下諏訪町議会 > 2016-03-22 >
平成28年 3月定例会−03月22日-05号

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  1. 下諏訪町議会 2016-03-22
    平成28年 3月定例会−03月22日-05号


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    平成28年 3月定例会−03月22日-05号平成28年 3月定例会            平成28年3月下諏訪町議会定例会会議録                                    (第5日) 議員の席次並びに出欠   1番 中 村 奎 司  出          8番 森   安 夫  出   2番 津 金 裕 美  出          9番 中 村 直 亮  出   3番 宮 坂   徹  出         10番 金 井 敬 子  出   4番 田 嶋   彰  出         11番 中 村 光 良  出   5番 林   元 夫  出         12番 藤 森 スマエ  出   6番 青 木 利 子  出         13番 小 池 忠 弘  出   7番 河 西   猛  出 出席議会事務局職員             出席総務課職員   議会事務局長   高 木 秀 幸      庶務人事係長   中 澤   務   庶務議事係長   樫 尾 光 洋 説明のために出席した者   町長       青 木   悟      健康福祉課長   増 澤 功 生   副町長      小 林 繁 人      産業振興課長   伊 藤 俊 幸
      教育長      小 沢 貞 義      建設水道課長   山 田 順 一   総務課長     山 田 英 明      消防課長     北 澤 浩 司   税務課長     林   賢 一      会計管理者兼会計課長                                  吉 澤 計 一   住民環境課長   高 橋 孝 一      教育こども課長  高 橋 良 司   監査委員     星 野 岳 生 本日の会議日程 平成28年3月22日(火)午後1時30分   1.本日の議員の出欠並びに会議成立宣告   1.会期日程の変更及び議案の取り扱いの決定   1.付託議案の委員長審査報告、質疑、討論、採決   1.陳情の委員長審査報告、質疑、討論、採決   1.意見書案の上程、説明、質疑、討論、採決   1.議会運営委員会バイパス対策特別委員会、砥川治水・赤砂崎防災公園化等対策特別委員会及び広報特別委員会の閉会中の継続調査について   1.追加議案の上程、説明、質疑、委員会付託   1.付託議案の委員長審査報告、質疑、討論、採決   1.閉会に当たっての町長挨拶 本日の会議に付した事件   議事日程のとおり            開  議  午後 1時30分 △<本日の議員の出欠並びに会議成立宣告> ○議長 大変御苦労さまでございます。ただいま定刻の午後1時30分でございます。本日は平成28年3月下諏訪町議会定例会第5日目、最終日であります。  本日の議員の出欠を御報告いたします。ただいま出席している議員は13人であります。よって、本会議は成立いたしました。  ただいまから会議を開きます。 △<会期日程の変更及び議案の取り扱いの決定> ○議長 日程第1、第2 会期日程の変更及び議案の取り扱いについて御報告いたします。  本定例会の会期中におきまして、追加議案1件、意見書案2件が提出されました。この取り扱い及び日程の変更について、議会運営委員会を開催し、協議をいたしましたので、その結果につきまして、議会運営委員長から御報告願います。林 元夫委員長、登壇の上、御報告願います。 ○議長 林 元夫委員長。 ◎議会運営委員長(林) 大変御苦労さまでございます。議会運営委員会から御報告いたします。本日、午前9時から議会運営委員会を開催し、議長の手元に提出されました追加議案1件、意見書案2件の取り扱い及び会期日程について協議をいたしました。その結果について御報告いたします。  追加議案1件、意見書案2件については、それぞれ取り上げることといたしました。  議事日程につきましては、議事日程表に示されているとおりでございます。  全議案及び陳情の取り扱いの決定に続いて、意見書案の上程を行い、提案者から提案理由の説明を願い、質疑、討論を経て採決を行います。  次に、議会運営委員会バイパス対策特別委員会、砥川治水・赤砂崎防災公園化等対策特別委員会及び広報特別委員会の閉会中の継続調査の決定をお願いいたします。  続いて、追加議案の上程、説明、質疑を行い、所管の総務経済常任委員会へ付託いたします。そこで本会議を一旦休憩し、直ちに総務経済常任委員会を開き、議案の審査をお願いいたします。委員会が終了した時点で本会議を再開し、委員長から審査報告を願い、それに対する質疑、討論を経て採決を行い、3月定例会の全日程を終了することにいたしました。  以上、議会運営委員会の協議の結果について御報告いたします。よろしくお願いいたします。 ○議長 ただいま議会運営委員長から報告がありました、日程及び議案の取り扱いについて、質疑のあります方は、御発言願います。                (「なし」の声) ○議長 質疑ありませんので、日程及び議案の取り扱いにつきましては、委員長報告どおり決定することに御異議ございませんか。               (「異議なし」の声) ○議長 異議ないものと認めます。よって、日程及び議案の取り扱いにつきましては、ただいまの委員長報告どおり決定いたしました。 △<付託議案の委員長審査報告、質疑、討論、採決> ○議長 それでは、生活文教常任委員会の審査報告をお願いいたします。青木利子常任委員長、登壇の上、御報告願います。 ○議長 青木利子委員長。 ◎生活文教常任委員長(青木) それでは、生活文教常任委員会より御報告いたします。  議案第10号 下諏訪町消費生活センター設置条例の制定について  議案第11号 下諏訪町こども未来基金の設置、管理及び処分に関する条例の制定について  議案第12号 下諏訪町こども未来基金条例の制定について  議案第19号 下諏訪町廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例について  議案第20号 下諏訪町福祉医療費給付金条例の一部を改正する条例について  議案第24号 下諏訪町奨学金条例の一部を改正する条例について  議案第25号 下諏訪町社会教育指導員設置条例の一部を改正する条例について  議案第26号 下諏訪町放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について  議案第29号 平成27年度下諏訪町一般会計補正予算(第9号)  議案第30号 平成27年度下諏訪町国民健康保険特別会計補正予算(第3号)  議案第32号 平成27年度下諏訪町特別養護老人ホーム事業特別会計補正予算(第2号)  議案第34号 平成28年度下諏訪町一般会計予算  議案第35号 平成28年度下諏訪町国民健康保険特別会計予算  議案第37号 平成28年度下諏訪町後期高齢者医療特別会計予算  議案第38号 平成28年度下諏訪町交通災害共済事業特別会計予算  議案第40号 平成28年度下諏訪町特別養護老人ホーム事業特別会計予算  本委員会は、平成28年3月8日に付託された上記議案について審査した結果、それぞれ原案どおり可決したから、会議規則第73条の規定により報告します。  それでは、それぞれの議案の審査内容について御報告いたします。  議案第10号 下諏訪町消費生活センター設置条例の制定については、町では高齢者を狙った詐欺や悪質商法、その他多様化する消費者問題に対するため、平成27年4月1日に下諏訪町消費生活センター設置要綱を設置し業務を行ってきましたが、今回消費生活センター設置の根拠となる消費者安全法の改正に伴い、センターの組織や運営等について条例の制定が義務づけられたものです。  また、改正された消費者安全法では、消費生活センターの組織及び運営に関する事項並びに事務の実施により得られた情報の安全管理に関する事項を規定することとされたことに伴い、必要事項を定めるものです。  質疑では、消費生活相談員について、消費生活専門相談員などの資格取得者の配置に努めてきたが、取得が難しい資格ということもあり、引き続き資格取得に努めるが、当面は資格者同等以上の知識を有すると認められる者を配置して業務に当たるとの説明がありました。  討論では、気軽に相談できる環境づくりを望む。安心・安全のまちづくりに向けて、住民を守るため相談員の資質の向上をお願いしたい。ぜひ資格を取得してほしいとの要望を含めた賛成討論があり、挙手全員で可決しました。  議案第11号 下諏訪町こども未来基金の設置、管理及び処分に関する条例の制定につきましては、未来を担う子供たちの健全な成長に資するため、新たに定額運用型のこども未来基金を設置するための必要事項を定めるものです。  討論では、新たな事業として中学生の海外研修を始めるが、公平性に配慮されたすばらしい事業になることから賛成。向学心を持った子供たちの未来のための、また将来性のあるよい基金であることから賛成。寄附に向けて多くの賛同者があらわれることへの期待と今後奨学金との整理を研究してほしいと要望し賛成との討論があり、挙手全員で可決しました。  議案第12号 下諏訪町こども未来基金条例の制定につきましては、未来を担う子供たちの健全な成長に資するため、出生から満18歳に達する日以後の最初の3月31日までの間にある者の保護者のうち、経済的理由によって資金の調達が困難な者に対し、その一部を貸与することを目的として制定し、必要事項を定めるものです。  当面は、参加経費の2分の1以内で20万円を上限に中学生海外研修事業への参加に要する費用から貸与を開始するもので、地域全体で未来ある子供を育てていくといった意識、機運を高めるためにも広く町民、企業に呼びかけて御寄附を募るとともに、教育の機会均等や子供の貧困対策等への貸与範囲の拡大を視野に入れた基金です。  質疑では、保護者の収入金額は定めないこと、保証人については下諏訪在住の成人者が条件ですが、債務の継承までは求めないこと、また20万円の上限については海外研修費用40万円の試算からかかる費用の2分の1を想定したとの説明がありました。  討論では、貧困の連鎖を断ち切る意味でも必要だから賛成。新たな貧困対策であるが、今後条例を充実していってほしい。奨学金とのすり合わせを含めて幅の広い基金になるよう要望し賛成との討論があり、挙手全員で可決しました。  議案第19号 下諏訪町廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例につきましては、下諏訪町、岡谷市、諏訪市のごみ処理共同化により2市1町でそれぞれ異なる焼却ごみの呼称を平成29年4月から統一することに伴うもので、改正の内容は「焼却ごみ」を「燃やすごみ」に改正するものです。経過措置として現存する焼却ごみ専用袋は、在庫が終わるまで当分の間、使用することができるとのことです。  質疑では、「燃やすごみ」という呼び名には捨てる側の意思が含まれているのでふさわしいのではという説明がありました。  討論では、新ごみ処理施設の稼働に当たっては、住民サービスの向上が図られることが必要。このほか事業系の手数料など統一化が図られていない項目も多々あるので、住民の視点でよい状態に持っていってほしい。「燃やすごみ」という呼び方には住民の意思が入るのでよいとの討論があり、挙手全員で可決しました。  議案第20号 下諏訪町福祉医療費給付金条例の一部を改正する条例につきましては、子育て世帯の経済的負担軽減のため、子ども医療費補助制度を拡大するものです。具体的には、乳幼児等医療の対象年齢を「満15歳」から「満18歳」までに拡大し、県内でもトップクラスの医療費負担の軽減を図り、子育て支援を充実させるものです。  質疑では、18歳までを対象としている県内の市町村は77市町村中43市町村あるが、下諏訪町のように食費まで全額を助成しているところは3町村のみで県内ではトップクラスと言えるという説明がありました。  討論では、県内でトップクラスのすばらしい制度と理解でき、子育て支援となるから賛成との討論があり、挙手全員で可決しました。  議案第24号 下諏訪町奨学金条例の一部を改正する条例につきましては、厳しい経済状況や卒業後の雇用情勢等を総合的に判断するとともに、議案第11号のこども未来基金との整合性を図る観点から、延滞利息の割合を「年10.75%」から「年5%」に改めるものです。  現行の利息が適用される経過措置対象者はいない見込みとの説明がありました。  討論なく、挙手全員で可決しました。  議案第25号 下諏訪町社会教育指導員設置条例の一部を改正する条例につきましては、年金の受給開始年齢が段階的に引き上げられ、雇用延長の選択などにより人材の確保が年々厳しくなってきていることから、任命条件である年齢制限を「65歳未満」から「70歳未満」に改め、再任については「ただし、通算して3年を超えることができない」としていた、ただし書きを削るものです。  質疑では、現在の指導員1名は即この条件に該当するものではないとのことです。  討論なく、挙手全員で可決しました。  議案第26号 下諏訪町放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例につきましては、学校教育法の一部を改正する法律の施行に伴い、その中の放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準の一部改正が行われることによるもので、平成28年度から小中一貫教育を実施する義務教育学校が創設されることとなったため、「中学校」の次に「、義務教育学校」を加えるものです。  質疑、討論なく、挙手全員で可決しました。  議案第29号 平成27年度下諏訪町一般会計補正予算(第9号)につきましては、歳出では、住民基本台帳費の356万8,000円は、国の補正予算において個人番号カードの交付事務の委任交付金が予算措置されたことによるものです。  社会福祉総務費の繰出金2,161万8,000円は、4分の1の町負担分を加えて国保会計へ繰り出すものです。障害者福祉費の471万8,000円は、人工透析患者の増加等による更生医療給付金の補正。塵芥処理費の936万4,000円は、湖周行政事務組合への負担金で、国の補正予算の内示を受けての事務前倒しに伴う負担金の増額補正です。また、歳入の民生費県負担金の757万9,000円のうち、640万円は国民健康保険基盤安定負担金ですが、補助率は保険者支援分が4分の1、保険税軽減分が4分の3となっています。また、117万9,000円は、障害者自立支援給付費負担金であり、補助率は4分の1になります。  質疑では、国保会計への繰り出しについて、医療費は数千万円単位で動くので何とも言えないが、何とかこれで済んでくれればと考えている。湖周行政事務組合の負担金は、3市町では4,826万9,000円となり、負担割合で当町の金額が算定されたとの説明がありました。また、繰越明許となった星ヶ塔遺跡併用林道に関する協定は、新年度に入ってから締結したいと南信森林管理署より連絡があったとのことです。  討論では、社会福祉費の補正は繰出金補正であり、障害者福祉費においても国や県の確定による支出であり問題はない。また、他の補正も同様に考えるので賛成。保育所費のシステム改修事業は、多子世帯及びひとり親世帯等の保育所の利用者軽減負担にかかわるシステム改修で必要な予算措置と考えるとの討論があり、挙手全員で可決しました。  議案第30号 平成27年度下諏訪町国民健康保険特別会計補正予算(第3号)につきましては、歳入の一般会計からの繰入金である保険基盤安定繰入金2,161万8,000円と財政調整基金繰入金1,330万円の合計の3,491万8,000円を一般被保険者診療報酬金として支払うものです。財政調整基金繰入金からの1,330万円は、一般被保険者療養給付費が大幅に増額となったため、基金を取り崩し対応するものです。これにより基金残高は2万3,719円となります。  質疑では、医療費の伸びは肝炎患者への高額な新薬が開発されたことも要因の一つかと、県によると当町の規模からすると基金残高は9,000万円程度が望ましいとのこと。また27年度の決算次第では、28年度予算からの繰上充用の可能性を否定できないとの説明がありました。  討論では、国保財政が大変厳しい状況であることが理解できた。平成30年には県が財政運営の責任主体になることが決まっており、保険税・保険料が上がるのが心配なところもある。予防医療にも引き続き力を入れていただきたいとの討論があり、挙手全員で可決しました。  議案第32号 平成27年度下諏訪町特別養護老人ホーム事業特別会計補正予算(第2号)につきましては、施設管理費の積立金56万円は、3人の方から賜りました寄附金を特別養護老人ホーム福祉施設基金に積み立てるものです。なお、補正後の基金残高は134万592円となります。  質疑、討論なく、挙手全員で可決しました。  議案第34号 平成28年度下諏訪町一般会計予算ですが、住民環境課での質疑では、バス運行事業では多発するバス事故を受けて、運転手を正社員化するよう国から指導があり3年計画で進めている。利用者については、あざみ号は前年度比408人の増となっている。スワンバスは3,958人減っており、新岡谷病院への乗り入れなど対策を検討しているとのことです。  駅東のごみステーションは、4月から新たに収集品目を拡大し、さらなるごみの減量化の推進に努めている。昨年4月から始めた収集委託にかかわる予算がなく、職員の皆さんに御苦労いただいたとのことです。  生ごみ減容リサイクルセンターは、現在の場所に近いところに移す方向で進めており、その際には推進委員の居場所も声を聞きながら決めたい。旧清掃センターの解体費用については、除染に多額の経費がかかるとのことです。
     教育こども課の質疑では、保育園については平成28年度の未満児保育希望者は3園で88人、27年度と同様に、増加傾向にあります。平成28年度の年少は20人ふえて148人、年中と年長はそれぞれ約130人となっています。また、保育園の嘱託保育士は、正規職員の産休・育休に伴い2人増の9人です。昼間の臨時保育士は1人増の33人です。そのほか長時間保育士として17人予定しています。保育士の確保には苦労されているとのことです。  博物館入館者数の減は、特別展が地味だったことや音楽関係の催しが偏ってしまったことも要因かと。あわせて新たな博物館のあり方も検討されている。新年度の特別展は諏訪の野鳥展などを検討している。  国の史跡指定になった星ヶ塔遺跡にかかわる埋蔵文化財センターの改修は、国からの補助金が不確定な部分もあるが、28年度中のオープンを想定しての予算組みです。屋外では全身を使った体験施設も検討中で、近隣との差別化を図りたいとのことです。  体育施設の老朽化に伴う改修は計画的に実施していくが、体育館の改修はトイレの6割以上の洋式化とアリーナの照明器具などの耐震化、給排水設備の改修、非常用照明の改修を予定。オリンピックの合宿誘致費については、国の進めるホストタウン構想に手を挙げており、その条件の一つであるオリンピアンとの交流では、岩本亜希子さんと小学生との交流を検討している。  図書館の図書購入費については、予算の範囲内でCDやDVDについても充実を図り、蔵書数は満たしているので支障はないとのことです。  健康福祉課の質疑では、ゆたん歩°の職員体制については、所長を含め常時3人が常駐しており、所長以外はシルバー人材センターに委託している。ゆたん歩°の使用料収入については、1日平均100人の利用者で見積もりしているが、利用者は増加傾向にあり、27年度は1日平均125人ぐらいであるとのことです。  地域支援事業費包括的支援事業は新規事業ですが、今後生活支援体制の整備と認知症施策の推進を図るため、アンケートによりニーズ、サービスを把握し検討していきます。国の新オレンジプランに沿った事業ですが、認知症の早期発見や進行をおくらせるなど、専門職でチームを組み支援を進めるものとの説明がありました。  討論では、住民環境課については、有料道路利用者割引券使用料は無料化に移行するまでの暫定的な施策であり努力を評価します。  バス運行事業においては、循環バスや湖周バスの共同運行に、運行形態など抜本的な改革も視野に入れて、効率のよい持続性のある事業として取り組んでほしいと思います。  生ごみ減容リサイクル事業は、現在のリサイクルセンターは解体されますが、事業は継続ということですので、参加家庭の拡大を図り、燃やすごみの減量に努めてほしいと思います。生ごみリサイクルセンターをさらに利用しやすくして住民の利便性を図って、家庭から出るごみの減量に力を入れてほしい。これから始まる御柱祭では職員の皆さんには大変御苦労をいただきますが、よろしくお願いします等の賛成討論がありました。  教育こども課につきましては、保育士の嘱託職員や臨時職員について介護職とともに全国的に賃金が安く、資格者雇用では雇用安定を考える意味でも賃金アップを考えていくべきです。  こども未来基金による海外研修や英語教育は下諏訪町の特色である施策であり、これからの子供教育に期待します。  北小、社中の建物・施設整備事業が見込まれています。学校運営では信州型コミュニティスクールを開設して、地域一体となった小中連携が始まり、新たな学校づくりとして踏み出されます。  文化関係では、復元修理された柿蔭山房を公開する事業が組まれています。休日を中心に公開されるとのことですが、将来的には地域を巻き込んだ事業になることを望みます。  子育て支援関係では、未満児保育受け入れ、一時保育対応として保育士の増員、賃金アップなど環境整備が図られてきています。引き続きの整備を望みます。せせらぎ園でのエアコン導入や乳児室の設備改善など細かい配慮が見られます等の賛成討論がありました。  健康福祉課については、要支援1及び2の認定者は408人に及び、在宅介護支援在宅高齢者サポート事業など需要が高まっています。介護予防事業包括的支援事業などの運営がさらに求められます。ゆたん歩°の健康講習や福祉タクシー等助成事業での入浴券とのマッチングを考えるなど、努力の跡が見られます。  賃金引き上げの恩恵が及びにくい低所得者の高齢者、障がい者及び遺族基礎年金受給者を対象に、年金生活者等支援臨時福祉給付金を支給します。あわせて、消費税引き上げによる影響を緩和するため、所得の低い方に臨時福祉給付金を支給するなど弱者救済に必要な施策と考えられます。  特定健診については、集団健診だけでは無理が出てきている。個別健診についても検討いただき、町民が早めに健康の状態をつかめるような対応を願います。  福祉タクシー等助成事業では、町内公衆浴場で使用できる入浴助成券が新たに追加され、高齢者の外出につながる必要な施策であると考えます等の賛成討論がありました。  総括として、平成27年度で主要なハード面の整備が終わり、今後は三つの課には特に多いソフト面を重視しての住民に寄り添った施策の展開を強く望みます。第7次総合計画、地方版総合戦略に基づいて人口減少対策、子育て支援、高齢者福祉、医療、介護など住民に寄り添い、住民が住んでよかった、住み続けたいと思ってもらえるような施策の展開を望みますとの賛成討論があり、挙手全員で可決しました。  議案第35号 平成28年度下諏訪町国民健康保険特別会計予算。  質疑では、一般被保険者数の平成28年度の見込みは3,086世帯、4,942人で、前年度比マイナス183人としています。収納状況については、収納率は平成26年度95.8%で滞納者との折衝を目的とした短期保険証の発行が多く見られるが、個々にきめ細やかに対応しており、その効果が収納率アップにつながっているとのことです。  高額療養費については、C型肝炎の新たな高額の治療薬の影響が今後見込まれるが、完治する率が97%と高いので、右肩上がりの増加とは考えていないとのことです。  ジェネリック医薬品については、パンフレットの配布や保険証の更新時に啓発のシールをつけたり、500円以上の差額がある方に通知をしている。  特定健診で下諏訪の受診率が低い理由として、集団健診のためという要因が考えられるが、個別健診は現状の倍の予算が必要になる。受診率によって国の交付率が変わるが、県平均は45%、町は34%で、受診率アップのためにごみ袋の配布など啓発に努めているが、受診率を県平均に近づけたいので、日曜日の健診もふやしていくとのことです。住民のニーズも見ながら個別健診の導入も視野に入れて取り組んでいくとのことです。  討論では、厳しい国保財政で法定外の繰り入れを行うなどぎりぎりの予算と理解する。法定外繰り入れについては、これで安定してくれればという思いはあるが、そのよしあしについては運営協議会の答申を待ちたい。被保険者には低所得者が多く、保険税の負担が大きい。一般会計に一度に高額な負担をかけないためにも計画的な運営を望む。  個別健診については、健康寿命の上昇につながり、医療費の圧縮になるのであれば、ぜひ検討して進めていただきたいと要望し賛成。病気になったとき安心して治療が受けられることはありがたい。疾病予防のための予算を投入してほしいと要望し賛成との討論があり、挙手全員で可決いたしました。  議案第37号 平成28年度下諏訪町後期高齢者医療特別会計予算につきましては、質疑では、被保険者は27年度は3,862人で、平成28年の見込みは3,912人で50人の増となるが、例年並みの増加。保険料については県の広域連合の算出ですが、平成27年度に改定があり、平成28年、29年の保険料については医療費は伸びているが、約37億円ある基金からの繰り入れを行い、保険料は若干下がっている。  特別徴収対象者が約35%で、普通徴収が約65%となっている。収納率は平成26年が95.53%で、収納率の向上に努めている。広域連合への職員派遣が来年度から全市町村を対象にした輪番制となり、課題の一つであるとの説明がありました。  討論なく、挙手全員で可決しました。  議案第38号 平成28年度下諏訪町交通災害共済事業特別会計予算につきましては、質疑では、交通災害への加入状況は加入率が減少傾向にある。人口減少と町内会への未加入世帯が増加傾向にあることが要因の一つと考えられるが、昨年度から個人情報保護により、申し込み手続が変更になったことも考えられるのではとのことです。28年度は申込書を複写式に変えて手続の簡素化を図った。見舞金については、平成24年度は45件で336万5,000円、平成25年度は60件で317万5,000円です。平成26年度は61件で302万5,000円との説明がありました。  討論では、みんなで支え合う事業であり、加入者をふやす努力を引き続きお願いして賛成。集金など班長さんの御協力にも感謝して賛成との討論があり、挙手全員で可決しました。  議案第40号 平成28年度下諏訪町特別養護老人ホーム事業特別会計予算につきましては、質疑では、一般会計からの繰り入れの今後の見込みについて28年度、29年度は同額程度の繰り入れを想定している。30年度は介護報酬の改定があり、介護報酬の引き下げが行われれば増額が見込まれる。臨時職員の時給については介護福祉士は1,050円から1,090円に、ヘルパー2級取得者は980円から1,010円に増額した。修繕費の100万円は突発的な修繕の予算で、大規模な改修は計画的に実施していく。待機者については、2月1日現在で59人となっているとのことです。  討論では、厳しい財政運営の中、頑張っている。公設公営で長野県下唯一残された施設、経営は厳しいと承知しているが、何とか頑張ってほしいと要望し賛成。介護報酬の引き下げには反対の声を上げる必要がある。低所得者の最後のよりどころでもあり、繰り入れもやむを得ないと考える。これからも安定した運営をお願いし賛成との討論があり、挙手全員で可決いたしました。  以上、生活文教常任委員会の報告といたします。 ○議長 次に、総務経済常任委員会の審査報告をお願いいたします。中村光良常任委員長、登壇の上、御報告願います。 ○議長 中村光良委員長。 ◎総務経済常任委員長(中村光) それでは、総務経済常任委員会より報告させていただきます。  議案第13号 下諏訪町行政不服審査法等の施行に伴う関係条例の整備に関する条例について  議案第14号 下諏訪町事務分掌条例の一部を改正する条例について  議案第15号 職員の勤務時間及び休暇等に関する条例の一部を改正する条例について  議案第16号 下諏訪町人事行政の運営等の状況の公表に関する条例の一部を改正する条例について  議案第17号 地方自治法等の規定により出頭した関係人等の実費弁償等に関する条例の一部を改正する条例について  議案第18号 下諏訪町税条例の一部を改正する条例について  議案第21号 下諏訪町商工業振興条例の一部を改正する条例について  議案第22号 下諏訪町都市公園条例の一部を改正する条例について  議案第23号 下諏訪町消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例について  議案第27号 諏訪広域連合規約の変更について  議案第28号 町道路線の変更について  議案第29号 平成27年度下諏訪町一般会計補正予算(第9号)  議案第31号 平成27年度下諏訪町温泉事業特別会計補正予算(第1号)  議案第33号 平成27年度下諏訪町下水道事業会計補正予算(第1号)  議案第34号 平成28年度下諏訪町一般会計予算  議案第36号 平成28年度下諏訪町駐車場事業特別会計予算  議案第39号 平成28年度下諏訪町温泉事業特別会計予算  議案第41号 平成28年度下諏訪町東山田財産区会計予算  議案第42号 平成28年度下諏訪町水道事業会計予算  議案第43号 平成28年度下諏訪町下水道事業会計予算  本委員会は、平成28年3月8日に付託された上記議案について審査した結果、それぞれ原案どおり可決したから、会議規則第73条の規定により報告いたします。  審査の内容について報告します。  議案第13号 下諏訪町行政不服審査法等の施行に伴う関係条例の整備に関する条例について。行政不服審査法の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律及び行政不服審査法施行令が平成28年4月1日に施行されることに伴い、関係する8件の条例をまとめて一部改正するものです。昭和37年の制定以来、本格的な改正がなかった行政不服審査法における行政庁の処分、その他公権力の行使に当たる行為に関する不服申し立ての制度について、公正性や利便性の向上等を図る観点から全部改正が行われました。  主な改正内容としては、審査庁が原処分に関与しない職員を審理員に指名し、この審理員が簡易迅速かつ公正に審理を行い、その結果を審理員意見として審査庁に提出する審理員制度が導入され、審査庁の裁決の判断の妥当性をチェックするための第三者機関が新設された後、その簡易迅速性を生かしつつ、より公正な手続のもとで権利、利益の救済が図られる仕組みに変わります。  法律の施行に向け、圏域6市町村で協議した結果、第三者機関となる行政不服審査会は、1、外部設置による公平性や透明性の確保、2、専門性の確保等、3、件数的なものを考慮し、諏訪広域連合において処理する事務とすることとしています。  不服申し立てをすることができる期間が60日から3カ月に延長されること、審査請求及び異議申し立てが審査請求に一元化されることなど改正されました。  附則では、施行日を平成28年4月1日として、必要な経過措置を規定しています。  質疑の答弁として、50年以上改正がなかったが、下諏訪町で不服の申し立ては過去5年間はゼロ、50年間でもなかったと思う。条例はあるが、行使するケースはなかった。過去の状況を見直す中から法改正がされた等の説明がありました。  討論では、今回は50年以上の状況を見直す中での法改正で、それに準じて町条例改正するもの、町では不服申し立てはなかったが、今後はマイナンバー制度の施行もあるので注意していく必要があるが、条例改正は理解できるとの賛成討論があり、採決では挙手全員で可決しました。  議案第14号 下諏訪町事務分掌条例の一部を改正する条例について。町長部局の課の主な事務分掌を定めていますが、町の人口減少対策に伴い、これまで複数化で取り組んできた移住定住促進のための事業について、平成28年4月から産業振興課で一元化して対応するための一部改正です。  産業振興課の商工観光係を商工係と観光係に分けて充実を図るとともに、新たに移住定住促進室を設置するもので、人口減少対策、移住定住促進、雇用創出及び就労支援、空き家・空き店舗・空き工場等の有効活用などの取り組みを一体的に推進することで、効果的かつスムーズな対策を講ずるとしています。  附則では、施行日を平成28年4月1日としています。  質疑では、商工係としてのくくりは従来と同じ、2人増員し5人となるが、この2人は商工にもかかわる。観光係は現在は大変多忙な状況であるが、御柱祭が終われば観光一本でいける等の説明がありました。  討論では、人口減少対策に新しい取り組み体制ができる、成果に期待して賛成との賛成討論があり、採決では挙手全員で可決しました。  議案第15号 職員の勤務時間及び休暇等に関する条例の一部を改正する条例について。地方公務員法及び地方独立行政法人法の一部を改正する法律並びに学校教育法等の一部を改正する法律が、平成28年4月1日に施行されることに伴い、引用している条項にずれが生じること、また小中一貫教育を実施する義務教育学校が制度化されることに伴い、関連する規定について、国の人事院規則が改正されたことから一部改正するものです。  附則では、施行日を平成28年4月1日とするとともに、必要な経過措置を設けています。  質疑、討論なく、採決では挙手全員で可決しました。  議案第16号 下諏訪町人事行政の運営等の状況の公表に関する条例の一部を改正する条例について。地方公務員法及び地方独立行政法人法の一部を改正する法律が、平成28年4月1日に施行されることに伴い、同法に規定する人事行政の運営等の状況の公表事項に追加の項目が生じることから一部改正するものです。  町の人事行政運営等の状況については、これまでも規定に基づき職員の任用、給与、服務等の状況について、毎年10月下旬発行の「クローズアップしもすわ」11月号で公表するとともに、町ホームページにおいても公表されています。  改正法の施行に伴い職員の人事評価の状況及び職員の退職管理の状況が追加されるため、号の整理を含めて改正します。附則では、施行日を平成28年4月1日としています。  質疑の答弁として、勤務評定をしているが、これは本人には知らされない。平成17年から人事考課も行っている。こちらは評価項目が開示され、本人も上司も評価する。頑張りは認められる方向にある。退職に係る内容は、詳細はまだ国から示されておらず、10月ころに示される予定だが、例えば人数的な再就職について公的就業が何人、民間就業が何人等の公表が考えられる等の説明がありました。  討論では、職員のレベルアップにつながることを期待している。新たに公表事項がふえることはよいことだ等の賛成討論があり、採決では挙手全員で可決しました。  議案第17号 地方自治法等の規定により出頭した関係人等の実費弁償等に関する条例の一部を改正する条例について。農業協同組合法等の一部を改正する等の法律が平成27年9月4日に公布され、平成28年4月1日に施行されることに伴い、引用している法律に条ずれが生じることから一部改正をするものです。  農業委員会等に関する法律の改正により、現行引用されている部分に条ずれが生じること、また「耕作者その他の関係人」の文言が「農業者、その他の関係者」に改正されます。附則では、施行日を平成28年4月1日としています。  質疑、討論なく、採決では挙手全員で可決しました。  議案第18号 下諏訪町税条例の一部を改正する条例について。昨年12月16日に決定された平成28年度与党税制改正大綱において、個人番号の利用の取り扱いを見直す方針が示されたことを踏まえ、昨年12月議会終了後に国から税条例の一部を改正する参考事例が示され、第51条第3項第1号の町民税の減免申請書及び第139条の3第2項第1号の特別土地保有税の減免申請書には個人番号の記載を要しないとされたことに伴う改正です。  検討の結果、改正の影響が出るのは28年度課税の6月以降となることから、今定例会に上程されることとなりました。そこでは、公布の日から施行し、平成28年1月1日から適用することとしています。  質疑、討論なく、採決では挙手全員で可決しました。  議案第21号 下諏訪町商工業振興条例の一部を改正する条例について。工場や商業施設の立地誘導、町内の中小企業の生産・販売・技術の向上及び経営の健全化等を図るため、新築・増築に対して助成事業を実施し、商工業の振興を目的としています。  近年、多くの企業で親会社よりコストダウンや短納期での対応が求められており、空き工場を利用することで設備投資を抑え、短期間での稼業を希望するケースがある現状を踏まえ、企業の設備投資の活性化や雇用の促進、企業誘致の観点から本条例に空き工場活性化促進事業として空き工場の取得に対して助成をする制度を追加するため、条例の一部改正をするものです。附則では、平成28年4月1日から施行するとしています。  質疑では、空き工場とは土地・建物双方を対象とする。200万円の基準については、新築で500万円、商業の新築で200万円等を参考に、町の現状を考慮して設定した。町内の空き工場についてはデータがなく、数は不明である。27年度のものづくりの中で借りたいという案件は4件あり、売りたいという相談もあった等の説明がありました。  討論では、空き工場への補助は岡谷市にはあったが、下諏訪町にはなかった。空き工場対策は非常によい施策であるとの賛成討論があり、採決では挙手全員で可決しました。  議案第22号 下諏訪町都市公園条例の一部を改正する条例について。都市公園の供用開始に伴い、名称及び位置に「八幡坂高札ひろば」を追加するとともに、行為の禁止事項の字句の修正、またいずみ湖公園及び赤砂崎公園における有料公園施設として「いずみ湖公園カヌー場及び赤砂崎公園多目的広場」の追加、並びにいずみ湖公園マレットゴルフ場使用料の改定と、いずみ湖公園カヌー場及び赤砂崎公園多目的広場の使用料を追加する改正です。附則では、平成28年4月1日から施行するとしています。  質疑の答弁として、赤砂崎公園多目的広場の使用料について、団体などが占有して使用する場合で、営利営業を目的としない場合は1時間につき500円、営利営業を目的とする場合は1日につき3万円とする。3万円の根拠は団体扱い人数、使用面積等をもとに500円の積み重ねとして設定した等の説明がありました。  討論では、いずみ湖公園の料金はわかりやすくなったし、利用者にも喜ばれる料金になった。赤砂崎は広報無線も整備され、使い勝手がよく健康志向に期待が持てる。見直されたマレット場料金や赤砂崎公園の料金については、町民に丁寧な説明をするよう努めてほしい等の賛成討論があり、採決では挙手全員で可決しました。  議案第23号 下諏訪町消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例について。非常勤消防団員等に係る損害賠償の基準を定める政令の一部を改正する政令が公布され、同法を引用する下諏訪町消防団員等公務災害補償条例の一部を改正するものです。  改正の内容としては、非常勤消防団員等の公務上の災害時に対する損害賠償に関し、同一の事由により他の法律による年金たる給付が支給される場合に受ける傷病補償年金及び休業補償の額に乗じる調整率の改正が行われました。附則では、施行日を平成28年4月1日とするとともに、必要な経過措置を設けています。  質疑はなく、討論では、消防団員の皆さんは町民の生命、財産を守るため日夜努力をされています。消防団員の皆さんに敬意と感謝を込めながら、処遇の整備、改善に賛成するとの賛成討論があり、採決では挙手全員で可決しました。  議案第27号 諏訪広域連合規約の変更について。行政不服審査法の全部改正に伴い、法第81条第1項の規定により新設されることとなった審査庁の裁決の妥当性をチェックするための第三者機関、行政不服審査会の設置及び運営について諏訪広域連合の事務に位置づけて共同処理するための一部改正です。  議案第13号で触れたとおり、1、外部設置による公平性や透明性の確保、2、専門性の確保、3、法改正前の不服申立てや審査請求件数の実績などを考慮し、行政不服審査会については諏訪広域連合において共同処理することとなりました。経費の負担については広域割の均等割20%、人口割80%による町負担割合としております。附則では、平成28年4月1日から施行するものとしています。  質疑の答弁として、議案第13号の条例整備に関する条例を受け、諏訪広域連合規約を変更するもの。第三者機関行政不服審査会は広域連合に設置され、委員は各市町村ごとに1名ずつ推薦される。公平性、透明性、専門性を備えた人を選ぶ。諏訪広域連合での過去5年間では20件の申し立てがあり、そのうち10件が行政不服審査会に回された経過がある。税、介護保険等に関する案件であった等の説明がありました。  討論では公平・公正性、透明性も高まるので賛成との賛成討論があり、採決では挙手全員で可決しました。
     議案第28号 町道路線の変更について。今回変更する箇所は、砥川河口の長野県が管理している砥川橋です。現在、多くの車両が通行しており、一般交通のように供された公衆用道路として機能しています。橋梁管理者である長野県と協議を行い、当該箇所が町道赤砂砥川東線の延長上に存在していることから、町道赤砂砥川東線の終点位置を変更して町道認定するものです。これにより砥川右岸側にある町道砥川湖岸線と接続することになります。町道認定後は、長野県と兼用工作物協定を結び、橋梁の路面部は下諏訪町が管理し、橋梁部は長野県が管理することとなります。  質疑の答弁として、橋梁部の寿命については正確な数字で示すのは難しいが、平成2年に竣工した。5年ごとに一度は点検されている。砥川橋で東西の町道が分断されていたことが、今回の認定で一連の町道となる。車等頻繁に利用されており、町としても東西の今後の開発の一元化も図れる。赤砂崎公園、サイクリングロードを展開するに当たり、機能的に都合もよく、県からの指導もあり、今後変更する等の説明がありました。  討論では、一連の町道となり近辺の開発構想もあり、一帯の利便性が増すと期待できるとの賛成討論があり、採決では挙手全員で可決しました。  議案第29号 平成27年度下諏訪町一般会計補正予算(第9号)。歳入歳出それぞれ1億1,322万5,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ88億6,332万9,000円とするものです。  繰越明許費に関しては総務費1件、民生費2件、土木費3件、教育費1件、合計7件について限度額を設定しています。7件の総額は8,672万1,000円です。  地方債に関しては、情報セキュリティ整備事業の追加で660万円、都市公園整備事業で750万円の増額、都市防災総合推進事業で1,250万円の増額となっています。  総務課関係では、歳入で国庫補助金情報セキュリティ強化事業補助金が665万円、一般寄附金が300万円、基金繰入金が40万円、繰越金が2,956万円、町債が660万円、合計4,621万円。一般寄附金については、高木正夫様200万円、亡き青木健一様50万円、亡き新村良雄様50万円です。歳出では、総務管理費の財政調整基金積立金が300万円、移住定住促進住宅改修事業補助金が40万円、庁内情報システム強化対策委託料が1,512万円、合計1,852万円。  税務課に関しては、歳入がふるさとまちづくり寄附金で130万2,000円、藤田眞様、山岡弘稔様、千原博幸様、小林紀雄様、安達伸一様、武居一雅様初め匿名の方7名の計13名から賜りました。歳出は、ふるさとまちづくり基金積立金として130万2,000円です。  建設水道課に関しましては、繰越明許費が町道東山田東町線道路改良事業費で2,300万円、赤砂崎公園整備事業1,610万円、都市防災総合推進事業が2,693万2,000円、合計6,603万2,000円です。  歳入では、赤砂崎公園に関して国庫補助金防災安全社会資本整備交付金が750万円、駅前について防災安全社会資本整備交付金が1,250万円、これも赤砂崎公園に関してですが、地域開発整備基金繰入金が110万円、都市公園整備事業債750万円、駅前防災広場整備事業債1,250万円で合計4,110万円。  歳出につきましては、都市計画費で赤砂崎公園整備工事費1,610万円、建築確認申請手数料8万2,000円、駅前防災広場整備工事費2,685万円、計4,303万2,000円です。  質疑の答弁として総務課については、情報セキュリティの関係でLGWANとインターネットとの分離である。国の補正で対応し、受信メール等をより適切に扱うようにする。6月に再補正があると思われるので、その時点でさらなる有効対策を検討する。マイナンバーは単独ネットである。リスクを分散し各システムのグレードアップに取り組む。移住定住促進に関しては、県内2家族、県外2家族、計4家族の実績があり、中学生以下の子供2人が含まれており、1人10万円の加算がある。  税務課に関する質疑はなく、建設水道課では駅前の防災広場は御柱祭中は臨時活用し、祭りが終わり次第、本格的に整備に取り組むとの説明がありました。  総務課、税務課、建設水道課、3課の討論、採決で、討論では総務課に関連し情報セキュリティ対策向上と人口減少対策としての移住定住促進に積極的に取り組んでいただきたい。税務課に関連し、多くの方々から多額のふるさとまちづくり基金を頂戴した。感謝するとともに寄附者の御意向に沿って町の発展に向け有効活用に努めてほしい。  建設水道課に関連し、駅前防災広場や赤砂崎防災公園の整備で安心・安全の町を目指してほしい。今回の補正は国の補助額の確定によるもので、繰越明許費として措置されており評価できる。平成28年度早期の執行に期待したい等々の賛成討論があり、採決では挙手全員で可決しました。  議案第31号 平成27年度下諏訪町温泉事業特別会計補正予算(第1号)。今回の補正は、現在高浜で進めている温泉井戸掘削工事に伴う繰越明許費5,146万円の設定をするものです。  工事の進行状況として、掘削深度220メートル付近から地盤のかたい層に当たり、時間を要している。総合的に判断する中で、今年度の掘削深度は900メートルとなり、申請深度の1,300メートルに達するには掘削で約30日程度の延長が必要であり、仕上げ作業、揚湯試験、仮設口撤去等を含め工事完了まで約60日間の工期延長が必要となることから、4月以降の工事実施分については繰越明許費とするというものです。なお、予算額に変更はありません。  質疑はなく討論で、60日の延長にはなるが、予算に変更はなく理解できる。期待されている事業なので、目的、完成に向け頑張ってほしいとの賛成討論があり、採決では挙手全員で可決しました。  議案第33号 平成27年度下諏訪町下水道事業会計補正予算(第1号)。資本的支出で公共下水道事業費では、国庫補助金の確定に伴い雨水対策事業費、長寿命化計画事業費、赤砂崎下水道布設費をそれぞれの補助額に合わせて5,390万9,000円減額補正します。  諏訪湖流域下水道事業費でも国庫補助金の確定に伴う事業費の見直しと耐震化に伴う下水道管の更新工事で強度更生の必要がなくなり、マンホールぶたの交換のみに変更になったことなどから、1,659万2,000円を減額補正します。  資本的収入では、企業債、公共下水道事業債を3,950万円減額、流域下水道事業債1,680万円減額、また国庫補助金で雨水排水対策事業費390万円減額、長寿命化計画事業費680万円減額、赤砂崎下水道布設510万円減額となっています。いずれも補助金額の確定によるものです。  質疑の答弁として、流域下水道事業で計画したが、結果として下水管は健全な状態と判断された。国庫補助金の3点について見込みに対して減額となったが、減額となった分については将来的に対応されるものと見込んでいる。東北の災害復興と東京オリンピックが優先されてか、要求に対して満額は難しい状況となっているとも考える等の説明がありました。  討論では、説明により国の状況は理解できる。各事業とも行く行くは100%を見込んでいるということなので、早期対応を期待しているとの賛成討論があり、採決では挙手全員で可決しました。  議案第34号 平成28年度下諏訪町一般会計予算。歳入歳出予算の総額は歳入歳出それぞれ81億8,000万円と定めています。歳入歳出予算の款、項の区分及び当該区分事の金額は第1表に、また地方自治法の規定による債務を負担する行為をすることができる事項、期間及び限度額は第2表に、地方債の起債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法は第3表によるとしています。地方自治法の規定による一時借入金の借り入れの最高額は10億円と定めています。  質疑の答弁として、総務課では町有建物の賃貸について、大社煎餅、神楽、すわのねの3件である。町有地の売却については社ケ丘、南四王の2カ所で移住定住促進事業とバイパス代替地を想定している。売るにせよ保持するにせよ、公平に広く情報提供していく。  特別職報酬等審議会委員報酬は、現教育長の任期が8月に切れるので、制度変更に伴う新教育長について賃金を諮問するものである。  公会所整備事業費は6区に500万円、2区に100万円を予定している。  電気料金については自由化になるが、何社か比較して有利なほうを選択していく。役場庁舎屋上の太陽光発電は、まだデータ不足だが、売電までは回らないだろう。  土地開発公社損失補填の補助金2億4,200万円は、一般会計から4,500万円と温泉会計からの1億9,700万円を充てる。28年度から33年度まで予定どおり返済していくとの答弁がありました。  産業振興課に関し、森林の間伐材は塩尻市のソヤノウッドパークが軌道に乗る29年度から成果が上がるものと期待感を持っている。特定農地貸付では、250区画1,000円から2,500円に対し、27年度実績は239区画で、需要が供給を下回っている。  鳥獣被害対策について、電気柵の設置は農業者、個人合わせて25年度32人、26年度25人、27年度27人である。27年度に2.3キロ延び、総延長6.8キロメートルとなった。  儀象堂の修繕費については、突発的修繕や消防指導事項に対応するものであり、二重投資にならぬよう必要最低限の対応に努める。ものづくり支援センターの人事については人脈やノウハウを断ち切らぬよう、確実に継承すべく全力で対応していく。  税務課では、法人税の上昇傾向は主要30社への聞き取り結果から判断した。企業規模、業種等でばらつきがあるが、主体となる主要企業で上昇が見込まれる。固定資産税に係る地理情報システムGISを活用する。  税の公平性を保ち、間違いのない状態を維持することが大事であり、どうしても必要なものだ。県地方税延滞整理機構には毎年異なる人で依頼する。大口案件は解消されてきたが、小口は相変わらずある。執行停止から不納欠損処分に振り分ける等の作業において有効である。  建設水道課に関連し、備品購入費では老朽化した車両を更新する。機材等を積載するので、バンタイプを考えている。希望仕様を決めて最適な車種を選定していく。  道路維持に係る工事請負費は8,000万円。地域要望分小規模工事用が3,000万円、年次計画分、大規模工事用が5,000万円、28年度は9路線を計画している。道路新設改良費では、千代田ポンプ前のT字路の改良工事であり、安全対策で地主の協力をいただいて拡幅を行う。  都市計画基礎調査委託料は、5年に一度、県の調査を町が委託を受けているもの。GISデータの提出が求められるので、業者に委託する。用途地域や都市計画に生かしていく。  いずみ湖についてマレット場は体協に委託、カヌーについては管理小屋を置く計画で、テニスコートとあわせてシルバー人材センターに委託し2名を予定している。  消防課に関連し、消防防災施設整備事業債2,750万円は小型ポンプ付積載車3台分で、3分団四王、6分団町屋敷、7分団社東町に配備する。ジェットシューターへの補給機、ウオーターチャージャーを1台補充する。1台6口で既存の1台と合わせて2台となり、12口での補給が可能となる。消火栓は地上式60基、地下式374基、計434基である。  会計課に関し、課長給料は総務管理費の人件費に含まれている。  議会事務局に関連し、印刷製本費として、議会だよりの作成部数を27年度8,500部から28年度は8,000部に減らす。全町配布は約7,500部であることから、店舗置きなどを加えて8,000部と設定するとの説明がありました。  総務、税務、建設水道、産業振興、消防、会計、議会事務局、7課の討論では、国の有望な補助金を得て予算づけされている。マイナンバーに関する情報管理には十分な注意をしてほしい。  経済状態がなかなか落ちつかない昨今、企業業績が不安定で税収見込みも立ちにくいが、コンビニ収納や県滞納整理機構、GIS等を使った新しいやり方で収納率アップに努めてほしい。  耐震診断、精密診断の推進として補助金制度のPRに力を入れてもらいたい。おんばしら館よいさ、赤砂崎公園のイルミネーションは住民理解等、盛り上げに向け対応を期待する。地区防災計画作成事業では、作成過程を丁寧に情報発信し進めてほしい。  道路整備、交通安全対策には着実に取り組んでいただきたい。少子高齢化対策で移住定住促進の施策に期待する。町施設の改修に関し多くの住民要望が組み込まれている、さらなる住民サービス向上を。明るく元気な町の構築に向け理事者、課長以下職員、議会が一丸となって頑張っていきたい。  定数を下回る人数で、町のために御苦労されている職員の皆さんには、健康に十分注意していただきたい等々細部に触れながら、全委員から賛成の討論があり、採決では挙手全員で可決しました。  議案第36号 平成28年度下諏訪町駐車場事業特別会計予算。歳入歳出予算の総額は歳入歳出それぞれ870万円です。  質疑の答弁として、前年比では定期駐車が減少傾向である。これは町内に駐車場が多くなっていることが要因と言える。単年度決算では若干の黒字が出ている状況である。基金積立金は前々年度の繰越金の2分の1としている。原材料費はフェンスや路面の補修にかかるものであるとの説明があり、討論はなく、採決では挙手全員で可決しました。  議案第39号 平成28年度下諏訪町温泉事業特別会計予算。歳入歳出予算の総額は歳入歳出それぞれ4億円。歳入では、分担金及び負担金739万4,000円、使用料及び手数料3億204万円、繰越金725万1,000円、諸収入11万5,000円、町債8,320万円。歳出では、温泉費3億8,714万円、公債費1,286万円となっています。  質疑の答弁として、一時借入金について利息は0.1%を想定しているが、今までに金融機関から借り入れた実績はない。加入者数は一般家庭が1,726口、公衆浴場等が174口である。平成28年度の単年度収支について約2,600万円の黒字を見込んでいる。現在工事中の新源湯は、第1次、第2次事業を主とした補給用と位置づけており、大幅な新規契約は想定していない。既に本管が布設されている路線上で、短距離での新規接続は可能である等々の説明がありました。  討論では、温泉は豊かな恵みを受ける下諏訪を特徴づけるものであり、生活に潤いを与えてくれる。掘削中の井戸が成功すれば、供給量の向上に期待が持てる。いろんな都合で契約を解除する人もいるが、供給量を最大限に有効活用できるよう、新規加入も含め健全な事業運営に努められるよう要望するとの賛成討論があり、採決では挙手全員で可決しました。  議案第41号 平成28年度下諏訪町東山田財産区会計予算。歳入歳出予算の総額は歳入歳出それぞれ130万円です。歳入では経営管理負担金79万9,000円、繰越金50万円、町預金利子1,000円である。歳出では一般管理費10万3,000円、施設管理費119万7,000円とされています。  質疑の答弁として、原材料費の苗木については広葉樹を考えている。ヒノキは補植程度である。カラマツが多いのは成長が早いのと木材としての汎用性が高い等の答弁がありました。  討論では、管理運営を町がやっているが、健全財政で着実に運営されているとの賛成討論があり、採決では挙手全員で可決しました。  議案第42号 平成28年度下諏訪町水道事業会計予算。平成28年度の業務の予定量は給水戸数9,267件、年間総給水量230万8,000立米、1日平均給水量6,323立米。主な建設改良事業として配水施設整備事業が3,285万円、浄水設備整備事業が1億7,485万円。  収益的収支は水道事業収益が2億7,460万円、水道事業費用が2億6,090万円、資本的収支は資本的収入1億2,880万円、資本的支出2億6,990万円、資本的収入が資本的支出に対し不足する額1億4,110万円は、過年度分損益勘定留保資金5,835万円、当年度分損益勘定留保資金6,720万3,000円及び後年度分消費税資本的収支調整額1,554万7,000円で補填するものとしています。  企業債については、浄水場施設整備事業で1億180万円。一時借入金の限度額は1億円であるとされています。  質疑の答弁として、有収率は約75%、漏水点検ほか有収率の向上に努めていく。品質を維持するための紫外線処理、アセットマネジメント等を進める。総係費の減額は温泉係に移動した人件費が主要因である。滞納に関し、平成27年から慎重な状況判断の上で給水停止も行っている。27年度は5件が対象になった。うち4件は町外在住者で1件が現住者である等の説明がありました。  討論では、下諏訪町約2万1,000人の町民に、安心・安全な水を安い価格で供給することに向けて妥当な予算と考える。さらなる健全運営、健全財政に努力をお願いするとの賛成討論があり、採決では挙手全員で可決しました。  議案第43号 平成28年度下諏訪町下水道事業会計予算。平成28年度業務の予定量は排水件数8,760件、年間総排水量285万立米、1日平均排水量7,808立米。主要な建設改良事業は公共下水道事業8,980万1,000円、流域下水道事業3,273万8,000円。  収益的収支は収益的収入6億820万円、収益的支出5億8,920万円。資本的収支は資本的収入1億9,940万円、資本的支出3億6,740万円、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する1億6,800万円は、過年度分損益勘定留保資金358万3,000円、当年度分損益勘定留保資金1億5,534万円及び当年度分消費税資本的収支調整額907万7,000円で補填するものとしています。  企業債については公共下水道事業4,350万円、流域下水道事業3,100万円、一時借入金の限度額は4億円としています。事業費及び資本的支出に充てるため、一般会計からこの会計へ補助を受ける金額は1億1,900万円であるとされています。  質疑の答弁として、下水道事業に対する地震対策を除く国庫補助金が当初見込みより減額される状況にある。東北の震災復興、東京オリンピック等が要因と考えられる。  平成28年度は高浜交差点から4分団屯所までの耐震化に加え、マンホール及びマンホールぶたの点検修理を進める。現在までの耐震化率は36キロメートル、29.5%である。営業費用管渠費約2,100万円では、5,335カ所のマンホールを7ブロックに分けて、年1回の清掃を行っている。下諏訪町約8,760件のうち未接続は約250件である等の説明がありました。  討論では、下水道事業に対する耐震対策を除く国庫補助金が、当初見込みより減額されている状況にあるが、平成28年度も長寿命化、耐震化に向けた事業内容が示されている。町民の安心安全な生活を支えるために、さらなる努力をお願いしたいとの賛成討論があり、採決では挙手全員で可決しました。  以上、総務経済常任委員会からの報告です。 ○議長 次に、下諏訪町基本構想審査特別委員会の審査報告をお願いいたします。小池忠弘委員長、登壇の上、御報告願います。 ○議長 小池忠弘委員長。 ◎下諏訪町基本構想審査特別委員長(小池) 議案第76号 第7次下諏訪町総合計画基本構想の策定について、下諏訪町基本構想審査特別委員会から御報告申し上げます。  本委員会は、平成27年12月8日付託された上記議案について審査した結果、原案どおり可決したから、会議規則第73条の規定により報告いたします。  昨年12月15日に第1回の開催以降、6回の委員会を開催し、基本構想及び関連資料であります前期基本計画について慎重審議をしてまいりました。  今回の第7次下諏訪町総合計画は、まちづくりの基本理念として総合的かつ計画的な行政運営を図ることを目的とした町の最上位計画であります。議案としては平成28年度から平成37年度までの10年間を目標とする基本構想にかかわる部分でありますが、関連資料として提出いただいた平成28年度から32年までの5年間の具体的な施策の方針を示す前期基本計画とともに、基本計画に示した施策を計画的かつ効果的に実施するための3カ年ごとローリング方式による見直しがされる実施計画で構成されています。  町を取り巻く社会経済情勢は人口減少、少子高齢化、地方分権、大規模災害の発生などにより町政運営にも大きな影響をもたらしており、将来を見据えたまちづくりを進める上で、町の現状と課題を整理するとともに、町民要望に応え得る上で必要となる施策を展開しているため、新たな基本構想を策定するとのことでありました。  策定に当たっては、まちづくりアンケート、町長と語る会、町長への手紙やメール、しもすわ未来議会などで寄せられた御意見や御要望を踏まえつつ、地方版総合戦略との整合を図りながら、また並行して審議会で細部にわたる御検討をいただき答申をいただいたものであるということでありました。  議案となる基本構想案の概要でありますが、第1編、将来図は三つの章からなり、第1章の基本理念では、未来・自然・ひと・健康・活力・くらしの6テーマを設定し、新たに未来と健康が定められています。  第2章、将来人口では、5年先の平成32年の下諏訪町の目標人口を1万9,000人、世帯数を8,070世帯。10年先の平成37年では1万7,700人、7,840世帯と設定しています。目標人口の設定に当たっては、国立社会保障・人口問題研究所の推計値をベースとしながら、合計特殊出生率と社会移動の二つの要因について重点的に施策を展開することとしており、合計特殊出生率については現在の町の1.49を平成37年までに県の希望出生率である1.84人に引き上げること、また社会移動については転出超過の状況を改善し、平成37年までに転入と転出の数値を均衡させることを施策目標としています。  第2編、施策の大綱は、第1章まちづくりの基本理念を六つの章に分け、全てまちづくりとひとづくりで表現し、それぞれの章に節を設け、施策の主要事項を簡潔にまとめ、できるだけ専門用語等を用いず、やむを得ない場合は文中に注釈を付記するなど読みやすくする、わかりやすい形でまとめられています。  次に審査の状況でありますが、基本構想(案)については、表現等に対する質疑、また人口推計についての考え方などについての質疑がありましたが、修正等の意見はありませんでした。関連資料で提出していただいた前期基本計画(案)については、委員会からの87項目にわたる町への訂正、追加、要望事項等の中、25項目について、また、町からの6項目の修正事項については双方協議の結果、これを修正後のものとし、原案と差しかえて取り扱うことになりました。これは2月25日の全員協議会で御報告したとおりでございます。  討論では、民公協働や住民参画、自助、共助というような町民喚起によるまちづくりが重要視されていて、町としての力強さに多少物足りなさを感じるが、各課を越えたプロジェクトによる施策の創出や新たな健康への取り組みが見られ、未来の下諏訪町を感じ取ることができるので、計画がスムーズに実行されることを期待して賛成。  第1章では人口減少対策、住民協働をうたい、住民と一緒になってまちづくりをしようとする町の姿勢を評価する。第4章では高齢化の課題に取り組み、健康長寿への挑戦、地域と人の支え合いを挙げ、よりきめ細やかな施策を展開することとしています。未来をつくる総合戦略などの他の計画ともリンクさせ、それぞれを効率よく組み合わせ、実行することでよい方向に向かうことを期待し賛成。  10年後の町の将来人口が1万7,700人と見込まれる中、子育て支援策、移住定住対策、雇用の創出など人口減少施策は大切であるが、人口が減っている地区に対しての具体的な人口減少対策を打ち出していく必要があると感じており、実施計画の中で今後施策が具体化されていくことを期待し賛成。  タイトルに工夫が見られ、興味が湧き、住民にわかりやすく理解しやすい構成となっている。また若手を中心に広く審議会のメンバーを募り意見をお聞きする中で、幅広く網羅したものとなっている。計画を実行することで、人口増加を初め産業の活性化が図られると確信が持てるので賛成。  基本計画をもとに実施計画がつくられ、予算化されるわけでありますから、基本構想を常に意識して実施計画に反映していただきたい。また未来をつくる総合戦略との整合性、KPI値達成を忘れずに取り組んでいただきたい。行政は当たり前のことを当たり前にやりながら、将来を見据えて新しいことにチャレンジしていく、そんな行政であってほしいと期待し賛成等の賛成討論があり、本案は、挙手全員で可決いたしました。  また、公募による住民代表を含めた審議会の皆さんが、短期間の間に熱心な討議を重ね、町に答申されたことに敬意を表するとともに、基本計画の審査に当たっては本委員会の修正等の要望に対し、町課長、担当者等とのキャッチボールができたことに対し感謝を申し上げます。  以上、下諏訪町基本構想審査特別委員会の報告といたします。 ○議長 ここでお諮りいたします。暫時休憩にしたいと思いますが、御異議ございませんか。               (「異議なし」の声) ○議長 御異議ございませんので、暫時休憩といたします。ただいま午後3時14分であります。再開は午後3時30分を予定いたします。暫時休憩といたします。             休  憩  午後 3時14分             再  開  午後 3時30分 ○議長 ただいま午後3時30分でございます。休憩前に引き続き本会議を再開いたします。 ○議長 日程第3 議案第10号 下諏訪町消費生活センター設置条例の制定についてを議題といたします。  これより生活文教常任委員長報告に対する質疑を行います。質疑のあります方は御発言願います。                (「なし」の声) ○議長 質疑ありませんので、質疑を終結いたします。  これより討論を行います。討論のあります方は御発言願います。                (「なし」の声) ○議長 討論ありませんので、討論を終結いたします。  これより採決を行います。本案に賛成の方は挙手願います。                〔 挙手全員 〕
    ○議長 挙手全員。よって、本案は原案どおり可決いたしました。 ○議長 日程第4 議案第11号 下諏訪町こども未来基金の設置、管理及び処分に関する条例の制定についてを議題といたします。  これより生活文教常任委員長報告に対する質疑を行います。質疑のあります方は御発言願います。                (「なし」の声) ○議長 質疑ありませんので、質疑を終結いたします。  これより討論を行います。討論のあります方は御発言願います。                (「なし」の声) ○議長 討論ありませんので、討論を終結いたします。  これより採決を行います。本案に賛成の方は挙手願います。                〔 挙手全員 〕 ○議長 挙手全員。よって、本案は原案どおり可決いたしました。 ○議長 日程第5 議案第12号 下諏訪町こども未来基金条例の制定についてを議題といたします。  これより生活文教常任委員長報告に対する質疑を行います。質疑のあります方は御発言願います。                (「なし」の声) ○議長 質疑ありませんので、質疑を終結いたします。  これより討論を行います。討論のあります方は御発言願います。                (「なし」の声) ○議長 討論ありませんので、討論を終結いたします。  これより採決を行います。本案に賛成の方は挙手願います。                〔 挙手全員 〕 ○議長 挙手全員。よって、本案は原案どおり可決いたしました。 ○議長 日程第6 議案第13号 下諏訪町行政不服審査法等の施行に伴う関係条例の整備に関する条例についてを議題といたします。  これより総務経済常任委員長報告に対する質疑を行います。質疑のあります方は御発言願います。                (「なし」の声) ○議長 質疑ありませんので、質疑を終結いたします。  これより討論を行います。討論のあります方は御発言願います。                (「なし」の声) ○議長 討論ありませんので、討論を終結いたします。  これより採決を行います。本案に賛成の方は挙手願います。                〔 挙手全員 〕 ○議長 挙手全員。よって、本案は原案どおり可決いたしました。 ○議長 日程第7 議案第14号 下諏訪町事務分掌条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。  これより総務経済常任委員長報告に対する質疑を行います。質疑のあります方は御発言願います。                (「なし」の声) ○議長 質疑ありませんので、質疑を終結いたします。  これより討論を行います。討論のあります方は御発言願います。                (「なし」の声) ○議長 討論ありませんので、討論を終結いたします。  これより採決を行います。本案に賛成の方は挙手願います。                〔 挙手全員 〕 ○議長 挙手全員。よって、本案は原案どおり可決いたしました。 ○議長 日程第8 議案第15号 職員の勤務時間及び休暇等に関する条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。  これより総務経済常任委員長報告に対する質疑を行います。質疑のあります方は御発言願います。                (「なし」の声) ○議長 質疑ありませんので、質疑を終結いたします。  これより討論を行います。討論のあります方は御発言願います。                (「なし」の声) ○議長 討論ありませんので、討論を終結いたします。  これより採決を行います。本案に賛成の方は挙手願います。                〔 挙手全員 〕 ○議長 挙手全員。よって、本案は原案どおり可決いたしました。 ○議長 日程第9 議案第16号 下諏訪町人事行政の運営等の状況の公表に関する条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。  これより総務経済常任委員長報告に対する質疑を行います。質疑のあります方は御発言願います。                (「なし」の声) ○議長 質疑ありませんので、質疑を終結いたします。  これより討論を行います。討論のあります方は御発言願います。                (「なし」の声) ○議長 討論ありませんので、討論を終結いたします。  これより採決を行います。本案に賛成の方は挙手願います。                〔 挙手全員 〕 ○議長 挙手全員。よって、本案は原案どおり可決いたしました。 ○議長 日程第10 議案第17号 地方自治法等の規定により出頭した関係人等の実費弁償等に関する条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。  これより総務経済常任委員長報告に対する質疑を行います。質疑のあります方は御発言願います。                (「なし」の声) ○議長 質疑ありませんので、質疑を終結いたします。  これより討論を行います。討論のあります方は御発言願います。                (「なし」の声) ○議長 討論ありませんので、討論を終結いたします。  これより採決を行います。本案に賛成の方は挙手願います。                〔 挙手全員 〕 ○議長 挙手全員。よって、本案は原案どおり可決いたしました。 ○議長 日程第11 議案第18号 下諏訪町税条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。  これより総務経済常任委員長報告に対する質疑を行います。質疑のあります方は御発言願います。                (「なし」の声) ○議長 質疑ありませんので、質疑を終結いたします。  これより討論を行います。討論のあります方は御発言願います。                (「なし」の声) ○議長 討論ありませんので、討論を終結いたします。  これより採決を行います。本案に賛成の方は挙手願います。                〔 挙手全員 〕 ○議長 挙手全員。よって、本案は原案どおり可決いたしました。 ○議長 日程第12 議案第19号 下諏訪町廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。  これより生活文教常任委員長報告に対する質疑を行います。質疑のあります方は御発言願います。                (「なし」の声) ○議長 質疑ありませんので、質疑を終結いたします。  これより討論を行います。討論のあります方は御発言願います。                (「なし」の声) ○議長 討論ありませんので、討論を終結いたします。  これより採決を行います。本案に賛成の方は挙手願います。                〔 挙手全員 〕 ○議長 挙手全員。よって、本案は原案どおり可決いたしました。 ○議長 日程第13 議案第20号 下諏訪町福祉医療費給付金条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。  これより生活文教常任委員長報告に対する質疑を行います。質疑のあります方は御発言願います。                (「なし」の声) ○議長 質疑ありませんので、質疑を終結いたします。  これより討論を行います。討論のあります方は御発言願います。                (「なし」の声) ○議長 討論ありませんので、討論を終結いたします。  これより採決を行います。本案に賛成の方は挙手願います。                〔 挙手全員 〕
    ○議長 挙手全員。よって、本案は原案どおり可決いたしました。 ○議長 日程第14 議案第21号 下諏訪町商工業振興条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。  これより総務経済常任委員長報告に対する質疑を行います。質疑のあります方は御発言願います。                (「なし」の声) ○議長 質疑ありませんので、質疑を終結いたします。  これより討論を行います。討論のあります方は御発言願います。                (「なし」の声) ○議長 討論ありませんので、討論を終結いたします。  これより採決を行います。本案に賛成の方は挙手願います。                〔 挙手全員 〕 ○議長 挙手全員。よって、本案は原案どおり可決いたしました。 ○議長 日程第15 議案第22号 下諏訪町都市公園条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。  これより総務経済常任委員長報告に対する質疑を行います。質疑のあります方は御発言願います。                (「なし」の声) ○議長 質疑ありませんので、質疑を終結いたします。  これより討論を行います。討論のあります方は御発言願います。                (「なし」の声) ○議長 討論ありませんので、討論を終結いたします。  これより採決を行います。本案に賛成の方は挙手願います。                〔 挙手全員 〕 ○議長 挙手全員。よって、本案は原案どおり可決いたしました。 ○議長 日程第16 議案第23号 下諏訪町消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。  これより総務経済常任委員長報告に対する質疑を行います。質疑のあります方は御発言願います。                (「なし」の声) ○議長 質疑ありませんので、質疑を終結いたします。  これより討論を行います。討論のあります方は御発言願います。                (「なし」の声) ○議長 討論ありませんので、討論を終結いたします。  これより採決を行います。本案に賛成の方は挙手願います。                〔 挙手全員 〕 ○議長 挙手全員。よって、本案は原案どおり可決いたしました。 ○議長 日程第17 議案第24号 下諏訪町奨学金条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。  これより生活文教常任委員長報告に対する質疑を行います。質疑のあります方は御発言願います。                (「なし」の声) ○議長 質疑ありませんので、質疑を終結いたします。  これより討論を行います。討論のあります方は御発言願います。                (「なし」の声) ○議長 討論ありませんので、討論を終結いたします。  これより採決を行います。本案に賛成の方は挙手願います。                〔 挙手全員 〕 ○議長 挙手全員。よって、本案は原案どおり可決いたしました。 ○議長 日程第18 議案第25号 下諏訪町社会教育指導員設置条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。  これより生活文教常任委員長報告に対する質疑を行います。質疑のあります方は御発言願います。                (「なし」の声) ○議長 質疑ありませんので、質疑を終結いたします。  これより討論を行います。討論のあります方は御発言願います。                (「なし」の声) ○議長 討論ありませんので、討論を終結いたします。  これより採決を行います。本案に賛成の方は挙手願います。                〔 挙手全員 〕 ○議長 挙手全員。よって、本案は原案どおり可決いたしました。 ○議長 日程第19 議案第26号 下諏訪町放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。  これより生活文教常任委員長報告に対する質疑を行います。質疑のあります方は御発言願います。                (「なし」の声) ○議長 質疑ありませんので、質疑を終結いたします。  これより討論を行います。討論のあります方は御発言願います。                (「なし」の声) ○議長 討論ありませんので、討論を終結いたします。  これより採決を行います。本案に賛成の方は挙手願います。                〔 挙手全員 〕 ○議長 挙手全員。よって、本案は原案どおり可決いたしました。 ○議長 日程第20 議案第27号 諏訪広域連合規約の変更についてを議題といたします。  これより総務経済常任委員長に対する質疑を行います。質疑のあります方は御発言願います。                (「なし」の声) ○議長 質疑ありませんので、質疑を終結いたします。  これより討論を行います。討論のあります方は御発言願います。                (「なし」の声) ○議長 討論ありませんので、討論を終結いたします。  これより採決を行います。本案に賛成の方は挙手願います。                〔 挙手全員 〕 ○議長 挙手全員。よって、本案は原案どおり可決いたしました。 ○議長 日程第21 議案第28号 町道路線の変更についてを議題といたします。  これより総務経済常任委員長報告に対する質疑を行います。質疑のあります方は御発言願います。                (「なし」の声) ○議長 質疑ありませんので、質疑を終結いたします。  これより討論を行います。討論のあります方は御発言願います。                (「なし」の声) ○議長 討論ありませんので、討論を終結いたします。  これより採決を行います。本案に賛成の方は挙手願います。                〔 挙手全員 〕 ○議長 挙手全員。よって、本案は原案どおり可決いたしました。 ○議長 日程第22 議案第29号 平成27年度下諏訪町一般会計補正予算(第9号)を議題といたします。  これより総務経済常任委員長及び生活文教常任委員長報告に対する質疑を行います。質疑のあります方は御発言願います。                (「なし」の声) ○議長 質疑ありませんので、質疑を終結いたします。  これより討論を行います。討論のあります方は御発言願います。                (「なし」の声) ○議長 討論ありませんので、討論を終結いたします。  これより採決を行います。本案に賛成の方は挙手願います。                〔 挙手全員 〕 ○議長 挙手全員。よって、本案は原案どおり可決いたしました。 ○議長 日程第23 議案第30号 平成27年度下諏訪町国民健康保険特別会計補正予算(第3号)を議題といたします。  これより生活文教常任委員長報告に対する質疑を行います。質疑のあります方は御発言願います。                (「なし」の声) ○議長 質疑ありませんので、質疑を終結いたします。  これより討論を行います。討論のあります方は御発言願います。                (「なし」の声) ○議長 討論ありませんので、討論を終結いたします。  これより採決を行います。本案に賛成の方は挙手願います。                〔 挙手全員 〕
    ○議長 挙手全員。よって、本案は原案どおり可決いたしました。 ○議長 日程第24 議案第31号 平成27年度下諏訪町温泉事業特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。  これより総務経済常任委員長報告に対する質疑を行います。質疑のあります方は御発言願います。                (「なし」の声) ○議長 質疑ありませんので、質疑を終結いたします。  これより討論を行います。討論のあります方は御発言願います。                (「なし」の声) ○議長 討論ありませんので、討論を終結いたします。  これより採決を行います。本案に賛成の方は挙手願います。                〔 挙手全員 〕 ○議長 挙手全員。よって、本案は原案どおり可決いたしました。 ○議長 日程第25 議案第32号 平成27年度下諏訪町特別養護老人ホーム事業特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。  これより生活文教常任委員長報告に対する質疑を行います。質疑のあります方は御発言願います。                (「なし」の声) ○議長 質疑ありませんので、質疑を終結いたします。  これより討論を行います。討論のあります方は御発言願います。                (「なし」の声) ○議長 討論ありませんので、討論を終結いたします。  これより採決を行います。本案に賛成の方は挙手願います。                〔 挙手全員 〕 ○議長 挙手全員。よって、本案は原案どおり可決いたしました。 ○議長 日程第26 議案第33号 平成27年度下諏訪町下水道事業会計補正予算(第1号)を議題といたします。  これより総務経済常任委員長報告に対する質疑を行います。質疑のあります方は御発言願います。                (「なし」の声) ○議長 質疑ありませんので、質疑を終結いたします。  これより討論を行います。討論のあります方は御発言願います。                (「なし」の声) ○議長 討論ありませんので、討論を終結いたします。  これより採決を行います。本案に賛成の方は挙手願います。                〔 挙手全員 〕 ○議長 挙手全員。よって、本案は原案どおり可決いたしました。 ○議長 日程第27 議案第34号 平成28年度下諏訪町一般会計予算を議題といたします。  これより総務経済常任委員長及び生活文教常任委員長報告に対する質疑を行います。質疑のあります方は御発言願います。                (「なし」の声) ○議長 質疑ありませんので、質疑を終結いたします。  これより討論を行います。討論のあります方は御発言願います。 ○議長 中村直亮議員。 ◆中村[直]議員 私は、賛成の立場から討論をしたいと思います。  有料道路利用者割引券使用料は無料化に移行するまでの暫定的な施策であり、努力を評価します。バス運行事業においては運行形態など抜本的改革も視野に入れて、効率のよい持続性のある事業として取り組んでほしいと思います。  生ごみ減容リサイクル事業は、事業は継続ということですので参加家庭の拡大を図り、燃やすごみの減量に努めてほしいと思います。生ごみリサイクルセンターをさらに利用しやすくして住民の利便性を図って、家庭から出るごみの減量に力を入れていただきたいと思います。  こども未来基金による海外研修や英語教育は下諏訪町の特色ある施策であり、これからの子供教育に期待します。  子育て支援関係では、未満児保育受け入れ、一時保育対応として保育士の増員、賃金アップなど環境整備が図られてきています。引き続きの整備を望みます。  要支援1及び要支援2の認定者は408人に及び、在宅介護支援在宅高齢者サポート事業など需要が高まっています。介護予防事業包括的支援事業などの運営がさらに求められています。ゆたん歩°の健康講習や福祉タクシー等助成事業での入浴券とのマッチングを考えるなど努力の跡が見られます。  特定健診については、集団健診だけでは無理がきかなくなっているのかと思いますので、個人健診についても検討していただき、町民が早めに健康の状態をつかめるような対応をお願いしたいと思います。  福祉タクシー等助成事業に町内公衆浴場で使用できる入浴助成券が新たに追加され、高齢者の外出につながる必要な施策と考えます。  全体として平成27年度で重立ったハード面の整備が終わり、今後はソフト面を重視しての住民に寄り添った施策の展開を強く望みます。第7次総合計画、地方版総合戦略に基づいて人口減少対策、子育て支援、高齢者福祉、医療、介護など住民に寄り添い、住民が住んでよかった、住み続けたいと思えるような施策の展開を望み賛成としたいと思います。 ○議長 ほかに討論はございますか。 ○議長 藤森スマエ議員。 ◆藤森議員 それでは、新規事業への期待や幾つかの要望を述べた上で賛成討論をいたします。  まず、マイナンバー制度導入による事業については、国からの交付金で対応されるものが主ですけれども、情報漏えい、そして個人情報保護の立場でしっかりと運用をしていただきたいと思います。  それから、長年住民要望であった新和田トンネルの利用者の負担軽減については、利用者負担半額で時間帯割引券の販売を行うこと、また福祉医療費給付事業については、医療給付の対象年齢を18歳まで拡大したことは大いに評価をいたします。  星ヶ塔遺跡については、下諏訪の黒曜石のすばらしさをさらにPRし、理解を深めてほしいことと埋蔵文化財センターの整備にも期待をいたします。  英語教育の実践の場としてニュージーランドへのホームステイ事業の新設、また海外研修を希望する生徒誰もが参加できることを目的に、こども未来基金の設置についても期待をいたします。  移住定住促進室の立ち上げによるワンストップでの対応、並びに住宅改修に対する助成制度の拡充が、人口減少対策に功を奏してくれるものと期待をいたします。  おんばしら会館よいさと木落し坂広場の活用、それから下諏訪サマーイルミネーションの今後については大いに期待をし、通年観光にしっかりと結びつけていくように町として積極的に進めていってください。  それから林業の問題で、その分野では間伐材の活用での塩尻のウッドパークに大いに期待をし、下諏訪の林業の方向を見出していければと思っております。  ものづくり支援センターの人事については、現在のコーディネーターがやめるとお聞きしました。後任を早急に決めて、しっかりと引き継ぎをしてください。  赤砂崎公園の多目的広場や親水広場の供用開始が始まり、引き続き整備が続けられますので、平時には多くの人の憩いの場となり、いざというときに備えての防災機能には期待をいたします。  町民から寄せられる道路整備や交通安全施策の整備には、より迅速な対応をお願いいたします。  それから住宅減災リフォーム、エコエネルギー導入補助金は、28年度は見直し時期として予算計上がないこと、大変残念に思っております。26年、27年も100件以上の利用で、町民や事業者に浸透し、経済効果として1億3,400万円との報告を聞き、この事業を1年休むのではなく、補正予算等を組んでも復活することを希望いたします。  最後になりますが、人口減少、少子高齢化は下諏訪だけの問題ではなく、国全体の課題ですけれども、今後のまちづくりの指針となる第7次総合計画に沿って、住民の皆さんに寄り添った姿勢を持ち続け、要望、意見をしっかり把握しながら、住み続けられる下諏訪にしていくために、議会も職員と一丸となって頑張っていきたいと思い賛成討論といたします。 ○議長 ほかに討論ございますか。 ○議長 宮坂 徹議員。 ◆宮坂議員 賛成の立場で討論をさせていただきます。  平成28年度は、第7次総合計画や未来をつくる総合戦略のスタートの年であります。計画の策定については従来の手法に加え、将来の下諏訪町を担う世代の視点や考えなどを多く反映した計画になっております。一般行政事業の防災対策では、地区防災計画の拡大推進、地域防災リーダーの養成の取り組みなどを上げております。明日にでも起きるであろう災害への備えは喫緊の課題であり、赤砂崎防災公園化事業などとともに期待をさせていただきます。  移住定住促進対策事業では新たに移住定住促進室を設置し、空き家情報バンクや移住コンシェルジュとの連携など窓口一本化を図っております。また、移住定住促進基金による補助制度で移住の促進、空き家の解消を図るような計画をされております。移住定住促進は、こうした事業とともに商工業活性化、商業支援、出会い・婚活、出産・育児の子ども・子育て世代のお母さんなど、若い世代が暮らしやすい環境も関係します。こうした事業も一体的に連携をし推進されることを要望し、大いに期待を申し上げます。  観光事業では、今年の御柱祭受け入れはもちろんのこと、御柱祭終了後の通年観光について、おんばしら館の管理運営には工夫をしていただきたいと存じます。観光客の滞在時間延長や観光消費額増大を図るために、体験・体感メニューの開発、温泉事業者や商業者とタイアップした商品開発、インバウンド対応をうたっております。こうした受け入れ整備や対応とともに障害者差別解消法の施行を受け、国・県でも進める障がい者に優しい環境整備を積極的に行い、障がい者の皆さんにも対応できる観光の仕組みづくりにも取り組んでいただくよう要望をいたします。  道路等の維持管理、整備事業については、引き続き安心・安全な整備、維持管理などをお願いいたします。  人口減少、超高齢社会の到来と将来を不安視する向きもありますが、「小さくてもきらりと光る美しいまち」を目指す総合計画、未来をつくる総合戦略に基づく事業予算の実行に期待し、賛成討論とさせていただきます。 ○議長 そのほかに討論はございますか。                (「なし」の声) ○議長 以上をもちまして、討論を終結いたします。  これより採決を行います。本案に賛成の方は挙手願います。                〔 挙手全員 〕 ○議長 挙手全員。よって、本案は原案どおり可決いたしました。 ○議長 日程第28 議案第35号 平成28年度下諏訪町国民健康保険特別会計予算を議題といたします。  これより生活文教常任委員長報告に対する質疑を行います。質疑のあります方は御発言願います。                (「なし」の声) ○議長 質疑ありませんので、質疑を終結いたします。  これより討論を行います。討論のあります方は御発言願います。 ○議長 森 安夫議員。 ◆森議員 賛成の立場で討論いたします。  下諏訪町のみならず、国民健康保険事業は大変厳しい状況にあるという認識に変わりありません。特に当町は高齢化比率が大きいことや医療の高度化などによる医療費の増大など課題が多いわけであります。午前中の全協でもお話がありましたが、さらに医療費の増加が見込まれるとのことであります。今予算も法定外繰り入れが3,000万円であります。さらにふえることも予想されます。財政調整基金も底をつきました。法定外繰り入れにつきましては、従来から町民の加入率40%以下の国保に一般会計から繰り入れることはいかがなものかという根強い意見もございます。28年度はジェネリック医薬品の推奨、特定健康診査実施率の引き上げのための施策などに取り組んでいただいておりますが、さらに被保険者が減っている中で行政費用の効率化、また保険税の収納率の向上などに御尽力をお願いしたいと思います。  また、現状のままの維持は難しいのも現実であります。県に移行される平成30年も意識しながら安定した事業運営ができるよう御検討をお願いいたします。町民の健康長寿また社会保障の観点から、大切な国民健康保険であります。以上、賛成討論とします。 ○議長 そのほかに討論ございますか。                (「なし」の声) ○議長 以上をもちまして、討論を終結いたします。  これより採決を行います。本案に賛成の方は挙手願います。                〔 挙手全員 〕 ○議長 挙手全員。よって、本案は原案どおり可決いたしました。 ○議長 日程第29 議案第36号 平成28年度下諏訪町駐車場事業特別会計予算を議題といたします。  これより総務経済常任委員長報告に対する質疑を行います。質疑のあります方は御発言願います。                (「なし」の声) ○議長 質疑ありませんので、質疑を終結いたします。  これより討論を行います。討論のあります方は御発言願います。                (「なし」の声) ○議長 討論ありませんので、討論を終結いたします。  これより採決を行います。本案に賛成の方は挙手願います。                〔 挙手全員 〕 ○議長 挙手全員。よって、本案は原案どおり可決いたしました。
    ○議長 日程第30 議案第37号 平成28年度下諏訪町後期高齢者医療特別会計予算を議題といたします。  これより生活文教常任委員長報告に対する質疑を行います。質疑のあります方は御発言願います。                (「なし」の声) ○議長 質疑ありませんので、質疑を終結いたします。  これより討論を行います。討論のあります方は御発言願います。                (「なし」の声) ○議長 討論ありませんので、討論を終結いたします。  これより採決を行います。本案に賛成の方は挙手願います。                〔 挙手全員 〕 ○議長 挙手全員。よって、本案は原案どおり可決いたしました。 ○議長 日程第31 議案第38号 平成28年度下諏訪町交通災害共済事業特別会計予算を議題といたします。  これより生活文教常任委員長報告に対する質疑を行います。質疑のあります方は御発言願います。                (「なし」の声) ○議長 質疑ありませんので、質疑を終結いたします。  これより討論を行います。討論のあります方は御発言願います。                (「なし」の声) ○議長 討論ありませんので、討論を終結いたします。  これより採決を行います。本案に賛成の方は挙手願います。                〔 挙手全員 〕 ○議長 挙手全員。よって、本案は原案どおり可決いたしました。 ○議長 日程第32 議案第39号 平成28年度下諏訪町温泉事業特別会計予算を議題といたします。  これより総務経済常任委員長報告に対する質疑を行います。質疑のあります方は御発言願います。                (「なし」の声) ○議長 質疑ありませんので、質疑を終結いたします。  これより討論を行います。討論のあります方は御発言願います。                (「なし」の声) ○議長 討論ありませんので、討論を終結いたします。  これより採決を行います。本案に賛成の方は挙手願います。                〔 挙手全員 〕 ○議長 挙手全員。よって、本案は原案どおり可決いたしました。 ○議長 日程第33 議案第40号 平成28年度下諏訪町特別養護老人ホーム事業特別会計予算を議題といたします。  これより生活文教常任委員長報告に対する質疑を行います。質疑のあります方は御発言願います。                (「なし」の声) ○議長 質疑ありませんので、質疑を終結いたします。  これより討論を行います。討論のあります方は御発言願います。                (「なし」の声) ○議長 討論ありませんので、討論を終結いたします。  これより採決を行います。本案に賛成の方は挙手願います。                〔 挙手全員 〕 ○議長 挙手全員。よって、本案は原案どおり可決いたしました。 ○議長 次に進みます。日程第34 議案第41号 平成28年度下諏訪町東山田財産区会計予算を議題といたします。  これより総務経済常任委員長報告に対する質疑を行います。質疑のあります方は御発言願います。                (「なし」の声) ○議長 質疑ありませんので、質疑を終結いたします。  これより討論を行います。討論のあります方は御発言願います。                (「なし」の声) ○議長 討論ありませんので、討論を終結いたします。  これより採決を行います。本案に賛成の方は挙手願います。                〔 挙手全員 〕 ○議長 挙手全員。よって、本案は原案どおり可決いたしました。 ○議長 日程第35 議案第42号 平成28年度下諏訪町水道事業会計予算を議題といたします。  これより総務経済常任委員長報告に対する質疑を行います。質疑のあります方は御発言願います。                (「なし」の声) ○議長 質疑ありませんので、質疑を終結いたします。  これより討論を行います。討論のあります方は御発言願います。                (「なし」の声) ○議長 討論ありませんので、討論を終結いたします。  これより採決を行います。本案に賛成の方は挙手願います。                〔 挙手全員 〕 ○議長 挙手全員。よって、本案は原案どおり可決いたしました。 ○議長 日程第36 議案第43号 平成28年度下諏訪町下水道事業会計予算を議題といたします。  これより総務経済常任委員長報告に対する質疑を行います。質疑のあります方は御発言願います。                (「なし」の声) ○議長 質疑ありませんので、質疑を終結いたします。  これより討論を行います。討論のあります方は御発言願います。                (「なし」の声) ○議長 討論ありませんので、討論を終結いたします。  これより採決を行います。本案に賛成の方は挙手願います。                〔 挙手全員 〕 ○議長 挙手全員。よって、本案は原案どおり可決いたしました。 ○議長 日程第37 議案第76号 第7次下諏訪町総合計画基本構想の策定についてを議題といたします。  これより下諏訪町基本構想審査特別委員長報告に対する質疑を行います。質疑のあります方は御発言願います。                (「なし」の声) ○議長 質疑ありませんので、質疑を終結いたします。  これより討論を行います。討論のあります方は御発言願います。                (「なし」の声) ○議長 討論ありませんので、討論を終結いたします。  これより採決を行います。本案に賛成の方は挙手願います。                〔 挙手全員 〕 ○議長 挙手全員。よって、本案は原案どおり可決いたしました。 △<陳情の委員長審査報告、質疑、討論、採決> ○議長 次に、陳情の審査報告に入ります。総務経済常任委員会の審査報告をお願いいたします。中村光良常任委員長、自席で御報告願います。 ○議長 中村光良委員長。 ◎総務経済常任委員長(中村光) それでは、総務経済常任委員会より報告させていただきます。  陳情第2号 「最低賃金の改善と中小企業支援の拡充を求める意見書」の採択を求める陳情  陳情第3号 TPP協定を国会で批准をしないことを求める陳情  本委員会は、平成28年3月8日に付託された上記陳情について審査した結果、それぞれ採択し、陳情第2号については関係行政庁へ意見書を提出することとしたから、会議規則第73条の規定により報告いたします。  審査の内容について報告します。  陳情第2号 「最低賃金の改善と中小企業支援の拡充を求める意見書」の採択を求める陳情。審査に当たり、陳情者である諏訪地区労働組合連合会の武藤保事務局長の説明を受けるとともに、あわせて町産業振興課伊藤課長にも同席いただきました。  陳情者の説明と質疑の後、フリートークの時間も持ちました。その中で、まだまだ非正規雇用が多く、低賃金で働かざるを得ない労働者を救済することを目指している。最低賃金を上げることは必要だが、雇用する中小企業の負担も大きいので、中小企業の財務体質の強化策も並行して改善すべきではないか。現在の最低賃金は、最も高い東京で時給907円、長野県では746円、最も低い地方は693円である。地域間格差が214円まで広がっている。健康で文化的な生活は難しい状況にある。同業種でまだまだ賃金の格差がある。ワーキングプアをなくすことや家事や子育てをこなしながら働く女性の処遇改善は必要だ。そのためには労使双方の健全なバランス維持が必要ではないか等の意見がありました。  討論では、取り組みの運動が少しずつ高まって地方まで広がりを増すことを期待している。政府が率先して課題解決への政策構築に取り組んでほしいなど理由を沿えて採択すべきとの討論があり、採決の結果、挙手全員で採択と決しました。  陳情第3号 TPP協定を国会で批准しないことを求める陳情。審査に当たり、陳情者である農民連諏訪農民センター代表の菊池敏郎さんから説明を受けることとし、引き続き、町産業振興課伊藤課長にも同席いただきました。  陳情者の説明と質疑の後、フリートークの時間を持ちました。その中で農業の主要5品目の取り扱いに関して国会決議がないがしろにされている。農業に限らず、交渉結果の中身について5,000ページを超えると言われる資料について、ほとんど開示されておらず、国民は理解するすべもない。米国等の大資本がどんどん日本に入り込んできて、日本の経済界の将来は全く予測不能な状態になることが危惧される。米国では大統領選挙があり、民主・共和両党の有力候補はTPPに反対だとされている。米国か日本のどちらかが批准しなければ、TPPは不成立となる。農業に限らず、工業も含めてさまざまな産業について総合的に検討し判断するべきではないか。1国対1国の関係ではなく、加盟国全体の長期的、安定的な関係が必要ではないか等の意見がありました。  討論では、農業主要5品目に関する国会決議が守られていないと考える。国会の論議を見ていて、急いで批准することは必要ないと思う。精査すべき内容が多いようだ。TPPは将来的に必要だろうが、現時点では性急と感じるとの理由から採択すべきとの討論と、政府の考え方が国民に伝わっていない気もするが、関係国との安定的外交の構築に向けて5年後、10年後を見据えて判断すべきだとの理由を沿えて不採択にすべきとの討論があり、採決の結果、挙手多数で採択と決しました。以上、総務経済常任委員会からの報告です。 ○議長 次に進みます。日程第38 陳情第2号 「最低賃金の改善と中小企業支援の拡充を求める意見書」の採択を求める陳情を議題といたします。  これより質疑、討論を行います。陳情第2号について質疑、討論のあります方は御発言願います。                (「なし」の声) ○議長 質疑、討論ありませんので、質疑、討論を終結いたします。  これより陳情第2号を採決いたします。  お諮りいたします。陳情第2号に対する委員長報告は採択であります。本陳情を委員長報告のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。
                   〔 挙手全員 〕 ○議長 挙手全員。よって、陳情第2号は採択とされました。 ○議長 次に進みます。陳情第3号 TPP協定を国会で批准しないことを求める陳情を議題といたします。  これより質疑、討論を行います。陳情第3号について質疑、討論のあります方は御発言願います。 ○議長 河西 猛議員。 ◆河西議員 それでは、本陳情不採択の立場で討論をいたします。  政府は、年内にTPPによる経済効果を公表するとし、その上で攻めの農林業の戦略、政策を平成28年の秋をめどに具体的内容を詰めるとしています。また、国民、農林業従事者の不安の声については丁寧な説明、情報発信に努め、不安・懸念を払拭するとしています。  したがって、今は合意内容の徹底した検証、国民に対する十分な説明、そして状況の変化に対応していける万全の対策を講じていくことが重要と考えます。国民益を考え撤回を求め、本陳情は不採択とすべきと考えます。以上でございます。 ○議長 そのほかに質疑、討論のあります方は御発言願います。                (「なし」の声) ○議長 以上をもちまして、質疑、討論を終結いたします。  これより陳情第3号を採決いたします。  お諮りいたします。陳情第3号に対する委員長報告は、採択であります。本陳情を委員長報告のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。                〔 挙手少数 〕 ○議長 挙手少数。よって、陳情第3号は不採択とされました。 △<意見書案の上程、説明、質疑、討論、採決> ○議長 次に日程第39 意見書案の取り扱いに入ります。  意見書案第1号 最低賃金の改善と中小企業支援策の拡充を求める意見書を議題といたします。事務局長に意見書案のタイトルのみ朗読をさせます。 ○議長 事務局長。 ◎議会事務局長(高木)   意見書案第1号     最低賃金の改善と中小企業支援策の拡充を求める意見書の提出について  最低賃金の改善と中小企業支援策の拡充を求める意見書を、別記のとおり下諏訪町議会会議規則(昭和45年下諏訪町議会規則第1号)第14条第3項の規定により提出します。      平成28年3月22日         下諏訪町議会議長 中 村 奎 司 様                      提案者 下諏訪町議会総務経済常任委員会                             委員長  中 村 光 良  以上です。 ────────────────────────────────── 別記                   意見書  今や雇用労働者の4人に1人は非正規雇用、年収200万円以下のワーキング・プアであり、平均賃金は2000年に比べて15%も減っています。まともに暮らせる賃金や専門性に見合った賃金を伴う雇用の創出が求められます。  最低賃金の地域間格差は大きく、最も低い県と東京では時間給で214円も格差があります。先進諸国のグローバル・スタンダードに近づけるため、最低賃金の地域間格差の是正と全国一律への改正と金額の引上げが必要になります。  安倍首相は、昨年11月の経済財政諮問会議で「最低賃金を毎年3%程度引き上げて、加重平均で1000円をめざす。」と述べ、「GDPにふさわしい最低賃金にする」として、現在の最低賃金の水準の低さを認めています。  また、2010年の「雇用戦略対話合意」では「できる限り早期に全国最低800円を確保し、景気状況に配慮しつつ、2020年までに全国平均1000円を目指す」としています。  中小企業への支援策を拡充しながら、最低賃金を引上げる必要があり、生活できる水準の最低賃金を確立し、誰もが安心して暮らせる、不況に強い社会を形成することが求められます。  以上の趣旨により、下記の項目の早期実現を強く要望します。 記 1 中小企業への助成や融資など、中小企業支援策を拡充すること。 2 ワーキング・プアをなくすため、最低賃金の引上げを行うこと。 3 地域間格差の是正のため、全国一律最低賃金制度確立等の施策を進めること。 4 雇用の創出と安定に資する政策を実施すること。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。  提出先 内閣総理大臣、厚生労働大臣、中央最低賃金審議会会長 あて ────────────────────────────────── ○議長 本案につきまして、提案者に提案理由の説明を求めます。中村光良常任委員長、登壇の上、御説明願います。 ○議長 中村光良委員長。 ◎総務経済常任委員長(中村光) それでは、提案理由を御説明させていただきます。  本意見書は、陳情第2号の採択を受け、総務経済常任委員会より提案するものです。  ワーキングプアという言葉が使われるようになって久しいが、非正規雇用はまだまだ多く、雇用体系、就労体系による格差もある中、最低賃金の底上げは遅々たる状況です。  最近は、マスコミ等で「不本意非正規労働者」という言葉がよく使われています。自分では正規雇用を望んでいるが、希望がかなわずやむなく非正規でも就労せざるを得ない人々のことを言っています。  少子高齢化社会はまだ峠を越えておらず、社会を支える現役世代の安定した就労環境の構築が最優先課題ではないでしょうか。現役世代に元気がなく毎日不安を抱えて生活している現状では、日本の社会の将来に明るい光は期待できません。学業を終えて希望に燃えて社会に巣立つ若者たち、家庭や子育てをこなしながら働く女性たち、それに加えて定年を迎えても健康で働く意欲ある高齢者の方々など、社会を支えていただける労働力には大きな力が期待できるのではないでしょうか。労働者の就労環境の改善と雇用者たる企業の財務体質改善とのバランスのとれた労使関係が構築されるよう意見書を提出するものです。議員の皆さんの御賛同をよろしくお願い申し上げます。 ○議長 これより質疑を行います。質疑のあります方は御発言願います。                (「なし」の声) ○議長 質疑ありませんので、質疑を終結いたします。  これより討論を行います。討論のあります方は御発言願います。                (「なし」の声) ○議長 討論ありませんので、討論を終結いたします。  これより意見書案第1号の採決をいたします。本案に賛成の方は挙手願います。                〔 挙手全員 〕 ○議長 挙手全員。よって、本案は原案どおり可決いたしました。  なお、本案につきましては、議長において態様を整え、関係行政庁へ提出いたします。 ○議長 次に進みます。意見書案第2号 TPP協定の国会批准をしないことを求める意見書を議題といたします。事務局長に意見書案のタイトルのみ朗読をさせます。 ○議長 事務局長。 ◎議会事務局長(高木)   意見書案第2号      TPP協定の国会批准をしないことを求める意見書の提出について  TPP協定の国会批准をしないことを求める意見書を、別記のとおり下諏訪町議会会議規則(昭和45年下諏訪町議会規則第1号)第14条第1項及び第2項の規定により提出します。      平成28年3月22日         下諏訪町議会議長 中 村 奎 司 様                             提案者 田 嶋   彰                             賛成者 金 井 敬 子                                 藤 森 スマエ  以上です。 ────────────────────────────────── 別記                   意見書  TPP(環太平洋パートナーシップ)協定は、2月4日に調印を終え、各国での批准作業に移りました。政府は、「大筋合意」後もその全容を示さないまま「TPP対策費」を含む補正予算を通し、約2900ページとされる協定及び付属書の公表も2月2日となるなど、きちんと精査する時間も与えないで国会に批准を求めようとしています。国や地域、さらには国民生活に関わる重大な協定の可否を判断するには、このような拙速な手続きはふさわしくありません。  一方TPP協定は、少なくともGDPで85%以上6カ国以上の批准がなければ成立せず、米国と日本のいずれかが批准しなければ成立しません。今行われている米国大統領選挙の候補者のうち、TPP「大筋合意」支持は少数派であり、米国の批准は早くても11月の大統領・議員選挙後と見られています。米国の状況とは無関係に、今国会中に成立をめざすのはあまりにも拙速すぎます。  協定の内容も問題があります。米麦での輸入枠の拡大、牛・豚肉での関税引き下げなど重要農産品5品目全てで大幅な譲歩をおこない、くわえて重要5品目の3割、その他農産品では98%の関税撤廃を合意しています。  医療をはじめ健康や暮らしを守るさまざまな規制・制度についても、国民に知らされず、TPPの全体像が分からず判断が出来ない状況のなか、今国会中に成立をめざすことは拙速と考え、批准しないことを求めます。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。  提出先 衆議院議長、参議院議長 あて ────────────────────────────────── ○議長 本案につきまして、提案者に提案理由の説明を求めます。田嶋 彰議員、登壇の上、御説明願います。 ○議長 田嶋 彰議員。 ◆田嶋議員 それでは、TPP協定の国会批准をしないことを求める意見書の提案理由を説明いたします。  この意見書は、陳情第3号の賛成者により、議員提案させていただくものです。  環太平洋パートナーシップ協定は、2月4日に調印を終え、各国での批准作業に移りました。日本においても現在国会に委ねられ、政府は今国会中の成立を目指そうとしていますが、調印までに至った交渉過程は明らかにされず、また膨大な協定及び附属書の公表もおくれるなど、国や地域、さらには国民生活にかかわる重大な協定の可否を判断することは、余りにも手続が拙速過ぎるのではないでしょうか。  この協定は農業や工業のみならず、さまざまな分野において国民生活にかかわっていきますが、協定内容の不透明さから賛否が分かれているのが現状です。よって、本意見書は国民の合意が得られない現状において、TPP協定を今国会で批准しないことを政府に求めるものであります。  議員各位の御賛同をいただきますよう、よろしくお願いいたします。以上です。 ○議長 これより質疑を行います。質疑のあります方は御発言願います。                (「なし」の声) ○議長 質疑ありませんので、質疑を終結いたします。  これより討論を行います。討論のあります方は御発言願います。 ○議長 林 元夫議員。 ◆林議員 反対討論をさせていただきます。  今までの農業は、食糧事務所による管理及び減反政策により守られながら行われてきたことは記憶に新しいと思います。それでも農業後継者は減少し、農業は衰退してしまいました。これはひとえに戦後、日本という国が工業、つまり貿易による利益に支えられてきたことに起因しています。すなわち、工業の発展が日本を支え、雇用を生み出し、生活を豊かにしてきました。ODA開発援助などにより日本の発言力は強まり、途上国に多大なる貢献と平和を醸してきました。  しかしながら、中国の台頭などで、そんな国際環境も瓦解し国際平和さえ脅かされそうであります。自分の国だけの利益の追求はいかにむなしいものか誰でもわかっているはずです。  さて、TPPを考えてみるに、なぜ必要かということです。農業立国の国にしてみれば、いかに日本が利己的であるかは明白であります。現状では関税による不均衡を生み出しているからであります。そんな不均衡な状態でグローバル化などと言えたものではありません。井の中の蛙大海を知らずであります。
     国際平和を語るときも、信用のない自分よがりの言葉だけの平和だと思われてしまい、武器を使わず平和を守るためにも公正な貿易の推進が不可欠です。助け合うときが今だと考えます。  貿易が発展し雇用が安定すれば、ひいては農業の発展にも寄与することにもなります。農業者に対する保障も工業発展とともに手厚くできることでしょう。未来の農業は暗さだけではありません。水耕栽培の工場などもその例で悲観したものではありません。今こそTPP協定を推進しなければならないときと考えます。したがって、この意見書には反対したいと思います。 ○議長 そのほかにあります方。 ○議長 小池忠弘議員。 ◆小池議員 意見書に賛成の立場から発言をしたいというふうに思います。  TPPをめぐってはもう長い間国内で議論がされてきました。賛成もあり反対もありということで、関税の撤廃が日本に及ぼす影響、そしてまたとりわけ農業がどうなるかという点でも、いまだその危惧が払拭されていないというふうに思います。  本意見書は、そのTPPの是非だけを議論する中身、あるいはそのための意見書ではないというふうに認識をしています。とりわけ2月4日に調印が終わったわけでありますけれども、今は批准作業に移っています。  一番の問題は、やっぱり大筋合意という中身でそのまま行っていいのかどうか、この点であります。先ほどの反対者の意見の中では、国のあり方、ありようの問題について触れていましたけれども、まさにそのありようを考えていくときに、日本の農業者をそのままこれだけの反対、そしてまた重要5品目についてもかなりの大幅な譲歩をして、国会の中で成立をしている、そういう協定、国会の決議に反した部分が明確にまだたくさんあるんではないか。そしてまた、その全容が全く明らかになっていない。甘利大臣がその中心になっていたわけですが、その後大臣を辞職しましたが、内容的にもまだまだ国民の理解は得られてはいないと。  民主政治のもとで日本のTPPの問題については、やはりとりわけ農業者、そしてまたそれ以外にも医療の問題、その他についても明白な方向性がまだまだ具体的に明示されていない、こういうふうに私は認識をしています。  とりわけ政府が守ったという重要5品目、この例外も7年後には米国など5カ国と関税撤廃について協議が義務づけられているという、内容的には撤廃は全く私たちにとっては寝耳に水で、内容的には農業を守らないというふうに思います。  今回の場合は、政府のほうへ今国会中に成立を目指すことは拙速だと、それを避けてほしいということであります。これは多くの町民の皆さん、とりわけ長野県は農民、農業が大半であります。そういう皆さんや医療等々の従事者にとっても、経営にとっても、そのことについては御理解をいただける内容であります。このTPP協定を国会で批准をしない。この段階で意見書を上げるのはまさに適切で必要なことだろうというふうに思い賛成の討論といたします。 ○議長 そのほかに質疑、討論のあります方は御発言願います。                (「なし」の声) ○議長 以上をもちまして、討論を終結いたします。  これより意見書案第2号の採決をいたします。本案に賛成の方は挙手願います。                〔 挙手少数 〕 ○議長 挙手少数。よって、本案は否決されました。 △<議会運営委員会バイパス対策特別委員会、砥川治水・赤砂崎防災公園化等対策特別委員会及び広報特別委員会の閉会中の継続調査について> ○議長 次に進みます。日程第40 議会運営委員会バイパス対策特別委員会、砥川治水・赤砂崎防災公園化等対策特別委員会及び広報特別委員会の閉会中の継続調査についてを議題といたします。  議会運営委員会バイパス対策特別委員会、砥川治水・赤砂崎防災公園化等対策特別委員会及び広報特別委員会の各委員長から、会議規則第71条の規定により、お手元に御配付いたしました申出書のとおり、閉会中の継続調査の申し出がありました。  お諮りいたします。各委員長からの申し出のとおり、これを閉会中の継続調査に付することに御異議ございませんか。               (「異議なし」の声) ○議長 異議なしと認めます。よって、議会運営委員会バイパス対策特別委員会、砥川治水・赤砂崎防災公園化等対策特別委員会及び広報特別委員会の各委員長から申し出のあった調査について、閉会中の継続調査に付することに決定いたしました。  ここでお諮りいたします。ただいま午後4時35分であります。本日の日程ですが、本会議の議事日程が終了するまで時間延長をしたいと思いますが、御異議ございませんか。               (「異議なし」の声) ○議長 御異議ございませんので、議事日程が終了するまで時間延長をいたします。 △<追加議案の上程、説明、質疑、委員会付託> ○議長 次に、追加日程に進みます。追加日程第1 議案第44号 平成27年度下諏訪町一般会計補正予算(第10号)を議題といたします。提案者に議案の説明を求めます。 ○議長 総務課長。 ◎総務課長(山田英) 御説明申し上げます。平成27年度一般会計補正予算(第10号)につきましては、歳入歳出それぞれ1,465万4,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ88億7,798万3,000円とするものでございます。補正に伴う繰越明許費の設定は、3ページの第2表繰越明許費のとおりとなります。  なお、今回の補正に伴う4事業につきましては、国の補正予算で措置された地方創生加速化交付金の採択を受けて実施するもので、全額を繰越明許費とさせていただくものです。  それでは、内容につきまして歳入歳出予算事項別明細書で説明をいたします。  まず歳出の7ページをお願いいたします。7款1項2目商工業振興費19節負担金補助及び交付金の704万8,000円は、小型ロケット製作を通じたものづくり技術の高度化と人材育成及び医療ヘルスケア機器分野への参入に向けた人材育成事業であるSUWAブランド創造事業を実施するものです。  3目観光費19節負担金補助及び交付金の700万5,000円は、御柱祭の知名度活用による諏訪エリアの長期滞在型観光創生事業を実施するため、諏訪地方観光連盟負担金として618万円を計上いたしましたが、この事業についてのみ交付金の若干の割り落としがあり、今後6市町村で事業費総額について協議する予定であることから、事業費との差額については一般財源で手当てをしております。また、DMO設立を視野に入れたビーナスラインを基軸とした広域観光事業を実施するため、信州ビーナスライン連携協議会負担金として82万5,000円を計上するものです。  10目移住定住促進費19節負担金補助及び交付金の60万1,000円は、長野県が運営する楽園信州移住相談センターの諏訪地区相談センターを開設するもので、移住相談センターのPRや移住情報の発信等を充実するものでございます。  なお、移住定住促進対策事業につきましては、2款総務費に予算を計上し、総務課企画係で進めてまいりましたが、繰越明許費の設定により新年度で事業を実施することから、産業振興課内に設置を予定する移住定住促進室において新年度予算にあわせて執行させていただくため、7款商工費に目を新設して予算を計上いたしました。  次にお戻りをいただきまして、歳入の6ページをお願いいたします。13款2項4目商工費国庫補助金の1,448万7,000円は、地方創生加速化交付金としてSUWAブランド創造事業に704万8,000円、諏訪エリア長期滞在型観光創生事業に601万3,000円、信州ビーナスライン広域観光事業に82万5,000円、諏訪圏移住交流推進事業に60万1,000円を見込むものです。  18款1項1目繰越金の16万7,000円は、今回の補正に必要な一般財源の不足分を前年度繰越金に求めたものであり、補正後における留保財源は4,029万2,107円となります。  以上御説明申し上げましたが、よろしく御審議のほどお願いいたします。 ○議長 これより質疑を行います。本案につきまして質疑のあります方は御発言願います。 ○議長 小池忠弘議員。 ◆小池議員 内容的といいますか、3ページにありますように、四つの事業に、これを繰越明許として国からの補助を受けるということですが、内容的には諏訪地方の連携的な事業が全てであります。  地方版総合戦略における交付金等々の流れをもう1回確認したいんですが、要するに今後は、例えば下諏訪で予算化されている部分も含めて、これから特別交付金等々も来ると思うんですが、今回はかなりこの広域連携にかかわるような部分だけであったのか、下諏訪単独で具体的な事業化を目的にしている、そういうソフト事業等々については何ら今回は予算化されていないということでしょうか。ちょっとこれからの流れを含めて、その交付金等々の状況をお聞かせいただきたいと思います。 ○議長 総務課長。 ◎総務課長(山田英) お答えをいたします。今回の4事業につきましては、全て広域連携事業ということでございまして、地方版総合戦略の中でもこの4事業については触れさせていただいている部分でございます。  今回、国のほうは総額として1,000億円ということで、加速化交付金がそれぞれ手当てをされました。今回第1次ということで、そのうちの906億円について、交付対象事業の決定が発表されたという報道でございます。残り94億円がございますが、これに手を挙げる権利といいますか、該当いたしますのは、申請事業が全て不採択となった市区町村、それから広域連携事業のみの採択で交付予定額が3,000万円以下の市区町村、それから未申請だった市区町村という方たちが、2次分として手を挙げる権利があるというふうな報道がつい先ごろございました。  今後について、この辺の活用については少し検討もさせていただきながら、必要であったり有効な事業があれば手を挙げていくという計画をしているんですが、今回何でもいいよという事業ではございませんで、先駆性のある着眼点で、自立性、官民協働、地域間連携、政策間連携等、そういう評価基準に基づいて個々の事業について評価を行って決定されるということで、ちょっとハードルの高い部分もございます。この辺等もさらに精査をさせていただきながら、権利が残っているということで単独事業についても検討させていただきたいというふうに思っております。 ○議長 小池忠弘議員。 ◆小池議員 そうすると、あと特別交付金等々は年度内には入って、具体的になるということで認識してよろしいでしょうか。 ○議長 総務課長。 ◎総務課長(山田英) 失礼いたしました。最初、地方創生先行型交付金というものを12月議会で補正をお認めをいただいた経過がございます。その後、それをさらに28年度新型交付金と呼ばれる、こういうものに移行されていくというふうに我々も想定をしておりましたら、その間にこの加速化ということで、そういうものが入ってきたということで、流れとしては先行型、加速化、新型交付金という流れになってまいります。この新型交付金は平成28年度ということでございます。  先行型と加速化については10分の10ということで、全て国費適用ということでございますが、28年度からの適用となる新型交付金については、地方負担額を2分の1として、同額を求めるということで、その負担額については交付税措置があるというような報道もございますが、内容については今後ということで細かい部分がまだ示されておりませんので、それらを見ながら対応をしていくという流れになってまいります。以上でございます。 ○議長 そのほかに質疑ございます方。                (「なし」の声) ○議長 以上をもちまして、質疑を終結いたします。本案につきましては総務経済常任委員会へ付託いたします。  ここでお諮りいたします。暫時休憩にしたいと思いますが、御異議ございませんか。               (「異議なし」の声) ○議長 異議なしと認めます。ただいま午後4時43分であります。再開は総務経済常任委員会終了後といたしますので、よろしくお願いいたします。暫時休憩といたします。             休  憩  午後 4時43分             再  開  午後 5時10分 ○議長 ただいま午後5時10分であります。休憩前に引き続き本会議を再開いたします。 △<付託議案の委員長審査報告、質疑、討論、採決> ○議長 それでは、休憩中に御審議をいただきました議案について総務経済常任委員会の審査報告をお願いいたします。中村光良常任委員長、登壇の上、御報告願います。 ○議長 中村光良委員長。 ◎総務経済常任委員長(中村光) それでは、総務経済常任委員会より報告いたします。  議案第44号 平成27年度下諏訪町一般会計補正予算(第10号)。本委員会は、平成28年3月22日に付託された上記議案について審査した結果、原案どおり可決したから、会議規則第73条の規定により報告いたします。  審査の内容について報告します。  歳入歳出それぞれ1,465万4,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ88億7,798万3,000円とするものです。今回の補正に伴う4事業については、国の補正予算で措置された地方創生加速化交付金の採択を受けて実施するもので、全額を繰越明許費とするものです。内訳につきましては、提案説明のあったとおりであります。  質疑では、移住相談センターは町の新設移住促進室とは別であるが、お互い連携して執行していく。  また、事業費につきましては、SUWAブランド創造事業が9,381万8,000円、諏訪エリア長期滞在型観光創生事業が6,000万円、信州ビーナスライン広域観光事業が2,660万円、諏訪圏移住交流推進事業が620万円という説明がありました。  討論はなく、採決では挙手全員で可決いたしました。  以上、総務経済常任委員会の報告です。 ○議長 次に進みます。議案第44号 平成27年度下諏訪町一般会計補正予算(第10号)を議題といたします。  これより総務経済常任委員長報告に対する質疑を行います。質疑のあります方は御発言願います。                (「なし」の声) ○議長 質疑ありませんので、質疑を終結いたします。  これより討論を行います。討論のあります方は御発言願います。                (「なし」の声) ○議長 討論ありませんので、討論を終結いたします。  これより採決を行います。本案に賛成の方は挙手願います。                〔 挙手全員 〕 ○議長 挙手全員。よって、本案は原案どおり可決いたしました。  以上をもちまして、本日の日程に定められた議事は終了いたしました。 △<閉会に当たっての町長挨拶> ○議長 ここで町長から御挨拶があります。 ○議長 町長。 ◎町長 3月定例会の閉会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げたいと思います。  去る2月29日に開会されて以来、議員の皆様方には本日まで23日間の長きにわたり、本会議並びに各委員会を通じまして、熱心に、また慎重かつ精力的に御審議をいただき、厚く御礼を申し上げます。  このたびの議会では、平成28年度の予算案を初め、おんばしら館条例の制定等、本日の追加議案など御提案を申し上げました諸議案につきまして、全て原案どおり御議決を賜り、まことにありがとうございました。  御審議をいただく中で、お寄せをいただきました貴重な御意見、御要望につきましては、町の行財政に反映できますよう、速やかに検討させていただく所存でございます。  本議会開会中に東日本大震災から5年を迎えました。被災地では今なお多くの方が苦難の生活を続けておられます。また、原発事故のために住みなれた土地に戻れない方々も数多くおられます。一日も早い被災地の復興、被災者の生活再建を心よりお祈りを申し上げたいと思います。  さて、本日御承認をいただきました新年度予算につきましては、施政方針において述べさせていただいたとおり、住民の皆様に寄り添った温かく、夢と希望の持てる予算であると自負をさせていただいているところでございます。新年度はまちづくりの指針となります第7次総合計画や未来をつくる総合戦略が本格的に始動をする年であり、計画に沿い、行財政運営の健全性を堅持しながら、迅速かつ着実に事業を実施してまいりたいと考えております。改めて議会の皆様を初め、町民の皆様のさらなる御理解と御協力をお願い申し上げます。  さて、いよいよ御柱祭まであと2週間余りとなりました。各地区では綱打ちも終わり、祭りに向けた準備が着々と進められております。全国でも注目を集める大祭が安全かつ盛大に行われ、多くの方々に感動を与え、心に残る御柱祭となりますよう準備に万全を期し、御柱の熱気と勢いを発信することで地域の活力や通年観光へとつなげるとともに、下諏訪町を訪れる皆様にはおもてなしの心を持って対応してまいりたいと考えております。  議員の皆様方におかれましては、寒暖差の激しい今日このごろではございますが、健康には十分御留意をいただき、町政発展に向けて一層の御活躍を御祈念申し上げ、閉会の挨拶とさせていただきます。大変御苦労さまでございました。ありがとうございました。 ○議長 以上をもちまして、平成28年3月下諏訪町議会定例会の会期中に定められた日程の全てが終了いたしました。  ただいま、午後5時16分でございます。これをもちまして、平成28年3月下諏訪町議会定例会を閉会といたします。大変御苦労さまでございました。            閉  会  午後 5時16分  平成28年3月22日
             下諏訪町議会議長   中 村 奎 司          下諏訪町議会副議長  小 池 忠 弘          署名議員       林   元 夫          署名議員       青 木 利 子          署名議員       河 西   猛                 下諏訪町議会役員構成            議   長   中 村 奎 司            副 議 長   小 池 忠 弘    ○総務経済常任委員会        ○生活文教常任委員会   委 員 長  中 村 光 良     委 員 長  青 木 利 子   副委員長  中 村 直 亮     副委員長  宮 坂   徹         田 嶋   彰           津 金 裕 美         森   安 夫           林   元 夫         金 井 敬 子           河 西   猛         藤 森 スマエ           小 池 忠 弘...