諏訪市議会 2019-12-11
令和 元年第 5回定例会−12月11日-06号
質疑では、今まで
欠格条項に該当していた成年被
後見人等が抜けた理由、背景はの問いに、国の
法改正の趣旨に従って成年被
後見人等であることを理由に不当に差別されないように改正したとの答弁。今回改正したきっかけはの問いに、成年被
後見人は
財政管理能力に着目した制度であり、
公務員としての能力に影響があるかどうかは個別の判断となったことで
法改正がなされたとの答弁。成年被
後見人はどのような人なのかの問いに、例えば認知症や
若年性アルツハイマー等の方で、医師からの診断により
判断能力がないと認められると、
後見人の申し立てを裁判所にし、認められると成年被
後見人となるとの答弁。
若年性アルツハイマーになってしまった場合、今までは失職しなくてはならなかったものをなくすということかの問いに、主なものは成年被
後見人であることを理由に今まで試験を受けられなかったが、今回の改正でそういったことをなくすとの答弁がありました。
討論はなく、採決の結果、当
委員会では
全会一致可決いたしました。
議案第51
号地方公務員法及び
地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う
関係条例の整備に関する条例を定めるについて、及び議案第52
号諏訪市
会計年度任用職員の
給与等に関する条例を定めるについては、
地方公務員法及び
地方自治法の一部が改正され、新たに
会計年度任用職員制度が創設されることに伴い、
会計年度任用職員の
給与等について規定する条例が制定されるとともに、勤務時間や休暇に関する規定の整備など、関係する条例の一部が改正されるものです。
質疑では、国のガイドラインをもとに改善されることだが今まで問題があったということかの問いに、今まで問題があったわけではなく、今までよりさらによく改善したとの答弁。
非常勤職員の
期末手当を支給するとどのくらい費用がかかるのかの問いに、来年度も
現状規模とした場合、
期末手当等の手当はトータルで5,000万円くらいになるとの答弁。
パートタイムで働いている人の人数、
男女比率はの問いに、平成31年4月1日現在では530名くらい、
男女比率は男性約23%、女性約77%。
保育士は男性3%、女性97%との答弁。
会計年度は1年で更新は何度もできるということだが、民間の場合は期限が決まっていて、それ以降は
正規社員にしないといけないといった決まりがあるが、この改正ではどうなるかの問いに、
常勤職員は
競争試験が原則で、
地方公務員は
労働契約法の
適用除外となっているため、長く働いても
無期雇用に転換されることはないとの答弁。財源が必要になるが、財源がなければ
地方自治体によっては業務を民間に移行するところがあるが、諏訪市ではどうかの問いに、国では
財政措置を検討しているとのこと。具体的なものは示されていないが、
法改正の趣旨が実現できるように適切に検討していくとのこと。諏訪市の場合、今のところ
民間委託等は行わず、現行のまま行くと考えているとの答弁がありました。
討論では、この制度、財源について具体的に示されていないので、今後の処遇がどうなるのか、仕事が民間に移されてしまう
懸念等もあり不安定である。
期末手当の支給はよいが、月給が少し下がり、
期末手当も確定でなく不安定。圧倒的に女性が多く男女平等という点で問題があるのではないか。
非常勤が固定化される懸念があるため反対。今までより
パートタイムの人の待遇が
一般職員と同じ処遇でよく改善されていてよいと思うので賛成との討論がありました。
採決の結果、賛成多数で当
委員会では可決いたしました。
○
伊藤浩平 議長
総務産業委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
伊藤浩平 議長 これをもって質疑を終結いたします。
これより議案第50
号成年被
後見人等の権利の制限に係る措置の
適正化等を図るための
関係条例の整備に関する条例を定めるについてに対する討論に入ります。討論はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
伊藤浩平 議長 これをもって討論を終結いたします。
これより議案第50号を採決いたします。本案に対する
総務産業委員長の報告は可決であります。本案は
委員長の報告のとおり決定することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
伊藤浩平 議長 御異議ないものと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
──────────────────────
○
伊藤浩平 議長 これより議案第51
号地方公務員法及び
地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う
関係条例の整備に関する条例を定めるについて及び議案第52
号諏訪市
会計年度任用職員の
給与等に関する条例を定めるについてを一括して討論に入ります。討論はございませんか。
〔「議長3番」の発言あり〕
○
伊藤浩平 議長
井上登議員
◆3番(
井上登議員) 議案第51
号地方公務員法及び
地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う
関係条例の整備に関する条例を定めるについて、及び議案第52
号諏訪市
会計年度任用職員の
給与等に関する条例を定めるについて、
委員長報告に反対の立場から討論をいたします。
これは
地方自治体における
特別職非常勤及び
臨時的任用の実態が
地方公務員法の規定と乖離しているとして、臨時・
非常勤の
任用要件を厳格化し、増大した臨時・
非常勤職員の受け皿として新たに
有期雇用契約である
会計年度任用職員制度を創設し、
期末手当などの支給を可能とするとされているものであります。
2017年の
地方公務員法の改正を受け、2020年4月から
地方自治体で働く職員に大きな影響をもたらす
会計年度任用職員制度が施行されます。この改正について、当初は
非常勤職員に一時金が出せるようになるといった改善面が強調されていましたが、ところがいまだに政府としての
財源措置は約束されず、
労働条件が改善されるどころか、
会計年度に限った任用が法定化されることから、低賃金、低処遇の上に、いつでも首切り自由の無
権利職員がさらに増大することが危惧されています。非
正規職員を
民間事業団体に移籍し、
労務管理は民間任せで、仕事だけは委託や派遣でしてもらうという
自治体まであらわれています。
会計年度任用職員の増大によって、これまでも減らされ続けてきた
正規職員がさらに減らされ、住民の皆さんへの十分な
行政サービスの提供が困難になることも予想されます。
会計年度任用職員の給付について、フルタイムの場合は給与及び
各種手当の
支給対象となるのに、
パートタイマーでは
期末手当のみとされ、
待遇格差も温存しています。また、
給与決定は
正規職員の初任給を基準に上限を定めるとなっており、何年働いても
正規職員との格差は残されます。諏訪市においては、当面
パートタイマーのみとなっていますが、今後はまだ未定であります。
本質は低賃金問題です。特に女性の低収入は深刻です。社会の中に男性が働き女性は男に依存して生きるものだという価値観が根強く、母親はパートでいいという考え方につながっているのではないでしょうか。
自治体における常勤、
非常勤格差は今や民間以上となっており、臨時・
非常勤の多数は女性です。まさに公務がワーキングプアの
製造場所となって、日本全体の
格差拡大を進める結果となっていることを直視すべきであります。以上、
反対討論といたします。
○
伊藤浩平 議長 討論はございませんか。
〔「議長1番」の発言あり〕
○
伊藤浩平 議長 岩波万
佐巳議員
◆1番(岩波万
佐巳議員) 議案第51号、名称は省略させていただきます。及び第52号、
委員長報告に賛成の立場から討論いたします。
概要につきましては、
委員長報告及び先ほど
井上議員が述べられたとおりであります。
諏訪市におきましては、法律に基づき適正に
非常勤職員等の雇用を行ってきており、今回新たに
期末手当の支給、また忌引・
結婚休暇等の
特別休暇を取り入れ、年休も残日数の繰り越しができるようになる等、
一般職員とほぼ同じ内容になるようさまざまな
処遇改善を図るもので、よりよい
労働条件のもと働いてもらえる環境を整えているものであります。
また、
人事考課制度により
業務内容もきちんと評価され、ますます働きがいも出てくると思われます。
会計年度任用職員の
業務内容はあくまで補佐的なものではありますが、その効果が上がれば
一般職員の事務の
効率化、向上が望めます。処遇を明確化することにより、諏訪市へよりよい人材の応募があり、採用されることにより住民への
サービスの向上につながると思われます。
一概に
民間企業との格差があるとは言えないと思われます。働き方の選択肢の一つとして、このような
会計年度任用職員制度の働き方を望む人もいると思われます。以上、
委員長報告に賛成の討論といたします。また、議案第51号は第52号と関連するものでありますので、同様に賛成いたします。
○
伊藤浩平 議長 討論はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
伊藤浩平 議長 これをもって討論を終結いたします。
これより議案第51
号地方公務員法及び
地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う
関係条例の整備に関する条例を定めるについてを起立により採決いたします。本案に対する
総務産業委員長の報告は可決であります。本案は
委員長の報告のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛 成 者 起 立〕
○
伊藤浩平 議長 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。
──────────────────────
○
伊藤浩平 議長 議案第52
号諏訪市
会計年度任用職員の
給与等に関する条例を定めるについてを起立により採決いたします。本案に対する
総務産業委員長の報告は可決であります。本案は
委員長の報告のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛 成 者 起 立〕
○
伊藤浩平 議長 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。
──────────────────────
△日程第 2
議案第53号 諏訪市
証紙条例を定めるについて
議案第54号 諏訪市
特定教育・
保育施設及び
特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正について
議案第55号 諏訪市
廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部改正について
○
伊藤浩平 議長 これより議案第53
号諏訪市
証紙条例を定めるについてより議案第55
号諏訪市
廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部改正についてまでの3件を
一括議題といたします。
社会文教委員長の報告を求めます。
社会文教委員長
◎
吉澤美樹郎 社会文教委員長 議案審査の報告に先立ち、
社会文教委員会は今
定例会で当
委員会に付託された議案を審査するに当たり、12月5日に全
委員出席のもと、
関係部長、次長、課長、係長、
担当職員の出席を求め、慎重に審査を行ったことをまずもって報告いたします。
それでは、議案第53
号諏訪市
証紙条例を定めるについてより議案第55
号諏訪市
廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部改正についてまでを一括して報告いたします。
議案第53
号諏訪市
証紙条例を定めるについては、令和3年4月1日より実施される家庭系燃やすごみの
有料化に伴い、新たに規定する
手数料を証紙によって徴収するため、発行する証紙の種類や形式、証紙の売りさばき人の指定など必要な事項が規定されるものであります。
なお、証紙が印刷されていない現行の
指定袋を使用する場合は、
処理手数料分の証紙を
指定袋に張りつけて
ごみステーションに排出するようになるとのことであります。
質疑では、新しい
指定袋の販売はいつから始めるのかとの問いに、
有料化1カ月前の令和3年3月より販売を始める。また令和2年度の11月か12月ごろに、
指定袋の色が変わる旨の周知のために、サンプルを各戸配布したいと考えているとの答弁。証紙は10枚つづりでの販売と伺ったが、もう少し細かい単位での販売はされないのかとの問いに、基本的には10枚つづりでの販売となるが、
生活環境課の窓口か市役所の
売店等にお願いをし、1枚単位で販売できる場所を確保したいと考えているとの答弁がありました。
討論では、そもそも
有料化には反対であり、証紙の印刷された新しい
指定袋を早くから販売すればよいところをわざわざ証紙を買いに行かなくてはならず、市民の負担がふえるために反対との意見。証紙の必要な期間は切りかえ時のわずかな期間であり、仕方がないと考える。燃やすごみの
有料化は、これからの環境問題を考えると
意識改革のためにも今が導入の時期と考える。したがって本議案には賛成との意見がありました。
採決の結果、当
委員会では賛成多数により可決であります。
続きまして、議案第54
号諏訪市
特定教育・
保育施設及び
特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正については、本年9月
定例会で議決をしました本条例の一部改正について、
根拠法令である子ども・
子育て支援法に係る内閣府令に誤りがあったため、内閣府が示しました正誤表に基づき、関係する箇所に改正がなされるものであります。
質疑、討論はなく、採決の結果、当
委員会は
全会一致可決であります。
続きまして、議案第55
号諏訪市
廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部改正については、令和3年4月1日からごみの減量、
資源化を一層推進する新たな施策として、家庭系燃やすごみの
有料化が実施されるため、本条例の一部に改正がなされるものであります。
主な内容は、
ごみステーションに排出する燃やすごみについては、
指定袋の容量に応じ、1リットル当たり1円の
手数料を、
廃棄物処理施設に搬入する大型可燃物につきましては、10キログラムにつき110円の
手数料が新たに規定されるものであります。
質疑はなく、討論では、ごみの減量に期待が持てるというが、市民の負担がふえることを考えると、ごみの
有料化に関するものは反対であるとの意見。確かに負担増にはなるが、一般的な家庭において家計を圧迫するほどの負担ではないと思われる。現状を理解する意味でも、また生活を見直していくことへもつながると思うため賛成したいとの意見がありました。
採決の結果、当
委員会では賛成多数により可決であります。
○
伊藤浩平 議長
社会文教委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
伊藤浩平 議長 これをもって質疑を終結いたします。
議案第53
号諏訪市
証紙条例を定めるについての討論に入ります。討論はございませんか。
〔「議長4番」の発言あり〕
○
伊藤浩平 議長 廻本多都子議員
◆4番(廻本多都子議員) 議案第53
号諏訪市
証紙条例を定めるについての
委員長報告に対して
反対討論をいたします。
この条例は、後の議案第55号の家庭系ごみの
有料化に伴う移行期間において
手数料を旧ごみ袋へ証紙を張って徴収する、そのための条例です。ごみ袋の大きさによって10円、22円、45円と現在使用している11リットルに合わせ、これも11円徴収、発行するものであります。条例施行日が令和3年のため、住民への周知期間を1年間設けるとしています。
しかしながら、現在のごみ袋の販売を3月まで、そして1カ月しかない中で新しいごみ袋を同時販売していません。かえって住民の混乱を招くものであり、加えて証紙の販売が限られたところであること、手間のかかることでもあります。住民への負担がふえるものであり、ごみ
有料化に伴う条例でもあり、住民の負担を考え反対といたします。以上です。
○
伊藤浩平 議長 討論はございませんか。
〔「議長8番」の発言あり〕
○
伊藤浩平 議長 小山博子議員
◆8番(小山博子議員) 議案第53
号諏訪市
証紙条例を定めるについて、
委員長報告に対して賛成の立場から討論いたします。
可燃ごみを同じ焼却施設で処理する諏訪湖周3市町では、現在諏訪市のみが無料となっています。岡谷市では2010年度から、下諏訪町は2011年度から
有料化になっております。3市町のごみ処理の統一化という観点からも
有料化は自然な流れと理解をしております。
それに当たり、ごみ袋の
有料化に伴い、現在使用をしております袋を使い切るためには、
手数料分の証紙が必要となります。新たな袋が定着するまでの移行期間、これは証紙のみの販売が必要となります。当然の対応と理解をし賛成といたします。
○
伊藤浩平 議長 討論はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
伊藤浩平 議長 これをもって討論を終結いたします。
これより議案第53号を起立により採決いたします。本案に対する
社会文教委員長の報告は可決であります。本案は
委員長の報告のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛 成 者 起 立〕
○
伊藤浩平 議長 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。
──────────────────────
○
伊藤浩平 議長 議案第54
号諏訪市
特定教育・
保育施設及び
特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正についての討論に入ります。討論はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
伊藤浩平 議長 これをもって討論を終結いたします。
これより議案第54号を採決いたします。本案に対する
社会文教委員長の報告は可決であります。本案は
委員長の報告のとおり決定することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
伊藤浩平 議長 御異議ないものと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
──────────────────────
○
伊藤浩平 議長 議案第55
号諏訪市
廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部改正についての討論に入ります。討論はございませんか。
〔「議長4番」の発言あり〕
○
伊藤浩平 議長 廻本多都子議員
◆4番(廻本多都子議員) 議案第55
号諏訪市
廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部改正について
委員長報告に反対の討論をいたします。
令和3年より家庭系ごみを
有料化にする条例案でございますが、目的はさらなるごみの減量化を目指すものとしています。1リットル10円(同日、1円の訂正あり)の手数料を徴収するものですが、現ごみ袋45リットルの10枚入りは今200円程度でございます。それが450円の手数料を課すとするならば、実に3倍強の負担になります。住民への負担をふやして本当にごみの減量になるでしょうか。
17市中13位であるため、15%の減量を目指すとしていますが、市の家庭系の燃やすごみは人口の推移によりますが、住民の努力や資源ごみへの仕分けなど、ほかの市町村より進んでいるためふえているとは思いません。その上、今までのクリーンセンターへの大型可燃ごみ持ち込み無料が、10キログラム110円手数料がかかります。手間も暇もかけての住民の努力は評価されていません。
私はひとり暮らしで余りごみも出しませんが、しかし、小さなお子さんがいる家庭、介護を必要とされている家庭など、おむつは毎日量的にも出ます。減量への努力のしようがない家庭もあります。住民の負担をかける
手数料徴収に対して反対といたします。以上です。
○
伊藤浩平 議長 討論はございませんか。
〔「議長9番」の発言あり〕
○
伊藤浩平 議長 高木智子議員
◆9番(高木智子議員) 議案第55
号諏訪市
廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部改正について、
委員長報告に対し賛成の立場で討論いたします。
この条例は、
廃棄物の減量化、
資源化及び適正な処理を行うことにより、生活環境の保全及び公衆衛生の向上を目的としています。これまでもさまざまな方法でごみ減量化のための啓発活動を市は行ってきました。しかし、まだ減量化は十分ではなく、さらなる減量の努力をすることは、現在暮らす私たちの生活環境の保全、公衆衛生の向上のみならず、将来世代にいい環境を残すためにも必要であります。他市町村の状況を見ても、ごみの処理に処理
手数料を課すことは多くの
自治体が取り入れています。確かに
有料化は市民にとっては負担がふえることではありますが、さらなるごみ減量化に向けての啓発のためにも必要なことと考えますので、
委員長報告に賛成いたします。
○
伊藤浩平 議長 討論はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
伊藤浩平 議長 これをもって討論を終結いたします。
これより議案第55号を採決いたします。本案に対する
社会文教委員長の報告は可決であります。本案は
委員長の報告のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛 成 者 起 立〕
○
伊藤浩平 議長 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。
──────────────────────
△日程第 3
議案第56号 諏訪市
消防団設置条例の一部改正について
議案第57号 諏訪市
消防団の定員、任免、給与、
服務等に関する条例の一部改正について
議案第58号
市道路線の認定について
○
伊藤浩平 議長 議案第56
号諏訪市
消防団設置条例の一部改正についてより議案第58号
市道路線の認定についてまでの3件を
一括議題といたします。
総務産業委員長の報告を求めます。
総務産業委員長
◎
牛山智明 総務産業委員長 それでは、議案第56
号諏訪市
消防団設置条例の一部改正についてより議案第58号
市道路線の認定についてまでの3件を一括して報告いたします。
議案第56
号諏訪市
消防団設置条例の一部改正については、
消防団の名称、位置及び区域について現状との整合性を図るため、消防組織法の規定に基づき表記が改められるものです。
質疑、討論はなく、採決の結果、当
委員会では
全会一致可決であります。
議案第57
号諏訪市
消防団の定員、任免、給与、
服務等に関する条例の一部改正については、
消防団員の現行の定数を現状に即したものとするため見直すもので、また議案第50号と同様に
消防団員の欠格事項から成年被
後見人及び被保佐人を除くなど、所要の改正が行われるものであります。
質疑、討論はなく、採決の結果、当
委員会では
全会一致可決であります。
議案第58号
市道路線の認定については、諏訪湖
サービスエリアスマートインター事業につきまして、本年9月に国土交通省から中央自動車道への連結許可を受けたため、来年度以降の事業化に向け、新設される県道から諏訪湖
サービスエリアまでのアプローチ道路が新たに市道として認定されるものであります。
質疑では、市道認定後の今後の手順、スケジュールはの問いに、市道認定、区域決定をして、その後用地の確認を行って工事を行い、工事が完了し通行できるようになったところで供用開始になるとの答弁。土地所有者との話し合いはの問いに、先日境界立ち会いを行っている。現在、詳細設計をしているが、その後現地に道路の形を落として、道路に係る部分について具体的に個人個人と用地買収の協議を行い買収をしていくとの答弁がありました。
討論はなく、採決の結果、当
委員会では
全会一致可決であります。
○
伊藤浩平 議長
総務産業委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
伊藤浩平 議長 これをもって質疑を終結いたします。
議案第56
号諏訪市
消防団設置条例の一部改正についてより議案第58号
市道路線の認定についてまでの3件を一括して討論に入ります。討論はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
伊藤浩平 議長 これをもって討論を終結いたします。
これより議案第56
号諏訪市
消防団設置条例の一部改正についてを採決いたします。
本案に対する
総務産業委員長の報告は可決であります。本案は
委員長の報告のとおり決定することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
伊藤浩平 議長 御異議ないものと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
──────────────────────
○
伊藤浩平 議長 これより議案第57
号諏訪市
消防団の定員、任免、給与、
服務等に関する条例の一部改正についてを採決いたします。
本案に対する
総務産業委員長の報告は可決であります。本案は
委員長の報告のとおり決定することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
伊藤浩平 議長 御異議ないものと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
──────────────────────
○
伊藤浩平 議長 これより議案第58号
市道路線の認定についてを採決いたします。
本案に対する
総務産業委員長の報告は可決であります。本案は
委員長の報告のとおり決定することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
伊藤浩平 議長 御異議ないものと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
──────────────────────
△日程第 4
議案第59号 令和元
年度諏訪市
一般会計補正予算(第5号)
○
伊藤浩平 議長 議案第59
号令和元
年度諏訪市
一般会計補正予算(第5号)を議題といたします。両常任
委員長の報告を求めます。
総務産業委員長
◎
牛山智明 総務産業委員長 それでは、議案第59
号令和元
年度諏訪市
一般会計補正予算(第5号)について報告いたします。
今回の補正額は1億3,376万1,000円が追加され、累計額は225億442万4,000円となります。一般財源所要額は1億351万4,000円で、市税及び地方交付税での措置とされます。
それでは、当
委員会に付託された部分について報告いたします。
農林水産事業費は、科の木ため池へ流入する水路改修に当たり、県の事業計画採択を受け、緊急自然災害防止対策事業債を活用するため、150万円の財源振替が行われるものです。
土木費は5,500万円の減額で、道路橋梁費の道路舗装新設修繕事業費に国の交付金の内示に伴う事業費の減額分が計上されるとともに、道路改良事業費に道路新設改良工事費の追加経費が計上されました。
公債費は1,901万1,000円の減額で、市債の利率見直しに伴う元金と利子の増減分並びに平成30年度及び今年度に借り入れた市債の借入利率確定に伴う利子の不用見込額が計上されました。
予算の第2条は繰越明許費の補正で、橋梁長寿命化計画事業費について、交付金の内示増による事業の前倒しに伴い、年度内完成が見込めないため翌年度に繰り越されるものです。
予算の第3条は債務負担行為の補正で、橋梁長寿命化事業について工事期間が2カ年に及ぶため、期間及び限度額を定め債務負担行為として追加されるものです。
予算の第4条は地方債の補正で、土地改良事業の追加及び道路舗装新設修繕事業、高島小学校非構造部材耐震対策事業、豊田公民館大規模改修事業の限度額の変更で、限度額全体では2,540万円の減額となるものです。
質疑では、農林水産費の総工費250万円のうちの受益者負担金100万円はどこが負担するのかの問いに、角間沢水利組合との答弁がありました。
討論はなく、当
委員会では
全会一致可決であります。
○
伊藤浩平 議長
社会文教委員長
◎
吉澤美樹郎 社会文教委員長 議案第59
号令和元
年度諏訪市
一般会計補正予算(第5号)の当
委員会に付託された部分について報告いたします。
初めに、民生費は補正額2億99万4,000円で、社会福祉費の社会福祉総務費に国民健康保険特別会計への繰出金として、保険基盤安定負担金の額の確定に伴う減額分及び普通交付税における国保財政安定化支援事業の措置額の確定に伴う増額分が計上されるとともに、障害者福祉費には利用者の増加などに伴う相談支援給付費及び訓練等
サービス給付費、介護
サービス給付費、障害児通所給付費等の追加経費が計上。また、福祉医療費に乳幼児等の医療費が増加したことに伴い不足する医療給付費等が追加計上されるとともに、後期高齢者医療・保健費には療養給付費負担金等の額の確定に伴う長野県後期高齢者医療広域連合への負担金及び後期高齢者医療特別会計への繰出金の増額分が計上。さらに生活保護費には、マイナンバーに係る情報連携等に対応するためのシステム改修に要する経費及び被保護世帯の増加に伴う生活扶助費等の追加経費が計上されました。
衛生費は補正額93万8,000円で、乳幼児健診等の母子健康に係る情報連携に対応するためのシステム改修に要する経費が計上されました。
教育費は補正額584万円で、社会教育費に国の重要文化財である諏訪大社上社の保存修理に対する補助金が計上されるとともに、保健体育費には来年4月に予定されております東京オリンピック聖火リレーの関係経費等が計上され、学校管理費は高島小学校多目的ホール非構造部材耐震化工事に係る実施設計委託料の増に伴う市債増額補正のため、公民館費は豊田公民館大規模改修工事費の増に伴う市債の増額補正のためにそれぞれ財源振替が行われました。なお、この保健体育費は繰越明許補正で、事業費が翌年度に繰り越されるものであります。
予算の第3条は債務負担行為の補正で、諏訪大社上社保存修理事業について、事業が令和7年度まで及ぶため、期間及び限度額が定められるものであります。
主な質疑では、国民健康保険基盤安定負担金が減額補正であるが原因はとの問いに、社会保険や後期高齢者医療保険等に移るなどで軽減対象者の数が減っているためであるとの答弁。対象者が急にふえたわけではないと思うが、障害者福祉費がふえているように思える。何か理由があるのかとの問いに、各種
サービスが受けやすくなっている背景があると思われる。あわせて複数
サービスを受けられる方もおられるためではとの答弁。生活保護を受けている世帯数、年齢構成はとの問いに、本年10月1日現在217世帯、266名が保護を受けている。年齢では65歳以上の高齢者世帯が60%を超えているとの答弁。マイナンバー制度を活用した母子健康情報システムは、近隣市町村を越えて情報を得ることができるのかとの問いに、全国どこでも情報を得ることができるようになるとの答弁。重要文化財に指定されるとどのようなメリットが生じるのかとの問いに、重要文化財は国の指定であるため、国庫補助で修理等が行える。今回の修理も55%の補助を受けている。また、ネームバリューによる観光客の増加が見込まれる等メリットが挙げられるとの答弁。布橋修理に1年余りの長期にわたる工期が組まれている。観光的にも人気のスポットだと思うが、通行路を確保しながら工事はできないのかとの問いに、全体的に劣化が進んでいるため、通行をとめて修繕が必要であり、理解をいただきたいとの答弁。東京オリンピック聖火リレーの事業内容はどのようなものを考えておられるのかとの問いに、今後長野県の実行
委員会より具体的な内容が指示されると思うが、スポーツに親しみながら多くの市民が参加できる、ともに盛り上がるイベントを開催したいと考えているとの答弁。
討論はなく、採決の結果、当
委員会は
全会一致可決であります。
○
伊藤浩平 議長 両常任
委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
伊藤浩平 議長 これをもって質疑を終結いたします。
討論に入ります。討論はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
伊藤浩平 議長 これをもって討論を終結いたします。
これより議案第59号を採決いたします。本案に対する両常任
委員長の報告は可決であります。本案は両常任
委員長の報告のとおり決定することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
伊藤浩平 議長 御異議ないものと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
──────────────────────
△日程第 5
議案第60号 令和元
年度諏訪市
国民健康保険特別会計補正予算(第1号)
議案第61号 令和元
年度諏訪市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)
○
伊藤浩平 議長 議案第60
号令和元
年度諏訪市
国民健康保険特別会計補正予算(第1号)及び議案第61
号令和元
年度諏訪市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)を
一括議題といたします。
社会文教委員長の報告を求めます。
社会文教委員長
◎
吉澤美樹郎 社会文教委員長 それでは、議案第60
号令和元
年度諏訪市
国民健康保険特別会計補正予算(第1号)及び議案第61
号令和元
年度諏訪市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)を一括して報告いたします。
議案第60
号令和元
年度諏訪市
国民健康保険特別会計補正予算(第1号)は、補正額1億3,268万2,000円で、累計額は51億8,444万円、国民健康保険基金への積立金及び実績確定による保険給付費等交付金の償還金が計上されるもので、繰越金及び保険給付費等交付金返還金により措置がされました。
また、保険基盤安定負担金及び財政安定化支援事業の額の確定に伴い、一般会計からの繰入金が減額され、保険税が増額されるとともに、当初予算に計上されましたオンライン資格確認システムの改修委託料に国庫支出金を充当する財源振替が計上されました。このオンライン資格確認システム改修事業については、年度内に執行が終了しない見込みのため、繰越明許費として事業費が来年度に繰り越されるものであります。
質疑では、現在の基金残高はどのくらいあるかとの問いに、現在1億9,600万円ほどあり、年度末に積立金の1億円の全てを積み立てることができるとすれば、2億9,600万円程度になる見込みであるとの答弁。激変緩和措置の今後についての見通しはとの問いに、激変緩和措置は最大6年間で、現在2年目に当たる。本年度は1億8,000万円ほどの緩和措置を受けている。4年後に向け、この差を埋める努力をしていかなければならない。税収の不足分は基金を取り崩して対応することになるとの答弁がありました。
討論では、激変緩和措置の今後には不透明な部分があり、運営主体が県であるため、知事会でも財政支援をするべきとの話があるとも聞く。先が決まらない中でさらに1億円を基金に積むのは反対との意見。1億8,000万円の緩和措置を受ける中で、基金へ1億円を積み立てるわけで、実際には8,000万円の不足が生じている。激変緩和措置等の今後を考えると、必要性のある補正であると思うため賛成との意見がありました。
採決の結果、当
委員会では賛成多数により可決であります。
続きまして、議案第61
号令和元
年度諏訪市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)は、補正額1,820万円で、累計額が7億3,267万2,000円となり、長野県後期高齢者医療広域連合への保険料等納付金及び保険基盤安定負担金の額の確定に伴う不足分が追加計上されるもので、繰越金及び一般会計からの繰入金により措置がされました。
質疑、討論はなく、採決の結果、当
委員会は
全会一致可決であります。
○
伊藤浩平 議長
社会文教委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
伊藤浩平 議長 これをもって質疑を終結いたします。
議案第60
号令和元
年度諏訪市
国民健康保険特別会計補正予算(第1号)について、討論に入ります。討論はございませんか。
〔「議長4番」の発言あり〕
○
伊藤浩平 議長 廻本多都子議員
◆4番(廻本多都子議員) 議長、第60号の討論に入る前に、さきの議案第55号の
反対討論の中で私の発言の中、数値の誤りがあったので、その前に訂正をしたいのですが、発言よろしいでしょうか。
〔「議長4番」の発言あり〕
○
伊藤浩平 議長 廻本多都子議員
◆4番(廻本多都子議員) 議案第55号で1リットル10円という発言をしましたが、1リットル1円に訂正をしたいと思います。以上です。
では、議案第60
号令和元
年度諏訪市
国民健康保険特別会計補正予算(第1号)について、
委員長報告に
反対討論をいたします。
まだ医療費が来年6月までどう推移するか未定の部分はありますが、諏訪市は平成29年度に保険料を上げてからずっと黒字会計できています。県に運営が移行してから、実際は6年間の激変緩和措置により、急な保険料の値上げを抑えるための措置をしています。そのため、基金の残高は現在1億9,000万円になっています。その上、今回1億円強の基金への投入、約3億円の基金を積み立てることになります。国民健康保険の加入者、非正規労働者や年金のみの収入の方、比較的所得の低い方たちが加入しています。これは市長もお認めになっているところでございますが、保険料が生活を圧迫して滞納せざるを得ない人もいます。短期保険証の発行も一向に減らず、微増ですがふえている中での黒字会計です。
いざというとき、保険料の値上げを抑えるための基金と説明をされましたが、住民の負担が増している中で、3億円もの基金が本当に必要でしょうか。全国知事会での国への要望は、国保への財政支援を要望しています。6年間の措置もこの先どうなるかわかりません。保険料を抑えるための基金だとするならば、近隣市町村、今までの経過を見れば市の国保の加入世帯は7,000世帯弱でございます。単純に1世帯1万円引き下げる、または補充するということであれば、7,000万円で十分でございます。1億円あれば十分と考えます。
よって、保険料の負担に苦しむ住民のために、基金への投入より保険料の引き下げに使うべきと考え、
反対討論といたします。以上です。
○
伊藤浩平 議長 討論はございませんか。
〔「議長14番」の発言あり〕
○
伊藤浩平 議長 小泉正幸議員
◆14番(小泉正幸議員) 議案第60号につきまして、賛成の立場から討論いたします。
国民健康保険基金へ約1億円積み立てる件ですが、先ほど
委員長報告もありましたように、国から激変緩和措置を受けており、実質的には赤字であります。また、激変緩和措置は6年間の時限立法で、あと4年で終了いたします。その点からも基金へ積み立てるのは妥当と考えます。以上。
○
伊藤浩平 議長 討論はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
伊藤浩平 議長 これをもって討論を終結いたします。
これより議案第60号を起立により採決いたします。本案に対する
社会文教委員長の報告は可決であります。本案は
委員長の報告のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛 成 者 起 立〕
○
伊藤浩平 議長 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。
──────────────────────
○
伊藤浩平 議長 議案第61
号令和元
年度諏訪市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)について討論に入ります。討論はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
伊藤浩平 議長 これをもって討論を終結いたします。
これより議案第61号を採決いたします。本案に対する
社会文教委員長の報告は可決であります。本案は
委員長の報告のとおり決定することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
伊藤浩平 議長 御異議ないものと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
──────────────────────
△日程第 6
議案第62号
工事請負契約の変更について
○
伊藤浩平 議長 議案第62号
工事請負契約の変更についてを議題といたします。
総務産業委員長の報告を求めます。
総務産業委員長
◎
牛山智明 総務産業委員長 それでは、議案第62号
工事請負契約の変更について報告いたします。議案第62号は、水戸代団地建替事業建設工事の建築工事について、10月の消費税及び地方消費税の税率の改定に伴い増額分の変更契約が行われるもので、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例の規定に基づき議会の議決を求められているものです。
質疑、討論はなく、当
委員会では
全会一致可決であります。
○
伊藤浩平 議長
総務産業委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
伊藤浩平 議長 これをもって質疑を終結いたします。
討論に入ります。討論はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
伊藤浩平 議長 これをもって討論を終結いたします。
これより議案第62号を採決いたします。本案に対する
委員長の報告は可決であります。本案は
委員長の報告のとおり決定することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
伊藤浩平 議長 御異議ないものと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
──────────────────────
△日程第 7
陳情第10号 妊婦を対象とした
歯科健康診査の実施を求める
陳情書
陳情第11号 諏訪市
四賀ソーラー事業(仮)の建設に関する陳情
○
伊藤浩平 議長 陳情第10号妊婦を対象とした
歯科健康診査の実施を求める
陳情書及び陳情第11
号諏訪市
四賀ソーラー事業(仮)の建設に関する陳情を
一括議題といたします。
社会文教委員長の報告を求めます。
社会文教委員長
◎
吉澤美樹郎 社会文教委員長 社会文教委員会は付託された陳情2件につき、12月5日に全委員が出席し、陳情者からの事情聴取を行い、また関係部局の意見を伺い慎重に審査をいたしました。
初めに、陳情第10号妊婦を対象とした
歯科健康診査の実施を求める
陳情書について報告いたします。
陳情者は長野県保険医協会会長宮沢裕夫氏であります。陳情の内容は、諏訪市として妊婦を対象とした
歯科健康診査を実施するよう検討を願うものであります。妊婦が
歯科健康診査を受け、適切な歯科受診や口腔ケアを行うことは、妊娠期の口腔内環境を整え、歯周病による出産時のリスクを予防するだけでなく、生まれてくる子供の虫歯や歯周病予防にもつながる等の理由から提出されました。
重立った質疑では、県への働きかけは行っているかとの問いに、県に対しては行っていない、市町村にお願いをしているとの答弁。他の市町村にも陳情しているのかとの問いに、実施していない50市町村にお願いしていくとの答弁がありました。実施している市町村の受診率はどのくらいかとの問いに、特に受診率のデータはとっていないが、歯科医師会のデータで妊婦健診受診者に対し、妊産婦歯科健診者の割合が5.8%とあり、受診率が低い認識はある。周知の必要性を感じているとの答弁。諏訪市ではマタニティ教室で歯科健診を行っているが、単独の健診が望ましいかの問いに、マタニティ教室のような大きな会場での一斉の健診では見落としも生じやすいため、歯科医療機関での受診が望ましいとの答弁がありました。
討論はなく、採決の結果、当
委員会は全会一致採択であります。
続きまして、陳情第11
号諏訪市
四賀ソーラー事業(仮)の建設に関する陳情について報告いたします。
陳情者は元気な人たちの会代表宮坂ちとせ氏、同会事務局大野曜子氏であります。陳情の内容は、株式会社Looopメガソーラー建設計画にかかわる林地開発許可申請とその他の関係法令の審査に際し、市民の声が反映されるべく十分な配慮がなされるよう関係部署に指導をすることを市長へ提言するよう求めるもの。自然環境保全条例について、豊かな自然を子供らに残せるよう、時代に沿いかつ市民の声を反映した条例にすべく中長期スパンで見直しの検討を願うものであります。
当該計画は196ヘクタールの広大な事業区域で大規模な森林伐採を伴うものであり、森林が持つ水源涵養機能、土砂災害防止機能、生物多様性を補填する機能等に影響を与える懸念があり、科学的根拠に基づいた調査をしっかり行うよう願う趣旨で提出をされました。
重立った質疑では、元気な人たちの会の組織の体制は。また米沢地区Looopソーラー対策協議会等、他の団体との関連はとの問いに、会の発足は本年9月28日で、現在7名で活動している。米沢地区Looopソーラー対策協議会等とは連携をとっているが、反対活動といったスタンスでは活動していない。今回の陳情についても単独で提出を行った。諏訪市の自然環境の未来を見据えた上で、森や水を守りたいと願うシンプルな思いから活動しているとの答弁。
確認をしたいが、ソーラー事業の賛否ではなく、諏訪市の自然環境を守っていきたい旨からの陳情であるとの理解でよいかとの問いに、賛成、反対を委ねるものではない。林地開発許可申請の中で諏訪市としての役割が大変重要になると思う。そちらに自然を守りたいという民意を受けとめていただき、反映させてほしいとのお願いとの答弁。
再生可能エネルギー、またエネルギー政策に関してどういった考えをお持ちかとの問いに、太陽光発電には賛成であるが、国の施策としても今後は地産地消へ進むと思われ、小規模なシステムが有効だと考える。太陽光発電の性格上、大規模な発電は余り効果的ではないと思うとの答弁がありました。
討論はなく、採決の結果、当
委員会は全会一致採択であります。
○
伊藤浩平 議長
社会文教委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はございませんか。
〔「議長11番」の発言あり〕
○
伊藤浩平 議長 藤森靖明議員
◆11番(藤森靖明議員) ただいまの
社会文教委員長報告の陳情第11号について質問します。陳情提出者の元気な人たちの会は、反対署名を集め、市に提出する予定との新聞報道がありましたが、それについて確認はされましたか。また、陳情審査の際、
委員会ではどのような意見が出され、採択と決したかお聞かせください。
○
伊藤浩平 議長
社会文教委員長
◎
吉澤美樹郎 社会文教委員長 署名に関する新聞報道については確認をしておりませんが、陳情者への事情聴取の際、反対活動といったスタンスでは活動していないとの説明を受けております。また、事業に対する賛否を委ねる陳情でもないことを重ねて説明を受けております。
陳情審査の際ですが、委員より、諏訪市の将来を見据えた前向きな陳情で、
陳情書にある陳情事項もごく当たり前のことであり、当たり前な手続の中で対応していただくことであるため、本陳情については採択でよい。それと、本陳情の陳情事項については採択に賛成ではあるが、あくまでもこの審査の結果は議会としてソーラー事業への賛否を示すものではない等の意見があり、本
委員会では全会一致採択と決しました。
○
伊藤浩平 議長 質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
伊藤浩平 議長 これをもって質疑を終結いたします。
陳情第10号妊婦を対象とした
歯科健康診査の実施を求める
陳情書について討論に入ります。討論はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
伊藤浩平 議長 これをもって討論を終結いたします。
これより陳情第10号を採決いたします。本陳情に対する
社会文教委員長の報告は採択であります。本陳情は
委員長の報告のとおり決定することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
伊藤浩平 議長 御異議ないものと認めます。よって、陳情第10号は
社会文教委員長の報告のとおり決定されました。
──────────────────────
○
伊藤浩平 議長 陳情第11
号諏訪市
四賀ソーラー事業(仮)の建設に関する陳情について討論に入ります。討論はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
伊藤浩平 議長 これをもって討論を終結いたします。
これより陳情第11号を採決いたします。本陳情に対する
社会文教委員長の報告は採択であります。本陳情は
委員長の報告のとおり決定することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
伊藤浩平 議長 御異議ないものと認めます。よって、陳情第11号は
社会文教委員長の報告のとおり決定されました。
──────────────────────
○
伊藤浩平 議長 以上をもって、本
定例会の日程は全て終了いたしました。
──────────────────────
閉 議 午前11時09分
○
伊藤浩平 議長 市長から挨拶があります。市長
◎金子ゆかり 市長 12月
定例会の閉会に当たり、一言御礼の御挨拶を申し上げます。
本
定例会は11月25日に招集し、本日まで17日間、連日慎重に御審議を賜り、提出した議案につきましては、いずれも原案のとおり承認または可決、御決定をいただき、厚く御礼を申し上げます。
本
定例会の代表質問・一般質問では、長野県内を初め広範囲にわたり被害をもたらした台風19号における当市の災害対応や防災・減災対策、また今後の備えといった市民の皆様の安全・安心にかかわる御質問や御意見を数多くいただきました。
議員各位も頻発する災害に対し、市と一体となって立ち向かう覚悟を持っての多くの御提言もあり、非常に心強く感じた次第であります。
頻発し、また激甚化する各種の災害に対しましては、自助、共助、公助の連携協力こそ最大の防災効果を生むことから、さまざまなリスクに直面する事態を想定した対策や、防災・減災に関する市民周知や啓発を積極的に進め、常に関係地区や市民の皆様と協力し合って、対応等の充実に取り組んでまいります。
なお、今般の台風災害に伴う被災
自治体に対しましては、要請に応じまして引き続き職員派遣や支援に対応してまいる所存です。
また、このほか観光を初めとした産業に関する新たな経済政策、今後のまちづくりなど都市基盤の整備やスマートインターチェンジ等の大型事業の進捗、
四賀ソーラー事業、仮称ですが、これに関する見解、サンデーリサイクルの取り組み、介護保険制度の現状や風疹対策、骨髄バンクドナー登録に関する啓発、視覚障がいの方にかかわる対応、スポーツ振興やゆめスクールプランの進展など、多岐にわたる御質問もいただきました。
いずれの御意見も真摯に受けとめるとともに、議員各位からいただいた御提案なども生かしながら、今後も引き続き市民の安全・安心、福祉の充実に努め、各種の政策を着実に実現していくよう取り組んでまいります。
今
定例会では、新設の託児
サービスを御利用いただいた方も含め、多くの市民の方が議会傍聴に来ていただきました。市民の皆様の関心の高さを感じるとともに、開かれた議会へのお取り組みに敬意を表します。
新年度の具体的な事業につきましては、3月
定例会において施政方針などを通じ明らかにしてまいりますが、都市基盤整備に係る継続の大型事業や、当市の特色ある取り組みを進める計画、福祉の向上につながる事業など、市民の皆様が生きがいを持って明るく元気に暮らせるまちづくり、一人一人が輝くまちづくりを進めるため、全身全霊をもって尽力してまいります。
今後とも市の基幹的な事務事業はもとより、業務スマート化プロジェクトや観光のグランドデザインなど、新たにチャレンジしていく企画に対しましても、議員各位の御理解と御支援をお願い申し上げます。
さて、年が明けますと、西暦2020年は東京オリンピック・パラリンピックの開催年であり、4月3日にはその聖火リレーが当市の諏訪湖畔を引き継がれてまいります。我がまちでは今回で4回目の聖火リレーとなりますが、聖火は平和、団結、友愛などオリンピックの理想のシンボルであり、ホープ・ライツ・アワー・ウエー、日本語で希望の道をつなごうとのコンセプトとともに、次代を担う子供たちが支え合い、認め合い、高め合う心を持って新たな時代を創造していく道しるべとして諏訪市を初め諏訪圏域に広がり、輝き続けてほしいと願っております。
本年も残すところ半月余りとなり、間もなく年の瀬を迎えます。議員の皆様を初め市民の皆様には、御健勝にて新しい年を迎えられ、新年が輝く希望の年となりますよう心からお祈りを申し上げますとともに、諏訪市にとりましても期待と夢が響き合う平和で安定した年となることを心から祈念いたしまして、閉会に当たっての御挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。
──────────────────────
○
伊藤浩平 議長 これをもって、
令和元年第5回
諏訪市議会定例会を閉会いたします。御苦労さまでした。
──────────────────────
閉 会 午前11時16分
以上会議のてん末を録し相違なきを認め、ここに署名する。
議 長 伊 藤 浩 平
副 議 長 森 山 博 美
議 員 近 藤 一 美
議 員 藤 森 靖 明
議案並びに請願・陳情の審議結果
市長提出
┌─────────┬────┬─────────┬────┬──────────┐
│ 事 件 番 号 │上程月日│ 付 託 委 員 会 │議決月日│ 審 議 結 果 │
├─────────┼────┼─────────┼────┼──────────┤
│承認第 5号 │元.11.25│省略 │元.11.25│原案承認 │
├─────────┼────┼─────────┼────┼──────────┤
│議案第46号 │ 〃 │
総務産業委員会 │ 〃 │原案可決 │
├─────────┼────┼─────────┼────┼──────────┤
│議案第47号 │ 〃 │ 〃 │ 〃 │ 〃 │
├─────────┼────┼─────────┼────┼──────────┤
│議案第48号 │ 〃 │ 〃 │ 〃 │ 〃 │
├─────────┼────┼─────────┼────┼──────────┤
│議案第49号 │ 〃 │ 〃 │ 〃 │ 〃 │
├─────────┼────┼─────────┼────┼──────────┤
│議案第50号 │ 〃 │ 〃 │元.
12.11│ 〃 │
├─────────┼────┼─────────┼────┼──────────┤
│議案第51号 │ 〃 │ 〃 │ 〃 │ 〃 │
├─────────┼────┼─────────┼────┼──────────┤
│議案第52号 │ 〃 │ 〃 │ 〃 │ 〃 │
├─────────┼────┼─────────┼────┼──────────┤
│議案第53号 │ 〃 │
社会文教委員会 │ 〃 │ 〃 │
├─────────┼────┼─────────┼────┼──────────┤
│議案第54号 │ 〃 │ 〃 │ 〃 │ 〃 │
├─────────┼────┼─────────┼────┼──────────┤
│議案第55号 │ 〃 │ 〃 │ 〃 │ 〃 │
├─────────┼────┼─────────┼────┼──────────┤
│議案第56号 │ 〃 │
総務産業委員会 │ 〃 │ 〃 │
├─────────┼────┼─────────┼────┼──────────┤
│議案第57号 │ 〃 │ 〃 │ 〃 │ 〃 │
├─────────┼────┼─────────┼────┼──────────┤
│議案第58号 │ 〃 │ 〃 │ 〃 │ 〃 │
├─────────┼────┼─────────┼────┼──────────┤
│議案第59号 │ 〃 │両常任
委員会 │ 〃 │ 〃 │
├─────────┼────┼─────────┼────┼──────────┤
│議案第60号 │ 〃 │
社会文教委員会 │ 〃 │ 〃 │
├─────────┼────┼─────────┼────┼──────────┤
│議案第61号 │ 〃 │ 〃 │ 〃 │ 〃 │
├─────────┼────┼─────────┼────┼──────────┤
│議案第62号 │ 〃 │
総務産業委員会 │ 〃 │ 〃 │
└─────────┴────┴─────────┴────┴──────────┘
請願・陳情
┌─────────┬────┬─────────┬────┬──────────┐
│ 事 件 番 号 │上程月日│ 付 託 委 員 会 │議決月日│ 審 議 結 果 │
├─────────┼────┼─────────┼────┼──────────┤
│陳情第10号 │元.11.25│
社会文教委員会 │元.
12.11│採択 │
├─────────┼────┼─────────┼────┼──────────┤
│陳情第11号 │ 〃 │ 〃 │ 〃 │ 〃 │
└─────────┴────┴─────────┴────┴──────────┘...