平成 9年 9月定例会
箕輪町議会定例会会議録 1.招集年月日 平成9年9月8日 午前9時00分 2.招集の場所 箕 輪 町 役 場 3.会議を行った場所 箕輪町役場議場 4.開会、閉会日時 ┌───┬──────────────────────┬───┬───────┐ │開 会│ 平成 9年 9月 8日 午前 9時00分 │議 長│ 向山 章 │ ├───┼──────────────────────┼───┼───────┤ │散 会│ 平成 9年 9月 8日 午後 4時02分 │議 長│ 向山 章 │ └───┴──────────────────────┴───┴───────┘ 5.出席並びに欠席議員 出席議員 22人 欠席議員 0人 ┌──┬───────────┬───┬──┬───────────┬───
┐ │議席│ │出 席│議席│ │出 席│ │ │ 氏 名 │欠 席│ │ 氏 名 │欠
席│ │番号│ │の 別
│番号│ │の 別│ ├──┼───────────┼───┼──┼───────────┼───┤ │ 1 │ 市 川 治 実 │出 席│10│ 丸 山 泰 正 │出 席│ ├──┼───────────┼───┼──┼───────────┼───┤ │ 2 │ 中 村 昭 吾 │ 〃 │11│ 漆 戸 宗
男 │ 〃 │ ├──┼───────────┼───┼──┼───────────┼───┤ │ 3 │ 桑 沢 幸 好 │ 〃 │12│ 浦 野 博
賢 │ 〃 │ ├──┼───────────┼───┼──┼───────────┼───┤ │ 4 │ 浦 野 恒 男 │ 〃 │13│ 東 城 興 一
│ 〃 │ ├──┼───────────┼───┼──┼───────────┼───┤ │ 5 │ 渕 井 英 宏 │ 〃 │14│ 唐 沢 猛 三
│ 〃 │ ├──┼───────────┼───┼──┼───────────┼───┤ │ 6 │ 春 日 巌 │ 〃 │15│ 大 槻
優 │ 〃 │ ├──┼───────────┼───┼──┼───────────┼───┤ │ 7 │ 唐 沢 多喜雄 │ 〃 │16│ 唐 沢 嘉
幸 │ 〃 │ ├──┼───────────┼───┼──┼───────────┼───┤ │ 8 │ 柴 文 弘 │ 〃 │17│ 久保田 正 美
│ 〃 │ ├──┼───────────┼───┼──┼───────────┼───┤ │ 9 │ 太 田 光 政 │ 〃 │18│ 毛 利 儀
男 │ 〃 │ └──┴───────────┴───┴──┴───────────┴───┘ ┌──┬───────────┬───┬──┬───────────┬───┐ │19│ 柴 財 埜 │出 席│21│ 三 井 清 史 │出 席│ ├──┼───────────┼───┼──┼───────────┼───┤ │20│ 関 善 一 │ 〃 │22│ 向 山 章 │ 〃 │ └──┴───────────┴───┴──┴───────────┴───┘ 6.職務のため議場に出席した事務職員の職氏名 ┌──────┬───────────┬──────┬───────────
┐ │事務局長 │ 柴 恒
年 │書記 │ 鳥 山 久 夫 │ └──────┴───────────┴──────┴───────────┘ 7.地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名 ┌──────┬───────────┬──────┬───────────
┐ │町長 │ 井 沢 通
治 │下水道課長 │ 桑 沢 昭 一 │ ├──────┼───────────┼──────┼───────────
┤ │助役 │ 柴 要
│商工観光課長│ 小 林 三代人 │ ├──────┼───────────┼──────┼───────────
┤ │収入役 │ 坪 井 栄
寿 │会計課長 │ 戸 田 家 栄 │ ├──────┼───────────┼──────┼───────────
┤ │総務課長 │ 黒河内 将 裕
│水道課長 │ 柴 一 貫 │ ├──────┼───────────┼──────┼───────────
┤ │企画財政課長│ 唐 沢 千
洋 │教育委員長 │ 渕 井 光 久 │ ├──────┼───────────┼──────┼───────────
┤ │住民環境課長│ 向 山 功
洋 │教育長 │ 藤 沢 健太郎 │ ├──────┼───────────┼──────┼───────────
┤ │税務課長 │ 原 幸
喜 │学校教育課長│ 大 槻 丞 司 │ ├──────┼───────────┼──────┼───────────
┤ │福祉課長 │ 市 川 隆 男 │生涯学習課長│ 小 林 求 │ ├──────┼───────────┼──────┼───────────
┤ │保健課長 │ 藤 原
久 │消防室長 │ 上 島 貞 一 │ ├──────┼───────────┼──────┼───────────
┤ │農林課長 │ 平 井 克
則 │農委事務局長│ 浦 野 忠 男 │ ├──────┼───────────┼──────┼───────────
┤ │建設課長 │ 北 原 宣 明
│代表監査委員│ 中 坪 平 治 │ ├──────┼───────────┼──────┼───────────
┤ │振興開発課長│ 唐 沢 宏
光 │ │ │ └──────┴───────────┴──────┴───────────┘ 8.会議事件及び議事日程 箕輪町議会定例会 議 事 日 程(第1号) 平成9年9月8日 午前9時00分開会日程第 1 会議録署名議員の指名日程第 2 会期の決定日程第 3 議案第 1号 平成8年度箕輪町
一般会計歳入歳出決算認定について日程第 4 議案第 2号 平成8年度箕輪町
国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について日程第 5 議案第 3号 平成8年度箕輪町
老人保健医療特別会計歳入歳出決算認定について日程第 6 議案第 4号 平成8年度箕輪町
農業集落排水処理施設特別会計歳入歳出決算認定について日程第 7 議案第 5号 平成8年度箕輪町
公共下水道特別会計歳入歳出決算認定について日程第 8 議案第 6号 平成8年度箕輪町
保養センター特別会計決算認定について日程第 9 議案第 7号 平成8年度箕輪町
水道事業会計決算認定について日程第10 議案第 8号 箕輪町議会議員の報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例制定について日程第11 議案第 9号 箕輪町特別職の職員で非常勤の者の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例制定について日程第12 議案第10号 箕輪町特別職の職員で常勤の者の給与に関する条例の一部を改正する条例制定について日程第13 議案第11号 箕輪町教育委員会教育長の給与、勤務時間その他金条件に関する条例の一部を改正する条例制定について日程第14 議案第12号 箕輪町
医療費特別給付金条例の一部を改正する条例制定について日程第15 議案第13号 箕輪町老人及び
寡婦医療費給付金条例の一部を改正する条例制定について日程第16 議案第14号 箕輪町
道路占用料徴収条例の一部を改正する条例制定について日程第17 議案第15号 平成9年度箕輪町一般会計補正予算(第3号)日程第18 議案第16号 平成9年度箕輪町
国民健康保険特別会計補正予算(第2号)日程第19 議案第17号 平成9年度箕輪町
農業集落排水処理施設特別会計補正予算(第2号)日程第20 議案第18号 平成9年度箕輪町
公共下水道特別会計補正予算(第2号)日程第21 議案第19号 平成9年度箕輪町
保養センター特別会計補正予算(第1号)日程第22 議案第20号 平成9年度箕輪町
水道事業会計補正予算(第1号)日程第23 議案第21号 箕輪町町道の廃止について日程第24 議案第22号 箕輪町町道の認定について日程第25 議案第23号
上伊那地域広域行政事務組合規約の一部変更について日程第26 議案第24号
大出コミュニティセンター建設工事の請負契約について日程第27 報告第1号 箕輪町土地開発公社の経営状況について日程第28 陳 情 別紙文書表のとおり 平成9年9月
箕輪町議会定例会会期日程┌──┬──────┬──┬────┬───┬──────────┬───────┐│日次│ 月 日 │曜日│会議時間│会 議│ 議 事 │ 備 考 │├──┼──────┼──┼────┼───┼──────────┼───────
┤│ │ │ │ │ │開会 │ ││ │ │ │ │ │会議録署名議員指名 │ ││ 1│ 9月8日 │ 月 │午前9時│本会議│会期決定
│ ││ │ │ │ │ │議案上程 │ ││ │ │ │ │ │提案説明・
質疑 │ ││ │ │ │ │ │議案委員会への
付託 │ │├──┼──────┼──┼────┼───┼──────────┼───────┤│ 2│ 9月9日 │ 火 │ │休
会│ │ │├──┼──────┼──┼────┼───┼──────────┼───────┤│ 3│ 9月10日 │ 水 │ │休
会│ │郡町村会定例会│├──┼──────┼──┼────┼───┼──────────┼───────┤│ 4│ 9月11日 │ 木 │午前9時│本会議│一般質問
│ │├──┼──────┼──┼────┼───┼──────────┼───────┤│ 5│ 9月12日 │ 金 │午前9時│本会議│一般質問
│ │├──┼──────┼──┼────┼───┼──────────┼───────┤│ 6│ 9月13日 │ 土 │ │休
会│ │ │├──┼──────┼──┼────┼───┼──────────┼───────┤│ 7│ 9月14日 │ 日 │ │休
会│ │ │├──┼──────┼──┼────┼───┼──────────┼───────┤│ 8│ 9月15日 │ 月 │ │休
会│ │敬老の日休日 │├──┼──────┼──┼────┼───┼──────────┼───────┤│ 9│ 9月16日 │ 火 │午前9時│委員会│各
常任委員会審査 │ │├──┼──────┼──┼────┼───┼──────────┼───────┤│10│ 9月17日 │ 水 │午前9時│委員会│各
常任委員会審査 │ │├──┼──────┼──┼────┼───┼──────────┼───────┤│11│ 9月18日 │ 木 │ │休
会│ │ │├──┼──────┼──┼────┼───┼──────────┼───────
┤│ │ │ │ │ │委員長報告 │終了後 ││12│ 9月19日 │ 金 │午前10時│本会議│質疑・討論・
採決 │ ││ │ │ │ │ │閉会 │全員協議会 │└──┴──────┴──┴────┴───┴──────────┴───────
┘ ※一般質問通告書は、9月9日正午までに議長(議会事務局)に提出してください。 議事のてんまつ
◎事務局長(柴恒年) 開会前のあいさつを取り交わしたいと存じます。御起立をお願いいたします。〔一同起立〕おはようございます。〔一同「おはようございます。」〕御着席を願います。〔一同着席〕 午前9時00分 開会
○議長(向山章) ただいまの出席は22人であります。 これから平成9年箕輪町議会9月定例会を開催いたします。本日の会議を開きます。 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員に12番 浦野博賢議員、13番 東城興一議員の両議員を指名いたします。 日程第2 会期の決定を議題といたします。 今定例会の議会運営につきまして、去る8月26日に
箕輪町議会議会運営委員会を開催し、全員出席の下に協議をいたしました結果、議会運営委員会としては会期を本日9月8日から9月19日までの12日間とすることにいたしました。 お諮りいたします。 本定例会の会期を本日から9月19日までの12日間と決することに御異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり)
○議長(向山章) 御異議なしと認めます。したがって本定例会の会期は、本日から9月19日までの12日間と決定いたしました。 会期日程について、事務局長から説明いたさせます。事務局長。
◎事務局長(柴恒年) 会期日程及び議事日程説明。
○議長(向山章) 日程第3 議案第1号 平成8年度箕輪町
一般会計歳入歳出決算認定について 日程第4 議案第2号 平成8年度箕輪町
国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について 日程第5 議案第3号 平成8年度箕輪町
老人保健医療特別会計歳入歳出決算認定について 日程第6 議案第4号 平成8年度箕輪町
農業集落排水処理施設特別会計歳入歳出決算認定について 日程第7 議案第5号 平成8年度箕輪町
公共下水道特別会計歳入歳出決算認定について 日程第8 議案第6号 平成8年度箕輪町
保養センター特別会計決算認定について 日程第9 議案第7号 平成8年度箕輪町
水道事業会計決算認定について以上、7議案を一括して議題といたします。 事務局長に議案を朗読いたさせます。 なお、議案の朗読は件名のみといたさせます。事務局長。
◎事務局長(柴恒年) 議案朗読。
○議長(向山章) 提出者の説明を求めます。町長。
◎町長(井沢通治) 議案第1号から議案第7号までの、平成8年度箕輪町一般会計及び各特別会計並びに水道事業会計の決算認定について、一括して提案理由の説明を申し上げます。 なお、申し上げます金額につきましては、万円単位、あるいは千円単位で申し上げることとなりますが、御了承をいただきたいと思います。 初めに、議案第1号 平成8年度箕輪町
一般会計歳入歳出決算認定について申し上げます。 歳入合計は96億2,563万7,000円となり、前年度比5.5%の増であります。前年度を4億9,811万5,000円上回る、箕輪町の過去最高の規模となりました。歳出合計は92億6,057万3,000円で、歳入歳出差引残額は3億6,506万4,000円であります。このうち翌年度への繰り越すべく繰越明許費繰越額と、事故繰越額が合いませんので、実質収支額も同額であります。 歳入の主なものについて申し上げます。町税は個人町民税の特別減税もありましたが、30億9,723万4,000円で、対前年比1億9,409万6,000円の増額となり、法人町民税は平成3年度の過去最高額を上回る5億9,480万円となりました。また町たばこ税も初めて1億円を超えるなど、平成8年度後半から景気回復の足取りがしっかりとしてきた結果であり、公共投資の拡大、減税、金融緩和等の経済対策が辛うじて下支えしてきた景気も民間事業主導の自立回復過程への努力の結果であろうし、我が箕輪町の今日に至るまでの総合的な均衡ある発展を図ってきた成果の現れであると考えると共に、企業初めそれぞれの立場で御努力をいただきました皆さんに感謝を申し上げます。地方交付税は20億5,002万8,000円となり、前年度対比7,951万6,000円、4.0%の増に留まりました。これは
農業集落排水処理施設事業費の緊急整備分等について、企業債の活用に切り替えられたこと、町税の大きな伸びなどによる基準財政収入額が大きくなったことによるものであります。財産収入の減額は、前年度は大原公園墓地の貸付収入があったことによるものであります。町債は17億1,220万円でありますが、この中には
文化センター建設事業に係わる起債8億1,340万円と、
ふるさと農林道緊急整備事業、東小学校建設事業、特別減税に係わる減税補填債等であります。この他基金の繰入金は、大型事業を執行するため、財政調整基金から2億5,000万円、文化センター建設のための
社会教育施設整備基金から2億8,708万円を繰り入れ、大型事業の完成を図ると共に、健全財政を維持するため、公債の繰上償還財源として減債基金から1億9,130万円を繰り入れたものであります。 一方、歳出につきましては、待望久しかった温泉掘削事業に着手いたしましたし、伊那路生涯学習ステーション「蕗原の郷」、これは文化センターでありますが、整備事業に9億7,770万円、前年度と合わせて16億2,765万円の巨費を投じ完成させ、内部整備のスタインウェイのピアノ、同時通訳システムなど4,460万円で、高度化する生涯学習要望に備えた諸施設が整いましたことは、議会を初め町の皆さんの御協力の賜物と感謝をいたしております。また、完成と共に記念事業としてNHK大生命展など、多くの主催事業ができましたことは、町民の文化水準の高さと思います。さらに東小学校大規模改造事業につきましても、最終年度として1億8,500万円で、前年度と合わせて3億1,785万円で完成することができました。役場庁舎増改築工事を1億1,045万円で行うと共に、コミュニティーの確立が進む中で、北小河内公民館を初め8施設の改修補助を行ってまいりました。また、「箕輪町の歌」歌碑の建設基金の設置ができたほか、防災街灯62基の設置を行うなど、交通安全対策も進めることができました。町税の賦課徴収費として固定資産税の課税基礎の整備として、宅地条件調査などを実施いたしました。次に民生費では8.1%の伸びでありますが、
老人ホームヘルプサービス事業等にも積極的に取り組み、派遣回数も5,000回を超えて36%の伸びとなり、事業費も27%増の3,566万円でありました。
寝たきり老人等短期保護の事業につきましても114人、延べ3,000日を超える措置を実施いたしました。
デイサービスセンター運営事業としては9,265万円で、延べ4,858人の利用をいただきました。また、10の保育所の児童措置費は総額5億7,700万円でありました。
上伊那広域水道用水企業団の高料金対策負担金は2,927万円、ごみ処理及びし尿処理費として
伊北粗大ごみ処理施設組合、
伊那中央保健衛生施設組合負担金として2億4,400万円、
合併浄化槽設置補助金2,883万円など、日常生活関連費として負担してまいりました。保健と福祉のまちづくりを進める中で、成人病予防検診には延べ1万人を超える皆さんの受診をいただきました。農林事業では、西部畑地の総合的な高度利用を図るため、農業公園構想を策定すると共に、西部箕輪土地改良区補助金8,902万6,000円、6カ所の
県補助土地改良事業に1,630万円、
ふるさと林道緊急整備事業に3,200万円を支出してまいりました。観光事業では、一度は解体撤去まで考えた萱野高原の旧湯山荘の全面改修を実施し、新たに「信州かやの山荘」として生まれ変わることができました。道路事業といたしましては、町道4号線を3,002万円、7号線を5,873万円で改良すると共に、道路補修、舗装工事に1億560万円を投じました。また、
町単独道路整備事業は8,063万円まで有利な起債を入れてまいりました。松島・仲町の街路事業にも3,198万円、県道改良事業の負担金は4,008万円を充てることができました。消防防災関係では、長岡・長田地区の小型動力ポンプの購入と、新設の貯水槽4基、消火栓の新設10基などの整備をいたしました。教育費関係では、時代に即応し、中部小学校、北小学校のパソコン教室の改造工事費として1,369万円、O-157対策などの給食施設及び備品の整備のための395万円で取り組んでまいりました。また、公園整備として北小河内竹の腰公園のグランド造成費として3,006万円で実施をいたしました。さらに町民体育館の老朽化に伴い、
地域スポーツリフレッシュ事業で起債の許可を受けて改修を行うことができました。社会資本の整備としての公共下水道及び農業集落排水事業への一層の促進を図るため、2つの会計に合わせて4億8,500万円を支出いたしました。 以上のとおりでありますが、単年度の財政力指数は0.587、起債制限比率については9.3に留まることとなりました。 次に議案第2号 平成8年度箕輪町
国民健康保険特別会計決算認定について申し上げます。 事業勘定につきましては、歳入合計10億700万3,000円、歳出合計9億7,574万9,000円で、歳入歳出の差引残額は3,125万3,000円の決算でありました。歳入全体では前年度比1.9%の減少、療養給付費交付金が12.0%減少のほか、国民健康保険税が2.4%、繰入金が14.7%の増加でありました。歳出では前年度に比べ、老人保健拠出金が3.8%増加したほか、保険給付費などの増加したことが主な内容であります。 施設勘定につきましては、歳入歳出それぞれ8,117万5,000円で、歳入歳出差し引きゼロの決算であります。診療所収入は前年度対比4.3%の伸びで、平成7年度5月から着任した医師も地域に定着し、診療も順調に推移をしております。実質単年度赤字は184万1,000円で、この赤字額は前年度同様一般会計からの繰り入れで措置したものでありますが、赤字額は大きく減少をいたしました。 次に議案第3号 平成8年度箕輪町
老人保健医療特別会計歳入歳出決算認定について申し上げます。 歳入歳出それぞれ13億6,278万5,000円で、歳入歳出差引残額316万3,000円の決算であります。老人医療受給者3,028人で、前年度比6.9%の増であり、年々増加率も高くなっております。医療費は13億5,063万3,000円となり、前年度比6.5%の増であります。1人当りの医療費は、県下120市町村中、97番目という低い位置にあります。 続いて議案第4号 平成8年度箕輪町
農業集落排水処理施設特別会計歳入歳出決算認定について申し上げます。 歳入の総額は9億650万6,000円で、歳出の総額は8億7,754万3,000円であり、差引残額は2,896万3,000円でありますが、このうち翌年度へ繰り越すべき財源である箕輪西部南の排水処理施設建設の工事等に係わる繰越明許費繰越額は48万5,000円を差し引きますと、実質収支額は2,847万8,000円となります。歳入の主なものは分担金6,394万円、使用料2,134万7,000円、県補助金2億2,106万7,000円、一般会計からの繰入金は3億3,500万円で、町債2億5,180万円等であります。これらを財源として西部南、西部中地区の管路埋設工事等の事業が7億9,612万4,000円で実施されたほか、南小河
内、長岡、北小河
内の3地区の各排水処理施設の維持管理費として3,465万5,000円を支出いたしました。 次に議案第5号 箕輪町
公共下水道特別会計歳入歳出決算認定について申し上げます。 歳入総額は15億3,295万円に対しまして、歳出の総額は15億706万2,000円、差引残額2,588万8,000円であります。このうち翌年度へ繰り越すべき財源である、管渠埋設工事に係わる繰越明許費繰越額290万円を差し引きますと、実質の収支額は2,298万8,000円となります。歳入の主なものは負担金1億9,859万6,000円、使用料1,166万8,000円、国庫補助金3億7,131万5,000円、一般会計からの繰入金が1億5,000万円、町債7億7,630万円等であります。これらを財源として管渠埋設工事等の事業に12億7,524万3,000円を投資したほか、浄水苑の維持管理費に2,600万円を支出いたしました。 議案第6号 平成8年度箕輪町
保養センター特別会計決算認定について申し上げます。 まず、収益的収支につきましては、事業収益1億9,997万7,000円、事業費用1億8,404万6,000円で、差し引き1,593万1,000円の経常利益であります。 次に資本的収支につきましては、収入1,433万6,000円、支出2,918万2,000円で、差し引き1,484万6,000円の不足となりましたが、過年度分の損益勘定留保資金で補填をいたしました。 最後に議案第7号 箕輪町
水道事業会計決算認定について申し上げます。 収益的収支につきましては、まず収入では水道使用料及び消火栓維持管理負担金が主なもので、4億3,904万1,000円、次に支出では北島水源外の動力費、
上伊那広域水道用水企業団からの受水費、配水管布設の修理費、減価償却費、企業債の利息等が主なもので4億2,873万8,000円となり、差し引き1,030万3,000円の単年度黒字決算となりました。 資本的収支につきましては、広域化促進事業により実施した大原配水系、松島大道、松島北、木下配水管布設工事及び下水道関連の配水管布設替え工事が主なもので、収入1億3,924万2,000円に対し、2億7,994万5,000円の支出となり、差し引き1億4,070万2,000円の不足額を生じましたが、過年度・当年度の損益勘定留保資金、建設改良積立金などでそれぞれ補填することができました。 以上、各会計決算の概要について説明いたしましたが、細部につきましては収入役及び担当課長から説明をいたさせますので、よろしく御審議の上、認定いただきますようお願いをいたします。
○議長(向山章) 細部説明を求めます。収入役。
◎収入役(坪井栄寿) それでは私の方から議案第1号から議案第6号につきましての各会計の決算について細部説明を申し上げます。 各会計とも事項別明細につきましては省略をさせていただきたいと思います。また、金額につきましても主として千円単位で申し上げますので、よろしくお願いいたします。また、地方自治法233条5項に規定されております主要施策につきましては、各会計に説明書をそれぞれ添付してございますので、後ほど御覧をいただきたいと思います。 それでは最初に議案第1号 平成8年度箕輪町一般会計歳入歳出決算書から細部説明を申し上げます。1ページをお開きいただきたいと思います。 歳入につきましては、収入済額と不納欠損額、収入未済額を中心に説明をさせていただきます。 まず1款の町税でございますが、町税全体の収入済額は30億9,723万4,358円でございます。初めて30億円台の大台となりました。歳入全体の構成比では32.18%を占めております。また、前年度決算比では106.7%となりまして、約1億9,400万円の増となりました。税目別では前年度比伸び率が町民税では10%、それから固定資産税は3.4%、軽自動車税では5%、町たばこ税では4.5%とそれぞれ増額となりました。特に法人町民税では、ただいま町長申し上げましたように前年度伸び率を大きく上回り、27.3%の伸びとなりました。また、たばこ消費税につきましても、申し上げましたように1億円台の大台を超えることができました。一方、不納欠損額もちょっと大きくなりましたが、全体では2,061万8,163円となりました。反面、収入未済額は前年度に比べますと690万円ほどの減の8,067万163円となりました。細部につきましてはまた後ほど調書で御説明を申し上げます。2款の地方譲与税につきましては、収入総額は前年度比約1,075万円多い2億5,967万7,000円でございまして、4.3%の伸びとなりました。3款の利子割交付金につきましては、預貯金利子につきまして源泉課税される利子税を財源とするものでございますが、御承知のとおりさらに預金金利の低下がございまして、それを直接受けまして、前年度に比べて約60%の4,756万2,000円となり、3,091万円の減額となりました。5款の特別地方消費税交付金につきましては、247万6,000円で、前年度比では98.6%でございます。6款の自動車取得税交付金につきましては、自動車取得税の一定割合を道路の延長だとか、面積に応じまして配分されるものでございますが、前年度より多少多い1億1,059万7,000円が交付されました。8款の地方交付税につきましては、歳入全体の21.3%の構成比でございます。町税に次ぐ主要な財源となっております。前年度比では3.98%の増、20億5,002万8,000円となりました。9款の交通安全対策特別交付金につきましては、道路交通法の反則金を財源といたしまして、交通安全施設の整備のために交付されるものでございまして、前年度とほぼ同額の476万7,000円でございます。10款の分担金・負担金につきましては、前年度に比べて7.7%の増、2億6,661万2,000円となりました。分担金では農林関係、土木関係、商工関係等の分担金でございます。負担金は2億4,178万8,000円でございますが、その主なものは保育料でございまして、その他福祉施設の入所利用等の負担金も含まれてございます。11款の使用料・手数料は8,410万円でございます。2ページへお進みをいただきたいと思います。使用料の主なものにつきましては、町営住宅の使用料、またながたの自然公園の施設の使用料、社会教育施設等の使用料でございます。手数料は、役場の総合窓口での諸証明の手数料等でございます。12款の国庫支出金は総額で3億322万円で、歳入全体の3.15%を占めております。国庫負担金の主なものは、老人並びに身体障害者の福祉施設の入所措置事業、また保育所の運営の児童措置事業の負担金と、児童手当等の負担金でございます。国庫補助金は、老人デイサービス事業、ホームヘルプサービス事業等の社会福祉事業補助金のほか、合併浄化槽の設置事業の補助金、都市計画の街路事業等の補助金が主なものでございます。委託金は国民年金事務の委託金が主なものでございます。13款の県支出金では、総額2億9,614万円、歳入全体の3.08%でございます。県の負担金では、国庫負担金同様、老人並びに身体障害者福祉施設入所措置事業、並びに保育所の児童措置事業や老人保健事業等の負担金が主なものでございます。また、県補助金は、福祉事業関係の補助金のほか、合併浄化槽設置事業の補助金と林道中樽線舗装事業等の補助金、また県単土地改良事業等の補助金等でございます。委託金は、県税の徴税事務の委託金が約3,000万円のほか、昨年10月20日に執行されました長野県知事並びに衆議院議員の総選挙の委託金約2,000万円が主なものでございます。14款の財産収入でございますが、収入済額は5,517万8,000円でございます。不動産売払収入は、東部堆肥センターの用地、またゆとり荘用地の一部を天竜川の河川改修事業の用地として建設省へ売り渡した土地代のほか、ふるさと農道用地の代替用地処分をしたものの収入が主なものでございます。なお1項の財産運用収入では、教職員住宅の貸付収入のほか、基金の運用収入が含まれてございます。15款の寄附金1,680万円でございますが、すべて指定寄附金でございまして、寄附された方々の意向に沿って財源として支出をされております。16款の繰入金は総額で7億5,842万円でございます。特別会計繰入金では国民健康保健特別会計と、老人保健医療特別会計からの繰入金でございます。基金の繰入金は財政調整基金から2億5,000万円、減債基金から1億9,230万円、社会教育施設の整備基金から2億8,708万4,000円繰り入れをいたしました。財産区の繰入金は2,340万1,000円でございますが、すべて交付金として増え、交付されたものでございます。17款の繰越金は3億9,608万円でございまして、平成7年度からの繰越金でございますが、この中には繰越明許費の繰越金として8,039万2,000円、また事故繰越として33万9,000円が含まれてございます。18款の諸収入は1億6,454万1,000円でございます。このうち町税の延滞金は129万円、それから預金利子が127万8,000円、それから貸付金の元利収入が9,504万5,000円でございます。貸付金の元利収入の内訳ですが、勤労者の協調融資の預託金の元金が4,500万円でございますし、商工業の振興資金の貸付金の元金が5,000万円含まれております。受託事業収入では875万2,000円でございますが、霧沢山の公団分収事業と遺跡発掘事業の受託事業収入でございます。5款の雑入は5,817万5,000円でございます。このうち特別なものといたしましては消防団員等の公務災害の補償金のほか、国民年金の印紙の売捌手数料、それから成人病予防検診の個人の負担金、それから
伊北粗大ごみ処理施設組合の負担金等も含まれております。本年度は特に長岡の下水道事故の損害賠償供託金1,202万8,000円が含まれてございます。19款の町債ですが、総額では17億1,220万円となりました。歳入全体に占める割合は17.79%となります。主なものといたしましては蕗原の郷の整備事業、文化センターの建設事業債といたしまして8億1,340万円を初めといたしまして、減収補填債として2億3,590万円、東小学校の大規模事業債で1億2,060万円、ふるさと林道の整備事業債で9,640万円、それからスポーツリフレッシュ事業債、スイミングプールの関係のものとして6,500万円、その他ふるさと農道の整備事業、町単の道路の整備事業、まつしま整備事業、都市計画街路事業等々に要した事業の町債でございます。 以上、平成8年度の収入合計は予算額が96億7,909万4,000円に対しまして、収入済額は96億2,563万7,223円、執行率は99.45%、調定額に対します収入率でございますが、98.86%となりました。なお、不納欠損額は先ほど町税のところで申し上げましたが、2,061万8,163円でありまして、収入未済額が9,005万3,133円となりました。また、この明細につきましては調書で後ほど御説明をさせていただきたいと思います。 4ページへお進みをいただきたいと思います。4ページ、歳出について申し上げます。1款の議会費につきましては、議会運営に要した費用で、支出済額は1億1,355万2,000円でございます。2款の総務費は15億5,057万6,000円となりました。前年度比では26.75%の増となりました。総務管理費では13億2,161万9,000円、前年に比べまして34%ほどの伸びになりましたが、それにつきましては主なものといたしましては、役場の庁舎の増改築工事に1億1,218万円費やしたためのものでございます。その他総務関係につきましての人件費、また全体の共通経費、庁舎の維持管理費、また基金への積立金等がございます。基金の積立金といたしましては財政調整基金へ3億935万5,000円、減債基金へ3億1,195万1,000円、また新たに東京箕輪会の皆さんから御寄附をいただきまして、「箕輪町の歌」歌碑建設基金といたしまして121万4,000円を基金として新設をいたしました。2項の徴税費につきましては、町税の賦課徴収に要した費用でありまして、1億4,886万8,000円でございます。税務関係の職員の人件費のほか、先ほども町長申し上げました固定資産の評価資料の整備業務を引き続き行いましたので、その委託費等でございます。3款の戸籍住民基本台帳費は総合窓口の戸籍住民台帳の業務に要したものでございます。4款の選挙費につきましては、昨年の10月20日に行われました県知事選挙、また衆議院議員の総選挙に要した費用でございます。5款の統計調査費、6款の監査委員費につきましては、特別申し上げるところはございません。失礼しました、5項・6項でございます。3款の民生費について申し上げます。支出済額は12億1,273万1,000円で、歳出全体の13.1%を占め、前年度比では8%の増となりました。1項の社会福祉費では5億7,934万4,000円で、老人福祉施設の入所措置事業、身体障害者の更生援護施設入所措置事業のほか、老人ホームヘルプサービス事業、在宅老人のデイサービス事業、また寝たきり老人等ショートステイ事業等の社会福祉関係に要したものでございます。この事業につきましては、主に町の社会福祉協議会の方へ委託事業として支出したものでございます。その他寝たきり老人の介護見舞金の支給、また福祉医療費の給付、長寿クラブの活動の育成、日常生活用具の給付等、引き続き生活弱者に対するきめ細かな支援事業を行ってまいりました。なお、これらの事業に対する対象人員だとか、回数だとか内容につきましては、先ほどもちょっと申し上げましたけれど、主要施策の資料として申し上げてございますので、そちらの方で御覧をいただきたいと思います。2項の児童福祉費でございますが、6億3,338万6,000円でございまして、町内10カ所の保育所の766人の児童に対する保育に要した費用が主なものでございます。その他母子通園訓練施設の運営費、児童手当等の給付事業も含まれてございます。4款の衛生費は8億312万円、歳出全体の8.67%を占めてございます。1項の保健衛生費では4億9,632万円、保健活動に要した経費が主なものでございますが、その他引き続き医療施設の整備基金へ5,047万5,000円を積み立てをいたしました。また国保事業勘定への繰出金が7,567万6,000円、また老人保健の特別会計への繰出金が7,032万円含まれてございます。なお、前年まで支出してまいりました上伊那の水道の広域化促進事業の出資金は、本年は出資がございません。環境衛生費につきましては、引き続き小型合併浄化槽の設置に対しまして、国・県の補助金を受けて40基の補助を行いました。その他廃止路線バスの代替運行補助金で589万円を支出してございます。2項の清掃費では3億679万9,000円の支出で、ごみやし尿の処理、生活排水の汚泥の処理施設の運営費等でございます。町独自のごみ収集委託料は3,767万3,000円、伊那中央保健衛生施設組合、また
伊北粗大ごみ処理施設組合への負担金を合わせて2億4,400万円と大きな事業になってございます。6款の農林水産業費について申し上げます。9億7,049万8,000円で、支出全体の10.48%を占めました。1項の農業費では西部箕輪土地改良区の補助金が8,902万6,000円、その他農業集落排水処理施設特別会計への繰出金が3億3,500万円、ふるさと農道の負担金が7,000万円、国営かんがい排水事業の負担金が5,876万円等が大きなものでございます。その他農村コミュニティー促進事業として、北小河
内の中村の集落施設への補助、中原の集落営農組合への補助、引き続き農協の水稲育苗施設等への補助等も行いました。また新たに伊那西部地区の基幹水利施設の管理事業の補助残への負担金、それから地域間調整推進事業、いわゆる水田転作のとも補償の補助金でございますが、これは国の方から補助を受けまして農協へ3,751万円支出をいたしております。また農村公園基本計画についても策定をいたしてまいりました。2項の林業費は1億8,847万2,000円でございます。懸案でありました中樽線の舗装改良事業もようやく完成の運びとなりました。その他ふるさと林道日影入線の工事の負担金、また林道用地の土地代や立木の補償料5,000万円が含まれてございます。7款の商工費の支出済額は1億9,429万1,000円でございます。商工振興費では町商工会を初め、商工業の振興のための補助金が6,202万円ございますし、商工業の振興基金として1億6,000万円ございますけれど、それに合わせて融資の貸付金5,000万円がこの中に含まれてございます。観光事業につきましては、信州かやの山荘のオープンに向けまして備品等を整備をいたしましたほか、引き続きながた自然公園の整備運営のために努めてまいりました。なお、県の観光開発公社への施設建設の償還金634万7,000円が見込まれてございます。みのわ祭りへの関係の支出は1,160万円でございます。8款の土木費の支出済額は9億9,941万9,000円で、歳出全体の10.8%でございます。1項の土木管理費につきましては、この中には温泉掘削業務の経費が主なものでございまして、探査業務を含めまして温泉の掘削費用として7,436万8,000円を支出しております。2項の道路橋梁費につきましては、5億1,793万5,000円でございます。道路維持費として支出をいたしたほか、舗装工事で1億560万円、また前年度から繰り越しされてまいりました、まつしまの整備事業の用地購入並びに物件補償費、その他4号線・7号線の整備等の費用でございます。4項の都市計画費につきましては、前年度からの繰越事業となっておりまして、7,132万1,000円を含めて合計3億1,213万円でございます。年次計画で進めてまいりました町道8号線の街路事業につきましても完成の運びとなりました。また、公共下水道の特別会計への繰出金は1億5,000万円でございます。なお、仲町街路事業を初めとしまして、県営の事業の負担金は総額では7,831万3,000円となりました。次の5項の住宅費についてでございますが、こちらについては特別申し上げるところはございません。次の9款の消防費につきましてですが、支出済額は3億245万9,000円でございまして、3.27%でございます。常備消防費、いわゆる消防署の運営のための費用として2億1,083万2,000円を伊那消防組合の方へ支出をいたしました。非常備消防費、いわゆる消防施設や消防団の運営の関係の費用でございますけれど、本年度は新たに小型動力ポンプ2台購入したほか、防火水槽4基を新設いたしました。10款の教育費でございますが、21億1,821万6,000円、歳出全体の22.87%を占めております。前年同様、最も高い支出の中での構成比となってございます。1項の教育総務費は、人件費等、またその他教職員住宅のための費用でございますし、2項の小学校費では4億3,957万9,000円でございますが、小学校の管理、教育振興の関係、それから給食関係等に要した費用でございます。その他学校建築費といたしまして、本年度は東小学校の大規模改造工事の関係で1億8,756万3,000円を投じまして完成を見ました。また中部小学校、北小学校のコンピューター教室の改造工事のほか、北小学校の整備基本計画の策定、南小学校の増築工事の設計等も行いました。なお、保育所を初めといたしまして、学校給食につきましては、昨年は特にO-157の問題が大きく取り上げられましたので、そうした関係につきましての施設の整備、備品等の購入にも配慮をいたしました。3項の中学校費でございますが、1億1,904万4,000円でございます。特別申し上げる点といたしましては、社会体育館の関連の避難路の設置をいたしたことでございます。6項の社会教育費でございますが、12億9,808万9,000円でございます。懸案でありました町の文化センターが平成7年度・8年度事業の2カ年事業にわたって建設が行われ、落成の運びとなりました。この建設関係の経費として10億5,979万9,000円を要しました。その他、オープニング事業として文化センターの開館記念、NHKの大生命展ほか、幾つかのイベントを行うことができ、好評をいただきました。7項の保健体育費でございますが、前年度からの地域スポーツのリフレッシュ事業として繰越明許とされておりました1億7,783万7,000円を要しましたが、町民スイミングプールが新たに新装なりましたし、町民体育館の床が全面張り替えができました。12款の公債費は総額で9億8,136万9,000円で、歳出全体の10.6%を占めております。このうち元金は6億2,227万3,000円、利子分は3億5,839万6,000円でございます。13款の諸支出金は1,433万6,000円でございますが、保養センターの建設費の償還費として出資したものでございまして、平成8年度で終了いたしました。なお、これに対する9年間出資をしてまいりましたが、総額では1億7,789万7,000円となりました。14款の予備費は特別出資はございません。 以上、支出総額は予算額96億7,909万4,000円に対しまして、支出済額は92億6,057万2,627円でございます。先ほど申し上げました収入済額との差引額3億6,506万4,596円が残額となりまして、平成9年度へ繰り越しとなるものでございます。なお、平成8年度につきましては、繰越明許費、事故繰越等はございません。 7ページまでお進みをいただきたいと思います。7ページ以降につきましては事項別明細書でございます。冒頭で申し上げましたように説明は省かさせていただきます。 それでは98ページまでお進みをいただきたいと思います。98ページにつきましては実質収支に関する調書でございます。先ほど申し上げました歳入総額、歳出総額、差引額等を千円単位でお示ししたものでございます。なお、翌年度へ繰り越すべき財源はございません。したがいまして実質収支額は3億6,506万4,000円となるものでございます。6に書いてございます実質収支額のうち、地方自治法第233条の2の規定による基金繰入額とございますけれど、この規定は地方自治法の中で、各会計年度におきまして決算上剰余金を生じた時は翌年度の歳入に編入しなければならないけれど、但し書きとして、条例の定めだとか、議会の議決によって翌年度へ繰り越さなくて基金に編入することができるという規定でございまして、当会計につきましてはその対象がございませんので、ゼロでございます。 続きまして100ページをお願いをいたします。公有財産に関する調書でございます。特別移動のあったところだけ触れさせていただきます。まず左側の方の土地のところでございますけれど、消防施設で45.73平米とございますが、これは三日町の警鐘櫓の用地の御寄附をいただいたものでございます。それからその下へきて公園等のところで2,340.96とございますけれど、これは竹の腰公園の関係、それから田中城公園の関係での用地取得でございます。次の保育所外の施設ということで645.54ございますけれど、これは文化センターの関係とゆとり荘の関係のマイナスを差し引きしたものでございます。次に下って山林のところで193.61とございますが、これは吉田ケ沢の保安林の用地を取得したものでございます。下の教員住宅のマイナス34.51とございますけれど、これは南町の教職員住宅の用地、7号線の関係で減少となったものでございます。それから建物のところで木造のところにマイナス173.28とございますが、これは白雲荘の取り壊し分でございます。それから非木造のところで一番上に233とございますが、役場庁舎の増築分でございますし、その下の2,912.29につきましては文化センターの新築、それから湯山荘を廃止したこと、マイナス分でございます。かやの山荘を新築したこと、プラス分等でございます。 次の101ページへお進みをいただきたいと思います。山林の面積のところで193.61とありますのは、先ほど申し上げたものでございますし、右側へいきまして立木の推定蓄積量、合わせまして436.20とございますが、これは町有林等の立木の推定の成長率を見込んだものでございます。次の有価証券のところにつきましては移動はございません。次の出資による権利につきましては、御覧いただきます3項目ございますけれども、それぞれ出資を増額をいたしたものでございます。逐一の説明は省かさせていただきます。 102ページを御覧をいただきたいと思います。102ページ以降につきましては物品でございまして、重要物品について各部局ごと、一番上は議会事務局でございますけれど、部局ごとにお示ししたものでございます。それぞれ増減等ございますけれど、内容についての説明は省かさせていただきます。 132ページまでお進みをいただきたいと思います。132ページでございますけれど、市町村合計と一番下にございますが、これが町全体のものをトータルいたしたものでございます。それぞれ増減がございまして、右側の一番下、本年度末の現在高は総額では5億7,668万5,903円、点数では591点となります。 133ページへお進みをいただきたいと思います。133ページは基金の状況をお示ししたものでございます。移動等の内容についてはそれぞれ申し上げませんけれど、年度中の増減を操作いたしたものでございまして、各基金ごとにマスの右下の欄が年度末の現在高というふうになります。 134ページをお開きをいただきます。134ページの基金でございますが、ここにはちょっと数字を合わせてございませんけれど、年度末残高では基金の総計は18億5,251万6,000円ございます。18億5,251万6,000円となります。なお、その他の基金としましては国保事業勘定にございますけれど、それはまた後ほど出てまいります。 次に136ページへお願いをいたします。136ページにつきましては、今まで申し上げたものを総括として各款ごとに予算額、調定額、収入済額、不納欠損額、収入未済額等々、それから右側の方へいきますと予算対比、調定対比、構成比率でお示ししたものでございます。一番右側でいきますと、例えば町税につきましては収入全体の中で32.18%を占めている。その右側へいく96.83というのは、町税の調定に対する収入割合96.83%、こういうふうになるものでございます。 次の137ページへお進みをいただきます。137ページは歳出の部でございますけれど、歳出の各款ごとにお示ししたものでございます。右側の方へいきまして執行割合、予算に対しての支出済額の割合、それから歳出全体に対する各款ごとの構成比率をお示ししたものでございます。御覧いただきますように一番大きなものは教育費が22.87%、2番目が総務費、3番目が民生費というふうになってございます。 138ページまでお進みをいただきます。138ページは町税の課税調書でございます。内容逐一は申し上げませんが、各税目ごとの状況をお示ししたものでございますが、この表の見方といたしましては、一番右側の方がいわゆる現年度分の調定額、先ほど税のところで出てまいりましたけれど、その額と一致するものでございます。現年度分の調定額と一致するものでございます。 それから次の139ページをお願いいたしますが、個人町民税の税率、それと法人町民税の均等割、いずれも前年と同じ税率でございます。 次の140ページ軽自動車税でございます。次の141ページですが、町税の未納金調書でございますが、これにつきましては先ほど申し上げましたこの表の右側の合計欄の一番下にございます8,067万163円とございますが、これが各税目ごとの各年度別のいわゆる未納額でございます。内容についての説明は省かさせていただきます。 その下の表が平成8年度の町税の不納欠損の調書でございます。個人町民税、法人町民税、固定資産税、軽自動車税とございますが、そこにございますように、地方税法の15条の7、また18条のそれぞれの規定に基づきまして不納欠損をいたしたものでございます。合計額では先ほども出てまいりました、ここにはお示ししてございませんが、2,061万8,163円となります。 142ページへお願いいたします。142ページは保育料の未納金の調書でございますが、左側が保育料の未納金調書、合計額では322万2,690円、真ん中が住宅使用料の未納金調書、合計額で615万4,760円、それからホームヘルプサービスの負担金の未納金調書ということで、5,520円ございます。 以上、議案第1号についての説明を終わります。 続いて議案第2号を御覧をいただきたいと思います。議案第2号につきましては、平成8年度の箕輪町国民健康保険の特別会計の歳入歳出決算書でございますが、要点のみ触れさせていただきます。 2ページを御覧をいただきたいと思いますが、最初に歳入から申し上げます。1款の国民健康保険税でございますが、調定額4億7,361万3,000円に対しまして収入済額は4億2,772万8,000円でございまして、したがいまして収入率は90.31%となります。不納欠損額は御覧いただきますように501万2,000円ございます。したがいまして収入未済額は4,087万3,000円となります。内容につきましては後ほどまた調書が出てまいります。2款の使用料及び手数料は、国民健康保険の保険税の督促手数料でございます。3款の国庫支出金は2億5,504万1,000円でございますが、国民健康保険税に次ぐ大きな財源でございます。収入全体では25%ほどを占めております。10項の国庫負担金は療養給付費の負担金でございますし、2項の国庫補助金は特別調整交付金、また医療費の適正化特別対策事業の補助金等でございます。5款の療養給付費の交付金は1億6,156万5,000円でございます。6款の共同事業交付金は、高額療養費に対する共同事業の交付金でございます。7款の財産収入につきましては、財政調整基金の運用収入でございます。8款の繰入金は7,383万5,000円でございますが、保険基盤安定負担金、また職員給与費等の繰入金、国保財政安定化支援事業の繰入金、出産育児一時金の繰入金、いずれも一般会計の方から繰り入れをされたものでございます。9款の繰越金は7,536万7,000円でございます。平成7年度からの繰越金でございますし、10款の諸収入は国民健康保険税の延滞金と預金利子、また第三者行為による納付金等でございます。12款の連合会への支出金はございません。 以上、歳入合計では調定額10億5,288万8,742円に対しまして、支出額は10億700万3,145円でございます。 続きまして3ページ、歳出について申し上げます。1款の総務費は5,478万6,000円でございますが、職員の人件費、事務費等でございます。2款の保険給付費でございますが、6億8,616万7,000円でございますが、歳出全体では70.3%を占めております。国民健康保険被保険者に対する療養給付費が主なものでございますけれど、被保険者の年間平均では3,044世帯、年間平均で6,624人になっております。また、年々老人保健の対象者が増加してございます。高額療養費の対象者は605件ございますし、葬祭費の対象者は100件ございました。出産育児の関係の対象者は41件ございました。移送費は該当がございません。3款の老人保健拠出金ですが、1億9,587万5,000円でございます。これが支払基金の方を通じまして老人保健の方へ回ってくる拠出金でございます。社会保検診療報酬支払基金への拠出金等も含まれております。4款の共同事業の拠出金は648万1,000円でございまして、高額療養に対する国保連合会で行っている事業でございます。5款の保健事業費、国保の被保険者の保健予防の活動のために要した費用でございます。成人病の予防検診に対する費用の上乗せ補助の他、人間ドックの費用の助成等も行っておりますし、その他無受診
家庭への表彰等も行っております。6款の基金積立金ですが、74万2,000円でございますが、後ほどまた出てまいりますけれど、基金総額は1億6,683万3,000円になります。8款の諸支出金は2,204万8,000円でございます。償還金・還付加算金は2,120万3,000円でございますが、これは国民健康保険税の該当がなくなった方、すでに納められている国民健康保険税の還付金でございます。4ページへお進みをいただきたいと思います。4ページ、3項の繰出金は東部診療所勘定への繰出金でございます。 以上、歳出合計は予算額10億1,438万4,000円に対しまして、支出済額は9億7,574万9,538円で、不用額が3,863万4,462円でございました。執行率は96.19%でございます。したがいまして歳入歳出の差引残額は3,125万3,607円ございまして、平成9年度へ繰り越されております。 次の事項別明細は省かさせていただきまして、26ページをお願いいたします。26ページは実質収支に関する調書でございますが、一般会計同様総額を千円単位でお示ししたものでございます。 28ページへお願いいたします。28ページは基金の状況でございますが、国民健康保険事業の財政調整基金でございます。前年度末残高に74万2,000円を積み足しまして、合計では1億6,688万3,000円となります。出資による権利2万8,000円を積み立ていたしまして416万円、これは国民健康保険基金への預託金でございます。 次に30ページへお願いをいたします。30ページは国民健康保険税の未納金の調書でございますが、一般会計同様国保税の未納金の額を年度ごとにお示ししたもので、合計額では右端にあります4,087万3,227円となります。その下が不納欠損の状況です。合計を書いてございませんが、先ほどのところでも出てまいりましたが、501万2,370円が不納欠損をいたしました。 次に32ページへお願いいたします。32ページは施設勘定、いわゆる東部診療所の勘定でございます。 歳入について申し上げます。1款の診療収入の総額は7,683万7,000円となりました。前年度の決算に比べますと23%ほど伸びておりまして、額では1,452万円伸びております。総患者数も1万563人、前年度に比べまして1,500人ほど、率では16%ほど増となっております。新しい施設に加えまして医師の定着、信頼の向上を得て実績を示したものと理解をいたします。2款の使用料及び手数料は診断書等の手数料でございますし、3款の財産収入は医師住宅の貸付収入です。4款の繰入金は265万8,000円となりましたけれど、このうち一般会計からのいわゆる赤字補填分は184万1,000円でございます。前年に比べますと1,155万円ほど少なくなっております。以上、歳入合計は8,117万5,958円となりまして、前年度比では4.25%の増となりました。 次の33ページをお願いいたします。歳出でございますが、1款の総務費は4,477万8,000円、医師及び職員の人件費、診療所の運営経費でございます。2款の医業費は2,910万9,000円、医薬品や衛生材料費でございます。支出額の全体の35%を占めてございます。3款の諸支出金は、支出はございませんし、7款の公債費は728万8,000円でございますが、診療所の建物の建設の長期借入金の元利償還金でございます。したがいましてこの償還金を除けば、実質的には黒字経営というふうになるという一面見方もできるかと思います。 以上、歳出合計は支出済み額が8,117万5,958円でございまして、一般会計からの補填等をいたしまして、残額はゼロでございます。 続きまして44ページをお願いいたします。実質収支の調書でございますが、ゼロでございます。 次に46ページ、財産調書でございますが、本年度の移動はございません。土地については診療所の土地でございますし、建物については診療棟・医師住宅の建物でございます。非木造のところに30平米ございますが、これは自動車の車庫分でございます。 続いて47ページですが、物品の調書でございますけれど、中ほどの増のところで142万1,400円でございますが、電周波の治療機を購入をいたしました。その分が増となってございます。 以上、議案第2号の説明を終わらせていただきます。 続いて議案第3号の平成8年度箕輪町老人保健医療特別会計歳入歳出決算書でございますが、1ページを御覧をいただきたいと思います。 まず、歳入から申し上げますけれど、この会計は御承知のとおり負担区分、すなわち支払基金から70%、国庫から20%、県及び町から5%ずつ、それぞれ拠出をしておる会計でございまして、繰越金はございません。6款の諸収入は預金利子と雑入でございます。雑入は第三者の納付金等でございます。 以上、歳入の収入済額は13億6,278万4,915円、前年度に比べますと7.3%伸びております。 2ページをお願いをいたします。歳出について申し上げます。歳出は2款の医療諸費が主なものでございます。歳入のところで申し上げました負担区分にそれぞれよりまして、負担されたものによって運営をされているものでございます。支出済額の総額は13億5,962万2,189円、したがいまして差し引き316万2,726円平成9年度へ繰り越されましたけれど、繰り越されてから精算をいたしましてゼロとなるものでございます。 以上、議案第3号について説明を終わらせていただきます。 議案第4号を御覧をいただきたいと思います。議案第4号 平成8年度箕輪町農業集落排水処理施設の特別会計歳入歳出決算書でございますが、1ページ 歳入から申し上げます。 1款の分担金及び負担金は、西部南地区、また西部中地区の事業分担金でございます。その他すでに供用されている地域、いわゆる東箕輪地域等の新規加入された方の負担金もございます。2款の使用料及び手数料は、すでに供用されている東箕輪3地域の施設の使用料でございます。一部使用料の収入未済額がございますが、後ほど調書で御覧をいただきたいと思います。なお、年度末の加入件数でございますが、南小河内地区が174件、長岡地区が274件、北小河内地区が226件、合計では674件が加入をされてございます。3款の県の支出金は2億2,106万7,000円の収入済額でございます。西部南地域、また西部中地区、それから前年度へ繰越明許されました北小河内地区の対象のものも一部含まれてございます。4款の繰入金は一般会計からの繰入金で、一般会計で申し上げましたように3億3,500万円でございます。繰越金は平成7年度からのものでございますし、6款の諸収入は662万1,000円でございますが、これは消費税の還付金でございます。7款の町債は2億5,180万円ございます。西部南、西部中地区の建設工事に対する起債でございます。 以上、歳入合計の収入済み額は9億650万6,696円でございまして、収入未済額が下水道使用料の244万3,960円ございます。 続きまして2ページをお願いをいたします。歳出について申し上げます。1款の農業集落排水事業が8億3,077万8,000円でございます。このうち5,180万円が北小河内地区の工事費として、平成7年度から繰り越しをされたものでございますし、なお西部南の処理場の工事の関係の予算として5,000万円が平成9年度へ繰越明許費として繰り越されております。事業の主な内容につきましては、北小河内地区が管路埋設工事を完了いたし、処理場の調整も終わりまして事業の完成を見ました。西部南地域の国庫補助対象事業を初めといたしまして、6億1,321万7,000円を投じまして処理施設の工事を行うことができました。平成9年度の秋、今年度秋の供用開始に向けて基礎固めができたものでございます。西部中地区につきましても8,660万円余をもちまして、全体設計から管路工事に着手することができました。2款の公債費でございますが、長期借入金の償還金の元利でございますが、4,676万4,000円支出いたしました。なお、本年度末のこの会計における起債残高は12億2,875万4,000円ございます。なお、この数字につきましては後ほど添付してあります調書にお示しをしてございます。 以上、歳出の支出済額合計は8億7,754万3,401円、それで5,000万円の繰越明許費がございます。したがいまして歳入歳出差引残額は2,896万3,295円となりまして、平成9年度へ繰り越されるものでございます。 14ページまでお進みをいただきたいと思います。14ページは実質収支に関する調書でございますが、ただいま申し上げた数字を千円単位でお示ししたものでございますが、財源として繰り越されるものが繰越明許費の関係で48万5,000円ございます。 続いて16ページをお願いをいたします。16ページの土地・建物の状況でございますが、まず左側の土地について、移動52㎡ございますが、これは西部南の処理場の用地分でございます。建物については移動はございません。 次の17ページ、物品の方の関係ですが、これも移動はございません。 20ページへお進みをいただきたいと思います。20ページにつきましては、未納金の調書でございます。合わせますと先ほども申し上げましたように、南小河
内、長岡、北小河
内、3地区を合わせますと244万3,960円の年度末の未納金を生じました。 以上で議案第4号を終わりまして、議案第5号を御説明申し上げます。 議案第5号 平成8年度箕輪町公共下水道特別会計歳入歳出決算書でございますが、1ページを御覧をいただきます。 歳入から申し上げます。第1款の分担金・負担金でございますが、総額では1億9,859万6,000円でございまして、年度末現在の処理可能区域の対象戸数が1,267戸ございます。対象戸数は1,267戸でございまして、そのうち供用されている分が357戸ございます。いわゆる水洗化率が28.18%となります。2款の使用料及び手数料ですが、使用料は供用されている地域の方々の下水道使用料でございますし、手数料は指定業者の申請手数料でございます。3款の国庫補助金は3億7,131万5,000円、管渠埋設工事に対する補助金でございます。7款の繰入金は一般会計で申し上げました1億5,000万円、8款の繰越金は平成7年度から785万円、それから9款の諸収入は消費税の還付金でございます。10款の町債は7億7,630万円でございます。全体の50.6%を占めております。 以上、歳入合計は15億3,295万402円、そのうち5,339万4,695円の収入未済金を生じておりますけれど、いわゆる負担金分については、例の加入金の55万円に相当する分の、処理可能区域のまだ負担をしていただいてない方々の額がいわゆる収入未済額としてお示ししたものでございます。 続いて2ページをお願いをいたします。歳出でございますが、1款の公共下水道事業費につきましては、総額で13億7,902万2,000円でございまして、前年度に比べて31.57%の伸びとなりました。1項の公共下水道建設費につきましては、これは管渠の建設が主でございます。2項の施設の管理費は、いわゆる浄水苑の関係を主体といたしました処理場の維持管理費でございます。次に2款の公債費でございますけれど、借入金の元利償還金1億2,804万円、したがいまして年度末の起債残高はこの添付してある資料にもお示ししてございますけれど、31億4,308万5,000円となりました。 以上、歳出合計は15億706万2,377円でございまして、繰越分が3,800万円ございます。差し引き2,588万8,025円が平成9年度へ繰り越されるものでございます。 12ページまでお進みをいただきたいと思います。12ページは実質収支に関する調書でございます。先ほどから申し上げているように千円単位でお示ししたものですが、繰越明許のところに財源として290万円一般財源が繰り越されておりますので、実質的な収支は2,298万8,000円となるものでございます。 14ページへお進みをいただきたいと思います。14ページは土地及び建物の公有財産ですが、移動がございませんので、説明を省かさせていただきます。 次に15ページ、物品についても移動がございませんので、省略をいたします。 次、18ページ、お願いをいたします。18ページにつきましては未収金の状況をお示ししたものでございますが、左側の表、受益者負担金未納金調書、総額では平成7年度分、8年度分合わせまして5,322万7,100円ございます。右側の表、下水道使用料の未納金調書ですが、全体では16万7,595円の未納金を生じました。以上、議案第5号の説明を終わらせていただきます。 続きまして議案第6号 平成8年度箕輪町保養センター特別会計決算書について内容を説明させていただきます。 まず1ページを御覧をいただきたいと思いますが、事業決算の報告書でございます。まず収益的収入及び支出ですが、決算額というところで御覧をいただきますが、収入の方では1億9,997万7,350円となりました。営業収益、営業外収益を合わせたものでございます。営業収益につきましては、前年度に比べますと1.23%増、金額で237万円ほど増となっております。営業外収益では減となっております。次の下の表、支出の欄では決算額1億8,404万6,238円でございます。これにつきましては、前年度比では全体では1.58%ほど増となっております。営業費用のいわゆる経費の方ですが、そちらの方で450万円ほど増となっております。 次、2ページへお進みをいただきたいと思います。資本的収入・支出ですが、収入では決算額は1,433万6,149円、これは先ほど一般会計のところで申し上げました、一般会計からの出資金分でございます。一般会計からこの会計へ出した、出資をした金額の分でございます。それから支出の方でいきますと、2,918万2,916円となってございますが、これは建物の元利年賦償還分でございます。 次の3ページへお進みをいただきます。3ページが事業の損益計算書でございます。先ほど1ページで申し上げました。営業収益の中には利用収益、売店収益、その他収益とございますが、合わせますと1億9,532万5,155円、前年度よりいずれも伸びております。2の営業費用でございますが、人件費、経費、減価償却、合わせますと1億8,087万8,651円、人件費については540万円ほど伸びております。経費、減価償却費については、前年より減となっております。以上、営業収益から営業費用を引きますと、1,444万6,504円の営業利益となります。次に営業外収益が465万2,195円ございます。営業外費用として316万7,587円ございます。差し引きますと148万4,608円となりまして、経常利益が合わせまして1,593万1,112円となります。前年度からの繰越利益剰余金を相殺いたしまして、一番下にございますように、当年度末の未処分利益剰余金は1億773万5,696円となります。 次の4ページへお進みをいただきます。事業の貸借対照表でございます。細かい数字の説明は省かさせていただきますが、まず固定資産の状況ですが、それぞれ減価償却をいたしまして右側の方にございます1億4,935万4,874円となります。流動資産につきましては現金・預金・未収金、貯蔵品等を合わせまして1億9,129万472円、したがいまして資産合計では3億4,064万5,346円となります。負債の関係でございますが、建築費のいわゆる未償還分、合わせまして負債の関係の合計では1,102万1,023円となります。固定負債、流動負債を合わせた数字でございます。資本の関係ですが、自己資本金2億1,170万1,307円、剰余金の関係で先ほど申し上げました数字等を合わせますと、剰余金の合計は1億1,792万3,016円、負債を合わせまして3億4,064万5,346円ということでのバランスを取っているものでございます。 右側へいきまして剰余金の計算書でございますが、御覧をいただきまして、その表の一番下にございますように、合わせますと1億773万5,696円と未処分利益剰余金がなるものでございます。 次の処分計算書、御覧いただくその数字を持ってまいりまして、積立金を100万円いたしますので、翌年度へ繰り越すものが1億673万5,696円となります。 6ページを御覧をいただきたいと思います。以上、事業報告でございますので要点のみ申し上げますが、7ページまで御覧いただきますと、営業日数、一番下の表の右側でございますが338日、年間の宿泊利用者は1万498人、前年度に比べると600人の減、休憩利用者は3万1,367人、70人の減となっております。8ページ等につきましては、ただいま申し上げたとおりの明細でございますので、11ページまでお進みをいただきたいと思います。 11ページ、固定資産の明細表でございます。それぞれお示ししてございますが、右側の一番下、年度末の償却未済額1億4,935万4,874円となります。その下の表は固定負債の明細書でございます。県の観光開発公社の方から建設をしていただきまして、年賦償還をしているものでございます。真ん中辺に未償還残額397万6,000円とございます。それぞれ金利等をお示ししてございます。 次の12ページへお進みをいただきたいと思いますが、宿泊者の地域別の内訳でございます。県外につきましてはやはり前年度より少なくなっているところが多くなっております。やはり県外の一番多いところは東京都、続きまして愛知県、続きまして神奈川県となっております。県内の利用者は一番多いのは町内、2番目が辰野町、3番目が伊那市、南箕輪の順となってございます。 以上、大変雑駁で恐縮ですが、細部説明にかえさせていただきます。
○議長(向山章) 細部説明の途中ですが、ここで暫時休憩いたします。再開を11時とします。 午前10時43分 休憩 午前11時01分 再開
○議長(向山章) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。 引き続き細部説明を求めます。水道課長。
◎水道課長(柴一貫) 議案第7号の箕輪町水道事業会計の決算につきまして、細部を説明いたします。1ページをお願いいたします。 決算書の中の収益的収入及び支出です。ここからは税込みでありますので、お願いいたします。収入につきましては、決算額で4億4,178万2,623円でございます。その中で営業収入につきましては4億4,973万6,471円でありまして、営業外収益が204万6,152円でございます。支出ですが、決算額で4億3,475万3,873円でございまして、そのうち営業費用が3億8,298万1,187円であります。営業外費用が5,177万2,686円でございます。 2ページをお願いいたします。資本的収入及び支出でございますが、収入で決算額では1億3,924万2,881円でございまして、そのうち負担金が1億1,924万2,881円、企業債が2,000万ちょうどであります。次に支出でございますが、決算額で2億7,994万5,210円、そのうち建設改良費が2億4,802万854円でございます。企業債の償還金が3,192万4,356円であります。したがいまして資本的収入額が資本的支出に不足する額1億4,007万2,329円は、消費税資本的収支調整531万8,664円、過年度の損益勘定留保資金1,742万7,214円、当年度損益勘定留保資金1億1,566万4,164円及び建設改良積立金の取り崩し額229万2,287円で補填いたしたものであります。 次に3ページをお願いいたします。損益計算書でございますが、ここからは税抜きになっておりますので、お願いいたします。営業収益では合計で4億3,700万7,127円であります。営業費用におきましては原水が主でありまして、その費用合計は3億7,696万5,544円でありまして、差引営業利益が6,004万1,583円であります。営業外収益と営業外費用では、差し引きまして今度は支払利息が大きいので、△4,973万8,061円でございまして、差し引き経常利益では1,030万3,522円でございました。したがいまして当年度純利益では1,030万3,522円でありまして、それから前年度からの繰り越しの剰余金が3,031万2,495円ありまして、合わせまして当年度の未処分利益剰余金の残高は4,061万6,017円でございます。 次に4ページをお願いいたします。貸借対照表でございますが、有形固定資産、土地、建物等合計で31億237万4,299円であります。流動負債でありますが、現金預金、未収金、貯蔵品等合わせまして2億2,073万9,360円でございまして、資産合計総合では33億2,311万3,659円でございます。これはこれから申し上げます5ページの負債と一致いたすわけであります。 次に負債の部でございますが、未払金等、これは工事費等の未払金ですが、それが4,516万5,634円ございます。 次に5ページをお願いいたします。資本の部でございますが、資本金合計で17億6,833万3,537円ございます。それから剰余金の合計で13億5,972万807円であります。したがいまして負債資本合計では33億2,311万3,659円で、4ページの資産合計と一致いたすわけであります。 次に6ページをお願いいたします。剰余金計算書でございますが、前年度100万円を繰り入れまして、当年度末残高が4,320万ちょうどあります。それから建設改良積立金が末残高で6,607万7,660円ありまして、積立金合計では1億927万7,664円でございます。前年度未処分利益剰余金が3,131万2,495円ございまして、当年度処分額が100万あります。したがいまして差引繰越利益剰余金年度末残高が3,031万2,495円でございます。当年度純利益が1,030万3,522円ございまして、合計では当年度未処分利益剰余金が4,061万6,017円でございます。 次に資本剰余金の部でございますが、工事負担金の関係であります。下水道関連工事負担金等が9,338万4,857円ありまして、合計で5億362万8,028円であります。寄附金、国庫補助金等は移動ございません。その他の関係では加入者の負担金がございまして、資本金、繰越資本剰余金合計では13億5,972万807円となっております。 次に7ページをお願いいたしますが、剰余金の処分計算書でございます。今年度は減債積立金に80万円を回しまして、差し引き翌年度繰越利益剰余金が3,981万6,017円とするものであります。 次に、以下事業報告等でありますけれども、議会議決事項まで省略させていただきます。 次に8ページをお願いいたします。職員等に関する事項、異動ございません。それから5番も省略させていただきまして、(2)の工事でございますが、1番の主な建設工事の概況でございます。国道バイパス東町配水管布設工事以下、主なものを実施してきております。次に(2)の改良工事の概況でございますが、上から配水管タンクの清掃業務委託以下、配水管の布設替え、あるいは公共下水道の関連工事を主にやってきておるわけであります。 次に9ページであります。(1)以下(2)(3)の業務量、事業収益、事業費等に関する事項でありますが、それぞれ7年度と対比してございます。増減を御覧いただきまして、省略させていただきます。 次に10ページでございますが、(1)の重要契約の要旨でございます。昨年は簡易水道の2カ所の統合を実施いたしたわけであります。(イ)の企業債でございますが、資金運用部12口、公営企業の関係15口、計27口でありまして、発行総額、合計でありますけれども、14億2,860万円、当年度の償還額が3,192万4,356円でありまして、したがいまして未償還残高が9億2,720万6,287円でございます。5ページの資本の部の借入資本金企業債と一致するものであります。 次に11ページをお願いいたしますが、以下収益的明細書でございます。主なところで申し上げていきますが、水道事業収益におきましては主に水道使用料4億2,163万円であります。その他の事業収益では負担金等でございます。中ほどの水道事業費用でありますが、主なものは原水及び浄水費におきましては、修繕費676万3,800円、動力費の1,649万8,466円、それから広域企業団からの受水費1億4,103万521円が主なものであります。配水及び給水費におきましては、修繕費1,679万3,217円でございまして、これは配水管の布設替え、修理等でございます。次に12ページをお願いいたします。総係費では中ほどにございますが、主なものといたしましては委託料、これはメーターの検針委託料であります。それから下の方に負担金がありますが、電算への業務負担金455万8,596円であります。それから次に減価償却費で1億547万7,965円となっております。それから下の方では先ほど申しました営業外費用で企業債の支払利息でございます。 次に13ページをお願いいたします。資本的収支の明細書でございますが、主なものを申し上げておきます。加入者負担金、工事負担金が主なものでありまして、それぞれ大きな数字となっております。それから企業債につきましては2,000万円ちょうどのものであります。資本的支出の方では、配水設備工事におきましては工事請負費1億5,624万5,000円、それに伴う設計委託料564万2,000円であります。次に広域化促進工事費におきましては、同じく工事請負費等、あるいは負担金等が主なものであります。企業債償還金につきましては、先ほど申したとおりであります。 最後に14ページをお願いいたします。固定資産の明細書でございますが、総合計で38億1,085万7,421円ありまして、増加・減少をいたしまして、年度末現在高が40億3,333万1,407円であります。それから減価償却累計額が9億3,095万7,108円でありまして、したがいまして年度末償却未済額が31億237万4,299円となっております。 以上で細部説明を終わります。
○議長(向山章) 以上で議案第1号から議案第7号までの説明が終わりました。 ここで平成8年度各会計の決算審査の結果について、箕輪町監査委員から報告を求めます。唐沢多喜雄監査委員、登壇してお願いします。
◎監査委員(唐沢多喜雄) それでは監査報告をさせていただきます。 平成8年度箕輪町の各会計の決算審査の結果について御報告申し上げます。地方自治法の規定に基づき、町長から審査に付された、箕輪町一般会計を初め、国民健康保険特別会計、老人保健医療特別会計、農業集落排水処理施設特別会計、公共下水道特別会計及び地方公営企業法に基づく水道事業会計、また地方公営企業法を一部適用する保養センター特別会計の決算について、提出された歳入歳出決算書、事項別明細書、決算資料、証拠書類並びに事業実績報告書などの関係資料、さらに例月出納検査及び定期監査の結果と照合して、有賀監査委員さんと共に審査を実施いたしました。 審査の結果につきましては、各会計とも担当者の説明を受け、審査を実施した範囲においては計数に誤りは認められず、関係書類も整備されていることを確認いたしました。主な施行事業につきましては、実施した現場の11カ所を抽出し、現場に赴き、担当者の説明を受けて審査を実施し、実績の成果を確認いたしました。全体的な審査の内容につきましては、意見書にその概要を記載しましたので、御覧いただきたいと思います。以下、各会計について申し上げます。 まず、平成8年度一般会計の決算につきましては、収入総額96億2,563万7,223円、支出総額92億6,057万2,627円で、差し引き3億6,506万4,596円の残額を生じ、翌年度へ繰り越すべき財源がないので、実質支出3億6,506万4,596円であります。財政状況の厳しい中で、景気変動に対応した町税の把握や、振興計画の見直しによる適正な財政計画を基に、効率のよい財政運営を行ってきた結果と認められました。 一般会計の歳入につきましては、町税は30億9,723万4,358円で、歳入総額の32.2%を占めています。なお、町税の滞納については、税負担の公平の原則から今後もこの整理に一層の努力を望むものであります。また、平成8年度における起債の総額は17億1,220万円で、歳入の17.8%を占めています。その他地方交付税の収入済額は20億5,002万8,000円となっています。 一般会計の歳出につきましては、予算額96億7,909万4,000円に対して、支出済額92億6,057万2,627円で、不用額4億1,852万1,373円で、執行率は95.68%となっており、良好な執行がなされたものと認められました。詳細については意見書に記載してありますので、省略いたします。 次に、特別会計についてその概要を申し上げます。 国民健康保険特別会計の事業勘定につきましては、歳入総額10億700万3,145円、歳出総額9億7,574万9,538円で、3,125万3,607円の残額を生じましたが、なお、保険料の滞納の解消は一層の努力を望むものであり、今後とも健全な運営を望むものであります。国民健康保険施設勘定につきましては、平成8年度における東部診療所の患者数は1万563人となり、収入支出総額とも8,117万5,958円であります。歳出に対しての収入の不足額は184万1,015円を一般会計から繰り入れ、差引額はゼロとなっています。 老人保健医療特別会計につきましては、収入総額13億6,278万4,915円、歳出総額13億5,962万2,189円であります。高齢化の進む中で医療費の増加はこれからも避けられないと思います。今後とも一層の保健活動が望まれるところであります。 次に農業集落排水処理施設特別会計につきましては、歳入総額9億650万6,696円、歳出総額8億7,754万3,401円で、一般会計からの繰入金は3億3,500万であります。 公共下水道特別会計は、歳入総額15億3,295万402円、歳出総額15億706万2,377円で、一般会計からの繰入金は1億5,000万円であります。なお、地方自治法241条第5項の規定による基金の運用でございますが、この管理の状況は適切であることを認めました。 次に、公営企業会計並びに地方公営企業法を一部適用する特別会計の決算について申し上げます。 まず水道事業会計につきましては、経営成績は総収益4億3,904万1,752円、総費用4億2,873万8,230円で、差し引き1,030万3,522円の単年度純益となっており、当年度未処分利益剰余金は4,061万6,017円であります。 資本的収支につきましては、支出が収入額を上回っているため、当年度の損益勘定留保資金で補填してあります。詳細は意見書に記載してありますので、省略いたしますが、年々給水量の増加が見込まれているところであり、総合的な水道事業計画を含め、経営内容を慎重に検討する時期が到来しているものと思われます。 保養センター特別会計につきましては、経営成績において総収益1億9,997万7,350円、総費用1億8,404万6,238円で、差し引き1,593万1,112円の純利益となっています。当年度の未処分利益剰余金は1億773万5,698円であります。今後は温泉の利用を検討し、利用者の要望に対応できる設備の改善、整備を検討する必要があると思われます。 以上、平成8年度の一般会計、特別会計、公営企業会計、公営企業法を一部適用する特別会計について決算審査の結果と所見を述べましたが、平成8年度は、「活力あふれ、心かよう町政」の推進を基本施策として、その実現に努力してきたものと認められました。行政運営を取り巻く環境は厳しいものがありますが、引き続き自主財源の確保と、後年度負担に依存する財源とのバランスに配慮しつつ、行政需要を厳選した町政運営を希望するものであります。また、今後における会計責任と事務事業の執行状況について説明することの重要性を認識し、変化に対応した住民福祉の増進に努めることを望むものであります。 以上申し上げまして、私の報告といたします。 <以下、議長の整理権により削除>
○議長(向山章) これから議案第1号から第7号までの議案を一括して質疑を行います。質疑ありませんか。18番 毛利議員。
◆18番(毛利儀男) 一般会計でありますけれども、収入役から説明がありましたけれども、未納金が今までの年度に比べて非常に大きいわけですけれど、その内容をもう少し詳しく知りたいと思います。 それから同じく不納欠損金もこれは税法によっておりますけれども、いつもより件数、金額とも非常に高いわけですけれども、もう少し詳細な説明をお願いいたしたいと思います。 それともう1つ、公共下水道のところでやはり説明がありましたけれど、ちょっとわからないので、もう一遍確認をしたいと思います。加入可能世帯が1,267戸、それから現在供用しているのが357戸ということでありますけれども、この不納金に5,322万7,100円、これが何か供用可能世帯で加入していない世帯の未納金というようなことで理解していいのか。その辺をもう少し、その3点細かくわかるように説明をお願いしたいと思います。
○議長(向山章) 答弁を求めます。収入役。
◎収入役(坪井栄寿) ただいまの御質問は、特に町税についての未納金と不納欠損額の内容についての詳細と、それから今の公共下水道の関係だと思います。その点については細部的なことにもなりますので、それぞれ担当課長の方から説明をさせていただきますので、よろしくお願いいたします。
○議長(向山章) 税務課長。
◎税務課長(原幸喜) 毛利議員の御質問にお答えいたします。 町税の未収金の徴収ということでは鋭意努力をしておるところでございますけれども、課税総額が増加することに比例しまして未収金も増えているというのが実態でございます。8年度単年度で申し上げますと、311万7,000円ほど増えているという計算になるわけでございますけれども、これはまだバブル景気当時の後遺症がいまだに残っておるというような内容が要因でございます。一般会計に占める町税収入は平成8年度で32.2%ということで、基幹財源として大変重要な位置を占めているわけでございますので、こうしたことからも未収金の解消、税務行政における最重要課題と考えて日々進めているところでございます。しかしながら徴収環境は年々厳しくなっておりまして、特に納税者の勤務体系等も多様化しておりまして、直接接触して収納につなげていくというようなことが難しくなってきているというような内容でございます。昨年度の徴収した内容というようなことでは、給与の差し押さえが10件、それから裁判所等への交付要求が12件、資産の差し押さえ予告が8件というようなことで、鋭意努力をしておるところでございます。 次に、平成8年度の不納欠損額が大変大きいというようなことでの御質問でございますが、平成8年度の不納欠損処分の特徴は、先ほど申し上げましたが、バブル景気の崩壊の時期に倒産した企業の破産整理の結果、配当がないというようなことで、ここ数年かかってようやく整理がついたというようなもの、あるいは個人的にもそのあおりを受けて破産宣告を受けた方や、あるいはその後行方不明になってしまったと。あるいは滞納したまま死亡した方等がございまして、例年と異なりまして、町の不良債券とも言うべき内容の事案をまとめて整理したことが大きな特徴でございます。県当局も平成8年度においては不良債券とも言うべきやむを得ない事案については、その場逃れの引き延ばしをして滞納額だけを増やすことのないように、法の定めるところにより適切に滞納処分をするというようなことの指導もございまして、箕輪町もこれまでの滞納整理の経過を検討する中で、真にやむを得ないと判断する事案については、昭和56年課税の滞納分から平成8年度分までをまとめて不能欠損処分をしたものでございます。不能欠損処分を行った個々の内容につきましては、税法上具体的には申し上げるわけにはいきませんけれども、金額だけで申し上げますと、特に1つの企業で1,300万円ほどの滞納をして破産し、裁判所の決定がなされたというようなことでもって、これが処分の対象になったというようなことで、全体では一般会計におきます62%くらいをこれが占めておるというようなことでございまして、こういうものを処分しましたことによって、9年度への繰越額は前年度対比691万8,000円ほど減額となったものでございます。また、不能欠損処分の中でも15条の7、あるいは18条というような地方税法の規定がございますけれども、18条の方の不納欠損につきましては、消滅時効というような条文がございまして、その消滅時効期限がきたものを処分したというような内容でございます。その主なものとしましては、住所はここに持っておるけれども、全く住んでいる形跡がなくて、もう消息不明になっておると。あるいはここから転出して行った時点でその役所に転入はしたんですけれども、その後全然行方が不明になっておるというようなこと、あるいは収監されている方、あるいは
暴力集団等の構成員等で所在が定まっていない方、あるいは督促状の送達等がしても全く届かないというようなことで、消滅時効期限が過ぎた事案、こういうものが主な内容でございます。以上でございます。
○議長(向山章) 下水道課長。
◎下水道課長(桑沢昭一) この数字につきましては、未加入者に対するものでありまして、この負担金については7年度分については6年から分割納入になっておりまして、全部で4回に分割をされております。それから8年度に対しても同じですけれど、8年度は7年度に3期・4期分、それから8年度に1期・2期分というものの滞納額でありまして、7年度がそこにありますように2,861万3,000円、それから8年度が2,461万4,000円というように分割をされているもので、未加入者に対するまだ入ってきていない分ということです。
○議長(向山章) 18番。
◆18番(毛利儀男) もう一遍、今のこの公共下水道のことですけれども、未納金というのは分割の残りの分ということで理解するわけですか。
◎下水道課長(桑沢昭一) はい。
◆18番(毛利儀男) そうするとですね、もう1回ちょっとこれ数字の確認ですけれども、供用可能世帯が1,267戸、現在供用しているのが357戸で、供用しなんで加入している世帯がどのくらいあるのか。
○議長(向山章) 下水道課長。
◎下水道課長(桑沢昭一) 今の供用開始の区域で、入っていない人ですか。
○議長(向山章) 18番。
◆18番(毛利儀男) 供用可能世帯が1,267戸あるわけですね。そういう今発表があって、それから現在供用を開始しているのが357戸だと、ね。それ以外は全部未加入者じゃなくて、負担金を払ったけれども、供用開始してない世帯があるかどうかという、そのことです。
◎下水道課長(桑沢昭一) すみません、ちょっとその数字を今ここでつかんでおりませんので、また御報告します。
○議長(向山章) 他にありませんか。21番 三井議員。
◆21番(三井清史) 一番未収金が各会計とも伸びてきているのが不安でございますし、特に一般会計の不納欠損額について今税務課長の方からあったわけでございます。この不納欠損額の1,000万というのはちょっと一括して処分したということで、そのことはそのこととしまして、予算に対するいわゆる不用額でございます。本年度は4億1,852万1,000円あるわけでございますけれども、いわゆる予算に対する執行率が大変低いということは、当初予算に対する忠実性がないということも一部にも考えるわけでございます。県の指導なんかに言わせると、確かに3%から7%近くは残ってもいいじゃないかというような指導もなされているようでございますけれども、実際に96億のうち4億1,000万以上のものが不用額として残るというのは、ちょっと考えられないわけでございますけれども、実際にこの原因はいかがなものであるか聞きたいということでございます。 それから重要物品ですか、物品の高額なものの資産勘定が出ているわけでございますけれども、この庁舎を含めて各施設にそれぞれ美術品等相当高額なものが大変あるわけでございますけれども、当然財産管理はなされていることだと思いますけれども、こういうものはこういういわゆる決算書の中へ入れないでいいものかどうなのか。その辺をお聞きしたいと思います。
○議長(向山章) 答弁を求めます。助役。
◎助役(柴要) 今三井議員から質問のありました、予算の執行率等に関連したことについて申し上げますが、今年は歳入歳出の差引額が3億6,000万と非常に多いわけですけれども、そのことは今御指摘のありました執行率が低いということであります。95.合計で68でありますけれども、1つの大きな原因として、この決算書の中の68ページにありますが、道路橋梁新設改良費の中で1億1,200万という、1つの項で不用額が出ております。これは繰り越しをいたしました事業の中で家屋の補償を、解体補償ということですけれども、本人が解体を望まないということで不用額にした、この1件で1億1,000という額が出ております。これを引きますと、これをもし完全に1億円消化しますと、差引残額が2億6,000万という額になりますので、ほぼ例年の額ですけれども、今三井議員の言われましたこの執行率の問題、確かに議会で予算を議決して不用額が残るというような問題については、事務的にも問題のある部分もありますので、そうしたことはできるだけ最小限にしたいということで行っておりますけれども、今年の場合の特徴としてはそうしたものがあったということでありまして、ほぼ例年くらいの、これがコンマ3%ですか、くらいの額に当りますので、そういう影響があったということで、その件については御承知をお願いをしたいと思います。以上です。
○議長(向山章) 総務課長。
◎総務課長(黒河内将裕) 今御質問のありました物品の関係でございますけれども、いわゆる重要物品という定義でございますが、これは財務規則の224条に定めてございます。この重要物品というのは自動車とか機械器具とか、架設物とか、そういう定義がなされておりまして、特に町に寄贈された美術品・骨董類等についてはいわゆる価格の判定できないものがほとんどでございまして、鑑定していただけば例えば50万するとか100万するとか、あるいは20万とか、そういうことはあり得ますけれども、実際には無料で取得したという、そういう形になっております。しかし、そういうものにつきましては、いわゆる特定のものといたしまして物品管理をしていると、こういう実態でございます。それは学校についても同様でございます。
○議長(向山章) 13番 東城議員。
◆13番(東城興一) 一般会計の37ページでありますけれども、また税金のことで恐縮ですけれども、徴収費がね、委託料で2,658万とあるわけですけれども、この努力を大変されているようですけれども、それに対して不納額が今年は多いというようなことで、この委託料の内容についてひとつお聞きをしたいと思います。 それからもう1つ、先ほどの毛利議員とも関連しますけれども、国民健康保険の未納額の中でね、4年度以前というものがね、1,000万円以上あるわけですけれども、そうした古いものに対する対応と言うか内容と言うか、そういうものがこの1,000万以上というものはどういう内容であるかということについてお尋ねをいたします。
○議長(向山章) 答弁を求めます。税務課長。
◎税務課長(原幸喜) 東城議員の質問にお答えいたします。 先ほどの徴税費の件でございますが、実績の報告書がございますが、その9ページを御覧いただきたいと思いますが、この中で事業コードが0253の賦課徴収費ということで、1つ目に固定資産税の基礎資料整備業務委託料ということで2,657万4,000円載ってございます。内容としましては画地条件の調査、それから地番図の分合筆、修正、こういうものが画地条件では1万3,700件、それから地番図の移動が1,500件、あるいは家屋現況調査、9年度の土地評価替に当っての資料の作成と、こういうものが主な内容でございます。
○議長(向山章) 住民環境課長。
◎住民環境課長(向山功洋) 国保会計の未納金のことでございますけれども、4年以前ということで、これは単年度でこれだけということで1,000万ありますけれども、1,070万余ですけれども、これは4年度以前のものを含めて4年前のものがこれだけあるということで、内容的な個々にどういうものがあるかというところまではちょっと私承知をしておりませんので、甚だ申しわけございませんが、単年度ではなくて過去の3年とか2年を加算してきているものということの内容でございます。単年度で1,000万ということではございませんので、中身のことは私ここではちょっと資料を持ってきておりませんので、また後ほどお答えすることにいたしますが、単年度ではないと、こういうことでございます。
○議長(向山章) 13番、いいかな、後でいいですか。
◆13番(東城興一) 後でいいです。
○議長(向山章) 他にありませんか。6番 春日議員。
◆6番(春日巌) 水道会計でちょっとお伺いしたいんですが、この10ページにある企業債の一時借入という明細書のところなんですが、この中で見ると資金運用部から最初の上の方、非常に利率が高いわけですね。8%、それでこの資金運用部から借りておるお金、借り替えができるかどうか。そういうことをちょっとお伺いします。
○議長(向山章) 水道課長。
◎水道課長(柴一貫) 昨年もそういう質問がございましたけれども、今のところではできないということでありますので、お願いしたいと思います。
○議長(向山章) 企画財政課長。
◎企画財政課長(唐沢千洋) 関連いたしますので、申し上げますが、一般会計におきましても政府資金があるわけでございますが、政府資金についてはそういうわけにいかないということになっておりますので、水道事業会計についても同様でございます。
○議長(向山章) 他にありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(向山章) これで質疑を終わります。 日程第10 議案第8号 箕輪町議会議員の報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例制定について 日程第11 議案第9号 箕輪町特別職の職員で非常勤の者の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例制定について 日程第12 議案第10号 箕輪町特別職の職員で常勤の者の給与に関する条例の一部を改正する条例制定について 日程第13 議案第11号 箕輪町教育委員会教育長の給与、勤務時間その他勤務条件に関する条例の一部を改正する条例制定について以上、4議案を一括して議題といたします。 事務局長に議案を朗読いたさせます。事務局長。
◎事務局長(柴恒年) 議案朗読。
○議長(向山章) 提出者の説明を求めます。町長。
◎町長(井沢通治) 議案第8号から11号まで、これにつきまして提案理由の説明を申し上げます。 この4議案につきましては、箕輪町特別職報酬審議会の答申に基づいて報酬等の改定を行うことに伴う条例の一部改正案でありますので、一括して提案理由の説明を申し上げますが、このことにつきましては、去る8月12日の臨時議会の後の全員協議会の折にもお話を申し上げましたように、本年6月24日に特別職報酬審議会をお願いをし、3回にわたって審議をいただいて、議案第8号の後ろに資料として添付をしてございますように、7月29日の日に答申をいただきました。この答申を基に今議会に特別職等の報酬、給与等の改定に係わる4件の条例の一部改正案を提出をさせていただくものであります。細部につきましては審議会の答申の概要を含めて総務課長が説明をいたしますので、よろしく御審議・御決定をいただきますようお願いを申し上げます。
○議長(向山章) 細部説明求めます。総務課長。
◎総務課長(黒河内将裕) それでは町長から申し上げました4議案の細部について御説明を申し上げます。 4議案とも報酬等の額につきましては、特別職報酬審議会の答申に沿って定めてございますので、最初に議案第8号に添付してございます4ページの審議会の答申書の写しをお開きいただきたいと存じます。 7月29日付けの答申書の写しでございますが、前文の下から3行目、「改定の額については、過去2年間据え置かれてきた経過を踏まえ、近隣並びに県下の類似団体との比較、郡下の春闘賃上げの妥結状況及び職員の給料等を勘案する中で、町全般にわたる経済情勢を熟慮して決定いたしました」と。こういう内容でございますが、近隣とは郡下の町村、それから県下の類似団体との比較というふうに書いてありますが、県下の類似団体とは豊科、穂高、下諏訪、東部町、あるいは戸倉町ということでございまして、報酬の額、財政力等を比較をいたしましたが、ほとんどが箕輪町より上回っているという状況でありまして、結果的には隣りの辰野町と比較するということになったわけでございます。また、郡下の春闘賃上げの妥結状況ということでございますが、今春闘の平均妥結額3.17%でございました。というような経過でございまして、今回の改定率、アップ率につきましては3.2%を基準として定めてございますので、あらかじめ御承知おきをいただきたいと思います。 「記」の1と2については後で申し上げます。 3につきましては、「なお、併せて意見を求められました特別職の職員で非常勤の者の報酬については、別紙のとおりでありますので、申し添えます」ということで、これにつきましても後で申し上げます。 4番の改定の時期でありますが、「遡及適用は好ましくないので、平成9年10月1日から実施することが適当と認めます」ということでありますが、三役の報酬改定、町議会議員の報酬改定については、10月の1日からということで附則で定めてございます。 次のページを御覧いただきたいと思います。5ページでありますが、別紙とありまして、「特別職の職員で非常勤の者の報酬等については、特別職の職員で常勤の者及び町議会議員の報酬等の改定率との調整を行い決定をいたしました。改定の時期については、日額及び月額の者は同様に10月1日から、年額の者は9年度から実施することが適当と認めます」ということでございまして、今回の条例の改正案の中で附則で定めてございます。その下の「連絡事務嘱託員長(すなわち区長さん方)の報酬については、区長会からの申し出のとおり区平均割を設けるのが適当と認めます」という考え方でございます。 それでは改定額を御説明いたしますので、次の6ページをお開きいただきたいと思います。最初に常勤の特別職についてでございますが、議案第10号に係わるものでございます。先ほど申し上げましたように、三役を合わせますと3.2%の改定率ということでございますが、特に常勤の特別職につきましては、県内のほぼ同類系の町につきましては箕輪町を上回っているわけでございますけれども、隣りの町についても同町を常に上回ってきているという経過がございます。財政力を比べますと、隣りの町より常に上回っておりますし、また人口規模もすでに追い越しているということになれば、報酬についても当然追い越していいのではないかという、そういう意見が多数でございました。しかし、改定率があまり上がるということは望ましくないということでございまして、先ほど申し上げました春闘の平均妥結率を参考にいたしまして、3.2%を基準とした経過でございます。 町長、助役、収入役、表のとおりでございますけれども、この改定額につきましては隣りの町と全く同額ということになります。 次に2番目の議会議員の報酬改定でございますが、議案第8号に係わるものでございます。改定率を御覧をいただきますと、4.2から4.4%となっておりまして、他の特別職に比較をいたしますと率が上回っておりますが、その理由を申し上げます。平成8年7月1日現在ということで全国町村議会議長会が議員報酬に関する調書をまとめてございまして、要望といたしまして議長の報酬について、町村長の40から54、副議長については33から37、議員については30から31というような割合に定めてほしいという要望事項がございます。しかしこの要請を取り入れるということになりますと、改定率がグンと上がってしまうということでございまして、全国町村議会議長会の調書の中にあります、対町村長に対する平均比率に近付ける改定額という考え方でどうかという結論になりました。その結果、改定額は御覧いただくとおりでありますが、議長さんの町長に対する比率は37.1%、全国平均が37.8%でございます。副議長さんの町長に対する比率は29.6%、全国平均が30.5%でございます。また、議員さんの町長に対する比率26.5%、全国平均は27.7%という内容になっております。 次に7ページをお開きをいただきたいと思います。一番下の教育長の給料改定でございますが、議案第11号に係わるものでございます。改定率2.7%ということで、助役、収入役に準じた形での改定額でございます。上の1の執行機関である委員会の委員の改定額につきましては、前段に申し上げました3.2%の改定率を適用してあるということでございまして、100円単位で改定をいたしますと端数整理の関係で率が若干異なってまいります。基本的には3.2%という考え方でございます。この関係は議案第9号に係わるものでございます。 次に8ページと9ページでございますが、付属機関である審議会等の委員、あるいは町長の補助機関である専門委員、その他消防団員とか嘱託員、社会教育関係の職員等でございます。これにつきましても議案第9号に係わるものでございまして、改定率3.2%を基準として端数整理の関係でやはり若干率が異なっております。この中で9ページの中ほどの連絡事務嘱託員長のところを御覧いただきたいと思います。従来は1世帯当り年額幾らということで、そういう定め方でございましたが、区長会からの要請もございまして、区長会申し合わせに合わせる形で今回全体の額の8割を平均割年額としまして27万円、あと2割を世帯割といたしまして1世帯当り130円とするものでございます。あとは一覧を御覧いただきたいと思いますが、なお、2点ほど付け加えさせていただきますけれども、報酬審議会の会長さんから口頭で町長に答申された事項がございます。 平成元年度から4年度までは毎年少しずつ報酬改定を行ってきておりましたけれども、以後は3年に一度とかあるいは2年に一度というような改定をしてきている経過がございまして、間をあまり置きますと改定率も高くなると。また場合によっては毎年審議会に諮問をいただければ、その答えとして据え置くという、そういう答申をする場合もあるんだと。したがって毎年この審議会を開催することが適当ではないのかと、こういう答申がございました。それが1点でございます。 もう1点、今回の審議会の委員の、10人でございますが、そのうち婦人を含む3人の委員さん方から、町議会議員の報酬についての質疑がございました。内容につきましては議案第9号の中にあります、各種審議会等へ委員として議員さん方が出席をされると。その報酬を受け取っているわけですけれども、月々の議員報酬の中にその分は含まれているのではないかという質問でございました。また、そもそも議員としての報酬の対象となる活動はどこまで含まれるのかと、こういう質疑でございましたけれども、この点につきましては審議会の委員としての議員さん方の身分は、いわゆる知識経験者というような立場でございまして、別の人格、あるいは別の立場でのものでありまして、議員活動の一環ではないということを申し上げてきたわけでございます。 以上、細部についての説明をさせていただきました。
○議長(向山章) 以上で議案第8号から議案第11号までの説明が終わりました。 これから議案第8号から第11号までの議案を一括して質疑を行います。質疑ありませんか。2番 中村議員。
◆2番(中村昭吾) 町長にお尋ねをいたしますが、ただいま総務課長の細部の説明で承知をいたしておるわけでございますが、議長の報酬が首長の40%から54%以内という、このことは郡の議長会でも町村会と合同での懇談会の時に強く要請をした経過もございます。県下の状況を見ますと、上伊那のいわゆる議員報酬というものが比較的安い状況にございます。できることなら議長報酬をせめて首長の40くらいには引き上げていくべきではないかと、常々そのように思ってもまいったわけでございます。また、それによって十分議会活動に専念をしていただく、こんなようなことも考えておるわけでございます。全国の町村議会の議長会でもそういうことで町村会当局へ強い要請を年々重ねてきておりますが、町長のお考えといたしまして、首長の40くらいにするお考えがあるかないかお尋ねをいたします。これは今回の額ではなくて、次期の改定あたりにはそのようにするお考えがあるかどうか、お尋ねをいたします。
○議長(向山章) 答弁を求めます。町長。
◎町長(井沢通治) これについては前から議長会からそういうお話があるということは承知をしておるわけでもありますけれども、御案内のように審議会への答申は白紙で答申をしておるわけでございまして、審議会が判断をしてそれを40%にすぐするということは上がってしまうわけですから、急激にここで上がるべきではない。そういうことのお考えだというふうに思います。しかし、今ここに数字がありますように、例えば三役よりも改定率が上がっておるわけでありますので、そういう形に少しずつ近付けていくという、そういうことのお考えではないか、そんなふうに思っているわけであります。
○議長(向山章) 他にございませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(向山章) これで質疑を終わります。 会議の途中でありますが、ここで昼食のため暫時休憩いたします。再開を1時15分といたします。 午後12時09分 休憩 午後 1時15分 再開
○議長(向山章) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。 先ほど答弁が保留されていた件について、いわゆる毛利議員、そして東城議員の答弁ですが、答弁をいただきたいと思います。答弁を求めます。下水道課長。
◎下水道課長(桑沢昭一) それでは資料ができましたので、お答えをしたいと思いますけれど、先ほどの議案5号の18ページのところの未納金の調書の件でありますけれど、この数字につきましては9年の5月31日ですので、8年度の出納整理期間後の決算時点の数字であります。それで収入役の方から御説明をしました、この時点の水洗化率というのをお話をしたわけですけれど、この時に1,267戸のうち357戸が使用されているので、28.1%の水洗化率というふうにお答えをしてあります。しかし、この1,267戸というのは、実際に8年度のうちに工事をして供用開始の告示というのを3月の下旬にするわけですけれど、その3月の27日の時に告示をした数字というのが1,267のうち295戸あります。その人は負担金というのは、8年度の負担金にはまだ関係しておりません。ただ水洗化率というのを出すと8年度末では供用開始の区域に対して何戸つなぎ込みができたということですので、28.1%なんですけれど、実質的な水洗化と言うと変なんですけれど、この1,267から295戸を引きますと972戸というのが負担金の対象になっていた家ですので、そのうちの先ほどの357戸がつないでいたということになりますと、水洗化率というのは36.7%あるわけです。それで今度5月末での完納者、55万円を全部納めてあるけれども、まだつないでないという家なんですが、それが972戸のうち616戸が55万円を完納をしているわけです。そうするとその率は63.3%あります。したがってまだ完納してあるけれども、つないでないという家が259戸あるという、そういうことです。以上です。
○議長(向山章) 続いて住民環境課長。
◎住民環境課長(向山功洋) 議案の2号で、国民健康保険の未納の中で、平成4年のところの4年前までが1,073万4,260円あると。それは中身的にはどうなのかということですが、これは昭和54年から平成4年までの分、この間14年分まとめたものがこの数字でございます。
○議長(向山章) では続いてまいります。 日程第14 議案第12号 箕輪町
医療費特別給付金条例の一部を改正する条例制定についてを議題といたします。 事務局長に議案を朗読いたさせます。事務局長。
◎事務局長(柴恒年) 議案朗読。
○議長(向山章) 提出者の説明を求めます。町長。
◎町長(井沢通治) 議案第12号について、提案理由の説明を申し上げます。 今回の一部改正は、老人保健法の規定に基づく指定老人訪問介護事業を行う事業所により行われる老人訪問看護を受けた時、看護に要した費用の老人訪問看護医療費を支給対象とする改正が主なものであります。細部につきまして福祉課長に説明をさせますので、よろしく御審議・御決定くださいますようにお願いをいたします。
○議長(向山章) 細部説明を求めます。福祉課長。
◎福祉課長(市川隆男) 議案第12号の細部説明をさせていただきます。 恐れ入りますが、改正の要旨の3ページをお開きいただきたいと思います。最初の第2条第6号関係につきましては、条文の整理でございまして、「国家公務員等」という字が改正されましたので、「国家公務員共済組合」に条文の整理をさせていただくものであります。次に第4条で支給の対象となる療養費でございますが、これも条文の整理が主でございますが、対象となる「療養の給付」を「療養と老人保健法の規定に基づく医療」を対象にさせていただくものと、それから「入院時食事療養費の給付」を「入院時食事療養」ということで条文の整理をさせていただく条項でございます。それから一番最後に第5条第1項第5号と同条の第3項でございますが、訪問看護の療養費の支給を対象とするということで、第5条第1項第5号にあります「28条」を削除いただきまして、この項は老人保健法をすべて適用という形、それから後段の第3項の方につきましては、「標準負担額に相当する額の」の次に「標準負担額に相当する額又は同法(は老人保健法ですが)第46条の5の2第2項に規定する厚生大臣が定める額」という形で訪問看護に要した費用を医療給付の対象にする改正でございますので、よろしくお願いいたします。 以上で細部説明を終わらせていただきます。
○議長(向山章) これから議案第12号について質疑を行います。質疑ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(向山章) 質疑なしと認めます。 日程第15 議案第13号 箕輪町老人及び
寡婦医療費給付金条例の一部を改正する条例制定についてを議題といたします。 事務局長に議案を朗読いたさせます。事務局長。
◎事務局長(柴恒年) 議案朗読。
○議長(向山章) 提出者の説明を求めます。町長。
◎町長(井沢通治) 議案第13号について、提案理由の説明を申し上げます。 今回の一部改正は、老人及び寡婦の医療費負担を軽減している医療費給付金の申請期間を、「医療の終了した日から3カ月」を、「医療費の支払をした日から1年以内」に改め、適用を平成9年4月1日からとするものであります。よろしく御審議・御決定くださいますようお願いをいたします。
○議長(向山章) これから議案第13号について質疑を行います。質疑ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(向山章) 質疑なしと認めます。 日程第16 議案第14号 箕輪町道路占用料徴収条例の一部を改正する条例制定についてを議題といたします。 事務局長に議案を朗読いたさせます。事務局長。
◎事務局長(柴恒年) 議案朗読。
○議長(向山章) 提出者の説明を求めます。町長。
◎町長(井沢通治) 議案第14号 箕輪町道路占用料徴収条例の一部を改正する条例制定について、提案理由の説明を申し上げますが、公衆用道路を本来の目的である一般公共の交通の用に供する用途以外の目的で、特定の者が占用使用する場合には、道路法等の規定により道路占用料を徴収することができるとされております。町もこれまで長野県
道路占用料徴収条例に準拠して占用料を徴収してきましたが、今回長野県及び近隣町村並みに占用料を改正しようとするものであります。細部につきましては建設課長が説明をいたしますので、よろしく御審議・御決定くださいますようお願いをいたします。
○議長(向山章) 細部説明を求めます。建設課長。
◎建設課長(北原宣明) それでは議案の7ページに新旧対照表がございますので、これに基づきまして御説明を申し上げたいと思います。ちょっと表が細かくて見にくくて申しわけございませんが、よろしくお願いをいたします。 今回の改正の主な点は、占用料金の改正と占用物件の細分化でございまして、まず第1の一番左側に法32条第1項第1号に掲げる工作物というふうになっておりますが、これはその右にございますように電柱、それから電線、それから変圧器というようなものでございまして、従前はただ電柱・電話柱というような区分でございましたけれども、今回からは第1種から第3種の電柱、第1種の電話柱から第3種の電話柱、電力会社の電柱と、それからNTT等の電話柱の区分が細分化をされたということでありまして、第1種の電柱と申しますのは、第1種から第3種までずうっとございますけれども、備考欄の2にございますけれども、電柱が支えております電線の数によりまして3本以下だとか、それを超えるものについて1から3というような細分化がなされまして、料金が高くなるものについておりますのは、上に乗っておる電線の数が多いというふうにお考えをいただければよろしいかと思います。以下、その下に第32条第1項第2号に掲げる物件、これは地下に埋設いたします管類でございます。水道管ですとか下水道管、そのようなものでございまして、これについてはメートル当り幾らというようなことで、ここはあまり大きな改正がされておりません。それ以降の32、1項で地下街ですとか、その下の地下室、これはあまり該当がないと思います。それからその一番下にありますが、その下につきましてはお祭り等で縁日等に出されます露店ですとか、そんなような類のものでございます。おまくりをいただきまして8ページでございますけれども、今度は令第7条第1号に掲げる物件、これは仮設的な看板ですとか、標識、旗竿、幕、アーチ、そのようなものでございまして、こんなものについてはこういうことで料金を徴収するという改正点でございます。以降工事用の占用料、これについてはあまり変更ございません。その下の令第7条第6号以下ずうっとございますが、これはトンネルですとか高架、いわゆるガード下の店とか、そういうようなものに対する規定でございまして、現時点では町にはあんまり関係なかろうと思います。それから一番下の令第7条第8号に掲げる、これはいわゆる高速道路のサービスエリアですとか、給油所等に関する規定でございまして、これも現在のところ当町には関係がなかろうかというふうに思います。このようなことでございまして、料金の改正とそれから区分の改正ということでございまして、額の対比でございますけれども、7ページの一番上の第1種電柱1本につき1年850円を880円というようなことで値上がりをしております。それ以降ずうっといろんな区分の変更等ございまして、大変複雑な内容でございますので、県に照会をいたしましたところ、約平均をすると1割というような回答が戻ってまいりました。 なお、施行でございますけれども、長野県は本年4月から本準則に基づいて占用料の徴収条例を改正いたしております。以上でございます。
○議長(向山章) これから議案第14号について質疑を行います。質疑ありませんか。3番 桑沢議員。
◆3番(桑沢幸好) ここに出されていることについては、県の改正に基づいて準用するということで、このことはいいですけれど、具体的に町の中のことでお尋ねしたいわけですけれど、現実に起こった問題があるわけですが、道路の畦畔部分について、その住宅の出入口に、それはその時の建売業者が町と契約したんだと思いますが、その分契約してずうっと料金を取られているわけですが、この単価に基づいて取られているんじゃないかと思うけれども、これを見ていくとどうも一時的なね、使用についての点については記載されているんですけれど、町が具体的にそういう問題についてはどういう根拠で徴収していたのか。これからどうするのかという点についてお尋ねしたいと思いますので、その点。
○議長(向山章) 答弁を求めます。建設課長。
◎建設課長(北原宣明) 今の御質問でございますけれども、通常道路の路肩を埋め立てて住宅に出入りするという場合には占用という扱いではなかろうかと思います。自衛工事と言いまして、埋めていただくところを必要な施設をしていただいて、使用する方が通行できるようにいわゆる地形の変更と言いますか、自衛行為という扱いになると思いますので、今回の占用料金とは若干趣旨が違うかと思われますが、よろしくお願いします。
○議長(向山章) 3番 桑沢議員。
◆3番(桑沢幸好) 平米でずっと何年、もう10年以上だと思いますが、平米単価で料金を納めているわけですけれども、その点がね、どうかなと。そこの地権者からもそういう話があったんで、今ここですぐ答弁とかそういうことではありませんけれども、現実にはそういう問題が起こっているのと、その後のトラブルもありますから、その時の契約をしたのは業者であったというふうに思いますが、その後買い取った皆さんが継続してそのままずっと使用料を払っているようですから、調査して、あるいはその根拠をはっきり説明しないといけないかなあというふうな気がしますから、今ここで答弁はいりませんが、その点を議会中でも結構ですが、お答えをいただきたいと。あるいは結論が出ていなんだら至急それに対しての結論を出していただきたい。
○議長(向山章) それじゃあ具体的に議員の方から申し出て、またやってください。よろしくお願いします。 他にございませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(向山章) これで質疑を終わります。 日程第17 議案第15号 平成9年度箕輪町一般会計補正予算(第3号) 日程第18 議案第16号 平成9年度箕輪町
国民健康保険特別会計補正予算(第2号) 日程第19 議案第17号 平成9年度箕輪町
農業集落排水処理施設特別会計補正予算(第2号) 日程第20 議案第18号 平成9年度箕輪町
公共下水道特別会計補正予算(第2号) 日程第21 議案第19号 平成9年度箕輪町
保養センター特別会計補正予算(第1号) 日程第22 議案第20号 平成9年度箕輪町
水道事業会計補正予算(第1号)以上、6議案を一括して議題といたします。 事務局長に議案を朗読いたさせます。事務局長。
◎事務局長(柴恒年) 議案朗読。
○議長(向山章) 提出者の説明を求めます。町長。
◎町長(井沢通治) 議案第15号から議案第20号までの、平成9年度箕輪町一般会計補正予算(第3号)並びに各特別会計補正予算、及び
水道事業会計補正予算について、一括して提案理由の説明を申し上げます。 初めに、議案第15号 平成9年度箕輪町一般会計補正予算の(第3号)でありますが、今回の補正は平成8年度の決算を受けて繰越金の確定に伴う補正を初め、消費譲与税、普通交付税の確定に伴う財源補正ができることに係わり行うものであり、それによって事業採択を得られたものを予算化するもの等であります。このため既存の予算額に6億4,828万円をそれぞれ追加し、歳入歳出予算の総額を85億7,863万9,000円とするものであります。 歳入の主なものは前年度繰越金の2億8,506万4,000円を初め、財政の健全化を図るため、バブル期以前の利息の高い起債の繰上償還を行うため、減債基金から1億2,579万円を繰り入れるとともに、温泉揚湯機械施設設置に対する保養センター特別会計としても負担を持つこととし、3,000万円を繰り入れることといたしました。また、500万円の寄附金は、伊那信用金庫創立70周年記念事業によるものであります。地方債につきましてはそれぞれ事業採択に伴う事業費の増額によるものであります。 歳出につきましては、特別職職員の給与改定について審議会の答申をいただきましたので、答申を尊重し、それぞれ条例改正をお願いしたものについて計上をいたしました。先ほどの寄附金につきましては、10人乗りのワゴン車1台、ダム周辺のコスモスの灰を素材として作成された陶磁器、血圧測定器、役場
内庁舎用の車椅子の購入費といたしました。生涯学習まちづくり基金に3,000万円を積み立てることといたしましたが、町行政改革大綱に沿ってケーブルテレビ網の全町化と、告知放送施設化を検討しておりますが、これら事業実施に向けて財源備蓄していくものであり、財政調整基金積立金としても7,000万円を計上いたすものであります。農業集落排水処理施設特別会計並びに公共下水道特別会計への繰出金の減額は、前年度不用額との調整によるものであります。温泉関連予算につきましては、当初揚湯ポンプのみを計上いたしましたが、温泉湧出能力の未確定、県の観光開発公社との事業内容の未決定、ながた荘の負担等、未確定要素が多くあったことから予算化をできずにおりましたが、素晴らしい温泉が確保できたことで温泉給湯機械諸施設、温泉スタンドなど、計画が具体化できることとなりましたので、7,885万円を計上いたしました。また念願でありましたマイタウンまつしま整備事業から国道バイパスへの改良事業について、地方特定道路整備事業として採択されることになったことに伴い、関係費用を計上するとともに、町道4号線についても追加採択いただきましたので、増額補正するものであり、郵便局南の道路についても郵政当局の御理解を得て改良できることとなりましたので、これらの経費も計上いたしました。また、松島・仲町整備事業についても県事業の負担分について満額計上いたしました。都市計画事業では沢上地区のバイパス関連、104号線改良事業の用地費などを計上いたしました。災害対策費では、地域防災計画書の印刷に係わる経費を計上をいたしてあります。債務負担行為の補正につきましては、戸籍業務の簡素合理化、住民サービスの効率化、さらには住民基本台帳との結び付きを視野に入れた戸籍電算化事業を11年度までに構築するため、債務負担行為するものであります。 次に議案第16号 箕輪町
国民健康保険特別会計補正予算の(第2号)について申し上げます。 今回の補正は、事業勘定の既決の予算の総額に、歳入歳出それぞれ3,431万8,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を11億5,771万1,000円とするものであります。歳入につきましては、国庫支出金と療養給付費交付金の過年度分と繰越金であります。歳出につきましては、老人保健拠出金の確定によるものと、今後の医療費の動向に備えて財源を予備費に留保するものであります。 次に施設勘定ですが、規定の歳入歳出予算の総額にそれぞれ79万3,000円を追加し、歳入歳出の総額を8,314万7,000円とするものであります。歳入につきましては診療報酬収入であり、歳出は臨時看護婦の賃金が主なものであります。 議案第17号は、箕輪町農業集落排水諸施設特別会計補正予算(第2号)についてでありますが、歳入については、繰越金の増額により一般会計からの繰入金を減額するとともに、町債の増額が主なものであります。 歳出につきましては、西部南地区の工事費と測量調査委託料の増額が主なものであります。これらにより規定の予算総額に、歳入歳出それぞれ517万5,000円を追加し、予算の総額を8億3,197万1,000円とするものであります。 議案第18号 箕輪町
公共下水道特別会計補正予算(第2号)について申し上げます。 歳入については使用料の増額、事業費の決定による国庫補助金の増額、繰越金と繰入金の調整及び町債の増額補正が主なものであります。歳出については管渠工事に伴うもの、処理場維持管理に要する経費の増額が主なものであります。規定の予算の総額に歳入歳出それぞれ9,537万円を追加し、予算の総額を歳入歳出それぞれ14億90万9,000円といたすものであります。 議案第19号 箕輪町
保養センター特別会計補正予算(第1号)について申し上げます。 今回の補正は、資本的収支の補正であります。資本的支出の補正予定額は4,534万5,000円を増額補正するもので、既決予定額を合わせた5,310万1,000円を過年度分損益勘定留保資金で補填するものであります。内容については、渋の湯ながた荘へ引湯して温泉を利用できる機能に改修する工事費、及び設計料の1,534万5,000円と、温泉利用のための施設建設に係わる費用として3,000万円を一般会計に繰り出すものであります。 最後に議案第20号 箕輪町
水道事業会計補正予算の(第1号)について申し上げます。 収益的収入及び支出の補正でありますが、収益的収入では給水工事受託収益の増300万円であります。次に収益的支出の主なものは、備品の消耗品費97万7,000円、工事請負費では農業公園のそば処の給水工事に係わる受託工事費300万円で、収益的収入及び支出それぞれ300万円を増額し、予算の総額を4億5,571万3,000円とするものであります。 以上、各会計の補正予算について説明いたしましたが、細部につきましては各担当課長から説明をいたさせますので、よろしく御審議・御決定をいただきますようお願いを申し上げます。
○議長(向山章) 細部説明を求めます。企画財政課長。
◎企画財政課長(唐沢千洋) それでは議案第15号の平成9年度箕輪町一般会計補正予算の(第3号)の細部について御説明を申し上げます。 歳入歳出予算の補正第1条につきましては、今町長説明を申し上げたとおりでございます。2の第1表の歳入歳出予算補正でございますけれども、それぞれ事項別明細書で申し上げますので、よろしくお願いをいたします。次の第2条の債務負担行為の補正でございますが、第2表の債務負担行為の補正で申し上げます。次の地方債の補正第3条につきましても、第3表の地方債の補正で申し上げますので、よろしくお願いをいたします。 おまくりをいただきまして6ページをお開きをいただきたいと思います。6ページは第2表の債務負担行為の補正でございます。戸籍電算化の整備事業でございまして、これにつきましては平成10年から11年までの間に3,783万円の債務負担行為を行って、先ほど町長説明申し上げました戸籍の電算化を図るものでございます。 次の第3表の地方債の補正でございますけれども、マイタウンまつしまの整備事業につきましては、1,940万円の増額でございまして、7,980万円とするものでございますし、次の町単独の道路整備事業の1,870万円でございますが、4号等の地方特定道路の整備事業が大きく採択をされてまいりましたので、5,400万円にするものでございます。また南小学校の建築事業でございますけれども、これにつきましては補助単価の改正等がございまして、補助金も増えましたけれども、それに伴って起債の許可額も増えるというものでございまして、2,210万円に補正するものでございます。 ページを順に追って申し上げてまいりたいと思いますので、10ページの歳入のところをお開きをいただきたいと思います。町税でございますけれども、個人町民税の額の確定というようなことで、3,244万3,000円を補正をいたしまして、現年課税分でございますが、トータルで個人分は10億7,742万円とするものでございます。次の地方譲与税でございますが、これはいわゆる地方消費税の創設によってすでになくなったわけですけれども、今年の1月から3月分の精算交付ということでございまして、その額が最終的に確定してきたものが4,362万2,000円でございまして、362万2,000円を補正するものでございます。次に地方交付税につきましても普通交付税の額の確定等がございまして、6,220万4,000円を増額補正するものでございます。次のページの11款の分担金及び負担金の欄でございますが、農林水産業費の分担金でございますけれども、団体営の新生産調整の推進対策特別基盤整備事業でございますが、これは国庫補助金等が増えてまいりまして、それに係わる減額等でございます。次の林業費の分担金につきましては、峰山線、あるいは中樽線分の県補助林道整備事業費の県補助分の増に伴う同様負担金の減でございます。次の民生費の負担金、一番下でございますが、これは保育所の児童措置費の負担金の現年度分でございまして、先般保育所保育料の改定等について御説明を申し上げた経過がございますが、その改定分に伴う増額でございます。おまくりをいただきまして次の14ページでございますが、国庫支出金につきましては、上から2つ目に教育費の国庫負担金がございますけれども、これにつきましては先ほど申し上げましたように、南小学校の建築費の補助単価等の増分によるものの増額補正でございます。次の15ページでございますけれども、14款の県の支出金のうち、農林水産業費の県の補助金でございますが、先ほど申し上げまして、団体営の新生産調整推進対策特別基盤整備事業の補助金が500万増額になってきたものでございます。次におまくりをいただいて17ページをお開きをいただきたいと思います。17ページは16款の寄附金でございますけれども、総務費の寄附金として、先ほど町長申し上げました500万円をいただきましたので、これを計上するとともに、次の教育費の寄附金はロータリー文庫に係わる寄附金でございます。次に18ページをお開きをいただきたいと思います。17款の繰入金でございます。保養センターの特別会計からの繰入金といたしまして、温泉利用施設の建設負担分として3,000万円を繰り入れてもらうと同時に、減債基金からの繰入金1億2,579万円でございます。次の繰越金につきましては、当初予算8,000万円を計上してございましたので、今回は2億8,506万4,000円を補正し、3億6,506万4,000円とするものでございます。おまくりをいただいて20ページの19款の諸収入でございますけれども、そこの説明欄のところに、12の雑入2として保健センター管理費の下に町村有物件災害共済金というのがございます。これは先般深夜に、また後ほど申し上げますが、保健センターに落雷がありまして、それぞれ管理施設が駄目になってしまったわけでございまして、その工事の見積分に相当する共済金が下りるということでここに計上をさせていただいたものでございます。次の21ページの20款の町債につきましては、先ほど申し上げたとおりでございます。 それでは歳出について申し上げます。次の22ページの3の歳出の議会費でございますけれども、先ほど特別職等の報酬等々の改定について町長及び総務課長の方から説明がございましたが、議会関係の報酬改定等に伴う補正分でございます。以下、それぞれ各款におきまして非常勤特別職の報酬だとか、いわゆる出席謝礼金等につきまして改正が出てくるわけでございますけれども、先ほど総務課長の方から一括説明がございましたので、個々の予算各所での説明は省略をさせていただきます。次のページでございまして、23ページでございますが、2款の総務費の一般管理費でございます。先ほど説明申し上げました18節の備品購入費のところでございますが、そこに壷の購入ということでございます。ダム下のコスモス畑の灰を使ったものだというふうに聞いております。また来庁者用の車椅子ということでございます。次の庁舎管理費のそれぞれでございますけれども、建設年が17年を経過しているというふうなことで、修理費が増加するというようなこと、あるいは庁舎の一部増改築、あるいはそれぞれの保守管理施設等について、言うならば増設を必要とするということが起きたわけですけれども、そのことに伴って保守管理の委託料が増加したということと、庁舎の電灯の分電盤の改造工事を行わなくてはならなくなったというようなこと、またそれぞれ御指摘もございました、職員駐車場の区画線の補修工事も進めてまいりたいということで、関係する予算を計上をさせていただいたものでございます。おまくりをいただいて24ページの公用自動車の管理費は、先ほど御説明があったとおりでございます。次の1つ置いて職員福利厚生費でございますけれども、女子職員の冬服の事務服の更新年次ということで、その予算を計上をさせていただいたものでございます。次の25ページの企画事業費のところでございますけれども、今年の委託料の138万円でございますが、中国白水県の訪日団受入業務委託料ということで載せてございますが、11月の下旬に10人の予定で来日されるということでございまして、交流協会に委託していくものでございます。次の積立金の3,000万円でございますが、生涯学習まちづくり基金の積立金ということで、先ほど町長申し上げましたとおり、ソフト事業分として積立を行ってまいりたいというものでございます。交通安全施設等につきましては、それぞれ申し上げてあるとおりでございます。一番下の財政調整基金費の7,000万円でございますが、これも町長提案の説明のとおりでございますが、よろしくお願いをいたします。おまくりをいただきまして減債基金でございますが、積立金に1億2,579万円、後ほど出てまいりますけれども、積み立てるものでございます。次の27ページでございますが、就業構造基本調査費というのが載っておりますけれども、国勢調査区のうち4調査区が該当となるということで、新規に予算化をしたものでございます。次におまくりをいただいて、28ページの3款の民生費でございますけれども、真ん中辺のところに福祉センターの管理費というので工事請負費39万5,000円が載っておりますけれども、これはボイラーからの給湯配管が漏水をしておりまして、その工事を行わなくてはならないということで予算を計上したものでございます。次のページでございますけれども、29ページですが、町単独の老人福祉事業費の19節の負担金補助及び交付金34万2,000円ですが、そこに申し上げてありますように、上伊那福祉協会の特別養護老人ホーム建設特別会計への負担金の増額ということでございます。次におまくりをいただいて30ページでございますけれども、保育所児童措置費がございますが、そこのところの賃金の984万3,000円でございます。これは当初産休あるいは育休の保育園職員のものについて計上をしてあったわけでございますけれども、その後に必要額が生じてきたと。いわゆる産休あるいは育休者が増加したということでございまして、その代替分の職員の賃金を計上させていただいたものでございます。また次の消耗品につきましては、O-157対策の消耗品ということでございます。次の保育所の施設整備費でございますけれども、これもO-157対策で10の保育園に給食調理師の手洗い設備工事を行わなくてはならないということで、49万8,000円を計上したものでございます。次のページの一番下でございますが、先ほど収入のところで申し上げました保健センターの管理費の110万3,000円でございますが、消防用の施設が8月7日の日の深夜の落雷によって故障をしたということでございまして、これに係わる財源は先ほど申し上げたとおりでございます。次におまくりいただいた32ページの一番上でございますけれども、18節の備品購入費の44万1,000円というのが載っておりますけれども、これについては全自動の血圧計ということで、先ほど寄附をいただいたものの中から易しく測れる血圧計ということで、名前は「健太郎」という名前の測定器だそうですが、それを購入したいとするものでございます。次の地域母子保健事業費でございますけれども、これは若い子供を持つ前の夫婦、いわゆる将来結婚する人等を含めて親となるお互いの思いやりや、死生観についてのものの考え方を学習するという事業を組みたいということで、それに係わる経費を計上させていただいたものでございます。次に34ページまでお進みをいただきたいと思います。34ページの6款の農林水産業費の真ん中でございますが、農用地の経営規模拡大促進事業費でございますが、農地の移動事務、あるいは農業者年金事務等の増大等に伴って臨時職員等の必要が生じたということで賃金を計上したものでございます。次のページの地域農業基盤確立農業構造改善事業費の318万9,000円の増でございますけれども、この事業に係わるもの、またはそば処のと言いますか、赤そばでございますけれども、その里の地域づくりの事業の補助金ということで、種子代の3分の1等を補助してまいりたいというようなもの等でございます。おまくりをいただきまして、次の36ページ真ん中辺のところでございますが、農地費の下に土地改良共通費というのがございまして、141万8,000円の負担金がございますが、これは県営農免農道の竜東地区の事業費の負担金の増でございまして、当町分が523mあるわけでございますが、そのものを計上したものでございます。それから一番そのページの下ですが、
県補助土地改良事業費につきましては、中井、あるいは北垣外地区の水路改修費の工事費の増額でございます。次のページでございますけれども、37ページの上から2つ目に、先ほど申し上げました農業集落排水処理施設の特別会計への繰出事業費につきましては、調整をして減額をしたものでございます。おまくりをいだきまして38ページの真ん中でございますけれども、林業振興費の14節に使用料及び賃借料というのがございますが、これは萱野高原の生活環境保全事業の用地としての賃借料が盛ってあったわけでございますが、御承知のようにかやの山荘ができたというようなこともございまして、商工観光費用の方で計上するべきではないかというようなことで、こちらの予算を減額したものでございます。次の39ページでございますが、一番下の林道日影入線の改良事業費が載っておりますけれども、それぞれ林道開設に係わる所有権の移転登記、分筆等の委託料等の増額でございます。次におまくりをいただきまして40ページでございますけれども、林業振興事業費の13節の委託料の395万円は、同様岩室線用地調査等の業務委託料でございます。次に41ページの第7款の商工費でございますけれども、商工振興費の19節の580万の減額は、そこに申し上げてございます町商工業振興資金の利子補給金の不用額の減額でございますし、次のみのわ祭りの事業費につきましては、新たな企画も祭り近くになって行われたというようなこと等も含めて実行委員会への補助金を86万円増額していくものでございます。次に観光費の一番下でございますけれども、23節の償還金利子及び割引料の550万円でございますが、これは長田地区に現在古い方のテニスコートがございますけれども、これは後方のいわゆる工業再配置の補助金を受けて行ったものでございますけれども、これをその土地に温泉利用施設を建てるということで、補助金の返還分が生ずるということで550万円を計上したものでございます。それからおまくりをいただいた42ページでございますが、休養施設管理費の14節でございますが、萱野高原の観光施設の賃借料として、先ほど申し上げました林務予算の方に計上されていたものをこちらへ持ってまいりまして、それぞれ三日町、福与両区に面積を16万500㎡ほど借りている形になるわけですが、それに係わる賃借料及び関係費を計上したものでございます。次の43ページの第8款の土木費でございますけれども、振興開発費のところの15節の工事請負費で7,884万5,000円が載っておりますけれども、先ほど町長説明のとおり、当初予算で揚湯ポンプの設置工事費ということで2,500万円が盛ってあったわけですけれども、いろいろ工事の設計等を見てまいりますとそういうふうにはなかなかいかないということで、一たんその2,500万円を減額をいたしまして、そこに申し上げてございます温泉給湯施設工事と、温泉スタンド設置工事等に分けまして工事を行っていきたいということでございまして、その費用がそこに申し上げた費用でございます。次の道路維持費でございますが、下から2つ目の道路維持費の委託料の105万9,000円でございますが、それぞれ北海道等でもああした落盤事故とかいろいろ起きておりまして、国の指導によりまして道路だとか橋とか、そういうようなものについて管理と言いますか、防災点検を行う必要があるというようなことで、当町では11カ所の点検箇所を選びまして、その調査を委託するというものでございます。次の道路の舗装補修工事費でございますけれども、舗装工事に1,200万、オーバレーあるいはその下の水路補修工事等に約800万ということで計上をしたものでございます。次のページでございますけれども、町単独の道路の整備事業費でございますが、310号線、いわゆる工専地区の道路、あるいは337号線、郵便局の南の方の道路から踏切を渡って向こうへ行く道路ですが、その場所の改良等に係わる予算をお願いするものでございますし、まつしま整備事業につきましては、メインストリートの工事費の増、あるいは土留工事の増分等でございます。また県営事業負担金につきましては、伊那路橋あるいは長岡の団地南側と言いますか、西側の急斜地の工事、あるいは与地辰野線長田地区、伊那・辰野の卯の木地区等の工事等に係わる町負担分でございます。次の地方特定道路整備事業でございますけれども、先ほど申し上げました、4号等の工事の増額になったもの等を計上させていただいたものでございます。また次の臨時交付金の事業でございますけれども、この上の事業と親子になっている事業でございまして、その関係の予算の内部の組み替え等が主なものでございます。次の一番下の都市計画費のうちの都市計画総務費でございますが、17節の公有財産の購入費として1,583万円が載っておりますけれども、これは沢上地区の104号線の用地の取得でございます。また、おまくりをいただいて46ページの一番上の19節の3,050万円でございますが、県単の街路街路事業、いわゆる仲町の地元負担分の増ということでございます。次の下水道特別会計繰出事業費につきましては、説明のあったとおりでございます。それから次の公園事業費の緑地公園管理費の13節の委託料の150万でございますけれども、イワヤマツツジの補植をしなくてはならないもの、あるいは町が全くストックがないというわけにはいろいろの中でいかないというようなこともございまして、できれば上の平の土地に補植地として囲いまして、そこに確保をしていきたいというもので計上させていただいたものでございます。次の47ページの一番下でございますが、9款の消防費の災害対策費につきましては、地域防災計画の作成印刷費でございます。おまくりをいただいて48ページの真ん中辺、事務局費のうち賃金につきましては、教育相談室の相談員の時間外等の賃金の増、あるいは中部小学校の日本語教室の臨時教員の賃金等でございます。また、次の49ページの小学校の管理費の18節の備品購入費でございますけれども、それぞれ22万5,000円で、各学校4万5,000円ずつ載っておりますが、これは予防接種法の改正により予防接種会場となる、学校がなるわけですけれども、そこに救急医療品を備え付けなくてはならないということで、それに必要な予算を計上したものでございます。次におまくりをいただいて50ページでございますが、上から2つ目、学校建築費の南小学校の建築費でございます。これにつきましては、それぞれ先ほど申し上げましたように国庫補助、あるいは起債等が大きく補正されたということで、財源の組み替えと同時に備品購入費として450万円を計上いたしましたが、当初、備品につきましては現在の集会室と言いますか、そこのところが図書室として利用もされているわけですけれども、そこの机・椅子等を全部新しくできる図書室に運んでしまうとそこの部屋の機能がなくなってしまうということで、現在あるものについてはそこへ置いておいて、当初の計画ではそういう予定でしたけれども、新たに図書室の机、書架、あるいは椅子等を入れていきたいとするものでございます。次に51ページにつきましては特にございません。次の52ページでございますけれども、文化センター事業費のうち、19節の上から3つ目の200万円でございますが、まちづくり同友会への補助金ということでございますが、いわば森口博子コンサートについてその運営を自主運営をしていただくということで、町がその事業費のうちの一部を補助するというものでございます。それからそのページの一番下の青少年健全育成費で、次の53ページの一番上でございますけれども、賃金と委託料をお願いしてございますが、児童遊園の遊具の安全点検ということをしなくてはならないという制度化がされてきたということに伴いまして、その点検委託料と、その上にあるものは塗装等を行ったりする作業員の賃金を計上したものでございます。おまくりをいただきまして54ページをお願いをいたしたいと思います。54ページの文化財保護費でございますけれども、この報酬と報償費でございますが、それぞれ非常勤の職員報酬というようなことで、城址の整備研究委員会等々のそこにマイナスをしたものがございますけれども、それについては報償費が妥当であるということで組み替えさせていただいたものでございますし、委託料については町指定の三日町の松が非常に樹勢がなくなってきたり、また腐食している部分が出て空洞部分があるということで、その部分を見ていただいて枯れないためのそれぞれの薬を使った措置等を委託をしていくというものの経費でございます。次の55ページの
地域スポーツリフレッシュ事業でございますが、それぞれ工事請負費につきましては、番場原の第1運動場のクラブハウスとか、トイレの工事につきまして入札を行いましたので、その事業の額の確定による減額と、北の方から行きますと番場原公園の入口、あそこに飲食店がございますが、そのところから入っていくということがよくわからないというようなこと、また境界等のこともありますので、番場原公園の入口を少し公園化するような形にいたしまして、看板等も取り付ける工事等を進めてまいりたいとするものでございます。次におまくりをいただきまして56ページの11款の災害復旧費につきましては、南小河内地区の農地災害の復旧費と福与地区の水路の災害に伴う落差マス等の設置のための工事費でございます。次の57ページの12款の公債費につきましては、繰上償還をしていくということで、減債基金からの取り崩しで充てていくものでございますが、平成元年の親水公園の整備事業の起債と、平成2年度のながたの森の整備事業の起債の返済を行いたいというものでございます。おまくりをいただきまして58ページ、14款の予備費でございますけれども、減額の267万3,000円は、特別職等の人件費分の今回の改定に伴う組み替え分でございます。 続きまして次のページの給与費の明細の特別職の分でございますけれども、それぞれ職員数の変更等はございませんで、一番右下の欄を見ていただければおわかりだと思いますが、307万円ということでございますし、おまくりをいただいた次の一般職の分につきましては、教育長の改定分でございまして、17万7,000円ということでございます。 以上、雑駁でございましたけれども、一般会計の補正の細部説明とさせていただきます。
○議長(向山章) 住民環境課長。
◎住民環境課長(向山功洋) 議案第16号 平成9年度箕輪町
国民健康保険特別会計補正予算(第2号)について説明いたします。 歳入歳出予算の補正額、予算総額等は町長提案説明のとおりでございます。8ページを御覧をいただきたいと思います。項目別に説明してまいります。 事業勘定からです。歳入 国庫負担金773万4,000円につきましては、これは8年度分の精算をして追加となった分で、一般療養給付金でございます。次のページの療養給付費交付金228万1,000円につきましても、同様過年度分の退職者分でございます。おめくりをいただきまして10ページでございます。これも平成8年度の決算に伴う繰越金の、当初700万円計上しました残りの分を計上したものでございます。 12ページをお開きいただきたいと思います。事業勘定の歳出でございます。一番下の欄、医療費適正化特別対策事業49万円ですが、これは消耗品でございますけれども、レセプトがA版化されました。そのレセプトケースを購入するものでございます。次のページ、負担金補助及び交付金の1,056万4,000円の減につきましては、老人保健医療費拠出金の額の確定による減でございます。一番下の老人保健事業拠出金につきましても額の決定に伴うものでございます。次のページ、おめくりをいただきまして、一番上の欄の一般被保険者保険税還付金につきましては、還付金増が見込まれるために計上したものでございます。15ページ、予備費に4,402万9,000円、事業実施に伴う展開に備えましての予備費に計上したものでございます。 続きまして18ページをお開きいただきたいと思います。診療施設勘定でございます。診療収入につきましては、診療収入見込増79万3,000円を計上しまして、支出の方では施設管理費賃金68万5,000円、看護婦さんが出産による休暇に入るということから、臨時の看護婦さんを求めるものの費用でございます。研究研修費につきましては、県医師会の負担金増に伴う計上で、2万6,000円であります。 給与明細につきましては最終のページにありますが、見ていただければおわかりのとおりであります。 以上で説明を終わらせていただきます。
○議長(向山章) 下水道課長。
◎下水道課長(桑沢昭一) それでは議案第17号について御説明をいたします。 歳入歳出予算の補正については、町長提案説明のとおりでありますので、細部の説明について4ページを御覧をいただきたいと思います。 第2条の地方債の補正でありますけれど、限度額を420万円増額をしまして5億210万円とするもので、内容につきましては西部南地区の事業費の増額に伴うものであります。 次に7ページを御覧をいただきたいと思います。7ページの歳入でありますが、1款の分担金であります。補正で49万4,000円で、これは西部南地区に伴う事業費の増に伴う分担金の増であります。次のページを御覧をいただきたいと思います。4款の繰入金でありますが、一般会計からの繰入金は前年度の決算による繰越金が増になったために一般会計の繰入金を減額とするものであります。次のページの5款の繰越金でありますが、補正額で2,797万8,000円の増額でありますけれど、前年度決算による繰越金の増であります。次の10ページの町債でありますが、先ほど2表のところで御説明をしたとおりであります。 それから歳出にまいりまして、第1款の7011の非補助農業集落排水事業でありますけれども、500万円の補正でありますが、西部南地区の事業費で委託料と工事費の増であります。それから7012でありますが、緊急整備の方につきましては、県道の舗装復旧の面積が、県と立ち会いをしまして増えてきますので、組み替えをするものであります。それからその下の7052でありますけれども、西部南の処理場費でありますが、14万5,000円の増額をお願いしますけれども、これは10月1日から供用開始ができる見込みとなってきましたので、管理委託の期間が当初見込んだよりは増えてくるということで必要になるものであります。 次に議案第18号について御説明をいたします。4ページを御覧をいただきたいと思います。地方債の補正でありますけれども、7,350万円増額をいたしまして、7億9,350万円とするものでありまして、これは内容的には内示変更に伴う補助単独の管路工事費の増額に伴うものであります。次、7ページを御覧をいただきたいと思います。 7ページの歳入でありますけれども、2款の使用料・手数料でありますが、使用料の補正171万3,000円で、下水道使用料の増額であります。先ほど決算の時にも御説明をいたしましたけれども、3月末のつなぎ込みの世帯数から非常にここで伸びを示してきまして、急激に伸びてきまして使用料が見込まれるものであります。それから手数料でありますけれども、55万円の補正でありますが、ここで指定工事店の有効期限の更新に伴うもので、3年に1回の更新でありますけれども、当初の11社分で1社5万円であります。次のページを御覧をいただきたいと思います。3款の国庫支出金でありますけれども、1,300万円の増額で、内示変更に伴う補助金の増であります。次の7款の繰入金でありますけれども、1,588万1,000円の減額でありますが、前年度決算によるものであります。次の10ページを御覧をいただきたいと思います。10ページの繰越金、補正額では2,248万8,000円で、前年度繰越金の増であります。それから10款の町債でありますが、7,350万円については、地方債の補正で御説明したとおりであります。 次の12ページの歳出を御覧をいただきたいと思います。第1款の7501の補助事業でありますけれども、2,600万円の増でありまして、これは内示変更による事業費が増額をしてくるものでありまして、内訳は工事費と事務費の使用料の調整をするものであります。次の7505の管渠単独事業費でありますが、補助事業費が確定してきて、単独事業費でも必要になる管路工事が出てまいりますので、その増額に対するものであります。それから7541の総務費でありますけれども、6万5,000円の増であります。それから7571の処理場費でありますが、390万5,000円の増でありますけれど、主なものはつなぎ込みが増えてきて、流入の量が増えてくることによって処理場の電気料、薬品代、それから汚泥処理等の必要経費であります。以上であります。
○議長(向山章) 続いて商工観光課長。
◎商工観光課長(小林三代人) それでは議案第19号 平成9年度箕輪町
保養センター特別会計補正予算(第1号)について御説明を申し上げます。3ページをお開きをいただきたいと思います。 資本的収入及び支出の見積基礎ということでお願いをしてございますが、資本的支出の方の補正でございます。補正が4,534万5,000円という内容でございまして、その内容につきましてはながた荘に引くお湯の工事費と、先ほど一般会計の方へ繰り出しするものという、2件でございますが、その引湯工事の関係につきまして1,500万の補正をお願いしてございます。内容的には本管からながた荘まで引いてくる管の約60m、それと今までは水で対応しておりますが、今度は温泉対応ということになりますので、成分的に機械的なものや管等の取り替えをしなければならないということで、ボイラーの取り替え、ろ過器がございますが、ろ過器の取り替え、機械室の中の配管の取り替えというようなことで予定しておりますものでございます。あと委託料ですが、それに係わる工事設計委託料が34万5,000円でございます。繰出金は先ほど申し上げましたように、一般会計の方に繰り出すものでございます。合計で5,310万1,000円になりますけれども、これは過年度分損益勘定留保資金で補填をするものでございます。よろしくお願いします。
○議長(向山章) 続いて水道課長。
◎水道課長(柴一貫) それでは議案20号の
水道事業会計補正予算(第1号)について細部の説明を申し上げます。 今回の補正は、3条の収益的収入及び支出のみの補正でございます。5ページをお願いいたします。5ページの受託工事収益につきましては、農業改善事業における、そば処の給水工事に係わる工事の受託収益でございます。次に6ページをお願いいたします。6ページの中ほどの水道事業費用における配水及び給水事業につきましては、備消品費114万3,000円でありますが、この内容につきましては腐乱水分岐用穿孔機97万7,000円、冬月型止水工具が12万6,000円、それから竣工検査ステッカー4万円、合計であります。次に工事請負費につきましては、収入で申し上げたとおりであります。次に企業債利息46万円の減額でありますが、確定によるものであります。7ページですが、予備費68万3,000円の需要でありますが、それぞれ合わせまして備消品費の財源に充てるものであります。 以上で細部説明を終わります。
○議長(向山章) 以上で議案第15号から議案第20号までの説明が終わりましたので、これから一括して質疑を行います。質疑ありませんか。19番 柴議員。
◆19番(柴財埜) 2つばかお願いしたいんですが、1つは一般会計と特別会計との関連してのことでございますけれども、一般会計の土木費の振興開発費の、今申し上げたお湯の施設、温泉施設のことで、7,884万5,000円ですか、補正いたしました件と、それから今特別会計で保養センター会計の方から3,000万繰り出したような格好になっていますが、その3,000万繰り出しの根拠を、どんなようなとこで3,000万の数字をはじいたか、それをお願いしたいと思います。 それからもう1件、一般会計の方の農林水産費の方の、農林振興事業費の岩室用地調査等の業務委託料でございますけれども、この岩室用地、どのようなことをして、その計画はどのようなものかを説明願いたいと思います。
○議長(向山章) 答弁を求めます。企画財政課長。
◎企画財政課長(唐沢千洋) それでは柴議員さんの質問にお答えをいたしたいと思いますが、ながた保養センターの会計の方でございますけれども、大体今いわゆる減価償却費以外で持っている剰余金と言いますか、儲けでございますけれども、これが大体今申し上げております工事費相当分に係わるものと、3,000万円の繰り出しをいただく分とを足したくらい余あるわけでございます。それで現実に3,000万というのは特別な根拠があるのかということで、計算によって出てきたものではございませんけれども、いずれにしてもながた荘、あるいはこれからつくるながたの温泉利用施設もすでに披瀝されております図面等ではつなげて、同時の同一施設のような形でなっていくというような感じもございまして、そこへ持っていくお湯がほとんどであるわけでございますし、つくるスタンドにつきましても今後そこの施設等で一括管理をいただくというようなことを考えますと、やはりながた荘を含めてこれからの施設のお湯の関係の工事が大きなウエイトを占めるというようなことにもなりますので、現在ながたの保養センターの会計で持っております剰余金と言いますか、そのものを出していただきたいということでお願いをしていくこととしたものでございます。
○議長(向山章) 農林課長。
◎農林課長(平井克則) 岩室線の用地調査等の業務委託料でございますけれど、過年度施行分につきまして用地の測量をしてありませんでしたので、ここで用地を測量をさせていただく経費を計上させていただきましたものでございます。
○議長(向山章) 柴議員、関連で。
◆19番(柴財埜) 今岩室の用地と言いますが、岩室の用地の何に使われるか、どういうことか。恐らくは林道か何か、そこら辺がちょっとはっきりしませんので、その岩室をどうしようとするのか。
○議長(向山章) 答弁を求めます。農林課長。
◎農林課長(平井克則) 岩室線の作業道の開設でございます。
○議長(向山章) 5番 渕井議員。