○議長(神津正) 日程第1、
会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、会議規則第89条の規定により、議長において 18番 中條壽一議員 19番 江本信彦議員 の2名を指名いたします。
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△日程第2 会期決定
○議長(神津正) 日程第2、会期の決定を議題といたします。 本定例会の会期につきましては、5月28日に
議会運営委員会が開催され、ご協議願ってありますので、その結果について委員長より報告願うことにいたします。 14番、
関本議会運営委員長。
◆
議会運営委員長(関本功) 皆さん、おはようございます。
議会運営委員長の関本功です。 委員長報告を申し上げます。 去る5月28日、令和2年第2回定例会の会期及び日程等について、
議会運営委員会を開催いたしましたので、その結果をご報告申し上げます。 会期につきましては、本日から6月30日までの27日間とすることといたしました。 会期の詳細につきましては、お手元にご配付しております会期日程表(案)のとおりでございます。 市長から議案13件が提出されております。条例案2件、事件案8件、予算案3件であります。 また、小林貴幸議員ほか3名から、新たな過疎対策法の制定に関する意見書が提出されております。 さらに、
議会運営委員会から議案2件を提出いたしております。 これらのうち、意見書案につきましては、
市長提出議案上程、説明後に上程し、説明、質疑の後、討論、採決を願うことと協議しております。
議会運営委員会より提出いたしました議案2件につきましては、意見書案採決後に上程し、説明、質疑の後、討論、採決を行うことと協議しております。 また、一般質問の通告の締切りは5日正午、質問順位は、質問通告時の抽せん番号に基づき
質問通告締切り時に決定となりますので、ご承知願います。 重複分再通告締切りは8日正午、
議案質疑通告締切りは16日午後1時ですので、ご承知願います。 以上、協議の結果についてご報告いたしました。
○議長(神津正) お諮りいたします。 ただいま
議会運営委員長から報告されましたとおり、令和2年第2回定例会の会期は、本日から6月30日までの27日間といたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(神津正) ご異議なしと認めます。 よって、会期は27日間と決定いたしました。
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△日程第3 議案上程 市長招集挨拶 議案総括説明
○議長(神津正) 日程第3、市長から提出がありました議案第64号から議案第76号までの計13件を一括上程いたします。 議案の件名につきましては、お手元にご配付いたしました議事日程に記載してあるとおりであります。 次に、市長から招集挨拶並びに提案理由の総括説明を求めます。 柳田市長。
◎市長(柳田清二) 皆様、おはようございます。 招集のご挨拶を申し上げます。 本日ここに、令和2年佐久市議会第2回定例会を招集いたしましたところ、議員各位におかれましては、ご多忙の中ご出席を賜りまして誠にありがとうございます。 議案説明を申し上げます前に、
新型コロナウイルス感染症対策の取り組み並びに本市が取り組んでおります施策について申し上げます。 この度の
新型コロナウイルス感染症に対しまして、地域の医療体制の構築と維持に努めていただくとともに、感染防止策について、医療機関を中心に取り組んでいただいておりますが、マスクを始め医療用ガウンや
フェイスシールド、消毒液等が依然として不足をしております。そのような中、多くの皆様方からご寄附を賜っておりますこと、まずもって御礼を申し上げる次第です。 私は、
新型コロナウイルス感染症対策の取り組みにつきましては、この目に見えないウイルスが、人の移動によって感染が広がることを懸念し、自身のツイッターで、首都圏からの往来について自粛要請の趣旨をご理解いただきたい、このように書き込みを行うなどしてまいりました。 また、長野県との意見交換の場、4月以降7回開催されておりますが、これにおきましては、今後想定される事態に対応するため、特に佐久地域における早期のPCR検査体制の構築や軽症者等を対象とした宿泊療養施設の設置に向けた提案などを行ってまいりました。 さらに、一昨日開催された意見交換会、これはオンラインで行われておりますけれども、意見交換会におきましては、受診抑制や手術等が先送りされる現状があることから、経営が悪化する医療機関に対しまして、必要な財政措置等を受けられるよう、また、受診抑制がもたらす健康への影響にも関心を持ち、新しい生活様式の中で、健康長寿県として情報発信していくべきこと、また加えまして、経済状況の悪化により増加するであろう自殺への対策の必要性について提案を行ったところ、知事、また、関係部長からも前向きな意見をいただいたところでございます。 先月25日に、全ての都道府県の緊急事態宣言が解除され、長野県内においては、5月12日以降、感染者が確認されておりません。しかし、感染症のリスクは、いまだに存在しています。ウイルスとの共存を図るためには、新しい生活様式の定着を進め、市民の皆様一人ひとりが行動変容していく必要があります。引き続き、第2波、第3波に備えた感染症対策につきまして国・県と連携をしながら、市として最大限の努力をしてまいります。 それでは、これまでの感染症対策や経済対策等の実施状況につきまして、5点申し上げてまいります。数字等が多く出てまいりますので、お手元でメモなどしながらお聞き取りいただきたいと思います。 1点目といたしまして、ゴールデンウィークを始め、帰省を含めた県外からの不要不急な移動の自粛をお願いいたしました「39(サンキュー)
STAYキャンペーン」につきましては、5月31日の期間で終了し、ふるさと納税の返礼品のうち、お米を中心に730件のお申込みをいただきました。アパート等で心細く不安な気持ちを抑えながら、
感染症拡大防止にご協力をいただきました皆様に感謝を申し上げます。 2点目として、厳しい経営環境にある中小企業等の皆様を支援するため、最大5年間を実質無利子といたしました佐久市制度資金、
経営安定支援資金(緊急対策分)につきましては、6月2日時点で279件の申込みがありました。融資額は29億8400万円に及んでおります。 3点目といたしまして、国民1人10万円の
特別定額給付金につきましては、市民の皆様方の実情に合わせ、一刻も早く給付金が必要な方の申請やオンライン申請を5月1日から開始いたしました。一方で、5月25日からは、一般の申請書について、5月中に全世帯に届くよう郵送をいたしたところです。申請受付と給付手続のため、毎日約35人の人員を配置し、6月2日時点で、受付件数は1万4732件、支払件数は、本日6月4日の振込分を含めまして6,112件、支払額は14億7830万円となったところでございます。 4点目といたしまして、感染症の影響により大きな打撃を受けております市内の事業者等の皆様に対する、市独自の支援策について申し上げます。 売上げが減少している飲食業、宿泊業、旅行業等の事業者の皆様への支援給付金「39(サク)サポート」につきましては、6月2日時点で、飲食業、宿泊業等の事業者の皆様からの申込み件数が64件、支給額は710万円となっています。旅行業、バス、タクシー等の事業者からの申込み数は42件、支給額は2010万円となったところでございます。 また、国の
持続化給付金対象者のうち、前年同月比で75%以上の売上げ減の月があった事業者の皆様を対象といたしました「39(サク)サポート[オーバー75]」、これにつきましては、申込み数23件、支給額は280万円となったところです。 今後、落ち込んだ市内経済回復のため、市内の店舗等で利用できる、全市民1人当たり3,000円分の
店舗等利用促進券「がんばろう佐久!応援券」につきましては、8月中の配布に向け、現在、販売店の募集を始めとした準備を進めています。皆様にお認めいただきました3,000円のこの利用促進券は、「がんばろう佐久!応援券」と、こういう名前を命名いたしましたので、皆様も是非、話題にしていっていただきたいと思います。 5点目として、5月25日に開所いたしました佐久地域外来・検査センターの状況について申し上げます。 佐久医師会の皆様により、毎週月曜日、水曜日、金曜日の3日間、PCR検査の検体採取を実施し、佐久保健所を経由して検査を行っております。検査結果は、翌日、検査を受けられた皆様及びそのかかりつけ医の皆様にお伝えをしております。6月3日までの検体採取件数は12件でございました。本事業は、地域の医療提供体制の維持に欠くことのできない役割を担っておりますので、引き続き、関係機関のご協力をいただく中で、佐久地域の皆様の安全・安心の一助となるよう、円滑な運営に努めてまいります。今後とも、戦後最大級とも言われる市民生活への影響を踏まえ、市内の経済状況等について緊張感を持って注視し、経済活動と感染防止対策の両立を目指してまいります。 一方、こうした社会情勢時における心の不安や経済的困窮などにより、自らの命を絶ってしまうことに対し、これまでも事あるごとに訴えてまいりましたが、更に警戒を強めていかなければなりません。悩みを抱える人が、前を向いて歩み続けられるために、短時間で必要な情報を入手できるよう積極的に発信をしてまいります。 次に、本市が取り組んでおります主な施策について、3点申し上げます。 1点目として、
令和元年東日本台風災害からの復旧・復興のための代表的な取り組みについて申し上げます。 まず、ハード対策といたしまして、
河川等しゅんせつ事業につきましては、新たに土砂搬出場を整備し事業推進を更に後押しいたします。ソフト対策では、この度の台風災害の教訓を踏まえ、地域と
相互情報伝達手段の確保に課題がありましたことから、全区に貸与する
スマートフォンの購入費及び利用料を市で負担し、地域との確実な連絡体制の確保を図っていく考えです。また、各区の防災拠点となる公会場等への情報提供手段として、公会場等に
佐久ケーブルテレビ視聴環境整備を推進するための、区に対する補助制度を創設することといたしました。このほか、ハード、ソフト両面から様々な事業を実施し、災害に強い佐久市に向け、ビルド・バック・ベターの取り組みを、更に加速してまいりたいと考えています。 なお、これらの事業につきましては、本議会におきまして補正予算案として上程しておりますので、よろしくお願いを申し上げます。 2点目といたしまして、佐久大学新学部設置について申し上げます。 佐久大学におきましては、来年度に向けて、高度化、複雑化するケアの社会ニーズに応えるべく、保健・医療・福祉を横断的に学ぶ専門人材を養成する
ヒューマンケア学部の開設を進めています。過日、地鎮祭が挙行され、新校舎新設工事に着工するなど、いよいよ事業が具体化されてまいりました。新学部の設置は、地域に必要な人材の育成や地域での就学、就職による定住人口の増加や人口流出の抑制に寄与することなどから、市も、県と協調した補助などにより支援を進めています。 3点目として、
長野県長野西高等学校望月サテライト校の開設について申し上げます。 5月25日、
長野西高等学校望月サテライト校の開設式及び校名看板除幕式が挙行され、75名の生徒が在籍する中でスタートいたしました。6月には、東信地区の高校より3名の転入生があるとお聞きをしています。同校は、県内初のサテライト校として開設され、自分の生活や学習スタイルに合わせて登校可能な通信制高校であり、ICTを活用した教育や地域の特色を生かしたキャリア教育などが行われます。望月地域に新たな高校教育の場が確保されたことは、大変喜ばしいことであり、必要な支援を継続して行ってまいりたいと考えています。 それでは、引き続きまして、議案の総括説明を申し上げますので、お手元の議案説明書をご覧ください。 本日、令和2年佐久市議会第2回定例会に提案いたしました議案は、条例案2件、事件案8件、予算案3件の合わせて13件です。 それでは、議案の概要について申し上げます。 はじめに、条例案につきましては、
介護保険法施行令の改正に伴い低所得高齢者に係る介護保険料の負担軽減を図るため、佐久市介護保険条例の一部を改正すること等につきまして、議会の議決をお願いするものです。 次に、事件案でありますが、
佐久臼田インター工業団地整備事業の造成工事の請負契約及び臼田地区新
小学校整備事業敷地造成工事の請負契約の締結、
佐久市立岩村田小学校グラウンド整備工事の請負契約の変更等につきまして、議会の議決をお願いするものであります。 次に、予算案について申し上げます。 令和2年度
一般会計補正予算(第5号)は、歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ1億9900万1000円を追加し、総額を637億2225万1000円としようとするものであります。 歳入は国・県補助金の内示に伴う補正、起債対象事業の追加等に伴う地方債の補正などでございます。 歳出は、国・県の補助採択がされた事業、
令和元年東日本台風災害対応の検証に基づく
防災対策事業等の補正であります。 歳出における主な補正内容について申し上げます。 総務費の
総務一般事務費は防災対策基金を活用し、地区防災拠点となる各地区公会場への
ケーブルテレビ視聴環境整備に係る補助経費等であります。 農林水産業費の
農業環境整備事業費は、土地改良区への県補助内示に伴います佐久平1地区など4地区の
農業用用排水路改修工事に係る土地改良区への負担金等であります。 土木費の
河川等土砂搬出場整備事業費は、
令和元年東日本台風災害を受けて実施する、
河川等しゅんせつ事業などにより発生をした
土砂搬出場整備に係る経費であります。 消防費の非常備消防費は防災対策基金を活用し、災害時における
消防団初動活動マニュアルの作成等に係る経費、また、
防災対策事業費は、同様に、防災対策基金を活用し、区長業務における災害時等の緊急連絡手段の確保と、平時での、市との連絡にも利用可能な
スマートフォンを区に貸与するための購入経費及び市内6か所に新たに設置する
雨量観測システム設置工事等に係る経費であります。 教育費の
中学校教育振興事業費は、県の
道徳教育研究推進校に望月中学校が指定されたことに伴いまして、望月中学校への委託経費、また、
野沢会館整備事業費は、実施設計完了に伴います野沢会館解体第1期工事費の増額などであります。 特別会計は、
介護保険特別会計及び
工業用地取得造成事業特別会計の2会計の補正であります。 以上、議案の概要について申し上げましたが、詳細につきましてはお手元の議案説明書をご覧いただくほか、所管部長から説明をいたしますので、よろしくご審議のほどお願いを申し上げ、総括説明とさせていただきます。
○議長(神津正) 次に、議案第64号の説明を求めます。 佐藤総務部長。
◎総務部長(佐藤照明) 皆様、おはようございます。 議案第64号 佐久市
消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例の制定につきまして、ご説明いたします。 議案書8ページから9ページ、議案説明書は27ページになります。 本案は、国における政令の改正に伴い、消防団員等の災害補償の基礎となる補償基礎額を引き上げるほか、
障害補償年金前払一時金等が支給された場合における
障害補償年金等の
支給停止期間等の算定に用いる利率について、所要の改正を行おうとするものであります。 なお、本案は、公布の日から施行し、本年4月1日より適用しようとするものであります。 以上でございますが、ご審議のほどよろしくお願い申し上げます。
○議長(神津正) 次に、議案第65号の説明を求めます。 大塚福祉部長。
◎福祉部長(大塚秀徳) 議案第65号 佐久市介護保険条例の一部を改正する条例の制定につきまして、ご説明申し上げます。 議案書は10ページから11ページ、議案説明書は28ページをご覧ください。 本案は、
介護保険法施行令の改正に伴い、65歳以上の第1号被保険者に係る保険料について、減額賦課する場合に減じる割合が引き上げられたことに伴い、住民税非課税世帯などの保険料の更なる減額を図るため、所要の改正を行おうとするものでございます。 介護保険料につきましては、平成27年度に消費税による公費を投入して、保険料軽減を行う仕組みが設けられ、現在、第1段階から第3段階までの全ての世帯に対する軽減措置が実施されておりますけれども、保険料の更なる減額を行おうとするものでございます。 なお、本案は公布の日より施行し、本年度の保険料から適用しようとするものでございます。 説明は以上でございます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
○議長(神津正) 次に、議案第66号の説明を求めます。 佐藤総務部長。
◎総務部長(佐藤照明) 議案第66号 佐久市消防団
小型動力ポンプ付軽積載車の購入につきまして、説明いたします。 議案書12ページ、議案説明書は29ページから31ページになります。 本案は、消防団員の出動人員が少人数でも消火活動が可能な
小型動力ポンプ付軽積載車12台を購入するに当たり売買契約を締結するため、議会の議決をお願いするものであります。 この車両につきましては、本年3月18日の11業者による指名競争入札の結果、5926万8000円で、佐久市小田井383番地2の株式会社コウサカ佐久出張所所長小林達也氏に決定いたしました。 なお、車両12台の内訳でございますが、軽トラックを保有しない消防団員の機動力を高めるため
小型動力ポンプの統合による新規の配備が11台、また、更新計画による更新が1台であります。 以上でございますが、ご審議のほどよろしくお願い申し上げます。
○議長(神津正) 次に、議案第67号の説明を求めます。 上原経済部長。
◎経済部長(上原賢一) 議案第67号 令和2年度
佐久臼田インター工業団地整備事業造成工事請負契約について、ご説明申し上げます。 議案書13ページ及び議案説明書32ページから34ページをご覧ください。 本案は、
佐久臼田インター工業団地整備事業に当たり造成工事の請負契約を締結するため、議会の議決をお願いするものでございます。本工事は、工場用地5区画を整備するほか、市道52-32号線及び市道48-83号線の拡幅並びに公園及び雨水排水施設を併せて整備をするものであります。この工事につきましては、本年5月12日の12業者による事後審査型一般競争入札(総合評価落札方式)の結果、3億1792万2000円で、佐久市長土呂819番地2の株式会社田中住建代表取締役倉島拓二氏に決定しております。 議案説明書の33ページに仮契約書の写し、34ページは土地利用計画平面図でありまして、右下に位置図がございますが、佐久市インターチェンジに隣接しており、位置図の太い黒線内の塗りつぶした部分が施工箇所でございます。 以上、議案第67号につきまして、ご説明を申し上げました。 以上でございます。よろしくご審議のほどお願いを申し上げます。
○議長(神津正) 次に、議案第68号及び議案第69号の説明を求めます。 柳沢建設部長。
◎建設部長(柳沢文弘) 議案第68号及び69号をご説明申し上げます。 はじめに、議案第68号 市道の路線認定について、ご説明申し上げます。 議案書の14ページをご覧ください。 本案は、新たに7路線を市道として道路認定しようとするものでございます。路線名及び路線の起点・終点は議案書の15ページのとおりでございます。 概要につきましては、議案説明書の35ページから40ページをご覧ください。 まず、36ページ、位置図1の市道1-254号線から、38ページ、位置図3の市道2-519号線までの5路線につきましては、宅地分譲のための開発に伴い築造され、市道認定基準に適合している道路を新たに市道として認定しようとするものでございます。 次に、39ページ、位置図4の市道52-65号線につきましては、臼田地区新小学校整備事業に伴いまして、市道が分断される道路を新たに市道として認定しようとするものでございます。 次に、40ページ、位置図5の市道65-163号線につきましては、布施地区東西幹線整備により分断された路線を、新たに市道として認定しようとするものでございます。延長及び幅員につきましては、それぞれの位置図にお示ししたとおりでございます。 以上、議案第68号につきまして、ご説明を申し上げました。 続きまして、議案第69号 市道の路線変更について、ご説明申し上げます。 議案書の16ページをご覧ください。 本案は、市道の3路線を路線変更しようとするものでございます。路線名及び路線の起点・終点は議案書17ページのとおりでございます。 概要につきましては、議案説明書の41ページから44ページをご覧ください。 まず、42ページ、位置図1の市道52-14号線につきましては、臼田地区新小学校整備事業に伴い市道が分断され終点が変更となるため、路線変更しようとするものでございます。 次に、43ページ、位置図2の市道65-1号線及び44ページ、位置図3の市道67-7号線につきましては、布施地区東西幹線整備に伴い、市道の起点の変更並びに終点が変更となるため、それぞれ変更しようとするものであります。延長及び幅員につきましては、それぞれの位置図にお示ししたとおりでございます。 議案第69号につきまして、ご説明を申し上げました。 以上でございますが、よろしくご審議をお願い申し上げます。
○議長(神津正) 次に、議案第70号及び議案第71号の説明を求めます。 小泉学校教育部長。
◎学校教育部長(小泉茂) 議案第70号及び第71号のご説明を申し上げます。 はじめに、議案第70号 令和元年度(2019年度)
佐久市立岩村田小学校グラウンド整備工事請負契約の変更について、ご説明申し上げます。 議案書の18ページ及び議案説明書の45ページから46ページをご覧ください。 本案は、令和元年佐久市議会第3回定例会において、議案第91号として議決を経た令和元年度
佐久市立岩村田小学校グラウンド整備工事請負契約の変更について、議会の議決をお願いするものです。 本工事につきましては、令和元年東日本台風の影響による繰越事業として、6,830平方メートルのグラウンドのほか、外構及び外周道路を整備しております。外周道路の舗装復旧において掘削したところ、路盤厚が不足していたことから、路盤を追加するため令和元年佐久市議会第3回定例会において議決をいただいた契約の金額1億8139万円を432万3000円増額して、1億8571万3000円にしようとするものでございます。 なお、この工事をもって、平成24年度から実施してまいりました岩村田小学校改築事業が、全て完了いたします。 次に、議案第71号 令和2年度臼田地区新
小学校整備事業敷地造成工事請負契約について、ご説明申し上げます。 議案書19ページ及び議案説明書47ページから49ページをご覧ください。 本案は、臼田地区新小学校の敷地造成に当たり工事の請負契約を締結するため、議会の議決をお願いするものでございます。 この工事につきましては、本年5月12日の10業者による事後審査型一般競争入札の結果、4億634万円で佐久市臼田80番地の株式会社堀内組に決定しております。この工事は、2万5954平方メートルの敷地造成のほか、市道52-9号線の改良及び雨水排水施設の整備を、令和3年度にわたる債務負担行為により実施するものです。 なお、この臼田地区新小学校の整備につきましては、この工事を最初といたしまして、令和5年度の開校を目指して進めてまいります。 説明は以上です。ご審議のほどよろしくお願い申し上げます。
○議長(神津正) 次に、議案第72号及び議案第73号の説明を求めます。 三浦社会教育部長。
◎社会教育部長(三浦一浩) 議案第72号及び第73号につきまして、順次ご説明申し上げます。 はじめに、議案第72号 令和元年度(2019年度)
臼田総合運動公園大
規模改修敷地造成工事請負契約の変更について、ご説明申し上げます。 議案書20ページ及び議案説明書50ページから51ページをご覧ください。 本案の、
臼田総合運動公園大規模改修敷地造成工事につきましては、
令和元年東日本台風災害復旧工事と重なったことから繰越事業として実施しておりますが、工事を進める中で、造成に伴う掘削において地中より暗きょ排水用の集水管が多く確認されたこと、また、テニスコート等を開放するに当たり、安全を期するための施策として木の伐採及び処分等の必要が生じたことから、令和元年佐久市議会第4回定例会において議決していただいた契約金額2億2772万2000円に3293万4000円を増額し、2億6065万6000円にしようとすることにつきまして、議会の議決をお願いするものであります。 続きまして、議案第73号 令和2年度
臼田総合運動公園大
規模改修雨水排水設備等整備工事請負契約について、ご説明申し上げます。 議案書21ページ及び議案説明書52ページから55ページをご覧ください。 本案は、
臼田総合運動公園大規模改修に当たり、辺地対策事業として実施しています雨水排水設備等整備工事の請負契約の締結について、議会の議決をお願いするものであります。 本工事は、園内地下排水設備及び地下貯留槽を整備するものであります。 この工事につきましては、本年5月12日の11業者による事後審査型一般競争入札の結果、3億9377万8000円で佐久市岩村田1337番地2の株式会社雫田建設工業代表取締役雫田薫氏に決定いたしました。 議案説明書の53ページに仮契約書の写し、54ページに位置図、55ページに施工箇所の平面図を添付しております。 説明は以上でございますが、よろしくご審議のほどお願いいたします。
○議長(神津正) 次に、議案第74号の説明を求めます。 佐藤総務部長。
◎総務部長(佐藤照明) 議案第74号 令和2年度佐久市
一般会計補正予算(第5号)につきまして、説明いたします。 予算案の規模及び主な歳出の内容につきましては、市長より議案総括説明の中で申し上げましたので、私からは、歳入の主な内容につきまして、補正予算書で説明いたします。 補正予算書11ページをご覧ください。 11ページ、11款地方交付税は普通交付税1億8728万3000円の増額であります。 15款国庫支出金は、国の制度改正に伴い、社会資本整備総合交付金から都市構造再編集中支援事業費補助金及び道路メンテナンス事業費補助金への組替えなど、2億309万7000円の増額であります。 13ページから14ページをご覧ください。 16款県支出金は、2億7797万2000円の減額であります。これは、補助内示による増額及び過年農業土木補助災害復旧事業の組替え等に伴う補助金の減額などであります。 18款寄附金500万円の増額は、市立図書館蔵書充実のためにいただきました寄附金を予算化させていただくものです。 21款諸収入2287万3000円の増額は、助成事業の内示等に伴います、長野県市町村振興協会地域活動助成事業助成金及びスポーツ振興くじ助成金などであります。 15ページから16ページをご覧ください。 22款市債377万円の増額は、国庫補助内示に伴う都市交通セーフティリニューアル事業など公共事業等債の増額。また、防災対策事業及び東会館整備事業における緊急防災・減災事業債の増額などであります。 ページが前後いたしますが、5ページをご覧ください。 第2表、債務負担行為補正の変更1件は、東会館整備に係る工事費の増額に伴う限度額の変更であります。 次に、6ページから7ページをご覧ください。 第3表、地方債補正は追加1件、変更6件であります。 追加の一般補助施設整備事業等事業債は、農業用用排水路改修に係る土地改良区への市負担金に充てるものです。 変更6件は、国庫補助事業の財源組替えに伴う借入限度額の変更及び事業費の変更に伴うものであります。 以上でございますが、ご審議のほどよろしくお願い申し上げます。
○議長(神津正) 次に、議案第75号の説明を求めます。 大塚福祉部長。
◎福祉部長(大塚秀徳) 議案第75号 令和2年度佐久市
介護保険特別会計補正予算(第1号)につきまして、ご説明をいたします。 補正予算書の1ページをご覧ください。 本案は、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ30万8000円を追加し、総額をそれぞれ97億5933万3000円にしようとするものでございます。 補正の主な内容につきまして、ご説明申し上げます。 事項別明細書の6ページをご覧ください。 はじめに、歳入でございますが、1款介護保険料5049万4000円の減額は、佐久市介護保険条例の一部改正に伴う第1段階から第3段階までの第1号被保険者に対する保険料軽減措置による減額でございます。 なお、保険料減額による減額分につきましては、6ページ下段の、7款繰入金のうち、1項5目低所得者保険料軽減繰入金におきまして、同額の補正を行うものでございます。 6ページ中段、3款国庫支出金20万5000円及び7款繰入金のうち、1項2目その他繰入金10万3000円の増額は、特定個人情報データ標準レイアウト改版に伴うシステム改修のための国庫補助及び一般会計からの繰入金でございます。 次に、歳出でございますが、7ページをご覧ください。 1款総務費は、特定個人情報データ標準レイアウト改版に伴うシステム改修に係る委託料30万8000円の増額でございます。 次に、7ページ中段から11ページにかけての、2款保険給付費でございますが、歳入の低所得者保険料軽減繰入金増額に伴いまして、保険給付費に係る財源内訳を補正しようとするものでございます。 説明は以上でございます。よろしくご審議のほどお願いいたします。
○議長(神津正) 次に、議案第76号の説明を求めます。 上原経済部長。
◎経済部長(上原賢一) 議案第76号 令和2年度佐久市
工業用地取得造成事業特別会計補正予算(第1号)について、ご説明申し上げます。 補正予算書の1ページをご覧ください。 本案は、佐久臼田インター工業団地造成に係る物件等補償のため、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1000万円を追加し、総額をそれぞれ4億5290万円にしようとするものであります。 補正の内容につきまして、ご説明申し上げます。 事項別明細書の6ページをご覧ください。 はじめに、歳入でございますが、1款一般会計繰入金は、一般会計からの繰入れにより1000万円を増額するものであります。 次に、歳出でございます。 7ページをご覧ください。 1款工業用地取得造成事業費といたしまして、造成工事に伴い移設が必要となる8本の電柱につきまして、移設費用の負担協議が調いましたことから、市が負担する1000万円を増額するものであります。 説明は以上でございます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
○議長(神津正) これをもって、議案に対する説明は終結いたしました。
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△日程第4 意見書案上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(神津正) 日程第4、意見書案の審議に入ります。 意見書案第4号 新たな過疎対策法の制定に関する意見書の提出についてを議題といたします。 意見書案第4号については、お手元にご配付したとおりであります。 提出者から提案理由の説明を求めます。 19番、江本議員。
◆19番(江本信彦) 19番、江本信彦であります。 意見書案第4号 新たな過疎対策法の制定に関する意見書の提出につきまして、提案理由の説明を申し上げます。 議員各位、ご承知のように、現行の過疎地域自立促進特別措置法は、令和3年3月末をもって失効いたします。本市において、過疎地域に該当する望月地域では、これまでも法の下、総合的な過疎対策事業の実施により特徴ある発展を遂げるなど、一定の成果を上げてまいりました。しかしながら、望月地域の人口を見てみますと、直近の国勢調査の平成27年と10年前の平成17年の比較で、約1,800人、率にして16.6%の減少となっております。特に、若年層である15歳以上30歳未満の人口を同期間で見てみますと、約600人、実に38.7%という大幅な減少となっており、このまま人口減少と少子高齢化が進行した場合には、地域の活力も低下の一途をたどることが想定されます。 佐久市議会といたしましては、このような状況を踏まえ、現行の過疎地域を引き続き指定対象とすることを含めた、新たな過疎対策法の制定について、全ての会派の代表の連署により、国に対する意見書の提出を提案させていただくものであります。 以下、お手元に配付されております案文の朗読をもちまして、提案理由の説明に代えさせていただきます。 新たな過疎対策法の制定に関する意見書(案)。 過疎対策については、昭和45年に「過疎地域対策緊急措置法」が制定されて以来、4次にわたる特別措置法の制定により、総合的な過疎対策事業が実施され、本市望月地域(旧望月町)においても生活環境の整備や産業の振興など一定の成果を上げてきたところである。 しかしながら、依然として当該地域においては、多くの集落が人口減少と少子高齢化に歯止めがかからず、路線バスなどの地域公共交通機関による医療機関等へのアクセスの問題や、担い手不足による耕作放棄地の増加、森林管理の放置による森林の荒廃など生活・生産基盤の弱体化が進む中で、多くの集落では集落維持機能の継続が危ぶまれる「限界集落」とまで呼ばれるに至っており、このままでは今後もこの状況が悪化の一途をたどることが見込まれる。 過疎地域は、我が国の国土の過半を占め、豊かな自然や歴史・文化を有するふるさとの地域であり、また、都市に対する食糧・水・エネルギーの供給、国土・自然環境の保全、癒しの場の提供、災害の防止、森林による地球温暖化の防止などの多大な貢献をしている。 過疎地域が果たしているこのような多面的・公益的機能は国民共有の財産であり、それは過疎地域の住民によって支えられてきたものである。 現行の「過疎地域自立促進特別措置法」は令和3年3月末をもって失効することとなるが、過疎地域が果たしている多面的・公益的機能を今後も維持していくためには、引き続き、過疎地域に対して総合的かつ積極的な支援を充実・強化し、住民の暮らしを支えていく政策を確立・推進することが重要である。 過疎地域が、そこに住み続ける住民にとって安心・安全に暮らせる地域として健全に維持されることは、同時に、都市をも含めた国民全体の安心・安全な生活に寄与するものであることから、引き続き総合的な過疎対策を充実強化させることが必要である。 よって、新たな過疎対策法の制定を強く要望する。 なお、新たな過疎対策法の制定に当たっては、現行法第33条に規定するいわゆる「みなし過疎」及び「一部過疎」を含めた現行過疎地域を継続して指定対象とすることを強く要望する。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。 提出先、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、総務大臣、財務大臣、農林水産大臣、国土交通大臣。 以上でありますが、よろしくご審議をいただき、同僚議員各位のご賛同を心からお願い申し上げ、提案理由の説明といたします。
○議長(神津正) これより質疑に入ります。 順次発言を許します。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(神津正) ないようですので、これをもって質疑を終結いたします。 これより採決に入ります。 お諮りいたします。 本案は、討論を省略し、ここで採決したいと思いますが、これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(神津正) ご異議なしと認めます。 よって、討論を省略し採決いたします。 意見書案第4号は、原案どおり決するにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(神津正) ご異議なしと認めます。 よって、意見書案第4号は原案どおり可決されました。 ただいま可決されました意見書の取扱いにつきましては、議長に一任願います。
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△日程第5 議案上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(神津正) 日程第5、議案第77号及び議案第78号を一括上程いたします。 議案の件名につきましては、お手元にご配付いたしました議事日程に記載してあるとおりであります。 議案第77号及び議案第78号の説明を求めます。 14番、
関本議会運営委員長。
◆
議会運営委員長(関本功)
議会運営委員長の関本功です。 議案第77号
佐久市議会基本条例の一部を改正する条例の制定について及び議案第78号
佐久市議会会議規則の一部を改正する規則の制定につきまして、提案理由の説明を申し上げます。 はじめに、議案第77号
佐久市議会基本条例の一部改正につきましては、本案は、会議規則上に協議等の場として、新たな会議を位置付けるに当たって、議会の会議については原則公開とするため、規定を改めようとするものであります。 次に、議案第78号
佐久市議会会議規則の一部改正につきましては、本案は、地方自治法第100条第12項に規定する協議又は調整を行うための場として、議会活動の活性化に伴い、議会内の課題共有及び協議の場が改めて必要となっていることから、会派代表会議等を、また、災害等の発生時に迅速な対応を協議する場が必要であることから、連絡協議会を新設しようとするものであります。 あわせて、議会報告・意見交換会に関しては、現在、広報広聴特別委員会において運営を担っていることから、議会報告・意見交換会運営委員会に関する規定を削ろうとするものであります。 なお、これらの改正の施行期日は、公布の日とするものであります。 改正内容の詳細につきましては、議案書に掲載のとおりでございます。 以上、議員各位のご賛同を賜りますようお願い申し上げまして、提案理由の説明とさせていただきます。
○議長(神津正) これより議案第77号及び議案第78号を一括議題として、質疑を行います。 順次発言を許します。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(神津正) ないようですので、これをもって議案第77号及び議案第78号の質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第77号及び議案第78号につきましては、会議規則第38条第2項の規定により、委員会への付託を省略いたします。 はじめに、議案第77号
佐久市議会基本条例の一部を改正する条例についてお諮りいたします。 本案は、討論を省略し、ここで採決したいと思いますが、これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(神津正) ご異議なしと認めます。 よって、討論を省略し、採決いたします。 議案第77号は、原案どおり決するにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(神津正) ご異議なしと認めます。 よって、議案第77号は原案どおり可決されました。 次に、議案第78号
佐久市議会会議規則の一部を改正する規則の制定について、お諮りいたします。 本案は、討論を省略し、ここで採決したいと思いますが、これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(神津正) ご異議なしと認めます。 よって、討論を省略し、採決いたします。 議案第78号は、原案どおり決するにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(神津正) ご異議なしと認めます。 よって、議案第78号は原案どおり可決されました。
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△次会日程の報告
○議長(神津正) 以上をもって、本日の日程は終了いたしました。 本会議については、明日5日から14日までの10日間は議案調査等のため休会し、6月15日午前10時再開の上、市政に対する一般質問を行います。
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△散会の宣告
○議長(神津正) 本日はこれをもって散会といたします。 ご苦労さまでした。
△散会 午前11時08分地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。 佐久市議会議長 神津 正 佐久市議会議員 中條壽一 佐久市議会議員 江本信彦...