箕輪町議会 2016-02-29
02月29日-01号
平成28年 3月定例会
箕輪町議会会議録1.招集年月日 平成28年2月29日 午前9時00分2.招集場所 箕 輪 町 役 場3.会議を行った場所 箕輪町役場議場4.開会、散会日時 ┌───┬──────────────────────┬────┬───────┐ │開 会│ 平成28年 2月29日 午前 9時00分 │議 長 │ 木村 英雄 │ ├───┼──────────────────────┼────┼───────┤ │散 会│ 平成28年 2月29日 午後 3時57分 │議 長 │ 木村 英雄 │ └───┴──────────────────────┴────┴───────┘5.出席並びに欠席議員 出席議員 15人 欠席議員 0人 ┌──┬─────────┬─────┬──┬─────────┬─────
┐ │議席│ │ 出 席 │議席│ │ 出 席 │ │ │ 氏 名 │ 欠
席 │ │ 氏 名 │ 欠
席 │ │番号│ │ の 別
│番号│ │ の 別 │ ├──┼─────────┼─────┼──┼─────────┼─────┤ │ 1 │ 唐澤 千洋 │ 出 席 │ 9
│ 小出嶋文雄 │ 出 席 │ ├──┼─────────┼─────┼──┼─────────┼─────┤ │ 2 │ 大槻 金吾 │ 出 席 │10│ 伊藤 隆 │ 出 席 │ ├──┼─────────┼─────┼──┼─────────┼─────┤ │ 3
│ 下原甲子人 │ 出 席 │11│ 向山 章 │ 出 席 │ ├──┼─────────┼─────┼──┼─────────┼─────┤ │ 4 │ 松本 五郎 │ 出 席 │12│ 釜屋 美春 │ 出 席 │ ├──┼─────────┼─────┼──┼─────────┼─────┤ │ 5 │ 小島 常男 │ 出 席 │13│ 唐澤 敏 │ 出 席 │ ├──┼─────────┼─────┼──┼─────────┼─────┤ │ 6 │ 中澤 清明 │ 出 席 │14
│ 岡田建二朗 │ 出 席 │ ├──┼─────────┼─────┼──┼─────────┼─────┤ │ 7 │ 荻原 省三 │ 出 席 │15│ 木村 英雄 │ 出 席 │ ├──┼─────────┼─────┼──┼─────────┼─────┤ │ 8 │ 浦野 正雄 │ 出
席 │ │ │ │ └──┴─────────┴─────┴──┴─────────┴─────┘6.職務のため議場に出席した事務職員の職氏名 ┌────────┬─────────┬────────┬─────────
┐ │事務局長 │ 小嶋 正 │書記 │ 松村 明 │ └────────┴─────────┴────────┴─────────┘7.説明のため出席した者の職氏名 ┌────────┬─────────┬────────┬─────────┐ │町長 │ 白鳥 政徳
│建設課長 │ 柴 敏夫 │ ├────────┼─────────┼────────┼─────────┤ │副町長 │ 白鳥
一利 │水道課長 │ 清水 益夫 │ ├────────┼─────────┼────────┼─────────
┤ │総務課長 │ 浅野 幸利
│会計管理者 │ 小林 利明 │ ├────────┼─────────┼────────┼─────────┤ │危機管理・
セーフ│ 向山 静雄 │教育長 │ 唐澤 義雄
│ │コミュニティ推進│ │ │ │ │課長 │
│ │ │ ├────────┼─────────┼────────┼─────────
┤ │まちづくり政策 │ 三井 清一
│教育課長 │ 戸田 勝利 │ │担当課長 │ │ │ │ ├────────┼─────────┼────────┼─────────
┤ │企画振興課長 │ 中村 克寛 │生涯
学習課長 │ 日野 和政 │ ├────────┼─────────┼────────┼─────────
┤ │税務課長 │ 唐澤 秀明
│教育委員長 │ 白鳥 彰政 │ ├────────┼─────────┼────────┼─────────
┤ │住民環境課長 │ 笠原 毅
│代表監査委員 │ 松本 豊實 │ ├────────┼─────────┼────────┼─────────
┤ │福祉課長 │ 安積 真人 │監査委員事務局長│ 松村 明 │ ├────────┼─────────┼────────┼─────────
┤ │子ども未来課長 │ 北條 治美
│ │ │ ├────────┼─────────┼────────┼─────────
┤ │健康推進課長 │ 百瀬喜美子 │ │ │ ├────────┼─────────┼────────┼─────────
┤ │産業振興課長 │ 唐澤 紀朗 │ │ │ └────────┴─────────┴────────┴─────────┘8. 会議事件及び議事日程 平成28年3月
箕輪町議会定例会 議 事 日 程(第1号) 平成28年2月29日 午前9時00分 開議日程第1 会議録署名議員の指名日程第2 会期の決定日程第3 諸般の報告日程第4 議案第1号 箕輪町
地域公共交通活性化協議会設置条例制定について日程第5 議案第2号 平成27年度箕輪町
一般会計補正予算(第8号)日程第6 議案第3号 平成27年度箕輪町
国民健康保険特別会計補正予算(第5号)日程第7 議案第4号 平成27年度箕輪町
後期高齢者医療特別会計補正予算(第4号)日程第8 議案第5号 平成27年度箕輪町
介護保険特別会計補正予算(第6号)日程第9 平成28年度施政並びに
予算編成方針日程第10 議案第6号 箕輪町
行政不服審査会設置条例制定について日程第11 議案第7号 箕輪町行政不服審査法の規定による提出資料等の写し等の交付に係る手数料に関する条例制定について日程第12 議案第8号 箕輪町
自然エネルギー推進協議会設置条例制定について日程第13 議案第9号 箕輪町課設置条例の一部を改正する条例制定について日程第14 議案第10号 箕輪町行政手続きにおける特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部を改正する条例制定について日程第15 議案第11号 箕輪町
固定資産評価委員会条例の一部を改正する条例制定について日程第16 議案第12号 箕輪町人事行政の運営等の状況の公表に関する条例の一部を改正する条例制定について日程第17 議案第13号 箕輪町特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例制定について日程第18 議案第14号 箕輪町特別職の職員で常勤のものの給与に関する条例の一部を改正する条例制定について日程第19 議案第15号 箕輪町一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定について日程第20 議案第16号 箕輪町
指定地域密着型サービスの事業の運営等に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定について日程第21 議案第17号 箕輪町保育料徴収条例の一部を改正する条例制定について日程第22 議案第18号 箕輪町な
がた自然公園条例の一部を改正する条例制定について日程第23 議案第19号 平成28年度箕輪町
一般会計予算日程第24 議案第20号 平成28年度箕輪町
国民健康保険特別会計予算日程第25 議案第21号 平成28年度箕輪町
後期高齢者医療特別会計予算日程第26 議案第22号 平成28年度箕輪町
介護保険特別会計予算日程第27 議案第23号 平成28年度箕輪町
水道事業会計予算日程第28 議案第24号 平成28年度箕輪町
下水道事業会計予算日程第29 議案第25号 箕輪町町道の認定について日程第30 請願・陳情 別紙文書表のとおり 平成28年度3月
箕輪町議会定例会会期日程┌──┬─────┬──┬────┬───┬──────────┬──────┐│ │ 月
日 │曜日│開議時刻│会 議│ 議 事 │ 備 考 │├──┼─────┼──┼────┼───┼──────────┼──────
┤│ │ │ │ │ │開会 │ ││ │ │ │ │ │会議録署名議員の
指名│ ││ 1 │ 2月29日 │ 月 │午前9時│本会議│会期決定
│ ││ │ │ │ │ │議案の上程
│ ││ │ │ │ │ │議案説明 │ ││ │ │ │ │ │議案委員会への
付託 │ │├──┼─────┼──┼────┼───┼──────────┼──────┤│ 2 │ 3月1日 │ 火 │ │休 会│議案調査
│ │├──┼─────┼──┼────┼───┼──────────┼──────┤│ 3 │ 3月2日 │ 水 │ │休 会│議案調査
│ │├──┼─────┼──┼────┼───┼──────────┼──────┤│ 4 │ 3月3日 │ 木 │ │休 会│議案調査
│ │├──┼─────┼──┼────┼───┼──────────┼──────┤│ 5 │ 3月4日 │ 金 │ │休 会│議案調査
│ │├──┼─────┼──┼────┼───┼──────────┼──────┤│ 6 │ 3月5日 │ 土 │ │休 会│町の休日
│ │├──┼─────┼──┼────┼───┼──────────┼──────┤│ 7 │ 3月6日 │ 日 │ │休 会│町の休日
│ │├──┼─────┼──┼────┼───┼──────────┼──────┤│ 8 │ 3月7日 │ 月 │午前9時│本会議│一般質問
│ │├──┼─────┼──┼────┼───┼──────────┼──────┤│ 9 │ 3月8日 │ 火 │午前9時│本会議│一般質問
│ │├──┼─────┼──┼────┼───┼──────────┼──────┤│ 10 │ 3月9日 │ 水 │午前9時
│委員会│常任委員会審査 │ │├──┼─────┼──┼────┼───┼──────────┼──────┤│11│3月10日│ 木 │午前9時
│委員会│常任委員会審査 │ │├──┼─────┼──┼────┼───┼──────────┼──────┤│12│3月11日│ 金 │午前9時
│委員会│常任委員会審査 │ │├──┼─────┼──┼────┼───┼──────────┼──────┤│13│3月12日│ 土 │ │休 会│町の休日
│ │├──┼─────┼──┼────┼───┼──────────┼──────┤│14│3月13日│ 日 │ │休 会│町の休日
│ │├──┼─────┼──┼────┼───┼──────────┼──────
┤│ │ │ │ │ │委員長報告 │ ││ │ │ │ │ │質疑 │ ││15│3月14日│ 月 │午前10時│本会議│討論
│ ││ │ │ │ │ │採決 │ ││ │ │ │ │ │閉会 │ ││ │ │ │ │ │終了後
全員協議会 │ │└──┴─────┴──┴────┴───┴──────────┴──────
┘※一般質問通告書は、3月1日(火)正午までに議長(議会事務局)に提出してください。 議事のてんまつ
◎小嶋事務局長 開会前のあいさつを取り交わしたいと存じます。ご起立をお願いいたします。〔一同起立〕おはようございます。〔一同「おはようございます。」〕ご着席をお願いいたします。〔一同着席〕午前9時 開会
○木村議長 おはようございます。寒いなかにも日差しの暖かさを感じられるようになり、春の予感が感じられる季節となりましたが、朝夕はまだまだ冷え込む日が続いています。三寒四温を繰り返しながら暖かい春の訪れを待たれるところであります。 さて、今定例会は第5次
振興計画スタートの予算議会であり、また、町民生活に関連ある条例などを審議する重要な定例会であります。議員各位におかれましては、熱のこもった活発な議論をお願いするものでございます。 ただいまの出席議員は15人であります。 これから平成28年箕輪町議会3月定例会を開会いたします。 本日の会議を開きます。 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。会議録署名議員に1番 唐澤千洋議員、 4番 松本五郎議員の両議員を指名いたします。 日程第2 会期の決定を議題といたします。今定例会の議会運営につきまして、去る2月17日に
箕輪町議会議会運営委員会を開催し協議した結果、議会運営委員会としては会期を本日2月29日から3月14日までの15日間とすることといたしました。 お諮りいたします。本定例会の会期を本日から3月14日までの15日間と決することにご異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり)
○木村議長 ご異議なしと認めます。したがいまして、本定例会の会期は本日から3月14日までの15日間と決定をいたしました。会期日程について事務局長から説明させます。事務局長
◎小嶋事務局長 会期日程 説明
○木村議長 日程第3 諸般の報告を行います。お手元に諸般の報告書をお配りしてありますが、今回は12月1日から2月23日までの
上伊那広域連合議会あるいは一部事務組合の議会の状況等につきましての報告でありますので、ご覧をいただきたいと思います。 日程第4 議案第1号 箕輪町
地域公共交通活性化協議会設置条例制定についてを議題といたします。事務局長に議案を朗読させます。なお、議案の朗読は件名のみといたします。以降も同様といたします。事務局長
◎小嶋事務局長 議案第1号 朗読
○木村議長 提出者の説明を求めます。町長
◎白鳥町長 議案第1号 箕輪町
地域公共交通活性化協議会設置条例の制定について提案理由の説明を申し上げます。町民の皆さんの足となっておりますみのちゃんバスについては、多くのご意見やご提案をいただきながらダイヤ等の見直しを行ってまいりました。また、この1月に覚書を調印いたしました定住自立圏構想では、箕輪町、南箕輪村、伊那市の3市町村を往復する機関バスの検討を始めてまいりますが、これと連携したみのちゃんバスを核とする地域公共交通について再検討し、
地域公共交通網形成計画を策定をいたします。この条例は、地域公共交通の活性化及び再生に関する法律の規定に基づく
地域公共交通網形成計画の作成及び協議に関し必要な事項を定めるため、提案するものでございます。この条例の施行期日は公布の日とするものでございます。細部につきましては住民環境課長に説明をさせますので、よろしくご審議ご決定くださいますようお願いを申し上げます。
○木村議長 細部説明を求めます。住民環境課長
◎
笠原住民環境課長 議案第1号 箕輪町
地域公共交通活性化協議会設置条例制定について細部説明を申し上げます。1ページをご覧ください。第1条は協議会の設置、第2条は任務に関する規定でございます。
地域公共交通網形成計画とは、自治体の公共交通の基本となる計画でございます。みのちゃんバスを核とします町の公共交通を再検討し、この形成計画を策定するものでございます。形成計画は、地域公共交通の活性化及び再生に関する法律第6条第1項の規定による協議会を設置し、形成計画の策定や事業の実施に関する協議を行うものでございます。第3条は組織に関する規定でございます。2ページをご覧ください。協議会の委員は第2項に規定する方で構成し、任期は2年といたします。第4条は会長及び副会長、第5条は会議に関する規定でございます。会長は委員の互選により選任をいたします。第6条は庶務を住民環境課において処理する規定でございます。附則でございますが、この条例は公布の日から施行いたします。以上が、細部説明でございます。よろしくお願いいたします。
○木村議長 これから議案第1号について質疑を行います。質疑ありませんか。 (「なし」の声あり)
○木村議長 質疑なしと認めます。 日程第5 議案第2号 平成27年度箕輪町
一般会計補正予算(第8号)についてを議題といたします。事務局長に議案を朗読させます。事務局長
◎小嶋事務局長 議案第2号 朗読
○木村議長 提出者の説明を求めます。町長
◎白鳥町長 議案第2号 平成27年度箕輪町
一般会計補正予算(第8号)について提案理由の説明を申し上げます。今回の補正は、既定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ1,671万1,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ91億8,061万9,000円とするものでございます。第2条 繰越明許費の補正でございますが補正予算書は6ページでございます。繰越明許費の追加でございます。総務費 総務管理費 大型商業施設を活用した新しい
コミュニティ創出事業をはじめ15件、合計で2億229万円を繰り越すものでございます。国の補正予算による
地方創生加速化交付金事業分が8件、7,870万7,000円のほか
社会資本整備総合交付金事業 橋梁補修工事が3,845万円などでございます。次に第3条 債務負担行為の補正でございます。補正予算書は7ページでございます。これは27年度の当初予算で設定したものですが、事務に必須である物品のリースなどについては長期継続契約の範囲であると考えられるため、今回、債務負担行為を廃止するものでございます。第4条 地方債の補正は、道路改良事業などに係る国からの交付金の減による工事量の減少により、二つの地方債について借入限度額を引き下げるものでございます。 それでは歳入歳出予算の補正を説明させていただきます。 まず歳入からご説明いたします。補正予算書の2ページ、事項別明細書は9ページからになります。ご覧をいただきたいと思います。1款 町税は一部企業の業績回復により町民税、法人税割の増収を4,300万円見込んだものでございます。12款 地方交付税は普通交付税の確定分を584万3,000円計上いたしました。14款 分担金及び負担金は事業の増減により101万9,000円分を計上いたしました。16款 国庫支出金は
社会資本整備総合交付金の減が大きく4,724万円の減額を見込みました。17款 県支出金は
県補助土地改良事業補助金の減などにより847万2,000円を減額をいたしました。18款 財産収入は町所有の中原倉庫土地の売却収入など2,204万9,000円を計上いたしました。19款 寄附金は
ふるさと応援寄附金の増などにより1,390万円を増額するものでございます。20款 繰入金は
ふるさと応援基金から繰り入れるものでございます。22款 諸収入は
文化センター自主事業入場料の減などで98万6,000円を減額をいたしました。23款 町債は前段第4条地方債補正でご説明申し上げたとおりでございまして、4,600万円を減額するものでございます。 続きまして歳出についてご説明を申し上げます。補正予算書の4ページ、事項別明細書は23ページからご覧をいただきたいと思います。款ごとに申し上げます。1款 議会費は参考図書の追録代として8万2,000円を計上いたしました。2款 総務費は
自治体情報セキュリティ強化対策事業など7,625万1,000円を増額をいたしました。3款 民生費は
地域活動支援センター運営整備委託料などで2709万2,000円を計上いたしました。4款 衛生費は
北部診療所改修事業など3,924万8,000円を増額をいたしました。6款 農林水産業費は
西部箕輪土地改良区補助金減などにより726万8,000円を減額するものでございます。7款 商工費は県町
制度資金保証料補助金の減などによりまして588万4,000円を減額をいたしました。8款 土木費は
社会資本整備総合交付金事業の減が大きく1億343万5,000円を減額するものでございます。9款 消防費は広域連合負担金の減などによりまして839万9,000円を減額をいたしました。10款 教育費は生涯
学習まちづくり基金への積立金などで1,141万5,000円を計上いたしました。14款 予備費は歳入歳出を調整をし4,581万3,000円を減額をいたしました。以上が
一般会計補正予算(第8号)の概要でございます。細部につきましては企画振興課長に説明をさせますのでよろしくご審議ご決定くださいますようお願いを申し上げます。
○木村議長 細部説明を求めます。企画振興課長
◎
中村企画振興課長 それでは平成27年度箕輪町
一般会計補正予算(第8号)につきまして細部説明を申し上げます。補正予算書の1ページをご覧いただきたいと思います。第1条につきましては先ほど町長が申しあげたとおりでございます。第2条 繰越明許費の補正、第3条 債務負担行為の補正、第4条、地方債の補正につきましては後ほどそれぞれの表で説明させていただきたいと思います。2ページから3ページ、第1表
歳入歳出予算補正ですが、款、項ごとの一覧表になっておりまして後段の事項別明細書で説明をさせていただきます。 それでは6ページをお願いいたします。第2表 繰越明許費補正でございます。今回15件、2億229万円の繰越明許を追加するものでございます。このうち、国の補正予算による
地方創生加速化交付金事業分は次の8件、7,870万7,000円でございます。まず1行目の大型商業施設を活用した新しい
コミュニティ創出事業として、項目の後、6行目、7行目、9行目、13行目この五つの項目に分かれておりますが、これが6,279万円でございます。これは大型商業施設の空きスペースを活用した子育て世代、障がい者、高齢者などが集える新しいコミュニティの場をつくるとともに、より使いやすい地域公共交通の再構築、また歩行者用の
グリーンベルト設置などを盛り込んだものでございます。また、2行目と11行目の「信州・上伊那」の地域力向上推進事業は広域連携事業として移住定住を推進するもので、1,369万3,000円ですがこれも加速化交付金事業でございます。3行目の移住交流推進事業222万4,000円は、28年度の移住定住相談員に係る予算ですがこれも加速化交付金としておりまして、以上の8件を国へ申請しているものでございます。この他の7件についてですが、まず4行目の
自治体情報セキュリティ強化対策事業と通知カード・個人番号カード交付関連事業は国の補正を受け、27年度から実施して行うものでございます。また8行目は
北部診療所改修事業、また10行目の農林水産業費は国の補正予算による担い手確保、経営強化支援事業でございます。12行目の町単独道路改良事業、15行目の狭あい道路等整備促進事業は道路改良を28年度に繰り越して実施していくものでございます。14行目の
社会資本整備総合交付金事業は中央自動車道に掛かります松島橋、大原橋、大出橋の補強工事について繰り越して行うものでございます。以上15件、合計で2億229万円を繰り越すものでございます。7ページは第3表 債務負担行為補正でございます。パソコンシステムについても電気や電話などと同様に長期継続契約と考えられるため、27年度当初予算で設置いたしました役場内のパソコンシステムでありますシンクライアントサーバ機器リース料について、債務負担行為としないものでございます。8ページをお願いいたします。第4表 地方債補正でございますが、国からの交付金の減により道路改良事業などの事業量が減少したため、地方道路等整備事業債、公共事業等債の借入限度額を合わせて4,600万円減額するものでございます。続きまして9ページをお願いいたします。以下が歳入歳出補正予算事項別明細書でございます。9ページ、10ページは歳入歳出とも款ごとの合計が記された表になっております。11ページからが歳入の説明でございます。1款 町税でございます。町長が申し上げましたが町民税について法人税割を4,300万円増額いたしました。12款地方交付税は、普通交付税の確定によりまして584万3,000円を増額計上いたしました。13ページ、14款 分担金及び負担金ですが県営かんがい排水事業分担金を236万9,000円増額し、町道改良、舗装工事分担金を135万円減額するなど合わせて101万9,000円を増額計上するものでございます。14ページ、16款 国庫支出金でございます。総務費 国庫支出金ですが個人番号カード交付事業費が419万9,000円の増、自治体セキュリティ強化対策費補助金700万円などが増額となりますが、8目の土木費国庫補助金の
社会資本整備総合交付金が4,972万1,000円減額となるなど、国庫支出金は合わせて4,724万円の減額でございます。16ページ県支出金は847万2,000円を減額しております。大きなものは17ページ農林水産業費県補助金の防災減災事業が550万円の減額となっておりますが、これは中央自動車道に掛かります西天竜水路と農業用水路について、長寿命化の調査委託料を申請しておりましたが、27年度は採択されなかったため減額するものでございます。なお、28年度予算についても改めて計上しております。18ページ、財産収入でございます。中原倉庫土地の売却収入2,000万円が主なものでございます。19ページ、寄附金でございます。
ふるさと応援寄附金を550万円増額したほか、元教育長の故川手貞則氏のご子息、川手隆氏が750万円のご寄附をいただきました。20ページ、繰入金でございます。26年度に
ふるさと応援寄附金をいただいた分について27年度予算で基金をすべて寄附の目的に充当するため17万6,000円を繰り入れるものでございます。22款 諸収入は
文化センター自主事業入場料の減などで98万6,000円を減額いたしました。22ページ、23款 町債ですが地方債補正で説明いたしましたとおりで4,600万円を減額いたしました。以上が歳入でございます。 続きまして23ページからが歳出でございます。1款 議会費は参考図書の追録代8万2,000円の増でございます。2款 総務費でございます。0202 庁舎管理費ですが、中原倉庫を売却するためその物品類を保管する収納場所を確保するための工事費486万円を計上いたしました。0221 情報化推進費の委託料ですが、国庫補助を受けて行う自治体情報セキュリティ強化対策業務委託料が3,364万5,000円で、繰越事業でございます。また、箕輪町サイト制作業務は町のホームページのリニューアルでございますが、繰越事業で1,045万5,000円を計上いたしました。25ページ、0235 企画費ですが、商業施設賃貸借料200万円でございます。繰り越して行う新たな
コミュニティ創出事業に含まれるものでございます。0236 移住・定住促進事業費513万4,000円は、28年度に繰り越して行う予算の前倒しで、パンフレット作成費用など計上しております。26ページの0245 公共交通事業費1,682万9,000円ですが、町の総合的な公共交通網の再構築に向けた事業を前倒しして予算計上し、繰越事業で行うものでございます。28ページからは3款 民生費でございます。29ページの最下段、0333 介護保険事業運営費ですが、給付費などの減により1,749万1,000円を減額いたしました。30ページをお願いいたします。0353 介護給付費は自立支援給付費の国・県への返還金を843万8,000円計上いたしました。0357 地域生活支援事業費の委託料 地域活動支援センター運営・整備委託料3,092万円は繰り越して行う大型商業施設に新設します
コミュニティ創出事業の核となるものでございます。31ページ、0372 子育て支援センター事業費698万3,000円のうち定期清掃委託料13万円の減額を除いて711万3,000円についても、先ほどの新たな
コミュニティ創出事業でありまして繰り越して行うものでございます。33ページ4款 衛生費でございます。0401 一般保健費は繰越事業であります北部診療所改修工事費2,000万円などを計上いたしました。0407 国民健康保険特別会計繰出事業費の繰出金ですが、東部診療所への繰出しを2,375万1,000円増額するものでございます。34ページ下段、0460 ごみ・し尿処理事業費の657万6,000円の減は伊北環境行政組合と広域連合の負担金が減額となったものでございます。35ページ、6款 農林水産業費でございます。0610 農業振興費の補助金ですが、国の事業で担い手確保・経営強化支援事業補助金を370万円計上し、繰越事業とするものでございます。36ページをお願いいたします。下段0650 県補助土地改良事業費550万円の減は歳入で同額を減額いたしました農業用水路の長寿命化調査委託に係るものでございます。37ページ商工費は、県町制度融資保証料補助金の減などで588万4,000円を減額補正いたしました。38ページ、8款 土木費でございます。0820 町単独道路整備事業費を1,000万円減、また39ページ、
社会資本整備総合交付金事業費を8,703万2,000円減額する補正ですが、国の交付金の減額により事業量が減少したものでございます。38ページ、0825 交通安全対策事業費は歩道がない通学路を中心にグリーンベルトを設置する事業費500万円で繰越事業でございます。40ページ消防費は広域連合負担金588万2,000円の減などでございます。41ページ教育費でございます。1047 中学校教育振興費の補助金 部活動県大会以上出場補助金の増150万4,000円は県大会は男子テニス部など八つの部、北信越・全国大会は陸上、合唱、スケート、技術家庭科の四つの部に対するものでございます。42ページ、1060 社会教育総務費の積立金750万円は寄附金でございました川手氏からいただいたものをここで生涯
学習まちづくり基金に積み立て、28年度以降に教育振興費に充当してまいります。43ページは予備費は歳入歳出予算を調整し、4,581万3,000円を減額し予備費の残額を1,181万8,000円とするものでございます。以上が歳出の概要でございます。 44、45ページに主要事業の概要をまとめてございますので後ほどご確認いただきたいと思います。以上が平成27年度
一般会計補正予算(第8号)の細部説明でございます。よろしくお願いいたします。
○木村議長 これから議案第2号について質疑を行います。質疑ありませんか。3番 下原議員
◆3番(下原議員) 総合的なことで細部説明の課長の説明が早過ぎてページをついていくのに容易ではありません。そういうことは今後やはり人にわかっていただくということが大事なことですので、その辺のところ留意しながら説明をしてほしいというふうに思います。 そういうことで具体的な部分で今度は入りますが、22ページの町債の件でございますけれども、町債が4,600万円の歳入補正でマイナス補正とこういうことでございますけれども、そういうことは国からの部分がこうだという説明は承りました。ということはそれをやらないために来ないのでやらなくても何の差し支えのないのですか。せっかく計画したことに対して国のそういう予算のことが足りないから来ないからこれはやりませんよということなのか、あるいは別途策を考えて事に当たろうとしているのかどうかということが1点でございます。国が来ないのでしょうがないとこういう話だけではございません。 それから何点か言いますが33ページの中央行政組合費のなかで歳出で116万7,000円という部分については、負担増と負担金がそういうことで出てきているのでこういうことですよと言っているけれども、これはなぜゆえに負担が増えたんですかという、これは中央行政組合との関連があろうかと思いますので、その辺のところの説明をお願いしたいなということ。 それからこれも同じでございますけれども37ページ、商工費
上伊那産業振興会の負担増がこういうことだということは良いんですが、補助金として県町制度融資保証料補助金額が6,000万円ですとこういうことで差し引きすると、5,800何がしというお金ができないでいると。そういうことはその事業にそれなりに影響が出るのではないかというふうに思います。 ただ、私今ここで説明しているのは委員会付託されると思いますけれども、そのときに聞いても良いことですけれどもそういう部分については聞くにつけても基本的にはわかりやすい説明をしていただかないとスースーと言われても、なぜという部分がない。こっちが減ったのでこっちがそうです、これがこうなのでこうですという説明だけでは私はいかんと思いますのでわかる範囲ですし、また委員会でお尋ねをしたいと思っていますので結構でございますけれども、そういう意味のことは私は申し上げたい。わかる範囲を答弁をいただければありがたいと思います。以上です。
○木村議長 町長
◎白鳥町長 それでは担当課長からそれぞれわかる範囲で説明させていただきます。
○木村議長 建設課長
◎柴建設課長 最初に22ページの土木債の部分でご質問をいただきましたけれども、国から本年度の交付金の状況でございますけれども、27の要望額に対しまして53%という非常に交付金としては低い内示額でございました。そういった結果から事業の組替等を行い、また改要望等を行いまして事業を様子を見ておったわけでございますけれども、ここで事業費が確定したということでの減額補正ということでございます。 減額して今後のどうするのかというようなご質問でございますけども、当然必要ということで要望をしていっている事業でございますので、本年度交付金が付かなかった部分についてまた、来年度要望して事業化していくというふうな方向で考えておりますのでよろしくお願いしたいと思います。
○木村議長 健康推進課長
◎百瀬健康推進課長 33ページ、一般保健費のなかの負担金補助金です。負担金 中央行政組合負担金増116万7,000円でございますけれども、これは中央病院の運営費の増額でございます。以上です。
○木村議長 産業振興課長
◎唐澤産業振興課長 3点目になりますけれども37ページ、県町制度融資保証料の補助金の減でございますけれども、これにつきましては制度融資の補助金を当初で大きく持っておりました。ここまで来たところで、年度末を見込んで不要と思われる額を落としたという内容になっておりますのでよろしくお願いします。
○木村議長 3番 下原議員
◆3番(下原議員) まず、中央行政組合の件で負担が運営していたら増えたという話は、何かが予算に比べて起きたために増えたんでしょうか。普通に予算を立案する時点から少なめにやったのかどうかということです。 それから柴建設課長から言われた件についても、今回やらないのではないけれどもできないので来年度、再来年度でやる予定でこういうことですと、それが国の50数%のなかで動かしていくというなかでというのはある程度その年に予定をされているわけですから、その時点でそういうマイナス補正になるということについては、できないということに対しては地区なりそれに携わる人たちのところへきちんと説明をされているんですかということです。 それから産業振興課長さんの話のことについても、そういうことでこれはちょっと位置が違うかもしれませんけれども、そういう部分であるならばなぜ予算のときにそうだったのかという質問を改めて思うわけでございますけれども、私はそれ以上のことをここでやっていると委員会審査に何故と言われそうなので、委員会審査のときに言いますのでその辺のところの部分については、ここでの答弁ではなくて結構でございますけれどもご準備をいただきたいというふうに思います。以上です。
○木村議長 答弁はよろしいということですか。
◆3番(下原議員) はい。
○木村議長 他にございませんか。 (「なし」の声あり)
○木村議長 これで質疑を終わります。 日程第6 議案第3号 平成27年度箕輪町
国民健康保険特別会計補正予算(第5号) 日程第7 議案第4号 平成27年度箕輪町
後期高齢者医療特別会計補正予算(第4号) 日程第8 議案第5号 平成27年度箕輪町
介護保険特別会計補正予算(第6号)を一括して議題といたします。事務局長に議案を朗読させます。事務局長
◎小嶋事務局長 議案第3号、第4号、第5号 朗読
○木村議長 提出者の説明を求めます。町長
◎白鳥町長 議案第3号から議案第5号を一括して提案理由の説明を申し上げます。 はじめに議案第3号 平成27年度箕輪町
国民健康保険特別会計補正予算(第5号)について提案理由の説明を申し上げます。補正予算書 国保1ページをご覧ください。今回の補正は、規定の事業勘定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ3,209万4,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ27億2,385万9,000円とし、規定の診療施設勘定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ569万9,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を6,127万5,000円とするものでございます。補正の概要を申し上げますと、事業勘定の歳入では療養給付費の交付決定により国庫支出金を減額し、県支出金は特別調整交付金の増額をするものでございます。財政安定化を図るための共同事業交付金は交付決定により減額をするものでございます。歳入の減額分を確保するため、基金からの繰入をするものでもございます。歳出につきましては保険給付費について療養諸費、高額療養費とも減額が見込まれるための減額をするものでございます。共同事業拠出金は拠出金決定により減額をするものでございます。施設勘定につきましては、受診者の減により診療収入の減額と赤字補てんのため一般会計からの繰入金の増額が主なものでございます。 次に議案第4号 平成27年度箕輪町
後期高齢者医療特別会計補正予算(第4号)について提案理由の説明を申し上げます。補正予算書 後期1ページをご覧ください。今回の補正は、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ315万4,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ2億3,653万4,000円とするものでございます。歳入から申し上げますので後期6ページをご覧ください。1款1項 後期高齢者医療保険料は保険料の増額で315万4,000円を増額するものでございます。続きまして、歳出を申し上げますので後期7ページをご覧ください。2款1項 後期高齢者医療広域連合納付金は、先ほどの保険料の増額分315万4,000円を増額するものでございます。 次に議案第5号 平成27年度箕輪町
介護保険特別会計補正予算(第6号)について申し上げます。補正予算書介護1ページをご覧ください。今回の補正は既定の歳入歳出の予算の総額から歳入歳出それぞれ9,163万7,000円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ18億2,553万円とするものでございます。補正の概要を申し上げますと、歳入におきましては保険給付費等に対する国・県及び支払基金からの交付金等の決定に基づく減額を行い、町負担分であります一般会計繰入金につきましても同様に減額補正をするものでございます。歳出におきましては、介護報酬改定の影響等により保険給付費に不用額が見込まれるため、この減額を行うものが主な内容でございます。以上議案第3号から第5号を一括して提案説明をいたしました。このうち議案第3号につきましては健康推進課長に、また議案第5号につきましては福祉課長にそれぞれ細部説明をさせますので、よろしくご審議ご決定くださいますようお願いを申し上げます。
○木村議長 細部説明を求めます。健康推進課長
◎百瀬健康推進課長 それでは議案第3号 平成27年度箕輪町
国民健康保険特別会計補正予算(第5号)の細部説明を申し上げます。補正予算書 国保1ページをご覧ください。第1条につきましては先ほど町長が申し上げたとおりでございます。 それでは、歳入から申し上げますので国保6ページをご覧ください。3款第1項 国庫負担金の1,711万3,000円の減額ですが、療養給付費負担金と高額医療費共同事業負担金の交付決定がされてまいりました。それにより減額をするものでございます。次のページの6款1項 県負担金の86万5,000円の減額は、高額医療費共同事業の交付決定により県の負担分の減額となります。2項の県補助金の1,200万円の増額は、平成27年後に創設されたものですが共同事業の交付金と拠出金の差が大きい場合に交付されるものです。8ページをお願いいたします。7款1項 共同事業交付金の7709万1,000円の減額は、こちらも交付決定により減額するものでございます。1目の高額医療費共同事業交付金は、市町村の財政安定化を図るため各市町村から交付金を原資とします。80万円を超える医療費に対する共同事業で国・県は4分の1、市町村は2分の1の拠出金となっております。2目の保険財政共同安定化事業交付金は、今までは30万円を超えた医療費に対して行っておりましたが、平成27年4月からは1円~80万円までの医療費を該当とし、各市町村の交付金を財源としております。次のページの9款2項の繰入金は、基金からの繰入金を5,000万円増額するものです。国保の基金の残高は1,041万7,000円となります。次のページをご覧ください。11款1項 延滞金加算金及び過料97万5,000円の増額は、延滞金を実績に基づき補正するものでございます。 続きまして歳出を申し上げますので11ページをご覧ください。2款1項 療養諸費、2項の高額療養費は実績を見るなかで合わせて2,500万円を減額するものです。次のページの7款1項 共同事業拠出金は、708万4,000円の減額となります。1目の高額医療費共同事業拠出金、2目の保険財政共同安定化事業拠出金とも確定がされてまいりましたのでこれに合わせて減額をするものです。12款 予備費の1万円は歳入歳出予算を調整するものでございます。 続きまして診療施設勘定についてご説明を申し上げます。18ページをご覧ください。1款1項 外来収入ですが、受診者の減により2,945万円の減額をするものです。4款1項 他会計繰入金、2,375万1,000円は赤字分を一般会計から補てんをお願いするものです。これで一般会計からの繰入金は3,548万5,000円となる見込みでございます。続きまして20ページをお願いいたします。歳出ですが2款1項 医業費です。酸素濃縮器のリース料39万9,000円の減額と、受診者減によります医薬材料費5,300万円を減額するものでございます。以上で細部説明を終わります。
○木村議長 福祉課長
◎安積福祉課長 それでは議案第5号につきまして細部説明を申し上げます。補正予算書の介護の1ページをお願いしたいと思います。第1条につきましては先ほど町長が申し上げたとおりであります。第1表でご説明いたしますので、おめくりいただきまして2ページをお願いをいたします。 歳入から説明をいたします。最初に2款1項の負担金でございますが、これは介護予防事業いわゆる体操教室等へ参加されている方の参加者の負担金でございます。3款2項の手数料につきましては、介護保険料の督促手数料であります。4款になります。4款の国庫支出金でありますけども、2項の国庫補助金が主なものでございまして1,945万7,000円の減であります。これは介護サービスの給付に係わる国が負担する分になります。これも国からの内示に基づきまして減額をするものであります。それから5款になります。5款1項の支払基金交付金であります。4,176万2,000円の減につきましては、介護サービスの給付に係る交付金をこれも国の内示に基づきまして減額をするものであります。続きまして6款1項 県の負担金であります。1,321万1,000円の減はこれも国と同様なんですが介護サービスの給付に対する県の負担分が確定をしたということで、内示に基づきまして補正をするものであります。次に10款をお願いいたします。10款の繰入金であります。1項の一般会計繰入金1,749万5,000円の減でありますが、介護給付費の町の負担分、国・県・町と負担割合が決まっておりまして、それに基づきまして町の負担分を減額するもの、それから事務費を繰り入れておりますので事務費の繰入金を減額すると、これが主な内容になっております。13款 諸収入でございますが4項の雑入であります。これは介護サービス計画いわゆるケアプランの作成料を補正するものでございます。 続きまして次の歳出になります。3ページをお願いをいたします。1款の総務費でありますが、これは非常勤職員の報酬また広域連合の負担金などが確定したことによりまして、不用額であります511万9,000円を減額をするものでございます。2款の保険給付費であります。ここが一番大きな減額となっておりますが8,570万円を減額するものでありまして、主に1項の介護サービス等諸費また2項の介護予防サービス等諸費、これつきまして主に介護報酬の改定等がございまして、その影響によりまして給付費に不用額が見込まれました。したがいましてこれを減額するものでございます。それから3項、一つ飛びますが5項につきましてはそれぞれ財源の組替えでございますので、補正額が0となっております。一つ戻っていただきます。4項であります。高額介護サービス等費であります。これは介護保険を利用した際の自己負担額、現在は自己負担が1割かまたは所得によりましては2割ということになっておりますが、一定の限度額、基準を超えた場合に給付するものでございまして、6項の特定入居者介護サービス等費、これにつきましては、施設入所の際に特別養護老人ホーム等入所した場合には、部屋代、居住費それから食費というのは原則自己負担ということになっておるわけですが、所得に応じましてその限度額が超えた場合に支給ができるということでありまして、その給付実績の見込みによりまして今回補正をするものでございます。それから5款であります。地域支援事業費ですが、これは要介護状態にならないために介護の予防をするという方の事業でありますけども、その介護予防に掛かる経費であります。これまでの実績を見まして、不用額が見込まれますのでこれを減額するものでございます。合計としまして歳入歳出それぞれで9,163万7,000円を減額しまして補正後の予算額が18億2,553万円という予算になっております。議案第5号の細部説明は以上でございます。
○木村議長 以上で説明は終わりましたので、これから議案第3号、議案第4号、議案第5号について一括して質疑を行います。質疑ありませんか。 (「なし」の声あり)
○木村議長 これで質疑を終わります。 日程第9 平成28年度施政並びに予算編成方針をお願いいたします。町長
◎白鳥町長 平成28年度施政並びに予算編成方針についてご説明を申し上げます。別添の資料をご覧をいただきたいというふうに思います。お開きをいただきまして1ページから説明をさせていただきます。若干時間が掛かりますがよろしくお願いいたします。 はじめにでございます。平成28年3月定例議会において、平成28年度一般会計予算案をはじめ、町政の重要案件をご審議いただくにあたり、私の町政運営に対する基本的な所信を申し上げ、議員各位並びに町民の皆様のご理解とご協力を願うものであります。 内閣府が発表した1月の経済月例報告では、「景気は、このところ一部に弱さも見られるが、緩やかな回復基調が続いている」としており、長野財務事務所でも県内の景気を同様に基調判断しています。 原油安による家計への負担減や一部企業の賃金の上昇など、明るい兆しも見えておりますが、郡内の景況感は依然として厳しい状況にあり、景気の回復基調は未だに実感を伴っておりません。また、アジア新興国の景気の減速や原油安の影響による世界経済の不透明感も拭えない状況となっています。 一方、日本の人口は平成21年頃の1億2,800万人をピークに減少に転じておりますが、平成27年国勢調査結果(27年10月1日現在)の速報値では、町の人口は2万5,237人、この5年間で3.7%の減(△977人)となりました。箕輪町でも本格的な人口減少時代に突入したことを示しております。 平成27年度は、町の第5次振興計画、人口ビジョン、地方版総合戦略の策定など、今後の町の方向を定める計画策定の年と位置付けてまいりましたが、28年度はこれを実行に移していく最初の年となります。 国も地方創生政策とともに一億総活躍社会の実現として新型交付金などの施策を打ち出しており、こうした国の動きも見据えながら、第5次振興計画の最重要課題である「人口減少」に歯止めをかけるべく、町の総力を挙げて立ち向かってまいります。 町政は、引続き厳しい財政状況が続いておりますが、“みんなで創る、未来につながる、暮らしやすい箕輪町”を将来像とする振興計画に沿った様々な事業を展開し、安全安心で心豊かに暮らせる箕輪町を目指した新年度予算を編成いたしました。 平成28年度の予算編成の基本方針でございます。平成28年度予算は、税収など歳入増が期待できない状況の中、大型公共事業も盛り込んだため厳しい予算編成となりましたが、振興計画に基づいた6つの基本計画と人口減少時代に横串をさすプロジェクト「箕輪チャレンジ」に掲げる施策を具体的に予算化いたしました。■第1に「人の輪が輝くまち」でございます。 地域コミュニティを大切に育てる中で、快適な生活環境を整備し、セーフコミュニティ活動を中心とした安全で安心なまちを目指します。移住定住施策や情報発信も強化してまいります。■第2に「支え合い、健やかに心豊かに暮らせるまち」であります。 子どもからお年寄りまで、また障がいのある方など全ての町民が、安心して医療を受けられ、地域ぐるみで健康づくりに励み、地域で支え合う福祉のまちづくりを進めてまいります。■第3に「「家族になろう」といえるまち」づくりです。 出生率の向上を図る施策を講じ、地域も含めて、より子育てしやすい環境を整えてまいります。その一環として、今年度は長年の懸案であった沢保育園を建設いたします。■第4に「産業が輝き、働く場所に恵まれたまち」を目指します。 農・林・商・工業の活性化を図るとともに、後継者や新しい担い手の育成を進め、雇用を確保し、新たな分野での事業支援を進めます。■第5に「住みやすい都市基盤をみんなでつくるまち」であります。 景観にも配慮した豊かな自然環境を保持するとともに、快適な生活を送るためのインフラ整備を進め、空き家対策にも取組んでまいります。■第6に「学び合い、共に育てるふるさとのまち」づくりです。 ふるさとみのわを愛し、自ら人生を切り拓いていく教育を進め、生涯学び続ける施策やスポーツ振興事業を展開してまいります。また、図書館の耐震補強工事も予算化いたしました。 平成28年度の予算の概要3ページでございます。一般会計及び特別会計を含めた全予算の総額は、163億802万4,000円でございます。平成28年度一般会計予算につきまして予算額は98億9,800万円とし、人や仕事が集まる町の再構築予算といたしました。平成28年度一般会計当初予算額は98億9,800万円で、27年度に比べ10億9,100万円、率にして12.4%増の過去最大となりました。 今回の予算では、人口減少に歯止めをかける箕輪チャレンジに資する“ブランド力”、“子育て支援”、“安全安心”などの新規事業も予算化いたしました。「人や仕事が集まるまちの再構築」として、大型商業施設を活用した新しい
コミュニティ創出事業など町全体の魅力を高める施策、子ども相談室の新設など子ども子育て世代に優しい政策、また、通学路の
グリーンベルト設置など安心安全を再確認する施策などでございます。予算規模の増大の最も大きな要因は、沢保育園の建設事業費、7億4,428万円を盛り込んだことによりますが、ほかに図書館の耐震補強工事、ながたの湯天井等改修工事、上古田保育園屋根外壁改修工事、議場屋上防水工事など、公共施設の長寿命化を図るハード事業を多く予算化したことも、予算額を大きくしています。また、国の臨時福祉給付金事業や障がい福祉サービス給付費の増、松林保護樹林帯造成事業など、歳入を伴う規模の大きな事業も計上しています。減額となった事業は、ながた自然公園リニューアル工事の皆減、国勢調査費の皆減、町発足60周年記念事業費の皆減などが、主なものとなっています。 5ページから重点・新規事業がございますが、13ページの基本計画に沿った予算事業の中で掲載がございますのでこの部分については省略させていただきます。 平成28年度一般会計予算の歳入についてでございます。一般会計予算款別一覧表は記載のとおりでございます。 町税は、緩やかな上昇基調にあった国内の景気回復が鈍化する中、地方においては未だに景気回復の実感を伴わず、個人町民税については前年度比1.2%の減収、また、法人町民税についても18.4%の減収を見込みました。 固定資産税は、平成27年度に行った評価替えについて、基準となる再建築費評点補正率が引上げられたことなどにより、前年度比5.8%の増収を見込みました。 軽自動車税は、税率の改定などにより前年度比7.5%の増収を、町たばこ税は前年度比0.5%の減収を見込んでおります。 町税全体では、33億円と、前年度と同額を計上いたしました。 地方譲与税は、地方揮発油譲与税3,200万円、自動車重量譲与税7,100万円、あわせて1億300万円と前年度比8.0%の減額を見込みました。 利子割交付金は、300万円で前年度の半額を、配当割交付金は、500万円と前年同額を見込みました。 株式等譲渡所得割交付金は、実績を踏まえ1,200万円を見込みました。 地方消費税交付金は、実績を踏まえ5億3,000万円と、前年度度比2億1,800万円の増を見込みました。 自動車取得税交付金は、2,400万円と前年度比800万円の増を、 地方特例交付金は、1,500万円と前年度と同額を見込みました。 地方交付税は、18億8,000万円で地方財政計画の状況などを勘案し、前年度比5,000万円の増を見込みました。 交通安全対策特別交付金は、前年と同額の300万円を計上いたしました。 分担金及び負担金は、2億3,105万円と前年度比6.3%の増を見込みました。 使用料及び手数料は、公営住宅使用料など5,240万3,000円を見込みました。 国庫支出金は、児童手当負担金、自立支援事業費負担金、臨時福祉給付事業補助金、
社会資本整備総合交付金など、事業実施に伴う国庫負担金及び補助金、委託金を、合わせて7億3,893万9,000円、前年度比10.8%の増を見込みました。 県支出金は、児童手当県負担金、自立支援事業費県負担金、国保基盤安定負担金、多面的機能支払交付金事業補助金などを見込み、4億9,491万8,000円を計上いたしました。 財産収入は、土地建物貸付収入及び基金の運用収入で、794万9,000円を見込みました。 寄附金は、
ふるさと応援寄附金を5,000万円見込むなど、5,020万2,000円を計上いたしました。 繰入金は、沢保育園建設経費の一部財源などとして、財政調整基金からの繰入れを4億円見込んだほか、
ふるさと応援基金からの繰入れなど合わせて4億5,908万8,000円を計上いたしました。 繰越金は、3億円と前年同額を見込みました。諸収入は、4億1,755万1,000円を見込みました。町債は、保育園建設事業債を6億3,300万円計上したほか、町道の改良・舗装補修工事等に充てる地方道路等整備事業債、公共事業等債など、合わせて12億7,090万円を見込みました。なお、地方交付税の財源不足を地方の起債としてまかなうために発行する臨時財政対策債は、前年度より6,000万円少ない、4億円を見込んでおります。 平成28年度一般会計予算の歳出についてでございます。 一般会計予算款別一覧表は記載のとおりでございます。 一般会計歳出予算の概要につきましては、第5次振興計画に掲げられた6つの「まちの将来像」に沿って、ご説明申し上げます。〔1 人の「Wa!」が輝くまち〕<人のつながりと協働のまちづくり> 地域住民が自主的に行うコミュニティ活動を通じたつながりを深める取組みを支援するため、平成16年度に創設した地域総合活性化事業交付金、区事務支援金を引続き計上いたしました。また、昨年度同様、緊急事案対応分として予備費に留保した形で予算化しました。 地域の集う場づくりの支援として集会施設建設事業補助金を計上いたしました。特に、平成28年度からは区の公民館の補助率を3分の1から2分の1に引き上げ、地域の負担軽減を図っています。 また、町の施策などに対し女性の積極的な参加を促すとともに、地域への女性の参加も働きかけ、男女がそれぞれの個性と能力を十分に発揮できる社会を目指します。 地域間交流、国際交流を通じて、異なる歴史や文化、人々とふれあい、理解する機会をつくることで、コミュニケーションの幅を広げ、豊かな人間関係づくりを進めるため、地域間交流事業として、引続き豊島区、浜松市庄内地区、東京箕輪会・中京箕輪会を通じた交流を行います。 また、国際交流では、外国人の生活支援の一環として、庁舎内に外国人生活支援相談員を配置し、配布文書等の翻訳、来庁者通訳、就学児童生徒及び保護者の通訳など、外国人居住者の皆様へのサービスの向上、快適な箕輪への定住を目指します。 昨今の複雑な社会状況の中、専門的な法律的知識を必要とする問題解決のため、引続き、顧問弁護士による無料法律相談を実施し、町民の皆様の不安解消の機会を設けます。<安全・安心の推進> 災害から命と暮らしを守るため、自助・共助・公助でのそれぞれの立場での力を十分発揮できるように自主防災組織への支援と連携、情報収集伝達システムの向上、地域防災計画やハザードマップの見直しをタイムリーに行い、災害時の対応に繋げ災害に強いまちづくりに取組みます。 平成27年4月に広域化された上伊那広域消防本部との連携を更に進め、消防団を中核とした地域防災力の拡充強化のため、消防団装備の充実や消防水利の計画的整備に取組み、消防体制の強化に努めます。 平成28年度は地域防災力の充実強化のため、消防団ポンプ積載車1台の更新を行います。また、大規災害時、初期対応が可能なのは地域住民組織であることから、町内全15区に組織化されている自主防災組織の充実強化のための支援及び防災士の養成を継続します。 平成24年5月12日に国際認証を取得したセーフコミュニティは、これまで「地域の絆」「協働」「継続」をキーワードに、安全安心の仕組みを全町内に水平展開すべく、新たに富田区と福与区をモデル地区に指定し、さらにその活動を支援する「セーフコミュニティ活動推進補助金制度」を創設しました。また、全町民が参加できる共通・共感テーマを「あいさつで広げよう地域の絆」と定め、町内学校をはじめ関係機関・団体が一体となって取組んでまいりましたが、今後もより一層犯罪のないまちづくりや交通安全対策等の推進に取組みます。 平成28年度はセーフコミュニティ国際認証審査員による「事前指導」と「現地審査」を予定していますが、これまでの取組みを総括し、活動に対する成果を見える形で表し、セーフコミュニティ国際認証の再取得を目指します。また、「世界に誇るセーフコミュニティのまち」安全・安心チャレンジとして、保育園児等への「危険予知トレーニングの導入」、通学路への「安全施設・グリーンベルト整備」、「モデル企業、モデル保育園との連携」などを進め、安全安心なまちづくりを一層推進してまいります。<快適な生活環境の整備>〔環境関係〕 箕輪の財産である豊かな自然を後世に残していくためには、環境負荷の少ない循環型社会の構築が必要です。 生ごみ資源化モデル事業は、可燃ごみとして処分していた生ごみをたい肥化し、可燃ごみの減量と資源化をする事業です。現在、年間145tがたい肥化されていますが、この肥料を町内で使っていただく仕組みがありませんでした。そこで、生ごみからできた肥料を町内で販売し、生ごみの資源化を身近に感じていただけるようにします。 また、ごみを資源化する施策を研究し、ごみ減量化をさらに進めます。〔自然エネルギーの推進〕 町の自然特性を生かした自然エネルギーを知っていただくため、平成27年10月に「みのわ自然エネルギー体験フェスタ」を開催しました。多くの皆様のご参加をいただき、薪ストーブや小規模水力発電を体験していただくことができました。 28年度は、薪の流通システムを構築するため、支障木・剪定木の譲渡会を試験的に実施し、県で計画している箕輪ダムの小水力発電について知っていただくイベントを開催します。また、二酸化炭素吸収量の調査を大学などの研究機関に委託し、二酸化炭素削減の基礎データを収集します。 廃食用油リサイクル推進事業(BDF精製事業)は、年間約8,000リットルの燃料を精製しています。この燃料は、公用車や公共施設の冷暖房に利用しているほか、野菜のハウス栽培の暖房燃料としても使っていただけるようになりました。このように、循環型社会の形成に協力いただいている事業者を町が公認し、町が定めたシンボルマークを使用していただくことで環境にやさしい取組みから生まれた製品であることを社会にPRしていただけるような仕組みをつくります。〔環境美化〕 環境美化統一行動に多くの町民の皆様にご参加いただき、美しく住みよい生活環境の保全にご協力いただいています。その一方で、残念なことに悪質な不法投棄事案が増加しています。不法投棄は犯罪行為であることを引続き広報してまいりますが、同一人物が悪質な不法投棄を行っていると思われることから、その効果には限界があるといわざるを得ません。また、一部の心ないものの行為のために、私たちの財産である美しい住みよい環境が損なわれることは、許しがたいことであります。そこで、悪質な不法投棄摘発のため、不法投棄監視カメラを設置します。〔地域公共交通〕 平成21年度から運行しているみのちゃんバスは年間3万人の皆様にご利用いただいています。この度、伊那地域定住自立圏形成協定を締結した伊那市、南箕輪村とともに三市町村を往復するバスの運行について協議を始めることになりました。そこで、箕輪町の公共交通を改めて考えるために、平成27年度から「
地域公共交通網形成計画」策定に着手いたします。中山間地域に適した公共交通を協議会で検討いただくとともに、コミュニティバス以外の公共交通のあり方についても検討します。〔消費者保護〕 特殊詐欺の被害にあう高齢者が増加しています。平成27年度、高齢者見守りネットワークを立ち上げました。28年度は、高齢者の方に不審な電話がかかってきた際、振り込め詐欺に注意していただく契機となる「高齢者消費者被害啓発用シール」を作成します。 28年1月からマイナンバーカードの交付が始まりました。28年度も引続き確実な交付事務を行ってまいります。 <移住定住推進事業> 移住定住対策については、昨年10月「みのわの魅力発信室」を設置し、町のPR活動や情報発信など積極的に事業展開してまいりました。 17のチャレンジの一つである「ほどほどの田舎暮らし」移住・定住チャレンジにより、I・Uターンによる移住定住者の増加を目指します。 移住定住の専用サイトを構築し情報発信するとともに、首都圏などで開催される移住相談会等に出展し、暮らしやすさや町の良さを積極的にアピールしてまいります。また、箕輪町を知ることが移住への第1歩となるため、町を知ってもらう取組みとして、移住相談者向けの田舎暮らし体験ツアーやお試し居住などに取組んでまいります。人的対応として、移住定住アドバイザーを2人配置(内1人は地域おこし協力隊員)し、移住相談者へのきめ細かな対応を行います。 併せて移住定住支援策として、若者世帯定住支援奨励制度を創設し、空き家の流通や空き家バンクへの登録促進のため、空き家の片付けや改修に対する支援制度も併せて創設しました。移住定住に際し一番の課題となります仕事探しについては、無料職業紹介事業に取組み、仕事と住居探しを両立させたワンストップ窓口を実現します。 また、町の魅力発信強化のため、町ホームページの全面リニューアルを進め、個々の魅力を整理し、総合的なブランドの構築を進めてまいります。<理解され信頼される行政運営> 広報広聴については、さらに親しみのある開かれた広報を目指すとともに、積極的に情報公開し、広く町の皆様の声に耳を傾けてまいります。 第5次振興計画の進捗については、区の計画も含め実現に向けて検証するとともに、町民と協働して新たな政策を形成していくことについて、検討していきたいと考えています。 また、入札制度については適正に執行しているところですが、より良い制度とするため見直しを進めてまいります。 町職員の人材育成と適正な処遇を図り、職場・職場外研修、国・県への派遣研修、ビジネスリーダー養成を目指すワークショップ講座・人材マネジメント研修等への派遣研修により、政策形成能力の高い職員を育成してまいります。〔2 支え合い、健やかに心豊かに暮らせるまち〕<健康づくりの推進> 町民一人ひとりが健康の大切さを認識してもらうための普及啓発を引続き行い、健康づくりを実行できる仕組みを目指してまいります。 「運動とコミュニケーション」に基づいたみのわ健康アカデミーは今年度12期生56人により開講します。OBは480人余となり、OBによるサークルも5部発足し活躍しています。OB会から各地区への健康づくりの広がりが期待されます。アカデミーは、比較的健康に関心がある方が積極的に参加してくれますが、そればかりでなく保健指導により継続的に指導が必要と思われる町民の方を優先的に加入促進もしています。 今年度は健康づくりでも身近に始めることができる「ウォーキング」を勧めてまいります。活動量計を使い自身の活動量を町内の商店に設置した読取りシステムで読取ることができウォーキングの意欲向上に繋げたいと思います。 また、ながた自然公園内のウォーキングコースの整備をアカデミーの副学長に監修願い、現在あるコースと共に普及してまいります。 疾病は予防と早期発見が重要であるため、今年度も特定健診対象外の20歳から39歳の若年層に受診機会を増やし、早期の生活習慣病予防に取組みます。 しかし、平成26年度の町の特定健診率は43.6%で県内平均の44.9%を下回っています。未受診者には受診勧奨を行いますが、特に健診も受けず医療機関との繋がりのない方に重点的に受診勧奨を行ってまいります。また、健康に関心をもってもらい、検診受診率の向上や健康づくりへの第一歩として健康ポイント事業を構築していきます。 がん検診を引続き実施いたしますが、今年度は子宮頸がん検診と乳がん検診の節目検診の枠を広げ受診率の向上に努めてまいります。成人式の該当者にはピロリ菌検査を実施し、若いときから自分の健康管理の必要性を伝えていきます。 予防接種事業は、各種定期予防接種を引続き実施することで、感染症の予防とまん延防止に努めてまいります。また、里帰り先など県外の医療機関で接種した予防接種費用の公費負担補助を実施してまいります。 成人歯科保健事業は、20歳から60歳までの10年ごとの節目の歯科健診を無料で実施する歯科ドック事業を引続き実施し、定期的な歯科健診及び歯の大切さを認識してもらい、生涯現役の健康な体づくりを推進してまいります。<共に生き、支え合う福祉のまちづくり> 社会構造の複雑化や経済状況の変化により、生活困窮やひきこもり、虐待など多くの課題への対応が求められてきていますが、多様なニーズについて、すべてを公的な福祉サービスだけで対応することは困難な状況になっています。 このような中、必要とされるものは行政サービスとともに、地域における支え合いの体制づくりであり、支援活動を行う住民のつながりの再構築が重要になります。 地域支え合い体制づくりの取組みとして、住民支え合いマップの活用やボランティア活動などを社会福祉協議会や地域住民との連携により進めてまいります。 また、上伊那8市町村が設置した認知症の高齢者や知的・精神障がい者の権利擁護、財産管理などを行う上伊那成年後見センターの活用により、引続き認知症や知的・精神障がい者の権利擁護、財産管理などに取組んでまいります。 医療費給付事業は、乳幼児、障がい者、母子・父子家庭等の皆様が安心して医療が受けられるよう、県補助事業の枠を超えて町単独事業としても給付を行ってきており、子育て世帯や障がい者の方々などの経済的負担の軽減に努めてまいります。 その他、国の27年度補正予算に対応して、年金生活者等臨時福祉給付金の支給に係る予算を計上いたしました。<障がい者が共に暮らせるまちづくり> 地域社会における共生の実現に向けて、障害福祉サービスの充実等、障がい者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するため、障害者総合支援法に基づき事業を推進してまいります。 障がいのある方や難病の方が安心して自分らしくこの地域で日常生活や社会生活を営むがことができるよう、地域生活支援事業と障がい福祉サービスを引続き実施してまいります。 また、上伊那障害者総合支援センター、上伊那圏域自立支援協議会、各種関係団体と連携を図りながら、地域ニーズでもある障がい者の活動、居住の場の誘致・設置と町単独福祉サービスの充実や地域社会資源である事業所や人材の育成に取組んでまいります。 障がい者の福祉施設通所費用に対する補助対象範囲を拡大し、就労・社会参加に向けた支援を進めます。 ここで新たに、町内の大型商業施設の空きスペースを活用した
コミュニティ創出事業として、多目的に活用できる施設の整備を行います。 この施設は、子育て世代や障がい者の皆様の利用、また世代間交流の場等として、だれもが自由に利用できるコミュニティ空間を目指しています。 特に、施設は地域活動支援センター機能を併せ持ち、障がい者の居場所・就労・ボランティア活動の場として利用します。 近年、社会状況の変化などから急増している精神疾患への対応を始め、障がい者支援にはまだ多くの課題が見受けられることから、今後も引続き課題解決に向け事業を推進してまいります。<高齢者が住み慣れた地域で自分らしく暮らせる体制づくり> 超高齢社会を迎え、日本は、諸外国に例を見ないスピードで高齢化が進行しており、特に、団塊の世代が75歳以上となる2025年以降は、医療や介護の需要がさらに増加することが見込まれています。 このため町では、2025年を目途に、重度な要介護状態となっても住み慣れた地域で自分らしい暮らしを人生の最期まで続けることができるよう、「住まい・医療・介護・予防・生活支援」が一体的に提供される地域包括ケアシステムの構築を引続き推進してまいります。 具体的には、箕輪町地域包括支援センターを中心に、在宅医療と介護の連携に向け医療・介護関係機関との調整を進めるとともに、今後増加が予想される認知症高齢者への対応として、認知症初期集中支援チームを設置し認知症の方を地域で支え合うすまいるサポート事業を拡充いたします。 また、高齢者の方が介護が必要になる前から介護予防に対して意識を高く持ち、住み慣れた地域で健康的な生活を続けていけるように、従来から取組んできた いきいき塾の内容を一部見直し、高齢者の生きがいと健康づくりが地域の中で進められるよう積極的な支援を行ってまいります。 現在、地域のボランティアによる高齢者の集いの場、いわゆる「サロン」の立ち上げと見守りや生活支援の体制づくりを推進しています。これを支援するために生活支援コーディネーターを配置し、生活・介護支援サポーターの養成を進め地域の支え合い体制づくりを推進します。 高齢者の社会参加は大きな生きがいづくりでもあり、引続き長寿クラブやシルバー人材センター等への支援を行ってまいります。 既に到来している超高齢社会への対応においては、行政、地域住民、民間事業者等様々な主体が、それぞれの役割分担の下で、連携して行われることが重要であるため、町は引続き地域の体制づくりに重点を置き、積極的に事業を推進してまいります。〔3 「家族になろう」といえるまち〕<結婚支援事業> 結婚支援の推進については、未婚化・晩婚化が進む中で、一組でも多くの男女が結婚まで進むことができるように、相談機能の充実や、出会いの場をつくる取組み等を支援するとともに、若いうちから将来を見据えた生活設計ができるように、支援活動を行います。 従来からの「ハピサポみのわ」の活動に加え、20代から30代の若い人が結婚にアプローチしていく仕組みを作っていく必要があります。平成28年度については、将来的な人生設計、ライフプラン(保険・年金等)について企業等と協働して、これから結婚したいと思う人が考えられるような仕組みを検討していきます。また、若年層向けの交流イベントを拡充します。<子育て支援のための保健事業> 産科医療機関が町内に新規開業した場合の費用補助制度を引続き行い、町内に産科医療機関を確保することにより、妊婦が安心して出産できる環境づくりに取組みます。 妊婦が健診費用の心配をせず、出産までに必要とされる14回の健診、4回の超音波検査及び血液検査等が受診できるように、妊婦健診費用を補助する予算を引続き計上いたしました。核家族が多くなり、子育てや育児に不安のお母さんに対する切れ目のない支援を関係課と連携をとり行ってまいります。 また、妊娠期間中の口腔内の病気や虫歯が、胎児にも影響を及ぼすことに着目し、妊婦が無料で歯科健診を受けられる妊婦歯科健康診査「プレママ歯ッピー事業」を引続き実施するため、必要な経費を計上いたしました。 少子化対策の充実としては、不妊治療を行っている夫婦の経済的負担の軽減を図るため、新たに男性不妊治療を加え不妊治療費補助金制度を行います。また、不育症治療費補助金制度を始めます。出産後の育児不安解消や母子の健康保持を図り、子どもを産み育てやすい環境づくりのため、出産後の産婦を対象に医療機関や助産所において、母体管理、育児支援及び母乳相談など、産後ケア、育児・母乳相談事業に係る費用の補助について必要な経費を計上いたしました。 新生児の全戸訪問事業は、保健師により育児相談等を引続き実施するとともに、低出生体重児に係る未熟児養育医療費の給付と、該当児及び母親への保健師による訪問事業を引続き実施してまいります。 箕輪町に誕生した子どもさんやご両親、ご家族に感謝の気持ちを表すため、出産祝い品を引続き贈呈いたします。 また、子育てを支援するため、子育てに関する情報や子育てテキストを一つのファイルにした箕輪町オリジナルの「子育てノート」を配布してまいります。<育児・子育て支援> 新たにこども相談室を設置し、保健師、保育士、家庭相談員及び教育相談員を配置します。これによりサービスを必要とする親子がアクセスしやすい体制や情報の一元化を図ると共に、切れ目のない相談・支援体制を整えてまいります。 子育て親子の交流の場として活用されている子育て支援センターは、より親しみをもって利用される施設となるように愛称の募集を行い、事業の充実を図ります。また、地域の子育てサークルの充実のため、地域子育て支援事業補助金を継続するとともに、人的な支援を行い活性化を図ってまいります。 子育て世代、障がい者、高齢者等の多面的な交流を促すため、大型商業施設を活用した、新たなコミュニティ空間の整備を行います。子育ての楽しさを共有する親子ふれあい空間は、保育士等の人的な配置を行い、世代間の積極的な交流を促します。 仕事と子育ての両立支援や子育ての多様なニーズに対応するため、病児・病後児保育、一時預かり保育、ファミリーサポート事業を継続します。また、保護者の病気等で一時的に子どもの養育が困難となった場合に対応するために、新たに子育て短期入所生活支援事業を実施してまいります。 保育園は、保護者の期待に応えるため、保育士の専門性を高める研修を充実させるとともに、増加する未満児保育に対応していきます。また、支援を必要とする児に対応するため加配保育士23人を配置し、一人ひとりの発達を見極めた支援計画に基づく保育を実施するとともに、保護者支援を推進します。 子育てに伴う経済的負担軽減策として、経済的に厳しい状況に置かれたひとり親等世帯や多子世帯の保育料の軽減を図ります。 子育て環境の整備として、沢保育園の建設事業費を計上しました。平成29年度末の完成を目標に「子ども一人ひとりを大切にし、保護者や地域に愛される保育園」となるように事業を進めてまいります。また、木下の保育園の建替えについては、木下区での合意形成や要望を大切にしながら、保育施設整備計画に基づき検討を進めてまいります。 平成27年度に実施した保育施設等の長寿命化計画に基づき上古田保育園の屋根外壁改修工事を計上し、安全な保育環境づくりを推進してまいります。〔4 産業が輝き、働く場所に恵まれたまち〕<産業を取り巻く環境の変化> 環太平洋パートナーシップ(TPP)協定は、モノの関税だけでなく、サービス、投資の自由化を進め、さらには知的財産、電子商取引、国有企業の規律、環境など、幅広い分野で21世紀型のルールを構築する経済連携協定です。 昨年10月、米国アトランタで開催されたTPP閣僚会合において、TPP協定が大筋合意に至りました。日本の全品目(農林水産物、鉱工業品)の関税撤廃率は95%、農林水産物の関税撤廃率は81%であり重要5品目を中心に国家貿易制度や枠外税率の維持、関税割当やセーフガードの創設、長期の関税削減期間の確保等の有効な措置を獲得したと発表されているところです。 農林水産省が試算した農作物19品目の生産減少額は878億円~1,516億円となっており、TPP対策27補正予算事業が打ち出されてきているところです。 町では、関係機関や関係団体等と情報を共有しながら、町内への影響について、またどのような支援が必要なのかに傾注し、産業の振興を図ってまいります。<雇用の創出と人材の育成> 産業を取り巻く環境は大きく変化していますが、町内の企業等の高い技術力と豊かな経験に支えられ発展してきました。しかし、小規模事業所が多く景気動向に左右されやすい産業構造となっていることから、地域経済の持続的な発展には、働く場の確保や産業を担う人材の育成などが重要となっております。 地域資源の発掘・育成と産業への活用として、ものづくり支援相談員を新たに配置し、町内企業のものづくり技術の把握とPRに努め、企業間の技術面からのマッチングを支援してまいります。また、企業振興相談員についても引続き配置し、企業動向の把握や企業誘致の推進、企業流出の防止に努めてまいります。 経営体間、業種間の連携と地域のネットワークづくりでは、
上伊那産業振興会において、広域的な企業間のマッチングなどを支援する元気ビジネス応援隊事業を行っており、こうした事業に参画してまいります。また、町内企業インターンシップや就職相談会については、町商工会等と検討を進めてまいります。 産業を担う人材の育成では、平成28年4月に開校予定の長野県南信工科短期大学校へ修学する学生を対象とした、修学助成金制度を創設し、将来の町のものづくり産業の有能な担い手となるよう支援してまいります。 雇用機会の創出面では、新規学卒者等の若者の町内への定住と町内への就職を促進するため、町に在住する者を正規に雇用した町内事業所に対し一人当たり10万円を交付する若者雇用促進補助制度を創設いたします。この補助制度は、雇用後1年経過後に交付するようになっているため、補助金の交付は平成29年度以降となります。 このほか工場立地促進策として、工場立地のための用地取得経費の30%を操業開始後に分割補助する町独自制度を創設いたします。対象となる用地取得面積は3,000平方メートル以上で新規雇用10人以上、土地を除く家屋及び償却資産の投下固定資産額が2億円を超えるものとして制度設計を行う計画です。<産業の活性化>〔農業・林業の振興〕 TPPの影響については、具体的な数値が見えない状況でありますが、こうした時代に対応したより強い農業経営が求められていますが、中小規模農家が多い現状では町全体で農業を支える仕組み作りが必要です。林業においても高齢化や後継者不足などから、手入れの行き届かない森林が増加してきており、水源かん養・土砂災害防止・地球温暖化防止などの森林の持つ多面的機能が発揮できるよう保全・活用が必要となっています。 〇農業関係 農地に関連した制度は、農業委員会法の改正により、農業委員会の役割が「農地等の利用の最適化の推進」として農業経営の規模拡大・農地の集団化、耕作放棄地の発生防止と解消、農業への新規参入促進を行うことが義務化されます。 町としても農業委員会とともに、現在取り組んでいる「人・農地プラン」や農地中間管理機構を活用して農地の集団化に取組み、荒廃地化を防止してまいります。 町民皆が農業に何らかの形で係わり、地域みんなで農業を支える仕組み「農業応援団」に取組むため、農業者や農業関係団体のみならず、消費者や販売店・学校や福祉医療関係者なども網羅した6次産業化ネットワークの構築に着手してまいります。また、地域で就農者を育てる就農支援団体等へ助成を行ってまいります。 箕輪町農業の発信拠点でもある農産物直売所にこりこ、にこりこキッチンたべりこ、のうさんぶつかこうじょなどを活用して、農作物の機能性分析を引続き行い、農作物のブランド化や差別化を進めてまいります。さらに、出荷農家へは作目の提案や計画的な収穫などの依頼を行うなど、農家所得の向上を狙ってまいります。 地域おこし協力隊につきましては、引続き町の農業振興や地域振興のための活動を行ってまいります。 米の生産調整は、昨年同様に上伊那全体で水田活用米穀(備蓄米や飼料用米、加工米等)に取組み、独自にWCS(稲発酵粗飼料)用稲の作付により目標達成を図ってまいります。〇林業、農業基盤整備関係 土地改良事業関係では、各区から要望があった農業用水路等の改修工事を優先性の高いものから順次進めてまいります。このほか、県補助土地改良事業として沢川地区大堰除塵機設置工事を計画したほか、土地改良区が維持管理主体となる水路等の改修工事への助成を行うなど、農業施設の適切な維持管理を図ってまいります。また、地域の手で農地・農業用施設や地域環境を守る自主活動組織に引続き支援を行ってまいります。この取組みは多面的機能支払交付金制度と称し、現在町内12地区で取組んでおります。 林業関係では、森林の多面的機能の維持保育や除間伐に対して信州の森林づくり事業補助金を有効に活用し、補助残については町単独事業として嵩上補助を行ってまいります。また、個人所有が多い里山の整備を促進するため、県や関係機関と連携し地域のとりまとめ役の発掘を行ってまいります。 松くい虫の被害は年々北上し、西部地区では標高800メートルを超える場所でも被害が確認されています。被害の拡大と北上をできるだけ食い止めるため、監視体制の強化と早期発見に努め、引続き被害木の早期防除(伐倒くん蒸処理)を実施してまいります。また、県や伊那市と共同して特に被害の多い福与地区の伊那市境で、被害林をすべて伐採し別の樹木を植林する更新伐を行う準備をしており、このような緩衝帯を設けることで被害拡大の進行スピードを遅らせる効果を狙ってまいります。 農作物に甚大な被害をもたらしている鳥獣対策は、鳥獣被害対策実施隊を組織し、町猟友会の協力を得ながら、引続き被害防止に努めてまいります。〔商業・工業の振興〕 商業関係では、長引く景気の低迷や後継者不足などにより、商店の減少、空き店舗は増加傾向となっております。工業関係では、地域経済や雇用を支える中小企業の経営安定化に向け、関係機関と連携した支援体制の構築が必要となっており、企業誘致や空き工場の活用など地域経済の活性化が必要です。 商工業の活性化に向け、町商工会と連携を密にし、商工会が実施する事業への助成や中心市街地商店街の活性化を推進するTMOへの支援を引続き行ってまいります。 町商工業振興資金については、貸付利率の引下げの方向で金融機関と協議をしており、さらに町の利子補助の継続により利用者の負担となる実質金利をより低利の資金としていく予定です。このほかにも工場立地、企業誘致について、先ほど申し上げました拡充策を計画しております。 町内商店の活性化のため、平成27年度に魅力ある店舗づくりと賑わいの創出を目指して創設した頑張る元気な商店応援事業補助金は、その利用も好調であり、本年度も引続き実施してまいります。また、導入6年目となります個人住宅リフォーム補助制度は、下水道の個人住宅つなぎ込みへの利用など、地域経済への波及効果が期待できるため、本年度も引続き実施してまいります。 町内事業所に働く方の福利向上のための町勤労者互助会についても加入促進等を図りながら、勤労者の福利厚生の支援と利便を図ってまいります。〔観光の振興〕 平成26年度から2年間をかけてリニューアル工事を行ってきたながた自然公園については、平成27年度で完了します。新たに高低差のある遊歩道を設置いたしましたので、この特性を活かし、ながたの湯やながた荘との連接をもったウォーキングコースの設定などを行い、自然と健康と癒しを楽しめるような誘客PRをしてまいります。また、県下最大規模の72ホールとなるマレットゴルフ場の増設も行いましたので、ながた荘の宿泊や宴会などとの組み合わせにより、新たな提案も可能となりました。さらに、キャビン棟の改修も行いましたので、オートキャンプ場等と合わせ魅力のアップしたながた自然公園をながたの湯、ながた荘さらに「にこりこ」「たべりこ」といった施設と関連付け町への誘客宣伝を推進してまいります。 ながた荘・ながたの湯につきましては、建物や設備の老朽化もあり維持補修経費が増高傾向となってきています。今後の維持改修等についても検討を始めてまいります。 グリーンツーリズムによる田んぼ体験、やさい体験、健康幸せツアーなども引続き実施し、町の発信と都市部からの誘客を図ってまいります。 広域的な観光については、長野県観光協会、上伊那観光連盟などの広域的な組織を活用し、箕輪町のみならず他地域との組合わせによる観光を幅広く検討してまいります。また、辰野町、箕輪町、南箕輪村で構成する上伊那北部観光連絡協議会では、独自のイベントを企画運営するなど、上伊那北部エリアの観光資源を互いに活かした誘客宣伝活動を行ってまいります。 引続き、町の貴重な観光資源としての赤そばの里、萱野高原、ながた自然公園、箕輪ダムもみじ湖等の環境整備を進めてまいります。 2016みのわ祭りは、昨年に引続き、みのわ天竜公園と日の出工専地区道路を主会場に、町民皆が楽しむことができる祭りとして実施してまいります。〔5 住みやすい都市基盤をみんなでつくるまち〕<土木事業> 安全性・利便性に配慮した住民満足度の高い都市基盤整備としては、引続き各区からの要望箇所を中心に緊急かつ効果の出る箇所を選択と集中により実施していきます。新規舗装・修繕、側溝改修は、町道351号線、町道505号線、町道471号線、町道52号線、町道337号線ほか26路線を実施します。また、道路改良は、町道2・51号線、町道526・531号線ほか6路線を実施いたします。 箕輪チャレンジとして、新興住宅地である三日町田中城地籍内の町道505号線他の未舗装道路に対し新規アスファルト舗装を実施し、水溜りの解消や利用しやすい道路づくりを進めます。また、平成27年度繰越予算で対応する
グリーンベルト設置工事は、児童の通学の際の安全確保を目的に各小学校と協議をしながら、スクールゾーン内や歩道のない通学路を中心に整備いたします。
社会資本整備総合交付金事業により町道51・52号線の用地取得、町道508号線道路改良や橋梁長寿命化修繕計画に基づく中央道に架かる跨道橋の修繕工事を進めます。 なお、住民と協働による道路、橋梁、河川、公園の点検を計画的に行うとともに、維持管理の適正化、緊急補修を迅速に行います。 また、住宅地拡大に伴う生活道路整備を進めるため狭あい道路整備等促進事業により4mに満たない道路の拡幅整備を進めてまいります。 河川環境の整備についても、町の管理する準用河川を中心に堆積土、葦の除去を進めます。<都市計画事業他> 都市計画事業は、社会状況の変化による都市計画道路の未着手路線の見直し作業を国・県、関係機関、住民の方と協議の上進めており、それに伴う用途地域の変更を計画決定していきます。 景観や自然環境の保全・育成と調和のとれた開発を進めるために平成27年に箕輪町景観条例を制定し、景観行政団体に移行しました。町景観審議会により定める景観形成基準に沿って7月から条例が施行され、届出に対し適正に審査していきます。また、計画と規制について、住民に周知し景観整備に努めてまいります。 町営住宅関係では、耐震基準が改正された昭和56年以前に建てられた団地を中心に耐震診断を行い安全性を確認するとともに、今後の町営住宅のあり方について検討してまいります。<上水道事業> 上水道事業では、老朽管の更新に併せて防災・減災の視点から耐震管の布設工事を計画的に推進します。また、道路改良工事、下水道工事に併せて布設工事等を進め、移住・定住促進のための宅地開発関連布設工事を積極的に推進します。安定した水道水の供給のため、第5次拡張事業により、幹線の未接続箇所の解消を図り水道管のネットワ-ク整備水準の向上を図ります。 将来にわたってサ-ビスの提供を安定的に提供できるよう、投資と財務の均衡を図った中長期計画である「経営戦略」を策定し、将来を展望した10年間の上水道事業計画を立ててまいります。 上水道は、生活に欠くことのできない大変重要なライフラインです。予防保全型の維持管理を徹底し、緊急時においても迅速に対応することはもとより、町民の皆様が安心して飲むことができる、安全で良質な飲料水の安定供給に努めてまいります。<下水道事業> 下水道事業は、平成23年度から着手した雨水排水計画による、天竜川右岸第二排水区(沢・大出)の早期供用開始を目指し、上流部の未整備個所について工事の進捗を図ります。 また、公共下水道及び特環下水道の事業認可期間満了に伴う変更認可申請に向けた計画書の作成を進め、併せて、人口減少社会の到来や使用水量の減少に向けた施設の統廃合(スペックダウン)を推進するため、農集排処理施設を廃止し公共下水道へ統合するための業務を促進します。 下水道の接続率向上に積極的に取組むとともに、公共下水道処理場の長寿命化計画に従い、施設更新改修事業の進捗を図り、併せて不明水対策としての管路更生工法による予防保全工事を実施し、処理場への流入負荷軽減対策を推進します。 下水道事業の徹底した効率化やサ-ビスの安定的継続提供を確保するため、中長期的な経営の基本計画である「経営戦略」を策定し、経営基盤の強化と財政マネジメントの向上を図ってまいります。〔6 学び合い、共に育てるふるさとのまち〕 相手を尊重し、共に学び合うことを通して、お互いに高め合うことを大切に考え、地域やまちの良さを知り、郷土愛を育み、住む人や想う人にとって、ふるさとになるまちづくりを目指します。ふるさと箕輪を愛し、自ら人生を切り拓いていく人づくりを進めるため、3つの基本方針に沿って事業を進めます。<地域への愛着と誇りを育てる教育の推進> 家庭・地域・学校・保育園・企業など、地域社会に生きる様々な主体が、教育・人材育成に参加・連携し、交流や学びを通して、誰もが地域社会の一員であることの実感を持つことができ、地域社会に対して貢献したいと思える意識を育む教育を進めます。あいさつ運動の推進や各地区の見守り隊との連携、夏休みの寺子屋教室や中学校の放課後学習などへの地域の方のボランティア参加をいただきながら地域との関わりを大事に引続き実施していきます。 小中学校におけるキャリア教育についても、地域内の多くの事業者の協力をいただきながら、地域と学校をつなぐ第3回キャリア教育フォーラムの開催や上伊那広域での産学官キャリア教育交流会へ参加し情報共有に努めます。 今までに築いてきた地域と学校との関係を大切にしつつ、地域と共に歩む、開かれた学校づくりとして、信州型コミュニティスクールの立ち上げと準備を進めます。 学校地域のつながりを更に深めていくために、地域の方との学校給食交流をできる地域から始めてまいります。現在、愛知県知多半島で行っている小学校5年生の臨海学習を箕輪町・浜松市庄内友好交流協定を結んでいる浜松市で開催してまいります。 青少年健全育成については、青少年の非行・被害防止のために地域の健全な環境を整備するため、街頭啓発・有害環境チェック活動・巡視活動・あいさつ運動等(セーフコミュニティ活動との連携)を行うとともに、青少年健全育成推進協議会・地区子ども会の活動を推進していきます。また、子育て世代や高齢者が安心して活用できる児童遊具・健康遊具の設置に取組みます。 人権尊重のまちづくりについては、人権尊重の理念を広く社会に定着させ、あらゆる偏見や差別を無くし、人権課題の正しい理解と認識を深められるよう、学習機会の充実に努め差別意識の解消を図ります。そのために、公民館活動や企業、各種団体を対象とした講座・学習会・講演会等の学習機会の充実に努め、差別意識の解消を図ります。 多くの方に、自らが住む箕輪町について知っていただけるようふるさと学習「箕輪学」の取組みを行います。具体的には、学校教育・社会教育における郷土学習の実施と、箕輪町読本(仮称 MINODAS)の作成を検討します。将来的には町の文化を紹介できる歴史コーディネーターの育成を図ります。 地域を知り、地域に愛着と誇りを持つ機会の創出として、すべての人にとって「ふるさと」と思える箕輪町にするため、ふるさと学習「箕輪学」としての小中学校におけるふるさと学習を充実します。箕輪の歴史文化の資料整備を進めます。<自己肯定感をもち、創造的に生きていく教育の推進> 幼児期の環境が生涯にわたって生きる力に大きな影響を及ぼすことを踏まえ「ひと味ちがう箕輪の子ども育成事業」の柱を、運動あそび、英語あそび、読育、食育の4つに据え、子どもの発達段階にあわせて総合的に取組んでまいります。更に、山林に囲まれた地域の特徴を生かした木に親しむ親子イベントを開催してまいります。 保育園から小学校への円滑な接続のためのプログラムを推進し、保育園と小学校の連携を深めてまいります。 保育園での「いきいき保育創出事業」を継続し、各保育園が創意工夫をこらした特徴のある諸活動を展開してまいります。 子どもの育ちの連続性を支える保・小・中の連携で、未来を担う子ども達が社会的に自立した人間になれるよう、一人ひとりの個性や能力の伸長を願って、各小中学校の教育活動が豊かに展開されるよう支援していきます。 保育園から中学校までの連携を、生徒指導面の連携だけでなく、教科においても連携して、児童・生徒の学力の向上につなげる取組みを計画します。 「子育て観」を学校と家庭で共有するグレード・アップPLANを全小中学校で実施して、小中が連携して子どもと保護者、学校がそれぞれ協力して、自己肯定感を育みながら健やかな成長を支えていく体制を整えてまいります。 生きる力を育成する学校教育の推進として、グローバル化の進行や社会変化の激しい時代を生き抜くために必要となる、「基礎的知識を活用し、自ら考え、判断し、表現する力、コミュニケーション力」を育む取組みを進めます。小学校の外国語活動の充実、情報化の進展に合わせたICT(情報通信技術)を活用した授業の充実、特にデジタル教科書を活用した授業の充実を図ります。 学力向上に向けた施策のスタディサポート事業として、教職員の指導力向上を目指した「キャリアアップを扶(たす)ける各種研修の実施」、「授業の充実を目指す校内研修の充実」を通して教職員一人ひとりが、「学校づくりの根幹は授業づくりである」という自覚を深める学校づくりを継続します。その推進役として、学校教育指導主事を配置し活用していきます。教育先進自治体との教育連携協定の検討を進めます。中学生の学力向上を図るため、数学・英語・国語の補助教員を継続配置します。 国際交流員配置事業については、保育園に1人、小学校に3人、中学校に1人の計5人を配置し、小学校では、英語学習プログラム(レシピ方式・PLSシステム)を継続し、中学校卒業時に英語でコミュニケーションのできる「使える英語力」の育成を目指します。 食育推進については、ふきはら給食の日を毎月1回実施するなど、食育と地産地消の活動の推進や朝食の大事さ等考える取組みを継続的に行います。 読育の推進については、保育園から中学校まで読育事業を通して、豊かな心とコミュニケーションを育んでまいります。子どもが購入する本を選ぶ「選書会」を継続実施するとともに、図書館司書の研修を充実させて、NIEへの積極的な取組み、学校図書館を活用した授業への参画等、図書館司書を中心とした情報発信基地としての図書館運営の充実を図ります。 学校教育振興交付金により、主体的で創意ある学校づくりができるよう学校運営を支援してまいります。 すべての子どもの学びの保障支援事業については、教育相談、特別支援教育支援の充実のために相談員や介助・支援を必要とする児童・生徒のために介助員・支援員を継続して配置し、きめ細やかな対応に努めます。いじめを許さない学校づくりや特別支援教育の充実、不登校など学校生活における様々な悩みを抱える児童・生徒の心に寄り添う支援体制を充実させます。また、経済的支援の必要な保護者への支援を継続的に行います。学童クラブの全小学校での開設を引続き検討していきます。<社会とつながりをもち学び続ける教育の推進>〔生涯学習事業〕 平成26年度から原案を作成している生涯学習プランについては、第5次振興計画との整合性を図り、時代に対応した計画を策定するとともに、国際化・情報化に伴う価値観の多様化等に対応した生涯学習を推進します。特に地域への住民の関りが希薄になるなかで、地域住民の自主的な参加と、求めに応じた学習機会の場を提供します。 ふるさとの伝統文化の継承、芸術・文化・スポーツの振興に、地域住民が自発的に参画し、より高い欲求を満たすことができるよう支援や取組みを行います。 芸術文化の振興については、町民が芸術文化活動に自主的に参加し、充実した生涯学習を実践体験できるよう町民等のニーズに合った鑑賞機会・参加機会・交流機会の充実を図ってまいります。文化センター開館20周年にあわせた事業、古田人形芝居定期公演、第19回日本の太鼓in箕輪、各種団体が取組む事業等を実施します。 みのわ町民文化祭は世代を超えて多くの人たちが参加する事業です。一つでも多くの団体に参加いただける「手作りの文化祭」とし、多くの方に鑑賞していただける文化祭となるよう進めます。 生涯スポーツの振興については、年齢や性別を問わず、体を動かすことを通して、他者との連帯感や精神的な充足感が得られ、体力の向上、健康の保持増進ができるよう生涯スポーツの振興を図ります。特に、フェンシングや、町民駅伝大会等、箕輪町を代表するスポーツや行事を振興し、町民の一体感や、町の魅力を向上する取組みを進めます。 フェンシング事業については全国カデ・エペ フェンシング選手権大会等の全国大会開催をとおして同競技の振興を推進し「フェンシングの町箕輪」を発信します。町民有志の実行委員会と協働で実施している天竜健康ウォークは、さらなる充実を図り「ウォーキングのまち箕輪」を全国に発信し、町の活性化に努めます。また、町民の皆様はもとより、町外・県外等から箕輪町へ訪れていただけるよう、観光資源となりうる新たなスポーツイベントの創出を図ります。 今後のスポーツの振興については、スポーツ人口の増加や底辺拡大を目指し、各種スポーツ団体やスポーツ推進委員と協働で様々な種目のスポーツ振興に取組みます。箕輪町駅伝大会は、町内一周に向けて検討を進めていますが、新しく出された方向にしたがった大会開催に向けて進めます。 児童遊園維持管理事業については、現在35箇所ある児童遊園について、危険遊具を随時撤去するとともに、計画的に遊具の設置を進めます。遊具の設置については、安全点検結果を確認し、地域の皆様の要望をお聞きし計画的な整備を進めます。 28年度については松島の垣外児童遊園の遊具設置工事を実施します。〔公民館事業〕 公民館事業については、成人大学や各種講座などの活動を通じて、教養の向上や健康の増進、生活文化の振興を図り、地域のつながりを深めていきます。また、公民館活動への若年層の関心・認知度を高め幅広い世代が活躍できるようにし、町公民館や地域の分館活動を活性化してまいります。 分館活動は公民館活動の要です。分館が活動しやすくなるよう情報交換会や分館活動の交流を進めるとともに、出前講座など分館活動への支援を行います。 ふきはら大学等の事業では、郷土に愛着を持てる多彩な講座を開催してまいります。若年層の公民館活動に対する認知度・参加状況が低いという現状に対しては、青年学級や青年世代を対象とした講座の実施に努めます。 元気はつらつ箕輪の大先輩活動支援事業は取組み始めて5年目になります。より多くの皆様が元気はつらつに生活できるよう検討を進めます。〔博物館事業〕 博物館を中心とした歴史・文化の伝承については、ふるさとみのわの歴史や文化を次世代に伝え、先人から受けた文化の襷を後世に継承していけるよう各種文化財の保護に努めるとともに、博物館の活動にボランティアの参加を促し、町民が積極的かつ主体的に参加できる地域に根差した活動を展開します。 博物館事業では、「町内まるごと博物館事業」を展開し、身近で親しまれる博物館事業を目指し、「大下宇陀児」特別展等の事業を展開します。文化財保護事業では、町の大切な財産である各種文化財の保護・管理について、全体的な視点から適切な保存に努めます。 信州みのわ「東山山麓歴史の道」事業や、沢保育園建設事業に先立つ丸山遺跡発掘調査等、町全体の文化財の普及と保護に努めます。〔図書館事業〕 図書館を通じた読育活動の推進と情報発信については、乳幼児から高齢者まで、町民が生涯を通じて読書や文化に親しみ、学びや教養を高める場として図書館の充実を図ります。また、読育ボランティアの活動の充実を図り、交流、情報発信を通して、町民が集い、つながる場としての活用を進めます。 図書館事業では、地域の情報拠点として、本に親しみ、知る機会を幅広く得られる機会をつくり、レファレンス等を通じた蔵書の活用に努めます。 「読育推進」事業では、保育園や小中学校と連携した読育ボランティアの育成と読み聞かせ等の事業に取組みます。将来に向けた資料保存として、デジタル・アーカイブ化事業を継続して進め、「郷土資料誌」の電子書籍化に取組んでまいります。「キャリアデザイン事業」については、高校生以上の就業支援、再就職、起業を進めるため、引続き継続し、関連蔵書の充実強化を図り、就業支援のサポート窓口となるよう取組みます。 世代間交流室(なごみーな)は、読み聞かせや手遊びなどに全世代の皆様が参加し、交流できる「なごみの空間」として引続き活用します。また、28年度はおはなしこんにちは20周年記念公演として人形劇団を招致し開催いたします。 新図書館の建設については、現在の図書館の耐震補強工事と並行して、これまで視察した図書館や、参考となる先進図書館の事例、現図書館の建設までの経過等、基礎資料について検討したうえで、将来的な方向が出せるよう庁内建設検討プロジェクトを中心に進めてまいります。 社会教育施設の整備・充実については、図書館の耐震補強工事を、昨年度実施した耐震診断結果に基づき、利用者の安全を最優先に考え秋以降に実施いたします。長期間の工事となるため、工事期間中は、利用者の便宜をはかるため、臨時図書館窓口を地域交流センターや文化センター等に設置することを検討中です。 平成28年度特別会計予算についてご説明申し上げます。 箕輪町国民健康保険特別会計は、事業勘定の予算総額を26億7,767万3,000円と定めるもので、前年度比1.9%の減となっております。 被保険者数は、3,486世帯、5,958人とし、前年度より世帯は220世帯の減、被保険者は、186人の減を見込みました。 国民健康保険は、医療保険体制の基盤をなす制度として、地域医療の確保と町民の健康増進に大きく貢献してまいりました。しかし、疾病構造の変化や医療技術の高度化による医療費の増加と、少子高齢化による被保険者数の減少により国民健康保険の財政運営は厳しい状況にあります。こうした中、国は安定した財政運営を図るべく国民健康保険を都道府県単位に平成30年度に一元化する方針を決定し、準備が進められています。 町の国民健康保険財政も厳しい状況にあり、一般会計からの繰入れは法定基準内を基本とし、今年度の国民健康保険税の税率は据え置くこととしましたが、国民健康保険財政調整基金は、全て取崩しを行い保有額ゼロという状況であります。今後は、特定健康診査等実施計画に基づく健診受診率等の向上に努め、健康維持や生活習慣病の予防・早期治療を推進し医療費の抑制を図り、健全な財政運営が堅持できるよう努力してまいります。 診療施設勘定については、東部診療所が平成28年4月から休診することに伴い、前年度対比91.6%減の590万8,000円と予算総額を定めるものです。歳入については、国保事業勘定から繰入れを行い、歳出については、施設管理費と起債の償還金が主なものであります。 当面、東部診療所については休診という状況になりますが、今後は、国保直営診療所の存続や地域医療の充実等について検討をする必要があります。 箕輪町後期高齢者医療特別会計は、予算総額を2億4,308万5,000円と定めるもので、前年度比6.7%の増となっております。 被保険者数は、3,441人とし、68人の増を見込みました。被保険者は医療費から被保険者一部負担金を除いた残りの額の10%を保険料として負担いたします。 歳入は、保険料1億8,327万6,000円と、低所得者の保険料軽減分及び徴収事務費としての一般会計繰入金が主なものであります。歳出は、後期高齢者医療広域連合納付金及び保険料の徴収、窓口業務に係る経費が主なものであります。 引続き長野県後期高齢者医療広域連合と連携を図り、円滑な運営を図ってまいります。 箕輪町介護保険特別会計は、予算総額を19億1,499万2,000円と定めるもので、前年度比1.8%の増となっております。 介護保険給付費は平成26年度に初めて前年度給付額を下回り、また平成27年度の報酬減額改定により大幅な伸びが見られないことから、平成28年度は18億253万円4,000円の介護保険給付費を見込み、前年度より1,514万円、0.9%の増額となっております。 介護保険第1号被保険者の保険料額は、第6期介護保険事業計画に基づき条例で定めておりますが、低所得世帯に対しては引続き保険料の軽減を図ってまいります。 また、高齢者が増加する中、社会保障を持続可能なものとするため、生活支援を地域で支える体制づくりが重要となります。高齢者が住みなれた地域で自分らしい暮らしを続けることができるよう「地域包括ケアシステム」の構築を進めるとともに、増加している認知症高齢者に対する施策も進めてまいります。 介護保険事業につきましては、適切な介護サービスの提供と介護保険料により、需要と供給のバランスのとれた施策の展開を進めるとともに、平成29年度から予定している要支援者に対する訪問介護、通所介護サービスの介護予防・日常生活支援総合事業への移行に向けて介護予防事業の強化を進めてまいります。 箕輪町水道事業会計は予算総額、収益的収入は5億718万3,000円で、前年度並みとなっております。収益的支出は、前年度対比0.2%増であり、「経営戦略」策定支援業務を実施することが主な理由となっています。 資本的収支の収入では、1,070万円で、前年度対比0.9%の増、支出では、2億255万5,000円で、2.6%の減となります。差し引き不足額の1億9,185万5,000円は、当年度分消費税資本的収支調整額及び過年度分損益勘定留保資金等で補てんするものであります。 水道料金は、使用水量の減少を考慮し若干の収入減を見込みました。 建設改良事業は、引続き第5次拡張事業に基づき、幹線の未接続箇所の解消を図り、安全で安定した水道水の供給を行います。また、老朽管の布設替工事を防災・減災の視点から計画的に推進し、耐震化を図ります。 安定経営のための経費の節減に努めるとともに一層の効率的経営に努力し、「経営戦略」を策定することにより、投資と財源の均衡を図った上水道計画を推進し、企業会計としての独立採算の原則を堅持してまいります。 下水道事業は、収益的収支では、10億6,118万3,000円、前年度比1.7%減となっております。資本的収支の収入では、4億9,108万5,000円、支出では、8億8,287万7,000円となっております。差し引き不足額の3億9,179万2,000円は、当年度分消費税資本的収支調整額及び当年度分損益勘定留保資金で補てんするものであります。 管渠工事は、ほぼ完了しておりますが、未普及箇所で緊急整備箇所は随時工事を実施するとともに、移住・定住促進の観点から、宅地造成関連個所について積極的に工事を実施してまいります。更に水洗化率の向上に積極的に取組みます。 また、公共下水道・特環下水道事業の変更認可申請や、農集排処理場の統廃合に向けての事務手続きの推進などを積極的に進めるとともに、「経営戦略」を策定し、経営基盤の強化と財政マネジメントの向上を図り、公営企業としての安定した将来展望を見据えてまいります。併せて、公共下水道処理場の長寿命化計画に沿った施設更新改修事業の進捗を図り、不明水対策として管路テレビカメラ調査の実施や管路更生工法による予防保全工事を実施し、下水処理業務に万全を期してまいります。なお、安全安心な町づくりに向けての浸水対策として、沢・大出地区の雨水排水整備工事を引続き推進してまいります。以上、各特別会計予算の編成概要を申し上げました。よろしくご審議ご決定くださいますようお願いいたします。
○木村議長 会議の途中でありますが、ここで暫時休憩といたします。再開を午後1時といたします。 午前11時20分 休憩 午後1時00分 再開
○木村議長 休憩前に引き続き、会議を再開いたします。日程第10 議案第6号 箕輪町
行政不服審査会設置条例制定についてを議題といたします。事務局長に議案を朗読させます。事務局長
◎小嶋事務局長 議案第6号 朗読
○木村議長 提出者の説明を求めます。町長
◎白鳥町長 議案第6号 箕輪町
行政不服審査会設置条例制定について、提案理由の説明を申し上げます。この条例は、行政不服審査法の施行に伴い、同法の規定に基づき設置する箕輪町行政不服審査会の組織及び運営その他必要な事項を定めるため、提案するものであります。また附則において、関連条例を合わせて整備するものでございます。この条例の施行期日は平成28年4月1日とするものであります。細部につきまして総務課長に説明をさせますので、よろしくご審議ご決定くださいますようお願いを申し上げます。
○木村議長 細部説明を求めます。総務課長
◎浅野総務課長 それでは細部説明をさせていただくわけでございますが、その前に議案第6号、7号、11号、12号、15号につきましては、行政不服審査法の施行に伴うもので関連ございますので、先に改正行政不服審査法の概要を申し上げますのでよろしくお願いいたします。 まず改正行政不服審査法でございますが、平成26年6月13日に公布され、今年の4月1日に施行されます。今回の改正は処分に関し、国民が行政庁に不服を申し立てる制度で、不服申立てと申しますがこれについて公平性の向上、使いやすさの向上等の観点から50年ぶりに全面改正されているものでございます。行政不服審査法の主な改正点でございますが、先ほど申し上げましたように公平性の向上ということで審理員制度の導入、処分に関与しない職員が審査請求人と処分庁の両者の主張を公平に審議します。 二つ目といたしまして、第三者機関への諮問手続きの新設でございます。条例で設置する附属機関、行政不服審査会に諮問することにより審査庁の判断をチェックするということでございます。 次に不服申立ての見直しと使いやすさの向上でございますが、不服申立の手続を審査請求に一元化をいたしまして、手続を省略することになります。続きまして審査請求期間でございますが、現行では60日でございますがそれを3カ月に延長するという内容でございます。 もう1点、標準審理機関の導入を盛り込んだという内容が今回の行政不服審査法の概要でございます。 それでは議案第6号につきまして細部説明を申し上げます。提案理由につきましてはただいま町長が申し上げたとおりでございます。議案書の1ページからご覧ください。先ほど概要でご説明したとおり、不服申立てを審査する第三者機関として箕輪町行政不服審査会を設置するものでございます。第1条は、町長の附属機関として行政不服審査会を設置することについて規定するものでございます。次に1ページ~2ページにかけて第2条は、審査会における委員の人数、委嘱、任期、再任、守秘義務等を規定しているものでございます。2ページの第3条は、会長の設置、選任方法等について規定するものでございます。第4条は、審査会の会議の招集、定足数及び議決数について規定するものございます。第5条は、審査会の庶務を行う部署、総務課について規定するものでございます。第6条は、審査会に関し必要な事項を規則で定めることについて規定するものでございます。附則の第1項では、この条例の施行期日を規定するもので平成28年4月1日からとするものでございます。附則の第2項以降は、行政不服審査法の施行に伴う関係条例の一部を改正するものでございます。 新旧対照表でご説明申し上げますので、5ページの資料をご覧ください。最初に、附則第2項の箕輪町情報公開条例の一部改正であります。第11条第5項では、不服申立手続を審査請求手続に改めるものでございます。次に、第13条の次に13条の2として審理員による審理手続に関する規定の除外規定を加えるものございます。次に、5ページから6ページにかけて第14条は、行政不服審査法に基づく審査請求があった場合の措置について見出し以下条文を改めるものでございます。6ページの第15条第1項は不服申立てを審査請求に、第5項で、「不服申立人」を「審査請求人」にそれぞれ改めるものでございます。続いて7ページをご覧ください。附則の第3項の箕輪町個人情報保護条例の一部改正でございます。第24条の次に第24条の2として、審理員による審理手続に関する規定の除外規定を加えるものでございます。資料の7ページ~8ページでございますが、第25条は行政不服審査法に基づく審査請求があった場合の措置について、見出し以下条文を改めるものでございます。続いて8ページの下段でございますが、附則の第4項の箕輪町行政手続条例の一部改正であります。第19条の第2項第4号は「ことのある」を削除するものでございます。次に9ページの附則の第5項の箕輪町町営土地改良事業等の経費の賦課徴収に関する条例の一部改正でございます。第3条の見出しを「異議を申し立て等」を「審査請求等」に、第1項は「60日内」を「3月以内」に、「異議を申し立てる」を「審査請求する」にそれぞれ改めるものございます。また第2項は異議の申立てを審査請求に、3箇月を3月に、決定を裁決にそれぞれ改めるものでございます。下段の附則第6項の箕輪町消防団員等の公務災害補償条例の一部改正であります。第26条の見出しと本文中の異議申立てを審査請求にそれぞれ改めるものでございます。以上で細部説明を終わります。
○木村議長 以上で議案第6号の説明を終わりましたので、これから質疑を行います。質疑ありませんか。 (「なし」の声あり)
○木村議長 質疑なしと認めます。 日程第11 議案第7号 箕輪町行政不服審査法の規定による提出資料等の写し等の交付に係る手数料に関する条例制定についてを議題といたします。事務局長に議案を朗読させます。事務局長
◎小嶋事務局長 議案第7号 朗読
○木村議長 提出者の説明を求めます。町長
◎白鳥町長 議案第7号 箕輪町行政不服審査法の規定による提出資料等の写し等の交付に係る手数料に関する条例制定について提案理由の説明を申し上げます。この条例は、行政不服審査法の施行に伴い、同法の規定による提出資料等の写し等の交付に係る手数料に関し必要な事項を定めるため、提案するものであります。この条例の施行期日は平成28年4月1日とするものであります。細部につきまして総務課長に説明をさせますので、よろしくご審議ご決定くださいますようお願いを申し上げます。
○木村議長 細部説明を求めます。総務課長
◎浅野総務課長 それでは議案第7号につきまして細部説明を申し上げます。提案理由につきましてはただいま町長が申し上げたとおりでございます。議案書の1ページからご覧ください。第1条は、この条例の趣旨を規定しているもので、提出資料等の写し等の交付に係る手数料に関し、必要な事項を定めるものとしています。第2条は、提出書類等の写し等の交付に係る手数料の額等を規定するものございます。1ページ~2ページにかけて第3条は、提出資料の写し等の交付に係る手数料の額等を規定するものございます。裏面の2ページの第4条は、交付を受けるものが経済的困難者等の手数料の減免について規定するもので、減免の限度額、減免を受けるときの書面の提出、書面に添付する書類等を規定しているものでございます。附則の第1項では、この条例の施行期日を規定しているもので平成28年4月1日からとするものございます。続きまして別表のご説明を申し上げます。複写機により用紙に白黒で複写したものについては1枚10円、カラーで複写したものについては1枚50円、電磁的記録に記録されたものの白黒は1枚10円、同じく電磁的記録に記録されたもののカラーについては、1枚50円をそれぞれ手数料の額として定めるものでございます。以上で細部説明を終わります。
○木村議長 以上で議案第7号の説明が終わりましたのでこれから質疑を行います。質疑ありませんか。 (「なし」の声あり)
○木村議長 質疑なしと認めます。 日程第12 議案第8号 箕輪町
自然エネルギー推進協議会設置条例制定についてを議題といたします。事務局長に議案を朗読させます。事務局長
◎小嶋事務局長 議案第8号 朗読
○木村議長 提出者の説明を求めます。町長
◎白鳥町長 議案第8号 箕輪町
自然エネルギー推進協議会設置条例制定について提案理由の説明を申し上げます。この条例は、箕輪町の自然特性を生かした自然エネルギーの導入を調査、研究し、自然エネルギーを有効活用して、地域づくりや地域の活性化につなげていくために設置する箕輪町自然エネルギー推進協議会に関し必要な事項を定めるため、提案するものであります。この条例の施行期日は平成28年4月1日とするものであります。細部につきまして住民環境課長に説明させますので、よろしくご審議ご決定くださいますようお願いを申し上げます。
○木村議長 細部説明を求めます。住民環境課長
◎
笠原住民環境課長 議案第8号につきまして細部説明を申し上げます。1ページをご覧ください。第1条は協議会の設置、第2条は任務に関する規定でございます。箕輪町自然エネルギー推進協議会は、木質バイオマスや小規模水力発電など町の特性を生かした自然エネルギーの導入を調査、研究いたします。そして、森林や豊かな水のような身近な資源の利用に参加していただくことによる地域づくりや、地域の活性化につなげていくものでございます。2ページをご覧ください。第3条は組織に関する規定でございます。協議会の委員は、第2項に規定する方で構成し任期は2年といたします。第4条は会長及び副会長、第5条は協議会に関する規定でございます。会長は委員の互選により選任をいたします。第6条は庶務を住民環境課において処理する規定でございます。附則でございますが、この条例は平成28年4月1日から施行するものでございます。以上が細部説明でございます。よろしくお願いいたします。
○木村議長 以上で議案第8号の説明が終わりましたので、これから質疑を行います。質疑ありませんか。14番 岡田議員
◆14番(岡田議員) 恐れ入ります。裏面の5条の3ですけども、「協議会の議事は、出席委員の過半数で決し、可否同数のときは、議長の決するところによる。」と。議長という文言がここで出てくるわけですけども、この場合の議長というのはどのようにして決めるのか。可否同数のときにはかなりの権限が議長に有することになりますけども、議長というのをどのように選出するのかを教えてください。
○木村議長 住民環境課長
◎
笠原住民環境課長 議長でございますけれども、第1項にございますが協議会は会長が議長となるものでございます。協議会におきましては、そういった事柄につきまして議論をしていただくわけでございますけれども、同数のときは議長が決するという規定になってございます。以上でございます。
○木村議長 他にありませんか。 (「なし」の声あり)
○木村議長 これで質疑を終わります。 日程第13 議案第9号 箕輪町課設置条例の一部を改正する条例制定についてを議題といたします。事務局長に議案を朗読させます。事務局長
◎小嶋事務局長 議案第9号 朗読
○木村議長 提出者の説明を求めます。町長
◎白鳥町長 議案第9号 箕輪町課設置条例の一部を改正する条例制定について提案理由の説明を申し上げます。この条例は、危機管理に係る指揮・命令系統の明確化や業務を効率的に遂行する体制を整えるため組織機構の見直しを行うもので、危機管理・セーフコミュニティ推進課を総務課に統合するため、提案するものであります。この改正により、町長部局の課の数は11から10となります。また、組織体制としては総務課内にセーフコミュニティ推進室、及び消防防災係を新たに設置し、危機管理・セーフコミュニティ推進課の事務文書を引き継ぐものであります。また、附則において関連条例を合わせて整備するものでございます。この条例の施行期日は平成28年4月1日とするものです。細部につきまして総務課長に説明をさせますので、よろしくご審議ご決定くださいますようお願いを申し上げます。
○木村議長 細部説明を求めます。総務課長
◎浅野総務課長 それでは、議案第9号につきまして細部説明を申し上げます。提案理由につきましてはただいま町長が申し上げたとおりでございます。新旧対照表でご説明申し上げますので、3ページの資料をご覧いただきたいと思います。第2条は、課の設置規定をしてあるもので現行の第2号の危機管理・セーフコミュニティ推進課を削除し、改正案のように現行の第3号の企画振興課から第11号の水道課までそれぞれ1号ずつ繰り上げるものでございます。 次に、附則の説明を申し上げますのでおめくりいただき、4ページをご覧いただきたいと思います。附則の改正では、箕輪町課設置条例の改正に伴い関係条例を改正するものでございまして、附則の第2項は箕輪町議会委員会条例の一部改正でありますが、関係する委員会の所管に属する課の変更と所要の改正を行うものでございます。第2条の常任委員会の名称、委員定数及びその所管について規定してあるもので、現行の第1項イの危機管理・セーフコミュニティ推進課の所管に関する事項及びオの収納対策室の所管に関する事項を削除し、改正案のとおりウをイ、エをウ、現行のカからセまでをそれぞれ繰り上げ、改正案のエからシとするものでございます。なお、収納対策室は規則において税務課に附置されているということでございますので、他の室、今度新しくできる室も予定しているわけですが、その辺と整合を図るために今回の改正に合わせて見直すものでございます。続いて5ページでありますが、附則の第3項は箕輪町セーフコミュニティ推進協議会条例の一部改正でありますが、第8条は庶務について規定してあるもので、現在危機管理・セーフコミュニティ推進課になっていますが総務課に改めるものでございます。1ページにお戻りいただき、附則の第1項は、この条例の施行期日を定めているもので平成28年4月1日から施行するものでございます。以上で細部説明を終わります。
○木村議長 これから議案第9号について質疑を行います。質疑ありませんか。3番 下原議員
◆3番(下原議員) 素朴な質問で誠に申しわけないかなと思っているところですが、この部分だと町長部局の関係で新旧対照表ができているんですけども、この部分で確かこの前のときにやっていた文化スポーツ課とかいう生涯学習課にまつわる問題、あるいは教育課にまつわる問題という部分についてはこれはどういうふうになっているのかなと。町長部局の範囲だからこうだと、そうだとすると新教育法からいくと町長は今度は教育委員会に携わってくるわけですから、4月1日からですから乗っかって当然かなというように素朴な疑問を持って質問させていただきます。
○木村議長 総務課長
◎浅野総務課長 ただいまのご質問でございますが、教育委員会部局につきましては、教育委員会の組織規則のなかで教育委員会の課等の設置についてはそちらの規則をやっているものですから、今回の条例には教育委員会の組織については触れないということでございます。
○木村議長 3番 下原議員
◆3番(下原議員) そういう意味だと先だって町長が各課についてこういうふうにしたいよという、今のセーフコミュニティ推進室のことについてはわかりました。そういうふうになると、今の総務課長が言われるように教育委員会の範囲のなかでやることだからこれは別途ですよという意味だと思うんですけれど、そういう意味は今度はあくまでも町長、教育委員会とかそういう部分は部局としては町長管轄ではないというふうに思っていいわけですね。それだけです。
○木村議長 町長
◎白鳥町長 新しい地教行法が動き始めておりますが、教育委員会の組織そのものについては教育委員会のなかで議論をいただき決定していただくことになっております。もちろん町長が関与をしていく部分もありますし、教職員の人事等教育委員会の選任事項もありますので、そういったものは仕訳をしながら事務を進めていくということになります。なお、課の設置条例についてお知らせをしてございますけれども、それについては教育委員会の分については、教育委員会と連携を取って調整をした上で全体として私の方から説明をさせていただいた経過がございます。
○木村議長 下原議員
◆3番(下原議員) よく理解ができないんですけれども、そういう部分で新教育法が変わって町長が係っていくよというふうになっていくと、こういうふうになっているわけですから私とすればそうかなと。今までだったら教育委員会は別途なものだからこうだったというふうに思っていたんですけれど、今町長の説明、浅野課長の説明等を聞いてみてそういうものかというふうに思って今後もそういうことで、町長が出されるような組織変更のことでこの前出されたようなことは、ここが一緒くたの話ではなくてここからは教育委員会の話ですと。教育委員会で説明をすべきであって、そんなふうに私は考えますけれども、町長は一緒に話をしているから私の方で代用して全部説明しますよということを今申し上げられたというふうに理解をしておりますけれども、その辺のところというのは非常に微妙なニュアンスだと思っていますので、その辺のところだけ私も確認をさせていただくと同時に、今後そういうふうな判断でやっていかなければいけないなというふうに思っておりますので、私の方はそういうことでよろしいんでしょうね、というだけ念押しをしておきます。
○木村議長 町長
◎白鳥町長 教育委員会の所管事務につきましても、学校教育のように教育委員会で実施をしなければいけないと言われる部分ももちろんありますけれども、それ以外に町長部局で実施をした方が良いのかまたその教育委員会部局で実施した方が良いのか、それはときの情勢に応じて議論していく部分もありますので、町長部局としての係わりは今までももちろんありますし、これからも必要だというふうに思っております。しかしその組織そのものを教育委員会のなかで議論をしていただく分野については、それは教育委員会専権事項としてやっていただくということに変わりはありません。ただ、町全体の例えば事業をつくったり予算編成をするのは私どもの権限でございますので、そういったなかで事業を進めていくに当たってどんな組織が良いのかということになれば、総合教育会議等を通じて議論をしていくということになろうかと思います。基本的な部分では、組織の変更については今までとあまり変わらないというふうにご理解いただいて構わないと思います。
○木村議長 他にありませんか。8番 浦野議員
◆8番(浦野議員) 今の質問に関連しているんですが、私たちは生涯学習課に替わって文化スポーツ課ができるというふうに解釈しているんですが、それはできるのか。できるとしたらいつからそういう課ができるのかということをお尋ねいたします。
○木村議長 教育課長
◎戸田教育課長 ただいまの質問ですけれども、教育委員会の組織については組織規則で決めていきまして、今年平成28年の4月1日から教育課が学校教育課、それから生涯学習課が文化スポーツ課という形で組織規則を改定していくという予定であります。
○木村議長 8番 浦野議員
◆8番(浦野議員) その改正についてはどんなようなことで承認を取っていく、議会に報告していくかそれを教えてください。
○木村議長 教育課長
◎戸田教育課長 今の質問については、教育委員会に諮って決定をしていくという形になります。
○木村議長 8番 浦野議員
◆8番(浦野議員) 年度内でそれを諮ってということですが、1日から発足するということですね。
○木村議長 教育課長
◎戸田教育課長 一応今の段階で3月の定例教育委員会、それから臨時の委員会2回予定をしておりまして、そのなかで関連組織規則等を改正をしていくという予定です。
○木村議長 他にありますか。3番 下原議員
◆3番(下原議員) それは今町長の言っていることと違うのではないですか。要するに、そういうものはそうではないと、この前なぜ出されたんですかという質問なんです。今の課長の話だとこれから1回か2回、そういう会合を設けた上で進めていきますよという言い方ですから、それを決まる前にこの間の組織表が出たということは決まる前のものが出たと、そんな説明を私聞いた覚えはありません。
○木村議長 町長
◎白鳥町長 組織につきましては、町のあり方とか運営について非常に重要なものでございます。役場のなかの組織または人員構成、そして配置替えについては個人のことですので申し上げられませんけれども、組織はそういうものではないものですから事前に町の考え方を皆さんに申し上げ議会の皆さんのお考えもいただきながらそしてまた今回は議会の方に町の条例については審議をお願いをし、教育委員会のなかで議論をしていただくものについても、それはお話をさせていただいた上で議員の皆さんの考えもいただき、そして教育委員会の定例会の方に附議をするということでありまして、事前の説明というよりはご意見をいただいているというふうにご理解いただきたいと思います。
○木村議長 下原議員
◆3番(下原議員) 確認をいたします。その紙を今手元に持っていないので。新組織の部分についてそれが施行日が4月1日となっていたらどうするか知りませんけれども、そういう意見を今町長の言うのはそういう案を出して議会なら議会、その他のところで検討した結果、こういうことだということのなかで4月に入って4月かどうか知りませんよ。3月なのかもしれませんけれども、そこで改めて教育委員会を開いて、その意見を聞いて、最終決定をしますよと、こういう説明だというふうに理解してよろしいですね。
○木村議長 町長
◎白鳥町長 そのようでございます。
○木村議長 他にありませんか。 (「なし」の声あり)
○木村議長 これで質疑を終わります。 日程第14 議案第10号 箕輪町行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部を改正する条例制定についてを議題といたします。事務局長に議案を朗読させます。事務局長
◎小嶋事務局長 議案第10号 朗読
○木村議長 提出者の説明を求めます。町長
◎白鳥町長 議案第10号 箕輪町行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部を改正する条例制定について提案理由の説明を申し上げます。この条例は、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律の規定に基づき、法定利用事務以外に利用する事務及びその特定個人情報の提供について追加するため、提案するものであります。この条例の施行期日は平成28年4月1日とするものです。細部につきまして総務課長に説明させますので、よろしくご審議ご決定くださいますようお願いを申し上げます。
○木村議長 細部説明を求めます。総務課長
◎浅野総務課長 それでは、議案第10号につきまして細部説明を申し上げます。提案理由につきましてはただいま町長が申し上げたとおりでございます。昨年の12月議会で議決をいただき、平成28年1月1日から施行されています箕輪町行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の別表に、新たに四つの事務を加えるものでございます。それでは追加する事務の説明を申し上げますので、議案書の7ページの資料、A3の縦の資料をご覧いただきたいと思います。この表は三つに分かれておりまして、昨年の12月にそれぞれお示ししたあと、今回追加させていただく内容をアンダーライン、ちょっと見にくくて恐縮なんですがアンダーラインを引いた字分は、今度新たに加わるものでございます。まず、別表1の独自事務でございますが、二つ目の子ども・子育て支援事業に関する事務、三つ目の町単独で行う母子保健事業に関する事務、それと一番下の規則で定める箕輪町準要保護児童生徒援助費支給に関する事務が新たに独自事務として加わりました。今度は中ほどの表になりますが、こちらにつきましては個人番号の利用範囲、連携事務と呼ばれるものでございます。下の方にまいりまして6番目、子ども・子育て支援事業の地方税関係の情報に係るものでございますが、箕輪町子育て短期入所生活支援事業、その下の7番目の町単独母子保健事業、やはり地方税法関係の情報でございますが、箕輪町不妊症治療費助成事業、もう一つ箕輪町不育症治療費助成事業が新たに加わるものでございます。一番下の表でございますが、これは情報提供する教育委員会が情報の照会先でございますが、やはり地方税法関係の情報でございまして、箕輪町準要保護児童生徒援助費支給に関する事務を加えるものでございます。以上が新たに加わる事務でございます。以上で細部説明を終わります。
○木村議長 これから議案第10号について質疑を行います。質疑ありませんか。 (「なし」の声あり)
○木村議長 質疑なしと認めます。 日程第15号 議案第11号 箕輪町固定資産評価審査委員会条例の一部を改正する条例制定についてを議題といたします。事務局長に議案を朗読させます。事務局長
◎小嶋事務局長 議案第11号 朗読
○木村議長 提出者の説明を求めます。町長
◎白鳥町長 議案第11号 箕輪町固定資産評価審査委員会条例の一部を改正する条例制定について提案理由の説明を申し上げます。この条例は、行政不服審査法の改正に伴い所要の改正を行うものでございます。主な内容は、審査の方法、書面審理、決定書の作成について改正するため提案するものであります。この条例の施行期日は平成28年4月1日とするものです。細部につきまして税務課長に説明をさせますので、よろしくご審議ご決定くださいますようお願いを申し上げます。
○木村議長 細部説明を求めます。税務課長
◎唐澤税務課長 それでは議案第11号 箕輪町固定資産評価審査委員会条例の改正についてですが、提案趣旨は町長が申し上げたとおりでございまして行政不服審査法の改正に伴う改正でございます。議案書、資料3ページをご覧ください。新旧対照表でご説明申し上げます。最初に第4条第2項第1号の末尾に「又は居所」を加えます。それから2号~4号までを1号ずつ繰り下げ、2号に審査の申出に係る処分の内容という1号を加えるものでございます。次に3項ですが、「又は居所」を加えるものでございます。続いて第5項の次に、施行令第3条第2項で定められた6項を加えるものでございます。4ページをご覧ください。6条の第2項、第3項を1項ずつ繰り下げ、新たに第2項として、テレビ電話システムを利用して口頭意見陳述を実施することができるという項目を増やしたものでございます。新第3項は、法の改正に合わせてただし書き以下を削除するものでございます。新第5項は、改正法に新設された内容を追加するものでございます。第11条ですが、改正法で決定書記載内容等を定められたことから、法に合わせて改正するものでございます。議案の2ページをご覧ください。附則でございますけれども、この条例は平成28年4月1日から施行するというものでございます。第2項につきましては適用区分ということで改正規定は平成28年度以降の固定資産台帳に登録されたものから適用するという内容でございます。以上、細部説明を終わります。
○木村議長 これから議案第11号について質疑を行います。質疑ありませんか。 (「なし」の声あり)
○木村議長 質疑なしと認めます。 日程第16 議案第12号 箕輪町人事行政の運営等の状況の公表に関する条例の一部を改正する条例制定についてを議題といたします。事務局長に議案を朗読させます。事務局長
◎小嶋事務局長 議案第12号 朗読
○木村議長 提出者の説明を求めます。町長
◎白鳥町長 議案第12号 箕輪町人事行政の運営等の状況の公表に関する条例の一部を改正する条例制定について提案理由の説明を申し上げます。この条例は、地方公務員法の改正並びに行政不服審査法の施行に伴い、所要の改正を行うものでございます。主な内容は、任命権者の報告事項及び公平委員会の報告事項を改正するため提案するものであります。この条例の施行期日は平成28年4月1日とするものでございます。細部につきまして、総務課長に説明をさせますのでよろしくご審議ご決定くださいますようお願いを申し上げます。
○木村議長 細部説明を求めます。総務課長
◎浅野総務課長 それでは議案第12号につきまして細部説明を申し上げます。提案理由につきましてはただいま町長が申し上げたとおりでございます。新旧対照表でご説明申し上げますので、裏面の2ページの資料をご覧ください。第3条は任命権者の報告事項を定めてあるもので、地方公務員法の改正に伴い改めるものであります。現行の第1号と第2号の間に改正案の第2号として、職員の人事評価の状況を加え現行の第5号と第6号の間に改正案の第7号として職員の退職管理の状況を加え、さらに現行の第6号は「及び勤務成績の評定」を削るものでございます。こうした条文を加えることにより、現行の第2号以下を改正案のとおり各号をそれぞれ繰り下げるものでございます。次に第5条は、公平委員会の報告事項を定めてあるもので、行政不服審査法の施行に伴い第2号は現行の不服申立てを改正案の審査請求に改めるものでございます。1ページにお戻りいただき、附則の第1項はこの条例の施行期日を定めているもので、平成28年4月1日から施行するものでございます。以上で細部説明を終わります。
○木村議長 これから議案第12号について質疑を行います。質疑ありませんか。 (「なし」の声あり)
○木村議長 質疑なしと認めます。 日程第17 議案第13号 箕輪町特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例制定についてを議題といたします。事務局長に議案を朗読させます。事務局長
◎小嶋事務局長 議案第13号 朗読
○木村議長 提出者の説明を求めます。町長
◎白鳥町長 議案第13号 箕輪町特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例制定について提案理由の説明を申し上げます。この条例は、箕輪町特別職報酬等審議会から業務量に応じた報酬になるようにすべきとの答申により、監査委員の月額報酬を改定するため、提案するものであります。改定の内容は、識見を有する監査委員は現行の月額報酬3万7,000円から4万700円に、議会議員の監査委員は、現行の報酬を2万3,300円から2万5,600円にそれぞれ引き上げるものでございます。この条例の施行期日は平成28年4月1日とするものでございます。以上、提案理由の説明を申し上げました。よろしくご審議ご決定くださいますようお願いを申し上げます。
○木村議長 これから議案第13号について質疑を行います。質疑ありませんか。 (「なし」の声あり)
○木村議長 質疑なしと認めます。 日程第18 議案第14号 箕輪町特別職の職員で常勤のものの給与に関する条例の一部を改正する条例制定についてを議題といたします。事務局長に議案を朗読させます。事務局長
◎小嶋事務局長 議案第14号 朗読
○木村議長 提出者の説明を求めます。町長
◎白鳥町長 議案第14号 箕輪町特別職の職員で常勤のものの給与に関する条例の一部を改正する条例制定について提案理由の説明を申し上げます。この条例は、町長及び副町長の給与について箕輪町特別職報酬等審議会の答申を受けて改正するものであります。特別職報酬等審議会から平成28年度の町長及び副町長の給与の減額措置をそれぞれ5%が適当との答申をいただきましたが、経済状況などを勘案し町長は7%、副町長は答申のとおり5%の減額率に改正するため、提案するものであります。なお、教育長の給与については平成28年4月1日から新教育制度により、教育委員長と教育長を一本化し新教育長が任命されるため、地方教育行政における責任の明確化、迅速な危機管理体制の構築、首長との連携強化が図られるなど、今まで以上に権能が与えられるなどを考慮し現行の本則額を新教育長の本則額とし、減額率を定めないこととするものであります。この条例の施行期日は平成28年4月1日とするものです。細部につきまして総務課長に説明をさせますので、よろしくご審議ご決定くださいますようお願いを申し上げます。
○木村議長 細部説明を求めます。総務課長
◎浅野総務課長 それでは議案第14号につきまして細部説明を申し上げます。提案理由につきましてはただいま町長が申し上げたとおりでございます。資料でご説明申し上げます。裏面の2ページをご覧ください。概要につきましては、ただいま町長が提案理由で申し上げたとおりでございます。現行、町長10%の減額、副町長8%、教育長5%の減額をこの3月まで減額を行っておりますが、先ほどもございましたように審議会の方ではそれぞれ5%が適当という答申をいただきましたが、町長から説明がありましたように町長7%、副町長5%、教育長は本則どおりということでございます。実施の内容をご覧いただきたいと思いますが、町長ですが、本則では月額83万円でございますが、7%減額することによって77万1,900円、給料月額でいきますと5万8,100円の減額になります。なお、箕輪町は給料とその他に手当も7%減額しておりますので、減額の額で申しますと給料・手当合わせまして年額94万9,354円の減額となります。副町長でございますが、本則で定めている給料月額は67万円でありまして、減額率5%にしますと63万6,500円でございます。月額の減額でございますが3万3,500円となります。副町長も町長同様、給料と手当を減額するという内容になっておりますので、年額では54万7,390円の減額となります。施行日につきましては平成28年4月1日からでございます。以上で細部説明を終わります。
○木村議長 これから議案第14号について質疑を行います。質疑ありませんか。 (「なし」の声あり)
○木村議長 質疑なしと認めます。 日程第19 議案第15号 箕輪町一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定についてを議題といたします。事務局長に議案を朗読させます。事務局長
◎小嶋事務局長 議案第15号 朗読
○木村議長 提出者の説明を求めます。町長
◎白鳥町長 議案第15号 箕輪町一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定について提案理由の説明を申し上げます。この条例は、行政不服審査法の施行並びに地方公務員法の改正に伴い、所要の改正を行うため提案するものでございます。また、附則におきまして関係条例を合わせて整備するものでございます。この条例の施行期日は平成28年4月1日とするものであります。細部につきまして総務課長に説明をさせますので、よろしくご審議ご決定くださいますようお願いを申し上げます。
○木村議長 細部説明を求めます。総務課長
◎浅野総務課長 それでは議案第15号につきまして細部説明を申し上げます。提案理由につきましてはただいま町長が申し上げたとおりでございます。新旧対照表でご説明申し上げますので、3ページの資料をご覧ください。第1条は、この条例の目的を規定してあるものでございまして、地方公務員法の改正により引用している条文が移動したことにより、第24条第6項を第24条第5項に改めるものでございます。続いて第5条の2は職務の級について規定されているもので、第1項の現行では分類の基準となるべき標準的職務の内容は町長が定めると規定してあります。こうしたことで、箕輪町としては規則で現在定めておりますが、今回の地方公務員法の改正により条例で定めることが義務付けられましたので後ほどご説明申し上げますが別表3として規定するものでございます。次に第26条の3の第4項では、行政不服審査法が平成26年3月の税務改正に伴い法令番号及び引用条文を整備するものでございます。次に第28条の勤勉手当の支給について規定されているもので、地方公務員法の改正により人事評価制度の導入に伴い、条文を整備するものでございます。おめくりいただき4ページでありますが、第30条は寒冷地手当の支給について規定されているもので、別表2と別表3の間に先ほど申し上げました第5条の2の関係の別表3として加えるため、別表3を別表4に改めるものでございます。先ほど第5条の2でご説明申し上げましたが、等級別基準職務表を別表3としてこちらの方に1級から7級それぞれの職務に応じた級を規定するものでございます。続きまして、附則の第2項以降は地方公務員法の改正に伴い、関係条例の一部を改正するものでございます。5ページにあります附則の第2項の箕輪町一般職非常勤職員等の任用、勤務条件等に関する条例から次の6ページの附則の第6項の箕輪町一般職の旅費に関する条例までの五つの条例の改正でありますが、いずれの条例も地方公務員法の改正によりまして、引用している条文が移動したことにより第24条の第6項を第24条第5項に改めるものでございます。2ページにお戻りいただき、附則の第1項では、この条例の施行期日を定めているものであり平成28年4月1日から施行するものであります。以上で細部説明を終わります。
○木村議長 これから議案第15号について質疑を行います。質疑ありませんか。 (「なし」の声あり)
○木村議長 質疑なしと認めます。 日程第20 議案第16号 箕輪町
指定地域密着型サービスの事業の運営等に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定についてを議題といたします。事務局長に議案を朗読させます。事務局長
◎小嶋事務局長 議案第16号 朗読
○木村議長 提出者の説明を求めます。町長
◎白鳥町長 議案第16号 箕輪町
指定地域密着型サービスの事業の運営等に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定について提案理由の説明を申し上げます。この条例は、提案理由にありますとおり介護保険法の改正により居宅介護サービスの小規模通所介護事業所が地域密着型通所介護事業所に移行するため、必要となる基本方針等の基準を定めるため提案するものであります。この条例の施行期日は平成28年4月1日とするものでございます。細部につきまして福祉課長に説明をさせますので、よろしくご審議ご決定くださいますようお願いを申し上げます。
○木村議長 細部説明を求めます。福祉課長
◎安積福祉課長 それでは議案第16号につきまして細部説明をいたします。提案理由につきましては町長がただいま申し上げたとおりでございます。具体的には、まず
指定地域密着型サービスについてご説明いたしますと、これは地域に住む要介護者また要支援者に対して、市町村の指定を受けた事業者が提供するサービスであります。基本的にはその市町村の被保険者の利用に限定されていると、そういうものでございます。今回の改正では、通所介護いわゆるデイサービスでありますが、それを行っている事業所のうち定員が18人以下の小規模な通所介護事業所それにつきましては、先ほどご説明しました地域密着型サービスに位置付けられるということになりまして、あるいは監督の業務が県から町に移管をされることになります。これに伴いまして、必要となります基本方針等を定めるために条例を改正するものでございます。また、具体的な基準等につきましては規則に委任するものであります。資料おめくりをいただきまして2ページをお願いいたします。先ほど申し上げました基本方針等を12条から始まりますが、指定地域密着型通所介護の基本方針あるいは13条で基本の取扱の方針、それから14条では具体的な取扱方針ということで、療養通所介護を含めまして16条までを加えることになります。おめくりをいただきまして新旧対照表をお願いいたします。11条以降に今申し上げました5条を加えまして従来のものにその結果条がずれるという形が発生いたしますので、以降繰り下げるという内容でございます。議案第16号の細部説明は以上でございます。
○木村議長 これから議案第16号について質疑を行います。質疑ありませんか。 (「なし」の声あり)
○木村議長 質疑なしと認めます。 日程第21 議案第17号 箕輪町保育料徴収条例の一部を改正する条例制定についてを議題といたします。事務局長に議案を朗読させます。事務局長
◎小嶋事務局長 議案第17号 朗読
○木村議長 提出者の説明を求めます。町長
◎白鳥町長 議案第17号 箕輪町保育料徴収条例の一部を改正する条例制定について提案理由の説明を申し上げます。この条例は、子ども・子育て支援法による教育標準時間認定の子どもが子ども・子育て支援による幼稚園、認定こども園を利用するための保育料を定めるため提案するものであります。この条例の施行期日は平成28年4月1日とするものであります。細部につきまして子ども未来課長に説明をさせますので、よろしくご審議ご決定くださいますようお願いを申し上げます。
○木村議長 細部説明を求めます。子ども未来課長
◎北條子ども未来課長 それでは議案第17号について細部説明を申し上げます。提案理由につきましては町長が申し上げたとおりでございます。添付の資料でご説明申し上げますので3ページをご覧ください。子ども・子育て支援法による「認定こども園」「幼稚園」「保育所」「小規模保育等」での教育・保育を利用する場合には、教育標準時間1号認定、保育2号認定、保育3号認定の三つの認定区分が設けられ、町が認定を行います。この区分により、国の定める保育料の水準を限度として町が条例で保育料を定めることとされています。今回の改正は平成28年4月に子ども・子育て支援法による幼稚園、認定こども園への移行を予定している私立の施設が伊那市にあるため、それらの施設の利用を予定している教育標準時間1号認定の保育料を定める条例改正を行うものです。保育料の金額につきましては、保育認定と同じように規則で定めるものです。この条例の施行日は平成28年4月1日とするものです。以上で細部説明を終わります。
○木村議長 これから議案第17号について質疑を行います。質疑ありませんか。 (「なし」の声あり)
○木村議長 質疑なしと認めます。 日程第22 議案第18号 箕輪町な
がた自然公園条例の一部を改正する条例制定についてを議題といたします。事務局長に議案を朗読させます。事務局長
◎小嶋事務局長 議案第18号 朗読
○木村議長 提出者の説明を求めます。町長
◎白鳥町長 議案第18号 箕輪町な
がた自然公園条例の一部を改正する条例制定について提案理由の説明を申し上げます。ながた自然公園につきましては、平成26年度から2年間を掛けてリニューアル工事を行ってまいりましたが、平成27年度の工事によりツリーハウスの撤去とキャビンの改修を行いました。これに伴い、ツリーハウスの施設利用料金の削除とともにキャビンの施設利用料金の上限を改正するため、提案するものでございます。今回の改正は、施設利用料の上限を定めてある別表の改正案となりますので、2ページの新旧対照表をご覧ください。改正点は2点ございます。まず1点目はキャビンの上限額をエアコンの設置や給湯設備の更新などを行ってきたことから、金額を1万5,000円から2万円とするものであります。2点目は、ツリーハウスの撤去に伴い該当項目を削除するものとなっております。この条例の施行期日は平成28年4月1日とするものであります。なお、実際の利用料金につきましてはみのわ振興公社が上限額の範囲内で設定することとなります。以上、提案理由の説明でありますのでよろしくご審議ご決定くださいますようにお願いを申し上げます。
○木村議長 これから議案第18号について質疑を行います。質疑ありませんか。 (「なし」の声あり)
○木村議長 質疑なしと認めます。 会議の途中でありますが、ここで暫時休憩といたします。再開を午後2時20分といたします。 午後2時06分 休憩 午後2時20分 再開
○木村議長 休憩前に引き続き会議を再開いたします。 日程第23 議案第19号 平成28年度箕輪町一般会計予算を議題といたします。事務局長に議案を朗読させます。事務局長
◎小嶋事務局長 議案第19号 朗読
○木村議長 提出者の説明を求めます。町長
◎白鳥町長 議案第19号 平成28年度箕輪町一般会計予算について提案理由の説明を申し上げます。予算の概要につきましては前段、平成28年度施政並びに予算編成方針で申し上げたとおりでございます。細部につきまして企画振興課長に説明させますので、よろしくご審議ご決定くださいますようお願いを申し上げます。
○木村議長 細部説明を求めます。企画振興課長
◎
中村企画振興課長 それでは議案第19号 平成28年度箕輪町一般会計予算につきまして細部説明を申し上げます。事前にお配りしてございます箕輪町予算書それから草色の予算に関する説明書、それと給与費明細書の3冊がございますが、最初に予算書の方から説明いたしますのでお願いいたします。2枚予算書をおめくりいただきまして1ページからが一般会計の予算書でございます。第1条 歳入歳出予算は施政並びに予算編成方針で町長が申し上げたとおりでございます。第2条 繰越明許費は8ページで、第3条 債務負担行為は9ページで、第4条 地方債補正につきましては10ページで説明いたしますのでお願いいたします。第5条の一時借入金でございますが、一時借入金の限度額を10億円と定めるものでございます。第6条 歳出予算の流用でございます。地方自治法の規定で各款各項の間の流用はできないこととされておりますが、同条のただし書きの規定を適用いたしまして、給与・手当共済費に係るものについて流用を可能とする条項となっております。急な人事異動などによる支払いを想定しているものでございます。次の2ページ以降でございますが、2ページ~7ページは歳入歳出の款・項別の表となっておりますので、後ほど別冊の説明書で説明いたしますのでよろしくお願いいたします。それでは8ページをお願いいたします。第2条 繰越明許費でございます。歳出予算に計上してございます沢保育園建設事業は、完了が29年度となる予定であることから7億2308万円を繰越明許とするものでございます。その下9ページ、第3表 債務負担行為でございます。箕輪町土地開発公社に対する債務保証でございます。公社が、事業資金を借りたときの保証をするものでありまして期間は1年間、限度額は土地開発公社が事業資金として借り入れる額となっております。農林業者育成資金融資あっせん及び利子補給事業補助金は、新規就農者支援資金のリース事業についてその利子分を補助するもので、平成29年4月~平成40年3月末までの期間で51万3,000円を債務負担行為とするものでございます。10ページをお願いいたします。第4表 地方債でございます。起債の方法、利率、償還の方法は例年同様の内容となっております。28年度予算では5項目ございまして、限度額の合計は12億7,090万円でございます。内容につきましては歳入の町債のところで説明いたしますのでよろしくお願いいたします。以上が予算書の説明でございます。 それでは草色の箕輪町予算に関する説明書をご覧いただきたいと思います。細部説明につきましては前段で町長が予算編成方針で説明いたしました部分については、できるだけ重複しないように特に前年度と比べて増減額が大きいものについて説明させていただきますのでよろしくお願いいたします。表紙を含めて3枚おめくりをいただきまして右下のページ、一般1ページをご覧ください。事項別明細書でございます。1ページ、2ページは歳入歳出款ごとの合計を記載した表で、3ページからが歳入となっております。ここから説明を申し上げます。表は左からは科目名、款、項、科目名、本年度予算、前年度予算比較、その内容という形になっております。 それでは1款 町税でございます。町民税でございますが全体で15億368万6,000円を計上しております。個人町民税は1,380万6,000円の減、法人町民税も7,243万2,000円の減と見ており、合わせて8,623万8,000円の減額としております。固定資産税は27年度に行った評価替えの際に基準となる再建築費評点補正率が、建築資材の高騰などによりまして引き上げられたことが大きく8,389万2,000円の増、15億2,190万6,000円を計上いたしました。軽自動車税は税率の改定などにより554万円の増、またたばこ税は88万4,000円の減を見込んでおります。町税全体では33億円と前年度同額を見込みました。5ページでございます。地方譲与税から13ページの交通安全対策特別交付金までにつきましては、町長が申し上げたとおりでございます。14ページをお願いいたします。分担金及び負担金です。下の段、民生費負担金が前年度比577万8,000円の減となっておりますが、保育料について国の多子世帯への負担軽減施策による減額が主なものでございます。15ページ、農林水産業費負担金の増は、流域森林総合整備事業として霧沢山に作業道を開設するもので、全額を負担金でまかなう事業となっております。16ページをお願いします。使用料及び手数料は、公営住宅使用料、道路占用料などですが、前年度と大きな増減はございません。19ページをお願いします。国庫支出金でございます。中段の総務費国庫補助金ですが、マイナンバー制度に伴う補助金が大きく減額となっております。民生費国庫補助金が7,519万9,000円増額となっていますが、臨時福祉給付事業補助金の皆増が主な要因でございます。20ページをお願いします。教育費国庫補助金が増えていますが、これは学童クラブの補助金が前年度まで県支出金として1本で収入となっていたものが、歳入科目として国庫と県に分かれたことが主な理由でございます。次に22ページの県支出金をお願いいたします。衛生費県負担金は国保基盤安定負担金の増額などによりまして1,460万1,000円を増額計上いたしました。23ページの下段、農林水産業費県補助金が3,047万1,000円の増となっていますが、24ページの下段、林業費補助金の森林病害虫等防除事業補助金が2,100万円ほど増えているものが主な要因でございます。25ページ総務費委託金は、参議院議員選挙費が皆増となっておりますが、国税調査の終了などによりまして402万2,000円の減額と見込んでおります。26ページ、財産収入でございます。教職員住宅貸付収入の減などにより減額となっております。28ページをお願いします。寄附金は、
ふるさと応援寄附金を5,000万円見込みました。29ページ繰入金ですが、沢保育園の建設事業などもあり財政調整基金からの繰入れを前年度より3,000万円多い4億円に見込んでおります。また、
ふるさと応援基金の繰入金を3,000万円見込みました。30ページをお願いいたします。繰越金は前年同額の3億円を見込みました。31ページ 諸収入は項目ごとの大きな増減はございません。37ページまでお進みいただきと思います。23款 町債でございます。保育園建設事業債を6億3,300万円、町道改良などに充てる地方道路等整備事業債を9,580万円、
社会資本整備総合交付金事業などに充てる公共事業等債を8,210万円借り入れるものでございます。また消防団積載車などに充てる消防施設事業債を1,050万円、図書館の耐震化事業に充てる社会教育施設建設事業債を4,950万円借り入れるとするものでございます。今年度に交付税措置されます臨時財政対策債は、前年度より6,000万円少ない4億円を計上しております。以上が歳入でございます。 続きまして歳出の説明をいたします。38ページをお願いいたします。38ページ、1款 議会費をお願いいたします。主なものは議員と職員の人件費でございます。人件費につきましては以降の各款に出てまいりますが、後ほど別冊の給与費明細書で説明いたしますのでご了承いただきたいと思います。おめくりいただきまして40ページ、総務費でございます。事業コード0201 一般管理費が3,149万6,000円減となっておりますが、42ページの負担金、上伊那情報センターに替わります広域連合負担金の減などによるものでございます。43ページをお願いします。0203 防犯推進事業費は、セーフコミュニティの国際認証を再取得するため事前審査などの経費が増額となっております。45ページをお願いします。45ページの最下段、集会施設建設事業費は、長岡公民館外壁補修工事の補助などでございます。なお、28年度から区の公民館については町の補助率を3分の1から2分の1に引き上げ、区の負担軽減を図ってまいります。46ページをお願いいたします。0210 庁舎施設整備事業費は議場屋上の防水工事を計上いたしました。48ページをお願いします。0221 情報化推進費は個人番号制度に係るシステム改修などの経費の減などによりまして、1,185万8,000円を減額いたしました。49ページ財政管理費は、ふるさと応援寄附に係ります返戻金などの委託料が2,932万円、また、
ふるさと応援基金への積立金が5,000万円など7,447万円を増額計上しております。50ページをお願いします。0232 財産管理費の増は51ページの上段旧松山家解体工事費でございます。木下にあります建物と土地を以前にご寄附いただきましたが、建物については修理が絶えず管理が難しいことから、ここで取り壊すものでございます。なお、この財源は寄附をいただいた当時現金の寄附もいただいておりまして、生涯
学習まちづくり基金に積み立てておりまして、同額を基金から繰り入れるものでございます。52ページをお願いします。0239 企画事業費でございます。コミュニティ助成事業について、地域防災事業など4件を県に申請するためその補助金が増えております。53ページ0245 公共交通事業費は前年度まで4款の衛生費に計上していた巡回バスの経費などについて2款の総務費に移したため、予算書上、皆増となっておるものでございます。56ページをお願いいたします。中段0253 賦課徴収費の増は、57ページの委託料の一番下の行にあります平成30年評価替えに係る標準地現況調査委託料が1,254万6,000円増えたことが主な理由でございます。57ページ最下段の戸籍・住民基本台帳費の減は、個人番号カード交付関連事業などの負担金の減が主な理由でございます。60ページには、参議院議員選挙費を計上してございます。67ページまでお進みいただきたいと思います。67ページ、民生費でございます。最下段、臨時福祉給付事業費を6,428万6,000円計上いたしました。71ページをお願いいたします。中ほどの0333 介護保険事業運営費は、介護保険特別会計への繰出金の増などで1,443万4,000円を増額してございます。72ページをお願いします。0353 介護給付費は障がい福祉サービス給付費の増などによるものでございます。75ページをお願いします。75ページ中段の次世代育成支援事業費は皆減となっておりますが、制度改正によりまして79ページまでお進みいただきたいと思いますが、79ページに0396 子ども・子育て支援事業がございますが、こちらの方に計上しております。81ページをお願いいたします。4款 衛生費でございます。0401 一般保健費の増2,553万1,000円は次の82ページの上段、国民健康保険基盤安定繰出金の増が主なものでございますが、同じページの下段、0407 国民健康保険特別会計繰出事業費、人件費・事務費については1,274万4,000円の減となっております。87ページまでお願いいたします。87ページ、0430 環境衛生費ですが、公共交通事業予算を総務費で移したことなどによりまして減額となっております。91ページをお願いいたします。91ページ、0460 ごみ・し尿処理事業費が2,861万円増となっていますが、次ページの広域連合負担金の増が主な要因でございます。95ページをお願いいたします。95ページ農林水産業費の中段、0611 地域農業振興事業費は農業振興交付金などによりまして510万4,000円増となりました。100ページまでお進みいただきたいと思います。100ページ、0641 町単独土地改良事業費966万7,000円の増は、水路等改修工事費の増加などによるものでございます。101ページ、下の方の0652 農業集落排水処理施設繰出事業費は600万円を減額いたしました。103ページをお願いいたします。0683 県補助林道整備事業費は林道桑沢線の開設工事などでございます。104ページをお願いします。下段0690 環境緑化推進事業費の増は105ページの委託料、松林保護樹林帯造成事業2,900万円を新たに盛り込んだことが主な要因でございます。106ページをお願いいたします。7款 商工費0701 商工振興費は頑張る元気な商店応援事業補助金を1,700万円増額をしたことなどによりまして増となっています。107ページ下段の観光費ですが、ながた自然公園リニューアル事業が完了しましたので減額となっておりますが、ながたの湯の天井修繕などの負担金を計上してございます。112ページまでお進みいただきたいと思います。112ページ土木費でございますが、0820 町単独道路整備事業費は、予定しております町道改良事業の用地取得が前年度より少ないため減額となったものでございます。115ページをお願いします。115ページ上段の公共下水道繰出事業費は1,200万円を減額いたしました。116ページ住宅管理費の増は公営住宅の耐震診断委託料745万円を計上いたしました。117ページ9款 消防費の0910 非常備消防総務費の増は今まで2款 総務費に計上しておりました人件費について消防費に移したために増えたものでございます。119ページをお願いします。119ページの0921 消防施設建設事業費は27年度に消防団のポンプ自動車を購入いたしましたが、28年度は積載車を購入する予定でありまして、その差額が減額の要因でございます。122ページをお願いいたします。教育費でございます。1001 教育委員会費の増は法改正によりまして常勤である教育長について1002 事務局費から予算を移したためでありまして、事務局費は減となっております。127ページをお願いします。小学校教育振興費の増は、使用料及び賃借料で更新を予定しておりますシンクライアントサーバ機器リース料526万7,000円などが主な要因でございます。130ページをお願いいたします。最下段、1047 中学校教育振興費は、26年度繰越事業で27年度に導入しましたタブレットパソコンのリース料が新たに増額となったことが主な要因でございます。少し飛びまして138ページをお願いいたします。138ページ学童クラブ運営費721万4,000円の増は、増加する放課後預かり児童に対する新たに西小学校区で開設するなど指導員の増員などによる増でございます。141ページをお願いします。図書館管理費は142ページの図書館耐震化工事5,500万円などを計上したため増額となっております。145ページ下段、丸山遺跡発掘調査費は沢保育園建設に伴う調査でございます。153ページ、災害復旧費でございますが不測の災害時の復旧作業、重機借上料を計上しております。154ページ、12款 公債費でございます。長期債の償還元金は前年度より6,000万円ほど増えましたが、元利均等で償還しておりますので利子は減少しており、合わせて4,345万7,000円の増、9億2,234万7,000円を計上いたしました。155ページ、予備費は緊急事態対応分を含め3,900万円を計上いたしました。 続きまして、もう1冊ございます平成28年度一般会計及び特別会計予算給与費明細書並びに主要事業の概要等調書をご覧いただきたいと思います。3枚おめくりいただきまして、3ページは平成28年度の一般会計歳入歳出予算款別一覧表でございます。これは一般会計の歳入歳出を款別に一覧表にし、前年度と比較したものでございます。4ページをお願いしたいと思います。一般会計の歳入を款別、財源の性質別に分けた表でございます。毎年経常的にある収入で使い道が限定されない経常一般財源でございますが、今年度予算での計上一般財源は58億7,732万5,000円で、前年度に比べ4.9%の増となっております。次に下の5ページでございますが、歳出を性質別に分析した表でございます。まず人件費ですが、後ほど給与費明細書で説明いたしますが特別職・一般職の職員の他に非常勤職員の報酬なども含まれておりまして、総額で20億9,466万1,000円でほぼ前年度並みの額となっております。2の物件費は12億295万3,000円で7.8%増えておりますが、ふるさと寄附金に係る返礼品などの委託料の増、固定資産鑑定評価委託料などの増によるものでございます。4の扶助費は10億7,411万円で8.3%伸びております。これは国の臨時福祉給付事業などで増額となっております。5の補助費でございます。16億3,069万6,000円で5.1%増加しておりますが、広域連合負担金、振興公社の工事負担金などが大きいものでございます。11の普通建設事業費ですが、沢保育園建設事業、図書館耐震化事業などで大きく伸びております。以上が性質別の歳出の説明でございます。 6ページをお願いいたします。給与費明細書でございます。6ページは特別職の給与費明細書でございます。町長・副町長、町議会議員などの明細となっております。なお、28年度から教育長が一般職から特別職となることから職員数、金額ともに増加しております。7ページは一般職の給与費明細書でございます。一番上の表でございますが職員数は185人で増減ございませんが、合計で前年度比1,773万3,000円の減となっております。その理由につきましては、下の表でございますが退職職員と新規職員の差、教育長の特別職への移行などでございます。8、9ページは給料及び職員手当の状況について詳細に表している表でございますので、後ほどご確認いただきたいと思います。10ページをお願いいたします。この表は債務負担行為で、平成29年度以降にわたるものについてまとめた表でございます。ながたの湯改修事業償還金が28年度で終了することなどによりまして、限度額28年度以降の支出見込額ともに減少しております。次に11ページ、地方債の26年度末における現在高と27年度末と28年度末における現在高の見込みに関する調書でございます。一番下の欄、合計をご覧いただきたいと思います。平成26年度末の現在高は91億3,806万5,000円で、27年度末現在高見込み額は91億5,183万2,000円となり、1,376万7,000円増加する見込みでございます。これは27年度事業の道路整備事業、消防ポンプ自動車整備事業などの起債と臨時財政対策債を含め5億8,260万円を借り入れる予定ですが、これから27年度の元金償還額を差し引くと、この現在高となるものでございます。28年度末現在高見込み額は歳入で説明いたしました町債の借入に27年度から28年度に繰り越す分の借入を加え、元金償還を差し引いて計算しております。残高総額は96億4,213万5,000円を見込んでおります。12ページをお願いいたします。この表は26年4月に消費税が5%から8%に引き上げられましたが、この引き上げられた3%について国・自治体とも社会保障施策に充てることとされており、町の予算のどの社会保障分野に充てられているかを表した表でございます。市町村交付金の1億7,900万円は、地方消費税交付金5億3,000万円の予算のうち社会保障分として県から示された額でございます。社会保障分野は、表の左側にありますように社会福祉、社会保険、保健衛生でございまして、その分野がさらに細かく分類されております。表の左から2列目がその充当額となっておりますので、ご確認いただきたいと思います。以上が消費税引き上げ分の使途でございます。次に13ページ~26ページまでは主要事業の概要を款ごとに記載した表でございますので後ほどご確認いただければと思います。以下ピンクの用紙で区切ってそれぞれの特別会計の資料となっております。 最後に予算関係の資料をご説明いたします。最後から2枚目55ページをお願いしたいと思います。55ページは28年度上伊那広域連合の箕輪町の負担金明細表でございます。合計は一番右下の覧の5億2,350万9,000円で、前年度に比べて3,772万6,000円増加しておりますが、これは新ごみ処理施設建設事業費に係るものが伸びたものが主な要因でございます。次のページをお願いします。56ページは伊那中央行政組合の負担金明細表、57ページは伊北環境行政組合の負担金明細表でございますのでご確認いただければと思います。以上が一部事務組合の負担金明細でございますが、この一部事務組合の予算につきましては、それぞれの組合議会でご審議いただくことになっております。以上が平成28年度の一般会計予算の細部説明でございます。よろしくお願いいたします。
○木村議長 これから議案第19号について質疑を行います。質疑ありませんか。 (「なし」の声あり)
○木村議長 質疑なしと認めます。 日程第24 議案第20号 平成28年度箕輪町国民健康保険特別会計予算 日程第25 議案第21号 平成28年度箕輪町後期高齢者医療特別会計予算 日程第26 議案第22号 平成28年度箕輪町介護保険特別会計予算以上3議案を一括して議題といたします。事務局長に議案を朗読させます。事務局長
◎小嶋事務局長 議案第20号、議案第21号、議案第22号 朗読
○木村議長 提出者の説明を求めます。町長
◎白鳥町長 議案第20号 平成28年度箕輪町国民健康保険特別会計予算、議案第21号 平成28年度箕輪町後期高齢者医療特別会計予算、議案第22号 平成28年度箕輪町介護保険特別会計予算について一括して提案理由の説明を申し上げます。各特別会計予算の概要につきましては、前段平成28年度の施政並びに予算編成方針で申し上げたとおりでございます。細部につきまして議案第20号また第21号は健康推進課長に、議案第22号は福祉課長にそれぞれ説明をさせますのでよろしくご審議ご決定くださいますようお願いを申し上げます。
○木村議長 細部説明を求めます。健康推進課長
◎百瀬健康推進課長 それでは議案第20号それから議案第21号の細部説明を申し上げます。 はじめに、議案第20号 平成28年度箕輪町国民健康保険特別会計から申し上げます。予算書は11ページ、黄緑色の予算に関する説明書は国保1ページ、主要事業の概要は27ページからとなります。それでは予算書の11ページをご覧ください。第1条の歳入歳出予算ですが、先ほど町長が予算編成方針で申し上げたとおりでございます。第2項の事業勘定及び診療施設勘定の「第1表 歳入歳出予算」については後ほどご説明いたします。第2条 一時借入金ですが最高限度額を事業勘定1億円、診療施設勘定500万円と定めるものです。第3条 歳出予算の流用ですが、保険給付費の各項に計上された予算に過不足を生じた場合に同一款内でこれらの経費の各項の間の流用ができるとするものです。 それでは予算書の12ページをご覧ください。事業勘定の収入から申し上げます。1款 国民健康保険税は4億9,657万5,000円で前年度比0.7%の増です。現時点の実績で見込んだものです。2款 使用料及び手数料は督促手数料を前年並みに計上したものです。3款 国庫支出金は4億7,104万円で前年度比2.7%の減額を見込みました。1項 国庫負担金の主なものは療養給付費負担金、高額医療費の共同事業負担金です。2項 国庫補助金は調整交付金となります。4款 療養給付費交付金は1億96万1,000円で退職被保険者の医療に係る部分で、被保険者の減少が見込まれることから15.9%の減となっております。5款 前期高齢者交付金7億6,209万3,000円は前年度比2.4%の増となっております。65歳~74歳に係る医療費の不均等を調整する制度で、前期高齢者の占める割合、医療費等が勘案され交付されるものです。6款 県支出金1億3,439万円は前年度比17.4%の増となっております。1項 県負担金は高額医療費共同事業負担金等です。2項 県補助金は調整交付金となります。7款 共同事業交付金5億3,861万2,000円は前年度比5.7%減となっております。高額医療費の発生による被保険者の財政運営の安定を緩和するために交付されるもので、各市町村から共同事業拠出金をもらっていますが、それが財源となっております。8款 財産収入ですが基金の利子で基金残高がゼロであるため1,000円を計上しました。9款 繰入金1億7,178万6,000円は前年度比14.3%減となっております。1項の他会計繰入金は一般会計からの繰入で保険基盤安定繰入、職員給与費等の繰入、出産育児一時金に対する繰入で、法定基準内の繰入となっております。2項 基金繰入金1,048万7,000円は財政調整基金からの繰入金です。これで国保基金の保有額はゼロとなります。国保会計の財政は非常に厳しい状況になっております。医療費の伸びを前年度から経過をもとに控えめに見ておりますが、新年度早々から保険料について協議を始めなければならないと思っております。10款 繰越金は前年度と同額を見込みました。11款 諸収入196万3,000円は特定健診の自己負担分が主なものです。 続きまして、歳出を申し上げますので14ページをお願いいたします。1款 総務費は5,573万3,000円で前年並みとなっております。1項 総務管理費は職員5人分の人件費、上伊那広域連合の負担金が主なものです。2項 徴税費は賦課徴収に係る経費です。3項 運営協議会費は委員報酬が主なものです。4項 趣旨普及費はパンフレット等の作成経費です。5項 特別対策事業費は医療費適正化のための非常勤職員の報酬が主なものです。2款 保険給付費は15億8,898万4,000円で前年度比5.9%の減です。1項 療養諸費は一般保険者及び退職保険者分の医療費です。2項 高額療養費は一定を超えた高額医療費について支給するものです。3項 移送費は医師の判断によりやむを得ず重病人を移送する場合の費用です。4項 出産育児諸費は出産時に子ども1人につき42万円を支払うもので、20人分計上いたしました。5項 葬祭諸費は被保険者の葬祭費1人5万円を支払うものです。3款 後期高齢者支援金等3億726万4,000円は前年度比1.2%増です。国の基準で算出され、後期高齢者医療の全体の4割を各健康保険が負担することになっております。4款 前期高齢者納付金等17万7,000円は65歳~74歳までの医療給付費と後期高齢者支援金をもとに算出された額と事務費に係るものです。国保に加入している前期高齢者を支えるために、各保険組合の現役世代の負担が過重であることが伺えます。5款 老人保健拠出金は事務費の負担分です。6款 介護納付金は1億1,755万円で前年度比2.2%減です。介護保険の2号保険者である40歳~65歳の介護保険料分を支払基金へ納付するものです。7款 共同事業拠出金5億6,100万円で6.2%の増です。財政安定化のため各保険者が共同して負担するものとなっております。8款 保健事業費3,008万4,000円で前年度比6.3%減です。1項の特定健康診査等事業費は健診の委託料が主なものです。2項 保健事業費は人間ドック受診者への補助金等です。9款 基金積立金は利子の積立金です。10款 公債費は一時借入金の利子分です。11款 諸支出費の814万9,000円ですが償還金及び還付加算金と直診診療施設勘定へ繰出しをします。589万6,000円が主なものです。12款 予備費は866万7,000円を計上いたしました。16ページをお願いいたします。 診療施設勘定について説明いたします。予算に関する説明書は国保33ページからになります。東部診療所は28年3月31日をもって休診といたします。平成28年度予算につきましては、建物の償還金及び診療所の建物、土地等の維持管理費と診療報酬請求3月分の処理について必要な最小の経費を見積もりました。歳出の不足につきましては国保事業会計から繰出しで補てんいたします。 歳入ですが、4款 繰入金は不足分を国保事業会計から繰入れる589万6,000円を計上いたしました。その他の歳入科目については、保険請求の再審査等による過誤調整分等に備えましてそれぞれの科目1,000円を計上させていただきました。 歳出につきましては、1款 総務費は133万3,000円で診療所の建物に係る保険料、診療報酬請求に係る委託料、上伊那医師会の施設分負担金等が主でございます。7款 公債費の447万5,000円は診療所の建設長期債の元金及び利子でございます。償還金はあと1年、平成29年度で終わることになっております。 続きまして主要事業の概要27ページをご覧ください。給与費明細書が27ページ~32ページまでございますが、一般会計に準じて作成してございますので後ほどご覧ください。33ページは地方債についてです。地方債の残高・見込みに関する調書でございまして診療所の建設に係るものです。表をご覧いただきまして、特別地方債の病院事業債が平成28年度中の元金償還見込額が414万7,000円で28年度末の残高は432万9,000円を見込んでおります。以上が、国民健康保険特別会計の細部説明となります。 続きまして議案第21号 平成28年度箕輪町後期高齢者医療特別会計予算について細部説明を申し上げます。予算書の19ページ、予算に関する説明書は後期1ページ、主要事業の概要調書は37ページからとなります。予算書の19ページをご覧ください。1条の歳入歳出予算につきましては先ほど町長が申し上げたとおりでございます。第2項につきましてご説明申し上げますので20ページをご覧ください。 歳入ですが、1款 後期高齢者医療保険料1億8,327万6,000円で前年度比6.5%の増となります。これは75歳以上からの保険料です。保険料は2年ごと改定されまして、平成28年度が改定の年となっております。4款 繰入金5,958万5,000円で前年度比7.3%増です。一般会計からの繰入れで、事務費と保険料軽減分を合わせて繰り入れるものです。県の負担が4分の3、町の負担が4分の1となっております。5款は繰越金です。6款 諸収入は20万3,000円で償還金及び還付加算金が主なものです。 次に歳出ですが21ページをご覧ください。1款 総務費 728万4,000円で前年度比2.2%の増です。1項の総務管理費は職員の人件費、上伊那広域連合の負担金が主なものです。2項の徴収費は保険料の徴収に係る経費です。2款 後期高齢者医療広域連合納付金は2億3,557万9,000円で前年度比6.9%の増となっております。徴収しました保険料と一般会計から繰入れました保険料軽減分と合わせまして納付するものです。3款 諸支出金は20万円は保険料の還付金で、後期高齢者広域連合で収入を受けたものに還付が生じた場合に行うものです。4款は予備費です。主要事業の概要調書の37ページからの給与費明細につきましては、同じく一般会計に準じて作成してありますので後ほどご覧いただきたいと思います。以上で議案第20号、議案第21号の細部説明を終わります。
○木村議長 福祉課長
◎安積福祉課長 それでは議案第22号 平成28年度の介護保険特別会計予算につきまして細部説明を申し上げます。予算書の方は23ページ、合わせて予算に関する説明書は介護の1ページ、主要事業の概要につきましては41ページからとなりますのでご覧をいただきたいと思います。予算書で説明をさせていただきます。予算書の23ページをお願いいたします。第1条の歳入歳出予算につきましては、先ほど町長が申し上げたとおりでございます。2項でありますが第1表の歳入歳出予算で説明をいたしますので、おめくりをいただきまして24ページをお願いいたします。 歳入からご説明いたします。1款 保険料でありますが第1号被保険者、65歳以上の方の保険料になります。前年度並みの4億806万8,000円を見込みました。27年度で補正で対応いたしました消費税の増税分によります低所得者の保険料の軽減措置、これを加味して予算計上をいたしました。続きまして2款 分担金及び負担金であります。15万6,000円でありますが、これは介護保険の介護の予防事業、それから任意事業に対します受益者の方の負担金を計上してあります。3款であります。使用料及び手数料でありますが、これは介護保険料の督促手数料になります。4款であります。4款の国庫支出金は4億3,621万7,000円を見込んでおります。前年に比べまして6.2%ほどの減ということになります。1項の国庫負担金でありますけども、介護給付費に対する国の法定負担分でありまして前年度に比べまして9%ほど減額になっております。2項の国庫補助金につきましては、介護の予防事業に対する法定割合に基づく補助金ということで前年より3.2%ほど増額となっております。続きまして5款 支払基金の交付金は5億1,003万円を見込みました。これは40歳から64歳の方は第2号被保険者ということになっておりまして、国民健康保険それから被用者保険に介護保険料を支払っていただいております。これを支払基金がまとめまして交付を受けるというものになります。ほぼ前年並みでございます。0.8%ほどの増になっております。続きまして6款 県支出金でありますが2億7,219万円で前年度に比べまして17.1%の増となります。1項の県負担金につきましては、いわゆる介護給付費に対します法定の負担分でありまして、3項の県補助金は介護予防事業に対する法定負担割合に基づく補助金ということになっております。10款であります。繰入金につきましては2億8,097万7,000円でございまして、前年に比べまして5.4%の増となっております。一般会計からの繰入金でありまして、介護給付費また介護予防の事業に対します町の法定負担割合を入れていただくことと、それから事務費に関する経費を繰り入れるものとなっております。13款 諸収入でありますが、731万円で5.5%の増でありまして主なものは雑入であります。居宅介護支援サービス計画ケアプランの作成料等を見込んだものであります。16款の財産収入は基金の利子分を計上いたしました。 次におめくりをいただきまして26ページの歳出を申し上げます。1款の総務費は3,309万4,000円でありまして、前年度に比べまして8.5%の減となっております。1項の総務管理費につきましては計上関係費であります人件費、また上伊那広域連合への負担金、非常勤職員の報酬等が主なものになっておりまして、2項の徴収費は保険料の賦課徴収に係る経費であります。3項の介護認定審査会費は、非常勤職員の報酬、広域連合の負担金、広域連合で行っております介護認定審査会への負担金等でございまして、4項の趣旨普及費は趣旨普及に係りますパンフレット等の印刷費を見込んでおります。5項の包括支援センター運営委員会費は、年2回開催しておりますが委員12名に対します委員の報酬でございます。2款の保険給付費では、18億253万4,000円でありまして前年度並みの計上であります。1項の介護サービス等諸費につきましては要介護の1~要介護5までの方の在宅また施設サービス等の給付費を計上したものでございます。2項の介護予防サービス等諸費は要支援の1、要支援の2の方の在宅サービスに係る給付費を計上したものであります。3項のその他諸費でありますが、国保連合会へ支払いますレセプトの審査支払手数料を計上したもので、4項の高額介護サービス等諸費は本人の負担が一定割合を越えた場合に支給するということで予算計上いたしました。5項の高額医療合算介護サービス等費は、医療費の高額分を介護保険と医療保険の負担割合によって負担をするというものになります。6項の特定入所者介護サービス等費は、施設に入った場合の居住費あるいは食費につきまして原則本人負担でありますが、低所得者の方に対しましては一定の負担額の限度額を設けまして差額について補てんをすることになっておりますので、それに要する経費を予算計上したものでございます。5款であります。地域支援事業費でありますが7,904万8,000円でございまして、前年度に比べまして36.1%の増となっております。1項の介護予防事業費につきましては、現在も行っておりますが「いきいき塾」などの介護予防事業を実施しているものでありまして、2項の包括的支援事業・任意事業費は、地域包括支援センターに係る運営の諸経費、人件費が主なものになります。それから介護予防のケアマネジメント委託料、特に高齢化が浸透しておりますのでそれらの対応としまして生活支援体制の整備や、今後特に増加が見込まれております認知症の施策、それに対応します認知症の施策推進に係る経費に重点配分をして予算計上しました。これが増額の主な要因となっております。6款の基金積立金は利子の積み立てでございます。9款 諸支出金でございます。1号の保険者の方の保険料の還付金等を計上いたしました。議案第22号の細部説明は以上でございます。
○木村議長 以上で議案第20号、議案第21号、議案第22号の説明が終わりましたのでこれから一括して質疑を行います。質疑ありませんか。6番 中澤議員
◆6番(中澤議員) 施政方針の42ページで、今回の国保の会計の算出根拠と言いますか「被保険者数と世帯数3,486世帯5,958ということで、220世帯の減、被保険者は186人の減」という見込みをされたということですが、この算出はどのようにされているんでしょうか。
○木村議長 健康推進課長
◎百瀬健康推進課長 町の人口の予測とそれから毎年若干ですけれども、被保険者の方が減っております。後期高齢の方に行く方が増えておりますのでそれを加味して見込みました。
○木村議長 6番 中澤議員
◆6番(中澤議員) これちょっと単純なことなんですけれども、220世帯ということですよね減が。そして1世帯の被保険者数というのが1.0以上あると思うんです少なくとも。そうすると単純に考えると220人以上減って当たり前なんですが、理屈上言うとこういうことが起こり得るというのはそういうひとり世帯とかそういうのがどんどん減って、そういう3人とか4人世帯が若干増えたということが起こるとこういう試算が成り立つと思うんですが、そういう試算をされたということでしょうか。
○木村議長 健康推進課長
◎百瀬健康推進課長 世帯のなかには国保だけでなくて社会保険等に加入しておる世帯員もおりますけれども、世帯主の方に擬制世帯という形で保険料をいただく関係ともございますので、そこの差が出てきているかと思います。
○木村議長 他にありませんか。 (「なし」の声あり)
○木村議長 これで質疑を終わります。 日程第27 議案第23号 平成28年度箕輪町水道事業会計予算 日程第28 議案第24号 平成28年度箕輪町下水道事業会計予算を一括して議題といたします。事務局長に議案を朗読させます。事務局長
◎小嶋事務局長 議案第23号、議案第24号 朗読
○木村議長 提出者の説明を求めます。町長
◎白鳥町長 議案第23号 平成28年度箕輪町水道事業会計予算並びに議案第24号 平成28年度箕輪町下水道事業会計予算について一括して提案理由の説明を申し上げます。水道事業会計及び下水道事業会計の予算の概要につきましては、前段平成28年度の施政並びに予算編成方針で申し上げましたとおりでございます。細部につきまして水道課長に説明をさせますので、よろしくご審議ご決定くださいますようお願いを申し上げます。
○木村議長 細部説明を求めます。水道課長
◎清水水道課長 それでは、議案第23号 平成28年度箕輪町水道事業会計予算について細部説明いたします。予算書29ページをご覧ください。第1条はご覧いただき、第2条業務の予定量でありますが給水戸数は9,400戸、年間総給水量は215万〓、1日平均給水量を5,890〓予定しております。また、主要な建設改良事業は引き続き第5次拡張事業を予定しており、事業費で3,654万2,000円であります。第3条の収益的収入は5億718万3,000円で前年と比較して108万7,000円、0.2%の増であります。主な理由は新規加入者負担金を若干多めに見込んだためです。収益的支出は、前年と比較して108万7,000円、0.2%の増額で、経営戦略策定支援業務委託料の増によるものが主なものです。第4条の資本的収入及び支出につきましては収入が1,070万円で前年度とほぼ同額であります。支出が2億255万5,000円で前年度と比較して546万4,000円、2.6%の減であり、主な理由は建設改良費の減及び企業債償還金の増であります。第4条の本文中の括弧書でありますが、資本的収入額が資本的支出額に不足する額1億9,185万5,000円は当年度分消費税資本的収支調整額及び過年度分損益勘定留保資金で補填するものであります。次に第5条 企業債でありますが起債の目的は第5次拡張事業で、限度額は1,000万円であります。起債の方法・利率等はご覧ください。第6条一時借入金ですが限度額を1億円と定めるものであります。第7条、第8条は経費の流用について定めるものですのでご覧ください。第9条棚卸資産の購入限度額は2,000万円であります。 続きまして、予算に関する説明書で説明いたします。水道1ページから4ページはご覧ください。水道5ページ、予定キャッシュフロー計算書をご覧ください。右下、平成28年度末資金残高を7億5,127万2,000円と予定しております。続きまして6ページ債務負担行為に関する調書でありますが、平成27年度当初予算で議決いただいております配水設備工事事業についての平成28年度から平成29年度分を表示しております。内容については、給水施設デ-タを水道施設管理システムに搭載するための経費であります。7ページ予定貸借対照表をお願いします。資産の部の一番下の欄、固定資産と流動資産の合計で61億7,843万9,000円を予定しております。続きまして8ページ、9ページは平成27年度の予定損益計算書、予定貸借対照表ですのでご覧いただきたいと思います。10ページは注記事項ですが昨年と変わりありませんのでご覧ください。11ページから予算実施計画明細書になります。主な部分を説明をいたします。まず、水道使用料ですが、前年とほぼ同額の4億591万5,000円を見込みました。2項6目の長期前受金戻入は前年より230万円減の7,532万9,000円であります。 続きまして13ページ収益的支出になります。1目の原水及び浄水事業1億8,253万3,000円で主なものは企業団からの用水供給費です。14ペ-ジ3目の受託工事費309万4,000円は消火栓4基分の新設工事に掛かる費用であります。4目の総係費4,659万5,000円は水道事業経営に掛かる人件費、経営戦略策定支援委託料、その他諸費用であります。16ページ5目減価償却費、2億1,672万6,000円は建物、構築物、機械設備等の減価償却に係るものであります。次のペ-ジ2項営業外費用は総額3,948万3,000円で、企業債の償還利息が主なものであります。3項特別損失130万円は水道使用料の不能欠損等を見込んだものであります。4項予備費は300万円であります。 次ページの資本的収入及び支出の収入でありますが、1款の資本的収入の内1項負担金70万円は下水道工事に係る補償料であります。3項の企業債1,000万円は第5次拡張事業に係るものであります。 次ページの支出でありますが、1款の資本的支出の内1項建設改良費は総額1億1,642万円で、1目配水設備工事費6,697万3,000円は配水管布設替工事、一の宮配水池及び上古田配水池に係る電気・機械設備更新工事等の費用であります。2目 メーター費1,117万4,000円はメーター更新に係る費用であります。3目 第5次拡張工事費3,654万2,000円は第5次拡張事業に係る工事費や人件費等であります。次のペ-ジ2項 企業債償還金8,613万5,000円は企業債の元金償還金であります。水道事業会計の細部説明は以上とさせていただきます。 続きまして議案第24号 平成28年度箕輪町下水道事業会計予算について細部説明いたします。予算書31ページをご覧ください。第1条はご覧いただき、第2条業務の予定量でありますが排水戸数は7,690戸、年間総排水量は1,936,730〓を予定しております。また、主要な建設改良事業は施設整備事業9,582万3,000円と雨水排水施設整備事業4,787万8,000円を予定しております。第3条の収益的収支は10億6,118万3,000円で前年と比較して1,799万9,000円、1.6%の減です。主な理由は、収入では、他会計補助金が減額になったためです。支出では、企業債利息の減額が主な理由になります。第4条の資本的収入及び支出につきましては、収入が4億9,108万5,000円で前年度と比較して961万6,000円、約2.0%の減になり、主な理由は箕輪浄水苑の長寿命化改修工事及び農集排最適整備構想策定業務に係る国庫補助金の減であります。支出が8億8,287万7,000円で前年度と比較して1,182万1,000円、1.35%の増であります。主な理由は企業債償還金の増であります。第4条の本文中の括弧書でありますが、資本的収入額が資本的支出額に不足する額3億9,179万2,000円は当年度分消費税資本的収支調整額、過年度分損益勘定留保資金及び当年度分損益勘定留保資金で補填するものであります。次に第5条 債務負担行為でありますが、施設整備事業で平成29年度分として限度額は9,700万円とするものであります。事業の内容は、公共下水道の終末処理場、箕輪浄水苑の長寿命化計画に沿った水処理に係る電気・機械設備の更新改修工事を日本下水道事業団へ委託するものであります。次に第6条、企業債でありますが、起債の目的は下水道事業で限度額は1億9,760万円であります。起債の方法・利率等はご覧ください。第7条 一時借入金ですが限度額を5億円と定めるものであります。第8条、第9条は経費の流用について定めるものですのでご覧ください。第10条 他会計からの補助金ですが、一般会計から補助を受ける額は7億2,500万円、前年度より1,800万円の減であります。 続きまして予算に関する説明書で説明いたします。下水道1ページから4ページはご覧ください。下水道5ページ、予定キャッシュフロー計算書をご覧ください。右側最下段、平成28年度末資金残高を2億1,592万6,000円と予定しております。続きまして6ページ予定貸借対照表をお願いします。資産の部の一番下の欄、固定資産と流動資産の合計で200億4,420万7,000円を予定しております。続きまして7ページ、8ページは平成27年度の予定損益計算書、予定貸借対照表ですのでご覧頂きたいと思います。9ページは注記事項ですが昨年と変わりありませんのでご覧ください。10ページ、セグメント情報の開示ですが、公共下水道、特定環境保全公共下水道、農業集落排水事業それぞれの予定営業収益を記載してありますのでご覧ください。11ページから予算実施計画明細書になります。主な部分を説明をいたします。まず、第1項営業収益 下水道使用料ですが前年より820万円増の3億6,390万円を見込みました。第2項 営業外収益の主なものは一般会計補助金であります。12ページ収益的支出 第1目 管渠事業は修繕料と管路清掃業務委託が主なものです。第2目 処理場費は公共下水道処理場、農集排処理場6箇所の維持管理に要する経費です。13ページをご覧ください。第3目 受託工事費は県道伊那箕輪線春日町信号機付近の道路拡幅工事に伴う下水道工事の経費であります。4目の総係費4,687万1,000円は下水道事業経営にかかる人件費、経営戦略策定支援業務委託料、その他諸費用であります。次ページ10目 減価償却費5億9,080万1,000円は建物、構築物、機械設備等の減価償却に係るものであります。15ペ-ジ第2項 営業外費用は総額2億2,948万3,000円で、企業債の償還利息2億2,504万3,000円が主なものであります。第3項 特別損失80万円は下水道使用料の不能欠損等を見込んだものであります。次のペ-ジ第50項 予備費は600万円であります。17ページの資本的収入及び支出の収入でありますが、1款の資本的収入の内1項 企業債1億9,760万円は下水道工事に係る企業債と資本費平準化債であります。第3項の他会計負担金2,387万8,000円は下水道事業の雨水排水工事に係る一般会計負担金であります。第4項の他会計補助金2億3,750万7,000円は下水道事業の汚水処理に係る一般会計補助金であります。第6項の国庫補助金3,210万円は各事業に係る国庫補助金です。 次ページの支出でありますが、1款の資本的支出の1項 建設改良費、1目 施設整備費9,582万3,000円は施設整備事業に係る管渠埋設工事及び不明水対策に伴う幹線管渠の管更生工事等の工事費、箕輪浄水苑長寿命化計画に沿った水処理施設の更新改修工事を日本下水道事業団へ委託するもの及び農集排の二つの処理場を公共下水道に統廃合するための財産処分申請業務と公共下水道・特環下水道の事業変更認可申請書作成業務等の委託料、その他に人件費等であります。5目 雨水排水施設整備費は4,787万8,000円で、引き続き沢・大出地区の雨水排水施設の整備を行うものです。19ペ-ジ10項 企業債償還金7億3,817万6,000円は企業債の元金償還金であります。水道事業会計、下水道事業会計の細部説明は以上とさせていただきます。よろしくご審議ご決定くださいますようお願い申し上げます。
○木村議長 以上で議案第23号、議案第24号の説明が終わりましたのでこれから一括して質疑を行います。質疑ありませんか。 (「なし」の声あり)
○木村議長 質疑なしと認めます。 日程第29 議案第25号 箕輪町町道の認定についてを議題といたします。事務局長に議案を朗読させます。事務局長
◎小嶋事務局長 議案第25号 朗読
○木村議長 提出者の説明を求めます。町長
◎白鳥町長 議案第25号 箕輪町町道の認定について提案理由の説明を申し上げます。今回認定する路線は、町道507号線で天竜川西の三日町田中城中島地籍で、民間の宅地開発による新設道路で、町に用地寄付された舗装済路線を町道認定するため提案するものであります。細部につきまして建設課長に説明させますので、よろしくご審議ご決定くださいますようお願い申し上げます。
○木村議長 細部説明を求めます。建設課長
◎柴建設課長 議案第25号 箕輪町町道の認定につきましての提案理由は、町長が申し上げたとおりでございます。議案書の次ページの資料2 位置図をご覧ください。町道507号線は、天竜川西側の三日町田中城常会中島地籍で民間の宅地開発により築造された道路でございます。裏面の資料3ページをご覧ください。認定路線図でございますが、起点が大字三日町1092番地8先、終点が1092番地5先で、延長が67m、幅員が4mの舗装済路線で町道505号線から町道513号線をつなぐ道路で、町道認定基準に適合するために今回、町道認定をするものでございます。以上で細部説明を終わらせいただきます。
○木村議長 これから議案第25号について質疑を行います。質疑ありませんか。 (「なし」の声あり)
○木村議長 質疑なしと認めます。 ここでお諮りいたします。ただいま議題となっております各議案を会議規則の規定に基づき、各常任委員会へ付託したいと思います。これにご異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり)
○木村議長 ご異議なしと認めます。したがいまして、これから各議案を各常任委員会へ付託をいたします。議案第1号は福祉文教常任委員会へ、議案第2号は各常任委員会へ、議案第3号、議案第4号、議案第5号は福祉文教常任委員会へ、議案第6号、議案第7号は総務産業常任委員会へ、議案第8号は福祉文教常任委員会へ、議案第9号、議案第10号、議案第11号、議案第12号、議案第13号、議案第14号、議案第15号は総務産業常任委員会へ、議案第16号、議案第17号は福祉文教常任委員会へ、議案第18号は総務産業常任委員会へ、議案第19号は各常任委員会へ、議案第20号、議案第21号、議案第22号は福祉文教常任委員会へ、議案第23号、議案第24号、議案第25号は総務産業常任委員会へそれぞれ付託をいたします。各議案とも今定例会の会期中に審査し、本会議において報告をお願いいたします。 日程第30 請願・陳情についてを議題といたします。事務局長に請願・陳情を朗読させます。なお請願・陳情についてはお手元に写しを配布してありますので文書表のみを朗読させます。事務局長
◎小嶋事務局長 請願・陳情 朗読
○木村議長 ただいま議題となっております請願・陳情を会議規則の規定に基づき、各常任委員会へ付託いたします。陳情受理番号第1号、陳情受理番号第2号は福祉文教常任委員会へ付託いたします。陳情受理番号第3号、陳情受理番号第4号は総務産業常任委員会へ付託いたします。各議案と同様、継続審査となっております陳情も含め、今定例会の会期中に審査し、本会議において報告をお願いいたします。 以上で本日の日程はすべて終了いたしました。 本日はこれをもって散会といたします。
◎小嶋事務局長 ご起立をお願いいたします。〔一同起立〕ご苦労さまでした。〔一同「ご苦労さまでした。」〕 午後3時57分 散会...