千曲市議会 > 2021-06-14 >
06月14日-02号

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  1. 千曲市議会 2021-06-14
    06月14日-02号


    取得元: 千曲市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-10-02
    令和 3年  6月 定例会(第3回)---------------------------------------           令和3年6月14日(月曜日)---------------------------------------● 議事日程(第2号)  令和3年6月14日(月曜日)               午前10時 開議 第1 議案第43号 令和3年度千曲市一般会計補正予算(第3号)の議定について 第2 一般質問(個人)---------------------------------------● 本日の会議に付した事件……前記議事日程のとおり---------------------------------------● 出席議員(20名)   1番   林 慶太郎君      11番   飯島 孝君   2番   田中秀樹君       12番   中村眞一君   3番   聖澤多貴雄君      13番   倉島さやか君   4番   宮下繁明君       14番   前田きみ子君   5番   中村恒彦君       15番   袖山廣雄君   6番   川嶋敬信君       16番   小玉新市君   7番   吉池明彦君       17番   荻原光太郎君   8番   金井文彦君       18番   和田重昭君   9番   北川原 晃君      19番   柳澤眞由美君  10番   滝沢清人君       20番   和田英幸君---------------------------------------● 欠席議員(なし)---------------------------------------● 説明のため出席した者の職氏名   市長        小川修一君   次世代支援部長   中曽根昌彦君   参与        大内保彦君   経済部長      小林千春君   総務部長      北澤武彦君   建設部長      湯本永一君   企画政策部長    齊藤清行君   教育長       小松信美君   市民環境部長    竹内 康君   教育部長      島田栄一君   健康福祉部長    荒川愛子君---------------------------------------● 事務局出席者氏名   議会事務局長    堀内 登君   議会事務局次長   岡田敏彦君   議事係長兼調査係長 越石潤一君   書記        池田貴広君---------------------------------------午前10時 開議 ○議長(和田英幸君) 定足数に達しておりますので、ただいまから本日の会議を開きます。--------------------------------------- △日程第1 議案第43号 令和3年度千曲市一般会計補正予算(第3号)の議定について ○議長(和田英幸君) 日程第1、議案第43号 令和3年度千曲市一般会計補正予算(第3号)の議定についてを議題といたします。 本議案は日程に従いまして、理事者の提案説明のみにとどめます。 議案に対する提案説明を求めます。 小川市長。          〔市長 小川修一君 登壇〕 ◎市長(小川修一君) それでは、議案第43号 令和3年度千曲市一般会計補正予算(第3号)について説明をいたします。 このたびの補正は、新型コロナウイルス感染症に伴う感染防止対策及び生活支援に関する経費として4,000万円の追加をお願いし、歳入歳出それぞれ269億9,900万円とするものです。 予算書の10ページを御覧ください。 総務費では、新型コロナウイルス感染症感染拡大防止と来庁者や施設利用者の安全を確保するため、市内公共施設に非接触検温カメラ、いわゆるサーマルカメラを設置する費用といたしまして、480万円を追加するものでございます。 民生費では、コロナ禍で生活に困窮する世帯に対し、新型コロナウイルス感染症生活困窮者自立支援金を給付するための費用として、3,520万円を追加するものです。 予算書の8ページを御覧ください。 財源につきましては、国庫支出金を充当するものであります。 以上が、一般会計補正予算(第3号)の概要でございます。--------------------------------------- △日程第2 一般質問 ○議長(和田英幸君) 日程第2、一般質問を行います。 質問に入る前に、一般質問でのワクチン接種に関する質問の自粛について申し上げます。 市の担当課では、ワクチンの早期接種を進めるべく対応をいただき、特に5月以降は土・日もワクチン接種会場を移動させて連日対応いただいております。多忙を極めております担当課にはワクチン対応に専念していただくよう配慮いたしまして、6月議会においては、同課に関するワクチン接種に関する一般質問は自粛することを議会運営委員会での申合せ事項として決定いたしました。その代わりといたしまして、6月2日にワクチン接種に関する提言書を議会から市長へ提出し、市民から議員に寄せられた御意見や今後の参考としていただくための提案を行ったところでございます。 一般質問は控えることといたしますが、委員会では提言書の内容を中心に集中審査を行い、議会としてチェック機能の役割を果たしたいと考えております。明らかとなった重要な情報は、市報やホームページで発信いただき、議会報等でも報告をしてまいります。 また、委員会での集中審査の内容は、議会最終日の委員長報告で詳細に報告されますので、市民の皆様には今回の議会の対応に対しまして御理解をいただきますようお願いを申し上げます。 それでは、通告に基づき順次発言を許します。 15番、袖山廣雄議員。          〔15番 袖山廣雄君 質問席〕 ◆15番(袖山廣雄君) 6月議会トップの質問の栄誉を頂きました。議席番号15番、新政クラブ袖山廣雄です。通告に従いまして順次質問させていただきます。 令和元年東日本台風の被災から、市民生活も落ち着きを取り戻しつつある中、また豪雨災害が危惧される時期になりました。被害軽減の抜本的な解決策である千曲川の河床掘削が早期に行われることを切望いたします。また、コロナウイルス感染症対応策ワクチン接種が始まり、予約等で市民の皆様に御心配をおかけしましたことをおわび申し上げます。しかし、市長はじめ担当部局も国のワクチン確保や配布方針が定かでない中、一刻も早く手を挙げ、市民の負託に応えられるよう、千曲市としてどう対応するか、初めてのことで難しい中、方策を考えられ対応されておりますこと、また、感染症発生から1年半が経過して、その間、日々対応策に苦慮されておりますことに、この場をおかりして感謝申し上げます。また、接種も始まったばかりです。今後さらに市民の安心安全のためにお体に留意され、御健闘いただきますようお願い申し上げまして、質問に入らせていただきます。 コロナ禍で私たちの生活様式もさま変わりしました。子供たち一人一人にパソコン端末が配付されましたが、今、生活していく上で電子機器は手放せません。しかし、使うのは多様な考え感性を持つ人です。松下幸之助氏は「物をつくる前に人をつくる」奉仕の心の大切さも提唱しておられます。 当市においても「ひとをつくる」育てる政策を進めてこられておりますが、再度検証し、特徴ある千曲っ子ビジョンの策定を進めていていただきたい。やはり子供のことは子供に聞けを基本でお願いしたいと思います。今回も自然体験・施設等の環境整備について伺っていきます。 まず、子供の生きる力を育む施策・自然体験施設について。 冒頭で申し上げましたが、日常生活のデジタル化が当たり前になり、デジタル音声で会話ができ、AIが考えてくれます。子供の体や心の発達には自然とふれあい、遊びの環境整備がますます必要になっております。たびたびお聞きしておりますが、さらしな坊城平と大池市民の森について伺います。 1として、坊城平は、冠着山の登山口として重要な場所です。キャンプ場として活用されてきましたが、近年使用頻度の低下とキャビン・水道・トイレの老朽化も進んでおり、今後については地元と協議していくとのことでしたが、トイレ・水道は今後も必要です。また、昨今のキャンプブームテント張り用地の拡充は必要だと思います。さらにオートキャンプ場の設置も検討いただければと思いますが、今後についてとトイレ・水道・キャンプ場について伺います。 ○議長(和田英幸君) 答弁を求めます。 島田教育部長。          〔教育部長 島田栄一君 登壇〕 ◎教育部長(島田栄一君) 袖山議員からいただきました子供の生きる力を育む施策・自然体験施設についてということで、坊城平いこいの森についてお答えいたします。 まず、市が管理する坊城平いこいの森の現状を申し上げます。 大規模宿泊棟青少年山の家でございますが、これにつきましては平成20年度に解体いたしました。このため現在は小規模なキャビン4棟のみとなりまして、令和元年度の利用状況では、件数で8件、利用者数は88名にとどまり、令和2年度の利用はございませんでした。一方で、市内の小学校や育成会が主催いたしますキャンプなどの体験学習につきましては、道路の整備状況がよく規模が大きい大池自然の家で行われているのが現状でございます。 御質問の1点目、水道施設及びトイレについては、市といたしましても水の確保につきましては大変重要と考えておりまして、故障しておりました揚水ポンプを今年度修繕いたします。また、現在、常設トイレがあるわけでございますけれども、これに加えまして、例年どおり7月及び8月のこの2か月間は簡易型の洋式トイレを設置いたします。 2点目のテントを張ることができる用地の拡充については、これまでどおり地元財産区の力をおかりする中で、駐車場スペースなどの草刈りを実施し、テント泊の利用者にお使いいただく予定であり、議員御指摘の用地の拡充については利用状況に応じて草刈りを実施しまして用地の拡充を図ってまいります。 3点目のオートキャンプ場の設置につきましては、道路条件のほかオートキャンプ場に必要な様々な要素を見極めながら判断してまいります。 ○議長(和田英幸君) 袖山議員。          〔15番 袖山廣雄君 質問席〕 ◆15番(袖山廣雄君) ありがとうございました。いずれにしろ私も再三質問しましたが、やっぱり戸倉の方たちの思いというのがうんと籠っている場所ですよね。今そういうことで、しっかり進めていただくということで今お答えいただいたものですから、またよろしくお願いします。 続いて、大池市民の森についてお伺いします。 焼失した総合案内所が再建され、多くの利用が期待されます。多目的広場のアスレチック場について伺います。子供たちに人気のあった施設ですが、32年以上がたち老朽化で使用禁止の遊具も増えております。今後拡充してほしい、また、対策についての質問に実施計画に計上していくとのお答えでした。現在はターザンロープが2基使え、空中ハンモックへ進めます。その後、連絡通路も整備不足で使いにくくなっております。まだ使える器具もありますが、できるだけ早く整備をしてほしい。常に使いやすくしておいてほしいということです。アスレチック場の遊具についてどのように計画されておりますか、また完成時期も併せて伺います。 アスレチック場の上端にある森へ入らないようにロープが張ってありますが、見えにくくなっております。張り直しをお願いします。その森を活用して遊ぶ場を増やしてほしいとのお願いに森林空間利用の動きも研究しているとのお答えをいただいておりますが、どのような構想か、また、行程、期日についても伺います。併せて射水市との友好の森もありますので、それも活用できればと思いますのでお尋ねいたします。 先ほども質問しましたが、キャンプブームが来てます。利用の方々に伺うとオートキャンプ場を整備してほしいと希望されましたが、以上、設置についてと併せて伺います。 ○議長(和田英幸君) 小林経済部長。          〔経済部長 小林千春君 登壇〕 ◎経済部長(小林千春君) 大池市民の森についてでありますが、アスレチック場の木製遊具につきましては、12基中、現在使用できる物が6基、既に撤去した物が3基ございます。実施計画に計上していたものとしましては、今年度新たに丸太平均台を1基新設、丸太渡りの修繕を予定しております。併せて遊歩道までの動線も整備する予定です。 工事につきましては既に発注済みでございます。お盆頃には皆様に御利用いただけるように進めております。 また、令和4年度には大池総合案内所の付近に小さなお子様も御利用いただける木製遊具の設置を予定しております。 計画としては以上ですが、今後も毎年の点検の中で修繕が必要となった物につきましては、修繕や更新を速やかに実施して、使用禁止遊具につきましても表示を分かりやすくするなど、利用者には安全に楽しんでいただけるように進めてまいります。 次に、新たな森林空間についてでありますが、現状においても一定のニーズには対応できるものと考えております。設備投資や日常の維持管理コストを伴うものは指定管理者の負担が必要になるため、指定管理料の検討・増額が必要になるかと考えております。 また、今年度から3年かけて企業からの支援を受け、大池市民の森内の沢を利用して、自然に親しむだけでなく山林の持つ水源涵養、防災・減災における役割についても啓発できるような水辺のふれあいの場を設営いたします。 新たな森林空間の全体的な計画や期日等は定めてございませんが、今後も利用者の要望などをお聞きし、指定管理者とも協議しながら利用が促進されるよう進めてまいります。 なお、射水市との友好の森の活用についてですが、この森は立山杉が植えてある県内でも珍しい区域です。現状では何か計画があるわけではございませんが、必要に応じて森林体験の場としての活用を検討してまいります。 また、オートキャンプ場の設置につきましては、指定管理者と場所や料金設定などの検討をしているところでございますが、指定管理者において採算が取れると判断されれば設置は可能であると考えております。 ○議長(和田英幸君) 袖山廣雄議員。          〔15番 袖山廣雄君 質問席〕 ◆15番(袖山廣雄君) 今質問にお答えしていただきましたが、アスレチック場の広場は現状維持という質問の答えですね。本来ならもっと誇れる物にしてもらいたい。今のお父さん、お母さんもあそこで育ってきているんですよね。そのイメージが残っているんですよ。それが今縮小の形になっているんですよ。もう一度計画に入れていっていただきたい。指定管理者の負担が増えるとか、予算的なものもありますが、私の今回の質問は子供に投資しろということですので、方針についてもう一度お答えいただければ。 それと、大池の森、坊城平もそうですが、これからますます千曲市の活動はそこに集中してくるんですよね。そういうことはもっと広いフィールドを造っていかなくちゃいけない。さっき友好の森をもっとフィールドを広げろと言ったのはそのところなんです。もう一度お答え願えれば。 ○議長(和田英幸君) 答弁を求めます。 小林経済部長。          〔経済部長 小林千春君 登壇〕 ◎経済部長(小林千春君) アスレチック場の遊具の拡充に関しましては、森林環境譲与税等の活用も視野に入れながら、指定管理者、そして御利用になるお子様や利用者の皆さんの意見をまとめながら進めていければと思います。 もう一点、これからの教育についてなんですが、森林の持つ役割は大変重要と考えております。先日締結しましたSDGsの観点からもこちらのほうを進めてまいれればと思っております。 ○議長(和田英幸君) 袖山廣雄議員。          〔15番 袖山廣雄君 質問席〕 ◆15番(袖山廣雄君) アスレチックの遊具、増やしてほしいと、それ要望ですのでしっかりお願いいたします。 じゃあ関連ありますので、次に入ります。教育の説明責任と成果主義を問われる中、デジタル教育導入の有効性と弊害について。 ICT環境を整備したGIGAスクール構想が始まっております。パソコンの配布で動画によって瞬時に多くの物が立体に見えるなど授業の幅も広がり、よいことずくめですが、導入に当たり諸課題が多くあります。今までの対話授業が変わりコミュニケーション能力の低下が危惧されておりますが、問題点を伺います。GIGAスクール構想については、委員会や議会で質問されておりますが、改めて導入活用が始まっておりますので、重複になりますが再度質問させていただきます。 1として、パソコン端末活用で先生方の操作能力向上が必須要件になりますが、専門指導員の確保により対応するとのことです。13学校中4人ということですが、どのくらい予定されておりますか。学校内に堪能な先生もおられると思いますが、異動で替わることもあると思います。先生方の精神的不安のないよう進めていただきたいが、対策についてと進捗状況について併せて伺います。 続いて、家庭にルーターのない子供のために、公民館にWi-Fiを整備し対応するとのことです。対象者は何人ぐらいでしょうか。各公民館等の場所の提供や時間についても打ち合わせが必要と思います。今までも子供たちも公民館に行っていろいろパソコンをいじってましたが。また、今後の貸し出しや費用についても市が負担する予定ですか。有害サイトへのアクセス等は規制をかけるとのことですが、対策を伺います。 次に、授業の仕方についても当面ペーパーとデジタル教科書を併用されると思いますが、担任の裁量で進められるのか。また、英語の教科入れ・パソコンの活用頻度の裁量・新たな方針への対応・保護者への対応・子供たちの安全確保などと文科省の指導要綱に沿った指導遵守などから、先生方には肩の荷が重くなると思いますが、どのように解消、寄り添えるか併せてお考えを伺います。
    ○議長(和田英幸君) 答弁を求めます。 小松教育長。          〔教育長 小松信美君 登壇〕 ◎教育長(小松信美君) 教育の説明責任と成果主義が問われる中、デジタル教育導入の有効性と弊害についてというお尋ねでございます。 第1点目の1人1台パソコンの導入に伴う教員の負担軽減と進捗状況についてという御質問ですが、教職員が各自で指導書を読むといった不安をできるだけ軽減するために、本年1月から、ほぼ2か月に1回のペースで市内の教職員全員対象に研修会を開催しております。また、5月からは各学校に1週間程度指導主事1名と情報教育支援員1名が常駐し、学校、先生方のニーズに応じた支援を行ってまいりました。引き続き先生方の負担が軽減されるよう支援してまいりたいと思っております。 2点目のWi-Fi環境のない子供たちへの対応、家庭等で予想される課題への対応という御質問でございますが、市教育委員会では、昨年11月に行った調査結果では、Wi-Fi環境のない御家庭は約5%でありました。したがって、各家庭への貸し出しを行った場合、学校、公民館等を利用する児童生徒は余り多くないと考えております。 なお、公民館における情報通信環境整備については、今年度中の整備を予定しておるところでございます。 また、パソコンの家庭への貸し出しにつきましては、児童生徒の基本操作の習得状況、保護者も含めたパソコン利用のルールの浸透、先生方の習熟等を考慮した上で判断していく予定でございます。貸し出した場合の通信料等につきましては、各御家庭で御負担していただく予定と考えております。 次に、家庭等で予想される事象への対応ですが、有害サイトや指定したサイトは閲覧できないように、全てのパソコンにフィルタリングをかけるとともに、指定外のアプリのダウンロードやインストールもできないように設定します。併せてインターネットへの接続時間帯も制御していく予定でございます。各御家庭と協力し、子供たちが家庭での学びにパソコンを有効活用し、自律的にコントロールしていけるよう指導してまいりたいと思っております。 3点目のペーパーとデジタル教科書の併用は担任の裁量か、国からの様々な新しい方針への対応について、教員負担の解消策についてという御質問でございますが、まずペーパーとデジタル教科書の併用についてでありますが、1人の担任の裁量ではなくて学校としてどう併用していくのか、職員会で共通理解した上で実施してまいります。 次に、教員負担の解消策ですが、先ほども申し上げましたが、先生方のニーズに応じた支援を教育委員会としてこれからも進めてまいる所存でございます。 ○議長(和田英幸君) 袖山廣雄議員。          〔15番 袖山廣雄君 質問席〕 ◆15番(袖山廣雄君) これからしっかり組織体制を組んでやっていくと答弁いただきました。まず学校にはやっぱりデジタルにたけた先生がいると思うんですよ。そういう人たちのグループを作ってやっていけば、それと教員の異動がありますが、そういうところもこの二、三年間は教員等の異動がなくて、そういう人たちでしっかり対応できるような取組をしていただければと私は思います。 それと、先ほどルーター、人数5%くらい、そんなにいないんですよね。だから、できるだけ早い段階で貸出しをするという方針をしっかり固めて費用負担も考えていくということも必要だと思います。 それと、もう一つ管理が、データ使ったりして管理の教育になってきますよね。そしてやっぱし先生たちの競争の成果主義みたいな形になってきちゃうんですよね。そうすると、やっぱりそれを負担に思う先生たちがいらっしゃると思うんですよ。もう先生たちの笑顔が消えた学校じゃ何の意味もないですから、そのような学校をしっかり構築していただきたいと思いますが、その点について3点またお願いいたします。 ○議長(和田英幸君) 答弁を求めます。 小松教育長。          〔教育長 小松信美君 登壇〕 ◎教育長(小松信美君) ただいまの追加の質問でございますが、まず学校にはGIGAスクール構想担当職員、名称はそれぞれの学校によって違いますけれども、そういう方々がおりまして、それでその方々がチームを組んで学年会あるいは教科会、そういうようなことでいろんな先生方に、中核の立場の先生が研修を組んだり教えたりと、同僚性を発揮していただいておるところでございます。 市の教育委員会としましても、GIGAスクール推進委員会という組織がありますので、各学校から中核に出てきていただいてる先生方中心に研修会を進め、その研修会の内容を各学校に伝える、そういうようなことをしておりますし、その委員会を中心に信州大学のGIGAスクール構想のセンターがございますので、そのセンターの先生方と連携をしながら、いろんな情報を共有しながら先生方に配布して還元していくと、そんなようなことを考えております。 それから、異動で先生方が交代していくことでぽっかりと空いてしまうようなことをできるだけ少なくするために、今のうちから先生方に研修を各学校でしておいてもらって、異動した時にも次の人、次の人と、こういうようなことで穴が空かないようにというなことをしております。 いずれにしても、私どもは校長会でも申しておるんですが、焦らずにじっくりと先生方にはまず慣れてもらう、そして慣れたところで子供と一緒に活動していってもらうと、そのようなことをお願いしておりますので、各学校の競争感、それから各学年の先生方の競争感、できる人だけがばっとやっていくことだけはないように学校ごとにきちっと先生方の研修をしながら対応していくと、そのようなふうに考えております。 ルーターの貸出しにつきましては、状況を考えてやることを今考えております。できるだけ早い段階でそういうことができるようなことを、実証実験みたいなことをしながらやっていければと思っております。 今、日常の生活の中で貸出ししていくと先生方が各家庭とアクセスをするのに大変また負担になってくるというようなことでありますので、機会を捉えて考えていきたいと思っております。 ○議長(和田英幸君) 袖山廣雄議員。          〔15番 袖山廣雄君 質問席〕 ◆15番(袖山廣雄君) いずれにしろ負担が増えている。先生たちから笑顔がなくならない学校にしていっていただきたい。 関連で次に行きます。地域から子供の声が聞かれなくなったと言われて久しいです。ゲーム等から家で過ごす時間が長くなった結果、外に出て体を動かすことが少なくなったり、地域との関わりも少なくなり、人との会話が減り、相談相手もいなくなっています。デジタル社会ではいじめも見えにくく、自殺もまた多い現状です。先生たちも多忙になり、先生の体験談や思い出、脱線した授業の余裕はなくなります。子供たちの将来の人生にヒントを与える。心が通った授業ができなくなるのではないかと危惧しております。 また、動画でなく、実際に生きた物に触れる等の実体験にまさるものはないと思っておりますが、私は、自殺者を減らし、いじめから身を守るには、外に出て体を使う、大きな声を出す、自然の森や川・大地・土との触れ合いが、今さらに必要だと思います。農業体験、食育も含めて、ますます子供たちの育成にはデジタル化の導入と同じかそれ以上のウエイトを置く必要があると思いますが、どのように取り組まれますか。また、感性を養う体育・音楽の教科も大事です。過去に田んぼ科の提案もしましたが、農業科を導入してほしいのですが、いかがでしょうか。視力低下問題とコミュニケーション能力の不足についても併せてお考えを伺います。 ○議長(和田英幸君) 答弁を求めます。 小松教育長。          〔教育長 小松信美君 登壇〕 ◎教育長(小松信美君) 農業科の導入と視力低下問題と、コミュニケーション不足とか、そういうようなことにつきましてお答え申し上げます。 袖山議員が御指摘のとおり、子供たちの成長にとって体験を通じての学び、それから感性を培う学び、これは大変重要であると私自身としても認識しておるとこでございます。 農業科を位置づけることは大変今の段階で難しいですが、現在どの学校でも、教科学習、それから総合的な学習の時間の中で、いろんな体験学習を取り入れて成果を上げておるところでございます。決して教科だけ、座学だけに収まっているというところではございません。 特に、長野県は、総合的な学習の時間、それから生活科の時間、これは全国でも非常に優れた実績をとっているところでございまして、これは大変大事に考えているところでございます。 次に、視力低下の問題でございます。パソコンを扱う学習では、画面から目を30センチ以上離す。そして30分に1回は20秒以上目を離して遠くを見るというような指針が出ておりますので、そういうことに沿って繰り返し指導しておるところでございます。そして、子供たちが自らの健康を自らの力で守っていけるよう家庭と連携しながら指導を進めてまいる所存でございます。 最後に、コミュニケーション不足という御指摘でございます。いかにICTが発達しても、知・徳・体を一体的に育むためには、教師と子供、子供と子供同士のコミュニケーションが非常に重要でございます。日々の授業でも話し合いの活動とか友達同士の話し合いとか、そういうものを盛んに取り入れてコミュニケーション不足にならないよう指導してるところでございます。 また、さらに自分の感覚や行為を通じて理解する体験学習、それから地域社会での体験活動など様々な場面で、コミュニケーションを通じて学ぶことの重要性は今後も変わることではございません。引き続き教育委員会としましても、教育の不易と流行をしっかりと見極め指導してまいる所存でございます。 ○議長(和田英幸君) 袖山廣雄議員。          〔15番 袖山廣雄君 質問席〕 ◆15番(袖山廣雄君) やっぱ相手の目を見て話すと、これが一番大事で基本ですよね。そういうことのしっかり取組をしていただきい。 今、体験授業は学校は学校で間違いなくやっております。文科省の指導もありますし、そういうことでやってますが、個人、育成会やそういうとこで活用できる施設を今後ちょっと提案して、次の質問に入ります。 遊びから生きる力を育むための政策として、総合体験施設設置の提案について。 今までたびたび森林体験について質問してまいりましたが、昨今の台風災害・コロナ禍などで生活環境がさま変わりしています。前にも申し上げましたが、千曲市の明日を託す子供たちへの政策はさらに重要になっております。幼少期に自然と触れ合い、自発的に遊ぶ体験は、非認知能力を高め、生きる力を養えます。遊びは子供の成長には欠かせません。多くの子供たちに自然体験を提供できる場所について前にも質問しましたが、市の用地には森林が6割を占めていますが、急峻で子供たちだけでは行けません、親の同行が必要になります。また、山では緊急対応が遅くなります。農業体験など複合的な体験もできないなど難しいものがあると思います。比較的、無理なく行ける身近な里に設けることが好ましいと思います。県でも信州型自然保育の認定数が225園に上ったとのことですが、当市でも自然環境を生かした保育を進める園が親たちの関心を呼び、園児も増えているようであります。 あくまでも私の案ですが、さらしなの里古代体験パークに併設できればと思います。と申しますのも、合併で止まっていますが、そもそも旧戸倉町の古代体験パーク計画では、規模を今のさらに2倍、3倍にしていく案でした。 話を戻しますが、今そこの場所には、体験パークには水洗トイレがあります。やはり自然体験といっても親子、団体が使います。今日トイレは必須です。羽尾地区の農業集落排水場は、今後、広域排水に接続し廃止の予定です。また、子供たちが広範囲から、自転車等で自力で来れる所です。もちろん安全走行の指導と自転車道の整備は必要です。さらに、現在、学習の管理棟があります。職員が配置されております。遠巻きに子供たちに目を配れます。当地域は、子供たちの育成への理解度がよい地域です。周りの農地の遊休化も進んでおります。さらに、史跡が多くて工場誘致には困難な場所柄でもあります。駐車場や公園に向いてます。公園機能として芝生等整備されています。水も確保でき、釣り等の川遊びの場も造れます。そして、千曲駅、姨捨駅、姨捨スマートインターチェンジからのアクセスもよいと多くの利点があります。 以上の観点から、生活の身近にぜひ自然体験の場を設けていただきたいのですが、日本遺産の棚田ともコラボできますし、地域貢献にもなると思いますが、お考えを伺います。 ○議長(和田英幸君) 答弁を求めます。 島田教育部長。          〔教育部長 島田栄一君 登壇〕 ◎教育部長(島田栄一君) 遊びから生きる力を育むための政策として、総合体験施設設置の提案についてでありますが、まず千曲市の未来を託す子供たちが自然との触れ合いを通して、生きる力を身につけていくというお考えにつきましては、大変すばらしく、私も賛同するところでございます。 総合体験施設を整備する場所についてでございます。御発言にありました、さらしなの里古代体験パークにつきましては、議員御承知のとおり、太古の更級地域に息づいた縄文時代の文化や生活の様子を見学できるほか、火起こし体験などを通して、子供の生きる力を育むメニューを用意しております。 とりわけ、地元住民、保護者、学校等が連携しまして行われております、さらしなの里縄文まつりには、地元更級地区の子供たちをはじめ、地域外からも多くの親子連れのお客様が体験等を求めて参加いただいております。 古代体験パークは、袖山議員が大切だとされます子供たちの生きる力を育む様々なメニューが体験できる場となっておりますので、議員御提案の身近な自然体験の場としましては、一定の評価が得られる場所であると考えております。 なお、施設機能の拡充ということとなりますと、当然のことながら用地ですとか財源など様々な課題があると考えられます。 ○議長(和田英幸君) 袖山廣雄議員。          〔15番 袖山廣雄君 質問席〕 ◆15番(袖山廣雄君) 何やっても財源かかりますので、金かかるからやめるんじゃなくて、そういうふうに進んでほしいということで質問させていただいております。あくまでもそこは県立武道館案の場所だったんですよね。それが頓挫したようですから、さらにそういう場所にしたいということで、またよい場所があればほかでも別にいいんですけど、一応さらしなの場所が一番いいんじゃないかということで場所の提案をしました。 関連で、立地の利点を申し上げてまいりましたが、次にどんな取組みをするか、子供たちのためにどうしたらよいかですが、まず大事にしたいのは、余り規制をかけない。子供たちが自由の発想のもとに自由に遊べることが大事だと思っております。そのために山の森林に近い半森林を造成し、木登り、自分たちの秘密基地作り、炭焼き体験、森林作業の伐採、枝こなし、その材を使った丸太切り、工作、椎茸等の駒打ちや天然きのこ栽培、迷路作り、ブランコ等の遊具作りなど、子供たちからやりたいアイデアを出していただく。好きなことは夢中になります。将来の専門家になるかもしれません。自由な遊び場を提供し、できるだけ親が関わらないコンセプトで、しかし係員が遠巻きに見守る。また、遊びのヒントや体験メニューをそろえ、時には専門家から指導を受け興味を深める取組を行う。アイデアは無数で何よりも親が手を抜けると思います。いかがでしょうか。もちろん縄文エリアは規制が必要です。そんな観点からお伺いをします。やっぱ今の現実は子供たちには最高の施策があります。そこにさらに自由に遊べる場を作ってほしいということです。お答えをお願いします。 ○議長(和田英幸君) 答弁を求めます。 小林経済部長。          〔経済部長 小林千春君 登壇〕 ◎経済部長(小林千春君) 議員御指摘の内容は、千曲市協働の森づくり事業の中で、植栽や下草刈り、木工体験など、既に実施しているものもありますが、活動を希望する団体等が御要望がありましたら、その活動内容やそれに適した場所など関係部局と共に連携して一緒に支援をしていきたいと考えております。 ○議長(和田英幸君) 袖山廣雄議員。          〔15番 袖山廣雄君 質問席〕 ◆15番(袖山廣雄君) 想定の答えです。だからもう少し拡充しろということを言ったわけです。 いずれにしろ、子供たちが自由に行ける場所、そこの場所の提案なんですよ。親たちが一緒に行くんじゃないです。団体ばっかりじゃないんです。子供たちが自由に行ける場所の提案です。 次に入ります。その他の体験メニューですが、農業体験施設の畑を併用し、野菜作り、パーク内の落ち葉やヤギやウサギ、鶏を飼育して、そのふん等も堆肥に活用し、有機農法も学ぶ場にしたり、グループや家族に畑を貸し出したり、農産物で焼き芋大会など収穫の喜びを実感する取組をする。また、火育のため、火の大切さや扱いを学び、二酸化炭素排出など環境問題を学ぶ機会を作る取組みが今必要です。 次に、さらしなの里古代体験パーク、先ほども申しましたが、体験学習や縄文まつりは大事に継承し、星空観察や昆虫採集学習を取り入れ、前も申し上げましたが、子供たちの自発的な考えを尊重し、できるだけ大人は関わらないことを基本にしたいのです。 そして、大事なポイントとして、キャンプや自然体験を指導するインストラクターを配置し、育成会や子供会の行事計画の相談に乗る、同行して指導もする。学校等への助言、指導のできる体制を作る。また、歴史センターの管理者、学芸員、森や畑の管理人、合わせて5人以上必要だと思います。さらに、林業や農業・食育に詳しい人をボランティアとして常時お願いするなど、そんな体制が取れれば総合的な体験施設としてすばらしい施設となると思いますが、併せて伺います。 ○議長(和田英幸君) 答弁を求めます。 島田教育部長。          〔教育部長 島田栄一君 登壇〕 ◎教育部長(島田栄一君) 私からは、今いただきました御提案につきまして、まとめてという形で答弁させていただきます。 袖山議員のお考えにつきましては、常に子供たちの生きる力を育むには自然の中で五感を使う体験が何よりだ、そしてまた子供の遊べる活動範囲が狭まってきている。そういう中で生きる力をつけるには、特にこういう自然体験施設というものが非常に大事だというような御主張があるかと思います。 そういう中で、議員がお考えになります総合体験施設の構想の実現に当たりましては、今、議員からは農業体験、有機農法、動物の飼育、火にまつわる教育、堆肥作り、食育など、具体的な事例が挙げられ、そしてこれを支えるインストラクターやボランティア、こういった皆様の大切さなどについて発言がありました。いずれも千曲市ならではの豊かな自然を教育資源として捉えまして、自然の中での体験を通じて、子供たちのたくましく生きぬく力、そしてまた自然を大切にする心を育成していく視点から、大変重要な要素であると考えております。 ○議長(和田英幸君) 袖山廣雄議員。          〔15番 袖山廣雄君 質問席〕 ◆15番(袖山廣雄君) 大切な事業だということで。一番私ここで言いたいのはインストラクターですよ。今、生涯学習課でいろいろ相談に乗ってると思います。しかし、やっぱりキャンプにたけたり、専門性のある人、そういう人たちをぜひ採用した取組みをこの教育委員会でしっかりやっていっていただきたいということで質問しましたが、もう一度、インストラクターをぜひ採用してほしいんですが再質問します。 ○議長(和田英幸君) 答弁を求めます。 島田教育部長。          〔教育部長 島田栄一君 登壇〕 ◎教育部長(島田栄一君) インストラクターの育成につきましては、教育委員会生涯学習課におきまして、いろいろな体験教室等をやっておりまして、指導員、その育成に努めておりますので、引き続き頑張ってまいります。 ○議長(和田英幸君) 袖山廣雄議員。          〔15番 袖山廣雄君 質問席〕 ◆15番(袖山廣雄君) そういう答えしかないですよね。そういうふうにかじを切った、それに特化したことをしてほしいということですから、またお含みください。 では次に入ります。最後に目的主旨をまとめます。重複してまいりますが、親の手から離れた体験場にする。子供の自由な発想を大事にする。将来の千曲市のために林業や農業に理解のある人を、また関わる人を増やし裾野を広げる。脱炭素社会の実現のため産み育てる環境を整備し、移住定住を促進し、人口増にし、市の力をつける。設置エリアは、最高の防災拠点にもなります。など、SDGsの達成に貢献できると思います。 以上申し上げましたが、第二次総合計画の基本理念で、人が社会をつくる、主役は市民とうたわれ、基本目標2で安心して子育てができ、のびやかに育てる学べる市にするとうたわれています。「ひとをそだてる」を標題として質問しましたが、再度、松下幸之助も「事業は人なり」、人材を育てなければ事業は成り立たない、人の育成を提唱していました。 台風災害・コロナ禍・デジタルの普及・会話のない世の中になっているなど、子供を取り巻く環境はさま変わりしています。今こそ将来を担う子供たちのための施策に投資する時です。千曲っ子教育ビジョン、子ども子育て支援事業計画など、今まで多くの事業が取り組まれておりますが、引き続き第三次千曲市総合計画の柱の政策に位置づけ関連施策に反映させ予算をつけて進めていただきたい。政府もこども庁の創設を検討しております。省庁の一本化により子ども施策の一元化が図れます。子供施策に予算が付く期待ができます。当市においても子供施策においては各所管課を横断し、横串を入れた取組が必要です。再度、指令塔の部署を設け、他市に誇れる施策を実行してほしいのです。目的主旨に対してのお考えと第三次総合計画と横串を入れる、またひとを育てることについてのお考えを市長にお伺いいたします。 ○議長(和田英幸君) 答弁を求めます。 島田教育部長。          〔教育部長 島田栄一君 登壇〕 ◎教育部長(島田栄一君) 市長にということですが、まず私のほうから御答弁させていただきます。 第二次総合計画の基本理念、基本目標を引き続き第三次総合計画にも位置づけたらどうか。それに伴い各所管が横断的に取り組めるよう指令塔の部署を設けたらどうかというお尋ねでございます。 御承知のように、現在、第二次千曲市総合計画を受けまして、市教育委員会では第二次千曲市教育振興基本計画、そしてまた千曲っ子教育ビジョンに沿いまして、諸事業を展開しているところでございます。 また、平成28年には、千曲市教育大綱を策定しまして、知・徳・体の調和が取れました「輝きたくましい子どもをみんなで育みます」を基本理念といたしまして、様々な施策に取り組んできております。 これは、どんなに時代が変化しましても変わることがない不易なものでございます。 したがいまして、現在の基本理念、基本目標につきましては、文言はどうあれ、第三次千曲市総合計画にも引き継がれます。 最後の組織体制に係る御質問でございますけれども、現在、様々な教育課題の解決に向けまして、教育委員会、次世代支援部、健康福祉部などの関係部署が横断的に連携して取り組んでおります。 国では、現在、子供に関わる省庁再編につきまして議論がされておりますけれども、御承知のようにワンストップサービスの考え方を導入しまして、組織改編を既に行っている自治体もございます。今後、県や他市町村の組織改編を参考に検討してまいります。 ○議長(和田英幸君) 袖山廣雄議員。          〔15番 袖山廣雄君 質問席〕 ◆15番(袖山廣雄君) 最後にこの件に対して市長、ちょっと御感想をお聞きしたいんですが。 ○議長(和田英幸君) 答弁を求めます。 小川市長。          〔市長 小川修一君 登壇〕 ◎市長(小川修一君) 先ほど教育部長からも答弁いたしましたけれども、やはり広く不易なもの、普遍的なものとして、子供の育ちを庁内全体で横串を差して取り組んでいくということは常に心がけてきております。組織改編に対しても、いろいろ他の事例を研究しながら検討していくという答弁、教育部長からいたしましたけれども、今回、議員御指摘の状況を十分に庁内にも改めて確認をしながら前向きに考えていきたいと思います。 ○議長(和田英幸君) 袖山廣雄議員。          〔15番 袖山廣雄君 質問席〕 ◆15番(袖山廣雄君) 前向きに考えていただいて。要するに柱で、今コロナ禍とかいろいろなところでやっぱり人の力をつけるということが一番大事なとこですよね。さっき経済部長からも大池でやってるとかそういう答えになってきちゃうんですが、実際は施策に取り組みしっかり生かしていくことが私は必要だと思います。それが前向きな取組みだと思います。ここでやってるから、あれやってるから、これやってるって報告だけじゃやっぱりそうはいきませんよね。やっぱりいろんなとこで取り組む総合的な施策を作らなくちゃいけないと思います。 次に入ります。大項目2、森林の活性化について。 森林需要が高まっている、森林に手を入れるチャンスでは。 自然体験施設の質問をさせていただきましたが、子供たちを通して森林への市民の理解度を広げ、さらに関わりの裾野を広げることに寄与できる施策として提案してまいりました。災害防止の森林の持つ多面的機能は御承知のとおりです。森林管理法が施行され、所有者は適切な管理を求められました。行政の役目についても明記されました。 当市の対象は、市・個人・集落の人工林2,800ヘクタールのその半分程度が管理制度の対象となりますが、伐期を迎えている50年、60年の樹木が8割程度あるようです。現在、コロナウイルス感染症が一段落していると言われているアメリカや中国の景気が回復し、住宅着工数が伸び、材木が高騰して品薄状態になっています。アジアでも日本家屋の建築ブームで日本の丸太等が人気のようです。県内の材木市場でも値がついているようです。今まで搬出等の経費がかかり採算が取れず搬出をためらっておりましたが、今は搬出、出荷の好機と思いますが、以下3問併せて伺います。 境界等調査・計画を実施していただいておりますが、市の森林面積6,908ヘクタールのうち、伐期を迎えてる樹木はどのくらいありますか。また、その中で搬出可能な樹木はどのくらいありますか、伺います。 2として、材木の需要が高まって切り出しのチャンスと思いますが、また市有林の伐期を迎えた樹木はどのくらいありますか。数年前に国有林が払い下げられましたが、切り出す予定はあるでしょうか。チャンスと併せて伺います。 3として、当市は急峻地が多く搬出条件がよくありません。我々、様々な支援制度を使い支援し、搬出・出荷を促進していくべきと思いますが、伺います。また、作業道の整備経費がかかると思いますが、山を集積して共同で搬出する取組により、所有者の負担軽減策も図れると思いますがいかがでしょうか。さらに、スマート林業や作業道を設けないで搬出する。山を傷めないリモートケーブルでの搬出の方法もあると聞きますが、そんな作業方法も取り入れて進めてほしいのですが、お考えを伺います。 この8日に衆議院本会議で、木材の利用を公的建物と民間の建物にも促すことを柱にした、支援の予算化を進める公共建築物等木材利用促進法改正案が可決成立しました。そんなこともお含みいただき、搬出の好機と、以上3問について伺います。 ○議長(和田英幸君) 答弁を求めます。 小林経済部長。          〔経済部長 小林千春君 登壇〕 ◎経済部長(小林千春君) 森林の活性化についてでありますが、市場の動きを見ると、コロナ禍による外材不足などから国産材の需要は伸びており、搬出の好機と考えられますので、森林整備・森林振興を促進させるために、市としても間伐を推し進めたいと考えております。 御質問の市の森林面積のうち、伐期を迎えている樹木の面積につきましては、あくまでも森林簿や地形などから推察になりますが、市内の標準伐期を迎えている森林につきましては、約6,524ヘクタールで、そのうちの市の市有林につきましては1,728ヘクタール、傾斜25度以下から搬出可能と判断できる人工林は1,480ヘクタール、うち市有林は566ヘクタールと見込んでおります。 また、平成29年度に市が国から買い取った官行造林のうち、市内桑原の山林につきましては、令和2年度から森林経営計画を樹立して間伐を実施し、今年度も間伐等の実施を予定しております。 次に、搬出条件がよくない森林に対する支援制度につきましては、本年度、従来の国・県の補助制度を活用し、一層の森林整備を図る目的で、木材収入がない造林・育林施業に対してのかさ上げ補助に関する要綱と、森林経営管理制度の対象森林において、今後も森林経営をすることが望ましいが、従来の助成制度の対象とならない森林整備に対する補助に対する要綱を制定し、対策を講じたところでございます。 国・県からは、今まで7割補助のままで市の補助はなかったんですが、これにより市が2割をプラスするかさ上げ補助を行っております。 また、架線を利用した搬出方法についてですが、作業路の開設が困難な森林において、伐採した木をワイヤーでつるなどして集材する方法があります。この方法は、急傾斜地での作業道開設が不要であり、森林保全につながるといった利点がある一方、専門的な知識や技術が必要となりますし、車両系集材に比べ経費がかかることから、地形が急峻で一定規模以上の主伐等で行われています。今後、主伐を実施する森林につきましては、手法の一つとして規模に応じて検討される場合もあるかと考えております。 ○議長(和田英幸君) 袖山廣雄議員。          〔15番 袖山廣雄君 質問席〕 ◆15番(袖山廣雄君) 今、平米数というか広さで言うと千曲市の森林のほとんどが切ると、全部切ってもいいような今お答えですよね。それだけいろんなことが手をつけられてないという現状を今お答えいただきました。だからしっかり取り組んでいただかないと、今しか取り組めないです。調査ばっかりしてますけど、実際はいかにそれを手を入れて売り物にして千曲市の財源にしていくことが一番肝要だと思います。さらに支援していただきたい。 それと、ケーブルやなんかも金がかかるというが、意外とケーブルのほうがかからない。それで10何年前ですか、千曲市でも何人かでケーブルの視察に行っております。それで作業風景も全部見ております。そういうこともまた調べていただいて、取り入れていただきたい。 それと今現在、千曲市では業者は少ないんですよね。だから、県のほうにもしっかり搬出していくにはどうしたらよいかということをお聞きしたりして、そんなことの取組みが早急にしなくてはいけないですけれど、その搬出をする業者の状況をちょっとお伺いしたいです。 ○議長(和田英幸君) 答弁を求めます。 小林経済部長。          〔経済部長 小林千春君 登壇〕 ◎経済部長(小林千春君) 山に対する思いですが、市有林、市の山以外にも地主さん、あるいは市から貸し付けてる山もございます。そういった所有者の皆さんにきちんと山に目を向けてもらうことも一つの重要なことと捉えておりますので、活動を通じてそこら辺のところ、境界も含めて明確にしていければというふうに考えております。 それと、もう一点、市内の搬出業者の育成についてでございますが、現在、市内には森林組合を含めまして3社ほどございます。こちらのほうも、農業と一緒でありまして、後継者とかいろんな面できちんとした政策を打って育成をしていきたいと思います。 ○議長(和田英幸君) 袖山廣雄議員。          〔15番 袖山廣雄君 質問席〕 ◆15番(袖山廣雄君) 業者がいないから実質手をつけず、騒いでいてもほとんど手がつかないでいるということなんですよね。そこが一番私は肝だと思います。そういうことをしっかりよその方たちにもお願いし、取り組んでいただきたい。 そして、さっきは平米数をお聞きしたんですけれど、今大体の広さで言っていただいたからありがたかったんですけれど、石とかいろんな答え方がありますので、我々ではなかなか分かりませんが、大きさで大体感じております。 そして次に、伐採返却後の5年要項があると思いますが、5年間は草刈りなど整備して返すということですが、柔軟な対応が取れないか伺います。 また、伐採後、広く山体験の場として森林環境を守るSDGsに合致した取組として広く市民を募り、植林や下草刈りなどのボランティアに協力いただくこともできると思いますが、最後に伺います。 ○議長(和田英幸君) 答弁を求めます。 小林経済部長。          〔経済部長 小林千春君 登壇〕 ◎経済部長(小林千春君) 伐採後の返却の5年要項等に対する柔軟な対応についてでありますが、市から個人等への貸付け林において、立木を伐採した後に、市へ返地する際の対応についての御提案と思います。 間伐の場合は、山地に木が残っているため、そのまま返地していただいておりますが、貸付地全面を主伐した場合の返地は、貸付者に対し造林をしていただきたい旨の依頼をしております。 なお、ボランティアによる植樹活動の御希望などマッチングがかなえば柔軟な対応は可能と考えておりますが、そういったものがない場合は、貸付時の契約において原状復帰について記載しておりますので、基本的には貸付者の負担で植栽までお願いしているところでございます。 これらの課題については、主伐等の場合がこれから出てくるかと思いますので、一つの課題というふうに市のほうで捉えております。 ○議長(和田英幸君) 袖山廣雄議員。          〔15番 袖山廣雄君 質問席〕 ◆15番(袖山廣雄君) いずれにしろ市に相談すれば臨機応変に、決まりはあるけど対応していただくという答えでよろしいですね。 では、以上申し上げましたが、今、広葉樹だってうんと値段ついてますよね。立米でいけば全然、杉や唐松等と値段の差があり、千曲市の場合は余り広葉樹の売り物ないけれど、値がついてます。さらにしっかり売っていただきたいと思います。 そして、ウッドショックで建設業界も今現場が止まっちゃってます。そんな大変なとこで、最近の新聞でもロシアからの材木が関税で入らなくなってカラマツを合板に使っていくというような話もあります。さらにこれを、森林の政策は大事なことで、今現在タイムリーなことだと思っておりますので、引き続きしっかり調整していただいて取り組まれるように政策をお願いをして質問を終わります。ありがとうございました。 ○議長(和田英幸君) ここで11時20分まで休憩いたします。                             午前11時7分 休憩---------------------------------------午前11時20分 開議 ○議長(和田英幸君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 続いて、5番、中村恒彦議員。          〔5番 中村恒彦君 質問席〕 ◆5番(中村恒彦君) 議席番号5番、中村恒彦です。日本共産党千曲市議団の一員として、発言通告に従い質問します。 大項目1、学校施設整備について、小項目(1)千曲市内の小中学校にエレベーターの設置を。 はじめに申しておきますが、エレベーターとは、健康な子供たちが日常的に楽をするために使用するためのものでは決してないことを申し上げておきます。 2006年12月の国連総会で採択された障害者の権利に関する条約で、障害のある子供と障害のない子供が共に教育を受けることで、共生社会の実現に貢献しようとインクルーシブ教育の考え方が示されました。また、そのための合理的配慮をするよう求められています。平成18年の国のバリアフリー法でも、その対象として学校が挙げられ、努力義務が課せられています。 千曲市立小中学校には、現在エレベーターが設置されている学校がありません。学校入学を控えた体の不自由な児童生徒が養護学校ではなく通常の学校で学びたいという希望があったとしても、エレベーター等がなければその願いは厳しくなります。ほかの人に迷惑をかけたくないからと断念する場合もあるかもしれません。入学が見込まれた時点でエレベーター等を設置しようとしても無理があります。しかし、車椅子に乗った子がクラスの中にいて、小さい頃から普通に一緒に学校生活を送っている、体育なども何らかの配慮をしながら一緒にできる、そういう体験は社会人となってもきっと生きてくることでしょう。 養護学校に通う児童生徒も、本来の通学区の学校に副学籍があり、時々その学校で交流教育を行うことがあります。2階や3階に上がれないために、ほかの生徒が1階に下りてくることで実施している場合もあったり、職員がつきっ切りで対応をするということもあるようです。エレベーター等があればもっとスムースに交流教育が実施できますし、回数も増やせるかもしれません。 かつては、祖父母参観日がありました。今は、祖父母も含め大勢の地域の方を対象に地域公開参観日と呼んでいますが、体の不自由な御家族の方が参観する例はあまり見られません。エレベーターがあればもっと大勢の方が普通に参観に参加することができるかもしれませんし、子供たちの成長を見守ることができます。 中学校では、部活動が学習活動の大きなウエイトを占めていますが、この部活動で足をけがをする子が結構多く、補助の人がついても階段の上り下りは危険が伴います。 一昨年の台風19号のとき、戸倉上山田中学校も避難場所となりました。初めは体育館に避難していましたが、水位がだんだん上がってくるにつれ、堤防決壊の危険性が高まったということで、途中から避難場所を2階に変更したそうです。そのときに、体の不自由な方もいらっしゃったので、皆で大分苦労したとのことです。現在も市内の全ての小中学校が最重要の避難指定場所にされています。そのうちの多くはハザードマップに示されているように浸水域に入っています。大勢の人が避難するため、2階あるいは3階の教室使用も想定されています。万が一、実際に災害が起きた場合には、学校が避難所となり避難所生活が始まります。大量の物資が必要となるでしょう。物資の運搬のためにもエレベーターの設置が望まれるところです。 各自治体で学校などの長寿命化計画などを定めていますが、バリアフリー化あるいはエレベーター設置が明記されている自治体も多くあります。上田市では、令和2年策定の上田市学校施設長寿命化計画の中で、学校施設に求められる機能等として障害のある児童生徒にも配慮施設整備(バリアフリー化、エレベーターの設置等)と明示しており、実際エレベーターの設置率は小学校24%、中学校では半数を超える58%、全体では35%となっています。 長野市でも、令和2年の長野市学校施設長寿命化計画で、改修等の際、エレベーター未設置の場合、校内に1か所整備すると明示しています。今年度、今後の改築に向けて3校程度設計調査をするそうですが、基本的には設置の方向での設計調査です。長野市の設置率は、小学校で29.6%、中学校で40%、全体で32.9%となっています。 お隣、坂城町に南条小学校のみ設置されていますが、これは少し状況が違います。南条小には音楽堂がありますが、これは広く町民に開放しており、例えば音楽サークルなどが発表会をするときに利用できる、体の不自由な方もいらっしゃるだろうからということでエレベーターを設置したとのことです。 日本全国の公立小中学校のエレベーター設置率は、令和2年5月の文部科学省の調査で、全国で27.1%となります。既に4校に1校以上が設置されていることになりますが、設置状況は自治体によってかなり開きがあるようです。 千曲市はどうでしょう。今年3月に策定された千曲市公共施設個別施設計画学校施設編においては、バリアフリーあるいはエレベーターの文言が見当たりませんでした。エレベーターが必要だとしても簡単に設置できるものではありません。設置に多額の費用がかかるだけでなく、一度も使わなくても1年間に70万円のメンテナンス費用がかかるという話も聞きます。 先日、真新しい戸倉上山田中学校を見学させていただきました。広い廊下や階段、木をふんだんに使い、明るく清潔感のある校舎に未来を担う若者への期待を感じ、こういう校舎で学べる子供たちを羨ましくも思いました。 学校の校舎には様々な機能が求められます。どこにどれだけの予算をかけるか、これは大変難しい問題です。コンパクトで地味でも必要なものはそろっている、そんな設計思想が私は大切だと思います。エレベーターもその一つではないでしょうか。 お尋ねします。戸上中の全面改築の際、設計段階では当初設置が予定されていたエレベーターが実現しなかった経緯はどういうことですか。そして、エレベーター設置に見込まれたおよその費用はどうだったのでしょう。 2つ目、千曲市内で通常学校入学を希望しながら、エレベーター等がないためにほかの学校に通学している児童はどの程度把握できていますか。 3つ目、千曲市の小中学校の今後のエレベーター等の設置の方向性をどのようにお考えですか。 ○議長(和田英幸君) 答弁を求めます。 島田教育部長。          〔教育部長 島田栄一君 登壇〕 ◎教育部長(島田栄一君) 千曲市内の小中学校にエレベーターの設置をの1点目、改築の際、設計段階では予定されていたエレベーターが実現しなかった経緯は、また見込まれたおおよその費用はについてでございます。 まず、戸倉上山田中学校にエレベーターの設置が実現しなかった経緯についてでございます。 設計段階の当初から、1台分のエレベーターシャフト、いわゆるエレベーターが走行する縦穴状の空間です。これにつきましては、設けておくことによりまして、将来的に車椅子利用者に対して校舎内の上下移動が対応可能となるという考えがございました。 その後、平成26年6月には、この構想を具体化し、将来に向けてエレベーターの設置スペースを設けることにつきまして、これを盛り込んだ基本計画・基本設計がまとまりました。 次に、見込まれた経費はということでございますが、エレベーター設置につきましては、先ほど申しましたように、あくまで将来的な対応としたため、その段階において費用の算出はしておりませんので、御理解をお願いします。 エレベーター等がないために他の学校に通学している児童はどの程度確認されているかという2点目の御質問でございます。 御承知のように、御発言もありましたが、車椅子等が必要な児童生徒の多くは、主に稲荷山養護学校に通学しています。ここ数年では、通常学校への入学を希望しながらエレベーターがないために他の学校に通学している児童はいないというふうに認識しております。 3点目の今後のエレベーター等の設置の方向性につきましてでございます。 現在、市内の小中学校13校にエレベーターは設置してございません。 また、現時点では設置する予定もございませんが、議員さん御指摘のように、インクルーシブ教育の推進、これが今提唱されておりまして、バリアフリー法の一部も改正されました。将来的には、各学校や児童生徒の状況によりまして対応していかなければならないと考えております。 ○議長(和田英幸君) 中村恒彦議員。          〔5番 中村恒彦君 質問席〕 ◆5番(中村恒彦君) 先ほども申しましたように、いざこの学校に上がってくるぞということが分かったときに、それから対処するのでは間に合わないのではないかと。とすると、あらかじめつけておくのが正しい道ではないかなと思うんですが、どうでしょうか。 そういう意味で、その戸上中が改築のときにもうつけておいたほうがいいのではないかという議論はなかったんでしょうか。 ○議長(和田英幸君) 答弁を求めます。 島田教育部長。          〔教育部長 島田栄一君 登壇〕 ◎教育部長(島田栄一君) いざ、そのようなエレベーターが必要だとされる児童生徒が進級される場合に対応できないのではないかということでございますが。 学校運営の中で実際には1年生から2年生、もしくは新しい子供さんが入ってくる場合に、そのような支援を要する場合があれば、いわゆる1階から2階に教室を上げないですとか、そういった手だてをしながら学校の判断でやっております。その辺については、大丈夫ということでもございませんが、そういう学校のほうで対応をしてもらっております。 エレベーターの議論につきましては、当時の改築委員会の会議録を私もちょっと見たんですけれども、その際に、事務局側のほうからエレベーターの設計をお見せする中で、委員さん方からは、バリアフリーという時代で必要ではないかということでございました。しかし、いろんな財源的な関係もあったかと思うんですが、将来的な課題ということで、先ほど申しましたようないわゆる空間、それはつけておきたいというような議事録が残っておりました。 ○議長(和田英幸君) 中村恒彦議員。          〔5番 中村恒彦君 質問席〕 ◆5番(中村恒彦君) 中学校にはぜひつける必要があるんではないかと思っています。 それと、その中学校区内の小学校の1つの学校には最低限つけるというような発想も必要だと思います。ぜひとも、今後検討していただきたいということで、次の質問に参ります。 大項目2、戸倉上山田地区の地域活性化について、小項目1、戸倉駅周辺の活性化について。 平成30年の12月定例会で、中村直行議員が戸倉駅活性について質問し、それに対する市側の答弁の中で次の点が指摘されました。 戸倉駅へのエレベーターの設置、戸倉駅周辺のにぎわいの確保や活性化、駅舎の改築、そして戸倉小学校から東あるいはもっと磯部寄りに駅を移設する、さらに駅名を戸倉上山田温泉駅に改めるなどについてです。 それより以前にも、戸倉駅東側のキティパークやセツブンソウの群落への近道として東口の設置や、それに伴う駅東側の道路整備の要望、国道から戸倉駅の間の県道に歩道を設置してほしいなどの要望もあったと聞いています。 駅を移動するとか、あるいはさらなる新駅を設置するなどという構想は、千曲市総合運動公園という構想が実現した暁には現実味を帯びてくるかもしれません。 また、駅名を例えば戸倉上山田温泉駅にすることで、戸倉上山田温泉の名をPRしようという案もなるほどとは思いますが、実現させるには課題が幾つかありそうです。 現駅舎は、1973年、昭和48年に建てられ、48年間が経過します。かつて、にぎやかだった頃に比べ、駅前には土産物店はなく、閑散として寂しい感じがします。職員の方の御努力でトイレなどはいつも清潔にされており、利用のたびに感心しますが、経年による劣化は隠せません。塗装が至るところで剥げたままであり、駅を降りてすぐ目の前にある戸倉上山田温泉の看板の一部、泉という字は照明が切れたまま、旅館の名前看板も何枚かが裏返っていたり、特急が止まっていた頃の名残の長過ぎるホームの一部が立入禁止のロープで区切られています。旅は印象が大切です。駅を降り立ったときの印象、旅で触れ合った人々との思い出、観光の名所、そして湯船に浸かって感じた温泉の魅力、それらが相まって、再びこの旅行地としてこの地を選んでくれることにつながるでしょう。そのために、駅舎改修もその重要な要素の一つだと考えます。 お伺いします。エレベーターは今年度詳細設計、来年度着工、完成ということでいよいよ実現の見通しとなりました。戸倉駅にエレベーターがないからと遠回りをして千曲駅を利用している利用者の方も含め、大勢の市民の方が大変喜んでいます。重い荷物を抱え温泉にやってきた人も喜んでくださるでしょう。 議会議事録によると、しなの鉄道は、エレベーター設置の際、駅舎まで改修したいと当時考えていたようですが、今回のエレベーターの設置に伴い駅舎の改修も含まれているのでしょうか。 2つ目、エレベーターができれば、先ほど少し例を挙げた駅の移動という話はずっと先になります。これは切り離して考えているということですか。 3つ目、駅周辺のにぎわいの確保や活性化、駅舎の改築、駅名変更、東口の開設等について、その後何らかの検討がなされ、具体化されている点はありますか。 具体的な計画がなく、なかなか進まない現状を改善するために、市長がイニシアチブを取って、地元住民や有識者を交えて計画的に審議立案し、市民に提案するような行政主導の推進チームを立ち上げるべきと考えますが、御所見をお聞かせください。 ○議長(和田英幸君) 答弁を求めます。 竹内市民環境部長。          〔市民環境部長 竹内 康君 登壇〕 ◎市民環境部長(竹内康君) 戸倉駅周辺活性化についてでございます。 戸倉駅のエレベーター設置事業につきましては、戸倉駅バリアフリー化事業として実施いたしまして、障害者の方をはじめとする鉄道利用者の利便性向上を目的としておりますので、今回の事業では駅舎の改修までは含まれておりません。また、移設につきましては切り離した考え方でおります。 また、駅舎の改築や駅前整備については、まだ具体的なことは決まっておりませんが、しなの鉄道、長野県と協議検討を行っているところと聞いております。 また、駅名変更、東口開設等につきましては、地元団体等でそのようなお話があったとは聞いておりますけれども、まだ具体的な協議や検討は行っておりません。 また、戸倉駅活性化につきましては、千曲市自転車活用推進計画に基づく鉄道駅のサイクリング拠点化や姨捨棚田地区の千曲市日本遺産事業計画と連携した集客施策などを実施し、しなの鉄道と協力し、アフターコロナを見据えた事業展開を図り、駅周辺のにぎわいや活性化につなげてまいりたいと考えております。 行政主導の推進チームをとのことですが、長野県、しなの鉄道と協議を進める中で、駅舎の改築や駅前広場の整備等、ある程度具体化した時点で地元関係者の皆様と協議をしたいと考えております。 ○議長(和田英幸君) 中村恒彦議員。          〔5番 中村恒彦君 質問席〕 ◆5番(中村恒彦君) いろいろな願いが出されながら、なかなか実現性が乏しい。どうすればこういった願いが実現するんだろうということで周りの方ともいろいろ話ししてみたんですが、その中で、例えば地元で期成同盟会のようなものをつくってみんなで働きかけたらどうかということも聞いたんですが、もうそれは今までずっとやってきた。でも、具体化しているものはほとんどないということであると、今までのやり方ではだめだろう。ここで、市長さんにイニシアチブを取ってもらって、ぜひ活性化するんだということで、庁内に何らかの組織をつくって、チームをつくって、それで住民の意見を聞きながら、これこれこういうふうにやっていきたいということを市民に示していくようにしなければ運動は決して進まないよというアドバイスを頂きました。 先ほど出たことを全て実現してほしいとは申し上げていません。市民の皆さんも、これは実現できる、これは実現できない、これは何年頃になったらできそうだ。そういう計画性が示されれば納得もできると思うんです。そういう意味で、意見は出たけれども具体化を何もしていない、進んでいないということでは納得できないと思うんです。ぜひとも、進めていただいて、提案していただきたい。そのために、市長にもぜひイニシアチブを取っていただきたいと思いますが、市長のお考えをお聞かせください。 ○議長(和田英幸君) 答弁を求めます。 小川市長。          〔市長 小川修一君 登壇〕 ◎市長(小川修一君) 戸倉駅周辺の活性化についてのお尋ねでございます。 私就任以前の状況として認識しているものを御説明いたしますと、戸倉駅前の活性化についての意見交換会というものが平成30年度の8月に市民の有志の方としなの鉄道株式会社、そして千曲市で行われたようです。また、同年10月に戸倉駅周辺のまちづくりについて、11月には戸倉駅前の活性化、戸倉上山田温泉の関係者を中心にということで、温泉の代表の方々が参加していただいて意見交換を行ったようであります。そして、戸倉駅周辺地域の今後をつくる意見交換会というものも、令和元年度の2月にワークショップという形を取りまして、市民の方々の代表、そしてしなの鉄道、千曲市で、にぎわいの自由発想ということで協議をしていただいたようであります。そして、3月にも前回の整理と具体的な議論ということで意見交換をしているということであります。 少しずつそういった機運を高めていくということが行われておりますが、私がそのイニシアチブを取ってというお話であります。駅舎については様々な事情もありまして、市が現状で改築するという財源等も含めて、全くこれから考えなければいけないということであります。エレベーターの改修に併せて、今、跨線橋の整備は進めるということになっていますので、全く駅の周辺に手をつけないということではありません。そして、また来月にシェアサイクルの実証実験も行う予定でありまして、そこでは戸倉駅にサイクルポートを設置します。そうした自転車の推進計画に併せて、駅周辺を徐々に、戸倉駅を活性化していくという試みをしておりますので、そうした機運を高めながら市民の有志の皆さんと一緒にまた検討していきたいと思っていますし、あの駅前が本当にまたにぎわいを取り戻せるような施策を皆さんと一緒に考えていきたいと思いますし、また議会の皆さんでも戸倉上山田議員連盟がたしかあったというふうに承知していますので、ぜひ御提案を頂きながら一緒に考えていきたいと思います。 ○議長(和田英幸君) 中村恒彦議員。          〔5番 中村恒彦君 質問席〕 ◆5番(中村恒彦君) 今、市長からお話伺ったように、懇談会とかしょっちゅう開かれていたんですね。ということは、願いは本当に出尽くしていると思いますので、あとは実行のみということだと思いますので、ぜひとも市長さんのイニシアチブを期待しておりますので、よろしくお願いします。 次の質問に参ります。農家の支援について、小項目1、台風・降雹、凍霜害等で被害を受けた農家に支援を。 4月の凍霜害では、アンズやリンゴなど市内の果樹農家が大きな打撃を受けています。上山田のリンゴ農家の方に聞いてみました。リンゴの花が咲いてから3度ほど気温が下がりました。千曲市の農林課でも対策を立てるよう屋外放送で何度も告知してくれました。咲き終わった花の中心の花、これを中心花というらしいのですが、咲き終わった花の根元の部分が枯れて黒くなっていました。これでは実はなりません。少し遅れてその周りの花が咲く、これを側花というらしいのですが、これは被害に遭わなかった。しかし、側花は中心花ほど品質の良いリンゴにはならないとのことで、当然その分売上げは落ちると話していらっしゃいました。ふじなどはこれに当てはまるのだそうです。 西部地区のある方は、アンズをたくさん栽培していました。今回被害の多かったのは、市でもブランド品「杏月」として力を入れている生食用のハーコット。これは、寒さに弱く、栽培している50本全てがほぼ全滅状態だといいます。同じ西部地区でも標高の高い地区は開花が遅いために被害に遭わなかった、あるいは標高が低くても地形的に冷気、冷たい空気が淀まないところは被害が少なかったようです。このように、今回の凍霜害は品種、場所や標高・地形による差が大きく、農家により被害の差が大きいのが特徴です。7日の本会議で、市長よりながの農協の調査による被害額が、アンズで4,260万円、リンゴで1,330万円という報告がありました。 昨年度、アンズ農家が減ることは市に大きな影響を与える、支援が必要と判断した、農家の営農意欲を支えるためにと事業費1,306万円のあんず農家持続化給付金を支給しました。今年も例年の5割ぐらいに落ち込むようですので、被害は大変厳しい状況です。NOSAIなどの保険はアンズが対象外であり、利用しない農家も多く、補償がありません。 お尋ねします。雹や台風なども含め、農業被害に対して千曲市の補償、支援はどのようなものがありますか。 2つ目、昨年度のように何らかの形で農家を支援できませんか。 ○議長(和田英幸君) 答弁を求めます。 小林経済部長。          〔経済部長 小林千春君 登壇〕 ◎経済部長(小林千春君) 台風・降雹、凍霜害等で被害を受けた農家にも支援をについてであります。 本年4月の凍霜害により、市特産のアンズをはじめ、リンゴ、桃、黄桃が受けた被害額は、現在のところ合計で5,700万円ほどを見込んでおります。これらの農業被害に対しては、そのリスクに備えていただくために、農家の皆さんに農業共済への加入を推奨しており、リンゴ、桃、黄桃などで加入できる果樹共済については、例年掛け金の4分の1を補助しております。 また、アンズを含めた農作物全体の被害に対応できる収入保険については、今年度から掛け捨て部分の2分の1の補助を開始しております。 アンズについては、昨年も開花期の凍霜害により壊滅的な被害を受けましたが、果樹共済の対象とならないこともあり、営農継続を支援するために、昨年度は減収となった農家約120軒に対し、10アール当たり5万円、全体で1,200万円ほどの推奨金を交付いたしました。 2月以降は凍霜害に備えていただくため、JAながのと共同して、防霜資材の購入に3分の2の補助を実施し、約100軒の農家に市費で約50万円の補助をいたしました。 本年も凍霜害で大きな被害を受けておりますが、多くの農家がこの補助をきっかけに、これまで以上に凍霜害の防除に取り組んでいただいた結果、被害を一定程度抑えることができたものと考えています。 今後も補助を継続し、アンズ農家を支援してまいります。また、ほかの果樹についても今後の凍霜害からの被害軽減に向け、防霜資材・薬剤の購入補助を検討するとともに、霜注意報の情報提供の強化や収入保険の加入促進に努めてまいります。 ○議長(和田英幸君) 中村恒彦議員。          〔5番 中村恒彦君 質問席〕 ◆5番(中村恒彦君) ただいまの答弁で私も知らなかった補助がいろいろあるんだということが初めて分かりました。それは感謝しています。 今後も、ぜひとも農家の方が意欲を持って続けられるよう支援をお願いして、私の質問としたいと思います。ありがとうございました。 ○議長(和田英幸君) ここで、昼食のため、午後1時まで休憩いたします。                            午前11時52分 休憩---------------------------------------午後1時 開議 ○議長(和田英幸君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 続いて、7番、吉池明彦議員。          〔7番 吉池明彦君 質問席〕 ◆7番(吉池明彦君) 議席番号7番、一志会の吉池明彦でございます。コロナ感染の一刻も早い終息に向けて、関係される多くの皆様の大変な御尽力に敬意と感謝を申し上げる次第でございます。同時に、一刻も早い安全・安心な日常が戻ることを心から祈念をいたします。 さて、市民の命と暮らしを守る観点から、災害復興及びコロナ禍支援、そして世界的な課題である環境問題について質問してまいります。 大項目1、復興計画の安全・安心なまちづくり事業について。 いよいよ風水害が心配される時期に入りました。激甚化する風水害に対し、昨年、国土交通省は治水対策として、関係者が協働で取り組む流域治水を公表しました。今年4月、その実効性を高める法的枠組み、流域治水関連法案が整備されました。 台風19号の復興が進む中、復興に関する幅広い意見や要望を含め、今年3月に千曲市復興計画が策定され、総合計画に基づく位置づけとなっております。この復興計画にある基本方針2、安全・安心なまちづくりに関する取組についてお尋ねをいたします。 小項目(1)流域における治水対策の進捗について。 復興計画では、全体で104の事業が計画されております。基本方針2の安全・安心なまちづくりにおける治水対策では15事業が計画されており、流域における対策としては11事業が計画され、重要と思われる以下4事業、1、農業用幹線水路やため池の雨水貯留槽としての活用、2、防災重点ため池の監視システムの導入、ハザードマップの作成、3、排水機場の整備及び水位監視システムの導入、4、支川水路における氾濫抑制とあります。複数年にわたる事業でも、できる限り前倒しすべき事業であります。 なお、関連する情報は以下となります。 コロナ禍で堰ざらいが不十分で、水路のしゅんせつが必要な箇所もあり、豪雨時の内水氾濫が危惧されます。市は、その状況把握と対応をどのように考えておられるか。 また、水位調節に対応する農業用ため池が県内26市町村に325か所、全体の17%あり、具体的な協議を始めているのは、台風被害が深刻であった長野市浅川地区と須坂市4か所のみとの報道もあります。 上田市塩田地区一帯にある防災重点ため池は、洪水対応には基本1メートルの水位を下げる水位調節となっています。 千曲市には、20か所の防災用重点農業用ため池があります。ハザードマップは既に準備できていますが、洪水調節への対応、リスクと補償、手当など、管理者との協議は進んでいるのでしょうか。 以上、流域治水対策がまだまだ不十分ではないかと危惧をいたします。復興計画にある安全・安心なまちづくりは、総合計画及び最悪を念頭にした千曲市国土強靱化地域計画に関連をしています。仮に強靱化計画が19号被災前にあれば、被害と対応は違ったものになっていたのではないかと思われます。安全・安心なまちづくりは市政の重要課題であります。流域治水に関する4事業の進捗状況、水路のしゅんせつ対応、重点ため池の対応など、進捗状況をお尋ねをいたします。 ○議長(和田英幸君) 答弁を求めます。 湯本建設部長。          〔建設部長 湯本永一君 登壇〕 ◎建設部長(湯本永一君) 流域における治水対策の進捗について御質問を頂きました。 私からは、1点目のコロナ禍で堰ざらいが2年間実施されていない地域の状況把握と対応についてお答えをさせていただきます。 令和元年東日本台風以来、地域によっては2年間しゅんせつを実施していないことを把握しておりますが、コロナ禍の感染レベルや感染状況を考慮しまして、市としましては環境保全の観点もございましたが、しゅんせつを中止させていただきました。 一方、しゅんせつが必要な区や自治会からの申出に対しましては、通常どおり支援や補助を行っております。また、直接市民から土砂等が堆積し浸水のおそれのある場所の情報が寄せられた場合につきましては、区や自治会の皆様の御意見をお聞きし、環境課、建設課、都市計画課、農林課など関係各課が連携し、柔軟かつ早急に解決するよう対応しております。 なお、区・自治会の要望を頂きまして、令和2年度は71区中12区、令和3年度は本日までに17区でしゅんせつを行っていただきました。 議員の皆様におかれましても、側溝や水路などで内水氾濫の危険がありそうな箇所や、また区や自治会ではしゅんせつが難しい箇所がございましたら、担当課に御連絡、また御相談を頂ければと存じます。 ○議長(和田英幸君) 続いて、小林経済部長。          〔経済部長 小林千春君 登壇〕 ◎経済部長(小林千春君) 次に、農業用ため池の洪水調整に協力していただける管理者との協議の進捗状況につきましては、千曲市の農業用防災重点ため池、大池上池等の20の池について、ため池の管理者であります土地改良区等の9団体に依頼し、協力頂ける範囲内で、平時の低水位管理や大雨時の事前放流をお願いしております。 このことにより、考えられます水不足や補償など手当を含めた協議につきましては、今後状況を見ながら検討してまいります。 4つの事業の進捗状況と豪雨時の内水氾濫への対応につきましては、復興計画ナンバー42の農業用幹線水路やため池の雨水貯留槽としての活用ができるようにするため、まずは監視システムの整備を先行し、水位データ等に基づき関係機関との協議を進めてまいります。 ナンバー43の防災重点ため池の監視システムについては、長野県ため池監視システムとして整備が進められ、大池上池、下池、栃窪池の3つの池が既に運用中でございます。大池の中池、八幡林池、栃窪上池、治田池下、新堤池、花柄池の6つの池について設置済みではありますが、9月末に運用が開始されるよう今システムの最終調整をしております。 また、ハザードマップの整備につきましては、令和2年度末に20の池全てで完了し、令和3年5月に関係する地区にハザードマップを全戸配布いたしました。 続いて、ナンバー44の排水機場の整備及び水位監視システム導入につきましては、令和2年度に緊急自然災害防止対策事業を活用し、起返排水機場の機器の更新、建物の改修を実施しました。水位監視システムにつきましては、農林課所管の沢山川5排水機場のほか、市内の農業用水路等に11か所整備いたしました。 水路監視システムの監視カメラと水位計の情報は、クラウドサーバーへ集約され、市職員のほか農業用水利維持管理者等は、パソコンやスマートフォンからいつでも確認することができます。降雨時に越水等の危険性が高まった場合は、システムに登録された管理者へメールで通知することもできます。システム上では、水路の水位変動がグラフで表示され、水位の状況を正確に把握できるため、水利維持管理者の負担軽減と安全確保への効果が期待できます。 ナンバー48の支川水路における氾濫抑制につきましては、緊急自然災害防止対策事業を活用し、東林坊川、山浦沢、寺沢川等で整備を進めております。 ○議長(和田英幸君) 吉池明彦議員。          〔7番 吉池明彦君 質問席〕 ◆7番(吉池明彦君) 大分進んでいるようなんで、ちょっと安心をしましたけれども、とにかく前倒しということで、よろしくお願いしたいと思います。 2点目、行政の災害対応力の強化、公助について。 5月、全戸に配布された防災ガイドブックは、4月の災害対策基本法の改正内容が反映され、避難準備が高齢者等は避難、また避難勧告が避難指示に一本化されています。また、個別避難計画の作成が市町村において努力義務化となりました。ガイドブックを参考に、各地区では地区の実情に合わせた地区防災計画を作成するとともに、個別避難計画を作成しておく必要があります。昨年来、マイタイムラインや地区防災計画の作成など、市が働きかけをし、準備が進んでいること、また地域により差があることは承知をしております。 頻発する災害に対し、行政の災害対応力の強化は、自助、共助とともに公助として市民の命を守ることにつながる重要な行政の責任であります。 復興計画では、14事業が計画され、情報伝達、市職員、応援協定、ICT化に関連する各1事業、以下4事業をお尋ねをいたします。 1、避難所、要配慮者利用施設、災害時要支援者世帯への戸別受信機の配備。 2、機器管理担当幹部の確保・育成。 3、災害時応援協定等の締結。 4、水門等の自動管理システムの研究。 以上の事業計画も長期にわたるものでありますけれども、なるべく前倒しということと、単年度である今年度の計画と進捗をお尋ねをいたします。 ○議長(和田英幸君) 答弁を求めます。 北澤総務部長。          〔総務部長 北澤武彦君 登壇〕 ◎総務部長(北澤武彦君) 行政の災害対応力の強化(公助)についてでありますが。 吉池議員がおっしゃるとおり、復興計画事業の中で行政の対応力の強化、公助として4項目を定め、14事業を進めているところです。 御質問の進捗状況ですが、まず1点目、避難所、要配慮者利用施設、災害時要支援者世帯への戸別受信機配備につきましては、避難所及び要配慮者利用施設は既に完了、災害時要支援者世帯につきましては、対象者に対し設置の希望を伺い、進めております。現在、対象者約3,000人のうち希望する約900の設置戸数に対し750戸が設置を完了しております。残り150戸については、その後設置を希望しなくなったり、施設に入所したりしたために設置の必要がなくなった方であり、令和2年度分の希望者には設置がほぼ完了しているという状況でございます。 次に、2点目、危機管理担当幹部の確保・育成については、市長が所信表明で申し上げたとおり、組織の見直し、職員の育成を進めながら市民の皆様の不安の解消、安全・安心の確保に努めてまいります。 次に、3点目、協定の締結については、本年2月に段ボールベッドの供給でレンゴー株式会社様、被災者の輸送や一時的な避難所としてバスを活用する目的で協和観光株式会社様と災害協定を、また3月には千曲市社会福祉協議会様と災害ボランティアセンターの設置・運営に関する協定を締結いたしました。現在のところ、各種団体・企業等と44件の協定を締結しております。 今後も、市にとって有益な協定締結に鋭意努めてまいります。 最後の4点目、水門の自動管理システムについてでありますが、担当課となります農林課において研究を進めていますが、システム構築には課題も多く、現在のところ実現には至っておりません。課題の解消に向け、さらに研究を進め、実現できるよう鋭意進めてまいります。 ○議長(和田英幸君) 吉池明彦議員。          〔7番 吉池明彦君 質問席〕 ◆7番(吉池明彦君) 大項目2、コロナ禍の小規模事業者及び生活困窮者支援について。 政府は、昨年来、コロナ禍の地域経済への影響や国民の意識・行動変容を踏まえ、まち・ひと・しごと創生総合戦略を改訂いたしました。時代の変化を捉えた新たな地方創生の実現に向け、その方向性を示すものです。 また、経済・財政の骨太方針では、グリーン社会、デジタル化、地方創生、子育て支援が大きなテーマであります。 小項目1、小規模事業者へ雇用維持・創出事業補助金を。 昨年のGDPの実質伸び率はマイナス4.6%であり、リーマン・ショック時のマイナス3.6%を上回る下落幅でした。今後の実体経済の回復には時間がかかるものと考えるべきです。 市は、観光や飲食業界のようにコロナ禍が直撃した業界へは、実効性のある支援を今後も切れ目なく実施していくべきであります。 なお、長期化するコロナ禍により、企業業績の格差はますます拡大する中、デジタル化やグリーン社会実現に向けた新規事業や事業転換が求められています。 しかし、小規模事業者は、経営資源が乏しく、資金繰りもさらに厳しい状況であります。 以上から、小規模事業者への支援については、コロナ禍により失業や時間短縮された方の雇用確保となるよう、両者併せて検討することが効果的であります。 具体的には、小規模事業者が行う新たな事業において、雇用の維持や創出に寄与する場合、金融機関と協働して事業資金の用意、経費の支援をするものです。 なお、支援の対象経費を新規設備費用に加え、取り組む担当者の労務費を含めるなど、幅広い支援を提案をいたします。 また、雇用創出事業における補助金制度は、近隣の上田市でも実施をしております。参考になるかと思います。 以上、今後の観光・飲食業界への支援及び小規模事業者への雇用維持・創出事業補助金の提案について、所見を伺います。 ○議長(和田英幸君) 答弁を求めます。 小林経済部長。          〔経済部長 小林千春君 登壇〕 ◎経済部長(小林千春君) 小規模事業者へ雇用維持・創出事業補助金をについてであります。 これまで、国・県などの動向を注視・連携しながら、市内経済回復に向けたロードマップ(行程表)を作成し、経済支援をしてまいりました。 1つ目の観光・飲食業への支援としましては、現在、長野県民限定で、市内での宿泊費を割引するちくま割を実施しております。また、がんばる事業者応援クーポン券として、市民全員に市内の取扱店で使用できる2,000円分のクーポン券を配布し、消費喚起対策を実施しております。さらに、9月から12月の間に千曲市推し店プラチナチケット事業として、発行総額約2億1,000万円の消費喚起対策を実施する予定であり、切れ目のない経済支援に努めているところでございます。 2つ目の新たな金融機関と連携した産・金・官連携雇用維持・創出事業補助金の提案ですが、補助事業には補助要件による制約がありますし、また事業費を全額支払ったものに対して後から補助金が交付される仕組みであることから、この状況下においては余力のある事業者の活用が主になるものと思われます。 御指摘の経営資源が乏しい、資金面が厳しい事業者には、無利子・無担保の新型コロナウイルス関連融資や利子補給などのほうが、使途が自由で、かつ早急に資金を入手できることから、使い勝手がよいものと考えております。 なお、全国でワクチンの接種が進み、新型コロナウイルスの感染収束の見通しが立てば、国・県も様々な経済対策を実施、再開するものと思われますので、引き続き情報収集に努め、今後も必要な対策を講じてまいりたいと考えております。 ○議長(和田英幸君) 吉池明彦議員。          〔7番 吉池明彦君 質問席〕 ◆7番(吉池明彦君) 小項目2に移ります。生活困窮者へ生活必需品と災害時持ち出し品を。 コロナ禍は、経済格差の拡大と同時に、生活基盤の弱い方、雇用の不安定な方、そして女性側により多くの負担がかかっています。 国は、融資面では緊急小口資金、総合支援資金(コロナ特例)、給付面では、住居確保、独り親世帯、困窮子育て世帯、困窮学生へ様々な支援が実施され、長引くコロナ禍に対し新たな支援も検討中であります。 市が今すぐできる支援として、1つは災害備蓄品の中の生活必需品をまずは無償提供すること、2つ目は困窮者の希望する災害時持ち出し品を無償で用意をすること、以上2点を提案いたします。 なお、困窮者に生活必需品を確実に届ける方法として、フードバンクやフードドライブ、フリーマケットを参考に、生活に困窮している方のニーズを欲しいものリストに、寄附等提供できる方の情報を提供リストとし、市または関係団体が両者のマッチングを図る、その仕組をつくることを提案いたします。 なお、市内にある各種支援団体(ボランティア団体や子ども食堂を含む)に働きかけをし、情報共有のためのネットワークができるとより効果的であります。 以上、災害備蓄品の提供、緊急時持ち出し品の用意及びマッチングとネットワークによる効果的な支援について、所見をお尋ねをいたします。 ○議長(和田英幸君) 答弁を求めます。 北澤総務部長。          〔総務部長 北澤武彦君 登壇〕 ◎総務部長(北澤武彦君) 生活困窮者への生活必需品と災害時持ち出し品のうち、まず私のほうからは困窮者に対する無償提供に関する御質問にお答えし、フードバンク等に関する御質問には荒川部長が答弁をさせていただきます。 避難所にある災害時備蓄品の生活必需品を困窮者に無償提供すること、困窮者の希望する災害時の持ち出し品を無償で用意することについては、災害時に避難所を開設した際は、各避難所にある災害時備蓄品から生活必需品を配布しております。これまでも避難所において必要とされる避難者に対し無償で配布しているところであり、生活困窮者の方であっても、今後あらかじめ配布するのではなく、避難された方に対し避難所において配布をしてまいりたいと考えておりますので、御理解を頂きたいと存じます。 なお、そなえようわが家の防災セットと称し、非常時持ち出し品を新しい防災ガイドブックの裏表紙、こちらの部分にそなえようわが家の防災セットということで掲載してございますので、市民の皆様にはぜひ御確認を頂いて、備えていただきたいと存じます。 ○議長(和田英幸君) 続いて、荒川健康福祉部長。          〔健康福祉部長 荒川愛子君 登壇〕 ◎健康福祉部長(荒川愛子君) 続きまして、私のほうよりは、フードバンク等を参考にした生活困窮者への生活必需品の支援を行うことについてでございます。 現在、千曲市社会福祉協議会には、善意銀行、いわゆるフードバンクがあり、フードドライブ等で集まった食料品等の生活必需品を備蓄しております。 備蓄している食料品等につきましては、社協窓口での貸付け等の相談時や庁舎内にありますまいさぽ千曲の相談時におきまして、必要に応じ生活が困窮されている方にお渡ししております。 今後につきましては、議員御提案のマッチングまたネットワークの構築について研究をしつつ、まず当面は市報や社協だより、またホームページ等へ掲載、さらに市内3か所にあります地域包括支援センターや千曲・坂城障がい者(児)基幹相談支援センターなどの相談窓口、また公共施設等へチラシを配布するなど、幅広く周知し、情報提供に努めてまいりたいと考えております。 さらに、引き続き社協等関係団体と連携をして、生活困窮者のセーフティネットの充実を図ってまいります。 ○議長(和田英幸君) 吉池明彦議員。          〔7番 吉池明彦君 質問席〕 ◆7番(吉池明彦君) 今ますます格差が広がっておりますので、ぜひそういったことで進めていただきたいと思います。 生活保護の申請件数は継続して増加をしております。また、困窮されている方は自ら声を上げにくいこと、また支援やサービスを知らない方も多いことが問題になっています。先ほど頂きましたお話の現状の支援策やサービスについても、広く周知をしていただく、情報発信をお願いするとこでございます。 大項目3、環境対策及び・SDGs対応への取組について。 小項目1、再生可能エネルギー(以下再エネ)の推進について。 世界的に環境問題が深刻化しています。6月5日は世界環境デーであります。世界的な大企業は、既に2030年までのカーボンニュートラルを宣言し、中にはカーボンネガティブ(植林などでCO2を吸収する量が上回ること)の実現まで宣言をしています。 日本では、自動車メーカーが燃料電池車へシフトし、2040年までに新車販売全てを電気自動車と燃料電池車に切り替えると公表した会社さえあります。世界的に水素の製造方法やコスト面での熾烈な戦いも始まっております。 国内温暖化ガスの9割以上を占めるCO2の排出割合は、直接的には火力発電を中心とするエネルギー起源が大半を占めています。最終的には、工場などの産業部門が3から4割、運輸部門が2割、家庭用は2割弱でございます。 現在、火力発電所の二酸化炭素の排出割合は、インド、中国に次いで悪い状況であり、化石燃料の転換や廃止が求められます。 パリ協定やG7から、政府は脱炭素に向けた目標を2030年度の温暖化ガス排出量を2013年度比で46%削減すると公表しました。 地球温暖化対策推進法を改正し、2050年までに脱炭素社会の実現を明記し、地方や自治体での再エネを加速させる狙いがあります。先週、県でもゼロカーボンの戦略が決定、公表されました。 市は、国や県の地球温暖化対策に対応し、昨年2月に気候異常事態宣言を表明し、温室効果ガス排出量の削減目標を2025年度に2005年度比で20%削減を掲げ、事務事業にも展開し、率先行動として推進しております。公共施設の50%に再エネである太陽光発電を普及させたい政府の方針に沿って、積極的かつ戦略的に進めるよい機会であります。 地域性もよく、ソーラーパネルや周辺機器は当初の想定よりも性能が良く、メンテナンスフリーです。かつ廉価となっています。加えて、蓄電設備も性能が向上し、災害時に対応できることも追い風です。 積極的に再エネへの融資や補助金等の支援に加え、自ら発電事業を推進することを提案いたします。 まずは、2点提案いたします。 1点目、市が国の補助金や適切なファンドを活用して、中山間地や大型工業施設、また公共施設の屋根や公有地を活用し、ソーラー発電事業をすること。一例として、可能な小中学校の屋根にソーラーを設置し、多くを自給し、発電量をモニタリングし、子供たちへのエネルギー教育やIoT、ネット教育、SDGsの教育などの機会に活用すること。 2点目、新たな公共施設はもちろん、市内に進出する事業者(屋代地区の広域交流拠点を含む)の電力は再エネとする。 また、事業者には市から新たな政府の推進法に沿う指針を示し、再エネ導入への支援をするか、市が自ら発電事業者となって進出する事業者に有利な経済支援を行い、誘致促進につなげる。 以上、2点を提案いたします。 市の推進している温室効果ガス削減の進捗状況と2つの提案についての所見をお尋ねをいたします。 ○議長(和田英幸君) 答弁を求めます。 竹内市民環境部長。          〔市民環境部長 竹内 康君 登壇〕 ◎市民環境部長(竹内康君) それでは、再生可能エネルギーの推進についてであります。 今国会で成立しました改正地球温暖化対策推進法では、脱炭素社会の実現には再生可能エネルギーの活用が重要と位置づけ、温暖化対策の方向性を示しております。太陽光などの再エネによる発電の割合を高めることは、この施策を進める上で不可欠でありますが、御提案にある市が直接発電事業の主体となることは、現時点においては建設費用、運営体制等の課題があり、現段階では難しいとは考えております。 市の公共施設に関して、新築または改築するときは、技術面・管理面・経済面等を総合的に判断した上で、太陽光や地中熱等の再エネの導入を推進しております。市役所庁舎をはじめ市内小中学校でも太陽光発電設備を設置している学校がありますが、発電量表示モニターにより省エネ効果や仕組みを体感できるものであり、引き続き児童生徒の環境学習やSDGsの教材として役立ててまいります。 今後、国から具体的な再エネの利用促進に向けた施策や企業への支援措置等が示されますので、これを注視しながら、市内に進出する事業者に再エネの導入を働きかけてまいります。 温室効果ガス削減の推進状況についてでございますけれども、市が自ら行う事務事業のほかに、市民を対象とするものとして、過去実施しました太陽光発電設備設置補助制度、令和3年度には新たに蓄電システム設置補助制度を創設し、再エネの活用を進めております。 また、市民一丸となった取組が重要であるため、千曲市地球温暖化対策協議会との協働による地球温暖化対策の啓発活動等を実施しております。 最新の環境省公表の千曲市における温室効果ガス排出量は、2018年度で約39万7,000トンであり、市の地球温暖化推進計画の基準年である2005年度の約48万4,000トンと比較しまして約8万7,000トンが削減され、17.9%の削減率となっております。排出量は減少傾向にありますが、引き続き脱炭素社会の実現に向けまして、温暖化対策事業を推進してまいります。 ○議長(和田英幸君) 吉池明彦議員。          〔7番 吉池明彦君 質問席〕 ◆7番(吉池明彦君) 参考事例としまして、電力自由化により、課題もあるんですけれども、国内の発電事業者は1,000近くになっております。多くの自治体や関連団体も含まれています。 東北復興のための多くの自治体や関連団体、横浜市の風力発電、大阪市の下水処理時のガス熱発電、札幌市でも様々な再エネを推進しており、ソーラー事業であるサンサンプロジェクトが注目されています。 上田市は、多くの公共施設の屋根をソーラー事業者に貸付けをし、また水道局では、平成27年度に小水力発電事業を立ち上げています。 官民連携では、県企業局・中部電力・エプソン3者は、信州Green電源拡大プロジェクトをスタートさせました。再エネの拡大と地域の活性化に寄与する取組であります。 今まさに、ゼロカーボンの動きが加速し、再エネの第3波が迫っています。まずは、先進的な事例や採算など、事前に検討をしておくべきだと考えます。 小項目2、プラスチックごみ(以下プラごみ)削減モデルタウンの宣言を。 一般家庭で使用するプラスチック製容器や包装資材など、4割以上が一度使われただけで廃棄され、年間およそ800万トンが海へと流出しています。プラごみが微細化し、マイクロプラスチックと呼ばれる微細な粒子となり、人への健康被害が報告され、世界的に大きな問題となっています。 国内で消費されている石油系プラスチックを全てバイオマスレジンに転換すると4,400万トンのCO2削減につながるとのことから、バイオマス材料として廃棄されるお米を利用する会社さえ出ています。 なお、プラごみ削減のためプラスチック資源循環促進法も成立しております。 長野県また千曲市は、ごみの排出量が少なく、全国的にもトップクラスです。市の一般廃棄物処理基本計画は、国・県の法令に遵守し、SDGsや上位計画に基づくものであります。同時に、1人当たりのごみ、家庭系ごみ、事業系可燃ごみなど、今後の予測を含め十分検討された計画であります。 千曲市の総ごみ量の1日1人当たりの排出量は、既に県の令和7年度目標である790グラムをクリアし、令和元年度の実績は782グラムであります。 あえて、私は次のステージへ挑戦をすべきと考えるわけであります。新たな長野広域連合によるB焼却施設が市内に稼働することから、市民意識の向上を図るよい機会と考えます。プラスチックごみに焦点を絞り、戦略的な取組をすべきと考えます。 具体的には、まず市役所や学校などの公共でのプラスチックの使用を見直し、代替品にするか循環型とし、プラごみを徹底してなくし、プラごみ削減モデルタウンの宣言をし、市内全域的な活動に展開することを提案いたします。そして、進捗を市報やホームページまたメディアを活用して、分かりやすく見える化し、市民の意識の高揚、さらに市民の誇り、満足度向上につなげることを提案いたします。 プラごみ削減モデルタウンの宣言について、所見をお尋ねをいたします。 ○議長(和田英幸君) 答弁を求めます。 竹内市民環境部長。          〔市民環境部長 竹内 康君 登壇〕 ◎市民環境部長(竹内康君) プラごみ削減モデルタウンの宣言をでございます。 千曲市では、合併前から1市2町で容器包装リサイクル法に基づくプラスチック製容器包装の分別収集を実施し、約20年が経過してございます。 市民の皆様の御理解、御協力により、現在年間400トン以上のプラスチック製容器包装が収集され、リサイクルされるとともに可燃ごみの減量化につながっております。 現在も分別、リサイクルに取り組んでいるところでございますが、吉池議員御指摘のとおり、社会的な動きとしてプラスチック製品を使わないこと、減らすことへの取組も大切であるとされております。 千曲市も参加協力している県の信州プラスチックスマート運動では、リサイクルする回収に加え、選択により必要でないレジ袋やストローの利用を断ること、転換として詰め替え製品やマイボトル使用の推進を掲げています。 市の施設や学校等においては、総務課が作成しました千曲市役所環境率先行動計画に基づいた環境負荷の軽減に取り組んでおり、その成果を市民にもホームページ等でお知らせをしているところでございます。 市民意識の向上については、海から離れている千曲市においても、不用意に捨てられたプラスチックごみが河川を経由して海洋汚染につながっていることを身近な問題として考え、清掃活動を行う達成感を感じていただく機会として、引き続き千曲川クリーン作戦やごみゼロ運動への参加を呼びかけてまいります。 また、小規模の清掃活動ボランティアについても、ごみ袋の支給などの支援を行っておりますので、今後、広報等でも周知をしてまいります。 資源化を推進する戦略的取組としては、プラスチック資源循環促進法の成立に伴うプラスチックごみの一括回収について国の動向を注視しながら、千曲市の地域性に合うごみ減量・資源化の形態を研究し、プラスチックごみへの対策を進めてまいります。 なお、プラスチック削減に関わる宣言等につきましては、さきに申しました一括回収を実施するに至った際に行うなど、効果的な時期を見ながら対応をしてまいりたいと考えております。
    ○議長(和田英幸君) 吉池明彦議員。          〔7番 吉池明彦君 質問席〕 ◆7番(吉池明彦君) 議員になりまして約1年になるわけですけれども、驚いたことを幾つかお話ししたいと思います。 まず、書類が多いこと、それから計画が多いこと、それから外部委託が多いこと、それから入札後に変更があること。民間との違いかもしれませんけれども、改善すべき点もあろうかと思いますので、感想を述べさせていただきました。 以上、私の質問を終わります。 ○議長(和田英幸君) ここで、13時55分まで休憩いたします。                             午後1時43分 休憩---------------------------------------午後1時55分 開議 ○議長(和田英幸君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 続いて、19番、柳澤眞由美議員。          〔19番 柳澤眞由美君 質問席〕 ◆19番(柳澤眞由美君) 議席番号、19番、公明党、柳澤眞由美です。通告に従って質問してまいります。 昨年からの新型コロナウイルス感染症拡大によって、世界中であらゆる環境が大きく変わりました。今、新しい生活様式に踏み出し、マスクと消毒、3密を避ける、飲酒を伴う会食は控える生活が続いています。 この中で、5月から始まったワクチン接種によって、ようやく希望が見えてきました。千曲市では、大型バス2台を使って近くの公民館で接種が行われ、大変すばらしい取組と市外からお褒めの言葉が届いています。医療従事者はじめ全ての関係者に感謝し、また全庁挙げて取り組んでいる行政の皆様にも感謝申し上げます。 今後は、希望する市民が一刻も早くワクチンを打てることが重要です。このことを議会と行政が共通認識の下、進めることを市民にお約束してまいります。 その中で、反面、このワクチン接種の予約では大混乱が起き、65歳以上の市民の皆様に大変な御苦労と御心配をおかけしました。私も市内を回り市民の声を行政に届け、改善を求めてまいりましたが、福祉環境常任委員会では、議員一人一人が受け止めた苦情、要望をまとめ、議長に提出しました。その際、委員長から議長に一般質問を控えることが提案され、議会運営委員会で承諾されました。 6月2日、議会から市民の声を提言書という形にし、和田英幸議長から小川市長にお渡ししました。そして、ワクチン接種の一般質問は行わないことをお伝えし、市長には、議会中、議会提言書について何らかの形で答えていただくこと、詳細は委員会で審査することを申し出ました。初日少しお話がありましたが、市民にはまだ物足りません。さらに、市長には議会中、市民に直接伝えていただくことが必要と感じておりますので、どこかで市民にお話くださることを期待します。 市民の皆様には、何とぞ議会のこのような対応を御理解頂きますよう、お願い申し上げます。 なお、18日、福祉環境常任委員会では、コロナ対策について集中審査を行います。 それでは、質問に入ります。 「共生・交流・協働のまち」千曲市の第二次総合計画は、令和3年度で5年目を迎えます。今年は総括が行われ、第三次総合計画への策定が進みます。いよいよ小川市長のまちづくりの姿が見えてくると期待いたします。 そこで、私は今回環境という観点から第三次の指針などを伺ってまいります。 大項目1、「心穏やかに暮らせるまち」千曲市第三次総合計画策定に向けて。 1点目、環境都市千曲市、温暖化に配慮したまちづくりとは。 私たち議会では、早くからペーパーレス化への研究を進め、昨年8月から議会内でタブレットの試験運用を開始しました。本会議や委員会での使用規則などルールづくりを経て、2021年6月、まさに本議会からタブレットの本格導入を始め、省資源化を図りました。 小川市長は、4月1日、環境マネジメントシステムの取組を進めるため、環境方針を更新されています。その方針とは。 「市のシンボルである千曲川の清流と山々の豊かな緑に抱かれ、誰もが心の豊かさを感じられるわがまち千曲市」を目指し、市民、事業者、行政が力を合わせて環境に配慮したまちづくりを進めますと宣言されております。持続可能なまち、地球温暖化の防止に向けた脱炭素社会の構築、実効ある環境施策を総合的かつ計画的に進め、市役所は率先して環境保全活動に取り組み、あわせて職員一人一人が環境に配慮した行動を実践できるよう環境教育を徹底するとしています。 そこで、伺います。今までの千曲市の温暖化対策について市長はどう評価されますか。 2つ、令和3年度、小川市長が掲げたゼロカーボン社会の推進に向けた取組の事業について、目指すまちの姿、具体的な数値目標はありますか。 3つ、千曲市気候非常事態宣言から1年余がたちました。改めて、宣言に対する小川市長の所見は。 4つ、また、昨年の8月、環境基本計画に基づく令和元年度の取組、環境白書が公表され、自然豊かな千曲市を次世代に引き継いでいけるよう市民が一丸となり気候変動対策を積極的に推進とあります。持続可能な社会をつくる施策はどのように考えますか。 以上、4点についてお答え願います。 ○議長(和田英幸君) 答弁を求めます。 小川市長。          〔市長 小川修一君 登壇〕 ◎市長(小川修一君) 温暖化に配慮したまちづくりとはについてであります。 当市では、第二次千曲市地球温暖化対策推進計画に掲げた施策を中心に進めております。また、昨年2月には千曲市気候非常事態宣言を表明し、地球温暖化問題に対する意識の向上を図ってまいりました。 これまでの温暖化対策についてですが、省エネルギーにつきましては、新庁舎でのLED照明の設置や市内防犯灯のLED化の実施、また節水につきましても雨水の再利用を目的に新庁舎に貯水槽を設置し、市民に対しても令和2年度から雨水貯留施設設置補助制度を推進しております。 再生可能エネルギーの導入につきましては、過去に太陽光発電補助、新庁舎では太陽光発電と地中熱利用により自然エネルギーを活用し、温室効果ガス排出量を削減、また本年4月からは千曲市蓄電システム設置補助制度を始めまして、自家消費型再生可能エネルギーの活用促進を図っております。 これらの取組に加え、市で業務委託をしております千曲市地球温暖化対策協議会などの市民団体による啓発活動等を実施してまいりました。 環境省公表の直近データによりますと、千曲市の温室効果ガス排出量は、2018年度は基準年度の2005年度比で17.9%の削減となっており、年々減少傾向にあることから、市全体の環境への意識が高まりつつあると感じております。 次に、令和3年度のゼロカーボン社会の推進に向けた事業ですが、都市公園等約38か所の照明灯を一斉にLED化し、温室効果ガス排出量の削減と電気料金など維持管理コストの削減を図っております。 また、脱炭素社会の実現に向けて、上田市やしなの鉄道などと連携し、シェアサイクルの社会実験を7月1日から実施し、環境に配慮したまちづくりを進めてまいります。 次に、昨年2月に千曲市気候非常事態宣言を表明し、1年余りがたちましたが、温室効果ガス排出量の削減率にも表れておりますとおり、全市民の環境への意識が高まりつつあると感じておりますので、引き続き温暖化対策について情報を発信してまいります。 最後に、市民が一丸となって気候変動対策を積極的に推進し、持続可能な社会をつくるためには、これまでの温暖化対策の地道な取組とさらなる再生可能エネルギーの導入、3Rによる焼却ごみの減量、森林の適正管理等市民一人一人が気候変動への危機感を持ち、温暖化対策に取り組んでいくことが温室効果ガス排出量の削減につながると考えておりますので、引き続き温暖化対策に関する広報等での情報発信や啓発活動を行うとともに、国、県の支援制度等を注視し、実施可能な事業の導入についても研究してまいります。 ○議長(和田英幸君) 柳澤眞由美議員。          〔19番 柳澤眞由美君 質問席〕 ◆19番(柳澤眞由美君) 大変よい結果もあるということで、今、市長より御説明がありました。 市民だけではなく、市職員一人一人が環境に配慮した行動を実践できるよう、環境教育を徹底する。これについてはどのように取り組んでいますか。 また、今、森林の適正管理、危機意識を持って行っていくということがございましたが、袖山議員の質問にもありましたので、この緑の豊かな森林の適正管理について、もう一度、この2点お伺いいたします。 ○議長(和田英幸君) 答弁を求めます。 小川市長。          〔市長 小川修一君 登壇〕 ◎市長(小川修一君) まず、市職員のさらなる意識改革を進めております。庁内の掲示板等で常に啓発をしているところでございます。 また、環境教育でございますけれども、一般の学習に加え環境教育も、教育委員会としっかり連携する中で努めてまいりたいと思います。 そして、森林の管理につきましても、袖山議員の御質問の答弁にもありましたように、改めて庁内で横串を刺しながらしっかり取り組んでいきたいと思います。 ○議長(和田英幸君) 柳澤眞由美議員。          〔19番 柳澤眞由美君 質問席〕 ◆19番(柳澤眞由美君) 引き続きまして、次に総合計画策定の指針として環境は大きな柱になると考えます。 千曲市では、2013年度と比較し、2030年度までに二酸化炭素排出量40%を削減することにしております。国の地球温暖化対策計画の削減目標を考慮しての脱炭素化に向けた積極的な社会づくりの構想をお示しください。 ○議長(和田英幸君) 答弁を求めます。 小川市長。          〔市長 小川修一君 登壇〕 ◎市長(小川修一君) 脱炭素化に向けた積極的な社会づくりの構想につきましては、千曲市全域を対象とした2016年度からの10か年計画である地球温暖化対策推進計画では、最終2025年度の温室効果ガスの削減目標を2005年度比で20%削減としております。社会情勢や経済活動、温暖化対策の進捗状況など様々な要因が影響しますが、これまでの間、排出量は減少傾向にあることから、この目標は達成可能であると予測しております。 この計画では、地球温暖化防止のため、再生可能エネルギーの利用や省エネルギーに積極的に取り組み、低炭素なまちづくりを進めますという基本理念・構想の下、市民、事業者、市役所がそれぞれの立場から温暖化対策の取組を実践しているところであります。 なお、国や県では温室効果ガス削減の2030年度における中間目標を設定しておりますので、これと整合を取るため、当市においても中間目標の設定が必要であると考えておりますが、目標数値等については専門的な知識と分析を要することから、県下の他市町村の状況も勘案して研究してまいります。 また、市役所は市内でも大規模な温室効果ガスを排出する事業者でもありますので、率先して排出抑制に取り組んでいくため、千曲市役所環境率先行動計画、これを策定いたしまして、全職員が省エネをはじめとするエコオフィス活動等を実践しているところでございます。 市の公共施設や公用車等からのガス排出量は、2030年度までに対2013年度比で40%削減を目標として掲げております。 2050年ゼロカーボンは達成できるかについてでございますが、この目標は達成しなければならない我が国の重要課題と捉えております。 脱炭素社会の実現には、国、地方、事業者、国民が一体となって取り組むことが必須条件でございまして、また容易に達成できるものではない目標であると考えておりますが、市といたしましては、国と県と連携を図り、引き続き市民の皆様とともに目標達成に向けて積極的に取り組んでまいります。 ○議長(和田英幸君) 柳澤眞由美議員。          〔19番 柳澤眞由美君 質問席〕 ◆19番(柳澤眞由美君) 今、市長からも様々な省エネに率先して取り組んでいることが述べられ、2050ゼロカーボン、これは難しい課題だが、何とか全世界が協力して行っていくという。 その中で、市は公共施設も含めて一番CO2を排出している事業体であるということを述べられましたので、2点質問いたします。 建築物の省エネが重要だと思っております。公共施設既存建築物である公共施設のゼロ・エネルギー・ビル化、これZEB改修といいますが、3月代表質問でも久留米市を紹介しました。 1点目、大きな既存建築物の一つ、現在改修中のあんずホール、ZEB化に対してあらゆる努力をするべきではないですか。 再質問2点目、千曲市環境白書に掲載されていますが、再生可能エネルギーの活用がない学校は5校、小学校では、治田小、屋代小、埴生小、上山田小です。この4校には、建て替えまでの長期間、非効率な冷暖房で教育環境が不平等と考え、各教室に内窓を導入することを提案したいと思いますが、いかがでしょうか。 また、最も新しい戸上中には、太陽光発電システムと再生可能エネルギーの導入は行われませんでした。戸上中の省エネ化の対策が必要ではないでしょうか。 この2点を伺います。 ○議長(和田英幸君) 柳澤議員の質問の中で通告にない項目がございましたが、市長部局のほうで答弁できる状況でしたら答弁してください。 答弁を求めます。 小川市長。          〔市長 小川修一君 登壇〕 ◎市長(小川修一君) 再質問ということでお答えさせていただきます。 あんずホールのZEB化及び学校の内窓設置と太陽光発電システム等再生可能エネルギー導入の御提案ということでお受けいたします。 ただいま、具体的な公共施設の施設名を挙げて御提案を頂きました。大変貴重な御意見として承らせていただきまして、公共施設個別施設計画の中で検討していきたいと考えております。 ○議長(和田英幸君) 続いて、島田教育部長。          〔教育部長 島田栄一君 登壇〕 ◎教育部長(島田栄一君) 公共施設のZEB改修、ゼロ・エネルギー・ビルディングの関係で御質問を頂きました。1点目のあんずホールのZEB化について。 これにつきましては、3月の答弁でも申し上げましたが、今回の復旧については被災前の状況に復旧するということで基本的に設計しておりますので、これについては将来的な課題と考えております。 また、環境白書に小学校4校、そしてまた戸上中含めて5校、こちらのほうが再生可能エネルギーを活用していないという御指摘でございます。 小学校につきましては、先ほど来答弁がありますが、千曲市役所としての環境率先行動計画、この中の建物の関係の中で今度また改定されるかと思いますので、その中で具体的な取組方針等を示していきたいと思います。 また、戸上中の御指摘も頂きました。太陽光発電システムがないということで、これにつきましては、当時、文部科学省の交付金を頂くという前提でおりました。補助申請に対しまして内示が出たんですが、いわゆる校舎については満額、屋内運動場はゼロ査定、柔剣道場が大丈夫、そして太陽光発電はゼロ査定ということで、非常に事業がこのままでは進まない事案がありました。そういうことで、各方面に働きをかけまして、屋内運動場を何とか確保できたということで、太陽光発電については先送りというような形の経過を御理解頂きたいと思います。 ○議長(和田英幸君) 柳澤眞由美議員。          〔19番 柳澤眞由美君 質問席〕 ◆19番(柳澤眞由美君) ゼロカーボンに向かっての再質問といたしましたので、答弁を頂きありがとうございます。公共施設の個別計画によっては、各担当課だけで検討しているというところが見受けられますので、省エネルギー化に向かって特別なチームをつくるとか、特別なチームが千曲市にありますので、そこでやるとか、そういうのをぜひ取り組んでいただきたいと思います。 では、小項目2、「もったいない」の心でごみを出さない循環型社会をつくるには。 千曲市では、マイバック推進会議や地球温暖化対策協議会などが協働の先進団体として長く活動しています。その成果で、マイバック持参率は90%に達すると伺いました。 また、平成22年4月から県内に先駆けてごみ減量化・資源化を図るため、ごみ袋の有料化に踏み切りました。当時は、丁寧に説明会を開いて市内を回ってくれました。今、マイクロプラスチックによる海洋汚染が地球規模で広がり、各家庭や一人一人の生活を見直す時期に来ました。 そこで、伺います。1つ、ごみ袋有料化がスタートから10年。減量化の成果と評価は。 2つ、現在の課題とごみゼロ対策は。 3つ、焼却施設が新しくなる今年は、「ごみゼロ意識啓発」の好機です。行政は、啓発・実践のリーダーとしての役目が重要です。小川市長特命の行政マネジメント室が設置されています。新たな生活様式の中で、市の行政運営の見直しと新規事業が求められ、行政マネジメント室の手腕が期待されるところです。更埴市時代から環境先進都市を標榜してきた千曲市は、過去・現在・そして未来を見据えた循環型社会実現に向かって新たな政策を踏み出す、そういう必要なときではないか。 3点について、市長に伺います。 ○議長(和田英幸君) 答弁を求めます。 竹内市民環境部長。          〔市民環境部長 竹内 康君 登壇〕 ◎市民環境部長(竹内康君) それでは、市長に代わりまして答弁をさせていただきます。 「もったいない」の心でごみを出さない循環型社会をつくるとはであります。 第二次総合計画において、ごみ処理については「もったいない」の心を大切にする循環型社会をつくるの指針の下、ごみの減量化・資源化に取り組んでまいりました。 その結果、平成27年度に804グラムであった1人1日当りのごみ量が、令和2年度には765グラムまで減量され、令和3年度の目標値である790グラムを前年度で達成できました。これも、市民の皆様の御理解と御協力の成果と考えております。 ごみの減量・資源化の施策としましては、プラスチック製容器包装をはじめ、資源物の分別収集、指定ごみ袋の有料化、生ごみ処理機を購入された方や資源回収を実施した団体への補助金交付などを実施しております。 課題といたしましては、指定ごみ袋購入チケット制度が挙げられます。 平成22年度のごみ処理有料化導入から約10年が経過し、いろいろな御意見を頂いていることは、さきの3月議会において柳澤眞由美議員、中村恒彦議員の御質問にお答えしたとおりでございますけれども、現在、環境審議会をはじめとする市民の皆様の声をお聴きしながら、事業の方向性の検討を進めている状況でございます。 また、新しい焼却施設の建設はごみへの関心が高まるよい機会ですので、意識啓発の一環としまして、市民の皆様の声を聴きながら、見やすく、分かりやすいごみの分別パンフレットの改訂を予定しております。 ○議長(和田英幸君) 柳澤眞由美議員。          〔19番 柳澤眞由美君 質問席〕 ◆19番(柳澤眞由美君) いずれにしましても、行政だけではできなかった市民の力強い、また熱心な協力の下でごみの減量化を進めてきていただいたということを改めて市民の皆様に感謝申し上げます。 また、今後もパンフレットを作成するなど啓発があるかと思いますが、10年前のように丁寧に説明会を開いていただいて回っていただくということを希望して、次の質問に入ります。 次に、環境日本一を目指し、いま一度市民とともにごみ減量化に取り組み、「美しい千曲市」をつくる新たな施策を強く期待したい。 「もったいない」の心、ごみを出さない資源化へいま一度実態をつかみ、第三次総合計画の中でこれからのごみゼロ対策の取組を示すべきと考えますので、御所見を伺います。 ○議長(和田英幸君) 答弁を求めます。 竹内市民環境部長。          〔市民環境部長 竹内 康君 登壇〕 ◎市民環境部長(竹内康君) 今後のごみ減量資源化に関わる施策としましては、プラスチック資源循環促進法の成立に伴うプラスチックごみの一括回収について、国の動向を注視しながら、千曲市の地域性に合ったごみ減量・資源化の形態を研究してまいります。 ○議長(和田英幸君) 柳澤眞由美議員。          〔19番 柳澤眞由美君 質問席〕 ◆19番(柳澤眞由美君) 今のおっしゃったとおりに、市民と協働で進めなければならないということで、行政で縦割りを横串を刺してと先ほど市長がお答えになりましたので、行政マネジメント室の活躍が期待されますので、ぜひこれからはそこを有効に活用して進めていただきたい。 それでは、次の小項目3へ移ります。安らぎと潤いある「花や緑」あふれるまちづくりについて。 今、農業の担い手不足による荒廃農地が広がっています。それは、あぜをきれいに除草する人がいないということです。また、18号バイパスが悪い例として挙げられますが、棚田がよく見える道路の左右や真ん中に雑草が茂っています。このように緑の保全が大きな課題になってきた現在、道路や公園、住宅地や駅周辺など、市内を訪れてくれる方へのおもてなしの花や緑の整備が重要です。 平成24年、千曲市緑の基本計画が策定され、当時の都市計画課が策定しておりますけれども、千曲市の実態をつかむためアンケートを取っています。アンケート結果は、地図の中に意見を書き込み、分かりやすく丁寧に作ってあります。そこには、緑の保全・緑化の推進に対する基本施策が示されています。 その基本理念として、「人と自然が豊かに織りなす、未来へ継ぐ、緑の千曲市」が掲げられています。この基本計画は、市民や事業者、そして子供たちの力を合わせてこそ実現できるものです。美しい花や緑があふれる千曲市の実現は、ふるさとを愛する心を育み、住んでみたいまちになり、二酸化炭素が限りなくゼロに近づくこととなり、若い人の移住やサテライトオフィス誘致につながると考えます。 そこで、伺います。1つ、「花や緑あふれるまち」千曲市の現状をどう捉えていますか。課題は何だと考えますか。「緑のまちづくり」の目指す姿を市長はどのように描きますか。 2つ、豊かな緑があふれる千曲市へ、花と緑あふれる環境先進都市千曲市を目指して積極的な施策の構築のため、第三次総合計画にこの緑があふれる千曲市を取り入れていくことが重要と考えます。 以上、2点について伺います。 ○議長(和田英幸君) 答弁を求めます。 湯本建設部長。          〔建設部長 湯本永一君 登壇〕 ◎建設部長(湯本永一君) 安らぎと潤いある「花や緑」あふれるまちづくりについて御質問を頂きました。 1点目でありますが、本年度、緑の基本計画の緑化推進事業として、市民協働による市街地での緑化事業を10団体で実施していただいております。 地区の公園内や幹線道路の歩道沿いに花を植え付け、水くれ等の管理を頂く中で、環境美化や潤いのある良好な景観形成ができるほか、この事業を通じた地域コミュニティーの場ともなっているところであります。 また、市では都市公園の整備、開発行為における緑化の指導など、緑豊かなまちづくりに取り組むほか、環境保護、希少生物の保全などにつきましても、市民の皆様に参加を頂きながら実施しております。 2点目でありますが、議員御指摘の温暖化対策の側面からも、日常生活に最も身近な緑化の推進は、極めて重要な環境施策であると存じます。 現在、市内には里山などの自然的な緑地と市街地の都市的な緑地のほか、都市公園をはじめとする多くの施設緑地がありますが、緑のまちづくりを推進するために第三次総合計画におきましても、植樹活動や公園内の樹木の適切な維持管理を含め、市民・事業者・行政が3者協働で将来にわたって支えていく仕組みづくりを目指して緑化の推進を図ることが重要であると考えております。 ○議長(和田英幸君) 柳澤眞由美議員。          〔19番 柳澤眞由美君 質問席〕 ◆19番(柳澤眞由美君) 将来を目指して緑化活動、花と緑あふれる緑化、千曲市を目指していただくということですが、10団体で緑化をしてもらっている、例えばあんずホールの前の道路です。あそこに花はとても美しく咲いておりますが、今、10団体、昨年は8団体だったかと思いますが、これをもっと予算を増やしまして、さらに協力してくれる団体を募集する考えはありますか。 ○議長(和田英幸君) 答弁を求めます。 湯本建設部長。          〔建設部長 湯本永一君 登壇〕 ◎建設部長(湯本永一君) ただいま緑の基本計画推進事業団体10団体のさらなる充実というような御質問を頂きました。 議員おっしゃるとおり昨年度8団体、今年度は10団体でございます。補助金のほうも、事業費のほうもそれに合わせて幾分か増額というような状況になっております。活動機運の高まりに対しまして十分な予算を確保していくことが我々の役目だというふうに存じておりますので、これからも努めてまいりたいというふうに考えております。 ○議長(和田英幸君) 柳澤眞由美議員。          〔19番 柳澤眞由美君 質問席〕 ◆19番(柳澤眞由美君) いずれにしましても、環境は行政だけではできませんので、さらなる千曲市民一丸となって取り組んでいただくよう施策を求めます。 それでは、小項目4、災害に強い、安全性の高い誰でも安心して暮らせる環境のまちへ。 待ちに待った新防災ガイドブックが配布されました。市内在住の外国の方への説明も最後にありますが、字が大変細かいですね。南箕輪町のようにマップにして新聞紙面ほどの折りたたみ地図はできませんか。 そこで、伺います。1つ、新防災ガイドブックにおける市内在住の外国の方、視覚障害者の方への配慮はありませんか。 2つ、浸水想定エリアに住む人への配慮はどのようなものがありますか。これは、第三次総合計画に向かって水害に強いまちづくり、心穏やかに暮らせるまちへ「市民の命と財産を守る」という市長の責任を果たすための政策は何か、伺います。 ○議長(和田英幸君) 答弁を求めます。 北澤総務部長。          〔総務部長 北澤武彦君 登壇〕 ◎総務部長(北澤武彦君) 災害に強い、安全性の高い誰でも安心して暮らせる環境のまちへについてであります。 本年5月に全戸配布いたしました3版目となります防災ガイドブックでは、市に在住の外国人の皆様に御確認頂けるよう、中国語、韓国語、英語、ベトナム語の4か国語にて巻末2ページにわたり、地図を確認するための索引や用語の説明、外国語版の防災情報アプリの紹介などを掲載いたしました。 今、議員御指摘頂きましたけども、字が小さいということでありますが、最大限ページの中で収めるということであのような形になったことを御理解頂きたいと存じます。 視覚障害者への配慮につきましては、点字等による対応はできませんでしたけれども、避難行動要支援者の円滑かつ迅速な避難を図る観点から、現在担当課において関係機関と連携をしながら個別避難計画の鋭意作成に努めているところでございます。 第三次総合計画の策定に向けて、浸水エリアに住む人への配慮は、心穏やかに暮らせるまち、「市民の命と財産を守る」という責任を果たすための施策についてはということでございますが、まず、市内の平坦部、約7割から8割の地域が浸水5メートルから10メートルとなっております。これは、主に千曲川が決壊するような千年確率の想定し得る最大規模の降雨による河川が氾濫した場合です。 これを軽減するために、現在、国、県、沿川市町村が信濃川水系流域治水プロジェクトとして各種事業を進めているところでございます。この事業が完成することにより、千曲川が有する本来の計画流下能力が保たれ、市内河川の内水排出が継続できることとなります。このことにより、市民の安全、安心が得られ、命と財産が守られることにつながり、市としての責任を果たしてまいりたいと考えております。 ○議長(和田英幸君) 柳澤眞由美議員。          〔19番 柳澤眞由美君 質問席〕 ◆19番(柳澤眞由美君) 今のことも含めて、大項目1全体についてですが。 今、様々な市民との協働やゼロカーボンに向けての取組、そして安全性の高いまちづくり、市として努力することを今披瀝していただきましたが、第三次総合計画に向けては、まちの成り立ちや歴史に学んでくれば、シンプルに「環境都市千曲市」を宣言することで、分かりやすいまちづくりを市民に示せるのではないかと思います。 1つ、人が育つ環境。2つ、まちが育つ環境。3つ、社会が育つ環境。この3テーマにして全ての行政が取り組んでいる内容が入っていくのではないかと思います。 先進地大和市では、将来都市像を明確に、「健康都市やまと」として示しております。 我が千曲市も美しい千曲市を目指せるそういう確信を持って、花と緑の豊かな、ごみや雑草のないそういう環境をつくっていただきたい。 小川市長が策定したい第三次総合計画は、まさに次の千曲市・新たな千曲市をつくっていく指針になりますので、小川市長よりいま一度、2年目には市政20周年を迎えますので、それに向かって決意を、策定方針をお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(和田英幸君) 答弁を求めます。 小川市長。          〔市長 小川修一君 登壇〕 ◎市長(小川修一君) 今、柳澤議員から御提案も頂きまして、ある意味、私に対するエールと受け止めさせていただきます。 私は、市長を目指すときに当たって、文化伝承創造都市千曲ということで訴えてまいりまして、その考えは今も持っている中で、住みやすい環境ですとか人づくりをする環境、いわゆる環境というものも当然に重視しております。今、第三次総合計画の策定に向けて素案等をまとめておりまして、審議会もスタートいたしましたので、審議会または市民の方々のワークショップ、こうしたものを今行っております。今頂いた御提案等も踏まえながら、しっかりと未来の千曲市、市政20周年を迎える千曲市をしっかりと皆様と一緒に形づくっていきたいと思っております。 ○議長(和田英幸君) 柳澤眞由美議員。          〔19番 柳澤眞由美君 質問席〕 ◆19番(柳澤眞由美君) 今の力強い御答弁に期待して、最後の質問に入ります。 良好な都市基盤の一つ「姨捨スマートIC」の整備は。 1つだけ、フル規格化に向け、どのような調査、計画をしていますか。 先日、姨捨スマートIC推進協議会で本年度の総会について協議いたしましたが、まだまだコロナワクチン接種も市民の一部であり、油断はできない状況のため、書面決裁になりました。市民、議会、全ての関係者の皆様には、引き続き御協力をお願いいたしたいと思います。 今回行政に質問するものは、本年度予算と事業について伺います。調査時期、場所、内容、調査の目的と期待する成果、市民への認知度をさらに高め、利用する車を増やす取組、西の玄関口として姨捨スマートICは認知度も上がり、推進協議会では工業団地への企業誘致や日本遺産に認定されたこの機会に、姨捨スマートICフル規格化に向けて少しでも環境整備が進むことを期待しております。観光面やアフターコロナの時期には経済活性化に寄与できると期待しております。 第三次総合計画に良好な都市基盤整備へ、この姨捨スマートICの取組をぜひ力強く載せていただきたいと思いますが、これについて答弁を伺います。 ○議長(和田英幸君) 答弁を求めます。 湯本建設部長。          〔建設部長 湯本永一君 登壇〕 ◎建設部長(湯本永一君) フル規格化に向け、どのような調査を計画しているかについてであります。 姨捨スマートICは、松本方面のみ合流可能なハーフ規格のスマートインターチェンジであり、フル規格化をするためには周辺アクセス道路の改善など現在よりも規模を拡大する必要があります。しかしながら、姨捨スマートIC付近は、地滑り防止区域等に該当し、地質状況が良好ではないことから、フル規格化には地形や地質状況を十分把握した上で慎重に計画する必要があります。 まずは、今後のアクセス道路の設計を検討する上で必要となる基礎資料として、現地の地盤状況の把握を行いたいと考えており、今年度は地質調査を計画しております。 地質調査は、道路改良時にのり面となる部分の地質構成や地盤強度を把握する目的で機械ボーリングの実施を予定しております。調査場所につきましては、今後の計画を進める際に必要となる箇所をネクスコ東日本等関係機関と協議した上で選定することとしており、詳細な調査箇所や時期につきましては、現在調整中でございます。 また、姨捨スマートICの市民への認知度をさらに高めるために、姨捨スマートIC推進協議会では、会報等による定期的な情報発信を計画しております。内容につきましては、利用者が高速道路を利用するためだけのスマートインターチェンジではなく、姨捨スマートICに向かう道中の棚田や善光寺平の景色など、千曲市ならではの景色を楽しんでいただけるような情報の発信を検討しております。 なお、新規の利用者増加に向け、現在設置されている姨捨スマートICの案内看板の設置位置の見直しも併せ検討しております。 姨捨の棚田が日本遺産に認定されたことから、千曲市の魅力をさらに高めるような工夫も加えるとともに、八幡工業団地及び新規で整備される八幡東産業団地への利便性向上、さらには災害時の代替ネットワークや緊急輸送の視点も見据えながら、地域からも愛され、安心、安全な道になるよう、慎重かつ確実に進めてまいります。 なお、姨捨スマートICの整備については、第二次総合計画に引き続き第三次総合計画にも位置づけられるように進めてまいります。 ○議長(和田英幸君) 柳澤眞由美議員。          〔19番 柳澤眞由美君 質問席〕 ◆19番(柳澤眞由美君) ありがとうございました。 いずれにしましても、これからのまち千曲市をつくっていくために、第三次総合計画をスピーディーに、そして充実した将来都市像が明確に分かるものに、小川市長には期待しております。どうぞ、市民の声を幅広く受け止めていただいて策定を進めていただけるよう、また公明党からも提言をしていきたいと思いますので、そういうものを受け止めていただくよう御期待し、これで私の質問を終わります。ありがとうございました。 ○議長(和田英幸君) ここで、14時55分まで休憩いたします。                             午後2時42分 休憩---------------------------------------午後2時55分 開議 ○議長(和田英幸君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 続いて、16番、小玉新市議員。          〔16番 小玉新市君 質問席〕 ◆16番(小玉新市君) 議席番号16番、一志会、小玉新市であります。私は、提出いたしました通告書に従い、順次質問してまいります。 大項目の1、上山田戸倉市民窓口係設置について。 まず、新庁舎建設経過から説明させていただきます。 合併当時、新庁舎建設については合併協議の中で、将来的には建設の必要性を示唆しながらも、庁舎は当面は分庁舎方式とし、有効的に活用するとされました。 しかし、平成23年3月11日、東日本大震災が発生し、耐震診断の結果、更埴庁舎は基準を満たしていないため、新たな災害対策の中枢を担う庁舎機能の重要性が認識されました。 新たな庁舎建設を進めるため、平成24年に庁舎建設準備室が設置され、26年には新庁舎建設基本構想が策定されました。この基本構想は、新庁舎建設に向け、市の目指す将来像や目的を明らかにし、新庁舎の機能、規模、建設費、位置、そしてスケジュールなど、事業化に向けた方針を示すとともに、基本計画及び基本設計、実施設計などを策定するための指針とするものでした。 この基本構想により、新庁舎建設を市民と共に進めながら、令和元年5月に新庁舎が完成いたしました。 議会も平成22年に特別委員会を設置し、視察や調査研究を重ねながら、平成24年には、市長に新庁舎に関する提言書を提出いたしました。その後、「新庁舎及び公共施設に関する特別委員会」を設置し、新庁舎における今後の公共施設の在り方を研究してまいりました。 そして、平成30年12月定例会に、市役所の位置を定める条例の一部を改正(新庁舎の位置を定める)条例が上程され、全会一致で可決成立いたしました。 こうした経過から、更埴庁舎は解体、戸倉・上山田庁舎は閉庁となり、千曲庁舎に機能を集約いたしました。これにより、戸倉庁舎、上山田庁舎はその機能を失いました。 小項目の1、千曲市役所の位置を定める条例についてお聞きしてまいります。 新庁舎建設後の既存3庁舎の在り方を検討する中で、支所機能を設置しない旨を市の方針として決定したことを、平成29年2月に開催されました千曲市総合計画及び創生戦略に関する特別委員会で、当時の副市長が「戸倉庁舎、上山田庁舎では支所機能は設置いたしません。もう庁舎はなくなるという考えでございます。財政負担の軽減と、公共施設等の総量縮減を図ることができるからです」と説明されました。 平成30年12月の定例会で、市役所の位置を定める条例の一部を改正する条例制定の議案説明でも、「新庁舎の位置である千曲市杭瀬下二丁目1番地に改めるとともに、新庁舎に本庁機能が集約されることから、現在の分庁舎方式において設けられている3庁舎」に関する規定について「あわせて削除するものです」と説明され、全会一致で可決成立いたしました。 そして、令和元年8月、新庁舎が開庁し、「千曲市役所」として現在の市役所に統一され、分庁舎方式は幕を下ろしました。 改めて、お聞きをいたします。この条例を市長はどのように解釈しておられますか、お聞きをいたします。 ○議長(和田英幸君) 答弁を求めます。 小川市長。          〔市長 小川修一君 登壇〕 ◎市長(小川修一君) 新庁舎の位置を定める条例についてでありますが、現在の改正後の「千曲市役所の位置を定める条例」につきましては、本条例の規定のとおり、千曲市の市役所は千曲市杭瀬下二丁目1番地の1か所でありまして、これ以外に庁舎はないと解釈しております。 なお、本年度から設置いたしました上山田戸倉市民窓口係は、分庁舎や支所ではなく、歴史文化財センター上山田分室において市民課業務の一部を行っているものであります。これにつきましては、さきの議会で皆様に御説明をして予算をお認めいただいたとおりでございます。 ○議長(和田英幸君) 小玉新市議員。          〔16番 小玉新市君 質問席〕 ◆16番(小玉新市君) 上山田戸倉市民窓口は後でまたいろいろ、これからお聞きしてまいりますが、まず、この条例の説明内容はですね、戸倉庁舎、上山田庁舎はその機能を失っていると私は判断しています。そして、行政としての機能はこの千曲庁舎に集約されると考えていますが、その認識で、同じでよろしいでしょうか。 ○議長(和田英幸君) 答弁を求めます。 小川市長。          〔市長 小川修一君 登壇〕 ◎市長(小川修一君) 行政の機能というのは歴史文化財センターであっても同じでございますので、外にあるほかの関連施設を含めて千曲市の行政であると理解しております。 ○議長(和田英幸君) 小玉新市議員。          〔16番 小玉新市君 質問席〕 ◆16番(小玉新市君) それでは続きまして、小項目の2、旧戸倉庁舎に市民窓口はなぜできなかったのかについてお聞きいたします。 戸倉・上山田庁舎が閉庁となると、地元の方々から「不便になった」の声が聞かれ、「なぜ、なくしたのか」といった強い声が上がりました。 平成30年に、旧戸倉庁舎に支所を設置してほしいと区長会連合会長等からも強い要望がありました。地元の方々が必要であるなら、もう一度考え直すべきではないかと。市民や区長会の要望に対して対応すべきではないかという声が上がりました。 今までの議員の一般質問の答弁をお話しいたします。 平成30年12月。3庁舎の再編成は、新庁舎建設基本構想に基づき、更埴庁舎は解体、戸倉庁舎は福祉センター機能を移転する。上山田庁舎は歴史文化財センターの機能を移転する。上山田庁舎や戸倉庁舎に支所機能を残さないことは、以前から説明してきたとおりであります。歴史文化財センターを上山田庁舎に移転しますと、スペースに余裕がありません。 平成31年3月。新庁舎建設後は、庁舎統合によるスケールメリットを最大限に生かす、効率的な行政組織を構築するため、戸倉・上山田庁舎に総合的な支所機能は残さない、廃止するということで、市の方針は決定しております。また、新庁舎もそれを考慮に設計されておりますので、支所を残すという前提で設計してはおりません。 令和元年6月。新庁舎建設後の既存3庁舎の在り方を検討する中で、支所機能は設置しない旨を市の方針として決定したことを、平成29年2月3日に開催されました千曲市総合計画及び創生戦略に関する特別委員会、ここで説明し、了承いただいております。平成30年12月の議会では、旧3庁舎を廃止する条例案につきまして、全会一致で可決もいただきました、と答弁されています。 このような答弁で、戸倉庁舎には支所も、市民窓口も、設置されませんでした。しかし、令和元年6月議会で、「平成30年度に正副区長会長、戸倉・上山田代表の区長さんから要望書が提出されました。その中で相談する場がなくなるのは困るといった要望がありましたので、不安があれば連絡的な場所は残そうと考え、戸倉・上山田地区の連絡所ということで戸倉庁舎に設置計画をいたしました」と説明されました。 そこで、「戸倉庁舎に連絡所を設けることについて、その撤回を求めるものであり、再度特別委員会において審査され、そして一定の手続きを踏むべきである」といった動議が出され、議会運営委員会、全員協議会を開き、内容説明を受け、結果、了承し、旧戸倉庁舎に連絡員2人を置いただけの戸倉上山田連絡所を設置をいたしました。 当然ですが、住民票や各種の証明書など何も発行しないため、市民の利用はなく、令和2年3月に廃止いたしました。 そこで、改めてお聞きします。一般質問の答弁のように、旧戸倉・上山田庁舎に支所あるいは市民窓口の設置はしないという、当時と今は同じ考えでしょうか、それとも情勢の変化により考え方が変わったのでしょうか。なぜ、当時、連絡員2人を置くだけの連絡所を設置したのか、お聞きをいたします。 ○議長(和田英幸君) 答弁を求めます。 北澤総務部長。          〔総務部長 北澤武彦君 登壇〕 ◎総務部長(北澤武彦君) 旧戸倉庁舎に市民窓口はなぜできなかったのかについてでありますが、現時点では、旧戸倉庁舎に市民窓口を設置することは考えておりません。上山田地域の歴史文化財センター上山田分室に上山田戸倉市民窓口係を設置しましたが、設置場所については、上山田地区自治会連合会はもとより戸倉地区の区長の皆様とも懇談会を開催して協議を行い決定し、予算についても議会の承認をいただいたところでございます。 なお、新庁舎に3つの分庁舎機能を集約した後、その年度末までは旧戸倉庁舎に連絡所として--先ほど議員は職員「2人」と申しましたけれども、会計年度任用職員(当時は臨時職員)ですけれども、その方を含めると3人おりました。3人を配置しましたけれども、これは、庁舎移転後しばらくの間、庁舎が移転したことを知らずに訪れる市民の方などの新庁舎への案内や、戸倉上山田地区の区・自治会の文書の取次ぎを行うためのものであり、激変緩和措置として暫定的に設置したものでございます。 要望としては、住民票とかそういうものの交付を要望しているのではなく、相談に応じてほしいというのが、当時の住民からの主な要望事項でございました。 ○議長(和田英幸君) 小玉新市議員。          〔16番 小玉新市君 質問席〕 ◆16番(小玉新市君) 今、部長の答弁の中で、上山田庁舎には市民窓口を設置しないということがないというようなお話聞いたんですが、当時の考えですと、戸倉・上山田旧庁舎には市民窓口も設置しないという考えだったと思うんですが、その辺もう一度お聞かせいただけますか。 ○議長(和田英幸君) 答弁を求めます。 北澤総務部長。          〔総務部長 北澤武彦君 登壇〕 ◎総務部長(北澤武彦君) 当時としては、上山田庁舎にも市民窓口の機能は置かないというようなことで御説明はいたしましたけれども、その後、情勢が変わった。市長の公約であること、さらに、強い要望があったこと等、需要も変わり、今我々に求められていることを総合的に勘案した結果、上山田に市民窓口の機能を置くということを決断したところでございます。 ○議長(和田英幸君) 小玉新市議員。          〔16番 小玉新市君 質問席〕 ◆16番(小玉新市君) 小項目の3、情報共有に関する勧告書についてお聞きいたします。 市長は御存じかどうか、実は令和元年6月議会で、開会前に議長より市長に対して、政策決定に係る議会との情報共有に関する勧告書が提出されています。 勧告内容は、「市の政策決定について議会との情報共有が不十分と思料される事案が散見されるところであり、今後は議会の権能を十分尊重するとともに、議会と行政が対等の立場で議論できるよう政策決定に際しては情報共有の徹底を図られるよう」勧告しているんです。 前市長に提出させていただいたので、勧告は、市長、御存じだったかどうかはちょっと分かりませんが、市長が代わりますと、こうした「勧告」などは意味がなくなるんでしょうか。もし御存じでしたら、どのように対応されたのかお聞きをいたします。 ○議長(和田英幸君) 答弁を求めます。 小川市長。          〔市長 小川修一君 登壇〕 ◎市長(小川修一君) 情報共有に関する勧告書についてであります。 政策決定に係る議会との情報共有に関する勧告書が令和元年6月13日付で前市長宛てに提出されたということは、承知しております。また、当該勧告に基づき、企画政策部が所管した政策等説明会が資料配付を含め9回開催されたと聞いております。 政策の推進・決定に当たりましては、議会への説明、情報を共有するということは重要であると認識しております。今後も、常任委員会における各課報告のほか、形にとらわれることなく臨機応変に対応してまいります。 なお、この質問の上山田戸倉市民窓口の関連でこの御質問をされた趣旨はよく分かりませんが、この件に関しましては、議会の全員協議会で私が皆様の質疑応答にお答えしたとおりでございます。そして、議案も御提出して、お認めいただいたというふうに認識しています。 ○議長(和田英幸君) 小玉新市議員。          〔16番 小玉新市君 質問席〕 ◆16番(小玉新市君) 先ほどの部長の答弁と若干違うかもしれないんですけれども、私が記憶するのは、市民窓口設置は業務連絡のように、総務文教常任委員会で要望が出され、説明し御理解をいただいたといった内容説明だったと思うんですよ。 議会と情報共有を対等な立場で議論できているかなということが私は今非常に疑問なんです。その辺は、我々とどういうところでそういった議論を交わしたでしょうか。この後、総務文教常任委員会のお話させていただきますけれども、その前にはそういったものがあったんですか。 そしてまた、議案として提出されたと言われておりますが、どのような議案で提出されたんでしょうか。 ○議長(和田英幸君) 答弁を求めます。 北澤総務部長。          〔総務部長 北澤武彦君 登壇〕 ◎総務部長(北澤武彦君) 議会の皆さんのほうに、協議と申しますか、お話をさせていただいたのは、令和元年12月9日に開催された全員協議会において説明し、御意見をいただいたところです。また、1月22日に開催された総務文教常任委員会においても同様の説明をし、御意見をいただいたところでございます。 議案として提出したのは、戸倉庁舎であればふれあい福祉センターとしての条例、また上山田庁舎であれば歴史文化財センター上山田分室としての条例、それぞれの施設の一部改正ということで提出をしてございます。 ○議長(和田英幸君) 小玉新市議員。          〔16番 小玉新市君 質問席〕 ◆16番(小玉新市君) 小項目4、上山田戸倉市民窓口はなぜ設置できたのか。 先ほど話がありました令和3年1月の総務文教常任委員会で、上山田地区から強い要望があった総合窓口業務の早期開設に対応するため、新たに市民環境部市民課に上山田戸倉市民窓口係を歴史文化財センター上山田分室(旧上山田庁舎1階)に設置すると説明がありました。 また、2月の委員会でも、令和3年4月の組織改正について説明がありました。この内容の中で、令和3年1月、総務文教常任委員会において「戸倉上山田地区に「市民窓口」に係る業務を開設することについて」と題し、説明がありました。 その内容は、「市長の公約であることから、いろいろな方と協議してまいりました。令和2年12月に戸倉地区の区長会長の皆さん、また25日には更級・五加の区長会長の皆さんと懇談会の場を持たせていただき、市民ニーズの把握に努めてきました。とりあえずは、今ある体制の中で、規模を拡大することのないように協議を進めてまいります」と説明されました。 そこで、旧戸倉庁舎に市民窓口を含めた支所の設置はされなかったのに、なぜ上山田戸倉市民窓口が設置できるのかとお聞きしましたら、「戸倉庁舎に連絡員を置きましたが、住民票も発行してないというようなところへ行っても仕方がないじゃないかというような御意見がありましたので、住民票、所得証明などの業務、市の本来の業務である住民サービスなど基幹となる業務はやっていかないと、職員配置しただけだと言われてはいけませんので、相談業務を含め、発行業務を行うようにいたします」と答弁されました。 また、「今までの一般質問で、戸倉庁舎に市民窓口設置の要望にも、庁舎統合によるスケールメリット、それを最大限に生かして、簡素で効率的な行政組織をつくっていきたい。そういうことから、戸倉庁舎と上山田庁舎への支所機能の設置、市民窓口課の存在は考えておりませんといった答弁と違っていませんか」とお聞きしたことに対しても、「3庁舎の在り方について検討する中で、更埴庁舎は解体する。戸倉庁舎についてはふれあい福祉センターの機能を移転する。上山田庁舎については歴史文化財センターの機能を移転することで、行政機能が戸倉庁舎にも上山田庁舎にも残るということは皆さんに説明していると思います」と言われたんです。「市民窓口の機能が上山田にできるということはその当時はなかったのですが、小川市長の公約であると、強い要望があることから方向転換したと申しますが、新たな機能を上山田庁舎に設置することになったのは、情勢が変わったということで御理解いただきたい」と説明されました。 新庁舎建設や新庁舎の在り方は、新庁舎建設基本構想が策定され、公共施設再編計画の中心的な存在であり、計画・実施を市民と共に進めてまいりました。戸倉庁舎、上山田庁舎には、市民窓口などの設置はしないという結論になっていたんです。 しかし、市長の公約だから、地域の要望だから、情勢が変わったから、旧上山田庁舎に今までの経過を踏まえると設置は難しいと思うんですけれども、なぜ、上山田戸倉市民窓口が設置できたのか、改めてお聞きをいたします。また、戸倉庁舎、上山田庁舎の行政機能は残ると委員会での説明でしたが、条例改正では、行政機能はなくなるとの説明を受けています。どちらが正しいのでしょうか。市民の公約だから、情勢が変わったから、上山田庁舎に市民窓口の設置が可能なのですか、お聞きをいたします。 ○議長(和田英幸君) 答弁を求めます。 北澤総務部長。          〔総務部長 北澤武彦君 登壇〕 ◎総務部長(北澤武彦君) 上山田戸倉市民窓口はなぜ設置できたかについてでありますが、まず、社会情勢や市民ニーズは常に変化しておりますので、その変化に応じた施策を推進することが行政の使命と考えております。その中で、市長の公約であること、また地元から強い要望があったことなどが、大きな要因とはなりました。 また、平成30年12月議会に上程した、市役所の位置を定める条例の一部を改正する条例制定では、旧3庁舎の行政機能が新庁舎に集約されることから行政機能はなくなりましたが、その後、令和元年6月議会で上山田庁舎を歴史文化財センター上山田分室に、令和2年6月議会では旧戸倉庁舎をふれあい福祉センターに行政機能を設けることとしていることから、説明した時点では、どちらも正しいものであったと考えております。 また、市長の公約ということでありますが、岡田市長の任期中にも、設置する方向で検討をし、議会とも相談していたということを私は承知しております。住民から困っていると強い要望があれば対応をし、行政として窓口を開設していくのは当然の責務というふうに考えております。 ○議長(和田英幸君) 小玉新市議員。          〔16番 小玉新市君 質問席〕 ◆16番(小玉新市君) 今、戸倉・上山田庁舎、行政機能は残るとおっしゃいます答弁でしたが、それ、どこで説明されたのか、もう一度再答弁お願いしたいんですが。 そして、どのような行政機能が残っているのか、それもちょっと御説明いただけますでしょうか。 ○議長(和田英幸君) 答弁を求めます。 北澤総務部長。          〔総務部長 北澤武彦君 登壇〕 ◎総務部長(北澤武彦君) 平成29年2月3日に開催された千曲市総合計画及び創生戦略に関する特別委員会の中で、3庁舎の在り方のほうを説明させていただいたと思います。それぞれのところには、支所は設けない。その段階で、そうはいっても行政機能は残していく。更埴庁舎は、耐震性がないから、これで解体をしていくけれども、戸倉や上山田については耐震性があるんだと。そのことから、有効に利用していきたい。上山田庁舎には歴史文化財センターを入れていきたいということは、その時点では申し上げたと思います。同じく、戸倉庁舎にもふれあい福祉センターの機能を設けてまいりたいということも申し上げたと思います。 「行政機能」というのは、何も今の市役所だけではなく、歴史文化財センターという行政機能、ふれあい福祉センターという行政機能、単独に捉えていただければよいのかなと思います。全ての行政機能を備えているものではなく、個別の行政機能、申し上げたとおり歴史文化財センター、ふれあい福祉センターというような行政機能をそれぞれの庁舎に持たせたということで承知しております。 ○議長(和田英幸君) 小玉新市議員。          〔16番 小玉新市君 質問席〕 ◆16番(小玉新市君) 小項目5、なぜ市民課分室なのですか。 組織・職員体制として、「市民環境部市民課上山田戸倉市民窓口係」、新設、市民課の分室となっています。なぜ市民課分室とされたのか、お聞きをいたします。 地方自治法第155条では、「普通地方公共団体の長は、その権限に属する事務を分掌させるため、条例で、必要な地に、都道府県にあつては支庁及び地方事務所、市町村にあつては支所又は出張所を設けることができる」と明記されていますが、「分室」の記述がありません。なぜ、市民課分室にされたのでしょうか、お聞きをいたします。 ○議長(和田英幸君) 答弁を求めます。 北澤総務部長。          〔総務部長 北澤武彦君 登壇〕 ◎総務部長(北澤武彦君) なぜ上山田分室なのかについてでありますが、現在、上山田戸倉市民窓口係を設置している施設、建物は、「市民課分室」というものではなく、「歴史文化財センター上山田分室」に、市民窓口係を設置しているということでございます。市民窓口係については条例でうたう必要はなく、今年度、規則のほうを改正し、市民窓口係を設けるということとしております。 この市民窓口係は、簡易的な市民課業務等の一部を行っているだけですので、今のところ支所または出張所という位置づけはしておりませんので、御理解をいただきたいと存じます。 ○議長(和田英幸君) 小玉新市議員。          〔16番 小玉新市君 質問席〕 ◆16番(小玉新市君) 言われましたように、教育委員会に千曲市文化財センター条例があります。千曲市歴史文化財センター条例の一部を改正する条例制定について、令和元年6月定例会に上程され、第2条「センターの名称及び位置は、次のとおりとする」として、歴史文化財センター上山田分室の設置場所を明記しています。この条例は、令和元年6月定例会に上程され、可決しています。 「分室」とは、本部などから分かれて別の場所に設置された組織、と説明されています。すると、市民課の業務内となります。業務内容が市民課と同じでしょうか。例えば、指定ごみ購入チケット関係は廃棄物対策課ではありませんか。 また、教育委員会の千曲市歴史文化財センター条例の一部を改正する条例制定を、なぜしたのでしょうか、お聞きをいたします。 ○議長(和田英幸君) 答弁を求めます。 北澤総務部長。          〔総務部長 北澤武彦君 登壇〕 ◎総務部長(北澤武彦君) なぜ条例改正をしたかということでございますけれども、御存じのとおり、歴史文化財センターについては現在、上山田にございますけれども、もともとあそこは県の保健所であったこと、耐震性を有しなかったこと等からもう移転をするということを決定しておりました。その移転先が、上山田庁舎であると。現在ある施設を有効的に使うんだということから、施設の設置条例ということで、条例のほうを上程させていただきました。 分室については、その後の話でございます。分室というものを設置したことは、今ある公共施設を有効的に活用しようというものであり、新たに公共施設を設置して対応するものではないということで対応させていただきました。 係については、条例の設置は必要なく、先ほど申したとおり規則改正のほうで、市民課の中に上山田市民窓口係を新設するという規則改正のほうはさせていただきました。 ○議長(和田英幸君) 小玉新市議員。          〔16番 小玉新市君 質問席〕 ◆16番(小玉新市君) 小項目6、なぜ条例で定めないんですか。 地方自治法第155条の内容は、支所は、市町村内の特定区域を限り、主として市町村の事務の全般にわたって事務をつかさどる事務所を意味するのに対し、出張所は、住民の便宜のために、市役所または町村役場まで出向かなくても済む程度の簡単な事務を処理するために設置する、いわゆる市役所または町村役場の窓口の延長という概念ですよ。そのように多くは解釈されています。今回設置された上山田戸倉市民窓口係はこれに当たるのではありませんか。 また、155条第2項では、「支庁若しくは地方事務所又は支所若しくは出張所の位置、名称及び所管区域は、条例でこれを定めなければならない」とされているんです。 教育委員会の出先機関は、全て条例でその場所と内容を明記していますよ。他の自治体の出張機関を見ても、全て条例で定めているんです。 なぜ、千曲市は、条例で位置、名称、所管区域を定めないのでしょうか、お聞きをいたします。 ○議長(和田英幸君) 答弁を求めます。 北澤総務部長。          〔総務部長 北澤武彦君 登壇〕 ◎総務部長(北澤武彦君) なぜ条例で定めないのかについてでありますが、先ほど答弁をいたしましたが、現在の上山田戸倉市民窓口係は、簡易的な、市民課業務等を行っているだけという認識でございます。その観点から、支所または出張所という位置づけではございません。 ○議長(和田英幸君) 小玉新市議員。          〔16番 小玉新市君 質問席〕 ◆16番(小玉新市君) その上山田庁舎が簡易的だとしてもですよ、先ほど私どもで予算は可決させていただきました。それでも、設置に150万円、予算430万円ほど。そしてまたこれは、職員2名入っておりません。入れると、1,500万円ぐらいになる。これが「簡易」ですか。私は、れっきとした出張所あるいは支所に近い形だと思っていますが、もう一度御答弁いただけますか。 ○議長(和田英幸君) 答弁を求めます。 北澤総務部長。          〔総務部長 北澤武彦君 登壇〕 ◎総務部長(北澤武彦君) 予算規模から申し上げれば、簡易とは申し上げませんけれども、業務内容は簡易なものであると。 ただし、多岐にわたる業務を行っておりますので、いろいろな相談、受けております。市民課に限らず、そのほかの課の業務についても相談を受けて、それぞれ適宜適切な対応をしてまいっておることから、職員というのはやはり必要なんだろうなと思っております。 お金のほうは十分かけておりますけれども、業務内容が簡易であるということで御理解をお願いします。
    ○議長(和田英幸君) 小玉新市議員。          〔16番 小玉新市君 質問席〕 ◆16番(小玉新市君) 3月の代表質問で市長に条例を改正しませんかと最後にお聞きしました。支所ではないのでその必要はありません、と答弁されました。 どのような形であっても、外部に機能を有するときは、条例でその名称と場所、所管区域は定めなければなりません。勝手に、市長の公約だから、事務的に行うことは、私これ条例違反ではないかと思いますが、いかがお考えですか。 ○議長(和田英幸君) 答弁を求めます。 北澤総務部長。          〔総務部長 北澤武彦君 登壇〕 ◎総務部長(北澤武彦君) 条例違反ではないかという議員の御指摘でありますけれども、今現在行っているのは、何度も申し上げておりますが、簡易な業務であるということ。 今後、戸倉上山田地区における市民の皆様のニーズを把握し、さらに検証することで、支所または出張所という位置づけが必要となった場合には、市議会にも説明し、御理解をいただいた上で、条例改正の案を上程させていただきたいと考えております。 ○議長(和田英幸君) 小玉新市議員。          〔16番 小玉新市君 質問席〕 ◆16番(小玉新市君) 市長。もうね、できているんですよ。できているんですから、千曲市市民窓口設置条例、これをもう制定してですね、議会に上程しませんか。市長に最後お聞きします。 ○議長(和田英幸君) 答弁を求めます。 小川市長。          〔市長 小川修一君 登壇〕 ◎市長(小川修一君) 先ほどから総務部長がお答えしておりますけれども、私としては、公約というのはもちろん、民主的な手続を経て私が市長に就任させていただいたものですので、その公約実現に向けて取り組むのは、当たり前のことでございます。そして、そのことを議会の皆様にも、就任早々から御説明をして、趣旨も御理解いただいた上で、正規の手続を経て、お認めいただいた市民窓口係で今、業務がスタートしているわけです。 そのことを条例でなぜ定めないのかというお話でありますが、先ほど申し上げたように、現状のこの簡易な業務の範囲では、条例改正までは必要がないという判断で、一日も早く市民サービスをしてあげたいという私の思いが強く働いたものであります。そのことも議会の皆様にも御理解いただいたというふうに認識しておりますので、なぜこの時点でその条例化にこだわるのか、私はちょっと理解しかねるところなんですけれども、また業務の拡大等も含めてですね、今後、ニーズを把握、検証して、支所または出張所としての位置づけが必要となった場合には、御説明をしていって、皆様に御理解をいただきながら、条例改正案を上程させていただきたいと考えてはおります。 ○議長(和田英幸君) 小玉新市議員。          〔16番 小玉新市君 質問席〕 ◆16番(小玉新市君) 市長。ちょっと付け加えますけれども、以前、下関のところへ行ったことがあるんですが、そこに保育園があったのですが、その隣に出張所があった。1名だけなんですよ。それでも、ちゃんと設置する場所も条例で定めているんです。 できれば、より早くもう条例を制定していただければと。私はそこで、十分審議すればいいんじゃないかと思いますが。どうですか、もう一度お聞きします。          〔市長 小川修一君 自席〕 ◎市長(小川修一君) すみません、反問いいですか。 ○議長(和田英幸君) はい。反問権ですね。 許可いたします。 小川市長。          〔市長 小川修一君 登壇〕 ◎市長(小川修一君) 先ほど来、御説明をしているように、昨年からです、私就任以降、皆様に事情をお話しして、地域の皆様の御要望を一日も早くという市民サービスの向上、充実を図るために、お諮りして、皆様にお認めいただいた案でございます。これを予算としてもお認めいただいて、窓口業務がスタートして、今、徐々に模索しながらですね、どういった形にするかということを試行的に行っているわけでございます。 にもかかわらず、条例制定にこだわって、条例化するために、また議案として出すという、時間とまた次の議会までということを考えますと、殊さらに条例化にこだわることによって、市民サービスが停滞する懸念があったというふうに当時、私は考えたわけですが、今この状態で、今これは違法状態だということを小玉議員さんはおっしゃっているのか。また、違法状態だとしたら、私の公約あるいは地域の方々の強い思いの既に始まっているそのサービスの提供を、止める必要があるのか。そこまでして条例化という形式にこだわる必要があるのかどうか、お聞きしたいと思います。 ○議長(和田英幸君) 答弁を求めます。 小玉新市議員。          〔16番 小玉新市君 質問席〕 ◆16番(小玉新市君) 市長から質問をいただきましたので答弁させていただきたいと思いますが、市長のほうから言われていましたその公約を実行する。当然のことだと思うんです。 上山田地区の窓口設置については、実は私も会派のほうから、戸倉庁舎もそうですけれども、ぜひお願いって頼んでいたんですよ。ところが、行政が、駄目だと。私は、市長の言われているとおり、しかも地域の人たちが非常に要望しているんですから、一回考えて、設置を考えてみてもいいんじゃないかということを言ってきたんです。でも、そうじゃなかった。 なぜ、条例にこだわるのかといいますと、例えば、稲荷山には「漫画館」とか「蔵し館」があります。じゃあ、それを、地元の人たちが強い要望とか、あるいは区長さんたちが強い要望を市長のところに持っていかれて、ここへ何とか市民窓口設置してもらえませんかとお願いしたら、どうします。どうやってお断りします。 私は設置するのであれば、ここはこういう形で、意味があって設置するために、ここで条例を制定するんですと。条例は我々のものであり、市民のものなんです。ですから、条例をしっかりつくっといていただければ、ほかのところにも波及はしにくいし、そこにハードルをつくることが大切だと思うんですよ。 あっちにもこっちにも、多くのところから要望が来られたら、それを全部、市長、引き受けられて、窓口つくりますか。 そういう意味で、条例制定していただければと言っているんです。 条例の制定は必要というふうに考えております。 ○議長(和田英幸君) 小川市長。          〔市長 小川修一君 登壇〕 ◎市長(小川修一君) 条例化をすべきという趣旨は、よく理解できます。ただ、業務の内容を見ていく中で模索を今しています。必要とあれば改正も視野に入れているという答弁を先ほどいたしましたので、それで御理解いただきたいと思うんですが、あえて、急いで今ここで条例化する必要性にはまだ至っていないというのがこちらの理解ですので、よろしくお願いしたいと思います。 ○議長(和田英幸君) ここで15時55分まで休憩いたします。                             午後3時39分 休憩---------------------------------------午後3時55分 開議 ○議長(和田英幸君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 続いて、14番、前田きみ子議員。          〔14番 前田きみ子君 質問席〕 ◆14番(前田きみ子君) 議席番号14番、私は日本共産党千曲市議団の一員として、以下3点について質問いたします。 まず、新型コロナでの65歳以上のワクチン接種について、市の通知及び予約方法について市民から多くの御意見をいただいております。2,000回、電話をかけた。1か月、予約に費やした。電話予約がかからず、疲れてデイサービスを休んでしまったとのお話もいただきました。1年半自粛の中で過ごした千曲市の高齢者にとって、ワクチン接種は、命取りになる前にいち早く接種したい、そんな思いで皆さん、いたのではないでしょうか。担当課の御苦労、心から感謝いたします。市議会でも提言書を提出していますが、市の対応をこの議会中に、18日の福祉環境常任委員会を含めて、明確にしていただくことをお願いいたします。 大項目1、防災について。 小項目1、要支援者の避難について。 改正災害対策基本法が5月20日に施行されました。これは、災害時に市町村が発令する避難情報について、「避難勧告」を廃止し、「避難指示」に一本化するなどの変更になったものです。避難情報が従来の避難勧告では逃げないで被災した人が多数いたためです。特に、長野県を襲った台風19号では、赤沼地区で、ほとんどの世帯が避難しなかった。消防団の半鐘により、身近に迫った危険を察知した方が多かったと、後の検証で科学的に証明されています。 コロナ禍であり、指定避難所に避難することの危険性もあり、避難方法は、うちの中での垂直、車上、高台、知り合い宅への避難と多様な避難方法があります。 5月20日改正で、レベル1、レベル2で持ち物の確認、自らの避難行動の確認。「避難指示」の周知徹底について伺います。 ○議長(和田英幸君) 答弁を求めます。 北澤総務部長。          〔総務部長 北澤武彦君 登壇〕 ◎総務部長(北澤武彦君) 要支援者の避難についてでありますが、警戒レベル4で「避難指示」に一本化されたことにより、これまでの「避難勧告」、「避難指示」に比べ、避難行動が分かりやすくなったと理解をしております。 周知方法は、5月に全戸へ配付した防災ガイドブック、市のホームページ、広報紙及び出前講座などを活用し、速やかな避難行動につながるよう、今後も周知・啓発に努めてまいりたいと思います。 ○議長(和田英幸君) 前田きみ子議員。          〔14番 前田きみ子君 質問席〕 ◆14番(前田きみ子君) 今の部長の回答と連動しますので、小項目2に移ります。 要配慮者の避難について。要配慮者の避難と共助について。 2019年、千曲市を襲った19号台風で、地域の連携の下、お互いに声をかけ合い、車のある人は車を出し、近隣の高齢者を回って乗せ、避難所に向かうなどの共助が見られました。しかし、後の検証では、周りが避難しても、周りが避難したことが分からず取り残された世帯もありました。 市内稲荷山地区では、幸い千曲川の決壊に至らず人的被害は免れましたが、今後の避難体制は重要です。 地区の民生委員さんのお力で災害時要支援者の名簿は作成されていますが、更新はされていますか。地区の総会や避難訓練も、コロナ禍で開催は困難ですが、名簿だけの作成では、いざ災害のときには「絵に描いた餅」になってしまいます。コロナ禍でできることを今から、避難体制の講習会や研修会、地区の意識向上が必要です。危機管理防災課の職員の皆さんも、お忙しい中ですが、地域に出かけて、いざというとき、地域に合った避難の在り方の講座を開いていただくことを望みます。 また、タイムラインの作成指導はどうなっていますか、伺います。 ○議長(和田英幸君) 答弁を求めます。 北澤総務部長。          〔総務部長 北澤武彦君 登壇〕 ◎総務部長(北澤武彦君) 要配慮者への避難についてでありますが、避難行動要支援者の同意が得られた名簿は毎年更新し、区、自治会及び民生児童委員へお渡ししております。 議員御指摘のとおり、「絵に描いた餅」にならないよう、日頃から良好な関係づくり、地域コミュニティの醸成が災害時には有効であると認識しております。 「自らの命は自らが守る」、「自らのまちは自らが守る」自助、共助による防災力の向上が図られるよう、出前講座などの活用を積極的に呼びかけて、行政のほうも支援してまいりたいと考えており、マイタイムラインの普及や作成支援に鋭意取り組んでまいりたいと考えております。 ○議長(和田英幸君) 前田きみ子議員。          〔14番 前田きみ子君 質問席〕 ◆14番(前田きみ子君) また、台風19号の後、民生委員の皆さんが高齢者宅を1軒1軒回って状況をお聞きした地区もあったようです。高齢者の皆さん、避難したのか、しなかったのか、誰と避難したのかというふうな、お一人お一人のお宅を回って、民生委員さんがお聞き取りをしたというふうなことも伺いました。それだけ、稲荷山は千曲川に隣接していて、そして、大きな水害があれば自分たちのところに行くという危機感も持っています。 ですから、避難もしましたが、そのときに、その後の検証が大事なことではないかと思っております。水害についての検証報告はされていますが、その要支援者に対する、避難がどうであったのか、何が足りないのか。 当時は、雨と風で行政無線は聞こえませんでした。消防団の広報の車が回って、「避難してください」と言われて避難した方がほとんどでした。先ほども、行政デジタル無線については、あんないいものがあったら私も欲しいというふうな方もいらっしゃいました、そういったものの普及。そして、一人一人が、あのときどうであったかということを検証することが大事ではないかと思いますが、お伺いいたします。 ○議長(和田英幸君) 答弁を求めます。 北澤総務部長。          〔総務部長 北澤武彦君 登壇〕 ◎総務部長(北澤武彦君) 前田議員から今お話ありましたとおり、稲荷山というところは福祉のまちであり、やはり意識が高いということを改めて感じたところでございます。 物事は、やはり全て検証することが大事だと思っております。検証によって、また次の打つ手が見つかってくるのかなと。反省も踏まえ、検証をしっかりやることによって、安全、安心なまちにつながるということを認識しております。また民生児童委員の方々と協力しながら、要配慮者の避難につきましては万全の態勢を尽くしてまいりたいと考えております。 ○議長(和田英幸君) 前田きみ子議員。          〔14番 前田きみ子君 質問席〕 ◆14番(前田きみ子君) 今部長が言われるように、本当に、危機感を持っている住民の方が多いです。あのときには、私たちも、その千曲川が増水するその場所にいましたが、軻良根古神社のところで越水したという情報があって、もうこちらのほうにも越水するんではないかというふうな状況の中で、みんな退避したということでありました。 あそこが今、強化されています。そしたら、こちらのほうはどうなるのか、そんな思いもしております。 小項目3に移ります。 福祉避難所を第1避難所に。 昨日も信濃毎日新聞で特集が組まれていました。大規模災害時に要配慮者が過ごす福祉避難所に一般住民が殺到しないよう、高齢者や障害者、妊産婦の受入れ対象を市町村が決め、事前に住民に知らせる制度が新たにできました。対象をあらかじめ明らかにし、福祉避難所設置に伴う混乱や運営への支障を避けるためです。 ガイドラインを改正し、市町村に周知しましたが、千曲市の対応について伺います。 ○議長(和田英幸君) 答弁を求めます。 荒川健康福祉部長。          〔健康福祉部長 荒川愛子君 登壇〕 ◎健康福祉部長(荒川愛子君) 続きまして、福祉避難所を第1避難所に、についてでございます。 本年5月に、内閣府は「福祉避難所の確保・運営ガイドライン」を改定いたしました。議員御発言のとおり、ガイドラインには、福祉避難所を指定した場合にはその名称、受け入れる被災者等を特定した場合にはその旨を公示すること、避難が必要になった際に福祉避難所等へ直接避難を促進することなどが記載されております。 本ガイドラインの活用方法としては、福祉避難所について、一律の要件を示しているものではないが、本ガイドラインを参考にしつつ、それぞれの地域の特性や実情、庁内体制、既存の計画等を踏まえて、必要となる対策について検討し、独自のマニュアルの策定が期待されるとされておりますので、今後、庁内及び関係機関と協議、また検討をした上で、対象者が災害発生時に安心して避難できるよう、今後スピード感を持って、千曲市福祉避難所設置運営マニュアルを改正し、公示、皆様にまた周知してまいります。 ○議長(和田英幸君) 前田きみ子議員。          〔14番 前田きみ子君 質問席〕 ◆14番(前田きみ子君) 3点について質問いたします。 この福祉避難所については、県の稲荷山養護学校も通学しているお子さんには福祉避難所にということをずっと言ってまいりました。しかし、校長先生は、一般の住民も入ってしまうので、混乱が生じるから、ということも言っておられました。ここで、それが改正されたことによって、養護学校が子供たちの、そしてその保護者の福祉避難所になるのではないかと思います。 それから、ホームページを見ますと「福祉避難所」はずっとそのままになっていますので、今はない稲荷山デイサービスも「福祉避難所」に入っていました。また、八幡公民館も福祉避難所になっていますが、以前にも申し上げましたが稲荷山公民館は、トイレがタイルです。がたがたとげたを履いていくようなところで、確かに簡易式の洋式トイレは1つありますが、福祉避難所のトイレなどの中身についてはぜひこれから検討していただきたいと思います。 もう一つ。重点地区で、今まで避難訓練をされていて、一昨年、車椅子を使った避難訓練がされていました。そういったことがこれから、コロナが明けたら、全部の地区で、要配慮者を避難させるための道筋、避難する人、させる人、どういったものを使ってその人たちを避難させるか、そういったことについても準備をしていただきたいと思います。 その3点について伺います。 ○議長(和田英幸君) 答弁を求めます。 荒川健康福祉部長。          〔健康福祉部長 荒川愛子君 登壇〕 ◎健康福祉部長(荒川愛子君) 幾つかいただきましたが、まず1点目ですけれども、稲荷山養護学校は福祉避難所にということでございますが、今後、福祉避難所につきましてはまたガイドラインの改正が必要になりますので、市といたしましても、どこをまた福祉避難所にしていくかということは慎重に、また先ほど申し上げましたように、関係機関等と連携をして決めていきたいと考えております。 あと、福祉避難所ですが、現在ホームページにある福祉避難所は、9か所掲載しておりますが、今現在のマニュアルによるものの公示でございますので、どうかまた、マニュアルが改定になりましたら早急に、避難所につきましてはホームページ等で公表していきたいと思っております。 続きまして、稲荷山デイサービスにつきましてはこの3月をもって閉館等しておりますし、八幡公民館は多分、老人福祉センターが過去においてあったためかと思いますが、早急に、そこにつきましては修正して公表していきたいと思います。 あと、避難訓練等につきましても、今、要支援者等が十分災害時には避難できるように、地域の防災訓練の際にはまた要支援者の避難訓練等、また進めていっていただければということと、あと、車椅子のある方等の避難につきましては、これから要支援者の個別避難計画を、うちのほうも努力義務ということになってきておりますので、今提出されている個別避難計画につきましては毎年改正等しておりますので、その中で、より明確になるよう、個々の避難計画につきましても丁寧に、また策定できるよう支援していきたいと考えております。 ○議長(和田英幸君) 前田きみ子議員。          〔14番 前田きみ子君 質問席〕 ◆14番(前田きみ子君) 日本全国で災害あった中で、そういった個別避難計画はつくってあったけれども、ということが常に報道の中でも言われていました。実際にどう動くかが大事ではないかと思います。 では、大項目2、コロナ禍における子供の貧困について。 千曲市の子供の貧困の把握は、についてです。 子供の相対的貧困率は13.7%、7人に1人が貧困状態となっています。 長野県福祉医療を進める会の会長、和田 浩小児科医は、県内の子供たちの状況について、新型コロナウイルスと子供の健康は、貧困状態に置かれている子供たちの心身に大きな影響を与えているとしています。そして、子供期だけではなく、後に続く人生全体に悪影響を与える、不利益を被ることが明白であるということも言っております。 そして、そのアンケートによりますと、1、最も貧しい層の所得のみが減少し、格差が深刻になっている。2、低所得者層の子供の健康状態は、高所得者層に比べ乳幼児段階から悪く、10歳を超える16歳まで一層、健康状態の悪化が広がっている。3、貧困が虐待の要因になるケースが多い。4、学校に行きたくないと答えた児童は一般家庭で32.5%、困窮家庭では52.1%でした。5、虫歯のある子供は一般家庭12%、困窮家庭22.8%です。6、全国学力テスト・学習調査で、親の所得と子供の学力が明確な相関関係があると示しました。 また、長野県の生活保護を受ける人の少なさは、全国46位。この一、二年では45位、46位となっています。 子供の貧困対策として、子供の医療費を窓口無料にし、安心して医療を受けられるようにする必要があります。近隣市町村が進めている完全無料化、そしてもう一つ、18歳までの無料化について、逼迫した状況下でぜひ検討するべきことであると思います。1回受診すると医療費は確かに無料ですが、しかし、診療報酬明細書レセプト代の500円を払わなければなりません。そして、そのまま薬局に行きますと、薬局でも同じように、500円は払わなければなりません。医療費無料化といっても、500円玉は2つ用意しなければ医療にかかることはできない、これが千曲市の実態です。近隣では、これをなくして完全無料化、窓口無料化の自治体も増えています。この点について伺います。 ○議長(和田英幸君) 答弁を求めます。 荒川健康福祉部長。          〔健康福祉部長 荒川愛子君 登壇〕 ◎健康福祉部長(荒川愛子君) 千曲市の子供の貧困についての把握は、についてでございます。 先ほど議員より、本当に貧困の方の子供さんへの調査より、健康状況の影響が多いということが把握できたところでございます。 子供の医療の窓口無料化についてでございますが、現在、出生から中学卒業まで子供を対象に福祉医療の窓口無料化を実施しており、医療費に関わる本人負担はない状況となっております。 しかしながら、自己負担金につきましては、現時点では福祉医療制度が発足した際の考え方のとおり、制度を支え合う一員といたしまして受給者に対する一定の負担は必要と考え、レセプト1人当たり500円を負担いただいているところでございます。 なお、今後ですが、対象者また対象年齢等の拡大を検討するに当たりましては、福祉医療の対象には、子供、さらには障害者、独り親世帯等の区分もございますので、限られた財源の中で、福祉医療費給付金の趣旨でございます「医療費による経済負担の軽減」が必要な対象者をまずは優先に今後検討してまいりたいと考えております。 ○議長(和田英幸君) 前田きみ子議員。          〔14番 前田きみ子君 質問席〕 ◆14番(前田きみ子君) ぜひ、虫歯も倍以上の子供たちがなっているというふうなこと、それから500円、1,000円がなくて受診できないという状況、完全無料化の方向でぜひ、よろしくお願いいたします。 次に、大項目3、介護保険について。 2000年に導入されました介護保険は、当初、家族の負担軽減が目的とされ、20年が経過しました。 この間、要支援1、2は市の制度となり、制度の見直し、悪化が懸念されるところです。介護施設入所の負担増が見られ、補足給付の軽減策として居住費、食費を補助する制度ができた。しかし、2015年の資産要件が設けられ、本年8月からは、資産が年収に応じて預貯金が500万円以下に引き下げられます。ショートステイについても、食費1日当たり負担額が、第1段階で600円で220円増加、第2段階では1,000円で350円の増加、第3段階では1,300円で650円増加となります。この8月から増加となります。 負担増が重く、施設利用が困難になる事例が増加することが懸念されます。市の対応について伺います。 ○議長(和田英幸君) 答弁を求めます。 荒川健康福祉部長。          〔健康福祉部長 荒川愛子君 登壇〕 ◎健康福祉部長(荒川愛子君) 次、介護保険についてでございます。 現在、介護保険施設入所者やショートステイ利用者の食費や居住費につきましては、利用者本人の負担を原則としておりますが、低所得の方につきましては助成を行っております。 今般、国では、在宅で介護を受ける方との食費や居住費に関わる公平性や負担能力に応じた負担を図る観点から、一定額以上の収入や預貯金等がある方の食費等の負担額の見直しを行うこととなり、この本年8月から実施することとなるところです。 この見直しの趣旨や内容等につきましては、市といたしましては利用者の方々に御理解をいただくことが重要であるということから、これまでの制度を利用していただいている方には、毎年7月に実施します負担限度額認定証の更新申請に関わる書類に、新たな制度についてのリーフレット等も添付し、お知らせをしているところでございます。あわせて、事業所などにポスターを配付するとともに、周知用のリーフレット等も活用し、関係者の皆様に御協力をお願いしてまいりたいと考えております。 なお、これとは別ですが、社会福祉法人等が提供する介護保険サービスを利用されている方のうち、生計が困難な方等には「社会福祉法人等による利用者負担軽減に対する助成事業」もありますので、この活用も図ってまいりたいと考えております。 ○議長(和田英幸君) 前田きみ子議員。          〔14番 前田きみ子君 質問席〕 ◆14番(前田きみ子君) 今年度、介護保険は、市の皆さんの御努力により、基金を活用し、介護保険は引上げになりませんでした。コロナ禍の中で生活が大変な方にとっては、介護保険、とてもありがたいことだと思っています。 そして、ショートステイについては、病院から帰ってきた、施設から帰ってきた、なかなか自宅だけでは介護できないという方々にとってショートステイという制度は、大変ありがたいものがあります。千曲市にもショートステイ専門の施設があり、たくさんの方が利用されています。そういったところで1日の食費が急に上がるということは、なかなか負担増ということ。でも、介護で見てもらいたいという思い、そんな思いの裏腹ではないかと思います。 特養の施設入所についても、要介護2以上については預貯金についての制度があったり、なかなか難しいところがあります。ぜひ私たちが、千曲市で介護保険を使って、この千曲市で安心して暮らせる、そんな地域にしたい。そんな思いでおります。 市長、何かありましたらお願いいたします。 ○議長(和田英幸君) 答弁を求めます。 小川市長。          〔市長 小川修一君 登壇〕 ◎市長(小川修一君) 「何かありましたら」ということですが、住み慣れた地で誰もが安心して暮らせる地域づくりにこれからも努めてまいりますので、議員御指摘の点等もまた踏まえながらですね、研究してまいりたいと思います。          〔14番 前田きみ子君 質問席〕 ◆14番(前田きみ子君) 以上で私の質問を終わります。 ○議長(和田英幸君) 以上で、本日の日程は終了いたしました。 これをもちまして、本日の会議を散会といたします。お疲れさまでした。                             午後4時26分 散会---------------------------------------...