塩尻市議会 > 2021-03-22 >
03月22日-05号

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  1. 塩尻市議会 2021-03-22
    03月22日-05号


    取得元: 塩尻市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-26
    令和 3年  3月 定例会          令和3年塩尻市議会3月定例会会議録                 第5号---------------------------------------            令和3年3月22日(月曜日)---------------------------------------               議事日程(第5号)                       令和3年3月22日午前10時00分開議第1.委員長審査報告、質疑、討論、採決 議案第1号 塩尻市国民健康保険条例の一部を改正する条例   第2号 塩尻市国民健康保険税条例の一部を改正する条例   第3号 塩尻市基金条例の一部を改正する条例   第4号 塩尻市一般職の職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例   第5号 塩尻市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用に関する条例の一部を改正する条例   第6号 塩尻市会計年度任用職員の給与等に関する条例の一部を改正する条例   第7号 塩尻市立保育所に私的契約により入所する者の保育料徴収条例の一部を改正する条例   第8号 塩尻市介護保険条例の一部を改正する条例   第9号 塩尻市国民健康保険楢川診療所条例の一部を改正する条例   第10号 塩尻市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例   第11号 塩尻市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部を改正する条例   第12号 塩尻市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例   第13号 塩尻市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部を改正する条例   第14号 塩尻市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例   第15号 塩尻市手数料徴収条例の一部を改正する条例   第16号 塩尻市水道事業及び下水道事業の設置等に関する条例等の一部を改正する条例   第17号 塩尻市都市公園条例の一部を改正する条例   第18号 塩尻市営住宅管理条例の一部を改正する条例   第19号 塩尻市水道料金等審議会条例の一部を改正する条例   第20号 新市建設計画の変更について   第21号 財産の無償貸付けについて   第23号 松塩地区広域施設組合規約の変更について   第22号 訴えの提起について   第24号 市道路線の認定について   第25号 令和3年度塩尻市一般会計予算   第26号 令和3年度塩尻市国民健康保険事業特別会計予算   第30号 令和3年度塩尻市後期高齢者医療事業特別会計予算   第27号 令和3年度塩尻市奨学資金貸与事業特別会計予算   第28号 令和3年度塩尻市介護保険事業特別会計予算   第29号 令和3年度塩尻市国民健康保険楢川診療所事業特別会計予算   第31号 令和3年度塩尻市水道事業会計予算   第32号 令和3年度塩尻市下水道事業会計予算   第33号 令和3年度塩尻市農業集落排水事業会計予算   第34号 令和2年度塩尻市一般会計補正予算(第10号)   第35号 令和2年度塩尻市国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)   第38号 令和2年度塩尻市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第3号)   第36号 令和2年度塩尻市奨学資金貸与事業特別会計補正予算(第1号)   第37号 令和2年度塩尻市介護保険事業特別会計補正予算(第4号)   第39号 令和2年度塩尻市水道事業会計補正予算(第3号)   第40号 令和2年度塩尻市下水道事業会計補正予算(第2号)第2.閉会中継続審査及び調査の申出第3.議員提出議案審議 議会第1号 塩尻市議会委員会条例の一部を改正する条例   第2号 塩尻市議会会議規則の一部を改正する規則     ------------------------------◯出席議員(17名)    1番  丸山寿子君             2番  樋口千代子君    3番  赤羽誠治君             4番  平間正治君    5番  小澤彰一君             6番  篠原敏宏君    7番  中野重則君             8番  横沢英一君    9番  西條富雄君             10番  青柳充茂君    11番  金子勝寿君             12番  山口恵子君    13番  牧野直樹君             14番  古畑秀夫君    16番  中村 努君             17番  柴田 博君    18番  永田公由君◯欠席議員(なし)◯欠員(1名)     ------------------------------◯説明のため出席した者 市長          小口利幸君   副市長         米窪健一朗君 教育長         赤羽高志君   総務部長        横山文明君 企画政策部長      高砂進一郎君  市民生活事業部長    小林 隆君 健康福祉事業部長    青木 実君   産業振興事業部長    百瀬 敬君                     (産業政策・観光担当) 産業振興事業部長    上條吉直君   建設事業部長      中野昭彦君 (農政・森林担当) 市民交流センター・生涯学習部長     こども教育部長     大野田一雄君             赤津光晴君 水道事業部長      塩原恒明君   秘書広報担当課長    塩原清彦君     ------------------------------◯事務局職員出席者 事務局長        小松秀典君   事務局次長       赤津廣子君 議事総務係長      佐原 守君     ------------------------------            本日の会議に付した事件議事日程(第5号)記載事件のとおり                              午前10時00分 開議     ------------------------------ ○議長(丸山寿子君) 皆様、おはようございます。 ただいまの出席議員は17名で定足数を超えておりますので、これより本会議を再開し、直ちに会議を開きます。 それでは、お手元の議事日程により議事に入ります。     ------------------------------ △日程第1 委員長審査報告、質疑、討論、採決 ○議長(丸山寿子君) 日程第1 これより各委員長から審査報告を求めることにいたします。 議案第1号から第6号までの6件を一括して議題といたします。総務生活委員長の報告を求めます。 4番 平間正治さん。 ◆総務生活委員長(平間正治君) 〔登壇〕 御指名をいただきましたので、総務生活委員会に付託されました議案第1号から第6号について、審査の結果及び経過について御報告申し上げます。 当委員会は3月16日及び17日に開催し、慎重審査の結果、全員一致をもちまして、いずれも原案のとおり可決すべきものと決しました。 審査の主な経過を申し上げます。 議案第1号 塩尻国民健康保険条例の一部を改正する条例につきましては、新型インフルエンザ等対策特別措置法の一部が令和3年2月3日に改正されたことに伴い、新型コロナウイルス感染症の定義を具体的に規定するため、必要な改正をするものとの説明を受け、委員より、傷病手当金はどのような基準で支給されるのかとの質問に、傷病手当金の支給基準については、まず給与等を受給している方に限って支給されるもので、額については直近3か月の給与支給額から1日当たりの平均給与を算定し、その3分の2を日数に応じて支給するものである。また、対象期間は本年6月30日までとの答弁があり、委員より、自営業者あるいは専従者給与を受けている人は対象となるのかとの質問に、傷病手当金は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大を防止する観点で、勤めている人が休みやすい環境を整える目的で設けられた制度である。したがって、自営業者は対象外であり、専従者給与を受けている者は対象となるとの答弁がありました。 委員より、最近は変異型コロナウイルスが増えてきているが、これは対象となるのかとの質問に、傷病手当の支給は令和2年1月から令和3年6月までに労務に服することができない場合とされており、この期間であれば変異型についても新型コロナウイルスの一種であり、対象になると解されるとの答弁があり、これを了承しました。 次に、議案第2号 塩尻市国民健康保険税条例の一部を改正する条例につきましては、地方税法施行令の一部が令和2年9月4日に改正されたことに伴い、軽減判定所得基準の見直しをするため必要な改正をするものとの説明を受け、委員より、今回の改正により国民健康保険税は平均で上がるのか下がるのかとの質問に、影響が生じないために改正するものであり変更はないとの答弁があり、これを了承しました。 次に、議案第3号 塩尻市基金条例の一部を改正する条例につきましては、産科医師の確保、その他の地域医療の充実を図るために要する費用の財源に充てることを目的として、未来につなぐ医療確保金を新たに設置することに伴い必要な改正をするものとの説明を受け、委員より、この施行は令和4年4月とのことだが、1年かけ細部について検討するということかとの質問に、令和4年4月には、奨学資金の貸出しを行いたいということであり、本年6月頃までに制度の内容を固め、9月には提案をしたいと考えているとの答弁があり、委員より、基金は産科医の確保とその他の地域医療の充実の二つの目的となっている。産科医の確保とともに北小野や楢川といった総合診療科の医師など、地域医療の充実も総合的に考える必要があるのではないかとの質問に、産科医に限るものでなく、地域の医療・介護などを総合的に確保するため、幅広く本基金を活用できるようにしていくとの答弁があり、これを了承しました。 次に、議案第4号 塩尻市一般職の職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例につきましては、行旅死亡人の取扱いに係る手当の額を引き上げるなど必要な改正をするものとの説明を受け、委員より、行旅人等の対応は実際に大変であるにも関わらずこれまで認められてこなかったが、ここで引上げとなったのはなぜか、件数が増えたのかとの質問に、実績については令和2年度が現在までで1人、元年度は該当なしであり、特に増えているということではない。対応する職員の負担が大きいこと、また組合からの要求などを勘案し、今回改正したものとの答弁に、委員より、現在森林課では鳥獣等の対応をし、生活環境課では道路上の犬猫など、また福祉課では独居老人の孤独死などに対応している。今後はこれらも該当させるということかとの質問に、最近は独居老人が亡くなるケースも増えている。そうした場合や鳥獣、犬猫等の死骸処理にも該当させていく予定であるとの答弁があり、これを了承しました。 次に、議案第5号 塩尻市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用に関する条例の一部を改正する条例につきましては、予防接種法の一部が令和2年12月9日に改正されたことに伴い、市長部局内において個人番号を利用して授受することができる事務及び特定個人情報を追加するため、必要な改正をするものとの説明を受け、委員より、予防接種の実施に関して適用されるということは、その人の個人情報、特に身体的な情報などもひもづけられるのかとの質問に、マイナンバーカードを活用して予防接種をする上で必要な情報を定めるものであり、直接的に個人の情報がひもづくということではないとの答弁があり、これを了承しました。 次に、議案第6号 塩尻会計年度任用職員の給与等に関する条例の一部を改正する条例につきましては、会計年度任用職員に支給する給与等の適正化を図るため必要な改正をするものとの説明を受け、委員より、新年度において再任用制度の体系が変わると聞いているが、内容はどうなるのかとの質問に、再任用職員については、年金との接続の関係で退職者を雇用している。今まではフルタイムで再任用していたが、フルタイムは規定上職員定数に含まれるため、全体の職員の配置や新規職員の採用面で難しい部分があった。このため、フルタイムでなく短時間勤務の再任用職員とすることとした。 違いは、フルタイムは一般の職員と同様の働き方であり、短時勤務については、1週間で15時間30分から31時間の範囲で選択できることとなっており、週31時間であれば1日7時間45分の勤務で4日を限度として勤務できることになる。その方の事情や職場の状況に応じて勤務の選択ができるということであり、フルタイムから短時間勤務へ移行するものであるとの答弁があり、委員より、特に保育現場ではこの影響で人手不足の上にさらに人手不足になり、子どもたちの健全な保育ができなくなってしまうことがあってはならないが、影響はあるのかとの質問に、現在、児童館を含めた保育現場については、児童館では1人が再任用で勤務しているが、保育現場には再任用職員はいないので影響はないと考えているとの答弁がありました。 また委員より、支所長についてはどうかとの質問に、これまで給与の格付では課長補佐級の再任用職員で対応してきたが、地域課題も増加しており、新年度からは課長級の正規職員の配置を考えているとの答弁がありました。 急激な変更で、職員の生活設計にも影響を及ぼすことでもあり、適切な対応を要望しこれを了承しました。 以上を申し上げまして、総務生活委員会の審査報告といたします。 ○議長(丸山寿子君) 一括して質疑を行います。ありませんか。----ないので、質疑を終わります。一括して討論を行います。ありませんか。----ないので、討論を終わります。議案第1号から第6号までの6件を一括して採決いたします。 お諮りいたします。委員長の報告はいずれも原案可決であります。委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丸山寿子君) 御異議なしと認めます。よって、以上6件は原案のとおり可決されました。 次に、議案第7号から第14号までの8件を一括して議題といたします。福祉教育委員長の報告を求めます。 3番 赤羽誠治さん。 ◆福祉教育委員長(赤羽誠治君) 〔登壇〕 御指名をいただきましたので、福祉教育委員会に付託されました議案第7号から議案第14号について、審査の結果及び経過を御報告いたします。 当委員会は3月10日、11日の両日に開催し、慎重審査の結果、全員一致をもちましていずれも原案のとおり可決すべきものと決しました。 審査の主な経過を申し上げます。 議案第7号 塩尻市立保育所に私的契約により入所する者の保育料徴収条例の一部を改正する条例につきましては、子ども・子育て支援法施行令の一部が令和2年12月24日に改正されたことに伴い必要な改正をするもので、保育料の決定に係る市町村民税の計算において、ひとり親控除が創設されたことに伴い、未婚のひとり親に係る規定を削るものとの説明を受け、委員より、私的契約の場合、通常に入所する場合の保育料と比較してどの程度の差があるのかとの質問に、所得に応じて異なるが、3歳未満児の保育短時間認定を例に比較すると、通常の場合月額2万7,000円のところ私的契約では月額4万900円になるとの答弁がありました。 委員より、制度の周知をどのように行っているかとの質問に、福祉課のみなし寡婦(夫)の認定と併せて行っているものと、児童扶養手当や貧困など個別のケースについては家庭支援課で周知しているとの答弁があり、これを了承しました。 議案第8号 塩尻市介護保険条例の一部を改正する条例につきましては、介護保険法施行令の一部を改正する政令が令和3年4月1日から施行されることなどに伴い必要な改正をするもので、令和3年度から令和5年度までの介護保険料について、第1号被保険者の保険料基準額について、現行の5,100円から350円引き上げ5,450円に改めるものなどとの説明を受け、委員より、将来推計のシミュレーションをした中で、40歳から64歳の人や65歳以上の人の人口推移はどのようになっているのか。また、認定率の状況と保険料について他市との比較はどうかとの質問に、40から64歳までの第2号被保険者は、国全体で算定するため本市の人口には関係しない。65歳以上の第1号被保険者の人口は、資料の表のとおり増加する見込みとなっている。要介護認定率はここ数年17%台で推移している。また保険料については、19市の中で比較すると現在は18番目、増額改正した金額で見ても真ん中より下に位置すると思われるとの答弁がありました。 委員より、保険料を増額した場合、1年間でどのくらい増収になるのか。また、国・県・市からの支給も増えるのかとの質問に、保険料は8,000万円ほどの増加になると見込んでいる。国・県・市の支給は法定割合で決まっているため、保険給付費が増えれば支給も増えることになるが、3年間の推計では国で約1億3,000万円、県と市それぞれ約6,600万円の増額になると予想されるとの答弁があり、これを了承いたしました。 議案第9号 塩尻市国民健康保険楢川診療所条例の一部を改正する条例につきましては、塩尻市国民健康保険楢川診療所の指定管理期間が令和3年3月31日で満了することに伴い必要な改正をするもので、診療所の管理を市においても実施することができるように改めるものとの説明を受け、委員より、今後の方向性として一定期間の休止はやむを得ないが、直営や医師の募集もする中で、診療所としては機能させていく方向で考えてよいのかとの質問に、できる限り早く再開したいと考えている。直営や指定管理にする場合は時間を要するため、場合によっては休止期間が短縮できる医師の委託や巡回診療などの様々な方策を考えていくとの答弁がありました。 委員より、委託とは具体的にどのようなことかとの質問に、医療機関に診療所を貸し付け、そこで診療をしてもらう。診療を委託するものとの答弁があり、委員より、委託する方法としては、委託料を支払って診療をしてもらうのか、医療機関に診療所での経営を任せるのかとの質問に、医療機関との相談になる。診療報酬が入ってくるので、それも踏まえて委託内容について交渉が必要になるとの答弁がありました。 委員より、診療所の空いたスペースを使いオンライン診療を行う考えはないかとの質問に、オンライン診療のできる医師や患者側のインターネット環境の整備をするなどの課題があり、今後研究していくとの答弁があり、これを了承いたしました。 議案第10号 塩尻市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例につきましては、指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準が令和3年4月1日から施行されることに伴い改正するものとの説明を受け、委員より、パワハラやセクハラは施設等で働く者同士のことを指しているのかとの質問に、基本は職場のことだが、国の資料ではカスタマーハラスメントのことも記載されており、利用者からのハラスメントについても方針等が示されるものと思われるとの答弁がありました。 委員より、経過期間が終了したところで誰が結果確認をするのかとの質問に、地域密着型の事業者は市が指定するものなので、市が実地指導等を通じて確認することになるとの答弁があり、これを了承しました。 議案第11号 塩尻市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部を改正する条例につきましては、指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準が令和3年4月1日から施行されることに伴い必要な改正をするものとの説明を受け、委員より、研修の受講に対する補助金はあるかとの質問に、現在はないが、新年度予算において人材育成として初任者研修の自己負担分について、負担額の10分の3または3万円のいずれか少ない額を補助する事業を予定しているとの答弁があり、これを了承いたしました。 議案第12号 塩尻市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例につきましては、放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準の一部が改正されたことに伴い必要な改正をするもので、児童クラブの運営の継続に必要な人員を確保するため、放課後児童支援員に係る資格要件の経過措置期間を延長するものとの説明を受け、委員より、児童支援員として採用する際に認定資格研修の受講を義務づけているかとの質問に、新規に採用した児童支援員に対し通知をして受講を促している。研修に係る費用は市で予算化しているとの答弁があり、委員より、新規に採用した児童支援員が研修を受講しないで退職した場合、無資格で勤務していたことになるのかとの質問に、採用する児童支援員は、保育士、幼稚園、学校教諭などの有資格者である。児童館は1年生から6年生までを受け入れるため特殊な知識・経験が必要となり、それを研修で補っているとの答弁があり、これを了承いたしました。 議案第13号 塩尻市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部を改正する条例につきましては、指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準が令和3年4月1日から施行されることに伴い必要な改正をするものとの説明を受け、これを了承しました。 議案第14号 塩尻市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例につきましては、指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準が令和3年4月1日から施行されることに伴い必要な改正をするものとの説明を受け、これを了承しました。 以上を申し上げまして、福祉教育委員会の審査報告といたします。 ○議長(丸山寿子君) 一括して質疑を行います。ありませんか。----ないので、質疑を終わります。一括して討論を行います。ありませんか。----ないので、討論を終わります。議案第7号から第14号までの8件を一括して採決します。 お諮りいたします。委員長の報告はいずれも原案可決であります。委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丸山寿子君) 御異議なしと認めます。よって、以上8件は原案のとおり可決されました。 次に、議案第15号から第19号までの5件を一括して議題といたします。産業建設委員長の報告を求めます。 6番 篠原敏宏さん。 ◆産業建設委員長(篠原敏宏君) 〔登壇〕 産業建設委員会に付託されました議案第15号から第19号について御報告申し上げます。 当委員会は、3月12日及び15日の両日開催し、慎重審査の結果、議案第15号から第19号については、全員一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。 審査の主な経過を申し上げます。 議案第15号 塩尻市手数料条例の一部を改正する条例については、建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律、いわゆる建築物省エネ法の一部を改正する法律が本年4月1日から施行されることに伴い、非住宅部分の床面積の合計が300平米以上の特定建築物のエネルギー消費性能適合性判定に係る手数料を定めるものとの説明を受け、委員より、エネルギー消費性能向上基準に適合するとメリットはあるのかとの質問に、住宅ローン減税の拡大や登録免許税の優遇、容積率の緩和等があるが、建築物省エネ法の今回の改正に関わる部分については、メリットというより適合しないと建築することができなくなってしまうとの答弁があり、委員より、一般住宅でも基準に合致しないと建築確認は下りないのか。また、優遇措置は建築する前にしか認定を受けられないのかとの質問に、今回の改正は非住宅が対象のため、一般住宅の建築確認は下りる。また、優遇措置は工事着手前に計画の認定を受ける必要があるとの答弁があり、これを了承いたしました。 議案第16号 塩尻市水道事業及び下水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例については、農業集落排水事業のうち、岩垂処理区及び本洗馬処理区を公共下水道へ統合させることに伴い、関係する条例について必要な改正をするものとの説明を受け、委員より、受益者分担金に関し算出方法に変更はあるのか、また住民への影響はあるのかとの質問に、現在の農業集落排水事業の分担金は岩垂処理区が50万9,000円、本洗馬処理区が51万1,000円である。今回の統合により、分担金は1平方メートル当たりの金額750円に宅地面積を掛けたものに変更となるが、岩垂及び本洗馬処理区は普及率が100%であるため、整備済みの住民に対する直接の影響はないとの答弁があり、これを了承いたしました。 議案第17号 塩尻市都市公園条例の一部を改正する条例については、公募設置管理制度による便益施設の公募を行うため必要な改正をするもので、公募対象施設の設置に係る土地の使用料を追加するものとの説明を受け、委員より、レストラン棟は用途変更するとのことだが、使用料の記載はどうなるのかとの質問に、レストラン棟の賃貸借契約は今年6月まで延長する予定であるため、特許行為の使用料として残しておく必要があり、6月以降に再度条例改正して削除する予定との答弁があり、委員より、使用料削除以降、レストラン棟の後利用は市民利用者のクラブハウスになるというが、このほかに松本山雅は独自のクラブハウスを造るということでよいかとの質問に、そのとおりで、一般市民のグラウンド使用者向けクラブハウス、会議室やシャワーが使えるように利用転換を図り、松本山雅のほうは市の土地を賃貸し、松本山雅が独自に建物を建てる方向で考えているとの答弁がありました。 また委員より、Park-PFI事業者の公募やキッチンカー導入と言うが、位置はどの辺を予定しているのかとの質問に、Park-PFIの許可予定位置は国道に面したトイレと休憩広場の部分で、キッチンカーはレストラン棟前のインターロッキング部分を予定し設計しているとの答弁があり、これを了承いたしました。 議案第18号 塩尻市営住宅管理条例の一部を改正する条例については、公営住宅法施行令の一部が改正されたことに伴い、入居者の選考に係る要件の規定を整理するものとの説明を受け、これを了承いたしました。 議案第19号 塩尻市水道料金等審議会条例の一部を改正する条例については、庁内の組織機構を再編で課の名称が変更になることに伴い、水道料金等審議会の庶務に係る課の名称を削るものとの説明を受け、委員より、審議会の庶務の業務は実際に何をやるのかとの質問に、同審議会は水道料金等の改定について、事業の運営状況に見合った適切な算定方法による適正な料金体系となっているかを審議するもので、その際に必要な資料を作成し、また会議を開催進行するとの答弁があり、委員より、審議会の開催は料金を改定するときか毎年開催か、委員は何人でどのような人が任命されているのかとの質問に、料金算定は5年ごとに定期的に行っているが、改定しない場合でも事業の運営結果を報告し、料金の適性について確認をしていただき、意見等の聴取を行うため毎年開催している。委員は現在12人で使用者及び受益者のほか、識見を有する方にお願いしているとの答弁があり、本案を了承いたしました。 以上を申し上げまして、産業建設委員会の審査報告といたします。 ○議長(丸山寿子君) 一括して質疑を行います。ありませんか。----ないので、質疑を終わります。一括して討論を行います。ありませんか。----ないので、討論を終わります。議案第15号から第19号までの5件を一括して採決します。 お諮りいたします。委員長の報告はいずれも原案可決であります。委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丸山寿子君) 御異議なしと認めます。よって、以上5件は原案のとおり可決されました。 次に、議案第20号、第21号及び第23号の3件を一括して議題といたします。総務生活委員長の報告を求めます。 4番 平間正治さん。 ◆総務生活委員長(平間正治君) 〔登壇〕 総務生活委員会に付託されました議案第20号、第21号及び第23号について報告をいたします。 当委員会は、慎重審査の結果、全員一致をもちまして原案のとおり可決すべきものと決しました。 審査の主な経過を申し上げます。 議案第20号 新市建設計画の変更につきましては、新市建設計画の一部を変更することについて、市町村の合併の特例に関する法律附則第2条第2項の規定により、なおその効力を有するとされる同法第5条第7項の規定に基づき、議会の議決を求めるものとの説明を受け、委員より、合併特例債はあとどのくらい発行可能額が残っているのかとの質問に、合併特例債については、建設事業に係る発行可能額は当初103億6,500万円余であったが、令和2年度末での残額は6億3,000万円程度になる見込みである。この先、令和3年から5年度の第3期中期戦略の期間中に予定している事業分を差し引くと、令和5年度末の残額は約3億円となる見込みであるとの答弁がありました。 また、委員より、残りの3億円は使い切る予定なのかとの質問に、大変有利な起債であるので、残りの3億円については第3期中期戦略や第六次総合計画において有効活用していくことになるものとの答弁がありました。 委員より、主要事業に博物館整備を追加しているが、博物館、美術館、資料館などの整備には大変お金がかかる。財政的な見通しも含めていろいろ意見、要望はあろうかと思うが、今後の見通しはどうかとの質問に、今回盛り込んだ平出博物館の整備については第六次総合計画において具現化していく予定であり、今後担当課において地元等との協議を進める中で具体的な方向性を見いだしていくことになる。時期を見て議会とも協議をさせていただくことになるとの答弁があり、これを了承しました。 議案第21号 財産の無償貸付けにつきましては、財産を無償で貸し付けることについて、地方自治法第96条第1項第6号の規定により議会の議決を求めるものとの説明を受け、委員より、旧贄川小学校は文部科学省の補助事業によって建設されたが、補助金適正化法による財産の処分制限期間はどうなっているかとの質問に、補助金適正化に定める処分の制限期間は、木造は24年、鉄筋コンクリート造は60年と規定されているとの答弁があり、委員より、旧贄川小学校は特殊な工法により高額な建設費用がかかっている。修繕にかかる費用も高額になると思われるが、今後無償貸付けをした場合、補修費はどちらが負担するのかとの質問に、施設の維持補修について、これまでもそうだが、契約書では全て松樹学園側が負担することになっているとの答弁がありました。 委員より、有償で貸し出した場合は幾らになるのか。また贄川の信州リハビリテーション専門学校と大門の信州介護福祉専門学校の定員数と在籍人数はどうなっているかとの質問に、有償で貸し付けた場合は、試算ではあるが年額240万円ほどになって、また人数の関係では、信州リハビリテーション専門学校は令和2年9月末現在で定員120名に対して在籍者数は97名、信州介護福祉専門学校は定員60名に対して在籍者数は9名との答弁があり、これを了承しました。 次に、議案第23号 松塩地区広域施設組合規約の変更につきましては、松塩地区広域施設組合管理者から協議を求められた同組合の規約の変更について、地方自治法第290条の規定により議会の議決を求めるものとの説明を受け、これを了承いたしました。 以上を申し上げまして、総務生活委員会の審査報告といたします。 ○議長(丸山寿子君) 一括して質疑を行います。ありませんか。----ないので、質疑を終わります。一括して討論を行います。ありませんか。----ないので、討論を終わります。 議案第20号、第21号及び第23号の3件を一括して採決します。 お諮りいたします。委員長の報告はいずれも原案可決であります。委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丸山寿子君) 御異議なしと認めます。よって、以上3件は原案のとおり可決されました。 次に、議案第22号及び第24号の2件を一括して議題といたします。産業建設委員長の報告を求めます。 6番 篠原敏宏さん。 ◆6番(篠原敏宏君) 〔登壇〕 産業建設委員会に付託されました議案第22号及び第24号について御報告いたします。 当委員会は、慎重審査の結果、全員一致をもって、原案のとおり可決すべきものと決しました。 議案第22号 訴えの提起については、市営住宅の家賃を長期にわたり滞納している相手方が、再三にわたる催告にも関わらずこれを支払わなかったため、市営住宅の明渡し並びに滞納家賃等及び損害金の支払いを求めるために、地方自治法の規定により議会の議決を求めるものとの説明があり、委員より、訴えの提起をする前に財産の差押え等の経過はどうなっているのか。早い時期での差押え等があれば滞納家賃が膨らんでいってしまうことは防げるのではないかとの質問に、私債権であるため現時点では強制執行はできない。これ以上滞納額等を増やさないためにも今回訴えの提起をし、裁判所の判断を仰いだ上で強制執行等の手続を進めてまいりたいとの答弁があり、委員より、回収見込みはどうか。また昨年9月議会でも同様の訴えを2件議決しているが、判決はどうなったかとの質問に、全部の回収は難しいと考えるが、少しでも回収できるよう努める。2件の判決内容は、1件は既に判決をいただき、全面的に市の主張が認められ、現在弁護士に相談しながら回収の交渉を進めている。また、もう1件は今月中に判決が出る予定であるとの答弁があり、これを了承いたしました。 次に、議案第24号 市道路線の認定については、地元要望に伴い、広丘高出の志学館高校東線、延長約218メートル、幅員5メートル、これを新たに認定するものとの説明を受け、これを了承いたしました。 以上を申し上げ、産業建設委員会の審査報告といたします。 ○議長(丸山寿子君) 一括して質疑を行います。ありませんか。----ないので、質疑を終わります。一括して討論を行います。ありませんか。----ないので、討論を終わります。 議案第22号及び第24号の2件を一括して採決いたします。 お諮りいたします。委員長の報告はいずれも原案可決であります。委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丸山寿子君) 御異議なしと認めます。よって、以上2件は原案のとおり可決されました。 次に、議案第25号を議題といたします。総務生活委員長の報告を求めます。 4番 平間正治さん。 ◆4番(平間正治君) 〔登壇〕 総務生活委員会に付託されました議案25号について報告いたします。 議案第25号のうち、当委員会に付託された部分につきましては、全員一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。 審査の主な内容について申し上げます。 議案第25号 令和3年度塩尻市一般会計予算につきましては、歳入歳出の総額を前年度対比17億円、6.0%増の299億円とするものとの説明を受け、委員より、新型コロナウイルスのワクチン接種の体制について、国では働いている人が休みの日に接種を受けることになると混み合ってしまうことから、このための休暇制度を検討し始めているが、本市の職員が接種する際の休暇制度はどのように考えているかとの質問に、公務員については基本的に職務専念義務がある。一方で職務専念義務の免除もあり、例えば人間ドックなど健康診査を受ける場合は該当となる。したがって、新型コロナワクチン接種についても職務免除として休暇を取っての対応を考えているとの答弁がありました。 委員より、関係人口創出事業について、市に関係する人口の創出によって、市、特に市民にとって何のメリットがあるのかとの質問に、市民にとってのメリットであるが、副業人材の取り組みとして地域の中小企業の課題解決に首都圏の人材をマッチングして解決していくということを昨年度から行っている。昨年度は地域企業9社に対し副業人材17名が参加している。今年度は地域企業8社に対し39名が参加し、今最終のマッチングを行っている。昨年度の事例では、副業人材側から51件の提案があり、そのうち3件が継続している。まだ始めたばかりで、課題解決を副業人材にやってもらう土壌は育っていないが、本年度は参加も増えていることから今後も拡大をしていきたいとの答弁がありました。 委員より、新規ビジネスモデルチャレンジ支援事業について、本年度どのような事業が採択となったのかとの質問に、本年度は8件の申請があり、4件を採択した。採択した事業については、一つは個人事業主であるが、中心市街地においてにぎわいを創出する事業を定期的に行う大門マルシェ事業。また、株式会社HYAKUSYO提案の農業分野における魅力発信などを目的としたオンラインコンテンツなどを作成する事業。三つとして、株式会社スタイルプラスが行うみどり湖周辺に釣りハウスを造ってのグランピング事業。四つ目は、平沢の株式会社SUYAMAが提案のコンテナハウスをオーダーメードでアレンジする事業であるとの答弁がありました。 委員より、楢川支所等の設計委託料が計上されているが、令和4年度に予定されている解体費の概算は幾らになるのか。また、工期はどれくらいを見込んでいるのかとの質問に、解体工事については旧楢川支所の関係と図書館楢川分館を同時解体の予定としている。これらの施設はアスベストが含まれており、撤去に費用がかかることが見込まれ、旧支所の解体費は約2億6,000万円程度。また、旧図書館楢川分館は4,900万円程度を見込んでいる。なお、工期は1年の予定であるとの答弁がありました。 委員より、区や地区が活用できる補助でプラットホーム事業補助金とふれあいのまちづくり事業補助金とがあるが、その目的と内容の違いは何かとの質問に、まずプラットホーム事業については地区を対象としており、地域課題を地域の人材などを活用して自ら解決するための取り組みに対しての支援であり、補助率は100分の95で上限を200万円としている。 一方、ふれあいのまちづくり事業の主な対象は区であり、区の活性化のために要綱で定められたメニューに対して補助するものである。補助率は3分の2で上限は80万円となっている。 なお、ずくだし事業は原材料を提供し住民自らが行う事業であり、補助率は10分の10で上限は20万円。また、新年度からは都市計画法に基づく地区計画策定事業に対し、補助率10分の10、上限150万円の補助を新たに設けているとの答弁があり、委員より、それぞれの補助は地区や区のまちづくりのために使われるもので、内容は異なるが大きな目的は一緒であり、統合したほうが使いやすいのではないかとの質問があり、区などからも地域課題解決には区単位のほうが取り組みやすいとの意見もあり、地域が活用しやすい補助制度となるよう検討していきたいとの答弁があり、これを了承しました。 委員より、新型コロナウイルスワクチン接種対策費負担金について、接種の対象人員は何人を対象としたものかとの質問に、予算編成の段階では16歳以上の5万7,330人を基礎とし、この掛ける2回分とした。なお、負担金については国において単価が決まっており、対象者数に1回当たり税込み2,277円の2回分を乗じて算出した額に、予診のみの場合の1回当たり1,694円に見込みとして5,000回分を加えたものであるとの答弁に、委員より、ワクチン接種推進室の説明では、接種者は対象者の70%を想定しているとの説明であるが、相違はなぜかとの質問に、国からは令和3年9月までの所要額全額を予算計上することとされており、総額を計上したものである。今後接種計画のずれや内容の変更があった場合においては、必要に応じて補正予算で対応するとの答弁があり、これを了承しました。 以上を申し上げ、総務生活委員会の審査報告といたします。
    ○議長(丸山寿子君) 質疑を行います。ありませんか。----ないので、次に福祉教育委員長の報告を求めます。 3番 赤羽誠治さん。 ◆福祉教育委員長(赤羽誠治君) 〔登壇〕 福祉教育委員会に付託されました議案第25号について御報告いたします。 議案第25号 令和3年度塩尻市一般会計予算中、当委員会に付託されました部分については、慎重審査の結果、全員一致をもって原案の通り可決すべきものと決しました。 審査の主な経過を申し上げます。 総務費について、委員より、市民交流センターの一般工事費の今後の予定はどうかとの質問に、長期修繕計画を策定し計画的に実施していく。来年度は屋上の塗装及び芝生部分の改修と建物北面の外壁工事を実施する。計画的に実施するものとして、南側ガラス面の夏場の温度を下げるための遮光フィルム貼りや照明のLED化及び床面の張り替えなどを予定しているとの答弁がありました。 民生費について、委員より、病児・病後児保育施設整備について、以前から市内にあった施設での開所であるのか。また開所時期はいつかとの質問に、市内小児科医で新たに開所するもので、受入れ枠は1日当たり3人を予定している。施設は本年8月頃を目途に着工し、令和4年4月開所を予定しているとの答弁があり、委員より、松本医療センターへの委託は継続するのかとの質問に、松本医療センターは受入れ枠を1名分確保しており、今後も継続するとの答弁がありました。 委員より、児童扶養手当及び児童手当がそれぞれ減額となっている。児童数の減少状況についての質問に、児童扶養手当の受給世帯数は449世帯の見込みで、令和元年度と比較して22世帯の減少、児童手当の受給者数は約4,700人の見込みで、同じく204人の減少となっているとの答弁がありました。 委員より、大門保育園の大規模改修工事は保育園を運営しながらどのように実施するのか。また、工事期間はどのくらいかとの質問に、仮設園舎を園庭に設置し、一部屋ずつ移動させながら工事を実施する。最後に給食室を移動させた後、仮設園舎の解体をして完成とする予定で、工期は10か月間を予定しているとの答弁がありました。 衛生費について、委員より、新型コロナワクチン接種関係の補助金は、それぞれの項目ごとに市で積算して請求する必要があるのかとの質問に、国から示されている上限額を申請しているが、これまで実際に支出する内容が変わってきているため、項目ごとに積算し実績報告で変更申請することになるとの答弁があり、委員より、市外の医療機関でワクチン接種をした場合、接種料の支払いはどうなるのかとの質問に、市民が市外で接種を受けた場合は国保連から塩尻市に請求があるので、塩尻市で支払うことになるとの答弁がありました。 教育費について、委員より、就学援助費の支給対象者が増加傾向にあるが、これまでに特別に対応してきたことはあるのかとの質問に、申請者は毎年増え続けている状況にある。市では、新入学用品費や修学旅行費の前倒し支給を行っており、必要とする世帯にスピード感を持って対応してきたとの答弁がありました。 委員より、義務教育学校に学区外から通学できる制度を導入することについての状況と、人数が少ない部活動の運営についてどうするのかとの質問に、現在地域に設置されている開校準備会において、教育課程等についての協議の中で、小規模特認校制度の導入については、開校と同時ではなく一、二年後に導入する考えが出されている。部活動の運営については、現在も他校との合同チームで大会に参加することが行われており、そのような方法も含めて今後の活動を考えていきたいとの答弁がありました。 委員より、島木赤彦寓居の移転後の見学はどうなるのかとの質問に、寓居は短歌館と連携して公開していく予定だが、寓居に職員は常駐できないため、通常は外観のみの観覧となる。事前申込みなどの方法により内部も公開していきたいとの答弁がありました。 委員より、図書館は開館して10年になるが、最近の利用者と蔵書数の状況はどうかとの質問に、コロナの影響で昨年3月から5月後半まで一部制限と休館をした。6月以降は通常に戻して現在に至っている。貸出数を昨年度と比較すると、97%とほぼ通常どおりの状況。蔵書は毎年約1万5,000冊ずつ購入し、今年度末には約51万冊になる。登録者数は約3万1,000人で、そのうち約9,000人が市外の登録者。市民の3分の1に当たる約2万2,000人が利用しているとの答弁がありました。 委員より、自然博物館の標本同定作業について、標本はどこに保管するのかとの質問に、同定作業は7月から来年3月までの休館中に現自然博物館内で作業を行う。保管については、現施設に一時保管し、新施設確定後、直接標本の移動をしたいと考えているとの答弁があり、これを了承しました。 以上を申し上げまして、福祉教育委員会の審査報告といたします。 ○議長(丸山寿子君) 質疑を行います。ありませんか。----ないので、次に産業建設委員長の報告を求めます。 6番 篠原敏宏さん。 ◆産業建設委員長(篠原敏宏君) 〔登壇〕 産業建設委員会に付託されました議案第25号について報告いたします。 議案第25号 令和3年度塩尻市一般会計予算中、当委員会に付託された部分については、慎重審査の結果、全員一致をもっていずれも原案のとおり可決すべきものと決しました。 審査の主な経過を申し上げます。 5款労働費では、委員より、UIJターン促進事業の就業・創業移住支援事業補助金について、予算額が1件分100万円では事業として利用者が少ないと思うがどうかとの質問に、この事業は県事業に合わせた取り組みであり、令和2年度の実績は東京圏のほか、愛知県及び大阪府からの移住者が県内全体で8人。採用要件として、県の運営している求人マッチングサイトに登録している企業に就職した場合のみ補助対象となる。本市ではこれに6社が登録している状況との答弁があり、委員より、感覚として非常に少ないと感じる。移住希望調査では今まで長野県は1位だったが、今年になり3位になってしまった。1位、2位の静岡、山梨は積極的な誘致活動をしている。PR活動をしっかりして移住・定住対策に取り組むために、市単独で新制度を設けることは考えないかとの質問に、市としても就業支援は重要と考える。新たな企業誘致対策としてサテライトオフィス設置事業などの新制度を設けることで就業支援に努めていきたい。また、県とも連携し、制度内容も可能なら修正していきたいとの答弁がありました。 6款農林水産業費では、委員より、農地流動化促進事業の中核農家等育成規模拡大事業奨励金について、農地の借手側に奨励金を交付するというが、交付する金額は事業の何%とか決まっているのかとの質問に、奨励金は、50アール以上の経営面積がある方が交付対象になる。対象農地は市街化区域以外の農地が対象で、金額は10アール当たり新規の契約で1万円、再契約はその半額の5,000円との答弁があり、委員より、借りたい人はいるが、貸してくれる人がいない状況ではないか。貸手側に何か考えられることはないかとの質問に、貸手側がなかなか見つからないとのことだが、桔梗ヶ原や広丘、洗馬のレタス畑はなかなか貸手が出てこないが、逆に北小野、塩尻東は貸手が多くて借手がいない状況である。農業委員会としては、なかなか借手が見つからないところを紹介し、できるだけ使いづらい山間地のようなところを借りてもらうようにしているとの答弁がありました。 林業費では、委員より、ペレットストーブやまきストーブの補助件数について、令和2年度の実績と令和3年度の計画はどうなっているかとの質問に、令和2年度は、現在までまきストーブ15件、ペレットストーブ7件。令和3年度予算では、まきストーブ12件、ペレットストーブ9件を見込んでいるとの答弁がありました。 また委員より、バイオマス発電所にある放射能測定器で今までに基準を超えた数値が検出されたことがあるかとの質問に、今までの最高値が毎時0.1マイクロシーベルトであり、基準値である毎時0.23マイクロシーベルトを超えたことはないとの答弁がありました。 7款商工費では、委員より、新型コロナウイルス感染症対策中小企業等支援事業のプレミアム付商品券事業費負担金について、取り扱える事業者は前回と同じ事業者か、それともゼロから募集するのかとの質問に、まだ内容の詳細は決まっていない。今後開催する予定の実行委員会でこれを決めていくとの答弁がありました。 委員より、国の第3次補正予算や新年度予算の経済対策に当たり、市として追加で予定している経済対策はあるか。現時点で商工会議所からの要望はないかとの質問に、現時点では新年度予算の経済対策を最優先に取り組んでいく。ただし、コロナ禍の第4波も想定されているため、議会にも諮りながら臨機に対応をしていきたい。商工会議所からの2月2日の緊急要望の内容は新年度予算に反映させたが、飲食店等関連の卸売業やクリーニング業へは状況を見ながら支援を検討していきたい。 なお、国の雇用調整助成金の特例が6月で終了の予定だが、市内経営者からの聞き取りでは、この助成金で何とか雇用維持ができており、これがなくなると企業経営がもたなくなるほど逼迫しているのが実情との切実な声を聞いている。市としても市長会を通じ、国に適切な対応を要望していきたいとの答弁がありました。 次に観光費では、観光施設整備事業の高ボッチトイレの整備の説明があったが、これは環境に配慮したトイレかとの質問に、検討の結果、第一駐車場トイレに設置した自然循環型のトイレではなく、現在の浄化槽システムを生かした改修工事を計画しているとの答弁がありました。 8款土木費中、道路橋梁費では、委員より、先日、塩尻駅北県道アンダーパス部分にて国道側から進入したトラックが高さ制限により立ち往生した例があった。アンダーパス手前に高さ制限などの看板は設置されていないのかとの質問に、設置は確認していない。設置されていない場合は、現地を確認する中で設置を検討したいとの答弁がありました。 都市計画費では、委員より、各地域の都市公園の遊具が老朽化に伴い撤去され、地域の子育て世代が残念がっている。撤去しっぱなしで遊具の更新は行わないのかとの質問に、公園の遊具は必要なものであることは理解している。令和3年度は集中的に小坂田公園の改修工事に重点的に予算配分をしているので、それ以外の都市公園の遊具改修、特に遊具の新設工事については地元要望により優先順位をつけ、来年度の実施計画で検討し、令和4年度以降予算要求をしたいとの答弁がありました。 都市計画道路費で、委員より、現在、県は塩尻鍋割穂高線の拡幅と今村橋架設工事を行っており、計画には市道広丘西通線との交差点が予定されているが、市側の整備が進まないため交差点整備が外され、結果的に県の計画にブレーキをかけることになっている。今回今村橋が整備され、さらに東側が拡幅されるが、途中の交差点部の80メートルが未整備で残ってしまう。北側から整備してきた西通線の投資効果も発揮されないので、道路計画を変える等別の方策を検討できないかとの質問に、都市計画決定されており計画どおり進めていきたいが、該当箇所については土地所有者の理解が得られていないのが現状である。引き続き交渉は継続していくが、現計画での事業推進がこのまま難しい状況が続けば、路線の計画変更についても検討が必要と考えているとの答弁がありました。 同じく土木費中住宅費について、委員より、雇用促進住宅みどりが丘住宅については、用途制限が本年3月末で終了する。あのような大きな建物を今後維持していくのは困難と考える。入居者には丁寧に説明をいただき、解体して一帯を開発していけば価値も高いので、早急な対応を願いたいがどうかとの質問に、市営住宅等の用途廃止についてはスケジュールが決定しておらず、庁内会議等において跡地利用も含め今後検討していくとの答弁があり、併せて本議案を了承しました。 以上を申し上げまして、産業建設委員会の審査報告といたします。 ○議長(丸山寿子君) 質疑を行います。ありませんか。----ないので、次に新体育館に関する特別委員長の報告を求めます。 18番 永田公由さん。 ◆新体育館特別委員長(永田公由君) 〔登壇〕 御指名をいただきましたので、新体育館に関する特別委員会に付託されました議案第25号について、審査の結果及び経過について御報告申し上げます。 当特別委員会は3月9日に開催し、当委員会に付託された部分について慎重審査の結果、全員一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。 審査の主な経過を申し上げます。 総合体育館運営事業費1億1,219万1,000円は、指定管理による管理運営費と開館記念イベント関係を行う事業との説明を受け、委員より、指定管理料に含まれる管理と塩尻市で行う管理についての線引きはどのようになっているのかとの質問に、指定管理者を公募した際の明細に含まれていないものとなる。予算ではAED使用料、テレビ視聴料等が該当し、市から直接業者に払うとの答弁があり、また委員より、体育施設管理料と指定管理料の関係はとの質問に、体育施設管理料は市内体育施設の受付業務を体育協会に、除草・剪定業務をシルバー人材センターに委託しているものであり、体育施設管理料の中には総合体育館の管理料は含まれていないとの答弁がありました。 また委員より、イベント、大会開催時のランニングコースの使用はどうなるのかとの質問に、イベント、大会開催時は一般開放しない方向で調整している。しかし、一般の練習を行っている際は開放するとの答弁があり、これを了承いたしました。 以上を申し上げ、新体育館に関する特別委員会の審査報告といたします。 ○議長(丸山寿子君) 質疑を行います。ありませんか。----ないので、質疑を終わります。討論を行います。ありませんか。----ないので、討論を終わります。 議案第25号を採決いたします。 お諮りいたします。各委員長の報告はいずれも原案可決であります。委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丸山寿子君) 御異議なしと認めます。よって、議案第25号は原案のとおり可決されました。 この際、10分間休憩いたします。                              午前11時03分 休憩                            -----------                              午前11時15分 再開 ○議長(丸山寿子君) 休憩を解いて、再開いたします。 次に、議案第26号及び第30号の2件を一括して議題といたします。総務生活委員長の報告を求めます。 4番 平間正治さん。 ◆総務生活委員長(平間正治君) 〔登壇〕 総務生活委員会に付託されました議案第26号及び議案第30号について報告いたします。 議案第26号 令和3年度塩尻市国民健康保険事業特別会計予算及び議案第30号 令和3年度塩尻市後期高齢者医療事業特別会計予算につきましては、全員一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。 審査の主な経過について申し上げます。 議案26号 令和3年度塩尻市国民健康保険事業特別会計予算につきましては、予算総額を歳入歳出ともに前年度対比1.1%減の66億2,070万6,000円とするものとの説明を受け、委員より、基金繰入金について、前年度より6,500万円ほど増額となっているが、財政調整基金の残高はどのくらいになるのかとの質問に、本年度、令和2年度末の残高として4億2,900万円余を見込んでいる。これから令和3年度の繰入れ分を差し引くと、令和3年度末の残高見込みとしては2億7,700万円となるとの答弁があり、委員より、コロナ対策もあって保険税は新年度においては引き上げないということであるが、このまま推移するとどこかで引き上げなければならないが、見通しとしてはいつ頃見直す予定かとの質問に、このままだと基金は目減りをしていく。実際の1人当たりの医療費も平成30年度の税率改定以降増加をしている。令和4年度からの税率改定について検討していきたいとの答弁がありました。 委員より、コロナ禍により病院での受診控えが全国的にも問題となったが、医療現場からは手遅れになってから受診してくる場合もあると聞くが、本市の状況はどうかとの質問に、昨年3月から本年1月診療分までのレセプト件数で言えば、医科・歯科合わせて対前年度比89.6%となっており、約10%減っている。また入院、外来については、入院は約8%の減、外来については約10%の減となっており、新型コロナの影響による受診控えと考えられる。なお、受診控えによる重症化については、分析は難しいが、現時点ではそのようなことは承知していないとの答弁がありました。 委員より、国ではマイナンバーカードと保険証を一体化する方向にあるが、どの辺まで進んでいるのかとの質問に、マイナンバーカードによるオンライン資格の確認については、令和3年3月下旬の運用開始予定となっているが、市が保険者として進めるべき準備はほぼ整っている。実際に医療機関でマイナンバーカードを保険証として使うに当たっては、医療機関において専用端末であるカードリーダーの設置が必要となる。国では今年度末に6割の医療機関で導入を見込んでいたが、この2月の段階では約30%の状況であり、医療機関側の準備が遅れている。また、保険証として使うためには初回登録をし暗証番号を取得する必要があるが、これも現在8%であり、全体として遅れ気味であるとの答弁があり、これを了承しました。 次に、議案第30号 令和3年度塩尻市後期高齢者医療事業特別会計予算につきましては、予算総額を歳入歳出ともに前年度対比1.8%増の8億4,880万7,000円とするものとの説明を受け、これを了承しました。 以上を申し上げ、総務生活委員会の審査報告といたします。 ○議長(丸山寿子君) 一括して質疑を行います。ありませんか。----ないので、質疑を終わります。一括して討論を行います。ありませんか。----ないので、討論を終わります。 議案第26号及び第30号の2件を一括して採決いたします。 お諮りいたします。委員長の報告はいずれも原案可決であります。委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丸山寿子君) 御異議なしと認めます。よって、以上2件は原案のとおり可決されました。 次に、議案第27号から第29号までの3件を一括して議題といたします。福祉教育委員長の報告を求めます。 3番 赤羽誠治さん。 ◆福祉教育委員長(赤羽誠治君) 〔登壇〕 福祉教育委員会に付託されました議案第27号から第29号までについて御報告いたします。 当委員会は、慎重審査の結果、全員一致をもちまして原案のとおり可決すべきものと決しました。 審査の主な経過を申し上げます。 議案第27号 令和3年度塩尻市奨学資金貸与事業特別会計予算については、予算総額を歳入歳出ともに前年度対比1%減額の3,032万9,000円とするものとの説明を受け、これを了承しました。 議案第28号 令和3年度塩尻市介護保険事業特別会計予算については、予算総額を歳入歳出ともに前年度対比0.9%増額の58億758万9,000円とするものとの説明を受け、委員より、成年後見制度利用支援事業の対象者の親族等の内容と利用人数の見込みはどうかとの質間に、申立人の対象を親族と本人に拡大をした。利用は4人を見込んでいるとの答弁がありました。 委員より、介護人材について、どのような資格で介護員は働けるのかとの質問に、施設で働く職員に資格は要らないが、訪問介護を行う場合は資格が必要で、初任者研修を受ける必要があるとの答弁があり、これを了承しました。 議案第29号 令和3年度塩尻市国民健康保険楢川診療所事業特別会計予算については、予算総額を歳入歳出ともに前年度対比52.5%減額の605万9,000円とするものとの説明を受け、委員より、休止期間を短縮するために委託を行う場合、再開に伴う経費はどうするのかとの質問に、再開する場合、必要な経費については補正予算をお願いするとの答弁があり、これを了承しました。 以上を申し上げまして、福祉教育委員会の審査報告といたします。 ○議長(丸山寿子君) 一括して質疑を行います。ありませんか。----ないので、質疑を終わります。一括して討論を行います。ありませんか。----ないので、討論を終わります。 議案第27号から第29号までの3件を一括して採決いたします。 お諮りいたします。委員長の報告はいずれも原案可決であります。委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丸山寿子君) 御異議なしと認めます。よって、以上3件は原案のとおり可決されました。 次に、議案第31号から第33号までの3件を一括して議題といたします。産業建設委員長の報告を求めます。 6番 篠原敏宏さん。 ◆産業建設委員長(篠原敏宏君) 〔登壇〕 産業建設委員会に付託されました議案第31号から第33号について御報告いたします。 当委員会は、慎重審査の結果、いずれも全員一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。 審査の主な経過を申し上げます。 議案第31号 令和3年度塩尻市水道事業会計予算について、委員より、松塩水道用水の受水率とその供給単価、また、市でつくっている水の単価はそれぞれどのくらいかとの質問に、松塩水道用水は1立方メートル当たり48.84円で、対して市の供給単価は1立方メートル172.56円と、単価コストとしては松塩水道用水の3.5倍ほどかかっていることになる。 松塩水道用水は、1日当たり1万6,500立方メートルを受水し、年間支払金額は2億9,400万円となっている。市全体の給水量に対する松塩水道用水の受水率は56から57%で、今後は床尾浄水場の廃止を予定しているので、その分松塩水道用水から多く水を受水する必要があるとの答弁があり、委員より、コストを考えると松塩水道用水から水を買った方がよいかもしれないが、災害時等での対応を考えると水源を分散しておくことも必要と思うが、考え方はどうかとの質問に、上西条浄水場管理棟の更新に伴い、今後10年から20年の間で浄水場そのものの更新も検討しなければならないため、自己水源の確保についてもここで合わせて検討するとの答弁がありました。 委員より、上西条浄水場管理棟の更新及び床尾浄水場の廃止の具体的な計画はとの質問に、上西条浄水場管理棟は中央監視設備も併せ、令和4年から6年にかけて整備し、令和7年度からの供用開始を目指す。床尾浄水場は必要最低限の整備を行いながら運用し、上西条浄水場の管理棟機能が整えば廃止にする方向で検討しているとの答弁がありました。 委員より、信州塩尻農業公園送水管布設工事企業債元利償還金について、この償還は何年まであるのかとの質問に、平成19年に借り入れて30年償還なので、最終償還年度は令和19年度になるとの答弁があり、委員より、一般会計からの補助金として信州農業公園送水管布設工事とあるが、どのエリアが対象になっているか。現在休止しているチロルの森からは基本料金を頂いているのか。また農業公園が使われていないのに市が企業債を償還していくのはどうかと思うがどうかとの質問に、農業公園のほかに日本ハイコムまでのエリアも含め、一般世帯二十数軒が受水をしている。この補助金は企業債元利償還金への補助金であり、布設を行ったときにかかった費用に対し一般会計から負担していただくものとの答弁があり、本案を了承いたしました。 次に、議案第32号 令和3年度塩尻市下水道事業会計予算について、委員より、公共下水道に接続する岩垂及び本洗馬処理区の工事はいつ完了するのか。また処理場は今後どうなるのかとの質問に、工事についてはおおむね順調に進んでおり、本年4月当初には農業集落排水施設から公共下水道に切替えを開始する予定である。切替え後は処理場の汚泥引き抜きと清掃を行った後、場内の機器撤去工事を行う。後利用については、令和4年度には本洗馬と岩垂の処理場を緊急用の資材倉庫と災害時における汚水貯留槽として利用するための改修工事を予定しているとの答弁がありました。 委員より、予算書第3条の特別損失57万1,000円の内容は何かとの質問に、過去に調定した収益の還付が必要になった場合、過年度損益修正損としてこの科目で処理をするものとの答弁があり、本案を了承いたしました。 次に、議案第33号 令和3年度塩尻市農業集落排水事業会計予算について、委員より、今後の農業集落排水施設の公共下水道への統合予定はどうなっているかとの質問に、小曽部処理区を令和5年度末、宗賀南部処理区を令和6年度末、東山処理区を令和7年度末、勝弦処理区を令和8年度末に統合を予定しているが、財政上の影響等により変更となる可能性もある。贄川と若神子については、地形的な理由だけでなく、経済比較の結果、統合は行わない見込みとの答弁があり、これを了承いたしました。 以上、特別会計予算3件について産業建設委員会の審査報告といたします。 ○議長(丸山寿子君) 一括して質疑を行います。ありませんか。----ないので、質疑を終わります。一括して討論を行います。ありませんか。----ないので、討論を終わります。 議案第31号から第33号までの3件を一括して採決いたします。 お諮りいたします。委員長の報告はいずれも原案可決であります。委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丸山寿子君) 御異議なしと認めます。よって、以上3件は原案のとおり可決されました。 次に、議案第34号を議題といたします。総務生活委員長の報告を求めます。 4番 平間正治さん。 ◆総務生活委員長(平間正治君) 〔登壇〕 総務生活委員会に付託されました議案第34号 令和2年度塩尻市一般会計補正予算(第10号)について御報告いたします。 議案第34号のうち、当委員会に付託されました部分につきましては、慎重審査の結果、全員一致をもちまして原案のとおり可決するべきものと決しました。 審査の主な経過を申し上げます。 議案第34号 令和2年度塩尻市一般会計補正予算(第10号)につきましては、歳入歳出ともに7億6,699万2,000円を増額し、予算総額を402億8,432万6,000円とするもので、歳出では、全体的に事業の確定等に伴う不用額の整理と必要額の増額に加えて、国の第3次補正予算に対応した事業費を計上するものであり、歳入では市税、国庫支出金、県支出金、市債などを増額し、地方消費税交付金、使用料及び手数料、繰入金、諸収入などを減額するものなどとの説明があり、委員より、塩尻市のマイナンバーカードの交付枚数の状況はどうかとの質問に、本年、3月1日時点で1万4,252枚であり、令和2年1月1日時点の人口に対する交付率は21.3%であるとの答弁がありました。 委員より、松本広域消防において陰圧式隔離カプセルを導入するということであるが、何台をどの消防署に配備するのかとの質問に、購入台数は1台で、梓川消防署に配備されるものとの答弁がありました。 委員より、地場産業センターで新型コロナウイルスの感染者が出たが、差し支えない範囲でその状況を示してもらいたい。また、関係課の職員は不安な気持ちで働いており、他市では関係職員もPCR検査をしているが、本市においてはどのような対応をするのかとの質間に、地場産センターの職員で濃厚接触者とされた職員2名がPCR検査を受けた。また、家族などその他の接触者については、明日18日に検査を受けることとなっている。本市の職員については、1名は接触した可能性があるということで自宅待機とし経過を見ている。その他の職員については、経過を見て対応していくとの答弁があり、安心して働くためにはPCR検査を受けることが必要であり、状況観察をしっかり行い、必要があれば即検査を受けられるようとの要望がありました。 以上を申し上げまして、総務生活委員会の審査報告といたします。 ○議長(丸山寿子君) 質疑を行います。ありませんか。----ないので、次に福祉教育委員長の報告を求めます。 3番 赤羽誠治さん。 ◆福祉教育委員長(赤羽誠治君) 〔登壇〕 福祉教育委員会に付託されました議案第34号について御報告いたします。 議案第34号 令和2年度塩尻市一般会計補正予算(第10号)中、当委員会に付託されました部分については、全員一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。 審査の主な経過を申し上げます。 委員より、生活保護扶助費について、一般の治療費はどこで負担するのかとの質問に、生活保護受給者は保険証がないため、医療券を福祉事務所で発行し、医療機関で受診できる制度となっており、生活保護費から負担されるとの答弁がありました。 委員より、男女共同参画・若者サポート課は来年度から係となる予定と聞いているが、今後、男女共同参画事業の推進の取り組みはどうなるかとの質問に、組織再編となってもジェンダー平等や女性の地位向上といった男女共同参画事業は継続して推進していくとの答弁があり、これを了承しました。 以上を申し上げまして、福祉教育委員会の審査報告といたします。 ○議長(丸山寿子君) 質疑を行います。ありませんか。----ないので、次に産業建設委員長の報告を求めます。 6番 篠原敏宏さん。 ◆産業建設委員長(篠原敏宏君) 〔登壇〕 産業建設委員会に付託されました議案第34号について御報告いたします。 議案第34号 令和2年度塩尻市一般会計補正予算(第10号)中、当委員会に付託された部分については、慎重審査の結果、全員一致をもって、いずれも原案のとおり可決すべきものと決しました。 審査の主な経過を申し上げます。 6款農林水産業費で、委員より、野村八幡ため池について耐震工事が中止になったということだが、地元との協議の経過は何があったのか。耐震工事がなくなって大丈夫かとの質問に、耐震強度はぎりぎりセーフだが、令和元年度、エプソン広丘事業所が職員駐車場確保のため土地を探しており、野村八幡池の受益地が小さいことから、ため池としては廃止する方向とし、農業用水路を付け替え、駐車場を造成する計画とした。しかし、新型コロナウイルスの影響でエプソン広丘事業所の職員駐車場を急いで確保する必要がなくなり、野村八幡池の今年度廃止には至らなかったものである。 ため池廃止工事は国庫補助でやりたいと考えており、その要望時期が早いため、ため池廃止の可能性がある箇所については積極的に要望を上げ、その後、地元調整をしているとの答弁がありました。 土木費公園管理費の小坂田公園再整備計画について、委員より、松本山雅の練習や大会でサッカー場を利用する際に、駐車場が混雑して公園利用者が駐車できないことが予想されるが、対策はどうかとの質問に、大会主催者や松本山雅関係者の協力を得ながら、展望駐車場を利用していただく働きかけをしていきたい。松本市のかりがねサッカー場は、路上駐車対策として松本山雅が交通整理を行い対応しているとのことで、これを参考にしていきたいとの答弁がありました。 委員より、小坂田公園については、さきの一般質問で噴水の設置が提案され、前向きな答弁がされていたが、噴水設置について具体的にどのような検討になるかとの質問に、現在の再整備計画に噴水はないが、市民からの強い要望があることは承知している。全体事業費13.9億円をお示ししているので、その事業費の中で可能な限り市民要望に応えていきたいとの答弁があり、これを了承いたしました。 以上を申し上げまして、産業建設委員会の審査報告といたします。 ○議長(丸山寿子君) 質疑を行います。ありませんか。----ないので、次に新体育館に関する特別委員長の報告を求めます。 18番 永田公由さん。 ◆新体育館特別委員長(永田公由君) 〔登壇〕 御指名をいただきましたので、新体育館に関する特別委員会に付託されました議案第34号 令和2年度塩尻市一般会計補正予算(10号)について、審査の結果及び経過について御報告申し上げます。 当特別委員会は3月9日に開催し、当特別委員会に付託された部分については、慎重審査の結果、全員一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。 審査の主な経過を申し上げます。 総合体育館建設事業4,930万9,000円の減額と総合体育館運営事業96万5,000円の減額については、それぞれ事業費の確定に伴う減額補正であるとの説明を受け、これを了承いたしました。 以上を申し上げ、新体育館に関する特別委員会の審査報告といたします。 ○議長(丸山寿子君) 質疑を行います。ありませんか。----ないので、質疑を終わります。討論を行います。ありませんか。----ないので、討論を終わります。 議案第34号を採決いたします。 お諮りいたします。各委員長の報告はいずれも原案可決であります。各委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丸山寿子君) 御異議なしと認めます。よって、議案第34号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第35号及び第38号の2件を一括して議題といたします。総務生活委員長の報告を求めます。 4番 平間正治さん。 ◆総務生活委員長(平間正治君) 〔登壇〕 総務生活委員会に付託されました議案第35号及び第38号について報告いたします。 議案第35号及び第38号は、全員一致をもちまして、いずれも原案どおり可決すべきものと決しました。 審査の主な経過を申し上げます。 議案第35号 令和2年度塩尻市国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)につきましては、歳入歳出ともに488万4,000円を減額し、予算総額を68億3,400万3,000円とするもので、歳出では総務費を増額し、保険給付費を減額するもの、歳入では国民健康保険税などを増額し、繰入金を減額するものとの説明を受け、これを了承しました。 委員より、特別調整交付金の結核及び精神分はどういう内容なのかとの質問に、国の特別調整交付金の算定メニューには以前からあった項目であるが、この結核性及び精神病の疾病に関わる算定は複雑なものになっており、県内77市町村では今まで交付を受けていなかった。令和2年度において長野県国保連合会がこの算定に関わるシステムを構築し、医療費全体に占めるこれらの医療費が一定以上となったため、交付が見込まれる金額を補正計上したものとの説明があり、これを了承しました。 次に、議案第38号 令和2年度塩尻市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第3号)につきましては、歳入歳出ともに627万3,000円を減額し、予算総額を8億2,853万円2,000円とするもので、歳出については総務費及び後期高齢者医療広域連合納付金を減額し、歳入では後期高齢者医療保険料を減額し繰入金を増額するものとの説明を受け、これを了承しました。 以上を申し上げ、総務生活委員会の審査報告といたします。 ○議長(丸山寿子君) 一括して質疑を行います。ありませんか。----ないので、質疑を終わります。一括して討論を行います。ありませんか。----ないので、討論を終わります。 議案第35号及び第38号の2件を一括して採決いたします。 お諮りいたします。委員長の報告はいずれも原案可決であります。委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丸山寿子君) 御異議なしと認めます。よって、以上2件は原案のとおり可決されました。 次に、議案第36号及び第37号の2件を一括して議題といたします。福祉教育委員長の報告を求めます。 3番 赤羽誠治さん。 ◆福祉教育委員長(赤羽誠治君) 〔登壇〕 福祉教育委員会に付託されました議案第36号及び第37号について御報告いたします。 当委員会は慎重審査の結果、全員一致をもって、いずれも原案のとおり可決すべきものと決しました。 審査の主な経過を申し上げます。 議案第36号 令和2年度塩尻市奨学資金貸与事業特別会計補正予算(第1号)については、予算の総額から歳入歳出ともに730万8,000円を減額し、予算の総額を歳入歳出ともに2,332万2,000円とするものとの説明を受け、これを了承しました。 議案第37号 令和2年度塩尻市介護保険事業特別会計補正予算(第4号)については、予算総額から歳入歳出ともに2億4,224万4,000円を減額し、予算総額を歳入歳出ともに55億6,503万円とするもので、歳入では国・県支出金、支払基金交付金、基金繰入金などを減額し、歳出では保険給付費、総務費などを減額するものとの説明を受け、これを了承しました。 以上を申し上げまして、福祉教育委員会の審査報告といたします。 ○議長(丸山寿子君) 一括して質疑を行います。ありませんか。----ないので、質疑を終わります。一括して討論を行います。ありませんか。----ないので、討論を終わります。 議案第36号及び第37号の2件を一括して採決いたします。 お諮りいたします。委員長の報告はいずれも原案可決であります。委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丸山寿子君) 御異議なしと認めます。よって、以上2件は原案のとおり可決されました。 次に、議案第39号及び第40号の2件を一括して議題といたします。産業建設委員長の報告を求めます。 6番 篠原敏宏さん。 ◆産業建設委員長(篠原敏宏君) 〔登壇〕 産業建設委員会に付託されました議案第39号及び第40号について御報告いたします。 当委員会は、慎重審査の結果、いずれも全員一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。 審査の主な経過を申し上げます。 議案第39号 令和2年度塩尻市水道事業会計補正予算(第3号)について、収益的収入及び支出のうち、支出で458万9,000円を増額し、支出総額を16億4,748万円とするもので、内容は職員の昇給等に伴い退職給付引当金繰入額を増額するものとの説明があり、これを了承しました。 次に、議案第40号 令和2年度塩尻市下水道事業会計補正予算(第2号)については、収益的収入及び支出のうち支出で156万1,000円を増額し、支出総額を26億690万9,000円とするもので、内容は職員の昇級等に伴い退職給付引当金繰入額を増額するもの、また資本的収入及び支出のうち収入で2億2,470万円を増額し、収入総額を17億8,918万円に、支出で2億3,980万円を増額し、支出総額を28億3,207万1,000円とするもので、これの内容は、支出では国の追加内示に伴う委託料及び工事請負費の増額、収入ではその財源となる国庫補助金等を増額するものとの説明があり、委員より、財源の国庫補助金はメニュー項目は何かとの質問に、社会資本整備総合交付金の防災・安全交付金であるとの答弁があり、これを了承いたしました。 以上、特別会計補正予算2件について産業建設委員会の審査報告といたします。 ○議長(丸山寿子君) 一括して質疑を行います。ありませんか。----ないので、質疑を終わります。一括して討論を行います。ありませんか。----ないので、討論を終わります。 議案第39号及び第40号の2件を一括して採決いたします。 お諮りいたします。委員長の報告はいずれも原案可決であります。委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丸山寿子君) 御異議なしと認めます。よって、以上2件は原案のとおり可決されました。     ------------------------------ △日程第2 閉会中継続審査及び調査の申し出 ○議長(丸山寿子君) 日程第2 次に、総務生活委員長、福祉教育委員長及び産業建設委員長から、現在、各委員会において審査及び調査中の事件について、会議規則第77条の規定により、お手元に配付してあります申出書のとおり、閉会中の継続審査及び調査の申出があります。 お諮りいたします。各常任委員長からの申出のとおり、閉会中の継続審査及び調査することに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丸山寿子君) 御異議なしと認めます。よって、各常任委員長の申出のとおり、閉会中の継続審査及び調査することに決定いたしました。     ------------------------------ △日程第3 議員提出議案審議 ○議長(丸山寿子君) 日程第3 これより議員提出議案の審議を行います。 提出議案はお配りしてありますとおりであります。 お諮りいたします。議会第1号及び第2号については、会議規則第37条第2項の規定により、委員会付託を省略し即決したいが、これに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丸山寿子君) 御異議なしと認めます。よって、議会第1号及び第2号の2件については委員会付託を省略し即決することに決定いたしました。 議会第1号及び第2号の2件を一括して議題といたします。提案理由の説明を求めます。 8番 横沢英一さん。 ◆8番(横沢英一君) 〔登壇〕 御指名がございましたので、議会第1号 塩尻市議会委員会条例の一部を改正する条例及び議会第2号 塩尻市議会会議規則の一部を改正する規則につきまして、一括して提案理由の説明を申し上げます。 議会第1号 塩尻市議会委員会条例の一部を改正する条例につきましては、昨年の12月定例会におきまして塩尻市組織条例が改正され、令和3年4月1日から施行されることに伴い必要な改正をするもので、福祉教育委員会が管轄する部分のうち、「市民交流センター・生涯学習部」を「生涯学習部」に改めるものです。 次に、議会第2号 塩尻市議会会議規則の一部を改正する規則につきましては、標準市議会会議規則の一部が改正されたことに伴い必要な改正をするもので、本会議や委員会への欠席事由として育児・看護・介護等を明文化することに、出産のため出席できない期間についてもその範囲を明文化するものであります。 以上、よろしく御審議いただき、決定いただきますようにお願い申し上げます。 ○議長(丸山寿子君) 補足説明はありますか。----ないので、一括して質疑を行います。ありませんか。----ないので、質疑を終わります。一括して討論を行います。ありませんか。----ないので、討論を終わります。 議会第1号及び第2号の2件を一括して採決いたします。 お諮りいたします。議会第1号及び第2号の2件を、いずれも原案のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丸山寿子君) 御異議なしと認めます。よって、議会第1号及び第2号の2件はいずれも原案のとおり可決されました。 以上をもちまして、本定例会の日程は全部終了いたしました。 この際、申し上げます。本年3月31日をもって退職されます市民生活事業部長 小林 隆さん、健康福祉事業部長 青木 実さん、建設事業部長 中野昭彦さん、市民交流センター・生涯学習部長 赤津光晴さん、こども教育部長 大野田一雄さん、以上5名の皆様におかれましては、奉職以来長きにわたり市政の発展と市民福祉の向上に御尽力してこられました。誠にお疲れさまでした。今後は健康に十分御留意され、それぞれのお立場で一層御活躍されますよう御祈念申し上げます。 次に、市長から挨拶をお願いいたします。 ◎市長(小口利幸君) 〔登壇〕 閉会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。去る2月24日に招集いたしました塩尻市議会3月定例会は本日をもって閉会となります。御提案申し上げました令和3年度塩尻市一般会計予算をはじめ、各議案につきまして慎重かつ御熱心に御審議を賜り、いずれも原案のとおりお認めをいただきありがとうございました。 一般質問や委員会審査でいただきました御意見、御提言につきましては、今後の市政経営や新年度予算の執行に際し、でき得る限り反映してまいる所存でございます。引き続き説明責任を果たしながら、開かれた市政経営を基本に、本市の未来への責任を果たすべく誠心誠意努めてまいります。 新型コロナウイルス感染症の対応につきましては、昨日1都3県の緊急事態宣言は解除されましたが、年度の切替えを迎えるこの時期は、人の移動が活発になり、感染の再拡大が懸念されることから、市民の皆様方には感染防止対策の徹底を改めてお願いするとともに、一層の警戒感を持ちながら感染対策と社会経済活動の両立を目指し、的確な政策を講じてまいります。 また、ワクチン接種の対応についてでございますが、4月下旬から高齢者施設の入所者への接種を始める予定となっていることから、ワクチンの供給状況に応じた推進体制を構築し、市民の皆様方が安心してワクチン接種が受けられるよう全庁を挙げて努めてまいります。 あと1週間余りで新年度を迎え、新たな組織体制の下、第五次塩尻市総合計画第3期中期戦略がスタートいたします。本市が市内外から選ばれ続ける地域であるために、あらゆる経営資源を有効活用し、最大の成果を上げることを大前提といたしまして、「確かな暮らし 未来につなぐ田園都市」の達成を目指し、第五次総合計画の総仕上げに向け、戦略的で、かつ効果的な事業展開を進めてまいります。 桜の開花は全国的に平年より早くなると予想され、日ごとに春の訪れを感じる季節となってまいりましたが、まだまだ寒暖の差が激しい時期でございます。議員の皆様方にはくれぐれも御健康に留意され、一層の御活躍をされますことを心より御祈念申し上げまして、閉会の御挨拶といたします。大変御苦労さまでございました。 ○議長(丸山寿子君) 以上をもちまして、過ぐる2月24日から27日間の会期をもって開催されました令和3年塩尻市議会3月定例会は、これをもって閉会といたします。 誠にお疲れさまでした。                              午後0時00分 閉会     ------------------------------ 地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。  令和3年3月22日                         塩尻市議会議長  丸山寿子                         塩尻市議会副議長 西條富雄                         塩尻市議会議員  古畑秀夫                         塩尻市議会議員  中村 努                         塩尻市議会議員  柴田 博...