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平成30年第 4回定例会−09月18日-05号

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  1. 諏訪市議会 2018-09-18
    平成30年第 4回定例会−09月18日-05号


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    最終取得日: 2021-05-28
    平成30年第 4回定例会−09月18日-05号平成30年第 4回定例会            平成30年第4回定例会会議録(第5号)          平成30年9月18日(火)午前10時00分開議 〇議事日程  同意第 4号 教育委員会委員の任命について  諮問第 2号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めるについて  議案第56号 平成30年度諏訪市一般会計補正予算(第3号)  議案第48号 諏訪市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について  議案第49号 諏訪市総合福祉センター条例の一部改正について                                  社会文教委員長報告  議案第50号 財産の譲与について                                  総務産業委員長報告  議案第54号 平成30年度諏訪市一般会計補正予算(第2号)                                  各常任委員長報告  議案第55号 平成30年度諏訪市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)                                  社会文教委員長報告
     議案第51号 平成29年度諏訪市水道事業会計利益の処分及び決算の認定について  議案第52号 平成29年度諏訪市温泉事業会計利益の処分及び決算の認定について  議案第53号 平成29年度諏訪市下水道事業会計利益の処分及び決算の認定について  認定第 1号 平成29年度諏訪市一般会計歳入歳出決算認定について  認定第 2号 平成29年度諏訪市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について  認定第 3号 平成29年度諏訪市霧ヶ峰リフト事業特別会計歳入歳出決算認定について  認定第 4号 平成29年度諏訪市奨学資金特別会計歳入歳出決算認定について  認定第 5号 平成29年度諏訪市公設地方卸売市場事業特別会計歳入歳出決算認定について  認定第 6号 平成29年度諏訪市駐車場事業特別会計歳入歳出決算認定について  認定第 7号 平成29年度諏訪市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について                                  決算審査特別委員長報告  議員議案第 4号 諏訪市の地酒による地域振興乾杯条例を定めるについて 〇請願・陳情  陳情第48号 私立高校に対する公費助成をお願いする陳情書                                  社会文教委員長報告  議員議案第 5号 意見書の提出について(国に対する私立高校への公費助成に関する意見書)  議員議案第 6号 意見書の提出について(長野県に対する私立高校への公費助成に関する意見書)       〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜                  本日の会議に付した事件  日 程 第 1 同意第 4号 教育委員会委員の任命について          諮問第 2号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めるについて          議案第56号 平成30年度諏訪市一般会計補正予算(第3号)          以上3件一括議題          市長提案説明、同意第4号及び諮問第2号の2件、各質疑、委員会付託省略、討論、採決、議案第56号、質疑の上、社会文教委員会に付託  日 程 第 2 議案第48号 諏訪市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について          議案第49号 諏訪市総合福祉センター条例の一部改正について          以上2件一括議題          社会文教委員長報告、各質疑、討論、採決  日 程 第 3 議案第50号 財産の譲与について議題          総務産業委員長報告、質疑、討論、採決  日 程 第 4 議案第54号 平成30年度諏訪市一般会計補正予算(第2号)議題          総務産業副委員長、社会文教委員長報告、質疑、討論、採決  日 程 第 5 議案第55号 平成30年度諏訪市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)議題          社会文教委員長報告、質疑、討論、採決  日 程 第 6 議案第51号 平成29年度諏訪市水道事業会計利益の処分及び決算の認定について          議案第52号 平成29年度諏訪市温泉事業会計利益の処分及び決算の認定について          議案第53号 平成29年度諏訪市下水道事業会計利益の処分及び決算の認定について          認定第 1号 平成29年度諏訪市一般会計歳入歳出決算認定について          認定第 2号 平成29年度諏訪市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について          認定第 3号 平成29年度諏訪市霧ヶ峰リフト事業特別会計歳入歳出決算認定について          認定第 4号 平成29年度諏訪市奨学資金特別会計歳入歳出決算認定について          認定第 5号 平成29年度諏訪市公設地方卸売市場事業特別会計歳入歳出決算認定について          認定第 6号 平成29年度諏訪市駐車場事業特別会計歳入歳出決算認定について          認定第 7号 平成29年度諏訪市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について          以上10件一括議題          決算審査特別委員長報告一括質疑          議案第51号から議案第53号の3件一括討論一括採決          認定第1号討論、採決          認定第2号討論、採決          認定第3号から認定第7号まで5件一括討論一括採決  日 程 第 7 議員議案第4号 諏訪市の地酒による地域振興乾杯条例を定めるについて(井上登議員外5名)議題          提案説明、質疑、委員会付託省略、討論、採決  日 程 第 8 陳情第48号 私立高校に対する公費助成をお願いする陳情書議題          社会文教委員長報告、質疑、討論、採決  日 程 第 9 議員議案第5号 意見書の提出について(国に対する私立高校への公費助成に関する意見書)(小松孝一郎議員外6名)          議員議案第6号 意見書の提出について(長野県に対する私立高校への公費助成に関する意見書)(小松孝一郎議員外6名)          以上2件一括議題          一括提案説明一括質疑委員会付託省略一括討論一括採決  追加日程第10 議案第56号 平成30年度諏訪市一般会計補正予算(第3号)議題          社会文教委員長報告、質疑、討論、採決                  閉         会       〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜出席議員(14名)      議 席                 議 席       1番   井 上   登        2番   近 藤 一 美       4番   牛 山 智 明        5番   宮 下 和 昭       6番   吉 澤 美樹郎        7番   小 松 孝一郎       8番   金 子 喜 彦        9番   伊 藤 浩 平      10番   森 山 博 美       11番   廻 本 多都子      12番   山 田 一 治       13番   小 林 佐 敏      14番   水 野 政 利       15番   奥 野   清 〇欠席議員(1名)       3番   増 澤 義 治       〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 〇説明のため出席した者の職氏名    市長      金 子 ゆかり     副市長     平 林 隆 夫    教育長     小 島 雅 則     総務部長    宮 坂 茂 樹    企画部長    木 島 清 彦     市民部長    花 岡 光 昭    健康福祉部長  関   隆 雄     経済部長    大 舘 道 彦    建設部長    小 松 弘 明     水道局長    河 西 活 水    教育次長    土 田 雅 春     会計管理者   藤 森 一 彦    総務課長    松 木 克 之     企画政策課長  前 田 孝 之    財政課長    茅 野 徳 雄     地域戦略・男女共同参画課長                                柿 澤 吉 廣    行政委員会事務局長           消防庶務課長  大 槻   稔            小 泉 一 男    諏訪市監査委員 中 澤 芳 雄       〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 〇職務のため出席した事務局職員の職氏名    局長      前 澤 由美子    次長      柿 崎   茂    庶務係長兼議事係長            茅 野 修 一    主査      宮 坂 香 織       〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜                              平成30年9月18日(火)
                  第4回諏訪市議会定例会                 会  議  録 (5−5)                                開議 午前10時00分                                閉会 午後 0時33分                                 (傍聴者  7名)             開       議   午前10時00分           ────────────────────── ○金子喜彦 議長  これより本日の会議を開きます。  日程に入るに先立ち報告をいたします。ただいままでの出席議員数は14名であります。日程はお手元に配付いたしました。           ───────────────────── △日程第 1      同意第 4号 教育委員会委員の任命について      諮問第 2号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めるについて      議案第56号 平成30年度諏訪市一般会計補正予算(第3号) ○金子喜彦 議長  これより同意第4号教育委員会委員の任命についてより議案第56号平成30年度諏訪市一般会計補正予算(第3号)まで3件を一括議題といたします。市長より提出議案の説明を求めます。市長 ◎金子ゆかり 市長  おはようございます。それでは、本日追加提案をいたしました議案について御説明を申し上げます。  初めに、本議会の冒頭であらかじめお願いをしておきました同意案件と諮問案件についてであります。  同意第4号は、教育委員会委員の任命についてであります。  現在、教育委員会委員であります関明美氏が9月30日をもって任期満了となります。関氏から一身上の都合により退任したい旨の申し出がありましたので、後任につきまして慎重に検討してまいりました結果、新たに湖南6375番地の関茂子氏を任命いたしたいと存じます。  関氏は人格高潔で高い識見を有し、適任であると考えますので、地方教育行政の組織及び運営に関する法律の規定に基づき、議会の同意を求めるものであります。  諮問第2号は、人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めるについてであります。  現在、人権擁護委員であります宮坂みづ江氏が任期満了となり、12月31日までが委嘱の期間となっております。宮坂氏から一身上の都合により退任したい旨の申し出がありましたので、後任につきまして慎重に検討してまいりました結果、新たに大和二丁目4番9号の濱茂氏を推薦いたしたいと存じます。  濱氏は人格、識見にすぐれ、人権の擁護に深い理解があり適任と考えますので、人権擁護委員法の規定に基づき、議会の意見を求めるものであります。  続いて、予算関係追加議案につきまして御説明を申し上げます。  議案第56号平成30年度諏訪市一般会計補正予算(第3号)は、この夏の記録的な猛暑を受け、今後も想定される異常気象に対応するための保育園及び小中学校への空調設備の設置に関する補正予算であります。  補正の内容は、空調設備の設置の際に必要となる配管や受変電設備等の設計に要する経費として、保育所費に1,000万円を、小学校費及び中学校費の学校管理費に1,670万円を計上するもので、補正額合計は2,670万円となります。  財源といたしましては、地方交付税をもって措置いたしました。  なお、今回の補正につきましては、早期に空調設備の設置に着手することができるよう、設計のための経費を計上するもので、空調設備本体の設置経費につきましては、設置する教室やスケジュール等を考慮し、また国の補助金等の動向を注視する中で今後順次計上してまいりたいと存じます。  いずれにいたしましても、自然環境の急激な変化にも柔軟に対応できるよう、また子供たちが安心して過ごせるよう、保育及び教育の環境を整備してまいりたいと存じます。  以上で追加議案の説明を終わります。よろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。 ○金子喜彦 議長  以上をもって議案説明を終結いたします。  これより同意第4号教育委員会委員の任命についての質疑に入ります。質疑はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○金子喜彦 議長  これをもって質疑を終結いたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっております同意第4号については、諏訪市議会会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○金子喜彦 議長  御異議ないものと認めます。よって、同意第4号については委員会の付託を省略することに決定いたしました。  討論に入ります。討論はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○金子喜彦 議長  これをもって討論を終結いたします。  これより同意第4号を採決いたします。本案は原案のとおり同意することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○金子喜彦 議長  御異議ないものと認めます。よって、本案は原案のとおり同意されました。           ───────────────────── ○金子喜彦 議長  諮問第2号人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めるについての質疑に入ります。質疑はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○金子喜彦 議長  これをもって質疑を終結いたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっております諮問第2号については、諏訪市議会会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○金子喜彦 議長  御異議ないものと認めます。よって、諮問第2号については委員会の付託を省略することに決定いたしました。  討論に入ります。討論はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○金子喜彦 議長  これをもって討論を終結いたします。  これより諮問第2号を採決いたします。本案は原案のとおり同意することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○金子喜彦 議長  御異議ないものと認めます。よって、本案は原案のとおり同意されました。           ───────────────────── ○金子喜彦 議長  議案第56号平成30年度諏訪市一般会計補正予算(第3号)の質疑に入ります。質疑はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○金子喜彦 議長  これをもって質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第56号は、社会文教委員会に付託いたします。           ────────────────────── △日程第 2      議案第48号 諏訪市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について      議案第49号 諏訪市総合福祉センター条例の一部改正について ○金子喜彦 議長  議案第48号諏訪市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について及び議案第49号諏訪市総合福祉センター条例の一部改正についてを一括議題といたします。社会文教委員長の報告を求めます。社会文教委員長 ◎森山博美 社会文教委員長  議案審査の報告に先立ち、社会文教委員会は、今定例会で当委員会に付託された議案の審査に当たり、9月11日に、全委員出席のもと、関係部長、次長、課長、係長、担当職員の出席を求め、慎重に審査を行ったことをまずもって報告いたします。  それでは、議案第48号諏訪市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について及び議案第49号諏訪市総合福祉センター条例の一部改正についてを一括して報告いたします。  議案第48号諏訪市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正については、家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準の一部を改正する省令が公布、施行されたことに伴い、関係条例の一部に所要の改正が行われるものです。  内容は、代替保育に係る連携施設の確保義務の緩和、自園調理の原則に係る適用猶予の期間の延長、食事の提供の特例に係る外部搬入の容認範囲の拡大です。  質疑では、諏訪市内で該当する施設はの問いに、赤十字病院内のきらりのみが該当するが、これは改正前の条例に基づいて認可しているので、今回の改正には関係していないとの答弁。規制緩和というのは質を落とすことになると思うが、どう考えているのかの問いに、質を落とさないために、認可をする立場としてしっかり判断していくようにするのはもちろんだが、その一方で一部の基準に合わないために、家庭的保育事業ができなくなってしまうというのは避けなければならないとの答弁がありました。  討論では、規制緩和は保育の質が落ちるので反対。省令で定められ施行されている上、市が適正に監督するため問題はないので賛成との意見がありました。  採決の結果、賛成多数で当委員会は可決であります。  続きまして、議案第49号諏訪市総合福祉センター条例の一部改正については、障がい者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律の一部改正に伴う関係条例の項ずれが生じたため所要の改正が行われるものです。  質疑、討論はなく、採決の結果、当委員会は、全会一致可決であります。 ○金子喜彦 議長  議案第48号及び議案第49号について、一括して社会文教委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○金子喜彦 議長  これをもって質疑を終結いたします。  これより議案第48号諏訪市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正についての討論に入ります。討論はありませんか。              〔「議長11番」の発言あり〕 ○金子喜彦 議長  廻本多都子議員 ◆11番(廻本多都子議員) それでは、議案第48号諏訪市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について、委員長報告に対して反対討論をいたしたいと思います。  この条例はさきに委員長の報告があったように、代替保育にかかわる連携施設の整備の確保、そして自園調理の原則にかかわる適用猶予期間の延長、食事提供の特例にかかわる外部搬入の許容範囲の拡大、これはいずれも基準、規制の緩和であります。  当市においては、企業内保育園としては小規模保育所きらりが該当しますけれども、今はこの該当はないというところです。多様なニーズ、働き方に沿って応えるための受け皿の確保、整備のためと言っておりますが、市において近年需要が増加した未満児保育に対して、未満児室を確保、拡充してまいりました。そして待機児童ゼロとしています。  企業内施設では、保育士の資格を持った人が基準の半分くらいとなっていたり、調理室の整備、設備が不十分、そういったことが国内の調査でも明らかになっております。  保育の質に対する不安、疑問がございます。申請であるために、これを認可することにより、監督義務が行政にあるため、質の確保には十分注意するという答弁がありました。しかしながら、今、保育士の確保が非常に困難となっている中での基準の大幅な緩和は、質を落とすことにほかならないと考えます。  今までと同じ基準であっても保育士の激務が報告されている中、安全で安心な保育の受け皿には十分な保育士の整備がまず先であり、規制緩和ではありません。よって、この条例に対して反対といたします。 ○金子喜彦 議長  討論はありませんか。               〔「議長7番」の発言あり〕 ○金子喜彦 議長  小松孝一郎議員 ◆7番(小松孝一郎議員) 議案第48号諏訪市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について、社会文教委員長報告に賛成の立場で討論いたします。  家庭的保育事業等とは、ベビーシッター等居宅訪問型保育、定員1名から5名の家庭的保育、定員6名から19名の小規模保育事業所内保育を含み、本議案はこれらの設置要件の緩和を図るものです。  現在、保育に対するニーズも多様化し、共稼ぎ、夜勤、2交代、正規職さらには上位職を目指す女性の増加等、さまざまな雇用形態に対応する保育所が求められています。従来、このようなケースは認可条件が難しいため認可保育園が見つからず、設備や保育条件が十分でない無認可保育園に頼らざるを得ませんでした。  本条例の改正により、小規模な保育事業であっても、国の認可基準に基づき市が認可した保育所として子供を預けることができます。また、小規模保育事業の質を担保するため、市は指導監督の義務があり、立ち入り検査、勧告、措置命令等を行うことができます。  その結果、女性の社会進出のサポートや子育てしやすい環境を提供できるとともに、質の高い小規模保育を提供することができます。以上の理由により、社会文教委員長報告に賛成いたします。 ○金子喜彦 議長  討論はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕
    金子喜彦 議長  これをもって討論を終結いたします。  これより議案第48号を起立により採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は社会文教委員長の報告のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。                〔賛 成 者 起 立〕 ○金子喜彦 議長  起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。           ────────────────────── ○金子喜彦 議長  これより議案第49号諏訪市総合福祉センター条例の一部改正について討論に入ります。討論はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○金子喜彦 議長  これをもって討論を終結いたします。  これより議案第49号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は社会文教委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○金子喜彦 議長  御異議ないものと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。           ────────────────────── △日程第 3      議案第50号 財産の譲与について ○金子喜彦 議長  議案第50号財産の譲与についてを議題といたします。総務産業委員長の報告を求めます。総務産業副委員長 ◎井上登 総務産業副委員長  最初に本定例会においては、増澤総務産業委員長より欠席届が提出されたため、諏訪市議会委員会条例第9条第1項の規定により、副委員長が委員長の職務を行いましたので、副委員長より報告をいたします。  審査の報告に先立ち、総務産業常任委員会は、今定例会で当委員会に付託された議案を審査するに当たり、9月11日に、委員長を除く全委員出席のもと、関係部長、課長、室長、係長の出席を求め、慎重に審査を行ったことをまずもって報告いたします。  それでは、議案第50号財産の譲与について報告をいたします。  当議案は、現在北真志野区の公民館用地として利用されております湖南6225番5及び6225番3の諏訪市名義の土地について、北真志野区が本年7月2日付で認可地縁団体となり法人格を取得したことにより、区名義で登記することが可能となったことから、この土地を同区に無償譲渡するため、地方自治法第96条第1項第6号の規定に基づき、議会に議決を求められたものであります。  質疑では、固定資産税の支払いはどうなっているのかとの問いに対し、諏訪市名義の土地であり公民館敷地として利用されていることから課税されていないとの答弁。市名義の土地を地区へ貸しているケースはほかにあるのかの問いに対し、公民館の敷地として16の区へ無償貸付をしているとの答弁。登記の費用はどこが負担するのかの問いに対し、費用は諏訪市の負担だが、登録免許税は区の負担となるとの答弁がありました。  討論はなく、採決の結果、当委員会は全会一致可決であります。 ○金子喜彦 議長  総務産業委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○金子喜彦 議長  これをもって質疑を終結いたします。  討論に入ります。討論はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○金子喜彦 議長  これをもって討論を終結いたします。  これより議案第50号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○金子喜彦 議長  御異議ないものと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。           ────────────────────── △日程第 4      議案第54号 平成30年度諏訪市一般会計補正予算(第2号) ○金子喜彦 議長  議案第54号平成30年度諏訪市一般会計補正予算(第2号)を議題といたします。各常任委員長の報告を求めます。総務産業副委員長 ◎井上登 総務産業副委員長  議案第54号平成30年度諏訪市一般会計補正予算(第2号)について報告をいたします。  今回の補正額は、4億36万3,000円の増額がされ、累計額は201億3,125万2,000円となります。このうち一般財源の必要額2億6,715万1,000円は地方特例交付金、普通交付税、繰越金、発行可能額の確定した臨時財政対策債をもって措置されます。  第1条は歳入歳出予算の補正であります。そのうち当委員会に付託された部分について報告をいたします。  総務費は、補正額3億9,850万4,000円で、平成29年度実質収支額確定に伴う財政調整基金積立金への1,000万円の積み立てと、放送大学及び駅前公共スペースの整備にかかわる床購入費及び内装工事負担金、施設の備品購入費、各種業務委託料に3億8,850万4,000円が計上されたものであります。特定財源は地方創生推進交付金7,000万円、駅前公共スペース等整備事業債6,250万円であります。  予算の第2条は債務負担行為の補正であります。駅前公共スペース等整備事業について、公共スペース等の整備が2カ年に及ぶため、平成31年度の支出限度額が13億9,100万円とされるものです。  予算の第3条は地方債の補正であります。駅前公共スペース等整備事業の追加及び発行可能額の確定した臨時財政対策債の限度額が6,250万円に変更され、限度額全体では1億119万3,000円の増となっています。  質疑では、駅前公共スペース整備事業費について、総額として想定できる交付金の額はとの問いに対し、内示率を100%とした場合には、国庫支出金は約6億8,000万円を見込んでいるとの答弁。  大規模な事業であるが、市の財政指標に影響はないのかの問いに対し、約18億円の事業に対し今のところ一般財源は4億円以内におさまるので、何とか市としてはやっていけるのではないかとの答弁。  完成した後の運営方法とその経費はとの問いに対し、運営方法については運営検討委員会で11月末までに取りまとめる予定だが、当面は市の直営になる。また、経費は積算中であるが、数千万円規模となるとの答弁がありました。  討論はなく、採決の結果、当委員会は全会一致可決であります。 ○金子喜彦 議長  社会文教委員長 ◎森山博美 社会文教委員長  議案第54号平成30年度諏訪市一般会計補正予算(第2号)の当委員会に付託された部分について報告いたします。  民生費は、補正額175万9,000円です。  社会福祉費は、昨年、中部電気保安協会の点検時に指摘を受けたことによる、デイサービスセンター湯の里の高圧受電設備改修工事費114万7,000円が計上されました。  国民年金事務取扱費は、制度改正に伴う国民年金保険料免除申請等システム改修委託料61万2,000円が計上され、国民年金事務取扱費委託金が充てられます。  教育費は補正額10万円で、社会教育費に長野銀行の地域応援キャンペーン寄附を受けたことにより、高島藩主諏訪家墓所パンフレット改訂版を増刷する経費が計上されました。また、公立保育所の給食調理業務委託料について、平成31年度から35年度の5年契約を締結するに当たり、平成31年度当初からの円滑な業務履行に十分な準備期間の確保が必要なため、6億3,490万8,000円の債務負担行為の限度額が設定されるとのことです。  質疑では、デイサービスセンターの保守点検の頻度はの問いに、年1回行っているとの答弁。  高島藩主諏訪家墓所パンフレット改訂版の印刷部数はの問いに、2,000部印刷するとの答弁。  給食調理業務委託料の金額の算定の根拠はの問いに、各保育園等の食数に対する配置基準により必要人員を割り出し、現行の基本金額に厚労省の賃金上昇率を加味して計算しているとの答弁がありました。  討論はなく、採決の結果、全会一致可決であります。 ○金子喜彦 議長  両常任委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○金子喜彦 議長  これをもって質疑を終結いたします。  討論に入ります。討論はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○金子喜彦 議長  これをもって討論を終結いたします。  これより議案第54号を採決いたします。本案に対する両常任委員長の報告は可決であります。本案は両常任委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○金子喜彦 議長  御異議ないものと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。           ───────────────────── △日程第 5      議案第55号 平成30年度諏訪市国民健康保険特別会計補正予算(第2号) ○金子喜彦 議長  議案第55号平成30年度諏訪市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。社会文教委員長の報告を求めます。社会文教委員長 ◎森山博美 社会文教委員長  議案第55号平成30年度諏訪市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)について報告いたします。  補正額1,127万7,000円、累計額52億2,375万4,000円、これは国民健康保険制度の都道府県化に伴う国保事業報告システムの改修費に27万円が計上され、財源は県保険給付費交付金が充てられます。また、平成29年度の退職者医療療養給付費交付金の精算による返還金が生じたため、1,100万7,000円が計上され、繰越金が財源とされます。  質疑では、県に移管したことによるシステム改修が今後また発生する見込みはの問いに対し、法改正が適用されていない部分が残っているので、徐々にまた適用されるようになれば、システム改修は出てくると思われるとの答弁がありました。  討論はなく、採決の結果、当委員会は全会一致可決であります。 ○金子喜彦 議長  社会文教委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○金子喜彦 議長  これをもって質疑を終結いたします。  討論に入ります。討論はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○金子喜彦 議長  これをもって討論を終結いたします。  これより議案第55号を採決いたします。本案に対する社会文教委員長の報告は可決であります。本案は委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○金子喜彦 議長  御異議ないものと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。           ────────────────────── △日程第 6      議案第51号 平成29年度諏訪市水道事業会計利益の処分及び決算の認定について      議案第52号 平成29年度諏訪市温泉事業会計利益の処分及び決算の認定について      議案第53号 平成29年度諏訪市下水道事業会計利益の処分及び決算の認定について      認定第 1号 平成29年度諏訪市一般会計歳入歳出決算認定について      認定第 2号 平成29年度諏訪市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について      認定第 3号 平成29年度諏訪市霧ヶ峰リフト事業特別会計歳入歳出決算認定について      認定第 4号 平成29年度諏訪市奨学資金特別会計歳入歳出決算認定について      認定第 5号 平成29年度諏訪市公設地方卸売市場事業特別会計歳入歳出決算認定について      認定第 6号 平成29年度諏訪市駐車場事業特別会計歳入歳出決算認定について      認定第 7号 平成29年度諏訪市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について ○金子喜彦 議長  次に、議案第51号平成29年度諏訪市水道事業会計利益の処分及び決算の認定についてより議案第53号平成29年度諏訪市下水道事業会計利益の処分及び決算の認定について、並びに認定第1号平成29年度諏訪市一般会計歳入歳出決算認定についてより認定第7号平成29年度諏訪市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定についてまでの10件を一括議題といたします。決算審査特別委員長の報告を求めます。決算審査特別委員長 ◎近藤一美 決算審査特別委員長 それでは平成30年度決算審査特別委員会委員長報告をいたします。本定例会において、当委員会に付託されました認定第1号平成29年度諏訪市一般会計歳入歳出決算認定についてから、認定第7号平成29年度諏訪市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定についてまでの認定案件7件及び議案第51号平成29年度諏訪市水道事業会計利益の処分及び決算の認定についてから議案第53号平成29年度諏訪市下水道事業会計利益の処分及び決算の認定についての議案案件3件について審査の結果を報告いたします。  最初に、当委員会は会期中の9月6日、7日、10日の3日間、延べ15時間余にわたり、全委員出席のもと、平林副市長、藤森会計管理者及び各部課長、局長、次長、室長、係長の出席を求め、平成29年度の決算書、成果説明書、不用額説明書等により、全部局の説明を受け、慎重に審査したことを申し上げます。  それでは、委員総括意見陳述の概要について御報告いたします。  まず総括として、平成29年度決算は、限られた予算の中で、第五次諏訪市総合計画後期基本計画の第一歩として、未来を創造する「基」予算と名づけ、市長がみずから主導して作成した2回目の予算ですが、「透明度 日本一のまち 輝くSUWA」の実現を目指して意欲的に取り組み、白狐公園整備事業、水戸代団地建替事業等の大型事業に加え、高齢者福祉・介護事業へのきめ細かな取り組み、産業・観光事業振興のための各種助成事業推進、リケジョ雇用応援事業等新たな施策を盛り込み、成果を上げていると多くの委員から評価されました。  具体的には、市税収入は76億2,600万円で、予算、前年とともに上回ったこと。また徴収率が8年連続で向上したこと。前年以上に、国・県の地方交付金、補助金、助成金またはアベノミクスの目玉である地方創生交付金等に広くアンテナを張り、歳入確保に努め実績を上げていること。会計管理業務においては、きめ細かく管理し、スポットの短期借入金ゼロ、低金利の中でも運用益を確保していること。医療と介護の地域包括事業のライフドアの設置、成年後見支援センター事業等の福祉政策を推進したこと。保育園未満児室にエアコンを設置したこと。市広報等の配布を外部委託にし、区長等の負担の軽減を図り、市としても駐在員手当として支出していた金額が削減できたこと。新しい財源の確保の一つとして、ガバメントクラウドファンディングによる、かりんちゃんバスのラッピング事業が成功したことなどであります。  次に、指摘事項、改善要望について報告いたします。  一般会計の不用額9億8,000万円は、前年度よりも減少したとはいえ、多額過ぎないか。歳出を抑制した努力は認めるが、執行率が50%の場合等問題があるのではないか。民間企業では予算に対して、四半期(3カ月)ごとにチェックし、上期が終了した時点で執行できていない原因、政策の見直しをやっている。行政としても取り入れるべきである。
     予算を立てる際、余裕を持ち過ぎのため余るのではないか。予備費制度もあるわけなので、予算作成の積算はもう少しシビアでよいのではないか。例として、後期高齢者肺炎球菌ワクチン接種85%の不用率、出産育児一時金52%の不用率、高額療養者貸付金85%の不用率、お土産品開発事業奨励金80%の不用率、前年は100%の不要率でありました。人工降雪機のリース料72%の不用率、これは月割り分を1年分計上したことによるものです。不用率100%、出産費貸付金84万円、28年度も利用者がありませんでした。不用率100%、各種認証等取得支援事業補助金150万円、不用率100%、店舗リフォーム補助金250万円、不用率100%、助産施設・母子生活支援施設入所者ゼロ325万円。数多くの新規事業、助成事業を評価するとともに、一部事業では予算化されていても全く使用しない案件もあるので、よく検証をした上で次年度につなげていただきたい。  次に、学校施設の老朽化に伴う施設の劣化対策が急務である。学校再編の長期的プランもあるが、現実の課題、問題点の解消が必要である。  ふるさと寄附金制度がより厳しくなる中で、諏訪市の特色を生かしたさらなる返礼品の発掘に期待をする。  循環バス運行事業費委託料について、よりきめ細かな調査により、市民の活用度が高い運行を図り、委託料を決定していただきたい。  各種団体への補助金、交付金について、前年度主義に基づくのではなく、ゼロベースから本当に必要なのか、成果が上げられているか検証をしてから支出をするべきである。  タクシー券の補助制度について、補助金額、回数券枚数、利用範囲等改善が必要である。  霧ヶ峰の運動施設(運動場・陸上競技場・クロスカントリー場・体育館)は時代のニーズに応えられていない。活用方法について検討が必要である。  異常な暑さ対策のため、保育園、小中学校のエアコンの設置を完備すること。また、老朽化した教員住宅、市営住宅の抜本的な検討が急務である。これは昨年同様の指摘がありました。  Uターン促進住宅リフォーム助成事業、新婚生活住まいる補助金制度は、諏訪市の将来をにらんだ先行投資的視野に立って柔軟に取り組んでいただきたい。  時代の急激な進歩、変化により、役所行政の伝統的な縦割りの組織では非効率な面が出ている。さらなる部局の横の連携強化を図っていただきたい。具体的な例としては、企画部で所管しているすわまちくらぶの指摘がありました。  湖周地区のごみ処理施設クリーンセンターの売電事業が予想以上にあり、大変順調である。将来の大型修繕、建てかえに備えて、今から基金として積み立てることを検討すべきとの提言がありました。以上の指摘事項・改善要望がありましたので、次年度に向けて検討、改善をお願いいたします。  最後に討論と採決の結果について報告いたします。  認定第1号平成29年度諏訪市一般会計歳入歳出決算認定については、討論があり、反対討論として、不用額が多額過ぎること、非正規の保育士の待遇改善対策、生活困窮者対策、高齢者タクシー等生活弱者への福祉対策がおくれており、徴税の強化がよりなされる等があり、もっと市民の暮らしに重点を置くべきで配慮が足りない。また、推進しているマイナンバー制度については、多額の経費をかけながら、個人情報漏えいの問題もあり、活用が進まず、普及率の増加もわずかであるなどの問題点があり、不認定との討論がありました。  これに対して、賛成討論として、市長の公約実現に向けて、限られた予算の中で多岐にわたる市民生活に直結した施策を積極的に展開し、予算執行が図られ、成果が確認できた。また、財政面においても、市税収入額は前年を上回り、徴収率も8年連続して向上している。さらに財政健全化判断比率においても、実質赤字比率は黒字で問題なし。実質公債費比率は前年より向上しており健全財政に努めていることは評価できる。5年先、10年先を見据えた、各種の産業振興施策、雇用・結婚・子育て等若者応援施策、諏訪の魅力発信施策、医療・介護の連携による総合福祉政策が確実に実行され、市民の満足度が向上しているとの評価により、認定としたいとの討論がありました。  採決の結果、賛成多数で当委員会は認定と決定いたしました。  次に、認定第2号平成29年度諏訪市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定についても討論があり、反対討論として、国民健康保険加入者は高齢者、収入の少ない方も多く、保険料の支払いが大変だと感じている方がたくさんおり、その中で平成29年度は平均18%の保険料の大幅な値上げになった。しかし、決算では2億円を超す黒字になったということは、18%の引き上げは必要がなかったという見解により、不認定とするとの討論がありました。  これに対して、賛成討論として、平成29年度収支予測が多額に相違したことは事実であるが、予測が困難であった。薬価引き下げにより黒字が拡大した。また、諏訪市として健康推進を積極的に展開し、特定健診は引き続き県下で1番であり、その他可能な限りの医療費抑制に取り組んでいることを評価し、認定としたいとの討論がありました。  採決の結果、賛成多数で当委員会は認定と決定いたしました。  認定第3号平成29年度諏訪市霧ヶ峰リフト事業特別会計歳入歳出決算認定についてから、認定第7号平成29年度諏訪市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定についてまでの5件については、全会一致で認定と決定いたしました。  議案第51号平成29年度諏訪市水道事業会計利益の処分及び決算の認定について、議案第52号平成29年度諏訪市温泉事業会計利益の処分及び決算の認定について、議案第53号平成29年度諏訪市下水道事業会計利益の処分及び決算の認定については、全会一致で可決及び認定と決定いたしました。  以上、当委員会に付託された認定第1号から認定第7号まで、及び議案第51号、議案第52 号、議案第53号については、全て認定または可決及び認定と決定したことを申し述べ、決算審査特別委員会委員長報告といたします。 ○金子喜彦 議長  決算審査特別委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○金子喜彦 議長  これをもって質疑を終結いたします。  これより議案第51号平成29年度諏訪市水道事業会計利益の処分及び決算の認定についてより議案第53号平成29年度諏訪市下水道事業会計利益の処分及び決算の認定についてまで3件について、一括して討論に入ります。討論はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○金子喜彦 議長  これをもって討論を終結いたします。  これより議案第51号より議案第53号までの3件を一括して採決いたします。本案3件に対する委員長の報告は、いずれも可決及び認定であります。ただいま議題となっております議案第51号より議案第53号までの3件は、決算審査特別委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○金子喜彦 議長  御異議ないものと認めます。よって、議案第51号から議案第53号までの3件は、決算審査特別委員長の報告のとおり可決及び認定されました。           ────────────────────── ○金子喜彦 議長  これより認定第1号平成29年度諏訪市一般会計歳入歳出決算認定についての討論に入ります。討論はありませんか。               〔「議長1番」の発言あり〕 ○金子喜彦 議長  井上登議員 ◆1番(井上登議員) 認定第1号平成29年度諏訪市一般会計歳入歳出決算認定について、委員長報告に反対の立場で討論をいたします。  予算額は215億936万1,000円に対して、歳入決算213億1,229万2,668円、歳出決算204億9,584万6,919円となっています。会計全体で財源不足が生じるとして、減債基金2億6,000万円など基金の繰り入れにより財源を確保しましたが、決算では不用額9億7,897万4,081円となり、予算との乖離が大きくなっており問題であると思います。  また、市税収入では、全体的には0.4%の増収ですが、滞納繰越分を入れると対前年度比プラスマイナスゼロ%であります。個人市民税は前年度比0.4%の増ですが、法人市民税は2.1%減、不納欠損は、法人市民税で562万6,500円、対前年度比507.2%、固定資産税2,346万221円で105.2%の増で、全体で98%の増となっています。非常に厳しい状況にあると認識をしております。  また、ふるさと寄附は残念なことに大幅に減少しました。積極的な取り組みを期待するものであります。  歳出におきましては、保育園の全未満児室へのエアコンの設置、就学援助の就学前支給の実現や店舗リフォーム補助金の新設がされました。住宅リフォーム制度の経済効果は大きいものがあり、一層の拡充が期待されるところであります。  子ども医療費の窓口無料化は平成29年度に決まり、この8月から始まりましたが、障がい者や高校生にはまだ広がっていません。  また、情報漏えいが危惧されているマイナンバー関連事業、実際に住民税特別徴収をめぐって個人番号の漏えいが発生した自治体もありました。またマイナンバーカードの発行も頭打ちとなっています。住民のためになっているとは思われません。  地方税滞納整理機構の収納額は激減をしております。多くの負担金を払って移管する意味が失われてきているところであります。  また、高齢者、障がい者のタクシー制度では、利用券の発行数が少なく、利用範囲も限定されていることから、高齢者や障がいを抱える人たちにとっては不十分なものとなっていると思います。  格差と貧困の広がり、社会制度が改悪される中、暮らしは一層苦しくなっています。国の悪政から市民を守る防波堤の役割と、市民の立場から国や県に堂々としっかり物を言うことが求められていると思います。以上を申し上げ反対討論といたします。 ○金子喜彦 議長  討論はありませんか。              〔「議長10番」の発言あり〕 ○金子喜彦 議長  森山博美議員 ◆10番(森山博美議員) 認定第1号平成29年度諏訪市一般会計歳入歳出決算認定について、委員長報告に賛成の立場で討論させていただきます。  平成29年度決算、歳入は前年度に比べ2.1%の増、予算に対する収入率は、99.1%。歳出は前年度に比べ1.9%の増、予算に対する執行率は95.3%でありました。  財政健全化法に基づく健全化判断比率4指標とも早期健全化の基準値を下回っています。財政の健全化を保ちながら、第五次諏訪市総合計画後期基本計画の実現や人口減少抑制対策、民間と連携した未来につながるまちづくりなど、各種施策を積極的に展開しながらも、財政規模に即した健全な予算執行が図られております。  特に市税収入は前年度を上回り、収納率は現年度分99.5%となっております。また、大口滞納事案も長野県地方税滞納整理機構に移管して徴収しており、成果が上がっております。担当課の努力により現年度分の収納率を上げることは、次年度に長野県滞納整理機構に移管する部分も少なくなりますし、滞納整理の厳正化や効率的な収納体制の整備により成果が上がっております。  ふるさと納税の減少についてですが、ふるさと納税の寄附については、総務省の指示により返礼品が見直され減少したもので、その後クラウドファンディングや返礼品の見直しなど努力が見られます。  また、マイナンバーカードにおいても、住基カードの有効期限が近づくことや運転免許の返納などにより普及が見込めます。住民票や印鑑証明も全国コンビニで交付され、市民サービスにつながっていると思われます。  地域医療・介護連携推進センターライフドアすわは、日赤、社協、医師会との連携により包括的な支援体制が構築され、認知症や障がいなどにより判断能力に不安のある方の権利を守り、その人らしい生活を実現するために成年後見支援センターが設置され、高齢化社会に向けての支援体制が整備されました。  また、角間川保育園での未満児保育の開始、未満児室へ冷暖房設備の整備や2歳児のフッ素塗布、就学支援員、スクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカー、特別支援教育支援員、学習支援員の配置などに加え、医療費の現物支給も決定され、子供の支援も行っております。  支援金や助成制度については、周知の方法や内容も検討いただき、これからも市民にとって必要な方へ必要なサービスが届くように、より一層の取り組みをお願いし、委員長報告に賛成の討論といたします。 ○金子喜彦 議長  討論はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○金子喜彦 議長  これをもって討論を終結いたします。  これより認定第1号を起立により採決いたします。認定第1号に対する委員長の報告は認定であります。認定第1号は決算審査特別委員長の報告のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。                〔賛 成 者 起 立〕 ○金子喜彦 議長  起立多数であります。よって、認定第1号は決算審査特別委員長の報告のとおり認定することに決定いたしました。           ────────────────────── ○金子喜彦 議長  これより認定第2号平成29年度諏訪市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定についての討論に入ります。討論はありませんか。              〔「議長11番」の発言あり〕 ○金子喜彦 議長  廻本多都子議員 ◆11番(廻本多都子議員) 認定第2号平成29年度諏訪市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定委員長報告に対して、反対討論をいたします。  ことしから県の運営となった国保会計でございますが、平成29年度は医療費の増加などにより赤字となることが見込まれ、県への移行もする前であることを前提に保険料の平均18%引き上げを行いました。  赤字が2億円以上見込まれるとされていた国保会計は、結果、黒字決算となりました。繰越金も出て、それも基金等に組み込まれるということでしょうが、保険料が上がる都度に払えない人が増加し、平成29年度の短期保険証はふえ続けています。県へ運営が移行されても、医療費に反映するため、その都度保険料の引き上げが行われる、そういうふうに考えられます。  しかしながら、激変緩和措置が予算化されております。その財源もございます。これは急に保険料が上がることがないようにするためのものですが、それでも全体を自治体から県へ大きくしたことで、国保が持つ根本の社会保障制度であることが今崩れつつあります。社会保険料と違い、保険料は被保険者が全額負担、また国保会計は年金受給者、社会保険を持たない企業勤めや非正規雇用など、比較的所得の低い人の加入が多い保険制度でございます。大幅に引き上げられた保険料が市民生活を圧迫しています。何のための県への運営の移行でしょうか。激変緩和なのでしょうか。払える保険料にするべきと考え、反対討論といたします。 ○金子喜彦 議長  討論はありませんか。               〔「議長6番」の発言あり〕 ○金子喜彦 議長  吉澤美樹郎議員 ◆6番(吉澤美樹郎議員) 認定第2号平成29年度諏訪市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について、委員長報告に賛成の立場で討論をいたします。  平成29年度諏訪市国民健康保険特別会計は、歳入決算額が約60億249万円、歳出決算額が約57億5,510万円で、前年度と比較すると歳入では約4,103万円、0.7%の増、歳出では約1億6,461万円、2.8%の減でありました。歳入歳出の差引額は約2億4,738万円で、黒字の決算となっております。  平成29年度諏訪市国民健康保険特別会計の当初の予算は、近年の高度医療、高額薬価、入院の増加などの影響を受け、急激に伸びる医療費により基金も底をつく中で、健全な財政を維持するために保険料率の増額改定をお願いし編成されました。  黒字の決算となった主な要因は、薬価の値下げ改定がされたことが大きく影響し、反映したものであるとのことであります。ただ、療養給付費等の返還金が5,000万円ほどあり、今後精算が行われるとの説明がありました。  国民健康保険を取り巻く状況では、被保険者の数は減少傾向が続き、県の広域化も始まったばかりです。医療面では、今後新しい治療法の確立や新薬の開発など、さらなる高度化が進むと予測されます。  予期せぬ支出の増や保険税の収納不足、国等への交付金の返還に対し対応するため、精算が終わったところで、余剰金は基金へ積み立て保有し、国保財政の安定化に活用されることを要望いたします。  加えまして、県下において高い受診率を維持する特定健診等、保健事業をより一層推進し、さらなる健康意識の高揚、健康増進を図り、医療費の抑制に努力されるよう期待をいたします。  以上、平成29年度諏訪市国民健康保険特別会計は、将来を見通す中で適正運営、執行されているものと評価をいたしたいと思います。したがいまして、委員長報告に賛成の討論とさせていただきます。 ○金子喜彦 議長  討論はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○金子喜彦 議長  これをもって討論を終結いたします。  これより認定第2号を起立により採決いたします。認定第2号に対する委員長の報告は認定であります。認定第2号は決算審査特別委員長の報告のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。                〔賛 成 者 起 立〕 ○金子喜彦 議長  起立多数であります。よって、認定第2号は決算審査特別委員長の報告のとおり認定することに決定いたしました。           ────────────────────── ○金子喜彦 議長  次に、認定第3号平成29年度諏訪市霧ヶ峰リフト事業特別会計歳入歳出決算認定についてより認定第7号平成29年度諏訪市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定についてまで、5件についてを一括して討論に入ります。討論はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○金子喜彦 議長  これをもって討論を終結いたします。  これより認定第3号より認定第7号までの5件を一括採決いたします。認定5件に対する決算審査特別委員長の報告はいずれも認定であります。ただいま議題となっております認定5件は、決算審査特別委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○金子喜彦 議長  御異議ないものと認めます。よって、認定第3号より認定第7号までの5件は、決算審査特別委員長の報告のとおり認定することに決定いたしました。           ────────────────────── △日程第 7      議員議案第 4号 諏訪市の地酒による地域振興乾杯条例を定めるについて ○金子喜彦 議長  議員議案第4号諏訪市の地酒による地域振興乾杯条例を定めるについてを議題といたします。提出者より説明を求めます。井上登議員 ◎1番(井上登議員) 議員議案第4号諏訪市の地酒による地域振興乾杯条例を定めるについて、説明をいたしたいと思います。
     この条例は、諏訪商工会議所より昨年3月定例会に諏訪市の地酒での乾杯条例の制定を求める陳情が提出され、採択されたことにより、内容の検討を行ってきたものでございます。  諏訪市は、美しい自然が息づく霧ヶ峰高原を源とする清冽な伏流水に恵まれ、夏は冷涼、冬は寒冷な気候を利用して古くから日本酒や味噌、醤油などの醸造業が発展してきました。  特に日本酒においては、江戸時代に高島藩が酒造業の保護のため藩内の十数軒の酒蔵を城下に集めて振興を図るなど、歴史と伝統に育まれて醸し続けられ、地域の文化醸成や経済発展に寄与してきました。  市の財産ともいえる日本酒をはじめとする地酒で乾杯をすることは、自然の恵みへの感謝と郷土に対する愛着心を醸成するとともに、市を訪れる方々を地酒でもてなすことで、地酒への理解と普及が期待できます。  そこで、諏訪市の地酒で乾杯をすることにより地酒と地酒に係わる地域の文化を更に広めるとともに、市の新たな地域振興を図るため、この条例を制定するものであります。  以下、この目的、定義、基本理念、市の取り組み、市議会の取り組み、事業者等の取り組み、市民の協力などについて定めたものでございます。  以上、諏訪市議会会議規則第14条第12項の規定により提出をするものでございます。全議員の賛同をお願いするものであります。 ○金子喜彦 議長  提出者に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○金子喜彦 議長  これをもって質疑を終結いたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっております議員議案第4号については、諏訪市議会会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○金子喜彦 議長  御異議ないものと認めます。よって、議員議案第4号は委員会の付託を省略することに決定いたしました。  討論に入ります。討論はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○金子喜彦 議長  これをもって討論を終結いたします。  これより議員議案第4号を採決いたします。本案は原案のとおり決定することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○金子喜彦 議長  御異議ないものと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。           ───────────────────── △日程第 8      陳情第48号 私立高校に対する公費助成をお願いする陳情書 ○金子喜彦 議長  陳情第48号私立高校に対する公費助成をお願いする陳情書を議題といたします。社会文教委員長の報告を求めます。社会文教委員長 ◎森山博美 社会文教委員長  陳情第48号私立高校に対する公費助成をお願いする陳情書について報告いたします。  この陳情書は毎年同一趣旨で陳情されているもので、陳情者は中信地区私学助成推進協議会会長宮坂高幸氏であります。  陳情の内容は、国・県の関係者に対して就学支援制度の拡充と私学助成の増額のため意見書提出を求めるものと、私立高校に通う生徒の保護者負担を軽減するため、保護者へ直接補助をお願いするものです。  当委員会は付託された陳情1件につき、9月11日に全委員が出席し、陳情者からの事情聴取、関係部局の意見を聞き、慎重に審査いたしました。  質疑では、直接保護者に助成している自治体はあるのかの問いに、中信地区の自治体では直接保護者に助成する自治体があり、また生徒数に応じて学校にまとめて助成する自治体もあるとの答弁がありました。  審査では、全委員が陳情の中の国・県の関係に対して就学支援制度の拡充と私学助成の増額のための意見書を上げることに対しては採択とするが、私立校へ通う生徒の保護者へ直接補助を行うことに関しては不採択との意見でありました。  討論はなく、採決の結果、当委員会は全会一致一部採択で可決いたしました。 ○金子喜彦 議長  社会文教委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○金子喜彦 議長  これをもって質疑を終結いたします。  討論に入ります。討論はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○金子喜彦 議長  これをもって討論を終結いたします。  これより陳情第48号を採決いたします。陳情第48号に対する社会文教委員長の報告は一部採択であります。陳情第48号は社会文教委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○金子喜彦 議長  御異議ないものと認めます。よって、陳情第48号は社会文教委員長の報告のとおり決定されました。           ───────────────────── △日程第 9      議員議案第 5号 意見書の提出について(国に対する私立高校への公費助成に関する意見書)      議員議案第 6号 意見書の提出について(長野県に対する私立高校への公費助成に関する意見書) ○金子喜彦 議長  次に、議員議案第5号国に対する私立高校への公費助成に関する意見書の提出について及び議員議案第6号長野県に対する私立高校への公費助成に関する意見書の提出についてを一括議題といたします。提出者より説明を求めます。小松孝一郎議員 ◎7番(小松孝一郎議員) 議員議案第5号国に対する私立高校への公費助成に関する意見書及び議員議案第6号長野県に対する私立高校への公費助成に関する意見書について、一括して説明いたします。  当意見書は陳情第48号の採択を受けてのものです。私学は独自の建学の精神に基づき、個々の生徒の個性を育むことによって、学習・文化活動、スポーツ、地域への貢献に大きな成果を上げています。しかしながら、私学助成の主体をなす国や県からの補助金は一定の前進は見られるものの、生徒減少期の現在、私立高校の経営は極めて厳しいものとなっています。2010年度より、「高等学校就学支援金」政策が実施され、私学に通う生徒にも「就学支援金」が支給されました。しかし、昨今の低迷する経済状況の中で、保護者の方々の学費負担は深刻な状態が続いております。多くの保護者・生徒が公立高校との学費格差をなくしてほしいと願っています。多様なカリキュラムを持つ私学は、子どもたちに大きな夢と可能性を与えております。その夢を経済的な理由で諦めさせることは、断腸の思いであります。  そこで、公教育の一翼を担う私学振興のために、私立高校への就学支援金制度の拡充並びに経常費補助の増額を行うことを求め、地方自治法第99条の規定により、国、長野県及び関係行政庁に本意見書を提出したいと考えております。全議員の御賛同のほどよろしくお願いいたします。 ○金子喜彦 議長  議員議案第5号及び第6号を一括して提出者に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○金子喜彦 議長  これをもって質疑を終結いたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっております議員議案第5号及び第6号については、諏訪市議会会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○金子喜彦 議長  御異議ないものと認めます。よって、両案は委員会の付託を省略することに決定いたします。  議員議案第5号及び第6号を一括して討論に入ります。討論はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○金子喜彦 議長  これをもって討論を終結いたします。  これより議員議案第5号及び第6号を一括して採決いたします。両案は原案のとおり決定することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○金子喜彦 議長  御異議ないものと認めます。よって、両案は原案のとおり可決されました。           ───────────────────── ○金子喜彦 議長  この際、暫時休憩いたします。再開は庁内放送にてお知らせいたします。直ちに社会文教委員会の開催をお願いいたします。            休       憩   午前11時20分           ──────────────────────            再       開   午後 0時20分 ○金子喜彦 議長  休憩前に引き続き、会議を開きます。  お諮りいたします。議案第56号平成30年度諏訪市一般会計補正予算(第3号)を日程に追加し、議題としたいと思います。これに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○金子喜彦 議長  御異議ないものと認めます。よって、議案第56号を日程に追加し、議題とすることに決定いたしました。           ────────────────────── △日程追加第10  議案第56号 平成30年度諏訪市一般会計補正予算(第3号) ○金子喜彦 議長  これより、議案第56号平成30年度諏訪市一般会計補正予算(第3号)を議題といたします。社会文教委員長の報告を求めます。社会文教委員長 ◎森山博美 社会文教委員長  議案審査の報告に先立ち、社会文教委員会は今定例会で当委員会に付託された議案の審査に当たり、本日全委員出席のもと、関係部長、次長、課長、係長の出席を求め、慎重に審査を行ったことをまずもって報告いたします。  それでは、議案第56号平成30年度諏訪市一般会計補正予算(第3号)について報告いたします。  これは、保育園及び小中学校へ空調設備を設置するために、設置の際に必要となる配管や受変電設備等の設計に要する経費として、保育所費に1,000万円、小学校費及び中学校費の学校管理費に1,670万円が計上され、地方交付税をもって措置されるものです。  質疑では、保育園と小中学校の教室の数はとの問いに対し、保育園は3歳以上児56室、リズム室12室、職員室14室、調理室3室、長時間保育園用室7部屋で計92部屋を想定。小中学校については、普通教室にLD教室2室、日本語教室1室を加えた167室、事務室33室、特別教室6室の計206室で積算したとの答弁です。  キュービクル等の高圧受電設備についてはの問いに対し、保育園は現在城南保育園のみ対応している。全体の電気量を見込む中で、少なくとも湖南、豊田、片羽、中洲の4園は追加して切りかえる。小中学校については、城北以外全て対応済みだが、改修の可能性もあるので、今回実施設計したいとの答弁。  高圧受電設備の金額と各部屋のエアコンの金額の単価はとの問いに対し、保育園では細かくは各園ごと違うが、おおむね受電設備の新規設置は1,000万円、各部屋のエアコンは部屋の大きさによって違うが、1台各60万円程度、その他配線・配管で別途かかってくる。小学校は1部屋おおむね200万円、全ての普通教室に入れた場合には、全体で五、六億円程度が見込まれるとの答弁がありました。  設計委託料は期間的にはいつごろまでに上がるのか。また、国・県の補助金はいつごろを想定しているのかとの問いに対し、保育園は実質3カ月程度かかる。補助金は保育所に関しては既に諸経費が一般財源化されているが、引き続きアンテナを高くして情報を収集していく。小学校は今年度いっぱいを委託期間に設定しているが、おおむね金額は二、三カ月ぐらいで見えてくる。補助金については、もし年内につけば手を挙げることも可能。国の情報はまだないので、アンテナを高くしていくとの答弁がありました。  討論はなく、採決の結果、当委員会は全会一致可決であります。 ○金子喜彦 議長  委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○金子喜彦 議長  これをもって質疑を終結いたします。  討論に入ります。討論はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○金子喜彦 議長  これをもって討論を終結いたします。  これより議案第56号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は社会文教委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○金子喜彦 議長  御異議ないものと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。           ────────────────────── ○金子喜彦 議長  以上をもって本定例会の日程は全て終了いたしました。           ──────────────────────            閉       議   午後 0時26分 ○金子喜彦 議長  市長から挨拶があります。市長 ◎金子ゆかり 市長  9月定例会の閉会に当たり、一言御礼の御挨拶を申し上げます。  本定例会は、8月27日に招集し、本日まで23日間、連日慎重に御審議を賜り、平成29年度の各会計決算認定を初めとして、提出した議案につきましては、いずれも原案のとおり認定または可決、御決定をいただき、厚く御礼を申し上げます。  本日最終日には、追加提案をいたしました人事案件及び保育園、小中学校への空調設備設置工事に伴う設計委託にかかわる補正予算案につきまして、御審議の上、可決、御決定をいただき、あわせて感謝を申し上げます。  また、今定例会初日には、監査委員を代表して中澤代表監査委員より、平成29年度の各会計決算等の審査結果について御報告をいただき、さまざまな角度からの御助言を賜りましたこと、心より厚く御礼を申し上げます。  平成30年度決算審査特別委員会の審議におきましては、議員各位から頂戴いたしました貴重な御意見や御指摘を重く受けとめまして、諸施策の推進に最善の努力をしてまいる所存でございます。  このほか、今定例会最終日に議員議案である諏訪市の地酒による地域振興乾杯条例を御提案いただき、議員総意のもと議決、御決定されました。関連産業や観光、経済の発展、ひいては諏訪市の活性化に結びつきますよう、市も市議会及び事業者の皆様とともに取り組んでまいります。
     さて、過日の全国新作花火競技大会では、打ち上げ時刻には心配されていた雨も上がり、多くの皆様の心に感動の余韻を響かせつつ、趣向を凝らした特製の花火を堪能いただくことができました。この大会に携わった全ての方々に深く感謝を申し上げる次第です。  ことしの夏は、6月から8月の東日本の平均気温が平年を1.7度上回り、統計開始以降、最も高い気温となったと気象庁から発表がありました。諏訪の8月の平均気温も25.1度と、平年を1.3度上回る暑い夏を記録し、冷涼な諏訪地方とは思えない高温気象が続きました。  市としましても、特に高齢者等に対する熱中症予防対策、保育園、小中学校における注意喚起や各種対策を講じ、市民の健康への配慮と重症化の防止に努めてまいりましたが、今後も異常気象が続くことを想定し、対応策に取り組んでいかなければならないと考えております。  また、9月6日には北海道南西部の胆振地方を震源とする、震度7を観測した平成30年北海道胆振東部地震が発生し、甚大な被害が出ました。この地震により亡くなられた方々に対しまして、衷心より哀悼の意をささげますとともに、被災されました全ての方々に心からお見舞いを申し上げます。  地震発生直後には、北海道内全ての火力発電所が停止したことに伴い、ほぼ道内全戸の停電に至り、市民生活に深刻な影響を及ぼすとともに、経済活動への被害や波及も心配されているところです。  災害時の情報収集や情報提供は、電力への依存度が高く、電力が途絶えるリスクに直面する事態も想定しなければならないと痛感するとともに、頻発する地震に対して、今後もさまざまな危機管理を怠らないよう、改めて関係部局へ指示をいたしました。  なお、余震も続き心配になるところですが、県と歩調を合わせ、被災自治体の要請に応じた支援体制もとってまいります。  今定例会の代表質問・一般質問では、昨今、全国各地で頻発する災害を踏まえた当市の防災・減災対策、また、いよいよ本格化する駅前開発事業や夏の高温・熱中症対策など、市民の福祉の向上につながるさまざまな分野の御質問や御提言を頂戴しました。  その中で、通学路等に隣接したブロック塀への対応につきましては、倒壊等のおそれがあり撤去する場合、住宅リフォーム補助金を活用できるよう、新たに補助対象とすることといたしました。  議員各位の御意見なども生かしながら、今後も引き続き市民の安全・安心、福祉の充実に努めるとともに、全ての施策の着実な実現と市の将来を展望する市政運営に全身全霊で取り組んでまいります。  厳しい日差しの夏も終わりを告げ、朝晩は日ごと涼しくなり、いよいよ秋の気配が深まってまいりました。これから、文化やスポーツなどの各種イベントが数多く開催される季節を迎えますが、市民の皆様、また議員各位には健康に留意され,今後の市政発展のため、さらなる御理解と御協力を、重ねてお願いを申し上げ、閉会の御挨拶といたします。ありがとうございました。           ────────────────────── ○金子喜彦 議長  これをもって、平成30年第4回諏訪市議会定例会を閉会いたします。御苦労さまでした。           ──────────────────────            閉       会   午後 0時33分   以上会議のてん末を録し相違なきを認め、ここに署名する。       議  長     金  子  喜  彦       副 議 長     伊  藤  浩  平       議  員     牛  山  智  明       議  員     山  田  一  治           議案並びに請願・陳情の審議結果 市長提出 ┌─────────┬────┬─────────┬────┬──────────┐ │ 事 件 番 号 │上程月日│ 付 託 委 員 会 │議決月日│  審 議 結 果  │ ├─────────┼────┼─────────┼────┼──────────┤ │報告第 5号   │30. 8.27│なし       │30. 8.27│報告のみ      │ ├─────────┼────┼─────────┼────┼──────────┤ │同意第 4号   │30. 9.18│省略       │30. 9.18│原案同意      │ ├─────────┼────┼─────────┼────┼──────────┤ │諮問第 2号   │〃   │〃        │〃   │〃         │ ├─────────┼────┼─────────┼────┼──────────┤ │議案第48号   │30. 8.27│社会文教委員会  │〃   │原案可決      │ ├─────────┼────┼─────────┼────┼──────────┤ │議案第49号   │〃   │〃        │〃   │〃         │ ├─────────┼────┼─────────┼────┼──────────┤ │議案第50号   │〃   │総務産業委員会  │〃   │〃         │ ├─────────┼────┼─────────┼────┼──────────┤ │議案第51号   │〃   │決算審査特別委員会│〃   │原案可決及び認定  │ ├─────────┼────┼─────────┼────┼──────────┤ │議案第52号   │〃   │〃        │〃   │〃         │ ├─────────┼────┼─────────┼────┼──────────┤ │議案第53号   │〃   │〃        │〃   │〃         │ ├─────────┼────┼─────────┼────┼──────────┤ │議案第54号   │〃   │各常任委員会   │〃   │原案可決      │ ├─────────┼────┼─────────┼────┼──────────┤ │議案第55号   │〃   │社会文教委員会  │〃   │〃         │ ├─────────┼────┼─────────┼────┼──────────┤ │議案第56号   │30. 9.18│〃        │〃   │〃         │ ├─────────┼────┼─────────┼────┼──────────┤ │認定第 1号   │30. 8.27│決算審査特別委員会│〃   │原案認定      │ ├─────────┼────┼─────────┼────┼──────────┤ │認定第 2号   │〃   │〃        │〃   │〃         │ ├─────────┼────┼─────────┼────┼──────────┤ │認定第 3号   │〃   │〃        │〃   │〃         │ ├─────────┼────┼─────────┼────┼──────────┤ │認定第 4号   │〃   │〃        │〃   │〃         │ ├─────────┼────┼─────────┼────┼──────────┤ │認定第 5号   │〃   │〃        │〃   │〃         │ ├─────────┼────┼─────────┼────┼──────────┤ │認定第 6号   │〃   │〃        │〃   │〃         │ ├─────────┼────┼─────────┼────┼──────────┤ │認定第 7号   │〃   │〃        │〃   │〃         │ └─────────┴────┴─────────┴────┴──────────┘ 議員提出 ┌─────────┬────┬─────────┬────┬──────────┐ │ 事 件 番 号 │上程月日│ 付 託 委 員 会 │議決月日│  審 議 結 果  │ ├─────────┼────┼─────────┼────┼──────────┤ │議員議案第 4号 │30. 9.18│省略       │30. 9.18│原案可決      │ ├─────────┼────┼─────────┼────┼──────────┤ │議員議案第 5号 │〃   │〃        │〃   │〃         │ ├─────────┼────┼─────────┼────┼──────────┤ │議員議案第 6号 │〃   │〃        │〃   │〃         │ └─────────┴────┴─────────┴────┴──────────┘ 請願・陳情 ┌─────────┬────┬─────────┬────┬──────────┐ │ 事 件 番 号 │上程月日│ 付 託 委 員 会 │議決月日│  審 議 結 果  │ ├─────────┼────┼─────────┼────┼──────────┤ │陳情第48号   │30. 8.27│社会文教委員会  │30. 9.18│一部採択      │ └─────────┴────┴─────────┴────┴──────────┘ 議員議案第4号
            諏訪市の地酒による地域振興乾杯条例を定めるについて  諏訪市の地酒による地域振興乾杯条例を次のように定める。   平成30年9月18日 提出                        提出者 諏訪市議会議員 井 上   登                        賛成者    〃    近 藤 一 美                         〃     〃    吉 澤 美樹郎                         〃     〃    伊 藤 浩 平                         〃     〃    山 田 一 治                         〃     〃    水 野 政 利                                               諏訪市の地酒による地域振興乾杯条例  諏訪市は、美しい自然が息づく霧ヶ峰高原を源とする清冽な伏流水に恵まれ、夏は冷涼、冬は寒冷な気候を利用して古くから日本酒や味噌、醤油などの醸造業が発展してきました。特に日本酒においては、江戸時代に高島藩が酒造業の保護のため藩内の十数軒の酒蔵を城下に集めて振興を図るなど、歴史と伝統に育まれて醸し続けられ、地域の文化醸成や経済発展に寄与してきました。  市の財産ともいえる日本酒をはじめとする地酒で乾杯をすることは、自然の恵みへの感謝と郷土に対する愛着心を醸成するとともに、市を訪れる方々を地酒でもてなすことで、地酒への理解と普及が期待できます。  そこで、諏訪市の地酒で乾杯をすることにより地酒と地酒に係わる地域の文化を更に広めるとともに、市の新たな地域振興を図るため、この条例を制定します。  (目的) 第1条 この条例は、地酒の普及促進及び地酒による地域振興に関する基本理念と、市、市議会及び事業者等(地酒の製造、販売又は提供を行う事業者その他主として当該事業者により構成される団体をいう。以下同じ。)の取組を定めることにより、市内の酒造業その他関連産業の振興を図り、もって地域の活性化に寄与することを目的とする。  (定義) 第2条 この条例において「地酒」とは、市内の事業者等が製造する日本酒その他の酒類をいう。  (基本理念) 第3条 地酒の普及促進及び地酒による地域振興は、市、市議会及び事業者等の連携協力の下、次に掲げる事項を基本として行うものとする。 (1)地酒による乾杯の普及が図られること。 (2)個人の嗜好しこう及び意思が尊重されること。 (3)アルコール健康障害対策基本法(平成25年法律第109号)第2条に規定するアルコール健康障害の発生等を踏まえ、飲酒に関する正しい知識の普及に資するものであること。  (市の取組) 第4条 市は、前条に定める基本理念(以下「基本理念」という。)にのっとり、地酒の普及促進及び地酒による地域振興に資する施策を講ずるよう努めるものとする。  (市議会の取組) 第5条 市議会は、基本理念にのっとり、地酒の普及促進及び地酒による地域振興に努めるものとする。  (事業者等の取組) 第6条 事業者等は、基本理念にのっとり、その事業活動を行うに当たっては地酒の普及促進及び地酒による地域振興に積極的に取り組むとともに、本市を訪れる方々への地酒によるおもてなしに努めるものとする。  (市民の協力) 第7条 市民は、市、市議会及び事業者等が行う地酒の普及促進及び地酒による地域振興に係る取組に協力し、地酒と地酒にかかわる文化に親しみ理解を深め、市を訪れる方々への地酒によるおもてなしに努めるものとする。    附 則  この条例は、平成30年10月1日から施行する。 議員議案第5号                 意見書の提出について  国に対する私立高校への公費助成に関する意見書を関係行政庁に提出したい。 平成30年9月18日 提出                        提出者 諏訪市議会議員 小 松 孝一郎                        賛成者    〃    森 山 博 美                         〃     〃    牛 山 智 明                         〃     〃    宮 下 和 昭                         〃     〃    廻 本 多都子                         〃     〃    小 林 佐 敏                         〃     〃    奥 野   清           国に対する私立高校への公費助成に関する意見書  私学は独自の建学の精神に基づき、個々の生徒の個性を育むことによって、学習・文化活動、スポーツ、地域への貢献等に大きな成果を上げております。しかしながら、私学助成の主体をなす国からの補助金は一定の前進はみられるものの、生徒減少期の現在、私立高校の経営は極めて厳しいものとなっております。2010年度より「高等学校就学支援金」政策が実施され、私学に通う生徒にも「就学支援金」が支給されました。しかし、昨今の低迷する厳しい経済状況の中で、保護者の方々の学費負担は深刻な状況が未だ続いております。多くの保護者・生徒が公立高校との学費格差をなくしてほしいと願っています。多様なカリキュラムを持つ私学は、子どもたちに大きな夢と可能性を与えてくれています。その夢を経済的理由で諦めさせることは、保護者の立場からしますと断腸の思いであります。  公教育の一翼を担う私学振興のために、さらに一層のご理解ご支援を賜りたく、下記事項について実現されるよう要望するものであります。                     記 1.私立高校への就学支援金制度の拡充並びに経常費補助の増額を行うこと。  以上、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出します。                          長野県諏訪市議会 議長 金子 喜彦 内閣総理大臣 安 倍 晋 三 様 総務大臣   野 田 聖 子 様 財務大臣   麻 生 太 郎 様 文部科学大臣 林   芳 正 様 議員議案第6号                 意見書の提出について  長野県に対する私立高校への公費助成に関する意見書を関係行政庁に提出したい。 平成30年9月18日 提出                        提出者 諏訪市議会議員 小 松 孝一郎                        賛成者    〃    森 山 博 美                         〃     〃    牛 山 智 明                         〃     〃    宮 下 和 昭
                            〃     〃    廻 本 多都子                         〃     〃    小 林 佐 敏                         〃     〃    奥 野   清          長野県に対する私立高校への公費助成に関する意見書  長野県の私立高校は、独自の建学の精神に基づき、個々の生徒の個性を育むことによって、学習・文化活動、スポーツ、地域への貢献等に大きな成果を上げております。しかしながら、私学助成の主体をなす県からの補助金は一定の前進はみられるものの、生徒減少期の現在、私立高校の経営は極めて厳しいものとなっております。2010年度より「高等学校就学支援金」政策が実施され、私学に通う生徒にも「就学支援金」が支給されました。しかし、昨今の低迷する厳しい経済状況の中で、保護者の方々の学費負担は深刻な状況が未だ続いております。多くの保護者・生徒が公立高校との学費格差をなくしてほしいと願っています。多様なカリキュラムを持つ私学は、子どもたちに大きな夢と可能性を与えてくれています。その夢を経済的理由で諦めさせることは、保護者の立場からしますと断腸の思いであります。  公教育の一翼を担う私学振興のために、さらに一層のご理解ご支援を賜りたく、下記事項について実現されるよう要望するものであります。                     記 1.私立高校への就学支援金制度の拡充並びに経常費補助の増額を行うこと。  以上、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出します。                          長野県諏訪市議会 議長 金子 喜彦 長野県知事   阿 部 守 一 様 長野県総務部長 関   昇一郎 様...