○議長(上嶋貞一) これで質疑を終わります。 日程第5 議案第2号 箕輪町温泉スタンド条例の一部を改正する条例制定についてを議題といたします。 事務局長に議案を朗読させます。事務局長。
◎事務局長(藤沢公明) 議案朗読。
○議長(上嶋貞一) 提出者の説明を求めます。町長。
◎町長(平澤豊満) 御案内のとおりでございますが、現在温泉スタンドはプリペイドカード方式で平成9年より販売してまいりましたけれども、昨年の暮れに自動販売機が故障してしまいました。大変寒い、また暮れの需要が多い時期に、利用される皆様には大変御迷惑をおかけしたところでございますが、設置からおよそ10年を経過しておりまして、修理部品が確保できないために、今回設備を全面的に入れ替えることとしまして、今までのプリペイドカード方式からコイン方式にすることにいたしました。これに伴いまして、販売価格は据え置きといたしますけれども、条文の整備を行い、販売区分を1回20リットルにつき10円ということで、20リッター増すごとに10円が加算するものでございます。今までは5円を単位にしているのがありましたけれども、5円硬貨の使用ができないためにこのような20リットルにつき10円ということにしたいと思っております。したがって、100リッターになりますと50円でございますので、今までと変わりないということで御理解をいただきたいと思います。 なお、施行は公布の日からとなっておりますが、工事が完成次第、供給してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。以上です。
○議長(上嶋貞一) これから、議案第2号について質疑を行います。質疑ありませんか。 1番 松崎議員。
◆1番(松崎久司) プリペイドカードの残のある人たちはどういう対応をするか、その辺について質問します。
○議長(上嶋貞一) 産業振興課長。
◎産業振興課長(北原英忠) 残につきましては、ながたにおいてプリペイドを販売していたわけでございますけれども、交換する予定でおります。以上です。
○議長(上嶋貞一) 他にありませんか。 8番 下原議員。
◆8番(下原甲子人) コイン式にするということでございますが、これはいわゆる現金だというふうに解釈しますが、それでよろしいですね。ということはですね、私はプリペイドがいいということよりも、こういう御時世でございまして、非常に盗難という犯罪が、自動販売機荒らしその他等が頻繁に行われているわけでございまして、ああいう場所にそういう現金化されたものを設置するための盗難防止策、あるいはそういうふうにお金の入っている額も壊された方が高くついてしまうという状況を心配するわけですが、その辺の防御策なり対応策はどんなお考えをお持ちか、お尋ねしたいと思います。
○議長(上嶋貞一) 町長。
◎町長(平澤豊満) 一般的にコイン方式ということでですね、この類のものが全部そういう形でなされておりまして、結論的には特に何かガードマンを置くとかですね、そういうような防御方式は考えておりません。したがって、あまりにも次の段階で壊されたり、いろいろということになると、抜本的にああいうものを考え直さなければいけないと思っておりますが、いまの段階では一応コイン方式の方が簡便ですし、そんなに大きくはならないと思いますので、事故がないことを祈りながら、ただ機械そのものはかなり防災に配慮したコインボックスみたいなものがついていると思いますので、特別それ以外の防御策を打つ考え方はございません。
○議長(上嶋貞一) 他にありませんか。9番 向山議員。
◆9番(向山章) 関連ですけれども、保険制度があるので、保険制度を採用した方がいいと思いますが。
○議長(上嶋貞一) 永岡副町長。
◎副町長(永岡文武) いま向山議員さんのですね、おっしゃるとおりに保険に加入をしてですね、それで、いま運用としては何か職員が夜9時頃までおりますけれども、毎日夜もあれを使うという方はほとんど皆無だそうです。それで、毎日出してしまって、もうあの中にはお金がないというのをですね、周知されていると思いますので、そうするともう取られないと。いま近隣で南箕輪、伊那市、辰野もそうなんですが、全部コイン方式です。プリペイド方式は非常に故障が多くてですね、コインが一番簡便でいいということでしたので、そんな方法を取らせていただきました。
○議長(上嶋貞一) 9番 向山議員。
◆9番(向山章) 保険制度はお金ばかりじゃなくて、壊されたときに補償されるという制度なので、うらにもあるんですけれど、そういうのがあるので、大したお金はかからないし、そういう保険制度に加入した方がいいと思います。
○議長(上嶋貞一) 永岡副町長。
◎副町長(永岡文武) おっしゃるとおり保険制度には入る計画でおります。
○議長(上嶋貞一) 他にありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(上嶋貞一) これで質疑を終わります。 日程第6 議案第3号 平成19年度箕輪町一般会計補正予算(第7号) 日程第7 議案第4号 平成19年度箕輪町
国民健康保険特別会計補正予算(第4号) 日程第8 議案第5号 平成19年度箕輪町介護保険特別会計補正予算(第3号) 日程第9 議案第6号 平成19年度箕輪町
農業集落排水処理施設特別会計補正予算(第3号) 日程第10 議案第7号 平成19年度箕輪町
公共下水道特別会計補正予算(第4号) 日程第11 議案第8号 平成19年度箕輪町水道事業会計補正予算(第4号)以上、6議案を一括して議題といたします。 事務局長に議案を朗読させます。事務局長。
◎事務局長(藤沢公明) 議案朗読。
○議長(上嶋貞一) 提出者の説明を求めます。町長。
◎町長(平澤豊満) それでは、議案第3号から議案第8号までの、平成19年度箕輪町一般会計補正予算及び各特別会計補正予算並びに水道事業会計補正予算につきまして、一括して提案理由の説明を申し上げます。 はじめに、議案第3号 平成19年度箕輪町一般会計補正予算(第7号)から申し上げます。 今回の補正は、既定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ9,229万7,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ87億8,995万円とするものであります。そのほか繰越明許費の計上と、地方債の補正であります。 歳入歳出予算の概要を御説明いたしますので、「箕輪町補正予算書に関する説明書」3ページを御覧いただきたいと存じます。 まず、歳入から御説明いたします。今回の補正予算の歳入につきましては、決算を見込みましての補正でございまして、地方交付税の増額のほか、各種補助金などの事業費決定による国庫補助金、町債及び財政調整基金繰入金の減額などの補正であります。 まず、3ページを御覧いただきますと、4款 配当割交付金でございますが、県民税配当割の一部が個人住民税の割合によって県から交付されるもので、配分決定について計上をいたしたものでございます。次に、4ページの12款 地方交付税は、特別交付税の見込額を計上いたしました。5ページの14款 分担金及び負担金ですが、土地改良事業、林道整備事業にかかわる分担金、保育園の広域入所負担金の減額でございます。7ページの16款 国庫支出金では、児童手当及び自立支援事業の決算見込による国庫負担金の減額、地域福祉ネットワーク事業補助金の増額、園芸特産事業として、果樹の苗木新品種普及にかかわる補助金などを計上いたしました。9ページ、17款ですが、県支出金では、自立支援事業の決算見込みによる県負担金の減額のほか、福祉医療費に対する県補助金の増額、学童クラブ運営費の補助金の減額、過年度分県民税徴収事務委託金の増額などであります。13ページの20款 繰入金では、財政調整基金の繰入金の減額7,000万円を計上いたしました。14ページの22款 諸収入については、道路改良用地先行取得資金貸付金元利収入についての減額などであります。 続いて、歳出について申し上げます。 16ページ、2款 総務費では、通学パトロール隊用消耗品費、町道6号線のアーケードへの手摺の設置費用、その他事業費決定による増減額を計上いたしました。22ページ、3款 民生費では、福祉給付費などの決算を見込んでの増減、長田保育園で来年度から予定しております延長保育などに対応した改修費などを計上いたしました。27ページ、第4款 衛生費では、上伊那広域連合負担金のごみ処理費に関する負担金の減額のほか、決算を見込んでの増減額を計上いたしました。32ページ、6款 農林水産業費では、果樹苗木の新品種の改良事業への強い農業づくり交付金を計上いたしましたほか、事業費の決定による増減額を計上いたしました。35ページ、第7款 商工費では、ながた温泉スタンド修理町負担分のほか、工場用地造成事業の土地開発公社への委託料の事業費決定に伴う減額などを計上いたしました。36ページ、8款 土木費では、土地開発公社に対する道路改良代替地取得貸付金の減額のほか、公共下水道特別会計への繰出金の増額を計上いたしました。38ページ、9款 消防費では、消防団詰所建設用地代の不用額の減額など、事業費決定による増減額を計上いたしました。40ページ、第10款 教育費では、中部小学校の手洗い給湯設備設置工事費、燃料費の増額、中学部活動の北信越大会出場補助金、町出身者のフェンシング世界大会出場補助金のほか、決算を見込んだ経費の増減額を計上いたしました。44ページ、11款 災害復旧費につきましては、災害応急復旧のための重機借上料の減額を計上いたしました。 次に、議案第4号 平成19年度箕輪町
国民健康保険特別会計補正予算(第4号)について申し上げます。 今回の補正は、事業勘定の既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1,938万3,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ21億4,066万円とし、診療施設勘定の既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ300万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1億360万9,000円とするものであります。補正予算に関する説明書は、49ページ以下を御覧いただきたいと思います。 事業勘定の歳入につきましては、国庫支出金及び療養給付費交付金の増額と、共同事業交付金及び一般会計からの繰入金の減額が主なものであります。 歳出は、保険給付費の増額を見込んだことと、共同事業拠出金及び保健事業費の減額が主なものでございます。 診療施設勘定の歳入につきましては、診療報酬収入の増額を見込み、歳出では医薬品購入費の増額が主なものであります。 次に、議案第5号 平成19年度箕輪町介護保険特別会計補正予算(第3号)について申し上げます。 今回の補正は、既定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ1億607万7,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ13億1,701万7,000円とするものであります。 「補正予算に関する説明書」は、69ページ以下を御覧いただきたいと思います。 歳入につきましては、保険料の増額及び保険給付費の負担金減額による国庫支出金、支払基金交付金、県支出金、一般会計繰入金の減額が主なものであります。 歳出は、上伊那情報センター電算処理負担金の増及び保険給付費の負担金、地域支援事業費等の減額が主なものであります。 次に、議案第6号 平成19年度箕輪町
農業集落排水処理施設特別会計補正予算(第3号)について申し上げます。 今回の補正は、既定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ21万3,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ3億3,477万6,000円とするものであります。「補正予算に関する説明書」は、87ページ以下を御覧いただきたいと思います。 歳入につきましては、加入金の増額と、一般会計繰入金の減額が主なものであります。歳出につきましては、負担金の減額が主なものであります。 次に、議案第7号 平成19年度箕輪町
公共下水道特別会計補正予算(第4号)について申し上げます。 今回の補正は、既定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ2,930万円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ18億53万3,000円とするものであります。「補正予算に関する説明書」は、95ページ以下を御覧いただきたいと思います。 歳入につきましては、事業費負担金の減額、それに伴う一般会計繰入金の増額と、事業費決定による国庫補助金及び町債の減額が主なものであります。歳出につきましては、管渠埋設工事費の減額が主なものでございます。 最後に、議案第8号 平成19年度箕輪町水道事業会計補正予算(第4号)について申し上げます。 今回の補正は、まず収益的収入及び支出の補正で、既決予算額に188万8,000円を増額して、予定額を5億439万8,000円とするものであります。 収入の主なものは、天竜川北島護岸災害復旧工事に伴う損失補償金でございます。支出の主なものは、上伊那広域連合負担金を減額し、予備費を増額するものでございます。 次に、資本的収入の補正で、資本的収入の既決予定額に1,500万円を増額し、予定額を6億167万4,000円とするものであり、新規加入者負担金の増額であります。これにより資本的収入額が資本的支出額に不足する額の補てん額を同額減額するものであります。 「補正予算に関する説明書」は、104ページ以下を御覧いただきたいと思います。 各議案の細部につきましては、それぞれ担当課長に説明いたさせますので、よろしく御審議・御決定くださいますようお願いいたします。以上です。
○議長(上嶋貞一) 細部説明を求めます。経営企画課長。
◎経営企画課長(小出嶋文雄) それでは、議案第3号 平成19年度箕輪町一般会計補正予算(第7号)について、細部の説明をさせていただきます。資料ですけれども、「平成19年度箕輪町補正予算書」、白い表紙のものと、それから、緑の表紙の「平成19年度箕輪町補正予算書に関する説明書」、それともう1つ、「平成19年度主要事業の概要」というのがあります。それをそれぞれ御覧をいただきたいと思います。 予算書ですけれども、平成19年度箕輪町一般会計補正予算(第7号)ですが、第1条 補正額については、先ほど町長から申し上げたとおりでございます。第2条の繰越明許費ですが、その6ページに「第2表 繰越明許費」がございます。それもまた内容については後から申し上げます。それから、第3条ですが、地方債の補正でございます。これは「第3表 地方債」、7ページでございますが、それを御覧をいただきたいと思います。資料の関係から、最初に歳入歳出予算の前に、繰越明許費と、それから地方債の補正について御説明を申し上げます。 繰越明許費の説明につきましては、後から追加資料として2枚、「企画事業費繰越明許資料」というのと、それからその裏の「一般会計繰越明許資料」、それと「公共下水道事業繰越明許資料」というのがありますが、それも一緒に御覧をいただきたいと思います。 まず、繰越明許費ですけれども、1つは総務費の総務管理費、企画事業費でございまして、繰越の限度額ですが、3,373万円でございます。これはそこの資料にもありますが、北小河内の竹の腰公園の復興事業でございまして、いまあそこに堰堤をつくっているわけでございますが、その関連であそこにふるさとふれあい館というのを復旧する計画になっていたわけですが、いまの堰堤のところから水路が出てきまして、あそこに遊砂池等をつくることになりまして、当初復旧を計画しておりましたふるさとふれあい館の位置が変更せざるを得なくなりました。それで、どこにするかということで、いまの堰堤等との地元を含めて検討している中で、この工事との関連でなかなか場所が決まりませんで、そこに書いてありますように、そのことによりまして今回その事業費につきまして繰り越しをせざるを得なくなったということでお願いするものでございます。それから、もう1つはふるさと歴史小図書館でございますが、これはいまの堰堤の工事のために、あそこに場所が、これは被害を何も受けなかったわけですけれども、堰堤をつくる工事のためにあそこが邪魔になるということで、移転をすることになりました。それで、取り壊しは終わっておりますけれども、移転する場所については先ほどのふれあい館と同じで理由でございまして、この建設位置がまだはっきりしませんので、発注が遅れているものでございまして、これも繰越をお願いをするというものでございます。 それから、次に繰越明許費のところですが、2つ目ですが、民生費の社会福祉費、地域介護・福祉空間整備事業1億6,838万4,000円でございます。それをいまの資料の裏に書いてありますけれども、高齢者ボランティア拠点整備事業、これは福祉センターでございます。これはゆとり荘の工事が終了しないとここに手がつけられないという状況にあったわけですが、その関係でこれから手をつけるということになりまして、繰り越しをせざるを得ないというものでございます。 それから、もう1つ富田地区の介護予防空間整備事業でございますが、これは一部改築のために建築確認に日数を要すということで、いまこれは進めておりますが、3月までに終了をする予定にないということで、繰り越しをお願いするものでございます。それから、大出の山口地区の異世代交流施設整備事業でございますけれども、これはそこにありますように地元協議と建築確認に日数を要したために発注が遅れまして、そこにありますように4,000万円余の額を3月に終わらないということで繰り越すものでございます。 それから、健康づくり施設整備費でございますが、これにつきましても下古田の公民館ですが、この中の一部でございますが、一部完了をするわけですが、一部について地元協議に日数を要したことによりまして、工期が3月までに終わらないということのようでございまして、これにつきましても一緒に繰越をお願いをするというものであります。 それから、これらの事業に伴います介護予防拠点施設の備品等の事業についてもこれに伴って遅れるということで、そこに1,400万円ほどありますけれども、繰り越すものでございます。合わせて1億6,838万4,000円でございます。 次に、予算書の7ページ、第3表 地方債の補正でございますが、これは内容についてはまた歳入の方にも出てきますけれども、変更でございまして、限度額を変更するものでございます。目的として、農業農村等整備事業債ですが、これは農免農道の竜東地区の工事の負担金にかかわる起債でございまして、限度額を510万円から460万円に減額するものでございます。これは事業費の決定によるものでございます。 それでは、次に歳入歳出予算について説明を申し上げます。緑色の表紙の補正予算書に関する説明書の3ページからと、それから19年度主要事業の概要の1ページからを同時に御覧をいただきたいと思います。 まず、歳入ですが、これは緑色の方の分だけですが、まず第4款の配当割交付金でございますが、これは補正前の額が200万円、補正額が800万円で、1,000万円とするものでございまして、これは先ほど町長の説明にもありましたように、交付見込額が第1群が決定した分について今回補正をするものであります。これは県民税の配当割の額を個人の県民税で按分して交付されるものでございます。それから、次の4ページを御覧いただきたいと思いますが、地方交付税でございます。今回2,000万円の増額補正でございますが、これは特別交付税でございまして、12月の補正とあわせて今回さらに2,000万円を計上するものでございます。次に第14款ですが、次の5ページですけれども、分担金及び負担金、分担金ですが、81万円の減額でございます。これは町単の土地改良、林道整備事業の事業費確定に伴う減額でございます。負担金でございますが、これは保育園の広域入所の他市町村からの負担金でございまして、これも事業の決定見込みということで減額をするものでございます。187万6,000円でございます。次の6ページは飛ばしまして、7ページですが、16款 国庫支出金ですが、それのうちの1項 国庫負担金1,135万6,000円の減額でございますが、この内容につきましては児童手当の負担金、これも決算を見込んでの減額でございます。750万8,000円、それから障がい者等の自立支援事業費の負担金が404万円の減額でございます。それから、次に補助金ですけれども、2項の補助金ですが、合計で327万1,000円の増額でございます。これは民生費の国庫補助金の増が145万6,000円でございます。これは地域福祉ネットワーク事業の補助金の増が主なものでございます。次に8ページを御覧をいただきたいと思いますが、同じく補助金で6目の農林水産業費国庫補助金、これも先ほど町長の方から説明しましたが、リンゴの苗木の新種への改植の補助金でございまして、373万8,000円でございます。それから、次に3項 委託金ですが、合計で190万7,000円の減額ですが、その主なものですが、まず総務費の委託金で外国人登録事務委託金が109万5,000円の増額でございます。あと国民年金事務費の委託金は281万2,000円の減額、それから、次のページへいきまして9ページでございますが、県の支出金です。まず1項の県負担金ですが、297万5,000円の減額でございます。これは国庫の中にもありましたが、障がい者の自立支援事業負担金、これが202万円の減額でございます。それから、補助金ですが、総額で321万5,000円の減額です。この主なものですけれども、主には福祉医療給付費の関係が決算を見込んでの増減でございます。社会福祉費補助金で107万円の増等でございます。次のページですが、10ページ、10目ですが、教育費県補助金ですが、これは学校給食の米粉パンの導入促進事業の奨励金が7万3,000円です。それから、社会教育費の関係で学童クラブの運営費の補助金、これは利用者の負担、利用者が多くなったということで、利用者の負担の増に伴いましてこの補助金が減額になるものでございます。それから、次に3項の委託金、県委託金ですが、926万6,000円の増額でございます。これの一番大きなものは、まず最初の徴税費委託金の1,000万円の増額でございます。これが主なものでございます。続いて11ページ、18款の財産収入です。1項の財産運用収入ですが、これは減債基金の利子等の減額でございます。それから、2項の財産売払収入でございますが、これは先ほども出てきましたけれども、北小河内の中ノ沢の堰堤の工事の遊砂池の用地補償料でございますが、今年19年度に見込んでいたわけですけれども、ルート等、また場所等がまだ決まっていないということで、20年度になるということで減額をするものでございます。あと物品の売払収入は、町が持っていました油圧ショベルを競売をした収入でございます。次に13ページでございますが、20款 繰入金です。まず2項の基金繰入金ですが、7,000万円の減額でございます。これは財政調整基金を今までの補正で1億6,000万円取り崩すことにしてありましたが、そのうち7,000万円を減額して、9,000万円だけ取り崩すということにするものでございます。当初の中で11億6,000万円余の基金があったわけですけれども、そのうち1億6,000万円取り崩すわけだったんですけれども、7,000万円を取り崩しをやめるということにするわけでございます。それから、3項の財産区繰入金100万円の増でございます。次に、14ページを御覧をいただきたいと思います。22款の諸収入ですが、最初の預金利子は14万9,000円の増、それから3項の貸付金元利収入ですが、3,500万円の減額です。これも先ほど町長の説明の中にありましたが、道路改良用地の先行取得資金の貸付金元利収入、これは土地開発公社からですが、それが3,500万円必要なくなったということで、貸付金の方も減りますけれども、収入も3,500万円減額になるものでございます。それから、5項の雑入ですけれども、その中の主なものですが、真ん中のところにありますが、企画事業費の中ノ沢堰堤工事歴史小図書館の移転補償料の減ということです。これも来年度になるということでの減額でございます。それから、一番下にありますが、先ほど説明しましたが、学童クラブの運営費の保護者の負担金の増240万円でございます。歳入の最後ですが、23款の町債、50万円の減額でございます。これは先ほど第3表で説明をいたしました農免道路竜東地区の工事費の確定によりまして減額をするものでございます。 次に、16ページからですが、歳出です。これにつきましては主要事業の概要も一緒に御覧をいただきたいと思います。まず、最初に総務費ですが、1項の総務管理費915万9,000円の減額でございます。これは決算を見込んでの各種事業、それから事務費の増減でございますが、その中で主なものですが、0201の一般管理費で通学パトロール隊の消耗品25万円を今回の補正で増額をするものでございます。それから、総務費の中では新しいものではそんなこところでございます。次に、18ページを御覧をいただきたいと思います。これも総務費ですけれども、8目の交通安全対策費ですが、135万円の増額がありますけれども、これはこの役場の南側の町道6号線のアーケードに手摺を設置するというものでございます。この増額135万円でございます。次に、19ページを御覧をいただきたいと思いますが、そこに2項の徴税費でございます。これは43万7,000円、たばこ販売手数料がありますけれども、これはみのわ振興公社で販売を行っておりますたばこの販売手数料が43万7,000円でございます。それから、賦課徴収費ですけれども、これは家屋評価用のパソコン、これが壊れてしまったということがありまして、それの購入費でございます。それから、03の戸籍住民基本台帳費の関係では組替えによるものでございます。次の選挙費も同様でございます。次の20ページの05の統計調査費7万1,000円の減額ですが、これは委託金の減によるものでございます。それから、22ページを御覧いただきたいと思います。民生費ですけれども、1項 社会福祉費ですが、1,656万3,000円の減額でございます。この民生費につきましても決算を見込んでの事業費の見込みを立てましての増減でございます。主なものでございますが、22ページの0305 障がい者の生活圏拡大事業ですが、障がい者にやさしい住宅改良促進事業の補助金、事業費の決定によります144万円の減額でございます。それから、0306 医療費の給付事業ですが、これは800万円の増を見込んでおります。それから、次の0310 町の単独医療費の給付事業費ですが、決算を見込んで100万円の減額と見ております。次に23ページでございますが、一番下の0333 介護保険事業運営費でございますが、訪問介護利用者の負担額の軽減補助金等の不用額が107万1,000円となっております。それから、次のページにあります介護保険特別会計への繰出金、これが介護給付分が1,154万9,000円と大きく減額になっております。それから、次に0354 訓練等給付費でございますが、共同生活援助費の減、それと就労継続支援費の減等で、合計で534万円の減額をしております。それから、25ページを御覧いただきたいと思いますが、2項の児童福祉費でございますが、総額で137万1,000円の減額でございます。大きなものは0341の児童手当でございまして、総額で504万円の減額でございます。これは決算事業費の確定による減ということでございます。それから、そのページの一番下でございますが、0343 工事請負費262万2,000円の増額ですが、これは長田保育園が来年度延長保育を予定をしているということがありまして、未満児のサンルームの設置、それから年長児室の内装の改修工事を予定しているものでございます。次に、27ページを御覧いただきたいと思います。第4款の衛生費です。まず1項の保健衛生費ですが、828万円の減額でございます。この主なものですが、0401の一般保健費では、国保の基盤安定繰出金の減235万円が主なものでございます。それから、そのページの一番下にあります0407 国民健康保険特別会計繰出事業費ですが、これは事務費分の繰出金、主に人件費の分ですが、減額でございます。それから、次の28ページを御覧をいただきたいと思いますが、一番下の老人保健費の0424 後期高齢者医療事業費でございますが、これは後期高齢者医療保険証の発行等の郵送料で39万円をお願いをしてあります。それから、次に30ページを御覧をいただきたいと思います。2項の清掃費ですが、2,137万4,000円の減額でございます。これの主なものですけれども、0460 ごみ・し尿処理事業費の負担金、補助及び交付金のところで1,915万3,000円の減額です。これは上伊那広域連合の負担金減、これは燃やしているごみの中間処理施設の建設のための環境アセスメントですが、これが遅れておりまして20年度に繰り下げるということで、今年度からはなくなるということで大きく減額になっております。それから、次に32ページでございますが、6款の農林水産業費でございます。1項の農業費479万4,000円の減額です。この主なものですけれども、2目の農業振興費の中の0611 地域農業振興事業費ですが、負担金、補助及び交付金のところで300万円の減額、赤そばの里等の景観形成補助金の減が大きなものでございます。それから、先ほど町長の方から説明しました0625 園芸特産事業ということで、強い農業づくり交付金ですが、中身につきましては先ほどのリンゴの新品種の苗木の改植に対する交付金でございます。373万8,000円でございます。それから、次のページですが、0641 町単独土地改良事業費、これは水路・農道等の改修費が170万円の減額が主なものでございます。それと、その下に負担金、補助及び交付金ということで45万4,000円がありますけれども、これが先ほど起債のところで出てきました農免農道の竜東地区の事業費が決定したための負担金の減でございます。それから、次に34ページを御覧をいただきたいと思います。2項の林業費ですが、610万3,000円の減額でございます。主なものですが、0684のところで林道の補修工事費、これも決定によりまして600万円の減額でございます。それから、0690ですが、環境緑化推進事業費で委託料30万円ですが、これは松くい虫等の発生が発見されたということがありまして、被害木抜倒駆除の業務の委託料を増額をしてあります。次に35ページを御覧をいただきたいと思います。7款の商工費でございます。1項の商工費が640万円の減額でございます。これは0701で商工振興費ですが、工場用地の造成事業の委託料の不用額700万円の減額です。これは土地開発公社に委託するものでございます。それと、先ほど条例のところでも出てきましたが、0710で温泉スタンドの修理費の町負担分60万円を計上いたしました。次に36ページを御覧をいただきたいと思います。8款の土木費ですが、2項の道路橋梁費、補正額が3,646万6,000円の減額でございます。主なものですが、道路橋梁新設改良費、0820 町単独道路整備事業費の中の、これも土地開発公社への貸付金ですが、町道6号線の道路改良の代替地の取得資金の貸付金の減額3,500万円でございます。それから、04項の都市計画費、総額で2,464万8,000円の増額でございます。これはその次の37ページにありますけれども、下水道特別会計への繰出金の増2,482万8,000円でございます。これはまた公共下水の方で説明があるかと思いますが、下水道の負担金の収入が今までの予算の見込よりも収入が減ってしまうということが主な原因によりまして、町からの繰出金を増額するものでございます。次に、38ページを御覧いただきたいと思います。09款 消防費ですが、1項の消防費が162万2,000円の減額でございます。これの主なものにつきましては、03目のところにあります、0921 消防施設建設事業費の中で、消防団の詰所の建設用地の購入費の不用額、八乙女ですが、その減額が105万7,000円でございます。それと04の災害対策費の中で、防災無線の子局の修理費が必要になりまして、43万3,000円を増額するものでございます。次に40ページを御覧をいただきたいと思います。10款の教育費ですが、まず1項の教育総務費では7万4,000円の増で、先ほど歳入のところでも出てきましたが、学校給食米粉パン導入促進事業の補助金7万4,000円でございます。次に2項の小学校費の総額で108万6,000円の増額でございますが、それは次の41ページのところに1020の中部小学校建設費で、いま給食室をつくっておりますが、あそこにありました手洗い場と給湯場の設備を新たにつくり替えるというもので、315万円でございます。その他、東小学校、南小学校の耐震診断の経費の決定によります減額が主なものでございます。次に03項の中学校費53万6,000円の減額でございます。これは42ページを御覧をいただきたいと思いますが、中学校教育振興費で部活動の北信越大会出場の補助金14万3,000円の増額でございます。それと、中学の給食費の備品購入費の不用額が87万2,000円を計上いたしました。それから、6項の社会教育費ですが、27万4,000円の減額でございます。これの主なものですが、次の43ページのところにあります博物館の自動ドアの修繕29万4,000円が主なものでございます。それと、次に07項の保健体育費10万円の増額ですが、これはフェンシングの世界大会に町の出身者が出場するということで、補助金10万円でございます。それから次、44ページを御覧をいただきたいと思いますが、災害復旧費です。1項の農林施設災害復旧費ですが、300万円の減額です。これは重機の借上料を計上してありましたが、不用額ということで減額するものでございます。 以上で一般会計についての細部説明を終了させていただきます。
○議長(上嶋貞一) 保健福祉課長。
◎保健福祉課長(白鳥一利) それでは、議案第4号 平成19年度箕輪町
国民健康保険特別会計補正予算(第4号)の細部について御説明申し上げますので、予算書の9ページと、それから補正予算書に関する説明書の49ページ、主要事業の概要でございますが、3ページをあわせて御覧いただきたいと思います。 予算書の9ページでございますけれども、第1条 歳入歳出予算の補正につきましては、先ほど町長が申し上げたとおりでございます。 それでは、歳入について御説明申し上げます。説明書の50ページを御覧いただきたいと思います。 03款 国庫支出金でございますが、845万2,000円の増額でございます。これは一般被保険者療養給付費の増額を見込んだものによる増でございます。02項の国庫補助金460万6,000円の増につきましては、医療制度改革に伴うシステム改修、それから後期高齢者の医療制度が創設したことに伴うものでございますが、特にここで凍結に対する国の方の法律が決まりましたので、それに伴うシステム改修等が主なものでございます。51ページ、05款 療養給付費交付金でございますが、退職国保の加入者の医療費の増額を見込んだものでございます。52ページ、06款 共同事業交付金でございますが、01項の共同事業交付金1,790万円の増額でございますが、高額療養費共同事業交付金は80万円以上の高額療養者に対しましてこの分をプールにして再度交付するというシステムでございますけれども、これにつきまして増額が見込まれるものでございます。02目の保険財政共同安定化事業交付金でございますが、2,200万円の減額でございます。これにつきましては高額医療ですが、30万円以上の医療費がかかった場合に、その分につきましてプールして再交付するというシステムでございまして、これは小さい保険者を支援するというような目的があるわけでありますが、これに対する交付金の減額を見込んだものであります。54ページ、08款 繰入金でございますが、645万4,000円の減額でございます。これにつきましても保険基盤安定繰入金につきましては235万1,000円の減額でございますが、加入者の保険税の軽減、または支援分等に対します見込みが減額となるものでございます。その他03節の職員給与等繰入金でございますけれども、高齢者医療制度創設準備費用等の組替えによりまして、この分が国庫補助の方の調整基金の方の対象となるというようなことによる組替えをしたものでございます。05節の出産育児一時金の繰入金でございますけれども、出産育児一時金の繰入金が減額するということで見込んだものでございます。55ページの10款 諸収入でございますけれども、04目の退職被保険者等返納金でございますけれども、保険が国保でないのに国保の保険証を使って医療にかかったというような場合に、その分重複しているところを返還していただくわけでございますけれども、そういったことが生じたことによる増額を見込んだものでございます。 56ページでございます。歳出、01款 総務費でございますけれども、4111の一般管理費120万3,000円の増額でございます。これらにつきましては医療制度改革に伴って増額をさせていただくものでございます。また、19節の負担金、補助及び交付金につきましては、情報センターの負担の確定による増額を見込んだものでございます。57ページの02款 保険給付費でございます。これにつきましては療養諸費3,000万円の増額を見込んだものでございますが、当初予算に比較しまして若干ここで医療費が伸びてきているというような傾向がございまして、今後の増額を見込んだものでございます。58ページでございますが、04項の4241 葬祭費でございますけれども、200万円の増額を見込んだものでございまして、1人5万円の給付をしているわけでございますけれども、この増額を見込んだものでございます。その下の4251 出産育児一時金でございますけれども、105万円の減額を見込んでおりますが、出産に対しまして35万円を給付しているものでございますけれども、減額が見込まれるというものでございます。59ページ、05款 共同事業拠出金でございますけれども、796万8,000円の減額を見込んだものでございますが、それぞれ拠出金額の決定による減額でございます。60ページでございますけれども、06款 保健事業費でございます。4514の保健指導事業費でございますが、100万円の減額を見込んだものでございまして、当初みのわ元気サイクル事業の教材等を作成いたしまして、該当する皆さんに配布をしたいというような計画をしていたわけですが、事業の中で手づくり等で対応してきたことによりましての減額が生じるものでございます。 64ページを御覧いただきたいと思います。診療施設勘定の歳入でございます。01款の診療収入でございます。外来収入が250万円の増額が見込まれるもので、計上したものでございます。65ページでございますが、06款 諸収入でございますが、50万円の増額でございます。医師が柔整審査会の審査を依頼されておりまして、その委託を受けていまして、その審査の際の報酬の収入の増が主なものでございます。66ページでございますが、歳出の02款 医業費でございますが、5213の需用費でございますが、医薬材料費を300万円増額させていただくものでございます。 続きまして、議案第5号 平成19年度箕輪町介護保険特別会計補正予算(第3号)の細部について御説明申し上げますので、予算書の15ページと、説明書の69ページを御覧いただきたいと思います。 はじめに、予算書でございますが、第1条の歳入歳出予算の補正につきましては、先ほど町長が申し上げたとおりでございます。 それでは、説明書の方の69ページを御覧いただきたいと思います。歳入、01款 保険料でございますが、467万円の増額でございます。特別徴収保険料1,386万5,000円の増額でございますが、これは年金から天引きしている方の保険料でございまして、対象者の増ということでございます。02 現年度分の普通徴収の保険料でございますが、779万5,000円の減額でございますが、これは普通徴収と申しまして、年金から天引きしていない口座振替とか、現金で納付をしていただいている方々の分につきまして、減額が生じるというものでございます。続きまして、71ページ、04款 国庫支出金でございますが、01項 国庫負担金につきまして4,094万8,000円の減額でございます。以下、これらにつきましては給付費の減額が見込まれることに伴いまして、それぞれ負担する歳入として収入となる見込みのものの減額を計上したものでございまして、国庫負担金でただいま申し上げた4,094万8,000円の減額でございます。国庫補助金につきましては1,327万3,000円でございまして、調整交付金の確定ということでございます。それから、04のその他補助金につきましては、43万3,000円の増額につきましては、上伊那情報センターのシステム改修に対する補助金が対象になりましたので、計上したものでございます。72ページでございますが、05款 支払基金交付金につきましても、3,455万2,000円の減額は、介護給付費の減額に伴うものでございます。73ページの06款 県支出金につきまして、1,154万9,000円の減額につきましても、介護給付費の減額に伴うものでございます。74ページの10款 繰入金でございますけれども、01目の介護給付費繰入金につきましては、介護給付費の減額によるものでございます。02目の地域支援事業繰入金でございますけれども、介護予防事業の確定による減額40万1,000円でございます。03目の地域事業繰入金のうちの包括支援・任意事業につきまして224万5,000円の減額でございますけれども、これにつきましてもいきいき塾等の事業の確定による減額でございます。04目のその他一般会計繰入金でございますが、293万3,000円の増額でございますが、情報センターの介護保険システムの改定に伴う負担分の増を繰り入れるものでございます。75ページ、13款 諸収入でございますが、雑入122万2,000円の増額でございますが、ケアプラン作成の介護報酬の収入が増額となるものでございます。 それでは、77ページを御覧いただきたいと思います。歳出でございますが、01款 総務費でございますが、19 負担金、補助及び交付金でございますが、603万5,000円の増額でございます。上伊那情報センター電算処理の関係で、新システムにかかわるものにつきまして負担額の確定による増額でございます。以下、3102の賦課徴収費につきましては、決算額を見込んだ減額でございます。78ページでございますが、3106の認定調査等費につきましても決算額を見込んだ減額でございます。3107 認定審査会共同設置負担金につきましても、19万6,000円の減額は確定による減額でございます。それから、80ページでございますけれども、02款 保険給付費でございます。01項の介護サービス等諸費、1億355万円の減額でございます。これにつきましては、介護給付費につきましては平成17年度に18・19・20年度の3カ年につきまして介護保険事業計画を策定するわけでございますが、その計画に基づきまして予算計上しているところでございます。その中で19年度につきましては、19年度ですから、18年度の10月に介護報酬のマイナス改定をされている。それから、当初見込んだより利用者の伸びが、伸びるというよりも大体横並びくらいの伸びであることや、それから利用者の単価の高い施設サービスが減少して在宅のサービスが増えてきているというような条件を合わせまして大幅な減額となるものでございます。81ページでございますが、一番下の3150の特定入所者介護サービス等費というのは、ケアハウスなどの入居者を想定したものでございまして、これも当初見込みより682万2,000円の減額を見込むというものでございます。83ページ、05款 地域支援事業費でございますけれども、3151につきまして介護予防事業費でありますが、委託料136万8,000円の減額でありますけれども、こちらで新いきいき塾等を実施しておりますが、見込みに対して減額が見込まれるというものでございます。3152の地域包括支援事業費でございますけれども、これらにつきましても決算額を見込んだ減額でございます。84ページ、06款 基金積立金でございますが、3133の194万8,000円の増額でございますけれども、利子等の積立ての増額を計上したものでございます。 以上で細部説明を終わらせていただきます。
○議長(上嶋貞一) 建設水道課長。
◎建設水道課長(竹村優) それでは、議案第7号を説明をさせていただきますので、予算書の23ページ、また説明書によりますと95ページになりますけれども、予算書を中心に説明をさせていただきたいと思います。 議案第7号 平成19年度箕輪町
公共下水道特別会計補正予算(第4号)でございます。 第1条の歳入歳出予算の補正でございますけれども、先ほど町長が提案説明の中で申し上げたとおりでございます。第2項の歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算の補正」によるということでございまして、第1表で御説明を申し上げます。第2条の繰越明許費でございますけれども、地方自治法第213条第1項の規定により、翌年度に繰り越して使用することができる経費は、「第2表 繰越明許費」によるということで、第2表によりまして御説明を申し上げます。次、第3条が地方債の補正でありますけれども、既定の地方債の変更は、「第3表 地方債補正」によるということでありまして、第3表によりまして御説明を申し上げます。 1枚おめくりをいただきまして、24ページでございます。第1表の歳入歳出予算の補正、歳入でありますけれども、第1款の分担金及び負担金でありまして、第1項の負担金でございます。マイナスの2,897万円ということでありますけれども、下水道事業の負担金の減額補正をお願いをするものでございます。次が第2款の使用料及び手数料、第1項の使用料でありますけれども、88万9,000円の増額補正というものでございまして、下水道使用料の滞納分に当たるものでございます。次が第2項の手数料、3万円の増でありますけれども、督促手数料の増でございます。次が第3款の国庫支出金、第1項の国庫補助金でありますけれども、マイナスの1,465万円でございまして、事業費2,930万円の減額によります、50%に当たりますので、それの減額になるものでございます。次が第7款の繰入金、第1項の一般会計繰入金でございますけれども、2,482万8,000円の増額補正をお願いするものでありますけれども、負担金などの減額によりまして繰入金をお願いをするものであります。次が第9款の諸収入であります。第5項の雑入167万3,000円の増額補正ということでありますけれども、消費税の還付金でございます。次は第10款の町債、第1項の町債でありますけれども、マイナスの1,310万円でございまして、事業費の減額にかかわりまして町債も減額をするものでございます。 次が25ページの歳出でございますけれども、第1款の公共下水道事業費でございます。第1項 公共下水道事業費でありますけれども、マイナスの2,930万円ということで事業費を減額をするものでございます。この事業費を減額をする場所でありますけれども、下古田、第18工区になりますけれども、グランドの北の当たり、畑地かんがい、畑かんが入っているということで、工事不可能のために減額をさせていただきたいというものでございます。 次の26ページでございます。第2表 繰越明許費でございますけれども、款、項、事業名、金額とございます。款、項が公共下水道事業費、公共下水道事業費でありますけれども、事業名が管渠の補助事業費1億2,800万円、管渠の単独事業費が3,200万円、特定環境保全公共下水道管渠補助事業費が1億6,700万円、また一番下の特定環境保全公共下水道管渠単独事業費が7,200万円の繰越明許となるものでございまして、計が3億9,900万円となるものでございます。 なお、詳細につきましてはお手元に別紙資料が配付してございますので、それによりまして御説明をさせていただきたいと思います。 次が37ページでありますけれども、第3表の地方債の補正でございます。変更でございますけれども、起債の目的は下水道事業債でありまして、補正前が6億7,880万円でございまして、先ほどの下古田地区の減額によりまして補正後が6億6,570万円となるものでございます。 それでは、お手元にございます公共下水道事業の繰越明許費の資料につきまして御説明を申し上げたいと存じます。この表は、先ほどの繰越明許費第2表を受けまして、さらに細かく説明をさせていただいたものでありますけれども、事業ごと、それから地区名ごとにまとめさせていただいてございます。そして右の方に契約額及び予定額と繰越額と、それと備考がございますけれども、大きな表、4段になっておりますけれども、上から順次まずこの表の御説明を申し上げます。 まず、公共下水道の管渠の補助事業でございます。地区名でありますけれども、一の宮地区とバイパス沿い、これは木下のバイパスでありますけれども、その地区と、それから帯無地区、また上水での補償費であります。契約額及び予定額を全部含めますと、1億6,830万9,900円となるものでございまして、繰越額が1億2,800万円となるものでございます。備考にもございますけれども、契約を済ませたもの、また契約がまだできないもの等がございます。理由などにつきましては、この後で御説明を申し上げます。 それから、2番目の表でありますけれども、公共下水道にかかわります管渠の単独分でございます。一の宮地区と、それから上水道の補償費でございます。合わせまして4,275万933円となるものでありますけれども、繰越額が3,200万円でございます。 次が上から3つ目の表で、特定環境保全公共下水道、管渠の補助事業でございます。地区名といたしましては沢の長田地区、それから下古田地区、それと上水道への補償ということでありまして、契約額及び予定額を合わせまして2億6,513万3,100円となるものでございます。次が繰越額ですけれども、1億6,700万円でございます。 一番下の特定環境保全公共下水道の管渠単独分でございますけれども、沢の長田地区、あるいは下古田地区、それから上水道への補償費ということでございまして、契約額及び予定額が1億1,625万6,150円となるものでございます。繰越額が先ほど申し上げましたけれども、全部で3億9,900万円となるものでございます。 まず、これは幾つも合算してありますので、具体的にどこの工区ということは申しませんけれども、全体的な説明をさせていただきますけれども、予算計上をした時期でありますけれども、特定環境の下古田地区につきましては12月補正でお願いをした経過がございます。それ以外につきましては当初予算で予算計上をしたものでございます。また、契約の時期ですけれども、これも契約をそれぞれの地区で出しておりますので、工区ごとに異なっているということであります。早いものでは19年、昨年ですけれども、12月の5日、また遅いものの場所では今年の2月の15日というものでございます。進捗率でありますけれども、これも契約月が異なっておりますので工区ごとに違っておりまして、契約を済ませたものは例えば10%とか、10何パーセントとかというものでありますし、早く契約を済ませて工事が進んでいるものは70%とか、80%まで進んでいると、こういう内容でございます。 最後に、こうなった理由でございますけれども、私ども20年度が大体大方終わりにしたいという、そういう目的を持って一応突っ走ってきたわけでございまして、ここ何年かの繰り越しもございましたし、また18年度の災害等もございまして、どうしてもそちらに力を入れていくというようなこともございまして、繰り越しが続いてきた上に、またこういう繰り越しが続いてしまったというのが実態でございます。ただ、繰り越しがこれは決していいということは私は申しませんけれども、本来当初の予算を消化していくには、これは補助事業が組んでありますので、交付申請をいたしまして決定がきますのが大体7月の末か8月だということでありますので、もし当初予算だけを消化していくということになりますと、その頃まで何もできない、事業が進まないという反面もございます。ですから、こうやって一般の皆さんから見ると繰り越しがいいわけではありませんけれども、あえて私に言わせていただければ、そういうものがあることによって、うんと広い目で見れば下水道事業も進むことができたのかなと、私そのようにいま考えております。 どうぞ、よろしくお願いをいたします。以上です。
○議長(上嶋貞一) 以上で議案第3号から議案第8号までの説明が終わりましたので、これから一括して質疑を行います。なお、各議員さんの所轄委員会の事項につきましては、できるだけ差し控えていただきたいと思います。 それでは、質疑ありませんか。9番 向山議員。
◆9番(向山章) 最初の一般会計の関係ですが、その表で説明されたわけですけれども、繰越明許の関係でありますが、この説明の中に地元協議に日数を要したというようなことを書いているんですけれども、年度内にやるということで工期も決まっていたはずだと思うんですよね。それがこういうふうに延びてくるということはちょっと考えられないんで、具体的にお聞きしたいというふうに思います。 次に、下水道の関係ですが、課長の説明で大体わかりますけれども、下水道の方も水道も建設も大体そういった方法があるわけですけれども、特に最近下水の関係では17年が繰越明許が3億2,400万円ほどある。また、18年度が3億3,900万円ほどあるわけですね。19年度が約4億円ということでありますけれども、こういうことが続いているわけですけれども、人員的に配慮が足りないんじゃないかなという感じがしますけれども、その点どうですか。町長に伺いたいわけですけれども、言うなら、最近、3年度をちょっと見ますと、繰越明許が22%、19%、22%、今回が22ちょっとですけれども、そういったことであります。それで、事業費に対して限度があるんですよね。人員の中でそんなような気がしてならないわけですけれども、その点どうですか。また、繰越明許はまずいということは私はあえて言いませんけれども、法的に極力年度内にということであります。また、建設もそうですが、行政の悪いところであって、年度末になってバタバタとやるという傾向が国も県も町もあるわけですけれども、そういったことでどうしても寒い時期に工事をやるということになると捗らないというふうに、工事がね、業者が捗らないということもあるし、またいい事業ができないんじゃないかという感じがしてならないわけです。そんな意味では、それはそれとして、その点をどういうふうに考えるかということと、もう1つは大体補助事業ですから、県・国から決定されるのがさっき言われたように4月の末か5月ということになるんじゃないかというふうに思いますけれども、その間、工事をする業者も仕事がないということで、いい意味で言えばその間、繰越明許で仕事ができるのでいいじゃないかというふうにも思うので、その点はいい点と悪い点があるという感じがするわけですけれども、それはそれとして、ちょっと多すぎるというふうな感じがするんです。だから、人員の問題、そしてこういった未契約というのもあるわけですよね。どこが原因でそうやって遅れていってしまうかという、その原因はどうでしょうか。町長にお聞きします。
○議長(上嶋貞一) 保健福祉課長。
◎保健福祉課長(白鳥一利) 地元協議ということでございますけれども、この事業につきましては元々基本設計があるわけではございませんで、まず地元から御要望をいただきまして、その地元としましても窓口といたしまして建設委員会等を設置をいただいているところでございます。その中で、かなりの回数で検討をいただいて、「こんな施設にしたら」というようなお考えもいただく中で、さらにその後、設計業者等のそういう御意見を取り入れて設計をするわけでございますけれども、なかなか御存知のとおり予算といいますか、事業費が頭打ちで決まっているわけでございまして、なかなかその中に納まればそれでということになるわけですが、そこでなかなか入らないというようなこともございまして、そこで調整等もいただいたり、また施設建設後の利用についてもどのように地元の皆さんに活用していただくかというようなことも想定した、当然でありますけれども、設計になっていくわけでございまして、そこら辺で一たん絵を描いたものがまた戻される、戻したものをまた地元でというようなことで、何回かそんなようなことが繰り返されてまいります。そんな経過で当然こちらとしても気持ち的には年度内を目指してやっているわけでありますけれども、地元の皆様の検討の期間といいますか、そういったものも考慮する中で進めてきた経過でございます。御理解をよろしくお願いいたします。以上でございます。
○議長(上嶋貞一) 町長。
◎町長(平澤豊満) この件は建設水道課長に答えさせます。
○議長(上嶋貞一) 建設水道課長。
◎建設水道課長(竹村優) 人員でございますけれども、先ほどもちょっと申し上げましたけれども、当初21年という目標をつくって、町として21年度には完成したいと、大方完成したいという目標で進んできたわけであります。しかし、前倒しで3万人に近づけるために、どうしても下水道事業の整備が急務であったというわけで、20年度に前倒しをしたという経過もございます。よって、そういうことになりますと私ども現場といたしましても、とにかくできるものは県から金をもらって、あえて言うならばもらって、アクセルをいっぱい踏んでずっと一生懸命飛んできたというのが実態だなということでありまして、これからブレーキとアクセルを調整しながら着地点に着いていきたいと。ですので、人員ということはもう私はあまり考えておりませんでしたけれども、とにかく1つの目標に向かってということでありましたので、結果としてこういうふうになってしまいましたけれども、もしかすれば我々のそういう手配の悪いところがあったかもわかりませんけれども、そういうことじゃなくて、目標と、これが第一で考えてきたところであります。 それから、未設計、設計がしてないということでありますけれども、これは12月に県からの補助金をいただきまして、そのときに設計しておりますけれども、ちょっと時間的に間に合わなくて設計の段階で、設計が終わり次第、契約に移っていきたいということです。もう間もなく契約に入っていきたいというふうに考えております。以上でございます。
○議長(上嶋貞一) 他にありませんか。9番 向山議員。
◆9番(向山章) 人員のことで、せっかくしっかり踏んでいっぱいフル回転ということになると、人員の関係で18億円からの仕事になるわけですよね。そういった面で課長にこれは聞くというのはあれなんですけれども、これはやっぱり理事者管理だと思うんですよね。町長に後でちょっとお伺いしたいんですが、どうもね、この遅れる原因がさっき言ったように遅らせて、遅らせてというのはおかしいんですけれども、その仕事のない期間を出すということは非常にいいことなので、ルール違反なんですけれども、それは認めるんですけれども、ちょっと多すぎる。それで、いまフル回転をしてもできないという状況があるというようなふうに私はいま取ったんですけれども、その人員の関係でどういうふうに考えておられるか。
○議長(上嶋貞一) 町長。
◎町長(平澤豊満) 私が見ているところによりますとですね、特に人員の関係では私はないと思っています。いわゆる手配の関係で、要するに今回は業者の方も目いっぱいだったんですけれども、やはり計画的に発注をしていくというステップがですね、ちょっとうまく回らなかったんじゃないかなということで、建設課の方も下水道の係と、それから道水路の改修をする工事班が2班になっておりますけれども、それらの方の相互乗り入れとかですね、人の活用について若干問題があったということで、いま修正をしているところでございます。
○議長(上嶋貞一) 他にありませんか。9番。
◆9番(向山章) 20年度が11億5,000万円ぐらいで、私がちょっと見ているようなところで、素人で見るんですけれども、16億円が最大じゃないかなというふうに私は見ているし、今までの経過を見て、経過ということは下水道の関係についてね。それで、人員はかえって少ない状況になっていますから、どんなにフル回転しても、いまの町長の答弁、ちょっと納得できないんですけれども、フル回転によってできないという状況で、私もよく役場へ来て見ているんですけれども、みんな大変だというふうに見ておりますけれども、非常に厳しい状況にあるというふうに思うんです。こういった面で毎年こうなってくるということはね、やっぱり人員的な配慮もしなければいけないんじゃないかなという感じがするんですけれども、その点はどうですか。
○議長(上嶋貞一) 町長。
◎町長(平澤豊満) 人員を増やしたからといって工事はできるものではないというふうに私は思いますけれども、この今回のやつはずっともう15年くらいから繰り越し、繰り越しでですね、要するに3億円くらいは繰越明許なんですよ、通常的に。だから工事量はある一定のものがありますけれども、それをどうやって発注をするかということで、最初からずっと繰越明許のものが終わるのが8月とか9月になってしまうわけですね。それをもう少し早め、繰越明許でただそこだけをやるというのではなくて、今回発注したものについては全部手配をして、すぐ発注ができるような状況になっていれば、頭数の問題じゃなくて仕事の進め方の問題だというふうに私は思っております。
○議長(上嶋貞一) 他にありませんか。12番 藤田議員。
◆12番(藤田英文) 緑の冊子の38ページの防災行政用無線の管理費の関係で、子局の修繕が43万3,000円ということであります。これにつきましては防災行政無線は確か昭和61年につくられまして、子局の耐用年数は9年、あるいはまた柱が30年というようなことで、非常に経過しているわけであります。そういった面で昨年の12月からアナログからデジタル方式に防災無線も変わったということでありますが、こういう中で非常に耐用年数もかさんできている。あるいはまたこれらも防災無線も欠くことのできない情報手段でありますので、これらをどう維持していくかということに対して考え方をお聞きしたいと思います。 それから、もう1つ34ページの関係で、環境緑化推進事業の関係の松くい虫の被害の関係の30万円、これはすでに説明もありましたけれども、これについては伐倒の関係の駆除業務委託料ということでありまして、新年度予算にも100万円のこういう対策費が計上されておりますが、松くい虫の伐倒はもとより、防除策について今後どのような対処をしていくかという考え方を、この2点についてお聞きをいたします。
○議長(上嶋貞一) 総務課長。
◎総務課長(木村英雄) 防災無線の関係でございますけれども、今回修理する中でバッテリーの修理ということで7局、それから受信機本体の修理ということで3局ということで今回補正をお願いいたしました。議員さんおっしゃられましたように、建設してからかなりの年数が経っておりますし、同報系をいまデジタル放送の中で同報系ができないかということで、長野県信越郵政局を中心といたしまして検討をさせていただいております。今年も箕輪町でその実験を信越郵政局が行いました。現在、長野県、それから新潟県を含めての、それから各企業、それから信州大学の法学部の先生を中心に検討をさせていただいております。また、家が新築されますと、どうも同報系というのはなかなか家の中へ聞こえないというような面もございますので、その点音声告知放送も含める中で、いろいろな面で検討をしている状況でございます。
○議長(上嶋貞一) 産業振興課長。
◎産業振興課長(北原英忠) 松くい虫対策でございますけれども、3月補正でお願いしてあるのは発生した木の伐倒の費用でございます。新年度につきましては町の林業振興地域推進協議会がございますので、これにお諮りしまして方向性を出していきたいなというように考えておりますけれども、新年度予算につきましてはとりあえず予算計上いたしまして、まだ地域でどれだけ発生したかという全体像が見えてまいりませんので、それの中で6月頃までは虫が動かないというような状況でございますので、総合的な対策につきましてはその中で決めていきたいと、かように考えております。以上です。
○議長(上嶋貞一) 他にありませんか。14番 春日議員。
◆14番(春日巌) 介護保険の中での説明書の69ページの一番歳入の3番のところなんですが、滞納繰越金普通徴収保険料というのがマイナス140万円ですね。これが当初予算では200万円になっているわけですね。これのちょっと意味が200万円を140万円ここで修正するというと、60万円残るわけです。この滞納分というのはここでの解釈はどういうふうにすればいいのか、ちょっとその説明をお願いしたい。 それから、もう1つがやっぱり介護保険の中で77ページの一般管理費の中の19の負担金のところなんですが、上伊那情報センター電算処理負担金603万5,000円、これが追加されるわけなんですが、当初予算で見ると524万8,000円、倍額以上になっているということはどういうことか、そこの説明をお願いします。
○議長(上嶋貞一) 保健福祉課長。
◎保健福祉課長(白鳥一利) 滞納繰越分でございますけれども、鋭意滞納整理も進めているところでございますけれども、滞納されている、特に特別徴収の場合はそのとおり年金天引きでございますので、100%でございますけれども、普通徴収の場合につきましてはどうしても滞納されている人の収納はどうしてもお願いするんですけれども、徴収が少ないというような実態がございまして、今年度やっていく中でここで60万円近辺の数字になるんではないかと見越した中での減額をお願いするものでございます。 それから、上伊那情報センターの関係でございますけれども、いまシステムの構築ということでRKKの方で契約をされてやっているということでありまして、契約が5月か6月頃情報センターの方と契約をされていると思うんですが、その関係でシステム構築を今年度進めてきている中でどのくらいの経費というのが実績での数字になってきますので、当初はこのくらいという数字だったと思うんですけれども、それが実績でありまして、それで介護保険分がどうの、その他の部分がどうのというような選り分けをされると思いますが、その中で介護保険分につきましての情報センターからの負担要請といいますか、請求があった額を計上させていただいたものでございます。以上でございます。
○議長(上嶋貞一) 他にありませんか。8番 下原議員
◆8番(下原甲子人) 2点でございますが、一般の方の関係と介護保険の関係でそれぞれ1点ずつお尋ねをしたいと思います。 まず、一般の関係でございますが、黄色いページの41ページ、教育費の関係でございますが、1020の315万円でございます。このことにつきまして小学校の手洗い場と給湯設備工事、こういう形で315万円が載っているわけでございますけれども、補正前の予算が316万円、これは当初予算で何か急にこういうことが発生したかどうかということをお聞きしたいと思います。やっていることが悪いということではございませんので、そういう意味での質問が1点でございます。 介護保険の関係は春日議員がちょっと触れましたんですが、同じく69ページでございますけれども、02の現年分普通徴収保険料というので、見込額の減という形で779万円何がしか載っているわけでございますし、下は滞納の分でございますが、こういうふうに俗に言えば滞納で納められなかった人たち、こういう方たちの分析ができているかどうか。どういう方たちが滞納されているのかどうか。町税の場合なら確か4段階でありますけれども、こういう部分についてもそういう分析がされて、どういう対応をとっているかというこの2点についてお尋ねいたします。
○議長(上嶋貞一) 教育課長。
◎教育課長(浦野誠次) お手洗い場・給湯設備設置工事につきましては、新たにここへ載せたものであります。この時期になぜということでありますけれども、20年度事業でも工事自体はできないことはないと思うんですけれども、できるだけ早く4月早々から給食の提供というかね、授業を開始いたすものでありますので、その時期までに間に合わせたいと。急に急ぎの工事ですけれども、そういったことを行いたいということで今回お願いしているわけです。以上です。
○議長(上嶋貞一) 保健福祉課長。
◎保健福祉課長(白鳥一利) 現年度分でございますけれども、介護保険の会計で保険料を徴収させていただいていますのは、65歳以上のいわゆる第1号被保険者の皆様から徴収させていただいているわけでございます。中には介護保険を利用しながら保険料も納めるというような方も当然いらっしゃるわけでございまして、特にそういった方々だけではございませんけれども、そういった方々の中にも状況の厳しいというようなこともございまして、明確に議員さんおっしゃるように数字できちんと分析をということまでちょっとまだ数値を持っていませんけれども、担当の中で個々そういった方々との約50人か60人くらいになろうかと思いますけれども、そういった方々の状況につきましては1軒1軒訪問する中で把握はしている状況でございますが、細かいデータ的な処理というような分析はしておりません。以上でございます。
○議長(上嶋貞一) 他にありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(上嶋貞一) これで質疑を終わります。 日程第12 議案第9号 平成19年度
国庫補助特定環境保全公共下水道管渠埋設工事(1工区)の変更請負契約についてを議題といたします。 事務局長に議案を朗読させます。事務局長。
◎事務局長(藤沢公明) 議案朗読。
○議長(上嶋貞一) 提出者の説明を求めます。町長。
◎町長(平澤豊満) ただいまの議案第9号は、平成19年度
国庫補助特定環境保全公共下水道管渠埋設工事(1工区)の変更契約でございまして、当初5,000万円を超える請負契約だったため、9月議会で契約の議決をいただきましたけれども、事業の執行の中で管渠工事費に減額が生じ、契約額に変更があるため、地方自治法第96条第1項第5号の規定及び箕輪町議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定によりまして、議会の議決を求めるものであります。 細部の内容につきましては建設水道課長から説明させますので、よろしく御審議・御決定をお願い申し上げます。以上です。
○議長(上嶋貞一) 細部説明を求めます。建設水道課長。
◎建設水道課長(竹村優) それでは、議案第9号の細部につきまして御説明を申し上げます。 議案第9号でございますけれども、平成19年度国庫補助特定環境保全公共下水道管渠工事(1工区)の変更請負契約についてでございます。提案説明につきましては、いま町長が申し上げたとおりでございます。「記」の部分から下につきまして御説明を申し上げます。 1番の契約の目的でございます。これは平成19年度の
国庫補助特定環境保全公共下水道管渠埋設工事(1工区)でございます。2番の契約の金額でございますけれども、当初の契約金額が5,544万円ということでございます。変更契約金額の減でございますけれども、159万6,000円の減額、よって、契約後が5,384万4,000円となるものでございます。契約の相手方につきましては、前と変わらず有限会社 大槻総業の代表取締役の大槻昭治さんでございます。 次のページの資料につきまして御説明を申し上げたいと思いますけれども、白黒で大変見にくくて恐縮でございます。左の下のところに凡例がございまして、楕円の中に黒い線、これが増工分、2カ所ございます。それと×をしたもの、これが変更の減、中止分と書いてございますけれども、増分が61m、中止分が101.8mということでございます。この増工分は増工分でやったわけでありますけれども、中止分、変更減になったところでありますけれども、このところは私有地であったわけでありまして、最初から私有地ということは承知をしていたわけでありますけれども、話をする中で何とかそこに水道管を通してやっていきたいと、工事をしていきたいなという、そういう考え方で設計を組んで実施に向かったわけであります。それで、そういう関係者とお話をする中で、どうしても調整がいかなくて、この分を落とさざるを得ないということになったわけでございます。では、落としてそれでいいのかということでありますけれども、その近くに公共マスを付けまして、共同管で対応をしていただきたいというように考えてございます。 以上で説明を終わります。
○議長(上嶋貞一) これから議案第9号について質疑を行います。質疑ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(上嶋貞一) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。 議案第9号は、会議規則の規定により委員会付託を省略することに御異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり)
○議長(上嶋貞一) 御異議なしと認めます。したがって、議案第9号は委員会付託を省略いたします。 これから議案第9号について討論を行います。討論ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(上嶋貞一) 討論なしと認めます。 議案第9号を採決いたします。 お諮りいたします。 本案は、原案のとおり決することに御異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり)
○議長(上嶋貞一) 御異議なしと認めます。したがって、議案第9号は原案のとおり可決されました。 会議の途中でありますが、暫時休憩といたします。再開を11時15分といたします。なお、時間が少しありませんけれども、テレビの放映等の時間等がありますので、ぜひとも御協力をお願いします。 午前11時05分 休憩 午前11時15分 再開
○議長(上嶋貞一) 休憩前に引き続き、会議を再開いたします。 日程第13 平成20年度施政並びに予算編成方針についてをお願いいたします。 町長。
◎町長(平澤豊満) それでは、平成20年度の施政方針並びに予算編成方針につきまして申し述べたいと思います。 平成20年3月定例議会において、平成20年度一般会計予算案をはじめ町政の重要案件につきまして御審議いただくに当たり、私の町政運営に関する基本的な所信を申し上げ、議員各位並びに町の皆様の御理解と御協力を願うものであります。 地方自治体は、地方分権の推進により、自らの責任と判断で地域の実情に合った政策を立案・実行し、その結果についても責任を負わねばならないようになってまいりました。いわゆる自己責任・自己決定に基づく行政経営がより一層強く求められているところであります。 国は、平成20年度の最重要課題として「地方再生」を挙げており、地方の元気が日本の力であり、地方と都市が共に支えあう「共生」の考え方に基づき地方再生に取り組むこととしています。 その基本理念は、〇 地域間の格差の問題が生じている中、地域が抱える課題も様々。地方の実情に応じ、生活者の暮らしの確保、交流人口の拡大、中小企業振興、農林水産業振興等に道筋をつける必要。〇 地方と都市がともに支え合う「共生」の考え方に立つことが重要。二地域居住、観光、体験交流など生き生きとした交流を実現しながら、国民全体がこの考え方を共有し、国の基本方針として明確化することが必要。〇 地方の活力の低下は、食料・水など国民生活の安全保障機能の低下、森林の荒廃など国土の防災・保全機能の劣化、自然環境に恵まれた暮らしの崩壊、地域コミュニティの衰退がもたらす安全・安心な生活の場、ひいては次世代の人材を涵養する場の縮小などにつながりかねない。〇 人口減少時代に突入した我が国において、この地方の衰退を食い止めるための道筋を明確に定め、地方再生に向けた取り組みを長期にわたって継続することにより、福田内閣が目指す「希望と安心の国づくり」を実現。であります。 この基本理念を実現するため、次の5つの原則に基づいて関係主体と密接に連携をとり、総合的な施策の推進を図ることとしています。 地方再生5原則〇「補完性」の原則 地域の実情に最も精通した住民、NPO、企業等が中心となり、地方公共団体との連携の下で立案された実現性の高い効果的な計画に対し、国は集中的に支援。〇「自立」の原則 地域の資源や知恵を生かして、経済的・社会的自立に向けて頑張る計画を集中的に支援。〇「共生」の原則 地方と都市がヒト・モノ・カネの交流・連携を通じて、ともに支え合い、共生を目指す取り組みを優先的に支援。〇「総合性」の原則 国の支援は、各省庁の縦割りを排し、地域の創意に基づく計画を総合的に支援。〇「透明性」の原則 支援の対象とする計画の策定、支援の継続及び計画終了時等の評価は、第三者の目を入れて客観的な基準に基づき実施。 こうした地方再生戦略を受け、町でも、地域の活性化が町の活性化につながると考え、地域総合活性化交付金事業など地域と協働して地域づくりを進めてきており、その基盤が育ってきている中で、積極的に国の「地方再生施策」を実現すべく、町民の皆さん、町職員、またそれぞれの専門家の皆さんがみんなで知恵を出し合い、活力あふれる箕輪づくりへ向けて、諸施策を推進してまいる所存であります。 元気な地域、元気な町、元気な地方づくりを進めることが地方分権の進展につながり、元気な日本をつくっていくことにつながると考えます。 また、複雑・多様化する住民生活に対して行政サービスがいかに町民ニーズに適合するか、さらに提供された行政サービスによる住民の満足度がどの程度向上したかが成果として求められるようになってきています。 元気なまちづくりを進めるためには、従来どおり「行政経営」型の自治体運営を強力に推進する中で、行財政改革を強力に推進し、職員の少数精鋭化を図り、強靭な体質づくりを目指して諸施策に取り組んでまいる所存であります。 平成20年度の施策展開の理念は、従来のまちづくりの基本フレームである人口2万6,000人から3万人程度の規模の強みを生かしたまちづくりを推進することであります。 こうした観点から、第4次振興計画の4年目として、箕輪町の将来像である「人・地域が輝き 創造と活力あふれるまち 箕輪」の実現に向け、「選択と集中」により、次の7つを重点施策として、「箕輪町に住んでいて良かった」・「箕輪町にぜひ住んでみたい」21世紀型のまちづくりを町民の皆様と一体となって積極・果敢に推進していく所存であります。平成20年度の重点施策 〇幼児から中学生まで一貫した「一味ちがう箕輪の子ども」育成事業 〇安心して子育てのできる環境整備 〇1パーセントルール(標準財政規模)による協働のまちづくりの促進 〇健康づくりの推進 〇既存企業の支援・企業誘致・住宅誘致による財政基盤の強化と町の活性化 〇グリーンツーリズムを活用した農業、観光の振興 〇環境にやさしいまちづくりと快適な住環境の整備─ 平成20年度予算編成の基本方針 ─ 町では、これまで「箕輪町行政経営計画」に基づき、積極的に行財政改革に取り組んできたところでありますが、少子高齢化・医療福祉対策等、社会保障経費を中心とした義務的経費の増嵩による財政の硬直化も進んでいます。 また、平成18年度決算では町の財政調整基金は約11億6,000万円となりましたが、平成19年度当初予算に引き続き、平成20年度も財政調整基金を取り崩す財源補てんを余儀なくされており、今後は町財政における経常収支比率の引き下げ、自主財源の確保に積極的に取り組み、基金に大きく依存しない健全かつ持続可能な財政構造の確立が責務となっています。 このような厳しい財政状況下にあっても、箕輪町第4次振興計画前期基本計画の7つの「まちづくりの柱」に基づき、「町民参画・協働によりつくりあげるまち」、「地域からまちづくりを進めるまち」、「人口3万人程度の規模の強みを生かしたまち」のまちづくりを着実に実現していくため、「箕輪町行政経営計画」に基づく行財政改革を引き続き強力かつ着実に実行し、様々な地域課題を真摯に受け止め、町民参画・協働の推進を図り、町に住む皆さんの目線に立った行政経営を進めていくことが重要であります。 平成20年度の予算編成に当たり、限られた財源を効率的かつ戦略的に活用すべく、次の5つの基本方針、11の基本姿勢と進め方、7つの重点施策によりメリハリをつけ、平成20年度の予算編成を行いました。1 予算編成に当たっての5つの基本方針(1)第4次振興計画(実施計画)の着実な実行(2)行政経営計画に基づく行財政改革の強力な推進(3)地域課題の把握と住民との協働のまちづくりの推進(4)町に住む皆さんの目線に立った行政経営の推進(5)自主財源の確保2 予算編成の11の基本姿勢と進め方(1)最小コストで最高品質の町民サービスが提供できるようにする。(2)コスト・スピード・チェンジ・サービスを意識した予算編成とする。(3)事務事業を見直し、アウトソーシングなど民間活用に努める。(4)各課間の連携調整を強化し、全庁を挙げた組織横断的な予算編成とする。(5)職員一人ひとりの職務分担領域の拡大を図る。(6)人件費(時間外勤務手当を除く)、扶助費等の義務的経費、実施計画に計画してある経費及び一部臨時的経費を除いた「経常的経費」及び「ソフト事業的臨時経費」について前年度当初予算の5%縮減とし、別に定める基準による課単位での枠配分とする。(7)実施計画に搭載されている事業については、十分精査して見直しを行った上で積算計上する。(8)補助金、交付金については別に定める調書により、原点から見直し(補助団体等との事前協議も含む)を行い、十分精査して積算する。(9)人件費のうち職員給与にかかるものは、総務課で積算して(時間外勤務手当は縮減する)各課に配分する。(10)その他の経費は、十分精査して各課で積算する。(11)事業費等の積算は、選択と集中により事業効果が早期に発揮できる事業を優先する。3 平成20年度に取り組む7つの重点施策(1)幼児から中学生まで一貫した「一味ちがう箕輪の子ども」育成事業 〇英語遊びの充実による国際感覚の醸成 〇「読育」、「食育」による資質の向上 〇保育園をこども園的な内容に転換(2)安心して子育てのできる環境整備 〇箕輪らしい特徴ある「子育て支援センター」の設置 〇延長保育への対応 〇学童クラブの充実(放課後子ども教室の検討)(3)1パーセントルール(標準財政規模)による協働のまちづくりの促進(4)健康づくりの推進(5)既存企業の支援・企業誘致・住宅誘致による財政基盤の強化と町の活性化(6)グリーンツーリズムを活用した農業、観光の振興(7)環境にやさしいまちづくりと快適な住環境の整備─ 平成20年度予算の概要 ─ 平成20年度箕輪町一般会計当初予算の歳入歳出総額は、83億4,900万円となり、19年度当初予算に比べ2,100万円、率にして0.3%の増額となる予算となりました。 この要因は、高利率で借りている長期債の繰上償還と借換え及びりんご選果機購入補助金合わせて3億2,400万円の増額のほか、地域介護・福祉空間等整備事業1億7,000万円の増額に対し、町づくり交付金事業の地域交流センター、消防署の建設事業費4億5,656万円の減額、土地開発公社への工業用地取得資金の貸付金及び工場拡張用地造成事業委託金1億7,508万円の減額などによるものです。このうち、平成20年度と21年度で地方財政健全化対策として行われる比較的金利の高い公的資金借入金について補償金なしで繰上償還できる制度を使って繰上償還し、同額を低利の資金に借り換える予算額約2億2,300万円と、全額県補助金を財源とし、町を通してJAに補助するりんご選果機購入費補助金1億125万円が含まれるため、実質の予算規模は約80億2,500万円となります。 本年度の重点事業・新規事業は、以下のとおりです。1 幼児から中学生まで一貫した「一味ちがう箕輪の子ども」育成事業(1)英語遊びの充実による国際感覚の醸成┌────────────┬──────┬──────┬─────┬──────┐│ 事 業 内 容 │H20予算額│H19予算額│ 増 減 │新規継続の別│├────────────┼──────┼──────┼─────┼──────┤│小学校及び保育園の英語あ│ 21,886│ 16,333│ 5,553│ 継続充実 ││そびの講師を充実し回数を│ │ │ │ ││増やすなどのカリキュラム│ │ │ │ ││の充実を図る │ │ │ │ │├────────────┼──────┼──────┼─────┼──────┤│ 計 │ 21,886│ 16,333│ 5,553│ │└────────────┴──────┴──────┴─────┴──────┘(2)「読育」、「食育」による資質の向上┌────────────┬──────┬──────┬─────┬──────┐│ 事 業 内 容 │H20予算額│H19予算額│ 増 減 │新規継続の別│├────────────┼──────┼──────┼─────┼──────┤│保育園 絵本・紙芝居等購│ 6,556│ 3,762│ 2,794│ 新 規 ││入、小中学校 児童生徒図│ │ │ │ ││書の充実、町図書館に幼児│ │ │ │ ││向け図書を充実し、読み聞│ │ │ │ ││かせなどの事業も充実する│ │ │ │ │├────────────┼──────┼──────┼─────┼──────┤│食育推進事業(食品カード│ 1,036│ 0│ 1,036│ 新 規 ││野菜づくり) │ │ │ │ ││食育シンポジウムの開催、│ │ │ │ ││推進会議の発足、パンフレ│ │ │ │ ││ット作成など │ │ │ │ │├────────────┼──────┼──────┼─────┼──────┤│ 計 │ 7,592│ 3,762│ 3,830│ │└────────────┴──────┴──────┴─────┴──────┘(3)保育園をこども園的な内容に転換┌────────────┬──────┬──────┬─────┬──────┐│ 事 業 内 容 │H20予算額│H19予算額│ 増 減 │新規継続の別│├────────────┼──────┼──────┼─────┼──────┤│カリキュラム策定 │ 0│ │ │ 新 規 │└────────────┴──────┴──────┴─────┴──────┘2 安心して子育てのできる環境整備(1)箕輪らしい特徴ある「子育て支援センター」の設置┌────────────┬──────┬──────┬─────┬──────┐│ 事 業 内 容 │H20予算額│H19予算額│ 増 減 │新規継続の別│├────────────┼──────┼──────┼─────┼──────┤│子育て支援センターの開設│ 7,774│ 0│ 7,774│ 新 規 ││(2人常駐体制で、いきい│ │ │ │ ││きセンターを利用し高齢者│ │ │ │ ││や障がい者とも触れ合う)│ │ │ │ │├────────────┼──────┼──────┼─────┼──────┤│子供センター事業費 │ 392│ 605│ △213│ 継 続 │├────────────┼──────┼──────┼─────┼──────┤│ 計 │ 8,166│ 605│ 7,561│ │└────────────┴──────┴──────┴─────┴──────┘(2)延長保育への対応┌────────────┬──────┬──────┬─────┬──────┐│ 事 業 内 容 │H20予算額│H19予算額│ 増 減 │新規継続の別│├────────────┼──────┼──────┼─────┼──────┤│延長保育の充実 │ 15,165│ 10,221│ 4,944│ 継続充実 ││(長田、長岡保育園で新た│ │ │ │ ││に開設、長岡保育園及び土│ │ │ │ ││曜日保育時間を朝夕で30│ │ │ │ ││分ずつ延長) │ │ │ │ │├────────────┼──────┼──────┼─────┼──────┤│ 計 │ 15,165│ 10,221│ 4,944│ │└────────────┴──────┴──────┴─────┴──────┘(3)学童クラブの充実(放課後こども教室の検討)┌────────────┬──────┬──────┬─────┬──────┐│ 事 業 内 容 │H20予算額│H19予算額│ 増 減 │新規継続の別│├────────────┼──────┼──────┼─────┼──────┤│指導員賃金増(7→8人)、│ 13,489│ 12,693│ 796│ 継続充実 ││運営委員会の設置など │ │ │ │ │├────────────┼──────┼──────┼─────┼──────┤│保護者負担金軽減 │ 1,851│ │ 1,851│ 継続充実 ││(10,000→8,000)│ │ │ │ │├────────────┼──────┼──────┼─────┼──────┤│ 計 │ 15,340│ 12,693│ 2,647│ │└────────────┴──────┴──────┴─────┴──────┘3 1パーセントルール(標準財政規模に対して)による協働のまちづくりの促進┌────────────┬──────┬──────┬─────┬──────┐│ 事 業 内 容 │H20予算額│H19予算額│ 増 減 │新規継続の別│├────────────┼──────┼──────┼─────┼──────┤│地域総合活性化事業交付金│ 49,500│ 41,000│ 8,500│ 継続充実 ││制度の改定・充実(地域の│ │ │ │ ││緊急要望等に対応検討) │ │ │ │ │├────────────┼──────┼──────┼─────┼──────┤│まちづくり住民提案事業補│ 2,000│ 2,000│ 0│ 継 続 ││助金 │ │ │ │ │├────────────┼──────┼──────┼─────┼──────┤│道路水路などの補修用原材│ 3,410│ 3,700│ △290│ 継 続 ││料を支給し地域の皆さんが│ │ │ │ ││補修する │ │ │ │ │├────────────┼──────┼──────┼─────┼──────┤│地域集会施設建設、改修事│ 2,679│ 1,511│ 1,168│ 継 続 ││業補助金 │ │ │ │ │├────────────┼──────┼──────┼─────┼──────┤│ 計 │ 57,643│ 48,265│ 9,378│ │└────────────┴──────┴──────┴─────┴──────┘4 健康づくりの推進┌────────────┬──────┬──────┬───────┬──────┐│ 事 業 内 容 │H20予算額│H19予算額│ 増 減 │新規継続の別│├────────────┼──────┼──────┼───────┼──────┤│健康づくり推進週間事業 │ 246│ 184│ 62│ 新 規 │├────────────┼──────┼──────┼───────┼──────┤│公民館、げんきセンターな│ 1,700│ 0│ 1,700│ 新 規 ││どに血圧計設置 │ │ │ │ │├────────────┼──────┼──────┼───────┼──────┤│各種検診事業(さわやか健│ 24,892│ 51,722│ △26,830│ 継 続 ││診・がん検診等)(医療制│ │ │ │ ││度改革により対象者数減)│ │ │ │ │├────────────┼──────┼──────┼───────┼──────┤│みのわ元気サイクル事業の│ 14,362│ 6,264│ 8,098│ 継続充実 ││拡大充実 │ │ │ │ ││(みのわ健康アカデミー卒│ │ │ │ ││業生がボランティアでサポ│ │ │ │ ││ート) │ │ │ │ │├────────────┼──────┼──────┼───────┼──────┤│ウェルネス事業 │ 14,930│ 0│ 14,930│ 新 規 ││みのわ健康アカデミーな │ │ │ │ ││どの運動、健康のデータベ│ │ │ │ ││ースを作り総合的な、健康│ │ │ │ ││、運動メニュー作成、介護│ │ │ │ ││予防管理を可能にする。 │ │ │ │ │├────────────┼──────┼──────┼───────┼──────┤│ 計 │ 56,130│ 58,170│ △2,040│ │└────────────┴──────┴──────┴───────┴──────┘5 既存企業の支援・企業誘致・住宅誘致による財政基盤の強化と町の活性化┌────────────┬──────┬──────┬─────┬──────┐│ 事 業 内 容 │H20予算額│H19予算額│ 増 減 │新規継続の別│├────────────┼──────┼──────┼─────┼──────┤│工場等設置事業補助金 │ 35,000│ 35,000│ 0│ 継 続 │├────────────┼──────┼──────┼─────┼──────┤│企業誘致フェア出展、企業│ 1,593│ 0│ 1,593│ 新 規 ││立地意向調査業務など企 │ │ │ │ ││業と協働による誘致事業 │ │ │ │ │├────────────┼──────┼──────┼─────┼──────┤│日本立地センター負担金 │ 70│ 70│ 0│ 継 続 │├────────────┼──────┼──────┼─────┼──────┤│ 計 │ 36,663│ 35,070│ 1,593│ │└────────────┴──────┴──────┴─────┴──────┘6 グリーンツーリズムを活用した農業、観光の振興┌────────────┬──────┬──────┬──────┬──────┐│ 事 業 内 容 │H20予算額│H19予算額│ 増 減 │新規継続の別│├────────────┼──────┼──────┼──────┼──────┤│健康をキーにして農業体験│ 14,833│ 2,714│ 12,169│ 新 規 ││・交流を進めるグリーンツ│ │ │ │ ││ーリズムの実質的なスター│ │ │ │ ││ト │ │ │ │ ││・拠点施設整備基本計画策│ │ │ │ ││定 │ │ │ │ ││・体験農園等開設準備 │ │ │ │ ││・都市農村交流活動支援業│ │ │ │ ││務 │ │ │ │ ││・健康の里グリーンツーリ│ │ │ │ ││ズム体験活動支援業務 │ │ │ │ ││・健康セラピーロード整備│ │ │ │ ││事業(東山山麓) │ │ │ │ │├────────────┼──────┼──────┼──────┼──────┤│ 計 │ 14,883│ 2,714│ 12,169│ │└────────────┴──────┴──────┴──────┴──────┘7 環境にやさしいまちづくりと快適な住環境の整備┌───────────┬───────┬────────┬────────┬──────┐│ 事 業 内 容 │ H20予算額 │ H19予算額 │ 増 減 │新規継続の別│├───────────┼───────┼────────┼────────┼──────┤│廃食用油リサイクル事業│ 2,444│ 6,292│ △3,848│ 継 続 ││(BDF精製) │ │ │ │ │├───────────┼───────┼────────┼────────┼──────┤│道路・水路整備事業 │ 312,584│ 241,695│ 70,889│ 継 続 │├───────────┼───────┼────────┼────────┼──────┤│公共下水道整備事業 │ 371,710│ 767,439│ △395,729│ 継 続 ││(管渠事業はほぼ完了予│ │ │ │ ││定) │ │ │ │ │├───────────┼───────┼────────┼────────┼──────┤│農業集落排水処理事業 │ 13,089│ 3,566│ 9,523│ 継 続 │├───────────┼───────┼────────┼────────┼──────┤│雨水排水建設事業 │ 19,133│ 21,243│ △2,110│ 継 続 ││(雨水排水計画策定) │ │ │ │ │├───────────┼───────┼────────┼────────┼──────┤│ 計 │ 718,960│1,040,235│ △321,275│ │└───────────┴───────┴────────┴────────┴──────┘ 6つの特別会計の当初予算額は、合計で55億9,331万5,000円、水道事業会計の収益的収支は5億881万8,000円であり、一般会計とその他の会計を合わせた予算の総額は、144億5,113万3,000円となり、前年度当初予算に比べて18億4,448万1,000円、11.3%の減額となりました。 以上のような内容となりましたが、積極的な行政運営により、「人・地域が輝き 創造と活力あふれるまち 箕輪」を将来目標像とする第4次振興計画基本構想実現のための予算であります。 次に、条例制定・一部改正の提案について簡単に御説明申し上げます。 平成20年4月からの特別職等の報酬につきましては、特別職報酬等審議会からの答申をいただき、この答申を尊重する立場から、平成19年度において実施している町長、副町長及び教育長の給与の抑制措置を平成20年4月1日からは、給料月額について、町長、副町長及び教育長を一律5%減額することといたしました。 組織の改革については、総務課の情報通信センターで行っている情報化推進に係る事務のうち、情報機器の保守管理業務については民間委託することとし、そのほかの推進事務は経営企画課に移すことといたします。 そのほか、医療制度の改革により、後期高齢者医療については、全県の広域連合で処理しますが、保険料の徴収を町が行うことになるための条例整備と特別会計を新設しました。 子育てを支援するため、新たに子育て支援センターを設置開設すること、平成19年度で整備を進めた、消防署と併設の地域交流センターの開設、移転をした心身障がい児母子通園訓練施設「若草園」の開園、上古田に西部診療所を併設した「西部ふれあいサロン」、「三日町ふれあい空間」新設などのための条例整備を行いました。 ─ 平成20年度一般会計予算の歳入について ─平成20年度一般会計当初予算の主な歳入は、次のとおりです。 (単位:千円、%)┌───────────┬──────┬───┬──────┬───┬─────┬───┐│ 款 │本年度予算額│構成比│前年度予算額│構成比│ 比 較 │増減率│├───────────┼──────┼───┼──────┼───┼─────┼───┤│1.町 税 │ 3,685,895│ 44.2│ 3,596,387│ 43.2│ 89,508│ 13.9│├───────────┼──────┼───┼──────┼───┼─────┼───┤│2.地方譲与税 │ 145,000│ 1.7│ 145,000│ 1.8│ 0│ 0.0│├───────────┼──────┼───┼──────┼───┼─────┼───┤│6.地方消費税交付金 │ 260,000│ 3.1│ 260,000│ 3.1│ 0│ 0.0│├───────────┼──────┼───┼──────┼───┼─────┼───┤│8.自動車取得税交付金│ 60,000│ 0.7│ 60,000│ 0.7│ 0│ 0.0│├───────────┼──────┼───┼──────┼───┼─────┼───┤│11.地方特例交付金 │ 29,100│ 0.4│ 29,000│ 0.4│ 100│ 0.3│├───────────┼──────┼───┼──────┼───┼─────┼───┤│12.地方交付税 │ 1,330,000│ 15.9│ 1,390,000│ 16.7│ △60,000│△ 4.3│├───────────┼──────┼───┼──────┼───┼─────┼───┤│14.分担金及び負担金 │ 258,147│ 3.1│ 251,414│ 3.0│ 6,733│ 2.7│├───────────┼──────┼───┼──────┼───┼─────┼───┤│15.使用料及び手数料 │ 61,127│ 0.7│ 61,118│ 0.7│ 9│ 0.0│├───────────┼──────┼───┼──────┼───┼─────┼───┤│16.国庫支出金 │ 499,742│ 6.0│ 363,925│ 4.4│ 135,817│ 37.3│├───────────┼──────┼───┼──────┼───┼─────┼───┤│17.県支出金 │ 387,517│ 4.6│ 277,181│ 3.3│ 110,336│ 39.8│├───────────┼──────┼───┼──────┼───┼─────┼───┤│18.財産収入 │ 38,295│ 0.5│ 196,702│ 2.4│ 158,407│△80.5│├───────────┼──────┼───┼──────┼───┼─────┼───┤│20.繰入金 │ 224,744│ 2.7│ 127,109│ 1.5│ 97,635│ 76.8│├───────────┼──────┼───┼──────┼───┼─────┼───┤│21.繰越金 │ 300,000│ 3.6│ 300,000│ 3.6│ 0│ 0.0│├───────────┼──────┼───┼──────┼───┼─────┼───┤│22.諸収入 │ 426,970│ 5.1│ 602,101│ 7.2│ △175,131│△29.1│├───────────┼──────┼───┼──────┼───┼─────┼───┤│23.町 債 │ 624,700│ 7.5│ 650,100│ 7.8│ △ 25,400│△ 3.9│├───────────┼──────┼───┼──────┼───┼─────┼───┤│ 歳 入 合 計 │ 8,349,000│ 100.0│ 8,328,000│ 100.0│ 21,000│ 0.3│└───────────┴──────┴───┴──────┴───┴─────┴───┘ 町税につきましては、個人町民税は、個人所得が昨年に引き続き堅調な動きを示しておりますが、税源移譲によって所得税で控除できなかった住宅借入金等特別税額控除により減収見込みとなります。法人町民税は景気の不透明感はあるものの、一部企業の業績改善傾向などの動きなどから増収を見込みました。 また、固定資産税につきましても、店舗、工場などの新設増加により、土地と家屋を含めた固定資産税全体で増収の見込みです。 このようなことから、町税につきましては総額を36億8,589万5,000円とし、前年度に比べ8,950万8,000円、率にして2.5%の増収を見込みました。 歳入総額に占める町税の割合は44.2%で、前年度の43.2%に比べ1.0ポイント高くなりました。 地方譲与税につきましては、自動車重量譲与税及び地方道路譲与税で前年度同額の1億4,500万円を見込みました。 地方消費税交付金については、前年度同額の2億6,000万円を見込みました。 地方特例交付金につきましては、税源移譲によって所得税で控除できなかった住宅借入金等特別税額控除により減収見込みとなる個人町民税の補てんをするための減税補てん特例交付金が創設されたことにより、特別交付金を910万円増額し、恒久的減税による減収を補てんする制度であったが、廃止されたことによりその経過措置として設けられた特別交付金は900万円減額を見込み、総額で2,910万円を見込みました。 地方交付税につきましては、平成19年度普通交付税の交付実績額は12億5,611万6,000円であり、平成19年度当初予算と比べ1億3,388万4,000円の減額となりました。平成20年度の見込みは、基準財政需要額で単位費用の減額が見込まれますが、新たに「地方財政対策債」が約8,300万円見込まれることから、前年度当初予算に比べ6,000万円、率にして4.3%減の13億3,000万円と見込みました。 国庫支出金は、児童手当負担金、自立支援事業負担金、地域介護・福祉空間整備等交付金、老人保健特別対策事業補助金、都市再生まちづくり交付金など、事業実施に伴う国庫負担金及び国庫補助金で4億9,974万2,000円を見込みました。前年度に比べ1億3,581万7,000円、率にして37.3%の増でありますが、地域介護・福祉空間整備等交付金の増が主な要因であります。 県支出金は、児童手当負担金、自立支援事業負担金、後期高齢者保険基盤安定負担金、福祉医療給付関係補助金、りんご選果機購入費補助金などの負担金補助金、県税徴収事務委託金などで3億8,751万7,000円を見込み、前年度に比べ1億1,033万6,000円、率にして39.8%の増額となりました。りんご選果機購入費に対する補助金の増額によるものです。 財産収入につきましては、土地建物貸付収入、基金の運用収入及び土地売却収入で、平成19年度で南原工業団地拡張用地を企業へ売却する収入1億7,977万5,000円がなくなったことにより、総額3,829万5,000円を見込み、前年度に比べ1億5,840万7,000円、率にして80.5%の減額であります。 繰入金につきましては、財政調整基金から2億円、財産区繰入金2,207万4,000円、中学生海外研修米山基金及び中学生海外研修やまと基金から150万円などで、総額2億2,474万4,000円を見込みました。前年度に比べ9,763万5,000円、率にして76.8%の増であります。 諸収入につきましては、福与工業団地用地取得のため土地開発公社に貸し付けている工場用地先行取得資金の貸付金元利収入1億508万3,000円が減となり、総額4億2,697万円を見込みました。前年度に比べ1億7,513万1,000円、率にして29.1%の減額であります。 町債は、地域交流広場の都市再生整備事業債、まちづくり交付金事業の町道整備を行う都市再生道路整備事業債、防火水槽・小型動力ポンプ付積載車など、消防力向上のための消防施設事業債などのほか、公的資金補償金免除繰上償還借換債2億2,370万円、臨時財政対策債2億1,970万円で、総額6億2,470万円を見込みました。対前年度比2,540万円、率にして3.9%の減となりましたが、地域交流センター・消防署建設の都市再生整備事業債の減額によるものであります。─ 平成20年度予算の歳出について ─ 第4次振興計画に掲げられたまちづくりの政策7つの柱に沿って、特別会計で計画する一部事業も含めて申し上げます。1. ふれあいを深め、みんなでつくる協働のまちづくり主な予算措置 (単位:千円)┌────────────────────────┬──────┬───────┐│ 内 容 │ 予算計上額 │対前年度増減額│├────────────────────────┼──────┼───────┤│標準財政規模の1%を協働のまちづくりに使う │ 49,500│ 8,500││・地域総合活性化事業等交付金 │ │ │├────────────────────────┼──────┼───────┤│まちづくり住民提案時行補助金 │ 2,000│ 0│├────────────────────────┼──────┼───────┤│建設水道課、町民ホールカウンター改修工事 │ 7,600│ 新規│├────────────────────────┼──────┼───────┤│町有バス運転業務委託 │ 3,779│ 新規│├────────────────────────┼──────┼───────┤│国の機関等への職員研修派遣 │ 8,837│ 1,470│├────────────────────────┼──────┼───────┤│外国籍住民生活相談員充実 │ 2,720│ 1,028│├────────────────────────┼──────┼───────┤│情報通信ネットワーク機器保守・運用支援事業務委託│ 24,944│ 15,195│├────────────────────────┼──────┼───────┤│差押え公売等の適用による町税などの徴収の適正強化│ 487│ 新規│└────────────────────────┴──────┴───────┘ 平成16年度に創設しました地域総合活性化事業交付金につきましては、実施後4年が経過し、地域に合った活性化事業としての効果が表われてきておりますが、平成20年度は、今までの経常費等及び区事務支援交付金を含めて4,950万円(平成19年度4,100万円)を計上しましたが、地域の緊急事業に対応できるなど、区支援制度の改定などを行っていく予定です。 外国人居住者に対するサービスの向上、快適な箕輪への定住を目指し、役場庁舎に外国人生活支援相談員として配布文書等の翻訳、来
庁者通訳、就学児童生徒の通訳など行う職員の充実を図り、庁舎開庁時間中であればいつでも対応できるような体制にします。 役場1階西側については、入ってすぐにホールがあり、建設水道課窓口等がわかりにくい状況があります。今まで設置されておりましたアルプス中央信用金庫のATMの撤去に伴い、町民ホールの壁を撤去し、カウンターに改修し、利便性の向上を図ります。 町有バスの運転につきましては、平成19年度は臨時職員等で運行を行い、後半からは委託により運行してまいりましたが、平成20年度は全面的に外部委託の運行とし、適正運行の確保及び経費削減に努めてまいります。 町民の皆さんの生活に密着した行政関係情報を、よりタイムリーに解りやすく、きめ細やかに発信するため、広報誌の発行・町ホームページ・音声告知放送・伊那ケーブルテレビによる動画や文字情報放送に加え、引き続き月1回地域の「みのわ新聞」へ「広報 箕輪町のすがた」の掲載を行います。 また、総合的な企画による質の高い情報の配信など広報の質的向上と経費削減を図るため、広報業務を引き続き専門能力のある民間業者に委託します。 さらに、平成20年度から情報通信センターの情報通信機器の保守管理を民間業者に一括委託し、効率化と経費削減を図ります。 国が進める地方公務員の給与構造の改革に合わせ、職員の人材育成と適正な処遇を図るため、目標管理制度と人事評価制度の定着と充実を図るとともに、職場研修・職場外研修・国、県、東京都豊島区への派遣研修を推進し、人材育成を進めます。 協働のまちづくりを進めるため、平成18年度から行っています、住民の皆さんで構成する様々な活動団体が、協働のまちづくりのための自主的、主体的な提案をし、実行していただくまちづくり提案事業として、引き続き財政支援を行ってまいります。 平成19年度で地域交流センター・消防署が完成することにより住民の交流の場と防災拠点として活用するとともに、消防署を解体した跡地を含め町文化センターと一体となった地域交流広場の建設整備を進め、地域交流センター・消防署とともに「住民交流の促進」、「安心、安全、快適なまちづくりの推進」を図ります。2 誰もが健やかに暮らせるぬくもりのあるまちづくり主な予算措置 (単位:千円)┌───────────────────────┬───────┬───────┐│ 内 容 │ 予算計上額 │ 17年度 │├───────────────────────┼───────┼───────┤│ボランティアセンター活動補助金増額 │ 1,757│ 1, 300│├───────────────────────┼───────┼───────┤│地域福祉ネットワーク事業継続実施 │ 9,750│ △739││(住民支え合いマップ等) │ │ │├───────────────────────┼───────┼───────┤│福祉医療県事業町単独上乗せ給付継続 │ 30,633│ △1,641│├───────────────────────┼───────┼───────┤│介護予防等拠点施設整備事業 │ 170,460│ 新規│├───────────────────────┼───────┼───────┤│宅老所改修工事補助 │ 1,500│ 新規│├───────────────────────┼───────┼───────┤│障がい者介護給付サービスの充実 │111, 904│ 2,902│├───────────────────────┼───────┼───────┤│移動支援事業等障がい者地域支援事業の充実 │ 20,189│ 6,728│├───────────────────────┼───────┼───────┤│運動遊びの事業の継続 │ 5,335│ 542│├───────────────────────┼───────┼───────┤│読育の推進(読み聞かせの充実) │ 600│ 新規│├───────────────────────┼───────┼───────┤│延長保育の拡充(長田、長岡保育園で新たに開設し│ 15,165│ 4,944││、6園で実施) │ │ │├───────────────────────┼───────┼───────┤│上古田保育園遊戯室改修 │ 11,403│ 新規│├───────────────────────┼───────┼───────┤│子育て支援センターの開設 │ 7,774│ 新規│├───────────────────────┼───────┼───────┤│保健師・助産師による新生児訪問 │ 1,167│ 新規│├───────────────────────┼───────┼───────┤│育児困難家庭への育児支援事業 │ 90│ 新規│├───────────────────────┼───────┼───────┤│不妊治療費助成事業の継続 │ 500│ 0│├───────────────────────┼───────┼───────┤│若草園を移転し既設保育園に併設、開園日を3日か│ 7,167│ 3,888││ら5日に拡充(人件費除く) │ │ │├───────────────────────┼───────┼───────┤│食育の推進(推進計画の策定・シンポジウムの開催│ 1, 036│ 新規││等) │ │ │├───────────────────────┼───────┼───────┤│全自動血圧計の設置(げんきセンター・公民館など│ 1,700│ 新規││5箇所) │ │ │├───────────────────────┼───────┼───────┤│健康づくり事業の推進(保健補導員の活用、健康づ│ 3,846│ △17││くり週間に実施) │ │ │├───────────────────────┼───────┼───────┤│妊婦健康検査助成事業(2回から5回へ) │ 9,573│ 3,762│├───────────────────────┼───────┼───────┤│循環器健診(さわやか健診)・がん検診実施(医療│ 24,829│ △26,830││制度改革により対象者が減少した) │ │ │├───────────────────────┼───────┼───────┤│みのわ元気サイクル事業拡充(みのわ健康アカデミ│ 14,362│ 8,120││ー4期生開校・保健事業・スポーツサークル・講座│ │ ││) │ │ │├───────────────────────┼───────┼───────┤│総合的な運動・健康メニュー作成用のデータベース│ 14,930│ 新規││を作り、医療、介護指導の予防管理を図る │ │ │├───────────────────────┼───────┼───────┤│後期高齢者医療給付費負担金 1/12 │ 148,453│ 新規│├───────────────────────┼───────┼───────┤│後期高齢者医療特別会計に低所得者軽減分繰出金 │ 28,201│ 新規│└───────────────────────┴───────┴───────┘┌───────────────────────────────────────┐│平成19年度予算に計上し、実質的には平成20年度で実施する事業 ││ (地域介護・福祉空間等整備事業) │├───────────────────────────┬───────────┤│ 内 容 │ 事 業 費 │├───────────────────────────┼───────────┤│高齢者ボランティア拠点整備事業(福祉センター) │ 31,650│├───────────────────────────┼───────────┤│富田地区介護予防空間整備事業 │ 51,000│├───────────────────────────┼───────────┤│大出山口地区異世代交流施設整備事業 │ 40,816│├───────────────────────────┼───────────┤│健康づきくり施設整備事業(下古田) │ 20,800│├───────────────────────────┼───────────┤│介護予防拠点施設備品整備等事業 │ 24,118│├───────────────────────────┼───────────┤│ 総 事 業 費 │ 168,384│└───────────────────────────┴───────────┘ 箕輪町国民健康保険の一人当たりの医療費は、平成18年度で31万8,771円となり、県下で11番目に低い額となっています。また、シルバー人材センターでの一人当たりの年間就業日数は、156.9日と他市町村より高く元気な高齢者が多い町、健康体の町民が多い町として、いち早くから医療、保健、福祉の強い連携を基軸に、町民の目線に立った諸施策が評価をいただいているところでございます。 一方、国民健康保険被保険者の医療分析の結果から、脳血管疾患、高血圧疾患が多く、働き盛りの40歳代後半から50歳代での罹患者の増加と、その予防となる健診の受診率の向上が課題となっています。 医療制度改革により新しく創設された後期高齢者医療制度が平成20年4月から施行し、医療保険者に特定健診、特定保健指導を義務づけた生活習慣病対策を主軸とする医療費適正化対策も開始となります。町では、生活習慣病の予防事業を重点に一層推進し、健康寿命が延伸するよう健康づくりを図ってまいります。子育て支援、保健医療、社会福祉等の施策が他市町村に対して、イコール・オア・ベターになるよう、さらなる強化充実を図ってまいります。 福祉施策では、福祉事務調査専門委員(民生児童委員)を2人増員し、地域福祉の拡充を図ってまいります。地域福祉ネットワーク事業の「住民支え合いマップ」づくりは、3年目となり、前年度までに7地区で完了しました。引き続き地域住民・行政・社会福祉協議会等との協働の取り組みとして実施してまいります。併せて「災害時助け合い支援台帳」の作成をしてまいります。ボランティアセンター活動には、補助金を増額し、拠点施設の確保と運営の支援をしてまいります。乳幼児医療など福祉医療は、引き続き県事業分に上乗せをし、支援をしてまいります。介護予防拠点施設の拡充は、厚生労働省主管の補助金を活用し、実施してまいります。 高齢者福祉施策では、相談、サービス支援の提供等ワンストップサービスで対応できる体制を堅持してまいります。ひとり暮らし高齢者等の支援事業として、緊急通報システムや、あんしんコール事業及びグレイスフル箕輪へ運営委託しております高齢者支援ハウス事業を引き続き実施してまいります。宅老所の改修工事を支援するため補助金を新たに計上しました。長寿クラブの活動を支援するための補助金を引き続き計上いたしました。 障がい者福祉施策では、県事業から廃止となった希望の旅事業を町単独事業で引き続き実施しいたします。障がい者支援サービス事業は、施設入所支援の夜間ケア、行動援護事業、自立訓練事業を新規に予算計上し、難病患者支援等、今までの障がい者支援を拡充し、引き続き継続してまいります。障がい者の皆さんの身近な拠り所として、「障がい者支援相談員」を設置してまいります。また、障がい者福祉のサービス内容等をわかりやすく記載したパンフレットを作成し、活用してまいります。 「一味ちがう箕輪の子ども育成事業」の施策では、待望久しい子育て支援センターの設置に向けて準備を進めてまいりましたが、平成20年4月からいきいきセンターにおいてオープンいたします。専任職員を配置し、箕輪らしい特徴ある事業を展開してまいります。 保育園運営については、国において「保育所保育指針」の改定がされたことに伴い、保育園の保育目標や保育カリキュラムを検討し、こども園的な内容の保育に転換を図り、保育の質を高めてまいります。 導入から5年目を迎える運動遊びは、実践の効果が上がっており、引き続き実施してまいります。 英語あそびは、年長児・年中児を対象に実施していますが、年中児の回数を増やし、充実してまいります。 幼児用の絵本や紙芝居を購入して充実させ、各園で工夫をしながら読み聞かせなどを通じて本に親しむ機会を増やし「読育」を推進してまいります。 障がい児支援のためのカウンセリング指導員の派遣を引き続き実施いたします。 延長保育は現在4園で実施していますが、新たに2園で実施し、そのうち長岡保育園では、保育時間を朝30分、夕方30分他の園より保育時間を増やし、保護者の利便を図ってまいります。 上古田保育園の遊戯室を改修するための費用を計上しました。老朽化した園舎の計画的な新改築をし、保育環境の整備を推進するため、保育園検討委員会を設置いたします。 不妊治療費助成事業は、助成期間を5年間とし、引き続き実施いたします。 保健師による新生児の全戸訪問は、助産師の訪問を新たに加え、産後、母乳等の身体支援や相談事業を充実いたします。また、育児困難家庭に対して、育児支援をするための支援員派遣制度を新設し、育児放棄など虐待を未然に防ぐ対策を図ります。 母子通園訓練施設若草園は、新たな施設での開設となり、既設保育園との併設や近隣に高齢者福祉施設、障がい者施設があり、健常児、高齢者、障がい者との交流がたやすくなり、母子共に事業効果が期待できる施設として充実を図ります。週3日から週5日の開園とし、引き続きカウンセリング指導員の派遣、作業療法士の配置等体制を整えてまいります。 健康づくり事業の施策では、「みのわ健康アカデミー」事業が4年目を迎え、新たな参加者を募集し、引き続き実施してまいります。自分の体の状態を知ることから始まり、1年間のプログラムを終えて心身ともに、健康体へと変わったことへの喜びの声が参加者から寄せられています。その卒業生も149人になりました。卒業生は、「ウェルネスサポート隊」として、町の健康づくり事業のリーダー役として参画いただいております。 健康アカデミーでの運動、健康のデータベースを作成し、タイムリーに総合的な健康指導管理を実施してまいります。 生活習慣病の予防強化策は、医療制度改革により40歳から74歳のみなさんの健康診査・保健指導は義務化となり、その責務は医療保険者に課せられますが、その対象以外の30歳代と75歳以上のみなさんの健康診査等は今までどおり実施してまいります。町民一人ひとりの健康についての相談、指導は今後もよりきめ細やかに実施してまいります。また、がん検診は、引き続き全町民を対象に実施してまいります。地区公民館やげんきセンターに全自動血圧計を設置し、健康チェックの習慣や意識付けを図ってまいります。 食育推進計画を関係する各位に参画いただき、委員会を設置し策定いたします。併せて食育についてのシンポジウムを開催し、食育の普及推進を図ってまいります。 医療費が増加傾向にある中で、医療分析プログラムの作成に着手し、町の健康づくりの指針をつくり、医療費の適正化を具体的に推進します。 国民健康保険加入者及び後期高齢者の低所得者の保険税軽減措置を講じるため、それぞれの特別会計に繰出す経費を計上いたしました。 また、新設されました後期高齢者医療制度の医療給付費は、法定の町負担分を計上いたしました。 専門職の臨時職員については、賃金等の待遇改善を図りました。3 住みやすく人にやさしい都市基盤の整備を目指したまちづくり主な予算措置 (単位:千円)┌──────────────────────┬───────┬────────┐│ 内 容 │ 予算計上額 │ 対前年度増減額 │├──────────────────────┼───────┼────────┤│道路等の維持、修繕改修及び改良整備事業 │ 312,584│ 70,889││ 都市再生道路整備事業 │ │ ││ 町道900号線他2路線 │ │ ││ 《区要望による箇所付》 │ │ ││ 道水路・舗装補修 41カ所 │ │ ││ 道路改良 10カ所 │ │ ││ 交差点・待避所 3カ所 │ │ │├──────────────────────┼───────┼────────┤│下水道管渠整備事業(終末処理場含む) │ 371,710│ △593,729││(一の宮地区、下古田,長田,大出山口地区他)│ │ │├──────────────────────┼───────┼────────┤│雨水排水排除整備計画の策定(町内全体) │ 19,133│ △2,110│├──────────────────────┼───────┼────────┤│上水道第5次拡張事業 │ 233,499│ △63,251││ 長田配水池築造工事 │ │ ││ 配水管布設工事 │ │ ││ JR踏み切り上水道配水管布設工事 │ │ ││ (木下殿町踏切)1箇所 │ │ │├──────────────────────┼───────┼────────┤│公共・特環関連上水道配水管布設替事業 │ 120,161│ △111,239│├──────────────────────┼───────┼────────┤│農業集落排水処理施設特別会計繰出金 │ 221,058│ 26,689│├──────────────────────┼───────┼────────┤│公共下水道特別会計繰出金 │ 303,224│ 562│├──────────────────────┼───────┼────────┤│町国土利用計画(土地利用計画)見直し業務委託│ 3,000│ 新規│└──────────────────────┴───────┴────────┘┌───────────────────────────────────────┐│平成19年度予算に計上し、実質的には平成20年度で実施する事業 ││ (下水道整備事業) │├──────────────────────────────┬────────┤│ 内 容 │ 事 業 費 │├──────────────────────────────┼────────┤│公共下水道管渠補助事業(一の宮、バイパス沿いほか) │ 128,000│├──────────────────────────────┼────────┤│公共下水道管渠単独事業(一の宮) │ 32,000│├──────────────────────────────┼────────┤│特定環境保全公共下水道管渠補助事業(沢長田、下古田地区) │ 167,000│├──────────────────────────────┼────────┤│特定環境保全公共下水道管渠単独事業(沢長田、下古田地区) │ 72,000│├──────────────────────────────┼────────┤│ 総事業費 │ 399,000│└──────────────────────────────┴────────┘ 公共土木施設関係につきましては、継続事業として、木下地籍の上伊那生協病院の通院者の安全確保を図るなどの地域道路整備として、国道バイパス裏道の生活道路整備を重点に事業推進をしてまいります。 また、地域要望でありました十沢交差点信号機設置工事の着手が長野県公安委員会により決定されたことに伴い、都市再生整備計画にかかる町道900号線の道路整備事業と関連し、交差点改良工事を進めます。 また、都市再生整備計画の道路整備事業につきましては、町道6号線、町道900号線について昨年に引き続き用地購入、物件等補償契約を進めてまいります。 一般道水路の修繕・整備事業につきましては、昨年度同様に各区の要望事業について、事前に各区関係者と立会いのもと、緊急性、地域性を見て、各区の皆さんの御理解を得ながら順位づけを行い、工事箇所を決定して事業を実施してまいります。 また、道路の凸凹などの緊急補修につきましては、より迅速に対応することに努め、維持補修が計画的に実施できるよう取り組んでまいります。 活力あるまちづくりのため、人口増加を図るべく、箕輪町土地開発公社と連携して宅地開発・住宅誘致を積極的に進めてまいります。 下水道事業につきましては、管路工事が順調に推進しており、平成20年度に概ね完了する計画で取り組んでまいります。管路整備完成に向け、昨年度に引き続き終末処理施設の増設工事を進めるとともに、下水道事業の経営健全化に向けて加入促進を図り、また箕輪町上下水道下水道施設総合管理システム構築業務をさらに進めてまいります。 また、昨年度から取り組んでいる雨水排水計画を策定し、平成21年度から事業に取りかかれるよう事業推進を図ります。 上水道事業につきましては、第5次拡張事業に基づき、長田配水池の建設工事を引き続き進めるとともに、今後の人口増に対応するため、沢、大出山口、国道バイパス周辺等、宅地開発の著しい地域の配水管整備を進め、安定した給水量を確保し、低水圧区域の解消を図るため、給水区域の見直しを図ります。 町の土地利用計画の見直しを進め、農地、住宅地、工業用地などの確保など地域の発展が図られる土地利用計画を策定していきます。 また、活力あるまちづくりのため、人口増加を図るべく、箕輪町土地開発公社と連携して宅地開発、住宅誘致を積極的に進めてまいります。4 環境にやさしく、安心、安全、快適に暮らせるまちづくり主な予算措置 (単位:千円)┌───────────────────────┬──────┬───────┐│ 内 容 │ 予算計上額 │対前年度増減額│├───────────────────────┼──────┼───────┤│自主防災組織立ち上げ支援事業 │ 1,000│ 0│├───────────────────────┼──────┼───────┤│防犯街灯・交通安全施設設置事業 │ 4,974│ 0│├───────────────────────┼──────┼───────┤│廃食用油リサイクル促進事業 │ 2,444│ △3,843│├───────────────────────┼──────┼───────┤│消防団員確保のため消防団員協力事業所表示証交付│ 77│ 新規│├───────────────────────┼──────┼───────┤│耐震性防火水槽建設4基 │ 28,000│ 4,000│├───────────────────────┼──────┼───────┤│小型動力ポンプ付積載車購入 1台 │ 6,499│ △53│├───────────────────────┼──────┼───────┤│消火栓新設、取替事業 │ 5,731│ 119│├───────────────────────┼──────┼───────┤│環境汚染を防止し、家畜の飼育環境の整備を図る堆│ 6,044│ △1,335││肥舎建設事業補助 │ │ │└───────────────────────┴──────┴───────┘ 良好な生活水準と、人と自然が共に生きることができる社会の構築のため、「箕輪町環境基本計画」に基づき、町民全員で町を挙げて地球温暖化対策に取り組むと同時に、ごみの減量化、 プラスチック等資源の収集に努め、循環型社会の構築と未来につなげる環境づくりに努めてまいります。 また、廃食用油からバイオディーゼル燃料を精製し、廃食用油の再利用化と軽油の使用料削減に引き続き取り組みます。 一昨年の平成18年7月豪雨災害の経験からも、大規模災害が発生したときに、まず対応できるのは身近な地域住民組織であることが実証され、その必要性についても再認識されました。平成18年度からの取り組みとして、町内全15区への自主防災組織の立上げを進めており、19年度末で7区について体制整備ができ、引き続き体制整備に要する経費の支援を行います。 消防力強化のため、国庫補助事業として耐震性防火水槽を4基新設し、小型動力ポンプ付積載車1台(大出)の購入行うとともに、区から要望のありましたホース、消火栓器具箱等購入費の補助、消火栓の新設工事などを行ってまいります。 また、都市再生整備事業として行ってきました消防庁舎が完成し、町の防災の拠点として活用してまいります。 また、箕輪町も一事業者として、地球温暖化防止対策に取り組むことを目的に進めてまいりました環境マネジメントシステム「エコアクション21」につきましては、認証取得後、引き続き取り組みを進め、役場庁舎内の省エネも積極的に推進していきます。さらには学校、家庭、地域へと取り組みの裾野を広げて、環境教育、環境学習等、全町的に進めていきたいと考えております。 環境への負荷をできる限り低減した農業生産を目指す「有機農業推進法」が2006年の12月に成立いたしました。箕輪町におきましても引き続き健康な生活の基礎となる「安心安全」な農産物を供給するとともに、農業が持つ自然循環機能の持続的な発展のため、「有機堆肥を使った土づくり事業」を推進してまいります。5 創造と活力に満ちた産業を育てるまちづくり主な予算措置 (単位:千円)┌──────────────────────┬───────┬───────┐│ 内 容 │ 予算計上額 │対前年度増減額│├──────────────────────┼───────┼───────┤│野生鳥獣農作物食害防止防護柵設置事業補助金 │ 4,605│ 新規│├──────────────────────┼───────┼───────┤│箕輪グリーンツーリズム計画関係事業 │ 9,683│ 4,919│├──────────────────────┼───────┼───────┤│集落農道(健康セラピーロード)整備事業 │ 5,200│ 新規│├──────────────────────┼───────┼───────┤│産地競争力強化事業(りんご選果機購入)補助金│ 101,205│ 新規│├──────────────────────┼───────┼───────┤│長田地区水路整備調査測量設計業務委託 │ 12,000│ 新規│├──────────────────────┼───────┼───────┤│中心市街地再開発事業コーディネーター業務策定│ 2,079│ 新規││委託 │ │ │├──────────────────────┼───────┼───────┤│工場等設置事業補助金 │ 35,000│ 0│└──────────────────────┴───────┴───────┘時代にふさわしい農業の振興を図るため 農業の担い手の確保・育成のため、各営農組合を実践組織とした「農事組合法人みのわ営農」が設立されて2年目となり、組織の運営安定のため、引き続き支援してまいります。 また、新規就農者について、JA上伊那が行うインターン制度により、初期農業経営の軽減について支援してまいります。 遊休荒廃農地が町内におよそ68ヘクタール存在していますが、今後農業従事者の高齢化と農家の担い手不足により、耕作放棄地の増加が予想されます。このため、農地の賃借の斡旋や企業の農業参入の推進などにより、遊休荒廃農地の有効利用を促進する活動を農業委員会やJAなどと協力して実施してまいります。加えて、本年度新たにモデル事業として遊休荒廃農地を活用して地域特産物の育成を図る事業に取り組んでまいります。 地産地消の推進のため、地域食材を学校給食に使用するための調達・配達事業を引き続き行い、「食育」の一環として支援を行うとともに、町内5営農組合において地産地消推進のための活動支援を行います。 近年、畜産飼料の高騰により飼料の自給率の向上が急務となっておりますが、コントラクター組織の設立を目指し、併せて飼料用作物の作付けの推進のため支援してまいります。 美しい町みのわの自然風景や生態系保全のため、農地や山林、関係施設の保全に努めてまいります。このため、森林の多面的機能の維持活動や除間伐に対して補助金を交付するほか、今年に入り町内でも松くい虫の発生が確認されたため、拡散防止対策を実施してまいります。また、各地区の水路等の改修工事を実施するとともに、土地改良区の行う水路等の改修工事に対し補助等を行い、農業施設の適切な維持管理を図ってまいります。加えて、本年度から平成18年7月豪雨で被災した長田自然公園内の水路改修等に着手し、防災機能の向上を図ってまいります。いきいき輝く商工業の振興 商工業発展のため、商工会とも密接に連携をとりながら、企業の設備投資に対する助成制度をはじめとする各種制度の活用促進を図り、中小企業や商店の活性化に努めてまいります。 本年2月に、上伊那地区が県下初となる「企業立地の促進等による地域における産業集積の形成及び活性化に関する法律」に基づき、上伊那地域産業活性化計画を策定し、国の同意を受けました。これにより進出企業への支援措置の強化が図られ、企業誘致に向け積極的に取り組んでまいります。また、企業立地意向調査・企業誘致フェア出展など企業誘致事業を実施してまいります。 中心市街地商店街の賑わいの活性化事業支援のためTMOの支援を行うとともに、中心市街地の再開発の検討も進めてまいります。魅力輝く観光の振興のため 訪れてみたい箕輪町の創造のため、町の農村資源を有効に活用し、健康をキーワードとした都市・農村交流を進めるグリーンツーリズムをスタートさせ、拠点施設整備基本計画の策定や、健康セラピーロードの整備事業を実施してまいります。 町の貴重な観光資源である萱野高原、ながた自然公園、もみじ湖等の整備充実を図ってまいります。 20回を重ねたみのわ祭りも、検討委員会においてより町民の皆様の参加しやすい祭りとして実施(運営)してまいります。6 豊かな文化を育み、次世代を担う人材を育てるまちづくり主な予算措置 (単位:千円)┌─────────────────────────┬───────┬───────┐│ 内 容 │ 予算計上額 │対前年度増減額│├─────────────────────────┼───────┼───────┤│国際感覚育成事業 │ 23,386│ 5,677││①中学生10人の海外ホームステイ研修 │ │ ││②ALT配置事業 │ │ ││ (保育園1人、小学校2人、中学校1人)│ │ │├─────────────────────────┼───────┼───────┤│小中学校ものづくり教育プログラム事業 │ 1,260│ 0│├─────────────────────────┼───────┼───────┤│校舎耐震診断・特別判定事業(北小学校) │ 21,483│ 8,720│├─────────────────────────┼───────┼───────┤│小中学校校舎維持補修事業の充実 │ 12,285│ △10,483│├─────────────────────────┼───────┼───────┤│中部小学校給食調理業務委託 │ 14,175│ 新規│├─────────────────────────┼───────┼───────┤│小学校食器の更新事業 │ 3,402│ 3,037│├─────────────────────────┼───────┼───────┤│小中学校読育推進事業(図書購入費) │ 4,540│ 778│├─────────────────────────┼───────┼───────┤│町民体育館東面庇防水工事他 │ 4,500│ 新規│├─────────────────────────┼───────┼───────┤│博物館特別展示室エアコン設置事業 │ 2,067│ 新規│├─────────────────────────┼───────┼───────┤│図書館エアコン設置事業 │ 1,950│ 新規│├─────────────────────────┼───────┼───────┤│みのわっこ絵本プレゼント事業 │ 240│ △75│├─────────────────────────┼───────┼───────┤│子供読書推進事業(読育推進) │ 1,416│ 新規│├─────────────────────────┼───────┼───────┤│地域交流広場整備事業 │ 117,950│ 新規│├─────────────────────────┼───────┼───────┤│地域交流センター管理事業 │ 5,006│ 新規│├─────────────────────────┼───────┼───────┤│箕輪西小学校、箕輪中学校開校50周年記念事業補助金│ 2,800│ 新規│├─────────────────────────┼───────┼───────┤│学童クラブ指導員を増員し充実 │ 13,489│ 796│├─────────────────────────┼───────┼───────┤│学童クラブ保護者負担軽減(歳入) │ 1,851│ 新規│└─────────────────────────┴───────┴───────┘ 学校教育では、『一味ちがう箕輪の子ども』を育てるため、小学校の1、2年生を対象に「運動遊び」を引き続き実施します。小学校の英語活動は、外国の文化や英語に慣れ親しむ子どもを育てるために箕輪町独自のプログラムをつくり、さらに推進してまいります。また、英語に慣れ親しむためには低年齢時からの取り組みが効果的なことから、新たに保育園にALTを配置します。また、「ものづくり教育」のプログラムにより、使い手の立場に立ったものづくりから子どもたちに豊かな発想や思いやりの心を育てるとともに、新たに「読育」の推進のため、小中学校の図書購入費を増額しました。 学校施設の耐震化推進事業としては、北小学校の耐震診断及びその特別判定を行います。学校施設の耐震化につきましては、児童生徒の安全を守るとともに、災害時における地域の避難所拠点としても機能できるよう推進してまいります。このほか、老朽化した校舎の施設・設備の補修も重点的に行ってまいります。 中部小学校の給食室の全面改築が完了し、町内では2校目となる給食業務の民間委託を実施し、経営の効率化を図ります。また、小学校の給食用食器について、前年度に引き続き更新を行ってまいります。 また、学童クラブの充実のため、指導員を増員したほか、利用料を下げ、保護者の負担軽減を図ります。 社会教育施設の整備につきましては、町民体育館の玄関庇の雨漏り補修等行い、利用しやすい環境づくりに努めます。 保健福祉課等と連携して「各種スポーツサークルや講座」等を通じ、みのわ元気サイクル事業を実施してまいります。 博物館・図書館は、夏季の利用者サービスのためエアコンを設置し、環境整備を行います。 「読育」の推進のため、図書館の乳幼児向け図書の充実を図る。ボランティア育成や講座の開催により、読み聞かせなどの事業を充実させます。7 それぞれの個性を活かし、うるおいのある地域づくり 地域の活性化が町の活性化につながることを基本にし、地域総合活性化事業交付金や、まちづくり提案事業補助金等を活用し、それぞれの地域は、そこに住んでいる人々が、「知恵とずく」を出して、それぞれの地域の活性化を図ることを支援してまいります。 以上、平成20年度の施政並びに予算編成方針の概要と、振興計画に掲げられた7つの政策に沿った主な事業の内容説明をいたしました。── 特別会計 ── 次に、平成20年度箕輪町各特別会計並びに水道事業会計の予算編成概要を申し上げます。┌──────────┐│国民健康保険特別会計│└──────────┘ 箕輪町国民健康保険特別会計につきましては、事業勘定の予算総額を20億9,743万8,000円と定めるもので、前年度対比4.5%の増額であります。 平成20年度から医療構造改革がスタートし、後期高齢者医療制度の導入、退職者医療制度の原則廃止による一般被保険者の加入増などにより、国民健康保険の枠組みが大きく変わることになりました。これまで退職被保険者等だった65歳から74歳の前期高齢者は、一般被保険者に約1,500人が流入し、退職国保の対象者は60歳から64歳の約500人になるとともに、被保険者の偏在による保険者間の医療費の不均衡を是正する財政調整の導入による前期高齢者交付金の創設が大きく変更となっております。保険税率は、国民健康保険運営協議会から医療制度改革に伴う税制改革の答申をいただき、税条例を改正し、現行の医療分と介護納付金分に新たに後期高齢者支援金分を加え、3本立てとし、税率等の改正をいたしました。今後も低所得者対策を講じる中で、国保税の収納率の向上を図り、さらなる国保財政の適正な執行に努めてまいります。 義務化となりました40歳から74歳の被保険者の循環器健康診査等について、事業者に委託する経費を計上いたしました。平成19年度に策定いたしました特定健診等実施計画に基づいて、健康診査の受診率等数値目標を達成できるよう、町民の健康増進のために努めてまいります。 70歳から74歳のみなさんの患者負担について、医療制度改革により2割負担に見直しがされましたが、激変緩和措置として平成20年度1年間は1割に据え置くこととした予算編成となっております。 診療施設勘定については、予算総額を1億423万円とし、地域医療の充実のため、経営の安定化を図るとともに、健康講座など開催してまいります。┌───────────┐│後期高齢者医療特別会計│└───────────┘ 箕輪町後期高齢者医療特別会計につきましては、高齢者の医療の確保に関する法律の規定により新規に設置するもので、予算総額を2億810万4,000円と定めるものであります。加入者は約3,100人で、新制度の医療給付財源の10%を保険料として負担することになります。 歳入の主なものは、保険料約1億7,000万円、低所得者の保険料軽減及び徴収事務費として一般会計からの繰入金であります。歳出の主なものは、後期高齢者医療広域連合納付金及び保険料の徴収、窓口業務に係る経費を計上いたしました。制度に関する説明を引き続き行い、高齢者の皆さんが安心して医療を受けられるように努めてまいります。┌──────────┐│老人保健医療特別会計│└──────────┘ 箕輪町老人保健医療特別会計につきましては、3億1,632万5,000円と定めるもので、前年度対比では83.9%の減額となっております。新制度の後期高齢者医療制度への移行により、旧制度の診療分に関する医療給付費分を予算計上いたしました。老人保健の会計年度と診療報酬支払事務とに時間差があるため、平成20年3月分までの医療費の支払いが生じるものです。なお、老人保健医療特別会計は、老人保健法の一部改正に伴う経過措置により、新制度施行後3年間設けられます。┌────────┐│介護保険特別会計│└────────┘ 箕輪町介護保険特別会計につきましては、予算総額を13億6,751万5,000円と定めるもので、前年度対比では0.1%の減額であります。保険給付費は、ほぼ前年度並みに推移すると見込まれます。第3期介護保険事業計画の最終年度となりますが、地域包括支援センターが中心となって、介護予防事業の定着を図るとともに、必要なサービスを必要なだけ提供できるマネジメントに努めてまいります。なお、みのわ健康アカデミーに係る経費は一般会計の衛生費に計上いたしました。┌──────────────┐│農業集落排水処理施設特別会計│└──────────────┘ 次に、箕輪町農業集落排水処理施設特別会計につきましては、予算総額3億4,881万1,000円で、前年度対比6.3%の増額であります。 農業集落排水事業は、事業の完了に伴い、下水道加入率の向上と、施設の適切な維持管理が主体となってきます。 一般会計からの繰入金は、2億2,105万8,000円で前年度対比13.7%の増額となりました。一般会計からの繰入金を減らすため、加入推進と効率的運営に努めてまいります。 昨年度から始めました下水道事業会計の企業会計化に向けた取り組みをさらに進めます。┌─────────┐│公共下水道特別会計│└─────────┘ 次に、箕輪町公共下水道特別別会計につきましては、予算総額11億5,089万2,000円で、前年度対比32.2%の減額であります。 一般会計からの繰入金は3億322万4,000円で、負担金、下水道使用料などの増収を図ることとし、前年度対比0.2%の増としました。 平成20年度は、特定環境保全公共下水道事業の管渠埋設工事で沢長田地区、下古田地区を中心に、公共下水道事業は一の宮地区ほかの管渠埋設工事を施工し、管渠整備については、平成20年度に完成するよう取り組みます。 終末処理施設の4池目につきましては、残りの機械施設の完成に向け施行してまいります。 管渠工事の完成を控え、下水道事業会計の企業会計化に向けた取り組みをさらに推進します。下水道への加入、接続率の向上のため積極的な取り組みを行います。 豪雨災害が全町的に発生しており、各地区に雨水排水路設置工事が急務です。前年度に雨水排水計画策定委員会を立ち上げ、計画の策定に向け、検討中です。本年度中に認可申請まで進めたいと考えております。┌──────┐│水道事業会計│└──────┘ 最後に、箕輪町水道事業会計について申し上げます。 予算総額は、収益的収支で5億881万8,000円と定めるもので、前年度対比1.3%の増額であります。 資本的収支の収入では、3億1,459万2,000円で、前年度対比37.3%の減、支出では5億1,178万円で、前年度対比29.0%の減となり、差引不足額の1億9,718万8,000円は、消費税資本的収支調整額及び損益勘定留保資金等で補てんするものであります。 事業内容につきましては、第5次拡張事業計画に基づき、長田配水池の整備をはじめ、宅地開発や企業誘致に対応する配水管の新設及び下水道関連上水道管布設替を引き続き推進していきます。町民の皆さんが安全で安心して飲むことのできる良質な水の安定供給にさらに努めてまいります。 事業推進に伴う企業債の償還金等運営経費が増加してまいりますので、安定経営のため経費節減に努めるとともに、一層の効率的運営に努力し、企業会計としての独立採算の原則を堅持してまいります。 以上、各特別会計予算の編成概要を申し上げました。よろしく御審議・御決定をくださるようお願いいたします。 平成20年度の姿勢並びに予算編成方針につきまして説明を申し上げました。よろしくどうぞ御審議・御決定をお願いいたします。
○議長(上嶋貞一) 会議の途中でありますが、暫時休憩といたします。再開を午後1時15分といたします。 午後12時28分 休憩 午後 1時15分 再開
○議長(上嶋貞一) 休憩前に引き続き、会議を再開いたします。 日程第14号 議案第10号 「老人保健法」の表記を「高齢者の医療の確保に関する法律」に改めるための関係条例の整備に関する条例制定についてを議題といたします。 事務局長に議案を朗読させます。事務局長。
◎事務局長(藤沢公明) 議案朗読。
○議長(上嶋貞一) 提出者の説明を求めます。町長。
◎町長(平澤豊満) それでは、議案第10号につきまして、提案理由の説明を申し上げます。 この条例は、国の医療制度改革による健康保険法等の一部を改正する法律の施行に伴い、老人保健法の一部改正がされ、法律名が「高齢者の医療の確保に関する法律」に改められました。このことによりまして箕輪町国民健康保険診療所設置条例及び箕輪町西部診療所設置条例の条文中にある「老人保健法」の表記を、「高齢者の医療の確保に関する法律」に改め、条例の施行を平成20年4月1日からとするものであります。 よろしく御審議・御決定くださいますよう、お願いいたします。以上です。
○議長(上嶋貞一) これから、議案第10号について質疑を行います。質疑ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(上嶋貞一) 質疑なしと認めます。 日程第15 議案第11号 箕輪町後期高齢者医療に関する条例制定についてを議題といたします。 事務局長に議案を朗読させます。事務局長。
◎事務局長(藤沢公明) 議案朗読。
○議長(上嶋貞一) 提出者の説明を求めます。町長。
◎町長(平澤豊満) 議案第11号につきまして、提案理由の説明を申し上げます。 この条例は、後期高齢者医療制度が創設され、平成20年4月から施行されることに伴い、町が行う事務について規定するものでございます。具体的には葬祭費の支給にかかわる申請書の受付とか、保険料の徴収にかかわる事務に関する規定が主なものであります。 なお、保険給付、保険料の賦課額等の事務は、長野県後期高齢者医療広域連合で行うことになります。 細部につきましては保健福祉課長に説明させますので、よろしく御審議・御決定くださいますようお願い申し上げます。以上です。
○議長(上嶋貞一) 細部説明を求めます。保健福祉課長。
◎保健福祉課長(白鳥一利) それでは、議案第11号 箕輪町後期高齢者医療に関する条例制定についての細部を御説明させていただきますので、議案書の1ページを御覧いただきたいと思います。 第1条の目的でございますが、そこに掲げてある内容でございますので、また確認をお願いしたいと思います。 第2条 箕輪町において行う事務でございますが、「箕輪町は、保険料の徴収並びに高齢者の医療の確保に関する法律施行令第2条並びに高齢者の医療の確保に関する法律施行規則第6条及び第7条に規定する事務のほか、次の各号に掲げる事務を行うものとする」というふうに定めてありまして、この施行令の第2条につきましては広域連合にかかわる事務を規定してございます。それから、施行規則の第6条、第7条では、高額医療の申請の受付、補装具の給付の申請の受付などの受付を町村の窓口でするように規定してあるものでございます。第1号 広域連合条例第2条の規定による葬祭費の支給に係る申請書の提出の受付でございます。広域連合の第2条では、葬祭費の支給の規定をうたってあるものでございますが、その申請書の提出の受付を市町村でするということでございます。第2号 広域連合条例第18条の規定による保険料の額に係る通知書の引渡し、これは18条では保険料の額の通知について規定してあるものでございます。第3号 広域連合条例第19条第2項の規定による保険料の徴収猶予に係る申請書の提出の受付でございまして、19条の2は保険料の徴収の猶予の手続について規定をしてあるものでございます。2ページを御覧いただきたいと思います。第4号 広域連合条例第19条第2項の規定による保険料の徴収猶予の申請に対する長野県後期高齢者医療広域連合が行う処分に係る通知書の引渡し、これについては19条の2項では保険料の徴収猶予についての規定でございます。第5号 広域連合条例第20条第2項の規定による保険料の減免に係る申請書の提出の受付、20条の第2項では保険料の減免の手続についての規定を定めたものでございます。第6号 広域連合条例第20条第2項の規定による保険料の減免の申請に対する長野県後期高齢者医療広域連合が行う処分に係る通知書の引渡し、これも同じく20条の2項は減免の手続について規定してあるものでございます。第7号 広域連合条例第21条の規定による保険料に関する申告書の提出の受付でございます。これは広域連合条例第21条の規定では、保険料に関する申告についての規定でございます。第8号では前号に掲げる事務に付随する事務ということになります。 第3条 保険料の徴収でございますが、箕輪町が保険料を徴収すべき被保険者は、次の各号に掲げる被保険者とする。第1号では、箕輪町に住所を有する被保険者。第2号では、法第55条第1項の規定の適用を受ける被保険者であって、病院等に入院をした際、箕輪町に住所を有していた被保険者、これにつきましては住所地特例という仕組みが取り入れられるわけでございまして、箕輪町に住所のある方が県外の病院や施設に入所した場合には、箕輪町の被保険者となるというような住所地特例で、介護保険や国民健康保険等と同じ考え方を適用するということであります。それから、第3号でございますけれども、法第55条第2項第1号の規定を受ける被保険者であって、継続して入院等をしている2つ以上の病院等のうち最初の病院等に入院等をした際、箕輪町に住所を有していた被保険者ということで、施設に入っていて、さらに病院へ入院したとか、時期をずらして2つ以上の病院等を利用したというような場合にも、住所地特例は最初の病院に入院したところの住所地の被保険者ということで、箕輪町の方の被保険者になるというようなことであります。第4号についても同じような内容で住所地特例の内容を規定したものでございます。2項でございますけれども、広域連合条例第25条の規定により保険料を徴収する場合において、賦課期日後に住所を有することとなった被保険者に係る同条第2項の規定による月割保険料の額に100円未満の端数があるときは、これを切り上げ、賦課期日後に住所を有しなくなった被保険者に係る同条第3項の規定による月割保険料の額に100円未満の端数が生じたときは、これを切り捨てるということでございますが、広域連合の第25条の規定では、市町村が徴収すべき保険料の額の規定を規定してあるものでありまして、そのほか第25条の2項にありますのは、住所を有する月から徴収をすると。それで、端数を100円未満のときは切り上げ、いわゆる未納といいますか、徴収が不納にならないように、それから住所を有しなくなった場合には、100円未満の端数は切り捨てるということで規定されたものでありまして、第4条では普通徴収の方法、いわゆる年金から天引きされない個人の納付の場合については、そこにあります9期に分けて徴収をするということであります。これとは逆に特別徴収というのがございまして、これにつきましては2カ月に1回偶数月に年金から天引きをいただいていくようになるわけでございます。第2項でございますけれども、ここにありますのは、3月中途に転入したような場合に生じる現象でございまして、そのような場合に保険料を徴する納期を町長が定めるというようなことに規定しているものでございます。次の3ページでございますけれども、3項 納期ごとの分割金額に100円未満の端数がある場合又は当該金額の全額が100円未満である場合、その端数金額又は当該額の全額は、すべて当該年度の最初の納期に係る分割金額に合算するものとするということでございますけれども、これにつきましては例えば7万5,300円の場合、7万5,300円を9月で割りまして、その端数を第1期分に乗せるということですので、2期以降9期までが8,300円、第1期にその端数を乗せまして、第1期分は8,900円とするというような形になるという内容でございます。 第5条でございますけれども、普通徴収に係る保険料は、納期前であっても納期の納付額に相当する保険料を納めることができるというような規定であります。 第6条 督促でございますが、第6条、第7条、第8条につきましては、箕輪町税外収入金に対する手数料及び延滞金徴収条例等に準じた形になっておりますので、また確認をいただきたいというふうに思います。 第9条では罰則を規定してございまして、それにつきましては行政罰でございまして、介護保険条例等にも規定してあるわけでございまして、それに準じた形の条文になっております。その中で、第9条の中で条文の中に法第137条第2項というのがございますが、市町村長は必要があるときは世帯主等に文書の提出、若しくは提示を命じ、又は当該職員に質問させることができるというような内容で、被保険者等に関する調査について規定したものでございます。 4ページでございますけれども、附則第1条 施行期日でございますが、この条例は平成20年4月1日から施行するというものでございます。 第2条につきましては、20年3月31日まで社保等の扶養者であった方が、4月1日から後期高齢者の対象になった方につきましては、減免措置が講じられるということになりましたので、それに係る条文でございます。この方につきましては9月分までは保険料はかからなくて、10月から3月までということで、その間、保険料は半年で1,700円徴収するという額になりますが、そのことを規定した内容でございます。 第3条につきましても、延滞金の割合の特例につきまして他の条文等に準じて規定したものでございます。 以上で細部説明を終わらせていただきます。
○議長(上嶋貞一) これから、議案第11号について質疑を行います。質疑ありませんか。 14番 春日議員。
◆14番(春日巌) ちょっと確認しておきたいんですが、2ページの第3条のところですね。箕輪町ではみのわ園があるんだけれども、みのわ園は全部住所を移しているよね。この場合の扱いはどういうふうになりますか。
○議長(上嶋貞一) 保健福祉課長。
◎保健福祉課長(白鳥一利) みのわ園に入所している皆さんは、いまおっしゃいますとおり箕輪町に住所を持っている方がほとんどでございまして、その方につきましては住所地特例で前住所地になります。例えば伊那市から来て箕輪にいる方は、前住所地の伊那市の方で賦課するということになると思います。
○議長(上嶋貞一) 他にありませんか。5番 唐沢議員。
◆5番(唐沢荘介) ちょっと関連をするんですけれども、保健福祉課長が町内の15区をずっと新保険制度についての説明会をやって一巡したわけですけれども、ある会場へ私も行ったわけですけれども、わかりやすかったという人が半分、難しくて駄目だったという方が半分、大変難しい制度の説明会だったから、課長が一周回ってみてその感想、それから町内に3,100人おいでのようですけれども、そのうちの何パーセントぐらいの方が説明会においでになったか、そこら辺の数字をちょっとお願いしたいと思います。
○議長(上嶋貞一) 保健福祉課長。
◎保健福祉課長(白鳥一利) 説明会につきましては、1月30日から実施をしてまいりました。延べ33回を実施いたしまして、1,413人の方においでいただきまして、その中には75歳以上の方、それから未満の方も含まれていらっしゃいますけれども、印象としては介護保険の創設する当時と同じような、大変関心が高いというふうな印象を持ちました。保険料の徴収につきましては概ね御理解をいただいているかなあというような感じでございますが、ただ「自分がお医者さんにかかるときにはどうなるんだね」というような御質問はいただいておりまして、たまたま1月下旬ないし2月に入って、これはここら辺が国の方でまだきちっと決まっておらない時期でもございまして、きちんとした御回答ができなかった会場もございまして、そこら辺で大変御迷惑をおかけしたと思っています。それらにつきましては、今後また2月にみのわ新聞等にも出させていただきましたし、いろいろな広報を通してこれからも伝達してまいりたいと思っていますので、また説明会の機会があればこちらからも4月以降も含めて出向いていく予定でおります。以上でございます。
○議長(上嶋貞一) 他にありませんか。14番 春日議員。
◆14番(春日巌) 言ってみれば町村での持つ業務はね、大変な業務を、対象者と直接関係しながらいろいろな免除を受けるとか、そういうことの相談は全部窓口は市町村なんだよね、これは。そうしておいて、実際に保険証の交付はね、これは町が関与できるのか。あれはどこで保険証の交付を扱って出されるのか、そこをちょっとお聞きします。
○議長(上嶋貞一) 保健福祉課長。
◎町長(平澤豊満) それでは、議案第24号につきまして提案理由の説明を申し上げます。 箕輪町が加入をしております長野県後期高齢者医療広域連合の議会の安定的な運営を図る等のため、規約の一部を変更するものであります。 1点目は、広域連合議員の任期の取り扱いにかかわる規定を変更するものであります。長野県後期高齢者医療広域連合の議会は、市町村長及び市町村議会議員から選出された16人の議員で構成されています。広域連合議員の任期につきましては現行の規約では2年とし、ただしその属する市町村の長または市町村議会の議員としての基職の任期を超えることができないと定めています。これによりますと、基職の任期が到来した場合には再選された場合であっても広域連合議員の身分を失うことになり、広域連合議員に欠員が生じてくる現状であります。今回、任期2年の間に市町村の長、または市町村議会の議員としての任期が到来しても、再選された場合には広域連合議員として任期が継続するように変更するものであります。なお、正副連合長の任期につきましても、広域連合議員の任期の取扱いと同様に変更するものであります。2点目は、関係市町村から広域連合への負担金の区分につきまして予算において用いている科目名称に合わせるため、用語を整備するものであります。これは後期高齢者医療制度が施行されることに伴い、平成20年度予算からは国が示した予算科目を使用することによるものであります。 以上、長野県後期高齢者医療広域連合規約の変更につきまして、地方自治法第291条11の規定により議会の議決をお願いするものでございます。 よろしく御審議・御決定くださいますようお願いいたします。以上です。
○議長(上嶋貞一) これから、議案第24号について質疑を行います。質疑ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(上嶋貞一) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。 議案第24号は、会議規則の規定により委員会付託を省略することに御異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり)
○議長(上嶋貞一) 御異議なしと認めます。したがって、議案第24号は委員会付託を省略いたします。 これから議案第24号について討論を行います。討論ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(上嶋貞一) 討論なしと認めます。 議案第24号を採決いたします。 お諮りいたします。 本案は、原案のとおり決することに御異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり)
○議長(上嶋貞一) 御異議なしと認めます。したがって、議案第24号は原案のとおり可決されました。 日程第29 議案第25号 平成20年度箕輪町一般会計予算 日程第30 議案第26号 平成20年度箕輪町国民健康保険特別会計予算 日程第31 議案第27号 平成20年度箕輪町
後期高齢者医療特別会計予算 日程第32 議案第28号 平成20年度箕輪町老人保健医療特別会計予算 日程第33 議案第29号 平成20年度箕輪町介護保険特別会計予算 日程第34 議案第30号 平成20年度箕輪町
農業集落排水処理施設特別会計予算 日程第35 議案第31号 平成20年度箕輪町公共下水道特別会計予算 日程第36 議案第32号 平成20年度箕輪町水道事業会計予算以上、8議案を一括して議題といたします。 事務局長に議案を朗読させます。事務局長。
◎事務局長(藤沢公明) 議案朗読。
○議長(上嶋貞一) 提出者の説明を求めます。町長。
◎町長(平澤豊満) それでは、議案第25号から議案第32号までの、平成20年度箕輪町一般会計予算及び各特別会計予算並びに水道事業会計予算につきまして、一括して提案理由の説明を申し上げます。 予算の概要につきましては、前段の平成20年度施政並びに予算編成方針で申し上げましたが、細部につきまして担当課長から説明いたさせますので、よろしく御審議・御決定くださいますようお願い申し上げます。以上です。
○議長(上嶋貞一) 細部説明を求めます。経営企画課長。
◎経営企画課長(小出嶋文雄) それでは、平成20年度箕輪町一般会計予算について、細部説明を申し上げます。 資料ですけれども、「平成20年度箕輪町予算書」という白い表紙のものと、それから緑色の表紙の「平成20年度箕輪町予算に関する説明書」、それともう1つ「平成20年度一般会計及び特別会計予算給与費明細書並びに主要事業の概要等調書」、この3つを使って御説明いたしますので、よろしくお願いいたします。 まず、最初に予算書の1ページをお開きいただきたいと思います。 議案第25号 平成20年度箕輪町一般会計予算、第1条につきましては、歳入歳出予算につきましては、先ほど町長が申し上げたとおりでございます。第2条でございますが、債務負担行為でございます。これは第2表の債務負担行為で説明を申し上げます。第3条の地方債でございますが、これも第3表の地方債で申し上げます。第4条の一時借入金でございますが、これはそこに書いてありますように、一時借入金の借入の最高額を定めるものでございまして、平成20年度につきましては10億円ということに定めるものでございます。それから第5条ですが、歳出予算の流用でございますが、そこにありますように「地方自治法第220条第2項ただし書きの規定により、歳出予算の各項の経費の金額を流用することができる場合は、次のとおり定める」ということで、そこにありますように各項に計上した給料、職員手当及び共済費、賃金に係る共済費は除きます。それに係る予算額に過不足を生じた場合における同一款内でのこれらの経費の各項の間の流用、これをこの予算に計上いたしまして、流用を認めるというものでございます。 それでは、おめくりをいただきまして、2ページの第1表の歳入歳出予算の歳入、それから6ページから始まります歳出につきましては、また別の資料で説明を申し上げますので、ここでは省かせていただきます。 次に、9ページ、第2表 債務負担行為でございます。これはこれから起こるものに対しての町の一般会計が債務を負担するということでございまして、事項、期間、限度額でございますが、1つは箕輪町土地開発公社に関する債務保証でございます。これは20年の4月1日から21年の3月31日まで1年間、箕輪町土地開発公社が事業資金として金融機関より借入れる金額に対しての債務保証をするものでございます。 それから、次の10ページでございますが、第3表の地方債でございます。詳しい内容につきましては歳入の方で申し上げますが、そこにありますように起債の目的、限度額、起債の方法、利率、償還の方法について定めたものでございます。 最初でございますが、都市再生整備事業債です。これはまちづくり交付金を使いまして地域交流広場を、いまの消防署の取り壊しも含めまして文化センターとの間につくるその事業ですが、それに対する起債でございまして、限度額を5,450万円といたします。起債の方法については証書借入または証券発行、利率については3.5%以内、ただし利率見直し方式で借入れる資金について、利率の見直しを行った後においては、当該見直しの利率とするということでございます。それから、償還の方法ですが、政府資金についてはその融通条件により、銀行その他の場合には、その債権者と協定するものによる。ただし、町財政の都合により据置期間及び償還期限を短縮し、若しくは繰上償還又は借り換えることができるということでございます。 次に、農業農村等整備事業債ですが、これは農免農道の竜東地区の補助の負担金に対する起債でございまして、300万円でございます。以下は同じでございます。 次に3番目ですが、町単独治山事業債、これは長田の地区のながた自然公園の中を流れております水路について災害防止ということでの事業を行うということで、水路の、今年度については測量調査等の事業費ですが、それに対する起債1,200万円でございます。 それから、次が都市再生道路整備事業債ですが、これもまちづくり交付金にかかわる事業でございまして、道路整備を行うものでございます。これが限度額が8,250万円でございます。 次に消防・防災施設整備事業債ですが、これは防火水槽の建設、それと小型動力ポンプ付積載車の購入、その事業費に対する起債でございます。2,150万円でございます。 それから、次が北小学校建設事業債、これは北小学校の耐震診断を行うわけですが、あそこは一部校舎を壊して調査をする必要がありまして、そこにアスベストがあるということで、そのアスベストの除去工事をまずしなければいけないということで、それに対しての起債が対象になりまして、これが780万円の限度額でございます。 それから、公的資金補償金免除繰上償還借換債ですが、これも先ほどから説明しておりますが、比較的利率の高い起債をいま借りている、公的資金でございますが、借りている部分について、通常だと繰上償還する場合には補償金がいるわけですが、平成19年度から平成21年度までの3年間について、財政の健全化を目的として繰上償還する場合につきましては、この補償金の免除をして繰上償還を認めるという制度がありまして、それによって繰上償還をするものですが、繰上償還するだけの財源がありませんので、低利に借り換えるということで、その借換債でございます。2億2,370万円でございます。 それから、臨時財政対策債2億1,970万円でございますが、これは国の地方への財政対策ということで、本来なら一般財源として交付税等で措置するわけですけれども、国の予算との関係で地方というか、市町村が起債として借入れて、それを後の償還費をここで措置するという方法をとっております。それの臨時財政対策債2億1,970万円でございます。これが第3表の地方債でございます。 それでは、次に歳入と歳出についての説明をさせていただきますけれども、それ前に「平成20年度一般会計及び特別会計予算給与費明細書並びに主要事業の概要等調書」というのを御覧をいただきたいと思います。それの1ページを御覧をいただきたいと思いますが、ここには平成20年度会計別歳入歳出予算一覧表というのが載っております。これは先ほど町長の方で全部予算について説明を申し上げましたけれども、詳しくはここでは申し上げませんが、御覧をいただきたいと思います。普通会計、これは一般会計、それから国民健康保険の事業勘定と施設勘定、後期高齢者医療特別会計、老人保健医療特別会計、介護保険の特別会計、農業集落排水処理施設特別会計、公共下水道特別会計、それから水道事業会計の収益的収入と支出、資本的収入と支出でございます。それの合計額がそこにありまして、20年度ですが、水道事業の資本的収入支出は除きます。その合計が144億5,113万3,000円となりまして、トータルでは前年に対して11.3%の減ということになっております。御覧をいただきたいと思います。 次に、2枚ほどめくっていただきまして、3ページでございますが、そこに平成20年度一般会計歳入歳出予算款別一覧表がありますので、これは前年度の比較がここにあります。これは御覧をいただきたいと思います。 次に、4ページ、平成20年度一般会計当初予算款別内訳(歳入)というのがあります。これはいまの前での歳入と中身は同じですけれども、分析を少し加えたものでございまして、左側のところに本年度の予算額があります。その内訳としてこの歳入の予算のうちの臨時的なものと経常的なものに分けてあります。それで、臨時的なものの内訳で特定財源と一般財源ということで区分してあります。それから、経常的なものについても特定財源と一般財源に分けてあります。それで、一番右の方に比較がありまして、まず本年度予算と、Dということで前年度の当初予算の比較、A-DというののFは、平成20年度の予算額と19年度の当初予算額の比較でございます。それからC-Eというのがありますけれども、これは経常的な一般財源、平成20年度の歳入の経常的な一般財源はCという欄になるわけですけれども、それと去年の同じ経常的一般財源の比較でございます。その右側は、それぞれの伸び率をそこに示してあります。御覧をいただきますように、一番下に歳入合計というのがありますけれども、総額では2,100万円の増、それから、経常的一般財源ですと2,933万1,000円の増ということになっておりまして、総額で0.3%、それから経常的な一般財源で0.5%の増になっているということでございます。また後で御覧いただきたいと思います。 次に、平成20年度一般会計当初予算性質別内訳(歳出)というのがありますが、これは歳出予算を、先ほどのは目的別に並んでいたわけですけれども、人件費から予備費まで性質別に分けたものでございます。人件費というのは特別職の報酬、それから一般職の職員の給料、職員手当、共済費でございます。物件費は賃金、それから需用費と物件費がこの中に含まれます。あと維持補修費、それから扶助費、それから補助費、公債費、公債費は償還のための公債費でございます。7.繰出金、これは他会計への繰出金でございます。それから、8の積立金は基金等への積立金でございます。9の投資及び出資金は、他の組織等への出資金でございます。10が貸付金、それから11が普通建設事業、これは建設事業、簡単にいうと工事請負費のようなものですが、それに関連した経費も含めたいわゆる建設事業、特に土木費、農林水産業費、また建物等の建設費がこの中に含まれます。次が12の災害復旧事業費、これは災害復旧費でございます。13.予備費と、こういう区分で分類したものでございます。それで、先ほどの歳入と同じようにその中を臨時的なものと経常的なものに分けまして、さらにその臨時的なもの、経常的なものの中を特定財源を充当したものと、一般財源を充当した額にそれぞれに分けてあります。それで、その右側の方に前年度当初予算額というのがありますが、それについてもそういうもので、臨時的なものはそこにありませんけれども、経常的な一般財源があります。それから、真ん中のところに当初予算額構成比というのがあります。これはあくまでもAの欄の額の構成比でございます。それで、その右側ですが、経常収支比率というのがありますけれども、これは歳出でいきますとCの欄、経常的なものの一般財源、Cの欄をそれぞれ歳入の経常的な一般財源の総額で割ったものでございます。いわゆるそれぞれの性質別の経費の一般財源に対してどれだけ経常的な収入が当たっているかというものでございます。この合計が歳出合計のところに89.7というのがありますけれども、これがいわゆる経常収支比率でございます。すごく高くなっておりますが、今まで決算でこれは収支比率の比較とか、いろいろの財政指標での診断等をいたすわけですけれども、これと10%くらい違っておりますが、これは決算のベースでいきますと、歳出予算の執行しなかった部分とか歳入で多く入ってきた部分等がありまして、毎年御覧になっていただければわかると思いますが、決算と当初予算では10%くらいの開きがありますので、御了承をいただきたいと思います。それにいたしましても、右側の方のところにあります前年度当初予算の経常収支比率85.2%と比べますと、そこに4.5ポイントくらいの増になっているということでございまして、経常収支比率が上がってきているということでございます。この一番の原因でございますけれども、下げている原因は人件費の減、それから公債費の減でございます。これは増えている要因ですけれども、物件費、御覧をいただきますとおり14.0%、去年が10.6%というふうになって、これが増えております。これは主には賃金の増、それから燃料費等の増によるものでございます。賃金につきましては臨時職員の待遇改善等をした関係で少し上がっております。それから、次に補助費ですけれども、前年は17.8から21.4%に上がっているわけですけれども、これは新しい一部事務組合等への負担金が、後期高齢者等の負担金が増えてきたこと等によるものでございます。それから、その上の扶助費というのもありますけれども、これも3.8から4%ということで増えてきております。これは福祉の医療費の関係の経費、これが徐々に上がってきておりますので、これが増えてきております。主な増の内容はそんなところでございますので、また御覧をいただきたいと思います。 これが全体のものですが、それでは、歳入について申し上げます。歳入につきましては、この緑色の予算に関する説明書を順を追って御説明いたしますので、よろしくお願いいたします。 まず、3ページですけれども、第1款 町税でございます。1項の町民税が17億7,108万5,000円で、621万4,000円増加になっております。これはそこにありますように、個人の町民税につきましては、先ほど町長が説明の中で申し上げましたけれども、所得税が引き切れなかった分の住宅等の控除の関係での控除を見込んで減額となっております。それから、法人につきましては1,454万6,000円ということで、増を見込んでおります。固定資産税につきましては、設備投資、それから大きな工場等が建てられた、それから住宅等の増も見込みまして8,632万3,000円の増加を見込んでおります。それから、3項の軽自動車税は、6,132万7,000円で、ほぼ前年と同じでございます。次の4ページでございますが、4項の町たばこ税は1億4,942万7,000円の微減でございます。次に10項の入湯税ですが、3,574万5,000円で、ほぼ同額と見込んでおります。 次の5ページですが、2款の地方譲与税、これは自動車重量譲与税と地方道路譲与税に分かれておりますが、自動車重量譲与税につきましては前年度同額の1億900万円と見込んでおります。地方道路譲与税については3,600万円で、これも前年と同じでございます。これはいわゆる道路特定財源からの譲与税でございます。 次に6ページですが、3款の利子割交付金ですが、1,000万円、これも前年と同額と見ております。これは県民税の利子割額に対しての市町村への交付金でございます。 それから7ページですが、配当割交付金、これが200万円で、前年と同額です。これについても県民税の配当割を県民税の額で案分して交付されるものでございます。 次に8ページですが、株式等譲渡所得割交付金、これも同じでございますが、1万2,000円と小額ですが、前年と同額で計上してあります。 次のページですが、第6款の地方消費税交付金、これは県で取ります地方消費税の一部を交付してくるものでございまして、2億6,000万円と、ほぼ前年と同額を見込んでおります。 次に10ページですが、8款の自動車取得税交付金です。これも県税の自動車取得税を基にして市町村に交付するものでございまして、6,000万円で増額を見込んでおります。 次に11ページですが、11款 地方特例交付金でございます。そのうちが地方特例交付金と特別交付金に分かれておりますが、地方特例交付金につきましては910万円の増ということで、これも先ほど言いましたけれども、所得税から控除でききれなかった分の住宅等の控除があるわけですが、それが今年住民税の方で引かれるということで、それの減収補てんということで910万円の増額を見込んでおります。特別交付金については逆に減額を見込んでおります。 それから、12款の地方交付税でございますが、普通交付税でございまして、13億3,000万円でございます。これは先ほど町長が詳しく説明をしたとおりでございますので、省かせていただきます。 それから13ページですけれども、13款の交通安全対策特別交付金ですが、400万円、これも前年と同額でございます。これは交通事故の反則金を基にして交付されるものでございます。 14ページでございますが、分担金及び負担金、まず1項の分担金ですが、1,401万5,000円で、571万5,000円の増額になっております。これにつきましては、そこにあるように道路の関係の事業費が増えておりまして、それの増で見込んでいるものでございます。次に2項の負担金でございますが、2億4,413万2,000円で、101万8,000円の増額を見込んでおります。これは、事業費等によるものの増でございます。 次に、16ページを御覧をいただきたいと思います。使用料及び手数料ございますが、これは条例に基づきます使用料、手数料でございますして、総務手数料からずっと教育使用料までの使用料でございます。これで去年より89万3,000円ほど増えておりますが、土木使用料ということで住宅使用料等が増えております。それから、次に17ページの手数料でございます。1,553万3,000円で、前年より88万4,000円の減となっておりますが、これも条例に基づきます手数料の減で、先ほど住民基本台帳カードの発行手数料を無料にするという条例がありましたけれども、それ等で減額になっているものでございます。 次に19ページですが、第16款 国庫支出金です。1項の国庫負担金でございますが、1億7,744万円で、2,343万1,000円の増額になっております。この主なものでございますが、民生費国庫負担金のあります児童手当の負担金が1億473万円、それから自立支援事業費の負担金が6,702万円、これがほとんどを占めているものでございます。次に、20ページでございますが、2項の国庫補助金でございます。本年度が3億1,137万1,000円で、1億1,226万5,000円の増となっております。それで内訳ですけれども、総務費の国庫補助金は1億1,000万円ほどの減額になっております。これはまちづくり交付金でございまして、消防署と地域交流センターの建設が今年ありませんので、それと今年交流広場に対する補助金との差額が1億1,000万円ほどありますので、その減額でございます。それから、民生費の国庫補助金が1億6,864万9,000円増額になっております。これは1節の社会福祉費補助金が1億6,556万5,000円とありますが、その中の地域介護・福祉空間整備等交付金1億5,000万円、それとその下にあります22の地域介護・福祉空間等推進交付金1,500万円、これの増によるものでございます。それから4目の衛生費の国庫補助金でありますが、1,538万1,000円増えておりますけれども、これは衛生費国庫補助金の一番上にあります老人保健特別対策事業補助金ということで、これはウェルネス事業がほぼ100%の補助金でございますが、それに対する補助金が増えているものでございます。それから、次の21ページの中で、農林水産業費国庫補助金が前年度ゼロですが、今年667万円あります。これはそこに農山漁村活性化プロジェクト支援交付金とありますけれども、有害鳥獣の駆除対策事業の補助金307万円と、農業振興調査費と書いてありますが、これはグリーンツーリズム関連の事業の補助金でございます。これがそっくり増えたものでございます。それから、次の土木費補助金ですが、3,230万円増えておりますが、これもまちづくり交付金事業の道路の整備事業について増額したものでございます。次に真ん中辺のところにあります3項の委託金、国庫委託金ですが、1,093万1,000円でほぼ前年と同額でございます。 次に、22ページを飛びまして23ページですが、県支出金、1項の県負担金ですが、1億3,436万4,000円で、2,051万4,000円の増でございます。これも国庫と同じですけれども、児童手当の負担金が5,862万2,000円、自立支援事業費の負担金が3,350万9,000円ということで、これがほとんどを占めているわけでございます。それで、その次の24ページの一番上にありますけれども、そこで後期高齢者の保険基盤安定負担金、これがそっくり増えているわけでございまして、新しい特別会計ができたことによってのこれの負担金が増えております。それから、次の2項の県補助金でございますが、1億8,714万9,000円で、1億717万8,000円の増額になっております。これはそこのところをずっといっていただきまして、26ページのところを御覧をいただきたいと思いますが、これも最初に町長の説明の中で申し上げましたが、農林水産業費県補助金が1億197万6,000円増えているわけでございまして、それが園芸特産事業ということで、選果機の事業費の補助金、これはトンネル補助でございますが、1億125万円、これがそっくり増えたものでございます。それから、次に7目の商工費県補助金でございますが、ここに200万円、元気づくり事業補助金ということで、これはイルミネーションの事業についての元気づくり事業の支援金を設定したものでございます。それから、次の27ページにいきまして、3項でございますが、委託金6,600万4,000円でございますが、1,735万6,000円の減額になっておりまして、これは選挙費等の委託金、統計の関係の委託金等が減額になっているものでございます。 それから、次の29ページを御覧いただきたいと思いますが、財産収入ですが、1項 財産運用収入ですが、1,723万3,000円で、ほぼ前年と同じでございますが、財産貸付収入で365万3,000円ほど減っておりますが、これは旧交番の跡地等の貸付料等、バイパス沿いの土地の貸付料等の減額によるものでございます。次の利子及び配当金については、そこにあります基金等の利子の運用益でございます。それから、次の2項の財産売払収入でございますが、2,106万2,000円で、前年度に比べまして1億5,871万3,000円ほど減額になっております。これにつきましては、南原工業団地の拡張用地の売却収入が去年1億7,977万5,000円ありましたので、これがそっくりありませんので、その減った分でございます。 それから、30ページの寄附金ですが、1項の寄附金、これは175万1,000円で、中学生の海外研修の基金が2つありますけれども、それに対する寄附金でございます。 それから、31ページですが、第20款 繰入金でございます。1項の特別会計繰入金でございますが、これは国民健康保険特別会計からの繰入金でございまして、今度はそれぞれの保険者が責任を持って検診を行わなければいけないということですが、町の健診に国保の健診も一緒にやる部分がありまして、それの負担分の繰入金でございます。それから、2項の基金繰入金ですが、一番上が財政調整基金の繰入金2億円でございます。去年1億円でしたが、今年はさらに1億円基金からの繰入金を財源として見込んだということでございます。3項の財産区の繰入金ですが、2,207万4,000円でございます。財産区からの繰入金でございます。 次に、32ページ、繰越金ですが、これは前年と同じ3億円を見込んでおります。 次に、33ページですが、22款の諸収入でございますが、延滞金加算金及び過料ですが、150万円いうことで、町税の延滞金等を見込んでおります。2項が預金利子でございます。3項が貸付金元利収入で、3億1,506万7,000円ということで見込んでおりまして、去年より1億3,926万6,000円減額になっておりますが、それはそこのところで下から2つありますけれども、道路改良用地の先行取得の資金の貸付金の元利収入と、工場用地先行取得資金貸付金元利収入、この2つが今年はありませんので、土地開発公社に貸したわけですが、これがありませんので、その減額分でございます。それから、一番下の5項の雑入ですが、1億1,029万6,000円で、去年より3,691万6,000円ほど減額になっております。これは、それからずっと細かいものが続いておりますけれども、この減額ですが、建物の災害の共済の保険金、これは竹の腰のふれあい館に対する保険金が1,200万円ほどありますが、それが減ったもの、それから消防団の詰所の用地の地元負担分の1,000万円、これが減額になったものが主なものでございます。 それから次に、39ページを御覧をいただきたいと思います。町債です。これは先ほど地方債ということで御説明を申し上げましたその内容でございますが、総額で6億2,470万円でございます。2,540万円の減、総務債につきましては、先ほど都市再生整備債で、これは地域交流広場の建設に伴うものでございます。それから2億2,370万円は、繰上償還をしてそれを借り換える起債でございます。それから、農林水産業債の1,500万円でございますが、農業費は農道整備の300万円、それから林業債が町単独の長田の水路の測量設計等の経費に対する起債でございます。土木債につきましては、まちづくり交付金事業の都市再生道路整備事業債でございますが、8,250万円でございます。それから、消防債につきましては、防火水槽、それから小型動力ポンプ付積載車に係る事業費の起債でございます。それから教育債につきましては780万円ですが、北小学校の耐震診断をするときのアスベストの除去工事に伴う、それに対する起債780万円でございます。最後は臨時財政対策債で2億1,970万円でございます。歳入については以上でございます。 続きまして、歳出でございますが、歳出につきましては「平成20年度一般会計及び特別会計予算給与費明細書並びに主要事業の概要等調書」で御説明申し上げますので、御覧をいただきたいと思います。 13ページからでございます。この内容につきましては先ほど町長の方から金額等はあまり申し上げられませんでしたけれども、内容等についてはある程度詳しく説明をさせていただきましたので、今回は項目と主に金額等について主なものを説明させていただきます。 まず、13ページ、議会費については通常の部分ですが、議会だよりの発行が40万6,000円の計上等でございます。それから、第2款でございますが、0201で、上から3つ目ですが、地域総合活性化事業交付金4,650万円、区事務支援事業交付金300万円、この活性化事業につきましては、内容等をいま検討をしておりまして、緊急対応等にも対応できるような制度にしていきたいということで計上をしてあるものでございます。それから、一番下の0202の庁舎管理費ですが、庁舎1階の西側のカウンター、建設水道課のところと町民ホールがあるところですが、そこを使いやすくする改良760万円でございます。それから、次の14ページを御覧いただきたいと思いますが、一番上でありますが、中型バス等の運転代行業務委託料、これを民間に運転代行ということで委託をするものでございます。377万9,000円でございます。1つ飛びまして0205 職員の交流研修費及び職員自主研修費ということで1,002万円でございます。これも国、それから豊島区、県等への交流職員の研修費、これは自主研修費、それと今年は総務費のところに研修に係る経費については総括して計上いたしまして、計画的な研修を行うということにしております。それから、その下の0209の集会施設建設事業費につきましては267万9,000円でございます。これは公民館、集会施設等の改修に対する補助金でございます。1つ飛びまして0212 交流推進費ですが、これも継続ですが、外国人生活相談員の賃金の充実ということで、常時というか、開庁時間中は役場の中にいて対応できるという体制にするものでございます。272万円でございます。2つ飛びまして0220の広報誌等作成業務委託料、これは昨年に引き続きまして広報の発行、ホームページ、それから文字放送等、町からの情報発信について一括民間業者に委託するものでございます。793万8,000円でございます。それから、その下の0221 情報化推進費ですが、情報通信ネットワークシステム運用支援・保守業務委託料2,494万4,000円ですが、これにつきましても20年度から民間の専門業者に委託をするということで、アウトソーシングをするものでございます。それからその下の2つですが、これはセキュリティを高めるということで、新規でございますが、セキュリティの外部監査の委託料、それから庁内LANの情報流出監視システムの構築の委託料ということで、セキュリティを高めるための事業費でございます。次のページへいきまして、0235 企画費でございますが、上に第3次国土利用計画策定業務委託ということで300万円、これは都市計画のマスタープラン等と一緒にやりながら、まちづくりの中で土地利用をどう考えていくかという部分での土地利用計画の見直しの委託料でございます。それから、次がまちづくり住民提案事業補助金、これは前年からの引き続きでございますが、200万円計上いたしました。それから、次の0237 都市再生整備事業でございますが、これはいまの消防署を解体をして、文化センターとの間に地域交流広場をつくる経費1億1,795万円でございます。次が2つ飛びまして0242ですが、交通安全施設費で、防災街灯・交通安全施設設置の工事497万4,000円でございます。それから、ずっと飛びまして16ページを御覧をいただきたいと思いますが、第3款でありますが、その真ん中辺のところにあります0304 地域福祉ネットワーク事業委託料でございます。これは社協への補助金でございますけれども、前年より増額をいたしまして災害時の支え合いマップ作成等を委託する事業でございます。それから、町の社会福祉協議会への補助金の中で、ボランティア等の事業費が増えております。それから、また1つ飛びまして0310 町単独医療費給付事業でございますが、これは町が平成19年度に引き続きまして県等の事業に上乗せをしてこの医療給付費を出しているものでございます。小学校6年生までを対象に乳幼児医療給付費について行うことになっております。それから、次の17ページの真ん中辺のところにあります0352 地域自立支援協議会運営事業費というのがありますが、これは新規で障がい福祉の総合パンフレットの印刷、小さい額ですが、計上してあります。それから、その下の0353 介護給付費では、新たに障がい者の施設入所支援費、行動援護事業費等を新たにそこに計上してあります。それから、次の18ページでございますが、一番上のところにありますが、0357 地域生活支援事業費で、移動支援事業費等を充実して増額をしてあります。それから、次のページへいきまして、19ページですが、上から3番目、0376 地域介護・福祉空間等整備事業でございます。これはそこにありますように、高齢者の介護予防事業と地域活動等を支援する施設の整備事業ということで、建設工事費9,000万円、それから交流センター建設交付金ということで6,700万円を計上してあります。それから、2つ飛びまして0345 子育て支援センター事業費でございますが、新たに子育て支援センターを開設をいたす事業費でございます。その右側の説明のところに書いてありますように、いきいきセンターを使いまして常時2人の体制で行っていくというものでございます。総額で777万4,000円でございます。次の0350 次世代育成支援事業費でございますが、これは次世代育成支援事業費ということで全戸訪問、それから食育推進事業をここに計上してあります。81万9,000円でございます。それから、不妊治療費の助成事業を去年に引き続きまして計上をさせていただいてあります。それから、その次の0342 保育園運営費でございますが、これは保育園の運営に係る費用7億6,384万9,000円、そこにありますけれども、この内容といたしましては、延長保育の拡充、長田・長岡保育園を対象に行います。それと臨時保育士の待遇改善、賃金の改善を行っております。それから、新たに読育推進事業ということで、図書の購入費を計上いたしまして、一味ちがう箕輪の子ども育成事業の一環として読育事業を進めることとしております。それから、20ページでございますが、同じく保育園運営費の中で、運動あそびの事業、これを引き続き継続していくことでございます。それから、保育園の英語あそびですが、主な事業費は教育費に載せてありますけれども、ここに保育園に常時1人を置くことになっておりまして、英語あそびの充実、国際感覚豊かな子どもを育てるための事業として載せてあります。それから、次の0343でございますが、上古田の保育園の遊戯室の改修ということで、遊戯室が傾いている部分を直す経費1,110万3,000円を計上してあります。それから、0365 母子通園訓練施設費ですが、これは継続と言えば継続ですが、場所が新たになったということで716万7,000円を計上してあります。それから、21ページですが、上から3つ目、0401一般保健費のところにありますけれども、食育推進事業ということで、食育推進計画の策定、それから食育を考えるシンポジウムの開催等に47万4,000円を計上してあります。それから、全自動血圧計の設置を大きな公民館、それから町の公民館等に設置するということで、170万円を計上してあります。それから、下から2つ目、0241 検診事業費ということで、循環器検診、がん検診等を引き続いて充実してまいります。これにつきましては医療制度の改革がありまして、対象者がそちらの方に抜けていってしまう、特定検診の方にいってしまう部分がありますけれども、それ以外のところで充実する予定でございます。それから0422ですが、健康増進事業費ということで、みのわ元気サイクル事業等をここで行うことにいたしております。それから、22ページですけれども、上から2つ目、後期高齢者医療事業費ですが、そこに1つは広域連合への負担金は今までも準備等の段階でありますので、そこにありましたけれども、あと医療給付、それから基盤安定、それから特別会計の総務費の繰出金等はそっくり新規のものでございます。それから、0425 ウェルネス事業費でございますが、これは各種健診や運動等のデータを統一を図りまして、これからの生活習慣病の予防や介護予防のための保健指導等に活用をし、またそのデータを使っての運動等のプログラムを作成していくというようなことを行っていくことのデータベースの作成の委託料でございます。1,115万6,000円でございます。これは全額国庫補助を受けての事業でございます。それから真ん中辺のところにあります0435 新エネルギー導入促進事業費、廃食用油のリサイクル推進事業につきましては、去年から引き続き行っていくことにしております。それから次の23ページでございますが、6款の農林水産業費でございます。0610 農業振興費のところに新規でございますが、新規就農者支援補助金175万7,000円、農業インターン制度による新規就農者の農地借り上げや家賃補助を行うということでございます。それから、継続でございますが、地産地消のための食材調達調整配達事業の交付金が60万円計上してあります。それから、0611の関係で赤そば景観形成活動補助金200万円、それから荒廃農地の再活用事業の補助金50万4,000円、遊休農地を再生して、特産作物の育成を図るという事業に補助金を計上してあります。それから、下から2つ目0619 農作物有害鳥獣駆除対策事業費ですけれども、これは新たな事業でございまして、野生鳥獣の農作物食害防止の防護柵の設置事業の補助金、東箕輪地区でございます。それから一番下でございますが、0620 農業振興調査費でございますが、その23ページの一番下から次のページにかけましてグリーンツーリズムの関係経費でございます。23ページが拠点施設の基本計画策定業務が300万円、その次のページへいきまして健康の里グリーンツーリズム体験活動支援業務の委託、ソフト事業として200万円、セラピーロードの設計と整備で520万円、体験農園の開設準備委託で120万円、都市農村交流活動支援業務委託事業で170万円等がグリーンツーリズム関係の事業費でございます。次が0625 園芸特産事業でございますが、これも歳入のところで申し上げましたりんご選果機の導入が1億125万円、新たにあんず観光農園推進事業補助金を26万1,000円計上してあります。それから0630 畜産業費ですが、債務負担行為ということですが、家畜の環境整備事業補助金ということで、堆肥舎の建設に対する建設費の補助金を今年も計上をしてあります。次のページへいきまして25ページですが、下から3番目、0688のところの町単独治山事業費ですが、長田地区の水路の整備事業調査測量設計業務委託ということで1,200万円を計上してあります。それから、0690で松くい虫の被害木の伐倒駆除業務委託料100万円を計上してあります。次が7款でございますが、商工費ですが、一番最初の0701ですが、新規の事業として企業立地の意向調査の業務委託105万円、それから企業誘致フェアの出展負担金として41万3,000円ということで、企業誘致を積極的に進める事業費を載せてあります。次の26ページのちょうど真ん中辺でございますが、工場等設置事業補助金3,500万円、今までと継続で載せてあります。それからその下の方、3つほど飛んだところにありますが、TMO補助金がありますが、通町の中心市街地活性化研究補助ということで100万円、合わせて400万円でございます。これはイルミネーション等の事業についての補助金でございます。それから中心市街地再開発業務委託ということで207万9,000円、中心市街地の活性化についての方策を検討する調査委託費でございます。それから27ページですが、8款 土木費ですけれども、土木費の0810 道路維持費の中の一番下にありますが、道路・側溝等の補修用原材料280万4,000円、協働のまちづくりということで原材料を支給して地元の皆さんに施工してもらうという部分でございます。一番下ですが、0811 道路舗装補修工事費を区の要望等に基づくものでございますが、4,110万7,000円を計上してあります。それから28ページですが、一番上0820の町単独道路整備事業費、道路改良整備事業費につきましても地域等の要望を入れまして1億149万2,000円を計上してあります。2つほど飛びまして、都市再生道路整備事業費、道路改良事業ですが、1億6,997万6,000円、これはまちづくり交付金を使いまして都市再生整備計画での東河原地区900号線等の整備事業費でございます。それから、次の1つ飛びまして0845 下水道特別会計繰出事業費でございますが、公共下水道事業特会に対して3億322万4,000円、これは建設事業関係、また維持管理費の関係等も含めましての額でございます。特に今年は収入の確保ということを重点的に行うということでお願いをしてありまして、そういう部分も含めた額で去年よりあまり増えておりませんが、相当に努力が必要な部分が出てくるかと思います。それから次のページへいきまして29ページですが、9款 消防費です。消防費の真ん中辺0921 消防施設建設事業費でございますが、消火栓の新設・移転・取替工事費573万1,000円、これは工事費と書いてありますけれども、負担金でございます。上水道会計への負担金でございます。それから、次が耐震性貯水槽の設置工事4基を予定しております、2,800万円。それから、小型動力付積載車1台の更新649万9,000円を計上してあります。それから一番下ですが、0933 自主防災組織の立上げ委託料としてそこに100万円を計上してあります。19年度末で7区で立ち上げたものをさらに拡大を図っていくものでございます。次に30ページですが、10款の教育費です。まず、1002の事務局費ですが、英語授業の充実ということで、語学指導の外国人講師の委託料2,041万1,000円を計上してあります。これは保育園に配置する1人を含めた小学校2人、中学1人の合計でございます。それから、ものづくり教育プログラム委託料も継続して載せてあります。それから、中学校の海外研修の補助金150万円、これは米山基金、やまと基金からの繰り入れを予定しております。それから、新たにですが、今年だけということになるかと思いますが、中学校の50周年記念の実行委員会への補助金、西小学校の50周年記念の実行委員会への補助金をそれぞれ計上いたしました。それから、その1つ飛んでですけれども、小学校管理費ということで、学校施設・設備補修工事費を1,200万円ほど計上してあります。それから、次が読育という部分で1010 児童図書の購入費342万円は、今までより少し増額して図書購入をできるようにしてあります。それから1015 小学校給食費ですが、食器の購入費が340万2,000円、今年で終わります。それから、その下に中部小学校の給食調理の業務委託、これは新規でございますが、来年の4月から民間委託をするということで、1,417万5,000円を計上してあります。それから、次が北小学校建設費ですが、これは耐震診断を行うということで、耐震診断の委託料、それに伴いましてアスベストの除去をしなければいけないということで、その工事費1,050万円を合わせて計上してあります。それから、1047の中学校教育振興費ですが、そこに生徒の図書の購入費を増額して計上してあります。次の31ページの真ん中辺ですけれども、1068 地域交流センター管理費ということで、新たにできた地域交流センターの維持管理費が500万円ほど新たに出てきております。それから1072、1075と続いておりますが、博物館と図書館にそれぞれ、全部ではありませんけれども、エアコンの設置をいたしまして閲覧、それから館を訪れる人たちの暑さをしのんでいただくことにしております。それから、次の1079ですが、子供読書推進事業費ということで、これは読育を進める一環として図書館でもそこにあります100万円余の額を図書購入費として専門に購入し、また小学校・保育園・中学と連携して読育を進めるということにしております。それから1083、1085については、事業に伴う遺跡の発掘の経費でございます。それから一番下から2つ目ですが、町民体育館の東面の庇の防水工事、沢グランドの照明の改修工事を計上してあります。最後になりますけれども12款、これは償還の元金ということで繰上償還をする経費を2億2,376万9,000円計上してあります。 歳出については以上でございますが、ちょっと返っていただきまして、その同じ資料の10ページを御覧をいただきたいと思います。そこに債務負担行為の内容が書いてあります。これはまた御覧をいただきたいと思いますけれども、これは債務負担行為ということで後年度にわたって支出をいわゆる義務付けてあるものを予算に計上して承認を得たものでございますが、それがそこにあります一覧でございます。これは平成21年度以降にわたるもののみでございますが、それで平成19年度末までの支出額と支出見込額、それで20年度以降の支出予定額を記したものでございます。合計で19年度末までの支出見込額が28億2,432万1,000円、それで20年度以降の支出見込額が17億1,729万5,000円あるということで、これは公債費に準じたものということが言えるかと思います。 それから、次の12ページですが、これは地方債の現在高の状況でございます。「地方債の平成18年度末における現在高並びに平成19年度末及び平成20年度末における現在高の見込みに関する調書」でございます。これは目的別にそこに書いてあります。内容については申し上げませんけれども、一番下の計のところを御覧いただきますと、19年度末の現在高の見込額ですが、87億9,409万5,000円ということで、補正予算も含めた額の借入額と現在高を示したものでございます。それから、次が20年度中の増減見込額ということで、当初予算に載っております起債の借入額をそこに載せたものでございまして、6億3,300万円でございます。ちょっと真ん中辺のところに災害復旧830万円というのがありますけれども、この6億3,300万円はこの当初予算額と合わないと思いますが、830万円は繰越明許をしている起債でございます。830万円でございます。それから、そのあとが今年の償還の見込み9億9,960万9,000円、20年度末の現在高の見込が84億2,748万6,000円となるということでございます。 それでは、次にこの給与費明細書について説明をさせていただきます。6ページをお開きいただきたいと思います。給与費明細書です。まず1番が特別職でございますが、そこに一番左側に区分があります。長等、議員、その他の特別職ということでありますけれども、長等というのは町長、副町長の3人でございます。議員というのは、議員さん15人でございます。その他特別職は、執行機関の特別職の方35人をここに計上してあります。そういう具合に御覧をいただきたいと思います。それで、数につきましてはそこにありますように増減はありません。給与費ですが、報酬で41万2,000円の減額となっております。これは議員さんの分で去年改選されましたけれども、その関係での分がありまして41万2,000円の減額になっております。それから、給料でございますが、49万8,000円の増額になっております。これは町長の三役の部分でございますが、町長の減額幅が少し減りましたので、その分の増額ということでございます。期末手当についてもそれに見合うものでございます。その他の手当てについては増減はございません。共済費につきましては三役、それと議員さんの分の減額によるものでございます。 次に7ページですが、一般職の職員でございますが、まず総括というところで、職員数ですけれども、本年度は215人、前年度が222人で7人の減でございます。この内容につきましては、退職が7人、それから採用を2人、それから特会へ国保に1人、それから公益法人 土地開発公社へ1人ということで差引き7人の減になっております。次に給与費の関係ですけれども、給料、職員手当、そこにありますように、先ほど言いました退職で給料の高い人がやめていくということがありまして減額になっておりまして、給料が2,503万7,000円、職員手当が1,743万1,000円ということで、合わせて4,246万8,000円の減額です。共済費も742万6,000円の減額となっております。職員手当の内訳は御覧をいただいたとおりでございます。それで、その下に給料の増減額の内訳がありますけれども、先ほど言いましたように給与改定に伴う増減分ということで、これは今年の分でございますが、それが85万3,000円、昇給に伴う増加分が1,197万3,000円、それから異動に伴うものが減額の799万5,000円、退職が2,986万8,000円、差し引きで2,503万7,000円の減額となっているものでございます。職員手当につきましては、これも給与改定に伴うものが582万1,000円、昇給に伴うものが694万2,000円、異動に伴うものが249万7,000円の減、それから退職に伴うものが1,961万5,000円の減、あと20年度は選挙がないということで、選挙に係る特殊勤務手当が減額となっております。これが人員、それから金額等に関するものでございます。前年との比較でございます。 次に、8ページを御覧をいただきたいと思います。給料及び職員手当の状況ということで、1月1日現在をとらえた、その時点をとらえた部分の20年1月1日と19年1月1日との比較でございます。そこにありますように、一般行政職では平均給料が33万573円、それから平均給与月額、これは手当等も含めた額ですが、34万7,708円、平均年齢が44歳7カ月ということになります。19年1月1日現在はその下に書いてあるとおりでございます。次に、初任給の状況ですけれども、そこにありますように高卒が14万100円、短大卒が15万2,800円となっております。次に、級別職員数につきましては、御覧をいただいたとおりでございます。あと昇給につきましては、特に制度は変わっておりません。人数等はそこにありますが、対象になる人数はそこにありますけれども、変わっておりますが、制度等は変わっておりません。期末手当につきましては、そこにありますように4月1日現在での比較ということですので、その配分は変わっておりますけれども、支給率の計は変わっていないという状況でございます。期末手当は6月と12月の分で配分が変わっております。それから、あとの定年退職とか、特殊勤務手当等については変わりがありませんので、省略させていただきます。 次に、一括して給与費明細書については説明をさせていただきます。 次に、33ページを御覧をいただきたいと思います。これは国保の事業勘定の部分ですけれども、人員で1人増でございます。これは先ほど一般会計からの増が1人含まれております。給与費につきましては、給料、職員手当合わせて780万4,000円の増額でございます。共済費も含めて905万7,000円でございます、その内訳ですけれども、給料につきましては異動に伴うものが436万9,000円ということで、ほとんどでございます。職員手当についても一般会計からの異動に伴うものが316万2,000円でございます。 次の34ページ以降については一般会計と同じでございますので、省略をさせていただきます。 次が43ページでございます。後期高齢者でございますが、一般職でございまして、職員数が新規でございますので、1人増えております。新たに増えたということでございます。それで、給料、職員手当、共済費合わせまして597万5,000円ということでございます。これはすべて異動によるものでございます。 次に、老人保健医療についてはございません。 次が介護保険特別会計でございますが、49ページを御覧をいただきたいと思います。人員についての異動はございません。給料、職員手当、共済費合わせて18万円の減額になっておりますが、これは19年と20年と比べまして職員の異動がありまして、異動した給料の差によるものでございます。全部異動によるものでございまして、給料が13万9,000円の減、職員手当が3万1,000円の減ということでございます。50ページ以降は省略させていただきます。 次に、農業集落排水事業の関係で53ページでございますが、これにつきましても人員の数の増減はございませんが、職員の異動に伴いまして給料、職員手当、共済費合わせて36万9,000円の増となっております。給料の差によるものでございます。すべて異動に伴うものと給与改定に伴うものでございます。54ページ以降は省略させていただきます。 次に、59ページでございますが、公共下水道特別会計です。職員数の増減はございません。給料、職員手当、共済費合わせて80万8,000円前年度に比べて増加しております。この主なものは職員の異動に伴う給与差によるもの、それと給与改定によった増額でございます。60ページ以降は省略をさせていただきます。 最後に、水道事業会計でございますが、65ページ、職員の増についてはございません。給料、手当、法定福利費合わせて550万9,000円の減額になっております。これは人数の変動はありませんけれども、給料差によるものでございまして、職員の異動に伴う減がほとんどでございます。その2のところに内訳が書いてありますように、異動分の給料の減が237万6,000円、それからこの職員の異動によるものが285万5,000円の減額となっております。66ページ以降については省略させていただきます。 給与費明細書については以上でございます。 それから、69ページ以降に広域連合の負担金の内訳、それから一部事務組合、それから伊那中央行政組合、それから伊北環境行政組合、それと伊那消防組合の負担金の内訳がありますので、参考にしていただきたいと思います。 以上で細部説明を終わらせていただきます。
○議長(上嶋貞一) 会議の途中でありますが、暫時休憩といたします。再開を午後4時とします。 午後3時47分 休憩 午後4時00分 再開
○議長(上嶋貞一) 休憩前に引き続き、会議を再開いたします。 細部説明を求めます。保健福祉課長。
◎保健福祉課長(白鳥一利) 議案第26号 平成20年度箕輪町国民健康保険特別会計予算の細部について御説明申し上げますので、予算書の11ページと、箕輪町予算に関する説明書の171ページ、あわせまして主要事業の概要等調書の40ページを御覧いただきたいと思います。 はじめに、予算書でございますけれども、第1条 歳入歳出予算につきましては、先ほど町長が申し上げたとおりでございます。第2条 一時借入金でございますけれども、そこにございますように、一時借入金の借入れの最高額を定めたものでございまして、事業勘定で1億円、診療施設勘定で4,000万円と定めるものでございます。第3条 歳出予算の流用でございますが、地方自治法第220条第2項のただし書きの規定により歳出予算の各項の経費の金額を流用することができる場合は次のとおりとするものでございまして、(1)で保険給付費の各項に計上された予算額に過不足を生じた場合ということで、同一款内でのこれらの経費の各項間の流用を定めたものでございます。 それでは、1枚おめくりいただきまして、12ページでございますが、歳入の国民健康保険税でございます。これにつきましては緑色の方の説明書の方の171ページを御覧いただきたいと思います。01目の一般被保険者国民保険税5億6,257万5,000円でございます。これにつきましては被保険者数の見込がゼロ歳から74歳の方で、6,400人を見込んだものでございます。内訳としましては一般被保険者が4,900人、それから退職国保の関係から1,500人が一般被保険者に流入するということで、合計で6,400人を見込んだものでございます。02目の退職被保険者等国民健康保険税でございますが、4,326万1,000円は60歳から64歳の退職者国保の皆さんでありまして、500人を見込んだものであります。なお、この退職者国保につきましては昨年度までは60歳から74歳まで2,000人が加入していたわけでございますが、順次廃止の方向になりまして、平成26年度までで、平成27年度からは新規加入はなくなるというような方向になっているものでございます。したがいまして、ここでは前年度比較で1億4,000万円ほどの減額になるものでございまして、主なものとしましてただいま申し上げた75歳以上の方々が別に創設されます医療制度の方へ約2,100人の方が移行されるということによります減額によるものでございます。 それでは、予算書の12ページに戻りまして、03款 国庫支出金でございます。01 国庫負担金でございますけれども、3億6,728万9,000円は療養給付費の34%を計上したものが主なものでございます。02項の国庫補助金でございますが、8,307万8,000円でございますが、財政調整交付金9%分を計上したものが主なものでございます。04款 療養給付費交付金でございますが、2億7,700万5,000円でございます。退職者国保の方々の分を計上いたしたものでございまして、昨年度まで全員の方が500人ということでございますので、大幅な減額になったものでございます。05款 前期高齢者交付金3億7,457万2,000円でございます。これは今年度から新しく設けられた科目でございまして、65歳から74歳の加入者、いわゆる前期高齢者でございますが、この方々が国保全体に占める割合により交付されるというものでございまして、これは国の平均が12.8%でございます。箕輪町では28.4%でございまして、その差15.6%分を一定の試算によりまして交付されるものでございまして、その額を計上させていただいてございます。06款 県支出金でございますが、県負担金805万6,000円でございます。共同事業の拠出金等の経費を計上させていただきました。02項 県補助金でございますが、9,084万4,000円でございますが、調整交付金7%分を計上させていただきました。07款 共同事業交付金でございますが、1億6,668万円でございます。高額療養事業費等のプール分につきまして、国保連合会で設置しております保険者安定施策につきましての交付金でございます。次のページでございますけれども、09款の繰入金でございます。一般会計からの繰り入れ1億1,194万8,000円は、法定基準に基づく繰り入れでございます。基金から取り崩しが739万7,000円を見込んでございます。 続きまして、歳出について御説明申し上げます。主要事業の概要の40ページを御覧いただきたいと思います。事業勘定の歳出でございますけれども、療養費につきましては一般・退職含めまして12億1,902万9,000円を見込んだものでございます。これにつきましては医療費の伸びを3%と診療報酬の改定等が予測されますので、御覧のことも加味した数値として見込んでございます。高額療養費でございますけれども、一般・退職含めまして9,496万2,000円でございます。出産一時金でございますけれども、出産に対しまして35万円を支給しているところでございますけれども、20年度は51人分、1,785万円を見込んだものでございます。葬祭費支給でございますけれども、被保険者の死亡に対しまして5万円を支給しているところでございますけれども、50人分の250万円を計上させていただいております。後期高齢者支援費等給付金でございます。2億5,851万6,000円でございますけれども、後期高齢者医療制度の導入によりまして、新たに設けられました納付金でございます。これが後々数値目標となります検診率だとか、メタボリックが改善されていくと、そういう率を目標の数値を設けるわけですが、それが達成しない場合にはその納付金を増やしたり、成果が上がりますと減るというようなことでペナルティーの基になるところでございます。その下の前期高齢者関係事務費等拠出金63万8,000円で、これも新たに生じたものでございます。老人医療に要する費用の財源としての拠出は6,949万9,000円でございまして、これは老人保健の方へ1月分まだ残っておりますので、その分を拠出するものでございます。1月分というのは、平成20年3月分が該当するものでございます。介護保険制度に要する費用の財源として1億918万1,000円でございまして、これは一定の算式によりまして支払基金の方へ納付するものでございます。共同事業拠出金につきましては2,802万円でございます。これにつきましては、多額な高額医療の発生に対する保険者共同事業を運営するために、負担金を拠出するものでございます。これは、80万円以上の高額な医療を伴った場合に発生するものでございます。保険財政共同安定化事業拠出金でございますが、1億7,284万7,000円でございます。県内の市町村国保間の保険税の平準化、国保財政の安定化を図るため、30万円以上の医療費を相互共済する共同事業の運営の負担金を拠出するものでございまして、先ほど申し上げた歳入の方にもこれに対して等分の交付金が課せられるものでございます。特定健康診査委託料等でございます。1,254万円を計上させていただきましたが、これにつきましては国民健康保険の加入者の40歳から74歳の方々の健康診査につきまして、国保の保険者として実施をしてまいるものでございまして、平成20年度の受診率を40%として見込んで計上させていただいたものでございます。受診率が大変低いわけでございますけれども、平成19年度でいきますと31~32%くらいであろうと思いますので、40%に何とか20年度は上げ、さらに最終目標の65%以上に引き上げていきたいというふうに考えているところでございます。次の41ページでございますが、人間ドックの補助金につきまして引き続き計上してまいるものでございまして、262万5,000円でございます。一般会計繰出金でございますけれども、これも一般会計の方で御説明がありましたけれども、国保加入者のがん検診につきまして、国保加入者以外の方より若干安く自己負担がなっておりまして、その差額分を一般会計の方へ繰り出すものでございます。医療費分析を活用した個別訪問保健指導事業等でございますけれども、313万5,000円を計上させていただいたものでございます。重症化等の防止を図ってまいりたいというものでございます。 続きまして、診療施設勘定でございますけれども、医薬品の購入に3,890万円、長期債償還に診療所及び医師住宅に418万7,000円、同じく長期債の償還の利子の方でありますけれども、183万7,000円でございます。 申しわけございません。診療施設勘定の歳入の方を予算書の方でちょっと申し上げなかったので、申し上げございません。先に歳出の方を申し上げましたけれども、予算書の16ページを御覧いただきたいと思います。歳入の方を申し上げたいと思います。 診療収入でございますけれども、外来収入を分担金を含めて9,460万5,000円を見込んだものでございまして、3.3%の増を見込んでございます。その他の診療収入でございますけれども、介護保険の主治医の意見書だとか、健康診査検査料等120万円を見込んだものでございます。02款 使用料及び手数料でございますけれども、診断書作成料等でございまして、15万円でございます。財産収入でございますけれども、医師住宅への貸付でございますけれども、36万円の収入でございます。繰越金につきましては600万円の見込みを計上させていただきました。雑入でございますけれども、当番医の報酬だとか、予防接種の謝礼金、公衆電話の取扱手数料等が191万5,000円を見込んであるものでございます。 申しわけございませんが、主要事業の概要等調書の39ページをお願いしたいと思います。「地方債の平成18年度末における現在高並びに平成19年度末及び平成20年度末における現在高の見込に関する調書」でございまして、診療所と医師住宅にかかわるものでございます。平成20年度中の増減見込額でございますけれども、元金償還見込額が418万7,000円で、平成20年度末現在高見込額が3,857万7,000円というものでございます。 続きまして、議案第27号 平成20年度箕輪町
後期高齢者医療特別会計予算の細部について御説明申し上げますので、予算書の19ページ、説明書の217ページと主要事業の概要等調書の46ページを御覧いただきたいと思います。 はじめに、予算書でございますが、第1条 歳入歳出予算につきましては先ほど町長が申し上げたとおりでございます。 1枚おめくりいただきまして、20ページを御覧いただきたいと思います。 歳入でございますけれども、01款 後期高齢者医療保険料でございます。1億6,955万8,000円を見込んだものでございます。これにつきましては保険料負担額は広域連合の方で決定されたものでございまして、均等割額3万5,787円、所得割率が6.53%ということで、1人当たりの額が決められてきているものでございます。04款の繰入金でございますけれども、一般会計からの繰入金でございまして、3,853万3,000円を計上させていただいたものでございまして、事務執行の経費及び低所得者に対する保険基盤安定繰入金が主なものでございます。いわゆる保険料の減額があるわけですけれども、所得の低い方、低所得者対策ということで7割・5割・2割がそれぞれ所得に対して減額がされるわけで、3,100人のうち約1,500人の方がこの対象になるというふうに見込んでいるところでございますが、これらの財源につきましては一般会計の方から繰り入れるということで決められておりますので、それの額を計上させていただいております。 歳出でございますけれども、21ページで御説明させていただきます。総務費でございますけれども、総務管理費につきましては771万2,000円を計上させていただきました。1人分の人件費を含めまして、事務執行に係る経費を計上させていただきました。02項で徴収費262万円でございますけれども、保険料の徴収事務に係る費用を計上させていただきました。主に納付書の発送等に係る郵券料などでございます。02款の後期高齢者医療広域連合納付金でございますけれども、1億9,776万円でございます。これにつきましては保険料と保険基盤安定負担金について計上させていただいたものでございます。 続きまして、議案第28号 平成20年度箕輪町老人保健医療特別会計予算の細部について御説明申し上げますので、予算書の23ページと主要事業の概要の47ページ、それから説明書の227ページを御覧いただきたいと思います。 それでは、予算書の方でございますが、第1条 歳入歳出予算につきましては、先ほど町長が申し上げたとおりでございます。次のページをおめくりいただきたいと思います。24ページでございますが、歳入歳出予算の歳入でございます。01款の支払基金交付金でございますけれども、1億7,009万3,000円でございます。02款の国庫支出金でございますけれども、9,746万2,000円でございまして、これに対しましては給付費の12分の4に係る額を計上させていただいてございます。03款の県支出金でございますけれども、2,436万4,000円でございますけれども、これに対しては12分の1でございますけれども、給付費の12分の1の中で18年度分の精算分も含まれておりますので、若干額が増えているかと思います。04款の繰入金でございますけれども、一般会計からの繰り入れでございまして、12分の1に係る額を計上させていただいています。県負担金と同じでございます。諸収入でございますけれども、4万1,000円を計上させていただいてございます。 歳出でございますが、主要事業の概要の方の47ページを御覧いただきたいと思いますが、医療給付費でございますけれども、老人医療に係る給付費3億360万4,000円を計上させていただいてあるものでございます。医療費支給費、これにつきましては償還払いになるものでございますけれども、柔道整復師・舗装具等のものでございまして、582万4,000円を計上させていただきました。診査支払手数料につきましては122万6,000円、それから現年度分の高額医療費につきまして563万6,000円を計上させていただいてございます。 続きまして、議案第29号 平成20年度箕輪町介護保険特別会計予算の細部について御説明申し上げますので、予算書の27ページ、説明書の239ページ、主要事業の概要の52ページを御覧いただきたいと思います。 はじめに予算書の方でございますけれども、第1条 歳入歳出予算につきましては、先ほど町長が申し上げたとおりでございます。28ページを御覧いただきたいと思います。歳入歳出予算の歳入でございます。保険料につきましては2億4,911万8,000円を計上させていただきました。これは給付費の19%に相当するものでございますが、先ほど条例の一部改正で御説明させていただきました激変緩和措置につきまして、引き続き実施するという想定で保険料を計上させていただいてございます。02款の分担金及び負担金でございますけれども、183万6,000円でございますが、介護予防事業等の参加者の負担金等でございます。03款 使用料及び手数料でございますけれども、督促手数料でございます。04款 国庫支出金でございます。01項の国庫負担金につきましては2億5,576万7,000円は、給付費の20%を計上させていただいたものでございます。02項の国庫補助金でございますが、7,443万7,000円でございますが、調整交付金で給付費の5%と、あわせまして地域支援事業交付金が含まれているものでございます。05款の支払基金交付金でございますが、4億142万1,000円でございますが、給付費の31%を計上させていただいたものでございまして、この分につきましては第2号被保険者40歳から64歳の皆さんが納めた保険料を支払基金でプールいたしまして、その給付費の31%分を箕輪町の介護保険会計の方へ交付するという仕組みになっているものでございます。06款 県支出金でございますけれども、01項の県負担金につきまして1億5,985万4,000円でございますが、給付費の12.5%分を計上してございます。03項の県補助金でございますが、524万6,000円は、地域支援事業交付金等でございます。10款繰入金でございますが、01項 一般会計繰入金2億1,180万1,000円でございますが、介護給付費の12.5%分と、地域支援事業分、それから事務費分の繰り入れを計上してあるものでございます。02項の基金繰入金138万円につきましては、基金からの繰り入れを計上したものでございます。次のページでございますが、13款 諸収入でございます。04項 雑入でございますが、664万6,000円につきましては、介護支援サービス計画作成報酬が主なものでございます。いわゆるケアプランの作成に係る報酬でございます。 歳出について御説明申し上げますので、主要事業概要等調書の52ページを御覧いただきたいと思います。総務費でございますけれども、介護保険事業の運営費、事務費、包括支援センターの運営委員会費等を計上させていただいたものでございまして、3,702万8,000円でございまして、この中には2人分の人件費も含まれております。介護サービス給付費につきましては、要介護1から5に係る皆さんが利用された場合の給付費でございますけれども、11億7,360万円を計上させていただいたものでございます。介護予防サービス給付費でございますが、要支援1・2の皆さんが在宅サービスを利用されたものの9割分を計上したものでございますが、4,500万円でございます。介護給付診査支払手数料でございますけれども、国保連合会の方へ委託しているものでございまして、239万4,000円を計上させていただきました。高額介護サービス等費でございますが、1,284万円でございます。これは一定の枠を超えた場合に、その分につきまして給付をするものでございまして、所得に応じてその上限額が異なっております。これにつきましては、自動給付される仕組みになっております。施設等入所者居住費、食費の補足給付についてでございますけれども、4,500万円を計上させていただいてございます。居住費、食費につきましては個人負担が生じるわけでございますけれども、低所得者につきまして負担限度額を設けまして差額を保険の方で給付するというものでございます。財政安定化基金負担金でございますけれども、131万5,000円につきましては国・県・町が3分の1ずつ拠出しまして、県の方に基金を創設しまして財源不足が生じた保険者に対しまして借入れができるような仕組みにしてあるものでございます。いきいき塾等の講座事業でありますけれども、引き続き実施をしてまいりたいというものでありまして、2,060万3,000円を計上してございます。この他にも会食サービス等も実施してまいりたいというものでございます。地域包括支援センター及び任意事業でございますけれども、2,963万円でございます。これらの中には保健師2人分の人件費が含まれておりますけれども、引き続き高齢者福祉のワンストップサービスを堅持してまいるということで充実させていくということであります。 以上で細部説明を終わらせていただきます。
○議長(上嶋貞一) 建設水道課長。
◎建設水道課長(竹村優) それでは、予算書によりまして御説明をさせていただきたいと思いますので、予算書の33ページを御覧をいただきたいと思います。 議案第30号でございます。平成20年度箕輪町
農業集落排水処理施設特別会計予算でございまして、第1条の歳入歳出予算につきましては先ほど町長が提案説明の中で申し上げたとおりでございまして、第2条の地方債でございまして、地方債につきましてはこのあと第2表の地方債で御説明を申し上げます。次が第3条の一時借入金でありますけれども、一時借入金の借入金の最高額は、1,300万円と定めるものでございます。 1枚おめくりをいただきまして、34ページでございます。第1表 歳入歳出予算の歳入でございまして、第1款の分担金及び負担金であります。第2項の負担金でありますけれども、480万円、60万円の8戸ということで見込んだものでございます。次が第2款の使用料及び手数料、第1項の使用料が6,740万円ということで、使用料でございます。第2項の手数料55万1,000円、指定業者の申請手数料が主なものでございます。次が第4款の繰入金、第1項の一般会計繰入金でございますけれども、2億2,105万8,000円ということで一般会計から繰入金をお願いをするものでございます。次が第5款の繰越金でございます。50万円を見込むものでございます。次が第6款の諸収入でありますけれども、第1項の預金利子1,000円、雑入1,000円でございます。第7款の町債でございますけれども、下水道事業債でございまして、5,450万円でございます。事業費の95%、その他に資産、標準化債も含まれるものでございます。 次が歳出でございますけれども、第1款の農業集落排水事業費でございます。第1項の農業集落排水事業費2,149万2,000円、これは管路の清掃委託、あるいは埋設工事等が主なものでございます。第2項の農業集落排水処理施設管理費でございますけれども、5,545万8,000円でございまして、処理場の維持管理が主なものでございます。次が第2款の公債費、第1項の公債費でありますけれども、2億7,185万1,000円を見込むものでありますけれども、長期債の借入金の償還元金が1億7,467万9,000円、また利息が9,651万6,000円、それから一時借入金が65万6,000円、合算しましてその金額になるものでございます。第3款の予備費で1万円を見込むものでございます。 恐れ入りますけれども、主要事業の56ページを御覧をいただきたいと存じます。主要事業の56ページに「地方債の平成18年度末における現在高並びに平成19年度末及び平成20年度末における現在高の見込みに関する調書」がございます。区分 農集、18年度末現在高、19年度末現在高の見込み、平成20年度中の増減の見込み、平成20年度末の現在高の見込みがございます。区分のところでありますが、(1)の下水道事業債でございまして、18年度末の現在高が42億5,857万1,000円、また19年度末の現在高の見込額が41億5,685万円となるものでございまして、20年度中の起債の見込額が5,450万円、また20年度中の元金の償還見込額が1億7,467万9,000円となるものでございまして、20年度末には40億3,667万1,000円となる見込みでございます。 次でございますけれども、議案第31号、予算書の37ページを御覧をいただきたいと思います。 議案第31号 平成20年度箕輪町公共下水道特別会計予算でございます。 第1条の歳入歳出予算につきましては町長が説明申し上げたとおりでございまして、第2条の地方債でございますけれども、第2表の地方債で御説明を申し上げます。第3条の一時借入金でありますけれども、一時借入金の借入金の最高額を3億9,000万円と定めるものでございます。 1枚おめくりをいただきまして38ページ、第1表の歳入歳出予算、歳入でございます。第1款の分担金及び負担金、第1項の負担金でありますけれども、2億5,633万1,000円、公共・特環合わせてこの金額を見込むものでございます。次が第2款の使用料及び手数料、第1項の使用料でありますけれども、2億4,363万1,000円、下水道施設の使用料でございます。第2項の手数料が58万円、督促手数料、指定業者等の申請手数料を含むものでございます。次が第3款の国庫支出金、第1項の国庫補助金でありますけれども、7,090万円、公共・特環と処理場の工事費合わせてこの金額になるものでありまして、第7款の繰入金、一般会計からの繰入金3億322万4,000円をお願いをするものでございます。次が第8款の繰越金50万円を見込んでございます。第9款の諸収入、第2項の預金利子でございますけれども、1,000円、第5項の雑収入882万5,000円ですけれども、消費税の還付金でございます。次が第10款の町債でありますけれども、2億6,690万円でございます。公共、特環、処理場、元金合わせてこの金額になるものでございます。 次の39ページの歳出でございますけれども、第1款の公共下水道事業費でございまして、第1項の公共下水道建設費3億9,084万3,000円でございますけれども、公共・特環合わせました、また補助・単独合わせました管渠の埋設工事が主なものでございます。その下、第2項 公共下水道施設の管理費でございまして、1億4,233万3,000円でございますけれども、総務費、また処理場の管理委託料が主なものでございます。次がその下、第2款の公債費、第1項 公債費でございますけれども、6億1,770万6,000円でございまして、長期債の借入金の償還金の元金が3億6,149万3,000円、同じく利子が2億4,670万5,000円、一時借入金利子が950万8,000円、合わせましてその金額になるものでございます。 1枚おめくりをいただきまして40ページでございまして、第2表の地方債でございます。起債の目的でございますけれども、下水道事業債でございます。限度額が2億6,600万円、起債の方法が証書借入又は証券の発行、利率が3.5%以内ということでございまして、償還の方法でございますけれども、「政府資金については、その融資条件により、銀行その他の場合にはその債権者と協定するものによる。ただし、町財政の都合により据置期間及び償還期限を短縮し、若しくは繰上償還又は借り替えることができる」と定めるものでございます。 次に主要事業を御覧をいただきたいと思いますけれども、主要事業の62ページでございます。主要事業の62ページに「債務負担行為で平成20年度にわたるものについての平成19年度末までの支出額又は支出額の見込み及び平成20年度までの支出予定額等に関する調書」がございます。事項でありますけれども、平成18年度箕輪町箕輪浄水苑建設工事の委託でございます。限度額が4億9,200万円ということでございまして、平成19年度末までの支出見込額が金額で3億6,330万円、平成20年度末までの支出予定額が3,800万円となるものでございます。 次の63ページでございますけれども、「地方債の平成18年度末における現在高並びに平成19年度末及び平成20年度末における現在高の見込みに関する調書」でございます。区分は公共で、下水道事業債でございまして、平成18年度末の現在高が101億1,471万9,000円となるものでございまして、19年度末の現在高が99億9,617万5,000円となるものでございます。次が平成20年度中の増減の見込額でございますけれども、平成20年度中の起債の見込額でございまして、4億9,800万円でございます。次が平成20年度の元金の償還の見込額でありますけれども、3億6,149万3,000円となるものでございまして、20年度末の現在高見込額が101億3,268万2,000円となるものでございます。 引き続きまして、議案第32号 平成20年度箕輪町水道事業会計予算につきまして御説明を申し上げます。 第1条の総則でございますけれども、「平成20年度箕輪町水道事業会計予算は、次に定めるところによる」ということでございまして、第2条で業務の予定量でございまして、業務の予定量は次のとおりとするということで、次のように予定量をするものでございまして、(1)で給水戸数でございますけれども、9,069戸を見込んでございます。それから、(2)で年間総給水量が235万2,000m3ということでございます。(3)の1日平均給水量が6,443m3、それから(4)で第5次拡張工事でございますけれども、2億6,837万6,000円とするものでございます。 次が第3条の収益的収入及び支出でございますけれども、まず収入でございますけれども、第1款の水道事業収益でありますけれども、5億881万8,000円とするものでございまして、第1項の営業収益が5億692万7,000円となるものでございます。内容といたしましては、水道使用料が4億9,600万円、また消火栓の受託工事費が118万7,000円、それから維持管理費の負担金でありますけれども、434万円が主なものでございます。第2項の営業外収益でありますけれども、189万1,000円でございまして、内容といたしましては預金利子が30万円、下水道の検針負担金で、下水道会計からの繰り入れでありますけれども、158万1,000円が主なものでございます。 次が支出でございますけれども、第1款の水道事業費用でございます。5億881万8,000円、第1項の営業費用でありますけれども、4億4,646万1,000円でございまして、内容といたしましては企業団からの受水費1億6,798万3,000円、また減価償却費が1億7,586万円となるものでございます。次が第2項の営業外費用でありますけれども、4,920万円でありまして、内容といたしましては起債の支払利息が4,210万円、消費税が700万円となるものでございます。次が第3項の特別損失でありますけれども、140万円でございます。これは水道料の不納欠損金として充てるものでございます。次が第4項の予備費でありますけれども、1,175万7,000円となるものでございます。 次が第4条の資本的収入及び支出でございまして、収入でございますけれども、第1款の資本的収入でありますけれども、3億1,459万2,000円、第1項の負担金でありますけれども、8,459万2,000円となるものでございますが、内容といたしましては新規の加入者の負担金、100戸見てございまして1,000万円、それから下水道関連の布設替工事、補償料でありますけれども、7,459万2,000円を見込んでいるものでございます。次が第3項の企業債でありますけれども、2億3,000万円でございまして、第5次拡張工事の事業対象用の起債でございます。 次は支出でございますけれども、第1款の資本的支出でございまして、5億1,178万円となるものでございまして、内容といたしまして第1項の建設改良費でありますけれども、4億5,843万3,000円、内容といたしましては委託料が1,200万円、それから工事請負費が1億7,350万4,000円を見込むものでございます。第2項の企業債の償還金でございますけれども、5,334万7,000円となるものでございます。 なお、資本的収入額が資本的支出額に不足する額につきましては、消費税資本的収支調整額及び損益勘定留保資金で補てんするものでございます。 以上で説明を終わります
○議長(上嶋貞一) 会議の途中でありますが、ここで会議時間の延長をお諮りいたします。 本日の議事終了が定刻を過ぎる場面が予想されますので、あらかじめ会議時間の延長をしたいと思います。これに御異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり)
○議長(上嶋貞一) 御異議なしと認めます。したがって、本日の議事日程終了まで会議時間を延長いたします。 それでは、以上で議案第25号から議案第32号までの説明が終わりましたので、これから一括して質疑を行います。質疑ありませんか。 6番 大槻議員。
◆6番(大槻久人) 下水道特別会計で1つお尋ねいたしますが、歳入の分担金及び負担金ですが、農集排での加入者の負担金8戸という説明があったんですが、下水道では何戸を見込んでいるか、お尋ねいたします。
○議長(上嶋貞一) 建設水道課長。
◎建設水道課長(竹村優) すみません、ちょっといま資料がございませんので、すぐ調べて御報告を申し上げます。
○議長(上嶋貞一) 他にありませんか。 12番 藤田議員。
◆12番(藤田英文) 主要事業の関係で13ページの区の支援制度の改定4,650万円、これで施政方針の中に区の支援制度の見直しの考え方が出ておりますけれども、特に各区の役員の報酬等々の関係に非常に格差が見られる面があるわけでありますが、その辺まで踏み込むかどうか、考え方についてお聞きします。 それからもう1つ、24ページのグリーンツーリズムの関係で、非常にそれぞれこれからスタートをしていくわけでありますが、この予算書を見ますとそれぞれの業務委託が全部合わせまして1,310万円ということでありますが、それぞれ業務委託並びに設計監理とか整備とか、そういった面の企画を依頼するわけですが、どういったところにこういうものを委託をして、それからその委託の要するに計画書に基づいて今後どのようにやっていくかというようなことを雑駁でよろしいですけれども、ちょっと教えていただきたい。 最後に、水道事業のいま説明がありました中で、41ページでありますけれども、資本的収入及び支出の中で、特に企業債が2億3,000万円を発行をして、それから企業債の償還金が5,334万円とちょっとこの差が大きいわけですけれども、この2億3,000万円の根拠というか、事業の目的について説明があったかどうか、ちょっと私が聞き落としたかもしれませんが、その内容を教えていただきたい。以上であります。
○議長(上嶋貞一) 町長。
◎町長(平澤豊満) 地域活性化交付金というか、各区の状況でございますけれども、御指摘のとおりそれぞれ区長の報酬というのは区民の数であるとかですね、いろいろな財政状況によってかなり変わっておりまして、役員の報酬までは、やはり町としては私は突っ込むべきではないと思っております。ただ、区費等のですね、実態から見るとやはりかなり差がありますので、これはどうしていこうかというのはこれからちょっと検討はしたいと思っておりますが、財政的に豊かな区とそうでない区があって、財政的に豊かな区の皆さんの御理解が得られるかどうかということがありますけれども、報酬はちょっと触れないと思っております。 あと、グリーンツーリズムの委託先については、産業振興課長の方からお答えをさせていただきますし、水道会計の企業債の借入金については建設水道課長から答えさせていただきます。
○議長(上嶋貞一) 産業振興課長。
◎産業振興課長(北原英忠) グリーンツーリズムの委託先の内容でございますけれども、23ページの一番下の主要事業のページを御覧いただきたいと思いますけれども、平成18年度から町は都市農村交流事業の推進につきまして調査委託をやっておりまして、その継続と、それから今後20年度から始める新たな事業につきまして基本計画を策定いたしまして、その中で織り込んでいくというような二本立てで考えております。したがいまして、23ページの一番下のもの、これは一番基本となる基本計画、町全体の中でグリーンツーリズムの農村資源の位置づけをいたしまして、24ページの上から3つ目までが新しく20年度で始まる事業でございます。内容につきましては一番上がソフト事業でございますし、その次の2つの関係につきましては委託料、それからセラピーロードの工事費というような格好で、実際20年度に事業に着手するものでございます。また、その下の体験農場の準備委託もですね、これにつきましては新たに今まで18年度から実施しております事業をまた新たに、今度は開設に向けての委託ということで位置づけをして、その下も継続事業として活動しているものをまとめるということで、町村機構に委託してやっているいまところです。以上です。
○議長(上嶋貞一) 建設水道課長。
◎建設水道課長(竹村優) 2億3,000万円の起債内容でございますけれども、主要事業の68ページを御覧いただきたいと思いますけれども、68ページの一番下の欄にございまして、9113 第5次拡張事業でございまして、長田の配水管布設工事、それからJRの推進工事、こういうものを合わせまして2億3,000万円の起債を借りるものでございます。 それから、先ほどの大槻議員さんのをよろしいですか。公共下水道の受益者負担金の数でございますけれども、分納分が198戸、それから全納分が197戸を見込んでございます。
○議長(上嶋貞一) 他にありませんか。8番 下原議員。
◆8番(下原甲子人) 3点御質問をさせていただきます。 まず、主要事業の14ページにシステムの運用・保守委託の関係で、アウトソーシングするということでございますが、アウトソーシングするということは今までの効果というものを、ここは説明があったかどうかちょっとわかりませんが、今までこういうことをやっていたからアウトソーシングするとこうなるよという効果の部分がどんな程度にあるのかどうかということがまず1点でございます。 それから、2点目が同じく主要事業の方の26ページでありますが、コード0701ですか、それと26ページの下から2番目、中心市街地再開発業務委託という格好で200幾ら載っておりまして、初期の調査委託をすると。この中身についてどういう、商工会との関連もあるでしょうけれども、どういう内容か。活性化するということはわかりますが、どういうことをどの範囲まで委託されるのかどうかということで2つ目でございます。 3つ目が、コードナンバー0810、27ページでございます。コード0810と0811で、いろいろ舗装の業務委託だとか、道路舗装、いろいろありますが、この辺のところに対しては15区からの要望事項に対する充足度はどの程度であるのかどうかという、以上3点について御質問させていただきます。
○議長(上嶋貞一) 総務課長。
◎総務課長(木村英雄) それでは、情報ネットワークのアウトソーシングの関係について御説明を申し上げたいと思います。現在、今まで情報通信センターを核とします情報通信ネットワークとか、機器の保守・運営支援につきましては職員2人がつきましてそれを担当わけでございます。それを外部委託することによりまして、その職員が保守がいらなくなるというといけないんですけれども、2人が浮いてくるということでございますので、お願いいたします。
○議長(上嶋貞一) 産業振興課長。
◎産業振興課長(北原英忠) 中心市街地の委託の関係でございますけれども、現在、中心市街地仲町を中心にしました賑わいの復活ということで取り組んでいるわけでございますけれども、あの周辺の果たしてどういう事業があって、どういう格好で地域に入ったときにどういう事業があって、地域の人たちがどういう意識を持ってやるかという初期の段階の調査でございます。したがいまして、事業手法についてどういう格好でその事業がですね、実施できるのかなというような、本当に事業に着手する前の調査でございます。それを委託するということでございます。
○議長(上嶋貞一) 建設水道課長。
◎建設水道課長(竹村優) それでは、各区の要望のパーセントということでありますけれども、まず全体、各区を踏査をいたしましたその数が合わせますと大体250カ所くらいでございまして、その250カ所のうち国道だとか県道、あるいは河川に関係するのが大体40カ所くらいありまして、残りが大体210カ所くらいがあります。これが現在の実態でございます。それで、先ほどの説明の中にもありましたけれども、その中の実施でございますけれども、編成方針の中にもありますけれども、改良だとか、それから交差点、それから道路・水路、補修、合わせますと場所だとか路線とかありますけれども、大体54カ所くらいになるかなあということでございまして、これは単純でありますけれども、その54カ所を箇所数で割りますと大体25%くらいになるということでございます。なお、これはこれから地元の優先順位がまたあるかもわかりませんし、また緊急性だとか、各区の事情等々によりまして、あるいはまた測量によりまして変わる場合もあろうかと思いますけれども、一応いまの段階ではそういう状況でございます。
○議長(上嶋貞一) 他にありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(上嶋貞一) これで質疑を終わります。 議案第25号の一般会計について、地方債の件で訂正したいという申し入れがありましたので、それを許可します。経営企画課長。
◎経営企画課長(小出嶋文雄) 申しわけありません。議案第25号ですが、ちょっと字の訂正をお願いをしたいと思います。大変申しわけありませんが、予算書の10ページです。第3表 地方債がありますが、その一番上のところに起債の目的、限度額、起債の方法、利率、償還の方法とありますが、その償還の方法の中に3行目、都合により、そこに「措置期間」と書いてありますけれども、申しわけありません、「据置期間」の誤りですので、手偏に「昔」というのを、手偏に「居」に直していただきたいと思います。大変申しわけありません、よろしくお願いいたします。
○議長(上嶋貞一) それでは、そのように訂正してください。 日程第37 議案第33号 固定資産評価審査委員会の委員の選任についてを議題といたします。 事務局長に議案を朗読させます。事務局長。
◎事務局長(藤沢公明) 議案朗読。
○議長(上嶋貞一) 提出者の説明を求めます。町長。
◎町長(平澤豊満) それでは、議案第33号 固定資産評価審査委員会の委員の選任についての提案理由を申し上げたいと思います。 この件につきましては、地方税法第423条第3項の規定によりまして議会の同意をいただき、任命するものであります。委員の任期は3年で、この3月19日で現在の委員であります松崎雅人さんが任期満了となります。このため、松崎さんに替わりまして浅野忠彦さんを選任したいと思いますので、議会の同意を求めるものでございます。浅野さんの経歴につきましては、お手元の議案に添付してあるとおりでございますが、温厚誠実にして公正な人格でありますので、適任者として御同意いただきますようお願い申し上げます。以上です。
○議長(上嶋貞一) これから、議案第33号について質疑を行います。質疑ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(上嶋貞一) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。 議案第33号は、会議規則の規定により委員会付託を省略することに御異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり)
○議長(上嶋貞一) 御異議なしと認めます。したがって、議案第33号は委員会付託を省略いたします。 これから、議案第33号について討論を行います。討論ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(上嶋貞一) 討論なしと認めます。 議案第33号を採決いたします。 お諮りいたします。 本案は、原案のとおり同意することに御異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり)
○議長(上嶋貞一) 御異議なしと認めます。したがって、議案第33号は原案のとおり同意されました。 日程第38 議案第34号 人権擁護委員の推薦につき、意見を求めることについてを議題といたします。 事務局長に議案を朗読させます。事務局長。
◎事務局長(藤沢公明) 議案朗読。
○議長(上嶋貞一) 提出者の説明を求めます。町長。
◎町長(平澤豊満) それでは、議案第34号の提案理由を説明したいと思います。 人権擁護委員の委嘱は法務大臣が行いますが、委嘱に当たっては市町村長が推薦することになっております。この推薦に当たりましては当該市町村の議会議員の選挙権を有する住民で、人格・見識が高く、人権について理解のある方を議会の意見を聞いて推薦する規定になっております。現在、当町には5人の人権擁護委員の方々がおりますが、このうち福与の田中弘子さんの任期が平成20年6月30日で満了となります。このため、長野地方法務局長から次期委員の候補者について、人権擁護委員法第6条第3項の規定により推薦依頼がありましたので、新たに三日町の春日孝江さんにお願いするものであります。春日孝江さんは人格・見識ともに高く、人権擁護に熱心に取り組んでいただいておりますので、よろしく御理解をいただきたいと思います。 なお、議案の次に経歴を記載してございますので、御覧いただき、推薦いただきますよう御意見をお願いしたいと思います。よろしくどうぞお願いします。
○議長(上嶋貞一) これから、議案第34号について質疑を行います。質疑ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(上嶋貞一) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。 議案第34号は、会議規則の規定により委員会付託を省略することに御異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり)
○議長(上嶋貞一) 御異議なしと認めます。したがって、議案第34号は委員会付託を省略いたします。 これから、議案第34号について討論を行います。討論ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(上嶋貞一) 討論なしと認めます。 議案第34号について、意見の採決をいたします。 お諮りいたします。 本案については、原案を適任者とする意見に決することに御異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり)
○議長(上嶋貞一) 御異議なしと認めます。したがって、議案第34号は原案を適任者とする意見に決定をいたしました。 ここでお諮りいたします。 ただいま議題となっております各議案を、会議規則の規定に基づき常任委員会へ付託いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり)
○議長(上嶋貞一) 御異議なしと認めます。したがって、これから各議案を常任委員会へ付託いたします。 議案第1号・2号は、総務産業常任委員会へ、議案第3号は各常任委員会へ、議案第4号・5号は福祉文教常任委員会へ、議案第6号、7号、8号は総務産業常任委員会へ、議案第10号・11号・12号は福祉文教常任委員会へ、議案第13号・14号・15号・16号・17号は総務産業常任委員会へ、議案第18号は福祉文教常任委員会へ、議案第19号は総務産業常任委員会へ、議案第20号、21号、22号、23号は、福祉文教常任委員会へ、議案第25号は各委員会へ、議案第26号・27号・28号・29号は福祉文教常任委員会へ、議案第30号・31号・32号は総務産業常任委員会へそれぞれ付託いたします。 各議案とも今定例会の会期中に審査し、本会議において報告をお願いいたします。 日程第39 陳情を議題といたします。 事務局長に陳情を朗読させます。 なお、陳情につきましては、お手元に写しを配付してありますので、文書表のみの朗読といたします。事務局長。
◎事務局長(藤沢公明) 朗読。
○議長(上嶋貞一) ただいま議題となっております陳情を、会議規則の規定に基づき、各常任委員会へ付託いたします。 陳情受理番号1番・2番は、総務産業常任委員会へ、陳情受理番号3番・4番は、福祉文教常任委員会へ、陳情受理番号5番は、総務産業常任委員会へそれぞれ付託いたします。 各議案と同様、継続審査となっております請願を含め今定例会の会期中に審査し、本会議において報告をお願いいたします。 以上で本日の議事日程はすべて終了いたしました。 本日はこれで散会といたします。御苦労さまでした。 午後5時15分 散会...