佐久市議会 > 2020-12-22 >
12月22日-06号

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  1. 佐久市議会 2020-12-22
    12月22日-06号


    取得元: 佐久市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-06-14
    令和 2年 12月 定例会(第4回)          令和2年佐久市議会第4回定例会会議録(第6日目)◯議事日程(第6号)                   令和2年12月22日(火)午前10時開議     開議宣告     報告事項日程第1 会議録署名議員指名日程第2 追加議案上程総括説明     議案第142号 佐久市特別職の職員の給与の特例に関する条例の一部を改正する条例の制定について     議案第143号 令和2年度佐久市立佐久平浅間小学校教室等増築(本体)工事請負契約について     議案第144号 令和2年度佐久市一般会計補正予算(第12号)について日程第3 議案質疑日程第4 議案委員会付託日程第5 付託議案委員長報告、質疑、討論、採決日程第6 付託請願陳情委員長報告、質疑、討論、採決日程第7 意見書案上程、説明、質疑、討論、採決     意見書案第8号 防災・減災、国土強靱化対策の継続・拡充を求める意見書の提出について     意見書案第9号 安全・安心の医療・介護の実現と国民のいのちと健康を守るための意見書の提出について     意見書案第10号 北朝鮮による日本人拉致問題の早期解決を求める意見書の提出について日程第8 閉会宣告◯本日の会議に付した事件  議事日程に同じ◯出席議員(24名)     1番  塩川浩志         2番  清水秀三郎     3番  大塚雄一         4番  高柳博行     5番  土屋俊重         6番  小林歳春     7番  神津 正         8番  土屋啓子     9番  柳澤眞生        10番  吉川友子    11番  井出浩司        12番  三石義文    13番  柳澤 潔        14番  関本 功    15番  吉岡 徹        16番  内藤祐子    17番  小林松子        18番  中條壽一    19番  江本信彦        20番  市川 将    21番  和嶋美和子       22番  高橋良衛    23番  小林貴幸        24番  市川稔宣◯欠席議員(なし)◯説明のため出席した者  市長      柳田清二     副市長     花里英一  総務部長    佐藤照明     企画部長    畠山啓二  市民健康部長  小林秀治     環境部長    山崎 強  福祉部長    大塚秀徳     経済部長    上原賢一  建設部長    柳沢文弘     臼田支所長   長田英典  浅科支所長   野村秀俊     教育長     楜澤晴樹  学校教育部長  小泉 茂     社会教育部長  三浦一浩  総務課長    土屋 孝     秘書課長    木内孝昭◯事務局職員出席者  議会事務局長  小林 聖     議会事務局次長 竹花元也  総務係長    清水正城     議事調査係長  大島ゆみ子  書記      大淵 瞳     書記      樋田雅浩 △開議 午前10時00分 △開議の宣告 ○議長(神津正) おはようございます。 現在までの出席議員は24名でありますので、定足数を超えております。 よって、直ちに本日の会議を開きます。---------------------------------------報告事項 ○議長(神津正) 最初に報告事項を申し上げます。 村島病院事業管理者篠原選挙管理委員長篠原代表監査委員市川農業委員会長、本日の会議に欠席する旨の届出が提出されておりますので、ご承知願います。 市長から追加議案が提出されております。条例案1件、事件案1件、予算案1件の計3件であります。また、経済建設委員会から1件、社会委員会から1件、柳澤潔議員ほか3名から1件の、計3件の意見書案が提出されております。これらの取扱いにつきましては、本日開催されました議会運営委員会においてご協議願っておりますので、その結果について委員長より報告を願うことにいたします。 14番、関本議会運営委員長。 ◆議会運営委員長(関本功) 14番、関本功です。 皆さん、改めておはようございます。議会運営委員長の関本功です。 委員長報告を申し上げます。 市長から追加議案が提出されております。条例案1件、事件案1件、予算案1件の計3件であります。また、経済建設委員会から1件、社会委員会から1件、さらに、柳澤潔議員ほか3名から1件の、計3件の意見書案が提出されております。これらの取扱いにつきまして、追加議案につきましては、本日上程し、議案説明議案質疑の後、委員会付託とすることと協議してあります。また、意見書案につきましては、付託請願陳情採決終了後、上程、説明、質疑の上、討論、採決を願うことと協議してありますのでご承知願います。 以上、結果についてご報告いたしました。 ○議長(神津正) 本日の議事は議事日程第6号をもって進めます。--------------------------------------- △日程第1 会議録署名議員指名 ○議長(神津正) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第89条の規定により、議長において  12番  三石義文議員  13番  柳澤 潔議員 の2名を指名いたします。--------------------------------------- △日程第2 追加議案上程総括説明 ○議長(神津正) 日程第2、市長から提出されました議案第142号から議案第144号までの計3件を一括上程いたします。 議案の件名につきましては、お手元にご配付いたしました議事日程に記載してあるとおりであります。 はじめに、市長から追加議案に対する提案理由の総括説明を求めます。 柳田市長。 ◎市長(柳田清二) 皆様おはようございます。 本日、令和2年佐久市議会第4回定例会に追加提案いたしました議案は、条例案1件、事件案1件、予算案1件の、合わせて3件であります。 はじめに、条例案につきましては、職員の懲戒免職事案について、市長としての管理監督責任を重く受け止め、令和3年1月分の給料月額を減額するため、佐久市特別職の職員の給与の特例に関する条例の一部を改正することについて、議会の議決をお願いしようとするものであります。 次に、事件案でありますが、令和2年度佐久市立佐久平浅間小学校教室等増築(本体)工事の請負契約を締結することにつきまして、議会の議決をお願いしようとするものであります。 次に、予算案について申し上げます。 令和2年度一般会計補正予算(第12号)は、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億1233万円を追加し、総額を699億5385万5000円としようとするものであります。 本案につきましては、新型コロナウイルス感染症への追加対策のための補正をお願いするものであります。 歳入は、国庫支出金及び地方交付税の補正であります。 歳出における主な補正内容について申し上げます。 民生費のひとり親世帯臨時特別給付金給付事業費は、国が新型コロナウイルス感染症対策として実施する、ひとり親世帯の子育てに係る負担増加や収入減少に対する臨時特別給付金追加給付に係る経費であります。 衛生費の新型コロナウイルス予防接種事業費は、市が実施主体となる新型コロナウイルスワクチン接種について、今後、ワクチン供給が可能となった場合に、速やかに予防接種を行うため、事前に必要となるシステム構築及び接種券作成に係る経費であります。 商工費の企業経営強化支援事業費は、コロナ禍における市内企業情報通信技術導入に係るIT導入支援事業費補助金の増額であります。 以上、議案の概要について申し上げましたが、詳細につきましてはお手元の議案説明書をご覧いただくほか所管部長から説明をいたしますので、よろしくご審議のほどお願いを申し上げ総括説明といたします。 ○議長(神津正) 次に、議案第142号の説明を求めます。 佐藤総務部長。 ◎総務部長佐藤照明) 皆様おはようございます。 議案第142号 佐久市特別職の職員の給与の特例に関する条例の一部を改正する条例の制定につきまして説明いたします。 議案書は2ページ、3ページ、議案説明書は7ページになります。 本案は、職員の懲戒免職事案の発生により、令和3年1月の市長の給料月額を、現在の減額率に更に10%を加えて減額しようとするものであります。 なお、本案は令和3年1月1日から施行しようとするものであります。 以上でありますが、ご審議のほど、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(神津正) 次に、議案第143号の説明を求めます。 小泉学校教育部長。 ◎学校教育部長(小泉茂) 議案第143号 令和2年度佐久市立佐久平浅間小学校教室等増築(本体)工事請負契約についてご説明申し上げます。 本案は、佐久平浅間小学校の児童増加に伴う教室などの増築に当たり、工事の請負契約を締結するため議会の議決をお願いするものでございます。 議案書の4ページ及び議案説明書の8ページから14ページをご覧ください。 この工事につきましては、本年12月1日、2業者による事後審査型一般競争入札総合評価落札方式)の結果、4億1250万円で、佐久市望月30番地1の株式会社竹花組代表取締役社長矢野健太郎氏に決定しております。 この増築工事は、鉄筋コンクリート造3階建て瓦ぶき、延べ面積649平方メートルの教室棟のほか、避難通路となる屋外階段、トイレ及び給食受室を増築するものです。 また、学校運営中のため、児童の安全や学習環境に配慮し、令和4年度にわたる債務負担行為により実施するものでございます。 説明は以上です。 よろしくご審議を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(神津正) 次に、議案第144号の説明を求めます。 佐藤総務部長。 ◎総務部長佐藤照明) 議案第144号 令和2年度佐久市一般会計補正予算(第12号)につきまして説明いたします。 予算の規模及び歳出の内容につきましては、市長より、議案総括説明の中で申し上げましたので、私からは歳入の内容等につきまして説明いたします。 別冊の一般会計補正予算書(第12号)の7ページをご覧ください。 11款地方交付税普通交付税148万円の増額であります。 15款国庫支出金1億1085万円の増額は、母子家庭等対策総合支援事業費補助金及び新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業費補助金新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の補正であります。 以上でございますが、ご審議のほど、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(神津正) これをもって、追加議案に対する説明は終結いたしました。---------------------------------------
    △日程第3 議案質疑 ○議長(神津正) 日程第3、これより議案の質疑に入ります。 議案第142号 佐久市特別職の職員の給与の特例に関する条例の一部を改正する条例の制定についてから、議案第144号 令和2年度佐久市一般会計補正予算(第12号)についてまでの質疑を行います。 これらの議案については質疑の通告がありませんが、質疑はございますか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(神津正) ないようですので、これをもって議案第142号から議案第144号までの質疑を終結いたします。 これをもって議案質疑は終結いたしました。--------------------------------------- △日程第4 議案委員会付託 ○議長(神津正) 日程第4、議案の委員会付託を行います。 付託委員会につきましては、議会運営委員会でご協議願ってありますので、議案付託表ナンバー3のとおり付託したいと思いますが、これにご異議ありませんか。     〔「異義なし」と言う人あり〕 ○議長(神津正) ご異議なしと認めます。 よって、議案付託表ナンバー3のとおり、所管常任委員会に付託することに決しました。 ここで、ただいま付託いたしました議案審査のため、暫時休憩いたします。 △休憩 午前10時14分 △再開 午後1時40分 ○議長(神津正) 休憩前に引き続き会議を開きます。--------------------------------------- △日程第5 付託議案委員長報告、質疑、討論、採決 ○議長(神津正) 日程第5、ただいまから、付託議案に係る委員長報告に入ります。 付託議案に対する審査報告書が提出されております。 はじめに、総務文教委員長の報告を求めます。 11番、井出総務文教委員長。 ◆総務文教委員長井出浩司) 総務文教委員長井出浩司であります。 付託議案について、総務文教委員長報告を行います。 去る12月11日及び本日の本会議において、当委員会に付託され、12月14日、15日及び22日の委員会で審査いたしました議案は、条例案4件、事件案4件の計8件でありました。 お手元にご配付されております委員会審査報告書にもありますように、審査をいたしました結果、議案第122号、議案第123号、議案第126号、議案第127号、議案第128号、議案第134号、議案第142号、議案第143号について、いずれも全会一致による原案可決と決しました。 次に、付託議案に関する委員より出されました意見や要望でありますが、議案第126号 佐久市民会館条例及び佐久市公民館条例の一部を改正する条例の制定に関連して、移転に伴い、今後の利用方法や、移転後の佐久市浅科会館の使用料について確認をしたところ、所管より、現時点では現在の会館の具体的な活用方法は決まっていない、使用料は創錬センターなどの施設を参考に設定しており、新しい施設の各部屋の面積が現在の施設より広くなり使用料は高くなってしまったが、面積が広く使いやすくなったということもあるとの答弁があり、委員からは、使用料に関連して、学習グループ活動報告の手続や福祉関係の減免申請などの手続の簡略化を検討してほしいとの意見がありました。 次に、議案第127号 佐久市臼田健康活動サポートセンター指定管理者の指定に関連して、佐久総合病院の再構築問題に合わせて整備した施設でもあることから、指定管理者の長野県厚生農業協同組合連合会、特定非営利活動法人うすだ美図共同企業体との共同企業体協定書、勤務体制及び指定管理者の選定結果などの詳細な内容を確認し、委員からは、共同企業体の代表者が責任を持って運営していただけるように、指定管理についての仕様についても、次回の指定の際、検討してほしいとの意見がありました。 次に、議案第143号 令和2年度佐久市立佐久平浅間小学校教室等増築(本体)工事請負契約に関連して、以前から話題に出ているが、佐久平浅間小学校は、今回の増築を最後にするということでよいのか確認したところ、所管より、今回の増築により普通学級が30学級となり、31学級以上になると過大規模校になるため、これ以上の増築はないとの答弁があり、これに対し委員からは、佐久平浅間小学校の周辺では、今後も宅地開発がどんどん進んでおり、通学区見直しの問題も含めてデリケートな話題なので、先送りせずに、早め早めに、よく地域の皆さん、区長会・PTAを含めて対応してほしいとの意見があり、また、通学区を含めた議論をしていただいていると思うが、そうした通学区等の議論の状況を再度確認したところ、所管より、過大規模校になるような場合については通学区の変更を検討する、通学区の検討をするための準備を進めているところです、児童数の増加について情報収集をしているとの答弁がありました。 また、現在進んでいる臼田地区の小学校の統廃合が終わると、次は、旧佐久市内の昭和50年代に建設された小学校について、全面改築や大規模改築などの検討をしていく必要がある、市内全域の小中学校の通学区の配置を含め、対応を検討してほしいと意見しました。 このほかに、11月10日の1回目の入札が不落になった理由について確認したところ、所管より、11月10日に入札を行ったが、応札は2社あったが予定価格より高かったとの説明がありました。 ほかに、今回の増築について詳細な設計の内容等を確認した上で、委員より、屋上の防水工事等の慎重な対応について要望いたしました。 なお、審査に当たっては、所管部局に対し、各委員から活発な質疑や意見等が出される中、慎重に審査を行いました。 以上、総務文教委員長報告を申し上げました。 ○議長(神津正) 総務文教委員長から報告のありました8件を一括議題として、これより質疑に入ります。 順次、発言を許します。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(神津正) ないようですので、これをもって質疑を終結いたします。 これより採決に入ります。 なお、議案第122号については、社会委員長報告終了後、採決いたしますのでご承知願います。 はじめに、議案第123号 佐久市支所及び出張所設置条例の一部を改正する条例の制定についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第123号については、討論を省略し、総務文教委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異義なし」と言う人あり〕 ○議長(神津正) ご異議なしと認めます。 よって、議案第123号は、総務文教委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第126号 佐久市民会館条例及び佐久市公民館条例の一部を改正する条例の制定についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第126号については、討論を省略し、総務文教委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異義なし」と言う人あり〕 ○議長(神津正) ご異議なしと認めます。 よって、議案第126号は、総務文教委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第127号 佐久市臼田健康活動サポートセンター指定管理者の指定についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第127号については、討論を省略し、総務文教委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異義なし」と言う人あり〕 ○議長(神津正) ご異議なしと認めます。 よって、議案第127号は、総務文教委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第128号 令和元年度(2019年度)浅科支所複合施設整備事業複合施設建設(電気)工事請負契約の変更についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第128号については、討論を省略し、総務文教委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異義なし」と言う人あり〕 ○議長(神津正) ご異議なしと認めます。 よって、議案第128号は、総務文教委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第134号 佐久市生涯学習センター指定管理者の指定についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第134号については、討論を省略し、総務文教委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異義なし」と言う人あり〕 ○議長(神津正) ご異議なしと認めます。 よって、議案第134号は、総務文教委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第142号 佐久市特別職の職員の給与の特例に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第142号については、討論を省略し、総務文教委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異義なし」と言う人あり〕 ○議長(神津正) ご異議なしと認めます。 よって、議案第142号は、総務文教委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第143号 令和2年度佐久市立佐久平浅間小学校教室等増築(本体)工事請負契約についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第143号については、討論を省略し、総務文教委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異義なし」と言う人あり〕 ○議長(神津正) ご異議なしと認めます。 よって、議案第143号は、総務文教委員長報告どおり可決されました。 次に、経済建設委員長の報告を求めます。 13番、柳澤経済建設委員長。 ◆経済建設委員長(柳澤潔) 経済建設委員長の柳澤潔です。 付託議案について、委員長報告を行います。 本定例会において、12月11日に当委員会に付託され、12月14日及び15日に審査いたしました議案は、条例案2件及び事件案2件の計4件でありました。 当委員会において慎重審査の結果、お手元に配付されております委員会審査報告書にありますとおり、議案第122号、議案第125号、議案第132号及び133号は、全て全会一致により原案可決と決しました。 次に、審査の経過や意見等について申し上げます。 議案第125号 佐久市積立基金条例の一部を改正する条例の制定について。 新型コロナウイルスの影響による経済対策の一つである経営安定支援資金緊急経済対策分)を対象とした5年間の実質無利子とする利子補給金の財源について、新型コロナウイルス感染症対策地方創生臨時交付金を活用するため、新たに基金を設置するものであることを確認し、委員より、コロナ禍において返済が困難になる事業者がいると思う、そういった状況も加味しながら、市民の声も大切に施策展開していってほしいとの意見がありました。 次に、議案第132号 市道の路線認定について、議案第133号 市道の路線変更については、現地調査を行った上で審査を行いました。 議案第132号は、宅地分譲のための開発に伴う新規路線認定、また、議案第133号は、市道に隣接する企業から、周辺敷地を一体的に利用したいとの要望があり、市道の一部用途廃止を行い、それに伴う路線変更であることを確認しました。 このほか、議案第122号 佐久市税外収入金に対する手数料及び延滞金徴収条例等の一部を改正する条例の制定について中、所管事項については、特に質疑等ございませんでしたが、内容確認を通して、慎重な審査が行われました。 以上、付託議案についての委員長報告を申し上げました。 ○議長(神津正) 経済建設委員長より報告がありました4件を一括議題として、これより質疑に入ります。 順次、発言を許します。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(神津正) ないようですので、これをもって質疑を終結いたします。 これより採決に入ります。 なお、議案第122号については、社会委員長報告終了後、採決いたしますのでご承知願います。 はじめに、議案第125号 佐久市積立基金条例の一部を改正する条例の制定についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第125号については、討論を省略し、経済建設委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異義なし」と言う人あり〕 ○議長(神津正) ご異議なしと認めます。 よって、議案第125号は、経済建設委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第132号 市道の路線認定についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第132号については、討論を省略し、経済建設委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異義なし」と言う人あり〕 ○議長(神津正) ご異議なしと認めます。 よって、議案第132号は、経済建設委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第133号 市道の路線変更についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第133号については、討論を省略し、経済建設委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異義なし」と言う人あり〕 ○議長(神津正) ご異議なしと認めます。 よって、議案第133号は、経済建設委員長報告どおり可決されました。 次に、社会委員長の報告を求めます。 16番、内藤社会委員長。 ◆社会委員長内藤祐子) 社会委員長内藤祐子です。 社会委員長報告を申し上げます。 本定例会において、12月11日に当委員会に付託され、12月14日及び15日の委員会で審査いたしました議案は、条例案2件、事件案3件の計5件でした。 当委員会において審査した結果、お手元に配付されております委員会審査報告書にありますとおり、議案第122号中、所管事項、議案第124号及び議案第129号から議案第131号までについては、全て全会一致により原案可決と決しました。 審査の状況については、議案第129号 佐久の泉共同作業センターの指定管理者の指定について、来年度、野沢会館内から前山デイサービスセンター跡地へ移転となる予定で、改修工事を終えた移転先施設を現地調査したことも踏まえ、委員からは、場所が変わると使い勝手が変わり、環境の変化で利用者の皆さんの気持ちの面でもケアが必要となるので、丁寧な対応をお願いしたい。また、現在は施設が使われていないため雑草が目立つが、移転後、近隣の皆さんとよい関係を築くためにも、開所後は指定管理者と相談しながら、丁寧な施設管理に配慮されるようお願いしたいとの意見が出されました。 以上のほかにも、議案の審査に当たっては、委員から活発に質疑が行われる中、審査が行われました。 そのほか、市民健康部からの新型コロナウイルス感染状況やPCR検査に関する状況報告に関連し、委員からは、12月定例会の開会日当初と比べ、国の政策も変わってきているが、市の対応の変化はあるかとの質疑が出されました。これに対し、年末年始にかけて、より一層の感染防止対策の徹底と、差別をなくす啓発活動の継続など、市としてできることを発信し、取り組んでいくとの答弁がありました。委員からは、国の方向性などを的確に捉え、タイムリーな施策展開のために努力願いたいとの意見がありました。 また、浅間病院からの近況報告に関連した質疑の中で、新型コロナウイルス感染症に対応する医療従事者への国からの交付金に関する質疑において、対象期間内に浅間病院に勤務した正規職員、会計年度任用職員、非常勤医師、窓口や給食等の受託業者等740名に対し、1人当たり20万円、総額1億4800万円が国から直接個人宛てに給付される予定であることを確認しました。 以上、付託議案についての委員長報告を申し上げました。 ○議長(神津正) 社会委員長から報告がありました5件を一括議題として、これより質疑に入ります。 順次、発言を許します。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(神津正) ないようですので、これをもって質疑を終結いたします。 これより採決に入ります。 はじめに、議案第124号 佐久市浅科福祉センター条例を廃止する条例の制定についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第124号については、討論を省略し、社会委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異義なし」と言う人あり〕 ○議長(神津正) ご異議なしと認めます。 よって、議案第124号は、社会委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第129号 佐久の泉共同作業センターの指定管理者の指定についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第129号については、討論を省略し、社会委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異義なし」と言う人あり〕 ○議長(神津正) ご異議なしと認めます。 よって、議案第129号は、社会委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第130号 野沢共同作業センターの指定管理者の指定についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第130号については、討論を省略し、社会委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異義なし」と言う人あり〕 ○議長(神津正) ご異議なしと認めます。 よって、議案第130号は、社会委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第131号 グループホームしおなだの指定管理者の指定についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第131号については、討論を省略し、社会委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異義なし」と言う人あり〕 ○議長(神津正) ご異議なしと認めます。 よって、議案第131号は、社会委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第122号 佐久市税外収入金に対する手数料及び延滞金徴収条例等の一部を改正する条例の制定についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第122号については、討論を省略し、総務文教委員長経済建設委員長及び社会委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異義なし」と言う人あり〕 ○議長(神津正) ご異議なしと認めます。 よって、議案第122号は、総務文教委員長経済建設委員長及び社会委員長報告どおり可決されました。 次に、予算委員長の報告を求めます。 なお、佐久市議会予算委員会運営要領第9条第2項の規定に基づき、委員長報告に対する質疑は省略いたします。 23番、小林予算委員長。 ◆予算委員長(小林貴幸) 予算委員長の小林貴幸であります。 開会日に即決した議案1件を除き、去る12月11日及び本日の本会議において、当委員会に付託された議案は、一般会計及び特別会計の予算案、合わせて7件であります。 まず、11日に予算常任委員会を開催し、付託議案6件を、当委員会に設置されております総務文教分科会、経済建設分科会、社会分科会の3つの各分科会に審査を委任しました。その後、3つの各分科会において、14日から17日までの4日間にわたり、詳細な審査を行ったところであります。その上で、再び17日に委員会を開催し、それぞれの分科会長からの審査報告を受け、各分科会長報告に対する質疑を行い、その後、付託された各予算案の討論、採決を行いました。 また、本日の本会議にて、当委員会に付託されました予算案1件についても委員会を開き、審査を委任した経済建設分科会、社会分科会の2つの分科会による審査を行った後、再び委員会を開催し、各分科会長からの審査報告、そして、各分科会長に対する質疑を経て、討論と採決を行ったところであります。 審査結果につきましては、お手元にご配付されております委員会審査報告書にありますとおり、議案第136号から議案第141号及び議案第144号の、計7つの予算案については、全て全会一致による原案可決と決しました。 ただし、議案第141号 令和2年度佐久市一般会計補正予算(第11号)につきましては、可決後に、小林歳春委員より附帯決議案が提出され、全会一致により附帯決議を付することに決しました。この附帯決議につきましては、委員会審査報告書に記載されているとおりでありますが、改めてここに附帯決議の内容をご報告申し上げます。 「令和2年度佐久市一般会計補正予算(第11号)に対する附帯決議。予算執行に当たっては、成人式の開催時期も含め、新型コロナウイルス感染症の影響による社会情勢等を踏まえて、慎重の上にも慎重を期した対応を求める。以上決議する」であります。 次に、分科会審査の中で、各分科員より出された主な質疑や意見等についてご報告申し上げます。 ちなみに、以下申し上げます内容は、委員会で、各分科会長より、それぞれの分科会においての審査報告があったものを、そのままご報告させていただくものでありますので、あらかじめよろしくお願い申し上げます。 はじめに、議案第136号 令和2年度佐久市一般会計補正予算(第10号)については、まず、総務部関係の審査の状況及び出された意見等に関してご報告申し上げます。 防犯事業費について。 防犯灯の設置内容等について確認したところ、区からの要望に基づき、新規設置や修繕の対応をしているとの答弁があり、これに対して分科員からは、区からの防犯灯に関する要望にはきちんと対応してほしい。商工団体が設置している街路灯も防犯灯の役割を担っているが、老朽化など維持が難しくなっている課題もあるようなので、是非、関係部署と連携し、地域の課題として調査・検討してほしい。また、通学路の防犯灯について、学校やPTA、区などに再度確認をしてほしいとの意見が出されました。 次に、浅科支所複合施設整備事業費に関連して、分科員からは、新庁舎から駐車場への安全対策などについて関係部署と協議をし、進めてほしいとの意見が出されました。 次に、企画部・会計局関係の審査の状況及び出された意見等に関してご報告申し上げます。 はじめに、ふるさと納税に関連して、ふるさと納税の業者への手数料、契約している申込みサイト数、ふるさと納税の件数などを確認した上で、分科員からは、ふるさと納税をしてくださった皆さんに対し、これからも継続して市との関係が続くように、イベントや行事などの紹介・案内などを検討してほしいとの意見が出され、それに対し説明員からは、ウェブマガジンの配信などを、関係人口の創出のために行っているとの答弁がありました。 次に、情報通信ネットワーク事業費について。 今回の防犯カメラシステム構築には、佐久ケーブルテレビの伝送路を使用するのかとの質疑に対して、説明員からは、他の業者のこともあり、平等をもってプロポーザルにより提案していただくことになり、伝送路については指定をしていないため、必ずしも佐久ケーブルテレビの伝送路を使用することにはならないが、佐久ケーブルテレビにも提案をしていただくことも可能であるとの答弁があり、これに対して分科員からは、佐久ケーブルテレビの伝送路のFTTH化をする際、メリットとして防犯カメラについても説明があった。佐久ケーブルテレビの伝送路を使うことにメリットもあると思うので、きちんと、価格だけではなく、メリット・デメリットを総合的に評価し決定してほしいとの意見が出されました。 このほかに、防犯カメラについては一元化するのか。今後の設置方針、映像の取扱いなどを確認したところ、今回新たに整備する施設については一元化する予定だが、既に防犯カメラを設置している施設については、各施設の考えもあり、今後、管理方法などについて総合的な議論を深めていくことになる。また、映像の取扱いなどの運用については、防犯カメラの設置及び運用に関するガイドラインに基づき運用していくとの答弁があり、これに対し分科員からは、映像の提供には慎重な対応が求められる。また、防犯カメラは犯罪の抑制のほかに行方不明者の捜索などにも有効だと考えられるので、公民館や公会場などへの設置も検討してほしいとの意見が出されました。 次に、市民健康部関係の審査の状況及び出された意見等に関してご報告申し上げます。 こころの健康推進事業費について、心のほっとライン佐久に係る電話料の増額補正に関連し、コロナ禍で不安定な社会情勢に置かれている中で、こころのケアを必要とする方が増え、相談件数の増加とともに、1件当たりの相談時間が長くなっている傾向があるということを確認した上で、今、こころのケアが物すごく大事なところであるので、引き続きしっかりと対応をお願いしたいという意見や、現在、6人のローテーションで相談を受けており、相談の受け方の均等化を図るため、全員での情報交換、課題共有の会議の場を定期的に行っていることを確認した上で、分科員からは、相談を受ける側も負担が大きいと思うので、受け手側へのケアもしっかりとお願いしたいとの意見が出されました。 また、子育て支援事業費の新型コロナウイルス感染症対策支援事業補助金については、子育て世帯の経済的支援として、生後6か月から高校3年生相当のお子さんのインフルエンザ予防接種費用について、接種1回で1,000円、2回で2,000円の費用助成を実施するもので、10月1日から来年3月31日までに予防接種を行った費用について償還払いを行う内容であることなど、質疑を重ね、詳細を確認いたしました。 次に、環境部関係の審査の状況及び出された意見等に関してご報告申し上げます。 環境衛生総務費の地下水等水資源保全事業費について、佐久地域11市町村と東御市で、共同で策定を進めている佐久地域流域水循環計画策定に係る委託料であり、来年3月の策定を予定し進めてきたが、新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から会議等が開催できず、事業が進まなかったことによる減額補正、また、事業の先送りに伴う債務負担行為補正であり、計画の内容としては、流域の地域が一体となって水循環に関する施策を総合的かつ一体的に取り組むものであるということを確認しました。 また、分科員より、この計画と千曲川の水質保全についての関係性を確認した上で、千曲川については令和元年東日本台風による災害の復旧工事が進められているが、県や広域市町村とも連携しながら、今後も水質保全に取り組んでほしいとの要望が出されました。 次に、福祉部関係の審査の状況及び出された意見等に関してご報告申し上げます。 障害児保育事業費について、加配の保育士に係るフルタイム会計年度任用職員給料の増額補正に関連し、質疑の中で、年によって増減の幅があるものの、障がい児一人に対して保育士一人を配置する必要があるケースが、令和元年度の13件に比べ、今年度は31件であり、途中入所等により増加しているということを確認しました。 次に、経済部関係の審査の状況及び出された意見等に関してご報告申し上げます。 農村活性化事業費の環境保全型農業直接支払事業交付金については、環境保全型農業者が2団体増加したことに係る増額補正であり、対象となる事業内容等を確認した上で、分科員より、申請手続や確認方法を質疑し、交付申請は書類で行われるが、市の職員による栽培状況などの現地確認も行われているということを確認いたしました。 次に、大河ドラマ渋沢栄一関連事業委託料は、2021年NHK大河ドラマの主人公渋沢栄一のゆかりの地として市をプロモーションしていくため、プロポーザル方式による委託業者選定のための債務負担行為補正であることを確認しました。 また、分科員による現地調査により、渋沢栄一が詠んだ漢詩が内山の肬水区が管理する神社の崖に彫られているということを確認いたしました。分科員からは、佐久には文学碑なども多いが野ざらしになっているものが多い。分かりやすい説明書きを脇に設置するなど対応を検討してほしいとの要望が出されました。それに対し説明員からは、大変長い漢詩であるため、大河ドラマのタイトルとなっている「青天を衝け」の前後の意味については掲示を考えたいとの答弁がありました。 続いて、分科員からは、佐久市を宣伝するとてもいい機会であるので、周辺整備なども併せて考えていただきたいとの意見が出され、これに対し説明員からは、生誕地である深谷市や、関連する富岡市、下仁田町とも連携を取り、県境をまたいだ周遊観光につなげられるよう努めていきたいとの答弁がありました。 次に、建設部関係の審査の状況及び出された意見等に関してご報告申し上げます。 公園費は、総合運動公園クロスカントリーコース整備完了に伴う事業費の確定見込みにより、総合運動公園整備事業費から都市公園セーフティリニューアル事業費に予算の組替えを行うもの、また、駒場公園テニスコート照明設備の更新等に係るものであり、夜間の利用者も一定数存在することや、24台ある照明は全て水銀灯からLEDライトに変更となるということを確認した上で、分科員より、LEDライトに更新されることによる電気代等削減効果について質疑があり、説明員からは、メーカーの説明によると、気象条件も影響するが、電気代は約6割の減、照明の寿命も5倍から6倍延びるとの答弁がありました。分科員からは関連して、その他水銀灯を使用している公園について今後の予定の質疑も出され、説明員からは、都市公園の照明灯具はLED化に取り組んでおり、面積が2ヘクタール以上のものは国の補助金対象となるため、今後、補助金を活用しながら実施していきたいとの答弁がありました。 次に、学校教育部関係の審査の状況及び出された意見等に関してご報告申し上げます。 小学校施設整備事業費について、臼田地区4小学校への防犯カメラ設置に伴い、運用方針・映像記録の取扱い・学校が廃校になった場合の防犯カメラの利用などについて確認したところ、防犯カメラの映像については一括で管理する予定はなく、外部への情報提供については、緊急な場合を除き、教育委員会へ報告し承諾を得られなければ提供できない。また、学校が廃校になった場合の利用についてはまだはっきり決まっていないとの答弁があり、これに対し分科員からは、防犯カメラは慎重な運用が求められる。また、映像の管理についても、今回整備する予定である情報通信ネットワーク事業費、防犯カメラシステムによる一括管理のほうがよいのではないかとの意見が出されました。 次に、議案第139号 令和2年度佐久市工業用地取得造成事業特別会計補正予算(第2号)について、臼田総合運動公園からの搬入土の土質改良を行うに当たり、期間を要すること等の理由により、年度内の事業完了が困難であることによる予算の繰越し等の補正であるということを確認した上で、分科員からは、工事が遅れている状況にあることから、工業団地に入る予定の企業に対して影響のないよう進めてほしいとの意見が出されました。 次に、議案第140号 令和2年度佐久市下水道事業特別会計補正予算(第1号)について、住宅新築等及び佐久平南土地区画整理事業に係る汚水管渠工事について、早期着手し、希望期限内の竣工を図るため、発注年度の令和2年度に支出を要さず、翌年度の令和3年度に債務を設定する、いわゆるゼロ債務負担行為であるということを確認しました。 また、佐久平南土地区画整理事業に係る汚水管渠工事の発注状況等を確認した上で、分科員より、工事完了予定について質疑が出され、説明員からは、令和3年度で工事が完了するとの答弁がありました。 次に、議案第141号 令和2年度佐久市一般会計補正予算(第11号)について。 はじめに、12月14日に開催の総務文教分科会において、成人式を令和3年1月10日、11日の両日に開催予定として、補正予算の内容の説明を受けました。その中で、成人式の1月開催については、延期も含めて慎重に判断したいとの説明がありました。これを受けて、GoToトラベルが12月28日から来年1月11日まで全国一斉に停止となり、これは、人の移動を控えてほしいということであるが、成人式は市外からの参加者も多く、そのような状況を踏まえた上で、成人式の延期の判断はどの時点で決定するのか確認があったところ、遅くとも12月28日までには判断したいとの答弁があり、これに対し分科員からは、このような状況の中、早めに延期等の判断をしてほしい。成人式を迎える皆さんもそのほうがよいはずであり、特に女性の方は、着物の着付けや美容院の予約などもあるので、延期の決定をする場合はできる限り早く判断してほしい。また、成人式は一生に一度のものであり、二十歳を迎えるという大きな人生の節目でもある。教育委員会もあらゆる対策を取り、何とかして成人の日に開催できるよう検討してきたと思うが、開催に当たっては、様々な状況も踏まえた中で慎重な判断をしていただきたい。成人式が開催された場合は様々な感染対策が取られると思うが、式典後の参加者の皆さんの行動についても心配がある。PCR検査の結果、陰性だった皆さんの式典参加前後の行動についても心配であるとの意見がありました。それを受け説明員からは、PCR検査の結果に甘んじることなく、当日も感染防止策は徹底し、参加者の皆さんに対して、式典当日までの行動、式典後の行動についても注意喚起をしていきたいとの答弁がありました。 このほかに分科員からは、市外からの参加者数、また、市外の方で、個々の事情により事前に帰省できない方への対応等を確認したところ、参加者については住民票により把握することになるが、住所を移していない方もいるので実態が把握できていない。また、都合により前もって帰省できない皆さんについては、事前に申出をしていただくことにより、郵送による検体の検査もできるとの答弁があり、これに対し分科員からは、市外の皆さんについては、市外の検査機関での検査などについても検討をしてほしいとの意見があり、説明員からは、開催が延期になった場合は、更にいろいろな対応を検討したいとの答弁がありました。 その後、市側の急きょの要請により、12月17日に総務文教分科会を開催いたしました。 その中で、教育委員会事務局より、成人式を延期する旨の説明がありました。延期を決定した理由としては、12月15日に開催された総務文教分科会における成人式の開催時期については慎重に判断してほしい旨の提言、国のGoToトラベルの一時停止による人の移動に対する規制の変更、16日夕刻に開催された県の専門者懇談会における、年末年始の医療体制に対する懸念などにより延期の判断をした。 なお、年度内の成人式開催も検討しており、その場合、PCR検査の実施も考えているとの説明がありました。これに対し分科員からは、今回の英断について理解を示しながら、開催の延期についての協議過程やその経過などについて確認したところ、市と教育委員会において、GoToトラベルが一時停止になった時点から開催の延期を検討し、昨晩、市及び各教育委員との協議の上、延期の決定がなされたとの答弁があり、これに対して分科員からは、成人式は一生に一度のことなので、PCR検査の予算は確保しつつ、課題もあるが、開催に向けて慎重な対応をしながら検討をもろもろしていただきたい。また、開催時期については、いつ頃開催するのかはっきり決まっていなければ参加者は不安を抱えたままであり、できる限り早急に開催時期を決し周知をするべき。当初は、県の警戒レベルが5以上になった場合開催を延期するとの説明だったはずが、今回、国の動向によって延期を決定したとのことだが判断基準が明確ではない。開催についての判断基準などは今後きちんと決めておくべきとの意見が出されました。この意見に対して説明員からは、新型コロナウイルス感染症の状況が、未経験のことなので明言はできないが、早い段階で周知したいとの答弁がありました。 このほかに分科員からは、今回の成人式の延期に伴い着物などのキャンセル料の発生も考えられるので、対応を検討してほしいとの要望も出されました。 最後に、総務文教分科会では、新型コロナウイルス感染症PCR検査料について、この予算執行に当たっては、成人式の開催時期も含め、状況を踏まえて十分に検討し、慎重に対応してほしい旨の附帯決議を付するべきと、全分科員の総意として意見がまとまったとのことでありました。 次に、議案第144号 令和2年度佐久市一般会計補正予算(第12号)について。 はじめに、市民健康部関係の審査の状況及び出された意見等に関してご報告申し上げます。 新型コロナウイルス予防接種事業費について、質疑の中で、新型コロナウイルスワクチン接種のクーポン券を作成する経費に関して、現在、国では接種の優先順位などの明確な方針が決まっていないが、接種が可能となった場合に速やかに対応できるように、全市民10万人分の作成経費を計上しているということを確認しました。 また、口腔歯科保健センター運営事業費について、質疑の中で、コロナの影響もあり、休日救急歯科診療所の受診者数が減少しているが、感染予防対応のため一人当たりにかかる診療時間が長くなる傾向があり、診療時間の短縮などの対応が難しい状況であるということを確認いたしました。 次に、福祉部関係の審査の状況及び出された意見等に関してご報告申し上げます。 ひとり親世帯臨時特別給付金給付事業費について、現在、既に給付を行っているひとり親世帯臨時特別給付金に関して基本給付を再支給するための増額補正であり、12月11日時点で既に前回の臨時特別給付金の支給を受けている方が対象となっていることを確認した上で、分科員からは、ひとり親家庭の方はダブルワークをしていて忙しかったり、事情があって申請をしていない方や情報を見落としていたりする方がいらっしゃると思うので、丁寧な周知を行うと同時に、相談にも細やかに対応していただきたいという意見が出されました。 さらに、様々なケースについて質疑を深める中で、コロナ禍により収入が急減したひとり親世帯の方なども、まずは、お困りであることを窓口へご相談いただくようお願いしたいという答弁がありました。 次に、経済部関係の審査の状況及び出された意見等に関してご報告申し上げます。 商工費の企業経営強化支援事業費について、IT導入支援事業補助金は、企業が行う新型コロナウイルス感染症対策のための通信技術導入に対する補助経費であり、コロナ禍の下、大変好評であるため、第3回定例会の際に新規事業として補正予算に計上されたものを更に増額するものでありますが、12月18日の時点で申請件数は190件と、当初の予想をはるかに上回る申請があるということを確認いたしました。 また、代表的な導入事例としては、リモート会議のための設備、感染リスク低減のためのテレワーク環境の整備、非対面・非接触型の電子システムなどの導入であるとの説明を受け、分科員より、補助対象となる具体的な設備について質疑があり、リモート会議に必要なカメラ付パソコン、それらに付随するソフトウエアやプリンターなどのハードウエア、導入サポート費用などが対象となるということを確認しました。また、分科員より、新たに導入したものだけが対象となるのかという質疑があり、説明員からは、令和2年4月1日以降に着手したものであれば遡って対象となるとの答弁がありました。 このほか、議案第137号 令和2年度佐久市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)及び、議案第138号 佐久市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)についても質疑応答を積極的に重ね、担当の分科会において慎重審議、また、慎重審査が行われたとのことであります。 以上、ただいまご報告申し上げました質疑や意見は、6日間にわたる予算委員会及び3つの各分科会の審議過程において出された意見等の一部でありまして、各委員、また各分科員からは、このほかにも様々な意見や提言、要望等が出され、活発な議論がなされたものと総括をすることができます。 以上、付託議案についての委員長報告を申し上げました。 ○議長(神津正) これより採決に入ります。 はじめに、議案第136号 令和2年度佐久市一般会計補正予算(第10号)についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第136号については、討論を省略し、予算委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異義なし」と言う人あり〕 ○議長(神津正) ご異議なしと認めます。 よって、議案第136号は、予算委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第137号 令和2年度佐久市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第137号については、討論を省略し、予算委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異義なし」と言う人あり〕 ○議長(神津正) ご異議なしと認めます。 よって、議案第137号は、予算委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第138号 令和2年度佐久市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第138号については、討論を省略し、予算委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異義なし」と言う人あり〕 ○議長(神津正) ご異議なしと認めます。 よって、議案第138号は、予算委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第139号 令和2年度佐久市工業用地取得造成事業特別会計補正予算(第2号)についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第139号については、討論を省略し、予算委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異義なし」と言う人あり〕 ○議長(神津正) ご異議なしと認めます。 よって、議案第139号は、予算委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第140号 令和2年度佐久市下水道事業特別会計補正予算(第1号)についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第140号については、討論を省略し、予算委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異義なし」と言う人あり〕 ○議長(神津正) ご異議なしと認めます。 よって、議案第140号は、予算委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第141号 令和2年度佐久市一般会計補正予算(第11号)についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第141号については、討論を省略し、予算委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異義なし」と言う人あり〕 ○議長(神津正) ご異議なしと認めます。 よって、議案第141号は、予算委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第144号 令和2年度佐久市一般会計補正予算(第12号)についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第144号については、討論を省略し、予算委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異義なし」と言う人あり〕 ○議長(神津正) ご異議なしと認めます。 よって、議案第144号は、予算委員長報告どおり可決されました。 以上で、各常任委員会の付託議案は終了いたしました。--------------------------------------- △日程第6 付託請願陳情委員長報告、質疑、討論、採決 ○議長(神津正) 日程第6、付託請願・陳情の委員長報告を行います。 付託審査願った請願・陳情の審査報告書が提出されております。 はじめに、総務文教委員長の報告を求めます。 11番、井出総務文教委員長。 ◆総務文教委員長井出浩司) 総務文教委員長井出浩司であります。 付託請願について、総務文教委員長報告を行います。 本定例会における当委員会での継続審査中の請願が1件でありました。 審査結果は、お手元にご配付されております請願審査報告書のとおり決しましたが、審査経過につきましてご報告申し上げます。 令和2年請願第4号 「佐久市文書館(仮称)」の設置を求める請願について審査いたしました。 審査において、採択、趣旨採択、それぞれの立場で委員より発言がありました。 本請願は採択すべきという趣旨の意見としては、佐久市では、現在、文書の保存先がそれぞれ分かれており、分散保存ではなく、1か所に文書館があり職員を配置することが望ましい。また、空き施設などの利活用も検討することは有効なことと考え、採択すべきという意見。 また、本請願は趣旨採択すべきという趣旨の意見としては、請願書の内容に、専門職員(アーキビスト)の配置とあるが、現在、行政改革などで職員数が減ってきている状況であり、議会としても、議会事務局への専門職員の要望をしても認められていないので、なかなかそこまで求めるのは難しいのではないかと思える。また、同様の趣旨の陳情が市へも提出されていると聞いており、市としても、文書館の必要性について一定程度理解しているとのことであり、文書館を設置する方向性について趣旨は理解できるので趣旨採択すべき。 このほかに、他市の文書館の設置状況とその経過についての視察を行ったが、文書館の運営方法や設置などの経過はそれぞれ異なる。また、佐久市内の文書の保管状況を確認したところ、数か所へ分散され、保管方法についても様々である。財政的にも、新たに文書館を建設することが必要なのかも含めた上で検討する必要もあるが、趣旨については理解できるので趣旨採択すべき、などが出されました。 このような意見がありましたことから、採択、趣旨採択について挙手採決の結果、賛成多数で趣旨採択と決しました。 以上、請願についての総務文教委員長報告を申し上げました。 ○議長(神津正) 令和2年請願第4号を議題として、これより質疑に入ります。 順次、発言を許します。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(神津正) ないようですので、これをもって質疑を終結いたします。 これより採決に入ります。 令和2年請願第4号 「佐久市文書館(仮称)」の設置を求める請願を採決いたします。 お諮りいたします。 令和2年請願第4号については、討論を省略し、総務文教委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異義なし」と言う人あり〕 ○議長(神津正) ご異議なしと認めます。 よって、令和2年請願第4号は、総務文教委員長報告どおり可決されました。 次に、社会委員長の報告を求めます。 16番、内藤社会委員長。 ◆社会委員長内藤祐子) 社会委員長内藤祐子です。 社会委員長報告を行います。 本定例会における陳情審査は、11日の本会議において当委員会に付託された新規陳情1件について審査をしました。 審査結果は、お手元に配付されております陳情審査報告書のとおり決しましたが、審査経過についてご報告申し上げます。 令和2年陳情第9号 「安全・安心の医療・介護の実現と国民のいのちと健康を守るための陳情」については、審査において、医療従事者の方が休みを取れないなど、身近なところで大変な状況を聞いており、財源や人員の確保が重要。国の動きを後押しする意味でも賛成である。もともと課題があるところにコロナが重なって大変な状況。これまでも採択してきた趣旨であり反対する理由がない。諸外国に比べて日本は研究開発への支援が足りないので、それも含め手厚い支援が必要。国でも様々なコロナ対策や医師確保などに取り組んでいるが、コロナだけでなく、2025年問題も見据え、より一層の支援をお願いしたい。今までの日本医療が、いかに医療従事者の高い使命感に頼ってきたかが浮き彫りになっている。国としても意識改革をしてもらい、必要な財源措置を行ってもらうべき。今のこの状況がこれからもずっと続くのかどうかは佐久市だけの問題ではなく、国が責任を持って見極めるべき。今後の見通しを国としても考えてもらうためにも賛成であるといった意見が出され、全会一致で採択と決しました。 以上、付託陳情審査について社会委員長報告を申し上げました。 ○議長(神津正) 令和2年陳情第9号を議題として、これより質疑に入ります。 順次、発言を許します。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(神津正) ないようですので、これをもって質疑を終結いたします。 これより採決に入ります。 令和2年陳情第9号 「安全・安心の医療・介護の実現と国民のいのちと健康を守るための陳情」を採決いたします。 お諮りいたします。 令和2年陳情第9号については、討論を省略し、社会委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異義なし」と言う人あり〕 ○議長(神津正) ご異議なしと認めます。 よって、令和2年陳情第9号は、社会委員長報告どおり可決されました。 以上で、付託審査願った請願及び陳情は終了いたしました。--------------------------------------- △日程第7 意見書案上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(神津正) 日程第7、意見書案の審議に入ります。 はじめに、意見書案第8号 防災・減災、国土強靱化対策の継続・拡充を求める意見書の提出についてを議題といたします。 意見書案第8号については、お手元にご配付したとおりであります。 提出者から提案理由の説明を求めます。 13番、柳澤経済建設委員長。 ◆経済建設委員長(柳澤潔) 経済建設委員長の柳澤潔です。 意見書案第8号 防災・減災、国土強靱化対策の継続・拡充を求める意見書につきましては、経済建設委員会の総意により提出するものでございます。 それでは、お手元に配付されております案文を朗読することにより、提案理由に代えさせていただきます。 防災・減災、国土強靱化対策の継続・拡充を求める意見書 現在、我が国は、気候変動の影響により数十年に一度と言われていた局地的な豪雨や強大な台風が頻繁に発生しており、自然災害の激甚化・頻発化にさらされている。こうした自然災害に備えるため、国民の生命・財産を守る「防災・減災、国土強靱化」は、一層重要性を増しており、その推進は喫緊の課題となっている。 本市においても、令和元年東日本台風(台風第19号)並びに令和2年7月及び8月の豪雨により、甚大な被害が発生し、改めて防災・減災対策の重要性を強く感じたところである。 このような中、国は、「防災・減災、国土強靱化のための3か年緊急対策」に取り組み、国民経済や生活を支える重要インフラ等の機能維持を図っているが、その期限が令和2年度末までとなっている。 今後起こり得る大規模自然災害の被害を最小限に抑え、迅速な復旧・復興へつなげるためには、3か年の緊急対策後においても継続的な取り組みが求められているところである。 現在、国では新たな対策を策定し取り組まれているところであるが、防災・減災、国土強靱化を確実に進めていくために、国においては、下記事項について、特段の処置を講ずるよう強く要請する。                   記 1 令和2年度末までとされている「防災・減災、国土強靱化のための3か年緊急対策」の期間経過後においても、内容の充実や予算を別枠で確保する等、防災・減災と併せ、引き続き取り組みの促進を図るための必要な措置を講ずること。 2 地方自治体が国土強靱化地域計画に基づき実施する対策に必要な予算の総額確保及び補助対象事業の拡大に努めること。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。 提出先、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、総務大臣、財務大臣、国土交通大臣、国土強靱化担当大臣、内閣府特命担当大臣(防災) 以上であります。 議員各位のご賛同をよろしくお願いいたします。 ○議長(神津正) これより質疑に入ります。 順次、発言を許します。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(神津正) ないようですので、これをもって質疑を終結いたします。 これより採決に入ります。 お諮りいたします。 本案は討論を省略し、ここで採決したいと思いますが、これにご異議ありませんか。     〔「異義なし」と言う人あり〕 ○議長(神津正) ご異議なしと認めます。 よって、討論を省略し、採決いたします。 意見書案第8号は、原案どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異義なし」と言う人あり〕 ○議長(神津正) ご異議なしと認めます。 よって、意見書案第8号は、原案どおり可決されました。 次に、意見書案第9号 安全・安心の医療・介護の実現と国民のいのちと健康を守るための意見書の提出についてを議題といたします。 意見書案第9号については、お手元にご配付をしたとおりであります。 提出者から提案理由の説明を求めます。 16番、内藤社会委員長。 ◆社会委員長内藤祐子) 社会委員長内藤祐子です。 意見書案第9号 安全・安心の医療・介護の実現と国民のいのちと健康を守るための意見書につきましては、社会委員会の総意により提案するものです。 それでは、お手元に配付されております案文を朗読することにより、提案理由の説明に代えさせていただきます。 安全・安心の医療・介護の実現と国民のいのちと健康を守るための意見書案 2020年の新型コロナウイルスによるパンデミック(感染爆発)は、日本国内でも大きな影響を広げました。経済活動や国民生活にも深刻な影響を及ぼすとともに、「医療崩壊」などが取り沙汰され、国民のいのちと健康が脅かされる事態が広がりました。この感染症対応の経験から明らかになったことは、感染症病床や集中治療室の大幅な不足や、それらを中心的に担っている公立・公的病院の重要性、医師・看護師・介護職員の人員不足、保健所の不足問題などです。これらの諸問題の背景には、90年代後半から続いてきた医療・介護・福祉など社会保障費の抑制策や、公衆衛生施策の縮減があります。 21世紀に入り、わずか20年の間に、SARS、新型インフルエンザ、MERS、そして、今回の新型コロナウイルス感染症と、新たなウイルス感染症との闘いは短い間隔で求められ、今後も新たなウイルス感染症への対応が必要になることは明らかです。 新型コロナウイルス感染症対策の教訓を経て、国民のいのちと健康、暮らしを守るためにも、そして新たなウイルスの感染拡大や自然災害などの事態の際に経済活動への影響を最小限に抑え込むためにも、医療・介護・福祉、そして公衆衛生施策の拡充は喫緊の課題です。 国民が安心して暮らせる社会実現のために、下記の事項について国に要請します。                   記 1 今後も発生が予想される新たな感染症拡大などの事態にも対応できるよう、医療、介護、福祉に十分な財源確保を行うこと。 2 公立・公的病院の統合再編や地域医療構想を見直し、地域の声を踏まえた医療体制の充実を図ること。 3 安全・安心の医療・介護提供体制を確保するため、医師・看護師・医療技術職・介護職等を大幅に増員すること。 4 保健所の増設・保健師等の増員など公衆衛生行政の拡充を図ること。ウイルス研究、検査・検疫体制などを強化・拡充すること。 5 社会保障に関わる国民負担軽減を図ること。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。 提出先、内閣総理大臣、厚生労働大臣、財務大臣、総務大臣 以上です。 皆さんのご賛同をよろしくお願いいたします。 ○議長(神津正) これより質疑に入ります。 順次、発言を許します。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(神津正) ないようですので、これをもって質疑を終結いたします。 これより採決に入ります。 お諮りいたします。 本案は討論を省略し、ここで採決したいと思いますが、これにご異議ありませんか。     〔「異義なし」と言う人あり〕 ○議長(神津正) ご異議なしと認めます。 よって、討論を省略し、採決いたします。 意見書案第9号は、原案どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異義なし」と言う人あり〕 ○議長(神津正) ご異議なしと認めます。 よって、意見書案第9号は、原案どおり可決されました。 次に、意見書案第10号 北朝鮮による日本人拉致問題の早期解決を求める意見書の提出についてを議題といたします。 意見書案第10号については、お手元にご配付したとおりであります。 提出者から提案理由の説明を求めます。 13番、柳澤議員。 ◆13番(柳澤潔) 13番、柳澤潔であります。 意見書案第10号 北朝鮮による日本人拉致問題の早期解決を求める意見書の提出につきまして、提案理由の説明を申し上げます。 去る12月10日から16日までは、毎年、北朝鮮人権侵害啓発週間とされており、各地でシンポジウムや映画の上映会などが開催されました。北朝鮮当局による拉致問題は、我が国の主権に対する侵害であるとともに重大な人権侵害でもあり、断じて許されるものではありません。 しかしながら、残された被害者たちは今なお、全ての自由を奪われ、長きにわたりとらわれたままの状態で現在も救出を待っています。今年になって、有本恵子さんの母である嘉代子さん、また、横田めぐみさんの父である茂さんの2名がお亡くなりになられるなど、拉致被害者のご家族も高齢化しており、横田めぐみさんの母、早紀江さんは、「子どもたちの姿が何十年たっても何も見えない。本当に苦しい毎日が続いている」と、問題解決を強く訴えています。 佐久市においては、平成28年と本年1月26日の2回にわたり、拉致被害者である蓮池薫氏による講演会が行われた経過があります。 また、去る11月4日に松本市において、内閣官房拉致問題対策本部主催による、平成18年制作のドキュメンタリー映画「引き裂かれた家族の30年」の上映会があり、参加してまいりました。 拉致問題の早期解決を図るため、国民一人ひとりの更なる支援と共に、佐久市議会としても力強い後押しが必要であると考えるものであります。 よって、4会派の幹事長の連署により、4会派の所属議員の総意として、国に対する意見書の提出を提案させていただくものであります。 以下、お手元に配付されております案文の朗読をもちまして、提案理由の説明に代えさせていただきます。 北朝鮮による日本人拉致問題の早期解決を求める意見書 北朝鮮が、日本人の拉致をはじめて認め謝罪した平成14(2002)年の日朝首脳会談以降、12件17名の政府認定の拉致被害者のうち5名の拉致被害者とその家族の帰国は実現したものの、12名はいまだ北朝鮮に残されたままである。このほかにも、拉致の可能性を排除できない行方不明者は900名近くにのぼり、その中には長野県警察が公表している我が佐久市を含む長野県関係の行方不明者も9名いる。 これまで北朝鮮は、我が国の主権並びに日本国民の生命・安全に関わる拉致問題について、極めて不誠実な態度をとり続けてきた。平成20(2008)年8月には、日朝実務者協議における合意に基づき、一旦は北朝鮮が拉致被害者に関する全面的な調査を行うこととなったが、北朝鮮からの一方的な通告により、合意事項が実施されない状況が続いている。 平成30(2018)年6月の米朝首脳会談において、朝鮮半島の非核化を宣言する共同声明が発表されるとともに、拉致問題も提起された。拉致事件の発生から既に40年以上が経過しており、拉致被害者及びその家族の置かれている状況を踏まえると、これ以上時間を費やすことは許されない。 よって国におかれては、北朝鮮による日本人拉致被害者全員を一刻も早く救出し、拉致問題を早期に解決するため、平成14(2002)年の日朝平壌宣言の精神に立って、拉致問題などの包括的解決を図るという立場を堅持し、6カ国協議の再開など、さらなる国際協調を図るとともに、制裁措置と併せて二国間での対話も進めるなど、あらゆる機会を逃さず全力で取り組むよう強く求める。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。 提出先、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、総務大臣、外務大臣、拉致問題担当大臣 以上でありますが、よろしくご審議をいただき、同僚議員各位のご賛同を心からお願い申し上げまして、提案理由の説明とさせていただきます。 ○議長(神津正) これより質疑に入ります。 順次、発言を許します。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(神津正) ないようですので、これをもって質疑を終結いたします。 これより採決に入ります。 お諮りいたします。 本案は討論を省略し、ここで採決したいと思いますが、これにご異議ありませんか。     〔「異義なし」と言う人あり〕 ○議長(神津正) ご異議なしと認めます。 よって、討論を省略し、採決いたします。 意見書案第10号は、原案どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異義なし」と言う人あり〕 ○議長(神津正) ご異議なしと認めます。 よって、意見書案第10号は、原案どおり可決されました。 ただいま可決されました意見書の取扱いにつきましては議長に一任願います。--------------------------------------- △継続審査議決 ○議長(神津正) 次に、各常任委員長、議会運営委員長並びに各特別委員長から、それぞれ閉会中の所管事項等の調査の申出があります。 お諮りいたします。 各常任委員長、議会運営委員長並びに各特別委員長の申出のとおり、閉会中の所管事項等の調査に付することにご異議ありませんか。     〔「異義なし」と言う人あり〕 ○議長(神津正) ご異議なしと認めます。 よって、閉会中の所管事項等の調査に付することに決しました。--------------------------------------- △閉会の宣告 ○議長(神津正) 以上をもって、本日の日程は終了いたしました。 これをもって令和2年佐久市議会第4回定例会を閉会いたします。 ご苦労さまでした。 △閉会 午後3時02分地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。   佐久市議会議長   神津 正   佐久市議会議員   三石義文   佐久市議会議員   柳澤 潔...