△議案第16号
伊那市営住宅条例の一部を改正する条例
△議案第17号 伊那市
農業集落排水施設の設置等に関する条例及び伊那市
水道事業及び
下水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する
条例---------------------------------------
○議長(飯島進君) 日程第3、議案第4号「財産(土地)の処分について」、議案第5号「
請負契約の変更について」及び議案第15号「伊那市
キャンプ場条例の一部を改正する条例」から、議案第17号「伊那市
農業集落排水施設の設置等に関する条例及び伊那市
水道事業及び
下水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例」までの5案を一括議題といたします。 本案に関し、委員長の報告を求めます。
経済建設委員長、
二瓶裕史議員。 (10番 二瓶裕史君登壇)
◆10番(二瓶裕史君)
経済建設委員会は3月12日午前9時30分から、第1
委員会室において、
委員全員、議長、副議長、副市長及び関係職員の出席のもとに、本委員会に付託された案件につきまして審査をいたしましたので、その結果について報告いたします。 最初に議案第4号「財産(土地)の処分について」審査いたしました。 審査の中で出された質疑の主なものは、「土地を契約いただいた企業は、新規雇用10名を予定しているということだが、基本的に伊那市民の雇用をお願いできるのか。」との質問に対し、「誘致交渉では、積極的に
伊那市民を雇用いただくようお願いしている。おおむね3年以内に操業を予定されていて、既に
伊那市民2名を本社工場で採用し、伊那工場の中心となれるよう訓練していただいている。」旨の答弁がありました。 採決の結果、議案第4号は
全会一致、原案のとおり決しました。 次に議案第5号「
請負契約の変更について」審査いたしました。 審査の中で出された質疑の主なものは、「契約変更は、
国土交通省の
工事発生土受入れに伴うものということだが、市が当初予定していた工事が一部不要になったという理解でよいか。」との質問に対し、「
国土交通省の
災害関連工事の発生土を受け入れることにより、当初予定していた造成に伴う切土、盛土の工事が不要となったためである。」旨の答弁がありました。 「多くのダンプが通行し、道路の状態が悪くなっているところがあるが、復旧は
国土交通省が行うのか。」との質問に対し、「当面は補修で対応し、
リニアトンネル発生土の搬入も含め一連の運搬が終了した段階で、南箕輪村とも協議し、
国土交通省による復旧と
リニアトンネル発生土受入れに係る協力金を組み合わせて、
舗装打ち替えを行う。」旨の答弁がありました。 採決の結果、議案第5号は
全会一致、原案のとおり決しました。 次に議案第15号「伊那市
キャンプ場条例の一部を改正する条例」について、審査いたしました。 審査の中で出された質疑の主なものは、「改定料金の算定根拠と今後の
キャンプ場整備の計画は。」との質問に対し、「
近隣市町村の
キャンプ場料金を参考に設定した。また、各
キャンプ場で整備の意向は異なるが、
小黒川渓谷キャンプ場は、市として新たな整備は考えていない。各
キャンプ場それぞれが収益を上げ、
指定管理者が行う修繕費等に財源を充てながら、施設の充実を図ってもらいたい。」旨の答弁がありました。 「
小黒川渓谷キャンプ場は
指定管理者から、地元区や市で収支報告を受けているが、他の
キャンプ場はどうなっているか。」との質問に対し、「千代田湖
キャンプ場は、来年度から管理業務を外部に委託する予定である。
鹿嶺高原キャンプ場は毎年、収支報告を受けている。」旨の答弁がありました。 「千代田湖
キャンプ場の
指定管理者は予定があるのか。」との質問に対し、「現在、2者が意欲を示している。今後
プロポーザル方式において決定していく。」旨の答弁がありました。 採決の結果、議案第15号は
全会一致、原案のとおり決しました。 次に議案第16号「
伊那市営住宅条例の一部を改正する条例」について審査いたしました。
慎重審査の結果、議案第16号は
全会一致、原案のとおり決しました。 次に、議案第17号「伊那市
農業集落排水施設の設置等に関する条例及び伊那市
水道事業及び
下水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例」について審査いたしました。
慎重審査の結果、議案第17号は
全会一致、原案のとおり決しました。 以上です。
○議長(飯島進君) ただいまの
委員長報告に対する質疑に入ります。 御質疑ございませんか。 (「なし」と言う者あり)
○議長(飯島進君) 以上をもって質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 御意見ございませんか。 (「なし」と言う者あり)
○議長(飯島進君) 以上をもって討論を終結いたします。 これより議案第4号、議案第5号及び議案第15号から議案第17号までの5案を一括採決いたします。 本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 (
起立全員)
○議長(飯島進君)
起立全員であります。 よって議案第4号、議案第5号及び議案第15号から議案第17号までの5案は、原案のとおり可決されました。
---------------------------------------
△議案第9号 伊那市
特定教育・
保育施設及び
特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例
△議案第10号 伊那市
家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例
△議案第11号 伊那市
介護予防施設条例の一部を改正する条例
△議案第12号 伊那市
通所支援施設条例の一部を改正する条例
△議案第13号 伊那市
国民健康保険条例の一部を改正する条例
△議案第14号 伊那市
介護保険条例の一部を改正する条例
△議案第19号 財産(建物)の譲与について
---------------------------------------
○議長(飯島進君) 日程第4、議案第9号「伊那市
特定教育・
保育施設及び
特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例」から、議案第14号「伊那市
介護保険条例の一部を改正する条例」まで、及び議案第19号「財産(建物)の譲与について」の7案を議題といたします。 本案に関し、委員長の報告を求めます。
社会委員長、
野口輝雄議員。 (11番 野口輝雄君登壇)
◆11番(野口輝雄君)
社会委員会は3月15日午前9時30分から、第1
委員会室において、
委員全員、議長、副市長及び関係職員の出席のもと、本委員会に付託された案件につきまして審査を行いましたので、その結果について報告いたします。 最初に、議案第9号「伊那市
特定教育・
保育施設及び
特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例」について審査を行いました。
慎重審査の結果、議案第9号は
全会一致で原案のとおり決しました。 次に、議案第10号「伊那市
家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例」について審査を行いました。 審査の中で出された質疑の主なものは、「伊那市には、
特定教育・
保育施設のうち、
特定地域型保育事業や
家庭的保育事業を営んでいる施設はあるか。」との質問に対し、「伊那市においては、該当する施設はない。」旨の答弁がありました。 「第38条にある環境上の理由により養育が困難な場合とは、どのような状況か。」との質問に対し、「例えば離島等の理由で、3歳未満児の保育園から、3歳以上児の保育園への連携が困難な場合であり、現状、伊那市内では該当しないと考えている。」旨の答弁がありました。 採決の結果、議案第10号は
全会一致で原案のとおり決しました。 次に議案第11号「伊那市
介護予防施設条例の一部を改正する条例」について、審査を行いました。
慎重審査の結果、議案第11号は
全会一致で原案のとおり決しました。 次に、議案第12号「伊那市
通所支援施設条例の一部を改正する条例」について審査を行いました。
慎重審査の結果、議案第12号は
全会一致で原案のとおり決しました。 次に、議案第13号「伊那市
国民健康保険条例の一部を改正する条例」について審査を行いました。
慎重審査の結果、議案第13号は
全会一致で原案のとおり決しました。 次に、議案第14号「伊那市
介護保険条例の一部を改正する条例」について審査を行いました。
慎重審査の結果、議案第14号は
全会一致で原案のとおり決しました。 次に、議案第19号「財産(建物)の譲与について」審査を行いました。 審査の中で出された質疑の主なものは、「国の交付金を受け、いきいき交流施設として建設した建物だが、地区に譲与された後も
介護予防活動の実施を求めるのか。通常の公民館的な活用でいいのか。活用方法についての市の考えは。」との質問に対し、「10年たって地区に譲与した後も、
介護予防施設としての活用も続けていただきたい。」旨の答弁がありました。 次に、「
認可地縁団体になることが譲与の条件と考えてよいか。」との質問に対し、「施設の譲与に関しては、法人格を持った
認可地縁団体を対象に行うものであり、譲与する前までに
認可地縁団体への登録をお願いしたい。」旨の答弁がありました。 採決の結果、議案第19号は
全会一致で原案のとおり決しました。 以上です。
○議長(飯島進君) ただいまの
委員長報告に対する質疑に入ります。 御質疑ございませんか。 (「なし」と言う者あり)
○議長(飯島進君) 以上をもって質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 御意見ございませんか。 (「なし」と言う者あり)
○議長(飯島進君) 以上をもって討論を終結いたします。 まず議案第9号、議案第10号を採決いたします。 本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 (
起立全員)
○議長(飯島進君)
起立全員であります。 よって議案第9号、議案第10号は、原案のとおり可決されました。 次に、議案第11号を採決いたします。 本案の採決については
地方自治法第244条の2第2項及び
伊那市議会の議決に付すべき公の施設の利用及び廃止に関する条例第3条の規定により、出席議員の3分の2以上の同意を必要といたします。なお、この特別多数議決においては、議長も表決権を持ち、
出席議員数の中に含まれます。 本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 (
起立全員)
○議長(飯島進君)
起立全員であります。 よって議案第11号は、原案のとおり可決されました。 次に、議案第12号から議案第14号まで、及び議案第19号を採決いたします。 本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 (
起立全員)
○議長(飯島進君)
起立全員であります。 よって議案第12号から議案第14号及び議案第19号までは、原案のとおり可決されました。
---------------------------------------
△議案第20号 令和2年度伊那市一般会計第12回
補正予算について
△議案第21号 令和2年度伊那市
国民健康保険特別会計第2回
補正予算について
△議案第22号 令和2年度伊那市
国民健康保険直営診療所特別会計第2回
補正予算について
△議案第23号 令和2年度伊那市
後期高齢者医療特別会計第1回
補正予算について
△議案第24号 令和2年度伊那市
介護保険特別会計第3回
補正予算について
△議案第25号 令和2年度伊那市
公有財産管理活用事業特別会計第4回
補正予算について
△議案第26号 令和2年度伊那市
水道事業会計第1回
補正予算について
△議案第27号 令和2年度伊那市
下水道事業会計第2回
補正予算について
△議案第28号 令和2年度伊那市
自動車運送事業会計第1回
補正予算について
---------------------------------------
○議長(飯島進君) 日程第5、議案第20号「令和2年度伊那市一般会計第12回
補正予算について」から、議案第28号「令和2年度伊那市
自動車運送事業会計第1回
補正予算について」までの9案を一括議題といたします。 本案に関し、各委員長の報告を求めます。
総務文教委員長、
白鳥敏明議員。 (9番 白鳥敏明君登壇)
◆9番(白鳥敏明君) 議案第20号「令和2年度伊那市一般会計第12回
補正予算について」のうち、歳出、1款議会費、2款、総務費(1項9目交通安全対策費、10目消費者保護対策費、2項徴税費、3項戸籍住民基本台帳費を除く)、9款消防費、10款教育費、12款公債費、歳入、関係歳入、関係繰越明許費、関係地方債を審査をいたしました。 審査の中で出された主な質疑は、総務部関係では、「退職手当を増額しているが、内容は。」との質問に対し、「当初予算では定年退職者を見込んでいたが、早期退職者等が増えたため、増額するものである。」旨の答弁がありました。 「早期退職者には保健師や保育士もいるとのことであり、年度途中でも採用していくべきと思うが、いかがか。」との質問に対し、「職員の採用は、退職者や業務の状況を見込んで行っているが、予定外の退職者が出るなど難しい面もある。職員の配置状況を確認しながら状況に応じて判断していく。」旨の答弁がありました。 「
公有財産管理活用事業特別会計からの繰入金は、他の基金に積み立てるのか。」との質問に対し、「全額を一般財源として活用する。」旨の答弁がありました。 「公共施設等管理基金積立金及び新型コロナウイルス対策応援基金積立金の財源は何か。」との質問に対し、「次年度以降の市単独事業に活用するために、3月
補正予算で生じた一般財源の剰余分などを積み立てるものである。」旨の答弁がありました。 企画部関係では、「企業版ふるさと納税による寄附を予定している企業は何社くらいで、伊那にどのような関係のある企業か。」との質問に対し、「他の自治体との関係から非公表を希望されているが、伊那市で事業を実施したなどのゆかりのある企業で、現在2社と調整をしている。」旨の答弁がありました。 教育委員会関係では、「学校の手洗いを自動水栓化する予定はあるのか。また、春富中学校のトイレ改修に併せ手洗い場の蛇口を自動水栓化するのか。」との質問に対し、「既存の蛇口を自動水栓化していく予定はない。また、春富中学校の手洗いは自動水栓ではない。」旨の答弁がありました。「今後、計画的に自動水栓化を進めてほしい。」旨の要望がありました。 採決の結果、議案第20号は
総務文教委員会付託分は
全会一致、原案のとおり決しました。 以上です。
○議長(飯島進君) 続きまして、
社会委員長、
野口輝雄議員。 (11番 野口輝雄君登壇)
◆11番(野口輝雄君) 議案第20号「令和2年度伊那市一般会計第12回
補正予算について」のうち、本委員会に付託された、歳出、2款総務費のうち1項9目交通安全対策費、10目消費者保護対策費、2項徴税費、3項戸籍住民基本台帳費、3款民生費、4款衛生費(1項3目環境衛生費のうち生活雑排水処理、7目水道費を除く)、歳入、関係歳入、関係繰越明許費、関係地方債について審査を行いました。 審査の中で出された質疑の主なものは、「出産育児一時金の当初見込み人数と実績人数は。」との質問に対し、「当初は69件を見込み、補正後は57件、3月10日時点での実績は、27件の支出となっている。」旨の答弁がありました。 採決の結果、議案第20号のうち
社会委員会付託分は、
全会一致で原案のとおり決しました。 次に議案第21号「令和2年度伊那市
国民健康保険特別会計第2回
補正予算について」を審査いたしました。
慎重審査の結果、議案第21号は
全会一致で原案のとおり決しました。 次に、議案第22号「令和2年度伊那市
国民健康保険直営診療所特別会計第2回
補正予算について」審査を行いました。
慎重審査の結果、議案第22号は
全会一致で原案のとおり決しました。 次に、議案第23号「令和2年度伊那市
後期高齢者医療特別会計第1回
補正予算について」を審査いたしました。
慎重審査の結果、議案第23号は
全会一致で原案のとおり決しました。 次に、議案第24号「令和2年度伊那市
介護保険特別会計第3回
補正予算について」を審査いたしました。
慎重審査の結果、議案第24号は
全会一致で原案のとおり決しました。 以上です。
○議長(飯島進君) 続きまして
経済建設委員長、
二瓶裕史議員。 (10番 二瓶裕史君登壇)
◆10番(二瓶裕史君) 議案第20号「令和2年度伊那市一般会計第12回
補正予算について」のうち、
経済建設委員会付託分、歳出、4款衛生費のうち1項3目環境衛生費のうち生活雑排水処理、7目水道費、5款労働費、6款農林水産業費、7款商工費、8款土木費、11款災害復旧費、歳入、関係歳入、関係継続費、関係繰越明許費、関係債務負担行為、関係地方債について審査いたしました。 審査の中で出された質疑の主なものは、「舗装長寿命化事業について、具体的にナイスロードのどの部分か。また、長寿命化事業の全体見通しは。」との質問に対し、「国の第3次
補正予算を活用して当初予算から前倒して実施する。今年度の区間は竜東線から東へ約1キロメートル行う。令和7年までの5か年計画で、合計4億1,800万円の事業を計画している。」旨の答弁がありました。 「伊那市観光株式会社への補助金の使途と、増額の原因は何か。」との質問に対し、「休業中の施設維持費が予想を大きく上回った。また、開業している施設でも、売上が大きく低迷したため、運営経費を賄えていない。補助金は、その不足分に充てている。」旨の答弁がありました。 「伊那市観光株式会社は、人員削減の他にも対策を取っているのか。」との質問に対し、「人員削減は希望退職を募り、大幅なスリム化を図ってきた。また、仕入れ先を一本化し、仕入れ価格を見直すなど、経費削減に努めている。」旨の答弁がありました。 「新型コロナウイルス対策のプレミアム商品券について、利用先、業種別の集計状況はどうか。」との質問に対し、「直近の集計で、全発行額の98%が利用された。業種別の内訳については集計中だが、中小規模店専用券を入れたことで、様々な業種で利用されたと考えている。」旨の答弁がありました。「集計結果については、改めて示していただきたい。」との要望がありました。 「このプレミアム商品券事業の委託料が大きく減額となったが、どのような理由からか。」との質問に対し、「換金等の委託料は、発行予定数に応じて予算計上しているが、実際に販売した数によって委託料が確定したため、減額を行った。」旨の答弁がありました。 「中小規模事業者支援金についても大きな減額を行っているが、その理由を分析しているか。」との質問に対し、「この制度は、国の持続化給付金の支給の対象とならない事業者を支援するものであったが、売上げへの影響が大きく、国の支援の対象となった事業者が多かったものと考えている。」旨の答弁がありました。 採決の結果、議案第20号のうち
経済建設委員会付託分は
全会一致、原案のとおり決しました。 次に議案第25号「令和2年度伊那市
公有財産管理活用事業特別会計第4回
補正予算について」審査いたしました。
慎重審査の結果、議案第25号は
全会一致、原案のとおり決しました。 次に、議案第26号「令和2年度伊那市
水道事業会計第1回
補正予算について」及び議案第27号「令和2年度伊那市
下水道事業会計第2回
補正予算について」一括審査いたしました。
慎重審査の結果、議案第26号及び議案第27号は
全会一致、原案のとおり決しました。 次に、議案第28号「令和2年度伊那市
自動車運送事業会計第1回
補正予算について」審査いたしました。
慎重審査の結果、議案第28号は
全会一致、原案のとおり決しました。
○議長(飯島進君) ただいまの各委員長の報告に対する質疑に入ります。 御質疑ございませんか。 (「なし」と言う者あり)
○議長(飯島進君) 以上をもって質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 御意見ございませんか。 (「なし」と言う者あり)
○議長(飯島進君) 以上をもって討論を終結いたします。 これより採決を行います。 議案第20号から議案第28号までの9案を一括採決いたします。 本案は各委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 (
起立全員)
○議長(飯島進君)
起立全員であります。 よって議案第20号から議案第28号までの9案は、原案のとおり可決されました。
---------------------------------------
△議案第29号 令和3年度伊那市
一般会計予算について
△議案第30号 令和3年度伊那市
国民健康保険特別会計予算について
△議案第31号 令和3年度伊那市
国民健康保険直営診療所特別会計予算について
△議案第32号 令和3年度伊那市
後期高齢者医療特別会計予算について
△議案第33号 令和2年度伊那市
介護保険特別会計予算について
△議案第34号 令和3年度
伊那市営駐車場事業特別会計予算について
△議案第35号 令和3年度伊那市
公有財産管理活用事業特別会計予算について
△議案第36号 令和3年度伊那市
水道事業会計予算について
△議案第37号 令和3年度伊那市
下水道事業会計予算について
△議案第38号 令和3年度伊那市
自動車運送事業会計予算について
---------------------------------------
○議長(飯島進君) 日程第6、議案第29号「令和3年度伊那市
一般会計予算について」から議案第38号「令和3年度伊那市
自動車運送事業会計予算について」までの10案を一括議題といたします。 本案に関し、各委員長の報告を求めます。
総務文教委員長、
白鳥敏明議員。 (9番 白鳥敏明君登壇)
◆9番(白鳥敏明君) 議案第29号「令和3年度伊那市
一般会計予算について」のうち、歳出、1款議会費、2款総務費(1項9目交通安全対策費、10目消費者保護対策費、2項1目税務総務費のうち税務総務、2目賦課徴収費のうち市税等収納、諸税等課税、市税等徴収、市民税等課税、固定資産税等課税、3項戸籍住民基本台帳費を除く)、9款消防費、10款教育費、12款公債費、14款予備費、歳入、関係歳入、関係債務負担行為、関係地方債を審査いたしました。 審査の中で出された主な質疑は、総務部関係では「メディアを活用したシティプロモーション推進事業内容について説明を。」との質問に対し、「昨年2月にテレビ東京ダイレクト株式会社と締結した包括連携協定に基づく事業で、地方創生推進交付金を充てて実施するものである。伊那市の様々な取組などをテレビ東京、BSテレ東の情報、旅番組等を通じて首都圏に発信、PRするほか、職員の広報力向上を図るために研修も行う予定である。」旨の答弁がありました。 「旧富県南部保育園に代わる消防団音楽隊とラッパ隊の練習会場の確保を要望する。また、総務省から通知が出ている消防団員報酬の改善について、伊那市消防団の見直しの方向性は。」との質問に対し、「音楽隊の練習会場については確保するよう進めている。伊那市消防団の報酬は、県内19市中、上位の報酬額である。今後、消防委員会などで適切な報酬費を検討していくことを考えていきたい。」旨の答弁がありました。 「防災ラジオ接続助成について、助成内容を教えてもらいたい。」との質問に対し、「ケーブルの光化によって、伊那ケーブルテレビと契約をせずに防災ラジオを使用していた人は、防災ラジオが使用できなくなる。今までの経緯から、契約がなく引き続き防災ラジオの使用を希望する方に、工事費の半額を助成するよう考えている。」旨の答弁がありました。 「職員のメンタルヘルスについて、ストレスチェック業務は毎年同じ業者へ委託しているか。また、結果に疑問がある職員は、心の健康管理業務委託先の南信病院を紹介するのか。」との質問に対し、「ストレスチェック業務は、これまで同一の業者にお願いしている。なお、高ストレスと判断された職員には、まずは、担当の保健師を通じて産業医の面談を勧めている。状況に応じ専門家の指導が必要であればつないでいる。また、ストレスチェックの結果に限らず、本人の希望や担当者の判断により案内し、カウンセリングをお願いしている。」旨の答弁がありました。 「長谷総合支所の建て替えについては、災害危険箇所が除外されているのか。また、駐車場から横断等安全策はとられているのか。」との質問に対し、「用地選定は、災害危険箇所から除外されている。今後、実施設計に当たるが、安全性利便性を考慮していく。」旨の答弁がありました。 「高遠町総合支所の建て替えに当たっては、現在の仮庁舎の北側に土砂災害警戒区域があるため、離して建設したほうがよいと思うがいかがか。また、既存の建物との景観を損なわないように検討してほしい。」との質問に対し、「今後、庁内の建設検討委員会で検討していく。」旨の答弁がありました。 企画部関係では、「ふるさと納税について、令和2年度当初予算で6億円だったものが、令和3年度は18億円となっているが過大ではないか。また、企業版ふるさと納税推進の内容について伺いたい。」との質問に対し、「現在の寄附金額18億1,000万円を踏まえ、実態に合わせた予算とした。多くの企業から寄附を頂けるよう、環境分野をはじめ伊那市の様々な魅力ある事業の紹介を行っている。」旨の答弁がありました。 「ゆうあいマーケットの区域拡大について、ドローンを大型化したり、5Gを使ったりすることで、危険性が増すのではないか。また、河川上でなく民地を飛行することになるのではないか。」との質問に対し、「5Gではなく、今後もLTE通信を使う。後継機も性能を向上させたもので、大型化はしない。また、長谷の杉島公民館までルートを延伸するが、極力河川上空を飛行させる予定であり、これまでと同様の安全性を確保する。」旨の答弁がありました。 「ゆうあいマーケットの取扱い商品を増やしたり、もっと重量のある商品を扱えるようにすることはできないか。」との質問に対し、「現行で300品種以上の商品を扱っている。重量のある商品は軽自動車で配達するなどの対応も行っている。」旨の答弁がありました。 「ぐるっとタクシーのエリア拡大による路線バスの廃止・減便等はどこが対象か。」との質問に対し、「4月から新山・桜井・貝沼線、富県・東春近地区循環バス、高遠循環タクシーを廃止する。長谷循環バスは児童生徒の通学のために平日朝夕は残し、日中と土日を減便する。10月からの区域拡大に伴う廃止・減便については、利用状況を見ながら地元や関係者と協議していく。」旨の答弁がありました。 「新山・桜井・貝沼線には、通勤・通学での利用者はいないのか。」との質問に対し、「職員が乗車しての実態調査や地域からの聞き取りの中で、いないと認識している。」旨の答弁がありました。 「定住自立圏事業で行う実証運行は、南箕輪村を含めた区域か。」との質問に対し、「新たな実証運行は、10月から開始する竜東・美篶・手良及び高遠町地区で実施するものである。南箕輪村については、既に実施している西箕輪地区に含めて運行するため、新たな実証実験を予定していない。」旨の答弁がありました。 「ぐるっとタクシーの運行経費と、路線バスの経費削減額との関係は。」との質問に対し、「4月からの運行エリア拡大により4,200万円程度の経費が増額となる一方で、バスの廃止・減便により約2,400万円の経費削減を見込んでいる。ただし、10月からぐるっとタクシーを導入する地区の減便等を含めていないため、さらに削減額が増えるものと思われる。」旨の答弁がありました。 「
地域おこし協力隊3名が行うミッションは。」との質問に対し、「空き家の利活用を推進する『空き家コンシェルジュ』、関係人口づくりを行う『つながり人口創出コーディネーター』、伊那西地区活性化に取り組む『伊那西地域応援サポーター』の3名がそれぞれ活動を行う。」旨の答弁がありました。 「グローアップハウスモデル住宅を建設しなくなった経緯は。」との質問に対し、「関係事業者等から、ハード整備よりも、民間と行政の連携を図る仕組みづくりのほうが重要との意見をいただき、建設を取りやめた。」旨の答弁がありました。 「空き家再生事業補助金の内容は。」との質問に対し、「国の補助事業を活用し、空き家を利活用する事業者を支援するもので、今回、長谷中尾地区の農業事業者を対象としている。」旨の答弁がありました。 「テレワークの推進と住まいの立地誘導事業の内容は。」との質問に対し、「テレワークを活用し、地域の住まいと暮らしをどのように提供していくかについて、民間事業者との連携により体系化していくものである。」旨の答弁がありました。 スポーツ部関係では、「陸上競技場の第2種公認更新工事は、助成が採択されなければできないのか。」との質問に対し、「助成が採択されなければ、一般財源になるので工事は難しくなる。採択されるように日本スポーツ振興センターと協議を進めている。」旨の答弁がありました。「採択されなくてもできる方法を考えてほしい。」旨の要望がありました。 「国際交流事業のうち、多文化共生コーディネーターの設置と太平洋島嶼国の青少年との交流事業の内容は、伊那市から交流に出向くのか。」との質問に対し、「多文化共生コーディネーターの設置については、4月から
地域おこし協力隊1名を委嘱し、国際交流組織の立ち上げ、交流事業等の実施、日本語教育の充実、指導者となる人材の掘り起こしなどを行う。太平洋島嶼国の青少年と交流事業については、外務省の事業であり、8月にオリンピック観戦等を含めて、東ティモールの青少年6人が3泊4日の日程で伊那市を訪れ交流する。伊那市から出向く予定はない。」旨の答弁がありました。 教育委員会関係では、「AIドリルの導入先を伊那小、伊那西小、中間教室とした理由は何か。また、個人情報の保護はできるのか。」との質問に対し、「今年度、国の実証事業に参加した大規模校、小規模校、中間教室に配備を行う。実証事業は経産省の事業であり、この中で個人情報の保護は担保されている。国の補助事業は来年度も継続する予定である。他の学校もこの補助事業を活用し、導入していきたい。」旨の答弁がありました。 「中間教室に配置する教育支援コーディネーターは、どのような資格を持っているか。また、活動の拠点は中間教室になるのか。」との質問に対し、「教育現場の経験豊富な方にお願いする予定である。席は中間教室となるが、ひきこもり傾向のある子供の手助けを行うための訪問など、外での活動が多くなる。」旨の答弁がありました。 「学力向上対策支援員の配置はどのようになるのか。」との質問に対し、「支援員の募集をする。応募者の希望により配置を予定している小中学校と相談しながら、勤務校を決めていく。」旨の答弁がありました。 「学校林整備はどの学校を対象にするのか。また、この予算に県の森林税は入っているのか。」との質問に対し、「手良小、東春近小、西春近北小及び西箕輪小の予定である。県の補助金の財源は森林税である。」旨の答弁がありました。「隣接する道路へ日当りがよくなるようにしてほしい。」旨の要望がありました。 「伊那市立図書館について、授乳室、おむつ替えの場所の整備やトイレの洋式化、自動水栓化などの改修の要望があるが、どのように考えているか。」との質問に対し、「個別施設計画に盛り込んである内容も含め、優先順位を考慮する中で検討していきたい。」旨の答弁がありました。 「県立歴史館所蔵資料のデジタル化を含め、伊那市誌編さんの全体的な方向性を聞かせてほしい。」との質問に対し、「市誌編さん委員会において、旧3市町村誌完成以降の事柄について検討を進めている。県立歴史館所蔵の絵図等のうち、市誌編さんや地名調査に関係する資料をデジタル化したいと考えている。」旨の答弁がありました。 「資料を残すだけでなく、貴重な自然を守る方法等を併せて考えるべきと思うがいかがか。」との質問に対し、「御意見も参考に編さんに取り組みたい。」旨の答弁がありました。 最後に討論の中で、「令和3年度当初予算は選択と集中により、よい予算になったと評価したい。新産業技術の推進、社会的弱者の救済、社会資本の整備、これらを1年かけて、積極的に実施してもらいたい。」旨の賛成意見がありました。 採決の結果、議案第29号のうち
総務文教委員会付託分は
全会一致、原案のとおり決しました。 以上です。
○議長(飯島進君) 続きまして
社会委員長、
野口輝雄議員。 (11番 野口輝雄君登壇)
◆11番(野口輝雄君) 議案第29号「令和3年度伊那市
一般会計予算について」、本委員会に付託された、歳出、2款総務費のうち1項9目交通安全対策費、10目消費者保護対策費、2項1目税務総務費のうち税務総務、2目賦課徴収費のうち市税等収納、諸税等課税、市税等徴収、市民税等課税、固定資産税等課税、3項戸籍住民基本台帳費、3款民生費、4款衛生費(1項3目環境衛生費のうち生活雑排水処理、7目水道費を除く)、歳入、関係歳入、関係債務負担行為、関係地方債について審査を行いました。 審査の中で出された主な質疑は、「特殊詐欺等被害防止対策の通話録音装置貸与事業の記載がないが、どのような現状か。」との質問に対し、「機器の故障対応が多いことから、現在貸出し中のものは返却もしくは貸与を継続するが、新たな要望に対しては、購入に対する特殊詐欺等被害防止機器購入補助金制度にシフトしていく方針である。」旨の答弁がありました。 「マイナンバーカードを作る人が増えてきて窓口は混雑しているようだが、状況はどうか。」失礼しました。戻ります。 審査の中で主に出された質疑の内容は、「わたしの命を守るしおりは、民生児童委員を通じて要支援者に配布しているとのことだが、よくできているので全市民に配ってはどうか。」との質問に対し、「災害時要支援者の皆さんに、防災に関する意識の高揚を呼びかけ、災害に備えてもらう目的で作成したリーフレットであるが、違うかたちで整理すれば市民の方全員に配れる可能性があるので、危機管理課とも協議をし検討したい。」旨の答弁がありました。 「高齢者に優しい集会施設改修について、福祉相談課の事業ではなくなるのか。また、令和3年度の改修の予定は既にあるのか。」との質問に対し、「福祉相談課がまちづくりセンターへ移転するに当たり、見直しを行った事業の一つで、令和3年度からは社会福祉課の事業となる。バリアフリー化などの改修に対する補助を行うが、現時点で令和3年度の予定はない。」旨の答弁がありました。 「予算を上回るカーブミラーの維持・整備の要望があると思うが、どのように対応しているのか。」との質問に対し、「地区からの要望に対して、現地の確認や職員による修繕も含め、優先順位を定めて対応している。」旨の答弁がありました。 「市の『ぐるっとタクシー』の事業の拡大にともない、運転免許証自主返納補助金の申請が増加することが予想されるが、どのように対応していくのか。」との質問に対し、「補助金の交付状況を見ながら、増加が見込まれる場合は、補正等で対応したい。」旨の答弁がありました。 すみません、ここから二重になりますがもう一度発表いたします。 「特殊詐欺等被害防止対策の通話録音装置貸与事業の記載がないが、どのような現状か。」との質問に対し、「機器の故障対応が多いことから、現在貸出中のものは返却もしくは貸出を継続するが、新たな要望に対しては、購入に対する特殊詐欺等被害防止機器購入補助金制度にシフトしていく方針である。」旨の答弁がありました。 「マイナンバーカードを作る人が増えてきて窓口は混雑しているようだが、状況はどうか。また、今後、普及促進はどのようなことを考えているのか。」との質問に対し、「多い日で一日70件、平均すると一日30から50件の交付をしている。そのほかにも、マイナポイントやオンライン申請の補助をしており、混雑の緩和に向け、受け取りの電話予約を始めた。引き続き、市報や公式ホームページで広報をしていく。」旨の答弁がありました。 「市民課窓口業務委託通年化の内容を詳しく説明してほしい。」との質問に対し、「委託先は株式会社エイジェック松本オフィスで、これまでは住民異動等の入力業務のみ委託していたものを、令和2年10月から、窓口受付業務、証明書作成業務、総合案内窓口等も委託業務を拡大した。入力業務のみのときは3から4人の体制であったが、現在は8から10人で回している。」旨の答弁がありました。 「固定資産税の全棟全筆調査は、毎年市全体を調査しているのか。」との質問に対し、「毎年調査する地区を決めて、順次調査を行っている。」旨の答弁がありました。 「長野県地方税滞納整理機構への移管について、数十万円の滞納でも移管されることがあるのか。相当に悪質な人だけが移管されると聞いていたが、移管の実態はどうか。」との質問に対し、「令和3年度の移管件数は、5件増の38件を予定している。おおむね50万円程度の滞納額を目安に移管対象者を検討する中で、滞納繰越分で年数が経過し、解消に向かわない事案について移管している。」旨の答弁がありました。これに対し、「機構は法に基づき強制的に払わせる対応をする。滞納整理が進んでいる事情もあると思うが、滞納額50万円での移管は、金額が低過ぎるのではないか。何とか市で対応できないものか。」との質問に対し、「移管前には予告も出しているし、福祉部門との連携も含めて相談も応じている。連絡がない方もいるので、直接相談があった際には、税務課へ相談するように伝えてほしい。」旨の答弁がありました。これに対し、「コロナ禍で飲食店は大変であり、必然的に滞納になってしまう。いきなり機構に送らないでほしい。」との要望がありました。 次に、「税の窓口での証明書交付について、自動化の予定はないのか。」との質問に対し、「ネット申請のことかと思うが、申請では本人確認が重要であり、その点をクリアしていく必要がある。早速というわけにはいかないが、マイナンバーカードの公的個人認証を活用するなど、今後研究していきたい。」旨の答弁がありました。 「軽度・中等度難聴者に対する補聴器購入補助について、補聴器は個人差があるため難しい面があると思うが、どう考えているか。また、30人分の予算だが、難聴者はもっと多いのではないか。」との質問に対し、「家電量販店等でも販売されているが、うまく合わない事例が多いと聞いており、医師の意見書に基づき、補装具の指定業者から購入していただくことで、品質や適合性の確認ができる補聴器の購入に対して補助を行う。件数が多くなれば補正で対応していく。」旨の答弁がありました。 「成年後見制度について、予算化していると思うが進んでいないと感じる。実態はどうか、また、制度の利用が難しいのではないか。」との質問に対し、「伊那市社会福祉協議会に上伊那成年後見センターを設置し、上伊那圏域の各市町村で委託しているが、その利用は多い状況である。資産がない被成年後見人の後見報酬を、市が代わって支払う利用支援事業については利用が少ないため、利用促進に努めていきたい。」旨の答弁がありました。 「気の里ヘルスセンターの使用頻度が少ないが、利用方法を考えた方がよいのでは。」との質問に対し、「有料の貸出しは年間10件程度であり、その他に施設内の一部の団体への貸出しや、地区団体への無償貸出し等の活用を行っている。新しくてよい施設だが利用率が低いため、活用方法については今後検討していきたい。」旨の答弁がありました。 「おたっしゃ祝品交付事業について、88歳を過ぎても介護認定を受けていない元気な高齢者に対し、何らかの形で介護保険料をお返しできないか。」との質問に対し、「88歳や100歳の区切りに、祝い金や祝い品等をお贈りする事業を実施している。介護保険は保険制度であるため、元気な高齢者は健康教室に参加したり、万が一のときは介護保険サービスを利用するなどの活用をお願いしたい。」旨の答弁がありました。 「新山保育園建設事業の予算の中には、保育園と小学校の共同調理場も含まれているのか。」との質問に対し、「共同調理場の予算も含んでいる。」旨の答弁がありました。 「小鳩園が児童発達支援センターとなるが、将来的にどのくらいの利用人数を見込んでいるのか。」との質問に対し、「現状の小鳩園と同様に定員は35人としているが、何らかの障害や発達に関わる課題をお持ちのお子さんは増加傾向にあるので、定員については、今後、利用者の状況を見る上で考えていきたい。」旨の答弁がありました。 「令和2年度に引き続き、子どもの貧困対策計画のため予算を計上しているが、どのような内容なのか。」との質問に対し、「令和2年度に実施したアンケート結果を基に、令和3年度に分析し、具体的な計画を策定するための予算である。」旨の答弁がありました。 「新型コロナウイルスワクチン接種については、一般市民も地区の行事等を検討する上で、いつ頃接種できるか関心が高まっている。はっきりした情報もないとは思うが、高齢者及びそれ以外の市民の接種について、現時点での見通しはいかがか。」との質問に対し、「開会日の全員協議会での説明以降の新たな情報として、国は4月26日の週に全市町村にワクチンを1箱ずつ配付し、6月末までには全ての高齢者分のワクチンを発送するとしている。高齢者への接種券の送付は、4月下旬、接種開始は5月連休明けになるのではないかと見込んでいる。それ以外の市民の接種については、ワクチン供給予定が国から示されていないため、現時点では未定である。」旨の答弁がありました。 「個別接種できる医療機関は、いつ頃公表されるのか。個別接種医療機関は、医師会が指定しているのか。また、地元の医療機関が個別接種医療機関に含まれていない場合、働きかけにより追加してもらうことは可能か。」との質問に対し、「個別接種できる医療機関の一覧は、4月下旬に高齢者へ送付する接種券に同封させていただく。医師会の指定ではなく、市内医療機関に対して行った意向調査により、手挙げをしていただいたものである。個別接種に対応できるかどうかは、医療機関の判断によるが、追加は可能である。」旨の答弁がありました。 「市が行っているモバイルクリニックを、新型コロナウイルスワクチンの接種に利用できないか。特に、接種会場から遠い地区などへ、車が出向いて接種したらよいのではないか。」との質問に対して、「モバイルクリニックなど、車を利用してこちらから出向いて接種する方法についても考えられるが、医師・看護師の確保等クリアすべき課題が数多くあるため、可能かどうか検討してみたい。」旨の答弁がありました。 「産業医によるワクチン接種が企業内で行われれば、仕事を休む必要もなく利便性が向上するが、医師会とは産業医などによる企業での接種についても調整しているのか。」との質問に対し、「現時点では、まず、高齢者向け接種について医師会へ相談しているところである。企業での接種については、今後、国から手引き等も含めて詳細が示されると思われるので、それに従って、医師会へも相談していきたい。」旨の答弁がありました。 「
新型コロナウイルス感染症対策予算に、ワクチン副反応の対策費は入っているのか。」との質問に対し、「副反応に対する医薬品等の費用も計上している。」旨の答弁がありました。 「新型コロナの影響で、全国的に生活保護率が増加しているようだが、市の状況はどうか。」との質問に対し、「令和2年12月の時点で前年同月比21.7%の増加である。」旨の答弁がありました。これに対し、「生活保護受給者が増加しても前年度と予算額が同額であるが、その理由は。」との質問に対し、「前年度は長期入院患者による増加があったが、退院等により医療扶助が減額となる見込みである。」旨の答弁がありました。 「扶養照会があるため、生活保護の申請をしにくいと聞いているが、伊那市の生活保護の扶養照会件数は。」との質問に対し、「令和2年度の扶養照会件数は、これまで79件である。」旨の答弁がありました。 「市外での生活相談会に参加した場合の、生活困窮者への食糧支援については、市民に限らず支援ができないか。」との質問に対し、「食料品セットは、市の予算で購入しているため、市民を対象とさせていただいているが、フードバンク事業による食糧支援について考えてみたい。」旨の答弁がありました。 「新生児応援給付金の内容は、どのようなものか。」との質問に対し、「令和2年度の新生児応援給付金のうち、同学年で2年度の対象とならない令和3年4月1日に生まれた子の親に対して10万円を給付するため、令和3年度予算で支出を予定している。」旨の答弁がありました。 「伊那市保健委員会について、どのような経緯で保健委員を半減することとしたのか。」との質問に対し、「保健委員の活動内容を見直すため、区長さん方へアンケートを実施し、その意見を踏まえ、令和3年度以降、各地区からの新たな保健委員の選出をお願いしないこととしたため、新年度は令和2年度選出の委員のみとなることによる。」旨の答弁がありました。 「各種の検診において、重点的に実施する検診を考えているのか。」との質問に対し、「特に重視している検診はないが、それぞれの目標受診率には届いていないため、できるだけ多くの方に受診していただきたい。」旨の答弁がありました。これに対し、「市民からは胃内視鏡による検査を希望する声があることから、ぜひ、内視鏡検査を希望により選択できるようにしてもらいたい。」との要望がありました。 続いて、「精神保健事業の予算額が、昨年に比べて減少している理由は何か。」との質問に対し、「首都圏の臨床心理士による長谷の心の相談室事業について、コロナの影響を踏まえ、令和3年度はリモートによる相談に切り替えるなど、事業の組替えにより、費用が減額となった。」旨の答弁がありました。 「出産祝金が伊那地域と過疎地域で対象となる子供の人数の基準が異なっているが、人口増加策として伊那地域においても差をつけず支援していくのはどうか。」との質問に対し、「伊那市全体を第1子、第2子も対象にした場合、過疎地域の自立促進に向けた取組に影響が想定される。人口増加策の出産祝金については、引き続き検討していきたい。」旨の答弁がありました。 「市営霊園について、今後、聖地の区画を拡張する計画はあるのか。また樹木葬や永代供養などが見受けられるが、市は対応する予定はあるか。」との質問に対し、「聖地の要望もあるため、使用中止となった聖地については再度公募している。合葬式墓地は、永代供養も含め時勢に合わせて設置したものであり、埋蔵可能数も十分あるため、現在の聖地と合葬式墓地とで対応していきたい。」旨の答弁がありました。 「伊那市営の火葬場の修繕費が、年度によって大きく異なるが、施設の維持管理についてどう考えるか。」との質問に対し、「火葬炉関係の修繕が主なもので、1年ごとに修繕が必要な部分や、3から4年ごとの修繕となる部分がある。運営を伊那葬祭業組合に委託しており、施設の日常的な保守や修繕に関わるものは、委託料の中で対応している。」旨の答弁がありました。 「令和3年度の国保会計繰出金で、基金積立のための法定外繰入を計上することは評価できるが、令和4年度に向けて国保基金の積み増しによる国保税率の据置きに努力できないか。」との質問に対し、「令和4年度の県への納付金が、どれくらいになるかにもよるが、基金を活用し、できるだけ被保険者への負担を求めないようにしていきたいと考えている。」旨の答弁がありました。 「診療所会計への繰入金が増えているが、診療所の運営に市も積極的に関わっていくべきと考える。診療所の運営方針に、市も関与しているのか。」との質問に対し、「新型コロナウイルス感染拡大の影響もあり、運営は厳しい状況でもある。診療所医師の考えもある中、難しい部分もあるとは思うが、市も運営に関わっていきたい。」旨の答弁がありました。これに対し、「鍼灸治療所、診療所、気の里ヘルスセンターが同じ場所にあることを利用し、例えば東洋医学に関するツアーの企画など、市民に対する新たな提案による利用者増対策に取り組んでもらいたい。」との要望がありました。 続いて、「横山バイクパークはこれまでにない施設であり、観光の目玉と成り得ると考えるが、完成時期はいつ頃の予定か。また、観光的な活用をどう考えているか。」との質問に対し、「現在、管理棟については設計がほぼ完了している状況で、バイクパークもコースの設計を進め、新年度に工事を施工予定であり、令和3年の夏頃の完成を目指している。伊那市自転車活用推進計画を策定していることから、観光面を含め地域の活性化につながる施設の活用について検討していきたい。」旨の答弁がありました。 採決の結果、議案第29号のうち
社会委員会付託分は
全会一致で原案のとおり決しました。 次に議案第30号「令和3年度伊那市
国民健康保険特別会計予算について」審査を行いました。 審査の中で出された主な質疑は、「退職被保険者等療養給付費が、大幅に減少した原因は。」との質問に対し、「平成26年度に制度が終了し、5年間の経過措置も過ぎ、現在対象者はいないため大幅に減少している。遡って医療費の支払い区分が変更となる可能性があるので、当面の間は予算計上している。」旨の答弁がありました。 採決の結果、議案第30号は
全会一致で原案のとおり決しました。 次に議案第31号「令和3年度伊那市
国民健康保険直営診療所特別会計予算について」審査を行いました。 審査の結果、議案第31号は
全会一致で原案のとおり決しました。 次に議案第32号「令和3年度伊那市
後期高齢者医療特別会計予算について」審査を行いました。 審査の結果、議案第32号は
全会一致で原案のとおり決しました。 次に議案第33号「令和3年度伊那市
介護保険特別会計予算について」審査を行いました。 審査の中で出された主な質疑は、「訪問型サービスのうち、地域住民が主体となっている団体の具体的な活動を教えてほしい。」との質問に対し、「住民主体の自主活動として行う自宅外でのごみ出し・灯油入れ・薬の受け取りの生活支援や、外出時の付添い補助などの支援を行っている。」旨の答弁がありました。 「認知症見守りネットワーク事業の個人賠償責任保険の内容は。」との質問に対し、「相手の損害を賠償する保険であり、保険料は1,680円、賠償限度額は1億円という内容である。保険料は市で全額補助する。」旨の答弁がありました。 「認知症高齢者施策として、チームオレンジの立ち上げ支援後の構想は。」との質問に対して、「チームオレンジを、認知症サポーター養成講座受講者の活躍の場とし、日常の生活を見守り、支える取組に拡げていきたい。」旨の答弁がありました。 採決の結果、議案第33号は
全会一致で原案のとおり決しました。 以上です。
○議長(飯島進君) 続きまして
経済建設委員長、
二瓶裕史議員。 (10番 二瓶裕史君登壇)
◆10番(二瓶裕史君) 議案第29号「令和3年度伊那市
一般会計予算について」のうち
経済建設委員会付託分、歳出、4款衛生費のうち1項3目環境衛生費のうち生活雑排水処理、7目水道費、5款労働費、6款農林水産業費、7款商工費、8款土木費、11款災害復旧費、歳入、関係歳入、関係債務負担行為、関係地方債について審査いたしました。 審査の中で出された質疑の主なものは、農林部関係では「スマート農業機械導入事業の補助率は。」との質問に対し、「補助率は30%、上限200万円である。実証事業で効果の認められた機械に対象を絞り、導入する法人等を支援したい。」旨の答弁がありました。 「農業関係ドローン活用推進事業は転作確認のためのものか、他に活用することはあるか。」との質問に対し、「農地の確認のほか、農業用施設の維持管理や防災などに活用したい。」旨の答弁がありました。 「令和3年産米の生産数量目安値と、その調整状況がどうなっているか。」との質問に対し、「水稲生産目安値は約1,823ヘクタールで、令和2年と比べ約48ヘクタールの減となっており厳しい状況である。現在、各農家からの作付計画を取りまとめており、併せて他市町村との地域間調整を行っている。加工用米等の取組と併せて目安値を達成したい。」旨の答弁がありました。 「みはらしファームの
地域おこし協力隊の活動内容は。」との質問に対し、「体験農園プロジェクトは、将来的にみはらしファームによる直営も視野に入れて、収穫体験農園の管理を行うもの。また、加工施設プロジェクトは、若者や女性をターゲットにした新商品の開発等を行うものである。」旨の答弁がありました。 「農業収入保険加入支援補助金について、新規加入のみ15件と見積もっているが根拠は。」との質問に対し、「本年度18人の新規加入があり、15件は見込みである。」旨の答弁がありました。 「加入についての周知はどうしているか。」との質問に対し、「NOSAI長野で、対象者である青色申告の農家を訪問して加入を勧めている。」旨の答弁がありました。 「大麦ストロー製品化試験委託について、専用の圃場で栽培という話を聞いているが、具体的な生産の予定はあるのか。」との質問に対し、「本年度は大麦で試作をした。より適した品種を検討するということで、西町の担い手農家の圃場にライ小麦をまいた。また、長谷で数種類の麦を栽培している雑穀農家にも依頼し、何種類か試してみたい。」旨の答弁がありました。 「南アルプス山麓地域振興プロジェクトは具体的にどういうものか。」との質問に対し、「地方創生推進交付金を活用し、長谷地域で有機農業を中心として都市と農村の交流等を進めており、3年目の事業。本年度はオンラインで講座等を開催した。まだ移住等にはつながっていないが、有機農業に対する理解は進んでいる。」旨の答弁がありました。 「南アルプスむらの管理組合で会計上の不正があったと聞いているが、事実か。」との質問に対し、「管理組合の経理の中で疑義の訴えがあったのは事実であり、市の顧問弁護士に調査を依頼し、現在調査中である。」また、「市からの委託料については、毎年監査を行っている。それ以外の3団体で負担金を出し合っている経理について構成員から疑義の訴えがあり、税理士等に調査を依頼し、報告書が提出された。その後、市の顧問弁護士により法的側面から考察を行っており、最終の報告書が提出される予定であるので、その報告を持って対処したい。」旨の答弁がありました。「委員会にとどめず、議会全体に報告すべきである。本定例会の開会中に、これまでの経緯等を説明していただきたい。」との要望がありました。 「松くい虫被害の現状と今後の対策は。」との質問に対し、「被害量は高止まりである。マツタケ山や伊那のブランドである伊那マツ、景観を守っていく必要があるため、国県の補助事業を活用して最先端地やライフラインに関係する場所などを重点的に、緊急性を考慮して対応していく。」旨の答弁がありました。 「幾ら対策をしても被害が収まらないが、松くい虫対策協議会等で対策をやめるという議論はあるか。また、ドローン等を使った対策や樹種転換などもあるが、抜本的な対策はないか。」との質問に対し、「これまで、協議会等で対策をやめるという議論はない。ドローンについては、信州大学と連携して最先端地の調査、検証を行っている。樹種転換については、主に手良や福島で行っているが、各種対策を取り入れて進めたい。」旨の答弁がありました。 「松くい虫対策の実施面積は。また、被害はどの程度の標高まで確認されているか。枯れる前と枯れた後の対処方針は。」との質問に対し、「松くい虫被害量は材積で捉えているため面積は把握していない。被害は標高約900メートル付近まで確認されている。枯れる前の材の活用や、守るべき松林への対応等、松くい虫対策協議会等でも検討し、取組みを進めたい。」旨の答弁がありました。 「産学官連携拠点整備の概要は。」との質問に対し、「信州大学の研究シーズを活用し民間企業とも協力して、技術開発や事業研究の場などとしていきたい。規模等は検討中であり、機会を捉えて議会への説明も行っていく。」旨の答弁がありました。 「クマ対策で個体数調整の予定と国や県への要請は。」との質問に対し、「今年度は5頭までの捕殺が許可されたが、条件が合わず実績はゼロである。現在、個体数調整の方法については、県と調整を行っており、今後、有害鳥獣対策協議会等に図りながら対策案を作成していきたい。」旨の答弁がありました。 「捕殺する場合は予算内で対応できるのか。」との質問に対し、「予算内で対応する。」旨の答弁がありました。「市民の安全を第一に考え、個体数調整の実施検討をお願いしたい。」との要望がありました。 「南アルプス林道工事の進捗状況は。」との質問に対し、「昨年7月の豪雨災害で通行止めとなっており、11月に事業発注を行った。現在は冬期休工となっている。連休明けに工事を再開する予定としているが、バスの運行については工事の進捗状況を見ながら検討していく。」旨の答弁がありました。 商工観光部関係では、「昨年は登山が中止となったが、登山道整備と登山者を受け入れる体制はとれているのか。」との質問に対し、「昨年は登山者がいなかったため、安全に登山道整備を実施することができた。今シーズンは当面、林道バスが歌宿までの運行となることから、丹渓新道ルートも整備しており、登山者の受入れ体制は整っている。」旨の答弁がありました。 「温泉施設の指定管理委託料の積算根拠と今後の見通しは。」との質問に対し、「現在、2つの温泉施設の利用者は、令和元年度の5割を割り込んでいる。令和3年度は6割まで回復することを想定して必要となる経費の不足分を計上している。利用者が7割から8割まで回復できれば、経費削減の効果が表れ、良好な経営ができると見込んでいる。温泉施設は福利厚生の観点からも支援は必要であり、条例で定めた入浴料との差額相当分の補填は、今後も必要となる。」旨の答弁がありました。 「五郎山山頂整備の今後の予定は。」との質問に対し、「山頂からの眺望を確保するための除伐・枝下ろしを計画しているが、今後も地元管理団体に協力を求めながら、景観の確保を継続していきたい。」旨の答弁がありました。 「五郎山を観光地として、仁科五郎盛信に光を当てた観光戦略の計画はないか。また、武田信玄生誕500年を記念した狼煙リレーの年だが、参加の計画は。」との質問に対し、「観光振興を図る上で駐車場の確保が課題となっているが、里山では難しいと考える。今後、ほりでいパークを拠点に、トレッキングを楽しんでいただくかたちで、PRしていきたい。狼煙リレーについては、引き続き公民館事業と連携して参加していく。」旨の答弁がありました。「サクラと仁科五郎盛信を絡めた戦略的な観光のかたちを構築するとともに、狼煙リレーも大いに盛り上げてもらいたい。」旨の要望がありました。 「鳥居沢工業団地インフラ整備が予算計上されているが、この団地は既に完売したのではないか。」との質問に対し、「鳥居沢工業団地D-2-2区画は、平成29年5月に有限会社グルップボエンデと5年以内に用地を取得する土地売買予約契約を締結した。令和3年度に、
公有財産管理活用事業特別会計で造成、一般会計で道路等インフラ整備を行い、令和4年度早々に引渡しをする。」旨の答弁がありました。 「中小企業融資予算の内訳はどのような項目か。」との質問に対し、「金融機関への預託金と、市が支援する保証料である。」旨の答弁がありました。 「預託金は全額返金されるのか。」との質問に対し、「預託金の7億円は、年度末に金融機関から全て返還される。」旨の答弁がありました。 「AI・IoT等導入支援事業の具体的な内容は。」との質問に対し、「ITコーディネーターなどの専門家が企業を訪問し、生産上の課題を共有しながら、新技術導入計画策定の支援を行っている。実際に導入する場合は、その費用の一部を補助するものである。また、IT人材の確保を目的に、企業内人材の育成や学生等との共同研究開発プログラムなどを実行していく予定である。」旨の答弁がありました。 「導入補助はどのような事例があるか。」との質問に対し、「製品の温度を測る熱センサーや機械停止時の自動通報システムなどの事例がある。」との答弁がありました。 「中心市街地空き店舗等活用事業補助金は、現行の支援内容の継続でよいか。また、中心市街地のエリアはどこか。」との質問に対し、「補助内容は現行制度を継続するものである。エリアは、山寺から西町までの県道沿い及び中央区の一部と高遠町の商店街である。」旨の答弁がありました。 「商工業の振興のため、商工団体が行う各種振興対策事業を支援するとあるが、具体的にどのようなものか。また、商工会への負担金は、どのようなものか。」との質問に対し、「商工団体が行う経営指導や各種セミナーなどの事業に対して補助を行うものである。また、負担金は高遠町商店街内の駐車場の借り上げに係る、市の負担分である。」旨の答弁がありました。 「今年度、商工団体ではコロナ対策として、事業者支援のための相談業務などを行っているが、市の補助金で賄われたのか。」との質問に対し、「一部、市の補助金も活用されている。」旨の答弁がありました。 「家賃支援給付金は、国の制度を引き継ぐとあるが、条件に違いがある。制度の考え方は。」との質問に対し、「国の制度をそのまま引き継ぐということではなく、市独自の制度として行っていくという考え方である。」旨の答弁がありました。 建設部関係では、「通り町1丁目地区優良建築物等整備事業に、市はどのような方向性を目指して取り組むか。」との質問に対し、「本事業は民間が行うものであるが、老朽化した大型建築物を除却し、市街地の防災等の向上を図るとともに、住宅や商業施設の整備により、まちなか居住を推進するという国の制度要件を満たしていることから補助する。」旨の答弁がありました。 「建物の駐車場はどのように考えられているか。」との質問に対し、「敷地内に駐車場を配置している。」旨の答弁がありました。 「この補助金は建物への補助となるのか。また、計画建物はどのような内容か。」との質問に対し、「補助の対象は、調査・設計・計画費、建築物除却費、空き地や共有部分、防災施設の工事費等であり、令和3年度予算は、主に除却工事への補助金となる。建物は地上4階建てで、1階に店舗1戸と店舗併用住宅が1戸、2から4階に2DKの賃貸住宅が4戸ずつあり、建物全体で13戸の住宅と駐車場が整備される。」旨の答弁がありました。「周辺の民間賃貸住宅とともに、有益な事業としてほしい。」また、「伊那市駅前の整備も推進してほしい。」との要望がありました。 「住宅政策事業の新規の空家等詳細調査の目的は何か。」との質問に対し、「特定空家の指定に向けて、調査を行うものである。」旨の答弁がありました。 「空き家の所有者は分かっているのか。」との質問に対し、「分かっているものと分からないものがある。詳細調査は10件程度を予定している。」旨の答弁がありました。「台風の影響で壊れそうな危険な空き家もあるので、強力な行政指導をお願いしたい。」との要望がありました。 「交通安全施設の交差点改良について、国県道との交差点の県公安委員会との連携はどう対応しているか。」との質問に対し、「信号機などの設置は交通管理者である県公安委員会が行う。建設課へいただいた要望も含めて、生活環境課で取りまとめて警察との協議を行なっている。」旨の答弁がありました。 採決の結果、議案第29号のうち
経済建設委員会付託分は
全会一致、原案のとおり決しました。 次に議案第34号「令和3年度
伊那市営駐車場事業特別会計予算について」審査いたしました。
慎重審査の結果、議案第34号は
全会一致、原案のとおり決しました。 次に、議案第35号「令和3年度伊那市
公有財産管理活用事業特別会計予算について」審査いたしました。
慎重審査の結果、議案第35号は
全会一致、原案のとおり決しました。 次に、議案第36号「令和3年度伊那市
水道事業会計予算について」及び議案第37号「令和3年度伊那市
下水道事業会計予算について」一括審査いたしました。 審査の中で出された質疑の主なものは、「耐用年数を超過している管路はどのくらいあるか。」との質問に対し、「管路の総延長は746キロメートルで、耐用年数40年を経過した石綿管等は34キロメートルある。」旨の答弁がありました。 「今後はどのように更新を進めていくのか。」との質問に対し、「耐用年数を経過した老朽管を計画的に更新していく。」旨の答弁がありました。 「老朽管更新は本管を更新することか。」との質問に対し、「本管を更新する工事であるが、本管から各家庭への古い給水管についても併せて更新を行っていく。」旨の答弁がありました。 「各家庭の漏水調査はどのようなものか。」との質問に対し、「検針時に検針員がメーターに機器を当て調査を行い、漏水の可能性がある場合には市が再度調査を行い、漏水が確認できた場合にはメーターまでの給水管の修繕を市で行う。」旨の答弁がありました。 「簡易水道の老朽管の延長は34キロメートルに含まれているか。」との質問に対し、「簡易水道、小規模水道は127キロメートルあり、老朽管34キロメートルに簡易水道も含まれる。」旨の答弁がありました。 「簡易
水道事業で予定されている老朽管更新工事は、管路の総延長127キロメートルのうちの280メートルか。」との質問に対し、「そのとおりである。」旨の答弁がありました。 「クリプト対策事業はどういった事業か。」との質問に対し、「クリプトスポリジウムは塩素消毒に対して耐塩素性を示す原虫で、摂取すると腹痛等をおこすことがあるため、ろ過または紫外線の照射等による対策を行うものである。」旨の答弁がありました。 「今年度、横山と押出でクリプト対策事業を行うが、他のところは対策済か。」との質問に対し、「対策については順次進めている。他に山寺水源等あるが、新年度については、横山で広域水源の活用と併せて、また、押出については老朽施設の更新と併せて行う。」旨の答弁がありました。 採決の結果、議案第36号及び議案第37号は
全会一致、原案のとおり決しました。 次に議案第38号「令和3年度伊那市
自動車運送事業会計予算について」審査いたしました。
慎重審査の結果、議案第38号は
全会一致、原案のとおり決しました。 以上です。
○議長(飯島進君) ただいまの各
委員長報告に対する質疑に入ります。 御質疑ございませんか。 (「なし」と言う者あり)
○議長(飯島進君) 以上をもって質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 御意見ございませんか。 (「なし」と言う者あり)
○議長(飯島進君) 以上をもって討論を終結いたします。 これより採決を行います。 議案第29号から議案第38号までの10案を一括採決いたします。 本案は各委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 (
起立全員)
○議長(飯島進君)
起立全員であります。 よって議案第29号から議案第38号までの10案は、原案のとおり可決されました。 ここで暫時休憩いたします。 再開は、11時10分といたします。
△休憩 午前10時55分
△再開 午前11時9分
○議長(飯島進君) 休憩前に引き続き、会議を再開いたします。
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△議案第39号 財産(土地)の処分について
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○議長(飯島進君) 日程第7、議案第39号「財産(土地)の処分について」を議題といたします。 事務局をして件名のみ朗読いたさせます。 春日事務局長。
◎事務局長(春日武君) 議案第39号、財産(土地)の処分について、令和3年3月19日提出、伊那市長白鳥孝、以上でございます。
○議長(飯島進君) 理事者から提案理由の説明を求めます。 竹村
商工観光部長。 (
商工観光部長 竹村和弘君登壇)
◎
商工観光部長(竹村和弘君) それでは、議案書追加分の3ページをお願いをいたします。 議案第39号「財産(土地)の処分について」を御説明申し上げます。 最初に、下段の提案理由でございますが、伊那市が所有しております伊那インター工業団地の産業用地の一区画におきまして、このほど仮契約が整い売却の見込みとなりましたことから、
伊那市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得または処分に関する条例第3条の規定によりまして、その処分につきまして議会の議決をお願いをするものでございます。 記書きにありますように、対象土地の地番は伊那市西箕輪2148番28、地目は宅地で地籍は1万9599.2平方メートル、売却価格は2億3,911万240円です。相手方は愛知県小牧市大草檀之上5415番に本社を置きます株式会社名古屋オイルレスで、代表取締役は浦田大輔氏であります。 売却用地の位置でございますが、おめくりをいただきまして4ページの伊那インター工業団地位置図を御覧ください。 米玉堂食品株式会社伊那工場の南側に位置するB区画になります。株式会社名古屋オイルレスは、自動車用部品等の製造、組み付け及び研究開発をされる企業で、主力製品は樹脂ベアリングワンタッチボールジョイントと呼ばれる自動車のトランクやハッチバックドアの開け閉めを担うステーダンパーに必要なジョイント部品でございます。近年の高級車や人気車種におきましても、耐久性や信頼性、これはもとより軽量かつワンタッチで取り付けられる施工性が評価をされまして、受注量が飛躍的に伸びております。このたび、増産体制を整えるとともに安定した供給責任を果たすためのリスク分散として、当区画を購入いただくこととなりました。 今後、令和5年12月までに工場を建設し、翌年2月からの操業を計画しており、新規雇用は約10名を予定しております。 説明は以上であります。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
○議長(飯島進君) お諮りいたします。 ただいま議題となっております議案第39号は、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。 これに御異議ございませんか。 (「異議なし」と言う者あり)
○議長(飯島進君) 御異議なしと認めます。 よって議案第39号は、委員会の付託を省略することに決しました。 これより質疑に入ります。 御質疑ございませんか。 (「なし」と言う者あり)
○議長(飯島進君) 以上をもって質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 御意見ございませんか。 (「なし」と言う者あり)
○議長(飯島進君) 以上をもって討論を終結いたします。 これより議案第39号を採決いたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 (
起立全員)
○議長(飯島進君)
起立全員であります。 よって、議案第39号は原案のとおり可決されました。
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△請願・陳情について
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○議長(飯島進君) 日程第8、請願・陳情についてを議題といたします。 本件に関し、委員長の報告を求めます。
総務文教委員長、
白鳥敏明議員。 (9番 白鳥敏明君登壇)
◆9番(白鳥敏明君)
総務文教委員会に付託された請願・陳情について審査の結果を報告いたします。 請願・陳情番号33-1、国会両院の審議において事実と異なる答弁の根絶を求める陳情(陳情)を審査しました。 審査の中で出された主な意見は、「国政へ地方から声を上げる際は、市に関係するものを取り上げるべきで、本陳情は市に関係するものではないので不採択とすべき。」との意見があり、一方、「国会審議での虚偽答弁は国政の根幹が揺らぐ地方議会では考えられない事態であり、採択すべき。」との意見がありました。 採決の結果、採択少数で不採択と決しました。 請願・陳情番号33-2、国会両院の審議において事実と異なる答弁の根絶を求める陳情(陳情)を審査しました。 審査の中で出された主な意見は、「国政へ地方から声を上げる際は、市に関係するものを取り上げるべきで、本陳情は市に関係するものではないので不採択とすべき。」との意見があり、一方、「国会審議での虚偽答弁は常態化すると国民の信頼を失い、国政の根幹が揺らぐ事態となるため、採択すべき。」との意見がありました。 採決の結果、採択少数で不採択と決しました。 次に、請願・陳情番号33-5、「日本政府に
核兵器禁止条約への参加・調印・批准を求める意見書」の提出に関する陳情(陳情)を審査しました。 審査の中で出された主な意見は、「世界平和・人類の平和を願い、採択すべき。」との意見や、「日本は非核三原則があるが、過去には沖縄に核が持ち込まれ使用されようとしていたこともあり、核保有国へ核廃絶に向けた取組を行うべきで、採択とすべき。」との意見があり、一方、「条約の発効は、核廃絶に向けて前進するものだが、核保有国が交渉に参加していなかったため、具体的な措置が盛り込まれていない。日本は、唯一の被爆国として核廃絶の実効性を高めるため、核保有国と非保有国の対話を促す橋渡し役を担うべきであり、趣旨採択とすべき。」との意見や、「今までの同趣旨の陳情に対する市議会の結論から、趣旨採択とすべき。」との意見がありました。 趣旨採択とすべきとの意見が出たため、趣旨採択の可否について採決を行った結果、可否同数であったことから、委員会条例第17条第1項の規定に基づき、委員長裁決により趣旨採択しないことを決しました。その後、本件の可否についての採決を行おうとしたところ、委員3人が退席し、採決の結果、
全会一致で採択と決しました。 意見書については、正副委員長に一任することを決しました。後ほど、
議員提出議案として意見書を提出いたしますので、御賛同いただきますようお願いいたします。 以上です。
○議長(飯島進君) 続きまして
社会委員長、
野口輝雄議員。 (11番 野口輝雄君登壇)
◆11番(野口輝雄君)
社会委員会に付託された請願・陳情についての、審査の結果を報告いたします。 日程第4、委員会付託請願・陳情について、請願・陳情番号33-3、横断歩道等での交通事故防止に関する(陳情)について審査を行いました。 審査の中で、「自動車教習所の教習及び県公安委員会の各種運転免許関係の教本における「手前」と「直前」の記載誤りについて、違法である旨を陳情している内容であるため、司法による判断で対応することが適当であることから、不採択とすべきである。」との意見がありました。 採決の結果、請願・陳情番号33-3は、賛成なしにより不採択と決しました。 以上です。
○議長(飯島進君) 続きまして
経済建設委員長、
二瓶裕史議員。 (10番 二瓶裕史君登壇)
◆10番(二瓶裕史君)
経済建設委員会に付託された請願・陳情についての審査の結果を報告いたします。 委員会付託請願・陳情33-4、最低賃金の改善と中小企業支援の拡充を求める陳情(陳情)について審査いたしました。 審査の中で「非正規雇用の労働者は、低い賃金で働いている。国が労働者の生活を向上させることによって経済活動を活発化させ、ひいては地方財政を支えていく内容となっている。また、賃金の引上げに対応が困難な事業者についても、国により中小企業への支援策を拡充することを提示している。労働者及び事業者を守ろうという内容の陳情となっており、採択すべきである。」との意見がありました。「内容は理解できる。しかし、この環境下で具体的な金額を示すことは、賛成しかねる。趣旨採択でよいと考える。」との意見がありました。「提案している具体的な金額の根拠が明確ではなく、最低賃金の引上げにより、企業倒産も考えられるという分析もあることから、不採択すべきである。」との意見がありました。 採決の結果、請願・陳情番号33-4は、趣旨採択多数で趣旨採択と決しましたが、採決に疑義が生じる恐れがあったため、3月15日午前8時30分から第2
委員会室において
委員全員、議長、副議長出席のもと再度採決を行いました。 3月12日の審査の中で趣旨採択とすべきとの意見が出されたため、趣旨採択の可否について採決を行った結果、可否同数であったことから、委員会条例第17条第1項の規定に基づき、委員長裁決により趣旨採択と決しました。 以上です。
○議長(飯島進君) ただいまの
委員長報告に対する質疑に入ります。 御質疑ございませんか。 (「なし」と言う者あり)
○議長(飯島進君) 以上をもって質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 御意見ございませんか。 飯島光豊議員。
◆16番(飯島光豊君) 16番、飯島光豊でございます。私はまず最初に、請願・陳情番号33-5、「日本政府に
核兵器禁止条約への参加・調印・批准を求める意見書」の提出に関する陳情を採択することに、賛成の討論をいたします。 広島と長崎に原爆が投下されてから、今年の8月で76年を迎えます。伊那市では毎年、投下された時間に市内にサイレンを吹鳴して、黙祷を実施しています。6日には、常円寺の横の丸山公園の広島に投下された原爆の火を絶やさず燃やし続けている平和の塔の前で、白鳥孝伊那市長が代表委員、そして飯島進
伊那市議会議長も世話人、さらに唐澤稔副議長も世話人である非核平和都市宣言をさらに進める会の平和記念の式典が開かれ、伊那市役所の代表もお参りになり、挨拶をされ祈りをささげています。 我々
伊那市議会においても、私たちの先輩の議員の皆さんたちによって、平成18年9月21日に、非核平和都市宣言が決議されています。その宣言文には、「世界の恒久平和は、人類の共通の願いである。しかし、この願いに反して世界には人類の生存に大きな脅威を与える核兵器が多く存在し、また今なお世界各地で武力紛争、テロ行為が絶え間なく続き、人類の平和が脅かされている。我が国は世界唯一の核被爆国として、また平和憲法の精神からも核兵器の廃絶をはじめ、非核三原則を厳守し、軍備縮小の推進に積極的な役割を果たすべきである。よって、本市は平和で住みよい世界を願い、ここに伊那市は、非核平和都市とすることを宣言する。以上、決議する。」こういう内容でした。 今まさに核兵器の開発、保有、使用を禁じる
核兵器禁止条約が今年の1月22日に発効しました。
核兵器禁止条約は核兵器の使用は非人道的で国際法に反するとして、122の国と地域が賛成して、2017年に国連で採択されました。 発効に合わせ、国連の事務総長は次のように語っています。「被爆者が自ら経験した悲劇を証言したことが、条約発効を後押しする道徳的な力になった。核兵器のない世界への重要な一歩だ。世界を安全にするという願いをかなえるために、共に取り組もう。」と呼びかけました。 また、13歳のとき広島で被爆し、長年世界各国で自身の被爆体験を語って、核兵器廃絶を訴えてきた、カナダ在住のサーロー節子さんは、日本へのメッセージとして、「原爆投下という考えられないようなことは、唯一日本で起きたことで、日本の人たちには同じことが二度と起きないように、今生きている人間とこれから生まれてくる子孫たちの生活を確保するために、声を大きく上げなければいけないということを知ってほしい。政府に訴えて動かしていかないといけない。」と訴えています。 以上から私は、この陳情の採択にもろ手を挙げて賛成をいたします。 次に、請願・陳情番号33-1、並びに33-2、国会両院の審議において事実と異なる答弁の根絶を求める陳情について、採択することに賛成の討論を行います。 「桜を見る会」前夜祭について、虚偽答弁を続けた安倍前首相は昨年末、国会と記者会見で謝罪を表明しました。しかし、国民の圧倒的多数は納得していません。専ら秘書のせいだとして自らの責任を認めない安倍氏の説明は矛盾だらけで、新たな疑惑も浮上しています。野党が安倍氏に質問文書を出して説明を求めてもゼロ回答です。安倍氏の謝罪は口先だけだったというほかありません。居直りを許すわけにはいきません。 官房長官として安倍氏のうそをおうむ返しにし、桜疑惑解明を妨害してきた菅義偉首相の責任も免れません。行政府の長が国権の最高機関である国会で、少なくとも118回うそを言い続け、審議を妨害したことに無反省の姿勢をこのままにできません。民主主義の根幹に関わる重大事態です。議員の資格が問われる安倍氏に真相を語らせ、責任を取らせなければなりません。それは与野党を超えた立法の府としての、
伊那市議会に求められるべき役割であります。マスメディアの世論調査も安倍氏の桜前夜祭の説明に納得できないの回答は7割以上です。幕引きは国民への背信です。 以上から、私はこの陳情の採択に賛成をいたします。
○議長(飯島進君) ほかにございますか。 20番、
柳川広美議員。
◆20番(柳川広美君) 20番、柳川広美です。私は請願・陳情番号33-4、最低賃金の改善と中小企業支援の拡充を求める陳情の
委員長報告に反対をし、採択すべきという立場で討論を行います。 この間、新型コロナの影響により、全国で非正規雇用の労働者8万人が解雇され、その6割が女性だと言われています。不安定な雇用の中では、貯蓄もできず、金融機関の調査でも貯蓄ゼロの世帯が単身世帯の38%にもなるというような調査結果も出ています。こうした不安定な非正規雇用者の労働者の時給は最低賃金が低いということが、一番の要因であります。世界的に見ても、日本の労働者の賃金は下がっているという統計もございます。 新型コロナの中でこうした非正規の労働者がエッセンシャルワーカーとして現場を支えています。そうした労働者の待遇改善こそ今、求められているというふうに思います。 また、この請願・陳情の文書の中では、長野県労連が行った最低生計費の人間らしい生活のできる資産調査を、実際に最低賃金で生活をして調査を行った結果、請願・陳情を出しています。そのため、時給換算で1,699円が長野市で生活するには必要と、こうした調査結果を基に陳情しているものであり、時給1,500円以上というのは本当に必要な最低の生活を守るラインであるというふうに思います。また、記書きの3のところでは、中小企業への支援策を最大限拡充しということで、中小企業の生活を守るということが明記されていますので、採択すべきというふうに思います。 以上です。
○議長(飯島進君) ほかにございますか。 三澤議員。
◆7番(三澤俊明君) 私は請願番号33-4、最低賃金の改善と中小企業支援の拡充を求める陳情について、趣旨採択の立場から討論いたします。 町工場のですね経営者としての意見も若干入りますけども、パートさんをうちの会社も抱えております。数名抱えております。正社員にならないかと呼びかけても、それに応じないパートさんもいます。なぜかというと、例えば子育てが忙しいとかね、学校のいろいろがとかいう理由があるのですが、その中の一つにやはり年収の収入の壁というのがございましてですね、年収の壁というのは、例えば100万、103万、130万、150万となっているのですけど、例えば100万近くなると住民税を払わなくちゃいけないですね、103万だと所得税、130万だと社会保険に加入しなきゃけいけないです。150万だと配偶者特別控除がこの時点で減らされていく、そういった収入を実はコントロールしているんですね、働いている皆さんは。で、そこに一つの理由がございましてですね、この記書きの1にございますように、時給1,500円いいと思いますよ、賃上げはまあ私は結構と思うのですが、仮に1,500円にしてですね、その一番ネックになっているのが実はその130万円の収入の壁の社会保険の加入料金なんですよ。社会保険つまり健康保険、介護保険、厚生年金保険なんですけど、これ大体130万円前後の年収の方はざっと見ると大体2万円ぐらい取られちゃいますね、痛いですよね2万円は。 話に戻ります、1,500円として換算しますとですね、例えば週に5日働きます。そうすると大体、3.5時間ぐらいしか働く時間がないと。だから朝行って、もう10時半ぐらいに帰りますね。そうしないと130万超えちゃうから、これ大変ですよ、午後、企業はどうするんでしょう、人がいなくなっちゃいまして、午後のシフトを組まなきゃいけないですよ。これ実人数で大体倍は必要になりますからね。そんな余裕が今、このコロナ禍で中小企業にありますかって、ましてや今一番ひどい飲食業なんか、そんなことは到底無理でして、ラーメン700円を1,400円にできますかと、そりゃ無理な話で、これはちょっと私は行き過ぎな数字ではないかと考えております。 一方、国のほう、記書きの3にございますように、国は中小企業への施策をということも書いてくれてある話ですが、現状を言いますと今、リーマンのときもそうだったのですけども、こういう不況があった後というのは、もう一斉にもうコストダウンになります。全ての、全ての部品から世の中のものが。それなぜかというと、仕事がないところが、はいこの値段でもやりますよ、この値段でもやりますよといういわゆる相見積りというのを出すんですね。そういった相見積り出されたときには、これ下請法も何も関係ないですよね。下請法によると合理的理由がないままコストダウンというのはしちゃいかんとなっているんですよ。例えば、一律5%カットしますよとかね、そういったことはいかんとなっているんだけども、「この製品相見積りでほかの会社からもっと安いの出てきちゃったから同じ値段にしてくれないと、そちらに行っちゃうよ。」と、そう言われた日には、これはやはり現実的にとてもじゃないけどこんな1,500とかそういった数字というのは、現状無理な話であってですね、私はそういった意味も込めましてこれは趣旨は分かる趣旨採択とするべきではないかと考えます。 以上です。
○議長(飯島進君) ほかにございますか。 唐澤千明議員。
◆12番(唐澤千明君) 陳情番号33-5について、委員長の報告に反対の立場で意見を述べさせていただきます。 この陳情については、これまでも
伊那市議会に何回か提出されてきております。その中で、議会としては一貫して趣旨採択、趣旨採択として今までやってきた経過がございます。今回についても、これまでの議会の決定を尊重し、趣旨採択とすべきであります。 核廃絶に向けた取組は必要でありますが、核保有国が参加していない中では、具体的な措置が盛り込むことができません。その中でしたがって
委員長報告には反対の立場でございます。 以上です。
○議長(飯島進君) ほかにございますか。 馬場毅議員。
◆4番(馬場毅君) 4番、馬場毅です。私は33-5、「日本政府に
核兵器禁止条約への参加・調印・批准を求める意見書」の提出に関する陳情に対する
委員長報告に、賛成の立場で討論に参加します。 広島・長崎への原爆投下から75年を経て、この歴史的初めてとなる核兵器を違法とする国際条約がようやく発効したということです。まず初めに、これまで
伊那市議会に同様の陳情・請願が提出されていた頃とは状況が違うんだと、世界のルールとして核兵器が禁止された下での議論がこれから始まるということを、強調しておきたいというふうに思います。 この条約ですけれども、発効までの道のりは気の遠くなるような時間を要して、とても地道な運動の積み重ねだというふうに思っております。その先頭に常に立ってきたのが、当事者である原爆による後遺症に今も苦しみながら、命がけで核なき世界を訴え続けている被爆者の皆さんです。その被爆者の声が市民を動かし、全国の自治体、地方議会を動かして、多くの自治体で非核平和宣言が掲げられております。 伊那市もこの非核平和都市宣言を行っており、そして市民憲章でも平和をうたうという非核平和の自治体の先頭を走っているんだというふうに思います。この陳情が求める
核兵器禁止条約への参加は、すなわち非核の政府を求めるということであって、被爆者と市民、非核の自治体である伊那市の長年の願いと共通するものであります。年内にはこの条約の締約国会議が開かれて、具体的な運用の話合いがされます。そこに唯一の戦争被爆
国、日本が参加しないというわけにはいかないと思います。 日本政府には一日も早くこの条約へ参加をして、話合いのテーブルに着くことが求められるというふうに思います。 以上のことからこの陳情は、委員長の報告のとおり採択として、
伊那市議会としての意見書を出すこと、これはふさわしいことだと思います。 以上です。
○議長(飯島進君) ほかにございますか。
二瓶裕史議員。
◆10番(二瓶裕史君) 10番、二瓶です。私は33-5、「日本政府に
核兵器禁止条約への参加・調印・批准を求める意見書」の提出に関する陳情について、
委員長報告のとおり採択すべきという意見で討論させていただきます。 先ほどから話が出てますけども、日本は唯一の被爆国でありますし、むしろ世界じゅうのリーダーシップをとってこれを進めるべき国であると思っています。採択すべきと。逆に誰かから「何で採択しなかったの。」と聞かれたときに、僕には理由を言える自信はありませんし、言える理由が見つかりません。採択するしかないと思っております。皆さんもぜひちょっとお考えいただいて、採択ということで
全会一致でお願いしたいと思います。
○議長(飯島進君) ほかにございますか。
野口輝雄議員。
◆11番(野口輝雄君) 11番、野口輝雄です。陳情番号33-5、「日本政府に
核兵器禁止条約への参加・調印・批准を求める意見書」の提出に関する陳情について、本陳情は
委員長報告では採択となりましたが、趣旨採択とすることが適当である旨の討論を行います。 世界で唯一の被爆国の日本の人々が、世界平和を願い核戦争による核被害を二度と受けたくない、二度と受けさせたくないという願いは、多くの方々が持っている国民感情であります。また、各兵器を持たなければ、被爆のない平和な世界が継続できるとの意見も多くの国々で賛同を得て、
核兵器禁止条約ができたことは既存の事実であります。そして被爆国である日本は、真っ先に入るべきであるとの陳情であります。趣旨は明確であります。 一方、日本は現状として核を保有していません。また、憲法で戦争を放棄している国であり、この二つの実行から実行面で既にこの条約に加入しているものとの考えや、核による被害が出るのは核兵器を保有しているからではなく、戦争をするからである。まず戦争を、全世界の国々が放棄することが第一ではないかとの考え、さらに日本にある米国との日米安全保障条約がある限り、日米との連携によりこの条約に調印することは難しい、まずは日米安全保障条約を先に検討すべきではないかなど、さらに昨今の世界情勢の中、核兵器を全面に出して世界の国々との交渉をする国が現れ、その国に対応するための核の抑制力が大きく国と国との交渉の中に出てきたという現状もあります。 これら多くの両面の意見に対して、
伊那市議会はこれまで一貫して両者の立場の中間的な考え方の趣旨採択を貫いてきた現状があり、日本を取り巻く情勢が、立場が大きく変化していない現状を考えると、今回もこの陳情も趣旨採択とするべきではないでしょうか。
伊那市議会の議員が変わり、付託委員会の
総務文教委員会のメンバーや委員長、副委員長が変わり、
伊那市議会のメンバーが大きく変わっても、日本国の立場が変わらない、世界的な立場が変わらない限り、この陳情のように日本国の立場と世界的な取決めに関する陳情については、賛否両論のある中、これまでと変わらない
伊那市議会のオピニオンがあってもいいと考えます。 以上のことにより、陳情番号33-5の陳情は趣旨採択すべきであると考えます。 なお、これまでに述べた考えは、私だけではなく私の所属する令和クラブ4名全員の考えであることを伝え、再度本陳情に趣旨採択を求めます。 以上です。
○議長(飯島進君) ほかにございますか。 確認だけさせていただきますけれども、この場は
委員長報告に対する賛成、反対の討論であるということだけ、確認しておきます。 ほかにございますか。 前田議員。
◆19番(前田久子君) 私は33-5の陳情に対して、
委員長報告に対して反対の立場で意見を述べさせていただきます。 条約が発効されたことは大前進であると思いますが、批准したから終わりということではありません。批准は通過点であるということで、目的は世界から核をなくすことだということであります。今、ただ核を持っていてはいけないと反対すると、そういう反対する国はこれだけあると、数を突き詰めて核保有国を刺激をいたしますと、もう一瞬で世界が絶滅をしてしまうというそういうところに今来ております。 それで、核兵器を完全に廃止するために、現行の条約は核保有国を納得させるだけの内容になっておらず、一番大切な課題が幾つも残されている、そういうことで核保有国と非保有国が一緒になって、賢人会議を設け課題解決に向けて議論中であります。道半ばであり、今後の動向を見守っていく段階であるという、そういうところから趣旨採択が妥当と思っております。 以上です。
○議長(飯島進君) ほかにございますか。 以上をもって討論を終結いたします。 これより、請願・陳情を採決いたします。 まず請願・陳情番号33-1、国会両院の審議において事実と異なる答弁の根絶を求める陳情を採決いたします。 本件に対する
委員長報告は不採択であります。 本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 (起立多数)
○議長(飯島進君) 起立多数であります。 よって請願・陳情番号33-1は委員長の報告のとおり決定いたしました。 次に、請願・陳情番号33-2、国会両院の審議において事実と異なる答弁の根絶を求める陳情を採決いたします。 本件に対する
委員長報告は不採択であります。 本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 (起立多数)
○議長(飯島進君) 起立多数であります。 よって請願・陳情番号33-2は委員長の報告のとおり決定いたしました。 次に、請願・陳情番号33-3、横断歩道等での交通事故防止に関する陳情を採決いたします。 本件に対する
委員長報告は不採択であります。 本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 (
起立全員)
○議長(飯島進君)
起立全員であります。 よって請願・陳情番号33-3は委員長の報告のとおり決定いたしました。 次に、請願・陳情番号33-4、最低賃金の改善と中小企業支援の拡充を求める陳情を採決いたします。 本件に対する
委員長報告は趣旨採択であります。 本件は委員長の報告のとおり決することに、賛成の議員の起立を求めます。 (起立多数)
○議長(飯島進君) 起立多数であります。 よって請願・陳情番号33-4は委員長の報告のとおり決定いたしました。 次に、請願・陳情番号33-5、「日本政府に
核兵器禁止条約への参加・調印・批准を求める意見書」の提出に関する陳情を採決いたします。 本件に対する
委員長報告は採択であります。 本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。そのままちょっと待っててください。 (起立多数)
○議長(飯島進君) 起立多数であります。 よって請願・陳情番号33-5は委員長の報告のとおり決定いたしました。 ここで暫時休憩いたします。 再開は13時30分といたします。
△休憩 午前11時47分
△再開 午後1時29分
○議長(飯島進君) 休憩前に引き続き、会議を再開いたします。
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△
委員会提出議案第1号
伊那市議会委員会条例の一部を改正する
条例---------------------------------------
○議長(飯島進君) 日程第9、
委員会提出議案第1号「
伊那市議会委員会条例の一部を改正する条例」を議題といたします。 事務局をして件名のみ朗読いたさせます。 春日事務局長。
◎事務局長(春日武君)
委員会提出議案第1号、
伊那市議会委員会条例の一部を改正する条例、令和3年3月19日提出、
伊那市議会議会運営委員会委員長、唐澤千明、以上でございます。
○議長(飯島進君) 提案者から提案理由の説明を求めます。 議会運営委員会委員長、唐澤千明議員。 (12番 唐澤千明君登壇)
◆12番(唐澤千明君) 日程第9、
委員会提出議案第1号、
伊那市議会委員会条例の一部を改正する条例につきまして、御説明を申し上げます。
委員会提出議案書の4ページを御覧ください。 この条例は災害等の発生または感染症のまん延防止措置の観点から、委員会の開催場所への参集が困難と判断される場合における委員会の開催の特例を定めるため、提案するものでございます。 新旧対照表で御説明しますので、
委員会提出議案書の5ページをお願いします。 第15条の次に、開催の特例を新たに設け、災害等の発生または感染症のまん延防止措置の観点から、委員会の開催場所への参集が困難と判断される場合には、映像及び音声の送受信により、相手の状態を相互に認識しながら通話することができる方法、オンラインを活用した委員会「オンライン委員会」を開催することができるようにするためのものです。 委員会提出の議案書4ページにお戻りください。 附則を御覧いただき、この改正は公布の日から施行するというものです。 以上であります。よろしく御審議をいただきまして、御議決いただきますようお願い申し上げます。
○議長(飯島進君) これより質疑に入ります。 御質疑ありませんか。 (「なし」と言う者あり)
○議長(飯島進君) 以上をもって質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 御意見ございませんか。 (「なし」と言う者あり)
○議長(飯島進君) 以上をもって討論を終結いたします。 これより採決をいたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 (
起立全員)
○議長(飯島進君)
起立全員であります。 よって、
委員会提出議案第1号は、原案のとおり可決されました。
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△
委員会提出議案第2号
伊那市議会会議規則の一部を改正する規則
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○議長(飯島進君) 日程第10、
委員会提出議案第2号「
伊那市議会会議規則の一部を改正する規則」を議題といたします。 事務局をして件名のみ朗読いたさせます。 春日事務局長。
◎事務局長(春日武君)
委員会提出議案第2号、
伊那市議会会議規則の一部を改正する規則、令和3年3月19日提出、
伊那市議会議会運営委員会委員長、唐澤千明、以上でございます。
○議長(飯島進君) 提案者から提案理由の説明を求めます。 議会運営委員会委員長、唐澤千明議員。 (12番 唐澤千明君登壇)
◆12番(唐澤千明君) 日程第10、
委員会提出議案第2号、
伊那市議会会議規則の一部を改正する規則につきまして、御説明を申し上げます。
委員会提出議案書の6ページを御覧ください。 初めに、7ページ下段の提案理由でございます。 今回の改正につきましては、協議等の場について、映像及び音声の送受信により相手の状態を相互に認識しながら通話することができる方法を活用した会議「オンライン会議」を開催することができるなど、所要の改正を行うため提案するものでございます。 改正内容の概要について、新旧対照表で御説明しますので、
委員会提出議案書の8ページをお願いします。
委員会提出議案第2号関係資料、
伊那市議会会議規則新旧対照表であります。 第50条第2項は、旧の「起立して」と「先起立者」を、新の「挙手して」と「先順位者」に改めるもので、第60条は一般質問の方式を具体的に規定するものでございます。 第62条の準用規定は、第54条、質疑の回数について、「一問一答方式による場合を除く」を新たに追加するものであります。 第103条の、請願文書表の作成及び配布は、実際の運用に合わせるため文言を整理するもので、第108条の陳情書の処理は、第2項に郵送された陳情書の取扱いについて、新たに加えるというものでございます。 129条は協議または調整を行うための場を、オンライン会議で開催できるように定めるもので、ICT推進委員会を
地方自治法第100条第12項に規定する、協議または調整を行うための場として位置づけるため、第129条関係の別表に加えるというものでございます。
委員会提出議案の6ページにお戻りいただきたいと思います。 附則を御覧いただき、この改正は公布の日から施行するというものでございます。 以上であります。よろしく御審議をいただきまして、御議決いただきますようお願い申し上げます。
○議長(飯島進君) これより質疑に入ります。 御質疑ありませんか。 (「なし」と言う者あり)
○議長(飯島進君) 以上をもって質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 御意見ございませんか。 (「なし」と言う者あり)
○議長(飯島進君) 以上をもって討論を終結いたします。 これより採決をいたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 (
起立全員)
○議長(飯島進君)
起立全員であります。 よって、
委員会提出議案第2号は、原案のとおり可決されました。
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△
議員提出議案第1号
新型コロナウイルス感染症に伴う支援策に関する決議
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○議長(飯島進君) 日程第11、
議員提出議案第1号「
新型コロナウイルス感染症に伴う支援策に関する決議」についてを議題といたします。 事務局をして件名のみ朗読いたさせます。 春日事務局長。
◎事務局長(春日武君)
議員提出議案第1号、
新型コロナウイルス感染症に伴う支援策に関する決議について、令和3年3月19日提出、
伊那市議会議員白鳥敏明、同じく野口輝雄、同じく柳川広美、同じく宮島良夫、同じく飯島尚幸、同じく唐澤千明、以上でございます。
○議長(飯島進君) 提案者から提案理由の説明を求めます。 9番、
白鳥敏明議員。 (9番 白鳥敏明君登壇)
◆9番(白鳥敏明君)
議員提出議案第1号、
新型コロナウイルス感染症に伴う支援策に関する決議。
新型コロナウイルス感染症については、依然として医療提供体制は緊張状態が続く中、感染状況は次第に改善されてきておりますが、新たな変異株の感染拡大が懸念されている状況です。 また、新型コロナウイルスワクチンについては2月17日から接種が始まり、伊那市においても現在接種に向けての体制整備が進められているところです。 伊那市では、昨秋に消費を喚起するために過去最大規模の予算を投じてプレミアム商品券を発行するなど、これまで地域経済や市民生活の支援として様々な業種及び年代に対し、11弾もの
新型コロナウイルス感染症に関する施策を展開してきました。 しかしながら、年末年始を挟んだ第3波により地域経済は更に深刻な状況となり、市民生活へも多大な影響を及ぼしているため、支援を求める声や現状に鑑み、引き続きの対策を講じる必要があります。 以上のことから
新型コロナウイルス感染症に伴う経済支援策及び生活支援策として、下記の事項を伊那市長に求めます。 記1、厳しい経営状況に陥っている市内の各業種に対して引き続きの支援及び各業種の実情に応じた適切な支援策を講じること。 2、市民生活の実情を把握するとともに実情に応じた適切な支援策を講じること。 以上、決議します。 令和3年3月19日、
伊那市議会。 以上、決議を提案させていただきますので、
全会一致お認めいただけますようお願いいたします。
○議長(飯島進君) ただいま議題となっております
議員提出議案第1号は、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。 これに御異議ございませんか。 (「異議なし」と言う者あり)
○議長(飯島進君) 御異議なしと認めます。 よって
議員提出議案第1号は、委員会の付託を省略することに決しました。 これより質疑に入ります。 御質疑ございませんか。 (「なし」と言う者あり)
○議長(飯島進君) 以上をもって質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 御意見ございませんか。 (「なし」と言う者あり)
○議長(飯島進君) 以上をもって討論を終結いたします。 これより
議員提出議案第1号を採決いたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 (
起立全員)
○議長(飯島進君)
起立全員であります。 よって、
議員提出議案第1号は、原案のとおり可決されました。
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△
議員提出議案第2号 日本政府に
核兵器禁止条約への参加・調印・批准を求める意見書の提出について
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○議長(飯島進君) 日程第12、
議員提出議案第2号「日本政府に
核兵器禁止条約への参加・調印・批准を求める意見書の提出について」を議題といたします。 事務局をして件名のみ朗読いたさせます。 春日事務局長。
◎事務局長(春日武君)
議員提出議案第2号、日本政府に
核兵器禁止条約への参加・調印・批准を求める意見書の提出について、令和3年3月19日提出、
伊那市議会議員白鳥敏明、同じく柴満喜夫、同じく柳川広美、以上でございます。
○議長(飯島進君) 提案者から提案理由の説明を求めます。 9番、
白鳥敏明議員。 (9番 白鳥敏明君登壇)
◆9番(白鳥敏明君)
議員提出議案第2号、日本政府に
核兵器禁止条約への参加・調印・批准を求める意見書。 国際法史上初めて核兵器を違法なものとした
核兵器禁止条約、以下「条約」というが、2021年1月22日に発効されました。 この条約では、核兵器は破滅的な結末をもたらす非人道的な兵器であり、国連憲章や国際法等に反するものとし、開発、実験、生産、製造、取得、保有、貯蔵、使用、使用の威嚇に至るまで、核兵器に関わるあらゆる活動をいかなる場合にも禁止しています。 また、核保有国の加盟について規定し、被爆者や核実験被害者への援助についても明記されました。 2017年から条約への署名が開始されて以降、国際政治でも各国でも、前向きな変化が生まれてきています。 以上のことから、唯一の戦争被爆国として核兵器のない世界を実現するため、
核兵器禁止条約に早急に参加・調印・批准されますよう、強く要請いたします。 以上、
地方自治法第99条の規定により、意見書を提出いたします。 令和3年3月19日、
伊那市議会。 以上、意見書を提案いたしますので、御賛同いただけますようよろしくお願いいたします。
○議長(飯島進君) ただいま議題となっております
議員提出議案第2号は、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。 これに御異議ございませんか。 (「異議なし」と言う者あり)
○議長(飯島進君) 御異議なしと認めます。 よって
議員提出議案第2号は、委員会の付託を省略することに決しました。 これより質疑に入ります。 御質疑ございませんか。 (「なし」と言う者あり)
○議長(飯島進君) 以上をもって質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 御意見ございませんか。 (「なし」と言う者あり)
○議長(飯島進君) 以上をもって討論を終結いたします。 これより
議員提出議案第2号を採決いたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 (起立多数)
○議長(飯島進君) 起立多数であります。 よって、
議員提出議案第2号は、原案のとおり可決されました。
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△
議会改革特別委員会中間報告 ---------------------------------------
○議長(飯島進君) 日程第13、
議会改革特別委員会中間報告を議題といたします。 本件に関し委員長より報告願います。 議会改革特別委員長、飯島光豊議員。 (16番 飯島光豊君登壇)
◆16番(飯島光豊君) 議会改革特別委員会の調査・活動経過中間報告をいたします。 本日の会議資料から御覧いただきたいと思います。
伊那市議会では議会基本条例を策定以来、市民に分かりやすく開かれた議会を目指し、議会改革に取り組んできました。
新型コロナウイルス感染症の発生等により社会は急激に変化をしており、情勢に的確に対応するためには、今まで以上に市民に身近で開かれた透明性のある議会運営が必要です。
伊那市議会では、令和2年5月29日の
伊那市議会定例会において、議会改革特別委員会が設置され、調査を付託されました。 今期特別委員会は、これまで視察研修1回を含めて13回に及ぶ委員会を開催してまいりました。 これまでの調査・研究・検討の経過、内容については、次のとおりであります。 1、調査・研究項目(1)請願・陳情の審査のあり方について、(2)予算・決算の審査について、(3)「議会基本条例」の検証と「市民と議会との意見交換会」のさらなる充実について。 2、検討内容(1)請願・陳情の審査のあり方について。調査項目の中でできるものから始めることとして、初めに「請願・陳情の審査のあり方」から取り組みました。以前は、請願・陳情者に対して趣旨説明の機会について明確ではなく、また議会においては、文書のみでは請願・陳情者の意図を反映し切れない可能性があるとして、十分な審査が行えるよう「陳情者からの趣旨説明の機会」のほか、「請願・陳情の委員会審査の順序」や「委員会審査の公開」を課題とし、他市町村議会の状況を調査、参考にして協議を進めました。 9月定例会での試行後の協議を経て、最終的には陳情者からの趣旨説明の機会を明確にし、公開のもと委員会審査を行うとして12月定例会で本格実施に至りました。 (2)予算・決算審査の方法について。 予算・決算の委員会審査の方法については、常任委員会に分割付託の上、審査を行ってきましたが、「全員で予算決算を審査すべきでは。」との声があり、適正な方法について検討を進めてきました。 飯田市議会及び駒ヶ根市議会への研修を含め、特別委員会で議論を重ね、12月に
伊那市議会としての方向性を決定しました。 令和4年4月の任期満了までにある程度のかたちにするには期間が少ないため、試行として法規の改正などの必要のない特別委員会を設置し、全員で審査ができるかたちで合意に至りました。 令和3年9月定例会の決算審査から始めるために今後、詳細を決めていくところです。将来的には常任委員会とすることも検討しています。 (3)「議会基本条例」の検証と「市民と議会との意見交換会」のさらなる充実について。 「議会基本条例」の検証については、令和3年12月定例会を目途に始めたところです。議員や議会の在り方を示した議会の憲法として、
伊那市議会基本条例は平成24年3月に策定されました。以来、議会基本条例に沿って活動をしてきましたが、自らを振り返る機会として検証し、社会情勢を考慮して見直しを行っていきたいと考えます。 また、「市民と議会との意見交換会」は、令和3年8月に予定しており、前回に引き続き地区に出向き、6会場で開催をします。 議会が市民の代表として適切に役割を果たすために必要なことは何か、市民の声にどう対応し、説明していくのかを考えながら行う必要があると考えます。市民の声から全市的な課題を見出し、民意を反映できる提言等に結びつけたいと考えます。 報告は以上であります。議会改革特別委員会の設置及び調査・活動の経過については御覧いただいて、以上といたします。
○議長(飯島進君) 以上で報告が終わりました。
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△道路・戸草ダム問題等特別委員会中間報告
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○議長(飯島進君) 日程第14、道路・戸草ダム問題等特別委員会中間報告を議題といたします。 本件に関し、委員長より報告願います。 道路・戸草ダム問題等特別委員長、
飯島尚幸議員。
◆21番(飯島尚幸君) 道路・戸草ダム問題等特別委員会、調査・活動経過について、御報告を申し上げます。 本件は、国道153号伊那バイパスや伊駒アルプスロード、環状南線等、幹線道路網の新たな整備が市民生活に及ぼす効果や問題点の調査・研究、また異常気象による水害が各地で発生している現状に鑑み、天竜川水系のリスク低減を図るためには、上流ダムの治水能力強化が必要であり、戸草ダム建設促進に向けた調査・検討を行う必要があるとして本特別委員会が設置をされ、調査を付託されました。 本特別委員会では、これまでに11回の委員会活動を行ってまいりました。これら調査・研究活動の内容につきましては、次のとおりでございます。 1、委員会の活動について。 令和2年6月22日に第2回特別委員会を開催し、今後の進め方について確認をいたしました。 以降、伊那市の幹線道路、国道153号伊那バイパスや環状北線、伊駒アルプスロード、環状南線について建設現場を視察し、市建設部や伊那建設事務所から詳細な概要や整備状況等の説明を受け、意見交換を行い、現状の把握や今後の進め方について議員共通の認識を深めてまいりました。 また、戸草ダム関係については、戸草ダム建設に関わる原点から今日に至るまでの経過について、関係資料や中山晶計旧長谷村助役さんからお話を伺い、建設に至るまでの歴史を学び、理解を深めました。また、建設計画地やその上流の河川状況を現地視察し、
国土交通省中部整備局、天竜川ダム統合管理事務所、安田幸男事務所長や天竜川上流河川事務所、大森秀人副所長から現地で説明を受けて、改めて戸草ダムの在り方について、
委員全員がしっかりと認識を深めるに至りました。 2、今後の進め方について申し上げます。 伊那市の幹線道路網は、環状南線については、令和3年3月28日、間もなくですけれども、平成大橋から原田井1号線まで全線開通する予定になっており、自動車交通の流れが変わる可能性があり、注視していく必要があります。伊那バイパスや環状北線、伊駒アルプスロードなど、早期完成に向けて国・県に対し、将来的な予算を確保していただくよう、機会があるごとに要望活動をしてまいります。戸草ダムについては重い歴史があり、住民の思いを大切にし、これまでの経緯を風化させることなく、建設の方向性について、慎重に取り組むことが必要であり、調査・研究を継続していくことを確認をいたしました。 次に添付いたしました調査活動報告は御覧をいただきまして、活動写真、添付してあります活動写真につきまして、少し御紹介を申し上げます。 添付した写真の4枚中右下の、戸草ダム計画上流部とキャプションがつけられました1枚に御注目をしていただきたいと存じます。この現地視察につきましては、当委員会以外の議員の皆さんからお声がけをいただきました。「戸草ダムについて私もしっかり理解を深めたい。」とか、「この現地は土砂流出の予備軍ともいえる場所のようなので、ぜひ見せていただきたいので一緒させていただきたい。」との要望があり、快諾をして同行視察をしたものであります。委員長として大変うれしい出来事であり、委員会の歴史にも残るこの上ないすばらしい視察でございました。 今後こうした情報共有を重ね、何のためのダムかといったことに、さらなる調査・研究に取り組み、実り多き特別委員会活動の後半戦に入っていく決意であります。 以上を申し上げまして、
委員長報告とさせていただきます。よろしくお願いします。
○議長(飯島進君) 以上で報告が終わりました。 ここで、市長から市長専決処分事項の指定に基づく専決処分の報告について、請願・陳情の処理の経過及び結果について、及び第4次伊那市行政改革大綱が提出されております。タブレット端末の本日の会議資料に掲載しましたので、御覧いただきたいと思います。 ここで、市長から御挨拶をお願いいたします。 白鳥市長。
◎市長(白鳥孝君) 3月市議会定例会の閉会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。 議員の皆様には先月26日から本日まで、一般質問や委員会審議を通じまして熱心な御討議をいただくとともに、本会議に御提案申し上げました全議案につきまして御議決を賜り、誠にありがとうございました。 本議会で賜りました御意見や御提言などにつきましては、十分に留意をし市政運営に努めてまいりたいと存じます。 初めにこの3月11日で東日本大震災から10年が経過いたしました。私たちは、死者・行方不明者合わせて1万8,000人を超える犠牲者を出した未曽有の大災害の記憶を風化させることなく心にとどめ、自然災害に対しての備えを常にしていかなければなりません。 南海トラフ地震はいつ起きてもおかしくないと言われております。安心安全な地域づくりのため、減災・防災対策の充実強化、コロナ禍における災害対応など、行政と市民の皆様との協働による地域の防災力の向上に努めてまいりたいと存じます。 次に、新型コロナウイルス接種について申し上げます。 上伊那郡内では、3月8日から伊那中央病院で医療従事者対象の優先接種が始まりました。この後、その他の医療機関の医療従事者等への優先接種が始まる見込みであります。一方、市民への接種に向けたワクチン供給の見通しとしましては、国は4月26日の週に全国全ての市町村に1箱、これは975回の接種分であります。これを配送すると発表をいたしました。その後の具体的な供給時期、また量というものは示されておりませんが、6月末までに高齢者の2回接種分の量を配布できる見込みとしております。
伊那市民向けの接種では、まずは65歳以上の高齢者を対象とした優先接種を予定をしておりますが、ワクチンの供給予定時期を勘案しますと、接種開始は早くても5月の連休明けからとなるのではないかと考えているところでございます。 なおこの65歳以上の高齢者への接種券の発送につきましては、接種開始時期に合わせて4月下旬を目途に発送する予定でございます。 また、接種の順位が高齢者の優先接種以降となる皆様への接種につきましては、現在のところ時期をお示しをすることができませんが、見通しが立った時点で順次広報などでお知らせをしてまいりたいと存じます。 引き続き、ワクチン接種の円滑な実施に向けて、市を挙げて市役所を挙げて取り組んでまいりたいと存じますので、皆様方の御理解、また御協力を賜りますようお願い申し上げます。 さて、机上に配付をさせていただきました、本日伊那市は2050年に向け、カーボンニュートラルに取り組むことを表明させていただきたいと存じます。これまで伊那市では、「伊那市50年の森林ビジョン」「伊那から減らそうCO2」「伊那市二酸化炭素排出抑制計画」こうしたものを策定をし、木質バイオマスの活用や市民レベルの省エネなど、身近なところからより具体的に二酸化炭素の排出抑制に取り組んでまいりました。 一方、令和元年7月の台風19号による避難勧告の発令、令和2年7月豪雨による三峰川の堤防決壊など、地球温暖化を起因とする大きな災害が安心安全な生活を脅かす状況が生じております。 この気候変動への対応として、長野県では阿部知事による気候非常事態宣言が、国では菅内閣総理大臣によって「2050年カーボンニュートラル脱炭素社会の実現を目指す」ということが宣言をされ、カーボンニュートラルに向けて大きくかじが切られたところであります。しかして、豊かな環境を次代に引き継ぐため、令和3年3月、「伊那から減らそうCO2」の目標値を大幅に上方修正し、加えて気候変動に対する世界的な潮流と、国及び長野県の動きに歩調を合わせ、「伊那から減らそうCO2」の延長線上の目標として、「2050年カーボンニュートラルの実現を目指す」ことを宣言し、地域産業界、地域の産業界との連携や、市民総出による伊那市らしいCO2の排出抑制に取り組んでまいりますので、市議会の皆様方も一体となって御協力を賜りますよう、お願いを申し上げます。 季節はいよいよ春めいてまいりました。今週末は伊那路に春の訪れを告げる風物詩「春の高校伊那駅伝」が開催されます。今大会は感染防止対策を徹底しての開催となりますが、春の伊那路を力走する高校生ランナーの姿は、この地域と私たちに元気を与えてくれるものと期待をしているところでございます。 また、大会運営に当たりましては協賛企業、大会競技役員の皆様、交通整理に当たっていただきます伊那警察署、交通安全協会の皆様さらにはボランティアの皆様など、多くの関係各位の御協力によりまして、本大会が開催できますことに感謝申し上げる次第であります。 今大会も長野放送とBSフジにより、生中継を行いますので、市民の皆様におかれましては感染防止対策のため、テレビの前から熱い声援を送っていただき、伊那市を訪れた高校生ランナーにすばらしい思い出をつくっていただけるよう、安心安全の大会運営に御理解と御協力をお願いを申し上げます。 サクラの便りも届いてまいりました。高遠城址公園の開花予想は3月29日頃と、平年より早めの予想が出されております。2年ぶりの桜まつりの開催であります。感染防止対策を徹底し、コロナによる経済の沈滞ムードを払拭すべく、安全安心で発展的な桜まつりを全国に発信してまいりたいと存じます。 コロナ禍の中、大変厳しい新年度が始まります。誰一人取り残さないSDGsの理念実現のため、確実な新型コロナウイルス対策とアフターコロナを見据えた諸事業を展開してまいりますので、議員各位の御理解、御協力をお願い申し上げ、閉会の挨拶とさせていただきます。
○議長(飯島進君) 以上をもって、本日の日程は全部終了いたしました。 これをもって令和3年3月
伊那市議会定例会を閉会いたします。
△閉会 午後2時5分
地方自治法第123条第2項の規定により署名をする。
伊那市議会議長
伊那市議会議員
伊那市議会議員...