平成21年 3月 定例会 平成21年3月
伊那市議会定例会会議録 (5-1)1.開会 平成21年2月25日(水曜日)午前10時00分
---------------------------------------2.出席議員の氏名(26名) 1番 竹中則子 2番 中山彰博 3番 平岩國幸 4番 飯島 進 5番 新井良二 6番 飯島光豊 7番 春日晋治 8番 黒河内 浩 9番 小平恒夫 10番 柴 満喜夫 11番 前澤啓子 12番 伊藤明由 13番 野々田高芳 14番 中村威夫 15番 前田久子 16番 柳川広美 17番 矢野隆良 18番 飯島尚幸 19番 佐藤八十一 20番 伊藤泰雄 21番 小林 信 22番 馬場秀則 23番 北原幸彦 24番 下島省吾 25番 三澤岩視 26番 原
浩--------------------------------------- 欠席議員の氏名 なし
---------------------------------------3.説明のため出席した者の職氏名 市長 小坂樫男 副市長 酒井 茂 副市長 白鳥 孝 教育長 北原 明 教育委員長 松田泰俊 選挙管理委員長 田中信也 代表監査委員 井上富男 農業委員会長 北原孝治 総務部長 林 俊宏 市民生活部長 沖村直志 保健福祉部長 伊藤 健 産業振興部長 唐木好美 建設部長 守屋和俊 水道部長 木下博司 教育次長 竹松武登 会計管理者 村田隆男 高遠町総合支所長 伊藤俊規 長谷総合支所長 中山晶計 総務課長 池上 忍 秘書広報課長 田中博文 財政課長 原
秀夫---------------------------------------4.職務のため出席した事務局職員 局長 斎藤秀夫 次長 有賀賢治 議事調査係長 飯島 浩 主任
橋爪茂登---------------------------------------5.議事日程 日程第1
会議録署名議員の指名について 日程第2 会期の決定について 日程第3 議案第1号 字の区域及び名称の変更について 日程第4 議案第2号 伊那市長の選挙における選挙運動用のビラの作成の公営に関する条例 日程第5 議案第3号 伊那市積立基金条例の一部を改正する条例 議案第4号 伊那市
福祉医療費給付金条例の一部を改正する条例 議案第5号 伊那市訪問看護事業に関する条例を廃止する条例 議案第6号 伊那市
障害者等共同作業訓練施設条例を廃止する条例 議案第7号 伊那市
国民健康保険条例の一部を改正する条例 議案第8号 伊那市介護保険条例の一部を改正する条例 日程第6 議案第9号 伊那市山荘条例の一部を改正する条例 議案第10号 伊那市農業委員会に関する条例の一部を改正する条例 議案第11号 伊那市
林業生活環境施設条例の一部を改正する条例 日程第7 議案第12号 伊那市
世代間交流施設条例を廃止する条例 日程第8 議案第13号 公の施設の指定管理者の指定について 日程第9 議案第14号 平成20年度伊那市一般会計第8回補正予算について 日程第10 議案第15号 平成20年度伊那市一般会計第9回補正予算について 議案第16号 平成20年度伊那市
国民健康保険特別会計第2回補正予算について 議案第17号 平成20年度伊那市
国民健康保険直営診療所特別会計第3回補正予算について 議案第18号 平成20年度伊那市
後期高齢者医療特別会計第2回補正予算について 議案第19号 平成20年度伊那市
介護保険特別会計第4回補正予算について 議案第20号 平成20年度伊那市
介護サービス事業特別会計第2回補正予算について 議案第21号 平成20年度伊那市水道事業会計第3回補正予算について 議案第22号 平成20年度伊那市
下水道事業会計第2回補正予算について 議案第23号 平成20年度伊那市
自動車運送事業会計第2回補正予算について 日程第11 議案第24号 平成21年度伊那市一般会計予算について 議案第25号 平成21年度伊那市
国民健康保険特別会計予算について 議案第26号 平成21年度伊那市
国民健康保険直営診療所特別会計予算について 議案第27号 平成21年度伊那市
後期高齢者医療特別会計予算について 議案第28号 平成21年度伊那市
老人保健医療特別会計予算について 議案第29号 平成21年度伊那市
介護保険特別会計予算について 議案第30号 平成21年度伊那市
介護サービス事業特別会計予算について 議案第31号 平成21年度
伊那市営駐車場事業特別会計予算について 議案第32号 平成21年度伊那市
簡易水道事業特別会計予算について 議案第33号 平成21年度伊那市
水道事業会計予算について 議案第34号 平成21年度伊那市
下水道事業会計予算について 議案第35号 平成21年度伊那市
自動車運送事業会計予算について 日程第12 請願第312-6号の取下げについて 日程第13 請願・陳情について
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△開会 午前10時00分
○議長(中村威夫君) おはようございます。春まだ浅い信濃路でございますが、立春が過ぎた途端、一気に気温が上昇しまして4月並みの暖かい陽気に誘われ、早くも県内各地でチョウが乱舞すると思いましたら、今度は低気圧の影響で冬型の気圧配置となり、大雪、また雨降りなど、ことしの気候は異常気象が心配されるところであります。 また国政の混乱はまさに国民不在で、今の国の政治は理解しがたい状況にあると言わざるを得ないと思います。「衆を得れば則ち国を得、衆を失えば則ち国を失う」、これは民の心を得れば国を守れるが、民の心を失えばそれは国を失う、これが政治の要諦、一番大切なことであると孔子の高弟曾子が説いておりますが、1日も早い政権の安定を願ってやみません。 本日、3月定例市議会は平成21年度当初予算を初め市民生活に関連のある条例等を御審議する最も重要な議会でありますので、7万4,000市民の福祉増進の見地から、議員の皆さんにおかれましては、十分なる検討と綿密、周到にして、適正、妥当なる審議に御精励くださいますようお願いを申し上げます。 ただいまから平成21年3月
伊那市議会定例会を開会いたします。 これより本日の会議を開きます。 ここで既にお配りしてあります請願・陳情文書表に誤植がありましたので、本日お手元に正誤表をお配りしてございます。なお、このことにつきましては議会運営委員会の正副委員長にも説明し、了解をいただいておるところでございます。議員の皆様には訂正後の字句につきまして、御了解をいただきますようお願いを申し上げます。 本日の議事日程は、お配りしてあります議事日程表によって議事を進めてまいります。
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△
会議録署名議員指名について
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○議長(中村威夫君) 日程第1、
会議録署名議員の指名を行います。本日の
会議録署名議員は、3番、平岩國幸議員、4番、飯島進議員を指名いたします。
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△会期の決定について
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○議長(中村威夫君) 日程第2、会期の決定の件を議題といたします。 お諮りいたします。今期定例会の会期は、本日から3月13日までの17日間といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。 (「異議なし」と言う者あり)
○議長(中村威夫君) 御異議なしと認めます。よって、会期は17日間と決定いたしました。 次に会期中の日程でございますが、お手元にお配りしてあります日程表によって進めてまいりたいと思いますが、これに御異議ございませんか。 (「異議なし」と言う者あり)
○議長(中村威夫君) 御異議なしと認めます。よって、日程表のとおり進めてまいります。 ここで市長からごあいさつをお願いいたします。 小坂市長。 (市長 小坂樫男君登壇)
◎市長(小坂樫男君) 3月の定例議会に先立ちまして、一言ごあいさつを申し上げたいと思います。ちょっと長くなりますので、楽な気持ちでお聞きをいただきたいと思います。 立春以降穏やかな日が続き、春を思わせる日もあれば、また真冬に戻ったような寒さもあり、三寒四温の言葉どおり春の足音が刻々と近づいております。 さて、先週発表された昨年10月から12月期の実質国内総生産の速報値が、年率で12.7%のマイナス成長と大幅に落ち込む中、経済雇用対策への取り組みは一刻の猶予も許されないところでございます。また2月の月例経済報告では、景気の基調判断を5カ月連続で下方修正をし、急速な悪化が続いており、厳しい状況にあるとし、個人消費が穏やかながら減少するなど、景気の悪化が家計を直撃し始めたと発表をされております。しかしながら国政では、第2次補正予算は成立したものの、この財源確保をするための関連法案は参議院での審議が進まず、いまだに成立をいたしておりません。最近の報道では、今週が山場となり、あすにも採決かと言われております。世界的な不況の中、厳しい財政の状況の中ではありますが、国の新年度予算の審議とあわせ、速やかに成立させることが重要かと考えております。今後の審議促進、早期成立に大きな期待をいたしておるところでございます。 また県議会は去る19日に開会し、雇用・経済対策や県立病院の法人化等、重要な課題が多く出され、審議入りしましたので、市といたしましても国、県それぞれの施策と連携をしながら、市において今なすべきことを迅速かつ的確に、確実に実施できるよう全力で取り組んでまいりたいと考えております。 伊那市にかかわる状況でございますが、県内でも比較的好調だった雇用状況も、昨年後半より下降の一途をたどり、昨年末からは5年半ぶりに有効求人倍率が0.7を下回り、0.69倍と雇用情勢が悪化する中、市内の企業の景況感も下降局面がさらに厳しくなると予想をされておりまして、税収に大きな影響を与えるのではないかと懸念をされるところでございます。 こうした中、12月補正、2月補正に加え、この3月補正と、新年度事業等を含め、総額で30億円余の緊急経済・雇用対策に取り組んでまいりたいと考えております。 次に上伊那地域の医療の問題でございます。特に産科の医師不足につきましては、病院、診療所、さらには助産所が連携することにより、何とか対応をしておる状況でございます。また、こうした医師不足の状況下で、公立病院の経営を安定させるためには公立3病院がそれぞれ作成中の病院改革プランが出そろったところで、今後の上伊那地域の医療を確保していくために、さらに3病院のあり方について検討を進めていく必要があろうかと考えております。 次に、新
ごみ中間処理施設の用地につきましては、引き続き地元区等との懇談会や学習会や先進地視察等を行うとともに、
環境アセスメント実施に向けて地元同意がいただけるように取り組んでまいりたいと考えております。 次に、昨年6月に
国土交通省中部地方整備局が戸草ダム建設の見送りを提示したことは、流域の皆さんに大きな不安と不信感を抱かせました。突然の発表に対し市議会の皆さんとともに、国土交通省へ要望や県に対する協力要請を行ってまいりました。国交省の住民説明会における地元の皆さんの熱い思いもあり、河川整備計画の原案も修正が検討され、何らかの形で戸草ダムについて言及すると思われますので、今後も十分な安全対策が明示される計画になるよう、国や県に強く働きかけてまいりたいと考えております。 さて、
南アルプス中央構造線エリアが日本ジオパークに認定されましたことは、前もお知らせをいたしたとおりでございますが、その認定式典が先週
東京大学小柴ホールにおいて開催され、全国7カ所の地域に選ばれ、認定証をいただいてまいりました。この認定を第一歩として今後は範囲を南アルプス全域に広げるとともに、
世界ジオパーク登録へ向けて、さらには世界遺産登録に向け積極的に取り組んでまいりたいと考えております。 次に、
リニア中央新幹線につきましては、昨年の暮れに行われましたJR東海の松本社長と村井県知事の会談を受け、先月21日にJR東海と県の実務者レベルの協議が開始をされました。建設ルートにつきましては国のプロジェクトの1つとして、地方と都市の格差を少しでも解消するため、ただ単に大都市と大都市を結ぶルートではなく、県内の諏訪、上下伊那地域を通るBルートを県や各地域の期成同盟会と連携し、さらに要望をしていきたいと考えております。 さて、平成21年度の市政運営の基本的な考え方を申し上げたいと思います。新年度の予算編成に当たり、次の3点を市政運営の基本と位置づけております。第1に、伊那市が上伊那広域の中核都市としての果たすべき役割、求められる役割の推進であります。合併4年目を迎え、果たし求められる役割の内容とすべき課題には、少子高齢化への対応や医師不足に伴う医療体制の確保、産業の振興による安定した地域雇用の創出や新しいごみの中間処理施設への対応、
リニア中央新幹線や国道153号伊那バイパスなどの広域交通体系の課題、戸草ダム関連による安心・安全な市土づくりなど、多くのものがあり、上伊那の中心都市としてリーダーシップを発揮する場面が多くあると考えております。 第2に、地方分権に対応した真に自立した地方都市を目指すため、健全財政の堅持であります。三位一体の改革による国庫補助負担金や交付税の大幅な減額による税収不足を、平成19年度では基金の大幅な取り崩しで補ってまいりましたが、21年度予算も引き続き厳しい状況にあります。また全国的な景気の下降局面がさらに厳しくなることも予想され、税収に大きな影響を与えるのではないかと懸念をされるところでございます。厳しい財政状況が予想される中、健全財政を引き続き堅持するため、21年度の当初予算案では定員適正化計画に基づく職員の削減、起債償還元金以上に借り入れをしないことによる起債総額の抑制、
下水道事業会計への経営支援など、特別会計、企業会計の健全化、また第3セクターの経営改善、産業誘致、未収金解消対策や市有地のうち未利用地の売却による歳入の確保など、予算の再構築を図ったことにより、健全財政の堅持に軸足を置き、財政的に有利な合併特例債など合併効果を活用したメリハリのある予算案といたしました。 第3には、長野県一のまちづくりを目指すことであります。私どもは南アルプス、中央アルプスという2つのアルプスと、天竜川、三峰川などの自然環境、天下第一の
高遠コヒガンザクラ、歴史、文化、産業など多くの宝物を持っております。この宝物と合併効果を十分活用しながら、諸施策を積極的に進めることにより、未来に夢が持てる長野県一のまちづくりを実現していこうと考えております。 21年度予算では、新市の目標である二つのアルプスに抱かれた自然共生都市を実現するため、引き続き子育て支援、教育、産業立地を3本の柱に据え、各種事業について予算化をいたしました。主な事業につきましては、後ほど申し上げたいと思います。 次に市財政を取り巻く状況について申し上げます。本年度の国の経済見通しでございますが、世界的な景気後退が見られる中で、外需に加え国内需要も停滞し、景気は下降局面にあります。雇用情勢も急速に悪化をしており、企業の資金繰りも大変厳しい状況となっております。物価の動向は原油価格の急速な下落などから、消費者物価は今後落ちついていくと見込まれております。こうした結果、政府経済見通しによりますと、20年度の国内総生産の実質成長率はマイナス0.8%程度、名目成長率はマイナス1.3%程度になると見込まれております。平成21年度におきましては、内需、外需とも厳しい状況は続きますが、政府の20年度の1次補正、2次補正で講じられた対策による効果が見込まれるとともに、年度後半には民間需要の持ち直しから、低迷を脱していくことが期待をされております。この結果、平成21年度の国内総生産の実質成長率は0%程度、名目成長率は0.1%になると見込まれております。 こうした経済見通しのもとに編成をされました21年度の国の一般会計予算は、88兆5,480億円で、前年度当初予算比6.6%の増となっております。このうち国税収入は前年度当初予算13.9%の減と見込む一方、国債については前年度当初予算比31.3%増の大幅な増となり、33兆2,940億円を見込み、当面は国民生活と日本経済を守る観点から、景気雇用対策を重視しながら、将来的には改革による経済成長に結びつくような経済財政政策のための予算を編成いたしております。この結果、国債依存度は前年度の30.5%から37.6%と大幅にふえ、引き続き高い水準となっております。 一方、地方財政計画の規模は、約82兆5,600億円で、前年度より約1%の減となりました。歳入では地方税収入が前年度比で10.6%の大幅な減を見込み、交付税の原資となる国税収入が大幅に減少する中で、経費全般にわたり徹底した節減合理化に努めるものの、社会保障関係費の自然増や公債費が引き続き高い水準にあることによりまして、依然として大幅な財源不足の状況は避けられない状況にございます。通常収支の財源不足については、
臨時財政対策債の大幅な増額による補てん措置を含め、
地方一般財源総額の所要の確保が図られたところであります。この結果、地方債依存度は14.3%程度となり、前年度を2.8ポイント上回ることとなり、引き続き高い水準となっております。 伊那市の財政状況は、人件費、公債費や扶助費など、義務的経費の増加による経常収支比率が94.9%、実質公債費比率は19.9%と財政の硬直化が進んでおり、この状況はここ数年続くものと予想をされております。このような状況の中で、一時的に不足する一般財源の確保策として、基金の取り崩しで対応してきたため、財政調整基金の残高は大幅に減少をいたしております。しかし基金での対応には限界があるため、財政運営の基本である歳入に見合った歳出の抑制と、財務体質の改善を進めていかなければなりません。このような財政状況であるため、21年度当初予算は引き続き健全財政の堅持に軸足を置き、予算再構築による歳出削減と財政的に有利な合併特例債など、合併効果を生かしたメリハリのある予算編成といたしました。 21年度の予算規模は、一般会計で292億8,400万円、前年度の本予算との比較では13億6,800万円、4.5%の減、特別会計、企業会計を合わせますと508億2,490万円となり、前年度対比では37億6,730万円、約6.9%の減となったわけでございます。 予算の歳入のうち、主なものを申し上げます。まず市税でございますが、個人市民税は21年度は景気後退の影響はあまり受けないものの、法人市民税は企業収益の悪化により大きく減額を見込んでおります。また固定資産税は、家屋の新設、増設は前年度ほど見込まれず、また償却資産は景気後退の影響を受けて設備投資が減少したことから、固定資産税全体としては減額を見込んでおります。 次に地方交付税ですが、国の出口ベースでは前年対比2.7%の増でございますが、前年度当初予算と比べますと前年度並みとなります。普通交付税を前年度決算見込みと比べますと1.5%の減額を見込んでおります。また実質的な地方交付税である
臨時財政対策債は11億1,000万円を見込み、前年度比較で3億9,500万円、55.2%の増といたしました。 次に地方債でございますが、新市のまちづくりのための建設事業の財源となる合併特例債を17億6,500万円、過疎地域の生活水準や生産機能の維持を図るための財源となる過疎債2億5,220万円などを見込んでおります。 次に歳出の主なものを申し上げます。総務部関係でございますが、人事管理の見直しといたしまして、定員適正化計画に沿いまして20年度職員に対し22名の削減ができました。安全なまちづくりですが、市内の学校3校に防災用の備蓄倉庫の設置や、防災ラジオの購入などとともに、10月に予定をされております長野県の総合防災訓練の主会場としての準備も進めてまいりたいと考えております。 行政改革につきましては、行政改革大綱に沿い、職員の意識改革を図りながら事務事業や組織機構の見直しなど、積極的な行政改革の推進に取り組んでいきたいと考えております。有識者による事務事業の外部評価も実施をいたします。また第3セクター等の経営の健全化では、経営検討委員会を設置し、経営改善を策定することといたしております。 契約関係では
入札等検討委員会の設置や
工事成績評価評定や、
最低制限価格制度など、引き続き透明で公正な入札を実施していきたいと考えております。 また情報化の推進につきましては、新クライアントシステムを活用し、
情報セキュリティ対策を引き続き進めるとともに、
上伊那情報システムの最適化事業によりまして、行政事務の効率化と経費の削減を図ります。 また歳入の確保のため、市の財産のうち不要な普通財産を売却することにより、新たな財源を確保いたします。 市民生活関係でございますが、20年度から始めました
太陽光発電システム設置補助制度を引き続き実施いたします。また新エネルギーの適地調査等の研究もしてまいりたいと考えております。また一般家庭用の生
ごみ処理機購入補助金等、また
大型生ごみ処理機を貸与するモデル事業も引き続き実施をいたします。また検討委員会を新たに設置いたしまして、ごみの資源化、減量化をさらに推進していきたいと考えております。 次に、ますみヶ丘にございます市営霊園につきましては、残りの区画数がわずかとなってまいりますので、敷地内に新たな区画の増設をいたしたいと考えております。 また住民サービスの向上と行政事務の効率化のため、本年度も引き続き住民基本台帳カードの交付手数料を無料として、カードの普及を図りたいと考えております。 未収金対策につきましては、市を挙げて取り組んでいただいておりますが、未収金解消方針に沿いまして、早期未収金の解消に努めるとともに、適正、公正な課税により税財源の確保を図ってまいりたいと考えております。 次に保健福祉部の主な事業でございます。昨年度オープンいたしました伊那市出会いサポートセンター、大変好評でございますが、これらを中心として結婚相談やイベント等により、結婚の支援を充実いたします。 また交通弱者対策として、高齢者の病院等への交通手段の確保として、地域との協働によるボランティア移送をさらに広めていきたいと考えております。 次に子育て支援ですが、保育園、小鳩園、子育て支援センター、ファミリーサポートセンター等、それぞれの組織、制度の一層の充実を図ってまいります。保育園の運営については、19年11月に実現いたしました県下の19市最低水準の保育料を今後も維持しながら、現在、伊那、長谷地区で3体系の運用となっております保育料を一元化いたしたいと考えております。また保育園整備は、美篶地区の新しい保育園の建設に続きまして、富県の新保育園を建設いたし、また西箕輪地区は小学校の学校林一帯を建設用地として決定をしていただきましたので、設計と造成を行い、平成23年4月には開園の予定でございます。 また子育て支援センターにつきましては、廃園となる美篶東部保育園の後利用として、高遠町から移設し、平日は毎日開設をしていきたいと考えております。この子育て支援センター、4つのセンターがそれぞれの特色を生かしながら、就園前の親子交流の場として一層充実してまいりたいと考えております。 次に保健センターにつきましては、旧中央病院跡地に現保健センターの機能に、高齢者保健機能を加えて、新しい施設を建設いたします。また新型インフルエンザ対策として、市の新型インフルエンザ対策行動計画や行動マニュアルの策定、広報及び感染予防品の備蓄により、感染拡大対策を講じてまいります。また少子化対策として、国民健康保険被保険者の出産にかかわる費用負担の軽減を図るため、1月からの出産分にさかのぼりまして現在38万円の出産育児一時金を42万円に、4万円引き上げをいたします。また新たに小学校1年生から6年生までの児童の入院医療費についての全額補助をいたしたいと考えております。 また長年の懸案でございました養護老人ホームみすず寮改築につきましては、国、県の補助事業を得て現地建替えを21年度に着手することになりました。また美篶公民館と保育園の建設に伴い、解体となった老人憩の家みすず荘は、保育園の跡地に建設をいたします。 介護保険事業につきましては、21年度が第4期介護保険事業計画の初年度となります。介護保険料は第3期より基準額で月額100円増の3,600円となりますが、これは引き続き県下でも最も低い水準でございます。これからも健康で生活を送れるよう、引き続き介護予防事業に重点を置き、推進をしていきたいと考えております。 次に産業振興の主な事業でございますが、米の生産調整のあり方など、農政の転換の議論が国において活発化をいたしておりますが、農作物価格の低迷、輸入に依存する飼料等の高騰など、厳しい状況にある農業経営の支援や安心・安全な農作物生産と地産地消の推進について、引き続き伊那市農業振興センターを中心に取り組んでいきたいと考えております。また、かねてから信州大学と連携事業でございますヤマブドウ、雑穀等のブランド化を引き続き推進をしていきます。有害鳥獣対策につきましては、有害鳥獣対策協議会に委託しての個体数の調整や緩衝帯、防護柵等の整備、捕獲奨励金の交付や北海道犬を使った人間野生動物共生プロジェクトの推進など、より効果的な対策を引き続き展開してまいりたいと考えております。 耕地関係では、農地・水・環境保全向上対策事業等により、農地の保全に努めるとともに、基幹水利施設ストックマネジメント等によりまして、水利施設等の農業生産設備の整備に取り組んでまいります。 林業関係では、昨年地球環境保全協定を締結いたしました新宿区との連携の間伐事業を進めるとともに、ますみヶ丘平地林につきましては、市民の森としての保全の整備と利活用の促進を図ってまいりたいと考えております。さらに松くい虫対策では、樹種転換、伐倒薫蒸処理や保全松林樹幹注入事業等によりまして、それぞれの地域に適合した方法により健全な松林の保全を図ってまいりたいと考えております。 労働関係では、これまでの勤労者福祉の向上のための施策に加えまして、労働力確保に努めていきたいと考えております。またハローワークや商工団体とも連携をしながら、若年労働者の地元定着やU・Iターンの推進などを展開いたしたいと考えております。 商工関係では、商工観光団体や各産業界との連携を強めながら、商工業、観光の振興に努めてまいります。また昨年2月に国の同意を得ました上伊那地域産業活性化計画に基づきまして、企業誘致や人材育成など産業活性化対策を進めていきたいと考えております。 また中心市街地の活性化につきましては、にぎわいを創出するためのイベントや空き店舗対策に取り組んでいきたいと考えております。制度資金につきましては、11億円の原資を金融機関に預託して、制度運用を行うとともに、保証料の補助を行います。厳しい経済環境の中で中小企業の資金需要に円滑にこたえるために、新たに借換資金を創設し、保証料補助金を増額して対処をしていきたいと考えております。 観光関係では、昨年策定をいたしました観光実施計画に基づきまして、「パノラマ伊那市」をキーワードとした観光への取り組みを行います。特に南アルプス地域の活性化として、重要な観光拠点の1つである鹿嶺高原の公衆トイレの水洗化、仙丈ヶ岳山頂周辺の整備を行います。市観光協会への事業支援も引き続き行い、効果的な誘客、情報発信を行うとともに、保科正之公NHK大河ドラマ化事業にも力を入れてまいります。また
高遠コヒガンザクラやローズガーデンのバラを中心に、花のPRや誘客に努めてまいりたいと考えております。また昨年行いました信州そば発祥の地として高遠そばを中心とした国道361号線沿いの市町村で連携し、めん文化をアピールするイベントなども行うとともに、伊那路、木曽路を中心とした広域観光の推進や連携をさらに推進いたしたいと考えております。 産業立地につきましては、世界的な景気後退により企業の設備投資意欲が減退し、非常に厳しい状況ではございますが、円高メリットのある企業や環境、医療、エネルギー関係、内需型企業などに軸足を置いて誘致活動を展開していきたいと考えております。 次に建設関係の主な主要事業でございます。道路網の整備につきましては桜井殿島線、上中尾線等の継続事業や過疎対策事業を進めてまいります。また市道上牧笠原線や伊那東小学校周辺道路整備を初め交通安全対策事業も進めてまいります。また橋梁の老朽化対策として、今後計画的に補修を行い、橋梁の修繕、かけかえによる経費縮減を図るため橋梁の長寿命化修繕計画を策定してまいりたいと考えております。 また日本一の桜の里づくり事業の一環として、桜のある風景の修景事業を実施し、昨年11月に風景街道中部地方協議会において登録となりました信州伊那アルプス街道の活動を継続的に推進し、これと連携した地域の景観育成の推進を図ってまいります。また三峰川の総合開発にかかわるダム対策につきましては、美和レイクハイランド整備等を国との連携を図りながら推進をしていきたいと考えております。 県執行の事業では、国道153号伊那バイパスの建設事業が、天竜川激特事業に関連して事業の推進が図られる予定でございます。また国道152号線の道路改良、河川改修事業、急傾斜地崩壊対策事業等につきましても市の負担金を計上し、事業推進の働きかけへ努めてまいりたいと考えております。 また中心市街地ににぎわいを取り戻し、町中居住を推進するため市街地の総合再生計画を策定いたしたいと考えております。 また小黒川パーキングエリアへのスマートインターチェンジ設置に向けた調査等を進めてまいります。 市営住宅につきましては、低所得者の住宅困窮者対策や定住施策等の目的に沿った適正な管理に努めてまいりたいと考えております。 地震防災対策として引き続き、国、県の補助によりまして住宅や指定避難施設の耐震診断と住宅の耐震補強工事への補助などについても、積極的に取り組んでまいりたいと考えております。 また国土調査につきましては、新たに西町区の一部、東春近渡場区、中殿島区の一部の1.04平方キロメートルについて着手をし、地籍の明確化を図るための事業の推進に努めてまいりたいと考えております。 次に消防関係でございますが、消防ポンプ車、小型動力ポンプつき積載車、ポンプ車車庫など、消防施設整備や下水道事業関連に伴う消火栓の新設、更新などにより、施設の近代化に努めてまいります。消防団につきましては、国の合併補助金を活用して、消防音楽隊の楽器を購入するほか、1,156名の団員の装備の充実、福利厚生を図り、頼りになる消防団、魅力ある消防団づくりに努めてまいりたいと考えております。 次に教育関係の主要な事業について申し上げます。学校教育関係ですが、集中的に取り組んでおります学校の耐震事業につきましては、小学校10校、中学校3校の実施設計を行い、22年度中には改修工事を完了するように努めてまいります。春富中学校につきましては、新年度中に工事に着手してまいります。また、その他の学校につきましても耐震診断を順次実施し、耐震化を継続的に推進するよう努めてまいります。 昨年度から行ってまいりました教育懇談会は、さまざまな課題が議論をされ、御提案をいただいたところでございますが、新年度ではこの提言をもとに、親や地域がともに考える機会をつくるなど、具体的な実践に移したいと考えております。 新学習指導要領につきましては、新年度から移行措置が開始されますが、小学校での英語指導助手、ALTの活用や研修などを行い対応してまいりたいと考えております。 また子育て教育支援相談では、発達障害児に対し、学童期ソーシャルスキルトレーニングを実施いたしまして、幼児期から継続して社会適応性を高めるように支援をしてまいりたいと考えております。また支援や配慮の必要な児童を対象に、発育発達支援表を作成し、幼児期から将来にわたり一貫性のある適切な支援を行ってまいります。 地域学校支援事業では、地域コーディネーターを設置して、学校とボランティアとの調整を行い、学校を地域で支える体制を整えてまいりたいと考えております。 学校給食のセンター化につきましては、安心・安全、食育、地産地消の推進などを踏まえまして、学校、地域の皆さんとの懇談の機会を設けながら、あり方を検討してまいりたいと考えております。 次に生涯学習でございますけれども、旧上伊那図書館の後利用につきまして、建設工事を進め、後世に伝えられるような学習施設にしてまいりたいと考えております。また高遠歴史博物館の収蔵庫の増設、長谷公民館の改修やなつかし館駐車場の整備などを実施し、生涯学習施設の整備充実に努めてまいります。また伊澤修二先生音楽祭、わらび座によるミュージカル「火の鳥」、信州伊那高遠の式典のほか、公民館の通学合宿、おいで宿や図書館、生涯学習センターの各種の企画、イベントなど、文化、芸術に関する情報提供や学習の機会を提供してまいります。 スポーツ振興でございますが、春の高校伊那駅伝には、この3月22日に高遠の中心街まで延伸したコースで、今までの最大のチーム参加をいただきまして、開催をいたしますが、新年度では駅伝のまち伊那市をPRするために、富士塚スポーツ公園運動場の周回コースを長距離選手の練習場として改修し、選手の育成、合宿の誘致につなげてまいりたいと考えております。 またソフトボールのまち伊那市を実現するため、女子ソフトボール1部リーグの大会を誘致し、ソフトボールの振興に努めてまいりたいと考えております。 次に水道事業の関係でございますが、水道料金の増収が見込めない状況下にございます。事務事業の見直しを行い、経営の健全化と安全で安定した水の供給を図っていきたいと考えております。また下水道事業関連に合わせまして、管路の布設替えを行うとともに、老朽管路の計画的な更新やライフラインの安定的確保のため、耐震管路の整備を行ってまいりたいと考えております。 下水道事業につきましては、19年度決算において8億7,950万円の純損失を計上し、本年度及び21年度も大変厳しい下水道事業経営となっております。このため事業の見直し、あるいはコストの削減、水洗化率の向上等により健全化を図りながら、計画的に下水道整備を進めていきたいと考えております。 以上、平成21年度の主要事業について御説明をいたしました。 本定例会に提出をいたしました案件につきましては、一般案件2件、条例案件11件、予算案件22件の合計35件でございます。詳細につきましてはそれぞれ担当部長から御説明を申し上げますので、よろしく御審議をいただき、御議決を賜りますようお願いを申し上げまして、冒頭に当たりましてのごあいさつとさせていただきます。ありがとうございました。
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△議案第1号 字の区域及び名称の変更について
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○議長(中村威夫君) 日程第3、議案第1号「字の区域及び名称の変更について」を議題といたします。理事者から提案理由の説明を求めます。 林総務部長。 (総務部長 林俊宏君登壇)
◎総務部長(林俊宏君) それでは議案書の1ページをお願いいたします。議案第1号、字の区域及び名称の変更について御説明をいたします。この案件は平成20年8月4日の住所表示変更後の土地表示の一部に地番の拾い出しの錯誤等があったため、字の区域及び名称の変更をお願いするものであります。 字の区域及び名称の変更の内容につきまして御説明いたしますので、おめくりをいただき2ページをお願いいたします。字の区域及び名称を変更しましたのは、ごらんの9筆であります。1の荒井内の萱に変更する区域、2の西町に変更する区域、3の小沢に変更する区域、1つ飛んでいただいて5の上新田に変更する区域は、土地の所在が確認できたもので、4の伊那に変更する区域は字界線の錯誤によるものであります。 以上であります。よろしく御審議いただきますようお願いをいたします。
○議長(中村威夫君) これより質疑に入ります。御質疑ありませんか。 (「なし」と言う者あり)
○議長(中村威夫君) 以上をもって、質疑を終結いたします。ただいま議題となっております議案第1号は、総務委員会に付託をいたします。
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△議案第2号 伊那市長の選挙における選挙運動用のビラの作成の公営に関する条例
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○議長(中村威夫君) 日程第4、議案第2号「伊那市長の選挙における選挙運動用のビラの作成の公営に関する条例」を議題といたします。理事者から提案理由の説明を求めます。 林総務部長。 (総務部長 林俊宏君登壇)
◎総務部長(林俊宏君) 議案書の3ページをお願いいたします。議案第2号、伊那市長の選挙における選挙運動用のビラの作成の公営に関する条例について御説明をいたします。この条例の制定の理由でありますけれども、公職選挙法の改正に伴い、市長の選挙における候補者の選挙運動用ビラの作成に要する費用を公費負担とするためお願いをするものであります。 第1条は、ただいま申し上げました趣旨を規定したものであります。第2条は候補者の得票数が法定得票数に達しなかった場合を除き、一定の額の範囲内でビラを無料で作成することができる旨を規定したものであります。第3条は公費負担を受けようとする場合のビラ作成業者との有償契約の締結及び選挙管理委員会への届出義務について規定したものであります。 第4条はビラの作成単価に作成枚数を乗じて得た金額を、ビラ作成業者からの請求に基づき当該業者に支払う旨を規定したものであります。第5条は公費負担の限度額でありますけれども、ビラ1枚当たり7円30銭といたしまして、適用枚数を公職選挙法による配布可能枚数であります1万6,000枚以内とするものであります。第6条は選挙管理委員会への委任規定であります。 おめくりをいただき、4ページの附則でありますけれども、この条例は公布の日から施行し、施行日以降初めてその期日を告示される市長選挙から適用するというものであります。 以上であります。よろしく御審議いただきますようお願いをいたします。
○議長(中村威夫君) これより質疑に入ります。御質疑ありませんか。 (「なし」と言う者あり)
○議長(中村威夫君) 以上をもって、質疑を終結いたします。ただいま議題となっております議案第2号は、総務委員会に付託をいたします。
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△議案第3号 伊那市積立基金条例の一部を改正する条例
△議案第4号 伊那市
福祉医療費給付金条例の一部を改正する条例
△議案第5号 伊那市訪問看護事業に関する条例を廃止する条例
△議案第6号 伊那市
障害者等共同作業訓練施設条例を廃止する条例
△議案第7号 伊那市
国民健康保険条例の一部を改正する条例
△議案第8号 伊那市介護保険条例の一部を改正する条例
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○議長(中村威夫君) 日程第5、議案第3号「伊那市積立基金条例の一部を改正する条例」から議案第8号「伊那市介護保険条例の一部を改正する条例」までの6案を一括議題といたします。理事者から提案理由の説明を求めます。 伊藤保健福祉部長。 (保健福祉部長 伊藤健君登壇)
◎保健福祉部長(伊藤健君) それでは議案第3号から議案第8号までの提案説明をさせていただきます。議案書の5ページをお開きいただきたいと思います。議案第3号、伊那市積立基金条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。まず今回の改正の提案理由でございますが、平成21年4月施行の介護報酬の引き上げに伴う介護保険料の急激な上昇を抑制するため、国の介護従事者処遇改善臨時特例基金の設置によりまして、市の基金条例を改正するものでございます。 改正内容について御説明申し上げますので、議案関係資料の1ページをお開きいただきたいと思います。伊那市積立基金条例の新旧対照表でございます。附則の3、介護従事者処遇改善臨時特例基金、以下この項においては基金と表現をさせていただきますが、これにつきましては平成24年3月31日をもって廃止するものとする。この場合において基金の残額があるときは当該残額を一般会計予算に計上しまして、国庫に納付するものとするの1項を加え、別表中ふるさと応援基金の次に名称介護従事者処遇改善臨時特例交付金を加え、目的及び使途は介護報酬の改定に伴う介護保険料の急激な上昇を抑制するため次に掲げる経費の財源に充てる。1、市が行う介護保険に係る第1号被保険者について、平成21年4月施行の介護報酬の改定に伴う増加額を軽減するための経費。2、1の介護保険料の軽減に係る広報啓発、介護保険料の賦課徴収に係る電算処理システムの整備に要する費用、その他当該軽減措置の円滑な実施のための経費。会計名は伊那市
介護保険特別会計とするものでございます。 以上が改正内容でございます。 議案書の5ページにお戻りをいただきたいと思います。附則でございます。この条例は公布の日から施行するというものでございます。 以上でございますので、よろしく御審議いただきますようお願いいたします。 続きまして7ページをお開きいただきたいと思います、議案書の7ページでございます。議案第4号、伊那市
福祉医療費給付金条例の一部を改正する条例について御説明を申し上げます。まず今回の改正の提案理由でございますが、少子化対策の一環としまして、小学校の入院にかかわる費用を支給対象に加えるなど、福祉医療費給付金の支給等を変更するため提案するものでございます。 内容につきましては、現在は就学前までの乳幼児に医療費支給を行っていますが、新たに子供という区分を設けまして、小学校6年生まで入院費について支給するもので、障害者については現在、所得制限を設けておりませんけれども、本人の所得が600万円以上の方につきましては、対象外とするものでございます。 改正内容について御説明申し上げますので、議案関係資料の2ページをごらんいただきたいと思います。伊那市
福祉医療費給付金条例の新旧対照表でございます。第1条では先ほど述べましたように乳幼児の次に子どもを加え、第2条中第7号を8号とし、第2号から第6までを1号ずつ繰り下げ、1号の次に(2)子ども満6歳に達する日以後の最初の4月1日から満12歳に達する日以後の最初の3月31日までの間にある者をいうを加え、第3条では第2条で繰り下げを行ったことに伴うことによりまして、第3号を第4号に改め、おめくりいただいて第2項に(8)障害者で、その者の前年の所得が600万円以上である者の1語を加える、また第7条第1項に(8)子どもにあっては通院に係る療養の給付等の額を加えるものでございます。 以上が改正内容でございます。 議案書の7ページにお戻りをいただきたいと思います。附則でございますが、この条例は子ども分については平成21年4月1日から、第3条第2項第1号についていは、8月1日から施行するというものでございます。経過措置では、今回の改正に伴う規定は、施行日以後に受ける療養の給付等について適用されるものであり、施行日以前に受けた療養の給付は従前の例によるというものであります。3につきましては、国におきましての高齢者の医療の確保に関する法律施行令等の一部を改正する法律が官報登載されたことに伴う項のずれが生じたための改正でございます。 以上でございます。よろしく御審議いただきますようお願いを申し上げます。 次に議案書の9ページをお願いいたします。議案第5号、伊那市訪問看護事業に関する条例を廃止する条例について御説明を申し上げます。この条例に基づきます訪問看護ステーション事業につきましては、旧伊那市が平成6年度、旧高遠町は平成9年度から行ってきた事業でありますが、平成20年度をもって事業廃止をするものでございます。 廃止の提案理由でございますが、現在、伊那市内には伊那市訪問看護ステーションのほかに2つの介護老人保健施設等に付随した訪問看護ステーションがありますが、在宅介護の減少から、訪問看護を利用する皆さんが平成15年をピークに減少しておりまして、伊那市訪問看護ステーションも2つ目の民間事業所が開設される前と比較しますと、利用率が53%と減少をしておりまして、今後も減少されるものと予想されるところでございます。こういった状況の中で、市内の事業者と打ち合わせを行ったところ、現在の伊那市の利用者を引き継ぐことは可能であり、また高遠町、長谷地区までの伊那市全域をカバーしていけるとのことであります。 以上の状況によりまして、等に伴いまして、伊那市訪問看護事業に関する条例を廃止するというものであります。なお廃止は附則にありますように4月1日でございます。また伊那市訪問看護ステーション運営協議会を12月に開催し、了解をいいだたき、伊那市医師会等とも連携をとってございます。 以上でございます。よろしく御審議いただきますようお願いいたします。 続きまして議案書の10ページをお開きいただきたいと思います。議案第6号、伊那市障害者等共同作業訓練施設設置条例を廃止する条例について御説明をいたします。今回廃止する条例にあります現時点の施設は、共同作業の家ゆめわーく、共同作業所輪っこはうす、同じく高遠町さくらの家、社会復帰訓練施設にこにこショップひだまり、共同作業所ひまわりの家の5施設につきまして、平成21年4月から社会福祉法人伊那市社会福祉協議会が、指定障害福祉サービス事業所として共同作業所の事業を直接実施いたしますことから、この条例を廃止するというものでございます。共同作業訓練事業については、国の事業としての位置づけはなく、平成18年度までは市が負担をして、伊那市社会福祉協議会に委託をしていたところでございます。平成18年10月から、障害者就労事業が創設されまして、伊那市社会福祉協議会は事業者として19年4月から、国、県、市からの給付を受けて既に事業を行っているところでございます。 以上のことから、今回の条例廃止を行うものでございます。なお附則にありますように施行につきましては4月1日とするものでございます。 以上でございますので、よろしく御審議を賜りますようお願い申し上げます。 続きまして議案書の11ページをお願いしたいと思います。議案第7号、伊那市
国民健康保険条例の一部を改正する条例について御説明を申し上げます。今回の改正の提案理由でございますが、少子化対策として国民健康保険の被保険者の出産にかかわる費用負担の軽減を図るために、先ほど市長からも話がありましたように提案をするものでございます。 この出産育児一時金につきましては、昨年12月議会において、国の産科医療補償制度の創設に伴い、この制度に加入するための掛金分を出産育児一時金に加算することで改正をいたしましたが、国は平成21年10月から出生育児一時金を39万円としまして、産科医療補償制度掛金と合わせまして42万円とすることとしております。伊那市は少子化対策の一環としまして、平成21年1月1日にさかのぼって適用をするというものでございます。 それでは改正内容について御説明申し上げますので、議案関係資料の5ページをお願いしたいと思います。伊那市
国民健康保険条例の新旧対照表でございます。出生育児一時金第5条につきまして、アンダーラインの部分の額を35万円を39万円に改正するものでございます。 以上が改正内容でございますので、お願いいたします。 議案書の11ページにお戻りをいただきたいと思います。附則でございますが、1の施行日等でありますが、この条例は公布の日から施行し、この条例による改正後の伊那市
国民健康保険条例の規定は、平成21年1月1日から適用するものでございます。経過措置としまして、この新条例第5条の規定は、適用日以降の出産について適用し、適用日以前の出産についてはなお従前の例によるとするものでございます。 議案第7号につきましては、以上でございます。よろしくお願いをいたします。 引き続き議案書の12ページをお願いいたします。議案第8号、伊那市介護保険条例の一部を改正する条例について御説明を申し上げます。改正の提案理由でございますが、おめくりいただいた13ページにありますように、平成21年度から平成23年度までの第4期介護保険事業計画に基づきまして、介護保険の保険料率を改定するために提案するものでございます。第4条につきましては、基準額を月額で3,600円で、現在より100円アップの金額とし、所得段階区分を現状6段階のものを9段階に区分しまして、低所得者の保険料を軽減するというものであります。この保険料は計画段階で19市最低でございます。 改正内容について御説明申し上げますので、議案関係資料の6ページをお開きいただきたいと思います。議案第8号関係資料で、伊那市介護保険条例新旧対照表でございます。まず第9条保険料率関係では、所得段階区分と保険料の年額でありますが、旧6段階であったものを新では、まず8段階に改正するものであり、また、これに伴い介護保険法施行令の第38条1項から39条1項の該当となるものでございます。新旧とも(4)が基準額でありますが、8段階とすることで新保険料では(1)、(2)では月額130円、(3)では同じく105円の値下げとなります。 おめくりをいただきまして7ページをお願いいたします。次に11条3項関係でありますが、第9条のところで申し上げましたように、介護保険法施行令の適用が38条1項から39条1項になったことに伴うものと、4項では今まで円単位まで出していたわけでありますが、これを10円未満は切り捨てをするというものでございます。 次に附則関係で、附則7の次に8、平成21年度から平成23年度までにおける保険料率の特例として、本則では規定のできないこととして、第4段階にもう1段階を設けることができるものとするものであります。金額は年額で3万8,880円でございます。これを設けますので保険料率は9段階の区分となるものでございます。 改正の内容につきましては、以上でございます。 議案書の13ページにお戻りをいただきたいと思います。附則でありますが、この条例は平成21年4月1日から施行するものであります。経過措置でありますが、この条例における改正後の伊那市介護保険条例第9条の規定は、平成21年度以降の保険料について適用し、20年度分までの保険料は従前の例によるものでございます。 議案第3号から第8号、条例改正関係の提案説明は以上であります。よろしく御審議のほどをお願い申し上げます。
○議長(中村威夫君) これより質疑に入ります。御質疑ありませんか。 (「なし」と言う者あり)
○議長(中村威夫君) 以上をもって、質疑を終結いたします。ただいま議題となっております議案第3号から議案第8号までの6案は、社会委員会に付託をいたします。
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△議案第9号 伊那市山荘条例の一部を改正する条例
△議案第10号 伊那市農業委員会に関する条例の一部を改正する条例
△議案第11号 伊那市
林業生活環境施設条例の一部を改正する条例
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○議長(中村威夫君) 日程第6、議案第9号「伊那市山荘条例の一部を改正する条例」から議案第11号「伊那市
林業生活環境施設条例の一部を改正する条例」までの3案を一括議題といたします。理事者から提案理由の説明を求めます。 唐木産業振興部長。 (産業振興部長 唐木好美君登壇)
◎産業振興部長(唐木好美君) それでは議案第9号から議案第11号までの3議案について、一括説明をさせていただきます。議案書の14ページをお願いいたします。議案第9号、伊那市山荘条例の一部を改正する条例について説明いたします。今回の条例改正につきましては、西駒山荘、長衛荘、仙丈小屋、藪沢小屋及び塩見小屋を指定管理者による管理とするため提案するものであります。 改正内容につきましては、議案関係資料で説明をさせていただきますので、議案関係資料の8ページをお願いいたします。関係資料は伊那市山荘条例新旧対照表であります。第2条の名称及び位置に新で2施設を追加し、名称位置で藪沢小屋は伊那市長谷黒河内、黒河内国有林272ロ林小班、塩見小屋は伊那市長谷浦、浦国有林66ロ林小班で、第3条指定管理者による管理は、旧で鹿嶺高原雷鳥荘及び鹿嶺高原第二雷鳥荘(以下雷鳥荘という)、字句の訂正で新により山荘とするもので、第4条についてもそれぞれ字句の訂正をするものであります。 おめくりをいただきまして、第5条開設期間は旧の(3)と(4)の間に(4)藪沢小屋、(5)塩見小屋を加え、アの宿泊休憩のための期間、イの避難小屋としての利用期間はアに掲げる期間以外の日で、旧の(4)、旧の(5)は2つ繰り下げまして(6)、(7)に、2項は指定管理者移行に伴う文言の整理で、旧の(1)、(2)はまとめて新で指定管理者は必要があると認めるときは市長の承認を得て山荘に変更するものであります。第6条使用の許可、第7条の制限は文言の整理であります。 おめくりをいただき、第8条使用許可の取り消しも同様で、第9条から第11条は指定管理者移行に伴う条文を削除して、旧の第12条利用料金を新で9条として、旧の雷鳥荘の使用者を新で山荘の利用者に、旧の2項別表第2を新で別表とするものであります。 おめくりをいただき、条文の繰り上げで第13条は第10条に、第14条は第11条に、第15条は第12条に、新で第13条市長による管理は第3条の規定にかかわらず市長は必要があると認めるときは山荘の管理をみずから行うことができる。2項で前項の規定より市長が山荘管理を行う場合における第5条から第8条まで及び別表の規定の適用については、それぞれ同表の右欄の字句に読みかえるものとするものであります。 第14条は使用料は別表に定める額で、おめくりをいただき、第15条使用料の減免は別表に定める額を減額または免除することができる。第16条使用料の還付は還付しない。ただし特別の理由があると認めた場合は全部または一部を還付することができる。旧の第16条委任を、新で第17条に繰り下げるものであります。旧の別表第1第9条関係を新で別表2、1の旧の西駒山荘使用料を新で西駒山荘利用料金に、旧の2の長衛荘、仙丈小屋使用料を新で塩見小屋を追加して利用料金に、宿泊して使用する場合、素泊まり1人につき4,000円、寝具つき素泊まり1人1泊につき5,000円、寝具及び2食つき1人1泊につき8,000円、休憩のために利用する場合は1人1日につき300円、新で3藪沢小屋利用料金は、宿泊して使用する場合1人1泊につき4,000円、休憩のために使用する場合は1人1日につき300円、おめくりをいただき、4に鹿嶺高原雷鳥荘及び鹿嶺高原第二雷鳥荘の利用料金は、宿泊して使用する場合1人1泊につき2,000円、小学生以下3歳以上1,000円、休憩のために使用する場合は1人1日につき500円を定めるもので、旧の別表第2第12条関係を削除するものであります。 お手数ですが、議案書の16ページにお戻りいただき、附則ですが、この条例は公布の日から施行するものですが、おめくりをいただきまして、失礼しました、附則ですが、この条例は平成21年4月1日から施行するというものでございます。 以上、伊那市山荘条例の一部を改正する条例について説明をさせていただきました。よろしく御審議を賜りますようお願いいたします。 続いて議案書の17ページをお願いいたします。議案第10号、伊那市農業委員会に関する条例の一部を改正する条例について説明いたします。今回の条例の改正につきましては、農業委員会の委員の定数等を変更するため提案するものであります。 改正内容につきましては議案関係資料で説明させていただきますので、議案関係資料の14ページをお願いいたします。関係資料は伊那市農業委員会に関する条例の新旧対照表であります。第2条の委員の定数は(1)選挙による委員の定数を旧の40人を新で30人に、(3)の議会推薦の委員を旧の2人を新で1人にするものであります。第3条選挙の単位は、美篶、手良地区選挙区を旧で6人を新で5人に、高遠町、長谷地区選挙区で旧16人を新で7人にするものであります。 おめくりをいただきまして、第4条部会の設置及び構成は(1)農地部会のイの農業団体等推薦委員の旧の2人を1人に、ウの議会推薦の委員は1人になりますので、互選という部分を削除します。(2)の農業振興部会アの選挙による委員が互選した者を旧で25人を新で15人に、イの農業団体等の推薦委員で旧で1人を新で2人に、ウの議会推薦の委員に関する条項を削除するものであります。 お手数ですが、議案書の17ページへお戻りをいただきます。附則ですが、この条例は公布の日から施行するというものですが、おめくりをいただきまして、経過措置で新しい条例が施行されるのは平成22年3月の選挙からになります。 以上、伊那市農業委員会条例の一部を改正する条例について説明をさせていただきました。よろしく御審議を賜りますようお願いいたします。 続いて議案書の19ページをお願いいたします。議案第11号、伊那市
林業生活環境施設条例の一部を改正する条例について説明いたします。今回の条例の改正につきましては、青島交流センターを設置するため提案するものであります。 改正内容につきましては、議案関係資料で説明させていただきますので、議案関係資料の16ページをお願いいたします。関係資料は伊那市
林業生活環境施設条例新旧対照表であります。第2条の名称及び位置に新で名称は青島交流センター、位置は伊那市美篶9988番地を追加するものであります。 お手数ですが、議案書の19ページにお戻りいただき、附則ですが、この条例は平成21年4月1日から施行するというものでございます。 以上、議案第9号から議案第11号までの3議案について一括説明させていただきました。よろしく御審議を賜りますようお願いいたします。
○議長(中村威夫君) これより質疑へ入ります。御質疑ありませんか。 22番、馬場議員。
◆22番(馬場秀則君) 山荘条例の一部を改正する条例でちょっとお聞きしたいと思いますけれど、管理委託をするということになりますと、この利用と使用の用語の使い方、いろいろあると思うんですけれど、使用する場合に使用料と、利用する場合、例えば第何条だったかな、この11条ですか、使用料と書いてありますけれど、これは利用料、今まで文言を直すということで使用というのを利用に直しているんですけれど、ここら辺からまた使用が出てきて、第15条も使用料の減免だとか、別表は利用料になっているんですけれど、この扱いはどうしたらよろしいか、どういう見解でこういう文言を使っているか、お伺いしたいと思います。
○議長(中村威夫君) 唐木産業振興部長。
◎産業振興部長(唐木好美君) 自治法で使用と利用については明確に区分されているため、今回利用ということで変更するものであります。
○議長(中村威夫君) 22番、馬場議員。
◆22番(馬場秀則君) だから15条ですけれど、新旧対照表を見ていただきたいんですが、新旧対照表の11ページですね、一番下に14条ですね、14条の括弧の上がこれ使用料となっているんですけれど、これ利用料じゃないんですかね。それで15条も使用料が利用料になり、16条も利用料になると、そうすると山荘の利用料金ということでわかりますけれど、使用する場合では利用料金は払わなくていいと。これ別に使用の場合は利用料金表ですので、使用だけさせてもらうなら利用料金払わんでいいような条例になっちゃうと思うんですけれど、そこら辺の見解をお聞きしたいんですよ。
○議長(中村威夫君) 唐木産業振興部長。
◎産業振興部長(唐木好美君) 済みません、後で、後ほどちょっと確認をさせていただいて、報告をさせていただきたいと思います。
○議長(中村威夫君) 林総務部長。
◎総務部長(林俊宏君) ちょっと誤解があるようなものでありますけれども、山荘の条例については今まで直営でありました。それを指定管理者にしていきたいということであります。それで原則では馬場議員のおっしゃるように指定管理者にする場合には利用というような形でお願いをしてきました。ただ、今回山荘条例につきましては、今回利用をされるように利用という言葉で整理をした条文と、直営で今までどおりできるような形で使用という言葉で残させた部分がありますので、使用と利用とちょっと混在をしているというのが実情であります。馬場議員のおっしゃるとおり、指定管理者については利用と、市長が使用させる場合には使用という形で、先ほど産業振興部長が言いましたように自治法上は使い分けておりますけれども、この条例においては両方できるようにしてあるということで、9条が14条になったり、繰り上げ、繰り下げをしながら両方可能という形で整理をさせていただいていますので、御理解をいただきたいと思います。
○議長(中村威夫君) 22番、馬場議員。
◆22番(馬場秀則君) 指定管理者のときにその説明がありましたので、十分にわかりますけれど、これミスプリントだと、ミスプリントではないと思いますけれど、利用にした方が、せっかくつくる条例でありますので、利用にした方がより指定管理者に合うと、ミスプリントというわけにいきませんので、じゃ、結構です、わかりました。
○議長(中村威夫君) そのほかに質疑ございませんか。よろしいですか。 (「はい」と言う者あり)
○議長(中村威夫君) 以上をもって、質疑を終結いたします。ただいま議題となっております議案第9号から議案第11号までの3案は、経済建設委員会に付託をいたします。
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△議案第12号 伊那市
世代間交流施設条例を廃止する条例
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○議長(中村威夫君) 日程第7、議案第12号「伊那市
世代間交流施設条例を廃止する条例」を議題といたします。理事者から提案理由の説明を求めます。 林総務部長。 (総務部長 林俊宏君登壇)
◎総務部長(林俊宏君) それでは議案書の20ページをお願いいたします。議案第12号、伊那市
世代間交流施設条例を廃止する条例について御説明をいたします。今回の条例の廃止につきましては、西高遠にあります伊那市世代間交流施設、夢・未来につきまして、施設の老朽化に伴い廃止するため条例の廃止をお願いするものであります。なお廃止の時期につきましては附則にありますように平成21年4月1日とするものであります。 以上であります。よろしく御審議いただきますようお願いをいたします。
○議長(中村威夫君) これより質疑に入ります。御質疑ありませんか。 (「なし」と言う者あり)
○議長(中村威夫君) 以上をもって、質疑を終結いたします。ただいま議題となっております議案第12号は、総務委員会に付託をいたします。
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△議案第13号 公の施設の指定管理者の指定について
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○議長(中村威夫君) 日程第8、議案第13号「公の施設の指定管理者の指定について」を議題といたします。理事者から提案理由の説明を求めます。 林総務部長。 (総務部長 林俊宏君登壇)
◎総務部長(林俊宏君) それでは議案書の21ページをお願いいたします。議案第13号、公の施設の指定管理者の指定について御説明をいたします。この案件は、これまで直営で管理をしてきました山荘5施設及び平成21年4月に供用開始されます青島交流センターの計6施設について、4月1日以降の指定管理者を指定するためお願いをするものであります。山荘は西駒山荘、長衛荘、仙丈小屋、藪沢小屋及び塩見小屋の5施設について、伊那市山小屋あり方検討委員会から指定管理者制度を導入し、直営ではなく民間による経営が望ましいという報告をいただく中で、山岳観光を一体的に進めるという視点から、これまで仙流荘などを指定管理者として管理してきた伊那市観光株式会社を指定管理者として指名するため御提案するものであります。指定の期間につきましては、平成21年4月1日から平成24年3月31日までの3年間とするものであります。 また、集会施設であります青島交流センターは、これまでの他の集会施設同様、地元青島区を指定管理者として指名していきたいというものであります。なお青島交流センターの指定期間につきましては、平成21年4月1日から平成31年3月31日までの10年間とするものであります。 以上であります。よろしく御審議いただきますようお願いいたします。
○議長(中村威夫君) これより質疑に入ります。御質疑ありませんか。 (「なし」と言う者あり)
○議長(中村威夫君) 以上をもって、質疑を終結いたします。ただいま議題となっております議案第13号は、経済建設委員会に付託をいたします。
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△議案第14号 平成20年度伊那市一般会計第8回補正予算について
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○議長(中村威夫君) 日程第9、議案第14号「平成20年度伊那市一般会計第8回補正予算について」を議題といたします。理事者から提案理由の説明を求めます。 林総務部長。 (総務部長 林俊宏君登壇)
◎総務部長(林俊宏君) それでは議案第14号、平成20年度伊那市一般会計第8回補正予算について御説明をいたしますので、平成20年度伊那市補正予算書3月補正の①という薄い方の補正予算書をごらんいただきたいと思います。その予算書の3ページをお願いいたします。薄い方の補正予算書の3ページでありますけれども、平成20年度伊那市一般会計第8回補正予算であります。第1条で歳入歳出それぞれ12億2,130万円を増額し、予算の総額を331億3,160万円とするものであります。今回の補正の理由でありますが、1月27日に成立をいたしました国の第2次補正予算で、家計への緊急支援といたしまして定額給付金、それと生活安心確保等対策として子育て応援手当が予算化されたことに伴い、お願いをするものであります。 第2条は繰越明許費の補正でございますが、別表で御説明いたしますので、6ページをお願いいたします。6ページ、第2表繰越明許費でありますが、子育て応援手当事業及び定額給付金事業は、いずれも申請期間が6カ月間で、21年度まで継続する必要がありますので、翌年度へ繰り越しをお願いするものであります。 それでは予算の内容について御説明いたしますので、18ページ、19ページをお願いいたします。18ページ、歳出から御説明いたしますが、3款2項2目児童措置費の11節需用費、12節役務費は、子育て応援手当にかかわる事務費、20節扶助費が子育て応援手当として4,140万円を計上したものであります。 おめくりをいただき、7款1項1目商工総務費の3節職員手当等は、職員の時間外勤務手当でございます。4節共済費及び7節賃金は、臨時職員の賃金等であります。11節需用費、12節役務費、14節使用料は、定額給付金の支給にかかわる事務費をお願いしたものであります。19節の負担金は、上伊那情報センターへの負担金で、19節の補助金は定額給付金11億3,760万円を計上したものであります。 次に歳入ついて御説明いたしますので、16ページ、17ページへお戻りをいただきたいと思います。16ページ、歳入でありますが、16款2項3目民生費国庫補助金は、子育て応援手当の支給に伴う交付金、7目商工費国庫補助金は定額給付金の支給に伴う補助金であります。 以上であります。よろしく御審議いただき、お認めをいただきますようお願いをいたします。
○議長(中村威夫君) お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第14号は、会議規則第37条第2項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。 (「異議なし」と言う者あり)
○議長(中村威夫君) 御異議なしと認めます。よって、議案第14号は委員会の付託を省略することに決しました。 これより質疑に入ります。御質疑ありませんか。 (「なし」と言う者あり)
○議長(中村威夫君) 以上をもって、質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。御意見ありますか。 5番、新井良二議員。
◆5番(新井良二君) 第8回の補正予算に反対する立場から、討論に参加をさせていただきます。 御存じのとおり、この定額給付金は国会で大きな議論になっているわけであります。国民の70%が反対をしているというものであります。多くの人は今の経済危機の中で、もっと使途を違うところに使ったらどうだという意見が圧倒的に多いわけであります。効果的に使うということであります。関連法案は参議院で今、審議中であります。多分これは否決がされて、衆議院に回され、3分の2の議決ということに手順にはなっていくわけでありますが、参議院でもまだこのところはいろんな動きがあるようでありまして、議決になるかどうかも不明であります。 私は法案が成立をしていないことと、それから定額給付金制度に反対する立場から、この補正予算については反対をさせていただきます。 以上であります。
○議長(中村威夫君) そのほかございませんか。 (「なし」と言う者あり)
○議長(中村威夫君) 以上をもって、討論を終結いたします。 これより議案第14号を採決いたします。本案は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 (起立)
○議長(中村威夫君) 起立多数であります。よって、議案第14号は原案のとおり可決されました。 暫時休憩といたします。午後の再開は1時15分といたします。
△休憩 午前11時36分
△再開 午後1時14分
○議長(中村威夫君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。
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△議案第15号 平成20年度伊那市一般会計第9回補正予算について
△議案第16号 平成20年度伊那市
国民健康保険特別会計第2回補正予算ついて
△議案第17号 平成20年度伊那市
国民健康保険直営診療所特別会計第3回補正予算について
△議案第18号 平成20年度伊那市
後期高齢者医療特別会計第2回補正予算について
△議案第19号 平成20年度伊那市
介護保険特別会計第4回補正予算について
△議案第20号 平成20年度伊那市
介護サービス事業特別会計第2回補正予算について
△議案第21号 平成20年度伊那市水道事業会計第3回補正予算について
△議案第22号 平成20年度伊那市
下水道事業会計第2回補正予算について
△議案第23号 平成20年度伊那市
自動車運送事業会計第2回補正予算ついて
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○議長(中村威夫君) 日程第10、議案第15号「平成20年度伊那市一般会計第9回補正予算について」から議案第23号「平成20年度伊那市
自動車運送事業会計第2回補正予算ついて」までの9案を一括議題といたします。理事者から提案理由の説明を求めます。 林総務部長。 (総務部長 林俊宏君登壇)
◎総務部長(林俊宏君) それでは議案第15号、平成20年度伊那市一般会計第9回補正予算について御説明いたしますので、白い表紙の3月補正の②という厚い方の補正予算書の3ページをお願いいたします。補正予算②の3ページでありますが、平成20年度伊那市一般会計第9回補正予算であります。第1条で歳入歳出それぞれ7,630万円を減額いたしまして、予算の総額を330億5,530万円とするものであります。補正の主な内容でありますが、退職者の増に伴う退職手当の増額、土地開発公社の貸付金の確定見込み、基金の利子分の積み立て、
下水道事業会計への基準内繰り出しの増など、決算に近づけるものをお願いしたものであります。今回の補正後の予算規模は前年同期と比較いたしまして1.3%の増であります。 第2条は繰越明許費の補正、第3条は地方債の補正でありますが、それぞれ別表で御説明いたしますので、8ページをお願いいたします。8ページ、第2表繰越明許費の補正でありますが、1の追加の最初の保健センター建設事業は、旧中央病院の解体撤去について、年度内での撤去が困難であるため21年度へ繰り越しをお願いするものであります。次の上牧笠原線道路改良事業は、用地補償交渉が長引いたため、事業費を繰り越すものであります。次のダム対策事業は、美和レイクハイランドの整備について、年度内の完了が困難なため、また繰り越しをお願いするものであります。 2の変更の富県保育園建設事業は、用地造成工事の年度内の完成が困難なため、また中学校耐震整備事業につきましては、中学校の耐震診断業務の業務内容等の見直しによりまして、それぞれ繰越額の増額をお願いするものであります。 次に9ページの第3表地方債補正でございますが、1は追加をお願いするもので、最初の河川整備事業は、戸沢川など河川改良事業の起債を道路整備事業から組み替えるものであります。次の退職手当につきましては、20年度の退職者が定年退職者等37名に上ることに伴い、退職金の平準化を図るため退職手当債を発行させていただくものであります。 次に2の変更でありますが、農業基盤整備事業から消防施設事業まではそれぞれの事業費の確定により、限度額を減額させていただくものであります。 次の合併特例事業は、美篶保育園整備、また保健センター整備事業及び中溝通り高質空間形成事業の事業費の確定見込みにより、限度額を減額するものが主なものであります。過疎対策事業は小原地域の交流センターの整備事業を予定しておりましたが、事業延期などにより限度額を減額するものが主なものであります。 それでは予算の内容について御説明をさせていただきますが、この第9回補正予算は先ほど申し上げたとおり決算に近づけるためのものが主なものでありますので、決算に近づけるため以外のものを中心に説明をさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 それでは42、43ページをお願いいたします。歳出から御説明をいたします。42ページ、2款1項1目の3節職員手当等の補正は、退職者が当初見込みの14人から37人にふえたことにより不足分の追加をお願いするものであります。25節積立金は、退職手当基金や高遠防災行政無線施設整備運営基金への利子相当分を積み立てるものであります。 2枚おめくりをいただき、46ページ、47ページをお願いいたします。46ページの6目企画費の21節貸付金は、土地開発公社への公共用地先行取得資金の貸付金の確定見込みによる減であります。25節積立金は、ふるさと寄附金を基金に積み立てるというものであります。 また2枚おめくりをいただき、50ページの下段をお願いします。50ページの下段の12目積立基金費でありますけれども、51ページにありますように減債基金以下それぞれの基金の利子相当分を積み立てさせていただくというものであります。 それから1枚、2枚、3枚、4枚おめくりをいただきまして、58ページの下段、3款1項4目障害者福祉費の20節扶助費は、20年4月に自立支援給付費が改定されたことによる増額、23節償還金は医療費や給付費にかかわる国庫負担金の清算金の増が主なものであります。 あとはごらんをいただきまして、62、63ページをお願いいたします。63ページの25節積立金は、福祉基金への積み立てでありまして、28節繰出金は、
介護保険特別会計への繰出金であります。 恐れ入りますが、また2枚おめくりをいただき、66、67ページをお願いいたします。66ページの下段5目保育園費の13節委託料は、私立保育園の園児数の増により児童入所委託料を増額するものであります。23節償還金は、19年度の保育所運営費国庫補助金の精算に伴うものであります。 おめくりをいただき、68ページの3項1目の生活保護総務費の23節償還金につきましても、生活保護にかかわる国庫負担金の精算に伴うものであります。 おめくりをいただいて70ページ、4款1項2目予防費の13節委託料は、インフルエンザ予防摂取者の増による増額をお願いするものであります。 おめくりをいただきまして、5目衛生施設費の13節委託料、15節工事請負費は、保健センター建設に伴う20年度の事業費を決算に近づけるためのものであります。25節積立金は、汚水浄化施設維持管理基金へ利息相当分を積み立てさせていただくものであります。 6目病院費から、おめくりをいただき、74ページの11目後期高齢者医療費までは、各会計に対する負担金、補助金及び繰出金で、いずれも負担区分に基づくルール分を執行するものでありますので、あとはごらんをいただきたいと思います。 恐れ入りますが80ページまでお願いをいたします。80ページ、下段の6款1項3目農業振興費の19節補助金には、JAが行う強い園芸産地育成事業、また強い農業づくり交付金事業に対するものが含まれております。 あとはごらんをいただきまして88ページまでお願いをいたします。88ページ、7款商工費1項2目商工業振興費の19節補助金でありますが、中小企業融資制度に借換資金の融資制度を2月から新設いたしまして、借り入れに伴う保証料の補給金1,000万円を計上させていただいたものであります。 おめくりをいただき、90ページ、3目観光費の25節積立金は、さくらホテル整備等基金及びさくら基金に利子相当分を積み立てるものであります。 恐れ入りますが98、99ページまでお願いをいたします。98ページ、3項2目河川事業費の25節積立金は、砂利採取にかかわる過疎地域振興寄附金を過疎地域振興基金に積み立てるものであります。 おめくりをいただき、100ページ、4項3目公共下水道費の19節補助金でありますが、
下水道事業会計に対しまして基準内繰出分としてルール分を補助させていただくものであります。 あとはごらんをいただいて、112ページまでお願いいたします。112ページの10款6項1目社会教育総務費の25節積立金は、文化振興基金への利子分を積み立てるもの、下段の6目社会教育施設費の25節積立金は、美術館等建設基金へ利子相当分を同様に積み立てるものであります。 あとはそれぞれ決算に近づけるものでありますので、ごらんをいただきたいと思います。 次に歳入について御説明いたしますので、恐れ入りますが20ページ、21ページまでお戻りをいただきます。20ページ、歳入であります。歳入につきましてもそれぞれ収入額の確定によるもの、また決算に近づけるためのものでありますので、特に触れさせていただくもののみ申し上げます。1款の市税から22ページの12款地方交付税までは決算見込みにより補正をお願いするものであります。3枚ほどおめくりをいただいて26ページをお願いいたします。26ページの16款2項の国庫補助金でありますが、国の1次補正による地域活性化緊急安心実現総合対策交付金3,000万円が伊那市に来るわけでありますけれども、この国の第1次分の補正につきます3,000万円をそれぞれ計上させていただいておりますので、お願いをいたします。 また34ページ、35ページまでお進みをいただきたいと思います。34ページ、18款財産収入1項2目利子及び配当金は、基金の利子を計上させていただいたもので、2項1目の不動産売り払い収入は、一般競争入札で売却をした市有地の売却収入を決算見込みにより計上したものであります。19款の寄附金でありますが、寄附金2目総務費寄附金は、ふるさと寄附金の増によるもの、3目の民生費寄附金は、社会福祉事業に対する特殊寄附100万円でございます。6目の農林水産業費寄附金は、美篶青島の地域交流センター事業の確定による寄附金の減をお願いしたもの、8目土木費寄附金は、砂利採取にかかわる過疎地域振興寄附金による増と、美原公民館改修事業による地元寄附金の減でございます。 おめくりをいただき、36ページ、20款繰入金は、各基金からの繰入金を整理させていただいたものですが、財政調整基金は一般財源の不足に充当するため9,245万1,000円を取り崩し、繰り入れをさせていただくものであります。23款3項1目の貸付元利収入は、土地開発公社貸付金返還金の減額と、融資預託金の利子分の増額をお願いしたものであります。 5項1目雑入は、いずれも決算に近づけるためのものですのでごらんをいただいて、おめくりをいただき、38ページの23款市債は、先ほど第3表で御説明をさせていただいたものであります。 以上であります。よろしく御審議をいただきますようお願いをいたします。
○議長(中村威夫君) 伊藤保健福祉部長。 (保健福祉部長 伊藤健君登壇)
◎保健福祉部長(伊藤健君) それでは引き続き予算書の127ページからお願いをしたいと思います。議案第16号、平成20年度伊那市
国民健康保険特別会計第2回補正予算について御説明を申し上げます。第1条で歳入歳出予算の補正で、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2億1,426万円を追加いたしまして、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ61億375万円にするものでございます。 予算内容について御説明申し上げます。歳出から申し上げますので、142ページまでお進みをいただきたいと思います。今回の補正につきましては、一般会計と同様決算に近づけるためのものが主になりますのでお願いいたします。第1款総務費の一般管理費は、減額補正をするものでございますので、ごらんいただきまして、おめくりをいただきまして、第2款保険給付費の一般保険者療養給付費は、給付費増額に伴います増額、一般被保険者療養費は、財源の組み替え、審査支払い手数料は実績に伴います減額補正、2項の光学療養費の一般被保険者高額療養費、退職被保険者光学療養費とも給付費の増に伴います負担金の増額でございます。 おめくりをいただきまして、3項出産育児諸費2目の出産育児一時金は、21年1月から一時金の増額をしておりますが、見込みとして減額となるものであります。 おめくりをいただきまして、148ページをお願いいたします。7款共同事業拠出金1目の高額療養費共同事業医療費拠出金の負担金につきましては、実績見込みで増加の見込みでございます。 おめくりをいただきまして、150ページ、8款の保健事業費1目の特定健康診査等事業費は、実績によります減額補正でございます。 おめくりをいただいて、152ページでございますが、9款の基金積立金、利子分の積み立てであります。 154ページをお願いいたします。10款公債費1目の利子でありますが、給付費の支払いに伴います一時的な資金不足を一般会計から借り入れたものの利子上昇分の補正でございます。 おめくりください。156ページでございますが、11款諸支出金の1目直営診療施設勘定繰出金でありますが、僻地診療所等特別な事情に対し、特別調整交付金の対象となるものを国保会計の繰り出しによって直診会計へ補助するための繰出金であります。 恐れ入りますが、歳入について申し上げますので、138ページにお戻りをいただきたいと思います。1款の国民健康保険税から140ページの6款共同事業交付金までは、決算に近づけるための見込みとして増額及び減額補正をお願いするものでございます。8款の財産収入は、基金積立金の利子見込額でございます。9款繰入金につきましては、保険基盤安定繰入金で、保険税軽減分の補てん及び保険者支援分の増額、一般会計繰入金につきましては、職員給与費等繰入金と先ほど歳出のところでも申し上げました出生育児一時金に伴います減額、2項では国民健康保険基金からの繰り入れを見込むものであります。11款諸収入につきましては、一般被保険者及び退職被保険者、要するに第三者納付金と返還金について実績に伴い増額するものでございます。 国保会計につきましては以上でございます。 続きまして補正予算書165ページまでお進みをいただきたいと思います。議案第17号、平成20年度伊那市
国民健康保険直営診療所特別会計第3回補正予算について御説明申し上げます。165ページの歳入歳出予算の補正第1条でございますが、歳入歳出の総額を歳入歳出それぞれ1,922万円減額いたしまして、歳入歳出予算の総額をそれぞれ3億1,647万5,000円とするものでございます。 歳出から御説明申し上げますので、178ページまでお進みをいただきたいと思います。これも内容につきましては決算に近づけるものがほとんどでありますが、1款総務費の一般管理費は、実績に伴います減額補正、2目の基金積立金は、基金利子分でございます。 おめくりをいただいて、180ページ、2款医業費につきましては、今年度の実績を踏まえての減額補正でございます。 182ページをお願いいたします。7款の針灸費につきましても実績に基づきます減額補正でございます。 歳入について申し上げますので、174ページにお戻りをいただきたいと思います。歳入では1款の診療収入については国保、社保等からの診療報酬等を確定見込みによる補正をいたしたものでございます。2款使用料手数料につきましては、診断書、主治医意見書等にかかわるものの増、及び針灸治療所使用料の減でございます。3款繰入金では、国保会計から僻地診療所特別調整交付金、4款諸収入の雑入は容器代等でございます。6款サービス収入は居宅療養管理指導費収入等の補正であります。 おめくりいただきまして10款の財産収入は、基金利子分の補正でございます。 恐れ入りますが、187ページまでお進みをいただきたいと思います。議案第18号、平成20年度伊那市
後期高齢者医療特別会計第2回補正予算について御説明を申し上げます。第1条の歳入歳出予算の補正でございますが、歳入歳出それぞれ4,799万円を減額いたしまして、歳入歳出の総額をそれぞれ6億6,117万円とするものでございます。 これも歳出から御説明申し上げますので、198ページまでお進みをいただきたいと思います。2款後期高齢者医療広域連合納付金1目でありますが、負担金の後期高齢者医療保険料を6,749万円減額いたします。それから保険基盤安定負担金を1,950万円増額するものでございます。 歳入について御説明申し上げますので、恐れ入りますけれども、196ページへお戻りをいただきたいと思います。1款の後期高齢者医療保険料の特別徴収分と普通徴収について、実績に伴います減額、増額の補正をお願いするものでございます。2款、4款についても実績によるものでありますが、4款2目の保険基盤安定繰入金につきましては、低所得者等の保険料軽減賦課分としまして、一般会計から繰り入れを受けるものでございます。 203ページまでお進みをいただきたいと思います。議案第19号、平成20年度伊那市介護保健特別会計第4回補正予算について御説明を申し上げます。203ページの歳入歳出予算の補正、第1条でございますが、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ6,201万円を追加いたしまして、歳入歳出予算の総額を45億6,043万5,000円とするものでございます。 これも歳出から御説明申し上げますので、216ページまでお進みをいただきたいと思います。この会計も決算に近づけるものが主な内容でありまして、1款の各事業につきましては、広域電算業務の21年度からの介護保険システム改修負担金の増以外は実績見込みによりまして減額補正をするものでございます。 おめくりをいただきまして218ページ、2款の保険給付費の関係につきましては、1項1目居宅介護サービス給付費、2項1目介護予防サービス等給付費の各事業、おめくりいただいて220ページの4項1目高額介護サービス等給付費の各事業は、実績を考慮する中での必要額を見込んだものでございます。 222ページをお願いいたします。4款地域支援事業費1項1目介護予防事業費2項1目の包括的支援事業費、2目任意事業費につきましても同様、実績を見る中での補正でございます。 226ページまでお願いをいたします。5款の基金積立金でありますが、1目介護給付費準備基金積立金の利子と、2目では国の2次補正によります介護従事者処遇改善臨時特例積立金分で、午前中に提案させていただきました議案第3号の積立金条例にかかわるものでございます。 恐れ入りますが212ページへお戻りいただいて、歳入についてお願いを申し上げます。歳入でございますが、1款の介護保険料は1号保険者対象者増に伴うもの、4款の国庫支出金の介護給付費負担金は、介護給付の増加によるもの、調整交付金につきましては調整率の見直しによるもの、地域支援介護予防事業交付金、地域支援包括支援事業交付金は実績によるもの、施設整備改修補助金は事業実績に伴うもの、及び歳出のところで申し上げました介護従事者処遇改善臨時特例交付金でございます。5款、6款につきましては実績に伴います補正で、7款の財産収入は介護給付費の準備基金の利子分、9款の繰入金につきましてはルール分等に基づきます一般会計からの繰入金でございます。 また恐れ入りますが、231ページまでお進みをお願いします。議案第20号、平成20年度伊那市
介護サービス事業特別会計第2回補正予算について御説明を申し上げます。第1条歳入歳出予算の補正でございますが、歳入歳出の総額から歳入歳出それぞれ48万円を減額いたしまして、歳入歳出の総額をそれぞれ9,598万円とするものでございます。 歳出で御説明申し上げますので、242ページへお願いいたします。2款サービス事業費で実績によります訪問看護の臨時職員賃金を減額補正をお願いするものであります。 お戻りいただきまして、240ページの歳入についてごらんをいただきたいと思います。1款サービス収入の1目介護給付費収入、3項自己負担金の収入、4項訪問看護療養費収入は、いずれも実績に基づいての減額でありまして、8款の繰入金は一般会計からの繰入金でございます。 議案第16号から議案第20号まで、保健福祉部関係の特別会計補正予算については以上でございます。よろしく御審議のほどをお願いいたします。
○議長(中村威夫君) 木下水道部長。 (水道部長 木下博司君登壇)
◎水道部長(木下博司君) 続きまして補正予算書の247ページをお願いいたします。議案第21号、平成20年度伊那市水道事業会計第3回補正予算について御説明申し上げます。今回の補正は、事業の確定に伴いまして決算に近づけるためにお願いするものでございます。第2条は収益的収入及び支出でございますが、収入では1款水道事業収益を25万3,000円増額し、総額を16億6,265万3,000円とするものでございます。2項の営業外収益におきまして一般会計からの補助金で、精算額に不足するための増額をお願いするものでございます。支出では、1款水道事業費用を600万円増額し、総額を16億5,625万円とするものでございます。2項営業外費用におきまして、消費税及び地方消費税の増額によるものでございます。 第3条の資本的収入及び支出の予定額でございますが、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額等を第3条記載のとおり改めまして、収入では事業の確定によりまして企業債を減額し、1款資本的収入を480万円減額するものでございます。総額を12億6,540万円とするものでございます。支出では1款資本的支出を483万7,000円減額し、総額を17億917万3,000円とするものでございます。第1項の建設改良費で設備工事等の確定により減額するものでございます。 第4条は他会計からの補助金でございますが、第2条の収益的収支において説明させていただいたとおり25万3,000円を増額し、おめくりいただいた248ページのとおり、これを5,861万7,000円に改めるものでございます。 議案第21号、水道事業会計につきましては以上でございます。 続きまして261ページをお願いいたします。議案第22号、平成20年度伊那市
下水道事業会計第2回補正予算について御説明申し上げます。今回の補正は事業の確定に伴いまして、決算に近づけるためにお願いするものでございます。第2条は収益的収入及び支出でございますが、収入では1款下水道事業収益を1,031万円増額し、総額を20億9,041万円とするものでございます。主なものでございますが、1項営業収益は下水道使用料の減額、2項の営業外収益は一般会計からの基準内の補助金と、消費税並びに地方消費税の還付により増額するものでございます。支出では、1款下水道事業費用を7,487万円減額し、総額を26億848万円とするものでございます。主なものでございますが、1項営業費用は職員異動による人件費等の減額、2項営業外費用は長期債並びに一時借入金の確定見込みにより、それぞれ減額するものでございます。 第3条は資本的収入及び支出でございますが、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額等を第3条記載のとおり改めまして、収入では1款資本的収入を1億1,390万円増額し、総額を44億7,130万円とするものでございます。主なものは1項企業債が事業の確定見込みに伴い減額、4項分担金及び負担金は受益者負担金の増によるもの、5項補助金は一般会計からの補助金の増額でございます。 おめくりいただきまして、262ページをお願いいたします。支出では1款資本的支出を8,558万円減額し、総額を52億8,296万円とするものでございます。主なものでございますが、1項の建設改良費は農集並びに公共、特環下水道事業の建設にかかわる各事業の確定見込みにより減額、2項の企業債償還金は借換債の額の確定により増額するものでございます。 第4条の企業債につきましては、借り換えを除いた分について限度額を19億9,950万円に改めるというものでございます。 以上が議案第21号並びに議案第22号について説明をさせていただきました。よろしく御審議いただきますようお願いいたします。
○議長(中村威夫君) 唐木産業振興部長。 (産業振興部長 唐木好美君登壇)
◎産業振興部長(唐木好美君) 議案第23号、平成20年度伊那市児童運送事業会計第2回補正予算について説明をさせていただきますので、平成20年度伊那市補正予算書の3月補正②の281ページをお願いいたします。今回の補正でありますけれども、今年度は歌宿までの運行は4月25日から予定どおり運行を開始しましたが、平成19年度に発生をしました台風9号によります災害復旧工事のため、北沢峠までの運行が例年の6月15日から7月1日へ変更して運行となりました。今回の補正は事業費の確定などにより、決算に近づけるための補正をお願いするものでございます。 第1条は総則で、第2条は補正予算第2条の収益的収入及び支出では、収入、支出それぞれ123万6,000円を追加しまして、収入、支出それぞれ5,572万9,000円とするものであります。 支出から説明をさせていただきますので、286ページをお願いいたします。1款1項1目運転費1節給料、2節手当は、確定による減でございます。5節法定福利費の職員、非常勤運転手の時間外手当等の増額でございます。37節軽油は原油高騰による増でございます。2目車両修繕費は修理費の減、5目施設損害保険は建物の損害保険の増で、6目一般管理費の6節旅費は支出予定がないための減額で、17節手数料は伊那市観光株式会社への手数料の増で、2項4目支払利息及び企業債取扱諸費は一時借入金の利息の減額であります。 収入について説明いたしますので、284、285ページへお戻りをいただきたいと思います。1款1項1目運送収益は旅客総数が4万3,635人、当初予算の見込み4万1,500人より約2,000人の増による旅客運賃収入の増額で、2目運送雑収益の1節収益は減額であります。 以上であります。よろしく御審議を賜りますようお願いいたします。
○議長(中村威夫君) これより質疑に入ります。御質疑ありませんか。 (「なし」と言う者あり)
○議長(中村威夫君) 以上をもって、質疑を終結いたします。ただいま議題となっております議案第15号から議案第23号までの9案は、付託表のとおり所管の委員会に付託をいたします。
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△議案第24号 平成21年度伊那市一般会計予算について
△議案第25号 平成21年度伊那市
国民健康保険特別会計予算について
△議案第26号 平成21年度伊那市
国民健康保険直営診療所特別会計予算について
△議案第27号 平成21年度伊那市
後期高齢者医療特別会計予算について
△議案第28号 平成21年度伊那市
老人保健医療特別会計予算について
△議案第29号 平成21年度伊那市
介護保険特別会計予算について
△議案第30号 平成21年度伊那市
介護サービス事業特別会計予算について
△議案第31号 平成21年度
伊那市営駐車場事業特別会計予算について
△議案第32号 平成21年度伊那市
簡易水道事業特別会計予算について
△議案第33号 平成21年度伊那市
水道事業会計予算について
△議案第34号 平成21年度伊那市
下水道事業会計予算について
△議案第35号 平成21年度伊那市
自動車運送事業会計予算について
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○議長(中村威夫君) 日程第11、議案第24号「平成21年度伊那市一般会計予算について」から議案第35号「平成21年度伊那市
自動車運送事業会計予算について」までの12案を一括議題といたします。理事者から提案理由の説明を求めます。 林総務部長。 (総務部長 林俊宏君登壇)
◎総務部長(林俊宏君) それでは議案第24号、平成21年度伊那市一般会計予算について御説明いたしますので、サーモンピンク色の21年度予算書一般会計の1ページをお願いいたします。21年度伊那市一般会計予算でございます。第1条は歳入歳出予算の総額をそれぞれ292億8,400万円とするものであります。この予算の編成方針につきましては、先ほど市長が申し上げたとおりであります。21年度の一般会計の予算規模でありますけれども、前年度の当初予算と比べますと4.5%、額にいたしまして13億6,800万円の減となっておりますが、土地開発公社への貸付金の見直し、また国の第2次補正予算にかかわる前倒し分等を考慮いたしますと、おおむね前年度当初予算の規模と同規模でございます。 次に第2条は継続費、第3条は債務負担行為、第4条は地方債でありますが、これにつきましては後ほど御説明をさせていただきます。第5条は一時借入金で、借り入れの最高額を40億円とするものであります。第6条は歳出予算の流用について、人件費の同一款内での各項の間の流用をすることができるとするものであります。 それでは継続費、債務負担行為及び地方債について御説明をいたしますので、6ページをお願いいたします。6ページの第2表継続費でありますが、春富中学校改修工事は耐震補強工事とトイレ改修工事であります。これにつきましては21年度、22年度の2年間の継続事業として実施をさせていただくものであります。 7ページの第3表債務負担行為でありますが、最初の伊那市土地開発公社の事業資金の借り入れに対する債務保証は、土地開発公社の事業資金41億円の借り入れに対する債務保証と、次の平成24年度土地評価替作業委託につきましては、21年度から始まります固定資産土地評価替え作業の委託業務の2件について、債務負担行為とさせていただくものであります。 おめくりをいただき、8ページをお願いいたします。8ページの第4表地方債でありますが、最初の農業基盤整備事業は用排水路、ため池、農道改良工事等にかかわる事業に対する起債、1つ飛んで林道整備事業は林道長谷高遠線ほか林道整備に対するものであります。また1つ飛んでいただいて、道路整備事業は特定路線のほか、市道の整備に対するものをお願いしたものであります。次の消防施設整備事業は消防ポンプ自動車の車庫新築工事や、消防ポンプ自動車購入などに対する起債であります。合併特例事業は、まちづくり基金への積み立て、また保健センターの建設、小中学校耐震整備や中学校下水道接続工事、また旧上伊那図書館整備事業などを対象とした合併特例事業債であります。次の過疎対策事業債につきましては小原地域交流センターの建設、鹿嶺高原公衆トイレの改良事業、市道金井沢線などの市道改良事業、高遠歴史博物館収蔵庫の増築工事などを充てております。
臨時財政対策債は地方交付税の原資となる国税収入の不足分等による財源不足に対するものであります。借換債は繰上償還の財源に充てるため借換債を21年度につきましても3億6,370万円を発行させていただくとするものであります。 なお市債の総額でありますけれども、21年度の市債の総額は38億1,510万円でございます。 それでは歳入から御説明いたしますが、国、県補助金、また特定財源は別冊の主要事業の概要の財源等の中で御確認をさせていただきたいと思いますが、ここでは一般財源を中心に説明をさせていただきます。なお歳入、歳出とも初めのところで市長が申し上げたものと重複する部分があるかと思いますが、よろしくお願いをいたします。 18ページ、19ページをお願いいたします。18ページの歳入から御説明をさせていただきます。1款1項1目の個人市民税は、前年度並みの計上とさせていただいております。2目法人市民税につきましては、企業収益の悪化により大きく減額する見込みと考え、前年度に対しまして20.8%の減としております。2項1目の固定資産税につきましては、土地の下落や家屋の新設、増設は前年度ほどは見込まれないと思いますので、それと償却資産につきましては、景気後退の影響を受け設備投資が減少したことから、固定資産税全体といたしましては前年度比2.2%の減としております。3項の軽自動車税は、前年度並みを見込んでおります。4項市たばこ税につきましては、消費が全国的に減少傾向であります。そういった中から前年度比4.8%の減とさせていただいております。 9項都市計画税につきましては、先ほどの固定資産税と同様、新、増築の減少などを考慮いたしまして、前年度比4.4%の減であります。10項入湯税は、温泉施設の利用者の実績などを見る中で、前年度比7.4%の減、2款地方譲与税から、おめくりいただき、20、21ページの11款地方特例交付金、これにつきましては国の地方財政計画、また消費の動向、それから20年度の収入決算見込みなどを見ながら見込んだものであります。 おめくりをいただき、22ページをお願いいたします。22ページ、12款地方交付税でありますけれども、国の出口ベースでの予算では、対前年度比2.7%の増ということで見込んでおりますが、本市におきましては公債費の算入分の減等を見込みまして、地方交付税につきましては前年度並みとさせていただいております。13款交通安全対策特別交付金は、前年度並みとしたものであります。 14款以降は特定の事業にかかわる財源となる歳入でありますので、17款県支出金まではごらんをいただいて、40、41ページまでお願いいたします。40ページ、18款財産収入2項1目不動産売払収入につきましては、遊休不動産の売り払いを積極的に行うこととしております。19款寄附金の8目土木費寄附金は、過疎地域振興寄附金と、美原公民館改修工事にかかわる地元寄附金を予定したものであります。20款繰入金の1項特別会計繰入金は、市営駐車場特別会計の繰入金、2項基金繰入金の1目財政調整基金繰入金につきましては、下水道会計への基準外繰出金の財源に充てるため1億2,000万円を取り崩ししております。 おめくりをいただき、3目ふるさと創生基金繰入金は、まちづくり基金の財源の一部に充てるため、4目地域振興開発基金繰入金は高遠地域の事業の財源に充てるもの、5目過疎地域振興基金繰入金は長谷地域の事業の財源に充てるためのものであります。6目福祉基金は福祉事業の財源に充てるためのものであります。10目高遠さくらホテル整備等基金は、高遠さくらホテルの改修のための財源に充てるため、13目美術館等建設基金は信州伊那高遠の四季展の費用に充てるため、20年度に積み立てたものを取り崩すというものであります。14目ふるさと応援基金は仙丈ヶ岳山頂周辺整備のために財源とするため取り崩すものであります。 21款繰越金は5億5,000万円を見込んでおりますけれども、前年度比19.1%の減とさせていただいております。22款諸収入3項1目貸付金元利収入は前年度に比べ8億2,160万円の減でございますが、これは土地開発公社への貸し付けのあり方を見直したため減額となったものであります。4項10目教育費受託事業収入は、図書館システムの受託収入であります。 おめくりをいただき、5項1目雑入は前年度比0.7%の減であります。2節総務費雑入の主なものでありますけれども、総務関係雑入(企画)の伊那市地域公共交通協議会からのもの、また派遣職員の退職手当引当金や中部グリーン電力基金からの助成金などであります。3節の民生費雑入では高齢者介護の関係で、指定管理者からのもの等が含まれております。4節衛生費雑入でありますけれども、この中には
ごみ中間処理施設用地選定事業広域連合負担金、また保健センターの建設の一部に充てるための地域新エネルギー等導入促進事業補助金などが計上されております。 おめくりをいただいて、6節農林水産業費雑入には、森林総合研究所支出金などを計上し、7節の商工費雑入の中には伊那市観光株式会社からの雑入を中心に計上させていただきました。8節土木費雑入は、長野県市町村振興協会交付金が主なものでございます。10節教育費雑入では学童クラブ家庭負担金、また長野県市町村振興協会交付金等を主に雑入を組ませていただいたものであります。12節公債費雑入でありますけれども、これは衛生センター周辺道路整備事業にかかわります起債の元利償還金の一部を伊那中央行政組合が負担をしていただくための雑入でございます。 23款市債につきましては、先ほど第4表で御説明をさせていただいたものであります。 以上が歳入でございます。 次に歳出でありますけれども、歳出につきましては、この場におきましては平成21年度の主な施策と事業につきまして御説明をさせていただきたいと思いますが、この説明につきましてはきょうお手元にお配りをしてあります右肩に資料No.2とあります平成21年度当初予算主要事業一覧表、こちらをごらんいただきたいと思います。薄いもので、これは議員さんとの勉強会でも使わせていただいた資料でありますけれども、薄いもので当初予算の主要事業一覧表、こちらでお願いをしたいと思います。 この1ページをお願いいたします。これは市長と、あいさつの中でもダブることが多いかもしれませんけれども、お願いをいたします。1ページは総務費関係でありますが、最初の職員の派遣でありますが、これは新たに企業誘致、また観光の推進という観点から、県商工労働部の名古屋事務所に職員を派遣するとしたものであります。次は21年度長野県防災総合訓練が伊那市を会場として、ここにありますが10月25日に実施されるというものであります。また次は防災備蓄倉庫、これについては西箕輪中学校、長谷中学校、高遠北小学校の3カ所に備蓄倉庫を整備していきたいとするものであります。 1つ飛んでいただいて、防災ラジオの購入は500台を購入しまして、希望者に有償で配布をしていきたいとするものであります。 次は第3セクター、土地開発公社の経営改善計画の策定に21年度取り組みたいとしたものであります。 下から2つ目の新エネルギー利活用調査でございますけれども、これは太陽光発電等、市の市有地の活用について調査をしていきたいとし計上したものであります。 おめくりをいただきまして、上から3番目、まちづくり基金の積立でありますが、これは合併後の地域振興のための基金造成をするもので、20年度から22年度の3カ年において、総額20億3,000万円の積み立てを予定するものであります。 3ページは民生費でありまして、最初の結婚推進事業は、昨年度設置の結婚相談業務、またイベント、セミナーの企画等の充実を図るとしたものであります。次は美篶おたっしゃ園の建設、それから5つ目のボランティア移送サービス事業は、21年度新たに高遠地域、長谷地域、西箕輪地域の3地区に計画をさせていただきたいとするものであります。 1つ飛んでいただいて、子ども医療費の無料化事業でありますが、これは小学校6年生までの入院分について無料化をいたしまして、子育てを応援したものであります。 おめくりをいただいて、4ページの最初の子育て支援センターでございますが、これは高遠町の支援センターを旧美篶東部保育園に移設をし、週3日午前中のみの開設だったものを、週5日として充実を図るものであります。 1つ飛んで保育園の整備についてでありますが、富県保育園の建設は前倒し事業といたしまして20年度の補正予算でお願いをしたところでありますが、21年度予算におきましても、西箕輪北部保育園と大萱保育園を統合し整備をするための予算をお願いしております。 5ページは衛生費で、最初の日本脳炎集団予防接種は新たなもの、次の新型インフルエンザ対策は行動計画の策定や職員用の感染予防品を整備するものであります。次の前立腺がんの検診も新たな施策であります。次の人間ドック受診補助は、後期高齢者医療保険加入者への補助を新設したものであります。 このページの一番下、保健センター建設でありますけれども、20、21年度の事業として実施をするものでありますが、この中に上伊那口腔保健センターも併設していくとしたものであります。 おめくりをいただきまして、6ページの最初の市営霊園の増設でありますけれども、42区画を増設する計画であります。増設が終わりますと、613区画となるものであります。下から2つ目のごみの減量化・資源化推進委員会におきましては、ごみの減量化と資源化推進のための検討機関を新たに設置をし、ごみの減量化に努めていくとしたものであります。 7ページの労働費はごらんをいただいて、おめくりをいただき、8ページは農林水産業費で、上から2番目の有害鳥獣対策でありますが、緩衝帯設置、獣害防護柵の設置、また有害鳥獣の駆除に対する補助を引き続き行うとするものであります。 5つ下の団体営土地改良事業を新たに笠原地区を加えまして、市の中の7地区において実施するものであります。次はみはらしファームの10周年記念事業でありますが、みはらしファームの10周年記念事業といたしまして、ラジオ番組の生放送を行いたいとしたものであります。 1つ飛んでいただいて、地域環境保全林の整備、この事業は県の森林税を財源に、平地林内にあずまや2棟を整備していくとしたものであります。 9ページの最初の新宿区との地球環境保全協定連携事業は、キックオフイベント、森林教室の開催、新宿区によります鹿嶺高原の市有林の間伐、そんな計画をしております。次の地域材利用促進事業につきましては、小原地域交流センターを整備するものであります。 おめくりをいただきまして、10ページからは商工費であります。最初の中小企業不況克服経営支援事業と、次の中小企業提案営業研究事業につきましては、商工会議所事業への支援であります。次の中小企業融資につきましては、借換資金制度の創設で、融資保証料の補助をするというものであります。あとはごらんをいただきたいと思います。 11ページの上から2つ目の鹿嶺高原の整備でありますけれども、この整備事業は公衆トイレ2カ所、それと揚水施設一式を鹿嶺高原に整備をするというものであります。次の仙丈ヶ岳山頂周辺整備につきましては、方位版、標注等の整備をしていきたいというものであります。 おめくりをいただきまして、12ページの土木費でありますけれども、初めの特定路線の整備でありますが、桜井殿島線、学校南線、杖突街道線や金井沢線、非持中央線のほか市道の整備を行うものであります。次のサインシステムは国道152号線の東高遠バイパスに、サインシステム2基を設置していきたいとするものであります。それから3つ下の黒河内線橋梁架け替え事業でありますけれども、21年度につきましては鷹岩橋のかけかえについて取り組みを始めるとしたものであります。下から2つ目でありますけれども、二条線の舗装改良事業を行う予定でございます。 13ページは消防費でありますけれども、この中では一番下の高遠消防署に高規格救急車を整備していく予算をお願いしております。 おめくりをいただきまして、14ページは教育費でございますが、新たに3つ目の新学習指導要領への対応や、また小学校高学年の英語活動への対応、こんなことに取り組む中で、1つ飛んでいただいて、小学校の耐震整備事業は引き続き進めることといたしておりますし、また3つ下の中学校の耐震整備についても、引き続き取り組むというものでありまして、次の春富中学校につきましては、春富中学校の下水道への接続をしながら、トイレの改修をするというものであります。 15ページの一番上は新宿区との交流事業でありまして、ミュージカル「火の鳥」の公演を計画しております。次は民俗資料館、なつかし館の駐車場の整備を行うもの、また次は高遠歴史博物館の収蔵庫の増築を行うものであります。ことしは信州伊那高遠の四季展の開催年でございます。次の学習と交流の拠点再生事業でありますけれども、この事業は旧上伊那図書館の改修事業でありまして、収蔵庫の建設、広場の緑地化等を行うものであります。 おめくりをいただきまして、16ページは公債費でありますけれども、21年度におきましても利率の高いものを繰上償還いたしまして、低利な資金に借り換える計画でございますので、お願いをいたしたいと思います。 以上、雑駁でありますけれども、平成21年度当初予算の主な事業、また施策について触れさせていただきました。なお細部等につきましては、各常任委員会において御審査をいただき、当初予算をお認めいただけるようお願いをするものであります。 以上であります。
○議長(中村威夫君) 暫時休憩といたします。再開は午後2時30分からといたします。
△休憩 午後2時15分
△再開 午後2時30分
○議長(中村威夫君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。 伊藤保健福祉部長。 (保健福祉部長 伊藤健君登壇)
◎保健福祉部長(伊藤健君) それではお願いいたします。特別会計について、私どもの保健福祉部関係、申し上げますので、若草色のこの予算書、それから平成21年度主要事業の概要、これで説明をさせていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 それでは予算書の3ページからお願いをしたいと思います。よろしいでしょうか、3ページ、議案第25号、平成21年度伊那市
国民健康保険特別会計について御説明をいたします。第1条の歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ60億6,010万円にいたしたいというものでございます。予算の総額は前年度より4.4%増を見込んでございます。第2条は地方自治法の規定によります一時借入の最高額を5億円と定めさせていただくものでございます。 国民健康保険のこの予算を措置するときの加入状況でございますが、一般被保険者1万7,193人で前年度より2.6%の減、退職被保険者等は1,187人で前年度より27.4%の減を見込んでおります。これは制度改正によります対象者が65歳未満となるために減少ということで見込んでいるものでございます。 それでは予算の内容について御説明申し上げますので、歳出からでございますが、先ほど申しましたこの主要事業の概要、91ページをお開きいただきたいと思います。91ページから92ページの2段目までにつきましては、総務費でございまして、人件費や国保連合会への負担金が主なものでございます。 おめくりいただきまして92ページの上から3段目から96ページ、上から2段目までは保険給付費になりますが、1項療養諸費は療養費等の通常は70%分、小学校就学前児童及び70歳以上については80%分を国保連合会を通して医療機関に支払うものが主なものでございます。以下、継続事業でございますのでごらんをいただきまして、96ページの3段目をごらんいただきたいと思います。3款後期高齢者支援金等でございますが、以前の老人保健にかわります後期高齢者医療保健の医療費の40%相当分及び事務費を社会保険診療報酬支払基金に支払うものでございます。 97ページの2段目、3段目、4款の前期高齢者納付金等は65歳から74歳までの高齢者にかかわる費用の一定部分を全保険者が案分して負担するための納付金、及び事務費を社会保険診療報酬支払基金に支払うものでございます。 おめくりいただきまして98ページをごらんいただきたいと思います。5款の老人保健拠出金は老人保健の精算にかかわるもの、6款の介護納付金から100ページまでは継続事業でございますので、ごらんをいただきまして、おめくりいただいて101ページをごらんいただきたいと思います。1段目の8款2項特定健康診査等事業費になりますが、これは40歳から74歳までの被保険者に対しまして、いわゆるメタボリックシンドロームに着目した特定健診、特定保健指導の実施が平成20年度から各保険者に義務化をされまして、この事業に要する事業費を計上したものでございます。2段目の10款公債費以降は継続事業でございますので、ごらんをいただきたいと思います。 それでは歳入について御説明いたしますので、予算書にお戻りいただきまして12ページをお願いいたします。1款の国民健康保険税は、これまでの医療分、介護分に加えまして、平成20年度から後期高齢者支援金分を新たにお願いをしてございます。2款の使用料及び手数料は国保税の督促手数料でございます。3款国庫支出金、4款県支出金、5款の療養給付費交付金は、それぞれルール分を見込んだものでございます。6款の共同事業交付金につきましては都道府県単位で医療費用負担を調整する保険財政共同安定化事業にかかわる交付金及び高額な医療費に対する交付金でございます。7款につきましては前期高齢者納付金は制度改正によりまして、65歳から74歳までの被保険者にかかわる費用に対する交付金でございます。 次のおめくりいただいた9款でございますが、繰入金は一般会計からのルール分と、国保基金からの取り崩しをお願いするものでございます。10款の繰越金は前年度と同額を見込んでございます。11款諸収入は滞納保険税に対する延滞金、出産費資金貸付金返還金等が主なものでございます。 国保会計については以上でございます。よろしく御審議をいただきますようお願いいたします。 続きまして予算書の55ページをお願いいたします。55ページからのものでございますが、平成21年度伊那市
国民健康保険直営診療所特別会計予算についてでございます。57ページをごらんいただきたいと思います。第1条歳入歳出予算は、歳入歳出の総額を歳入歳出それぞれ3億870万円にしたいというものでございます。予算の総額は昨年とほぼ同様で、99.3%となっております。この会計は西箕輪、新山、長藤及び美和の診療所、それから長谷の針灸治療所の運営にかかわるものでございます。 第2条の地方債につきましては60ページをごらんいただきたいと思いますが、借り換えにかかわるものでございますので、お願いをいたします。 それでは歳出について説明申し上げますので、また主要事業の概要の103ページをごらんいただきたいと思います。1段目は1款総務費でございまして、先ほど申し上げましたそれぞれの診療所等の医師、看護師、事務職員等の人件費と、施設運営にかかわる光熱水費や消耗品費など需用費が主なものでございます。2段目は2款医業費で、地域の医療機関として必要な医薬材料の購入を行うものでございます。 おめくりをいただきたいと思います。3款の施設整備費はそれぞれの診療所の施設の修繕、備品購入を行うものでございます。4款公債費は起債の元利償還金でございます。 105ページをごらんいただきたいと思いますが、7款針灸費は針灸治療所の人件費と医薬材料費が主なものでございます。次の8款予防費につきましては財団法人地域社会振興財団からの助成を受けて、診療所と地域住民が協力して行う健康づくり推進事業を行うための経費でございまして、美和診療所健康セミナー、診療所フェスティバル等にかかわるものでございます。 予算書の66ページへお戻りをいただきたいと思います。歳入についてでございますが、1款の診療収入につきましては、本年度、20年度の収入を見込む中で、前年度比11.2%の減としたものでございます。第2款使用料及び手数料は診断書や介護保険の医師の意見書作成収入と、針灸治療所の使用料収入を見込んだものでございます。3款繰入金は一般会計と国保特別会計からのルール分等に基づいた繰り入れを見込んでございます。4款諸収入の雑入は薬剤費の容器代等と診療所と地域住民との連携推進事業に対する財団法人地域社会振興財団からの交付金を見込んでございます。6款のサービス収入でございますが、介護保険の在宅サービスにかかわる収入を見込んでございます。 この会計につきましては以上でございますので、よろしく御審議をいただきますようお願い申し上げます。 続きまして予算書の89ページからお願いをいたしたいと思います。91ページをごらんください。議案第27号、平成21年度伊那市
後期高齢者医療特別会計予算について御説明を申し上げます。第1条歳入歳出予算は、歳入歳出の予算の総額を歳入歳出それぞれ6億3,590万円にいたしたいというものでございます。平成20年4月より始まりました後期高齢者医療制度は、長野県後期高齢者医療広域連合が実施主体でありますが、保険料の徴収に関する事務及び各種申請の受理等、窓口業務につきましては市町村でありますので、この会計は徴収した保険料の広域連合への支払いほかの事務を行うためのものでございます。 それでは歳出について御説明申し上げます。恐れ入りますがまた主要事業の概要の106ページをごらんいただきたいと思います。1段目は1款総務費1項1目一般管理費でございますが、事業運営のための事務費等でございます。職員給与費、情報センター負担金が主なものでございます。2段目の2項1目の徴収費は、後期高齢者医療保険の保険料徴収にかかわる費用等で、保険料の通知等の郵送料等でございます。3段目の2款1項1目後期高齢者医療広域連合納付金ですが、伊那市に住所を有する被保険者見込みを1万507人と見込みまして、その分にかかわります徴収した保険料及び低所得者にかかわる保険料減額相当分を広域連合に納付するものでございます。 107ページは還付見込金でありますので、お願いをしたいと思います。 それではまた予算書の100ページにお戻りをいただきたいと思います。歳入でございますが、1款後期高齢者医療保険料は、伊那市に住所を有します被保険者にかかわる特別徴収及び普通徴収による保険料でございます。2款手数料は督促にかかわる手数料、4款繰入金につきましては、一般会計からの繰入金で、事務費にかかわるもの及び低所得者にかかわる保険料軽減分を繰り入れるものでございます。6款の諸収入は保険料還付金を見込んでございます。 この会計につきましては以上でございますので、よろしく御審議のほどをお願いしたいと思います。 続きまして予算書の111ページからお願いいたします。議案第28号、平成21年度伊那市
老人保健医療特別会計予算について御説明を申し上げます。113ページをごらんください。第1条は歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ6,230万円にしたいというものでございます。予算の総額は昨年に比べて90.7%の減となっております。この減は制度改正により平成20年4月から老人保健医療が後期高齢者医療に移行したことに伴いまして、平成20年3月診療分までにかかわる費用のみがこの会計での対象となるために大幅な減となってございますので、お願いします。 それではまた歳出について御説明申し上げますので、主要事業の概要の108ページをごらんいただきたいと思います。1段目の1款総務費は職員の人件費、社会保険診療報酬支払基金、国民健康保険団体連合会への委託料などでございます。2段目からの2款医療諸費につきましては、主に平成20年3月までの診療にかかわるものを見込んだものでございます。 歳入について申し上げますので、予算書の122ページへお戻りをいただきたいと思います。1款の支払基金交付金、2款の国庫支出金、3款県支出金につきましてはルール分のものでございます。4款の繰入金は一般会計からの繰り入れを見込むものでございます。6款諸収入は前年と同額で交通事故等の第三者行為による損害賠償金を見込んでございます。 この会計については以上でございますので、よろしく御審議をいただきたいと思います。 続きまして131ページからお願いいたします。議案第29号、平成21年度伊那市
介護保険特別会計予算について御説明を申し上げます。133ページをごらんいただきたいと思いますが、第1条の歳入歳出予算でございますが、歳入歳出の総額を歳入歳出それぞれ45億6,130万円にいたしたいというものでございます。予算の総額は前年度に比べまして2.9%増を見込んでございます。第2条は一時借入金の最高額を1億円と定めるものでございます。第3条では歳出予算の流用について定めるものでございまして、この会計は介護保険制度が発足して9年経過をしたところでございますが、平成21年度は第4期の初年度であります。伊那市老人保健福祉計画、介護保険事業計画に基づきまして、第1号被保険者の介護保険料の基準額を年間4万3,200円と定め、介護認定者をおおむね2,700人と見込んで予算計上をしてございますので、お願いをしたいと思います。 また歳出について御説明申し上げますので、主要事業の概要の110ページをごらんいただきたいと思います。110ページから111ページの1款総務費につきましては、職員の人件費と情報センターへの負担金、保険料徴収にかかわる経費、介護認定のための調査費、広域で共同設置をいたしました認定調査会への負担金等をお願いしたものでございます。111ページの介護認定審査会関係で、情報センターの危機のリース満了と制度改正に伴います改修費の増額、介護認定調査項目と1次認定の見直しの対応が新たな事業となるものでございます。また2段目の趣旨普及の(2)は、62歳に到達された皆さんへ説明会の資料作成に新たに取り組んでいきたいというものでございます。 112ページをごらんいただきたいと思います。このページから115ページの2段目までの2款保険給費は、在宅や施設での介護サービスや介護予防サービスと、高額介護サービスほかを計上した継続事業でございますので、ごらんいただきたいと思います。 116ページをお願いいたします。116ページから118ページ1段目までの4款地域支援事業につきましては、高齢者を対象にこれからも元気で介護が必要とならないための経費を計上させていただいてございます。116ページの1段目、介護予防一般高齢者施策(5)につきましては、先ほど111ページの趣旨普及のところでも資料作成に取り組むと申し上げたところでございますが、今年度より介護予防等の理解啓発のために、65歳になった皆さんを、その誕生の月に講座を開催して取り組んでいきたいというものでございます。 118ページの地域自立生活支援では、認知症対策事業としまして正しい知識や対応を普及するためのキャラバン・メイト養成事業の取り組みを行います。下段の6款公債費は一時借入金の利子と、119ページでは第1号被保険者保険料還付金と予備費を見込んでございます。 恐れ入りますが、また予算書の142ページにお戻りをいただきたいと思います。歳入でございます。第1款保険料につきましては65歳以上の第1号被保険者に納めていただく保険料で、第4期の保険料の基準額は先ほどから申し上げておりますように、年額で4万3,200円を見込んでございます。3款使用料及び定数料は保険料の督促手数料、4款国庫支出金につきましては給付費のルール分と調整交付金でございます。5款支払基金の交付金は第2号被保険者の保険料について、社会保険診療報酬支払基金から交付されるものでございます。6款県支出金は給付費のルール分と、地域支援事業の交付金でございます。 おめくりをいただきました9款繰入金につきましては、一般会計からのルール分と職員給与費等の事務費繰入金でございます。12款諸収入は在宅サービスを利用した方々に御負担をいただく負担金が主なものでございます。
介護保険特別会計につきましては以上でございます。よろしく御審議いただきますようお願い申し上げます。 続きまして同じ予算書の179ページからお願いいたします。議案第30号、平成21年度伊那市
介護サービス事業特別会計予算について御説明を申し上げます。181ページをごらんください。第1条歳入歳出予算につきましては、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ5,450万円といたしたいというものでございます。予算の総額は前年度に比べまして42%の減を見込んでございます。第2条は一時借入金の最高額を1億円と定めるものでございます。第3条は歳出予算の流用で、人件費について同一款内で流用をお願いするものであります。 この会計につきましては、ケアプラン等をつくる居宅介護支援事業所、地域包括支援センターの運営をしているものでございまして、新年度から訪問看護ステーション事業を午前中の提案でも申し上げましたように、民間の事業者にお願いすることになったため、大きく減額を見込んでございます。 それでは歳出について御説明申し上げますので、主要事業の概要の120ページをごらんいただきたいと思います。2款サービス事業費は指定居宅介護支援、介護予防支援の事業にかかわる人件費、運営費等でございます。 121ページ、5款公債費はデイサービスの起債の元利償還金をお願いしてございます。 恐れ入りますが、また予算書の190ページにお戻りをいただきたいと思います。歳入でございます。1款サービス収入は、介護支援サービス計画及び予防支援サービス計画費が主なものでございます。8款の繰入金につきましては一般会計からの繰入金で、人件費の補てん分と起債の元利償還金分でございます。 保健福祉部にかかわります新年度の特別会計の説明は以上とさせていただきます。よろしく御審議、御決定をお願い申し上げます。
○議長(中村威夫君) 守屋建設部長。 (建設部長 守屋和俊君登壇)
◎建設部長(守屋和俊君) それでは議案第31号、平成21年度
伊那市営駐車場事業特別会計予算について御説明をいたします。予算書の207ページをお願いいたします。この会計は、伊那市駅前、中央、中央第2、竜東、山寺、再開発ビル、通り町、この7つの駐車場の運営管理を行うための会計でございます。なお伊那市駅前、中央、中央第2、竜東の4駐車場につきましては、20年度より指定管理者の指定をしております。 第1条第1項では、予算の総額をそれぞれ5,050万円と定めるものでございます。予算規模では平成20年度対比で49.4%の増でありますが、この要因につきましては再開発ビル駐車場の当初建設にかかわる起債償還相当分を、本会計から負担分として一般会計へ繰り出すこととしたことによることが主なものであります。 それでは予算書218ページをお願いいたします。歳出から御説明をいたします。1款1項1目の一般管理費でありますが、駐車場の維持管理に要する費用であります。20年度対比では50%の増でございます。一般諸経費のほか、山寺、再開発ビル、通り町駐車場の管理委託料や自動管制装置保守点検委託料、通り町駐車場の自動管制装置のリース料のほか、再開発ビル駐車場の外周安全柵等設置工事費を計上いたしました。このほか再開発ビル駐車場の共益費の負担、先ほど御説明いたしました再開発ビル駐車場にかかわる起債償還相当分の一般会計への繰出金であります。 おめくりいただきまして220ページをお願いいたします。2款1項1目の予備費でありますが、不測の事態に備えまして平成20年度と同額の額を計上してございます。 歳入について御説明いたします。216ページにお戻りいただきたいと思います。1款1項1目の駐車場使用料は山寺、再開発ビル、通り町の3駐車場352区画分にかかわる使用料で、平成20年度対比で3.2%の増で計上いたしました。細節2の駐車場目的外使用料は、山寺駐車場1基、再開発ビル駐車場6基分の民間広告料看板にかかわるものでございます。5款1項1目の雑入は4駐車場の管理運営を行う指定管理者から市への納付金でございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願いを申し上げます。
○議長(中村威夫君) 木下水道部長。 (水道部長 木下博司君登壇)
◎水道部長(木下博司君) それでは議案第32号、平成21年度伊那市
簡易水道事業特別会計予算について御説明申し上げます。先ほどと同じ予算書の225ページをお願いいたします。平成21年度伊那市
簡易水道事業特別会計予算でございますが、第1条で歳入歳出予算の総額をそれぞれ2億460万円と定めるものでございます。これは前年度の当初予算対比39.9%の減でございまして、主な理由は平成19年度から実施しております公的資金等の繰上償還が、平成20年度に比べて大幅な減となったことによるものでございます。 第2条の地方債でございますが、別表で御説明いたしますので、おめくりをいただき228ページをお願いいたします。第2表の地方債でございますが、簡易水道事業と借り換えの起債の限度額等を定めるものでございます。 230、231ページをお願いいたします。事項別明細書の歳入でございますが、1款1項使用料は水道料金でございます。前年度比1.6%の増を見込んでおります。2項手数料は工事検査や開栓の手数料、2款繰入金は一般会計からの繰入金で、歳入が歳出に不足する額を一般会計より補てんをしていただくものでございます。3款諸収入は新規加入金と雑入、4款分担金及び負担金は下水道使用料にかかわる検針の負担金等でございます。5款市債は簡易水道事業債と高利率の公的資金繰上償還に対応するための借換債を見込んだものでございます。 歳入につきましては以上でございます。 歳出につきましては主要事業の概要で御説明いたしますので、伊那市主要事業の概要の123ページをお願いいたします。簡易水道事業特別会計の1款1項1目一般管理費につきましては、職員の人件費と検針及び料金徴収にかかわる費用等でございます。2項1目維持管理費でございますが、水道水の安全かつ安定供給を図るために施設の維持管理を行うための費用でございます。この中で通常の維持管理費用のほか、新年度では長谷地区の水道管路台帳の整備を図ってまいります。その下の3款公債費の1項1目元金と、おめくりいただいた124ページ、2目利子につきましては、簡易水道事業特別会計にかかわる起債償還金の元金及び利子でございます。繰上償還につきましては利率5.5%と5.2%のものがございます。 以上が伊那市
簡易水道事業特別会計予算でございます。 続きまして議案第33号、平成21年度伊那市
水道事業会計予算について御説明申し上げますので、先ほどの予算書にお戻りいただきまして、253ページをお願いいたします。平成21年度伊那市
水道事業会計予算でございますが、第2条の業務の予定量はごらんをいただきまして、第3条は収益的収入及び支出でございますが、収入では第1款水道事業収益を前年度対比2.3%減の16億2,430万円に、また支出の第1款水道事業費用を前年度対比2.1%減の16億1,270万円とするものでございます。 第4条は資本的収入及び支出でございますが、資本的収入額が資本的支出額に対して不足する額を4条記載のとおりの補てんをするものでございます。収入では第1款資本的収入が平成19年度から実施いたしました繰上償還による借換債が昨年度から大幅な減額となりまして、前年度対比で43.3%減の6億9,790万円とするものでございます。支出では第1款資本的支出を建設事業に伴う費用のほか、高利率の記載の繰上償還額の減額によりまして、前年度当初比で26.0%減の12億2,600万円とするものでございます。 おめくりいただきまして254ページをお願いいたします。第5条は企業債でございますが、上水道事業と借り換えの起債について、それぞれ限度額等を定めたものでございます。第6条以降につきましては、この会計に必要な事項を定めたものでございますので、ごらんをいただきたいと思います。 続きまして収入につきまして御説明申し上げますので、256、257ページをお願いいたします。256ページは水道事業会計の予算実施計画でございます。最初に収益的収入及び支出の収入でございますが、1款1項1目給水収益は水道料金でございまして、前年度対比0.3%の減を見込んだものでございます。3目その他営業収益の主なものでございますが、2節手数料は給水工事検査手数料等、4節他会計負担金は消火栓の維持管理費、また下水道課からの事務負担金でございます。2項営業外収益でございますが、主なものは2目他会計補助金は一般会計からの補助金でございます。3項特別利益では1目の固定資産売却益でございますが、おめくりいただいた258、259ページですが、遊休水道用地処分を予定しております。 以上が収益的収入及び支出の収入でございます。 272、273ページまでお願いいたします。次に資本的収入及び支出の収入ついて御説明申し上げます。1款1項1目企業債につきましては、建設事業に伴いまして借り入れる起債でございます。2目借換債は高利率の起債を低利率のものに借り換えるためのものでございます。4項1目1節他会計負担金は消火栓分にかかわるもの、2節工事負担金は下水道関連工事補償が主なものでございます。2目加入金は水道新設加入金でございます。 以上が資本的収入及び支出の収入でございまして、支出につきましては主要事業の概要で御説明申し上げますので、主要事業の概要125ページをお願いいたします。水道事業会計、収益的収入及び支出の支出でございますが、1款水道事業費用の1項1目原水及び浄水費は、水源及び浄水施設の維持管理に要する経費でございまして、広域水道企業団から受水しております受水費4億9,160万円が主なものでございます。配水及び給水費でございますが、送配水施設の維持管理及び漏水調査等を行うものでございまして、修繕費、動力費等が主なものでございます。4目業務費は水道料金等の徴収に要する経費を計上したものでございます。 126ページをお願いいたします。5目総係費、6目減価償却費、7目資産減耗費、8目その他営業費用はごらんをいただきまして、127ページをお願いいたします。1款2項1目支払利息及び企業債取扱諸費でございますが、水道事業の企業債にかかわる利子の支払いを計上したものでございます。5目消費税及び地方消費税は21年度分の消費税について計上したもの、3項2目過年度損益修正損は漏水認定等過年度分の水道料金の調定変更や、不納欠損等に伴う損失費用を計上したものでございます。 以上が収益的収入及び支出の支出でございます。 128ページをお願いいたします。続きまして資本的収入及び支出の支出でございます。1款1項3目構築物につきましては、下水道関連事業など各種関連事業に合わせまして、配水管の布設替えなどを行うものでございますが、下水道事業の縮減に伴いまして、対前年度比38.4%の減となっております。4目機械及び装置につきましては、老朽化した機械設備の更新と施設の整備を行うものでございます。7目事務費は建設改良事業にかかわる事務費でございます。 129ページをお願いいたします。2項1目企業債償還金でございますが、高利率の企業債を低利率のものに借り換えるための繰上償還分と水道事業の企業債にかかわる元金の償還でございます。4項1目開発費は地域水道ビジョン策定のための調査費でございます。5項7目事務費につきましては第6次拡張事業を進めるための事務費でございます。 以上が平成21年度伊那市
水道事業会計予算でございます。 続きまして議案第34号、平成21年度伊那市
下水道事業会計予算について御説明申し上げます。先ほどの予算書にお戻りいただきまして、291ページをお願いいたします。平成21年度伊那市
下水道事業会計予算でございますが、第2条の業務の予定量はごらんをいただきまして、第3条は収益的収入及び支出でございます。収入では1款下水道事業収益を前年度比5.8%増の22億50万円とするものでございまして、支出では1款下水道事業費用を前年度比2.5%減の26億3,490万円とするものでございます。第4条は資本的収入及び支出でございまして、資本的収入額が資本的支出額に対して不足する額は、4条記載のとおり補てんするものでございます。収入では1款資本的収入を繰上償還による借換債が、昨年から大幅に減額となったこと、また建設改良事業の縮減によりまして、国庫補助金等の減額により前年度比25.3%減の32億8,020万円とするものでございます。 おめくりいただきして292ページをお願いいたします。支出では1款資本的支出を建設改良費の大幅な縮減により、前年度比25.8%減の40億7,260万円とするものでございます。第5条は債務負担行為でございますが、事項、期間、限度額についてはごらんのとおり定めるものでございます。第6条は企業債でございますが、下水道事業と借り換えの起債につきまして、それぞれ限度額等を定めるものでございます。 第7条、第8条はごらんをいただきまして、293ページの第9条は他会計からの補助金でございますが、一般会計からの
下水道事業会計への補助金額についてごらんのとおりとするものでございます。 おめくりいただきまして296、297ページをお願いいたします。伊那市
下水道事業会計の予算実施計画でございますが、最初に収益的収入及び支出のうちの収入でございます。1款1項1目下水道使用料は、公共下水道事業、農業集落排水事業等の使用料でございます。昨年より減額となっておりますが、昨年度実績に基づき、実態に即した金額を計上いたしました。3目2節手数料は排水設備検査等の手数料ほかで、4節他町村負担金は広域水質管理負担金並びに広域移動脱水車に対する他町村からの負担金でございます。2項2目1節一般会計補助金は一般会計からの繰り入れにかかわる補助金で、昨年比18.4%の増でございます。3目雑収益は行政財産目的外使用料等でございます。 おめくりいただきまして318、319ページまでお願いいたします。資本的収入及び支出のうちの収入でございます。1款1項1目企業債でございますが、下水道事業の建設改良に伴う企業債と、高利率の起債を低利率のものに借り換えるための借換債でございます。4項1目受益者負担金は公共下水道、特環下水道事業にかかわる受益者負担金、2目他会計負担金は国道改良工事にかかわる管きょ移設工事負担金、3目分担金は農業集落排水の新規加入者の加入金を見込むもので、一番下から、おめくりいただきまして321ページにかけましてですが、5項1目国庫補助金は下水道建設にかかわる国からの補助金と交付金で、事業縮小により前年度比45.8%の減でございます。2目他会計補助金は一般会計からの補助金でございます。 以上が収入でございますまして、次に支出につきまして主要事業の概要によりまして御説明申し上げます。主要事業の概要の131ページをお願いいたします。
下水道事業会計の収益的収入及び支出のうちの支出でございますが、1款1項1目管渠費は農集、公共、特環の各マンホールポンプ等の管きょ施設の維持管理にかかわる費用でございます。 132ページをお願いいたします。1款1項3目処理場費でございますが、このページの一番上の農集排処理場管理から一番下の特環処理場管理まで、農集及び公共下水道等各処理場の維持管理にかかわる経費でございます。 詳細はごらんをいただきまして、133ページの上段の1項5目業務費は水道使用料の徴収事務にかかわる経費で、昨年の9月に南箕輪村との下水道相互接続の協定に伴いまして、本市川北、小沢地区、星ヶ丘地区の南箕輪村での下水道処理分の負担金についても新たに計上してございます。その下の6目総係費は下水道事業全般にかかわる経費、また下水道設備の普及促進にかかわる経費でございます。なお普及促進につきましては水洗化率の向上を図るため、新たに行う下水道排水設備改造資金の利子補給を新年度から全額補助するよう要綱を改めてまいりたいと考えております。 おめくりいただきまして、134ページをお願いいたします。1項7目減価償却費は有形無形の固定資産の固定資産の減価償却費を費用化するものでございます。その下の8目は資産減耗費で、固定資産の除却廃棄にかかわるもの、その下の2項1目支払利息及び企業債取扱諸費は、企業債及び借入金の利息でございます。その下の3目は雑支出でございます。 135ページの1款3項2目過年度損益修正損は漏水認定など、過年度分の下水道使用料の調定変更や不納欠損処理等にかかわるものでございます。 おめくりいただきまして、136ページをお願いいたします。資本的収入及び支出のうちの支出でございますが、1款1項1目施設整備は農集、公共、特環の各建設事業にかかわる費用でございますが、下水道事業の健全化を図るため、事業の縮減、施設整備費全体で前年度比49.8%の減となっております。最初の農集排共通建設は農集排施設の新規加入に伴う工事等にかかわるもの、その下の公共下水道建設は伊那処理区の建設工事にかかわる予算でございますが、平成21年度も引き続き管きょ整備を行うと同時に、浄水管理センターの5池目の機械。・電気工事を行うものでございます。その下の公共関連特環下水道建設、美篶でございますが、上川手、下県地区を中心に管きょ整備を行うものでございます。その下の公共関連特環下水道建設、竜東北部でございますが、上牧から野底地区にかけまして、管きょ整備を行うものでございます。 137ページをお願いいたします。特環下水道建設、大萱でございますが、引き続き西箕輪北部地区、大泉新田を中心に管きょ整備を行い、あわせて大萱浄化センターの3池目の機械・電気設備を進めてまいります。その下の特環下水道建設、殿島でございますが、渡場から車屋地区にかけまして引き続き管きょ整備を行い、西春近沢渡区の一部につきましては、詳細設計を進めてまいります。また処理場の設計を委託しまして、2池目の建設準備を進めてまいります。その下の特環共通建設でございますが、小出島処理区や高遠長藤処理区の新規加入にかかわる公共ますの設置工事費でございます。その下の公共共通建設費は、高遠浄化センター再構築にかかわる詳細設計、並びに中央監視制御設備の更新工事にかかわるものでございます。 おめくりいただきまして、138ページをお願いします。4目事務費は公共、特環の建設事業にかかわる職員の人件費、139ページの2項1目企業債償還金は、下水道事業の企業債にかかわる元金の償還と高利率の企業債を低利率のものに借り換えるための繰上償還にかかわるものでございます。 以上が平成21年度伊那市
下水道事業会計予算でございます。 以上、水道部にかかわります特別会計予算1件と企業会計予算2件につきまして、御説明を申し上げました。よろしく御審議をいただきますようお願いいたします。
○議長(中村威夫君) 唐木産業振興部長。 (産業振興部長 唐木好美君登壇)
◎産業振興部長(唐木好美君) 議案第35号、平成21年度伊那市
自動車運送事業会計予算について説明をさせていただきますので、引き続きまして伊那市予算書の特別会計・企業会計の345ページをお願いします。この会計予算は、南アルプス林道バスにかかわる収入、支出について定めるものであります。 第1条は総則で、第2条では業務の予定量を定めてありますが、営業開始時期は4月25日から11月15日の間で、4万1,500人を見込んだものでございます。(1)の車両、(2)の年間走行距離、旅客数はごらんをいただきまして、3条では収益的収入及び支出について、収入、支出とも5,680万円と定めるものであります。第4条では一時借入金の限度額を1,000万円と定め、第5条では職員給与費の流用の制限について定めるものであります。第6条では他会計からの補助金の額について690万円と定めております。これは一般会計農林水産業費からの補助をするものでございます。 続きまして支出の内訳について説明させていただきますので、主要事業の概要の140ページをお願いいたします。2款1項1目運転費は職員3名分と臨時職員9名分の人件費でございます。2目車両修繕費はマイクロバス10台分の修繕費、その他修繕はごらんをいただき、4目固定資産減価償却費につきましては、建物やバスなどの有形固定資産の減価償却費を計上してあります。 141ページをお願いします。5目施設損害保険は建物火災保険共済を、6目施設使用料は借地料等を、8目一般管理費は経常的経費を、2項2目支払利息及び企業債取引諸費は一時借入金の利息として10万円を計上しております。 以上であります。よろしく御審議を賜りますようお願いいたします。
○議長(中村威夫君) これより質疑に入ります。御質疑ありますか。 16番、柳川議員。
◆16番(柳川広美君) 議案第30号の平成21年度伊那市介護サービス事業の特別会計予算についてお尋ねしたいと思いますが、この予算が5,450万円ですが、一時借入金が最高額1億円となっておりますが、予算よりも一時借入金が多いというのはどうしてでしょうか。
○議長(中村威夫君) 伊藤保健福祉部長。
◎保健福祉部長(伊藤健君) これにつきましては訪問看護ステーション事業が終わったわけでありますけれども、前年と同じを一応見込まさせていただいたということでお願いしたいと思います。