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平成29年 9月定例会−09月21日-05号

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  1. 下諏訪町議会 2017-09-21
    平成29年 9月定例会−09月21日-05号


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    平成29年 9月定例会−09月21日-05号平成29年 9月定例会            平成29年9月下諏訪町議会定例会会議録                                    (第5日) 議員の席次並びに出欠   1番 林   元 夫  出          8番 金 井 敬 子  出   2番 岩 村 清 司  出          9番 中 村 光 良  出   3番 小 池 忠 弘  出         10番 河 西   猛  出   4番 森   安 夫  出         11番 藤 森 スマエ  出   5番 青 木 利 子  出         12番 宮 坂   徹  出   6番 中 村 奎 司  出         13番  欠   員   7番 田 嶋   彰  出 出席議会事務局職員             出席総務課職員   議会事務局長   河 西 正 訓      庶務人事係長   吉 池 泰 宜   庶務議事係長   樫 尾 光 洋 説明のために出席した者   町長       青 木   悟      健康福祉課長   増 澤 功 生   副町長      山 田 英 明      産業振興課長   河 西 喜 広
      教育長      松 崎   泉      建設水道課長   小河原 武 美   総務課長     伊 藤 俊 幸      消防課長     北 澤 浩 司   税務課長     高 橋 なおみ      会計管理者兼会計課長                                  高 木 秀 幸   住民環境課長   増 澤 和 義      教育こども課長  本 山 祥 弘 本日の会議日程 平成29年9月21日(木)午後1時30分   1.本日の議員の出欠並びに会議成立宣告   1.会期日程の変更及び議案の取り扱いの決定   1.付託議案の委員長審査報告、質疑、討論、採決   1.陳情の委員長審査報告、質疑、討論、採決   1.意見書案の上程、説明、質疑、討論、採決   1.総務経済常任委員会生活文教常任委員会議会運営委員会バイパス対策特別委員会、砥川治水・赤砂崎防災公園化等対策特別委員会及び広報特別委員会の閉会中の継続調査について   1.追加議案の上程、説明、質疑、委員会付託   1.付託議案の委員長審査報告、質疑、討論、採決   1.閉会に当たっての町長挨拶 本日の会議に付した事件   議事日程のとおり            開  議  午後 1時30分 △<本日の議員の出欠並びに会議成立宣告> ○議長 大変御苦労さまでございます。ただいま定刻の午後1時30分でございます。本日は、平成29年9月下諏訪町議会定例会第5日目、最終日であります。  本日の議員の出欠を御報告いたします。ただいま出席している議員は12人であります。よって、本会議は成立をいたしました。  ただいまから会議を開きます。 △<会期日程の変更及び議案の取り扱いの決定> ○議長 日程第1、第2 会期日程の変更及び議案の取り扱いについて御報告いたします。  本定例会の会期中におきまして、追加議案2件、意見書案3件が提出されました。この取り扱い及び日程の変更について、議会運営委員会を開催し、協議をいたしましたので、その結果につきまして、議会運営委員長から御報告願います。  金井敬子委員長、登壇の上、御報告願います。 ○議長 金井敬子委員長。 ◎議会運営委員長(金井) 大変御苦労さまです。議会運営委員会から御報告いたします。  本日午前9時から議会運営委員会を開催し、議長の手元に提出されました追加議案2件、意見書案3件の取り扱い及び会期日程について協議をいたしました。その結果について御報告いたします。  追加議案2件、意見書案3件については、それぞれ取り上げることといたしました。  議事日程につきましては、議事日程表に示されているとおりでございます。  初日に提案された全議案及び陳情の取り扱いの決定に続いて、意見書案の上程を行い、提案者から提案理由の説明を願い、質疑、討論を経て採決を行います。  次に、総務経済常任委員会生活文教常任委員会議会運営委員会バイパス対策特別委員会、砥川治水・赤砂崎防災公園化等対策特別委員会及び広報特別委員会の閉会中の継続調査の決定をお願いいたします。  続いて、追加議案の上程、説明、質疑を行い、所管の総務経済常任委員会へ付託いたします。そこで本会議を一旦休憩し、直ちに総務経済常任委員会を開き、議案の審査をお願いいたします。委員会が終了した時点で本会議を再開し、委員長から審査報告を願い、それに対する質疑、討論を経て採決を行い、9月定例会の全日程を終了することにいたしました。  以上、議会運営委員会の協議の結果について御報告いたしました。よろしくお願いいたします。 ○議長 ただいま議会運営委員長から御報告がありました、日程及び議案の取り扱いについて、質疑のあります方は御発言願います。               (「なし」の声) ○議長 質疑ありませんので、日程及び議案の取り扱いについては、委員長報告どおり決定することに御異議ございませんか。              (「異議なし」の声) ○議長 異議ないものと認めます。よって、日程及び議案の取り扱いにつきましては、ただいまの委員長報告どおり決定いたしました。 △<付託議案の委員長審査報告、質疑、討論、採決> ○議長 それでは、総務経済常任委員会の審査報告をお願いいたします。森 安夫常任委員長、登壇の上、御報告願います。 ○議長 森 安夫委員長。 ◎総務経済常任委員長(森) それでは、総務経済常任委員会より報告をさせていただきます。  議案第53号 下諏訪町空家等対策協議会条例の制定について  議案第54号 下諏訪町個人情報保護条例の一部を改正する条例について  議案第55号 下諏訪町行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部を改正する条例について  議案第56号 下諏訪町職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例について  議案第59号 下諏訪町都市公園条例の一部を改正する条例について  議案第60号 平成29年度下諏訪町一般会計補正予算(第3号)  本委員会は、平成29年9月5日に付託された上記議案について審査した結果、それぞれ原案どおり可決したから、会議規則73条の規定により報告をいたします。審査の内容について報告します。  議案第53号 下諏訪町空家等対策協議会条例の制定について。空き家対策の推進に関する特別措置法の規定に基づき、空家等対策を総合的かつ計画的に推進する必要があることから、空家等対策計画の作成及び変更並びに実施について協議する下諏訪町空家等対策協議会を設置するための条例を制定するものです。  質疑では、特措法では家屋を除去しても固定資産税は上がるのかの質問に、税制的には仕方がない、改定は国の施策になるので、国の議論に委ねられる。この条例に目的の項目がないがとの質問に、この条例は空き家計画の策定と特定空家であることを特定する、かつ所管事務ということで空家等対策計画の策定、また計画の変更並びに利活用実施に関することを協議することが目的である。空き家計画の策定は、1、計画の目的。2、空き家の実態調査、把握。3、実施体制と方針。4、具体的な対策に分けて計画を策定する。スケジュールは10月1日以降、委員選出の協議会にて計画案を策定し、パブリックコメントを1カ月から1カ月半行い、協議会で詰め、平成30年4月1日から施行する。  特定空家については、フォローに沿って措置をする。まずは町内会や住民から空き家情報をいただく。次に役場が所有者を特定して、了解を得て立ち入り調査。調査結果に基づき協議会の意見を聞く。協議会の上申を受け、町が所有者に助言・指導を行う。さらに進まない場合は勧告を行い、さらに改善がない場合は命令を行い、それでも改善されなければ行政代執行、略式代執行を行う。判断は協議会が行い、権限は町にある。  空き家に関する窓口は、協議会の事務局は建設水道課でもあり、建設水道課が窓口である。ただし、利活用できる空き家は産業振興課。草木の繁茂、ごみ、害虫等に関する案件などは住民環境課で対応する。  本会議で話題となった倒壊のおそれのある空き家が4軒あり、2軒が除去あるいは除去予定であり、残り2軒になったことについての過程については、職員が足蹴く所有者に通い、相談に乗りながら除却がなされたり、除却してもらえそうになったりした。特定空家でなくても所有者との連絡をとり、助言を行い、課題の解決をしている。  協議会委員15名は町長、住民代表で区長、学識経験者を有する建築士事務所協会解体工事業界宅地建物取引業協会全日本不動産業界、司法書士会、土地家屋調査士会不動産鑑定士協会、商工会議所などからの推薦をいただき決定する。  所有者が勧告、命令などにどうしても対応できない場合は、まず助言指導を行う。除却業者の紹介を行い、動きがない場合は勧告に進むが、できるだけ助言・指導で話をおさめる努力をしていく等の質疑が行われ、討論では、住民から空き家の苦情もあり、環境上の問題もあり、トラブルのないように進めてほしい。条例の目的が明記されていないことが気になるが、賛成である。条例には協議会の役目として、空家等対策計画の作成及び変更並びに実施に関することを協議することとうたわれているので、賛成。特措法に沿って今後ますますふえていくことは目に見えており、協議会の活動に期待するとの賛成討論がありました。  採決では、挙手全員で原案どおり可決いたしました。  議案第54号 下諏訪町個人情報保護条例の一部を改正する条例については、個人情報保護法行政機関個人情報保護法及び行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用に関する法律(番号法)の改正に伴い、条例の一部を改正するものです。  主な改正点としましては、「これらの規定を番号法第26条において準用する場合を含む」を新たに加えるものであります。また、個人情報の提供先等への通知であります第29号第2号において、「事務関係情報照会者もしくは事務関係情報提供者」を追加するものなどです。  質疑では、国の上位法の改正に伴うものと理解するが、国の改正の趣旨は。また、これによってマイナンバーの利用範囲がふえることはないと理解するがの質問に、個人情報保護法のほか番号法などを利用促進するために改正された。部署間の情報連絡が可能になるが、当町としては独自利用の条例を定めていないので該当せず、利用範囲は広がらない。第19条8号における事務関係情報照会者もしくは事務関係情報提供者とは、具体的には特定個人情報の情報提供の制限の中で、特に提供が認められている場合として、地方税法における国税の連携及び地方税の連携がある。  討論はなく、挙手全員で原案どおり可決いたしました。  議案第55号 下諏訪町行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部を改正する条例については、番号法の施行に伴い、特定個人情報の提供の制限であります第5条においても、地方公共団体が条例により、独自にマイナンバーを利用する場合においても、情報提供ネットワークシステムを利用した情報連携を可能とする規定が追加されたことによる条ずれが生じたためです。  質疑、討論なく、挙手全員で原案どおり可決いたしました。  議案第56号 下諏訪町職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例については、雇用保険法等の一部を改正する法律の公布を受け、地方公務員の育児休業に関する法律が一部改正されたことに伴い、就業促進と雇用継続を通じた職業の安定を図るため、条例の一部を改正するものです。  主な改正点は、特段の事情がある場合は当該子が2歳に達する日まで育児休業が取得できることに伴う文言追加です。  質疑では、公布の日からの施行ではなく、10月1日からの施行にしたのは上位法に合わせたためである。特別の理由の主なものは、第3条に規定されており、配偶者が亡くなった場合、保育所入所希望がかなわないなどが該当する。申請は個人申請である。  討論では、非常勤職員が働き続けられる環境づくりになる。有効な改正なので賛成。子育て支援の一環として、非常勤職員の就業促進、安定のためにこうした改正は大切であり賛成との討論があり、全員賛成で原案どおり可決しました。  議案第59号 下諏訪町都市公園条例の一部を改正する条例につきましては、都市公園法施行令の一部改正に伴い、下諏訪町都市公園条例の一部改正を行うものです。  改正の背景としましては、都市部において良好な都市環境の形成に不可欠な緑地やオープンスペースが不足している状況である一方、財政面等の制約もあり、自治体が用地を取得し、都市公園を整備するには限界もあることから、企業やNPO等の民間主体が空き地などを活用し、公園と同等の空間を創設することが良好な都市環境の推進を総合的に図るものであります。  具体的な改正内容は、区域内の都市公園の住民1人当たりの敷地面積の標準は10平方メートル以上とされていたが、市町村の区域内に都市緑地法に基づく民間企業やNPOが主体となって整備された市民緑地がある場合は、住民1人当たりの敷地面積から市民緑地の面積を控除した面積を住民1人当たりの都市公園敷地面積の標準として定めることとするものであります。  質疑では、企業等の緑地に対する固定資産税の減免措置は、市民緑地にした場合は固定資産税、都市計画税をそれぞれ3年間3分の1の軽減を受けることができる。下諏訪町に該当する具体的な事例はありませんが、市街地の中の空き地をNPOが借りて畑にして市民農園にしたり、芝生の広場にし、子供の遊び場をつくるなど事例として考えられます。宅地は税の軽減措置があるが、農地は農地転用が必要で、農地で市民菜園などをする場合には農地転用が不要だが、芝生の広場にすれば農転が必要となります。3,000平米以上の開発をしたときに緑地帯が必要になるが、宅地の造成の場合は開発行為の決まりの中で3%以上の緑地を設けなさいとなっており、それはこの条例には該当しない。宅地造成で緑地になれば、土地は町の所属となり、町で管理する緑地になる。  討論では、当町はコンパクトな町であるが、緑地をふやして憩いの場所やコミュニティの場所、あるいは子供たちが遊べる場所がつくれるので賛成との賛成討論がありました。  採決では、挙手全員で原案どおり可決いたしました。  議案第60号 平成29年度下諏訪町一般会計補正予算(第3号)につきましては、歳入歳出それぞれ7,655万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ77億2,390万8,000円とするものです。また、地方債補正は儀象堂が災害の指定避難場所になったことに伴う空調設備等改修工事の財源を観光施設整備事業債に、また武藤工業土蔵改修の財源として社会教育施設改修事業債を追加するものです。  総務課関係では、防災備蓄品にかかわるものとして物品売払収入105万円、歳出として備蓄備品あっせん委託料173万円、それから新艇庫建設の財源として公共施設整備基金を2,270万円繰り入れる。また、今回の補正予算の財源として1,201万5,000円を前年度繰越金に求めるものであります。  総務課関係の質疑でございますが、防災備蓄品の補正は2回目となるが、7月末の追加申し込みで一旦終了とし、来年度に向け、そのような要望が強ければ検討しなければいけない。今回の補正により、まだ若干の残数があるため、当面対応はできます。  新艇庫建設にかかわる施設設計委託料は、所管が教育こども課でありますが、経過の説明、財源を公共施設整備基金から繰り入れを行うなどの説明に基づく質疑がされました。新艇庫建設にかかわる実施設計委託料2,270万円については起債対象にならないとのことだが、大変高額であり、再度説明してほしいという要望に対して、2,270万円は実施設計であり、今後31年度建設に向けて構想を練る。実際の規模的な中身はまだ申し上げることはできない。この予算で艇庫の設計とスロープの設計ができるとの回答がありました。  スロープ工事は県にお願いするが、実施設計はスロープも含めて全体をつくらなければ、河川法の許認可の関係で県ではできない。設計費については町が全額負担するが、工事についてはスロープなど県にお願いする。  設計の状況については、今年度予算の中で基本設計費は計上してあり、既にスタートしており、全体像の設計を進めている。基本構想をもとに詳細な設計を今後本補正予算が認められれば、入札にかける。  2,270万円は多額だが、どのくらいの規模の工事になるか全体像が見えないと、設計料が適正かわからないとの意見が出されました。工事の内容は教育こども課の所管であり、生文の委員会は現場視察もしているため、内容について明確になると思うという回答がありました。  諏訪湖の景観について住民からの声は聞いているのかの質問に、声は届いているという答弁がありました。  税務課関係では、ふるさとまちづくり寄附金は91件、535万円を賜ったものです。制度が創設された平成20年以降の累計は325件、4,715万2,000円となりました。  質疑では、記念品は全部で89種類、主なものは時計、オルゴール、リンゴなどということでした。活用希望分野別の説明を受けました。寄附者の地域的特徴は、都会の富裕層が多いということで、1位が東京、2位が大阪、3位は埼玉である。  活用分野は町の総合計画に照らし、活用分野を決めている。実際では財政係で振り分けを行っている。1回2万円以上の方に3割程度の返礼品を送っている。従来は1人1回だったが、現在は複数回でも返礼品を送っている。1万円の方にはお礼状と広報紙を送っている。寄附者は純粋に下諏訪町のために寄附しているのか、あるいは返礼品を見て寄附してくださっているのかはフォローができていない。  産業振興課での主な内容は、観光施設整備事業債1,990万円は、儀象堂の改修にあわせて有利な起債を活用して避難施設として整備の状況を図るもの。林道工事82万3,000円は、林道武居入線における舗装のしみ上がりによる車両事故の原因となった道路箇所を改修するものです。負担金及び交付金149万9,000円は、観光振興職員1名を増員するための6カ月間の人件費です。  質疑では、有利な起債とはの質問に対して、緊急防災減災事業という起債で、100%の充当率で、後々の交付への算入は70%が交付されるので、町は30%で済む。儀象堂の改修工事は当初予算に計上していたが、埋蔵文化財センターとの一帯化のための展示配置施設等であったと思うが、空調、トイレは当初からわかっていなかったのかという質問に対して、空調は3月に壊れた。当初予算には間に合わなかった。観光客の避難については考えなければいけないと考えていた。ここで避難所に指定したのは、どういう経過かという質問に、従来から観光客の避難場所が課題であり、駅前の広場を整備した。ここで儀象堂についても、この工事の中で追加することにした。今後も、よいさなども順次整備していく。避難施設の案内看板表示は、工事が進んだところで順次整備したい。避難施設に指定した場所、スペースや備蓄品に関する規定はない。指定後の運用をされるのが大切で重要視される。武居入林道工事は土のうで対応しており、通行車両には注意掲示をしてある。  建設水道課(同日「産業振興課」の訂正あり)にかかわる補正予算で、下諏訪町空家等対策協議会の設置に当たり、委員の活動の傷害保険をかける費用5,000万円(同日「5,000円」の訂正あり)を追加している。  補正予算の討論では、まず賛成討論として総務課では、家庭用災害備蓄品購入は町民の防災意識高揚につながっており賛成。追加注文に応える今回の補正は大変意味がある。艇庫建設にかかわる公共施設整備基金繰り入れは、内容については理解するが、県の要望など経過をお知らせいただきたい。  産業振興課では、空家対策協議会の皆さんはボランティアで活動していただき、皆さんの安全のために保険加入が必要と考える。儀象堂の工事は故障している空調やトイレの修繕など、その必要性について理解できる。儀象堂とよいさが災害時の観光客の指定避難場所に定められたとのことだが、今後その周辺や観光ポイントなどへの誘導や案内看板の設置などが課題となる、しっかり取り組んでいただきたい。  税務課では、ふるさとまちづくり寄附金が有効に活用される計画なので賛成。  水道建設課では、外国人避難所設置、また林道の改修のための必要な経費であり賛成。  反対討論はありませんでした。  採択では、挙手全員で原案どおり可決いたしました。  以上、総務経済常任委員会からの報告であります。 ○議長 次に、生活文教常任委員会の審査報告をお願いいたします。青木利子常任委員長、登壇の上、御報告願います。 ○議長 青木利子委員長
    生活文教常任委員長(青木) それでは、生活文教常任委員会より御報告いたします。  議案第57号 下諏訪町福祉医療費給付金条例の一部を改正する条例について  議案第58号 下諏訪町特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について  議案第60号 平成29年度下諏訪町一般会計補正予算(第3号)  議案第61号 平成29年度下諏訪町国民健康保険特別会計補正予算(第2号)  議案第62号 平成29年度下諏訪町特別養護老人ホーム事業特別会計補正予算(第 1号)  本委員会は、平成29年9月5日に付託された上記議案について審査した結果、それぞれ原案どおり可決したから、会議規則第73条の規定により報告いたします。それでは、本委員会の審査報告をいたします。  議案第57号 下諏訪町福祉医療費給付金条例の一部を改正する条例について。この条例改正は、現在長野県内の子ども医療費の助成は自動給付方式を採用していますが、平成30年8月から県内全市町村が中学生までを対象に現物給付方式へ変更することになりました。当町においては、高校卒業までを福祉医療費給付金の対象としていますが、今回の制度改正に伴い、対象範囲はそのままとした現物給付方式を実施するための一部改正です。  質疑では、病院の負担については入金が2カ月から3カ月後の振り込みになることから、資金繰りの対応が予想される。今回の改正で、医療を受けたときに窓口では500円の負担だけでよく、また同じ月内の同じ医療機関への受診は1レセプトとなる。院内薬局も500円のみになり、利用者側の利便性は向上。  討論では、福祉医療には自動給付方式が残っている部分もあり、また完全窓口無料化を長年要望してきた経過がある。全体として今後の課題の検討を要望し賛成との討論があり、挙手全員で可決しました。  議案第58号 下諏訪町特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について。この条例改正は、国が定める特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準の一部を改正する内閣府令に基づき、改正するものです。  この改正内容は、特定教育・保育施設等から教育・保育の提供を受ける際の手続が変更され、保護者から申請があった場合のみ支給認定証を交付する形に簡素化されました。また、支給認定証の交付を受けていない場合には、施設側から提示を求められた場合でも、支給認定証に変わるものの提示でよくなりました。  質疑では、保護者が認定証の交付を求めるケースは考えにくいが、上位法があるので、やめるわけにはいかない。現在、この条例の対象となる施設は町内にはないが、来年4月から対象施設ができる可能性があるとのことです。  討論では、当町には現在該当する施設はないが、上位法に沿ったことであり、後の備えであることから賛成との討論があり、挙手全員で可決しました。  議案第60号 平成29年度下諏訪町一般会計補正予算(第3号)。審査に先立ち、上程されている武藤工業の土蔵と新艇庫建設予定地を現地視察し理解を深めました。  健康福祉課にかかわるものでは老人福祉費、共済費7,000円と賃金70万8,000円は、正規職員の異動に伴う臨時職員賃金で、正規職員の異動に伴い介護認定業務に支障を来さないように臨時職員を雇用するためです。  教育こども課にかかわるものでは、教育費こども未来基金貸付事業費102万円は、こども未来寄附金10万円とふるさとまちづくり寄附金92万円をこども未来基金へ積み立てるものです。年度末におけるこども未来基金の残高は879万7,039円となる見込みです。  小学校就学援助事業費97万4,000円は、国の支給単価の見直しに伴う予算の不足分と平成30年度に入学を予定する児童の学用品費等に対して、入学年度前に就学援助費を支給するための費用です。中学校就学援助事業費143万8,000円も同様の内容です。  社会教育施設管理費1,688万6,000円のうち、1,413万8,000円は旧武藤工業土蔵改修工事請負費で、製糸業が栄えたころの面影を残す土蔵と周辺土地を町へ寄附をいただきましたので、外壁等を修復し、製糸業にまつわる品を展示するなど、秋宮から春宮を結ぶまち歩きの散策、休憩スポットとして活用するための費用です。工事設計監理委託料は215万円となっています。  保健体育総務費の障がいスポーツ進行事業費82万円は、県の地域スポーツの新たなプラットホーム形成支援事業補助金の内示を受けたことから、住民が気軽に参加できる身近なスポーツ環境を整備し、運動・スポーツの実施率の向上を図るものです。  備品購入費77万6,000円は、バランス感覚を養うスラックライン、室内用のフィットネスバイク2台を購入するほか、これらを活用した運動スポーツ教室の開催、イベントでの体験コーナーの開催などに必要な費用です。  体育施設整備事業費委託料の2,270万円は新艇庫建設工事実施設計委託料です。新艇庫建設工事については、2020年東京オリンピック・パラリンピックが開催される前年、平成31年度のできるだけ早い時期に完成させることを目指し、河川法にかかわる許認可が必要なことから、県との協議を同時進行で進めているところです。東京オリンピック・パラリンピックの事前合宿誘致を目指し受け入れ態勢を整えるためには、平成30年度中に艇庫建設地の造成と諏訪湖へのアクセススロープを完成させ、平成31年度当初から艇庫の建設工事に取りかかる必要があります。スケジュールどおり新艇庫を完成させるためには、河川法の許認可申請に必要となる実施設計図書を前倒しして完成させなければならない状況になっており、県から年内の実施設計の提示を求められているからの補正です。財源については、今回の実施設計に対しては設計と建設が連続した事業でないことから起債対象外であるため、公共施設整備基金を繰り入れるものです。新艇庫建設については事業かとの質疑を行いましたが、県より急な対応を迫られたこともあり、賛否を判断する材料が乏しかったことから、町長に委員会への出席依頼を行い、これまでの経緯や事業全体のコンセプトをお聞きし、理解を深め審議しました。  質疑では、土蔵については外壁と板壁の改修で、中山道のまち歩きの拠点となる。小学校就学援助事業費の制度については、3月に間に合うように対象者へ校長先生や民生委員さんから伝えられる。新入学用品は小学校が11人分、中学校は28人分。給食費が小学校92人分、中学校が65人分。入学準備金が小学生14人分、中学生も14人分です。新艇庫建設工事については、オリンピックや国体への協力もある。艇庫に限らず、錬成の家の平成32年以降改修やプレハブの解体もある、町単独の負担では大変であり、県立の艇庫や県営を要望したが、県の方針もあり、断念せざるを得なかった。防災拠点としての機能も持たせ、それに伴う起債などの財源を検討したい。艇庫の収納にルールがなかったが、新築後には確立したい。健康スポーツゾーン構想の中で錬成の家や周辺の整備にふるさと納税の活用の取り組みを。ぜいたくな艇庫を望んでいるものではない。総事業費が見えない部分があるが、予算規模はできるだけ安価にし、町民理解がもらえる状況をつくりたい。二葉高校から譲り受けたプレハブは行く行くは解体し、駐車場は現状と同程度確保できる見込み。幅広い町民が使えるトレーニング施設も考える。運営管理費について、県のかかわりの可能性については、人員など直接的には難しい。県立高校艇の使用もあるので、財源捻出を検討したい。また、健康指導士の増員を考えるとの質疑がありました。  討論では、新艇庫建設工事実施設計委託料については、想定外の展開となった部分があり、また全体像が見えにくかったが、町長の説明で理解できた。実施設計にかかわる予算は県の事業との関連もあり認めるが、住民への説明責任を果たしていただきたい。新艇庫建設工事、武藤工業の土蔵改修ともに判断が難しかった。土蔵は管理面で検討を要する部分もあろうかと感じるが、歴史の町下諏訪にふさわしいものが保存されることで、観光面や文化財の活用として進めていただきたい。健康福祉課にかかわる人件費は重要任務を担う部署であるから、早期の補充を願っているといった賛成討論があり、挙手全員で可決いたしました。  議案第61号 平成29年度下諏訪町国民健康保険特別会計補正予算(第2号)。償還金利子及び割引料の509万7,000円は、平成28年度の療養給付費等交付金の精算返納金で、社会保険診療報酬支払基金へ精算返納するものです。  質疑では、返納金は毎年この時期に精算返納するもので見通しは立てにくく、例年2,000万円くらいの返納が出ている。薬価改定もあり、医療費が抑えられた感じがある。  討論では、例年以上にきちんと計算された結果で、おおむね4分の1の金額だったことは、課の努力と思う。医療費を読むことは難しいと思うが、引き続き御尽力いただきたいとの賛成討論があり、挙手全員で可決しました。  議案第62号 平成29年度下諏訪町特別養護老人ホーム事業特別会計補正予算(第1号)。この補正は、賜りました施設費寄附金4万円とふるさとまちづくり寄附金5万円を特別養護老人ホーム事業特別会計に繰り入れた合計9万円を特別養護老人ホーム福祉施設基金に積み立てるもので、同基金の残高は317万5,118円となりました。  質疑、討論なく、挙手全員で可決いたしました。  以上、生活文教常任委員会の審査といたします。 ○議長 次に、一般会計決算審査特別委員会の審査報告をお願いいたします。岩村清司委員長、登壇の上、御報告願います。 ○議長 岩村清司委員長。 ◎一般会計決算審査特別委員長(岩村) それでは、一般会計決算審査特別委員会から御報告申し上げます。  議案第63号 平成28年度下諏訪町一般会計歳入歳出決算の認定を求めることについて  本委員会は、平成29年9月5日に付託された上記議案について審査した結果、原案どおり認定したから、会議規則第73条の規定により報告します。  それでは、審査した課ごと審議の内容を抜粋して報告します。  最初に、住民環境課です。住民関連事業として生活バスであるあざみ号、スワンバスやマイナンバー制度改修に伴う経費や交付状況、また環境・清掃関連について担当課から説明を受けました。  質疑の中で、岡谷市焼却ごみ施設負担金1,638万8,378円は、諏訪湖周クリーンセンターが稼働開始するため、平成28年4月から6月までの間、岡谷市の焼却ごみを共同で処理する経費であり、岡谷市から町が受け入れたごみの量に対しての負担金です。  バス運行事業費のあざみ号ですが、25年に12人のりワゴン車2台を導入し、大幅なダイヤ改正をしました。また、26年4月に一部ダイヤ改正を行い、現在は7路線、41便の運行となっています。ワゴン車の導入により、今まで乗り入れることができなかった旧道などの狭い道も運行できるようになり、また、フリー乗降区間を設け、利用者の利便性向上に努めていますが、利用者は前年比890人の減となっています。また、住民要望により、平成27年9月から万が一の際、応急手当のため運行車両2台にAEDを車載して運行しています。あざみ号は交通手段を持たない高齢者、児童・生徒に通院・通学、買い物などの生活の足として不可欠なものになっていますが、今後は来年度のダイヤ改正を見据えて、下諏訪駅から遠距離地の皆様の御意見や要望を反映し、有識者や地域の皆様からの選出で構成する公共交通検討委員会にてダイヤ等について検討するとの説明がありました。  塵芥処理費の資源物等処理事業費は、資源物の収集と処理に関する経費で、前年比同193万円の増額ですが、駅東リサイクルステーションでのペットボトル、発泡スチロールの収集の増加が主な要因との説明がありました。  健康福祉課では、社会福祉関連費用、障がい者福祉事業、高齢者福祉事業、介護保険事業、健康福祉事業などについて担当課から説明を受けました。  質疑の中で、福祉タクシー等助成事業費は対象者が3,594人、申請率が60.8%利用率は72.2%でした。平成27年度と比較すると対象者数が77人の増、申請率は4.7ポイントの増、利用率は0.7ポイントの増となります。助成金の内訳はタクシー券が2,092万4,080円、バス券が58万7,700円、入浴券が52万6,800円、ベッドタクシーが4万1,328円で、助成金の前年比130万1,845円、6.3ポイントの増と説明がありました。  臨時福祉給付金給付事業の補助金では、臨時福祉給付金1人3,000円、3,303人。年金生活者等支援臨時福祉給付金給付事業の助成金では、低所得者の高齢者向け給付金1人3万円、2,286人。低所得者、障害遺族基金年金受給者向け給付金1人3万円、132人です。  健康づくり推進事業費は健康づくりのため、講座や教室の開催、健康カレンダーの作成等作成費。また委託料の主なものはインターバル速歩実技指導、20歳の歯科健康診断、健康スポーツゾーン活動プログラム等で、健康増進効果が期待されるところです。  高浜健康温泉センター費はゆたん歩°の運営費ですが、光熱水道費の内訳、電気料217万9,182円、ガス代251万3,095円、上下水道265万3,308円、委託料のうち施設管理補助及び清掃補助をシルバー人材センターに委託、使用料及び賃貸料の温泉使用料は高温24口、低温30口分によるものと説明がありました。  税務課では、質疑の中で調定額は27億7,139万9,077円で、前年度比0.53%の増になりました。要因として、給与所得者の所得がふえたことなどにより、町民税個人の現年、滞納繰越分合わせて2,797万6,674円の増。軽自動車税では車両台数の増加、軽自動車税の引き上げ等の影響により、現年、滞納分合わせて837万9,289円の増となりました。県地方税滞納整理機構へ移管したものの納税状況は、移管件数は5件で、このうち滞納税額310万7,000円に対して、収納額は286万6,000円で、収納率92.2%になります。町税全体では、収納率が若干上がっております。滞納繰越分については収納対策室の設置効果とともに県地方税滞納整理機構による滞納処分機構への移管予告効果、全課一斉の滞納整理、滞納者との接触による納税相談、分納誓約の促進など、滞納整理の手法が定着した結果、収納成績が上がったものと考えられると説明がありました。  教育こども課では、子育て支援及び保育園にかかわる経費や4小中学校の学校教育、生涯学習としての社会教育及び社会体育について、また埋蔵文化財センター改修事業について担当者から説明を受けました。  質疑の中で、児童保育費未収金(保育料)は保護者の負担分、前年度比553万3,320円の減となります。入所児童数の減少と国が進めています育児教育の段階的無償化により、保育料が減額になる方がふえたため、減収となったと考えられますとの説明がありました。教育使用料の収入未済額15万5,800円は全て学童クラブ使用料になります。現在、折衝中であり、児童手当のほうから回してもらう話になっているという説明がありました。  図書購入費の平成28年度の購入は本、CD、DVD、雑誌になります。購入本の特色として、冊数は全体で3,787冊で、郷土史料が5.6%、児童が11.2%、一般書が46%、絵本が7.6%です。一般書の中では文学、社会科学、芸術の購入が多く、利用も文学が多くなっているとの説明がありました。図書館の利用状況が昨年度より減少した要因は、昨年が御柱年だったこととシステム更新により2月、3月が新刊を購入できなかったことと考えます。  下諏訪体育館備品、マット、鉄棒、段違い平行棒など、体育館施設の昭和53年のときの備品が多く老朽化しており、平成28年度から3年計画で枠配分の計上をし、毎年500万円程度かけて体育協会で順位をつけて整備をしていくという説明がありました。  艇庫の建設について、使い勝手のよい建物にするには、河川区域内まで敷地を広げる必要があり、そのためプロポーザルを行うには、敷地が決まらないとできないため基本設計に切りかえた。敷地もどこまで広げるかは県と協議を同時進行で進めて、基本設計では敷地の確定ができない状況で入札を行った。県からの指摘事項である河川区域堤防を壊さない、はみ出さない、洪水を考慮した高さの確保、駐車場より上の建設の2点が守られた調整ができたので、最終段階で大きく変わることなく、9月補正をもって基本設計を終了し、次の段階に進めると説明がありました。  博物館の入館者増の研究、実態については、博物館協議会の方々と協議をする中で、どんな資料の組み合わせの展示がよいのか、資料整理を進めているところであります。企画展、常設展分をわかりやすく楽しく解説するため、今年は力を蓄える時期であると思っている。また、埋蔵文化財センターの運営にも力を入れていますが、人を寄せつけるような企画展につながるよう努力しているところであると説明がありました。  産業振興課では、農林水産業、商工業、観光事業全般について担当課から説明を受けました。  質疑の中で、商工費補助金3,996万8,049円は地方創生加速化交付金によるもので、内訳は商工関係ではSUWAブランド創業事業で704万8,000円、諏訪圏移住交流促進事業として60万1,000円、地域の活性化と人々の交流による移住定住促進事業で2,548万1,049円。観光関係では、信州ビーナスライン広域観光事業で82万5,000円。諏訪エリア長期滞在型観光創生事業で601万3,000円の補助を受けたものと説明がありました。  鳥獣被害防止総合対策交付金は、鳥獣に関する被害金額の低減を図るため、捕獲器具、わな50基の購入に対する補助です。  森林づくり推進事業支援金73万4,000円は、県森林づくり県民税活用事業支援として、森林づくり課題に対応した市町村取り組みに支援されるもので、間伐材を活用したベンチ5台の製作に対する補助です。森林整備地域活性支援交付金は、間伐作業を実施するに当たり、必要となる施業集約化の促進活動に対する交付金です。有害鳥獣除去委託料144万円は猟友会に付託しているもので、28年度の捕獲数はニホンジカ138頭、カモシカ3頭、イノシシ12頭、ハクビシン30頭等、合計183頭の実績で、大雪の影響で鹿は減ったと考えています。  造林事業委託料264万6,000円は、諏訪森林組合に計画造林を委託し、泉水入、町有林等の下刈り8.68ヘクタール、間伐1.25ヘクタール、枝打ち0.46ヘクタールを実施しました。  SUWAブランド創造事業負担金704万8,000円は、地方創生加速化交付金を活用して諏訪圏6市町村が一体となり、高度な精密技術とものづくり技術を生かした新事業、小型ロケット製作を通じたものづくり技術の高度化と人材育成、医療ヘルスケア機器分野への参入に向けた人材育成の新事業推進支援に対する事業負担金です。  商工業振興助成金は5件、1,400万円の助成を行いました。内訳は施設増設事業1件500万円、空き工場活性化促進事業2件400万円、特定地域商業施設移転新設事業1件500万円、施設新設事業1件で、タイミングがよく空き工場が伸び、新設事業は日亜化学が入ってきたためです。  チャレンジ起業支援事業補助金は、空き店舗を活用して初めて商業活動を行う事業者に対する店舗改装費用や補助制度で、3件に補助しました。支出は110万8,949円となりました。  観光振興助成金327万2,000円は、三角八丁地域等において市街地景観と調和する建物を意匠的に新設・増設または改修を行った事業2件に対して補助したものです。  観光宿泊施設助成金407万1,000円は、町への観光客・宿泊客の誘致を促進し、増加に結びつけるため、観光客等が快適に宿泊施設を利用できるよう魅力アップを図る事業に対して助成するもので、施設の改修等に活用できるものです。平成28年度は5施設、9件の宿泊施設に助成しました。  儀象堂指定管理費は、儀象堂の施設維持管理費を支出したものです。入館料については減少しているが、時計づくり体験料が伸びており、トータル的に前年度より伸びている。埋蔵文化財センターもあり、本格稼働の実際の運営体制が大切であり、負担の少ない形の中で運営を考えます。  おんばしら館管理費について、消耗品費は施設用消耗品費で、春宮西公衆トイレのトイレットペーパー等の事業用消耗費で、給茶機用消耗品等の購入であります。おんばしら館の町の持ち出しについては、昨年度は御柱祭があったので歳入歳出が同額に近かったが、今年度以降は厳しいものがある。  ものづくり支援センター運営事業費は、平成23年4月から活動を開始して6年目が終了したところです。企業間連携や産学官連携による新分野、新市場展開への取り組みに対する各種支援と情報発信の強化を進め、企業間ネットワークの形成、工業振興に対する支援をいたしました。  移住定住促進費は、平成28年4月より移住定住促進室を産業振興課内に設置して、移住定住促進にかかわる事業を推進しています。移住定住促進対策事業費の賃金は、移住希望者の要望に応じて移住コンシェルジュが町内を案内しているもので、平成28年度は2名のコンシェルジュにより、計4回実施しています。移住定住促進住宅改修事業補助金は、町内へ移住した方に対して住宅を改修する費用を補助するもので、平成28年度は5件の申請がありました。  しごと創生拠点施設整備事業費、公有財産購入費、用地購入費は、国から旧労災リハビリテーションを5,812万円で購入した費用との説明がありました。  建設水道課では、歳入では社会資本整備総合交付金を中心に、また歳出では道路橋梁、都市計画整備など建設関連事業について担当課から説明を受けました。  質疑の中で、道路新設改良費の社会資本整備総合交付金事業費では、2,486万8,114円のうち、工事請負費763万5,600円で、町道西赤砂3号線の改良工事を行っています。  公有財産購入費679万6,695円及び補修補填及び賠償金1,039万5,859円の支出は、町道東山田東山田線道路改良に伴うもので、4件の契約成立に伴う用地購入費と物件移転補償費の支出です。  道路維持費は8,726万9,464円の支出済額で、前年度比266万5,627円の減、基本的な整備状況は各区長から要望があり、限られた予算の中で年次計画において優先順位、偏った区の整備にならないよう、また緊急度に合わせて整備をしている。また、町の職員において春、秋、5班編制でレミファルト等で小さな穴の修理を行っている。本年度から職員の通勤途中の見回りや住民からの連絡をいただいたら、直ちに現場に行くようにしています。  橋梁新設改良費の社会資本整備総合交付金事業費のうち、橋梁点検委託料は819万7,200円で、点検結果は32件で、健全化10橋、予防保全16橋、措置段階6橋、緊急措置ゼロ橋です。工事請負費は清水橋改良工事費で492万4,800円の支出ですとの報告がありました。  住宅・建築物安全ストック形成事業費の委託料では、精密耐震診断業務委託として23件の診断業務に対して147万2,000円の支出で、負担金補助及び交付金では耐震改修工事3件に対して180万円の補助をいたしました。平成27年度は診断13件、改修3件。平成28年は診断10件増、改修同数です。  一般公園管理費の備品購入費は27万8,640円で、こども未来議会の提案を受けて、あすなろ公園にベンチ2基を新設設置したものです。いずみ湖公園管理費の修繕費は92万1,160円で、そのうちマレットゴルフ場公衆トイレの洋式化2基分38万8,800円を支出しています。  公園整備事業費は539万6,760円の支出で、みずべ公園築山補修工事費です。  赤砂崎公園整備費は1億6,920万5,412円の支出済額で、前年度比3,238万6,614円の増となっており、工事請負費が約2,000万円、公有財産購入費で1,270万円の増が主な要因となっています。  街なみ環境整備事業費8,666万5,847円の支出の主なものは委託料で、地区施設整備測量調査設計委託料及び道路美化工事設計委託料、案内板製作委託料、不動産鑑定業務委託料で、1,036万2,708円の支出。  公有財産購入費は7,441万円で、内訳は高木津島公園用地2,696平米を下諏訪町土地開発公社から6,390万円で、高札ひろば小公園用地184.61平米をカナデリー不動産から1,050万円で購入したものです。  都市防災総合推進事業費は2,674万7,280円の支出済額となっており、駅前の防災広場整備にかかわるもので、委託料は防災倉庫建築監理委託料として30万8,880円、工事請負費が2,643万8,400円となっています。  消防課では、常備消防費は27年4月から広域消防に一元化されたことにより、広域消防事業負担金として歳出となるから、非常備消防費について担当課から説明を受けました。質疑の中で、消防団無線購入費464万4,000円は、電波法により使用できなくなった旧無線機にかわり、昨年から2年計画で消防団の連絡・連携体制の強化を図るために装備充実を進め、携帯型20台、車載型6台及びその他附属品等を購入、配備したものです。この2年間で現在本部用可搬式1台、携帯式41台、車載型14台であり、全車両に配備されたと説明がありました。消防団員応援事業補助金として、火災・水害等出動1回に関して100ポイント、その他警戒・訓練等参加1回に関して50ポイントを下諏訪商連で発行している下諏訪カードに付与し、これにかかる経費を補助したものです。補助金を交付した団員総数194人、補助金計算29万2,950ポイント掛ける1.25で、33万6,187円です。  消火栓新設等工事費は、東町上の長坂公会所前の道路にあった地下式消火栓を撤去し、公会所敷地内へ地上式消火栓を新設設置した工事費及び平成27年度で矢木町、町屋敷に設置しました地上式消火栓の横の道路にあります地下式消化器2基の撤去を行った工事費となります。  小型動力ポンプ付積載車等購入費は消防団車両更新計画により、購入から25年経過した車両から随時更新していることから、計画に従い対象となる第3分団、第6分団、第7分団の積載車3台及び小型動力ポンプ1台を新規購入したものになるとの説明を受けました。  総務課では、歳入の地方譲与税、地方消費税交付金、地方交付税などについて、また歳出では庶務人事、企画、財務管理、選挙費、防災関連用費用など総務費全般について担当課から説明を受けました。  質疑の中で、地方交付税16億9,914万4,000円の内訳は普通交付税が15億3,511万1,000円、特別交付税が1億6,403万3,000円、トータルでは前年比9,873万5,000円の減となっております。  普通交付税については、算定基準となる人口数が平成27年度国税調査における人口数に置きかえられるため、町の人口減少の影響もあり、昨年度より減額となりました。  特別交付税については、夏場の台風の影響により、北海道、東北地方で大きな被害が発生し、被害地に多額の特別交付税が措置されましたが、当町においては幸いなことに大きな災害等がなかったことから減額となりました。  県支出金の元気づくり支援金は、5区、7区、9区で実施した地区防災計画策定と地域防災リーダー研修に対するもので、補助率は5分の4であります。  職員研修事業費では、アンガーマネジメントと情報力向上のため、全体研修を2回実施したものです。職員厚生事務事業費の委託料、職員健康診断委託料263万3,701円は、岡谷市病院事業管理者との委託契約による健康診断及び職業性ストレスチェック代になります。職員の受診率はよいが、医師から所見がある職員がふえており、改善するようとの周知をしているところである。また、昨年度からストレスチェックを始めたが、負担を感じる職員が多く、心理相談員に常に相談できるようになっているので、周知をしておりますとの報告がありました。  財政調整基金の積立金は町有土地売払収入、南大門2,394万2,908円のほか、一般寄附金を積み立てたものです。  プロジェクト推進事業費は婚活事業にかかわるものであります。4回のイベントを実施し、男性48人、女性47人の参加をいただき、カップルも19組成立しました。  友好都市交流事業費では、愛知県南知多町より小学生38人をお招きし、公募による下諏訪町小学校4年生から6年生28人が参加して、いずみ湖公園でカヌー、自然体験等を通じて交流を行いました。  下諏訪力創造チャレンジ事業支援金は四つの事業に対して164万5,068円を支援しました。  事業別予算説明書作成事業費は72万9,108円ですが、38社、61枠、30万500円の広告収入を得て、7,850冊を作成したもので、広告収入を除いた単価は1冊当たり54円となります。  町民講演会開催事業費は環境をテーマとして文化センターで開催し、さかなクンを呼び、合計900人の皆さんの参加がありました。  防災諸費関係では、まず工事請負費の124万2,000円は第2区の地区防災計画を作成する中で、武藤工業を一避難所として利用できないか要望があり、北側駐車場への出入り口を車椅子、ベビーカーにも対応したスロープ化、手すりつきに新たに設置したものです。  備品購入費の主なものは、赤砂崎公園管理棟の災害用マンホールトイレテント11張り、57万240円。駅前広場の防災用マンホールトイレテント5張り、9万7,200円や災害用発電機1基24万4,080円を購入しました。  負担金補助及び交付金ですが、負担金の主なものでは地域防災リーダー研修、避難所設置運営訓練を6月に6日間実施したもので、支出済額は60万円です。豊富な知識経験を有する日本財団に講師をお願いし、多様な被害者に考慮した避難所機能について、各区自主防災会、役員や町職員など約20名が参加し実施しました。また、あわせてジュニア防災リーダー研修を小学生5年生から中学3年生まで15名が参加し、1日実施しました。  防災行政ラジオ普及促進事業費は、平成19年にあっせんしました防災ラジオが9年経過し、老朽化や故障等の対応としまして新たに550台を購入、あっせんし、498万9,600円を支出しました。  情報セキュリティ強化対策事業費は、新たな町内のネットワークの強靱化のため、町内情報システム強化対策委託費として2,522万2,906円が主なものとなります。
     予備費について、総務費の熊本地震に対して217万3,000円を充当したものです。内訳ですが、県町村会を通じた被災地義援金として145万円、職員の災害派遣旅費に62万円、災害時応援協定を締結している菊池市へ物資提供10万3,000円を充当したものと説明がありました。  引き続き、会計課、議会事務局からもそれぞれ説明を受け、理解を深めたところであります。  全課の質疑終了後、引き続き全課長に出席をいただき、討論、採決を行いました。各委員から討論内容を課別に整理し報告いたします。  まず、住民環境課です。福祉医療の対象年齢を高校卒業までとしたことは、子育て支援策のさらなる前進策として町民にとってありがたいことだ。駅東リサイクルステーションは町民に大歓迎されているが、収集量がふえ、その処理にお金がかかり、収集のルールも課題もあるが、また全て業者委託となった生ごみ減容リサイクル事業とあわせて、引き続き全町を挙げてのごみ減量化推進に取り組んでもらいたい。あざみ号の見直しが検討されているが、住民の利便性の向上に努めていただくことに期待をする。少ないところは廃止するのではなく、生かしながら見直しを行い、引き続き遠隔地の配慮もしながら利便性の向上をお願いしたい。生ごみ減容リサイクル取り組み参加世帯の拡大に努めていただくことを要望する。有料道路は流域事業も行われ、住民サービスに評価をする。消費生活相談については、引き続き住民に寄り添った行政施策が大切だと思います。諏訪湖クリーンセンターはスムーズな運営が行われていると思うが、住民の利便性については具体的な対応が必要だと思う。高齢者、車を持っていない方の持ち込みについて、ストックヤード等活用を踏まえ研究をお願いしたい。  健康福祉課。ゆたん歩°事業も順調で介護予防効果も期待できる。健康増進の目的により、医療費削減の具体的な数字に期待するところであります。福祉タクシー等助成では、入浴券と選択制を追加したことに評価をしたい。家族介護慰労金は要項改正により支給件数が減ったが、この制度の周知を図ってほしい。火災報知器については、今後は保守点検等を考えていただきたい。複合福祉施設の今後の運営等を考えていただき、入居者の不安がないよう対応をお願いしたい。生活習慣病健診事業を積極的に行っていただき、重症化を防ぎ、住民の健康を守り、医療費の削減に努めていただきたい。高齢者対策が重要である。介護保険料が上がり、サービスの低下が見込まれる中、介護に泣かないまちづくりに具体的に検討をいただきたい。  続きまして税務課。個人住民税が上昇傾向、収納率向上が数字にあらわれているが、年金収入の減少や物価上昇の支出増で生活苦を抱える住民も多い。収納率向上の中で差し押さえの件数が多く、気になるところであります。払いたくても払えない住民に寄り添っての対応を。収納については住民に寄り添った徴収を。県の滞納整理機構の移管は必要ないと感じている。ふるさとまちづくり寄附金の増加が顕著ですが、寄附者増による町の持ち出しが他自治体への寄附による税金控除など考えれば、手放しに喜べない思いもある。寄附金選択項目に特養天白を加えて、少額ではあるが寄附をいただいたことはよかったと思う。  続きまして教育こども課。体育館整備、中学生のニュージーランド研修、埋蔵文化財センター改修工事等が行われ、今後の利活用、埋蔵文化財センターの教育面、観光面の活用に十分期待をしている。未満児保育の保育士対応は、今後も未満児保育が増加傾向にあることから、引き続き柔軟な対応を。ぽけっとの周知等活用が広がってきており、引き続き道路下の設置の取り組みをお願いしたい。ファミリーサポート事業のPRに努め、会員をふやしていくことを期待します。博物館について、事業に関する関係者、利用者への対応に留意され、施設管理運営に一層の努力を要望する。子供の貧困化対策がとられており、大切な未来の子供たちにしっかりとした保護がされています。さらなるこども未来基金の充実をお願いしたい。艇庫の移転については、十分住民説明が必要である。  続きまして産業振興課。移住定住推進室の事業は民間店舗事業者への委託による移住定住交流mee mee center開設に伴うモニターツアーなど大いに評価できます。今年度は地域おこし協力隊の採用で多彩な事業発展につながり、より活発な活動が成果に結びつくことを期待します。旧労災リハビリ跡地の活用も含め、下諏訪町らしい移住定住策の具体化への結実に大いに期待します。当町の基幹であります工業の活性化、空き店舗活性化等について、さらなる町の活性化のための力を尽くしてください。農業では鳥獣害対策をしっかり取り組んでいただき、遊休農地、農業から離れない対策をお願いしたい。  次に建設水道課。防災公園の整備が行われ、防災の備蓄品のさらなる充実を含め、防災の取り組みを手を緩めることなく進めてほしい。生活道路の要望は引き続き取り組みをお願いしたい。道路維持について、課を挙げて小まめで速やかな対応を評価する。道路補修は引き続き推進をして、よりよい道路環境づくりをお願いします。いずみ湖公園はテニス料金を見直す中、町民の利用拡大を図っていくことを要望する。  消防課。消防団員の無線配備、車載車の3台の更新は、町民の命を守る備えが厚くなったと評価します。消火栓の改修、車両の更新整備に努めていき、引き続き災害時の災害等の備えをお願いしたい。消防団の確保に努め、備品の保守点検を行い、非常時の対応に準備ができていると考えます。救急対応については、速やかに対応し、住民の命を守っていくと考えます。大きな災害対策については、広域消防と消防団との関係が見えないので、安心できる体制を要望します。  続きまして総務課。国の情報システム稼働や防災ラジオの追加あっせんを行い、防災力の向上を図った。町職員の心と体の健康状態が心配である。必要な職員数の確保と適正な職場配置、仕事の体制を見直す必要があるのではないかと考えます。また、嘱託・臨時職員の体制も考える必要があると考えます。協働推進事業では申請が減少傾向にあるが、民公協働の効果的事業として、事業推進のためPRや工夫に努めていただきたい。町民講演会の企画及び講師がよかったと評価します。防災意識日本一を掲げており、町のきめ細かい体制づくりをお願いしたい。  以上、各課ごとの討論内容ですが、最後に討論のまとめとして、全課を通じてサービス提供機関として気配り、奮闘の様子も聞けた。健康には十分配慮され、今後も御活躍されることを願い、賛成討論とさせていただきますなど、賛成討論があり、採択の結果、挙手全員で認定されました。  以上、一般会計決算審査特別委員会からの報告といたします。 ○議長 次に、特別会計決算審査特別委員会の審査報告をお願いいたします。藤森スマエ委員長、登壇の上、御報告願います。 ○議長 藤森スマエ委員長。 ◎特別会計決算審査特別委員長(藤森) それでは、特別会計決算審査特別委員会より報告をいたします。  議案第64号 平成28年度下諏訪町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定を求めることについて  議案第65号 平成28年度下諏訪町駐車場事業特別会計歳入歳出決算の認定を求めることについて  議案第66号 平成28年度下諏訪町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定を求めることについて  議案第67号 平成28年度下諏訪町交通災害共済事業特別会計歳入歳出決算の認定を求めることについて  議案第68号 平成28年度下諏訪町温泉事業特別会計歳入歳出決算の認定を求めることについて  議案第69号 平成28年度下諏訪町特別養護老人ホーム事業特別会計歳入歳出決算の認定を求めることについて  議案第70号 平成28年度下諏訪町東山田財産区会計歳入歳出決算の認定を求めることについて  議案第71号 平成28年度下諏訪町水道事業会計決算の認定を求めることについて  議案第72号 平成28年度下諏訪町下水道事業会計決算の認定を求めることについて  本委員会は、平成29年9月5日に付託された上記議案について審査した結果、それぞれ原案どおり認定したから、会議規則第73条の規定により報告をいたします。  それでは、審査の内容について報告します。  議案第64号 平成28年度下諏訪町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定を求めるについてです。予算額は25億8,882万4,000円で、前年度と比較して3.3%の減になり、歳入決算額は25億1,257万248円で、予算現額に対する割合は97.1%でした。歳出決算額も歳入決算額と同額ですので、歳入歳出決算差引はゼロとなりました。平成28年度から初めてとなります一般会計からの法定外繰入金3,000万円を計上しております。  全体の収納率は86.1%で、前年比1.09%のアップです。これは22年度に収納対策室を設置して以来、課や係を超えて日常的に連携をとり、納税相談の機会を増し、効率的、効果的な手法を用いて滞納整理を続けてきたものです。  不納欠損額については、143万600円で、前年比82万4,097円の減となっています。滞納者の実態を把握し、差し押さえ、分納誓約など滞納整理を進める中で事案を減らしてきています。  質疑では、国保加入者減については後期高齢者に移行する人が多く、平成28年度は前年比320人の減少となりました。基金については、年度末1,332万3,719円でありましたが、決算年度末では2万3,836円となり、出納整理期間末、これは5月末では3,285万1,803円となっています。  国庫補助金の財政調整交付金337万円の減については、下諏訪の財政力や産業構造、所得水準等総体的に見て県が勘案するもので、特別調整交付金の算定項目については隔年交付のものもあり、28年度はこの交付がなかったということです。  医療機関への未受診者は107世帯で、645枚の下諏訪商連の商品券を出しております。高額医療費の上位は腎不全、心不全、筋ジストロフィーなどそれぞれ1,400万円から1,500万円。1,000万円以上という方が8人いました。  平成30年に広域化をするということで、町の負担見込みについては県も今現在試算をしているけれども、公表はまだ未定とのこと。県への納付金はかなり高いと思われるが、激変緩和措置もあるので、新たな税率改定も含め周知をしていきたいとの答えでした。  討論では、厳しい会計は理解できる。基金もないに等しい状況である。未収金も減らす努力をしている。根本的に問題もあるが、基本的なことをしっかりやって改善を求め、賛成。日ごろの健康管理が大事、町民が健康で明るく過ごせるよう手助けしてほしい。滞納も欠損も減少している、国保財政の健全維持に努められたいとの賛成討論があり、挙手全員で認定をいたしました。  議案第65号 平成28年度下諏訪町駐車場事業特別会計歳入歳出決算の認定を求めることについてです。予算額は780万円で、前年比1.3%の減になっています。歳入歳出差引残高は118万3,623円となっており、前年比118万1,471円の減となっています。収入済額は前年比149万6,388円、これは15.5%の減となっており、主なものは駐車場の使用料71万16円の減少と前年度繰越金が79万3,804円の減少をしたことによります。この主な理由は、定期利用者の減によるもので、近隣に小規模の駐車場ができ、利便性が重視されたものということです。  質疑では、定期利用者減は料金の違いかについて、町は月額5,500円、近隣は3,500円から5,000円くらい。大きく流れるかと思って予算を組んだが、それほど流れなかった。御田町商店街を利用した場合は、利用券により無料で使用できるが、商店には1台40円の負担をいただいている。現在、積立金は120万円をしているが、これはいつまでやるのか、その目的については、駐車場の舗装や整備に充てる。1,000万円を目標にしているが、整備時期はもう少し先だと思う。損失を少なくするための営業活動とか対策が必要ではないかについては、利用料金については近隣を見ながら検討が必要と考える。四ツ角にとめて大社通りを歩いてもらう方向であるが、大社の駐車場もあり、難しい部分があるということでした。  討論では、町としても努力をされている。これから観光客、近隣にもサービスを心がけてほしい。剰余金が出ている数少ない町の事業と思う。剰余金が出ているうちに次の手を打ってほしいの賛成討論があり、挙手全員で認定をいたしました。  議案第66号 平成28年度下諏訪町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定を求めることについてです。予算額は3億3,570万5,000円で、前年比6.6%の増となっています。歳入歳出差引額は104万5,200円です。収納率は98.94%で、前年比0.07%の増です。年金天引き27%、普通徴収が73%で、そのうち口座振替が9割を占めています。不納欠損は28万6,500円減の31万9,100円で13人おり、63件で時効によるものです。収入未済額は前年比30万9,800円増になりました。これは医療給付対象人員の増加によるものです。  質疑では、不納欠損の内容は時効2年で回収できず、9人は生活困窮者が4人、これは死亡によるものです。1人当たりの医療費が平成27年84万円、平成28年は87万円で、全国平均は93万円ということです。抗がん剤やC型肝炎等薬が高いことがあります。後期高齢者医療は2年に1回保険料の見直しがありますが、今度は平成30年になります。  討論では、ますます高齢化が進む中で、国保から後期へ移行する人が多くなるが、適切な対応をしていることから賛成。医療制度は予測できないこともあるが、安定的に行っている、皆さんの努力に感謝して支えていってほしいの賛成討論があり、挙手全員で認定をいたしました。  議案第67号 平成28年度下諏訪町交通災害共済事業特別会計歳入歳出決算の認定を求めることについてです。予算現額は1,150万円で、前年比1.7%、20万円の減でした。単年度収支は189万5,517円の増となっています。収入済額は前年比1万6,531円の増で、普通加入会費は47万4,612円減で、前年度より887人の減、口数で1,190口の減少傾向が続いております。見舞金の件数は49件で、前年度より16件の減少です。  質疑では、用紙変更が加入者減に影響しているのかでは、約5%の減となったのは、記入式が要因大と思う。まだ減少傾向は続くのではないかと予想される。共済のあり方について、下諏訪町は町独自でこの交通共済をやっている、県内でも独自は少ない。保険は利益を狙ってはいない、基金残高があるうちは独自運営をしたい。加入者増のためのPRとして、その工夫としては区長会、町内会長に依頼し、転入者へも勧めている。他の配布物と混入しないよう、取り扱いが雑にならないよう工夫していく。それから、給付金の改定については、400円の掛金に対して給付金が妥当か研究をしていきたいということでした。  討論では、町民支え合いの制度で、よいお手本。町民半分の人が加入して、町として自慢していい制度である。そこをPRして交通安全意識の高揚と事故防止につなげていくことが必要。今後も健全な運営を望んでの賛成討論があり、挙手全員で認定されました。  議案第68号 平成28年度下諏訪町温泉事業特別会計歳入歳出決算の認定を求めることについてです。予算現額は3億9,509万7,000円に対し、収入済額は4億2,717万3,718円で、支出済額が3億8,431万4,191円で、差引残高は4,285万9,527円です。収納率は94.5%で、前年比0.3%の減になっています。  温泉使用料は3億94万3,070円の収入済額で、前年比666万4,521円の減となっており、調定額においても前年比610万円ほど減になっています。これは高齢化、核家族化、経済的理由などで解約されるのが主な要因です。温泉使用料の収入未済額は1,687万8,999円で、前年比4%の増です。滞納額を少しでも減らすために、3カ月以上の滞納者に対しては配湯停止処分も予告しながら催促を行い、全額納入か分納誓約により納入をしてもらうよう取り組んでいます。  歳出の主なものは光熱費で、施設の電気料2,767万5,282円、工事請負費で平成27年度繰越明許としていた新源湯掘削工事費5,246万円等があります。繰出金は一般会計から貸し付けを受けた12億7,331万4,053円を平成27年から33年度にかけて7年間で返済するもので、28年度は1億9,700万円の支出をしました。  質疑では、山王閣の40口分は後利用が示されていないので、口数は現在保管をしているということ。収入済額について頑張っていただいているが、それでもふえていることについて、確かに毎年毎年過年度分がふえていく。滞納者には小まめに連絡をとって分納などしてもらい、ふえないよう対応している。職員は通常業務とともに集金に努めているということでした。配湯停止の状況は、28年度は31件の滞納者に催告し、1件、これは個人です。給湯停止をした。不納欠損の時効は5年で5人分。死亡が2人、生活困窮が3人でした。新たな加入者は28年度はゼロでありますが、予約で待ってもらっている。平成28年度に掘削した井戸からの配湯設備ができれば、新たな契約ができる。それから、分譲住宅に新たな契約はないのかでは、温泉管が布設されておらず、配湯はできないということでした。  討論では、温泉は下諏訪町の宝の一つである、厳しい状況にあることは理解でき、担当課の頑張りは評価する。これからも貴重な温泉の恵みを多くの町民や観光客に提供していけるよう健全な運営を目指してください。厳しい面はあると思うが、収益が出ている事業と捉える、一般会計への返済もある、早く返して、よりよい方向に向かうよう期待しての賛成討論があり、挙手全員で認定をいたしました。  議案第69号 平成28年度下諏訪町特別養護老人ホーム事業特別会計歳入歳出決算の認定を求めることについてです。予算現額は2億6,367万円で、前年比11.5%の増となっています。  歳入全体の83.7%を占めるサービス収入のうち、ショート分233万514円の減となっています。利用者数は延べ312人で、前年度比で945人、75.2%の減ですけれども、これは改修工事中の受け入れを中止したものです。ロングの床数は27年6月に増床し、現在56床で運営をしています。入所状況は男性11人、女性45人、平均年齢は85.3歳、平均介護度は3.78です。平成28年度は基金からの繰り入れはしていません。  質疑では、天白を希望する待機者は8月1日現在、下諏訪で31人ですが、全体の待機者数は約60人いて、複数の施設を希望しているということです。入院時の一時あきはあるけれども、亡くならないとあきは出ないということです。それから、天白は築30年、老朽化もあるけれども、多床室プライバシー保護改修工事を実施したことによって、エアコンや照明も明るくなり、環境的にはよくなり、仕切りができて狭くなったが、プライバシーが守られるようになった。しかし、エレベーターや水くみモーターの劣化などがあり、実施計画に沿って改善に努めるということでした。  討論では、天白は希望が多い、職員のきめ細かな対応や職員が経費を抑える努力をしている。多床室の改善で快適に過ごせるようになったと思う。さらなる尽力を期待しての賛成討論があり、挙手全員で認定をいたしました。  議案第70号 平成28年度下諏訪町東山田財産区会計歳入歳出決算の認定を求めることについてです。予算現額は130万円で、前年比23.5%減となっています。歳入は第7区の区民から徴収金として5月末に納入されます。平成28年度は持ち家の方1,500円掛ける540戸、借家の方500円掛ける23戸、法人1,500円掛ける17戸で、前年比6,000円の増となっています。理由は持ち家の増によるものです。  質疑では、この事業をやって利益はあるのかでは、現在は利益はないけれども、将来に向けての投資である。ヒノキは80年の長伐期計画、標準的でも40年から60年ということ。県の補助金というのは補助対象となる事業をやるかやらないかで変わってくるということです。現在、財産区が直営林として管理するところは全て保安林であり、治山治水を考えているということです。  討論では、前年度より加入者がふえたこと、財産をみんなで守ろうということで、よい方向だと思う。森林の保守管理は大変かと思うが、長期計画で頑張ってほしいの賛成討論があり、挙手全員で認定をいたしました。  議案第71号 平成28年度下諏訪町水道事業会計決算の認定を求めることについてです。水道事業の収益は2億6,466万9,701円で、前年比197万8,501円の減となりました。内訳は営業収益で474万4,341円の減、営業外収益で276万5,840円の増となっています。平成28年度の総収益は2億4,527万9,476円で、総費用2億4,459万5,190円で、差し引き68万4,286円が純利益となっています。  給水件数は9,276件で、前年比22件減、給水人口は2万636人で、前年比178人の減少傾向です。有収率は68.2%で、前年比1.6%の増となっています。水道料金の未収金1,676万3,022円は、前年比118万5,462円の増となっています。1立方当たりの供給単価は95円31銭で、前年比74銭の減、給水原価は102円47銭で、前年比4円74銭の減です。  質疑では、平成28年度損益計算書で純利益68万円の黒字になっている、平成27年は500万円の赤字であったが、人件費削減などの経営努力で黒字を目指して黒字になったとの説明がありました。未収金低減に向けての取り組みについては、上位8件が旅館業で、給水停止は難しい。よく相談して現年度分完納を基本とし、少しでも滞納額を減らしてもらうようお願いをしている。延滞金はつけていない。担当課としてしようがないという思いはない。毎日交渉をし続けている。厳しい業務の中、身を切って頑張っている。8件の実態については、1番が水道料金が420万円、下水道料金が700万円、合計1,100万円。それから8番目が水道料金82万円、下水道料金110万円で、合計192万円となっており、滞納額の納付では上下水とも平成27年度より2件の改善がされているという報告がありました。また、納税意識として使っているものは払わなければいけないという意識を持ってもらい、1円でも多く払ってもらうようしているということです。また、アセットマネジメントをもとに将来を見越した経営戦略を立てているとの説明がありました。経常利益68万円は出ているが、人口減、厳しい財政状況の中、安定的に継続していくために、今後の財政計画を立てていく。料金改定の見直しが必要な時期になってきているとの説明がありました。  討論では、下諏訪町は料金が安い、旅館業は観光客が減少しているのが原因、その対策も必要。職員の努力を評価する。上水配水管の維持向上、水質維持向上に努めている。職員の努力で料金を改定せず維持されていることに高い評価をする。給水人口減、滞納増加で職員の苦労がある中、68万円の利益で苦労が伝わってきた。アセットマネジメントで長期を見据えて改善を望む。未収金の取り組みもきめ細かな対応で結果がなかなか出ない中、2件の改善が見られたことを評価をする等々の賛成討論があり、挙手全員で認定されました。  議案第72号 平成28年度下諏訪町下水道事業会計決算の認定についてです。収益的収入は予算額6億820万円に対し決算額5億9,430万2,361円となっており、前年比で329万9,640円の増です。収益的支出は予算額5億8,920万円に対し、決算額が5億7,516万2,669円で、予算額に対する支出額は97.6%です。平成28年度末の下水道整備済人口は2万635人で、前年より178人減少しました。普及率は99.9%、接続率は98.02%、接続人口は前年より89人増加をしております。経営状況では、総収益は5億5,795万1,814円で、総費用5億4,741万5,976円、差し引き1,053万5,838円の純利益が出ているということです。  質疑では、未収金について、使用料の滞納であるけれども、下水道は水道にも温泉にもかかわってくるので単価が高い。主は旅館業の滞納で3,130万円あり、全体の60%を占めている。下水道料金は水道料金も合わせて一括して請求をしている。水道会計と同様に分納相談を行い、滞納を減らす取り組みをしている。滞納者は上位8番までが旅館業者となっており、滞納額1番が約700万円、2番が640万円、8番は11万円という実態です。それから、対策としては、以前利用していた浄化槽のある事業所は滞納解消のため、浄化槽の再利用をお願いしているが、維持費もかかるし、環境にどうかとの問題もあり、全てがクリアしたところで移行できるか相談をしているということです。流域下水道負担金は汚水処理単価が平成28年は前年比プラス5円となり、増の傾向にあるということです。  討論では、純利益が出ているのは企業努力と思う。滞納整理で相手に丁寧に対応されている。経営がますます順調になるよう期待しての賛成討論があり、挙手全員で認定をいたしました。  以上で特別会計決算審査特別委員会からの御報告を終わります。 ○議長 ここでお諮りいたします。暫時休憩にしたいと思いますが、御異議ございませんか。              (「異議なし」の声) ○議長 御異議ございませんので、暫時休憩といたします。ただいま午後3時21分です。再開は3時35分といたします。暫時休憩といたします。            休  憩  午後 3時22分            再  開  午後 3時35分 ○議長 ただいま午後3時35分でございます。休憩前に引き続き、本会議を再開いたします。  ここで、森委員長より訂正発言を求められておりますので、許可したいと思います。 ○議長 森委員長。 ◎総務経済常任委員長(森) 先ほどの報告の中で、下諏訪町の空家対策協議会の傷害保険料でございますけど、5,000万円と言ったそうであります。5,000円でありますので、訂正をお願いいたします。また、所管についても建設水道課と申したそうでありまして、産業振興課の誤りでございます。 ○議長 反対。 ◎総務経済常任委員長(森) 原稿どおりに言わせてもらって。傷害保険の所管、空き家対策については建設水道課でありますので、お願いいたします。いずれにいたしましても、今私が申し上げたとおりに修正をお願いしたいと思います。よろしくお願いいたします。以上。 ○議長 そういうことですので、よろしくお願いいたします。 ○議長 それでは、次に進みます。日程第3 議案第53号 下諏訪町空家等対策協議会条例の制定についてを議題といたします。  これより総務経済常任委員長報告に対する質疑を行います。質疑のあります方は御発言願います。               (「なし」の声) ○議長 質疑ありませんので、質疑を終結いたします。  これより討論を行います。討論のあります方は御発言願います。               (「なし」の声) ○議長 討論ありませんので、討論を終結いたします。  これより採決を行います。本案に賛成の方は挙手願います。               〔 挙手全員 〕 ○議長 挙手全員。よって、本案は原案のとおり可決いたしました。 ○議長 次に進みます。日程第4 議案第54号 下諏訪町個人情報保護条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。  これより総務経済常任委員長報告に対する質疑を行います。質疑のあります方は御発言願います。               (「なし」の声) ○議長 質疑ありませんので、質疑を終結いたします。  これより討論を行います。討論のあります方は御発言願います。               (「なし」の声) ○議長 討論ありませんので、討論を終結いたします。  これより採決を行います。本案に賛成の方は挙手願います。               〔 挙手全員 〕 ○議長 挙手全員。よって、本案は原案のとおり可決いたしました。 ○議長 次に進みます。日程第5 議案第55号 下諏訪町行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。  これより総務経済常任委員長報告に対する質疑を行います。質疑のあります方は御発言願います。               (「なし」の声) ○議長 質疑ありませんので、質疑を終結いたします。
     これより討論を行います。討論のあります方は御発言願います。               (「なし」の声) ○議長 討論ありませんので、討論を終結いたします。  これより採決を行います。本案に賛成の方は挙手願います。               〔 挙手全員 〕 ○議長 挙手全員。よって、本案は原案どおり可決いたしました。 ○議長 次に進みます。日程第6 議案第56号 下諏訪町職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。  これより総務経済常任委員長報告に対する質疑を行います。質疑のあります方は御発言願います。               (「なし」の声) ○議長 質疑ありませんので、質疑を終結いたします。  これより討論を行います。討論のあります方は御発言願います。               (「なし」の声) ○議長 討論ありませんので、討論を終結いたします。  これより採決を行います。本案に賛成の方は挙手願います。               〔 挙手全員 〕 ○議長 挙手全員。よって、本案は原案どおり可決いたしました。 ○議長 次に進みます。日程第7 議案第57号 下諏訪町福祉医療費給付金条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。  これより生活文教常任委員長報告に対する質疑を行います。質疑のあります方は御発言願います。               (「なし」の声) ○議長 質疑ありませんので、質疑を終結いたします。  これより討論を行います。討論のあります方は御発言願います。               (「なし」の声) ○議長 討論ありませんので、討論を終結いたします。  これより採決を行います。本案に賛成の方は挙手願います。               〔 挙手全員 〕 ○議長 挙手全員。よって、本案は原案どおり可決いたしました。 ○議長 次に進みます。日程第8 議案第58号 下諏訪町特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。  これより生活文教常任委員長報告に対する質疑を行います。質疑のあります方は御発言願います。               (「なし」の声) ○議長 質疑ありませんので、質疑を終結いたします。  これより討論を行います。討論のあります方は御発言願います。               (「なし」の声) ○議長 討論ありませんので、討論を終結いたします。  これより採決を行います。本案に賛成の方は挙手願います。               〔 挙手全員 〕 ○議長 挙手全員。よって、本案は原案どおり可決いたしました。 ○議長 次に進みます。日程第9 議案第59号 下諏訪町都市公園条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。  これより総務経済常任委員長報告に対する質疑を行います。質疑のあります方は御発言願います。               (「なし」の声) ○議長 質疑ありませんので、質疑を終結いたします。  これより討論を行います。討論のあります方は御発言願います。               (「なし」の声) ○議長 討論ありませんので、討論を終結いたします。  これより採決を行います。本案に賛成の方は挙手願います。               〔 挙手全員 〕 ○議長 挙手全員。よって、本案は原案どおり可決いたしました。 ○議長 次に進みます。日程第10 議案第60号 平成29年度下諏訪町一般会計補正予算(第3号)を議題といたします。  これより総務経済常任委員長生活文教常任委員長報告に対する質疑を行います。質疑のあります方は御発言願います。 ○議長 藤森スマエ議員。 ◆藤森議員 生活文教常任委員長に質問をしたいと思います。体育施設整備事業費の件です。艇庫のことですけれども、先ほどの報告の中には、要するに全体事業費というようなところが明らかになったのかどうか、その辺を教えてもらいたいのと、県との交渉というか県がなかなか県立は難しいというお話をされているわけですけれども、県がどのくらいこの艇庫のほうに支援というか援助がという部分の討論があったかどうかお願いいたします。 ○議長 青木委員長。 ◎生活文教常任委員長(青木) ちょっと逆に御質問なんですけど、全体幾らかという金額のことですか。あったかどうか。それからもう一つ、次の質問ももう1回、ちょっと済みません、最後のところがわかりにくかったんですけど、質問をもう一度。 ○議長 藤森議員。 ◆藤森議員 県は私たちの報告を聞いている範囲では、スロープの部分は県が持ちます、今回のものも入っていますというんだけれども、あれだけの艇庫を改修するのに、県のかかわりというのは、このくらいで終わってしまう。要するに県の支援という点で話があったかどうか。これ以上のものがあるかどうかということが、話があったかどうかお聞きしたいと思います。 ○議長 青木委員長。 ◎生活文教常任委員長(青木) その質問なんですけれども、金額が幾らあったかという意味ではないということでいいわけですかね。県の支援が幾らという、そういう質問ですか。いいですけど、県に対しては、今言ったようにスロープ、造成、そのようなところを県が対応してくれるという説明でした。そのための今回の河川法の許可が申請に必要だというところですけれども、それと全体像の金額については、およそではあったんですが、それも先の話なので、人工とか材料費とかその他があるので、正確な数字ははっきりとは出ていません。およそというところで金額は出ていません。 ○議長 藤森スマエ議員。 ◆藤森議員 委員会として町長に来ていただいて、いろいろ話を聞いたという中にも今回のスロープの部分は出ているんですが、艇庫の全体像からして、県の支援というものはこの程度で終わってしまうのかという部分をちょっと討論があったのかどうかお願いしたいと思います。 ○議長 青木委員長。 ◎生活文教常任委員長(青木) 全体像では艇庫、あと駐車場、その他、県の支援では艇庫あたりだと思うんだけど、艇庫についての支援はあります。全体像の中で艇庫の支援があります。 ○議長 艇庫への支援はないということですか。 ◎生活文教常任委員長(青木) あります。 ○議長 あると言ったの。藤森議員の質問は、スロープ及び造成に関する支援のほかに、この全体的な県の支援はあるんですかという質問ですけど。 ○議長 委員長。 ◎生活文教常任委員長(青木) 失礼しました。ありません。現在の状況ではないということです。 ○議長 現在の中では、艇庫に対する県の支援はないということだそうです。よろしいですか。 ○議長 ほかに質疑ありますでしょうか。よろしいですか。ほかに質疑ございませんね。               (「なし」の声) ○議長 質疑ありませんので、質疑を終結いたします。  これより討論を行います。討論のあります方は御発言願います。 ○議長 森 安夫議員。 ◆森議員 補正予算の中で、スポーツ振興施設整備事業費、いわゆる今話題になりました新艇庫建設工事実施設計委託費につきまして、意見と要望を述べさせていただきます。  私は健康スポーツゾーンの拠点の一つであります錬成の家や新艇庫の建設は諏訪湖岸を訪れる誰もが立ち寄れる、立ち寄りたくなる健康スポーツ施設の建設を何回かの一般質問を通してお願いをしてきているところであります。  今回は2020年合宿誘致の期限がある中で県との関係もあり、緊急的な新艇庫の実施設計委託料2,270万円が計上されたと理解しているところであります。残念ながら、総務経済委員会の中では先ほど委員長報告をさせていただいたとおり、中身は所管が違うのでわからない。2,270万円は実施設計であり、実際の規模的な中身は申し上げられないとの回答をいただいたわけであります。  また、湖畔の健康スポーツゾーン構想は、錬成の家、漕艇庫改修プロジェクトの答申書を拝見させていただくと、錬成の家と現漕艇庫を改修して、健康推進施設工事を並行して進めなければなりません。全体像がわからなければ2,270万円が適正かの判断はできにくいわけであります。健康増進施設につきましても、事前キャンプ地として国際競技連盟の技術要件を満たすことが必要になると考えるわけであります。  早急に艇庫の新設に加えて、健康増進施設あるいは駐車場など関連施設を含めた全体像を明確にしていただいた上で、工事の加速化をお願いしたいと思います。長野県唯一のボート場でありますから、県内外の皆様にいいねと言われるように、理想と夢を持って訪れる漕艇場にしていただきたいと私は考えます。  そうは申しましても、お金のかかることであります。漕艇庫はボートの保管場所、倉庫でありますから、できるだけお金をかけないようにして、逆に健康増進施設につきましては前々から御提案申し上げておりますように、ボートの愛好家だけでなく、諏訪湖畔でスポーツをする全ての人や諏訪湖畔を訪れる人が気軽に利用できるような施設にしてほしいと考えます。プロジェクトの答申書にありますような機能が網羅され、充実した施設にしていただければありがたいと思い、お願いをしたいと思います。  また、県は新規事業はやらないとのお話も伺いましたが、県にももう少し何とかしてほしいと思うところであります。働きかけを重ねてお願いしたいというように思います。以上、賛成の立場で討論とさせていただきます。 ○議長 ほかに討論のあります方、御発言願います。               (「なし」の声) ○議長 討論ありませんので、討論を終結いたします。  これより採決を行います。本案に賛成の方は挙手願います。               〔 挙手全員 〕 ○議長 挙手全員。よって、本案は原案どおり可決いたしました。 ○議長 次に進みます。日程第11 議案第61号 平成29年度下諏訪町国民健康保険特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。  これより生活文教常任委員長報告に対する質疑を行います。質疑のあります方は御発言願います。               (「なし」の声) ○議長 質疑ありませんので、質疑を終結いたします。  これより討論を行います。討論のあります方は御発言願います。               (「なし」の声) ○議長 討論ありませんので、討論を終結いたします。  これより採決を行います。本案に賛成の方は挙手願います。               〔 挙手全員 〕 ○議長 挙手全員。よって、本案は原案どおり可決いたしました。 ○議長 次に進みます。日程第12 議案第62号 平成29年度下諏訪町特別養護老人ホーム事業特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。  これより生活文教常任委員長報告に対する質疑を行います。質疑のあります方は御発言願います。               (「なし」の声) ○議長 質疑ありませんので、質疑を終結いたします。  これより討論を行います。討論のあります方は御発言願います。               (「なし」の声)
    ○議長 討論ありませんので、討論を終結いたします。  これより採決を行います。本案に賛成の方は挙手願います。               〔 挙手全員 〕 ○議長 挙手全員。よって、本案は原案どおり可決いたしました。 ○議長 次に進みます。日程第13 議案第63号 平成28年度下諏訪町一般会計歳入歳出決算の認定を求めることについてを議題といたします。  これより一般会計決算審査特別委員長報告に対する質疑を行います。質疑のあります方は御発言願います。               (「なし」の声) ○議長 質疑ありませんので、質疑を終結いたします。  これより討論を行います。討論のあります方は御発言願います。 ○議長 金井敬子議員。 ◆金井議員 それでは、賛成の立場から討論をさせていただきます。  私は特別委員会、この一般審査に当たりました。述べた内容等については、先ほどの委員長報告の中で各課ごとのまとめの中で大多数が触れていただいたということでありますので、さらに強調したい点、あるいは追加したい点を中心に述べさせていただきます。  まず1点目です。収納対策の成果が大変上がり、各種税金等の収納率の向上あるいは個人所得の増加による増収が報告されています。景気の上向き傾向が今後より顕著な形で進むことに大いに期待をするところでありますが、一方では、年金ほか収入の減少、各種支出の増加により、経済的に困難を抱える町民は決して減少しているとは思えない状況で、むしろ貧困の格差は拡大しているのではと思える社会情勢が続いています。これらは各種の調査結果にもあらわれている事実であります。  また、決算報告の中では、差し押さえの件数が平成28年度122件と、これまでにもなく大変多い数字であったことが大変気にかかっております。国の社会保障削減と、それから自己責任論あるいは受益者負担論が振りまかれる中で、経済的負担も含め、困難を抱える町民にとって、町はその命と暮らしを守る防波堤の役目を果たしていただきたいと思っておりますので、引き続き小まめな対応、親身になった生活に寄り添った対応をお願いしたいところであります。  2点目、新規事業として子供の福祉医療の対象年齢の拡大、あるいは移住定住促進室の開設や、それに伴う関連事業の展開、あるいは雨量情報システムの稼働や防災ラジオの再あっせんや駅前防災公園の整備等、防災力強化への取り組みが平成28年度は力を入れられたと理解しているところであります。さらに安心・安全なまちづくりを進めながら、下諏訪らしさを前面に押し出した、町の活力ある魅力づくりに力を尽くしていってほしいことを願っています。  各種町民が毎日の生活の中で感じる不便や不満、不安、要望等に耳を傾け、その声を把握し、即時に対応してもらえる役場でありたい、役場であってほしいとは、私を初め町民全てが願っていることであります。大分この点では評価が向上していると認識をしているところでありますが、まだまだ耳に入ってくるところでは、役場の敷居が高く相談に乗ってもらえなかったという声もゼロではありません。引き続き何でも相談に乗ってくれる、親切な役場であってほしいと願います。この点での内容を引き続き求めたいと思います。  それから最後に、いわゆる箱物としてゆたん歩°やよいさに関しては、大変厳しい町民の見方が今もあるのは事実であると思っております。稼働後数年を経過し、ゆたん歩°は順調に入館者数をふやし、各種講座等の利用者あるいはリピーターもふえて、健康増進の目的に照らしたとき、その目的に向かって順調に推移をしているのかと思ってはおりますし、また平成28年度は御柱の年ということもあり、よいさ館への入館者は一定の数を確保し、入りと出はとんとんだという報告も受けたところでありますが、このよいさに関しては、引き続き御柱が終わった今年度以降の入館者の動向に大変町民が注目をしているところであります。できる限り町の持ち出しを減らす努力を続けていってほしいと思います。以上申し上げ、要望を申し上げた上で、平成28年度の一般会計の決算に賛成をしたいと思います。 ○議長 ほかに討論はありませんか。 ○議長 青木利子議員。 ◆青木議員 それでは、一般会計決算に賛成の立場から討論をいたします。  まず、28年度は613万円の単年度黒字の決算であること、健全財政であることを評価いたします。収納率の向上、そして収入未済額の減少については、収納対策室を中心に移管予告効果を含めた長野県滞納整理機構の活用や課を超えた滞納整理、滞納者への実情に合わせた納税相談や分納誓約で、破綻や倒産による大口の不納欠損が生じなかったことが減少につながったと評価できます。  福祉医療の対象年齢を18歳まで引き上げた町独自の事業は、子育て支援のさらなる前進と評価いたします。  駅リサイクルステーションによる資源物収集は町民に歓迎され、常にあふれるほどですが、処理費の増や収集ルールの徹底などの課題も心配です。  高浜健康温泉センターゆたん歩°の利用は、前年度を更新する利用数であり、教育こども課との連携で、健康スポーツゾーンを活用した健康づくりや福祉タクシー券を入場料に振りかえたことも利用増につながったと評価します。  新たに置かれた移住定住促進室の事業は、民間店舗事業者への委託による移住交流相談mee mee center開設を伴うモニターツアーなどや旧労災リハビリステーション跡地の活用に大いに期待いたします。  ふるさとまちづくり基金の増加は顕著ですが、寄附者増による町の持ち出しや他自治体への寄附による税金控除などについて考えさせられますが、寄附金選択項目に特養天白が加えられたことは評価できます。  未満児保育の増加への対応で保健師の配置策が行われましたが、今後も未満児保育の増加が予想されますので、さらなる対応をお願いしたい。  道路維持費に課を挙げての速やかな対応を評価します。住宅・建築物安全ストック形成事業は、利活用が伸び始めているということで、引き続き推進をお願いしたい。  消防団無線が2カ年計画で更新され、スムーズな活動につながることを期待します。これからの課題としては、異常気象による突発的なゲリラ豪雨への災害対策や人口減対策、高齢者対策等の町民福祉の向上のために、この決算を来年度の予算に生かしていただくことをお願いして、賛成の討論といたします。 ○議長 ほかに討論ございませんか。               (「なし」の声) ○議長 以上をもちまして、討論を終結いたします。  これより採決を行います。本案に賛成の方は挙手願います。               〔 挙手全員 〕 ○議長 挙手全員。よって、本案は原案どおり認定いたしました。 ○議長 次に進みます。日程第14 議案第64号 平成28年度下諏訪町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定を求めることについてを議題といたします。  これより特別会計決算審査特別委員長報告に対する質疑を行います。質疑のあります方は御発言願います。               (「なし」の声) ○議長 質疑ありませんので、質疑を終結いたします。  これより討論を行います。討論のあります方は御発言願います。 ○議長 宮坂 徹議員。 ◆宮坂議員 賛成の立場で討論をさせていただきます。  国民健康保険税全体の収納率は86.1%で、前年の85.01%に対し1.09%アップしました。納税相談の機会をふやすなどをして収納率アップに努力をされており、不納欠損額も前年比82万円余りの減とされた点を評価をいたします。全体では大変厳しい状況は変わりませんけれども、特定健診の受診率を上げる努力を続けられており、町民の健康づくりのために支援をいただく中で、健全財政の維持に向けてなお一層努められることをお願いをし、賛成討論とさせていただきます。 ○議長 ほかに討論ありませんでしょうか。               (「なし」の声) ○議長 以上をもちまして、討論を終結いたします。  これより採決を行います。本案に賛成の方は挙手願います。               〔 挙手全員 〕 ○議長 挙手全員。よって、本案は原案どおり認定いたしました。 ○議長 次に進みます。日程第15 議案第65号 平成28年度下諏訪町駐車場事業特別会計歳入歳出決算の認定を求めることについてを議題といたします。  これより特別会計決算審査特別委員長報告に対する質疑を行います。質疑のあります方は御発言願います。               (「なし」の声) ○議長 質疑ありませんので、質疑を終結いたします。  これより討論を行います。討論のあります方は御発言願います。               (「なし」の声) ○議長 討論ありませんので、討論を終結いたします。  これより採決を行います。本案に賛成の方は挙手願います。               〔 挙手全員 〕 ○議長 挙手全員。よって、本案は原案どおり認定いたしました。 ○議長 次に進みます。日程第16 議案第66号 平成28年度下諏訪町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定を求めることについてを議題といたします。  これより特別会計決算審査特別委員長報告に対する質疑を行います。質疑あります方は御発言願います。               (「なし」の声) ○議長 質疑ありませんので、質疑を終結いたします。  これより討論を行います。討論のあります方は御発言願います。               (「なし」の声) ○議長 討論ありませんので、討論を終結いたします。  これより採決を行います。本案に賛成の方は挙手願います。               〔 挙手全員 〕 ○議長 挙手全員。よって、本案は原案どおり認定いたしました。 ○議長 次に進みます。日程第17 議案第67号 平成28年度下諏訪町交通災害共済事業特別会計歳入歳出決算の認定を求めることについてを議題といたします。  これより特別会計決算審査特別委員長報告に対する質疑を行います。質疑のあります方は御発言願います。               (「なし」の声) ○議長 質疑ありませんので、質疑を終結いたします。  これより討論を行います。討論のあります方は御発言願います。               (「なし」の声) ○議長 討論ありませんので、討論を終結いたします。  これより採決を行います。本案に賛成の方は挙手願います。               〔 挙手全員 〕 ○議長 挙手全員。よって、本案は原案どおり認定いたしました。 ○議長 次に進みます。日程第18 議案第68号 平成28年度下諏訪町温泉事業特別会計歳入歳出決算の認定を求めることについてを議題といたします。  これより特別会計決算審査特別委員長報告に対する質疑を行います。質疑のあります方は御発言願います。               (「なし」の声) ○議長 質疑ありませんので、質疑を終結いたします。  これより討論を行います。討論のあります方は御発言願います。 ○議長 宮坂 徹議員。 ◆宮坂議員 賛成の立場で討論をさせていただきます。  温泉使用料は高齢化、核家族化、経済的理由等での解約もあり、666万円余りの収入減となっており、収入未済額も前年度比4%増と厳しい状況であります。  しかしながら、温泉は下諏訪町の貴重で特徴的な資源であり、引き続きの滞納整理処理に努めていただき、将来に向けて付加価値を持った利活用に期待を申し上げ、賛成討論とさせていただきます。 ○議長 ほかに討論ございませんでしょうか。               (「なし」の声) ○議長 以上をもちまして討論を終結いたします。  これより採決を行います。本案に賛成の方は挙手願います。               〔 挙手全員 〕 ○議長 挙手全員。よって、本案は原案どおり認定いたしました。 ○議長 次に進みます。日程第19 議案第69号 平成28年度下諏訪町特別養護老人ホーム事業特別会計歳入歳出決算の認定を求めることについてを議題といたします。  これより特別会計決算審査特別委員長報告に対する質疑を行います。質疑のあります方は御発言願います。               (「なし」の声) ○議長 質疑ありませんので、質疑を終結いたします。  これより討論を行います。討論のあります方は御発言願います。               (「なし」の声)
    ○議長 討論ありませんので、討論を終結いたします。  これより採決を行います。本案に賛成の方は挙手願います。               〔 挙手全員 〕 ○議長 挙手全員。よって、本案は原案どおり認定いたしました。 ○議長 次に進みます。日程第20 議案第70号 平成28年度下諏訪町東山田財産区会計歳入歳出決算の認定を求めることについてを議題といたします。  これより特別会計決算審査特別委員長報告に対する質疑を行います。質疑のあります方は御発言願います。               (「なし」の声) ○議長 質疑ありませんので、質疑を終結いたします。  これより討論を行います。討論のあります方は御発言願います。               (「なし」の声) ○議長 討論ありませんので、討論を終結いたします。  これより採決を行います。本案に賛成の方は挙手願います。               〔 挙手全員 〕 ○議長 挙手全員。よって、本案は原案どおり認定いたしました。 ○議長 次に進みます。日程第21 議案第71号 平成28年度下諏訪町水道事業会計決算の認定を求めることについてを議題といたします。  これより特別会計決算審査特別委員長報告に対する質疑を行います。質疑のあります方は御発言願います。 ○議長 小池忠弘議員。 ◆小池議員 委員長にお伺いをしたいんですが、先ほどの報告で使用料の滞納について、かなり高額になっている旅館業者ということでありますが、これはずっと続いている経過であります。お話の中では努力がされているところは見受けられるわけですが、昨年というのは27年度から28年度でこの順位が、変な悪い順位なんですが、そういうものは変わっているのかどうか。つまり、新しくそういう滞納の旅館がふえているのか。それとももうずっと一定の旅館業者の方がそれだけの滞納をずっと継続をしているという状況なのか、その辺議論があったらお伺いをしたいと思いますが。 ○議長 藤森委員長。 ◎特別会計決算審査特別委員長(藤森) 削減費でという部分はありませんでしたけれども、例えば1番から8番までをちょっと数字で発表されましたので、ここでちょっと報告をしたいと思いますが、先ほど1番が水道が420万円、下水道が700万円。2番目は水道が130万円で、下水が640万円。3番目が水道が57万円、下水が350万円。4番目が水道80万円、下水が340万円。5番目が水道13万円、下水が390万円。6番が水道20万円、下水が340万円。7番が水道12万円、下水道190万円。8番が82万、110万円という形で報告を受けました。  具体的に水道のところを見ますと、12万円、13万円という部分で減ってきている部分が私は2件の改善かなというふうに思って、水道のほうからおさめてもらった分は引くということですね。下水道がどんどん残りますけれども、昨年との比でという部分はちょっと順番がわかりません。 ○議長 よろしいですか。 ○議長 河西 猛議員。 ◆河西議員 委員長に1点お聞きしたいと思います。平成27年度が赤字決算で、平成28年度が黒字決算になったという要因でございますけれども、先ほどの説明の中で人的経費、人件費を削減したと伺ったんですけれども、具体的にはどのようなことをされたんでしょうか。 ○議長 藤森委員長。 ◎特別会計決算審査特別委員長(藤森) その説明では、27年度は建設水道課は温泉、水道、下水道と三つ持っているんですが、ここに係長がいてとかという人事になっていると思うんですけれども、27年度は水道のところに係長さんがいましたけれども、全体的な収支から見て、温泉のほうに係長を移したという部分の説明は人件費のところではありましたし、それと先ほどから私のほうで報告をした、非常に滞納整理に皆さんがもう本当に根が尽きるまでやっていただいているという論議が非常にありましたので、その辺で皆さんの御理解をいただければと思います。 ○議長 よろしいですか。ほかに御質疑ありませんか。               (「なし」の声) ○議長 以上をもちまして、質疑を終結いたします。  これより討論を行います。討論のあります方は御発言願います。 ○議長 小池忠弘議員。 ◆小池議員 私は賛成でありますけれども、今後の取り組みについて、少し私のお願いも含めてしておきたいと思います。  いずれにしても、県下一安い水道料、それを維持して、さらに発展をさせていく、大変おいしい水、これは私たち町にとっては非常に宝だというふうに思います。  そういう状況の中で、先ほどの使用料の滞納の問題があります。これはもうずっとしばらく、ここ十数年来というかそういう状況であり、大変憂慮をしているところでありますが。その公平性を考えてみますと、先ほど金井議員からも話があったように、徴税等については122件の差し押さえまでしてやらざるを得ないという、そういうかなり厳しい、ある意味では取り立てをしている。それも全体としては低所得者に集中をしている。いわゆる給与や預金やあるいは不動産を差し押さえているという、ある意味では実態があります。  一方で、これだけの滞納額であります。この点についてはいろんな分析といいますか、あるというふうには考えます。大変厳しい観光業界であり、旅館業であり、町にとっても旅館業は観光のある意味での拠点としても必要な状況であります。今までも鋭意努力をされてきていることも、私も承知をしているわけでありますが、せいぜい前年度並みの使用料を納める、あるいは少しずつでもというふうなことでは、なかなか追いつかない部分があり、この部分については旅館業者だけの努力で、これが解消されるということではもう全くない状況であり、極端に差し押さえやそういう厳しいことをやれば、それはもう立ち行かなくなる状況にまで来ているというふうに私は感じています。非常に苦労して経営をされているということも承知をしていますし、同時にその中でこの数年来でも旅館業を廃業したり、あるいは転売というふうな状況にもなっているという点も真摯に見ていく必要があるというふうに思います。  そこで、委員長に質問しようと思ったんですが、それは町の施策にかかわることですので、かなりやっぱり抜本的な経営立て直しや見通しに対して、具体的な施策をぜひともとっていただく。大変難しいことだというふうに思いますが、このままでいいという状況ではないということは、恐らくこの数字を町民の皆さんに提示すれば、えっと思う数字でもあるし、そのことがよしとされるということでもないと思うんですね。その点も踏まえて抜本的というのは、よく議論もしなきゃいけないというふうに思いますし、相手方とも交渉もしなきゃいけないというふうに思うんですが、このままの状況を何か前も前年どおりみたいな形でやっていくんではなくて、少し力を入れた施策、そしてまたある意味では観光の観光客をふやすとか、そういうことは当然だろうと思うんですが、かなり経営を含めた立て直しについて具体的な施策、そして展開を町に求めたいというふうに思います。そのことを申し添えながら賛成の討論とさせていただきます。 ○議長 ほかに討論ございませんか。 ○議長 宮坂 徹議員。 ◆宮坂議員 賛成の立場で討論をさせていただきますけれども、水道事業につきましても人口減少などの影響もある中で経営努力をされ、68万円余の純利益となったことについては評価をさせていただきたいと思います。  恒常的な未収金の状況につきましては地道な努力をされて、その縮減に努めていることは評価をさせていただきますが、各課全体で、町全体で対策を検討されることをお願いするところでございます。  今の状況では、今後料金の見直しも必要になるということでございますけれども、厳しい財政状況の中で、アセットマネジメントを大もとに将来の経営戦略を立てていただき、維持管理、水質の維持向上に一層努力をされることをお願いして賛成討論とさせていただきます。 ○議長 ほかに討論ございませんか。               (「なし」の声) ○議長 以上をもちまして、討論を終結いたします。  これより採決を行います。本案に賛成の方は挙手願います。               〔 挙手全員 〕 ○議長 挙手全員。よって、本案は原案どおり認定いたしました。 ○議長 次に進みます。日程第22 議案第72号 平成28年度下諏訪町下水道事業会計決算の認定を求めることについてを議題といたします。  これより特別会計決算審査特別委員長報告に対する質疑を行います。質疑のあります方は御発言願います。               (「なし」の声) ○議長 質疑ありませんので、質疑を終結いたします。  これより討論を行います。討論のあります方は御発言願います。               (「なし」の声) ○議長 討論ありませんので、討論を終結いたします。  これより採決を行います。本案に賛成の方は挙手願います。               〔 挙手全員 〕 ○議長 挙手全員。よって、本案は原案どおり認定いたしました。 △<陳情の委員長審査報告、質疑、討論、採決> ○議長 次に、陳情の審査報告に入ります。生活文教常任委員会の審査報告をお願いいたします。青木利子常任委員長、自席で御報告を願います。 ○議長 青木利子委員長。 ◎生活文教常任委員長(青木) それでは御報告いたします。陳情第9号 私立高校に対する公費助成をお願いする陳情。  本委員会は平成29年9月5日に付託された上記陳情について、審査した結果、第1項は採択。第2項は趣旨採択とし、国会及び関係行政庁へ意見書を提出することとしたから、会議規則第73条の規定により、報告いたします。  審査に当たり、教育こども課本山課長及び永田係長に同席していただき、現状の理解を深めました。今年度では、諏訪6市町村から中信地区私立学校7校に329名が進学し、そのうち下諏訪町から30名が通学しています。  質疑では、私立高校への助成については、諏訪広域で統一的に検討していただきたいとかねてより述べている。諏訪地域の私立高校からは助成の要望は来ていないとの説明でした。  現在、中信への進学以外では、社中からは県内外の私立高校へ3人、下中からは県外へ2人通学しています。また逆に他地域から諏訪地域へ通学している学生もいます。  討論では、私学は公平性から国と県がしっかり対応すべきと思う。中信地区の私立高校だけに助成するのは公平性がとれない。広域的に議論していただきたいとの討論もあり、国・県に対して就学支援金制度の拡充並びに私学助成の増額のための意見書提出を求める第1項は採択、私立高校に通う生徒の保護者負担を軽減するための保護者への直接補助を求める第2項については趣旨採択といった討論がなされ、採決の結果、挙手全員で第1項は採択、第2項については趣旨採択となりました。以上、陳情の審査報告といたします。 ○議長 次に進みます。日程第23 陳情第9号 私立高校に対する公費助成をお願いする陳情を議題といたします。  これより質疑、討論を行います。陳情第9号について質疑、討論のあります方は御発言願います。               (「なし」の声) ○議長 質疑、討論ありませんので、質疑討論を終結いたします。  これより陳情第9号を採決いたします。  お諮りいたします。陳情第9号に対する委員長報告は第1項については採択、第2項については趣旨採択であります。本陳情を委員長報告のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。               〔 挙手全員 〕 ○議長 挙手全員。よって、陳情第9号は第1項については採択、第2項については趣旨採択とされました。 △<意見書案の上程、説明、質疑、討論、採決> ○議長 次に、日程第24 意見書案の取り扱いに入ります。  意見書案第9号 私立高校への公費助成に関する国への意見書を議題といたします。事務局長に意見書案のタイトルのみ朗読させます。 ○議長 事務局長。 ◎議会事務局長(河西正)  意見書案第9号  私立高校への公費助成に関する国への意見書の提出について  私立高校への公費助成に関する国への意見書を、別記のとおり下諏訪町議会会議規則(昭和45年下諏訪町議会規則第1号)第14条第3項の規定により提出します。    平成29年9月21日       下諏訪町議会議長 林   元 夫 様                     提案者 下諏訪町議会生活文教常任委員会                             委員長 青 木 利 子  以上でございます。 ────────────────────────────────── 別記                   意見書  私学は独自の建学の精神に基づき、個々の生徒の個性を育むことによって、学習・文化活動、スポーツ、地域への貢献等に大きな成果を上げています。しかしながら、私学助成の主体をなす国からの補助金は、一定の前進はみられるものの、生徒減少期の現在、私立高校の経営は極めて厳しいものとなっています。  2010年度より「高等学校就学支援金」政策が実施され、私学に通う生徒にも「就学支援金」が支給されました。しかし、昨今の厳しい経済状況の中で、保護者の方々の学費負担は深刻な状況が未だ続いています。多くの保護者・生徒が公立高校との学費格差をなくしてほしいと願っています。  多様なカリキュラムを持つ私学は、子どもたちに大きな夢と可能性を与えてくれています。その夢を経済的理由で諦めさせることは、保護者の立場からすると断腸の思いです。  公教育の一翼を担う私学振興のために、さらに一層のご理解ご支援を賜りたく、下記事項について実現されるよう要望するものです。                    記 1 私立高校への就学支援金制度の拡充並びに私学助成の大幅増額補助を行うこと。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。  提出先 衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、総務大臣、財務大臣、文部科学大臣 あて ────────────────────────────────── ○議長 本案につきまして、提案者に提案理由の説明を求めます。青木利子委員長、登壇の上、御説明をお願いいたします。
    ○議長 青木利子委員長。 ◎生活文教常任委員長(青木)  意見書案第9号 私立高校への公費助成に関する国への意見書  それでは、意見書案第9号の提案理由を御説明いたします。本意見書は生活文教常任委員会において陳情第9号第1項の採択を受け、委員会として提案させていただくものです。  私学は独自の建学の精神に基づき、個々の生徒の個性を育むことにより、学習・文化活動、スポーツ、地域への貢献等に大きな成果を上げてまいりました。平成26年度より就学支援金制度が改正され、家庭の教育費負担は軽減されておりますが、支援金が授業料の負担軽減であるために、保護者の多くは公立と私学では学費の差は大きいと実感しています。  私学助成の主体をなす国からの補助や支援は一定の前進はあるものの、特色ある教育活動を求めて子供たちが通う学校には施設の整備、拡充を初めとする教育環境の改善が求められていますが、私立学校の経営は極めて厳しいものになっています。このように保護者負担は減らない状況が続き、公立高校との格差が生じており、補助金の増額が望まれています。  本意見書は公教育の一翼を担う私学振興のため、国に対し就学支援制度の拡充並びに私学助成の増額を求めるものであります。  議員各位の御賛同をいただきますよう、よろしくお願いいたします。 ○議長 これより質疑を行います。質疑のあります方は御発言願います。               (「なし」の声) ○議長 質疑ありませんので、質疑を終結いたします。  これより討論を行います。討論のあります方は御発言願います。               (「なし」の声) ○議長 討論ありませんので、討論を終結いたします。  これより意見書案第9号の採決をいたします。本案に賛成の方は挙手願います。               〔 挙手全員 〕 ○議長 挙手全員。よって、本案は原案どおり可決いたしました。  なお、本案につきましては、議長において態様を整え、国会及び関係行政庁へ提出いたします。 ○議長 次に進みます。意見書案第10号 私立高校への公費助成に関する県への意見書を議題といたします。事務局長に意見書案のタイトルのみ朗読させます。 ○議長 事務局長。 ◎議会事務局長(河西正)  意見書案第10号  私立高校への公費助成に関する県への意見書の提出について  私立高校への公費助成に関する県への意見書を、別記のとおり下諏訪町議会会議規則(昭和45年下諏訪町議会規則第1号)第14条第3項の規定により提出します。    平成29年9月21日       下諏訪町議会議長 林   元 夫 様                     提案者 下諏訪町議会生活文教常任委員会                             委員長 青 木 利 子  以上でございます。 ────────────────────────────────── 別記                   意見書  長野県内の私立高校は、独自の建学の精神に基づき、個々の生徒の個性を育むことによって、学習・文化活動、スポーツ、地域への貢献等に大きな成果を上げています。しかしながら、私学助成の主体をなす国からの補助金は、一定の前進はみられるものの、生徒減少期の現在、私立高校の経営は極めて厳しいものとなっています。  2010年度より「高等学校就学支援金」政策が実施され、私学に通う生徒にも「就学支援金」が支給されました。しかし、昨今の厳しい経済状況の中で、保護者の方々の学費負担は深刻な状況が未だ続いています。多くの保護者・生徒が公立高校との学費格差をなくしてほしいと願っています。  多様なカリキュラムを持つ私学は、子どもたちに大きな夢と可能性を与えてくれています。その夢を経済的理由で諦めさせることは、保護者の立場からすると断腸の思いです。  公教育の一翼を担う私学振興のために、さらに一層のご理解ご支援を賜りたく、下記事項について実現されるよう要望するものです。                    記 1 私立高校への就学支援金制度の拡充並びに私学助成の増額補助を行うこと。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。  提出先 長野県知事、長野県総務部長 あて ────────────────────────────────── ○議長 本案につきまして、提案者に提案理由の説明を求めます。青木利子委員長、登壇の上、御説明お願いします。 ○議長 青木利子委員長。 ◎生活文教常任委員長(青木)  意見書案第10号 私立高校への公費助成に関する県への意見書  それでは、意見書案第10号の提案理由を御説明いたします。  本意見書は、生活文教常任委員会において陳情第9号第1項の採択を受け、委員会として提案させていただくものです。  意見書案第9号は国に対しての意見書ですが、この意見書案第10号は県に対しての意見書です。  長野県の私立高校は、独自の建学の精神に基づき、個々の生徒の個性を育むことにより、学習・文化活動、スポーツ、地域への貢献等に大きな成果を上げてまいりました。こうしたことを踏まえ、意見書案第9号と同様に、公教育の一翼を担う私学振興のため、県に対して就学支援金制度の拡充並びに私学助成の増額を求めるものであります。  意見書提出に当たっての背景となる教育現場での状況や保護者の思いは、先ほど説明させていただきましたとおりでございます。議員各位の御賛同をいただきますよう、よろしくお願いいたします。 ○議長 これより質疑を行います。質疑のあります方は御発言願います。               (「なし」の声) ○議長 質疑ありませんので、質疑を終結いたします。  これより討論を行います。討論のあります方は御発言願います。               (「なし」の声) ○議長 討論ありませんので、討論を終結いたします。  これより意見書案第10号の採決をいたします。本案に賛成の方は挙手願います。               〔 挙手全員 〕 ○議長 挙手全員。よって、本案は原案どおり可決いたしました。  なお、本案につきましては、議長において態様を整え、関係行政庁へ提出いたします。 ○議長 次に進みます。意見書案第11号 核兵器禁止条約への参加を求める意見書を議題といたします。事務局長に意見書案のタイトルのみ朗読させます。 ○議長 事務局長。 ◎議会事務局長(河西正)  意見書案第11号  核兵器禁止条約への参加を求める意見書の提出について  核兵器禁止条約への参加を求める意見書を、別記のとおり下諏訪町議会会議規則(昭和45年下諏訪町議会規則第1号)第14条第3項の規定により提出します。    平成29年9月21日       下諏訪町議会議長 林   元 夫 様                     提案者 下諏訪町議会総務経済常任委員会                             委員長 森   安 夫  以上でございます。 ────────────────────────────────── 別記                   意見書  国連本部で開かれている核兵器禁止条約制定へ向けた交渉会議は、7月7日「核兵器禁止条約」を、国連加盟193カ国の63%にあたる122カ国の賛成で採択しました。条約は、核兵器の使用や開発、実験、生産、製造、保有、更に核抑止力の根幹ともされる「使用するとの威嚇」も禁止する内容です。人類史上初の核兵器禁止条約の採択は、日本の被爆者をはじめ「核兵器のない世界」を求める世界の多くの方々の想いと、長年にわたる様々なとりくみの結実とも言えるものです。  しかし、日本政府は当初から条約交渉に反対し、交渉会議に不参加のまま、採決にも参加しませんでした。さらに採択された同日、別所浩郎国連大使が「署名しない」ことを明言しました。唯一の戦争被爆国の政府であるにもかかわらず、歴史的な核兵器禁止条約にこうした背を向ける態度をとる日本政府に対して、国内外の強い失望と批判の声があがっています。  核兵器は、環境を破壊し、人類はもとより地球上に存在するすべての生命を断ち切ります。核兵器のない地球を実現し、次世代につなげていくためには、核兵器保有国と非核兵器保有国双方の参画が必要です。唯一の被爆国として日本政府に求められているのは、双方の橋渡しの役目ではないでしょうか。  私たちは、非核平和宣言都市の住民として、日本政府に対して、「核兵器禁止条約」への参加を求めます。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。  提出先 衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、外務大臣 あて ────────────────────────────────── ○議長 本案につきまして、提案者に提案理由の説明を求めます。森 安夫委員長、登壇の上、御説明願います。 ○議長 森 安夫委員長。 ◎総務経済常任委員長(森) 核兵器禁止条約への参加を求める意見書について、提案理由を説明いたします。  本意見書は、総務経済常任委員会から提案をするものであります。  去る7月7日、国連において国連加盟193カ国の63%に当たる122カ国の賛成により、「核兵器禁止条約」が採択されました。唯一の戦争被爆国であるにもかかわらず、日本政府は当初から条約交渉に反対し、交渉会議に参加しませんでした。  核兵器は、環境を破壊し、人類はもとより地球上に存在するもの全ての生命を断ち切ります。核拡散防止条約や包括的核実験防止条約にはとどまらず、一歩進んで核兵器のない地球を実現し、次世代につなげていくためにも、核兵器保有国と非核兵器保有国双方の参画が必要です。歴史的な核兵器禁止条約にこうして背を向ける態度をとる日本政府に対して、国内外からの強い失望と批判の声が上がっています。  私たちは、非核平和宣言都市の住民として、日本政府に対して、「核兵器禁止条約」に署名することを強く求めます。  議会中の急な追加上程でありますが、今、国連では核兵器禁止条例の署名式が行われております。今議会上程をお願いしないと、機を逸することになるのでございます。  本意見書は日本政府に対して核兵器禁止条約への署名を求めるものであります。議員各位の御賛同をいただきますよう、よろしくお願いいたします。 ○議長 これより質疑を行います。質疑のあります方は御発言願います。               (「なし」の声) ○議長 質疑ありませんので、質疑を終結いたします。  これより討論を行います。討論のあります方は御発言願います。 ○議長 中村奎司議員。 ◆中村[奎]議員 本意見書を議会に上程、採決することに対しまして、反対の立場にて意見を申し述べます。  まず申し上げておきたいことは、私は基本的に核兵器をつくるべきではない、持つべきではない、使うべきではない、できることなら核廃絶と心から思っているということであります。その前提で申し上げますが、本条約には核兵器保守国は参加しておりません。つまり、この条約は核兵器非拡散条約で核保有が許されている国以外の国が核保有をしないという政治宣言に終わる可能性が高いということであります。  さらに、この条約は安全保障を核兵器に依存する国家の状況は無視し、精神的にも核廃絶に同意を迫る形になっており、核廃絶の目標が絶対化されると、核兵器国と非核兵器国との対立を深め、両者の対話や交渉を通じた歩み寄りがさらに困難となるということであります。日本がそれに賛同するということは、非常に緊迫した現国際状況下における日本国自身の安全保障をも危うくするということでもあります。  地球上の誰が戦争を望み、核兵器の使用を望んでいるのでしょうか。あり得ません。その中で心のバランスをとり、力のバランスをとって世界の平和を目指していく、それが現実の政治ではないでしょうか。  核兵器禁止は誰もが賛成する人道的マターであり、核兵器禁止条約に参加を求める意見書はまさに政治マターであります。これを一緒にしてはならない。江戸時代の踏み絵を強いるようなやり方はフェアではないと私は思います。
     そしてさらに言えば、このような国の姿勢を論じる問題ならば、もっとしっかり論議すべきです。国会ですら大きな議論になっていない中で、下諏訪町議会がこの瞬間だけの論議で正しいとか、あるいは正しくないとか判断するのはいかにも軽い。むしろ傲慢かもしれません。議員各位の御賛同を願うものであります。 ○議長 ほかに討論ございませんか。 ○議長 金井敬子議員。 ◆金井議員 私は、本意見書案に賛成の立場で討論をさせていただきます。  「核兵器禁止条約」は先ほど提案者から説明がありましたとおり、昨日9月20日に調印がオープンにされました。既に1日たたない時点で四十数カ国が署名をしているという報道もされているところであります。今全ての国連加盟国政府のこの問題に対する態度が問われています。核兵器の禁止・廃絶は単なる軍備縮小の問題にとどまらず、人類の生存にかかわる死活的問題であります。核保有国、非保有国を問わず、全ての国がこの条約を支持し調印し、また批准の手続を進め、速やかな発効のために行動することを世界中の多くの人々が私は求めていると理解をしているところであります。  とりわけ、唯一の被爆国である日本の政府には条約に調印し参加することはもちろん、核保有国を含む全ての国に調印を促し、核兵器のない世界の速やかな実現のために積極的な行動が求められているのではないでしょうか。  かつて広島と長崎で原爆投下の惨禍を体験した被爆者の皆さんが、全ての国に対して核兵器禁止条約の締結を求める被爆者国際署名を呼びかけています。今年6月の核兵器禁止条約交渉会議には約300万筆の署名が届けられ、条約採択の大きな力になりました。その後も引き続きこの署名活動は続けられています。私たちは後世の人々が生き地獄を体験しないように、何としても核兵器のない世界を実現したいという被爆者の皆さんと想いを一つにすべきではないでしょうか。  下諏訪町議会は今年3月定例会において、日本政府が国連での核兵器禁止条約の交渉会議に代表を参加させ、条約実現に向けて努力することを求める意見書を全会一致で可決した経過があります。本意見書案もぜひ可決し、政府に提出したいと思います。以上、討論といたします。 ○議長 ほかに討論はございませんか。               (「なし」の声) ○議長 以上をもちまして、討論を終結いたします。  これより意見書案第11号の採決をいたします。本案に賛成の方は挙手願います。               〔 挙手多数 〕 ○議長 挙手多数(同日「挙手全員」の訂正あり)。よって、本案は原案どおり可決いたしました。  なお、本案につきましては、議長において態様を整え、国会及び関係行政庁へ提出いたします。 ○議長 小池忠弘議員。 ◆小池議員 賛成多数って。 ○議長 1人棄権したので。 ◆小池議員 棄権票外、議場にいる人でやるので、ちょっと訂正をお願いしたい。 ○議長 そうか。済みません。挙手全員ということで訂正させていただきます。挙手全員で本案は原案どおり可決ということにいたします。失礼いたしました。 △<総務経済常任委員会生活文教常任委員会議会運営委員会バイパス対策特別委員会、砥川治水・赤砂崎防災公園化等対策特別委員会及び広報特別委員会の閉会中の継続調査について> ○議長 次に進みます。日程第25 総務経済常任委員会生活文教常任委員会議会運営委員会バイパス対策特別委員会、砥川治水・赤砂崎防災公園化等対策特別委員会及び広報特別委員会の閉会中の継続調査についてを議題といたします。  総務経済常任委員長生活文教常任委員長議会運営委員長、バイパス対策特別委員長、砥川治水・赤砂崎防災公園化等対策特別委員長及び広報特別委員長から、会議規則第71条の規定により、お手元に御配付いたしました申出書のとおり、閉会中の継続調査の申し出がありました。  お諮りいたします。各委員長からの申し出のとおり、これを閉会中の継続調査に付することに御異議ございませんか。              (「異議なし」の声) ○議長 異議なしと認めます。よって、各委員長から申し出のあった調査については、閉会中の継続調査に付することに決定いたしました。 △<追加議案の上程、説明、質疑、委員会付託> ○議長 次に、追加日程に進みます。追加日程第1 議案第73号 平成29年度ゆたん歩°南源湯場施設整備工事請負契約の締結についてを議題といたします。提案者に議案の説明を求めます。 ○議長 建設水道課長。 ◎建設水道課長(小河原) 議案第73号 平成29年度ゆたん歩°南源湯場施設整備工事請負契約の締結について御説明申し上げます。平成29年度ゆたん歩°南源湯場施設整備工事請負契約の締結は、平成28年度に掘削が竣工いたしましたゆたん歩°南1号井源泉を活用し、町民福祉の向上を目指した温泉事業の安定した配湯を行うための補湯施設の整備を行うもので、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、予定価格が5,000万円以上の工事となるため、議会の議決をお願いするものでございます。  工事の概要でございますが、ゆたん歩°南1号井源泉に揚湯ポンプを設置し、94度の温泉を揚湯し、貯湯タンクにため、高浜源湯場に送湯するための工事であります。補湯量に関しましては、ゆたん歩°南1号井と希釈用井戸の高浜3号井を合わせ、現在井戸の能力低下により不足しております60度で毎分450リットルを最低湯量とし、最大で毎分790リットルを確保できる計画の施設となっております。  今回の入札は事後審査型一般競争入札で9月7日に開札を行い、確認書類等の審査を経まして、9月14日に諏訪市湖岸通り二丁目3番14号、株式会社小松製作所代表取締役社長守屋芳弘と仮契約を締結いたしました。  契約金額は5,702万4,000円で、工期は議決をいただいた日から平成30年3月28日までを予定しております。  地方自治法の契約の保証の確保につきましては、下諏訪町財務規則で規定いたします金銭的保証により行うこととしております。  以上、御説明申し上げましたが、御審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長 これより質疑を行います。本案につきまして質疑のあります方は御発言願います。 ○議長 小池忠弘議員。 ◆小池議員 工事内容はわかったんですが、一般競争入札で行われたということでありますが、かなり特殊な工事ということでありますので、入札に参加されたのは何社なのか。それからあとは最高と最低、どの程度の幅があったのかお伺いしたいと思います。 ○議長 建設水道課長。 ◎建設水道課長(小河原) お答えいたします。まず、入札参加者ですが、2社でございました。  なお、最高落札価格は先ほど申し上げました5,702万4,000円でございますが、2番目の札は5,724万円となっております。以上でございます。 ○議長 よろしいですか。小池忠弘議員。 ◆小池議員 それは2社だからわかりましたけれども、余り差がなかったというようなことですが、ちょっと揚湯ポンプも入る。 ○議長 揚湯ポンプは次の議案。 ◆小池議員 それじゃあいいです。ちょっとそこでお聞きしたいと思います。 ○議長 ほかに御質疑ございませんか。               (「なし」の声) ○議長 以上をもちまして、質疑を終結いたします。本案については総務経済常任委員会に付託いたします。 ○議長 次に進みます。追加日程第2 議案第74号 高木3号井揚湯ポンプ購入契約の締結についてを議題といたします。提案者に議案の説明を求めます。 ○議長 建設水道課長。 ◎建設水道課長(小河原) 議案第74号 高木3号井揚湯ポンプ購入契約の締結について御説明申し上げます。  高木3号井揚湯ポンプ購入契約の締結は、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定により、予定価格が700万円以上の物品となるため、議会の議決をお願いするものでございます。  今回購入を予定する水中ポンプは、高木3号井の揚湯温度、揚湯量及び水中ポンプの設置深度に適合するレーダー社製のものを選定いたしました。今回の入札は、町温泉施設工事の実績があり、選定した温泉ポンプの取り扱いに精通しており、緊急時に即対応できる諏訪地域に事業所を有する2社による指名競争入札で9月7日に開札を行い、9月11日に諏訪市湖岸通り二丁目3番14号、株式会社小松製作所代表取締役社長、守屋芳弘と仮契約を締結いたしました。  契約金額は1,922万4,000円、納入期限は御議決をいただいた日から平成30年3月28日までを予定しております。  地方自治法の契約の保証の確保につきましては、下諏訪町財務規則で規定いたします金銭的保証により行うこととしております。  以上、御説明申し上げましたが、御審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長 これより質疑を行います。本案につきまして質疑のあります方は御発言願います。 ○議長 小池忠弘議員。 ◆小池議員 指名競争入札ということでありますが、これも改めて何社か。2社というような。自治法上の基本的な考え方は、指名競争入札の場合は大体5社以上ということを基本にしていますので、今の御説明では諏訪地方にそういう専門業者がいないということでありますけれども、どうしてもそうなると競争力が全くつかないということで、ちょっと疑問を感じるところでありますが。これは要するに指名競争入札を諏訪圏域を軸にして考えていたのか。その辺で最初の施設整備をやるところということで、同様だから、それはある程度しようがないような気もして、これになった経過があるので、ちょっと釈然としないということがあるので、特にその点。  それから、揚湯ポンプは耐用年数がどのくらいのものを見込んでいるかということが一つと、それからこれは前もそういう議案が出たときですけれども、ほとんど温度がかなり高くなるということで外国製が適合しているというふうな話があったんですが、今回はどういう中身かということと、もう1点は揚湯ポンプが途中で壊れるということもあって、下諏訪では1基は予備を持っているというふうに前に話をされたんですが、その予備を使って、新しいものがもう1基いずれ買わなきゃいけないということになるかもしれない。その辺は変化があったのかどうかお願いしたいと思います。 ○議長 建設水道課長。 ◎建設水道課長(小河原) お答えいたします。まず1点目の2社ということでございますが、今回のポンプは特殊なポンプでございまして、緊急時に即対応できる業者が2社しかないということで、その中で2社ということで選定をさせていただいております。  次にポンプの耐用年数でございますけれども、温泉に使用される機器に関しましては耐用年数は設定されておりません。また、機器の保証に関しても保証はないという状況でございます。  3点目の件でございますが、今回購入いたしますレーダー社製のものは米国の製品でございます。あと予備ポンプということでございますが、予備ポンプにつきましては、昨年緊急で予備ポンプを設置しておりまして、現在予備ポンプがない状況であるということで、今回その予備ポンプとして購入させていただくということでございます。以上でございます。 ○議長 小池忠弘議員。 ◆小池議員 高木の特に源湯はかなり高温だということもあって、どうしてもその耐用年数が少なくなるということです。今言ったように、それが設定されていないということであれば、過去の下諏訪の交換の耐用年数はどのくらいなんですか。 ○議長 建設水道課長。 ◎建設水道課長(小河原) お答えいたします。温泉の場合はですね、地中でしかも高温98度、また揚湯量によっても違いがございます。ですので、稼働してすぐ壊れてしまうと、そういった場合もございますけれども、今回購入しますレーダー社製のものにつきましては、前回設置してから5年経過して、それで昨年入れかえたという状況でございます。  また、その他のポンプということでございますけれども、水中ポンプ以外にボアホールポンプというものがございます。それはモーターが地上に設置してございますので、そのポンプについては故障というのは少ないんですけれども、異常が発生した場合にはすぐ対応できるというのがボアホール製でございます。それを今回高木3号井へ設置できれば一番ベターなんですけれども、やはり揚湯量と設置深度、それが限界がございますので、今回レーダー社製のもので設定させていただいたということでございます。以上でございます。 ○議長 ほかに質疑ございませんか。               (「なし」の声) ○議長 以上をもちまして、質疑を終結いたします。本案については総務経済常任委員会に付託いたします。  ここでお諮りいたします。ただいま午後4時55分でございます。本日の日程ですが、本会議の議事日程が終了するまで時間延長をしたいと思いますが、御異議ございませんか。              (「異議なし」の声) ○議長 御異議ございませんので、議事日程が終了するまで時間延長をいたします。  続いてお諮りいたします。暫時休憩にしたいと思いますが、御異議ございませんか。              (「異議なし」の声) ○議長 御異議ございませんので、暫時休憩といたします。ただいま午後4時56分でございます。再開は総務経済常任委員会終了後といたしますので、よろしくお願いいたします。  なお、総務経済常任委員の皆さんは直ちに委員会を開催しますので、全員協議会室へ御参集ください。暫時休憩といたします。            休  憩  午後 4時56分            再  開  午後 5時35分 ○議長 ただいま午後5時35分でございます。休憩前に引き続き本会議を再開いたします。 △<付託議案の委員長審査報告、質疑、討論、採決> ○議長 それでは、休憩中に御審議をいただきました議案について総務経済常任委員会の審査報告をお願いいたします。森 安夫常任委員長、登壇の上、御報告願います。 ○議長 森 安夫委員長。 ◎総務経済常任委員長(森) それでは、総務経済常任委員会の審査結果を報告いたします。  議案第73号 平成29年度ゆたん歩°南源湯場施設整備工事請負契約の締結について。議案第74号 高木3号井揚湯ポンプ購入契約の締結について。本委員会は、平成29年9月21日に付託された上記議案について審査した結果、それぞれ原案どおり可決したから、会議規則第73条の規定により報告します。  議案第73号 平成29年度ゆたん歩°南源湯場施設整備工事請負契約の締結については、契約金額が5,700万円余りであり、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、予定価格が5,000万円以上の工事になるため、議会に付託されたものであります。  ゆたん歩°南源湯場施設整備工事につきましては、平成28年度に掘削が竣工いたしましたゆたん歩°南1号井を活用し、町民福祉の向上を目指し、温泉事業の安定した配湯を行うために、第1次事業及び第2次事業の不足している湯量を確保するために補湯施設を整備するものであります。  質疑では、今回の設備は60度で790リットル毎分であり、今まで最低450リットル毎分の確保が必要でありましたけれども、これにより340リットルの余剰が出て、これは188戸分の新規配湯が可能となります。  討論では、掘り当てた温泉の次のステップへの移行投資であり賛成である。188口の余剰口が生まれ、新たに温泉の恩恵にあずかる町民がふえてよいので賛成であるとの討論がありました。  採決では、挙手全員で原案どおり可決しました。  議案第74号 高木3号井揚湯ポンプ購入契約の締結については、購入金額1,922万4,000円であり、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定により、予定価格が700万円以上の物品となるため、議会に付議されたものであります。今回購入いたしますポンプは高木3号井の揚湯温度、揚湯量及びポンプの設置深さに適合するアメリカ製のレーダー社製のものが選定されました。  質疑では、現在おのおの2台ずつあるが、高木3号井は予備がない。今回は特殊なアメリカ製であり、製作に6カ月がかかり、ぎりぎり3月末の納入となるという質疑がありました。  討論では、温泉の安全供給のため、予備ポンプを持つことは必要である。緊急時に対応できる地元業者への発注であり賛成であるとの討論があり、採決では挙手全員で原案どおり可決いたしました。以上、総務経済常任委員会からの報告とさせていただきます。 ○議長 次に進みます。議案第73号 平成29年度ゆたん歩°南源湯場施設整備工事請負契約の締結についてを議題といたします。  これより総務経済常任委員長報告に対する質疑を行います。質疑のあります方は御発言願います。               (「なし」の声) ○議長 質疑ありませんので、質疑を終結いたします。  これより討論を行います。討論のあります方は御発言願います。
                  (「なし」の声) ○議長 討論ありませんので、討論を終結いたします。  これより採決を行います。本案に賛成の方は挙手願います。               〔 挙手全員 〕 ○議長 挙手全員。よって、本案は原案どおり可決いたしました。 ○議長 次に進みます。議案第74号 高木3号井揚湯ポンプ購入契約の締結についてを議題といたします。  これより総務経済常任委員長報告に対する質疑を行います。質疑のあります方は御発言願います。               (「なし」の声) ○議長 質疑ありませんので、質疑を終結いたします。  これより討論を行います。討論のあります方は御発言願います。               (「なし」の声) ○議長 討論ありませんので、討論を終結いたします。  これより採決を行います。本案に賛成の方は挙手願います。               〔 挙手全員 〕 ○議長 挙手全員。よって、本案は原案どおり可決いたしました。 ○議長 以上をもちまして、本日の日程に定められました議事は終了いたしました。 △<閉会に当たっての町長挨拶> ○議長 ここで町長から御挨拶があります。 ○議長 町長。 ◎町長 9月定例会の閉会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。  議員の皆様方には去る8月29日に開会されて以来、本日まで24日間の長きにわたり、慎重かつ精力的に御審議をいただき、厚く御礼を申し上げます。  ただいまは開会冒頭に御提案を申し上げました20議案並びに本日追加上程をさせていただきました2議案につきまして、全て原案どおり御議決を賜り、まことにありがとうございました。  また、お二人の監査委員さんには決算審査や意見書の作成など大変御尽力をいただき、あわせて御礼を申し上げます。  御審議、御審査の過程でお寄せをいただきました貴重な御意見、御要望につきましては、町の行政に反映するよう速やかに検討させていただく所存でございます。  さて9月10日には下諏訪レガッタが爽やかな秋晴れの中開催をされ、91クルーという大変多くの皆さんに御参加をいただき、熱のこもったレースが繰り広げられました。今年も議員の皆様に御参加をいただき、息の合ったオールさばきを見せていただきました。詰まっちゃいけないね。大変御苦労さまでございました。  今週末には第26回全国市町村交流レガッタが秋田県由利本荘市で開催されます。議会クルーの皆さん初め、町の代表として各種目に出場されるクルーの皆さんにはぜひ全力を尽くしていただき、栄冠を手にしてほしいと願っております。また、全国のボートを愛する皆さんとの交流も深まることを期待したいと思います。  9月も半ばを過ぎ、過ごしやすい時期となってまいりましたが、これから夏の疲れが出てくるころでもございます。議員の皆様におかれましては、健康に十分御留意をいただき、町政発展に向けてますます御活躍されることを御祈念申し上げ、閉会の挨拶とさせていただきます。大変御苦労さまでございました。ありがとうございました。 ○議長 以上をもちまして、平成29年9月下諏訪町議会定例会の会期中に定められた日程の全てが終了いたしました。  ただいま、午後5時40分でございます。これをもちまして、平成29年9月下諏訪町議会定例会を閉会といたします。大変御苦労さまでした。            閉  会  午後 5時40分  平成29年9月21日          下諏訪町議会議長   林   元 夫          下諏訪町議会副議長  宮 坂   徹          署名議員       金 井 敬 子          署名議員       中 村 光 良          署名議員       河 西   猛                下諏訪町議会役員構成            議   長   林   元 夫            副 議 長   宮 坂   徹    ○総務経済常任委員会        ○生活文教常任委員会   委 員 長  森   安 夫     委 員 長  青 木 利 子   副委員長  藤 森 スマエ     副委員長  中 村 光 良         岩 村 清 司           小 池 忠 弘         田 嶋   彰           中 村 奎 司         金 井 敬 子           宮 坂   徹         河 西   猛...