平成17年 9月
定例会須坂市告示第178号 平成17年9月
須坂市議会定例会を次のとおり招集する。 平成17年8月25日 須坂市長 三木正夫 記1 期日 平成17年9月1日(木)午前10時2 場所
須坂市議会議事堂 平成17年9月
須坂市議会定例会会議録(第1号) 平成17年9月1日(木曜日)
----------------------------- 議事日程(第1号)第1
会議録署名議員の指名第2 会期の決定第3 行政報告第4 承認第6号 専決処分の承認を求めることについて(平成17年度須坂市
一般会計補正予算第2号)第5 議案第68号 損害賠償の額を定めることについて第6 議案第69号
長野広域連合を組織する
地方公共団体の数の減少及び
長野広域連合規約の変更について第7 議案第70号
長野地区農業共済事務組合を組織する
地方公共団体の数の減少及び
長野地区農業共済事務組合規約の変更について第8 議案第71号
長野県民交通災害共済組合を組織する
地方公共団体の数の増加及び
長野県民交通災害共済組合規約の変更について第9 議案第72号 市道の認定について第10 議案第73号 市道の変更について第11 議案第74号 須坂市動物園みんなの夢基金条例の制定について第12 議案第75号 須坂市
シルキーホール条例の全部を改正する条例について第13 議案第76号 須坂市
ゲートボール場条例の全部を改正する条例について第14 議案第77号 須坂市
精神障害者授産施設条例の全部を改正する条例について第15 議案第78号 須坂市
福祉ボランティアセンター条例の全部を改正する条例について第16 議案第79号 須坂市ふれあい
健康センター条例の全部を改正する条例について第17 議案第80号 須坂市中
山間地域総合整備事業施設条例の全部を改正する条例について第18 議案第81号 須坂市そのさと
有機センター条例の全部を改正する条例について第19 議案第82号 須坂市
情報公開条例の一部を改正する条例について第20 議案第83号 須坂市
障害者等共同作業訓練施設条例の一部を改正する条例について第21 議案第84号 須坂市
消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例について第22 議案第85号 須坂市
火災予防条例の一部を改正する条例について第23 認定第1号 平成16年度須坂市
一般会計歳入歳出決算認定について第24 認定第2号 平成16年度須坂市
国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について第25 認定第3号 平成16年度須坂市
老人保健特別会計歳入歳出決算認定について第26 認定第4号 平成16年度須坂市
奨学金特別会計歳入歳出決算認定について第27 認定第5号 平成16年度井上、幸高、九反田、中島財産区
特別会計歳入歳出決算認定について第28 認定第6号 平成16年度須坂市
福祉企業センター特別会計歳入歳出決算認定について第29 認定第7号 平成16年度須坂市峰の原
水道事業特別会計歳入歳出決算認定について第30 認定第8号 平成16年度須坂市
下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について第31 認定第9号 平成16年度須坂市
農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定について第32 認定第10号 平成16年度須坂市
介護保険特別会計歳入歳出決算認定について第33 認定第11号 平成16年度須坂市
水道事業会計決算認定について第34 認定第12号 平成16年度須坂市
宅地造成事業会計決算認定について第35 議案第86号 平成17年度須坂市
一般会計補正予算第3号第36 議案第87号 平成17年度須坂市
国民健康保険特別会計補正予算第1号第37 議案第88号 平成17年度井上、幸高、九反田、中島財産区
特別会計補正予算第1号第38 議案第89号 平成17年度須坂市
福祉企業センター特別会計補正予算第1号第39 議案第90号 平成17年度須坂市峰の原
水道事業特別会計補正予算第1号第40 議案第91号 平成17年度須坂市
下水道事業特別会計補正予算第1号第41 議案第92号 平成17年度須坂市
農業集落排水事業特別会計補正予算第1号第42 議案第93号 平成17年度須坂市
介護保険特別会計補正予算第1号第43 議案第94号 平成17年度須坂市
水道事業会計補正予算第2号第44 議案第95号 平成17年度須坂市
宅地造成事業会計補正予算第1号第45 請願
-----------------------------本日の会議に付した事件(1) 諸報告(1)
会議録署名議員の指名(1) 会期の決定(1) 承認第6号(1) 議案第68号から議案第73号まで(1) 議案第74号から議案第85号まで(1) 認定第1号から認定第12号まで(1) 議案第86号から議案第95号まで(1) 請願
----------------------------- 出席議員(24名) 1番 岩田修二 2番 丸山久雄 3番 関野芳秀 4番 渡辺 智 5番 浅野隆一 6番 島田和子 7番 佐藤壽三郎 8番 豊田清寧 9番 永井光明 10番 土谷フミエ 11番 山岸 徹 12番 佐藤庄司 13番 橋本達男 14番 宮澤源司 15番 卯之原卯吉 16番 善財文夫 17番 永井康彦 18番 宮本勇雄 19番 滝澤 肇 20番 植木新一 21番 北澤正啓 22番
佐々木啓佐義 23番 古谷秀夫 24番 市川喜太郎
----------------------------- 欠席議員 なし
----------------------------- 説明のため出席した者市長 三木正夫 助役
井上忠惠収入役 山嵜秀夫 総務部長 丸山 尊
健康福祉部長 山上茂明
市民生活部長 善財
保産業振興部長 阪牧吉次
まちづくり推進部長 上沢守生教育委員長 田川 榮 教育長
宮本経祥教育次長 一色修治 水道局長 青木 敬消防長 梅本良夫
----------------------------- 事務局出席職員事務局長 森泉完志 事務局次長
坂田和昭書記 須田 進 書記 高瀬英和
----------------------------- 午前10時02分 開会
○議長(善財文夫) 定足数に達しておりますので、ただいまから平成17年9月
須坂市議会定例会を開会いたします。 市長から議会招集のあいさつがあります。
-----三木市長。
◎市長(三木正夫) 〔登壇〕 おはようございます。
市議会定例会の開会に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。 本日、ここに9月
市議会定例会を招集申し上げましたところ、議員各位には
大変お忙しい中御参集賜り、開会できますことに対しまして、厚く御礼を申し上げます。 さて、須坂市では現在、新
エネルギービジョンを策定中でありますので、大変失礼かと思いますが、
省エネルギールックで説明をさせていただきます。 日ごろは市政発展と市民福祉の向上のために御尽力を賜っておりますことに対しまして、深甚なる敬意と感謝を申し上げる次第であります。 ことしも台風の多く到来する季節となり、7月26日には台風7号が、8月26日には台風11号が日本に上陸いたしました。 須坂市においても、それぞれ警戒本部を直ちに設置いたしましたが、幸いにも当市において被害はありませんでした。 今後、本格的な
台風シーズンを迎えます。市といたしましても、災害には万全を期してまいりますが、市民の皆様におかれましても、常日ごろから十分留意していただきますようお願い申し上げます。 さて、春先からの渇水により、農作物に対する影響が心配されておりましたが、6月下旬から雨の日も多く、作物の生育状況につきましては、ほぼ平年並みに回復してきております。また、
農林水産省発表による8月15日現在の水稲の作柄状況は、北信地区は「やや良」となっておりまして、今後大きな災害がなければ、豊作が期待できそうであります。 また、8月期の内閣府
経済月例報告によりますと、「景気は、企業部門と家庭部門がともに改善し、緩やかに回復している」といたしております。先行きについては、「企業部門の好調さが家計部門へ波及しており、
国内民間需要に支えられた景気回復が続くと見込まれる。一方、原油価格の動向が内外経済に与える影響等には留意する必要がある」と、やや明るい経済報告となっておりますが、原油価格の動向が気がかりでございます。 管内の景気動向につきましても、金属機械、一般機械、電気機械すべてにおいてやや上向きの状況が見られてまいりました。 政府、日銀ともに発表しておりますとおり、「踊り場をほぼ脱却した」感はありますが、引き続き景気の回復を見守ってまいりたいと思っております。 本年5月1日、須坂市と姉妹都市である新潟県紫雲寺町が新発田市と合併いたしました。 本市が昭和60年6月16日盟約書の締結をした紫雲寺町との
姉妹都市交流は、新発田市が引き継ぐこととなっており、新たな盟約書の取り交わしはせずに、紫雲寺町を新発田市に読み替えることで合意いたしました。 市民の皆様方におかれましても、旧来にも増した交流をお願いいたします。 次に、
長野保健所須坂支所につきましては、8月26日に県総務部長、
長野地方事務所長が来庁され、9月16日までに須坂病院へ移転するとお聞きいたしました。 現在、旧
上高井地方事務所内には、獣医師会、
食品衛生協会、建築士会等の事務局が入居しており、現在、これらの団体の移転問題や須坂支所が移転した後の管理方法等について県と協議をしております。 なお、旧
上高井地方事務所の所在地は、上高井郡役所のあった地であり、また、旧
上高井地方事務所は大正時代に建築された洋風の建物として、市民の皆様からもその保存活動が求められていた建物であります。 現在、その時代に建設された県内の
地方事務所は、須坂市にある建物を除き、すべて取り壊されており、貴重な建物でございます。 市といたしましては、取得し、蔵の
まち並み整備の一環として有効に活用してまいりたいと考えております。取得の条件につきましては、これから協議をしてまいります。今後、市議会とも相談させていただきますので、よろしくお願い申し上げます。 ことしは国勢調査の年となっております。既に299名の方に調査員をお願いし、現在、調査員を対象に地区別に説明会を開催しております。 9月23日から調査員が調査用紙を市内全世帯に配布いたしますので、御記入をお願いいたします。 なお、10月1日から調査員が改めて回収に伺いますので、よろしくお願いをいたします。 平成16年度の決算につきましては、後ほど詳細に御説明申し上げますが、一般会計、特別会計合わせまして歳入総額は約341億円、歳出総額は約330億円となりました。翌年度へ繰り越すべき財源を差し引いた約9億円余りが黒字となり、厳しい中ではありますが、まずまずの財政運営ができたものと思っております。御協力をいただきました議員各位を初め、市民の皆様方に厚く御礼を申し上げます。 さて、衆議院議員総選挙は、8月30日に公示され、今月11日投票の日程で実施されます。今後の国政のあり方を方向づける大事な選挙でございますので、市民の皆様には棄権することなく、大事な参政権を行使していただくようお願いいたします。 なお、投票日当日、仕事などで投票所へ行かれない方は、期日前投票が市役所で行われております。投票の方法も簡素化されておりますので、御利用いただきますようお願いいたします。 なお、この間の行政報告につきましては、後ほど申し上げますので、よろしくお願いいたします。 今定例会に提案いたしました議案は、報告3件、承認1件、事件決議案6件、条例案12件、認定12件、
補正予算案10件の計44件でございます。それぞれの議案の内容につきましては、後ほど御説明を申し上げますが、十分御審議をいただき、議決を賜りますようお願い申し上げまして、招集のあいさつといたします。
----------------------------- 午前10時10分 開議
○議長(善財文夫) これより本日の会議を開きます。
-----------------------------
△諸報告
○議長(善財文夫) この際、日程に入る前に、諸般の報告を行います。 まず、須坂市長から、
地方自治法第180条第1項の規定により、議会の議決により指定された市の義務に属する損害賠償の額を定めることについて専決処分したので、同条第2項の規定により、専決処分の報告がありましたので、お手元に配付しておきましたから御了承願います。 次に、同じく須坂市長から、
地方自治法第233条第3項、第5項及び第241条第5項の規定により、平成16年度一般会計・
特別会計歳入歳出決算及び
地方公営企業法第30条第4項及び第6項の規定により、
公営企業会計決算について、それぞれ監査委員の審査結果の写し及び平成16年度事業実績並びに
主要施策成果説明書の提出がありましたので、それぞれお手元に配付しておきましたから御了承願います。 次に、去る6月定例会において可決されました「
義務教育費国庫負担制度」の堅持に関する意見書ほか5件の意見書につきましては、
内閣総理大臣を初め、関係方面に提出しておきましたから御了承願います。 以上で諸般の報告を終わります。
-----------------------------
△日程第1
会議録署名議員の指名
○議長(善財文夫) これより議事に入ります。 日程第1
会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、議長において、3番
関野芳秀議員、21番
北澤正啓議員を指名いたします。
-----------------------------
△日程第2 会期の決定
○議長(善財文夫) 日程第2 会期の決定を議題といたします。 お諮りいたします。
今期定例会の会期は、本日から9月26日までの26日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(善財文夫) 御異議なしと認めます。よって、
今期定例会の会期は、26日までの26日間と決定いたしました。
-----------------------------
△日程第3 行政報告
○議長(善財文夫) 日程第3 行政報告に入ります。 報告を求めます。
-----三木市長。
◎市長(三木正夫) 〔登壇〕 6月議会以降の行政執行の主なものについて御報告を申し上げます。 まず、総務部関係について御報告いたします。 8月28日に行われました「須坂市
総合防災訓練」は、
井上小学校グラウンドにおいて、市民、関係者約650人の方に御参加いただき、訓練を実施いたしました。当日は、
県消防航空隊による救出訓練や地震体験車による体験等を通じて、いざというときの心構えや防災に対する認識を深めたところでございます。 次に、本年は第四次総合計画の
前期基本計画の最終年に当たり、平成18年度からの
後期基本計画を策定する年となっております。 6月23日には第1回の
総合計画審議会を開催し、会長に
遠藤守信信州大学教授を選出していただき、策定作業に入りました。 今回の計画策定には、市民の方々に参加していただくため、
市民アンケートや
地域づくり市民会議での意見収集のほか、
まちづくりワーキンググループ「117人会議」を7月から8月にかけ開催いたしました。 この「117人会議」は、6つの分科会において提言をまとめていただき、8月29日開催の全体会において、各分科会の結果を提案いただきました。 今後は、「117人会議」からの御提案などを総合計画の原案に反映させていただきます。 また、6月議会でお認めいただきました「新
エネルギービジョン策定計画」につきましては、8月29日第1回の
策定委員会を開催し、委員長に
遠藤守信信州大学教授を選出し、策定作業に入りました。今後、市内の
エネルギー消費量調査などを行い、新
エネルギー導入の方針や地域性を生かした普及方針に検討を重ね、来年2月までに策定してまいります。 次に、最近、中皮腫や肺がんなど
アスベストが原因と見られます健康被害が全国で報告されております。当市におきましては、安心・安全な公共施設の維持管理に万全を期すため、早速「吹きつけ
アスベストを使用した公共施設の実態調査」を実施いたしました。吹きつけ
アスベストについては、そのほとんどが昭和55年までに製造が中止されておりますが、須坂市においては、その後に建設された施設もあわせ調査を行ったところであります。 調査方法につきましては、目視及び設計図書や施工業者による確認により、
アスベスト含有品目を特定し、判断が難しいものについては専門業者に分析を依頼したところでありますが、現段階では、23の公共施設について、吹きつけ
アスベスト使用の疑いがあることが判明いたしました。 いずれにいたしましても、分析結果が判明次第、除去、封じ込め等により、万全な対策を講じてまいります。 なお、市民の皆さんが多く利用される施設については、
飛散状況調査もあわせ実施しているところであります。 続きまして、健康福祉部について報告いたします。 第1回の「保育所の
あり方検討懇話会」を8月1日開催いたしました。 今後、年度内に6回程度の会議を開催し、多様化する保育ニーズの対応、保育園の統合計画、民間活力の導入、幼・保の連携等、今後の保育所のあり方について検討していただきます。 続きまして、市民生活部について報告いたします。 7月からごみ減量とリサイクルを一層促進するため、一般家庭から出される廃食用油の分別収集を開始し、1カ月で820リットルを回収いたしました。収集予定量より多い回収量でありまして、「
須坂エコライフネットワーク」などの市民団体の協力を得て、
ごみ収集車等の
軽油代替燃料として再利用してまいります。 また、7月からごみ指定袋を市民が買いやすいものとするため、登録小売店での
委託販売方式から取り扱いの自由化を実施いたしました。市へ登録した業者が製造したごみ指定袋について、販売する小売店が各店の営業努力により価格を決定し、自由に販売できることといたしました。 次に、6月議会で承認いただきました
青色回転灯つきの
パトロール用軽自動車につきまして、8月11日、須坂市
地域安全パトロール車として出発式を行い、有効活用しております。1台は軽トラックで、もう1台は白黒塗装のそっくりパトカーとして、県内では初の導入となりますが、交通安全と防犯活動の両面から役立ててまいります。 また、
地域安全サポーターを募集したところ、7団体約320名が集まり、既に活動をしていた2団体も含めると、9団体約350名となります。散歩を通じた見回りなど、自主的な市民活動を行っていただいており、大変ありがたいことと存じます。 次に、8月より、
住民基本台帳閲覧リストにつきまして、家族構成をわからなくすることにより、犯罪に使われることを防ぐ目的で、行政区ごとの組ごとの住所地番順による打ち出しを行政区ごとの生年月日順に改め、
個人情報保護に努めました。 続きまして、産業振興部について報告いたします。 まず、台風等の対応でございますが、6月30日の大雨以来、既に5回
相之島排水機場の
排水ポンプを稼働させ、内水排除に努めてきたところであります。このほか、
排水ポンプの稼働には至りませんでしたが、5回の待機態勢をとりました。 県・国に対して堤内地の八木沢川の支障木等の除去について陳情をいたしましたところ、8月に
千曲川河川事務所において除去をしていただきました。その結果、通常3.8メートル以下に下がることがなかった遊水地の水位が作業後3.65メートルほどに下がりました。
台風シーズンはこれからですので、その対応に万全を期してまいります。 平成15年11月発足の「食と農の基本計画100人委員会」より、8月24日提言をいただきました。提言書には、「
農村風景マップの作成」「須坂竜うまいもん祭りの定着」「安心、安全のため減農薬栽培の促進」などが盛り込まれており、今後内容を検討し、提言を生かしてまいりたいと思っております。 次に、8月22日、善財議長、
商工会議所広田会頭、長野県山極商工部長、井上助役とともに、富士通本社の総務人事兼
総務部門担当執行役員を訪問し、須坂工場の存続と研究開発について要請をしてまいりました。 この要請に対し、担当役員からは、「須坂工場をなくすことはない」との回答をいただいたところでございます。 次に、今年度、充実・強化していただきましたコーディネート・
アドバイス事業による成果といたしまして、現在、24件の
プロジェクトを支援しており、そのうち2件が
経済産業省関東経済産業局の事業に採択され、補助金等を導入して
プロジェクトを強力に推進できることとなりました。 まず、新連携計画の認定として、
株式会社ナディックをコア企業とした連携体が
経済産業省新連携計画の長野県内初認定を7月28日に受けました。本年度は、補助金の交付や有利な融資などを受け、
パイプ状部品の
バリ無し穴加工に関する事業を展開します。 2つ目として、
地域新生コンソーシアム研究開発事業が採択されました。須坂市内に事業所を有するカイシンエレクトロニクス、後島精工、
富士通メディアデバイスプロダクツと信州大学、
県工業技術総合支援センターが連携して、高画質映像を無線でやりとりする次世代型の通信技術を開発するもので、
経済産業省地域新生コンソーシアム研究開発事業に採択され、2年間で約5,000万円の研究開発費を受けます。 次に、須坂市第四次総合計画の柱の一つである「
環境文化都市」の形成を産業面から実現するため、産学官、産産共同研究を基軸に、知的集約度の高い環境産業の創出を目指した「
環境産業ネットワーク」の準備会を開催し、
事業内容等について検討を進めております。 8月26日には
環境産業都市形成の機運を醸成するため、トヨタ自動車の
ハイブリッド開発リーダー等を講師に迎え、新エネルギー・
環境づくり講演会を開催し、大勢の市民の方の御参加をいただきました。 また、生産現場の問題点を実践的に改善し、もうける会社づくりを行うためのリーダーを育成するため、前
日信工業社長・現
県テクノ財団コーディネーター中谷朔三氏を塾長に迎え、
実践ものづくり塾を7月29日に開催いたしました。参加者は、須坂市内の企業4社と共催している長野県
テクノ財団善光寺バレー地域センター管内の5社でございます。企業の現状把握や経営計画の策定等について指導を受け、既に5回の開催に至っております。 また、須坂市産業活性化戦略会議が提言した「エンパワーメント
プロジェクト」の進行管理を自主的に行い、各委員会において
プロジェクト行動計画を推進していただいております。特に、信州須坂産業活性化推進会議の皆さんが中心となり、「信州須坂まゆぐら・夏の音楽祭」が8月6日、まゆぐら前庭において開催されました。当日は、須坂園芸高等学校、須坂商業高等学校、社会福祉施設などの展示販売や各商店の七夕飾りやプランターによる花の飾りつけなどもボランティアで行われました。企画運営のすべてをみずから行い、ポスター、チラシの作成等の経費もすべてみずから負担され、中心市街地を活性化しようとイベントを行っていただき、大変ありがたいと思っております。 次に、中小企業活性化事業、空き店舗活用事業が須坂商工会議所により実施されました。空き店舗を活用した活性化施設「ふるさと百貨店」を6月25日オープンし、NPO法人NEXT須坂により運営されております。 この「ふるさと百貨店」は、全国的組織である「まちの駅連絡協議会」から県内初の「まちの駅」として認定を受け、須坂園芸高等学校、須坂商業高等学校を中心とした高校生によるにぎわい創出事業の展開が図られ、また、須坂物産品の詰め合わせ「須坂ギフト」などの物産販売を行っております。 続きまして、まちづくり推進部について報告いたします。 内水害対策のため、「水管理
プロジェクト」を立ち上げ、排水機場調査研究チームと市街地雨水流出抑制調査研究チームの2つのチームにおいて、市内の雨水貯留施設の調査、現在の排水施設での効率的な雨水の検討などを行い、台風等による雨水の出水対策を研究しております。 次に、「蔵の町並みキャンパス研究会」を設立し、第1回研究会が8月29日開催されました。 この研究会は、歴史と文化の集積である蔵の建物等を活用し、21世紀を担う知を創出する場所として、また、新たな情報発信の地として若者が集い、にぎわいのあるまちづくりを目指して、高等教育機関、企業、まちづくり団体と研究を進めるものであります。 次に、花と緑への親しみを増し、花と緑のまちづくり事業の一層の拡大を期待して、8月1日からオープンガーデンを実施いたしました。 オープンガーデンマップを作成し、公共施設を初め、郵便局、金融機関等に配布し、周知を図ってまいりました。 水道局では、敷地内の井戸を利用した専用水道を使用している長野刑務所に対し、市の水道水を利用するよう要請してまいりました。 続きまして、教育委員会について報告いたします。 ことしで2回目となる「子どもフェスティバル」が7月9日に開催されました。子供たちが主体的に企画、運営し、子供と保護者合わせて約1,000人の参加がありました。 また、「ヘリテージング」という古くから残る建物などの文化遺産--英語でヘリテージと言いますが、この文化遺産を見て回って、学び楽しむ新しいレジャーについて、製糸遺産を初め、数多くの産業遺産や古い町並みが残る須坂市で行う目的で、「ヘリテージングマップ」を作成し、市内のさまざまな施設で配布いたしました。 8月12日には、そのマップをもとに「ヘリテージングバスツアー」を開催し、26人の子供たちが参加し、見学や写真撮影をしました。写真については、信濃毎日新聞が企画している長野ヘリテージング
プロジェクトに応募するほか、市のホームページなどでも紹介していきたいと考えております。 次に、青少年健全育成事業として、元オリンピック銅メダリストのゼッターランド・ヨーコさんの講演と実技講習会が7月10日開催され、小・中学生を中心に約240名が参加いたしました。 子供たちは、講演のほか、バレーボールの基本を実技指導いただき、大変満足そうでありました。 その他の部署については、農業委員会委員の選挙が7月3日に告示され、定数16名に対して18名が立候補し、36年ぶりの投票となる選挙が7月10日に行われました。投票率は83.7%でございました。 また、須高行政事務組合が昨年度から整備を進めてまいりました松川苑の
建て替え工事のうち、火葬炉設備工事が終了し、8月29日に火入れ式を行いました。今後、新しい施設で業務開始し、旧施設の解体、外構工事を行い、来年1月31日の完成を予定しております。 以上申し上げまして、行政報告とさせていただきます。よろしくお願いいたします。
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△日程第4 承認第6号
○議長(善財文夫) 日程第4 承認第6号 専決処分の承認を求めることについてを議題といたします。 本件について、提案理由の説明を求めます。-----井上助役。
◎助役(井上忠惠) 〔登壇〕 承認第6号 平成17年度須坂市
一般会計補正予算第2号の専決予算の内容について申し上げます。 本案は、9月11日に執行されます衆議院議員総選挙に伴うもので、補正予算額1,751万8,000円を計上し、予算累計額を175億9,205万6,000円といたしたものでございます。 歳入につきましては、衆議院議員総選挙費委託金1,750万円、普通交付税1万8,000円を計上いたしました。 歳出につきましては、総務費の衆議院議員総選挙執行経費について、職員手当等829万6,000円のほか、役務費、備品購入費等、総額1,751万8,000円を計上いたしたものでございます。 なお、専決日は、解散・総選挙が決定した翌日の8月9日といたしました。 以上が専決処分による補正予算の概要でございます。 よろしく御審議をいただき、御承認を賜りますようお願い申し上げまして、提案理由の説明とさせていただきます。
○議長(善財文夫) これより議案質疑に入ります。 質疑の通告はありません。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(善財文夫) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております承認第6号は、会議規則第37条第2項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(善財文夫) 御異議なしと認めます。よって、本件は委員会の付託を省略することに決しました。 お諮りいたします。 本件は、討論を省略し、採決いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(善財文夫) 御異議なしと認めます。よって、討論を省略し、直ちに採決いたします。 本件については、これを承認することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(善財文夫) 御異議なしと認めます。よって、承認第6号は承認することに決しました。
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△日程第5 議案第68号~
△日程第10 議案第73号
○議長(善財文夫) 日程第5 議案第68号 損害賠償の額を定めることについてから、日程第10 議案第73号 市道の変更についてまでの事件決議案6件を一括議題といたします。 本6件について、提案理由の説明を求めます。-----井上助役。
◎助役(井上忠惠) 〔登壇〕 提案いたしました議案第68号から議案第73号までの事件決議6議案につきまして、提案理由の説明を申し上げます。 最初に、議案第68号 損害賠償の額を定めることについて申し上げます。 本案は、交通事故について、市の義務に属する損害賠償の額を定めるものであります。 事故の概要につきましては、去る5月10日、東御市常田505番地の1の東御市文化会館西側駐車場入り口付近の道路上において、市の職員が運転する車両が同施設内へ進入しようと右折したところ、東部湯の丸インター方面から直進してきた相手方車両と衝突し、相手方車両を損傷させたものであります。 この事故に対する損害賠償の額につきましては、相手方と協議の上、相手方車両の修理に要した経費の90%、82万6,425円を須坂市が保険契約を締結している社団法人全国市有物件災害共済会から自動車損害共済総合業務規程第16条第2項の規定により、相手方に支払うものであります。 次に、議案第69号
長野広域連合を組織する
地方公共団体の数の減少及び
長野広域連合規約の変更について申し上げます。 本案は、本市が他の11市町村と事務の一部を共同処理するため組織しております
長野広域連合の連合長から、広域連合を組織する
地方公共団体の数の減少について及び
長野広域連合規約の一部変更について協議があったものであります。 変更の内容は、広域連合を組織する
地方公共団体の変更及び関係市町村において選挙すべき広域連合議員の定数、副広域連合長の人数、市町村負担金等についてそれぞれ変更するものであります。 次に、議案第70号
長野地区農業共済事務組合を組織する
地方公共団体の数の減少及び
長野地区農業共済事務組合規約の変更について申し上げます。 本案につきましても、本市が他の9市町村と事務の一部を共同処理するため組織しております
長野地区農業共済事務組合の管理者から、組合を組織する市町村の数の減少について及び
長野地区農業共済事務組合規約の一部変更について協議があったものであります。 変更の内容は、組合を組織する
地方公共団体の変更及び関係市町村において選挙すべき組合議員の定数、副管理者の人数についてそれぞれ変更するものであります。 なお、議案第69号及び議案第70号は、いずれも牟礼村及び三水村の2村が平成17年9月30日をもって脱退し、平成17年10月1日から飯綱町が加入することによるものであります。 次に、議案第71号
長野県民交通災害共済組合を組織する
地方公共団体の数の増加及び
長野県民交通災害共済組合規約の変更について申し上げます。 本案は、本市が他の12市と事務の一部を共同処理するため組織しております
長野県民交通災害共済組合の組合長から、平成18年4月1日から岡谷市を
長野県民交通災害共済組合に加入させ、
長野県民交通災害共済組合規約について、その一部を変更するため協議があったものであります。 変更の内容は、別表に「岡谷市」を新たに加えるものであります。 次に、議案第72号 市道の認定について申し上げます。 本案は、大字小山地籍における民間宅地開発に伴いまして、新設となる道路2路線及び同地籍における別の民間宅地開発に接する道路1路線、計3路線について、市道に認定するため提案した次第であります。 3路線の道路の延長は182.5メートル、幅員が0.8メートルから9.3メートルであります。 次に、議案第73号 市道の変更について申し上げます。 本案は、大字小山地籍における民間宅地開発に伴う道路2路線、大字福島地籍における一般貨物運送事業地に接する道路1路線及び大字仁礼地籍に存する払い下げ要望のある廃河川敷に接する道路1路線、計4路線について、市道の区間等を変更するため提案した次第であります。 これにより、道路の延長は、変更前650.9メートルが変更により206.3メートルになり、幅員については、変更前0.6メートルから4メートルのものを0.9メートルから4メートルにするものであります。 以上、事件決議6議案につきまして概要の説明を申し上げましたが、市道関係議案につきましては、現場付近の見取り図を議案に添付してございます。 よろしく御審議いただき、適切なる議決を賜りますようお願い申し上げまして、提案理由の説明といたします。
○議長(善財文夫) これより議案質疑に入ります。 質疑の通告はありません。 質疑はありませんか。 〔発言する者なし〕
○議長(善財文夫) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第68号から議案第73号までの6件は、配付申し上げてあります議案付託表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託いたします。
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△日程第11 議案第74号~
△日程第22 議案第85号
○議長(善財文夫) 日程第11 議案第74号 須坂市動物園みんなの夢基金条例の制定についてから、日程第22 議案第85号 須坂市
火災予防条例の一部を改正する条例についてまでの条例案12件を一括議題といたします。 本12件について、提案理由の説明を求めます。-----井上助役。
◎助役(井上忠惠) 〔登壇〕 提案いたしました議案第74号から議案第85号までの条例関係12議案につきまして、提案理由の説明を申し上げます。 最初に、議案第74号 須坂市動物園みんなの夢基金条例の制定について申し上げます。 本案は、須坂市動物園の充実に要する費用として寄附される寄附金などを適正に管理するため基金を設立することから、基金の設置、積み立て及びその管理運用等について定めるもので、公布の日から施行するものであります。 次に、議案第75号 須坂市
シルキーホール条例の全部を改正する条例について申し上げます。 本案は、市民文化の向上及びふれあいの場を提供するため設置した須坂市シルキーホール及び須坂市シルキープラザを一体化するとともに、この管理について指定管理者制度を導入することに伴い、指定に必要な事項等を定めるため、全部改正をするものであります。 なお、この条例の施行にあわせて、須坂市シルキープラザ条例を廃止するものであります。 議案第76号 須坂市
ゲートボール場条例の全部を改正する条例について申し上げます。 本案は、高齢者等の交流を促進し、健康の保持増進を図るため設置した須坂市ゲートボール場の管理について、指定管理者制度を導入することに伴い、指定に必要な事項等を定めるため、全部改正するものであります。 次に、議案第77号 須坂市
精神障害者授産施設条例の全部を改正する条例について申し上げます。 本案は、就労することが困難な精神障害者の社会復帰の促進を図るため設置した須坂市精神障害者授産施設の管理について、指定管理者制度を導入することに伴い、指定に必要な事項等を定めるため、全部改正するものであります。 次に、議案第78号 須坂市
福祉ボランティアセンター条例の全部を改正する条例について申し上げます。 本案は、福祉に関するボランティア活動を支援するため設置した須坂市福祉ボランティアセンターの管理について、指定管理者制度を導入することに伴い、指定に必要な事項等を定めるため、全部改正するものであります。 次に、議案第79号 須坂市ふれあい
健康センター条例の全部を改正する条例について申し上げます。 本案は、市民の健康と福祉の増進並びに観光振興を図るため設置した須坂市ふれあい健康センターの管理について、指定管理者制度を導入することに伴い、指定に必要な事項等を定めるため、全部改正するものであります。 次に、議案第80号 須坂市中
山間地域総合整備事業施設条例の全部を改正する条例について申し上げます。 本案は、中山間地域の農林業の振興及び活性化並びに住民の健康増進を図るため設置した須坂市中山間地域総合整備事業施設のうち、須坂市塩野ふれあい広場、須坂市米子農村公園及び須坂市豊丘活性化施設の管理について、指定管理者制度を導入することに伴い、指定に必要な事項等を定めるため、全部改正をするものであります。 次に、議案第81号 須坂市そのさと
有機センター条例の全部を改正する条例について申し上げます。 本案は、家畜排せつ物などの処理を高度化し、有機肥料を生産することにより、環境の保全及び資源循環型農業の推進を図るため設置した須坂市そのさと有機センターの管理について、指定管理者制度を導入することに伴い、指定に必要な事項等を定めるため、全部改正するものであります。 なお、議案第75号から議案第81号までは、いずれも指定管理者制度導入に伴い全部改正することから、平成18年4月1日から施行するものであります。 次に、議案第82号 須坂市
情報公開条例の一部を改正する条例について申し上げます。 本案は、平成18年4月1日からの指定管理者制度の本格導入に当たり、指定管理者に情報公開の努力義務を課し、積極的な情報公開の推進を図るため改正するもので、公布の日から施行するものであります。 次に、議案第83号 須坂市
障害者等共同作業訓練施設条例の一部を改正する条例について申し上げます。 本案は、須坂わらしべ作業所を廃止するため改正するもので、公布の日から施行するものであります。 次に、議案第84号 須坂市
消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例について申し上げます。 本案は、水防法の改正に伴い、引用している法律の条文を改めるもので、公布の日から施行するものであります。 次に、議案第85号 須坂市
火災予防条例の一部を改正する条例について申し上げます。 本案は、対象火気設備等の位置、構造及び管理並びに対象火気器具等の取り扱いに関する条例の制定に関する基準を定める省令等の改正に伴い、燃料電池発電設備を新たに対象火気設備とするとともに、火を使用する設備に附属する煙突に関する規定を整備するほか、住宅用防災警報器等の設置免除の対象設備を追加するため改正するもので、一部を除き、本年10月1日から施行するものであります。 以上、関係条例12議案につきまして概要の説明を申し上げましたが、参考資料として新旧対照表を議案に添付してございます。 よろしく御審議をいただき、適切なる議決を賜りますようお願い申し上げまして、提案理由の説明といたします。
○議長(善財文夫) これより議案質疑に入ります。 質疑の通告はありません。 質疑はありませんか。 〔1番 岩田修二議員「議長」と呼ぶ〕
○議長(善財文夫) 岩田修二議員。
◆1番(岩田修二) 何点かちょっと議案質疑をさせていただきます。 まず、議案第74号 動物園みんなの夢基金条例。 1点目、設置の経過。先ほど説明では、寄附金等の管理という部分がありますが、なぜここへ来てみんなの夢基金の条例を設置するのか。 それと2点目は、原資ですね。寄附金ということでありますが、通例ですと、多分この補正の中に多少なりの、いわゆる元積みといいますか、それが計上されてしかるべきだと思うんですが、その部分が見当たらない。原資はどうするのか。 それから、充実ということですが、具体的にじゃどういう部分を考えておられるのか。 4点目は、目標金額があるのかないのか。それが議案第74号にかかわる部分であります。 それから、議案第75号以降、指定管理者にかかわる部分。これは6月の議会にも提出をされて、そのときちょっと気がつかなかったんですが、指定管理者の申請等という、それぞれ条項はちょっと若干ずれていますので、何条とは申し上げられませんが、市長は指定管理者を指定しようとするときは公募するものとする。ただし、特別の事情があると認める場合はこの限りではない。このただし以降の部分は、どういうことを想定をされておられるのかお聞かせをいただきたいというふうに思います。 それから、議案第75号ですか、
シルキーホール条例の改正に伴って、別表、ページでいけば27ページですが、施設使用料、第2ホールというのは、旧条例ではたしかAとBに分かれていたというふうに思います。使い勝手が多分それでよかったんではないかと思いますが、今回の条例改正でこれをなくした理由についてお聞かせいただきたいと思います。 以上です。
○議長(善財文夫) 答弁を求めます。-----上沢
まちづくり推進部長。
◎
まちづくり推進部長(上沢守生) 動物園のみんなの夢基金につきまして御答弁申し上げます。 これにつきましては、寄附者の善意を動物園に寄せる、そういった皆さん方が数多い状況の中で、やはり寄附者の意思を動物園の充実のために役立ててもらうということで独自の基金をつくったものでございます。さらには、御案内のように、動物の生態を全国ネットで配信をしているところでございますけれども、全国からそういった中で小さな都市における動物園が頑張っているという称賛の声も寄せられているというのが最近の状況でございます。そういった中において、そういった、先ほども申し上げましたけれども、御厚志を有効に活用してまいりたいということで基金を設けたものでございます。 なお、原資、あるいは寄附金の目標額につきましては、そういった皆さんの善意に寄せるものから受け皿をつくったものでございますから、特に設けてはございません。 以上でございます。 つけ加えますけれども、動物園の充実ということでございますけれども、動物の種類の増加、あるいは施設の増加等にも皆さんの期待することから声が寄せられております。基金の活用につきましては、これらの整備に有効に活用してまいりたいというふうに考えております。特に、現在受け入れ条例をつくりましたけれども、この中で、ある市民の方からは、そういった受け皿があれば、すぐにでも基金を差し上げたいという、そんな声もあることを御紹介申し上げまして、質疑に対する答弁といたします。
○議長(善財文夫) 丸山総務部長。
◎総務部長(丸山尊) 指定管理者制度の導入の件でございますけれども、これにつきましては、原則は公募という形でございますが、この公募については、6月議会でも申し上げたように、指定管理者のノウハウを生かして、さらに施設の有効利用が図られる可能性があるものについて公募という形でとらせていただきましたが、今回の指定管理者を指定するというものにつきましては、その施設の設置の目的だとか、現在の管理状況、この状況を踏まえながら、指定管理者を指定していくというものでありまして、その辺を市長が指定するものに行わせるということで条項を加えさせてやらせていただいております。
○議長(善財文夫) 阪牧産業振興部長。
◎産業振興部長(阪牧吉次) シルキーホールの第2ホールにつきまして、従前、AとB、これが今度は一つのものになっておる。このなくした理由ということでございますが、これはシルキーホールの小さい方のホールでございます。入り口が1カ所でございまして、そして中ほどにアコーディオンカーテンで区切るような形でお貸しするということになっております。こういうことでございますので、初期の段階ではお使いになられた例もございますが、アコーディオンカーテンで区切っておるといったようなことの中で、両方の会議が声が聞こえて、落ちついた中で会議を開くことができない、あるいはまた、入り口が後ろ側のところから入ってまいりますので、前の方の部屋で会議をしている場合には、その会議をしているところを通って行かなければならないといったようなことで、非常に使い勝手が悪い。そして最近は、全くAとBという分けた形での使用がないといったような、そういう利用状況も勘案いたしまして、これは一体的に一つのホールとして御利用いただくように今度は改めたものでございます。 よろしくお願いいたします。
○議長(善財文夫) ほかに質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(善財文夫) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第74号から議案第85号までの12件は、議案付託表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託いたします。
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△日程第23 認定第1号~
△日程第34 認定第12号
○議長(善財文夫) 日程第23 認定第1号 平成16年度須坂市
一般会計歳入歳出決算認定についてから、日程第34 認定第12号 平成16年度須坂市
宅地造成事業会計決算認定についてまでの決算関係議案12件を一括議題といたします。 本12件について、提案理由の説明を求めます。
-----三木市長。
◎市長(三木正夫) 〔登壇〕 平成16年度須坂市一般会計及び9特別会計並びに2企業会計の決算について、その概要を申し上げます。 平成16年度末に発表された政府月例経済報告では、景気の先行きについて、企業部門の好調さが維持しており、世界経済の着実な回復に伴って、景気回復は底がたく推移するものと見込まれるとしていますし、同期に日本銀行松本支店が発表した県経済の動向においては、一部IT関連企業が受注の回復が見え始め、全体として回復に向かいつつも、生産調整が続いており、依然、停滞の域を脱していないとの見解を示しております。 須坂市における平成16年の各産業の推計値は、第1次産業では、春先の凍霜害、夏の高温干ばつ、秋の長雨やたび重なる台風災害等で、近年になく厳しい生産環境となり、生産量の減少に加えて、品質低下等の影響を受けたことから、農業生産額全体では、前年対比13.1%減の59億円であります。第2次産業では、食品部門で、たび重なる台風の影響に伴う前年割れや電気機械部門のIT関連機器メーカーの在庫調整により、厳しい状況を予想していますが、一般機械部門の農機具関係や金属機械部門の鉄骨関係が中国需要の増加や価格高騰の影響により、比較的良好な伸びを示し、製造品出荷額は前年対比10.5%増の1,246億円であります。第3次産業では、前年度対比で小売業が全体的に減少傾向にあるものの、卸売業、飲食業ともに業況、客数、売上高が緩やかに増加しており、商業、サービス業における商品販売額は前年対比9.3%増の720億円であります。 このように、経済面では明るい兆しが見えつつあるというものの、財政的には平成13年度と比較して平成16年度の市税収入は約11億円の減収となったほか、平成16年から行われた国の三位一体の改革の影響により、さらに厳しい行財政運営を強いられることとなりました。 こうした危機的な状況を回避するため、平成16年2月に策定した財政改革プログラムに基づいて、歳入の確保を図るほか、人件費、需用費、委託料等の物件費、補助金の見直しなど、経常経費の削減に向けて改革を進めてまいりました。特に、人件費については、理事者の報酬削減、職員の協力を得て、管理職手当や退職手当の削減、大幅な人員削減を行ってまいりました。 一方、将来を見据え、「元気の出る須坂づくり」を積極的に展開してまいりました。特に、産業活性化のための基盤づくりが重要であることから、市内製造業を中心とした産学官、産学、産産連携による研究開発の推進や新産業の創出を図るため、信州大学須坂市研究連携センターに産業コーディネーター、産業アドバイザーを配置したほか、産業の振興、蔵のまちづくり、健康づくり等、幅広い分野で活性化を図るため、信州大学の御協力をいただき、12月には包括連携協定を締結することができました。 また、民間活力の活用につきましては、戦略的産業の将来的ビジョンなどを探るために、須坂市産業活性化戦略会議を立ち上げ、行動宣言、エンパワーメント
プロジェクトを発表するとともに、会の名称を改称して、会議メンバーがみずから行動していく自主管理組織、信州須坂産業活性化推進会議を立ち上げることができました。 雇用対策につきましては、中高年齢者の雇用促進を図るため、須坂市緊急雇用促進奨励制度により、新規雇用を行う企業に対し、引き続き給付、支援を行ったほか、職業訓練校への支援や須坂職業安定協会と合同で企業ガイドブックを作成するとともに、市内企業の就職情報や地域情報を広く発信するため、関係企業の協力を得て、協会のホームページを立ち上げるなど、就職促進を図ってまいりました。 農業振興につきましては、農政全般のアドバイスをいただくために農業振興アドバイザーを配置する中で、特に16年度における具体的な施策として、豊丘地域活性化の研究を進める豊丘いきいき村づくり
プロジェクトを支援するとともに、農業小学校設置の準備をしてまいりました。また、新規就農者の研修に対する支援拡大のほか、リンゴ、ブドウ等の新品種導入に対する補助や農業サポートセンター事業など、農業の持続的発展に努めてまいりました。 食の安全・安心の確保や地産地消の取り組みとして、食と農の基本計画100人委員会の活動を支援する中で、須坂竜うまいもん祭りを開催するなど、具体的な活動を実施してまいりました。 商業観光につきましては、中心市街地の活性化を図るため、商工会議所においてTMO特別委員会が結成されて、取り組んでいただく運びとなりましたことから、市では、TMO構想のソフト系事業である地元高校生によるにぎわい創出事業の支援や空き店舗情報のホームページ掲載など、新たな支援を実施してまいりました。 観光施策では、新たに観光協会と連携し、東京、大阪でマスコミ機関との懇談会を開催したほか、新聞、ラジオ、テレビ、雑誌、広告などをパブリシティーにより全国レベルでの情報発信を積極的に進めてまいりました。その結果、多くの成果を上げることができました。 また、平成16年度は市制施行50周年に当たる記念の年でありますことから、各種記念事業を年間を通じて実施してまいりました。市民的な大イベントとして、4月に開催しました全国桜シンポジウムINすざかを初め、商工会議所創設55周年記念事業と共催で9月に開催しました「好きです須坂!産業フェア」におきましては、市議会を初め、各種団体、大勢の市民の皆様に御参加をいただき、成功裏に終了することができました。 このほか、市道須坂駅旭ケ丘線の改良や高甫小学校体育館建設等、予定しておりました事業につきましては、計画どおり実施することができました。また、平成17年度へ繰り越しをいたしました墨坂中学校体育館建設につきましては、竣工予定が12月半ばでありますが、早期完成に向け、一層の努力をしてまいります。 校舎、体育館につきましては、教育、防災の観点から、厳しい財政状況にありますが、優先的に整備を進めてまいりました。この結果、一般会計につきましては、最終予算総額186億7,299万6,000円で、前年度からの繰り越し事業費を含めた支出決算総額は183億1,410万5,984円となりました。また、平成16年度末における基金残高は41億8,443万4,000円で、市債残高は207億5,881万1,249円となっております。 また、国民健康保険など9特別会計の決算総額につきましては、歳入で151億8,134万8,857円、前年度対比3,192万5,228円、0.21%の減、歳出では147億81万4,503円で、前年度対比1億5,282万7,388円、1.04%の減となりましたが、すべての特別会計において黒字決算となり、引き続き健全な財政運営ができました。 企業会計につきましては、水道事業会計では7,946万1,566円の純利益となりました。また、宅地造成事業では、固定資産評価損による特別損失等により4,502万9,122円の純損失となりましたが、今後も引き続き保有地の販売促進に努めてまいります。 主な財政指数につきましては、財政力指数0.564、普通会計によります公債費比率は17.0%、起債制限比率は8.9%でありますが、財政構造の弾力性を判断する指標の一つであります経常収支比率につきましては、三位一体の改革による公立保育所運営費負担金に係る国庫補助金や県支出金が廃止され、一般財源充当経常経費が増加したことなどから、前年度対比2.5ポイント増の84.8%となりました。 以上申し上げました認定第1号 平成16年度須坂市
一般会計歳入歳出決算認定についてから認定第10号 平成16年度須坂市
介護保険特別会計歳入歳出決算認定までと認定第12号 平成16年度須坂市
宅地造成事業会計決算認定については収入役から、認定第11号 平成16年度須坂市
水道事業会計決算認定については水道局長からそれぞれ詳細について説明申し上げますので、よろしく御審議をいただき、認定を賜りますようお願い申し上げまして、提案説明といたします。
○議長(善財文夫) 山嵜収入役。
◎収入役(山嵜秀夫) 〔登壇〕 引き続き御説明を申し上げます。 認定第1号 平成16年度須坂市
一般会計歳入歳出決算認定につきましてから申し上げます。 歳入につきましては、予算現額190億669万3,394円、調定額196億4,790万7,357円、収入済額189億3,599万493円であります。収入率は予算現額対比99.63%、調定額対比96.38%となります。 歳入の主なものについて、款別に順次申し上げます。 款1、市税につきましては、総額55億2,877万8,273円で、歳入総額に対する構成比は29.20%であります。前年度と比較いたしますと、8,295万5,333円、1.48%の減であります。市民税については、21億3,774万6,618円で、うち個人市民税では、長引く景気低迷による雇用の減少による給与所得に対する税額が落ち込んだことにより、前年度対比1億1,227万8,425円の減となりました。法人市民税につきましては、5億729万9,097円で、主に機械製造業で若干の回復が見られたことにより、前年度対比2,770万2,097円の増となりました。固定資産税については、27億1,538万6,526円で、企業の設備投資の抑制による償却資産の減少等により、前年度対比960万7,485円の減となりました。軽自動車税については、1億1,119万7,136円で、軽四輪乗用車への買いかえがふえたことにより、前年度対比432万536円の増となりました。市たばこ税については、2億9,269万2,397円で、消費本数は減少傾向にありますが、平成15年7月の税率引き上げの影響から、前年度対比277万9,315円の増となりました。 次に、款2、地方譲与税につきましては、まず、三位一体の改革により、暫定的な財源移譲として創設されました所得譲与税では、人口割等により、9,072万9,000円が配分されました。自動車重量譲与税では、新規登録車両の増により、前年度対比961万7,000円の増となりました。地方道路譲与税では、ガソリン等の消費量の増に伴い、603万6,000円の増で、合わせて3億5,419万7,000円、構成比1.87%、前年度対比で1億638万2,000円の増となりました。 次に、款3、利子割交付金につきましては、6,191万2,000円、構成比0.33%で、満期を迎えた預貯金額が増加したことから、前年度対比29万6,000円の増となりました。 次に、税制改正により創設されました款4、配当割交付金につきましては、728万1,000円、構成比0.04%。 次に、款5、株式等譲渡所得割交付金につきましては、841万4,000円、構成比0.04%が交付されました。 款6、地方消費税交付金につきましては、5億9,972万7,000円、構成比3.17%で、消費税の納期の関係で通常の年度より1カ月分交付月がふえたことから、前年度対比6,064万6,000円の増となりました。 款8、自動車取得税交付金につきましては、1億1,573万7,000円、構成比0.61%で、自動車の新規購入台数の増加により、前年度対比654万9,000円の増となりました。 款9、地方特例交付金につきましては、2億41万4,000円、構成比1.06%で、市税収入の減少に伴い、減税の影響額も減少したことから、前年度対比1,802万3,000円の減となりました。 款10、地方交付税につきましては、総額47億7,948万4,000円、構成比25.24%となりました。普通交付税では、平成16年度の市税収入の減少に加え、基準財政需要額の算定上、三位一体の改革による公立保育所運営費負担金の廃止等による一般財源充当経常経費の増加等により、前年度対比1億1,927万2,000円の増となりました。また、特別交付税については、合併等の特殊要因がなかったことから、2,661万7,000円の減となりました。 款12、分担金及び負担金につきましては、4億4,734万8,868円、構成比2.36%で、前年度対比4,161万3,736円の減となりました。主なものは、保育所保育児童保育料等3億4,042万5,410円であります。 款13、使用料及び手数料につきましては、4億407万2,512円、構成比2.13%で、前年度対比533万3,869円の減となりました。主なものは、住宅使用料1億2,502万2,968円、寿楽園使用料1億82万3,243円であります。 款14、国庫支出金につきましては、10億363万4,430円、構成比5.30%で、前年度対比2億3,024万3,293円の減となりました。これは三位一体の改革により、公立保育所運営費負担金の廃止による前年度対比1億4,608万7,000円の減となったことによるものであります。主なものは、国庫負担金で、児童手当負担金1億8,061万6,000円、生活保護費負担金1億2,638万2,000円、知的障害者施設訓練等支援費負担金1億614万3,059円であります。国庫補助金では、道路改良、街路整備事業等に伴う土木費補助金1億1,051万円、小学校屋内運動場新増築事業補助金5,501万3,000円であります。 款15、県支出金につきましては、5億8,875万6,977円、構成比3.11%で、前年度対比6,666万9,225円の減となりました。これは国庫支出金と同様に、三位一体の改革による公立保育所運営費負担金の廃止等によるものであります。主なものは、福祉医療費給付事業補助金1億5万円、私立保育所運営費負担金4,309万6,150円であります。 款16、財産収入につきましては、5,454万9,485円、構成比0.29%で、活用が見込めない土地を積極的に処分したことから、前年度対比427万5,062円の増となりました。主なものは、市有土地売払収入3,607万6,034円、廃道水路敷等売払収入601万6,762円であります。 款18、繰入金につきましては、1億3,343万4,052円、構成比0.71%で、前年度対比1億812万54円の増となりました。主なものは、道路改良事業費等の一部として、公共施設等整備基金からの繰入金1億566万7,000円、老人保健特別会計繰入金1,608万2,040円であります。 款20、諸収入につきましては、20億5,385万6,924円、構成比10.85%で、前年度対比5,633万4,862円の増となりました。これは、市制度資金の融資あっせん預託金を増額したことから、元利収入が増となったこと等によるものであります。主なものは、市制度資金あっせん預託金元利収入7億3,005万1,637円、土地開発公社貸付金元金収入4億9,000万円、消防費受託事業収入2億7,636万8,457円、学校給食費納入金2億6,176万5,701円であります。 款21、市債につきましては、20億3,450万円、構成比10.74%で、市民税等減税補てん債の借りかえ等により、前年度対比2,360万円の増となりました。主なものは、地方特定道路整備事業債3億4,310万円、臨時財政対策債7億5,800万円、市民税等減税補てん債借換債6億5,000万円であります。 次に、歳出について申し上げます。 歳出の予算現額は、歳入と同額の190億669万3,394円、支出済額183億1,410万5,984円で、予算執行率96.36%であります。また、翌年度へ繰り越す繰越明許費は4億8,528万7,858円でございます。 この支出済額を性質別に分類して申し上げますが、数値は決算状況調査資料によりますので、1,000円単位で申し上げます。 人件費47億929万8,000円、構成比25.71%、物件費23億2,261万6,000円、構成比12.68%、維持補修費1億9,482万4,000円、構成比1.07%、扶助費18億655万2,000円、構成比9.87%、補助費等12億6,195万円、構成比6.88%、普通建設事業費13億7,458万円、構成比7.50%、災害復旧事業費3,088万2,000円、構成比0.17%、公債費30億4,976万円、構成比16.65%、積立金4億6,453万9,000円、構成比2.54%、投資及び出資金4,883万円、構成比0.27%、貸付金12億7,543万5,000円、構成比6.97%、繰出金17億7,484万円、構成比9.69%であります。 以下、前年度と比較しながら申し上げます。 まず、人件費につきましては、職員給与で人事院勧告に準じ、寒冷地手当を減額したほか、退職手当支給率等の見直しや新規職員採用を見送りしたことに加え、7月から市長を初め、理事者4役の給与を20%から10%引き下げたほか、10月からは管理職手当をさらに20%引き下げ、30%としたこと等により、前年度対比7,950万6,000円、1.66%の減となりました。 物件費につきましては、職員の創意工夫と財政改革プログラムに基づく賃金、需用費、役務費等の削減の成果として、前年度対比988万4,000円、0.42%の減となりました。 維持補修費につきましては、道路、市営住宅、小・中学校等各施設の維持補修に要する経費で、前年度対比3,106万円、18.97%の増となりました。 扶助費につきましては、児童手当支給対象者を小学校第3学年修了前まで拡大したほか、支援費サービス事業における利用者の増加などに伴い、前年度対比1億3,215万8,000円、7.89%の増となりました。 補助費等につきましては、市制度資金における利子補給期間を短縮したことなどにより、前年度対比8,016万3,000円、5.97%の減となりました。 普通建設事業費につきましては、前年度に引き続き、事業の見直しを行ったほか、旭ケ丘小学校の大規模改修や峰の原高原クロスカントリーコース整備事業などが終了したことなどから、前年度対比5億4,980万9,000円、28.57%の大幅な減となりました。 主な建設事業を申し上げますと、補助事業では、高甫小学校体育館建設事業、街路整備事業等で2億5,582万8,000円、単独事業では、道路改良、道路整備事業等で10億5,966万4,000円のほか、土地改良事業等の県営事業費負担金5,900万円であります。災害復旧事業費につきましては、井上小学校の落雷被害を初め、台風23号による相之島保育園での床下浸水や千曲川増水による福島スポーツ広場への土砂流入被害などに係る復旧費3,088万2,000円であります。 公債費につきましては、市民税等減税補てん債の借りかえに伴う償還金のほか、臨時財政対策債の償還額の増加により、前年度対比7億3,657万8,000円、31.84%の増となりました。なお、平成16年度末における市債残高は前年度対比5億4,298万4,000円減の207億5,881万1,000円で、このうち普通交付税の基準財政需要額に算入される市債及び使用料等の特定財源で補てんされる起債額、これは141億5,774万3,000円、68.20%となり、残りの66億106万8,000円、31.80%、これが市税等の一般財源で負担する額であります。 積立金につきましては、前年度対比2億4,251万1,000円、34.30%の減となりました。主なものは、財政調整基金積立金4億5,919万1,000円、公共施設等整備基金積立金352万1,000円であります。 投資及び出資金につきましては、前年度対比1,000円減の4,883万円であります。 貸付金につきましては、市制度資金の融資総枠の拡大に伴う預託金の増により、前年度対比9,500万円、8.05%の増であります。主なものは、市制度資金融資預託金7億3,000万円、土地開発公社貸付金4億9,000万円であります。 繰出金につきましては、下水道事業特別会計への繰出金で、料金改定のほか、流域下水道の維持管理負担金の単価が引き下げられたことから、前年度対比9,381万6,000円、5.02%の減となりました。主なものは、下水道事業特別会計繰出金6億8,380万2,000円、介護保険特別会計繰出金3億6,584万3,000円、老人保健特別会計繰出金3億1,097万9,000円、国民健康保険特別会計繰出金1億9,506万500円であります。 以上、一般会計の決算について申し上げました。 次に、認定第2号 平成16年度須坂市
国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について申し上げます。 予算現額42億611万円、調定額46億6,719万18円、収入済額44億1,781万4,942円で、収入率は予算現額対比105.03%、調定額対比94.66%であります。支出済額では40億3,650万2,504円、予算執行率は95.97%で、歳入歳出差し引き3億8,131万2,438円の繰り越しであります。 主なものとして、歳入では、国民健康保険税16億4,935万5,855円、国庫支出金15億168万7,402円、療養給付費交付金7億6,144万3,000円等で、歳入総額では、前年度対比7.61%の増であります。 歳出では、老人保健拠出金で老人保健の医療対象者が減少していることなどにより、9億6,524万55円で、前年度対比9.19%の減となりましたが、保険給付費では25億2,097万5,153円で、前年度対比2.13%の増となったことから、歳出総額では前年度対比で4.20%の増であります。 次に、認定第3号 平成16年度須坂市
老人保健特別会計歳入歳出決算認定につきましては、予算現額47億9,022万3,000円、調定額及び収入済額ともに47億2,389万3,028円で、収入率は、予算現額98.62%、調定額対比100.0%ちょうどであります。支出済額は47億1,139万9,537円で、予算執行率は98.35%であります。 平成14年10月からの老人保健法の改正により、歳入では段階的な公費負担割合の引き上げに伴い、国庫支出金、県支出金、一般会計繰入金が増加し、支払基金交付金は前年度を下回りました。 歳出では、老人医療受給対象年齢の段階的な引き上げに伴い、対象者数が減少し、医療諸費は前年度対比2.15%の減となりました。 次に、認定第4号 平成16年度須坂市
奨学金特別会計歳入歳出決算認定につきましては、予算現額1,086万7,000円、調定額、収入済額とも1,046万2,623円で、収入率は、予算現額対比96.28%、調定額対比100.0%ちょうどであります。支出済額は1,035万7,000円、予算執行率は95.31%であり、大学生23人に対して1,035万6,000円の奨学金を貸与いたしたものであります。 認定第5号 平成16年度井上、幸高、九反田、中島財産区
特別会計歳入歳出決算認定につきましては、予算現額674万2,000円、調定額、収入済額とも674万3,289円で、収入率は、予算現額対比で100.02%、調定額対比で100.0%であります。支出済額は634万1,896円で、予算執行率は94.07%であり、歳入歳出差し引き40万1,393円の繰り越しであります。 認定第6号 平成16年度須坂市
福祉企業センター特別会計歳入歳出決算認定につきましては、予算現額5,332万2,000円、調定額、収入済額とも5,333万7,456円で、収入率は、予算現額対比で100.03%、調定額対比で100.0%であります。支出済額は5,262万8,223円、予算執行率は98.70%で、歳入歳出差し引き70万9,233円の繰り越しであります。 主なものとして、歳入では、作業工賃の事業収入3,049万5,691円、施設事務費負担金848万5,897円、一般会計繰入金1,119万1,000円で、歳出では、利用者の賃金2,959万2,068円及び職員の人件費等であります。 認定第7号 平成16年度須坂市峰の原
水道事業特別会計歳入歳出決算認定につきましては、予算現額1,935万2,000円、調定額2,057万6,697円、収入済額1,929万6,867円で、収入率は、予算現額対比99.72%、調定額対比93.78%であります。支出済額は1,652万590円、予算執行率は85.37%で、歳入歳出差し引き277万6,277円の繰り越しであります。 主なものとして、歳入では、水道使用料1,389万8,440円、基金繰入金90万4,000円、中越地震における応援経費負担金等の諸収入133万9,328円で、歳出では、安全な水を安定的に供給するための経常経費612万60円のほか、市道峰の原スキー場線道路改良工事に伴う配水管布設替えによる工事請負費177万4,500円等であります。 認定第8号 平成16年度須坂市
下水道事業特別会計歳入歳出決算認定につきましては、予算現額31億8,510万円、調定額32億2,074万2,011円、収入済額31億5,755万5,611円で、収入率は、予算現額対比99.14%、調定額対比98.04%であります。支出済額は31億1,338万8,913円、予算執行率は97.75%で、歳入歳出差し引き4,416万6,698円の繰り越しであります。また、繰越明許による翌年度への繰り越し事業は、管路施設工で井上地区の3カ所で、事業費は4,540万円であります。 歳入の主なものは、受益者分担金及び負担金2億3,381万1,250円、下水道使用料7億2,683万2,560円、国庫補助金3億8,730万円、一般会計繰入金6億8,380万2,000円、市債9億5,320万円であります。 歳出につきましては、施設管理費2億5,892万9,695円、公共下水道建設費8億8,621万9,850円、特定環境保全公共下水道建設費4億978万3,271円、流域下水道事業費6,607万3,000円、公債費14億5,295万3,109円等であります。 認定第9号 平成16年度須坂市
農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定につきましては、予算現額1億2,777万5,000円、調定額1億2,991万3,462円、収入済額1億2,886万7,133円で、収入率は、予算現額対比100.85%、調定額対比99.19%であります。支出済額は1億2,628万8,357円、予算執行率は98.84%で、歳入歳出差し引き257万8,776円の繰り越しであります。 主なものとして、歳入では、集落排水施設使用料3,918万4,610円、一般会計繰入金8,752万円で、歳出では、施設管理費2,360万1,303円、公債費9,457万9,932円等であります。また、2会計合わせました平成16年度末における下水道の普及率は85.86%、水洗化率は75.25%であります。 認定第10号 平成16年度須坂市
介護保険特別会計歳入歳出決算認定につきましては、予算現額26億6,773万1,000円、調定額26億7,101万5,018円、収入済額26億6,337万7,908円で、収入率は、予算現額対比で99.84%、調定額対比99.71%であります。支出済額は26億2,738万7,483円、予算執行率は98.49%で、歳入歳出差し引き3,599万425円の繰り越しであります。 主なものとして、歳入では、65歳以上の第1号被保険者の介護保険料4億1,423万980円、国庫支出金6億7,702万9,531円、支払基金交付金8億2,961万円、繰入金3億8,130万5,000円で、歳出では、保険給付費が25億7,988万3,869円等であります。 次に、認定第12号 平成16年度須坂市
宅地造成事業会計決算認定について申し上げます。 まず、収益的収入及び支出について申し上げます。 収入につきましては、予算現額19億9,360万6,000円、決算額2億9,585万1,558円で、インター須坂流通産業団地の分譲等によるものであります。 支出につきましては、予算現額18億6,060万9,000円、決算額は宅地売却原価等の営業費用2億9,168万8,377円とインター須坂流通産業団地造成関係の企業債利息等の営業外費用1,536万6,292円、また、豊島団地ほか2用地の固定資産評価損による特別損失3,382万6,011円を合わせた3億4,088万680円であります。この結果、収入支出の差し引き額4,502万9,122円が当年度純損失となりました。 次に、資本的収入及び支出について申し上げます。 収入はありませんが、支出につきましては、予算現額16億4,684万3,000円、決算額3億297万4,140円で、不足する額を減債積立金400万円、過年度分損益勘定留保資金1億1,377万4,468円、当年度分損益勘定留保資金1億8,519万9,672円で補てんいたしました。 以上、平成16年度一般会計及び9特別会計並びに宅地造成事業会計の決算概要について申し上げましたが、よろしく御審議をいただき、認定賜りますようお願い申し上げまして、私からの詳細説明とさせていただきます。
○議長(善財文夫) 青木水道局長。
◎水道局長(青木敬) 〔登壇〕 認定第11号 平成16年度須坂市
水道事業会計決算認定について申し上げます。 近年、有収水量の減少によりまして、経営的に厳しい状況に置かれていることから、局内の機構改革により、3課を2課に再編し、事業の効率化及び人件費等の経常経費節減に努めてまいりました。 建設事業では、水道管路近代化推進事業を引き続き導入し、積極的に石綿セメント管の解消に努めてまいりました。また、仁礼並びに豊丘地区への安定供給のため、西原低区緩速ろ過池建設工事の第1期工事として、水源からの導水管布設及び布設替え工事を実施をいたしました。 まず、収益的収入及び支出について申し上げます。 収入につきましては、予算現額12億9,759万3,000円、決算額13億1,351万4,481円で、収入率は101.23%、前年度対比101.23%で、1,593万2,349円の増となりました。支出につきましては、予算現額12億5,295万6,000円、決算額12億2,413万1,341円で、執行率は97.70%であります。この結果、収入支出からそれぞれ消費税を差し引いた当年度純利益は7,946万1,566円となりました。 次に、資本的収入及び支出について申し上げます。 収入につきましては、予算現額2億2,016万6,000円、決算額2億2,033万837円で、収入率は100.07%であります。支出につきましては、予算現額6億8,836万2,000円、決算額6億7,223万7,706円、執行率は97.66%で、収入額から支出額を差し引きますと、4億5,190万6,869円の収入不足となり、この不足額を減債積立金5,000万円、過年度分損益勘定留保資金3億375万525円、当年度分損益勘定留保資金8,857万3,327円、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額958万3,017円で補てんをいたしました。 水道は、市民生活のライフラインとして欠くことのできない重要な設備でありますので、今後も引き続き安全な水を安定的に供給をしてまいります。 以上、平成16年度の水道事業会計の決算概要について申し上げましたが、よろしく御審議をいただき、認定を賜りますようお願い申し上げて、提案説明といたします。
○議長(善財文夫) これより議案質疑に入ります。 質疑の通告はありません。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(善財文夫) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております認定第1号から認定第12号までの12件は、配付申し上げてあります議案付託表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託いたします。
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△日程第35 議案第86号~
△日程第44 議案第95号
○議長(善財文夫) 日程第35 議案第86号 平成17年度須坂市
一般会計補正予算第3号から、日程第44 議案第95号 平成17年度須坂市
宅地造成事業会計補正予算第1号までの
補正予算案10件を一括議題といたします。 本10件について、提案理由の説明を求めます。
-----三木市長。
◎市長(三木正夫) 〔登壇〕 提案いたしました平成17年度須坂市
一般会計補正予算及び
特別会計補正予算並びに企業会計補正予算について、その概要を説明申し上げます。 最初に、議案第86号 平成17年度須坂市
一般会計補正予算第3号から申し上げます。 補正いたします総額は4億2,148万1,000円で、予算累計額は180億1,353万7,000円となります。 まず、歳出の主なものについて申し上げます。 議会費では、各委員会での会議録作成の一部を外部委託するため113万4,000円を計上しました。 総務費では、防災危機管理事業で株式会社ヒーテック様からの御寄附を受けまして、防災行政無線等を購入するため50万円を計上し、財政管理事業では、現在進めている墨坂中学校体育館改築の財源として、昨年度実施して好評だったいきいきすざか市民債を2億円発行するための経費229万8,000円を新たに計上いたしました。財産管理事業では、平成16年度繰越金の一部を地方財政法第7条及び須坂市資金積立基金条例第3条の規定により、今後の財政運営のための財源として財政調整基金へ積み立てるため、1億3,088万7,000円を計上しました。戸籍住民基本台帳整備事業では、戸籍電算システムのリース切れに伴い、業務委託料1,394万4,000円を減額しました。 民生費では、在宅福祉サービス事業で、重度心身障害者を介護される方の介護慰労金のほか、医療的ケアを必要とする障害者の方のグループホーム入居に伴い、介護職員配置に要する経費135万円を追加計上し、支援費サービス事業では、それぞれの居宅サービス事業利用者の増加に伴い、1,338万円を計上いたしました。母子・父子家庭支援事業では、村石母子・父子家庭特別奨学金給付基金の設立に際し、御寄附をいただいた村石久二氏より基金の増資として御寄附をいただきましたので、全額基金に積み立てるため500万円を計上しました。 労働費では、勤労者研修センター管理事業で、第2勤労者研修センターの屋根の雨漏り修繕と天井裏や機械室の工事費420万円を計上しました。 農林水産業費では、排水機場維持管理事業で、百々川サイホンゲート等の修繕のための工事費870万円を計上しました。また、農道改良事業では、16年度から持ち越しました新田道西村線農道において、道路計画線が確定しましたので、用地、補償料等449万円を追加計上し、農道・水路補修事業では、地元要望に対応するため300万円を追加するとともに、松くい虫防除対策事業では、被害が拡大しつつある松くい虫の早期駆除を実施するための委託料321万3,000円を計上しました。 商工費では、観光・誘客宣伝事業で、誘客宣伝のための観光ポスターの増刷とマスコミ関係者を招致して、須坂産ワインや郷土食をPRする「蔵の町の夕べ」や峰の原高原まつり、フォトコンテストなどの実施に係る負担金等432万8,000円を計上し、観光施設整備事業では、湯っ蔵んど利用者の利便の向上を図るため、施設整備工事費5,700万円を計上しました。また、シルキーホール管理事業では、シルキーホールの内装リニューアルに要する経費等で550万円を計上しました。 土木費の除雪事業では、歩道や狭隘道路の除雪のため、自治会管理として小型除雪機を10台追加配備するための経費291万9,000円を計上し、河川管理事業では、堆積物を除去し、悪臭や害虫の発生を解消するためのしゅんせつ工事費450万円を計上しました。街路事業では、都市計画道路臥竜線について、国庫補助の減額により、補助事業から起債事業に変更したことに伴う予算の組み替えのほか、動物園管理運営事業では、来園された身障者や高齢者、ベビーカー利用の皆様方に優しい動物園づくりのため、園路舗装工事費850万円を計上しました。また、市営住宅管理事業では、地震に対する安全の確保を図るため、市営住宅の耐震診断を実施するため、委託料286万7,000円を計上し、住宅耐震改修事業では、長野県すまいの安全「とうかい」防止対策事業を活用し、本年度分として簡易耐震診断を500戸実施するための委託料等315万円を計上しました。 消防費では、消防機械力整備事業で、社団法人日本消防協会及び日本防火協会の助成を受けて、各町における自主防災訓練時の資機材の充実を図る経費154万4,000円を計上しました。 次に、教育費の小学校施設整備事業では、豊丘小学校プール排水系統の修繕費等630万円を計上し、耐震補強工事設計が完了した日滝、豊洲、日野の3小学校の体育館の耐震補強に係る委託料・工事費4,077万2,000円を計上いたしました。また、情報教育事業では、中学校のLAN整備工事において、先生方及び保護者の御協力により安価にできたため、捻出できた財源を小学校3校のLAN整備に組み替えて、1年前倒しして実施するための経費290万円を新たに計上しました。中学校施設整備事業では、墨坂中学校のプール建設について要望しておりました国庫補助事業が1年前倒しで実施できる見通しがついたことから、委託料・工事費で1億2,104万円を計上しました。 次に、博物館管理運営事業では、博物館のトイレ改修のため140万円を計上し、文化財保存活動事業では、年月の経過とともに資料等の散逸が危惧される米子、小串鉱山に係る歴史的資料を収集、保存するとともに、貴重な体験発表などのシンポジウムを開催するため、負担金60万円を計上しました。文化施設管理事業では、施設管理委託料について、事業決算による精査を行い、661万円を減額しました。 公債費では、グリーンアルム福祉会が平成13年度に借り入れたふるさと融資資金について繰上償還を行いたいとの要望がありましたことから、元金の増額を行うほか、市民税等減税補てん債、借換債の金利確定などの精査により、6,475万3,000円を計上いたしました。 以上、申し上げました歳出に対する主な財源につきましては、国庫支出金1,920万7,000円、繰入金6,459万6,000円、繰越金1億7,038万2,000円、諸収入9,498万9,000円、市債5,530万円等を計上しました。 地方債補正につきましては、第2表のとおり、3事業の変更と1事業の追加により、限度額5,530万円を増額しました。 次に、議案第87号 平成17年度須坂市
国民健康保険特別会計補正予算第1号について申し上げます。 補正予算総額は2億2,901万2,000円で、補正後の累計額は44億9,019万4,000円となります。 歳出につきましては、16年度分の精算等により、療養給付費交付金等返還金5,784万6,000円、基金積立金1億7,445万7,000円を計上し、老人保健拠出金については186万7,000円を減額したほか、介護納付金につきましては、納付金額の決定に伴い、117万6,000円を減額しました。 歳入につきましては、繰越金3億1,131万1,000円を計上し、基金繰入金は8,109万8,000円を減額しました。 次に、議案第88号 平成17年度井上、幸高、九反田、中島財産区
特別会計補正予算第1号につきましては、決算により、補正予算総額で31万3,000円を計上しました。 議案第89号 平成17年度須坂市
福祉企業センター特別会計補正予算第1号につきましては、決算及び人件費の精査等により、補正予算総額で6万5,000円を計上しました。 議案第90号 平成17年度須坂市峰の原
水道事業特別会計補正予算第1号につきましては、決算及び人件費の精査等のほか、車庫の天井等の
アスベスト除去費用400万円を追加し、補正予算総額で384万7,000円を計上しました。 議案第91号 平成17年度須坂市
下水道事業特別会計補正予算第1号につきましては、補正予算総額は439万2,000円を減額し、補正後の累計額は30億1,024万2,000円となります。歳出につきましては、決算及び人件費の精査に加え、特定環境保全公共下水道事業から公共下水道事業への事業費の組み替えを行うもの等であります。歳入につきましては、前年度繰越金4,366万6,000円を計上したほか、一般会計繰入金、資本費平準化債を減額するもの等であります。また、地方債補正につきましては、第2表のとおり、3事業の変更で限度額を760万円減額しました。 議案第92号 平成17年度須坂市
農業集落排水事業特別会計補正予算第1号につきましては、決算及び人件費の精査に加え、管渠布設工事等で補正予算総額98万1,000円を計上しました。 議案第93号 平成17年度須坂市
介護保険特別会計補正予算第1号につきましては、補正予算総額は1,348万2,000円を追加し、補正後の累計額は27億6,652万7,000円となります。歳出につきましては、介護保険制度改正による施設給付の見直しで、特定入所者介護サービス費が創設されたことに伴う施設介護サービス給付費からの事業費の組み替え等であります。歳入につきましては、繰越金3,399万円を計上したほか、基金繰入金2,386万円の減額等であります。 議案第94号 平成17年度須坂市
水道事業会計補正予算第2号について申し上げます。 収益的収入につきましては、消火栓維持管理負担金の確定により、150万7,000円を減額し、累計額を12億5,283万7,000円といたしました。収益的支出につきましては、人件費の精査等により、1,464万9,000円を減額し、累計額を11億7,703万円といたしました。資本的収入につきましては、消火栓設置負担金の確定により、348万9,000円を計上し、累計額を9億277万2,000円といたしました。資本的支出につきましては、配水管布設替え工事費の増等により、2,412万7,000円を計上し、累計額を14億3,479万9,000円といたしました。 議案第95号 平成17年度須坂市
宅地造成事業会計補正予算第1号について申し上げます。 収益的支出につきましては、人件費の精査等により、223万7,000円を減額し、累計額を16億396万7,000円といたしました。資本的支出につきましては、上町地籍にある財務省用地について、隣接する上町公会堂の通路拡幅用地と災害時における地域住民の避難場所として活用するための用地購入費2,674万9,000円を計上等し、累計額を13億9,867万9,000円としました。 以上、補正いたします予算の概要を申し上げましたが、よろしく御審議をいただき、適切なる議決を賜りますようお願い申し上げまして、提案理由の説明といたします。
○議長(善財文夫) これより議案質疑に入ります。 質疑の通告はありません。 質疑はありませんか。 〔4番 渡辺 智議員「議長」と呼ぶ〕
○議長(善財文夫) 渡辺 智議員。
◆4番(渡辺智) 今回提案されております議案第86号 須坂市
一般会計補正予算第3号の中に、須坂市健康福祉ランド・湯っ蔵んどに対する支出する予算として5,700万円が盛り込まれております。ただいまの提案説明では、利便の向上のためとだけ、漠然とした説明でございます。その内容等、もうちょっと詳しく説明願いたいと思います。
○議長(善財文夫) 答弁を求めます。-----阪牧産業振興部長。
◎産業振興部長(阪牧吉次) 内容につきましては、新井社長が5月23日に就任されまして以降、ふれあい健康センターの経費節減、それから収益増、その検討をされてまいりました。そういった中で、大幅な検討をされる中での経費節減策を実施をしてきておいでになると。例えば原材料費の食材の見直しとか飲み物の契約の単価の見直しとか、そういったような原材料費の見直し、それから上下水道の関係で下水の浴槽の排水を下水道放流から庭木への散水に転換するとか、人件費の点でも見直しをしておりますが、そういった見直しをしてきております。そのソフトの面での見直し。それから、ソフトの面と絡んで、施設の見直しをすることによって、その人員が、仕事をする動線やお客様の応対や、そういったものから人件費を減らすことができるとか、そういったことから経費の節減策も含めた中で、この施設の整備の計画をするということでございます。 それと同時に、今までふれあい健康センターという名前でありますが、健康に必ずしもよくないような、そういうお湯、そういったものもございましたので、市民の皆様の御要望、声も聞いたりしながら、そこら辺についても改善を図って、できるだけ市民の皆様の御期待にこたえて、喜んでいただけるような施設に変えていくというようなことや、またこの施設整備については、日帰り温泉の競争が非常に厳しいと。一例を申し上げますと、来年4月に温湯がオープンするとか、そういったようなことがございますので、そういう競争に対抗してこの湯っ蔵んどが優位性を保っていくという、そういったようなことも含めまして、諸般のこの改修を行うものでございます。 以上でございます。
○議長(善財文夫) ほかに質疑はありませんか。 〔1番 岩田修二議員「議長」と呼ぶ〕
○議長(善財文夫) 岩田修二議員。
◆1番(岩田修二) 議案第95号
宅地造成事業会計補正予算第1号でありますが、先ほどの提案説明で、上町公会堂の入り口の拡幅と避難場所云々という説明がございました。この場所は、都市計画道路八町線の予定路線の一部になっていて、付近の土地、あるいはもう少し北へ行った部分については開発公社で先行取得している土地もあるわけでありますが、宅造会計でこの土地を購入する理由についてお伺いしたいと思います。
○議長(善財文夫) 上沢
まちづくり推進部長。
◎
まちづくり推進部長(上沢守生) これにつきましては、上町の公会堂、あるいは災害等の広場等というようなことで申し上げてございますけれども、今御質疑にございました点も踏まえながら、あえて宅地造成会計で処理をしてまいりたいという内容でございます。 〔1番 岩田修二議員「議長」と呼ぶ〕
○議長(善財文夫) 岩田議員。
◆1番(岩田修二) あえてという理由について、もう一度説明をお願いします。
○議長(善財文夫) 上沢
まちづくり推進部長。
◎
まちづくり推進部長(上沢守生) 公社取得ということも考えられるわけでございますけれども、非常に公社取得の場合については、特定をされなければならないという、そういった事情がございますので、須坂市として購入することの方がよりベターだということでございます。 以上です。
○議長(善財文夫) ほかに質疑ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(善財文夫) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第86号から議案第95号までの10件は、議案付託表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託いたします。
----------------------------- 議案付託表 平成17年9月
須坂市議会定例会付託委員会議案総務文教委員会議案第69号
長野広域連合を組織する
地方公共団体の数の減少及び
長野広域連合規約の変更について議案第82号 須坂市
情報公開条例の一部を改正する条例について議案第84号 須坂市
消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例について議案第85号 須坂市
火災予防条例の一部を改正する条例について認定第1号 平成16年度須坂市
一般会計歳入歳出決算認定についてのうち所管事項
歳入 所管事項
歳出 款1議会費
款2総務費(項1総務管理費のうち目7市有林管理費・
目11交通防犯費・目12消費者行政費・
目13市民生活支援費・
目17男女共同参画推進費・
目18シルキープラザ費・
目19シルキーホール費を除く)
(項3戸籍住民基本台帳費を除く)
款3民生費(項2児童福祉費、目1児童福祉総務費の児童クラブ運営事業・目5児童センター費)
款5労働費(項1労働諸費、目3勤労青少年ホーム創造の家費)
款7商工費(項1商工費、目3観光費の山岳遭難防止対策事業)
款9消防費
款10教育費(項4幼稚園費を除く)
款11公債費
款12予備費
款13災害復旧費(項4文教施設災害復旧費)認定第4号 平成16年度須坂市
奨学金特別会計歳入歳出決算認定について認定第5号 平成16年度井上、幸高、九反田、中島財産区
特別会計歳入歳出決算認定について議案第86号 平成17年度須坂市
一般会計補正予算第3号のうち所管事項
第1条(歳入歳出予算の補正)
歳入 所管事項
歳出 款1議会費
款2総務費(項3戸籍住民基本台帳費を除く)
款9消防費
款10教育費(項4幼稚園費を除く)
款11公債費
第2条(地方債の補正)のうち所管事項議案第88号 平成17年度井上、幸高、九反田、中島財産区
特別会計補正予算第1号福祉環境委員会議案第68号 損害賠償の額を定めることについて議案第71号
長野県民交通災害共済組合を組織する
地方公共団体の数の増加及び
長野県民交通災害共済組合規約の変更について議案第76号 須坂市
ゲートボール場条例の全部を改正する条例について議案第77号 須坂市
精神障害者授産施設条例の全部を改正する条例について議案第78号 須坂市
福祉ボランティアセンター条例の全部を改正する条例について議案第83号 須坂市
障害者等共同作業訓練施設条例の一部を改正する条例について認定第1号 平成16年度須坂市
一般会計歳入歳出決算認定についてのうち所管事項
歳入 所管事項
歳出 款2総務費(項1総務管理費、目11交通防犯費・
目12消費者行政費・目13市民生活支援費・
目17男女共同参画推進費)
(項3戸籍住民基本台帳費)
款3民生費(項1社会福祉費のうち目12地域福祉推進費を除く)
(項2児童福祉費のうち目1児童福祉総務費の児童クラブ運営事業・目5児童センター費を除く)
款4衛生費(項3水道費を除く)
款10教育費(項4幼稚園費)
款13災害復旧費(項1厚生労働施設災害復旧費)認定第2号 平成16年度須坂市
国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について認定第3号 平成16年度須坂市
老人保健特別会計歳入歳出決算認定について認定第6号 平成16年度須坂市
福祉企業センター特別会計歳入歳出決算認定について認定第10号 平成16年度須坂市
介護保険特別会計歳入歳出決算認定について議案第86号 平成17年度須坂市
一般会計補正予算第3号のうち所管事項
第1条(歳入歳出予算の補正)
歳入 所管事項
歳出 款2総務費(項3戸籍住民基本台帳費)
款3民生費
款4衛生費
款10教育費(項4幼稚園費)議案第87号 平成17年度須坂市
国民健康保険特別会計補正予算第1号議案第89号 平成17年度須坂市
福祉企業センター特別会計補正予算第1号議案第93号 平成17年度須坂市
介護保険特別会計補正予算第1号経済建設委員会議案第70号
長野地区農業共済事務組合を組織する
地方公共団体の数の減少及び
長野地区農業共済事務組合規約の変更について議案第72号 市道の認定について議案第73号 市道の変更について議案第74号 須坂市動物園みんなの夢基金条例の制定について議案第75号 須坂市
シルキーホール条例の全部を改正する条例について議案第79号 須坂市ふれあい
健康センター条例の全部を改正する条例について議案第80号 須坂市中
山間地域総合整備事業施設条例の全部を改正する条例について議案第81号 須坂市そのさと
有機センター条例の全部を改正する条例について認定第1号 平成16年度須坂市
一般会計歳入歳出決算認定についてのうち所管事項
歳入 所管事項
歳出 款2総務費(項1総務管理費、目7市有林管理費・
目18シルキープラザ費・
目19シルキーホール費)
款3民生費(項1社会福祉費、目12地域福祉推進費)
款4衛生費(項3水道費)