茅野市議会 2015-03-23
03月23日-07号
◆
経済建設委員長(篠原啓郎) 議案第4号は、市道路線の廃止について(
宮川西茅野地籍)であります。 これは、道路法第10条第3項の規定により、市道路線を廃止するものです。 場所は、
宮川西茅野地籍、路線名、
ブロック番号5、路線番号806、起点宮川6037-2番地先から、終点宮川6050-1番地先、延長179.3メートル、幅員0.8メートルから5.1メートル、以下、28路線、総延長2,724.3メートルです。
西茅野土地区画整理に伴い、従前の市道を廃止するものです。 当委員会では、現地視察を行い、図面上での確認を行いました。 この議案について、質疑、討論はありませんでした。 当委員会といたしましては、慎重審査の結果、全会一致により原案のとおり可決すべきものと決しましたので、御報告いたします。
○議長(小平吉保) 議案第4号について、
委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小平吉保) 議案第4号の質疑を終結いたします。 次に、議案第18号をお願いします。
◆
経済建設委員長(篠原啓郎) 議案第18号は、茅野市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例についてであります。 これは、
建築基準法の一部改正に伴い、関係規定を整備し、また、建築物の規制の適用区域に
宮川茅野地区地区整備計画区域を加えるものです。 質疑として、
建築基準法の一部改正に伴い条例が改正されるが、改正部分が適用となる移転を計画している建物があるかの質問がされました。これに対し、市からは、
建築基準法の改正に伴い、
建築基準法の適用の除外について規定された
建築基準法第3条第3項第3号及び4号では移転についての定めがない、そのため、移転についても適用除外とするため、条例にこの部分を追加した。現在のところ、この改正部分に該当する移転となる建物はないとの回答がありました。 この議案について、討論はありませんでした。 当委員会といたしましては、慎重審査の結果、全会一致により原案のとおり可決すべきものと決しましたので、御報告いたします。
○議長(小平吉保) 議案第18号について、
委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小平吉保) 議案第18号の質疑を終結いたします。 次に、請願1をお願いいたします。
◆
経済建設委員長(篠原啓郎) 請願1は、農協改革など、「農業改革」に関する請願です。 提出者は、
農民運動長野県
連合会諏訪農民センター、代表者、菊池敏郎氏です。紹介議員は、
望月克治議員です。 この請願は、
規制改革会議の答申を受けて進められている農協改革など、農業改革に対し、1、農政改革にあたっては、安全・安心な食を生産し環境に優しい農業を進める、国連も推奨する
家族農業経営を育てることを旨とし、
食料自給率の向上を目指すものとすること。一般企業の農地取得に道を開く
農地法改定や
農業委員会の公選制などの廃止を止めること。 2、協同組合である農協のあり方は、農協自身の改革を尊重し、法的な措置による強制は止めること。 以上の実現を求め、国に対し意見書を提出してほしい旨の請願です。 本委員会の中では、今行われている農業改革は、農業を活性化するために行われている必要な改革と考えるので、このまま進めることに異議はない。農業も、もうかる農業を目指さなくてはなりわいとして成り立たなくなる。そのため、請願の趣旨には賛成できない。農協改革については、農協の中でもっと議論していかなくてはならない。請願事項の農協自身の改革を尊重しという点について、農協自身がどのような改革をしていくかということが、提案者と一つになっていないと感じるので賛成できかねる。
家族農業経営を育て、
食料自給率を向上させるという一文が気になる。
食料自給率を向上させるためには、大規模化でも一つの方法と考えるので、請願に賛成することはできないとの意見が出されました。 当委員会では、慎重審査の結果、請願1は、全会一致で不採択すべきものと決しましたので、御報告いたします。
○議長(小平吉保) 請願1について、
委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。
望月克治議員。
◆7番(望月克治) 今、国は、
食料自給率の目標値を下げるということが議論の俎上に上っていますが、そういったことは話し合われましたか。
○議長(小平吉保)
経済建設委員長。
◆
経済建設委員長(篠原啓郎) 国が自給率を50から40に下げるという内容について、確認をいたしました。ただ、これ以上の内容の審議は行いませんでした。
○議長(小平吉保) 質疑はございますか。 伊藤 勝議員。
◆4番(伊藤勝) 今の農協の改革の件ですけれども、地域の役割ということがあると思うんですけれども、そういうような議論というか、話はされたでしょうか。
○議長(小平吉保)
経済建設委員長。
◆
経済建設委員長(篠原啓郎) その件についても話はしてございません。
○議長(小平吉保) そのほか質疑はございますか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小平吉保) 請願1の質疑を終結いたします。 次に、請願2をお願いいたします。
◆
経済建設委員長(篠原啓郎) 請願2は、米価対策の意見書を求める請願です。 提出者は、
農民運動長野県
連合会諏訪農民センター、代表者、菊池敏郎氏です。紹介議員は、
望月克治議員です。 この請願は、米価が下落していることに対し、1、価格の暴落と流通の停滞の原因は過剰米にあることは明らかであり、過剰米の市場隔離を官民あげて実施するなど、米穀の需給調整に直ちに乗り出し、米価の回復をはかること。 2、米直接
支払交付金の半減措置と
米価変動補てん交付金の廃止を撤回し、農家の
経営安定対策をとること。 以上を求め、国に対し意見書を提出してほしい旨の請願です。 本委員会の中では、国内で消費量が減っているにもかかわらず、米が生産され、過剰米となっている。農協が過剰米を保管し、市場に流通する量を調整することで米価を維持してきたが、米を在庫として抱えることが費用面から厳しくなり、市場に米を放出した結果、価格が暴落したとも聞いている。請願では、過剰米を国が保管し、市場に出回る量を調整することで米価の回復を求めているが、米の保管には費用がかかるため、そのことに国が国費を使うことは非合理的で継続性に欠ける。そのため請願には賛成できない。過剰米を政府が買い上げ、米の価格について補填してほしいと言うが、中には自力で販売を行っている生産者もあり、一概に買い上げだけで結論が出るわけではないので、請願には反対である。交付金を前提に米をつくるという農業は、見直しをしていかなくてはならないと考えるので、この請願には賛成できないとの意見が出されました。 当委員会では、慎重審査の結果、請願2は、全会一致で不採択すべきものと決しましたので、御報告いたします。
○議長(小平吉保) 請願2について、
委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。
望月克治議員。
◆7番(望月克治) 備蓄米を農協から政府が買い上げて、備蓄するのに費用がかかるということですが、そういったものを海外の飢えているといいますか、1日1ドル以下で暮らしている方が大勢おられるような国に支援米として出すということを政府がやれば、貯蔵の費用も減ると思うのですが、そういったことなども踏み込んで話し合われましたか。
○議長(小平吉保)
経済建設委員長。
◆
経済建設委員長(篠原啓郎) 今回は、そのようなことについての請願でありましたので、そのことは検討いたしませんでした。
○議長(小平吉保) そのほかございますか。 伊藤 勝議員。
◆4番(伊藤勝) 今の話の中の過剰米の中で、ミニマム・アクセス米、そのような内容の検討はされましたでしょうか。
○議長(小平吉保)
経済建設委員長。
◆
経済建設委員長(篠原啓郎) 政府が外国から70トンの米を輸入している等々の話はありましたけれども、それ以上の話は進みませんでした。
○議長(小平吉保) そのほか質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小平吉保) 請願2の質疑を終結いたします。 次に、請願3をお願いいたします。
◆
経済建設委員長(篠原啓郎) 請願3は、
TPP交渉に関する請願です。 提出者は、
農民運動長野県
連合会諏訪農民センター、代表者、菊池敏郎氏です。紹介議員は、
望月克治議員です。 この請願は、
TPP交渉について、1、
TPP交渉に関する国会決議を遵守し、守れない場合は、交渉から撤退することを求め、国に対し意見書を提出してほしい旨の請願です。 本委員会の中では、
TPP交渉については、平成25年12月に国に対し意見書を提出している。この請願も、前回提出した意見書に同じ内容が含まれているので問題はないとの意見が出されました。 当委員会では、慎重審査の結果、請願3は、全会一致で趣旨採択とすべきものと決しましたので、報告いたします。
○議長(小平吉保) 請願3について、
委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。
望月克治議員。
◆7番(望月克治) 意見書を上げた、その同時期に特定秘密保護法というのが成立して、その後、それに絡む法整備が進んでいます。いろいろな面で、TPPも交渉内容を批准されて、実行されて2年でしたか、たつまでは交渉内容を公表しないというようなことも後に決められています。そういった後の状況の変化などは話し合われましたか。
○議長(小平吉保)
経済建設委員長。
◆
経済建設委員長(篠原啓郎) その後の状況については、話し合いを行いませんでした。
○議長(小平吉保) そのほか質疑はございますか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小平吉保) 請願3の質疑を終結いたします。 次に、陳情4をお願いします。
◆
経済建設委員長(篠原啓郎) 陳情4は、地域振興・地域林業の確立に向けた「
山村振興法」の延長と施策拡充に係わる意見書の提出に関する陳情です。 提出者は、南信地区森林労連、執行委員長、原 浩美氏です。 この陳情は、
山村振興法が平成27年3月31日をもって期限を迎えることから、その延長及び内容の充実を図るため、国に対し意見書を提出してほしい旨の陳情です。 本委員会の中では、茅野市を含む諏訪地方は、
山村振興法で指定されている振興山村地域ではないが、森林の有する多面的機能を守ることは重要であるため、陳情の趣旨には賛成であるとの意見が出されました。 当委員会では、慎重審査の結果、陳情4は、全会一致で採択すべきものと決しましたので、御報告いたします。
○議長(小平吉保) 陳情4について、
委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小平吉保) 陳情4の質疑を終結いたします。 以上で
経済建設委員長の審査結果の報告及び質疑を終了します。
経済建設委員長、ありがとうございました。
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△日程第2
経済建設委員長報告に対する討論・採決
○議長(小平吉保) 日程第2、
経済建設委員長報告に対する討論及び採決を行います。 議案第2号、市道路線の認定について(
宮川坂室地籍)の討論に入ります。 討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小平吉保) 討論を終結いたします。 これより採決を行います。 本案は、
委員長報告のとおり決することに、御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小平吉保) 御異議ないものと認め、議案第2号は、原案のとおり可決されました。 次に、議案第3号、市道路線の認定について(
宮川西茅野地籍)の討論に入ります。 討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小平吉保) 討論を終結いたします。 これより採決を行います。 本案は、
委員長報告のとおり決することに、御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小平吉保) 御異議ないものと認め、議案第3号は、原案のとおり可決されました。 次に、議案第4号、市道路線の廃止について(
宮川西茅野地籍)の討論に入ります。 討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小平吉保) 討論を終結いたします。 これより採決を行います。 本案は、
委員長報告のとおり決することに、御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小平吉保) 御異議ないものと認め、議案第4号は、原案のとおり可決されました。 次に、議案第18号、茅野市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例について、討論に入ります。 討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小平吉保) 討論を終結いたします。 これより採決を行います。 本案は、
委員長報告のとおり決することに、御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小平吉保) 御異議ないものと認め、議案第18号は、原案のとおり可決されました。 次に、請願1、農協改革など、「農業改革」に関する請願の討論に入ります。 討論はありませんか。
望月克治議員。
◆7番(望月克治) 請願1、農協改革など、「農業改革」に関する請願の採択を求めて討論をします。 政府は、ここに来て、
食料自給率の目標値を引き下げることを検討していると伝えられています。日本の農業は、島国であり、山から海へと傾斜のある土地が多くを占めることから、小規模の家族農業が中心となり、安全で良質な農作物を少ない面積から効率的につくり出す技術を磨いてきました。その一翼を担ってきたのが農協です。 労力と生産量では大規模化のほうがまさりますが、国際的に見ても、単位面積当たりの生産性は大規模化したほうが低下します。日本の農業が世界から高く評価されているのは、単位面積当たりの生産性の高さゆえです。また、大規模化のもと、自然災害によって一気に生産量が変化し、国際的な混乱を招くことも近年見てとれます。経営者もその変動を受け切れないということも出てきています。 食に関しては、もうかることを一番に考えることは大変危険です。もうけるためには遺伝子組み換えなどは手っ取り早い方法ですが、その安全性は多くの疑問が投げかけられています。経済原理ではなく、協同組合の形態は地域に根差し、地方の暮らしを支えてきました。市民の意思による協同組合を国の力でねじ曲げることは、民主主義に反することです。国際協同組合同盟が批判しているのもその点です。国家による地域の営みに対する過剰な口出しは、独裁政治ともとられることになりかねません。請願の願意は、まさにその点にあると考え、今請願の採択を求めます。
○議長(小平吉保) 討論はありますか。 山岸正衛議員。
◆16番(山岸正衛) 農協改革など、「農業改革」に関する請願について、
委員長報告に賛成の討論をします。 農業の現状は、高齢化や後継者不足、荒廃農地の増加に直面しています。これらの農業が強くなるには、やはり農協、農業生産者がみずから変わろうとすることも必要であると考えます。そのためにも、政府の進める農業改革は必要であり、改革により個々の農協が創意工夫を凝らし、経営意識が生まれる組織となることが必要であると思います。 よって、当請願に対しては、
委員長報告に賛成であります。
○議長(小平吉保) 討論はありますか。 伊藤 勝議員。
◆4番(伊藤勝) 賛成の立場でお願いします。 私も、今の今日ある農協の姿が全てよいとは思っておりません。全中とか、そういうお金も稼がないところにお金が集まる仕組み、何かおかしいなとは思っております。しかし、それだからといって農協解体とは、とても乱暴だと思います。 前は、それぞれの集落に生活センターと称して、それぞれの村には店舗がありました。今は世の流れ、その趨勢の中で基幹店舗に集約していますが、今でもJA、農協は、足のない集落には定期的に買い物バスの運行をしている。例えば、今回の一般質問でも、買い物難民を扱った質問も何回かされています。米価の件は後で述べるとしても、農協は家族的な小規模な農家の作物も全量買い取っています。とてもありがたいことであります。 でも、本当の国の狙いは何でしょうか。民間企業の農業への参画です。その関門が農協であります。ていのいいことを言っていますが、郵政の民営化と同じ、共済とかあるいはJAバンクを金融機関、あるいは保険会社の参入に風穴をあけることであります。農協みずからが変革することは当然であります。しかし、地域をないがしろにした高圧的な姿勢で、地域を守る議員として断固たる姿勢を示すべきであります。 よくことわざに、ひさしを貸して母屋を取られるということわざがあります。結局は、農協の解体は地域が疲弊していくことにつながります。このことをもって、ぜひ採択していただきたいということで、討論とします。
○議長(小平吉保) 細川治幸議員。
◆13番(細川治幸)
委員長報告に賛成の立場で討論いたします。 今、反対討論があったわけでございますけれども、農協は、時代の変化の中で、農家の味方ではなくなってしまったのではないのかと危惧をしております。農協は地域の暮らしを支える組織ではなくなった。特に、金融事業や共済事業に軸足を移して、本来の農業の振興と組合員を守ることを忘れてしまったのではないのかなと、このように思っております。
家族農業経営というのは、やはり後継者の問題や収益低下等で、JAが改革を断行して、農家の味方として、真剣に将来の日本の農業を考える組合組織体をつくっていかなければ、真の農協改革はないのではないのかなと、このように思っております。農協独自のやはり流通機構をつくって、そして買い物困難な人たちとか、山間僻地の人たちの利便性を農協みずからが図っていかなければいけないのではないのかなと、そのように思っております。 茅野市の中にあっても、一番大変な地域にほとんど農協店がなくなってしまった。湯川とか糸萱とか、泉野、金沢、米沢、玉川も穴山にあったんですけれども、こういうところをもっともっと手厚く、独自の流通を考えて、やはり今まで50年間以上、農協を支えてきた組合員の利便性をきちんと図っていく、そのことを真剣にやる時代が来たのかなと、このように思っておりますので、農協自体が政府ともきちんと組んで、そして農家のための農協改革をぜひ断行していただきたいと思います。 以上です。
○議長(小平吉保) 討論を終結いたします。 これより採決を行います。 本請願の
委員長報告は不採択であります。 本請願を、採択することに賛成の方は御起立願います。 (賛成者 起立)
○議長(小平吉保) ありがとうございました。 起立少数。 よって、請願1を採択することは否決されました。 次に、請願2、米価対策の意見書を求める請願の討論に入ります。 討論はありませんか。
望月克治議員。
◆7番(望月克治) 請願2、米価対策の意見書を求める請願について、採択すべきということで討論をいたします。 農業改革、岩盤規制を壊すと言われていますが、販売価格が肥料代にもならない中でどうやって競争しろと言うのでしょうか。デフレ不況で国民の財布はかたく締められ、安いものを買い求めています。おいしい、高い米を買い求められるのは一部の人たちです。その需要を満たす量は少なく、多くの国民は安くて安心な食料を求めています。 国のストックの負担が重いという意見もあったようですが、ストックした米を国際援助で放出するということも可能です。過日のテロを招いたと言われるお金の支援ではなく、飢えている地域に食料として援助をすることで、感謝もされ、攻撃を受けることもないはずです。 集団的自衛権が国会でも議論されていますが、国際社会では、国防において最も力を入れているのは食料問題です。自国民を自国の食料で食べさせられなければ戦争どころではないからです。アメリカもヨーロッパも、農業は国営並みに手厚く保護されているのが実情です。安全でおいしい主食は、国家が保障しなければ、国家として国民を守ることができているとは言えません。 よって、今請願の採択を求めます。
○議長(小平吉保) 山岸正衛議員。
◆16番(山岸正衛) 米価対策の意見書を求める請願について、
委員長報告に賛成の討論をします。 交付金を前提にして行う農業経営は、やはり見直しをしていくべき時期に来ていると考えます。大規模農家でも自分で販売ルートを開拓し、努力している方もおります。その中で農業改革が行われていくのだと考えます。米価変動補填交付金は、実質1回の交付があっただけで、廃止に至っても大きな影響はないと考えます。 以上のことから、請願2については、
委員長報告に賛成であります。 以上。
○議長(小平吉保) 討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小平吉保) 討論を終結いたします。 これより採決を行います。 本請願の
委員長報告は不採択であります。 本請願を、採択することに賛成の方は御起立願います。 (賛成者 起立)
○議長(小平吉保) ありがとうございました。 起立少数。 よって、請願2を採択することは否決されました。 次に、請願3、
TPP交渉に関する請願の討論に入ります。 討論はありませんか。
望月克治議員。
◆7番(望月克治) 請願3、
TPP交渉に関する請願の採択を求めて討論します。 今請願と同様の意見書が25年に
茅野市議会から上げられていますが、その後、交渉は進み、政府が約束した5項目も万全ではないとのことも伝えられています。交渉内容は、条約が発効するまで秘密とされることが確認され、国内においても特定秘密保護法がその年の年末に成立しています。TPPをめぐる状況は目まぐるしく変わっているのが実情です。 交渉がもっと進んではっきりしたら考えればいいなどという意見もあるようですが、一定の方向が決まってから物を言っても効果は期待できません。懸念がある以上、その都度、市民の声を届けるのが地方議会の役割であるはずです。交渉でやむなく国会決議を守れなかったとしても、そのことは特定秘密保護法で国民には明らかにされることはないでしょう。 また、TPPは、農業のみの問題ではなく、医療や介護、そして最近交渉が難航しているのが知的財産権です。そうした問題点も、現状は国民に伝えられていないと感じます。ミッキーマウスの
アニメなども、この交渉次第では今後安価に手に入れることができなくなる可能性は大きく、子どもたちの楽しみを守るためにも政府に説明責任を果たさせることが必要です。さらに、ISD条項は、国家の上に企業利益が置かれることになり、国際社会が経済力で操られることが起こり得ます。この2点は、TPPを主導しているアメリカでも大きな問題となっているところです。 以上の点から、今請願の採択を求めます。
○議長(小平吉保) 山岸正衛議員。
◆16番(山岸正衛)
TPP交渉に関する請願について、
委員長報告に賛成の討論をします。 請願項目にあります
TPP交渉に関する国会決議を遵守し、守れない場合は、交渉から撤退することとありますが、まさにこのとおりでありまして、政府は必死で交渉をしています。交渉中でありますから、政府の情報も出ないのが当然であります。 また、平成25年12月議会において、当内容を含む意見書の提出を採択していますので、現在、政府の行っている交渉の行方を見守るべきであると考えます。 以上の点から、
委員長報告に賛成であります。 以上。
○議長(小平吉保) 討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小平吉保) 先例・申し合わせにより、趣旨採択は全員一致をもって成立となっております。 反対者がおりますので、趣旨採択は成立しません。 ここで、請願に対する討論を行います。 討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小平吉保) 討論を終結いたします。 これより採決を行います。 本請願を採択することに、賛成の方は御起立願います。 (賛成者 起立)
○議長(小平吉保) ありがとうございました。 起立少数。 よって、請願3を採択することは否決されました。 次に、陳情4、地域振興・地域林業の確立に向けた「
山村振興法」の延長と施策拡充に係わる意見書の提出に関する陳情の討論に入ります。 討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小平吉保) 討論を終結いたします。 これより採決を行います。 本陳情は、
委員長報告のとおり決することに、御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小平吉保) 御異議ないものと認め、陳情4は、
委員長報告のとおり採択することに決しました。 以上で経済建設委員会付託の案件は終了しました。
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△日程第3
総務環境委員長報告・
委員長報告に対する質疑
○議長(小平吉保) 日程第3、総務環境委員長の審査報告及び報告に対する質疑を行います。 総務環境委員長。 (総務環境委員長 堀 晃 登壇)
◆総務環境委員長(堀晃)
総務環境委員長報告を行います。 3月定例会におきまして、当委員会に付託されました案件は、議案10件、請願1件、陳情3件であります。 去る3月17日午後1時から協議会を開き、請願者、陳情者からの説明を受け、午後2時30分から、理事者、
所管部課長出席のもと委員会を開催し、審査を行いました。 議長の指示により、順次報告をいたします。
○議長(小平吉保) それでは、議案第5号をお願いします。
◆総務環境委員長(堀晃) 議案第5号は、
諏訪広域連合規約の一部変更についてであります。 これは、諏訪広域連合が処理する事務等に、消防団等の事務の一部を加え、並びに消防に関する事務及び介護保険の保険給付費関係経費の負担割合を変更し、介護保険料軽減関係費の負担割合を加えるためのものであります。 質疑では、保険給付費関係経費の負担が、人口割100%が人口割90%、保険給付費割10%になるが、当初の考え方と変わるのはなぜかとの質問がありました。これに対しまして、介護保険を広域全体で支えるという考え方でやっているが、人口割で15年やってきて、保険給付割合との乖離が大きいということがわかってきたので、茅野市から投げかけさせてもらった。見直しについては、6市町村が給付費割で負担するのが本来の考え方であるとの認識であり、3年間で検討を進め、第7期が始まる前に結論を出したいと考えているということでありました。 また、市と町村の話し合いは、市が優位に立ち、町村の意見が通らないのではないかに対し、6市町村の会議の場では、対等な立場で意見を交わし、今回の結論になったとの回答でありました。 また、消防の一元化により、消防力のアップと経費の縮減が大前提となっているとのことだが、経費の影響額の見込み額は幾らかとの質問に、前年度の比較で6,300万円が茅野市の負担金の増となっているが、退職手当積立金が3,000万円、来年の退職金が2,000万円、通信指令センターのデジタル化に伴う運営経費3,000万円が含まれるので、実質的負担額は減少する。人件費は、定員が減少するので削減されていくものと思うとの回答でありました。 討論では、3年後の見直しが給付費割に重きを置くということなので反対である。受益者負担の原則に近づけるための第一歩だと思う。緊縮財政の中、血税の有効活用を考える中での第一歩であるので賛成するなどの意見が出されました。 採決の結果、当委員会では、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。
○議長(小平吉保) 議案第5号について、
委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。
望月克治議員。
◆7番(望月克治) まず、消防水利についてですけれども、予算決算に関してはこの限りでないというふうに書かれていますが、負担割合なんですけれども、市町村境などではどちらの地域に行くかというのははっきりしないというか、どちらの市町村にも行くことになるので、それを水利がある地域の予算決算で持てということではまずい気がするのですが、そういったことは話し合われましたか。
○議長(小平吉保) 総務環境委員長。
◆総務環境委員長(堀晃) そこまで、消防の実行動面については、踏み込んで話はされませんでした。
○議長(小平吉保)
望月克治議員。
◆7番(望月克治) もう1点あったので、最初に聞けばよかったです。 広域連合が始まるときの認識としては、市町村それぞれで町村に負担が重くかかるのはよろしくないので、広域化で共助的な感覚でやっていくんだというような議論があったと思うのですが、そういったことは、今回の介護保険の給付費割ということを入れると薄れてくると思うのですが、その点は話し合われましたか。
○議長(小平吉保) 総務環境委員長。
◆総務環境委員長(堀晃) 先ほどお話ししましたように、質疑の中で質問と答弁があった。議員間同士での議論は特にはありませんでした。
○議長(小平吉保) 質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小平吉保) 議案第5号の質疑を終結いたします。 次に、議案第8号をお願いします。
◆総務環境委員長(堀晃) 議案第8号は、茅野市災害に強い支え合いの
まちづくり条例についてであります。 これは、市民と市が連携し、一体となって災害に向けた取り組みを実施することにより、地域において人と人が支え合う、安全で安心な災害に強い
まちづくりを推進するための条例を制定するものであります。 質疑において、防災会議との調整は済んでいるか、地域防災計画との関連はどうかとの質問が出され、災害対策基本法の改正から導き出された条例であり、防災会議に諮問するというものではない。避難行動要支援者名簿などの条件手続は、防災対策法の中にも地域防災計画に記載することとされているとの説明がありました。 当委員会では、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。
○議長(小平吉保) 議案第8号について、
委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小平吉保) 議案第8号の質疑を終結いたします。 次に、議案第9号をお願いします。
◆総務環境委員長(堀晃) 議案第9号は、茅野市
行政手続条例の一部を改正する条例についてであります。 本議案は、行政手続法の一部改正にのっとり、同法で新たに規定された事項を追加するためのものであり、行政指導及び行政指導の中止等に関しての事項を規定するものであります。 質疑では、行政指導の一部改正の趣旨を求めたのに対し、行政不服審査法関連3法が6月13日に公布され、このうち行政手続法の一部改正が4月1日行われ、公平性の向上、使いやすさの向上、国民の救済手続の充実拡大の3要素の見直しが行われたとの回答を得ました。 当委員会では、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。
○議長(小平吉保) 議案第9号について、
委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小平吉保) 議案第9号の質疑を終結します。 次に、議案第10号をお願いします。
◆総務環境委員長(堀晃) 議案第10号は、茅野市一般職の職員の給与に関する条例及び茅野市一般職の
任期付職員の採用等に関する条例の一部を改正する条例についてであります。 これは、人事院勧告に伴う国家公務員の給与改定に準じた給与改定を行うもので、災害への対処、その他の臨時または緊急の必要により、週休日等以外の日の午前0時から午後5時までの間であって、正規の勤務時間以外に勤務した場合は、当該職員に管理職員特別勤務手当を支給することが含まれています。 質疑では、実際の手取りはどうなるのか、6級、7級の職員は減るのかとの質問に、給料表を改定して減額するが、現給保障があるため、給料表で下がった人でも、3月31日の給料額が3年間は維持されるとの返答がありました。 本委員会では、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。
○議長(小平吉保) 議案第10号について、
委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小平吉保) 議案第10号の質疑を終結します。 次に、議案第11号をお願いします。
◆総務環境委員長(堀晃) 議案第11号は、茅野市職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例についてであります。 議案第11号は、国家公務員の退職手当の改正に準じた退職手当の改正を行うため市条例を改定するもので、退職手当の調整額が変わるものであります。 当委員会では、質疑、討論もなく、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。
○議長(小平吉保) 議案第11号について、
委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小平吉保) 議案第11号の質疑を終結いたします。 次に、議案第12号をお願いします。
◆総務環境委員長(堀晃) 議案第12号は、職務に専念する義務の特例に関する条例等の一部を改正する条例についてであります。 本議案は、地方教育行政の組織及び運営に関する法律の改正により、教育委員会委員長と教育長を一本化した新たな教育長を置くこととなったことに伴い、関係規定、職務に専念する義務の特例に関する条例、茅野市名誉市民条例、茅野市特別職報酬等審議会条例、茅野市職員定数条例、茅野市特別職の職員等の退職手当に関する条例、茅野市特別職の職員及び教育長の旅費又は費用弁償に関する条例の整備をするものであります。 当委員会では、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。
○議長(小平吉保) 議案第12号について、
委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。
望月克治議員。
◆7番(望月克治) 教育委員長をなくして教育長が兼務をするということで、国の方針でいきますと、その上に総合教育会議というのがあって、市長が会議を開いて、教育長がその会議を開いて教育の方針を決めていくということになります。市長も教育長も、現行では教育委員会に政治が口を差し挟むことはないとおっしゃっていますが、そういうことが可能になる、そういった制度になっていくわけで、それができてしまうと、口を挟みたい首長が出てきたときに、教育に関して首長が口を挟めるようになるんですが、その危険性については議論はされましたでしょうか。
○議長(小平吉保) 総務環境委員長。
◆総務環境委員長(堀晃) 法律が変わって、それに合わせて条例を整備していくということだけを考えて、その中身が波及する点までには議論の対象にはなりませんでした。
○議長(小平吉保) 質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小平吉保) 議案第12号の質疑を終結いたします。 次に、議案第13号をお願いします。
◆総務環境委員長(堀晃) 議案第13号は、茅野市特別職の職員等の給与に関する条例の一部を改正する条例についてであります。 本議案は、地方行政の組織及び運営に関する法律の一部改正により、教育長に関する規定を加え、教育委員会委員長に関する規定を削るものであります。加えて、鳥獣被害対策実施隊の報酬を、1日1,000円から年1万5,000円に改定するものであります。 当委員会では、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。
○議長(小平吉保) 議案第13号について、
委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小平吉保) 議案第13号の質疑を終結いたします。 次に、議案第14号をお願いします。
◆総務環境委員長(堀晃) 議案第14号は、行政財産の
目的外使用に関する条例及び茅野市
都市公園条例の一部を改正する条例についてであります。 本案件は、電気通信事業法施行令の一部改正に伴い、関係規定を整備するためのものであり、内容は何も変わることはありません。 当委員会では、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。
○議長(小平吉保) 議案第14号について、
委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小平吉保) 議案第14号の質疑を終結いたします。 次に、議案第19号をお願いします。
◆総務環境委員長(堀晃) 議案第19号は、茅野市
防災会議条例の一部を改正する条例についてであります。 本件は、防災会議の定数を40人から45人にふやし、委員に自衛隊の隊員等を加え、災害対策に備えるためのものであります。 質疑において、自衛隊の方を入れるということだが、指揮権が市長から自衛隊に移るのではないかと危惧される。文民統制に反するおそれがあるのではないかとの質問に、防災に精通する方にお願いをする。災害対策基本法、県の防災会議に倣い、自衛隊の方をメンバーに入れても、45人の中に1名で、それに従うことにはならない。 また、自主防災組織連合会にはどんな方が選出されるのかの質問には、女性の目線からということで、宮川の自主防災組織から女性が選ばれている。自主防災組織の会長は区長会長が兼務し、選出されているとの答弁がありました。 討論では、自衛隊の性質からして、法で決められたこととはいえ賛成できない。また、自衛隊は災害の際になくてはならない組織なので、事前に協議をしておくことは必要であるとして、賛成の意見が出されました。 当委員会では、採決を行ったところ、起立多数によって原案のとおり可決すべきものと決しました。
○議長(小平吉保) 議案第19号について、
委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。
望月克治議員。
◆7番(望月克治) 現状で、陸上自衛隊の方が入らないといけないという理由が何かあるのか、不都合な点があるのか、現状でも意見を聞きたいときは来ていただけますしと思うんですが、何かそういった不都合のことがあるのかということは議論されましたか。
○議長(小平吉保) 総務環境委員長。
◆総務環境委員長(堀晃) 特にはありませんでした。先ほどの報告の中にもありましたように、法的な位置づけがされてきたということと、入らなければならないかどうかについてのことは特にはありませんでした。
○議長(小平吉保) 質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小平吉保) 議案第19号の質疑を終結いたします。 次に、議案第20号をお願いします。
◆総務環境委員長(堀晃) 議案第20号は、茅野市
国民保護協議会条例の一部を改正する条例についてであります。 本条例案は、保護協議会の定数を35人から45人にふやすためのものであります。 質疑では、平成16年に国で決まったものが市町村におりてきて、茅野市でも条例を制定したと思っている。自衛隊員はオブザーバーとして必要なときに来てもらい、意見を聴取するというのが、常時入るということになるため、戦争に向かうような内容が含まれている。そういうことをどのように考えて条例を提案したのかとの質問に対し、自衛隊を取り巻く国の動きは本質的な部分を押さえなければいけない。また、国民としても、戦前戦後の歴史認識を踏まえる中で、国際社会の中でどう対処していかなければならないかを考える必要がある。
国民保護協議会条例は、有事の際に市民をいかに安全に対処させるかが全てである。シビリアンコントロールという面からいえば、長は首長がやり、そこに良識ある市民が構成していることから、懸念しているようなことにはならない。災害有事の際には、市民の安全のためにも自衛隊の方からも貴重な意見を伺いたいとの答弁がありました。 討論では、この条例ができた18年6月議会では、牛山晴一議員が反対をした。市長は俺がやるんだと言っていますが、危ないものはきっちりと判断しなくてはいけないので、反対であるとの反対討論に対し、国民保護法は、白装束軍団が車山から霧ヶ峰に来たときに危機管理マニュアルがつくられたと思うが、有事に備えて考えておくという趣旨だったかと思うので、きちんとした知識を持った自衛隊と話をして備えておくことは必要だと思うので、賛成であるとの賛成意見が出されました。 当委員会では、採決の結果、賛成多数で可決すべきものと決しました。
○議長(小平吉保) 議案第20号について、
委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小平吉保) 議案第20号の質疑を終結いたします。 次に、請願4をお願いします。
◆総務環境委員長(堀晃) 請願4は、
ヘイトスピーチを含む
社会的マイノリティーへの差別を禁止する法整備を求めるものであります。 請願者は、宮川585-3、吉村幸子さん、紹介議員は、
望月克治議員です。 請願趣旨は、国連人種差別撤廃委員会の31項目の勧告を誠実に受けとめ、
ヘイトスピーチを含む人種及び
社会的マイノリティーへの差別を禁止する新たな法整備がなされることを、
茅野市議会として政府及び国会へ強く求めることを要望するものであります。 討論の中で、
ヘイトスピーチはあってはならないと思っている。内容には共感できるが、範囲が余りにも広いので法的にはどこまで押さえたらいいのか難しい部分がある。差別や蔑視はあってはならないことなので、趣旨は採択すべきものである。また、幅が広く、自分たちの生活の中で直せる部分もある。趣旨はよくわかるので、意見書を出していきたい。請願者の願意がわかればいいので、ぜひ上へ上げてもらいたい。余り細かいことまで要求してもわかりにくいので、
ヘイトスピーチの部分について趣旨採択したい。このような意見が出され、全会一致で趣旨採択とすべきものと決しました。
○議長(小平吉保) 請願4について、
委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小平吉保) 請願4の質疑を終結いたします。 次に、陳情1をお願いします。
◆総務環境委員長(堀晃) 陳情1は、人種差別を扇動する
ヘイトスピーチを禁止し処罰する法律の制定を求める要望書であります。 提出者は、在日本大韓民国民団長野県諏訪支部、支団長、金 龍洙さんです。 陳情の趣旨は、幾つかの理由を挙げておりましたが、人種差別、民族差別をあおる
ヘイトスピーチを法律で禁止するよう、政府並びに国会に要望することと、人種差別を助長し、扇動する団体のデモ及び集会に公共施設等の利用を許可しないことなどであります。 内容は理解できるが、政治的背景があり、
ヘイトスピーチの部分に限って趣旨採択としたい。請願4とまとめて意見書を上げることができるということなので、趣旨採択としたいなどの意見が出され、全会一致で趣旨採択とすべきものと決しました。
○議長(小平吉保) 陳情1について、
委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小平吉保) 陳情1の質疑を終結いたします。 次に、陳情3をお願いします。
◆総務環境委員長(堀晃) 陳情3は、消費税8%からもとの5%に戻すことを求める陳情書であります。 提出者は、消費税をなくす全国の会、茅野支部代表委員、田辺冨貴雄氏、上原和喜氏であります。 消費税が8%に増額されて以降、国民各層から家計の冷え込みや経営の不況、不振が出てきているにもかかわらず、首相は、2017年4月には10%への引き上げを明言している。消費税の増収分は、社会保障の充実と安定化に回すと言っていたのに、増収分の2割弱しか社会保障の充実に充てていない。内需を拡大し景気を立て直すために、附則に基づき、消費税を5%に戻すことを求めるものであります。 審査の中で、消費税を8%から5%に戻せばバラ色の日本になるという現状ではない。超少子、超高齢化が進んでいて、800万人の団塊世代が75歳以上になる2025年問題、社会保障、医療費、介護費は右肩上がりでふえていくという問題をどうしていくか。人口減少時代の現在、財政健全化に向け、どうかじをとっていくかが最大のポイントである。消費税については、浅く広くいただきながら、この時代をどう乗り切っていくか。アベノミクスは地方の隅々に行き届いていないが、景気は上昇になってきている。消費税を8%からもとの5%に戻すことよりも、地方に経済の恩恵が行き届くように推し進めていくということであれば、この陳情は採択としたい。 また、陳情者の生の声を聞く中で、現実はそれほどに苦しい。消費税の逆進性、地方ほど消費税の負担は大きい。社会保障の財源のために、消費税を上げた恩恵が弱い人に行くようにしたはずなのに、実際には強い人に恩恵が行っているという矛盾がある。200人にアンケートを行った結果、92%が今の景気はとんでもないことだと言っている。国のやっていることが絶対に正しいということではなくて、周りの人の意見を上に持っていくということが大事であると思うので、採択としたいとの意見が出され、採決の結果、起立少数により、陳情3は不採択と決しました。
○議長(小平吉保) 陳情3について、
委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小平吉保) 陳情3の質疑を終結いたします。 次に、陳情5をお願いいたします。
◆総務環境委員長(堀晃) 陳情5は、
集団的自衛権行使のための立法措置をおこなわないことを求める陳情であります。 提出者は、茅野市9条の会、事務局長、伊藤正陽氏であります。 日本は、さきの大戦の体験から、先進国ではまれな平和国家として、国際社会の中で重要な地位を築いてきた。今回の
集団的自衛権行使容認は、国民の意思を十分酌まないまま、一内閣が都合よい解釈を与えるという手法をとった。国際情勢の不安解消は、武力でなく平和外交で解決すべきである。よって、
集団的自衛権行使のための立法措置を行わないことを求める意見書を、政府と国会に上げてもらいたいというものであります。 審査の中で、陳情にあるように、世界に向かって戦争ができる国、戦争をする国に名乗りを上げることになりますという断定的な言い方は、少しあおり過ぎではないか。そうならないように、憲法9条下での措置を集団的自衛権という形の中で捉えているので、冷静に対処する必要があるのではないかと思う。不採択にしたいと考える。 また、採択をお願いします。世論調査を見ると、法整備の賛成より反対が多い。昨年7月の閣議決定から国民は冷めていない。それは危険性があるからであり、他国の武力行為に対して、日本が反撃するという集団的自衛権の行使というように内容が変わってきている。日本の平和国家という位置づけが危うくなり、些細な誘発行動により最悪の事態になる可能性がある。こちらが構えれば相手も構えるが、胸襟を開いて接すれば構えられることはない。議員は適切に事実を見て、地域住民に教えてやる立場にある。集団的自衛権は個別的自衛権と明らかに違う中で、外堀を埋めるような法整備をしているのはだめだよという声を上げなければならないと思う。 また、陳情では、昨年7月の閣議決定により、日本が戦争に参戦し、人を殺したり殺されたりする、戦争のできる国といったあり得ないことが書かれている。それに対して、閣議決定だけで自衛隊は動けない。そのために、懸念を払拭するような論議をして法整備を進めてほしい。話し合いでの解決がベストであるが、日本は構えるのではなく、こういう体制をとるということを相手に示し、戦争をしない、させないという抑止力につなげていく。これから心配する方向に行かないように、国会の動向には注目していきたいと思う。よって、不採択としたい。 また、日本は平和国家というイメージがあったが、イラクに後方支援で行ったことにより、日本は危ない国だという印象を与えている。肩肘を張って相手を威嚇するのではなく、9条を大切にして平和外交に特出して傾注すべきである。 また、積極的平和主義は一致した考えであるが、どう実現するかが違う部分である。昨年7月の閣議決定は、12月の総選挙で国民が認めているということも深く受けとめなければならないなどなどの意見が交わされ、採決の結果、賛成少数で、陳情5は不採択と決しました。
○議長(小平吉保) 陳情5について、
委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小平吉保) 陳情5の質疑を終結いたします。 以上で総務環境委員長の審査結果の報告及び質疑を終了します。 総務環境委員長、ありがとうございました。
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△日程第4
総務環境委員長報告に対する討論・採決
○議長(小平吉保) 日程第4、
総務環境委員長報告に対する討論及び採決を行います。 議案第5号、
諏訪広域連合規約の一部変更について、討論に入ります。 討論はありませんか。
望月克治議員。
◆7番(望月克治) 議案第5号に反対の討論をいたします。 まず、消防に関してですが、消防水利に関して、予算決算に関することが除かれることになります。しかし、消防にとって水利は重要な位置を占めるものであり、広域的に検討がなされる面も出てくるはずです。市町村の境では、どの水利を使うのかなどは重要な判断になるでしょう。そうした中で、消防水利の施設に関することは100%自治体の責任ということになれば、財政力によって設備、整備に差が出ることも懸念されます。他の経費と同様に考えるべきだと思います。 また、介護保険の費用負担に給付費割を10%入れることになっていますが、その結果、今までよりも町村の負担が重くなり、市の負担が軽くなります。平成11年12月定例会の開会挨拶で、前市長の矢崎和広氏は、負担割合は経常経費の増大等による町村の負担額を軽減するため、均等割を現行より10%引き下げ、20%とし、人口割を80%に引き上げるということになりましたと述べています。これは広域連合の基本的な考え方であると考えられます。自治体間の共助といったものだと思うわけです。 しかし、今回の改定は町村の負担を重くすることになり、さらに、3年後に再度見直すことを計画しているわけです。自治体間の自己責任論に立ってしまえば、給付費割がどんどんふえることが予想できます。それでは、広域連合の趣旨から外れるものになるので、今議案には反対します。
○議長(小平吉保) 樋口敏之議員。
◆9番(樋口敏之) 議案第5号、
諏訪広域連合規約の一部変更について、賛成の立場から討論をいたします。 単独の行政で行うには負担が大きくなる事務等を、広域で行えば効率よく行える意味においても、広域連合の役割は大きい。負担についても、公平に負担をしていかなければ長続きをしない。今回の見直しは、第6期の平成27年から29年までの3年間である。刻々と世の中が変化する今日、問題があれば、見直しごと議論をしていけばよい。 よって、今議会に出されました議案第5号、
諏訪広域連合規約の一部変更について、賛成の討論とします。
○議長(小平吉保) 北沢千登勢議員。
◆1番(北沢千登勢) 私は、反対の立場で討論いたします。 介護保険の保険給付費、関係経費の負担割合、この部分について反対するものですが、理由については、望月議員とは全く逆の立場での反対意見となります。 平成12年から続いた人口割100%を、今回、茅野市長の提案で、10%とはいえ、給付費割に踏み込んだことは一歩前進したと評価しております。しかしながら、負担割合を人口割90、給付費割を10にした、その根拠も明確ではなく、まだまだ納得のいく割合ではないと考えます。介護保険の給付費の市町村負担割合は、受益者負担の原則にのっとっても、給付費割、すなわち給付を受けた金額の実績割が基本的な考え方だと思っております。 平成12年から、要するに町村、先ほども望月議員からの討論でありましたけれども、町村負担を軽減するという理由はあったかと思うんですが、ある意味もっと大きな理由は、合併ありきの中で、時の首長同士の合意によって諏訪広域で介護保険を運用すること、負担割は人口割100%とすることが取り決められて15年たっています。もし給付費割にしていたら、人口割との差額が年5,000万とすると7億5,000万、これは市民活動センターや北山保育園が借金なしで建設できる金額です。合併破綻から10年と換算しても、5億というお金、要するに、茅野市民の介護保険料が他市町村に流れていることになります。市町村の財政力を考慮して、人口割でパイを安定させるという考え方も理解いたしますけれども、人口割90、給付費割10は、市民益の観点から見ても、納得できる負担割合ではないと考えております。 今回の見直しは、適正で説明責任が果たせる負担割合ではなく、今後の3年間で、さらに市民益が1億5,000万円が損なわれるということを考えまして、反対せざるを得ないと思っております。 よって、この議案に反対いたします。
○議長(小平吉保) 勅使川原はすみ議員。
◆12番(勅使川原はすみ) 出てきている議案に賛成の立場から討論させていただきます。 介護保険の負担割について、今幾つかの意見がありましたけれども、人口割から給付費割にした点について、一歩進んだ段階だということを認めて、私は賛成といたします。 受益者負担の原則からしますと、もう少し上げるべきではありますけれども、急に上げることに関しては、それぞれの市町村にとっても大変な負担があるので、3年ごとの見直しの中で、順次給付費割を上げていっていただきたく、今回のこの議案に対しては賛成といたします。
○議長(小平吉保) 討論を終結いたします。 これより採決を行います。 本案は、
委員長報告のとおり決することに、賛成の方は御起立願います。 (賛成者 起立)
○議長(小平吉保) ありがとうございました。 起立多数。 よって、議案第5号は、原案のとおり可決されました。 次に、議案第8号、茅野市災害に強い支え合いの
まちづくり条例について、討論に入ります。 討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小平吉保) 討論を終結いたします。 これより採決を行います。 本案は、
委員長報告のとおり決することに、御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小平吉保) 御異議ないものと認め、議案第8号は、原案のとおり可決されました。 次に、議案第9号、茅野市
行政手続条例の一部を改正する条例について、討論に入ります。 討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小平吉保) 討論を終結いたします。 これより採決を行います。 本案は、
委員長報告のとおり決することに、御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小平吉保) 御異議ないものと認め、議案第9号は、原案のとおり可決されました。 次に、議案第10号、茅野市一般職の職員の給与に関する条例及び茅野市一般職の
任期付職員の採用等に関する条例の一部を改正する条例について、討論に入ります。 討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小平吉保) 討論を終結いたします。 これより採決を行います。 本案は、
委員長報告のとおり決することに、御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小平吉保) 御異議ないものと認め、議案第10号は、原案のとおり可決されました。 次に、議案第11号、茅野市職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例について、討論に入ります。 討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小平吉保) 討論を終結いたします。 これより採決を行います。 本案は、
委員長報告のとおり決することに、御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小平吉保) 御異議ないものと認め、議案第11号は、原案のとおり可決されました。 次に、議案第12号、職務に専念する義務の特例に関する条例等の一部を改正する条例について、討論に入ります。 討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小平吉保) 討論を終結いたします。 これより採決を行います。 本案は、
委員長報告のとおり決することに、御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小平吉保) 御異議ないものと認め、議案第12号は、原案のとおり可決されました。 次に、議案第13号、茅野市特別職の職員等の給与に関する条例の一部を改正する条例について、討論に入ります。 討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小平吉保) 討論を終結いたします。 これより採決を行います。 本案は、
委員長報告のとおり決することに、御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小平吉保) 御異議ないものと認め、議案第13号は、原案のとおり可決されました。 次に、議案第14号、行政財産の
目的外使用に関する条例及び茅野市
都市公園条例の一部を改正する条例について、討論に入ります。 討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小平吉保) 討論を終結いたします。 これより採決を行います。 本案は、
委員長報告のとおり決することに、御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小平吉保) 御異議ないものと認め、議案第14号は、原案のとおり可決されました。 次に、議案第19号、茅野市
防災会議条例の一部を改正する条例について、討論に入ります。 討論はありませんか。
望月克治議員。
◆7番(望月克治) 議案第19号に反対の討論をします。 今議案の改正点は、防災会議の委員の定員数をふやすことと、陸上自衛隊の隊員を委員に組み入れることです。その根拠としては、災害時に自衛隊の力は大きなものとなり、自衛隊からも日ごろから自治体と連携を密にとりたいとの要望があるとのことですが、委員としてでなくとも、防災訓練のときには協力をいただいていますし、災害時には、当然その知識と力をおかりするために会議に参加していただき、意見を伺うことはできるはずです。現状で不都合があるというのであれば別ですが、そうでないなら、消防と自主防災組織を組み込むだけでよいと考えるので、今議案には反対いたします。
○議長(小平吉保) 細川治幸議員。
◆13番(細川治幸) 賛成の立場で討論いたします。 国民の命と暮らしを守るために、切れ目のない対応を可能にしていく、こうなりますと、大災害時においては、消防とか自主防災組織では対処ができない部分が多分に出てくるわけでございまして、当初より大災害時における自衛隊の救援活動というものは目をみはるものがあるわけでございますので、当初より自衛隊を加えて流れをつくっておくというのは、当たり前のことではないかと思いますので、賛成といたします。
○議長(小平吉保) 討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小平吉保) 討論を終結いたします。 これより採決を行います。 本案は、
委員長報告のとおり決することに、賛成の方は御起立願います。 (賛成者 起立)
○議長(小平吉保) ありがとうございました。 起立多数。 よって、議案第19号は、原案のとおり可決されました。 次に、議案第20号、茅野市
国民保護協議会条例の一部を改正する条例について、討論に入ります。 討論はありませんか。
望月克治議員。
◆7番(望月克治) 議案第20号に反対の討論をします。 防災会議に合わせるとの理由ですが、国民保護協議会は、まさに武力攻撃等を踏まえた対応を検討する会議であり、武力攻撃を受けるということは、テロであれ、紛争であれ、国内で戦争状態が起きることを想定しての協議会です。そのことは茅野市国民保護計画にも明確に書き込まれています。そうした状況下で、協議会にいわゆる制服組を入れるということは、シビリアンコントロール、いわゆる文民統制が崩されることになり、大変危険なことをはらむことになるので、当議案には反対します。
○議長(小平吉保) 細川治幸議員。
◆13番(細川治幸) 賛成の立場で討論いたします。 日本は法治国家でありますので、自分の国は自分で守るというのは、これはもう当たり前のことであるわけですが、憲法9条下にあって、文民統制もこれはまた日本の中にあっては当たり前のことであります。国民に、我が国が武力攻撃を受けた、またはそれと同様な、深刻、重大な被害が及ぶことが明らかなような状況のときに、自衛隊が前面に立って国民の生命と財産を守るのは当たり前でありますので、何の危惧なく、このことに関しては賛成といたします。
○議長(小平吉保) 討論を終結いたします。 これより採決を行います。 本案は、
委員長報告のとおり決することに、賛成の方は御起立願います。 (賛成者 起立)
○議長(小平吉保) ありがとうございました。 起立多数。 よって、議案第20号は、原案のとおり可決されました。 次に、請願4、
ヘイトスピーチを含む
社会的マイノリティーへの差別を禁止する法整備を求める請願の討論に入ります。 討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小平吉保) 討論を終結いたします。 これより採決を行います。 本請願は、
委員長報告のとおり趣旨採択とすることに、御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小平吉保) 御異議ないものと認め、請願4は、
委員長報告のとおり趣旨採択に決しました。 次に、陳情1、人種差別を扇動する
ヘイトスピーチを禁止し処罰する法律の制定を求める要望書の討論に入ります。 討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小平吉保) 討論を終結いたします。 これより採決を行います。 本陳情は、
委員長報告のとおり趣旨採択とすることに、御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小平吉保) 御異議ないものと認め、陳情1は、
委員長報告のとおり趣旨採択とすることに決しました。 次に、陳情3、消費税8%からもとの5%に戻すことを求める陳情書の討論に入ります。 討論はありませんか。 伊藤 勝議員。
◆4番(伊藤勝) 消費税8%から5%に戻すことの採択を求めて討論とします。 世の中、往々にして、正しいことが通らないことが間々あります。特に、国の政治は顕著であります。なかなか難しい、デリケートなところがあるのかもしれません。 しかし、地方議員の役目は、国の政治に尻尾を振って、お追従することは全くありません。地域住民と一番身近なところにいて、地域住民の生の声を聞いているからです。消費税増税は、その最たるものです。いろいろな調査でも、世論調査でも、この件に関しては、おかしい、あるいは不公平に思っている、そういう方は過半数以上います。私の周りもそうであります。その住民の代表がなぜこの陳情に反対するかは、私は全くわかりません。 ぜひとも住民の意思を聞いてください。地域住民の考えとは違った意見を述べることは、議員個人の意思ということで、住民の意思とはかけ離れていることになります。本当にそれでいいのか、これをもって討論とします。
○議長(小平吉保) 樋口敏之議員。
◆9番(樋口敏之) 委員会決定、不採択に賛成の立場から討論を行います。 少子高齢化により、現役世代が減っていく一方で、高齢者はふえています。現役世代に負担が集中することとなり、公平な負担をするためにも、高齢者を含め、国民全体で広く負担をし、社会保障の財源にしていかなければなりません。前政権での経済の停滞から脱却しなければ、8%から5%に戻したとしても根本的な解決になりません。 そこで、日本経済の課題を克服するため、デフレからの脱却と富の拡大を目指し、企業が元気になるため、経済政策としてアベノミクスの取り組みが政府一丸となり、施策が実行されています。まだまだ地方に拡大していないことも事実ではありますが、企業が元気にならなければ地方にも仕事が回ってきません。 経済産業省では、消費税の転嫁状況に関する月次モニタリング調査も行われており、監視や相談体制も強化しています。まさしく今が踏ん張りどころであり、春闘においても明るい兆しが見えてきています。日本経済の課題を克服するため、今こそ国民一丸となり進むことが必要と考え、不採択に賛成の討論とします。
○議長(小平吉保) 討論を終結いたします。 これより採決を行います。 本陳情の
委員長報告は、不採択であります。 本陳情を、採択することに、賛成の方は御起立願います。 (賛成者 起立)
○議長(小平吉保) ありがとうございました。 起立少数。 よって、陳情3を採択することは否決されました。 次に、陳情5、
集団的自衛権行使のための立法措置をおこなわないことを求める陳情の討論に入ります。 討論はありませんか。 伊藤 勝議員。
◆4番(伊藤勝)
集団的自衛権行使のための立法措置をおこなわないことを求めることの討論とします。お願いします。 今、新聞紙上で、政権与党のそういう合意を見ると、海外派兵恒久法、あるいは周辺事態法の改正、あるいはPKO法の改正、これは、従来の武力行使はしない、あるいは戦闘地域には行かない、そういう縛りを外すことになり、自衛隊が戦後初めて本格的に戦地に踏み込み、殺し、殺される危険を現実のものにしています。どんなに言葉を繕っても、積極的平和主義などと話しても、よその国は日本をどう見るのだろう。秘密保護法の制定、国家安全保障会議、NSCの創設、武器輸出の緩和、こういう流れが、よその国に本当に平和国家と映るのだろうか。自衛隊が他国民に銃を向ければ、世界が日本に寄せてきた信頼は憎悪に変わり、日本人はテロの対象にされ、失うものは余りにも大きい。こういうことを政権与党に白紙委任などと考えている方もいるかもしれない。とんでもないことであります。 地方議員の役目として、国にお追従をするのではなく、警鐘を鳴らす勇気が必要であります。また、危険性をあまたの人に知らせる責任も議員にはあります。このことをもって討論とします。
○議長(小平吉保) 細川治幸議員。
◆13番(細川治幸)
委員長報告に賛成の立場で討論させていただきます。 本陳情は、世界に向かって、戦争のできる国とか、戦争をする国とかに名乗りを上げることになるというような、まさにもう、すぐ目の前に戦争ありきのような断定的な言葉を使っておりますが、政府は、これまで海外での武力行使は憲法第9条のもとではできないと、もうこれは解釈しているわけです。昨年の閣議決定でも解釈は変えていない。海外で戦争をする国になったと、このような陳情もそうですけれども、一部全く的外れな論調もありますけれども、閣議決定では自衛の措置、発動の厳格な3要件を定めていると、自衛隊の武力行使は、どこまでも日本が武力攻撃を受けたと同様な事態の場合に限られることを明らかにしておるわけです。これは専守防衛の範囲内でということで、首相も他国の防衛、それ自体を目的とする集団的自衛権の行使は認めるものではないというように国会で明言をしておりますし、今回の安保法制整備では、専守防衛を維持した新3要件とともに、安倍首相、また内閣法制局長官の国会答弁の趣旨も、過不足なく織り込まれるというように報道されております。 以上の点から、
委員長報告に賛成の立場で討論させていただきました。
○議長(小平吉保) 討論を終結いたします。 これより採決を行います。 本陳情の
委員長報告は、不採択であります。 本陳情を、採択することに、賛成の方は御起立願います。 (賛成者 起立)
○議長(小平吉保) ありがとうございました。 起立少数。 よって、陳情5を採択することは否決されました。 以上で総務環境委員会付託の案件は終了いたしました。 ここで、4時まで休憩といたします。 午後3時46分 休憩
--------------------------------------- 午後4時 開議
○議長(小平吉保) 再開いたします。
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△日程第5
福祉教育委員長報告・
委員長報告に対する質疑
○議長(小平吉保) 日程第5、福祉教育委員長の審査報告及び報告に対する質疑を行います。 福祉教育委員長。 (福祉教育委員長 望月克治 登壇)
◆福祉教育委員長(望月克治) それでは、福祉教育委員会報告をいたします。 今議会で付託された案件は、議案6件、陳情1件でした。 当委員会は、理事者、所管職員に出席していただき、3月18日水曜日の午後3時から開催いたしました。議事にのっとり順次報告をいたします。
○議長(小平吉保) それでは、議案第6号をお願いいたします。
◆福祉教育委員長(望月克治) 議案第6号は、原村から委託されていた2事業のうち、心身障害児就学指導事業を原村が独自に行うことになるため、規約から当該事業に関する箇所を削除する条例変更です。 質疑、討論ともになく、全会一致で原案どおり可決すべきものと決しましたことを報告いたします。
○議長(小平吉保) 議案第6号について、
委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小平吉保) 議案第6号の質疑を終結いたします。 次に、議案第15号をお願いします。
◆福祉教育委員長(望月克治) 議案第15号は、
心身障害児就学指導委員会の名称を変更し、その任務を拡充する条例変更です。 質疑では、現行の条例では判定を行うことが書き込まれているが、改正案にはない。判定はどうなるのかや、新しい委員会の名前を変更する経過などがあり、回答では、判定については、第2条の第1号その他、就学支援に関する事項に含まれる。経過については、心身障害の「害」の漢字が、いかにも害を及ぼすようだということで、子どもの将来にわたった、一生続くような支援をするためにとの考えで、教育支援委員会となったとのことでした。 討論はなく、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しましたことを報告いたします。
○議長(小平吉保) 議案第15号について、
委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小平吉保) 議案第15号の質疑を終結いたします。 次に、議案第16号をお願いします。
◆福祉教育委員長(望月克治) 議案第16号は、4月からの子ども・子育て支援法に対応して、子どものための教育、保育の利用料を定める条例です。 質疑では、料金設定の階層を、市独自の11階層から国の示す8階層に変更したために、保護者の中に戸惑いがある。制度になじむまで11階層でいけなかったのかや、1回で全部理解するのは難しい。役所に行けばもう1回説明してもらえるとわかっていても、小さな子どもを連れていくというのは大変なことのようだ。もう少しかみ砕いて説明するなど配慮をしてほしいなどに対して、制度が変わるときに合わせての変更であり、同額なので御心配のないようにと説明をしている、現状、特に保護者から不安で困っているとの話は聞いていない。今後も、心配な方にはわかる範囲で個別対応をしていくとの回答でした。 また、階層分けを変更した結果、保育料が高くなる方の激変緩和措置で、市が持ち出しをするに当たり、基準財政需要額に変化はないかの質疑には、ないとのことでした。また、実際に動き出さないと、保育所運営費がどのくらいになるかわからないとのことでした。 ほかにも、母子世帯等とあるが、父子家庭はどうなるのかの質疑には、「等」の中に父子家庭、障害をお持ちの家庭を含んでいるとの回答でした。 討論では、新制度は細部が決まるのがおくれ、その結果、保護者への説明も遅くなった経緯があり、保護者の皆さんに心配をかけている。その上、階層まで変更するとあって、保護者の方たちにさらに負担がかけられている。行政がクッションとなって、制度が浸透するまで待って変更することで不安を軽減できるとの反対討論がある一方、国から基準が来た中で、市独自の部分も盛り込まれているので賛成との討論があり、採決の結果、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しましたことを報告いたします。
○議長(小平吉保) 議案第16号について、
委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 伊藤 勝議員。
◆4番(伊藤勝) 1点お願いします。 その緩和措置の中で、28、29でしたか、そういう緩和があるのだけれども、その後はどうなるのか、そういう話はされましたか。要するに、緩和をされる階層がありますよね、5と6の階層というふうに書いてありますけれども、それが2年間で、その後はどういうふうになるのか、どういう水準になるのか、そういう話はされましたか。
○議長(小平吉保) 福祉教育委員長。
◆福祉教育委員長(望月克治) そのことについては、全協でも説明があったと記憶していますが、規定どおりの額になるというふうに認識しております。
○議長(小平吉保) 質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小平吉保) 議案第16号の質疑を終結いたします。 次に、議案第17号をお願いします。
◆福祉教育委員長(望月克治) 議案第17号は、4月からの子ども・子育て支援法に対応して、保育所における保育料に関する規定を整備するものです。 質疑では、30分単位の料金設定により事務が煩雑にならないか。また、このことによる効果は何か。突発的なときの対応はどうなるかとの質問に対し、月額での請求になるので事務量がふえることは想定していない。また、料金を節約するために、今までよりも少し早くお迎えに来るということが期待できる。突発的な時間は長時間のクラスに入ってもらうので、子どもも特に問題なく、安心して生活できると考えているとの回答でした。 討論はなく、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しましたことを報告いたします。
○議長(小平吉保) 議案第17号について、
委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小平吉保) 議案第17号の質疑を終結いたします。 次に、議案第33号をお願いします。
◆福祉教育委員長(望月克治) 議案第33号は、市に対する県の予算化により、茅野市が
学習障害者等通級指導教室を設置するに当たり、富士見町の児童を受け入れるための事務委託を決める規約の制定です。 質疑では、33号は富士見町、34号は原村との委託になるが、一つではできないのかとの問いに対し、個々の自治体との委託なので、一緒にはできないとのことでした。 また、トラブルや災害時の保証はどうなるかとの質疑には、トラブルのときは、日本スポーツ振興センターの保証を受けることになる。災害時などは、それぞれの自治体と協議して決定するとのことでした。 討論はなく、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しましたことを報告いたします。
○議長(小平吉保) 議案第33号について、
委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小平吉保) 議案第33号の質疑を終結いたします。 次に、議案第34号をお願いします。
◆福祉教育委員長(望月克治) 議案第34号は、33号と同様に、原村との委託を決める規約です。 質疑、討論はなく、原案のとおり可決すべきものと決しましたことを報告いたします。
○議長(小平吉保) 議案第34号について、
委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小平吉保) 議案第34号の質疑を終結いたします。 次に、陳情6をお願いします。
◆福祉教育委員長(望月克治) 陳情6は、道徳を教科化することの再検討を求める意見書の提出を求める陳情です。 委員会の開催前に協議会を開き、陳情者にお越しいただいて陳情の趣旨を伺い、委員会では、教育長、こども部長、学校教育課長に参考として意見を伺って審査をいたしました。 参考の意見では、道徳の指導は、学校の教育活動の全体を通じて行われるものとされており、現在は各学年で35時間を臨機応変に学校教育活動全体の中で時間割を設けて行っている。市では縄文科で、縄文人の生活や縄文人の編み出した文化等にも学ぶという意味で、生き方ということを強調している。今、非常に多くの方が心配されているのは、教科化するに当たり、文科省の検定教科書ができるということと、評価をするということ。また、教科となると、通常は教科に関する免許が必要になるが、道徳という免許は現在ないので、指導できないのではないかという点だと感じている。道徳について、ランクづけするような評価はできないし、やってはいけないと思っている。今後は、今までのような教える道徳ではなく、子どもがみずから考える道徳へ転換しなくてはいけないと考えている。それを評価して、数字だとかABCだとかに評価はできにくいと思う。教師の道徳教育に対する意識改革が求められるだろう。現状では、教科化でどのような教科書が検定でできるかもわからないし、市での独自性が出せるかもわからないので、憶測での話しかできない。その中で、価値を押しつけるというそういう教育ではいけないと思っているとのことでした。 委員からは、教科化されれば、学校側に対する指導が重要になってくる。先生も教科書が出てきて教える段階になると、すごく迷いが出てくるのではないか。通り一遍で教科化してしまうと、余計に現場も混乱するのではないかや、道徳というのは、何が正しいかということを一言で言えない。形骸化されていたものを見直すのは必要と感じるが、親も一緒に道徳というものを家庭で深く考えながら、学校の教育の中につなげていかないと、道徳の教科化だけやっても効果はないと思う。もっと大きなウエートは家庭にあると思う。 また、陳情の中にある有識者のメンバーに、教科化に前向きな人材が集められているというところが確信が持てない。慎重に議論をすることは大事だが、それを文科省に求めるのはどうかと思う。 また、教科化については意見が二分されていて、教科化されたときに予想される問題点や課題、考え方が実際には示されていないのが現状であり、陳情の願意は、教科化について慎重な議論を求めるものであるので採択との意見。道徳をきちんとした形で位置づけることは大事だと思う。そのためにも慎重に議論をすることは必要だと思うので採択とする意見。また、道徳というのは、なかなか難しい面もあるが、教科として格上げをして、子どもたちと真剣に向き合うことも今の世の中では必要と思う。再検討は必要ではないので、不採択とする意見などが出され、採決の結果、可否同数となり、委員長裁決により、採択と決しましたことを報告いたします。
○議長(小平吉保) 陳情6について、
委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小平吉保) 陳情6の質疑を終結いたします。 以上で福祉教育委員長の審査結果の報告及び質疑を終了します。 福祉教育委員長、ありがとうございました。
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△日程第6
福祉教育委員長報告に対する討論・採決
○議長(小平吉保) 日程第6、
福祉教育委員長報告に対する討論及び採決を行います。 議案第6号、
心身障害児就学指導委員会・ことばの教室の事務委託に関する規約の一部変更について、討論に入ります。 討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小平吉保) 討論を終結いたします。 これより採決を行います。 本案は、
委員長報告のとおり決することに、御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小平吉保) 御異議ないものと認め、議案第6号は、原案のとおり可決されました。 次に、議案第15号、茅野市
心身障害児就学指導委員会条例の一部を改正する条例について、討論に入ります。 討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小平吉保) 討論を終結いたします。 これより採決を行います。 本案は、
委員長報告のとおり決することに、御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小平吉保) 御異議ないものと認め、議案第15号は、原案のとおり可決されました。 次に、議案第16号、茅野市子どものための教育・保育給付に関する
利用者負担額を定める条例について、討論に入ります。 討論はありませんか。 伊藤 勝議員。
◆4番(伊藤勝) 議案第16号、茅野市子どものための教育・保育給付に関する
利用者負担額を定める条例に、反対として討論します。 私は、前の質疑のときにも話しましたが、どうしてもわからないことがあります。なぜ今、従来の11階層から8階層にするのか。もし、従来どおりならば、そういうややこしいような激変緩和、そういう緩和措置を行わなくてもいいはずである。それは、やらなければ前と同じだから。また、市のお金のやりくりも、そういう厳しい中、なぜお金まで出して進めるのかよくわからない。 また、保育料は同額で心配はないと言うが、各家庭はまだ実際は知らされていない。聞くところによると、毎年4月か5月の通知ということであるそうであるが、こういうふうに改定をするということは、特に早目の配慮で保護者に通知をすべきであり、言葉だけでは保護者には戸惑いがある。 以上をもって、この条例には反対とします。
○議長(小平吉保) 両角昌英議員。
◆15番(両角昌英)
委員長報告に賛成の立場で討論をいたします。 この条例は、国の子ども・子育て支援法の条例に合わせて整備して、子どもを保育園に預けやすくする条例になっていると思います。それですので、この提案に賛成いたします。
○議長(小平吉保) 討論を終結いたします。 これより採決を行います。 本案は、
委員長報告のとおり決することに、賛成の方は御起立願います。 (賛成者 起立)
○議長(小平吉保) ありがとうございました。 起立多数。 よって、議案第16号は、原案のとおり可決されました。 次に、議案第17号、茅野市
保育所条例の一部を改正する条例について、討論に入ります。 討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小平吉保) 討論を終結いたします。 これより採決を行います。 本案は、
委員長報告のとおり決することに、御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小平吉保) 御異議ないものと認め、議案第17号は、原案のとおり可決されました。 次に、議案第33号、茅野市と富士見町との間の
学習障害者等通級指導教室の事務委託に関する規約について、討論に入ります。 討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小平吉保) 討論を終結いたします。 これより採決を行います。 本案は、
委員長報告のとおり決することに、御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小平吉保) 御異議ないものと認め、議案第33号は、原案のとおり可決されました。 次に、議案第34号、茅野市と原村との間の
学習障害者等通級指導教室の事務委託に関する規約について、討論に入ります。 討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小平吉保) 討論を終結いたします。 これより採決を行います。 本案は、
委員長報告のとおり決することに、御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小平吉保) 御異議ないものと認め、議案第34号は、原案のとおり可決されました。 次に、陳情6、道徳を教科化することの再検討を求める
意見書提出の陳情の討論に入ります。 討論はありませんか。 細川治幸議員。
◆13番(細川治幸)
委員長報告に反対の立場で討論させていただきます。 道徳的精神が欠けている現代社会にあって、将来の日本を背負って立つべき子どもに、数千年の長きにわたり築いてきた日本の伝統や精神文化を、道徳として次代の子どもに受け継いでいくためにも、道徳の教科化を推進すべきではないかと思っております。 そういう意味では、親を大切にというような当たり前のことが、子が親を殺すとか、親が子を殺すという事件が後を絶たない。また、弱い人をいじめてはいけない、弱い人は大事にするんだという当たり前のことが、もう子どものころからいじめが横行している。このような社会の中で、少しでも子どものころから歯どめをきかしていくというものを、明確な形にしていくことは、やはり道徳という教育をするしかないのではないかと思っております。 そういう意味では、先ほども話がありましたように、学年で35時間、学校全体として取り組んでいくと、そういう意味で柔軟な道徳の教科化、こういう角度からぜひ推進をしていただきたいと思うわけでございます。 以上です。
○議長(小平吉保) 野沢明夫議員。
◆14番(野沢明夫) 採択に賛成の立場で討論をいたします。 この陳情を読むと、陳情者が反対の立場であるやに受け取れる面もあろうかと思いますけれども、陳情者の願意は、あくまでも慎重な議論を求めるというものであります。 また、今、反対討論にございましたけれども、教科化をするということそのものの、いいとか、悪いとか、そういうことをもって不採択をするというのは理由に当たらないのではないかというふうに思っています。 茅野市においても、先ほど委員長の報告ございましたが、さまざまな取り組みをしているわけであります。同様に、全国各地域においても対応が異なるという状況が説明をされているわけであります。 陳情者の文章を素直に読み取って、意見書を出すことは至極妥当だというふうに考えまして、採択の討論とさせていただきます。
○議長(小平吉保) 討論を終結いたします。 これより採決を行います。 本陳情書の
委員長報告は採択であります。 本陳情を、採択することに賛成の方は御起立願います。 (賛成者 起立)
○議長(小平吉保) ありがとうございました。 起立少数。 よって、陳情6を採択することは否決されました。 以上で福祉教育委員会付託の案件は終了いたしました。
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△日程第7
予算決算委員長報告・
委員長報告に対する質疑
○議長(小平吉保) 日程第7、予算決算委員長の審査報告及び報告に対する質疑を行います。 予算決算委員長。 (予算決算委員長 宮坂武男 登壇)
◆予算決算委員長(宮坂武男)
予算決算委員長報告をいたします。 本定例会において、予算決算委員会に付託されました案件は、補正予算2件及び平成27年度各会計予算10件でございます。 本委員会は、会期日程に従い委員会を開催し、去る3月11日に補正予算の審査を、3月13日、16日の2日間で各会計当初予算の審査を、理事者、
所管部課長、関係職員の出席をいただき、行いました。 慎重に審査いたしましたので、議長の指示に従い、順次御報告を申し上げます。
○議長(小平吉保) 先例・申し合わせにより、予算決算委員会において全員で審査を行っておりますので、質疑は省略いたします。 それでは、議案第21号をお願いします。
◆予算決算委員長(宮坂武男) 議案第21号は、平成26年度茅野市
一般会計補正予算(第7号)についてであります。 歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ2億1,025万3,000円を減額し、歳入歳出それぞれ259億5,003万4,000円とするものであります。 また、繰越明許費は、国の地域住民生活等緊急支援交付金関係の11事業を含む21事業であります。 合計5億9,095万4,000円、債務負担行為補正は、追加が1事業、変更が1事業、地方債の補正は、追加が3事業、変更が4事業であります。 主な歳出は、昨年2月の豪雪により倒壊したパイプハウス等に対する補助事業で、当初見込んでいた対象件数が減ったことによる補助金2億5,077万6,000円の減、入札による全体事業費の減と、年次計画の内容変更による今年度事業分の事業費の減による、防災無線経費3億1,480万9,000円の減、プレミアム付商品券発行事業など、国の地域住民生活等緊急支援交付金を活用した11事業、合計1億7,468万1,000円の増であります。 当委員会といたしましては、慎重審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決しましたので、御報告をいたします。
○議長(小平吉保) 次に、議案第22号をお願いします。
◆予算決算委員長(宮坂武男) 議案第22号は、平成26年度茅野市
国民健康保険特別会計補正予算(第3号)についてであります。 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億5,800万円を追加し、歳入歳出それぞれ62億1,781万円とするものであります。 当委員会といたしましては、慎重審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決しましたので、御報告をいたします。
○議長(小平吉保) 次に、議案第23号をお願いします。
◆予算決算委員長(宮坂武男) 議案第23号は、平成27年度茅野市
一般会計予算についてであります。 歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ232億7,000万円と定めるものであります。 このほかに、債務負担行為として、(仮称)市民活動センター(複合館)建設事業について、期間及び限度額等を定め、地方債として(仮称)市民活動センター(複合館)建設事業ほか20事業、計21事業の限度額等を定めるものであります。 さらに、一時借入金の借り入れ最高額、歳出予算の流用について定めるものであります。 当委員会では、款別、項別に区分し、細部にわたり慎重審査をいたしました。賛成、反対の討論があり、採決の結果、可決すべきものと決しましたので、御報告をいたします。
○議長(小平吉保) 次に、議案第24号をお願いします。
◆予算決算委員長(宮坂武男) 議案第24号は、平成27年度茅野市
国民健康保険特別会計予算についてです。 歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ66億6,350万4,000円と定めるものであります。 このほかに一時借入金の借り入れ最高額、歳出予算の流用について定めるものであります。 当委員会といたしましては、慎重審査の結果、賛成、反対の討論があり、採決の結果、可決すべきものと決しましたので、御報告をいたします。
○議長(小平吉保) 次に、議案第25号をお願いします。
◆予算決算委員長(宮坂武男) 議案第25号は、平成27年度茅野市
後期高齢者医療特別会計予算についてです。 歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ5億8,454万7,000円と定めるものであります。 当委員会といたしましては、慎重審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決しましたので、御報告をいたします。
○議長(小平吉保) 次に、議案第26号をお願いします。
◆予算決算委員長(宮坂武男) 議案第26号は、平成27年度茅野市
国民健康保険診療所特別会計予算についてです。 収益的支出、資本的支出の総額を2億3,089万2,000円と定めるものであります。 このほかに一時借入金の限度額、流用などを定めるものであります。 当委員会といたしましては、慎重審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決しましたので、御報告をいたします。
○議長(小平吉保) 次に、議案第27号をお願いします。
◆予算決算委員長(宮坂武男) 議案第27号は、平成27年度茅野市
墓地事業特別会計予算についてです。 歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1,842万6,000円と定めるものであります。 当委員会といたしましては、慎重審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決しましたので、御報告をいたします。
○議長(小平吉保) 次に、議案第28号をお願いします。
◆予算決算委員長(宮坂武男) 議案第28号は、平成27年度茅野市
水道事業会計予算についてです。 収益的支出、資本的支出の総額を21億2,242万2,000円と定めるものであります。 このほか債務負担行為、企業債、一時借入金の限度額、流用などを定めるものであります。 当委員会といたしましては、慎重審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決しましたので、御報告をいたします。
○議長(小平吉保) 次に、議案第29号をお願いします。
◆予算決算委員長(宮坂武男) 議案第29号は、平成27年度茅野市
下水道事業会計予算についてであります。 収益的支出、資本的支出の総額を39億7,450万8,000円と定めるものであります。 このほか債務負担行為、企業債、一時借入金の限度額、流用などを定めるものです。 当委員会といたしましては、慎重審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決しましたので、御報告をいたします。
○議長(小平吉保) 次に、議案第30号から議案第32号までの3議案を、一括して御報告願います。
◆予算決算委員長(宮坂武男) 議案第30号、平成27年度茅野市
米沢鋳物師屋財産区
特別会計予算についてから、議案第32号、平成27年度茅野市
泉野大日影財産区
特別会計予算についてまでの3議案は、各財産区の予算であります。 当委員会といたしましては、慎重審査の結果、それぞれ原案のとおり可決すべきものと決しましたので、御報告をいたします。 以上であります。
○議長(小平吉保) 以上で予算決算委員長の審査報告を終了いたします。 予算決算委員長、ありがとうございました。
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△日程第8
予算決算委員長報告に対する討論・採決
○議長(小平吉保) 日程第8、
予算決算委員長報告に対する討論及び採決を行います。 議案第21号、平成26年度茅野市
一般会計補正予算(第7号)について、討論に入ります。 討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小平吉保) 討論を終結いたします。 これより採決を行います。 本案は、
委員長報告のとおり決することに、御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小平吉保) 御異議ないものと認め、議案第21号は、原案のとおり可決されました。 次に、議案第22号、平成26年度茅野市
国民健康保険特別会計補正予算(第3号)について、討論に入ります。 討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小平吉保) 討論を終結いたします。 これより採決を行います。 本案は、
委員長報告のとおり決することに、御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小平吉保) 御異議ないものと認め、議案第22号は、原案のとおり可決されました。 次に、議案第23号、平成27年度茅野市
一般会計予算について、討論に入ります。 討論はありませんか。
望月克治議員。
◆7番(望月克治) 議案第23号、
一般会計予算に反対の討論をいたします。 財政健全化の名のもとに、収支均衡予算として組まれた第2期の予算となる本予算は、枠予算ということで、聖域を設けずに予算の削減に取り組むとされています。 日本国憲法には、憲法学でいうところの財政出動要綱というものが二つ盛り込まれています。一つは、26条に書かれている義務教育の無償化です。そして、もう一つは、25条の健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有するに続く、第2項の、国は全ての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならないです。 しかし、予算削減に当たり、聖域を設けないとの方針のもと、昨年は、自宅で介護をされている方への手当、ひとり親家庭のお子さんへの入学卒業祝い金を削り、ことしは、障害をお持ちの方の年金の支給対象を大幅に狭めました。生活保護基準が見直される中、就学援助の基準も引き下げるなど、教育や福祉に与える影響が目立ちます。 道路を整備することも大きな意味での福祉だという声もありますが、それ以前に、生活が成り立たない方の生活を支えるのが憲法の保障するところの地方自治の本来の仕事です。東日本大震災の被災者の方が、4年たった今も応急の仮設住宅で暮らしておられます。その一方で、東京オリンピックや海外での援助に莫大な予算が使われています。本当にこれでいいのでしょうか。 この際、明確に申し上げますが、道路や企業の支援、誘致よりも、生活を支えること、子どもたちの学びを充実させることが、まず第一に優先されるべきです。そうした憲法を基本とした予算組みとなっていないので、本予算には反対します。
○議長(小平吉保) 小松一平議員。
◆8番(小松一平) 議案第23号、平成27年度
一般会計予算について、賛成の立場から討論をさせていただきます。 この27年度一般会計、232億7,000万円につきましては、対前年度比マイナス6.7%と縮減の努力が見えます。引き続いた不安定な景気と厳しい社会情勢下におきまして、社会保障経費や施設維持管理費の増大が見込まれる中で、厳しい財政運営が迫られていることも事実であります。 このような状況下におきまして、26年度より始まりました市民サービスの持続と事業効率の向上を目指した財政構造改革の仕組みとして、中期財政フレームに沿って、持続可能な経営体であるための、基金に頼らない健全財政を目指した第2歩目の予算編成であると思います。 確かに、弱い、困っている人を救うのは行政の努めという、そういう意味もありますが、まさに事業を見直し、やり方を見直し、働き方を見直して、三位一体の改革でもって市民サービスの持続を目指した効率的な予算であると考えます。 中身的には、地方創生茅野市版の総合戦略を見据えた事業や、(仮称)市民活動センター建設事業などのハード、地域防災力を高めるための事業、それから移住を期待した住宅建設促進補助金など、積極的な予算であると思います。また、歳入面におきましても、しっかりと特定財源の確保をされていると、そのように認めました。 よって、本予算を適正なものと認め、賛成討論といたします。
○議長(小平吉保) 野沢明夫議員。
◆14番(野沢明夫) 予算委員会でも申し上げましたけれども、この後の統一地方選で、私が予算提案権を持つ立場になりましたときに、この本予算について修正をしたい部分がございます。 したがいまして、その修正をする理由、根拠との整合性を図る意味から、本予算に対して反対とさせていただきます。
○議長(小平吉保) 討論を終結いたします。 これより採決を行います。 本案は、
委員長報告のとおり決することに、賛成の方は御起立願います。 (賛成者 起立)
○議長(小平吉保) ありがとうございました。 起立多数。 よって、議案第23号は、原案のとおり可決されました。 次に、議案第24号、平成27年度茅野市
国民健康保険特別会計予算について、討論に入ります。 討論はありませんか。 伊藤 勝議員。
◆4番(伊藤勝) 平成27年度茅野市
国民健康保険特別会計予算に、反対の立場で討論をします。 私、今まで国保世帯の滞納状況など、その苦しさをずっと今まで訴えてきましたが、どうも全く一顧だにされませんので、今度は方向を変えて討論します。 私たち市会議員は、茅野市の市民とか、住民から託されてこの場にいます。その皆さんを、選んでくれた周りには、国保税を何とかしてくれ、軽減してくれ、そういう方は本当にいないのでしょうか。もし、それがいないとすれば、その方は、私に言わせれば地域を全く歩いていず、地域のことを全く知らない方であります。それでは選んだ方がかわいそうであります。国保が生活を圧迫していることは、数値でも明らかであります。 私たちのすることは、地域を熟知している議員として、行政と話をして、どうしたら国保が生活を圧迫しないようにと考えることであります。なぜそれができないのでしょう。もっと言うと、よその市町村ができて、なぜ茅野市ができないのでしょう。議員の役目は、こういうところに光を当てることではないでしょうか。国保世帯にさらに繰り入れ増を求めて、反対討論とします。
○議長(小平吉保) 小松一平議員。
◆8番(小松一平) この平成27年度茅野市
国民健康保険特別会計予算に、賛成の立場で討論をさせていただきます。 国民健康保険制度は、誰もが御承知のとおり、その加入者の構成上の弊害から、どうしても加入者の医療費は年々増加している、そんな傾向もございます。今後も、被保険者の高齢化、医療の高度化に伴い、医療費は増加していくものと思います。このような状況の中にありまして、市としても国保税率を24年度以降据え置き、それから法定内繰り入れを初め、法定外繰り入れを含めて3億6,917万3,000円の一般会計からの繰り入れも盛り込んでありまして、適正なものと考えます。さらに、これ以上の繰り入れということになれば、やはり社会保険加入者からの理解と、その調整が必要と思います。 よって、市民の健康を守るため、そして特定健診、保健指導などの予防による健康維持の充実、さらには医療費の抑制などに取り組んでいただくことを期待いたしまして、
委員長報告に賛成の討論とします。
○議長(小平吉保) 討論を終結いたします。 これより採決を行います。 本案は、
委員長報告のとおり決することに、賛成の方は御起立願います。 (賛成者 起立)
○議長(小平吉保) ありがとうございました。 起立多数。 よって、議案第24号は、原案のとおり可決されました。 次に、議案第25号、平成27年度茅野市
後期高齢者医療特別会計予算について、討論に入ります。 討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小平吉保) 討論を終結いたします。 これより採決を行います。 本案は、
委員長報告のとおり決することに、御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小平吉保) 御異議ないものと認め、議案第25号は、原案のとおり可決されました。 次に、議案第26号、平成27年度茅野市
国民健康保険診療所特別会計予算について、討論に入ります。 討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小平吉保) 討論を終結いたします。 これより採決を行います。 本案は、
委員長報告のとおり決することに、御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小平吉保) 御異議ないものと認め、議案第26号は、原案のとおり可決されました。 次に、議案第27号、平成27年度茅野市
墓地事業特別会計予算について、討論に入ります。 討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小平吉保) 討論を終結いたします。 これより採決を行います。 本案は、
委員長報告のとおり決することに、御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小平吉保) 御異議ないものと認め、議案第27号は、原案のとおり可決されました。 次に、議案第28号、平成27年度茅野市
水道事業会計予算について、討論に入ります。 討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小平吉保) 討論を終結いたします。 これより採決を行います。 本案は、
委員長報告のとおり決することに、御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小平吉保) 御異議ないものと認め、議案第28号は、原案のとおり可決されました。 次に、議案第29号、平成27年度茅野市
下水道事業会計予算について、討論に入ります。 討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小平吉保) 討論を終結いたします。 これより採決を行います。 本案は、
委員長報告のとおり決することに、御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小平吉保) 御異議ないものと認め、議案第29号は、原案のとおり可決されました。 次に、議案第30号、平成27年度茅野市
米沢鋳物師屋財産区
特別会計予算についてから、議案第32号、平成27年度茅野市
泉野大日影財産区
特別会計予算についてまでの3議案を一括討論に入ります。 討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小平吉保) 討論を終結いたします。 これより3議案を一括して採決を行います。 3議案は、
委員長報告のとおり決することに、御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小平吉保) 御異議ないものと認め、議案第30号から議案第32号までの3議案は、原案のとおり可決されました。 以上で、予算決算委員会付託の案件は終了いたしました。 ここでお諮りいたします。 本日の会議時間は、議事の都合により、本日の日程が終了するまで、あらかじめこれを延長したいと思います。 これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小平吉保) 御異議ないものと認め、本日の会議時間は、日程が終了するまで行うことにいたします。
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△日程第9
議案上程--質疑--討論--採決議第1号
茅野市議会委員会条例の一部を改正する条例について議第2号
茅野市議会会議規則の一部を改正する規則について
○議長(小平吉保) 日程第9、議第1号、
茅野市議会委員会条例の一部を改正する条例について及び議第2号、
茅野市議会会議規則の一部を改正する規則についての2議案を議題といたします。 提出者から説明を求めます。 細川治幸議員。 それでは、議第1号及び議第2号の2議案をお願いいたします。 (13番 細川治幸 登壇)
◆13番(細川治幸) 13番議員、細川治幸です。よろしくお願いをいたします。 議第1号、
茅野市議会委員会条例の一部を改正する条例について、お願いをいたします。 議会運営委員6名の提出によるものでございます。 これは、地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正する法律により、教育委員会制度が変わり、教育委員長と教育長を一本化した新教育長となることに伴い、
茅野市議会委員会条例の一部を改正するものです。 主な改正点としては、第21条の「教育委員会の委員長」を「教育委員会の教育長」に、「法令又は条例に基づく」を「法律に基づく」に改めるものであります。 附則といたしまして、平成27年4月1日から施行するものであります。 次に、議第2号、
茅野市議会会議規則の一部を改正する規則についてをお願いいたします。 議会運営委員6名の提出によるものでございます。 平成20年の自治法改正により、議会会議規則で規定することにより、協議または調整の場を設けられるようになったことを受けて、
茅野市議会会議規則の一部を改正するものです。 主な改正点としては、協議又は調整を行うための場として、第159条を新たに加え、別表に記載されている全員協議会、
委員会協議会、広報公聴委員会、議会広報部会、議会報告部会、委員長会議を協議又は調整の場と位置づけ、正式に会議として取り扱えるようにするものです。 附則として、平成27年4月1日から施行するものであります。 以上、審議のほどよろしくお願いをいたします。
○議長(小平吉保) 議第1号及び議第2号の2議案の説明が終わりました。 ただいま説明のありました議第1号及び議第2号の2議案は、
議会運営委員会で委員会付託を省略することについてお認めいただいた議案であります。 議第1号及び議第2号の2議案は、委員会付託を省略し、即決することに、御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小平吉保) 御異議ないものと認め、議第1号及び議第2号の2議案を即決することに決しました。 それでは、議第1号及び議第2号の2議案を一括質疑に入ります。 質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小平吉保) 質疑を終結いたします。 細川治幸議員、ありがとうございました。 それでは、議第1号、
茅野市議会委員会条例の一部を改正する条例について、討論に入ります。 討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小平吉保) 討論を終結いたします。 これより採決を行います。 議第1号は、原案のとおり決することに、御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小平吉保) 御異議ないものと認め、議第1号は、原案のとおり可決されました。 次に、議第2号、
茅野市議会会議規則の一部を改正する規則について、討論に入ります。 討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小平吉保) 討論を終結いたします。 これより採決を行います。 議第2号は、原案のとおり決することに、御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小平吉保) 御異議ないものと認め、議第2号は、原案のとおり可決されました。
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△日程第10
意見書案上程--質疑--討論--採決
○議長(小平吉保) 日程第10、意見書案の提出についてを議題といたします。 議第3号について、提出者から説明を求めます。 堀 晃議員。 議第3号の説明をお願いします。 (11番 堀 晃 登壇)
◆11番(堀晃) 人権の尊重を求めることについて意見書案を提出するものであります。 提出者は、総務環境委員、議長を除いて全員であります。 さきの請願4及び陳情1を受けての意見書案の提出になります。 それでは、意見書案の朗読をもって説明にかえさせていただきます。 人権の尊重を求める意見書(案) 地方自治法第99条の規定により、下記のとおり意見書を提出します。 記 我が国は、国民に自由と権利を保障するとともに、基本的人権を尊重し、法の支配を尊ぶ民主主義国家である。 近年、我が国においては、歴史認識等を巡り、近隣諸国との間で様々な議論がなされているところである。 このような情勢等を反映して、国内においては、人種や国籍等に関する差別をあおる表現行為(
ヘイトスピーチ)を伴う行動について報道されているところであるが、行き過ぎた行為により、これまで国際社会との関係を誠実に築き上げてきた我が国の品位や名誉が傷つくことが懸念されている。 よって、国においては、国民が日本人としての誇りや道徳を保持することができるよう、一人ひとりの人権が尊重される社会を実現するための法整備等、適切な措置を講ずることを強く要請する。 以上であります。
○議長(小平吉保) 議第3号について説明が終わりましたので、質疑に入ります。 質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小平吉保) 質疑を終結いたします。 堀 晃議員、ありがとうございました。 それでは、議第3号、人権の尊重を求める意見書案の提出について、討論及び採決に入ります。 討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小平吉保) 討論を終結いたします。 これより採決を行います。 本意見書を、行政官庁へ提出することに、御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小平吉保) 御異議ないものと認め、議第3号は、原案のとおり可決されました。 次に、議第4号について、提出者から説明を求めます。 篠原啓郎議員。 議第4号の説明をお願いします。 (5番 篠原啓郎 登壇)
◆5番(篠原啓郎) 議第4号、意見書案の提出について。 提出者は、経済建設委員5名です。 地域振興・地域林業の確立に向けた「
山村振興法」の延長と施策拡充に係る意見書案です。 朗読をもってかえさせていただきます。 地域振興・地域林業の確立に向けた「
山村振興法」の延長と施策拡充に係る意見書(案) 地方自治法第99条の規定により、下記のとおり意見書を提出します。 記 山村における経済力の培養と住民の福祉の向上を図り、併せて地域格差の是正と国民経済の発展に寄与することを目的に、昭和40年に山村振興の理念及び振興方策を盛り込んだ「
山村振興法」が制定され、国の政策支援が行われてきた。 山村地域は、国土・自然環境の保全、水源涵養、地球温暖化防止等、多面的・公益的な役割を果たしている。 しかし、山村を取り巻く環境は、主要産業である農林業の低迷や就業機会の減少、生活環境整備の遅れと過疎化・高齢化に伴う集落機能の低下などの問題を抱え、依然として厳しい状況にある。 そのような中で、
山村振興法の期限が平成27年3月末に到来することから、山村地域の現状と果たす役割を踏まえ、地域振興・地域林業の確立に向け、次の事項の実現が図られるよう強く要請する。 1、「
山村振興法」の延長及びその内容の充実を図ること。 2、「
山村振興法」の延長にあたっては、「森林・林業基本法」による施策の展開を踏まえつつ、都市と山村の格差是正を主眼とした対策に加え、地域山村が果たす多面的機能の発揮に係る国としての責務を明確にすること。 また、山村振興の目標に、林業・木材産業の振興による地域資源を活用した地域林業の確立、就業機会の増大等と定住の促進を盛り込むこと。 3、上記の目標達成に向けて以下の施策を講じること。 ・森林吸収源対策、森林資源を活用した再生可能エネルギー対策の推進を通じた雇用の創出を図ること。また、原木買取価格の山元への還元をはじめ、地域林業の確立を図ること。 ・地域としての林業を指導する「フォレスター」「森林施業プランナー」の育成・確保及び、森林経営計画策定等については、国の職員による技術的支援を行うこと。 ・林業事業体従事者の定住対策として、所得保障の支援と雇用改善を行った企業に対する税制措置等、国としての具体的な施策を講じること。 ・山村地域の振興と林業事業体等による林業労働力を安定的に確保するため、国の事業の発注方式を改善すること。 以上であります。
○議長(小平吉保) 議第4号について説明が終わりましたので、質疑に入ります。 質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小平吉保) 質疑を終結いたします。 篠原啓郎議員、ありがとうございました。 それでは、議第4号、地域振興・地域林業の確立に向けた「
山村振興法」の延長と施策拡充に係る意見書案の提出について、討論及び採決に入ります。 討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小平吉保) 討論を終結いたします。 これより採決を行います。 本意見書を、行政官庁へ提出することに、御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小平吉保) 御異議ないものと認め、議第4号は、原案のとおり可決されました。 次に、議第5号について、提出者から説明を求めます。
望月克治議員。 議第5号の説明をお願いします。 (7番 望月克治 登壇)
◆7番(望月克治) 道徳を教科化することの再検討を求めることについて、別紙の意見書を提出します。 先ほど陳情については不採択となりましたが、議員3名の提案ということでさせていただきます。 朗読をもって説明にかえさせていただきます。 道徳を教科化することの再検討を求める意見書(案) 地方自治法第99条の規定により、下記のとおり意見書を提出します。 記 2013年1月24日に発足した教育再生実行会議は、2回の総会を経て、2013年2月26日に第1次提言を提出し、その中で「道徳の教科化」「いじめ対策の法制化」「体罰根絶のための部活動指導ガイドラインの制定」が示されました。 2013年12月2日に示された文部科学省の有識者会議の報告案は、道徳の時間を「特別の教科」に格上げすること、国の検定を受けた教科書を使用すること、数値によって成績は付けないものの、記述式によって評価することを求めています。 この報告を受けて開かれた中央教育審議会では、教科化が必要なのかという議論ではなく、「学習指導要領には授業の狙いを解りやすく記述すべきだ」といった教科化を前提とした議論が主になされ、本来検討すべきである教科とすることが是か非かという議論にはなっていませんでした。しかし、本来は中央教育審議会が教科とするかどうかの判断をすべきであり、同様の議論がなされた2007年には教科化を見送っています。今回は、前回と何が違っての結論なのかも説明がありません。国民への説明責任の面でも不十分です。また、有識者会議のメンバーは政府によって教科化に前向きな人材が集められ、その答申を受けての議論は教育への政治的介入との批判もあります。教科とすることによる子どもへの影響や、教科とする意味や運用面での問題などを含めて十分な議論がなされた結果ではないと感じます。 以上の点から、もう一度道徳の教科化について慎重に議論をしていただくことを求めます。
○議長(小平吉保) 議第5号について説明が終わりましたので、質疑に入ります。 質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小平吉保) 質疑を終結いたします。
望月克治議員、ありがとうございました。 それでは、議第5号、道徳を教科化することの再検討を求める意見書案の提出について、討論及び採決に入ります。 討論はありませんか。 細川治幸議員。
◆13番(細川治幸) 先般、陳情6におきまして、不採択の立場をとらせていただきましたので、当
意見書提出について反対といたします。
○議長(小平吉保) 野沢明夫議員。
◆14番(野沢明夫) 先ほども申し上げましたけれども、教科化することが正しいとか正しくないとか、その論点をもって不採択の理由には当たらないというふうに申し上げました。そういう意味では、討論がかみ合っていないというのは大変残念であります。素直に読んでいただいて、採択は至極妥当だということで、採択の討論といたします。
○議長(小平吉保) 討論を終結いたします。 これより採決を行います。 本意見書を、行政官庁へ提出することに、賛成の方は御起立願います。 (賛成者 起立)
○議長(小平吉保) ありがとうございました。 起立少数。 よって、議第5号は否決されました。 お諮りいたします。 ただいま意見書の提出について議決されましたが、
茅野市議会会議規則第43条により、その字句、数字その他の整理を要するものについては、その整理を議長に一任されたいと思います。これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小平吉保) 御異議ないものと認め、そのようにいたします。
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△日程第11
議会運営委員会の
所管事項審査について
○議長(小平吉保) 日程第11、
議会運営委員会の
所管事項審査についてを、議題といたします。 議会運営委員長から、
所管事項審査を、閉会中に実施したい旨の申し出がありました。 お諮りいたします。
所管事項審査を、閉会中に実施することに、御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小平吉保) 御異議ないものと認め、以上のように決定いたしました。 以上をもって、3月定例会の議事の全日程が終了いたしました。 午後5時10分 閉議
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○議長(小平吉保) ここで、市長から挨拶があります。 市長。 (市長 柳平千代一 登壇)
◎市長(柳平千代一) 本日、3月定例会の閉会に当たりまして、一言お礼の御挨拶を申し上げます。 この3月定例会は、2月26日からきょうまで、26日間にわたって開かれてまいりました。この間、平成27年度
一般会計予算を初めとする各会計の予算案、また、条例案件や追加議案などを含め、全部で35件の議案につきまして御審議を賜りました。 本日、ここに全ての議案を議了していただきましたことに対し、厚く御礼を申し上げます。 一般質問や御審議の中で議員の皆様から頂戴いたしました御意見、御指摘、御提案につきましては、十分に留意をいたしまして、今後の市政運営に反映させるよう努めてまいります。 開会の挨拶でも申し上げましたように、ここで私や議員の皆様方も、また任期を迎えるわけでございます。この間、議員の皆様方から賜った御指導、御協力に対し心から御礼を申し上げますとともに、市民福祉の向上と市政発展のために注がれました皆様方の御尽力に深く敬意を表するものでございます。 議員の皆様方とは、真摯な議論を重ねる中で、時に御無礼な点もあったかと思いますが、これもお互いの
まちづくりにかける情熱のためと御容赦を願うとともに、御厚情に対し厚く御礼を申し上げます。 今議会を最後に後進に道をお譲りになり、議員を退かれる方には、それぞれの道をお進みになられるわけでございますが、それぞれのお立場で今後とも
まちづくりに御協力をお願い申し上げるところでございます。 また、引き続き御出馬になられる皆様方におかれましては、御健闘をいただき、私も含めましてめでたく市民の皆様の御負託をいただき、再びこの議場でお目にかかれますことを心から御祈念を申し上げます。 3月も終わりを迎え、比較的穏やかな日が続いております。季節が確実に春へと移り変わっているとお感じになっていることと思います。 4月になりますと、入園、入学、就職など、新たな一歩を踏み出す方々や、気持ちを新たにして歩みを進める方々などをお見受けするようになります。その姿に、どこかみずみずしい息吹が感じられ、私たちの心や体にも、いつにも増して力が湧いてくる、そんな時期でもございます。 一言で春といいましても、まだまだ寒暖の差を感じる時期でもございます。議員の皆様方には、くれぐれも健康に御留意をされますよう心から御祈念を申し上げ、簡単でございますが、閉会の挨拶とさせていただきます。 どうもありがとうございました。
○議長(小平吉保) 今任期中における最後の定例会の閉会に当たり、一言御挨拶を申し上げます。 今期定例会は、私ども議員の任期、最後であります。議員各位には、極めて感慨深いものがあったと拝察申し上げる次第でございます。 任期は4月29日まで残っておりますが、この議場において皆さんと顔を合わせるのも本日が最後かと思われます。 平成23年から任期4年間を振り返りますと、議員各位におかれましては、精力的に多くの事業に御尽力をいただき、それぞれ茅野市の発展を願い、理事者、市職員の皆さんとともに、市民福祉の向上に意を注いでまいったところでありますが、
茅野市議会といたしましても、自己改革、議会改革に取り組んだ4年間でありました。開かれた議会を目指し、本会議のテレビ生中継や議会だよりの発行、議会報告会、意見交換会等を実施いたしました。 今後も、市民に信頼され、市民とともに歩む議会を目指して、さらなる議会改革を進めていただきたいと思います。 さて、長い間、議員として市政に参画され、多くの足跡を残され、今期を最後に勇退される皆さんにおかれましては、その感慨もひとしおのことと存じ上げます。ともに過ごしてまいりました今日までを振り返り、深く敬意をあらわすとともに、その御厚情に深く感謝申し上げます。 また、決意を新たに引き続き市政に参画を決意された皆さんには、御健闘をお祈り申し上げるとともに、全員が当選を果たされ、市政発展に一層の御活躍を御期待申し上げるところであります。 今期4年間は、微力ではありましたが、議長を務めさせていただき、ここで任期を終了することになりましたが、この間には、副議長として私を支えていただきました伊藤眞智子さんが任期途中で御逝去され、私個人としても痛恨のきわみであり、
茅野市議会にとっても大きな損失となりました。しかし、伊藤眞智子さんの
茅野市議会への思いと市政発展の志を受け継ぎ、最善の努力を尽くし、議会運営に努めてまいりました。 これまで円滑な議会運営がなされたことは、議員各位を初め理事者、市職員の皆さんのおかげと衷心より感謝申し上げる次第でございます。 12年間、苦楽をともにした皆さんと、この
茅野市議会を去ることは、大変に寂しい思いではございますが、市民の皆さんからお寄せいただきました御支援に対しまして深く感謝申し上げるとともに、これからも茅野市のますますの御発展を御祈念申し上げまして、3月定例会閉会に当たり、御挨拶とさせていただきます。 大変お世話になりました。 これをもって、平成27年
茅野市議会3月定例会を閉会といたします。 長い間大変お疲れさまでした。 午後5時18分 閉会地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。 平成27年3月23日
茅野市議会議長 小平吉保 議員 望月克治 議員 小松一平...