伊那市議会 > 2024-02-22 >
02月22日-01号

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  1. 伊那市議会 2024-02-22
    02月22日-01号


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    最終取得日: 2024-09-17
    令和 6年  3月 定例会              令和6年3月            伊那市議会定例会会議録               (5-1)1.開会 令和6年2月22日(木曜日)午前9時30分---------------------------------------2.出席議員の氏名(21名)          1番     池上 謙          2番     伊藤のり子          3番     唐木 拓          4番     小池 隆          5番     篠塚みどり          6番     高橋 姿          7番     高橋明星          8番     三石佳代          9番     湯澤 武         10番     吉田浩之         11番     小林眞由美         12番     田畑正敏         13番     原 一馬         14番     三澤俊明         15番     宮原英幸         16番     白鳥敏明         17番     二瓶裕史         18番     野口輝雄         19番     唐澤千明         20番     飯島光豊         21番     柳川広美---------------------------------------  欠席議員の氏名                 なし---------------------------------------3.説明のため出席した者の職氏名       市長          白鳥 孝       副市長         伊藤 徹       教育長         笠原千俊       総務部長        伊藤博徳       企画部長        飯島 智       文化スポーツ部長    宮原貴敏       市民生活部長      城倉 良       保健福祉部長      村松義隆       農林部長        柴 公人       農林部参事       松本直也       商工観光部長      重盛 巧       建設部長        橋爪 豊       教育次長        三澤 豊       会計管理者       河上千鶴子       高遠町総合支所長    福澤 清       長谷総合支所長     有賀賢治       危機管理監       埋橋 進---------------------------------------4.職務のため出席した事務局職員       事務局長        久保田 玲       次長          井口大輔       庶務係長        竹中恵子       主査          守屋奈央       主査          下島一志---------------------------------------5.議事日程   日程第1 会議録署名議員の指名   日程第2 会期の決定   日程第3 議案第1号 辺地に係る総合整備計画の策定について   日程第4 議案第2号 財産(土地)の譲与について   日程第5 議案第3号 損害賠償の額を定め和解を行うことについて        議案第4号 公の施設の指定管理者の指定について   日程第6 議案第5号 市道路線の認定について   日程第7 議案第6号 伊那市職員の育児休業等に関する条例及び伊那市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例        議案第7号 伊那市選挙管理委員会及び議会等の要求により出頭した者等に対する実費弁償条例の一部を改正する条例   日程第8 議案第8号 伊那市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する条例の一部を改正する条例   日程第9 議案第9号 伊那市犯罪被害者等支援条例   日程第10 議案第10号 伊那市福祉医療費給付金条例の一部を改正する条例         議案第11号 伊那市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例         議案第12号 伊那市介護予防施設条例の一部を改正する条例         議案第13号 伊那市介護保険条例の一部を改正する条例   日程第11 議案第14号 伊那市生活改善センター及び集会施設条例の一部を改正する条例         議案第15号 伊那市農村公園条例の一部を改正する条例   日程第12 議案第16号 伊那市鳥獣被害対策実施隊設置条例及び伊那市50年の森林(もり)ビジョン推進委員会条例の一部を改正する条例   日程第13 議案第17号 伊那市営住宅条例の一部を改正する条例         議案第18号 伊那市空家等対策協議会条例の一部を改正する条例   日程第14 議案第19号 伊那市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例   日程第15 議案第20号 伊那市自動車運送事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例         議案第21号 伊那市営バス運賃及び料金等徴収条例の一部を改正する条例   日程第16 議案第22号 人権擁護委員候補者の推薦について   日程第17 議案第23号 財産(建物)の譲与について   日程第18 議案第24号 財産(建物)の譲与について   日程第19 議案第25号 令和5年度伊那市一般会計第11回補正予算について         議案第26号 令和5年度伊那市国民健康保険特別会計第2回補正予算について         議案第27号 令和5年度伊那市国民健康保険直営診療所特別会計第2回補正予算について         議案第28号 令和5年度伊那市後期高齢者医療特別会計第1回補正予算について         議案第29号 令和5年度伊那市介護保険特別会計第2回補正予算について         議案第30号 令和5年度伊那市公有財産管理活用事業特別会計第6回補正予算について         議案第31号 令和5年度伊那市水道事業会計第3回補正予算について         議案第32号 令和5年度伊那市下水道事業会計第2回補正予算について         議案第33号 令和5年度伊那市自動車運送事業会計第3回補正予算について   日程第20 議案第34号 令和6年度伊那市一般会計予算について         議案第35号 令和6年度伊那市国民健康保険特別会計予算について         議案第36号 令和6年度伊那市国民健康保険直営診療所特別会計予算について         議案第37号 令和6年度伊那市後期高齢者医療特別会計予算について         議案第38号 令和6年度伊那市介護保険特別会計予算について         議案第39号 令和6年度伊那市営駐車場事業特別会計予算について         議案第40号 令和6年度伊那市公有財産管理活用事業特別会計予算について         議案第41号 令和6年度伊那市藤沢財産区特別会計予算について         議案第42号 令和6年度伊那市北原財産区特別会計予算について         議案第43号 令和6年度伊那市長藤財産区特別会計予算について         議案第44号 令和6年度伊那市水道事業会計予算について         議案第45号 令和6年度伊那市下水道事業会計予算について         議案第46号 令和6年度伊那市自動車運送事業会計予算について   日程第21 請願・陳情について--------------------------------------- △開会 午前9時30分 ○議長(白鳥敏明君) おはようございます。先週は季節外れの暖かい日が続きましたが、今週は一転して例年通り寒い日々が続いております。このような状況からしますと、今年も早くから桜が咲くのではないかというふうに思われます。地球の温暖化が心配される日々でございます。 それでは、ただいまから令和6年3月伊那市議会定例会を開会します。 これより本日の会議を開きます。 本日の議事日程は、お配りしてあります議事日程表によって進めてまいります。--------------------------------------- △会議録署名議員の指名 --------------------------------------- ○議長(白鳥敏明君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。本日の会議録署名議員は、15番、宮原英幸議員、17番、二瓶裕史議員を指名いたします。--------------------------------------- △会期の決定 --------------------------------------- ○議長(白鳥敏明君) 日程第2、会期の決定を議題とします。 お諮りします。今期定例会の会期は本日から3月15日までの23日間にしたいと思います。これに御異議ございませんか。     (「異議なし」と言う者あり) ○議長(白鳥敏明君) 御異議なしと認めます。よって、会期は23日間に決定しました。 ここで市長から御挨拶をお願いいたします。 白鳥市長。     (市長 白鳥 孝君登壇) ◎市長(白鳥孝君) 令和6年3月伊那市議会定例会の開会をお願いいたしましたところ、議員各位におかれましては公私ともお忙しい中、御出席を賜りまして誠にありがとうございます。今年の冬は暖冬で厳しい冷え込みや積雪も少なく、大変過ごしやすい冬となりました。2月に入り、時折春を思わせる陽気が続くなど、高遠城址公園の桜の開花時期が気になるところでございます。 定例会開会にあたりまして一言御挨拶を申し上げます。 初めに能登半島地震への支援でございますが、長野県合同災害支援チームからの要請を中心として、今までに給水支援や避難所運営、下水道管の調査などで5回14名の職員を派遣してまいりました。2月13日からは、伊那市水道事業協同組合と一緒に、七尾市で水道管漏水調査及び修繕対応の支援をしてまいりました。1日も早いライフラインの復旧に向けて今後も支援をするとともに、忙しい中御協力をいただきました水道事業協同組合の皆様には感謝を申し上げる次第であります。 また今週末の2月25日から3月2日にかけて、家屋被害の認定調査また罹災証明書の発行などのために3名の職員を羽咋市に派遣いたします。 さて、最近の全国の経済情勢でございますが、令和6年1月の内閣府発表、月例経済報告の基調判断では、景気はこのところ一部に足踏みも見られるが、緩やかに回復をしているとされております。しかし、中国経済の先行き懸念、中東を巡る情勢、能登半島地震が経済に与える影響などが心配されるところであります。2月の長野県内経済情勢も持ち直しているとされておりますが、雇用情勢は足踏みの状況にあるとされております。 ハローワーク伊那管内の12月の有効求人倍率は1.33倍であり、昨年同月の1.82倍と比較すると、0.49ポイント減少しております。新型コロナウイルス感染症が5類に移行する中、景気は緩やかに持ち直していると言われてまいりましたが、原油価格は高止まりし、食料品などの物価高騰の影響は大きく、景気回復の実感は弱いものとなっております。今後も景気の動向については慎重に注視していく必要があるものと考えております。 本定例会では、このような社会情勢、社会経済情勢を踏まえて編成しました令和6年度当初予算案について審議をお願いしてございますので、初めに伊那市の財政状況から総括をいたしたいと思います。 合併初年度の平成18年度に20.8であった実質公債費比率は令和4年度決算では6.8となりました。なお令和5年度決算では、上伊那広域連合で整備した上伊那クリーンセンターの建設等で借り入れをしました起債の償還額に対する負担金が増額となりましたことから、数値は若干上振れすると推測しております。この傾向は数年続くものと見ておりますが、7%台の前半で抑えてまいりたいという考えであります。 また将来負担比率は、平成28年度の数値なしから良好な数値を維持しているところであります。さらに令和5年度末における市債残高も、返すより多く借りないの財政規律を維持しているため、減少することを見込んでおり、健全財政は一層以上維持ができるものと考えております。 さて、令和6年度の当初予算編成に当たりましては、誰一人取り残さない持続可能な未来都市の実現に向けた予算編成を指示し、国道153号の伊那バイパスと、伊駒アルプスロード、環状北線など、幹線道路の整備促進、伊那新校の開校準備、上伊那総合技術新校の校地選定、リニア中央新幹線や三遠南信自動車道の事業の進捗、戸草ダムの建設再開を求める活動など、伊那市を取り巻く状況が大きく変化しようとしている中、これらを見据えた新たなまちづくりに取り組むことを意識して予算を編成したところでございます。 上程しております令和6年度予算額の予算の規模は、一般会計が352億7,200万円でございまして、これは過去4番目の規模であります。令和5年度当初予算と比べますと、4.0%、14億8,300万円の減となっております。なお、この一般会計に特別会計、企業会計を合わせた全会計の予算合計額は、600億7,967万円となり、令和5年度と比較して14億5,018万円2.4%の減となっております。 次に、一般会計の歳入について主なものを申し上げます。まず、市税でございますが、対前年度比1億3,420万円、1.5%減の86億6,180万円を見込んでおります。税目別では、市民税で対前年度比7,130万円1.9%の減少を見込んでおりますが、これは、国が令和6年度に実施をする定額減税によって、個人の市民税が1万円減税されることの影響額を3億2,000万円と見込んで減額しているためで、ちなみにこの減税による影響額は、全額国が負担するとして、歳入の11款地方特例交付金に同額を計上してございます。 固定資産税は引き続く地価の下落と、令和6年度が評価替えに当たることから、7,590万円、1.8%の減を見込んでおります。次に地方交付税でございますが、本年度実績を踏まえつつ、市債償還額の減少に伴う交付税措置の減を大きく見込むものの、算定経費の増というものも考慮して、約1億6,700万円の増としております。また、国庫支出金では、CO2削減に積極的に取り組むことから、地域脱炭素移行再エネ推進交付金の増額により、全体で約6億7,600万円の増を見込んでおります。 同様に、県支出金では、令和10年の信州やまなみ国民スポーツ大会及び全国障害者スポーツ大会に向け、ソフトボールなどの競技会場となります美篶スポーツ公園の施設整備への補助金の増などによりまして、約7,000万円の増を見込んでおります。 次に、寄附金でございますが、基準見直しによる返礼品の変更等により、ふるさと納税を本年度当初予算の23億から、7億円としております。今後、新たな返礼品について、アイディア出しをしてまいります。また、繰入金では、ふるさと納税の返礼品等に充当するふるさと応援基金からの繰入が寄附額の減額に伴いまして減となっている他、市町村合併時に造成したまちづくり基金は活用する事業の見直しで減となっております。 歳入の最後に、市債は交付税措置率の高い起債を活用して事業を進めてまいりますが、臨時財政対策債を除く市債において、返すより多く借りないの財政規律を維持してまいります。以上、令和6年度の歳入では、ふるさと納税による寄附金の大幅減がございますが、一般財源ベースではほぼ例年並みの財政調整基金の取り崩しと、繰越金を計上し、約3億5,000万円多い一般財源を確保し、事業を推進してまいります。 次に、一般会計の歳出につきまして、特徴的な内容について御説明を申し上げます。 初めに、CO2削減、再生可能エネルギー、環境関連施策では、これまでの屋根置き太陽光発電設備や、ペレットストーブ等の導入を支援する事業に加え、小型木質バイオマス発電設備の導入や、上伊那森林組合のペレット増産を支援するため、製造施設の整備に補助金を交付するなど、積極的にCO2の削減とバイオマスエネルギーの活用に向けて、伊那から減らそうCO2!!の歩みを進めてまいります。なお、これらの事業の財源には国の地域脱炭素移行再エネ推進交付金を活用してまいります。この他、50年の森林ビジョンの推進、森の里親制度による森林整備の推進、市街地循環バスへのEVバス導入、中小企業者への省エネ施設導入に向けた支援事業などに取り組んでまいります。 次に、移住定住関連施策では、令和5年度から取り組んでおります伊那住まいる補助金制度を維持するほか、結婚相談事業についても、より積極的なイベント開催や、新たに移住婚の視点を取り入れて推進をしてまいりたいと存じます。 福祉施策関連予算でございますが、令和4年度から全ての福祉に漏れがない取組として、18歳以下の子供医療費窓口無償化や、市街地デジタルタクシー、保育園の副食費の完全無償化など、充実を図ってまいりました。これらの施策は、継続した上で、令和6年度予算では、県の新制度に合わせ、第2子の保育料半額と、年収360万円未満の世帯の保育料を軽減する他、高齢者肺炎球菌感染予防、感染症予防接種の自己負担額の軽減や、犯罪被害者等への支援に取り組んでまいりたいと存じます。 産業振興関連施策では、東原工業団地第2期拡張エリアの用地購入に着手をするほか、自動車特別会計では、新たにパワースポットとして人気の高い分杭峠までの分杭気の里ラインの運行を開始いたします。また、有機栽培を促進するため、学校給食への有機食材の導入を進めたいと考えております。 次に、社会インフラ整備、まちづくり推進関連施策では、高校再編やまちなかの活性化など、市を取り巻く情勢の変化や、課題などを踏まえながら、伊那市の特色を生かしたまちづくりを推進するための体制を整備するほか、幹線道路網の整備促進、交通安全工事の推進を図ってまいります。併せて、市民要望の多い生活道路や農業施設についても予算額を確保して取り組み、特に要望の多い市道の老朽化対策では、舗装修繕の予算を増額して、集中して実施をしてまいる所存であります。 教育関連施策では、物価高騰の影響を受ける学校給食の会計への補助に引き続いて取り組むほか、NPO法人と連携した不登校児童生徒への支援、学校を取り巻く環境が複雑化する中、学校における法的相談等に対応する支援体制を構築するなど、小中学校における教育環境の整備に努めてまいります。また、かねてより交流を進めてまいりました自然環境と親和性が高いフィンランド教育の研究と、その成果を学校現場に生かすコーディネーターを配置いたします。 防災関連施策では、災害発生時に地域の拠点施設となる総合支所の新庁舎整備について、長谷総合支所の新庁舎完成と使用開始を予定している中で、高遠町総合支所では、新庁舎の建設と旧庁舎の取り壊し後の跡地整備に着手いたします。さらに、近年の気候変動を受け、豪雨災害が心配される中、天竜川流域の総合的な治水対策となる戸草ダムの建設再開を含めた要望など、関連市町村と足並みを揃えて活動をして参ります。 以上、令和6年度当初予算の主な事業等につきまして御説明を申し上げました。また併せて御提案申し上げます令和5年度3月補正予算では、予算規模を決算に近づけるとともに、国の補正予算を活用して、手良保育園と手良小学校の共同調理場を整備する事業や、富県小学校のトイレ改修、長谷小学校の防火設備の設置、伊那中学校と西箕輪中学校への空調設備の設置などを実施するほか、小学校の教科書の改訂に伴い、令和6年度以降に使用する指導書等の購入費用を計上してございます。なお、引き続く物価の高騰は、市民や企業の経済活動に大きな影響を及ぼしており、子供をはじめ、社会的に弱い立場に置かれた皆様への支援に取り組みつつ、持続可能な行政運営に向け、行財政改革による財政の健全化に取り組むとともに、地域の未来をともに描く、新たなまちづくりを中心として、魅力あふれる伊那市としてブランディングを進めてまいりますので、議員各位の御理解御協力をお願い申し上げます。 本定例会に提出いたします議案は、一般案件7件、条例案件16件、人事案件1件、補正予算案件9件、令和6年度当初予算案件13件の合計46件でございます。詳細につきましては担当部長から御説明申し上げますので、よろしく御審議の上、御議決賜りますようお願い申し上げまして挨拶とさせていただきます。 ○議長(白鳥敏明君) 次に教育長から、教育方針について御挨拶をお願いいたします。 笠原教育長。     (教育長 笠原千俊君登壇) ◎教育長(笠原千俊君) 令和6年3月伊那市議会定例会の開会にあたり、令和6年度の伊那市教育委員会の取組について、願いや思いを含め、述べさせていただきます。議員、市民の皆様の御理解と御支援をお願いいたします。 4年前からのコロナ禍では、学校教育も生涯学習も大きな影響を受けました。この間私達は例えば、一人に確かに届く、学びを止めない、給食を止めない等の言葉を大事に日々の取組を作ってきました。一人に確かに届くという言葉を、教育委員会の運営方針に据えたのは、令和元年度でした。とりわけ何人もの議員が取り上げられたヤングケアラーについては、昨年度相談室に配置したコーディネーターが、支援が必要な子供の家庭のサポートができるようにしてくれています。また、年2回実施をしている小・中学校の無記名の生活アンケートに、家人のケア等について子供が記名して伝えることができるようにしたことは、学校と相談室が連携して、子供の状況や思いを受けとめる機会として定着しています。子供がこのアンケートに名前を書くのは、子供が学校を信頼しているからです。 私達は、今申した学校に対する信頼を子供たちが高めていけるようにすること、そのことを来年度の取組の柱の一つにします。端的に申せば、子供1人1人に開かれた学校、内に開かれた学校づくりです。子供が安心して自分の可能性を追求し、勉強にも運動にも精いっぱい取り組むことができる学校、先生方が私を大事にし、応援してくれている、子供がそのように感じ、1日1日の学校生活に前向きに取り組んでいける学校。そうした学校を作っていくためには、まず学校が子供の気持ちを受け止める相談の働きを高めていくことが大事と考えています。各校に設けられている相談窓口の働きを高めること、子供、保護者への周知を大事に大変忙しいスケジュールで動いている学校ですが、相談週間を設けるなどの努力を各校でしていきます。 関わって、学校が子供たちの間のトラブルや、いじめがあるのではないかといった指摘への対応に多くの時間をかけるといった場面があります。学校が医師や、心理、法律などの専門家に相談したいと考える場合に、学校を支援する仕組みを設けることについて検討を進めます。このことも何人もの議員が取り上げられたことですが、子供の不登校、引きこもりは年ごとに増えています。令和3年度から、市の中間教室への教育支援コーディネーターの配置により、夜の中間教室、寺子屋そして昨年度は、作物の栽培や食事づくり等をしながら過ごすことができる伊宝館を開くことができました。来年度は適応指導員の配置を見直し、中間教室でのICTの活用や、家にいる子供への中間教室からの発信のあり方などについても研究し、取組の一層の充実を図ります。 また、子供たちの学びと居場所に関わり、学童クラブ、公民館のおいで塾、放課後の学習支援、長期休業中の中学生の自習室等に取り組むとともに、民間の団体とのつながりも大事に、子供のための取組の充実を図ります。 伊那市の教育理念は、はじめに子供ありきです。学びが学ぶ人に発し、学ぶ人に変える。子供に発し子供に実る。そうした営みとなるよう努めます。そうした取組の質を高めていくには、教育に関わる私達の力量を高めることが欠かせません。 例えば、ICT活用に関わっては、現在策定中の学校教育の情報化ビジョン2024に基づき、教員が子供の問題解決的な学びを支援していく力を高める研修の充実を図ります。 また、校長会を中心に設けています学力向上検討委員会や、体力運動能力向上検討委員会の取組が成果を上げてきています。子供の力を高める取組の充実を図ります。 教育委員会の課と室の取組の一部について述べます。 学校教育では、子供が生活する環境の整備に努めます。安心につながる取組としては、さきに述べました相談機能を高めるよう努めます。安全に関わる通学路については、引き続き、保護者、地域の方々や関係部局、建設事務所等と連携し、計画的に改善を進めます。点検で上がった172か所について、令和6年度で改修整備などをほぼ終える見通しが立ちました。 こども相談室は、本年度、市の組織上の位置づけを大きくしました。深刻な児童虐待がいつ起きてもおかしくない状況があることを受け、関係する機関や民間の団体などとの連携を深め、子供の支援に当たってまいります。 生涯学習では、公民館や図書館、文化施設やまほら伊那市民大学等において、人権同和教育の充実を図るほか、日常的に取り組む講座などの取組の質を高めます。さらに郷土が生んだ偉人、先人の業績に触れる事業を通し、市民の学びの充実を図ってまいります。 市誌編さん室の取組では、編さん委員の全体会が既に15回を重ね、令和7年度の4巻の刊行に向け、巻によっては、令和6年度中に入稿というスケジュールが動いています。当初からのホームページや市報に加え、新たに編さん室だより「いなしる」をお配りします。市民の皆様への情報提供に努め、市誌の編さん事務を進めます。 具体的に取り組みます中学校部活動の地域連携、地域クラブ活動への移行について述べます。県はガイドラインの中で、休日の部活動は令和8年度中には地域移行をすることとしています。このことを受け、市教育委員会では、文化スポーツ部の担当者や、市内の文化、芸術、スポーツ関係者と情報共有や意見交換を重ねてきたところです。中学生が取り組んでいる部活動には、運動系ばかりでなく、合唱や吹奏楽をはじめとする文化系の部活動があり、大変多くの生徒が活動しています。スチューデントファーストを堅持しながら、中学生のスポーツ文化活動のあり方について、関係する団体などの皆さんとともに検討を進めてまいります。 以上、五つにまとめ、教育委員会の取組について述べました。 本来、子供は学ぼう、伸びようという思いを抱き、キラキラと目を輝かせた存在です。私達はそうした子供たちに、難しい問題に直面したとき、自分の総力で当たれば何とかなると思えるような、自分の学ぶ力に対する自信を育みたいと考えています。そうした力は伊那の自然や地域の豊かな教育的な支援、例えば、暮らしの中の食の取組や、伊那に生き、ここに暮らし続けている方々との関わりを通し、育まれるものでしょうし、何よりもまず質の高い日々の学校での授業や生活が大事と考えます。1人1人の子供のその子らしい成長のため、関係機関や部局、市民の皆様とつながりながら、そして伝え、学びながら、確実にしっかりと業務を推進してまいります。 以上、本年度の取組に立ち、令和6年度の業務を推進するにあたっての基本的な考えを述べさせていただきました。議会の皆様の御理解、御支持をいただけますよう、お願いいたします。ありがとうございました。--------------------------------------- △議案第1号 辺地に係る総合整備計画の策定について--------------------------------------- ○議長(白鳥敏明君) それでは、日程第3、議案第1号「辺地に係る総合整備計画の策定について」を議題とします。 理事者から提案理由の説明を求めます。 飯島企画部長。     (企画部長 飯島 智君登壇) ◎企画部長(飯島智君) 議案書の4ページをお願いいたします。 議案第1号「辺地に係る総合整備計画の策定について」御説明を申し上げます。提案理由でございますけれども、下段に記載のございますとおり、本議案は、御覧の6地区における総合整備計画を策定するため、辺地に係る公共的施設の総合整備のための財政上の特例措置等に関する法律第3条第1項の規定に基づき、議会の議決を求めるものでございます。 初めに、制度概要等を御説明いたしますので、お手数ですが別冊議案関係資料4ページをお願いいたします。1の計画策定の趣旨は御覧をいただき、2の辺地の要件につきましては、交通条件及び自然的経済的条件に不利がある山間地等で一定の基準に基づく区域の人口及び辺地度の点数により定められるものでございます。3の伊那市の辺地といたしましては御覧の10地区が対象となっており、4の財政措置として、措置率80%という財政上有利な辺地対策事業債の活用が可能でございます。おめくりをいただき、5ページから7ページにかけましては、各整備計画の位置図を記載してございますので、後ほど御確認をいただければと思います。 お手数ですが議案書の5ページにお戻りください。 5ページから6ページにかけましては、横山辺地のザゼンソウ群生地整備及び道路改良の事業。続く7ページから8ページには、上新山辺地の道路改良及び簡易水道建設改良の事業を。続く9ページから10ページには、山室辺地の保育園建設、集会施設整備及び簡易水道建設改良の事業。続く11ページから12ページには、荊口辺地の保育園建設及び簡易水道建設改良の事業を。続く13ページから14ページには、御堂垣外辺地の保育園建設、集会施設整備及び体育施設整備の事業、続く15ページから16ページには、片倉辺地の保育園建設及び簡易水道建設改良の事業をそれぞれ総合整備計画に位置づけてございます。 なお、当該保育園建設事業の高遠第2第3保育園は辺地の区域外に所在しておりますけれども、事業費につきましては、辺地の区域内から通園する園児の割合にて按分することとされております。 また、各辺地の計画期間につきましては、いずれも令和6年度から令和10年度までの5年間としてございます。当該計画案につきましてはあらかじめ県との事前協議を行う中で、異論のない旨回答を得ておりますので、申し添えさせていただきます。 説明は以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願いを申し上げます。 ○議長(白鳥敏明君) これより質疑に入ります。 御質疑ございませんか。     (「なし」と言う者あり) ○議長(白鳥敏明君) 以上をもって、質疑を終結します。 ただいま議題となっております議案第1号は、総務文教委員会に付託します。--------------------------------------- △議案第2号 財産(土地)の譲与について--------------------------------------- ○議長(白鳥敏明君) 続きまして日程第4、議案第2号「財産(土地)の譲与について」を議題とします。 理事者から提案理由の説明を求めます。 橋爪建設部長。     (建設部長 橋爪 豊君登壇) ◎建設部長(橋爪豊君) 議案書の17ページをお願いいたします。議案第2号財産(土地)の譲与について御説明いたします。提案理由でございますが、長野県が施工します環状北線の延伸事業におきまして、堤防用地として必要な市有地を河川管理者へ譲与するため提案するものでございます。 譲与する土地の地番は伊那市山寺1611番3のうち、他4筆。地目は用悪水路及び公衆用道路でございます。詳細につきましては、18ページの別記、譲与する財産(土地)の一覧を御覧ください。17ページにお戻りいただき、地積は518.99平方メートル、譲与する相手先は国土交通省でございます。譲与する土地を議案関係資料で御説明いたしますので、お手数ですが関係資料の8ページをお願いいたします。 譲与土地の位置図でございます。譲与する土地は、天竜川両岸の堤防沿いに、四角の点線で記した用悪水路と、天竜川右岸山寺側に丸の点線で記した公衆用道路となります。既存の水路は付け替えられ、新たな河川区域が設定されます。 議案書の17ページにお戻りいただき、記書きの3、譲与する日は、令和6年6月1日とするものでございます。 説明は以上でございます。よろしく御審議を賜りますようお願いいたします。 ○議長(白鳥敏明君) これより質疑に入ります。 御質疑ございませんか。     (「なし」と言う者あり)
    ○議長(白鳥敏明君) 以上をもって、質疑を終結します。 ただいま議題となっております議案第2号は、経済建設委員会に付託いたします。--------------------------------------- △議案第3号 損害賠償の額を定め和解を行うことについて △議案第4号 公の施設の指定管理者の指定について--------------------------------------- ○議長(白鳥敏明君) 続いて日程第5、議案第3号「損害賠償の額を定め和解を行うことについて」及び議案第4号「公の施設の指定管理者の指定について」の2案を一括議題とします。 理事者から提案理由の説明を求めます。 重盛商工観光部長。     (商工観光部長 重盛 巧君登壇) ◎商工観光部長(重盛巧君) 議案書の19ページをお願いいたします。 議案第3号「損害賠償の額を定め和解を行うことについて」御説明いたします。 初めに下段の提案理由でございますが、建設工事請負契約を解除するにあたり、損害賠償の額を定め、和解を行うことについて、地方自治法第96条第1項第12号及び第13号の規定により議会の議決をお願いするものでございます。 記書き以下を御覧いただければと思います。 1の損害賠償の額を定めることについては損害賠償の相手方が、伊那市下新田3105番地の有限会社河野土木、代表取締役、河野哲三氏で損害賠償額は115万5,000円でございます。 2の和解を行うことについては、ただいま御説明いたしました金額で、相手方と契約の解除について和解を行いたいものでございます。 事案の概要を御説明いたしますので、議案関係資料の9ページをお願いいたします。今回議決をお願いいたします本件工事の工事名は建設部が発注いたしました令和5年度4-1西町宅地整備工事で、昨年10月19日に開札し同月30日に建設工事請負契約を締結したものでございます。当該契約の解除をするにあたりまして、相手方と115万5,000円の損害賠償金で和解を行いたいものでございます。 次に事案の概要でございますが、ただいま御説明いたしました本件工事と同日に今回の契約取消の起因工事であります商工観光部が発注いたしました令和5年度千代田湖キャンプ場駐車場造成工事をともに一抜け方式で入札を実施いたしましたが、起因工事の設計書において単価入力に誤りがあることが判明し、適正な単価では起因工事の落札候補者が替わることとなるため契約を取り消す事態となりました。 今回の一抜け方式による入札の決定順位は1番目が起因工事、2番目が本件工事ですので2番目の本件工事においては、1番目の起因工事の落札候補者の入札書は、無効となりますが、一抜け方式で無効とならなければ起因工事の落札候補者が本件工事でも落札候補者となっておりました。起因工事の契約が取り消された場合、起因工事の落札候補者が本件工事の落札候補者となるため、本件工事の契約も取り消す事態となりました。 このため本件工事及び起因工事についてそれぞれ適正な落札候補者と契約を締結するため、現在締結しております契約を解除することによる損害を賠償し、和解を行いたいものでございます。 なお、起因工事の契約解除に伴う損害賠償については、損害賠償金が86万636円であるため、地方自治法第180条第1項の規定により議決された市長を専決処分事項で規定する1件100万円以下の損害賠償の額を定め、和解を行うことに該当するため、本議案が議決された場合には議決日以降に専決処分をさせていただきますのでよろしくお願いいたします。 また、再発防止策といたしましては、契約締結前に入札事業者が疑義の申し立てを行える制度の構築に向けて検討を進めているところでございます。議案第3号の説明は以上でございます。 続きまして、議案書の20ページをお願いいたします。 議案第4号「公の施設の指定管理者の指定について」御説明いたします。この議案は公の施設であります旧中村家住宅の指定管理者に、特定非営利活動法人ナカラを指定するため提案するものでございます。 特定非営利活動法人ナカラは、現在指定管理者であります株式会社シマヲが、地域に根ざした活性化に取り組むことを目的に新たに設立した法人で、事業計画や人員体制等が株式会社シマヲから引き継がれておりますので、公募によらず指名により指定するものでございます。指定の期間は令和6年4月1日から令和8年3月31日までの2年間でございます。 なお、今回の指定管理者の指定に当たりましては、伊那市指定管理者選定審議会において御審議をいただきその結果に沿った内容となっております。 説明は以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(白鳥敏明君) これより質疑に入ります。 御質疑ございませんか。 2番、伊藤のり子議員。 ◆2番(伊藤のり子君) 伊藤のり子です。よろしくお願いします。 議案第3号の損害賠償の額を定め和解を行うことについてですが、損害賠償額の算定の基準がありましたら教えていただきたいと思います。 ○議長(白鳥敏明君) 重盛商工観光部長。 ◎商工観光部長(重盛巧君) 算定に当たりましては、本来この事業を実施することによって得ることができる利益、また、実際に実施した測量とか、経費、それを踏まえて算出させていただいております。以上です。 ○議長(白鳥敏明君) 他にございませんか。     (「なし」と言う者あり) ○議長(白鳥敏明君) 以上をもって質疑を終結します。 ただいま議題となっております議案第3号及び議案第4号の2案は、経済建設委員会に付託します。--------------------------------------- △議案第5号 市道路線の認定について--------------------------------------- ○議長(白鳥敏明君) 日程第6、議案第5号「市道路線の認定について」を議題とします。 理事者から提案理由の説明を求めます。 橋爪建設部長。     (建設部長 橋爪 豊君登壇) ◎建設部長(橋爪豊君) 議案書の21ページをお願いいたします。 議案第5号「市道路線の認定について」御説明いたします。御提案いたします議案は、道路法第8条第2項の規定により議会の議決をお願いするものでございます。 認定お願いいたします路線は、路線番号I-2538、路線名日影指定550号線、路線番号I-2539、路線名日影29号線、路線番号I-2540、路線名上新田18号線の3路線でございます。 提案理由でございますが、この3路線は、宅地造成により整備された道路で、市民の日常生活に特に重要であるため、提案するものでございます。 位置及び詳細につきまして、議案関係資料で御説明いたしますので、お手数ですが別冊関係資料の10ページをお願いいたします。 日影指定550号線の位置図でございます。本路線は市道境青島2号線に接続する幅員5メートルの路線で、起点日影685番10先から、終点日影685番8先までの路線延長72.2メートルの区間につきまして、認定をお願いするものでございます。 続きまして、議案関係資料11ページをお願いいたします。日影29号線の位置図でございます。本路線は、市道境青島1号線に接続する幅員5メートルの路線で、起点、日影650番10先から、終点日影650番1先までの路線延長124.2メートルの区間について、認定をお願いするものでございます。 続いて関係資料の12ページをお願いいたします。上新田18号線の位置図でございます。本路線は、市道狐島上新田線、市道上新田4号線に接続する幅員6メートルの路線で、起点上新田2585番1先から、終点上新田2585番13先までの路線延長81.5メートルの区間につきまして、認定をお願いするものでございます。 説明は以上でございます。よろしく御審議を賜りますようお願いいたします。 ○議長(白鳥敏明君) これより質疑に入ります。 御質疑ございませんか。     (「なし」と言う者あり) ○議長(白鳥敏明君) 以上をもって質疑を終結します。 ただいま議題となっております議案第5号は、経済建設委員会に付託します。--------------------------------------- △議案第6号 伊那市職員の育児休業等に関する条例及び伊那市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例 △議案第7号 伊那市選挙管理委員会及び議会等の要求により出頭した者等に対する実費弁償条例の一部を改正する条例--------------------------------------- ○議長(白鳥敏明君) 日程第7、議案第6号「伊那市職員の育児休業等に関する条例及び伊那市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例」及び議案第7号「伊那市選挙管理委員会及び議会等の要求により出頭した者等に対する実費弁償条例の一部を改正する条例」の2案を一括議題とします。 理事者から提案理由の説明を求めます。 伊藤総務部長。     (総務部長 伊藤博徳君登壇) ◎総務部長(伊藤博徳君) 議案第6号について御説明申し上げますので、議案書の22ページをお願いいたします。 「伊那市職員の育児休業等に関する条例及び伊那市会計年度任用職員の給与及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例」でございます。 初めに、提案理由を御説明いたしますので、おめくりをいただきまして23ページを御覧ください。23ページ、下段提案理由でございますが、令和5年5月8日に公布をされました地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴い、令和6年4月から会計年度任用職員に対し勤勉手当の支給が可能となることから、本市におきましても、会計年度任用職員に対し勤勉手当を支給するため、関係条例の改正をお願いするものでございます。 次に改正内容について御説明いたしますので、議案関係資料13ページをお願いいたします。議案関係資料13ページは、伊那市職員の育児休業等に関する条例新旧対照表でございます。第7条第2項の改正については、育児休業を取得している職員の期末手当等の支給対象から除外をされていましたパートタイム会計年度任用職員の除外規定を削除し、要件に該当する場合に、勤勉手当の支給を可能とするものでございます。 おめくりをいただきまして、14ページは、伊那市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例新旧対照表で、第2条の改正は、会計年度任用職員の給与として新たに勤勉手当を加えるものでございます。次の第15条の2から次ページの第25条の2までは、フルタイムの会計年度任用職員における勤勉手当及びパートタイム会計年度任用職員の期末勤勉手当に係る所要の改正でございます。 恐れ入りますが、議案書の23ページにお戻りください。 附則でございますが、この条例は地方自治法の一部を改正する法律の施行日に合わせまして、令和6年4月1日を施行日とするものでございます。 続いて、議案第7号について御説明いたしますので、24ページをお願いいたします。24ページは、「伊那市選挙管理委員会及び議会等の要求により、出頭した者等に対する実費弁償条例の一部を改正する条例」でございます。 最初に提案理由を御説明いたしますので、おめくりをいただきまして、25ページをお願いいたします。25ページの下段、提案理由でございますが、選挙管理委員会や議会など、市の機関等が出頭を求めた関係人の実費弁償を職員の旅費等に準じるようにするため改正をお願いするものでございます。 改正内容を御説明いたしますので、議案関係資料16ページをお願いいたします。16ページは、伊那市選挙管理委員会及び議会等の要求により出頭した者等に対する実費弁償条例の新旧対照表でございます。別表に規定をいたします関係人に支給する実費弁償の額のうち、車賃及び宿泊料について伊那市職員の旅費等に関する条例に定める市長等の額と同額に改正をするものでございます。 恐れ入りますが、議案書の24ページにお戻りください。下段の附則でございますが、この条例は公布の日から施行するものでございます。 以上に2議案について御説明いたしました。よろしく御審議を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(白鳥敏明君) これより質疑に入ります。 御質疑ございませんか。     (「なし」と言う者あり) ○議長(白鳥敏明君) 以上をもって質疑を終結します。 ただいま議題となっております議案第6号及び議案第7号の2案は、総務文教委員会に付託します。--------------------------------------- △議案第8号 伊那市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する条例の一部を改正する条例--------------------------------------- ○議長(白鳥敏明君) 日程第8、議案第8号「伊那市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する条例の一部を改正する条例」を議題とします。 理事者から提案理由の説明を求めます。 村松保健福祉部長。     (保健福祉部長 村松義隆君登壇) ◎保健福祉部長(村松義隆君) 議案書の26ページをお願いいたします。 議案第8号「伊那市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する条例の一部を改正する条例」につきまして御説明いたします。 初めに、提案理由を御説明いたしますので、5枚おめくりいただき、31ページ下段を御覧ください。この条例は、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律の規定による個人番号の独自利用事務に外国人に対する生活保護の措置に関する事務を加えるため提案するものであります。 生活保護受給者の医療扶助において、現行の医療券による資格確認のほか、マイナンバーカードを用いたオンライン資格確認が令和6年度より本格導入されることに伴い、外国人については、生活保護法に準じた事務となっていることから、法の適用外であり、オンライン資格確認及び被保険者健康管理支援事業に関する情報収集への対応を図るため、利用に当たって市の独自利用事務として位置づけ、定めるものでございます。 改正内容につきまして、御説明いたしますので、議案関係資料の17ページをお願いいたします。 議案第8号関係資料(1)伊那市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する条例新旧対照表でございます。 別表第1第4条関係、個人番号の利用の範囲において、同表左欄に掲げる機関である市長が同表右欄に掲げる事務である生活に困窮する外国人に対して、生活保護法の規定に準じて実施する生活保護法の措置に関する事務であって規則で定めるものを新たに加え、別表第2において、第1項右欄中に、下線部、(以下、「地方税関係情報」という。)を加えるもの、第2項として、同表左欄に掲げる機関である市長が同表右欄中に掲げる事務を処理するために必要な限度で、同表右欄に掲げる特定個人情報で、市が保有するものを利用することができる情報として、医療保険給付関係情報であって、規則で定めるもののほか、以下、同表右欄に掲げる特定個人情報を新たに加え改めるものでございます。 続いて、議案関係資料4枚おめくりいただき、21ページをお願いいたします。 議案第8号関係資料、(2)伊那市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する条例の一部を改正する条例新旧対照表でございます。 別表第2において、議案関係資料(1)で説明した特定個人情報を加えるに当たり、旧の下線部、別表第2号を新の下線部、別表第2-1の項に改め、同表右欄第1号に掲げる情報について、下線部(以下、「医療保険給付情報」という。)の表記を加え、同号2号に(以下、「地方税関係資料」という。)の表記を加え改めるものでございます。 下段の附則ですが、12月定例会にて承認いただいた令和5年伊那市条例第25号の附則中の施行期日、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律等の一部を改正する法律の施行日を令和6年12月2日に改めるとするものでございます。 恐れ入りますが議案書にお戻りいただきまして、29ページをお願いいたします。附則でございますが、第1項として、この条例は令和6年4月1日から施行するものでございます。 第2項として、令和5年伊那市条例第25号の伊那市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する条例の一部を改正する条例の一部を議案関係資料(2)で説明したとおり改め、附則に定めるものでございます。 議案第8号の説明は以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願いいたします。 ○議長(白鳥敏明君) これより質疑に入ります。 御質疑ございませんか。     (「なし」と言う者あり) ○議長(白鳥敏明君) 以上をもって、質疑を終結します。 ただいま議題となっております議案第8号は、社会委員会に付託します。--------------------------------------- △議案第9号 伊那市犯罪被害者等支援条例--------------------------------------- ○議長(白鳥敏明君) 続きまして日程第9、議案第9号「伊那市犯罪被害者等支援条例」を議題とします。 理事者から提案理由の説明を求めます。 宮原文化スポーツ部長。     (文化スポーツ部長 宮原貴敏君登壇) ◎文化スポーツ部長(宮原貴敏君) 議案書の32ページをお願いいたします。 議案第9号「伊那市犯罪被害者等支援条例」について御説明を申し上げます。初めに、提案理由を申し上げますので、恐れ入りますが、35ページの下段をお願いいたします。 私達誰もが突然犯罪等に巻き込まれ、被害者やその家族、または遺族になる可能性がございます。受けた被害を早期に回復し、また軽減する、その一助となるよう、犯罪被害者等に対しまして支援を行うため提案するものでございます。 恐れ入りますが、32ページにお戻りいただき、条文を御説明申し上げます。 名称は伊那市犯罪被害者等支援条例といたしまして、第1条は、犯罪被害者等支援に関する基本理念を定め、市の責務、市民等の役割の明確化、支援施策についての基本事項を定め、支援を総合的に推進することにより、被害の早期回復や軽減などを図り、安心して暮らすことのできる地域社会の実現を目的とするものであります。 第2条は、用語の定義を定め、第3条では、犯罪被害者等の支援に関し、第1項から、次のページの第5項までの基本理念を定め、支援策を講じていくものであります。第4条は、市の基本理念にのっとり、支援に関する施策を実施する責務を有するとするもの。第5条及び第6条は、市民等及び事業者の役割について規定するもので、犯罪被害者等が置かれている状況や支援の必要性について、理解を深めるとともに、市が行う施策に協力を求めるものであります。第7条は、支援体制の整備といたしまして、第1項では、犯罪被害者等支援を総合的に実施するための窓口を設置することとし、第2項では、関係機関と相互に連携を図るための体制を、体制の整備をするものでございます。第8条は、個人情報を適切に管理すること。第9条は、支援のための財政上の措置について規定するものでございます。 次の34ページ第10条は、犯罪被害者等が直面している問題に関し、相談及び情報提供などを行うものとし、11条では、早期かつ円滑に日常生活を安心して営むことができるよう、必要な支援を行うものでございます。第12条は、居住の安定として、市営住宅への入居に関し配慮するもの。第13条では、経済的負担を軽減するため、支援金の支給、経済的な助成などの支援を行うものでございます。第14条は、犯罪被害者等が置かれている状況や支援の必要性について、市民や事業者の理解を深めるとともに、2次被害を防止するため、啓発、教育等、必要な施策を行うものでございます。第15条は、民間支援団体に対する支援について規定し、16条は委任規定となっております。 附則でございますが、この条例は令和6年4月1日から施行するものでございます。 なお、経済的支援などの具体的な内容につきましては、別途要綱で定めることといたしまして、本日、本会議後の全員協議会で、その概要につきまして御説明をさせていただきます。説明は以上です。よろしく御審議を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(白鳥敏明君) これより質疑に入ります。 御質疑ございませんか。     (「なし」と言う者あり) ○議長(白鳥敏明君) 以上をもって、質疑を終結します。 ただいま議題となっております議案第9号は、総務文教委員会に付託します。--------------------------------------- △議案第10号 伊那市福祉医療費給付金条例の一部を改正する条例 △議案第11号 伊那市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例 △議案第12号 伊那市介護予防施設条例の一部を改正する条例 △議案第13号 伊那市介護保険条例の一部を改正する条例--------------------------------------- ○議長(白鳥敏明君) 続きまして日程第10、議案第10号「伊那市福祉医療費給付金条例の一部を改正する条例」から議案第13号「伊那市介護保険条例の一部を改正する条例」までの4案を一括議題とします。 理事者から提案理由の説明を求めます。 村松保健福祉部長。     (保健福祉部長 村松義隆君登壇) ◎保健福祉部長(村松義隆君) 議案書の36ページをお願いいたします。 「伊那市福祉医療費給付金条例の一部を改正する条例」につきまして、御説明いたします。 初めに、提案理由でございますが、下段にありますとおり、福祉医療費給付金の支給対象者に、後期高齢者医療の被保険者に該当するひとり親家庭の親を加えるため、提案するものであります。 これまで長野県の福祉医療給付事業補助金要綱では、後期高齢者医療被保険者がひとり親であっても、福祉医療の療養給付等に関わる経費については、補助金の対象としておりませんでした。この要綱が、県の令和6年度当初予算が成立した後に改正され、後期高齢者医療被保険者が補助対象となることに伴い、当該条例に所要の改正を行うものです。 次に、条例の新旧対照表について御説明いたしますので、恐れ入りますが、議案関係資料の22ページをお願いいたします。伊那市福祉医療費給付金条例、新旧対照表でございます。 旧の第3条の文中、下線部の(限る。)の後に、新の文中の下線部を追加し、旧第3条第2項第4号を削除後、号ずれを1号ずつ繰り上げます。それに伴い、第2項文中の下線部を修正し、新の下線部のとおりに改正するものでございます。 お手数ですが議案書の36ページにお戻りください。 附則でございますが、この条例は、令和6年4月1日から施行するものでございます。議案第10号の説明は以上でございます。 続きまして、議案書の37ページをお願いします。議案第11号「伊那市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例」につきまして、御説明いたします。 初めに、提案理由でございますが、1枚おめくりいただき、38ページの下段にありますとおり、本改正は、特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業並びに特定子ども・子育て支援施設等の運営に関する基準の一部を改正する内閣府令の施行等により、所要の改正を行うため提案するものでございます。 次に条例の新旧対照表を議案関係資料で御説明いたしますので、議案関係資料23ページをお願いいたします。伊那市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の新旧対照表です。 第15条ですが、第2号中引用している認定こども園法第3条の項ずれを改めるものです。第23条は、デジタル原則に照らした規則の一括見直しプランにより書面の掲示を義務づけている規制について、インターネットを利用した閲覧に供する見直しを行うとされたことを踏まえた改正、4枚おめくりいただき、27ページまでお進みください。第53条は、同じ見直しプランにより、新たな情報通信技術の導入活用に円滑に対応できるよう、特定の記録媒体を見直すことを踏まえた改正です。 ただいま御説明した以外の改正は、読み替え規定の不備の補正や、表現を基本に忠実な表現に改めるもの、字句の整理をするものでございます。 恐れ入りますが、議案書の38ページにお戻りください。附則でございますが、この条例は公布の日から施行するものですが、第23条の規定のみ令和6年4月1日から施行するものです。議案第11号の説明は以上でございます。 続きまして、議案書の39ページをお願いします。 議案第12号「伊那市介護予防施設条例の一部を改正する条例」について御説明いたします。初めに提案理由でございますが、おめくりいただき、40ページ下段を御覧ください。記載してありますとおり、この条例は、介護予防施設を所在する区域の認可地縁団体へ譲与するため、提案するものでございます。 国の補助金を活用して、各地区に整備した介護予防施設については、開設後10年が経過した後、順次、関係団体へ譲与していく計画となっております。なお、今回の10施設については、後ほど議案第23号で、財産の譲与について議会の議決をお願いするものでございますので、よろしくお願いいたします。 改正内容の御説明をいたしますので、議案関係資料の28ページをお願いいたします。伊那市介護予防施行条例新旧対照表でございます。地元への譲与に伴いまして、第2条の表の中の、御堂いきいき交流施設から花畑いきいき交流施設までの10施設の名称と位置を削除し、公の施設の介護予防施設としては廃止するものでございます。 お手数ですが議案書の39ページにお戻りください。附則でございますが、この条例は令和6年4月1日から施行するものでございます。議案第12号の説明は以上でございます。 続きまして、議案書の41ページをお願いいたします。 議案第13号「伊那市介護保険条例の一部を改正する条例」について御説明いたします。初めに提案理由でございます。おめくりいただき、42ページ下段の提案理由を御覧ください。 この条例は、第9期介護保険事業計画に基づき、介護保険の保険料に関する区分を多段階化し、保険料率を改定等するため提案するものであります。介護保険料は3年ごとに見直すこととされておりますが、今回の改正は、令和6年度から令和8年度までの第9期介護保険事業計画に基づき、今後3年間の保険料率を定めるものでございます。 改正内容につきまして御説明いたしますので、議案関係資料29ページをお願いいたします。伊那市介護保険条例改正概要でございます。改正事項としまして、今後の介護給付費の増加を見据え、介護保険法施行令の一部が改正され、第1号被保険者の介護保険料に関する区分の多段階化、高所得者の保険料率の引上げ、低所得者の保険料率の引下げ等を行うことにより、低所得者の保険料率の上昇を抑制するという国の方針に基づき、第9期介護保険事業計画を策定し、保険料率の改定等を行い、伊那市介護保険条例に定めるものです。 まず、1、標準段階の多段階化等につきましては、「現行10段階の第1号被保険者の介護保険料に関する区分」以下これを「標準段階」と称しますが、この標準段階を国が示す13段階に多段階化し、第1段階から第3段階までの低所得者の保険料率について、国が示す標準に市の調整を加えてさらに引き下げ、新設する第11段階から、第13段階までの高所得者の保険料率を、第10段階と比べて高く設定するものです。 第1段階から第10段階までの保険料の改定額と、新設となる第11段階から13段階の保険料については、それぞれ一覧表を記載しております。なお、今回の改正によりまして、基準額となります第5段階の保険料年額につきましては、6万7,200円となります。月額では、現行の5,480円から、5,600円へ変更となり、月120円増額改定となります。改定率はプラス2.2%でございます。 その下、2、基準所得金額の改定につきましては、標準段階によって区分する所得金額について、国が定める額に基づくこととし、それに伴い不要となる条例の規定を削除するものであります。第1段階から第5段階までの所得金額は変更なく、第6段階から第10段階まで、新設となる第11段階から13段階までの基準所得金額については、それぞれ一覧表に記載しております。 3、減額賦課に係る見直しについては、法律の委任により、条例者で定める事項の減額賦課について、第1段階から第3段階までの低所得者の基準額を以下の表のとおり見直すものであります。 30ページ、31ページが新旧対照表でこちらは御覧いただき、お手数ですが、議案書の42ページをお願いいたします。附則の第1項でございますが、この条例の施行期日を令和6年4月1日とするものでございます。第2項は保険料の経過措置でございます。 議案第13号の説明は以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願いいたします。 ○議長(白鳥敏明君) これより質疑に入ります。 御質疑ございませんか。 21番、柳川議員。 ◆21番(柳川広美君) 議案第10号について質問します。対象者は、75歳以上でひとり親となると思うんですが、例えば養子縁組をしたとか、孫などを養育しているとかそういうケースに当たるんですか。 ○議長(白鳥敏明君) 村松部長。 ◎保健福祉部長(村松義隆君) そうでございます。 ○議長(白鳥敏明君) ほかにありますか。     (「なし」と言う者あり) ○議長(白鳥敏明君) それでは、以上をもって質疑を終結します。 ただいま議題となっております議案第10号から議案第13号までの4案は、社会委員会に付託いたします。 暫時休憩といたします。再開は11時5分といたします。 △休憩 午前10時52分 △再開 午前11時4分 ○議長(白鳥敏明君) それでは休憩前に引き続き会議を再開いたします。--------------------------------------- △議案第14号 伊那市生活改善センター及び集会施設条例の一部を改正する条例 △議案第15号 伊那市農村公園条例の一部を改正する条例--------------------------------------- ○議長(白鳥敏明君) 日程第11、議案第14号「伊那市生活改善センター及び集会施設条例の一部を改正する条例」及び、議案第15号「伊那市農村公園条例の一部を改正する条例」の2案を一括議題とします。 理事者から提案理由の説明を求めます。 福澤高遠町総合支所長。     (高遠町総合支所長 福澤 清君登壇) ◎高遠町総合支所長(福澤清君) 議案書の43ページをお願いいたします。 議案第14号「伊那市生活改善センター及び集会施設条例の一部を改正する条例」について、御説明いたします。 初めに、提案理由でございますが、下段に記載してございますとおり、台殿生活改善センターを地元の認可地縁団体である台殿区へ譲与するため、提案するものでございます。該当の生活改善センターは、昭和49年12月竣工で、補助金の処分制限期間は既に終了している施設でございます。なお、この施設につきましては、後ほど議案第24号で、財産の譲与について、議会の議決をお願いするものでございます。 改正内容について御説明申し上げますので、お手数ですが、議案関係資料の32ページをお願いいたします。伊那市生活改善センター及び集会施設条例新旧対照表でございます。 地元への譲与に伴いまして、第2条第1号表中の台殿生活改善センターの項を削除し、公の施設としては廃止するものでございます。 お手数ですが、議案書43ページにお戻りください。附則でございますが、この条例の施行日を令和6年4月1日とするものでございます。 議案第14号の説明は以上でございます。 続きまして、議案書の44ページをお願いいたします。議案第15号「伊那市農村公園条例の一部を改正する条例」について御説明いたします。 初めに、提案理由でございますが、下段に記載してございますとおり、三義山村広場が当初の目的を達し、利用者がなく、また、今後も利用の見込みがないことから、廃止するため提案するものでございます。 三義山村広場は伊那市高遠町山室に、平成5年3月に竣工した施設であり、補助金の処分制限期間は既に終了している施設でございます。 改正内容について御説明いたしますので、お手数ですが、議案関係資料の33ページをお願いいたします。伊那市農村公園条例新旧対照表でございます。第2条表中、三義山村広場の項を削除するものでございます。お手数ですが、議案書の44ページにお戻りください。附則でございますが、この条例の施行日を令和6年4月1日とするものでございます。 説明は以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(白鳥敏明君) これより質疑に入ります。 御質疑ございませんか。     (「なし」と言う者あり) ○議長(白鳥敏明君) 以上をもって、質疑を終結します。 ただいま議題となっております議案第14号及び議案第15号の2案は、経済建設委員会に付託をいたします。--------------------------------------- △議案第16号 伊那市鳥獣被害対策実施隊設置条例及び伊那市50年の森林(もり)ビジョン推進委員会条例の一部を改正する条例--------------------------------------- ○議長(白鳥敏明君) 続きまして、日程第12、議案第16号「伊那市鳥獣害被害対策実施隊設置条例及び伊那市50年の森林(もり)ビジョン推進委員会条例の一部を改正する条例」を議題とします。 理事者から提案理由の説明を求めます。 柴農林部長。     (農林部長 柴 公人君登壇) ◎農林部長(柴公人君) 議案書の45ページをお願いいたします。 議案第16号「伊那市鳥獣被害対策実施隊設置条例及び伊那市50年の森林(もり)ビジョン推進委員会条例の一部を改正する条例」について御説明いたします。 下段の提案理由につきましては、令和6年4月からの組織改編により、農林部耕地林務課、50年の森林推進室を併せて、50年の森林推進課とすることに伴い、所要の改正を行うものです。 中ほどの附則のとおり、令和6年4月1日からの施行をお願いします。改正内容について御説明いたしますので、議案関係資料の34ページをお願いします。鳥獣被害対策実施隊設置条例新旧対照表のとおり第6条の庶務を農林部に、おめくりいただき、50年の森林ビジョン推進委員会条例も、第8条の庶務を農林部と改めます。 なお、全庁的な方針により、課ではなく、部においてと規定いたします。説明は以上です。御審議を賜りますようお願いいたします。 ○議長(白鳥敏明君) これより質疑に入ります。 御質疑ございませんか。     (「なし」と言う者あり) ○議長(白鳥敏明君) 以上をもって、質疑を終結します。 ただいま議題となっております議案第16号は、経済建設委員会に付託いたします。--------------------------------------- △議案第17号 伊那市営住宅条例の一部を改正する条例 △議案第18号 伊那市空家等対策協議会条例の一部を改正する条例--------------------------------------- ○議長(白鳥敏明君) 日程第13、議案第17号「伊那市営住宅条例の一部を改正する条例」及び議案第18号「伊那市空家等対策委員会協議会条例の一部を改正する条例」の2案を一括議題とします。 理事者から提案理由の説明を求めます。 橋爪建設部長。     (建設部長 橋爪 豊君登壇) ◎建設部長(橋爪豊君) 議案書の46ページをお願いいたします。議案第17号「伊那市営住宅条例の一部を改正する条例」につきまして御説明いたします。 提案理由でございますが、48ページの下段を御覧ください。市営住宅の整備計画に従い、使用に耐えなくなったものを廃止し、また、入居者の資格に犯罪被害者等を加えるとともに、配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護等に関する法律の一部を改正する法律の施行に伴い、所要の改正を行うため提案するものでございます。 改正内容につきまして議案関係資料で説明いたしますので、関係資料36ページをお願いいたします。別表第1、公営住宅一覧表の高尾町団地は、昭和32年度建設の一戸を削除し、大萱団地は、昭和42年度建設の28戸を24戸に、若宮団地は昭和45年度建設の12戸を10戸に改正します。 続きまして、別表第3老人、身体障害者、その他の特に居住の安定を図る必要がある者で、8項で規定する配偶者暴力防止等、法第28条2において準用する場合を例規整備の例にならい、第1号と第2号にそれぞれ規定し、おめくりいただき、37ページの第2号に、法改正を受け、退去等命令を定めた引用条項第10条の2を加えます。 続く第9項には、先ほど提案がございました伊那市犯罪被害者等支援条例に基づき、犯罪被害者等の居住の安定を図るため、第1号に収入が減少し、生計の維持が困難となった者を、第2号に、住宅に居住することが困難になった者を規定するものでございます。 議案書の47ページにお戻りいただき、下段の附則の施行日でございますが、公布の日からとするものでございます。 また、別表第3の改正規定は、配偶者暴力防止等法と犯罪被害者等支援条例の施行日に合わせ、令和6年4月1日から施行するものでございます。 続いて議案書にお戻りいただきまして、議案書49ページをお願いいたします。 議案第18号「伊那市空家対策協議会条例の一部を改正する条例」につきまして御説明いたします。 提案理由でございますが、空家等対策の推進に関する特別措置法の一部を改正する法律の施行に伴い、所要の改正を行うため提案するものでございます。改正内容につきまして、議案関係資料で説明いたしますので、関係資料38ページをお願いいたします。法改正によって条ずれが生じたため、協議会設置を規定する第1条と任務を規定する第2条の引用条項を改めるものでございます。議案書の49ページにお戻りいただきまして、附則の施行日でございますが、公布の日からとするものでございます。 議案第17号及び議案第18号の説明は以上でございます。よろしく御審議を賜りますようお願いいたします。 ○議長(白鳥敏明君) これより質疑に入ります。 御質疑ございませんか。     (「なし」と言う者あり) ○議長(白鳥敏明君) 以上をもって、質疑を終結します。 ただいま議題となっております議案第17号及び議案第18号の2案は、経済建設委員会に付託をいたします。--------------------------------------- △議案第19号 伊那市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例--------------------------------------- ○議長(白鳥敏明君) 日程第14、議案第19号「伊那市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例」を議題とします。 理事者から提案理由の説明を求めます。 埋橋危機管理監。     (危機管理監 埋橋 進君登壇) ◎危機管理監(埋橋進君) 議案書の50ページをお願いします。 議案第19号「伊那市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例」について御説明いたします。 最初に、提案理由を御説明いたしますので、おめくりいただき、51ページ下段をお願いします。提案理由でございますが、非常勤消防団員等に係る損害補償の基準を定める政令の一部を改正する政令の本年4月1日からの施行に合わせ、消防団員等公務災害補償条例のうち補償基礎額を改正するものでございます。 改正内容について御説明いたしますので、別冊の議案関係資料の39ページをお願いします。伊那市消防団員等公務災害補償条例の新旧対照表でございます。第5条第2項第2号では、補償基礎額を政令が定める基準に従い、消防作業従事者等が消防作業中に負傷、死亡した場合などにおける補償基礎額を8,900円から9,100円に改正するものであります。 その次、第5条関係の別表ですが、新の補償基礎額表にございますように、9,100円を基準に、階級及び勤続年数に応じて定めたものでございますが、政令に合わせ改正するものです。 お手数ですが、議案書50ページにお戻りいただき、下段の附則で、第1項は、この条例は、本年4月1日から施行するもので、第2項は経過措置で、本年4月1日より前に支給すべき事由の生じた損害補償や疾病補償年金等については、従前の例とするものでございます。 説明は以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願いいたします。 ○議長(白鳥敏明君) これより質疑に入ります。 御質疑ございませんか。     (「なし」と言う者あり) ○議長(白鳥敏明君) 以上をもって、質疑を終結します。 ただいま議題となっております議案第19号は、総務文教委員会に付託いたします。--------------------------------------- △議案第20号 伊那市自動車運送事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例 △議案第21号 伊那市営バス運賃及び料金等徴収条例の一部を改正する条例--------------------------------------- ○議長(白鳥敏明君) 日程第15、議案第20号「伊那市自動車運送事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例」及び議案第21号「伊那市営バス運賃及び料金等徴収条例の一部を改正する条例」の2案を一括議題とします。 理事者から提案理由の説明を求めます。 有賀長谷総合支所長。     (長谷総合支所長 有賀賢治君登壇) ◎長谷総合支所長(有賀賢治君) それでは、議案書の52ページをお願いいたします。 議案第20号「伊那市自動車運送事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例」につきまして御説明申し上げます。 下段提案理由でございますが、自動車運送事業の事業区域に、戸台パークから分杭峠までを加えるとともに、令和6年4月1日付の組織機構の改編及び地方自治法の一部を改正する法律(令和5年法律第19号)の施行に伴い、所要の改正を行うため提案するものでございます。 改正内容につきまして御説明申し上げますので、恐れ入りますが、別冊の議案関係資料の40ページをお願いいたします。新旧対照表でございますが、今回の改正では、第3条第2項第1号の事業区域を長谷区域内に改め、第2号を削り、以後号数の整理を行いまして、第4号といたしまして、分杭峠の施設の位置、伊那市長谷市野瀬1595番地3を追加いたします。 続いて組織第4条では、長谷総合支所に農林建設課とあるのを商工観光部に改め、第6条では、法第34条において準用いたします地方自治法第243条の2の2第8項を第243条の2の8第8項に改めるものでございます。 議案書の52ページにお戻りいただきまして中段の附則でございますが、この条例は令和6年4月1日から施行するものでございます。説明は以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願いいたします。 恐れ入りますがおめくりをいただきまして、議案書53ページをお願いいたします。 続きまして、議案第21号「伊那市営バス運賃及び料金等徴収条例の一部を改正する条例」につきまして御説明申し上げます。 お手数ですがおめくりいただきまして、55ページ、下段の提案理由でございますが、自動車運送事業の運行系統に戸台パークから分杭峠まで等を加えることに伴い、市営バスの運賃及び料金を改正するため提案するものでございます。改正内容につきまして御説明申し上げますので、別冊の議案関係資料の41ページをお願いいたします。 新旧対照表でございますが、別表第1(第3条関係)運賃の種類及び料金の額の小荷物運賃券を整理し、1個につき運送区間の小児片道運賃に相当する額に改正いたしまして、新たに分杭峠施設利用料金を加えるものでございます。 別表第2(第3条関係)では、普通旅客運賃表では2路線となることから、1といたしまして、南アルプスクイーンライン(北沢峠線)、2といたしまして、分杭峠行気の里ライン(分杭峠線)の普通旅客運賃表を定めるものでございます。 議案書の54ページにお戻りいただきまして、下段の附則でございますが、この条例は令和6年4月1日から施行するものでございます。 説明は以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願いいたします。 ○議長(白鳥敏明君) これより質疑に入ります。 御質疑ございませんか。     (「なし」と言う者あり) ○議長(白鳥敏明君) 以上をもって、質疑を終結します。 ただいま議題となっております議案第20号及び議案第21号の2案は、経済建設委員会に付託いたします。--------------------------------------- △議案第22号 人権擁護委員候補者の推薦について--------------------------------------- ○議長(白鳥敏明君) 日程第16、議案第22号「人権擁護委員候補者の推薦について」を議題とします。 理事者から提案理由の説明を求めます。 伊藤総務部長。     (総務部長 伊藤博徳君登壇) ◎総務部長(伊藤博徳君) 議案書の56ページをお願いいたします。 議案第22号「人権擁護委員候補者の推薦について」御説明申し上げます。 人権擁護委員は法務大臣から委嘱される委員でございまして、現在、伊那地域から8名、高遠町地域から1名、長谷地域から1名の10名が委嘱をされております。 このうち下段の提案理由にございますように、現委員の3名が令和6年6月30日をもって任期満了となることに伴い、人権擁護委員候補者として3名を推薦したいので、議会の意見を求めるものでございます。候補者は記書きにございます3名で、任期は全員3年でございます。 初めは樋代正吉さんで、生年月日は昭和23年6月21日で満75歳。住所は伊那市坂下3292番地、新任でございます。 2人目は菅野明子さんで、生年月日は昭和50年4月7日で満48歳。住所は伊那市手良中坪102番地、新任でございます。 3人目は酒井謙一さんで、生年月日は昭和34年7月19日で満64歳。住所は伊那市東春近2321番地、再任でございます。 なお、57ページ以降に候補者の略歴をまとめてございますので、後ほど御確認ください。 説明は以上でございますが、3人ともに人格に優れ、幅広い識見をお持ちで、広く社会の実情に通じておられます。また、地区の区長会長からも御推薦をいただいておりまして、委員として適任者でございますので、御同意のほどをよろしくお願い申し上げます。以上でございます。 ○議長(白鳥敏明君) これより質疑に入ります。 御質疑ございませんか。     (「なし」と言う者あり) ○議長(白鳥敏明君) 以上をもって、質疑を終結します。 ただいま議題となっております議案第22号は、総務文教委員会に付託をいたします。--------------------------------------- △議案第23号 財産(建物)の譲与について--------------------------------------- ○議長(白鳥敏明君) 日程第17、議案第23号「財産(建物)の譲与について」を議題といたします。 理事者から提案理由の説明を求めます。 村松保健福祉部長。     (保健福祉部長 村松義隆君登壇) ◎保健福祉部長(村松義隆君) 議案書の60ページをお願いいたします。 議案第23号「財産(建物)の譲与について」御説明いたします。 初めに提案理由でございますが、下段に記載してございますとおり介護予防施設を所在する区域の認可地縁団体へ譲与するため提案するものでございまして、地方自治法第96条第1項第6号の規定により議会の議決をお願いするものでございます。記書きにあります譲与する建物につきましては、おめくりいただきまして、61ページを御覧ください。 譲与する財産(建物)の一覧でございますが、議案第12号で御説明いたしました施設になります。詳細につきましては御確認いただければと思いますが、御堂いきいき交流施設から花畑いきき交流施設までの10施設につきまして、それぞれの施設の所在する区域の認可地縁団体へ譲与するものでございます。 なお、議案関係資料の43ページから53ページには、それぞれの施設の位置図がございますので、後ほど御確認ください。 議案書の60ページをお願いします。記書きの3、譲与する日につきましては、令和6年4月1日でございます。議案第23号の説明は以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願いいたします。 ○議長(白鳥敏明君) これより質疑に入ります。 御質疑ございませんか。     (「なし」と言う者あり) ○議長(白鳥敏明君) 以上をもって、質疑を終結します。 ただいま議題となっております議案第23号は、社会委員会に付託いたします。--------------------------------------- △議案第24号 財産(建物)の譲与について--------------------------------------- ○議長(白鳥敏明君) 続きまして日程第18、議案第24号「財産(建物)の譲与について」を議題といたします。 理事者から提案理由の説明を求めます。 福澤高遠町総合支所長。     (高遠町総合支所長 福澤 清君登壇) ◎高遠町総合支所長(福澤清君) 議案書の62ページをお願いいたします。 議案第24号「財産(建物)の譲与」について御説明をいたします。 初めに、提案理由でございますが、下段に記載してございますとおり、議案第14号で御説明いたしました台殿の生活改善センターを、認可地縁団体である台殿区へ譲与するため提案するものでございまして、地方自治法第96条第1項第6号の規定により議会の議決をお願いするものでございます。 譲与する建物等は御確認をお願いいたしまして、譲与する日は令和6年4月1日とするものでございます。 お手数ですが、議案関係資料の53ページをお願いいたします。台殿の生活改善センターの位置図でございます。譲与する建物の位置、概要等御確認をお願いいたします。 説明は以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(白鳥敏明君) これより質疑に入ります。 御質疑ございませんか。     (「なし」と言う者あり) ○議長(白鳥敏明君) 以上をもって、質疑を終結します。 ただいま議題となっております議案第24号は、経済建設委員会に付託いたします。--------------------------------------- △議案第25号 令和5年度伊那市一般会計第11回補正予算について △議案第26号 令和5年度伊那市国民健康保険特別会計第2回補正予算について △議案第27号 令和5年度伊那市国民健康保険直営診療所特別会計第2回補正予算について △議案第28号 令和5年度伊那市後期高齢者医療特別会計第1回補正予算についてて △議案第29号 令和5年度伊那市介護保険特別会計第2回補正予算について △議案第30号 令和5年度伊那市公有財産管理活用事業特別会計第6回補正予算について △議案第31号 令和5年度伊那市水道事業会計第3回補正予算について △議案第32号 令和5年度伊那市下水道事業会計第2回補正予算について △議案第33号 令和5年度伊那市自動車運送事業会計第3回補正予算について--------------------------------------- ○議長(白鳥敏明君) 続きまして、日程第19、議案第25号「令和5年度伊那市一般会計第11回補正予算について」から、議案第33号「令和5年度伊那市自動車運送事業会計第3回補正予算について」の9案を一括議題といたします。 理事者から提案理由の説明を求めます。 伊藤総務部長。     (総務部長 伊藤博徳君登壇)
    ◎総務部長(伊藤博徳君) それでは、議案第25号「令和5年度伊那市一般会計第11回補正予算について」御説明をいたしますので、令和5年度伊那市補正予算書(3月補正)の5ページをお願いいたします。 令和5年度伊那市一般会計第11回補正予算でございます。第1条で歳入歳出それぞれ18億2,850万円を減額し、予算の総額を400億3,730万円とさせていただくものでございます。今回の補正後の予算規模は、前年同期と比較をいたしまして、4.2%の減でございます。 次に、第2条は繰越明許費の補正、第3条は地方債の補正でございますが、それぞれ別表で御説明申し上げますので、2枚おめくりをいただきまして、9ページをお願いいたします。 9ページ、第2表繰越明許費補正の1は追加で、事業の進捗により、事業費を翌年度に繰り越すもの、国の補正予算の対象になった事業について、実施期間を確保するため、新たに繰り越しをお願いするものでございます。 おめくりいただき、10ページをお願いいたします。10ページの2は変更で、既にお認めをいただいております繰越明許費について、増額または減額の変更をお願いするものでございます。 次に11ページ、第3表地方債補正は変更で、事業費の確定等による地方債の限度額の減額変更が主なものでございますが、交付税措置のない地方債の財源組替えを行っております。また、国の補正予算に採択をされました事業の財源として、1行目の過疎対策事業には、長谷小学校の防火設備設置事業を、その下の公共事業等には、伊駒アルプスロード推進事業が含まれております。 同じく中ほどの防災・減災・国土強靱化緊急対策事業には富県小学校トイレ改修工事及び伊那中学校と西箕輪中学校の空調設備の整備が、その下の学校教育施設等整備事業は、主に手良保育園・手良小学校の共同設置となる手良調理場の整備に充当するものでございます。 続いて、歳出予算の主な内容について御説明いたしますので、恐れ入りますが、34ページまでお進みください。34ページ以降は歳出でございます。今回の補正のうち、職員配置及び人数の増減等に伴う人件費の補正、年度末を控えて事業費を決算に近づけるための補正、また各種基金への積立てなどは、例年3月補正でお願いをしている内容でございますので省略し、令和5年度の国の補正予算による事業や補正額の大きい事業を中心に御説明をいたします。 34ページの1款議会費は御覧いただきまして、おめくりいただき、36ページをお願いいたします。36ページ2款1項1目、一般管理費の右ページ総務一般事務の職員手当等の増は、退職手当の増額によるもので、おめくりいただきまして、38ページをお願いいたします。 38ページ、6目企画費の右ページの一番下、ふるさと納税は基準の変更によりまして、返礼品を見直ししたことに伴いまして、寄附額が伸びず、おめくりをいただき、41ページの上段にございますように、積立金を16億円減額して7億円にするとともに、関係経費を減額するもの。また、上から二つ目は、日本発条株式会社様及び一般社団法人地域創造研究所様からの企業版ふるさと寄附金をまち・ひと・しごと創生基金に積み立てるもので、下段の11目情報管理費の情報管理は、広域連合の電算業務が減額になったものでございます。なお、広域連合の電算業務負担金は、様々な事業において、増額または減額の補正予算が計上されておりますが、年間の事業費の確定によって示された負担金の増減でありますので、今後の説明は省略をさせていただきます。 その下、12目積立基金費の右ページ、減債基金はおめくりをいただきまして、43ページの積立金で、再算定により、追加で交付を受けた普通交付税のうち、令和6年度及び7年度において借り入れる、臨時財政対策債の元利償還金の一部とするよう交付された額を減債基金に積み立てるほか、各基金に運用利子を積み立てるもので、このページには、財政課が所管をします基金について掲載してございますが、その他の基金運用利子については、所管の事業に掲載してございまして、伊那市の基金全体で約4,400万円を積み立てるものでございます。 また、基金の下から二つ目、公共施設等管理基金には、今後、施設の長寿命化対策等に必要となる費用の一部を基金に積み立てる予算を計上してございます。2枚おめくりいただきまして、46ページをお願いいたします。46ページ下段の4項6目県議会議員選挙費の右ページ県議会議員選挙は、長野県議会議員一般選挙の伊那市選挙区が無投票となったことから、実績を踏まえ、減額をするものでございます。 お手数ですが、52ページまでお進みください。52ページ、3款民生費、1項1目社会福祉総務費の右ページ、下から3事業目、民生児童委員は令和4年度事業において、事業の精算により不用額となる国庫支出金を返還するものでございます。なお民生費、衛生費及び教育費では、当該事業以外にも複数の事業で同様に返還金を計上しておりますので、御確認をお願いしたいと思います。 おめくりをいただきまして、55ページの中ほど、新型コロナウイルス感染症対策(社会福祉)の19節扶助費は、国及び県による低所得世帯への支援給付金事業を実績見込みにより減額をするもので、おめくりをいただき、56ページの4目障害者福祉費の右ページ、二つ目の障害者自立支援給付事業から一番下の障害者福祉事業(市)は利用の増加を見込んで増額をするものでございます。 おめくりをいただき、59ページの5目、高齢者福祉費の三つ目介護保険は、介護保険特別会計への繰出金を実績により減額をするもの。その下の老人保護措置は、養護老人ホーム措置費を利用状況により減額をするものでございます。 4枚おめくりをいただきまして、66ページをお願いいたします。 66ページの4款衛生費、1項1目、保健衛生総務費の右ページ、二つ目の事業、新型コロナウイルス感染症対策(保健衛生)は、新型コロナウイルスワクチン接種事業等について、実績により減額をするものと、国から交付のあった国庫支出金を実績により返還をするものでございます。 2枚おめくりをいただきまして、70ページの3目環境衛生費の右ページ、二つ目の事業、地球温暖化対策の補助金は、国の臨時交付金を財源として予算化をいたしました住宅と集会施設に設置するLED照明の器具購入に対する補助を実績見込みにより減額をするもので、一番下6目病院費の右ページ、中央行政組合負担金は、伊那中央病院事業の負担金が減額となったものでございます。 おめくりをいただきまして、72ページの中ほど9目国民健康保険費は、国民健康保険特別会計及び国民健康保険直営診療所特別会計への繰出金を実績により減額をするもの。11目後期高齢者医療費も同様に、長野県後期高齢者医療広域連合への負担金及び伊那市後期高齢者医療特別会計への繰出金を減額するものでございます。 おめくりをいただきまして、74ページの2項1目清掃総務費の右ページ、清掃総務は負担金で、ゴミ処理等に関する上伊那広域連合への負担金及びし尿処理等に関する伊那中央行政組合の負担金を実績により減額するもの。次の廃棄物処理施設整備基金積立金は、伊那中央行政組合が新たに整備するし尿処理施設等に必要となる費用の一部を基金に積み立てるものでございます。 3枚おめくりをいただきまして、81ページをお願いいたします。 81ページの下から二つ目、就農支援は県支出金を財源とする事業を実績により減額をするもので、3枚おめくりをいただきまして86ページをお願いいたします。 86ページ、7款商工費、1項2目商工業振興費の右ページ工業振興は、工場等設置事業補助金を実績により減額をするものでございます。一番下、産業立地はおめくりをいただきまして、89ページの14節工事請負費で、伊那インター工業団地整備事業について、決算に近づけるための減額で、左ページの歳入、地方債の一般事業債(地域総合整備資金貸付事業)の減額は、12月補正でお認めをいただきましたふるさと融資制度を利用して行う民間企業への貸付についてその財源となる市債の借り入れが令和6年度となる見込みでございまして、6年度中には、貸付企業から償還金4,000万円の歳入が見込めるため、市債の借入額をその分減額をするものでございます。 3枚おめくりをいただきまして、95ページをお願いいたします。 95ページの8款土木費、2項3目道路新設改良費の右ページ、二つ目の特定路線と、その二つ下、交通安全施設は実績により減額をするもので、その間の道路改良負担金等は、県事業の進捗に合わせて減額をするものでございます。 3枚おめくりをいただき、100ページをお願いいたします。 100ページの2目住宅建設費の右ページ、公営住宅建設は交付税措置のない、公営住宅建設事業債の借入を取りやめ、一般財源に組み替えるもので、一番下の宅地整備は、宅地の整備を行う公有財産管理活用事業特別会計への繰出しを減額するものでございます。 おめくりいただきまして、102ページの9款消防費、1項2目非常用消防費の右ページ、消防団運営は、消防団員の退職報償金を、実績により減額をするもの。おめくりをいただきまして、104ページの下段10款教育費、2項1目学校管理費の右ページ二つ目の事業小学校運営は、おめくりをいただきました107ページの消耗品費でございますが、令和6年度に小学校で使用する教科書が改訂されるため、教師用の教科書及び指導書を購入するもので、デジタル用指導書の導入によりまして、金額も大きくなっているものでございます。四つ下の小学校改修事業は、国の補正予算により、富県小学校のトイレ改修及び長谷小学校への防火設備の設置について、令和6年度予算で予定をしていた事業を前倒しして実施するものでございます。 おめくりをいただきまして、109ページの下段3目学校建設費の右ページ、中学校改修はおめくりをいただいた111ページの委託料及び工事請負費で、国の補正によりまして、伊那中学校及び西箕輪中学校の特別教室等に空調設備を設置するものでございます。 3枚おめくりをいただき117ページをお願いいたします。117ページの下から2番目、生涯学習センターの委託料は、いなっせビル外壁補修工事の委託料を実績により減額をするもので、おめくりをいただき、118ページ2目体育施設費の右ページの二つ目、体育施設整備は、美原公園と一体的に整備ををする予定の屋内運動場建設工事の実施設計業務を実績により減額をするもので、おめくりをいただきまして、121ページの二つ目、給食施設整備は国の補正予算によりまして、手良小学校と手良保育園の共同調理場を整備する事業を前倒しをして実施をするものでございます。 おめくりいただき122ページをお願いいたします。122ページの11款災害復旧費、1項1目農地農業施設災害復旧費と2目林道施設災害復旧費は、昨年6月の豪雨災害の復旧費について、実績に合わせて減額をするものとなります。 以上が歳出でございます。 次に歳入について御説明をいたしますので、お手数ですが、20ページまでお戻りください。 20ページ以降は歳入でございます。歳入につきましても、収入額の確定によるもの、また決算に近づけるためのものでありますので、主な項目のみ申し上げます。 20ページの1款市税は市民税をはじめ、各税目が堅調で市税全体では5億7,000万円を増額するものでございます。次に12款地方交付税は、追加交付分及び留保分を今回の補正予算の一般財源とするもの。14款分担金及び負担金の民生費負担金は、主に老人福祉措置費負担金の減でございます。おめくりをいただきまして、22ページ、16款国庫支出金から26ページまで続きます。17款県支出金は、歳出で御説明いたしました事業を中心に対象事業費の増増減に伴うものでございます。お手数ですが、26ページをお願いいたします。26ページ下段の18款財産収入の1項財産運用収入は主に基金利子でおめくりをいただき、28ページの2項財産売払収入は、手良の住宅用地1区画の売却及び市営住宅跡地の売却他によるもので、19款寄附金は、右ページの総務費寄附金で、ふるさと納税の寄附金額を実績により減額するもの。次の社会福祉事業寄附金は、広域社団法人伊那広域シルバー人材センター様からの寄附で福祉基金に積み立てるもの。次の予防事業寄附金は、明治安田生命保険相互会社様からの寄附を令和6年度以降に活用するよう、財政調整基金に積み立てるもので、その下、20款繰入金は、基金を充当した事業の実績により繰入金額を増減するもので、次のページまで続いております。おめくりをいただきまして、30ページの22款諸収入は雑入で、右ページにございます3節民生費雑入の二つ目、長野県市町村振興協会交付金の増や7節商工費雑入の融資信用保証料返還金の増が主なものでございます。23款市債は、先ほど第3表地方債の補正で説明いたしましたとおり変更するものでございます。 最後に126ページ以降に給与費明細書をおつけしてございますので、後ほど御確認ください。 一般会計第11回補正予算の説明は以上でございます。よろしく御審議を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(白鳥敏明君) 続きまして村松保健福祉部長。     (保健福祉部長 村松義隆君登壇) ◎保健福祉部長(村松義隆君) それでは補正予算書の133ページをお願いします。 議案第26号「令和5年度伊那市国民健康保険特別会計第2回補正予算」につきまして御説明いたします。第1条は歳入歳出それぞれ5,293万円を追加し、総額を64億4,634万円とさせていただくものでございます。 今回の補正は主に決算に近づけるためのものでございまして、補正後の予算規模は、前年同期比で約2.4%の減となります。 補正予算の内容につきまして歳出から御説明いたしますので、146ページをお願いいたします。1款1項1目一般管理費と2項1目賦課徴収費は、職員人件費と負担金の確定に伴い増額するもの。おめくりいただきまして、148ページの2款1項3目一般被保険者療養費は、支給見込み額により減額するもの。次のページ、150ページの3款1項2目退職被保険者等医療給付費分と、2項2目退職被保険者等後期高齢者支援金等分はいずれも実績に基づき減額、次のページ152ページ、7款1項1目国民健康保険基金積立金は、基金の利子を基金に積み増しするため増額するもの。 おめくりいただきまして、154ページ9款1項4目国庫支出金償還金、その下、6目保険給付費等交付金償還金は、前年度の精算に伴う返還金を増額、下段の3項1目直営診療施設勘定繰出金は特別調整交付金の確定に伴い増額するものでございます。 歳出は以上でございます。 次に歳入につきまして御説明いたしますので、お手数ですが、142ページにお戻りください。1款国民健康保険税は、それぞれの区分につきまして、税収見込みにより増額、5款の国庫支出金は、システム改修にかかる事業費補助金の増額、7款県支出金は、保険給付費の決算見込み等に伴う減額、9款財産収入は、国補基金利子分の増額、11款繰入金は、それぞれ一般会計からのルール分の繰入金につきまして、決算見込みに基づく減額、次のページ13款諸収入は、前年度審査支払手数料及び保険給付費等交付金の精算に伴う増額補正でございます。 議案第26号の説明は以上でございます。 続きまして163ページをお願いいたします。 議案第27号「令和5年度伊那市国民健康保険直営診療所特別会計第2回補正予算」につきまして御説明いたします。 第1条は歳入歳出それぞれ163万円を減額し、総額を1億8,307万円とさせていただくものでございます。今回の補正は主に決算に近づけるための補正でございまして、補正後の予算規模は、前年同期比で約0.3%の減となります。補正予算の内容につきまして、歳出から御説明いたしますので、174ページをお願いいたします。1款1項1目一般管理費は、人件費の確定等による補正、2目基金積立金は、診療所整備等基金の本年度利子分を積み立てるもの、おめくりいただきまして、176ページの7款1項1目鍼灸管理費は、人件費の確定による増額でございます。 歳出は以上でございます。 歳入につきまして御説明いたしますので、お手数ですが、172ページにお戻りください。 3款繰入金から6款サービス収入までは決算見込みに基づく補正、10款財産収入は、診療所整備等基金の利子分の補正でございます。 議案第27号の説明は以上でございます。 続きまして、185ページをお願いします。 議案第28号「令和5年度伊那市後期高齢者医療特別会計第1回補正予算」につきまして御説明いたします。第1条は歳入歳出それぞれ1,255万円を減額し、総額を9億6,855万円とさせていただくものでございます。今回の補正は主に決算に近づけるための補正でございまして、補正後の予算規模は前年同期比で約3.4%の増となります。 補正予算の内容につきまして歳出から御説明いたしますので、196ページをお願いいたします。 1款1項1目一般管理費は、職員人件費等の確定に伴う補正、2項1目徴収費からおめくりいただきまして、198ページの2款1項1目後期高齢者医療広域連合納付金は、保険料及び軽減分に係る負担金の実績に基づく補正でございます。 歳出は以上でございます。 次に歳入につきまして御説明いたしますので、お手数ですが190ページにお戻りください。 1款後期高齢者医療保険料は決算見込みに基づく保険料の補正、4款繰入金は、決算見込みに基づく一般会計からの繰入金の補正、5款繰入金は、令和4年度からの繰入金の補正でございます。 議案第28号の説明は以上でございます。 続きまして、207ページをお願いします。 議案第29号「令和5年度伊那市介護保険特別会計第2回補正予算」につきまして御説明いたします。第1条は、歳入歳出予算の総額にそれぞれ810万円を減額し、総額をそれぞれ71億3,991万円とするもので、今回の補正は主に決算に近づけるための補正でございます。補正後の予算規模は前年同期比で1.5%の増でございます。 補正予算の内容につきまして、歳出から御説明いたしますので、220ページをお願いいたします。 1款1項1目一般管理費から3項2目認定調査等費まで、職員人件費の決算見込みや、広域連合負担金の確定等に伴う補正、おめくりいただきまして、222ページの2款1項1目居宅介護サービス給付等給付費から2枚おめくりいただきまして、226ページの4項1目高額介護サービス等費まで、それぞれのサービスの給付実績の見込みに基づく負担額の補正、おめくりいただきまして、228ページの4款1項1目介護予防生活支援サービス事業費及び2目の介護予防ケアマネジメント事業費につきましては、サービスの給付実績等の見込みに基づく補正。下段の2項1目一般介護予防事業費からおめくりいただきまして、230ページの3項2目任意事業までは、職員人件費や各事業等の決算見込みによる補正。おめくりいただきまして232ページの6款1項1目介護給付費準備基金積立金は、介護給付費等の減額に伴う保険料収入残額と、本年度分の基金利子の積み立てによる補正でございます。 おめくりいただきまして234ページの8款3項1目他会計繰出金は、一般会計における事業実績に基づく増額補正に対して、介護保険料負担金を繰り出すものでございます。 歳出は以上でございます。 次に歳入について御説明いたします。お手数ですが、216ページをお願いいたします。1款保険料は、第1号被保険者保険料の補正でございます。4款国庫支出金から6款県支出金まで保険給付金の実績に伴う補正、7款財産収入は、基金の利子分の補正、おめくりいただきまして218ページの10款繰入金は、保険給付費等の実績見込みに伴う繰入金の補正でございます。 説明は以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(白鳥敏明君) 続きまして重盛商工観光部長。     (商工観光部長 重盛 巧君) ◎商工観光部長(重盛巧君) 補正予算書の243ページをお願いいたします。 議案第30号「令和5年度伊那市公有財産管理活用事業特別会計第6回補正予算」について御説明いたします。第1条は歳入歳出それぞれ5,409万円減額し、総額を18億3,058万7,000円とするもので、主に決算に近づけるための補正となります。第2条は繰越明許費の補正ですが、別表で御説明いたしますので、2枚おめくりいただき246ページをお願いいたします。 246ページ、第2表繰越明許費補正の1は追加で、1款2項の土地利活用誘導事業は、西町の宅地整備工事において、契約解除に伴う損害賠償と和解が必要となり、年度内の完了が困難となったことから次年度に繰り越しをして実施するものでございます。2は変更で、1款1項の公有財産管理活用事業は、伊那インター工業団地及び東原工業団地の整備事業において、土の搬入に時間を要したことから、次年度に繰り越すものでございます。 次に補正予算の内容を御説明いたしますので、254ページまでお進みください。254ページ、1款1項1目公有財産管理活用費の右ページ、公有財産管理活用は、基金利子を積み立てるもので、その下、土地利活用誘導は、当初予定いたしました上荒井地区と西箕輪地区の事業実施を見合わせたことによる減額でございます。 歳入について御説明いたしますので、252ページにお戻りください。252ページ、利子及び配当金は基金利子で、一般会計繰入金は歳出の減額に併せて減額するものでございます。説明は以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(白鳥敏明君) 続きまして伊藤水道部長。     (水道部長 伊藤一真君登壇) ◎水道部長(伊藤一真君) 補正予算書の259ページをお願いいたします。 議案第31号「令和5年度伊那市水道事業会計第3回補正予算」について御説明いたします。第2条は、収益的収入及び支出で、収入は2款簡易水道事業収益を67万8,000円減額し、総額を1億7,442万2,000円とするものです。 次に支出は1款水道事業費用を1,797万5,000円減額し、総額を14億9,612万5,000円に、2款簡易水道事業費用を84万4,000円減額し、総額を1億8,515万6,000円とするものでございます。 第3条は資本的収入及び支出で、収入額が支出額に対し不足する額及び補填財源の額をそれぞれ改め、収入は1款資本的収入を6,281万5,000円減額し、総額を1億8,738万5,000円とし、おめくりをいただき、支出は1款資本的支出を6,501万3,000円減額し、総額を6億6,112万4,000円に、2款簡易水道事業資本的支出を25万6,000円増額し、総額を1億3,755万6,000円とするものでございます。第4条から第6条は御覧をいただき、262ページをお願いいたします。 予算実施計画でございますが、収益的収入及び支出は、決算に近づけるため等による補正でございますので御覧をいただきまして、270ページをお願いいたします。資本的収入の1款1項1目企業債と、4項1目負担金、おめくりをいただき、272ページ資本的支出の1款1項3目構築物は、県施行の道路改良工事が次年度以降へ先送りになったことに伴う減額でございます。おめくりいただき、274ページをお願いいたします。 令和5年度予定キャッシュ・フロー計算書でございますが、2行目の当年度純利益は1億7,681万5,000円を見込み、一番下の行、資金期末残高は12億1,143万4,000円となる見込みでございます。 275ページ以降の給与費明細書、予定貸借対照表は御覧ください。 議案第31号の説明は以上でございます。 287ページをお願いいたします。続きまして、議案第32号「令和5年度伊那市下水道事業会計第2回補正予算」について御説明いたします。 第2条は収益的収入及び支出で、収入を815万5,000円減額し、総額を27億8,414万5,000円とし、支出を3,856万9,000円減額し、総額を26億5,963万1,000円とするものでございます。 第3条は資本的収入及び支出で、収入額が支出額に対して不足する額及び補填財源の額をそれぞれ改め、収入を2億2,289万9,000円減額し、総額を22億4,660万1,000円とし、支出を2億6,196万2,000円減額し、総額を32億6,723万8,000円とするものでございます。おめくりをいただきまして、第4条から第6条は御覧をいただき、290ページをお願いいたします。 予算実施計画でございますが、収益的収入及び支出は決算に近づけるため等による補正ですので御覧をいただきまして、296ページをお願いいたします。資本的収入は支出の決算見込みにより、それぞれ減額等するものですが、5項1目国庫(県補助金の社会資本整備総合交付金)は今年度から令和6年度まで継続費で実施しております小出島・殿島除塵機更新工事の進捗状況から、今年度の収入を減額するもので、令和6年度当初予算で改めて計上をしております。 おめくりいただき、296ページの資本的支出でございますが、1項1目管渠施設整備費は、県施行の道路改良工事が次年度以降へ先送りになったことに伴う減額で、2目処理場施設整備費は、小出島・殿島除塵更新工事を減額するもので、令和6年度当初予算で改めて計上をしております。 おめくりをいただき300ページをお願いいたします。 令和5年度予定キャッシュ・フロー計算書でございますが、2行目の当年度純利益は1億1,784万8,000円を見込み、一番下の行、資金期末残高は17億1,913万6,000円となる見込みでございます。 301ページ以降の給与費明細書、予定貸借対照表は御覧ください。説明は以上でございます。よろしく御審議を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(白鳥敏明君) 続きまして、有賀長谷総合支所長。     (長谷総合支所長 有賀賢治君登壇) ◎長谷総合支所長(有賀賢治君) それでは、補正予算書の313ページをお願いいたします。 議案第33号「令和5年度伊那市自動車運送事業会計第3回補正予算」につきまして御説明申し上げます。 令和5年度は、年度当初被災いたしました屋敷沢の災害復旧等23日間の運休を余儀なくされましたが、その他は比較的に天候にも恵まれまして、年間のバス利用者数は、昨年に比較いたしまして9,563人増の6万298人となり、過去2番目の多さとなりました。 今回の補正は、営業収益の確定と事業費の確定見込みなどから、決算に近づけるためにお願いするものでございます。 第2条の業務の予定量では車両数、年間走行距離、旅客運送数を補正するものです。第3条の収益的収入及び支出では、収入につきまして営業収益68万1,000円の減額、営業外収益80万円の減額、支出ではバス運行の経費107万円を減額するものです。 第4条の資本的収入及び支出では、収入額が支出額に対して不足する額6,115万6,000円を6,125万6,000円に、建設改良積立金2,541万円を2,551万円に改めるものでありまして、これにより、資本的収入を10万円減額するものです。 第5条では、職員給与費を改めるものです。補正の詳細につきまして御説明いたしますので、316ページをお願いいたします。 収益的収入及び支出における収入でございますが、3の附帯事業収益が見込みより減少したこと等により、自動車運送事業収益として148万1,000円を減額するものです。おめくりいただきまして、318ページの収益的支出では、1款1項1目運転費、2節の手当から6節法定福利費は、人件費の確定によるもの。4目固定資産減価償却費は、工具器具及び備品の確定による増額、8目一般管理費は負担金の確定による減額でございます。 おめくりをいただきまして、320ページ、資本的収入でございますが、固定資産売却代金の減額でございます。 次ページ以降は、予定キャッシュ・フロー計算書、給与明細書、予定貸借対照表等でございますので、御覧いただければと思います。 以上が、令和5年度伊那市自動車運送事業会計第3回補正予算の内容でございます。よろしく御審議賜りますようお願いいたします。 ○議長(白鳥敏明君) これより質疑に入ります。 御質疑ございませんか。     (「なし」と言う者あり) ○議長(白鳥敏明君) 以上をもって、質疑を終結します。 ただいま議題となっております議案第25号から議案第33号までの9案は、付託表のとおり所管の各委員会に付託いたします。 暫時休憩といたします。 再開は13時30分といたします。 △休憩 午後0時19分 △再開 午後1時28分 ○議長(白鳥敏明君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。--------------------------------------- △議案第34号 令和6年度伊那市一般会計予算について △議案第35号 令和6年度伊那市国民健康保険特別会計予算について △議案第36号 令和6年度伊那市国民健康保険直営診療所特別会計予算について △議案第37号 令和6年度伊那市後期高齢者医療特別会計予算について △議案第38号 令和6年度伊那市介護保険特別会計予算について △議案第39号 令和6年度伊那市営駐車場事業特別会計予算について △議案第40号 令和6年度伊那市公有財産管理活用事業特別会計予算について △議案第41号 令和6年度伊那市藤沢財産区特別会計予算について △議案第42号 令和6年度伊那市北原財産区特別会計予算について △議案第43号 令和6年度伊那市長藤財産区特別会計予算について △議案第44号 令和6年度伊那市水道事業会計予算について △議案第45号 令和6年度伊那市下水道事業会計予算について △議案第46号 令和6年度伊那市自動車運送事業会計予算について--------------------------------------- ○議長(白鳥敏明君) 日程第20、議案第34号「令和6年度伊那市一般会計予算について」から、議案第46号「令和6年度伊那市自動車運送事業会計予算について」までの13案を一括議題といたします。 理事者から提案理由の説明を求めます。 伊藤総務部長。     (総務部長 伊藤博徳君登壇) ◎総務部長(伊藤博徳君) 議案第34号「令和6年度伊那市一般会計予算について」御説明をいたしますので、水色の令和6年度伊那市予算書(一般会計)の3ページをお願いいたします。 令和6年度伊那市一般会計予算でございます。第1条は、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ352億7,200万円と定めるものでございます。予算規模は前年度の当初予算と比較をいたしまして、4%、14億8,300万円の減でございます。 次に、第2条は継続費、第3条は債務負担行為、第4条は地方債でございますが、これらにつきましては後ほど御説明をいたします。 第5条は一時借入金で借入れの最高額を40億円とするもの。第6条は歳出予算の流用の例外を定めるものでございます。 それでは継続費、債務負担行為及び地方債について御説明いたしますので、8ページをお願いいたします。 8ページ第2表継続費は、高遠町総合支所建設事業でございますが、令和7年度の完成予定であることから、継続費をお願いするものでございます。 続く9ページ、第3表債務負担行為を御説明いたします。一番上の土地評価替作業委託は、令和9年度の次回固定資産税の評価替えに向けて作業を進めるもの。次の医師会附属准看護学院改築事業費負担金は、上伊那8市町村で負担をする医師会附属の准看護学院改築事業が、令和7年度までの2か年にわたることから、市の負担分を計上するもの。その下三つ目は支出が複数年度にわたる利子補給金や補助金の実施で、現時点で金額が確定していないため、限度額欄が要綱又は規則に定める額となっております。その下のクラシック音楽の祭典開催委託は、令和7年度の開催に向けて準備を進めるもので、伊那市誌作成業務は、発刊に向けて作業を進めていくため、債務負担行為をお願いするものでございます。 おめくりいただき10ページをお願いいたします。10ページは第4表地方債でございます。それぞれの事業の概要を説明いたします。最初の合併特例事業は、高遠町総合支所及び総合支所建設工事の一部に充当するもの、次の過疎対策事業は、高遠町地区及び長谷地区の林道整備、高遠町総合支所旧庁舎の跡地に駐車場を整備する事業、さくらホテルの改修などハード事業と、医師確保対策として、国民健康保険直営診療所特別会計への繰出金などのソフト事業に充当するものでございます。 以下、辺地対策事業は、高遠第2第3保育園の建設関連事業に、公共事業等は、国の交付金等を活用した事業の補助残や県が施工する道路整備等に対する負担金などに、災害復旧事業は、昨年6月の豪雨災害被害の復旧事業に、一般補助施設整備等事業は、EVステーションの整備に。施設整備等事業は、高遠第2第3保育園の建設関連事業に、緊急防災・減災事業は、高遠町総合支所建設、防災行政無線親局等の更新工事などに、公共施設等適正管理推進事業は、さくらホテルの改修、高遠町総合福祉センターやますその改修工事などに、緊急自然災害防止対策事業は、市道や林道、河川の改良工事などに。緊急浚渫推進事業は河川整備に、脱炭素化推進事業は信州高遠美術館の照明LED化事業に、一般会計出資債は、水道事業会計において実施をする事業に出資をするもので、最後の臨時財政対策は、地方交付税における国税の収入不足に対する財源振替分でございます。 地方債は、令和6年度において総額17億3,540万円を発行する見込みでございますが、返すより多く借りないの財政規律を維持してまいりたいというふうに考えます。 続いて、歳入について御説明いたしますので、20ページまでお進みください。 20ページからは歳入でございますが、一般財源を中心に説明をさせていただきますので、よろしくお願いいたします。 まず、1款市税1項市民税は、令和5年度の決算見込みを踏まえ、個人及び法人ともに増加を見込むところでございますが、令和6年度において国が4万円の定額減税を予定しておりまして、そのうちの1万円は、住民税の減税とされております。この減額分を3億2,000万と見込みまして、トータルとしては市民税の個人は、令和5年度当初予算と比べて、1億100万円の減という規模になっております。 ただし、定額減税分については国から補填される予定で、11款地方特例交付金に同額を計上してございます。 次に固定資産税は引き続く地価の下落と、令和6年度が3年に一度の評価替えの年にあたることから、1.8%の減、市税全体では1億3,420万円、1.5%の減少を見込んでおります。2款地方譲与税はおめくりをいただきまして、22ページの中ほど、5項森林環境譲与税は、令和6年度から1人当たり1,000円の森林環境税が課税をされますが、国全体の譲与額が増額されること、また、都道府県と市町村との配分が見直されること等によりまして、42%の増額としております。 3款以降の交付金は、国や県が示す地方財政計画などを参考としながら見込んでおります。 おめくりをいただきまして、24ページの11款地方特例交付金は、先ほど市税で説明をいたしました定額減税による市民税の減収補填分が増額となっております。 次の12款地方交付税は有利な市債の償還や地方財政計画などを参考としながら、1.6%の増を見込んでおります。このページの14款以降は、主に特定の事業に係る財源となる歳入でございますので御覧をいただきまして、お手数ですが、42ページまでお進みください。 42ページの19款寄附金の1項2目総務費寄附金のうち、ふるさと寄附金とミドリナ寄附金については、令和5年度において返礼品を見直したことから、合わせて16億円の減を見込んでおります。 その下に10款繰入金のうち、2項基金繰入金の1目財政調整基金は、一般財源を補うために繰り入れるもので、14目以降は基金の造成目的に沿って各種事業に充当するものでございます。 おめくりをいただきまして、44ページ21款繰越金は、前年度当初予算と同額の5億5,000万円を見込むもの。その下22款諸収入は、中小企業融資預託金の歳出予算を1億円減額したことから、3項の貸付金元利収入も同額の減額となるもので、おめくりをいただきまして、47ページの二つ目、ふるさと融資貸付金返還金は、令和5年度予算に計上して繰り越して、令和6年度に民間企業に融資をいたします、ふるさと融資制度の1回目の返還金を計上しているものでございます。おめくりいただきまして、48ページから51ページにかけての23款市債につきましては、先ほど第4表で説明をさせていただいたものでございます。 歳入につきましては以上でございます。 続きまして歳出は、令和6年度予算に計上しました主な事業項目につきまして、別冊の資料で説明させていただきますので、お手数ですが令和6年度主要事業の概要をご準備いただきたいと思います。 令和6年度主要事業の概要の表紙をおめくりいただきまして目次を御覧ください。 下段の囲みに記載がございますが、新規事業には星印を、充実事業には二重丸をつけてございます。以降、この新規・充実事業を中心に主な事業を御説明いたします。 それではおめくりをいただきまして、5ページの1款議会費では、議員研修の予算を充実しております。おめくりいただきまして、6ページからは、2款総務費でございますが、9ページまでお進みください。9ページ広報の1(7)は、民間事業者が開局予定のコミュニティFMによる広報番組の放送で、併せて災害時の活用も見込むものでございます。 二つ下の財務一般事務は、令和7年度から使用予定の新たな財務会計・人事給与システムの導入経費を計上し、その下、契約管理の(1)は県が開発し、希望する県内市町村と共同利用する入札参加資格申請受付及び審査システムに参加をいたしまして、行政のDX化により、事業者及び事務の負担軽減を図るものでございます。 おめくりをいただきまして、10ページの中ほど、庁舎管理の(7)から(9)は、高遠町総合支所新庁舎の建設、高遠町総合支所旧庁舎跡地の駐車場整備、長谷総合支所新庁舎の建設を行うもので、おめくりをいただき、12ページの交通対策の(2)イでは、地域公共交通協議会の負担金の中で、老朽化した市街地循環バス車両1台をEVバスに更新するもの。(3)は市が整備をする2か所目のEVステーションの事業でございまして、おめくりをいただき、15ページの下段結婚推進の(3)は、結婚相談事業に移住婚の取組を導入するもの。(4)は、集落支援員の配置によりまして、婚活を支援するものでございます。 お手数ですが、22ページまでお進みください。22ページからは、3款民生費となります。22ページは御覧いただきまして、3枚おめくりいただき、28ページをお願いいたします。28ページ、障害福祉事業(市)の(4)は、強度の行動障害をお持ちの方をご自宅で介助するにあたり、必要となる改修に対して支援をするもので、おめくりをいただきまして、30ページの一番下、成年後見センターの(2)は、社会福祉協議会による成年後見制度活用前の判断能力に不安のある方等への支援サービスについて、事業量が増加をしていることから補助を行うもので、31ページの上から二つ目の事業、子ども医療費給付(県)では、県が通院医療費助成の対象を現行の小学校3年生から中学校3年生まで拡大をする見込みの増額で、次の市単事業は減額をしてございます。 おめくりをいただきまして、32ページの二つ目の事業、児童福祉総務の(3)は、こども基本法を受け策定される、国のこども大綱等を勘案し、子ども施策に関する事項を一体化した「伊那市こども計画」を策定するもので、33ページの下段母子父子福祉(3)のキは児童扶養手当受給家庭の高校等進学の準備費用に対する負担を軽減するため、手当支給対象の中学校3年生1人当たり5万円を支給するもので、これまでは補正予算の対応でしたが、当初予算として措置するものでございます。 おめくりをいただきまして、34ページの一番下、私立保育園・幼稚園の下段、参考のイは県の新制度に合わせ、第2子の保育料半額と、年収360万円未満の世帯の保育料を軽減するもので、35ページの児童福祉施設管理は竜南保育園の大規模修繕やリズム室へのエアコン設置、ペレットストーブの設置などを行うもので、次の保育園運営の2の(7)はサン工業株式会社様の寄附金を活用し、地元産材で製作した木のテーブルを、全ての保育園、子育て支援センターと、小鳩園に配置をするもの。 (8)は、会計年度任用職員に令和6年度から新たに勤勉手当を支給し、処遇の改善を図るもので、特に人材確保が困難となっております保育士への支給月数を高く設定したことから、この事業に掲載をさせていただいてございます。その下の参考は、市独自の利用者負担軽減の抜き出しで、その次の保育園建設は、高遠第2第3保育園の現地建て替えに向け、仮園舎とする施設の改修、既存園舎の解体と用地の購入を行うものでございます。 2枚おめくりいただき、38ページをお願いいたします。 38ページからは、4款衛生費となります。38ページの保健衛生総務(2)のイは、債務負担行為で触れたもので、上伊那医師会附属准看護学院の改築への負担で、おめくりをいただきまして、40ページ母子保健では、妊産婦向けの事業を充実しておりまして、(5)は産後ケア事業の対象などを拡充するもの、(14)は所得が少ない妊婦に初回産科受診料を支援するもので、おめくりをいただきまして、42ページの一番下、地球温暖化対策の(5)は、国の地域脱炭素移行・再エネ推進交付金を活用して、屋根置きの太陽光発電設備やペレットストーブなどの導入を引き続き支援するものに加え、新たに小型木質バイオマス発電設備の導入を進めるものでございます。 3枚おめくりいただきました48ページは、5款労働費になりますが、御覧をいただきまして、49ページからの6款農林水産業費は、50ページをお願いしたいと思います。50ページ、農業総務の(2)は、有機食材を学校給食に導入するために、関連団体との連携や、調整ほかを担当する集落支援員を配置するもので、51ページ、農業環境整備の(2)は、学校給食に有機米を用いる場合の価格差の補填や土づくり講習会などを通して、有機農業の産地づくりを推進する負担金で、3枚おめくりをいただきまして、56ページの下段、森林環境整備の(1)は、境界明確化などの課題解決に向けましてコンソーシアムを設立し、ドローン等の活用により、更なる林業の活性化に取り組むものでございます。 おめくりをいただき、58ページの中ほど地域材利用促進対策の2は、令和5年度第2回補正予算で債務負担行為をお認めいただきました上伊那森林組合の木質ペレット増産に向けた製造施設整備への補助金で、国の脱炭素移行・再エネ推進交付金を財源としております。 おめくりをいただき60ページをお願いいたします。 60ページからは、7款商工費で、商工総務(2)のスとセは、包括公募型補助金に新たに特定創業者支援事業と省エネ施設導入支援事業をメニューに加えるもので、おめくりをいただきまして、62ページ産業立地の3は、既存事業者の市内移転を支援するため、上下水道施設を整備するもの。63ページの中ほど観光企画の(7)と(8)は、地域おこし協力隊を活用し、高遠石工によるまちづくりと南アルプス北部登山道保全プロジェクトに取り組むもの。その下、観光施設管理の(1)アは、高遠さくらホテルの改修に取り組むもので、おめくりをいただきまして、65ページ二つ目の事業山荘管理(2)イは馬の背ヒュッテのトイレ棟改築に向け、設計業務に着手するもので、一番下のエコパーク・ジオパーク推進の(1)は、東駒ヶ岳の開山200周年を記念事業として、山頂の山名標識の更新と携帯トイレの普及事業を行うものでございます。 おめくりをいただき、66ページからは8款土木費で、このページは御覧いただきまして、67ページの道路橋梁総務(1)には、天竜川流域の総合的な治水対策につながる戸草ダム建設に向けて取り組む三峰川総合開発事業促進期成同盟会への負担金を含んでおります。 おめくりいただきまして、68ページの二つ目の事業、特定路線(4)は伊那インター工業団地の交通混雑等に対応するため、団地から西部1号線に抜けるよう、市道藤山線の道路改良に向け、測量に着手をするもので、一番下、舗装改良(既存道路)では、多くの要望がございます舗装の老朽化に対応するため、本事業の予算を増額しております。 おめくりいただき、71ページ二つ目の事業まちづくり推進は、伊那北駅周辺整備事業をはじめとした伊那市まちづくり推進事業などを行うもので、一番下の都市施設の(4)は、複合遊具をほりでいパークに設置し、高遠町・長谷地区の環境を整備するものでございます。 2枚おめくりいただき、74ページをお願いいたします。 74ページからは9款消防費で、75ページの一番下、防災施設管理の(3)は、令和4年度からの継続事業で、防災行政無線の親局等を更新するもので、年度中には利用を開始いたします。 おめくりいただき、76ページをお願いいたします。76ページからは、10款教育費になります。このページの二つ目教育委員会事務(1)は、学校を取り巻く環境が複雑化する中、学校における法的相談等に対応する支援体制を整備するもので、(2)は中学校部活動の地域連携に向けて取り組む指導主事を新たに配置するもの。その下の事業、子育て教育支援相談の(8)は、不登校や引きこもりの児童生徒に対し、NPO法人と連携して支援をするもので、77ページの上段、小学校管理の(5)は、自然環境との親和性が高いフィンランド教育の研究とその成果を生かすことを目的とする教育コーディネーターを新たに配置するものでございます。 3枚おめくりをいただき83ページをお願いいたします。83ページの中ほど、文化振興(1)のエは、伝統文化として伊那節を後世に残すため、若い世代を中心に、唄い手、踊り手、お囃子の担い手を育成するもので、おめくりをいただき、85ページ一番下の学童クラブの(3)は、利用者及び使用料の管理に、台帳管理システムを導入し、業務の効率化を図るもの。おめくりをいただきまして、87ページの二つ目の美術館の(4)と(5)は、空調設備等の更新と、館内に無線LANを整備するものでございます。 おめくりいただきまして、88ページの高遠町総合福祉センターは、やますそに高遠町公民館としての機能を持たせるため、空調設備ほか必要な改修を実施するもので、おめくりをいただき、90ページ、一番下の国民スポーツ大会施設整備は、令和10年に開催予定の信州やまなみ国民スポーツ大会及び全国障害者スポーツ大会に向けまして、ソフトボール競技ほかの会場となる美篶スポーツ公園運動場の改修を行うものでございます。 おめくりをいただきまして、92ページは、11款災害復旧費、93ページは12款公債費、おめくりいただいて94ページは14款予備費でございますので、御確認をお願いしたいと思います。 なお、予算書の332ページ以降には給与費明細書、また継続費及び債務負担行為に関する調書等をお付けしてございますので、後ほど御覧ください。 以上令和6年度伊那市一般会計予算について御説明申し上げました。よろしく御審議を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(白鳥敏明君) 続きまして村松保健福祉部長。     (保健福祉部長 村松義隆君登壇) ◎保健福祉部長(村松義隆君) 議案第35号「令和6年度伊那市国民健康保険特別会計予算」の御説明をいたします。淡いピンクの特別会計企業会計予算書の7ページをお願いいたします。 第1条は、歳入歳出予算の総額をそれぞれ62億1,160万円とすると定めるもので、予算規模は、前年度比約2.9%、1億8,150万円の減となります。 第2条は一時借入金の最高額を9億円と定めるものでございます。 予算の内容につきまして歳入から御説明いたしますので、16ページをお願いいたします。1款国民健康保険税は、前年度当初予算比で約3.7%の増を見込んでおります。4款使用料及び手数料は、督促手数料。5款国庫支出金は、災害臨時特別補助金、7款県支出金は、保険給付費等交付金で、1節は医療費の100%が交付される普通交付税でございます。2節は、保険者努力支援分などの特別交付金でございます。11款1項1目一般会計繰入金はおめくりいただきまして、18ページ、1節から7節までがルール分でございます。8節その他一般会計繰入金は、国保の基金への積み立て分でございます。2項1目国民健康保険基金繰入金は、歳入不足を補う国保基金の取り崩しを行うもの。13款諸収入は、滞納国保税の延滞金や第三者納付金等が主なものでございます。 歳入は以上でございます。 続きまして、歳出のうち主な事業につきまして御説明いたしますので、別冊の主要事業の概要の95ページをお願いいたします。 95ページ、一般管理事業の(3)の海外療養費不正請求対策事務委託料は、5年度9月補正予算によりお認めいただいており、6年度当初予算に計上するものでございます。以下、96ページ2段目趣旨普及費までの総務費は、職員人件費や情報センター、国保連合会への負担金が主なものでございます。 3段目の一般被保険者療養給付費、それから97ページ最下段の一般被保険者高額介護合算療養費までは、いずれも県からの交付金を受けて支払う保険給付費、おめくりいただきまして98ページ出産育児一時金から3段目の結核給付金までは市の任意給付でございます。 次の段、一般被保険者医療給付分から、99ページ2段目の介護納付金分までは、県へ納める納付金でございます。 次の段の保健衛生普及費から100ページの2段目特定健康診査等事業までは市が実施する保健予防事業等になります。(3)のマルチマーカーライセンスは健診結果による保健指導対象者を抽出するためのシステム更新費用でございます。その下の国民健康保険積立金は、一般会計からの繰り入れにより、安定した国保財政運営のため、備えとしての基金への積み立てになります。101ページ2段目直営診療施設勘定繰出金は、へき地診療所への繰出金です。 議案第35号の説明は以上でございます。続きまして予算書にお戻りいただき、51ページをお願いいたします。 議案第36号「令和6年度伊那市国民健康保険直営診療所特別会計予算について」御説明いたします。第1条は、歳入歳出予算の総額をそれぞれ2億1,140万円と定めるもので、予算規模は前年度比で約20.8%、3,650万円の増となります。第2条地方債は後ほど説明いたします。第3条は一時借入金の最高額を5,000万円と定めるものでございます。 2枚おめくりいただきまして54ページをお願いいたします。第2表地方債ですが、過疎対策事業は、医療機器購入費に対するものになります。 予算の内容につきまして歳入から御説明いたしますので、60ページをお願いいたします。1款診療収入は、国保や社保等の診療報酬などの収入、2款使用料及び手数料は、診断書等の文書料及び鍼灸治療所使用料、3款繰入金は、一般会計や特別会計などからの基準に基づく繰入金、4款諸収入は学校医等の報酬、5款市債は、過疎対策事業債、6款サービス収入は居宅療養管理指導費等の収入でございます。 歳入は以上でございます。 続きまして歳出につきまして御説明いたしますので、別冊の主要事業の概要の102ページをお願いいたします。102ページ、一般管理費は、職員人件費及び診療所の管理費等、医業費は、医薬材料費や委託料など、右ページ施設整備は、施設修繕費と医療機器購入費でございます。おめくりいただきまして104ページ、鍼灸治療所は鍼灸治療所運営に係る経費になります。 議案第36号の説明は以上でございます。 続きまして、予算書にお戻りいただき、85ページをお願いいたします。 議案第37号「令和6年度伊那市後期高齢者医療特別会計予算」につきまして御説明いたします。第1条は、歳入歳出予算の総額をそれぞれ11億1,560万円と定めるもので、予算規模は前年度比で約13.7%、1億3,450万円の増となります。被保険者数の見込みは、1万2,668人で、当初予算比で前年度より85人、約0.7%の増を見込んでおります。 予算の内容につきまして、歳入から御説明いたしますので94ページをお願いいたします。1款後期高齢者医療保険料は、前年度当初予算比16.1%の増を見込んでおります。2款使用料及び手数料は、督促手数料、4款繰入金は、一般会計からのルール分の繰入、6款諸収入は、延滞金及び保険料還付金でございます。 歳入は以上でございます。 続きまして、歳出につきまして御説明いたしますので、別冊の主要事業の概要の105ページをお願いいたします。 105ページ後期高齢者医療制度は、長野県後期高齢者医療広域連合が実施主体であり、申請などの窓口業務や保険料の徴収などを市町村が行っております。1段目、2段目は総務費で、職員の人件費等、3段目の後期高齢者医療広域連合納付金は、徴収した保険料と、保険基盤安定負担金を広域連合へ納付するもの。一番下の保険料還付金は、過年度分の保険料還付金でございます。 議案第37号の説明は以上でございます。 続きまして予算書にお戻りいただき、109ページをお願いいたします。 議案第38号「令和6年度伊那市介護保険特別会計予算」につきまして御説明いたします。第1条は、歳入歳出予算の総額をそれぞれ73億2,540万円と定めるもので、予算規模は前年度比で、4.5%の増となっております。第2条は一時借入金の最高額を1億円と定めるもの。第3条は、歳出予算の流用について定めるものでございます。 予算の内容について歳入から、御説明いたしますので118ページをお願いいたします。 1款保険料は65歳以上の第1号被保険者に納めていただく介護保険料で、令和6年度は前年度予算比で4.7%の増を見込んでおります。4款国庫支出金は、保険給付費のルール分の負担金等、5款支払基金交付金は、第2号被保険者の保険料につきまして、社会保険診療報酬支払基金からのルールに基づいて交付されるもの。6款県支出金は、給付費等に対するルール分の負担金等でございます。 118ページ下段8款サービス収入はおめくりいただき120ページ上段、介護予防サービス計画作成に伴う介護報酬、10款繰入金は、一般会計からのルール分の繰入金、12款諸収入は、介護予防事業等の利用に伴う個人負担金等でございます。 歳入は以上でございます。 続きまして、歳出につきまして御説明いたしますので、恐れ入りますが別冊の主要事業の概要106ページをお願いいたします。 一般管理、賦課徴収は、職員人件費や介護保険料の賦課徴収等に係る事務費、その下、介護認定調査等の(3)LoGoチャット負担金は、職員の業務の効率化を図るため導入させていただくもの。107ページ趣旨普及は、介護保険制度の広報パンフレット等を発行するもの。続く居宅介護サービス給付から地域密着型介護サービス給付までは、要介護認定者に対する居宅介護サービス等給付費で、前年度比約6.2%の増を見込んでおります。おめくりいただきまして108ページの施設介護給付サービス給付は、施設入所に係る給付費で、前年度比約3.3%の増を見込んでおります。その下の介護予防サービス給付から、地域密着型介護予防サービス給付までは、要支援認定者に対する介護予防サービス等給付費で、前年度比約3.8%の減を見込んでおります。 右の109ページ中段、高額介護(介護予防)サービスと下段の高額医療合算介護(介護予防)サービスは、自己負担額が定められた水準を超えた場合に、超えた金額を給付する制度で、高額医療合算介護(介護予防)サービスについては、約19.3%の増を見込んでおります。 おめくりいただきまして110ページの訪問型サービス及び通所型サービスは、総合事業対象者等に対するサービス、111ページ上段の介護予防ケアマネジメントは、ケアプランを作成するもの。下段の一般介護予防事業は、介護予防事業に係る経費でございます。 おめくりいただきまして112ページの上段、在宅医療・介護連携推進は、いーな@電子連絡帳の活用等により、医療と介護に係る多職種間の連携を推進するもの。続く認知症総合支援は、認知症初期集中支援チームや、認知症カフェ等により、認知症の方やその家族の支援を行うもの。次の地域ケア会議推進は、個別課題の解決や地域課題の発見、地域づくり等を進めるため、地域ケア会議を行うもの。 その下の段の介護給付等費用適正化は、ケアプランの点検指導を行うもの。113ページに移りまして、家庭介護支援は、認知症見守りネットワーク事業を行うもの。続く成年後見制度利用支援は、認知症高齢者等の権利擁護を行うためのもの。下段の地域自立生活支援は、高齢者が自立して生活することを支援するため、福祉用具・住宅改修支援事業などのほか、3事業を行うものでございます。 おめくりいただきまして、114ページの介護自立支援は、在宅要介護者を支援するため、紙オムツ等購入券を交付するもの右ページ115ページの繰出金はルール分の繰出金でございます。 説明は以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(白鳥敏明君) 続きまして橋爪建設部長。     (建設部長 橋爪 豊君登壇) ◎建設部長(橋爪豊君) 特別会計予算書の157ページをお願いいたします。 議案第39号「令和6年度伊那市営駐車場事業特別会計予算について」御説明いたします。第1条は、歳入歳出予算の総額をそれぞれ3,120万円と定めるものでございます。予算規模は、前年度当初予算と比較して24.3%の増でございます。 歳入について御説明いたしますので、166ページをお願いいたします。166ページ、2段目の5款諸収入、1項1目雑入は指定管理者からの納付金で、その上、4款繰入金、1項1目一般会計繰入金は、歳入の不足分を一般会計から繰り入れるものでございます。 次に歳出について、別冊の主要事業の概要で御説明いたしますので、お手数ですが主要事業の概要116ページをお願いいたします。 116ページ上段の経営管理は、市営駐車場の維持管理に要する経費で、(2)の機器更新工事は、駐車場施設の機器を計画的に改修するもので、精算機や発券機の更新などを行うもの。(3)は、再開発ビル駐車場の共益費などの負担金でございます。 説明は以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願いいたします。 ○議長(白鳥敏明君) 続きまして重盛商工観光部長。     (商工観光部長 重盛 巧君登壇) ◎商工観光部長部長(重盛巧君) 引き続き予算書の175ページをお願いいたします。 議案第40号「令和6年度伊那市公有財産管理活用事業特別会計予算について」御説明をいたします。第1条は、歳入歳出予算の総額をそれぞれ9億7,730万円と定めるものでございます。予算規模は前年度当初予算と比較いたしまして、24.2%、3億1,270万円の減でございます。 次に歳入について御説明いたしますので、184ページまでお進みください。184ページ1款2項1目不動産売払収入は、伊那インター工業団地D区画と東原工業団地A区画及びC区画の土地売払収入で、次の2款1項1目基金繰入金は土地取得基金からの繰入金、2項1目一般会計繰入金は、土地利活用誘導事業の財源を繰り入れるものでございます。 続きまして、主な歳出は別冊の主要事業の概要で御説明いたしますので、概要の117ページをお願いいたします。 一番上の公有財産管理活用の1は東原工業団地第2期拡張エリアの用地取得、伊那インター工業団地への土砂運搬路の舗装等の工事、また、2は、産業用地の売払収入を土地取得基金へ積み立てるものでございます。 その下、土地利用誘導は西町区城南町地区において農地を取得して宅地整備を行うものでございます。 説明は以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(白鳥敏明君) 続きまして福澤高遠町総合支所長。     (高遠町総合支所長 福澤 清君登壇) ◎高遠町総合支所長(福澤清君) 特別会計予算書の193ページをお願いいたします。 議案第41号「令和6年度伊那市藤沢財産区特別会計予算」について御説明いたします。第1条は、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ320万1,000円と定めるものでございます。 歳入について御説明いたしますので、202ページをお願いいたします。3款財産収入、2項2目材木売払収入は森林経営委託に基づく材木の売払収入でございます。 次に、歳出を御説明いたしますので、204ページをお願いいたします。2款総務費、1項1目、一般管理費の右ページ一般管理費は、藤沢財産区管理会の運営、区有林の管理に関わる経費で、おめくりいただき、206ページは予備費として270万1,000円をお願いするものでございます。 藤沢財産区特別会計につきましては以上でございます。 続きまして、211ページをお願いいたします。議案第42号「令和6年度伊那市北原財産区特別会計予算」について御説明いたします。第1条は歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ750万1,000円と定めるものでございます。 歳入について御説明いたしますので、220ページをお願いいたします。3款財産収入、1項1目材木売払収入は、森林経営委託に基づく材木の売払収入でございます。 次に、歳出を御説明いたしますので、222ページをお願いいたします。2款総務費、1項1目一般管理費の右ページ一般管理は、北原財産区管理会の運営、区有林の管理に関わる経費で、おめくりいただき224ページは、予備費として665万8,000円をお願いするものでございます。 北原財産区特別会計につきましては以上でございます。 続きまして、229ページをお願いいたします。議案第43号「令和6年度伊那市長藤財産区特別会計予算」について御説明いたします。 第1条は、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ326万4,000円と定めるものでございます。歳入について御説明いたしますので、238ページをお願いいたします。1款分担金及び負担金、1項1目、地元負担金は地元からの分担金でございます。 次に、歳出を御説明いたしますので、240ページをお願いいたします。2款総務費、1項1目一般管理費の右ページ、一般管理は長藤財産区管理会の運営、区有林の管理に関わる経費となります。なおこれまで、1目一般管理費と2目財産管理費とに分けて予算の運用しておりましたけれども、2目を1目一般管理費にまとめても運用上に支障がないことから、2目を廃目といたしまして、他の財産区と同様に1目一般管理費での運用としていくものでございます。 おめくりいただき、242ページは、予備費として273万7,000円をお願いするものでございます。長藤財産区特別会計につきましては以上でございます。 なお、各財産区の予算につきましては、各財産区管理会の同意をいただいてございます。説明は以上でございます。よろしく御審議を賜りますようお願いをいたします。 ○議長(白鳥敏明君) 続きまして伊藤水道部長。     (水道部長 伊藤一真君登壇) ◎水道部長(伊藤一真君) 特別会計、企業会計予算書の247ページをお願いいたします。 議案第44号「令和6年度伊那市水道事業会計予算」について御説明いたします。 第2条の業務の予定量は御覧をいただき、第3条は収益的収入及び支出で、収入は1款水道事業収入を16億3,680万円、2款簡易水道事業収益を1億7,780万円とし、支出は1款水道事業費用を15億390万円、2款簡易水道事業費用を1億9,070万円と定めるものでございます。 おめくりいただき、第4条は、資本的収入及び支出で、収入額が支出額に対して不足する4億8,090万円は、当年度分消費税等資本的収支調整額及び当年度分損益勘定留保資金で補填をするものとし、収入は1款資本的収入を2億6,700万円、2款簡易水道事業資本的収入を1億900万円とし、支出は1款資本的支出を7億70万円、2款簡易水道事業資本的支出を1億5,620万円と定めるものでございます。 249ページの第5条は、継続費で押出(大沢水源紫外線照射装置設置工事)が令和7年度までの2か年にわたることから、継続費をお願いするものでございます。第6条から250ページの第11条は御覧をいただき、252ページをお願いいたします。 主な内容につきまして収入から御説明いたします。 予算実施計画の収益的収入ですが、1款水道事業収益の1項1目給水収益は、水道料金で前年度比約3,024万円、2.2%の減を見込みました。2項4目他会計補助金の一般会計補助金は、国の繰入基準及び市のルールにより繰り入れるものでございます。2款簡易水道事業収益の1項1目給水収益は、前年度比で約118万円、1.9%の減を見込みました。 支出は後ほど御説明いたしますので270ページまでお進みください。 資本的収入ですが、1款資本的収入の1項1目企業債は、前年度比40万円の増で、2項1目一般会計出資金は押出(大沢水源紫外線照射装置設置工事)に対する国の繰入基準に基づく一般会計からの繰入について交付税措置のある一般会計出資債を借り入れることから、出資金として受けるものでございます。 2款簡易水道事業資本的収入の1項1目企業債の辺地対策事業債は、上新山の場広配水池での工事に充当するものでございます。 次に支出について御説明いたしますので、別冊主要事業概要の121ページをお願いいたします。収益的支出の1款水道事業費用の原水及び浄水費は、上伊那広域水道用水企業団からの受水費や、水源及び浄水施設の維持管理に係る費用、次の配水及び給水費は送配水施設の維持管理に係る費用、おめくりいただき、122ページの業務費は、水道料金等の収納に係る費用でございます。 おめくりいただき125ページをお願いいたします。 ここからは、2款簡易水道事業費用で、簡易水道施設の維持管理や水道料金の収納等に関わる費用ですので、御確認ください。 128ページまでお進みください。1款資本的支出の構築物では、老朽管の更新や道路改良関連で配水管の布設等を行い、次の機械及び装置では、ポンプや流量計、水位計の更新等を行い、次の工具、器具及び備品では、人工衛星画像を用いた漏水解析及び画像情報の導入を行います。129ページの二つ目、第8次整備事業の構築物では、経年化した大萱高区配水池の更新のため、詳細設計業務等を行い、クリプトスポリジウム対策として、押出(大沢水源紫外線照射装置設置工事)を2か年にわたり実施するものでございます。 おめくりいただき、130ページの2款簡易水道事業資本的支出の構築物では、老朽管の更新を行う他、場広配水池の原水濁度計及び流入電動弁等設置工事を行い、次の機械及び装置では片倉配水池の紫外線照射装置設置工事を行います。 支出の説明は以上でございます。 予算書にお戻りいただき、276ページをお願いいたします。令和6年度の予定キャッシュフロー計算書ですが、2行目の当年度純利益は1億652万5,000円を見込み、下から3行目資金増減額は、9,851万5,000円の増加を見込んでおります。 284ページまでお進みください。 令和5年度の予定損益計算書でございますが、下から4行目、当年度純利益は1億7,681万5,000円を見込んでおります。 285ページからは令和5年度及び令和6年度の予定貸借対照表ですので、御確認ください。 議案第44号の説明は以上でございます。 299ページをお願いいたします。 続きまして、議案第45号「令和6年度伊那市下水道事業会計予算」について御説明いたします。第2条の業務の予定量は御覧をいただき、第3条は収益的収入及び支出で、収入は1款下水道事業収益を28億6,220万円、支出は、1款下水道事業費用を26億8,260万円と定めるものでございます。 第4条は、「資本的収入及び支出」で、収入額が支出額に対して不足する10億3,840万円は、当年度分消費税等資本的収支調整額、過年度分及び当年度分損益勘定留保資金で補てんするものとし、おめくりいただき、収入は、1款資本的収入を24億6,680万円、支出は1款資本的支出を35億520万円と定めるものです。第5条から第9条は御覧いただき、304ページをお願いいたします。 主な内容につきまして、収入から御説明いたします。 予算実施計画の「収益的収入」ですが、1款1項1目下水道使用料は、前年度比で約787万円、0.6%の減を見込みました。2項4目他会計補助金の一般会計補助金は、国の繰入基準及び市のルールにより繰り入れるものですが、前年度比で8,655万円の増となっております。 支出は後ほど御説明いたしますので、314ページまでお進みください。 「資本的収入」ですが、1款1項1目企業債は、下水道事業債と資本費平準化債で、前年度比7億9,120万円の増となります。令和5年度まで、下水道使用料を据え置くための補填財源として、一般会計から出資金を繰り入れていましたが、資本費平準化債の対象が拡充されたことから、借入れを増額することにより、次の「2項1目他会計出資金」を皆減とするものでございます。 次に、支出について御説明いたしますので、別冊主要事業の概要の132ページをお願いします。 「収益的支出」の1款下水道事業費用の管渠費は、マンホールポンプなどの管渠施設の維持管理に係る費用で、133ページの「処理場費」は、処理場の維持管理に係る費用で、「1公共下水道2処理場」の(5)と、「2特環下水道3処理場」の(5)は、直営で行っていた処理場設備等の修繕を委託することにより、効率化を図ります。 おめくりいただき、134ページの「業務費」は、下水道使用料等の収納に係る費用で、次の「総係費」では、長谷溝口地区の農業集落排水施設維持管理適正化計画作成業務を委託します。 おめくりいただき、137ページをお願いします。 1款資本的支出の管渠施設整備費の1公共下水道では、城南町下水道整備詳細設計業務や、道路改良関連の補償工事、山寺ポンプ場の耐水化工事等を、2特環下水道では、道路改良関連の補償工事や、美篶処理区農集排統合管渠工事等を行います。 おめくりいただき、138ページの処理場施設整備費の1公共下水道では、高遠浄化センター電気設備更新工事を行い、2特環下水道では、小出島と殿島処理場の除塵機更新工事を継続して行います。 139ページの企業債償還金は、約29億4,700万円の償還を予定しています。令和4年度に償還のピークは過ぎたものの、今後数年間、大きくは減少しない見込みです。支出の説明は以上です。予算書にお戻りいただき、320ページをお願いします。 令和6年度の予定キャッシュ・フロー計算書ですが、2行目の当年度純利益は、1億9,814万3,000円を見込み、下から3行目、資金増減額は、5,361万5,000円の増を見込んでおります。 330ページまでお進みください。 令和5年度の予定損益計算書で、下から4行目、当年度純利益は、1億1,784万8,000円を見込んでおります。331ページからは、令和5年度及び令和6年度の予定貸借対照表ですので、御確認ください。 説明は以上でございます。よろしく御審議賜りますよう、お願い申し上げます。 ○議長(白鳥敏明君) 続きまして有賀長谷総合支所長。     (長谷総合支所長 有賀賢治君登壇) ◎長谷総合支所長(有賀賢治君) それでは、特別会計、企業会計当初予算書345ページをお願いいたします。 議案第46号「令和6年度伊那市自動車運送事業会計予算」につきまして御説明申し上げます。 この予算は南アルプス林道事業に関する収支について定めるものでございます。第2条では業務の予定量を定め、車両12両、年間走行距離13万キロ、旅客輸送数12万3,000人を見込みます。 この予定量につきましては、分杭気の里ラインの新設、また、南アルプスクイーンラインにつきましては、長野県側からの入山者がさらに増加することなどを見込み予定するものでございます。 第3条の収益的収入及び支出につきましては、収入では1億6,540万円の営業収益を見込み、支出では1億4,000万とした予算を編成しております。第4条では資本的収入及び支出について定めまして、第5条では、職員給与費と交際費の流用について制限について定めるものでございます。 おめくりをいただきまして、346ページをお願いいたします。第6条の重要な資産の取得は、事業用車両車庫1棟でございます。 予算の内容について御説明いたしますので、おめくりをいただきまして、348ページをお願いいたします。最初に予算実施計画の収益的収入及び支出の収入でございますけれども、1款1項営業収益1億6,237万3,000円は、運送収益・運送雑収益及び附帯事業収益(駐車場収益)となりますけれども、こちらとなります。 2項営業外収益は302万7,000円、預金利息その他雑収益でございます。 支出予算の内容につきましては、別冊の主要事業の概要で御説明いたしますので、主要事業の概要、140ページをお願いいたします。 主要事業の概要140ページ、1款1項1目運転費以下は御覧いただきまして、141ページの2段目でございますけれども、6目施設使用料は、無線LAN及びキャッシュレス決済に伴います使用料、8目一般管理費はキャッシュレス決済に関わる手数料等、自動車運送事業全般に関わる諸経費を計上しております。 9目資産減耗費は御覧いただきまして、おめくりいただき、142ページをお願いいたします。上段11目、附帯事業費用は駐車場に関わる費用、下段1款3項2目減損損失として、営業所の仙流荘への移転に伴いまして現営業所、解体費用を計上しております。143ページ中段2目建物は、事業用車両車庫の建物工事を行うもので、5目車両運搬具は小型バスの購入を予定するものでございます。 おめくりをいただきまして、144ページ上段、6目工具及び器具及び備品は、駐車場照明器具ほかを購入するものでございます。 お手数ですが予算書358ページにお戻りいただきまして、以降は予定キャッシュフロー計算書、給与費明細書、予定損益計算書、予定貸借対照表等でございますので、御確認をいただければと思います。 説明は以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(白鳥敏明君) これより質疑に入ります。 御質疑ございますか。 21番、柳川議員。 ◆21番(柳川広美君) 一般会計の新年度予算、主要事業概要の27ページ、上伊那成年後見センター業務委託費がありますが、これについて社会福祉協議会への委託ができるのかお伺いします。 ○議長(白鳥敏明君) 村松保健福祉部長。 ◎保健福祉部長(村松義隆君) 現在のところ委託する形で、上伊那8市町村で予定しておりますので、計上させていただいてございます。 ○議長(白鳥敏明君) 柳川議員。 ◆21番(柳川広美君) 新規の受付もできるということですか。 ○議長(白鳥敏明君) 村松保健福祉部長。 ◎保健福祉部長(村松義隆君) 以前のように数はすぐ戻りませんが始まるというふうに聞いて報告を受けております。 ○議長(白鳥敏明君) よろしいですか。 はい、他にございますでしょうか。 8番、三石議員。 ◆8番(三石佳代君) 8番、三石佳代です。お願いします。 ページ143番の長谷農林建設課の建物について伺いたいんですけれども、所管が農林建設課ということですが、コンテナハウスというのは出来たものを買う予定でしょうかそれとも、その土地の木を使って建てていくような形でしょうか教えてください。 ○議長(白鳥敏明君) 有賀長谷総合支所長。 ◎長谷総合支所長(有賀賢治君) お答えいたします。 コンテナハウスにつきましては分杭峠の駐車場でございますけれども、そちらに既製品を設置するという格好になります。 ○議長(白鳥敏明君) よろしいですか。 それでは以上をもって質疑を終結します。 ただいま議題となっております議案第34号から、議案第46号までの13案は、議長を除く全員をもって構成する予算特別委員会を設置し、これに付託の上審査することにしたいと思います。 これに御異議ございませんか。     (「異議なし」と言う者あり) ○議長(白鳥敏明君) 御異議なしと認めます。 よって議案第34号から議案第46号までの13案は、議長を除く全員をもって構成する予算特別委員会を設置し、これに付託の上審査することに決しました。--------------------------------------- △請願・陳情について --------------------------------------- ○議長(白鳥敏明君) 日程第21、請願陳情が文書表のとおり提出されております。 紹介議員になっている方もありますので、補足説明のある方の発言を許可します。なお、補足説明は簡潔にお願いいたします。 よろしいですか。     (「はい」と言う者あり) ○議長(白鳥敏明君) それでは本件は、文書表のとおり所管の各委員会に付託いたします。 以上をもって本日の日程は全部終了しました。 本日はこれをもって散会します。 △散会 午後2時42分 地方自治法第123条第2項の規定により署名をする。       伊那市議会議長       伊那市議会議員       伊那市議会議員...