須坂市議会 > 2002-05-31 >
06月07日-01号

  • 無償化(/)
ツイート シェア
  1. 須坂市議会 2002-05-31
    06月07日-01号


    取得元: 須坂市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-03
    平成14年  6月 定例会須坂市告示第91号 平成14年6月須坂市議会定例会を次のとおり招集する。  平成14年5月31日                             須坂市長 永井順裕                   記1 期日  平成14年6月7日 午前10時2 場所  須坂市議会議事堂             平成14年6月須坂市議会定例会会議録(第1号)                  平成14年6月7日(金曜日)          -----------------------------             議事日程(第1号)第1  会議録署名議員の指名第2  会期の決定第3  承認第1号  専決処分の承認を求めることについて(須坂市市税条例の一部を改正する条例)第4  承認第2号  専決処分の承認を求めることについて(須坂市都市計画税条例の一部を改正する条例)第5  承認第3号  専決処分の承認を求めることについて(平成13年度須坂市一般会計補正予算第11号)第6  承認第4号  専決処分の承認を求めることについて(平成13年度須坂市老人保健特別会計補正予算第3号)第7  承認第5号  専決処分の承認を求めることについて(平成13年度須坂市同和地区住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算第3号)第8  承認第6号  専決処分の承認を求めることについて(平成13年度須坂市宅地造成事業会計補正予算第3号)第9  議案第58号 字の区域の変更について第10 議案第59号 消防通信指令施設設置に伴う新発信地表示システムの取得について第11 議案第60号 市道の認定について第12 議案第61号 須坂市勤労者研修センター条例の一部を改正する条例について第13 議案第62号 須坂市水道事業の設置等に関する条例等の一部を改正する条例について第14 議案第63号 須坂市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例について第15 議案第64号 須坂市非常勤消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例の一部を改正する条例について第16 議案第65号 平成14年度須坂市一般会計補正予算第1号第17 議案第66号 平成14年度須坂市老人保健特別会計補正予算第1号第18 議案第67号 平成14年度須坂市宅地造成事業会計補正予算第1号第19 議会第4号  須坂市議会政務調査費の交付に関する条例の一部を改正する条例について第20 議会第5号  須坂市議会会議規則の一部を改正する規則について第21 請願          -----------------------------             本日の会議に付した事件 (1) 諸報告 (1) 会議録署名議員の指名 (1) 会期の決定 (1) 承認第1号から承認第6号まで (1) 議案第58号から議案第67号まで (1) 議会第4号及び議会第5号 (1) 請願          -----------------------------             出席議員(25名)   1番    土谷フミエ           2番    永井光明   3番    山岸 徹            4番    浅野隆一   5番    豊田清寧            6番    佐藤壽三郎   7番    島田和子            8番    佐藤庄司   9番    永井康彦           10番    滝沢 肇  11番    中沢忠治           12番    宮沢源司  13番    善財文夫           14番    卯之原卯吉  15番    橋本達男           16番    宮本勇雄  17番    篠塚 勉           18番    山崎和雄  19番    北沢正啓           20番    佐々木啓佐義  21番    植木新一           22番    駒津行雄  24番    古谷秀夫           25番    市川喜太郎  26番    永井一雄          -----------------------------             欠席議員  なし          -----------------------------             説明のため出席した者市長       永井順裕         助役       吉池 武収入役      三上裕通         総務部長     山崎秀夫健康福祉部長   田中淳一         市民生活部長   島田勝太                      まちづくり経済部長     山岸泰寿                  中村俊夫                      推進部長教育委員長    中島將之         教育長      宮本経祥教育次長     丸山 尊         水道局長     中沢誠一消防長      北沢清夫         -----------------------------            事務局出席職員事務局長     古川 誠         事務局次長    梅本良夫書記       豊田 守         書記       高瀬英和          -----------------------------                  午前10時00分 開会 ○議長(佐々木啓佐義)  定足数に達しておりますので、ただいまから平成14年6月須坂市議会定例会を開会いたします。 市長から議会招集のあいさつがあります。-----永井市長。 ◎市長(永井順裕) 〔登壇〕 おはようございます。 6月須坂市議会定例会の開会に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。 本日ここに6月市議会定例会を招集申し上げましたところ、議員各位には時節柄極めてお忙しい中を御参集いただき、ここに開会できますことに厚くお礼を申し上げます。 また、日ごろ市政の発展と市民福祉の向上のために絶大なる御尽力を賜っておりますことに対しまして、深甚なる敬意と感謝を申し上げる次第でございます。 御承知のとおり、今年は例年になく早い春を迎えまして、農作物の生育も早く、遅霜の被害が心配されたわけでございますが、現在のところ被害もなく推移をいたしております。気象庁発表の向こう3カ月の長期予想によりますと、気温は「平年並みかやや高め」とのことでございます。農作物の管理には引き続き気象情報に十分配慮いたしまして、農業関係機関とも連携を図りながら適切に対応してまいります。 なお、広域農道鎌田トンネル改良工事に伴い、朝の通勤時間帯には一部渋滞する箇所も見受けられまして大変に御迷惑をおかけいたしておりますが、改良後は歩道も整備されたトンネルとなりますので、しばらくの間御寛容をいただき、市民の皆さん方の御理解と御協力をお願いいたします。 さてこの際、幾つか重点事業の取り組み経過について御報告をさせていただきます。 まず、総合体育館の関係について申し上げます。 去る3月市議会定例会において、総合体育館の建設に伴います平成13年度補正予算並びに平成14年度当初予算をお認めいただきました中で、3月29日、株式会社日建設計基本設計業務を発注いたしました。基本設計の策定に当たりましては、親しまれ愛される体育館の建設を念頭に、基本設計の段階から、地元公共設計の皆さんの御協力をいただきながら、広く市民の皆さん方の御意見御要望を拝聴するため、公募による13名の委員さんを含め、各界各層から32名の皆さんによる「親しまれ愛される体育館づくり会議」を設置いたしました。これまでに5月10日と6月6日の2回開催をいたしまして、第四次須坂市総合計画を基本とした総合体育館の将来像を検討していただくとともに、5月14日には総合体育館のアイデアや要望、提言を聞く会を開催いたしまして、市民の皆さん方からアイデアや御提言を率直にお聞きする機会を設けました。また、郵便やファックス、メール等によるアイデアや御提言も募集いたしておるところでございます。 お寄せいただきました貴重なアイデアや御提言につきましては、できるだけ基本設計の段階において反映させていただき、市民の皆さんに親しまれ、愛され、使い勝手のよい総合体育館の建設に努めておるところでございます。 次に、保育園における世代間交流を一層深めるとともに、中高年層の方々の豊富な知識と経験を保育の現場で生かしていただき、よりよい保育を進めるため、3名の保育キーパー、いわゆる「おじいちゃん先生」を今年度から導入いたしました。現在、園児の皆さんと楽しくふれあいながら、長年培われた貴重な経験を提供していただいておりまして、園児や保護者の皆さんから好評を得ております。 また、4月15日には、かねてより進めてまいりました「須坂市ふれあい館しらふじ」の改修工事が完成いたしましたので、佐々木議長様を初め関係の皆さん方の御出席をいただき竣工式を行いました。御承知のとおり、大変情緒が漂う建物でございまして、現在、地元の皆さんのふれあいの場、憩いの場として活用されておりますが、町並み散策の名所としても最近特に好評をいただいておるようでございます。 4月18日には、ブックスタート事業を開始いたしました。この事業によって、親子のふれあいを大切にされますとともに、幼いときから本になれ親しんでいただければと念願をいたしておる次第でございます。 また、留守家庭児童の放課後における健全育成を図るため、豊洲、高甫、井上地域において児童クラブの開設を進めてまいりました。このほどそれぞれ整備が整いましたので、地域児童の皆さんの受け入れを開始いたしました。開設後間もないわけでございますが、留守家庭の保護者の皆さんから大変喜ばれております。 次に、去る4月27日から5月6日まで、「第45回全日本花いっぱい和歌山大会」「第5回世界大会」が和歌山市において開催されました。4月27日、本大会と並行して開催されました全日本花いっぱい連盟総会におきまして、次回、「第46回全日本花いっぱい大会」の開催地は須坂市として正式に御決定いただきました。既に佐々木議長様を初め関係の皆さん方による須坂大会実行委員会も設置されまして、来年8月30日開催に向けた取り組みも始まっておりますが、市民の皆さん方とともに汗も知恵も出し合いながら、本大会の成功はもちろんのこと、本大会を契機に、花いっぱいのまちづくりが一層進展いたしますよう邁進する決意でございます。 大会の具体的な取り組みにつきましては、今後関係団体とも御相談をさせていただきますが、歴史と伝統を誇り、全国各地からのお客様をお迎えする大会でございますので、本市にふさわしく、そして簡素な中にも心が込められた盛大な大会となりますよう、議員初め市民の皆さん方の格別の御支援と御協力をお願い申し上げる次第でございます。 5月14日には、市町村合併を研究するに当たり、これまでの須坂市における合併について検証させていただき、合併してよかったこと、よくなかったことなど、また、これからの合併に期待すること、期待されることなどについて先輩各位の御意見を拝聴させていただくために、これまでの合併においてそれぞれのお立場で経験あるいは関与なされました元市議会議員を初め元市職員の方々、そして郷土史編纂等に携われた先輩各位皆さん方と「これまでの須坂市の合併を語る懇談会」を開催いたしました。当日は、「合併によって水道が引けた」また、「合併によって道がよくなった」「合併によって住民がふえ、小学校が存続できた」など、いわゆるインフラや公共施設の整備と充実が進んだなどの御意見を拝聴させていただきました。 東村編入合併から30年が経過し、当時を知り尽くす方々も残念ながらだんだんに少なくなってきておりまして、先輩各位の実際に経験された御苦労話や御意見御提言を拝聴できましたことは貴重な教科書として今後の参考にさせていただきたいと考えております。 また、5月26日には、環境美化運動の日一斉行動として、「町並みクリーン作戦」を実施いたしました。当日は天候にも恵まれ、佐々木議長様を初め 1,075名の皆さん方に 1,800キロに及ぶ道路のごみを拾っていただきました。クリーンな町並み環境の実現と環境美化の意識高揚のためにボランティアで御参加いただきました地域や職場の皆さん方、大変に御苦労さまでございました。この場をお借りして厚くお礼を申し上げますとともに、引き続き環境美化には何分の御理解と御協力をお願い申し上げます。 次に、今定例会におきまして須坂温泉と湯っ蔵んどの決算状況を報告させていただきますが、御承知のとおり、長引く景気低迷に加え、近隣に同様の施設が多くなってまいりまして厳しい経営環境にあるわけでございますが、役員、従業員の皆さん方の御努力を初め、営業活動や経費節減を行った結果、それぞれ前年並みの収益が確保できました。社長を初め従業員の皆さん方の御尽力と、陰に陽にお支えいただいております議員各位並びに市民の皆さん方に改めて感謝を申し上げますとともに、引き続き御支援をいただきますようお願い申し上げる次第でございます。 以上、既に御案内のこともあろうかと存じますが、御報告をさせていただきました。 さて、我が国の経済動向につきましては、「景気は依然として厳しい状況あるものの、輸出の増加、生産の下げどまりから、底入れしている」と5月期の内閣府月例経済報告は取りまとめておりまして、事実上の底入れ宣言をいたしております。 管内の状況につきましては、昨年の12月と比較いたしますと引き続き厳しい状況にはあるものの、若干底入れの兆しも見えつつあり、順調な回復に期待をするものでございますが、厳しい認識の上に立って、常々申し上げておりますとおり、行財政の運営につきましては、経済動向や国・県の動向にも十分注視、適切な対応に努めてまいりますので、議員各位の一層の御支援と御協力をお願い申し上げる次第であります。 今定例会に提案いたしました議案は、報告11件、承認6件、事件決議案3件、条例案4件、補正予算案3件、計27件でございます。それぞれの議案の内容につきましては後ほど御説明申し上げますが、十分御審議をいただき、適切なる議決を賜りますようお願い申し上げまして、招集のごあいさつといたします。          -----------------------------                  午前10時11分 開議 ○議長(佐々木啓佐義)  これより本日の会議を開きます。          ----------------------------- △諸報告及び表彰状の伝達 ○議長(佐々木啓佐義)  この際、日程に入る前に諸般の報告及び表彰状の伝達を行います。 まず、去る5月31日に、橋本達男議員並びに島田和子議員から、議会運営委員会委員辞任願が提出されましたので、議長をして辞任を許可いたしましたので報告いたします。 次に、須坂市長から、地方自治法第 180条第1項の規定により、議会の議決により指定された市の義務に属する損害賠償の額を定めることについて専決処分したので、同条第2項の規定により専決処分の報告がありました。 また、地方自治法第 243条の3第2項の規定により、須坂市土地開発公社財団法人須坂文化振興事業団株式会社須坂健康福祉ランド及び須坂温泉株式会社にかかわる平成14年度の事業計画書及び予算書、平成13年度の事業報告書及び決算書の報告がありました。 さらに、地方自治法施行令第 146条第2項の規定により、平成13年度須坂市一般会計及び下水道事業特別会計繰越明許費繰越計算書の報告がありましたので、それぞれお手元に配付しておきましたから御了承願います。 次に、去る3月定例会において可決されました「雇用の危機突破を求める意見書」ほか4件の意見書につきましては、内閣総理大臣を初め関係方面に提出しておきましたから御了承願います。 続いて、表彰の伝達を行います。 このたび北信越市議会議長会並びに全国市議会議長会から、古谷秀夫議員市川喜太郎議員永井一雄議員の3名が議員勤続15年の表彰をされましたので、本席からこれを伝達いたします。 表彰の議員さんは、演壇の近くまでお願いいたします。 〔24番 古谷秀夫議員 伝達を受ける〕(拍手) 〔25番 市川喜太郎議員 伝達を受ける〕(拍手) 〔26番 永井一雄議員 伝達を受ける〕(拍手) ○議長(佐々木啓佐義)  この際、25番市川喜太郎議員から発言を求められておりますので、これを許します。 市川喜太郎議員。 ◆25番(市川喜太郎)  一言御礼を申し上げます。 本日の受賞者は、古谷秀夫議員永井一雄議員、そして私の3名でございますが、私が年長のゆえをもちまして、代表として一言御礼を申し上げます。 このたび私ども3名が須坂市議会議員在職15年のゆえを持ちまして、北信越市議会議長会、並びに全国市議会議長会から表彰を受け、本定例会の冒頭におきまして議長から表彰状を伝達され、この上もない感激と光栄に思うところであります。これもひとえに理事者並びに議員の皆様方、そして関係各位の御指導と御鞭撻のたまものであり、厚く御礼を申し上げます。 過ぎし15年を振り返ると、昭和62年2月、市議会議員に当選、市民の代弁者として市政に参画をし、その間、田中市長、永井市長と二代にわたる市長とともに須坂市の発展と市民の福祉の向上に微力を尽くしてまいりました。平成3年11月には文化の殿堂としてのメセナホールの完成、平成5年には産業、経済、文化、観光などにインパクトを与えた上信越自動車道須坂長野東インターが開設をしました。平成9年6月にはテクノハイランド構想善光寺バレー圏域における中核的産業団地としての日滝原産業団地の完成、さらに、平成9年11月には子供から高齢者まであらゆる年代の方の健康づくりとふれあいの場として湯っ蔵んどがオープンをし、温泉を利用した老人センターも建設され、健康福祉の拠点となりました。 平成11年5月には、中国四平市との友好都市締結5周年記念には、両市の親善の絆が深まる中、市民訪中団とともに四平市を訪問いたしました。 また、14年5月には、待望久しかった須坂病院の新棟完成により、脳神経外科の診療が開始となり、緊急の患者の診療体制の確保ができました。 当市では、平成13年度を初年度とする第四次須坂市総合計画に沿い、「やさしさと 活力あふれる 美しい共生 文化のまち」を目指し取り組みをされておりますが、21世紀は少子高齢対策、地球規模での環境問題、高度情報社会の進展や産業構造の変化などへの取り組みが求められております。 以上、思いつくまま申し上げましたが、このたび栄誉ある表彰を契機に、心新たに議員各位、理事者の皆様方とともに市政発展のために努力いたす所存であります。 今後とも御指導、御鞭撻をお願い申し上げまして、御礼の言葉といたします。 ありがとうございました。          ----------------------------- △日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(佐々木啓佐義)  これより議事に入ります。 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は会議規則第81条の規定により、議長において、8番佐藤庄司議員、17番篠塚 勉議員を指名いたします。          ----------------------------- △日程第2 会期の決定 ○議長(佐々木啓佐義)  日程第2 会期の決定を議題といたします。 お諮りいたします。 今期定例会の会期は、本日から6月19日までの13日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐々木啓佐義)  御異議なしと認めます。よって、今期定例会の会期は6月19日までの13日間と決定いたしました。          ----------------------------- △日程第3 承認第1号~ △日程第8 承認第6号 ○議長(佐々木啓佐義)  日程第3 承認第1号から日程第8 承認第6号までの専決処分の承認を求めることについての6件を一括議題といたします。 本6件について、提案理由の説明を求めます。-----吉池助役。 ◎助役(吉池武) 〔登壇〕 専決処分いたしました承認第1号から承認第6号までにつきまして、提案理由の説明を申し上げます。 最初に、承認第1号 須坂市市税条例の一部を改正する条例について申し上げます。 本案は、地方税法の一部を改正する法律が本年3月31日公布され、4月1日から施行されたことに伴い改正をしたもので、改正の主な内容は、個人市民税非課税限度額を引き上げたほか、土地等の長期譲渡所得に係る税率を改めたものでございます。 また、固定資産税においては、課税明細書の送付制度の創設を規定したものでございます。 次に、承認第2号 須坂市都市計画税条例の一部を改正する条例について申し上げます。 本案につきましても、地方税法の一部改正に伴い、課税標準の特例について引用している条項を改めたものでございます。 次に、承認第3号 平成13年度須坂市一般会計補正予算第11号について申し上げます。 本案は、補正予算総額が 4,071万 1,000円で、予算累計額を 213億 3,942万 6,000円とするものでございます。 歳入から申し上げますと、地方交付税では、特別交付税の決定により 4,622万 1,000円、寄附金では、社会福祉費寄附金の増により85万 9,000円を計上いたしました。 繰入金では、同和地区住宅新築資金等貸付事業特別会計からの繰入金21万 9,000円を計上し、家畜改良増殖基金繰入金では、肉用繁殖牛を基金で直接購入するため 600万円を減額いたしました。 諸収入では、繰上償還による母子家庭特別奨学金貸付金返還収入21万 2,000円を計上いたしました。 また、市債では、農業農村整備事業債で40万円、道路整備事業債で10万円、河川整備事業債で30万円それぞれ減額いたしました。 次に、歳出につきましては、総務費のうち財産管理事業で減債基金への積立金21万 9,000円のほか、公共施設等整備基金へ歳入歳出の精査による歳入の増額分 3,211万 9,000円を積み立てました。 民生費につきましては、社会福祉総務費一般管理事務費社会福祉基金への積立金87万円、老人ホーム措置事業では、入所措置事務費支弁基準額の変更に伴い93万 3,000円、老人保健事業では、平成13年度の老人医療費の確定に伴う老人保健特別会計への繰出金 1,381万円を計上いたしました。 母子・父子家庭支援事業では、村石母子・父子家庭特別奨学金の繰上償還によりまして21万 2,000円を積み立てました。 次に、農林水産業費では、畜産総合対策事業で高齢者等に貸し付ける肉用繁殖牛を基金で購入するための経費600 万円を、県営土地改良事業では、八木沢沖地区事業費の減少により、県事業負担金 111万 2,000円をそれぞれ減額いたしました。 土木費につきましては、道路改良事業で、峰の原スキー場線測量設計委託料6万 5,000円、河川改良事業では、峰の原高原・横見沢の測量設計委託料27万 5,000円をそれぞれ減額いたしました。 地方債補正につきましては、事業費の精査により、農業農村整備事業債道路整備事業債河川整備事業債で総額80万円を減額いたしました。 次に、承認第4号 平成13年度須坂市老人保健特別会計補正予算第3号について申し上げます。 本案は、平成13年度の老人医療費等の確定に伴い、支払基金交付金国庫負担金歳入不足分一般会計から繰り入れるもので、総額 4,339万 8,000円を減額いたしました。 次に、承認第5号 平成13年度須坂市同和地区住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算第3号について申し上げます。 本案は、住宅新築資金等償還元金の繰上償還により償還元金を21万 9,000円減額し、同額を一般会計に繰り出すものでございます。 最後に、承認第6号 平成13年度須坂市宅地造成事業会計補正予算第3号について申し上げます。 本案は、インター須坂流通産業団地等の売却に伴い、収益、費用の精査を行うものでございます。収益的収入では、宅地売却収益59億 2,457万 7,000円を減額し、収益的支出においては宅地売却原価45億 7,289万 7,000円を含め総額46億 5,996万 6,000円を減額するものであります。また、資本的支出では、インター須坂流通産業団地等の用地取得費、企業債元金償還金等の精査により総額44億 3,096万 3,000円を減額いたしました。 なお、専決日はいずれも3月31日であります。 以上、専決処分いたしました条例及び補正予算の概要を申し上げましたが、よろしく御審議をいただき、御承認を賜りますようお願い申し上げまして、提案理由の説明とさせていただきます。 ○議長(佐々木啓佐義)  これより議案質疑に入ります。 質疑の通告はありません。質疑はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐々木啓佐義)  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております承認案件6件については、会議規則第37条第2項の規定により委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐々木啓佐義)  御異議なしと認めます。よって、本6件は委員会の付託を省略することに決しました。 お諮りいたします。 本6件は、討論を省略し、採決いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
    ○議長(佐々木啓佐義)  御異議なしと認めます。よって、討論を省略し、直ちに採決いたします。 本6件についてはこれを承認することに御異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐々木啓佐義)  御異議なしと認めます。よって、承認第1号、第2号、第3号、第4号、第5号及び第6号は承認することに決しました。         ------------------------------ △日程第9 議案第58号~ △日程第11 議案第60号 ○議長(佐々木啓佐義)  日程第9 議案第58号 字の区域の変更についてから日程第11 議案第60号 市道の認定についてまでの事件決議案3件を一括議題といたします。 本3件について提案理由の説明を求めます。-----吉池助役。 ◎助役(吉池武) 〔登壇〕 提案いたしました議案第58号から議案第60号までの事件決議3議案につきまして、提案理由の説明を申し上げます。 最初に、議案第58号 字の区域の変更について申し上げます。 本案は、大字塩川字腰巻、大字塩川字柳原及び大字小山字蒔田地籍において、組合施行の須坂市長者西土地区画整理事業を実施しておりまして、今後換地整理をしていくために、「大字塩川字柳原」の一部、「大字小山字蒔田」の一部と「大字塩川字柳原」、「大字小山字蒔田」の区域に介在する道路でございます国有地の一部を、「大字塩川字腰巻」に編入、また、「大字塩川字腰巻」の一部と「同字腰巻」の区域に介在する道路でございます国有地の一部を、「同字柳原」に編入するため、地方自治法第 260条第1項の規定により提案した次第でございます。 次に、議案第59号 消防通信指令施設設置に伴う新発信地表示システムの取得について申し上げます。 本案は、現在、須坂市消防本部に設置しております通信指令施設が設置後13年を経過し老朽しておりまして、機械の故障にも在庫部品が少ないことから、最先端のコンピューター技術を駆使した新しい通信指令施設に更新することに伴いまして新発信地表示システムを取得しようとするものでございまして、去る5月23日に仮契約を締結いたしました。この結果に基づきまして、地方自治法第96条第1項第8号の規定に基づく須坂市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得または処分に関する条例第3条の規定により提案した次第でございます。 取得しようとする新発信地表示システムは、 119番通報者の住所、氏名、電話番号が瞬時に電子地図上に表示され、これにより火災、救急を初め各種災害の出動指令が迅速かつ的確に行えるというものでございまして、契約の額は 2,121万円で、相手方は東日本電信電話株式会社長野支店とするものでございます。 次に、議案第60号 市道の認定について申し上げます。 本案は、大字米持地籍における位置指定道路の寄附採納に伴い、新設となる道路1路線について市道に認定するため提案した次第でございます。 道路の延長は34.3メートル、幅員は 4.3メートルから 8.5メートルであります。 以上、事件決議3議案につきまして概要の説明を申し上げましたが、議案第58号及び議案第60号につきましては、現場付近の見取り図を議案に添付してございます。 よろしく御審議をいただき、適切なる議決を賜りますようお願い申し上げまして、提案理由の説明とさせていただきます。 ○議長(佐々木啓佐義)  これより議案質疑に入ります。 質疑の通告はありません。質疑はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐々木啓佐義)  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第58号から議案第60号までの3件は、配付申し上げてあります議案付託表のとおりそれぞれ所管の常任委員会に付託いたします。          ----------------------------- △日程第12 議案第61号~ △日程第15 議案第64号 ○議長(佐々木啓佐義)  日程第12 議案第61号 須坂市勤労者研修センター条例の一部を改正する条例についてから、日程第15 議案第64号 須坂市非常勤消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例の一部を改正する条例についてまでの条例案4件を一括議題といたします。 本4件について提案理由の説明を求めます。-----吉池助役。 ◎助役(吉池武) 〔登壇〕 提案いたしました議案第61号から議案第64号までの条例関係4議案につきまして提案理由の説明を申し上げます。 最初に、議案第61号 須坂市勤労者研修センター条例の一部を改正する条例について申し上げます。 本案は、須坂市勤労者研修センターを利用される皆様に、快適な研修の場を提供するとともに、利用者の増を図るために、冷房設備のなかった第1研修室及び第3研修室に冷房設備を設置することに伴い、同研修室の冷房設備の使用料について定めるものでございまして、平成14年7月1日から施行するものであります。 次に、議案第62号 須坂市水道事業の設置等に関する条例等の一部を改正する条例について申し上げます。 本案は、地方自治法等の一部を改正する法律が成立し、地方自治法が一部改正されたことに伴いまして、条例で引用している条項を改め、平成14年9月1日から施行するものであります。 なお、本案につきましては、改正要因が同一でありますことから、須坂市水道事業の設置等に関する条例及び須坂市宅地造成事業に地方公営企業法の財務規定等を適用することを定める条例の2条例の一部改正について、一括提案させていただきました。 次に、議案第63号 須坂市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例について申し上げます。 本案は、厚生年金保険制度及び農林漁業団体職員共済組合制度の統合を図ることを目的に、農林漁業団体職員共済組合法等を廃止する等の法律の施行に伴う関係政令の整備等に関する政令が本年3月13日に公布され、4月1日から施行されたことに伴い、須坂市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正するもので、公布の日から施行し、平成14年4月1日から適用するものでございます。 最後に、議案第64号 須坂市非常勤消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例の一部を改正する条例について申し上げます。 本案は、消防団員等公務災害補償等責任共済等に関する法律施行令が改正されたことに伴いまして、消防団員の処遇改善を図るため、退職報償金の支払い額を階級及び勤務年数に応じ、引き上げるものでございまして、公布の日から施行するものであります。 以上、条例関係4議案につきまして概要の説明を申し上げましたが、よろしく御審議をいただき、適切なる議決を賜りますようお願い申し上げまして、提案理由の説明とさせていただきます。 ○議長(佐々木啓佐義)  これより議案質疑に入ります。 質疑の通告はありません。質疑はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐々木啓佐義)  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第61号から議案第64号までの4件は、議案付託表のとおりそれぞれ所管の常任委員会に付託いたします。          ----------------------------- △日程第16 議案第65号~ △日程第18 議案第67号 ○議長(佐々木啓佐義)  日程第16 議案第65号 平成14年度須坂市一般会計補正予算第1号から、日程第18 議案第67号 平成14年度須坂市宅地造成事業会計補正予算第1号までの補正予算案3件を一括議題といたします。 本3件について、提案理由の説明を求めます。-----永井市長。 ◎市長(永井順裕) 〔登壇〕 提案いたしました平成14年度須坂市一般会計補正予算及び特別会計補正予算並びに企業会計補正予算について、その概要を御説明申し上げます。 最初に、議案第65号 平成14年度須坂市一般会計補正予算第1号から申し上げます。 今回補正いたします総額は 5,952万 7,000円で、予算累計額は 204億 3,952万 7,000円となります。 それでは、歳出の主なものについて申し上げます。 議会費につきましては、議員人件費で、須坂市議会議員定数条例の制定及び須坂市特別職の職員等の給与に関する条例の一部改正に伴い、議員報酬等 255万 3,000円を減額いたしました。 民生費につきましては、社会参加促進事業で、ながの障害者生活支援協会が長野市に建設を予定しております知的障害者通所授産施設の建設費に対する補助金 100万円を計上いたしました。 農林水産業費につきましては、農業振興対策事業で、地場産野菜の生産、消費拡大策の一環として一部の品目を学校給食に活用するため、農業グループ等が生産を行う土壌改良費等に対する補助金15万円を計上いたしました。 畜産総合対策事業では、BSEの国内発生による畜産経営の悪化防止と経営の安定を図るため家畜共済掛金及び乳用種廃用死亡牛の処理費に対する補助金 160万円を計上いたしました。 農道改良事業では、鎌田山トンネル出入り口付近の農道改良工事において詳細設計を行う中で、土質や法長の条件等から法止めブロック工事の変更と交通の安全性を高めるため、大谷地籍側にあります取り付け道路をつけ替えること等に伴う増工分 5,000万円を計上しました。  基盤整備促進事業では、県の基盤整備促進事業補助金の内示を受け、福島東畑地区の農道整備のための経費  202万円を計上いたしました。 商工費につきましては、商業振興事業で県の地域づくり総合支援事業の創設を受け、市の商店街環境整備事業補助金の補助率、限度額の見直しを行い、街路灯設置事業に対する補助金 200万円を計上しました。 工業振興事業では、中小企業者等が国際競争力を高めるため、ISO9000シリーズを取得する企業が増加していることから、国際規格登録支援事業補助金 300万円を計上しました。 消防費につきましては、消防団員人件費で、議案第64号で提案申し上げました須坂市非常勤消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例の一部改正に関連する退職報償金30万 4,000円を計上しました。 教育費につきましては、教育奨励事業で、峰の原高原から通学されております高校生等は遠距離通学を余儀なくされ、通学等に多額の負担をされていることから、その軽減を図るため補助金 100万 8,000円を計上しました。 以上、申し上げました歳出に対する主な財源につきましては、 ・国庫支出金    52万 5,000円 ・県支出金     606万 4,000円、 ・繰入金      753万 4,000円、 ・市債      4,500万円等を計上いたしました。 地方債補正につきましては、第2表のとおり、農道整備事業の変更により、限度額を 4,500万円増額しました。 次に、議案第66号 平成14年度須坂市老人保健特別会計補正予算第1号につきましては、平成13年度の老人医療費の確定により補正するもので、補正予算総額 2,646万 7,000円を計上し、予算累計額を50億 949万 2,000円としました。 次に、議案第67号 平成14年度須坂市宅地造成事業会計補正予算第1号につきましては、平成14年度に売却を予定しておりましたインター須坂流通産業団地用地のうち、前年度に売却した用地分の減額が主なもので、収益的収入では宅地売却収益2億 9,058万円を減額し、収益的支出では宅地売却原価2億 2,110万 4,000円、及び企業債利息 768万 1,000円を減額しました。資本的支出では、用地費2億 2,110万 4,000円及び企業債の償還金3億 7,000万円を減額しました。 以上、補正いたします予算の概要を申し上げましたが、よろしく御審議をいただき、適切なる議決を賜りますようお願い申し上げまして、提案理由の説明といたします。 ○議長(佐々木啓佐義)  これより議案質疑に入ります。 質疑の通告はありません。質疑はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐々木啓佐義)  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第65号から議案第67号までの3件は、議案付託表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託いたします。          -----------------------------                  議案付託表                         平成14年6月須坂市議会定例会付託委員会議案総務委員会議案第59号 消防通信指令施設設置に伴う新発信地表示システムの取得について 議案第63号 須坂市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例について 議案第64号 須坂市非常勤消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例の一部を改正する条例について 議案第65号 平成14年度須坂市一般会計補正予算第1号のうち所管事項  第1条(歳入歳出予算の補正)   歳入 所管事項   歳出 款1議会費      款2総務費      款9消防費経済文教委員会議案第61号 須坂市勤労者研修センター条例の一部を改正する条例について 議案第65号 平成14年度須坂市一般会計補正予算第1号のうち所管事項  第1条(歳入歳出予算の補正)   歳入 所管事項   歳出 款6農林水産業費      款7商工費      款10教育費  第2条(地方債の補正)社会委員会      議案第65号 平成14年度須坂市一般会計補正予算第1号のうち所管事項  第1条(歳入歳出予算の補正)   歳入 所管事項   歳出 款3民生費 議案第66号 平成14年度須坂市老人保健特別会計補正予算第1号建設水道委員会議案第58号 字の区域の変更について 議案第60号 市道の認定について 議案第62号 須坂市水道事業の設置等に関する条例等の一部を改正する条例について 議案第67号 平成14年度須坂市宅地造成事業会計補正予算第1号          ----------------------------- △日程第19 議会第4号~ △日程第20 議会第5号 ○議長(佐々木啓佐義)  日程第19 議会第4号 須坂市議会政務調査費の交付に関する条例の一部を改正する条例について及び日程第20 議会第5号 須坂市議会会議規則の一部を改正する規則についての2件を一括議題といたします。 本2件について、提案理由の説明を求めます。-----北沢議員。 ◆19番(北沢正啓) 〔登壇〕 議会第4号 須坂市議会政務調査費の交付に関する条例の一部を改正する条例について及び第5号 須坂市議会会議規則の一部を改正する規則について、提出者を代表いたしまして提案理由の説明を申し上げます。 本案は、地方自治法の改正を受けての改正であります。 内容については、議会第4号 須坂市議会政務調査費の交付に関する条例については、地方自治法の改正により引用条文が変更になったため、第1条中、「第 100条第12項及び第13項」を、「第 100条第13項及び第14項」に改めるものであり、附則においてこの条例は公布の日から施行し、平成14年4月1日から適用するものであります。 議会第5号 須坂市議会会議規則については、議員派遣についての根拠及び手続を明確にするため、新たに「議員の派遣」についての章を起こし、第 159条第1項として、「法第 100条第12項の規定により議員を派遣しようとするときは、議会の議決でこれを決定する。ただし、緊急を要する場合は議長において議員の派遣を決定することができる。」とし、第2項で、「前項の規定により議員の派遣を決定するに当たっては、派遣の目的、場所、期間その他必要な事項を明らかにしなければならない。」と定めるものであり、附則において、この規則は公布の日から施行することを定めるものであります。 何とぞ議員各位の御賛同を賜りますようにお願いを申し上げまして、提案理由の説明といたします。 ○議長(佐々木啓佐義)  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐々木啓佐義)  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 本2件については会議規則第37条第2項の規定により委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐々木啓佐義)  御異議なしと認めます。よって、委員会の付託を省略することに決しました。 お諮りいたします。 本2件は討論を省略し、採決いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐々木啓佐義)  御異議なしと認めます。よって、討論を省略し、直ちに採決いたします。 議会第4号及び議会第5号の2件を一括採決いたします。 本2件については原案のとおり決することに御異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐々木啓佐義)  御異議なしと認めます。よって、議会第4号及び議会第5号は原案のとおり可決されました。          ----------------------------- △日程第21 請願 ○議長(佐々木啓佐義)  日程第21 請願を議題といたします。 今期定例会において受理した請願は4件でありまして、配付申し上げてあります請願文書表のとおり所管の常任委員会に付託いたします。          -----------------------------                 請願文書表請願第2号准看護師の看護師への移行教育の早期実現を求める請願受理年月日平成14年6月3日付託委員会社会委員会請願者長野県医療労働組合連合会     執行委員長 工藤きみ子紹介議員 山崎和雄   土谷フミエ要旨  「准看護師」とは、中卒後2年の教育で免許を取得できる制度で、短期間で第一線の看護を担えるようにと、昭和26年(1951年)につくられた制度です。  現在では、高校の進学率は90数%に達し、中卒を前提にした准看護師制度そのものが問われています。県内の准看護師養成所入学者も98%が高卒者となっています。また、現在の高度した医療・看護水準に適応するためには、教育時間も少ない准看護師教育制度では限界を抱えています。  厚生労働省が決定した「移行教育」制度は、看護職員の資質の向上を図るために、就業経験の長い准看護師が希望している看護師への道を広げることを目的に、移行教育の対象者を就業経験10年以上の准看護師とし、5年間の限定措置として移行教育を実施し、単位取得者には看護師の国家試験の受験資格を与えるというものです。  「検討会」が実施したアンケート調査では、7割を超える准看護師が「移行教育を受けたい」と回答しており、多くの准看護師が一日も早い移行教育の実施を待ち望んでいます。  この移行教育制度について厚生労働省は当初、2000年の通常国会で「保健婦助産婦看護婦法」の改正をおこない、2003年頃より実施したいと計画していましたが、医療関係団体の思惑もはたらき、現在にいたっても実施時期が定まらないという状態が続いています。  長野県においては5480人(2000年7 月現在)の准看護師さんが病院や診療所、福祉施設などで従事し、各地域の医療・看護を支えており、私たちは、一日も早い移行教育が実施できればと考えています。  つきましては、下記項目について、関係機関に意見書を提出願いたい。  項目 1 県内に従事する看護職員の資質の向上を図るため、准看護師が看護師になるための移行教育について、一日も早く実施すること。請願第3号「有事関連三法案に反対する意見書」の提出を求める請願受理年月日平成14年6月4日付託委員会総務委員会請願者連合長野長野広域協議会須高地区連絡協議会     議長 樋口賢冶郎ほか1団体紹介議員 永井一雄   篠塚 勉要旨  現在、国会で審議されている「有事関連三法案」については、「有事」「緊急事態」の定義があいまいで抽象的です。さらに「国民の生命、身体及び財産」を保護する具体的な内容などについては明確になっていません。  戦争放棄を宣言した日本国憲法のもとで、戦争に備え国民総動員体制を作ろうとする有事法制はまったく必要ありません。また、地方自治体や住民の納得、理解がないまま、拙速な審議で、有事関連三法案の成立が強行されるようなことがあってはなりません。  つきましては、「有事関連三法案に反対する意見書」を関係機関に提出願いたい。請願第4号「義務教育費国庫負担制度」の堅持に関する請願受理年月日平成14年6月5日付託委員会経済文教委員会請願者連合長野長野広域協議会須高地区連絡協議会     議長 樋口賢冶郎ほか1団体紹介議員 市川喜太郎   永井一雄   北沢正啓要旨  平成15年度予算編成の件につき、「義務教育費国庫負担制度」堅持を求める意見書を政府および関係行政官庁あてに提出していただきたい。  理由  義務教育費国庫負担制度は、教育の機会均等等とその水準の維持向上をはかる制度として、現行教育制度の重要な根幹をなしています。  しかし政府は、昭和60年度以降義務教育費国庫負担制度の見直しを行い、義務教育諸学校の教材費、旅費を国庫負担の対象から除外したほか、恩給費について国庫負担率を暫定的に引き下げ、平成元年度には一般財源し、平成5年度は共済費追加費用についても、一年前倒しして一般財源してきています。  平成14年度予算編成にあたって財務省は、文教予算の中で、公立小・中学校の事務職員、栄養職員の給与求める声によって、平成14年度においては制度を堅持させることができました。長野県でも県議会をはじめ118 市町村の議会で制度堅持を求める意見書提出の請願が採択されました。  平成15年度予算編成にあたっては、一層の歳出削減など例年以上に厳しい事態が予想され、公立小・中学校の事務職員・栄養職員の給与費の適用除外をはじめとして、全教職員の給与費に関わって義務教育費国庫負担制度の抜本的な見直しが検討されることも予想されます。  しかし、義務教育費国庫負担金が減額され地方自治体への財政負担に切りかえが進むならば、地方財政は圧迫され、地方自治法の本旨に基づく主体的な行政の確保が困難になります。  これはまた、義務教育費国庫負担法の精神である、「義務教育無償の原則」にも反し、子どもの教育権の保障も困難になります。  貴議会におかれましては、本請願の趣旨についてご審議いただき、議決の上、政府および関係行政官庁あてに意見書を提出していただきたい。請願第5号「有事関連三法案に反対する意見書」の採択を求める請願受理年月日平成14年6月5日付託委員会総務委員会請願者有事法制反対須高地区連絡会     代表 越  満紹介議員 永井光明   土谷フミエ要旨  政府は「武力攻撃事態法案」「自衛隊法改正案」「安全保障会議設置法改正案」の有事法制関連三法案を国会に提出し、今国会での成立をねらっています。  政府は、有事法制が日本を外国の武力攻撃から守るための備えであるかのように言っていますが、そうではありません。防衛庁長官自身が、「日本が武力攻撃される現実的な危険はない」と明確に述べています。  有事法制最大のねらいは、アメリカの戦争に日本が参戦し、海外での武力行使に踏み切ろうとする事にあります。  アメリカの強い要求で、1999年につくられた「周辺事態法」は、アジアでアメリカが軍事介入したとき、自衛隊が米軍支援を行う法律でしたが、「武力行使はしない」と言うことが建前とされてきました。ところが今度の「武力攻撃事態法案」はアメリカが海外で介入戦争を始めたとき、自衛隊が武力行使を含めて参戦できるしくみをつくるものです。日本がどこからも攻められていないのに、海外での武力行使に踏み切ろうというものです。  しかも法案では、全ての国民に戦争協力が義務づけられ、NHKなどの指定公共機関や、医療、輸送、建築、土木などの関係者も強制的に協力・動員を求められています。国民は戦争に必要だと判断された家屋・土地・物資を差し出すよう要求され、そのための調査を拒否したり保管を怠ると、犯罪者として処罰されるという、国民を戦争に強制的に動員し、自由と人権までしばろうということが明らかになってきています。  そのうえ、有事法制を発動するかどうかを決定するのも、自治体や国民の動員を指揮するのも首相であり国権の最高機関である国会はないがしろにされ、首相の独断だけが横行する仕掛けとなっています。  この法案が内包している重大な問題点の解明も不十分なまま、国会会期を延長してまで成立を強行しようとすることは、絶対許せません。  私たちは、貴議会が下記の事項についての意見書を国にあげるよう強く求めます。                    記 「有事法制三法案の国会成立に反対する」旨の意見書を提出して下さい。          ----------------------------- ○議長(佐々木啓佐義)  以上で本日の日程は終了いたしました。 明8日から10日までの3日間は議案調査のため休会といたします。 来る11日は午前10時から本会議を開き一般質問を行います。 本日はこれにて散会いたします。 大変御苦労さまでした。                  午前10時50分 散会          ------------------------------ 地方自治法第123条第2項の規定により署名する。                  平成14年6月7日                         須坂市議会議長 佐々木啓佐義                         署名議員    佐藤庄司                         署名議員    篠塚 勉...