下諏訪町議会 2018-12-21
平成30年12月定例会-12月21日-05号
平成30年12月定例会-
12月21日-05号平成30年12月定例会
平成30年12月
下諏訪町議会定例会会議録
(第5日)
議員の席次並びに出欠
1番 林 元 夫 出 8番 金 井 敬 子 出
2番 岩 村 清 司 出 9番 中 村 光 良 出
3番 小 池 忠 弘 出 10番 河 西 猛 出
4番 森 安 夫 出 11番 藤 森 スマエ 出
5番 青 木 利 子 出 12番 宮 坂 徹 出
6番 中 村 奎 司 出 13番 欠 員
7番 田 嶋 彰 出
出席議会事務局職員 出席総務課職員
議会事務局長 河 西 正 訓
庶務人事係長 永 田 陽 一
庶務議事係長 田 中 美 幸
説明のために出席した者
町長 青 木 悟
健康福祉課長 増 澤 功 生
副町長 山 田 英 明
産業振興課長 河 西 喜 広
○議長
小池忠弘議員。
◆
小池議員 79号に対して賛成の立場で討論させていただきたいというふうに思います。
御承知のように、昨今、多発する災害というのは日本全土を覆ってまいりました。当町でも、これらを含めて
防災意識日本一ということを標榜といいますか、理念に掲げながら取り組んで、それなりに幾つかの前進策を確立してまいったところだというふうに理解をしております。
着実にさらに防災・
減災体制を強化するという意味も含めて、このたび防災・
減災まちづくり条例の制定が提案されました。これはその規範になるような中身であり、町民の生命・財産を守っていく一つの規範でもあります。非常に全国的にも災害が多発する中で、国民にとっても私たち町民にとっても最も関心事であり、そしてまた切実な状況が今日進んでいるというふうに思います。
こういう段階でこの条例が制定されることは、町自身のあり方や、あるいは町民個人のあり方、共助の体制、それらを総合的に勘案しながらの
まちづくりの方向性だというふうに評価できると思います。そういう意味で、この条例案に賛成。
同時に、これができて終わりということではなくて、この条例に従って町民がさらに意識を高めて、そして町自身がその後、防災・
減災体制の強化を図って、そして一旦、災害が起きたときの体制でも、なるべく戸惑うことなく生命・財産が守れるような方策、これを今後も引き続き探求していただくことを要望いたしまして、賛成の討論とさせていただきます。
○議長 ほかに討論ございませんか。
(「なし」の声)
○議長 以上をもちまして、討論を終結いたします。
これより採決を行います。本案に賛成の方は挙手願います。
〔
挙手全員 〕
○議長
挙手全員。よって、本案は原案どおり可決いたしました。
○議長 次に進みます。日程第4 議案第80号 下諏訪町
水道事業給水条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。
これより
総務経済常任委員長報告に対する質疑を行います。質疑のあります方は御発言願います。
(「なし」の声)
○議長 質疑ありませんので、質疑を終結いたします。
これより討論を行います。討論のあります方は御発言願います。
○議長
小池忠弘議員。
◆
小池議員 賛成討論の後は反対の討論をさせていただきたいというふうに思うんですが、私は9.7%の
水道料金の
引き上げ、これが出た段階から、何とかこれはとどまってほしいという思いを切に願っておりました。委員会での討論の中でもありましたように、町の提案している中身がわからない、理解ができないということではありません。現状の昭和3年からの下諏訪町の先進的な
水道事業は、懸命に職員の皆さん、そしてまた町民の皆さんも理解をしながらの制度として確立してきた、極めて下諏訪町のすばらしい事業の中身だったというふうにも評価をしているところであります。
しかし、今回9.7%、平成14年以来ということでありますが、一番の問題は昨今の町民の
生活実態の状況であります。最近の
消費者物価の指数は、1年11カ月ぐらい上昇し続けています。この町でも一昨年の国保税の
引き上げ15%、また、これから消費税の増税というのが計画をされています。こういう状況で
町民生活がどういう状況かということを考えてみますと、一番被害といいますか影響の大きいのは、ほとんど収入が上がらない人たちが、下諏訪町は高齢化率の高い、そういうもとで、かなりの世帯であり人数であります。こういう人たちに抜き打ち的にどんどんどんどん増税や、あるいは負担の増が多くなっていく、このことは
町民生活そのものを破壊していく、あるいは困窮をさらに深めていくという内容にほかなりません。
水道はライフラインの最も重要な位置づけにあり、それだけに使わなくてはいられないし、なくてはならない事業であり、それがまた直接
消費生活の中に大きな影響とウエートを占めているというふうに思います。単純に値上げは反対とかという中身ではなくて、昨今の
生活実態や状況を勘案し、
町民生活をそういう面から守っていくという立場から、頑張って据え置きながらこの事業を継続してもらいたい、それが町民の願いではないかというふうに思います。そういう立場からこの
水道料金の
引き上げ、9.7%については反対をいたします。
○議長 ほかに討論ございませんか。
○議長 宮坂 徹議員。
◆宮坂議員 賛成の立場で討論をさせていただきます。今回の
水道事業給水条例の一部を改正する条例では、昭和3年から始まりました
水道事業も90年という歴史を経過し、半数近くの管路が老朽化をしており、漏水も40件ほどがあったという中で、耐震化を含めた設備投資、更新は急務であります。アセットマネジメントによる長期的な中期的な資産の状況を予測して、計画的な対応としての
値上げ改正ということであり、将来に過度な負担を持ち越さない、安心・安全で県下一安くおいしい水道水を供給するためにも、適正な値上げであると理解をし、今までの経費削減の御努力、滞納者への引き続きの対応を要望いたしまして賛成をさせていただきます。
○議長 ほかに討論ございませんか。
○議長
中村光良議員。
◆中村[光]議員 それでは、賛成の立場で討論します。現在の国民の
日常生活を支える大きな柱の代表であるのは電気と水道だと考えています。全国各地で頻繁に発生している自然災害や事故により
日常生活に深刻な状況が報道をにぎわせています。先ごろの国会で水道法の改正案が可決されました。災害の有無にかかわらず、また水道の
運営主体にかかわらず安定した水道を維持することは
住民生活に最も身近な課題です。支障が発生してからの対応では多大な費用が予想されます。計画的な水道維持・補修への積極的な
取り組み姿勢を評価して、賛成の討論とします。
○議長 ほかに討論ございませんか。
(「なし」の声)
○議長 以上をもちまして、討論を終結いたします。
これより採決を行います。本案に賛成の方は挙手願います。
〔 挙手多数 〕
○議長 挙手多数。よって、本案は原案どおり可決いたしました。
○議長 次に進みます。日程第5 議案第81号
町道路線の認定についてを議題といたします。
これより
総務経済常任委員長報告に対する質疑を行います。質疑のあります方は御発言願います。
(「なし」の声)
○議長 質疑ありませんので、質疑を終結いたします。
これより討論を行います。討論のあります方は御発言願います。
(「なし」の声)
○議長 討論ありませんので、討論を終結いたします。
これより採決を行います。本案に賛成の方は挙手願います。
〔
挙手全員 〕
○議長
挙手全員。よって、本案は原案どおり可決いたしました。
○議長 次に進みます。日程第6 議案第82号 平成30年度下諏訪町
一般会計補正予算(第5号)を議題といたします。
これより
総務経済常任委員長、
生活文教常任委員長報告に対する質疑を行います。質疑のあります方は御発言願います。
(「なし」の声)
○議長 質疑ありませんので、質疑を終結いたします。
これより討論を行います。討論のあります方は御発言願います。
(「なし」の声)
○議長 討論ありませんので、討論を終結いたします。
これより採決を行います。本案に賛成の方は挙手願います。
〔
挙手全員 〕
○議長
挙手全員。よって、本案は原案どおり可決いたしました。
○議長 次に進みます。日程第7 議案第83号 平成30年度下諏訪町
国民健康保険特別会計補正予算(第3号)を議題といたします。
これより
生活文教常任委員長報告に対する質疑を行います。質疑のあります方は御発言願います。
(「なし」の声)
○議長 質疑ありませんので、質疑を終結いたします。
これより討論を行います。討論のあります方は御発言願います。
(「なし」の声)
○議長 討論ありませんので、討論を終結いたします。
これより採決を行います。本案に賛成の方は挙手願います。
〔
挙手全員 〕
○議長
挙手全員。よって、本案は原案どおり可決いたしました。
○議長 次に進みます。日程第8 議案第84号 平成30年度下諏訪町
特別養護老人ホーム事業特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。
これより
生活文教常任委員長報告に対する質疑を行います。質疑のあります方は御発言願います。
(「なし」の声)
○議長 質疑ありませんので、質疑を終結いたします。
これより討論を行います。討論のあります方は御発言願います。
(「なし」の声)
○議長 討論ありませんので、討論を終結いたします。
これより採決を行います。本案に賛成の方は挙手願います。
〔
挙手全員 〕
○議長
挙手全員。よって、本案は原案どおり可決いたしました。
△<陳情の
委員長審査報告、質疑、討論、採決>
○議長 次に、陳情の
審査報告に入ります。
総務経済常任委員会の
審査報告をお願いいたします。森
安夫常任委員長、自席で御報告願います。
○議長 森
安夫委員長。
◎
総務経済常任委員長(森) それでは、
総務経済常任委員会より報告させていただきます。
陳情第5号 自動車での国道から町道へ左折による進入禁止解除を求める陳情
本委員会は平成30年12月11日に付託された上記陳情について審査した結果、趣旨採択としたから、
会議規則第73条の規定により報告いたします。
それでは
審査内容を報告します。委員会メンバーにより現地視察を行いました。担当課であります建設水道課の関係者にも御同行いただきました。陳情書審査に当たっては、陳情書を読み合わせた後、陳情関係者から内容の説明を受けました。陳情理由として、地域住民は大変不便で、経済的な損失もあるとの説明でありました。
町担当部署であります建設水道課から、諏訪警察署からの聞き取り調査に基づき、左折禁止の経緯など報告をいただきました。その内容は、富士見橋信号右折禁止は、春宮大門信号からの渋滞があり、右折する車があるとさらに渋滞が激しくなること。左折については、鋭角的に曲がらなければいけなく、左折が難しく、さらに信号待ちの対向車があると左折に時間がかかるなどの聞き取り調査結果の報告をいただきました。
質疑では、陳情者から、左折が鋭角であるため橋の欄干をカットし、さらに国道に出る信号の停止位置を下げ、信号から距離を保てば左折が楽になる。大型貨物車を除き解除してほしいとの提案が改めてありました。担当課の見解として、欄干をカットするのは国道であり、国土交通省が窓口、新設した橋梁であり、カットすると強度の課題もあり困難が予想される。
町道の拡幅はできないかの質問に、砥川右岸の町道は県有地であり、砥川は一級河川であり、非常に困難である。河川法による護岸の安全確保から、定規断面には建設物は建設できない。
公安委員会へ意見を出せば公安委員会と交渉ができ、左折禁止の解除の可能性はあるのかの質問に、建設水道課の諏訪警察署の意向を加味しての見解として、右折、左折を設定した経緯や経過があり難しい。また、一旦覆すと改めて設定は困難となる。
このような交通規制解除の要望はあるのかの問いに対して、担当部署の見解は、解除の申請は最近ないが、子供の安全強化のための規制強化のための要望などはある。
従来、規制などに関する要望は公安委員会や警察に都度しているかの問いに、担当課の見解は、区を通して要望が出ている。一方通行の規制は地区役員、PTA役員などを含めて話し合い、了解をえるための協議を行う。
陳情者から、規制制定は昭和59年であり、御柱トンネルも完成し、自動車の通行も減っており、当時と交通量も環境も異なるとの意見が述べられました。
質疑の後、自由討論を行い、意見交換をしました。討論では、反対討論として、現在の道路で左折は交通渋滞につながる。解除すべきではない。また、言われていた趣旨はよくわかるので、区長会を通すなどプロセスを踏んでいただいたほうが実現性も高い。要望は受けとめ、趣旨採択としたい。
さらに
賛成討論があり、沿線住民の総意ではないが、一定の署名を集めての陳情である。実態調査なども公安委員会に要請してほしい。
採決では、反対1、賛成2、趣旨採択2となり、委員長採択で趣旨採択と決定いたしました。
陳情第8号 種子の生産、供給に関する県の条例制定を求める陳情
本委員会は、平成30年12月11日に付託された上記陳情について審査した結果、採択とし、関係行政庁に意見書を提出することにしたから、
会議規則第73条の規定により報告いたします。
陳情審査に当たっては、陳情書を読み合わせた後、陳情者の生活クラブ下諏訪支部の関係者6名を代表して支部委員長から説明を受けました。また、
産業振興課にも同席をいただきました。陳情者の説明では、生活クラブは共同購入で種と向き合ってきた。種子は生活クラブの根幹であり、特に主要生産物、米、大豆、麦等の主要農産物の種子は食の基本であり、一番大切なものである。県は主要農産物種子法廃止後もこれまでどおり種子の生産・普及に関して適切な役割を果たし、食材の安定保障を守ってほしいとの説明がありました。
質疑では、県の現在の動きとして、法廃止後も継続して予算どりを行い、農業改良普及センターなどへ配分し、主要農産物の管理・保存・開発を行っている。また、現在、条例制定に向け6月県議会へ上程すると聞いている。現在、同条例は埼玉県、新潟県、兵庫県で制定済み。北海道、富山と長野県が準備をしている。長野県では、ソバとアワを追加している。種子は植物の根幹であるので、民間任せになると遺伝子組みかえや利益重視のモンスター企業の独占も考えられ、安全が保障されるか不安であるなどの質疑がありました。
討論では、
賛成討論として、種子を守っていくことは生活の根幹である食を守ることになる。県も条例制定に前向きであり、県の条例化のための後押しとなるよう賛成。
採決では、
挙手全員で採択されました。
以上、報告といたします。
○議長 次に、
生活文教常任委員会の
審査報告をお願いいたします。
青木利子常任委員長、自席で御報告願います。
○議長
青木利子委員長。
◎
生活文教常任委員長(青木) 陳情報告。
陳情第6号 安全・安心の医療・介護の実現と夜勤交替制労働の改善を求める陳情
それでは御報告申し上げます。本委員会は、平成30年12月11に付託された上記陳情について審査した結果、全会一致で採択とし、国会及び関係行政省庁へ意見書を提出することとしたから、
会議規則第73条の規則により御報告申し上げます。
審査に当たり、長野県医療労働組合連合会の伝田泉様より陳情の説明を受け、また健康福祉課増澤課長と小松補佐に同席いただきました。陳情第6号は、医療や介護現場での人手不足がいまだに深刻な状態にあり、医師や看護師の過労死を引き起こす事態等が続いていることから、実効性のある対策を求めるものです。厚生労働省も医療現場や介護現場の勤務環境改善の必要性を明らかにし、手だてを講じてはいますが、具体的な労働環境の改善に至っていない状況について説明がありました。
質疑の中で、医療機関に対して国は指示できるのかについては、勤務規定については夜勤や勤務間インターバルの規定はない。規制がないのでワーク・ライフ・バランスなどの可能な人に無理な負担が強いられている。国の制度化を求め、皆が同じように負担し合える環境整備を望むものです。
討論では、採択して意見書を上げていくべきとの討論があり、全会一致で採択されました。
続いて、陳情第7号 「『後期高齢者の医療費窓口負担の見直し』にあたり、原則1割負担の継続を求める意見書採択について」の陳情について御報告申し上げます。
本委員会は、平成30年12月11日に付託された上記陳情について審査した結果、挙手多数で不採択としたから、
会議規則第73条の規定により御報告いたします。
審査に当たり、諏訪地方社会保障推進協議会花岡様より陳情の説明を受け、また
住民環境課増澤課長と金子補佐に同席いただきました。説明では、75歳以上の後期高齢者医療の医療費窓口負担を現行の1割から2割にする論議が、経済財政諮問会議(内閣府)や財政制度審議会(財務省)で進められ、社会保障制度審議会(厚労省)でも論議が開始された。負担が2倍となる負担増の計画に対して、老人クラブ、医療関係団体から慎重な意見が出ている状況について説明がありました。
説明者退席後、自由討論としました。質疑では、当制度は公費5、現役世代の支援金4、本人が1の構成比でスタートしたが、2割負担となったときどうなるのかについて、県にも確認したが、情報はなく、財源構成も含め詳細は不明であるとのことでした。
討論では、生活者で困窮している人がますますふえている。貧困化で医療にかかれない人がふえて、受診できない人が多くなっている。医療を受けられない高齢者がふえて、重症化してしまう。よって、意見書を上げていくのに賛成。
次に、反対。意見書は上げない方向で、不採択か趣旨採択はともかく、今回の陳情は後期高齢者医療制度だが、国の医療費は増加している。国保、健保、協会けんぽ等の保険もあって、今後は全体で医療費を賄わないと成り立たなくなる。国が出す分が変わらない、そう見たとき、厳しいけれど、高齢者は高齢者なりに、国保は国保なりに、協会けんぽは協会けんぽなりに負担しないと医療保険自体が成り立たない。全体の医療費が上がっているのだから、全体でどう維持するのか、カバーするかを考えたとき、後期高齢者としてはきついこともわかるが、負担の一端を担う観点からいえば、やむを得ない。よって、意見書を上げない。
以上の討論があり、採決では挙手多数で不採択となりました。
以上、
生活文教常任委員会からの御報告といたします。
○議長 次に進みます。日程第9 陳情第5号 自動車での国道から町道へ左折による進入禁止解除を求める陳情を議題といたします。
これより質疑、討論を行います。陳情第5号について質疑、討論のあります方は御発言願います。
○議長 金井敬子議員。
◆金井議員 私は委員長報告の趣旨採択に反対し、採択すべきの立場で意見を申し述べます。審査した委員会の所属メンバーでありますので、先ほどの委員長報告にも私の述べた意見について触れておりましたが、あえて重ねて討論させていただきます。
指摘されている富士見橋交差点の岡谷方面からの左折を可能にすることは、決してハードルが低くないことは委員会での審議で理解をするところであります。しかし、今回こうした陳情が出されたことを議会としてきちんと受けとめるべきと考えます。町民要望は、さまざまな形で出されて当然であります。町内会や区経由で出されるものもあれば、さまざまな集団や団体へ寄せられる要望もあるでしょう。また直接、町に寄せられるものもあれば、議員個々に寄せられるものもあると思っています。今回の陳情もそうした町民要望の一つとして、しっかり受けとめるべきと考え、本陳情の採択を求めます。
○議長 ほかに質疑、討論ありますでしょうか。
○議長 中村奎司議員。
◆中村[奎]議員 委員長報告に賛成の立場で討論させていただきます。
ただいまの反対討論は、この道路の進入の可否もあることもさりながら、議会としてこういう陳情を尊重しなければならないという討論でありました。それには基本的に賛成するものであります。しかしながら、出てきた内容についてしっかりと議会なりに審議をしていかないと、とんでもない陳情が出たときに、それを採択すれば議会のかなえの軽重が問われる、議会の良識が問われることになる。そういう意味で、
総務経済常任委員会で現場視察をしながら結論を出したということは、それが正しい方策だったというふうに考えます。よりまして、委員長報告に対して賛成いたします。
○議長 ほかに質疑、討論ありますでしょうか。
(「なし」の声)
○議長 以上をもちまして、質疑、討論を終結いたします。
これより陳情第5号を採決いたします。
お諮りいたします。陳情第5号に対する委員長報告は趣旨採択であります。本陳情を委員長報告のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。
〔 挙手多数 〕
○議長 挙手多数。よって、陳情第5号は趣旨採択とされました。
○議長 次に進みます。陳情第6号 安全・安心の医療・介護の実現と夜勤交替制労働の改善を求める陳情を議題といたします。
これより質疑、討論を行います。陳情第6号について質疑、討論のあります方は御発言願います。
(「なし」の声)
○議長 質疑、討論ありませんので、質疑、討論を終結いたします。
これより陳情第6号を採決いたします。
お諮りいたします。陳情第6号に対する委員長報告は採択であります。本陳情を委員長報告のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。
〔 挙手多数 〕
○議長 挙手多数。よって、陳情第6号は採択とされました。
○議長 次に進みます。陳情第7号 「『後期高齢者の医療費窓口負担の見直し』にあたり、原則1割負担の継続を求める意見書採択について」の陳情を議題といたします。
これより質疑、討論を行います。陳情第7号について質疑、討論のあります方は御発言願います。
○議長 藤森スマエ議員。
◆藤森議員 それでは、委員長報告に対して質問をいたします。報告の中で不採択の理由というのが、ちょっと具体的に余り私もしっかりつかめなかったもんですから、もう1回、委員長のほうからの報告をお願いしたいのが1点と、それと委員会の中で町の後期高齢者の加入者が何人いて、そして今回陳情の1割負担の対象者が何人いるかというようなことの論議というか質問があって、それが明らかになっているかどうかお願いします。
○議長
青木利子委員長。
◎
生活文教常任委員長(青木) お答えいたします。まず、反対討論のところについて、もう一度説明させていただきたいと思います。今回の陳情は後期高齢者医療制度だが、国の医療費は増加している。国保、健保、協会けんぽ等の保険もあって、今後は全体で医療費を賄わないと成り立たなくなる。国が出す分が変わらない、そう見たとき、厳しいけれど、高齢者は高齢者なりに、国保は国保なりに、協会けんぽは協会けんぽなりに負担しないと医療保険自体が成り立たない。全体の医療費が上がっているのだから、全体でどう維持するのか、カバーするかを考えたとき、後期高齢者としてはきついこともわかるが、負担の一端を担う観点からいえば、やむを得ないということです。
それから、質問があった加入者数と、あと人数については、特に委員会の中ではありませんでした。
○議長 藤森スマエ議員。
◆藤森議員 それでは、委員会として不採択という形でしたので、これに反対し陳情を採択すべきという立場から意見を申し上げます。
下諏訪町の後期高齢者医療の加入者は11月現在4,356人で、その中の1割負担をしている人たちは4,070人というふうに聞いております。これは加入者の93%に当たるわけですね、1割負担の人が。ほとんどの高齢者が1割負担でいるわけです。圧倒的多数の人が今回2割になると影響を受けるという現実があります。今でも75歳以上の人たちは、年金収入以外は収入がない人がほとんどだという状況です。その年金も収入減ということが毎年起こってきているわけで、経済的理由によって医療にかからなくなるという人たちがふえてきております。これが2割負担になりますと、さらに受診率が落ちて治療が長期にわたり生活を圧迫し、深刻化を増していくという状況になると思うわけです。
全国の保険医団体連合会が実施してきました2015年の受診実態調査というのを見ますと、医療機関の73%のところで、後期高齢者の患者の窓口負担が原則2割になれば、絶対に受診抑制につながるという報告も上がってきています。そういう中で、下諏訪町でも多数の高齢者が影響を受ける、この窓口負担の2割への負担はやめ、原則1割負担の継続を求めていくこの陳情については、ぜひ採択をしてほしいと思います。
○議長 ほかに質疑、討論ありますでしょうか。
○議長 河西 猛議員。
◆河西議員 賛成の討論をさせていただきます。本年6月15日に閣議決定された経済財政運営と改革の基本方針2018、いわゆる骨太の方針2018では、団塊世代が後期高齢者入りするまでに世代間の公平性や制度の持続性確保の観点から、後期高齢者の窓口負担のあり方について検討するとされました。このことを踏まえ、厚生労働省は窓口負担のあり方について、関係者の意見を考慮しつつ引き続き医療保険部会において検討するとしています。医療保険部会において、年金収入のみの方にとって医療費を支払うことは負担であり、負担を
引き上げるべきではないとの意見がある一方で、支える現役世代の負担や制度の持続可能性を考えると、窓口負担の
引き上げはやむを得ないとの意見も出されました。
今後、少子高齢化が進行し高齢者が増大する中で、将来にわたり制度を安定的に運営していくために、保険料、患者負担、公費負担の割合や、世代間、世代内の負担の公平性を確保することなどが課題であり、特に後期高齢者の窓口負担については現役世代の負担の公平性の観点から、原則1割から2割にする議論が始まっています。
総務省の平成29年度家計調査によると、高齢夫婦世帯では生活費が約毎月5万5,000円不足し、貯蓄を取り崩して生活をせざるを得ない。また、厚生労働省の平成29年度の生活基礎調査では、貯蓄なしの世帯が15.1%に上るというのが高齢者の実情であり、今後年金収入の減少も見込まれる中、後期高齢者の窓口負担の原則2割化は治療が長期にわたる高齢者の生活を圧迫し、必要な医療が受けられない事態も考えられます。
よって、国によって後期高齢者の窓口負担の見直しに当たり、将来にわたって後期高齢者の安定的な運営を持続するために現役世代の負担が過重となることになり、世代間の公平性の確保を図り、政府の動向を注視することが大事だと思います。よって、委員長報告どおり賛成といたします。
○議長 ほかに質疑、討論ありますでしょうか。
(「なし」の声)
○議長 以上をもちまして、質疑、討論を終結いたします。
これより陳情第7号を採決いたします。
お諮りいたします。陳情第7号に対する委員長報告は不採択であります。本陳情を委員長報告のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。
〔 挙手多数 〕
○議長 挙手多数。よって、陳情第7号は不採択とされました。
○議長 次に進みます。陳情第8号 種子の生産、供給に関する県の条例制定を求める陳情を議題といたします。
これより質疑、討論を行います。陳情第8号について質疑、討論のあります方は御発言願います。
(「なし」の声)
○議長 質疑、討論ありませんので、質疑、討論を終結いたします。
これより陳情第8号を採決いたします。
お諮りいたします。陳情第8号に対する委員長報告は採択であります。本陳情を委員長報告のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。
〔
挙手全員 〕
○議長
挙手全員。よって、陳情第8号は採択とされました。
△<
意見書案の上程、説明、質疑、討論、採決>
○議長 次に、日程第10
意見書案の
取り扱いに入ります。
意見書案第6号 安全・安心の医療・介護の実現と夜勤交替制労働の改善を求める意見書を議題といたします。事務局長に
意見書案のタイトルのみ朗読させます。
○議長 事務局長。
◎
議会事務局長(河西正)
意見書案第6号
安全・安心の医療・介護の実現と夜勤交替制労働の改善を求める意見書の提出について
安全・安心の医療・介護の実現と夜勤交替制労働の改善を求める意見書を、別記のとおり下諏訪町議会
会議規則(昭和45年下諏訪町議会規則第1号)第14条第3項の規定により提出します。
平成30年12月21日
下諏訪町議会議長 林 元 夫 様
提案者 下諏訪町議会
生活文教常任委員会
委員長 青 木 利 子
以上でございます。
──────────────────────────────────
別記
意見書
医療や介護現場での人手不足はいまだに深刻な状態にあります。人手不足により一人一人の過重労働がすすみ、過酷な夜勤や長時間労働などが解消されずに、医師や看護師の過労死を引き起こす事態が続いています。厚生労働省も、医療職場や介護職場の勤務環境改善の必要性を明らかにし、手だてを講じてはいますが、具体的な労働環境の改善には至っていません。
日本医労連の「2017年度夜勤実態調査」では、2交替勤務病棟のうち16時間以上の長時間夜勤の割合は43.1%、勤務と勤務の間隔が極端に短い8時間未満の病棟の割合が49.0%でした。このような過酷な夜勤実態の背景には、慢性的な人手不足があります。同「2017年看護職員の労働実態調査」では、慢性疲労を抱えている看護師が71.7%、健康不安の訴えが67.5%、そして、「仕事を辞めたい」と思いながら働いている看護師が74.9%で、その理由としては「人手不足で仕事がきつい」が47.7%と最も多くなっています。
また、介護現場では長時間夜勤の割合はさらに高く、小規模施設では1人体制の夜勤が恒常的に行われています。
労働時間規制を含めた実効ある対策は、猶予できない喫緊の課題です。2007年に国会で採択された請願内容(夜間は患者10人に1人以上、昼間は患者4人に1人以上など看護職員配置基準の抜本改善、夜勤の月8日以内の規制など)の早期実施を行い、そのために必要な人員の確保を国の責任で実行されることを強く求めます。そして国民誰もが安心して医療・介護を利用できるようにすることが必要です。
安全・安心の医療・介護を実現するためにも、医師・看護師、介護職員の大幅増員・夜勤改善を図る対策を講じられるよう、下記の事項について国に要望します。
記
1.医師・看護師・医療技術職・介護職などの夜勤交替制労働における労働環境を改善すること
① 1日且つ1勤務の労働時間8時間以内を基本に、労働時間の上限規制や勤務間のインターバル確保、夜勤回数の制限など、労働環境改善のための規制を設けること
② 夜勤交替制労働者の週労働時間を短縮すること
③ 介護施設や有床診療所などで行われている「1人夜勤体制」をなくし、複数夜勤体制とすること
2.安全・安心の医療・介護を実現するため、医師・看護師・医療技術職・介護職を増員すること
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。
提出先 内閣総理大臣、厚生労働大臣、財務大臣、文部科学大臣、総務大臣 あて
──────────────────────────────────
○議長 本案につきまして、提案者に提案理由の説明を求めます。
青木利子委員長、登壇の上、御説明をお願いいたします。
○議長
青木利子委員長。
◎
生活文教常任委員長(青木) それでは、
生活文教常任委員会から御説明いたします。
意見書案第6号 安全・安心の医療・介護の実現と夜勤交替制労働の改善を求める意見書
提案理由を御説明いたします。本意見書は、
生活文教常任委員会において陳情第6号の採択を受け、委員会として提案させていただくものです。
医療や介護現場での人手不足はいまだ深刻な事態にあります。人手不足により一人一人の過重労働が進み、過酷な夜勤や長時間労働などが解消されずに、医師や看護師の過労死を引き起こす事態が続いています。厚生労働省も医療現場や介護職場の勤務環境改善の必要性を明らかにし、手だては講じていますが、具体的な労働環境の改善にはつながっていません。
介護現場では、長時間勤務の割合はさらに高く、小規模施設では1人制の夜勤が恒常的に行われています。労働時間規制を含めた実効ある対策は猶予できない喫緊の課題です。
安心・安全の医療・介護の実現をするためにも、医師、看護師、介護職員の大幅増員、夜勤改善を図る対策を講じられるよう国に要望するものです。議員各位の御賛同をいただきますよう、よろしくお願いいたします。
○議長 これより質疑を行います。質疑のあります方は御発言願います。
(「なし」の声)
○議長 質疑ありませんので、質疑を終結いたします。
これより討論を行います。討論のあります方は御発言願います。
(「なし」の声)
○議長 討論ありませんので、討論を終結いたします。
これより
意見書案第6号の採決をいたします。本案に賛成の方は挙手願います。
〔 挙手多数 〕
○議長 挙手多数。よって、本案は原案どおり可決いたしました。
なお、本案につきましては、議長において態様を整え、国会及び関係行政庁へ提出いたします。
○議長 次に進みます。
意見書案第7号 種子の生産、供給に関する県の条例制定を求める意見書を議題といたします。事務局長に
意見書案のタイトルのみ朗読させます。
○議長 事務局長。
◎
議会事務局長(河西正)
意見書案第7号
種子の生産、供給に関する県の条例制定を求める意見書の提出について
種子の生産、供給に関する県の条例制定を求める意見書を、別記のとおり下諏訪町議会
会議規則(昭和45年下諏訪町議会規則第1号)第14条第3項の規定により提出します。
平成30年12月21日
下諏訪町議会議長 林 元 夫 様
提案者 下諏訪町議会
総務経済常任委員会
委員長 森 安 夫
以上でございます。
──────────────────────────────────
別記
意見書
主要農産物種子法は、都道府県が中心となってコメなどの種子を開発、管理する事を義務付け、結果的に民間の種子開発を規制する事で、種子を公共物として安定的に維持するために大きな役割を果たしてきました。
しかし、民間参入の妨げになるとして、平成30年4月に同法は廃止されました。
民間の参入が進むことにより、種子の国外流出や多国籍バイオメーカーなどによる種子の独占が今後起こらないという確証はなく、私たちが生きるために欠かせない食糧の安全保障が脅かされる事態も想定されます。
長野県では平成30年度については予算措置が取られていますが、将来的に継続される保証はありません。
よって、県がこれまで通り、種子の生産、普及に関して適切な役割を果たすことを明確にするために、下記の事項について強く要望します。
記
1.種子の生産、供給に関する条例を制定すること。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。
提出先 長野県知事 あて
──────────────────────────────────
○議長 本案につきまして提案者に提案理由の説明を求めます。森
安夫委員長、登壇の上、御説明願います。
○議長 森
安夫委員長。
◎
総務経済常任委員長(森) 提案理由を御説明させていただきます。
本意見書は、
総務経済常任委員会において陳情第8号の採択を受け、委員会として提案するものです。
主要農作物種子法は平成30年4月に廃止されましたが、私たちの生命を安全に守るためには安全な植物を摂取しなければなりません。種子法が廃止されても優良な種子を生産農家へ安定的に供給していくことは大切なことです。これまで県は種子法に基づき県内の気候や需要に合った品種を奨励品種に選び、品質を管理しながら優良な種子を育成し供給してきました。
県はこれまでと同様の役割を果たすことを規定した基本要綱を定め、既に4月から施行しております。また、来年6月県議会に条例案の提出準備を進めています。確実に長野県における条例が制定、施行されますことを要請するものであります。議員の皆様の御賛同をよろしくお願いいたします。
○議長 これより質疑を行います。質疑のあります方は御発言願います。
(「なし」の声)
○議長 質疑ありませんので、質疑を終結いたします。
これより討論を行います。討論のあります方は御発言願います。
(「なし」の声)
○議長 討論ありませんので、討論を終結いたします。
これより
意見書案第7号の採決をいたします。本案に賛成の方は挙手願います。
〔
挙手全員 〕
○議長
挙手全員。よって、本案は原案どおり可決いたしました。
なお、本案につきましては、議長において態様を整え、長野県へ提出いたします。
○議長 次に進みます。
意見書案第8号 「後期高齢者の窓口負担の見直し」にあたり原則1割負担の継続を求める意見書を議題といたします。事務局長に
意見書案のタイトルのみ朗読させます。
○議長 事務局長。
◎
議会事務局長(河西正)
意見書案第8号
「後期高齢者の窓口負担の見直し」にあたり原則1割負担の継続を求める意見書の提出について
「後期高齢者の窓口負担の見直し」にあたり原則1割負担の継続を求める意見書を、別記のとおり下諏訪町議会
会議規則(昭和45年下諏訪町議会規則第1号)第14条第1項及び第2項の規定により提出します。
平成30年12月21日
下諏訪町議会議長 林 元 夫 様
提案者 金 井 敬 子
賛同者 小 池 忠 弘
藤 森 スマエ
以上でございます。
──────────────────────────────────
別記
意見書
経済的な理由で必要な受診ができない高齢者が増えています。
総務省「平成28年家計調査報告」によれば、高齢夫婦無職世帯では生活費などが毎月約5.5万円不足し貯金を取り崩して生活せざるを得ず、また「平成28年国民生活基礎調査」によれば「貯金なし」の高齢世帯は15.1%というのが、高齢者の実情です。
6月15日に閣議決定された「経済財政運営と改革の基本方針2018」(骨太方針2018)では、「世代間の公平性や制度の持続性確保の観点から、後期高齢者の窓口負担のあり方について検討する」とされました。具体的には、医療費窓口負担を現行の原則1割から2割にする議論が始まっています。
年金収入も減るなか、後期高齢者の窓口負担の原則2割化は、治療が長期にわたりやすい高齢者の生活を圧迫し、必要な医療が受けられない事態の深刻化を招きかねません。全国保険医団体連合会が実施した「2015年受診実態調査」の全国集計では、回答した医療機関の73%が、後期高齢者の患者窓口負担の原則2割
引き上げは「受診抑制につながる」と回答しています。
よって、国においては、高齢者の実情に配慮し、さらなる患者負担増で受診抑制が起きないように、後期高齢者の窓口負担について、原則1割負担の継続を求めます。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。
提出先 内閣総理大臣、財務大臣、厚生労働大臣、総務大臣 あて
──────────────────────────────────
○議長 本案につきまして提案者に提案理由の説明を求めます。金井敬子議員、登壇の上、御説明願います。
○議長 金井敬子議員。
◎金井議員 それでは、提案理由を説明させていただきます。
この
意見書案は、先ほど不採択となってしまいました陳情第7号の願意に沿い、議員提案させていただくものです。
総務省平成28年家計調査報告によれば、高齢夫婦無職世帯では生活費などが毎月5万5,000円不足し、貯金を取り崩して生活せざるを得ず、また平成28年国民生活基礎調査によれば、貯金なしの高齢世帯は15.1%というのが高齢者の実情です。
こうした状況下で、経済的な理由により必要な受診ができない高齢者がふえています。年金収入も減る中、今後、政府の考えているとおりに後期高齢者の窓口負担の原則2割化が導入されれば、高齢者の生活をさらに圧迫し、必要な医療が受けられない事態がさらに深刻化してしまうことが懸念されます。
当町の現状に合わせて見れば、4,000人を超える後期高齢者医療制度の被保険者が影響を受けることになります。年を重ねれば病にかかる機会がふえるのは、やむを得ないことです。それをあたかも自己責任かのように本人への負担増とするのは、本来の社会保障のあり方から逸脱するものではないでしょうか。
よって本意見書は、国に対し高齢者の
生活実態にしっかりと目を向け、社会保障にかかる財政確保をしていただき、後期高齢者の窓口負担について、これまでどおりの原則1割負担の継続を求めるものです。議員各位の御賛同をいただけますようお願いし、提案理由の説明といたします。
○議長 これより質疑を行います。質疑のあります方は御発言願います。
(「なし」の声)
○議長 質疑ありませんので、質疑を終結いたします。
これより討論を行います。討論のあります方は御発言願います。
○議長
小池忠弘議員。
◆
小池議員 反対の討論がないようなので、私は賛成の討論をさせていただきたいというふうに思います。
先ほどの陳情の不採択がありました。これを受けてということですから、ちょっと複雑な中身でありますが、私は基本的な問題として、第1点は議会が陳情を受けた場合の
取り扱いの考え方の問題であります。先ほどの反対討論の中でもありましたけれども、国の制度維持だとか国がこれからやること、こういうものに対して国民がみずからの思いをそこに上げていくと。上げたら必ず通るわけではありません。私たち国民一人一人の国や政治に対する思いを訴える場、これは請願、そしてまた選挙で議員を選ぶこと、この二つしかないわけであります。
そういう中で、陳情や請願については、財政の裏づけがなければ出してはいけないということは全くない。それは、それを受けた政府や主権者が行うこと、こういうふうになっているわけですから、今回の1割負担、それを2割負担するというのは一体どういうことを意味するかということは、先ほど提案の中身で触れられたとおりだというふうに私も思います。
まさに下諏訪の町は高齢化で、先ほど来、数字が挙げられております。4,356人の人が、今、後期高齢者。その恐らく大半は年金を中心とした低所得者になろうかと思います。普通のサラリーマンと同等の収入が得られる方は3割負担になっていますから、この人たちは3割負担ですね。3割負担の人は現在、下諏訪では286人だそうであります。1割負担の人は4,070人であります。
この人たちがもろに受けるような1割負担から2割負担へのことを、ぜひ政府にやめてもらいたい。このことを訴える中身でありますから、当然私たち議員は町民の声、そしてまた影響の大きさを考えて、これを政府に上げていくことは何ら問題はないし、そのことによって政府がどう考えるかはまた別の問題であります。
したがって私は、民意から考えても、そしてまた今の現況から、1割から2割負担になることがどういうことを意味するのか、それを私たち議員が、それは負担しなさいよということを町民に言っていけるのかどうか、そのことをよく考えていただきながら、議員提案でありますけれども、ぜひ賛同していただきたいと私からも訴えるところであります。
まさに、先ほどから言っていますように貧困と格差拡大は広がりつつあります。それがさらに拡大していく、それは国を維持するために当たり前で当然だという発想は、私は持たないほうがいいんではないかというふうに思います。以上です。
○議長 ほかに討論ございませんか。
○議長 河西 猛議員。
◆河西議員 それでは、意見書に対して、私も1割から2割にということに対して、やっぱり現役世代の公平性、また子育て世代の若い人たちが大変な世代の中でやっております。持続可能な高齢者医療につきましても、介護につきましても、医療につきましても、持続可能でできるように、そういうことで、また今意見がありました低所得者に対しましては、しっかりとまたほかのほうからバックアップをしていくということで、これについては持続可能な医療制度について賛成といたします。反対といたします。済みませんでした。1割から2割に上げるということに対して、これは必要と、そういうことで。(8番「意見書に対して反対なんですか」の声)そうです。
○議長 ほかに討論ございませんか。
(「なし」の声)
○議長 以上をもちまして、討論を終結いたします。
これより
意見書案第8号の採決をいたします。本案に賛成の方は挙手願います。
〔 挙手少数 〕
○議長 挙手少数。よって、本案は否決されました。
△<
議会運営委員会、
バイパス対策特別委員会、
砥川治水・
赤砂崎防災公園化等対策特別委員会及び
広報特別委員会の閉会中の
継続調査について>
○議長 次に進みます。日程第11
議会運営委員会、
バイパス対策特別委員会、
砥川治水・
赤砂崎防災公園化等対策特別委員会及び
広報特別委員会の閉会中の
継続調査についてを議題といたします。
議会運営委員長、バイパス対策特別委員長、
砥川治水・赤砂崎防災公園化等対策特別委員長及び広報特別委員長から、
会議規則第71条の規定により、お手元に御配付いたしました申出書のとおり、閉会中の
継続調査の申し出がありました。
お諮りいたします。各委員長からの申し出のとおり、これを閉会中の
継続調査に付することに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声)
○議長 異議なしと認めます。よって、各委員長から申し出のあった調査については、閉会中の
継続調査に付することに決定いたしました。
△<
追加議案の上程、説明、質疑、
委員会付託>
○議長 次に、追加日程に進みます。追加日程第1 議案第85号 下諏訪町一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。提案者に議案の説明を求めます。
○議長
総務課長。
◎
総務課長(伊藤) 御説明申し上げます。下諏訪町一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例につきましては、平成30年8月10日付の人事院勧告を受け、平成30年11月30日に国家公務員の一般職の職員の給与に関する法律等の一部を改正する法律が公布されたことに伴い、これに準じて一部改正をお願いするものです。
今回、人事院勧告に伴う議案といたしましては、条例の一部改正が3件、補正予算が5件となりますが、年内に支払いを完了するため、追加上程とさせていただきました。
本年の人事院勧告の主な内容は、民間給与との較差を埋めるための平均0.2%の水準引き上げの給料表の改正と、民間のボーナスの支給状況を踏まえた勤勉手当の支給月数0.05月分の引き上げであり、これに準じた改正となりますが、本文中、第1条が平成30年4月1日からの遡及適用、第2条が平成31年4月1日からの施行となります。
改正部分について、順を追って説明をさせていただきます。
第1条中、第30条の関係は、民間の支給割合に見合うよう勤勉手当を0.05月分
引き上げ、12月分の支給月数を0.95月とするものです。なお、6級以上の職員は期末手当が0.2月分少ないことから、1.15月となります。
別表につきましては、民間の初任給との間に差があること等を踏まえ、採用職員の初任給を1,500円
引き上げ、若年層についても1,000円程度の改正、その他はそれぞれ400円の
引き上げを基本に、給料表の1級から7級までを平成30年4月に遡及して改正するものです。
続いて、第2条中の第27条第1項及び第2項では、期末手当の支給月数を6月期と12月期で平準化し、いずれも1.3月とするものです。
第2条中、第30条の関係では、第1条で御説明したとおり、平成30年度における勤勉手当0.05月分の
引き上げを12月支給分として一括措置しますが、平成31年度以降にあっては、この0.05月分を6月と12月の勤勉手当に0.025月分、均等に振り分けるための改正をするものでございます。
以下、本改正に係る附則につきましては、施行期日等の所要事項を規定しており、第1条については平成30年4月1日の施行、第2条については平成31年4月1日からの施行となります。
以上、御説明申し上げましたが、よろしく御審議のほどお願いいたします。
○議長 これより質疑を行います。本案につきまして質疑のあります方は御発言願います。
(「なし」の声)
○議長 質疑ありませんので、質疑を終結いたします。
本案については、
総務経済常任委員会に付託いたします。
○議長 次に進みます。追加日程第2 議案第86号 下諏訪町特別職の職員で常勤の者の給与に関する条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。提案者に議案の説明を求めます。
○議長
総務課長。
◎
総務課長(伊藤) 御説明申し上げます。下諏訪町特別職の職員で常勤の者の給与に関する条例の一部を改正する条例につきましては、国において、一般職の国家公務員の給与改正にあわせ、特別職の職員の期末手当の額も改正されたことから、これに準じて常勤特別職の期末手当の支給割合を年間0.05月分
引き上げるための一部改正をお願いするものです。
第1条は、12月支給の期末手当1.725月分を1.775月分に改め、年間支給月数を3.30月から3.35月とするものです。
第2条は、平成31年度以降における期末手当の支給月数について、6月分を1.675月分に、12月分を1.675月分に改めるもので、年間支給月数の3.35月については変更がございません。
附則については、適用日を平成30年12月1日からとし、第2条関係は平成31年4月1日からの施行とするものです。
以上、御説明申し上げましたが、よろしく御審議のほどお願いいたします。
○議長 これより質疑を行います。本案につきまして質疑のあります方は御発言願います。
(「なし」の声)
○議長 質疑ありませんので、質疑を終結いたします。
本案については、
総務経済常任委員会に付託いたします。
○議長 次に進みます。追加日程第3 議案第87号 下諏訪町議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。提案者に議案の説明を求めます。
○議長
総務課長。
◎
総務課長(伊藤) 御説明申し上げます。下諏訪町議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例につきましては、特別職の職員と同様の理由による改正でございます。
第1条は、12月支給の期末手当1.725月分を1.775月分に改め、年間支給月数を3.30月から3.35月とするものです。
第2条は、平成31年度以降における期末手当の支給月数について、6月分を1.675月分に、12月分を1.675月分に改めるものですが、年間支給月数の3.35月については変更がございません。
附則については、適用日を平成30年12月1日からとし、第2条関係は平成31年4月1日からの施行とするものです。
以上、御説明申し上げましたが、よろしく御審議のほどお願いいたします。
○議長 これより質疑を行います。本案につきまして質疑のあります方は御発言願います。
(「なし」の声)
○議長 質疑ありませんので、質疑を終結いたします。
本案については、
総務経済常任委員会に付託します。
○議長 次に進みます。追加日程第4 議案第88号 平成30年度下諏訪町
一般会計補正予算(第6号)を議題といたします。提案者に議案の説明を求めます。
○議長
総務課長。
◎
総務課長(伊藤) 御説明申し上げます。平成30年度下諏訪町
一般会計補正予算(第6号)につきましては、歳入歳出それぞれ400万1,000円を追加し、
歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ81億7,391万4,000円とするものでございます。
今回の補正につきましては、人事院勧告に基づく給与等の増額と、本年度中の人事異動等に伴う給与の増減について整理をさせていただくものになります。
本年度の人事院勧告の内容としましては、給料にあっては、民間との較差が生じていることを踏まえ、採用職員の初任給を1,500円引き上げるとともに、若年層については1,000円程度の改定を行い、また、その他の階層については400円の
引き上げを基本に改正するものです。全体の平均改定率は0.2%となります。
職員手当にあっては、民間の支給状況等を踏まえ、勤務実績に応じた給与を推進するため、勤勉手当を0.05月分
引き上げて、4.4月から4.45月とするものです。また、常勤特別職及び議員の期末手当につきましても、一般職と同様、0.05月分
引き上げ、年間支給月数を3.3月から3.35月とするものです。
まず、歳出としましては、7ページから19ページになりますが、20ページから22ページにかけまして、補正予算給与費明細書を添付してありますので、関係する各款・項・目についての個別の内訳は省略させていただき、人件費全体で説明をさせていただきます。
それでは、20ページをお願いいたします。特別職については、町長、副町長、教育長にかかわる人件費において、期末手当は13万9,000円の増額となりますが、共済費の減により合計で16万6,000円の減となります。また、議員の皆さんに係る人件費につきましては、期末手当の増により21万7,000円の増額となります。
21ページの一般職については、人件費全体で390万3,000円の増額となります。主な内訳としましては、給料が164万2,000円の増、職員手当は198万2,000円の増、共済費が49万4,000円の減であります。したがいまして、一般職の職員に係る人件費の増の主な要因につきましては、人事院勧告に伴う給料の増、勤勉手当の支給月数の
引き上げによるものでございます。
このほか、9ページにお戻りいただきまして、3款1項1目社会福祉総務費28節繰出金の5万9,000円は国民健康保険特別会計へ、また、10ページの3目老人福祉費のマイナス1万2,000円は、後期高齢者医療特別会計への繰出金でございます。
次に、歳入についてですが、6ページをお願いいたします。18款1項1目1節の繰越金400万1,000円は、今回の補正で不足する一般財源を前年度繰越金で調整させていただいたものです。なお、補正後における繰越金の留保財源は、9,815万5,111円となります。
以上、御説明申し上げましたが、よろしく御審議のほどお願いいたします。
○議長 これより質疑を行います。本案につきまして質疑のあります方は御発言願います。
(「なし」の声)
○議長 質疑ありませんので、質疑を終結いたします。
本案については、
総務経済常任委員会に付託します。
○議長 次に進みます。追加日程第5 議案第89号 平成30年度下諏訪町
国民健康保険特別会計補正予算(第4号)を議題といたします。提案者に議案の説明を求めます。
○議長
総務課長。
◎
総務課長(伊藤) 御説明申し上げます。平成30年度下諏訪町
国民健康保険特別会計補正予算(第4号)につきましては、歳入歳出それぞれ5万9千円を追加し、
歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ21億2,694万4,000円とするものでございます。
内容につきましては、
一般会計と同様、人事院勧告と本年度中についての人事異動等に伴う人件費の補正でございます。
それでは、内容につきまして事項別明細書で御説明申し上げます。
6ページの歳出をお願いいたします。1款1項1目一般管理費で5万9,000円を増額するものであり、内訳は説明欄のとおりでございます。なお、7ページから8ページにかけまして補正予算給与費明細書を添付してありますので、よろしくお願いいたします。
次に、5ページの歳入をお願いいたします。7款1項1目1節
一般会計繰入金5万9,000円の増額にて財源調整させていただいております。
説明は以上でございます。よろしく御審議のほどお願いいたします。
○議長 これより質疑を行います。本案につきまして質疑のあります方は御発言願います。
(「なし」の声)
○議長 質疑ありませんので、質疑を終結いたします。
本案については、
総務経済常任委員会に付託します。
○議長 次に進みます。追加日程第6 議案第90号 平成30年度下諏訪町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。提案者に議案の説明を求めます。
○議長
総務課長。
◎
総務課長(伊藤) 御説明申し上げます。平成30年度下諏訪町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)につきましては、歳入歳出それぞれ1万2,000円を減額し、
歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ3億5,598万8,000円とするものでございます。
内容につきましては、
一般会計と同様、人事院勧告と本年度中についての人事異動等に伴う人件費の補正でございます。
それでは、内容につきまして事項別明細書で御説明申し上げます。
まず、6ページの歳出をお願いいたします。1款1項1目一般管理費で1万2,000円を減額するものであり、内訳は説明欄のとおりでございます。なお、7ページから8ページにかけまして補正予算給与費明細書を添付してありますので、よろしくお願いいたします。
次に、5ページの歳入をお願いいたします。4款1項1目1節
一般会計繰入金1万2,000円の減額にて財源調整をさせていただきました。
説明は以上となりますが、よろしく御審議のほどお願いいたします。
○議長 これより質疑を行います。本案につきまして質疑のあります方は御発言願います。
(「なし」の声)
○議長 質疑ありませんので、質疑を終結いたします。
本案については、
総務経済常任委員会に付託します。
○議長 次に進みます。追加日程第7 議案第91号 平成30年度下諏訪町温泉事業特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。提案者に議案の説明を求めます。
○議長
総務課長。
◎
総務課長(伊藤) 御説明申し上げます。平成30年度下諏訪町温泉事業特別会計補正予算(第1号)につきましては、歳入歳出それぞれ20万7,000円を追加し、
歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ3億3,180万7,000円とするものでございます。
内容につきましては、
一般会計と同様、人事院勧告と本年度中についての人事異動等に伴う人件費の補正でございます。
それでは、内容につきまして事項別明細書で御説明を申し上げます。
まず、6ページの歳出をお願いいたします。1款1項1目温泉管理費で39万6,000円を増額、2目温泉事業費で18万9,000円を減額するものであり、内訳は説明欄のとおりでございます。なお、7ページから8ページにかけまして補正予算給与費明細書を添付してありますので、よろしくお願いいたします。
次に、5ページの歳入をお願いいたします。3款1項1目1節繰越金20万7,000円は、今回の補正に不足する財源を前年度繰越金に求めたものであり、補正後における留保財源は4,816万3,701円となります。
説明は以上ですが、よろしく御審議のほどお願いいたします。
○議長 これより質疑を行います。本案につきまして質疑のあります方は御発言願います。
(「なし」の声)
○議長 質疑ありませんので、質疑を終結いたします。
本案については、
総務経済常任委員会に付託します。
○議長 次に進みます。追加日程第8 議案第92号 平成30年度下諏訪町
水道事業会計補正予算(第1号)を議題といたします。提案者に議案の説明を求めます。
○議長
総務課長。
◎
総務課長(伊藤) 御説明申し上げます。平成30年度下諏訪町
水道事業会計補正予算(第1号)につきましては、収益的支出の予定額を13万8,000円増額し、総額を2億6,873万8,000円とし、あわせて議会の議決を経なければ流用できない職員給与費を3,341万3,000円とさせていただくものでございます。
内容につきましては、
一般会計と同様、人事院勧告と本年度中についての人事異動等に伴う人件費の補正でございます。
説明書の2ページをお願いいたします。1目原水及び浄水費、2目配水及び給水費、3目受託工事費、4目総係費の給料、手当等、法定福利費、退職給与金で合計13万8,000円の増額となりますが、
水道事業会計で支出する建設水道課職員5人についての人事院勧告に伴う調整が内容となります。詳細につきましては、5ページ、6ページの補正予算給与費明細書をあわせてごらんいただきたいと思います。
なお、資金につきましては、3ページ、4ページの予定キャッシュ・フロー変更計算書をごらんください。今回の補正予定額13万8,000円の支払い資金に伴い、1、業務活動によるキャッシュ・フローの当年度純利益がマイナス866万9,000円となり、4ページの資金期末残高は3億5,992万7,000円となります。また、7ページ、8ページには予定貸借対照表を掲載してございますが、支払い資金の増額に伴う変更でございます。
説明は以上となりますが、よろしく御審議のほどお願いいたします。
○議長 これより質疑を行います。本案につきまして質疑のあります方は御発言願います。
(「なし」の声)
○議長 質疑ありませんので、質疑を終結いたします。
本案については、
総務経済常任委員会に付託します。
ここでお諮りいたします。ただいま午後3時4分でございます。暫時休憩にしたいと思いますが、御異議ございませんか。
(「異議なし」の声)
○議長 御異議ございませんので、暫時休憩といたします。再開は
総務経済常任委員会終了後といたしますので、よろしくお願いいたします。
なお、総務経済常任委員の皆さんは直ちに委員会を開催いたしますので、全員協議会室へ御参集ください。暫時休憩といたします。
休 憩 午後 3時04分
再 開 午後 3時40分
○議長 ただいま午後3時40分です。休憩前に引き続き本会議を再開いたします。
△<
付託議案の
委員長審査報告、質疑、討論、採決>
○議長 それでは、休憩中に御審議をいただきました議案について、
総務経済常任委員会の
審査報告をお願いいたします。森
安夫常任委員長、登壇の上、御報告願います。
○議長 森
安夫委員長。
◎
総務経済常任委員長(森) それでは、
総務経済常任委員会より報告させていただきます。
議案第85号 下諏訪町一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について
議案第86号 下諏訪町特別職の職員で常勤の者の給与に関する条例の一部を改正する条例について
議案第87号 下諏訪町議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例について
議案第88号 平成30年度下諏訪町
一般会計補正予算(第6号)
議案第89号 平成30年度下諏訪町
国民健康保険特別会計補正予算(第4号)
議案第90号 平成30年度下諏訪町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)
議案第91号 平成30年度下諏訪町温泉事業特別会計補正予算(第1号)
議案第92号 平成30年度下諏訪町
水道事業会計補正予算(第1号)
それぞれについて、本委員会では本日、平成30年度12月21日に付託された
上記議案について審査した結果、全議案、原案どおり可決したから、
会議規則第73条の規定により報告いたします。
今回上程されました議案は、いずれも人事院勧告と人事異動に伴うものであり、条例の一部改正が3件、予算が5件でございます。
議案第85号 下諏訪町一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例については、人事院勧告を受け、国会で一般職職員の給与に関する法律の一部を改正する法律が可決、公布されたことに伴い、これに準じて改正するものです。概要につきましては、給与については0.2%水準
引き上げ、勤勉手当0.05月分の
引き上げです。
議案第86号 下諏訪町特別職の職員で常勤の者の給与に関する条例の一部を改正する条例につきましては、一般職の国家公務員の給与改定にあわせ、特別職においても改定されることに準じ改定するものであります。年間で0.05月分
引き上げられます。
議案第87号 下諏訪町議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例については、特別職の職員と同様の理由により改正するものです。
議案第85号から87号まで一括質疑、討論を行いました。質疑では、労働組合との協議はできているかという質問がありまして、10月3日に人勧に伴い組合より要求がありましたけれども、人勧を遵守するということで回答しております。それから、支給は一般職、特別職とも12月支給となりますけれども、12月28日に支給されるんだという回答がありました。討論はありませんでした。
議案第85号、議案第86号、議案第87号、それぞれ
挙手全員で原案どおり可決されました。
次に、議案第88号から議案第92号は補正予算で、人事院勧告と人事異動に伴う人件費の補正が主な内容です。
議案第88号 平成30年度下諏訪町
一般会計補正予算(第6号)につきましては、歳入歳出それぞれ400万1,000円追加し、歳入歳出それぞれ81億7,391万4,000円とするものです。
議案第89号 平成30年度下諏訪町
国民健康保険特別会計補正予算(第4号)につきましては、歳入歳出それぞれ5万9,000円追加し、歳入歳出それぞれ21億2,694万4,000円とするものです。
議案第90号 平成30年度下諏訪町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)につきましては、歳入歳出それぞれ1万2,000円減額し、歳入歳出それぞれ3億5,598万8,000円とするものです。
議案第91号 平成30年度下諏訪町温泉事業特別会計補正予算(第1号)につきましては、歳入歳出それぞれ20万7,000円追加し、歳入歳出それぞれ3億3,180万7,000円とするものです。
議案第92号 平成30年度下諏訪町
水道事業会計補正予算(第1号)につきましては、収益的支出を13万8,000円追加するものであります。
議案第88号から議案第92号まで一括質疑、討論を行いました。質疑では、人事異動に関してはどのくらいの規模かという質問がありましたが、年度途中の人事異動は1人で、年度途中の扶養手当や住居手当の改定に伴うものが含まれているという回答がありました。それから、教育費が290万9,000円減額されているが、この内容については共済費の関係でありまして、公民館、図書館、博物館とかですね、そういった項目がたくさんあるので、それを合わせると290万9,000円になると。予算の段階では確定されていなくて、29年度の実績でやったものですから、30年度の確定により、そういう額になりましたと。人事異動もここには含まれております。以上、質疑を終了し、討論を行いました。討論はありませんでした。
議案第88号、議案第89号、議案第90号、議案第91号、議案第92号、それぞれ採決を行い、それぞれ
挙手全員で原案どおり可決されました。
以上、
総務経済常任委員会からの報告です。
○議長 次に進みます。議案第85号 下諏訪町一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。
これより
総務経済常任委員長報告に対する質疑を行います。質疑のあります方は御発言願います。
(「なし」の声)
○議長 質疑ありませんので、質疑を終結いたします。
これより討論を行います。討論のあります方は御発言願います。
(「なし」の声)
○議長 討論ありませんので、討論を終結いたします。
これより採決を行います。本案に賛成の方は挙手願います。
〔
挙手全員 〕
○議長
挙手全員。よって、本案は原案どおり可決いたしました。
○議長 次に進みます。議案第86号 下諏訪町特別職の職員で常勤の者の給与に関する条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。
これより
総務経済常任委員長報告に対する質疑を行います。質疑のあります方は御発言願います。
(「なし」の声)
○議長 質疑ありませんので、質疑を終結いたします。
これより討論を行います。討論のあります方は御発言願います。
(「なし」の声)
○議長 討論ありませんので、討論を終結いたします。
これより採決を行います。本案に賛成の方は挙手願います。
〔
挙手全員 〕
○議長
挙手全員。よって、本案は原案どおり可決いたしました。
○議長 次に進みます。議案第87号 下諏訪町議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。
これより
総務経済常任委員長報告に対する質疑を行います。質疑のあります方は御発言願います。
(「なし」の声)
○議長 質疑ありませんので、質疑を終結いたします。
これより討論を行います。討論のあります方は御発言願います。
(「なし」の声)
○議長 討論ありませんので、討論を終結いたします。
これより採決を行います。本案に賛成の方は挙手願います。
〔
挙手全員 〕
○議長
挙手全員。よって、本案は原案どおり可決いたしました。
○議長 次に進みます。議案第88号 平成30年度下諏訪町
一般会計補正予算(第6号)を議題といたします。
これより
総務経済常任委員長報告に対する質疑を行います。質疑のあります方は御発言願います。
(「なし」の声)
○議長 質疑ありませんので、質疑を終結いたします。
これより討論を行います。討論のあります方は御発言願います。
(「なし」の声)
○議長 討論ありませんので、討論を終結いたします。
これより採決を行います。本案に賛成の方は挙手願います。
〔
挙手全員 〕
○議長
挙手全員。よって、本案は原案どおり可決いたしました。
○議長 次に進みます。議案第89号 平成30年度下諏訪町
国民健康保険特別会計補正予算(第4号)を議題といたします。
これより
総務経済常任委員長報告に対する質疑を行います。質疑のあります方は御発言願います。
(「なし」の声)
○議長 質疑ありませんので、質疑を終結いたします。
これより討論を行います。討論のあります方は御発言願います。
(「なし」の声)
○議長 討論ありませんので、討論を終結いたします。
これより採決を行います。本案に賛成の方は挙手願います。
〔
挙手全員 〕
○議長
挙手全員。よって、本案は原案どおり可決いたしました。
○議長 次に進みます。議案第90号 平成30年度下諏訪町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。
これより
総務経済常任委員長報告に対する質疑を行います。質疑のあります方は御発言願います。
(「なし」の声)
○議長 質疑ありませんので、質疑を終結いたします。
これより討論を行います。討論のあります方は御発言願います。
(「なし」の声)
○議長 討論ありませんので、討論を終結いたします。
これより採決を行います。本案に賛成の方は挙手願います。
〔
挙手全員 〕
○議長
挙手全員。よって、本案は原案どおり可決いたしました。
○議長 次に進みます。議案第91号 平成30年度下諏訪町温泉事業特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。
これより
総務経済常任委員長報告に対する質疑を行います。質疑のあります方は御発言願います。
(「なし」の声)
○議長 質疑ありませんので、質疑を終結いたします。
これより討論を行います。討論のあります方は御発言願います。
(「なし」の声)
○議長 討論ありませんので、討論を終結いたします。
これより採決を行います。本案に賛成の方は挙手願います。
〔
挙手全員 〕
○議長
挙手全員。よって、本案は原案どおり可決いたしました。
○議長 次に進みます。議案第92号 平成30年度下諏訪町
水道事業会計補正予算(第1号)を議題といたします。
これより
総務経済常任委員長報告に対する質疑を行います。質疑のあります方は御発言願います。
(「なし」の声)
○議長 質疑ありませんので、質疑を終結いたします。
これより討論を行います。討論のあります方は御発言願います。
(「なし」の声)
○議長 討論ありませんので、討論を終結いたします。
これより採決を行います。本案に賛成の方は挙手願います。
〔
挙手全員 〕
○議長
挙手全員。よって、本案は原案どおり可決いたしました。
以上をもちまして、本日の日程に定められた議事は終了いたしました。
△<閉会に当たっての町長挨拶>
○議長 ここで町長から御挨拶があります。
○議長 町長。
◎町長 12月定例会の閉会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。
議員の皆様には、12月5日に開会されて以来、本日まで17日間の長きにわたり慎重かつ精力的に御審議をいただき、厚く御礼を申し上げます。
ただいまは開会冒頭に御提案を申し上げました6議案並びに本日追加上程をさせていただきました8議案につきまして全て原案どおり御議決を賜り、まことにありがとうございました。
本定例会での審議の過程でお寄せをいただきました貴重な御意見、御要望につきましては、今後の行政に反映できますよう速やかに検討をさせていただきます。
さて、本年も残りわずかとなりました。2018年を振り返りますと、まずは2月に開会されました平昌オリンピックにおける日本選手の活躍は、私たちに多くの夢と感動を与えてくれました。そして4月には、平昌オリンピックで二つの金メダルを獲得した高木菜那選手を初めとする地元日本電産サンキョースケート部の凱旋祝賀パレードを開催し、多くの住民の皆様とともに選手の健闘をたたえ、祝福をさせていただきました。
また、本年は町制施行125周年の記念すべき年でもございました。6月30日の記念式典におきましては、町政功労者表彰式並びに感謝状贈呈式を初め、健康スポーツ都市宣言や南知多町との姉妹都市提携など、町内はもとより町内外から多くの皆様方をお招きして盛大に開催できましたことは、今でも大変うれしく思っているところでございます。
このほかにも、モミノキや桜の記念植樹祭を初め当町の歴史を振り返る機会として、相楽150年記念講演会や全国歴史の道会議長野県大会、企画展といたしまして下諏訪ゆかりの作家展や下諏訪町の歩みの開催、総合
文化センター開館30周年記念とあわせて開催しましたふるさとワクワク劇場、創立20周年の節目を迎えた北欧音楽祭すわ2018など、文化祭、文化・芸術関連事業、インターバル速歩講演会やカヌー体験会などの健康スポーツ関連事業、環境関連として川ごみサミットの開催、そして姉妹都市提携の記念として実際に町民の皆様方に南知多町を訪問していただいたバスツアーなど、さまざまな記念事業を実施いたしました。
御参加、御協力をいただきました多くの町民の皆様方、各種団体や関係者の皆様には、改めて感謝を申し上げたいと思います。この節目を機に、先人が築いてこられた町の歴史、文化、伝統を振り返るとともに、さらなる飛躍につなげていきたいと思っております。
そして、8月には大相撲諏訪湖場所が赤砂崎公園において開催されました。取組以外にも稽古風景や力士との交流など、昔ながらの屋外開催を楽しんでいただけたと思います。また、来町された力士の皆さんには民泊による住民とのふれあいやおもてなしを非常に喜び、心温まるいい交流ができたのではないかと思っております。
その一方で、全国的に非常に災害の多い1年でもありました。6月に発生をした大阪府北部を震源とする地震において、倒壊したブロック塀等により小学生が亡くなるという大変痛ましい事故が発生をいたしました。当町におきましても、いち早く町内の公共施設等のブロック塀の点検を実施し、必要な措置を講じるとともに、電子金属探知機の貸し出し事業や、減災リフォーム補助金の活用・周知を図ったところでございます。
また、西日本各地を中心に甚大な被害が発生をした7月豪雨災害では、当町におきましても林道や農業用水路などへの被害が発生をいたしました。9月に入りますと、非常に強い勢力で上陸し猛威を振るった台風21号、24号の影響により、全国及び諏訪地域においても大きな被害を及ぼしました。さらに、最大震度7を観測した北海道胆振東部地震では41人の死者が出るなど、自然災害の怖さを実感するとともに、改めて
防災意識日本一の町の実現に向けて気持ちを新たにしたところでもございます。
そして、今回の記録的な猛暑は気象庁で一つの災害との認識が示されるなど、大変厳しいものでもありました。今議会においてお認めをいただきました補正予算により、速やかに小中学校への冷房設備設置工事に係る設計業務を進め、対応してまいる所存でございます。
こうした中、町では今年、住民満足度100%の
まちづくりに向けて、さまざまな事業を推進してまいりました。
日常生活の中で抱える悩みや諸問題に相談しやすい環境づくりとして、身近な相談窓口をワンストップ化する、なんでも相談室を開設いたしました。
移動販売事業につきましては、テスト販売を経て10月から本格稼働をいたしました。移動販売車に「やしマルシェ」の愛称をつけ、地域の皆様に親しまれる事業として大変好評をいただいております。
ホシスメバ関連につきましては、ワークスペースや結婚新生活支援住宅の供用を開始いたしました。入居者だけでなく、地域の皆様にも気軽に利用できる場所として交流を図っていきたいと思っております。
そのほかにも星降る中部高地の縄文世界の日本遺産認定や御湖鶴の復活など、大変喜ばしいニュースもありました。さらなる地域の活性化につながるものと期待をするところでございます。
さて、町の新年度予算にあっては、年明けから編成作業が本格化してまいります。行財政運営の健全性及び継続性の確保に努め、住民要望を全力で実現することを基本に創意工夫を重ね取り組んでまいる所存でございます。
議員の皆様には、この1年間さまざまな課題に町民の代表として誠心誠意取り組まれ、町の発展と町民福祉の推進に多大な御尽力を賜り、深く感謝を申し上げます。御家族様とともに御健勝で、平成最後となるお正月をお迎えいただきますよう御祈念を申し上げ、本定例会の閉会の挨拶とさせていただきます。1年間、
大変御苦労さまでございました。ありがとうございました。
○議長 それでは、ここで議長からも平成30年の年末に当たり一言御挨拶申し上げます。
この1年間、議員の皆様には議会運営に御協力いただき、心から感謝申し上げます。おかげさまで12月定例会も無事終了することができました。
今年は町制施行125周年ということで、たくさんの記念行事が行われました。どれもが印象深いわけですが、特に下諏訪町は初めての南知多町との姉妹都市提携、100人近くの選手による健康スポーツ都市宣言、たくさんの人々に御参加いただいた大相撲諏訪湖場所の開催や各所での町民参加での植樹事業は、今と未来につながるよい事業でありました。下諏訪町のサステーナビリティーを感じさせるものがありました。
一方、議会改革では、議会改革推進委員会の答申が3月になされ、議会基本条例の見直し、改正が行われました。また、月例の議会全員協議会の開催により、町当局と議会の意思疎通がスムーズになったと確信しております。
議員のなり手不足の一助になればと期待しておりました、今年行われた報酬審議会では、議員報酬のアップがなされず残念な結果になりました。町民の中で議員活動の評価がいまだ低いということでありましょう。私たち議員は真摯に受けとめ、これからも開かれた議会を目指し、町民の福祉向上に努めていかなければなりません。
今年も残すところあとわずかになりました。年の瀬を迎え、ますますお忙しい日々が続くかと思いますが、下諏訪町にとって迎える年がよい年となりますよう御祈念申し上げます。
最後になりますが、町長初め理事者の皆様、代表監査委員、各課長、全職員の皆様、そして議員の皆様方には御健勝でよい年を迎えられますよう心から御祈念申し上げ、年末の挨拶とさせていただきます。
以上をもちまして、平成30年12月
下諏訪町議会定例会の会期中に定められた日程の全てが終了いたしました。
ただいま午後4時4分でございます。これをもちまして、平成30年12月
下諏訪町議会定例会を閉会といたします。
大変御苦労さまでした。
閉 会 午後 4時04分
平成30年12月21日
下諏訪町議会議長 林 元 夫
下諏訪町議会副議長 宮 坂 徹
署名議員 田 嶋 彰
署名議員 金 井 敬 子
署名議員 中 村 光 良
下諏訪町議会役員構成
議 長 林 元 夫
副 議 長 宮 坂 徹
○
総務経済常任委員会 ○
生活文教常任委員会
委 員 長 森 安 夫 委 員 長 青 木 利 子
副委員長 藤 森 スマエ 副委員長 中 村 光 良
岩 村 清 司 小 池 忠 弘
田 嶋 彰 中 村 奎 司
金 井 敬 子 宮 坂 徹
河 西 猛...