塩尻市議会 > 2020-11-26 >
11月26日-01号

  • "日程案"(/)
ツイート シェア
  1. 塩尻市議会 2020-11-26
    11月26日-01号


    取得元: 塩尻市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-26
    令和 2年 12月 定例会          令和2年塩尻市議会12月定例会会議録                 第1号---------------------------------------     令和2年塩尻市議会12月定例会が11月26日午前10時塩尻市役所議場に招集された。---------------------------------------            令和2年11月26日(木曜日)---------------------------------------               議事日程(第1号)                         令和2年11月26日午前10時開議第1.会議録署名議員の指名第2.諸般の報告第3.会期の決定第4.提案理由総括説明及び各議案説明 議案第1号 塩尻市一般職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例   第2号 塩尻市税外収入金督促手数料及び延滞金徴収条例の一部を改正する条例   第3号 塩尻市組織条例の一部を改正する条例   第4号 塩尻市体育施設条例の一部を改正する条例   第5号 地方税法第314条の7第1項第4号に掲げる寄附金を受け入れる特定非営利活動法人等を定める条例の一部を改正する条例   第6号 塩尻市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例   第7号 塩尻市公共下水道事業受益者負担金等に関する条例の一部を改正する条例   第8号 塩尻市都市公園条例の一部を改正する条例   第9号 塩尻市楢川農畜産物直売所条例を廃止する条例   第10号 塩尻市地域経済牽引事業の促進のための固定資産税の課税の特例に関する条例の一部を改正する条例   第11号 市道路線の認定について   第12号 令和2年度塩尻市一般会計補正予算(第7号)   第13号 令和2年度塩尻市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)   第14号 令和2年度塩尻市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)   第15号 令和2年度塩尻市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第2号)   第16号 令和2年度塩尻市水道事業会計補正予算(第2号)   第17号 令和2年度塩尻市下水道事業会計補正予算(第1号) 報告第1号 損害賠償の額の決定の専決処分報告について   第2号 損害賠償の額の決定の専決処分報告について   第3号 損害賠償の額の決定の専決処分報告について   第4号 損害賠償の額の決定の専決処分報告について第5.議案質疑、委員会付託 議案第1号 塩尻市一般職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例第6.委員長審査報告、質疑、討論、採決 議案第1号 塩尻市一般職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例     ------------------------------◯出席議員(16名)    1番  丸山寿子君             2番  樋口千代子君    3番  赤羽誠治君             4番  平間正治君    5番  小澤彰一君             6番  篠原敏宏君    7番  中野重則君             8番  横沢英一君    9番  西條富雄君             11番  金子勝寿君    12番  山口恵子君             13番  牧野直樹君    14番  古畑秀夫君             16番  中村 努君    17番  柴田 博君             18番  永田公由君◯欠席議員(1名)    10番  青柳充茂君◯欠員(1名)     ------------------------------◯説明のため出席した者 市長          小口利幸君   副市長         米窪健一朗君 教育長         赤羽高志君   総務部長        横山文明君 企画政策部長      高砂進一郎君  市民生活事業部長    小林 隆君 健康福祉事業部長    青木 実君   産業振興事業部長    百瀬 敬君                     (産業政策・観光担当) 産業振興事業部長    上條吉直君   建設事業部長      中野昭彦君 (農政・森林担当) 市民交流センター・生涯学習部長     こども教育部長     大野田一雄君             赤津光晴君 水道事業部長      塩原恒明君   秘書広報担当課長    塩原清彦君     ------------------------------◯事務局職員出席者 事務局長        小松秀典君   事務局次長       赤津廣子君 議事総務係長      佐原 守君     ------------------------------            本日の会議に付した事件議事日程(第1号)記載事件のとおり                              午前10時00分 開会     ------------------------------ ○議長(丸山寿子君) 皆様、おはようございます。 これより令和2年塩尻市議会12月定例会を開会いたします。 ただいまの出席議員は16名で定足数を超えておりますので、直ちに会議を開きます。 なお、新型コロナウイルス感染症の拡大抑制のため、演台、質問席及び議長席に飛沫拡散防止アクリルパネルを設置いたしましたので、その席での発言はマスクを外すことを可能とし、それ以外の席での発言はマスクの着用をお願いいたします。 この際申し上げます。青柳充茂議員が所用のため本日、また代表監査委員の高砂礼次さんが所用のため本日から最終日まで欠席する旨の届出がありましたので、御了承をお願いいたします。 お手元の議事日程により議事に入ります。     ------------------------------ △日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(丸山寿子君) 日程第1 会議録署名議員の指名をいたします。会議規則の定めるところにより、11番 金子勝寿さん、12番 山口恵子さん、13番 牧野直樹さんを指名いたします。     ------------------------------ △日程第2 諸般の報告 ○議長(丸山寿子君) 日程第2 諸般の報告をいたします。事務局長から報告させます。 ◎事務局長(小松秀典君) 御指名がございましたので、御報告申し上げます。 9月定例会において可決されました、国の責任による35人学級推進と、教育予算の増額を求める意見書、「へき地教育振興法に鑑み、へき地手当等支給率近隣県並みの水準に戻すこと」を求める意見書及び新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化に対し地方税財源の確保を求める意見書につきましては、それぞれ内閣総理大臣はじめ関係機関に提出をしましたので御了承願います。 次に、お配りしてあります書類について申し上げます。議事日程、12月定例会会期及び審議日程()、並びに本定例会において説明のため議会へ出席を要求した者の氏名についてであります。 報告関係では、9月1日から11月25日までの事務報告であります。 以上でございます。     ------------------------------ △日程第3 会期の決定 ○議長(丸山寿子君) 日程第3 会期の決定についてを議題といたします。議会運営委員長の報告を求めます。8番 横沢英一さん。 ◆議会運営委員長(横沢英一君) 〔登壇〕 皆様、おはようございます。御指名がございましたので、塩尻市議会12月定例会の議会運営につきまして、議会運営委員会の報告を申し上げます。 過ぐる11月16日付、塩尻市告示第80号により、12月定例会が本日11月26日に招集されることが告示をされました。よって、11月19日に議会運営委員会を開催しまして、本定例会の会期及び審議日程についてを協議いたしました。 本定例会に市長から提案されました議案は、条例案件10件、事件案件1件、予算案件6件、報告案件4件の計21件であります。したがいまして、会期は11月26日から12月21日までの26日間と決定いたしました。 次に、審議日程を申し上げます。本日26日は提案理由、総括説明及び各議案の説明を受けます。その後、議案第1号に対する議案質疑を行った後、委員会審査委員長審査報告、質疑、討論、採決を行います。 明日11月27日より12月7日までは、議案調査のため休会といたします。 8日に本会議を再開いたしまして、8日及び9日は代表質問、10日及び11日は一般質問及び各議案に対する質疑を行います。なお、この4日間につきましては、塩尻市議会会議規則第9条の第2項により、会議開始時間を午前9時30分といたします。 12日、13日は休会とし、14日、15日及び16日は各常任委員会の審査を行います。17日から20日は委員長の審査報告取りまとめのため、休会といたします。 そして、21日に本会議を再開し、各委員長の審査報告、質疑、討論、採決という日程で12月定例会の議事運営をしてまいることに決定をいたしました。 なお、質問通告書の提出につきましては、代表質問、一般質問とも11月27日午前10時までといたしますので、議員各位の御協力をお願い申し上げます。 以上申し上げまして、議会運営委員会の報告といたします。 ○議長(丸山寿子君) お諮りいたします。本定例会の会期及び議事運営については、議会運営委員長の報告のとおり決するに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丸山寿子君) 御異議なしと認めます。よって、本定例会は本日より12月21日までの26日間として、議事運営をしてまいることに決定いたしました。     ------------------------------ △日程第4 提案理由総括説明及び各議案説明 ○議長(丸山寿子君) 日程第4 提案理由総括説明及び各議案に対する説明を受けます。 議案第1号から第17号まで、並びに報告第1号から第4号までの計21件を一括議題といたします。 件名については、お配りの議事日程に記載してあるとおりであります。 これより市長から提案理由の説明を求めます。 ◎市長(小口利幸君) 〔登壇〕 令和2年塩尻市議会12月定例会を招集いたしましたところ、議員の皆様方におかれましては、それぞれ御多用のところを御参集を賜り、ありがとうございます。 まず最初に、新型コロナウイルス感染症の対応について申し上げます。 本市では、これまでの間、国や長野県の方針を踏まえながら、新たに必要な対策経費の計上につきまして、今年度の補正予算(第6号)までにおいて、国の地方創生臨時交付金財政調整基金の繰入れ等を財源に、総事業費101億円余を追加し、地域経済及び市民生活の回復をはじめ感染症予防対策スピード感を持って、全力を挙げて取り組んできたところでございます。 さらに本定例会においても、必要な経費につきまして補正予算(第7号)として提案させていただいたところでございます。 一方で、今月以降全国的に感染が再拡大いたしまして、長野県内においても直近1週間の新規感染者が134人に上り、人口10万人当たりでは6.57人となり、県内の医療提供体制への負荷が増大しております。このような状況を受けてまして、長野県は今月24日に県全域の感染警戒レベルをレベル3に引き上げまして、「新型コロナウイルス警報」を発出し、改めて感染リスクの高い行動を避けるなど、感染予防の基本の徹底を図っております。市内におきましても、21日に2人の感染者が確認されました。幸いなことに、その後の感染拡大は認められておりませんので、引き続き感染予防策の徹底を図るとともに、市民の皆様には不当な差別や偏見等がないよう、冷静な対応を呼びかけておるところでございます。 また、これからの季節性インフルエンザの流行期に備えまして、各保健福祉事務所を中心に、新たな相談・受診・検査の体制を構築し、11月17日から運用が開始されております。具体的には、発熱等の症状がある場合は、かかりつけ医など地域で身近な医療機関、または保健所の受診・相談センターヘ電話で相談し、その後、必要に応じて診療、検査へつなぐ体制となっており、本市といたしましても、市民の皆様が安心して相談、受診できるよう医師会との連携を図り、適切な情報提供に努めてまいります。 加えまして、年末年始は人の移動が活発となります。会食の機会が増えるなど、感染拡大のリスクが高まる時期となります。一層の警戒感を持って感染予防策の徹底を図るとともに、感染状況を的確に把握し、保健所など関係機関と連携を図り、状況に応じた対策を柔軟かつ迅速に講じてまいります。 次に、各項目及びフェーズごとの対応について概要を報告申し上げます。 地域経済の再興、活性化策といたしまして発行いたしましたプレミアム付商品券「しおじり元気応援券」は、一般市民向けに総額13億円を販売し、11月中旬時点では約11億円が換金され、そのうち地元事業者への利用は約58%となっております。コロナ禍で落ち込んだ市内事業者の支援につながるとともに、地域経済の活性化に寄与しているものと認識しております。 また、新たに発行いたしました事業者間で利用できる商品券につきましては、総額1億3,000万円を販売し、約8,000万円が換金されたところでございます。その多くが物品の仕入れや社内環境整備などに利用されていることから、事業者の経費軽減につながっているものと考えております。 観光客の入り込み状況について申し上げます。コロナウイルス感染拡大第2波の影響により減少しておりましたが、国のGo Toトラベルキャンペーン等によりまして、秋以降は奈良井宿や高ボッチ高原を中心に観光客が増加に転じております。特に本市の秋の味覚ブドウ狩りにつきましては、アウトドア需要の高まりも追い風にいたしまして、品薄になるほどの盛況のうちに終了することができました。 さらに、観光関連事業者への支援等を目的に実施しております宿泊費の補助、バス利用に対する補助、体験・土産クーポン等の対応につきましては、その一部の利用期限を9月末から12月末へ延長するなど、地域の経済活動を取り戻すために柔軟に対応しております。 メニューごとの補助実績につきましては、10月末現在、宿泊補助は800件以上、バス運行補助は90台以上、地域資源磨き上げ補助は14団体、土産店、観光体験施設への補助は80件以上となり、それぞれの補助メニュー総額の8割以上が執行され、さらなる利用促進を図っておるところでございます。 次に、幾つかの重要懸案事項につきまして、その進捗状況の概要を御報告いたします。 まず、信州Fパワープロジェクトの中核施設、木質バイオマス発電所につきましては、約2年間の建設期間を経て、去る10月14日に竣工式が挙行され、商業運転が開始されたところでございます。 これにより、従来の木材加工施設と併せ、信州Fパワープロジェクトが目指す「森林・林業再生と再生可能エネルギー利用先進的モデルの実現」、「環境負荷の少ない循環型地域社会の形成」の具現化に向け、大きな一歩を踏み出しました。 燃料材の供給につきましては、サプライチェーンセンターによる供給に加え、本市においても個人や地域の団体等が伐採した間伐材を供給する「バイオマス発電燃料供給モデル」の運用や市有林施業、松くい虫被害対策の樹種転換で搬出された木材の供給など、燃料材の確保に関わる支援を進めてまいります。 次に、AI活用型オンデマンドバス「のるーと塩尻」の実証運行について申し上げます。 利用者ニーズの多様化による地域振興バスの利用者の減少や、バスの運転士の高齢化・担い手不足などの課題に対し、効率的な公共交通モデルの実現に向けて、この11月1日より1か月間、市内での実証運行を行っております。 この事業は、今年度、経済産業省モデル事業として採択され「塩尻型次世代モビリティサービス実証プロジェクト」の取組の一つとして官民連携で進めております。11月24日現在の利用状況でございますが、目標を大きく上回り、延べ利用者数が1,776人、1日平均利用者数が74人となっております。 一方、11月24日に開始いたしました自動運転車両の実証実験と併せまして、経済産業省国土交通省をはじめ、多くの自治体や企業の皆様に視察にお越しいただくなど、本市の取組に対し関心が高まっており、今後は実証運行を検証し、将来における持続可能な公共交通の構築を目指してまいります。 次に、第五次総合計画につきましては、行政経営システムによりまして、3本の基本戦略に結びつく全施策と主要事業の行政評価を行い、令和3年度から5年度までの実施計画を編成しております。 これは、第3期中期戦略期間中の経営資源配分計画として、主要事業の具体的な取組、実施時期、財源等を明示するものでございまして、長期財政推計に基づいて、財政調整基金残高や期間中の地方債残高に配慮し、財政運営の持続性を担保するとともに、行政評価結果を反映しためり張りのある資源配分によりまして、目指す都市像「確かな暮らし 未来につなぐ 田園都市」の実現を目指してまいります。 現時点では、主要事業への資源配分の方向性や3か年のハード事業の展開等を固め、今後新年度予算編成を経て事業を精査し、実施計画として取りまとめるとともに、併せて新たな施策指標を設定するなど、第3期中期戦略を策定してまいります。 これと並行して協議を進めてまいりました令和3年度の組織再編についてでございますが、11月11日の議員全員協議会で概要を御説明いたしましたが、本定例会に組織条例の改正を提案させていただきました。 これは、第3期中期戦略を効果的に推進するとともに、持続可能な行政経営を見据え、行政組織体としての生産性の向上を図りながら、職員一人一人が主体性を持ち、果敢にチャレンジできる組織体制を構築することで一層の住民福祉の向上につながるものと考えております。 主な内容につきまして申し上げますと、まず「部」レベルでは、「市民交流センター・生涯学習部」の名称について、市民交流センター開館から10年が経過し、その名称が広く周知されたことを踏まえまして、より分かりやすく「生涯学習部」に変更することとしております。 また、今後の公共施設の長寿命化に対応するために、技術系職員を集約いたしまして、全ての公共施設をトータルマネジメントする体制をはじめ、市民サービス利便性向上を図るため、RPAなどを活用し、住民手続のデジタル化を目指す体制を構築するなど、喫緊の課題に戦略的かつスピード感を持って取り組むこととしております。 加えまして、子供の貧困対策を包括的に支援する体制をはじめ、市の債権管理の一元化や地域ブランド・プロモーションの推進、農政・森林施策の一体的なマネジメントの強化、児童館・児童クラブと小学校との一層の連携など、行政課題に対応する課、係の新設、統合等を行い、第五次総合計画第3期中期戦略の効果的な推進を図る組織とするものでございます。 次に、「信州塩尻農業公園・チロルの森」の閉園等の経過について御説明いたします。 「信州塩尻農業公園・チロルの森」は、平成11年4月のオープン以来、今年度で22年目を迎え、これまでの間、県内外から多くの皆様に御来園いただき、地域に愛される施設として運営を続けてまいりましたが、オープン以降来園者は減少傾向で推移してきたことに加えまして、このたびの新型コロナウイルスの影響により来園者が激減したことによりまして、非常に残念な結果でございますが、今月29日をもって閉園することとなった次第でございます。 公園内には、国の補助金を活用して整備いたしました本市所有の施設もあることから、休止期間中の維持管理や今後の利活用につきまして、公園全体の運営主体であります株式会社ワールドインテックと協議をしてまいります。 次に、市を取り巻く諸課題及び主要事業につきまして、第五次塩尻市総合計画の基本方針の項目に沿って概要を報告申し上げます。 まず初めに、「子育て世代に選ばれる地域の創造」について申し上げます。 「子どもを産み育てる環境の整備」についてでありますが、本年度上半期児童虐待相談を含む家庭児童相談の件数は1,020件で、昨年度と比較いたしまして1.3倍となっております。コロナ禍において、一部の家庭での養育環境が不安定になっている現状がうかがえるものと推測しております。 国では、11月を「児童虐待防止推進月間」と位置づけまして、本市におきましても、現況を踏まえ、臨時の相談会を休日に2日間設けたほか、山梨県立大学の先生をお願いいたしまして研修会の実施などを行っております。 「教育再生による確かな成長の支援」につきましては、学校施設の整備のうち、令和3年度に予定しておりました桔梗小学校トイレ改修事業につきまして、このほど国の「学校施設環境改善交付金」の採択内示がありましたので、トイレの洋式化や照明のLED化等、関連する経費につきまして事業を前倒しし、本定例会に補正予算案を提案させていただいております。なお、事業実施につきましては予算を繰り越し、令和3年度の夏休み期間等を活用して工事を進めてまいりたいと考えております。 次に、「住みよい持続可能な地域の創造」について申し上げます。 「産業振興と就業環境の創出」についてでありますが、10月17日に初のオンラインで開催しました秋の木曽漆器祭は、漆器工房の見学や漆器職人へのインタビュー、木曽の伝統料理の紹介などのライブ配信を行うとともに、オンライン専用アプリを活用した「研ぎ出し体験ワークショップ」を開催し、県内はもとより東京や大阪、岡山など全国各地から御参加をいただきました。 また、ライブ配信視聴者アンケートでは、本市への来訪を希望する声が多数寄せられていることから、オンラインによる塩尻ブランドの訴求について、新たな可能性を見いだすことができたと考えております。 次に、本年の農作物の作況でございます。加工用、生食用ブドウ等の果樹については、長雨による病害をはじめ、梅雨明け後の猛暑や少雨による生育障害が懸念されましたが、その後の天候の安定によりまして、収穫量については例年並みであったとのことでございます。また、水稲につきましても、中信地域での作況指数は99の平年並みとなっております。 農業振興事業では、地域農業の中心的な役割を担う中心経営体や将来の地域営農の在り方等を明確化するために、「人・農地プランの実質化」に向けました取組を行っております。12月からは地域での話合いを開始するとともに、農業関係機関との協議を行った上で年度内にプランを策定し、地域ごとの農業振興・農業再生を推進してまいります。 次に、洗馬地区の芦ノ田、元町、上組、長崎原の受益面積約113ヘクタールで施工いたします洗馬妙義地区県営畑地帯総合土地改良事業は、この11月16日に起工式が執り行われ、かん水施設幹線管路工事送水機場ポンプ施設工事の本格的な事業に着手したところでございます。 中心経営体農家ヘの農地集積事業も含めまして、この事業を支援することにより、地域の生産基盤の更新や整備によりまして、生産性の改善と農業経営の安定化を進め、持続可能な農業の実現を目指すものでございます。 次に、「地域資源を生かした交流の推進」についてでございますが、総合体育館建設事業体育館本体の工事が完了し、施設の引渡しに向けた各種検査を進めている状況でございまして、別途発注いたしました駐車場を含め、年内には全ての工事が完了する見込みとなっております。 現在、予約方法の周知や大会の事前申込みなど、開館に向けた準備を順次進めるとともに、年明けにはスポーツ備品の搬入を行い、令和3年4月の開館に向けて順調に準備を進めております。 今後も、開館式典や開館イベントの開催について関係者との調整を進めるとともに、開館後も多くの皆様に御利用いただき、スポーツを通じた健康増進と交流の拠点となるよう利用促進を図ってまいります。 次に、中山道奈良井宿の「旧中村家住宅」が、去る10月16日に、国の文化審議会において国重要文化財に指定するよう文部科学大臣に答申されました。本年12月末までには正式決定される見通しとなっております。これを契機に、さらなる来訪客の創出につながるものと期待するところでございます。 次に、「域内循環システムの形成」についてでございます。今年度の松くい虫の被害による枯損木の処理量は、10月末現在で約287立方メートルとなり、昨年同期の約298立方メートルに比べまして減少傾向にあるものの、依然として市内各地で被害が発生していることから、継続した監視体制の強化と早期駆除に取り組んでまいります。 また、今年度の松くい虫侵入防止緩衝帯整備事業につきましては、塩尻インターチェンジ北側で実施を予定しており、来年度以降は被害の発生状況を分析するとともに、東山山麓及び朝日村境での新たな整備計画の策定も進めまして、松くい虫被害拡大の防止と健全な森林の保全を図ってまいります。 次に、「シニアが生き生きと活躍できる地域の創造」について申し上げます。 「健康寿命の延伸と住み慣れた地域での生活継続」につきましては、国民健康保険特定健康診査は、受診率及び特定保健指導の実施率のさらなる向上に取り組んでおります。10月に公表されました令和元年度の速報値では、特定健康診査の受診率は45.4%となりまして、対前年比0.3%の上昇。特定保健指導の実施率は67.7%となりまして、例年度と同様の結果となりました。今後も市民の健康寿命の延伸と健康格差の縮小を目指し、生活習慣病の発症予防と重症化予防のため、特定健康診査の受診勧奨を強化し、さらなる受診率の向上に努めてまいります。 また今年度、第3期中期戦略の策定に併せて、令和3年度を始めとする「塩尻市障がい者福祉推進プラン」及び「塩尻市いきいき長寿計画」の策定を進めておりまして、これまでに関係者へのアンケートや地域福祉推進協議会での協議を行い、当事者をはじめ多様な意向を反映する中で素案がまとまりました。今後、パブリックコメントや市議会の御意見をいただきながら、実効性のある計画として策定をしてまいりたいと考えております。 次に、令和3年度予算編成の基本的な考え方について申し上げます。 国は「経済財政運営と改革の基本方針2020」において、新型コロナウイルス「感染症拡大による、我が国経済ヘの影響は甚大であり、これまで経験したことのない、正に国難とも言うべき局面に直面した。我が国経済は、総じてみれば、極めて厳しい状況にあり、時代の大きな転換点に直面している。この数年で思い切った変革が実行できるかどうかが我が国の未来を左右する」としております。 こうした中、国の予算編成においては、各省庁の要求額は令和2年度当初予算と同額程度とし、新型コロナウイルス対策を含む「喫緊な経費」は別枠での計上を認めるとしたほか、感染抑制と経済活動の両立に不可欠なデジタル化の加速を含め、無駄を徹底的に排除し、中身を大胆に重点化するとしたところであり、各省庁の概算要求を取りまとめた結果、一般会計の要求額は105兆円規模となり、3年連続で過去最大を更新したところでございます。 また、総務省から示されました「令和3年度地方財政収支の仮試算」においては、地方税は6.8%の減、地方譲与税は32.8%の減、地方交付税総額は2.4%の減となる一方、地方財政収支の不足額を補填する臨時財政対策債は116.5%と大幅な増額が見込まれるところでございます。 このような状況の下、本市におきましては、令和5年度までの財政推計において、歳出では、高齢化に伴う扶助費やコロナ対策関連施策、行政のデジタル化に関する経費の増加が見込まれるほか、歳入では、市税や地方譲与税が大幅に減少するなど、厳しい財政状況が続くものと推測しております。 このため、さきに開催いたしました庁内の予算編成方針説明会においては、全ての事業について、事業の重要性、緊急性の高いものを厳選するとともに、人件費を含めゼロベースから見直すこととしたほか、「第3期中期戦略及びマニフェスト事業の重点化」、「ウイズ・アフターコロナ施策関連事業ヘの積極的な取組」、「デジタルトランスフォーメーションの推進による抜本的な業務改革」、「財源の確保」の4点を基本事項の柱としたところでございます。 また、「行政経営システム」の下、行政評価結果を的確に予算に反映するとともに、一般財源を包括的に配分する「包括予算制度」によりまして、限られた財源を有効に活用し、部長のマネジメントの下に各事業部において自律的な予算編成を行うこととしております。 令和3年度は、「第五次塩尻市総合計画第3期中期戦略」の初年度に当たりまして、計画に掲げる施策を着実に予算に反映させ、効果的な事業展開が図られるよう取り組んでまいりますので、議員の皆様をはじめ、市民の皆様の御理解と御協力を切にお願いするところでございます。 以上を申し上げまして総括説明といたしますが、本定例会に御提案申し上げました各議案の説明につきましては副市長から申し上げますので、どうぞよろしく御審議賜りますようお願い申し上げまして、開会の挨拶といたします。 以上です。 ○議長(丸山寿子君) 次に、各議案について説明を求めます。 ◎副市長(米窪健一朗君) 〔登壇〕 御指名をいただきましたので、本議会に御提案いたしました各議案につきまして、その概要を御説明申し上げます。 議案は、条例案件10件、事件案件1件、予算案件6件及び報告案件4件の計21件でございます。 なお、各議案の内容につきましては、議案関係資料に申し上げてございますので、私からは簡潔に申し上げます。 まず、条例案件につきまして、御説明いたします。 議案第1号 塩尻市一般職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例につきましては、人事院勧告に基づく国家公務員の給与改定に準じて、一般職の職員、常勤の特別職の職員及び議会の議員の期末手当の支給割合の改定を行うことに伴い、必要な改正を行うものでございます。 議案第2号 塩尻市税外収入金督促手数料及び延滞金徴収条例の一部を改正する条例につきましては、所得税法等の一部を改正する法律の公布により一部改正された租税特別措置法が令和3年1月1日から施行されることに伴い、必要な改正をするものでございます。 次に、議案第3号 塩尻市組織条例の一部を改正する条例につきましては、第五次塩尻市総合計画第3期中期戦略を効果的に推進するとともに、将来を見据えた自治体経営を行うため、市民交流センター・生涯学習部を生涯学習部に改称し、各部及び各事業部の分掌事務を再編することに伴い、必要な改正をするものであります。 議案第4号 塩尻市体育施設条例の一部を改正する条例につきましては、塩尻市中央スポーツ公園内のバーベキューコーナーを廃止することに伴い、必要な改正をするものです。 議案第5号 地方税法第314条の7第1項第4号に掲げる寄附金を受け入れる特定非営利活動法人等を定める条例の一部を改正する条例につきましては、個人の市民税に係る寄附金税額控除の対象となる寄附金を受け入れる特定非営利活動法人等について、令和2年12月31日に指定の期間が満了する10法人のうち、7法人の指定の更新をするため、必要な改正をするものであります。 議案第6号 塩尻市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例につきましては、指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準及び指定居宅サービス等の事業の人員、設備及び運営に関する基準等の一部を改正する省令の一部を改正する省令が令和3年4月1日から施行されることに伴い、指定居宅介護支援事業所における管理者について、主任介護支援専門員の確保が著しく困難な場合などの理由があるときは、介護支援専門員を管理者とすることができるよう改めるなど、必要な改正をするものであります。 議案第7号 塩尻市公共下水道事業受益者負担金等に関する条例の一部を改正する条例につきましては、公共下水道の予定処理区域外から公共下水道に下水を流入させる者に対して分担金を賦課するため、分担金の額、賦課及び徴収の方法を定めるなど、必要な改正をするものであります。 議案第8号 塩尻市都市公園条例の一部を改正する条例につきましては、小坂田公園再整備計画に基づき、同公園のパターゴルフ場を廃止することに伴い、必要な改正をするものです。 議案第9号 塩尻市楢川農畜産物直売所条例を廃止する条例につきましては、塩尻市楢川農畜産物直売所を廃止することに伴い、塩尻市楢川農畜産物直売所条例を廃止するものです。 議案第10号 塩尻市地域経済牽引事業の促進のための固定資産税の課税の特例に関する条例の一部を改正する条例につきましては、地域経済牽引事業の促進による地域の成長発展の基盤強化に関する法律第25条の地方公共団体等を定める省令の一部を改正する省令が令和2年10月1日に施行されたことに伴い、引用している省令の題名を改めるため、必要な改正をするものです。 次に、事件案件につきまして御説明いたします。 議案第11号 市道路線の認定につきましては、新たに3路線を認定することについて、道路法第8条第2項の規定により、議会の議決をお願いするものでございます。 次に、予算案件につきまして御説明いたします。 議案第12号 令和2年度塩尻市一般会計補正予算(第7号)につきましては、歳入歳出ともに5億632万8,000円を増額し、予算総額を393億9,439万8,000円とするものです。 歳出では、人事異動及び人事院勧告に伴う人件費のほか、会計年度任用職員報酬等について、関係する費目を補正するものであります。 そのほか各費目ごとの主な内容につきましては、議会費では、行政視察を中止したことに伴い、費用弁償等を減額するものなどです。 総務費では、市ホームページの再構築に要する経費、ふるさと寄附金に対する謝礼品及びポータルサイトの特設案内使用料などを増額するほか、防災拠点となる公民館等へのWi-Fi整備、庁内グループウェアシステムの再構築、職員のテレワーク環境の整備に要する経費を計上するものなどです。 民生費では、介護予防・日常生活支援サービス事業の利用者増加により事業負担金を増額することなどに伴い、介護保険事業特別会計繰出金を増額するほか、国民健康保険事業特別会計繰出金、後期高齢者医療事業特別会計繰出金を増額するものなどであります。 衛生費では、行政検査以外の検査事業で、65歳以上の高齢者や基礎疾患を有する者が本人の希望によりPCR検査等を行う場合に、費用の一部を助成することに伴う委託料を計上するものなどであります。 労働費では、新型コロナウイルス感染症の拡大により、UIJターン促進事業を中止にしたことに伴い、負担金を減額するものでございます。 農林水産業費では、県の信州の森林づくり事業補助金の対象となる事業の拡大に伴い、森林整備補助金を増額するものなどであります。 商工費では、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、中小企業融資あっせん資金預託金を増額するほか、塩尻・木曽地域地場産業振興センターの事業継続支援金を計上するものなどであります。 土木費では、県が行う道路事業等の拡大に伴い、県単道路事業等負担金を増額するほか、申請件数の増加に伴い、住宅ストック活用事業補助金を増額するものであります。 消防費では、老朽化した防火貯水槽を修繕することに伴い、営繕修繕料を増額するほか、土地利用の支障となる消火栓を移設することに伴い、消火栓新設改良負担金を増額するものでございます。 教育費では、学校施設環境改善交付金の内示に伴い、桔梗小学校のトイレ改修等に要する経費を計上するほか、新型コロナウイルス感染症の拡大により中止となった中学校の修学旅行について、キャンセル料等を助成することに伴い、補助金を計上するものであります。 歳入では、国庫支出金、県支出金、寄附金、繰入金、諸収入及び市債を増額するものであります。 第2表債務負担行為補正につきましては、人事給与システムの借り上げ、市ホームページの保守及び中小企業融資あっせん利子補給について、それぞれの期間及び限度額を定めるものでございます。 第3表地方債補正につきましては、小学校トイレ改修事業の計上に伴い、起債の限度額等を追加するものであります。 議案第13号 令和2年度塩尻市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)につきましては、歳入歳出ともに6,004万7,000円を増額し、予算総額を68億3,888万7,000円とするものであります。 歳出では総務費及び諸支出金を増額し、歳入では繰入金及び諸収入を増額するものであります。 議案第14号 令和2年度塩尻市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)につきましては、歳入歳出ともに2,352万円を増額し、予算総額を58億727万4,000円とするものです。 歳出では総務費、地域支援事業費、諸支出金及び介護サービス事業費を増額し、歳入では国庫支出金、繰入金及びサービス収入を増額するものであります。 議案第15号 令和2年度塩尻市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第2号)につきましては、歳入歳出ともに160万2,000円を増額し、予算総額を8億3,480万5,000円とするものです。 歳出では総務費を増額し、歳入では繰入金及び国庫支出金を増額するものでございます。 議案第16号 令和2年度塩尻市水道事業会計補正予算(第2号)につきましては、収益的収入及び支出のうち、支出で180万円を増額し、支出総額を16億4,289万1,000円とするものです。内容は、人事異動に伴う人件費の増額が主なものであります。 また、資本的収入及び支出のうち、支出で136万8,000円を減額し、支出総額を8億3,513万9,000円とするものです。内容は、人事異動に伴う人件費の減額が主なものでございます。 議案第17号 令和2年度塩尻市下水道事業会計補正予算(第1号)につきましては、収益的収入及び支出のうち、支出で248万6,000円を増額し、支出総額を26億534万8,000円とし、また資本的収入及び支出のうち、支出で344万3,000円を増額し、支出総額を25億9,227万1,000円とするものです。内容は、いずれも人事異動に伴う人件費の増額が主なものでございます。 次に、報告案件につきまして御説明いたします。 報告第1号 損害賠償の額の決定の専決処分報告につきましては、市道を走行中の自動車が道路の舗装の欠損部に車輪を落とし、タイヤを破損した損害賠償の額の決定について、去る9月25日に専決処分をいたしましたので報告を申し上げます。 報告第2号 損害賠償の額の決定の専決処分報告につきましては、市道を走行中の自動車が道路の舗装の欠損部に車輪を落とし、タイヤを破損した損害賠償の額について、去る10月30日に専決処分をいたしましたので報告をするものであります。 報告第3号 損害賠償の額の決定の専決処分報告につきましては、市道を走行中の自動車が破損したガードレールが道路上にはみ出していたことにより当該ガードレールに接触し、左側ドア等を破損した損害賠償の額の決定について、去る11月5日に専決処分をいたしましたので報告を申し上げます。 報告第4号 損害賠償の額の決定の専決処分報告につきましては、校外活動中の児童が蹴った小石が駐車中の地域振興バスに当たり、フロントガラスを破損させた損害賠償の額の決定について、去る11月11日に専決処分をいたしましたので報告を申し上げます。 以上が各議案の概要でございます。何とぞよろしく御審議くださいますようお願いをいたします。 私からは以上でございます。     ------------------------------ △日程第5 議案質疑、委員会付託 ○議長(丸山寿子君) 日程第5 議案第1号を議題といたします。 この際、議案調査のため午前11時5分まで休憩といたします。 なお、この議案質疑は所定の文書により午前10時55分までに通告願います。                              午前10時49分 休憩                            -----------                              午前11時05分 再開 ○議長(丸山寿子君) それでは、休憩を解いて再開いたします。 これより議案第1号に対する質疑を行います。 この際申し上げます。担当委員会に属する部分については、なるべく質疑を御遠慮願い、議事進行に御協力をお願いいたします。 発言の通告はありませんが、よろしいでしょうか。----ないので、質疑を終結いたします。 この際申し上げます。議案第1号については、お配りしてあります委員会付託案件表のとおり、担当委員会に付託いたします。 この際、暫時休憩いたします。                              午前11時06分 休憩                            -----------                              午前11時44分 再開
    ○議長(丸山寿子君) それでは、休憩を解いて再開いたします。     ------------------------------ △日程第6 委員長審査報告、質疑、討論、採決 ○議長(丸山寿子君) 日程第6 これより委員長から審査報告を求めることにいたします。 議案第1号を議題といたします。総務生活委員長の報告を求めます。 4番 平間正治さん。 ◆総務生活委員長(平間正治君) 〔登壇〕 御指名がございましたので、総務生活委員会に付託されました議案第1号について御報告いたします。 当委員会は、慎重審査の結果、全員一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。 審査の主な経過を申し上げます。 議案第1号 塩尻市一般職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例につきましては、人事院勧告に基づく国家公務員の給与改定に準じて、一般職の職員、常勤の特別職の職員及び議会の議員の期末手当の支給割合の改定を行うことに伴い、必要な改正をするものとの説明があり、委員より、今回の引下げ勧告により一般職員の減額の総額は、給与費明細書にあるとおり約2,220万円でよいかとの質問に対し、そのとおりであるとの答弁がありました。 また、委員より、会計年度任用職員は該当となるのかとの質問に、会計年度任用職員は人勧には準拠しないことから該当しないとの答弁があり、いずれもこれを了承いたしました。 以上を申し上げまして、総務生活委員会の審査報告といたします。 ○議長(丸山寿子君) 質疑を行います。ありませんか。----ないので、質疑を終わります。討論を行います。ありませんか。----ないので、討論を終わります。議案第1号を採決いたします。 お諮りいたします。委員長の報告は原案可決であります。委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丸山寿子君) 異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 以上により、本日の日程は全部終了いたしました。よって、本日の本会議はこれにて散会といたします。誠にお疲れさまでございました。                              午前11時46分 散会...