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平成30年第 5回定例会−12月05日-05号

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  1. 諏訪市議会 2018-12-05
    平成30年第 5回定例会−12月05日-05号


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    最終取得日: 2021-05-28
    平成30年第 5回定例会12月05日-05号平成30年第 5回定例会            平成30年第5回定例会会議録(第5号)          平成30年12月5日(水)午前10時00分開議 〇議事日程  一般質問  議案第71号 諏訪市議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正について  議案第72号 諏訪市常勤特別職の職員の給与に関する条例の一部改正について  議案第73号 諏訪市一般職の職員の給与に関する条例の一部改正について  議案第74号 平成30年度諏訪市一般会計補正予算(第5号)  議案第75号 平成30年度諏訪市温泉事業会計補正予算(第1号)  議案第76号 平成30年度諏訪市一般会計補正予算(第6号)       〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜                  本日の会議に付した事件  日程第 1 一般質問(3−3) ページ                 ページ   10番  山 田 一 治  …225  11番  宮 下 和 昭  …230  日程第 2 議案第71号 諏訪市議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正についてより議案第76号 平成30年度諏訪市一般会計補正予算(第6号)まで6件一括議題        市長提案説明、議案第71号より議案第75号まで5件 質疑の上総務産業委員会に付託、議案第76号 質疑の上社会文教委員会に付託
                     散         会       〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜出席議員(15名)      議 席                 議 席       1番   井 上   登        2番   近 藤 一 美       3番   増 澤 義 治        4番   牛 山 智 明       5番   宮 下 和 昭        6番   吉 澤 美樹郎       7番   小 松 孝一郎        8番   金 子 喜 彦       9番   伊 藤 浩 平       10番   森 山 博 美      11番   廻 本 多都子       12番   山 田 一 治      13番   小 林 佐 敏       14番   水 野 政 利      15番   奥 野   清 〇欠席議員(なし)       〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 〇説明のため出席した者の職氏名    市長      金 子 ゆかり     副市長     平 林 隆 夫    教育長     小 島 雅 則     総務部長    宮 坂 茂 樹    企画部長    木 島 清 彦     市民部長    花 岡 光 昭    健康福祉部長  関   隆 雄     経済部長    大 舘 道 彦    建設部長    小 松 弘 明     水道局長    河 西 活 水    教育次長    土 田 雅 春     会計管理者   藤 森 一 彦    総務課長    松 木 克 之     企画政策課長  前 田 孝 之    財政課長    茅 野 徳 雄     地域戦略男女共同参画課長                                柿 澤 吉 廣    行政委員会事務局長           消防庶務課長  大 槻   稔            小 泉 一 男       〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 〇職務のため出席した事務局職員職氏名    局長      前 澤 由美子    次長      柿 崎   茂    庶務係長議事係長            茅 野 修 一    主査      宮 坂 香 織       〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜                              平成30年12月5日(水)                第5回諏訪市議会定例会                  会  議  録 (6−5)                                開議 午前10時00分                                散会 午前11時26分                                  (傍聴者  9名)            開       議   午前10時00分           ────────────────────── ○金子喜彦 議長  おはようございます。これより本日の会議を開きます。  日程に入るに先立ち報告をいたします。ただいままでの出席議員数は15名であります。日程はお手元に配付いたしました。           ────────────────────── △日程第 1      一般質問金子喜彦 議長  一般質問を続行いたします。山田一治議員 ◆12番(山田一治議員) 皆さん、おはようございます。かりんちゃんねるをごらんの皆様、また本日傍聴席にお越しいただきました皆様に感謝申し上げます。ありがとうございました。それでは、今回の質問に際しまして、ちょっと私の思いも最初にお話をさせていただき、質問に入っていきたいと思います。  金子市長は、「透明度 日本一のまち 輝くSUWA」の実現に向けて、第五次諏訪市総合計画後期基本計画を「未来に向かい鼓動する 高原湖畔都市 SUWA」をテーマに策定され、平成29年度から平成33年度までの5年間に諏訪市を取り巻く環境は大変大きく変化し、山積する課題への対応を決めなければならないという時代を迎えました。未来へつながる持続可能都市を目指していく必要があり、各部局において事業を確実に進めていくことの思いを市長から伺っております。そうした中で、今議会においても多くの議員の皆さんから諸施設等の環境整備についていろいろと質問が出されておりますけれども、おのおのの回答をいただいております。  今回、私は2019年9月に長野県で開催される全国軟式野球大会天皇賜杯に当たり、また2027年には国民体育大会ヨット競技大会も予定されておりますが、諏訪市としての受け入れ体制と各施設の整備計画についての質問をいろいろと細かくいたしたいと思います。  今回の全国軟式野球大会は松本市が本球場となりますので、諏訪市はサブ球場でございますけれども、諏訪市、長野市、塩尻市、茅野市、飯田市、佐久市の6球場で試合が予定されております。諏訪市においては、9月14、15、16日の3日間、6チームが諏訪に来て試合を行うわけでございますけれども、来年度には現皇太子が天皇に即位されるわけでございます。新天皇の御来訪も考えられます。そこで、天皇様はもとより参加選手を気持ちよくお迎えできるよう努めてまいりたいという思いからの質問でございます。  この大会とは別に、諏訪市では既に各施設の整備を進めておられることと思います。大会会場となるしんきん諏訪湖スタジアムは、スポーツ課の職員の皆さんに日ごろより細部にわたって手入れと整備をしていただいております。11月15日、全日本軟式野球連盟より第74回天皇賜杯大会役員スタジアムを訪れ、全国各地からの参加チームの選手が快いプレーができることを目的に、球場の施設、グラウンド整備状況について、五味課長と一緒に事細かくチェックを受けました。チェックの結果、当球場の整備については、すばらしい球場であるとの好評をいただきました。ただ1点、外野の芝生と内野のグラウンドとの境目に多少の段差があり気になるということでございますが、これは大会までに多少の土砂を入れることによって、十分修理ができることと思います。  諏訪市で開催される各種大会、いろいろ競技があるわけですけれども、今回は軟式野球でございます。それから、2027年にはヨットハーバーを利用したヨット競技が行われるわけでございますけれども、施設の環境整備整備計画について質問をさせていただきます。  まず、諏訪市で開催される各種大会会場となる施設の環境整備整備計画についてでございますけれども、2019年9月に開催される軟式野球天皇賜杯競技に先立ち、諏訪市としての受け入れ体制と球場の整備計画について幾つか質問をさせていただきます。  来年度の長野県で開催される天皇賜杯、第74回全国軟式野球選手権大会を開催するまでの経緯について、それぞれ諏訪市として何か連絡を受けたりしておると思いますけれども、大会の概要と諏訪市として協力を求められている事項について内容をお聞きしたいと思います。それでは、諏訪市が全国大会受け入れメリットを市でも考えておると思いますけれども、その点にあわせまして協力体制についてひとつお願いをしたいと思います。  まず一つは、選手、それから応援団のバスの駐車場の確保、これをぜひ盛っていただきたいということで、サブ球場も清水町にある市営球場、それから湖畔にある運動広場が考えられますけれども、このバスの駐車場の確保については、ぜひお願いをしたいと強く要望を受けておりますので、これらについて質問をしたいと思います。  後は質問席で質問をさせていただきます。 ○金子喜彦 議長  教育次長土田雅春 教育次長  おはようございます。それでは山田議員の御質問にお答えさせていただきたいと思っております。  まず、天皇賜杯第74回の全国軟式野球選手権大会の概要でございますが、これは公益財団法人全国軟式野球連盟が主催する全国大会でございまして、軟式野球界でも最もレベルが高く権威のある大会ということでございます。参加チームはほぼ企業が中心になるチームで構成されまして、甲子園の経験者も数多く出場し、実力者が多く参加している大会でございます。昭和21年から開催しておりまして、長野県では昭和52年に開催をしております。  本年8月に今、議員がおっしゃったように、県軟式野球連盟を通して主催者の公益財団法人全国軟式野球連盟から申し入れがございました。来年度の74回大会は、議員おっしゃったように9月に開催する予定でございますけれども、会場としてはまだ県内複数の自治体ということで、これは未公表になっておりますので、議員おっしゃった内容のことは私どもも存じ上げていないところではございます。  協力要請としましては、開催地負担金ですとか施設の要請がございまして、それは今、議員がおっしゃった視察のアドバイス等があったということでございます。  それから、全国レベルの試合を市民、特に児童・生徒が観覧することによりまして、教育効果や野球への意識や関心の高揚が得られまして、指導者への意識向上にもつながる、そういうふうに考えております。さらには、野球のみならずスポーツ全体への関心が高まる効果もあると考えております。また、経済効果も考えられておりまして、参加チーム宿泊受け入れや、県内外からの観客による経済波及効果も考えられると思っております。また、この機会を利用した諏訪市のPRも十分に実施できると考えております。  諏訪市としての受け入れ協力体制でございますけれども、負担金の対応や、指摘やアドバイスを受けた球場施設への会場機能の向上を見据え研究をしていきたいと考えております。議員おっしゃったバスの駐車場についても、正式に方向が決まった段階で競技団体と打ち合わせをするということで研究をしていきたいと考えております。              〔「議長12番」の発言あり〕 ○金子喜彦 議長  山田一治議員 ◆12番(山田一治議員) 今、教育関係のそれぞれの対応という形で諏訪市の対応をお話をいただきましたけれど、本当にいろいろと細部が決まれば、これからいろいろと細かい注文が出てくると思いますけれども、今お話しいただいたように、諏訪市としての受け入れ体制を非常にがっちりやっていただけるということでございます。そういう意味では野球協会からもいろいろと細かいアドバイスが来ておりますし、地域の要望としても県連にしっかりと、こういうような受け入れ体制については、こういう形の中でぜひ地元にもいろいろなメリットがあるよう考えていただきたいということで申し込んでありますので、またそんなことも含めて、これから一緒になってこの事業を推進、進めていきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。  次に、2027年国民体育大会についてですけれども、諏訪市は過去に国体の受け入れをやった経験もあるということでございますけれども、これらの受け入れ体制にかかわる各施設の整備計画についてちょっとお伺いしたいと思います。  国体の準備状況と会場の選定状況について、これはヨットハーバーでございますので、この大会はヨットの関係になります。野球競技もひょっとすればまた来るんじゃないかということもありますので、野球は今の大会の関係とあわせて既にやっていただければ十分だと思いますけれども、そうした中、準備状況と会場の選定状況について何か情報が入っていればお聞きをしたいと思います。お願いいたします。 ○金子喜彦 議長  教育次長土田雅春 教育次長  昨年12月に第82回国民体育大会、そして第27回全国障害者スポーツ大会長野準備委員会が設立されました。現在、各競技の開催会場の決定を進めているところでございます。  本年の7月に県内各自治体と県の競技団体への希望調査を行いまして、マッチングを実施したところでございます。その結果、11月9日開催の準備委員会常任委員会にて、第1次の選定案が提出され決定されました。その中で諏訪市がセーリング競技を受け持つことが発表されたわけでございますが、今後未決定の競技につきましては、会場の2次選定、3次選定が行われていく予定でございます。              〔「議長12番」の発言あり〕 ○金子喜彦 議長  山田一治議員 ◆12番(山田一治議員) この第1次選定でセーリング競技という形の中で、諏訪市ではヨット競技をという形で決まっているようでございますけれども、ぜひ各地区から参加される、全国から参加される選手の皆さん方、あるいはそれに付随して応援に来てくださる皆さん方のいろいろな受け入れサービスという形の中で、いろいろな関係団体と協力をして、諏訪市を挙げてお迎えをするという方向で進めていただけたらありがたいと思います。  また、国体になりますといろいろな競技があるわけですけれども、今言ったように細かいことについては、これから検討されるということでございますので、その点についてはまた決定したときに、それぞれの対応を進めていただけたらと思っております。  それから、軟式野球の関係で先だってスポーツ課へお話を聞きにいきましたら、駐車場の問題が非常に多くあるんです。隣にスポーツ広場もあるんですけれども、そういったような場所も計画に入れているということでございますが、サブ球場という形の中でやりたいということもありますので、この駐車場の確保についていろいろと御検討をいただいていると思いますけれども、選手や応援団の皆さんは球場までバスで来ていただいて、あとバスヨットハーバーお願いしたらどうかということでちょっとお話ししました。これは参考までに申し上げましたけれども、そんな形の中で万全を期した受け入れ体制をしていただけたらありがたいと思っています。  また、ヨットハーバーの整備でございますけれども、これはヨット協会でいろいろと考えていただけることだと思いますけれども、ヨット競技の開催に当たってのヨットハーバーの整備について、今いろいろと計画がされていると思いますが、その辺で何か参考になるものがありましたらお聞きをさせていただきたいと思います。 ○金子喜彦 議長  教育次長土田雅春 教育次長  ヨットハーバーのことでございますが、前回国体開催時にはヨットハーバーを建設したという経過がございます。経年による老朽化がございまして、開催方式運営方法も前回とは異なっているために、艇置き場ですとか桟橋、スロープ等に対応した整備が必要になってくると考えております。整備に当たっては他県からの事例も念頭に入れて、県の補助も想定されますけれども、多額の経費がかかるために、補助金等財源確保についてはその動向に注視していきたいと考えております。              〔「議長12番」の発言あり〕 ○金子喜彦 議長  山田一治議員 ◆12番(山田一治議員) 今お話がありましたように、非常に年数がたっているということでございますけれども、諏訪湖のしゅんせつについては何か検討されておるでしょうか。お聞きしたいと思います。 ○金子喜彦 議長  教育次長土田雅春 教育次長  競技会場としての諏訪湖環境整備でございます。上川や島崎川の河口周辺付近を中心に土砂の流入による堆積が進行しているわけでございます。現況として、ヨットヨットハーバーから出入りする航路が狭まっているという状況もございまして、湖底について県でも調査を実施しているところでございます。  その結果等をしっかり分析しまして、競技会場として適切な整備を検討していかなければいけないと考えております。その際には、市の関係課所県建設事務所と連携して相談、あるいは研究を進めていく必要があると考えております。              〔「議長12番」の発言あり〕 ○金子喜彦 議長  山田一治議員 ◆12番(山田一治議員) ありがとうございます。こちらも野球競技同様いろいろな受け入れ体制を十分に検討されていると思いますので、そうした中ですばらしい大会ができるような形でいろいろ準備を進めていただけたらありがたいと思っています。  いろいろと質問をしている中で、実は軟式野球天皇賜杯は松本市がメーン球場になります。前に諏訪市でやったときは、諏訪市からいろいろ各球場へお願いをしたという場面もありましたけれども、それぞれの会場では今、次長からお話がありましたように、非常にいろいろな注文が出ております。地元からは、やはり選手には試合をやる地域での宿泊をお願いしたいとか、いろいろ出ているわけでございます。そういった形の中で今、観光協会、あるいは旅館組合等皆さん方にもお話を聞いているところでございますけれども、いろいろな形でまた市の皆さんのお力を借りないと、そういったことが難しくなるかなということもありますので、その点の御協力をいただきたいと思います。  諏訪市では9月14、15、16日、この3日間行われるわけでございますけれども、来るチームは6チームです。14日の土曜日は1試合、それから15日に2試合、16日にはこのブロックの代表が決まる大会になろうと思います。非常に人数が少ないわけでございますけれども、やはり諏訪市の受け入れ体制という形で、それぞれの団体に協力依頼、当然観光協会あるいは商工会議所等もそれぞれの受け入れ体制について、これからいろいろ検討していただくようになると思いますけれども、そんな形の中で市の御指導をぜひお願いしたいと思っております。いろいろ聞いているわけでございますけれども、あと特に県からの特別な依頼とかがありますればお聞きをしたいと思います。 ○金子喜彦 議長  教育次長土田雅春 教育次長  今のところ県からの要請等は来ておりません。
                 〔「議長12番」の発言あり〕 ○金子喜彦 議長  山田一治議員 ◆12番(山田一治議員) そういうことで、既に私どももそういう形で軟式野球連盟の県の役員会のときには、受け入れ地区からの要望に対しては、県へもいろいろとお願いをしてございます。ぜひ諏訪においては、今お話ししましたように、市のしっかりした御協力と、前回やりましたこの大会の反省をしていく。前回は、非常に選手の皆さんに好評を得たわけでございますけれども、やはり市の皆さんの力が非常にあって、この大会の運営委員に職員の皆さんほとんどがかかわったということを聞いております。また、次の2027年の国体の軟式野球の会場が決定すれば諏訪に来ると思いますけれども、そんな形の中で新しい天皇を迎える、天皇もひょっとすれば初めての大会でございますので来るのではないかということもうわさされておりますけれども、そうした受け入れ体制も、またその場になればいろいろと市に要請が来ると思います。これからの活動の中で、ぜひ一つ一つ取り組んでいただいて、市長がおっしゃっております環境整備、これはこの野球だけとかこの大会だけではなくて、別に諏訪市を訪れてくる観光客の皆さん方、あるいは工業とか商業とかいろいろな経済関係でも諏訪市へ来る方は非常に多いと思いますので、ぜひそんな中で、よそから来る皆様方に本当に諏訪市に来てよかったという気持ちを持っていただけるような体制づくりをこれからしていただけたらありがたいと思います。  いろいろと質問をしたいと思いますけれども、このような中で私は今回はこの天皇賜杯の大会が決定になりましたので、この大会は諏訪市ではこうだったという県からよい評価をいただけるようにとの思いを持って話をさせていただきました。あと細かいことは、それぞれ各部局へお願いに上がりたいと思っていますけれども、いろいろとこういった気持ちをきょうはお伝えをしながら質問をさせていただいたわけでございます。  ぜひこれから諏訪市の市長の思いである「透明度 日本一のまち 輝くSUWA」の実現に向けて、我々もそうでございますけれども、市を挙げ、市民が全体でこの形の中で協力をして、すばらしい環境整備ができ、受け入れ体制を整えていただくことを希望として申し上げまして、私の質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。 ○金子喜彦 議長  宮下和昭議員 ◆5番(宮下和昭議員) おはようございます。議席番号5番、宮下和昭でございます。本定例会代表質問一般質問のトリを務めさせていただきます。早いもので平成30年も師走となり、平成最後の月を迎えました。ことしも明るい話題、暗い話題など、世界を初め国内においても特に地震や気候の変化による災害の多発、猛暑の高温対策によるエアコン設置問題など、話題に事欠かない1年でございました。このような世相の中で、当市にあっては上諏訪駅前の開発が進展し、商業棟アーク諏訪市公共スペースが駅前交流テラスすわっチャオと決定し、来年オープンの運びとなったこと、国保の財政運営主体が長野県へ移行され、湖周サイクリングロードが着工されるなど着々と事業の伸展が図られていることは、自治体としてのそれぞれ持てる機能が順調に動いているのではないかと評価をいたします。  本日用意いたしました一般質問は、通告に従いまして最初の項目が姉妹都市友好都市との交流事業、2項目め再生可能エネルギー設置状況、3項目めはマイナンバーカードの利用状況と今後の見通し、4項目めが霧ヶ峰の景観・自然保護状況、最後にフラッグポール活用状況の5項目についてであります。  最初は姉妹都市友好都市との交流事業についてでありますが、諏訪市が最初に友好都市の締結をしたのは、昭和35年9月のオーストリアのヴェルグル市、クンドル町からスタートし、世界4市町、国内3市1区と姉妹都市友好都市の締結がされていると思います。姉妹都市友好都市締結の目的、意味合い、姉妹都市友好都市の違いについてお尋ねをいたします。  以下の質問は、質問席にてお願いをいたします。 ○金子喜彦 議長  市長 ◎金子ゆかり 市長  おはようございます。姉妹都市友好都市の御質問をいただきました。姉妹友好都市の締結は、都市間の文化交流友好親善を目的としております。観光を初め各産業や文化、教育、スポーツなど、さまざまな分野における交流を通して、相互の繁栄と発展を促進していくものであり、多くの市民や団体間での交流が行われることによって、他の地域、相互の歴史を学んだり人々と交流し、環境や食や文化などに接することにより見聞を広めていく意味合いもございます。  行政間でも有意義な情報交換などが行われておりますのに加えて、平成24年に姉妹都市との間において締結した災害時相互協力協定など、相互の都市間で災害などが起こった際には、スムーズに助け合える関係を築いております。先月壱岐市で行われました防災サミットでは、私たちが締結している姉妹都市、あるいは壱岐市の交流都市10都市、市町の参加がございました。  それから、姉妹都市友好都市の違いにつきましては、姉妹都市友好都市では目的や交流などの趣旨や意味合いなどにおいて大きな違いはございません。諏訪市では、言葉の上では市と結ぶものを姉妹都市、区や町村と結ぶものを友好都市としております。以上でございます。               〔「議長5番」の発言あり〕 ○金子喜彦 議長  宮下和昭議員 ◆5番(宮下和昭議員) それでは、個別に各都市との締結の時期、いきさつ、目的、交流事業の実態について御教示をお願いしたいと思います。 ○金子喜彦 議長  総務部長 ◎宮坂茂樹 総務部長  各都市との交流のいきさつなどについて、国内についてお答えをいたします。  まず、静岡県伊東市とのいきさつでございますが、昭和35年ごろから諏訪市旅館組合野球部と伊東市旅館組合野球部との間で親善野球試合が行われ、友好の輪が広がり、その後昭和40年に姉妹都市の締結に至りました。  次に神奈川県秦野市ですが、昭和57年に秦野市において姉妹都市に関する市民アンケートが実施され、その結果諏訪市が1位となり、昭和59年に姉妹都市の締結に至りました。  次に長崎県壱岐市でございますが、俳人河合曽良の生誕の地が諏訪、終えんの地が勝本町、これが現在の壱岐市となるわけでございますが、その関係で平成6年に旧勝本町と友好都市を締結し、その後平成16年に勝本町が合併したことに伴い、翌17年に壱岐市と姉妹都市を締結いたしました。  また、東京都台東区とは昭和35年から台東区が霧ヶ峰に少年自然の家を所有し、さらに同59年には林間学校・霧ヶ峰学園を整備し、これを契機に同年に友好都市を締結いたしました。  続けて、各都市との交流の現状はということでございます。行政のレベルといたしましては、双方の行事への出席やイベント等へ物産展などの出店を行っております。主なものといたしましては、伊東市の按針祭、秦野市のたばこ祭り、台東区の隅田川花火大会、壱岐市の勝本港祭りなどへ参加し、議員含め交流を深めております。また、当市へ来訪いただいている主な行事は、御柱祭、諏訪湖祭湖上花火大会、よいてこ祭り、くらしいきいきエコフェスタなどとなっております。  市民レベルといたしましては、各種スポーツ団体や文化団体の交流、例えばソフトボール、バドミントン、小学生バレーボールの交流、博物館の優待、俳句の会、市民号など、多様な交流が図られてきております。  なお、平成24年には、姉妹都市である伊東市、秦野市、壱岐市との間において、災害時相互協力協定を締結し、災害時の応援体制を確立いたしました。  このほか、国外の姉妹都市との交流におきましては、アメリカ合衆国のセントルイス市との高校生の交換留学事業、広報紙の交換やクリスマスカードのやりとりなどを行うとともに、周年を記念した訪問や式典による交流を行っております。平成24年には姉妹都市提携25周年であったフランスのアンボワーズ市を訪問、あわせてヴェルグル市、クンドル町にも表敬訪問し、平成26年には姉妹都市提携40周年としてセントルイス市を訪問し、交流を深めてきたところでございます。 ○金子喜彦 議長  教育次長土田雅春 教育次長  小中学生との交流ということでございますので、実例を若干挙げさせていただきたいと思います。総務部長から話がありましたが、現状、台東区とは、霧ヶ峰学園の交流もありますが、上野の森の合唱団が台東区の施設を利用しに夏来られることがあるんですが、それに通じまして、中洲小学校と合唱の交流をしておるところでございます。また、秦野市とは教育総務課の青少年係が交流キャンプを毎年相互に実施しているわけでございます。スポーツ関係としましては、少年野球の交流が伊東市と、それから今総務部長おっしゃりました、小学生のバレーボールが台東区と交流を進めているところでございます。               〔「議長5番」の発言あり〕 ○金子喜彦 議長  宮下和昭議員 ◆5番(宮下和昭議員) ありがとうございました。かなり交流事業が活発に行われておりまして、このようなことを市民の多くの方々がなかなか知っていないという部分もあります。したがって、この点についても、部局において広報活動もまた手を入れていただいて、市民の方々にどういう交流事業が行われているのかというところをお伝えいただければありがたいかなと思っております。  次に、交流事業の費用分担についてでありますけれども、私の住んでいる地域は長持ちが盛んでございまして、保存会を組織して活動をしておりますけれども、秦野市のたばこ祭りに20名ぐらいで二さお出して何度か参加をしてまいりました。祭りに花を添えてまいりましたけれども、交通費、宿泊費、それから長持ちの輸送費は自前で負担をしておりまして、行ったときに、秦野市観光協会から平成20年ごろまでは20万円、以降は12万円と若干の補助を支援していただいておりますけれども、諏訪市からの支援はありませんでした。このような状態は、上諏訪地区の長持ちを持ってみえる団体も全く同じでございまして、参加団体の負担が重過ぎて、皆様と話をしても、姉妹都市交流事業を地区といいますか市民に任せたなら、次回からの参加はもうやめたと言われております。費用の支援について、他のスポーツ団体、文化団体などにはどのような扱いがされているのかをお伺いいたします。 ○金子喜彦 議長  総務部長 ◎宮坂茂樹 総務部長  交流事業の費用負担でございますが、姉妹友好都市の各イベント等の参加においては、それぞれの姉妹都市間で調整をしております。平成27年には伊東市との姉妹都市締結50周年記念事業としまして、伊東市を訪れる市民への宿泊料金の助成、それから伊東市の市民団体との交流を目的に訪問する団体への交通費等の助成を実施いたしました。イベントによっては、市のバスを使用していただくなど交流事業に参加する団体の交通費負担を軽減する措置、支援を行っておるところでございます。  海外姉妹都市については、諏訪国際交流協会と共催して実施している事業としての高校生セントルイス生活体験事業、それから国際交流事業などに対して、海外姉妹都市との交流や国際理解を市民に広げる友好親善事業の一環といたしまして、一定額を補助しております。 ○金子喜彦 議長  教育次長土田雅春 教育次長  スポーツ団体、文化団体ということでございますので、そちらについてお答えをさせていただきます。諏訪市と伊東市は昭和40年に姉妹都市の締結がなされたということで先ほどもありましたが、本年で53年目に当たるということでございます。昭和43年から両市の文化協会等が相互訪問の形で交換学習会を重ね、本年で50回目を迎えたということでございます。  ただし、共通経費等の不足分については文化協会予算として支出しておりまして、大概は自己負担で運営していただいているということでございます。ちなみに諏訪市文化協会には、諏訪市から102万6,000円の補助金が支出されているわけでございます。  続いて、スポーツ関係では、伊東市の少年野球が1年ごと来訪したり往来しておりまして、秦野市のバレーボールの協会も小学生の交流を実施しておりますが、いずれも補助の実績はございません。               〔「議長5番」の発言あり〕 ○金子喜彦 議長  宮下和昭議員 ◆5番(宮下和昭議員) 先ほどもお話ししましたように、せっかくといいますか、姉妹都市友好都市交流事業を進めておりますので、市の目的に沿った形で市民の交流が行われていると解釈いたしますけれども、例えば秦野市のたばこ祭りの長持ちへ行ったり、向こうへ行ってかなりお祭りの中を流したりするわけですけれども、そういう費用の補助については、経済部のほうにもお願いをしたりしておりますけれども、最終的にはこれは秦野の観光協会が負担していますからということで、諏訪市のほうは逃げられてしまうわけです。地元の方々が行くのに、向こうに全部負担を、全部という負担じゃなくて、先ほども言ったように12万円そこそこで、大型トラック1台を確保するのがちょうどいっぱいいっぱいでして、あとの交通費、宿泊費は全て自己負担でやっているというところですので、やはり市で負担をし、何とか少しでも御援助いただければという思いはございますけれども、その点についてもしあれば御意見をお聞かせいただきたいと思います。 ○金子喜彦 議長  総務部長 ◎宮坂茂樹 総務部長  議員御指摘のお話はよくわかるところもございます。補助ということになりますと、やはりその目的、趣旨、それから公平性の担保、そういったものを検討し、また観光協会も含めて、今後大きな検討課題の一つかなと認識をしておるところでございます。               〔「議長5番」の発言あり〕 ○金子喜彦 議長  宮下和昭議員 ◆5番(宮下和昭議員) ありがとうございました。明るい希望を持っておりますので、またぜひとも協会とも御相談していただいて、見通しを期待したいと思います。  次に、市の歩みを見ますと、平成26年には、先ほども部長からお話ございました、セントルイス市との姉妹都市提携40周年記念事業では、セントルイス市を訪問されておりますけれども、これを見ると実はフランスのアンボワーズ市とは昨年30周年を迎えておりました。相手市から何か招待があったのかなかったのか。それからこちらから、あったけれどもお断りをしたのか。例えば行かないまでも何かそのような祝電等の対応はしたのか、その点についてお伺いをしたいと思います。 ○金子喜彦 議長  総務部長 ◎宮坂茂樹 総務部長  議員御指摘のフランスのアンボワーズ市でございますが、姉妹都市締結30周年の年が昨年だったというわけでございます。アンボワーズ市、ヴェルグル市、クンドル町については、平成24年の姉妹都市訪問以降は遠方であることもありましてなかなか訪問できておりません。いずれにしましても、海外の場合は先様の考え方もあるものですから、国内の姉妹友好都市と同様にとはいかない点もございます。  このアンボワーズ市との姉妹都市締結30周年の際には、近年25周年で訪問していることもありまして、また周年事業としての特別の取り決めもいたしていないことから、30周年ということでの特別な招待、祝電などは双方で行っておりません。               〔「議長5番」の発言あり〕 ○金子喜彦 議長  宮下和昭議員 ◆5番(宮下和昭議員) ありがとうございました。  次に、交流事業の拡大についてでございますけれども、各都市とは何かの縁がございまして、特に諏訪大社関連となりますけれども、出雲大社の出雲市、それから糸魚川市なども交流を希望している旨の話もありますけれども、その他を含めて拡大するお考えはあるのかお聞かせをいただきたいと思います。  また、未来を担う小中学生の交流で、もう少し多くの小中学生を姉妹都市に派遣することがあるのかどうか、その点についてもお聞きをしたいと思います。 ○金子喜彦 議長  総務部長 ◎宮坂茂樹 総務部長  交流事業の拡大ということでの御質問でございますけれども、最近では議員おっしゃるとおり、諏訪大社とのゆかりによりまして糸魚川市、出雲市との交流がありまして、3市で観光分野での連携など交流事業について模索しているところでございます。  姉妹友好都市の拡大ということでございますと、現在国内で4都市、海外4都市と締結していることから、既存の姉妹友好都市との交流を優先し、継続していくことに力点を置いてまいりたいと考えております。新たな姉妹友好都市の締結ということであるならば、行政主導ではなく、市民や関係団体の間の交流によって、締結への機運が高まったところで検討すべきものと考えております。  先ほどの糸魚川市、出雲市との連携などのように、各分野、例えば観光であるとか経済とか、そういった分野ごとの連携はまた必要なことだと考えております。  なお、国内4都市については良好な姉妹都市関係を築いておりまして、今後も市民レベルでの交流、行政レベルでの交流関係を継続してまいります。庁舎1階ロビーの情報コーナーに、姉妹都市の広報紙や観光ポスターなどを配置して情報発信をしておりますけれども、また新たなものを模索しながら啓発してまいりたいと考えております。  それから、小中学生の交流拡大につきましてでございますが、議員御指摘のとおり将来を担う小中学生の交流促進は見識を広める上でも大変重要なことと感じております。市民団体を主体に、小中学生を対象としたスポーツ交流や青少年キャンプなどの交流が行われておりますが、現在庁舎1階ロビーで台東区の小学生が作成し送付いただきました「上野のまちベスト3」を掲示しておりまして、交流の一助としております。  なお、若い方々の多くはスマホから情報収集をしているものですから、そういった点での情報展開もしてまいりたいと考えております。               〔「議長5番」の発言あり〕 ○金子喜彦 議長  宮下和昭議員 ◆5番(宮下和昭議員) ありがとうございました。部長おっしゃられましたように、私も小中学生を多く世間へ出して、それで世界の見識も含めて、やはりこれからは多くのそういう知識を持たせて、また諏訪はいいところだという思いも持ってもらうためにも、多く交流をさせていただければありがたいなと思っております。  次に、大きい項目の2番目の質問でございますけれども、再生可能エネルギー設置状況についてでございます。当市においては、今年度520万円の再生可能エネルギー等設置補助事業費が計上されておりましたけれども、今年度の設置状況について、何基、何キロワットであったのか。今までの合計では何キロワットとなったのか。また、事業用の発電所を含めるとどのような状況になっているのか。諏訪市全体の総契約容量に対して太陽光発電が何%を占めているのか、その他再生可能エネルギーがあれば、何%であるのかをお伺いをしたいと思います。 ○金子喜彦 議長  市民部長 ◎花岡光昭 市民部長  再生可能エネルギーの太陽光発電の関係でございます。今年度施設の導入設置補助金の状況でありますが、11月末時点で48件、発電能力で約250キロワットの申請がございました。平成16年からこの補助を行っておりまして、これまでの累計で申し上げますと1,275件、発電能力が約5.7メガワットになっております。これに事業用の太陽光発電施設を加えますと、全部で1,305件、発電能力で約67メガワットに現状なっております。  それから、市の全体の総契約容量に対しての割合でありますけれども、現在市内の電力契約容量の統計データは電力自由化になったものですから、そういったデータが存在をしておりませんけれども、資源エネルギー庁の電力調査統計がございまして、この平成27年度(同日、平成29年度の訂正あり)の長野県の電力需要実績データがございます。それを用いまして、世帯数案分で諏訪市の年間電力需要量を推計いたしますと、年間で約39万メガワットアワーとなります。  失礼、今、資源エネルギー庁の電力統計調査の関係、平成27年度と申し上げたようですが、平成29年度でございます。失礼しました。  済みません、それで、今申し上げました推計で諏訪市の分が年間で約39万メガワットアワーになります。先ほどの太陽光発電施設の年間発電量を用いまして、一定の条件で推計をいたしますと、諏訪市の年間電力需要量推計値の約19.5%に相当するということでございます。ただ、この数値はあくまでも、補助金等を受けた個人の方、それから事業用のもの、把握できているもので推計をしたものになりますので、そこら辺をお含みおきいただければと思います。  それから、その他の再生可能エネルギーの関係でありますが、熱エネルギーをお使いのところがあるようですが、この利用量につきましては現在把握を市でしておりませんので、割合につきましては不明でございます。               〔「議長5番」の発言あり〕 ○金子喜彦 議長  宮下和昭議員 ◆5番(宮下和昭議員) ありがとうございました。件数で見ると、1,305件でございますけれども、私が知り得る情報の中で見れば、大体2,000件近く諏訪市の中で設置されておる。補助では1,305件ぐらいになるのかなとは思いますけれども、件数レベルで見ると大体12.2%ぐらいだということで、それにしても諏訪市の大体十数%を再生可能エネルギーが賄っているのは確かでございまして、この点がまたこれから先どのくらいまで行くのかなという点もありますけれども、後でまたちょっとお聞きをいたします。長野県の関係もございますので。  次に、先ほどお話がございました、市内にもメガワット級の発電規模の施設が何カ所かございます。これらの発電所について、市としてどのように把握をされているのか。施設の周辺環境への設置前後の影響、それから隣地等住民の方々からの苦情はないと思いますけれども、市としての施設調査、立ち入りはされているのかお伺いをしたいと思います。 ○金子喜彦 議長  市民部長 ◎花岡光昭 市民部長  市におきましては、大規模な施設の関係は、自然環境保護条例でありますとか再生可能エネルギー利用施設の設置等に関するガイドラインによる届け出、また、地方自治体向けに運用しております固定価格買取制度の認定情報閲覧制度を利用いたしまして、メガソーラーの事業計画の情報収集を行っているところでございます。  自然環境保護調整地区におきます1ヘクタール以上の土地の形質変更等を伴う開発行為につきましては、自然環境補助基準に基づきまして、事業者と自然環境保護協定を締結しております。この協定は植生保護、水資源保護、水質汚染防止、管理などの内容となっておりまして、案件ごとに計画の内容、現地の状況、関係法令の許認可状況などを勘案いたしまして、事業者と市で協議を重ねて決定をしているものでございます。この協定締結の協議のとき、また開発行為の施工中ですとか完了時などには、必要に応じて現地確認をしております。また、森林法によります林地開発許可など関連法令による許認可状況についても情報収集をしながら状況の確認を行っているところでございます。  また、隣地等の関係につきましては、ガイドラインに基づいて事前にきちっとした説明を事業者にしていただくということでございます。               〔「議長5番」の発言あり〕 ○金子喜彦 議長  宮下和昭議員 ◆5番(宮下和昭議員) ありがとうございました。次に、近い将来太陽光発電のパネルが償却期限を迎えて、また設備に故障が発生して除却をすることになったときの処分方法の問題でございますけれども、これについて検討はされているのか。一自治体だけではすぐに解決できない問題ではございますけれども、既に対応策、産業廃棄物にしてしまうのか、リサイクル品となるのか等について、御意見なり考え方があれば御教示をいただきたいと思います。 ○金子喜彦 議長  市民部長 ◎花岡光昭 市民部長  パネルの処分方法等でございますが、平成29年4月に電気事業者による再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措置法、通称FIT法と呼ばれるものですが、こちらが改正になりまして、あわせて認定基準が改正になっております。  新しい認定基準におきましては、設備更新または廃棄の際に、不要設備を適切に処分することというものが新しく審査基準に加わっております。資源エネルギー庁が作成した事業計画策定ガイドラインにおきましては、撤去までの間の適切な維持管理、廃棄物処理法等の遵守、適正な処理、太陽光発電施設のリサイクル等の推進に向けたガイドラインの遵守を事業計画に盛り込むように求められております。  このガイドラインにおきましては、使用済みの太陽光発電設備は、原則として産業廃棄物に該当するということで、建設リサイクル法ですとか廃棄物の処理及び清掃に関する法律にのっとり、適切な処理を求めているものであります。また、リユースする場合には、古物商の許可を有する事業者への適正な譲渡も求められているところでございます。               〔「議長5番」の発言あり〕 ○金子喜彦 議長  宮下和昭議員 ◆5番(宮下和昭議員) ありがとうございました。設置されている方々は若干迷いもございますし、将来どうなるんだろうということを心配しておりますので、今のお話を伺いまして、ガイドラインに沿った形で行政としては指導をしていくということでよろしいかと思いますので、今後ともお願いをしたいと思います。  次に、長野県は再生可能エネルギー100%地域を目指してということが言われております。諏訪市の対応はどのようになっているのか、県の指示はあったのかについてお伺いをしたいと思います。 ○金子喜彦 議長  市民部長 ◎花岡光昭 市民部長  県におきまして、平成29年度環境エネルギー戦略、第三次長野県地球温暖化防止県民計画というものの中間見直しが実施をされております。その中で幾つかの目標値が設定されておりまして、まず一つ目として、自然エネルギーの導入量で、2050年度に最終エネルギー消費量、最終的に使うエネルギーの量でありますが、これに占める割合で20%。二つ目の目標値で自然エネルギー発電設備容量というものでありまして、こちらが2050年度に最大電力需要、年間のうちに最も電気を使った瞬間値、こちらに占める発電能力の割合で30%。このような目標が設定されておりまして、これらの目標が達成された場合には、既存の水力発電を加えたエネルギー自給率について、2050年度に最大電力需要のベースで155%になると試算をされているということであります。しかしながら、あくまでも最大電力需要ベースでということでありますので、年間の最終エネルギー消費量を100%賄えるという意味ではないと聞いております。  それから、県からの指示でありますけれども、特に目標値云々について指示があったということではございませんが、御承知のとおり諏訪市におきましては、先ほど出ました再生可能エネルギー施設導入設置補助金等を行っております。また、それにあわせて太陽熱、それから諏訪市の特色であります地中熱といったもののメニューも加えて、普及促進事業を県に登録という形でしているところでございます。               〔「議長5番」の発言あり〕 ○金子喜彦 議長  宮下和昭議員 ◆5番(宮下和昭議員) ありがとうございました。確かに再生可能エネルギー、CO2が発生しないという点では非常に有効性のあるものでございますので、できる限り普及を図っていただければと思っております。  次に大きい3番の項目でございますけれども、マイナンバーカードの利用状況と今後の見通しについてでございます。既にマイナンバーカードが国の政策として導入されて3年が経過いたしましたけれども、諏訪市における発行状況、それから県内の発行状況、情報連携された事務事業、住基だとか税システムなどについてお伺いをいたします。
     また、懸念された個人情報漏えいの問題が導入時期には話題となりましたけれども、番号変更の事例はあったのか。あればその件数についてもお伺いをしたいと思います。 ○金子喜彦 議長  市民部長 ◎花岡光昭 市民部長  マイナンバーにつきましては、平成27年10月ころから通知カードを発送いたしまして、平成28年1月から希望者へマイナンバーカードの申請、交付事務を進めてまいっております。  現在の交付状況でございます。平成30年10月末現在で6,794枚。現在の11月1日現在の人口に対する交付率で申しますと13.62%でございまして、県下19市中トップの交付率でございます。県内の発行状況になりますが、10月末現在で交付枚数が20万6,787枚、交付率が9.78%になっております。  次に、マイナンバーカードにおきまして、情報連携できるようになったもの、いろいろあるわけですけれども、国や地方公共団体の間で地方税関係の情報ですとか、住民票関係の情報等をやりとりすることで、市役所での各種申請手続の際に、これまで添付が必要でありました書類が省略できるようになったということでございます。市民部関係で申し上げますと、児童手当ですとか国民健康保険の関係の申請、それから健康福祉の関係で介護保険ですとか生活保護の関係、あとはその他多くの事務におきまして、申請時に所得証明書などが省略できるようになったと思います。  それから、番号漏えいですとか変更の事例になりますけれども、当市におきまして番号の漏えい事例は今のところございません。また、番号の変更の関係ですけれども、原則、マイナンバーは自由に変更できないものになりますが、紛失であるとか盗難、またDVの関係などで番号が漏えいして不正に用いられるおそれがあると認められる場合に限って、本人の申請または市区町村長の職権により変更することができるということになっております。制度開始から本年11月下旬までの間で諏訪市におきましては、この番号変更につきましては64件申請がございました。そのうちの約7割が紛失によるものになっております。               〔「議長5番」の発言あり〕 ○金子喜彦 議長  宮下和昭議員 ◆5番(宮下和昭議員) 私は変更はほとんどないんじゃないかなと思ったんですけれど、やはり64件ということで、かなりの数の方々が変更されているなと今思いました。  次に、導入時に内閣府が言われました三つのメリット、一つは部長も今同じでございました、手続が正確で早くなる。二つ目は面倒な手続が簡単になる。三つ目が給付金などの不正受給の防止についてということが言われておりました。これらについて、簡単にどのような評価をしているのかお伺いをしたいと思います。 ○金子喜彦 議長  市民部長 ◎花岡光昭 市民部長  マイナンバー導入当時に広報されました三つのメリットがございます。まず一つ目が行政の効率化ということで、手続が正確で早くなるというもの。市町村間や行政機関間でマイナンバーを利用して情報連携を行うことによりまして、紙ベースでのやりとりがなくなり、行政間の事務が効率化をされたところでございます。  また、マイナンバーカードですとか住基カードをお持ちの方につきましては、特例転出、特例転入という言い方をするものになりますが、住民基本台帳ネットワークシステムを利用いたしまして、カード番号にひもづけて転出、転入を行うことができます。メリットといたしましては、転出時の紙ベースの転出証明書が不要になっておりまして、転入のときもカードを提示することで正確な処理、情報の照会がスピーディーにできて、事務処理が早くなっていることでございます。  2点目につきましては、国民の利便性の向上という部分で面倒な手続が簡単になるというものであります。先ほども申し上げました各種行政手続の際に情報連携をすることによって、所得証明書ですとか住民票などの添付書類が必要なくなりまして、市民の手間ですとか費用が不要となることでございます。  また3点目として、公平・公正な社会の実現ということで、給付金などの不正受給の防止というものになります。各種医療給付などの申請です。高額療養費ですとかそういう関係になりますが、そういったときに本人確認をいたしまして、マイナンバーを提示、記載することによりまして、不正受給を防止することが図られております。また、2020年後半には、マイナンバーカードに健康保険証の機能を持たせるということも予定をされておるところでございまして、今社会問題になっております病院でのなりすまし受診の防止につながるものと考えております。               〔「議長5番」の発言あり〕 ○金子喜彦 議長  宮下和昭議員 ◆5番(宮下和昭議員) ありがとうございました。かなりメリットが達成されつつあると理解したいと思います。  次に今後の利活用、それからカードの事務拡大についての見解を御教示願いたいと思います。例えば社会保障の分野における年金関係、それから税の分野での申告書には既に導入されておりますけれども、ほかには何か活用の予定があるのか。また、災害対策分野ではどのような活用等が考えられるのか、それらについて御教示いただければと思います。 ○金子喜彦 議長  総務課長 ◎松木克之 総務課長  マイナンバーとマイナンバーカードの今後の利活用の見通しという質問につきまして、回答したいと思います。  まずマイナンバーについてですが、マイナンバーの利用範囲は法律によりまして、社会保障、税、災害対策などに利用が制限されております。議員からお話がありました災害対策分野におきましてはマイナンバーを活用することが許容されていることから、万が一災害が発生した場合には、障害者手帳等の取得状況や障がいの程度、または妊娠の有無などの情報を取得し、被災者の台帳の作成等に活用し、迅速な被災者支援活動ができることになっております。  また、マイナンバーカードの今後の見通しにつきましては、マイナンバーカードにありますICチップの空き容量を使って各自治体が独自に利活用できるようになっております。現在諏訪市では、住民票の写しの交付などのコンビニ証明書交付事業に活用しております。  各種報道では、マイナンバーカードを保険証や銀行などのキャッシュカードなどへの併用ということでさまざまな活用方法の情報が見受けられるのですが、セキュリティーの課題ですとか、あと法の整備など実施にはまだ時間がかかるのではないかと想定されます。  いずれにいたしましても、今後のマイナンバー、またはマイナンバーカードの利活用の見通しにつきましては、国の動向を注視しながら、市民の利便性に寄与できるよう遅滞なく対応していきたいと考えております。以上でございます。               〔「議長5番」の発言あり〕 ○金子喜彦 議長  宮下和昭議員 ◆5番(宮下和昭議員) 詳細に御説明いただきました。ありがとうございました。  次に、大きい項目で4番目の質問でございますけれども、霧ヶ峰の景観・自然保護の状況についてでございます。まずは信濃山荘解体工事について、長い間霧ヶ峰の景観を損ねていた問題が本議会の議案第68号平成30年度諏訪市一般会計補正予算(第4号)に計上され解体に至ることは、この問題の解決に当たった関係者の努力に敬意を表したいと思います。  さて、この解体問題が報道されましたのが11月20日で、翌々日22日の日には、解体費用には寄附を募る旨が市長の定例会見で流されました。そこで、本議会の資料が議員に配付されましたのが19日の月曜日でございまして、招集日の1週間前でございます。補正予算編成時には既に寄附についてのお考えがあったのではないかなとは思いますけれども、この議案に寄附のことがありませんでしたし今もありません。そういう点で、その点のすり合わせはどのようになっていたのかをお伺いをいたします。  20日の記事では、募集に時間を要する寄附などは実施しない考えと述べられておりますけれども、本当のところはどこにあるのかをお尋ねしたいと思います。 ○金子喜彦 議長  財政課長 ◎茅野徳雄 財政課長  新聞記事における寄附募集を行う行わないについて、情報提供のタイミングがずれてしまいまして御迷惑をおかけしたと思います。現在、寄附の実施に向けて内容を精査しまして、詰めているところでございます。  今回、寄附をどうするかということでいろいろ検討をしてまいりましたけれども、内容が解体工事でございますし、予算に不確定な財源を計上することはなかなか難しいということでございましたので、今回は一般財源となっておりますが、そんなことで状況を御理解いただきたいと存じます。  なお、寄附募集をした際には御協力をお願いしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。失礼します。               〔「議長5番」の発言あり〕 ○金子喜彦 議長  宮下和昭議員 ◆5番(宮下和昭議員) 理解できました。ありがとうございました。  次に、霧ヶ峰における国天然記念物の保護状況についてでございます。霧ヶ峰は八ヶ岳中信高原国定公園に属して、昭和39年6月に国の指定を受けております。全国56カ所の一つでもございます。特徴は豊富な高山植物、それから溶岩台地で形成された広大な草原、360度の大パノラマで、富士山、日本アルプス、中央アルプス、それから南アルプス、間近な八ヶ岳、浅間山などが一望でき、この中には八島ヶ原湿原、それから踊場湿原、車山湿原の三つが霧ヶ峰湿原植物群落として昭和35年に指定され、現在に至っております。  車山湿原については、今年度木道延長工事が完了し、来年度も継続して工事が行われるようでございますけれども、踊場湿原などの周辺侵入防止くいの改修、それから木道設置の予定はあるのか、お伺いをいたします。 ○金子喜彦 議長  教育次長土田雅春 教育次長  木道の設置目的は、天然記念物の指定範囲内に遊歩道がある場合に、ぬかるみですとか岩場があって歩きにくい箇所を避けるために湿原内に入ってしまう、そういうケースが頻発するために、地面からちょっと高くしたところに木道を設置して、踏み入らないようにするのが目的でございます。  踊場湿原の木道設置は、ほぼその天然記念物の指定範囲内には存在しておりませんので、木道設置の緊急性が余り高くないと考えておりますので、今後の予定はほかのところに回していきたいと考えております。               〔「議長5番」の発言あり〕 ○金子喜彦 議長  宮下和昭議員 ◆5番(宮下和昭議員) ありがとうございました。  次に、霧ヶ峰の山焼きについてお伺いをいたします。山焼きから山野火災を発生させて以来、毎年、財産区とボランティアによる雑木処理が行われております。山焼きの研究とか先進事例の視察も行われたようでございますけれども、今後もこのまま現状のままで行くのか、それとも再開する予定はないのか等についてお伺いをいたします。  また、火災により被害のあった高山植物など植生の復活状況についてもお伺いをいたします。 ○金子喜彦 議長  市民部長 ◎花岡光昭 市民部長  まず、視察の関係でございますけれども、平成25年に延焼の火災を起こしました。その翌年に茅野市北山の柏原財産区主催の火入れ、また、静岡県富士宮市の根原地区財産区主催の火入れの視察を行っております。  それから、再開でございますが、現在は安全に草原再生に効果のある方法として雑木処理を行っております。実際、現状で防火水利等が十分整備をされておりませんで、万全な安全体制を確保できない状況にまだあるかと考えておりますので、火入れを再開するという環境にはないと現状のところは考えております。 ○金子喜彦 議長  教育次長土田雅春 教育次長  山焼きの状況でございますけれども、平成25年度から平成27年度の3カ年にモニタリングの調査を信州大学と諏訪市教育委員会が実施しております。その結果、コケ類や湿った場所を好む植物について、延焼による影響は見られませんでした。ヤチボウズと言われるものもあるんですけれども、その構成種にも変化はなく、草丈も伸び回復しているところでございます。また、水質にも延焼の明確な影響はなかったという報告があります。               〔「議長5番」の発言あり〕 ○金子喜彦 議長  宮下和昭議員 ◆5番(宮下和昭議員) ありがとうございました。  本日最後の質問につきましては、正面玄関に設置されましたフラッグポール活用状況についてでございます。本年度予算約200万円をかけて設置いたしましたフラッグポールでございますけれども、毎日、国旗と市旗が掲げられており、庁舎に来れば諏訪市民としての誇りを感じる一端ともなっておりますけれども、掲げる担当者の任務は大変であろうと同時に敬意を表したいと思います。  そこで、この2本のポールには、さきに述べた国旗と市旗が掲げられておりますけれども、あと1本の活用についてどのようにお考えなのかお伺いをいたします。 ○金子喜彦 議長  総務課長 ◎松木克之 総務課長  3本のポールのうちのふだん使用していない1本のポールの活用についてですが、諏訪市を公式訪問されます都市、主としましては姉妹友好都市になろうかと思いますが、あらかじめ旗が用意できる場合には、おもてなしとして掲揚するという形で使用したいと思っております。               〔「議長5番」の発言あり〕 ○金子喜彦 議長  宮下和昭議員 ◆5番(宮下和昭議員) ありがとうございました。国を愛し、ふるさとを愛する心のシンボルとして、今後も国旗、市旗の掲揚を継続実施されることをお願いいたしまして、私の質問は終わります。ありがとうございました。 ○金子喜彦 議長  以上をもって一般質問を終結いたします。           ────────────────────── △日程第 2      議案第71号 諏訪市議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正について      議案第72号 諏訪市常勤特別職の職員の給与に関する条例の一部改正について      議案第73号 諏訪市一般職の職員の給与に関する条例の一部改正について      議案第74号 平成30年度諏訪市一般会計補正予算(第5号)      議案第75号 平成30年度諏訪市温泉事業会計補正予算(第1号)      議案第76号 平成30年度諏訪市一般会計補正予算(第6号) ○金子喜彦 議長  これより、議案第71号諏訪市議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正についてより議案第76号平成30年度諏訪市一般会計補正予算(第6号)までの6件を一括議題といたします。  市長より提出議案の説明を求めます。市長 金子ゆかり市長  それでは、本日追加提案をいたしました議案につきまして、御説明を申し上げます。いずれの案件も本議会の冒頭であらかじめお願いをしておきました、今年度の人事院勧告に伴う関係議案及び保育園、小中学校への空調設備の設置に係る予算の追加議案であります。  初めに、人事院勧告に伴う関係議案につきまして説明を申し上げます。  公務員給与は民間準拠の原則に立ち、人事院勧告に基づいて決定されております。去る8月10日に国家公務員の給与等に対する人事院勧告が出され、これを受けて国の一般職の職員の給与に関する法律等の一部を改正する法律及び特別職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律が11月28日に成立しました。当市におきましても、この人事院勧告に準じた給与改定を実施することとし、関係する条例の改正及び予算の補正をお願いするものであります。  それでは、各議案につきまして、その内容を御説明申し上げます。  議案第71号諏訪市議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正について及び議案第72号諏訪市常勤特別職の職員の給与に関する条例の一部改正については、議員及び常勤特別職の職員の期末手当の支給月数につきまして、年間0.05カ月分引き上げるものであります。  次に、議案第73号諏訪市一般職の職員の給与に関する条例の一部改正については、一般職の職員の給料表の改定を行い、平均0.2%引き上げ、勤勉手当の支給月数を0.05カ月分引き上げるとともに、宿日直手当の見直しを行うなど所要の改正を行うもので、平成30年4月1日に遡及して適用するものであります。  続いて、人事院勧告に伴う予算関係の議案につきまして説明を申し上げます。  今回提案をいたしましたのは、一般会計及び温泉事業会計の補正予算であります。いずれも本年度の人事院勧告に基づく条例改正及び職員の異動等に伴い、人件費の増減額を計上したものであります。  議案第74号平成30年度諏訪市一般会計補正予算(第5号)は、補正額2,594万9,000円の増額で、累計額は205億4,282万9,000円となります。各費目につきまして、給与改定等に基づき積算した職員の人件費を計上するものであります。  次に、議案第75号平成30年度諏訪市温泉事業会計補正予算(第1号)は、営業費用の職員給与費を125万4,000円増額計上するものであります。  以上が人事院勧告に伴い提案いたしました議案の説明でございます。  続いて、議案第76号平成30年度諏訪市一般会計補正予算(第6号)は、保育園及び小中学校へ空調設備の設置に関する補正予算であります。  補正の内容は、空調設備の整備工事費等として、保育所費に2億2,937万2,000円を、小学校費及び中学校費の学校管理費に5億7,418万6,000円を計上し、補正額合計は8億355万8,000円となります。  財源といたしましては、保育園につきましては市債を、小学校及び中学校につきましては、国の補正予算で新たに設けられた臨時特例交付金及び市債をそれぞれ見込んでおり、一般財源必要額1億9,794万円は財政調整基金繰入金によって措置をいたしました。  また、本事業は、年度内に終了しないため、事業費の全額を翌年度に繰り越すものであります。  今回の補正につきましては、現在、設計業務は完了しておりませんが、できるだけ早期に設置を進めるため、概算額で予算を計上するものであります。今後、設計内容等によりましては事業費の変動が見込まれますので、あらかじめ御承知くださいますようお願いを申し上げます。  以上で追加議案の説明を終わります。よろしく御審議をいただきますようお願いを申し上げます。 ○金子喜彦 議長  以上をもって議案の説明を終結いたします。           ────────────────────── ○金子喜彦 議長  これより議案第71号諏訪市議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正についてより議案第75号平成30年度諏訪市温泉事業会計補正予算(第1号)までの5件について一括質疑を行います。質疑はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○金子喜彦 議長  これをもって質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第71号から議案第75号までの5件は、総務産業委員会に付託いたします。           ────────────────────── ○金子喜彦 議長  議案第76号平成30年度諏訪市一般会計補正予算(第6号)を議題といたします。質疑に入ります。質疑はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕
    金子喜彦 議長  これをもって質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第76号は、社会文教委員会に付託いたします。           ────────────────────── ○金子喜彦 議長  以上をもって本日の日程は全て終了いたしました。           ────────────────────── ○金子喜彦 議長  本日はこれをもって散会いたします。大変お疲れさまでした。           ──────────────────────            散       会   午前11時26分...