箕輪町議会 2016-12-19
12月19日-04号
平成28年12月定例会
箕輪町議会会議録1.
招集年月日 平成28年12月19日 午前10時00分2.招集場所 箕 輪 町 役 場3.会議を行った場所 箕輪町役場議場4.開会、
閉会日時┌───┬──────────────────────┬───┬───────┐│開
会│ 平成28年12月19日 午前10時00分 │議 長│ 木村
英雄 │├───┼──────────────────────┼───┼───────┤│閉
会│ 平成28年12月19日 午後 1時55分 │議 長│ 木村
英雄 │└───┴──────────────────────┴───┴───────┘5.出席並びに欠席議員 出席議員 15人 欠席議員 0人 ┌──┬─────────┬─────┬──┬─────────┬─────
┐ │議席│ │ 出 席 │議席│ │ 出 席 │ │ │ 氏 名
│ 欠 席 │ │ 氏 名
│ 欠 席 │ │番号│ │ の 別
│番号│ │ の 別 │ ├──┼─────────┼─────┼──┼─────────┼─────┤ │1
│ 唐澤 千洋
│ 出 席 │ 9
│ 小出嶋文雄 │ 出 席 │ ├──┼─────────┼─────┼──┼─────────┼─────┤ │2
│ 大槻 金吾
│ 出 席 │10
│ 伊藤 隆 │ 出 席 │ ├──┼─────────┼─────┼──┼─────────┼─────┤ │3
│ 下原甲子人 │ 出 席 │11
│ 向山 章
│ 出 席 │ ├──┼─────────┼─────┼──┼─────────┼─────┤ │4
│ 松本 五郎
│ 出 席 │12
│ 釜屋 美春
│ 出 席 │ ├──┼─────────┼─────┼──┼─────────┼─────┤ │5
│ 小島 常男
│ 出 席 │13
│ 唐澤 敏
│ 出 席 │ ├──┼─────────┼─────┼──┼─────────┼─────┤ │6
│ 中澤 清明 │ 出 席 │14
│ 岡田建二朗 │ 出 席 │ ├──┼─────────┼─────┼──┼─────────┼─────┤ │7
│ 荻原 省三
│ 出 席 │15
│ 木村 英雄 │ 出 席 │ ├──┼─────────┼─────┼──┼─────────┼─────┤ │8
│ 浦野 正雄
│ 出 席 │ │ │ │ └──┴─────────┴─────┴──┴─────────┴─────┘6.職務のため議場に出席した事務職員の
職氏名 ┌────────┬─────────┬────────┬─────────
┐ │事務局長 │ 笠原 毅 │書記
│ 田中 幸二 │ └────────┴─────────┴────────┴─────────┘7.説明のため出席した者の
職氏名 ┌────────┬─────────┬────────┬─────────
┐ │町長 │ 白鳥 政徳
│商工観光推進室長│ 山口 弘司 │ ├────────┼─────────┼────────┼─────────┤ │副町長
│ 白鳥 一利 │建設課長 │ 柴 敏夫 │ ├────────┼─────────┼────────┼─────────
┤ │総務課長 │ 戸田 勝利 │水道課長 │ 清水 益夫 │ ├────────┼─────────┼────────┼─────────
┤ │税務課長 │ 深澤 一男
│会計管理者 │ 松村 明 │ ├────────┼─────────┼────────┼─────────
┤ │企画振興課長 │ 中村 克寛 │教育長
│ 唐澤 義雄 │ ├────────┼─────────┼────────┼─────────
┤ │みのわの
魅力 │ 三井 清一
│学校教育課長 │ 日野 和政
│ │発信室長 │ │ │ │ ├────────┼─────────┼────────┼─────────
┤ │政策調整担当課長│ 今井 政文
│文化スポーツ課長│ 唐澤 勝浩 │ ├────────┼─────────┼────────┼─────────
┤ │住民環境課長 │ 毛利 岳夫
│代表監査委員 │ 松本 豊實 │ ├────────┼─────────┼────────┼─────────
┤ │福祉課長 │ 安積 真人 │監査委員事務局長│ 笠原 毅 │ ├────────┼─────────┼────────┼─────────
┤ │子ども未来課長 │ 北條 治美
│ │ │ ├────────┼─────────┼────────┼─────────
┤ │健康推進課長 │ 百瀬喜美子 │ │ │ ├────────┼─────────┼────────┼─────────
┤ │産業振興課長 │ 唐澤 紀朗 │ │ │ └────────┴─────────┴────────┴─────────┘8. 会議事件及び議事日程 平成28年12月
箕輪町議会定例会 議 事 日 程(第4号) 平成28年12月19日 午前10時 開議日程第1
常任委員長報告 (各
常任委員会に付託された議案・請願・陳情の審査結果) 質 疑 討 論 採 決日程第2 議案第19号 箕輪町
教育委員会委員の任命について日程第3 議案第20号 箕輪町長の給料の減額に関する条例制定について日程第4 議案第21号 平成28年度箕輪町
一般会計補正予算(第6号)について日程第5 議案第22号
軽油取引税の
課税免除措置の継続を求める意見書の提出について日程第6 議案第23号
地方議会議員の
厚生年金制度への加入を求める意見書の提出について日程第7 議案第24号 誰もが安心して利用できる医療・介護の実現を求める意見書の提出について日程第8 議案第25号
給付型奨学金制度の創設等を求める意見書の提出について日程第9 議案第26号
放射性廃棄物を全国に拡散させないよう求める意見書の提出について日程第10 議員派遣の件 議事のてんまつ
◎
笠原議会事務局長 開会前のあいさつを取り交わしたいと存じます。ご起立願います。〔一同起立〕おはようございます。〔一同「おはようございます。」〕ご着席願います。〔一同着席〕 午前10時 開会
○木村議長 改めましておはようございます。12月5日に開会いたしました
箕輪町議会12月定例会も本日が最終日となりました。また一般質問、
常任委員会審査、大変お疲れさまでございました。本日も闊達な議論のなかにもスムーズな議事運営ができますよう、一層のご協力をお願いを申し上げます。 ただいまの出席議員は15人であります。 本日の会議を開きます。 日程第1
常任委員長報告を議題といたします。12月5日の本会議で各
常任委員会で付託しました議案並びに請願・陳情の審査結果を、各
常任委員長から報告を求めます。 議案第1号について
総務産業常任委員長の報告を求めます。
総務産業常任委員長
◆
浦野総務産業常任委員長 それでは
総務産業常任委員会の審査結果について報告いたします。当委員会は12月14日、15日の両日、301号室において7人の委員全員及び
関係職員出席のもと、本会議で当委員会に付託された議案10件、請願1件、陳情6件について審査しました。以下、審査の経過と結果についてご報告いたします。 議案第1号 箕輪町職員の
配偶者同行休業に関する条例の一部を改正する条例制定についてでありますが、主な質疑は
配偶者同行とは何かとの質問に、配偶者が海外に転勤・就学等をした場合、休業する事が可能としたもので、女性の就労機会の拡大等に考慮したものですとの答弁がありました。今までに取得した職員はいるかとの質問に、いないとの答弁がありました。討論はなく、採決の結果、原案どおり可決すべきものと決しましたので報告いたします。
○木村議長
総務産業常任委員長の報告に対する質疑を行います。質疑ありませんか。 (「なし」の声あり)
○木村議長 質疑なしと認めます。以上で
総務産業常任委員長の報告は終わりました。
総務産業常任委員長から報告のありました議案第1号について討論を行います。討論ありませんか。 (「なし」の声あり)
○木村議長 討論なしと認めます。 議案第1号を採決いたします。 お諮りいたします。本案は
総務産業常任委員長報告のとおり原案を決する事にご異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり)
○木村議長 ご異議なしと認めます。したがいまして議案第1号は原案のとおり可決されました。 議案第2号について
総務産業常任委員長の報告を求めます。
総務産業常任委員長
◆
浦野総務産業常任委員長 議案第2号 箕輪町職員の
育児休業等に関する条例の一部を改正する条例制定についてでありますが、主な質疑は100分の100以下の換算率とあるがどの程度を考えているのかとの質問に、引き続き調整を取るなかで期間に関係なく100分の100とするとの答弁がありました。具体的にはどうなるかとの質問に、通常昇級時には4号俸上がりますが、今までは2号俸しか上がらなかったとの答弁がありました。29年4月1日とあるが遡及はしないのかとの質問に、現在育児休業を取得中の職員は3月31日までは2分の1、4月1日以降は100分の100が適用されるとの答弁がありました。男性にも適用されるのかとの質問に、男性・女性に関係なく適用されるとの答弁がありました。討論はなく、採決の結果、原案どおり可決すべきものと決しましたのでご報告いたします。
○木村議長
総務産業常任委員長の報告に対する質疑を行います。質疑ありませんか。 (「なし」の声あり)
○木村議長 質疑なしと認めます。以上で
総務産業常任委員長の報告は終わりました。
総務産業常任委員長から報告のありました議案第2号について討論を行います。討論ありませんか。 (「なし」の声あり)
○木村議長 討論なしと認めます。 議案第2号を採決いたします。 お諮りいたします。本案は
総務産業常任委員長報告のとおり原案を決する事にご異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり)
○木村議長 ご異議なしと認めます。したがいまして議案第2号は原案のとおり可決されました。 議案第3号、議案第4号、議案第5号について一括して
総務産業常任委員長の報告を求めます。
総務産業常任委員長
◆
浦野総務産業常任委員長 それでは議案第3号、4号、5号について一括してご報告をいたします。はじめに議案第3号 箕輪町一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定についてでありますが、主な質疑は
人事院勧告はいつ頃出るのかとの質問に、毎年8月に公表されますとの答弁がありました。今回の改定のねらいはとの質問に、人事院では毎年民間との給与格差の調査を実施していますが、今年度は昨年4月と比較し0.4%~0.9%増加している事が判明した。これを受けて今年は0.2%アップするよう勧告されたもので、扶養手当については女性の就労状況の変化等から民間では配偶者に対する家族手当を減額している点、公務員では配偶者を扶養親族にする職員が減少している点を考慮して、今回の勧告が出たものであるとの答弁がありました。いつから適用になるのかとの質問に、給与改定については4月1日に遡って差額が支給されるとの答弁がありました。再任用職員の給与は現役時代の等級になるのかとの質問に、現役の時とは関係なく一般職2級に該当するとの答弁がありました。再任用の職員が何年も勤めた場合、給料は上がっていくのかとの質問に、上がるような適用はしていないとの答弁がありました。討論はなく、採決の結果、原案どおり可決すべきものと決しましたので報告します。 次に議案第4号
箕輪町議会議員の議員報酬及び
費用弁償等に関する条例及び箕輪町特別職の職員で常勤のものの給与に関する条例の一部を改正する条例制定についてでありますが、主な質疑は富山議会でいろいろあったが、12月議会に提案されている議案については否決の方向であると聞いている。
近隣市町村で同じような例はあるかとの質問に、そのような情報は聞いていないとの答弁がありました。上伊那郡内では12月議会で提案されるのかとの質問に、すべて12月議会で提案されると聞いていますとの答弁がありました。討論はなく、採決の結果、原案どおり可決すべきものと決しましたので報告します。 続いて議案第5号 箕輪町職員の勤務時間及び休暇等に関する条例の一部を改正する条例制定についてでありますが、特に質疑、討論はなく、採決の結果、原案どおり可決すべきものと決しましたので報告いたします。
○木村議長
総務産業常任委員長の報告に対する質疑を一括して行います。質疑ありませんか。 (「なし」の声あり)
○木村議長 質疑なしと認めます。以上で
総務産業常任委員長の報告は終わりました。
総務産業常任委員長から報告がありました議案第3号について討論を行います。討論ありませんか。 (「なし」の声あり)
○木村議長 討論なしと認めます。 議案第3号を採決いたします。 お諮りいたします。本案は
総務産業常任委員長の報告のとおり原案を決する事にご異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり)
○木村議長 ご異議なしと認めます。したがいまして議案第3号は原案のとおり可決されました。
総務産業常任委員長から報告のありました議案第4号について討論を行います。討論ありませんか。 (「なし」の声あり)
○木村議長 討論なしと認めます。 議案第4号を採決いたします。 お諮りいたします。本案は
総務産業常任委員長報告のとおり、原案を決する事にご異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり)
○木村議長 ご異議なしと認めます。したがいまして議案第4号は原案のとおり可決されました。
総務産業常任委員長から報告のありました議案第5号について討論を行います。討論ありませんか。 (「なし」の声あり)
○木村議長 討論なしと認めます。 議案第5号を採決いたします。 お諮りいたします。本案は
総務産業常任委員長報告のとおり原案を決する事にご異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり)
○木村議長 ご異議なしと認めます。したがいまして議案第5号は原案のとおり可決されました。 議案第6号について
総務産業常任委員長の報告を求めます。
総務産業常任委員長
◆
浦野総務産業常任委員長 議案第6号 箕輪町税条例の一部を改正する条例制定についてでありますが、主な質疑はこの改正について具体的説明をとの質問に、台湾にある事業者から
日本在住者に配当等の支払いがあった場合、これに対して台湾と日本両方で課税する事は好ましくない。
日本居住者が海外の企業から受けた所得について、源泉分離をして申告する事により住民税が確定する。箕輪町で該当する方はいないと思われるとの答弁がありました。今後、台湾企業の配当を受けた場合はとの質問に、1月1日現在日本に住所を有している方は日本で課税になるとの答弁がありました。討論はなく、採決の結果、原案どおり可決すべきものと決しましたのでご報告します。
○木村議長
総務産業常任委員長の報告に対する質疑を行います。質疑ありませんか。 (「なし」の声あり)
○木村議長 質疑なしと認めます。以上で
総務産業常任委員長の報告は終わりました。
総務産業常任委員長から報告のありました議案第6号について討論を行います。討論ありませんか。 (「なし」の声あり)
○木村議長 討論なしと認めます。 議案第6号を採決いたします。 お諮りいたします。本案は
総務産業常任委員長報告のとおり原案を決する事にご異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり)
○木村議長 ご異議なしと認めます。したがいまして議案第6号は原案のとおり可決されました。 議案第7号について
福祉文教常任委員長の報告を求めます。
福祉文教常任委員長
◆
釜屋福祉文教常任委員長 それでは
福祉文教常任委員会の審査結果をご報告いたします。当委員会は12月14日、15日午前9時より303委員会室で委員7人の出席のもと本会議で当委員会に付託された議案9件と陳情3件について審査を行いました。以下、審査の経過と結果をご報告いたします。なお、15日に
クリーンセンター八乙女と三日町にある浄水苑の敷地内に設置予定の通学路の現地調査を行いました。 それでは議案第7号 箕輪町
国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定についての審査の結果を申し上げます。この条例の趣旨は、税条例の改正により所得に含まれるものが変わるため改正するものです。この条例は平成29年1月1日から施行するものです。質疑では対象者はいるのかとの質問に、箕輪町にはないとの答弁でした。質疑、討論、採決の結果、原案のとおり可決すべきものと決しましたのでご報告をいたします。
○木村議長
福祉文教常任委員長の報告に対する質疑を行います。質疑ありませんか。 (「なし」の声あり)
○木村議長 質疑なしと認めます。以上で
福祉文教常任委員長の報告は終わりました。
福祉文教常任委員長から報告のありました議案第7号について討論を行います。討論ありませんか。 (「なし」の声あり)
○木村議長 討論なしと認めます。 議案第7号を採決いたします。 お諮りいたします。本案は
福祉文教常任委員長報告のとおり原案を決する事にご異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり)
○木村議長 ご異議なしと認めます。したがいまして議案第7号は原案のとおり可決されました。 議案第8号について
総務産業常任委員長の報告を求めます。
総務産業常任委員長
◆
浦野総務産業常任委員長 議案第8号 平成28年度箕輪町
一般会計補正予算(第5号)についてでありますが、当委員会では歳出、1款 議会費、2款 総務費、6款
農林水産業費、7款 商工費、8款 土木費、9款 消防費、12款 公債費、14款 予備費及び関係歳入について審査しました。はじめに人事異動による給与費の補正につきましては、一般会計及び
特別会計分を総務課で一括管理している事から合わせて説明がありました。今回は一般会計及び国保、
後期高齢者、
介護保険特別会計、
水道事業会計、
下水道事業会計に増減がありそれぞれ補正をしたいとの事です。
総務課関係での主な質疑は、年度中途に3人が退職しているがどのようにカバーしているのかとの質問に、自己都合で年度中途で退職した者ですが正規職員の採用はできないため、
非常勤職員で対応しているとの答弁がありました。
庁舎管理費で委員会室の壁等の修繕を行うが、庁舎の屋根の工事は完了したのかとの質問に対して、防水工事が完了したので今回修理を行うものであるとの答弁がありました。修繕工事の
見積もり業者はとの質問に、町内の業者から見積もりを取りますとの答弁がありました。給水の切り回しは緊急対応でもよいと思われるが遅れた理由はとの質問に、工事方法を検討するなかで今回計上したものですとの答弁がありました。防犯街灯や安全施設の修繕が例年より増えている理由はとの質問に、防犯街灯は安全確保のために基礎工事をやり直すもので、安全施設では
カーブミラーの鏡の材質がアクリル製であり経年により白く濁ってしまうため取り替えたいとの答弁がありました。防犯街灯や安全施設の修繕は今後も増えるのかとの質問に、しばらく増加傾向にあるとの答弁がありました。来年度予算への対応はとの質問に、本年度は100万円から170万円に増やしたが、まだ足りない状況であったので来年度増額要求をする予定であるとの答弁がありました。
企画振興課関係では、VPLとは何か、それぞれ委託料が補正となった理由はとの質問に、今年度セキュリティの
強靭化計画で町のネットワークを全体的に変更しているが、システム3系統の中に保育園や学校事務を入れる事ができない事が判明したため、補正で追加したものであるとの答弁がありました。旧松山家の
境界確定業務を業者委託するが全額町で見るのかとの質問に、基本的には
原因者負担として折半を考えているとの答弁がありました。
ふるさと応援寄附金の委託料は返礼品の費用を含んでいるのかとの質問に、返礼品を含んでいるとの答弁がありました。
CMコンテストに掛かる費用のなかに製作費を含んでいるのかとの質問に、
制作料込みとなっているとの答弁がありました。
空き家関係の
補助金改修の内容はとの質問に、
空き家改修補助金は再利用を目的に改修費を一部補助する。2年以上定住して30万以上の工事をする場合は2分の1で上限が40万円、
若者世帯奨励金は上伊那郡外から箕輪へ転入して5年以上経過した人が新築または中古住宅を購入する場合、取得価格350万円以上で上限70万円を補助するとの答弁がありました。
空き家改修補助で多いものはとの質問に、
下水道接続や中古住宅で水回りの改修件数が多いとの答弁がありました。
税務課関係は確定申告の際の臨時職員の賃金を減額しているが理由はとの質問に、今年度
研修等職員のレベルアップを図った結果、臨時職員を減らしてもよい見込みになったためであるとの答弁がありました。
建設課関係では負担金を増額する
上伊那土木関係3団体とはとの質問に、
治水砂防会、
道路整備期成同盟会、河川協会で
治水砂防会は天竜川や河川の修繕の関係、
道路整備期成同盟会は県道の整備、河川協会は箕輪ダムの関係等であるとの答弁がありました。
道路舗装補修工事のなかで
工事請負費を減額し、委託料を増やすという財源の組替が1700万円行われているが、その分道路舗装や補修ができなくなるのではないかとの質問に、今年度予定した箇所は全部実施できる予定である。変更等があっても対応可能であり、必要なものを削って組替をするものではないとの答弁がありました。今年度予定していた事ができなくなるという事ではないかとの質問に、今年度明神橋や箕輪橋の
長寿命化工事を発注予定であったが、県と調整していくなかで確実に発注ができない場合は事業化を見送って委託業務を先行し、来年度以降で確実に事業ができる段階で工事を発注するよう県から指導を受けた。今年度は箕輪橋の発注までしたかったができそうもないので組替をしたとの答弁がありました。
産業振興課関係ではながた自然公園の
管理業務委託料の増額を計上しているが、最初なのでこの額かとの質問に、
一般管理費として1,700万円掛かるが売上が5、600万円で1,100円くらいは赤字となるとの答弁がありました。業務委託の内訳はとの質問に、委託料のなかには電気料や水道代、修繕料も含まれているが主なものはマレットゴルフの受付とキャビンの清掃業務及び草刈りであり、毎年140万円ぐらいの人件費が掛かっているとの答弁がありました。松の
樹種転換業務は植林まで見込んでいるのかとの質問に、今回は伐採までで植林は県と相談して実施するが、松の根は10年以上腐らない。まず作業道を開け、伐採をしたいとの答弁がありました。討論はなく、採決の結果、原案どおり可決すべきものと決しましたので報告いたします。
○木村議長
総務産業常任委員長の報告に対する質疑を行います。質疑ありませんか。 (「なし」の声あり)
○木村議長 質疑なしと認めます。以上で
総務産業常任委員長の報告は終わりました。議案第8号について
福祉文教常任委員長の報告を求めます。
福祉文教常任委員長
◆
釜屋福祉文教常任委員長 議案第8号 平成28年度箕輪町
一般会計補正予算(第5号)について
福祉文教常任委員会に係わる案件についての審査の結果を申し上げます。 質疑の主なものは、文化スポーツ課に係わるものでは図書館書棚の修繕は全部の書棚なのかとの質問に、移動により生じた歪みの修繕で一部の書棚だけとの答弁がありました。 福祉課では、障がい者福祉サービス給付費増の内訳はとの質問に、就労継続支援が毎年1,000万円増えている。障がい者の就労の機会が増えており、今後も伸びる見込みであります。ヘルパー施設入所も500万円ずつ増えている。放課後等デイサービスも500万円増えている状況との答弁がありました。 子ども未来課では、伊那市の病児・病後児保育の負担金の均等割は箕輪町が6%になるのかとの質問に、伊那市、箕輪、南箕輪で2%ずつ、計6%であるとの答弁でした。 学校教育課では、学童クラブ南部教室の備品はどのようなものかとの質問に、冷蔵庫の設置との答弁がありました。質疑、討論、採決の結果、原案のとおり可決すべきものと決しましたのでご報告をいたします。
○木村議長
福祉文教常任委員長の報告に対する質疑を行います。質疑ありませんか。 (「なし」の声あり)
○木村議長 質疑なしと認めます。以上で
福祉文教常任委員長の報告は終わりました。各
常任委員長から報告のありました議案第8号について討論を行います。討論ありませんか。 (「なし」の声あり)
○木村議長 討論なしと認めます。 議案第8号を採決いたします。 お諮りいたします。本案は各
常任委員長報告のとおり原案を決する事にご異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり)
○木村議長 ご異議なしと認めます。したがいまして議案第8号は原案のとおり可決されました。 議案第9号、議案第10号、議案第11号について一括して
福祉文教常任委員長の報告を求めます。
福祉文教常任委員長
◆
釜屋福祉文教常任委員長 議案第9号 平成28年度箕輪町国民健康保険特別会計補正予算(第3号)についての審査結果を申し上げます。質疑では医療費が多くなっているが理由はとの質問に、入院は慢性腎不全、透析を伴うもの、不整脈などが伸びているとの答弁でした。質疑、討論、採決の結果、原案のとおり可決すべきものと決しましたのでご報告いたします。 次に議案第10号 平成28年度箕輪町
後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)についてでございます。審査のなかでは特に質疑、討論なく、採決の結果、原案のとおり可決すべきものと決しましたのでご報告をいたします。 続いて議案第11号 平成28年度箕輪町
介護保険特別会計補正予算(第3号)についてでございます。審査のなかでは特に質疑、討論なく、採決の結果、原案のとおり可決すべきものと決しましたのでご報告をいたします。
○木村議長
福祉文教常任委員長の報告に対する質疑を一括して行います。質疑ありませんか。 (「なし」の声あり)
○木村議長 質疑なしと認めます。以上で
福祉文教常任委員長の報告は終わりました。
福祉文教常任委員長から報告のありました議案第9号について討論を行います。討論ありませんか。 (「なし」の声あり)
○木村議長 討論なしと認めます。 議案第9号を採決いたします。 お諮りいたします。本案は
福祉文教常任委員長報告のとおり原案を決する事にご異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり)
○木村議長 ご異議なしと認めます。したがいまして議案第9号は原案のとおり可決されました。
福祉文教常任委員長から報告のありました議案第10号について討論を行います。討論ありませんか。 (「なし」の声あり)
○木村議長 討論なしと認めます。 議案第10号を採決いたします。 お諮りいたします。本案は
福祉文教常任委員長報告のとおり原案を決する事にご異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり)
○木村議長 ご異議なしと認めます。したがいまして議案第10号は原案のとおり可決されました。
福祉文教常任委員長から報告のありました議案第11号について討論を行います。討論ありませんか。 (「なし」の声あり)
○木村議長 討論なしと認めます。 議案第11号を採決いたします。 お諮りいたします。本案は福祉文教常任長報告のとおり原案を決する事にご異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり)
○木村議長 ご異議なしと認めます。したがいまして議案第11号は原案のとおり可決されました。 議案第12号、議案第13号について一括して
総務産業常任委員長の報告を求めます。
総務産業常任委員長
◆
浦野総務産業常任委員長 それでは議案第12号、13号を合わせて報告いたします。はじめに議案第12号 平成28年度箕輪町
水道事業会計補正予算(第1号)についてでありますが、主な質疑は車両の更新に伴いフォレスターから軽トラックに変える理由はとの質問に、仕事の都合上、小回りが利く軽トラックを購入したいとの答弁がありました。購入先は町内業者かとの質問に、一般会計と同様、町内の自動車業者から購入するとの答弁がありました。配水施設電気・機械設備更新
工事請負費を故障の原因がわからないとの理由で減額しているが今後どうするのかとの質問に、原因調査を進めるなかで対応策を考え、今回工事ができなかったものについては新年度に計上したいとの答弁がありました。討論はなく、採決の結果、原案どおり可決すべきものと決しましたので報告いたします。 次に議案第13号 平成28年度箕輪町
下水道事業会計補正予算(第2号)についてでありますが、主な質疑は浄水苑の
長寿命化工事ができなかったとの事であるが、全体が認められなかったのか一部が認められなかったかとの質問に、28年、29年度で機械設備を取り替える計画でしたが、国庫補助金が2分の1しか付かずその額では応札者がないため今年度は見送り、来年度以降に発注する事としたとの答弁がありました。工事が遅れても支障がないのかとの質問に、今回の工事は機械の耐用年数を目安に行うものであり、すぐ工事をしなければ使えなくなるというものではないとの答弁がありました。討論はなく、採決の結果、原案どおり可決すべきものと決しましたので報告します。
○木村議長
総務産業常任委員長の報告に対する質疑を一括して行います。質疑ありませんか。 (「なし」の声あり)
○木村議長 質疑なしと認めます。以上で
総務産業常任委員長の報告は終わりました。
総務産業常任委員長から報告のありました議案第12号について討論を行います。討論ありませんか。 (「なし」の声あり)
○木村議長 討論なしと認めます。 議案第12号を採決いたします。 お諮りいたします。本案は
総務産業常任委員長報告のとおり原案を決する事にご異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり)
○木村議長 ご異議なしと認めます。したがいまして議案第12号は原案のとおり可決されました。
総務産業常任委員長から報告のありました議案第13号について討論を行います。討論ありませんか。 (「なし」の声あり)
○木村議長 討論なしと認めます。 議案第13号を採決いたします。 お諮りいたします。本案は
総務産業常任委員長報告のとおり原案を決する事にご異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり)
○木村議長 ご異議なしと認めます。したがいまして議案第13号は原案のとおり可決されました。 議案第14号について
総務産業常任委員長の報告を求めます。
総務産業常任委員長
◆
浦野総務産業常任委員長 議案第14号 箕輪町町道の認定についての審査結果について報告します。当議案につきましては、宅地造成に伴い町道と町道をつなぐ道路として、開発業者が整備し町に寄付された道路を町道認定したいというものであり、審査前に木下上の林地籍の現地に赴き、担当職員の説明を受けた事もあり、質疑、討論はなく、採決の結果、原案どおり可決すべきものと決しましたので報告いたします。
○木村議長
総務産業常任委員長の報告に対する質疑を行います。質疑ありませんか。 (「なし」の声あり)
○木村議長 質疑なしと認めます。以上で
総務産業常任委員長の報告は終わりました。
総務産業常任委員長から報告のありました議案第14号について討論を行います。討論ありませんか。 (「なし」の声あり)
○木村議長 討論なしと認めます。 議案第14号を採決いたします。 お諮りいたします。本案は
総務産業常任委員長報告のとおり原案を決する事にご異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり)
○木村議長 ご異議なしと認めます。したがいまして議案第14号は原案のとおり可決されました。 議案第15号について
福祉文教常任委員長の報告を求めます。
福祉文教常任委員長
◆
釜屋福祉文教常任委員長 議案第15号 伊那中央行政組合規約の変更について、伊那中央行政組合に病児・病後児保育室を設置する事で、子どもが病気になっても安心して働ける子育て支援の環境整備をさらに進める議案でございます。質疑では、整備予定地が伊那中央病院の院内ではない理由はとの質問に、伊那中央病院に受診し病児・病後児保育施設に預ける例は少ないと考える。かかりつけ医を受診し利用する事を考えたものである。また保育士を効果的に配置するため、院内保育所の近くに建設する事としたものとの答弁がありました。利用料、利用条件はどのようになる見通しかとの質問に、3市町村との協議次第であるがいちごハウスをもとにして協議する事になると思われるとの答弁がありました。いちごハウスの利用条件はどうなっているかとの質問に、1歳から小学校6年生まで。保育園児は無料、小学生は4時間までが1,500円、1日利用は3,000円となっているとの答弁がありました。診察を受けてから利用との事だが、利用の都度診察が必要になるのかとの質問に、1回の診察で7日まで利用できるもの。延長には診察が必要になるとの答弁でした。定員6人からという事だが何人まで可能なのかとの質問に、10人くらいまでを想定して施設を建設するとの答弁でした。質疑、討論、採決の結果、原案のとおり可決すべきものと決しましたのでご報告をいたします。
○木村議長
福祉文教常任委員長の報告に対する質疑を行います。質疑ありませんか。 (「なし」の声あり)
○木村議長 質疑なしと認めます。以上で
福祉文教常任委員長の報告は終わりました。
福祉文教常任委員長から報告のありました議案第15号について討論を行います。討論ありませんか。 (「なし」の声あり)
○木村議長 討論なしと認めます。 議案第15号を採決いたします。 お諮りいたします。本案は
福祉文教常任委員長報告のとおり原案を決する事にご異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり)
○木村議長 ご異議なしと認めます。したがいまして議案第15号は原案のとおり可決されました。 議案第16号、議案第17号について一括して
福祉文教常任委員長の報告を求めます。
福祉文教常任委員長
◆
釜屋福祉文教常任委員長 議案第16号 伊北環境行政組合の解散についての審査結果を申し上げます。上伊那地域のごみ処理広域化に伴い、伊北環境行政組合を平成29年3月31日で解散するため、提出するものです。質疑、討論はなく、採決の結果、原案のとおり可決すべきものと決しましたのでご報告をいたします。 続きまして議案第17号 伊北環境行政組合の解散に伴う財産処分についての審査結果を申し上げます。伊北環境行政組合の解散に伴い、財産をすべて上伊那広域連合に帰属させるものであります。質疑では、伊北環境行政組合の財産とはどのようなものがあるかとの質問に、中間処理施設、最終処分場、水処理施設、ストックヤード、ペットボトル減容施設などの土地約2万2,000㎡と建物2,200㎡、作業用車両類、パソコンやプリンター、草刈り機他の重要物品との答弁がありました。質疑、討論なく、採決の結果、原案のとおり可決すべきものと決しましたのでご報告いたします。
○木村議長
福祉文教常任委員長の報告に対する質疑を一括して行います。質疑ありませんか。 (「なし」の声あり)
○木村議長 質疑なしと認めます。以上で
福祉文教常任委員長の報告は終わりました。
福祉文教常任委員長から報告のありました議案第16号について討論を行います。討論ありませんか。 (「なし」の声あり)
○木村議長 討論なしと認めます。 議案第16号を採決いたします。 お諮りいたします。本案は
福祉文教常任委員長報告のとおり原案を決する事にご異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり)
○木村議長 ご異議なしと認めます。したがいまして議案第16号は原案のとおり可決されました。
福祉文教常任委員長から報告のありました議案第17号について討論を行います。討論ありませんか。 (「なし」の声あり)
○木村議長 討論なしと認めます。 議案第17号を採決いたします。 お諮りいたします。本案は
福祉文教常任委員長報告のとおり原案を決する事にご異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり)
○木村議長 ご異議なしと認めます。したがいまして議案第17号は原案のとおり可決されました。 議案第18号について
福祉文教常任委員長の報告を求めます。
福祉文教常任委員長
◆
釜屋福祉文教常任委員長 議案第18号 伊那市との伊那地域定住自立圏形成に関する協定の変更についての審査結果を申し上げます。福祉分野を追加し、圏域の子育て環境の充実を図るため、子育て拠点施設の相互利用及び協力体制の構築に向けた取組を推進するもので、想定事業は子育て支援センター、病児・病後児保育施設等の事業、人材育成の共同開催などです。質疑、討論なく、採決の結果、原案のとおり可決すべきものと決しましたのでご報告をいたします。
○木村議長
福祉文教常任委員長の報告に対する質疑を行います。質疑ありませんか。 (「なし」の声あり)
○木村議長 質疑なしと認めます。以上で
福祉文教常任委員長の報告は終わりました。
福祉文教常任委員長から報告のありました議案第18号について討論を行います。討論ありませんか。 (「なし」の声あり)
○木村議長 討論なしと認めます。 議案第18号を採決いたします。 お諮りいたします。本案は
福祉文教常任委員長報告のとおり原案を決する事にご異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり)
○木村議長 ご異議なしと認めます。したがいまして議案第18号は原案のとおり可決されました。 請願第4号の審査結果について
総務産業常任委員長の報告を求めます。
総務産業常任委員長
◆
浦野総務産業常任委員長 請願第4号 免税軽油制度の継続を求める請願書でありますが、請願者は伊那市西春近3390 株式会社伊那リゾート 代表 白澤 裕次さんです。紹介議員は釜屋議員ですが、委員からの要望もあり紹介議員から説明を受けました。請願趣旨は請願書のとおりです。審査のなかで出された主な意見は、なぜ30年度末で廃止になるのか。他で措置がされるのかわからない。毎年毎年終わりになるという声があるが今まで続いている等でしたが、討論はなく、採決の結果、全会一致で採択すべきものと決しましたので報告いたします。
○木村議長
総務産業常任委員長報告に対する質疑を行います。質疑ありませんか。 (「なし」の声あり)
○木村議長 質疑なしと認めます。以上で
総務産業常任委員長の報告は終わりました。
総務産業常任委員長から報告のありました請願第4号について討論を行います。討論ありませんか。 (「なし」の声あり)
○木村議長 討論なしと認めます。 請願第4号を採決いたします。 お諮りいたします。本案の
総務産業常任委員長報告は採択であります。本案を採択と決する事にご異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり)
○木村議長 ご異議なしと認めます。したがいまして請願第4号は採択と決定いたしました。 陳情第11号の審査結果について
総務産業常任委員長の報告を求めます。
総務産業常任委員長
◆
浦野総務産業常任委員長 陳情第11号
地方議会議員の
厚生年金制度への加入を求める意見書について(陳情)でありますが、陳情者は東京都千代田区一番町25番地 全国町村議員会館4階 全国町村議会議長会 会長の飯田 徳昭さんと長野市西長野加茂北143‐8 長野県自治会館内 長野県町村議会議長会 会長の久保田三代さんで陳情趣旨は陳情書のとおりであります。審査のなかで出された主な意見は、これからの若い人たちのためにも加入した方が良い。議員の成り手不足は報酬が低い事も要因であると思うが、一方で老後の生活に対する不安もある。国で制度化する事は賛成である。住民のなかには議員はいまだに議員年金をもらっていると思っている人がいる等です。討論はなく、採決の結果、全会一致で採択すべきものと決しましたのでご報告いたします。
○木村議長
総務産業常任委員長報告に対する質疑を行います。質疑ありませんか。 (「なし」の声あり)
○木村議長 質疑なしと認めます。以上で
総務産業常任委員長の報告は終わりました。
総務産業常任委員長から報告のありました陳情第11号について討論を行います。討論ありませんか。 (「なし」の声あり)
○木村議長 討論なしと認めます。 陳情第11号を採決いたします。 お諮りいたします。本案の
総務産業常任委員長報告は採択であります。本案を採択と決する事にご異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり)
○木村議長 ご異議なしと認めます。したがいまして陳情第11号は採択と決定いたしました。 陳情第12号、陳情第13号、陳情第14号の審査結果について一括して
総務産業常任委員長の報告を求めます。
総務産業常任委員長
◆
浦野総務産業常任委員長 陳情第12号、13号、14号につきましては陳情者が同じでありますので合わせて報告します。陳情者は長野市岡田町124‐1 一般社団法人長野県建築士事務所協会 会長 小河 節郎さんと伊那市荒井3497 一般社団法人長野県建築士事務所協会 上伊那支部 支部長 松村 隆一さんで、陳情趣旨は陳情書のとおりです。なお同様の陳情が過去に何回も提出されています。 はじめに陳情第12号 国土交通省告示第15号の履行に関する陳情書でありますが、審査のなかで出された主な意見は、陳情文を読んでも議会に対して何を陳情しているのかわからない。町に陳情すれば足りるのではないか。文書配布扱いでもよかったのではないか。陳情者に陳情の目的を聞いたところ、町に提出してもなかなか履行してくれないので議会にお願いし、町に掛け合ってほしいとの事であった等の意見及び説明がありましたが、討論はなく、採決の結果、全会一致で採択すべきものと決しましたので報告します。 次に陳情第13号 最低制限価格の設定に関する陳情書でありますが、趣旨は理解できるが発注予定額の90%以上に設定していただくようという部分には賛成できないとの意見がありました。討論はなく、採決の結果、全会一致で一部採択すべきものと決しましたので報告いたします。 次に陳情第14号 耐震診断・耐震改修に関する陳情書でありますが、町では既に耐震診断や改修を実施しているところであるが、一層の推進を図るべきであるので賛成であるとの意見がありました。討論はなく、採決の結果、全会一致で採択すべきものであると決しましたので報告いたします。失礼しました。陳情13号ですが、一部採択と申し上げましたが趣旨採択でありますので訂正いたします。以上です。
○木村議長
総務産業常任委員長報告に対する質疑を一括して行います。質疑ありませんか。 (「なし」の声あり)
○木村議長 質疑なしと認めます。以上で
総務産業常任委員長の報告は終わりました。
総務産業常任委員長から報告のありました陳情第12号について討論を行います。討論ありませんか。 (「なし」の声あり)
○木村議長 討論なしと認めます。 陳情第12号を採決いたします。 お諮りいたします。本案の
総務産業常任委員長報告は採択であります。本案を採択と決する事にご異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり)
○木村議長 ご異議なしと認めます。したがいまして陳情第12号は採択と決定いたしました。
総務産業常任委員長から報告のありました陳情第13号について討論を行います。討論ありませんか。 (「なし」の声あり)
○木村議長 討論なしと認めます。 陳情第13号を採決いたします。 お諮りいたします。
総務産業常任委員長報告は趣旨採択であります。本案を趣旨採択と決する事にご異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり)
○木村議長 ご異議なしと認めます。したがいまして陳情第13号は趣旨採択と決定いたしました。
総務産業常任委員長から報告のありました陳情第14号について討論を行います。討論ありませんか。 (「なし」の声あり)
○木村議長 討論なしと認めます。 陳情第14号を採決いたします。 お諮りいたします。本案の
総務産業常任委員長報告は採択であります。本案を採択と決する事にご異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり)
○木村議長 ご異議なしと認めます。したがいまして陳情第14号は採択と決定いたしました。 陳情第15号の審査結果について
福祉文教常任委員長の報告を求めます。
福祉文教常任委員長
◆
釜屋福祉文教常任委員長 陳情第15号 「誰もが安心して利用できる医療・介護の実現を求める意見書」の提出を求める陳情書。陳情者は箕輪町大字中箕輪13173-78 新日本婦人の会 箕輪支部 支部長 広瀬 文子さんです。この陳情は政府内で、2017年通常国会に向けた介護保険制度の見直しの検討が進められているなか、国民が安心・安全な介護が受けられる施策の実現を国に求める趣旨の陳情です。意見では、提出者の気持ちを酌んで文言を変更せずにそのまま提出すべきである。要支援もままならない状況のなか、要介護1、2を総合事業に移行する事はできない事であるからこの陳情を通す事は妥当である。社会保障審議会介護保険部会の審議内容を踏まえていない内容である。要介護1、2を総合事業へ移行する案は既に見送られているから文章の根拠があいまいである。誰もが安心して受けられる医療・介護について介護費は、制度が始まった2000年と比べ16年度は約3倍になる見通し。介護保険制度自体が破綻しては安心の介護保険制度にならないのではないか。意見の提出については議会として提出するにふさわしい文面にすべきであるとの意見がありました。討論はなく、採決の結果、賛成多数で採択とする事に決定いたしましたのでご報告をいたします。
○木村議長
福祉文教常任委員長報告に対する質疑を行います。質疑ありませんか。6番 中澤清明議員
◆6番(中澤議員) まず提出者の新日本婦人の会 箕輪支部、この団体につきましてはどんな趣旨で設立されていてどのような人たちが会員となっておられるのか、あるいはどんな活動をされているのか、この辺を調査されましたでしょうか。
○木村議長
福祉文教常任委員長
◆
釜屋福祉文教常任委員長 その事につきましては審査・調査を行っておりません。
○木村議長 6番 中澤清明議員
◆6番(中澤議員) もう一点、今委員長報告のなかで一部あったわけですが、そのもともと見直しが大変給付が増えて、収入が減るなかで行われるという事だと思います。誰もが安心して利用できる医療・介護、これ大変良い事だと思いますけれどもその制度が破綻してしまったんでは元も子もなくなって、我々の地方議会の議員の年金がなくなったと同じような事が起きてはまずいというふうに思います。出された意見に対して制度が存続するかどうかみたいな意見があったという事を先ほど報告されているんですが、それに対しての質疑がなされたでしょうか。
○木村議長
福祉文教常任委員長
◆
釜屋福祉文教常任委員長 そういう意見もございましたがそれについての質疑はございません。
○木村議長 他によろしいですか。3番 下原甲子人議員
◆3番(下原議員) この部分につきましては、箕輪町の方ですけれどもその事がどうのこうのではありません。どの程度の市町村に、あるいは全国的に出されているのか長野県内に出されているのか、あるいは上伊那地区に出されているのか。出されている範囲の事についてはどんなふうに解釈をし、またお聞き取りをしたんでしょうか。
○木村議長
福祉文教常任委員長
◆
釜屋福祉文教常任委員長 その審査の日時点で他町村の状況はお聞きいたしました。文面につきましては他市町村さまざまありまして、参考にはならないという状況が、内容は似ていても文章が医療生協から出されたものは拝見させていただきましたが、私たちはこの民間の団体の新日本婦人の会の文章でありましたのでそれに基づいて審査を行いました。
○木村議長 3番 下原甲子人議員
◆3番(下原議員) そうしますと他の市町村の事についてはそういう話があったという事だけで、審議でそれが採択だ、不採決だ、趣旨採択だとかいう事については参考としていなかったと、こういう解釈をしてよろしいでしょうか。
○木村議長
福祉文教常任委員長
◆
釜屋福祉文教常任委員長 そのとおりであります。
○木村議長 他に。7番 荻原省三議員
◆7番(荻原議員) 先ほど反対等の意見も出たようでありますけれども、委員長は十分審議を尽くされたと思いますか。
○木村議長
福祉文教常任委員長
◆
釜屋福祉文教常任委員長 個人的にはいろいろございますが、委員会では時間を掛けて審査をいたしましたし、資料も事務局の方からたくさん出していただきましてそれのもとに審査は行われました。
○木村議長 他に。 (「なし」の声あり)
○木村議長 これで質疑を終わります。以上で
福祉文教常任委員長の報告は終わりました。
福祉文教常任委員長から報告のありました陳情第15号について討論を行います。討論ありませんか。7番 荻原省三議員
◆7番(荻原議員) 先ほど委員長の方からきちっとした形で答弁をされたと。内容をしっかり審議ができたという話というのは聞けませんでした。もちろん趣旨としては十分わかります。しかし、内容的にこれが何時間されたかわかりませんけども、どうしてもはっきりと議会として採決をするには十分審議がされているというふうには思えません。ですので私は趣旨採択を選択いたします。以上です。
○木村議長 他に賛成討論ありますか。4番 松本五郎議員
◆4番(松本議員) 先ほどの意見なんですが、私たちは委員会全員でしっかりとした審議をいたしました。そのようななかで、ここに書いてあるように誰もが安心して利用できる医療・介護の実現を求める意見書をぜひ提出してほしいという新婦人の会の意見を尊重いたしまして、非常に今こういう大変な時期、年金も非常に少ないなかでこういうような事が掛かってくるという事で、慎重に審議をいたしましたので賛成をしたいと思います。
○木村議長 他にありませんか。8番 浦野正雄議員
◆8番(浦野議員) 反対の立場から討論させていただきます。まず、この文章を読むかぎり、例えば「ガマンの限界である」というような事、それから「国民の将来の不安は増すばかりであり、日本経済の再生もおぼつかない」というような事で、これが正しいとは思われません。また先ほどの意見のなかにもあったと思いますが、このままこの要望を取り入れた場合、日本が誇る制度そのものが破綻しかねません。そんなような事から私はこの意見には反対であります。
○木村議長 他にありませんか。14番 岡田建二朗議員
◆14番(岡田議員) 私は委員長報告に対する賛成の立場で討論を行います。こちらの意見書の案を拝見いたしましても、陳情書をお読みいたしましても、やはり今現在、医療や介護の現場で起きている現状というものの大変ひっ迫した事態というものが明らかに反映をされているという事を私は認識をしております。今、特に介護をされている皆さんまた介護を受けられている皆さんの現状を鑑みるに今、国の制度をやはり根本的に改めなければ地方ではもう手の打ちようはないところまで来ている。そういうなかでやはり国の予算の見直しを行うなかで、医療や介護に給付する国庫負担というものを見直していく、そこを引き上げていくというような事が最大の解決の道だというふうに考えますので、先ほどの委員長報告に対しては採択すべきという委員会の判断を尊重し、賛成といたします。
○木村議長 他にありませんか。3番 下原甲子人議員
◆3番(下原議員) 私は、先ほど質問したようにどこの市町村でどういう格好で趣旨を徹底してもらうために説明に伺ったり、文書を出してその結果についてを云々という質問をしたんですけれども、そういう話はそれぞれの市町村によって異なっている、あるいは十分でもなかったというふうに私が解釈しました。そういう意味で、私はこの趣旨に対して反対しているわけではございませんけれども十分な審議が他の市町村と歩調を取れなんて事を言っているのではありません。そういう事ではないので、趣旨としては賛成するんですけれども、委員会の審議として十分であったかどうかという事に対してはクエッションマークが付くわけでございますので、趣旨採択という立場で討論をさせていただきます。
○木村議長 他にありませんか。 (「なし」の声あり)
○木村議長 これで討論を終わります。 陳情第15号を採決いたします。 お諮りいたします。この採決は起立によって行います。陳情第15号
福祉文教常任委員長報告は採択であります。陳情第15号を採択とする事に賛成の方は起立を願います。 〔賛成者 起立〕
○木村議長 それでは趣旨採択に賛成の方。 〔賛成者 起立〕
○木村議長 それでは採択と不採択が可否同数でございますので、委員長報告どおり採択と決定をさせていただきます。 陳情第16号の審査結果について
福祉文教常任委員長の報告を求めます。
福祉文教常任委員長
◆
釜屋福祉文教常任委員長 陳情第16号
給付型奨学金制度の創設等を求める意見書(決議)の採択を求める陳情書。陳情者は伊那市荒井3834-1 日本労働組合総連合会 長野県連合会上伊那地域協議会 議長 日比野 誠さんです。この陳情の趣旨は、大学の学費の高騰と家計収入の減少により奨学金に頼らなければ進学できない学生が半数を超える現状になっている。速やかに大学生を対象とした給付型奨学金の制度を創設し、将来に向けての拡充、大学の学費の引き下げや授業料の減免、無利子奨学金を受ける対象者の拡大、情報の公開等を求めるものです。意見では、奨学金を返したくても返せない人たちが増えているという社会問題は深刻であり、給付型奨学金の早期創設を望む意見が多く、討論、採決の結果、全会一致で採択すべきものと決しましたのでご報告いたします。
○木村議長
福祉文教常任委員長報告に対する質疑を行います。質疑ありませんか。 (「なし」の声あり)
○木村議長 質疑なしと認めます。以上で
福祉文教常任委員長の報告は終わりました。
福祉文教常任委員長から報告のありました陳情第16号について討論を行います。討論ありませんか。 (「なし」の声あり)
○木村議長 討論なしと認めます。 陳情第16号を採決いたします。 お諮りいたします。本案の
福祉文教常任委員長報告は採択であります。本案を採択と決する事にご異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり)
○木村議長 ご異議なしと認めます。したがいまして陳情第16号は採択と決定いたしました。 陳情第17号の審査結果について
総務産業常任委員長の報告を求めます。
総務産業常任委員長
◆
浦野総務産業常任委員長 それでは陳情受理番号17番 「駆け付け警護」付与の閣議決定を撤回し南スーダンPKOからの撤退を求める陳情でありますが、陳情者は伊那市東春近3860-6「平和って何だ」伊那谷 代表 角 憲和さんで、陳情趣旨は陳情書のとおりです。審査のなかで出された主な意見は、何でもかんでも南スーダンから撤退しろというのは時代的に見ていかがなものかと思うので賛成できない。そもそもなぜ南スーダンなのか。基本的に自衛隊の任務・役割は専守防衛だと思っている。駆け付け警護は武器を使う事になり、自衛隊の活動にそぐわない。戦闘員でない人も殺傷するおそれがある。駆け付け警護には反対であるので採択すべき。その国にいる日本人を守ったり助け出す事は必要で、他国の人に守ってもらうというのは筋が違うと思う。駆け付け警護が嫌だという人は自衛隊員にはならない。この陳情書は物事を誇張して書かれてあり賛同できない。阪神大震災以降、多くの人が災害復旧等の国民への支援を行う自衛隊の姿を見て憧れを抱いた。法律の改正もなく、既成事実を積み重ねるだけのやり方は国家のあり方が問われる。よって陳情に賛成である等の意見、討論がありましたが、採決の結果、不採択に決すべきという意見が多く、当委員会としては不採択と決しましたので報告いたします。
○木村議長
総務産業常任委員長報告に対する質疑を行います。質疑ありませんか。4番 松本五郎議員
◆4番(松本議員) ここにも書かれているんですが、自衛官は自ら殺傷される危険だけではなく誤って住民を殺してしまう加害責任にもさらされるというような内容が書いてあるんですが、そのような事には意見が出されましたでしょうか。
○木村議長
総務産業常任委員長
◆
浦野総務産業常任委員長 これについてはわからないというような事で、いずれにしても先ほど言ったように日本人を守るという事からして、あるいは国際社会での日本という事から考えた場合、うちはそちらに駆け付け警護はできないというわけにはいかないという事です。
○木村議長 他にありませんか。 (「なし」の声あり)
○木村議長 これで質疑を終わります。以上で
総務産業常任委員長の報告は終わりました。
総務産業常任委員長から報告のありました陳情第17号について討論を行います。討論ありませんか。反対討論も受け付けます。4番 松本五郎議員
◆4番(松本議員) 私は、陳情受理番号17の委員長報告に対して反対の立場で討論に参加いたします。内戦下にある南スーダンでは、7月に首都における大規模戦闘で数百人が死亡した後も戦闘は続いています。そのようななかで自衛隊は派遣されている隊員の家庭を回り、安全だと家族に説明をしています。でも家族の不安は増すばかりです。危険な南スーダンに新たな任務を付与して派遣してはならないと切実な声が全国から上がってきています。一発の発砲で取り返しの付かない事態となり、自衛隊に危険な任務を持たせます。駆け付け警護の付与の閣議決定を撤回し、南スーダンPKOからの撤退を求める陳情に採択すべきであり、不採択とした委員長報告には反対をいたします。
○木村議長 他に賛成討論ありますか。6番 中澤清明議員
◆6番(中澤議員) 請願・陳情という事でありますが当然、憲法に規定された国民の権利という事であります。地方議会に対しましては、地方議会に対する希望とか要請といったものを扱うというふうになっております。本来的には町の権限に属するものを扱うべきだと思います。また、意見書の提出につきましても地方自治法99条という事でありますが、議会の権限とされているわけですが町の公益に関する事件につき、意見書を提出する事ができるというふうになっております。本来議会は町の意思決定機関であります。議決をするという事は町の意思を決めるという事になります。とても重要な事だと思いますし、大切にしていかなくてはならない使命だというふうに思っております。そういうなかで陳情を採択し意見書を提出する、こうしていくためにはやはり大方の町民の賛意が得られるという見通しを持つ事が非常に大事かというふうに思います。特に、本件のような町の権限に属さない国政に関する事でございます。町の議会として意思決定をし、意見書を提出するという事は慎重にすべきだというふうに思います。基本的にはまず陳情者が確かな人であるかどうか、確かな団体であるかどうか、また意見書の内容が町の公益に適うかどうか、また大方の町民の賛同が得られるかどうか、そういった尺度で審議をする、考えるという事が大切かと思います。 陳情者につきましては「平和って何だ」伊那谷、これは委員会の審査のなかでこれどういう団体だいという質問が出るんですが、よくわからないというのがいつもの結論であります。それからこの角憲和さんは箕輪の町民ではなく伊那の方というようであります。私もこの1年8カ月程の議員の経験のなかでは、この方は国の外交あるいは安全保障政策こういったものに対しては、事ごとく反対のお考えを持っておられる方のようであります。陳情内容も閣議決定した国の防衛、外交政策に関する事であります。 町議会として責任の持てる事ではないというふうに思います。また町民の意見も多分賛意、賛成、反対が分かれるところだろうというふうに思っております。一旦町の議会が意思決定をしてしまいますと仮にサイレントマジョリティのこういった事に賛成する人たちから陳情が出た場合には、町の議会に意思決定済みとなって町の議会の意思を反対のものに決めるというわけにはいかなくなってしまいます。そんなような状況のなかで今この陳情を不採択というふうにする事は私は賛成であります。以上であります。
○木村議長 他に討論ありませんか。14番 岡田建二朗議員
◆14番(岡田議員) 委員長報告に反対の立場で討論に参加をいたします。今前段の議員からあった討論についてまず私の見解を述べさせていただきます。 請願権と申しますと、国民がすべて等しく保障をされている権利であります。そういった権利をやはり地域の住民の代表が国に意見を述べる一つの手段として、議会でそういった議論をし、国にこういった意見を上げるという事は当然私たちは町民から付託された一つの仕事として取り組まなければならない事だというふうに考えております。 もう一点、国の権限に関する事に対して地方議会がサイレントマジョリティといったような声なき声を反映できないまま意思を表明していいのかというお話がありました。これまで
箕輪町議会では、TPPへの参加に対する可否について国の権限事項でありますが、すべて反対と、TPPには参加すべきではないという意思表示を国会にその都度行ってまいりました。TPPに賛成すべきだという声も多数ある事を承知の上で、私たちはTPPへの参加がこの箕輪町にとって、また長野県や国民にとって計り知れない悪影響があるという事を判断しての結果だというふうに私は捉えております。ですのでいずれにしましても、請願を行う、また例え少数の意見を酌み取れない場合であってもその実態の大きさから上げるべきものは上げる、言うべき事は言う、これがやはり言論の府としての箕輪町、各自治体の議会に課せられた任務だというふうに私は認識をしております。 陳情の内容について私の意見を述べさせていただきます。今現在南スーダンで起きている事態というのは、この陳情書にもありますとおり、まだ年幾ばくもない幼い子どもたちが自身の身を守るためまた家族を守るために銃器を持って戦闘を行う、そういった混乱のなかにある事は報道でも報じられているとおりであり、とてもPKOの参加5原則に当たる停戦状態での活動というものにはほど遠いという事は報道にもあるとおりであります。そういった場所に自衛隊員が武器を持って活動を行う、ましてや先ほど委員長報告のなかに自国の日本の国民を守るために自衛隊員が活動するのは当然であるというふうなお話もありました。今回の駆け付け警護は日本国民に限定をした活動ではありません。 次にかつて政府は戦争を行った際、「侵略」を「進出」と表記いたしました。また「退却」を「転進」と報道をいたしました。今、南スーダンの「戦闘」を「衝突」と表現をしています。つい先日はオスプレイの「墜落」を「不時着」と表現をいたしました。私はこういった事がやはり日本国民に対して十分な説明がなされているとは思えません。 2015年8月から9月に掛けて高卒者を中心に募集した自衛官、一般総候補生の志願者は前年比6,053人減少しております。率にして19.4%の減であります。東日本大震災以降、自衛官の活動が全国から注目をされ多くの若者が国民のためにまた困っている人のために、自分の力を何とかそこの場で活かしていきたい、そういう思いで自衛官を志願された方々2011年以降、年間5万1,192人が一時は志願した2011年から比べますとほぼ半数の減というふうに志願者も減っております。そういった事からも自衛官に志願する方々の思い、また国民の願いというものがとてもこの南スーダンのPKOへの駆け付け警護に表れているとは思えませんので、この陳情については採択すべきものという事で委員長報告には反対の立場で討論を終わります。
○木村議長 他にありませんか。7番 荻原省三議員
◆7番(荻原議員) 先ほどからお話はありますけども、日本の役割とか自衛隊の役割というのはだんだんと変わってきて当たり前だというふうに思っています。先ほどTPPというお話が岡田議員からありましたけれども、TPPとこの問題とは全く私は掛け離れた問題だと思っています。これからの自衛隊というものを考えた時に、昨日テレビの報道番組でありましたけれども「人を助けるという事を自分たちは一生懸命やりたいと思っている。例えそれは日本人であろうと外国人であろうと困っている人を助けるのが我々の任務だ。」というふうに中学を出た自衛隊に行きながら高校へ行っている若い人たちが言っておりました。やはりこれからの若い人たちがこういったところに出てくる、確かに危険もあるかもしれません。しかし、大事な事は事実であります。そしてやはり日本が示す姿勢というものも大事だというふうに思っています。ですので、私は採択に賛成の立場で意見を述べさせていただきました。以上です。
○木村議長 他にありませんか。 (「なし」の声あり)
○木村議長 これで討論を終わります。 これから陳情第17号を採決いたします。この採決は起立によって行います。採決の方から行います。陳情第17号
総務産業常任委員長の報告は不採択であります。陳情第17号を採択とする事に賛成の方のご起立をお願いいたします。 〔賛成者 起立〕
○木村議長 起立少数であります。したがいまして陳情第17号は不採択と決定をいたしました。 陳情第18号の審査結果について
総務産業常任委員長の報告を求めます。
総務産業常任委員長
◆
浦野総務産業常任委員長 陳情受理番号18番 立憲主義全否定の自民党草案を持ち込む憲法審査会の審議中止求める陳情でありますが、陳情者は先ほどと同じ角 憲和さんで陳情趣旨は陳情書のとおりです。審査のなかで出された主な意見は、自民党草案には天皇元首制、国防軍について書いてある。また個人の尊厳否定については幾つかの条文にまたがっている。また、草案では憲法は国民が守らなければならないとなっている。自民党草案を9割以上の人が知らないと思う。陳情には賛成である。自民党草案には問題があるかもしれないが、自分たちの思いどおりにならないからといって審議を中止しろというのは過激過ぎる。陳情の文書表現が賛同できない。難しい問題であるので継続審査とするべき。直近の選挙で、自民党は憲法改正は争点ではないと言っており当面選挙はない状況で憲法議論を始めるのは賛同できない。憲法改正を謳って選挙を行い、その結果で論議するのであれば異論はない等の意見、討論がありました。採決の結果、不採択すべきものであるとの意見が多く、当委員会としては不採択と決しましたので報告いたします。
○木村議長
総務産業常任委員長の報告に対する質疑ありませんか。4番 松本五郎議員
◆4番(松本議員) このなかにも書かれているんですが、先ほども報告がありましたように90%の方が支持されていないというような事も出てきました。ここにも何%、世論調査の結果が書かれているんですが、その辺はしっかりと論議されましたでしょうか。
○木村議長
総務産業常任委員長
◆
浦野総務産業常任委員長 9割という事ですか。
○木村議長 4番 松本五郎議員
◆4番(松本議員) ここには知らないが76%、知っているが23%と書いてあるんですが、先ほど全体で90%は知らない方がいるというような意見も出たという事ですが、その辺はやっぱりしっかりと論議されましたか。
○木村議長
総務産業常任委員長
◆
浦野総務産業常任委員長 それにつきましては岡田議員の方から90%というお話があったものであります。
○木村議長 他にありませんか。4番 松本五郎議員
◆4番(松本議員) これは私も岡田議員と同感なんですが、他の方たちはどのような意見が出されましたか。これをお願いします。
○木村議長
総務産業常任委員長
◆
浦野総務産業常任委員長 ただいま申し上げたとおりです。
○木村議長 他にありませんか。 (「なし」の声あり)
○木村議長 これで質疑を終わります。以上で
総務産業常任委員長の報告は終わりました。
総務産業常任委員長から報告がありました陳情第18号について討論を行います。討論ありませんか。反対討論から受けます。4番 松本議員
◆4番(松本議員) 私は陳情受理番号18の委員長報告に対して反対の立場で討論に参加したいと思います。安倍政権は2014年7月集団的自衛権行使容認の閣議決定を行い、昨年9月に安保法制を国民の声を無視し強行に成立させました。これらは選挙で多数を得た政府・与党であっても、その権力行使は憲法の範囲内に限られるという立憲主義を破壊する暴挙でした。立憲主義を破壊した政治は権力行使に抑制がなくなり、強権独裁政治になります。したがいまして、立憲主義全否定の自民党草案を持ち込む憲法審査会の審議中止を求める陳情に採択すべきであり、不採択とした委員長報告には反対をいたします。
○木村議長 賛成討論ありますか。7番 荻原省三議員
◆7番(荻原議員) 自分は賛成討論をさせていただきます。自民党の要するに息のかかった人間が多いから、ただそういった多いとか少ないとかという問題ではなくて、憲法審査会の審議をやめるという事自体がそういった事をやめるという事自体がおかしい。どんな場合であってもどんな事であっても審議がされるべきであって、そこでもって反対意見を出せばいい事であって審議を中止するという意見書を出す、そんな陳情を議会が採択するべきではないと思っております。以上です。
○木村議長 他にありませんか。14番 岡田建二朗議員
◆14番(岡田議員) まず荻原議員のおっしゃる事も十分にわかります。憲法審査会がどのような方が構成されているかという点も大変大きな課題の一つだというふうに思います。ただ、今現在自民党草案に基づいた憲法改正議論が進んでいるという事はこれもまた紛れもない事実であります。 先ほど委員長の方から委員会審査の概要が報告をされました。私はこの陳情のなかにある自民党憲法草案を知らない人が76%に上るという共同通信社の世論調査について、私はもっと多くの方が自民党の憲法草案を読んだ事がないのではないかという旨の発言をいたしました。委員会の所属している他の議員からもそうかもしれないと。よりこの数字よりも多くの人が自民党憲法草案について多くの方が知らないのではないかというような意見も出されました。私は自民党の憲法草案であろうがどういった憲法草案であろうが、憲法の改正について議論をする事はもちろん自由であるというふうに思っております。ただ、今現在議論されている憲法草案が紛れもなく自民党憲法草案である事、その中身がやはり問題であるというふうに考えています。 一つはこちらにも出ています。天皇元首制というものが出ております。私、委員会でも自民党憲法草案を皆さんにお配りをいたしました。自民党憲法草案では第1条に「天皇は、日本国の元首であり」というふうに明記をされ、現行憲法の「天皇は、日本国の象徴である」というところからかなり趣旨が変わってきております。 次に「国防軍の創設」とあります。これも憲法第9条にはこういった「武力による威嚇また武力の行使というものは永久に放棄をし、陸海空軍その他の戦力はこれを保持しない」と明記したものを内閣総理大臣を最高指揮官とする国防軍を保持すると。軍隊をこの国が持つという事が明記をされています。 3点目「個人の尊厳の否定」というものが出てまいりました。この点については幾つかの条文にまたがるという旨を私、説明をさせていただきました。これは私が提案者ではないので私が説明するのも変なんですが、説明を求められたので説明をいたしました。自民党草案と対照表でまたお示しをしたんですが、現行憲法のなかでは97条「この憲法が日本国民に保障する基本的人権は、人類の多年にわたる自由獲得の努力の成果であって、これらの権利には過去幾多の試練に耐え、現在及び将来の国民に対し、侵す事のできない永久な権利として信託されたものである。」という条文があります。これがすべて削除されるというのが自民党憲法草案であります。また幾つかの条文にまたがると申し上げましたのは、自民党憲法草案の第13条では個人の尊厳の部分について現行憲法では「個人の尊厳を尊重する」と書いてありますが、自民党憲法草案では「人として尊重する」と記載がされております。個人ではなく人であります。私、岡田建二朗という個人を尊重するのではなく人として尊重をされる。個人の意思や自由や尊厳といったものがそこに盛り込まれているとは到底言いがたい、こういった点からこの陳情書にある3点目「個人の尊厳の否定」というものについても私は陳情の中身は間違っていないというふうに認識をしております。 さらには私ここの陳情には書いてありませんが、憲法審査会の審議中止を求める立場で討論をするのであれば、憲法99条に憲法の尊重義務が誰が負うかという点が書かれておりますが、現行憲法では「天皇や摂政、国務大臣や国会議員といった権力を持った方が尊重をしなければならない」と記されているものに対して、自民党の改憲草案では「守るべきは国民である」と。「国民はこの憲法を尊重しなければならない」と記されております。これは大変大きな改定内容だというふうに思います。一国の希望は当然その国の最高法規であり、近代憲法の成り立ちからしても原理原則は立憲主義が原則であります。権力を持つ者を制約する、暴走を食い止める、こういった立憲主義の精神がやはり守られないような憲法を議論するという事は私は到底賛成できませんので、この陳情については賛成であり、委員長報告には反対をいたします。
○木村議長 他に討論ありませんか。 (「なし」の声あり)
○木村議長 これで討論を終わります。 これから陳情第18号を採決いたします。この採決は起立によって行います。陳情第18号の
総務産業常任委員長報告は不採択であります。陳情第18号を採択する事に賛成の方はご起立を願います。 〔賛成者 起立〕
○木村議長 起立少数であります。したがいまして陳情第18号は不採択と決定をいたしました。 陳情第19号の審査結果について
福祉文教常任委員長の報告を求めます。
福祉文教常任委員長
◆
釜屋福祉文教常任委員長 陳情受理番号19番
放射性廃棄物を全国に拡散させないよう求める陳情。陳情者は飯島町本郷2335-13放射能拡散のない環境を守るネットワーク代表 柳井 真結子さんです。この陳情は、
放射性廃棄物を全国に拡散させないよう求める陳情の意見書の提出と、放射能汚染された廃棄物及び除染土の持ち込みに対する決議が提出されています。放射能汚染された廃棄物に関して、汚染のない地域への拡散を防ぎ、廃棄物処理全工程に政府は責任を持って厳重に集中管理する事を求める陳情です。合わせて箕輪町への持ち込みを反対する決議の採択を求めています。意見では、環境省がこれから行おうとしている
放射性廃棄物の処理はまだ始まっていない事から、今定例会で意見書を提出する事は時期として良いと思う。国が100ベクレル/kgから8,000ベクレル/kgに基準値を上げた事は国民に不安を与える。環境省の資料では「100ベクレル/kgと8,000ベクレル/kgの二つの基準の違いについて、100ベクレル/kgは廃棄物を安全に再処理再利用できる基準であり、8,000ベクレル/kgは廃棄物を安全に処理するための基準で、8,000ベクレル/kg以下の廃棄物は従来と同様の方法により安全に焼却したり埋め立て処分する事ができる。」としているとの意見がありました。また、放射能汚染された廃棄物及び除染土の持ち込みに対する決議につきましては、まだ箕輪町に対し汚染土を持ち込む話があったわけではないので決議はしないとの意見が多数ありました。したがいまして、陳情受理番号19番
放射性廃棄物を全国に拡散させないよう求める陳情は討論、採決の結果、一部採択となりましたのでご報告をさせていただきます。
○木村議長
福祉文教常任委員長報告に対する質疑を行います。質疑ありませんか。6番 中澤清明議員
◆6番(中澤議員) 箕輪町へのこういったごみの持ち込みの計画といったようなものがあるかどうかについて調査されましたでしょうか。
○木村議長
福祉文教常任委員長
◆
釜屋福祉文教常任委員長 調査はありませんが、この決議文の移行に対しては今現在行われてきていないので、これを採択する事はないというふうに結論付けております。
○木村議長 他にありませんか。7番 荻原省三議員
◆7番(荻原議員) 現在、宮田村に進められているこういったような案件があるという事は議論のなかに出ましたでしょうか。
○木村議長
福祉文教常任委員長
◆
釜屋福祉文教常任委員長 その事は一旦採択をしているので、整合性を図るべきだという意見はございました。
○木村議長 他にありませんか。 (「なし」の声あり)
○木村議長 これで質疑を終わります。以上で
福祉文教常任委員長の報告は終わりました。
福祉文教常任委員長から報告のありました陳情第19号について討論を行います。討論ありませんか。6番 中澤清明議員
◆6番(中澤議員) 私は今の委員長報告に反対する立場で討論させていただきます。「放射性物質汚染対処特別措置法」でありますけれども、ご承知のように原発事故の放射性物質による人の健康や生活環境への影響をなくすと、早く減らすという事を目的としてつくられた法律であります。このなかでは除染特別地域ここにつきましては、国が除染計画をつくって除染に当たると。それから除染状況重点調査地域、もうちょっと周りの市町村という事になりますけれども、そちらにつきましては市町村が除染計画を策定し除染に当たるというふうになっております。そういうなかで除染で出た土壌他の廃棄物でありますけれども、仮置き場に3年そしてその後は中間貯蔵施設に30年ほど置いて、最後は県外の最終処分場に埋め立てをするんだという事であります。この仮置き場あるいは中間貯蔵施設の中で放射能の減容化を図っていくと。具体的には分別処理をしたり化学処理をしたり熱処理、焼却処理をしたりして低濃度化を図っていくという事のようであります。そういうなかで濃度が薄められたものについては再生利用に回すと。そして高濃度のものは最終処分場で埋め立てるという事のようであります。現在ある中間処理施設につきましては福島県内に集中しているという事であります。県外の最終処分場は全然決まっていないという状況であります。この陳情者はもともとの陳情のなかには、箕輪町内への持ち込み反対を決議するよう求めているところであります。この様子からは全国の町村に同様の事を求めているんじゃないのかなというふうに伺えます。 たまたま私、今朝3時ごろ目が開きまして、そしたらFNSのBSの番組でドキュメンタリーをやっておりまして、福島県で中間貯蔵施設に土地を提供してほしいというふうに求められた方が2人出たドキュメンタリー番組でありました。いわゆる原発のあった大熊町の元住民の方という事であります。1人は奇しくも長野県の今、白馬村に来て住んでおられる方のようでありました。お2人とも大変苦悩する様子がドキュメンタリー番組で伝えられたところであります。かたやの方はいわゆるやむを得ず除染を早く進めてほしいというなかで売却に同意をされたようでありました。もう片方の人は、やはり割り切れないなかでまだ売却に至るまでの気持ちには至ってないというような状況でありました。 福島県民にとりましては本当に除染問題というのは切実な問題だというのがよくわかりました。しかも早急な対応を願っているんですが、いわゆる最終処分地まではなかなか決められないという状況にあるという事であります。全国各地の市町村から、こうした状況のなかでうちは持って来るなというような決議がどんどん上がってくるというような事になった時に、福島の人たちはどんな気持ちになるのかなという思いで見ておりました。きっと相当の孤立感を感じられるんじゃないかなというふうに思いました。またこの特別措置法に変わって除染を進める具体的な方策があるんだろうかというのも疑問に思っているところであります。こういったごみと言いますか土壌と言いますかそういったものを持ち込んでほしくないというのはどこの市町村の方も同じかと思います。ただ、現在箕輪への持ち込みが具体的に計画された、そういうわけでもない状況のなかで全国の一市町村としてどんどん決議するなかに加わっていくというような反対の声を上げていくというような事はいかがなものかなという心情的に思ったところでございます。 ちょっと例は違うかもしれませんが、18年豪雨の時、辰野町の
クリーンセンターへ行く道が通れなくなりまして辰野町の生ごみは処理ができないわけですので放置されたままになり、大変悪臭が出たというような時がございます。そういうような時にやはり周辺の別の施設で助ける手を伸べております。やっぱり困った時には協力するというような助け合いの心も大切ではないかなというような気がしているところであります。そのような事のなかで私先ほどの福祉の委員長報告については反対をしたいというふうに思います。
○木村議長 他にありませんか。14番 岡田建二朗議員
◆14番(岡田議員) 私はこれ記書き以降の1番、2番どちらについても賛成をしてほしいという立場でこの陳情書を拝見・拝読いたしましたが、議論の結果、一部採択という事でありますので少し賛成をするのもちょっと気が引けますが、委員会の判断を尊重して一部採択についての委員長報告に賛成の立場で討論をいたします。 今、中澤議員がおっしゃったとおり、やはり困った時に手を差し伸ばす、みんなが助け合う、そういった精神で各自治体また各地域の住民が助け合うというのは大変重要な事であり、本当に求められてくるものだというふうに思います。ただ、事放射性物質となりますと事態は変わります。
放射性廃棄物もしくは放射性物質の処理というのは、これまでのアメリカでのスリーマイル島の原発事故、またチェルノブイリでの原発事故合わせて共通をしているのは拡散をさせない事が原則であります。安全な処理をした低濃度の放射性物質だから全国に散らばせて薄めていけばいいか、そういう問題ではありません。なるべく集中をする、閉じ込める、これが原則であります。それは日本国内の住民の生活を守っていくという事と同時にやはり政府が責任を持つ、この態度を明確にさせるという立場でもやはり閉じ込めるという方法しか私はないと思っておりますし、これはこれまでの事故を起こした経験のある国の、政府の対応を見ても明らかであります。事故が起こった時に放射性物質、
放射性廃棄物を拡散させるなどという対策を取った事例は一つもありません。何が安心でどこまでが安全か、これはまだまだ研究者のなかでも議論しているところであります。私は予防原則という言葉が一番放射性物質に対する態度として危険なものはやはり取り込まない、近寄らない、さわらない、そういったものが一般住民の安心・安全を守る立場でも必要な原則ではないかというふうに考えます。放射性物質については閉じ込めていく、政府が責任を持って対応を求めていく、それを各自治体に任せるなどという事は言語道断だと思いますので、今回の委員長報告については賛成の立場で討論をいたします。
○木村議長 他にありませんか。2番 大槻金吾議員
◆2番(大槻議員) 私は委員長報告に賛成の立場で討論をいたします。ここに環境省の発表した中央官庁だよりというなかの文章がございます。少し読んでみたいと思います。「放射性物質の濃度が1kg当たり8,000ベクレル以下に減った汚染土に限って公共事業で使う。」この記事について環境省中環審は「放射能の廃棄物の一般ごみと同じように処理できる基準を提起をした」と説明しております。しかし、ある政府関係者は「盛り土を含め、道路はせいぜい数十年しか使えない」と指摘しております。「汚染土をいつまで管理するかについては結論が出ていない。汚染土を制限なく安全に再利用するには、放射性濃度が100ベクレル/kg以下まで減らす必要がある。同省の試験では5,000ベクレル/kgの汚染度が100ベクレル/kgまで減衰するには170年掛かる。」と出ております。これは環境省の発表でございます。したがいまして委員長の報告に賛成ございます。
○木村議長 他にありませんか。8番 浦野正雄議員
◆8番(浦野議員) 私は委員長報告に反対の立場から討論をいたします。先ほど中澤議員からも話がありましたが、放射性物質はないに越した事はありません。しかし、現に東日本大震災により大量の放射性物質が出てしまった事を考えた場合、これをいつまでも放置しておくわけにはいきません。その対策の一つとして安全性を考慮した規制緩和が行われ、それに基づき処理を加速して復旧を図ろうというもので、福島県民の心情を考慮した場合、この文章にありますような
放射性廃棄物を全国に拡散させる事となり、国土を汚染させ国民の健康を阻み、命を危険にさらすような事となりますというような意見には賛同しかねます。
○木村議長 他にありませんか。13番 唐澤敏議員
◆13番(唐澤敏議員) 私は委員長報告に賛成の立場から討論に参加したいと思いますけれども。これは委員会の時に出された資料ですけれども、環境省からこの12月に低濃度土壌を用いた再生利用実証事業等についてという資料が出ております。それを見ると再利用についてはこれから実証実験をやると、そういう段階であります。実証実験のスケジュールを見ますと、一応盛り土を道路や何かのところをしてみて、そして実際に盛り土、構造物を完成してモニタリングを開始するのが平成29年の3月からというふうになっております。来年の3月からモニタリング開始という事でありますので、やはりそういう状況を見てからやってもいいのではないかと。今の時点ではやはり反対というこういう処理の仕方についてはやはり反対をすべきではないかというふうに思います。そして環境省の資料の最後の方に「全国民的な理解の醸成を図っていく必要がある。」という事が最後のところに盛り込まれておりまして、まだまだ全国民的な理解が進んでいないではないかとそんなふうにも見受けられます。以上であります。
○木村議長 他にありませんか。 (「なし」の声あり)
○木村議長 これで討論を終わります。 これから陳情第19号を採決いたします。この採決は起立によって行います。陳情第19号
福祉文教常任委員長報告は一部採択であります。陳情第19号を一部採択する事に賛成の方はご起立願います。 〔賛成者 起立〕
○木村議長 起立多数であります。したがいまして陳情第19号は一部採択と決定をいたしました。時間もまいっておりますけれども日程第2までをやらさせていただきます。 日程第2 議案第19号 箕輪町
教育委員会委員の任命についてを議題といたします。事務局長に議案を朗読させます。事務局長
◎
笠原議会事務局長 議案第19号 朗読
○木村議長 提出者の説明を求めます。町長
◎白鳥町長 議案第19号 箕輪町
教育委員会委員の任命につきまして提案理由の説明を申し上げます。平成20年12月25日から現在まで2期8年、教育委員会の委員を努めていただいております浦野正敏さんが12月24日で任期満了となります。新たに有賀哲哉さんを教育委員として任命したいので、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第2項の規定により議会の同意を求めるものでございます。有賀さんは人格高潔であり、教育に関し熱心な方で教育委員として適任者でございます。現在ニチノウ食品株式会社の代表取締役社長としてご活躍されております。経歴等は議案書裏面に添付してございます。ご覧の上ご同意くださいますようにお願いを申し上げます。
○木村議長 これから議案第19号について質疑を行います。質疑ありませんか。 (「なし」の声あり)
○木村議長 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。議案第19号は会議規則の規定により委員会付託を省略する事にご異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり)
○木村議長 ご異議なしと認めます。したがいまして議案第19号は委員会付託を省略いたします。これから議案第19号について討論を行います。討論ありませんか。 (「なし」の声あり)
○木村議長 討論なしと認めます。 議案第19号を採決いたします。 お諮りいたします。本案は原案のとおりこれに同意する事にご異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり)
○木村議長 ご異議なしと認めます。したがいまして議案第19号は原案のとおり同意する事に決定をいたしました。 会議の途中でありますが、ただいま
教育委員会委員の選任に同意しました有賀哲哉さんからご挨拶をいただきますのでお聞き取りください。有賀さん、演壇でお願いたします。
◎有賀箕輪町
教育委員会委員 有賀哲哉と申します。よろしくお願いします。この度は教育委員任命に同意いただきまして誠にありがとうございます。また、日頃よりご支援ご協力いただいて大変感謝しております。教育委員としまして、教育の目的は何かという事を今回深く考えさせていただきました。やはり教育の目的は子どもの自立、社会で生き抜く力、こういったものを育てていく事が我々大人の責任ではないかなというふうに感じております。教育委員を通して、微力ではございますが箕輪町の教育の発展のために、また子どもたちの自立のために力を注ぎたいと思います。よろしくお願いいたします。 〔拍手〕
○木村議長 ありがとうございました。会議の途中でありますが、ここで昼食のため暫時休憩といたします。再開を午後1時といたします。 正午12時04分 休憩 午後1時00分 再開
○木村議長 休憩前に引き続き会議を再開いたします。 日程第3 議案第20号 箕輪町長の給料の減額に関する条例制定について 日程第4 議案第21号 平成28年度箕輪町
一般会計補正予算(第6号)についてを一括して議題といたします。事務局長に議案を朗読させます。事務局長
◎
笠原議会事務局長 議案第20号、第21号 朗読
○木村議長 提出者の説明を求めます。町長
◎白鳥町長 議案第20号、議案第21号は関連がございますので一括して提案理由の説明を申し上げます。はじめに今議会の一般質問の伊藤議員さんのご質問のなかで、示談書の取り交わしにつきまして今月のうちとお答えをいたしましたが、顧問弁護士から13日付けで示談書の取り交わしができた旨、14日に書類が送付されてきましたので報告をさせていただきます。 それでは議案第20号 箕輪町長の給料の減額に関する条例制定について申し上げます。この条例は町からの指定管理を受けております株式会社みのわ振興公社の運営をしておりますにこにこキッチンたべりこの元店長によります業務上横領事件で、監督責任のあり方として私自身が今回の件では指導・監督に適正を欠いていたものであり、町長の給料月額の100分の10を減額するため、条例を制定そのものでございます。特別職の職員につきましては、地方公務員法上、懲戒に関する規定の適用を受けておりません。したがいまして現行法上においては減給等懲戒に関する規定は明文化をされていないことから、今回特別職の減給処分につきまして、現行の給与条例に対する条例を制定し明文化をするものでございます。 続きまして議案第21号 平成28年度箕輪町
一般会計補正予算(第6号)について申し上げます。今回の補正は議案第20号で申し上げました町長の給料月額の1カ月減額に関する補正でございます。歳入歳出予算の総額は103億6,948万3,000円で増減ございません。補正予算書の4ページをお願いをいたします。歳入の補正はございません。歳出でございますが総務費
一般管理費の給料を8万3,000円減額するものでございます。5ページの予備費でありますが、同額の8万3,000円を増額するものでございます。6ページ、特別職の給与費明細書で1カ月分の減額分を説明しているものでございます。以上議案第20号、第21号につきまして一括して提案理由の説明を申し上げました。議案第20号につきましては総務課長に細部説明をさせますので、よろしくご審議ご決定くださいますようにお願いを申し上げます。
○木村議長 議案第20号について細部説明を求めます。総務課長
◎戸田総務課長 それでは議案第20号につきまして細部の説明を申し上げます。提案理由につきましてはただいま町長が申し上げたとおりでございます。資料の方で説明を申し上げますので資料2ページをご覧ください。箕輪町特別職の職員で常勤のものの給与に関する条例では、給料月額を別表のとおり定めており、町長の給料月額は83万円であります。また同条例附則16項で平成28年4月1日から平成29年3月31日までの間において、83万円について7%減額した77万1,900円と定めております。具体的には別表下に記載してございますけれども、現行が100分の7、7%分の5万8,100円を減額し77万1,900円になっております。今回の条例により、給料月額は100分の7、7%減額とさらに給料月額の100分の10、10%分8万3,000円を減額し、合わせて100分の17、17%分ですが14万1,100円を減額して68万8,900円とするものでございます。1ページの方に戻りまして減額の期間を平成29年1月1日から平成29年1月31日までの1カ月とするもので、施行期日につきましては町長が申し上げたとおりでございます。以上で細部説明とさせていただきます。よろしくお願い申し上げます。
○木村議長 これから議案第20号、議案第21号について一括して質疑を行います。質疑ありませんか。10番 伊藤隆議員
◆10番(伊藤議員) ちょっとお尋ねいたしたいと思うんですが、今回のことにつきまして町長より減額ということの発表があったわけですけれども、こういうことは過去に職員の不祥事あるいは何かあった時にそのようなことを行なっていた経緯があったか教えていただきたい。
○木村議長 町長
◎白鳥町長 私は過去のことはよく承知しておりませんが、不祥事案件については、当然町長が具体的に不適正等の実施をした場合もしくは職員がした場合でそれに管理監督責任を取るという、そういう両方でしたことあるんだというふうに考えております。詳細につきましては副町長の方から説明させていただきます。
○木村議長 副町長
◎白鳥副町長 議員さんの質問でございますが、過去にここ3年ほどでは1度ございます。当時、教育委員会の公民館職員の不適正な事務処理に対する処分でございまして、教育委員会の部局の方で教育長以下、処分をしたところでございまして、それに伴いまして監督責任もあるということで町長それから副町長の給与2カ月間10分の1の減給をしたということで、これは平成26年9月の議会で承認をいただいたという経緯がございます。その他に一部事務組合の関係では、伊北環境行政組合の職員が酒気帯び運転で捕まったという事件がございます。この案件につきましても、当時の一部事務組合の伊北環境行政組合の方の処分としてその報酬の50%の減額を副組合長と助役は処分をしたという事例がございます。
○木村議長 他にありませんか。11番 向山章議員
◆11番(向山議員) この件についてはちょっとお聞きしますけども、振興公社の社長ですよね、町長。そういうわけでその振興公社から給料はもらってないというふうに聞いておりますが、どうですか。
○木村議長 町長
◎白鳥町長 振興公社につきましては、社長を務めさせていただいておりますけれども報酬はございません。
○木村議長 11番 向山章議員
◆11番(向山議員) 今までの例だと教育長も前の教育委員長もそうですけれども、そういった面では給料をもらいながらやっているということであったんですけど、今回は異例だと思うんです。責任は私も何回か追及しておりますけども、そういった面で責任取るという意味でこういうことを減額ということをしたと思うんです。しかし振興公社から給料をもらっていないわけですよね。そういった面では「ん?」という考えがあるんですけれども、町長がそういった面で発言しておりますのでやむを得ないかな。普通で言うと給料をもらってないのにどんなふうにするのかという、普通は振興公社からもらってから減額ということはあるんですけれども、そういうことを含めてちょっとと思うんだけど、町長の責任として取るということなのでやむを得ないかなと思います。しかし、給料もらってないということをしっかり町民にもわかってもらって、それで責任を取るんだよということを知ってもらうということも私は大事だというふうに思うので発言しておきます。
○木村議長 他にありますか。6番 中澤清明議員
◆6番(中澤議員) 私は率直な感想の方から申し上げたいと思うんですけれども、職員処分がかなり重くて管理監督責任があまり問われないというような事例は結構あるんですが、今回いわゆる町長の処分が一番重いような形になっております。その辺どのようなお考えと言うか思いがあって、というのはもうちょっと言い直すと、職員を10%減給する、だけど自身には戒告なり訓告なりとかあるいはもっとそれ以下のやさしい、あるいは最も全然、職員は処分したけれども長は処分しないというような事例も何件か存じているところであります。そういうなかでそういうのと比較しますと非常に重い処分を科しているかなという感じがしているところであります。そこでなぜこのように重くしたかという思いをちょっと聞かせていただきたいと思います。
○木村議長 町長
◎白鳥町長 私も県の職員だったものですから懲戒処分についてはあちこちでいろいろやってまいりまして、懲戒処分の処分事例とか基本的な指針というものはよく承知をしているつもりであります。したがいまして、こういった事案にはこういった処分内容だということも承知のなかで今回させていただいているというふうに思っていただいて構いません。 今回の場合、私には指定管理先である振興公社の職員、代表でありますけれどもそういった意味で管理監督責任があるというふうに思っておりますし、その指定管理をさせた側、町側でありますけれども町のトップとしてそういった指導・監督ができなかったという意味で、これは私自身が指導・監督するわけでなくてその監督ということなんですけれども、両方の意味合いが私には課せられていたというふうに思います。したがいまして、そのうち振興公社の責任につきましては直接の担当となります支配人がおりますので、支配人に基本的には任せていたわけですけれども、任せられる以上のボリュームと振興公社の具体的な事業内容があって、なかなかそれは難しいということはもともと承知をしていましたけれども、そういった意味を含めて振興公社のあり方それと具体的な事案の内容を見ますと、やはり私自身に責任があるんだろうなということでありまして、刑法事案でありますのでその部分は難しい部分、評価のしづらい部分なんですけれどもそうは言っても公社の職員の筆頭だということもございます。それと合わせて町側の問題もありますので両方ということでありますが、具体的にはやはり町がもう少ししっかりして具体的な指揮命令を振興公社に対してすれば、ああいった処理はなされなかっただろうという意味合いを込めて、私自身とすれば責任を取らせていただきたいということでございます。それ以上の他意もありませんし、今後そういったことがないようにしていきたいというふうに思っております。
○木村議長 他にありませんか。11番 向山章議員
◆11番(向山議員) 私の答弁をもらっていないので質問の仕方が悪かったということではないですが、いずれにしても今、答弁をいただいたんで私の質問と言うか思いを言いながらやったのでいいんですけど、一言私のなかでお答えいただきたい。
○木村議長 町長
◎白鳥町長 決して向山議員さんにお答えをしなかったというそういうつもりはないですけれども、思いを述べていただきましたので十分お聞かせをさせていただきました。こういった刑法事案でありまして、ある意味防ぎようがない部分も正直言ってこの事案についてはございます。しかし、起きた結果については責任を持ってその次にワンステップしていくというのが私たちの仕事でありますので、そんな意味合いでさせていただきました。こういったことのないように努めてまいりますので議会としての皆さんからもご指摘ご指導いただければありがたいと思います。
○木村議長 他にありませんか。 (「なし」の声あり)
○木村議長 これで質疑を終わります。 お諮りいたします。議案第20号、議案第21号は会議規則の規定により委員会付託を省略することにご異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり)
○木村議長 ご異議なしと認めます。したがいまして議案第20号、議案第21号は委員会付託を省略いたします。これから議案第20号について討論を行います。討論ありませんか。 (「なし」の声あり)
○木村議長 討論なしと認めます。 議案第20号を採決いたします。 お諮りいたします。本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり)
○木村議長 ご異議なしと認めます。したがいまして議案第20号は原案のとおり可決されました。 これから議案第21号について討論を行います。討論ありませんか。 (「なし」の声あり)
○木村議長 討論なしと認めます。 議案第21号を採決いたします。 お諮りいたします。本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり)
○木村議長 ご異議なしと認めます。したがいまして議案第21号は原案のとおり可決されました。 日程第5 議案第22号
軽油取引税の
課税免除措置の継続を求める意見書の提出についてを議題といたします。事務局長に議案を朗読させます。事務局長
◎
笠原議会事務局長 議案第22号 朗読
○木村議長 提出者の説明を求めます。
総務産業常任委員長
◆
浦野総務産業常任委員長 それでは議案第22号
軽油取引税の
課税免除措置の継続を求める意見書の提出についてでありますが、これは請願第4号に基づくものでありますが、内閣総理大臣等へ意見書を提出できますようよろしくご審議願います。
○木村議長 これから議案第22号について質疑を行います。質疑ありませんか。 (「なし」の声あり)
○木村議長 質疑なしと認めます。議案第22号は会議規則の規定により委員会付託を省略いたします。これから議案第22号について討論を行います。討論ありませんか。 (「なし」の声あり)
○木村議長 討論なしと認めます。 議案第22号を採決いたします。 お諮りいたします。議案第22号は原案のとおり意見書を提出することにご異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり)
○木村議長 ご異議なしと認めます。したがいまして議案第22号は原案のとおり意見書を提出することに決定いたしました。 日程第6 議案第23号
地方議会議員の
厚生年金制度への加入を求める意見書の提出についてを議題といたします。事務局長に議案を朗読させます。事務局長
◎
笠原議会事務局長 議案第23号 朗読
○木村議長 提出者の説明を求めます。
総務産業常任委員長
◆
浦野総務産業常任委員長 それでは議案第23号
地方議会議員の
厚生年金制度への加入を求める意見書の提出についてでありますが、これは陳情第11号の採択に基づくものであります。内閣総理大臣等に対して意見書を提出できますようよろしくご審議願います。
○木村議長 これから議案第23号について質疑を行います。質疑ありませんか。 (「なし」の声あり)
○木村議長 質疑なしと認めます。議案第23号は会議規則の規定により委員会付託を省略いたします。これから議案第23号について討論を行います。討論ありませんか。 (「なし」の声あり)
○木村議長 討論なしと認めます。 議案第23号を採決いたします。 お諮りいたします。議案第23号は原案のとおり意見書を提出することにご異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり)
○木村議長 ご異議なしと認めます。したがいまして議案第23号は原案のとおり意見書を提出することに決定いたしました。 日程第7 議案第24号 誰もが安心して利用できる医療・介護の実現を求める意見書提出についてを議題といたします。事務局長に議案を朗読させます。事務局長
◎
笠原議会事務局長 議案第24号 朗読
○木村議長 提出者の説明を求めます。
福祉文教常任委員長
◆
釜屋福祉文教常任委員長 それでは議案第24号 誰もが安心して利用できる医療・介護の実現を求める意見書の提出について提案理由を申し上げます。本議案は先ほどの陳情第15号の採択によるものであります。意見書の趣旨につきましては事務局長朗読のとおりでございます。内閣総理大臣、厚生労働大臣、衆議院議長、参議院議長に意見書を提出できますよう、よろしくご審議ご決定くださいますようお願い申し上げます。
○木村議長 これから議案第24号について質疑を行います。質疑ありませんか。 (「なし」の声あり)
○木村議長 質疑なしと認めます。議案第24号は会議規則の規定により委員会付託を省略いたします。これから議案第24号について討論を行います。討論ありませんか。 (「なし」の声あり)
○木村議長 討論なしと認めます。 議案第24号を採決いたします。 お諮りいたします。議案第24号は原案のとおり意見書を提出することにご異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり)
○木村議長 ご異議なしと認めます。したがいまして議案第24号は原案のとおり意見書を提出することに決定いたしました。 日程第8 議案第25号
給付型奨学金制度の創設等を求める意見書の提出についてを議題といたします。事務局長に議案を朗読させます。事務局長
◎
笠原議会事務局長 議案第25号 朗読
○木村議長 提出者の説明を求めます。
福祉文教常任委員長
◆
釜屋福祉文教常任委員長 議案第25号
給付型奨学金制度の創設等を求める意見書の提出について提案理由を申し上げます。本議案は先ほどの陳情第16号の採択によるものであります。意見書の趣旨につきましては事務局長朗読のとおりでございます。衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、文部科学大臣に意見書を提出できますよう、よろしくご審議ご決定くださいますようお願い申し上げます。
○木村議長 これから議案第25号について質疑を行います。質疑ございませんか。 (「なし」の声あり)
○木村議長 質疑なしと認めます。議案第25号は会議規則の規定により委員会付託を省略いたします。これから議案第25号について討論を行います。討論ありませんか。 (「なし」の声あり)
○木村議長 討論なしと認めます。 議案第25号を採決いたします。 お諮りいたします。議案第25号は原案のとおり意見書を提出することにご異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり)
○木村議長 ご異議なしと認めます。したがいまして議案第25号は原案のとおり意見書を提出することに決定いたしました。 日程第9 議案第26号
放射性廃棄物を全国に拡散させないよう求める意見書の提出についてを議題といたします。事務局長に議案を朗読させます。事務局長
◎
笠原議会事務局長 議案第26号 朗読
○木村議長 提出者の説明を求めます。
福祉文教常任委員長
◆
釜屋福祉文教常任委員長 議案第26号
放射性廃棄物を全国に拡散させないよう求める意見書の提出について提案理由を申し上げます。本議案は先ほどの陳情第19号の採択によるものであります。意見書の趣旨につきましては事務局長朗読のとおりでございます。衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、経済産業大臣、国土交通大臣、環境大臣、復興大臣に意見書を提出できますよう、よろしくご審議ご決定くださいますようお願い申し上げます。
○木村議長 これから議案第26号について質疑を行います。質疑ありませんか。8番 浦野正雄議員
◆8番(浦野議員) 後段に「同時に原発事故の完全終息に向けた政府の責任を薄めることにもつながります。」というこの復記があるわけですが、この文書そのものは内閣総理大臣はじめいわゆる政府に出すものでありますので、通常はそこに採用してもらいたいのであればこういう文章は書かないものが通例だと思いますが、その辺論議にならなかったかお聞きします。
○木村議長
福祉文教常任委員長
◆
釜屋福祉文教常任委員長 議論のなかにはありませんでした。
○木村議長 他にありませんか。 (「なし」の声あり)
○木村議長 これで質疑を終わります。議案第26号は会議規則の規定により委員会付託を省略いたします。これから議案第26号について討論を行います。討論ありませんか。 (「なし」の声あり)
○木村議長 討論なしと認めます。 議案第26号を採決いたします。 お諮りいたします。議案第26号は原案のとおり意見書を提出することにご異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり)
○木村議長 ご異議なしと認めます。したがいまして議案第26号は原案のとおり意見書を提出することに決定いたしました。 日程第10 議員派遣の件を議題といたします。 お諮りいたします。会議規則第117条の規定によりお手元に配布した文書のとおり、議員を派遣することにご異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり)
○木村議長 ご異議なしと認めます。したがいまして会議規則第117条の規定によりお手元に配付の文書のとおり、議員を派遣することに決定をいたしました。 これから行政視察の報告を求めます。まず最初に
総務産業常任委員長
◆
浦野総務産業常任委員長 それでは、お疲れのところでありますが
総務産業常任委員会の行政視察の結果について報告いたします。当委員会では11月14日から16日の3日間、議長、委員全員及び事務局長参加のもと宮城県仙台市の道の駅及び岩手県葛巻町の電力発電、遠野市の災害時の後方支援資料館及び道の駅を視察しました。 1日目は午前7時に箕輪町を出発し、大宮から新幹線で仙台まで行き遅い昼食を取った後、午後3時頃から道の駅「おおさと」を視察しました。ここでは責任者から利用状況等の説明を受けましたが、日本三景の一つである松島への観光ルートの上に位置するという立地条件に恵まれており、1日平均600人の利用者があるとのことでしたが、その割には時間的な関係もありますが野菜等の品数も利用客も少ないという印象を受けました。 2日目はくずまき高原牧場でのクリーンエネルギー施策の視察でしたが、まず研修施設で葛巻町の議会議長からエネルギー施策についての説明を受けました。エネルギーに対する検視が非常に深く、議会と行政が一体となって町を挙げて取り組んでいるという姿勢が見て取れました。葛巻町の人口は6,600人で電気自給率は160%だそうですが、出力の多い順に風力、太陽光、畜ふんバイオマス、木質バイオマスとの説明がありましたが農地を使っての太陽光発電はほとんどないそうです。施設の周辺にはゼロエネルギー住宅や木質バイオマスの発電施設がありましたが、木質バイオマスについてはコストが掛かり過ぎるということから現在稼働していないとの説明がありました。次に、場所を移動して畜ふんバイオマスシステムの見学をしましたが牛200頭を飼育し、排せつ物等を原料に発電したり肥料をつくったりする施設でしたが規模の大きさに驚きました。残念ながら風力発電施設は山の上にあるため見ることができませんでしたが、もともと牧場で既存の道路を活用できたため自然を壊すことなく設置できたとのことでした。 3日目は遠野物語で有名な遠野市を訪れ、東日本大震災の際の後方支援の状況を視察しました。最初に消防防災センターで当時のビデオを見た後、所長さんから説明を受けましたが我々の予想とは大きく違っていました。まず驚いたのは遠野市自体も大きな被害に遭い、市役所も1階部分がつぶれてしまうほどの被害を受けたとのことでした。それにも係わらず沿岸部の支援活動を優先するとともに、被災者のための集会所や公民館の解放及び市民による炊き出しを実施したとのこと。また、震災前から沿岸部の後方支援拠点となることを想定し自衛隊に参加を要請して訓練を行っていたことなど感心することばかりでした。その後、隣接する後方支援資料館に移り見学しましたが大震災時に実際に模造紙に書かれた記録が壁に何十枚も所狭しと貼ってあり、当時の緊張感が見て取れました。遠野市は内陸部に位置していますが沿岸部である釜石市や大槌町、大船渡市へ直接通づる道路があることもあり、自衛隊の受け入れや救援物資の受け入れ、配布等の後方支援活動を率先して行ったものであるが、なかなかできることではなく日頃の危機管理体制がしっかりできている証しであると感じました。なお、遠野市へは後方支援の先進的な事例を見るために国、県、市町村や大学、研究機関等から多くの人が視察に訪れているとのことでした。最後に、道の駅遠野風の丘を視察しましたが風が強く風力発電機が勢い良く回っていました。帰りには風が強過ぎて止めてありました。中に入りますと午前中ということもあり客が多く盛況で、野菜や漬物を中心とした品数も豊富で遠野物語の関連グッズも売れていました。そのなかでも漬物の試食コーナーは種類も多く気軽に味見ができる雰囲気があり大変好評でした。また、施設の中にはレストランや漁師の魚や茶屋に加えて無料休憩ホールや展望デッキもあり、トイレがきれいなことも特出ものでした。 今回の視察を通じて自然エネルギーを町ぐるみで取り組む姿勢や、災害時における後方支援活動の重要性を感じ取れました。また道の駅については立地条件や施設の充実はもとより、そこを運営する人たちのやる気等によって大きな差が出るということを学びましたので今後の議員活動の参考にしたいと思います。以上で
総務産業常任委員会の報告を終わります。
○木村議長
総務産業常任委員長の報告に対して質疑ございますか。14番 岡田建二朗議員
◆14番(岡田議員) すみません、質問ではないのですが今の報告のなかで若干誤解を生じかねない発言があったので、ちょっと補足だけさせていただきたいと思います。葛巻町で行われています木質バイオマスによる発電にコストが掛かるという説明がありました。もちろんそういう説明があったんですが、葛巻町で今中断をしている木質バイオマスについての発電は木質チップをガスに変えてそれを燃焼させて電気を生み出すというバイオマスガス発電を今中止しているということでありまして、木質バイオマスの再活用と、利用という点では木質ペレットと木質薪ストーブでの普及ということで、年間何tもの薪の販売等を行って木質バイオマスの活用というのは一つの大きな自然エネルギーの利用ということで位置付けられているということで、ちょっと説明にもし誤解が皆さんにあるといけないのでそこだけ補足させていただきたいと思います。すいません。
○木村議長 他に質疑ありませんか。10番 伊藤隆議員
◆10番(伊藤議員) 今委員長さんの報告のなかで、私の記憶のなかで一つくずまき高原牧場の牛の頭数ですけれど2,000頭でなかったですか。200頭と言っていたんですけど。それで町全部の人口が6,000弱ですけれど全部で牛が8,000頭という、驚いたのが記憶にありますけれども。訂正をお願いしたいと思います。
○木村議長 他にございますか。
◆釜屋
福祉文教常任委員長 (「なし」の声あり)
○木村議長 以上で
総務産業常任委員長の報告は終わりました。
福祉文教常任委員長の行政視察の報告をお願いします。
◆
釜屋福祉文教常任委員長 それでは
福祉文教常任委員会研修視察の報告をさせていただきます。平成28年10月18日、19日、20日の3日間委員全員と議長、事務局長参加のもと、兵庫県南あわじ市それから香川県琴平町、香川県小豆島町の行政視察に行ってまいりました。 18日は兵庫県南あわじ市の淡路人形浄瑠璃資料館を視察いたしました。箕輪町の古田人形芝居の源流は淡路の人形浄瑠璃にあり、250年前淡路の人形使いたちは上古田にて指導に当たり上古田の土となった歴史から現在、淡路人形浄瑠璃資料館の技芸員が歴史を越えて再び指導に当たっていることは日本固有の芸術文化の継承にとって大切なことであり、地域振興における伝統文化の繋がりの大切さを認識しました。博物館及び講演会場の拠点施設が防災上の配慮も十分されており、文化財保護への意気込みを感じました。 19日は琴平町社会福祉協議会を訪問いたしました。箕輪町も地域包括ケアシステムの構築を進めているなか、琴平町の社会福祉協議会が全国の地域包括ケアシステムの先進地として活動報告をしたことを知り、研修に行ってまいりました。琴平町の人口は9,505人、高齢化率は37.4%、独居高齢者は583人であります。「何かあったらとりあえず社協。社協に行ったら何とかなる。」と社協に対する地域での信頼感が定着をしている。「しゃんとせな。」、「しっかりしましょう。」という言葉が社協の合言葉のようになっており、住民主体の自立の思想が伺えました。福祉セミナーを何度も開催しながら住民が何らかの方法でボランティアに係わること、家から一歩出て自分をアピールできる場所を持つことの大切さの研修を重ねております。30世帯に1人の福祉委員を置き、民生委員と協力して見守り、声掛け体制を構築をしている。お年寄りのためでなく地域が繋がる陽だまりサロン、小地域サロンの活動が特徴で、町内43サロンのあるとのことで箕輪町は約20のサロンがございます。共助の社会づくりとして社協がプラットホーム事業を推進し、課題の共有、話し合い、ワーキンググループが誕生して活動している。社会福祉協議会のリーダーシップが大きいことを委員全員が感じてきました。 20日は小豆島町の人口増対策の研修視察をいたしました。オリーブや醤油、つくだ煮を中心とした産業・観光施策で移住・定住を促進しています。人口は1947年に6万2,664人をピークに減少に転じ、2015年には2万8,857人と半数以下になりました。しかし、現在は高校、大学進学に出て行っても6、7割は帰って来る。転入者は毎年100人を超えており、6割が20代、5割は再転出してしまうがそれは想定の内で地域で受け入れる空気があり、地域の人々が親切で親しみやすいと感じ島に戻ってきたい気持ちにさせるのではないかと思いました。「小豆島町すくすく子育ちアクションプラン」5カ年計画を柱に教育委員会のなかに小豆島町子育ち共育課があり、この教育は共に育つという共育課であります。があり、一つ、働きやすい職場、やりがいのある仕事の創出。二つ、男女共同参画の実現。3、地域による応援。4、子育ちの環境づくり。5、小豆島の魅力アップの5項目を相互に関連しながら若者の移住促進を図っているとのことです。子育ちは子どもが自らの力で育つことの意味ということでした。保育料第3子以降無料。高校、大学の奨学資金貸付事業。全小学校にタブレットパソコン整備。子育てに対する施策は大変充実していると感じました。ふるさと箕輪学に通じる視点が多々ありました。箕輪の今後の地域づくり、子育て施策の充実のために研修視察を活かしてまいりたいと思います。以上で
福祉文教常任委員会の行政視察報告といたします。
○木村議長
福祉文教常任委員長報告に対して質疑ございますか。 (「なし」の声あり)
○木村議長 これで
福祉文教常任委員長の報告を終わります。以上で
総務産業常任委員会、
福祉文教常任委員会の行政視察報告を終わります。 以上で本定例会に付議されました案件の審議はすべて終了いたしました。 本日の会議を閉じます。 これをもって平成28年
箕輪町議会12月定例会を閉会いたします。ご苦労さまでした。
◎
笠原議会事務局長 ご起立願います。〔一同起立〕ご苦労さまでした。 午後1時55分 閉会
箕輪町議会議長 署名議員 第1番 署名議員 第2番...