◆
予算決算常任委員長(
中村努君) 御指名がございましたので、
予算決算常任委員会に付託されました
議案について、
審査の結果を御
報告いたします。 当
委員会は、9月5日から8日までの4日間開催し、
議案第27号から第32号まで6件の補正予算については、
慎重審査の結果、
全員一致をもっていずれも
原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上を申し上げまして、
予算決算常任委員会の
審査報告といたします。
○議長(
牧野直樹君) 一括して質疑を行います。ありませんか。
----ないので、質疑を終わります。一括して討論を行います。ありませんか。
----ないので、討論を終わります。
議案第27号から第32号の6件を一括して採決いたします。 お諮りいたします。
委員長の
報告はいずれも
原案可決であります。
委員長の
報告のとおり決することに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
牧野直樹君) 御異議なしと認めます。よって、以上6件は
原案のとおり可決されました。 次に、請願9月第1号及び第2号を一括して議題といたします。
社会文教常任委員長の
報告を求めます。 5番
小澤彰一さん。
◆
社会文教常任委員長(
小澤彰一君)
社会文教常任委員会に付託されました、請願9月第1号及び第2号について御
報告いたします。 請願9月第1号 「さらなる少
人数学級推進と
教育予算の増額を求める
意見書」を求める請願及び請願9月第2号 「
へき地教育振興法に鑑み、
へき地手当等支給率を
近隣県並みの水準に戻すこと」を
長野県知事に求める請願については、
慎重審査の結果、いずれも
全員一致をもちまして採択すべきものと決しました。 以上を申し上げまして、
社会文教常任委員会の
審査報告といたします。
○議長(
牧野直樹君) 質疑を行います。ありませんか。
----ないので、質疑を終わります。討論を行います。ありませんか。
----ないので、討論を終わります。請願9月第1号及び第2号を一括して採決いたします。 お諮りいたします。
委員長の
報告はいずれも採択とするものであります。
委員長の
報告のとおり決することに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
牧野直樹君) 御異議なしと認めます。よって、請願9月第1号及び第2号の2件は採択と決定いたしました。
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△日程第2
議員提出議案審議
○議長(
牧野直樹君) 日程第2 これより議員提出
議案の審議を行います。 提出
議案はお配りしてあるとおりであります。 お諮りいたします。議会第1号及び第2号の2件については、会議規則第37条第2項の規定により、
委員会付託を省略し即決したいが、これに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
牧野直樹君) 御異議なしと認めます。よって、議会第1号及び第2号の2件については、
委員会付託を省略し即決することに決定いたしました。 議会第1号及び第2号の2件を一括して議題といたします。 なお、
新型コロナウイルス感染症の
拡大防止のため、提案説明は自席からとします。提案理由の説明を求めます。 5番
小澤彰一さん。
◆5番(
小澤彰一君) 御指名をいただきましたので、議会第1号 さらなる少
人数学級推進と
教育予算の増額を求める
意見書につきまして、提案理由を申し上げます。 公立義務教育諸学校の学級編制及び教職員定数の標準に関する法律の一部改正により、
令和3年度から5年計画で小学校は35人学級が実現することになりました。しかし、35人学級では行き届いた教育には不十分であり、中学校ではいまだに40人学級のままです。 そこで、どの子にも行き届いた教育をするために、さらなる少
人数学級推進と
教育予算の増額をし、また複式学級の学級定員を引き下げることについて、政府及び関係行政庁宛てに
意見書を提出するものです。 続きまして、議会第2号
へき地教育振興法に鑑み、
へき地手当等支給率を
近隣県並みの水準に戻すことを求める
意見書につきまして、提案理由を申し上げます。
へき地教育振興法は、へき地における教育水準の向上を図ることを目的とし、都道府県の任務として、へき地における教育の特殊事情に適した学習指導等、様々な項目を規定しています。また、へき地学校に勤務する教職員に対して支給するへき地手当の月額は、文部科学省令で定める基準を参酌して
条例で定めるとしています。 しかしながら、長野県は、平成18年度から1級地のへき地手当率を省令で定める基準の8分の1となる1%にするなど、大幅な減額を行いました。現在では地域手当を加えて基準の3分の1程度まで回復しているものの、へき地手当の原資は、基準に基づいて国から県に交付されており、近隣県では省令で定める率に準拠し、へき地手当が支給されています。 へき地は、交通条件及び自然的、経済的、社会的条件などの諸条件に恵まれず、人口流出が深刻化するなど、都市部との格差が拡大し、教育を取り巻く環境は厳しさを増しています。このような中、今後もへき地教育の特殊事情に鑑み、へき地における教育の機会均等の確保、教育の水準の向上に向けた条件整備を図っていくことが必要です。 したがって、
長野県知事宛てに、へき地における実情を踏まえ、へき地手当及びへき地手当に準じる手当の支給率を平成17年度以前の定率に戻すよう
意見書を提出するものです。 以上を申し上げ、提案理由といたします。議員全員の賛同を賜りますようお願いいたします。
○議長(
牧野直樹君) 補足説明はありますか。
----ないので、質疑を行います。ありませんか。
----ないので、質疑を終わります。討論を行います。ありませんか。
----ないので、討論を終わります。議会第1号及び第2号の2件を一括して採決いたします。 お諮りいたします。議会第1号及び第2号をいずれも
原案のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
牧野直樹君) 御異議なしと認めます。よって、議会第1号及び第2号の2件は
原案のとおり可決されました。 この際、お諮りいたします。議会第1号及び第2号の2件が可決されましたが、
意見書の字句、数字、その他整理を要するもの、また
意見書の提出先等については議長に一任願いたいが、これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
牧野直樹君) 御異議なしと認めます。よって、議会第1号及び第2号の2件の
意見書の処理については、議長に一任と決定しました。
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△日程第3
選挙管理委員会の
委員及び同
補充員の選挙について
○議長(
牧野直樹君) 日程第3
選挙管理委員会の
委員及び同
補充員の選挙を行います。 お諮りいたします。選挙の方法は、いずれも
地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選により行いたいが、これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
牧野直樹君) 御異議なしと認めます。よって、選挙の方法は指名推選によることに決定いたしました。 お諮りいたします。指名の方法は、議長において指名することとしたいが、これに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
牧野直樹君) 御異議なしと認めます。よって、議長において指名することに決定いたしました。 選挙管理
委員を指名いたします。
事務局長から
報告させます。
◎
事務局長(
小松秀典君) 御指名により
報告いたします。
塩尻市選挙管理
委員、お配りしてあります
候補者名簿に記載のとおり、小穴やよいさん、林幸一さん、有賀則正さん、田村永久さん。 以上でございます。
○議長(
牧野直樹君) お諮りいたします。ただいま
事務局長が申し上げた
皆さんを選挙管理
委員の当選人と定めることに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
牧野直樹君) 御異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました
皆さんが選挙管理
委員に当選されました。 次に、選挙管理
委員補充員の指名をいたします。 お諮りいたします。
委員への補充の順序は指名順序としたいが、これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
牧野直樹君) 御異議なしと認めます。よって、補充の順序は指名の順序と決定いたしました。 それでは、選挙管理
委員の
補充員を指名いたします。
事務局長から
報告させます。
◎
事務局長(
小松秀典君) 御指名により
報告いたします。
塩尻市選挙管理
委員補充員、お配りしてあります
候補者名簿に記載のとおり、木下博治さん、畠山伸さん、藤田由美子さん、森川政治さん。 以上でございます。
○議長(
牧野直樹君) お諮りいたします。ただいま
事務局長が申し上げた
皆さんを選挙管理
委員補充員の当選人と定めることに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
牧野直樹君) 御異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました
皆さんが選挙管理
委員補充員に当選されました。 以上をもって、本
定例会の日程は全て終了いたしました。 この際、市長から挨拶をお願いいたします。
◎市長(
小口利幸君) 〔登壇〕 閉会の御挨拶を申し上げます。 去る8月19日に招集いたしました
塩尻市議会9月
定例会は、本日をもって閉会となります。今回御提案申し上げました
令和3年度
一般会計歳入歳出決算認定をはじめとする各
議案につきましては、慎重かつ御熱心に御審議を賜り、いずれも
原案どおりお認めいただきましたことを御礼申し上げる次第であります。 気になります、
新型コロナウイルス感染症の対応でございますが、幸い第7波の感染拡大は減少傾向に転じておりますものの、まだまだ予断を許せる状況にはございません。今後も感染状況等の動向を注視しつつ、的確な対応を柔軟かつ迅速に講じてまいりたいと考える次第でございます。 ワクチンの接種の対応についてでありますが、国では、今後オミクロン株対応ワクチンの追加接種を始める方針でありますことから、塩筑医師会等と強い連携を図りながら新たなワクチンに対する接種体制を構築するとともに、安心・安全で迅速なワクチン接種が進められるよう、全庁を挙げて対応してまいります。 さて、私でございますが、平成14年に市民の皆様の負託を受け、それ以来20年間担わせていただきました
塩尻市長の職をこの9月30日をもって退かせていただきます。 この間、市政推進の両輪たる議員の皆様方とともに、本市の発展、市民益の追求に全力を傾注できましたのも、ひとえに議員の皆様の御支援・御協力のたまものでございます。ゆえに常に前を見続けて、市政を推進できたことに対し、この場をお借りして改めて衷心より感謝と御礼を申し上げる次第でございます。 この節目に当たりまして、改めて市制施行以来、本市を取り巻く時代のすう勢を振り返りますと、高度経済成長期とオイルショック、バブル景気と崩壊に続く失われたとも言われる20年、度重なる未曽有の大震災等、総じて激動と混迷の歴史が繰り返され、地方自治においては、急激な少子高齢化の進行を背景に地方分権や市町村合併の推進により自治体の自己責任が高まり、自治体運営から自治体経営への転換、自治体間競争の激化、地方創生の加速化等、常に変革の渦中にあったと言っても過言ではないと承知いたします。 この間、今日まで郷土を育んで来られました全ての先人の人々の情熱と努力を礎に、営々と築き上げてこられました本市は、市制施行63年を迎えたところであります。清浄な水と豊かな緑に恵まれ、かつ交通の要衝という地勢を生かし、各産業のバランスが取れた活力ある地方都市として、着実に成長、発展を遂げてきておるものと実感しております。 行政経営では、市民憲章にうたわれた「田園と都市の調和のとれた風格あるふるさと」の形成を基調に、市政の運営指針として第五次までの総合計画を定め、市民の皆様をはじめとした多様な主体とともに、豊かな自然の恵みと快適な都市機能を併せ持ち、誰もが暮らしやすいと実感できるまちづくりが推進されてまいりました。 その結果といたしまして、安心・快適・健康を基盤とする「確かな暮らし」の営みが脈々と今に続いていることを痛感し、本市発展の歴史の歩みに改めて深い感慨を覚えると同時に、本市を築き上げてきた皆様に対する感謝と畏敬の念に堪えません。 私は、市政執行に当たりまして、「過去に学び、今を創り、未来につなぐ」を常に念頭に、本市の100歳のときを展望しつつ、常に夢を育み、その夢を形にしていかなければならないという意を持ち続け、その確固たる信念を貫徹してきたものと自負しており、個別の公約の達成度あるいは
事業成果につきましては、
定例会初日の総括説明で申し上げたとおりでございます。 客観的な事実をもって自己評価をするのであれば、この人口減少社会の中において、
令和2年国勢調査の本市の総人口は増加に転じ、若者、子育て世代の人口の社会増が継続しております。加えまして、市政に対する総合満足度は、市長就任時から換算いたしまして25%以上も上昇し約7割に達するとともに、81億円余の基金を確保し、財政の持続可能性を担保するなど、マクロ的な課題こそあれ、これまでの取組が結実し、安心できる確かな暮らしを未来につなげ、内外に選ばれる地域が実現しつつあると言っても過言ではないと考えております。しかしながら、真の評価を下すのは私ではございません。本市で生まれ育ち、あるいは今後、本市を選択するのでありましょう後世の人々、すなわち今後の歴史に委ねたいと考えております。 また、私ごとで恐縮でございますが、休日には自ら山に入り、森と共生し、森を生かす心地よい汗を流す余生を展望しておりますが、その際の眼下に広がる風景、田園と都市の調和の取れたふるさとを眺望し、今を生きる人々の営みや息遣いを思い、感ずるにつれまして、多少の困難はございましたが、それを乗り越えてこられた達成感と感慨を含め、20年間幸せであったと言える大いなる満足感、達成感、充実感を覚えるところであると想像いたします。 私が担当させていただきました20年間、長いようではございますが、ちょっと大げさに言えば宇宙の動き、そして世界の動き、そしてまたこの
塩尻市の過去・未来を考えるときに、ほんの刹那なるときであったわけでございます。その間、議員各位をはじめ、多くの市民の皆様に支えていただきながら、自らの使命をどうにか果たすことができました。皆様に賜りました幾多の御恩に、感謝してもしきれるものではありません。 また、ここに居並ぶ米窪副市長、赤羽
教育長、そしてそれぞれの各部長の皆様方をはじめ、私とともにその何倍も市政に汗を流し、市民の前向きな意見とともに、お客様は市民の皆様との共通認識を熟成していただきながら、決して失敗を恐れることなく果敢に挑戦し続け、未来を切り開くすばらしい成果を上げながら、市民の生活の向上に資する行政サービスを提供し、革新的・創造的な行政イメージを確立していただきました。この場をお借りして、議会の皆様をはじめとする現場の職員、全ての市政運営に関わられた皆様方に対して、深く感謝を申し上げるのみであります。 しばしのときを経て、今の歩みは、市民の皆様の負託を受けた新たな未来型のリーダーへと代わってまいります。申し上げましたとおり、大きなやり残したことも、マクロ的に見ればという意味でございます。ミクロであれば当然、もっとあのときこうすれば、もうちょっと今の市民生活が豊かであったかなと振り返ることはたくさんございますが、マクロ的に見て、やり残したことはほとんどないと言える幸せな首長、そう多くはない幸せな首長の1人であると思います。 それは自らの人生においても、やり残したことはほとんどないという、自己満足に近いものではございますが、そんなお話を昨日のこども未来塾、最後の私の講義におきまして、中学3年生の生徒会役員と十数名の皆様と懇談をし、正直に自分の人生を振り返った次第でございます。その子どもたちの輝く目に象徴されるように、元気で自立した
塩尻市を、次代を担う若者や子どもたち、さらにはこれからのまだ見ぬ命へとつないでいただきますよう、新たなリーダーには心から願うのみでございます。 結びに当たりまして、本市が100歳を迎える将来、現在の小中・高校生が本市を担い、そこには市民憲章にうたわれる田園と都市の調和のとれたふるさと、活力ある住みやすいふるさとが確かに存在することでありましょう。そして、この地に暮らす誰もが本市への誇りと未来への希望を持ち、次の時代に向けて、知恵と汗と行動により新たな価値を創造し続ける、自立する田園都市であることを願ってやみません。 議員の皆様方におかれましては、時節柄くれぐれも御自愛くださいますようお願い申し上げますとともに、
塩尻市の限りない発展のために、引き続き御活躍賜りますことを御祈念申し上げ、本
定例会、そして私の最後となります
定例会の閉会に際しましての御挨拶とさせていただきます。 また、今日御列席の全ての皆様、未熟な私に付き合っていただきました20年間、そして育てていただきました今日御列席の後援会幹部の皆様に大変長きにわたりお世話になりました。本当にありがとうございました。(拍手)
○議長(
牧野直樹君) 小口市長におかれましては、5期20年の長きにわたり、
塩尻市政の進展、そして市民福祉の向上に多大な御尽力をいただきました。今9月
定例会を最後に御勇退されるに当たり、他の自治体に先駆けて取り組み、実現された政治姿勢とその多大な成果に心からの敬意と感謝を申し上げる次第であります。誠にお疲れさまでございました。(拍手) 以上をもちまして、過ぐる8月19日から25日間の会期をもって開催されました
令和4年
塩尻市議会9月
定例会は、これをもって閉会といたします。 誠にお疲れさまでした。 午前10時56分 閉会
------------------------------ 地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。
令和4年9月12日
塩尻市議会議長
牧野直樹 塩尻市議会議員 篠原敏宏 塩尻市議会議員 中野重則 塩尻市議会議員 横沢英一...