平成12年 9月 定例会 平成12年9月
須坂市議会定例会会議録(第5号) 平成12年9月26日(火曜日
) ------------------------------------- 議事日程(第5号)第1 議案第74号 市道の認定について第2 議案第75号 須坂市金銭物品等の寄附募集に関する条例等の一部を改正する条例について第3 議案第76号 須坂市
コミュニティ住宅条例の一部を改正する条例について第4 議案第77号 須坂市市営住宅等に関する条例の一部を改正する条例について第5 議案第78号 須坂市火災予防条例の一部を改正する条例について第6 認定第1号 平成11年度須坂市
一般会計歳入歳出決算認定について第7 認定第2号 平成11年度須坂市
国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について第8 認定第3号 平成11年度須坂市
老人保健特別会計歳入歳出決算認定について第9 認定第4号 平成11年度須坂市
奨学金特別会計歳入歳出決算認定について第10 認定第5号 平成11年度須坂市
同和地区住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算認定について第11 認定第6号 平成11年度井上、幸高、九反田、中島財産区
特別会計歳入歳出決算認定について第12 認定第7号 平成11年度須坂市
福祉企業センター特別会計歳入歳出決算認定について第13 認定第8号 平成11年度須坂市峰の原
水道事業特別会計歳入歳出決算認定について第14 認定第9号 平成11年度須坂市
下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について第15 認定第10号 平成11年度須坂市
農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定について第16 認定第11号 平成11年度須坂市
水道事業会計決算認定について第17 認定第12号 平成11年度須坂市
宅地造成事業会計決算認定について第18 議案第79号 平成12年度須坂市一般会計補正予算第2号第19 議案第80号 平成12年度須坂市
国民健康保険特別会計補正予算第1号第20 議案第81号 平成12年度須坂市
奨学金特別会計補正予算第1号第21 議案第82号 平成12年度須坂市
同和地区住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算第1号第22 議案第83号 平成12年度井上、幸高、九反田、中島財産区特別会計補正予算第1号第23 議案第84号 平成12年度須坂市
福祉企業センター特別会計補正予算第1号第24 議案第85号 平成12年度須坂市峰の原
水道事業特別会計補正予算第1号第25 議案第86号 平成12年度須坂市
下水道事業特別会計補正予算第1号第26 議案第87号 平成12年度須坂市
農業集落排水事業特別会計補正予算第1号第27 議案第88号 平成12年度須坂市
水道事業会計補正予算第2号第28 議案第89号 平成12年度須坂市
宅地造成事業会計補正予算第1号第29 請願第3号 小・中学校および保育園の給食に「遺伝子組み換えをしていない食品」を使用することを求める請願第30 請願第4号 「
自然エネルギー発電促進法」の早期制定を求める意見書の提出に関する請願第31 請願第5号 少人数学級の早期実現、教職員定数増を求める意見書提出に関する請願第32 請願第6号 青年の政治参加をひろげる18歳選挙権の早期実現を求める意見書の採択に関する請願第33 請願第7号 「市民の森」整備事業として70億円余をかけての
総合体育施設建設計画の中止を求める請願第34 同意第6号 教育委員会委員の任命について第35 意見書第3号 「
自然エネルギー発電促進法」の早期制定を求める意見書第36 意見書第4号 少人数学級の早期実現、教職員定数増を求める意見書第37 意見書第5号 「あっせん利得罪法」の制定を求める
意見書 ------------------------------------- 本日の会議に付した事件(1) 議案第74号から議案第89号まで(1) 認定第1号から認定第12号まで(1) 請願第3号から請願第7号まで(1) 同意第6号(1) 意見書第3号から意見書第5号まで
------------------------------------- 出席議員(26名) 1番 土谷フミエ君 2番 永井光明君 3番 山岸 徹君 4番 浅野隆一君 5番 豊田清寧君 6番 佐藤壽三郎君 7番 島田和子君 8番 佐藤庄司君 9番 永井康彦君 10番 滝沢 肇君 11番 中沢忠治君 12番 宮沢源司君 13番 善財文夫君 14番 卯之原卯吉君 15番 橋本達男君 16番 宮本勇雄君 17番 篠塚 勉君 18番 山崎和雄君 19番 北沢正啓君 20番 佐々木啓佐義君 21番 植木新一君 22番 駒津行雄君 23番 中村 猛君 24番 古谷秀夫君 25番 市川喜太郎君 26番 永井一雄君
------------------------------------- 欠席議員 なし
------------------------------------- 説明のため出席した者市長 永井順裕君 助役 吉池 武君収入役 三上裕通君 総務部長 塚田光男君企画財政部長 山岸泰寿君 民生部長 田中淳一君経済部長 越 強君 建設部長 平野忠男君まちづくり推進 宮川忠久君 教育委員長 坂口光男君部長教育長 宮本経祥君 教育次長 吉崎邦重君水道局長 近藤正直君 消防長 池森敏文君
------------------------------------- 事務局出席職員事務局長 牧 勝司君 事務局次長 梅本良夫君書記 豊田 守君 書記 牧 章一君
------------------------------------- 午後2時00分 開議
○議長(佐々木啓佐義) 定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。 直ちに議事に入ります。
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△日程第1 議案第74号
○議長(佐々木啓佐義) 日程第1 議案第74号 市道の認定についてを議題といたします。 本件について、
建設水道常任委員長の報告を求めます。
-----橋本建設水道常任委員長。
◎
建設水道常任委員長(橋本達男) 〔登壇〕 ただいま議題となりました事件決議案のうち、建設水道委員会に付託されました案件につきまして、審査の経過と結果を御報告申し上げます。 付託されました議案第74号 市道の認定については、去る20日に委員会を開き、関係理事者の出席を求め、議案に基づいて内容の説明を受け、慎重なる審査を行いました。 審査に当たり、委員各位から出されました質疑・意見及び答弁の主なものを申し上げます。 ・ 車回しの位置が個人の家の出入り口のように見えるが、どういう指導をされたのか伺いたい。との質疑に対し、開発事業者とすればより効率のよい区画割りをすることになる。市としては、公道としての管理の徹底を図るとともに、住民に周知していくとの答弁がありました。 その他の主な質疑・意見は、 ・ 側溝を地下浸透方式にしているが、その耐用年数について伺いたい。 ・ 地下浸透した雨水が畑に流入した場合、市はどう対応されるのか伺いたい。などでありまして、それぞれ答弁を得た後、質疑・意見を終結し、討論を省略して採決の結果、原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上で、建設水道委員会における審査報告を終わります。
○議長(佐々木啓佐義) ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(佐々木啓佐義) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 討論の通告はありません。討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(佐々木啓佐義) 討論なしと認め、討論を終結いたします。 これより、議案第74号を採決いたします。 本件に対する委員長の報告は原案可決であります。 本件は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(佐々木啓佐義) 御異議なしと認めます。よって、議案第74号は原案のとおり可決されました。
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△日程第2 議案第75号~
△日程第5 議案第78号
○議長(佐々木啓佐義) 日程第2 議案第75号 須坂市金銭物品等の寄附募集に関する条例等の一部を改正する条例についてから、日程第5 議案第78号 須坂市火災予防条例の一部を改正する条例についてまでの条例案4件を一括議題といたします。 本4件について、各委員長の報告を求めます。 最初に、総務常任委員長の報告を求めます。
-----宮沢総務常任委員長。
◎総務常任委員長(宮沢源司) 〔登壇〕 ただいま議題となりました条例案件のうち、総務委員会に付託された案件について、審査の経過と結果を御報告申し上げます。 付託された条例案2件については、去る18日、19日の両日に委員会を開き、関係理事者の出席を求め、議案に基づき詳細なる内容の説明を受け審査を行いました。 最初に、議案第75号 須坂市金銭物品等の寄附募集に関する条例等の一部を改正する条例についてのうち、所管事項について申し上げます。 本件については、慎重なる審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第78号 須坂市火災予防条例の一部を改正する条例について、審査に当たり、委員各位から出された質疑・意見及び理事者の答弁の主なるものを申し上げます。 ・ 入力 350キロワット以上の炉は市内に幾つあるのか。また、大きさはどのくらいのものか。との質疑に対して、11の事業所から届け出がされており、炉の大きさはおおむね3から4立方メートルですとの答弁がありました。 以上で質疑・意見を終結し、討論を省略し採決の結果、本件は原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上で、総務委員会における審査報告を終わります。
○議長(佐々木啓佐義) 次に、社会常任委員長の報告を求めます。
-----宮本社会常任委員長。
◎社会常任委員長(宮本勇雄) 〔登壇〕 ただいま議題となっております条例案件について、社会委員会における審査の経過と結果を御報告申し上げます。 付託されました議案第75号 須坂市金銭物品等の寄附募集に関する条例等の一部を改正する条例についてのうち、所管事項につきましては、去る21日委員会を開き、関係理事者の出席を求め、議案に基づき内容の説明を受け、慎重なる審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上で、社会委員会における審査報告を終わります。
○議長(佐々木啓佐義) 次に、
建設水道常任委員長の報告を求めます。
-----橋本建設水道常任委員長。
◎
建設水道常任委員長(橋本達男) 〔登壇〕 ただいま議題となっております条例案件のうち、建設水道委員会に付託されました案件につきまして、審査の経過と結果を御報告申し上げます。 付託されました条例案件2件につきましては、去る20日、21日の両日委員会を開き、関係理事者の出席を求め、議案に基づいて内容の説明を受け、慎重なる審査を行いました。 最初に、議案第77号 須坂市市営住宅等に関する条例の一部を改正する条例について申し上げます。 審査に当たり、委員各位から出されました質疑・意見及び理事者の答弁の主なるものは、 ・ 改正のもととなった施行令の内容を伺いたい。との質疑に対して、介護保険制度がスタートしたが、介護をする人がいる場合は入居できる。また、そのための調査が市職員にもできるといった内容ですとの答弁がありました。 次に、議案第76号 須坂市
コミュニティ住宅条例の一部を改正する条例について申し上げます。 ・ 上町と穀町のコミュニティ住宅の家賃は同額とのことだが、上町にはエレベーターがない。その分の差をつけることは考えなかったのか伺いたい。との質疑に対し、家賃については上町と穀町はグレードも部屋の面積も同じであり、穀町コミュニティ住宅との均衡を考え同額と設定いたしました。エレベーターについては、国の補助基準で3階建てでは補助対象とならないことなどから設置ができなかったものでありますとの答弁がありました。 そのほか主な質疑は、 ・ 附則で施行日を「公布の日」とされたのはなぜか伺いたい。であり、答弁を得た後、質疑・意見を終結し、討論を省略し採決の結果、本2件はいずれも原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上で、建設水道委員会の審査報告を終わります。
○議長(佐々木啓佐義) ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(佐々木啓佐義) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 討論の通告はありません。討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(佐々木啓佐義) 討論なしと認め、討論を終結いたします。 これより、議案第75号から議案第78号までの4件を一括採決いたします。 本4件に対する各委員長の報告は原案可決であります。 本4件は、各委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(佐々木啓佐義) 御異議なしと認めます。よって、議案第75号、第76号、第77号及び第78号は原案のとおり可決されました。
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△日程第6 認定第1号~
△日程第17 認定第12号
○議長(佐々木啓佐義) 日程第6 認定第1号 平成11年度須坂市
一般会計歳入歳出決算認定についてから、日程第17 認定第12号平成11年度須坂市
宅地造成事業会計決算認定についてまでの決算関係議案12件を一括議題といたします。 本12件について、各委員長の報告を求めます。 最初に、総務常任委員長の報告を求めます。
-----宮沢総務常任委員長。
◎総務常任委員長(宮沢源司) 〔登壇〕 ただいま議題となりました決算関係議案のうち、総務委員会に付託された案件について、審査の経過と結果を御報告申し上げます。 付託された決算関係議案3件につきましては、去る18、19の両日に委員会を開き、関係理事者の出席を求め、決算書及び事業実績並びに主要施策成果説明書に基づき、事業の執行状況について詳細なる内容の説明を受け、審査を行いました。 最初に、認定第1号 平成11年度須坂市
一般会計歳入歳出決算認定についてのうち、所管事項について申し上げます。 審査に当たり、委員各位から出されました質疑・意見及び理事者の答弁の主なるものについて申し上げます。 ・ 交通事故による救急出動をしたときは事故原因を分析し、警察署などと連携をとりながら交通事故をなくすための検討をしたらどうか。との質疑に対して、交通事故をなくすために警察署、生活環境課と連絡をとり、交通事故防止に貢献したいとの答弁があり、 ・ 救急車が現場に到着するまでの平均時間はどのくらいか。また、特に時間がかかるという地域はあるのか。との質疑に対して、5分以内を目標にしている。特に時間がかかる地域は峰の原高原、山田牧場で、約30分かかるが、峰の原高原は応援協定があり、真田町から出動することもある。山田牧場は救急車が到着するまでの間、電話応対で応急処置をお願いしたり、自家用車でおりてきてもらい、途中で救急車に乗りかえるといった方法も行っているとの答弁があり、 ・ 市長への手紙は内容を公開する予定があるのか。との質疑に対して、住所、氏名の記載がある方へは必ず返事を出している。匿名のものについては年1回くらい市報の中で回答したいと思っている。名前のあるものは公開は考えていないとの答弁があり、 ・ 市税の徴収に嘱託職員の雇用や徴収強化月を設けているが、どのような効果があったか。との質疑に対して、徴収嘱託員は約 2,581万円の徴収実績がある。市税の徴収率は県内17市の上位から2番目、国民健康保険税の徴収率はトップであるが、さらに職員の研修を兼ねて滞納金の徴収を経験させる制度も考えているとの答弁があり、 ・ 積立金はどういう目安で積み立てているのか。との質疑に対して、減債基金は調整を図りながら積み立て、職員退職手当基金は人事院勧告による期末手当の引き下げ分を積み立てたほか利子相当分を積み立てているとの答弁があり、 ・ 部落解放運動団体に交付している補助金の監査はどのように行っているのか。との質疑に対して、毎年1回課長、係長で書類を見て指導している。旅費の支出については市の規定に準ずるよう指導したとの答弁がありました。 このほかの質疑・意見は、 ・ 消防のその他出動のうちの危険物出動の内容について伺いたい。 ・
ひとり暮らし老人家庭防火診断の留守世帯への対応について伺いたい。 ・ 公文書の公開のうち、文書不存在とは何か。 ・ 災害時の応援協定の締結について伺いたい。 ・ 職員の心の定期健康診断について具体的に伺いたい。 ・ 賦課徴収費の償還金利子及び割引料の不用額が多い理由を伺いたい。 ・ 消費者苦情受付処理の結果について伺いたい。 ・
株式会社須坂健康福祉ランドから入金した約 6,000万円はどの基金に積み立てしたのか伺いたい。 ・ 市役所第2、第3駐車場の借地料と借地契約期間について伺いたい。 ・ 差別事象について伺いたい。 ・
部落解放専門推進員の活動について伺いたい。 ・ 選挙啓発資料の提供はどのように行ったか伺いたい。 ・ 指定金融機関等の立ち入り検査で指摘事項があったのか伺いたい。などでありまして、それぞれ答弁を得た後、質疑・意見を終結し、討論を省略し採決の結果、原案のとおり認定すべきものと決しました。 次に、認定第5号 平成11年度須坂市
同和地区住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算認定について申し上げます。 審査に当たり、委員各位から出されました質疑・意見及び理事者の答弁の主なるものは、 ・ 償還金の滞納について、
部落解放専門推進員にも相談があると思うが。との質疑に対して、行政と
部落解放専門推進員が一緒に滞納整理に回っているとの答弁がありました。 このほかの質疑・意見は、 ・ 行方不明になっている人の滞納はどうしているのか伺いたい。 ・ 借り入れの際の保証人から返済してもらえないのか。などでありまして、それぞれ答弁を得た後、質疑・意見を終結し、討論を省略し採決の結果、原案のとおり認定すべきものと決しました。 次に、認定第6号 平成11年度井上、幸高、九反田、中島財産区
特別会計歳入歳出決算認定については、審査の結果、原案のとおり認定すべきものと決しました。 以上で、総務委員会における審査報告を終わります。
○議長(佐々木啓佐義) 次に、
経済文教常任委員長の報告を求めます。-----卯之原
経済文教常任委員長。
◎
経済文教常任委員長(卯之原卯吉) 〔登壇〕 ただいま議題となっております決算関係議案のうち、経済文教委員会に付託されました案件につきまして、審査の経過と結果を御報告申し上げます。 付託されました決算関係議案2件につきましては、去る18日、19日の両日委員会を開き、関係理事者の出席を求め、決算書、事業実績並びに主要施策成果説明書に基づき、事業の執行状況について内容の説明を受け、慎重なる審査を行いました。 最初に、認定第1号 平成11年度須坂市
一般会計歳入歳出決算認定についてのうち、所管事項について申し上げます。 審査に当たり、委員各位から出されました質疑・意見及び理事者の答弁の主なるものを申し上げます。 ・ 米の生産調整が目標を上回っているが、農家の反応はどうなのか伺いたい。との質疑に対し、減反農家は 1,805戸で前年とほぼ同じですが、須坂市の場合減反率が50%を超えており、また大半が自給米でありまして、国の米対策等が変わってきており、迷うことはあるかもしれませんが、特に不安、不満等については聞いておりませんとの答弁がありました。 また、 ・ TMO策定のための 300万円の補助金が返還となった経緯について伺いたい。との質疑に対し、商工会議所で検討会議等何回か持たれたが、実質的に費用を使うといった事業内容でなかったため、全額を返還していただきました。引き続いて市としてさまざまな面から支援をしてまいりたいとの答弁がありました。 また、 ・ 金融保証料の未執行額が 900万円を超えているが、その理由について伺いたい。との質疑に対し、昨年12月に融資額がふえたため減額補正をしなかったが、その後1月、2月と借りる人が少なく、結果として不用額となったものですとの答弁がありました。 また、 ・ 峰の原高原の児童の真田町への区域外就学委託料の積算根拠について伺いたい。との質疑に対し、年間にかかった経費を児童・生徒数で案分して出します。工事等があった年度はその分がふえますので、年度間でばらつきが出ますとの答弁がありました。 また、 ・ フレンドリールームの活用内容について年間通室者2人、中途入室者4人とあるが、設置当時の見通しや不登校がふえている現状の中で、利用度が少ないのではないか。との質疑に対し、大体4人から6人くらいで推移している。本人、保護者、学校の三者で相談して決めているが、おのおのの事情もあるので、利用人員のみで成果を推しはかれないとの答弁がありました。 ・ 須坂藩主武士用武具の購入費はどのように決められたのか伺いたい。との質疑に対し、市内の古美術商の方に鑑定をお願いし、算出していただいたとの答弁がありました。 このほかの質疑、意見は、 ・ 塩野ふれあい広場の「ペタンク場」の利用状況について伺いたい。 ・ 農業者年金の新規加入状況について伺いたい。 ・
駐車場維持管理事業補助金の算出方法について伺いたい。 ・ 小・中学校の耐震診断及び耐力度調査の発注について伺いたい。 ・ 事務局費の報償費の不用額について伺いたい。 ・ 学校ごとの図書購入費について伺いたい。 ・ 野球場の水はけの悪化について伺いたい。 ・ 体育施設の利用者数と使用料収入について伺いたい。 ・ まなびー号の運行に対する応募状況について伺いたい。等でありまして、それぞれ答弁を得た後、質疑・意見を終結し、討論を省略して採決の結果、原案のとおり認定すべきものと決しました。 次に、認定第4号 平成11年度須坂市
奨学金特別会計歳入歳出決算認定について申し上げます。 本件については、慎重なる審査の結果、原案のとおり認定すべきものと決しました。 以上で、経済文教委員会における審査報告を終わります。
○議長(佐々木啓佐義) 次に、社会常任委員長の報告を求めます。
-----宮本社会常任委員長。
◎社会常任委員長(宮本勇雄) 〔登壇〕 ただいま議題となっております平成11年度決算関係議案のうち、社会委員会に付託されました案件につきまして、審査の経過と結果を御報告申し上げます。 付託されました決算関係議案4件につきましては、去る20日、21日の両日委員会を開き、関係理事者の出席を求め、決算書、事業実績並びに主要施策成果説明書に基づき事業の執行状況等詳細なる内容の説明を受け、慎重なる審査を行いました。 最初に、認定第1号 平成11年度須坂市
一般会計歳入歳出決算認定についてのうち、所管事項について申し上げます。 審査に当たり、委員等各位から出されました質疑・意見及び理事者の答弁の主なるものを申し上げます。 ・ 高齢者の機能訓練事業、いきいきリハビリ、ふれあいリハビリ、はつらつリハビリの内容及び成果を具体的に伺いたい。との質疑があり、いきいきリハビリは状態が重度の方、ふれあいリハビリは軽度の方、はつらつリハビリは虚弱になられてきた方をそれぞれ対象に、保健センター、地域公民館等計8会場で 178回開催し、参加延べ人員は1,213 人であった。市からは専門の療法士、看護婦、介護福祉士等が指導に当たり、送迎も行った。昭和50年代から継続してきた事業であり、一人ひとりの状態がよくなるということよりも、悪くならないようにするということに主眼を置き、互いに励まし合い、家族が介護方法を学んだり、交流する場として大きな成果を上げているとの答弁がありました。 また、 ・ 東部保育園に関してどのような経過でどのようなことを検討し、設計、建設してきたのか。との質疑があり、東部保育園については園長や理事者と何回も協議を繰り返す中で設計、建設したものだ。しかし、設計期間がやや短かったこともあり、また意見交換が不十分なところもあった。保育士の立場からも特に採光、通風の確保については再三設計者に要望し、天窓やエアサイクルなど工夫し、取り入れられた部分は多々ある。一部不都合な点があり皆さんに御心配をおかけしたが、これを教訓とし、これから改築される保育園については保護者、保育士を初め関係の皆さんとより密接に相談し、御意見をいただきながら設計、建設に当たっていきたいとの答弁がありました。 なお、このほかに、 ・ 在宅要援護老人対策事業の対象者の把握はどのようにされ、利用率はどのくらいになるか伺いたい。 ・ 老人保健法に基づく高齢者訪問指導員についてはどのような体制で行ったか。 ・ 訪問指導の実態及びこの法律の対象外となっているお年寄りへの対応はどのようにされたか。 ・ 高齢者に対する動物園等無料券の配布について、対象となる市民の評価及び市の対応について伺いたい。 ・ 廃棄物処理手数料及び処理負担金の単価の内容を伺いたい。 ・ ごみ焼却施設及び処理施設補修等の委託状況について詳細に伺いたい。 ・ 須坂駅前広場の照明設備の新設及び防犯カメラ設置による防犯効果がどの程度あったのか具体的に伺いたい。 ・ 自然公園法に基づく許可申請の内容について伺いたい。 ・ 公害苦情処理の内容及び対応について詳細に伺いたい。 ・ 生活保護の開始11世帯に対し、申請、相談件数は何件あったか。また、保護廃止の内容について詳細に伺いたい。 ・ 家庭児童相談による具体的な成果例について伺いたい。 ・ 母と子のあそびの広場はここ数年参加者が減っているが、原因をどのように分析しているか。 ・ 昭和51年、52年生まれの市民に対するポリオの予防接種の状況について詳細に伺いたい。 ・ 市民健康診査の受診率及び受診内容について、市はどのように分析しているか。等の質疑、意見があり、それぞれ答弁を得た後、質疑、意見を終結しました。 この後、福祉課の審査においては、委員より、 ・ 一般質問等を通じて再三統合保育園のあり方、建設について指摘してきたが、何回も検討を繰り返す中で理想的な設計とか保育室は採光を重視した南向きといった答弁で、市長は聞く耳も持たず一方的に建設された。しかし、保護者を初め関係者から多くの意見が出されているように、昼間でも照明が必要な保育室や常設プール設置も検討されながら使われていない屋上、 1,000平方メートルを確保すると言っていた園庭、未満児室や廊下の低い天井などの問題、また建設中に市長の一言で一部の天井が高くされるなど議会軽視である。よって、東部保育園建設関係決算認定について反対する。 また、 ・ 今回の保育園には不都合な部分もあるが、設計の段階から園長会にも示され、それなりに検討されてきたものであり、至らなかった部分は理事者も十分反省しているものと理解し、決算認定に賛成する。 また、 ・ まず統合ありきという姿勢が情報公開をおくらせ、関係者の知恵を十分に反映させられなかった。これから保育園が改築されていくが、どんな反省をされるのか見えないままで決算認定には賛成できない。 また、 ・ 指摘された採光や天井高の問題の原因は、まず設計者にあるが、我々も見抜けなかった。理事者も今後の教訓とするということであるし、今回は設計の時間的制約等も考慮し、決算認定には賛成する。との討論がなされた後、起立採決の結果、賛成多数で原案のとおり認定すべきものと決しました。 なお、そのほかの所管課等の審査については、討論を省略し採決の結果、原案のとおり可決すべきものと決しました。 続きまして、認定第2号 平成11年度須坂市
国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について申し上げます。 審査に当たり、委員各位から出されました質疑・意見及び理事者の答弁の主なるものを申し上げます。 ・ 国民健康保険基金を実質1億 6,700万円ほど取り崩したが、実質収支で2億 4,700万円余りの黒字が出ているのだから取り崩さなくても運用できたのではないか。との質疑があり、国保税の減税により当初2億 8,200万円の取り崩しを予定していたが、当初予算より税収入が多く見込まれたため最終的に減額した。実質収支の2億 4,700万円余には療養給付費交付金、負担金等が含まれているため、基金繰入金を除く実質 7,700万円程度の残となります。インフルエンザ等の感染症の流行やその他不測の事態に対応するためには、今回の取り崩し額は必要な額と考えているとの答弁がありました。 なお、このほか ・ 国民健康保険基金現在高の県下他市との比較について伺いたい。 ・ 医療費適正化対策として行った医療費通知の成果はあらわれているか。との質疑、意見に対し、それぞれ答弁を得た後、質疑・意見を終結し討論を省略して採決の結果、原案のとおり認定すべきものと決しました。 続きまして、認定第7号 平成11年度須坂市
福祉企業センター特別会計歳入歳出決算認定について申し上げます。 審査に当たり、委員各位から、 ・ 利用者の状況を見ると母子世帯、障害者、高齢者以外の利用者の占める割合が大きい。福祉企業センターの目的から外れ、地域の皆さんの場の雇用の場となっていることなどから、条例にそぐわない状況なら委託に出すなど、市として撤退することも含め運営委員会等でそのあり方について検討されているのか。との質疑があり、歴史的には旧東村において農業婦人の働く場所の提供、過疎対策として行われていた経緯もあり、地元雇用が多いが、現実に母子家庭など本来の目的に沿った中で働いている方々のことも考えていかなければならず、さらに十分検討していきたいとの答弁を得た後、質疑・意見を終結し、討論を省略して採決の結果、原案のとおり認定すべきものと決しました。 続きまして、認定第3号 平成11年度須坂市
老人保健特別会計歳入歳出決算認定について申し上げます。 本件につきましては、慎重なる審査の結果、原案のとおり認定すべきものと決しました。 以上で、社会委員会における審査報告を終わります。
○議長(佐々木啓佐義) 次に、
建設水道常任委員長の報告を求めます。
-----橋本建設水道常任委員長。
◎
建設水道常任委員長(橋本達男) 〔登壇〕 ただいま議題となっております決算関係議案のうち、建設水道委員会に付託されました案件につきまして、審査の経過と結果を御報告申し上げます。 付託されました決算関係議案6件につきましては、去る20日、21日の両日委員会を開き、関係理事者の出席を求め、決算書、事業実績並びに主要施策成果説明書に基づき事業の執行状況について内容の説明を受け、慎重なる審査を行いました。 最初に、認定第1号 平成11年度須坂市
一般会計歳入歳出決算認定についてのうち、所管事項について申し上げます。 審査に当たり、委員各位から出されました質疑・意見及び理事者の答弁の主なるものを申し上げます。 ・ 県などへの陳情によってどのような効果があったのか伺いたい。との質疑に対し、駅前線の整備が須坂ショッピングセンター付近まで延伸されるなどの成果を上げている。国道403 号については県において精力的に用地交渉を進めているが、若干おくれ気味でありますとの答弁がありました。 また、 ・ 高速道が開通した今、国道昇格運動の必要性はあるのか。との質疑に対し、国道にすることでより重要な路線としての位置づけがなされる。また、文化、産業などさまざまな分野で地域間交流の促進が期待できるとの答弁がありました。 また、 ・ 市営住宅の修繕工事の決算内容が当初予算の説明内容と大きく異なった内容となった理由について伺いたい。との質疑に対し、当初市営住宅の雨どい修繕で 500万円を予定いたしましたが、市営住宅の火災発生、白アリ被害が発生するなど、当初で予期し得なかったことが起き、限られた財源の中でその対応をしたため、結果的に雨どい修繕へは 210万円しか充当できなくなったものですとの答弁がありました。 ・ 緑の基本計画策定のためのブロック別懇談会の会場を前年より2会場ふやした理由について伺いたい。との質疑に対し、生活環境課の「環境基本計画」とまちづくり推進部の「景観形成基本計画」の説明を同時に開催したので、より細かく説明するために会場をふやしましたとの答弁がありました。 ・ 土地区画整理事業について、市の取り組み姿勢は積極的でないとの意見があるが、どうお考えか伺いたい。との質疑に対し、土地区画整理事業については地元から立ち上がったものと市が主導で取り組んできたものなどそれぞれ経過が異なるが、人口6万人のフレームの達成のためにも大事な事業であることから、市としても技術援助や補助金交付等により今後とも支援をしてまいりたいとの答弁がありました。 また、 ・ まちづくり推進協議会活動費補助金の内容とその効果について伺いたい。との質疑に対し、15地区のまちづくり協議会に年額10万円の補助金を交付しました。ボランティアによる特色あるまちづくりのための諸活動、花壇整備、植栽などの緑化活動、研修会の開催など活発な活動が行われております。なお、この補助金は平成11年度までの3年間で打ち切りとなりますが、平成12年度からは当面1地区5万円の市単独事業として継続していくこととしておりますとの答弁がありました。 このほかの質疑・意見は、 ・ 山崎川の水路改修について伺いたい。 ・ 市営住宅で家賃6万 9,000円を支払う入居者は生活困窮者とは言えないのではないか。 ・ 陸砂利採取に伴う問題点をどう把握されているのか伺いたい。 ・ 都市公園と児童遊園の遊具の整備の違いについて伺いたい。 ・ 笠鉾会館周辺まちづくり懇談会の進捗状況について伺いたい。 ・ 景観サポーターの選任状況と活動内容について伺いたい。 ・ TMOの策定状況について伺いたい。等でありまして、それぞれ答弁を得た後、質疑・意見を終結し、討論を省略して採決の結果、原案のとおり認定すべきものと決しました。 次に、認定第8号 平成11年度須坂市峰の原
水道事業特別会計歳入歳出決算認定について申し上げます。 審査に当たり、委員各位から出されました質疑・意見及び理事者の答弁の主なるものを申し上げます。 ・ 収入未済額の主な内容について伺いたい。との質疑に対し、ペンションなど11軒の水道使用料ですとの答弁がありました。 このほかの質疑・意見は、 ・ 小規模工事と修繕工事の発注区分について伺いたい。等であり、それぞれ答弁を得た後、質疑・意見を終結し、討論を省略し採決の結果、原案のとおり認定すべきものと決しました。 次に、認定第9号 平成11年度須坂市
下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について申し上げます。 審査に当たり委員各位から出されました質疑・意見及び理事者の答弁の主なるものを申し上げます。 ・ 受益者負担金の収入未済額の内訳について伺いたい。との質疑に対し、現年度分 249万 2,390円、過年度分 726万 100円です。滞納整理月間を設け、職員が直接出向いて徴収に務めることなどを考えていますとの答弁がありました。 ・ 繰越明許費が多額になった理由について伺いたい。との質疑に対し、国の景気浮揚策により年度途中に補正があり、補助事業を積極的に活用して事業推進を図ってきました。年度中平均的に工事ができるよう努めていますとの答弁がありました。 このほかの質疑・意見は、 ・ 融資件数が減少している理由について伺いたい。 ・ 受益者負担金の徴収猶予を受けていた者が、徴収猶予を外された例はあるのか伺いたい。 ・ 公共下水道の普及率51.6%はおおむね計画どおりか。などであり、それぞれ答弁を得た後、質疑・意見を終結し、討論を省略し採決の結果、原案のとおり認定すべきものと決しました。 次に、認定第10号 平成11年度須坂市
農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定について申し上げます。 審査に当たり、委員各位から出されました質疑・意見及び理事者の答弁の主なるものを申し上げます。 ・ 供用開始して3年目で修繕工事が多く出てくる理由について伺いたい。との質疑に対し、消耗度の激しい機械部品類を2年から3年で入れかえている。メーカーや他市からも情報を得ながら適時に修繕をしてまいりたいとの答弁がありました。 このほか質疑・意見は、 ・ 公共下水道事業の受益者負担金と農業集落排水事業の分担金の名称を統一できないか伺いたい。などであり、それぞれ答弁を得た後、質疑・意見を終結し、討論を省略し採決の結果、原案のとおり認定すべきものと決しました。 次に、認定第11号 平成11年度須坂市
水道事業会計決算認定について申し上げます。 審査に当たり、委員各位から出されました質疑・意見及び理事者の答弁の主なるものを申し上げます。 ・ 当年度利益が 2,972万円出ているが、今後このレベルで経営が続くのか伺いたい。との質疑に対し、水道使用料収入は若干上向きつつあるが、減価償却がふえ逆に他会計からの繰入金が下がってくる見通しの中で、人件費削減の努力などをしてきているが、平成14年度ごろには収支がゼロになるのではないかと思うとの答弁がありました。 このほかの質疑・意見は、 ・ 河川占用許可申請の手続は委託に出さず、市直営でできないのか伺いたい。 ・ 原水と浄水の水質検査の内容の違いについて伺いたい。 ・ 消費税計算について伺いたい。などであり、それぞれ答弁を得た後、質疑・意見を終結し、討論を省略し採決の結果、原案のとおり認定すべきものと決しました。 次に、認定第12号 平成11年度須坂市
宅地造成事業会計決算認定について申し上げます。 審査に当たり、委員各位から出されました質疑・意見及び理事者の答弁の主なるものを申し上げます。 ・ 豊島団地の売却価格について伺いたい。との質疑に対し、当初販売価格と同額の坪22万円ですとの答弁がありました。 このほかの質疑・意見は、 ・ インター周辺流通産業団地の現状について伺いたい。 ・ 補償費について伺いたい。などであり、それぞれ答弁を得た後、質疑・意見を終結し、討論を省略し採決の結果、原案のとおり認定すべきものと決しました。 以上で、建設水道委員会における審査報告を終わります。
○議長(佐々木啓佐義) ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(佐々木啓佐義) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 討論の通告はありません。討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(佐々木啓佐義) 討論なしと認め、討論を終結いたします。 これより採決いたします。 最初に、認定第1号を採決いたします。 本件に対する各委員長の報告は原案認定であります。 本件は、各委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○議長(佐々木啓佐義) 起立多数であります。よって、認定第1号は原案のとおり認定されました。 次に、認定第2号から認定第12号までの11件を一括採決いたします。 本11件に対する各委員長の報告は原案認定であります。 本11件は、各委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(佐々木啓佐義) 御異議なしと認めます。よって、認定第2号、第3号、第4号、第5号、第6号、第7号、第8号、第9号、第10号、第11号及び第12号は原案のとおり認定されました。
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△日程第18 議案第79号~
△日程第28 議案第89号
○議長(佐々木啓佐義) 日程第18 議案第79号 平成12年度須坂市一般会計補正予算第2号から日程第28 議案第89号 平成12年度須坂市
宅地造成事業会計補正予算第1号までの補正予算案11件を一括議題といたします。 本11件について各委員長の報告を求めます。 最初に、総務常任委員長の報告を求めます。
-----宮沢総務常任委員長。
◎総務常任委員長(宮沢源司) 〔登壇〕 ただいま議題となりました補正予算案件のうち、総務委員会に付託された案件について、審査の経過と結果を御報告申し上げます。 付託された補正予算案3件については、去る18、19の両日に委員会を開き、関係理事者の出席を求め、事項別明細書に基づいて詳細なる内容の説明を受け審査を行いました。 最初に、議案第79号 平成12年度須坂市一般会計補正予算第2号のうち、所管事項について申し上げます。 審査に当たり、委員各位から出された質疑・意見及び理事者の答弁の主なるものは、 ・ 消防施設費の消火栓設置維持管理費負担金の減額が多額である。その理由を伺いたい。との質疑に対して、消火栓35基にかかわるもので精査により減額となったとの答弁があり、 ・ 長野地区農業所得標準協議会はどういう組織か。との質疑に対して、小規模な農家に対し水田、普通畑等の10アール当たりの目安となる所得標準額を作成する団体で、近隣の市町村などで構成しているとの答弁があり、 ・ 債務負担行為補正の追加、民間能力活用特定施設緊急整備費補助金 7,500万円は今年度はゼロにすべきで来年度見通しを立てて改めて計上したらいかがか。との質疑に対して、国と折衝する中で、須坂市には予算措置があるのかと必ず念押しされるので、債務負担行為で担保したいとの答弁があり、 ・ 過日の新聞報道によれば、須坂市の地方交付税は46億 6,100万円で前年度比 1.5%の減額となるとあったが。との質疑に対して、法人市民税が増収となったため、地方交付税は前年度に比べ減額となるとの答弁がありました。 このほかの質疑・意見は、 ・ 消火栓の地上式、地下式の設置数を伺いたい。また、今後はすべての消火栓は地上式にするという方針を出されたい。 ・ 事業別予算書にすることにより予算書のページ数はどのくらいふえるのか。 ・ 福島集会所の排水ポンプについて伺いたい。などでありまして、それぞれ答弁を得た後、質疑・意見を終結し、討論を省略し採決の結果、原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第82号 平成12年度須坂市
同和地区住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算第1号について申し上げます。 審査に当たり、委員各位から出されました質疑・意見は、 ・ 競売に至った経過を伺いたい。 ・ 競売した場所と購入した人について伺いたい。などでありまして、それぞれ答弁を得た後、質疑・意見を終結し、討論を省略し採決の結果、原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第83号 平成12年度井上、幸高、九反田、中島財産区特別会計補正予算第1号は、審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上で、総務委員会における審査報告を終わります。
○議長(佐々木啓佐義) 次に、
経済文教常任委員長の報告を求めます。-----卯之原
経済文教常任委員長。
◎
経済文教常任委員長(卯之原卯吉) 〔登壇〕 ただいま議題となっております補正予算案件のうち、経済文教委員会に付託されました案件につきまして、審査の経過と結果を御報告申し上げます。 付託されました補正予算案2件につきましては、去る18日及び19日の両日委員会を開き、関係理事者の出席を求め、事項別明細書に基づいて内容の説明を受け慎重なる審査を行いました。 最初に、議案第79号 平成12年度須坂市一般会計補正予算第2号のうち所管事項について申し上げます。審査に当たり、委員各位から出されました質疑・意見及び理事者の答弁の主なるものを申し上げます。 まず、 ・ 峰の原高原冬季誘客対策事業補助金の概要について伺いたい。との質疑に対し、12月29日から1月8日までと2月10日から2月12日までの期間を除く期間、峰の原高原の宿泊施設に宿泊した家族連れのうち、小学生以下の子供に対して無料リフト券を交付するものです。ただし、子供のみの宿泊は対象外ですとの答弁がありました。 また、 ・ 常盤中学校に関連する用地購入費はプール改築関連によるものか伺いたい。との質疑に対し、常盤中学校の学校用地として土地開発基金から購入いたしましたとの答弁がありました。 その他の質疑・意見は、 ・ 土地開発基金の内容について伺いたい。 ・ 土地改良事業の工事費等の箇所づけについて伺いたい。等であり、それぞれ答弁を得た後、質疑・意見を終結し、討論を省略して採決の結果、本件は原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第81号 平成12年度須坂市
奨学金特別会計補正予算第1号について申し上げます。 本件は、慎重なる審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上で、経済文教委員会における審査報告を終わります。
○議長(佐々木啓佐義) 次に、社会常任委員長の報告を求めます。-----宮本社会教常任委員長。
◎社会常任委員長(宮本勇雄) 〔登壇〕 ただいま議題となっております補正予算案件のうち、社会委員会に付託されました案件につきまして、審査の経過と結果を御報告申し上げます。 付託されました補正予算案3件につきましては、去る20日、21日の両日委員会を開き、関係理事者の出席を求め、事項別明細書に基づき内容の説明を受け慎重なる審査を行いました。 最初に、議案第79号 平成12年度須坂市一般会計補正予算第2号のうち所管事項について申し上げます。 審査に当たり、委員等各位から出されました質疑・意見及び理事者の答弁の主なるものは、 ・ やすらぎの園に建設するグループホームの冷房施設設置費用として、痴呆性老人グループホーム整備費補助金 100万円を追加補助するというが、当初予算の段階ではどのような建設費の査定をしたのか。当初から見込んでいれば負担額が違ったのではないか。また、どんな施設でも冷房装置の設置は認めていくのか。との質疑があり、国・県は基準額の範囲内で補助金を交付するが、冷房装置については補助対象に含まれていない。当初建設計画にも含まれていなかったが、県と協議する中で今回冷房装置設置の要望が新たに出されてきたものです。今後、当初建設計画の段階でこの点の確認は漏れなくきちんと行ってまいりたい。また、ほかの施設への冷房装置について必要性に応じ是々非々で行っているとの答弁がありました。 また、 ・ 産後ケア事業は県下初の取り組みとのことだが、対象者が5名というのでは少な過ぎるのではないか。との質疑があり、他の県で既に取り組んでいる幾つかの自治体の状況や、また対象となる助産院での分娩数等を考慮し、利用見込みを当面5人として事業を始めたいとの答弁がありました。 なお、このほかに、 ・ はげみ園の保育士を臨時職員に切りかえた理由と、それによる児童への影響はないのか伺いたい。 ・ 清掃センターの排ガス高度処理施設整備工事等の期間中、隣接自治体に処理を頼まず、臨時職員を雇用し、24時間体制で焼却炉の運転を行うということだが、誰でも運転が可能なのか。また、勤務体制はどのように考えているのか。等の質疑・意見があり、それぞれ答弁を得たのち、質疑・意見を終結し、討論を省略し、採決の結果、原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第80号 平成12年度須坂市
国民健康保険特別会計補正予算第1号及び議案第84号 平成12年度須坂市
福祉企業センター特別会計補正予算第1号について申し上げます。 本2件については、慎重なる審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上で、社会委員会における審査報告を終わります。
○議長(佐々木啓佐義) 次に、
建設水道常任委員長の報告を求めます。
-----橋本建設水道常任委員長。
◎
建設水道常任委員長(橋本達男) 〔登壇〕 ただいま議題となっております補正予算案件のうち、建設水道委員会に付託されました案件につきまして、審査の経過と結果を御報告申し上げます。 付託されました補正予算案6件につきましては、去る20日、21日に委員会を開き、関係理事者の出席を求め、事項別明細書に基づいて詳細なる内容の説明を受け慎重なる審査を行いました。 最初に、議案第79号 平成12年度須坂市一般会計補正予算第2号について申し上げます。 審査に当たり、委員各位から出されました質疑・意見及び理事者の答弁の主なるものを申し上げます。 ・ 道路新設改良費の補正10路線のうち4路線で工事請負費が減額となっている理由について伺いたい。との質疑に対し、国庫補助申請しながら工事スケジュールを立てており、都市計画道路村山線においては来年日野保育園の改築工事となるため、そこにかかわる工事分の予算をその先の用地補償費に回すなどしたためです。決して消極的な補正予算を組んでいるわけではありませんとの答弁がありました。 また、 ・ 世界の人と花フェスタの事業概要について伺いたい。との質疑に対し、この事業はそこに住む人と訪れる人が花を通じて交流し、観光振興、地域振興を図ることを目的に、須坂市、小布施町、高山村、中野市など7市町村で開催するものです。開催時期は平成13年9月28日から9月30日までの3日間を予定しております。また、費用については7市町村が一律 300万円を負担することとし、12年度、13年度に半額ずつ支出することとなっており、今回 150万円の負担金を補正するものですとの答弁がありました。 その他の質疑・意見は、 ・ 道路新設改良費の測量設計委託の委託先について伺いたい。 ・ 世界の人と花フェスタの須坂市のキャッチフレーズと事業計画について伺いたい。 ・ 繭倉の引き移転の予定について伺いたい。等であり、それぞれ答弁を得た後、質疑・意見を終結し、討論を省略して採決の結果、原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第86号 平成12年度須坂市下
水道事業会計補正予算第1号について申し上げます。 審査に当たり、委員各位から出されました質疑・意見及び理事者の答弁の主なるものを申し上げます。 ・ 特定環境保全公共下水道建設費で湯っ蔵んどから仙仁温泉まで整備するとのことだが、米持町から村石町までの布設を急ぐ必要があるのではないか。との質疑に対し、県では米持町から上の望岳台、野辺町、明徳町と順次、須坂第2汚水幹線の整備を進め、平成13年度には村石町のグラウンドまで到達する予定と聞いておりますとの答弁がありました。 その他の質疑、意見は、 ・ 大日向地区は事業の前倒し執行なのか伺いたい。等であり、それぞれ答弁を得た後、質疑・意見を終結し、討論を省略して採決の結果、原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第88号 平成12年度須坂市
水道事業会計補正予算第2号について申し上げます。 審査に当たり、委員各位から出されました質疑・意見及び理事者の答弁の主なるものを申し上げます。 ・ 相之島高山線の配水管布設替えの国庫補助事業は、道路改良事業に合わせて実施するのか伺いたい。との質疑に対し、国庫補助事業は県道相之島高山線ほか2路線の配水管布設替えと前年度国庫補助事業で実施した布設替えに伴う舗装復旧で、一部は下水道工事と合わせて実施するものですとの答弁がありました。 以上で、質疑・意見を終結し、討論を省略して採決の結果、原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第85号 平成12年度須坂市峰の原
水道事業特別会計補正予算第1号及び議案第87号 平成12年度須坂市
農業集落排水事業特別会計補正予算第1号並びに議案第89号 平成12年度須坂市
宅地造成事業会計補正予算第1号について申し上げます。 本3件につきましては、慎重なる審査の結果、いずれも原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上で、建設水道委員会における審査報告を終わります。
○議長(佐々木啓佐義) 次に、市民の森整備特別委員長の報告を求めます。-----駒津市民の森整備特別委員長。
◎市民の森整備特別委員長(駒津行雄) 〔登壇〕 ただいま議題となっております補正予算案件のうち市民の森整備特別委員会に付託されました案件につきまして、審査の経過と結果を御報告申し上げます。 付託されました議案第79号 平成12年度須坂市一般会計補正予算第2号のうち所管事項については、去る22日委員会を開き、関係理事者の出席を求め、事項別明細書に基づき内容の説明を受け慎重なる審査を行いました。 審査に当たり、委員各位から出されました質疑・意見及び理事者の答弁の主なものを申し上げます。 ・ 市民の森整備基本計画策定委託料については、 1,000万円の委託料であれだけの広大な面積の計画策定業務が可能なのか。また、これだけの大きな計画をつくるのに際し、市民の意見はどのような方法で取り入れていくのか。3月までに執行できるのか。との質疑があり、市民の森全体の整備については20年程度の期間で考え、見直しをしながら実施していく。それぞれ専門家の意見を聞きながら個別の整備に当たっては各種の事業を取り入れ実施していく。庁内の検討が整い次第、市民の合意形成に努めていくとの答弁がありました。 また、 ・ 71ヘクタールの範囲は総合体育施設の敷地が縮小されても変わらないのか。との質疑があり、体育施設整備計画については都市公園に含めることにより有利な財源を確保しようと進めてきたが、これが無理だということがわかり別の手法を提案した。しかし、市民の森全体は一体のものとして取り組んでいくし、今後各方面の意見を検討していく中で、71ヘクタールに限定せず、増減はあると考えているとの答弁がありました。 また、 ・ 市民の皆さんは臥竜山整備を真っ先にやるものと思っているのに、いつの間にか体育施設建設にすりかえられているところに怒りを感じているのではないか。との質疑があり、臥竜山整備をおろそかにするつもりはない。それはそれで進めてきたし、体育施設も市民要望に沿って検討してきたものだ。両方とも大事ではあり、進捗のスピードは違うが市民要望にこたえていくとの答弁がありました。 また、 ・ 総合体育施設整備等に関する研究報告書には、室内プールを併設とあったが、当然将来プールの併設を考慮した設計となるのか。との質疑があり、今回は財源の範囲で体育館のみとなったが、報告書の内容は忘れているものではない。将来研究をし、年次計画を立てて取り組むとの答弁がありました。 また、 ・ プロポーザルの応募要領案には市民の意見を聞くことが何も書かれていない。どの時点で聞くのか。との質疑があり、今回の予算の範囲では考えていない。方法は幾つも考えられるのでこれから検討するとの答弁がありました。 また、 ・ かつて一般質問で総合体育施設整備が取り上げられた当時と社会情勢が変わった。また、市町村合併により有利な財源もあるのではないか。さらにバレーボールコート3面程度という広さは修正するつもりはないか。との質疑があり、体育館の必要性は変わっていない。また、合併により特別な財源があるとしても総合体育館建設に使えるとは聞いていない。規模についてはつくるならばある程度の大会がスムーズに開ける標準タイプということで考えているが、今後詰めていく中で固執はしないとの答弁がありました。 また、 ・ プロポーザルで1社に絞った段階で実施計画に出すということが前提だが、規模の縮小、建設中止があった場合、業者から異議申し立てをしないということが確約できるのか。との質疑があり、本日提案した要領案では中止ということは想定していない。縮小等の要望が出てきた場合は市に負担のかからない方向で考える。あくまで業者との相対契約となるとの答弁がありました。 また、 ・ 私が市民アンケートをとったところ、86%が現在の体育館建設計画に反対との結果であった。反対の理由として多額の建設費と建設位置が不満とするものが多かった。また、体協関係者も50億円もする立派なものは必要ないと言っている。現在出されている建設案は市民要望に沿っていない。このまま今の案を進めていくのは市長にとっても好ましくない。今後修正できるのか。との質疑があり、私どもは反対の方が大部分とは理解していない。規模は今後詰めていくが、現時点では理想的な規模で業者を選んでいきたい。建設費については50億円の範囲内であれば市民の要望におこたえできると考えた。場所については変更のつもりはないとの答弁がありました。 なお、このほかに ・ 臥竜山を初めとした市民の森整備と体育館整備は一体というが、これだけの長期課題をあと半年でできるのか。 ・ ランニングコストの試算というのはプロポーザル業務のどこに当てはまるのか。 ・ 総合体育施設整備等に関する研究報告書には室内プールを併設とあったが、将来それを考慮した設計となるのか。 ・ 指名業者選定委員会の中には市民要望を入れる機会が設けられるのか。 ・ プロポーザル方式を採用するに当たって、教育委員会ではどのような検討をされたのか。 ・ 施設整備の基本整備理念にある障害者・幼児・高齢者が利用できる施設とは具体的にどのようなものを想定されているか。 ・ 体育館の観覧席の規模はどの程度を見込んでいるのか。 ・ 今の段階で資料を市民に示し、意見を求める考えはないか。 ・ 業者選定は論文というが、図面は検討対象外か。 ・ 今後修正できる規模、金額はどの程度か。等、質疑、意見があり、それぞれ答弁を得て、質疑、意見を終結しました。 この後、永井一雄委員、永井光明委員、佐藤壽三郎委員、土谷フミエ委員及び滝沢肇委員より反対討論が、また市川喜太郎委員、北沢正啓委員、古谷秀夫委員、永井康彦委員より賛成討論がそれぞれされた後、起立採決の結果、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上で、市民の森整備特別委員会における審査報告を終わります。
○議長(佐々木啓佐義) ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(佐々木啓佐義) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 討論の通告がありますので、順次発言を許します。 最初に、2番永井光明議員の発言を許します。-----永井光明議員。
◆2番(永井光明) 〔登壇〕 私は日本共産党を代表して、平成12年度須坂市一般会計補正予算第2号に反対する立場から討論に参加いたします。 本予算案は、補正額が8億 8,935万円、歳入の主なものは市税が2億 4,499万円、地方交付税が3億 2,207万円であります。このほかに繰入金、繰越金、国庫支出金、県支出金、市債等々があります。歳出の主なものは土木費、教育費であり、一番大きなものは公債費が5億 4,642万円となっています。これを見てもわかるように歳入の61%、これが市税と地方交付税がそっくり借り入れの返済に当たるという、こういう額の補正予算案であります。 この9月議会が終わればいよいよ10月13日から介護保険料の徴収が始まります。たった1万 5,000円の老齢福祉年金の老人からも、またそれ以下の年金の人からも保険料を年金から天引きし、ないしは市へ直接自分で支払う形で徴収することになります。今、低所得者の高齢市民の間から何とか保険料の軽減はできないのか、利用料は安くならないかという声が出ているとき、そして長野市でも4月にさかのぼって利用料の軽減がなされているとき、県下17市中最も財政状態が健全だと自慢する須坂市が、介護保険の負担に泣く高齢者に何ら積極的な対応もせずに市債の返済にきゅうきゅうとしている。その一方で、市民の合意が得られていない総合体育館の建設に50億円をつぎ込むという、このように多額の借金を返済する、その一方でさらにまた巨額の借金をするというまことに奇妙な矛盾に満ちた市政が展開されています。私は、その典型が市民の森基本計画委託料 1,000万円と、総合体育館基本計画委託料 213万 1,000円の組み替え予算だ、こういうふうに断言してもいいのではないか、そういうふうに思います。その理由を4点にわたって述べたいと思います。 まず第1に、この提案は市民に責任を持って示せる提案になっていないということであります。市民の森としての公園整備と総合体育館建設が一体のものだと言いながら、2つを全く分離してしまっております。3月提案の素々案と称するものは全く不十分なものでありますけれども、全体を1つのものとして考えようとする、そういう姿勢は見られました。しかし、今提案ではそれも引っ込めて公園整備計画らしきものはほとんど白紙状態であり、 1,000万円という額は示されてもどういう内容で基本設計委託に出すのか、それが年度内にできるのかさえ示されませんでした。そして、公園整備そのものを20年先に伸ばしてしまっています。ただやりたいのが総合体育館建設、これは10年待ってもらった、市長選の公約だから、市制50周年記念でやるのだ、こういうことであります。 さらに、プロポーザル方式で設計業者を選定確定すると提案しております。私は市民の合意を得ている、理解も得られたという状況のもとでのプロポーザル方式であればともかくとして、体育館の規模も場所も財源についても全く市民合意のないまま事業費50億円規模の総合体育館、駐車場という、こういう前提のみで設計業者を選定確定する、こういう方法では縮小した場合、業者に損害を与えることにもなり、強行する場合は市民の意思を無視することになります。いずれにしてもこの段階ではプロポーザル方式はやるべきではない、こういうふうに考えます。 次に、第2点目、50億円という事業費の額の問題であります。 22日の特別委員会で、理事者側は50億円なら他の事業に影響はない、こういう意味の答弁をされました。これは余りにも市民感情を無視した答弁ではないでしょうか。こういう市政はますます市民からかけ離れたものになっていくと言わなければなりません。さらに国際大会や全日本級の大会、これも開ける理想的な体育館をと言っておられますけれども、今の財政難のときにそのような巨大体育館をなぜ急いでつくらなければならないのでしょうか。市民に全く理解のできないことであります。ましてや理事者の答弁では、利用料見込みも、施設利用見込みも、さらにランニングコストらしきものも示せないではありませんか。 第3に、場所の問題であります。 野辺ブドウ団地はかつて市民の税金も含めておよそ 9,000万円近い金をつぎ込んでつくり上げた農業振興地域であります。いわば須高農業の聖地と言ってもいいかと思います。それを臥竜公園スポーツゾーンに隣接している、地権者が売ってもいいと言っているというだけでつぶしてもいいのでしょうか。今は 3.5ヘクタールだけれども、将来は室内プールや全天候型ドーム等々も考えていくと8ヘクタールをオーバーしてさらに拡大していくことさえあり得ると言うに至っては、須坂市は農業振興をどう考えているのかと非難の声さえ上がるのではないでしょうか。 第4に、このような総合体育館をつくるのに市民合意があるのかという問題であります。 市民が主人公の市政を目指す会では、8月下旬より総合体育館の建設計画の中止を求める請願署名を実施してきました。これは市民に大きな関心を呼び短期日のうち 1,500名を超す賛同を得ました。また、豊田清寧議員が独自に取り組んだアンケート調査によると、回答者 292名中賛成はわずかに20名、 6.9%、反対が何と 255名、87.3%に上ったそうであります。反対の理由は金がかかり過ぎる、財源や維持費やランニングコストも考えるべきではないかという意見がおよそ30%、巨大な体育館は不要だ、今の体育館で十分だ、そのお金を福祉施設などに回してほしい、こういう人がおよそ35%、ブドウ団地をつぶすな、今の施設を建て替える、または学校体育館を充実する、併設する、そういうふうにしてほしいという意見が約30%いたというふうに分析されております。さらに利用者や体協関係者の意見を聞いてみても、そういう巨大で立派なものは今必要ないという意見が多かったということであります。これが市民の率直な声ではないでしょうか。これら2つの例の数字を見たときに市長が提案されたような総合体育館は明らかに市民合意を得ていないと断言してもいいのではないでしょうか。 市長は、故北沢文子議員の平成元年の一般質問以来、幾多の議員の質問があった、体育関係者、体育団体の声もあったというふうに言っておられます。しかし、この総合体育館構想は議事録を見れば明らかなようにバブル景気の中で構想された、そういうものであります。その後、バブルがはじけて戦後最大の不況のもとにあって財政も当時とは全く違う厳しい財政難の中で、科学的、実践的に検証されたものではない、これが今の総合体育館の計画ではないでしょうか。もし本当に市民の声をきちんと統計的にも明らかにして科学的、実践的に検証された、そういう結果の計画ならば上記のようなアンケート結果が出るはずはないのであります。 私たちは市民の皆さんの、スポーツ愛好者の皆さんの健康維持のための施設の要求、これを十分理解しております。それは一晩の利用料が 2,000円も 3,000円もかかる、さらにまた何面か借りれば一晩で2万円にも3万円にもなるような、そういう巨大体育館の建設ではありません。時には大会にも使える施設でありますけれども、施設利用料も安くしてほしい、安心して使える施設をつくってほしい、これが市民の皆さんの願いであります。それはまた、中学校の第二体育館の早期建設であり、現在の施設の建て替えであり、北部体育館規模の社会体育館であります。 今、市がやらなければならないのは、市民の声がどこにあるのかということをきちんと探ることであります。この市民の声を探ることによって、それに基づいて市民の合意が得られる計画をつくり直すことであります。そのために市民に情報を公開して、住民参加という民主的な手続によって市民合意をつくり上げていく、これが今最も大事ではないでしょうか。こういう手段をとるお考えがあるのでしょうか。 私は、以上4点を強調いたしまして、この補正予算案に反対する討論といたします。 以上です。
○議長(佐々木啓佐義) 次に、19番北沢正啓議員の発言を許します。-----北沢正啓議員。
◆19番(北沢正啓) 〔登壇〕 私は、総合体育館の建設に賛成する立場から討論を行います。 総合体育館の建設につきましては、議会本会議場においても何回も議論され、しかるべき財源が確保できるまで長年にわたってお待ちいただいたわけでありまして、この総合体育館を早期に建設することこそが超高齢社会に対応した健康づくり施策の一つであろうと私は思っております。多くの市民の皆様が熱望され、そしてまた多くの議員がその促進のために提言されてきた経過を踏まえて、ようやく具体的に建設に向けて動き始めたことに多くの市民の皆様とともに私も大変うれしく期待をしているところであります。 総合体育館の役割は、時代とともに変化しております。従来はとかく競技する人のため、あるいは競技を見るためのものと認識がありました。また、多くの屋外でのスポーツが室内スポーツと変わり、昨今はスポーツを親しむ場、あるいは健康づくりの場としての役割も果たすように変わってまいりました。目前に迫った21世紀は高齢化率が30%を超える超高齢社会になるとの予想もございます。また一方で、少子化も一層進行する中では高齢者を介護する人の確保もままならない状況が推察されます。このような状況にかんがみ、長野県におきましては生涯を通じて学習し、生涯を通じてみずからの健康はみずからの努力により守るために、スポーツに親しむことが必要であるとの考え方を推進しております。人生80年時代の昨今においては、生きがいと存在感の高揚のための生涯学習と健康で自助自立のための生涯スポーツは車の両輪のごとく必要不可欠であります。その生涯スポーツの拠点となるべき総合体育館の早期建設は、自分の健康は自分でつくり、自分で守るという市のモットーに合致した市政の急務であると私は確信をしております。 また、スポーツを愛好する皆さんにとっては、練習会場を確保することが大変に難しくなってきており、この総合体育館の建設によって既存の体育施設の活用もあわせて伸び伸びと練習ができるようになることなど、大変期待をされております。また、スポーツを愛好する皆さんが日々自己鍛練に励まれ、その成果を発揮し、あるいは発表する場、試合の場としても立派な体育館が必要でありますし、卓越した競技者のすばらしい技術を身近に見聞することも自己研さんの一つであり、このような大会が開催できる体育館がぜひとも須坂市にも必要であると考えております。 私はこのような総合体育館で応援する者、競技する者、涙する人と、笑顔にはずむ歓声などがこだまし、感動に満ちた総合体育館の一日も早い完成を心から願うものであり、議会でもともに十分研究し、検討の結果を報告してありますように、今後もその建設促進のために誠心誠意努力してまいる所存であります。 以上のようなことから、議員各位におかれましても超高齢社会と言われております21世紀を迎えるに当たり、総合体育館の必要性を御理解いただき、格段の御協力を賜りますようお願い申し上げまして、総合体育館の建設に賛成する立場からの討論といたします。
○議長(佐々木啓佐義) 次に、26番永井一雄議員の発言を許します。-----永井一雄議員。
◆26番(永井一雄) 〔登壇〕 私は、議案第79号 平成12年度須坂市一般会計補正予算第2号に対して反対の立場で討論をいたします。 補正額8億 8,900万円余のうちその大部分については異論がありませんが、教育費の体育施設費 213万 1,000円については反対をいたします。この費用は今、市民の中に大変な疑問と多くの反対意見がある総合体育館建設にかかわる設計業務委託、公募型プロポーザル実施に伴う予算であるからであります。 そこで、反対する理由を5点ほど申し上げ、議員各位の御賛同をお願いするものであります。 1つに、市長の公約であるということについて見てみたいと思います。 総合体育施設は市長選の公約であり、勝利したので既に決着済みという声もありますが、私の調べでは法定ビラ第1号に総合体育施設など健康づくりを支援する施設に取り組むと書かれておりましたが、全世帯に配られた市選挙管理委員会発行の選挙公報には健康づくり、施設の整備と言いかえられ、総合体育施設の言葉一つ記されておりません。このことは市民の中に疑問を持つ人が多かったからではないでしょうか。体育館建設隠しと言われるものであります。 また、圧倒的支持を得たからとも聞きますが、当日の投票者の59%、須坂市民全有権者から見ればたったの38.3 %の支持です。さらに投票した市民の中にも総合的判断でしたのであり、体育館は反対という人の意見も何人かから聞きます。いずれも箱物行政や市財政への心配の声が大きいのは昨今の時代にあっては当たり前のことです。それに強引に事を運ぼうとする市長の政治姿勢に皆さんは不満を持っておるのだと思います。知事選で有力と言われる候補者でさえ、途中で反対が出た場合は立ちどまって議論するべきだ、政策立案段階から情報公開を進め、県民意見を反映させる仕組みをつくっていく、県民が知事であり私は副知事の気持ちで県政を担いたいと言っています。この知事と県を市長と市に置きかえてみればおのずとその答えが出るのではありませんか。一体だれのための体育館建設なのでしょうか。今必要なのは拙速を排して慎重に対処すること、何よりも市民コンセンサス、同意を得ることが一番必要です。このまま進めることは市政にとって大きなマイナスになります。 2つに、須高地区リーダーとしての姿勢について。 私は、合併論者ではありませんが、信濃毎日新聞が市長選挙を1カ月後に控えた12月に載せました市長選の特集、須坂市政の進路の記事で野辺ブドウ団地8ヘクタール、用地費を含めて約56億円で建設と書かれ、その記事の中で高山村の黒岩村長が国が市町村合併を推進している現状を考慮し、須高は一つという観点から将来を見据えれば総合体育館施設は高山村と小布施町にも近い日滝原産業団地の近くだとよかった、関係議員からもこのような声が聞かれるところであります。今申し上げましたように近隣町村長の気持ちや住民の思いを大切に、須高のリーダーとしてともに歩む姿勢が必要であり、勇気を持って立ちどまり、再検討すべきと思います。 3つに、財政について。 50億円の事業費のうち起債、いわゆる借金が約37億円、うち22億円が普通交付税により措置されると言われますが、33億円余にわたるお金は市税で賄うものであります。借金は据え置きなく10年償還で、元利合わせ平成15年度が約1億 4,400万円、ピークは18年度の約4億 5,600万円と試算されており、他事業に与える影響は大きいと考えます。さらに、11年度決算で見る体育施設、言うなら市民体育館を初めとする運動施設の管理運営費は大きな工事を除いて約 6,000万円となっておりますが、新たに総合体育館ができればそのランニングコストは他市の例を見ても1億円を上回る費用が毎年必要となり、財政的負担ははかり知れなくなります。国の借金は 500兆円を超え、市税の収入の伸びも期待できません。この不況の中でリストラが行われ、勤労者の個人収入も減っている事実がきょうのテレビでも放映されておりました。このような状況の中で、市はメセナホールの大改築や湯っ蔵んどなど、既存施設の修繕費を初め末広団地の建て替え、あるいは寿楽園の問題、さらには社協の移転の問題などなど大型事業も予定されております。そのしわ寄せで必ず市民福祉が脅かされることになると思います。 また、教育委員会だけを見ても平成14年度から東中体育館建設を初め、これから柔剣道場あるいは第2体育館の建設なども一般質問の答弁で明らかにされております。それらを先行すれば市民が利用する施設は十分満たされると思っております。 4つ、農業政策から見た用地の選定であります。 なぜ一部のスポーツ関係者のために須坂特産のブドウ団地をつぶすのかという問題であります。農業の後継者がいないなどそれぞれの理由はありましょうが、だからといって多額の補助金を入れ整備された農業振興地域に行政が進んで体育館づくりは全市民から見て理解は得られません。優良農地の活用などさらなる活性化を図り農業従事者に夢と希望を与えるのが行政の役割というものであります。優良農地つぶしは後世に汚点を残すものであり、これは絶対認められません。 5つに、今、市政にとって必要なことは、臥竜山を中心とする動物園や既に買収済みである看護学校上の敷地活用による整備計画を一日も早く立て、その事業に着手することです。全市民の憩いの場づくりの方が先決であります。さきの賛成討論の中に、健康づくりの一つであると言われておりますが、本当に多くの市民が今の市民体育館や北部体育館の利用状況を見たときに健康づくりで行っておるのでしょうか。結局はスポーツ愛好家、スポーツをする団体の皆さんだけであります。屋内ゲートボール場の利用状況を見てもそうでしょう。そういうことからして、私はその言われることに疑問を感ずるのであります。 研究委員会報告もあのように数多くのことを述べられておりますが、今、市がやろうとしていることはその研究委員会報告の中でさえつまみ食いをして自分にとって有利という、そういうものでしかありません。 私は市長の政治姿勢についても触れましたが、規模や場所の問題も含めこの補正予算を認めることはできません。大方の賢明な議員各位の御賛同をお願いいたしまして、私の反対討論といたします。
○議長(佐々木啓佐義) 次に、24番古谷秀夫議員の発言を許します。-----古谷秀夫議員。
◆24番(古谷秀夫) 〔登壇〕 私は原案に賛成する立場から討論いたします。 今回、市長が提案された原案は、土木費の公園事業費のうち市民の森整備基本計画策定等委託料 2,000万円を1,000 万円に減額し、一方、教育費の体育施設費に 213万 1,000円を増額するものであります。これは申すまでもなく第三次総合計画の後期基本計画で計画されている総合体育館の建設に伴うものであります。総合体育館の必要性や計画の経過につきましては、8月30日及び9月22日の市民の森整備特別委員会や先日の一般質問に対する市長の答弁により詳細にわたり御説明をいただきました。私を初め多くの議員や市民の皆さんが熱望している総合体育館を建設するためには、多くの手続と多額の費用が必要でありますが、これは市民の健康づくりを推進するために必要な経費であると考えております。 この総合体育館の建設に、市長におかれましては須坂市にとって最も有利になるよう、言いかえれば市の負担が最も少なく必要かつ適切な規模になるよう検討を重ねられ、地域総合整備事業債を活用する手法を御提案されたわけであります。私どもや市民の皆さんが最も心配されている市財政への影響も他の事業に大きな支障が及ばないよう配慮されており、市の実情に即した計画であると理解しております。 それぞれの立場から異なる意見もありますが、現下の情勢からして適切な検討結果であると考えております。計画予定地、関係者及び地元地権者の皆さんの御協力をいただく中で、一日も早く総合体育館が建設されるよう強く願うものであります。計画されております総合体育館は、次世代の皆さんが健康づくりの殿堂として誇り得る施設であり、大きな資産となるものであります。 冒頭申し上げました補正予算は専門家の意見を生かしながら市民要望を満たし、市民の皆さんが利用しやすい総合体育館の建設に向けて、より多くの市民の皆さんによって検討していただくための原案作成にぜひとも必要な予算であると考えます。したがいまして、私はこのたびの御提案に心から賛意を表するとともに、議員各位におかれましてはぜひとも御賛同賜りますようお願い申し上げます。 以上申し上げまして、原案に賛成する立場からの討論といたします。
○議長(佐々木啓佐義) 以上で通告による討論は終わりました。ほかに討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(佐々木啓佐義) ほかに討論はありませんので、以上で討論を終結いたします。 これより採決いたします。 最初に、議案第79号を採決いたします。 本件に対する各委員長の報告は原案可決であります。 本件は各委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○議長(佐々木啓佐義) 賛成多数であります。よって、議案第79号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第80号から議案第89号までの10件を一括採決いたします。 本10件に対する各委員長の報告は原案可決であります。 本10件は各委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(佐々木啓佐義) 御異議なしと認めます。よって、議案第80号、第81号、第82号、第83号、第84号、第85号、第86号、第87号、第88号及び第89号は原案のとおり可決されました。
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△日程第29 請願第3号~
△日程第33 請願第7号
○議長(佐々木啓佐義) 日程第29 請願第3号 小・中学校および保育園の給食に「遺伝子組み換えをしていない食品」を使用することを求める請願から日程第33 請願第7号 「市民の森」整備事業として70億円余をかけての
総合体育施設建設計画の中止を求める請願までの請願5件を一括議題といたします。 本5件について各委員長の報告を求めます。 最初に、総務常任委員長の報告を求めます。
-----宮沢総務常任委員長。
◎総務常任委員長(宮沢源司) 〔登壇〕 ただいま議題となりました請願のうち総務委員会に付託された案件について、審査の経過と結果を御報告申し上げます。 付託された請願2件につきましては、去る19日に委員会を開き、紹介議員の説明並びに関係理事者の見解を求め審査を行いました。 最初に、請願第4号 「
自然エネルギー発電促進法」の早期制定を求める意見書の提出に関する請願について申し上げます。 審査に当たり、委員各位から出された意見及び理事者の見解の主なるものは、 ・ 全く賛成である。市でも支援制度をつくってぜひ進めてほしい。 ・ 二酸化炭素の削減が目標であり、促進するために国において制度づくりをしてほしい。 ・ 湯っ蔵んどでは風力発電を取り入れ、さらに今年度は太陽光発電の取り組みのため庁内で検討している。 ・ 国では一般家庭向けの太陽光発電の補助を2002年度で打ち切るという報道がされているが、これから議論されるのではないかと思っている。などでありまして、採決の結果、請願の願意を妥当と認め、これを採択すべきものと決しました。 次に、請願第6号 青年の政治参加をひろげる18歳選挙権の早期実現を求める意見書の採択に関する請願について申し上げます。 審査に当たり、委員各位から出された意見及び理事者の見解の主なるものは、 ・ 先進国で選挙権を18歳に与えていないのは日本だけである。政府も十分検討に値すると言っている。 ・ 諸条件がまだ整っていない。さらに研究、検討が必要である。 ・ 諸外国に18歳選挙権が多いことは承知している。しかし、法律体系全般の問題もあり今後さらに検討する必要がある。などであり、採決の結果、さらに調査、研究を要するため継続審査すべきものと決しました。 以上で、総務委員会における審査報告を終わります。
○議長(佐々木啓佐義) 次に、経済文教委員長の報告を求めます。-----卯之原
経済文教常任委員長。
◎
経済文教常任委員長(卯之原卯吉) 〔登壇〕 ただいま議題となっております請願のうち経済文教委員会に付託されました案件につきまして、審査の経過と結果を御報告申し上げます。 付託されました請願2件につきましては、去る19日に委員会を開き、紹介議員の説明並びに関係理事者の見解を求め慎重なる審査を行いました。 まず、請願第3号 小・中学校および保育園の給食に「遺伝子組み換えをしていない食品」を使用することを求める請願について申し上げます。 審査に当たり、委員から出された質疑・意見及び理事者の主なるものを申し上げます。 ・ 給食センターでは遺伝子組み換え食品であるか否かを確認できないときは使用しないと言うが、実際にそういう判断ができるのか伺いたい。との質疑に対し、口頭で納入業者に確認しているが、契約条項に加えるなど、きちんとした対応を検討したいとの答弁がありました。 また、 ・ 遺伝子組み換え食品であることの表示が義務づけられていない現状で、市は品目ごとに見分けることが可能か。との質疑に対し、現状ではできません。国の指針が出た後検討したいとの答弁がありました。 ・ 遺伝子組み換えされていない国産材料や地場産品の利用促進をと請願されているが、これについては対応が可能か伺いたい。との質疑に対し、産地については見積書、納品書に明記させている。地場産品については物によっては量的に確保できるかどうかといった問題もあり確約できない。また、産地が地場であるとしても遺伝子組み換えされたものかどうかはわからないとの答弁がありました。 その他の質疑・意見は、 ・ 遺伝子組み換え食品を食することによる人体への具体的な影響の事例について伺いたい。 ・ 遺伝子組み換え作物の混入が心配される食材の実態調査は直ちにできるのか伺いたい。等であり、それぞれ答弁を得た後、採決の結果、請願の3項目のうち1の遺伝子組み換え食品を使用しないでいただきたいと、2の遺伝子組み換えされていない国産材料や地場産品の利用を促進されたいの2項目については願意は妥当と認め、3の遺伝子組み換え作物の混入が心配される食材の実態調査を直ちに実行し、情報を公開することについては現在のところは無理であるとの判断から不採択すべきものと決しました。 次に、請願5号 少人数学級の早期実現、教職員定数増を求める意見書提出に関する請願につきましては、請願の願意を妥当と認め、これを採択すべきものと決しました。 以上で、経済文教委員会における審査報告を終わります。
○議長(佐々木啓佐義) 次に、市民の森整備特別委員長の報告を求めます。-----駒津市民の森整備特別委員長。
◎市民の森整備特別委員長(駒津行雄) 〔登壇〕 ただいま議題となりました請願第7号 「市民の森」整備事業として70億円余をかけての
総合体育施設建設計画の中止を求める請願について、市民の森特別委員会における審査の経過と結果を御報告申し上げます。 本請願につきましては、去る22日委員会を開き、起立採決の結果、賛成少数で不採択すべきものと決しました。 以上で、市民の森特別委員会における審査報告を終わります。
○議長(佐々木啓佐義) ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(佐々木啓佐義) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 本5件については討論を省略して採決いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(佐々木啓佐義) 御異議なしと認めます。よって、討論を省略し、直ちに採決いたします。 最初に、請願第3号を採決いたします。 本件に対する委員長の報告は一部採択であります。 本件は委員長の報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○議長(佐々木啓佐義) 賛成多数であります。よって、請願第3号は委員長の報告のとおり決しました。 次に、請願第4号から請願第6号までの3件を一括採決いたします。 本3件に対する委員長の報告は、請願第4号及び請願第5号は採択、請願第6号は継続審査であります。 本3件は委員長の報告のとおり決するに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(佐々木啓佐義) 御異議なしと認めます。よって、請願第4号、第5号及び第6号は委員長の報告のとおり決しました。 次に、請願第7号を採決いたします。 本件に対する委員長の報告は採択であります。 本件は委員長の報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○議長(佐々木啓佐義) 起立多数であります。よって、請願第7号は委員長の報告のとおり決しました。
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△日程第34 同意第6号
○議長(佐々木啓佐義) 日程第34 同意第6号 教育委員会委員の任命についてを議題といたします。 本件について提案理由の説明を求めます。-----永井市長。
◎市長(永井順裕) 〔登壇〕 提案いたしました同意第6号 教育委員会委員の任命について、提案理由の説明を申し上げます。 須坂市教育委員会委員の宮下瑠美子氏が来る9月30日をもちまして任期満了となりますので、その後任につきまして慎重に検討をいたしました結果、再度宮下瑠美子氏を任命いたしたく提案した次第であります。 宮下氏の略歴につきましては、お手元の資料のとおりでありまして、清廉高潔にしてすぐれた識見と豊かな経験を持たれた立派な方でありますので、教育委員会委員として最適任者であると確信している次第であります。 何とぞ満場の御賛同を賜りますようお願いを申し上げまして、提案理由の説明といたします。
○議長(佐々木啓佐義) これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(佐々木啓佐義) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 本件については、会議規則第37条第2項の規定により委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(佐々木啓佐義) 御異議なしと認めます。よって、委員会の付託を省略することに決しました。 お諮りいたします。 本件は討論を省略し、採決いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(佐々木啓佐義) 御異議なしと認めます。よって、討論を省略して直ちに採決いたします。 本件については、これに同意することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(佐々木啓佐義) 御異議なしと認めます。よって、同意第6号についてはこれに同意することに決しました。
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△日程第35 意見書第3号~
△日程第37 意見書第5号
○議長(佐々木啓佐義) 日程第35 意見書第3号 「
自然エネルギー発電促進法」の早期制定を求める意見書から日程第37 意見書第5号 「あっせん利得罪法」の制定を求める意見書までの意見書3件を議題といたします。
------------------------------------- 意見書第3号 「
自然エネルギー発電促進法」の早期制定を求める意見書 上記の議案を別紙のとおり、須坂市議会会議規則第14条の規定により提出する。 平成12年9月26日提出 提出者 須坂市議会議員 宮沢源司 滝沢 肇 永井光明 山崎和雄 中村 猛 古谷秀夫 「
自然エネルギー発電促進法」の早期制定を求める意見書 人類と地球環境の持続的発展を目指して、平成9年12月に京都で開催された国連気候変動枠組み条約締約国会議で交わされた京都議定書において、わが国は、国際的公約として、2008年から2012年の間の二酸化炭素等の温室効果ガスの削減目標を1990年比で6%と定めたところである。 わが国は、この削減目標を達成するために、効果的な地球温暖化対策を実施するなど、最大限の努力をしなければならないことは言うまでもない。 この観点から、風力、太陽光・熱、バイオマス、小水力、波力、潮力などのいわゆる環境負荷が小さい自然エネルギーによる発電を積極的に開発し、その普及を図ることは、いまや喫緊の課題となっている。欧米においては、再生可能な自然エネルギー等による発電の開発を促進するため、電力の買い取り制度などを法制化するなど、国による必要な支援策を講じている。 わが国では電力会社が自然エネルギーによる電力を自主的に購入しているものの、自然エネルギーによる発電の開発促進に向けての国の財政支援などを定めた法制度が確立されていないのが現状であり、自然エネルギーの開発促進のためには、国の助成と支援が不可欠であり、そのための法制度を一刻も早く確立すべきである。 よって、国においては地球温暖化防止の趣旨を踏まえ、「
自然エネルギー発電促進法」の制定に取り組むよう強く要望する。 上記については、地方自治法第99条の規定により、意見書として、関係機関へ提出するものとする。
------------------------------------- 意見書第4号 少人数学級の早期実現、教職員定数増を求める意見書 上記の議案を別紙のとおり、須坂市議会会議規則第14条の規定により提出する。 平成12年9月26日提出 提出者 須坂市議会議員 卯之原卯吉 永井康彦 浅野隆一 島田和子 篠塚 勉 市川喜太郎 少人数学級の早期実現、教職員定数増を求める意見書 いま、学校や子どもたちをとりまく状況は、健やかな成長を願う保護者や国民の願いにもかかわらず、不登校やいじめ、さらにはナイフを使った殺傷事件や自殺など心を痛める事態が進行し、このことは我々の地域といえども決して例外とは言えない状況になっている。 こうした学校をとりまく諸問題を解決するには、現行の「40人学級定員」を引き下げて、少人数学級において一人ひとりの子どもたちと深い信頼関係に基づいた心の通い合う教育をすることが不可欠である。 また、教職員がゆとりをもって子どもたちと触れ合うことができるようにするために、教職員定数を大幅に増やすことが求められている。 よって、国においては、次代を担う子どもたちの健やかな成長のために、次の事項を実現するよう、強く要望する。 記 1 現行の「40人学級定員」を引き下げて、早期に「少人数学級定員」を実現すること。 2 教職員定数の大幅増をすること。 上記については、地方自治法第99条の規定により、意見書として、関係機関へ提出するものとする。
------------------------------------- 意見書第5号 「あっせん利得罪法」の制定を求める意見書 上記の議案を別紙のとおり、須坂市議会会議規則第14条の規定により提出する。 平成12年9月26日提出 提出者 須坂市議会議員 駒津行雄 篠塚 勉 永井光明 永井康彦 中沢忠治 山崎和雄 北沢正啓 市川喜太郎 永井一雄 「あっせん利得罪法」の制定を求める意見書 国民の政治に対する信頼回復のため、政治や行政に関して公正さや透明化が求められている。そうした中で、先に、元建設大臣が「受託収賄罪」の容疑で逮捕されるなど、極めて遺憾が事態が続いている。 こうした政治腐敗の起きる背景として、「口利き等のあっせん行為の見返りに対価を求めることは当然」とする政界における長年の悪しき風潮が指摘されており、政治家と企業等の関係のあり方において一層厳しい問い直しが求められている。 政治家の口利き等のあっせん行為そのものは、通常の政治活動の範疇に属するものであるが、その見返りとして対価を受け取ることは賄賂というべきであり、許されるべきではない。すでに、政治家等が自分の地位を利用し、他の公務員に「不正をするよう」にあっせんし、その見返りに賄賂を受け取った場合に処罰する「あっせん収賄罪」が刑法に定められているが、政治家がその影響力を行使し、他の公務員に対し、「正当な職務を行うよう」にあっせんした場合であっても、その口利きに関し対価を受け取ることも政治腐敗を一掃するうえから処罰が求められている。 国においては、政治家の範囲や犯罪構成要件の明確化等を図ったうえで、口利き等のあっせん行為による不当な利益を受け取った者を処罰する「あっせん利得罪法」(仮称)を早期に制定するよう、強く求めるものである。 上記については、地方自治法第99条の規定により、意見書として、関係機関へ提出するものとする。
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○議長(佐々木啓佐義) 本3件について提案理由の説明を求めます。 最初に、12番宮沢源司議員の説明を求めます。-----宮沢源司議員。
◎12番(宮沢源司) 〔登壇〕 ただいま議題となりました意見書第3号について、提出者を代表して提案理由の説明を求めます。 説明は、お手元に配付申し上げてあります案文の朗読をもってかえさせていただきます。 〔朗読省略〕 以上でございますので、何とぞ議員各位の御賛同を賜りますようお願い申し上げまして、提案理由の説明といたします。
○議長(佐々木啓佐義) 次に、14番卯之原卯吉議員の説明を求めます。-----卯之原卯吉議員。
◎14番(卯之原卯吉) 〔登壇〕 ただいま議題となっております意見書第4号について、提出者を代表して提案理由の説明を申し上げます。 説明は、お手元に配付申し上げてあります案文の朗読をもってかえさせていただきます。 〔朗読省略〕 以上でありますので、何とぞ議員各位の御賛同を賜りますようお願い申し上げまして、提案理由の説明といたします。
○議長(佐々木啓佐義) 次に、22番駒津行雄議員の説明を求めます。-----駒津行雄議員。
◎22番(駒津行雄) 〔登壇〕 ただいま議題となりました意見書第5号について、提出者を代表して提案理由の説明を申し上げます。 説明は、お手元へ配付申し上げてあります案文の朗読をもってかえさせていただきます。 〔朗読省略〕 以上でありますので、何とぞ議員各位の御賛同を賜りますようお願い申し上げまして、提案理由の説明といたします。
○議長(佐々木啓佐義) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(佐々木啓佐義) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 本3件については、会議規則第37条第2項の規定により委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(佐々木啓佐義) 御異議なしと認めます。よって、委員会の付託を省略することに決しました。 お諮りいたします。 本3件は討論を省略して採決いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(佐々木啓佐義) 御異議なしと認めます。よって、討論を省略し直ちに採決いたします。 最初に、意見書第3号 「
自然エネルギー発電促進法」の早期制定を求める意見書を採決いたします。 本件は、原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○議長(佐々木啓佐義) 起立全員であります。よって、意見書第3号は原案のとおり可決されました。 次に、意見書第4号 少人数学級の早期実現、教職員定数増を求める意見書を採決いたします。 本件は、原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○議長(佐々木啓佐義) 起立全員であります。よって、意見書第4号は原案のとおり可決されました。 次に、意見書第5号 「あっせん利得罪法」の制定を求める意見書を採決いたします。 本件は、原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○議長(佐々木啓佐義) 起立全員であります。よって、意見書第5号は原案のとおり可決されました。 お諮りいたします。 ただいま意見書3件が可決されましたが、その条項、字句、その他整理を要するものにつきましては、その整理を議長に委任されたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(佐々木啓佐義) 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
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○議長(佐々木啓佐義) 9月定例市議会の閉会に当たり、一言ごあいさつを申し上げます。 今期定例会は、9月6日開会以来、本日までの21日間の長きにわたり、提案されました平成11年度の各会計決算認定を初め多くの議案につきまして、終始極めて御熱心に御審議を賜り、本日ここに全議案を議了し、無事閉会の運びになりましたことは、各位とともにまことに御同慶にたえないところであります。 今回提案されました議案は、平成11年度一般会計を初めとする特別会計、企業会計の決算認定を初め平成12年度の各会計を合わせて11億 3,300余万円に上る補正予算、事件決議、条例の改正、人事案件などいずれも重要な案件でありましたが、議員各位の真摯なる御審議により、それぞれ適切、妥当な結論を得たものでありまして、その御精励に対しまして深く敬意を表するとともに、衷心より感謝と御礼を申し上げる次第であります。 今期定例会において、可決、成立いたしました諸議案の執行に当たりましては、委員長報告を初めとする各議員から出されました意見、要望等を十分に尊重しつつ、市政各般にわたり一層の熱意と努力を払われますことを強く希望するものであります。 第27回夏季五輪シドニー大会は、去る15日に開幕し、世界 200の国や地域から約1万人の参加のもと、今世紀最後のスポーツの祭典は、女性が五輪に参加して 100年の「ヒロインたちの大会」でもありますが、女子マラソンでは高橋尚子選手が陸上女子日本初の金メダルに輝いたように女子選手の活躍が目をみはるものがあります。特にビーチバレーに出場した須坂市出身の高橋有紀子選手におかれましては、佐伯選手とペアを組み、郷土の名誉と栄誉にかけて健闘し、惜しくもメダル獲得はなりませんでしたが、4位入賞に輝きました。まことにおめでとうございます。 さて、6月定例議会において成立しました政治倫理条例がいよいよ10月1日から施行され、「開かれた透明性のある議会」の具体策が実施されます。今後とも議会に対する市民の信頼回復のために、なお一層の努力をしてまいります。 終わりに、今期会期中に賜りました議員並びに理事者各位の御協力に対し、衷心より御礼を申し上げまして、閉会のごあいさつといたします。ありがとうございました。
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○議長(佐々木啓佐義) この際、市長から発言を求められておりますので、これを許します。-----永井市長。
◎市長(永井順裕) 〔登壇〕 9月議会定例会の閉会に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。 今市議会定例会は、去る9月6日に開会以来、本日までの21日間にわたって追加議案も含め提案いたしました31件の重要議案につきまして、終始御熱心に御審議を賜り、いずれも原案どおり同意、または議決をいただき、厚くお礼を申し上げます。 本会議あるいは委員会において、議員各位から賜りました御意見、御要望を踏まえ、さらに経済動向に適切に対応しながら市政の発展と市民福祉の向上に努めてまいる所存でございます。 さて、議員御承知のとおり10月からプラスチック類容器の分別収集が開始されます。環境破壊を未然に防ぎ、美しい地球と環境を後世に継承することは先達の責務であります。資源の再利用とごみの減量化、さらには循環型社会の構築に向けて、議員各位並びに市民の皆さんの一層の御理解と御協力をお願いする次第でございます。 また、4月からスタートいたしました介護保険の65歳以上の皆さんの保険料につきましては、4月からの半年間は凍結となっておりましたが、10月からは半額の納付が始まりますので、この関係につきましても何分の御理解と御協力をお願いするものでございます。 中国四平市とは、友好都市締結7年目を迎えますが、ことしは日中友好協会創立50周年記念事業北京大交流が来る10月21日に中国北京市において開催される運びであります。この記念すべき交流会に松沢前収入役を団長とした須坂市日中友好協会の30名の皆さんが訪中団を結成をされて参加の予定でございます。 これに先立ちまして、10月18日から20日まで吉池助役を団長として、北沢・篠塚両市議会議員の御参加を賜り、友好都市四平市に親善訪問をしていただきます。訪中される皆さんには健康に十分御留意いただき、友好と親善のきずなを一層深められ、無事帰国されますよう念願いたすものでございます。 現在開催中の
シドニーオリンピックは10月1日に最終日を迎えますが、これまでの間、日本人選手団は長野冬季オリンピックに引き続いてすばらしい活躍と感動を与えていただいております。ただいま議長お話のように、皆さん方御承知のとおりでありますけれども、須坂市の高橋有紀子選手におかれましては、メダルこそ逃したものの、見事4位に入賞することができました。今日までの日本国、長野県、そして郷土須坂市の名誉をかけた彼女の健闘と努力に大きな称賛を送るものでございます。また、一戦一戦に大きな感動と歓喜を全国民に与えていただけましたこと、出身地の市長といたしましても改めて絶賛のエールを送り、関係の皆さんに感謝を申し上げる次第でございます。 来る10月15日は、長野県知事選挙の投票日でございます。折しも当日は、第12回竜の里須坂健康マラソン全国大会の開催日でもありますが、大会に御参加されたその足で投票所に足をお運びいただき、21世紀の県政のあり方を方向づける大事な選挙に市民の皆さん方の参政権の行使を切に希望するものでございます。 今日まで心配された大きな災害もなくいよいよ実りの秋を迎え、何かとお忙しいことと存じますが、今後台風の被害のないこと、そして何よりも議員各位の御健勝とより一層の御活躍を御祈念申し上げまして、閉会に当たりましてごあいさつをさせていただきました。 ありがとうございました。
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○議長(佐々木啓佐義) これをもちまして、平成12年9月須坂市議会定例会を閉会といたします。 大変長い間、御苦労さまでした。 午後4時33分 閉会
------------------------------------- 地方自治法第123条第2項の規定により署名する。 平成12年9月26日 須坂市議会議長 佐々木啓佐義 署名議員 永井康彦 署名議員 宮本勇雄...