伊那市議会 > 2020-02-25 >
02月25日-01号

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  1. 伊那市議会 2020-02-25
    02月25日-01号


    取得元: 伊那市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-08
    令和 2年  3月 定例会              令和2年3月            伊那市議会定例会会議録               (5-1)1.開会  令和2年2月25日(火曜日)午前9時30分---------------------------------------2.出席議員の氏名(21名)          1番     池上直彦          2番     小林眞由美          3番     田畑正敏          4番     馬場 毅          5番     原 一馬          6番     松澤 嘉          7番     三澤俊明          8番     宮原英幸          9番     白鳥敏明         10番     二瓶裕史         11番     野口輝雄         12番     唐澤千明         13番     唐澤 稔         14番     宮島良夫         15番     飯島 進         16番     飯島光豊         17番     黒河内 浩         18番     柴 満喜夫         19番     前田久子         20番     柳川広美         21番     飯島尚幸---------------------------------------  欠席議員の氏名                 なし---------------------------------------3.説明のため出席した者の職氏名       市長          白鳥 孝       副市長         林 俊宏       教育長         笠原千俊       総務部長        城取 誠       企画部長        飯島 智       文化スポーツ部     宮下宗親       市民生活部長      伊藤博徳       保健福祉部長      廣瀬宗保       農林部長        富山裕一       農林部参事       平山和徳       商工観光部長      竹村和弘       建設部長        伊藤 徹       建設部参事       佐野 勇       水道部長        守屋敏彦       教育次長        馬場文教       会計管理者       有賀明広       高遠町総合支所長    山崎大行       長谷総合支所長     有賀賢治---------------------------------------4.職務のため出席した事務局職員       事務局長        春日 武       次長          伊藤美千代       議事調査係長      大木島和道       主査          宮島真美       主査          久保田政志---------------------------------------5.議事日程   日程第1 会議録署名議員の指名について   日程第2 会期の決定について   日程第3 議案第1号 新市まちづくり計画(新市建設計画)の変更について        議案第2号 辺地に係る総合整備計画の策定について        議案第3号 箕輪町との伊那地域定住自立圏形成に関する協定の変更について        議案第4号 南箕輪村との伊那地域定住自立圏形成に関する協定の変更について   日程第4 議案第5号 請負契約の締結について   日程第5 議案第6号 公の施設の指定管理者の指定について   日程第6 議案第7号 伊那市固定資産評価審査委員会条例の一部を改正する条例   日程第7 議案第8号 伊那市長谷有線テレビジョン放送施設条例の一部を改正する条例   日程第8 議案第9号 伊那市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例        議案第10号 伊那市特別職の職員の給与等に関する条例の一部を改正する条例   日程第9 議案第11号 伊那市国民健康保険税条例の一部を改正する条例        議案第12号 伊那市印鑑条例の一部を改正する条例   日程第10 議案第13号 伊那市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例   日程第11 議案第14号 伊那市産業と若者が息づく拠点施設条例         議案第15号 伊那市体験交流施設条例   日程第12 議案第16号 伊那市公共物管理条例及び伊那市準用河川占用料徴収条例の一部を改正する条例         議案第17号 伊那市道路占用料徴収条例の一部を改正する条例         議案第18号 伊那市営住宅条例の一部を改正する条例   日程第13 議案第19号 伊那市生涯学習センター条例の一部を改正する条例         議案第20号 伊那市体育施設条例の一部を改正する条例   日程第14 議案第21号 伊那市水道事業及び下水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例         議案第22号 伊那市水道事業給水条例の一部を改正する条例   日程第15 議案第23号 伊那市自動車運送事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例   日程第16 議案第24号 人権擁護委員候補者の推薦について   日程第17 議案第25号 令和元年度伊那市一般会計第8回補正予算について         議案第26号 令和元年度伊那市国民健康保険特別会計第1回補正予算について         議案第27号 令和元年度伊那市国民健康保険直営診療所特別会計第2回補正予算について         議案第28号 令和元年度伊那市後期高齢者医療特別会計第1回補正予算について         議案第29号 令和元年度伊那市介護保険特別会計第3回補正予算について         議案第30号 令和元年度伊那市営駐車場事業特別会計第2回補正予算について         議案第31号 令和元年度伊那市公有財産管理活用事業特別会計第4回補正予算について         議案第32号 令和元年度伊那市水道事業会計第1回補正予算について         議案第33号 令和元年度伊那市下水道事業会計第1回補正予算について         議案第34号 令和元年度伊那市自動車運送事業会計第1回補正予算について   日程第18 議案第35号 令和2年度伊那市一般会計予算について         議案第36号 令和2年度伊那市国民健康保険特別会計予算について         議案第37号 令和2年度伊那市国民健康保険直営診療所特別会計予算について         議案第38号 令和2年度伊那市後期高齢者医療特別会計予算について         議案第39号 令和2年度伊那市介護保険特別会計予算について         議案第40号 令和2年度伊那市営駐車場事業特別会計予算について         議案第41号 令和2年度伊那市公有財産管理活用事業特別会計予算について         議案第42号 令和2年度伊那市水道事業会計予算について         議案第43号 令和2年度伊那市下水道事業会計予算について         議案第44号 令和2年度伊那市自動車運送事業会計予算について   日程第19 請願・陳情について △開会 午前9時30分 ○議長(黒河内浩君) おはようございます。3月定例議会は、ことし一年の伊那市のあるべき姿をしっかりと審議する大切な議会でもありますので、しっかりと審議していただくようお願いをしたいと思います。 ただいまから令和2年3月伊那市議会定例会を開会いたします。 これより本日の会議を開きます。 本日の議事日程は、お配りしてあります議事日程表によって議事を進めてまいります。--------------------------------------- △会議録署名議員の指名について --------------------------------------- ○議長(黒河内浩君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 本日の会議録署名議員は16番、飯島光豊議員、18番、柴満喜夫議員を指名いたします。--------------------------------------- △会期の決定について --------------------------------------- ○議長(黒河内浩君) 日程第2、会期の決定の件を議題といたします。 今期定例会の会期は、本日から3月16日までの21日間にしたいと思います。これに御異議ございませんか。     (「異議なし」と言う者あり) ○議長(黒河内浩君) 御異議なしと認めます。よって、会期は21日間と決定いたしました。 開会に当たり市長からあいさつがあります。 白鳥市長。     (市長 白鳥 孝君登壇) ◎市長(白鳥孝君) 令和2年3月伊那市議会定例会の開催をお願いいたしましたところ、議員各位におかれましては御参集を賜り、まことにありがとうございました。 ことしの冬は近年まれにみる暖冬で、格別厳しい冷え込みや積雪もなく大変過ごしやすい冬となりました。2月に入り時折、春を思わせる陽気が続くなど、高遠城址公園のサクラの開花時期が気になるところでございます。 定例会開会に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。 日本国内における新型コロナウイルスの感染拡大が連日、報道されております。長野県においても先月29日に対策本部を設置し、24時間対応の相談窓口を各保健福祉事務所に開設し、警戒を強めている状況でございます。 伊那市においてもホームページなどにより、市民の皆様に感染対策について情報提供をしているところでありますが、今後さらに日本国内での感染拡大が懸念される状況でございますので、国・県からの情報を注視しながら、市内での発生時における対応について確認をするとともに、警戒を強めてまいりたいと思います。 初めに、最近の伊那市の行政の動きについて、御報告をいたします。 先日、2月13日に伊那市とテレビ東京ダイレクトとの間で、地方創生の推進に向けた包括連携協定を締結をいたしました。この協定は、テレビ東京グループの持つインフラを活用しての伊那市の魅力づくりや、魅力発信など、シティプロモーションを核とした連携を行い、地域への愛着、誇りの醸成、伊那市のブランドイメージの向上につながる取り組みを推進するものでございます。これまでの広報施策にはない新しい地域プロモーションのモデルを生み出すとともに、移住・定住の促進、観光・文化振興、地域振興に大きな期待を寄せるところでございます。 また、先週22日の土曜日に、待望の沢渡駅待合施設が竣工いたしました。JR飯田線沢渡駅につきましては、伊那西高等学校の生徒さんや、地元企業を初め地域の皆様が、自主的に駅舎の清掃活動や駐輪場の整頓作業を行うなど、利用者が気持ちよく使える環境の整備に努めていただいております。これを契機として、今後より多くの皆様がバスや鉄道などの公共交通を御利用いただき、将来にわたって維持存続ができるよう、一層の御理解と御協力をお願い申し上げます。 次に、昨年10月に発生をした台風19号による災害復旧の状況でございますが、災害査定も1月上旬に終了し、3月中旬までには全ての工事を発注できる見込みとなりました。今後、早期復旧に向けての工事の進捗を図ってまいります。 また環状南線の工事につきましては、国の令和元年度の補正予算として、事業費ベースで5億円の予算が認められました。3月補正予算にも計上をさせていただいておりますが、これにより早期発注が可能となり、来年3月の開通に向けて大きな弾みになるものと受けとめております。 次に、最近の全国の経済情勢でございますが、財務省が発表した全国財務局管内経済情勢報告によると、「個人消費はコンビニエンスストア、ドラッグストア等で、好調または堅調に推移しているものの、生産活動は海外経済の減速等の影響を受け、弱含んでいる。雇用情勢は有効求人倍率が高水準で推移するなど、引き続き改善している」という状況となっております。 また、1月15日発表の長野経済研究所の月例調査によると、「長野県内の景気は緩やかに回復しているが、一部には弱さも見られる」とされております。 ハローワーク伊那の令和元年12月の業務月報によると、12月の有効求人倍率は前月と同率の1.43倍で、一昨年12月の有効求人倍率1.88倍と比較すると、0.45ポイント下回りましたが、全体的な情勢判断としては、「新規求人が減少しているものの、雇用情勢は堅調に推移している」とされております。このように「堅調」や「緩やかに回復」という言葉が使われる一方、「弱含み」「弱さが見られる」という表現も散見され、今後の経済情勢には不透明感があるものと見てとれます。東京オリンピックに係る建設工事の需要が一段落し、消費税率改定による消費の落ち込みも懸念される中、海外では新型コロナウイルスの感染拡大に伴う中国経済、ひいては世界経済への悪影響も見込まれるなど、今後の景気動向につきましては。極めて慎重に注視していく必要があるものと考えております。 それでは、令和2年度の市政運営の取り組みについて、御説明を申し上げます。 初めに、市の財政状況について申し上げます。 市政運営の屋台骨ともいうべき財政の健全化については、市町村の財政状況を端的にあらわすものとされる実質公債費比率、この数字につきましては合併初年の平成18年度に20.8であったものが、平成30年度には9.5となり、大きく改善をしております。また、将来負担比率につきましても、数値の算出を始めた平成19年度には197.3でありましたが、平成30年度は平成28年度以来の「数値なし」を維持をしております。なお、この「数値なし」は算出数値がマイナスの場合に使われるものでありますが、平成30年度の数値は平成29年度よりマイナスの幅が大きくなっており、さらに良化、よい方向に向かっていると言えます。 ただし現在、市町村合併による普通交付税の優遇措置、これが段階的に縮小していることと、合併特例事業債も、令和2年度には借入可能額の96%に達する見込みでございます。さらに、高度成長期やバブル経済期に整備した公共施設が、今後一斉に更新の時期を迎えるため、施設の統廃合や長寿命化などにも、大きな財源が必要となります。 このような厳しい条件の中、伊那市にとって必要な事業を遅滞なく実施していくためにも、引き続き一層の行財政改革、事務事業の見直し等に取り組んでいかなければなりません。 第2次伊那市総合計画前期基本計画の将来像に掲げた「未来を織りなす 創造と循環のまち 伊那市」の実現に向けて、「INA Valley」の中核都市として、地域をリードし、暮らしやすく平和で希望に満ちた伊那市となるよう、今後さらにこれらの取り組みを継続、発展させていく所存でございます。 それでは、令和2年度の予算編成について御説明を申し上げます。 令和2年度当初予算における主な取り組み事項は、実証実験を行ってまいりましたドローン物流システムや、AIによる乗り合いタクシー自動配車システム、SAVSの社会実装、社会資本整備総合交付金などを活用した福祉まちづくりセンターの建てかえ、伊那市独自の保育料や副食費軽減の継続などによる子育て支援の充実、地方創生推進交付金等を活用した人口増の取り組みの推進、新産業技術を活用したスマート農業の推進や、50年の森林ビジョンに基づく各種事業の確実な実施による一次産業の振興、企業誘致や既存企業への支援等による産業の活性化、ばら制定都市会議、ばらサミットの開催や高遠石工の魅力発信、山岳高原観光の推進等による観光の振興などが挙げられます。 また、今後予定されているリニア中央新幹線の開業や三遠南信自動車道の開通などによる広域的な展開を見据え、環状南線や国道153号伊那バイパス、伊駒アルプスロードなどの幹線道路網の整備を推進するなど、伊那市の礎となる社会基盤の整備を着実に進めながら、福祉まちづくりセンターや市営住宅、学校給食施設など、将来を見据えた計画的な施設整備にも努めてまいります。 さらに、地球規模での環境破壊に目を向け、二酸化炭素などの温室効果ガスの排出を抑制する低炭素社会の実現につながる省エネルギーなどの身近な地球温暖化対策として、まき・ペレットストーブ・ペレットボイラーの普及、公共施設等のLED化、使い捨てプラスチックの削減に向けたエコバックの普及や経木等の生産と活用など、市民、団体、事業者、行政等が一体となった取り組みを推進してまいります。 次に、令和2年度の予算規模について申し上げます。 令和2年度の予算規模は、一般会計で346億3,800万円でございます。前年度当初予算と比較すると、23憶5,200万円、7.3%の増加であります。これは、福祉まちづくりセンター、若宮市営住宅、環状南線といった大型のハード事業が予定をされていることなどが主な要因で、当初予算の予算規模としては、合併以後最大となっております。 なお、この一般会計に特別会計・企業会計を合わせた全会計では、578億1,850万円となり、前年度比較で20億5,680万円、3.7%の増加となっております。 次に、一般会計の歳入のうち主なものについて申し上げます。 まず、市税は、全体では前年度対比で約2億5,500万円、2.8%の減少となりました。主に個人、法人市民税の減少を見込んでおります。国からの譲与税、交付金等につきましては、消費税率の改定により地方消費税交付金が、3億200万円増加するほか、制度改正により法人事業税交付金が皆増しておりますが、前年度に幼児教育、保育の無償化に伴い増加していた地方特例交付金は、所要額の地方消費税交付金や地方交付税への計上により、減少をしております。その他の地方交付税は、合併による優遇措置の縮減はありますが、全国ベースでの地方交付税の増加などもあり、前年度との比較で約3億5,400万円、3.7%増加する見込みとしております。 また、寄附金はふるさと寄附金の増を見込んで4億7,600万円の増加、繰入金は、ふるさと応援基金繰入金や、まちづくり基金繰入金の増などにより約6億4,400万円、79.5%の増加、諸収入は、指定避難所に太陽光発電設備等を設置する事業に対する補助金などにより約2億円、21.9%の増加を見込んでおります。 また市債は、福祉まちづくりセンターや若宮市営住宅の整備に係る地方債の増などから5億8,500万円、21.9%増加しているものであります。 次に、一般会計の歳出におきまして、特徴的な内容について申し上げます。 初めに、「日本一子育てのしやすいまち」を目指す子育て支援では、伊那市独自の保育料、副食費軽減の継続や、小鳩園の児童発達支援センター化、私立保育園、幼稚園が実施をする防犯対策工事への補助などを行います。 次に、学校教育関係では、特別支援教育就学奨励費、要保護・準要保護就学援助費の充実、またIoT技術を活用した小学校児童の見守り実証、統合型校務支援システムの導入による教職員の負担軽減のほか、富県小学校給食施設の整備、また小中学校の非構造部材耐震化や太陽光発電設備設置なども実施をいたします。 次に、高齢者を初め市民の暮らしをサポートする事業として、福祉まちづくりセンターの建てかえ、モバイルクリニック事業の実施、ストマ・紙おむつなど日常生活用具給付に係る利用者の負担軽減、直営診療所の医療機器等の整備を行います。 次に、産業の活性化分野では、支えあい買い物サービス事業、ぐるっとタクシー事業の実用化の開始や、産業と若者が息づく拠点施設の運営開始、若者の人材確保のUIJターンの補助、また奨学金返礼支援制度の実施などを行います。 次に、低炭素社会の実現に向けた施策では、防災と低炭素を両立させるための指定避難所への太陽光発電設備などの設置や、公共施設における照明のLED化、ペレットストーブ、ペレットボイラーなどの設置による再生可能エネルギーの活用、環境への配慮を身近なところから実現するための携帯用エコバックの普及や、経木等の生産と活用などに取り組んでまいります。 次に、農林業分野では、伊那市の特産農産物の販売促進や、被災農作物等防風対策事業補助金の新設、農業振興地域の農用地データ等の修正、農業用施設等に対する緊急自然災害防止対策事業、森林環境譲与税を活用する森林づくりなどを行います。また、いわゆるトンネル補助でありますが、産地パワーアップ事業補助金畜産クラスター事業補助金などを事業者に交付をいたします。 次に、商工観光分野では、高遠城址さくら祭りや、5週連続ぶっとおしそば三昧などの祭りやイベントの開催のほか、令和2年度には伊那市で、ばら制定都市会議(ばらサミット)が開催されます。また、高遠町と岐阜県高山市をつなぐ二次交通バスの運行、高遠石工の石仏ウオーキングの実施、商工業や中小企業を支援する各種補助金の交付、新たな産業用地の整備などを実施してまいります。 次に、歴史や文化、体育の分野では、春の高校伊那駅伝、男子44回、女子37回や、東京オリンピック・パラリンピック関連事業の実施のほか、伊澤修二記念音楽祭の開催、市誌編さん室の整備、老松場古墳群の発掘調査等を行います。 次に、移住定住など地域振興の分野では、テレビ東京ダイレクトと協定を結んでの伊那市の移住定住を推進するテレビ番組の制作、XRシステムの運用やグローアップハウスの建設など、地方創生アルカディア事業の推進のほか、新宿区、三宅村、会津若松市等、国内友好都市との交流などを実施してまいります。 次に、安心・安全なまちづくりの分野では、河川災害等に備え、本庁舎の非常用電源を2階以上の場所への移設、準用河川河畔林や幹線道路沿いの支障木の伐採を行うほか、危険ブロック塀の撤去補助や住宅耐震改修補助などを、引き続き行います。 また、消費者保護対策では、伊那市消費生活センターを中心とした消費生活相談や保護対策に取り組み、特殊詐欺などの被害防止に努めてまいります。 社会資本整備では、環状南線ほか幹線道路や若宮市営住宅の整備、橋梁の点検・修繕を行うほか、市民要望の高い小中の道路・水路の維持補修には、前年度同様に予算を加算して計上しております。 以上、令和2年度の予算及び特徴的な事業について御説明を申し上げました。これらの施策を財政面からも継続的に安定して実施できるよう、地方債については「返すより多く借りない」という方針を継続し、引き続き財政の健全化に取り組んでまいります。 伊那市は、エネルギー・食・水の自給自足が可能な地域であり、先人から受け継いできた保全すべきすぐれた自然環境や、美しい景観を有しております。この伊那市の特徴を最大限に発揮しつつ、伊那谷「INA Valley」の中核都市として地域をリードし、近年世界的にその重要性が叫ばれているSDGs、持続可能な開発目標の達成も念頭に、各種の取り組みを進めてまいりますので、引き続き御協力をお願い申し上げます。 本定例会に提出いたします議案は、一般案件6件、条例案件17件、人事案件1件、補正予算案件10件、令和2年度当初予算案件10件の合計44件でございます。詳細につきましては担当部長から御説明申し上げますので、よろしく御審議の上御議決賜りますようお願い申し上げまして、あいさつといたします。 ○議長(黒河内浩君) それでは次に、教育長から教育方針についてあいさつがあります。 笠原教育長。 ◎教育長(笠原千俊君) おはようございます。 令和2年3月伊那市議会定例会の開会に当たり、令和2年度の教育委員会の取り組みについて述べさせていただきます。 議員各位、市民の皆様の御理解と御支援をお願いいたします。 初めに、市長があいさつの中で触れられました新型コロナウイルスの感染拡大にかかわって、例えば3月から4月にかけて中学校では修学旅行を計画しております。関係する地域や、また関係する皆様の状況、国・県からの情報などに注意を払い、冷静に対応してまいりたいと考えております。 振り返りますと本年度の議会でも、多くの議員より教育に係る質問をいただきました。市民の皆様の教育に対する期待の大きさと、私どもの責任の重さを感じつつ、取り組みを進めさせていただきました。 伊那市の教育理念は「はじめに子どもありき」です。学校を初めとする学びが、学ぼうとしている子供に発し、子供に返る、学ぼうとしている市民の願いに立ち市民に実る、そうした営みとなるよう努めてまいります。 その過程では、伊那市の教育資源、例えば自然、歴史、文化そして伊那の今を生きている伊那の人々が持っている豊かな教育力が生き、児童生徒が人々の営み、思いに導びかれ、触れながら学びが深まるようにしていきます。具体的には、キャリア教育が挙げられましょうし、「暮らしのなかの食」の取り組みも、それぞれの学校がその地域ならではの取り組みをつくってきています。 また、自然と調和した環境に優しい町、心豊かな人を育むまちづくりを進める伊那市の子供たちが、自然や環境と自分のかかわりを考えるそうした機会を持てるようにする、そうした取り組みの一層の充実を図ってまいります。 令和2年度、3年度には、新しい学習指導要領が小学校、中学校の順に完全実施されます。このことに向け、数年にわたって市が力点を置いてきた電子黒板などのICT機器の教室、普通教室への配置が、特別支援学級についても当初の計画どおり進み、他の地区から転勤してきた教員が驚くほどの環境の整いが実現しました。そうしたICT環境が生きるためには、教員の指導力が高まることが欠かせませんが、大変うれしく思いますのは、平成期から令和にかけ、教員の研修意欲が高まっており、市が開講する研修会への参加数も大幅に伸びていることです。ほんの数年前とは違う授業風景が、それぞれの学校のそれぞれの教室で見られるようになっています。教員の研修意欲のさらなる高まりを促し、児童生徒の学びの充実と学力の定着につながるようにしてまいりたいと考えています。 また、学力とともに児童生徒の体力や運動能力にかかわって、例えば子供たちの運動に親しむ機会が減少していることや、中学校の運動部活動への参加率が低下していることなどが指摘されています。体力や運動能力の伸長は、学校、社会教育に委ねられた教育上の大きなテーマです。学校教育では、新たに校長会に体力運動能力向上検討委員会、これは仮称でございますが、を設け、児童生徒の運動能力の向上や、身体活動をする機会を保障することを期した取り組みをスタートしてまいります。その際には、積極的に取り組みを進めている伊那市総合型地域スポーツクラブの皆さんなどとも連携を深め、子供たち、市民の皆様の願いに応える取り組みにしてまいりたいと考えています。 このことに係って、国・県の指針を受け策定した伊那市立中学校部活動運営方針では、運動部に限らず文科系の部活動についても、例えば週二日の休養日を設けるなどの基準を設けています。関係する方々とともに、スチューデントファーストの部活動をつくってまいりたいと考えています。 今申し上げた部活動のあり方に係る検討は、一方で教員の働き方にも大きな意味を持っています。教員が本務である学習指導、学級経営等に注力することができる環境を整えるための、例えば教員が校務にあたる負担を軽くするための方策の検討等についても、引き続き進めてまいります。 学校の施設、設備などについては、先ほどICT環境の整備について述べましたが、さらに国の施策としてギガスクール構想が出されてきました。これは、小中学校の児童生徒が、一人一台の端末、iPadなどでございますが、を持てるようにするもので、合わせてそうした機器を活用するためのネットワーク環境を整えること等も同時に進めるものです。このことへの対応については、県、他市町村の動き等にも注意しながら、見通しをもって進めてまいります。 小中学校の校舎、施設、整備等にかかわっては、体育館の非構造部材の耐震化工事や、屋根の改修、トイレの改修等を進めるほか、富県小学校の給食施設の改築等にかかわる事業を推進するなど、教育環境の改善を進めます。 また、配慮を要する児童生徒の支援については、給食費の支援を定額から実費額に近づけるなどの改善を図るほか、小学校低学年の児童を中心に正しく読む力や、書く力を早い時期に身につけることができるようにする支援を充実させるなどの取り組みを進めます。 続けて生涯学習にかかわって述べます。生涯学習にかかわる事業には公民館、図書館、文化施設の運営、学童クラブからまほら伊那市民大学、さらには文化財にかかわる事柄まで、市民の生涯にわたる学びにかかわる大変幅広い内容が含まれます。ここでは、2点について述べます。 まず、公民館の改築に向けた取り組みについて述べます。西春近公民館の移転、改築にかかわる取り組みです。本年度から令和2年度にかけて新しい公民館の設計を進め、令和3年度中の竣工に向け計画を推進していきます。地域の自治協議会や、JAなどとともに検討してきた内容をもとに、地域住民の願いに答える公民館の建設を目指し、着実に取り組みを進めてまいりたいと考えています。 2点目に、伊那市誌の編さんについて述べます。市誌の編さんに向けては、令和2年度予算案でお願いしてありますが、旧美篶子育て支援センターを整備して、市誌編さん室を置き、行政資料などの整備に着手するとともに、編さん委員会を定期的に開催し、本格的な編さん事務を進めます。公民館や図書館、文化施設の運営、また文化財の保護に関する取り組みなど、市民の皆様の願いに答える運営を心がけてまいります。 伊那市ではさまざまな課題がある中、大変多くの予算を学校教育、生涯学習に充ててくださっています。大変ありがたいことと思っております。 昨年4月、私たちはそうした伊那市の充実した施策が、なお一人に確かに届くよう努めることを運営方針の中に据え、きめ細かな取り組みの推進を心がけてきました。 このことにかかわり最後に一つの例をお話します。昨年3月と8月の2回の取り組みをもとに、この3月から中学生の自習室という取り組みを始めます。中学生が長期休業中、学習サポーターの支援を受けながら、自分の計画に沿って学習を進め、学力を確かにするとともに規則正しい生活を送り、長期休業を過ごすことができるようにしようという中学生の自習室です。関係する方々とのかかわりを大事にしながら、自習室が全ての一人に確かに届き、学びをそして成長を保障するものになるよう願うものです。 議会の皆様の教育委員会の取り組みへの御理解、御支援に感謝するとともに、次年度の伊那市教育委員会の施策について、議会の皆様の御理解、御指示をいただきますようお願いし、次年度の取り組みに対する所信とさせていただきます。ありがとうございました。--------------------------------------- △議案第1号 新市まちづくり計画(新市建設計画)の変更について △議案第2号 辺地に係る総合整備計画の策定について △議案第3号 箕輪町との伊那地域定住自立圏形成に関する協定の変更について △議案第4号 南箕輪村との伊那地域定住自立圏形成に関する協定の変更について--------------------------------------- ○議長(黒河内浩君) それでは続きまして日程第3、議案第1号「新市まちづくり計画(新市建設計画)の変更について」から議案第4号「南箕輪村との伊那地域定住自立圏形成に関する協定の変更について」までの4案を一括議題といたします。 理事者から提案理由の説明を求めます。 飯島企画部長。     (企画部長 飯島 智君登壇) ◎企画部長(飯島智君) それでは、議案書の4ページをお願いいたします。 議案第1号「新市まちづくり計画(新市建設計画)の変更について」御説明を申し上げます。 本議案は、新市まちづくり計画の変更を行うため、市町村の合併の特例に関する法律、第5条第7項の規定により、議会の議決を求めるため提案するものであります。 計画の変更内容を御説明いたしますので、お手数ですが議案関係資料の4ページをお願いいたします。 1の計画変更の趣旨でございますが、東日本大震災に伴う合併市町村にかかわる地方債の特例に関する法律の一部を改正する法律の施行に伴い、東日本大震災による直接的な被害を受けなかった合併市町村につきましても、合併特例事業債の発行可能期間が5年間延長されたことを受け、本市におきましても今後実施を予定しております事業の財源として有効に活用するため、計画期間を5年間延長するものであります。 なお、当該計画変更は期間の延長を旨とするものであり、まちづくりの基本方針を変更するものではございません。したがいまして、既に完了済みの事業でありましても、記述の削除は行わないこととしてございます。 続いて2の主な変更内容でございますが、(1)の計画期間の延長につきましては、当該計画の終期を令和7年度までとするもの、(2)の指標等の時点修正につきましては、別冊の計画書変更案、第3章及び第7章における人口や財政の推計を直近の数値等により置きかえるものであります。 なお、恐縮ではございますけれども、詳細につきましては後ほど御確認をいただければと存じます。 また、当該計画変更の案につきましては、あらかじめ県との事前協議を行う中で、異論のない旨の回答を得ておりますので、申し添えさせていただきます。 説明は以上でございます。よろしく御審議を賜りますようお願いを申し上げます。 続きまして、議案書の5ページをお願いいたします。 議案第2号「辺地に係る総合整備計画の策定について」御説明を申し上げます。 本議案は横山地区における辺地に係る総合整備計画を策定するため、辺地に係る公共的施設の総合整備のための財政上の特例措置に関する法律、第3条第1項の規定により、議会の議決を求めるため提案するものであります。 計画の概要等を御説明いたしますので、お手数ですが議案関係資料の5ページをお願いいたします。 1の計画策定の趣旨はごらんをいただき、2の辺地の要件につきましては、交通条件や自然的、経済的条件等に不利がある山間地等で一定の基準に基づく区域の人口が50人以上、かつ辺地度の点数が100点以上であることとされております。 3の伊那市の辺地として、ごらんの10地区が対象となっておりますが、当該横山辺地にかかわります総合整備計画は、先にお認めをいただいております上新山地区に続き、本市では2地区目の計画となるものであります。 4の財政措置でありますけれども、総合整備計画に搭載された所定の事業につきましては、措置率80%という財政上有利な辺地対策事業債の活用が可能となってございます。 お手数ですが議案書にお戻りをいただき、6ページをお願いいたします。 総合整備計画の内容でございますが、1の辺地の概要はごらんをいただき、2の公共的施設の整備を必要とする事情及び、3の公共的施設の整備計画につきましては、当該地区におけるごみ処理施設等の回収再利用による地域活性化の必要性や、地区の要望等を踏まえ、来年度からの4カ年を計画期間としてアクティビティ施設の設置とともに老朽化が進む鳩吹公園や市道及び林道の整備を合わせて行うもので、続く7ページにそれぞれの事業費、また財源等を一覧にてお示しをしてございます。 また、議案関係資料の6ページに整備計画の位置図を記載してございますので、後ほど御確認をいただければと存じます。 なお、当該計画につきましては、あらかじめ県との事前協議を行う中で異論のない旨、回答を得ておりますので申し添えさせていただきます。 説明は以上でございます。よろしく御審議を賜りますようお願いを申し上げます。 引き続きまして、議案書の8ページをお願いいたします。 議案第3号「箕輪町との伊那地域定住自立圏形成に関する協定の変更について」御説明を申し上げます。 本議案は箕輪町との間において、平成28年1月7日に締結した伊那地域定住自立圏形成に関する協定の変更を行うため、地方自治法第96条第2項の規定による議会の議決すべき事件を定める条件第2条第2号の規定により、議会の議決を求めるため提案するものであります。 協定変更の内容を御説明いたしますので、お手数ですが別冊の議案関係資料7ページをお願いいたします。 1の協定変更の趣旨でございますが、国が定める定住自立圏構想推進要綱に基づく連携事項を全て規定することにより、地域の実情に即してより柔軟に事業実施が図られるよう、協定内容の全部改正を行うものであります。 2の変更の内容でございますが、(1)として生活機能の強化の分野に「医療」「教育」「土地利用」を新たに追加し、「産業振興」及び「福祉」の取り組み内容の文言を修正するもの。 (2)として、結びつきやネットワークの強化の分野に「情報インフラ」「道路等インフラ」「地産地消」「移住定住促進」と「地域振興」を新たに追加し、「地域公共交通」の取り組み内容の文言を修正するもの。 (3)として、圏域マネジメント能力の強化の分野における「人材育成と交流促進」の取り組み内容の文言を修正するものでございます。 なお、この文言の修正につきましては、従来、個別具体の事業内容を記載しておりましたものを、より概括的な表現に改めることで、今後、SDGsなど時代の潮流に乗った多様な事業に柔軟かつ即応した対応が図られるようにするため、行うものでございます。 詳細につきましては、続く8ページにかけまして、各分野における変更前と変更後の比較で御確認をお願いします。 お手数ですが議案書にお戻りをいただき、9ページをお願いいたします。 9ページから11ページに、ただいま御説明をいたしました改正後の協定書を記載してございますので、後ほどごらんをいただければと存じます。 以上、当市議会及び箕輪町議会におきまして、当該協定変更を御議決いただいたのち、伊那市長及び箕輪町長による調印を行うこととなりますので、あらかじめ御承知をいただき、よろしく御審議を賜りますようお願いを申し上げます。 続きまして、議案書の12ページをお願いいたします。 議案第4号「南箕輪村との伊那地域定住自立圏形成に関する協定の変更について」御説明を申し上げます。 本議案は、南箕輪村との間において、平成28年1月7日に締結した伊那地域定住自立圏形成に関する協定の変更を行うため、地方自治法第96条第2項の規定による議会の議決をすべき事件を定める条例、第2条第2号の規定により、議会の議決を求めるため提案するものであります。 内容につきましては、先ほど御説明をいたしました箕輪町との協定変更と同様でございますので、説明は省略させていただきたいと存じます。 なお、当市議会及び南箕輪村議会におきまして、当該協定変更を御議決いただいたのち、伊那市長及び南箕輪村長による調印を行うこととなりますので、あらかじめ御承知をいただき、よろしく御審議を賜りますようお願いを申し上げます。 以上でございます。 ○議長(黒河内浩君) これより質疑に入ります。御質疑ございますか。     (「なし」と言う者あり) ○議長(黒河内浩君) 以上をもって、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第1号から議案第4号までの4案は、総務文教委員会に付託いたします。--------------------------------------- △議案第5号 請負契約の締結について---------------------------------------
    ○議長(黒河内浩君) 続いて日程第4、議案第5号「請負契約の締結について」を議題といたします。 理事者から提案理由の説明を求めます。 竹村商工観光部長。     (商工観光部長 竹村和弘君登壇) ◎商工観光部長(竹村和弘君) それでは、議案書の16ページをお願いをいたします。 議案第5号「請負契約の締結について」を御説明申し上げます。 最初に、下段の提案理由でございますが、伊那インター工業団地第二期拡張事業として、工業用地を整備するための工事請負契約を締結するため、伊那市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得または処分に関する条例により、議会の議決を求めるものでございます。 記書き以下をごらんいただき、1、契約の目的につきましては、伊那インター工業団地第二期拡張事業B区画整備工事でございます。 2、契約の方法は一般競争入札による契約でございます。 3、契約金額は1億9,781万3,000円であります。 4、契約の相手方につきましては、伊那市上牧6474番地に本社を置く、宮下建設株式会社、代表取締役は宮下金俊様でございます。 契約の内容について御説明をいたしますので、お手数でございますが別冊議案関係資料の10ページをお願いをいたします。 10ページは、工事位置図でございます。 工事箇所につきましては、伊那インター工業団地、米玉堂食品株式会社伊那工場の南側に表示するB区画、約2万7,000平方メートルでございます。 1枚お戻りをいただきまして、9ページをお願いをいたします。 工種につきましては土木工事で、道路工事、造成工事及び上水道工事でございます。 工事期間につきましては、契約の日から令和3年2月26日までとなります。 説明は以上でございます。よろしく御審議を賜りますよう、お願い申し上げます。 ○議長(黒河内浩君) これより質疑に入ります。 御質疑ございますか。     (「なし」と言う者あり) ○議長(黒河内浩君) 以上をもって質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第5号は、経済建設委員会に付託いたします。--------------------------------------- △議案第6号 公の施設の指定管理者の指定について--------------------------------------- ○議長(黒河内浩君) 続きまして日程第5、議案第6号「公の施設の指定管理者の指定について」を議題といたします。 理事者から提案理由の説明を求めます。 廣瀬保健福祉部長。     (保健福祉部長 廣瀬宗保君登壇) ◎保健福祉部長(廣瀬宗保君) 議案書の17ページを、お願いいたします。 議案第6号「公の施設の指定管理者の指定について」御説明をいたします。 本議案は下段に記載のとおり、公の施設の管理を行う指定管理者を指定するため、提案するものでございます。 記書きをごらんいただき、現在、渡場区を指定管理者とする渡場いきいき交流施設につきまして、本年3月31日に指定の期間が満了いたしますので、引き続き指定管理者を渡場区、指定の期間を令和2年4月1日から令和3年3月31日までとするものです。 介護予防施設のうち、国の補助金を活用して各地区に整備したものについては、供用開始から10年が経過したのち、地元へ譲与していく計画で、本施設は令和3年4月1日に地元へ譲与する予定であることから、指定の期間を1年間といたしました。 今回の指定管理者の選定に当たりましては、施設の性格や機能などの面からも公募によらず、指名により選定することが適当であるとしたものであります。 また、これまでの管理の状況等を勘案いたしまして、現在の指定管理者を引き続き指名することとしております。 説明は以上でございます。よろしく御審議賜りますよう、お願い申し上げます。 ○議長(黒河内浩君) これより質疑に入ります。御質疑ございますか。     (「なし」と言う者あり) ○議長(黒河内浩君) 以上をもって、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第6号は、社会委員会に付託いたします。--------------------------------------- △議案第7号 伊那市固定資産評価審査委員会条例の一部を改正する条例--------------------------------------- ○議長(黒河内浩君) 続きまして日程第6、議案第7号「伊那市固定資産評価審査委員会条例の一部を改正する条例」を議題といたします。 理事者から提案理由の説明を求めます。 城取総務部長。     (総務部長 城取 誠君登壇) ◎総務部長(城取誠君) それでは、議案書の18ページをお願いいたします。 議案第7号「伊那市固定資産評価審査委員会条例の一部を改正する条例」について御説明を申し上げます。 まず提案理由でございますが、下段にございますように、情報通信技術の活用による行政手続等に係る関係者の利便性の向上、並びに行政運営の簡素化及び効率化を図るための行政手続等における情報通信の技術の利用に関する法律等の一部を改正する法律、いわゆるデジタル手続法といわれるものでありますが、こちらの施行に伴いまして所要の改正を行うため、提案をするものでございます。 改正内容につきまして御説明をさせていただきますので、議案関係資料の11ページをお願いいたします。関係資料11ページは、条例の新旧対照表でございますが、書面審理に関しまして第6条で規定しております電子情報処理組織を使用しての弁明につきまして、適用いたします法律名及び条文を改めさせていただくものでございます。 議案書の18ページにお戻りをいただきまして、附則でございますけれども、この条例につきましては公布の日から施行をするというものでございます。 説明は以上でございます。よろしく御審議賜りますよう、お願いいたします。 ○議長(黒河内浩君) これより質疑に入ります。御質疑ございますか。     (「なし」と言う者あり) ○議長(黒河内浩君) 以上をもって、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第7号は、総務文教委員会に付託いたします。--------------------------------------- △議案第8号 伊那市長谷有線テレビジョン放送施設条例の一部を改正する条例--------------------------------------- ○議長(黒河内浩君) 続きまして日程第7、議案第8号「伊那市長谷有線テレビジョン放送施設条例の一部を改正する条例」を議題といたします。 理事者から提案理由の説明を求めます。 有賀長谷総合支所長。     (長谷総合支所長 有賀賢治君登壇) ◎長谷総合支所長(有賀賢治君) それでは、議案書の19ページをお願いいたします。 議案第8号「伊那市長谷有線テレビジョン放送施設条例の一部を改正する条例」について御説明申し上げます。 議案書22ページへお進みいただき、下段、提案理由でございますけれど、ケーブルテレビネットワーク光化整備工事及び総務省への届け出等に伴いまして、所要の改正を行うため、提案するものでございます。 議案関係資料で説明いたしますので、恐れ入りますが議案関係資料の12ページをごらんいただきたいと思います。 第1条で、名称について「伊那市長谷有線テレビジョン放送施設」と改めまして、第3条は業務について定めておりますけれど、第1項第1号から第4号までは、総務省の許可登録を受けている業務、第2項第1号から第5号までは、総務省に届け出をしてある業務と区分して明記するものでございます。 第4条は、業務区域について明記いたしまして、おめくりいただき第5条第2項は、新たな装置となる「V-ONU」について説明し、「音声告知端末機」の呼び名を「告知端末」といたしまして、第3項で「端末機等」を「V-ONU及び告知端末」といたします。第4項で、譲渡または転貸について不足することを追加明記いたしまして、第6項、有線放送事業者の公示について、第7項、特定事業者との自動契約について記しております。第8項では、加入者が特定事業者から受けるサービス等について規定いたしまして、第9項では、特定事業者の個人情報管理等は規則で定めるとしております。 第6条第2項は、加入金の集合住宅にかかわる部分を追加明記いたしまして、おめくりいただき、第7条第1項は、市の責任と加入者による負担を明確にするため、第1号と第2号を追加し、第2項では文言を整理いたしまして、第8条第2項は集合住宅の使用料について、加入金と同じ扱いとなるよう、また第11条は督促について、加入金についてもそれぞれ明記をいたしまして、第14条第1項第4号は、滞納者に対応する利用の停止、加入許可の取り消しについて、第2項はその措置がとられると同時に、特定事業者によるサービスの利用の停止、許可取り消しとなるといたしまして、第17条は現在、自主製作番組の取り組みがないことから、審議会設置義務はないということで、その規定を削り、新たに設備共用と加入特例について明記をいたしました。 お手数ですが、議案書21ページにお戻りいただきまして、附則でございますけれども、本条例は令和2年4月1日より施行するというものでございます。 説明は以上でございます。よろしく御審議賜りお認めいただきますよう、お願いいたします。 ○議長(黒河内浩君) これより質疑に入ります。御質疑ございますか。     (「なし」と言う者あり) ○議長(黒河内浩君) 以上をもって、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第8号は、総務文教委員会に付託いたします。--------------------------------------- △議案第9号 伊那市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例 △議案第10号 伊那市特別職の職員の給与等に関する条例の一部を改正する条例--------------------------------------- ○議長(黒河内浩君) 続きまして日程第8、議案第9号「伊那市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例」、議案第10号「伊那市特別職の職員の給与等に関する条例の一部を改正する条例」の2案を一括議題といたします。 理事者から提案理由の説明を求めます。 城取総務部長。     (総務部長 城取 誠君登壇) ◎総務部長(城取誠君) 議案書の23ページをお願いいたします。 議案第9号「伊那市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例」について、御説明をいたします。 提案理由でございますが、おめくりをいただきまして28ページの下段までお願いいたします。 提案理由でございますが、地方公務員の育児休業等に関する法律の規定に基づく育児短時間勤務制度に関し、必要な事項を定めるためお願いをするものでございます。 改正内容について御説明をいたします。 議案関係資料の17ページをお願いいたします。 議案第9号関係資料(1)伊那市職員の育児休業等に関する条例の新旧対照表でございます。 第9条は引用条例に関する文言の整理を行うもの、また第10条は今回定める育児短時間勤務をすることができない職員について新たに規定するもので、第1号で任期付採用職員を、また第2号では再任用職員をそれぞれ対象外とするものでございます。 第11条は、1年以内に再度の育児短時間勤務をすることができる特別な事情について、第1号からおめくりをいただいた18ページにかけまして、第7号まで定めておりますが、これまでの再度の育児休業ができる場合に準じて定めるものでございます。 第12条は、変形労働制等の職員に係る育児短時間勤務の形態を定めるものでありますが、現在伊那市では該当職員はいないものでございます。 おめくりをいただき、19ページをお願いいたします。 第13条は育児短時間勤務の承認または期間の請求手続の期限について定め、14条は承認が取り消しとなる場合を定めるもの、15条は育児短時間勤務が取り消された場合においても、そのまま勤務させることのできる例外を定めるもの。 第16条は、全条に基づく特例の適用、または終了に係る通知は書面によらなければならないことを定めるものであります。 第17条は、育児短時間勤務をした退職手当の取り扱いについて定めるもので、第1項では育児短時間勤務をした期間は、退職手当の調整額算定上、職務に従事することを要しない期間に該当すること。 おめくりをいただき、20ページをお願いいたします。 20ページ、17条第2項では、育児短時間勤務をした期間の3分の1の期間が、勤続年数から除算をされること。第3項では、退職手当の計算の基礎となる給料月額について定めたものであります。 第18条は、育児短時間勤務をする職員のかわりに採用する短時間勤務職員の任期更新に関する準用規定でございます。 続く第19条ですがおめくりをいただき、21ページまでごらんをいただきまして、育児短時間勤務をしている職員の給与についての読みかえ規定を定めております。 表のさらに掲げる初任給等の決定、昇給、通勤手当、時間外勤務手当、期末勤勉手当等に関して、表の裏に掲げる字句に読みかえるものでございます。 第20条は部分休業をすることができない職員を定めるもので、第1号において新たに育児短時間勤務職員を規定をするものであります。 続く第21条は、条の繰り下げをお願いするものであります。 おめくりをいただき、22ページをお願いいたします。 第22条から第24条まで、同じく条の繰り下げをお願いするものでございますが、第23条におきましては部分休業の取り消しの準拠規定を新たに定めた、第14条に改めるものでございます。 議案書にお戻りをいただきまして、26ページをお願いいたします。 議案書26ページ、附則でございますが、第1項はこの条例は令和2年4月1日から施行するものとするものでございます。 第2項は経過措置を定めるものでございまして、次に第3項でございますが、伊那市職員の勤務時間及び休暇等に関する条例の一部改正をお願いするものでございまして、育児短時間勤務職員等にかかわります勤務時間は、任命権者が定めること。また、週休日の規定及び時間外勤務に関する事項を定めるとともに、条項の繰り下げ等をお願いするものであります。 おめくりをいただき、27ページをお願いいたします。 27ページ下段になりますが、同じく附則の第4項でございますが、伊那市一般職の職員の給与に関する条例の一部改正をお願いするものでありまして、内容につきましては先の勤務時間条例改正に伴いまして、引用条項の繰り下げによる条項ずれを改めるものでございます。いずれも議案関係資料の23ページから27ページまで、新旧対照表をつけてございますので、恐れ入りますが後ほど御確認をいただければと思います。 説明は以上でございます。 続きまして、議案書の29ページをお願いいたします。 議案第10号「伊那市特別職の職員の給与等に関する条例の一部を改正する条例」について御説明をいたします。 提案理由でございますが、おめくりをいただき30ページ下段をお願いいたします。 伊那市特別職報酬等審議会からの答申を受け、教育長の給料月額及び市議会議員の議員報酬の額を改定するため、お願いするものでございます。 改正内容を御説明いたします。議案関係資料の28ページをお願いいたします。 条例の新旧対照表でございますが、別表1中、教育長の給料月額を8,000円引き上げ、「66万2,000円」に改めるものでございます。 次に別表第2、市議会議員につきまして議長の議員報酬月額を「46万7,000円」に、副議長を「39万1,000円」に、議員を「36万8,000円」に、いずれも3,000円引き上げるよう改めるものでございます。 議案書にお戻りをいただき、29ページをお願いいたします。 附則でございますが、この条例は令和2年4月1日から施行するものとするものでございます。 説明は以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願いいたします。 ○議長(黒河内浩君) これより質疑に入ります。 御質疑ございますか。     (「なし」と言う者あり) ○議長(黒河内浩君) 以上をもって、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第9号、議案第10号の2案は、総務文教委員会に付託いたします。--------------------------------------- △議案第11号 伊那市国民健康保険税条例の一部を改正する条例 △議案第12号 伊那市印鑑条例の一部を改正する条例--------------------------------------- ○議長(黒河内浩君) 続きまして日程第9、議案第11号「伊那市国民健康保険税条例の一部を改正する条例」、議案第12号「伊那市印鑑条例の一部を改正する条例」の2案を一括議題といたします。 理事者から提案理由の説明を求めます。 伊藤市民生活部長。     (市民生活部長 伊藤博徳君登壇) ◎市民生活部長(伊藤博徳君) 議案第11号について御説明申し上げますので、議案書の31ページをお願いいたします。 伊那市国民健康保険税条例の一部を改正する条例でございます。提案理由は下段をごらんいただき、国民健康保険税の減免対象者について、長野県下統一して刑事施設等の被収容者を追加するため、所要の改正をお願いするものでございます。 次に、改正内容について御説明をいたしますので、別冊の議案関係資料29ページをごらんください。 29ページは伊那市国民健康保険税条例新旧対照表で、主な改正内容でございますが、第27条は国民健康保険税の減免について定めるもので、右側、新の第1項第3号に、「国民健康保険法第59条各号のいずれかに該当する者」を新たに追加し、刑事施設、少年院等に収容された被保険者の国民健康保険税を減免できるようにするものでございます。 また、第2項では、このたびの該当者について、納期限後の減免申請を可能とするものでございます。 お手数ですが、議案書の31ページにお戻りください。 31ページは中ほどの附則で、本改正条例は令和2年4月1日から施行するものでございます。 続いて、議案第12号について御説明申し上げますので、議案書の32ページをお願いいたします。 伊那市印鑑条例の一部を改正する条例でございます。 提案理由は下段をごらんいただき、成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律の施行等に伴い、成年被後見人から印鑑登録の申請を受け付けることを可能とするため、所要の改正をお願いするものでございます。 次に、改正内容について御説明いたしますので、別冊の議案関係資料30ページをごらんください。 30ページは、伊那市印鑑条例新旧対照表で、主な改正内容は第2条第2項第2号で、成年被後見人の欠格条項を見直し、法定代理人が同行しており、かつ当該成年被後見人本人による申請があるときは、当該成年被後見人は意思能力を有する者として、申請を受け付けることができるようにするものであります。 お手数ですが、議案書の32ページにお戻りください。 32ページは中ほどの附則で、本改正条例は公布の日から施行するものでございます。 説明は以上でございます。議案第11号、第12号につきまして、よろしく御審議を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(黒河内浩君) これより質疑に入ります。御質疑ございますか。     (「なし」と言う者あり) ○議長(黒河内浩君) 以上をもって、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第11号、議案第12号の2案は、社会委員会に付託いたします。--------------------------------------- △議案第13号 伊那市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例--------------------------------------- ○議長(黒河内浩君) 続きまして日程第10、議案第13号「伊那市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例」を議題といたします。 理事者から提案理由の説明を求めます。 廣瀬保健福祉部長。     (保健福祉部長 廣瀬宗保君登壇) ◎保健福祉部長(廣瀬宗保君) 議案書の33ページをお願いいたします。 議案第13号「伊那市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例」につきまして、御説明をいたします。 初めに提案理由でございますが、子ども・子育て支援法の一部を改正する法律の施行に伴い、所要の改正を行うため提案するものでございます。 なお、本改正につきましては、昨年9月の市議会定例会に上程しましたが、内閣府令に誤りがあり撤回させていただいたものを精査し、再提案させていただくものです。 また、昨年10月から幼児教育・保育の無償化が始まっておりますが、本条例制定までは内閣府令の規定を条例で定める基準とみなす経過措置が、内閣府令の附則において規定されておりますので、実務上変更が生じるものではございません。 改正内容について御説明いたしますので、議案関係資料31ページをお願いいたします。 条例改正概要により、主な改正内容を御説明いたします。 一つ目の保育料の支払いを、満3歳未満に限定する変更については、原則、小学校就学前の3年間の幼児教育・保育を無償化し、保育料の支払いを満3歳未満に限定するものです。 二つ目は、保育園等の食事の提供に要する費用の取り扱いの変更です。 (1)として、原則、小学校就学前の3年間の副食費の提供に要する費用を実費徴収とすること。 (2)として、収入が360万円未満相当の世帯の副食費を無償とすること。 (3)として、1号認定で、小学校第3学年終了前の子供の同一世帯の第3子以降の副食費を無償とすること。 (4)として、2号認定で小学校就学前の子供の同一世帯の第3子以降の副食費を無償とするものです。 三つ目は、連携施設の確保義務の緩和、免除及び経過措置期間の延長で、(1)として、未満児保育事業者は、園児が卒園等する際に、連携施設を適切に確保しなければならないとするが、市長が認める者はこれを緩和及び免除できることとするものです。 (2)として、連携施設を確保しないことができる経過措置の期間を、5年から10年間に延長するものです。 次ページ以降は、条例の新旧対照表でございますが、ただいま御説明した改正以外は、用語の改正が主なものでございます。 お手数ですが、議案書の41ページにお戻りください。 附則でございますが、この条例は公布の日から施行するとするものでございます。 説明は以上でございます。よろしく御審議賜りますよう、お願い申し上げます。 ○議長(黒河内浩君) これより質疑に入ります。御質疑ございますか。     (「なし」と言う者あり) ○議長(黒河内浩君) 以上をもって、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第13号は、社会委員会に付託いたします。--------------------------------------- △議案第14号 伊那市産業と若者が息づく拠点施設条例 △議案第15号 伊那市体験交流施設条例--------------------------------------- ○議長(黒河内浩君) 続きまして日程第11、議案第14号「伊那市産業と若者が息づく拠点施設条例」、議案第15号「伊那市体験交流施設条例」の2案を一括議題といたします。 理事者から提案理由の説明を求めます。 竹村商工観光部長。     (商工観光部長 竹村和弘君登壇) ◎商工観光部長(竹村和弘君) それでは、議案書43ページをお願いいたします。 議案第14号「伊那市産業と若者が息づく拠点施設条例」について、御説明申し上げます。 最初に提案理由でございますが、47ページまでおめくりをいただきますと、下段をごらんいただきたいと思います。 旧伊那消防署のリノベーション工事実施に当たりまして、当該施設を伊那市産業と若者が息づく拠点施設として設置するため、提案を行うものごでございます。 条文につきましては、お手数でございますが、議案書の43ページまでお戻りをいただきたいと思います。 第1条では、施設の設置と管理で、若者の居場所づくりや企業との交流、連携の場づくりを、またオフィス利用者の誘致による新たな産業の創出を図り、市内産業の活性化を目指すため、地方自治法の規定に基づき当該施設を設置するとしてございます。 第2条は施設の名称及び位置をお示しし、第3条は施設の用途として、多目的室や会議室などの共用施設と、貸しオフィス等のオフィス専用施設を配置するとしてございます。 第4条は、施設の管理について、地方自治法に基づき指定管理者に行わせるものとし、第5条では、指定管理者の行う業務を、また第6条では、共用施設部分についての開館時間及び休館日を定めてございます。 第7条は、オフィス専用施設に入居する対象者の条件を定めまして、おめくりをいただき第8条では、使用の申請と許可について、また、第9条は、オフィスの使用期間を5年以内と定め、特に必要と認めた場合は延長できるものとしてございます。 また、第11条には利用料金に関する規定で、金額については別表で定め、後ほど御説明をさせていただきます。 第12条は、利用料金の減免についてで、第13条は利用料金の還付の規定でございます。 また第14条は、オフィス等における使用者の費用負担として、光熱水費、通信費、使用者の責めに帰すべき施設の修繕費等を定め、おめくりをいただき第15条では、目的外使用や転貸等の禁止、第16条で使用者の特別の設備を設置しようとする場合や、第17条の物品の販売等を行う場合、これについては許可が必要であることを定めてございます。 そのページ下段の第21条では、第4条における指定管理者による管理の規定にかかわらず、施設の管理を市長がみずから行うことができるとしたもので、第2項で、関係する条項の字句の読みかえを規定をしておりますので、おめくりをいただき46ページまでの表を御確認をいただきたいと思います。 第22条から第24条までは、市長が管理する場合の使用料について規定したもの、また、第25条は委任規定であります。 46ページから47ページにかけましての別表につきましては、第11条関係の施設の利用料金を定めたものでございますが、1の共用施設として、1階多目的室は3時間ごとの区分により、1区分2,400円とし、おめくりをいただき、会議室、シェアデスクにおいては、それぞれ1時間ごとの料金を定めてございます。 2のオフィス専用施設は、2階のA、B、Cの三つの貸しオフィスにつきまして、それぞれ床面積に応じて月額の利用料金を、また1階多目的室の奥のスペースをオフィスD、地階のスペースを産業支援ルームとして、それぞれ広さ、利便性等を考慮して月額利用料を定めてございます。 お手数でございますが、46ページにお戻りをいただきまして、下段の附則でございますが、この条例は令和2年4月1日から施行するものでございます。 説明は以上でございます。よろしく御審議を賜りますようお願いを申し上げたいと思います。 引き続きまして、議案書の48ページをお願いをいたします。 議案第15号「伊那市体験交流施設条例」につきまして、御説明を申し上げます。 最初に提案理由でございますが、2枚おめくりをいただき、50ページ下段をごらんをいただきたいと思います。 本議案は、新山ふるさと体験館を設置するため提案をするものでございます。 この新山ふるさと体験館は、平成11年に旧新山荘の附帯施設として、伊那市新山荘条例の中に位置づけられ、平成20年にこの新山荘条例が廃止になって以降、今日まできておりました。このたび伊那市の観光振興及び地域活動の拠点施設とするために、一部施設の改修を行ってきたことから、改めて条例を設置することとしたものでございます。 具体的な内容につきまして、御説明を申し上げますので、お手数ですが48ページへお戻りをいただきたいと思います。 第1条は設置でございまして、観光及び地域住民活動の振興に寄与するため、その設置と管理に関し、地方自治法の規定により必要な事項を定めるものでございます。 第2条は名称及び位置で、名称は「新山ふるさと体験館」としております。 第3条は、施設が行う事業を規定をし、第4条では施設の管理を指定管理者に行わせること、また第5条では、指定管理者が行う業務について、定めてございます。 第6条は、開業時間及び休業日について規定をし、第7条からおめくりをいただき第10条までは、使用の許可及び使用の許可の制限に関する内容を、また第11条及び第12条では、原状回復や損害賠償の義務について規定をしてございます。 第13条は、第4条の規定にかかわらず、施設の管理を必要に応じて市長がみずから行うことができるとし、第2項において、その場合の関係条文の読みかえについて規定をし、おめくりをいただきまして、第14条は委任で、必要な事項は市長が別に定めることとしたものでございます。 最後に附則でございますけれども、この条例の施行日を令和2年4月1日とするものでございます。 説明は以上でございます。よろしく御審議を賜りますようお願いを申し上げます。 ○議長(黒河内浩君) これより質疑に入ります。御質疑ございませんか。     (「なし」と言う者あり) ○議長(黒河内浩君) 以上をもって、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第14号、議案第15号の2案は、経済建設委員会に付託いたします。 暫時休憩いたします。 再開は11時といたします。--------------------------------------- △休憩 午前10時50分 △再開 午前11時00分--------------------------------------- ○議長(黒河内浩君) それでは、休憩前に引き続き会議を再開いたします。--------------------------------------- △議案第16号 伊那市公共物管理条例及び伊那市準用河川占用料徴収条例の一部を改正する条例 △議案第17号 伊那市道路占用料徴収条例の一部を改正する条例 △議案第18号 伊那市営住宅条例の一部を改正する条例--------------------------------------- ○議長(黒河内浩君) 日程第12、議案第16号「伊那市公共物管理条例及び伊那市準用河川占用料徴収条例の一部を改正する条例」から、議案第18条「伊那市営住宅条例の一部を改正する条例」までの3案を一括議題といたします。 理事者から提案理由の説明を求めます。 伊藤建設部長。     (建設部長 伊藤 徹君登壇) ◎建設部長(伊藤徹君) 議案書の51ページをお願いいたします。 議案第16号「伊那市公共物管理条例及び伊那市準用河川占用料徴収条例の一部を改正する条例」について御説明いたします。 改正の理由ですが、おめくりいただきまして55ページをお願いいたします。 下段の提案理由にございますが、長野県の河川法施行細則の改正に準じて改正をするため、提案するものでございます。 改正内容について御説明いたしますので、議案関係資料の54ページをお願いいたします。 議案第16号関係資料(1)伊那市公共物管理条例の新旧対照表でございます。 別表、第6条関係のうち1の流水占用料と3の土石採取料につきまして、県の河川法施行細則が右欄の金額に改正されましたので、改正をお願いするものでございます。 おめくりいただきまして、55ページをお願いいたします。 備考に、占用期間一月未満の土地の占用料の額に係る消費税につきまして、今回の改正に合わせて追加するものでございます。 おめくりをいただきまして、56ページをお願いいたします。 議案第16号関係資料(2)伊那市準用河川占用料徴収条例の新旧対照表でございます。 こちらも先ほど御説明させていただきました伊那市公共物管理条例同様、県の河川法施行細則の改正によりまして、1の流水占用料、3の土石採取料を右欄のとおり改正をお願いするものでございます。 おめくりいただき、57ページをお願いいたします。 備考に、占用期間一月未満の土地についての占用料の額に係る消費税につきまして、今回の改正に合わせて追加するものでございます。 お手数ですが、議案書にお戻りいただき55ページをお願いいたします。 中段の附則でございますが、施行日を令和2年4月1日からとするものと、経過措置について規定したものでございます。 続きまして、議案第17号について御説明いたしますので、おめくりいただきまして56ページをお願いいたします。 議案第17号「伊那市道路占用料徴収条例の一部を改正する条例」につきまして、御説明いたします。 改正の理由ですが、下段の提案理由にございますとおり、道路法施行例の一部を改正する政令の施行に伴いまして、所要の改正をお願いをするため、提案するものでございます。 改正内容につきまして御説明いたしますので、議案関係資料の58ページをお願いいたします。 議案第17号関係資料、伊那市道路占用料徴収条例の新旧対照表でございます。 備考の9に、占用期間一月未満の占用料の額に係る消費税につきまして、追加するものでございます。 お手数ですが議案書にお戻りいただきまして、56ページをお願いいたします。 中段の附則でございますが、施行日を令和2年4月1日とするもの、また経過措置について規定したものでございます。 続きまして、議案第18号について御説明いたしますので、おめくりいただきまして議案書の57ページをお願いいたします。 議案第18号「伊那市営住宅条例の一部を改正する条例」につきまして御説明いたします。 改正の理由でございますが、おめくりいただき58ページをお願いいたします。 下段の提案理由にございますが、民法の一部を改正をする法律の施行等に伴い、所要の改正を行うため提案するものでございます。 改正内容につきまして御説明いたしますので、議案関係資料の59ページをお願いいたします。 議案第18号関係資料、伊那市営住宅条例の新旧対照表でございます。 第18条は敷金に関するものですが、新たに第3項に民法で規定された敷金を債務弁済に充てることができる内容を追加するものでございます。 第4項以下は、第3項の追加による繰り下げを行うものと、未納の家賃とあるものを民法の表現に合わせるものであります。 第20条は、修繕費用の負担について、市長がその修繕に要する費用を入居者が負担するものとして定めるものを除いて、市の負担とするもので明確化を図るものであります。 第21条は、第20条の改正に伴い文言を整理するものであります。 おめくりいただきまして、60ページをお願いいたします。 第42条第3項は、民法の改正により年5%である利息を法定利率とするものであります。 第62条は、第18条の改正に伴うものでごらんいただきまして、おめくりいただき61ページをお願いいたします。 第63条は、附則は文言の調整によるものでございます。その下、別表第1は高尾町団地2戸と、おめくりいただきまして62ページ、大萱団地8戸の廃止をするため、改正をするものでございます。 お手数ですが、議案書にお戻りいただきまして、58ページをお願いいたします。 中段の附則でございますが、施行日を令和2年4月1日からとするものでございます。 説明は以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願いいたします。 ○議長(黒河内浩君) これより質疑に入ります。御質疑ございますか。     (「なし」と言う者あり) ○議長(黒河内浩君) 以上をもって質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第16号から議案第18号までの3案は、経済建設委員会に付託いたします。--------------------------------------- △議案第19号 伊那市生涯学習センター条例の一部を改正する条例 △議案第20号 伊那市体育施設条例の一部を改正する条例--------------------------------------- ○議長(黒河内浩君) 続きまして日程第13、議案第19号「伊那市生涯学習センター条例の一部を改正する条例」、議案第20号「伊那市体育施設条例の一部を改正する条例」の2案を一括議題といたします。 理事者から提案理由の説明を求めます。 宮下文化スポーツ部長。     (文化スポーツ部長 宮下宗親君登壇) ◎文化スポーツ部長(宮下宗親君) それでは、議案書の59ページをお願いいたします。 議案第19号「伊那市生涯学習センター条例の一部を改正する条例」につきまして御説明を申し上げます。 提案理由でございますが、1枚おめくりをいただき60ページ下段をごらんください。 生涯学習センターの開館時間を変更する等のため提案するものでございます。 改正内容につきまして御説明申し上げますので、お手数ですが議案関係資料の63ページをごらんください。 生涯学習センター条例新旧対照表でございます。 第3条中、「午後10時30分」を「午後10時」までに改め、第6条は字句の改正、別表第8条関係では、第1項中の使用区分のうち第3条の改正に伴い、「夜間」「昼夜」「全日」の終了時刻を「午後10時」に改め、また使用実態に合わせ、名称を「団体事務室」に統一するものでございます。 お手数ですが、議案書の60ページにお戻りください。 附則でございますが、この条例は令和2年6月1日から施行するものでございます。 説明は以上でございます。 続きまして、議案書の61ページをお願いいたします。 議案第20号「伊那市体育施設条例の一部を改正する条例」について御説明申し上げます。 提案理由でございますが、1枚おめくりをいただき、62ページ下段をごらんください。地区マレットゴルフ場を廃止し、マレットパークはびろの利用料金を改定するため、提案するものでございます。 改正内容につきまして御説明申し上げますので、お手数ですが議案関係資料の65ページをごらんください。 体育施設条例新旧対照表でございます。 第2条第4号及び別表第1の表中から、勝間マレットゴルフ場、下山田マレットゴルフ場、三義マレットゴルフ場、及び南アルプスマレットゴルフ場の項を削除します。 おめくりをいただき、66ページをお願いいたします。 別表第2の第13項、第1号のマレットパークはびろのマレットゴルフ場の利用料金を規定してある表の区分、個人使用の項中、入場券の区分を廃止し、「一人1回につき200円」に改め、同じく入場回数券の項を削除し、同じく年間入場券の区分を廃止し、「一人1年につき5,000円」に改めます。 次に、同じく別表第2中、地区マレットゴルフ場を規定する第15号を削除し、これに伴い16項以下を1項ずつ繰り上げるものでございます。 お手数ですが、議案書の62ページにお戻りください。 附則ですが、この条例は令和2年4月1日から施行し、あわせて経過措置を規定するものでございます。 説明は以上でございます。よろしく御審議を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(黒河内浩君) これより質疑に入ります。御質疑ございますか。     (「なし」と言う者あり) ○議長(黒河内浩君) 以上をもって質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第19号、議案第20号の2案は、総務文教委員会に付託いたします。--------------------------------------- △議案第21号 伊那市水道事業及び下水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例 △議案第22号 伊那市水道事業給水条例の一部を改正する条例--------------------------------------- ○議長(黒河内浩君) 続いて日程第14、議案第21号「伊那市水道事業及び下水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例」、議案第22号「伊那市水道事業給水条例の一部を改正する条例」の2案を一括議題といたします。 理事者から提案理由の説明を求めます。 守屋水道部長。     (水道部長 守屋敏彦君登壇) ◎水道部長(守屋敏彦君) 議案書の63ページをお願いいたします。 議案第21号「伊那市水道事業及び下水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例」について御説明いたします。 提案理由でございますが、下段にありますように地方自治法等の一部を改正する法律の施行に伴い、所要の改正を行うため提案するものでございます。 改正内容につきましては、第6条を地方自治法の条ずれの整備として、第243条の2の2第8項に改めるものでございます。 附則でございますが、この条例の施行日を令和2年4月1日とするものでございます。 続きまして、議案書の64ページをお願いいたします。 議案第22号「伊那市水道事業給水条例の一部を改正する条例」について御説明いたします。 提案理由でございますが、下段にありますように水道法の一部を改正する法律の施行に伴い、所要の改正をお願いするものでございます。 内容につきまして御説明いたしますので、お手数ですが議案関係資料の69ページをお願いいたします。 上段の第7条及び下段の第37条は、法に合わせて改正された施行令の条ずれの整備として第6条に改め、中段の手数料について規定する第32条は、水道事業指定給水装置工事事業者の5年ごとの更新制が導入されたことに伴い、1号の次に更新時の手数料を追加するものでございます。 お手数ですが、議案書の64ページにお戻りください。 附則でございますが、この条例の施行日を令和2年4月1日とするものでございます。 説明は以上でございます。よろしく御審議を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(黒河内浩君) これより質疑に入ります。御質疑ございますか。     (「なし」と言う者あり) ○議長(黒河内浩君) 以上をもって質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第21号、議案第22号の2案は、経済建設委員会に付託いたします。--------------------------------------- △議案第23号 伊那市自動車運送事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例--------------------------------------- ○議長(黒河内浩君) 続きまして日程第15、議案第23号「伊那市自動車運送事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例」を議題といたします。 理事者から提案理由の説明を求めます。 有賀長谷総合支所長。     (長谷総合支所長 有賀賢治君登壇) ◎長谷総合支所長(有賀賢治君) 議案第23号「伊那市自動車運送事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例」について御説明申し上げますので、議案書の65ページをお願いいたします。 下段の提案理由でございますけれど、地方自治法等の一部を改正する法律の施行等に伴いまして、所要の改正を行うため、議会の議決をお願いするものでございます。 改正内容につきまして議案関係資料で説明させていただきますので、恐れ入りますが関係資料の70ページをお願いいたします。 今回の条例改正は地方自治法等の一部を改正する法律の施行に伴い、条項にずれが生ずるため、条例第6条の規定中、「第243条の2第8項」とありますのを、「第243の2の2第8項」に改めるものでございます。あわせて同様の規定を持ちます他の条例と同一の表記とするため、句読点をとりまして「免除の額が10万円を超える」とありますのを「賠償額が10万円以上である」に改めるものでございます。 恐れ入りますが、議案書の65ページにお戻りいただきたいと思います。 附則でございますけれど、この条例は令和2年4月1日から施行するものでございます。 説明は以上でございます。よろしく御審議賜りますよう、お願い申し上げます。 ○議長(黒河内浩君) これより質疑に入ります。御質疑ございますか。     (「なし」と言う者あり) ○議長(黒河内浩君) 以上をもって、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第23号は、経済建設委員会に付託いたします。--------------------------------------- △議案第24号 人権擁護委員候補者の推薦について--------------------------------------- ○議長(黒河内浩君) 続きまして日程第16、議案第24号「人権擁護委員候補者の推薦について」を議題といたします。 理事者から提案理由の説明を求めます。 城取総務部長。     (総務部長 城取 誠君登壇) ◎総務部長(城取誠君) 議案書の66ページをお願いいたします。 議案第24号「人権擁護委員候補者の推薦について」を御説明申し上げます。 人権擁護委員は法務大臣から委嘱をされる委員でございまして、伊那市からは10名の委員が委嘱をされております。 内訳は伊那地域から8名、高遠町地域から1名、長谷地域から1名でございます。 このうち下段の提案理由にございますように、山口光委員、鹿野剛委員、山口治委員及び大倉博子委員が、ことしの6月30日をもって任期満了となりますので、記書きにございます4名を人権擁護委員候補者として推薦をしたいので、人権擁護委員法の定めるところによりまして、議会の意見を求めるものでございます。 なお、委員の任期は3年でございます。 初めに、仲田穗積さんですが、生年月日は昭和27年10月1日で満67歳。住所は伊那市上の原6031番地1、新任でございます。 次に、鹿野剛さんですが、生年月日は昭和25年5月16日で満69歳、住所は伊那市富県5628番地68、再任でございます。 次に、齋藤敬さんですが、生年月日は昭和39年5月5日で満55歳、住所は伊那市美篶4159番地2、新任でございます。 次に、大倉博子さんですが、生年月日は昭和25年10月11日で満69歳、住所は伊那市西箕輪5094番地5、再任でございます。 4名の方の略歴、67ページから71ページまでつけてございますので、後ほど御確認をいただきたいと思います。 説明は以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願いいたします。 ○議長(黒河内浩君) これより質疑に入ります。御質疑ございますか。     (「なし」と言う者あり) ○議長(黒河内浩君) 以上をもって、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第24号は、総務文教委員会に付託いたします。--------------------------------------- △議案第25号 令和元年度伊那市一般会計第8回補正予算について △議案第26号 令和元年度伊那市国民健康保険特別会計第1回補正予算について △議案第27号 令和元年度伊那市国民健康保険直営診療所特別会計第2回補正予算について △議案第28号 令和元年度伊那市後期高齢者医療特別会計第1回補正予算について △議案第29号 令和元年度伊那市介護保険特別会計第3回補正予算について △議案第30号 令和元年度伊那市営駐車場事業特別会計第2回補正予算について △議案第31号 令和元年度伊那市公有財産管理活用事業特別会計第4回補正予算について △議案第32号 令和元年度伊那市水道事業会計第1回補正予算について △議案第33号 令和元年度伊那市下水道事業会計第1回補正予算について △議案第34号 令和元年度伊那市自動車運送事業会計第1回補正予算について--------------------------------------- ○議長(黒河内浩君) 続きまして日程第17、議案第25号「令和元年度伊那市一般会計第8回補正予算について」から議案第34号「令和元年度伊那市自動車運送事業会計第1回補正予算について」までの10案を一括議題といたします。 理事者から提案理由の説明を求めます。 最初に城取総務部長。     (総務部長 城取 誠君登壇) ◎総務部長(城取誠君) それでは、令和元年度伊那市補正予算書(3月補正)と書かれました補正予算書の5ページをお願いいたします。 議案第25号「令和元年度伊那市一般会計第8回補正予算について」御説明をいたします。 第1条で、歳入歳出それぞれ3,790万円を増額し、予算の総額を357億410万円とさせていただくものであります。 今回の補正の主な内容は、退職者の増や職員配置、及び人数の増減等に伴う人件費の補正、年度末を控えて事業費を決算に近づけるための補正、各種基金への利子の積み立てなどに加えまして、令和元年度の国の補正予算による事業費の前倒し計上を行ったものでございます。 なお、今回の補正後の予算規模は、前年同期と比較をいたしまして、1.0%の増となっております。 次に第2条から第5条まで、それぞれ別表で御説明を申し上げます。3枚おめくりをいただきまして、10ページまでお願いいたします。 10ページ、第2表は継続費補正は変更でございまして、8款土木費の若宮団地高齢者向け住宅建設事業におきまして、事業費の執行見込みにより、令和元年度及び令和2年度の年割額をそれぞれ補正をするものであります。 右側11ページ、第3表繰越明許費補正のうち、1追加のうち3款民生費の新山保育園建設ですが、保育園建てかえのための支援者等設計業務や、既存建物の解体設計業務、また6款農林水産業費の畜産振興は、畜産クラスター事業補助金、同じく団体営土地改良はため池ハザードマップ作製委託事業、同じく林道事業ですが、林道権現山線新規開設に係る工事請負費等について、50年の森林は、長谷におけるイロハモミジの植樹事業、8款土木費の国土調査ですが、こちらは本年度の国の補正予算を活用した前倒し事業でございます。同じく河川改良は古川渇水対策工事、都市計画調査は特定用途制限地域指定に係る法定図書作成業務委託、また市営住宅維持は高尾町団地道路改良工事、同じく公営住宅建設は若宮団地の高齢者向け住宅のペレットボイラー設置工事でございます。 11款災害復旧費の現年耕地災害復旧は、台風19号で被災をいたしました高遠町勝間地区等の災害復旧費、以上につきましてそれぞれ事業費を翌年度に繰り越すものでございます。 その下、2の変更ですが、既にお認めをいただいております繰越明許費につきまして、7款商工費の産業立地は、伊那インター工業団地A区画の公有財産購入費、また8款土木費の特定路線は、小豆坂トンネルの補修工事費を、同じく環状南線ですが、こちらは本年度の国の補正予算を活用した前倒し事業費を計上しております。 11款災害復旧費の市単土木災害復旧ですが、台風19号で被災をいたしました市道月蔵裏線や入笠線等の災害復旧費を、同じく現年土木施設災害復旧は今回の3月補正で歳出予算補正を提案させていただきます市道黒河内線の災害復旧費をそれぞれ加算をして、変更をさせていただくものであります。 おめくりをいただきまして12ページ、第4表債務負担行為補正は、お認めをいただいております中央道跨道橋の藤沢橋の修繕委託につきまして、委託先でありますネクスコ中日本との協定変更に伴い、債務負担行為の限度額を変更をするものでございます。 次の13ページ、第5表地方債補正ですが、変更でそれぞれ事業費の確定や財源組み替えによるものでありますが、上から三つ目になります公共事業等債ですが、こちらは環状南線事業の前倒しに係る補正予算の増額でございます。 次に、予算の内容について御説明をさせていただきます。本3月補正予算は、主に人件費の補正、事業費や関係団体への負担金との確定による増減、それに伴う国県補助金や地方債等の財源の組み替えなどで、そのほか今年度の国の補正予算を活用した事業前倒しの計上もしてございます。 項目が多くございますので、特徴的なものを中心に説明をさせていただきます。 36ページまでお願いいたします。 36ページ以降、歳出でございますが、このページの1款議会費はごらんをいただきまして、1枚おめくりをいただき38ページ、2款総務費、1項1目一般管理費のうち総務一般事務の給料等人件費補正は、職員配置及び人数の増減等、決算に近づけるための補正でありますが、このうち3節職員手当等の中には、職員の退職手当7,000万円の増が含まれております。 また、上から4事業目の職員退職手当積立金のうち、職員退職手当基金利子積立金は、職員の退職手当基金に1年間の利子を積み立てるもので、このページ以降、基金に対する利子の積立金が何件か出てまいります。 以降、説明は省略をさせていただきますが、一般会計、特別会計含めまして、今回の3月補正予算で全基金合計約3,270万円の利子を積み立てております。 おめくりをいただきまして、40ページ、6目企画費の3事業目、交通対策ですが、バス路線を運行いたします地域公共交通協議会に対する負担金を、決算に近づけるための減額などでございます。 4枚おめくりをいただきまして、48ページから4項選挙費が続いておりますけれども、参議院議員選挙、県議会議員選挙は事業費確定に伴う減額で、財源の県支出金もあわせて減額するものであります。 このほか総務費については53ページまで続いておりますが、それぞれ人件費の補正事業費確定に伴う補正が主なものであります。ごらんをいただきたいと思います。 3枚おめくりをいただきまして、54ページまでお進みをいただきたいと思います。 54ページからは、3款民生費でございます。民生費も人件費の補正、事業費の決算見込みによる扶助費や補助金等の補正、国庫負担金等の精算に伴う国への返還金などを計上してございます。 特徴的な事業といたしまして、右側の55ページであります下から2事業目、高齢者福祉施設整備の補助金のうち地域密着型サービス等施設整備は、県補助10分の10の補助事業でありますが、事業者の補助金の申請時期が令和2年度になったため、今年度の予算からは減額をさせていただくものであります。 2枚おめくりをいただきまして、58ページ、5目高齢者福祉費のうち高齢者介護医療の財源に、長野県市町村振興協会の交付金が計上をされております。こちらは宝くじの収益金に係る交付金を新たに財源化をするものでありまして、今回の3月補正予算では、以下複数の事業におきまして合計約1,870万円を充当をしております。 おめくりをいただき、60ページの右側、上から3事業目、児童手当の扶助費は決算に近づけるための減額でございまして、率にいたしまして約2.2%の減額になっております。 おめくりをいただきまして、63ページの2事業目、私立保育園・幼稚園は、国の公定価格の改正に伴いまして、私立保育園・幼稚園への委託料負担金の増額でありまして、こちらは当初予算比約15%の増額でございます。 おめくりをいただき、65ページ下段の生活保護も決算に近づけるための減額で、当初予算比8.4%の減額でございます。 おめくりをいただき、66ページからは4款衛生費でございます。こちらはごらんをいただきまして、68ページ一番下、9目国民健康保険費の国保会計繰り出し金の増は、国保会計に対する主に法定外繰り出し分の増でございます。 おめくりをいただきまして、71ページになります。2事業目の後期高齢者医療保険の負担金は、後期高齢者医療広域連合に対する負担金の減額、また下段の清掃総務の負担金は、上伊那広域連合のごみ処理、伊那中央行政組合のし尿処理に対する負担金に係ります決算見込みに基づく減額でございます。 おめくりをいただきまして、72ページは5款労働費ですが、こちらはごらんをいただき、74ページまでお願いいたします。 74ページからは、6款農林水産業費でございますが、一番下の1項3目農業振興費の下から3事業目、農業環境整備の産地パワーアップ事業補助金は、国のトンネル補助として予算計上しておりましたが、事業費の確定に伴いまして減額をさせていただくものであります。 おめくりをいただき、77ページの下から2事業目、畜産振興の畜産クラスター事業ほか補助金は、補助申請者の事業進捗に伴い減額するをするもの。またおめくりをいただき、79ページ一番上、県営事業負担金ですが、県が実施をいたします高遠町山室地区の土地改良、春富地区のかんがい排水事業等について、事業費の確定に伴い減額をするものでございます。 2枚おめくりをいただきまして、82ページからは7款商工費でございます。このページ3段目、1項3目観光費のうち観光総務では、内藤頼義様からいただきました寄附金を、さくら基金に積み立てる予算を計上をしております。 その他商工費はごらんをいただきまして、2枚おめくりをいただきたいと思います。 86ページからは8款土木費でございます。1項1目土木総務費の一番下、国土調査は決算に近づけるための人件費補正等のほか、令和元年度の国の補正予算を活用いたしました事業の前倒しにかかる費用を計上をしたものでございます。 2枚おめくりをいただきまして、91ページ一番下の都市計画調査の補助金は、山寺区八幡町の優良建築物等整備事業の事業費確定に伴う減額でございます。 おめくりをいただきまして93ページ、2事業目の環状南線ですが、こちらも今年度の国の補正予算の対象になったことに伴い、予算を前倒しして計上するものでございます。なお、この前倒し事業には補正予算債が活用できることから、令和2年度に借り入れを予定しておりました合併特例事業債は、ほかの事業に回すことが可能となったものであります。 おめくりをいただきまして、95ページ中段の公営住宅建設の若宮団地建設工事ほかの減額は、事業の執行見込みによる翌年度との事業費の調整等による減額であります。 さらにおめくりをいただきまして96ページ、9款消防費ですが、こちらはごらんをいただきたいと思います。 98ページからは、10款教育費でございます。このページはごらんをいただきまして、100ページ3段目の6項1目社会教育総務費の社会教育総務の給料などの人件費は、機構改革に伴う増額でございます。 2枚おめくりをいただきまして、105ページになりますが、3事業目の生涯学習センターの減は、エスコ事業などに係る生涯学習センター改修工事の委託料について減額するものでございます。 その他、教育費は金額の多がございますけれども、人件費の補正のほか事業費確定などによる増減となっております。ごらんをいただきまして、2枚おめくりをいただき、108ページであります。11款災害復旧費でありますが、1項1目農地農業施設災害復旧費の右ページ、1事業目の現年耕地災害復旧の減は、台風19号で被災をした長谷地区黒川における取水口及び水路堆積土砂の廃土を、国が黒川の河床整備に合わせて施工してくれることになったために減額をするものでございます。 下段の2項1目公共土木施設災害復旧費、現年土木施設災害復旧は長谷地区の市道黒河内線における災害復旧費で、これは昨年の台風19号災害で被災をした場所で、当初健全と見込んでおりました既存の石積みにクラックが入ったことから、その部分を含め復旧工事を行うための増額となります。 おめくりをいただき、110ページ、12款交際費、1項1目元金の右ページ、長期債元金及びその下の長期債利子は、決算に近づけるための減額を行うものでございます。 以上、歳出でございます。 次に歳入について御説明をいたします。24、25ページにお戻りをいただきたいと思います。 24ページ以降は歳入でございますが、歳入につきましても収入額の確定によるもの、また決算に近づけるためのものでございますので、主な項目のみ申し上げます。 24ページの1款市税は、決算を見込みまして法人市民税の法人税割、固定資産税の家屋分ほかを減額をさせていただくもの。 また、2款地方譲与税からおめくりをいただきまして、26ページ、12款地方交付税までは、国県から交付される交付金等でございますが、国県の示す決算見込みに従いまして増額、減額を行うものでございます。 14款分担金及び負担金は、保育園の給食費を保育料とは別に計上するための歳出項目の組み替えのほか、事業費の減に伴う地元負担金の減額、15款使用料及び手数料、決算を見込んでの増減、一番下の16款国庫支出金から31ページまで続きます県支出金は、補助金等の対象事業費の増減に伴う増額、減額でございます。 主なものを申し上げますが、おめくりをいただきまして28ページ、一番上の1項3目民生費国庫負担金の右側、上から三つ目、保育所運営費負担金私立の増額は、歳出でも申し上げました国の公定価格の改正に伴う私立保育園・幼稚園の委託料負担金の増に伴うものであります。 2項8目土木費国庫補助金の右ページ、5節住宅費補助金の社会資本整備総合交付金の減額は、補助金の確定及び翌年度との事業費の調整による減でございます。その3行下、7節道路橋梁費補助金の社会資本整備総合交付金の増額は、国の補正予算によります環状南線事業の前倒し等に係る増でございます。 一番下の行から始まります17款県支出金につきましては、おめくりをいただきまして30ページ、2項3目民生費県補助金の右ページ、上から二つ目、地域医療介護総合確保基金事業交付金の減額ですが、歳出の高齢者福祉施設事業でも申し上げました補助申請の先送りに伴う減でございます。 6目農林水産業費県補助金の7節農業振興費補助金、二つ目、産地パワーアップ事業補助金及びそのすぐ下、畜産振興総合対策事業補助金も歳出で申し上げました事業費の確定に伴う補助金額の減でございます。 このほか、県支出金は8目土木費県補助金の国土調査事業補助金に、環状南線同様国の補正予算にかかわります事業費前倒しに伴う、補助金の増額が計上をされております。 このページ、一番下の18款財産収入ですが、おめくりをいただきまして32ページ上段にございますように、基金に積み立てる利子、19款寄附金は右ページをごらんいただきまして、老人福祉事業寄附金は伊那広域シルバー人材センター様からの寄附金で、福祉基金に積み立てるもの。 さくら基金寄附金は、歳出で申し上げました内藤頼義様からの寄附、長谷地域振興寄附金は、三峰川の砂利採取に係る寄附金の増額で、これによりダム対策事業の充当額を増額をしてまいります。 次の、20款繰入金のうち、1目財政調整基金繰入金の減は、今年度の決算を見込む中で、当初予定されておりました同基金からの繰り入れを行わないものとするもののほか、基金を財源とする事業の決算見込みにより、繰入金を増減させております。 次の22款諸収入ですが、おめくりをいただきまして34ページ、中段まで続いておりますが、ごらんをいただきまして23款市債は、先ほど地方債の補正で御説明を申し上げた内容でございます。112ページ以降には、給与費明細書をおつけしてございますので、後ほど御確認をいただきたいと思います。 説明は以上でございます。よろしく御審議を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(黒河内浩君) 続きまして、廣瀬保健福祉部長。     (保健福祉部長 廣瀬宗保君登壇) ◎保健福祉部長(廣瀬宗保君) 補正予算書119ページを、お願いいたします。 議案第26号「令和元年度伊那市国民健康保険特別会計第1回補正予算について」御説明いたします。 第1条は歳入歳出予算の総額から、それぞれ1億185万円を減額し、総額を66億2,865万円とするもので、補正後の予算規模は前年同期比で2.9%の減となります。 今回の補正は、主に決算に近づけるためのものでございます。 内容につきまして、歳出から御説明いたしますので、132ページをお願いいたします。 132ページ、1款1項1目の一般管理費及び2項賦課徴収費は、職員異動等に伴う人件費の減額、及び広域負担金の確定に伴うもの。 おめくりいただきまして134ページ、2款1項1目の一般被保険者療養給付費及び2目の退職被保険者等療養給付費と、下段の2項2目退職被保険者等高額療養費は、医療費の給付実績に基づく減額でございます。 おめくりいただき136ページ、6款2項1目の特定健康診査等事業費は、決算見込みに伴う財源の組み替え、おめくりいただき138ページ、9款1項6目の保険給付費等交付金償還金は、前年度交付金の精算に伴う返還金でございます。 下段の3項1目直営診療施設勘定繰出金は、直営診療所の運営に関する特別調整交付金の確定に伴う繰出金の増でございます。 歳出は以上でございます。 次に、歳入について御説明いたしますので、恐れ入ります128ページにお戻りください。 128ページ、歳入でございます。 1款の国民健康保険税は、税収見込みによる減額、5款国庫支出金は、システム改修に係る事業費補助金の増額、7款県支出金は保険給付費の減額等に伴う交付金の減額、11款1項1目は一般会計からの繰入金で、6節その他一般会計繰入金は、本会計の収入不足を補うため法定外繰り入れの増額をお願いするものでございます。 おめくりいただき、130ページの13款諸収入は、前年度保険給付費等交付金の精算による返還金の増額でございます。 なお140ページ以降に、給付費明細書をつけてございますので、後ほど御確認ください。 議案第26号の説明は、以上でございます。 続きまして、147ページをお願いいたします。 147ページ、議案第27号「令和元年度伊那市国民健康保険直営診療所特別会計第2回補正予算について」御説明いたします。 第1条は歳入歳出予算の総額からそれぞれ636万円を減額し、総額を2億1,754万円とするもので、補正後の予算規模は前年同期比で7.1%の増となります。 今回の補正は主に決算に近づけるための補正でございます。 第2条は地方債でございますが、2枚おめくりいただきまして、150ページをお願いいたします。 150ページ、第2表地方債補正ですが、過疎対策事業は診療所の医療機器更新費用の決算見込みに伴い減額するものです。 補正の内容につきまして歳出から御説明いたしますので、158ページをお願いいたします。 1款1項1目の一般管理費は人件費及び広域負担金確定に伴う減額、2目の基金積立金は診療所整備等基金の今年度利子分を積み立てるもの。 おめくりいただき、160ページの2款1項1目医業費につきましては、検査手数料及び賃借料などの決算見込みによる減額でございます。 おめくりいただき、162ページの3款1項1目施設整備費につきましては、医療機器購入の入札差金など決算見込みによる減額でございます。 おめくりただき、164ページの7款鍼灸費につきましては、職員異動等による人件費の補正です。 歳出は以上でございます。 次に、歳入について御説明いたしますので、156ページにお戻りください。 156ページ、歳入でございます。1款診療収入は、国保や社保などからの診療報酬と患者負担分の実績見込みによるもの。 3款繰入金は、決算見込みによる一般会計繰入金の減額と国保特別会計からのへき地診療所特別調整交付金の増額です。 5款市債は、医療機器購入の実績による減額、6款サービス収入は居宅療養管理指導費と患者負担分、10款の財産収入は診療所整備等基金の本年度利子分、それぞれ決算見込みによる増額でございます。 なお166ページ以降に給与費明細書をつけてございますので、後ほど御確認ください。 議案第27号の説明は以上でございます。 続きまして、173ページをお願いいたします。 173ページ、議案第28号「令和元年度伊那市後期高齢者医療特別会計第1回補正予算について」御説明をいたします。 第1条は歳入歳出予算の総額に、それぞれ4,626万円を追加し、総額を9億1,946万円とするもので、補正後の予算規模は前年同期比で3.0%の増となります。 今回の補正は、主に決算に近づけるための補正でございます。 内容につきまして、歳出から御説明いたしますので、184ページをお願いいたします。 184ページ、1款1項1目一般管理費は、職員人件費及び広域負担金の確定に伴うもの、おめくりただき186ページ、2款1項1目後期高齢者医療広域連合納付金は、被保険者が本年度中に納めた保険料及び保険料軽減分に係る負担金を広域連合へ納付するための増額でございます。 歳出は以上でございます。 次に歳入について御説明いたしますので、182ページにお戻りください。 182ページ、1款後期高齢者医療保険料は、実績と見込みに基づく増額、4款繰入金は、一般会計繰入金で人件費等の補正に伴う事務費繰入金の減額及び保険基盤安定負担金確定に伴う繰入金の増額。5款繰越金は、平成30年度からの繰越金。6款諸収入は、保険料還付金の実績と見込みに基づく減額でございます。 なお、190ページ以降に給与費明細書をつけてございますので、後ほど御確認ください。 議案第28号の説明は以上でございます。 続きまして、197ページをお願いいたします。 197ページ、議案第29号「令和元年度伊那市介護保険特別会計第3回補正予算について」御説明をいたします。 第1条は歳入歳出の総額にそれぞれ5,886万円を追加し、総額をそれぞれ67億2,125万4,000円とするもので、補正後の予算規模は前年同期比で1.4%の増でございます。 今回の補正は、主に決算に近づけるための補正でございます。 内容につきまして歳出から御説明いたします。210ページをお願いいたします。 210ページ、1款1項1目の一般管理費から3項2目の認定調査等費までは、職員人件費の決算見込みと広域連合負担金等の確定によるもの。 おめくりいただき212ページ、2款1項1目の居宅介護サービス等給付費から、3枚おめくりをいただきまして218ページ中ほど、4款1項2目の介護予防ケアマネジメント事業費までは、給付実績の見込みに基づき補正を行うものでございます。 下段の2項1目一般介護予防事業費は、職員人件費及び補助金の決算見込みによる減額補正でございます。 おめくりいただき220ページ、3項1目包括的支援事業費は、財源の組み替え及び職員人件費の決算見込みによるもの。 下段から次ページにかけての、2目任意事業は、各事業の決算見込みによる減額補正です。 224ページを、お願いいたします。 224ページ、5款1項1目介護予防支援事業費は、職員人件費及び介護予防支援計画作成業務委託料の決算見込みによるもの。 おめくりいただき226ページ、6款1項1目の介護給付費準備基金積立金は、保険給付費の増額補正に伴う積立金の減額と、本年度分の基金利子の積み立てによるもの。 おめくりただき228ページ、8款1項2目の償還金は、地域支援事業の前年度事業費の確定に伴う返還金の補正でございます。 歳出は以上でございます。 次に歳入でついて御説明いたしますので、お手数ですが206ページにお戻りください。 206ページ、歳入でございますが、4款国庫支出金から6款県支出金までは、本年度の保険給付費の実績見込みによるもの。 7款財産収入は、介護給付費準備基金の本年度分利子の補正。 8款サービス収入は、介護予防サービス計画費収入の実績見込みに伴うもの。 おめくりただき208ページ、10款繰入金は保険給付費等の実績見込みに伴う一般会計繰入金。 12款諸収入は、交通事故等を原因とする第三者納付金の決算見込みに伴う補正でございます。 なお、230ページ以降に給与費明細書をつけてございますので、後ほど御確認ください。 説明は以上でございます。よろしく御審議賜りますよう、お願い申し上げます。 ○議長(黒河内浩君) 続きまして、伊藤建設部長。     (建設部長 伊藤 徹君登壇) ◎建設部長(伊藤徹君) 補正予算書の237ページをお願いいたします。 議案第30号「令和元年度伊那市営駐車場事業特別会計第2回補正予算について」御説明をいたします。 第1条で、歳入歳出それぞれ309万円を減額し、予算の総額を2,961万円とするものであります。 詳細について御説明いたしますので、248ページをお願いいたします。 248ページ、歳出でございます。 1款経営管理費、1項1目一般管理費は、249ページの経営管理で、工事請負費、負担金、公課費について、それぞれ決算に近づけるため減額するものであります。 次に、歳入について御説明いたしますので、246ページをお願いいたします。 2款1項1目繰越金は、平成30年度から繰越金を新たに計上するもの。 4款1項1目一般会計繰入金は、歳出で御説明した事業の確定に伴う減額でございます。 説明は以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願いいたします。 ○議長(黒河内浩君) 続いて、城取総務部長。     (総務部長 城取 誠君登壇) ◎総務部長(城取誠君) 引き続き、253ページをお願いいたします。 議案第31号「令和元年度伊那市公有財産管理活用事業特別会計第4回補正予算について」御説明をさせていただきます。 第1条は歳入歳出それぞれ1,662万5,000円を追加をお願いしまして、総額を6億6,768万5,000円とさせていただくものでございます。 第2条繰越明許費の補正ですが、256ページをお願いいたします。 変更でございまして、伊那インター工業団地造成事業におきまして、公有財産購入に伴う租税特別措置法の事前協議に時間を要する見込みとなったため、事業費を来年度に繰り越すものでございます。 歳出の補正内容について御説明をいたします。264ページを、お願いいたします。 264ページ、歳出でございますが、1款1項1目公有財産管理活用費の公有財産管理活用事業のうち、11節需用費、12節役務費の減は、決算に近づけるための減額、その下の25節積立金のうち土地取得基金積立金は、今年度売却をした住宅用地等5カ所の売却額を、また土地取得基金利子積立金は、土地取得基金の1年間の利子を土地取得基金に積み立てるものでございます。 ちなみにこの積み立て等によりまして、土地取得基金の令和元年度末基金残高でありますが、1億8,400万円余を見込んでいるところでございます。 262ページにお戻りをいただきまして歳入でございますが、1款1項2目利子及び配当金は、土地取得基金の利子、2項1目不動産売払収入は住宅用地等5カ所の売り払い収入。2款1項1目基金繰入金は、歳出で御説明をいたしました需用費、役務費の減額に伴います繰入金の減でございます。 以上、公有財産管理活用事業特別会計第4回補正予算について御説明をさせていただきました。よろしく御審議賜りますよう、お願い申し上げます。 ○議長(黒河内浩君) 続きまして、守屋水道部長。     (水道部長 守屋敏彦君登壇) ◎水道部長(守屋敏彦君) 269ページをお願いいたします。 議案第32号「令和元年度伊那市水道事業会計第1回補正予算について」御説明いたします。 今回の補正は決算に近づけるために他会計補助金、人件費、企業債利息などの補正をお願いするものです。 第2条は収益的収入及び支出で、収入は1款水道事業収益を91万7,000円増額し、16億9,261万7,000円に、2款簡易水道事業収益は1,137万5,000円減額し、1億8,232万5,000円とするものです。 次に、支出は1款水道事業費用を2,220万4,000円減額し、15億4,709万6,000円に、2款簡易水道事業費用は182万円減額し、1億9,388万円とするものです。 第3条は資本的収入及び支出で、おめくりいただき収入は2款簡易水道事業資本的収入を625万4,000円増額し、5,015万4,000円とするものです。 次に支出は、1款資本的支出を11万5,000円増額し、8億4,581万5,000円に、2款簡易水道事業資本的支出は330万1,000円減額し、1億159万9,000円とするものです。 第4条、第5条及び附属資料につきましてはごらんください。 続きまして、議案第33号について御説明いたしますので、301ページをお願いします。 議案第33号「令和元年度伊那市下水道事業会計第1回補正予算について」御説明いたします。 今回の補正は決算に近づけるために、他会計補助金、長期前受金戻入、人件費、企業債利息、消費税などの補正をお願いするものです。 第2条は収益的収入及び支出で、収入を3,211万4,000円増額し、総額を30億1,431万4,000円とし、支出を1,263万2,000円減額し、総額を27億8,526万8,000円とするものです。 第3条は資本的収入及び支出で、おめくりいただき支出を74万1,000円減額し、総額を34億525万9,000円とするものです。 第4条、第5条及び附属資料についてはごらんください。 説明は以上でございます。よろしく御審議賜りますよう、お願い申し上げます。 ○議長(黒河内浩君) 続きまして、有賀長谷総合支所長。     (長谷総合支所長 有賀賢治君登壇) ◎長谷総合支所長(有賀賢治君) 補正予算書の331ページを、お願いいたします。 議案第34号「令和元年度伊那市自動車運送事業会計第1回補正予算について」御説明申し上げます。 令和元年度の南アルプス林道バスは、昨年10月の台風19号によりまして、市道黒河内線及び南アルプス林道が被災したことから、紅葉シーズンを控えての10月11日以降のバス運行を休止といたしました。運行日数は、4月25日から10月10日までの169.25日、期間中の延べ旅客数は3万9,497人となりまして、前年度と比較いたしまして9,214人、18.9%の減となりました。 今回の補正はこれらの結果を受けまして、営業収益の確定と事業費の確定見込みなどから、決算に近づけるためお願いするものでございます。 第2条収益的収入及び支出では、収入について運賃収入等の減によります営業収益、1,316万円の減額、支出では運転費の減などによります営業費用の減額と支払い消費税の減額による営業外費用の減額を見込むものでございます。 第3条では、職員給与費の流用制限額を改めるものでございます。 補正の詳細につきまして御説明いたしますので、おめくりいただいて334ページをお願いいたします。 最初に、収益的収入及び支出でございますけれども、1款1項1目運送収益は、旅客数等減によります旅客・貨物合わせまして1,316万円の減額、1款2項4目その他雑収益は74万円の増となりまして、運送事業収益は1,242万円の減額補正となります。 おめくりをいただきまして、336ページの支出では、1款1項1目運転費は給与改定、人件費の確定等による人件費と燃料費の減額。2項5目の消費税及び地方消費税は、営業収益及び営業費用の減に伴います支払い消費税の減額でございます。 おめくりをいただきまして338ページ以降は、予定キャッシュフロー計算書、給与明細書、予定貸借対照表となりますので、ごらんいただきたいと思います。 以上が、令和元年度伊那市自動車運送事業会計第1回補正予算の内容でございます。よろしく御審議賜りますよう、お願い申し上げます。 ○議長(黒河内浩君) これより質疑に入ります。御質疑ございますか。     (「なし」と言う者あり) ○議長(黒河内浩君) 以上をもって、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第25号から議案第34号までの10案は、付託表のとおり所管の各委員会に付託いたします。 暫時休憩といたします。再開は13時30分といたします。--------------------------------------- △休憩 午後0時5分 △再開 午後1時30分---------------------------------------
    ○議長(黒河内浩君) それでは、休憩前に引き続き会議を再開いたします。--------------------------------------- △議案第35号 令和2年度伊那市一般会計予算について △議案第36号 令和2年度伊那市国民健康保険特別会計予算について △議案第37号 令和2年度伊那市国民健康保険直営診療所特別会計予算について △議案第38号 令和2年度伊那市後期高齢者医療特別会計予算について △議案第39号 令和2年度伊那市介護保険特別会計予算について △議案第40号 令和2年度伊那市営駐車場事業特別会計予算について △議案第41号 令和2年度伊那市公有財産管理活用事業特別会計予算について △議案第42号 令和2年度伊那市水道事業会計予算について △議案第43号 令和2年度伊那市下水道事業会計予算について △議案第44号 令和2年度伊那市自動車運送事業会計予算について--------------------------------------- ○議長(黒河内浩君) 日程第18、議案第35号「令和2年度伊那市一般会計予算について」から議案第44号「令和2年度伊那市自動車運送事業会計予算について」までの10案を一括議題といたします。 理事者から提案理由の説明を求めます。 最初に城取総務部長。     (総務部長 城取 誠君登壇) ◎総務部長(城取誠君) それでは議案第35号「令和2年度伊那市一般会計予算について」御説明をいたします。 令和2年度伊那市予算書一般会計の3ページを、お願いをしたいと思います。 令和2年度伊那市一般会計予算でございますが、第1条は歳入歳出予算の総額を、歳入歳出それぞれ346億3,800万円と定めるものでございます。 予算規模は前年度当初予算と比較をいたしまして7.3%、23億5,200万円の増でございます。令和2年度は福祉まちづくりセンター、若宮市営住宅、環状南線といった大きな普通建設事業が重なり、加えてふるさと納税も好調を維持していることから予算規模が膨らんでおりまして、市町村合併以降最も金額が大きな当初予算額となっております。 第2条は継続費、第3条債務負担行為、第4条地方債でございますが、これにつきましては後ほど御説明をいたします。 第5条は一時借入金で、借り入れの最高額を40億円とするもの、第6条は歳出予算の流用の例外として、給料、職員手当及び共済費においては同一款内での各項の間の流用を行うことができる旨を定めるものでございます。 8ページをお願いいたします。 8ページ、第2款継続費でございます。土木費の若宮団地A棟建設事業は、総額を7億6,280万円、期間を令和2年度から3年度までの2カ年とするもので、年割額はごらんのとおりでございます。 9ページをお願いいたします。 9ページは第3表債務負担行為で、支出が複数年度にわたる補給金や補助金について、債務負担行為をお願いするもので、現時点で金額が確定をしていないことから、限度額は要綱または規則に定める額としてございます。 おめくりをいただきまして、10ページをお願いいたします。 10ページ、第4表地方債でございますが、最初の合併特例事業は環状南線などの道路整備のほか、陸上競技場改修工事などに対するもの、次の過疎対策事業は市道林道整備、小中学校の改修などのハード事業のほか、医師確保対策としての国保直進会計繰り出しなどソフト事業に対するものでございます。 以下、辺地対策事業は新山地区の市道整備、公共事業等は県の施工する道路整備等に対する負担金に、公営住宅建設事業は若宮団地建設事業等に、防災・減災・国土強靭化緊急対策事業は小学校の太陽光発電設備等の整備に、学校教育施設等整備事業は小中学校トイレ改修に、一般補助施設整備等事業はグローアップハウス建設などに、また緊急防災・減災事業は本庁舎の非常用電源設備や消防団詰所の整備等に、公共施設等適正管理推進事業は福祉まちづくりセンター建てかえや小鳩園の施設改修に、緊急自然災害防止対策事業は南アルプス林道の緊急防災工事等に対するもので、最後の臨時財政対策は地方交付税における国税の収入不足に対する財源振替分でございます。 市債総額では、32億5,630万円を発行する見込みでございます。 続いて歳入から御説明をいたします。20、21ページをお願いいたします。 20ページからは歳入でございますが、一般財源を中心に説明させていただきますので、お願いをいたします。 まず、1款市税、1項市民税は主に法人市民税の減少を見込んで7.0%の減、2項固定資産税につきましては前年度から微増の0.6%増、その他、3項軽自動車税は3.7%の増など、市税全体では2億5,500万円、2.8%の減少でございます。 次に、このページ一番下の2款地方譲与税は、おめくりをいただきまして、22ページの2項自動車重量譲与税3.5%の増、また5項森林環境譲与税は、令和元年度に新たに創設された譲与税でございますが、今年度の災害の激甚化等を踏まえまして、前倒し増額となることから、令和2年度は倍以上の金額を計上をしてございます。 3款以降、交付金が続きますけれど、幾つか飛びまして6款の法人事業税交付金ですが、税制改正によりまして令和元年10月1日から導入されました交付金で、令和元年度には当初予算に計上をしておらなかったために、令和2年度当初予算では初めての計上となっております。 その下、7款地方消費税交付金は、同じく令和元年10月1日の消費税率改定に伴い、地方消費税率が改定されたことから、22.5%の増、9款環境性能割交付金も税制改正により令和元年10月1日から、自動車取得税のかわりに導入をされたところですが、令和元年度が半年分の計上だったため、2年度は交付金の増額を見込んでおります。 おめくりをいただきまして、24、25ページの11款地方特例交付金のうち、2項子ども・子育て支援臨時交付金は、幼児教育・保育の無償化のため令和元年度のみ計上した交付金で、国の財政措置が地方消費税交付金や地方交付税に移行するのに伴い皆減となるもの。 その下、12款地方交付税は合併特例による優遇措置の縮減はあるものの、全国的に地方交付税が増額をされることから、約3億5,400万円の増加を見込んだものでございます。 このページの14款以降は、主に特定の事業に係る財源となる歳入でありますのでごらんをいただきまして、お手数ですが40、41ページまでお願いいたします。 40ページ下段にございます19款寄附金の1項2目総務費寄附金は、ふるさと寄附金とミドリナ寄附金を合わせて6億2,500万円を見込んだものでございまして、これは令和元年度当初予算と比較をいたしまして、4億7,500万円の増額でございます。 おめくりをいただき、42ページの20款繰入金のうち2項1目財政調整基金繰入金は、奨学金返還支援基金積み立てのために繰り入れるもの、14目ふるさと応援基金繰入金は、ふるさと応援基金を今年度の事業に充当するために繰り入れるもの。また、17目職員退職手当基金繰入金は、上伊那広域消防本部、伊那中央行政組合に対する負担金のうち職員の退職手当に相当する部分を繰り入れるものでございます。 また、18目まちづくり基金繰入金は、下水道使用料の抑制のため下水道事業会計に対する出資金の増額に充てるものなどでございます。 次の21款繰越金は、前年度と同額の5億5,000万円を見込むもの、その下、22款諸収入のうちおめくりをいただきまして、44ページの3項1目貸付金元利収入のうち、右ページの5節中小企業融資預託金回収金は、歳出の融資預託金に連動するもので、実績から前年度より1億円の減額としております。 その下、5項1目雑入は、前年度と比較をして約3億円の増加となっておりますが、これは2枚おめくりをいただきまして、49ページの上から4行目、スポーツ振興くじ助成金、こちらは陸上競技場改修事業の財源になります。それと、その2行下、二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金、こちらは新福祉まちづくりセンターと小学校3校に太陽光発電設備等を設置する事業の財源となります。こちらの計上が主な理由となっております。 このページから51ページにかけて、23款市債につきましては、先ほど10ページ、第4表で御説明をさせていただいたものでございます。 歳入につきましては、以上でございます。 続きまして歳出につきましては、令和2年度予算に計上いたしました主な事業、それから項目につきまして別冊の資料で御説明をさせていただきたいと思います。お手数ですが、令和2年度の主要事業の概要を御用意をいただきたいと思います。 令和2年度主要事業の概要でございますが、表紙をおめくりをいただきまして目次をごらんをいただきたいと思います。下の囲みに記載がございますけれども、新規事業には星印、充実事業には二重丸をつけてございます。以下、この新規充実事業を中心に主な事業を御説明をいたします。 5ページの1款議会費からお願いをいたします。 5ページ、議会運営の(3)でございます。三宅村との友好盟約50周年を記念をいたしまして交流事業を行うために、所要の予算を計上するものでございます。 おめくりをいただきまして、6ページからは2款総務費でございますが、6、7ページごらんをいただきまして、おめくりをいただき8ページの防災対策の(6)でございますが、本年8月30日、高遠町地区を主会場に伊那市総合防災訓練を実施するというものでございます。 その下、行政管理の(2)でございます。第4次行政改革大綱を策定を行うものでございます。 9ページ、2事業目、広報のうち1の(6)定住自立圏事業として行政情報チャンネル向けの文字放送設備のリプレイスを行うほか、3の(1)にございますように、地方創生推進交付金を財源にメディアを活用したシティプロモーションを推進するもので、このための準備といたしまして先日、株式会社テレビ東京ダイレクトと包括連携協定を締結してございます。 おめくりをいただきまして10ページ、一番下ですが会計一般事務のうち(2)は窓口収納、コンビニ収納、スマホ決済など市民の皆様のさまざまな収納方法に対応するため、新たな収納システムの運用を開始するものでございます。 11ページ一番上の庁舎管理でありますが、(4)、(5)については河川災害を想定をいたしまして、本庁舎の非常用電源設備を2階以上の場所に設置するものでございます。 このページ一番下の車両管理では、老朽化した公用車のうち1台をプラグインハイブリット車で更新をしたいというものでありまして、平時の燃料費の縮減のほか、災害時の避難所運営などでの活用を見込んでいるところでございます。 おめくりをいただきまして、12ページ一番上、友好都市交流国内ですが、三宅村、会津若松市との友好都市周年記念事業のほか新宿区とのオリンピック・パラリンピック交流事業等を行うもの、またこのページ3番目のふるさと納税でございますが、寄附金額を6億2,500万円と見込みまして、関連経費を計上したものでございます。 13ページ、新産業技術推進のうち(3)ですが、定住自立圏事業としてドローンを活用した支え合い買物サービスを実施するもの、また(5)はトヨタモビリティ基金を活用してモバイルクリニック事業を実施するもの。このページ、一番下の交通対策のうち(1)のアは、西春近竜西の2地区で、ぐるっとタクシーを本格運行するものでございます。 おめくりをいただきまして、14ページ一番下、人口増推進のうち(6)ですが、地方創生推進交付金を活用いたしまして、グローアップハウスモデル住宅の建設等、地方創生アルカディア事業を推進するものでございます。 おめくりをいただき、17ページをお願いいたします。 17ページ、3事業目の駐輪場管理の(2)でございますが、伊那北駅前北側の現在駐輪場になっております借地等を、地主であります日本通運株式会社様から購入を予定をしたものであります。 おめくりをいただきまして19ページ、上から4事業目です。市民税等課税の(5)でございます。新しい取り組みといたしまして、国民健康保険税、介護保険料、後期高齢者医療保険料の1年間の納付済み額を市民の皆様にお知らせし、確定申告等にお使いいただくものでございます。 おめくりをいただきまして、20ページの2段目、戸籍住民基本台帳の(2)でございます。市民課窓口の民間委託を拡大し、人件費の縮減を図るものでございます。 その下から21ページにかけましては、選挙に係る予算を計上しておりますが、今のところ令和2年度執行予定の選挙はございません。また、21ページから22ページにかけましては、各種統計に係る予算を計上してございますが、特に上から2事業目にございますように、本年は5年に一度の国勢調査が予定されておりまして、それに係る予算を計上したものでございます。 おめくりをいただきまして、23ページからは3款民生費でございます。一番上の福祉政策総務の(5)でございます。災害時の要支援者を対象にいたしました防災リーフレットを作成をし、要支援者に配付をしたいというものでございます。 おめくりをいただきまして、25ページでございます。一番上の福祉まちづくりセンターでございますが、新しい福祉まちづくりセンター建設のための予算を計上したものであります。なお、同センターは令和3年3月の完成を予定をしているところでございます。 このページ下段の高齢者福祉施設管理の(6)でありますが、デイサービスセンター春富ふくじゅ園の特殊浴槽の設備を更新するものでございます。 おめくりをいただきまして、26ページ一番上の高齢者福祉施設整備は、民間事業者が行います介護施設の整備に対して行われる県のトンネル補助など、またこのページ一番下の障害者総務の(6)ですが、環状北線の延伸に伴いまして、旧水神保育園を解体をするものでありまして、費用は県の負担となります。 また、27ページの4事業目、日常生活用具給付ですが、ストーマ、紙おむつなどの支給において、上限額や非課税世帯の範囲を見直し、利用者負担の軽減を図るものでございます。 おめくりをいただきまして、29ページであります。 3事業目の介護保険でありますが、消費税率の引き上げに伴いまして低所得者の第1号保険料の軽減を強化するものでございます。 2枚おめくりをいただきまして33ページ、2事業目の児童福祉総務(5)でございます。こちらは機構改革に伴います教育費からの人件費の組み替えでございます。 おめくりをいただきまして、35ページになりますが、下段、1事業目、子育て支援短期利用事業は、家庭での養育が困難になった児童の預かり先を、里親にまで拡大をしていくというものであります。その下、子育て支援センターの(2)でありますが、県の子供の居場所木質空間整備事業補助金を活用して、木製のテーブルを購入をしたいものであります。また一番下の小鳩園ですが、小鳩園を児童発達支援センターとするための施設整備に係る予算を計上をいたしました。 おめくりをいただきまして36ページ、一番上の私立保育園・幼稚園では保護者の経済的負担軽減を図るため、市独自の保育料、副食費の軽減を継続してまいります。その下、児童福祉施設管理は公立保育園の設備を改修するほか、天使幼稚園の防犯対策工事、私立児童福祉施設のエアコン設置工事に対して、補助をするもの。また一番下の保育園運営では、私立と同様、公立保育園における市独自の保育料、副食費軽減を継続してまいります。 右側、37ページ、生活保護総務の(1)は、生活困窮者のひきこもり支援のため、まいさぽ伊那市にアウトリーチ支援員を配置するというものでございます。 民生費の説明は以上とさせていただきまして、おめくりをいただき39ページからは4款衛生費になります。 39ページ中段の一般予防でございますが、(2)の定期予防接種委託のうちA類に乳児を対象にしたロタウイルス感染症の予防接種が新たに加わっております。 おめくりをいただきまして、40ページ上段の健康診査の(11)ですが、子宮頸がんの無料検診について、これまでの満20歳に加え満35歳を対象に加えるもの。また、(12)は将来の胃内視鏡検診導入に向けて、検討委員会を立ち上げること。その下、母子保健の(6)は産後ケア事業において、産褥期の母子の宿泊型デイサービス型支援に訪問型支援を加えるもの。また41ページに移りまして同事業、(16)ですが、不妊治療院の開業に対して支援を行うものでございます。 おめくりをいただきまして42ページ、1事業目、環境総務の2でございます。地方創生推進交付金を活用いたしまして、IoTデバイスにより小学校児童の居場所を見守るサービスの実証委託を行うものであります。 上から5事業目、環境保全の(2)でございます。コンビニ、ホームセンターやイベント等でエコバックを配布をいたしまして、エコバック使用の啓発を行うものでございます。 おめくりをいただきまして、44ページから45ページにかけましては、中央行政組合への病院事業に対する負担金、水道事業会計への補助金、国保会計、国保直診会計、後期高齢者医療会計への繰り出し金等が記載されておりますので、ごらんをいただきたいと思います。 おめくりをいただきまして46ページ、清掃総務では(1)で、上伊那クリーンセンター運営等に対する上伊那広域連合負担金、(2)で伊那中央衛生センター運営等に対する伊那中央行政組合負担金などを計上し、その下、ごみ減量化対策の(2)のウは、事業系ごみ削減啓発のための冊子を作製するものでございます。 おめくりをいただきまして、48ページですが5款労働費で雇用対策の(2)でございます。令和元年度に新設をいたしました奨学金返還支援事業について、基金造成費を含めて計上をしたもので、(3)にはこちらも令和元年度途中から開始をいたしましたUIJターン就業・創業移住支援事業を計上をしております。 49ページからは、6款農林水産業費になります。 おめくりをいただきまして50ページであります。農業総務(1)地域おこし協力隊事業の三つ目でありますが、新たに長谷地域の農産物加工品の製造技術の継承等を行う地域おこし協力隊を配置するものであります。(4)のオは、包括公募型補助金に被災農作物等防風対策事業補助金を加えるもの。 また、おめくりをいただきまして52ページ上段の特産振興の(1)は、新宿高野、松本楼、東京農業大学などで伊那市農産物等の販売促進を行うもの。また(2)は地方創生推進交付金を活用いたしましたソバのさなごの研究などを行う伊那産そばall県内1番プロジェクト、(6)は大麦ストローの製品化試験などでございます。 その下、農業振興地域整備では農業振興地、農用地のデータ修正等を行ってまいります。 おめくりをいただきまして、54ページ上段の畜産振興ですが、令和元年度に引き続き畜産クラスター事業補助金を計上をするもの。また2段目の耕地総務以降は、土地改良事業に係る経費が計上してございますが、55ページ二つ目、国土保全特別対策の(2)は、国の10分の10を補助金を活用いたしまして、市内15地区のため池のハザードマップを作製するものでございます。なお、この国土保全特別対策事業と後ほど出てまいります市単土地改良事業には、市民の皆様から要望の多い水路改修にかかる経費を例年どおり加算して計上してまいります。 おめくりをいただきまして56ページ、一番上の団体営土地改良です。(1)と(3)は、新たに美篶地区、高遠町山室地区において、農地耕作条件改善事業を実施をするもの。また、このページ一番下の緊急自然災害防止対策事業は、災害の予防と拡大を防止するため、小沢川ブロック護岸工事等を行うものでございます。 57ページの農業公園管理運営(3)ですが、10分の10の県補助金を活用いたしまして、みはらしファームの事業改善、中期計画の策定を行うものでございます。 おめくりをいただき、58ページ一番上の林業総務であります(3)は自伐型林業の調査研究、伊那市50年の森林ビジョンの情報発信を行う地域おこし協力隊を発信するもの。また、(5)はフィンランド北カルヤラ県からの訪問受け入れなど、相互交流に係る費用を計上をしてございます。 このページ一番下の松くい虫対策では、引き続き松くい虫の被害拡大を防止するため、マツ枯損木の破砕、伐倒などを計上をしたものであります。 59ページ、2事業目の森林環境整備ですが、(1)にございますようなドローンによる松くい虫被害木の抽出や、(2)の森林整備に対するかさ上げ補助など、森林環境譲与税を活用した事業を実施してまいります。 おめくりをいただき、60ページ一番上の50年の森林では、1の(1)鹿嶺高原の森林整備や森JOY、ミドリナカフェなどミドリナ委員会が実施する事業に対して、交付金を交付するものでございます。 3事業目の市有林管理では、長谷地区田城原において、搬出間伐等を行い、このページ一番下の地域材利用促進対策(3)では、地域材を利用した経木の可能性に着目し、そのPRや販売促進等を行ってまいります。 61ページ下段、1事業目、林道事業(3)(4)ですが、林道権現山線や非持鹿嶺線を整備をするもの、また一番下の南アルプス林道維持管理では、(4)の林道南アルプス線緊急自然災害防止対策工事を行うほか、(5)のとおり戸台大橋補修のための設計を行います。 おめくりをいただき、62ページからは7款商工費でございます。商工総務の(3)サとシですが、包括公募型補助金にキャッシュレス決済普及事業補助金、AI、IoT等導入支援事業補助金を新たに加えるもの、また63ページ一番上の中小企業振興は伊那商工会議所、伊那商工会が行う各種振興対策事業に対して補助するものでございます。 おめくりをいただきまして、64ページの商工施設管理ですが、令和元年度に整備が終了いたします旧伊那消防署、産業と若者が息づく拠点施設の運営を開始するため、必要な予算を計上したものであります。 その下、産業立地のうち(6)は伊那インター工業団地など産業団地のインフラ整備を行うもの、(7)は産業用地の取得に対して補助を行うものでございます。 65ページ一番上、観光総務の(3)ウですが、令和2年6月に伊那市において開催されるばらサミットに向けまして、実行委員会に負担金を支出するものであります。 その下、観光企画の(2)は、外国人観光客向け観光コンテンツの掘り起こし等を行う地域おこし協力隊を配置するもの。また、(7)は岐阜県高山市から木曽を経由して高遠町に至る周遊バスを、令和2年秋に運行するもの。また(8)はサイクルスタンド設置補助など、観光における自転車の活用を推進するもの、(9)は高遠石工の魅力発信のため、石仏ウオーキングの実施に対して負担金を支出するものでございます。 おめくりをいただきまして、66ページの一番上、観光PR(2)ですが、5週連続ぶっとおしそば三昧などにより、「信州そば発祥の地 伊那」のPR等を実施していくものでございます。 その下、観光イベントには第63回伊那まつりなど、主な観光イベントを記載をしてございます。 67ページ、高遠城址公園管理では、高遠さくら祭りに係る経費等を計上しておりますが、中でも(2)では、安全対策とサクラの保護のための予算を計上したところでございます。 このページ一番下、ローズガーデン管理の(1)ですが、しんわの丘ローズガーデンの第3期整備工事を行うもので、財源にはばら基金を充ててまいります。 おめくりをいただきまして、68ページのエコパーク・ジオパーク推進ですが、(5)にございますように、ジオパークの再認定を受けるための所要の予算を計上いたしました。 69ページからは、8款土木費になります。こちらの二つ目、道路河川管理の(8)は県の合併特例交付金を活用して、道路台帳システムを更新するものでございます。 おめくりをいただきまして、70ページ上段の道路橋梁総務の(6)ですが、地域の桜守の後継者を育成するために、講習会を実施するものでございます。 このページからおめくりをいただきまして、72ページまでは市内の道路や橋梁の維持補修、改良工事に必要な経費を計上したものでございます。路線名等御確認いただければと思います。 特に72ページ、2事業目の交通安全施設(1)のアには伊那バイパス関連として野底六道線、野底南原2号線ほかの改良工事等の計上をされております。なお、これらの事業のうち市民の皆様から要望の多い道路改修に係る経費については、例年どおり加算をして計上してまいります。 73ページ下段、2事業目、都市計画調査(1)ですが、都市計画マスタープラン及び立地適正化計画の策定業務を委託するものでございます。 おめくりをいただき、74ページ上段、環状南線は令和2年度の完成を目指しまして、引き続き環状南線の整備を行うもの。 ページ中段の下水道事業(2)は、下水道使用料の値上げ抑制等のため、従来の2億円に対してさらに2億円を追加いたしまして、引き続き一般会計から下水道事業会計への出資金を支出するものでございます。 下段の都市施設(2)は、都市公園施設長寿命化計画を策定をするもの。また、75ページ二つ目の、市営住宅施設維持の(2)は高尾町団地、大萱団地において除却工事等を行うものでございます。 おめくりをいただき、76ページ一番上の公営住宅建設は、若宮団地において高齢者向け住宅及びA棟の建設等を行うもので、このうち高齢者向け住宅は令和2年度中の完成を見込んでございます。 その下、住宅耐震化促進の(4)は市内数カ所において大規模盛土造成地の安全性を調査するものであります。 77ページからは9款消防費でございますが、中段の消防団運営(4)は消防団員の被服、装備を年次計画により充実するものでございます。 おめくりをいただきまして、78ページの2事業目、消防施設整備は消防団の詰所の建設改修のほか消防団車両等の購入、下段の防災施設管理の(4)は指定避難所向けに発泡スチロール製組み立て式のトイレを購入するものでございます。 79ページからは10款教育費でございます。このページ一番下、子育て教育支援相談の(4)ですが、支援が必要な保護者、子供の一時休息、レスパイトケアを新たに行うものでございます。 おめくりをいただきまして、80ページの下から二つ目、小学校施設の(3)ですが、伊那西小学校において森の教室を改築をしたいというもの。(4)は小学校学校林の危険木処理等を行うものであります。 81ページ一番下の小学校教育振興の(8)は、児童が自身の変容や成長を書き込むキャリパスポート用のファイルを全児童分購入をするものでございます。 おめくりをいただきまして82ページ、二つ目、小学校情報教育推進(3)ですが、児童の出欠席や各種資料の作成など教職員が行うさまざまな公務に対する負担を、県下統一のシステム導入により軽減するものでございます。 また、このページ下から二つ目の小学校特別支援教育就学奨励及びその下の小学校要保護・準要保護児童援助は、各助成金におきまして各学校給食費に係ります支給単価基準を改定をし増額をするものでございます。 83ページ上段は、小学校におけるトイレ改修、校舎等の改修工事などでございます。実施校などはごらんをいただきたいと思いますが、中でも二つ目の小学校改修には、小学校3校におきまして災害時の避難所運営に役立てるよう、太陽光発電整備、蓄電池、LED照明を整備するものでございます。 このページ下段からは中学校費でございますが、おめくりをいただき、84ページ、一番上の中学校施設の(3)、また85ページ、2事業目の中学校教育振興の(6)、同じページの一番下、中学校情報教育推進の(3)はそれぞれ小学校と同様の事業でございます。 おめくりをいただきまして86ページ、一つ目の中学校学力向上対策の(3)には、中学生に長期休業中における学習の場を提供するため、本年度一部施行してまいりました中学生の自習室事業を夏休み、春休みに実施をするものでございます。 このページ、下の2事業は、先ほど小学校費で説明したものと同様でございます。 87ページ上段は、中学校におけるトイレ改修、校舎等の耐震化や改修工事などでございます。実施校などはごらんをいただきまして、おめくりをいただき88ページ、2事業目、文化振興ですが(1)に市内6小学校を巡回をいたしますクラッシックミニコンサートや、一般向けのクラッシックコンサートを開催するアウトリーチ事業、(2)に伊澤修二記念音楽祭、(3)にはばらサミットに関連して行われる伊那バラフェスタ2020コンサートなどにかかわります予算が計上をされております。 89ページ、一番下の公民館建設ですが、西春近公民館の建てかえに向けまして、調査等と一部土地の購入を行うものでございます。 おめくりをいただきまして90ページ、2事業目、図書館の(2)であります。著名な民俗学者向山雅重氏の資料をデジタルアーカイブ化するというものでございます。 おめくりをいただきまして92ページ、一番上の文化財保護(3)ですが、東春近老松場古墳群の築造年代を確定するため、発掘調査を行うものでございます。 二つ目、市誌編さんですが、旧美篶子育て支援センターを改修し、新たに市誌編さん室を置くほか、幕末高遠藩の重臣、岡村菊叟の資料を収集、調査をするというものでございます。 93ページ、歴史博物館、美術館またおめくりをいただきました94ページ、二つ目の創造館では、予定をされている企画展等を記載してございますので、ごらんをいただきたいと思います。 95ページの生涯学習センターでは、トイレ改修や火災報知機、非常用放送設備更新等に係る予算が計上をされております。 おめくりをいただきまして96ページ、一番上の保健体育総務(2)は、東ティモール民主共和国の東京オリンピック・パラリンピック事前合宿を応援するもの。(3)には、東京オリンピック聖火リレーに係ります予算を計上をしてございます。 また三つ目、大会費には春の高校伊那駅伝ほか開催を予定しておりますスポーツ大会等が記載をされております。 97ページ、三つ目、体育施設整備でありますが、(1)のエレコムロジテックアリーナの照明のLED化や、(4)のスポーツ振興くじ助成金を活用する陸上競技場第2種公認更新改修工事、また(5)のホリデードーム人工芝改修工事など、またこのページ一番下の給食施設整備では、富県小学校の給食施設建設工事及び西春近南小学校の給食施設建設工事の実施設計等を行ってまいります。 おめくりをいただきまして99ページ、11款災害復旧費は災害の復旧に対応するための事業費でございます。 おめくりをいただきまして、100ページでございます。12款公債費は、長期債の償還元金及び利子、一時借入金利子を計上をしてございます。101ページの14款予備費は、予算外の急な支出等に対応するため、例年と同額の予備費を計上をしたものでございます。 予算書の338ページ以降になりますが、給与費明細書また継続費に関する調書等をおつけしてございます。後ほど御確認をいただきたいと思います。 以上、令和2年度伊那市一般会計予算について御説明を申し上げました。よろしく御審議賜りますよう、お願い申し上げます。 ○議長(黒河内浩君) それでは続きまして、廣瀬保健福祉部長。     (保健福祉部長 廣瀬宗保君登壇) ◎保健福祉部長(廣瀬宗保君) それでは、黄色の予算書になりますけれども、令和2年度特別会計企業会計予算書の7ページをお願いいたします。 議案第36号「令和2年度伊那市国民健康保険特別会計予算について」御説明をいたします。 第1条は、歳入歳出予算の総額を、歳入歳出それぞれ63億5,480万円とするもので、予算規模は前年度比で5.6%、3億7,570万円の減となります。 第2条は、一時借入の最高額を9億円と定めるものです。被保険者の加入見込みは、一般被保険者が1万3,477人、当初予算比で前年度より592人、4.2%の減、退職被保険者は平成26年度の制度終了から5年が経過し、経過措置の対象者はございません。 予算の内容につきまして歳入から御説明いたしますので、16ページをお願いいたします。 16ページ、17ページでございますが、歳入でございます。 1款の国民健康保険税は、前年度予算比で5.4%の減を見込みました。4款使用料及び手数料は、国保税の督促手数料、5款国庫支出金は災害臨時特例補助金です。7款県支出金は保険給付費等交付金で、1節は医療費の100%が交付される普通交付金でございます。 おめくりいただき19ページ、2節は保険者努力支援などの特別交付金です。11款1項1目一般会計繰入金は、1節から5節までがルール分、6節その他一般会計繰入金は福祉医療費給付事業の現物給付方式導入による医療費の波及増に係るペナルティー分です。 13款諸収入は、滞納国保税の延滞金や返還金、第三者納付金などが主なものです。 歳入は以上でございます。 続きまして歳出について御説明いたしますので、別冊の主要事業の概要、102ページをお願いいたします。 102ページから次のページの2段目、趣旨普及費までは職員人件費や国保連合会への負担金、賦課徴収費が主なものです。 103ページの3段目は、一般被保険者療養給付費で、前年度比1.8%の減を、その下の退職被保険者等療養給付費は84%の減を見込みました。 以降、おめくりいただいた105ページ下段の退職被保険者等高額介護合算療養費までは、県から交付金を受けて支払うものです。 おめくりいただき106ページ上段からの、出産育児一時金、葬祭費、結核給付費については、従来どおり市の任意給付となります。 106ページ下段の、一般被保険者医療給付費分から次ページ下段の介護納付金分までは、国民健康保険事業費納付金で、県へ納付するものです。 おめくりいただき108ページ上段の保健衛生普及費から、次ページ上段の特定健康診査等事業までは、市が実施する保健予防事業等になります。 議案第36号の説明は以上でございます。 続きまして、予算書にお戻りいただきまして、55ページをお願いいたします。 55ページ、議案第37号「令和2年度伊那市国民健康保険直営診療所特別会計予算について」御説明をいたします。 第1条は歳入歳出予算の総額を、歳入歳出それぞれ1億7,930万円とするもので、予算規模は前年度比で14.5%、3,030万円の減となります。 第2条は地方債でございますが、2枚おめくりいただき58ページをお願いいたします。 58ページ第2表、地方債ですが、過疎対策事業は診療所の医療機器及び施設整備に対するものです。 予算の内容につきまして歳入から御説明いたしますので、64ページをお願いいたします。 64、65ページです。1款診療収入は国保、社保、後期高齢者の診療報酬などの収入、2款使用料及び手数料は診断書などの文書作成収入や、鍼灸治療所等の使用料です。 3款繰入金は、一般会計と国保特別会計からの操出基準分に基づく繰入金等、4款諸収入は学校医報酬、介護認定審査会報酬などの診療外収入、5款市債は先ほど第2表で御説明した内容で、6款のサービス収入は、居宅療養管理指導などの収入を見込んだものでございます。 歳入は以上でございます。 続きまして、歳出について御説明いたしますので、別冊主要事業概要の111ページをお願いいたします。 111ページ上段の一般管理は、職員人件費と施設を運営するための管理費等です。今年度末の定年退職に伴い、正規看護師1名が再任用となること等によりまして636万円、4.8%の減となっております。下段の医業費は、診療に必要な医薬材料費や医療機器の修繕費用、おめくりいただき112ページの施設整備は、診療所の施設修繕と医療機器の更新等を行います。113ページの鍼灸治療所は、予防医療の向上と住民の健康増進につなげるための鍼灸治療所運営に係る費用です。 議案第37号の説明は以上でございます。 続きまして、予算書にお戻りいただきまして、89ページをお願いいたします。 89ページ、議案第38号「令和2年度伊那市後期高齢者医療特別会計予算について」御説明をいたします。 第1条は歳入歳出予算の総額を、歳入歳出それぞれ9億2,620万円とするもので、予算規模は前年度比で6.1%、5,300万円の増となります。被保険者数は、前年度比121人増の1万1,665人を見込んでおります。 予算の内容につきまして、歳入から御説明いたします。94ページをお願いいたします。 94、95ページでございますが、1款後期高齢者医療保険料は5,150万円ほどの増を見込みます。 2款1項は手数料で督促に係るもの、4款繰入金は一般会計からの繰り入れで、事務費と低所得者の保険料減額分に対する保険基盤安定繰入金を見込むもの、6款諸収入は延滞金及び広域連合からの過年度分の保険料還付金を見込むものでございます。 歳入は以上でございます。 続きまして歳出でございますが、別冊主要事業の概要、114ページをお願いいたします。 114ページ1段目、2段目は総務費で、職員の人件費や保険料の徴収に関する費用です。3段目の広域連合納付金は、徴収した保険料と保険料を軽減するための負担金です。下段の保険料還付は、過年度保険料に係る還付金です。 議案第38号の説明は、以上でございます。 続きまして、予算書にお戻りいただきまして、113ページをお願いいたします。 113ページ、議案第39号「令和2年度伊那市介護保険特別会計予算について」御説明をいたします。 第1条は歳入歳出予算の総額を、それぞれ65億7,900万円とするもので、予算規模は前年度当初予算と比較いたしまして0.9%、5,840万円の増となっております。 第2条は、一時借入金の最高額を1億円と定めるもの。 第3条は、歳出予算の流用について定めるものでございます。なお、65歳以上の被保険者数は2万940人を見込みました。 予算の内容につきまして、歳入から御説明いたします。122ページをお願いいたします。 122ページ、1款保険料は65歳以上の第1号被保険者に納めていただく介護保険料ですが、令和2年度は消費税の引き上げに伴う増収分を活用し、低所得者を対象とした保険料の軽減強化を行うことにより、前年度予算比で1.1%の減を見込んでおります。 4款国庫支出金は、保険給付費のルール分の負担金など、5款支払い基金交付金は、第2号被保険者の保険料について、社会保険診療報酬支払基金から交付されるもの、6款県支出金は、給付費に係るルール分の負担金等でございます。 おめくりいただきまして124ページ、8款サービス収入は、介護予防サービス計画作成に伴う介護報酬。 10款繰入金は、一般会計からのルール分の繰り入れなど、12款諸収入は、配食事業、介護予防事業等の利用に伴う個人負担金でございます。 歳入は以上でございます。 続きまして、歳出でございますが、主要事業の概要115ページをお願いいたします。 115ページ中段の賦課徴収は、第1号被保険者に対して、介護保険料の賦課徴収を行うもの、おめくりいただき116ページの趣旨普及の(2)は、令和3年度から3年間を計画期間とする高齢者イーナプランを策定もの。 下段の居宅介護サービス給付から、次ページ上段の地域密着型介護サービス給付までは、要介護認定者に対する居宅介護サービス等給付費で、前年度比1.3%の増を見込みました。 続く施設介護サービス給付は、施設入所に係る給付費で、前年度比0.1%の増を見込んでおります。 下段の介護予防サービス給付から118ページ上段の地域密着型介護予防サービス給付までは、要支援認定者に対する介護予防サービス等給付費で、前年度比0.1%の減を見込んでおります。 下段の高額介護サービスと次ページ上段の高額医療合算介護サービスは、令和元年8月利用分から、自己負担割合の上限が3割に引き上げられたことにより、前年度比でそれぞれ14%及び23%の増を見込んでおります。 下段の訪問型サービスと通所型サービスは、要支援認定者及び総合事業対象者に対する総合事業のサービスで、前年度比4.4%の増を見込んでおります。 おめくりいただきまして120ページ下段の一般介護予防事業は、高齢者を対象とした介護予防事業に係る経費ですが、(3)のウ、介護支援ボランティアポイント事業につきましては、ポイント交換対象を拡大することにより、事業の充実を図るもの、オにつきましては、高齢者の保健事業と介護予防を一体的に推進するものでございます。 121ページ二つ目の在宅医療介護連携推進の(2)は、エンディングノートの作成配付等を行い、特に市民啓発の推進を図るもの。 続く地域ケア会議推進では、新たに介護予防のための個別地域ケア会議を開催してまいります。 おめくりいただき、122ページの認知症総合支援は、認知症初期集中支援チームや認知症カフェ等により、認知症の人やその家族の支援を行うもの。下段、一番下の成年後見制度利用支援では、(2)の成年後見制度利用支援事業において、成年後見制度の利用促進を図るため、報酬助成の対象を市長申し立て以外にも拡大するものでございます。 次ページ一番下の高齢者自立生活支援の(2)認知症サポーター等養成事業では、サポーターが活躍できる場としてのチームオレンジに対しまして、先進事例を学ぶ研修を実施いたします。 おめくりいただき、124ページ下段の指定介護予防支援は、要支援認定者の介護予防ケアマネジメント業務に係る人件費及び委託料等でございます。 説明は以上でございます。よろしく御審議賜りますよう、お願い申し上げます。 ○議長(黒河内浩君) それでは続きまして、伊藤建設部長。     (建設部長 伊藤 徹君登壇) ◎建設部長(伊藤徹君) 特別会計予算書の167ページをお願いいたします。 議案第40号「令和2年度伊那市営駐車場事業特別会計予算について」御説明いたします。 この会計は、伊那市駅前他6駐車場の管理・運営を行うための会計で、第1条で歳入歳出予算の総額を、歳入歳出それぞれ2,200万円と定めるものでございます。 詳細について御説明いたしますので、176ページをお願いいたします。 歳入でありますが、5款諸収入、1項1目雑入は指定管理者からの納付金でございます。 次に歳出を御説明いたしますので、178ページをお願いいたします。 1款経営管理費、1項1目一般管理費は駐車場の維持管理に要する経費で、指定管理者負担に属さない費用の計上でございます。 179ページ、経営管理の14節工事請負費は駐車場機器の更新工事、18節負担金は、再開発ビル駐車場の共益費など、27節は歳入との差額を一般会計へ繰り出すものでございます。 180ページをお願いいたします。 2款予備費として、40万円をお願いするものであります。 説明は以上でございます。よろしく御審議賜りますよう、お願い申し上げます。 ○議長(黒河内浩君) 続きまして、竹村商工観光部長。     (商工観光部長 竹村和弘君登壇) ◎商工観光部長(竹村和弘君) それでは185ページ、予算書の185ページをお願いをいたします。 議案第41号「令和2年度伊那市公有財産管理活用事業特別会計予算について」御説明を申し上げます。 第1条は、歳入歳出予算の総額を、歳入歳出それぞれ1億1,530万円と定めるものであります。 まず、歳入について御説明を申し上げますので、194ページをお願いをいたします。 歳入は2款1項1目基金繰入金でございます。この会計における歳出の財源は、全てこの基金繰入金でございます。 続きまして歳出につきましては、別冊の主要事業の概要127ページをお願いをいたします。 上段の1款1項1目公有財産管理活用事業の1には、普通財産売却に係る境界確認、測量、不動産鑑定等に係る経費を計上してございます。 その下の2の(1)、(2)には、伊那インター工業団地A区画の造成、同C・E区画の測量設計に係る経費を計上してございます。 下段の2款は予備費であります。 以上、令和2年度伊那市公有財産管理活用事業特別会計予算についての御説明を申し上げました。よろしく御審議賜りますよう、お願い申し上げます。 ○議長(黒河内浩君) それでは続きまして、守屋水道部長。     (水道部長 守屋敏彦君登壇) ◎水道部長(守屋敏彦君) 予算書の203ページをお願いいたします。 議案第42号「令和2年度伊那市水道事業会計予算について」御説明いたします。 第2条はごらんいただき、第3条は収益的収入及び支出ですが、収入は1款水道事業収益を16億6,990万円とし、2款簡易水道事業収益は1億7,890万円とするものです。 支出は、1款水道事業費用を15億3,900万円とし、2款簡易水道事業費用は、1億9,060万円とするものです。 おめくりいただき、第4条は資本的収入及び支出で、収入は、水道事業の1款資本的収入を3億4,310万円とし、2款簡易水道事業資本的収入は8,260万円とするものです。 支出は水道事業の1款資本的支出を8億6,730万円とし、2款簡易水道事業資本的支出は、1億3,810万円とするものです。 次ページの第5条は企業債の限度額等、第6条は一時借入金の限度額、第7条は議会の議決を経なければ流用することのできない経費、第8条は他会計からの補助金、第9条は棚卸資産の購入限度額を定めるものです。 収入から御説明いたしますので、208ページをお願いします。 予算実施計画の収益的収入ですが、水道事業の1款1項1目給水収益は、前年度比で約1,350万円余りの減を見込みました。 2項4目他会計補助金の一般会計補助金は、市の施策による基準外繰り入れで、一般財源を繰り入れるものです。 簡易水道の2款1項1目給水収益は水道料金収入で、前年度比で約170万円余りの減を見込みました。 228ページまでお進みください。 こちらは資本的収入ですが、水道事業の1款1項1目企業債は、平成27年度から借り入れをしております資本費平準化債4,000万円を含みます。 2款簡易水道事業資本的収入は、建設改良費の増加により増額となっております。 次に支出について御説明いたしますので、別冊主要事業の概要の128ページをお願いします。 128ページは、収益的支出のうち上伊那広域水道用水企業団からの受水費や、クリプト対策等浄水施設及び送配水施設の維持管理にかかわるもの。 129ページは、水道料金の収入に係る経費、総係費、減価償却費等であります。 135ページをお願いします。 135ページは資本的支出で、下水道関連や老朽管更新等の配水管布設替工事、また、ポンプ設備、流量計、車両の更新などを行います。 おめくりいただき、136ページをお願いします。 136ページの最初、工具器具及び備品では、地図情報システムサーバの更新等を行います。 137ページは簡易水道事業の資本的支出で、送水管の更新、ろ過膜装置の設置工事等を行います。 予算書にお戻りいただき、242ページをお願いします。 242ページは令和元年度の予定損益計算書で、下から4行目、当年度純利益は1億3,076万8,000円の黒字を見込んでおります。 次ページからは、令和元年度及び令和2年度の予定貸借対照表ですので、御確認ください。 続きまして、議案第43号について御説明いたしますので、257ページをお願いいたします。 議案第43号「令和2年度伊那市下水道事業会計予算について」御説明いたします。 第2条はごらんいただき、第3条は収益的収入及び支出ですが、収入は1款下水道収益を29億7,900万円とし、支出は1款下水道事業費用を27億7,790万円とするものです。 第4条は資本的収入及び支出で、おめくりいただき収入は、1款資本的収入を、24億4,560万円とし、支出は1款資本的支出を34億2,280万円とするものです。 第5条は債務負担行為の限度額等、第6条は企業債の限度額等、第7条は一時借入金の限度額、第8条は議会の議決を経なければ流用することのできない経費、第9条は他会計からの補助金等を定めるものです。 収入から御説明いたしますので、262ページをお願いします。 予算実施計画の収益的収入ですが、1款1項1目下水道使用料は本年度の決算見込みから算定し、予算額は対前年度比で約640万円余りの増を見込みました。 2項4目他会計補助金の一般会計補助金は、対前年度比で約2,470万円余り減少しますが、ほとんどが国の繰り入れ基準に基づくもので、交付税が財源となっております。 272ページまで、お進みください。 272ページは資本的収入ですが、1款1項1目企業債は下水道事業債と資本費平準化債で、前年度比約9%の減であります。 2項1目他会計出資金は一般会計からの基準外繰り入れで、使用料の据え置きに伴う補填財源不足解消策として、4億円を繰り入れるものでございます。5項2目他会計補助金は一般会計補助金で、全て基準内繰り入れであるため交付税措置されますが、起債償還元金の増加により増となっております。 次に支出について御説明いたしますので、別冊主要事業の概要の139ページをお願いいたします。 収益的支出ですが、139ページ上段は管渠やポンプ施設等の維持管理に係る費用で、下段の処理場費農集からおめくりいただき、140ページは処理場の維持管理に係る費用でございます。 141ページ上段は、下水道使用料の収納に係る費用で、その下は農集排施設最適整備構想策定業務委託等の総係費、普及促進に係る費用でございます。 144ページをお願いいたします。 144ページは資本的支出で、1項1目管渠施設整備費の2段目、公共では未整備箇所約2.8ヘクタールの管渠整備、その下、特環では農集統合の管渠工事等を行います。 145ページの2目処理場施設整備費の2段目、公共は伊那浄水管理センターの水処理、電気設備改築更新工事を下水道事業団に委託します。 下段3目資産購入費は、地図情報システムサーバーの更新等を行います。 予算書にお戻りいただき、286ページをお願いします。 286ページは、令和元年度の予定損益計算書で、下から3行目、当年度純利益は2億5,051万7,000円の黒字を見込んでおります。 次ページからは、令和元年度及び令和2年度の予定貸借対照表ですので、御確認ください。 説明は以上でございます。よろしく御審議賜りますよう、お願い申し上げます。 ○議長(黒河内浩君) それでは引き続きまして、有賀長谷総合支所長。     (長谷総合支所長 有賀賢治君登壇) ◎長谷総合支所長(有賀賢治君) それでは特別会計企業会計の予算書301ページをお願いいたします。 議案第44号「令和2年度伊那市自動車運送事業会計予算について」御説明をいたします。 この予算は、南アルプス林道バス事業に関する収支について定めるものでございまして、第2条では、業務の予定量を車両数は10両、年間走行距離は9万2,000キロメートル、旅客運送数は5万2,000人を見込むものでございます。 第3条の収益的収支につきましては、収入は前年度当初予算比170万円増の6,700万円、支出は前年度当初予算費330万円増の6,690万円とした予算を編成してございます。 第4条の資本的支出につきましては130万円で、資本的収入額が資本的支出額に対して不足する130万円は、当年度分の消費税及び地方消費税資本的収支調整額と過年度分損益勘定留保資金で補填するものでございます。 第5条では、職員給与費と交際費の流用の制限について定めるものでございます。 それでは予算の内容について御説明いたしますので、2枚おめくりいただきまして、304ページをお願いいたします。 最初に、収益的収入の収入関係でございますが、1款1項1目運送収益は、旅客運賃と手荷物料金につきまして見込むものでございます。2項1目は預金利息、7目は運送営業外の雑収益を見込むものでございます。 おめくりをいただきまして、306ページ以降は支出関係となります。 1款1項1目運転費は、常勤運転手2名と非常勤運転手9名の人件費を、2目車両修繕費は、バス10台の車検代等の修繕費、4目固定資産減価償却費はマイクロバス工具等備品類の減価償却を計上するものでございます。 おめくりをいただきまして、308ページをお願いいたします。 5目の施設損害保険料から2項5目消費税及び地方消費税までは、本年度の実績見込み額等に基づき予算計上するもので、それぞれごらんいただきたいと思います。 収益的支出の内容は以上でございます。 おめくりをいただきまして、310ページをお願いいたします。 資本的支出でございますが、1項建設改良費、4目機械及び装置、6目工具・器具及び備品については、監視カメラや看板等の設置を予定するものでございます。 312ページ以降につきましては、予定キャッシュフロー計算書、給与費明細書、予定損益計算書、予定貸借対照表等でございますので、ごらんいただきたいと思います。 以上、令和2年度伊那市自動車運送事業会計予算について御説明いたしました。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(黒河内浩君) それではこれより質疑に入ります。御質疑ございますか。     (「なし」と言う者あり) ○議長(黒河内浩君) 以上をもって質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第35号から議案第44号までの10案は、付託表のとおり所管の各委員会に付託いたします。--------------------------------------- △請願・陳情について --------------------------------------- ○議長(黒河内浩君) 日程第19、請願・陳情が文書表のとおり提出されております。 ここで、請願・陳情の紹介議員になっている方もありますので、補足説明のある方の発言を許します。補足説明は簡潔に願います。 ありますか、いいですか。 では本件は文書表のとおり、所管の各委員会に付託します。 以上をもって、本日の日程は全部終了いたしました。 本日はこれをもって散会といたします。 御苦労さまでした。 △散会 午後2時38分 地方自治法第123条第2項の規定により署名をする。       伊那市議会議長       伊那市議会議員       伊那市議会議員...