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令和 元年第 3回定例会-06月10日-目次
令和 元年第 3回定例会−06月10日-01号

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  1. 諏訪市議会 2019-06-10
    令和 元年第 3回定例会−06月10日-01号


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    令和 元年第 3回定例会−06月10日-01号令和 元年第 3回定例会            令和元年第3回定例会会議録(第1号)          令和元年6月10日(月)午前10時00分開会 〇議事日程  会議録署名議員指名の件  会期決定の件  報告第 4号 平成30年度諏訪一般会計繰越明許費繰越計算書について  報告第 5号 専決処分の報告について(和解及び損害賠償の額を定めるについて)  報告第 6号 専決処分の報告について(和解及び損害賠償の額を定めるについて)  報告第 7号 専決処分の報告について(和解及び損害賠償の額を定めるについて)  承認第 1号 専決処分の承認を求めるについて(平成30年度諏訪一般会計補正予算(第8号))  承認第 2号 専決処分の承認を求めるについて(諏訪市税条例等の一部改正について)  承認第 3号 専決処分の承認を求めるについて(諏訪市都市計画税条例の一部改正について)  承認第 4号 専決処分の承認を求めるについて(諏訪市国民健康保険税条例の一部改正について)  議案第26号 諏訪市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について  議案第27号 諏訪市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について  議案第28号 諏訪市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部改正について
     議案第29号 諏訪市剪定木等リサイクル施設条例の一部改正について  議案第30号 市道路線の廃止について  議案第31号 工事請負契約をするについて  議案第32号 令和元年度諏訪一般会計補正予算(第1号) 〇請願・陳情  陳情第 1号 「米軍基地負担に関する意見書」の採択を求める陳情書  陳情第 2号 「核兵器禁止条約への日本政府の署名・調印と批准を求める意見書」の採択を求める陳情書       〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜                  本日の会議に付した事件  日程第 1 会議録署名議員指名の件  日程第 2 会期決定の件  日程第 3 報告第4号 平成30年度諏訪一般会計繰越明許費繰越計算書についてより議案第32号 令和元年度諏訪一般会計補正予算(第1号)まで15件一括議題        ○市長招集挨拶、提案説明         報告第4号より報告第7号まで4件 各質疑 報告のみ         承認第1号より承認第4号まで4件 各質疑、委員会付託省略、各討論、各採決         議案第26号より議案第32号まで7件 説明のみ  日程第 4 陳情第1号 「米軍基地負担に関する意見書」の採択を求める陳情書及び陳情第2号 「核兵器禁止条約への日本政府の署名・調印と批准を求める意見書」の採択を求める陳情書の2件一括議題        ○別紙付託表のとおり総務産業委員会に付託                  散         会       〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜出席議員(15名)      議 席                 議 席       1番   岩 波 万佐巳        2番   牛 山 智 明       3番   井 上   登        4番   廻 本 多都子       5番   近 藤 一 美        6番   小 松 孝一郎       7番   横 山   真        8番   小 山 博 子       9番   高 木 智 子       10番   牛 山   正      11番   藤 森 靖 明       12番   森 山 博 美      13番   吉 澤 美樹郎       14番   小 泉 正 幸      15番   伊 藤 浩 平 〇欠席議員(なし)       〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 〇説明のため出席した者の職氏名    市長      金 子 ゆかり     教育長     小 島 雅 則    総務部長    宮 坂 茂 樹     企画部長    木 島 清 彦    市民部長    花 岡 光 昭     健康福祉部長  関   隆 雄    経済部長    大 舘 道 彦     建設部長    小 松 弘 明    水道局長    河 西 活 水     教育次長    後 藤 慎 二    会計管理者   藤 森 一 彦     総務課長    松 木 克 之    企画政策課長  寺 島 和 雄     財政課長    茅 野 徳 雄    地域戦略男女共同参画課長       行政委員会事務局長            柿 澤 吉 廣             小 泉 一 男    消防庶務課長  大 槻   稔       〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 〇職務のため出席した事務局職員の職氏名    局長      前 澤 由美子    次長      柿 崎   茂    庶務係長兼議事係長            宮 坂 香 織    主任      今 井   稜       〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜                               令和元年6月10日(月)               第3回諏訪市議会定例会                 会  議  録 (6−1)                                開会 午前10時00分                                散会 午前11時03分                                 (傍聴者 17名)            開       会   午前10時00分           ─────────────────────── ○伊藤浩平 議長  おはようございます。ただいまから令和元年第3回諏訪市議会定例会を開会いたします。            開       議   午前10時00分           ─────────────────────── ○伊藤浩平 議長  これより本日の会議を開きます。  日程に入るに先立ち報告をいたします。ただいままでの出席議員数は15名であります。日程はお手元に配付いたしました。  本定例会に出席を求めた者は、市長、教育長及び各部長、局長、次長並びに関係各課長、局長、会計管理者であります。           ────────────────────── △日程第 1      会議録署名議員指名の件 ○伊藤浩平 議長  会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員諏訪市議会会議規則第88条の規定により、議長において7番横山真議員、13番吉澤美樹郎議員を指名いたします。           ────────────────────── △日程第 2      会期決定の件 ○伊藤浩平 議長  会期決定の件を議題といたします。  お諮りいたします。本定例会の会期については、本日から6月26日までの17日間としたいと思います。これに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○伊藤浩平 議長  御異議ないものと認めます。よって、本定例会の会期は、本日から17日間と決定いたしました。           ────────────────────── △日程第 3      報告第 4号 平成30年度諏訪一般会計繰越明許費繰越計算書について      報告第 5号 専決処分の報告について(和解及び損害賠償の額を定めるについて)      報告第 6号 専決処分の報告について(和解及び損害賠償の額を定めるについて)      報告第 7号 専決処分の報告について(和解及び損害賠償の額を定めるについて)      承認第 1号 専決処分の承認を求めるについて(平成30年度諏訪一般会計補正予算(第8号))      承認第 2号 専決処分の承認を求めるについて(諏訪市税条例等の一部改正について)      承認第 3号 専決処分の承認を求めるについて(諏訪市都市計画税条例の一部改正について)      承認第 4号 専決処分の承認を求めるについて(諏訪市国民健康保険税条例の一部改正について)      議案第26号 諏訪市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について      議案第27号 諏訪市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について      議案第28号 諏訪市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部改正について      議案第29号 諏訪市剪定木等リサイクル施設条例の一部改正について      議案第30号 市道路線の廃止について      議案第31号 工事請負契約をするについて
         議案第32号 令和元年度諏訪一般会計補正予算(第1号) ○伊藤浩平 議長  これより、報告第4号平成30年度諏訪一般会計繰越明許費繰越計算書についてより議案第32号令和元年度諏訪一般会計補正予算(第1号)までの15件を一括議題といたします。  市長より招集の挨拶及び提出議案の説明を求めます。市長 ◎金子ゆかり 市長  おはようございます。本日ここに、令和元年第3回諏訪市議会定例会を招集いたしましたところ、議員各位の御参集をいただき、厚く御礼を申し上げます。  さて、5月の臨時会におきまして議会の役員構成が決まり、本議会は議決機関の体制が整った最初の定例会となります。  そこで、この機会に市民の負託をいただき2期目の市政を担当するに当たっての基本的な考え方を申し上げます。私の1期目の4年間は、人口減少、超少子高齢社会の進展、経済のグローバル化や産業・生活面でのIT化など、目まぐるしく変化する社会情勢の中、諏訪市の中長期計画であります第五次総合計画後期基本計画やまち・ひと・しごと創生総合戦略を初めとした各種計画に基づき、社会基盤整備防災対策、医療・介護、産業育成など、各方面にわたる施策を積極的に展開してまいりました。  先月にオープンしました駅前交流テラスすわっチャオを初めとした上諏訪駅周辺の再開発や、諏訪湖サービスエリアへのスマートインターチェンジの整備など大型事業が動き出すとともに、新時代を見据えた各種新規事業の効果が着実に芽吹きつつあると確信しております。  2期目の就任に当たり、4年間の実績を踏まえ、諏訪の魅力にさらに磨きをかけ、諏訪市に住み、または訪れる幸せ感、安心感、楽しさ、うれしさを実現し、輝く諏訪市を目指して全身全霊で市政を進めてまいります。  私は、このたびの選挙に際し、総合計画等との整合を図りつつ、過去最大規模の本年度当初予算と連動しながら、私の目指す諏訪市の将来像を8項目にまとめ、81の政策の実行を市民の皆様とお約束いたしました。ここで、これらの政策の推進の方向性を諏訪の四つのアルファベット、S、U、W、Aを頭文字にしたマニフェストの構成に沿って、順次御説明を申し上げます。  最初はSUWAのS、「諏訪に住みたいでSUWA」で、美しい自然と共生する爽やかで安全な暮らしの実現についてです。  一つ目として、防災・減災、相互協力で安心のまちづくりについてです。近年、想定を上回る自然災害が各地で頻発しており、また、諏訪市は南海トラフ地震防災対策推進地域に指定されています。いつ起こるかわからない災害に対し、市民一人一人が備え、迅速に対応できる体制を整備する必要があります。大規模災害時には自分の命をみずから守ることができるよう、避難路の確認や非常用備蓄品の準備に対して支援をするとともに、防災無線防災メールサービスへの登録のほか、防災気象情報スマートフォン配信、SNSの活用など、さまざまな媒体による災害情報の発信を行います。  また、通学路や避難路の安全確認、福祉避難所の開設訓練の実施などによって、高齢者や子供、障がい者など災害弱者を支援する体制を構築するとともに、地域防災活動の担い手となる防災士の資格取得を支援し、自主防災組織や消防団と連携した地域防災力の強化を進めてまいります。  さらに、被災時にいち早く市役所の業務を復旧させるための業務継続計画(BCP)に基づく災害を想定した訓練を引き続き実施するとともに、大規模災害時に国や他県などからの広域的な人的、物的支援を円滑に受け入れるための諏訪市広域受援計画を新たに策定してまいります。  二つ目として、市民が憩い、来訪者を癒やす、美しい景観と環境のまちづくりについてです。諏訪市は、諏訪地域のシンボルで市民にとってかけがえのない財産である諏訪湖や霧ヶ峰、温泉を初めとした豊かな自然環境に恵まれています。この特色ある資源を最大限に生かすため、県や周辺市町村各種団体等と連携をし、諏訪湖の水質浄化や周辺環境の整備を進めるとともに、霧ヶ峰高原の持つ本来の魅力を後世に引き継ぐため、草原再生に向けた取り組みを進めてまいります。また、現在整備が進んでいる県道湖岸武津線につきましては、沿線住民の活動を尊重しながら、商業者等とも連携した魅力ある景観の整備に向けた取り組みを進めてまいります。  三つ目として、山林、農地の多面的な機能を大切にし、環境整備事業承継を支援します。山林や農地は、災害の防止や水源の涵養、多様な生物の育成などの機能を有するとともに、豊かな里山や美しい水田風景は人々の心を和まし癒やすものであります。こうした多面的機能を十分に発揮するため、農業水利施設の改修や長寿命化を推進するとともに、耕作放棄地等利用集積による優良農地を確保し、有効利用の促進を進め、意欲ある担い手や新規就農者を支援してまいります。  林業につきましては、山林の集約化や間伐等の森林整備を推進するとともに、所有者が不明であったり、後継者不足等によって整備の行き届かない個人有林を市町村が経営管理する新たな森林管理システムを活用してまいります。  さらに、守屋山や車山、蓼の海など市民や観光客が気軽に楽しめる景観を整備するため、アクセス道路周辺環境美化を進めてまいります。  四つ目として、ごみの減量、分別などの改善、改革を進めます。当市の燃やすごみの排出量は、市民の皆様や関係機関の御協力によって減少してきており、引き続き紙類のリサイクル回収、草類や生ごみの堆肥化を進めるとともに、サンデーリサイクルなどに取り組み循環型リサイクル社会の構築を進めてまいります。また、さらなるごみの減量・資源化を推進するため、家庭ごみの有料化や、環境美化対策につきまして検討を進めてまいります。さらに、観光地にふさわしい景観を維持するため、各地域のごみステーションの仕様を工夫し、快適な住環境を創出してまいります。  湖周地区最終処分場につきましては、新施設に導入する最新技術に関する情報を共有するなど、理解を深める活動を進め、湖周行政事務組合と協力をしながら、周辺地区の皆様との信頼関係の構築に努めてまいります。  五つ目として、快適で機能性を有した時代に対応する交通網を整備してまいります。諏訪市の最も重要な道路課題である国道20号諏訪バイパスの整備や、高速交通網へのアクセスとなる諏訪湖サービスエリアへのスマートインターチェンジの設置など、地域の皆様や関係機関と丁寧に協議をしながら、市民生活の利便性の向上や地域の経済活動を支える将来を見据えた社会資本の整備を進めてまいります。また、駅周辺の整備につきましては、上諏訪駅から諏訪湖畔への人の流れを結ぶ柳並線の延伸とともに、西口の整備を含め、今後の整備内容を検討してまいります。  六つ目として、公共施設、市有財産の効率的な運営と有効利用適正管理を進めます。少子高齢化など社会経済構造の変化や公共施設の老朽化を踏まえ、公共施設等総合管理計画や道路、市営住宅などの長寿命化計画に基づき、安全かつ利便性の高い公共サービスの提供と持続可能なまちづくりを推進してまいります。  旧東洋バルヴ跡地の活用につきましては、本年3月にまとめた基本構想をもとに、名称を当面「諏訪湖イベントひろば」とし、具体的な整備に向けた基本計画を策定します。上諏訪駅から諏訪湖畔に至り、文化センター諏訪赤十字病院が隣接する中心市街地にある市内に残された最後の一等地とも言えるこのエリアが、産業振興技術開発、観光振興、雇用拡大につながる活動拠点となるよう検討を進めてまいります。  人口減少時代にあって、将来の人口規模に見合った持続可能な集約型の都市構造への転換を図っていくため、本年3月に改定いたしました都市計画マスタープランとあわせて策定しました立地適正化計画を指針として、コンパクトシティの実現のため各種事業に取り組んでまいります。  七つ目として、市民にとって安全・安心な住環境の改善に取り組みます。木造住宅等の耐震化の促進につきましては、建築物耐震改修促進計画に基づき、引き続き耐震診断士の派遣や耐震改修工事への支援、戸別訪問などを実施し、今後想定される大規模地震災害への備えを強化してまいります。さらなる耐震化の促進のため、昨年度に策定しましたアクションプログラムに基づき、固定資産税納税通知書啓発リーフレットを同封するなど、住宅所有者への一層の普及啓発に取り組んでまいります。  また、近年増加している市内の空き家には、適切な管理が行われていないことによって倒壊等の保安上の危険や衛生、景観面での問題が生じ、周辺住民生活環境に深刻な影響を及ぼしているものもあります。昨年度に策定しました空き家等対策計画に基づき、空き家の適正管理に向け、所有者等への周知、啓発や相談を行うとともに、リノベーションも含めた活用促進を図るため、関係団体と連携しながら空き家見学会を開催するほか、空き家バンクの活用や定住を目的とした改修費用の助成を実施し、移住の促進へもつなげるなど、安全で安心な住環境の整備に取り組んでまいります。  八つ目として、水道事業ビジョン下水道ストックマネジメント温泉事業経営戦略に沿って事業を安定的に維持します。市民の生活基盤を支える上下水道や温泉を永続的に供給するため、施設や管路等の計画的な更新を進め、長寿命化によるライフサイクルコストの縮減や平準化を図るとともに、事業収支を踏まえた経営を推進します。また、温泉につきましては、生活、産業への有効活用を図るため、温泉暖房の普及や温泉熱発電の研究などを進めてまいります。  次に、SUWAのU、「生み、産み、育て、いたわりまSUWA」です。産業活力子育て支援健康長寿快適生活を支える元気と思いやりのまちづくりについてです。  一つ目として、働く人を応援し、未来につながる技術と地域産業を支えてまいります。働く人が仕事と家庭生活とを両立し、自分らしい生き方を実現していくため、ワーク・ライフ・バランスの改善や働き方改革を応援してまいります。市役所でも「ゆう活」や「イクボス・温かボス宣言」などに率先して取り組むとともに、市民団体と連携した講演会等啓発活動や仕事と子育ての両立を応援する企業への支援を引き続き実施してまいります。  また、年齢や性別、国籍、障がいなどにとらわれない多様な雇用を推奨し、キャリアアップや就労を支援することによって、誰もが働きやすい社会を目指してまいります。  諏訪地方有効求人倍率は依然として高水準にあり、人手不足が課題となっております。諏訪の「しごと」の魅力を圏域内外に発信し、就職説明会やインターンシップなどを実施することによって、働き手の確保を促進するとともに、リケジョ・学生雇用応援事業を通じて、ものづくりを支える技術者や研究者の雇用を後押ししてまいります。また、企業のPR力の強化を図るため、企業の魅力や求める人材をわかりやすく伝える動画の作成費用を支援します。  さらに、高度な技術力を集積する諏訪の特色を生かした産業間の連携や生産性向上への取り組みによって一層の企業競争力の強化を図るとともに、地域活力を生む積極的な技術開発による新たな付加価値の創出、成長産業への参入など新展開に挑む企業を支援し、産業の振興と魅力ある「しごと」の創生を進めてまいります。また、新たに事業展開を希望する人や企業に対し、工場等の取得などを支援し、市内立地や創業を推進してまいります。  SUWAプレミアムにつきましては、新商品・新サービスの開発から販路創生まで一貫した支援を行うことによって、「SUWAブランド」の創出と認知度向上に成果が生まれてきています。今後も、諏訪地域のとっておきの一品を集めた地域に愛されるブランドとして、魅力の発信を強化してまいります。  二つ目として、市民の健康の維持・増進を目指し、みずから健康管理に取り組む習慣を広めてまいります。市民が生涯にわたり健康で充実した生活を送り、元気に活躍することができる社会を実現するためには、高齢者だけでなく若年層を含め、自分の健康は自分で守る意識の醸成を図る必要があります。そのため、ライフステージに応じた食生活の改善や運動習慣の確立に向けた健康づくりプロジェクトなど、各種講座の開催や若者世代の健康診査を拡充するとともに、特定健康診査の一層の受診率の向上と生活習慣病の予防に着目した健診結果の説明、特定保健指導などの充実に取り組みます。また、健康づくりポイント制度による健康意識の向上に向けたきっかけづくりを図り、健康管理への意識を高めることで健康寿命の延伸を促進してまいります。  さらに、ことし7月に改正健康増進法が施行されることから、受動喫煙による健康被害の影響が大きいとされる子供への配慮や望まない受動喫煙をなくしていくため、市民の皆様や関係業種、医師等の御意見を伺いながら、受動喫煙防止条例の制定に向け検討をしてまいります。  三つ目として、医療と介護の充実を図ってまいります。高齢化の進展とともに、地域医療の高度化・専門化や救急医療ニーズの増大に対応するため、諏訪赤十字病院、医師会、歯科医師会薬剤師会等関係機関近隣市町村と連携・協力し、高度医療、急性期から慢性期まで安心して医療を受診できる体制を整備します。  また、高齢者が住みなれた地域で暮らし続けることができるよう、認知症予防や心身機能の改善など介護予防教室各種生活支援サービスを充実するとともに、地域医療介護連携推進センター、いわゆるニックネームでライフドアすわですが、これを核とした医療と介護の一体的な提供体制の強化や、生活支援体制整備協議体における地域での支え合い体制づくりの促進など、地域包括ケアシステムの構築を進めてまいります。さらに、みずからの意思を尊重した医療及びケアを受け、尊厳ある生き方を実現するための「生き方のプランニング」を推奨し、高齢期の生活を支援してまいります。  四つ目として、家庭生活の幸せ感、安心感、充実感が向上する家庭づくりについてです。人口の自然増への取り組みとして、婚活イベントやセミナーなど未婚の男女の出会い、交流の機会を提供するとともに、新婚世帯の住宅賃借費用を支援し、経済的負担を軽減することによって、幸せな家庭を持ちたい人を応援します。  また、妊娠から出産、子育て、子供の社会的自立に至るまで切れ目のない支援を展開するため、4月に設置した「子ども家庭総合支援拠点すわ☆あゆみステーション」、ニックネームはあゆステですけれども、ここを中心に全ての子供とその家庭、妊産婦等への各種支援策を有機的につなぎ、児童虐待の予防、子供の発達段階に応じた相談及びサービスの利用調整、ひとり親家庭生活困窮世帯への生活・学習支援など、安心して子育てができる環境の整備を推進してまいります。  保育園につきましては、多様化する保育ニーズに対応するため、3歳未満児室の整備や安全対策を進めるとともに、子供の豊かな育ちを支援する充実した保育環境を整備してまいります。なお、保育・幼児教育の無償化につきましては、関連法案等の成立を受け、本年10月の開始に向けて準備を進めてまいります。  障がい者福祉につきましては、諏訪圏域障がい者総合支援センターオアシスと連携し、相談支援体制の充実、雇用や就労支援の強化に取り組み、生きがいのある日常生活の充実と夢や希望をかなえられるよう支援します。また、今年度が事業初年度となります第4期地域福祉計画に基づき、子育て、介護、福祉分野におきまして地域住民や福祉関係団体等と連携をし、誰もが健康で自立した生活を送ることができるよう、みんなで助け合い支え合う地域共生社会の実現を目指してまいります。  五つ目として、未来創造ゆめスクールプランによる教育環境の整備を着実に実行してまいります。少子化や市内における人口移動、施設の老朽化など学校教育を取り巻く環境の変化を踏まえ、次世代を担う子供たちがふるさとを愛し、みずからを開き、未来を生きる力を育てるため、プランに掲げた将来を見据えた学校ビジョンを具体化してまいります。  小中一貫教育につきましては、令和3年度の城北小学校、高島小学校及び上諏訪中学校の施設併設型小中一貫教育の実施を初め、将来的な市内3校による施設一体型の小中一貫教育の導入に向け、児童・生徒、保護者や地域の皆様の御意見を伺いながら着実に進めてまいります。  また、郷土諏訪を教材にした「ふるさと学習」や諏訪地域に息づくものづくりの精神を生かした各種ものづくり学習など、学校や地域企業、地域住民と連携しながら、地域に根差した教育のさらなる充実を図るとともに、防災教育、人権教育や平和教育など、命の大切さを学ぶ教育を推進してまいります。  このほか、子供が抱えるさまざまな課題の解消を図るため、スクールカウンセラー及びスクールソーシャルワーカーを引き続き配置するとともに、中学校の特別支援教育支援員と心の教育相談員を統合し、より効果的に学校現場をサポートする自立生活支援員を今年度から配置しており、児童・生徒が安心して充実した学校生活を送ることができるよう、きめ細やかな支援をしてまいります。  蓼科保養学園につきましては、引き続き、長期宿泊生活体験、これが入園児童に及ぼす心と体の成長効果の検証に取り組むとともに、施設の存続を含めた今後のあり方を検討してまいります。  続いて、SUWAのW、「輪と和をつくり分かちあいまSUWA」で、さまざまな人や組織の協力と調和によって新しい時代を展望してまいります。  一つ目として、市政に対する市民の信頼と理解を確保し、市民とともに協働して課題解決に向かってまいります。市民に開かれた行政を推進するため、市政に関する情報をさまざまなチャンネルを活用しながら、市民にわかりやすく発信し、市の施策や目指す方向性を御理解いただくとともに、市政懇談会など市民の皆様と直接意見交換ができる機会を充実させてまいります。  また、区・自治会の課題を共有し、主体的な取り組みを尊重しつつ、連携して協働による地域づくりを支援してまいります。  二つ目として、諏訪圏域6市町村の連携・協力を進め、諏訪地域の底上げを図ってまいります。生活圏や経済圏が同じ諏訪圏域6市町村は、ものづくりの強みを生かした諏訪圏工業メッセの開催や、SUWAブランド創造事業、観光地域ブランド「諏訪の国」の構築、医療・介護の連携、移住促進、税証明書等のコンビニ交付など、共通した課題に一緒に取り組み、施策の効果を高めることで成果を上げております。  さらに、人口減少の抑制や地域経済の活性化のため、連携することによって高い効果が期待できる分野への広域連携の強化を一層進めるとともに、地方創生関連事業やサービス、有効的な施設利用などを協働して推進してまいります。  また、昨年、日本遺産に認定されました「星降る中部高地の縄文世界」の魅力を関係市町村と連携して発信するとともに、放送大学や公立諏訪東京理科大学などの教育機関、各種産業など、国、県、国内外の企業、団体とさまざまな分野での連携・協力を促進し、積極的に情報発信することによって、地域間競争に勝ち抜く「選ばれる地域」を目指してまいります。  三つ目として、個人や企業による「諏訪市応援団」の充実を図ってまいります。ふるさと寄附金制度は、各種事業を進める上で貴重な自主財源となるとともに、シティプロモーションの重要なツールとして捉えております。地場産品や体験型・サービス提供型の返礼品を拡充、ガバメントクラウドファンディングの活用によって、諏訪市の魅力を戦略的に発信することで、知名度のアップとともに、諏訪市を応援したい、諏訪市に行ってみたい人をふやしてまいります。また、ふるさと寄附金や公共施設へのネーミングライツなど企業の賛同をいただきながら、市と企業の双方に利点が生まれる取り組みを進めてまいります。  続いて、SUWAのA、「集まり、遊び、楽しみまSUWA」で、さまざまな人が各種の主体的な活動に親しむ、元気と楽しさの拠点づくりについてです。  一つ目として、生涯を通じて歴史、伝統、文化、芸術に親しむ市民活動を支援してまいります。諏訪市は、諏訪湖や霧ヶ峰を初めとした天与の自然と諏訪大社や御柱祭など悠久の歴史文化に恵まれており、この貴重な地域資源を生かした学びの場の充実を図るとともに、後世への継承に努めてまいります。  国史跡の指定を受けた高島藩主諏訪家墓所につきましては、保存活用計画に基づき、歴史的価値を高める整備に着手するとともに、小丸山古墳出土遺物を初めとした全国に誇れる諏訪市の文化財の修復を進め、その成果を積極的に公開することによって、市民が地域に根差した文化財に親しむ機会の充実を図ります。また、諏訪の宝である歴史的、文化的資料を適切に保存し、継承していくため、収蔵施設の確保や環境整備など収蔵のあり方を検討してまいります。  文化センターにつきましては、将来的な公共施設全体の再編を踏まえ、耐震改修とともに機能向上に向けた検討を行い、建物の持つ歴史、文化の価値を感じられるよう改修してまいります。  また、多様なニーズに応じた生涯学習講座の開催やサークル活動への支援、生涯学習活動の活性化の核となる人材の育成を通じ、市民が生涯にわたり自発的に学び続け、その成果を地域社会に還元し、まちづくりにつながる仕組みを構築するとともに、その拠点となる市内4地区にある公民館の施設整備を進めてまいります。  二つ目として、市民、来訪者を歓迎し、楽しさと喜びを感じるまちづくりについてです。諏訪の多彩な観光資源を生かし、ニーズを捉えた諏訪ならではの観光スタイルを展開することによって、来訪者等に新たな発見や感動を提供してまいります。市内散策路や眺望スポットへの案内板の設置やトイレの整備など、諏訪を訪れる人が利便性と快適さを感じられる環境整備を進めてまいります。さらに、明確なコンセプトに基づく観光地域づくりの実現を図るため、観光業者や宿泊業者、関係団体等と対話を重ねながら、諏訪市の目指す観光のグランドデザインを策定してまいります。  諏訪市には、磨けばさらに輝く地域資源がたくさんあります。ファンを魅了する花火大会のさらなる進化やまち歩きの楽しさ、神話につながる関係市町村との連携による諏訪の伝説や伝統の再発見など、その魅力を掘り起こし、市民が地域に愛着を持ち、観光客等を引きつける施策を展開してまいります。また、人々が集まり、交流し、楽しさの拠点となるすわっチャオを活用し、にぎわいの創出につなげてまいります。  さらに、諏訪湖周サイクリングロードの整備など、景観に調和し安全な施設を整えることによって、自然に親しみ、文化、スポーツ、レジャーを楽しむ人を応援してまいります。  三つ目として、諏訪に来て住みたい人々の移住や諏訪に戻りたい人々の回帰を歓迎し、支援してまいります。人口の社会増への転換を図り、新しい「ひと」の流れをつくり出すためには、暮らす場所、働く場所としての諏訪市の強みを戦略的に発信する必要があります。天与の恵みである温泉は諏訪市の大きな魅力の一つであることから、移住相談セミナーなどを通じて、効果的に発信してまいります。  また、空き家バンクを活用し、市内の空き家情報をわかりやすく伝えるとともに、移住のための空き家改修や就業・起業を支援してまいります。さらに、すわっチャオに移設した諏訪圏移住相談センターを活用し、諏訪圏域全体の住まいや仕事の情報をワンストップで対応することによって利便性を高め、移住定住の促進につなげてまいります。  今回、申し述べました各施策は、第五次総合計画後期基本計画やまち・ひと・しごと創生総合戦略に掲げた目標の達成に向けた取り組みとも連動するものであります。総合計画は諏訪市が目指す将来像を示した最上位の計画であり、2年後の令和3年度までが計画期間となっております。人口減少や超少子高齢化、第4次産業革命など社会経済情勢が急激に変化する中、新時代に対応したまちづくりの指針となる次期総合計画の策定に向け、その目的を改めて定義し、計画の実効性を裏づける諏訪市総合計画条例を策定してまいります。  また、将来にわたり行政サービスを持続的、安定的に提供していくため、AIやIoTを活用したスマート自治体への転換に向けた研究を進めてまいります。  2期目に当たり、これらのマニフェストに掲げましたタイトルは、「透明度日本一のまち 輝く諏訪の実現へ Vol.2」であります。大きな耳と分かち合う自由な対話を大切にし、数十年先の諏訪市の姿を市民と共有することで透明度を高めながら、各種施策を実行することによって、諏訪市を夢に描いた将来像に着実に近づけてまいります。  山積する課題に真正面から立ち向かい、チャンスを捉えて果敢に取り組み、磨けばさらに輝く諏訪の実現に向かって、全力で市政に邁進する覚悟であります。市民の皆様並びに議員各位の御理解と御協力を心よりお願い申し上げまして、以上、施政方針といたします。  それでは引き続き、本日提案をいたしました各議案につきまして、その概要を御説明申し上げます。  初めに報告案件であります。  報告第4号は、平成30年度諏訪一般会計繰越明許費繰越計算書についてであります。平成30年度諏訪一般会計補正予算(第4号)、(第6号)及び(第7号)で設定した繰越明許費にかかわる繰越計算書を地方自治法施行令の規定により報告するもので、財産管理費の建物等解体工事費など9事業について、それぞれの繰越状況を示してあります。  続いて、報告第5号から第7号までは、和解及び損害賠償の額を定めるについての専決処分の報告であります。過日、議員各位に御報告をいたしました車両の事故につきまして、いずれの案件も早急に和解し、損害賠償をする必要がありましたので、諏訪市議会の委任による長の専決処分事項の指定に基づいて専決処分をいたしました。  次に、承認案件につきましては、平成30年度の補正予算及び地方税法等の改正に伴う市税条例等の一部改正の専決処分の承認をお願いするもので、いずれも日時の関係上、急を要したため、専決処分をしたものであります。  承認第1号平成30年度諏訪一般会計補正予算(第8号)は、3月定例会におきましてあらかじめお願いをしておきました起債額の確定に伴う歳入予算の補正であります。駅前公共スペース等整備事業など11件の起債限度額の変更及び地方道路等整備事業などの2件の廃止によって、市債を3,490万円減額し、同額を地方消費税交付金で措置するもので、予算の総額に変更はありません。  続いて、承認第2号から第4号までを一括して御説明申し上げます。  地方税法等の一部を改正する法律が3月29日に公布され、一部を除き4月1日から施行されました。このことに伴い、市税条例、都市計画税条例及び国民健康保険税条例の一部を改正するものであります。  主な内容につきまして御説明申し上げます。  市税条例等の一部改正につきましては、個人住民税において、消費税率の引き上げに伴う需要の平準化を図るため、住宅借入金等特別税額控除の対象期間を3年間延長するほか、子供の貧困に対応するため、ひとり親への非課税措置を創設するなどの改正であります。また、軽自動車税では環境性能割の税率を1%軽減する臨時的措置を規定するとともに、グリーン化特例の見直しを行うなどの改正であります。  次に、都市計画税条例の一部改正は、地方税法等の一部改正に伴う項ずれの改正を行ったものであります。  続いて、国民健康保険税条例の一部改正は、国民健康保険税のうち基礎課税額にかかわる課税限度額を58万円から61万円に引き上げるとともに、低所得者の軽減判定所得を見直したものであります。  次に、議案につきまして御説明を申し上げます。  議案第26号は、諏訪市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正についてであります。現在都道府県知事が行っている放課後児童支援員の認定資格研修を、地方自治法に規定する指定都市の長も実施できるよう厚生労働省令が改正されたことに伴い、本条例を改正するものであります。  続いて、議案第27号諏訪市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正については、厚生労働省令が改正され、家庭的保育事業者等による保育の提供の終了後に、引き続き保育等の受け皿を提供する連携施設の確保義務が緩和されるとともに、連携施設を確保しないことができる経過措置の期間を5年から10年に延長することなどが規定されたことに伴い、本条例を改正するものであります。  次に、議案第28号は、諏訪市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部改正についてであります。本年4月1日に施行された災害弔慰金の支給等に関する法律等の改正により、災害援護資金制度の見直しが行われたことに伴い、本条例の一部を改正するものであります。主な内容は、これまで法律で規定していた災害援護資金の貸付利率を市町村が条例で定めることとされたため、東日本大震災における災害援護資金の貸付利率に倣い、現行の3%から、保証人がいる場合は無利子とし、保証人がいない場合には1.5%とするなど、被災者支援の充実を図るものであります。  議案第29号は、諏訪市剪定木等リサイクル施設条例の一部改正についてであります。湖周行政事務組合において、諏訪市の区域から湖周クリーンセンターに搬入する事業系一般廃棄物の処理手数料を10キログラム当たり150円から160円に改正したことに伴い、本条例に規定する事業者等が搬入する剪定木等の処理手数料につきましても同様の改正を行うものであります。  続いて、議案第30号市道路線の廃止については、飯島橋の撤去による上川通勤バイパスの直線化に伴い、上川左岸のアンダーパス部分の市道45034号線を廃止するものであります。  次に、議案第31号工事請負契約をするについては、水戸代団地建替事業建設工事の建築工事を施工するについて、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例の規定に基づき、議会の議決をお願いするものであります。今回提案いたしました工事につきましては、去る5月16日に一般競争入札を行い、1億5,984万円で株式会社小泉建築が落札し、5月20日に仮契約を行いました。  続いて、予算関係議案につきまして、御説明を申し上げます。  議案第32号令和元年度諏訪一般会計補正予算(第1号)は、補正額9億680万円で、累計額は222億8,680万円となります。  なお、5月の改元に伴い、一般会計予算を含めた全会計の会計年度の名称につきましては、当年度全体を通じて「令和元年度」に統一をいたしますので、あらかじめ御承知おきくださいますようお願い申し上げます。  また、今回の補正では、県の地域発元気づくり支援金の採択を受けたことに伴い、地域戦略費、成人保健費及び美術館費に係る既存事業に県支出金を充当するための財源振りかえを計上しております。  それでは、歳出につきまして各科目別に主な内容を申し上げます。初めに、総務費は補正額3億8,698万1,000円であります。地方財政法の規定による財政調整基金及び庁舎整備基金への積立金を計上するとともに、諏訪湖イベントひろばの利活用について検討を進める専門委員会の設置に係る経費及び施設整備や民間活力の導入の可能性など活用に係る調査業務委託料を新たに計上いたしました。また、助成金事業の採択に伴うコミュニティ助成事業補助金及び地域活動助成事業補助金を計上するとともに、移住交流促進事業には、地域活性化センターの助成金採択に伴う空き家バンクの活用と移住促進を図るための経費を計上いたしました。  次に、民生費は補正額1億158万6,000円であります。社会福祉費に消費税率の引き上げに伴い実施いたしますプレミアム付商品券の発行に係る経費を、障害者福祉費の地域生活支援事業費にシステム改修に要する経費を計上いたしました。また、児童福祉費には10月から実施いたします幼児教育・保育の無償化に係るシステム改修費等の事務経費及び赤沼保育園にゼロ歳及び1歳児の未満児室を整備するための工事費等を新たに計上いたしました。  農林水産業費は補正額599万5,000円で、県支出金を受けて実施いたします諏訪平土地改良区の基盤整備事業に係る構想設計に要する経費を計上しました。  商工費は補正額103万1,000円で、商工費に商業団体からの要望を受け、街路灯のLED化を支援する補助金を、観光費には神話にゆかりのある糸魚川市、出雲市と連携し、交流人口の拡大を図るための経費を新たに計上いたしました。  次に、土木費は補正額4億554万1,000円であります。道路橋梁費に今年度の社会資本整備総合交付金及び防災・安全交付金の交付内示が当初予算額に対し増額となったことに伴う追加工事費等を計上するとともに、河川費に市内要望箇所の河川等の改修に要する経費を追加計上いたしました。  また、住宅費の住宅・建築物耐震改修促進事業費には、特定既存耐震不適格建築物に係る耐震診断補助金を計上いたしました。  続いて、消防費は補正額143万円で、非常備消防費に各地区から想定を上回る要望があった防犯灯LED化事業補助金の増額分を追加計上しました。  終わりに、教育費は補正額423万6,000円で、社会教育費の埋蔵文化財整備事業費に諏訪湖サービスエリアへのスマートインターチェンジの設置等に伴う試掘・確認調査に要する経費を計上するとともに、美術館費には、県の地域発元気づくり支援金の採択に伴う企画展の追加経費を計上いたしました。  以上、補正額9億680万円に対し、特定財源は4億3,977万円で、一般財源必要額は4億6,703万円となり、繰越金をもって措置いたしました。  予算の第2条は債務負担行為の補正であります。諏訪湖イベントひろば活用可能性調査業務委託料につきましては、業務契約期間が2カ年に及ぶため、その期間及び支出限度額を定め債務負担行為として追加するものであります。  予算の第3条は地方債の補正であります。保育所改修事業の追加及び道路改良事業など4件の限度額の変更で、限度額全体では1億7,700万円の増となります。
     以上で、本日提案をいたしました議案の説明を終わります。  なお、私の補佐役であり、執行機関といたしまして重要な人事案件であります副市長の選任議案につきましては、熟慮を重ねた上で議会にお諮りしていく所存であります。  以上、提案説明等を申し上げました。よろしく御審議のほどお願いを申し上げます。           ────────────────────── ○伊藤浩平 議長  これより報告第4号平成30年度諏訪一般会計繰越明許費繰越計算書についての質疑に入ります。質疑はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○伊藤浩平 議長  これをもって質疑を終結いたします。  報告第4号については、地方自治法施行令第146条第2項の規定により、報告のみとし、これをもって終結いたします。           ────────────────────── ○伊藤浩平 議長  報告第5号和解及び損害賠償の額を定めるについての専決処分の報告についての質疑に入ります。質疑はございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○伊藤浩平 議長  これをもって質疑を終結いたします。  報告第5号については、地方自治法第180条第2項の規定により、報告のみとし、これをもって終結いたします。           ────────────────────── ○伊藤浩平 議長  報告第6号和解及び損害賠償の額を定めるについての専決処分の報告についての質疑に入ります。質疑はございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○伊藤浩平 議長  これをもって質疑を終結いたします。  報告第6号については、地方自治法第180条第2項の規定により、報告のみとし、これをもって終結いたします。           ────────────────────── ○伊藤浩平 議長  報告第7号和解及び損害賠償の額を定めるについての専決処分の報告についての質疑に入ります。質疑はございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○伊藤浩平 議長  これをもって質疑を終結いたします。  報告第7号については、地方自治法第180条第2項の規定により、報告のみとし、これをもって終結いたします。           ────────────────────── ○伊藤浩平 議長  これより承認第1号平成30年度諏訪一般会計補正予算(第8号)の専決処分の承認を求めるについてに対する質疑に入ります。質疑はございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○伊藤浩平 議長  これをもって質疑を終結いたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっております承認第1号については、諏訪市議会会議規則第37条第3項の規定により、委員会への付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○伊藤浩平 議長  御異議ないものと認めます。よって、承認第1号については、委員会への付託を省略することに決定いたしました。  討論に入ります。討論はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○伊藤浩平 議長  これをもって討論を終結いたします。  これより承認第1号を採決いたします。本案は原案のとおり承認することに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○伊藤浩平 議長  御異議ないものと認めます。よって、本案は原案のとおり承認されました。           ────────────────────── ○伊藤浩平 議長  これより承認第2号諏訪市税条例等の一部改正について専決処分の承認を求めるについてに対する質疑に入ります。質疑はございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○伊藤浩平 議長  これをもって質疑を終結いたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっております承認第2号については、諏訪市議会会議規則第37条第3項の規定により、委員会への付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○伊藤浩平 議長  御異議ないものと認めます。よって、承認第2号については、委員会への付託を省略することに決定いたしました。  討論に入ります。討論はございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○伊藤浩平 議長  これをもって討論を終結いたします。  これより承認第2号を採決いたします。本案は原案のとおり承認することに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○伊藤浩平 議長  御異議ないものと認めます。よって、本案は原案のとおり承認されました。           ────────────────────── ○伊藤浩平 議長  これより承認第3号諏訪市都市計画税条例の一部改正について専決処分の承認を求めるについてに対する質疑に入ります。質疑はございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○伊藤浩平 議長  これをもって質疑を終結いたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっております承認第3号については、諏訪市議会会議規則第37条第3項の規定により、委員会への付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○伊藤浩平 議長  御異議ないものと認めます。よって、承認第3号については、委員会への付託を省略することに決定いたしました。  討論に入ります。討論はございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○伊藤浩平 議長  これをもって討論を終結いたします。  これより承認第3号を採決いたします。本案は原案のとおり承認することに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○伊藤浩平 議長  御異議ないものと認めます。よって、本案は原案のとおり承認されました。           ────────────────────── ○伊藤浩平 議長  これより承認第4号諏訪市国民健康保険税条例の一部改正について専決処分の承認を求めるについてに対する質疑に入ります。質疑はございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○伊藤浩平 議長  これをもって質疑を終結いたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっております承認第4号については、諏訪市議会会議規則第37条第3項の規定により、委員会への付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○伊藤浩平 議長  御異議ないものと認めます。よって、承認第4号については、委員会への付託を省略することに決定いたしました。  討論に入ります。討論はございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○伊藤浩平 議長  これをもって討論を終結いたします。  これより承認第4号を採決いたします。本案は原案のとおり承認することに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○伊藤浩平 議長  御異議ないものと認めます。よって、本案は原案のとおり承認されました。           ────────────────────── ○伊藤浩平 議長  お諮りいたします。議案第26号諏訪市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正についてより、議案第32号令和元年度諏訪一般会計補正予算(第1号)までの7件については、本日は説明のみにとどめたいと思います。  これに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○伊藤浩平 議長  御異議ないものと認めます。よって、本日は説明のみにとどめます。           ────────────────────── △日程第 4      陳情第 1号 「米軍基地負担に関する意見書」の採択を求める陳情書      陳情第 2号 「核兵器禁止条約への日本政府の署名・調印と批准を求める意見書」の採択を求める陳情書 ○伊藤浩平 議長  次に、陳情第1号「米軍基地負担に関する意見書」の採択を求める陳情書及び陳情第2号「核兵器禁止条約への日本政府の署名・調印と批准を求める意見書」の採択を求める陳情書を一括議題とし、お手元に配付してあります付託表のとおり担当委員会に付託いたします。           ────────────────────── ○伊藤浩平 議長  以上をもって本日の日程は全て終了いたしました。           ────────────────────── ○伊藤浩平 議長  本日はこれをもって散会いたします。御苦労さまでした。           ──────────────────────            散       会   午前11時03分...