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06月16日-02号

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  1. 飯山市議会 2020-06-16
    06月16日-02号


    取得元: 飯山市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-06
    令和 2年  6月 定例会(第372回)          令和2年6月第372回飯山市議会定例会               ◯議事日程(第2号)          令和2年6月16日(火曜日)午時10開議 日程第1 一般質問   14番 山崎一郎議員    9番 高山恒夫議員    8番 渡辺美智子議員    6番 松本淳一議員    2番 水野正彦議員◯本日の会議に付した事件 議事日程と同じ◯出席議員(16名)    1番  吉越利明議員            2番  水野正彦議員    3番  岸田眞紀議員            4番  飯田健一議員    5番  西澤一彦議員            6番  松本淳一議員    7番  市川久芳議員            8番  渡辺美智子議員    9番  高山恒夫議員           10番  上松永林議員   11番  佐藤正夫議員           12番  久保田幸治議員   13番  小林喜美治議員          14番  山崎一郎議員   15番  石田克男議員           16番  渋川芳三議員◯欠席議員(なし)◯説明のために出席した者  市長        足立正則    副市長       新家智裕  教育長       長瀬 哲    総務部長      北爪英紀  民生部長兼福祉事務所長       経済部長      出澤俊明            湯本與志一  建設水道部長    村上 透    教育部長      常田新司  文化振興部長    桑原雅幸    庶務課長      田中良則  企画財政課長    木村裕之    危機管理防災課長  湯本登喜一  移住定住推進課長  村田 聡◯議会事務局出席者  局長        荻原賢二    次長        島崎紀明  副主幹       鈴木小百合   副主幹       中沢明斗午前10時00分開議 △開議の宣告 ○議長(渋川芳三)  おはようございます。 ただいまの出席議員は全員であります。よって、直ちに本日の会議を開きます。 また、写真撮影のため、報道機関が場内に立ち入りますので、ご了承願います。--------------------------------------- △一般質問 ○議長(渋川芳三)  日程第1、一般質問を行います。 この際、皆さまにお願いいたします。 質問並びに答弁については、簡潔明瞭にご発言願います。また、ご発言の際は、しっかり手を挙げて、議長とご発声ください。 なお、質問、答弁の方法については、全て一問一答方式とし、質問は質問席、答弁は自席でお願いいたします。 また、新型コロナウイルス感染症対策として、質問時間は答弁を含め1人45分以内とし、1人終了後、15分間の休憩を取ることといたします。 それでは、質問の通告に基づき、順次発言を許可します。 最初に、山崎一郎議員の発言を許します。 山崎議員。  〔14番 山崎一郎議員 登壇〕 ◆14番(山崎一郎)  発言を許されました会派政新会山崎一郎でございます。 昨年、台風災害に見舞われた当地域が、今度はコロナウイルスのために厳しい現実となっております。議会の一般質問も15分短縮となりましたが、私はこの実情を受け止め、市政の将来に向けた議論をしてまいりたいと思います。 それでは最初に、台風第19号災害の検証についてうかがいたいと思います。 昨年の台風19号災害から8か月ほどとなりましたが、梅雨時を前にし、去る5月28日、城山雨水排水ポンプ場の工事が完了したとの説明を受け、ほっと一安心で心強い思いをしました。 そこで、昨年の被災時における排水ポンプの機能停止の検証と、再発防止対策をどのように検討されているのか、まずお聞きしたいと思います。 ○議長(渋川芳三)  それでは、答弁を求めます。 村上建設水道部長。 ◎建設水道部長(村上透)  約5か月間にわたる国庫補助事業による災害復旧工事も4月末に完了し、5月中には職員の操作訓練も実施しました。これからの出水期に備えて準備を整えたところであります。 検証と対策についてですが、当時は市街地の内水に対応するため、1基当たり毎分110トンの排水能力を持つポンプ3基を稼働して排水を行っておりました。その後、被災原因である皿川氾濫による場内への浸水により、設備が水没し、ポンプが停止状態に陥りました。この被災原因に対応するため、令和2年度に防水扉を設置し、場内への浸水を防ぐ対策を講じます。また、扉の設置が完了するまでの間は仮設止水板を設置し対応いたします。 ○議長(渋川芳三)  山崎議員。 ◆14番(山崎一郎)  ただいま説明ございました。 実は、城山の排水ポンプが被災し機能が停止したときに、樋管を閉鎖しなかったから、千曲川が逆流したのが水害の要因だといううわさが流れているようでありますが、現場の状況を知らない間違いであると思いますが、市民に不安を与えかねないので、間違いであることをはっきり市民に伝えることが私は重要であると思いますが、状況をお聞きしたいと思います。 ○議長(渋川芳三)  村上建設水道部長。 ◎建設水道部長(村上透)  市街地排水路の樋管、樋門が開いていた状態について、まず市街地の排水の仕組みからご説明する必要がございます。 市街地の雨水排水を担う水路の系統は2つあります。 1つは、新町、上町や、本町、北町など、まちの中心部に降った雨水を排水する中央排水区であります。これらの水路は全て城山雨水排水ポンプ場につながっております。ポンプ場の仕組みは、まず、千曲川からの逆流を防ぐために、ポンプ場内にあるゲートを閉め、千曲川側にある栄川樋管を開けて排水を行います。なお、ポンプが停止した状態においても逆流を防止する装置が装備されており、ここから千曲川の洪水が市街地に入ってくることはございません。 もう一つは、上倉や奈良沢など市街地西側丘陵地に降った雨水を排水する飯山排水区であります。この水路の出口は飯山樋管になっております。排水の仕組みは、圧力管方式といいまして、千曲川の堤防の高さよりも高い場所で雨水を取り込んで、水位差で押し出す仕組みとなっております。まちの中心部を通過する区間は管渠にて密閉されており、千曲川の水がまちの中心部に入ることはございません。 以上、これらの樋管から千曲川の水が逆流し市街地に流れ込むことはありません。 間違った認識や憶測による情報の拡散は、市民の皆さんの不安をあおぎ、誤解を招く危険性があります。今回のこのようなうわさについては、否定させていただきます。 なお、市街地の雨水排水の仕組みについては、市のホームページにて公表させていただいております。 ○議長(渋川芳三)  山崎議員。 ◆14番(山崎一郎)  ただいまの答弁をお聞きしますと、門が開いていたから千曲川が逆流したと、そういううわさなんですけれども、ただいまの答弁を聞くと、樋管の部分は開いていて通常なんですね。その部分というのは、もうちょっとはっきり、開いていていいんだということを、市民に分かるような部分、ちょっと今の答弁では分かりにくいんですけれども、私は、はっきり開いていていいんだという部分をしっかり市民に分かるようにするべきだと思いますが、その辺、何かホームページ、もうちょっと、ホームページって見る人と見ない人いますので、例えば市報とか、しっかりその辺を不安を持たないようにしてほしいなと思いますが、いかがでしょうか。 ○議長(渋川芳三)  村上建設水道部長。 ◎建設水道部長(村上透)  その辺の仕組みの部分は、あらゆる情報の出し方もありますので、その辺は検討させていただきたいと思います。 ○議長(渋川芳三)  山崎議員。 ◆14番(山崎一郎)  それでは、ちょっと時間の部分で、次の質問に入りたいと思います。 次は、新型コロナウイルス対応についてであります。 新型コロナウイルスの感染拡大によりまして緊急事態宣言により、地域間の移動や外出の自粛要請によって、地域のさまざまな面に影響が出て大変厳しい現実になっております。 この状況に対して足立市長は、影響の大きい宿泊、飲食業者の支援のために、いち早く4月に専決対応されたことを私は高く評価するものであります。しかしながら、厳しい状況は改善がまだ見込めない現実にあります。 そこでお聞きしますが、コロナ感染症対応として、「地方創生臨時交付金」が交付されますが、1次分、2次分でどのような状況が見込めるのかお聞きしたいと思います。 ○議長(渋川芳三)  北爪総務部長。 ◎総務部長(北爪英紀)  「地方創生臨時交付金」についてでございますが、国の令和2年度補正予算(第1号)で創設されました臨時交付金のうち、地方単独事業に係る交付限度額は1億2,200万円と内示をいただいており、今後、国補事業の地方負担分に係る分についても交付額が示される予定となっております。 また、先日成立した国の補正予算(第2号)に係る交付金の増額分に係る交付額につきましては、これから近々内示される見込みとなっております。 以上です。
    ○議長(渋川芳三)  山崎議員。 ◆14番(山崎一郎)  今議会に補正で計上されましたコロナ関係の支援事業は一次分のみかと思われますが、国が示した臨時交付金の事例集によりますと、まだ対応できる事業が私はあるように思われます。十分内容を精査して、2次分の事業対応をしっかり対応されるように要望しますが、その辺の考え方をお聞きしたいと思います。 ○議長(渋川芳三)  北爪総務部長。 ◎総務部長(北爪英紀)  いわゆる2次分の事業についてですが、今後どのような施策が地域経済及び市民生活の支援に必要であるかを十分に精査した上で、事業化してまいりたいと考えておりまして、現在、庁内で企画会議を行うなどして活用案を作っております。国の活用事例集も参考にする中で、事業化に向けて迅速に対応していきたいと考えております。 ○議長(渋川芳三)  山崎議員。 ◆14番(山崎一郎)  実は、1次分での対応事業は、直接影響を受けられた方々への支援であったわけですが、2次分については、私は地域が元気付けられるような、そういう事業が重要だと思います。 そこで、最も大事なのは、落ち込んでしまった地域の消費の拡大の回復のために、思い切ったプレミアムを付けた商品券の発行を、私はこれは専決で対応すべきだろうと思うんですが、市長の考えをお聞きしたいと思います。 ○議長(渋川芳三)  足立市長。 ◎市長(足立正則)  新型コロナウイルス感染症の影響は非常に大きいものがございまして、市内の事業者の皆さん全体において大変売上げが大きく落ち込むなど、非常に厳しい状況であるということは認識をしておるところでございます。 この落ち込んでしまった地域の消費を回復させるための経済対策でございますが、議員よりご提案をいただきましたプレミアム付き商品券は、事業者の皆さんに対する経済的支援、対策という面から、また、市民に対する生活支援という面からも、非常に有効な手段の一つというふうに思っております。 今までは、それぞれ収入が減った部分についての給付金というような意味合いがあったわけでございますが、経済を回していくという点がこれからの非常に重要な観点ということでございまして、2次分の事業として、また商工会議所さん等とも協議しながら、議員ご提案のプレミアム率の高いということであるわけでございますが、そのプレミアム付き商品券の発行に向けまして制度設計を進めてまいりたいというふうに思っております。できるだけ早めに実施ができればありがたいと思いますので、よろしくお願いします。 ○議長(渋川芳三)  山崎議員。 ◆14番(山崎一郎)  もう一点申し上げますが、臨時交付金の活用事例の中に、農泊、それから修学旅行を受け入れる事業がございます。実は毎年、戸狩の民宿に、観光協会がリードして、東京都をはじめ1都5県の学校から、57校から、約1万5,000泊以上の自然体験教室を地域では受け入れておりますが、ことしは全く見込めない現状で、地域の経済に大きな打撃となっております。 この重要な自然体験教室も、一度途切れると復活するには容易ではございません。そこで、コロナ終息後を見据えて、この臨時交付金の活用事例を参考に、ぜひこの支援というんでしょうか、この復活のための事業を私は取り入れるべきではないかと思いますが、市長、どんなような考えでしょうか。お聞きしたいと思います。 ○議長(渋川芳三)  出澤経済部長。 ◎経済部長(出澤俊明)  新型コロナウイルス感染症に関する地方創生臨時交付金の活用につきましては、内閣府からもさまざまな活用事例が提示されております。戸狩観光協会に対しまして、直接、損失補償というものはできませんが、取り組みについての支援は可能であると考えております。自然体験教室につきましても、今後の事業の継続に向け、交付金事業の活用について、観光協会と協議をしながら検討を進めてまいりたいと考えます。 ○議長(渋川芳三)  山崎議員。 ◆14番(山崎一郎)  この事業は大変長い間続いてきました大変大事な、地域に経済効果をもたらす事業ですが、こういうものがいったん停止してしまうと、次に復活するにはなかなか先ほど申し上げたとおりでございますので、そういうことにならないように、ここできちんと対応を申し上げたいと思います。この辺の部分は大丈夫ですね、部長。 じゃ、大丈夫だということで受け止めて、ちょっと時間の関係がございますので、3番目の移住・定住施策についておうかがいしたいと思います。 全国的な人口減少のために、各市町村は独自の移住施策に力を入れている中で、飯山市の移住者が29年から昨年までの3年間で317名でありました。しかも、その移住者の平均年齢が男女ともに30歳代であるという状況は、人口減少と高齢化顕著な地域の将来を考えますときに、足立市政の大変大きな成果であるなと私は評価するものであります。 そこで、さらなる移住推進に向けてお聞きしますが、新型コロナウイルスのために、移住希望者の動向に変化があるのか、最近の状況について、まずお聞きしたいと思います。 ○議長(渋川芳三)  村上建設水道部長。 ◎建設水道部長(村上透)  新型コロナウイルス感染症拡大防止対策のため、令和2年2月下旬より計画していました都市部における移住相談会が中止になるなどの影響があったところですが、電話やメールによる相談を随時行ってまいりました。このような中で、移住希望者の3月、4月、5月分の問合せ件数からしますと、平成28年から4年間の平均相談件数より本年度は多い状況です。しかしながら、現地の案内ができなかったこと、また、既に移住を決めた方が、この3か月間程度、移住が遅れたという影響がございました。 なお、移住希望者の相談を受ける中では、今のところ、新型コロナウイルス感染拡大を契機とした移住希望の相談はございません。 ○議長(渋川芳三)  山崎議員。 ◆14番(山崎一郎)  状況が状況でございますので、往来、行ったり来たりという部分ができませんことは分かりますので、ただ、3月から5月までが多いという状況、問合せが多いという状況は今うかがいました。 私は、このコロナウイルスが、地方というんでしょうか、我々のような地域の良さが再認識されて、かえって移住にプラスになるんじゃないかなという思いを感ずるんです。ですので、ぜひそこに向けた取り組みというのは非常に私は大事だと思うんですが、その辺の思いありましたら、もう既に止まっているところは止まっているんですけれども、対策、終息後の対策というものをしっかりやっているだろうと思うんですが、何か考えはありますか。どうでしょうか。 ○議長(渋川芳三)  足立市長。 ◎市長(足立正則)  コロナウイルスによります影響というのが、今後、具体的にどのように出てくるかということが大変注目されているということでございます。それぞれ予想はされて、いろんな方々がおっしゃっていますけれども、今までとは違った動きが出てくるんではないかということでございまして、そういう点では、環境の良さ、それから広い空間で生活できるといった点では、飯山市はメリットがあるというふうに思っておるところでございまして、そういうメリットをまた大いにアピールをして、移住定住の推進を図っていければというふうに思っておりますので、よろしくお願いします。 ○議長(渋川芳三)  山崎議員。 ◆14番(山崎一郎)  そこで申し上げたいんですが、移住施策を推進する上で、飯山に移住を希望されている方々の思いとか移住する理由などを、担当部門だけではなくて市民の皆さんにもしっかり伝えて、移住される方々との相互理解、移住される方々の思いをしっかり地域で受けたり、また地域の思いを移住者にもお伝えするという、その相互理解が私は非常に重要だと思うんですが、その辺の対応というのは、今までを含めてどんな状況なのかお聞きしたいと思います。 ○議長(渋川芳三)  村上建設水道部長。 ◎建設水道部長(村上透)  市に移住相談のありました移住希望者の皆さまには、当市における地域コミュニティーの重要性及び参入、協力について十分促しております。移住に際しては、地元区長さんへも紹介しているところです。また、以前においても市報で移住者の方を紹介した経緯がございますが、移住者の皆さまそれぞれの諸事情や思いがございますので、今後も可能な範囲で紹介できればと考えております。 ○議長(渋川芳三)  山崎議員。 ◆14番(山崎一郎)  そこで、次に、今年度、実は金山地区に1棟8戸の移住定住住宅、それから、上倉、木島、長峰に5棟6戸の若者住宅の計14戸を建設中であります。このための予算額は約3億6,000万でありますが、この財源状況をお聞きしたいと思います。 ○議長(渋川芳三)  北爪総務部長。 ◎総務部長(北爪英紀)  今年度の移住定住住宅若者住宅の財源でございますが、事業費3億6,000万円のうち、過疎債は約2億7,000万円、残りの9,000万が基金からの繰入れと一般財源となっております。過疎債が全体事業費の75%という状況でございます。 ○議長(渋川芳三)  山崎議員。 ◆14番(山崎一郎)  そうしますと、この14戸のために過疎債の市負担分と繰入れの分合わせますと、一般財源分で実質約1億6,000万、7,000万近い、になるんですか、市費が使われます。そうしますと、これを16で割りますと、1戸当たり1,200万円ぐらいかと思います。 仮に1,200万だとしますと、仮に家賃を、この住居の家賃を5万円にしますと、年に60万ですから10年で600万ですよ。1,200万には20年もかかるんですね。この造ります住居の家賃と入居の期限についてお聞きしたいと思います。 ○議長(渋川芳三)  村上建設水道部長。 ◎建設水道部長(村上透)  令和2年度に建設を予定しています移住定住促進住宅若者住宅につきましては、今後、使用料の決定を行いますので、現在の移住定住促進住宅サンコーポラス飯山若者住宅についてお答えいたします。 移住定住促進住宅サンコーポラス飯山の使用料は、住んでいる階数により3段階とさせていただいております。また、5年ごとに2回使用料を上げさせていただいておりますが、1戸当たり月2万円から最大4万円となっております。入居期間につきましては制限はございません。 若者住宅の戸建ての使用料につきましては、1戸当たり月5万円とさせていただいておりまして、入居期間は最大12年となっております。また、集合住宅の場合は月3万5,000円、入居期間は最大5年とさせていただいております。 ○議長(渋川芳三)  山崎議員。 ◆14番(山崎一郎)  ただいま状況はおうかがいをいたしました。なかなかいい条件だなと、移住者にとってはいい条件だなと思いました。 そこで私は、そういう部分よりも移住者の皆さんに、5年以内に市内で家を建てるか購入するための支援策を充実してはどうかという提案をするんです。なぜかといいますと、仮に新築の場合ですと、例えば私の考えです。5年以内に、300万円補助しますので住宅を造ってくださいと。1億7,000万なら、50戸も市内に家ができるんです。400万円なら40戸ですよ。500万円、そんなことはあり得ないかもしれませんけれども、それでも30戸、家が新築できるんです。現状の私は支援策があるだろうと思うんですが、現状の支援策の状況をちょっとお聞きしたいと思います。 ○議長(渋川芳三)  村上建設水道部長。 ◎建設水道部長(村上透)  移住者への住宅の支援といたしまして、飯山市移住支援住宅建設促進事業補助金がございます。この支援は、移住後5年以内の方を対象に、住宅の新築、中古住宅の購入、住宅の改修に係る費用に対しまして、各要件によって20万円から最高150万円までの補助金交付による支援をしております。 ○議長(渋川芳三)  山崎議員。 ◆14番(山崎一郎)  私はぜひ、思い切った支援策を推進しまして住宅建設をしやすくすれば、市営住宅の入居者の回転率がよくなって、移住推進のために毎年のように次々住宅を造るという施策の転換ができるんじゃないかと。そうしないと、人口減の将来、市営住宅の維持費の負担が大変になるし、何よりも住宅建設によって地域の経済効果が生まれますし、何よりも固定資産税の増収につながるわけですので、私はぜひ、この思いを市長におうかがいしたいと思うんですが、いかがでしょうか。 ○議長(渋川芳三)  足立市長。 ◎市長(足立正則)  移住者の希望者でございますけれども、まず2つのタイプがあります。1つは、自分で住宅を取得をして、自分のライフスタイルに合った住宅を取得して移住をしたいという方です。それから、もう一つは、そこまではいかないんだけれども、まず取りあえず賃貸住宅とか市が建設しているこうした賃貸住宅に住んで、まずはお試し的に住んで様子を見たいという方々がいらっしゃいます。 それで、現在、賃貸の関係につきましてはサンコーポラスがあるんですけれども、これは非常に人気がございまして、空き部屋があるとすぐ埋まるといった状況でございます。それで、今年度はそうした賃貸住宅が、サンコーポラスがほぼこれでもういつも満杯の状況に近づいていますので、まず建設をしているといった状況でございます。 しかし、今、議員さんからご提案のございました、ずっと賃貸でなくて、やはり取得をしていただくということについては、これとても大事な視点でございまして、現在マックスで150万円ということであるわけでございますが、ただいま、議員さんのご提案も含めて、住宅の取得についても、いわゆるやっぱり並行して事業を進めていくということについては、とても重要だというふうに認識をしておりますので、また検討してまいりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(渋川芳三)  山崎議員。 ◆14番(山崎一郎)  ぜひ、お試しでしたら、私は5年以内がお試しの期間かなと。10年も、もっともそこにいられるという状況をぜひ改善するように、回転率をよくするような施策をぜひここで考えていただきたいと、もう一度申し上げておきたいと思います。 次に、飯山に移住を希望される方の中には、景観を重視して、道路はあるけれども水道とか下水設備のない場所や、冬期間の除雪対応になっていないような場所を希望するというような移住希望者があるようでございますが、このような場合の市の対応はどのようになっているのかお聞きしたいと思います。 ○議長(渋川芳三)  村上建設水道部長。 ◎建設水道部長(村上透)  市であっせんする物件につきましては、ライフライン等が整備されている物件、もしくは未整備でありましても整備可能な物件を紹介しております。水道、下水道が未整備及び除雪が対応できないような場所を希望される場合は、市としてはあっせんできないことを十分説明して、案内をお断りさせていただいております。また、市の移住に関わる関連団体の皆さまとも意見交換をしながら、適切な対応に努めてまいりたいと思います。 ○議長(渋川芳三)  山崎議員。 ◆14番(山崎一郎)  今の部分は分かるんですけれども、中には、市に相談をしないで土地所有者と相対で場所を決めちゃうと。そして、そこが現集落からかなり離れている場所だとか、でも景観がいいと。そういう場合に、水道や下水道、道路はあるわけですから、除雪対応、そういう場合の対応はどんなふうになるんでしょうか。心配があるような気がしますけれども。 ○議長(渋川芳三)  村上建設水道部長。 ◎建設水道部長(村上透)  飯山市水道事業の設置等に関する条例、飯山市下水道条例等の関係条例では、水道の給水区域並びに下水道の排水区域及び処理区域が定められています。近年、事例はございませんが、現集落から離れていて、水道の給水区域外や下水道処理区域外での水道及び下水道設備の設置については、個人の負担で設置、維持管理していただくよう対応しております。 また、除雪路線は、市道認定路線で、幅員4メーター以上の機械除雪が可能な舗装がされている路線としております。集落から離れた市道除雪も行われていない場所へ移住されたとしましても、除雪経費の負担増や早朝の通勤時間までに行う除雪体制への影響が大きいため、市道除雪の対応は困難です。 移住される場合は、除雪路線沿線の場所を選択していただくようお願いしたいと思います。 ○議長(渋川芳三)  山崎議員。 ◆14番(山崎一郎)  土地所有者と相対で土地を決めちゃうというような場合もあり得るんじゃないかなと思って、私は心配したわけでございますが、何か条例があるようでございますが、そこで私は、高齢化と人口減がどんどん進みます飯山市にとりまして、移住者が増えるということは大変いいことでございます。ですけれども、飯山の人口が少なくなる状況で、現状で持続可能な市政運営を考えますと、私は、各活性化センターごとにコンパクトな地域づくりというものをそろそろここらで私は考える必要があるんじゃないかと思うんです。新しい方でなくとも、例えば、かなり今いられる方々は、ほとんどが下水も水道もあるんですけれども、そこの独居の方とか高齢者の方がその土地を手放したり建物を手放して、そこに住まわれると、移住者が。そういう可能性だってこれから出てくると思うんです。 そういうものの将来を考えると、今のうちにコンパクトな市政というか、持続可能な地域づくりを考えるときに、ちょっと今から将来を考えておく必要があるんじゃないかなと、移住者に対応をする部分で、気がするんですけれども、この辺の部分、ちょっと私の取り越し苦労かどうか、市長の考えをお聞きしたいと思います。 ○議長(渋川芳三)  足立市長。 ◎市長(足立正則)  議員さんお考えのコンパクトな地域づくりの必要性は感じておるところでございます。それで、現在、人口減少社会におきましても持続可能なまちづくりを進めていくということのために、現在、飯山市の将来像とまちづくり基本理念を示す飯山まちづくり基本計画を策定中でございます。これは各地域での将来の姿とか、それから地域づくりの方向性についても盛り込むということにしてございます。 また今後、地域の皆さま方からのご意見等も踏まえまして、持続可能なまちづくりを進めてまいりたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。 ○議長(渋川芳三)  山崎議員。 ◆14番(山崎一郎)  それでは、4番目の質問をいたします。これは公有財産の利活用についてでございます。 人口減少や少子化によりまして利活用の必要な公有財産が増えております現状を私は指摘をしましたところ、昨年9月に公有財産活用プロジェクトチームをスタートさせました。 そこでお聞きをするんですけれども、旧城南中の利活用については、いまだ検討が進んでいるように私には見えませんけれども、建物が耐震性がなくて利用できる状況ではありません。取り壊しに数億円を要するといわれておりますけれども、新たな計画を立てることによりまして、この取り壊し費用が過疎債使えると、過疎債使えるのではないかなと私は思うんですけれども、まず、その部分をちょっと、いかがかお聞きしたいと思います。 ○議長(渋川芳三)  北爪総務部長。 ◎総務部長(北爪英紀)  旧城南中学校の活用につきましては、大きな目標として、旧城南中学校を含む駅周辺エリアの価値の向上につながる活用を目指したいと考えております。 過疎債につきましては、今年度末で過疎法の期限が切れますので、新法の動向にもよりますが、現制度では、当該敷地で施設を取り壊し後の利用計画があり、その計画が過疎地域自立促進計画に位置付けられている内容であれば、取り壊しについて過疎債を活用することは可能と考えられます。 実施に当たりましては、補助金等の活用を検討した上で、過疎債の活用も併せて検討してまいりたいと思います。 ○議長(渋川芳三)  山崎議員。 ◆14番(山崎一郎)  この建物、申し上げましたように耐震性がありませんので、幾らこのまま放っておいても、私は建物そのものの利活用は無理だと、そういうふうに思います。 ですので、今、答弁がありましたように、この場所は、駅や、あるいはまた病院、買物などの利便性が大変いい場所です。駅前のホテル誘致の場所と同様に、私は、3月議会で提言しましたサウンディング方式や地元の民間資本の参加もできるように考えて、地域が早く、いつまでも更地や、あるいはまた古い建物が残っているようなことのないように、地域が元気付くようなそういう計画を立案すべきじゃないかと、そこに過疎債と併せて考えていくべきじゃないかなと思うんですが、市長の考えをお聞きしたいと思います。 ○議長(渋川芳三)  足立市長。 ◎市長(足立正則)  城南中学校跡地でございますけれども、現在、公民連携室で、ただいまご提案のございましたサウンディング方式も含めて、官と民の連携の手法につきまして研究を今進めているところでございますけれども、この官と民というんですか、官とまた民も1つではなくて、民同士の連携というようなものもさまざまなものがあるというふうに聞いておるところでございまして、またそういう研究も含めて、この有効活用に向けてさらに検討してまいりたいというふうに思っておるところでございますので、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(渋川芳三)  山崎議員。 ◆14番(山崎一郎)  この場所は、申し上げましたように、飯山市にとって一番魅力のある場所だと思うんです。ただ、どういう計画を立案するかというそこの部分でございますので、ぜひこれしっかり、そしてまた、しっかりといってもゆっくりではなくて、やっぱりきちんと少し早めに対応を要望しておきたいと思います。 時間がありませんので、最後に申し上げますが、次に私は、この公民連携の部分で、来年3月に移転となります千曲荘がございます。この千曲荘の建物は、今の城南中学とは別に、建物がRC構造でありますので、私は利用可能であると思うので、来年、空き状態にするんではなくて、空き状態になってから検討するんでなくて、今から活用策をしっかり検討すべきではないかという指摘がありました。市長の考えをお聞きしたいと思います。 ○議長(渋川芳三)  足立市長。 ◎市長(足立正則)  北信広域連合が所有します千曲荘でございますけれども、養護老人ホームとそれから特別養護老人ホームから構成されておるところでございます。 それで、北信広域連合と市が交わしました土地使用貸借契約でございますが、両施設とも原状回復義務というのがあるわけでございますが、使用貸借の期間が満了したときに、連合長は貸借物件、土地は飯山市のものなんですけれども、を速やかに原状回復した上で、甲、市長のほうに返却しなければならないというふうになるんですが、ただし、甲、飯山市長が特に認めた場合は、原状に回復せずに返還することができるというふうにされておるところでございます。 現段階ではまだ具体的な方針、計画は無いわけでございますが、ただいま議員から提案がありましたように、有効活用をしていくということで、今後、北信広域連合とも協議をしながら、しっかり検討を進めてまいりたいというふうに思いますので、よろしくお願い申し上げます。 以上です。 ○議長(渋川芳三)  山崎議員。 ◆14番(山崎一郎)  この建物は、申し上げましたようにRC構造でございますので、まだ十分私は使える建物だろうと、そんなふうに思います。しっかり地域の将来を見据えて私は検討してほしいなという思いですが、市長、もう一度お聞きしたいと思いますが、よろしいですか。大丈夫ですね。 それでは、そうであるようでございますので、これにて質問を終わります。 ○議長(渋川芳三)  以上で、山崎一郎議員関係の質問を終わりといたします。 この際、しばらく休憩いたします。 なお、再開は11時からといたします。午前10時43分休憩午前11時00分再開 ○議長(渋川芳三)  休憩前に引き続き会議を開きます。 一般質問を続けます。 高山恒夫議員の発言を許します。 高山議員。  〔9番 高山恒夫議員 登壇〕 ◆9番(高山恒夫)  発言を許されましたので、順次進めてまいります。 まずは、新型コロナウイルス感染症対策における一連の取り組み、ご苦労に対しまして敬意を申し上げます。 それでは、私は、新型コロナ関係と災害対策での課題について、2点に絞って質問をさせていただきます。前段の質問とも重なる部分はありますが、工夫して質問をさせていただきます。 まず、最初の1番ですが、コロナ禍と地域経済の展望についておうかがいします。 まず、市長におうかがいします。今般の新型コロナウイルス感染症は、市民生活や地域経済に重大な影響を及ぼす中で、完全終息には長丁場との予測もされているところであります。この厳しい情勢に、より市民に寄り添う市政運営について、また、一方では、新型コロナウイルス感染症対策が、今後の私たちの社会、経済に大きな変革をもたらすだろうという指摘もある中、現状をどのように認識されているかおうかがいしたいと思います。 ○議長(渋川芳三)  それでは、答弁を求めます。 足立市長。 ◎市長(足立正則)  コロナウイルスの関係でございますけれども、これは国におきまして緊急事態宣言が発令される中、この北信保健所管内におきましてもクラスターの発生がございました。長野県により、県内3地域目の新型コロナウイルス警戒宣言が4月23日から5月9日まで発令されたということでございます。 そのような中、市民の皆さま方には不要不急の外出自粛、また3密の回避等をお願いをするとともに、小・中学校では休校、また各種イベント等の中止、延期なども行ってきたところでございます。それから、観光客の激減ということもございまして、市民、また事業者の皆さま方に大きな影響を与えるということになりました。 幸いにも飯山市内では感染者は発生をしていないわけでございますけれども、未知のウイルスということで、衛生面、それから生活面、経済面等でさまざまな面での不安が大きいというふうに思うわけでございます。 現在、生活支援や地域の経済対策などを進めておるわけでございますけれども、それと同時に、市民の皆さんがこうした不安に対して気軽に相談できるよう、新型コロナウイルス関連も含めまして生活全般の相談を受け付ける「総合相談窓口」を4月から保健福祉課に設置をして、対応を行ってきておるところでございます。 引き続き、市民、事業者の皆さまへのさらなる支援を図り、対応をしてまいりたいと考えているところでございます。 それから、今回のこのコロナウイルスでございますけれども、これは世界的に同時に広がっていると。こうした現象というのは、なかなか世界の歴史の中でも本当に数百年に1回とかそうした大きな出来事であるわけでございまして、このコロナウイルスの関係につきまして、今後、社会にどういう影響を与えていくかということについては、非常に我々も注視をしていかなければならないというふうに思っておるところでございます。ある意味で1つの転換点になるんではないかなというふうにも思うわけでございます。 まだまだ先がはっきり見えてこないわけでございますけれども、またそうした視点もしっかり見据えて、また市政運営も進めてまいりたいと思いますので、よろしくお願い申し上げます。 以上です。 ○議長(渋川芳三)  高山議員。 ◆9番(高山恒夫)  そのような大きな流れの中も含めて、順次質問をさせていただきます。 事業継続支援の関係なんですが、新型コロナウイルス感染症対策での支援制度、これは制度資金融資などをはじめさまざまなメニューが用意されていますが、その活用実態についてお尋ねします。 国の特別定額給付金、一律10万円の支給の関係ですが、市内の支給状況について、またオンライン申請もあったと思いますが、そのような状況について、さらには、国持続化給付金における飯山市の実態、また、市独自の宿泊、飲食業の支給実態について、現在どのようになっているかおうかがいします。 ○議長(渋川芳三)  北爪総務部長。 ◎総務部長(北爪英紀)  まず、特別定額給付金について申し上げます。申請につきましては、6月9日現在、全世帯数8,047世帯のうち申請件数は7,373世帯であり、91.6%が申請を行っていただきました。申請の内訳ですが、申請書による申請世帯が7,289世帯であり、申請世帯の98.9%、オンライン申請による申請世帯が84世帯で、申請世帯の1.1%であります。 給付につきましては、これまでに5月に2回、6月に3回支給日を設定しまして支払いを行っております。引き続き7月以降も行う予定でございます。次回の支給日であります6月18日の支払いによりまして、先ほど申し上げました6月9日申請分までの7,373世帯については全て給付できるということでございます。 次に、市の宿泊及び飲食事業者への給付金の状況ですが、6月8日現在で想定対象件数220件のうち約6割に当たる130件の申請を受け付けており、そのうちの約8割、109件分について給付金の振込が完了しております。 続いて、国の持続化給付金につきましては、原則インターネット申請のみとなっており、インターネットの取扱いが困難な方へ向け、全国各地にてオンライン申請の支援を行う申請サポート会場が開設されており、当市においても商工会議所の会議室を会場に、5月22日よりサポート会場として運営されております。 なお、サポート会場における対応は国からの受託事業者が行っているため、国に確認したところ、地域ごとの申請件数等についてはまだ把握できていない状況とのことでありますけれども、宿泊、飲食事業者への市独自の給付金の申請の状況から、130件以上の事業者は申請しているものと推測されます。 以上です。 ○議長(渋川芳三)  高山議員。 ◆9番(高山恒夫)  最終的なこの数字というのも、後でもしっかりと把握しておくというのは非常に大事だと思います。 それで、1つ、一律10万円の支給の関係なんですが、これは期限がありますよね、有効期限というか。その期限に対して、今の話ですと91.6%の世帯の皆さんはもう申請済みだということなので、残る約9%ぐらいの人は申告漏れの無いように、どのように考えておられますか。おうかがいします。 ○議長(渋川芳三)  北爪総務部長。 ◎総務部長(北爪英紀)  特別定額給付金につきましては、申請期限が設けられておりまして、飯山市では8月17日が期限となっております。 今後の対応でございますけれども、今週中には防災無線、ホームページ、ケーブルテレビなどを使った広報をやっていきたいと。また、6月下旬には未申請の方に再通知をしたいと考えております。さらにまた、7月には市報でお知らせもするということを考えております。8月17日という期限がありますので、申請忘れがないように全世帯の方に申請していただけるよう、しっかり広報、PR、取り組んでいきたいと思います。 以上です。 ○議長(渋川芳三)  高山議員。 ◆9番(高山恒夫)  ぜひそのように対応をお願いします。 次ですが、国会では新型コロナウイルスの感染症拡大を受けて、第2次補正予算が31兆9,000億ということで成立されました。先ほどの質問でもありましたが、自治体向けの臨時交付金2兆円が追加されたんですが、まだ飯山市は額が分からないという話でありました。第1次が1億2,200万という先ほどの答弁でありましたので、倍ぐらい来るのかなとは思うんですが、それは全くあれですけれども、先ほどの市民向け経済対策については、プレミアム等もこれから考えたいということでありますので、特にそのほかにも考えがあれば、聞かせていただければ次に進ませていただきますが、お願いします。 ○議長(渋川芳三)  北爪総務部長。 ◎総務部長(北爪英紀)  臨時交付金の活用につきましては、先ほども申し上げましたが、現在、庁内で企画会議を開催しまして、どのような施策が地域経済及び市民生活の支援に必要であるかを事業化できるように進めているところでございます。現状の支援策等に加えて、感染症終息後を見据えて、この地域にとって効果的な事業を行ってまいりたいと思います。 なお、先ほど市長から答弁のありました県と連携して行うプレミアム商品券の発行につきまして、地域経済の回復のために早急に事業化したいと思います。 以上です。 ○議長(渋川芳三)  高山議員。 ◆9番(高山恒夫)  臨時交付金の活用方法のことで、こういう話もあるんですが、感染症の基本というのは手洗いの励行が特に言われていますが、学校とか公共施設には水道がありますけれども、できるだけその水道の蛇口を自動水栓、開閉センサーですか、自動水栓にするか、接触の少ないレバー方式に改修してはどうかというような声も聞きますが、こういった交付金を活用して施設改修、コロナ対策の施設改修についても検討してはどうかということを思いますが、いかがでしょうか。 ○議長(渋川芳三)  北爪総務部長。 ◎総務部長(北爪英紀)  水道蛇口の自動開閉栓につきましては、学校や観光施設など市の施設の状況を調査したところ、一部の施設では整備されておりますが、未整備の施設が多い状況でございます。 今後の感染状況も見ながら、他の感染対策も併用しつつ、整備について検討してまいりたいと思います。 ○議長(渋川芳三)  高山議員。 ◆9番(高山恒夫)  先ほどの事業継続の関係の支援の関係についてもあるんですが、いずれにしましても、市内の事業所、非常に厳しい経営環境であるという話でありますが、こういう話もあります。いわゆる中小零細事業所の中では、国の最低賃金制度の改定があっても、その賃金のアップについてはなかなか製品コストに反映できないという話。結局、現場で働き出すしかないと、そんなような話もありまして、さまざまな厳しい経営環境の中ではあるにせよ、そこにコロナ禍がさらに苦しみを上乗せするという状態になっているんでありますので、この新たに給付される臨時給付金等を含めて実態に寄り添う市政、給付金対応等を含めてしっかりとこれから進めていってほしいと、そういうふうに思いますので、この項はこれでいったん、それじゃ、次に進ませていただきます。 次にまた、新しい生活様式についてなんですが、政府のコロナ感染症専門対策会議の中でこういう生活様式が提案されていますが、会話は真正面を避けるとか、ソーシャルディスタンス、相手との間隔を2メートル空けるとか、あとマスクをつける、また、食事、宴会では横並び、おしゃべりは控え目に、お酌もなし、おちょこの回し飲みも避ける、こんなようなことも感染症防止の上から対応されていますが、これは、これまでの習慣を見つめ直すことはあるにしても、人との付き合い方といいますか、コミュニケーションといいますか、そういったところでも大事なことも多くあるんですが、こういうことについてはどのように考えていけばいいのか、もし専門的なことで情報があれば、お聞かせ願いたいと思います。 ○議長(渋川芳三)  足立市長。 ◎市長(足立正則)  今、国のほうからは、いわゆる「新しい生活様式」というようなことを盛んに提案されているわけですけれども、議員のおっしゃるとおり、従来の人と人との深い付き合いを大切にしていくということは、これは人が生活していく上でとても重要な営みであるわけなんです。 それで、私は、今回の新型コロナウイルス感染症対策の最大のこれからのポイントは、やはりワクチンとか治療薬がいつ開発されるのかというところが、有効なものがですね、それが非常に大事なポイントではないかなというふうに思っております。現状ではまだございませんので、第2波、第3波を、そうしたものに対する対応が必要だということでございまして、その間は従来に比べると、「3密」を防ぐというような点で非常に不自由な点もあるわけでございますが、感染防止のために市民の皆さまにもご理解をいただきたいというふうに思います。 これで有効なワクチンとか治療薬が開発されたということであれば、過去の感染症と同じように、ある程度安心して従来の生活スタイルができると思いますが、この辺はまだはっきり分かりません。しかし、この新型コロナウイルスはまだ未知のウイルスでございますので、我々の生活にある程度変化をもたらす可能性もあるのかなというふうにも思うところでございます。 以上です。 ○議長(渋川芳三)  高山議員。 ◆9番(高山恒夫)  できるだけ早くそのように解消されればいいというふうに、全く同感であります。 次に、移動に関することなんですが、緊急事態宣言の解除等もなりまして、感染が流行している地域からの移動、また感染が流行している地域への移動なんですが、帰省や旅行も控えると、出張も最小限と、そんなように言われていますが、飯山市の重要施策の中では、やはり観光施策、インバウンドを含めた観光施策、あるいは先ほど話がありました移住政策、最近は特に3桁の成果を上げているこの移住政策なども非常に影響も受けるということだと思いますし、また、先ほどの答弁では、そういったインターネットも使って対応しているという話もありました。 これ最終的なV字回復とはいきませんけれども、非常に飯山市の重点施策がこういうことで非常に影響される中では、先のことに含めてどのような展望を持っておられるか、展望といいますか、対策、対応を考えておられるか、おうかがいしたいと思います。 ○議長(渋川芳三)  出澤経済部長。 ◎経済部長(出澤俊明)  議員からは、インバウンド観光推進、そして移住定住事業についてご質問がありました。 まず、インバウンド戦略観光推進でありますが、感染による世界的な観光需要の低下が進みまして、当市の入り込み客数も減少をしております。しかし、終息後は、国内、アジア、オーストラリア、欧米の順で旅行市場が動き出すことが予想されるため、ウェブを活用した情報発信、プロモーションをより一層進めてまいりたいと考えております。 現在は、長野県が実施しています長野県民向けの「長野県ふっこう割」を活用した受入れを信州いいやま観光局とともに積極的に取り組んでいるところであります。また、7月から実施されます「長野県民支えあい観光産業緊急支援事業」、これも県が実施します宿泊割引をはじめとした割引クーポン券の活用事業ですが、これにつきましても、対象施設の登録促進を図るなど、誘客に向けた受入れ態勢を整えているところでございます。 また、国が実施しようとしています「Go Toキャンペーン」におきましても、国・県など関係機関から情報収集を行い、乗り遅れることのないよう対応するなど、新型コロナウイルスの影響を少しでも食い止められるよう取り組んでいく考えでございます。 次に、移住定住事業ですが、都市部における相談会につきましては、2月下旬より中止となっているところでございますが、その間、電話やメールで随時対応してきております。移住者からの問合せ件数としますと、3月から5月の3か月間でございますが、平成28年から4年間の平均相談件数38件よりも本年度は多い48件の状況ですが、現地を案内できないこと、また既に移住を決めた方が移住できていないなどの影響が出ているところであります。 なお、NPО法人「ふるさと回帰支援センター」の見解によりますと、リーマンショック後、若者の田舎志向が高まり、東日本大震災以降、子育てを行う上で安全・安心な地域を求めて、30代、40代の子育て世代の移住者が増加をしているところでございます。 このような見解もある中で、新型コロナウイルス感染拡大終息後の社会状況の変化に対する情報を収集し、適時的確な事業推進を図ってまいりたいと考えております。 インバウンド観光推進、移住定住推進とも、新型コロナ感染症の流行により事業の推進に影響が出ていますが、即V字回復とはいかないかと思いますが、影響を最小限に食い止め、併せて支援策を含めて事業の強化により、今後の事業推進を図ってまいりたいと考えます。 ○議長(渋川芳三)  高山議員。 ◆9番(高山恒夫)  時間の関係もありますので、先に進ませていただきます。 コロナウイルス感染症対策の関係で、働き方の新しいスタイルについて質問します。 今、テレワーク、オンライン会議など新しい働き方がクローズアップされておりますが、飯山市も起業支援センター「あすちゃれ」でICT情報環境を整えて、コワーキングスペースなどでIT事業者の誘致を積極的に進めていますが、この関係で利用環境の変化、あるいは、コロナ禍の中で地方と都会の関係というのも見直しというような指摘もありますが、どのような戦略を整えるか、これについて質問したいと思います。 質問時間45分ですから、答弁もまとめて分かりやすく、ひとつ短くお願いします。 ○議長(渋川芳三)  出澤経済部長。 ◎経済部長(出澤俊明)  飯山市では、起業支援センター「あすちゃれ」においてコワーキングスペースなどを整備し、IТ事業者をはじめ県外からの企業の誘致を進めておりまして、現在は2つの事業者が入居をしております。 また、戦略としましては、これまでの「自然豊か」、また「水がきれい、おいしい食べ物、人がいい」といった、全国どこでも同じ企業誘致のキーワードではなく、農業や商業など飯山特有の地域課題の解決をビジネスにする事業者をターゲットに、事業者、サテライトオフィス、飯山での起業、テレワーカーなどの誘致を進めていきたいと思います。 このように、都市と地方の関係が見直しされる中で、新たな働き方、生活と仕事を併せて提案をしていくということが重要であると考えております。 ○議長(渋川芳三)  高山議員。
    ◆9番(高山恒夫)  分かりました。 他の自治体においても同様の取り組みというのが増えている昨今でありますが、そのようなことと、どのような特色を出して事業者を呼び込んでいくのか、方針があればお聞きしたい。また、その特色を出すためにも民間の力を借りる、そんなようなことも非常に大事だと思いますが、運営方法についても考えがあればおうかがいします。 ○議長(渋川芳三)  出澤経済部長。 ◎経済部長(出澤俊明)  関東方面からのアクセスの良さと、1年を通しさまざまなアクティビティーが行える環境の両方を持ち備える飯山市の特色を生かし、近年、新たな仕事のスタイルとして注目されている仕事と休暇を両立させた働き方の意味である「ワーケーション」の角度からも、事業者の誘致を進めてまいりたいと考えております。 また、この「あすちゃれ」につきましては、現在、市が直営で運営を行っているところでありますが、同様の施設では民間ならではの柔軟な発想が求められていることなどから、今後は民間の指定管理方式なども含め、管理、運営方法の見直しを検討してまいりたいと考えます。 ○議長(渋川芳三)  高山議員。 ◆9番(高山恒夫)  ありがとうございました。 それでは、先ほど市長もコロナ感染にPCR検査というような話もありましたが、1つこんな話もありますが、下水道処理の関係なんですが、新型コロナウイルスの感染がどれだけ広がっているかという、それは下水道に含まれるウイルスの量から察知できると、そんなようなことも研究されているようでありますが、海外でも日本でも始まっておりますが、飯山市の何か認識といいますか情報といいますか、そういうのがありましたら、考えがありましたらおうかがいします。 ○議長(渋川芳三)  村上建設水道部長。 ◎建設水道部長(村上透)  下水に含まれる新型コロナウイルスに関する研究では、オランダを皮切りにアメリカ、フランス、オーストラリアにおいて汚水からウイルス遺伝子の検出が報告されまして、感染者の症状の有無に影響を受けずに早い段階から感染の兆候が把握できると期待されています。 日本では、東京都が日本水環境学会と合同で研究を始めており、下水道からコロナウイルス感染状況の有効な情報を得られる可能性について注目されております。 しかしながら、新型コロナウイルスに関する下水の疫学調査については、ウイルスの検出法、検査や医療など関係機関との連携方法等、まだ課題も多いとされております。飯山市としましては、関係機関と情報を共有しながら、今後も動向を注視したいと考えております。 なお、終末処理場等で汚水処理に関わる下水道従事者の感染リスクや感染予防策につきましても、世界保健機構などで議論されておりまして、飯山市では下水道業務継続計画において、感染予防のための保護具の装着基準を定め、終末処理場従事者の感染予防に努めております。 ○議長(渋川芳三)  高山議員。 ◆9番(高山恒夫)  それでは、時間の関係ありますので、3番の台風19号災害の課題整理について入ります。 いよいよ関東甲信地域にも梅雨入りしまして、この雨の季節、災害への備えというのは非常に改めて思うところでありますが、さきに千曲川関係で2つの大きなニュースがありました。 先日6月10日の報道では、昨年の台風19号で千曲川に流れた流量は、立ヶ花水位観測所で10月13日午前4時、毎秒8,387トンでありました。過去最高が58年の7,400トンですから、立ヶ花から3時間後に、飯山市に桁外れの大水が流れてきたということが分かりました。これが1点です。 もう一つ、4月から国の千曲川緊急治水対策出張所が長野市から飯山市に移転されました。これは非常に大事なことでありまして、国と飯山市の信頼関係無くして実現するものではありません。開所式には国交省北陸地方整備局長も見えられたとのことでありますが、日ごろの関係構築に、市長の努力、熱意に敬意を申し上げながら、引き続き連携強化の関係の下に治水整備を進めてほしい、こういうふうに願います。また、私たちの議会の立場でもしっかりと連携協力すべきだというふうに思います。この点について、市長の考えがあればおうかがいしたいと思います。 ○議長(渋川芳三)  足立市長。 ◎市長(足立正則)  高山議員さんからご質問がございましたけれども、国・県、それから流域市町村が一体的となって取り組みます「信濃川水系緊急治水対策プロジェクト」がスタートをしたところでございまして、この中で、特に飯山市の懸案でございます戸狩狭窄部の掘削、それから堤防整備、また遊水地の整備などが盛り込まれており、大変感謝をしておるところでございます。 併せまして、今回の千曲川の緊急治水対策のプロジェクトがスタートしたわけでございますが、この推進のためのいわゆる事務所、これが飯山市に開設されまして、事業の迅速な対応ができるということについて、大変期待をしておるわけでございます。 飯山市に設置をしていただいたということにつきましては、今まで機会があるたびに、できるだけ国の幹部の皆さん方と、市の課題や取り組みなど情報交換をしてきた成果もあるのではないかというふうに思います。お互いを理解できる信頼関係を構築しているからと感じているところでございます。 緊急治水対策事業の推進が強化されまして、一日も早く市民が安全・安心にして暮らせるよう、また引き続き国と連携協力を図ってまいりたいと思いますので、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(渋川芳三)  高山議員。 ◆9番(高山恒夫)  それでは、この関係についてもう一点お聞きしますが、昨年の台風19号災害の課題と対応策について中間のまとめがこの4月21日に作成されています。それぞれの課題別に正直に結果と向き合い、今後に生かす、そういう思いが理解できます。前向きな視点で引き続き徹底的に課題の議論を進めてほしいというふうに考えます。 そこで今、喫緊の状況を考えますと、今回の新型コロナウイルス感染症と避難所の関係については、これもう即対応ということになると思いますが、補正予算でも上がっておりますが、この辺についてはどのように具体的に対応するのかおうかがいします。 ○議長(渋川芳三)  北爪総務部長。 ◎総務部長(北爪英紀)  避難所の新型コロナウイルス感染症対策ですが、避難者の受入れに当たっても「3密」を避けた形を取ることとされております。 そのため、避難者の間隔を空けて密を避ける対策を取って開設しますが、受入れ人数が少なくなってしまうことから、親戚や知人のところへの避難も勧めることとしております。 また、避難所に受入れ可能人数以上の人が集まってこられた場合には、しばらくの間の対応としまして車中避難というのもお願いしていくことも考えております。 避難所内の対策としましては、今議会で補正予算を提出しておりますけれども、マスクや消毒液、パーティションを用意したいと考えております。そのほか、受付で検温を行い、発熱のある方が避難されてきた場合には、別室での避難についても考慮していきたいというふうに思います。 以上です。 ○議長(渋川芳三)  高山議員。 ◆9番(高山恒夫)  時間の関係もありますので、最後の4番目に入りますが、樽川堤防の戸那子橋段差解消についておうかがいします。 樽川の堤防緊急治水対策事業が進められていますが、同僚議員のチラシによれば、堤頂を「少し高くする」というような表現もありましたが、「少し」とか「気持ち」高くというような表現ではなくて、樽川の緊急治水対策事業は、正確にどのような行政の中で治水行政が行われるのかということを内容についておうかがいしたいんですが、誰がどうということでなくて、やはり正確に治水行政というのを知るべきだというふうに思いますので、その辺の情報についておうかがいします。 ○議長(渋川芳三)  村上建設水道部長。 ◎建設水道部長(村上透)  長野県では、平成30年度に始まりました「防災・減災、国土強靱化のための3か年緊急対策事業」におきまして、樽川の堤防強化対策として、堤防天端のアスファルト舗装を計画に位置付けまして、令和元年度の当初予算で工事を実施することとしておりました。しかしながら、昨年の台風第19号の影響によりまして年度内の工事施工が困難となったために、繰越しして今年度実施することになったとお聞きしております。 工事の概要ですけれども、築堤計画高に路盤工15センチ、表層工4センチの合計19センチの舗装構成としまして、延長は全体で5,000メートル、左岸で3,500メートル、右岸で1,500メートルだそうですけれども、幅員で5メートル、舗装面積が2万5,000平方メートルといった工事内容でございます。 ○議長(渋川芳三)  高山議員。 ◆9番(高山恒夫)  繰越予算でことししっかりやられるということでありますので、大変期待しています。 それでなんですが、この関係について昨年の12月議会でもお話ししましたが、瑞穂地域、これは木島平も含むんですが、地域の不安というのは、戸那子橋のやはり堤防と段差なんです。それで昨年はトンパックを積んでいただきましたが、今回の工事は非常にありがたいんですが、堤防強化に併せてぜひ解消してほしいと、これが地域の願いです。 実は、おととい6月14日に、県の北信建設事務所整備課と市と地元5集落の区長さんで現地の立会いがあったんです。結果的には、非常に現道、道路と橋と堤防の接点が非常に難しい、片方が生かすと片方が駄目になっちゃうんですね。その辺について、何とかやっぱり地元住民の安心につなげるには、どのような方法がいいのかということなんですが、ぜひこの辺も前々から言われていることなんですが、どのように対応されるかおうかがいしたいと思います。 ○議長(渋川芳三)  村上建設水道部長。 ◎建設水道部長(村上透)  樽川右岸の戸那子橋集落側の堤防段差部分の越水防止対策用としまして、大型土のうを設置していただくよう県に要望してきているところでございます。市としましても、土のうや土砂等を備蓄しまして、緊急時は迅速に対応していきたいと考えております。 また、樽川右岸堤防の戸那子橋集落側の堤防が低い部分につきましては、先ほど議員からお話がありましたが、6月14日に長野県、地元関係者、市で現地協議を行った結果、堤防舗装工事に合わせましてかさ上げをしていただくことになりました。かさ上げの高さにつきましては、交差する市道の通行車両の安全性を考慮して決定する必要もございますので、工事を進めていく中で地元と協議をしながら決めることとしております。 ○議長(渋川芳三)  高山議員。 ◆9番(高山恒夫)  先ほどの新聞報道の中でも、千曲川の流れた水約8,400トン、毎秒ですね、そういった大水量、洪水ということで水の量が流れるという中では、非常に本堤もそうですけれども、樽川の関係についても非常に心配されるところであります。 ですから、まずは最大限にくぼ地をかさ上げしてもらう、それが1つですよね。やっぱり最大限、交通の事故があってもいけませんので、その接点の中で最大限に上げてもらう。そして、いざというときには、今の話のように大型土のうなどを積んで対応してもらう、そういうことだと思うんですが、やっぱり市民の目は、幾ら堤防が完成堤防であっても、低いところが多少上げれば全体が一緒ですよと言われても、どうしても見方ですよね。市民の不安というのは、見て、そこだけへこんでいれば、そこから水が入ってくるというのは非常にやっぱり市民の不安の一つなんです。 それをできるだけやっぱり解消したり、最大限やって、さらに緊急のときはこうしますよということを、やっぱりしっかりとメッセージを出していって災害に備えていくと、それが非常に大事だと思うので、それは我々のほうもそういったことを説明したり、また一緒に水防活動をするんですが、そういったことも引き続きぜひ行政のほうからも発信していただいて、いざというときは一緒にやりますよというような、そういうことで進めていただきたいと切に思います。 ○議長(渋川芳三)  質問でなくていいんですね。 ◆9番(高山恒夫)  追加で話がありましたら、ひとつお願いします。これで最後にしたいと思いますが。 ○議長(渋川芳三)  村上建設水道部長。 ◎建設水道部長(村上透)  ただいまいただいたご意見も踏まえまして、これからも地元と再三協議する場もあろうかと思います。堤防のかさ上げ、また大型土のうの備蓄、両面から対応できるように努力していきたいと思います。 ○議長(渋川芳三)  高山議員。 ◆9番(高山恒夫)  以上で質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(渋川芳三)  以上で、高山恒夫議員関係の質問を終わりといたします。 この際、しばらく休憩いたします。 なお、午後は1時から再開いたします。午前11時40分休憩午後1時00分再開 ○議長(渋川芳三)  休憩前に引き続き会議を開きます。 一般質問を続けます。 渡辺美智子議員の発言を許します。 渡辺議員。  〔8番 渡辺美智子議員 登壇〕 ◆8番(渡辺美智子)  渡辺美智子です。 今回、質問時間が45分に短縮されていますので、答弁は簡潔にお願いしたいと思います。 新型コロナウイルス対策について、医療、福祉関係の最前線で活動されていらっしゃる皆さまに敬意と感謝を申し上げます。 2点について質問してまいりたいと思います。 まず、新型コロナウイルス対策について。 緊急事態宣言が発令され、観光、飲食業、宿泊業、小売業等に大きな影響が出ています。これらの事業者にさまざまな経済対策が国・県・市において対策が取られています。 そこで、市独自の経済対策についておうかがいしたいと思います。 まず、「宿泊事業者等事業継続支援特別事業」では、宿泊、飲食業の支援策が取られ、想定対象件数220件に対して、先ほどの質問で申請件数が130件、109件が給付済みという答弁がありました。この想定件数と申請件数、そして給付済みの件数について、どういうふうな要因なのか、皆さんに情報が行き届いているのかどうか、おうかがいしたいと思います。 ○議長(渋川芳三)  それでは、答弁を求めます。 出澤経済部長。 ◎経済部長(出澤俊明)  宿泊業及び飲食業の方へ向けた市独自給付金の申請状況につきましては、先ほど答弁させていただきましたが、6月8日時点で130件、内訳が、宿泊62件、飲食が68件です。申請想定件数の約6割となっておりますが、この給付金は、令和2年1月から令和2年12月までの間、売上げ等が前年度同月比で50%以上減少した事業者が対象となるものでございます。そのため、5月までの間では対象とならなくても、今後対象となることも考えられます。対象となる場合におきましては、順次申請がなされると考えております。 なお、締切日は来年の1月でございます。 また、この給付金につきましては、商工会議所、観光協会等を通じ、またホームページ、防災無線等を含め、あらゆる方法を使って周知してきたところでございますが、引き続き広報に努めていきたいと考えます。 ○議長(渋川芳三)  渡辺議員。 ◆8番(渡辺美智子)  今後まだ期間があるから増えてくるだろうという予測をしていらっしゃるということだと思います。 それ以外に、また新たに「飯山市事業継続支援給付金給付事業」では、300事業所を想定して、10万円給付、3,013万円が補正予算に組まれていますが、どのような事業が対象か、おうかがいします。 ○議長(渋川芳三)  出澤経済部長。 ◎経済部長(出澤俊明)  「飯山市事業継続支援給付金給付事業」につきましては、給付金の交付対象者の拡充を行うものでありまして、これまで対象としました宿泊事業者と飲食事業者を除いた事業者が対象となります。具体的には、小売業や卸売業、製造業、建設業、サービス業、交通事業者、農業などが対象となります。 ○議長(渋川芳三)  渡辺議員。 ◆8番(渡辺美智子)  この具体的な事業所の中に、例えば医療関係、受診抑制で医療を受ける人が少なくなって、医療関係者の方も長野県の保険協会によると収入が減っているとか、そして、介護事業所においても、利用控えということがあったりして収入が減ってきているという事態があるかと思うんですが、これらの事業は入っていないんですよね。おうかがいします。 ○議長(渋川芳三)  出澤経済部長。 ◎経済部長(出澤俊明)  今回の「飯山市事業継続支援給付金給付事業」につきましては、対象者事業を、「国の持続化給付金の該当となった事業者」と規定をしております。国の持続化給付金におきましては、会社以外の医療法人やNPО法人、いわゆる法人など幅広く対象とされておりまして、介護関係、障がい者関係の事業所についても対象外という記載はございませんので、対象となると考えております。 ○議長(渋川芳三)  渡辺議員。 ◆8番(渡辺美智子)  じゃ、対象になるということで、それで、次の質問に入っていきたいんですが、国の制度の中で、収入が減少していると、5割減少というのが規定にあります。飯山市においても、宿泊、飲食業も5割の収入減、そして市税を滞納していないというふうな条件が入っているかと思うんですが、その辺については、どうしてこういうふうにしたのか、そこの原因、考え方の基本をお聞きします。 ○議長(渋川芳三)  出澤経済部長。 ◎経済部長(出澤俊明)  市の給付金を受けることができる、前年の同じ月と比較し売上げの5割以上の減という基本的な要件は、国の持続化給付金と同様でございます。 また、今回の給付金につきましては、制度が十分でないため市が支援するというものではなく、国の給付金に上乗せをするという形で、さらに厚く支援をしていこうというものでございます。 市税を滞納していないということを条件としていますが、該当される方からご相談いただいた際には、同時期に開始されました国の持続化給付金、あるいは、今月はじめに受付が終了しましたが、県の休業に係る協力金などの給付を受け、一定の資金を確保した上で納税をしていただき、その後、市の給付金を受け取っていただくよう、そのような対応を取っているところでございます。 ○議長(渋川芳三)  渡辺議員。 ◆8番(渡辺美智子)  国の制度の上乗せということで、国の制度から落ちる人いますよね。例えば、5割まで収入減にならない、極端に言えば49%の収入減、これから先、6月、7月を比較して5割減になったところで申請するという方法もあるかと思うんですが、一番底だったときというのは4月から6月じゃないかなというふうに思うので、その辺ではもうちょっと、国の政策に足りない分を市独自が支援していくというのが考え方の根本にあるんじゃないんですかというふうに思うんですが、その辺は、もう国の政策にのっとってそこを上乗せするという考え方に変わりはないんでしょうか。 ○議長(渋川芳三)  出澤経済部長。 ◎経済部長(出澤俊明)  今回のこの飯山市の給付金につきましては、国の持続化給付金に上乗せをするという形の事業でございます。 今後、地方創生臨時交付金などの給付金があるということでございますので、事業者の皆さん、また商工会議所の皆さんと必要な支援については考えていきたいと考えております。 ○議長(渋川芳三)  渡辺議員。 ◆8番(渡辺美智子)  今後、地方創生臨時交付金というのが今回の2倍ということですので、ぜひそこら辺で落ちていく方たちを救済していくというのが大事な事業だと思いますので、手厚く支援をしていっていただきたいというふうに思います。 それから、日本共産党では県及び市においてアンケートの依頼をしました。その内容は、収入が減った、経営の先行きが見えない、必要な支払いができない。また、飯山市の民宿旅館関係の方からは、70ないし100%も収入が減っている、宿泊客も予約もない状況で先行き続けていけるか迷っている。小売業の方も同じことが言われています。5割までも減らなくても、小売業の人はもう30%減っても大変だというのが実情かと思います。 この辺の事業所、入っていないところも結構、小売業のほかにサービス業、美容院だとか理容とか、県から休業要請も出ていない事業もありますよね。その辺への手厚い支援というのが市独自でやっていただきたいなということを思うのと、先ほど市税が滞納していないということで、県の休業要請の給付金を受けて、その給付金で税を納めて、それでこちらも受けてくださいという答弁だったんですが、その休業要請に値しない業者もありますよね。その辺についてどう考えるかお聞きします。 ○議長(渋川芳三)  出澤経済部長。 ◎経済部長(出澤俊明)  議員からは、給付金に該当しない厳しい状況にある事業者の皆さんへの支援ということだと思いますが、これにつきましては、先ほど市長が答弁しましたプレミアム商品券なども検討をしているということでありまして、消費を喚起しながら事業者の支援もしていくということと、先ほどからお話しをしましたが、追加交付されます臨時交付金を活用しまして、経済対策というのを検討してまいりたいというふうに考えております。 ○議長(渋川芳三)  渡辺議員。 ◆8番(渡辺美智子)  本当に困っている業者のところにしっかりと第2次補正予算が行くように取り組んでいっていただきたいと思います。そうでないと、本当にアフターコロナというかコロナの後に、この飯山の観光をはじめ経済が先行き立たないという状況もありますので、ぜひ、市税滞納していても、相談に来てくれたらいろんな形でやれるよということを、ぜひ情報をしっかり出して、スピーディーにやっていっていただきたいというふうに思います。 その辺で、今回これ1回きり、1回の補正予算が組まれていますが、第2次地方創生臨時交付金が出たときに再度やるということは考えていないのかどうか、おうかがいします。 ○議長(渋川芳三)  足立市長。 ◎市長(足立正則)  議員さんからいろいろご質問をいただいておるんですけれども、何らかの形で今のコロナの生活に影響を受けた方々への給付とか、もしくは経済振興とかというものについて、やっていかなければならないというふうに理解をしているところです。 それで、今回この補正ではプレミアム商品券の補正を上げさせていただいているところですが、これにつきましては、最初の宿泊、飲食事業者への独自の給付、それから今回、持続化給付金の対象となられる方への10万円の上乗せ、しかし、それ以外にも、それには該当されない方々もいらっしゃると思うんです。そうした方々へのやっぱり経済的な波及も含めて、プレミアム商品券は幅広い要するに業種とか範囲の中で使えるようにしていきたいなと思っています。 それから、第2次の補正でございますが、コロナのこの状況がいつまで続くのかというのが実はまだ分かりません。これは誰も分からないと思うんですけれども。そうした状況を見る中では、経済の先行きが、議員さんおっしゃるように非常に心配されると思います。そのときには、また新たなそうした景気といいますか経済対策というものを出していかざるを得ないんじゃないかと。 ただ、これは市独自の財源で対応できるかといいますと、それはちょっとやっぱり経済政策というのは市とか自治体では無理なんです。したがって、やっぱり国のほうでしっかりした財源確保をしていただいて、それを活用していくということが基本であるというふうに理解をしておるところでございます。 以上です。 ○議長(渋川芳三)  渡辺議員。 ◆8番(渡辺美智子)  今、市長からプレミアム商品券が補正でと言われましたけれども、今後、プレミアム商品券の補正を組むということになりますか。 ○議長(渋川芳三)  足立市長。 ◎市長(足立正則)  今回、補正を上げたその後の話ですか。今回プレミアム商品券を予算計上しましたけれども、その話とは別ですか。その話の後の話ですか。ちょっと確認したいので。 ◆8番(渡辺美智子)  今、私は、経済対策として、今、現にある、やっている宿泊業とか飲食業、その他のところも第2次として取り組んだら、地方創生の臨時交付金が入りますよね。それを使ってできないかという質問をしたことに対して、市長が、プレミアム商品券も補正予算に組んでいるから、経済を振興するためにやっていきたいというお話でしたが、まだこのプレミアム商品券は補正予算には組まれていないですよね。 ○議長(渋川芳三)  足立市長。 ◎市長(足立正則)  国のほうの第2次については、まだ金額内定していません。しかし、それを待っていては遅くなりますので、まず市の単独で上げたいと思うんです。それで、国のほうの補正が確定してきましたら、その中でその費用をまた活用してまいりたいと、こういうことでございます。 以上です。 ○議長(渋川芳三)  渡辺議員。 ◆8番(渡辺美智子)  国の補正予算が参議院で可決されましたよね。違ったかな。その辺ではまず、地方創生臨時交付金というのが2兆円、1次が1兆円だったから、今回2兆円ということで、多分、倍になれば2,400億円になるかと思うんですが、その辺を使って、県もプレミアム商品券をやって経済対策を取っていきたいというふうなのが出ていると思いますので、その辺も含めて一緒にやっていくということになるんですか。 ○議長(渋川芳三)  北爪総務部長。 ◎総務部長(北爪英紀)  本日、市長のほうからプレミアム商品券を実施するというご発言がございまして、事務方としましては、それについて早急に詰めて、早い時期にまた議会に提案できるようにしていきたいというふうに考えております。 ○議長(渋川芳三)  渡辺議員。 ◆8番(渡辺美智子)  じゃ、先ほどの議員の質問に応えて、やるということでよろしいんですね。 じゃ、次に、小・中学校対策についておうかがいしていきたいと思います。 「新しい生活様式」を考えたとき、小・中学校の今度統廃合が出てきていますが、今回、「3密」を避けるとか、新しい生活様式の中で2メートルを空けるとか、最低1メートルを空けるというふうになってきています。こういう点で、例えば今の教室でその2メートルを空けると何人入れるか、1メートル空けると何人入れるか、その辺についておうかがいします。 ○議長(渋川芳三)  常田教育部長。 ◎教育部長(常田新司)  今の教室で2メートルを空けると何人入れるか、1メートル空けると何人入れるかというご質問でございますが、5月の登校再開時に各学校の教室の児童・生徒の席を1メートル以上離すようというふうにお願いをして、各学校でその対応を行ってきたところであります。それぞれの学校でさまざまな工夫をして、密集を避ける環境をつくっていましたが、25名以下であれば約1メートルの間隔が確保できる状況となっています。 ちょっと2メートル空けるということをしていませんので、それについてはちょっとお答えできません。 ○議長(渋川芳三)  渡辺議員。 ◆8番(渡辺美智子)  今回のこの、やっぱり人と人との間隔を最低1メートル空けるということで、学校によっては、みんな一緒に学校来られなくて分散登校している、それもやむなくというところがありますが、飯山市はそれがなくて済んだと思うんです。 今後、統廃合した場合、今回の指針の中では1クラス18人ですね、35人が定数だから、36人にして半分にして18人。最高でも35人までを受け入れますよということになると思うんですが、そうした場合、今25名以下で1メートル空けることができるというふうになったときに、35人学級だったらこれは不可能ということになるかと思うんですが、その辺についてはどのように考えますか。 ○議長(渋川芳三)  常田教育部長。 ◎教育部長(常田新司)  35人学級になった場合は、1メートル以上空けることは難しいんじゃないかというご質問でございますが、今、議員さんがおっしゃったとおり、長野県のクラス編成基準が1クラス35名以下でありますから、飯山市適正規模等の検討委員会答申のとおり1学年複数学級とした場合、1学年1クラスで最小18名から最大で35名のクラス編成となります。 現在、委員会答申に基づいて、市教育委員会として新たな学校づくりのための計画案を策定しているところであり、学校規模がどうなるのかも含め計画案を作成中ですので、新たな学校の教室内で1メートルの間隔を取ることが可能な人数になるかどうかと、35名分のところについては分からないという状況です。 今後、国・県の動向も注視しながら、感染予防に留意した学校づくりを計画し、考えていく必要があると考えますが、実際、現実的には今、中学校、飯山小学校については35名で授業を行っていますので、十分感染等に注意しながら実施していくというふうになると思います。 ○議長(渋川芳三)  渡辺議員。 ◆8番(渡辺美智子)  飯山小学校で35人学級で十分注意すればやっていけるということだけれども、基準的には「新しい生活様式」を考えたときは、それを常態化していいのかということで、今、国でもいろいろ議論されていて、20人学級にしようじゃないかということで、野党は統一してその辺出していたり、総理大臣もその辺検討するというふうなことを言っていますけれども、そういうことを考えると、ぜひ、統廃合の問題出てきて今もう一遍検討していくべきではないかというふうに思います。再度、答弁お願いします。 ○議長(渋川芳三)  常田教育部長。 ◎教育部長(常田新司)  今、議員さんがおっしゃられたとおり、国ではそういうような考え方も今進めているところだとは思います。国また県の動向等を先ほども申しましたが注視しながら、統合の学校については考えていきたいというふうに思います。 ○議長(渋川芳三)  渡辺議員。 ◆8番(渡辺美智子)  それでは、今、教室は1メートル空けたら何名かということをお聞きしましたが、今度、統廃合することによって、スクールバスを利用する児童が増えるかと思うんです。そのときに、スクールバス1台で1メートル空けるとすると、何人乗車可能ですか。 ○議長(渋川芳三)  常田教育部長。 ◎教育部長(常田新司)  スクールバスの利用者が増える中で、バスに1メートルを空けると何人乗れるのかというご質問でございますが、スクールバスについては現在の運行もしておりまして、現実的には1メートルを空けているわけではありません。できるだけ距離を空ける、窓を開ける、会話や発声をしない等、感染防止の対応を行っているところであります。 統合後のスクールバス運行については、先ほど答弁しましたとおり、現在計画案を策定中でありまして、通学方法等も今後の検討ということでございます。 ○議長(渋川芳三)  渡辺議員。 ◆8番(渡辺美智子)  ぜひ、スクールバス登校になると、今までよりも長い時間の登校時間になるかと思うので、その辺ぜひ検討するときには、子どもたちに負担にならないように検討していっていただきたいというふうに思います。 次に、平和学習についておうかがいしたいと思います。 毎年、市内の中学生約10人が広島の平和記念式典に参加しています。ことしは平和記念式典への参加人数を少なくするということが言われています。また、原爆資料館は整理券を発行して従来どおりすると、被爆者体験講話は休止するというふうにしています。ことしの平和学習の参加の仕方が変わってくるかと思われますが、どんな参加の仕方を考えているのかお聞きします。 ○議長(渋川芳三)  長瀬教育長。 ◎教育長(長瀬哲)  結論から申し上げます。ことしは広島へは行かないという結論を出しております。 その代わり、夏休みを半分削って8月6日まで授業をやりますので、6日の終業式に、学校長等が全体に向けていろんな形で講話をしてもらうふうにお願いをするつもりでおります。 以上です。 ○議長(渋川芳三)  渡辺議員。 ◆8番(渡辺美智子)  行きたいと希望していた人はとても残念だと思うんですが、終業式に校長先生に講話をしていただくという1つの方法だと思うんですが、例えば広島まで行けなくても、県内でそういうところの見学というか、そういうことは考えられないでしょうか。 ○議長(渋川芳三)  長瀬教育長。 ◎教育長(長瀬哲)  結論から申し上げます。考えておりません。 夏休み等、またいろんなところへ出かけるということは、またコロナウイルスの関係で非常に難しい部分がありますので考えておらず、今申し上げたような形で、しっかり自宅でも考えられるような形をしたいと思います。 以上です。 ○議長(渋川芳三)  渡辺議員。 ◆8番(渡辺美智子)  ちょっと残念かなという感じがするんですが、今回、夏休みも少なくなるとかいろんな状況があるかと思いますが、次に、学校の休校が続いて、就学援助制度がちょうど年度末から年度初めのところが休校になったりして申請ができなかったとか、その後、コロナ感染症が起因して収入減になったということで、要保護世帯になった世帯もあるかと思うんです。その辺の対応はどうなっているのかお聞きします。 ○議長(渋川芳三)  常田教育部長。 ◎教育部長(常田新司)  学校の休校によって就学支援制度の申請がされなかったり、コロナ感染症が起因して収入減になったことで要保護世帯になった世帯があるので、その対応はというご質問でございますが、就学支援制度の申請は、各学校で年度当初の締切りを5月中旬から下旬に設けて受付をし、6月5日までに市へ申請書を届けるようお願いしているところでございます。新型コロナ対策による休校期間はありましたが、5月の休校明けからは、新型コロナの影響で家計が急変した世帯が対象となることを全児童・生徒の保護者に周知し、併せて各学校には受付期間を柔軟に対応するよう指示したところでもあります。 6月9日現在で申請件数が180件あり、そのうちコロナ影響分が25件程度となっておりますが、今後、所得や収入の状況により対象となるかの判定をしていく予定であります。また、申請につきましては随時受付もしています。 ○議長(渋川芳三)  渡辺議員。
    ◆8番(渡辺美智子)  ぜひ、収入減になった方は大変かと思いますので、その辺の対応よろしくお願いしたいと思います。 それと、学校の休校によって、食費とか光熱水費が普段より高くなったという調査があります。ある調査によると、食費は96%、水光熱費は87.4%の世帯で増えたというデータがあります。特に就学援助を受けている家庭に昼食分の補助を求めますが、文部科学省初等中等教育局健康教育・食育課によると、「要保護及び準要保護者に対して学校給食費相当額を補助する場合、要保護児童生徒援助費補助金として計上して差し支えないとしている」というふうな通達が来ていますが、その辺について、昼食費の補助というのは考えられないかお聞きします。 ○議長(渋川芳三)  常田教育部長。 ◎教育部長(常田新司)  学校の休校により、食費、光熱水費が普段よりかかっていると。特に就学援助を受けている家庭に昼食分の補助を求めるがということでございますが、今回の休校日数につきましては、先ほど教育長からも話がありましたが、夏休みの短縮も含め、年間の授業日数確保をする予定であります。年間を通じては、家庭での昼食提供費については大きく変わらないというふうに考えますので、また、就学支援では給食費の実費を全額支給していますので、家庭での昼食分の補助をするということは考えていません。 ○議長(渋川芳三)  渡辺議員。 ◆8番(渡辺美智子)  文科省が出しているところによると、要保護世帯には出せると。準要保護世帯もこれに準じて出せるというふうになっているが、夏休みが少なくなって、そこで給食費を補助するから、そこについては考えていないということでよろしいんですか。考えられないですか。 ○議長(渋川芳三)  常田教育部長。 ◎教育部長(常田新司)  今、議員さんご指摘のとおり、今回の休校日数については、夏休みの短縮も含めて、年間通しては学校へ来る日数は大きく変わらないので、その部分についての食費、光熱水費は相殺されるというふうに考えていますので、なおかつ就学援助については給食費全額支給していますので、単独で補助するということは考えていません。 ○議長(渋川芳三)  渡辺議員。 ◆8番(渡辺美智子)  じゃ、次の児童扶養手当についておうかがいしたいと思いますが、国は第2次補正予算において、児童扶養手当受給者に5万円、2人目以降は3万円の給付が組まれています。この関係で所得の関係で、所得は一定以上の人はこの給付が受けられないというふうになっていると思うんですが、ここ漏れる人の支援というのは考えられないかどうか。 ○議長(渋川芳三)  常田教育部長。 ◎教育部長(常田新司)  国の2次補正予算において、児童扶養手当受給者に給付が組まれております。もともと児童扶養手当については所得の制限がありまして、ひとり親であっても全世帯が対象になっていないということで、対象から漏れる方の支援ということでございますが、国の「ひとり親世帯臨時特別給付金」につきましては、児童扶養手当受給者のほかに、公的年金を受けているひとり親世帯も支給対象とされています。また、新型コロナウイルス感染症の影響を受けて家計が急変し、収入が大きく減少した場合も対象となるということで、5万円を申請により支給するということになっておりますので、所得が減少するという部分については対象者になりますので、市としては、それ以外の部分についての給付については考えていないということであります。 ○議長(渋川芳三)  渡辺議員。 ◆8番(渡辺美智子)  じゃ、次に、突然の学校一斉休校によって、休業要請だとか給付金の大幅な遅れだとか、学校の休校によって、先ほど言いましたが食費や水光熱費がかかったということで、普段より深刻な面が子育て世帯に及んでいると思うんです。その辺で、ぜひ第2次補正というかその辺のところで、18歳未満の子ども全体に市独自の支援ができないかどうか、おうかがいしたいと思います。 ○議長(渋川芳三)  長瀬教育長。 ◎教育長(長瀬哲)  結論から申し上げます。考えておりません。 市としましては、例えば学校給食もなかなか開始するのに厳しい時期があったんですが、お弁当で独自にやって、できるだけ親に負担かけないようにしたり、それから、国でいろんな給付金等、ひとり親とかいろんな形で支給されています。ですから、今のところ市では考えておりません。 以上です。 ○議長(渋川芳三)  渡辺議員。 ◆8番(渡辺美智子)  考えていないと、これは駄目だよということですが、県内でも多くの市町村でここの子どもたちに支援というのが出てきているんですが、飯山市は考えていないということですので、もし考える余地がありましたら、考える対象にしていっていただきたいなというふうに思います。 次に、防災減災対策についておうかがいしていきたいと思います。 コロナ対策で、先ほど質問もあったり答弁もありましたが、避難所の設定と感染症対策に、防災学術連携体の提言によると、避難所の数を増やすとか、空きスペースを取る、つい立てを設置等、緊急メッセージが出ています。避難所だけじゃなくて、駐車場、車での避難とか、親戚とか知り合いのところに避難という、いろんなことが考えられると思います。 避難所の設置の仕方で、今回パーティションの予算が組まれています。これについては非常に大事なところだと思います。それと加えて、感染の予防の観点から、例えば私がくしゃみをしたら、その飛沫が1.5メートル先の床に落ちると、そういうときに、床下で雑魚寝はどうなのかというふうなことがあったりして、段ボールベッドの整備もいろんなところでされていますが、その辺も併せて求めていきたいなというふうに思いますが、いかがでしょうか。 ○議長(渋川芳三)  北爪総務部長。 ◎総務部長(北爪英紀)  段ボールベッドにつきましては、昨年の東日本台風時に国の支援で20台配布を受けております。 段ボールベッドは、体の不自由な方には便利なものと考えますが、圧縮ができないため保管に大きな場所が必要になることや、避難所で設置した場合にスペースを取って受け入れ人数が減少すること、それから、どの程度再利用ができるかなどの課題がありまして、また、長期に避難所を開設しなければならない場合には、国から配布の支援を得られることもありますので、市としては今のところ段ボールベッドの備蓄の検討は行っておりません。 新型コロナ対策としましては、パーティション、マスク、消毒液の備蓄を進めたいと考えております。 ○議長(渋川芳三)  渡辺議員。 ◆8番(渡辺美智子)  次に、感染予防対策として、例えば体温を測るときに、いちいち体温計を体内に入れてというのじゃなくて、今、非接触体温計、こういうふうなのしてやっていますけれども、そういう整備も、学校とか保育園とか児童クラブとか介護施設とか障がい者の施設とか、必要なところにそういうのを整備できないかどうかということと、また、マスク、消毒液、先ほどからいろいろ出ていますが、足りているのかどうかということと、ある宿泊施設の方が、これから事業をやるとすると、消毒薬の設置がフロント、それから各部屋の前というふうに、あちらこちらに設置しなくてはいけないということで、その辺もちょっと困っているんだよという声も聞きますので、その辺はいかがでしょうか。 ○議長(渋川芳三)  常田教育部長。 ◎教育部長(常田新司)  学校等、また福祉施設の必要なところに非接触体温計の整備等、また、マスク、消毒薬の整備が十分かというご質問でございますが、非接触体温計につきましては、各小・中学校、保育園、子育て支援センターに配布済みであります。児童クラブにつきましては、委託先の社会福祉協議会が購入を予定しているところであります。その他のマスク、消毒薬等についても、各施設からの要望に基づき、市で一括購入したものを適宜配布しているところであります。 また、介護保険施設、障がい福祉施設での非接触型体温計の整備につきましては、国の2次補正予算の内容を精査するなどして、購入について研究していきたいというふうに思います。 マスクにつきましては、各施設に聞取りをして状況を把握し、県・市より配布を行っておりますが、消毒薬のうち主に手指消毒用のアルコール系消毒液が全国的に品不足で、市も含め各施設とも入手に苦労しているというのが現状であります。 いずれにしましても、国から示された感染対策マニュアル等に従い、利用者や職員の体温チェックを行うなど、新型コロナウイルス感染防止策を徹底しているところであります。 ○議長(渋川芳三)  渡辺議員。 ◆8番(渡辺美智子)  ぜひその辺も、ある介護施設では、体温計測ると、またそれ消毒してとかといって結構大変なのがあるので、そういうのがあるといいかなというふうに思いました。 あと、公共施設の使用が可能になりました。感染ルートの関係で、参加者の名簿の提出を求める自治体がありますが、飯山市の取り扱いについておうかがいします。 ○議長(渋川芳三)  北爪総務部長。 ◎総務部長(北爪英紀)  公民館、図書館、スポーツ施設などのほか、市が開催し不特定の人が参集するイベント、会議等の開催におきまして、感染者が確認された場合に、感染経路の特定や濃厚接触者として対応を依頼するなどのために連絡を取る手段として、連絡先の記入を求めることとしております。 ○議長(渋川芳三)  渡辺議員。 ◆8番(渡辺美智子)  その連絡先の名簿を、ある集会に参加したら書きます。それを提出する義務はありますか。 ○議長(渋川芳三)  北爪総務部長。 ◎総務部長(北爪英紀)  これは法律でどうこうという話ではございませんで、先ほど言ったとおり、感染経路の特定等のために、ぜひご理解をいただいて書いていただきたいということでございます。 ○議長(渋川芳三)  渡辺議員。 ◆8番(渡辺美智子)  書いて、書いたものは、集会の主体であるところが保管していればいいものですよね。 ○議長(渋川芳三)  北爪総務部長。 ◎総務部長(北爪英紀)  連絡が取れるという状況であれば、それで構わないと思います。 ○議長(渋川芳三)  渡辺議員。 ◆8番(渡辺美智子)  では、地球温暖化対策についておうかがいしたいと思います。 近年、気温が上昇し、それに伴い災害が多発しています。ことし5月7日時点で、長野県含め91自治体が2050年度までに二酸化炭素実質ゼロを表明、国連の持続可能な開発目標、SDGsは、最も緊急に行動が必要な分野は気候変動であり、影響は破局的で取り返しがつかなくなってしまうと強調しています。 飯山市においても、昨年の大型台風に今冬の寡雪による影響も、気候変動が大きく要因していると思われます。基幹産業である農業と観光の先行きが不安な中、ぜひ飯山市において気候非常事態を宣言すべきと考えるが、市長の考えをおうかがいします。 ○議長(渋川芳三)  足立市長。 ◎市長(足立正則)  気候非常事態宣言ですけれども、これ長野県も宣言をしていまして、県下では飯山市を含めまして67市町村が賛同をしているということでございます。したがって、現在のスタンスは、県の施策に協力をしていくという、そういうスタンスでございます。 議員からは、飯山市でも気候非常事態宣言をすべきではないかというご質問でございます。県が長野県全域についてやっていると、今度は飯山市が独自でまたさらにそれをするということでありますと、では、飯山市として具体的に、じゃ、その宣言をするのは楽なんですけれども、宣言しただけでは意味がないと思うんです。じゃ、具体的に飯山市としてどういうことをやっていくのかということを、やはり独自のものを研究をして、そして、それでまた市民の方々のやっぱり理解を得て、宣言をしていくとすれば宣言をするということではないかなというふうに理解をしておりますので、方向とすると非常に大事な取り組みではないかというふうに思っておるところでございます。 飯山市としてどのような取り組みが独自のことが可能なのか、また検討していきたいと思います。 以上です。 ◆8番(渡辺美智子)  以上で終わります。 ○議長(渋川芳三)  以上で、渡辺美智子議員関係の質問を終わりといたします。 この際、しばらく休憩いたします。 なお、再開は午後2時からといたします。午後1時43分休憩午後2時00分再開 ○議長(渋川芳三)  休憩前に引き続き会議を開きます。 一般質問を続けます。 松本淳一議員の発言を許します。 松本議員。  〔6番 松本淳一議員 登壇〕 ◆6番(松本淳一)  松本淳一です。 発言が許されましたので、通告に基づいて順番に質問をしてまいります。5点質問したいと思っております。 まず、昨年の水害時の水害のマニュアルというのがあるんですが、その内容と実際の運用についてうかがいます。 昨年の市街地の水害では、新聞などでマニュアルが存在しなかったかのように報道されていました。しかし、実際は存在をしております。「避難勧告等の判断・伝達マニュアル」といいます。 昨年の台風19号で、「避難勧告等の判断・伝達マニュアル」とそのマニュアルの実際の運用についてお尋ねをいたします。 まず、マニュアルはどのような経緯で策定されていったのかお尋ねします。初めて作られたのは、いつのことでしたでしょうか。 ○議長(渋川芳三)  それでは、答弁を求めます。 北爪総務部長。 ◎総務部長(北爪英紀)  最初にマニュアルが作られたのは、平成24年度でございます。 ○議長(渋川芳三)  松本議員。 ◆6番(松本淳一)  何回か改訂されていると思いますが、現在のマニュアルになったのはいつのことでしょうか。 ○議長(渋川芳三)  北爪総務部長。 ◎総務部長(北爪英紀)  現在のマニュアルは、令和元年6月のものでございます。 ○議長(渋川芳三)  松本議員。 ◆6番(松本淳一)  そうすると、現在のマニュアルは昨年の水害の4か月前に作られたということです。 改訂では、避難情報を警戒レベルで伝えるということになりました。レベル1から5まであると思うんですが、3の場合は何、4の場合は何というふうになっていると認識しています。 避難情報の伝え方が警戒レベルになったことを市民の皆さんに伝えていると思うのですが、どのような方法を取られましたか。 ○議長(渋川芳三)  北爪総務部長。 ◎総務部長(北爪英紀)  通告には無い質問なんですけれども、市報と全戸配布でお知らせしました。 ○議長(渋川芳三)  松本議員。 ◆6番(松本淳一)  もう一つ、5月31日にホームページに載っています。それで、これで市民は、警戒レベルをもって避難のタイミングを知らされるんだなというふうに納得していると思います。 マニュアルの中には、避難行動、安全確保行動の考え方があります。土砂災害の場合とか、ほかにもあるんですが、水害に限ってお尋ねします。 水害のときの避難行動、安全確保行動というのを一言で言うと、どういうふうに理解すればよろしいでしょうか。 ○議長(渋川芳三)  北爪総務部長。 ◎総務部長(北爪英紀)  すみません、通告に無いことでありまして、お答えできません。 ○議長(渋川芳三)  松本議員。 ◆6番(松本淳一)  自分で聞きながら、すみませんと言いたいところなんですが、私がちょっと、じゃ、こんなふうに考えていると言いますので、それでまずかったらまずいというふうにお答えください。 水が来る前に避難行動を取ろうということだと基本は思います。そういうことで進めさせていただきます。 それから、マニュアルでは、どんな場合に何を発令するかという避難勧告等の発令基準が設定されています。発令基準、レベルの1、2はいいとして、レベル3、レベル4、レベル5について簡単にご説明願いたいと思います。 ○議長(渋川芳三)  北爪総務部長。 ◎総務部長(北爪英紀)  まず、レベルの高いところからお話しします。 警戒レベル5は、実際に災害が発生している段階でありまして、災害発生情報でありますので、災害発生情報が出る前の警戒レベル3の避難準備・高齢者等避難開始や、警戒レベル4の避難勧告の段階の避難を促すこととしております。 ○議長(渋川芳三)  松本議員。 ◆6番(松本淳一)  レベル3、避難準備・高齢者避難、レベル4、避難勧告です。 昨年の19号台風の千曲川の場合についておうかがいします。 千曲川の場合について、レベル3、レベル4の発令というのは合計何回出ているかお分かりになりますか。もし難しければ、私が挙げますので。 ○議長(渋川芳三)  松本議員に申し上げます。難しいとかそういう問題じゃなくて、通告がしてあるかどうかの話ですから、ご理解ください。 北爪総務部長。 ◎総務部長(北爪英紀)  通告がございませんので、すみませんがお答えできません。 ○議長(渋川芳三)  再度、松本議員に申し上げます。こっち向いてください。我々、内輪で、議員の中で通告制にしようということにしてありますので、それは従ってください。 ◆6番(松本淳一)  はい。 ○議長(渋川芳三)  じゃ、松本議員。 ◆6番(松本淳一)  質問の仕方を変えます。 レベル3、レベル4については7回あります。挙げます。20時15分、木島・常盤、20時45分、木島・常盤、2時30分、大深、2時50分、秋津、4時、秋津、それから5時30分、瑞穂、7回目が6時40分の秋津・北畑です。7回ございます。 次はお尋ねできると思いますが、その7回のうちにレベル3が出ているのは何回ありますか。つまり、避難準備・高齢者避難です。 ○議長(渋川芳三)  北爪総務部長。 ◎総務部長(北爪英紀)  それも通告にはございませんが、避難準備は1回の発令です。 ○議長(渋川芳三)  ちょっと待って。再度申し上げます。ちゃんと事前通告制度を取っているんですから、松本議員、こっち向いて。申合せで事前通告制度を取っているんですから、その事前通告制度にのっとって、まずは質問してきてください。よろしいですか。 ◆6番(松本淳一)  はい。 ○議長(渋川芳三)  松本議員。 ◆6番(松本淳一)  ありがとうございます。 最初の1回だけです。ということは、避難の準備、水が来る前に避難という形をとって言ったのは1回だけです。あとの6回は避難、最初から避難しろという、そういうふうになっています。 先ほど、何が水害のときの避難で大事かというときに、まずは水が来る前に逃げるんだというふうに私考えていますので、その考え方、合っていると思いますが、そういうふうになっていない。準備をしていないのに出ちゃっているというのが今回の避難勧告の出し方だというふうに私は判断をいたします。 では、おうかがいしますが、マニュアルでいうレベル3、避難準備・高齢者避難の千曲川での発令の基準、どうなっていますか。 ○議長(渋川芳三)  北爪総務部長。 ◎総務部長(北爪英紀)  それについても通告はございません。お答えは控えさせていただきます。 ○議長(渋川芳三)  松本議員に再度申し上げます。私の申し上げていることをご理解いただいていますか。ご理解いただいていますか。 ◆6番(松本淳一)  これはお答えできるんじゃないかというふうに…… ○議長(渋川芳三)  そんなこと聞いていません。私が申し上げていることをご理解いただいていますか。 ◆6番(松本淳一)  はい。 ○議長(渋川芳三)  それだったら、ちゃんと事前に通告したように従って、まず質問をしてください。 松本議員、よろしいですか。 ◆6番(松本淳一)  はい。 ○議長(渋川芳三)  松本議員。 ◆6番(松本淳一)  質問の仕方を変えますが…… ○議長(渋川芳三)  ごめんなさい。言葉尻を取るようで。質問の仕方変えるんじゃなくて、通告してありますよね。そのとおりに聞いて、そこから関連する質問するなら、それはそれで認めますのでということは申し合わせてあるはずで、あなたご存じですよね。 ◆6番(松本淳一)  はい。 ○議長(渋川芳三)  下向かないで、ちゃんと子どもにも教えたと思いますが…… ◆6番(松本淳一)  えっとですね…… ○議長(渋川芳三)  松本議員、まだ発言許していません。 お分かりですね。 ほら、すぐ目をそらして知らん顔する。 ◆6番(松本淳一)  知らん顔をしているつもりはありません。大事な質問だと思っていますので。 ○議長(渋川芳三)  ちゃんと目を向いて話しましょう。お分かりですね。 ◆6番(松本淳一)  はい。 ○議長(渋川芳三)  じゃ、守ってください。 松本議員。 ◆6番(松本淳一)  観測水位9.0メートル。これは3月の議会でもそういう同じ答えとなっていますので、そういうことを言いました。はっきり決まっています。 観測水位は、13日の2時に9.0メートル超えています。この時点で市内に避難準備・高齢者避難を発しなかった理由、おうかがいしたいと思います。 ○議長(渋川芳三)  北爪総務部長。 ◎総務部長(北爪英紀)  マニュアルは、さきの議会でも市長から答弁されていると思いますけれども、マニュアルは1つの判断基準ということでございます。上下流の水位情報や千曲川河川事務所、長野地方気象台からの情報を加味する中で、総合的に判断して発令をしていたということでございます。 ○議長(渋川芳三)  松本議員。 ◆6番(松本淳一)  今、判断のするタイミングのことをおうかがいしたんですが、マニュアルにはどの範囲に出すという範囲が決められています。どことどこに出すかというのが決まっているので、それについておうかがいしたいと思います。 いろんなところあるんですけれども、秋津地区についておうかがいしたいと思います。マニュアルで見ると、秋津地区の場合は、避難すべき対象地区というのは上組、中山根、伍位野、北畑、大久保、中町北部の6集落となっています。ひとまとめにそういうふうになっているように書かれています。レベル4の避難勧告に相当するものが3回発令されているのですが、上組、中山根、伍位野が2時50分避難勧告、大久保が4時避難指示、北畑が6時40分避難勧告です。 質問なんですが、マニュアル的には、秋津地区は上組から全部まとめて、中町北部まで全部まとめて発令するようになっていると思いますが、発令がまとまっていないのはどうしてなんでしょうか。 ○議長(渋川芳三)  北爪総務部長
    総務部長(北爪英紀)  それも通告にはございませんでした。 ○議長(渋川芳三)  松本議員に申し上げます。同じことを申し上げます。事前に発言内容、質問内容について通告してあるはずですが、まずはそれに従って質問を始めてください。よろしいですか。 ◆6番(松本淳一)  はい。 ○議長(渋川芳三)  松本議員。 ◆6番(松本淳一)  地区のことはどうなっていますかというふうにお尋ねするというふうには通告差し上げてあります。 秋津地区でまとまっているはずなのに、発令されていない部分もあります。秋津地区のところを見て考えますと、発令のタイミングも、それから地区も、定められたマニュアルとは全然違っているというふうに思います。それは秋津地区だけではなくて、ほかの地区でもそういうふうになっているということです。 これもすみません、もし答えられたらで結構ですが、大事なところなのでよろしくお願いしたいと思います。飯山地区と外様地区には、千曲川増水による発令は出されていなかったというふうに考えてよいのでしょうか。 ○議長(渋川芳三)  北爪総務部長。 ◎総務部長(北爪英紀)  通告にございません。 ○議長(渋川芳三)  松本議員。 ◆6番(松本淳一)  市民のほうには、先ほど確認しましたが、警戒レベルをもって避難情報を発令しますというふうに発表されています。が、お答えになっていない部分もありますけれども、改訂されたマニュアルどおりに発令されていないというふうに私は思っています。 今、千曲川の話を言いましたが、内水について、皿川についておうかがいします。皿川の場合も、マニュアルが無かった、内水のハザードマップが無かった、内水氾濫は考えていなかったなどと報道されましたが、内水についてもマニュアルがあります。書かれています。 例えば、5ページには、内水氾濫として、避難すべき地域、飯山地区、秋津地区、木島地区、瑞穂地区、常盤地区、太田地区、岡山地区の樋門、樋管管理区域。当然、皿川も入っています。また、内水氾濫のレベル3の基準は、8ページにありますが、避難を伴うような浸水、道路が冠水となると予想される場合となっています。 皿川の場合は、飯山地区が対象になります。皿川の発令は、13日の3時15分の北町全区と有尾区の一部から始まって、6時40分の福寿町ほか市街地のところまで11地区ありますが、3時間かかって5回に分けて避難勧告出されています。 マニュアルに当てはめれば、皿川が越水した時点でレベル3になっているというふうに考えます。これは前にも質問していると思いますが、その時点で何らかの発令が必要だったのではないか。今、レベル3を当てはめるなら、というか基準を当てはめるなら、そこでレベル3だと思いますが、いかがでしょうか。 ○議長(渋川芳三)  北爪総務部長。 ◎総務部長(北爪英紀)  それにつきましても、通告にございませんので、答弁は差し控えさせていただきます。 ○議長(渋川芳三)  松本議員、同じことを申し上げますけれども、通告制度を取っております。 松本議員、聞こえていますか。 ◆6番(松本淳一)  聞こえています。 ○議長(渋川芳三)  通告制度を取っておりますので、まずは通告したことについて質問をしていただいてということをお願いをしていますが、ご理解いただけますか。 ◆6番(松本淳一)  しているつもりですが。 ○議長(渋川芳三)  ご理解いただけますか。 ◆6番(松本淳一)  はい、しているつもりです。 ○議長(渋川芳三)  いや、していないから申し上げています。もう通告に従って質問をしていただくように要請します。 ◆6番(松本淳一)  ここまでちょっと…… ○議長(渋川芳三)  松本議員、まだ指名していません。 ◆6番(松本淳一)  失礼しました。 ○議長(渋川芳三)  もう一遍、座ってください。 松本議員。 ◆6番(松本淳一)  再度おうかがいしたいんですが、お答えになれないところもあったんですけれども、全体として見ると、千曲川の場合も皿川の場合も、マニュアルが使われていないんじゃないかというふうに私は思っているんですが、この点いかがですか。 ○議長(渋川芳三)  北爪総務部長。 ◎総務部長(北爪英紀)  千曲川と皿川ということでよろしいでしょうか。 昨年の台風のときには、避難勧告の発令に際し、判断の参考として活用しておりました。 ○議長(渋川芳三)  松本議員。 ◆6番(松本淳一)  それでは、端的な聞き方ですけれども、警戒本部にはちゃんとマニュアルがあったというふうに判断してよろしいですね。 ○議長(渋川芳三)  北爪総務部長。 ◎総務部長(北爪英紀)  ございました。 ○議長(渋川芳三)  松本議員。 ◆6番(松本淳一)  先に進みます。 2つ目ですが、レベル3のことですね。避難は、だから、避難準備があって避難だというふうに考えていますので、これからのことを考えると、旧市街地ですね、水防の訓練が必要だというふうに考えています。 19号台風から8か月たっています。再び水の時期を迎えていまして、上流の長野地区の堤防は整備されました。水が流れやすくなるように河川整備がされます。去年の19号台風と同じような雨の降り方をすれば、今後は飯山地区でも千曲川の水が堤防を超える、堤防そのものが壊れる、そういうことを予想しなければならないと思います。千曲川の堤防が壊れるような場合は、旧市街地では水の逃げる場所がないので、あっという間に堤防の高さまで浸水することが予想されます。 そこで、こういう千曲川の越水氾濫を考えた警戒レベル3、避難準備・高齢者避難を想定した、特に旧市街地での水防訓練の実施が必要と考えますが、これはいかがでしょうか。 ○議長(渋川芳三)  松本議員、これ議員から通告のありました2番、旧市街地での水防訓練が必要というところへ入ったということでよろしいですね。 ◆6番(松本淳一)  入ったということです。 ○議長(渋川芳三)  じゃ、答弁をお願いいたします。 北爪総務部長。 ◎総務部長(北爪英紀)  市街地に限定した訓練ではございませんけれども、本年6月21日に実施する飯山市水防訓練では、土のうの作成や水防工法の実施のほかに、市内の樋門、樋管の操作及び情報の収集、伝達に主体を置いた訓練を行うこととしております。また、レベル3を想定した避難所開設の伝達訓練及び炊き出しの伝達訓練も行うこととしております。 なお、住民の皆さまに行っていただく避難訓練は、秋に実施する総合防災訓練時に行っていただきたいと考えております。 また、市内各自主防災会において独自に防災訓練を行っていただいており、感謝しているところでございますが、その際に避難訓練を併せて行っていただくこともご検討いただきたいと思います。 以上です。 ○議長(渋川芳三)  松本議員。 ◆6番(松本淳一)  もし市街地における出水ということを考えた場合に、浸水の予定範囲はハザードマップにあるとおりだと思うんですが、予定される水の深さというのはどの程度になるというふうにお考えですか。 ○議長(渋川芳三)  北爪総務部長。 ◎総務部長(北爪英紀)  深さということでございますが、一番深いところで5から10メートルということでございます。詳細はまた、ハザードマップ各ご家庭にも配布しておりますので、ご覧をいただければというふうに思います。 ○議長(渋川芳三)  松本議員。 ◆6番(松本淳一)  どこら辺まで水が入るかというのは、市民にも想像がつくようにしておいたほうがいいと思うんですが、昔はそういうのがあったというふうに私、記憶しているんですけれども、浸水の想定、この辺まで来ますよというマーカーを市街地につけるようなお考えはありませんか。 ○議長(渋川芳三)  北爪総務部長。 ◎総務部長(北爪英紀)  浸水深のマーカーにつきましては、現在、国土交通省において行っている「まるごとまちごとハザードマップ」として、木島地区と常盤地区において、電柱や公共施設等の壁を利用して過去の浸水深や想定浸水深の表示をしているところがございます。 地域の皆さんのご理解が必要となりますが、市街地での表示について研究してまいりたいと思います。 ○議長(渋川芳三)  松本議員。 ◆6番(松本淳一)  訓練ではありますが、避難なかなかできないという人がいて、その人をどうするかということが一番大変というか大事なことだと思っているんですけれども、その点、避難の困難な人の、何というかな、どういうふうに動いてもらうかというような具体的な計画はお持ちでしょうか。 ○議長(渋川芳三)  北爪総務部長。 ◎総務部長(北爪英紀)  市では、要介護3以上や療育手帳Aを所有するなどの基準に該当した要支援者のデータを取りまとめまして、公表について同意をしていただいた方につきまして、避難行動要支援者名簿として作成しております。この名簿を各自主防災組織のほか、警察署、岳北消防本部、民生委員に対して提供しております。 各自主防災組織におきましては、この名簿を参考としていただき、各区で把握している方なども追加する中で「住民支えあいマップ」の作成を行っていただき、避難行動に備えていただくようお願いしているところでございます。 ○議長(渋川芳三)  松本議員。 ◆6番(松本淳一)  こういう避難が大変な方の避難場所の確保についておうかがいしたいんですが、車の中とかという話も出ていましたが、普通の人とやっぱり行動とか動ける範囲とか違うので、そのことについてはどういうふうになりますか。 ○議長(渋川芳三)  北爪総務部長。 ◎総務部長(北爪英紀)  ちょっと体のご不自由な方については、福祉避難所というところを設けて対応するというのがあるんですけれども、飯山市においてもそういう対応ができるように、今後検討を進めていきたいというふうに思います。 ○議長(渋川芳三)  松本議員。 ◆6番(松本淳一)  「3密」を避けるとかとありましたので、民宿との提携をお考えになったらいかがかと思いますが、いかがですか。 ○議長(渋川芳三)  北爪総務部長。 ◎総務部長(北爪英紀)  それにつきましては、民宿の皆さんのご意向もありますので、研究してまいりたいというふうに思います。 ○議長(渋川芳三)  松本議員。 ◆6番(松本淳一)  ちょっとこれもコロナに関係するかもしれませんが、たくさん集まれないということで、個人の避難計画を作るということが大事だと思っています。この辺、何か取り組みをされていますか。あるいは、これからこう考えるということがあれば教えてください。 ○議長(渋川芳三)  北爪総務部長。 ◎総務部長(北爪英紀)  地域の中での支え合いということで取り組んできておりますが、議員のおっしゃるようなことは、一番最終的に行き着くところは、誰がどの人を支援して避難所まで連れていくということまで定まれば、それが一番理想的かなというふうには思います。 ちょっとその辺がどこまでというところまでは、進んでいるかというところまでは、ちょっと把握はしておりません。 ○議長(渋川芳三)  松本議員。 ◆6番(松本淳一)  個人一人一人にそういう避難情報が行き渡らせることができる状況になっていると思いますので、ぜひ研究していただきたいと思います。 それで、次にまいります。 3番目ですが、閉じられていたはずの樋門が開いていたということです。 これはもちろん19号台風のときですけれども、普通ではとても考えられないことが起こっていたんだなというふうに感じました。 情報公開をしたんですが、その記録です。「千曲川樋門・樋管ゲート開閉状況(市街地)」というのがございました。その市の記録によると、台風19号に伴う樋門操作において、有尾樋管ゲート閉鎖が13日午前10時になっています。また、同じ有尾樋管ゲートですが、開けられたのが19日午前10時30分となっておりました。 有尾の樋管ゲートは、堤外への水田があるんですけれども、そこの用水路を通すためのものです。13日の2時には皿川の樋門が閉じられています。ですから、たくさん水が来て樋門が閉じられたということなんですけれども、それから8時間は開いていたということになるんですが、これは事実ですか。 ○議長(渋川芳三)  出澤経済部長。 ◎経済部長(出澤俊明)  皿川樋門が閉じられた時間につきましては、13日午前1時44分でありまして、有尾樋管が閉じられた時間が13日午前10時でありますので、皿川樋門が閉じられてから有尾樋管が開いていた時間につきましては、8時間16分となります。 なお、その後、有尾樋管が開けられた時間については、19日午前10時30分ということになっております。 ○議長(渋川芳三)  松本議員。 ◆6番(松本淳一)  今言われたとおり、開いていたということなんですが、当然閉められるべきものだと思っているんですが、どんな事情があったかご説明ください。 ○議長(渋川芳三)  出澤経済部長。 ◎経済部長(出澤俊明)  有尾樋管の維持管理につきましては、飯山市は、飯山市消防団第一分団にその業務を委託をしております。そして、第一分団におきましては、市街地各所で出水があり対応している中で、特に県町への出動要請があったため、閉められなかったと聞いております。 ○議長(渋川芳三)  松本議員。 ◆6番(松本淳一)  樋門の開け閉めに関しては、契約みたいな形になっていると思いますし、その中で責任は問わないというふうになっていると思うんですが、ほかに出ちゃったから閉めないということ、じゃ、全然気がついていなかったということでしょうか。 ○議長(渋川芳三)  出澤経済部長。 ◎経済部長(出澤俊明)  樋管の管理につきましては、担当するのが、飯山市の担当部署は農林課でございまして、消防団一分団とは連絡を取り合いながら夜間やっていたところでございますが、先ほどの事情によりまして閉められなかったと聞いております。 ○議長(渋川芳三)  松本議員。 ◆6番(松本淳一)  もうちょっと具体的な何かあるんだと思うんですが、そういう調査はされていないんですか。これだから駄目だった、あっちへ行っていたから知らないよ、じゃ、という具体的な何かは捉えられていないわけですか。 ○議長(渋川芳三)  出澤経済部長。 ◎経済部長(出澤俊明)  ほかの事情については聞いておりません。 ○議長(渋川芳三)  松本議員。 ◆6番(松本淳一)  ということは、防水というか、当然これ地理院地図が、電子地図があって、深さとか見るともう完全に、この樋管は私行ってみましたが、1.7メートルの1.7メートルのほぼ正方形の穴で、長さが36メートルぐらいかな、なんですよ。当然、開いていればどんどん水が入ってくるわけで、それに対しては何らの処置もされていなかったわけですか。 ○議長(渋川芳三)  出澤経済部長。 ◎経済部長(出澤俊明)  直径が1.7メートルということで真四角だということですが、ボックスの内室の大きさについては1.0掛ける1.0でございます。 今、議員がおっしゃったことにつきましては、消防団のほうに委託をしてありましたので、内容についてはその当時は理解をしておりませんでした。その状況についても不明であります。 ○議長(渋川芳三)  松本議員。 ◆6番(松本淳一)  ちょっとしっかり調べていただきたいと思うんですが、じゃ、防水処理もやっていたかどうかも分からないと。ですね。はい。今うなずかれていました。 それで、堤防の堤内のほうですね、だから西側のところには下水道ポンプ施設があります。有尾の汚水中継ポンプ場ですが、それが水没して故障して、多分かなりの予算をかけて直していると思うんですけれども、この有尾樋管からの水が流入して影響したんではないかというふうに思うんですけれども、というのは、4時15分には皿川は決壊しているんです。だから、皿川の水はほぼそっちに行くんじゃないかと私は思うんですけれども、その辺、この樋管から出た水が、そっちのポンプ場のほうに影響を与えているのではないかと思っているんですが、その辺はいかがでしょうか。 ○議長(渋川芳三)  村上建設水道部長。 ◎建設水道部長(村上透)  有尾汚水中継ポンプ場近くで、皿川橋で警戒に当たっていました上下水道課職員が、皿川の左岸から越流してポンプ場に浸水したことを確認しております。 ○議長(渋川芳三)  松本議員。 ◆6番(松本淳一)  じゃ、もう一点だけ。さっき樋管の管理者は、まちとしては農林課だということですね。見ましたけれども、どっちがどっちが多いか分からないですけれども、あれだけの穴が開いていると恐らくというか、水位とか見ますと、十分に上までかぶっている、実際まだ泥が残っていまして、かぶっています。穴全部の上まで水が来ているなということは確認できると思いますが、ぜひ、今、分からないと言われたところをしっかり調べていただきたいと思います。 非常に残念というか、何でこんなふうになるんだろうというのは私の感想ではありますが、しっかりと調べていただいて、またご報告いただければと思います。 先に進みます。 コンビニの交付のことについておうかがいするといって、これもたくさん用意したんですが、すみません、時間の使い方がまずくて、1点だけ聞いて次にいきたいと思います。用意していただいたのは、次にしっかりと質問させていただきます。 まず1点だけ。コンビニ交付がされています。普通に下の役所でやっていただくと1通300円なんですけれども、飯山市の予算的に見て、昨年度、令和元年度のコンビニ交付1件当たりのコストというのはどのくらいになっていますか。 ○議長(渋川芳三)  湯本民生部長。 ◎民生部長兼福祉事務所長(湯本與志一)  令和元年度のコンビニ交付の予算は954万2,000円でございました。また、昨年コンビニ交付による利用の件数が173件ということで、割り返しますと、1件当たりのコストは約5万5,000円ということでございます。 ○議長(渋川芳三)  松本議員。 ◆6番(松本淳一)  先ほど申したとおりですので、次回きっちりと教えていただきたいと思います。 それで、5つ目ですが、生徒に1人に1台のパソコンが与えられるというか、ようになりました。 ○議長(渋川芳三)  松本議員、iネットご覧になっている人もいるから、何について質問しますと。今のまた違う問題ですよね。 ◆6番(松本淳一)  はい。 ○議長(渋川芳三)  もう一回、最初から入ってください。 ◆6番(松本淳一)  よろしいですか。もう一回言います。 5番目の質問なんですが、大きい。生徒1人に1台のパソコンをどのように生かして使っていくかという、どう生かすかなんですが、コロナの状況もあって、国は、GIGAスクール構想というんだそうですが、生徒1人に1台のパソコンを用意して、情報通信技術を取り入れた教育を本格化しようというふうにしているようです。本年度も、飯山市でも生徒1人に1台というふうな状況になると思いますが、そこでお尋ねしたいのは、パソコンのことじゃなくて、今、これも含まれるんですけれども、新型コロナで授業が遅れています。見ていると、やっと小学生がうれしそうに朝通学しているのを見ているんですが、授業が遅れているところへパソコンの有効な活用も求められているし、今年度から小学校では準備もされていたと思うんですけれども、英語が3年生スタート、5年生からやっぱり英語は教科になるということで、学校の先生すごく忙しくなっていると思うんです。 学校自体、やらなきゃいけないことが山ほど増えていると思うんですが、やっぱり何らかの、学校だけで頑張らせるんじゃなくて、外からの支援が必要なんじゃないかと思うんですが、その辺はどのようにお考えでしょうか。 ○議長(渋川芳三)  長瀬教育長。 ◎教育長(長瀬哲)  議員さんの質問に、お答えいたします。 まず、飯山市のICT、情報通信技術の教育につきましては、市長が非常に造詣が深かったので、数年前からかなり積極的に取り組んでおります。 一番のやはりICTを整備する上で、4つ条件あると思うんですが、ハード、ソフト、ヒューマン、政策です。このうち、やはり一番最大の課題はヒューマン、人材だと思います。特に長野県の先生は、ICT機器を取り扱うのが非常に不得手な先生が多いというデータがはっきり示されております。特にここで、国が一気にICT機器の体制を整えるということで、一気呵成に進むと思います。 ですから、学校でも今まで研究会、研修等やって、飯山市でもかなり進めておるんですが、やはりこの段階でICT機器のサポーター、支援員をやはりしっかり市としても体制を整えて、スピードアップをしないと、一気呵成に進むICT機器の整備に間に合わないというふうに理解しておりますので、議員さんご指摘のとおり、支援員をやはりしっかり整えて、体制つくって取り組んでいきたいというふうに理解しています。 以上です。 ○議長(渋川芳三)  以上で、松本淳一議員関係の質問を終わりといたします。 この際、しばらく休憩いたします。 なお、再開は午後3時からといたします。午後2時44分休憩午後3時00分再開 ○議長(渋川芳三)  休憩前に引き続き会議を開きます。 一般質問を続けます。 水野正彦議員の発言を許します。 水野議員。  〔2番 水野正彦議員 登壇〕 ◆2番(水野正彦)  発言を許されました会派政新会の水野正彦でございます。 私は今議会、1、新型コロナウイルス対応について、2、インターハイの開催について、3、地域の振興対策についての3項目について質問しますので、答弁のほどよろしくお願いいたします。 それでは最初に、新型コロナウイルス対応について質問します。 この冬は寡雪によりスキー客が大幅に減少する中、シーズンの終盤から新型コロナウイルスのために市内のさまざまな面に大きな影響が出て、その対応がいまだ続いている状況にあります。 そこでお聞きしますが、私の地元の戸狩温泉スキー場と民宿にとりましては、寡雪による影響もありましたが、新型コロナウイルスのために春先の自然体験教室が全てキャンセルという事態になりました。また、夏場の合宿や秋の自然体験教室も見込めず、その影響は約4万泊近く減少する厳しい状況が推測されます。そこで、市では新型コロナウイルスによる市内宿泊業者への影響をどのように捉えているのでしょうか。また、その対策についてどのように考えているのかお聞きします。 ○議長(渋川芳三)  それでは、答弁を求めます。 出澤経済部長。 ◎経済部長(出澤俊明)  戸狩の民宿の皆さまからは、新型コロナウイルスの影響で、ことしの春以降の自然体験などのお客さまがキャンセルとなってしまい、非常に厳しい状況であると、そういった声が早くから寄せられておりまして、戸狩をはじめ市内宿泊事業者への経済的な影響は大きいと考えております。 市では、4月に専決による補正予算により独自の給付金を新設し、売り上げが半分以下となった宿泊事業者へ一律30万円、飲食事業者へ一律20万円の給付を行い、宿泊事業者等への支援を行ってきたところであります。この給付金につきましては、6月8日時点で130件、宿泊が62件、飲食が68件の申請がありますが、各事業者の4月あるいは5月の売上高の減少率を見ますと、減少率につきましては宿泊業で平均80%、飲食業で70%という非常に厳しい状況がうかがえております。 今後は、コロナウイルス終息後の観光入り込み客の獲得のため、各観光協会と連携し、誘客宣伝事業等を推進していきたいと考えております。 現在は、長野県が実施しています「長野県民向けの長野県ふっこう割」を活用した受入れを信州いいやま観光局とともに積極的に取り組んでいるところであり、7月から実施されます「長野県民支えあい観光産業緊急支援事業」、これも県が実施します宿泊割引をはじめとした割引クーポン券の活用事業ですが、これにつきましても、対象施設の登録促進を図るなど、誘客に向けた受入れ態勢を整えているところでございます。 また、国が実施しようとしています「Go Toキャンペーン」におきましても、国・県など関係機関から情報収集を行い、乗り遅れることのないよう対応をするなど、新型コロナウイルスの影響を少しでも食い止められるよう取り組んでまいりたいと考えています。 なお、「地方創生臨時交付金」の活用につきましても、観光協会と協議をし、検討をしてまいりたいと考えております。
    ○議長(渋川芳三)  水野議員。 ◆2番(水野正彦)  足立市長は宿泊業者の厳しい状況を理解されて、いち早く市独自の支援策を専決対応されましたことに敬意を申し上げます。市内の宿泊客は消費の面で市内の商店と直結しています。昨年まで続いていた数万人の宿泊客が全てキャンセルになることは、市内経済に大きな打撃となります。市ではこの消費面からの影響をどのように考え、また対応するのかお聞きします。 ○議長(渋川芳三)  足立市長。 ◎市長(足立正則)  水野議員のおっしゃるとおりでございますが、宿泊事業者のお客さんが減少しますと、それと連動をしまして、市内の商店とかサービス業とかほかのところにも大きい影響があるわけでございます。 それで、1つの支援策としまして、小売業とか卸売業などの宿泊、飲食事業者以外の事業者の方々へも、今回、市の独自の給付金ということで対象業種を広げて、一律10万円の給付金を上乗せをして取り組むというようなことで、今回、補正予算を計上していただいておるところでございます。 市内の宿泊業の皆さん方にもたくさん泊まっていただいて、また、その影響をほかの事業者にも及ぼしてもらうと。また、市内のそれ以外のさまざまな事業者の方々が、やっぱりお金が回るようにうまく取り組んでいくということが、これからの飯山市の経済政策にとって非常に大事だというふうに思っております。 きょう、各議員さんからもご意見があったわけでございますが、消費を喚起する施策ということで、プレミアム商品券の発行の事業がございます。それから、県のほうでも今、宿泊につきましては、プレミアムの宿泊券を発行を計画をされておるわけでございますが、それが期限が7月末までというふうに聞いておるわけでございますけれども、それ以降、さらにやっぱり宿泊を継続して応援をしていかなきゃいけないなというふうに思っております。したがって、市独自の宿泊についてのプレミアムの発行等も検討をする必要があるんではないかなというふうに思います。 そうした点で、プレミアム商品券、それからその宿泊クーポン等、これからの消費を喚起する政策につきまして、迅速に対応を進めてまいりたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いを申し上げます。 ○議長(渋川芳三)  水野議員。 ◆2番(水野正彦)  新型コロナウイルス感染拡大防止のために出された緊急事態宣言のために、約2か月間学校が休校となりましたが、この減少した授業時間を教育委員会ではどのように捉え、対応するのかおうかがいします。 ○議長(渋川芳三)  常田教育部長。 ◎教育部長(常田新司)  緊急事態宣言により約2か月間学校が休校となったが、この減少した授業時間を教育委員会でどのように捉え、対応するのかというご質問でございますが、臨時休校、分散登校等により100時間を超える授業時間がなくなり、児童・生徒の学力の保障が大きな課題となっております。 そのため、夏休みについては、市校長会と検討を行い、小・中学校統一で8月7日から8月20日の2週間に短縮することとし、今後の行事の見直し等も行いながら、特に小学校6年生、中学校3年生の学力の保障を十分に行っていく予定としております。 以上です。 ○議長(渋川芳三)  水野議員。 ◆2番(水野正彦)  小学校6年生と中学校3年生にとっては卒業年度ですので、思い出に残るさまざまな行事が中止の方向で検討されていることは、仕方ないとはいえ誠に残念です。開催期日の延期、また代替行事等のフォロー策を何か検討されているのかお聞きします。 ○議長(渋川芳三)  常田教育部長。 ◎教育部長(常田新司)  小学校6年生と中学3年生にとって卒業年度で、思い出に残るさまざまな行事が中止の検討をされていると。開催期日の延期、または代替行事等のフォロー策を何か検討されているのかというご質問でございますが、学校行事につきましては、感染防止や授業時間の確保のため、やむを得ず中止とさせていただいたものもあります。ただし、児童・生徒の成長を促す行事や諸活動の重要性も十分認識しており、基本的には各学校長の判断となりますが、延期または内容を見直して実施する等、可能な限り子どもたちへの影響が少なくなるようにしていきたいというふうに考えております。 以上です。 ○議長(渋川芳三)  水野議員。 ◆2番(水野正彦)  では、続きまして、2番目のインターハイの開催について質問します。 来年2月、戸狩温泉スキー場と民宿を中心にスキーのインターハイが開催されるが、新型コロナウイルスの影響を誠に心配するところです。そこで、開催に向けての準備状況を運営面、施設面等から説明していただきたい。 ○議長(渋川芳三)  長瀬教育長。 ◎教育長(長瀬哲)  インターハイの開催についてのご質問なんですが、冬のインターハイというのは、やはり飯山市にとって特別な私は意味があるというふうに理解しております。 今回4回目になるんですが、過去3回、昭和32年、昭和45年、平成12年、今回の令和3年ということになります。例えば、昭和45年のインターハイ、第19回の大会なんですが、このときは飯山市が赤字再建団体ということで非常に議論が分かれたんですが、当時の春日市長の決断でインターハイを決行することに、大成功に導いております。前回の平成12年のときは49回大会であったわけですが、このときは雪が不足しておりまして、ジャンプ台へ10トントラックで500台、ノルディックコースに10トントラックで300台という、雪が少ないにもかかわらず、非常に飯山市の努力で大会を成功裏に導いております。 今回、コロナウイルスがあるわけですが、万全を期して実現に向けて進みたいとは思います。最終的には日本高体連で決めるわけですが。 議員さんの質問の施設とそれから運営面についてなんですが、施設につきましては、圧雪車、非常に高額なものをノルディック、アルペン、それぞれそろえて備えております。それから、あと通信機器施設については今年度中に、12月雪降るまでに整えていく予定になっております。 それから、運営面につきましては、市でこの4月から人員を増強しまして、インターハイ室を万全、それから高体連からも1名プラス、2名の体制で、かなりのスタッフで臨んでおります。 そして、この後、実際運営の実施計画等が立てられるわけですが、私は基本的には、そこに携わる市の職員も含めて、やはりスキーのインターハイが飯山市にとって非常に大事なものであるという認識を持つことが成功につながるというふうに考えております。 それから、インターハイの雰囲気を盛り上げるために、小学校にはのぼり旗の作成、そしてポスターも近々できてまいりますので、市街地、活性化センター等に貼りまして、雰囲気を盛り上げていきたいと思います。 いずれにしましても、今回の第70回大会が飯山市にとっても大きな意義、そして、全国に向けて、さすが飯山市だなという、そういうやはりものを示していければいいなというふうに思っております。 以上です。 ○議長(渋川芳三)  水野議員。 ◆2番(水野正彦)  新型コロナウイルスの影響により、宿が資金面からも衛生面からも厳しい経営を強いられています。そのような状況下で、選手、役員の宿泊対応について、1部屋当たりの収容人数や衛生器具の管理等、大丈夫なのかと心配しますが、どのように対応されるのかお聞きしたい。 ○議長(渋川芳三)  常田教育部長。 ◎教育部長(常田新司)  新型コロナウイルスの影響により、選手、役員の宿泊対応について大丈夫なのかと心配するが、どのように対応するのかというご質問でございますが、ご存じのとおり、国の緊急事態宣言が出されている間に、夏のインターハイや甲子園大会などが、感染リスクを完全に取り除くことができないなどの判断から中止の決定がされました。現在、主催者の全国高等学校体育連盟、高体連から具体的なガイドラインは示されていませんが、市としましては、「3密」にならない、人と距離を取るなど、国・県で示されている感染防止策に基づき、競技会場や宿泊施設などの各所について、想定した対策を専門部会で検討しているところであります。 また、戸狩観光協会におきましても新型コロナウイルス対応ガイドラインを策定し、各宿泊事業者に周知しており、宿泊事業者においては、ガイドラインに準じて対策を講じることとなっております。 以上です。 ○議長(渋川芳三)  水野議員。 ◆2番(水野正彦)  宿で「3密」を避けるような対応が求められたら、宿泊者の対応は大変なことになるのではないかと思いますが、いかがですか。 ○議長(渋川芳三)  常田教育部長。 ◎教育部長(常田新司)  宿泊施設については、選手、役員の数からいってぎりぎりの状況にありますので、その中で「3密」を避けるために宿泊人員を減らすということはなかなか難しい部分がありますが、先ほども言いましたとおり、ガイドライン等をしっかり対応していただいて、宿泊対応をしていただければというふうに考えております。 ○議長(渋川芳三)  水野議員。 ◆2番(水野正彦)  昨年のインターハイでは、ワックスルームの確保について、大会関係者から苦情が出たようです。民宿の中には、ワックスルームの確保ができないために受け入れできなかったり、また、ちゅうちょされている民宿があるとお聞きします。このような状況を把握されているのかおうかがいします。 ○議長(渋川芳三)  常田教育部長。 ◎教育部長(常田新司)  民宿の中に、ワックスルームの確保ができないために受け入れできない、また、ちゅうちょされている民宿があると聞くが、この状況を把握しているかというご質問でございますが、戸狩観光協会から、そのような課題があるというふうにはお聞きしておりまして、現在、戸狩観光協会を通じて宿泊施設への状況調査を行っているところでありまして、正確な状況については現在調査中であります。 以上です。 ○議長(渋川芳三)  水野議員。 ◆2番(水野正彦)  ワックスルームは選手にとって重要な宿泊要件となります。同じ宿に2校が宿泊する場合は、2つの部屋が必要となるため、宿にとってはその確保は誠に大変です。そうした中、代替施設となるコンテナハウスを市で手配していただけないかとの要望を聞いております。代替施設の確保を市として検討できないものか、考えをお聞きします。 ○議長(渋川芳三)  常田教育部長。 ◎教育部長(常田新司)  代替施設となるコンテナハウスを市で手配できないかということのご質問でございますが、先ほど申しましたとおり、宿泊施設もぎりぎりの中、そのことによって宿の数が減ることは避けたいというふうに思いますが、ワックスルームが既にある宿や、代替施設を予定している宿もありますので、戸狩観光協会と相談させていただきながら、対応を検討したいというふうに考えております。 以上です。 ○議長(渋川芳三)  水野議員。 ◆2番(水野正彦)  新型コロナウイルス問題が無事解決し、予定どおり開催できることを切に願っています。しかし、このような状況が続くとしたら、インターハイ開催の判断を誰が、いつまで、どのような経過を経て決定するのかお聞きします。 ○議長(渋川芳三)  常田教育部長。 ◎教育部長(常田新司)  インターハイ開催の判断を誰が、いつまでに、どのような経過を経て決定するのかというご質問でございますが、開催の可否につきましては、主催者の全国高体連が判断するものであります。 可否の判断をいつするのかということにつきましては、現時点では分かりませんが、9月24日に開催が予定されています全国高体連の総体中央委員会において、何らかの指針が示されるのではないかというふうに推測しております。 ○議長(渋川芳三)  水野議員。 ◆2番(水野正彦)  選手、役員の受け入れのために一般のお客さまの予約を断っておいてから、大会が中止となるようなことのないことを願うのですが、いかがですか。 ○議長(渋川芳三)  常田教育部長。 ◎教育部長(常田新司)  先ほども申しましたが、大会開催の可否については高体連が判断するものになりますが、9月24日の総体中央委員会において何らかの指針が示されるということについて、その中で判断をしていきたいなというふうに思っています。 ○議長(渋川芳三)  水野議員。 ◆2番(水野正彦)  続きまして、3番、地域の振興対策について質問します。 新型コロナウイルスのために減少した地域のさまざまな部門でのマイナスは、状況が終息したからといって取り戻すことはできません。今、大事なことは、事態の改善後の対策を準備することだと思うのです。そこで、市長さんにお聞きします。 新年度に計画していた事業が次々中止となりましたので、その未使用予算でこれからの地域の元気づくりの振興対策に向けた新たな事業を検討いただきたいと思うのです。例えば、移住者の状況を聞きますと、飯山に魅力を感じておられる方が多くいるようです。そこで、飯山の魅力を気軽に体験できるためのお試しハウスの充実を提案いたしますが、いかがでしょうか。お聞きします。 ○議長(渋川芳三)  村上建設水道部長。 ◎建設水道部長(村上透)  お試しハウス利用希望者の傾向としましては、観光目的と思われる利用が多く見られたことから、現在の利用は移住のご相談を受けた方のみとさせていただいております。お試しハウスは、真に飯山への移住を希望されている方や、移住を決めかねている方に対しての有効な手段の一つであると考えております。条件が整った空き家があれば、移住者向けの住宅への有効利用を検討したいと思います。 議員ご指摘の気軽に体験したいとのご相談がありました場合は、まずは市内の民間宿泊施設のご利用をご案内したいと考えております。 ○議長(渋川芳三)  水野議員。 ◆2番(水野正彦)  私は、移住前に飯山の四季の変化を体験することにより、飯山の良さを知り、魅力に引かれ移住を決意する方がいるものと思います。そうすれば、市営住宅をあまり造らなくともスムーズに移住されると思うのですが、市長さんの考えをお聞きしたいと思います。 ○議長(渋川芳三)  村上建設水道部長。 ◎建設水道部長(村上透)  ある程度長期間お試し的に滞在するようなことは、現在お住まい場所での仕事など生活基盤もありますので、ほとんど無いのかなと考えられます。飯山の自然の良さを感じていただくためには、観光的に訪れていただくことがよい方法ではないかと考えます。観光で飯山に来て飯山の自然の魅力に触れ、移住を決定なされた方もおります。実際に移住する際は生活基盤の切替えが必要となりますので、受け入れとなる住宅は必要と考えております。 ◆2番(水野正彦)  以上、終了です。 ○議長(渋川芳三)  以上で、水野正彦議員関係の質問を終わりといたします。--------------------------------------- △延会について ○議長(渋川芳三)  この際、お諮りいたします。 本日の会議はこの程度にとどめ、一般質問初日分を終了したいと思います。これにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(渋川芳三)  ご異議なしと認めます。 よって、本日はこれをもって終了することに決しました。--------------------------------------- △延会の宣告 ○議長(渋川芳三)  本日は以上で終わりといたします。 ご苦労さまでした。午後3時24分延会...