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03月13日-06号

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  1. 佐久市議会 2009-03-13
    03月13日-06号


    取得元: 佐久市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-06-14
    平成21年  3月 定例会(第1回)        平成21年佐久市議会第1回定例会会議録(第6日目)◯議事日程(第6号)                   平成21年3月13日(金)午前10時開議     開議宣告     報告事項日程第1 会議録署名議員指名日程第2 追加議案上程・総括説明     議案第57号 平成20年度佐久市一般会計補正予算(第8号)について日程第3 議案質疑日程第4 議案委員会付託日程第5 付託議案委員長報告・質疑・討論・採決日程第6 付託請願・陳情委員長報告・質疑・討論・採決日程第7 総合文化会館建設委員会及び高速交通網特別委員会委員長報告日程第8 意見書案上程・説明・質疑・討論・採決     意見書案第1号 「食の安全確保」への取り組み強化を求める意見書について日程第9 閉会宣告◯本日の会議に付した事件  議事日程に同じ◯出席議員(34名)     1番  仁科英太郎君      2番  井上順喜君     3番  小林松孝君       4番  小林貴幸君     5番  山崎 茂君       6番  坂本久男君     7番  三浦正久君       8番  杉岡 務君     9番  高柳誠人君      10番  高村欣一君    11番  中條寿一君      12番  安井 務君    13番  川村喜重郎君     14番  伊藤盛久君    15番  竹花美幸君      16番  市川 将君    17番  井出 舜君      18番  柳沢重也君    19番  堀籠勇治君      20番  木内昌明君    21番  有坂 章君      22番  花岡 茂君    23番  佐藤悦生君      24番  桜井美智子君    25番  和嶋美和子君     26番  相沢昭子君    27番  小林松子君      28番  井出節夫君    29番  市川稔宣君      30番  並木茂徳君    31番  中沢兵衛君      32番  細谷繁夫君    33番  菊原初男君      34番  関口不二人君◯欠席議員(なし)◯説明のため出席した者  市長      三浦大助君    副市長     竹花健太郎君  会計管理者   赤羽根寿文君   総務部長    青柳 哲君  企画部長    柳沢義春君    民生部長    井出 充君  保健福祉部長  井上 尚君    経済部長    工藤正則君  建設部長    浅沼 博君    生活排水部長  大森 拡君  浅間病院院長  北原信三君    浅間病院・みすず苑事務長                           佐々木茂夫君  臼田支所長   上野久信君    浅科支所長   中嶋初男君  望月支所長   小林 哲君    教育委員長   黒岩 肇君  教育長     木内 清君    学校教育部長  阿部信幸君  社会教育部長  内藤孝徳君    選管委員長   伊藤忠夫君  監査委員    森角芳藏君    農業委員会長  柳澤良治君  庶務課長    上野雄司君    秘書課長    矢野光宏君◯事務局職員出席者  議会事務局長  市川隆利     議会事務局次長 花里英一  庶務議事係長  平島郁勇     書記      柳澤広幸  書記      今井章弘     書記      油井千奈美 △開議 午前10時00分 △開議の宣告 ○議長(仁科英太郎君) おはようございます。 現在までの出席議員は34名でありますので、定足数を超えております。 よって、直ちに本日の会議を開きます。----------------------------------- △報告事項 ○議長(仁科英太郎君) 市長から追加議案が提出されました。予算案1件であります。 また、中條君から意見書案1件が提出されております。 この取り扱いにつきましては、3月10日並びに本日開催されました議会運営委員会において、ご協議願ってありますので、その結果について、委員長より報告願うことにいたします。 議会運営委員長、安井君。 ◆議会運営委員長(安井務君) おはようございます。議会運営委員長の安井です。 委員長報告を申し上げます。 市長より追加議案として予算案1件が提出されました。 また、中條君から意見書案が1件提出されております。 この取り扱いについてでございますが、3月10日並びに本日の議会運営委員会において、市長からの追加議案につきましては、本日上程し、議案説明、議案質疑の上、所管委員会に付託することに、また、意見書案につきましては、委員長報告後、上程、説明、質疑の上、討論、採決を願うことに協議してありますので、ご承知願います。 以上、議会運営委員会の協議結果につきましてご報告申し上げました。 ○議長(仁科英太郎君) 本日の議事は、議事日程第6号をもって進めます。----------------------------------- △日程第1 会議録署名議員指名 ○議長(仁科英太郎君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第82条の規定により、議長において   11番  中條寿一君   12番  安井 務君 の2名を指名いたします。----------------------------------- △日程第2 追加議案上程・総括説明 ○議長(仁科英太郎君) 日程第2、議案第57号を上程いたします。 議案の件名につきましては、事務局長より朗読させます。 議会事務局長、市川君。         議会事務局長件名朗読(別紙) ○議長(仁科英太郎君) 次に市長から追加議案に対する提案理由の説明を求めます。 市長、三浦君。 ◎市長(三浦大助君) おはようございます。 本日、平成21年佐久市議会第1回定例会に追加提案いたしました議案は、予算案1件であります。 この平成20年度一般会計補正予算(第8号)は、16億2,018万円を追加補正して、総額を521億2,291万9,000円とするものであります。 今回の補正は、定額給付金の給付費及び子育て応援特別手当の支給費につきまして、補正をお願いするものであります。 総務費の定額給付金給付事業費は、全市民に対しまして、定額給付金を給付するための経費であります。 給付額につきましては、1人当たり1万2,000円でありまして、65歳以上及び18歳以下の皆様には、さらに8,000円を上乗せいたしまして、1人当たり2万円を給付するものであります。 民生費の子育て応援特別手当支給事業費は、多子世帯の幼児教育期における子育て負担の軽減を図るため、特別手当を支給する経費であります。 支給額につきましては、18歳以下の子供の中で、第2子以降が小学校就学前3年間の間にある子供が対象となり、子供1人当たり3万6,000円を支給するものであります。 以上、議案の概要について申し上げましたが、詳細につきましては、お手元の予算説明資料をごらんいただくほか、所管部長から説明をさせますので、よろしくご審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(仁科英太郎君) 次に、議案第57号の朗読をさせます。 議会事務局次長、花里君。   議会事務局次長朗読 議案第57号     平成20年度佐久市一般会計補正予算(第8号)について 地方自治法(昭和22年法律第67号)第218条第1項の規定により、平成20年度佐久市一般会計補正予算(第8号)を別冊のとおり提出する。                   平成21年3月13日提出                        佐久市長  三浦大助 ○議長(仁科英太郎君) ただいま朗読いたしました議案第57号の説明を求めます。 総務部長、青柳君。 ◎総務部長(青柳哲君) 議案第57号 平成20年度佐久市一般会計補正予算(第8号)についてご説明を申し上げます。 本案は、定額給付金の給付費及び子育て応援特別手当の支給費につきまして、補正をお願いするものでございます。 その結果、平成20年度佐久市一般会計補正予算(第8号)は、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ16億2,018万円を追加補正いたしまして、総額を521億2,291万9,000円としようとするものでございます。 補正のうち歳出の内容につきましては、先ほど市長の議案総括説明の中でご説明を申し上げてございますし、また、お手元に補正予算の説明資料を差し上げてございますので、説明は省略させていただきたいと存じます。 それでは、歳入についてご説明を申し上げます。 最初に、事項別明細書の6ページをごらんをいただきたいと思います。 14款の国庫支出金は16億2,018万円の増額補正でございます。これは、定額給付金給付事業費補助金で15億6,618万円及び子育て応援特別手当交付金で5,400万円の増額の補正をお願いするものでございます。 次に、ページが前後いたしますが、3ページをごらんをいただきたいと思います。 第2表の繰越明許費補正は、追加3件でございます。これは、補正予算第8号におきまして、追加をお願いしております定額給付金給付事業費子育て応援特別手当支給事業費及び補正予算第6号でお願いをいたしました両事業費関連事務費並び緊急経済対策プレミアム商品券助成事業費につきまして、年度内に着手いたしますが、実際の支給事務につきましては、その大半が4月以降の事務となりますことから、繰越明許費の設定をお願いするものでございます。 以上でございますが、よろしくご審議をお願いいたします。----------------------------------- △日程第3 議案質疑 ○議長(仁科英太郎君) 日程第3、これより議案の質疑に入ります。 念のためでありますが、議案質疑は議案に関する質疑でありますので、その趣旨にのっとり発言願います。 なお、質疑は同一議題について、会議規則第57条の規定により3回を超えることはできませんので、ご承知願います。 議案第57号 平成20年度佐久市一般会計補正予算(第8号)についての質疑を行います。 順次発言を許します。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(仁科英太郎君) これをもって議案第57号の質疑を終結いたしました。-----------------------------------
    △日程第4 議案委員会付託 ○議長(仁科英太郎君) 日程第4、議案の委員会付託を行います。 付託委員会につきましては、議会運営員会でご協議願っておりますので、議案付託表No.3のとおり付託いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(仁科英太郎君) ご異議なしと認めます。 よって、議案付託表No.3のとおり所管委員会に付託することに決しました。 ただいま付託いたしました議案審査のため、暫時休憩いたします。 △休憩 午前10時08分 △再開 午前10時30分 ○議長(仁科英太郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。----------------------------------- △日程第5 付託議案委員長報告、質疑、討論、採決 ○議長(仁科英太郎君) 日程第5、ただいまから付託議案の委員長報告に入ります。 各常任委員長より付託議案に対する審査報告書が提出されております。 最初に、総務文教委員長の報告を求めます。 22番、花岡君。 ◆総務文教委員長(花岡茂君) 22番、花岡。 付託議案についての委員長報告を行います。 本定例会における当委員会の付託議案につきましては、条例案4件、事件案2件、予算案7件の計13件であります。 当委員会においては、慎重審査の結果、議案第2号 佐久市防災行政同報無線通信施設条例の一部を改正する条例の制定について、原案可決。議案第3号 佐久市職員の大学院等派遣研修費用の償還に関する条例の制定について、原案可決。議案第4号 佐久市税条例の一部を改正する条例の制定について、原案可決。議案第13号 佐久市体育施設条例の一部を改正する条例の制定について、原案可決。議案第18号 佐久市生涯学習センターの指定管理者の指定について、原案可決。議案第19号 佐久市交流文化館浅科の指定管理者の指定について、原案可決。議案第21号 平成20年度佐久市一般会計補正予算(第7号)について中、所管事項、原案可決。議案第33号 平成20年度佐久市奨学資金特別会計補正予算(第1号)について、原案可決。議案第34号 平成20年度佐久市情報通信設備事業特別会計補正予算(第3号)について、原案可決。議案第51号 平成21年度佐久市奨学資金特別会計予算について、原案可決。議案第52号 平成21年度佐久市情報通信設備事業特別会計予算について、原案可決。 以上、11件につきましては、全会一致による原案可決でありました。 なお、議案第38号 平成21年度佐久市一般会計補正予算について中、当委員会の所管事項につきましては、特に債務負担行為における公共事業用地取得事業費に関して賛否両論の意見が出されました。 その際の意見の主なものについて申し上げます。 初めに、原案に反対の立場での主な意見といたしましては、債務負担行為の設定における公共事業用地取得事業費については、当然将来的に市として処理すべき案件であるが、一括債務負担を設定するのではなく、事業ごとに目的を明らかにして設定すべき、また、簿価と時価の相違について市民に明確にすることが必要などといった意見でありました。 一方、原案に賛成の立場の主な意見といたしましては、合併時旧市町村の議会での議決を経て、それぞれ旧市町村から引き継いだ土地であり、いつかは引き取らなければならないものであることから、先延ばしすることは好ましくない。取得を依頼した時点では、妥当な選択だったと理解される。今後は、こうした土地をどう有効利用するかを検討することが重要などの意見が出されました。 こうした意見を踏まえ、挙手による採決を行った結果、原案への賛成多数で、本委員会といたしましては、議案第38号は原案可決と決したところであります。 また、本日、追加提案され、当委員会に付託されました予算案、議案第57号 平成20年度佐久市一般会計補正予算(第8号)について中、所管事項は、全会一致により原案可決と決しました。 以上、付託議案につきましての委員長報告を申し上げました。 ○議長(仁科英太郎君) 議案第2号から議案第57号までの13件を一括議題として、これより質疑に入ります。 順次発言を許します。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(仁科英太郎君) これをもって質疑を終結いたします。 これより採決に入ります。 なお、議案第21号、第38号及び57号については、社会委員長報告終了後、採決いたしますので、ご承知願います。 議案第2号 佐久市防災行政同報無線通信施設条例の一部を改正する条例の制定についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第2号については討論を省略し、総務文教委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(仁科英太郎君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第2号は総務文教委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第3号 佐久市職員の大学院等派遣研修費用の償還に関する条例の制定についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第3号については討論を省略し、総務文教委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(仁科英太郎君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第3号は総務文教委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第4号 佐久市税条例の一部を改正する条例の制定についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第4号については討論を省略し、総務文教委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(仁科英太郎君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第4号は総務文教委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第13号 佐久市体育施設条例の一部を改正する条例の制定についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第13号については討論を省略し、総務文教委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(仁科英太郎君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第13号は総務文教委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第18号 佐久市生涯学習センターの指定管理者の指定についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第18号については討論を省略し、総務文教委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(仁科英太郎君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第18号は総務文教委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第19号 佐久市交流文化館浅科の指定管理者の指定についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第19号については討論を省略し、総務文教委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(仁科英太郎君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第19号は総務文教委員長報告どおり可決されました 次に、議案第33号 平成20年度佐久市奨学資金特別会計補正予算(第1号)についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第33号については討論を省略し、総務文教委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(仁科英太郎君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第33号は総務文教委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第34号 平成20年度佐久市情報通信設備事業特別会計補正予算(第3号)についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第34号については討論を省略し、総務文教委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(仁科英太郎君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第34号は総務文教委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第51号 平成21年度佐久市奨学資金特別会計予算についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第51号については討論を省略し、総務文教委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(仁科英太郎君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第51号は総務文教委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第52号 平成21年度佐久市情報通信設備事業特別会計予算についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第52号については討論を省略し、総務文教委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(仁科英太郎君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第52号は総務文教委員長報告どおり可決されました。 次に、経済建設委員長の報告を求めます。 11番、中條君。 ◆経済建設委員長(中條寿一君) 11番、中條寿一。 経済建設委員長報告を行います。 本定例会において、去る3月10日、11日に当委員会に付託された議案につきましては、条例案2件、事件案3件、予算案12件の計17件でありました。 当委員会においては、慎重審査の結果、議案第11号 佐久市景観条例の制定について、原案可決。議案第12号 佐久市茂田井財産区管理会委員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定について、原案可決。議案第15号 佐久市北中込駅前広場の指定管理者の指定について、原案可決。議案第16号 市道の路線認定について、原案可決。議案第17号 市道の路線変更について、原案可決。議案第21号 平成20年度佐久市一般会計補正予算(第7号)について中、所管事項、原案可決。議案第30号 平成20年度佐久市特定環境保全公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)について、原案可決。議案第31号 平成20年度佐久市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)について、原案可決。議案第32号 平成20年度佐久市生活排水処理事業特別会計補正予算(第1号)について、原案可決。議案第35号 平成20年度佐久市茂田井財産区特別会計補正予算(第1号)について、原案可決。議案第37号 平成20年度佐久市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)について、原案可決。議案第48号 平成21年度佐久市特定環境保全公共下水道事業特別会計予算について、原案可決。議案第49号 平成21年度佐久市農業集落排水事業特別会計予算について、原案可決。議案第50号 平成21年度佐久市生活排水処理事業特別会計予算について、原案可決。議案第54号 平成21年度佐久市茂田井財産区特別会計予算について、原案可決。議案第56号 平成21年度佐久市公共下水道事業特別会計予算について、原案可決と決しました。 なお、以上、16件につきましては、いずれも全会一致でありました。 議案第38号 平成21年度佐久市一般会計予算について中、所管事項につきましては、債務負担行為について、本案に対する反対、賛成のそれぞれの意見が交わされ、最終的に挙手により表決に至りました。 それぞれの立場から発言がありました主な意見を申し上げます。 本案に対し、反対の立場からは将来的に別途事業に利活用できるといったあいまいな目的ではなく、債務負担行為として計上するからには、その事業の名称及び目的をはっきりさせるべきであり、また、これらの根拠となる金額は簿価ではなく時価で抑えるべきなどの意見がありました。 一方、本案に対し賛成の立場からは早急に個々の結論を出し、市の事業として利活用すべきもの、市として引き取るべきもの、売却すべきものを順次それぞれ処理していくべき。また、いずれは処理していかなければならないし、利息も発生しているので、なるべく早い段階で普通財産として管理すべきで、それに伴う支出などの痛みはやむを得ない。 さらには、本案に対して反対の意見も一部理解できるものの債務負担行為の内容に対し議するより、それぞれの箇所ごとにこれまでの経過をはっきりさせ、早期解決を望むなどの意見がありました。 質疑の最後に、私から総論的に、今回浮上した課題についてはこれを好機としてとらえ、所管部局においても、今後の重要課題としてしっかり取り組んでいただきたい旨の発言をいたしました。 こうした意見を踏まえ、建設部関係の審査において、挙手による採決を行った結果、賛成者8名、反対者2名であり、本委員会といたしましては、議案第38号を原案可決と決したところであります。 また、本日、付託された追加議案につきましては、予算案1件でありました。 議案第57号 平成20年度佐久市一般会計補正予算(第8号)について中、所管事項は、慎重審査の結果、全会一致により原案可決と決したところであります。 以上、付託議案についての委員長報告を申し上げました。 ○議長(仁科英太郎君) 議案第11号から議案第57号までの18件を一括議題として、これより質疑に入ります。 順次発言を許します。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(仁科英太郎君) これをもって質疑を終結いたします。 これより採決に入ります。 なお、議案第21号、第38号及び第57号については、社会委員長報告終了後、採決いたしますので、ご承知願います。 議案第11号 佐久市景観条例の制定についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第11号については討論を省略し、経済建設委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(仁科英太郎君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第11号は経済建設委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第12号 佐久市茂田井財産区管理会委員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第12号については討論を省略し、経済建設委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(仁科英太郎君) ご異議なしと認めます。 よって、議案12号は経済建設委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第15号 佐久市北中込駅前広場の指定管理者の指定についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第15号については討論を省略し、経済建設委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(仁科英太郎君) ご異議なしと認めます。 よって、議案15号は経済建設委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第16号 市道の路線認定についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第16号については討論を省略し、経済建設委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(仁科英太郎君) ご異議なしと認めます。 よって、議案16号は経済建設委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第17号 市道の路線変更についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第17号については討論を省略し、経済建設委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(仁科英太郎君) ご異議なしと認めます。 よって、議案17号は経済建設委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第30号 平成20年度佐久市特定環境保全公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第30号については討論を省略し、経済建設委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(仁科英太郎君) ご異議なしと認めます。 よって、議案30号は経済建設委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第31号 平成20年度佐久市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第31号については討論を省略し、経済建設委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(仁科英太郎君) ご異議なしと認めます。 よって、議案31号は経済建設委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第32号 平成20年度佐久市生活排水処理事業特別会計補正予算(第1号)についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第32号については討論を省略し、経済建設委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(仁科英太郎君) ご異議なしと認めます。 よって、議案32号は経済建設委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第35号 平成20年度佐久市茂田井財産区特別会計補正予算(第1号)についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第35号については討論を省略し、経済建設委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(仁科英太郎君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第35号は経済建設委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第37号 平成20年度佐久市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第37号については討論を省略し、経済建設委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(仁科英太郎君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第37号は経済建設委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第48号 平成21年度佐久市特定環境保全公共下水道事業特別会計予算についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第48号については討論を省略し、経済建設委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(仁科英太郎君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第48号は経済建設委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第49号 平成21年度佐久市農業集落排水事業特別会計予算についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第49号については討論を省略し、経済建設委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(仁科英太郎君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第49号は経済建設委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第50号 平成21年度佐久市生活排水処理事業特別会計予算についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第50号については討論を省略し、経済建設委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(仁科英太郎君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第50号は経済建設委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第54号 平成21年度佐久市茂田井財産区特別会計予算についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第54号については討論を省略し、経済建設委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(仁科英太郎君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第54号は経済建設委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第56号 平成21年度佐久市公共下水道事業特別会計予算についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第56号については討論を省略し、経済建設委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(仁科英太郎君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第56号は経済建設委員長報告どおり可決されました。 次に、社会委員長の報告を求めます。 9番、高柳君。 ◆社会委員長(高柳誠人君) 9番、高柳誠人。 付託議案について社会委員長報告を行います。 当委員会へ付託されました議案は、条例案6件、事件案1件、予算案23件の計30件であります。 それでは報告いたします。 慎重審査の結果、議案第5号 佐久市児童館条例の一部を改正する条例の制定について、原案可決。議案第6号 佐久市障害児通園施設条例の一部を改正する条例の制定について、原案可決。議案第7号 佐久市敬老給付金条例の一部を改正する条例の制定について、原案可決。議案第8号 佐久市介護従事者処遇改善臨時特例基金条例の制定について、原案可決。議案第10号 佐久市福祉医療費給付金条例等の一部を改正する条例の制定について、原案可決。議案第14号 佐久市望月総合支援センターの指定管理者の指定について、原案可決。議案第21号 平成20年度佐久市一般会計補正予算(第7号)について中、所管事項について、原案可決。議案第22号 平成20年度佐久市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)について、原案可決。議案第23号 平成20年度佐久市介護保険特別会計補正予算(第2号)について、原案可決。議案第24号 平成20年度佐久市臼田啓明園特別会計補正予算(第2号)について、原案可決。議案第25号 平成20年度佐久市臼田学園特別会計補正予算(第2号)について、原案可決。議案第26号 平成20年度佐久市特別養護老人ホーム特別会計補正予算(第1号)について、原案可決。議案第27号 平成20年度佐久市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)について、原案可決。議案28号 平成20年度佐久市住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第2号)について、原案可決。議案第29号 平成20年度佐久市介護老人保健施設特別会計補正予算(第2号)について、原案可決。議案36号 平成20年度佐久市国保浅間総合病院事業特別会計補正予算(第1号)について、原案可決。議案第39号 平成21年度佐久市国民健康保険特別会計予算について、原案可決。議案41号 平成21年度佐久市臼田啓明園特別会計予算について、原案可決。議案第42号 平成21年度佐久市臼田学園特別会計予算について、原案可決。議案第43号 平成21年度佐久市特別養護老人ホーム特別会計予算について、原案可決。議案第44号 平成21年度佐久市老人保健医療特別会計予算について、原案可決。議案第45号 平成21年度佐久市後期高齢者医療特別会計予算について、原案可決。議案第46号 平成21年度佐久市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算について、原案可決。議案第47号 平成21年度佐久市介護老人保健施設特別会計予算について、原案可決。議案第53号 平成21年度佐久市飲料水供給施設特別会計予算について、原案可決。議案第55号 平成21年度佐久市国保浅間総合病院事業特別会計予算について、原案可決。 以上、いずれの議案とも全会一致でありました。 次に、議案第9号 佐久市介護保険条例の一部を改正する条例の制定については、保険料の値上げは抑えるべきで、不足分は基金を取り崩して賄えばよいとの意見が出され、挙手による採決の結果、賛成9人、反対1人といった結果となり、原案可決と決しました。 次に、議案第38号 平成21年度佐久市一般会計予算について中、所管事項については、部落解放運動団体活動補助金は、他の団体への補助金と比べても突出しており、法の失効により県の事業は終わっているので、補助金は減らしていくべきであるとの意見が出されました。また、債務負担行為については、簿価でなく、時価で処理すべきであるとの意見が出されましたが、何人かの委員から原案に賛成の意見として、合併前の旧市町村から引き継いだことで、来年度からの法の施行に伴い、計上されたことであり、今後担当課において事業化していけばよいなどの意見が出され、挙手による採決の結果、賛成9人、反対1人といった結果となり、原案可決と決しました。 次に、議案第40号 平成21年度佐久市介護保険特別会計予算については、条例の一部改正について反対したので、今予算についても反対するとの意見が出され、挙手による採決の結果、賛成9人、反対1人といった結果となり、原案可決と決しました。 そして、本日追加上程されました議案第57号 平成20年度佐久市一般会計補正予算(第8号)について中、所管事項については、全会一致により原案可決と決しました。 以上、社会委員長を申し上げました。 ○議長(仁科英太郎君) 議案第5号から議案第57号までの30件を一括議題として、これより質疑に入ります。 順次発言を許します。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(仁科英太郎君) これをもって質疑を終結いたします。 これより採決に入ります。 議案第5号 佐久市児童館条例の一部を改正する条例の制定についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第5号については討論を省略し、社会委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(仁科英太郎君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第5号は社会委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第6号 佐久市障害児通園施設条例の一部を改正する条例の制定についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第6号については討論を省略し、社会委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(仁科英太郎君) ご異議なしと認めます。 よって、議案6号は社会委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第7号 佐久市敬老給付金条例の一部を改正する条例の制定についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第7号については討論を省略し、社会委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(仁科英太郎君) ご異議なしと認めます。 よって、議案7号は社会委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第8号 佐久市介護従事者処遇改善臨時特例基金条例の制定についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第8号については討論を省略し、社会委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(仁科英太郎君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第8号は社会委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第9号 佐久市介護保険条例の一部を改正する条例の制定についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第9号については討論を省略し、社会委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異議なし」「議長」と言う人あり〕 ○議長(仁科英太郎君) 28番、井出君。 ◆28番(井出節夫君) 起立採決をお願いします。 ○議長(仁科英太郎君) 議案第9号 佐久市介護保険条例の一部を改正する条例の制定については討論を省略し、起立採決を行います。 議案第9号は、社会委員長報告どおり決するに、賛成の諸君の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(仁科英太郎君) 起立多数であります。 よって、議案第9号は社会委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第10号 佐久市福祉医療費給付金条例等の一部を改正する条例の制定についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第10号については討論を省略し、社会委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(仁科英太郎君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第10号は社会委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第14号 佐久市望月総合支援センターの指定管理者の指定についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第14号については討論を省略し、社会委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(仁科英太郎君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第14号は社会委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第22号 平成20年度佐久市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第22号については討論を省略し、社会委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(仁科英太郎君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第22号は社会委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第23号 平成20年度佐久市介護保険特別会計補正予算(第2号)についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第23号については討論を省略し、社会委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(仁科英太郎君) ご異議なしと認めます。 よって、議案23号は社会委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第24号 平成20年度佐久市臼田啓明園特別会計補正予算(第2号)についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第24号については討論を省略し、社会委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(仁科英太郎君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第24号は社会委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第25号 平成20年度佐久市臼田学園特別会計補正予算(第2号)についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第25号については討論を省略し、社会委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(仁科英太郎君) ご異議なしと認めます。 よって、議案25号は社会委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第26号 平成20年度佐久市特別養護老人ホーム特別会計補正予算(第1号)についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第26号については討論を省略し、社会委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(仁科英太郎君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第26号は社会委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第27号 平成20年度佐久市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第27号については討論を省略し、社会委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(仁科英太郎君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第27号は社会委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第28号 平成20年度佐久市住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第2号)についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第28号については討論を省略し、社会委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(仁科英太郎君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第28号は社会委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第29号 平成20年度佐久市介護老人保健施設特別会計補正予算(第2号)についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第29号については討論を省略し、社会委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(仁科英太郎君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第29号は社会委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第36号 平成20年度佐久市国保浅間総合病院事業特別会計補正予算(第1号)についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第36号については討論を省略し、社会委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(仁科英太郎君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第36号は社会委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第39号 平成21年度佐久市国民健康保険特別会計予算についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第39号については討論を省略し、社会委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(仁科英太郎君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第39号は社会委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第40号 平成21年度佐久市介護保険特別会計予算についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第40号については討論を省略し、社会委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異議なし」「議長」と言う人あり〕 ○議長(仁科英太郎君) 26番、相沢君。 ◆26番(相沢昭子君) この件につきまして、起立採決をお願いいたします。 ○議長(仁科英太郎君) 議案第40号 平成21年度佐久市介護保険特別会計予算については、討論を省略し、起立採決を行います。 議案第40号は、社会委員長報告どおり決するに、賛成の諸君の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(仁科英太郎君) 起立多数であります。 よって、議案第40号は社会委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第41号 平成21年度佐久市臼田啓明園特別会計予算についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第41号については討論を省略し、社会委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(仁科英太郎君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第41号は社会委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第42号 平成21年度佐久市臼田学園特別会計予算ついてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第42号については討論を省略し、社会委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(仁科英太郎君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第42号は社会委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第43号 平成21年度佐久市特別養護老人ホーム特別会計予算ついてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第43号については討論を省略し、社会委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(仁科英太郎君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第43号は社会委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第44号 平成21年度佐久市老人保健医療特別会計予算ついてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第44号については討論を省略し、社会委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(仁科英太郎君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第44号は社会委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第45号 平成21年度佐久市後期高齢者医療特別会計予算についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第45号については討論を省略し、社会委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(仁科英太郎君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第45号は社会委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第46号 平成21年度佐久市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第46号については討論を省略し、社会委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(仁科英太郎君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第46号は社会委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第47号 平成21年度佐久市介護老人保健施設特別会計予算ついてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第47号については討論を省略し、社会委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(仁科英太郎君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第47号は社会委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第53号 平成21年度佐久市飲料水供給施設特別会計予算についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第53号については討論を省略し、社会委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(仁科英太郎君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第53号は社会委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第55号 平成21年度佐久市国保浅間総合病院事業特別会計予算についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第55号については討論を省略し、社会委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(仁科英太郎君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第55号は社会委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第21号 平成20年度佐久市一般会計補正予算(第7号)についてを採決いたします。 各常任委員長の報告は原案可決であります。 お諮りいたします。 議案第21号については討論を省略し、各常任委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(仁科英太郎君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第21号は各常任委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第38号 平成21年度佐久市一般会計予算についてを採決いたします。 各常任委員長の報告は原案可決であります。 お諮りいたします。 議案第38号については討論を省略し、各常任委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異議なし」「議長」と言う人あり〕 ○議長(仁科英太郎君) 14番、伊藤君。 ◆14番(伊藤盛久君) 討論させていただきます。 ○議長(仁科英太郎君) まず、本案に対する反対者の発言を許します。 14番、伊藤君。 ◆14番(伊藤盛久君) ただいま議長より発言許可をいただきました、佐久の会、伊藤盛久であります。 議案第38号 平成21年度佐久市一般会計予算内の第2表 債務負担行為の1、公共事業用地取得事業費30億4,790万1,000円について、次の理由により反対討論をさせていただきます。 この議案は、市がこれまで佐久市土地開発公社に契約を行わずに先行取得を依頼した、公共事業用地の現在の簿価額30億4,790万1,000円と、後年度に新たに発生する事務費及び利子に相当する額を合算した総額を、後年度の平成22年度から平成30年度までの8年間に、市土地開発公社所有の公共事業用地を市が事業化するときに、契約等で発生する債務の負担を設定する行為であります。 そして、このたびの一括債務負担行為案は、自治体財政健全化法が平成19年6月15日に成立し、計画策定義務等にかかわる規定が平成21年度から施行されることとなったことにより提案されたと説明がありました。これまで、地方自治体が公営企業や公社などの厳しい財政状況の改善を怠るばかりでなく、それを隠れみのにして公営企業や一部事務組合、第三セクター等の巨額な地方債務残高を、後年度への普通会計の債務負担を回避するなど、普通会計を黒字にする操作に利用してきた自治体も見られると聞いております。 昨今の厳しい地方財政の悪化が進行する中、自治体財政健全化法は普通一般会計だけではなく、公営企業や公社、第三セクターなどまで連結決算や監視対象を拡大し、単年度だけではなく、後年度のストック面の財政状況も判断指標とすることによって、当該自治体全体の財政状況の悪化を早い段階で把握し、財政状況の改善に資することを求めて法制化されました。 この自治体財政健全化法は、住民の自治体財政への関心を高め、議会の監視機能の充実、自治体の一層の情報開示を促進させ、真の住民益に沿った地方自治体の債務や自治体としての責任のあり方を住民と行政、そして議会がともに構築していくことが何よりも大切なことを求めております。 そして、土地開発公社に先行取得をさせるときは、依頼契約書による債務負担行為を行い、案件ごとに事業目的と事業実施年度及び金額を明確に示し、その上に事業化への内容についての説明を行い、議会決議を行うこととあわせて行政に対しては、迅速、適正に事業化への実施を行うものとしております。 しかし、このたび市が提案しました佐久市土地開発公社所有の32件の公共事業用地について、個別ごとの取得経過とともに債務負担行為後の市の事業目的や事業化へのプロセス、あわせて事業実施年度もあいまいなまま、また簿価額と実態価格との差額も提示せずに、巨額な30億4,790万1,000円の一括債務負担行為は、市の土地行政におけるさまざまな課題や問題点を覆い隠し、不透明にし、今後の佐久市の土地利用計画やまちづくりにも、多大な悪影響を及ぼしかねない政策であり、佐久市民に対する背信行為に等しいと言わざるを得ません。 なぜなら、今後8年間に市民に30億円余の巨額な負担を強いていることとあわせて、一括債務負担行為による市民への情報開示の欠如は、佐久市の発展にとって欠かすことのできない市民参加による生き生きとしたまちづくりへの障害になると考えるからであります。 一部で合併協議やすり合わせで解決するとの見解がありますが、合併前の旧市町村において、土地開発公社の公共事業用地の十分な検証や監査を行わず、また、市民への情報の公開及び合意形成も行われてこなかった等、さまざまな問題を抱えている状況が見られます。 さらに、一括債務負担行為の公共事業用地の中には、他人の土地を通らなければならない用地や坪当たり100万円を超える用地価格など市民感覚や社会的常識をはるかに超え、不良資産に等しい土地も見られます。このたびの提案議案は、このような公共事業用地の経過や現実を直視していないばかりか、合併後の4年間たってしまった今になって、一括債務負担行為による処理対応は、市の土地行政施策の信頼を失墜させるとともに市民感覚からも到底容認することはできません。県におきましても、一括の債務負担行為は了解も指導も行ってはいません。市は適正価格で引き取ることは当たり前であるとの見解であります。今百年に一度の経済恐慌が吹き荒れ、市民も商店も事業所も厳しい環境の中で、懸命の努力を続けております。 一方、経済状況の悪化の中で市の自主財源の減収や、片や市民には負担増の公共料金を上げざるを得ない厳しい市の財政運営を余議なくされている現実もあります。市民生活や家計は、減給や雇用を含めたまことに困難な現実に直面し、また、商店や事業所の経営難、そして相次ぐ倒産など厳しい状況の中、市民の血税30億円余を使って佐久市土地開発公社の公共事業用地を市が債務負担行為で取得するなら、私は一括債務負担行為で行うのでなく、個別に事業実施と目的ごとの債務負担行為を行い、このようになった事実経過及び簿価と時価との整合性においては、時価における個別に債務負担行為を行い、簿価との差額においては補てん対応により行い、市民にわかりやすく透明度の高い財務処理を行うべきであると考えております。 あわせて、今後の市の施策の中で、これらの事業実施の展望などでき得る限り明らかにし、市民に十分な説明責任を果たすことが、私は絶対条件であると考えております。 同時に、自治体健全化法や債務負担行為の理念を生かす道であり、あわせて市民益及び佐久市の真の発展に沿うものと私は考えております。 以上の理由により、議案第38号 平成21年度佐久市一般会計予算のうち第2表 債務負担行為の1、公共事業用地取得事業費30億4,790万1,000円についての反対討論といたします。 ○議長(仁科英太郎君) 28番、井出君。 ◆28番(井出節夫君) それでは、議案第38号 平成21年度一般会計予算に対する反対討論を行います。 本定例会に上程されました平成21年度一般会計予算は、4月19日に佐久市長選挙が実施されるため、継続事業を中心とした骨格予算であるとの説明がありました。しかし、歳入歳出総額は415億5,000万円であり、土地開発公社への貸付金30億円を差し引いても通常の予算であります。普通建設費も68億円を超え、人件費の70億円、公債費の46億円、貸付金の30億円を合わせると215億円となり、予算総額の50%を超えています。とても骨格予算とは言いがたい予算となっております。所得税の確定申告も間もなく終了しますが、昨年からの景気の後退は、法人所得のみならず、個人所得も相当落ち込みが予想されます。こうした折、不要不急の歳出は避け、市民生活を守る予算編成が求められております。 初めに、本当初予算において、多くのお母さん方が切望していました子供の医療費の無料化が小学校就学前から6歳引き上げられ、中学就学前までに拡大されましたことは、大いに評価できる予算であります。私ども共産党議員団もこの4年間、毎年予算要望をしてきた施策であり大いに歓迎するものです。今後、国において小学校就学前まで医療費の無料化を広げれば佐久市においても、中学校卒業まで無料化年齢が広がることを期待できます。 また、子育て支援の柱でもあります妊婦健診の無料化が国の施策ですが、5回から14回までに引き上げられましたことは、子供を安心して生むことができるという点からも、評価できる施策であります。 一方、先ほど述べました未曾有の経済不況の中で、事業を厳選する必要があります。民生費の人権同和対策費は、1億円は切ったものの部落解放団体補助金は2,490万円となっております。前年に比べて226万円減額されたものの老人会や体育協会など他の活動団体の補助金と比較しても突出しております。長野市や御代田町など県内での団体補助金の廃止が相次いでおります。団体の事務所維持費や会議参加費などの活動団体の会費で賄うものが主なものであり、佐久市においても廃止すべきであります。補助金交付の法的根拠もなく市長の胸先三寸で決まるような不公正な歳出は削減すべきだと考えます。 次に、教育費の甲冑博物館費3億4,923万円ですが、新たな箱物をつくる時期ではないと考えます。会館維持費も考えますと大きな後年度への負担となります。現在の市立美術館を有効活用すべきであり不要なものと考えます。 最後に、予算の第3表 債務負担行為についてであります。 予算書では、債務負担行為の表の一番に公共事業用地取得事業費として、平成22年度から平成30年度までの9年間に30億4,790万1,000円の予算を計上しております。地方自治法第214条に定めのある債務負担行為は、将来にわたる歳出を定めるものですから、事業を個別に表示し、期間と限度額を定め地方自治法規則14条の別記様式により上程すべきものとなっております。 しかし、本予算書は35筆の土地、合計13万2,549平米を一括して計上し、負担限度額も合計金額のみであります。所管の常任委員会に取得価格と簿価の資料が提出されました。これまでの説明の中では隣接者に購入を依頼するとか、普通財産にするとか、全く目的と事業名が明らかになっておりません。債務負担行為を必要とする目的も明確でないもの、これは予算書の一部とは到底言えません。各土地の名称ごとに事業名、期間、限度額を定めるべきであります。市が公有地として購入しないで、土地公社の保有のままでは銀行からの借入利息が膨らむという意見もありました。しかし、佐久市は平成13年度より基金積立金より土地公社に30億円近くを毎年低利で貸し付け続けており、本年度は無利子で50億円、来年度は30億円を貸し付けることになっており、今後の金利負担の心配はありません。35筆を個別に評価、検討し歳出予算にすべきであります。 以上、議案第38号に対する反対討論といたします。よろしくご賛同をお願いいたします。 ○議長(仁科英太郎君) 次に、本案に対する賛成者の発言を許します。 7番、三浦君。 ◆7番(三浦正久君) 7番、三浦正久でございます。 議案第38号 平成21年度一般会計予算につきまして、原案に賛成の立場から討論を行います。 平成21年度一般会計予算における第2表 債務負担行為公共事業用地取得事業費につきまして、平成22年度から平成30年度まで約30億5,000万円を債務負担行為として設定することに対して、反対討論がありましたが、今回の債務負担行為の設定は、平成21年4月の地方公共団体の財政健全化に関する法律の完全施行に伴い、政府が定めた重要財政指標である将来負担比率や企業会計を施行した連結決算などの財政指標の透明化を図るため、市が土地開発公社に先行取得の依頼をした取得済みの土地についても、国・県から債務負担行為をするよう指導があり、平成21年度に予算化するものであり、県内他市でも佐久市同様に債務負担行為を設定するとのことであります。 設定に当たっては、既に旧市町村時代に取得した土地が主であり、2月23日の議会全員協議会において、各項目について説明がありました。その中で議員からの質問や要望があり、土地の所在、取得年度、取得費用、平米単価の資料も各常任委員会に示され、説明がなされたところであります。債務負担行為の対象土地は1件を除き30件は、これまで旧佐久市、旧臼田町、旧浅科村が依頼書をもって土地開発公社に用地の先行取得を依頼し、土地開発公社が依頼の用地を買収してきたものであります。合併のすり合わせに際し、旧土地開発公社の資産等を新市の土地開発公社に引き継ぐとされ、当時の臼田町、浅科村、それぞれの議会で議決をし、引き継いできているものであります。 新佐久市もいろいろな課題を克服し、4市町村が一体となって新市の一体感の醸成と発展を願う中で対処していく必要があると考えます。今後、重要なことは国の有利な財源を活用する中で、できるだけ速やかに個々の取得目的を完遂し、市民の福祉行政サービスの向上に生かしていくことと考えます。 また、活用が見込めない場合は、民間等への売却等不良資産化を防ぎ、健全財政に努めていくこともつけ加えさせていただきます。 次に、甲冑博物館費のうち甲冑博物館建設工事費関係予算につき、原案に賛成の立場から討論させていただきます。甲冑博物館建設に当たりましては、昨年12月議会においても、同様の趣旨で賛成討論をいたしましたが、再度、賛成討論をいたします。 さきに旧財団法人佐藤博物館から寄贈していただきました史料は、南北朝時代から江戸時代の甲冑類や太刀、火縄銃などの武器類、屏風や錦絵、書物などの書画類、生活用品など多岐にわたっております。中には重要文化史料と位置づけられているものが14点含まれ、今、NHKの大河ドラマ天地人で話題になっている直江兼続に関係した愛の旗や上杉謙信の軍配、上杉景勝着初めの具足など数々の上杉家伝来品や徳川家、島津家などに伝わっていた甲冑やよろいなどもあります。 これらの史料は社団法人として公認されている社団法人日本甲冑武具研究保存会から、歴史的にも美術的にも貴重なものと高い評価を受け、東日本では随一の史料との評価をいただいているとのことであります。これらのことから、甲冑等の史料の展示により、市民の歴史文化に対する教養、関心の向上が促され、地域文化の振興に寄与するものと考えます。 また、建設費については、合併特例事業債を活用して計画しているものであり、さらに、近代美術館に併設した構造により、維持管理費削減にも配慮された運営が検討されており、佐久市近代美術館周辺の魅力がさらに高まるのではないかと期待するところであります。 また、今予算には医療給付の対象を小学校就学前から中学校就学前まで、一挙に6年拡大するなどの子育て支援や障害児の保育訓練の自立施策、緊急経済対策資金に対する利子補給、またマレットゴルフ場整備、さらには泉小学校や臼田中学校建設事業推進のための予算措置など市民福祉、行政サービスへの取り組みが図られております。 以上より、平成21年度一般会計予算につきまして、原案に賛成するものであります。 ○議長(仁科英太郎君) 19番、堀籠君。 ◆19番(堀籠勇治君) 19番、堀籠でございます。 私からは、同和対策についての議案第38号 平成21年度佐久市一般会計予算につきまして、原案に賛成する立場で討論をさせていただきます。 この同和問題は日本国憲法によって保障された基本的人権でございまして、それにかかわる国民的課題でもあります。21世紀は人権の世紀と言われている中で、平成14年3月末をもって地域改善対策特定事業に係る国の財政上の特別措置に関する法律、いわゆる地対財特法が失効し、同和行政は特別対策から一般対策に移行されました。 しかし、真の人権の世紀を構築するためには、同和問題を初めとする女性、子供、障害者、そして外国人問題など幅広い人権問題を解消しなければなりません。 また、佐久市でも、そして長野県内でも同和地区がございまして、部落差別が存在していると思われます。このように部落差別が現存する限り地域の住民の自立を支援し、部落解放への意識の高揚を図り、部落差別を初めとするあらゆる差別の撤廃に向けた事業を推進することが重要でございます。このことから、民生費の人権同和対策費に計上されております部落解放運動団体活動補助金につきましては、事業を推進する上で必要でもありますので、原案に賛成するものであります。 また、平成21年度当初予算につきましても、先ほども申し上げましたけれども、子育て支援の大きな柱のひとつとなる小学校6年生までの医療費の無料化等福祉施策にも力を入れた予算が計上されているなど平成21年度当初予算全般についても、原案に対し賛同するものでございます。 以上のことから、賛成の討論とさせていただきます。 ○議長(仁科英太郎君) ほかにございませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(仁科英太郎君) 以上で討論を終結し、議案第38号の採決を行います。 議案第38号は各常任委員長報告どおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(仁科英太郎君) 起立多数であります。 よって、議案第38号は各常任委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第57号 平成20年度佐久市一般会計補正予算(第8号)についてを採決いたします。 各常任委員長の報告は原案可決であります。 お諮りいたします。 議案第57号については討論を省略し、各常任委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(仁科英太郎君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第57号は各常任委員長報告どおり可決されました。 以上で各常任委員会の付託議案は終了いたしました。----------------------------------- △日程第6 付託請願・陳情委員長報告、質疑、討論、採決 ○議長(仁科英太郎君) 日程第6、続いて付託請願・陳情の委員長報告を行います。 付託審査願った請願・陳情の審査報告書が提出されております。 まず、総務文教委員長の報告を求めます。 22番、花岡君。 ◆総務文教委員長(花岡茂君) 22番、花岡。 総務文教委員長報告を行います。 本定例会における当委員会への付託陳情につきましては1件であります。 それでは、付託陳情の審査経過につきましてご報告申し上げます。 継続審査中の平成20年陳情第30号 共済法制定を求める陳情でありますが、本件の審査におきまして、採択と趣旨採択それぞれの立場で意見が出されました。採択を必要とする主な意見といたしましては、現下の厳しい経済情勢のもとで、社会的弱者に対する共済制度の法的体系整備が不可欠というものでありました。 また、趣旨採択にすべきとする意見といたしましては、趣旨については理解できる面もあるものの2年間の経過措置が本年3月末で完了する状況の中で、課題等の結果の検証が十分行われていない段階での明確な判断は困難であることから、趣旨採択が妥当とするものであります。 このような意見を踏まえ、挙手による採決の結果、趣旨採択9、採択2となり、平成20年陳情第30号については、趣旨採択と決したところであります。 以上、付託陳情についての委員長報告を申し上げました。 ○議長(仁科英太郎君) 平成20年陳情第30号を議題として、これより質疑に入ります。 順次発言を許します。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(仁科英太郎君) これをもって質疑を終結いたします。 これより、平成20年陳情第30号 共済法制定を求める陳情を採決いたします。 お諮りいたします。 平成20年陳情第30号については討論を省略し、総務文教委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(仁科英太郎君) ご異議なしと認めます。 よって、平成20年陳情第30号は総務文教委員長報告どおり可決されました。 次に、経済建設委員長の報告を求めます。 11番、中條君。 ◆経済建設委員長(中條寿一君) 委員長報告を行います。 本定例会における当委員会の付託陳情は継続1件でありました。 それでは、付託陳情の審査経過につきましてご報告申し上げます。 平成20年陳情28号 「食の安全確保」への取り組み強化を求める意見書の採択を求める陳情につきましては、当確陳情に賛成する意見のほか前回と同様、国の動向を見守るべく継続審査とするべきとの意見があり、挙手による採決を行ったところ、採択8名、継続審査2名といった結果となり、本陳情は採択と決したところであります。 以上、付託陳情についての委員長報告を申し上げました。 ○議長(仁科英太郎君) 平成20年陳情第28号を議題として、これより質疑に入ります。 順次発言を許します。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(仁科英太郎君) これをもって質疑を終結いたします。 これより、平成20年陳情第28号 「食の安全確保」への取り組み強化を求める意見書の採択を求める陳情を採決いたします。 お諮りいたします。 平成20年陳情第28号については討論を省略し、経済建設委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(仁科英太郎君) ご異議なしと認めます。 よって、平成20年陳情第28号は経済建設委員長報告どおり可決されました。 次に、社会委員長の報告を求めます。 9番、高柳君。
    ◆社会委員長(高柳誠人君) 9番、高柳誠人。 付託請願・陳情について社会委員長報告を行います。 本定例会における当委員会への付託請願・陳情については4件であります。 それでは、付託請願・陳情の審査経過につきまして、ご報告申し上げます。 まず、平成21年請願第1号 「物価上昇に見合う年金引き上げについて」の意見書採択の請願については、物価上昇分の引き上げを行わないと生活できないとの悲痛な声が上がっているし、憲法で生活を保障しているとの意見が出されました。 また、国において持続可能な年金制度にするよう検討しているところであり、実際に引き上げるようになった場合は、財源をどうするのかという課題もあるので、国の動向を見守る必要があるとの意見が出され、挙手による採決の結果、採択1、継続審査9といった結果となり、平成21年請願第1号については、継続審査と決しました。 次に、平成20年陳情第22号 介護労働者の処遇改善を求める陳情については、国において新たに対策はとられたが不十分であるとの意見が出されましたが、挙手による採決の結果、採択1、不採択7といった結果となり、平成20年陳情第22号については、不採択と決しました。 次に、平成20年陳情第23号 介護保険制度の抜本的改善を求める陳情については、対策はとられ始めているが、介護認定では実際より軽い認定になるなど適切な対応をする必要があるとの意見が出されました。 また、国において制度の改善が図られているとの意見が出され、挙手による採決の結果、採択1、不採択8といった結果となり、平成20年陳情第23号については、不採択と決しました。 次に、平成20年陳情第27号 国保税改善を求める陳情については、6世帯に1世帯が滞納しており、払いたくても払えない状況で一般会計から繰り入れをしている市もあるとの意見が出されました。 また、現在の予算状況を見ると基金を取り崩して予算編成をしている厳しい状況であるとの意見が出され、挙手による採決の結果、採択1、不採択8といった結果となり、平成20年陳情第27号については、不採択と決しました。 以上、委員長報告を申し上げました。 ○議長(仁科英太郎君) 平成21年請願第1号及び平成20年陳情第22号、第23号、第27号の計4件を一括議題として、これより質疑に入ります。 順次発言を許します。     〔「なし」「議長」と言う人あり〕 ○議長(仁科英太郎君) 28番、井出君。 ◆28番(井出節夫君) 請願の第1号について、お尋ねしますけれども、私はこの請願に対して、紹介議員としての責任がありますものでお伺いします。継続ということに決したそうですけれども、任期も余すところあと1カ月と少しということで、どうした形で継続するのかお尋ねします。 ○議長(仁科英太郎君) 9番、高柳君。 ◆社会委員長(高柳誠人君) この件につきましては、先ほども申し上げましたように、国において継続可能な年金制度にするよう今検討しているところであり、実際に引き上げるようになった場合の財源をどうするのかという課題もあるので、国の動向を見守る必要があるとの意見が出されて、ほかに質疑はございませんでしたので、挙手で採決いたしました。 ○議長(仁科英太郎君) これをもって質疑を終結いたします。 これより、平成21年請願第1号 「物価上昇に見合う年金引き上げについて」の意見書採択の請願を採決いたします。 お諮りいたします。 平成21年請願第1号については討論を省略し、社会委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(仁科英太郎君) ご異議なしと認めます。 よって、平成21年請願第1号は社会委員長報告どおり可決されました。 次に、平成20年陳情第22号 介護労働者の処遇改善を求める陳情を採決いたします。 お諮りいたします。 平成20年陳情第22号については討論を省略し、社会委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異議なし」「議長」と言う人あり〕 ○議長(仁科英太郎君) 27番、小林君。 ◆27番(小林松子君) 起立採決をお願いいたします。 ○議長(仁科英太郎君) 平成20年陳情第22号については討論を省略し、起立採決を行います。 平成20年陳情第22号は、社会委員長報告どおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(仁科英太郎君) 起立多数であります。 よって、平成20年陳情第22号は社会委員長報告どおり可決されました。 次に、平成20年陳情第23号 介護保険制度の抜本的改善を求める陳情を採決いたします。 お諮りいたします。 平成20年陳情第23号については討論を省略し、社会委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異議なし」「議長」と言う人あり〕 ○議長(仁科英太郎君) 27番、小林君。 ◆27番(小林松子君) 起立採決をお願いいたします。 ○議長(仁科英太郎君) 平成20年陳情第23号については討論を省略し、起立採決を行います。 平成20年陳情第23号は、社会委員長報告どおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(仁科英太郎君) 起立多数であります。 よって、平成20年陳情第23号は社会委員長報告どおり可決されました。 次に、平成20年陳情第27号 国保税改善を求める陳情を採決いたします。 お諮りいたします。 平成20年陳情第27号については討論を省略し、社会委員長報告どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異議なし」「議長」と言う人あり〕 ○議長(仁科英太郎君) 26番、相沢君。 ◆26番(相沢昭子君) 討論、採決をお願いいたします。 ○議長(仁科英太郎君) まず、委員長報告に対する反対者の発言を許します。 26番、相沢君。 ◆26番(相沢昭子君) 昨年12月議会において佐久市国保税引き下げを求める会から提出された陳情書が社会委員会において不採択になりました。 よって、不採択に反対の立場で討論をいたします。 今、100年に一度の不況と言われている中で佐久市でも国保税を納められず、資格証明書、短期保険証の制裁を受けている世帯が全体の7%になっています。 また、滞納世帯は全体の16%でおよそ6世帯に1世帯が滞納している状態です。滞納額は5億6,000万円になっています。陳情書にもありますが、食えば払えず払えば食えずという状態です。国民健康保険制度は言うまでもありませんが、共済や健保以外のすべての世帯が加入するセーフティーネットです。受診の控えや治療費が払えないなど、今この制度が崩壊しようとしており、医療の崩壊につながるおそれがあります。この主な原因は、政府による一貫した社会保障費の削減、医療費の削減方針にあります。医師不足の原因も、もとをただせば政府与党が医師は将来余ると宣伝し、2回も閣議決定をして、医師の養成を抑制してきたことにあります。社会保障費を毎年2,200億円も削り続け、02年度から今年度までに累計で1兆6,200億円が削減されています。こうした中、多くの自治体が滞納者の増、財政悪化、国保税の値上げという悪循環に陥っています。国民医療に責任を持つべき医療給付に対する国の負担割合も49.5%から今では34.5%と15%も削っています。ここに、悪循環の根源があることは明らかです。この政府の方針転換を図ることなしに、国民健康保険制度を持続することは困難だと考えます。 佐久市の国保特別会計の新年度当初予算が上程され、4億2,200万円の基金を取り崩し歳入を確保しています。しかし、佐久市は一般会計からの法定外の繰り入れは行うべきではないとし、減免基準や減免規定も明らかにしていません。市民の生活はますます厳しくなります。だれもが払える国保税にするために国保税の改善は必要と考えます。 よって、この陳情が不採択になったことに対しての反対討論といたします。 以上です。 ○議長(仁科英太郎君) 次に、委員長報告に対する賛成者の発言を許します。 3番、小林君。 ◆3番(小林松孝君) 3番、小林松孝。 陳情第27号 国保税改善を求める陳情について、社会委員長報告に賛成の立場から討論いたします。 国民健康保険は制度創設以来、健康の維持、増進に大きく寄与しております。現在の佐久市の運営状況を見ますと、平成18年、19年度の決算においても、単年度収支は赤字決算となり極めて厳しい状況であります。陳情項目ごとに意見を述べさせていただきます。 1については、後期高齢者医療制度など国の施策に基づくものは、今後、国の動向を見守りつつ健全な運営に心がけていただきたいと考えます。 次の2については、仮に税率を改正しない場合、安定した運営を維持することは困難になると考えますし、他の組合健保などもそれぞれ独立性をなして運営がされており、佐久市の国民健康保険のみ一般会計から法定外の繰り入れを行うことは、税の公平性の視点からも適切でないと考えます。 次の3については、地方税法の規定により行われ、低所得者に対する軽減措置も法に定められた基準で実施されていると考えます。 以上のことから、佐久市の国民健康保険の実情などを勘案した上で、社会委員長報告に賛成の討論とさせていただきます。 ○議長(仁科英太郎君) ほかにございませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(仁科英太郎君) 以上で討論を終結し、平成20年陳情第27号の採決を行います。 平成20年陳情第27号は社会委員長報告どおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(仁科英太郎君) 起立多数であります。 よって、平成20年陳情第27号は社会委員長報告どおり可決されました。 以上で付託審査願った請願・陳情は終了いたしました。----------------------------------- △日程第7 総合文化会館建設特別委員会及び高速交通網特別委員会委員長報告 ○議長(仁科英太郎君) 日程第7、ここで総合文化会館建設特別委員長並びに高速交通網特別委員長の報告を求めます。 まず、総合文化会館建設特別委員長の報告を求めます。 24番、桜井君。 ◆総合文化会館建設特別委員長(桜井美智子君) 24番、桜井美智子。 総合文化会館建設特別委員会の経過報告を申し上げます。 総合文化会館建設特別委員会は平成17年佐久市議会第1回臨時会において、総合文化会館の建設促進についての審査を行うため、委員会条例の規定により設置されております。 本日は、平成19年5月の委員改選後からの活動について概要を報告いたします。 委員会の開催状況ですが、平成19年5月から平成21年3月まで11回開催しまして、総合文化会館に関する現状などについて、所管から説明を受けてまいりました。 この間、所管におきましては、地区懇談会を開催するとともに、市内各種団体などでも説明を行い理解を得てきました。当委員会においても、意見、要望を述べさせていただき、平成20年3月に佐久市総合文化会館基本構想・基本計画が策定されております。 また、お手元にご配付しました概要にございますように、4カ所の先進地視察を行い、施設の概要、運営方法などについて研修してまいりました。いずれの施設につきましても、ワンコイン500円でコンサートが楽しめる企画ですとか、施設独自での広報紙発行による市民の皆様へのイベント紹介、また友の会の会員を募集して、会員の皆様には特典をつけるなど、市民の皆様初め来場される皆様に親しまれるさまざまな取り組みがされておりまして、総合文化会館の建設促進についての審査を行う上で貴重な研修となりました。 現在、所管におきましては、公募委員の皆様にも入っていただく中で、佐久市総合文化会館建設等検討懇話会及び建設協議会を設置して、市民の皆様からお寄せいただいた意見も反映させながら基本設計案の検討が進められております。当委員会におきましても、所管から基本設計案の検討資料が示されておりますので、意見、要望を述べさせていただいておるところでございます。 今後、総合文化会館建設に向けて基本設計、実施設計へと進んでいくことになりますが、当委員会といたしましては、合併特例債が活用できる期間内において、佐久市の芸術、文化、生涯学習活動の拠点としてふさわしい、環境やコスト面にも配慮した総合文化会館の建設が図れるよう要望いたします。 以上、総合文化会館建設特別委員会の経過報告といたします。 ○議長(仁科英太郎君) これより質疑に入ります。 順次発言を許します。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(仁科英太郎君) これをもって質疑を終結いたします。 次に、高速交通網特別委員長の報告を求めます。 16番、市川君。 ◆高速交通網特別委員長(市川将君) 16番、市川将です。 高速交通網特別委員会の平成19年5月から平成21年3月までの活動の概要を報告いたします。 この間、委員会を9回開催し、中部横断自動車道に関する進捗状況等の説明を受けてまいりました。 また、実際の建設現場の状況を把握すべく市内の現地調査も積極的に行ってまいりました。 また、県外への現地調査といたしまして、昨年2月に埼玉県越谷市の越谷市農業技術センター及び中日本高速道路株式会社八王子支社、八王子保全・サービスセンター等を訪問し、視察研修を行いました。圏央道のあきる野インターチェンジから八王子インターチェンジまでの開通に伴い、ついに関越道と中央道が直結され、圏央道の開通効果が着実にあらわれてきたことから、その整備経過や開通後の経済効果等についての説明を受けました。 さて、市内の中部横断自動車道建設につきましては、(仮称)佐久ジャンクション先から(仮称)八千穂インターチェンジ間が新直轄方式による無料の高速道路として現在順調に事業が進められております。着々と建設工事が進む中、ところどころでその容姿があらわれてきており、完成への期待がますます高まってきております。 さらに、かねてより要望してまいりました地域活性化インターも3カ所の設置が決定となり、さらなる利便性の向上も期待されているところであります。 しかしながら、八千穂・長坂間の整備計画格上げの見通しがいまだ不透明であり、全線開通には時間がかかることも予想されております。高速交通ネットワークの構築のみならず医療過疎地域の解消、そして救命救急医療水準の向上など、沿線住民が強く熱望する生活道路でもありますので、佐久市としても中部横断自動車道全体を視野に入れた中で、整備促進を強く呼びかけていく必要があります。今後とも、市はもとより関係の皆様方のご尽力をいただく中で、順調に事業が進み1日も早い全線開通を念願するところでございます。私どもといたしましても、引き続き事業推進のために最善の努力を惜しまない所存でございます。 また、詳細につきましては、お手元に配付しております経過概要をごらんいただきたいと思います。 以上を申し上げまして、高速交通網特別委員会の報告とさせていただきます。 ○議長(仁科英太郎君) これより質疑に入ります。 順次発言を許します。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(仁科英太郎君) これをもって質疑を終結いたします。 以上で総合文化会館建設特別委員長並びに高速交通網特別委員長の報告は終了いたしました。----------------------------------- △日程第8 意見書案上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(仁科英太郎君) 日程第8、意見書案の審議に入ります。 意見書案第1号 「食の安全確保」への取り組み強化を求める意見書の提出についてを議題といたします。 意見書案第1号の朗読をさせます。 議会事務局次長、花里君。         議会事務局次長朗読(別紙) ○議長(仁科英太郎君) 提出者から提案理由の説明を求めます。 11番、中條君。 ◆11番(中條寿一君) 11番、中條です。 意見書案第1号 「食の安全確保」への取り組み強化を求める意見書の提出について、提案理由の説明をいたします。 近年食品の不正処理事件、輸入農産物や食材からの残留農薬の検出、農薬に汚染された事故米の食用への不正転売事件、有害物質であるメラミンの食品への混入事件などが発生し、食の安全を根底から揺るがすとともに、消費者に対して、非常に大きな不安を与えております。今まさに「食の安全確保」が喫緊の課題となっており、すべての消費者の切実な願いであります。そこで、偽装表示を一掃するためのJAS法の改正や、生産流通過程の情報を追跡する仕組みであるトレーサビリティーの確立を図るなど、さまざまな食品に対して、監視指導体制の強化を図り、しっかりとした再発防止対策を図っていくことを国に求めるものであります。 さらに、省庁横断的な消費者行政を推進すべく消費者庁の早期創設や関連法案の制定を求めるものであります。 よって、これらの事項について早急な対策を講じられるよう政府関係機関に対し意見書を提出しようとするものであります。 よろしくご審議をいただきご可決賜りますようお願いしまして、提案理由の説明といたします。 ○議長(仁科英太郎君) これより質疑に入ります。 順次発言を許します。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(仁科英太郎君) これをもって質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 本案は討論を省略し、ここで採決したいと思いますが、これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(仁科英太郎君) ご異議なしと認めます。 よって、討論を省略し採決いたします。 意見書案第1号は原案どおり決するにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(仁科英太郎君) ご異議なしと認めます。 よって、意見書案第1号は原案どおり可決されました。 ただいま可決されました意見書の取り扱いにつきましては、議長に一任願います。----------------------------------- △継続審査議決 ○議長(仁科英太郎君) 次に、各常任委員長、議会運営委員長並びに各特別委員長からそれぞれ閉会中の継続審査並びに調査の申し出があります。 お諮りいたします。 各常任委員長、議会運営委員長並びに各特別委員長の申し出のとおり、閉会中の継続審査並びに調査に付することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(仁科英太郎君) ご異議なしと認めます。 よって、閉会中の継続審査並びに調査に付することに決しました。----------------------------------- △総務部長発言 ○議長(仁科英太郎君) ここで、総務部長から発言を求められておりますので、これを許します。 総務部長、青柳君。 ◎総務部長(青柳哲君) 議員の皆様にはお疲れのところ貴重な時間をいただきまして、まことに恐縮に存じますが、専決処分についてのお願いを申し上げます。 専決処分を予定しております案件は、条例2件と平成20年度の一般会計及び特別会計の補正予算でございます。 このうち条例は、平成21年度税制改正に伴います佐久市税条例の一部改正と佐久市国民健康保険税条例の一部改正でございます。 初めに、条例改正関係でございますが、平成21年度の地方税法改正は、現下の社会・経済情勢等を踏まえ、個人住民税における住宅借入金等特別税額控除の創設、上場株式等の配当・譲渡益に係る軽減税率の適用期限の延長、平成21年度評価替えに伴う土地に係る固定資産税及び都市計画税の負担調整措置の延長、国民健康保険税の介護納付金に係る課税限度額の引き上げ等の所要の措置を講ずるものとしております。 地方税法等の一部を改正する法律案につきましては、現国会において審議中でございますけれども、市税に関係いたします改正案の概要につきまして、本日、事前にご理解いただき、改正法の公布後、直ちに佐久市税条例の改正をいたしまして、新年度からの施行に対処するため専決処分をお願いするものでございます。 主な改正内容につきましては、お手元に説明資料を差し上げてございますので、その概要につきましてご説明を申し上げます。 まず、個人住民税の改正についてでございますが、1つ目といたしまして、今まで所得税のみに認められておりました住宅借入金等特別税額控除を個人住民税にも創設するというものでございます。具体的には平成21年分以後の所得税において住宅借入金等特別税額控除の適用がある者で、平成21年から平成25年までに入居した者のうち当該年分の住宅借入金等特別税額控除額から当該年分の所得税額を控除した残額がある者については、翌年度分の個人住民税において、当該残額に相当する額について一定額を限度といたしまして、減額するものでございます。 2つ目として、上場株式等の配当・譲渡益に対する軽減税率の延長でございますが、現行の軽減税率は10%で内訳といたしまして、所得税7%と住民税3%でございますが、この軽減税率の適用期限を3年間延長しようとするものでございます。 次に、固定資産税及び都市計画税についてでございます。 1つ目として、土地に係る固定資産税の税負担の調整措置でございますが、これは平成21年度評価替えに伴い、住宅等に係る現行の負担調整措置の仕組みを継続するものでございまして、商業地等に係る課税標準額の法定上限でございます評価額の70%を維持するとともに課税の公平及び制度の簡素化の観点から負担水準が低い宅地等について、その均衡化を図る措置を継続することなどでございます。 2つ目といたしまして、据え置き年度において地価が下落している場合におきまして、簡易な方法により価格の下落修正ができます特例措置を平成22年度及び平成23年度の据え置き年度においても継続するものでございます。 3つ目といたしまして、平成16年度から講じられております商業地等に係る地方公共団体の条例による減額制度を継続するものでございます。 4つ目といたしまして、商業地等及び住宅用地のうち固定資産税の負担が大幅に増加する土地について、税額の上昇を1.1倍まで抑制できる制度を創設するものでございます。 なお、農地に係る負担調整措置につきましては、現行と同様の措置を継続するものでございます。 次に、土地に係る都市計画税の税負担の調整措置でございますが、固定資産税の制度改正に伴いまして、所要の改正を行うものでございます。 続きまして、国民健康保険税でございますが、介護納付金に係る課税限度額を現行の9万円から10万円に引き上げるものでございます。 以上、主な改正案の概要につきましてご説明を申し上げましたが、具体的な条例改正の内容等が示され次第、所要の改正を行ってまいりますので、よろしくお願い申し上げます。 次に、平成20年度の一般会計及び特別会計の補正予算についてでございますが、年度末を迎えまして、既決予算のうち地方交付税、国・県補助金及び市債等につきまして、一部未確定のものが確定しつつございます。 なお、緊急経済対策で実施されております各種事業の財源として交付されます、国の地域活性化生活対策臨時交付金につきましても、間もなく交付決定の予定でございまして、最終専決におきまして、財源の振りかえをさせていただきたいと思います。 そのほか歳入歳出全般にわたりまして、確定に伴う精算的な内容を含めました補正が必要になってまいりますので、専決処分を行うことにつきましてご理解を賜りたいと存じます。 以上でございますが、どうぞよろしくお願い申し上げます。 ○議長(仁科英太郎君) さようご承知願います。----------------------------------- △市長発言 ○議長(仁科英太郎君) 続きまして、市長から発言を求められておりますので、これを許します。 市長、三浦君。 ◎市長(三浦大助君) 貴重なお時間をいただきまして、まことに恐縮に存じます。 私の任期中、最後の定例会の閉会に当たりまして、一言御礼のごあいさつを申し上げます。 既に、1月26日の佐久市議会臨時会において申し上げてございますが、旧佐久市と新しい佐久市のかじ取りを5期20年務めさせていただきました。社会・経済情勢が激しく変化した時代でありまして、常に新たな課題への挑戦、そしてその連続であったように思えます。本会議でも申し上げましたが、新幹線の誘致や市町村合併など賛否両論多くの意見がございました。市民の皆さんが佐久市に住んでいてよかったとそう思われるように、また、その一心で誠心誠意私なりに務めさせていただいたつもりでございます。過ぎてしまえば本当に短い20年であったように思えます。評価は皆さんにご判断いただくより仕方ありませんが、私が少しでもお役に立てたとすれば、市民の皆様のご協力のおかげでありまして、私1人でできることではございません。長い間、ご支援、ご協力をいただきました市民の皆様、そして市議会議員の皆様方に、この場をおかりいたしまして、改めて感謝を申し上げます。 今後、市政運営はますます厳しくなってまいります。10万市民の皆さんが心をひとつにして持続、発展できる力強いまちづくりに取り組んでいただき、佐久市がさらに発展することを願っております。残された任期はあとわずかとなりましたが、ぴんぴんと元気に全力で職務を全うしていきたいと考えております。本当にありがとうございました。 ○議長(仁科英太郎君) ただいま市長より、任期最後の議会ということで、あいさつがございました。この際、私が議会を代表いたしまして、三浦市長に感謝の意を表したいと思います。 三浦市長におかれましては、旧佐久市長として4期16年、新佐久市長として1期4年、計5期20年にわたり、その高邁な識見と卓越した政治手腕を発揮され、今日の佐久市の発展に多大なご貢献をいただきました。 健全財政を維持する一方で、高速交通網の整備、全戸水洗化の推進、義務教育施設の整備、地域情報化の推進など、そのご功績は枚挙にいとまがございませんが、特に、三浦市長の政治理念に基づく子育て支援策及び高齢者福祉施策の展開は、子育て支援都市・健康長寿都市"佐久"を広く全国に知らしめることとなりました。 また、平成17年4月に10万都市新佐久市が誕生し、4年が経過しようとしている中で、合併の効果が次第に目に見える形であらわれ、さらに新市の一体性が醸成されつつあることは、ひとえに三浦市長のすぐれた先見性と指導力があったからこそであり、改めて敬意と感謝を申し上げます。 現在、佐久市が佐久地域の中核都市として目覚ましい発展を遂げているのも、三浦市長の不断のご努力が実を結んだ結果でもあり、これまでのご尽力に対しまして、再度、衷心より敬意と感謝を申し上げますとともに、今後のご健勝とご多幸をご祈念申し上げ、御礼の言葉といたします。 本当に長い間、ありがとうございました。 つきましては、ここで議会を代表いたしまして、感謝状を贈呈いたしたいと思います。     〔感謝状贈呈〕 ○議長(仁科英太郎君) 感謝状、三浦大助殿。 あなたは5期20年にわたり新旧佐久市長として、豊富な識見と卓越した行政手腕をもって市民福祉の増進と市政進展に多大の貢献とされるとともに、特に、合併により10万都市佐久市を実現し、初代市長として新市の礎を築かれた功績はまことに顕著であります。 よって、ここに深甚なる感謝の意を表します。                   平成21年3月13日                        佐久市議会議長  仁科英太郎----------------------------------- △閉会の宣告 ○議長(仁科英太郎君) 以上をもって本日の日程は終了いたしました。 これをもって平成21年佐久市議会第1回定例会を閉会いたします。 ご苦労さまでした。 △閉会 午後零時35分-----------------------------------議会事務局次長発言 ◎議会事務局次長(花里英一君) ご連絡を申し上げます。 本年3月31日をもってご退職されます青柳総務部長、井出民生部長、工藤経済部長、大森生活排水部長、赤羽根会計局長、上野臼田支所長、中嶋浅科支所長、小林望月支所長、市川議会事務局長からあいさつがございますので、お聞き取り願います。 ただいまお呼びいたしました皆様は、前へお進みいただき、それぞれごあいさつをお願いをしたいと思います。         退職職員あいさつ地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。    佐久市議会議長   仁科英太郎    佐久市議会議員   中條寿一    佐久市議会議員   安井 務...