費負担金が1億463万4,000円減になっております。こちらにつきましては、幼児教育・保育の無償化の影響によりまして、保育園運営費負担金現年分が1億1,907万5,000円減額したものが大きな要因となっております。17ページをお開きください。15款 使用料及び手数料でございます。17ページは使用料として音声告知放送受信料、道路占用料、公営住宅使用料などを計上してございます。18ページからは手数料といたしまして、戸籍謄本等交付手数料など、いずれも前年と同額程度を計上したものでございます。20ページをお開きください。16款 国庫支出金でございます。1項 国庫負担金の増でございますけれども、自立支援事業費負担金が前年度に比べ2,350万6,000円増になったことによるものが大きな要因となってございます。2項 国庫補助金でございます。このうち民生費国庫補助金は、21ページの上段の方にございます二酸化炭素排出抑制対策事業等補助金といたしまして、木下保育園の地中熱設備に対する補助金を新たに見込んだことにより増などになったものでございます。また、土木費国庫補助金の減でございますけれども、社会資本整備総合交付金の減によるものが大きな要因となってございます。次に23ページをお開きください。県支出金でございます。1項 県負担金でございますけども、国庫負担金同様、自立支援事業費負担金の増によるものが、増額の大きな要因となってございます。2項 県補助金では民生費県補助金のうち24ページをお開きいただきまして中段にございますけれども、地域医療介護総合確保基金事業補助金、こちらが昨年度に比べまして若干減額になっておりますが、そちらの減、また農林水産業費補助金のうち26ページをお開きいただきまして、26ページの上段にございます森林病害虫等防除事業補助金の減などによりまして項全体では2,642万6,000円の減となっておるものでございます。また、同じ26ページの3項 県委託金でございますけれども、総務費委託金といたしまして県議会議員選挙また参議院議員選挙などの経費が減額となったものでございます。28ページをお開きください。18款 財産収入でございます。土地貸付収入、また基金運用収入などで前年と同額程度の計上となっているものでございます。29ページにつきましては19款 寄附金でございます。ふるさと応援寄附金を6,000万円見込んだものとなってございます。おめくりいただきまして30ページでございます。20款 繰入金でございます。財政調整基金からの繰入を前年度同額の3億6,000万円見込んでございます。また、ふるさと応援基金の繰り入れを5,038万1,000円計上し、それぞれ使途に応じて充当をしているものでございます。31ページにつきましては繰越金でございます。21款 繰越金は前年同額の3億円を見込んだところでございます。32ページをお開きください。22款 諸収入でございます。中段以降にあります雑入の増などによりまして、款全体では4億366万1,000円を計上したところでございます。39ページまでお進みいただきまして、39ページは23款 町債でございます。町債につきましては、第3表地方債でご説明を申し上げたとおりでございます。以上が歳入でございます。続きまして歳出の説明をさせていただきます。41ページをご覧ください。41ページは1款 議会費でございます。議会費の主なものでございますが、議会議員の皆さんと職員の人件費でございます。人件費につきましては、以降各款にそれぞれ計上してございますけれども、後ほど別冊の給与費明細書にてご説明をさせていただきます。おめくりいただきまして、43ページをご覧ください。2款 総務費でございます。0201一般管理費でございます。5,032万3,000円の減となってございますけれども、こちらにつきましては45ページにございます負担金の内上伊那情報センターなどにかかります上伊那広域連合の負担金が減額したものなどによるものでございます。49ページをご覧ください。49ページでございます。0209集会施設建設事業費でございます。公民館また集会所の整備に対しまして2分の1の補助を行っているものですけれども、昨年度松島の春日町の集会所の新築に対する補助がありましたので大きな数値となっておりますが、今年度はその分が減額となったものでございます。1枚おめくりいただきまして、50ページでございます。中段にございます0213箕輪町発足65周年事業費といたしまして、記念事業費といたしましてウォーキングイベントなどの経費を計上したところでございます。おめくりいただきまして52ページをお願いいたします。0222マイナポイント事業費でございます。こちらはマイナンバーカードの普及促進、また官民キャッシュレスの決済基盤の構築など行うための事務職員の人件費などについて計上したものでございます。1枚おめくりいただきまして54ページをお願いいたします。0232の財産管理費でございます。54ページの一番下にございますけれども、工事請負費といたしまして旧おごち保育園の解体工事を計上してございます。また、予算額全体は減額となってございますけれども、前年度はJR木ノ下駅の公衆トイレに要する費用が計上されていたためのものでございます。56ページをお開きください。0235の企画費でございます。企画費につきましては07節 報償費に新たに公共交通の検討会議の謝礼を計上してございます。また、こちらにつきましてはみのちゃんバスを含めた町の公共交通について課題の整理ま、た今後取り組む施策について検討してまいるというものでございます。61ページをお開きください。0245公共交通事業費でございます。中央道の高速バスの停留所の有料に係る経費、またJR沢駅及びげんきセンターの利用者の駐車場の整備に係る経費を新たに計上したものでございます。続きまして66ページをお開きください。66ページからが選挙費でございます。選挙費全体で3,323万7,000円の減となってございます。町の議会議員選挙、また県議会議員選挙、参議院議員選挙の皆減などによるものでございます。68ページをお開きください。0270国勢調査費でございます。こちらにつきましては調査年にあたり調査員の報酬など調査に要する費用を計上をしたものでございます。71ページをお開きください。71ページからが3款 民生費でございます。0301社会福祉総務費でございますけれども、72ページをお開きいただきまして14節 工事請負費がございます。ゆとり荘のキュービクルの修繕、またボイラーの取替等を計上したことによりまして、予算額が増加をしたものとなってございます。73ページでございます。0306医療費給付事業費でございますけれども、社会福祉総務費から手数料を組み替えたことによりまして事業の全体が増額をしてございます。76ページをお開きください。0323高齢者等生活支援事業費でございます。こちらに高齢者外出支援券利用料を介護保険特別会計から一般会計に組み替えて計上し、また扶助費にございますが高齢者のタクシー助成券を新たに計上をしてございます。そういったものの関係で予算が増額をしたものとなってございます。77ページでございます。0333介護保険事業運営費でございます。介護保険特別会計への介護給付区分の繰出金が増となっているところでございます。おめくりいただきまして78ページでございます。0353介護給付費でございます。障がい福祉サービスの給付費の増によりまして2,371万4,000円の増となってございます。80ページをお開きください。0370児童福祉総務費でございます。こちらにつきましては幼児教育保育無償化に伴いまして幼稚園就園奨励費補助金が廃止され、また子どものための教育・保育給付費として認定こども園等の負担金が新たに計上されたことに伴い、予算が増加したものとなってございます。84ページをお開きください。0381保育園施設整備費でございます。前年度計上がありました保育園の空調設備、それから三日町保育園の改修事業の減などによるものでございます。85ページ、0395保育園建設費につきましては、木下保育園の建設費を計上したものとなってございます。1枚おめくりいただきまして88ページをお願いいたします。すみません、2枚です。88ページからが04款 衛生費でございます。0401一般保健費は全体としては減額してございますが、印刷製本費といたしまして、新たに健康づくりの啓発パンフレット等の費用を計上しておるところでございます。89ページの0404予防接種事業費でございます。各種予防接種委託料の増により、予算額が増加をしてございます。93ページをお開きください。0417の健康増進事業費でございます。こちらにつきましては94ページをお開きいただきまして委託料にございます現役世代及び健康無関心層向け健康増進事業委託料を新たに計上をしたところでございます。また同じ94ページ、0424後期高齢者医療事業費でございます。後期高齢者医療給付費負担金、また後期高齢者医療特別会計繰出金の増などにより、予算額が増額をしてございます。98ページをお開きください。0451公園墓地事業費でございます。公園墓地への管理手数料を新たに財源とした他、委託料といたしまして合葬式墓地の建設を検討するための測量費を計上したところでございます。おめくりいただきまして101ページをお開きください。101ページからが6款 農林水産業費でございます。1枚おめくりいただきまして103ページの0610農業振興費でございます。昨年に引き続きまして農業機械等の導入事業補助金を計上してございます。また、0611地域農業振興事業費でございますけれども、1枚おめくりいただいて104ページの委託料にございますが、委託料のうち産地形成等促進施設としてたべりこ、にこりこ等の指定管理料が今まで載っておりましたけれども、そちらが皆減となってございます。また同様に104ページの中段にございますけれども、農業青少年センター管理費につきましても、廃事業となってるところでございます。106ページをお開きください。0620農業振興戦略費でございます。こちらにつきましてはみそ部また畜産祭りの経費の他、にこりこ一帯のリニューアルに関しますチラシの印刷、また電動アシスト付き自転車の購入と自転車の管理委託料などが計上されているところでございます。108ページをお開きください。0641でございます。町単独土地改良事業費でございますけれども、昨年に引き続きまして土地改良施設のインフラ長寿命化個別計画の作成に関する委託料を計上してございます。110ページをお開きください。0680林業振興費でございます。こちらの委託料として豊島の森整備事業、また危険木等除去委託料を新たに計上をしたものでございます。113ページをお開きください。0690環境緑化推進事業費でございます。大きな減額となってございますけれども、松林保護樹林帯造成事業の現年分の委託料を皆減としているものでございます。それでは114ページをお開きください。114ページからが7款の商工費でございます。0701の商工振興費でございますけれども、115ページに補助金がかなり多くありますが、こちらの補助金の項目については昨年と比べて増減はございません。おめくりいただきまして116ページでございます。0710観光費でございます。観光施設の改修等の工事費の減の他、非常勤職員地域おこし協力隊に関する経費が減になっておりまして、昨年に比べて減額しております。おめくりいただきまして119ページをお願いいたします。119ページからが8款 土木費でございます。121ページまでお進みいただきまして0811道路舗装補修工事費、また0820町単独道路整備事業費につきましては、各区からの要望などにより道路の維持補修、また改良事業を計上したものとなってございます。122ページをご覧ください。0832社会資本整備総合交付金事業費でございます。こちらは町道1号線の舗装、修繕工事の経費となってございます。また0833防災・安全社会資本整備総合交付金事業費でございます。橋梁の長寿命化のための点検また補修工事に要する経費となってございます。123ページ、0839河川環境整備事業費でございます。河川の堆積土等の浚渫のための調査業務、また設計業務、浚渫工事費を新たに計上したものでございます。おめくりいただきまして124ページでございます。0845公共下水道繰出事業費でございます。下水道事業会計の繰出といたしまして前年に比べて1,991万円減額となってございます。また0857都市公園管理費でございます。125ページの工事費にございますが、みのわ天竜公園のトイレ改築の経費を計上してございます。それから0870住宅管理費でございます。公営住宅の維持補修工事として、昨年度に引き続きまして長岡公営住宅の屋根修繕を行います他、耐震診断業務の委託、また征矢公営住宅の平屋部分の解体設計などを新たに計上してございます。127ページをお開きください。こちらからが9款 消防費でございます。129ページをお開きいただきまして、0921消防施設建設事業費でございます。昨年に比べまして耐震性貯水槽2基の設置工事が減になっておりますので全体的には減額してございます。また備品購入費といたしまして、消防団のポンプ車の購入を予算計上をしてございます。0930災害対策費でございます。需要費の災害対策用の消耗品を増額しました他、130ページになりますが委託料になります。ハザードマップの掲載情報を上伊那広域連合の安心安全マップに掲載をする経費を計上してございます。130ページでございますけれども、0931防災行政無線管理費でございます。昨年に引き続きまして防災行政無線の戸別受信機の購入計上しました他、防災行政無線の放送が確認できる防災アプリの導入費用を新たに計上をしたところでございます。132ページをお開きください。こちらからが10款 教育費でございます。1002事務局費でございます。このうち134ページの委託料にございますが、学校ホームページの環境構築業務委託、また負担金といたしまして公務支援システムの利用負担金を新たに計上しております。135ページでございます。1005小学校管理費でございますけれども、こちらも136ページの委託料にございますが、小学校5校の施設警備に関する経費を新たに計上いたしました。また学校施設工事といたしまして、トイレ整備工事費などを計上しております。137ページの1010小学校教育振興費の増額でございますけれども、タブレットパソコンが全校に導入されたことなどからリース料として使用料及び賃借料が増加してるものが主な要因となってございます。139ページをご覧ください。1045中学校管理費でございます。140ページをお開きいただきまして、小学校管理費と同様に工事請負費といたしまして、こちらにもトイレ整備工事などの経費を計上しております。141ページでございます。1047の中学校教育振興費でございます。全体的には事業費は減少してございますけれども、小学校教育振興費同様に情報通信機器の整備をリースとして進めたことで、使用料また賃借料が前年に比べ増額となってございます。146ページをお開きください。0701学童クラブ運営費でございます。こちらも大きな減額となってございますが、昨年北部教室の改築工事が計上されておりましたのでその減というふうになってございます。147ページ、1072の博物館管理費でございます。こちらも大きな減額となってございますが、博物館の耐震診断の委託、またアスベストの除去工事が昨年ございましてその分が減となってございます。また148ページをお開きいただきまして、委託料といたしまして、外部倉庫といたしまして、西部中の下水の処理場を改修するための設計業務委託料を新たに計上をしてるところでございます。少し飛びまして154ページをお開きください。1090文化センター管理費でございます。こちらにつきましては工事請負費として昨年度に引き続きまして照明のLED化工事を計上してございます。また昨年度実施いたしました音響設備の改修工事の減などによりまして事業費全体の予算が減額をしておるものでございます。おめくりいただきまして156ページでございます。1093保健体育総務費でございます。こちらにつきましては箕輪ナイトウォーク&ランの事業に係ります経費を次のページ、158ページにまとめたことにより減額となってございます。158ページには1098といたしましてスポーツ振興事業費を新たに新設をして、ナイトウォークの関係の経費を計上したところでございます。160ページをお開きください。1099でございます。体育施設整備費でございます。こちらにつきましては、藤が丘体育館、また社会体育館の耐震改修の経費を計上したところでございます。161ページは11款 災害復旧費でございます。不測の災害時の復旧作業といたしまして、重機借上げ料を計上しているところでございます。162ページをお開きいただきまして12款 公債費でございます。長期債の償還元金、また償還利子とも減少しておるところでございます。163ページは14款 予備費でございます。緊急事案の対応分を含めまして3,000万円を計上してたところでございます。以上が一般会計の予算に関する説明でございます。 続きましてもう1冊ございます令和2年度一般会計及び特別会計予算給与費明細書並びに主要事業の概要等調書をお開きいただければと思います。表紙を含めて3枚おめくりいただきまして3ページでございます。一般会計の歳入歳出予算、款別の一覧表でございます。続きまして、次の4ページをお願いいたします。一般会計の歳入を款別、また財源の性質別に分けた表でございます。毎年経常的にある収入で使い道が限定されない経常一般財源でございますが、今年度予算での経常一般財源は、61億5,490万6,000円でございます。前年度に比べ3.4%の増となってございます。こちらにつきましては、環境性能割交付金、また地方交付税の収入見込みの増によるものとなってございます。次に5ページでございます。歳出を性質別に分析した表でございます。まず人件費でございます。総額で22億7,322万5,000円、1.5%の増となってございます。会計年度任用職員に係わるものが増の主な要因となってございます。2の物件費でございます。13億6,022万7,000円、6.1%の減となってございます。こちらにつきましては橋梁の定期点検への委託、また防災行政無線の戸別受信機の購入費、職員用のパソコンの更新などが減額となったものでございます。3の維持補修費でございます。8,228万1,000円で17.3%の増となってございます。こちらにつきましてはながた自然公園のアスレチック修繕、また河川の浚渫事業などが新たに計上されたものによるものでございます。4の扶助費でございます。10億8,815万4,000円、2.4%の増となってございます。こちらにつきましては障がい福祉サービス給付費の増などが要因でございます。8の積立金でございます。6,357万4,000円で、14.2%の減となっております。ふるさと応援給付金の積立金、また生涯学習まちづくり基金の積立金の減が大きなものとなってございます。11の普通建設事業費でございます。20億5,741万9,000円、235.3%の増でございます。木下保育園の建設、また藤が丘体育館、社会体育館の耐震改修工事などの大幅な増額によるものとなってございます。それでは6ページをお開きください。6ページからが給与費の明細書でございます。6ページにつきましては、特別職の給与費の明細書でございまして、町長、副町長、また議会議員の皆様の明細となってございます。7ページでございます。一般職の給与費明細書でございます。一番上の表でございますけれども、職員の数は前年度から2人減少いたしまして195人でございます。給料、手当、共済費の合計は13億9,160万8,000円、前年に比べまして1,584万7,000円の減となってございます。その内容につきましてはこの7ページ下の表でございます。増減の説明として記載をしてございます。給料では退職職員の減、新規採用職員の増などで18万4,000円の減となってございます。職員手当は退職職員の減額、また新規採用職員の増額の他、各種の選挙の手当てなどの減で2,050万3,000円の減となっております。おめくりただきまして8ページ、また9ページにつきましては給料及び職員手当の状況につきましてまとめた表でございます。後ほどご確認いただければと思います。10ページをお願いいたします。10ページの表でございますけれども、債務負担行為で令和3年度以降にわたるものについてまとめた表でございます。令和2年度以降の支出見込額の合計は7,886万4,000円でございまして、前年に比べて3,330万円減少してございます。次に11ページでございます。地方債の平成30年度末における現在高、また令和元年度末、そして令和2年度末における現在高の見込に関する調書でございます。一番下の合計欄をご覧いただければと思います。平成30年度末の現在高でございます。92億5,947万6,000円でございます。令和元年度末の現在高見込みでございますけども、93億8,980万3,000円となってございます。1億3,032万7,000円増加する見込みでございます。また令和2年度の現在高見込額でございます。106億8,381万8,000円でございます。令和元年度に比べまして12億9,401万5,000円増加する見込みとなってございます。この令和2年度末におきます現在高の増加は木下保育園の建設に係るものが主な要因となってございます。木下保育園の建設分は事業自体が繰越明許費となってございます。けれども、この見込みの中では、事業に係るものすべてを含めているため、特に大きな増加となっているものでございます。それでは12ページをお願いいたします。12ページの表でございますけれども、平成26年の4月に消費税の税率が5%から8%に引き上げられましたけれども、この3%の引き上げ分につきましては社会保障施策に充てられることとされておりまして、町の予算のどの社会保障分野に充てられているかをは表した表でございます。市町村交付金の2億5,069万5,000円は地方消費税交付金6億1,900万円の予算のうち社会保障分として推計される額でございます。社会保障分野でございます。表の左側にありますように社会福祉、社会保険、また保険衛生でございまして、その分野がさらに細かく分類をされてございます。表の右から2列目がその充当額となってございます。その合計額が社会保障分として推計される額となっているものでございます。次に13ページでございます。平成31年4月に森林環境税、森林環境譲与税が創設されまして、令和元年の9月から森林環境譲与税が交付されております。森林環境譲与税につきましては間伐、また人材育成、担い手の確保、木材利用の促進、また普及啓発などに充てられることとされておりまして、3におきまして森林整備、またその促進に関する費用としてどう充てられているかを表した表でございます。森林環境譲与税の見込額は630万円でございまして、森林の境界確定に向けた図面等の整備、またながた自然公園初めとした支障木、また危険木の伐採、除去に充当してまいるものでございます。次に14ページから32ページまでは各款ごとの主要事業の概要の表でございます。後ほどご確認いただければと思います。以下ピンク色の用紙で区切ってそれぞれの特別会計の資料となってございます。最後に予算関係の資料でございます。冊子の一番後ろのページを1枚戻してめくっていただいて、59ページをお開きください。令和2年度の上伊那広域連合の箕輪町分の負担金明細表でございます。合計額でございますけども、一番右下にございます4憶6,081万4,000円、前年度に比べまして3,547万6,000円の減となってございます。また60ページでございます。伊那中央行政組合の箕輪町分の負担金明細表でございます。右下の合計額でございます。1億2,003万3,000円でございまして、昨年度に比べまして179万9,000円増額となっているものでございます。こちらの一部事務組合の負担金明細でございますけれども、一部組合の予算につきましてはそれぞれの組合議会でご審議いただくこととなっておるものでございます。以上が令和2年度の一般会計の予算の細部説明でございます。よろしくお願い致します。 ○中澤議長 以上で議案第17号の説明は終わりました。これから質疑を行います。ご質疑ございませんか。2番 岡田議員 ◆2番(岡田議員) 恐れ入ります。主要事業の概要の資料です。17ページ、0304町社会福祉協議会補助金というところで、町社会福祉協議会への各種委託事業、この下段に生活困窮者相談支援事業とあります。この括弧の部分が新ということでいいというふうに思うのですが、これ具体的にどのような事業になるのかお聞かせください。 ○中澤議長 福祉課長 ◎北條福祉課長 こちらの方でございますけれども、県の方の事業の中で、社会福祉事務所を持たない町村に対する事業というものがございまして、そちらの方、社協の方に委託できるということがございます。現在も社協の方で生活困窮者対策の方、相談事業とかもやっておりますけれども、そちらの方を強化したいということでこちらの方新たな事業として載せさせていただきました。以上でございます。 ○中澤議長 2番 岡田議員 ◆2番(岡田議員) 恐れ入ります。そうしますと、具体的に箕輪町の役場の体制として、生活困窮者の相談事業というものは具体的にはどのように変わっていくのか、お聞かせいただけますか。 ○中澤議長 福祉課長 ◎北條福祉課長 現在も検討中でございますけれども、役場の中でも生活困窮の方たち、いろいろな場所で今相談を受けていると思うんですけれども、そちらの方まず福祉課の方に一本化させていただくっていうことで相談強化を図っていきたいということと、社協の方でも役場には来づらいという方で直接相談に行っておられる方もいるということで、そちらの方との連携を深めて、生活困窮者の方たちの支援をしっかりやっていきたいというふうに考えているところでございます。 ○中澤議長 よろしいですか。他にご質疑ございますか。13番 寺平議員 ◆13番(寺平議員) 臨時財政対策債についてお尋ねしたいんですけれども、まず説明書緑色の39ページなんですけれども、前年度の発行額が3億9,000万円で今年3憶3,000万円ということで6,000万円減った要因というのはどういったものが考えられるのか、教えてください。 ○中澤議長 企画振興課長 ◎毛利企画振興課長 臨時財政対策債でございますけれども、地方財政計画の中で全国レベルの総額が示されておりまして、それにつきまして、前年と比較してどのぐらい減額しているかっていうようなところを勘案しながら見込みをさせていただいたところでございます。 ○中澤議長 13番 寺平議員 ◆13番(寺平議員) わかりました。そうしましたら引き続きなんですけれども、調書概要等調書の11ページ、同じく臨時財政対策債なんですけれども、下から2番目に書いてありまして、今年の確定してない見込み額が3億3,000万円ということで、一方で元金償還見込額、要は今年返さなきゃいけない臨済債が3憶8,550万あるわけですけれども、この差額5,500万円というのはどういう扱いで返済していくのかというのを教えていただきたいのですけども。 ○中澤議長 企画振興課長 ◎毛利企画振興課長 こちらの償還予定の額3億8,559万8,000円でございますけれども、まさに今まで借り入れを行った償還の元金に関する部分でございます。この分につきましては理論上、地方交付税、利子も含めまして地方交付税の方に、充用の方に算入をされていくというものでございます。 ○中澤議長 13番 寺平議員 ◆13番(寺平議員) 分かりました。要は交付税で措置されているというふうに理解していいということですね。要は簡単にいうと、財政調整基金を充当するとかそういうことではなくて交付税、いわゆる仕組みにのっとって交付税が来てるのでそれ充当できるという理解でよろしいですか。 ○中澤議長 企画振興課長 ◎毛利企画振興課長 議員のおっしゃる通りでございます。 ○中澤議長 よろしいですか。他にご質疑ございますか。10番 中澤千夏志議員 ◆10番(中澤議員) 二つですけど、一つこの森林環境贈与税の予算のことなんですが、昨年度とかでその例えば繰越というのがもしあった場合、こういう金額の中に反映してくるのでしょうか。 ○中澤議長 企画振興課長 ◎毛利企画振興課長 森林環境譲与税でございますけれども、譲与税として受けている額よりも事業費の方が多い状況でございますので、繰り越しということは今のところないというところでございます。 ○中澤議長 10番 中澤千夏志議員 ◆10番(中澤議員) もう一つですけれど、総務費とか観光費の中で地域おこし協力隊っていう部分の予算が昨年度の補正のところでもかなりな減額があって今年の予算でも減額になってるんですけれど、一応基本姿勢としては地域おこし協力隊の協力を得ながら多様な地域おこしを目指すとするのかしないのか、基本的な町の姿勢というのはどうなってるのかをお尋ねしたい。 ○中澤議長 町長 ◎白鳥町長 事業の執行に当たりまして、町の職員だけでは十分対応できない仕事もありますし、通常の今までの範囲の中の仕事では賄いきれないような地方創生事業っていうのはありますので、そういったものを多くの皆さんにご支援をいただくという意味で、新たな採用ということは当然考えていくべきだというふうに思っております。そういった意味で地域おこし協力隊もそうですし、集落支援員もそうなんですが、そういった皆さんの力をお借りしたいというふうに思っております。ただ町の姿勢としては、町の事業の執行を一緒にする補助的な意味合いということと、全くそれと離れて地域の中で活躍をしていただくという両側面がこの地域おこし協力隊にはあります。後者のような事業を、他の町村でやってるとこがありますけれども、あまり多く入れていきたいというつもりはありません。そういったことで、決して表に見えるような事業というもの、事業といいますか、イベントみたいなことは可能でありますが、行政にとってそれが十分必要かどうかということについて私はかなり疑問を持っておりまして、そういった意味での活躍というものをあまり多く取り入れていくつもりはありません。ただ現在は町の事業を付加的に、補助的に広げていく意味合いの協力隊というものは必要だというふうに考えておりまして、応募をしているわけですけれども、なかなかそれに見合う人材がなかなか手を挙げていただけないというのが実態でありまして、不執行に今のところさせていただいているということであります。今回も採用する予定でおります。1名ほどは応募があるようでありますので、これから採用に向けて対応するんではないかというふうに考えております。 ○中澤議長 他にございますか。14番 小出嶋議員 ◆14番(小出嶋議員) 2点ほどお聞きをしたいんですけれども、まず予算の説明の54ページですが、旧おごち保育園の園舎の解体工事がここに載っておりますけれども、あそこはもう使わなくて取り壊してその後の利用計画は何かあるのかをお伺いします。 ○中澤議長 町長 ◎白鳥町長 具体的なものは現在ございません。また地域の皆さんともご相談をする部分もあろうかというふうに思います。ただ面積的に大きな部分だということと、西側に傾斜地を抱えているというような問題もありまして、その辺の活用も、活用というか課題もありますけれども、できるだけ早期に対応していきたいというふうに考えております。 ○中澤議長 よろしいですか。14番 小出嶋議員 ◆14番(小出嶋議員) 二つ目ですけれども、同じく説明書96ページのところにあります衛生費ですね、のとこにあります箕輪町浄化槽維持管理補助金ですけれども、50万円計上されていますけれども、これについてはどのくらいの対象者があるのかということと、その区域は下水道のいわゆる計画区域外だけが対象になっているのかということも含めてお伺いします。 ○中澤議長 水道課長 ◎田中水道課長 その補助金につきましてはまずエリアですけどけれども、下水道のエリア外の方を対象としております。対象者ですけれども、予算時点で100件を見込んでおりまして、1件当たり5,000円であと法定点検ですとか、清掃等ちゃんと管理をされてるという方を対象としていく予定でございます。以上です。 ○中澤議長 よろしいですか。他にございますか。 (「なし」の声あり) ○中澤議長 以上で質疑を終わります。企画振興課長 ◎毛利企画振興課長 大変申し訳ありません。資料の訂正を1部お願いいたします。1番最後に説明をさせていただきました白い表紙の冊子でございます。こちらの13ページをおめくりください。森林環境譲与税の使途状況についてというページでございます。こちらの表の1番左にある区分の表の隣でございます。令和元年度予算額となってございますけれども、令和2年度予算額でございます。訂正をお願いいたします。 ○中澤議長 日程第22 議案第18号 令和2年度箕輪町国民健康保険特別会計予算、日程第23 議案第19号 令和2年度 箕輪町後期高齢者医療特別会計予算、日程第24 議案第20号 令和2年度箕輪町介護保険特別会計予算を一括して議題といたします。事務局長に議案を朗読いたさせます。事務局長 ◎田中議会事務局長 議案第18号、議案第19号、議案第20号 朗読 ○中澤議長 提出者の説明を一括して求めます。町長 ◎白鳥町長 議案第18号 令和2年度箕輪町国民健康保険特別会計予算、議案第19号 令和2年度箕輪町後期高齢者医療特別会計予算、議案第20号 令和2年度箕輪町介護保険特別会計予算について、一括して提案理由の説明を申し上げます。各特別会計予算の概要につきましては、前段の令和2年度施政並びに予算編成方針で申し上げたとおりでございます。細部につきまして議案第18号、議案第19号は、健康推進課長に、議案第20号は福祉課長にそれぞれ説明をさせますので、よろしくご審議ご決定くださいますようにお願いを申し上げます。 ○中澤議長 細部説明を求めます。議案第18号、議案第19号について健康推進課長 ◎柴宮健康推進課長 では、議案第18号と第19号の細部説明を申し上げます。 初めに議案第18号 令和2年度箕輪町国民健康保険特別会計予算から申し上げます。白い表紙の箕輪町予算書は13ページになります。緑色の表紙の箕輪町予算に関する説明書は国保1ページからとなります。では、白表紙の予算書の13ページの方で説明をさせていただきます。第1条は町長が予算編成方針で申し上げたとおりです。第1条 第2項の第1表 歳入歳出予算につきましては後ほどご説明いたします。第2条は一時借入金の最高額を1億円と定めるものです。第3条は給付費に過不足が生じたときの同一款内の各項の間で流用ができるということを定めるものです。おめくりいただいて14ページをお開きください。歳入でございますが、1款 国民健康保険税は4億4,404万9,000円となります。被保険者の減少などにより5,550万4,000円の減となっております。2款 使用料及び手数料は主に督促手数料となっております。3款 国庫支出金は災害臨時特例補助金で、災害などが発生した場合の補助金となりますが、事例が発生した場合に補正をさせていただくようになります。6款 県支出金の01の県補助金は16億2,463万3,000円で町が医療機関へ支払う保険給付費や町の保健事業に対して県から交付されるものです。02の財政安定化基金交付金は県の基金から借り入れなどを行った場合のもので、こちらも事例が発生した場合に補正をさせていただくものとなります。8款 財産収入は利子などの収入になります。9款は寄附金についての科目となります。10款 繰入金の01他会計繰入金は1億5,045万2,000円で国保税の軽減分、事務費と出産育児一時金について一般会計から繰り入れるものとなります。11款 繰越金は繰越額が確定しましたら補正をさせていただくようになります。12款 諸収入は171万4,000円で国保税の延滞金と雑入については国保特定健診の個人負担分が主なものとなっております。続きまして歳出です。16ページをご覧ください。1款 総務費は4,075万9,000円で、386万6,000円の増となっております。01総務管理費は人件費や上伊那広域連合への負担金が主なものとなります。02徴収金は国保税の徴収にかかわる経費、03運営協議会費は国保運営協議会委員の報酬と事務費になります。04趣旨普及費は広報などの費用です。05特別対策事業費は医療費適正化のための人件費、事務費となっております。続いて2款 保険給付費ですが、総額は16億1,418万円で3,824万4,000円の減となっております。04の出産育児諸費と05葬祭諸費を除いた給付費については、県から交付金が交付されるという形になっております。3款 国民健康保険事業費納付金は町が県に納める納付金で、総額5億3,340万4,000円となります。前年より5,264万4,000円の減となっております。5款は保健事業費で2,856万4,000円となります。健康診断などの委託料と人間ドックの補助金が主なものとなります。6款は基金積立金、7款 公債費は利子などで、8款 諸支出金は国保税の還付金が主なものとなっております。9款 予備費は33万8,000円となっております。 続きまして議案第19号 令和2年度箕輪町後期高齢者医療特別会計予算につきましてご説明いたします。箕輪町予算書の19ページをご覧ください。第1条の歳入歳出予算につきましては、町長が予算編成方針で申し上げたとおりでございます。第2条の区分ごとの金額につきましては、おめくりいただいた20ページから説明をいたしますので、20ページをご覧ください。初めに歳入でございますが、1款 後期高齢者医療保険料は2億3,448万6,000円で、被保険者等の増により1,991万2,000円の増額となっております。2款 使用料及び手数料は、保険料の督促手数料です。4款 繰入金は、保険料の軽減分と事務費について一般会計から繰り入れるもので6,120万2,000円となります。6款の諸収入は延滞金や還付金となっております。続きまして次ページですが歳出についてです。1款 総務費は1,008万5,000円となります。人件費や上伊那広域連合の負担金などが主なもので、徴収費については保険料徴収員にかかわる経費となっております。2款 後期高齢者医療広域連合納付金は2億8,560万5,000円で、2,033万2,000円の増となっています。徴収した保険料と事務費負担金につきまして長野県後期高齢者広域連合へ納付するものでございます。3款 諸支出金は保険料の過年度還付金、4款 予備費は収支の調整で2万2,000円となっております。議案18号、議案第19号の細部説明は以上となります。よろしくお願いいたします。 ○中澤議長 議案第20号について細部説明を求めます。福祉課長 ◎北條福祉課長 それでは、議案第20号令和2年度箕輪町介護保険特別会計予算の細部説明を申し上げますので、予算書の23ページ、あわせて予算に関する説明書介護1ページをご覧ください。予算書の23ページですが、第1条の歳入歳出予算につきましては先ほど町長が申し上げたとおりでございます。第2項ですが第1表の歳入歳出予算で説明いたしますのでおめくりいただきまして24ページをお願いいたします。歳入からご説明いたします。1款 保険料は第1号被保険者65歳以上の方の介護保険料で4億7,350万1,000円を見込みました。前年度に比べ3.2%の増となっております。2款 分担金及び負担金は介護予防事業に対する受益者負担金で、3款 使用料及び手数料は督促手数料でございます。4款 国庫支出金は5億971万8,000円を見込み、前年度に比べ7.8%の増としました。1項の国保負担金は介護給付費等に対する国の法定負担分で前年度に比べ8.7%の増となっております。2項の国庫補助金は介護予防事業費等に対する法定割合に基づく補助金ですが、前年度比5.4%の増となっております。5款 支払基金交付金は5億6,028万4,000円で、第2号被保険者である40歳から64歳の方が国民健康保険や被用者保険に支払った介護保険料が支払基金から交付されるもので6.4%の増を見込みました。6款 県支出金は3億1,498万7,000円で、前年度比7.5%の増となりました。1項の県負担金は介護給付費等に対する法定負担分で、3項の県補助金は介護予防事業等に対する補助金でございます。10款 繰入金は一般会計からの繰入金でございまして、介護給付費及び介護予防事業費等に対する町の法定負担分と事務費を繰り入れるもので、3億1,882万7,000円、4.7%の増を見込みました。13款 諸収入1,097万5,000円の主なものは、居宅介護支援サービス計画費の作成料などで11.3%の増を見込みました。16款 財産収入は基金の運用収入でございます。おめくりいただきまして26ページの歳出を申し上げます。1款 総務費は4,085万9,000円を見込み、前年度に比べ8.7%の増としました。1項の総務管理費は人件費、上伊那広域連合の負担金、会計年度任用職員の報酬等が主なもので、2項の徴収費は保険料の賦課徴収に係る経費です。3項の介護認定審査会費は上伊那広域連合で行っております介護認定審査会への負担金等で、4項の趣旨普及費はパンフレット等の印刷費です。5項の包括支援センター運営事業費は委員報酬です。2款 保険給付費は20億3,055万1,000円を見込み、前年度に比べ6.6%の増としました。主な支出であります1項の介護サービス等諸費は要介護1から5の方の在宅及び施設サービスの給付費を計上したものです。2項の介護予防サービス等諸費は要支援1、2の在宅サービスにかかる給付費を計上したものです。3項 その他諸費はレセプトの審査支払手数料を計上したものです。4項の高額介護サービス等費は、本人負担が一定額を超えた場合に給付するものです。5項の高額医療合算介護サービス等費は高額分を介護保険と医療保険との負担割合等により負担するものです。6項の特定入居者介護サービス等費は基本的に居住費、食費は利用者に負担をお願いしておりますが、低所得者に対しましては限度を設け、差額について補てんする費用を計上したものです。5款 地域支援事業費は1億1,687万2,000円を計上いたしました。町が取り組んでおります総合事業に係る経費を含め、前年度比5.2%の減といたしました。1項の介護予防生活支援サービス事業費はいきいき塾を始め介護予防事業も実施するもので、2項の一般介護予防事業費は要支援に至る前の一般の高齢者に対する介護予防に係る経費を、また3項の包括的支援事業任意事業費は地域包括ケアシステム構築の他、医療介護の連携、認知症対応などに係る経費を計上いたしました。6款の基金積立金、9款 諸支出金は、それぞれ利子の積み立て、保険料の還付等にかかる予算を計上いたしました。以上で議案第20号の細部説明は終わります。よろしくお願いいたします。 ○中澤議長 議案第18号、第19号、第20号の説明が終わりました。これから一括して質疑を行います。ご質疑ございませんか。 (「なし」の声あり) ○中澤議長 質疑なしと認めます。 日程第25号 議案第21号 令和2年度箕輪町水道事業会計予算、日程第26 議案第22号 令和2年度箕輪町下水道事業会計予算を一括して議題といたします。事務局長に議案を朗読いたさせます。事務局長 ◎田中議会事務局長 議案第21号、議案第22号 朗読 ○中澤議長 提出者の説明を一括して求めます。町長 ◎白鳥町長 議案第21号 令和2年度箕輪町水道事業会計予算、議案第22号 令和2年度箕輪町下水道事業会計予算につきまして提案理由の説明を一括して申し上げます。水道事業会計、下水道事業会計予算の予算の概要につきましては、前段の令和2年度施政並びに予算編成方針で申し上げたとおりでございます。細部につきまして水道課長に説明をさせますので、よろしくご審議ご決定くださいますようにお願いを申し上げます。
    ○中澤議長 細部説明を一括して求めます。水道課長 ◎田中水道課長 それでは最初に、議案第21号 令和2年度箕輪町水道事業会計予算について細部説明いたします。予算書29ページをご覧ください。第1条はご覧いただきまして、第2条 業務の予定量でありますが、給水戸数は9,900戸、年間総給水量は219万立方m、1日平均給水量を6,000立方mを予定しております。主要な建設改良事業につきましては、老朽管更新事業を予定しておりまして、内容につきましては先ほど町長が申し上げたとおりでございます。事業費で1億6,041万3,000円であります。第3条 収入、第1款 第1項の営業収益は4億2,831万8,000円で、655万6,000円の増額であります。主な要因は消費税の改定による影響を見込んだものです。支出、第1款 第1項 営業費用は4億4,600万9,000円で、1,774万3,000円の減額であります。主な要因は上伊那広域水道用水企業団の水道用水受水費584万円の減額、減価償却費771万7,000円の減額、資産減耗費680万3,000円の減額によるものです。その他内訳につきましては記載のとおりでございます。第4条の本文中の括弧書きでありますが、資本的収入額が資本的支出額に不足する額1億4,251万円は当年度分消費税資本的収支調整額を1369万9,000円及び過年度分損益勘定留保資金1億2,881万1,000円で補填するものであります。主な内容につきましては先ほど町長が申し上げている通りでございますが、収入、第1款 資本的収入の主な内訳は第1項 企業債が1億1,670万円、第5項 補助金は3,444万6,000円となっております。支出、第1款 資本的支出 第2項 償還金は9,941万5,000円で、前年度比267万9,000円の増額となっております。次に第5条 企業債でありますが、起債の目的は老朽管更新事業で限度額は1億1,670万円であります。起債の方法、利率、償還の方法は記載のとおりでございます。第6条 一時借入金は限度額を1億円と定め、第7条、第8条は経費の流用について、第9条はたな卸資産の購入限度額を定めるもので記載のとおりでございます。続きまして、別冊箕輪町予算に関する説明書で説明いたします。水道1ページから4ページまでは予算実施計画となっておりまして、収入支出の款別、項別の内訳となっております。5ページ、予定キャッシュフロー計算書をご覧いただきたいと思います。右下の起債の説明ですが、資金の増減額は令和2年度に669万7,000円の増加を見込み、令和2年度末の資金期末残高を7億9,564万3,000円と見込んでおります。続きまして6ページ、予定貸借対照表当年度分をご覧ください。令和3年3月31日時点の見込みであります。左側の資産の部の下欄、固定資産と流動資産の資産合計で57億5,830万9,000円を見込んでおります。右側の負債の部につきましては固定負債合計が12億8,472万1,000円、流動負債合計が1億2,629万円を見込んでおります。続きまして7ページ、8ページは令和元年度末の予定損益計算書、予定貸借対照表です。また後ほどご覧いただきたいと思います。9ページは注記事項ですが、昨年からの変更はございません。10ページから予算実施計画明細書になります。既にご説明申し上げた部分を省かさせていただき、主な部分について説明させていただきたいと思います。収益的収入につきましては、給水収益の他はほぼ前年度並みとなっております。次に収益的支出につきまして、12ページをご覧ください。第1項 営業費用の第1目 源水及び浄水費の減額の主な理由は、修繕費において、上古田浄水場の炉材の交換修繕が終了し、450万円の減額となっております。13ページ、第5目の総係費6,421万2,000円は水道事業経営に係る人件費、メーター検診関連や台帳管理システムの保守、データ更新等の委託料、その他諸費用であります。増加の主な要因は、14ページ、第18節 委託料の水道管理システム保守更新等委託料の増加によるものです。15ページ下欄第2項 営業外費用 第1目の支払利息及び企業債取扱諸費 第50節 企業債利息は2,727万2,000円で221万7,000円の減額となっております。次のページの同項第2目 第54節 消費税につきましては、令和2年度から営業外費用に全額計上し、支出するため増額となっております。17ページからは、資本的収入及び支出の記載となります。収入につきましては先ほどご説明申し上げたとおりでございます。18ページをご覧ください。支出、第1項 建設改良費 第1目 配水設備工事費は2,220万円を計上しております。前年度比1,485万1,000円の減額となっておりますが、要因はポンプ取替工事、設備の継続制御機器に係る工事の終了、下水道関連上水道布設替工事の減少が主なものであります。同項第5目 老朽管更新事業費は先ほど申し上げたとおりですが、令和2年度は長田配水系、上古田排水系で布設替延長2.2kmほどを計画しております。水道事業会計の細部説明は以上であります。 続きまして議案第22号 令和2年度箕輪町下水道事業会計予算について細部説明を申し上げます。予算書に戻っていただきまして、31ページをご覧いただきたいと思います。第1条はご覧いただきまして第2条 業務の予定量ですが、排水戸数は8,600戸、年間総配水量は198万5,000立方mを予定しております。主要な建設改良事業は施設整備事業2億1,130万9,000円です。内容につきましては後ほどご説明申し上げます。第3条 収入 第1款 第1項の営業収益は4億1,242万円、1,165万7,000円の増額で消費税の改定による影響を見込んだものでございます。第2項 営業外収益は6億2,082万円で1,078万8,000円の減額であります。主な要因は一般会計からの補助金の減額、長期前受金戻入の減額によるものです。支出、第1款 第1項 営業費用は8億2,803万9,000円で、1,033万5,000円の減額となっております。主な要因は減価償却費、1,268万7,000円の減額によるものです。第2項 営業外費用は1億9,890万1,000円で1,170万4,000円の増額であります。次に第4条の本文中の括弧書きでありますが、資本的収入額が資本的支出額に不足する額3億8,832万5,000円は、過年度分損益勘定留保資金2億304万2,000円及び当年度分損益勘定留保資金1億8,528万3,000円で補てんするものであります。収入、第1款 第1項 企業債は3億1,800万円で780万円の減額となっております。主な要因は下水道事業債の減額によるものであります。第5項 補助金は3億631万1,000円で、1,954万1,000円の増額です。主な要因は国庫補助金1,015万円の増額、他会計負担金を他会計補助金へと動かしたことによる939万1,000円の増額であります。32ページをご覧いただきたいと思います。支出、第1款 第1項 建設改良費は2億1,130万9,000円で、前年度比1,678万3,000円の増額です。主な要因は北小河内の処理場の機能強化に係る工事請負費によるものです。第2項 企業債償還金は7億9,832万7,000円で、971万円の増額です。次に第5条 企業債ですが、限度額を3億1,800万円とするもので、起債の方法等につきましては記載のとおりでございます。第6条 一時借入金は限度額を5億円と定め、第7条、第8条は経費の流用について定めるものであります。第9条は他会計からの補助金ですが、一般会計からの補助を受ける金額は5億9,891万7,000円で、前年度比2,294万3,000円の減額となっております。続きまして別冊箕輪町予算に関する説明書でご説明申し上げます。下水1ページから4ページまでは予算実施計画で収入支出の款別、項別の内訳となっております。5ページ、予定キャッシュフローの計算書をご覧いただきたいと思います。右下の起債ですが資金の増減額は令和2年度に1,529万6,000円増加を見込み、令和2年度末の資金期末残高を1億4,229万4,000円と見込んでおります。続きまして6ページ、予定貸借対照表当年度分をご覧いただきたいと思います。令和3年3月31日時点の見込みであります。左側の資産の部の下欄、固定資産と流動資産の資産合計で184億1,263万1,000円を見込んでおります。右側の負債の部につきましては固定負債合計が79億2,043万7,000円、流動負債合計8億6,826万7,000円を見込んでおります。7ページ、8ページは令和元年度末の予定損益計算書、予定貸借対照表です。後ほどご覧いただきたいと思います。9ページからは注記事項となっております。11ページから予算実施計画書になります。水道事業会計と同様にすでにご説明申し上げた部分を省かさせていただき、主な部分を説明させていただきたいと思います。収益的収入、第2項 第4項 他会計補助金として一般会計からの補助金3億7,470万6,000円を計上しております。前年度比836万8,000円の減額となっております。12ページをご覧ください。収益的支出、第1項 第2目 処理場費 第18節 委託料ですが、各処理場の維持管理委託料、汚泥収集運搬処分委託料を計上しております。令和2年度は平成30年度に公共下水道に統合したことにより廃止となった西部南処理場の機械撤去委託料として1,100万円を計上しております。13ページ、第5目 総係費3,813万8,000円は下水道事業系に係る人件費等を計上しております。1ページおめくりいただきまして第6目 減価償却費は5億8,359万4,000円となっております。第2項 営業外費用 第1目 支払利息及び企業債取扱諸費 第49節 企業債利息は1億6,115万1,000円となっております。前年度比1,774万6,000円の減額であります。15ページ、同項第3目 第53節 消費税及び地方消費税につきましては、水道事業会計と同様に営業外費用に全額計上し、支出するため、増額となっております。16ページから資本的収入及び支出の記載となります。収入、第5項 補助金の内訳につきましては、ストックマネジメント事業に充てる社会資本整備総合交付金事業及び北小河内処理場機能強化事業に充てる農山漁村地域整備交付金事業、それぞれ説明欄に記載のとおりでございます。同項第2目 他会計補助金2億2,421万1,000円は一般会計からの補助金を計上しております。17ページをご覧いただきたいと思います。資本的支出第1項 建設改良費 第1目 施設整備 第18節 委託料につきましては令和2年度はストックマネジメント策定事業といたしまして管渠にかかるものの策定を予定しております。第27節 工事請負については、農山漁村地域整備交付金事業として、令和元年度に引き続き、北小河内処理場機能強化を実施していきます。以上で水道事業会計及び下水道事業会計の細部説明とさせていただきたいと思います。よろしくご審議ご決定いただきますようお願いを申し上げます。 ○中澤議長 議案第21号、第22号の説明が終わりました。これから一括して質疑を行います。ご質疑ございませんか。 (「なし」の声あり) ○中澤議長 質疑なしと認めます。日程第27 議案第23号 令和元年度木下保育園建設事業保育園用地造成工事の請負契約についてを議題といたします。事務局長に議案を朗読いたさせます。事務局長 ◎田中議会事務局長 議案第23号 朗読 ○中澤議長 提出者から説明を求めます。町長 ◎白鳥町長 議案第23号 令和元年度木下保育園建設事業保育園用地造成工事の請負契約について、提案理由の説明を申し上げます。契約の目的は令和元年度木下保育園建設事業保育園用地造成工事でございます。2月13日に議会の議決を提出条件とする入札を行い、契約金額、契約の相手方が決まり、契約するに当たり、箕輪町議会の議決に付すべき契約及び財産の取得または処分に関する条例第2条にあります予定価格5,000万円以上の請負契約に該当しますので、議会の議決を求めるものであります。細部につきまして子ども未来課長に説明をさせますので、よろしくご審議ご決定くださいますようにお願い申し上げます。 ○中澤議長 細部説明を求めます。子ども未来課長 ◎唐澤子ども未来課長 それでは、議案第23号 令和元年度木下保育園建設事業保育園用地造成工事の請負契約について細部説明を申し上げます。議案書の1ページをご覧いただきたいと思います。1ページの記書き以下でございますが、契約の方法につきましては制限付一般競争入札でございます。契約金額は1億890万円。契約の相手方は箕輪町大字中箕輪11363番地1浅川建設工業株式会社 代表取締役 浅川孝二さんでございます。それでは2ページの資料をご覧いただきたいと思います。この資料につきましては2月13日に行いました開札の経過書でございます。4社から応札がございまして、落札候補順位1位の浅川建設工業株式会社様に落札が決定したものでございます。次に工事概要でございます。おめくりいただきまして、3ページA3の資料をご覧いただきたいと思います。この工事は木下保育園建設用地の造成工事でございます。図面の方角は右上に記載いたしましたが、上が西、右が北、下が東で北城団地、左が南となります。造成面積は約1万2,500㎡となっております。造成工としましては、東西に6段の段差があります用地を西側の園舎園庭部分と東側の駐車場部分の大きく2段に造成するものでございます。図面の中央の上下にA、Bと記載してありますが、その間を一点鎖線で表示した東西方向の断面図を図面の左側に図示してございますので、後ほどご覧いただきたいと思います。次に擁壁工といたしまして図面の上部造成用地と西側の農地との間に赤で着色してある部分になりますが、擁壁を設置する箇所でございます。擁壁の高さや長さにつきましては記載のとおりでございます。次に用排水路工といたしましては、図面上部中央に表示いたしました西天竜土地改良区の農業用水路が西から東に流れております。このため建設用地の真ん中を流れる現状の農業用水路を廃止いたしまして、青で表示いたしました新しい農業用水路を設置して南側につけかえるものでございます。次に浸透施設設置工といたしましては、保育園敷地内の雨水を処理するため、駐車場の南側に青の点線で図示しましたが、容量744立米の浸透型貯留槽を地下に設置し、敷地内の雨水を処理するものでございます。最後に、防火水槽設置工でございます。駐車場の中央付近の地下に耐震性防火水槽40tを設置するものでございます。以上が工事の概要でございます。なお、工期につきましては令和2年7月31日でございます。以上で議案第23号の細部説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○中澤議長 以上で議案第23号の説明が終わりました。これから質疑を行います。ご質疑ございませんか。2番 岡田議員 ◆2番(岡田議員) お尋ねします。この予定価格というのは消費税込みの金額ということでよろしいですか。 ○中澤議長 子ども未来課長 ◎唐澤子ども未来課長 はい。こちらの金額につきましては、予定価格は消費税込みの金額でございます。 ○中澤議長 2番 岡田議員 ◆2番(岡田議員) そうしますと、この浅川建設さんが落札された金額に消費税を足したものがいわゆる落札価格ということでよろしいんですかね。 ○中澤議長 子ども未来課長 ◎唐澤子ども未来課長 契約の金額につきましては、消費税をかかりました1億890万円になります。以上です。 ○中澤議長 2番 岡田議員 ◆2番(岡田議員) ありがとうございます。そうしますと落札率は99%ということでよろしいんでしょうか。 ○中澤議長 子ども未来課長 ◎唐澤子ども未来課長 ただいまの計算機の方持っておりませんけれども、割った数字になるかと思います。 ○中澤議長 他にご質疑ございますか。14番 小出嶋議員 ◆14番(小出嶋議員) これで入札が終わっているということですけれども、造成工事のこの図面によりますと駐車場の入り口は1箇所ということで、委員会の中でもまた後で検討するという話だったんですけど、そこら辺の状況をお聞かせいただきたい。 ○中澤議長 子ども未来課長 ◎唐澤子ども未来課長 こちらの図面につきましては、造成工事の計画平面図ということで、実際には造成の工事を行う部分のみ記載をさせていただきました。その中で入り口等工事関係で書かさせていただきましたので住民説明会、また保護者説明会等でも駐車場の入り口については1カ所ではなしに、2カ所ということでご意見をいただいてございます。現在まだ実施設計を行っておりますので、その最終の実施設計の中でいただいたご意見につきましては、検討をして、実際の建築工事の方には反映をさせていきたいと考えております。以上です。 ○中澤議長 よろしいですか。他にご質問ございますか。 (「なし」の声あり) ○中澤議長 これで質疑を終わります。 お諮りいたします。議案第23号は会議規則の規定により委員会付託を省略することにご異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり) ○中澤議長 異議なしと認めます。したがいまして議案第23号は委員会付託を省略いたします。これから、議案第23号について討論を行います。討論ございませんか。 (「なし」の声あり) ○中澤議長 討論なしと認めます。議案第23号を採決いたします。 お諮りいたします。本案を原案のとおり決することにご異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり) ○中澤議長 異議なしと認めます。したがいまして議案第23号は原案のとおり可決されました。 日程第28 議案第24号 箕輪町町道の認定についてを議題といたします。事務局長に議案を朗読いたさせます。事務局長 ◎田中議会事務局長 議案第24号 朗読 ○中澤議長 提出者の説明を求めます。町長 ◎白鳥町長 議案第24号 箕輪町町道の認定について提案理由の説明を申し上げます。今回認定する路線は、町道496号線で、松島区北部、セイコーエプソン株式会社伊那事業所南に当たる位置にあり、民間業者により宅地分譲が行われた際に業者により造成が行われ、寄附された道路を町道認定するものでございます。細部につきまして建設課長に説明をさせますので、よろしくご審議ご決定くださいますようにお願いを申し上げます。 ○中澤議長 細部説明を求めます。建設課長 ◎唐澤建設課長 それでは議案第24号につきまして細部説明を申し上げます。提案理由につきましては、先ほど町長が申し上げたとおりでございます。それでは議案を1枚おめくりいただきまして、2枚目をご覧をいただきたいと思います。資料の方でご説明させていただきます。場所についてのまず説明となります。上段側が町の全体といいますか、大きな位置をあらわしたとこでございまして、役場の少し北の位置になります。下段側が場所の説明をします。先ほど町長が申し上げましたけれども、今回提案いたしました町道496号線ですが、松島区の北部、セイコーエプソンの伊那事業所の南に当たるところにあります。民間事業者によって宅地分譲が行われておりまして、業者により造成が行われまして、町へ寄附された道路となります。それではもう1枚おめくりいただきまして、認定路線図をご覧をいただきたいと思います。真ん中に大きな黒い矢印がありまして、黒丸から上に矢印が出てるところが今回の提案いたしましたところでございます。起点側です。起点側が大字中箕輪10359番地4先、終点側が中箕輪10359番地15先、延長が49.6m、幅員が5.0mの舗装済みの路線であります。起点側が町道53号線に接続、終点側が町道361号線と接続し、通り抜け可能な道路でありまして、町道の認定基準にも適合するため、町道認定するものでございます。以上で細部説明となります。よろしくお願いいたします。 ○中澤議長 以上で議案第24号の説明が終わりました。これから質疑を行います。ご質疑ございませんか。 (「なし」の声あり) ○中澤議長 質疑なしと認めます。 日程第29 議案第25号 伊那市との伊那地域定住自立圏形成に関する協定の変更についてを議題といたします。事務局長に議案を朗読いたさせます。事務局長 ◎田中議会事務局長 議案第25号 朗読 ○中澤議長 提出者の説明を求めます。町長 ◎白鳥町長 議案第25号 伊那市との伊那地域定住自立圏形成に関する協定の変更につきまして、提案理由の説明を申し上げます。提案理由でございますが、議案書1ページの中段に記載してありますとおり、伊那市との間におきまして平成28年1月7日に締結をいたしました伊那地域定住自立圏形成に関する協定を変更するため、箕輪町定住自立圏形成協定の議決に関する条例の規定に基づき、提案するものでございます。この協定でございますが、伊那市を中心とした伊那市、南箕輪村、箕輪町での伊那地域定住自立圏形成に関し、伊那市と箕輪町との間において定住自立圏形成に関する協定を締結しているものであります。この協定による主な取り組みといたしましては、産業振興分野して3市町村が連携した空き家バンクのホームページを構築した空き家の利活用の促進及び産業立地事業、福祉分野として子育て支援センターの相互利用や病児病後児保育施設の開設、運営、地域公共交通分野として伊那中央病院を経由する3市町村縦断バス路線の試験運行、AI自動車配所乗り合いサービス事業、人材育成交流促進分野として連携市町村による合同職員研修がございます。今回の協定変更の概要でございますが、協定中互いに連携、協力する事業として規定した別表をすべて改めるものでございます。これまでの協定では現に取り組んでいる事業のみを規定していますが、改正後は国が定める定住自立圏構想推進要綱に示されている連携する具体的事項をすべて規定するもので、地域の実情に即して、より柔軟に連携事業を実施することができるようにするため変更するものでございます。細部につきまして企画振興課長に説明をさせますので、よろしくご審議ご決定くださいますようにお願い申し上げます。 ○中澤議長 細部説明を求めます。企画振興課長 ◎毛利企画振興課長 それでは議案第25号 伊那市との伊那地域定住自立圏形成に関する協定の変更につきまして細部説明を申し上げます。提案理由につきましては、先ほど町長申し上げたとおりでございます。議案書の5ページをお開きください。伊那地域の定住自立圏形成に関する協定の変更概要でございますけれども、2の変更内容にございます5ページの下のこの表にございますように、変更前でございますけれども産業振興、それから福祉の分野を規定をしてございましたけれども、これに医療、教育、土地利用の分野を新たに追加し、全体の取り組みの内容を修正をするものでございます。6ページをご覧いただきまして2の結びつきやネットワークの強化の分野でございますけれども、こちらには今まで地域公共交通がございました。これに加えまして情報インフラ、道路等インフラ、地産地消、移住定住促進・地域振興この四つを新たに追加をし、取り組みの内容を修正をするものでございます。また大きな3として、圏域マネージメント強化の能力の強化でございます。取り組みの項目に変更はございませんけれども、その内容につきまして、文言を変更してまいるものでございます。こちらのそれぞれの変更をしたものにつきましては、議案書の2ページから4ページにかけましてそれぞれの生活機能の強化、また結びつきやネットワークの強化、圏域マネージメント能力の強化につきまして、それぞれの分野、取り組みの内容、それから伊那市の役割、箕輪町の役割というものをこちらの表のように改めるものでございます。また本議案でございますけれども、中心市の伊那市議会においても同様の議案が並行して上程されておるところでございます。両議会におきましてこの協定の変更をお認めいただいた後、伊那市長また箕輪町長による調印を行いまして、本事業を進めてまいるところでございます。細部説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○中澤議長 議案第25号の説明は終わりました。これから質疑を行います。ご質疑ございませんか。11番 荻原議員 ◆11番(荻原議員) 伊那市との地域自立圏形成これは非常に良いと思うんですけれども、いろいろな面で南箕輪みたいなところが間に入ってて、これはあくまでも常に箕輪町と伊那市だけに限っただけの今後を、この件についてはもう広めるというか、今後南箕輪を含めるとかそういった考え方っていうのはまったくなくて、単純に伊那市との形成圏自立ということで解釈なんでしょうか。 ○中澤議長 町長 ◎白鳥町長 この伊那市との定住自立圏形成ということになっておりますけれども、実施しているのは伊那市、南箕輪村、箕輪町この3者によって協定を運営してるものであります。協定の締結だけは各市町村長同士で契約を締結するということで、今回に至っては、協定については、そういったことにさせていただいておりますが、事業は中心地を中心にして、この3市町村の中で運用をさせていただくということですので、南箕輪村も入って運営をさせていただいているところでございます。 ○中澤議長 よろしいですか。他にご質疑ございますか。 (「なし」の声あり) ○中澤議長 これで質疑を終わります。 ここでお諮りいたします。ただいま議題となっております議案第1号から議案第25号までの各議案を、会議規則の規定に基づき各常任委員会へ付託したいと思います。これにご異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり) ○中澤議長 ご異議なしと認めます。したがいましてこれから各議案を常任委員会へ付託いたします。議案第1号は各常任委員会へ、議案第2号から議案第4号は福祉文教常任委員会へ、議案第5号から議案第7号は総務産業常任委員会へ、議案第8号から議案第12号は福祉文教常任委員会へ、議案第13号から議案第15号は総務産業常任委員会へ、議案第16号は福祉文教常任委員会へ、議案第17号は各常任委員会へ、議案第18号から議案第20号は福祉文教常任委員会へ、議案第21号、議案第22号、議案第24号、議案第25号は総務産業常任委員会へそれぞれ付託いたします。各議案とも本定例会の会期中に審査し、本会議において報告をお願いいたします。 日程第30請願陳情についてを議題といたします。事務局長に請願陳情を朗読いたさせます。なお、請願陳情については文書表のみを朗読いたさせます。事務局長 ◎田中議会事務局長 陳情等文書表 朗読 ○中澤議長 ただいま議題となっております陳情を会議規則の規定に基づき常任委員会へ付託いたします。陳情受理番号第1号は福祉文教常任委員会へ、陳情受理番号第2号は総務産業常任委員会へそれぞれ付託いたします。各議案と同様に、今定例会の会期中に審査をし、本会議において報告をお願いいたします。 ここで町長より発言を求められております。資料を配付しますのでしばらくお待ちください。それでは発言を許可します。町長 ◎白鳥町長 新型コロナウイルスの問題につきましては、連日報道等がされているわけでありますが、先週国によるイベントの自粛また学校の休業要請などを受けまして、箕輪町におきましても対応、対策を進めております。社会全体に不安が広がり、収束が見えない状況にありますが、町としましては、国県からの情報をスピーディーに町民の皆さんにお知らせをするとともに、関係機関と連携をいたしまして必要な取り組みを進めてまいりたいと考えております。現在の町の取り組み状況につきまして総務課長また学校教育課長から説明をさせていただきます。ご支援ご協力をお願いしたいと思います。 ○中澤議長 総務課長 ◎中村総務課長 それではお配りしました資料をご覧いただければと思います。非常に簡単なもので申し訳ありませんが、町の対応としましては、1月下旬コロナウイルスが全国、国内に発生してきた段階でもみじちゃんメールまた音声告知放送で手洗い、また咳エチケット等の広報を行ったところでございます。2月13日に関係課長集めまして、情報共有ということで会議を開きました。ただ14日には庁議、課長会でありますが、そのときにも情報共有ということでお願いしております。また、庁舎内におきましても、アルコール消毒、また手洗い等につきまして設置をしております。それから2月25日に県内で発症をしまして、また国の方のもありまして、2月26日に対策本部を立ち上げまして対策会議を行っております。それにつきましてもアルコール消毒液またカウンター等の消毒、職員ついては手洗いの励行、咳エチケット等を徹底していくということを検討し、お願いしたところです。また換気についても庁舎内については午前10時と午後3時の室内の換気ということも大事ということでございまして、そんなこともやっておるところでございます。おめくりいただきまして裏面でございますが、現在の町の施設における対応につきまして一覧にしてございます。学校また保育園につきましては後ほど学校教育課長、子ども未来課長からお願いしたいと思いますが、その上文化センター、文化スポーツの施設につきましては、文化センターについては現在通常どおりでございます。また、社会体育館につきましては小中学校の休校に伴いまして、学校敷居内の体育館につきましては3月4日から入学式まで閉鎖、それから社会体育館、藤が丘社会等につきましては、小中学生、高校生が参加するスポーツ活動については利用自粛をお願いしていきたいと思います。一般利用者の方についても可能な限り自粛を要請してまいりたいと思います。図書館、博物館については今のところ開館しております。それから下の方へいきまして、げんきセンターにつきましては3月2日から今日からですね、3月17日まで当面閉館ということになっております。それ以外の施設についてはアルコール消毒等対応しながら開館している状況になっています。学校につきましては学校教育課長からお願いいたします。 ○中澤議長 学校教育課長 ◎深澤学校教育課長 それでは本日教育長が所要で不在でございますので代わりに私から説明をさせていただきます。先週27日の木曜日の夕方に政府から発表がございました小学校中学校を休校にしてほしいという要請に対応するために、28日の金曜日翌日に午後1時から町内の校長会を開催いたしまして、町の教育委員会としての対応を協議させていただきました。この会の決定を受けて当日の児童生徒に下校時にその方針、方向を発表したいということで、通知を配付し、またもみじちゃんメールで登録をされてます保護者の方あてに配信をさせていただいたところでございます。それではその資料にございます通知でございます。まず一つ目でございますが、令和2年3月4日の水曜日から春休み開始の日まで町内小中学校を休校とするということで期間を定めさせていただきました。実質的には3月の4日から4月の3日までがお休みということになります。その間各学校の臨時登校等の日程につきましては、それぞれの学校から連絡をいたしますということで記載をさせていただきました。二つ目の休校に伴うご家庭での留意事項でございますが、一つ目につきましては学校の休校に伴う諸事対応については国や県、教委等からの指示を含めて対応をするという旨、また二つ目につきましては学校休校中における生徒児童の感染拡大防止に向けて観察や予防にご配慮をお願いしたいというような内容、三つ目としまして休校中の臨時登校日や家庭学習の支援等につきましては学校より連絡をいたしますということで、これは28日の通知でございますので、本日あるいは明日になりますけれども、学校からそれぞれもっと詳細な通知を出しているところでございます。それから四つ目としまして卒業式に関しましては期日通り実施を予定しておりますのでご承知おきくださいということで通知をお出ししました。卒業式につきましては参加者の範囲であるとか、実施方法であるとか、そういったものを検討させていただきまして、この感染が防止をすることがないような形で何とか卒業式を実施したいというふうに考えております。それから大きな三つ目の休校に伴う児童の居場所の確保に関してでございます。休校時、保護者の事情により家庭において児童の保育に関して困窮を生じる場合も考えられますので、町としては学童クラブの実施を考えておりますという内容です。ただし今回のこの休校というものは、新型コロナウイルス感染症の対策を理由として実施されるものでございますので、可能な限りご家庭で保育をお願いしたいという内容でございます。ただ、いずれにいたしましても急なことでございますので、家庭で面倒を見ることができないというご家庭につきましては、学校教育課に申し出ていただくように、本日通知を出すところでございます。学童クラブにより児童の居場所を確保したいということで実施をいたしますので、よろしくお願いいたします。以上です。 ○中澤議長 子ども未来課長 ◎唐澤子ども未来課長 それでは裏面になりますけれども、保育園の対応についてということでご説明をさせていただきたいと思います。こちらについては2月の28日に在宅保護について依頼をさせていただいたものでございます。保育園につきましては、新型コロナ感染症の対応については、厚生労働省また県からの通知等の指導また指針などに基づきまして、今までにつきましても感染症の拡大防止、各家庭での健康管理、感染予防ということでコロナウイルスの対応するQ&A、また手洗いの方法等を文章またメール等でお願いをさせていただいたところですけれども、こちらの通知につきましては2月の27日の夕方になりますけれども、子どもに対する新たな感染予防対策ということで1番のとこにあります子どもへの新たな感染予防対策ということで先ほど学校の方からありました小中学校等の3月からの自粛要請ということ、またあわせまして厚生労働省からは保育園は共働き世帯が多く、影響が大きいということで一斉臨時休園の要請対象とはなっておらない、ただし園児、職員が罹患した場合とか、地域で感染拡大している場合には臨時休園の検討ということで方針が示されたものでございます。このことから町内の保育園につきましては感染予防の防止を図る観点、またその下の2番のところで書きましたけれども、また共稼ぎ等で保育が必要な家庭のお子さんを預かっていく必要性もあるという2点のところを考慮しまして、ご家族、ご親族など各家庭でお子様を在宅で保育できる場合については、家庭での在宅保育をご検討またお願いをしたいということで方針を定めたものでございます。3番としまして、この期間につきましては、学校とほぼ同様の3月中ということで3月の2日から31日までの間につきまして、在宅で見られる方につきましては保育園まで可能な期日等をご連絡いただきたいということでご連絡をさせていただいたものでございます。なお、この対応によります欠席につきましては病気扱いとさせていただきまして、3月の保育料、副食費については登園日数等により減額とさせていただくとさせていただいたものでございます。今までにつきましても、インフルエンザ等既設のものにつきましても対応してきておりますけれども、今後とも施設の衛生管理、また保護者と連携をとりながら、園児の健康管理、感染予防に努めてまいりたいと思いますのでよろしくお願いいたします。 ○中澤議長 新型コロナウイルスへの町の対応についてご説明をいただきました。皆さんの方でご質問がございましたらお願いいたします。6番 入杉議員 ◆6番(入杉議員) 町内小中学校休校とする期間というこの四角の中の文書の中で春休みの開始日までとありますが、これは春休みの終了日という間違いではないでしょうか。 ○中澤議長 学校教育課長 ◎深澤学校教育課長 春休みの開始日まで今回の臨時休校という臨時的な休校という扱いでございますので、春休みは引き続きお休みということになります。 ○中澤議長 よろしいですか。他にございますでしょうか。2番 岡田議員 ◆2番(岡田議員) 学童クラブでの対応を休校の期間考えているということですが、詳細については別途連絡というふうにありますけども、分かる範囲でお願いします。スタッフの確保と場所の提供についてはどのように考えてますでしょうか。 ○中澤議長 教育課長 ◎深澤学校教育課長 おっしゃるとおりでございます。学童クラブで今回お預かりしますのは、町内に5つの小学校がございまして、それぞれに学童クラブございますので、それぞれの場所でお預かりをしたいというふうに考えております。昼間の時間につきましては、人員の確保ということが課題になるわけではありますけれども、町内の学校に配置されております非常勤の職員、あるいは場合によっては先生方にもご協力をいただきながら、昼間の時間8時から午後の3時までは学校の方で過ごすという形でお預かりをしたいというふうに思います。そのあとは引き続き通常の学童クラブでのお預かりという形でしたいというふうに考えておりまして、本日その希望調査を兼ねた通知を出すところでございます。 ○中澤議長 他にございますでしょうか。2番 岡田議員 ◆2番(岡田議員) すみません、教室についてですね、学童クラブを運営する場所についての確保はどのような見込みになってますでしょうか。 ○中澤議長 学校教育課長 ◎深澤学校教育課長 失礼いたしました。場所につきましては昼間は教室をお借りするという、お借りするというか、教室を使っての学童クラブ、それから時間が3時を過ぎて以降は通常の学童クラブの方へ移って引き渡しをしたいというふうに考えております。 ○中澤議長 岡田議員 ◆2番(岡田議員) 日中も学校の方で学童体制として見ていただくという事ですけども、この期間の給食の関係をどのようにするのかっていうことをお聞きしたい思います。 ○中澤議長 学校教育課長 ◎深澤学校教育課長 給食につきましては当町では手配ができておりませんので、弁当を持参していただくという形でお願いをしたいと思います。 ○中澤議長 岡田さん4回目になる。4回目になる。4回目になります。13番 寺平議員 ◆13番(寺平議員) 長野県の方にも同様に対策本部がつくられてるようなんですけども、要は県と町の連絡体系ができているのかどうか、要は緊急時にちゃんと町もしくは教育長にいつでも連絡ができるようになっているのか、また各市町村の状態を県にこういう状況ですという情報を上げるパイプというものはできているのかどうか、現状どのようになってるのか、お尋ねいたします。 ○中澤議長 町長 ◎白鳥町長 今回の感染症対策はなかなか難しい部分がありまして、非常に専門性の高い分野でありますし、感染症対策そのものは国と県の仕事でありまして、当町にとっては基本的な関わりはございません。そういった意味からいえば、この件についてはやはり具体的な感染症対策そのものではなくて、それに付随する、例えば学校の休園でありますとか、保育園の扱いでありますとか、そういったこと、町の事務に関わる部分について具体的なものが通知という形で指示が出てくるもの、指示といいますか、要請が出てくるものがあるかと思いますが、その病気そのものについての情報連絡体制は基本的にはとられておりません。ですので、これはある意味課題と言えば課題なんですが、かといって私たち町の方に患者さんから電話等はまだ一切ございませんので、これはかなり的確に住民の皆さんがこの問題の所在はどこにあるかということを理解して対応してるもんだというふうに考えております。 ○中澤議長 13番 寺平議員 ◆13番(寺平議員) 箕輪町について関わりのある部分って、要は心配なのは風評なんですよね。要はどういうことかというと、1例で挙げますと、県はプライバシーの理由にして、これはしょうがないことなんですけども、具体的にはもうどこの病院に入っているとか、そういう具体的な病院名が噂で広がったりとか、またその人たちが退院したということで今どこの町村に住んでいるかという情報が今町民の間で広がってたりして、それが正しいのかどうか、これが誤りに基づくとまた変な風評なってしまったりしますし、その今回松本管内で感染症にかかられた方の会社名とか、そういったものも箕輪町内でもやっぱり噂をされておりますので、またそれに噂に基づいて誤った行動をするというのはちょっとやっぱり心配ですので、そういう意味ではある程度の正しい情報は共有していただければと思います。そういう機会があればまた県の方にお伝えいただければと思います。よろしくお願いします。 ○中澤議長 町長 ◎白鳥町長 患者に関わる情報をどういった形で実証をするかというのは、これは県が基本的に考えている、感染症対策を行う県が考えることでありまして、それはそこに私どもとすればお任せするしかないというふうに思っております。今寺平議員がおっしゃったような危惧といいますか、そういったことは私もわからないではないわけですが、それをより具体化することによって、より所在不明の情報が動き出すということもありますので、当面は静観をしていただくのが私は一番いいんではないかと、そういったことをある意味詮索する必要もないのではないかというふうに思っております。仮に当町で起きたという場合についても一定の連絡はあるんだと思いますが、それすらわかりません。正直そういったことがないんではないかということも言われておりますので、なかなかそれはあまり詮索をされない方がよろしいんではないかというのが私の基本的な考え方です。 ○中澤議長 他にご質問ございますでしょうか。 (「なし」の声あり) ○中澤議長 よろしいですか。以上で本日の議事日程はすべて終了いたしました。本日はこれをもって散会といたします。大変ご苦労さまでございました。 ◎田中議会事務局長 ご起立願います。[一同起立] ◎田中議会事務局長 ご苦労様でした。[一同「ご苦労様でした。」]                              午後3時34分 散会...