茅野市議会 2016-12-19
12月19日-06号
○議長(
小松一平) それでは、議案第73号をお願いします。
◆
経済建設委員長(伊藤勝) 議案第73号は、
市道路線の認定について(塚原地籍)であります。 これは、道路法第8条第2項の規定により
市道路線を認定するものであります。 場所は、塚原地籍、路線名、
ブロック番号1、路線番号2732、起点、塚原一丁目3658-14番地先から、終点、塚原一丁目3658-9番地先、延長66.6メートル、幅員6メートルから10.1メートルであります。 宅地開発に伴う
市道路線の認定を申請するものです。 当委員会では、現地調査を行いました。 質疑として、公図上、認定する道路と隣地の間にわずかに残地が出るようだが、なぜこのようになったのかとの質問がされ、これに対し、市側からは、認定する道路を旧県道に取りつけるためには、隅切りをすることが必要であり、そのためにこのような形状となった。今回、この土地については、隣接する土地の所有者から譲ってほしいとの話があると聞いているとの回答がありました。 この議案について討論はありませんでした。 当委員会としましては、慎重審査の結果、全会一致により原案のとおり可決すべきものと決しましたので、御報告をいたします。
○議長(
小松一平) 議案第73号について、
委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑はありますか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
小松一平) 議案第73号の質疑を終結いたします。 次に、議案第76号をお願いします。
◆
経済建設委員長(伊藤勝) 議案第76号は、公の施設の
指定管理者の指定について、すずらんの湯であります。 これは、
地方自治法第244条の2第3項の規定により、茅野市
白樺湖温泉総合施設の
指定管理者を茅野市総合サービス株式会社に指定するため、同条第6項の規定により議会の議決を求めるものであります。 指定の期間は、平成29年4月1日から平成34年3月31日までであります。 質疑として、公募の際、申請者から施設への入館者数をふやす提案はあったのかとの質問が出され、これに対し、市側からは、現在、白樺湖周辺のジョギングロードの整備が進んでおり、ジョギングロードの利用者が使いやすいよう、あるいは施設が練習等の拠点になるような提案をいただいている。具体的には、ジョギングロードを利用される方が、施設内で着がえをし、トレーニング後、入浴できるような仕組みを考えているとの回答がありました。 その他の質疑として、入浴しない方も、施設内の食事どころや自動販売機を利用できるようにしてほしいとの意見があるが、この件についてどのように考えているかとの質問がされ、これに対し、市側からは、現在、施設に入るためには利用料を支払わなければならない。食事どころや自動販売機のみ利用したいので、無料で入館できないかとの意見もいただいているが、入浴施設の不正利用が心配されるため、今まで無料で入館を認めることはできなかった。しかし、このことについて、茅野市総合サービスと茅野市は協議を重ねており、食事どころのみの利用については、入館を無料とする試みを試験的に実施する方向性で話が進んでいるとの回答がありました。 この議案について討論はありませんでした。 当委員会といたしましては、慎重審査の結果、全会一致により原案のとおり可決すべきものと決しましたので、御報告をいたします。
○議長(
小松一平) 議案第76号について、
委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
小松一平) 議案第76号の質疑を終結いたします。 次に、議案第86号をお願いします。
◆
経済建設委員長(伊藤勝) 議案第86号は、茅野市水道事業及び
下水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例についてであります。 これは、茅野市上水道及び蓼科白樺湖上水道の統合を行うためのものであります。 質疑として、現行と比べ、改正後は給水計画の人口は減るが、1日最大給水量がふえるのはなぜかとの質問が出され、これに対し、市側からは、1日最大給水量は、生活用水、工場等の用水の使用実績から算定しており、現行の数字は平成24年の数字であるが、現在は当時より使用量がふえているため、改正後は現行よりも増加する。また、現行の給水計画人口は、定住人口にプラスして
観光人口が含まれているが、改正後の給水計画人口には、県の指導により
観光人口は含まれていないとの回答がありました。 この議案について討論はありませんでした。 当委員会としましては、慎重審査の結果、全会一致により原案のとおり可決すべきものと決しましたので、御報告をいたします。
○議長(
小松一平) 議案第86号について、
委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
小松一平) 議案第86号の質疑を終結いたします。 次に、議案第87号をお願いします。
◆
経済建設委員長(伊藤勝) 議案第87号は、茅野市
水道事業給水条例の一部を改正する条例についてであります。 これは、茅野市上水道及び蓼科白樺湖上水道の統合並びに水道料金の改定を行うためのものであります。 質疑として、料金改定の理由について質問が出されました。これに対し、市側からは、料金改定の理由は三つあり、一つとして、高い料金による水道離れを防ぐため、水道水から井戸水へ移行させないための対策として最高単価を下げる。2、諏訪管内において、大口の料金が最も高いのは茅野市であるため、近隣市町村との格差を考慮し、料金の見直しを行う。このことにより、企業の立地等の促進につながると考える。三つとして、利用者間の負担のバランスに考慮し、大口の料金体系の見直しを行うとの回答がありました。 またそのほかに、近年、水道水から井戸水に水源を変更する動きがあることが、水道料金の値下げの理由として挙げられているが、値下げをすることによって解消するのかとの質問が出され、これに対し、市側からは、全国的に水道水から井戸水へ移行する傾向がある。そのようなところでは、井戸水への移行を防ぐ対策として給水単価を下げている。茅野市においても、単価を下げることによって利用者をつなぎとめる一助になると考えるとの回答がありました。 また、料金改定の周知はどのように行うのかとの質問に対し、市側からは、料金改定の周知は、料金が上がる蓼科白樺湖上水道の利用者へは、区の総会などの場をかりて説明を行っている。また、大口利用者の方にも個別に説明を行っている。今後は、ホームページ等で周知していくとの回答がありました。 この議案について討論はありませんでした。 当委員会としましては、慎重審査の結果、全会一致により原案のとおり可決すべきものと決しましたので、御報告をいたします。
○議長(
小松一平) 議案第87号について、
委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
小松一平) 議案第87号の質疑を終結いたします。 以上で
経済建設委員長の審査報告及び報告に対する質疑を終了いたします。
経済建設委員長、ありがとうございました。
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△日程第3
経済建設委員長報告に対する討論・採決
○議長(
小松一平) 日程第3、
経済建設委員長報告に対する討論及び採決を行います。 それでは、議案第73号、
市道路線の認定について(塚原地籍)の討論に入ります。 討論はありますか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
小松一平) 討論を終結いたします。 これより採決を行います。 本案に対する
委員長報告は可決であります。 本案を、
委員長報告のとおり決することに、御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
小松一平) 御異議ないものと認め、議案第73号は、原案のとおり可決されました。 次に、議案第76号、公の施設の
指定管理者の指定について(茅野市
白樺湖温泉総合施設)の討論に入ります。 討論はありますか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
小松一平) 討論を終結いたします。 これより採決を行います。 本案に対する
委員長報告は可決であります。 本案を、
委員長報告のとおり決することに、御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
小松一平) 御異議ないものと認め、議案第76号は、原案のとおり可決されました。 次に、議案第86号、茅野市水道事業及び
下水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例についての討論に入ります。 討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
小松一平) 討論を終結いたします。 これより採決を行います。 本案に対する
委員長報告は可決であります。 本案を、
委員長報告のとおり決することに、御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
小松一平) 御異議ないものと認め、議案第86号は、原案のとおり可決されました。 次に、議案第87号、茅野市
水道事業給水条例の一部を改正する条例についての討論に入ります。 討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
小松一平) 討論を終結いたします。 これより採決を行います。 本案に対する
委員長報告は可決であります。 本案を、
委員長報告のとおり決することに、御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
小松一平) 御異議ないものと認め、議案第87号は、原案のとおり可決されました。 以上で経済建設委員会付託の案件は終了をいたしました。
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△日程第4
総務環境委員長報告・
委員長報告に対する質疑
○議長(
小松一平) 日程第4、総務環境委員長の審査報告及び報告に対する質疑を行います。 総務環境委員長。 (総務環境委員長 両角昌英 登壇)
◆総務環境委員長(両角昌英) ただいまから
総務環境委員長報告を行います。 12月定例会におきまして、当委員会に付託されました案件は、議案8件、請願1件、陳情1件であります。 12月12日午後2時から及び本日午後2時20分から、理事者、
所管部課長出席のもと委員会を開催し、審査を行いました。 議長の指示に従い順次報告いたします。
○議長(
小松一平) それでは、議案第74号をお願いします。
◆総務環境委員長(両角昌英) 議案第74号、
諏訪広域公立大学事務組合の設置については、
諏訪広域公立大学事務組合を設置するに当たり、組合規約を定めるものです。 委員からは、一部事務組合議員の人数割について、一律で均等割の考え方はなかったのか、法人設立当初の運転資金についてどのように考えているか等の質問があり、市側からは、大学の議員の定数は、全体数は広域連合の22人より少なくし、均等割で各市町村から2名、市はプラス1名、大学の所在地として茅野市はプラス5名で合計20名とした。また、法人設立当初の運転資金については、学生からの学納金や入学金が入ってくるのと、交付税が4月に概算交付されるため、4月の早いうちに大学に回せるとの説明がありました。 討論では、諏訪東京理科大学の公立化には賛成ですが、諏訪圏広域的な課題には広域連合が組織されており、広域連合のほうがよりよい運営ができるものと考えていますので、一部事務組合をつくっての公立化には反対の討論がありました。 採決を行ったところ、起立少数で、原案のとおり可決すべきものと決しましたことを報告いたします。
○議長(
小松一平) 議案第74号について、
委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 小池賢保議員。
◆17番(小池賢保) 1点お聞きします。
地方自治法の第286条の2に、一部事務組合の構成団体は、その議会の議決を経て、脱退する日の2年前までに、他の全ての構成団体に書面で予告をすることにより、一部事務組合から脱退することができるという条項がありますが、こういった検討はされたでしょうか。
○議長(
小松一平) 総務環境委員長。
◆総務環境委員長(両角昌英) その意見は出ました。意見が出て、そういうことがあるので、一部事務組合では反対ですという意見が出ました。
○議長(
小松一平) ほかに質疑ございますか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
小松一平) 議案第74号の質疑を終結いたします。 次に、議案第78号をお願いします。
◆総務環境委員長(両角昌英) 議案第78号、茅野市組織条例の一部を改正する条例については、平成29年4月の市の組織改編に伴い、関係規定の整備を行うものです。 委員からは、自然エネルギー推進室をなくしてしまうということについてや、第3条の分掌事務に諏訪東京理科大学に関することとあるが、正式な名称でなくてよいのか等の質問があり、市側からは、自然環境または生活環境に配慮した適正誘導の考え方により、来年度から環境課に移行する。自然エネルギーについては今までと同様に推進に取り組んでいく。平成30年4月までは諏訪東京理科大学が正式名称ですとの説明がありました。 討論はなく、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しましたことを報告いたします。
○議長(
小松一平) 議案第78号について、
委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑はありますか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
小松一平) 議案第78号の質疑を終結いたします。 次に、議案第79号をお願いします。
◆総務環境委員長(両角昌英) 議案第79号、茅野市職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例については、雇用保険法の一部改正に伴い、関係規定の整備を行うものです。 委員会では、質疑、討論はなく、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しましたことを報告いたします。
○議長(
小松一平) 議案第79号について、
委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
小松一平) 議案第79号の質疑を終結いたします。 次に、議案第80号をお願いします。
◆総務環境委員長(両角昌英) 議案第80号、茅野市
企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例については、雇用保険法等の一部改正に伴い、関係規定の整備を行うものです。 委員会では、質疑、討論はなく、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しましたことを報告いたします。
○議長(
小松一平) 議案第80号について、
委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
小松一平) 議案第80号の質疑を終結いたします。 次に、議案第81号をお願いします。
◆総務環境委員長(両角昌英) 議案第81号、茅野市税条例の一部を改正する条例については、所得税法等の一部を改正する法律による外国人等の国際運輸業に係る所得に対する相互主義による所得税等の非課税に関する法律の一部改正に伴い、関係規定の整備を行うものです。 委員からは、茅野市ではどのくらいの人数に影響し、どのくらいの金額になるのか、日本と台湾の二重課税の解消についての質問があり、市側からは、今回の改正は、平成29年の1月以降に支払われる特定の利子、配当が対象となり、額や人数について影響はないものと考えている。日本と台湾の二重課税の軽減が主となるとの説明がありました。 討論はなく、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しましたことを報告いたします。
○議長(
小松一平) 議案第81号について、
委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
小松一平) 議案第81号の質疑を終結いたします。 次に、議案第82号をお願いします。
◆総務環境委員長(両角昌英) 議案第82号、茅野市
国民健康保険税条例の一部を改正する条例については、所得税法等の一部を改正する法律による外国人等の国際運輸業に係る所得に対する相互主義による所得税の非課税に関する法律の一部改正に伴い、関係規定の整備を行うものです。 委員会では、質疑、討論はなく、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しましたことを報告いたします。
○議長(
小松一平) 議案第82号について、
委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
小松一平) 議案第82号の質疑を終結いたします。 次に、議案第85号をお願いします。
◆総務環境委員長(両角昌英) 議案第85号、茅野市
廃棄物処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例については、し尿くみ取り料を改定するため本条例を改正するものです。 委員からは、収集量が少なくなり、料金改定だけでは補えなくなったときのことはどのように考えているか等の質問があり、市側からは、事業者は国策である下水道の普及の影響を受けている。事業は最後の1軒が下水道につなぐまで必要、今まで人口規模に合わせて適切な規模に合理化してきた。今後も必要があれば措置していきたいとの説明がありました。 討論はなく、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しましたことを報告いたします。
○議長(
小松一平) 議案第85号について、
委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
小松一平) 議案第85号の質疑を終結いたします。 次に、議案第91号をお願いします。
◆総務環境委員長(両角昌英) 議案第91号、茅野市職員の勤務時間及び休暇等に関する条例及び茅野市職員の
育児休業等に関する条例の一部を改正する条例については、
人事院勧告に伴う一般職の職員の勤務時間、休暇等に関する法律等の改正に伴い、職員の育児及び介護に関する勤務時間、休暇等の規定を整備するものです。 質疑、討論はなく、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しましたことを報告いたします。
○議長(
小松一平) 議案第91号について、
委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
小松一平) 議案第91号の質疑を終結いたします。 次に、請願2をお願いします。
◆総務環境委員長(両角昌英) 請願2は、自衛隊の
南スーダンでの「駆けつけ警護」任務の閣議決定を撤回し、撤収を求める意見書の提出を求める請願です。 提出者は、茅野市9条の会、紹介議員は、
伊藤正陽議員であります。 審議では、自衛隊はPKOの中のPKF、平和維持軍として行っており、PKOの5原則を変えることなく閣議決定での派遣は、権限外のことを内閣が命令することにより自衛隊が危険な任務を与えられている、現状では法整備が整っていない中での自衛隊派遣ですので、請願に賛成。外交・防衛は、
茅野市議会の権限外のことで、
南スーダンの実態がPKOに合っているのかどうか判断する材料を調査する権限もない、よって、意見書を出すことには反対等の意見があり、採決の結果、起立少数で不採択とすることに決しました。
○議長(
小松一平) 請願2について、
委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 伊藤 勝議員。
◆9番(伊藤勝) お聞きしたいと思います。委員会の中で、今の現状のアフリカの
南スーダンの現状認識の話、そういうような現状の話はされたのかどうか、その内容はどうかということですが、お願いします。
○議長(
小松一平) 総務環境委員長。
◆総務環境委員長(両角昌英) 現状の話はされませんでした。
○議長(
小松一平) ほかに質疑ございますか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
小松一平) 請願2の質疑を終結いたします。 次に、陳情10をお願いします。
◆総務環境委員長(両角昌英) 陳情10、陳情書です。 提出者は、荒木 實氏であります。 審議では、全国的な政策課題であって、一自治体が東京の南鳥島を指定して意見書を出すことには反対等の意見があり、採決の結果、全会一致で不採択とすることに決しました。
○議長(
小松一平) 陳情10について、
委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
小松一平) 陳情10の質疑を終結いたします。 以上で総務環境委員長の審査報告及び報告に対する質疑を終了いたします。 市長。 (「ちょっと暫時休憩して」と呼ぶ者あり)
○議長(
小松一平) 議長権限での暫時休憩といたします。 午後3時7分
休憩--------------------------------------- 午後3時9分 開議
○議長(
小松一平) 再開をいたします。 総務環境委員会の委員長の発言を許します。
◆総務環境委員長(両角昌英) お願いいたします。 議案第74号の部分で、最後の部分で、採決を行ったところ、起立少数でと先ほど申しましたけれども、採決を行ったところ、起立多数で原案のとおり可決すべきものと決しましたことを報告いたしますに修正させていただきます。
○議長(
小松一平) ただいまの総務環境委員長の発言に対して御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
小松一平) 委員長、御苦労さまでございました。
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△日程第5
総務環境委員長報告に対する討論・採決
○議長(
小松一平) 日程第5、
総務環境委員長報告に対する討論及び採決を行います。 それでは、議案第74号、
諏訪広域公立大学事務組合の設置についての討論に入ります。 討論はありませんか。 小尾一郎議員。
◆4番(小尾一郎) 6市町村を強引に導いたということで、市長を初め、担当職員の皆さん方の熱意と苦労には敬意を表するところでございますけれども、反対という立場で討論をさせていただきます。 学校法人を設立し、東京理科大学を公立化することには賛成でありますが、諏訪圏全体で魅力ある大学をつくっていくという重要課題を具現化するには、一部事務組合より広域連合のほうが機能面で適しており、6市町村で組織する諏訪広域連合が設立されてあるので、そちらにて対応することが適当であると考え、本議案に反対をいたします。 広域連合のほうが適していると考える根拠ですけれども、諏訪圏全体でということに関して、一部事務組合の諏訪圏6市町村の一致協力という意思が、将来にわたり持続されることが保障されておりません。一部事務組合では、脱退を構成自治体に書面で通告することにより、2年後には自動的に脱退ができることが
地方自治法で規定されております。つまり、新たに選出される首長さん、議員の考え方次第で、諏訪圏全体でということが崩れることが起こり得るということになります。このような脱退は、広域連合では認められておりません。 次に、魅力ある大学をつくるということに関してですが、一部事務組合は共同処理する事務の存続を前提としており、その事務をひたすらに処理するのには向いておる組織ですが、魅力ある大学づくりに欠かせない、また、学生に魅力を持ってもらえるようなまちづくりというような行政にかかわる施策の立案、その実現のための構成自治体の役割検討や協力要請というようなことは、一部事務組合の機能としては想定されておりません。一方、広域連合では、
地方自治法で広域計画に今述べたことを盛り込むことが可能とされ、構成自治体に対し、広域計画の実施に関し必要な措置を講ずべきことを勧告することができるとなっております。さきに述べた機能が担保されていることになります。 以上のことから、一部事務組合ではなく、広域連合のほうが公立化には向いているということで、反対をさせていただきます。
○議長(
小松一平) ほかに討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
小松一平) 討論を終結いたします。 これより採決を行います。 本案に対する
委員長報告は可決であります。 本案を、
委員長報告のとおり決することに賛成の方は、御起立をお願いします。 (賛成者 起立)
○議長(
小松一平) 起立多数。 よって、議案第74号は、原案のとおり可決されました。 次に、議案第78号、茅野市組織条例の一部を改正する条例についての討論に入ります。 討論はありませんか。 松山孝志議員。
◆1番(松山孝志) 反対の立場で討論いたします。 私は、随分長いこと、茅野市政というものを、直接かかわったわけではありませんが、見てきました。大変たくさんの各部門のトップがいるんだなというふうにかつて見させていただいたのですが、あるときからは、かなり縮小されて、すっきりした組織になったのかなという印象を受けてきたわけであります。しかし、その過程は非常に大変な苦労があったのだろうなという思いもしました。 そして、現在ある部は皆、漢字4文字で、何々というような4文字の部の単位になっているわけでありますが、今回これを、まず頭のほうから二つに分割すると。2文字ずつの部になるわけですけれども、そのことが、これからどの部門においてもまた始まっていくのではないか。 サラリーマンの組織というのは、ある意味では昇進昇格を目指して頑張るという部分も組織論としてあるわけであります。そういう中では、一旦広がっていきますと、また次に、何とかもう少しすっきりしようよというときには大変な労苦が要るのだろうというふうに思いますし、現在の部長たちが非常に大変だろうというのは、ここでいつも目の前で見させていただいておりますので、大変だということも承知はしております。 しかし、その大変さを今まとめて、市長に連携できるような組織のあり方をしているというのは、それぞれの部長たちが大変な能力を持ってやっていることなんだと。その能力は今これからも生かせるのではないか、大変だからというだけの表向きだけで分割してやることよりも、必要な部分についてはその部署の充実を図ると、そういうことによって、その部門のまとめ役としてのトップは、今ある非常に大きな能力そのものを生かしていただくほうが、私は効果があるんだろうというふうに思っております。 そんな立場から、分割・拡大する考え方については反対をさせていただきたいというふうに思います。
○議長(
小松一平) ほかに討論はありますか。 矢島正恒議員。
◆6番(矢島正恒) 賛成の立場で討論をさせていただきます。 それぞれ平成17年の大課制、大きな改革があって以降、市長を初め、職員の皆さんそれぞれ御努力をしてきているのは皆さん御承知のところでございます。 そういう中で、市側からも御説明のありました、今求められている市の行政の姿、そこを考えますと、やはり市民にとって、市民のニーズ、要望にとってどういう組織があるべきかと、そういうことを考えたときに、今回の大きな部、企画と総務をそれぞれに独立すると、それに伴う課、係はそれにそぐう組織を構築すると、最終的には市民のためになると、そういう行政組織ということで、この組織改正の条例には賛成の立場で意見を述べました。
○議長(
小松一平) ほかに討論ございますか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
小松一平) 討論を終結いたします。 これより採決を行います。 本案に対する
委員長報告は可決であります。 本案を、
委員長報告のとおり決することに賛成の方は、御起立をお願いします。 (賛成者 起立)
○議長(
小松一平) ありがとうございました。 起立多数。 よって、議案第78号は、原案のとおり可決されました。 次に、議案第79号、茅野市職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例についての討論に入ります。 討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
小松一平) 討論を終結いたします。 これより採決を行います。 本案に対する
委員長報告は可決であります。 本案を、
委員長報告のとおり決することに、御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
小松一平) 御異議ないものと認め、議案第79号は、原案のとおり可決されました。 次に、議案第80号、茅野市
企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例についての討論に入ります。 討論はありますか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
小松一平) 討論を終結いたします。 これより採決を行います。 本案に対する
委員長報告は可決であります。 本案を、
委員長報告のとおり決することに、御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
小松一平) 御異議ないものと認め、議案第80号は、原案のとおり可決されました。 次に、議案第81号、茅野市税条例の一部を改正する条例についての討論に入ります。 討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
小松一平) 討論を終結いたします。 これより採決を行います。 本案に対する
委員長報告は可決であります。 本案を、
委員長報告のとおり決することに、御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
小松一平) 御異議ないものと認め、議案第81号は、原案のとおり可決されました。 次に、議案第82号、茅野市
国民健康保険税条例の一部を改正する条例についての討論に入ります。 討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
小松一平) 討論を終結いたします。 これより採決を行います。 本案に対する
委員長報告は可決であります。 本案を、
委員長報告のとおり決することに、御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
小松一平) 御異議ないものと認め、議案第82号は、原案のとおり可決されました。 次に、議案第85号、茅野市
廃棄物処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例についての討論に入ります。 討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
小松一平) 討論を終結いたします。 これより採決を行います。 本案に対する
委員長報告は可決であります。 本案を、
委員長報告のとおり決することに、御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
小松一平) 御異議ないものと認め、議案第85号は、原案のとおり可決されました。 次に、議案第91号、茅野市職員の勤務時間及び休暇等に関する条例及び茅野市職員の
育児休業等に関する条例の一部を改正する条例についての討論に入ります。 討論はありませんか。
伊藤正陽議員。
◆3番(
伊藤正陽) お願いします。 この条例の中で、介護の期間を3分割できるということについては非常にありがたい中身であるというように思っております。それと、介護時間を設定するということについても非常にいい方法であると思いますが、今、政府が進めている介護離職者ゼロということから考えたときに、時間で休んだ場合の賃金が無給になるということについては納得いかない部分も多々あるわけでありまして、この部分については、有給というか、部分的に出すというか、そういう方向でぜひとも検討をしていただき、職員組合とも合意をされた上で前進させることを願って、賛成をするわけでありますが、要望いたしたいと思います。
○議長(
小松一平) ほかに討論はありますか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
小松一平) 討論を終結いたします。 これより採決を行います。 本案に対する
委員長報告は可決であります。 本案を、
委員長報告のとおり決することに、御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
小松一平) 御異議ないものと認め、議案第91号は、原案のとおり可決されました。 次に、請願2、自衛隊の
南スーダンでの「駆けつけ警護」任務の閣議決定を撤回し、撤収を求める意見書の提出を求める請願についての討論に入ります。 討論はありませんか。
伊藤正陽議員。
◆3番(
伊藤正陽) この請願の紹介議員という立場から、請願に賛成の立場で討論をいたします。 先ほどの
委員長報告の中で、
南スーダンの状況がどうなっているかということについては、十分な討議がされていない、審議がされていないということが報告されたわけであります。
南スーダンは、ことしの7月に内戦で270人以上の方が亡くなられているわけであります。国連の機関からの報告の中にも、この間に
南スーダンの政府軍が国連軍にさまざまな攻撃をしかけている、逮捕したり、拘束したり、迫害したり、襲撃したり、脅迫などがあったということが国連で報告をされているわけであります。さらに、AP通信によると、
南スーダンの反政府組織、マシャール前第1副大統領は、9月25日までに、キール大統領の独裁政権に対し武力で対抗するという声明を出しているわけであり、内戦状態は事実であるわけであります。 日本のPKO参加5原則というのがあって、この5原則の中には、紛争当事者間の停戦合意が成立していること、この成立によってPKOを派遣できるということになっているわけでありますが、内戦状態が続いている中でのPKO活動というのは禁止されているわけでありまして、この自衛隊の撤収ということは、このPKO参加5原則に対しても反対で、違反している状況であるわけであります。 さらに、憲法9条の違反ということでありますが、自衛隊が駆けつけ警護を実施すれば、殺し、殺されるということは必至であるということは、さまざまな専門家が言っているわけであります。武力行使を禁じた憲法第9条1項に明らかに違反することになるわけであります。日本の自衛隊が海外に出向き、殺し、殺される、命がかかった、そういう中身になるわけでありまして、全く大義があるということでないわけであります。 日本の貢献は、非軍事、人道、民生支援に切りかえるということが今、求められているのではないかと私は思うのであります。今、さらに言えば、憲法9条の精神にのっとり、内戦を平和的に解決するよう、政府が率先して対策をするということが求められているのではないでしょうか。 委員会審議の中で、地方自治体が、安全保障、外交問題について、国の専権事項であるというように話されたということが報告をされているわけでありますが、
地方自治法第99条はこのように書いてあります。地方公共団体の議会は、当該普通地方公共団体の公益に関する事件につき意見を国会又は関係行政庁に提出することができるというようになっているわけでありまして、国民の命にかかわる問題について意見書を出すことがなじまないという、この考え方は全く理解できません。 先ほど述べましたが、この請願は、憲法9条を守れ、憲法に基づく政治を行えという茅野市民の願いの具体化であります。よって、この問題について請願を採択されることを望みます。 以上であります。
○議長(
小松一平) ほかに討論はありますか。 矢島正恒議員。
◆6番(矢島正恒) 請願に反対の立場で討論をいたします。 外交と防衛は、国の専権事項、国の事務に関することであり、
茅野市議会の権限外の事項のために不採択とすることに賛成をいたします。
○議長(
小松一平) ほかに討論はありますか。 伊藤 勝議員。
◆9番(伊藤勝) 賛成の立場でお願いしたいと思います。 今の不採択の理由の中で、安全保障とか外交問題は
茅野市議会にそぐわないとか、あるいは国の専権事項だとか、今の茅野市では判断ができないなどとの理由でありますが、私はとんでもないことだと思っております。住民や市民のその意思を国に届けることが私たちの仕事、それが国の政治を動かす力になる。そのことをやめることは、議員力の低下、議会の劣化、まさに自殺行為だと私は思っております。議員の仕事を放棄していると言っても過言ではない。賛成、反対と意見の違いはあると思うが、きちんと論議をする、これが私たち議員の仕事であり、放棄することは何のための議員かわからない。 本当に、この請願に対してしっかりとした議論をされたのか、私は疑問が残る。先ほどの質疑の中にも、
南スーダンの実情を質疑されないような不採択は、私は甚だ心外である。市民からの意見書にはできるだけ誠意を持って対応する、このことをもって、賛成とします。
○議長(
小松一平) ほかに討論はありますか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
小松一平) 討論を終結いたします。 これより採決を行います。 本請願の
委員長報告は不採択であります。 本請願を、採択とすることに賛成の方は、御起立願います。 (賛成者 起立)
○議長(
小松一平) ありがとうございました。 起立少数。 よって、請願2を採択することは否決されました。 次に、陳情10、陳情書についての討論に入ります。 討論はありますか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
小松一平) 討論を終結いたします。 これより採決を行います。 本陳情の
委員長報告は不採択であります。 本陳情を、
委員長報告のとおり決することに、御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
小松一平) 御異議ないものと認め、陳情10は、
委員長報告のとおり不採択とすることに決しました。 以上で
総務環境委員会付託の案件は終了をいたしました。 ここで、3時45分まで休憩といたします。 午後3時29分
休憩--------------------------------------- 午後3時45分 開議
○議長(
小松一平) 再開をいたします。
---------------------------------------
△日程第6
福祉教育委員長報告・
委員長報告に対する質疑
○議長(
小松一平) 日程第6、福祉教育委員長の審査報告及び報告に対する質疑を行います。 福祉教育委員長。 (福祉教育委員長 松山孝志 登壇)
◆福祉教育委員長(松山孝志) それでは、ただいまから
福祉教育委員長報告をいたします。 12月定例議会におきまして当委員会に付託されました案件は、議案4件、陳情4件であります。 去る12月13日午後1時45分から、理事者、
所管部課長の出席をいただき委員会を開催いたしました。 慎重に審議いたしましたので、議長の指示に従い順次報告いたします。
○議長(
小松一平) それでは、議案第75号をお願いします。
◆福祉教育委員長(松山孝志) 議案第75号は、公の施設の
指定管理者の指定についてであります。 これは、
地方自治法第244条の2第3項の規定により、茅野市温泉施設の
指定管理者を茅野市総合サービス株式会社に指定するためのものです。 指定の期間は、平成29年4月1日から平成34年3月31日までです。 質疑では、
指定管理者の応募がなぜ1社であったのかの市側の分析について質問が出されました。市側からは、募集要項を7社が取りに来られたが、結果的に1社でした。分析として、福祉コミュニティ温泉に対しての経営状況等を鑑みる中で1社の応募になったのではないかとの回答でありました。 当委員会といたしましては、慎重審査の結果、出席者全員一致で原案のとおり可決すべきものと決しましたので、御報告いたします。
○議長(
小松一平) 議案第75号について、
委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
小松一平) 議案第75号の質疑を終結いたします。 次に、議案第77号をお願いします。
◆福祉教育委員長(松山孝志) 議案第77号は、公の施設の
指定管理者の指定についてであります。 これは、
地方自治法第244条の2第3項の規定により、茅野市
高齢者福祉センター塩壺の湯の
指定管理者を茅野市総合サービス株式会社に指定するためのものです。 指定の期間は、平成29年4月1日から平成34年3月31日までです。 当委員会といたしましては、慎重審査の結果、出席者全員一致で原案のとおり可決すべきものと決しましたので、報告いたします。
○議長(
小松一平) 議案第77号について、
委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑はありますか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
小松一平) 議案第77号の質疑を終結いたします。 次に、議案第83号をお願いします。
◆福祉教育委員長(松山孝志) 議案第83号は、茅野市
学童クラブ条例の一部を改正するものであります。 これは、学童クラブ利用料について、多子世帯等に対する減免措置を講じるための条例改正です。 質疑では、減額幅についての検討について質問が出され、市側からは、他市町村の状況を見る中で、減免措置のとられているところを参考に検討したとのことでありました。 当委員会といたしましては、慎重審査の結果、出席者全員一致で原案のとおり可決すべきものと決しましたので、報告いたします。
○議長(
小松一平) 議案第83号について、
委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑はありますか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
小松一平) 議案第83号の質疑を終結いたします。 次に、議案第84号をお願いします。
◆福祉教育委員長(松山孝志) 議案第84号は、茅野市ふれあい
保健福祉事業条例の一部を改正する条例についてであります。 これは、
介護保険法の改正に伴い、関係規定を整備するための条例改正です。 当委員会といたしましては、慎重審査の結果、出席者全員一致で原案のとおり可決すべきものと決しましたので、報告いたします。
○議長(
小松一平) 議案第84号について、
委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑はありますか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
小松一平) 議案第84号の質疑を終結いたします。 次に、陳情11をお願いいたします。
◆福祉教育委員長(松山孝志) 陳情11は、
介護保険の給付縮小・負担増を中止し、充実を求める意見書の提出を求める陳情書であります。 提出者は、諏訪地方社会保障推進協議会、代表者、毛利正道氏です。 陳情提出後の12月9日の国の部会のほうで、利用料の2割負担や要介護1・2の通所事業を市町村の実施する総合事業へ移すことなどは見送りされていることから、反対との意見がありました。
介護保険の給付縮小、負担増を中止していただきたいので賛成という意見がありました。今後も
介護保険が上がっていく見通しの中で、政府の財政措置を講じていただきたいということで、賛成の意見が出されました。 当委員会といたしましては、慎重審査の結果、賛成多数で採決と決しましたので、報告いたします。
○議長(
小松一平) 陳情11について、
委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
小松一平) 陳情11の質疑を終結いたします。 次に、陳情12をお願いします。
◆福祉教育委員長(松山孝志) 陳情12は、
次期介護保険制度改正における
福祉用具、住宅改修の見直しに関する意見書の提出を求める陳情書であります。 提出者は、諏訪地方社会保障推進協議会、代表者、毛利正道氏です。 茅野市においても住宅改修が179件とある中で、全額自己負担はあってはならないと思う、現状を維持していただきたい観点から賛成。また、介護の経験上からも、現行のサービスを維持していただきたいので賛成の意見が出されました。 当委員会といたしましては、慎重審査の結果、出席者全員一致で採択と決しましたので、御報告いたします。
○議長(
小松一平) 陳情12について、
委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑はありますか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
小松一平) 陳情12の質疑を終結いたします。 次に、陳情13をお願いします。
◆福祉教育委員長(松山孝志) 陳情13は、
テニスコート使用の
通年券制度の実施を求める陳情書であります。 提出者は、テニス愛好者連絡会議、代表、木川辰雄氏、宮坂律夫氏であります。 意見として、この話が進展していくのではないかという賛成意見もありましたが、陳情者の心情は十分理解するところですが、市側への聞き取りの中で、陳情については真摯に対応をしていくようにとの委員会としての意見も伝わっているので、今後、組織として体育協会やテニス協会と話をして改正がされるのが必要である。また、昨年、通年券廃止に賛成をしておりますので反対との意見が出されました。 慎重審査の結果、採決で、本件は不採択すべきものと決しましたので、報告いたします。
○議長(
小松一平) 陳情13について、
委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 篠原啓郎議員。
◆12番(篠原啓郎) いろいろな団体、テニスの場合、ソフト・ハード、それから協会、もしくは今回出されている愛好者というグループがあるようですが、その方々全員との意見調整というのは行ったでしょうか。意見の聞き取りは行いましたか。
○議長(
小松一平) 福祉教育委員長。
◆福祉教育委員長(松山孝志) 議論の過程では、このような陳情を採決するのは大変難しいが、お互いの今の組織の中で、もう少し話を詰めていただきたいことと、私どももその部分についての調査は必要であろうかということの議論はされました。
○議長(
小松一平) 篠原啓郎議員。
◆12番(篠原啓郎) 関係する団体の長の皆さん方と、直接話をしたかどうかという質問だったのですが。
○議長(
小松一平) 福祉教育委員長。
◆福祉教育委員長(松山孝志) 委員会としては、そのようなところまでの踏み込んだ話し合いは持っておりません。
○議長(
小松一平) ほかに質疑。 望月克治議員。
◆14番(望月克治) 3点お聞きしますが、ちょっといろいろお聞きしている中では、条例改正する前の条例どおりに運用していれば問題はなかったのではないかというようなお話もあるんですが、なぜ条例どおりの運営ができなかったのか、条例どおり運営していれば問題は起こらなかったので、今回のような通年券がなくなるというようなことはなかったのかということが話し合われたのかということと、市民から条例どおりの運用をしてくれという改善の要求があったとお聞きしていますが、その要求に対してどういう対応を市がとったのかという、この3点は話し合われましたか。
○議長(
小松一平) 福祉教育委員長。
◆福祉教育委員長(松山孝志) 突っ込んだ話としまして、具体的にはその話をしておりませんが、ベースとしての話の中では、いずれにしても、そういった部分での話し合いが持たれてほしいという考え方は出されておりました。
○議長(
小松一平) 望月克治議員。
◆14番(望月克治) 陳情なので、市側は通常は残っていないと思うんですけれども、市が絡むことなので、委員会のその陳情の審査に入る前に、市の職員に残っていただいて、どういう状況なのかということをお聞きし、その中で議論が進められたかどうかをお答え願えますか。
○議長(
小松一平) 福祉教育委員長。
◆福祉教育委員長(松山孝志) 質問に対してストレートにお答えいたしますと、市との事前の、審査に入る前の市からの聞き取り調査ということはしております。
○議長(
小松一平) ほかに質疑はありますか。 伊藤 勝議員。
◆9番(伊藤勝) 1点だけお願いしたいのですけれども、先ほどの中で、協会の中で、だんだんこういうものを出すには、その中の手続が必要だというふうなお話があったような気がしますが、私は、こういうように、愛好会とか小さな幸せを求める会とか、そういうことでも構わないと思うんですけれども、そういう話は、どうしてもそういう団体から出さなければいけないという、そういうような話し合いはされたのでしょうか。
○議長(
小松一平) 福祉教育委員長。
◆福祉教育委員長(松山孝志) 意見として、不採択に至った意見としましての経過は、そういったところとの話し合いが不十分ではないのかというふうに意見が出されております。
○議長(
小松一平) 伊藤 勝議員。
◆9番(伊藤勝) 不十分というのは、例えばここで言うと、この人たちが、その協会の人たちとの話し合いがされていなかったということですか。
○議長(
小松一平) 福祉教育委員長。
◆福祉教育委員長(松山孝志) 委員会としての捉え方は、そのような考え方です。
○議長(
小松一平) 伊藤 勝議員。
◆9番(伊藤勝) それは、どうしてそういうふうに理解できるわけですか。
○議長(
小松一平) 福祉教育委員長。
◆福祉教育委員長(松山孝志) これは理解ではなくて、委員として意見を求めたときの意見の一つの発言として、外部でこういう団体があるんですが、そういった団体を今までも使って陳情されているような形があったわけでありますが、今回はその部分がなかったということの話が出されておりました。
○議長(
小松一平) ほかに質疑はありますか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
小松一平) 陳情13の質疑を終結いたします。 次に、陳情14をお願いします。
◆福祉教育委員長(松山孝志) 陳情14は、発達障がい児への学習支援の
合理的配慮の提供(主に
ADHD児)に関する陳情書であります。 提出者は、戸田允文氏であります。 障害者支援をしていくことで賛成。平等に教育を受ける権利の中では手薄で、教育という観点では進んでいないので、進めていただきたいので賛成。また、タブレット、電子教科書と先生方のサポート体制などもありますが、進めていただきたいという意見で賛成といった理由で、慎重審査の結果、出席者全員一致で採択すべきものと決し、また、市に直接関係する陳情であることから、会議規則第137条の規定により、これを市長に送付し、その処理の経過及び結果の報告を請求することと決しましたので、報告いたします。
○議長(
小松一平) 陳情14について、
委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑はありますか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
小松一平) 陳情14の質疑を終結いたします。 以上で福祉教育委員長の審査報告及び報告に対する質疑を終了いたします。 福祉教育委員長、ありがとうございました。 (発言する者あり)
○議長(
小松一平) 篠原啓郎議員。
◆12番(篠原啓郎) 陳情の13に対して、動議をお願いいたします。 今、委員長に対していろいろな質問が行われましたけれども、どうもまだよく話が熟していないというふうに私は受けとめました。 それで、内部を見てみると、体育協会、それからソフトテニス協会、ハードテニス協会、実は、この陳情書にも代表が2名書かれているわけなのですが、これは、恐らくハードテニス愛好会とソフトテニス愛好会ではなかろうかと解釈をいたします。さらに、その人たちが使うコートを管理する管理者、以上六つの団体が関係した陳情であるというふうに受けとめました。 さらに、この六つの団体が、テニスコートという一つの限られた区画の中で、本来は楽しくそれぞれがプレーをするというのが原則ではなかろうかと思いまして、今回、早急にここで陳情を採択だ不採択だとすることは避けて、もうしばらく話し合いをしたり、意見の聴取をするなど等から、委員会に対して再付託をお願いする動議でございます。よろしくお願いします。 (「賛成」と呼ぶ者あり)
○議長(
小松一平) 本動議は、1名以上の賛成者がありましたので、動議は成立をいたしました。 (「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(
小松一平)
北沢千登勢議員。
◆16番(
北沢千登勢) 動議が、審議が尽くされていないという動議だったんですけれども、私たち委員会の中では、陳情者から時間の枠を超えて聞き取りを行い、そして、市担当課の報告も伺っております。 委員会の中では、賛否意見が分かれましたけれども、論議は十分にされたという中で、今、ちょっと何が足りないのか、何をもって審議が尽くされていないとおっしゃるのか、審議の中で、では、どことどこに聞き取りをしろとおっしゃっているのか、ちょっとつかめなかったんですけれども、体育協会、ソフトテニス協会、硬式テニス協会という協会の名前が挙がっておりますけれども、この陳情者は全くの個人で出しているという陳情者からの説明がございました。全くの個人で出しているという場合、では、このテニスを愛する、その気持ちだけで出しているということで、その個人としてこれを協議しようかという、個人として扱おうかという中で、それが個人ではなくて、実際には、先ほども動議の中でありましたように、テニス協会員であったりするわけで、そのあたりがテニス協会と全くの個人をどうすみ分けするのかというのは、なかなか難しい話でございます。 体育協会はこのことに関しては関与しないと、個人で出していることに関しては関与しないという中で、どうやって体育協会に聞き取りをすればいいのかというのもちょっとわかりません。そして、個人ということでありますので、テニス協会、硬式テニス協会やソフトテニス協会からの聞き取りも、現段階では不可能と考えるわけなんですが、まずは、何をもって、誰をもって聞き取りをし、さらに審議をしろとおっしゃっているのかがわからないために、再付託ということが、ちょっと理解できないということが1点。 それと、
福祉教育委員会の審議に不服ということでありましたら、では、昨年、この通年券も含めた施設使用料の審議をされた総務環境委員会、もしくは公園施設を所管する経済建設委員会への付託ということも、あわせて考えられないでしょうかという質問をさせていただきます。
○議長(
小松一平) 動議提案者の篠原啓郎議員。
◆12番(篠原啓郎) 実は、今の話で、この陳情書を出した方々が個人だということなんですが、連絡会議というのが個人なのかどうかを教えていただきたいと思います。
○議長(
小松一平)
委員長報告に対する質疑は終了しておりますので。
◆12番(篠原啓郎) 個人だという話で出たものですから。
○議長(
小松一平) それでは、ここでお諮りをいたします。 本動議を日程に追加し、追加日程第1とし、議題とすることに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
小松一平) 御異議ないものと認め……。 (「異議あり」と呼ぶ者あり)
○議長(
小松一平) それでは、異議ありということで、再度お諮りをいたします。 本動議を日程に追加し、追加日程第1とし、議題とすることに賛成の方は御起立をお願いいたします。 (賛成者 起立)
○議長(
小松一平) ありがとうございます。 起立多数。 よって、本動議を日程に追加し、議題とすることに決定いたしました。
---------------------------------------
△追加日程第1 陳情13を
福祉教育委員会への再付託とされたいとの動議
○議長(
小松一平) 追加日程第1、陳情13を
福祉教育委員会への再付託とされたいとの動議を議題といたします。 お諮りをいたします。 陳情13を、本動議のとおり
福祉教育委員会へ再付託することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
小松一平) 御異議ないものと認め、陳情13を
福祉教育委員会へ再付託されたいとの動議は可決されました。 ただいま陳情13を
福祉教育委員会へ再付託されたいとの動議は可決されましたので、日程表の日程第7、
福祉教育委員長報告に対する討論・採決から、陳情13、
テニスコート使用の
通年券制度の実施を求める陳情書の削除をお願いいたします。 ここで、暫時休憩といたします。 午後4時11分
休憩--------------------------------------- 午後4時46分 開議
○議長(
小松一平) 再開をいたします。 ここでお諮りいたします。 本日の会議時間は、議事の都合により本日の日程が終了するまで、あらかじめこれを延長したいと思います。これに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
小松一平) 御異議ないものと認め、本日の会議時間は、日程が終了するまで行うことにいたします。 ここで、お手元の議事日程表に、追加日程第2、
福祉教育委員長報告及び
委員長報告に対する質疑を追加をお願いいたします。
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△追加日程第2
福祉教育委員長報告・
委員長報告に対する質疑
○議長(
小松一平) 追加日程第2、
福祉教育委員長報告・
委員長報告に対する質疑を行います。 福祉教育委員長。 (福祉教育委員長 松山孝志 登壇)
◆福祉教育委員長(松山孝志) 議長の指示に基づいて、再審査の結果を報告させていただきます。
○議長(
小松一平) 再付託をお願いいたしました陳情13、
テニスコート使用の
通年券制度の実施を求める陳情書について、審査結果の報告をお願いします。
◆福祉教育委員長(松山孝志) 陳情13、
テニスコート使用の
通年券制度の実施を求める陳情書について再付託をされましたので、審査をいたしました。 再付託されたことに対しまして、もう少し突っ込んだ意見での継続審査があるかということの議論で始まりましたが、この部分につきましての継続審査は、賛成少数にて成立しませんでしたので、続いて、再度、委員会として、この陳情に対する採択か不採択の採決を求めたところであります。 結果としましては、本案件につきまして、陳情13につきましては、再度不採択ということで決しましたので、報告させていただきます。
○議長(
小松一平) 再付託されました陳情13について、
委員長報告に対する質疑を行います。 質疑はありませんか。 望月克治議員。
◆14番(望月克治) 内容が全然報告されていないので、どういった議論がされたのか、私が先ほど質疑をさせていただいて、そういったことは話し合われていないというお答えをいただきましたが、そのことが再度開かれた委員会で結論が出たのか、話し合ってどうだったのかというのをお聞かせいただけますか。
○議長(
小松一平) 福祉教育委員長。
◆福祉教育委員長(松山孝志) この件につきましては、そういった部分での審議が詰まっていない部分について、どのように検討したらよろしいかということで問いました部分につきましては、継続審議ということをもって審議の中で判断をいただきました。ただし、それらにつきましては、これ以上の継続審議をしても、最初に審議した結果から何が導き出せるのかということになりまして、そういった部分での継続審議はされないということで結果が出されたわけであります。その上で、改めて本採決をしたという形になります。
○議長(
小松一平) 望月克治議員。
◆14番(望月克治) 私がお聞きしたのは、継続審査するか、しないかということではなくて、先ほど質疑をさせていただいて、私のこういう議論はされましたかということに対して、委員会では議論をしていませんというお答えをいただきました。そのことを話し合うための再付託であるはずなので、それを話し合わないで、継続審査するかどうかだけ話し合ったでは、まるっきり委員会の意味がなかったと言わざるを得ないのですが、話し合っていないということでよろしいのですか。
○議長(
小松一平) 福祉教育委員長。
◆福祉教育委員長(松山孝志) 恐れ入りますが、もう一度、先ほどの質問の審議の部分について説明をお願いしたいと思いますが。先ほどの審議のお聞きしたかったという部分につきまして、もう一度説明してください。
○議長(
小松一平) 望月克治議員、もう一度お願いします。
◆14番(望月克治) 条例どおりの運用をして、なぜできなかったのかということと、条例どおりの運用をしていれば問題は起きなかったのかということ。であれば、条例を変える必要はなかったのではないかということ。あと、市が市民から運用の改善を求められていたと、それに対して市はどういう対応をしたのかと、改善はなされなかったのはなぜなのかということ。それから、陳情なので、委員会の審査のときには市側は退場をしますが、その前に、この案件について市側にどういう状況なのかという事情を聞いたんですかと言ったら、これも聞いていませんというお話でしたので、そういったものを全部踏まえて、今回の委員会で審議をしたのかということです。
○議長(
小松一平) 福祉教育委員長。
◆福祉教育委員長(松山孝志) 最初の部分に戻って、もう一度審議をし直すというふうに今回の委員会は捉えずに、これについては、指摘されたように継続で審議をしなければいけないかどうかという部分から、今回の委員会のほうで議論をいただきまして、その結果、それ以上にやる部分はないという部分で、継続の結果はなくて、中身としては、最終的に継続しないなら、どんな結論が出せるかということで、陳情に対する採決に至ったというのが流れであります。
○議長(
小松一平) ほかに質疑はありますか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
小松一平) 再付託された陳情13の質疑を終結いたします。 福祉教育委員長、ありがとうございました。
---------------------------------------
△日程第7
福祉教育委員長報告に対する討論・採決
○議長(
小松一平) 日程第7、
福祉教育委員長報告に対する討論及び採決を行います。 それでは、議案第75号、公の施設の
指定管理者の指定について(茅野市温泉施設)の討論に入ります。 討論はございますか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
小松一平) 討論を終結いたします。 これより採決を行います。 本案に対する
委員長報告は可決であります。 本案を、
委員長報告のとおり決することに、御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
小松一平) 御異議ないものと認め、議案第75号は、原案のとおり可決されました。 次に、議案第77号、公の施設の
指定管理者の指定について(茅野市
高齢者福祉センター)の討論に入ります。 討論はございますか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
小松一平) 討論を終結いたします。 これより採決を行います。 本案に対する
委員長報告は可決であります。 本案を、
委員長報告のとおり決することに、御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
小松一平) 御異議ないものと認め、議案第77号は、原案のとおり可決されました。 次に、議案第83号、茅野市
学童クラブ条例の一部を改正する条例についての討論に入ります。 討論はございますか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
小松一平) 討論を終結いたします。 これより採決を行います。 本案に対する
委員長報告は可決であります。 本案を、
委員長報告のとおり決することに、御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
小松一平) 御異議ないものと認め、議案第83号は、原案のとおり可決されました。 次に、議案第84号、茅野市ふれあい
保健福祉事業条例の一部を改正する条例についての討論に入ります。 討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
小松一平) 討論を終結いたします。 これより採決を行います。 本案に対する
委員長報告は可決であります。 本案を、
委員長報告のとおり決することに、御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
小松一平) 御異議ないものと認め、議案第84号は、原案のとおり可決されました。 次に、陳情11、
介護保険の給付縮小・負担増を中止し、充実を求める意見書の提出を求める陳情書について討論に入ります。 討論はありませんか。 長田近夫議員。
◆5番(長田近夫) 陳情11に対しまして反対の立場で話をします。 この陳情が11月9日で出ておりますけれども、国でやっております社会保障審議会の
介護保険部会の内容が、12月9日で意見書としてまとめられました。その中には、例えば、この陳情書の2行目、「ヘルパーの生活援助や
福祉用具サービスを自己負担に切り替える」という文言、あるいは2行目の利用料は2割負担、ここは変更になっています。それから、3行目の「要介護1、2の通所介護を市町村が実施する総合事業に移す」と、こういう文言の中で、要介護という今の2行目と3行目は見送りになっていますので、この意見書では文言が違うと思うんです。そういうことで、陳情の文書は事実誤認ということで反対をいたします。 以上です。
○議長(
小松一平) ほかに討論ございますか。 伊藤玲子議員。
◆10番(伊藤玲子) 賛成の立場で意見を言わせていただきます。 先に、いろいろな意見が上がる中で、今、長田議員がおっしゃったようなところは、国がそうだねということでもって、よくしていってくださるということで、大前提としてお話しさせていただきます。
介護保険の給付縮小・負担増を中止し、充実を求める意見書の提出を求める陳情書の採択の立場で意見を述べます。
介護保険は、長男のお嫁さんへの介護負担問題や、老老介護による無理心中、奥座敷等に閉じ込められた寝たきりのお年寄りの虐待問題などから、介護を社会的な支え合いの制度にしようとしてつくられたものです。 しかし、施行から16年たった現在、私は施行前の状態に戻りつつあるのではないかと危惧しています。日本を担ってきてくださった方々が認知症になったとき、家族はどう介護したらと悩み、苦しむ。また、要介護状態になった方からは、家族の邪魔になっているようで生きているのがつらいなどの訴えを聞くことがあります。これら家族の方々は、心を込めて精いっぱい介護をしているのです。でも、豊かな支援がないと、家族も当事者もつらいというのが現状です。 では、そのためには、家族や当事者の方々の負担増は当たり前でしょうか。私は、家族や当事者の方々への負担増はすべきでないと思います。介護するということは、
介護保険のサービス料として支払うほかにさまざまな出費が発生します。例えば、自分で脱ぎ着できるような服を買うとか、自分で歩きやすい靴を買うとか、靴なども介護用の靴は、5,000円とか、6,000円とか、下手すれば8,000円くらいしています。また、部屋の中は、一人でも動きやすいような部屋にリフォームとか、変えなければなりません。また、食べ物も嚥下に気を使った食事をしなければなりません。今、寒いときは温度差の激しくない環境づくりなど、たくさんのお金がかかっていきます。医療費が高くなり、年金支給額はどんどん下がっているのが現状です。 そんな中、私は、
介護保険にもっともっと国費の割合をふやして充実を図ってほしいと願っています。今、
介護保険に関しては、保険料と、それから国、それから県、それから、ここでしたら広域とかの保険料が入って賄っているわけですが、その中で国費とかをもうちょっと入れてほしい、これは諏訪広域の
介護保険の協議会ですが、そこでも言われていると聞いています。 私は、高齢者が棄老とされる社会にならないよう、棄老というのは姥捨て山みたいなイメージです。そして、介護される方、介護する方、両方の人権が守られるためにも、そんな思いから、私はこの意見書提出に賛成したいと思います。
○議長(
小松一平) ほかに討論ございますか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
小松一平) 討論を終結いたします。 これより採決を行います。 本陳情の
委員長報告は採択であります。 本陳情を、採択とすることに賛成の方は、御起立をお願いします。 (賛成者 起立)
○議長(
小松一平) ありがとうございました。 起立多数。 よって、陳情11は採択とすることに決しました。 次に、陳情12、
次期介護保険制度改正における
福祉用具、住宅改修の見直しに関する意見書の提出を求める陳情書について討論に入ります。 討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
小松一平) 討論を終結いたします。 これより採決を行います。 本陳情の
委員長報告は採択であります。 本陳情を、
委員長報告のとおり決することに、御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
小松一平) 御異議ないものと認め、陳情12は、
委員長報告のとおり採択とすることに決しました。 次に、陳情13、
テニスコート使用の
通年券制度の実施を求める陳情書についての討論に入ります。 先ほど削除をお願いいたしましたが、原案に戻り、討論を行っていただきます。 討論はありませんか。 伊藤 勝議員。
◆9番(伊藤勝) 委員会では不採択ということだそうですが、私は採択をしていただきたいという立場の中で討論をします。 スポーツで健康になる、ましてや、その課も、その趣旨のとおりスポーツ健康課、その底辺を広げるために、市民からの要請、これを断る必要はない。ましてや、昨年反対したから、ことしは賛成すると議員のメンツが立たない、あるいは、協会内が一枚岩ではない、協会からの提出でないとだめだと重箱の隅をつつくような、全くもって反対するための反対理由である。協会が一枚岩でない、その中で、それでは300人弱を超す署名を、それはどう思うか。また、なぜ協会からその陳情書が出せなかったのか。私は、愛好者の優しさのあらわれだと、なぜおもんぱからないのか。茅野市民がスポーツを通して生活をより豊かにするという、ささやかな願いを断る理由は一つもない。ましてや、その願いを市民の代表である議員に託している。そういうことだから、このことをもって賛成とします。
○議長(
小松一平) ほかに討論はありますか。
北沢千登勢議員。
◆16番(
北沢千登勢)
委員長報告の不採択に賛成の立場で討論します。 理由は二つあります。昨年12月議会において、各施設の使用料を改定する議案第80号に添付された一覧表の中に、個人使用でも面貸しになることから、個人使用料を廃止したとあります。これは、個人使用料とは、いわゆるここで言うところの通年券と表記されているものですが、議案説明の際に口頭での説明はなかったものの、明確に記載されておる中で、我々は、個人使用料の廃止も含めて、
茅野市議会としてこの議案を議決しております。議会の議決を翻すだけの論理的理由が見つからないということが、不採択の一番の理由であります。 もう一つの理由は、陳情者をおもんぱかってこの陳情を採択すれば、NPO法人茅野市体育協会という組織を否定することにつながります。体育施設やその運用に関する市への要望は、体協を窓口として一本化するとの申し合わせがございます。今回の例をとりますと、まずはテニス協会員からの発議があって、協会の理事会に諮られます。その後、硬式テニス協会とソフトテニス協会の連絡協議会で審議され、共同文書という形で体協に提出されます。体協の役員会で妥当と判断されれば、市へ申し入れを行うというルールがございます。 今回の陳情は、こうしたルールを外して、個人として提出されたものであります。協会員でありながら個人として提出されたこの陳情を採択すれば、昨年もたしかサッカー協会、昨年、その2年ほど前でしたか、サッカー協会の問題もございますが、確かに陳情者への側面支援にはなり得ますが、こうした行為が各協会でなし崩し的に行われることも想定されます。これは、図らずも体協の弱体化、組織としての崩壊につながると懸念いたします。 よって、この2点の理由をもって、この陳情を不採択といたします。 なお、この陳情は、市政に対する市民の直接的で切実な行為であります。市当局が手続上の過失が少なからずあるとすれば、昨年の施設使用料を改定する前に、担当課は、各協会と丁寧で柔軟な協議や対応を行うべきであったということ、また、本陳情が提出されたことを真摯に受けとめて、陳情者やテニス協会が納得いく結論を出す努力を怠ることのないよう強く申し上げまして、討論を終わりにいたします。
○議長(
小松一平) ほかに討論はありますか。 望月克治議員。
◆14番(望月克治) 以前の議決をひっくり返すことはよろしくないということですが、そのときに、図らずも私たちが議論が尽くせていなかったという面があるのであれば、それは真摯に受けとめて反省をし、改めるべきだと思います。 また、体育協会を通さないと陳情ができないというのは憲法違反ですよね。憲法には、陳情は誰でもできますよというふうに書かれています。それをできないということならば、ちょっとそれは認められないなと私は思います。個人であっても、体育協会を通さなくても、個人の願いとして市にこうしてほしいという陳情であれば、それは私たちが真摯に受けとめて議論をしなければいけないものであり、また、経過を見ると、市の条例の運用の仕方に多少なりとも間違いがあり、そういうことの改善が求められていたにもかかわらず、それが行われずに、条例を変えて通年券というものがなくなってしまったというような経過であると私は認識しています。そうであるならば、やはりもう一度振り返って考え直していくと、しっかりと議論をしていく、そのための一助として意見を市に伝えるということは重要であると思いますので、本陳情を採択すべきということで討論します。
○議長(
小松一平) ほかに。 小尾一郎議員。
◆4番(小尾一郎) 不採択ということで討論をさせていただきます。 条例が変わりまして、変わって実際にやってみたら問題が起きたということであろうかと思います。となれば、行政のほうとしても、それに真摯に応えていくべきというふうに思います。 しかしながら、これテニスコートの使用の通年券ということで、テニスコートに限定されている、それから、通年券ということでございまして、今までのこのテニスコートの通年券の内容が保たれるような制度でしたら、通年券でなくてもいいわけで、ここで採択をするということは、通年券に的を絞って、通年券を採用しなさいということを市に問いかけるようなものになってしまうので、別に通年券にこだわらずともいい利用ができる、そういう方法を考えていただければいいと思うので、私は不採択とします。
○議長(
小松一平)
伊藤正陽議員。
◆3番(
伊藤正陽) 今度の陳情の趣旨は、端的に言えば、去年までの市の条例に基づく制度に戻してもらいたいという中身なんです。 だから、テニスコートを使う使い方としては、面借りという制度があって、それが優先で、有料で借りるということが大前提で、その有料貸しをしていない時間は、あいている時間が多いので、その場合には個人使用制度というのがあって、その年間使用券というのが5,000円で使えたと。今回の改定で、その個人使用がなくなり、それに伴って通年券というのも廃止されたということで、通年で使っている人にとってみれば非常に不利益になったということでありますが、そのことが、多くのテニス愛好者に、条例が可決されるまで知られていない状況が生まれていたので、こういうことで、もとのほうに戻してもらいたいということが趣旨なんです。 スケートにしても通年券があるし、陸上競技場についても通年券があると。スケートについては通年券というかシーズン券ですけれども、ということでありますので、同じようにしてもらいたいというのが趣旨であるので、このことについては、やっぱり市のほうも、それが不十分であったという話でありましたので、ぜひともそういうことで、去年の仕組みに戻すような、そういうことをしてほしいということでありますので、賛成をしたいと思います。
○議長(
小松一平) 討論を終結いたします。 これより採決を行います。 本陳情の
委員長報告は不採択であります。 本陳情を、採択とすることに賛成の方は、御起立をお願いいたします。 (賛成者 起立)
○議長(
小松一平) ありがとうございました。 起立少数。 よって、陳情13を採択とすることは否決されました。 次に、陳情14、発達障がい児への学習支援の
合理的配慮の提供(主に
ADHD児)に関する陳情書についての討論に入ります。 討論はありますか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
小松一平) 討論を終結いたします。 これより採決を行います。 本陳情の
委員長報告は採択であります。 本陳情を、
委員長報告のとおり決することに、御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
小松一平) 御異議ないものと認め、陳情14は、
委員長報告のとおり採択とすることに決しました。 ただいま採択されました陳情14は、
委員長報告のとおり市長へ送付し、その処理の経過及び結果の報告を請求することといたします。 以上で
福祉教育委員会付託の案件は終了をいたしました。
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△日程第8
予算決算委員長報告・
委員長報告に対する質疑
○議長(
小松一平) 日程第8、予算決算委員長の審査報告を行います。 予算決算委員長。 (予算決算委員長 樋口敏之 登壇)
◆予算決算委員長(樋口敏之) それでは、ただいまから予算決算委員会
委員長報告をいたします。 本定例会において、予算決算委員会に付託されました案件は、議案2件であります。 本委員会は、会期日程に従い、去る12月9日に、理事者、
所管部課長の出席をいただき開催をいたしました。 慎重に審議いたしましたので、議長の指示に従い順次報告いたします。
○議長(
小松一平) 先例・申し合わせにより、予算決算委員会において全員で審査を行っておりますので、質疑は省略をいたします。 それでは、議案第88号をお願いします。
◆予算決算委員長(樋口敏之) 議案第88号は、平成28年度茅野市
一般会計補正予算(第3号)についてであります。 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億4,677万1,000円を追加し、歳入歳出それぞれ240億351万9,000円とするものであります。 債務負担行為の補正につきましては、追加が2件であります。 主な補正内容は、歳入、歳出で、ふるさと納税の増加に伴う寄附金1億4,000万円歳入増。関連する需用費として消耗品が5,200万円歳出増。財産収入で、土地家屋売払収入が6,911万円の歳入減が主な内容です。 当委員会といたしましては、慎重審査の結果、全会一致により原案のとおり可決すべきものと決しましたので、報告いたします。
○議長(
小松一平) 次に、議案第89号をお願いします。
◆予算決算委員長(樋口敏之) 議案第89号は、平成28年度茅野市
水道事業会計補正予算(第1号)についてであります。 資本的支出の予算額を756万9,000円増額し、8億5,972万円とし、予算第7条に定めた経費の金額を756万9,000円増額し、1億8,858万9,000円とするものであります。 当委員会といたしましては、慎重審査の結果、全会一致により原案のとおり可決すべきものと決しましたので、御報告いたします。
○議長(
小松一平) 以上で予算決算委員長の審査報告を終了いたします。 予算決算委員長、ありがとうございました。
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△日程第9
予算決算委員長報告に対する討論・採決
○議長(
小松一平) 日程第9、
予算決算委員長報告に対する討論及び採決を行います。 それでは、議案第88号、平成28年度茅野市
一般会計補正予算(第3号)についての討論に入ります。 討論はありますか。 伊藤 勝議員。
◆9番(伊藤勝) 先ほどの
委員長報告のとおりですが、質疑のときの話のとおり、ふるさと納税の話であります。そのときもお話ししましたけれども、悪法も法で仕方がないと私は思っておりますが、そのときの質疑の中で、そのところの課の課長も、仕事に対してのむなしさとか、張り合いが全くないんだと、そういうようなことがありました。要するに、お金のある人が得をする仕組み、こんな仕組みはどう考えてもおかしいわけで、変であります。ぜひ、行政からでも、こういうおかしいということの意見を出していただくようなことを期待して、賛成とします。
○議長(
小松一平) ほかに討論はありますか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
小松一平) 討論を終結いたします。 これより採決を行います。 本案に対する
委員長報告は可決であります。 本案を、
委員長報告のとおり決することに、御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
小松一平) 御異議ないものと認め、議案第88号は、原案のとおり可決されました。 次に、議案第89号、平成28年度茅野市
水道事業会計補正予算(第1号)について、討論に入ります。 討論はありますか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
小松一平) 討論を終結いたします。 これより採決を行います。 本案に対する
委員長報告は可決であります。 本案を、
委員長報告のとおり決することに、御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
小松一平) 御異議ないものと認め、議案第89号は、原案のとおり可決されました。 以上で予算決算委員会付託の案件は終了をいたしました。
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△日程第10
意見書案上程--説明--質疑--討論--採決
○議長(
小松一平) 日程第10、意見書案の説明、質疑、討論及び採決を行います。 議第7号、
地方議会議員の厚生年金への加入を求める意見書(案)を議題といたします。 提出者から説明を求めます。 篠原啓郎議員。 (12番 篠原啓郎 登壇)
◆12番(篠原啓郎) それでは、お願いいたします。 議第7号は、
地方議会議員の厚生年金への加入を求める意見書(案)です。 提出者は、
議会運営委員会6名です。
地方自治法第99条の規定により、意見書を提出いたします。 朗読をもって説明にかえさせていただきます。
地方議会議員の厚生年金への加入を求める意見書(案)
地方自治法第99条の規定により、下記のとおり意見書を提出します。 記 地方創生が、我が国の将来にとって重要な政治課題となり、その実現に向け大きな責任を有する地方議会の果たすべき役割は、ますます重要となっている。 このような状況の中、
地方議会議員は、これまで以上に地方行政の広範かつ専門的な諸課題について住民の意向をくみとり、的確に執行機関の監視や政策提言等を行うことが求められている。 また、
地方議会議員は、議会活動のほか地域における住民ニーズの把握等様々な議員活動を行っており、近年においては、都市部を中心に専業化が進んでいる状況にある。 一方で、統一地方選挙の結果をみると、投票率が低下傾向にあるとともに無投票当選者の割合が高くなるなど、住民の関心の低さや
地方議会議員のなり手不足が深刻な問題となっている。 よって、国民の幅広い層からの政治参加や地方議会における人材確保の観点から、
地方議会議員の厚生年金加入のための法整備を早急に実現するよう強く要望する。 以上でございます。
○議長(
小松一平) 議第7号について説明が終わりましたので、質疑に入ります。 質疑はありますか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
小松一平) 質疑を終結いたします。 篠原啓郎議員、ありがとうございました。 それでは、議第7号、
地方議会議員の厚生年金への加入を求める意見書(案)の提出についての討論及び採決に入ります。 討論はございますか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
小松一平) 討論を終結いたします。 これより採決を行います。 本意見書を、行政官庁へ提出することに、御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
小松一平) 御異議ないものと認め、議第7号は、原案のとおり可決されました。 次に、議第8号、
介護保険の給付縮小・負担増を中止し、充実を求める意見書(案)を議題といたします。 提出者から説明を求めます。 松山孝志議員。 (1番 松山孝志 登壇)
◆1番(松山孝志) 議第8号、意見書案の提出について。 提出者は、福祉教育委員3名であります。 これは、
介護保険の給付縮小・負担増を中止し、充実を求める意見書(案)です。
地方自治法第99条の規定により、次のとおり意見書を提出いたします。 朗読をもって説明にかえさせていただきます。
介護保険の給付縮小・負担増を中止し、充実を求める意見書(案)
地方自治法第99条の規定により、下記のとおり意見書を提出します。 記 現在、政府内で、2017年通常国会に向けた
介護保険制度の見直しの検討が進められています。その中には、ヘルパーの生活援助や
福祉用具サービスを自己負担に切り替える、利用料2割負担の対象者を拡大する、要介護1、2の通所介護を市町村が実施する総合事業に移すなど、さらなる給付の削減・負担増をはかる内容が盛り込まれています。利用者からは、「生活援助を減らされたら生活が成り立たない」、「利用料が2倍になったらサービスを減らさざるを得ない」など、見直し案に対する悲痛な声が多数寄せられています。
介護保険の目的は高齢者の介護を社会全体で支え、自立支援につなげることと同時に、家族の介護負担を軽減し、誰もが安心して生活できる社会をつくることにあります。給付を抑制することは、介護を受けられなくなる人が増加し、「介護難民」を増やしてしまうことになりかねません。また、家族の介護負担を増大させるこうした内容の見直しは、政府が掲げる「介護離職ゼロ」政策そのものにも真っ向から反するものです。 これから高齢化がいっそう進展していく中、お金の心配をすることなく、行き届いた介護が保障される制度への転換はすべての高齢者・国民の願いです。そして介護を担う職員が自らの専門性を発揮し、誇りをもって働き続けられる条件整備こそ求められています。 このような情勢を踏まえ、
介護保険制度の給付対象の縮小と利用者負担増の検討を中止し、制度の充実・改善することを強く要望するものです。 以上であります。
○議長(
小松一平) 議第8号について説明が終わりましたので、質疑に入ります。 質疑はありますか。
北沢千登勢議員。
◆16番(
北沢千登勢) 1点だけ質問させてください。 この意見書の中の本文の4行目なんですけれども、「さらなる給付の削減・負担増をはかる内容が盛り込まれています」とありますけれども、確かに現在、社会保障審議会の中で審議が進められていて、検討されていますが、これはもう盛り込まれているということなんでしょうか。私はちょっとこういった認識はないのですが、いかがでしょうか。
○議長(
小松一平) 松山孝志議員。
◆1番(松山孝志) 今、質問されたことに対しましても、それが入っている形でもって、このような意見書になっております。
○議長(
小松一平) ほかに質疑はございますか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
小松一平) 質疑を終結いたします。 松山孝志議員、ありがとうございました。 それでは、議第8号、
介護保険の給付縮小・負担増を中止し、充実を求める意見書(案)の提出についての討論及び採決に入ります。 討論はございますか。
北沢千登勢議員。
◆16番(
北沢千登勢) この意見書に反対の立場で討論させていただきます。 先ほども質問しましたように、全体的にヘルパーの生活援助、
福祉用具サービスを自己負担に切りかえるとか、利用料2割負担の対象者を拡大するとか、その後のもろもろに関しては、盛り込まれていますと書いてありますけれども、これは今、現時点で社会保障審議会ですか、でこういったことは現段階では盛り込まなかったというような事情がある中で、果たしてこの限定的な、断定的な物の言い方が果たしてよろしいかということが、文章としていかがなものかというのが1点。 それと、下から何行目でしょうか、これから高齢化が一層進展していく中で、お金の心配することなく行き届いた介護が保障される制度の転換は、全ての高齢者や国民の願いですとありますが、もちろんそうです、ですけれども、これは高齢者全てではなくて、低所得者は今までどおりのサービスは維持しながら、やはり三百八十何万の高額所得の高齢者に対しての負担増を、私は求めてもよろしいと思っておりますので、これに対して、ここの文章は、お金の心配することのない
介護保険の設定なんてことはあり得ないと思いまして、この意見書を反対いたします。
○議長(
小松一平) ほかに討論ございますか。
伊藤正陽議員。
◆3番(
伊藤正陽) 賛成の立場で討論をいたします。
介護保険の仕組みは、高齢者がふえ、そして、要介護者がふえることによって
介護保険料金が高くなっていくということが間違いなく起こる、そういう仕組みになっています。今、第6次の
介護保険の運用でありますけれども、それで、この広域でありますと、基本的な料金が月々5,350円の保険料で賄われているわけでありますが、再来年から実施される第7次の改定では、1,000円上がって6,000円台になる、さらに、3年後には7,000円台になるということが見込まれているわけでありまして、この仕組みそのものが、もう破綻状態になっているというのが現実だということであります。 諏訪の広域の
介護保険委員会の委員長を務めている茅野市本町のともみ内科医院の院長さんも、
介護保険委員会の中で、この仕組みを維持していくためには国庫からの支出が必要であるというように言っているわけでありまして、国庫からの必要なしに、この保険の維持というものをしていくことは難しいだろうと、そういう意味で、この中身は極めて大事であり、賛成といたします。
○議長(
小松一平) ほかに討論ございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
小松一平) 討論を終結いたします。 これより採決を行います。 本意見書を、行政官庁へ提出することに、賛成の方は御起立をお願いします。 (賛成者 起立)
○議長(
小松一平) ありがとうございます。 起立多数。 よって、議第8号は原案のとおり可決されました。 次に、議第9号、
次期介護保険制度改正における
福祉用具、住宅改修の見直しに関する意見書(案)を議題といたします。 提出者から説明を求めます。 松山孝志議員。 (1番 松山孝志 登壇)
◆1番(松山孝志) 議第9号、意見書案の提出について。 提出者は、福祉教育委員5名であります。 これは、
次期介護保険制度改正における
福祉用具、住宅改修の見直しに関する意見書(案)です。
地方自治法第99条の規定により、下記のとおり意見書を提出いたします。 朗読をもって説明にかえさせていただきます。
次期介護保険制度改正における
福祉用具、住宅改修の見直しに関する意見書(案)
地方自治法第99条の規定により、下記のとおり意見書を提出します。 記 平成27年6月30日に閣議決定された「骨太の方針」の中で、社会保障制度の持続可能性を高める等の観点から、
次期介護保険制度改正に向けて、軽度者に対する
福祉用具貸与等の見直しを検討することが盛り込まれました。現行の
介護保険制度による
福祉用具、住宅改修のサービスは、高齢者自身の自立意欲を高め、介護者の負担軽減を図るという極めて重要な役割を果たしています。 例えば、手すりや歩行器などの軽度者向け
福祉用具は、転倒、骨折の予防や自立した生活の継続を実現し、重度化を防ぎ、遅らせることに役立っています。また、安全な外出機会を保障することによって、特に一人暮らしの高齢者の閉じこもりを防ぎ、社会生活の維持につながっています。 軽度者に対する負担が増えれば、
福祉用具、住宅改修の利用が抑制され重度化が進展し、結果として
介護保険給付の適正化という目的に反して、高齢者の自立的な生活を阻害し給付費が増大するおそれがあります。 よって、国におかれては、
次期介護保険制度改正における
福祉用具、住宅改修の見直しにおいては、高齢者の自立を支援し、介護の重度化を防ぐといった
介護保険の理念に沿って、保険給付の対象として継続し、介護が必要な方の生活を支える観点から検討を行うよう強く要望します。 以上であります。
○議長(
小松一平) 議第9号について説明が終わりましたので、質疑に入ります。 質疑はありますか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
小松一平) 質疑を終結いたします。 松山孝志議員、ありがとうございました。 それでは、議第9号、
次期介護保険制度改正における
福祉用具、住宅改修の見直しに関する意見書(案)の提出についての討論及び採決に入ります。 討論はありますか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
小松一平) 討論を終結いたします。 これより採決を行います。 本意見書を、行政官庁へ提出することに、御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
小松一平) 御異議ないものと認め、議第9号は、原案のとおり可決されました。 お諮りをいたします。 ただいま意見書が議決されましたが、
茅野市議会会議規則第43条により、その条項、字句、数字その他の整理を要するものについては、その整理を議長に委任されたいと思います。これに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
小松一平) 御異議ないものと認め、そのようにいたします。
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△日程第11
議会運営委員会の
所管事項審査について
○議長(
小松一平) 日程第11、
議会運営委員会の
所管事項審査についてを議題といたします。 議会運営委員長から、次期定例会の会期等の審査を、閉会中に実施したい旨の申し出がございました。 お諮りをいたします。 次期定例会の会期等の審査を、閉会中に実施することに、御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
小松一平) 御異議ないものと認め、そのように決定をいたしました。 以上をもって、12月定例会の議事の全日程が終了をいたしました。 午後5時39分 閉議
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○議長(
小松一平) ここで、市長から挨拶があります。 市長。 (市長 柳平千代一 登壇)
◎市長(柳平千代一) 本日、平成28年12月定例会の閉会に当たりまして、一言お礼の御挨拶を申し上げます。 この12月定例会は、先月28日からきょうまで、22日間にわたり、追加議案を含めまして20件の議案につきまして御審議を賜りました。原案どおり議了いただきましたことに対しまして、厚く御礼を申し上げます。 さて、本年も、国内や国外におきまして、個人や社会のあり方、国のあり方をめぐって、大変心を痛める災害や事件、出来事などが頻発した年でありました。 国内では、4月に熊本地震が発生し、50名の方が直接亡くなられました。また、102名の方が震災関連死により亡くなられたとのことでございます。避難所を避けて多くの方が車中泊をされました。そのことで、エコノミークラス症候群により亡くなられた方もおいでになりました。 車中泊の理由として、被災者の方は、避難所では他人に気を使うことなどを挙げておりますが、一方で、地域のコミュニティのしっかりしているところは、避難所運営もスムーズだったとお聞きをしております。このことは、個人と社会とのかかわり方、ありようが、個人の安全・安心にも深くかかわっているのだと改めて考えさせられるものでございました。 また、7月には、相模原の知的障害者施設神奈川県立津久井やまゆり園で、入所者19名が刺殺されるという痛ましい事件が起こりました。この事件は、その犯罪の重大性だけではなく、亡くなられた被害者のお名前が公表されなかったことも含め、障害を持たれた方に対する社会のあり方、これが問われた事件でもあったと考えます。 また、国外に目を転じますと、6月には、イギリスが国民投票によりEUを離脱したこと、また11月には、アメリカ大統領選挙におきましてドナルド・トランプ氏が当選したこと、これらが我が国にも大きな衝撃として伝えられました。国のあり方が大きく問われた年でもございます。今、不確実な時代の中で、内向きの理論がこの世界を覆っていくようにも思えます。 顧みますと、20世紀は戦争の世紀と呼ばれていましたが、東西冷戦が終結し、21世紀を私たちは希望を持って迎えました。しかし、新たな国際情勢の中で、地域紛争や民族紛争、あるいは文明同士の衝突が多発をしております。いずれも、その根底には、他者に対する不寛容が横たわっているのではないかと考えるところでございます。 グローバル化により、国際情勢の激変は私たちの生活にも直接的な影響を及ぼし、無縁ではいられないものになりました。こういう時代だからこそ、私たちは、明るい寛容な社会を築き上げていくために、今、何をなすべきか、将来のために何をしていかなければならないか、みずからに問いかけ続けていかなければならないだろうと思っております。 さて、この1年間、議員の皆様方からは、各分野にわたりまして、いろいろな御意見、御提言、そして御尽力を賜りましたことに対しまして、改めて感謝を申し上げます。 いよいよ寒さも厳しさを増してまいりました。これからいよいよ厳寒の季節へと向かいますので、議員の皆様方には、くれぐれも健康に御留意をされ、迎えられます年が御多幸でありますことを心より御祈念申し上げ、簡単ではございますが、閉会の御挨拶とさせていただきます。 ありがとうございました。
○議長(
小松一平) これをもって、平成28年
茅野市議会12月定例会を閉会といたします。 長い間大変お疲れさまでございました。 午後5時43分 閉会
地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。 平成28年12月19日
茅野市議会議長
小松一平 議員 松山孝志 議員 丸茂岳人...