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03月23日-06号

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  1. 佐久市議会 2015-03-23
    03月23日-06号


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    平成27年  3月 定例会(第1回)       平成27年佐久市議会第1回定例会会議録(第6日目)◯議事日程(第6号)                   平成27年3月23日(月)午前10時開議     開議宣告日程第1 会議録署名議員指名日程第2 追加議案上程、総括説明     議案第61号 平成26年度佐久市一般会計補正予算(第10号)について日程第3 議案質疑日程第4 議案委員会付託日程第5 付託議案委員長報告、質疑、討論、採決日程第6 付託請願・陳情委員長報告、質疑、討論、採決日程第7 高速交通網特別委員会地域医療問題特別委員会議会改革特別委員会及び広報広聴特別委員会委員長報告日程第8 追加議案上程、説明、質疑、討論、採決     議案第62号 佐久市議会委員会条例の一部を改正する条例の制定について     議案第63号 佐久市議会議員定数条例の一部を改正する条例の制定について日程第9 閉会宣告◯本日の会議に付した事件  議事日程に同じ◯出席議員(27名)     1番  市川稔宣君       2番  吉川友子君     3番  井出浩司君       4番  内藤勝利君     5番  小金沢昭秀君      6番  飯島雅則君     7番  三石義文君       8番  柳澤 潔君     9番  篠原 勤君      10番  関本 功君    11番  吉岡 徹君      12番  大井岳夫君    14番  高橋良衛君      15番  江本信彦君    16番  内藤祐子君      17番  神津 正君    18番  小林貴幸君      19番  竹花美幸君    20番  和嶋美和子君     21番  小林松子君    22番  市川 将君      23番  井出節夫君    24番  杉岡 務君      25番  中條寿一君    26番  花岡 茂君      27番  中澤兵衛君    28番  菊原初男君◯欠席議員(なし)◯説明のため出席した者  市長      柳田清二君    副市長     小池茂見君  総務部長    花里英一君    企画部長    矢野光宏君  市民健康部長  比田井和男君   環境部長    佐藤 治君  福祉部長    坂戸千代子君   経済部長    比田井正弘君  建設部長    土屋俊重君    地域局長    中山雅夫君  会計管理者   上原長男君    病院事業管理者 村島隆太郎君  浅間病院・みすず苑事務長     臼田支所長   細谷 渡君          安藤俊之君  浅科支所長   山浦清志君    望月支所長   大森 一君  教育委員長   黒岩 肇君    教育長     楜澤晴樹君  学校教育部長  桜井和則君    社会教育部長  山浦俊彦君  選管委員長   鬼久保長治君   監査委員    篠原捷四君  農業委員会長  市川 覚君    庶務課長    小林一三君  市長政策室長  荻原幸一君◯事務局職員出席者  議会事務局長  大塚芳暢     議会事務局次長 丸山陽造  庶務係長    柳澤広幸     議事調査係長  増田直美  書記      三浦健明     書記      佐藤佳菜 △開議 午前10時00分 △開議の宣告 ○議長(市川稔宣君) おはようございます。 現在までの出席議員は27名でありますので、定足数を超えております。 よって、直ちに本日の会議を開きます。--------------------------------------- △報告事項 ○議長(市川稔宣君) 最初に、報告事項を申し上げます。 市長から専決処分についての報告書が提出され、配付してありますのでご覧願います。 市長から追加議案が提出されております。予算案1件であります。また、議会運営委員会から1件、杉岡務君外2名から1件の追加議案が提出されております。この取り扱いにつきましては、3月16日に開催された議会運営委員会においてご協議願っておりますので、その結果について委員長より報告願うことにいたします。 19番、竹花君。 ◆議会運営委員長(竹花美幸君) 皆様、おはようございます。議会運営委員長の竹花でございます。 委員長報告を申し上げます。 市長から追加議案が提出されております。予算案1件でございます。また、議会運営委員会から1件、杉岡務議員外2名から1件の追加議案が提出されております。 この取り扱いについてでございますが、市長から提出された追加議案につきましては本日上程し、議案説明、議案質疑の後、委員会付託することと協議してございます。また、議会運営委員会より1件、杉岡務議員外2名より1件の追加議案の取り扱いについては、本日特別委員会委員長報告終了後、上程、議案説明、議案質疑の上、討論、採決を願うことに協議してありますので、ご承知願います。 議会運営委員長報告は以上でございます。 ○議長(市川稔宣君) 本日の議事は、議事日程第6号をもって進めます。--------------------------------------- △日程第1 会議録署名議員指名 ○議長(市川稔宣君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第89条の規定により、議長において  24番  杉岡 務君  25番  中條寿一君 の2名を指名いたします。--------------------------------------- △日程第2 追加議案上程、総括説明 ○議長(市川稔宣君) 日程第2、市長から提出されました議案第61号を上程いたします。 議案の件名につきましては、お手元にご配付いたしました議事日程に記載してあるとおりであります。 次に、市長から追加議案に対する提案理由の総括説明を求めます。 市長、柳田君。 ◎市長(柳田清二君) 皆様、おはようございます。 本日、平成27年佐久市議会第1回定例会に提案いたしました議案は、予算案1件であります。 今回提案させていただきました予算案は、国の平成26年度第一次補正予算によります緊急経済対策地域住民生活等緊急支援交付金地域消費喚起・生活支援型、そして地方創生先行型を受けて実施する事業費の補正をお願いするものであります。 平成26年度一般会計補正予算(第10号)は、歳入歳出それぞれ17億1,907万2,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ513億7,789万3,000円としようとするものであります。 地域消費喚起生活支援型交付金事業といたしましては、プレミアム付商品券の発行事業の助成で2億2,200万円、地方創生先行型交付金事業は、20の事業費におきまして総額2億4,557万6,000円を計上いたしました。また、緊急経済対策では、岩村田小学校建設事業及び岸野小学校屋内運動場改築事業に係る予算を前倒しいたしまして、12億5,149万6,000円を計上しております。 歳出のうち、新たな取り組みとなります事業を中心に、7項目について申し上げます。 総務費の総合戦略等策定事業費は、佐久市版総合戦略及び佐久市人口ビジョンの策定に係る調査委託料、有識者会議開催経費などであります。 民生費の子育て力向上事業費は、子育ての不安を解消し、安心して子育てができるよう、0歳児から2歳児までの保護者を対象とした子どもの疾病対応出前講座の開催、疾病対応マニュアルの策定に係る経費であります。 すくすく佐久っこ運動あそびプログラム実践事業費は、3歳児から5歳児までを対象といたしまして、健やかな育ちの実現のため年代別運動プログラムを策定するほか、市内全ての保育所、幼稚園におきましてプログラムが実践できますよう、研修会等を開催するための委託費でございます。 労働費の若者就職支援事業費は、就職支援員を新たに配置し、首都圏等の大学への市内企業のPRや学生向けの企業PRイベントを開催するとともに、インターンシップ実習生に対し、実習時の経費の支援を行うことにより、佐久への新しい人の流れを呼び込むとともに、雇用の創出につなげていこうとするものであります。 商工費のプレミアム付商品券助成事業費は、商工会議所と商工会とで組織する連絡協議会(仮称)が行う商品券発行事業に対し、助成を行ってまいります。商品券の発行総額は20%分のプレミアム付で総額12億円といたしまして、市ではプレミアム分の2億円と事務費の助成を行うものであります。 産業立地推進事業費は、平成27年度当初予算に新規として計上いたしました国内回帰支援事業プロジェクトRを前倒しし、計上するとともに、新たに工場等設備投資支援事業を創設いたします。これは、市内既存企業の活性化を図るため、工場等の建設及び生産設備導入経費に対しまして支援を行うものであります。 教育費の岩村田小学校建設事業費及び岸野小学校屋内運動場改築事業費は、冒頭でも申し上げましたが、国の補正予算によりまして平成27年度当初予算に計上いたしました工事費等を前倒しし、計上するものとなっております。前倒しに当たりましては、国庫支出金のほか、緊急経済対策といたしまして補正予算債が措置され、有利な財源を受けての事業実施となります。 以上、議案の概要について申し上げましたが、詳細につきましてはお手元の議案説明書をご覧いただくほか、総務部長より説明を申し上げますので、よろしくご審議のほどお願いをいたします。 ○議長(市川稔宣君) 次に、議案第61号の説明を求めます。 総務部長、花里君。 ◎総務部長(花里英一君) 改めまして、おはようございます。 それでは、議案第61号 平成26年度佐久市一般会計補正予算(第10号)につきましてご説明を申し上げます。 補正予算(第10号)につきましては、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ17億1,907万2,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ513億7,789万3,000円とするものでございます。 歳出の内容等につきましては、先ほど市長の議案説明の中でご説明申し上げたところでございますし、またお手元に補正予算の説明資料をご配付申し上げてございますので、説明は省略させていただきたいと存じます。 それでは、歳入につきましてご説明申し上げます。 補正予算書、事項別明細書の11ページをご覧をいただきたいと存じます。 まず、6款の地方消費税交付金でございますが、1億円の増額補正となっております。平成26年度の交付額が11億9,004万9,000円で決定をしてまいりましたので、今回の補正の財源とすべく増額をお願いするものでございます。 10款の地方交付税でございますが、普通交付税につきましても1億7,385万4,000円の増額補正をお願いするものでございます。これによりまして、地方交付税全体の補正後の予算現計でございますが、124億6,022万3,000円、普通交付税につきましては118億6,022万3,000円となっております。 14款の国庫支出金でございますが、3億8,771万8,000円の増額補正でございます。これにつきましては、国の平成26年度第一次補正予算による地域住民生活等緊急支援交付金地域消費喚起・生活支援型と、もう一つ、地方創生先行型の2種類がございますが、これと国の補正予算により前倒しをいたします岩村田小学校建設事業及び岸野小学校屋内運動場改築事業にかかわる公立学校施設整備費補助金学校施設環境改善交付金となっております。 続きまして、15款の県支出金でございますが、180万円の増額補正でございます。これにつきましては、第3子保育料軽減補助金でございまして、県におきましても国の補正予算によりまして前倒しの予算措置となりますことから、佐久市における前倒し事業の財源として見込むものでございます。 18款の繰入金につきましては、8億円の増額補正でございます。これは、小中学校施設整備基金繰入金の増額となっております。 21款の市債につきましては、2億5,570万円の増額補正でございます。これは、国の補正予算により前倒しをいたしまして実施をいたします岩村田小学校建設事業及び岸野小学校屋内運動場改築事業にかかわる学校施設等整備事業債及び補正予算債でございます。 恐れ入ります、ページが前後をいたしますが、予算書の4ページをご覧をいただきたいと存じます。 第2表の繰越明許費補正でございます。追加23件となっております。関係をいたしますページは6ページまでとなっております。今回補正計上いたしました全ての事業費につきまして、年度内執行が困難なことから全額繰り越しをお願いするものでございます。 7ページ、第3表債務負担行為補正でございますが、これにつきましては廃止が1件、変更が1件となっております。いずれも国の補正予算によりまして、平成26年度において前倒しして予算化することに伴う廃止または変更でございます。 続きまして、8ページをご覧をいただきたいと存じます。 第4表の地方債補正でございますが、追加1件、変更1件でございます。追加につきましては、国の補正予算による事業の実施に係る補正予算債の追加、変更につきましては起債対象事業費の変更によります学校教育施設等整備事業の限度額の増額となっております。 以上でございますが、よろしくご審議のほどお願い申し上げます。--------------------------------------- △日程第3 議案質疑 ○議長(市川稔宣君) 日程第3、これより議案の質疑に入ります。 議案第61号 平成26年度佐久市一般会計補正予算(第10号)についての質疑を行います。 順次発言を許します。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(市川稔宣君) これをもって議案第61号の質疑を終結いたします。--------------------------------------- △日程第4 議案委員会付託 ○議長(市川稔宣君) 日程第4、議案の委員会付託を行います。 付託委員会につきましては、議会運営委員会でご協議願っておりますので、議案付託表ナンバー2のとおり付託したいと思いますが、これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕
    ○議長(市川稔宣君) ご異議なしと認めます。 よって、議案付託表ナンバー2のとおり所管常任委員会に付託することに決しました。 ただいま付託いたしました議案審査のため、暫時休憩いたします。 △休憩 午前10時16分 △再開 午前11時20分 ○議長(市川稔宣君) 休憩前に引き続き会議を開きます。--------------------------------------- △日程第5 付託議案委員長報告、質疑、討論、採決 ○議長(市川稔宣君) 日程第5、ただいまから付託議案の委員長報告に入ります。 各常任委員長及び社会副委員長より付託議案に対する審査報告書が提出されております。 最初に、総務文教委員長の報告を求めます。 12番、大井君。 ◆総務文教委員長(大井岳夫君) 総務文教委員長の大井岳夫です。 付託議案について総務文教委員長報告を行います。 3月10日の本会議において当委員会へ付託されました議案は、条例案11件、事件案1件、予算案4件の計16件でありました。また、本日追加提出されました付託議案は、予算案1件でありました。 お手元にご配付してあります委員会審査報告書にもありますとおり審査をいたしました結果、議案第1号 佐久市行政手続条例の一部を改正する条例の制定については、原案可決、議案第2号 佐久市人事行政の運営等の状況の公表に関する条例の一部を改正する条例の制定については、原案可決、議案第3号 地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定については、原案可決、議案第4号 佐久市消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例等の一部を改正する条例の制定については、原案可決、議案第18号 佐久市臼田地域コミュニティ集会施設条例を廃止する条例の制定については、原案可決、議案第20号 佐久市積立基金条例の一部を改正する条例の制定については、原案可決、議案第21号 佐久市体育施設条例の一部を改正する条例の制定については、原案可決、議案第22号 佐久市公民館条例の一部を改正する条例の制定については、原案可決、議案第23号 佐久市市民創錬センター条例の制定については、原案可決、議案第27号 佐久市辺地総合整備計画の策定については、原案可決、議案第33号 平成26年度佐久市一般会計補正予算(第9号)について中、所管事項は、原案可決、議案第40号 平成26年度佐久市奨学資金特別会計補正予算(第1号)については、原案可決、議案第43号 平成27年度佐久市一般会計予算について中、所管事項は、原案可決、議案第51号 平成27年度佐久市奨学資金特別会計予算については、原案可決、議案第56号 佐久市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例の制定については、原案可決、議案第57号 佐久市職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例の制定については、原案可決、そして最後に、本日付託された議案第61号 平成26年度佐久市一般会計補正予算(第10号)について中、所管事項は、原案可決と決しました。 以上の議案は、いずれも全会一致による原案可決でありました。 次に、付託議案に関する委員より出されました主な意見を申し上げます。 議案第4号 佐久市消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例等の一部を改正する条例の制定については、機能別団員のうち消防団協力員任用については、区長会長さんとの連携により地域間のバランスも考えていただき、スタートが大事なのでしっかりと取り組まれたいといった趣旨の意見が出されました。 議案第22号 佐久市公民館条例の一部を改正する条例の制定について及び議案第23号 佐久市市民創錬センター条例の制定については、市民創錬センターの看板表記は「市民創錬センター」と「中央公民館」を併記する形とのことだが、野沢会館など複数組織が集結している施設とは違い、1施設に1組織であるため、単に「中央公民館」だけでよいのではないかという声を多く聞いている。わかりやすい表記を求めるといった趣旨の意見が出されました。 議案第33号 平成26年度佐久市一般会計補正予算(第9号)について中、所管事項については、総務部関係審査において、職員給与費のうち自己都合退職者について、当初の見込みより11名増の補正となっている。理由は様々ではあると思うが、せっかくキャリアを積んできたものであり、できれば最後まで奉職できる状況をつくっていただきたい。また、退職理由の把握にも努められたい。防犯灯の設置に当たっては、コスト面等からも電柱から供給することが原則となっているとのことだが、通学道路などでの電線のない場合は、太陽光発電などでの対応も今後は考えていただきたい。商店街のスズラン灯などでも、商売を閉めてしまうと以後点灯しなくなり、暗い状態である。当該箇所にも防犯灯の必要性も出てくると思うので、検討願う。また、当該設置費は全額市の負担であり、電気代等は半額相当を市が交付しているとのことだが、維持管理における区の負担が大きい場合がある。消費電力の少ないLEDへのシフトを計画的に進められたいといった趣旨の意見が、また、地域局関係審査においては、臼田中央ビル解体工事費佐久南地区地域間交流拠点施設整備事業の地質調査等は精算により大幅な減額となっている。根拠はそれぞれあり、他の所管でも言えることでもあるが、補助制度上や予算執行上、入札差金を原則流用できない。だからこそ、できるだけ正確な当初予算を出していただき、精度の高い予算積算をお願いしたいといった趣旨の意見が出されました。 議案第43号 平成27年度佐久市一般会計予算について中、所管事項については、総務部関係審査において、機構改革による危機管理課の設置に当たっては、10万都市ともなり市域も広くなったので、市民の安全を第一に考えると、危機管理体制の充実を図るためにも自衛隊OB、消防庁関係OBなどの専門家を採用するなどの組織化を検討されたい。区等活動費交付金について、国道沿いに景観に配慮した花壇づくりを区が自主的に続けている例がある。過去においては別途交付金等があったが、そういった趣旨の交付金などはないものか検討されたい。例として、東御市がそういった活動に力を入れている。選挙管理委員会所管の選挙費について、統一地方選も間近に迫っており、斬新な投票率向上の対策をぜひ選挙管理委員会として積極的に講じられるよう検討・対応をお願いしたい。消防費の備品購入費の中で消防団へチェーンソーが配備されるとのことだが、団員は普段余り利用する機会がないと思われる。2次災害防止などの安全対策の観点からも、教育・実地講習などを徹底されたいといった趣旨の意見が、また、企画部関係審査において、広報広聴事業費の情報配信サービスについては、身体的要件と地理的要件により防災行政無線が聞こえづらい方を対象に、ピンポイントでの登録制による配信サービスとのことだが、東御市等の例も参考に、一般市民の皆さんにも希望者対象に当該サービスを拡大していけないか。そうすれば、出張先にいても情報がわかるなどのメリットもある。今後対応を検討されたい。現在のホームページは、外国語対応で非常によくなってきているが、本文以外の市政モードのボタンや固定フレームなどは日本語表記のままである。外国人対応として十分に親切でないつくりであるので、対応を検討されたいといった趣旨の意見が、また、地域局関係審査において、臼田館については、一時的に支所を移転しなければならないが、地域の方々が春祭りなどで利用されているので、できるだけ不具合が出ないよう調整願いたい。また、新支所が完成した後についても、地元の皆さんとしっかり協議していただき、地元には公会場がない状況でもあるので考慮されたい。佐久南地区地域間交流拠点施設整備事業に当たっては、地元区から水害等が心配されている。それらを踏まえて、貯水槽などの設計に当たられているとは思うが、災害を招くことがないよう十分に気をつけて事業を進められたいといった趣旨の意見が、また、学校教育部関係審査において、教材備品購入費のうち、理科備品や音楽会用楽器は当該予算で設置基準を満たしているとのことだが、現場においては消耗品レベルの調達等に苦慮していると聞いている。一層の措置が講じられるよう努められたい。地域英語協力者謝礼については、当該予算では十分な報酬となっているか疑問である。児童の英語力アップのために、市場に基づいた報酬を支払えるよう検討されたいといった趣旨の意見が、また、社会教育部関係審査において、社会教育部はいずれ旧消防庁舎への移転が決まっており、今後の野沢会館についての活用方法は協議調整中とのことだが、かつて市民サポートセンターが入るときにも、手狭であったり窓がない部屋があったりで、問題も出ていた。貸館等も調整する中で、市民ニーズに対応した計画を立てられたい。先週行われたコスモホールでの落語寄席については、チケット販売等にご苦労があったとのことだが、評判がよかった。今後はマスメディアに出ているようなより有名な噺家などの出演交渉にもチャレンジしていただき、改善を図りながら定期的に行えるよう努められたい。美術館の新年度企画展については、創意工夫をされ、幅広い年齢層に着目しているが、より一層の入館者増を目指し、また市民にも足を運んでいただけるよう努められたい。また、美術館友の会等との連携も図られたい。佐久市体育協会組織体制整備についてはNPO法人化を目指すとのことであるが、スポーツ振興を考えたときに、発足時は大事な時期であり、育つまでに時間が必要であるので、行政には独立に向けた支援をお願いしたいといった趣旨の意見が出されました。 次に、議案第51号 平成27年度佐久市奨学資金特別会計予算については、奨学資金については、貸付ではなく給付といった政策も視野に入れた奨学金制度の創設を考えるべきである。企業においても取り入れているケースもあり、意欲ある若者に市へ戻って活躍してもらうためにも、自治体として政策目的に掲げる必要があるのではないか。教育長のリーダーシップのもと、制度の改革を望むといった趣旨の意見が出されました。 議案第61号 平成26年度佐久市一般会計補正予算(第10号)について中、所管事項については、教育委員会運営事務費の児童生徒就学支援委員会専門員の採用に当たっては、遅滞なく新学期のスタートから配置できるよう準備を進められたいといった趣旨の意見が出されました。 なお、審査に当たっては、この他にも所管部局に対し、各委員から活発に質疑や意見等が出されました。 以上、総務文教委員長報告を申し上げました。 ○議長(市川稔宣君) 議案第1号から議案第61号までの17件を一括議題として、これより質疑に入ります。 順次発言を許します。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(市川稔宣君) ないようですので、これをもって質疑を終結いたします。 これより採決に入ります。 なお、議案第33号、議案第43号及び議案第61号については、社会副委員長報告終了後、採決いたしますので、ご承知願います。 議案第1号 佐久市行政手続条例の一部を改正する条例の制定についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第1号については討論を省略し、総務文教委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(市川稔宣君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第1号は総務文教委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第2号 佐久市人事行政の運営等の状況の公表に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第2号については討論を省略し、総務文教委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(市川稔宣君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第2号は総務文教委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第3号 地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第3号については討論を省略し、総務文教委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(市川稔宣君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第3号は総務文教委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第4号 佐久市消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例等の一部を改正する条例の制定についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第4号については討論を省略し、総務文教委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(市川稔宣君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第4号は総務文教委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第18号 佐久市臼田地域コミュニティ集会施設条例を廃止する条例の制定についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第18号については討論を省略し、総務文教委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(市川稔宣君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第18号は総務文教委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第20号 佐久市積立基金条例の一部を改正する条例の制定についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第20号については討論を省略し、総務文教委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(市川稔宣君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第20号は総務文教委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第21号 佐久市体育施設条例の一部を改正する条例の制定についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第21号については討論を省略し、総務文教委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(市川稔宣君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第21号は総務文教委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第22号 佐久市公民館条例の一部を改正する条例の制定についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第22号については討論を省略し、総務文教委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(市川稔宣君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第22号は総務文教委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第23号 佐久市市民創錬センター条例の制定についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第23号については討論を省略し、総務文教委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(市川稔宣君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第23号は総務文教委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第27号 佐久市辺地総合整備計画の策定についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第27号については討論を省略し、総務文教委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(市川稔宣君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第27号は総務文教委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第40号 平成26年度佐久市奨学資金特別会計補正予算(第1号)についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第40号については討論を省略し、総務文教委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(市川稔宣君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第40号は総務文教委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第51号 平成27年度佐久市奨学資金特別会計予算についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第51号については討論を省略し、総務文教委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(市川稔宣君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第51号は総務文教委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第56号 佐久市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例の制定についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第56号については討論を省略し、総務文教委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(市川稔宣君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第56号は総務文教委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第57号 佐久市職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第57号については討論を省略し、総務文教委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(市川稔宣君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第57号は総務文教委員長報告どおり可決されました。 次に、経済建設委員長の報告を求めます。 17番、神津君。 ◆経済建設委員長(神津正君) 経済建設委員長の神津正です。 付託議案について委員長報告を行います。 本定例会において当委員会に付託され、3月16日と17日に審査された議案につきましては、条例案6件、事件案5件、予算案6件、新規請願2件の計19件でありました。また、本日、予算案1件が追加されました。 当委員会において慎重審査の結果、議案第6号 佐久市下水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例の制定について、原案可決、議案第14号 佐久市農村研修施設条例の一部を改正する条例の制定について、原案可決、議案第15号 佐久市手数料条例の一部を改正する条例の制定について、原案可決、議案第16号 佐久市工場立地法準則条例の制定について、原案可決、議案第17号 佐久市佐久平交流センター条例の制定について、原案可決、議案第19号 佐久市農家高齢者創作活動施設条例を廃止する条例の制定について、原案可決、議案第28号 川西保健衛生施設組合規約の変更について、原案可決、議案第29号 離山南工業団地用地の取得及び処分について、原案可決、議案第30号 市道の路線認定について、原案可決、議案第31号 市道の路線変更について、原案可決、議案第32号 小海線滑津・北中込間67k280m付近こ線橋下部工新設工事に関する施行協定の変更について、原案可決、議案第33号 平成26年度佐久市一般会計補正予算(第9号)について中、所管事項、原案可決、議案第42号 平成26年度佐久市下水道事業特別会計補正予算(第1号)について、原案可決、議案第43号 平成27年度佐久市一般会計予算について中、所管事項、原案可決、議案第52号 平成27年度佐久市環境エネルギー事業特別会計予算について、原案可決、議案第53号 平成27年度佐久市茂田井財産区特別会計予算について、原案可決、議案第55号 平成27年度佐久市下水道事業特別会計予算について、原案可決、本日付託された議案第61号 平成26年度佐久市一般会計補正予算(第10号)について中、所管事項、原案可決、それぞれ議案に数多くの意見が出されました。 以上をもちまして、経済建設委員長の報告を、以上でございます。 ○議長(市川稔宣君) 議案第6号から議案第61号までの18件を一括議題として、これより質疑に入ります。 順次発言を許します。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(市川稔宣君) ないようですので、これをもって質疑を終結いたします。 これより採決に入ります。 なお、議案第33号、議案第43号及び議案第61号については、社会副委員長報告終了後、採決いたしますので、ご承知願います。 議案第6号 佐久市下水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第6号については討論を省略し、経済建設委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(市川稔宣君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第6号は経済建設委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第14号 佐久市農村研修施設条例の一部を改正する条例の制定についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第14号については討論を省略し、経済建設委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(市川稔宣君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第14号は経済建設委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第15号 佐久市手数料条例の一部を改正する条例の制定についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第15号については討論を省略し、経済建設委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(市川稔宣君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第15号は経済建設委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第16号 佐久市工場立地法準則条例の制定についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第16号については討論を省略し、経済建設委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(市川稔宣君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第16号は経済建設委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第17号 佐久市佐久平交流センター条例の制定についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第17号については討論を省略し、経済建設委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(市川稔宣君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第17号は経済建設委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第19号 佐久市農家高齢者創作活動施設条例を廃止する条例の制定についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第19号については討論を省略し、経済建設委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(市川稔宣君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第19号は経済建設委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第28号 川西保健衛生施設組合規約の変更についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第28号については討論を省略し、経済建設委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(市川稔宣君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第28号は経済建設委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第29号 離山南工業団地用地の取得及び処分についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第29号については討論を省略し、経済建設委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(市川稔宣君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第29号は経済建設委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第30号 市道の路線認定についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第30号については討論を省略し、経済建設委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(市川稔宣君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第30号は経済建設委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第31号 市道の路線変更についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第31号については討論を省略し、経済建設委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(市川稔宣君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第31号は経済建設委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第32号 小海線滑津・北中込間67k280m付近こ線橋下部工新設工事に関する施行協定の変更についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第32号については討論を省略し、経済建設委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(市川稔宣君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第32号は経済建設委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第42号 平成26年度佐久市下水道事業特別会計補正予算(第1号)についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第42号については討論を省略し、経済建設委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(市川稔宣君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第42号は経済建設委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第52号 平成27年度佐久市環境エネルギー事業特別会計予算についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第52号については討論を省略し、経済建設委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(市川稔宣君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第52号は経済建設委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第53号 平成27年度佐久市茂田井財産区特別会計予算についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第53号については討論を省略し、経済建設委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(市川稔宣君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第53号は経済建設委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第55号 平成27年度佐久市下水道事業特別会計予算についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第55号については討論を省略し、経済建設委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(市川稔宣君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第55号は経済建設委員長報告どおり可決されました。 ここで昼食のため、午後1時まで休憩といたします。 △休憩 午前11時55分 △再開 午後1時00分 ○議長(市川稔宣君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 次に、社会副委員長の報告を求めます。 11番、吉岡君。 ◆社会副委員長(吉岡徹君) 社会委員会副委員長の吉岡徹でございます。 委員長の職務を代行しております私から社会委員会の報告を行います。 本定例会において、3月10日に当委員会に付託され、3月16日、17日に審査いたしました議案は、条例案11件、予算案17件の計28件でございました。また、本日付託されました議案は、予算案1件でございます。 当委員会においての審査の結果を報告申し上げます。 議案第5号 佐久市福祉医療費給付金条例の一部を改正する条例の制定については、原案可決、議案第7号 佐久市立保育所保育料徴収条例の制定については、原案可決、議案第8号 介護保険法の改正に伴う関係条例の整備に関する条例の制定については、原案可決、議案第9号 佐久市介護保険条例の一部を改正する条例の制定については、原案可決、議案第10号 佐久市介護保険法に基づく指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に係る基準に関する条例の一部を改正する条例の制定については、原案可決、議案第11号 佐久市介護保険法に基づく指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に係る基準に関する条例の一部を改正する条例の制定については、原案可決、議案第12号 佐久市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に係る基準等に関する条例の制定については、原案可決、議案第13号 佐久市地域包括支援センターの包括的支援事業の実施に係る基準に関する条例の制定については、原案可決、議案第24号 佐久市職員定数条例の一部を改正する条例の制定については、原案可決、議案第25号 佐久市病院事業企業職員の給与の種類及び基準を定める条例の一部を改正する条例の制定については、原案可決、議案第26号 佐久市立国保浅間総合病院勤務医師住宅取得資金貸付条例の制定については、原案可決、議案第33号 平成26年度佐久市一般会計補正予算(第9号)について中、所管事項については、原案可決、議案第34号 平成26年度佐久市国民健康保険特別会計補正予算(第4号)については、原案可決、議案第35号 平成26年度佐久市介護保険特別会計補正予算(第3号)については、原案可決、議案第36号 平成26年度佐久市障害者支援施設臼田学園特別会計補正予算(第2号)については、原案可決、議案第37号 平成26年度佐久市特別養護老人ホーム特別会計補正予算(第2号)については、原案可決、議案第38号 平成26年度佐久市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)については、原案可決、議案第39号 平成26年度佐久市介護老人保健施設特別会計補正予算(第1号)については、原案可決、議案第41号 平成26年度佐久市国保浅間総合病院事業特別会計補正予算(第1号)については、原案可決、議案第43号 平成27年度佐久市一般会計予算について中、所管事項については、原案可決、議案第44号 平成27年度佐久市国民健康保険特別会計予算については、原案可決、議案第45号 平成27年度佐久市介護保険特別会計予算については、原案可決、議案第46号 平成27年度佐久市障害者支援施設臼田学園特別会計予算については、原案可決、議案第47号 平成27年度佐久市特別養護老人ホーム特別会計予算については、原案可決、議案第48号 平成27年度佐久市後期高齢者医療特別会計予算については、原案可決、議案第49号 平成27年度佐久市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算については、原案可決、議案第50号 平成27年度佐久市介護老人保健施設特別会計予算については、原案可決、議案第54号 平成27年度佐久市国保浅間総合病院事業特別会計予算については、原案可決、そして本日付託されました議案第61号 平成26年度佐久市一般会計補正予算(第10号)について中、所管事項については、原案可決と決しました。 採決に当たりましては、議案第9号 佐久市介護保険条例の一部を改正する条例の制定についてにつきましては、国会のやりとりの中で、一般会計から独自に繰り入れることは奨励はしないが禁止はしておらず、自治体の自主性を尊重しているという答弁もなされており、したがって一般会計からの繰り入れが絶対だめだということではないという認識から、当市としても何らかの対応が可能であったんではないかという点から、原案に反対との意見がございました。挙手による採決の結果、賛成多数で原案可決となりました。 また、議案第43号 平成27年度佐久市一般会計予算について中、所管事項については、3款民生費、人権同和対策事業、部落解放運動団体補助金について、年々削減の方向ではあるが、この補助制度は撤廃されるべきと考えることから、当該予算案に反対するとの意見が出されまして、挙手採決の結果、賛成多数で原案可決となりました。 さらに、議案第44号 平成27年度佐久市国民健康保険特別会計予算については、国保税に関して、全国過半数の自治体が一般会計からの法定外繰り入れを行うという対応をせざるを得ない状況に来ていることから、そのような措置ができないかということと、今年度の最終的な給付額及び所得額が確定した状況を踏まえて、6月議会での補正予算対応とすることも可能ではないのかということから、今回の予算案には反対するとの意見がございました。挙手採決の結果、賛成多数により原案可決と決しました。 また、議案第45号 平成27年度佐久市介護保険特別会計予算につきましては、議案第9号 佐久市介護保険条例の一部を改正する条例の制定についてと同様に、一般会計からの繰り入れが制度的、法律的に全く不可能ではないのではないかとの認識であることから原案に反対との意見があり、挙手による採決の結果、賛成多数で原案可決と決しました。 その他の議案につきましては、全会一致での原案可決でありました。 このほか、審査の中で出された主な意見として、市民健康部関係では、議案第43号 平成27年度佐久市一般会計予算について中、所管事項については、4款衛生費、こころの健康推進事業費における自殺予防相談会について、相談会を年2回とし、これまでの12月の開催1回に加えて8月の実施をするとの説明に、4月、5月も自殺者が多い実態があるのではないかとの委員からの意見に、佐久市のこれまでの傾向では9月にも比較的多いということから、8月の実施を決定したとの説明を受けました。また、相談事業については、他の関係組織との連携や戸別訪問などマンパワーが不可欠であり、今後も引き続き保健師等の増員を要望されたいとの意見が出されました。 浅間病院みすず苑関係では、議案第26号 佐久市立国保浅間総合病院勤務医師住宅取得資金貸付条例の制定について、5年間浅間病院に常勤医師として勤務した場合は返還が免除されるとされているが、医師確保の手段として5年という期間はもう少し長期でもよかったのではないかという意見が委員から出されました。それに対して、返還免除の期間については、所管としても非常に苦慮した点であり、長く勤務していただきたいという気持ちもあるけれども、医師に関心を持って受け入れてもらえる使いやすい制度にするということを最重点として検討した結果であるという説明が出されました。また、現在ある医師住宅が紙カルテの保管場所として使われている現状について、利便性にすぐれた場所であるので、今後の利活用について検討してほしいという意見が出されました。 また、福祉部関係では、議案第12号の介護予防支援等の基準に関する新条例については、これは介護予防支援事業の効果的な運用を図るための基準について、国及び県の定める基準に沿って定めようとするものでありますが、その中に、申し立てられた苦情及び発生した事項について、その内容、とられた措置、その結果等の記録の保管期間は国や県の基準では2年間とされていますけれども、こうした苦情や事故の記録は、その後の利用者の保護や事業所の運営、またサービスの向上にとっても極めて重要なものであるという認識から、当市では独自に保管期間を5年間と、国の基準よりも3年長く設定したという説明がなされました。 また、議案第45号 平成27年度佐久市介護保険特別会計予算について、第3款地域支援事業費、はいかい高齢者家族支援サービス事業補助金については、GPS初期導入費用について、これまでは2,000円を上限としていたが、補助要綱の見直しを行い、初期導入費用は概ね1万3,000円に対して6,500円を上限として補助していくとの説明がなされ、これに関連して委員より、はいかい高齢者家族支援として以前からの支援策として安全服の貸与があるが、貸し出しの要望が少なく活用されていないということから、介護保険料も上がる中で、もう一歩進んだサービスや有効な手だてを検討し、サービスが低下しないようにとの意見が出されました。 以上、付託議案についての副委員長報告を申し上げました。 ○議長(市川稔宣君) 議案第5号から議案第61号までの29件を一括議題として、これより質疑に入ります。 順次発言を許します。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(市川稔宣君) ないようですので、これをもって質疑を終結いたします。 これより採決に入ります。 議案第5号 佐久市福祉医療費給付金条例の一部を改正する条例の制定についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第5号については討論を省略し、社会副委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(市川稔宣君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第5号は社会副委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第7号 佐久市立保育所保育料徴収条例の制定についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第7号については討論を省略し、社会副委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(市川稔宣君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第7号は社会副委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第8号 介護保険法の改正に伴う関係条例の整備に関する条例の制定についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第8号については討論を省略し、社会副委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(市川稔宣君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第8号は社会副委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第9号 佐久市介護保険条例の一部を改正する条例の制定についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第9号については討論を省略し、社会副委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。 16番、内藤君。 ◆16番(内藤祐子君) 討論お願いします。 ○議長(市川稔宣君) これより議案第9号の討論に入ります。 まず、副委員長報告に対して反対者の発言を許します。 16番、内藤君。 ◆16番(内藤祐子君) 16番、内藤祐子です。 議案第9号 佐久市介護保険条例の一部を改正する条例の制定について、社会委員会委員長報告に反対の立場で討論を行います。 介護保険の第6期、3年ごとの見直しとはいえ、実際は3年ごとの値上げであり、今回の提案は、基準額でこれまでの月額4,990円から5,650円へ13.4%の値上げです。今、地域を回れば、年金は下がる一方なのに消費税は上がる、佐久市も国保税の値上げ、さらに介護保険料の値上げでは本当に大変、何とかしてくれという声ばかりです。まずはこの声、思いにどうすれば応えられるか、少しでも負担を軽くできないかを考えるのが政治の役割ではないでしょうか。 介護保険は、今後3年間のサービス見込み額の21%として推計されることから、団塊の世代が75歳となる2025年、そして介護サービスを使うであろう80歳をピークとして推計すれば、今後10年間、右肩上がりに値上げがされることになります。到底払える金額でなくなることは容易に想定されます。そもそも保険制度としての制度設計に無理があることは明らかです。社会保障制度としては、何より国の制度のあり方を見直さなければならないことが第一ですが、今直面する市民の負担軽減策を講じる必要があります。 これまでも厚労省は、1、保険料の全額免除、2、収入のみに着目した一律減免、3、保険料減免分に対する一般財源の投入については不適切とする3原則を示してきました。今回も1月16日付でお願いするとの通達も出しています。しかし、過去の国会、参議院において、3原則を乗り越えてやるというのは絶対にだめ、やめろということまでは言っていない、推奨はしていないが自治体の主体性は尊重しているとの答弁をしており、一般会計からの繰り入れを禁止するものではなく、可能なのです。 これまでも、全国では北海道の北斗市や長沼町を初め、千葉県浦安市、埼玉県美里町と、多くの自治体で一般会計からの繰り入れを続々と実施してきました。また、今回の第6期改定に際し、長野県内でも一般会計からの繰り入れを実施、検討している自治体も出てきています。それだけ切実な問題なのです。 また、そう単純ではないにしろ、今回の一般会計予算の歳入には、地方消費税交付金として4億円が計上されています。社会保障のための財源としてです。佐久市も市民負担の軽減のために英断をする時ではないでしょうか。 以上の理由により、今回の13%を超える介護保険料の値上げをするという議案には反対します。市民の皆さんの声に応える議員各位のご賛同を心から訴えるものです。 ○議長(市川稔宣君) 次に、副委員長報告に対して賛成者の発言を許します。 25番、中條君。 ◆25番(中條寿一君) 議案第9号 佐久市介護保険条例の一部を改正する条例の制定について、副委員長報告どおり原案に賛成する立場から討論させていただきます。 介護保険制度は、40歳以上の皆さんが保険料を出し合い、みんなで支え合う社会保障制度であります。少子高齢化の進行や家族を取り巻く社会環境の変化は、高齢者介護について市民の多くの方の不安要因となっているところであります。 このような中、市がこのほど策定した第6期介護保険事業計画を見ても、65歳以上の第1号被保険者、また要介護等認定者介護給付費の増加は避けて通れない状況であります。また、今回の介護保険制度改正により、65歳以上の第1号被保険者の負担割合が、これまで21%であったものが22%と負担割合が改正されたこと、佐久市においても必要な介護保険施設の整備も行わなければならない状況の中で、介護保険サービスに対する需要は今後ますます増加すると見込まれます。 一方、介護保険料の上昇を抑えるために、介護報酬の減額改定並びに市の施策として介護予防事業や介護給付適正化事業等の推進も図られております。介護保険事業を運営するためには、国や県、市の公費負担とともに介護保険料は必要な財源であり、介護保険料の上昇は必要不可避な状態にあることも理解できるところであります。 介護保険の費用は、国において第1号被保険者の保険料が原則22%、市町村の一般財源が12.5%というように、それぞれ負担割合が決められています。このうち、高齢者の保険料は、高齢者の方にも助け合いに加わっていただくために支払っていただいているものであり、それを減免し、その分を定められた負担割合を超えて一般財源の繰り入れ等、他に転換することは介護保険制度の趣旨にも反することであり、被保険者の公平性の確保や健全な介護保険財政の観点からも適当でないと考えます。 以上の理由から、高齢化が進展する中で介護保険制度を維持していくためにも、今回の介護保険条例の一部を改正する条例の制定に賛成するものであります。議員各位の賛同をよろしくお願いします。 ○議長(市川稔宣君) 以上で討論を終結し、議案第9号を採決いたします。 社会副委員長報告は原案可決です。 議案第9号については、社会副委員長報告どおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(市川稔宣君) 起立多数であります。 よって、議案第9号は可決されました。 次に、議案第10号 佐久市介護保険法に基づく指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に係る基準に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第10号については討論を省略し、社会副委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(市川稔宣君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第10号は社会副委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第11号 佐久市介護保険法に基づく指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に係る基準に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第11号については討論を省略し、社会副委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(市川稔宣君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第11号は社会副委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第12号 佐久市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に係る基準等に関する条例の制定についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第12号については討論を省略し、社会副委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(市川稔宣君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第12号は社会副委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第13号 佐久市地域包括支援センターの包括的支援事業の実施に係る基準に関する条例の制定についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第13号については討論を省略し、社会副委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(市川稔宣君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第13号は社会副委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第24号 佐久市職員定数条例の一部を改正する条例の制定についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第24号については討論を省略し、社会副委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(市川稔宣君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第24号は社会副委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第25号 佐久市病院事業企業職員の給与の種類及び基準を定める条例の一部を改正する条例の制定についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第25号については討論を省略し、社会副委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(市川稔宣君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第25号は社会副委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第26号 佐久市立国保浅間総合病院勤務医師住宅取得資金貸付条例の制定についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第26号については討論を省略し、社会副委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(市川稔宣君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第26号は社会副委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第34号 平成26年度佐久市国民健康保険特別会計補正予算(第4号)についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第34号については討論を省略し、社会副委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(市川稔宣君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第34号は社会副委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第35号 平成26年度佐久市介護保険特別会計補正予算(第3号)についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第35号については討論を省略し、社会副委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(市川稔宣君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第35号は社会副委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第36号 平成26年度佐久市障害者支援施設臼田学園特別会計補正予算(第2号)についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第36号については討論を省略し、社会副委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(市川稔宣君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第36号は社会副委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第37号 平成26年度佐久市特別養護老人ホーム特別会計補正予算(第2号)についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第37号については討論を省略し、社会副委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(市川稔宣君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第37号は社会副委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第38号 平成26年度佐久市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第38号については討論を省略し、社会副委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(市川稔宣君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第38号は社会副委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第39号 平成26年度佐久市介護老人保健施設特別会計補正予算(第1号)についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第39号については討論を省略し、社会副委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(市川稔宣君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第39号は社会副委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第41号 平成26年度佐久市国保浅間総合病院事業特別会計補正予算(第1号)についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第41号については討論を省略し、社会副委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(市川稔宣君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第41号は社会副委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第44号 平成27年度佐久市国民健康保険特別会計予算についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第44号については討論を省略し、社会副委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。 16番、内藤君。 ◆16番(内藤祐子君) 起立採決をお願いします。 ○議長(市川稔宣君) ただいま、内藤祐子君より起立採決を求める発言がありました。 議案第44号については起立採決いたします。 議案第44号については、社会副委員長報告どおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(市川稔宣君) 起立多数であります。 よって、議案第44号は社会副委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第45号 平成27年度佐久市介護保険特別会計予算についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第45号については討論を省略し、社会副委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。 16番、内藤君。 ◆16番(内藤祐子君) 起立採決をお願いします。 ○議長(市川稔宣君) ただいま、内藤祐子君より起立採決を求める発言がありました。 議案第45号については起立採決いたします。 議案第45号については、社会副委員長報告どおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(市川稔宣君) 起立多数であります。 よって、議案第45号は社会副委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第46号 平成27年度佐久市障害者支援施設臼田学園特別会計予算についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第46号については討論を省略し、社会副委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(市川稔宣君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第46号は社会副委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第47号 平成27年度佐久市特別養護老人ホーム特別会計予算についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第47号については討論を省略し、社会副委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(市川稔宣君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第47号は社会副委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第48号 平成27年度佐久市後期高齢者医療特別会計予算についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第48号については討論を省略し、社会副委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(市川稔宣君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第48号は社会副委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第49号 平成27年度佐久市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第49号については討論を省略し、社会副委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(市川稔宣君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第49号は社会副委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第50号 平成27年度佐久市介護老人保健施設特別会計予算についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第50号については討論を省略し、社会副委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(市川稔宣君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第50号は社会副委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第54号 平成27年度佐久市国保浅間総合病院事業特別会計予算についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第54号については討論を省略し、社会副委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(市川稔宣君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第54号は社会副委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第33号 平成26年度佐久市一般会計補正予算(第9号)についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第33号については討論を省略し、各常任委員長及び社会副委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(市川稔宣君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第33号は各常任委員長及び社会副委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第43号 平成27年度佐久市一般会計予算についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第43号については討論を省略し、各常任委員長及び社会副委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。 21番、小林君。 ◆21番(小林松子君) 討論をお願いします。 ○議長(市川稔宣君) これより議案第43号の討論に入ります。 まず、常任委員長及び社会副委員長報告に対して反対者の発言を許します。 21番、小林君。 ◆21番(小林松子君) 21番、小林松子です。 議案第43号 平成27年度佐久市一般会計予算に反対の立場から討論に参加します。 予算案に反対する主な点について述べます。 1点目は、3款民生費のうち6項人権同和対策費、部落解放運動団体補助金1,140万円です。昨年度より120万円減額されていますが、他の団体補助金と比べ突出しています。内訳は、部落解放同盟佐久市協議会が1,080万円、全日本同和会佐久支部が60万円です。部落解放同盟佐久市協議会から支部推進費が出ているある支部では、380万円の貯金があることが明らかになっています。国・県でも同和対策事業は終結しています。十分自立した団体であると考えますので、団体補助金は廃止するべきであります。 2点目は、4款衛生費のうち2項環境衛生費、温水利用型健康運動施設整備事業費です。温水利用型健康運動施設整備事業費は、新クリーンセンター建設の地元還元施設であるとともに、市民の健康づくりと平尾山公園の活性化ということで、観光施設としての位置づけでもあります。財政負担は、温浴部分は一部事務組合で、健康運動施設は佐久市が負担をするということであります。事業費は18億円余と示されていますが、消費税の増加などがあり、さらに膨れ上がると考えられます。 源泉掘削工事の状況は、掘削深度1,500メートルにおいて源泉として一定の可能性が確認できた。今後検査をして湧出量、泉温、成分を調べるのに6月中旬までかかるとのことです。昨年の市民説明会で佐藤環境部長は、出なかった場合は計画全体を再検討すると答えています。まだ結果が明確に出ていないもとでの施設整備事業費の計上は時期尚早であると考えます。 3点目は、4款衛生費のうち2項環境衛生費、1目環境衛生総務費、平根発電所維持管理委託料です。委託料は2,930万円ですが、中部電力に売っている売電料は780万円であり、この差額の2,150万円が平尾山公園で使われていることになります。公園内のスノーマシン、リフト、レストラン、エスカレーター、自動販売機10台分などの電気料金が公園の収入に入っていない状況でありますが、実態は明らかにされていません。明らかにされないまま税金が使われていくことは問題です。 4点目は、8款土木費のうち4項都市計画費、4目公園費、公園管理委託料の中の平尾山公園管理委託料1億1,315万1,000円です。平成25年度は、委託料の内訳にあるガス水道料金約620万円の内容が公開されません。また、人件費の内容も、正規なのか非正規なのか、何人いるかもわかりません。公開されない中で予算に賛成できません。 5点目は、8款土木費、4項都市計画費、4目公園費、平尾山公園センターハウス改修事業費です。平尾山公園の中にある佐久市の休憩施設ですが、築20年経過ということでトイレのバリアフリー化、エレベーター設置の設計委託料ということです。しかし、温浴施設建設と同時にセンターハウスの改修が必要かどうか検討する必要がありますので、時期尚早と考えます。 以上、平成27年度佐久市一般会計予算に対し、反対の討論といたします。 ○議長(市川稔宣君) 次に、常任委員長及び社会副委員長報告に対して賛成者の発言を許します。 25番、中條君。 ◆25番(中條寿一君) 25番、中條寿一です。 平成27年度一般会計予算の賛成討論をいたします。 議案第43号 平成27年度佐久市一般会計予算、3款民生費の中の人権同和対策事業、部落解放運動団体補助金につきまして、原案に賛成する立場から討論させていただきます。 同和問題は、日本国憲法によって保障された基本的人権にかかわる国民的問題であります。21世紀は人権の世紀と言われる中で、真の人権の世紀を構築するためには、同和問題をはじめ、子ども、障がい者、高齢者、女性に対する人権侵害、外国人問題など幅広い人権問題を解消することが重要であります。しかし、平成14年に同和行政が一般対策に移行後におきましても、差別事象がたびたび発生している現状があります。また、昨今はインターネットの急速な普及やヘイトスピーチなど、社会環境の変化により新たな差別事象も発生しています。 このような中、この補助金は地区住民の自立を支援し、部落解放への意識の高揚を図り、部落差別をはじめとするあらゆる差別の撤廃に向けた事業を推進していくための活動補助金であります。今後も部落差別が現存する限り、部落解放運動団体への活動補助金の交付をしていく必要があるものと認め、原案に賛成するものであります。議員各位のご賛同をよろしくお願いします。 ○議長(市川稔宣君) 10番、関本君。 ◆10番(関本功君) 10番、関本功です。 議案第43号 平成27年度佐久市一般会計予算中の経済建設委員会が所管する事項について、原案に賛成の立場から討論をいたします。 初めに、4款衛生費の温水利用型健康運動施設整備事業費についてでありますが、この施設整備の経緯は、この議場、また委員会などで再三議論されてきております。新クリーンセンター建設の地元条件施設として、また健康増進や佐久市の観光に資する複合施設として整備するものであります。地元との合意形成の中で、新クリーンセンターの整備と一体的かつ遅延なく進めることはこの上ない状況であります。 現在、温泉の結果が出ていない中で事業を進めるのは時期尚早とのご意見でございますが、市からの報告によりますと、目標深度である1,500メートルまでの掘削作業の終了後に行われた揚湯試験に向けた準備作業の中で、源泉の湧出が確認できたとのことであります。さらに、源泉の湯量を増やすために、事業者提案により1,800メートルまでの増堀を行うとのことであり、温水利用型健康運動施設の源泉として十分期待できるものであります。 また、市の整備スケジュールによりますと、DBO事業の落札者との契約行為は、源泉掘削の結果、湯量、温泉温度等が事業を進める上で支障のないことを確認した上で行うとのことであり、これは当然ながら市の予算執行においても同様の考えであると認識しております。 今回、この予算を可決しないことは、温浴施設の整備に停滞を生じさせることとなり、そのことは地元との審議による基本合意を市が自ら放棄することになります。また、施設整備にかかわる本予算は、平成26年第3回定例会において既に議会として債務負担行為を議決しております。このようなことから、事業執行を遅延させることは、今まで予算を認めてきた議会としての責任、また対応として適切でないばかりか、市と地元、さらには一部事務組合、構成団体との長年にわたり積み上げてきたこれまでの信頼関係を大きく損なうものであり、ひいては新クリーンセンター建設の合意形成にも大きな影響を与えかねないことは明らかであります。 よって、本予算について反対する余地は全くなく、温水利用型健康運動施設の早期完成に向けた市のさらなる努力を期待します。 次に、同じく4款の平根発電所維持管理委託料について申し上げます。 市の説明によりますと、平根発電所で発電した電力は、市の施設である平尾山公園への送電と、さらにその余剰電力は電力会社へ売電されており、この売電料については、平成27年度当初予算の案では780万円を見込んでおり、昨年度の決算では約980万円が収入となっております。また、平根発電所から送電されている電力により、平尾山公園において必要となる電力のほぼ全てが賄われているとのことであります。 このように、通常であれば平尾山公園が電力会社から購入しなければならない電気料金のほとんどが発電により賄われていること、さらに地域の雇用にも寄与する人件費や用水路などの維持管理、修繕等が含まれていることなどから、この平根発電所維持管理委託料は必要不可欠な額であります。 次に、8款土木費の公園管理委託料に含まれます平尾山公園指定管理委託料について申し上げます。 平尾山公園は、年間でおよそ40万人の方々が訪れる総合都市公園であり、本年2月末時点での累計で約680万人の方に利用いただいております。佐久市の大きな観光拠点でもあります。市の説明によると、平尾山公園の指定管理料は、高速道路から直接アクセス可能なハイウェイオアシスであること、そして長野県の東の玄関口として年間約40万人の方が訪れる公園であります平尾山公園が持つ公園としての位置づけ、あるいは公園施設が設置されている環境や背景、さらに園地整備などの手入れの回数や、地形的に非常に傾斜地が多く複雑な地形であることなどを考慮した上で算定されたものであるとのことであります。 この指定管理料に関しましては、平成25年度から5年間の指定管理者を決定する際に、指定管理者指定審査委員会において、業務仕様書に基づく事業計画などの審査を経た上で適正であるとの判断がなされ、これに基づき平成25年第1回定例会において、平成29年度までの公園管理委託料、平尾山公園指定管理料として債務負担行為の承認をしております。平成27年度の指定管理料についてもこの範囲内のものであり、また会社の収支について公表されていないとの議論については、平尾山公園の指定管理者の指定に当たり、指定管理者指定審査委員会において候補者である佐久平尾山開発株式会社より提出された事業計画書、収支計画書、団体の概要、団体の納税証明、貸借対照表、損益計算書等の指定管理者申請書類により総合的に十分な審査がされ、指定管理者にふさわしい団体として決定された上で、平成25年第1回定例会において慎重に審議を行い、可決したものであります。このようなことから、佐久市の観光拠点である平尾山公園の品質の確保及び様々な施設の維持管理運営など、経費として全く問題のない適正なものであります。 なお、今回、公園管理委託料が認められない場合は、市内にある全ての公園の維持管理が行えなくなり、公園利用者への影響ははかり知れません。 最後に、8款土木費の平尾山公園センターハウス改修事業費について申し上げます。 先ほども申し上げましたが、平尾山公園は年間およそ40万人の方々が訪れる佐久市の観光拠点となっております。その中心施設であり、公園利用者の休憩施設となっているセンターハウスにつきましては、建設されてから20年余りが経過しております。施設建設から20年が経過する中で、利用者の満足度の向上、さらなる誘客、交流人口の増大を図ることや、高齢の方や身体の不自由な方などに配慮したバリアフリー化、エレベーターの設置、2階へのトイレの新設などの改修が必要となっております。 源泉結果が出ない中でセンターハウスの改修を進めることは時期尚早とのご意見でございますが、温水利用型健康運動施設整備事業費に関する賛成討論の中でも申し上げましたが、温浴施設の源泉につきましては、市の整備スケジュールには支障を来すことがないとのことであります。また、温泉施設の建設現場につきましては、センターハウス西側の駐車場一帯であり、今後工事スケジュール等にもよるとは思いますが、工事に伴う影響等から、センターハウスの利用に関して制約が生じること、また工事期間中の資材運搬や利用者の安全確保の観点からも、センターハウスの改修につきましては温浴施設の工事に合わせることが適切であります。 今回、センターハウスの改修のための設計委託料を計上することで、温浴施設と同時期にセンターハウスの改修を行うことができ、このことによって隣接地に建設する温浴施設と相互に有効利用できることで利便性が高まること、またバリアフリーに配慮した施設整備がなされることなどにより利用者の快適性、満足度の向上に結びつき、新たな利用者、交流人口の増大が図られることが大いに期待できるものであります。 以上のことから、私は経済建設委員長報告のとおり、議案第43号の所管事項については原案に賛成するものであります。議員各位のご賛同をよろしくお願い申し上げます。 ○議長(市川稔宣君) 以上で討論を終結し、議案第43号を採決いたします。 各常任委員長及び社会副委員長の報告は原案可決であります。 議案第43号については、各常任委員長及び社会副委員長報告どおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(市川稔宣君) 起立多数であります。 よって、議案第43号は各常任委員長及び社会副委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第61号 平成26年度佐久市一般会計補正予算(第10号)についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第61号については討論を省略し、各常任委員長及び社会副委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(市川稔宣君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第61号は各常任委員長及び社会副委員長報告どおり可決されました。 以上で、各常任委員会の付託議案は終了いたしました。--------------------------------------- △日程第6 付託請願・陳情委員長報告、質疑、討論、採決 ○議長(市川稔宣君) 日程第6、付託請願・陳情の委員長報告を行います。 付託審査願った請願・陳情の審査報告書が提出されております。 経済建設委員長の報告を求めます。 17番、神津君。 ◆経済建設委員長(神津正君) 付託請願の経済建設委員長報告を行います。 本定例会における当委員会での審査請願は、新規請願2件でありました。 慎重審査の結果、お手元にご配付してあります請願審査報告書のとおりに決しましたが、審査経過について主な意見等をご報告申し上げます。 経済部関係の請願として、平成27年請願第1号 TPP交渉に関する請願については、委員より、今のTPP交渉は国会で決議してある項目に対して守れない状況となってきているので、国に意見書を提出して交渉から撤退を強く求め、農業・医療制度等を守ることが重要であるといった意見や、TPPから撤退した場合、影響がまだわからないし、農業を守る必要性は認めるが、日本の経済全体を見た場合、まだ先が見えない中で交渉から撤退するのは賛成できない。農産品5品目だけではなくいろいろな交渉項目がある中で、撤退ありきの請願には賛成できない等の意見が出されたことから、採択につき挙手により採決を行った結果、挙手少数となり、本請願は不採択と決しました。 次に、平成27年請願第2号 米価対策の意見書を求める請願については、国の猫の目農政政策に対しては異議がある。米を守ることは国を守ることにつながる。また、佐久市は米を基幹産業としており、価格低迷により若い人たちが水田耕作をやめれば、ますます耕作放棄地が増える等の意見や、米直接支払い交付金制度にかわる制度として新たに収入保険制度の導入が検討されている。また、日本の生活、経済のあり方が変わってきているので、政府も農業のあり方について検討しているところであり、現段階で意見書を提出するのは時期尚早である等の意見が出されたことから、採択につき挙手により採決を行った結果、挙手少数となり、本請願は不採択と決しました。 以上、付託請願審査についての委員長報告を申し上げました。 ○議長(市川稔宣君) 平成27年請願第1号及び平成27年請願第2号の2件を一括議題として、これより質疑に入ります。 順次発言を許します。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(市川稔宣君) ないようですので、これをもって質疑を終結いたします。 これより採決に入ります。 平成27年請願第1号 TPP交渉に関する請願を採決いたします。 お諮りいたします。 平成27年請願第1号については討論を省略し、経済建設委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。 23番、井出君。 ◆23番(井出節夫君) 討論お願いします。
    ○議長(市川稔宣君) これより平成27年請願第1号の討論に入ります。 まず、委員長報告に対して反対者の発言を許します。 23番、井出君。 ◆23番(井出節夫君) 23番、井出節夫です。 請願第1号 TPP交渉に関する請願について、委員長報告は請願不採択でありました。私は、この請願に賛成し、不採択とした委員長報告に反対する立場から討論に参加いたします。 今、TPP交渉は秘密交渉なので定かではありませんが、3点について指摘しておきます。 第1は、日本政府が交渉に当たって聖域とするとしてきた米、牛肉・豚肉、乳製品などの農産物重要5品目について、国会決議にも違反した譲歩に次ぐ譲歩を重ねているということであります。米では、TPP枠なるものを設けて、年間5万トン規模の輸入拡大を図ろうとしています。牛肉・豚肉、乳製品では、関税の大幅引き下げ、一部撤廃を進めようとしています。このように、TPP交渉の現状が重要5品目の聖域確保を明記した国会決議にも違反する実態は、今や明らかであります。 第2に、同時に交渉は日米両政府の思惑どおりに進んでいるわけではありません。日本側は譲歩に次ぐ譲歩を重ねていますが、それでもアメリカ側からするとまだ足りない状況になっています。アメリカ議会では、大統領にTPPの交渉権限を一任する大統領貿易促進権限法案という法案の提出ができないままでいます。大統領にこの権限がないと、参加国はアメリカ政府の交渉力を信頼できず、交渉妥結が困難と言われております。夏以降になると、次期大統領選が本格化し、オバマ政権は弱体化していきます。したがって、TPP交渉は5月上旬までに妥結しないと、漂流すると言われております。 第3は、日米交渉がいまだ妥結に至らず、12か国との交渉も難航している背景には、異常な秘密交渉や市場原理一辺倒のアメリカ型ルールの押しつけに対する途上国政府の反発もあるからであります。TPP協定のISD条項により国家主権を脅かし、国益が著しく損なわれます。 請願第1号は、国会決議を遵守し、守れない場合は交渉から撤退することを求めています。農業を基幹産業とする佐久市にとっても、国会決議遵守を求めることは市民利益にかなうことであります。 以上、請願第1号に対する賛成の討論といたします。 ○議長(市川稔宣君) 次に、委員長報告に対して賛成者の発言を許します。 10番、関本君。 ◆10番(関本功君) 10番、関本功です。 請願第1号 TPP交渉に関する請願について、経済建設委員長報告のとおり、原案に反対の立場から討論いたします。 TPPは、環太平洋地域12か国の国々による経済の自由化を目的とした多角的な経済連携協定であり、農業分野の市場アクセス、政府調達、知的財産、金融サービス、通信サービス、電子商取引、投資など、24の作業部会で交渉が進行しております。しかしながら、我が国において農林水産物の重要5品目であります米、麦、牛肉・豚肉、乳製品、甘味資源作物などは、国会において除外または協議の対象とする決議がなされております。さらに、交渉に当たっては、2か国間交渉等にも留意しつつ、自然的・地理的条件に制約される農林水産物の重要5品目などの聖域の確保を優先し、それが確保できないと判断した場合は脱退も辞さないものとすることが農林水産委員会で決議されております。 また、自由民主党においてもTPPへの無条件の参加はしないとして、1として「聖域なき関税撤廃」を前提にする限り、交渉参加は反対である、2、自動車等の工業製品の数値目標は受け入れない、3、国民皆保険制度は守る、4、食の安全・安心の基準を守る、5、国の主権を損なうようなISD条項は合意しない、6、政府調達・金融サービス等は我が国の特性を踏まえることとするなど、6項目におけるTPPの負の部分をきちんと研究し、金融資本主義に巻き込まれることに断固反対しております。 このような環境の背景の中において、安倍首相はオバマ大統領との間で聖域なき関税撤廃を前提としないとの共同声明を取り交わした上で、TPP交渉の参加を決めました。様々な懸念がある中、安倍首相はなぜTPP交渉の参加に踏み切ったのか、その理由は、平成25年3月15日の会見で語っています。つまり、TPPの意味は、我が国への経済効果だけにとどまりません。日本が米国とともに新しい経済圏をつくります。そして、自由民主主義、基本的人権、法の支配といった普遍的価値を共有する国々が加わります。こうした国々とともにアジア・太平洋地域における新たなルールをつくり上げていくことは、日本の国益となるだけでなく、必ずや世界に繁栄をもたらすものと確信しておりますという強い信念と決意を持ってTPP交渉に踏み切っています。 このような国内の議論を念頭に、日本政府はTPP交渉において、その合意が国会や国民から国益が守られたという評価及び了解が得られなければなりません。国や国民の了解を得られなければ成立しないのです。それゆえ、我が国の事情や立場等を丁寧に粘り強く主張し、国益にかなう最善の結果を目指して、他のTPP参加国との理解と交渉を求めております。 戦後70年、世界の資源を預かり、再生産し、世界の発展に貢献してきた日本は、世界第3位の経済大国という立場から、その存在感及び責任はますます重みを増しております。国益を守る観点からも、今交渉の場から撤退を求めることは不適切であると重く受けとめております。 今回提出されましたTPP交渉脱退の請願に対しまして反対するものでございます。議員各位のご賛同をよろしくお願い申し上げます。 ○議長(市川稔宣君) 以上で討論を終結し、平成27年請願第1号を採決いたします。 経済建設委員長報告は不採択であります。 平成27年請願第1号については、経済建設委員長報告どおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(市川稔宣君) 起立多数であります。 よって、平成27年請願第1号は経済建設委員長報告どおり可決されました。 次に、平成27年請願第2号 米価対策の意見書を求める請願を採決いたします。 お諮りいたします。 平成27年請願第2号については討論を省略し、経済建設委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。 16番、内藤君。 ◆16番(内藤祐子君) 討論お願いします。 ○議長(市川稔宣君) これより平成27年請願第2号の討論に入ります。 まず、委員長報告に対して反対者の発言を許します。 16番、内藤君。 ◆16番(内藤祐子君) 16番、内藤祐子です。 請願第2号 米価対策の意見書を求める請願は、経済建設委員長報告は不採択でした。私はこの請願に賛成し、不採択とした委員長報告に反対の立場で討論します。 2014年度産米は、今年の生産者が受け取る米価の目安となる農協の概算金が全国的に大幅に下がり、米の生産に係る費用、1俵当たり1万6,000円を大きく下回る事態となっています。米をつくって飯が食えないという悲痛な声が上がっているのです。 そもそも、この間の米価の下落は、2013年、2014年度の基本指針を決めた一昨年11月の食料・農業・農村政策審議会食料部会で、昨年6月末の在庫が2年前に比べて75万トンも増える見通しを政府が認識しながら、何ら対策を講じてこなかったことにあります。また、攻めの農政改革で、5年後に政府が需給調整から撤退する方針を打ち出したことも追い打ちをかけています。政府が減反目標を達成した農家に10アール当たり1万5,000円を支給する米直接支払い交付金を半減させ、米価変動補填交付金を廃止したことが生産者を更に苦しめています。 政府は、多くの農家や関係者の米価対策を求める世論に押され、生産コストの低減に向けた稲作農家の体質強化緊急対策事業や農地中間管理機構本格稼働に向けての補正予算案を出してきました。しかし、米価そのものへの対策ではなく、このままでは離農者が増え、耕作放棄地が増えてしまいます。今、米価の下落をとめ、安定させることが急務であり、かつ米農家を救い、離農を防ぐための最も効果的な施策であると考えます。 農業は佐久市の基幹産業です。水田は、米の生産だけでなく、水害防止の緑のダムの役割もあります。心を癒やす景観としての役割も大きいものです。政府にさらなる緊急対策や米の需給対策放棄の方針の撤回、需給と価格の安定に責任を持つ政策を求めることは、佐久市にとって重要なことです。 以上の理由により、過剰米の市場隔離を官民挙げて実施するなど、米穀の需給調整に直ちに乗り出し、米価の回復を図ること、米直接支払い交付金の半減措置と米価変動補填交付金の廃止を撤回し、農家の経営安定対策をとることを国に求めるという今回の米価対策の意見書を求める請願に賛成するものです。 以上、請願第2号に対する賛成討論といたします。 ○議長(市川稔宣君) 次に、委員長報告に対して賛成者の発言を許します。 4番、内藤君。 ◆4番(内藤勝利君) 4番、内藤勝利です。 請願第2号 米価対策の意見書を求める請願について、委員長報告に賛成、原案に反対の立場から討論をいたします。 まず、請願事項1内に、米穀の需給調整に直ちに乗り出し、米価の回復を図ることとありますが、食糧法上、米穀の政府買い入れは米穀の供給が不足する事態に備えた備蓄のために行うこととされており、米価の回復のために実施するものではありません。また、過剰米の市場隔離を官民挙げて実施することについては、米の生産者団体や卸などでつくる米穀安定供給確保支援機構が農水省と連携しながら米の市場隔離を検討しているとお聞きしております。 次に、請願事項2内の農家の経営安定対策をとることについてですが、従来の戸別所得補償制度については、一律の支払いなど構造改革にそぐわない面があったため、平成26年度から半減、平成30年産から廃止することとし、米価変動補填交付金は平成26年度から廃止となります。一方、収入減少影響緩和対策、通称ならし対策は、一律の規模要件を外し、ならし未加入者に対し、国で予算措置をしております。また、政府は、米や野菜など全ての農作物を対象に、市場価格の下落で農家の収入が減少した場合に、減収分を補填する収入保険制度の導入に向けた調査を進めており、平成27年度予算においてはその調査費として6億円が計上されています。 以上のことから、現時点では日本農業の構造再編や競争力強化のための国の制度設計の見直し等を注視していく必要があり、よって本請願第2号は不採択とすべきと考えます。議員各位のご賛同をよろしくお願い申し上げます。 ○議長(市川稔宣君) 以上で討論を終結し、平成27年請願第2号を採決いたします。 経済建設委員長報告は不採択であります。 平成27年請願第2号については、経済建設委員長報告どおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(市川稔宣君) 起立多数であります。 よって、平成27年請願第2号は経済建設委員長報告どおり可決されました。 次に、議会運営委員長の報告を求めます。 19番、竹花君。 ◆議会運営委員長(竹花美幸君) 議会運営委員長の竹花でございます。 付託陳情について議会運営委員長報告を行います。 本定例会における当委員会での審査陳情は、陳情1件でございました。 審査の結果は、お手元にご配付されております陳情審査報告書のとおり決しましたが、審査経過につきましてご報告を申し上げます。 平成27年陳情第1号 佐久市議会場に国旗・市旗掲揚を求める陳情につきましては、審査において各委員より、継続審査、不採択のそれぞれの意見が出されました。 継続審査とする意見としましては、文章の中には一部不明な点、受け入れがたい箇所はあるが、国旗・市旗掲揚については賛成であり、この点については継続して議論していく必要があるとの意見、一方で、不採択とする意見といたしましては、国旗・市旗の掲揚は必要と考えるが、この文面は受け入れられない、議員が主体的に協議すべき事案と考えるとの意見から、まず継続審査の可否について挙手による採決を行ったところ、継続審査が5名となり、過半数に達したことから、平成27年陳情第1号につきましては、なお審査の必要があるため、閉会中の継続審査にすることとなりました。 以上でございます。 ○議長(市川稔宣君) 平成27年陳情第1号について、これより質疑に入ります。 順次発言を許します。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(市川稔宣君) ないようですので、これをもって質疑を終結いたします。 これより採決に入ります。 平成27年陳情第1号 佐久市議会場に国旗・市旗掲揚を求める陳情についてを採決いたします。 お諮りいたします。 平成27年陳情第1号については、討論を省略し、議会運営委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(市川稔宣君) ご異議なしと認めます。 よって、平成27年陳情第1号は議会運営委員長報告どおり可決されました。 以上で、付託審査願った請願及び陳情は終了いたしました。--------------------------------------- △日程第7 高速交通網特別委員会地域医療問題特別委員会議会改革特別委員会及び広報広聴特別委員会委員長報告 ○議長(市川稔宣君) 日程第7、ここで高速交通網特別委員長、地域医療問題特別委員長、議会改革特別委員長及び広報広聴特別委員長の報告を求めます。 まず最初に、高速交通網特別委員長の報告を求めます。 26番、花岡君。 ◆高速交通網特別委員長(花岡茂君) 26番、花岡です。高速交通網特別委員長でございます。 高速交通網特別委員長報告を行います。 高速交通網特別委員会は、北陸新幹線佐久平駅開業から約2か月後の平成9年12月、旧佐久市議会において設置され、以来、中部横断自動車道の整備促進と北陸新幹線金沢延伸に向けた対応を中心に、継続して委員会活動を行ってまいりました。 現在の委員会は、平成25年5月の第2回臨時会において設置され、これまで設置目的であります高速交通網の整備促進に係る諸課題に対し調査、協議等を行い、市担当部局等とも連携しながら、議会の立場から目的達成に向けた活動に取り組んでまいりました。 それでは、高速交通網特別委員会の平成25年5月から本年3月までの活動の概要を報告いたします。 委員会につきましては、この間10回にわたり開催し、中部横断自動車道の整備促進、北陸新幹線延伸に向けた対応などについて協議するとともに、建設工事の進捗状況を把握するため市内外の現地調査を積極的に行い、工事担当者に説明を受けるとともに、当委員会の要望事項を伝えるなどの活動を行ってまいりました。 また、北陸新幹線延伸に伴う列車名募集に際し、「あさま」の名称を残すため、平成25年6月22日と24日の両日、市内の商業施設とJR駅の数か所において、市の職員とともに全議員がビラを配布する街頭活動を実施いたしました。さらに、本年6月27日の第2回定例会の閉会日に、当委員会の発議により、北陸新幹線の列車名に「あさま」を採用することを求める決議を行いました。 また、県外への視察研修では、北陸新幹線延伸に向けた取組状況を調査するため、昨年11月12日から13日にかけて石川県金沢市と富山県黒部市へ赴きました。金沢市では、市役所において、北陸新幹線延伸に向けた観光戦略等について市担当課から説明を受けるとともに、受け入れ態勢の整った金沢駅と白山市にある車両基地、白山総合車両所を視察いたしました。また、黒部市では、市役所において北陸新幹線延伸に向けた新駅及び新駅周辺の整備状況等について市担当課から説明を受けるとともに、新駅の黒部宇奈月温泉駅と富山地方鉄道新黒部駅の整備状況を視察いたしました。この視察研修では、北陸新幹線延伸に寄せる地域の期待と意気込みをひしひしと感じ、佐久平駅もこれに負けない対応が必要であると痛感いたしました。 次に、高速交通網の整備促進に係る諸課題について申し上げます。 まず、中部横断自動車道につきましては、現在、佐久南インターチェンジから(仮称)八千穂インターチェンジまでの間において着々と工事が進められており、国道141号線からもその進捗状況をはっきり見てとれるようになってまいりました。 (仮称)八千穂インターチェンジから(仮称)長坂ジャンクションまでの間につきましては、社会資本整備審議会道路分科会関東地方小委員会において山梨県側ルート案が了承され、一歩前進となりましたが、環境アセスメントや整備計画区間への格上げなど、まだ超えるべきハードルが多くあります。 中部横断自動車道は、高速交通ネットワークの構築のみならず、医療における救命救急医療水準の向上、さらには交流人口の創出などにも大きく寄与し、沿線地域住民も熱望する生活道路でありますので、今後ともその整備促進を強く働きかけていく必要があります。 また、北陸新幹線につきましては、ご承知のように、この3月14日に金沢まで延伸となりました。これにより、北陸方面からの観光客の増加などが期待されるところでありますが、一方で佐久平駅が通過駅となってしまうおそれもあります。心配しておりました佐久平駅での停車本数は、一応現状維持を確保することができましたが、今後この停車本数を維持し、さらにふやしていくためには、乗降客等の増加に向けた運動を強力に展開していく必要があります。 さらに、松本・佐久地域高規格道路につきましては、構想から20年近くが経過いたしましたが、いまだに候補路線にも指定されておらず、ほとんど進捗がありません。しかし、この道路が整備されれば、佐久地域から松本地域への移動時間が大幅に短縮され、松本地域からの佐久平駅の利用や佐久地域からの信州まつもと空港の利用が大きく促進される極めて重要な路線であることから、引き続き粘り強く整備促進を働きかけていく必要があります。 以上、申し上げました高速交通網の整備促進に係る諸課題につきましては、議会といたしましても、市当局はもとより、市民の皆様、関係する皆様とともに、所期の目的達成に向け今後とも最大限の活動を行っていかなければならないと考えておりますので、関係各位の引き続いてのお力添えを心からお願い申し上げます。 なお、経過の詳細につきましては、お手元にご配付申し上げてあります経過概要をご覧願うこととし、以上を申し上げまして高速交通網特別委員会の委員長報告とさせていただきます。 ○議長(市川稔宣君) 次に、地域医療問題特別委員長の報告を求めます。 22番、市川君。 ◆地域医療問題特別委員長(市川将君) 地域医療問題特別委員長の市川でございます。 委員長報告を行います。 地域医療問題特別委員会は、医療崩壊から地域医療を守ること、佐久総合病院の再構築の早期実現についての2点の課題を付託案件として、平成21年5月に初めて設置され、以来、目的達成に向けた活動に取り組んでまいりました。 現在の委員会は、選挙後の平成25年5月の第2回臨時会において、新たに9名の議員でスタートし、昨年12月に1名の議員辞職により8名となりましたが、これまで9回の委員会を開催するとともに、現地調査等を行ってまいりました。 それでは、平成25年5月から本年3月までの活動の概要を報告いたします。 まず、佐久総合病院の再構築の一つの柱であります佐久医療センターは、救急・急性期医療、高度・専門医療を担う紹介型病院として位置づけられており、この紹介型病院においては一般的には難しい診断や治療を行い、地域の医療機関から紹介された患者さんを専門医が協力して治療に当たる病院であるため、基本的に救急以外は紹介状をお持ちの患者さん等を中心に診療を行う病院であることから、市内の医療環境が大きく変化することとなります。 そこで、佐久医療センター開院に向けた広報について、同センターの機能や、医療機関の役割分担によりかかりつけ医を持つことについて市民の皆さんがどのように捉えているかを確認するため、市が行った市民アンケートにあわせて当委員会から提言や要望を行い、市民への啓発活動の推進を図るとともに、全議員で開院前の現地に赴き、開院を間近に控えての現地の状況を調査いたしました。 また、昨年3月1日の佐久医療センター開院後3か月経過した6月には、紹介型病院であることによる混乱がないかなどの現状を把握するとともに、地域医療支援病院の承認に向けての取り組み状況を調査するため現地に赴き、病院関係者から説明をいただき、現在の良好な状況を確認いたしました。 次に、佐久総合病院の再構築におけるもう一つの柱であります佐久総合病院本院の整備についても、昨年9月に佐久総合病院本院の現地調査を行い、本院施設の老朽化が進み、手狭になっている現状を踏まえ、佐久総合病院基本構想、工事スケジュールについて病院関係者から説明をいただき、早急な対応が必要であることを再認識するとともに、平成30年度には外構工事を含む全ての整備が完了する計画であることを確認いたしました。 こうした中、今後は更なる病病連携、病診連携が必要であることから、佐久総合病院再構築を含めた地域医療連携についての協議の場である佐久市医療体制等連絡懇話会での協議についても所管より報告を受けました。 また、委員会の調査活動といたしまして、昨年7月に地域医療支援病院として地域の医療機関との連携について先進的な取り組みをしている静岡県立総合病院と静岡済生会総合病院を視察いたしました。両医療機関とも、地域の医療機関である個人病院や介護福祉施設等と連携が図られており、それぞれの役割や機能を分担する中で、紹介患者のスムーズな受診受付や退院調整による医療・介護・福祉サービスの提供など、急性期医療が終了した患者や家族が安心して地域に戻れるようサポートしている専門窓口の状況等について担当者から説明を受け、その重要性を再認識いたしました。あわせて、病院、診療所におけるそれまでの診療経過や検査データなどの診療情報を共有化することにより患者の負担を軽減するシステムについても視察し、今後の当委員会の活動に資する大変有意義な視察研修となりました。 以上、経過の詳細につきましては、お手元にご配付申し上げてあります経過概要をご覧願うこととし、今後も佐久総合病院の再構築を初めとした医療環境整備における様々な施策の効果・成果の検証はもとより、地域の医療連携や医師不足解消などの課題の解消など、今後も行政とともに議会としても最大限の協力を行っていくことが重要であることを申し述べ、地域医療問題の委員長報告とさせていただきます。 ○議長(市川稔宣君) 次に、議会改革特別委員長の報告を求めます。 16番、内藤君。 ◆議会改革特別委員長(内藤祐子君) 議会改革特別委員長の内藤祐子です。 議会改革特別委員会委員長報告を行います。 議会改革特別委員会は、平成19年12月に各会派から選出された議員により設置された議会改革研究会の活動の後を受け、平成21年6月の第2回定例会において初めて設置され、以来、議会の活性化を目的として、継続して議会改革に向けた活動を行ってきました。 現在の委員会は、平成25年5月の第2回臨時会において設置され、お手元にご配付の経過概要に記載のとおり、これまで22回の委員会を開催するとともに、議員アンケート・市民アンケートの実施、研修会の開催、議員間討議の実施などにより、設置目的の達成ために議会改革に向けた活動を行ってきました。 当委員会では、初めに前期の委員会からの引継ぎ項目と各会派から持ち寄った新たな検討項目を整理し、今期の検討項目を決め、順次協議を進めてきました。当初の検討項目としては、議会事務局体制の充実、議場設備の改修、インターネット中継、委員会審査における議員間討議、委員会審査における傍聴者人数の増、当初予算説明会の日程の確保などを中心に協議を進め、これらの一定の集約として、平成25年11月に当初予算説明会の日程の確保、議場内設備の改善、議会本会議のインターネット中継及び議会事務局体制の充実について、市長に対し議会改革に係る要請を行ってまいりました。その後、これに対する回答について、平成26年2月に市長に対し、要請の趣旨に係る意見交換の継続と当初予算説明会の試行について再度申し入れを行いました。 結果として、平成26年第1回定例会においては、豪雪の影響などもあり、要望した日程での当初予算説明会の開催はできませんでしたが、その後、事務レベルでの意見交換を重ねた結果、今定例会において、試行という形ではありますが、1日の日程を確保しての当初予算説明会を開催することができました。今後は、そのあり方について今回の結果を検証し、来年度へ向けて協議を重ねていく必要があるものと考えています。 また、平成25年11月以降においては、この当初予算説明会とあわせて、決算審査のあり方と議員定数を中心に協議を重ねてきました。これにより、決算審査については、当委員会として全議員を委員とする決算特別委員会を設ける方向で検討を進めることになりましたので、今後行政側と意見交換をしていきたいと考えております。 また、議員定数については、市民が参加できる公開研修会、議員アンケート、市民アンケート、2回にわたる議員間のグループ討議等を実施し、慎重に協議を重ね、委員会としての締めくくりとして一つの結論には至りませんでしたが、ありのままの結果を議長に報告することになりました。 これらのほか、委員会での協議の成果として、第2質問席のマイクの改修、委員会の傍聴者定員に柔軟に対応するための規則の改正、委員会審査における議員間討議の確保などがあります。 次に、委員会の調査活動としまして、平成26年2月に千葉県の流山市、松戸市及び佐倉市の各市議会を視察し、議会基本条例の運用状況、開かれた議会のための情報発信及び予算・決算の審査について調査を行いました。議会改革度ランキングで常に全国トップクラスの流山市議会をはじめ、各市議会の議会改革に向けた意気込みにとても刺激を受けました。得られた調査内容とともにその後の委員会の活動に大いに生かすことができ、大変有意義な視察研修となりました。 以上、平成25年5月からこれまでの活動を振り返ると、それぞれの委員が常に問題意識を持ち、積極的かつ精力的に議会改革に取り組んできたという思いがありますが、これから検証を必要とする項目や検討の途上にある項目など、まだ多くの課題が残っていますし、今後も多くの課題が出てくるものと思います。議会改革には終わりはありません。 最後に、今後もこの議会改革特別委員会においてこうした課題に積極果敢に取り組み、不断に議会改革を進め、市民の代表機関としての信頼をより高めていただくようお願い申し上げまして、今期の議会改革特別委員会の経過報告とさせていただきます。 以上です。 ○議長(市川稔宣君) 次に、広報広聴特別委員長の報告を求めます。 19番、竹花君。 ◆広報広聴特別委員長(竹花美幸君) 広報広聴特別委員長の竹花美幸でございます。 委員会の活動報告をさせていただきます。 議会活動全般にわたる広報広聴活動の推進を図ることを目的として、平成25年5月15日より発足した広報広聴特別委員会は、資料のとおり11名の委員で構成されました。 これまでの特別委員会は、2つの部会、広報部会と広聴部会に分かれ、それぞれ議会の広報広聴活動を担当しておりましたけれども、今期は部会を設けず、この11名により活動してまいりました。とりわけ、平成25年5月27日の委員会におきましては、当委員会の運営について協議をし、これまでの広聴部会が担っておりました議会報告・意見交換会の運営等につきましては、協議検討段階は終了したことと、議会基本条例施行に伴う開催の義務化により、当委員会の検討事項から外すことについて確認し、主に議会だよりの編集、インターネット中継導入、ホームページの見直し等についてを中心とした活動を展開してまいりました。 まず、1つ目として議会だよりの編集についてでございますが、定例会別に年4回の発行及び臨時号を発行いたしました。とりわけ、この議会だよりにつきましては、読みやすく親しみやすい議会だよりを目指して調査研究を重ねてまいりました。 平成26年1月に実施しました行政視察においては、市民の皆様に親しみやすい議会だよりの編集を目指し、イメージを一新した議会だよりを発行し、全国から注目を集めている東京都あきる野市へ赴き、先進事例を学んでまいりました。 当市におきましては、予算面では大幅なリニューアルは望めなかったものの、可能な範囲内で目を引く効果や読みやすさの向上を図ってまいりました。具体的に申し上げますと、表紙デザインのリニューアルとして写真枠を大幅に拡大し、視覚効果の向上を図ってまいりました。また、次回定例会の日程をカレンダー方式に変更し、読みやすさの向上を図ってまいりました。 2つ目として、インターネット中継導入につきましては、大きく進展があった2年間でございました。平成26年1月に実施しました行政視察におきましては、全国に先駆けて導入した武蔵野市のほか、相模原市へも赴き、本会議、委員会におけるインターネット中継と録画放送による取り組み及びその波及効果等について説明を受けてまいりました。 当市においては、議会としても引き続き市への要望を行ってまいりましたが、なかなか進展が得られない中、平成26年2月にFMさくだいらによる無料ユーストリームのインターネット中継導入の打診がありました。大変ありがたいお話を頂戴し、これをきっかけにインターネットへの期待が大きく進展してまいりました。 また、市におきましても、ホームページリニューアルを機に、議会中継のみならず、市の情報もインターネット中継により充実させていく方針を打ち出され、当委員会といたしましては、無料中継と市の提案、両方を検討させていただいた結果、市と足並みをそろえて実現に向けて努力することを確認したところでございます。 その後は、急展開となり、事務段階において実施計画及び当初予算の計上が見込まれ、本日、新年度予算が成立の運びとなりましたので、平成27年度より議会本会議でのインターネット中継の本格導入が決定したところでございます。 3つ目のホームページの見直し等につきましては、平成27年2月2日運用開始されました市公式ホームページリニューアルにあわせて、議会ホームページとしてもさらなるアクセシビリティの向上を図るべく検討を重ねてまいりました。 なお、とりわけインターネット中継につきましては、今後実施段階に入るわけでございますが、引き続き市との協議等を綿密に重ねまして、一日も早く実現できるよう推進をしてまいります。 また、次期、後期委員会への検討課題、引継ぎ事項としまして、開かれた議会を目指すに当たり、市民の皆様に親しまれる議会だよりの更なる見直し、議会インターネット中継の委員会導入など、更なる拡充に向けた取組みと、議会ホームページの充実等を要望としてまとめさせていただきますので、皆様よろしくお願い申し上げます。 最後になりましたが、議会だよりの発行、インターネット導入等の経過に当たりましては、大勢の皆様にご理解とご協力を賜りました。心より感謝とお礼を申し上げまして、広報広聴特別委員会2年間の活動報告とさせていただきます。皆様、ありがとう存じました。 ○議長(市川稔宣君) 以上で、高速交通網特別委員長、地域医療問題特別委員長、議会改革特別委員長及び広報広聴特別委員長の報告は終了いたしました。--------------------------------------- △日程第8 追加議案上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(市川稔宣君) 日程第8、議案第62号及び議案第63号を一括上程いたします。 議案の件名につきましては、お手元にご配付いたしました議事日程に記載してあるとおりであります。 まず、議案第62号 佐久市議会委員会条例の一部を改正する条例の制定についての説明を求めます。 19番、竹花君。 ◆議会運営委員長(竹花美幸君) それでは、議案第62号 佐久市議会委員会条例の一部を改正する条例の制定について、提案理由の説明を申し上げます。 本案は、地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正する法律の施行により、教育長が教育委員会の代表となること等に伴い、所要の改正を行おうとするものでございます。 改正の内容は、委員会が審査等のために出席を求める場合の相手方を「教育委員会の委員長」から「教育委員会の教育長」に改めるもので、詳細につきましては議案書に記載のとおりでございます。 なお、この条例の施行期日は平成27年4月1日でありますが、法律と同様に所定の経過措置を定めてございますので、よろしくお願い申し上げます。 提案理由の説明は以上でございますが、議員各位のご賛同を賜りますようお願い申し上げます。 以上でございます。 ○議長(市川稔宣君) これより議案第62号の質疑を行います。 順次発言を許します。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(市川稔宣君) ないようですので、これをもって議案第62号の質疑を終結いたしました。 ただいま議題となっております議案第62号につきましては、会議規則第38条第2項の規定により、委員会への付託を省略いたします。 お諮りいたします。 本案は討論を省略し、ここで採決したいと思いますが、ご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(市川稔宣君) ご異議なしと認め、討論を省略し、採決いたします。 議案第62号は原案どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(市川稔宣君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第62号は原案どおり可決されました。 次に、議案第63号 佐久市議会議員定数条例の一部を改正する条例の制定についての説明を求めます。 24番、杉岡君。 ◆24番(杉岡務君) 24番、杉岡務です。 議案第63号 佐久市議会議員定数条例の一部を改正する条例案の制定についての提案理由を申し上げます。 この件につきまして、議員各位には既に別紙にて経過を含めまして配付してある内容であり、先ほど議会改革特別委員長のほうからの経過報告の概要とも一部重複しますが、改めて提案理由として申し上げます。 議員定数につきましては、平成25年7月に議長から議会改革特別委員会の検討項目としての提案があり、これに基づいて同特別委員会において議員研修会、議員アンケート、市民アンケート、2回にわたる議員間討議等を実施し、慎重に審議を重ねた結果、本年2月12日に議長に対し、審議結果の報告書が提出されました。 その報告書の内容は、「特別委員会としては十分な議論を重ね、議員定数に関する合意形成を目指したが、望ましい定数についての合意を得るまでには至らなかったことから、多数決で結論を出すのではなく、ありのままの状況を報告する。」ことでありました。その状況は、委員8名のうち、議員定数を削減すべきであるとする者が5名であり、現在の議員定数は適正であるとする者が3名でありました。そして、最後に、「議員各位におかれては、本委員会における結論及び議員研修会、議員アンケート、議員間討議、市民アンケート等の結果を踏まえ、熟慮の上、平成27年佐久市議会第1回定例会において定数条例改正案の提出等の必要な対応をお願いします。」と結ばれておりました。 本来、2年近くにわたり議論された検討項目であり、特別委員会にて結論を出すべきであったと思います。本件については全会一致が理想であるが、議会制民主主義において多数決で結論を導き出すことも必要であったと考えます。 その後、会派代表者会議において、全会派一致での議案提出の可能性について再度協議が行われましたが、結論には至りませんでした。この結果を受けて、現在の議員定数を削減すべきであるとの考えを共有する者が、これまでの経過を踏まえ、適正な議員定数について再度議論を重ねました。 議員定数の削減は、議会の根幹に触れる重要な問題であり、これまでの議員間討議等の中では、多くの市民の意見を反映するためには定数を減らすべきではないという意見もありました。一方、現在の世論は、国はもとより、地方自治体においても議員数を削減すべきとの声は随所で聞かれます。さらに、今後急速な人口減少社会の進展と地方財政の厳しさが増すことが予想されます。そこで、我々佐久市議会においても、定数削減は必要不可欠な事案と結論づけました。そして、県内他市や全国の類似団体の議員定数の状況等を考慮するとともに、一方では多様な市民意見の反映という議会の責務を十分に果たせるものであること、さらに行政に対する監視機能を低下させないものであること等を総合的に勘案した結果、現在の定数28を2名削減し、26名という定数が至当な数字であるとの結論に至ったものであります。 少数精鋭により議員一人一人が更なるレベルアップを図り、従来のチェック機能、高度な政策立案及び提案型の議会を構築し、行政とともに住民福祉の向上を図っていくことが住民の代表としてのこれからの議会のあり方であり、使命だと考えます。今回の議員定数削減が佐久市議会の更なる活性化の礎となり、住民に身近な存在となる開かれた議会として更に発展することを期待するものであります。 以上、当条例案の提案に対する基本的な考えを申し上げました。よろしくご審議の上、ご可決賜りますようお願い申し上げまして、提案理由の説明とさせていただきます。 以上です。 ○議長(市川稔宣君) これより、議案第63号の質疑を行います。 順次発言を許します。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(市川稔宣君) ないようですので、これをもって議案第63号の質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております議案第63号につきましては、会議規則第38条第3項の規定により、委員会への付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(市川稔宣君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第63号については委員会への付託を省略することに決しました。 お諮りいたします。 本案は討論を省略し、ここで採決したいと思いますが、ご異議ありませんか。 6番、飯島君。 ◆6番(飯島雅則君) 討論お願いいたします。 ○議長(市川稔宣君) これより議案第63号の討論に入ります。 まず、原案に対して反対者の発言を許します。 6番、飯島君。 ◆6番(飯島雅則君) 6番、飯島雅則です。 議案第63号 佐久市議会議員定数条例の一部を改正する条例の制定について、反対の立場から討論をさせていただきたいと思います。 まず、この議員定数削減、一体今、なぜここでやらなければいけないんでしょう。確かに2年間討論した、議論した、そして削減を推し進める皆さんの意見も聞きました。今提案理由もお聞きしました。それでも私は理解できません。 この議員定数を削減することによって、市民は一体どんな利益があるんでしょう。どんなメリットがあるんでしょう。それが私には全くわからない。市民が今一番望んでいることは、議員の定数を削減しろよということを望んでいるんでしょうか。そうじゃないと思います。もっと議員、一生懸命仕事しろよ、こういうようなことを市民は望んでいるんじゃないでしょうか。 私は、昨日も2時間ほど、このことをつじ立ちで訴えてまいりました。市民に、どうでしょう皆さん、こういうふうに問うてまいりました。その結果、わざわざ車の窓をあけて、「議員、あんたの言うとおりだよ」と言っている方や、拍手をしながら通り過ぎる方がたくさんいました。今やらなければいけないことは、議員の事情による議会改革ではなくて、市民の目線に立った議会改革を話し合うべきではないでしょうか。 議員定数の議論の中でおっしゃられてきたことについて反論をさせていただきます。 まず、議員定数の削減の話が始まって真っ先に言われたこと、先ほど提案理由の中にもありました、少数精鋭にしよう。ほう、精鋭。じゃ、精鋭じゃない議員さんがこの中にいるということですよね。それで、それを言っている方は、自分は精鋭だと思っていらっしゃるんでしょうか。それは非常にうぬぼれなんじゃないでしょうか。一体誰が議員はこの議員は優秀、この議員はだめだと判断するんでしょうか。私にはわかりません。そして、百歩譲ります。定数を減らしたら、その方の言う優秀な議員が残るんでしょうか。当選するんですか。だめな人は落ちるんでしょうか。ここがまずわかりません。 次に、活性化される、まあ若者が出やすくなる、立候補者が増える、選挙が活性化される、こういう話もあります。そうでしょうか。本当に皆さんそう思うんですか。自分が例えば今、立候補するんだって、初めてですよ、初めて立候補するんだと思ったときに、この定数のラインが上がれば上がるほど、当選のラインっていうのは高どまりになっていくわけですね。バックに大きな地域や政党を抱えた方ならともかくとして、無名の若者が本当に出やすくなるんでしょうか。私は出にくくなるだろうな、そう思います。事実、定数が34名のときは9人オーバーでした。28にした1回目は5人オーバー、そして前回は皆さんご存じのとおり、選挙になるかならないかわからない、たったの1人オーバー、これでなったわけですね。少なくすれば少なくするほど立候補者が少なくなるのではないでしょうか。 次に、経費が削減できる。市民アンケートでも、減らしたほうがいいという回答があったからそれを尊重する、こういう話も今も出ていました。本当に経費が削減できる、こういうことで考えていいんでしょうか。議論の中では確かに切り離されていましたけれども、本当にたびたび出てきた。議員の数は減らしましょう、そのかわりその分余ったお金を現在いる報酬に上げましょう、こういう話、たびたび出ていましたよね。これ、本当に何か裏が透けて見えるような気がします。これを聞いた市民は本当にどう思うんでしょうか。議員間討議のとき、ある議員が議員報酬は市長が審議会にかけて決めるからいいんだよ、こう言っておられました。でも、それは違います。確かに審議会の答申を受けて上程されるかもしれません。でも、議会で議決して初めて決まるんです。議員に責任があるんですよ。ですから、議員報酬の際、必ず市民アンケートをとってみてください。そして、市民の意見を尊重してください。そこでもし報酬を下げるべきという意見が多かったら、報酬下げましょう。ぜひそれはやってください。 議員定数を議論する中で勉強会をたくさんやりました。大学教授などからも話を伺いました。ある先生、おっしゃっていましたよ。少ない人数になればなるほど行政はやりやすくなる。もう既に裏で取引されている、こんなことは絶対ないと信じています。政治が一部の人だけのものになる、これが議員定数削減の最大のデメリットだと私は思います。定数削減によって身を切られるのは議員なんでしょうか。私はそうじゃない、市民こそが身を削られるんだな、こういうふうに思います。自分の思いを託す議員が減るんです。そして、行政に対してのチェックの目が明らかに数が減るんです。どんなに言ってみたところで数は減るんです。議員定数削減というのは、これは議会改革ではない。現職議員の既得権の拡大だ、私はここまで思います。ぜひ皆さんにはもう一度市民の目線に立っていただき、議員定数削減ということに反対していただけますようお願いし、討論を終わりといたします。 ○議長(市川稔宣君) 次に、原案に対して賛成者の発言を許します。 20番、和嶋君。 ◆20番(和嶋美和子君) 和嶋美和子でございます。 ただいま討論に付されました議案第63号 佐久市議会議員定数条例の一部を改正する条例案につきまして、賛成の立場から討論いたします。 定数削減につきましては、2011年の地方自治法の改正により議員定数の上限撤廃が決まり、議会が自主的に定数を決められるようになりました。しかしながら、議員定数について方向性を明確にしている議会はほとんどないと言われています。 全国的に議員定数は平成16年から18年にかけての平成の大合併で激減し、それ以降も減少し続けていることは皆様もご存じのとおりです。全国市議会議長会が行った直近の調査から見ますと、平成22年に2万1,026人であった議員の定数の総数は、平成24年には2万123人となっており、3年間というわずかな期間に、議員定数の減少は903人に上っています。 なぜ議員定数は減っていくのか。北海道大学公共政策大学院の自治体の議員定数、報酬はどうあるべきかの研究では、こうした定数、報酬の削減傾向の要因の一つに、住民の根強い議会不信があると分析しています。また、日本世論調査会が2006年に実施した調査によりますと、6割の住民が議会の活動が住民に伝わらないと回答したことを上げています。こうした住民意識については、佐久市議会の議会改革特別委員会が実施したアンケートにもあらわれています。このようなことを総合的に考えると、議員定数が多いからといって、必ずしも議会活動が住民に理解されているとは言えず、あるべき議会像を明確にすることや、住民が理解できるような議会活動を展開することが重要であると考えます。 地方自治法によれば、議会は決定機能や行政監視機能、政策立案機能など幅広いものを含んでおり、地方自治において議事機関としてその役割を期待されております。今、佐久市議会にとって議員定数削減という量的な改革と同時に、議員の議会活動の質を高めることが市民に求められていることだと思います。例えば、それは政策立案能力の向上であり、行政監視機能の強化です。政策の立案に関していえば、市民の求めるものや地域課題を吸い上げ、それを政策として提言していくこと、そうした中で職員の目が開かれ、望ましい政策が生まれると考えます。 こうしたことから見えるのは、議員定数が多ければよいという量の問題ではなく、あるべき議会像、そして議員としての質の改革です。地方分権が進むにつれ、地方議員の役割は重くなり、仕事の量も増加していくことが想定されます。そうした中で、議員定数削減という自らの身を切る改革を断行するとともに、議員としての自己研さんを怠らず、互いに磨き合っていく真摯な姿こそが市民に理解される第一歩ではないでしょうか。議員は、選挙公約とともに、一つ一つの案件、議決においても説明責任を負うことを忘れず、この重要な条例の一部改正についても責任ある態度で臨んでいただきたいと思います。 以上申し上げまして、本案に対する賛成討論といたします。よろしくお願いいたします。 ○議長(市川稔宣君) 次に、原案に対して反対者の発言を許します。 11番、吉岡君。 ◆11番(吉岡徹君) 新緑会の吉岡徹でございます。 私は、本議案、すなわち佐久市議会の議員定数を現行の28名から26名に2名減ずるとの条例改定案に反対する立場から討論を行わせていただきます。 今朝、NHKのニュースの中でも報じられておりましたけれども、現在、号泣県議に代表される政務活動費の不適切な使用、セクハラ発言等々もありまして、全国的に住民、市民の皆さんの厳しい目が議会及び我々議員に注がれて、そして不信感を募らせております。そして、その反映として定数削減、報酬削減、果ては議会不要論まで喧伝される時代に至っております。まさに削減ありきの風潮の蔓延でございます。 しかし、その風潮の中で懸念すべきことは、二元代表制としての議会の存在意義、議会の果たすべき機能、その中で個々の議員の果たすべき職責についての議論が適切に反映されているとは言いがたいということについてでございます。すなわち、先ほど和嶋さんも触れられましたが、議会の二大機能ですね、行政監視機能、それは議決権であり、検査権であり、調査権であり、政策評価権であり、監査請求権等々でありますが。もう一つは、政策形成機能、予算修正権であり、条例案提出権でもあります。これらの機能が、及びその働きが住民の皆さんに十分には理解されていない、そのことが不信の背景、根底にはあるんではないかと思うわけであります。 この私たちの活動がよく市民の皆さんに理解されていないということは、昨年行われましたこの定数に関する市民アンケートの60%に及ぶ削減すべきだという意見に反映されているわけでございますが、この数字は単に数字、要するに人数を問題にしているのではなくて、議会や議員が何をやっているかがよく理解できていない、わかっていないということの裏返しであると理解すべきだと私は思います。 この市民の皆さんに理解されていないということ、この責任は、我々議会、議員の側にあると私は思っております。我々が与えられた権限を駆使してこの議会を機能させていることが住民の皆さんに十分理解されていれば、やみくもな削減論は生じないはずであると私は思います。私たちは、まず自らこうした議会、議員としての本来の責務を十分に果たしているのか、そしてその実態や事実を住民の皆さんに理解していただけているのかということを自らに問うべきではないかなと思います。皆さんにはまさに釈迦に説法のようなこの基本原則を前提として、今回の提案されている定数削減案について論じてみたいと思います。 先ほどの提案説明におきましては、なぜ28人ではだめなのかと、26人がなぜいいのかということについての明確な論拠は示されておりません。この提案理由書の中にもそれは触れられておりません。経過は触れられておりますけれども。そして、総合的な判断でそれが至当だということを提案説明者は述べておられますけれども、それはやはりそれだけではちょっと説得力に欠くと思わざるを得ないわけであります。 考えられる理由の一つとしては、議会費を削減するということがあるのかもしれませんけれども、ご承知のように、我が市の議会費は一般予算予算に対しまして0.6%であります。松本市も0.6、上田市も0.6、安曇野は0.7、飯山は0.8、長野市は予算規模が1,500億ですから相対的に下がってまいりますが、それでも0.5%になっております。決して佐久市の議会費が突出しているというわけではありません。 また、2つ目の理由として、これは提案者の杉岡議員もおっしゃいましたけれども、同等規模の他市に比較していろいろ勘案しましたとおっしゃっていましたので、私も調べてみました。全国9万人以上、11万人未満、我々は10万ですけれども、ちょうど真ん中辺ですけれどもね、この上下1万人ずつの市が現状、全国で52市ございます。それで、52市の定数の総数は現状1,263名です。それを52で単純平均すれば1議会当たり24.3人が平均の数字として出てまいります。 そして、先ほど和嶋さんが北大の公共政策大学院のお話をされましたが、その構成されている教授のお1人が別の研究を出しておりまして、それには統計的な数字が出ております。どういう数字というか傾向かといいますと、人口が多ければ議員総数は増える、これはまあ一応当たり前だと思いますね。我が佐久市議会は28名ですが、330万を擁する横浜市の市会議員の定数は86名です。まあそんな感じで、正比例というわけではもちろんありませんけれどもね。もう一つ、同規模ならば、カバーする面積の広い自治体においては定数が多い。同じことは、それの裏返しですが、人口密度とも比例するんです。人口密度が薄ければ議員定数は多くなる傾向がある。実態として、統計としてあるということです。さらに、もう一つは、一次産業従事者が多い自治体は定数が多いということも触れられております。 それで、一次産業の従事者までは調べがいきませんでしたが、面積については調べてみました。52の市のうち最小の、面積が小さい市は福岡県の春日市です。これは14平方キロメートルの中に10万人ぐらいがひしめき合っているという感じですね。この52の中で一番面積が大きいのは、お隣、岐阜県の高山市、2,177平方キロメートル、ほとんどが山だそうですけれども、まあそんなことがあります。それで、我が佐久市は、ご承知のように424平方キロメートルですね。それで、まず群分けをしまして、A群は一番小さい14平方キロメートルから200平方キロメートルまでの市の平均とってみました。これの中には、52のうちの25市がここに入りますけれども、これの平均の議員定数は22.2人になっております。B群の201平方キロメートルから400平方キロメートルまでの間には、安曇野市を含めて7市ありまして、これの議員定数平均は24.3人でございます。C群、401平方キロメートルから600平方キロメートル、これは我が佐久市も入りますけれども、この中には14市含まれておりまして、これのアベレージは27.0でございます。D群は601平方キロメートル以上、これは飯田市を含めて6市ありますけれども、ここは27.2人となっておりまして、確かに面積が広いほど、少しではあるけれども、議員定数というのは上がってきている。その中で、我が佐久市はその同等の人口及び面積ですね、規模からすれば、確かに28ですから1は多いんですが、そんなに突出して多いというわけでは決してありません。 もう一つは、立候補者が少ないから定数を減らせばいいんだって、それは誰か先ほどそんな議論がありましたが、これは全く私も飯島さんと同じで、別の議論であると。別の環境整備が必要だと。若い人が立候補しやすい、女性が立候補しやすいという意味での環境整備が必要なことであって、議員定数には直接は関係しないと。むしろ先ほど飯島さんが言いましたけれども、少なくなれば出にくくなるというのは事実であろうと思います。 以上の状況から、424平方キロメートルの面積を擁し、山地を除けば各周辺部に集落が散在している当佐久市の均衡ある発展を期するためには、中心部の極度の集中を避けて、基礎票の少ない周辺部からも民意を代表し、地域の目で行政をチェックできるようにするためにも、その機能を担う議員数を減少させるのは慎重にならなければならないと私は考えております。 将来、人口減少傾向が顕著になって状況の変化が生じた場合は、また別の考えが必要だと思いますけれども、当面は議会の存在意義と議会・議員の活動をより理解されるような、例えば現在年1回行われております議会報告会に加えて…… ○議長(市川稔宣君) まとめてください。 ◆11番(吉岡徹君) はい。議員と市民の皆さんとの懇談の場を各地において年数回設けるということも含めて、皆さんへの理解を深めていただく、このことは大事だと思っております。このような努力を後回しにして、単に定数減をもって市民の皆さんの負託に応えたとするのには、なかなか強い違和感を感じざるを得ません。 よって、提案された定数削減案には、現時点では賛成いたしかねるということであります。 以上で反対討論を終わります。 ○議長(市川稔宣君) 討論者にお願いいたします。気持ちはいろいろわかるんですけれども、まとめた上で議論をしていただきたいと思います。 次に、原案に対して賛成者の発言を許します。 8番、柳澤君。 ◆8番(柳澤潔君) 8番、柳澤潔です。 議案第63号 佐久市議会議員定数条例の一部を改正する条例案について、賛成の立場から討論をいたします。 平成11年に始まった平成の大合併は、1、地方分権推進、2、少子高齢化の進展、3、厳しい財政状況、4、日常生活圏の拡大といった国内事情を踏まえ、行財政基盤を強くし、より効果的、効率的な行政運営の実現のために政府主導により推進されてきました。佐久市においても、新佐久市議会の議員定数は77人から34人となり、さらに平成20年6月30日に34人から28人に改める条例が制定され、平成21年度から適用され、現在に至っております。合併による職員数削減とともに、議員定数削減も財政基盤強化の一環としてより効果的、効率的な行政運営の要素であり、現在の佐久市においても経費削減に大きく貢献しているものと考えます。平成の大合併によって大方の目標は達成されたものの、引き続く低成長成熟社会、少子高齢化社会の中で更なる行財政改革を求められており、多くの自治体において再度の見直しが共通の課題となっております。 市議会議員定数に関する調査結果報告によると、平成25年12月31日現在、全国809市の1市当たりの平均は24.7人、人口10万から20万人未満の市における平均議員数は26.9人となっております。選挙によって選ばれた議員は市民全体の代表者であり、市民の立場に立って、市政全体のチェックと行政への政策提言などを通して政策の最終決定をすることが役割となっております。また、市民意見を具体的に反映させる場面においては、佐久市内の住民居住地区は広く分布しており、このような地域性を考慮した場合、議員数に対する一定の配慮が必要になります。 一方で、将来の人口減少や財政の縮小が想定される状況下、議員自ら身を切る覚悟を持って行政改革に取り組む必要もあると考えます。新佐久市発足以降の定数削減の推移を見ながら、議会としての役割と議員としての役割を勘案し、適正な議員定数を考えるとき、現段階においては26人がよいものと考えます。 以上の理由により、佐久市議会議員定数条例の一部を改正する条例案に賛成の立場から討論とさせていただきます。 ○議長(市川稔宣君) 次に、原案に対して反対者の発言を許します。 23番、井出君。 ◆23番(井出節夫君) 23番、井出節夫です。 議案第63号 佐久市議会議員定数条例の一部を改正する条例の制定について、反対の立場から討論に参加します。 本条例改正案は、佐久市の市議会議員の定数を現在の28名から2名削減するというものです。説明では、なぜ2名かということにつきまして説明はありませんでした。 定数改正について経過を申し述べます。平成24年第2回定例会において、定数34人から6人削減し、現在の28人とする条例改正案が、私ども日本共産党も賛成し、全会一致で可決されました。この経過を振り返りますと、当時議員定数問題は議会改革研究会で視察や研究調査を重ねました。研究会の検討結果の報告は、全国の類似都市の議員定数を踏まえた上で、佐久市の面積などの地理的条件、予算規模、事務局体制、市民協働の現状などを総合的に勘案した結果、佐久市議会の議員定数は28人が妥当とするという結論に達しました。 研究会のメンバーは10名で、現在議場におりますのは市川議長と杉岡議員、それに私の3人であります。議会改革研究会の検討結果を踏まえた各会派の定数案は、当時の会派ですが、平政会、清風会、公明党、佐久の会、無所属など、ほとんどの会派が28人を提案いたしました。結果報告を受けた議会運営委員会では、各会派の意向も踏まえ、慎重に審議を重ね、多数決ではなく、全会派が一致し、定数削減の条例案が本会議に上程され、可決されました。 あれから7年が経過しました。佐久市の何が変わったのでしょうか。定数2削減する必要があるのでしょうか。地理的条件は変わらず、大きくなったのは佐久市の予算規模です。議会はどうでしょうか。議会改革については特別委員会を設置し、議員倫理条例、議会基本条例を制定し、開かれた議会を目指し改革が進んでいます。議会報告・意見交換会に参加された市民の皆さんからも市議会に対する期待が寄せられています。新年度からは、議会本会議のインターネット中継も開始されることになりました。今、佐久市議会に求められていることは、佐久市議会基本条例の前文にうたわれているように、執行機関との持続的な緊張関係を保持し、健全な二元代表制を確立することであります。そして、地方自治の進展を図り、市民の負託に全力で応えることであります。 以上、佐久市議会議員の定数の削減の条例改正案に反対の討論といたします。議員各位の賛同をお願いいたします。 ○議長(市川稔宣君) 次に、原案に対して賛成者の発言を許します。 14番、高橋君。 ◆14番(高橋良衛君) 14番、高橋良衛です。 議案第63号について、賛成の立場から討論させていただきます。 議案第63号は、佐久市議会議員定数を2名減らし、定数を26名としようとするものです。皆様に思い出していただきたいことがございます。今日の6年間で、佐久市議会は2名が事情により欠員状態となった時期がございました。また、今定例会を含め、今後2年間は少なくとも1名以上の欠員状態が続きます。そのような中でも市民意見を聞き、市民に寄り添った議会活動を実行していくことは議員一人ひとりの責務であります。そして、そのことは実行可能と考えます。これまでも実践できたことです。過去において2名、これからの2年間においては1名以上の欠員状態が続きます。そのことにより市民意思と議会意思とに乖離があるのであるというのであれば、それは現在の議員、そして佐久市議会そのものを否定することにほかなりません。少なくとも私自身、議会活動をする中で、そういった市民意見は聞いておりません。そのようなことからも、現行の定数から2名削減をしても問題がないものと考えます。 市民サービス、市民福祉の維持向上のため、行財政改革を進める中で、また市民に対しても一定のご迷惑等もかけております。我々議会も身を切る覚悟で今後の議会活動を進めなければなりません。そうした中、議会においては議会改革特別委員会を設置し、議会のあり方を議論してきました。また、その中で議員定数そのものも議論されてきました。討論でありますのでお聞きするわけにはいきませんが、なぜ議員定数を維持するのか、今、反対討論者から話がございましたが、私にはそのこと自体、理解できる説明があったとは思えません。 今回の議員定数の削減の議案は、市民との協議の場、議員同士の協議の積み重ねにより賛同を得た議案だと考えます。議員各位におかれましては、ご理解をいただき、ご賛同賜りますようお願い申し上げまして、議案に対して賛成の討論といたします。 ○議長(市川稔宣君) 以上で討論を終結し、議案第63号を採決いたします。 議案第63号について、原案どおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(市川稔宣君) 起立多数であります。 よって、議案第63号は原案どおり可決されました。--------------------------------------- △継続審査議決 ○議長(市川稔宣君) 次に、各常任委員長、社会副委員長、議会運営委員長並びに各特別委員長からそれぞれ閉会中の継続審査並びに調査の申し出があります。 お諮りいたします。 各常任委員長、社会副委員長、議会運営委員長並びに各特別委員長の申し出のとおり、閉会中の継続審査並びに調査に付することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(市川稔宣君) ご異議なしと認めます。 よって、閉会中の継続審査並びに調査に付することに決しました。--------------------------------------- △総務部長発言 ○議長(市川稔宣君) ここで、総務部長より発言を求められておりますので、発言を許可します。 総務部長、花里君。 ◎総務部長(花里英一君) 議員の皆様には、大変お疲れのところ貴重なお時間をいただきまして恐縮に存じますが、専決処分についてのお願いを申し上げたいと存じます。 専決処分を予定しております案件は、条例2件と平成26年度の一般会計及び特別会計の補正予算でございます。 まず、条例関係でございますが、平成27年度の地方税制改正につきましては、現下の経済情勢等を踏まえまして、デフレ脱却と経済再生等の観点から、市町村税においては個人市民税の住宅借入金等特別税額控除の延長をはじめ、平成27年度の評価替えに伴う土地に係る固定資産税及び都市計画税の税負担の調整、また国民健康保険税における軽減対象世帯の軽減判定の所得基準額の引上げの税負担軽減措置など、地方税制抜本改革を着実に進めるための内容となっております。 このような内容の地方税法等の一部改正法案が現国会において審議中でございますが、この改正法が成立をし、公布されましたら、直ちに佐久市税条例及び国民健康保険税条例の改正を行いまして、新年度からの施行に対処すべく専決処分をお願いするものでございます。 なお、平成27年度税制改正に伴う主な改正内容につきましては、お手元に説明資料としてご配付申し上げてございますので、ご覧をいただきたいと存じます。 続きまして、平成26年度の一般会計及び特別会計の補正予算についてでございます。 年度末を迎えまして、既決予算のうち地方交付税、国・県等の補助金及び市債等につきましては、一部未確定のものが確定しつつある状況にございます。このほか、歳入歳出全般にわたりまして、確定に伴う精算的な内容を含めました補正が必要になってまいります。このため、専決処分を行うことにつきましてご理解を賜りたいと存じます。 以上でございますが、どうぞよろしくお願い申し上げます。--------------------------------------- △閉会の宣告 ○議長(市川稔宣君) 以上をもって、本日の日程は終了いたしました。 これをもって、平成27年佐久市議会第1回定例会を閉会いたします。 ご苦労さまでした。 △閉会 午後3時50分地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。   佐久市議会議長   市川稔宣   佐久市議会議員   杉岡 務   佐久市議会議員   中條寿一...