△議案第13号 伊那市
福祉まちづくりセンター条例の全部を改正する条例
△議案第16号
福祉まちづくりセンターの
指定管理者の指定の期間の変更について
---------------------------------------
○議長(
飯島進君) 日程第3、議案第5号「
請負契約の変更について」、議案第9号「
伊那中央行政組合規約の変更について」から議案第11号「伊那市
企業立地の促進等のための
固定資産税の課税の特例に関する条例の一部を改正する条例」まで、議案第13号「伊那市
福祉まちづくりセンター条例の全部を改正する条例」及び議案第16号「
福祉まちづくりセンターの
指定管理者の指定の期間の変更について」の6案を
一括議題といたします。 本案に関し
委員長の報告を求めます。
社会委員長、
野口輝雄議員。 (11番
野口輝雄君登壇)
◆11番(
野口輝雄君)
社会委員会は12月14日午前9時30分から、第1
委員会室において、
委員全員、議長、副市長及び
関係職員の出席の下、本
委員会に付託された案件につきまして審査を行いましたので、その結果について報告をいたします。 最初に議案第5号「
請負契約の変更」について審査を行いました。
慎重審査の結果、議案第5号は
全会一致で原案のとおり決しました。 次に、議案第9号「
伊那中央行政組合規約の変更について」審査を行いました。 審査の中で出された質疑の主なものは、「
伊那中央衛生センターの
改築事業について、9月
議会全員協議会後に進展したことがあったら教えてほしい。また、地元への説明はどのように行っていくのか。」との質問に対し、「令和3年度に
基礎調査、令和5年度から設計・工事を行う予定であり、具体的な計画ができた段階で、地元に丁寧な説明を行っていく。」旨の答弁がありました。 「建設費の
負担割合の変更は35年ぶりとのことであったが、これまで見直しができなかったということか。」との質問に対し、「
当該施設は大規模な改修等がなく見直しの機会がなかったが、今回の改築に合わせ、現在の
社会情勢に合うように見直すものである。」旨の答弁がありました。 採決の結果、議案第9号は
全会一致で原案のとおり決しました。 次に議案第10号「伊那市
国民健康保険税条例の一部を改正する条例」について審査を行いました。 審査の中で出された質疑の主なものは、「実質、これまでと同様の
軽減判定となる改正とのことだが、被保険者の支払額はどうなるのか。」との質問に対し、「3年度の
国保税算定は
所得申告により新年度となるが、
軽減判定の境目の方などは税額が減少する見込みで、現段階では市全体で100万円程度の減収になる予想である。」旨の答弁がありました。 「来年度の
国保税率の見込み、
国保基金の
積み増し等について考えがあるか。」との質問に対し、「来年度の
国保税率については、国からの
税率算定のための係数が今月下旬に示され、それを受けて県から納付金の額が市町村に通知されるため、現時点での見通しは立っていないが、できるだけ市民に負担のかからないよう考えていきたい。基金については、決算の結果余剰があれば積立てをしていきたい。」旨の答弁がありました。 採決の結果、議案第10号は
全会一致で原案のとおり決しました。 次に議案第11号「伊那市
企業立地の促進等のための
固定資産税の課税の特例に関する条例の一部を改正する条例」について審査を行いました。
慎重審査の結果、議案第11号は
全会一致で原案のとおり決しました。 次に議案第13号「伊那市
福祉まちづくりセンター条例の全部を改正する条例」について審査を行いました。 審査の中で出された質疑の主なものは、「
使用料金の還付について、使用者が7日前までに中止を求めたときには還付するとあるが、7日と定めた根拠は何か。」との質問に対し、「
類似施設を参考にし、取り消し後に、あとの利用者が使用申込みできる期間を考慮した。」旨の答弁がありました。これに対し、「現在は
コロナ禍で特別な状況であるので、急に使用を中止した場合には、7日を過ぎてからであっても、還付できないか。」との質問に対し、「
コロナ禍等の特別な状況の場合については、検討する。」旨の答弁がありました。 採決の結果、議案第13号は
全会一致で原案のとおり決しました。 次に議案第16号「
福祉まちづくりセンターの
指定管理者の指定の期間の変更について」審査を行いました。
慎重審査の結果、議案第16号は
全会一致で原案のとおり決しました。 以上です。
○議長(
飯島進君) ただいまの
委員長報告に対する質疑に入ります。 御質疑ございませんか。 (「なし」と言う者あり)
○議長(
飯島進君) 以上をもって質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 御意見ございませんか。 (「なし」と言う者あり)
○議長(
飯島進君) 以上をもって討論を終結いたします。 これより議案第5号、議案第9号から議案第11号まで、議案第13号及び議案第16号の6案を一括採決いたします。 本案は
委員長の報告のとおり決することに、賛成の議員の起立を求めます。 (
起立全員)
○議長(
飯島進君)
起立全員であります。 よって議案第5号、議案第9号から議案第11号まで、議案第13号及び議案第16号の6案は、原案のとおり可決されました。
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△議案第12号 伊那市
税外収入金に対する
督促手数料及び
延滞金徴収条例等の一部を改正する
条例---------------------------------------
○議長(
飯島進君) 日程第4、議案第12号「伊那市
税外収入金に対する
督促手数料及び
延滞金徴収条例等の一部を改正する条例」を議題といたします。 本案に関し、
委員長の報告を求めます。
総務文教委員長、
白鳥敏明議員。 (9番
白鳥敏明君登壇)
◆9番(
白鳥敏明君)
総務文教委員会は12月15日午前9時30分から、第1
委員会室において、議長、副議長、
委員全員、副市長、
教育長及び
関係職員の出席の下に、当
委員会に付託された案件につきまして審査を行いましたので、その結果について報告させていただきます。 議案第12号「伊那市
税外収入金に対する
督促手数料及び
延滞金徴収条例等の一部を改正する条例」を審査しました。 審査の中で出された主な質疑は、「規定により告示された割合と規定する
平均貸付割合は違うのか。それは若干少なくなるということか。」との質問に対し、「
平均貸付割合は、各年の前々年の9月から前年8月までの各月における短期貸付けの
平均利率であり、
特例基準割合は、それに定率を加算したものである。
平均貸付割合は毎年
財務大臣が告示する数字で、本年は0.6%、来年1月1日からは0.5%となっている。」旨の答弁がありました。 「
特例基準割合と
延滞金特例基準割合との違いはあるのか。」との質問に対し、「今回の改定では、
特例基準割合という言葉の定義を三つに変更したものであり、内容に変更はない。」旨の答弁がありました。 採決の結果、議案第12号は
全会一致、原案のとおり決しました。 以上でございます。
○議長(
飯島進君) ただいまの
委員長報告に対する質疑に入ります。 御質疑ございませんか。 (「なし」と言う者あり)
○議長(
飯島進君) 以上をもって質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 御意見ございませんか。 (「なし」と言う者あり)
○議長(
飯島進君) 以上をもって討論を終結いたします。 これより議案第12号を採決いたします。 本案は
委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 (
起立全員)
○議長(
飯島進君)
起立全員であります。 よって議案第12号は、原案のとおり可決されました。
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△議案第15号 公の施設の
指定管理者の指定について
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○議長(
飯島進君) 日程第5、議案第15号「公の施設の
指定管理者の指定について」を議題といたします。 本案に関し、
委員長の報告を求めます。
社会委員長、
野口輝雄議員。 (11番
野口輝雄君登壇)
◆11番(
野口輝雄君) 議案第15号「公の施設の
指定管理者の指定について」のうち本
委員会に付託された8、
介護予防施設について審査を行いました。 審査の中で出された質疑の主なものは、「公の施設が地元へ譲与されるにあたり、地元の受皿はできているのか。」との質問に対し、「譲与には地元の自治会に
認可地縁団体の認可を受けていただく必要があるが、今回掲げている13の団体は、既に
認可地縁団体の認可を受け登録されている。」旨の答弁がありました。 採決の結果、議案第15号は
全会一致で原案のとおり決しました。 以上です。
○議長(
飯島進君) 続きまして、
経済建設委員長、
二瓶裕史議員。 (10番
二瓶裕史君登壇)
◆10番(
二瓶裕史君) 議案第15号「公の施設の
指定管理者の指定について」のうち、1、
伊那北地域活性化センター、2、
日帰り温泉施設、3、
保養センター4、温泉の
自動給湯施設、5、山荘、6、みはらしファーム、7、
体験交流施設について審査いたしました。
慎重審査の結果、議案第15号は
全会一致原案のとおり決しました。
○議長(
飯島進君) ただいまの各
委員長の報告に対する質疑に入ります。 御質疑ございませんか。 (「なし」と言う者あり)
○議長(
飯島進君) 以上をもって質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 御意見ございませんか。 (「なし」と言う者あり)
○議長(
飯島進君) 以上をもって討論を終結いたします。 これより議案第15号を採決いたします。 本案は各
委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 (
起立全員)
○議長(
飯島進君)
起立全員であります。 よって議案第15号は、原案のとおり可決されました。
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△議案第17号 令和2年度伊那市
一般会計第8回
補正予算について
△議案第18号 令和2年度伊那市
国民健康保険直営診療所特別会計第1回
補正予算について
△議案第19号 令和2年度伊那市
介護保険特別会計第2回
補正予算について
△議案第20号 令和2年度
伊那市営駐車場事業特別会計第1回
補正予算について
△議案第21号 令和2年度伊那市
公有財産管理活用事業特別会計第2回
補正予算について
△議案第22号 令和2年度伊那市
一般会計第9回
補正予算について
△議案第23号 令和2年度伊那市
公有財産管理活用事業特別会計第3回
補正予算について
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○議長(
飯島進君) 日程第6、議案第17号「令和2年度伊那市
一般会計第8回
補正予算について」から議案第23号「令和2年度伊那市
公有財産管理活用事業特別会計第3回
補正予算について」までの7案を
一括議題といたします。 本案に関し各
委員長の報告を求めます。
総務文教委員長、
白鳥敏明議員。 (9番
白鳥敏明君登壇)
◆9番(
白鳥敏明君) 議案第17号「令和2年度伊那市
一般会計第8回
補正予算について」のうち歳出、2
款総務費、10
款教育費、12
款公債費、歳入、
関係歳入、
関係債務負担行為を審査いたしました。 審査の中で出された主な質疑は、「教師用の教科書と指導書は、学校から要望があった
教員全員分を用意するとしているが、今回の要求額は学校から要望のあった冊数を用意したものか。」という質問に対し、「中学校の教科書の改訂に伴う教師用の教科書と指導書を購入するもの。学校の希望を踏まえた中で必要冊数を購入するものである。」旨の答弁がありました。 「伊那図書館の空調、照明設備の改修工事の詳細について説明してほしい。エアコンは換気できるタイプのものか。」との質問に対し、「空調設備全面改修と、照明設備のLED化を行う。夏場は空冷式からパッケージエアコンに更新し、図書館屋上に設置されている冷却塔、冷却水ポンプを撤去。冬場は、エアコン、ダウンサイジングした重油ボイラーを利用する。エアコンは、設計の段階ではコロナ対策としての換気ができるものを考えている。」旨の答弁がありました。 「学校に設置する微酸性電解水生成装置だが、今まではどういったものを使っていたのか。」との質問に対し、「伊那公民館にこの装置が設置されており、そこから各学校へ運んでいた。そのほかアルコールなどを使っての除菌作業を行っていた。」旨の答弁がありました。 「調理場に設置するとのことだが、調理場のある学校はそれを使うということか。」との質問に対し、「今回の設置は15校である。残り6校は近くの学校へ汲み取りに行き、対応してもらうことを想定している。」旨の答弁がありました。 「地域おこし協力隊を1名増員するとのことだが、いつから採用するのか。また備品の購入はそれに関わるものか。」との質問に対し、「現在、地域おこし協力隊を1名、ICT活用支援のため配置している。GIGAスクール構想に基づく補助金を活用し、全ての児童・生徒が使う端末の整備が終わった。これを有効に活用していくため、1名増員するものであり、1月から採用したい。備品は増員した隊員のパソコンや周辺機器などに活用するものである。」旨の答弁がありました。 「地域おこし協力隊に期末手当を支給するのは、国の制度が変わったためか。」との質問に対し、「御指摘のとおり、国の地域おこし協力隊推進要綱の一部が改正されるものである。」旨の答弁がありました。 「山寺の旧医師住宅を修繕し移住体験に使うとのことだが、具体的な内容は。」との質問に対し、「移住を検討されている方に、おおむね半年から1年位の長いスパンで、伊那市で暮らしを体験してもらうことを考えている。」旨の答弁がありました。 「管理されていない空き家がたくさんある中で、家主の同意を得て、そこでお試し体験してもらい、気に入れば住んでもらうような新しい方式を考えられないか。」との質問に対し、「空き家については、現在空き家バンク制度を活用し、賃貸や売買を行っている。いただいた御意見については、可能性も含め、今後研究していきたい。」旨の答弁がありました。 「情報発信スキルアップ講座開催委託の内容は、どのようなものか。」との質問に対し、「地域の魅力を自分達で情報発信することが非常に重要であるため、田舎暮らしモデル地域などの皆さんを対象に、そのスキルを身につけてもらうための講座を開催したいと考えている。」旨の答弁がありました。 「具体的にどういった地区を想定しているのか。」との質問に対し、「これからの協議となるが、田舎暮らしモデル地域となっている新山地区や溝口地区のほか、今後取組が期待される伊那西地区などを想定している。」旨の答弁がありました。 「学校関係で、新型コロナウイルス感染症で影響を受けた花卉農家の支援を具体的に検討すべきと思うが、いかがか。」との質問に対し、「場面は限定されると思うが、具体的な動きが出てくることになれば、前向きに検討させていただければと考えている。」旨の答弁がありました。 「花卉農家支援について、今はコロナ対策ということで実施したのか。対象は何校で何人か。」との質問に対し、「新宿の小中学校の卒業式への花贈呈事業は今年で4年目となる。令和元年度は40校で2,300人ほどが対象であった。」旨の答弁がありました。 「文化振興費を減額しているが、全国的にはプロの劇団などが苦しい状況であり、市内の団体でも非常に厳しいと聞いている。学校や保育園などで地元のプロを使うことを考えてほしい。」との意見に対し、「機会をとらえてできることを検討したい。」旨の答弁がありました。 「市内の個人や集団で活動している方への支援を検討してほしい。」との意見に対し、「文化団体の支援として、生涯学習センターのホールで、YouTubeなどに公開する動画を撮影する場合に、その使用料を減免する事業を行った。」旨の答弁がありました。 「生涯学習センターの舞台操作業務委託は、年間予定回数に対し今年の状況はどのようになったのか。また、委託先は1社なのか。」との質問に対し、「ホールの舞台、照明、音響装置の操作を委託している。コロナウイルスの感染拡大予防による休館、利用者の減により、当初216日の契約を54日分減らした。市内業者1社に委託している。」旨の答弁がありました。 採決の結果、議案第17号のうち
総務文教委員会付託分は、
全会一致原案のとおり決しました。 以上です。
○議長(
飯島進君) 続きまして
社会委員長、
野口輝雄議員。 (11番
野口輝雄君登壇)
◆11番(
野口輝雄君) 議案第17号「令和2年度伊那市
一般会計第8回
補正予算について」のうち、本
委員会に付託された歳出、3款民生費、4款衛生費、歳入、
関係歳入、関係繰越明許費、
関係債務負担行為について審査を行いました。 審査の中で出された質疑の主なものは、「住居確保給付金の増額は良いことであるが、一般質問の答弁にあった生活保護及び生活困窮者の申請数、相談件数、相談数等の状況について、改めてお聞きしたい。」との質問に対し、生活保護及び生活困窮者の申請数、相談数等が増加している状況について答弁がありました。 「生活保護の受給者で自動車を保有しているケースはあるか。」との質問に対し、「現在、通院のために保有を認めているケースは2件、就労によるものはゼロ件、就労活動のための自動車処分保留は3件ある。」旨の答弁がありました。 「インフルエンザ予防接種の増加が見込まれるということだが、現在、予防接種の実績は。」との質問に対し、「令和元年度は、年度末時点で1万3,525人、令和2年度は、11月末時点で1万2,911人であり、今後も増加が見込まれている。」旨の答弁がありました。これに対し、「補正で何人分の予防接種を追加分として見込んでいるのか。」との質問があり、「1,500人程度を見込んでいる。」旨の答弁がありました。 「日本禁煙友愛会からの寄附金について、禁煙活動を長くやってきた会の意志を継いだ活用を考えているのか。」との質問に対し、「具体的な使い道はまだ決まっていないが、今回の御意見や日本禁煙友愛会の希望等を参考に、決めていきたい。」旨の答弁がありました。 採決の結果、議案第17号のうち
社会委員会付託分は、
全会一致で原案のとおり決しました。 次に、議案第18号「令和2年度伊那市
国民健康保険直営診療所特別会計第1回
補正予算について」審査を行いました。
慎重審査の結果、議案第18号は
全会一致で原案のとおり決しました。 次に、議案第19号「令和2年度伊那市
介護保険特別会計第2回
補正予算について」を審査を行いました。
慎重審査の結果、議案第19号は
全会一致で原案のとおり決しました。 次に、議案第22号「令和2年度伊那市
一般会計第9回
補正予算について」のううち本
委員会に付託された歳出、3款民生費、4款衛生費、歳入、
関係歳入について審査を行いました。 審査の中で出された質疑の主なものは、「ひとり親世帯臨時特別給付金の対象者は、なぜ直近の12月ではなく、6月の児童扶養手当受給者なのか。収入の減少等により新たに対象となる者が自ら申請するのであれば、申請が漏れてしまうのではないか。」との質問に対し、「既存の給付金の支給事業の継続という位置付けとされており、前回の6月の対象者に再給付し、6月以降に新たに対象となりうる者に対しては、市から案内するなどにより、対象者から申請していただく。」旨の答弁がありました。 「今回の新型コロナウイルスの検査費用補助は、検査結果の提出を求めるものなのか。また、成人式を想定した場合、県外から来る恩師や来賓についても対象となるのか。」との質問に対し、「検査結果ではなく、領収書の添付をお願いする。検査結果は求めないが、陽性であれば保健所の指示にしたがっていただくことになる。また、補助は帰省する若者を対象としているため、来賓については対象外とさせていただいている。」旨の答弁がありました。 「PCR検査について、指定の医療機関等はあるのか。」との質問に対し、「指定の医療機関はないが、帰省する前に県外で検査を受けていただきたい。」旨の答弁がありました。 「この制度についての通知等は、教育
委員会の担当になるのか。」との質問に対し、「制度の検討は健康推進課で行い、通知は成人式の招待状に同封した。」旨の答弁がありました。 「事業の主な対象が成人式に帰省する若者であるため、成人式の開催の有無が予算に大きく影響すると思われるが、どう考えているのか。」との質問に対し、「この制度は、
コロナ禍の中で長い間帰省できないでいる若者に対し、年始年末に成人式の参加も含め、安心して帰省できるようにするための支援策であるので、御理解をいただきたい。」旨の答弁がありました。これに対し、「成人式の開催そのものを心配する声もある。また、成人式のために帰省する若者に対する補助という認識が現実に広まっている。制度の趣旨は理解できるので、対象者にはきちんと周知をしてほしい。」との要望がありました。 採決の結果、議案第22号のうち
社会委員会付託分は、
全会一致で原案のとおり決しました。 以上です。
○議長(
飯島進君) 続きまして
経済建設委員長、
二瓶裕史議員。 (10番
二瓶裕史君登壇)
◆10番(
二瓶裕史君) 議案第17号「令和2年度伊那市
一般会計第8回
補正予算について」のうち、
経済建設委員会付託分、歳出、6款農林水産業費、7款商工費、8款土木費、11款災害復旧費、歳入、
関係歳入、関係繰越明許費、
関係債務負担行為、関係地方債について審査いたしました。 審査の中で出された質疑の主なものは、農林部関係では、「農業者支援補助金について、申請者数はどれぐらいを想定しているか。」との質問に対し、「人数は想定していないが周知を行い、困っている農家を支援していきたい。」旨の答弁がありました。 「頻繁に出没するクマの学習放獣についての考え方は。」との質問に対し、「今年度の重大な人身事故を踏まえ、市民の安全を第一とし、必要な個体数調整を行うよう県に強く要望し、協議を行っている。」旨の答弁がありました。 「クマの目撃情報メール等については、成獣か子グマかなど、詳細な情報を流してもらいたい。」との質問に対し、「目撃者からの情報を元に流しているが、今後は位置情報等も含め、必要に応じて、詳細な情報を流せるようにしていきたい。」旨の答弁がありました。 「歳入予算の市単土地改良事業と現年災害復旧事業の負担金は、誰が負担するものか。」との質問に対し、「どちらも、受益者である地元に負担していただくものである。」旨の答弁がありました。 建設部関係では、「黒河内線の災害復旧事業について、進捗状況はどうか。また、ボーリング調査の結果は。」との質問に対し、「昨年の台風19号による災害で黒川の護岸が75メートル崩落した。今年4月から復旧工事を始めたところ、新たに地滑りが発生した。ボーリング調査を行いその深さを確認し、復旧工法が決まったため今回補正をお願いするものである。」旨の答弁がありました。 「環状南線の墓地の件、裁判費用の予算はどこに計上してあるか。」との質問に対し、「裁判費用は総務課予算で対応する。」旨の答弁がありました。 採決の結果、議案第17号は
全会一致、原案のとおり決しました。 次に、議案第20号「令和2年度
伊那市営駐車場事業特別会計第1回
補正予算について」審査いたしました。
慎重審査の結果、議案第20号は
全会一致、原案のとおり決しました。 次に、議案第21号「令和2年度伊那市
公有財産管理活用事業特別会計第2回
補正予算について」審査いたしました。
慎重審査の結果、議案第21号は
全会一致、原案のとおり決しました。 次に、議案第22号「令和2年度伊那市
一般会計第9回
補正予算について」のうち
経済建設委員会付託分、歳出、7款商工費、歳入、
関係歳入について審査いたしました。 審査の中で出された質疑の主なものは、「コミュニティカードポイント還元の効果はどうか。また、6月補正の予算が不足するから今回延長するということか。」との質問に対し、「効果については、前年同期と比較し売上が10倍を超える月もあり、大きな効果を上げていると認識している。6月補正の際は、コロナ対策として、年末年始の消費拡大の時期を見据えて終期を1月末とした。現在まで、おおむね予算どおりの実績となっている中で、このたび商工団体からの延長要望もあり、さらなる経済対策が必要となったことから、年度末まで事業を延長し、必要な金額の補正をお願いした。」旨の答弁がありました。 採決の結果、議案第22号は、
全会一致原案のとおり決しました。 次に、議案第23号「令和2年度伊那市
公有財産管理活用事業特別会計第3回
補正予算について」審査いたしました。 審査の中で出された質疑の主なものは、「リニアトンネル工事発生土28万立方メートルは、C、D、F、G区画まで受け入れるのか。それともその先の森の部分まで受け入れるのか。」との質問に対し、「C、D、F、G区画まで受け入れる。D、F、G区画の東側は、南箕輪村の山林である。」旨の答弁がありました。 「10月臨時会で認めたC区画に、D、F、G区画を加えて開発行為を申請する必要が出てきたということだが、D、F、G区画の総面積はどのくらいなのか。」との質問に対し、「概算で、約4万平方メートルとなる。」旨の答弁がありました。 「D、F、G区画の測量・設計・許認可業務委託料として2,840万円が計上されている。10月臨時会で認めたC区画の委託料は500万円だったが、委託料の1平方メートル当たりの単価に大きく差があるのはなぜか。また、測量設計業務は、誰に何を委託するものなのか。」との質問に対し、「500万円の
補正予算は、C区画のうち北側3分の1に関する増額で、南側3分の2は既に発注済である。C区画全体に係る単価と、D、F、G区画に係る単価はほぼ変わらない。業務の内容は、県の開発行為許可申請のための開発設計業務と用地測量業務で、測量コンサルに発注している。」旨の答弁がありました。 「順序として、測量設計を行わないと開発行為の申請ができないのか。」との質問に対し、「測量に基づいて計算・設計し、申請図書が出来上がるため、まず測量設計を行う必要がある。」旨の答弁がありました。 「D、F、G区画の用地は、まだ市が取得していない。市の所有地ではないのに、なぜ税金で測量をしなくてはならないのか。県との協議で求められたという話だが、市の所有地ではないのでできませんという話にはならないのか。」との質問に対し、「手順は、これまでと同様に行っている。まず、地形測量や設計を行い、どういった造成をし、どこまで土地が必要となるのか決定して用地測量を行った後、土地を取得している。買収前の段階で地元説明会を開催し、地元区や地権者に御了解をいただいて測量を実施している。」旨の答弁がありました。 「今までは区画ごとに順次開発行為を申請してきた。手順として用地取得が決まった後に、申請をしていたと思う。なぜ今回、県からの指導があるにせよ、順序を変えて、取得する前に測量をするのか理解できないがどうか。」との質問に対し、「今回は、D、F、G区画まで含めてリニアトンネル工事発生土を活用した造成を考えていることから、一体として計画しないと不十分であるという指摘があった。全体計画で開発許可を得るが、区画の造成は必要となるごとに行い、この場合、用地取得や工事費は改めて予算を議会にお願いする。今回の測量・設計・許認可業務は、JRの負担金で実施するものである。」旨の答弁がありました。 「県からの指摘による取扱いの変更ということだが、あくまでもここは三つの区画なので、これまでと同じことだと思う。県の言い分はまるっきり当たらないのではないかと思うがどうか。」との質問に対し、「全体で4万平方メートルを超えるため、許可は建設事務所ではなく、本庁の所管となるとともに、適正な雨水処理と公園緑地の確保も必要になることから、個々の区画ではなく、全体を一つの計画とすべきであるとの指摘である。」旨の答弁がありました。 「開発行為許可申請ということで、市の土地でなくても地権者の同意を得ていれば、測量等を行うことに問題はないと思うがどうか。」との質問に対し、「地権者、耕作者及び地元区からも了解を得て、この計画を進めてきた。」旨の答弁がありました。「同意を得ているのであれば、どこがどのように開発するかということがはっきりしているので、測量に入るのは問題ないと思う。」との意見がありました。 続いて行った討論で、「もともと、産業用地の保有を5万平方メートルに抑える目安があるが、現在売り先が決まっていない保有地に今回のD、F、G区画が加わると、5万平方メートルをはるかに超える。今回は用地取得ではないが、税金を投入するということは、本格的な着手であり、実質土地を保有することになると考える。ルールがあるのに、そういったことを市民にどう説明するのか疑問が残るので賛成できない。」との意見がありました。 採決の結果、議案第23号は賛成多数で原案のとおり決しました。 以上です。
○議長(
飯島進君) ただいまの各
委員長の報告に対する質疑に入ります。 御質疑ございませんか。 16番、
飯島光豊議員。
◆16番(
飯島光豊君) 16番、
飯島光豊です。私は議案第23号、令和2年度12月補正追加分、伊那市
公有財産管理活用事業特別会計第3回
補正予算のうち、測量設計等業務委託料の2,840万円に係る伊那インター工業団地D、F、Gの区画は、現時点で企業への売却先の見通しがあるかないか、審査の結果を伺います。
○議長(
飯島進君)
経済建設委員長、
二瓶裕史議員。
◆10番(
二瓶裕史君)
委員長報告でしたとおりで、それ以外の質疑はありませんでした。
○議長(
飯島進君) ほかに御質疑ありますか。 (「なし」と言う者あり)
○議長(
飯島進君) 以上をもって質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 御意見ございませんか。 4番、馬場毅議員。
◆4番(馬場毅君) 4番、馬場毅です。私は、ただいま報告のありました議案第23号令和2年度伊那市
公有財産管理活用事業特別会計第3回
補正予算について、反対の立場で討論をしたいと思います。 そもそも今回測量設計の申請を進めようとしていたのは、10月臨時会で議会が用地取得を認めたC区画の2万9,398平米についてであるということでした。そこは買取り希望があり、売れる見込みが示されていたわけですが、そのほかの保有地については、同時に予算計上されていたE区画と小黒原の4万4,000平米であるということで、用地保有の5万平米を超えない、このことを議会は確認をした上で認めたものであったと思います。 先ほど
委員長報告であったように、D、F、G区画についてまだ取得していない土地ですが、
委員会での職員からの説明では、これまでも買収前に用地測量を実施した後に土地を取得しているという説明でしたが、しかしその測量をする前に買取り希望の確約、売れる見込みがあることや、保有する面積の目安を守って土地取得の話を進めていると、これがこれまでの伊那市のやり方であったと思います。議会もそのように了解してきたというふうに思うわけです。伊那市が申請をしたいC区画についての、県の指摘するリニア残土の活用、同じ砕石を使うからD、F、G区画を加えて一体の計画でないと不十分だというその理由についても不明であって、また4万平米を超えるとさらに条件は変わるということについてありましたが、そうなってしまうような申請を求めているのは県の側であります。このことは納得できるものじゃありません。このことについて、伊那市はもっと県と協議を重ねるべきだと私は思うわけで、以上のことから私はこの
補正予算には反対をしたいと思います。 以上です。
○議長(
飯島進君) ほかにございますか。 16番、
飯島光豊議員。
◆16番(
飯島光豊君)
飯島光豊であります。私は、議案第23号の
補正予算の
委員長報告に反対の討論を行います。 この
補正予算に関わる伊那インター工業団地のD、F、G区画は、リニアのトンネル工事発生土を受け入れるために、市の購入が確実視されている産業用地です。その合算面積は、4万平米余に及ぶといいますが、現時点で、まだ用地の売り先企業の見通しはありません。もともと、伊那市には売り先が決まっていない産業用地の保有面積を5万平米に抑えるという目安があります。現在、伊那市が保有する産業用地で、まだ企業への売り先が決まっていない用地は、小黒原産業適地と伊那インター工業団地のE区画ですが、その面積は4万4,000平米であり、5万平米以下に現在は抑えられています。 現時点で市が購入することが確実視されているD、F、G区画を合算すれば、まだ売り先の決まっていない産業用地の保有面積の合計は、8万7,000平米余となり、目安を大幅に超えます。そこで、新しい議員の皆さんは過去の経過をよく知らないと思いますので、伊那市がなぜこの産業用地の5万平米の目安を定めたか、少し紹介します。 かつての伊那市には、伊那市土地開発公社という市の第三セクターがありました。ところが公社は、リーマンショックの前後の時期に売り先の決まっていないような用地を次々と購入してしまい、最大時には保有面積が21万平米、簿価で30億円の不良債権を抱え、市の財政は悪化しました。売却は進まず地価は下落し、ついに公社は解散が求められました。結局、市は市民の後年度負担となる第三セクター債という借金で、産業用地を買い取らざるを得ず、地価の下落によっても5億円もの含み損が発生したのです。 こうした苦い経験をした当時の市長、副市長は、このときに産業用地保有面積を抑える目安を決めました。議会も理事者側の説明を受け入れ、公社解散に賛成し、産業用地5万平米の目安も了解しました。それ以後、毎年の議会では土地の取得や処分を明確にするために、予算書にも決算報告書にも、土地の動きが明記されるようになりました。したがって、5万平米を超えるような産業用地の保有には、議会への売り先の見通しについてきちんとした説明が必要なのです。 今回の
補正予算に関わる産業用地の取得は、今またコロナショックの経済不況の最中の産業用地の購入です。市は過去の土地開発公社の苦い反省を今生かすべきです。今後このようなことが野放しにされたら、また過去の失敗を繰り返しかねません。経過を経験していない議員が多くなっているからといって、議会のチェックが甘くなるようなことでは困ります。したがって私は、この
補正予算の
委員長報告に反対をいたします。
○議長(
飯島進君) ほかにございますか。 (「なし」と言う者あり)
○議長(
飯島進君) 以上をもって討論を終結いたします。 これより採決を行います。 まず、議案第17号から議案第22号までの6案を一括採決いたします。 本案は各
委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 (
起立全員)
○議長(
飯島進君)
起立全員であります。 よって議案第17号から議案第22号までの6案は、原案のとおり可決されました。 次に、議案第23号を採決いたします。 本案は
委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 (起立多数)
○議長(
飯島進君) 起立多数であります。 よって議案第23号は、原案のとおり可決されました。
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△請願・陳情について
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○議長(
飯島進君) 日程第7、請願・陳情についてを議題といたします。 本件に関し、
委員長の報告を求めます。
社会委員長、
野口輝雄議員。 (11番
野口輝雄君登壇)
◆11番(
野口輝雄君)
社会委員会に付託された請願・陳情についての審査の結果を報告いたします。 請願・陳情番号312-1、安全・安心の医療・介護の実現と国民のいのちと健康を守るための陳情(陳情)について審査を行いました。 審査の中で、「新型コロナウイルスの新規感染者は急激な増加が続いており、特に重症者や死亡者の急増が深刻な状況である。伊那市でも35人の感染者が出ているが、12月には11人が確認されている。こうした中、医療や介護の現場では悲鳴が上がり、収入減少により、診療報酬だけでは追い付かず、財政支援が必要である。また、感染者の受入れで奮闘している中、病院の統合再編をしている場合ではなく、医療従事者、介護従事者の人員は不足している。保健所については、これまで削減をしてきたつけにより、業務が追いついていない。社会保障に関わる負担では、医療の窓口負担を1割から2割にしようとしている。こうした状況から、国に対して医療・介護等の体制強化と充実及び財政支援を求める必要があるため、採択すべきである。」との意見がありました。 採決の結果、請願・陳情番号312-1は、
全会一致で採択と決しました。 意見書については、正副
委員長に一任することと決しました。後ほど、
議員提出議案として意見書を提出いたしますので、御賛同をいただきますようお願いいたします。
○議長(
飯島進君) ただいまの
委員長報告に対する質疑に入ります。 御質疑ございませんか。 (「なし」と言う者あり)
○議長(
飯島進君) 以上をもって質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 御意見ございませんか。 (「なし」と言う者あり)
○議長(
飯島進君) 以上をもって討論を終結いたします。 これより、請願・陳情を採決いたします。 請願・陳情番号312-1、安全・安心の医療・介護の実現と国民のいのちと健康を守るための陳情を採決いたします。 本件に対する
委員長報告は採択であります。 本件は
委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 (
起立全員)
○議長(
飯島進君)
起立全員であります。 よって請願・陳情番号312-1は、
委員長の報告のとおり決定いたしました。
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△
議員提出議案第13号
新型コロナウイルス感染症対策に関する
緊急決議について
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○議長(
飯島進君) 日程第8、
議員提出議案第13号、「
新型コロナウイルス感染症対策に関する
緊急決議について」を議題といたします。 事務局をして件名のみ朗読いたさせます。 春日
事務局長。
◎
事務局長(春日武君)
議員提出議案第13号、
新型コロナウイルス感染症対策に関する
緊急決議について、令和2年12月18日提出、伊那市議会議員
柳川広美、同じく
宮島良夫、同じく
唐澤千明、以上でございます。
○議長(
飯島進君) 提案者から提案理由の説明を求めます。 20番、
柳川広美議員。 (9番
柳川広美君登壇)
◆20番(
柳川広美君)
新型コロナウイルス感染症対策に関する
緊急決議を提案させていただきます。 新型コロナウイルスの感染拡大は、新規感染者が全国で昨日は3,200人を超え、東京は822人、神奈川県で319人などとなり、非常に厳しい状況が続いております。長野県でも連日多数発生するなど、予断を許さない状況が続いています。 伊那市でも陽性者が増加したこともあり、市内の経済はさらに厳しい状況にあります。特に、飲食店や製造業などの事業者に大きな影響が出ています。今議会の一般質問でも、多くの議員から
コロナ禍の中での市民や事業者への支援を求める提案がありました。 伊那市はこれまでにも、
新型コロナウイルス感染症対策を講じてきましたが、困窮する市民・事業者への支援策はさらに必要です。 また昨日、伊那中央病院の状況をお伺いしましたが、上伊那での陽性者の増加により余裕のある状況ではないとのことです。木曽で陽性者との接触した可能性ある方が100人という報道を受け、上伊那でもこのようなことが起きないとはいえないと心配されておりました。昭和伊南病院でも受け入れていると聞いています。最近の県の情報では、症状が出てから陽性となるまで、10日ほど要するというケースもあります。このような状況下で、本当にやはり市として緊急な対応が求められていると思います。 以上のことから、
新型コロナウイルス感染症対策として、下記事項の実現を伊那市長に求めます。 1、困窮する低所得者に対して、給付金を支給するなど緊急に支援策を実施すること。 2、厳しい経営状況となっている飲食業や製造業などの市内業者に対して、緊急に支援策を実施すること。 以上、よろしく御賛同いただきますようお願いをいたします。
○議長(
飯島進君) お諮りいたします。 ただいま議題となっております
議員提出議案第13号は、会議規則第37条第3項の規定により、
委員会の付託を省略いたしたいと思います。 これに御異議ございませんか。 (「異議なし」と言う者あり)
○議長(
飯島進君) 御異議なしと認めます。 よって
議員提出議案第13号は、
委員会の付託を省略することに決しました。 これより質疑に入ります。 御質疑ございませんか。 (「なし」と言う者あり)
○議長(
飯島進君) 以上をもって質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 御意見ございませんか。 9番、
白鳥敏明議員。
◆9番(
白鳥敏明君) 9番、
白鳥敏明です。新型コロナウイルス感染症に対する
緊急決議に反対の立場から、討論したいと思います。 先ほどもお話ありましたが、新型コロナウイルス感染症は第3波の影響で全国的に拡大し、GoToトラベル・イートなどの事業が一時休止の状況となるというようなことが言われております。 先ほどもお話ありましたが、県内でも先日来累計1,000人を超える感染者が発生し、地域経済や市民生活に甚大な影響を及ぼしていることは、皆さん御承知のとおりだと思います。 その対策として、今12月定例会に第7弾、8弾の緊急支援策が提案、可決、先ほど承認されました。まさしくこれから再度支援が実施される状況でございます。この支援策には、国・市の財源を活用したひとり親家庭の子供支援の再度の実施や、商工業者支援のプレミアム商品券の追加発行など、様々な支援策が含まれております。したがいまして、この支援策が実施されたのち、状況を確認しながら次の支援策を考えるべきと思い、全時点での緊急支援策は拙速であり、反対をいたします。 以上でございます。
○議長(
飯島進君) ほかにございますか。 4番、馬場毅議員。
◆4番(馬場毅君) 4番、馬場毅です。私はただいま提案の議案について、賛成の立場で討論を行います。 コロナ感染第3波の中で行われた今議会、一般質問では、先ほどありましたように大変多くの議員がこのコロナ危機で苦しんでいる日々悪化する市民生活、そして今伊那市に求められる支援についてを訴えました。それに対して、市長からは極めて積極的に答弁もあり、実際に話を聞いてこられた飲食店経営者の方の窮状にも触れ、市民へのメッセージを発信するというお話もありました。大変強い決意を感じたと思うわけです。そのような真剣な市民生活のための議論を行った今議会において、我々議会としても市民に対してのメッセージを出していく、そういう必要を私は感じたわけです。まさにこの決議がそれに当たるんだというふうに私は思うわけで、この提案について可決すべきというふうに思います。 以上です。
○議長(
飯島進君) ほかにございますか。 11番、
野口輝雄議員。
◆11番(
野口輝雄君) 私は、
新型コロナウイルス感染症対策に関する
緊急決議について、不採択の立場で討論いたします。 昨今のコロナ感染者の増大は、多くの市民の困窮につながる重大な問題であり、多くの支援を必要としていると考えているのは、この
緊急決議を提出した方々だけではなく、私もそしてここにいる議員の皆さんも、さらに理事者の皆様も同様に考えていることと思います。だからこそ伊那市では、これまで多くの施策を実行し、多くの予算をつぎ込んできたのです。そしてその支援の手は、もうこれで終わりですと言っているのではありません。今後も継続して考えていただいていると私は思っております。 今後の支援策を実施するには、時期と方法と予算が重要な要素となります。これまでの伊那市のコロナ対策について、過日の一般質問の席上、多くの議員がよくやっている、温かい支援をしていただいている等々、称賛の声が多く上がっておりました。私も、実に温かく幅広い支援をしていただいていると感じております。 全議員がこれまでの伊那市の対策は足りないと思っているなら、さらに実施をという決議も必要かと思いますが、そうではない現状があります。もうしばらく、これまでの施策の効果と、さらにコロナのこの今後の行方を見る必要があるのではないでしょうか。今は
緊急決議をしてコロナ対策を要求する時期ではないと考えます。 次に救済の方法の案文ですけれども、これまでの市の対策は例えば、ひとり親家庭に対して幾らとか、未就学児童のいる家庭に対して幾らとか、具体的にその対象と内容を明示して実施してきました。今回の決議の内容では、一体低所得者とはどのような人なのか、給付金は幾らなのかという具体案が見えません。低所得者という定義をしっかりして、これらの方々をどう見つけ出していいのか分からないと思います。今、市にこの低所得者の救済を求められても、その定義が曖昧なので、誰を何人、どのように救ったらよいかということが分からないと思います。 どの程度の給付金を支援すればいいのか、1,000円や2,000円の単位ではないと思いますが、所得が減った分を補充するとなると、相当な額になります。既に市では100億円を超える
補正予算を出し、さらに来年度は4億円程度の減収が見込まれているという現状が報告されております。無理は言えません。この返済に使った分はどこかで使えなくなる。今後、救済よりも病院の救護のほうにお金がかかることも考えられますし、また今後の大雪による被害が出ることも考えられます。それらの予算が削減されてはなりません。したがってこの時期、そして方法さらに予算の面で、この決議には無理があると考えます。 最後に、本議案の提案者に考えていただきたいことがあります。それは、議会の決議という方法でこの提案以外に方法はなかったのでしょうか。これまでに市が多くの施策により、
コロナ禍における市民を救ってきた現状を考慮して、もう少し優しいお願いとか要望とかというかたちにはならなかったのでしょうか。さらに議会から決議とするためには、全議員が一致して決議を出すことが、私は必要だと考えます。 以上のことにより、
新型コロナウイルス感染症対策に関する
緊急決議は不採択とすることが妥当だと考えます。 以上です。
○議長(
飯島進君) ほかにございますか。 14番、
宮島良夫議員。
◆14番(
宮島良夫君) 14番、宮島でございます。私はこの
新型コロナウイルス感染症対策に関する
緊急決議について、賛成の立場で意見を申し上げます。 伊那市の観光株式会社の職員の皆様にも何人かお話を聞きましたけれども、非常に大変厳しい状態であってですね、もうやめている方もおります。で、生活がやっていけないということで、ほかでアルバイトやっているという話も聞いております。伊那市が今まで第7弾、8弾の支援対策やってきたことは、上伊那で本当に先進的にやったということは私も認めておりますし、やっぱりこういうことが進んできていることは伊那市にとっていいことだというふうに思いますけれども、まだまだ足りないというそういう人の話を聞くとですね、やはりこの
緊急決議について全員で採択するべきと思います。 今日の新聞にも伊那市の飲食店街の状況が出ておりましたけれども、やはり非常に厳しい状態だということで、この
緊急決議についてですね、多分注目をしているというふうに思いますので、ぜひ皆さんの賛同でですね、決議をされるようにお願いをしておきたいと思います。 以上です。
○議長(
飯島進君) ほかにございますか。 10番、
二瓶裕史議員。
◆10番(
二瓶裕史君) 10番、
二瓶裕史です。今回の
新型コロナウイルス感染症対策に関する
緊急決議、賛成の立場で討論させていただきます。 以前、市長が答弁で「政治の要諦は弱者に届く光」という言葉を紹介されてました。伊那市のこれまでやってきたコロナ対策、8回のコロナ対策、まさしくこの市長の言葉どおり、本当にきめ細かく様々な立場、様々な境遇の方に手を差し伸べる施策が次々とされてきていると思います。多くの市民も伊那市は本当に細かくいろいろやってくれてありがたいということも、本当にこの数日だけでも何人もの方から聞きました。 今回、この決議については、伊那市今までやってないでしょとか、もっとやってよということではなくて、まあこの年末年始で特に本当に不安を抱えて過ごす方も多いと思います。その中で、今回一般質問で多くの方が質問をして、市長がかなり踏み込んだ答弁をしています。今後もしたいということ、答弁をしています。市長の力強い答弁とともに議会としても、そういった年末年始、これから不安を抱えて暮らす方にとって、皆さんに手を差し伸べます、忘れませんという決意、それからそれを表明することが、この場でやることが大事じゃないかと考えています。一人でも多くの議員の皆さんの賛同を得て、これが賛成多数となることをお願いしたいと思います。 以上です。
○議長(
飯島進君) ほかにございますか。 21番、飯島尚幸議員。
◆21番(飯島尚幸君)
緊急決議なるものに反対する立場で討論いたします。 昨日、
飯島光豊議員がにこにこしながら我が家にお越しをいただきました。お会いするなり、「私たち
緊急決議を出したいので、すみませんが協力をお願いします。明日のことなので時間がなくて、全議員を回っているところです。すみませんがよろしくお願いします。」と言われました。日頃、強気の発言の
飯島光豊議員が二度も私にすみませんと繰り返すことは、不思議なことだなと感じました。 受け取った書面を読み返しましたところ、すみませんと繰り返した意味が私なりに理解ができました。その一つは、
新型コロナウイルス感染症対策に関する
緊急決議の文言、文章が極めて曖昧で具体性を欠き、裏付けのない文章構成になっていると私には思いました。3点指摘をいたします。 決議書前文の上から8行目、「困窮する市民・事業者への支援策はさらに必要です」とあります。「さらに」とした意味と内容は、これまでの支援対策は不十分なのでと受け止めて読むようにという意味とすることなら、私には大いになる疑問があります。 2点目、記書きの1、「困窮する低所得者」との表現がございます。具体的にはどういった環境、境遇に置かれている方々なのか、表現が曖昧であり不明であります。 加えて、「緊急支援策を」とのことであります。緊急の意味は、今すぐ直ちにと解釈されます。では、予算額はどのぐらいか、その裏付けはどこから持ってくるかなど、財源措置に対する言及が一言も触れておりません。
緊急決議をとの重い提言でありながら、内容は極めて説得力に欠けます。私にはそのように感じました。 ただいま、予算の裏付けについて私は述べました。そういえば
飯島光豊議員、
柳川広美議員は本議会初日の日程第4の審議の中で、この予算は認められないので、最終日にほかの予算を使った組み替え動議を出す予定です旨、公のこの議場で発言をしております。しかるに今日、ただいままでその約束が実行をされておりません。いかがなものかなと思っております。予算の組み替え動議を出すというのは、大変に重く決意を固めた重大な公式の発言であります。これができなければ、言わば虚偽発言と結果的に断定されても、指摘されても仕方がないのではないかと思います。 万一、それに代わるものがこの決議提出とするものだったら、万一そんなことはないと思いますが、そういう思いでありましたらそれは大きな間違いであります。前段で申し上げた理由から、私はこの決議に反対であります。
○議長(
飯島進君) ほかに。 16番、
飯島光豊議員。
◆16番(
飯島光豊君) 16番の
飯島光豊であります。私は今決議に賛成の立場で発言、討論をさせていただきます。 先の一般質問でも、
保健福祉部長の答弁ございました。それを引用させていただきながら、ただいまの反対する皆さんのことに答えていきたいと思いますが、私の討論とさせていただきます。 特に、
保健福祉部長は困窮する低所得者の問題について、唐澤稔議員のコロナウイルスについての業者や低所得者の困窮についての訴えに答えて、伊那市の困窮する低所得者のコロナ前の相談と、コロナ後の相談・支援の変化について、次のように話されました。 まず、低所得者への家賃補助である住宅確保給付金は、昨年が一年で3件だったものが、今年はもう既に41件にもなっています。また社会福祉協議会の生活福祉資金の貸付は、昨年一年で14件だったものが、今年はもう476件になっています。そして生活保護も、昨年一年では128世帯だったものが、既に148世帯、178人になり、昨年2.24パーミルだったものが、現在では既に2.6パーミルに跳ね上がっています。生活相談件数も市の臨時相談室への相談は、離職相談の件数が今年6月までの相談数に比べ、現在ではその3倍に膨れ上がっていると言われます。まいさぽ伊那でも相談件数は、昨年一年で943件だったものが、今年10月まででもう既に1,117件にも及んでいるといいます。貧困相談の現場で奮闘されているNPO法人の今野晴貴さんも言っておられますが、
コロナ禍で貧困社会があらわになり、貧困が拡大しているとして、コロナ危機の前と後では相談の量だけでなく、質も変わってきている。端的に言えば、働ける労働者たちが貧困状況に陥っていると言われます。 まず、大きな違いは、通常であれば働けるはずだった労働者からの相談がほとんどだと言います。特に20代の女性、非正規、小売り飲食関係、単身者の労働者の方からの相談が多いと言われます。このように労働者たちが生活に困窮し、多くの市民が生活保護を受けてもおかしくないというような状況に陥っているのです。 しかも、非正規雇用は低賃金であるため、生活が非常に苦しい。非正規の賃金水準は最低賃金ぎりぎりに合わせているので、生計を自立させている労働者にとっても、市民にとってもかなりの低水準の生活となってしまうのです。もともと、ぎりぎりの生活を送っていたところを、コロナ危機が襲ったために、膨大な貧困層が生み出されているのであります。 相談を受けていると、生活保護を受けるなど、想像もしておらず、していなかった人たちが恥ずかしいからといって、受けたくないと言って我慢してしまう方が、今少なくないと聞きます。しかしもはや、生活保護は働けない特殊な人たちのためだけの制度ではなくなっています。綱渡りの生活が破綻してしまった今、働けるはずの多くの労働者、市民が生存のために活用すべき制度なのです。 先ほど決議に反対すると言った皆さんは、こうした生活に困窮する低所得者に対し、給付金などを支援することを拙速だと言います。7弾、8弾があるからいいんだと言います。支援の時期ではないと言います。しかし、本当にそうでしょうか。これまで8弾にわたった市のコロナ対策の中に、困窮する低所得者への支援、これはまだまだ十分ではないと思います。市民がこれほど苦しんでいるというのに、拙速と言い放っていいのでしょうか。このような決議には賛成できないという方々もおられますけれども、私は驚きを隠せないし、市議会の同僚としても本当に残念なことだと思います。 今日、この議場の中継を見ておられる
コロナ禍に苦しんでおられる市民の皆さんは、この決議を市議会が否決してしまったら、本当に憤慨されるのではないでしょうか。先ほど飯島尚幸議員から、支援の内容や給付の額や範囲がはっきりしないと言いました。しかし、この予算の組み替えも含め、予算が、財源が十分見つからない場合には、これは新たな予算の編成を市長にお願いする、これが決議であります。もともと予算は、市長に対する予算編成権として認められているもので、議員にはこの予算編成権はございません。市長、市民の皆さんは、市民の暮らしを良くしてほしいと、市長には予算編成権を使って生活を良くしてほしい、議会議員には発言権や議決権を使って、生活・暮らしを守ってほしい、これが市民の願いではないでしょうか。議員とはまさに議決して何ぼの世界の役割なんです。議決しなくて、お願いだけではなかなか私たちの役割は果たせません。私は、議員各位にはどうか市民にとって少しでも良いと思われるならば、行きがかりにとらわれることなく市民の代表者として積極的に決議に賛同していただいて、ぜひともこれを可決していただきますよう、心からお願い申し上げて、私の賛成討論といたします。
○議長(
飯島進君) ほかにございますか。 17番、黒河内浩議員。
◆17番(黒河内浩君) 17番、黒河内です。決議案に対する賛成討論を行いたいと思います。 困っている人に手を差し伸べる、これが政治の基本です。議会議員として、市民の代表者として、その願いを実現すべく行動を取ることが議会議員の役目でありますし、使命でもあります。決議案はまさにその使命に沿ったものであります。 決議案ではこれまでの市の一連の対応策を評価するとともに、さらなる支援策の実行を行政側に求めるものであります。そして対応策、支援策の具体化については、執行権を持っておる行政側にげたを預けています。 先日、今週の火曜日ですが、15日の日に国が第3次
補正予算案を閣議決定いたしました。この中では、地方自治体がコロナ対策予算として行うべきものとして、地方創生臨時交付金が再度地方自治体に配付される見込みであります。 また、伊那市においてもこのコロナ騒ぎのために事業ができなくなってしまったことに伴う不用額9,600万円が存在をしています。これらを財源として、困っている市民や事業者へ支援する何らかの対応策を取る、これは政治の使命です。この決議案を成立させ、市として次なる対応策、市民への支援策、そして早期の第9弾、10弾を待ちたいと思います。これが議会の役目です。 以上です。
○議長(
飯島進君) ほかにございますか。 (「なし」と言う者あり)
○議長(
飯島進君) 以上をもって討論を終結いたします。 これより
議員提出議案第13号を採決いたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 (起立少数)
○議長(
飯島進君) 起立少数であります。 よって、
議員提出議案第13号は、否決されました。
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△
議員提出議案第14号 安全・安心の医療・介護の実現と国民のいのちと健康を守るための意見書の提出について
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○議長(
飯島進君) 日程第9、
議員提出議案第14号、「安全・安心の医療・介護の実現と国民のいのちと健康を守るための意見書の提出について」を議題といたします。 事務局をして件名のみ朗読いたさせます。 春日
事務局長。
◎
事務局長(春日武君)
議員提出議案第14号、安全・安心の医療・介護の実現と国民のいのちと健康を守るための意見書の提出について、令和2年12月18日提出、伊那市議会議員
野口輝雄、同じく
田畑正敏、同じく
小林眞由美、同じく
宮原英幸、同じく唐澤稔、同じく
宮島良夫、同じく
飯島光豊、以上でございます。
○議長(
飯島進君) 提案者から提案理由の説明を求めます。 11番、
野口輝雄議員。
◆11番(
野口輝雄君) 提案の説明理由に代わって意見書を読ませていただきます。 安全・安心の医療・介護の実現と国民のいのちと健康を守るための意見書。2020年の新型コロナウイルス感染症によるパンデミックは、日本国内でも経済活動や国民生活に深刻な影響を及ぼすとともに、医療崩壊などが取り沙汰され、国民の命と健康が脅かされる事態となりました。この感染症対応の経験から、感染症病床や集中治療室の不足、それらを中心的に担っている公立・公的病院の重要性、医師・看護師・介護職員の人員不足、また保健所不足などの問題が明らかになりました。 21世紀に入り僅か20年の間に、SARS、新型インフルエンザ、MERS、そして今回の新型コロナウイルス感染症と、新たなウイルス感染症が相次いで発生しています。今後も、新たなウイルス感染症への対策が必要となることは明らかです。 国民のいのちと健康、暮らしを守るためにも、そして新たなウイルスの感染拡大・自然災害などによる経済活動への影響を最小限に抑えるためにも、医療・介護・福祉、そして公衆衛生施策の拡充は喫緊の課題です。 以上のことから、下記事項が実現されますよう強く要望いたします。 1、今後も発生が予想される新たな感染症拡大などの事態にも対応できるよう、医療、介護、福祉に十分な財源確保を行うこと。 2、公立・公的病院の統合再編や地域医療構想を見直し、地域の声を踏まえた医療体制の充実を図ること。 3、安全・安心の医療・介護提供体制を確保するために、医師・看護師・医療技術職・介護職等を大幅に増員すること。 4、保健所の増設・保健師等の増員など公衆衛生行政の拡充を図ること。また、ウイルス研究、検査・検疫体制などを強化・拡充すること。 5、社会保障に関わる国民負担軽減を図ること。 以上、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出いたします。令和2年12月18日、伊那市議会。 以上、
議員提出議案として、意見書を提出いたしました。
慎重審査をいただき、
全会一致で御賛同いただけますよう、お願いをいたします。
○議長(
飯島進君) お諮りいたします。 ただいま議題となっております
議員提出議案第14号は、会議規則第37条第3項の規定により、
委員会の付託を省略いたしたいと思います。 これに御異議ございませんか。 (「異議なし」と言う者あり)
○議長(
飯島進君) 御異議なしと認めます。 よって
議員提出議案第14号は、
委員会の付託を省略することに決しました。 これより質疑に入ります。 御質疑ございませんか。 (「なし」と言う者あり)
○議長(
飯島進君) 以上をもって質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 御意見ございませんか。 (「なし」と言う者あり)
○議長(
飯島進君) 以上をもって討論を終結いたします。 これより
議員提出議案第14号を採決いたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 (
起立全員)
○議長(
飯島進君)
起立全員であります。 よって、
議員提出議案第14号は、原案のとおり可決されました。 ここで、市長から令和元年度決算伊那市の財務処理及び令和2年度教育
委員会の事務の管理及び執行状況の点検及び評価報告書が提出されております。タブレット端末の本日の会議資料に掲載してありますので、それぞれ御確認ください。 ここで市長から御挨拶をお願いいたします。 白鳥市長。
◎市長(白鳥孝君) 12月定例会の閉会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。 議員の皆様におかれましては、11月27日から本日まで本会議、各
委員会の審議を通じまして、慎重な御審議をいただき、本議会に御提案を申し上げました全議案につきまして御議決を賜り、誠にありがとうございました。 今年も余すところ2週間を切りました。今週に入り非常に強い寒波が襲来し、日本海側では記録的な大雪となっている地域もございます。これからの時期、大雪や凍結が心配されるところでございますが、年末年始が穏やかな天候で市民生活に影響が出ないことを願うところでございます。 本年は1月に新型コロナウイルス国内初の感染者が確認されて以降、感染は全国に拡大し、3月には小中学校の一斉休業、4月には緊急事態宣言が発出されるなど、社会経済活動全般にわたり大きな影響が及び、今なお感染拡大に歯止めがかからない状況が続いております。議員各位、市民の皆様におかれましては、感染拡大防止と社会経済活動の両立など、様々な場面において今年一年大変な御理解と御協力を賜りましたことに、改めて感謝を申し上げる次第でございます。 また、新型コロナウイルスとの戦いの最前線で、日夜献身的な御対応をいただいております医師・看護師など医療従事者の皆様に、改めて感謝を申し上げる次第であります。 新型コロナウイルス感染症は、誰もが感染する可能性があります。患者、感染者、医療従事者や県外から伊那市にお見えになられた方などへの不当な差別や偏見、いじめ等が生じないよう重ねてお願いを申し上げます。 これから年末年始を迎えるわけでございますが、マスクの着用、手指消毒、室内の換気などもう一度基本に立ち返り、感染防止の徹底をお願い申し上げます。そして、感染防止を徹底しながらの地域経済回復に、皆様の御協力をお願いを申し上げます。 さて、現在国を挙げて取組が進められております行政のデジタル化に関し、このたび日経グローカルがまとめた市町村電子化推進度ランキングにおきまして、伊那市は全国第30位、県内第1位という輝かしい実績を納めることができました。このランキングは総務省が実施をした令和元年度地方公共団体における行政情報化の推進状況調査の集計結果に基づくものでありますが、伊那市ではその後も行政領域への
RPAの導入や、
コロナ禍へのいち早い対応に向けた全職員を対象とするテレワーク環境の整備など、更なる取組の進化を図っているところでございます。 また、今年度から新産業技術推進協議会の傘下にデジタル行政部会を設置したところでございますが、今後もAI、チャットボットやシェアリングエコノミー、市民生活に対するポイント管理のデジタル化など、様々な事業展開を図ってまいりたいと考えているところでございます。 今年の伊那市の新産業技術活用による取組は、国や全国の企業、自治体など多方面からの注目を集め、ICT教育アワード、MaaSアワード、DXアワード、ケーブル・アワード、MCPCアワードなど多くの表彰を受賞することができました。これらの受賞は市民の皆様の抱える課題に対して真正面から向き合い、心に寄り添った事業推進が評価されたものであると考えているところでございます。事業推進に当たり御尽力、御協力いただきました議員各位をはじめ、市民の皆様に心から感謝を申し上げるところでございます。来年も「日本を支えるモデル都市 伊那市」の取組をさらに進め、発展させてまいりたいと存じます。 また、12月4日に議長、副議長、
総務文教委員長に御臨席をいただき、市民憲章碑の除幕式を挙行いたしました。伊那市、高遠町、長谷村の3市町村の合併10周年を記念して策定された市民憲章を、さらに市民の皆様に身近で親しみやすいいものとするため、新伊那市誕生15周年を迎えるに当たり、憲章碑を建立いたしました。これを機にさらに市民憲章に込められた理念と思い、広く市民の皆様に伝えるとともに、市民の皆様誰もが伊那を愛し、伊那に生きる、ここに暮らし続けるという思いを一層高められるまちづくりを実現してまいりたいと存じます。 結びに、議員各位、市民の皆様におかれましては、御家族と共々輝かしい新年を迎えられますとともに、一刻も早い新型コロナウイルスの収束と、災害のないよりよき年となりますよう御祈念申し上げ、閉会に当たりましての挨拶といたします。
○議長(
飯島進君) 以上をもちまして、本日の日程は全部終了いたしました。 これをもって、令和2年12月伊那市議会定例会を閉会いたします。
△閉会 午前11時0分 地方自治法第123条第2項の規定により署名をする。 伊那市議会議長 伊那市議会議員 伊那市議会議員...