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06月22日-04号

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  1. 安曇野市議会 2020-06-22
    06月22日-04号


    取得元: 安曇野市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-06
    令和 2年  6月 定例会          令和2年安曇野市議会6月定例会議事日程(第4号)                  令和2年6月22日(月曜日)午前10時開議第1 委員会審査報告並びに中間報告第2 追加議案等の説明    報告第15号 地方自治法第180条の規定による専決処分の報告について(財物事故に関すること)    報告第16号 地方自治法第180条の規定による専決処分の報告について(施設事故に関すること)    議案第63号 安曇野市特別職の職員の給与等に関する条例の一部を改正する条例    議案第64号 令和2年度安曇野市一般会計補正予算(第3号)    議案第65号 損害賠償の額を定めることについて(公用車事故に関すること)    議案第66号 令和2年度安曇野市立小学校電子黒板等購入に係る売買契約について第3 議員提出議案の説明    議員提出第1号 医師養成定員を減らす政府方針の見直しを求める意見書第4 委員会審査報告の審議    議案第45号 安曇野市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例    議案第46号 安曇野市税条例の一部を改正する条例    議案第47号 安曇野市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例    議案第48号 安曇野市介護保険条例の一部を改正する条例    議案第49号 安曇野市国民健康保険条例の一部を改正する条例    議案第50号 安曇野市国民健康保険税条例の一部を改正する条例    議案第51号 安曇野市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例    議案第52号 安曇野市交流学習センター条例の一部を改正する条例    議案第53号 地方自治法の改正に伴う関連条例の整理に関する条例    議案第54号 令和2年度安曇野市一般会計補正予算(第2号)    議案第55号 令和2年度安曇野市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)    議案第56号 令和2年度安曇野市介護保険特別会計補正予算(第1号)    議案第57号 令和2年度安曇野市水道事業会計補正予算(第1号)    議案第58号 市有財産の処分について    議案第59号 市有財産の処分について    議案第60号 土地の取得について    議案第61号 市道の廃止について    議案第62号 市道の認定について    陳情第 4号 医師養成定員を減らす政府方針の見直しを求める陳情書    中間報告 令和元年陳情第9号「安曇野市情報公開条例第1条(目的)には、「(市民の)知る権利」及び「(市の)説明責任」という理念が規定されていないので、早急にその見直しを求める陳情書」    中間報告 陳情第1号「安曇野市情報公開条例における定義規定では、用語として「情報公開」が設けられ、「公文書を閲覧に供し、又は公文書の写しを交付することをいう。」と定義されていますが、この説明では《情報公開》の意味が著しく狭くなってしまい、市職員や市民に対して《情報公開》制度の理解に大きな誤解を与えかねず、また、各条文の表記を精査してみると、誤字・脱字、読点の誤用や、実施機関名の錯誤、略称規定の欠落、非公開情報規定の曖昧さのほか、多くの不明確・不整合・未整理な表現があり、改める必要があると思える記述は70箇所以上になり、これでは一市民として恥ずかしいので、速やかに全条文を見直し、重要な規範である条例の表記として、正確かつ明確で市民にとって分かりやすい書き方に改めること等を求める陳情書」    中間報告 陳情第3号「安曇野市個人情報保護条例における用語「個人情報」の定義は、保有主体を問わない通常の個人情報の定義とは異なり、市の保有する個人情報に限定して定義されているため、複数の条文において解釈が成り立たなくなるなど、条例の本来の目的を達することができない条文構成となっており、長野県内市町村個人情報保護条例にはこのような例はなく、明かに〈立法の過誤〉があると認められるので、速やかに是正することを求めるとともに、同条例の各条文において誤字・脱字をはじめ多数の不適正表記があるので、あわせて修正すること等を求める陳情書」    中間報告 陳情第5号「第五世代移動通信システム(5G)導入に際して慎重な自治体対応を求める陳情書」第5 追加議案の審議    議案第63号 安曇野市特別職の職員の給与等に関する条例の一部を改正する条例    議案第64号 令和2年度安曇野市一般会計補正予算(第3号)    議案第65号 損害賠償の額を定めることについて(公用車事故に関すること)    議案第66号 令和2年度安曇野市立小学校電子黒板等購入に係る売買契約について第6 委員会審査報告第7 委員会審査報告の審議    議案第63号 安曇野市特別職の職員の給与等に関する条例の一部を改正する条例    議案第64号 令和2年度安曇野市一般会計補正予算(第3号)    議案第65号 損害賠償の額を定めることについて(公用車事故に関すること)第8 議員提出議案の審議    議員提出第1号 医師養成定員を減らす政府方針の見直しを求める意見書第9 議員の派遣について第10 継続審査申し出---------------------------------------出席議員(21名)   1番  小林陽子       2番  臼井泰彦   3番  遠藤武文       4番  林 孝彦   5番  坂内不二男      6番  井出勝正   8番  一志信一郎      9番  松枝 功  10番  増田望三郎     11番  中村今朝子  12番  竹内秀太郎     13番  平林 明  14番  藤原陽子      15番  猪狩久美子  16番  宮下明博      17番  平林德子  18番  小林純子      19番  内川集雄  20番  小松洋一郎     21番  小松芳樹  22番  召田義人欠席議員(なし)---------------------------------------地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名  市長     宮澤宗弘     副市長    中山栄樹  教育長    橋渡勝也     総務部長   金井恒人  政策部長   上條芳敬     財政部長   宮澤 修  市民生活         山田真一     福祉部長   野本岳洋  部長  保健医療         髙橋正子     農林部長   高嶋雅俊  部長  商工観光            都市建設         鎌﨑孝善            坪田浩昭  部長              部長  上下水道         久保田剛生    教育部長   平林洋一  部長                  政策経営  総務課長   丸山一弘            野口武史                  課長---------------------------------------事務局職員出席者  事務局長   細田昌伸     次長     青木規素  議事係長   山田なつ子--------------------------------------- △開議の宣告 ○議長(召田義人) 令和2年6月22日月曜日、ただいまより安曇野市議会6月定例会を開催いたします。 ただいまの出席議員数は21名で、定足数に達しております。 よって、直ちに本日の会議を開きます。                             (午前10時00分)--------------------------------------- ○議長(召田義人) 最初に、報告事項を申し上げます。 本日は、議案18件、陳情5件、追加議案6件、議員提出議案1件及び議員の派遣について、継続審査申し出等審議を行います。 本日の議事はお手元の議事日程第4号により進めてまいります。--------------------------------------- △議案第45号から議案第62号、令和元年陳情第9号、陳情第1号、陳情第3号及び陳情第4号、陳情第5号の委員長報告並びに中間報告 ○議長(召田義人) 日程第1、議案第45号から議案第62号まで、令和元年陳情第9号、陳情第1号、陳情第3号及び陳情第4号、陳情5号の以上23件を一括議題といたします。 ただいま一括議題といたしました23件につきましては、常任委員会に付託してあります。 よって、付託先委員会の委員長より審査結果の報告を求めます。 まず最初に、総務環境委員長、平林議員。 平林委員長。 ◆総務環境委員長(平林明) 総務環境委員会の報告をいたします。 安曇野市議会議長召田義人様。 本日付、総務環境委員長、平林 明。 委員会審査報告書。 令和2年6月12日、本委員会に付託された事件は、6月16日、審査の結果、別紙のとおり決定したので、会議規則第103条の規定により報告します。 総務環境委員会審査報告。 議案第45号 安曇野市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例、議案第46号 安曇野市税条例の一部を改正する条例、議案第53号 地方自治法の改正に伴う関連条例の整理に関する条例。 審査結果です。 以上の議案については、特に異議はなく、全員賛成で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 議案第54号 令和2年度安曇野市一般会計補正予算(第2号)(総務環境委員会所管事項)。 審査内容です。 原案に反対の意見。 マイナンバーカードの交付増に伴う戸籍住民基本台帳管理費の増額補正については、政府がマイナンバーカードの発行増のために特別給付金オンライン申請を無理やり入れ込み、安曇野市を含む全国で実際に混乱を負わせた。また、改正された国家戦略特別区域法による「スーパーシティ構想」では、様々なデータを分野横断的に収集・整理して、地域住民等に様々なサービス提供を行い、住民福祉利便向上を図るとのことだが、扱われるマイナンバーカードのデータなど、大量の個人情報の流出と目的外利用が懸念され、そのデータが確実に管理できるかどうかの保証がない。よって、マイナンバーカードとこの構想が結びつくことに危惧し、この補正予算議案に反対する。 原案に賛成の意見です。 この補正予算は、「スーパーシティ構想」とは関係なく、この補正予算を反対するという理由には決してならないと思う。 特別定額給付金の申請に当たり、マイナンバーカードを利用してのオンライン申請は、早く特別定額給付金が給付され、困窮した生活の足しになり、そして頑張っている皆様に希望を与えたいという目的があったと思う。少しでも早く給付金が欲しいという方が大勢いたため、現場が混乱したことはあったかもしれないが、安曇野市ではあまりトラブルがなく、マイナンバーカードを皆さんに交付し、早く給付金がいただけたという市民の方の声をたくさん聞いている。 この補正予算は、あくまでもマイナンバー交付増によるもので、国において進めてきたことから、自治体が反対するという立場にないと思うので、この補正予算議案には賛成する。 審査結果です。 上記のような意見を踏まえ、採決を行った結果、賛成多数で、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 議案第58号 市有財産の処分について、議案第59号 市有財産の処分について。 審査結果です。 以上の議案については、特に異議はなく、全員賛成で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 続いて、中間報告をいたします。 安曇野市議会議長召田義人様。 本日付、総務環境委員長、平林 明。 委員会中間報告書。 令和元年12月11日、本委員会に付託された令和元年陳情第9号、令和2年3月6日、本委員会に付託された陳情第1号、陳情第3号及び令和2年6月12日、本委員会に付託された陳情第5号について、会議規則第45条第2項の規定により、中間報告を行います。 総務環境委員会中間報告。 継続の令和元年陳情第9号 安曇野市情報公開条例第1条(目的)には、「(市民の)知る権利」及び「(市の)説明責任」という理念が規定されていないので、早急にその見直しを求める陳情書。 審査内容です。 意見として、市では個人情報保護条例の全部改正に合わせ、情報公開の部分と個人情報の保護の部分も併せて、9月定例会の上程を目指しているとのことであるならば、経緯を見ていければよいと思う。 審査を継続したいとする意見。 個人情報保護条例の見直しを行い、趣旨に沿った改正で、きちんと9月定例会の上程でよいと思うので、引き続き継続審査としたい。 審査結果です。 上記のような意見交換があり、意見交換の途中、引き続き審査にしたいという意見が出され、諮ったところ、全員賛成により継続審査となったため、本件については、審査未了となりました。 続いて、継続の陳情第1号です。安曇野市情報公開条例における定義規定では、用語として「情報公開」が設けられ、「公文書を閲覧に供し、又は公文書の写しを交付することをいう。」と定義されていますが、この説明では、《情報公開》の意味が著しく狭くなってしまい、市職員や市民に対して《情報公開》制度の理解に大きな誤解を与えかねず、また、各条文の表記を精査してみると、誤字・脱字、読点の誤用や実施機関名の錯誤、略称規定の欠落、非公開情報規定の曖昧さのほか、多くの不明確・不整合・未整理な表現があり、改める必要があると思える記述は70箇所以上になり、これでは一市民として恥ずかしいので、速やかに全条文を見直し、重要な規範である条例の表記として、正確かつ明確で市民にとって分かりやすい書き方に改めること等を求める陳情書。 審査内容です。 説明、質疑です。 市から、情報公開のみという狭い見方はしていないということと、内容については精査・検討していきたいという説明があり、改正する条文の中で、この陳情の内容についても考慮している部分があるかの質疑に対し、陳情の趣旨の中で指摘があった部分については、十分検討していきたいとの答弁があった。 審査を継続したいとする意見です。 陳情の願意を踏まえながら、この情報公開条例の改正を予定していると理解する。9月定例会に上程をするということであるので、先ほどの令和元年陳情第9号と同じように、経緯を見ていければよいと思うので、引き続き継続審査としたい。 審査結果です。 上記のような、引き続き継続審査したいという意見について諮ったところ、賛成多数で、「継続審査とすべきもの」と決定いたしました。 継続の陳情第3号です。安曇野市個人情報保護条例における用語「個人情報」の定義は、保有主体を問わない通常の個人情報の定義とは異なり、市の保有する個人情報に限定して定義されているため、複数の条文において解釈が成り立たなくなるなど、条例の本来の目的を達することができない条文構成となっており、長野県内市町村個人情報保護条例にはこのような例はなく、明かに〈立法の過誤〉があると認められるので、速やかに是正することを求めるとともに、同条例の各条文において誤字・脱字をはじめ多数の不適正表記があるので、あわせて修正すること等を求める陳情書。 審査内容です。 説明・意見です。 市からパブリックコメントの結果について報告があり、その中で、指定管理者にも同様に罰則を科す予定なのか、それに変更はないのかの質疑に対し、現状においても指定管理の協定を結ぶに当たり、個人情報の保護は徹底しているので、罰則については現状のままと考えると答弁があった。 審査を継続したいとする意見。 パブリックコメントを実施し意見もいただいたこと、非識別加工情報の仕組みの導入は引き続き検討するということ、また、9月定例会に上程をするということであるので、先ほどの令和元年陳情第9号、陳情第1号と同じように、経緯を見ていければよいと思うので、引き続き継続審査としたい。 審査結果です。 上記のような、引き続き継続審査にしたいという意見について諮ったところ、全員賛成で「継続審査とすべきもの」と決定いたしました。 陳情第5号 第五世代移動通信システム(5G)導入に際して慎重な自治体対応を求める陳情書。 審査内容。 意見です。 ・できる限り解決をしていく方向で見たとき、特定開発事業ならば都市建設部で把握でき、事業者には説明会も義務づけられている。しかし、事業が対象外となる場合や、既存施設に附属的に設置した場合など、市は全く把握ができない状況にあると思う。また、鉄塔を建てる場合は都市建設部かもしれないし、環境問題ならば市民生活部になるのかもしれない。現時点で言えることは、市としてできることは厳しく、特定開発事業のみは対応できると思った。 ・今から40年も前に、もう既に電磁波公害ということが注目され、危惧されていた。40年もたった今は、さらに強力な電磁波の世界になってきていることから、大変心配している。共に生きていく社会をつくるためには、大いに配慮しなければならないことだと捉えている。この陳情は、事業者の適切な対応は言うまでもなく、市が事業者から情報を集めて、市民に情報をきちんと提供できるようにすること、それから、周辺住民に事業計画の説明を求めることは、理にかなっていることだと思う。 審査を継続したいとする意見。 陳情者からは、電磁波が届く範囲はまだ分かっていないこと、治療法がなくて遠ざかることしかないということから、生活をする中でも大変な思いをされていると理解をした。また、市は担当部署が決められないということ、市が情報を集めるにも、既存施設等につけた場合は、市としても分からないということからも、市が情報を集めることは大変難しいと思った。正直言うと、5Gというものをよく理解できていません。委員会の中でも勉強できればと思うので、継続審査としたい。 審査結果です。 上記のような意見交換があり、意見交換の途中、審査を継続したいという意見が出され、諮ったところ、賛成多数で、「継続審査とすべきもの」と決定いたしました。 以上でございます。 ○議長(召田義人) 御苦労さまでした。 続いて、福祉教育委員長、中村今朝子議員。 中村委員長。 ◆福祉教育委員長(中村今朝子) それでは、福祉教育委員会の報告をさせていただきます。 令和2年6月22日、安曇野市議会議長召田義人様。 福祉教育委員長、中村今朝子。 委員会審査報告書。 令和2年6月12日、本委員会に付託された事件は、6月15日、審査の結果、別紙のとおり決定したので、会議規則第103条の規定により報告します。 福祉教育委員会審査報告。 議案第47号 安曇野市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例、議案第48号 安曇野市介護保険条例の一部を改正する条例、議案第49号 安曇野市国民健康保険条例の一部を改正する条例、議案第50号 安曇野市国民健康保険税条例の一部を改正する条例、議案第51号 安曇野市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例。 審査結果。 以上の議案については、特に異議はなく、全員賛成で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 議案第52号 安曇野市交流学習センター条例の一部を改正する条例。 審査内容です。 原案に反対の意見として、指定管理者の導入について、具体的な導入効果を示さないのにどういった効果があるのか判断ができない。 ・現在の運営状況で特に問題がないということであれば、指定管理者制度に移行する根拠がない。指定管理者に任せれば、そのノウハウやネットワークを生かして活性化が図れるというが、直営のまま、今まで以上に汗を流せばよいのではないか。 ・行革に基づき移行するとなれば、経費削減効率化に重点が置かれる。人件費を削ることになり、非正規雇用を拡大するような内容になるのではないか。 ・これを機に、他の図書館等についても指定管理者制度や民営化が進む可能性を否定できない。 以上の観点から反対する。 原案に賛成の意見として、構造上、近代美術館交流学習センター・図書館の管理が一体化できるのであれば、もっと早く指定管理でやるべきだったのではないか。今までの管理の無駄だった部分が解消され、作業や管理の効率が上がる。図書館についても、民間で運営して効果があった事例がある。 審査結果として、上記のような意見を踏まえ、採決を行った結果、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 議案第54号 令和2年度安曇野市一般会計補正予算(第2号)(福祉教育委員会所管事項)、議案第55号 令和2年度安曇野市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)、議案第56号 令和2年度安曇野市介護保険特別会計補正予算(第1号)。 審査結果。 以上の議案については、特に異議はなく、全員賛成で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 陳情第4号 医師養成定員を減らす政府方針の見直しを求める陳情書。 審査内容です。採択に賛成の意見として、長野県下でも医師不足が言われており、長野県知事も、『地域医療を担う医師の確保を目指す知事の会』の発起人として名を連ねている。医師の過労死や過労自死が裁判になったり、労災認定を受けるような現実もある。医師の犠牲の上に成り立っている今の医療体制の現状というものが、このコロナ禍で顕在化し分かってきた。災害対応にも今後備えておくべきであり、定員を減らす方向を見直すことが今こそ必要になっていると思われるため、陳情に賛成する。 審査結果。 陳情者の願意については、特に異議はなく、全員が妥当と認め、採択すべきものと決定いたしました。 以上でございます。 ○議長(召田義人) 御苦労さまでした。 次に、経済建設委員長、松枝 功議員。 松枝委員長。 ◆経済建設委員長(松枝功) 令和2年6月22日付、安曇野市議会議長召田義人様。 経済建設委員長名。 委員会審査報告書。 令和2年6月12日、本委員会に付託された事件は、6月12日、審査の結果、別紙のとおり決定したので、会議規則第103条の規定により報告します。 別紙をお願いします。 経済建設委員会審査報告。 すみませんが、この中で、議案第60号をちょっと御覧ください。議案名が市道の認定についてとありますが、これ、すみません、間違いでございます。議案第60号は土地の取得についてでございます。もし、皆さんのところも間違いでありましたら、直してください。議案第60号は土地の取得についてであります。 初めから読みます。 議案第54号 令和2年度安曇野市一般会計補正予算(第2号)、議案第57号 令和2年度安曇野市水道事業会計補正予算(第1号)、議案第60号 土地の取得について、議案第61号 市道の廃止について、議案第62号 市道の認定について。 審査結果。 以上の議案については、特に異議はなく、全員賛成で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 以上であります。 ○議長(召田義人) 御苦労さまでした。 以上で、各委員長の委員会審査結果の報告が終わりました。--------------------------------------- △報告第15号、報告第16号及び議案第63号から議案第66号の一括上程、説明 ○議長(召田義人) 日程第2、報告第15号、報告第16号及び議案第63号から議案第66号までの以上6件の追加議案等を一括議題といたします。 最初に、報告第15号について、所管部長の説明を求めます。 山田市民生活部長。 ◎市民生活部長(山田真一) それでは、説明いたします。 報告第15号 地方自治法第180条の規定による専決処分の報告について。 本日提出、市長名でございます。 別紙をお願いいたします。 専決処分書。 一日市場地区公民館の駐車場内における物損事故に係る和解及び損害賠償の額を定めることについて、地方自治法第180条第1項の規定により、次のとおり専決処分する。 令和2年6月15日付であります。 事故の概要、和解及び損害賠償の相手方は記載のとおりであります。 3、和解の内容及び損害賠償の額。本事故の原因は、案内看板を設置したときにおもし等で固定しなかったことによる。安曇野市の過失を100%とする。安曇野市は物損損害賠償金として14万7,323円を支払う。本件に関し、安曇野市及び相手方との間には、損害賠償金以外に何らの債権債務がないことを相互に確認する。 以上でございます。 ○議長(召田義人) 説明が終わりました。 これより質疑に入ります。 質疑のある方の発言を許します。 ありませんか。     (「なし」の声あり) ○議長(召田義人) 御質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 次に、報告第16号について、所管部長の説明を求めます。 平林教育部長。 ◎教育部長(平林洋一) 報告第16号 地方自治法第180条の規定による専決処分の報告について。 本日提出、市長名でございます。 別紙をお願いいたします。 専決処分書。 上原北教職員住宅駐車場における事故に係る和解及び損害賠償の額を定めることについて、地方自治法第180条第1項の規定により、次のとおり専決処分する。 令和2年5月21日付であります。 1、事故の概要。令和2年3月31日午後2時頃、損害賠償請求者が運転する車が上原北教職員住宅駐車場に設置されていたグレーチングが跳ね上がったことにより、車両下部を損傷したものであります。 2、和解及び損害賠償の相手方。飯田市内に在住されている方であります。 和解の内容及び損害賠償の額。本事故の原因は、施設管理者の安全管理不備によるため、安曇野市の過失を100%とする。よって、安曇野市は本件事故の相手方に対し、損害賠償金として1万700円を支払う。 なお、本事故に関し、安曇野市及び相手方との間には、損害賠償金以外に何らの債権債務がないことを相互に確認する。 以上でございます。 ○議長(召田義人) 説明が終わりました。 これより質疑に入ります。 質疑のある方の発言を許します。 ありませんか。     (「なし」の声あり) ○議長(召田義人) 御質疑なしと認めます。 質疑を終結いたします。 続いて、議案第63号について、提案理由の説明を求めます。 金井総務部長。
    ◎総務部長(金井恒人) 議案第63号 安曇野市特別職の職員の給与等に関する条例の一部を改正する条例について御説明いたします。 提案理由でございます。 去る5月21日に、安曇野市立堀金認定こども園において、個人情報が記載された公文書を紛失いたしました。また、6月2日には、安曇野市穂高会館において、釣銭用現金として、事務室内で保管しておりました公金2万円を紛失するという事案が発生しております。 公文書及び公金の管理に問題がなかったのか、関係部局では発生原因の調査、確認を進めるとともに、安曇野警察署へ紛失届、被害届を提出しております。 そうした中、この2つの事案は、市民の皆様、関係者の皆様に多大な御迷惑と御心配をおかけしたことから、全職員が再発防止の取組を行うとともに、特別職については給料の減額を提案するものでございます。 条例改正の内容でございますが、令和2年7月の特別職の給料月額を減額するための附則を加えるものであります。 改正内容でございます。 附則第12項は、市長の給料月額を10%減額するものであります。 附則第13項は、副市長の給料月額を5%減額するものであります。 附則第14項は、教育長の給料月額を3%減額するものであります。 この条例は公布の日から施行する。 本日提出、市長名であります。 ○議長(召田義人) 続いて、議案第64号について、提案理由の説明を求めます。 宮澤財政部長。 ◎財政部長(宮澤修) 議案第64号 令和2年度安曇野市一般会計補正予算(第3号)について御説明をいたします。 今回の補正は、5月25日の緊急事態宣言の全面解除を受け、新型コロナウイルス感染拡大対策として、冷え込んだ地域経済の活性化に寄与するもの、また、市民生活支援に関するものなど、現時点において優先的に取組が必要なものに対する補正予算についてお願いするものでございます。 それでは、議案書により御説明をいたします。 令和2年度安曇野市の一般会計補正予算(第3号)は、次に定めるところによる。 第1条、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ6億3,700万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ541億7,000万円とする。 2項、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。 本日提出、市長名でございます。 それでは、2ページをお願いいたします。 予算額の増減につきまして、主な内容を「第1表 歳入歳出予算補正」で御説明をいたします。 まず、歳入でございます。 13款分担金及び負担金は943万6,000円の減額であります。市内認定こども園で実施した登園自粛要請に伴い、実利用状況に応じた副食費等の軽減によるものでございます。 15款国庫支出金は8,212万6,000円の増額であります。市内保育施設等への感染症対策用品の購入として、保育対策総合支援事業補助金を、また、児童扶養手当19世帯等への生活支援策として、ひとり親世帯臨時特別給付金事業国庫補助金を計上するものでございます。 16款県支出金は1億196万1,000円の増額であります。市が実施するプレミアム付商品券事業等に対する地域支えあいプラスワン消費促進事業補助金を計上するものでございます。 19款繰入金は4億6,246万3,000円の増額であります。財源調整による財政調整基金繰入金の増額であります。 21款諸収入は11万4,000円の減額であります。穂高幼稚園での登園自粛要請に対する給食費の実利用状況に応じた軽減によるものであります。 以上が歳入の概要であります。 続きまして、3ページをお願いいたします。歳出であります。 初めに、2款総務費は71万7,000円の増額であります。上水道を利用していない井水利用者等へ水道料金の1期2か月分となる基本料金相当額の給付を実施する飲用井戸利用者等支援給付事業の増額やウェブ会議用機器の備品購入費などが主なものであります。 3款民生費は8,686万1,000円の増額であります。児童扶養手当受給世帯等に対して給付を実施するひとり親世帯臨時特別給付金事業などの増額であります。 6款農林水産業費は350万円の増額であります。農産物の独自販売ルートの開拓を支援する消費拡大対策事業の増額であります。 7款商工費は5億4,592万2,000円の増額であります。中小企業などへ制度資金を融資し、その保証料を補助する市制度資金貸付事業の増額、また、30%分のプレミアム付商品券の経費及び既に実施している休業要請協力金の交付対象者以外のサービス事業者に10万円を交付する新型コロナウイルス感染症対策事業の増額。また、ホテル・ペンションなどへ宿泊補助券を配布する新型コロナウイルス感染症対策宿泊施設関連支援事業を計上するものでございます。 10款教育費については、財源振替のみとなり、補正額はございません。 以上が歳出の概要でございます。 続きまして、24ページの職員給与関係について御説明させていただきます。 一般職の給与費における報酬については291万9,000円の増額、また、職員手当については52万1,000円の増額となり、合わせて344万円の増額補正となります。 以上が令和2年度一般会計補正予算(第3号)の概要であります。 ○議長(召田義人) 続いて、議案第65号について、提案理由の説明を求めます。 平林教育部長。 ◎教育部長(平林洋一) 議案第65号 損害賠償の額を定めることについて御説明いたします。 地方自治法第96条第1項第13号の規定により、公用車事故に係る損害賠償の額を定めることについて、議会の議決を求めるものでございます。 1、損害賠償の相手方。市内法人であります。 2、事故の概要。平成30年6月12日、安曇野市豊科光、国道19号光橋東交差点北において、信号が赤になったことで停車寸前の相手方車両の後方に公用車が追突したことによる自動車事故です。 3、損害賠償の額。本件事故の原因は、当市運転者の不注意であり、安曇野市の過失を100%とする。よって、安曇野市は本件事故の相手方に対し、損害の解決金として158万4,196円を賠償するものとする。 なお、本件事故に関し、安曇野市及び相手方との間には、損害賠償金以外に何らの債権債務がないことを相互に確認する。 本日提出、市長名でございます。 ○議長(召田義人) 続いて、議案第66号について、提案理由の説明を求めます。 金井総務部長。 ◎総務部長(金井恒人) 議案第66号 令和2年度安曇野市立小学校電子黒板等購入に係る売買契約について御説明いたします。 令和2年度安曇野市立小学校電子黒板等購入について、下記のとおり売買契約を締結するため、地方自治法第96条第1項第8号及び安曇野市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定により、議会の議決を求めるものであります。 契約の目的であります。令和2年度安曇野市立小学校電子黒板等購入。 契約の方法は指名競争入札。 契約金額は5,115万円。 契約の相手方でございます。安曇野市穂高5746番地8、サスナカ通信工業株式会社安曇野営業所、所長、半戸照久。 本日提出、市長名であります。 ○議長(召田義人) 以上で説明が終わりました。--------------------------------------- △議員提出第1号の上程、説明 ○議長(召田義人) 日程第3、議員提出第1号を議題といたします。 これより議員提出第1号について、提出者からの提案説明を求めます。 中村福祉教育委員長。 中村議員。 ◆福祉教育委員長(中村今朝子) それでは、議員提出第1号。令和2年6月22日。 医師養成定員を減らす政府方針の見直しを求める意見書。 地方自治法第109条及び安曇野市議会会議規則第14条の規定により、別紙のとおり提出する。 安曇野市議会議長召田義人様。 提出者、安曇野市議会福祉教育委員会委員長、中村今朝子。 宛先、内閣総理大臣、厚生労働大臣、財務大臣、文部科学大臣、総務大臣。 医師養成定員を減らす政府方針の見直しを求める意見書(案)。 本文の朗読は省略させていただき、要望事項のみ申し上げますので、お願いいたします。 2022年度以降の医師養成定員減という方向を見直し、医療現場と地域の実態を踏まえ、医師数をOECD平均以上の水準に増やすこと。 以上、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出します。 説明は以上でございます。御審議のほど、よろしくお願いいたします。 ○議長(召田義人) 以上で説明が終わりました。 これより委員会審査報告並びに中間報告、追加議案及び議員提出議案に対する質疑の通告について確認させていただきます。 どなたか質疑を通告されますか。     (発言する声あり) ○議長(召田義人) ここで暫時休憩いたします。 質疑の通告をされる方は、所定の通告書に記載の上、本日午前11時までに提出願います。 会議の再開時間は、追って連絡いたします。                             (午前10時38分)--------------------------------------- ○議長(召田義人) 休憩前に引き続き、会議を開きます。                              (午後1時00分)--------------------------------------- △議案第45号から議案第62号の質疑、討論、採決、令和元年陳情第9号、陳情第1号、陳情第3号及び陳情第4号、陳情第5号の質疑 ○議長(召田義人) 日程第4、議案第45号から議案第62号まで、令和元年陳情第9号、陳情第1号、陳情第3号及び陳情第4号、陳情第5号の以上23件を一括議題といたします。 最初に、議題のうち、議案第45号から議案第53号までの以上9件の条例関係議案について一括して審議いたします。 これより質疑に入るのでありますが、期限までに委員会審査報告に対する質疑の通告がありません。 よって、これをもって質疑を終結いたします。 これより順次討論を行い、採決をいたします。 初めに、議案第52号について反対討論の通告がございます。通告者は2番、臼井泰彦議員です。発言を許します。 臼井議員。 ◆2番(臼井泰彦) 2番、臼井泰彦です。 議案第52号 安曇野市交流学習センター条例の一部を改正する条例に反対の討論を行います。 本条例に対する本会議における教育部長の答弁では、指定管理の導入について認めてもらいたいとの願望が述べられ、どういう事業を期待しているのかは指定管理者の選定に影響があるので発言は差し控える。その上での答弁という前置きでした。つまり、とにかく指定管理にしたいので認めてもらいたいということでした。 しかし、部長答弁では、指定管理者の指定手続等に関する条例第4条の施設の効用を最大限に発揮するとか、施設の管理に関わる経費の節減が図られるといった規定を踏まえて、今回議案を上程したと言われました。 同条例第4条の規定を踏まえてというのなら、4条の規定に沿った具体的研究を行った上で、現在の直営以上に、このような施設の効用発揮が考えられるとか、このような経費の節減が図られると、現在の直営の限界を提示して議会に提案されてしかるべきです。 ところが、どのような効用発揮が考えられるかについても、経費の節減についての具体的な答弁はなく、運営に当たっては困難な問題はないと、全く具体的研究をしないで議案を提案されるというのは、議案として成立しないと考えます。市民の文化振興と交流促進のために、市内外の文化芸術団体や個人から学び、あるいは全国の自治体の様々な文化芸術活動を学び、活性化を図ろうとする具体的研究をして、この施設の活用の可能性を示すこともせずに議案を提案されることは、議会として議論できません。議会として直営か指定管理か、賛成、反対の討論ができないからです。議会軽視であると考えます。 なお、条例第4条にある経費の節減と言いながら、答弁では指定管理制度は必ずしも採算に見合う施設に導入するとは限らないと答えたり、逆に経費の縮減を主眼としていると答えたり、矛盾した答弁もありました。 あわせて、初めにどういう事業を期待しているのかは、指定管理者の選定に影響があるので発言を差し控えると言いながら、一方で、豊科交流学習センターでも、創造的な自主的活動をしてもらうことを募集要項に明記して審査の対象にしたいとか、教育委員会本体で自主事業の企画運営を考えたらとの質問に対して、そのとおりと答弁したり、指定管理者には機動性がある、予算執行に柔軟性があると答弁している。どういう事業を期待しているのかは発言を差し控えるのではなく、どのような効果があるのか、その一部を出しているわけですから、全て出せばいいのです。しかし、そうはしないというのも矛盾です。 答弁では、さらに、第4次行政改革大綱アクションプランに基づいて、教育委員会として指定管理が可能と判断したとありました。可能だから認めてほしいということです。このアクションプランのPPP、パブリック・プライベート・パートナーシップ、いわゆる官民連携の説明にあるように、民間の資本やノウハウを活用し、公共サービスの向上や効率化を目指すというのであれば、なおさら、そのノウハウやサービス向上、効率化について研究し、その成果を議会に提示し、提案され、認めてほしいとすべきです。 繰り返しますが、執行部が指定管理の導入について認めてもらいたいと願望を言われるだけですから、議会では議論のしようがありません。議会基本条例前文には次のようにあります。議会は議決責任を深く認識することが求められ、その使命と責務は重大である。安曇野市議会は活発な議論を重んじることを決意すると。 以上、議会基本条例前文にうたう議会の議決責任を深く認識し、その使命と責任に鑑み、活発な議論を重んじる立場から、本議案に反対の討論を終わります。 ○議長(召田義人) ほかに討論ありませんか。 一志議員。 ◆8番(一志信一郎) 8番、一志信一郎です。 議案第52号 安曇野市交流学習センター条例の一部を改正する条例に賛成の立場で討論いたします。 このたびの条例改正は、市内にある3つの交流学習センターのうち、豊科交流学習センター指定管理者制度を導入するものです。当該施設は、1階に図書館、2階に交流学習センターと機能が分かれておりますが、指定管理者制度を導入するのは、多目的ホールなどがある2階部分であります。 豊科交流学習センターは、豊科近代美術館の補完機能を備えた施設として設計されたものであります。美術館の2階展示室と交流学習センターの多目的ホールは接続しています。これまでも様々な巡回展等、美術館と多目的ホール両方を使ってのいろんな展示会等が開催されております。 文化施設の管理や事業に対してのノウハウを持つ指定管理者の下で、豊科交流学習センターの活性化を図るなど、両施設を活用した事業展開を可能とするためにも、指定管理者制度導入は適当と考え、賛成討論といたします。 以上です。 ○議長(召田義人) ほかに討論ありませんか。     (発言する声なし) ○議長(召田義人) 討論なしと認めます。 これにて討論を終結いたします。 これより議案第52号 安曇野市交流学習センター条例の一部を改正する条例を採決いたします。 本案に対する委員長報告は可決であります。 本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の皆さんの起立を求めます。     (起立多数) ○議長(召田義人) 御着席ください。 起立多数であります。 よって、議案第52号は原案のとおり可決されました。 次に、ただいま議題となっております議案第45号から議案第51号まで及び議案第53号の以上8件については、期限までに討論の通告がありません。 よって、これにて討論を終結いたします。 次に、議題のうち、議案第45号 安曇野市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例、議案第46号 安曇野市税条例の一部を改正する条例、議案第47号 安曇野市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例、議案第48号 安曇野市介護保険条例の一部を改正する条例、議案第49号 安曇野市国民健康保険条例の一部を改正する条例、議案第50号 安曇野市国民健康保険税条例の一部を改正する条例、議案第51号 安曇野市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例、議案第53号 地方自治法の改正に伴う関連条例の整理に関する条例の以上8件、議案を一括して採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。 本案を委員長の報告のとおり決することに賛成の皆さんの起立を求めます。     (起立多数) ○議長(召田義人) 御着席ください。 起立多数であります。 よって、議案第45号、議案第46号、議案第47号、議案第48号、議案第49号、議案第50号、議案第51号、議案第53号は原案のとおり可決されました。 次の議題のうち、議案第54号から議案第57号までの以上4件の補正予算関係議案について一括して審議いたします。 これより質疑に入りますが、期限までに委員会審査報告に対する質疑の通告がありません。 よって、これをもって質疑を終結いたします。 これより順次討論を行い、採決をいたします。 初めに、議題のうち、議案第54号について、反対討論の通告がございます。通告者は15番、猪狩久美子議員です。発言を許します。 猪狩議員。 ◆15番(猪狩久美子) 15番、猪狩久美子です。 議案第54号 令和2年度安曇野市一般会計補正予算(第2号)に反対の立場で討論をいたします。 今回の補正予算は、新型コロナウイルス感染拡大対応策としての補正が主な内容で、水道事業の減免などは、私たち共産党市議団としても市に要望してきたものです。必要な補正であることは十分認識をしています。 しかし、これまで様々な危険を指摘されてきたマイナンバーカードですが、特別定額給付金オンライン申請に結びつけ、全国の自治体に混乱と負担をもたらしました。今まで進まなかったマイナンバーカードの普及を、コロナ危機に乗じて図ろうとする意図は許されません。 内閣府の外局として位置づけられている個人情報保護委員会の令和元年度上半期、4月1日~9月30日までの活動実績報告が、令和元年10月25日に出されました。それによりますと、個人情報保護法に関する事務では、個人データの漏えい等の事案が549件、また、マイナンバー法に関する事務では、特定個人情報の漏えい事案の報告が98件で、そのうち重大な事態に該当するものとして、地方公共団体で約3万3,500人分のデータを保存しているUSBメモリーを紛失したという事例が報告されていますし、個人番号利用事務を委託していた業者が、委託元である行政機関や地方公共団体に無断で再委託、つまり、第三者に情報提供するという事例が4件あり、この4件の合計人数は約134万5,600人分にも上ることが分かりました。 こうした漏えい事例や事件が後を絶ちません。他人に見せてはならない個人番号と顔写真などが一つになったカードを持ち歩くことのほうが、個人情報を保護する点からすれば、かえって危険です。 また、ここに来て、コロナ危機の対応に集中すべきこの時期に、国会では5月27日、参議院本会議でスーパーシティ法が成立しました。スーパーシティ構想は、企業など実施主体が住民の個人情報を一元管理する代わりに、医療や交通、教育、金融などのサービスを丸ごと提供されます。そこでは個人情報と顔認証やスマートフォンの位置情報により掌握された行動軌跡はビッグデータに集積され、AIによって分析されて個人の特徴が識別されるというもので、個人の特性や人格の推定まで可能になるもので、国による人権無視が起きている中国社会、特に広州市ですけれども、こういった社会につながるものです。 さて、日本では、先ほども言いましたけれども、スーパーシティ法が成立し、いよいよ今度は預貯金口座をひもづけするために、1人1口座を国に登録することを義務化するための検討が開始されました。マイナンバーカードを普及させようということが、個人情報保護、基本的人権の保護の立場からいかに危険を増すことになるのか、大変危惧する内容だと言わざるを得ません。 令和2年度安曇野市一般会計補正予算の個人番号カード等関連委任事務交付金、この1点で反対をいたします。 以上です。 ○議長(召田義人) ほかに討論ありませんか。 小松芳樹議員。 ◆21番(小松芳樹) 21番、小松芳樹です。 議案第54号 令和2年度安曇野市一般会計補正予算(第2号)に賛成の立場で討論いたします。 まず、今の反対理由の反論の前に、今回の補正で確認したいのは、補正歳出の個人番号カードの関連事務経費の6,440万2,000円ですけれども、この事業は国庫支出金として全額補助されております。よって、この予算案を否決した場合、国に対して必要ありませんということで返納しなくてはいけませんし、では、それに代わる事業として市単独で何もできなくなります。また、一般会計等から捻出して事業を行えということでしょうか。多分、個人番号カード自体をやめよというのであれば、安曇野市だけできないということは無理があります。 また、マイナンバーカードをつくる、つくらないは、今のところ各自自由であります。 次に、先ほどお話がありました10万円の特別定額給付金についてありましたけれども、少々この部分について御意見を申し上げます。 これは一旦は別の支援策に決まりましたが、『        』野党が協力した中で決まったことであります。そうこうしているうちにも、一旦、別の施策の段階で、感染拡大や首都圏などの大都市において緊急事態宣言の影響が大きく広がってきました。国民の苦しみは並大抵のものではなくなり、こういった声が国に伝わり、私たち公明党の山口代表は、強い覚悟を持って安倍首相に直談判し、総理も決断されたことで決まったことです。山口代表は、国難ともいうべき事態では、収入などで分断すべきではなく、国難に対して国民に向け、共に頑張りましょうというメッセージだと確信するとおっしゃいました。 本市においては、市職員の努力によって、大方の方にいち早く10万円が行き渡っております。スピード感をもっと上げるためには、欧州のようにマイナンバーと銀行口座番号がひもづけされておれば、混乱もなくスムーズに行われたことと私は確信します。 実際、これから支給が始まるひとり親世帯への特別給付においては、児童手当の口座情報があるため、トラブルなく支給されることでしょう。だからこそ、マイナンバーの充実が望まれる、このように考えております。 最後に、反対される方々は何かにつけ国の政策について悪いとおっしゃいますけれども、消費税10%の恩恵で、今回は介護保険において保険料が抑えられたことに対しては共産党さんは反対されませんでした。こちらは認めていただいたということで結構だと思います。 以上をもちまして、賛成討論とします。 ○議長(召田義人) ほかに討論ありませんか。     (発言する声なし) ○議長(召田義人) 討論なしと認めます。 これにて討論を終結いたします。 これより議案第54号 令和2年度安曇野市一般会計補正予算(第2号)を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。 本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の皆さんの起立を求めます。     (起立多数) ○議長(召田義人) 御着席ください。 起立多数であります。 よって、議案第54号は原案のとおり可決されました。 ただいま議題となっております議案第55号から議案第57号までの以上3件については、期限までに討論の通告がありません。 よって、これにて討論を終結いたします。 次に、議題のうち、議案第55号 令和2年度安曇野市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)、議案第56号 令和2年度安曇野市介護保険特別会計補正予算(第1号)、議案第57号 令和2年度安曇野市水道事業会計補正予算(第1号)、以上3件の議案を一括して採決いたします。 本案に対する委員長報告は可決であります。 本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の皆さんの起立を求めます。     (起立全員) ○議長(召田義人) 御着席ください。 起立全員であります。 よって、議案第55号、議案第56号、議案第57号は原案のとおり可決されました。 次に、議題のうち、議案第58号から議案第62号の以上5件のその他議案について一括して審議いたします。 これより質疑に入るのでありますが、期限までに委員会審査報告に対する質疑の通告がありません。 よって、これをもって質疑を終結いたします。 これより順次討論を行い、採決いたします。 ただいま議題となっております議案第58号から議案第62号までの以上5件については、期限までに討論の通告がありません。 よって、これにて討論を終結いたします。 これより議案第58号 市有財産の処分について、議案第59号 市有財産の処分について、議案第60号 土地の取得について、議案第61号 市道の廃止について、議案第62号 市道の認定について、以上5件の議案を一括して採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。 本案を委員長の報告のとおり決することに賛成の皆さんの起立を求めます。     (起立全員) ○議長(召田義人) 御着席ください。 起立全員であります。 よって、議案第58号、議案第59号、議案第60号、議案第61号、議案第62号は原案のとおり可決されました。 次に、議題のうち、陳情第4号について審議いたします。 これより質疑に入るのでありますが、期限までに委員会審査報告に対する質疑の通告がありません。 よって、これをもって質疑を終結いたします。 これより順次討論を行い、採決を行います。 次に、ただいま議題となっております陳情第4号については、期限までに討論の通告がありません。 よって、これにて討論を終結いたします。 これより陳情第4号 医師養成定員を減らす政府方針の見直しを求める陳情書を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。 本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の皆さんの起立を求めます。     (起立全員) ○議長(召田義人) 御着席ください。 起立全員であります。 よって、陳情第4号は採決されました。 これより中間報告令和元年陳情第9号、同じく中間報告、陳情第1号、同じく中間報告、陳情第3号、同じく中間報告、陳情第5号、以上4件について一括して審議をいたします。 最初に、議題のうち、中間報告令和元年陳情第9号について審議いたします。 これより質疑に入りますが、期限までに中間報告に対する質疑の通告がありません。 よって、これをもって質疑を終結いたします。 次に、議題のうち、中間報告、陳情第1号について審議いたします。 これより質疑に入るのでありますが、期限までに中間報告に対する質疑の通告がありません。 よって、これをもって質疑を終結いたします。 次に、議題のうち、中間報告、陳情第3号について審議いたします。 これより質疑に入るのでありますが、期限までに中間報告に対する質疑の通告がありません。 よって、これをもって質疑を終結いたします。 次に、議題のうち、中間報告、陳情第5号について審議いたします。 これより質疑に入るのでありますが、期限までに中間報告に対する質疑の通告がありません。 よって、これをもって質疑を終結いたします。--------------------------------------- △議案第63号から議案第65号の質疑、委員会付託、議案第66号の質疑、討論、採決 ○議長(召田義人) 日程第5、議案第63号から議案第66号までの、以上4件の追加議案を一括議題といたします。 初めに、議題のうち、議案第66号について審議いたします。 これより質疑に入ります。 議案第66号に対する質疑の通告がありますので、順次発言を許します。 議案第66号について質疑の通告者は1名でございます。6番、井出勝正議員、発言を許します。 井出議員。 ◆6番(井出勝正) 6番、井出です。 4点質問いたします。 議案第66号 令和2年度安曇野市立小学校電子黒板等購入に係る売買契約について。 まず1点、一般入札ではなく指名入札にした理由、何かあるのでしょうか。 2番目、指名競争入札には何者の応札があったのでしょうか。 3番、指名競争入札に応札できる者にはどのような基準があるのでしょうか。例えば実績だとか、技術、操作指導や修繕等メンテナンスあるいは金額、こういったものの基準というのははっきりしているのかどうか。 4番、指名競争入札によって当該の契約相手方が選定された理由。 以上、4点質問します。 ○議長(召田義人) 金井総務部長。 ◎総務部長(金井恒人) それでは、議案第66号の質疑についてお答えさせていただきます。4点ございました。 まず、一般競争入札ではなく指名競争入札とした理由でございます。 小学校電子黒板等の購入につきましては、競争に加えるべき業者が少数の場合ですとか、技術的専門性が高い案件は、指名競争入札または随意契約などについて業者選定委員会に諮りながら、今回は指名競争入札を決定させていただいた経過でございます。 次に、指名競争入札には何者の応札があったかでございますが、この点につきましては、安曇野市建設工事等入札契約情報公表要領第6条で、公表する期間は、契約を締結した日の翌日からの公表としております。したがいまして、議決を受けた後の公表とさせていただきます。 指名競争入札に応札できる者にはどのような基準があるかでございます。 安曇野市物品等入札業者選定委員会規定第4条が業者指名の基準でございますけれども、4点ほどございます。不誠実な行為の有無、その他信用の状態、同種の物品の納入の実績、営業の状況及び納入後のアフターサービスの体制ができているか。さらには、営業所等の地理的条件などをもって選定をさせていただいております。 最後に、指名競争入札によって、当該契約相手方が選定された理由でございます。理由としましては、令和2年度・3年度安曇野市物品委託業務入札参加資格審査申請に係る業者を対象としております。その中の入札業者としまして、情報処理機器を取り扱う業者を対象として入札を行ったということでございます。 以上です。 ○議長(召田義人) よろしいですか。     (「はい」の声あり) ○議長(召田義人) 以上で通告による質疑は終結いたしました。 お諮りいたします。 本案は、議会運営委員会の決定のとおり、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」の声あり) ○議長(召田義人) 御異議なしと認めます。 よって、議案第66号については、委員会付託を省略することに決しました。 次に、討論に入ります。 まず、原案に反対の方の発言を許します。ありませんか。     (「なし」の声あり) ○議長(召田義人) 討論なしと認めます。 これをもって討論を終結いたします。 これより議題のうち、議案第66号 令和2年度安曇野市立小学校電子黒板等購入に係る売買契約についてを採決いたします。 本案は原案のとおりに決することに賛成の方の起立を求めます。     (起立全員) ○議長(召田義人) 御着席ください。 起立全員であります。 よって、議案第66号は原案のとおり可決されました。 次に、議題のうち、議案第63号から議案第65号までの以上3件について一括審議いたします。 これより質疑に入りますが、質疑の通告がありますので、順次発言を許します。 まず最初に、議案第63号について、質疑の通告者は2名でございます。 初めに、18番、小林純子議員、発言を許します。 小林純子議員。 ◆18番(小林純子) 18番、小林純子です。 議案第63号 安曇野市特別職の職員の給与等に関する条例の一部を改正する条例について質疑を行います。 今回の条例改正は、6月に発覚した堀金認定こども園の個人情報記載簿紛失及び穂高会館の釣銭用公金紛失に関わる管理監督責任として、市長の7月分の給料月額を10%減額、同じく副市長5%減額、教育長3%減額するというものです。これについて3点お聞きします。 1として、管理監督責任は当然として、まだ関係する職員の処分が決まらないうちに管理監督責任として市長・副市長・教育長の給料の減額を先に決めることにしたのはなぜか。 このうち、新聞報道によれば、個人情報記載簿紛失については処分が決まったというふうにお聞きしております。議会のほうには報告がありませんでしたが。 2として、関係する職員の処分はどうなっていますかということで、残りの公金紛失に関わる当事者職員の処分はどうなっていますでしょうか。 3として、管理監督責任として市長・副市長・教育長等の特別職が減給を行う場合の基準はどうなっていますか。 以上、3点お願いいたします。 ○議長(召田義人) 金井総務部長。 ◎総務部長(金井恒人) それでは、議案第63号 安曇野市特別職の職員の給与等に関する条例の一部を改正する条例の質疑についてお答えさせていただきます。 3点ということでございます。 まず、特別職の給料減額を先に決めるのはなぜかということでございます。 今回の条例提出に当たりましては、理事者自らが減給することにより、職員に対する綱紀粛正を図り、自らの襟を正して再発防止に取り組むようにという意向を受けて提案したものでございます。 それから、この6月議会、このタイミングを逃しますと、9月定例会まで減給の条例改正ができないといったことも考えてのものでございます。 それから、職員の処分でございます。穂高会館の公金紛失事案につきましては、地方自治法第243条の2の2第3項による職員の賠償責任に関する監査を監査委員に求めなければなりません。こういった手続を踏んだ中での結果を待っての対応という予定でございます。 また、安曇野警察署へも届けを出しておりまして、捜査が行われております。その状況については、現在不明ということでございますので、対応につきましては今後ということでございます。 それから、基準でございます。過去の処分事例を参考に、減給の期間・率等を決定したものでございます。 以上です。 ○議長(召田義人) よろしいですか。 小林純子議員。 ◆18番(小林純子) 1についてですけれども、これは市長をはじめ副市長、教育長自ら襟を正すという気持ちを表すということだという御答弁でしたけれども、そもそもこういった重要なことについて、この条例で特別職の給料を決められておるわけですから、それについて減額するに当たっては、気持ちの問題で済ますようなことではまずないと思います。 3番とも関係しますけれども、きちっとした基準の下、こういう場合にはこういう責任を取るということが明確になっていないと、逆に言えば、職員がどんな処分をされた場合に市長にまでその責任を取る必要が生じるのかといったことが曖昧な中で行われるとすれば、その職員の処分自体が恣意的に行われるおそれがあります。そこら辺はきちっとしておかないといけないと思いますので、私はこの答弁には到底理解することはできません。市長の気持ちでこういったことが決まっていくようでは、きちっとした管理監督は逆にできないのではないかと思います。 それに関して、2番の職員の処分については、事情は今お答えいただきましたので分かりました。しかしながら、この処分の件でいきますと、過去に遡って同じような事例を確認してみたところ、平成25年、違法な動画ソフトをインストールして、違法に動画を閲覧可能にしたということで減給になった職員があります。それから、同じ年に酒気帯び運転で免職の職員があります。この方は臨時採用だったので免職になったのかと思われますけれども、このときには、市長のお気持ちがなかったのか、こういった減給の処分というか、やっておりません。 その後、平成25年6月、下水道受益者負担金・分担金消滅時効、これについては戒告処分でしたけれども、市長・副市長について、当時の7月分の給料月額について10%減額ということになっております。 次の年、26年9月、工事入札に関わる情報漏えい事件で免職、それから停職もあったでしょうか。このときには市長の給料、それから副市長の給料、3か月10%減額ということになっております。 27年3月、公金横領事件、生活保護書類偽造事件、減給、戒告、これクエスチョンですね、よく分かりませんが、こちらは市長の給料月額3か月10%減額、副市長、同じく10%減額、教育長も入っておりますね。ということで行われてきました。 そして、28年3月ですが、酒気帯び運転の上、自損事故ということで停職6か月、それから降格ということになりましたが、これについては、特別職の減給は行われていないと。 こういうことで、非常に一貫性のないやり方をされておりまして、先ほどの答弁からいくと、市長の気持ちであるということで、こういう状態は非常に私はまずい状況ではないかと思います。これについて、きちっと条例改正を行って給料を減額するということについて、きちっとした基準がないということについては、これまで検討されていないんでしょうか。 それから、市長のお気持ちということについても、市長御自身からお聞きしたいと思います。 ○議長(召田義人) 金井総務部長。 ◎総務部長(金井恒人) 過去の事例を確認いただきまして、ありがとうございます。実は私も用意したんですけれども、小林議員のほうから紹介いただきました。 それから、たとえ理事者の処分が先に、減給等が行われた場合であっても、分限懲戒審査委員会の中で恣意的にその部分を反映すると、そういったことはないと申し上げたいと思います。 それから、今回の案件につきましては、先ほどいろいろ御紹介いただきましたとおり、何件かの事件・事故・不祥事がございました。そのあたりを市長が過去の教訓が生かせなかったという中での監督者責任を感じて判断したものでございます。決して理事者の責任というだけではなくて、職員全体としても、今回の事案を受けまして再発防止に努める、そういった体制で、市民の信頼回復に努めてまいりたいと考えているところでございます。 以上です。 ○議長(召田義人) 宮澤市長。 ◎市長(宮澤宗弘) 今回の案件、事件については、非常に残念な思いをいたしておりますが、既に今まで記者会見等でも述べさせていただいたところでございます。いずれの案件も、公文書とか金銭の取扱い、非常に管理が適正でなかったということに起因をしているというように考えております。 その中で、2つの事案の重要性に鑑みまして、市の責任者として市長・副市長・教育長の給料月額を1か月にわたってそれぞれ減額をするというものでございます。特に、今まで全職員にお願いをしてきたことは、報告・連絡・相談、報・連・相の徹底、さらに、全職員の襟を正す、綱紀粛正に努めていただきたい。そして、市民の皆さん方の信頼を一日も早く回復をしてほしいという思いがございます。 そういったことから、私ども三役の処分をさせていただくということで、議会に審議をしていただく、提案を追加上程をさせていただいたところでございますので、いずれにいたしましても、責任者として一つのけじめをつける、そして、職員の皆さんがそのことをしっかりと自分のこととして捉えていただきたい。そんな思いから、今回提案をさせていただいたところでございますし、このことをしっかりと受け止めていただきたいという思いがございます。 そんな中で、一日も早く職員の綱紀粛正はもとより、市民の皆さんの信頼を取り戻してほしいということで、今回提案をさせていただいた次第であります。 以上です。 ○議長(召田義人) 小林純子議員。 ◆18番(小林純子) いずれにしましても、市長の気持ちということでこういった減給の条例改正がされ、その時々の曖昧な基準で行われる責任の取り方というのは、適切でないというふうに私は考えます。 最後にお聞きします。ただいま市長から様々ありましたけれども、であれば、ここ半年、1年の間で、セクハラ行為による臨時職員を退職に追い込んだ職員、懲戒処分より軽い訓告になっている。それから、県の行政指導を受けた問題では誰も処分されていない。また、損害賠償請求されるような問題を起こした職員の処分はいまだ不明等々、ほかにも市長の責任が問われる事件は幾らもあったかと思うんですけれども、それについては今回の減給の中には入っていないのでしょうか。 ○議長(召田義人) 宮澤市長。 ◎市長(宮澤宗弘) これは委員会の中で厳正に対処してきた課題だというように捉えております『                                                                              』。 いずれにしても、それぞれの立場で問題解決されている課題でございますので、過去のことは過去のこととして、これからどうしていくかという前向きな捉え方をしてほしいと思います。 ○議長(召田義人) 次に、9番、松枝 功議員、発言を許します。 松枝議員。 ◆9番(松枝功) 9番、松枝 功です。 議案第63号 安曇野市特別職の職員の給与等に関する条例の一部を改正する条例について、議案質疑をいたします。 条例で規定する給料の減額は妥当なのかということで、私も質問申し上げたいわけですけれども、ほとんど今、小林議員の質問に含まれておりました。また、さらにそれが議案63号以外にほかの事案まで広がっておりますけれども、もう一度絞って、この63号の妥当性について一言お答えいただきたいと思います。 私ども、提案されれば、審査する立場ですけれども、やっぱり妥当なのかと、その減給の度合いが妥当なのか。減給すること自体もそうなのかもしれませんが、基本的には提案されたものですので、この1か月、市長が10%、副市長5%、教育長3%というその減給の量が妥当かどうか。これは私ども真摯に考えさせていただいて、賛否に応じなければいけないと思っております。 その中で、私は前例とか先例、確かに私ども公人ですので、法とか制度にのっとった行動をしなくてはいけないんですが、こういった事例に対して、たしかに基準というお話があったんですが、そういったものは恐らくないでしょう、なかなか。ただ、やっぱり先例、前例というのはあるはず。今も幾つか紹介がありましたけれども、これについて、やっぱり私どもある程度尊重しなくちゃいけない部分はあるかと思っております。 宮澤市長も、申し訳ないんですけれども、いつまでもその席に座っているわけではなくて、いつか、将来にわたっては、ほかの何人の方々がその席に着いて、今回のような、ないほうがいいんだけれども、不祥事に遭遇する場面もあると思うんですね。そうしたときに、やっぱり今回の事案についても、この条例第63号の改正について、やっぱり先例、前例になり得る状況だと思うんですね。そうすると、やっぱりこれは私どもも慎重に考えさせていただく必要があるかと思います。 その思いで、先日の全員協議会でも、職員課長から理事者の思いだという繰り返しの発言がありました。やっぱりこういった条例改正を職員が提案するのはまず無理です。理事者の発議・指示があって初めてなせる条例改正案だと思いますので、私も実は市長に理事者の思いをお聞きするつもりでおりました。そうしたら、小林議員が聞いてしまって、市長がお答えいただいたものですから、大体承知はしたんですが、少し最後に私も聞くとすると、これが先例、前例になります。こういったことも御意識されての今回特例というんですか、状況としてはかなり特殊な場面もあったかと思いますが、その辺について、もう一度市長から一言お答えをいただければと思います。 ○議長(召田義人) 宮澤市長。 ◎市長(宮澤宗弘) いずれにしても、最終的には委員会で審議をしていただいて、判断は議会の皆さん方からしていただくということになりますが、私は常々申し上げてまいりました。前例、先例、非常に大切なことではありますが、時代の変化の中で、前例、先例だけにとらわれることなく、新たな発想の中で、自ら前例、先例というのはつくられるものであるし、また、いずれそれは見直されるものであるというような捉え方をいたしております。 したがって、今回の案件については、非常に残念なことであります。何年か前に、小林純子議員のほうからもおっしゃられたように、いろいろ不祥事がございました。大変残念な思いをしておりますのは、2人の職員の懲戒免職というような事例もございました。飲酒運転の場合、6か月の停職というような例もございました。 いずれにしても、綱紀粛正、気の緩みから発生をしている案件ではないかという捉え方をしておりますので、これは十分に職員の皆さん一人一人が日常の業務の中で気をつけていただいて、市民と共にある開かれた市政運営をしていく上では、より早く市民の皆さんの信頼を取り戻す、その一つのけじめということで、今回提案をさせていただいた次第でございますので、よろしく御審議のほど、お願いを申し上げます。 ○議長(召田義人) よろしいですか。 次に、議案第64号について、質疑の通告者は2名でございます。 初めに、10番、増田望三郎議員、発言を許します。質疑は2件一括でお願いいたします。 増田議員。 ◆10番(増田望三郎) 10番、増田です。 議案第64号 令和2年度安曇野市一般会計補正予算(第3号)で2問お願いします。 まず、1問目です。 今回の補正での財政調整基金の繰入れが約4億6,200万、これは今回も含めて3回の補正で財調の繰入れの合計額は約8億2,300万円となっています。コロナ対策支援ということで、今は切り崩すときだとは思っているんですけれども、これ30年度決算時の財調基金の残高53億5,700万円を起点とすると、現在45億3,400万円という額なんですね。これは、現時点での最新の財政計画とはもうそぐわなくなってきているわけなんですけれども、まず、財政計画の見直しの時期、これは一般質問の答弁の中でも、年度内に見直し着手というふうに答弁されています。見直しを始めるということで、まだ年度内に示すことはないということでしょうか。 それと2つ目、先に基金を繰り入れて財政出動しているわけですけれども、地方創生の臨時交付金による財源の付け替えがこの後あると思うんですね。その量とかの当てというか、それはどのぐらいだと見ていますか。 最後3つ目、これが一番肝腎なところなんですけれども、今後の財政計画において、明るい材料はあるのかと、市の財政体力に余力はあるのかということをお伺いします。 2問目です。説明書の13ページですね。 歳出2款総務費、1項総務管理費、7目情報施策費について。ウェブ会議用の機器の購入とあります。今回、コロナによって会議ができなくなったということが私は一番行政機能としても不具合な部分じゃないかというふうに思うんですけれども、このウェブ会議用の機器を今回購入して取り入れることで、行政において、どのような場面での会議を想定されているのか。行政内部の会議もあるでしょうし、外部機関との関係ということもあると思うんですけれども、どのような使い方をされていくのかということをお願いします。 ○議長(召田義人) 宮澤財政部長。 ◎財政部長(宮澤修) それでは、私のほうから3点、お答えさせていただきます。 財政計画の見直しの時期ということでございますけれども、新型コロナウイルスの収束がいまだ見通せない不透明な状況の中ではございますが、来年度の実施計画、予算編成の中で財政計画の見直しを併せて行ってまいりたいというふうに考えております。そのため、時期的には予算編成が整った以降の年度末の時期ということを想定をしております。 2点目、地方創生交付金の関係でございます。御承知のとおり、国の第1次補正で予算化をされております地方創生臨時交付金ですけれども、本市においては、交付限度額の内示を既に頂戴をしている状況ですけれども、いまだ交付決定には至っておりません。 また、国の第2次補正に伴います本市への交付額につきましても、まだ交付限度額も示されていないという状況でございます。今後、国からの交付決定をいただいた以降に直近の補正予算で財政調整基金等との財源振替による対応をしてまいりたいというように考えております。 3点目でございます。明るい材料ということでございますが、コロナ禍、コロナショックですけれども、市の財政計画に対します影響に対しては、様々なことがやはり考えられます。特に市税を中心とした自主財源への影響が懸念されるというところでございます。 自主財源をはじめ、関連します懸念要素と来年度の実施計画予算編成におきまして、今後の財政運営に及ぼす影響の検証も含める中で財政計画の見直しをしてまいりたいというふうに考えております。ただ、リーマンショック時ですけれども、リーマンショックのあった平成20年度は、前年度の平成19年度に比べまして、財政健全化指数、実質公債費比率、将来負担比率が、やはり悪化をしております。ただ、翌年度、21年度の数値は改善が図られた結果ということになっています。これはリーマンショックの翌年度の21年度に、国の経済対策また地方交付税によります対応等の効果から、健全化数値の改善が図られたためと見ております。 今般のコロナショックに対しても同様に、国の経済支援を積極的に活用することが、財政健全化の取組には重要になるというふうに認識をしています。 また、2点目、余力ということでございますけれども、これまでもバブル崩壊、またリーマンショックを経験する中におきまして健全財政を堅持してまいりましたことから、今般のコロナショックの市民の安全・安心、経済活動再開等々に対しまして、国の経済支援対策の積極的活用を図る中で、現在の財政計画で示されています計画期間の最終年度、令和7年度の財政調整基金残高31億円、この基金残高の確保を見据えつつ、引き続き健全財政の堅持に努めてまいりたいというように考えております。 以上です。 ○議長(召田義人) 上條政策部長。 ◎政策部長(上條芳敬) それでは、ウェブ会議についてお答えをいたします。 今後の第2波に備えるためにも、新型コロナウイルスの感染症拡大防止、これに最善を期す必要があります。一方で、行政活動の停滞を招かないために、オンライン会議は今後多用されるものと考えております。 まず、行政内部におきましては、計画策定委員会など、外部委員を招聘して開催されるような会議、また、講師を招いた研修会、さらに、各課の主要事業において、担当者と事業者との事務打合せなど、来庁をいただかなくても、ウェブ上で開催する場合などに利用ができます。 一方、外部要因ということでございますが、まず、挙げられるのが市長会でございます。県の市長会でございますが、この中には定例会、部会、知事との懇談会がございます。また、北信越市長会、全国市長会へとつながります。県の市長会が招集する会議の中では、事務担当者が出席する研究会として、令和2年度、19の会議が設置をされています。そのほか、各種の期成同盟会、市長が就任している各種団体等において、議案の決議であるとか、自治体としての意見を申し上げる場において有効に活用され、機能するものと考えております。 以上です。 ○議長(召田義人) 増田議員。 ◆10番(増田望三郎) まず、財政のほうですけれども、財政計画を見ますと、現状のものを見ると、大体市税が115億円前後で推移していくような試算で数字を置いているんです。これがちょっと難しいかもしれませんけれども、大体どれぐらいまで下がるというふうに部長はお考えですか。 2点目、ウェブ会議のことについてです。内部、外部とそういう使い方をされるということで、会議に対して使っていくということなんですけれども、もう一つは、オンラインの可能性という部分で、会議での使用だけではなくて、それぞれの各所管の政策において、オンラインを組み込んでいくというような、そういう中で、またウェブのシステムを使っていくというような、こういう発想が今回のコロナで求められているということが分かったわけですよね。 それは、政策をリードする政策部としては、各所管に対してどのようなイニシアチブを取って、オンラインを組み込んだ政策実現ということを図られていくのか、その点をお考えがあればお願いします。 ○議長(召田義人) 宮澤財政部長。 ◎財政部長(宮澤修) 市税の落ち込みがどの程度かということのお尋ねかと思います。 マクロ的に考えると、地方財政計画ということで、国の中で示していただいている、毎年国会報告されていますが、その方向性に基づくものかというふうに考えております。 もう一点、やはり先ほどのリーマンのときの参考になりますけれども、平成20年度に123億円ありました地方税が、翌年度は115億円ということで、8億円落ちています。120億円台に戻るのに、約9年~10年かかっています。ですので、ただ、コロナとリーマンショックとは本質的な部分で異なってきますので、例えば経済の回復がリーマンに比べれば容易になるんではないかという考え方もあります。 そういったことから、一概にリーマンショックが参考になるとは思いませんけれども、そのような方向性、いずれにしても、市税に対しての先行きについては、マクロ的には地方財政計画、ミクロ的にはリーマンショックを参考にした地方税の推移というように見ております。 以上です。 ○議長(召田義人) 上條政策部長。 ◎政策部長(上條芳敬) 政策的な使用につきましては、当然、政策部で主導をしたいというふうに思っておりますが、これからのオンライン会議の可能性というものを十分に検証していきたいと思っております。 その一つとして、現在、現に使用しているわけでありますけれども、行政内部の重要なものでありますけれども、ファイリングシステムの研修会、これにはもう既に外部の講師をお願いして活用しておりますし、その後の発展の仕方として、市民の皆さんにぜひ市役所へ集まっていただき、講師をお願いしての研修会ですとか、相談会、こういったことも可能になってくるんではないかと想定をしております。 以上です。 ○議長(召田義人) よろしいですか。 次に、12番、竹内秀太郎議員、発言を許します。 竹内議員。 ◆12番(竹内秀太郎) 12番、竹内秀太郎です。 それでは、議案第64号 令和2年度安曇野市一般会計補正予算(第3号)のうち、7款商工費、1項商工費のうち、プレミアム付商品券の発行について質疑いたします。 今回提案のプレミアム付商品券は、発行額5億円、発行総額6億5,000万円ですか、30%のプレミアム付になっていますが、私が一般質問で提案をしました額の約2分の1になっております。この規模では、中小零細企業1社当たりの貢献額はどのぐらいになるか考えておられるでしょうか。 現在、中小零細企業の中には、既に事業の休止を決めている者がいるということも伺っております。市内の商業者が厳しい経営環境に打ち勝って事業を継続して、市内のにぎわいと活気を取り戻すためには不十分な気がいたします。この点が1点。 次、2点目としまして、利用期間が8月1日~11月15日までとなっていますが、年末年始の消費需要が多く、商業者にとって1年で一番書き入れどきのこの時期の前にわざわざ終了してしまう、このことについて、何か不安があるのでしょうか。購入希望者が多くなったときの対応について、追加発行の用意はあるのでしょうか。 以上について伺います。 ○議長(召田義人) 鎌﨑商工観光部長。 ◎商工観光部長(鎌﨑孝善) それでは、ここでプレミアム付商品券の概略について若干説明をさせていただきます。 商品券は1,000円券を13枚1セットとして、それを1万円で販売、プレミアム率は30%となり、それを5万セット販売予定でございます。 商品券は参加全店舗で利用可能な共通券が8,000円分と大型店舗を除く商店等のみで使用できる普通券が5,000円分と計画をしております。販売と利用期間は本年8月1日~11月15日までとし、利用期間が短くなっておりますが、短期間に市内小売業者等に資金が回り、効果が上がることを願っているものでございます。申込みは専用はがきにより事前申込みをいただき、希望者多数の場合は抽せんとさせていただきます。 今回のプレミアム付商品券につきましては、過去の事例を参考にさせていただき、制度を検討してまいりました。例えば平成27年に行ったときは、プレミアム率20%、1万2,000円を1万円で販売し、5万3,000セットを販売いたしましたが、第1次販売では売れ残ったというような状況になっております。そこで、プレミアム率10%を上げながら、5万セットとして計画をしておりました。 小売業者1社の貢献額でございますけれども、小売業者でも事業規模に違いがありますので、1社当たりの貢献額というのはお答えできませんが、5万セットが完売した場合、普通券だけで5,000円分がありますので、大型店舗を除く市内小売業者で最低でも2億5,000万円が消費されるということになります。共通券も小売店舗等で利用が可能でございますので、それ以上の利用があるものと考えているところでございます。 年末に向けた取組ということでございますが、現在も新型コロナウイルス感染症の第2波、第3波が心配されておりますので、事業者支援や地域経済活性化に何が有効なのか、その状況等に応じながら、より効果的な施策を検討してまいりたいと思っております。 第2弾のプレミアム付商品券の発行につきましても、その一つの手段として検討していく内容であると考えております。 以上でございます。 ○議長(召田義人) よろしいですか。 竹内議員。 ◆12番(竹内秀太郎) 竹内です。 今、過去のプレミアム20%のときの御説明もあったんですけれども、今回のこの新型コロナウイルスのこの影響は、100年に一度ということで、今までに過去経験のなかったことですので、そういう大変苦しい状況の中で、中小零細企業の方はそれに打ち勝って、何とか経営を続けたいと、そういう状況にありますので、ぜひ過去の事例にとらわれずに、思い切った、そういった困っている中小企業を救済し、そして、市内のにぎわい、活気を取り戻していただくと、こういう観点から、ぜひ検討いただきたい。今のこの年末年始は、これは商業者にとっては、1年で一番需要の多い書き入れどきですので、これはぜひとも引き続き第2弾の計画を現実にしていただければと、こんなことを要望して終わらせていただきます。よろしくお願いします。 ○議長(召田義人) 以上で、通告による質疑を終結いたします。 次に、委員会付託を行います。 ただいま議題となっております議案第63号から議案第65号までにつきましては、お手元の議案付託表のとおり総務環境委員会福祉教育委員会及び経済建設委員会に付託したいと思います。 この際お諮りいたします。ただいま付託いたしました議案につきましては、会議規則第44条第1項の規定により、本日午後3時20分までに委員会審査を終わるよう期限をつけることにしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。     (「異議なし」の声あり) ○議長(召田義人) 御異議なしと認めます。 よって、ただいま委員会付託しました議案については、本日午後3時20分までに委員会審査を終わるよう期限をつけることに決しました。 ここで総務環境委員会福祉教育委員会及び経済建設委員会を開催するため、暫時休憩といたします。 再開時間は追って連絡いたします。                              (午後2時08分)--------------------------------------- ○議長(召田義人) 休憩前に引き続き会議を開きます。                              (午後4時45分)--------------------------------------- △会議時間の延長 ○議長(召田義人) この際、申し上げます。 本日の会議時間は午後5時までに終了しない見込みのため、あらかじめこれを延長いたします。--------------------------------------- △発言の取消し ○議長(召田義人) ただいま小松芳樹議員から、本日の発言について、安曇野市議会会議規則第65条の規定により、発言の取消しの申出がありました。これを許します。 小松芳樹議員。 ◆21番(小松芳樹) 21番、小松芳樹です。 発言の取消しをよろしくお願いいたします。 先ほど討論いたしました議案第54号 令和2年度安曇野市一般会計補正予算(第2号)における私の発言の中において、お手元に記してある下線部分について発言の取消しをお願いいたします。よろしくお願いします。 ○議長(召田義人) 小松議員の発言取消しの理由説明が終わりました。 お諮りいたします。 この発言取消しの申出を許可することに御異議ありませんか。     (「異議なし」の声あり) ○議長(召田義人) 御異議なしと認めます。 よって、小松芳樹議員からの発言の取消しの申出を許可することに決しました。--------------------------------------- △議案第63号から議案第65号の委員長報告 ○議長(召田義人) 日程第6、議案第63号から議案第65号までの以上3件を一括議題といたします。 ただいま議題といたしました議案3件につきましては、総務環境委員会福祉教育委員会及び経済建設委員会に付託してあります。 よって、各委員長より委員会審査結果の報告を求めます。 まず最初に、総務環境委員長、平林 明議員。 平林委員長。 ◆総務環境委員長(平林明) 総務環境委員会の審査報告をいたします。 安曇野市議会議長召田義人様。 本日付、総務環境委員長、平林 明。 委員会審査報告書。 令和2年6月22日、本委員会に付託された事件は、6月22日審査の結果、別紙のとおり決定したので、会議規則第103条の規定により報告します。 総務環境委員会審査報告。 議案第63号 安曇野市特別職の職員の給与等に関する条例の一部を改正する条例。 審査内容です。 原案に反対の意見。 ・個人情報記載書類の紛失については、まだ外部に出ているかどうかも明らかになっていない。今後の被害も分からない。そして、公金の紛失でも、現在捜査中であることから、まだ不透明な部分が多い。また、減額率も不明であることから、この6月定例会でなく、9月定例会でもいい。事態の成り行きを見てからでもいいと思うので、この条例改正には反対する。 ・なくなった名簿で今後どういうことが出てくるのか分からない中で、これで終わりということはいかがなものかと思う。急いでやることではないと思うので、この条例改正には反対する。 原案に賛成の意見です。 早くこれで終わらせたいという気持ちは感じない。2つ続いて不祥事があったことが重いことだと理事者は思ったと思う。今後の再発防止対策をしていくこと、今回の減額は理事者自らの判断で行うことなので、それに対して言うことはないと思う。今後何かあった場合は、そこで審議されていくと思うので、この条例改正には賛成する。 審査結果です。 上記のような意見を踏まえ、採決を行った結果、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 議案第64号 令和2年度安曇野市一般会計補正予算(第3号)(総務環境委員会所管事項)。 審査結果です。 特に異議はなく、全員賛成で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 以上です。 ○議長(召田義人) 御苦労さまでした。 次に、福祉教育委員長、中村今朝子議員。 中村委員長。 ◆福祉教育委員長(中村今朝子) それでは、福祉教育委員会の審査報告を申し上げます。 令和2年6月22日、安曇野市議会議長召田義人様。 福祉教育委員長、中村今朝子。 委員会審査報告書。 令和2年6月22日、本委員会に付託された事件は、6月22日審査の結果、別紙のとおり決定したので、会議規則第103条の規定により報告します。 福祉教育委員会審査報告。 議案第64号 令和2年度安曇野市一般会計補正予算(第3号)(福祉教育委員会所管事項)。 審査結果。 特に異議はなく、全員賛成で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 議案第65号 損害賠償の額を定めることについて(公用車事故に関すること)。 審査結果。 特に異議はなく、全員賛成で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 以上でございます。 ○議長(召田義人) 御苦労さまでした。 続いて、経済建設委員長、松枝 功議員。 松枝委員長。 ◆経済建設委員長(松枝功) 経済建設委員会の委員会審査報告を申し上げます。 本日付、安曇野市議会議長召田義人様。 経済建設委員長名です。 委員会審査報告書。 令和2年6月22日、本委員会に付託された事件は、6月22日審査の結果、別紙のとおり決定したので、会議規則第103条の規定により報告します。 別紙をお願いします。 経済建設委員会審査報告。 議案第64号 令和2年度安曇野市一般会計補正予算(第3号)(経済建設委員会所管事項)。 審査結果です。 特に異議はなく、全員賛成で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 以上です。 ○議長(召田義人) 御苦労さまでございました。 以上で各委員長の委員会審査結果の報告が終わりました。 ここで、委員会審査報告に対する質疑及び討論の通告について確認させていただきます。 どなたか質疑及び討論を通告されますか。     (発言する声あり) ○議長(召田義人) これより、委員会審査報告に対する質疑及び討論の通告のため、暫時休憩いたします。 質疑及び討論の通告される方は、所定の通告書に記載の上、本日5時5分までに提出をお願いいたします。 会議の再開時間は追って連絡いたします。                              (午後4時52分)--------------------------------------- ○議長(召田義人) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。                              (午後6時15分)--------------------------------------- △発言の取消し ○議長(召田義人) ここで宮澤市長より発言を求められておりますので、これを許します。 宮澤市長。 ◎市長(宮澤宗弘) 議案第63号でありますが、安曇野市特別職の職員の給与等に関する条例の一部を改正する条例における小林純子議員の議案質疑に対する私の発言の中で、御配付をいたしました文書の下線の部分について、発言の取消しをお願いいたします。
    ○議長(召田義人) ただいま宮澤市長から発言の取消しの申出がありました。この取消しの申出を許可することに御異議ありませんか。     (「異議なし」の声あり) ○議長(召田義人) 御異議なしと認めます。 よって、宮澤市長からの発言の取消しの申出を許可することに決しました。--------------------------------------- △議案第63号から議案第65号の質疑、討論、採決 ○議長(召田義人) 日程第7、議案第63号から議案第65号までの以上3件を一括議題といたします。 これより質疑に入るのでありますが、期限までに委員会審査報告に対する質疑の通告がありません。 よって、これをもって質疑を終結いたします。 これより順次討論を行い、採決いたします。 議題のうち、議案第63号に反対討論の通告者は18番、小林純子議員、発言を許します。 小林純子議員。 ◆18番(小林純子) 18番、小林純子です。 議案第63号 安曇野市特別職の職員の給与等に関する条例の一部を改正する条例について、反対の立場で討論をいたします。 今回の条例改正は、関係職員の処分も決まらないうちに特別職の給与を減額する、それも自ら市民に向かって襟を正しおわびの気持ちを表したいという理由により、取り急ぎ提案されたとのことです。 先ほどの質疑の中では、条例で規定する給与の減額は特に基準はなく、また、前例や先例ということでなされてきたという経過もなく、このぐらいでよかろうということで行われてきたという感じがいたしました。 職員の不祥事について、市長に管理監督責任があるのは当然ですが、このような責任の取り方では、何か問題が起きても、給与を減額して謝れば済むと考えていると受け止められかねません。本来の責任の取り方としては、減給だけではなく、この不祥事や問題の再発防止に向けた取組とセットで行われなければ意味がないと考えます。また、市長の思いや気持ちで、市長ら特別職の減給処分が先に決まってしまえば、職員の懲戒処分に影響し、公平・公正性が損なわれかねません。 『                                                                                                』市長が御自身の思いや気持ちで処分を進めると、このように判断を誤ることがあるというよい事例ではないでしょうか。セクハラ、『                  』加害職員はきちんと処分されなければなりませんし、市長のように、その認識がないことが今回よく分かりました。発言の訂正はされましたけれども、実情は何ら変わっておりません。つまり、何の基準や規定もなく、このような市長の思いや気持ちによって、また、市長らの減給が決められるようなことでは、正当性のある条例改正とは言えず、本当に責任を果たしたことにはならないので、本条例改正には反対をいたします。 ○議長(召田義人) ほかに討論ありませんか。 松枝議員。 ◆9番(松枝功) 9番、松枝です。 議案第63号 安曇野市特別職の職員の給与等に関する条例の一部を改正する条例に賛成の立場で討論をいたします。 先ほど私も議案質疑を行い、市長から答弁をいただいたところであります。質疑は、今、条例改正による3名の理事者の皆さんの減給が妥当であるかどうか。私は重さにおいて、やや重いのではないかという感触を持っての質問でありましたし、また、今回のこの減給が前例、先例になることへの市長の気持ちもお聞きしたところであります。 市長の前例にはとらわれないという姿勢を強調された答弁、やや私としては観点に相違があると感じましたが、重要なのは、やはり安曇野市行政の責任者である市長としての覚悟の上の判断だという説明には、市政を推進する両輪、行政と議会のそれぞれの本分を考えると、今回は納得すべき場面であると認識しております。 よって、私はこの議案に賛成させていただきたいと思います。 以上です。 ○議長(召田義人) ほかに討論はありませんか。     (発言する声なし) ○議長(召田義人) 討論なしと認めます。 これにて討論を終結いたします。 これより、議案第63号 安曇野市特別職の職員の給与等に関する条例の一部を改正する条例を採決いたします。 本案に対する委員長報告は可決であります。 本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の皆さんの起立を求めます。     (起立多数) ○議長(召田義人) 御着席ください。 起立多数であります。 よって、議案第63号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第64号、議案第65号について、期限までに討論の通告がありません。 よって、これをもって討論を終結いたします。 次に、議案第64号 令和2年度安曇野市一般会計補正予算(第3号)について採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。 本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の皆さんの起立を求めます。     (起立多数) ○議長(召田義人) 御着席ください。 起立多数であります。 よって、議案第64号は原案のとおり可決されました。 続いて、議案第65号 損害賠償の額を定めることについて(公用車事故に関すること)について採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。 本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の皆さんの起立を求めます。     (起立全員) ○議長(召田義人) 御着席ください。 起立全員であります。 よって、議案第65号は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議員提出第1号の質疑、討論、採決 ○議長(召田義人) 日程第8、議員提出第1号の議員提出議案を議題といたします。 これより質疑に入りますが、期限までに議員提出第1号に対する質疑の通告がありません。 よって、これをもって質疑を終結いたします。 この際、お諮りいたします。議員提出第1号については、議会運営委員会の決定のとおり、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」の声あり) ○議長(召田義人) 御異議なしと認めます。 よって、議員提出第1号については、委員会付託を省略することに決定しました。 次に、議員提出第1号について討論に入ります。 まず、原案に反対の方の発言を許します。 ありませんか。     (「なし」の声あり) ○議長(召田義人) 討論なしと認めます。 これをもって討論を終結します。 これより、議員提出第1号 医師養成定員を減らす政府方針の見直しを求める意見書を採決いたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。     (起立全員) ○議長(召田義人) 御着席ください。 起立全員であります。 よって、議員提出第1号は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議員の派遣について ○議長(召田義人) 続いて、日程第9、議員の派遣についてを議題といたします。 お諮りいたします。地方自治法第100条第13項及び安曇野市議会会議規則第160条の規定により、お手元に御配付のとおり、議員を派遣したいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」の声あり) ○議長(召田義人) 御異議なしと認めます。 よって、議員派遣書のとおり議員を派遣することに決しました。---------------------------------------継続審査の申し出 ○議長(召田義人) 日程第10、継続審査の申し出を議題といたします。 所管事務のうち、会議規則第104条の規定により、継続審査の申出がございます。 お諮りいたします。総務環境委員長から申出のとおり、閉会中の継続審査に付することに御異議ありませんか。     (「異議なし」の声あり) ○議長(召田義人) 御異議なしと認めます。 よって、閉会中の継続審査については、お手元に御配付のとおり決しました。--------------------------------------- △市長挨拶 ○議長(召田義人) 以上をもって、今定例会に提出された事件の審議等は全て終了いたしました。 お諮りいたします。本定例会の会期は6月24日までで2日間残っておりますが、本日をもって閉会することに御異議ありませんか。     (「異議なし」の声あり) ○議長(召田義人) 御異議なしと認めます。 よって、本定例会は本日をもって閉会することに決定をいたしました。 宮澤市長より発言を求められております。これを許します。 宮澤市長。     (市長 宮澤宗弘 登壇) ◎市長(宮澤宗弘) 6月定例会の閉会に当たり、一言御挨拶を申し上げます。 6月1日に開会いたしました本定例会ですが、本日までの22日間の長きにわたり、議員各位には各議案について慎重なる審議を賜りました。 追加上程させていただきました案件も含め、報告2件、議案22件の全てについて原案のとおり御承認を賜りましたことに御礼を申し上げます。 国では、新型コロナウイルス感染症に対し、完全な日常を取り戻すまでには時間を要するとの想定を示し、雇用と事業と生活を守り抜くとともに、次なる流行のおそれに万全の備えを固めていかなければならないとして、今月12日に一般会計の歳出で総額31兆9,114億円の第2次補正予算を成立させました。 今回の補正予算では、雇用調整助成金の日額上限の1万5,000円への引上げや最大600万円の家賃支援が柱となりましたが、地方自治体が新型コロナウイルス対策に活用できる地方創生臨時交付金も2兆円増額され、3兆円の予算規模になりました。 市では、これまでも国・県の支援措置とは別に、独自の感染防止対策や経済対策を実施してまいりましたが、引き続き地方創生臨時交付金を最大限に有効活用し、感染状況や経済情勢を見極めながら、できる限りの取組を進めてまいります。 さて、第1回臨時会で御承認いただきました新型コロナウイルスに関連する主な事業につきまして御報告を申し上げます。 まず、市民1人に10万円を支給する特別定額給付金でありますが、5月7日からオンライン申請及び特別な事情がある方などへの先行申請の受付を開始し、5月19日には全世帯へ申請書の送付を完了いたしたところであります。5月16日現在、3万6,852世帯へ91億1,260万円を交付しており、給付率は全体の91.7%となっています。申請期間は8月25日までとなっておりますので、引き続き周知に努めるとともに、申請が困難な方につきましては、必要に応じ、個別の支援も行ってまいります。 また、国の対象児童1人に1万円を支給する子育て世帯への臨時特別給付金は、5月29日に公務員を除いた対象世帯6,503世帯に案内文書を発送いたしました。6月12日まで受給を辞退される方の受付期間を設け、これを踏まえて、7月1日に支給をさせていただく予定となっております。 市独自の事業でありますが、対象児童1人に2万円を支給する安曇野市子育て世帯支援臨時給付金につきましては、6月9日に案内文書を公務員以外の6,870世帯に発送いたしました。こちらについては、本日まで受給を辞退される方の受付期間を設けており、7月8日に支給させていただく予定です。 次に、市内事業者への支援策として、新たに市の制度資金に加えた、新型コロナウイルス対策特別資金の融資あっせん状況は、6月18日現在、338件、総額で43億9,500万円となっております。リーマンショック時の年間融資あっせん額を上回っており、多くの市内事業者の皆様が資金繰りに苦慮されていることがうかがえる状況であります。 加えて、県から業務縮小の要請を受けた業種の皆様への協力金は、県との協調事業のほか、市独自の協力金について、6月18日現在、約270件の申請を受け付け、今月末までに約2,100万円の支払いを行う予定となっております。 これまで国や各自治体では様々な生活支援・事業者支援を行っておりますが、長期間にわたるイベントや外出の自粛、インバウンドの減少などにより、観光、宿泊業や飲食業をはじめとする幅広い業種で、今なお深刻な状況が続いております。経済や雇用の情勢が厳しい中、さらに市としては市民の皆様の家計支援や事業者支援に取り組むことが急務と考え、本日、新型コロナウイルス感染症対策関連の補正予算を追加で提案させていただき、承認を賜りました。 内容につきましては、説明させていただいたとおりでございますが、子育て世帯の生活を支援するための臨時特別給付金や地域経済回復のためのプレミアム付商品券、宿泊施設応援券の発行、市内事業者を支援するための新型コロナウイルス拡大防止対策協力金などが主な柱となっております。このほかにも、夏休みが短縮され、授業が行われる中学校103の普通教室に、暑さ対策のため予備費を充用させていただき、気化式冷風機を設置してまいります。いずれの事業も早期の実施が求められているものばかりでございますので、スピード感を持って対応してまいります。 さて、今回の新型コロナウイルス感染症の拡大により、市民の皆様、安曇野ファンの皆様など、多くの人と人とのつながりが大切であることを改めて感じました。そこで、新型コロナウイルス感染症拡大防止策を講じながら、活力あるまちづくりに地域一体となって取り組むため、安曇野つなぐプロジェクトを開始いたします。 プロジェクトでは、安全・安心、そして心安らぐおもてなしの安曇野、3安宣言により、プロジェクトの輪を広げていきたいと思います。地域をつなぎ、地域と来訪者をつなぎ、そして、安曇野の未来をつないでいくため、多くの市民の皆様、事業者の皆様方の御理解と御協力、そして御参加をお願いをいたします。 次に、6月8日から始めました善意のマスクの回収について報告をさせていただきます。 福祉施設などにマスクを配付するため、善意によるマスクの回収を、安曇野市役所本庁舎をはじめ、各支所や公民館、交流学習センターなど、市内11か所で行っており、6月18日時点で1,161枚のマスクの寄贈を頂きました。多くの市民の皆様からの温かい善意に、改めて感謝を申し上げます。御寄贈頂きましたマスクにつきましては、今後、福祉施設などへ配付させていただきます。 続いて、県政の課題であります松本糸魚川連絡道路について申し上げます。 新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、延期してまいりました松糸道路の安曇野市新設区間の説明会は、緊急事態宣言の解除を受け、イベントなどの開催基準が示されたことから、再開に向けて県と調整を進めております。市民の皆様に安心して御参加いただけるよう、感染防止策を講じた上、7月中の開催を目指してまいります。引き続き市民の皆様の御理解と、市にとって最適なルート帯が決定されますよう、県と連携を図りながら取り組んでまいりますので、市議会の御支援・御協力をお願いを申し上げます。 さて、今定例会では、主に新型コロナウイルス感染症対策に関連した御意見・御提案をいただきました。それぞれ庁内で十分に研究・検討させていただき、市政運営に反映してまいりたいと考えております。 なお、本日、私を含む副市長・教育長の給料減額について議案を提出させていただき御承認をいただきました。これは11日の本会議で報告をさせていただきました、堀金認定こども園の名簿の紛失と穂高会館の公金の紛失について、管理監督責任の立場にある者として、また職員に対して緊張感と危機管理意識の欠如を反省してもらい、全職員一丸となって信頼回復に努めるために、給料の減額を行うものでございます。議員をはじめ市民の皆様方におわびを申し上げますとともに、再発防止に努めてまいります。 今年は例年より4日遅く6月11日に梅雨入りをいたしました。幸いにも今のところ大きな被害は発生しておりませんが、これからの時期、大雨による河川の増水や土砂災害等が心配されます。また、長野県中部や飛騨地方を震源とする地震も相次いでおります。豪雨・台風・地震などの災害への備えは常に万全を期しておりますが、市民の皆様と危機管理意識を共有しながら、引き続き防災・減災対策に努めてまいります。 結びに、これから暑さ厳しい本格的な夏を迎えますが、議員各位におかれましては、時節柄、くれぐれも御健康に御留意いただきますとともに、市政発展のためにますます御活躍いただきますことを祈念申し上げ、令和2年安曇野市議会6月定例会閉会の挨拶とさせていただきます。 誠にありがとうございました。--------------------------------------- △発言の訂正 ○議長(召田義人) 宮澤市長。 ◎市長(宮澤宗弘) 発言の中で若干誤りがあったということで、訂正をさせていただきます。 6月16日現在の3万6,852世帯というところを、5月と申し上げたようでございますので、6月に訂正をお願いします。 ○議長(召田義人) ただいまの発言については、議長において許可いたします。--------------------------------------- △議長挨拶 ○議長(召田義人) 私から一言申し上げます。 世界を不意打ちしたコロナウイルスは、日本でも900人を超える死者を出し、経済社会活動に様々な形で変化が起きました。いまだに大きな不安を広げていると同時に、敵の見えない手ごわい相手としっかり向き合っていかなければなりません。お亡くなりになりました方々に御冥福を祈り、このコロナウイルスと戦っている方に、一日も早い御回復をお祈り申し上げます。 また、この恐怖と戦って、我が身を忘れ全力で任務をいただいている医療関係者・従事者に最大の敬意を表します。 これまで人類の経験し得なかった、また、先を見通すことのできない困難な状況の中にもかかわらず、こうして6月議会の閉会を迎えることができましたのは、議員、行政各位の皆様の活躍に改めて深く感謝申し上げます。 1日に開会いたしました6月定例会は、議案18件、陳情5件、追加議案等6件、慎重審議いただき、大変御苦労さまでございました。特に、合併以来初めての試みであるコロナ関係の一般質問を全員で取り上げ、実に実りのある史上に残る出来事ではなかったかと思います。 これから暑い夏に向かっていきますが、梅雨時になる大雨、地震が大変多発しております。それぞれのお立場で活躍を期待しております。自分の体は自分で守るという強い使命感で、このすばらしい安曇野市がさらに発展するよう、さらなる御尽力をお願いしたいと思います。 以上をもちまして、6月定例会を閉会といたします。--------------------------------------- △閉会の宣告 ○議長(召田義人) これにて令和2年安曇野市議会6月定例会を閉会といたします。 長い間、大変御苦労さまでございました。                              (午後6時43分)以上会議のてん末を記載し、地方自治法第123条第2項の規定により署名する。  令和2年  月  日         安曇野市議会議長  召田義人         安曇野市議会議員  一志信一郎         安曇野市議会議員  松枝 功         安曇野市議会議員  増田望三郎...