◆
総務文教副
委員長(
土屋利江議員) 本
定例会におきまして、
総務文教委員会に付託になりました議案の審査の経過と結果をご報告いたします。 本
委員会は6月15日に
委員会を開催し、
説明員の出席を求め、
関係書類に基づき付託された請願の審査を行いました。 報告の中では、委員から出された討論の内容について、その主なものを申し上げます。 請願3-1 「『さらなる少
人数学級推進と
教育予算の増額』と『
義務教育費国庫負担制度の堅持・拡充』を求める
意見書」採択を求める
請願書について、審査の経過並びに結果をご報告申し上げます。 本請願は、どの
子どもにも行き届いた教育をするため、さらなる少
人数学級推進と
教育予算の増額をすること、
複式学級の
学級定員を引き下げること並びに教育の
機会均等と、その水準の
維持向上のために必要不可欠な
義務教育費国庫負担制度を堅持し、負担率を2分の1に復元するなど拡充するよう求める
意見書を政府及び
関係行政官庁へ提出するよう求める請願です。 採択に賛成の意見として、教育は、ある程度集団的な活動の中で競い合いながら学ぶことが多いので、人数が少ないほどよいとは思っていないが、30人学級を実現することで、先生方も働きやすくなり、時代に合った画期的な請願だと考えるとの意見がありました。
趣旨採択に賛成の意見として、国の方針では5年計画で35人学級の実証的な研究、検討を行うとしているので、本請願の早急に30人学級を実現してほしいという内容については
趣旨採択としたいとの意見がありました。 採決を行った結果、本
委員会では
趣旨採択と決しました。
○議長(
清水喜久男議員) ただいまの
委員長報告に対し、ご質疑ございませんか。 〔「なし」の声あり〕
○議長(
清水喜久男議員) なければ質疑を終わり、討論に入ります。 討論ありませんか。
小林一彦議員。 〔6番
小林一彦議員 登壇〕
◆6番(
小林一彦議員) 私は、
趣旨採択ではなくて、採択の立場から意見を述べさせていただきます。 国は少
人数学級を推進するため、
義務標準法の改正を行い、小学校の
学級編制の標準を5年かけて35人に計画的に引下げ、そのために必要な
教職員定数を措置することとしました。 今、
学校現場は
新型コロナウイルス感染症対策やいじめや不登校への対応、
教育格差の解消、
学習習慣の定着や
基礎学力の向上など、様々な課題に直面しており、これらの課題に適切に対応していかなければなりません。また、2020年4月から始まった
プログラミング教育や小学校での
英語教育必修化、そして、今年度から具体化した
GIGAスクール構想などは、
教育現場に様々な課題を提起しています。 こうした中で、これまで以上に
子どもたち一人一人に応じたきめ細かな指導が必要となっています。さらに、前述したような様々な課題に対応するために、
教職員は多忙を極め、
教材研究や
授業準備の時間を確保することが困難な状況となっています。 このような状況に対応するために、さらなる少
人数学級の推進が必要であります。 ところで、一部にはもう既に、地方においては、少子化の進展により少
人数学級が実現されているではないかという意見もありますが、しかしながら、そうした状況にあっても、先ほど来述べているような様々な課題が出てきているのが実態であります。その様々な課題を解決していくために、本来負担すべき国に代わって、市町村が自費で
教職員を採用して配置し、
子どもたちの豊かな学びを実現すべく努力しているのが実情であります。 令和3年度の
予算編成に当たって、
文部科学省は諸外国の
学級規模の実態や
全国自治会などの意見を踏まえ、
義務標準法を改正し、現行の40人から30人へ引き下げる一律の少
人数学級化を目指して
予算折衝に力を入れていました。しかしながら、残念なことに、
教職員の大幅増を懸念する財務省の意向が働き、35人で落ち着いたということであります。 この35人という数字は、根拠に欠ける言わば妥協の産物であります。全国の小学校の1クラスの児童数は平均で27.2人です。1クラス35人を超える
学級数は、全体の約8.3%にしか過ぎません。したがって、今回の改正の効果は全国の1割弱の学級にしか及ばないことになります。 さて、40年ぶりとなる今回の
義務標準法の改正は、多くの国民が望んでいる少
人数学級編制に向けての歩みを一歩進めたということでは評価できますが、中学校は依然として40人のままであることや、課題が山積する
学校現場の実情を考えれば十分とは言えません。さらなる少
人数学級の推進を求めることは当然であり、採択すべき請願であると考えます。
議員各位のご賛同をお願い申し上げまして、討論といたします。
○議長(
清水喜久男議員)
小林一彦議員の討論は終了しました。 ほかに討論ありませんか。 〔「なし」の声あり〕
○議長(
清水喜久男議員) なければ以上をもって討論を終結し、採決いたします。 本請願については、
趣旨採択と採択の両論がございますので、起立により採決いたします。 初めに、本請願に対する
委員長報告のとおり、
趣旨採択とすることに賛成の議員の起立を求めます。 〔
賛成者起立〕
○議長(
清水喜久男議員) 着席願います。 次に、本請願を
原案どおり採択とする議員の起立を求めます。 〔
賛成者起立〕
○議長(
清水喜久男議員) 着席願います。 起立多数であります。 よって、本請願は採択と決しました。
---------------------------------------
△議案第49号の
委員長報告、質疑、討論、採決
○議長(
清水喜久男議員) 次に、
産業建設委員長報告に入ります。 議案第49号 小諸市
空家等対策協議会条例の一部を改正する条例を議題とし、
委員長の報告を願います。
産業建設委員長。 〔
産業建設委員長 田中寿光議員 登壇〕
◆
産業建設委員長(
田中寿光議員) それでは、
委員長報告をさせていただきます。 本
定例会におきまして、
産業建設委員会に付託されました議案の審査の経過と結果をご報告いたします。 本
委員会では、6月17日に
委員会を開催し、
説明員の出席を求め、
関係書類に基づき付託された議案の審査を行いました。 報告の中では、委員から出された質疑、意見と所管課の
答弁内容につきまして、その主なものを申し上げます。 議案第49号 小諸市
空家等対策協議会条例の一部を改正する条例について、審査の経過並びに結果をご報告いたします。 委員より、委員の数が3名多くなり、そのうち1名は弁護士を増やす予定とのことだが、ほかにはどのような職種の委員を増やそうとしているのかとの質疑があり、今回は
弁護士会に1名の推薦をお願いする予定で、ほか2人については今後あらゆる事案が出てくることを想定し、様々な分野から有識者に参加していただけるよう増員したとの答弁がありました。 本
委員会は、審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決しました。
○議長(
清水喜久男議員) ただいまの
委員長報告に対し、ご質疑ありませんか。 〔「なし」の声あり〕
○議長(
清水喜久男議員) なければ質疑を終わり、討論に入ります。 討論ありませんか。 〔「なし」の声あり〕
○議長(
清水喜久男議員) なければ討論を終わり、採決いたします。 本案に対する
委員長の報告は
原案可決であります。本案は
委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」の声あり〕
○議長(
清水喜久男議員) ご異議なしと認めます。よって、本案は
委員長報告のとおり可決されました。
---------------------------------------
△議案第51号の
委員長報告、質疑、討論、採決
○議長(
清水喜久男議員) 続いて、議案第51号 和解及び
損害賠償の額の決定についてを議題とし、
委員長の報告を願います。
委員長。 〔
産業建設委員長 田中寿光議員 登壇〕
◆
産業建設委員長(
田中寿光議員) それでは、議案第51号 和解及び
損害賠償の額の決定につきまして、審査の経過並びに結果をご報告いたします。 委員より、
損害賠償の内訳をお聞きしたいとの質疑があり、これまでに実施した
排水工事が計5回、芝の貼付け工事が1回、そのほかに
休業補償として休んだ12日分の費用が内訳となるとの答弁がありました。 また、委員より、土の中のことでもあるので、管理の難しさはあるが、これからも一層適切な管理に努められたいとの意見がありました。 本
委員会は、審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決しました。
○議長(
清水喜久男議員) ただいまの
委員長報告に対し、ご質疑ありませんか。 〔「なし」の声あり〕
○議長(
清水喜久男議員) なければ質疑を終わり、討論に入ります。 討論ありませんか。 〔「なし」の声あり〕
○議長(
清水喜久男議員) なければ討論を終わり、採決いたします。 本案に対する
委員長の報告は
原案可決であります。本案は
委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」の声あり〕
○議長(
清水喜久男議員) ご異議なしと認めます。よって、本案は
委員長報告のとおり可決されました。
---------------------------------------
△議案第52号の
委員長報告、質疑、討論、採決
○議長(
清水喜久男議員) 続いて、議案第52号
市道路線の廃止についてを議題とし、
委員長の報告を願います。
産業建設委員長。 〔
産業建設委員長 田中寿光議員 登壇〕
◆
産業建設委員長(
田中寿光議員) それでは、議案第52号
市道路線の廃止について、審査の経過並びに結果をご報告いたします。 本
委員会は
現地調査を行い、審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決しました。
○議長(
清水喜久男議員) ただいまの
委員長報告に対し、ご質疑ありませんか。 〔「なし」の声あり〕
○議長(
清水喜久男議員) なければ質疑を終わり、討論に入ります。 討論ありませんか。 〔「なし」の声あり〕
○議長(
清水喜久男議員) なければ討論を終わり、採決いたします。 本案に対する
委員長の報告は
原案可決であります。本案は
委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」の声あり〕
○議長(
清水喜久男議員) ご異議なしと認めます。よって、本案は
委員長報告のとおり可決されました。
---------------------------------------
△議案第53号の
委員長報告、質疑、討論、採決
○議長(
清水喜久男議員) 続いて、議案第53号
市道路線の認定についてを議題とし、
委員長報告を願います。
産業建設委員長。 〔
産業建設委員長 田中寿光議員 登壇〕
◆
産業建設委員長(
田中寿光議員) 議案第53号
市道路線の認定について、審査の経過並びに結果をご報告いたします。 本
委員会は
現地調査を行い、審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決しました。
○議長(
清水喜久男議員) ただいまの
委員長報告に対し、ご質疑ありませんか。 〔「なし」の声あり〕
○議長(
清水喜久男議員) なければ質疑を終わり、討論に入ります。 討論ありませんか。 〔「なし」の声あり〕
○議長(
清水喜久男議員) なければ討論を終わり、採決いたします。 本案に対する
委員長の報告は
原案可決であります。本案は
委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」の声あり〕
○議長(
清水喜久男議員) ご異議なしと認めます。よって、本案は
委員長報告のとおり可決されました。
---------------------------------------
△議案第54
号~議案第56号の
委員長報告、採決
○議長(
清水喜久男議員) 次に、
予算決算委員長報告に入ります。 議案第54号 令和3年度小諸市
一般会計補正予算(第3号)から議案第56号 令和3年度小諸市
一般会計補正予算(第5号)までの3議案を
一括議題とし、
委員長の報告を願います。
予算決算委員長。 〔
予算決算委員長 神津眞美子議員 登壇〕
◆
予算決算委員長(
神津眞美子議員) 本
定例会におきまして、
予算決算委員会に付託されました議案の審査の経過と結果をご報告いたします。 本
委員会は、6月14日に前期全体会を開催し、付託された案件について詳しい審査を行うため、
総務文教、
市民福祉、
産業建設の各
分科会へ、それぞれの
所管事項について審査を付託いたしました。 各
分科会は6月15日から17日までの3日間のうちで、それぞれ会議を開催し、
所管事項の審査を行いました。その後、22日に後期全体会を開催し、各
分科会長から
分科会審査の内容について報告を受け、
分科会長報告に対する質疑を行った後、各議案に対する討論、採決の順に審査を行いました。 また、本日
追加提案のあった1議案につきましては、
先ほど会議を開催し、
説明員の出席を求め、
関係書類に基づき付託された議案の審査を行ったところでございます。 なお、報告に当たりましては後期全体会での各
分科会長報告にあった主なものと、本日の審査で委員から出された質疑、
意見等の主なものを申し上げることとさせていただきます。 まず、議案第54号 令和3年度小諸市
一般会計補正予算(第3号)について、
総務課の審査では、委員より、
コミュニティ助成事業補助金について、選定の基準や
優先順位はあるのか、また公平性の観点はどうかとの質疑があり、過去5年以内に
助成事業を利用した区は対象にならないため、過去の実績を見ながら平等になるよう市で順位をつけ、申請してもらっているとの答弁がありました。 企画課の審査では、委員より、
電源立地地域対策交付金は、
水力発電施設等の
所在市町村に対し交付されるとのことだが、
交付金の充当先はどこかとの質疑があり、
公共用施設整備や
住民福祉の向上に資する
事業等に活用できることから、保育士の
人件費に充当を予定しているとの答弁がありました。
子ども育成課の審査では、委員より、不
登校児童生徒に対する学びの
継続支援事業により、不
登校支援コーディネーターを配置するということだが、不登校の
子どもにとってどういった利点があり、今までと変わることはあるのかとの質疑があり、教育支援センターの取組がこれまでから大きく変わるわけではないが、不登校の
子どもたちが学校に戻ることだけが全てではないということを前提として、学校に行かれない
子どもの家庭を訪問し、寄り添っていくことで学びの継続につなげていけるよう、改めて意識を持って取り組んでいきたいと考えているとの答弁がありました。 厚生課の審査では、委員より、低所得の子育て世帯
生活支援特別給付金給付事業について、受給が可能な対象者に対し、漏れのないように周知をしていただきたいとの意見がありました。 農林課の審査では、委員より、あぐりの湯について、大規模修繕等の予算計上が続いたが、現在他に不具合はないのか。また、点検はされているのかとの質疑があり、設備点検は毎年実施しており、大きな不具合は確認されていない。今回は、高額な部品の交換が発生したため、修繕費が高くなってしまった。あぐりの湯の設備自体が老朽化してきているため、更新も考えなくてはいけないと感じているが、現状、基本的には使えるものは使うという考えで対応しているとの答弁がありました。 商工観光課の審査では、委員より、動物園再整備に対する個人、団体の寄附金を一旦基金に積み立てておいて、必要になった際に基金を取り崩すという考え方でよろしいかとの質疑があり、お見込のとおりである。これから第1期整備の工事に着手するが、第1期整備は地方創生推進
交付金を活用していくという方針のため、今基金に積立てしてあるものは、100周年を迎える2026年に向けた次の第2期整備で活用する予定であると考えているとの答弁がありました。
分科会長からの報告を受け、本
委員会は審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第55号 令和3年度小諸市
一般会計補正予算(第4号)について、審査の内容をご報告いたします。 都市計画課の審査では、委員より、EVバスの運行に必要な追加予算経費として、充電設備設置費用が含まれていたが、この充電設備は市民も利用することができるのかとの質疑があり、今回設置する充電設備は大型バス用の充電器の急速充電設備のため、一般の方が利用できるようなものではないとの答弁がありました。 続いて、他の委員より、スマートカートは安全面で課題はないのか。もし何かあった場合、保険の適用はどうなっているのかとの質疑があり、安全面では、駐停車禁止区間は走らないということを原則に運行しており、走行するに当たっては、小諸警察署にも相談をしている。懸念としては、今後運行を継続した場合、初めは珍しいため注意していただいているが、慣れたときに追突されることも想定されるため、車両の後部にお先にどうぞの案内を貼るなど、対策をしていきたい。保険については、同乗者や運転手、対物に対応できる保険に加入しており、今後も継続していきたいと考えているとの答弁がありました。 こうした
分科会長からの報告を受け、本
委員会は審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決しました。 続きまして、議案第56号 令和3年度小諸市
一般会計補正予算(第5号)について、審査の内容をご報告いたします。 財政課の審査では、委員より、
財政調整基金からの繰入金は市の単独事業としての扱いになるのか。または、コロナ
交付金の対象になるのかとの質疑があり、事業費の確定した段階で今後組み替える予定であるとの答弁がありました。 厚生課の審査では、委員より、給付について、市民への周知をどのように行うかとの質疑があり、広報8月号に掲載する予定でいるが、対象者が再貸付の相談のあった方になるので、相談時にパンフレットを渡し、対象者に周知したいとの答弁がありました。 また、委員より、給付の窓口はどこになるのかとの質疑があり、これまでの貸付は社会福祉協議会が窓口であったが、今回の給付は厚生課になるとの答弁がありました。 健康づくり課の審査では、委員より、
ワクチン接種促進重点
医療機関協力金の対象機関はどこで、その積算根拠は何かとの質疑があり、対象機関は無理なお願いをして7月末までの前倒しで週2回の体制を増やしてもらった浅間南麓こもろ医療センターで、金額については今後具体的に交渉していく予定であるとの答弁がありました。 学校教育課の審査では、委員より、新型コロナ対策学校衛生環境対策事業で、地方創生臨時
交付金の対象とのことだが、修学旅行のキャンセル料は事業の趣旨に合わないのではないかとの質疑があり、キャンセル料は、地方創生臨時
交付金のメニューに載っている
新型コロナウイルス感染症の影響により
企画変更で生じる補償料が主となるとの答弁がありました。 本
委員会は審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上でございます。
○議長(
清水喜久男議員) お諮りいたします。 本3議案に対する
委員長の報告は
原案可決であります。本案は
委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」の声あり〕
○議長(
清水喜久男議員) ご異議なしと認めます。よって、本案は
委員長報告のとおり可決されました。 以上をもって、
付託案件の審査を終結といたします。
---------------------------------------
△発議第2号の上程、説明、採決
○議長(
清水喜久男議員) 次に、日程第5、発議第2号
小諸市議会会議規則の一部を改正する規則について議題といたします。 お諮りいたします。 ただいま議題といたしました発議については、
議会運営委員会でご協議願っておりますので、即決の議題といたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。 〔「異議なし」の声あり〕
○議長(
清水喜久男議員) ご異議なしと認めます。よって、発議第2号については即決の議題とすることに決しました。 それでは、発議第2号について、
提案理由の説明を願います。
議会運営委員会副
委員長。 〔
議会運営委員会副
委員長 早川
聖議員 登壇〕
◆
議会運営委員会副
委員長(早川
聖議員) 発議第2号
小諸市議会会議規則の一部を改正する規則(案)について、
提案理由の説明を申し上げます。 この規則(案)は、地方自治法第109条の規定に基づき、
委員会提案として提出するものであります。 本案は、令和3年2月に書面開催となった全国市議会議長会第222回理事会及び第111回評議員会合同会議において了承された標準市議会会議規則の一部改正の通知に伴い改正を行うものであります。 改正の趣旨ですが、女性をはじめとする多様な人材の市議会への参画を促進する環境整備を図る観点から、住民が議員として活動するに当たっての制約要因の解消に資するため、本会議や
委員会への欠席事由として、育児、看護、介護等を明文化するとともに、出産について、産前産後期間にも配慮した規定の整備を図ったほか、行政手続等において原則として押印を廃止する政府の政策動向を踏まえ、市議会に対する請願に係る署名押印の見直しを行ったものです。 改正の内容につきましては、発2-3ページの条例新旧対照表によりご説明いたします。 欠席の届出関係の改正内容については、第2条及び第91条第1項において、出産以外の欠席事由を今まで事故と総称してきたところへ、公務、疾病、育児、看護、介護、配偶者の出産補助等の具体的な欠席規定を例示したものに変更し、第2項において「日数を定めて」としてきた出産に伴う欠席期間を医学的知見を踏まえ、欠席期間の範囲を明文化したものであります。
請願書への押印関係の改正内容については、第139条において、請願者に対し提出時に求めている記名押印または署名押印を、署名または記名押印に改めるものであります。また、これに併せて第2項、第3項、第4項を繰下げ、第1項に記載された請願者が法人の場合の条文を第2項に追加したものであります。 附則としまして、この規則は公布の日から施行するものであります。 以上、提案説明を申し上げましたが、
議員各位の賛同をお願いいたします。
○議長(
清水喜久男議員) 本案については、全議員の賛同の下提案をいただいておりますので、質疑、討論を省略し、採決いたします。 お諮りいたします。 本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」の声あり〕
○議長(
清水喜久男議員) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
---------------------------------------
△日程の追加について
○議長(
清水喜久男議員) お諮りいたします。 本日採択されました請願に対する発議が提出されており、その扱いについては
議会運営委員会でご協議願っておりますので、これを本日の日程に追加し、即決の議題といたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」の声あり〕
○議長(
清水喜久男議員) ご異議なしと認めます。よって、請願に対する発議については、本日の日程に追加し即決の議題とすることに決しました。 それでは、
追加日程表を配付いたしますので、しばらくお待ちください。
---------------------------------------
△発議第3号の上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(
清水喜久男議員) それでは、日程第6、発議第3号 「さらなる少
人数学級推進と
教育予算の増額」「
義務教育費国庫負担制度の堅持・拡充」を求める
意見書の提出についてを議題とし、
提案理由の説明を願います。 1番、
高橋充宏議員。 〔1番
高橋充宏議員 登壇〕
◆1番(
高橋充宏議員) 発議第3号 「さらなる少
人数学級推進と
教育予算の増額」「
義務教育費国庫負担制度の堅持・拡充」を求める
意見書の提出について、地方自治法第112条及び
小諸市議会会議規則第14条の規定により、別紙のとおり提出する。 案文を朗読し、説明に代えさせていただきます。
議員各位のご賛同をよろしくお願いいたします。 「さらなる少
人数学級推進と
教育予算の増額」「
義務教育費国庫負担制度の堅持・拡充」を求める
意見書(案) 本年度から5年計画で小学校での35人学級が実現することになりました。全学年での実施は実に40年ぶりであり、歓迎するものです。しかし、35人学級では不十分であり、中学校は40人のままです。 「新たな生活様式」における身体的距離の十分な確保のためにも、少
人数学級はさらなる推進が必要です。昨年3月には、
新型コロナウイルス感染症対策として全国で一斉臨時休業が行われ、4月以降も、再開する学校、休業が延長された学校、分散登校を行う学校などがありました。新年度になっても、
学校現場では学びの保障や心のケア、感染症対策など不断の努力を続けています。新学習指導要領への対応や、貧困・いじめ・不登校など解決すべき課題が山積しており、
子どもたちのゆたかな学びを実現するための
教材研究や
授業準備の時間を十分に確保することが困難な状況となっています。ゆたかな学びや学校の働き方改革を実現するためには、早急に30人学級を実現するなど、さらなる少
人数学級推進と抜本的な定数改善計画に基づく
教職員定数の改善が不可欠です。
義務教育費国庫負担制度については、小泉政権下の「三位一体改革」の中で国庫負担率が2分の1から3分の1に引き下げられました。厳しい財政状況の中、独自財源により人的措置等を行っている自治体もありますが、自治体間の
教育格差が生じることは大きな問題です。国の施策として、定数改善に向けた財源保障をし、
子どもたちが全国のどこに住んでいても、一定水準の教育を受けられることが憲法上の要請です。ゆたかな
子どもの学びを保障するための条件整備は不可欠です。 よって、国会及び政府におかれては、地方教育行政の実情を十分に認識され、地方自治体が計画的に教育行政を進めることができるように、下記の措置を講じられるよう強く要請します。 記 1 どの子にもゆきとどいた教育をするため、さらなる少
人数学級推進と
教育予算の増額をすること。また、
複式学級の
学級定員を引き下げること。 2 教育の
機会均等とその水準の
維持向上のために必要不可欠な
義務教育費国庫負担制度を堅持し、負担率を2分の1に復元するなど拡充すること。 以上、地方自治法第99条の規定により
意見書を提出する。 令和3年6月25日 小諸市議会 衆議院議長 参議院議長 内閣総理大臣 殿 財務大臣 文部科学大臣 総務大臣 以上です。
○議長(
清水喜久男議員) ただいまの説明に対し、ご質疑ありませんか。 〔「なし」の声あり〕
○議長(
清水喜久男議員) なければ質疑を終わり、討論に入ります。 討論ありませんか。 〔「なし」の声あり〕
○議長(
清水喜久男議員) なければ討論を終わり、採決いたします。 本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」の声あり〕
○議長(
清水喜久男議員) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
---------------------------------------
△閉会の宣告
○議長(
清水喜久男議員) 以上で、本日の日程及び今
定例会に付議されました議案の審議は全て終了いたしました。 これにて令和3年6月
小諸市議会定例会を閉会いたします。 皆様のご協力、ありがとうございました。
△閉会 午後1時42分地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。 令和3年6月25日 小諸市議会議長 清水喜久男 署名議員 13番 神津眞美子 署名議員 15番 中村憲次...