諏訪市議会 > 2017-03-15 >
平成29年第 1回定例会−03月15日-05号

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  1. 諏訪市議会 2017-03-15
    平成29年第 1回定例会−03月15日-05号


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    平成29年第 1回定例会−03月15日-05号平成29年第 1回定例会            平成29年第1回定例会会議録(第5号)          平成29年3月15日(水)午前10時00分開議 〇議事日程  諮問第 1号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めるについて  諮問第 2号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めるについて  諮問第 3号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めるについて  議案第24号 平成28年度諏訪市一般会計補正予算(第5号)                                   各常任委員長報告  議案第25号 平成28年度諏訪市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)                                  社会文教委員長報告  議案第26号 平成28年度諏訪市奨学資金特別会計補正予算(第1号)                                  社会文教委員長報告  議案第27号 平成28年度諏訪市下水道事業会計補正予算(第1号)                                  総務産業委員長報告  議案第11号 諏訪市庁舎整備基金条例を定めるについて
                                     総務産業委員長報告  議案第12号 諏訪市空家等対策協議会条例を定めるについて                                  総務産業委員長報告  議案第13号 諏訪市非常勤特別職の職員等の報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について                                  総務産業委員長報告  議案第14号 諏訪市特別職の職員の退職手当に関する条例の一部改正について                                  総務産業委員長報告  議案第15号 諏訪市税条例等の一部改正について                                  総務産業委員長報告  議案第16号 諏訪市敬老祝金条例の一部改正について                                  社会文教委員長報告  議案第17号 諏訪市デイサービスセンター条例の一部改正について                                  社会文教委員長報告  議案第18号 諏訪市国民健康保険税条例の一部改正について                                  社会文教委員長報告  議案第19号 諏訪市公営企業の設置等に関する条例及び諏訪市温泉事業給湯条例の一部改正について                                  総務産業委員長報告  議案第20号 諏訪広域連合規約の一部変更について                                  総務産業委員長報告  議案第21号 重要な公の施設の一部を長期かつ独占的に利用させるについて                                  社会文教委員長報告  議案第22号 市道路線の認定について                                  総務産業委員長報告  議案第23号 市道路線の変更について                                  総務産業委員長報告  議案第 1号 平成29年度諏訪市一般会計予算  議案第 2号 平成29年度諏訪市国民健康保険特別会計予算  議案第 3号 平成29年度諏訪市霧ヶ峰リフト事業特別会計予算  議案第 4号 平成29年度諏訪市奨学資金特別会計予算  議案第 5号 平成29年度諏訪市公設地方卸売市場事業特別会計予算  議案第 6号 平成29年度諏訪市駐車場事業特別会計予算  議案第 7号 平成29年度諏訪市後期高齢者医療特別会計予算  議案第 8号 平成29年度諏訪市水道事業会計予算  議案第 9号 平成29年度諏訪市温泉事業会計予算  議案第10号 平成29年度諏訪市下水道事業会計予算                                予算審査特別委員長報告 〇請願・陳情  陳情第29号 諏訪市の「地酒での乾杯条例」の制定を求める陳情書                                  総務産業委員長報告  陳情第30号 日本政府に核兵器禁止条約交渉会議に参加し条約実現に真剣に努力するよう求める陳情                                  総務産業委員長報告  陳情第31号 農業者戸別所得補償制度の復活をもとめる陳情書                                  総務産業委員長報告  議員議案第 1号 意見書の提出について(日本政府に核兵器禁止条約交渉会議に参加し、核兵器廃絶に向けた実効性のある努力をするよう求める意見書)  委員会特定事件継続調査の件       〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜                本日の会議に付した事件  日程第 1 諮問第 1号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めるについて        諮問第 2号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めるについて        諮問第 3号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めるについて        以上3件一括議題        市長提案説明、質疑、委員会付託省略、討論、採決  日程第 2 議案第24号 平成28年度諏訪市一般会計補正予算(第5号)議題        各常任委員長報告、質疑、討論、採決  日程第 3 議案第25号 平成28年度諏訪市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)議題        社会文教委員長報告、質疑、討論、採決  日程第 4 議案第26号 平成28年度諏訪市奨学資金特別会計補正予算(第1号)議題        社会文教委員長報告、質疑、討論、採決  日程第 5 議案第27号 平成28年度諏訪市下水道事業会計補正予算(第1号)        総務産業委員長報告、質疑、討論、採決  日程第 6 議案第11号 諏訪市庁舎整備基金条例を定めるについて議題        総務産業委員長報告、質疑、討論、採決  日程第 7 議案第12号 諏訪市空家等対策協議会条例を定めるについて議題        総務産業委員長報告、質疑、討論、採決  日程第 8 議案第13号 諏訪市非常勤特別職の職員等の報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について議題        総務産業委員長報告、質疑、討論、採決  日程第 9 議案第14号 諏訪市特別職の職員の退職手当に関する条例の一部改正について議題        総務産業委員長報告、質疑、討論、採決  日程第10 議案第15号 諏訪市税条例等の一部改正について議題        総務産業委員長報告、質疑、討論、採決  日程第11 議案第16号 諏訪市敬老祝金条例の一部改正について議題        社会文教委員長報告、質疑、討論、採決  日程第12 議案第17号 諏訪市デイサービスセンター条例の一部改正について議題        社会文教委員長報告、質疑、討論、採決  日程第13 議案第18号 諏訪市国民健康保険税条例の一部改正について議題        社会文教委員長報告、質疑、討論、採決  日程第14 議案第19号 諏訪市公営企業の設置等に関する条例及び諏訪市温泉事業給湯条例の一部改正について議題        総務産業委員長報告、質疑、討論、採決  日程第15 議案第20号 諏訪広域連合規約の一部変更について議題        総務産業委員長報告、質疑、討論、採決  日程第16 議案第21号 重要な公の施設の一部を長期かつ独占的に利用させるについて議題        社会文教委員長報告、質疑、討論、採決  日程第17 議案第22号 市道路線の認定について議題        総務産業委員長報告、質疑、討論、採決  日程第18 議案第23号 市道路線の変更について議題        総務産業委員長報告、質疑、討論、採決  日程第19 議案第 1号 平成29年度諏訪市一般会計予算        議案第 2号 平成29年度諏訪市国民健康保険特別会計予算        議案第 3号 平成29年度諏訪市霧ヶ峰リフト事業特別会計予算        議案第 4号 平成29年度諏訪市奨学資金特別会計予算        議案第 5号 平成29年度諏訪市公設地方卸売市場事業特別会計予算        議案第 6号 平成29年度諏訪市駐車場事業特別会計予算        議案第 7号 平成29年度諏訪市後期高齢者医療特別会計予算        議案第 8号 平成29年度諏訪市水道事業会計予算        議案第 9号 平成29年度諏訪市温泉事業会計予算        議案第10号 平成29年度諏訪市下水道事業会計予算        以上10件一括議題
           予算審査特別委員長報告、一括質疑、各討論、各採決  日程第20 陳情第29号 諏訪市の「地酒での乾杯条例」の制定を求める陳情書議題        総務産業委員長報告、質疑、討論、採決  日程第21 陳情第30号 日本政府に核兵器禁止条約交渉会議に参加し条約実現に真剣に努力するよう求める陳情議題        総務産業委員長報告、質疑、討論、採決  日程第22 陳情第31号 農業者戸別所得補償制度の復活をもとめる陳情書議題        総務産業委員長報告、質疑、討論、採決  日程第23 議員議案第1号 意見書の提出について(日本政府に核兵器禁止条約交渉会議に参加し、核兵器廃絶に向けた実効性のある努力をするよう求める意見書)(廻本多都子議員外6名)        提案説明、質疑、委員会付託省略、討論、採決  日程第24 委員会特定事件継続調査の件                閉         会       〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 〇出席議員(15名)      議 席                 議 席       1番   井 上   登        2番   近 藤 一 美       3番   増 澤 義 治        4番   牛 山 智 明       5番   宮 下 和 昭        6番   吉 澤 美樹郎       7番   小 松 孝一郎        8番   金 子 喜 彦       9番   伊 藤 浩 平       10番   森 山 博 美      11番   廻 本 多都子       12番   山 田 一 治      13番   小 林 佐 敏       14番   水 野 政 利      15番   奥 野   清 〇欠席議員(なし)       〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 〇説明のため出席した者の職氏名    市長      金 子 ゆかり     副市長     平 林 隆 夫    教育長     小 島 雅 則     総務部長    関     基    企画部長    河 西 秀 樹     市民部長    伊 藤 幸 彦    健康福祉部長  関   隆 雄     経済部長    飯 塚 隆 志    建設部長    小 松 弘 明     水道局長    宮 下   隆    教育次長    土 田 雅 春     会計管理者   木 島 清 彦    総務課長    金 原 英 一     企画政策課長  前 田 孝 之    財政課長    花 岡 光 昭     地域戦略・男女共同参画課長                                茅 野 徳 雄    行政委員会事務局長           消防庶務課長  仲 井 宏 人            小 泉 一 男       〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 〇職務のため出席した事務局職員の職氏名    局長      松 崎   寛    次長      河 西   章    庶務係長兼議事係長            柿 崎   茂    主査      武 居 靖 彦       〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜                            平成29年3月15日(水)                第1回諏訪市議会定例会                  会  議  録 (5−5)                                開議 午前10時00分                                閉会 午後 0時30分                                 (傍聴者 10名)            開       議   午前10時00分           ────────────────────── ○宮下和昭 議長  これより本日の会議を開きます。  日程に入るに先立ち報告をいたします。ただいまの出席議員数は15名であります。日程はお手元に配付いたしました。  審議に先立ち、去る3月5日に発生いたしました長野県消防防災ヘリコプターアルプスの墜落事故の犠牲者の御遺族に衷心からお見舞いを申し上げるとともに、亡くなられた県内各消防隊員の皆様に深甚なる弔意をあらわすため、ここで1分間の黙祷をささげたいと思います。御協力をお願いいたします。御起立を願います。                 〔全 員 起 立〕 ○宮下和昭 議長  黙祷。                   〔黙 祷〕 ○宮下和昭 議長  お直りください。御着席ください。                 〔全 員 着 席〕 ○宮下和昭 議長  御協力ありがとうございました。           ────────────────────── △日程第 1      諮問第 1号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めるについて      諮問第 2号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めるについて      諮問第 3号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めるについて ○宮下和昭 議長  これより、諮問第1号から諮問第3号まで人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めるについての3件を一括議題といたします。市長より提出議案の説明を求めます。市長 ◎金子ゆかり 市長  それでは、本日追加提案をいたしました議案について御説明申し上げます。諮問第1号、第2号及び第3号はいずれも本議会の冒頭であらかじめお願いをしておきました人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めるについてであります。  現在、人権擁護委員であります藤森順三氏及び大宮弘子氏がそれぞれ任期満了となり、6月30日までが委嘱の期間となっております。藤森氏につきましては引き続き委員として選任いたしたいと存じます。  一方、大宮氏からは一身上の都合により退任したい旨の申し出がありましたので、後任につきまして慎重に検討してまいりました結果、新たに四賀7132番地の3の寺尾一成氏を推薦いたしたいと存じます。  また、現在諏訪市では人権擁護委員として7名が法務大臣から委嘱を受け、人権啓発、人権相談、人権救済の活動に当たっていただいておりますが、いじめやインターネット上における誹謗、中傷、差別発言の横行、弱者を対象とする暴力など人権に関する事案が多発していることから、長野地方法務局長から人権擁護委員の増員の要請がありました。  当市といたしましては、要請どおり1名増員することとし、委員の選任に当たり慎重に検討してまいりました結果、岡村一丁目1番15号の宮坂博子氏を推薦することといたしました。  今回推薦いたします3名とも人格、識見にすぐれ、人権の擁護に深い理解があり、適任と考えますので、人権擁護委員法の規定に基づき、議会の意見を求めるものであります。  以上で追加議案の説明を終わります。よろしく御審議くださいますようお願いを申し上げます。 ○宮下和昭 議長  以上をもって議案説明を終結いたします。  これより諮問第1号人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めるについての質疑に入ります。質疑はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮下和昭 議長  これをもって質疑を終結いたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっております諮問第1号については、諏訪市議会会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮下和昭 議長  御異議ないものと認めます。よって、諮問第1号については、委員会の付託を省略することに決定いたしました。  討論に入ります。討論はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮下和昭 議長  これをもって討論を終結いたします。  これより諮問第1号を採決いたします。本案は原案のとおり同意することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮下和昭 議長  御異議ないものと認めます。よって、本案は原案のとおり同意されました。  次に、諮問第2号人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めるについての質疑に入ります。質疑はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮下和昭 議長  これをもって質疑を終結いたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっております諮問第2号については、諏訪市議会会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮下和昭 議長  御異議ないものと認めます。よって、諮問第2号については、委員会の付託を省略することに決定いたしました。  討論に入ります。討論はありませんか。
                   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮下和昭 議長  これをもって討論を終結いたします。  これより諮問第2号を採決いたします。本案は原案のとおり同意することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮下和昭 議長  御異議ないものと認めます。よって、本案は原案のとおり同意されました。  次に、諮問第3号人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めるについての質疑に入ります。質疑はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮下和昭 議長  これをもって質疑を終結いたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっております諮問第3号については、諏訪市議会会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮下和昭 議長  御異議ないものと認めます。よって、諮問第3号については、委員会の付託を省略することに決定いたしました。  討論に入ります。討論はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮下和昭 議長  これをもって討論を終結いたします。  これより諮問第3号を採決いたします。本案は原案のとおり同意することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮下和昭 議長  御異議ないものと認めます。よって、本案は原案のとおり同意されました。           ────────────────────── △日程第 2      議案第24号 平成28年度諏訪市一般会計補正予算(第5号) ○宮下和昭 議長  議案第24号平成28年度諏訪市一般会計補正予算(第5号)を議題といたします。各常任委員長の報告を求めます。総務産業委員長 ◎伊藤浩平 総務産業委員長  議案審査の報告に先立ち、総務産業常任委員会は、今定例会で当委員会に付託された議案を審査するに当たり、3月2日、3日の2日間にわたり、全委員出席のもと関係部長、局長、課長、室長、係長、担当職員の出席を求め、慎重に審査を行ったことをまずもって報告いたします。  それでは、議案第24号平成28年度諏訪市一般会計補正予算(第5号)について報告いたします。今回の補正は2億9,560万円で、累計額は215億9,146万5,000円となります。特定財源は2億1,528万6,000円で、一般財源必要額は8,031万4,000円となり、地方交付税で措置されております。  それでは、当委員会に付託された部分について報告いたします。  総務費は、退職手当、廃止路線代替バス運行費の追加分及びふるさと寄附にかかわる返礼品代の追加経費、ふるさと振興基金積立金の追加分1億5,000万円など、2億6,533万6,000円が計上されております。  商工費では、寄附金増に伴う工業振興基金への積立金及び社員の子育て応援宣言を行う事業所がふえたことによる補助金の追加分450万円が計上されております。  予算の第2条は繰越明許費であります。予算の第3条は債務負担行為の補正であります。予算の第4条は地方債の補正であります。  質疑では、子育て企業サポート事業奨励補助金に関して、来期も行うのかとの質疑に対し、この事業は非常に好評であり、平成28年度は製造業、ソフトウエア業に限っていたが、平成29年度は全業種を対象として事業継続していきたいとの答弁がありました。  また、事業の効果検証についてはとの質疑に対しては、こども課と共同して事業の効果に対してアンケートをとっていきたいとの答弁がありました。  そして、応援宣言しているのはどのような企業かとの質疑に対し、ある程度の従業員数がいる企業が多く、人材確保の点からも子育てに優しい企業とアピールする面から申請しているのではと考えられるとの答弁がありました。  討論はなく、採決の結果、全会一致可決であります。 ○宮下和昭 議長  社会文教委員長 ◎増澤義治 社会文教委員長  議案審査の報告に先立ち、社会文教常任委員会は、今定例会で当委員会に付託された議案を審査するに当たり、3月2日に全委員出席のもと、関係部長、次長、課長、係長の出席を求め、慎重に審査を行ったことをまずもって報告いたします。  それでは、議案第24号平成28年度諏訪市一般会計補正予算(第5号)の社会文教常任委員会に付託された部分に関しまして報告をいたします。  民生費では、起債対象事業費確定に伴う起債額の減額及び基金繰入金の増額で、旧清水学園改修事業債が1,000万円(同日、100万円の訂正あり)の減、社会福祉基金繰入金が1,000万円(同日、100万円の訂正あり)の増、平成27年度生活保護措置費確定に伴う精算にかかわる返納金が2,537万円、平成28年度生活保護措置費の所要額が当初予算額を下回り、多額の不用額が生じる見込みであることに伴う減額補正で、1億3,260万6,000円、衛生費では、すわっこランド屋内プール天井改修工事費全額繰越明許で1億3,000万円、財源は特定財源で地方創生拠点整備交付金で5,562万円、それと健康づくり拠点施設整備事業債が5,560万円、環境基金積立金の寄附金額の増による補正が300万円、通知カード・個人番号カード関連事業費の繰越明許費補正で388万8,000円、債務負担行為補正で湖周行政事務組合負担金の最終処分場関係費関連で、期間が平成29年度が平成29年度から平成30年度へ変更、限度額が4,888万9,000円を5,017万4,000円に変更するものであります。  質疑では、すわっこランド屋内プール天井改修工事の概要はの問いに対し、つり天井を撤去して膜天井を設置、軽量で防音効果があるとの答弁がありました。素材と耐用年数はの問いに対し、半永久的にもつ、30年以上耐えられるとの答弁。膜天井のクリーニングはの問いに対し、一度設置したら外せない。メンテナンスの必要はなしとの答弁。膜天井の構造はに対し、地震等で落下してもひらひらと落ちるので危険はない。湿度と塩素に強い素材であるとの答弁。  住基カードがふえない要因はの問いに対し、当初はシステムエラーの影響、今は本人確認ぐらいしか使えない。諏訪市ではコンビニ交付ができて、19市中トップであるとの答弁。  平成29年度は生活保護者が減っているが要因はの問いに対し、新規開始が20件で廃止が26件であり、死亡や自立などが要因との答弁。生活保護者の医療費の減少は続くのか、また高齢者世帯が多いのかの問いに対し、長期入院が減少傾向であり、諏訪市では6割が高齢者世帯であるとの答弁がありました。  討論はなく、採決の結果、当委員会は全会一致で可決をいたしました。 ○宮下和昭 議長  各常任委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮下和昭 議長  これをもって質疑を終結いたします。  討論に入ります。討論はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮下和昭 議長  これをもって討論を終結いたします。  これより議案第24号を採決いたします。本案に対する各委員長の報告は可決であります。本案は各常任委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮下和昭 議長  御異議ないものと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。           ────────────────────── △日程第 3      議案第25号 平成28年度諏訪市国民健康保険特別会計補正予算(第3号) ○宮下和昭 議長  議案第25号平成28年度諏訪市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)を議題といたします。社会文教委員長の報告を求めます。社会文教委員長 ◎増澤義治 社会文教委員長  それでは、議案第25号平成28年度諏訪市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)について報告いたします。  歳入歳出予算の総額をそれぞれ6,145万3,000円追加し、それぞれの総額を63億3,557万5,000円といたします。また、一時借入金の額ですが、現在の2億円に3億円を追加し、借り入れの最高額を5億円にするというところであります。  理由につきましては、国保の現金が約5億円不足していて資金繰りが苦しいため、一般会計と特別会計相互間において、一般会計分の現金を一時運用し支払いを行っている状況であります。年度末には、この一般会計より一時運用させていただいている約5億円を一般会計に一旦返納する事務の流れとなっております。それは一時的にですが、今一時運用している返金用の資金を別のところから借り入れる必要が生じるため、借り入れの限度額を現在運用している5億円に引き上げるものです。  質疑、討論はなく、採決の結果、当委員会は全会一致で可決いたしました。 ○宮下和昭 議長  社会文教委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮下和昭 議長  これをもって質疑を終結いたします。  討論に入ります。討論はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮下和昭 議長  これをもって討論を終結いたします。  これより議案第25号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は社会文教委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮下和昭 議長  御異議ないものと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。           ────────────────────── △日程第 4      議案第26号 平成28年度諏訪市奨学資金特別会計補正予算(第1号) ○宮下和昭 議長  議案第26号平成28年度諏訪市奨学資金特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。社会文教委員長の報告を求めます。社会文教委員長 ◎増澤義治 社会文教委員長  それでは、議案第26号平成28年度諏訪市奨学資金特別会計補正予算(第1号)について報告いたします。  奨学資金特別会計への当初予算額総額581万円にそれぞれ320万円を補正計上し、歳入歳出それぞれの総額を901万円とするものであります。  質疑では、320万円ふえると、対象人数や借入額はふえるのかの問いに対し、制度を持続させるために積み立てるとの答弁がありました。  討論はなく、採決の結果、当委員会は全会一致可決いたしました。 ○宮下和昭 議長  社会文教委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮下和昭 議長  これをもって質疑を終結いたします。  討論に入ります。討論はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮下和昭 議長  これをもって討論を終結いたします。  これより議案第26号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は社会文教委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮下和昭 議長  御異議ないものと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。           ────────────────────── △日程第 5      議案第27号 平成28年度諏訪市下水道事業会計補正予算(第1号) ○宮下和昭 議長  議案第27号平成28年度諏訪市下水道事業会計補正予算(第1号)を議題といたします。総務産業委員長の報告を求めます。総務産業委員長 ◎伊藤浩平 総務産業委員長  議案第27号平成28年度諏訪市下水道事業会計補正予算(第1号)について報告いたします。  予算第3条は、収益的収支の補正で、収益的収支として消費税及び地方消費税の増額分540万8,000円が計上されております。  予算第4条は、資本的収入及び支出の補正で、資本的収入として流域下水道事業及び公共下水道事業の起債並びに社会資本整備総合交付金の減額分8,030万円が計上され、資本的支出として、建設改良費の減額分7,300万円が計上されております。このことにより、当初予算第2条中の主要な建設改良費について、7,300万円が減額され、当初予算第6条中の起債の限度額についても補正されております。  質疑、討論はなく、採決の結果、当委員会は全会一致可決であります。 ○宮下和昭 議長  総務産業委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮下和昭 議長  これをもって質疑を終結いたします。  討論に入ります。討論はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮下和昭 議長  これをもって討論を終結いたします。  これより議案第27号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は総務産業委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮下和昭 議長  御異議ないものと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。           ──────────────────────
    △日程第 6      議案第11号 諏訪市庁舎整備基金条例を定めるについて ○宮下和昭 議長  議案第11号諏訪市庁舎整備基金条例を定めるについてを議題といたします。総務産業委員長の報告を求めます。総務産業委員長 ◎伊藤浩平 総務産業委員長  議案第11号諏訪市庁舎整備基金条例を定めるについて報告いたします。  これは、間もなく築50年を迎える市庁舎が、将来的に建てかえ等検討しなければならない時期となり、建築には莫大な費用が必要になり、そのための積み立てを行っていく基金条例が地方自治法第241条の規定により設置されるものです。  質疑、答弁では、条例中に基金の管理で有利な有価証券にかえることができるとなっているが、その判断は誰がするのかとの質疑に対し、総務課、財政課と相談し最終的には理事者が判断するとの答弁がありました。  討論はなく、採決の結果、当委員会は全会一致可決であります。 ○宮下和昭 議長  総務産業委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮下和昭 議長  これをもって質疑を終結いたします。  討論に入ります。討論はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮下和昭 議長  これをもって討論を終結いたします。  これより議案第11号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は総務産業委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮下和昭 議長  御異議ないものと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。           ────────────────────── △日程第 7      議案第12号 諏訪市空家等対策協議会条例を定めるについて ○宮下和昭 議長  議案第12号諏訪市空家等対策協議会条例を定めるについてを議題といたします。総務産業委員長の報告を求めます。総務産業委員長 ◎伊藤浩平 総務産業委員長  議案第12号諏訪市空家等対策協議会条例を定めるについて報告いたします。  これは、空家等対策の推進に関する特別措置法の規定により、空家等対策計画の策定等に関する協議を行うとともに、空家等がもたらす多岐にわたる問題に対し、官民の連携を図るため、協議会が設置されるものです。  質疑、答弁では、空家条例の制定も含めて全体を考えていくものなのかとの質疑に対し、他市等の既にある空家条例は、自治体が空家を解体するなどを主にしたものだが、今回の条例は空家対策特別措置法に基づき計画を策定し、処理、活用などについての規定をしていくものであるとの答弁がありました。  空家の管理において罰則なども考えているのかとの質疑に対し、管理についても計画に盛り込むことになるが、法令上、特定空家に認定されると固定資産税の優遇措置が適用されなくなることもあり、罰則までは難しいとの答弁がありました。  条例第3条の2に委員の対象は地域住民、学識経験者等三つあるが、人数の振り分けは決まっているのか。また、協議会はいつから始まるのかとの質疑に対し、人数の振り分けは特段決まっていない、協議会は条例制定後早目に開催していきたいとの答弁がありました。  討論はなく、採決の結果、当委員会は全会一致可決であります。 ○宮下和昭 議長  総務産業委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮下和昭 議長  これをもって質疑を終結いたします。  討論に入ります。討論はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮下和昭 議長  これをもって討論を終結いたします。  これより議案第12号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は総務産業委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮下和昭 議長  御異議ないものと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。           ────────────────────── △日程第 8      議案第13号 諏訪市非常勤特別職の職員等の報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について ○宮下和昭 議長  議案第13号諏訪市非常勤特別職の職員等の報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正についてを議題といたします。総務産業委員長の報告を求めます。総務産業委員長 ◎伊藤浩平 総務産業委員長  議案第13号諏訪市非常勤特別職の職員等の報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について報告いたします。  これは、今年度末をもって駐在員制度を廃止することに伴い、本条例別表中の駐在員の欄が削除されるものです。  質疑、討論はなく、採決の結果、当委員会は全会一致可決であります。 ○宮下和昭 議長  総務産業委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮下和昭 議長  これをもって質疑を終結いたします。  討論に入ります。討論はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮下和昭 議長  これをもって討論を終結いたします。  これより議案第13号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は総務産業委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮下和昭 議長  御異議ないものと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。           ────────────────────── △日程第 9      議案第14号 諏訪市特別職の職員の退職手当に関する条例の一部改正について ○宮下和昭 議長  次に、議案第14号諏訪市特別職の職員の退職手当に関する条例の一部改正についてを議題といたします。総務産業委員長の報告を求めます。総務産業委員長 ◎伊藤浩平 総務産業委員長  議案第14号諏訪市特別職の職員の退職手当に関する条例の一部改正について報告いたします。  これは、既に引き下げを実施した一般職の水準に合わせ、特別職の職員の退職手当についても支給割合の引き下げを行うため、条例の一部が改正されるものです。  質疑、討論はなく、採決の結果、当委員会は全会一致可決であります。 ○宮下和昭 議長  総務産業委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮下和昭 議長  これをもって質疑を終結いたします。  討論に入ります。討論はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮下和昭 議長  これをもって討論を終結いたします。  これより議案第14号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は総務産業委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮下和昭 議長  御異議ないものと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。           ────────────────────── △日程第10  議案第15号 諏訪市税条例等の一部改正について ○宮下和昭 議長  議案第15号諏訪市税条例等の一部改正についてを議題といたします。総務産業委員長の報告を求めます。総務産業委員長 ◎伊藤浩平 総務産業委員長  議案第15号諏訪市税条例等の一部改正について報告いたします。  主な内容は、消費税10%の引き上げ施行日が、平成31年10月1日に変更になったことにより、昨年の6月定例会において承認した市税条例等の一部改正のうち、法人市民税法人税割の税率引き下げ及び軽自動車税の環境性能割の導入の時期について、施行期日を平成31年10月1日に変更されるものです。  質疑、討論はなく、採決の結果、当委員会は全会一致可決であります。 ○宮下和昭 議長  総務産業委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮下和昭 議長  これをもって質疑を終結いたします。  討論に入ります。討論はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮下和昭 議長  これをもって討論を終結いたします。  これより議案第15号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は総務産業委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮下和昭 議長  御異議ないものと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。           ────────────────────── △日程第11  議案第16号 諏訪市敬老祝金条例の一部改正について ○宮下和昭 議長  議案第16号諏訪市敬老祝金条例の一部改正についてを議題といたします。社会文教委員長の報告を求めます。社会文教委員長 ◎増澤義治 社会文教委員長  議案第16号諏訪市敬老祝金条例の一部改正について報告いたします。  敬老祝金を支給する対象年齢を変更するもので、今までは88歳及び99歳以上の者であったところを、88歳及び99歳となる者に変更するという内容であります。  質疑では、100歳以上の増加率は今後どうかの問いに対し、増加傾向であるとの答弁。なぜ諏訪市はやめてしまったのかの問いに対し、100歳については国と県でも記念品が出る、市も記念品にかえていくとの答弁。支援している家族への恩恵はの問いに対し、介護者にはリフレッシュ事業等行っているとの答弁。今後金額の変更はあるのかの問いに対し、見直しが必要なときがくると思われるとの答弁がありました。  討論では、今まで敬意を払う意味で祝い金を出していたのに、急に100歳以上をやめるのは冷たいのではないか。予算を削減するのが目的だと思うが、そんなに100歳以上が多いわけでもないので、少しでも敬意を払うべきだから反対。100歳以上の金品をなくしたとしても、国・県からもお祝いが出るし、財政状況も厳しく、別の施策で健康長寿を目指してほしいので賛成との討論がありました。  採決の結果、反対1、賛成5で、当委員会は賛成多数で可決いたしました。 ○宮下和昭 議長  社会文教委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮下和昭 議長  これをもって質疑を終結いたします。  討論に入ります。討論はありませんか。               〔「議長1番」の発言あり〕 ○宮下和昭 議長  井上登議員 ◆1番(井上登議員) 議案第16号諏訪市敬老祝金条例の一部改正について、委員長報告に反対の立場で討論をいたします。  長寿を祝福し、敬老の意をあらわすものとして、多年にわたり社会に尽くしてきた高齢者に対し祝い金を渡してきました。現行99歳以上の方への2万円の敬老祝い金が削除され、99歳で打ち切られるものです。100歳を超えて生きていることは本人はもとより、高齢者を支えてきた家族にとっても誇らしいことであり、この祝い金は励みであるとも思います。わずかな節約のために100歳以上の祝い金を打ち切ることは、余りに冷たい態度ではないでしょうか。
     敬老祝い金を廃止しようとする自治体もありますが、諏訪市においてはそれほど切迫した問題ではなく、高齢者に冷たい市政であってはならないと思います。今後も高齢者を敬愛する心を大切にしてほしいと思います。よって、反対討論といたします。 ○宮下和昭 議長  討論はありませんか。              〔「議長10番」の発言あり〕 ○宮下和昭 議長  森山博美議員 ◆10番(森山博美議員) 議案第16号諏訪市敬老祝金条例の一部改正について、委員長報告に賛成の立場で討論いたします。  議案第16号は、現在ある敬老祝い金を全て廃止するものではなく、99歳以降分について毎年から100歳と最高齢に限定するものであります。超少子高齢化社会になる中、医療技術も進み、御長寿の方がふえるとともに諏訪市の財政を圧迫していくことが予想されます。  反対討論にもありました長寿を祝福したい気持ち、御長寿を敬いたい気持ちは変わらずあります。高齢者を敬う気持ちがなくなるものではありません。諏訪圏3市の敬老祝い金、祝い品と比較しても金額も内容も劣ることはありません。  諏訪市の施策として健康長寿に向けた活動が展開されております。高齢者の多くの方が平等に受けられる事業、お元気で過ごしていただくための介護予防事業や老人福祉事業など、施策に力を入れていくことが市として公の事業ではないかと考えます。  以上、社会文教委員長の報告に賛成の立場で討論といたします。 ○宮下和昭 議長  ほかに討論はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮下和昭 議長  これをもって討論を終結いたします。  これより議案第16号を起立により採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は社会文教委員長の報告のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。                〔賛 成 者 起 立〕 ○宮下和昭 議長  起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。           ────────────────────── △日程第12  議案第17号 諏訪市デイサービスセンター条例の一部改正について ○宮下和昭 議長  議案第17号諏訪市デイサービスセンター条例の一部改正についてを議題といたします。社会文教委員長の報告を求めます。社会文教委員長 ◎増澤義治 社会文教委員長  議案第17号諏訪市デイサービスセンター条例の一部改正についてを報告いたします。  今までは、必ず介護認定を受けていなければ、通所介護等のサービスが利用できませんでしたが、4月からは高齢者福祉課にある地域包括支援センターの専門職、保健師等が全国統一の25項目のチェックリストによりアセスメントを行い、該当となった場合は事業対象者となり、その後ケアマネジャーによるケアマネジメント、ケアプランの作成により訪問介護と通所介護サービスの利用が可能となります。そのため、新たに第8条に「介護保険法の規定による第1号通所事業に係る第1号事業支給費の支給に係る者」、これは事業対象者のことですが、これを加えるものであります。  質疑では、市と広域でどのぐらい移行するのかとの問いに対し、今年度はまだわからないが、70名ぐらいが該当になるのではないか。人材、場所の確保はとの問いに対し、社協に委託しており、検討しているとの答弁。チェックリストはどのように使うのかの問いに対し、事業所によって違う、希望に応じてとの答弁がありました。  討論はなく、採決の結果、当委員会は全会一致可決であります。 ○宮下和昭 議長  社会文教委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮下和昭 議長  これをもって質疑を終結いたします。  討論に入ります。討論はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮下和昭 議長  これをもって討論を終結いたします。  これより議案第17号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は社会文教委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮下和昭 議長  御異議ないものと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。           ────────────────────── △日程第13  議案第18号 諏訪市国民健康保険税条例の一部改正について ○宮下和昭 議長  議案第18号諏訪市国民健康保険税条例の一部改正についてを議題といたします。社会文教委員長の報告を求めます。社会文教委員長 ◎増澤義治 社会文教委員長  議案第18号諏訪市国民健康保険税条例の一部改正についての報告をいたします。  平成29年度の賦課分の国民健康保険税の税率を引き上げるものであります。基礎課税額分の医療分では、所得割税率が6.7%から7.2%に、資産割税率が23.5%から22.3%に、後期高齢者支援金等課税額分では所得割税率が2.0%から2.7%に、資産割税率が7.7%から7.3%に、介護納付金課税額分では、所得割税率が1.12%から1.7%に、資産割税率が7.5%から7.1%に変更されるものであります。  質疑では、8割軽減はあるのかの問いに対し、後期高齢者医療制度であるとの答弁。今後の資産割の減らし方はの問いに対し、一気に外すと所得割に影響があるので、徐々に減らしていくとの答弁がありました。  討論では、値上げ平均が18%は加入者が大変である。もう少し緩和すべきではないか。一般会計から繰り入れしないと、これからも赤字の繰り返しであるから反対。法定外繰り入れを考えずにいくならば、税率改定しかないと考えるから賛成との答弁がありました。  採決の結果、反対1、賛成5で当委員会は賛成多数可決いたしました。 ○宮下和昭 議長  社会文教委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮下和昭 議長  これをもって質疑を終結いたします。  討論に入ります。討論はありませんか。               〔「議長1番」の発言あり〕 ○宮下和昭 議長  井上登議員 ◆1番(井上登議員) 議案第18号諏訪市国民健康保険税条例の一部改正について、委員長報告に反対の立場から討論をいたします。  不足する財源確保のため案分率を改定し、約1億8,000万円、率にして約18%の引き上げを行い、1世帯当たり平均約2万4,000円、1人当たり1万5,000円の負担増を求めるものです。  平成27年度の諏訪市の収納率は、県下77市町村中70位と低い位置にあります。負担増となれば、さらに収納率の悪化が予想されます。また、諏訪市における国保加入者の所得を見れば、平成28年度10月31日現在、200万円以下の世帯が72%、100万円以下では48.4%となっており、軽減世帯は50%を超えています。今回の改定は軽減世帯にも負担増を求めるものになっています。何のための軽減なのか意義が問われます。  国保加入者の多くは低所得者で、年齢構成も高齢者が多いという特徴があります。医療を必要とする年齢層が多く加入しています。にもかかわらず、負担能力が高くない方が多いため、国保税が高くなる状況を生み出しています。国保税が高くなると滞納がふえ、厳しい徴収に苦しみ、生活が破壊され、さらに国保税が高騰する悪循環となります。短期間にもかかわらず、国保税値上げに対する反対署名が1,511筆寄せられました。国保加入者だけではなく、これから退職となる方、自分は後期高齢者だが、家族が国保加入の方などさまざまな方が署名に応じてくれました。高い保険税に苦しめられている、これ以上の負担には耐えられないという声であります。困っている住民の声に耳を傾けるべきであります。  国保財政は、確かに薄氷の運営ですが、その原因は歴代政権による国庫負担の削減であり、本来の責任を果たす責任があります。住民への犠牲転嫁はむしろ財政難を加速させます。当然のことながら、公費の投入がされなければ国保を維持できません。  地方自治体はそもそも何のためにあるのか。住民の福祉の増進を図ることが本来の役割であります。国の悪政に対して住民の立場からストップをかける。国の施策に不十分なところがあれば、自治体の独自施策を上乗せして、住民の暮らしを守っていくことであります。必要な場所にお金を投じてこそお金は生きるものであります。恒常的に一般会計からの法定外繰り入れをしているところもあります。今までのやり方にとらわれることなく、住民の立場に立った持続可能な保険税にすることが大事だと思います。  以上、今回の改定に反対といたします。 ○宮下和昭 議長  討論はありませんか。               〔「議長6番」の発言あり〕 ○宮下和昭 議長  吉澤美樹郎議員 ◆6番(吉澤美樹郎議員) 議案第18号諏訪市国民健康保険税条例の一部改正について、委員長報告に賛成の立場で討論をいたします。  国保財政の運営状況は平成27年秋以降高度医療、高額薬品、入院の増加などの影響を受け、医療費の急激な伸びにより、平成27年度決算では基金は底をつき、単年度収支が赤字となりました。さらに、今年度は歳入において大幅な不足が生じるとの見通しから、さらに赤字は累積され、平成28、29年度の累積赤字見込額の合計は4億7,000万円を超えると見込まれております。  現行税率のままでは今後もさらに厳しい財政状況となることが想定され、財政を健全化するためには早急に手段を講ずる必要があると考えます。国民健康保険運営協議会の答申にも示されておりますように、公平性と受益者負担の原則を考え、値上げとする税率改定はやむを得ないものと判断をいたします。  改定率につきましても、累積赤字見込額を平成29年度1年で回収をするために、40%を超える大幅な改定が必要となりますが、被保険者の皆さんの経済負担を考慮し、平成29年度新たに発生する赤字額を最小限にとどめるとするため、18%にとどめていることにも理解をいたします。  ただ、負担増をお願いするわけですから、被保険者の皆さんへの説明を丁寧に行うこと、また収納率の向上に取り組むこと、また医療費の適正化に努められることを申し添え、委員長報告に賛成の討論といたします。 ○宮下和昭 議長  ほかに討論はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮下和昭 議長  これをもって討論を終結いたします。  これより議案第18号を起立により採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は社会文教委員長の報告のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。                〔賛 成 者 起 立〕 ○宮下和昭 議長  起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。           ────────────────────── △日程第14  議案第19号 諏訪市公営企業の設置等に関する条例及び諏訪市温泉事業給湯条例の一部改正について ○宮下和昭 議長  議案第19号諏訪市公営企業の設置等に関する条例及び諏訪市温泉事業給湯条例の一部改正についてを議題といたします。総務産業委員長の報告を求めます。総務産業委員長 ◎伊藤浩平 総務産業委員長  議案第19号諏訪市公営企業の設置等に関する条例及び諏訪市温泉事業給湯条例の一部改正について報告いたします。  これは本年3月末日をもって、諏訪市精進湯が営業を終了することに伴い、関係する2本の条例から精進湯に関する規定が削除されるものです。  質疑、討論はなく、採決の結果、当委員会は全会一致可決であります。 ○宮下和昭 議長  総務産業委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮下和昭 議長  これをもって質疑を終結いたします。  討論に入ります。討論はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮下和昭 議長  これをもって討論を終結いたします。  これより議案第19号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は総務産業委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮下和昭 議長  御異議ないものと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。           ────────────────────── △日程第15  議案第20号 諏訪広域連合規約の一部変更について ○宮下和昭 議長  議案第20号諏訪広域連合規約の一部変更についてを議題といたします。総務産業委員長の報告を求めます。総務産業委員長 ◎伊藤浩平 総務産業委員長  議案第20号諏訪広域連合規約の一部変更について報告いたします。  これは、諏訪広域連合広域計画第4期の策定に当たり、諏訪広域連合規約に規定している広域連合の処理する事務の名称等が一部変更されるため、地方自治法の規定に基づき議会の議決が求められるものです。  質疑、討論はなく、採決結果、当委員会は全会一致可決であります。 ○宮下和昭 議長  総務産業委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮下和昭 議長  これをもって質疑を終結いたします。  討論に入ります。討論はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮下和昭 議長  これをもって討論を終結いたします。  これより議案第20号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は総務産業委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮下和昭 議長  御異議ないものと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
              ────────────────────── △日程第16  議案第21号 重要な公の施設の一部を長期かつ独占的に利用させるについて ○宮下和昭 議長  議案第21号重要な公の施設の一部を長期かつ独占的に利用させるについてを議題といたします。社会文教委員長の報告を求めます。社会文教委員長 ◎増澤義治 社会文教委員長  議案第21号重要な公の施設の一部を長期かつ独占的に利用させるについての報告をいたします。  諏訪地区保護司会に対し、諏訪市公民館の303号室を諏訪地区更生保護サポートセンターとして、平成29年4月1日から平成37年3月31日までの8年間独占的利用をさせるものであります。  質疑では、8年の根拠とはの問いに対し、駅前市民会館の一部を放送大学が使用した際に8年であった。また、駅周辺あり方検討会が行われている中で、検討する時期を5年から10年かかると見たとの答弁。事務局は常駐しているのか、電話はどうなっているのかの問いに対し、1名は常駐、電話は保護司会の負担で引いているとの答弁がありました。  討論はなく、採決の結果、当委員会は全会一致可決いたしました。 ○宮下和昭 議長  社会文教委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮下和昭 議長  これをもって質疑を終結いたします。  討論に入ります。討論はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮下和昭 議長  これをもって討論を終結いたします。  これより議案第21号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は社会文教委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮下和昭 議長  御異議ないものと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。           ────────────────────── △日程第17  議案第22号 市道路線の認定について ○宮下和昭 議長  議案第22号市道路線の認定についてを議題といたします。総務産業委員長の報告を求めます。総務産業委員長 ◎伊藤浩平 総務産業委員長  議案第22号市道路線の認定について報告いたします。  これは、中洲中金子地区における宅地造成に伴い市道53249号線及び市道53250号線が新たに市道路線に認定されるものです。なお、全委員で現地視察を行ったことを申し添えます。  質疑、答弁では、路線番号のつけ方はとの質疑に対し、おおむね地区ごとの頭の番号は統一されており、連番でつけることになっているとの答弁がありました。  討論はなく、採決の結果、当委員会は全会一致可決であります。 ○宮下和昭 議長  総務産業委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮下和昭 議長  これをもって質疑を終結いたします。  討論に入ります。討論はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮下和昭 議長  これをもって討論を終結いたします。  これより議案第22号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は総務産業委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮下和昭 議長  御異議ないものと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。           ────────────────────── △日程第18  議案第23号 市道路線の変更について ○宮下和昭 議長  議案第23号市道路線の変更についてを議題といたします。総務産業委員長の報告を求めます。総務産業委員長 ◎伊藤浩平 総務産業委員長  議案第23号市道路線の変更について報告いたします。  これは、神戸田辺線関連道路工事整備事業に伴い、市道1−23号線の終点の変更が行われるものです。  変更部分については、都市計画課において平成29年度に用地購入を行い、平成30年度に整備工事を行う予定ですが、地権者の方が譲渡所得の特別控除を受けるためには市道認定されていることが要件となっていることから、市道路線の終点の変更が行われるとのことです。  また、今回の変更部分については整備後でないと供用開始とならないので、その間の管理については協定書を結び、使用者において管理していただくことになっているとの説明がございました。なお、全委員で現地視察を行ったことを申し添えます。  質疑、討論はなく、採決の結果、当委員会は全会一致可決であります。 ○宮下和昭 議長  総務産業委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮下和昭 議長  これをもって質疑を終結いたします。  討論に入ります。討論はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮下和昭 議長  これをもって討論を終結いたします。  これより議案第23号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は総務産業委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮下和昭 議長  御異議ないものと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。           ────────────────────── △日程第19  議案第 1号 平成29年度諏訪市一般会計予算      議案第 2号 平成29年度諏訪市国民健康保険特別会計予算      議案第 3号 平成29年度諏訪市霧ケ峰リフト事業特別会計予算      議案第 4号 平成29年度諏訪市奨学資金特別会計予算      議案第 5号 平成29年度諏訪市公設地方卸売市場事業特別会計予算      議案第 6号 平成29年度諏訪市駐車場事業特別会計予算      議案第 7号 平成29年度諏訪市後期高齢者医療特別会計予算      議案第 8号 平成29年度諏訪市水道事業会計予算      議案第 9号 平成29年度諏訪市温泉事業会計予算      議案第10号 平成29年度諏訪市下水道事業会計予算宮下和昭 議長  議案第1号平成29年度諏訪市一般会計予算より議案第10号平成29年度諏訪市下水道事業会計予算まで、10件を一括議題といたします。予算審査特別委員長の報告を求めます。予算審査特別委員長 ◎近藤一美 予算審査特別委員長  本定例会議において、当委員会に付託されました議案第1号平成29年度諏訪市一般会計予算より議案第10号諏訪市下水道事業会計予算までの議案10件について、審査の結果を報告いたします。  最初に、当委員会は会期中の3月7日、8日、9日、10日の4日間にわたり、全委員出席のもと、副市長、各部長、局長、課長、係長の出席を求め、平成29年度の各予算案について主要事業や新規事業、特筆事項などについて説明を受け、慎重に審査したことを御報告いたします。  平成29年度諏訪市当初予算案の予算規模は、一般会計総額201億4,000万円で、前年度比8億9,000万円、4.6%の増と、前年度比減額の予算を計上する近隣他市が多い中で諏訪市は積極的な予算を組み、実質的には過去最大の予算規模となっております。また、特別会計は、69億9,025万8,000円、公営企業会計は55億108万3,000円であり、全会計の予算総額は326億3,134万1,000円と、前年度比8億4,951万1,000円、2.7%の増となっております。  以下、各部局の質疑内容について報告いたします。  企画部関係では、地域のつながりと交流の促進事業の中で、新規事業としてがんばる地域支援金、区運営費等交付金、SUWAを磨くまちづくり支援金、空き家バンク物件の仲介手数料補助、新婚新生活住まいる補助金、若者が集う出会い・交流のきっかけづくり等の各事業、拡充事業として移住交流促進事業等について質疑が交わされました。  数多くの新規事業を強化するとともに、一部事業では予算化されていますが、具体的活用方法が未定な事業もあり、早急に具現化すべきとの意見がありました。  ふるさと寄附金事業については4億円を見込んでいるが、貴重な財源として活用できるので、さらに諏訪市にゆかりのあるお礼の品を発掘する努力をすべきとの意見がありました。  また、かりんちゃんバスの運行につきましては、より地域住民の利便性に配慮するよう意見がありました。  災害に強いまちづくりを目指して、福祉避難所備蓄品の充実、防災行政無線デジタル化放送の開始、災害危険住宅移転、自主防災補助、災害用備蓄の各事業について質疑が交わされました。  現在使用中の防災ラジオが使用できなくなることへの対応策を求める意見がありました。  総務部関係では、駐在員制度廃止に伴う広報紙等配布委託、激励旗、桃太郎旗を活用したシティープロモーション活動、車両購入・管理、長野県等の職員交流、ストレスチェックの方法・内容、PCBの管理等、法人市民税、土地評価システム修正委託料等の各事業について質疑が交わされました。  ペーパーラボを活用した資源リサイクルの推進については、最新の技術をいち早く導入したわけでありますので、諏訪市のPR、イメージ向上に活用すべきとの意見がありました。  市民部の関係では、消費生活センター相談、広告つき受付番号発券機の設置、マイナンバー制度、諏訪湖環境保全、水環境保全、水処理施設の維持管理、霧ヶ峰草原再生、諏訪湖クリーンセンターecoポッポ、剪定木等リサイクル施設、雑木処理、合葬式墓地、大曲最終処分場跡地等の各事業について質疑が交わされました。  マイナンバーの普及は11.9%と低い。これでも長野県19市中1位とのことですが、さらに普及を高める努力が必要との意見がありました。  健康福祉部関係では、諏訪市地域医療介護連携推進センターの設置、地域包括支援センターの機能強化、社会福祉施設の整備、成年後見人支援センターの設置、手話通訳士の設置、健康づくりプロジェクト、在宅医療連携ネットワークの推進等高齢者の生活支援の各事業について質疑が交わされました。  敬老御祝金制度が変わり、100歳以上の方にはお祝い金の支給がなくなることに関し、長生きしていただいてありがとうございますの気持ちをあらわす制度の検討をとの意見がありました。  子育て支援としては子育て応援相談、産後ケアサポート、2歳児の虫歯予防、まいさぽ諏訪市の運営とフードドライブの活用、子育て情報の一元化、待機児童ゼロ継続に向けた保育施設等の各事業について質疑が交わされました。  子育て支援に関しては東京都に比べて充実している現況を踏まえ、待機児童ゼロ政策の継続をとの意見がありました。  多くの健康推進事業が計画されておりますが、関心があって実行される方はよいのですが、無関心の方への啓蒙、PRが大事との意見がありました。  経済部関係では、子育て企業サポート事業補助金、工場等立地促進助成金、空き工場・事務所等活用促進補助金、各種認証当取得支援、受注開拓等海外ミッションの実施、リケジョ雇用応援、諏訪圏6市町村によるSUWAブランド創造、SUWAクリエイティブシティ化戦略の各事業について質疑が交わされました。  産業振興の予算は非常に充実しており情報の発信、PRの徹底をとの意見がありました。  観光商業振興策として、新たに観光政策係長の配置、諏訪エリア観光地域ブランドの振興、霧ヶ峰高原の施設等の各事業について質疑が交わされました。  明日へつなげる農林漁業事業として鳥獣害対策、市街地カラス対策、諏訪湖魚類種苗放流事業補助金、マツタケ山への防獣ネット設置、里山整備事業補助金等の事業について質疑が交わされました。  建設部関係では、便利で快適な住環境の整備を実施するため、道路維持修繕・舗装修繕事業、橋梁長寿命化、沖田線道路整備、道路台帳の電子化、スマートインターチェンジ、国道バイパス促進等の各事業について質疑が交わされました。  都市計画課関係では白狐公園整備、公園施設長寿命化計画の策定、水戸代団地建てかえ、立地適正化計画、都市計画マスタープランの作成、住宅・建築物耐震改修促進等の各事業について質疑が交わされました。  教育委員会関係では、諏訪南中学の武道場をふるさと寄附金を活用して建設、当初はリース方式で計画。奨学資金の支給・貸与、就学援助制度、特別支援教育支援員・学習支援員の充実、スクールカウンセラー・心の相談員の配置、就学支援員・臨床心理士の配置、スクールソーシャルワーカーの配置等の各事業について質疑が交わされました。  生涯学習課関係では、信州風樹文庫70周年記念事業、諏訪市図書館の施設整備、地区公民館のバリアフリー化改修、文化センターの保存活用計画策定と耐震判断、文化センター40周年記念事業、諏訪市博物館の空調設備改修、高島藩主諏訪家墓所の保存・活用等の各事業について質疑が交わされました。  スポーツ課関係では、ネーミングライツによる信金諏訪湖スタジアム整備、霧ヶ峰マレットゴルフ場トイレ改修、諏訪湖ヨットハーバーの修繕等の各事業について質問が交わされました。  消防庶務課関係では、屯所解体後の跡地利用、消火栓の要望、ジャンパー支給の予算計上がない理由、これは宝くじの助成金活用の予定であるということでございます。広域になって消防署員の充足度、消防団員の確保策、消防団のサポート事業等の質疑が交わされました。  貯水槽の賃借料について検討の時期ではないかという意見がありました。  会計課関係は287万8,000円、前年比1万9,000円の減の予算が計上されました。保険料、旅費について質疑が交わされました。  行政委員会事務局関係では、選挙費が1,686万9,000円、前年比2,041万円と大幅減で予算計上されました。大幅減の理由について質疑があり、選挙がない前提の予算ということでございます。  議会事務局関係は、1億6,949万1,000円と前年比126万1,000円の減でございます。質疑はありませんでした。  次に、特別会計と企業会計の予算と質疑について報告いたします。  国民健康保険特別会計関係は、62億3,549万3,000円、前年比3,629万3,000円の減の予算となっております。
     質疑では、今後の見通し、一般会計の繰り入れ問題について質疑が交わされました。  霧ヶ峰リフト特別会計関係は、4,633万2,000円と、前年比814万4,000円減で予算計上されました。質疑はありませんでした。  奨学資金特別会計関係は693万7,000円で、前年比112万7,000円の増の予算が計上されました。  質疑では、奨学金の申し込み時期、希望者数、決め方、返済方法について質疑が交わされました。  公設地方卸売市場事業の特別会計関係は、4,691万2,000円、前年比1,171万1,000円減で予算が計上されました。  質疑では、ふれあい市場まつり、施設改修等について質疑が交わされました。  駐車場事業特別会計関係は、1,965万4,000円、前年比126万4,000円減が予算計上されました。質疑はありませんでした。  後期高齢者医療特別会計関係では、6億3,493万円、前年比205万5,000円減の予算が計上されました。質疑はありませんでした。  公営企業会計関係は、水道事業、温泉事業、下水道事業の3事業に分かれており、総額55億108万3,000円、前年比1,785万1,000円減の予算が計上されました。  質疑は、耐震・老朽化対策、温泉の新規利用者拡大策、温泉熱の利用等について質疑が交わされました。  それでは次に、全委員より幅広く意見を伺いましたので、意見陳述の主な内容について報告いたします。  まず、平成29年度予算の特徴は、平成29年度から平成33年度にわたる第五次諏訪市総合計画後期基本計画に基づき、5年先、10年先の未来の諏訪市を見据えた未来を創造する基予算となっていることです。諏訪市の将来を見据えて、まち・ひと・しごと創生総合戦略に基づき、未来に向かい鼓動する高原湖畔都市SUWAを目指して魅力あるまちづくりに取り組み、限られた財源を有効に活用し、諏訪市のさらなる発展に寄与するために全131事業うち新規61事業、拡充25事業と意欲的に取り組んでおり、本予算について金子市長が公約した、「透明度 日本一のまち 輝くSUWA」の実現に向けた積極的で、かつ細かいところまで配慮されているとの意見が多数の意見の見解でございました。  諏訪市当初予算事業概況書は初めてのフルカラーで写真、イラストをふんだんに使い、見やすく、わかりやすくできておりました。しかし、予算審議の資料として活用するためには前年実績対比、増減等の表示がなく、また目次がなく、予算説明書のどこに記載されているかわからず使いづらかったという声が多数の委員から寄せられました。次年度改善をお願いしたいという意見がありました。  個別の意見としては、区・自治会への連携支援、ふるさと寄附金への積極的取り組み、子育て支援の拡充、未満保育への支援、信州型コミュニティスクール、ボランティア活動の支援、定住者の促進事業、ものづくり産業への多方面の支援、雇用の創出施策等への意見がありました。  一方、かりんちゃんバスの問題、弱者・生活困窮者対策、地区からの道路整備、河川整備については一層の配慮をという意見が出されました。  特別会計・企業会計につきましては、国民健康保険のあり方、奨学資金制度について意見がありました。  最後に、討論と採決の結果について報告いたします。  議案第1号平成29年度諏訪市一般会計予算について、討論があり、生活困窮者対策、福祉対策、生活保護者の認定基準等について配慮が足りないので反対との討論に対し、金子市政実質二度目の予算として、今後の目指すべき将来展望として131の事業を展開し、積極的かつきめ細かな予算になっているので賛成との討論がありました。  採決の結果、当委員会は、反対2、賛成11で賛成多数可決であります。  議案第2号平成29年度諏訪市国民健康保険特別会計予算について、討論があり、保険料18%値上げは負担が重く、支払い困難者の生活をさらに苦しめることになるので反対との討論に対して、国民健康保険特別会計予算について運営の厳しさを増す中、積立金も底をつき、保険料の改定はやむを得ない、医療費の削減に取り組むため、新しく健康促進事業に取り組むなどを評価して賛成との討論がありました。  採決の結果、当委員会は、反対2、賛成11で賛成多数可決であります。  議案第3号平成29年度諏訪市霧ヶ峰リフト事業特別会計予算については、採決の結果、当委員会は全会一致で可決であります。  議案第4号平成29年度諏訪市奨学資金特別会計予算については、採決の結果、当委員会は全会一致で可決であります。  議案第5号平成29年度諏訪市公設地方卸売市場事業特別会計予算については、採決の結果、当委員会は全会一致で可決でございます。  議案第6号平成29年度諏訪市駐車場事業特別会計予算については、採決の結果、当委員会は全会一致で可決であります。  議案第7号平成29年度諏訪市後期高齢者医療特別会計予算については、採決の結果、当委員会は全会一致で可決であります。  議案第8号平成29年度諏訪市水道事業会計予算については、採決の結果、当委員会は全会一致で可決であります。  議案第9号平成29年度諏訪市温泉事業会計予算については、採決の結果、当委員会は全会一致で可決であります。  議案第10号平成29年度諏訪市下水道事業会計予算については、採決の結果、当委員会は全会一致で可決であります。  以上、予算審査特別委員会委員長報告とさせていただきます。 ○宮下和昭 議長  予算審査特別委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮下和昭 議長  これをもって質疑を終結いたします。  これより議案第1号平成29年度諏訪市一般会計予算に対する討論に入ります。討論はありませんか。              〔「議長11番」の発言あり〕 ○宮下和昭 議長  廻本多都子議員 ◆11番(廻本多都子議員) 議案第1号、諏訪市一般会計の予算について、委員長報告に対して反対討論をいたします。  国は今年度一般財源の総額が過去の水準に戻ってきたと強調しておりますが、今回の市の予算はそうした政府主導の予算にのっとって組み立てを行っています。安倍内閣は確実に経済の好循環が生まれている、こういうふうに述べておりますが、果たして地方はどうでしょうか。市税の伸び悩み、また実感がないという市民の方からの話もあります。仕事があってもいつまで続くか、低価格で受注なのでたくさん受注しなければやっていけない、ある中小企業主のお話です。  さて、当市において過去最高額の予算を一般会計とられました。国からの指導のもと今回は福祉計画、第五次総合後期計画、水道ビジョン、防災計画、都市計画などさまざまな計画が検討され、その基本政策を中心とした基予算ということであります。  国の社会保障費の自然増をこの間ずっと6,000億円近く抑制してまいりました。その中でその分、今回国は保育士や介護士の処遇改善施策が盛り込まれています。当然市においても保育士への処遇改善やまた未満児室の拡充、そしてエアコン整備など盛り込まれていますが、しかし、そのため市独自の施策ではなく、公共施設の統廃合や集約化推進の中で社会資本重点化計画に基づき計画され、老朽化された公共施設の整備も始まっています。  しかしながら、今後小中一貫校など検討され、秋には結果が出ると申しますが、これは明らかに統廃合への道筋を探っています。そこの政策は市民にまだまだきちんと伝わらず、検討委員会の内容も不透明なまま。  この間災害に見舞われる自治体も多く、国の防災計画を推進する中で、市でも安心して暮らせる防災計画、避難マニュアル、福祉避難所等の予算が盛られています。防災無線のデジタル化への昨年からの繰越金が7億円以上予定化されていますが、市民への伝達、そういった中での拡充は不十分と言えます。さらなる検討をお願いしたい。  マイナンバーカード、この発行に伴い、先ほどの委員長報告で当市は近隣の市町村の中でも11.9%と普及率が多いというわけですが、コンビニでのマイナンバーカードで住民票等々の行政の証明の取得、この利用に伴う予算ですけれども、市の窓口よりも100円安いために、利用可能な人はすると思います。  しかし、年に1回か2回来庁する、こういったことが困難な働く人にとっては便利であっても、コンビニの機械を使用することが大変困難なお年寄り、そういった方の年一、二回程度の来庁は、これよりかえって困難ではないでしょうか。本当に市民にとっての施策か。マイナンバーカード普及のための施策としか考えられません。マイナンバーカードは持ち出したり、いろいろする中でもいまだに懸念が言われている政策です。  さて、最後に先ほどもありました高齢者の福祉施策の中で、条例でも反対をいたしましたけれども、敬老祝い金は99歳までで、その後は100歳と最高齢者に記念品ということでありまして、賛成討論の中で敬老の心はなくしていない。高齢者に長生きしてもらうための公平な施策の充実をということでありましたけれども、今まで長生きしてくれてありがとうございます、どんな人にも敬老の意を込めた祝い金、これは本当に祝い金に対するありがとうという感謝の気持ちの施策です。これはさしたる財政を圧迫するわけでもない100万円前後の予算の中で、やめることには納得できません。丈夫で長生きするための施策、これはもちろん必要です。予防施策、十分やっていただきましょう。それはそれで、高齢者にとって長生きしていただく、そして介護が必要でなくなる、医療費を減らす、ほかの感謝の気持ちとは別の話でございます。  この間、国も自助、共助ということを殊さら強調し、公助の部分を減らした国の施策から市民の暮らしや命を守る自治体の本分を発揮した独自の施策、そういった予算になっているとは思いません。今後とも福祉の充実、拡充などを含めた市民への予算を求めて反対討論といたします。 ○宮下和昭 議長  ほかに討論はありませんか。              〔「議長12番」の発言あり〕 ○宮下和昭 議長  山田一治議員 ◆12番(山田一治議員) 一般会計について、委員長報告に賛成の立場で討論をいたします。  一般会計は「未来に向けて鼓動する諏訪市」をテーマに、諏訪市の目指すべき将来像の達成に向け新規事業61件、拡充事業25件等、積極的に第五次諏訪市総合計画基本計画を率先し、さらに公共施設の長寿命化など諏訪市公共施設等総合管理計画を策定し、5年先、10年先の諏訪市を見据えた将来を想像する基の予算であります。  平成29年度が計画の推進、事業スタートの初年度であります。時代の変化に対応した各種事業を推進するに当たり、職員の英知を十分に発揮することを期待し賛成討論といたします。 ○宮下和昭 議長  討論はありませんか。               〔「議長7番」の発言あり〕 ○宮下和昭 議長  小松孝一郎議員 ◆7番(小松孝一郎議員) 議案第1号平成29年度諏訪市一般会計予算について、委員長報告に賛成の立場で討論します。  平成29年度諏訪市一般会計予算は、第五次諏訪市総合計画後期基本計画をベースに未来を創造する基予算として策定されました。過去からの延長線上で課題に接するのではなく、5年先、10年先の未来の諏訪市を見据え、各種施策、事業を推進するとの基本姿勢を踏まえ、予算額201億4,000万円と、予算規模では過去3番目、借換債を除いた額では過去最大の規模となります。  歳入に関しては税収の伸び悩み、地方交付税、県・国庫支出金が厳しい中、平成28年度の2億3,000万円に続き、平成29年度も基金から2億6,000万円を繰り入れています。将来的には東バル跡地や駅西口の開発など、大型事業を控え基金をふやす必要がある中、課題だと考えておりますが、ふるさと寄附や受益者負担、国・県のモデル事業や認定事業として交付金、補助金の増額など歳入をふやす策が必要だと考えております。  しかし、事業に関しては第五次諏訪市総合計画後期基本計画をベースに、諏訪未来プロジェクトに沿う七つの基本目標、15の基本政策を掲げ、新規61事業、拡充25事業、継続43事業、繰り越し2事業と1,131事業を計画しています。  事業数としては平成28年度の116事業と比較して増加しています。特に新規事業は平成28年度の27事業から大幅に増加しています。歳入状況が厳しい中、全領域をカバーし、積極的な事業展開だと考えております。  例えば、教育に関しては就学援助制度、就学支援員等支援員の配置・拡充、スクールカウンセラー、心の相談員、スクールソーシャルワーカーの配置等問題を抱えた子供、家庭に寄り添った事業が数多くあります。  また、諏訪版総合学習ふるさと学習が導入されます。霧ヶ峰や諏訪湖などの諏訪の魅力を向上させながら、ふるさとに誇りを持ち、将来諏訪に帰ってきたい、諏訪で生活したいと思うような郷土愛を育む教育の推進を希望します。  全体としてきめ細かく、諏訪市独自の施策が盛り込まれた、十分に検討されたよい予算だと考えます。  反対討論では、全体として国の方針に従った市の独自性に乏しい事業であり、成果等が十分ではない、また100歳以上の高齢者の方の祝い金が廃止されているとの理由で反対討論をされました。個人的には、全131の事業の中には違う方向も目指したほうがいい、もしくはもう少しこうしたほうがいいという事業は確かにあります。ただ、限られた歳入、マンパワーの中で全体最適を目指し、諏訪市としての独自性を十分に考えている予算ではないかと考えました。やはり、全体を見て判断すべきだと考えます。  平成29年度諏訪市当初予算概要を示した小冊子については、予算審査特別委員会で幾つかの意見が出ました。私は諏訪市民に諏訪市の予算、実施する事業を知ってもらうという目的に対してはわかりやすい、よい小冊子だと考えています。審査等に対しては別表として例えば対比表等補助的な資料を添付すれば十分に足りるものだと考えます。  未来に向かい鼓動する高原湖畔都市SUWAの実現のため、本予算事業が確実に執行されることを期待して賛成の討論とします。 ○宮下和昭 議長  討論はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮下和昭 議長  これをもって討論を終結いたします。  これより議案第1号を起立により採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は予算審査特別委員長の報告のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。                〔賛 成 者 起 立〕 ○宮下和昭 議長  起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。           ────────────────────── ○宮下和昭 議長  次に、議案第2号平成29年度諏訪市国民健康保険特別会計予算に対する討論に入ります。討論はありませんか。               〔「議長1番」の発言あり〕 ○宮下和昭 議長  井上登議員 ◆1番(井上登議員) 議案第2号平成29年度諏訪市国民健康保険特別会計予算に対し、反対の立場から討論をいたします。  予算62億3,549万3,000円、そのうち保険税は12億4,716万5,000円となっており、これは税率改定による約1億8,000万円、平均18%の引き上げが含まれています。それでも財源不足が生じるとし、平成30年度も値上げの方向を示しています。これはもはや限界に来ており、税率改定では解決されない状況をあらわしています。  議案でも申し上げましたが、加入者は低所得者が多く、半数以上が軽減世帯です。ここにも負担増を求めています。年金の縮小、市場経済の低迷、介護保険税・利用料の値上げなど厳しい生活に追い打ちをかけるものになっています。1世帯当たり平均2万4,000円の負担増は酷な話であります。払える保険税、暮らしていける保険税でなければなりません。  そのために諏訪市は何ができるか。重い負担に苦しんでいる住民を突き放すのではなく、多くの市町村が一般会計からの基準外繰り入れをして、住民の負担増を抑えようとしているように、諏訪市においても、そこに踏み込まなければ住民の生活を守ることができません。住民の暮らしに沿った思いやりのある政治が求められていると思います。よって、反対討論とします。 ○宮下和昭 議長  討論はありませんか。               〔「議長6番」の発言あり〕 ○宮下和昭 議長  吉澤美樹郎議員 ◆6番(吉澤美樹郎議員) 議案第2号平成29年度諏訪市国民健康保険特別会計予算について、委員長報告に賛成の立場で討論をいたします。  国民健康保険特別会計は、平成27年秋以降医療費の急激な伸びにより、国保財政として大変厳しい状況となりました。それを賄う国民健康保険税は低所得者の方に対する軽減措置が拡大された一方、国保加入者の後期高齢者医療制度への移行、また退職被保険者等が徐々に減少する傾向などから、調定額も減少する状況にあります。  このような中、平成29年度の国民健康保険特別会計の予算総額は歳入歳出とも62億3,549万3,000円、前年度比3,629万3,000円、0.6%の減となっております。歳入における国民健康保険税については平成28年度より減少する見込みで、一般被保険者分は12億1,155万8,000円で、前年に比べ14.7%の減、退職被保険者分は3,560万7,000円で29.3%の減となっており、改定後の税率で換算した調定額に実納、実績等を考慮し、積算に反映されております。平成29年度に国民健康保険税率を増額改定してもなお必要な医療給付費を賄うのに厳しい財政状況であることがうかがえるところでございます。  歳出について、各種給付費等必要な予算計上が行われているところは認められます。各種事業で増加する医療費の縮減のため、健康増進については平成29年度も継続して特定健診受診日を休日にも設定することで受診率の向上を図り、さらに40歳未満の健診を実施し、生活習慣病予防、疾病の早期発見、健康意識の高揚を図るとともに、特定健診受診者のうちメタボリックシンドローム該当者、予備軍に対する特定保健指導、未治療者に対する重症化予防、喫煙者に対する教室、またジェネリック医薬品の使用率向上等に取り組むともされております。  また、特定健康受診率、特定保健指導実施率ともに60%を目標とされ、より多くの市民の皆さんの意識向上、健康維持に期待をいたすところであります。  こうした事業とともに計上された平成29年度国民健康保険特別会計予算を、私としては評価をしたいと思います。  繰り返しとなりますが、歳入の厳しい中、各種施策を駆使し健康増進を図り、医療費軽減、歳出の抑制に努力されることを切に願い、委員長報告に賛成の討論といたします。 ○宮下和昭 議長  討論はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮下和昭 議長  これをもって討論を終結いたします。  これより議案第2号を起立により採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は予算審査特別委員長の報告のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。                〔賛 成 者 起 立〕 ○宮下和昭 議長  起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。           ────────────────────── ○宮下和昭 議長  議案第3号平成29年度諏訪市霧ヶ峰リフト事業特別会計予算に対する討論に入ります。討論はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮下和昭 議長  これをもって討論を終結いたします。
     これより議案第3号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は予算審査特別委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮下和昭 議長  御異議ないものと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。           ────────────────────── ○宮下和昭 議長  議案第4号平成29年度諏訪市奨学資金特別会計予算に対する討論に入ります。討論はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮下和昭 議長  これをもって討論を終結いたします。  これより議案第4号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は予算審査特別委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮下和昭 議長  御異議ないものと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。           ────────────────────── ○宮下和昭 議長  議案第5号平成29年度諏訪市公設地方卸売市場事業特別会計予算に対する討論に入ります。討論はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮下和昭 議長  これをもって討論を終結いたします。  これより議案第5号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は予算審査特別委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮下和昭 議長  御異議ないものと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。           ────────────────────── ○宮下和昭 議長  議案第6号平成29年度諏訪市駐車場事業特別会計予算に対する討論に入ります。討論はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮下和昭 議長  これをもって討論を終結いたします。  これより議案第6号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は予算審査特別委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮下和昭 議長  御異議ないものと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。           ────────────────────── ○宮下和昭 議長  議案第7号平成29年度諏訪市後期高齢者医療特別会計予算に対する討論に入ります。討論はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮下和昭 議長  これをもって討論を終結いたします。  これより議案第7号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は予算審査特別委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮下和昭 議長  御異議ないものと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。           ────────────────────── ○宮下和昭 議長  議案第8号平成29年度諏訪市水道事業会計予算に対する討論に入ります。討論はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮下和昭 議長  これをもって討論を終結いたします。  これより議案第8号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は予算審査特別委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮下和昭 議長  御異議ないものと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。           ────────────────────── ○宮下和昭 議長  議案第9号平成29年度諏訪市温泉事業会計予算に対する討論に入ります。討論はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮下和昭 議長  これをもって討論を終結いたします。  これより議案第9号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は予算審査特別委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮下和昭 議長  御異議ないものと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。           ────────────────────── ○宮下和昭 議長  これより議案第10号平成29年度諏訪市下水道事業会計予算に対する討論に入ります。討論はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮下和昭 議長  これをもって討論を終結いたします。  これより議案第10号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は予算審査特別委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮下和昭 議長  御異議ないものと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。           ────────────────────── △日程第20  陳情第1号 諏訪市の「地酒での乾杯条例」の制定を求める陳情書 ○宮下和昭 議長  陳情第29号諏訪市の「地酒での乾杯条例」の制定を求める陳情書を議題といたします。総務産業委員長の報告を求めます。総務産業委員長 ◎伊藤浩平 総務産業委員長  当委員会は付託された陳情3件につき、3月2日に全委員が出席し、陳情者から事情聴取を行うとともに、所管する部局より参考意見を聞き、慎重に審査いたしました。  それでは、陳情第29号諏訪市の「地酒での乾杯条例」の制定を求める陳情書について報告いたします。  陳情者は諏訪商工会議所会頭、岩波寿亮氏です。陳情の内容は諏訪の宝である地酒の真価を改めて認識するとともに、諏訪の文化と地場産業である酒造業のますますの発展を図るため、地酒での乾杯条例の制定を求める陳情です。  陳情者への質疑では、現在でも乾杯等は地酒等で行っているが、改めて条例を必要とする考えはとの質疑に対し、地場産業のさらなる発展と活性化を願っていることと、酒造業者からの要望もあり陳情したとの回答がありました。  条例制定を機会に新たに地域ブランド等を育てていくなど、次のステップは考えているのかとの質疑に対し、最近の宴席での乾杯の多くはビールで行われているが、諏訪市はこの流れを変えていきたい。旅館業者の協力もできつつあり、この流れをさらに推し進めたい。また、飲食店、酒類販売店なども現在さまざまな活動を行っているが、条例制定を機にさらに推し進めていきたいとの回答がありました。  条例をもとに行政に求めるものはとの質疑に対し、啓蒙活動などを行政に期待したい。また、呑みあるきなどのイベント等について、条例制定後は市にも積極的に関与していただき、一緒になって盛り上げていきたいとの回答がありました。  討論はなく、採決の結果、当委員会は全会一致可決であります。  なお、今後の条例制定に向けての取り組みについては、総務産業委員会が所管し、関係団体との協議や先進地の事例調査等を閉会中の継続調査として進めていくことに決定いたしました。 ○宮下和昭 議長  総務産業委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮下和昭 議長  これをもって質疑を終結いたします。  討論に入ります。討論はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮下和昭 議長  これをもって討論を終結いたします。  これより陳情第29号を採決いたします。陳情第29号に対する総務産業委員長の報告は採択であります。本陳情は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮下和昭 議長  御異議ないものと認めます。よって、陳情第29号は総務産業委員長の報告のとおり決定されました。           ────────────────────── △日程第21  陳情第30号 日本政府に核兵器禁止条約交渉会議に参加し条約実現に真剣に努力するよう求める陳情書 ○宮下和昭 議長  次に、陳情第30号日本政府に核兵器禁止条約交渉会議に参加し条約実現に真剣に努力するよう求める陳情を議題といたします。総務産業委員長の報告を求めます。総務産業委員長 ◎伊藤浩平 総務産業委員長  陳情第30号日本政府に核兵器禁止条約交渉会議に参加し条約実現に真剣に努力するよう求める陳情書について報告いたします。  陳情者は原水爆禁止諏訪市協議会会長、宮坂茂雄氏です。陳情の内容は、核兵器の廃絶は人類の生存にかかわる緊急、死活の課題であり、日本政府がさきの国連総会でアメリカなど核保有国に同調して決議に反対票を投じたことに対し、人類で唯一国民が戦争で被爆体験を持つ国の政府として、条約実現のため真剣に努力するよう求める陳情です。  陳情者への質疑では、核兵器禁止条約は非保有国と保有国に分裂しており、条約が制定されても実効性に乏しいと思うが、その点についての考えはとの質疑に対し、常任理事国は核保有国であり、今までのように綱引きしながらの交渉ではだめである。やはり、核兵器を禁止してゼロにすることがポイントである。生物兵器禁止、核兵器禁止と同じように、核兵器においても禁止条約を制定してもらいたい。制度化されれば道義的な責任が発生するとの回答がありました。  また、禁止条約を交渉する会議が議決された動きの中で、トランプ大統領の発言に対する考えはとの質疑に対し、平和を願う思いはみんな一緒である。今まで積み上げてきた動きの中で、最後に核兵器をゼロにする動きにしたい。被爆者は全ての人に対して核兵器ゼロを願っているとの答弁がありました。  討論では、日本が唯一の被爆国として核兵器廃絶に向け努力することには賛成であるが、今回の核兵器禁止条約は核非保有国のみによって締結されようとしており、仮に締結されても実効性に疑問がある。  真に核兵器廃絶を実現するためには、非保有国のみならず保有国まで含めた交渉の枠組みが必要である。また、我が国の安全保障上からも同盟国との連携は必要であるので趣旨採択との討論と、昭和59年に諏訪市議会も核兵器廃絶の平和都市推進の宣言を決議している。唯一の被爆国として核兵器禁止条約に賛成してほしいので採択との討論がありました。  採決の結果、趣旨採択に反対1、賛成5で、当委員会は賛成多数で趣旨採択であります。  なお、当委員会では、核兵器禁止条約交渉に参加し、核保有国まで含めた交渉の枠組み等により、核兵器廃絶に向けた実効性のある努力をすることを求める意見書を提出することについては、全会一致で決定いたしました。 ○宮下和昭 議長  総務産業委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮下和昭 議長  これをもって質疑を終結いたします。  討論に入ります。討論はありませんか。              〔「議長11番」の発言あり〕 ○宮下和昭 議長  廻本多都子議員 ◆11番(廻本多都子議員) 陳情第30号日本政府に核兵器禁止条約交渉会議に参加し条約実現に真剣に努力するよう求める陳情について、委員長報告は趣旨採択です。これに対して採択すべきと反対討論を行います。  この陳情は、原水爆禁止諏訪市の協議会から出されたものです。広島市、長崎市と2回原子力爆弾によって被爆を受けた我が国の被爆者やその支援をする人たちが、その被害の恐ろしさや残忍さから核兵器をゼロにしようと署名活動が始まり、国連へ働きかけるなど、70年の長きにわたって運動を広めてまいりました。  結果、ようやくこの3月末から核兵器禁止条約交渉会議を開くことが国連総会で決議されました。今や核兵器廃絶の署名活動は日本のみにとどまらず世界中で国際署名として行われております。  核兵器の廃絶は人類の生存にかかわる緊急、死活の問題です。ゆえに当市の市議会では昭和59年6月16日に諏訪市非核平和宣言都市に関する決議を全会一致で行いました。そして、非核平和都市宣言の塔を設置しております。まず、ここの決議文、短い文書ですので読ませていただきます。  「緑と湖につつまれた美しい郷土を守り、先人の努力を継承し、平和な諏訪市を築くことは、市民全ての願いであります。あらゆる核兵器は、今や人類を滅亡させるまでと言われている現今、この地球上で広島や長崎の悲劇は、二度と繰り返してはなりません。平和を希求する心は、市民普遍の願いであります。私たちは、いまこそ核兵器の廃絶と非核三原則の堅持を願い、平和で豊かな都市づくりの推進のために、邁進することを誓うものであります。よって、諏訪市議会は、戦争のない緑と湖につつまれた美しい郷土を守るため、ここに平和都市推進の宣言をする。以上、決議する。」となっております。以上、この諏訪市議会の意思として刻まれているわけです。  よって、今回の陳情、気持ちはわかるがという前提つきの採択ではなく、採択すべきとして反対討論といたします。 ○宮下和昭 議長  討論はありませんか。               〔「議長7番」の発言あり〕 ○宮下和昭 議長  小松孝一郎議員
    ◆7番(小松孝一郎議員) 陳情第30号日本政府に核兵器禁止条約交渉会議に参加し条約実現に真剣に努力するよう求める陳情について、委員長報告に賛成の立場で討論します。  核兵器禁止条約は、2011年10月にマレーシアなど非核保有国を中心に国連総会の軍縮、国際安全保障問題を扱う第1委員会に提出されました。その後、昨年12月第71回国連総会で核兵器禁止条約について交渉する国連の会議を2017年に招集することを決定する決議が賛成113、反対35、棄権13で採決されました。賛成国は非核保有国であり、核保有国は反対、もしくは棄権となっています。  今回の決議は非核保有国が主導しており、核保有国は安全保障面を考慮すべきだと反発しています。日本は、核軍縮は核保有国を含めた国際社会の総意で進めるべきとして、決議への反対を表明しています。  日本は唯一の被爆国として世界平和のために核兵器廃絶に向け絶えず考えを発信し、努力をすべきです。しかし、今回の核兵器禁止条約については核保有国抜きで議論が進む可能性があり、非核保有国と核保有国との分断、対立を招く危険性があります。そのため、条約が締結されたとしても実効性に大きな疑問が存在します。  また、北朝鮮は昨年12月の決議は欠席しましたが、それ以前の10月の決議ではイランとともに賛成に回っております。  核兵器禁止条約は法的規制を伴うものであり、決議や法を遵守しない国、無視しても構わないという国に対しては、それを逆に律する方向になる可能性も存在します。  国際社会は核拡散防止条約のもとで、核保有国を含めた核兵器廃絶の取り組みを行っています。この決議には日米ともに賛成しています。核兵器廃絶は核保有国と非核保有国との連携、協力なしには実現できません。核兵器禁止条約に係る交渉もこのような観点で実施されるべきです。  日本は、3月から始まる核兵器禁止条約に係る交渉に反対国でありながら唯一参加することを表明しています。核兵器禁止条約交渉会議に参加し、唯一の被爆国としての考え意見を述べるべきですが、条約実現には慎重であるべきだと考えます。  以上の理由により、委員長報告に賛成します。 ○宮下和昭 議長  討論はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮下和昭 議長  これをもって、討論を終結いたします。  これより陳情第30号を起立により採決いたします。本陳情に対する総務産業委員長の報告は趣旨採択であります。陳情第30号は委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                〔賛 成 者 起 立〕 ○宮下和昭 議長  起立多数であります。よって、陳情第30号は総務産業委員長の報告のとおり決定されました。           ────────────────────── △日程第22  陳情第31号 農業者戸別所得補償制度の復活をもとめる陳情書 ○宮下和昭 議長  陳情第31号農業者戸別所得補償制度の復活をもとめる陳情書を議題といたします。総務産業委員長の報告を求めます。総務産業委員長 ◎伊藤浩平 総務産業委員長  陳情第31号農業者戸別所得補償制度の復活をもとめる陳情書について報告いたします。  陳情者は農民運動諏訪農民センター、菊池敏郎氏です。陳情の内容は農業者戸別所得補償制度を復活させることを求める陳情です。  陳情者への質疑では、戸別所得補償制度には構造改革的なものが入らず、単なるばらまきという批判もあったが、この点についての考えは。また、今後できる収入保険制度の制度改革で今後補えるのではとの質疑に対し、戸別所得補償制度は食糧を安定的に提供するために、全ての農家の生産費を賄う制度である。農業の大規模化を進めているが、経営的に厳しい現実がある。いろんな問題はあるが、まずはこの農業者戸別所得補償制度を残すことが焦点ではないかと思うとの答弁がありました。  また、この陳情は全国的に取り組んでいるのかとの質疑に対し、全国的に取り組んでいるとの答弁がありました。  討論では、欧米では農産物全てに補償制度を行っているし、米だけではどうかという話もある。農家も経営努力をすべきである。また新たな制度ができ上がろうとしていく中で、今さらもとに戻すのはどうかと思うので不採択との討論と、農家の皆さんが本当に大変な思いをしている。このままでは米農家が残らず、大規模農家しか残らない。ケース・バイ・ケースで直接補償は必要ではないかと思うので採択との討論がありました。  採決の結果、反対5、賛成1で、当委員会では反対多数で不採択であります。 ○宮下和昭 議長  総務産業委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮下和昭 議長  これをもって質疑を終結いたします。  討論に入ります。討論はありませんか。              〔「議長11番」の発言あり〕 ○宮下和昭 議長  廻本多都子議員 ◆11番(廻本多都子議員) 陳情第31号農業者戸別所得補償制度の復活をもとめる陳情書について、委員長報告の不採択に対して採択を求める反対討論をいたします。  この陳情は、長きにわたり農業に携わり農民運動を支えてきた諏訪市農民センターより提出されました。今、政府は農業委員会を二つに分け、農地利用最適化推進委員会という形で農地の集積化、大規模化、効率化を図ろうとしていますが、この間、米の価格の低下によって、規模を拡大したところで赤字の拡大はとどまらず、かえって経営危機に陥りかねない。そういったことからも後継者も育っていかないような悪循環にも陥っております。  平成25年まで行われていた、この農家経営の下支えをする意味での戸別所得補償制度、生産に対する費用と販売価格の差を基本交付するこの制度が撤廃され、平成26年度から経営所得安定対策というものにかわり、交付金としてまず今まで1万5,000円のものが7,500円と2分の1に引き下げられていて、稲作農家の離農が加速している状況があります。平成30年にもこれは今度廃止になるということで、これでは農家の経営を下支えする政策とは言えません。当面戸別補償制度に戻して、国民の食糧と地域経済また環境、国土を守ることは大事であり、消費者の立場からも日本でつくられる安全なお米が食べられるように、政府において稲作農家の経営をしっかり下支えすることが必要と考え、戸別補償制度に一旦は戻すことを求める陳情に採択すべきとして討論といたします。 ○宮下和昭 議長  討論はありませんか。               〔「議長4番」の発言あり〕 ○宮下和昭 議長  牛山智明議員 ◆4番(牛山智明議員) 陳情第31号農業者戸別所得補償制度の復活をもとめる陳情について、委員長報告に対して賛成の立場で討論いたします。  反対討論で言われることを解決すべく、既に2016年度から経営者所得安定対策がとられています。農業者戸別所得補償制度は2018年度に廃止されます。経営者所得安定対策は担い手農家の経営の安定化に資するよう、諸外国との生産条件の格差から生じる不利を補正する交付金と農業者の拠出を前提とした農業経営のセイフティーネット対策が行われています。  また、食料自給率、自給力維持向上を図るため、飼料用米、麦、大豆などの作物の拡大を進め、水田のフル活用を図る水田活用の直接支払交付金も実施しています。米、麦、大豆等について需要に応じた生産の促進と水田農業全体としての所得向上等、農業経営の安定化を図るための施策です。  水田を活用することによっての米の収入減少影響緩和交付金、いわゆるならし対策は継続されています。先ほどの水田活用の直接支払交付金を2018年度農業者特別所得補償制度にかわって、それぞれ申請することをお勧めします。  以上、委員長報告に対して賛成の立場での討論といたします。 ○宮下和昭 議長  討論はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮下和昭 議長  これをもって討論を終結いたします。  これより陳情第31号を起立により採決いたします。本陳情に対する総務産業委員長の報告は不採択であります。陳情第31語は委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                〔賛 成 者 起 立〕 ○宮下和昭 議長  起立多数であります。よって、陳情第31号は総務産業委員長の報告のとおり決定されました。           ────────────────────── △日程第23  議員議案第 1号 意見書の提出について(日本政府に核兵器禁止条約交渉会議に参加し、核兵器廃絶に向けた実効性のある努力をするよう求める意見書) ○宮下和昭 議長  議員議案第1号意見書の提出についてを議題といたします。提出者より説明を求めます。廻本多都子議員 ◎11番(廻本多都子議員) 各議員にはお手元に回っておりますけれども、先ほど委員長から説明がありましたように、総務産業委員会は陳情第30号を趣旨採択としました。その後、委員会の中で意見書は上げようじゃないかという話になりました。意見書を上げようという中で趣旨採択した意味も含めて、今回こういう意見書を政府に向けて上げるようになりました。  日本政府に核兵器禁止条約交渉会議に参加し、核兵器廃絶に向けた実効性のある努力をするよう求める意見書。内容は各議員に渡っておりますので、読んでいただいて、ぜひこれを諏訪市議会として政府に上げられるよう賛同願います。よろしくお願いいたします。 ○宮下和昭 議長  提出者に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮下和昭 議長  これをもって質疑を終結いたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっております議員議案第1号については、諏訪市議会会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮下和昭 議長  御異議ないものと認めます。よって、議員議案第1号については委員会の付託を省略することに決定いたしました。  討論に入ります。討論はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮下和昭 議長  これをもって討論を終結いたします。  これより議員議案第1号を採決いたします。本案は原案のとおり決定することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮下和昭 議長  御異議ないものと認めます。よって、議員議案第1号は原案のとおり可決されました。           ────────────────────── △日程第24  委員会特定事件継続調査の件 ○宮下和昭 議長  これより委員会特定事件継続調査の件を議題といたします。  お手元に配付されております件名表のとおり、諏訪市地酒で乾杯条例(仮称)について総務産業委員会より継続調査の要求がありました。  本件については、要求のとおり閉会中の継続調査とすることに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮下和昭 議長  御異議ないものと認め、委員会特定事件継続調査について、件名表のとおり閉会中の継続調査とすることに決定いたしました。           ────────────────────── ○宮下和昭 議長  社会文教委員長 ◎増澤義治 社会文教委員長  申しわけございません。先ほど議案第24号に関しまして、社会文教委員長報告をしたんですが、桁を一つ間違えた部分がありますので、訂正をお願いしたいと思います。  民生費の中で起債対象事業費確定に伴う起債額の減額とその基金繰入額の増額ということで、旧清水学園の改修事業債が1,000万円とお話ししましたが、100万円の、一桁違っていました。それが減で、社会福祉基金繰入額も100万円の増ということで訂正を願います。以上です。済みませんでした。 ○宮下和昭 議長  以上のとおりに取り扱います。           ────────────────────── ○宮下和昭 議長  以上をもって、本定例会の日程は全て終了いたしました。           ──────────────────────            閉       議   午後 0時24分 ○宮下和昭 議長  ここで市長から挨拶があります。市長 ◎金子ゆかり 市長  3月定例会の閉会に当たり、一言御礼の御挨拶を申し上げます。  本定例会は、2月20日に招集し、本日まで24日間、連日慎重に御審議をいただき、新年度予算案を初め提出いたしました議案につきましては、全て原案のとおり可決、御決定をいただき、まことにありがとうございました。  本年度策定いたしました第五次諏訪市総合計画後期基本計画には、これからの5年間のまちづくりを進めるために、未来に向かい鼓動する高原湖畔都市SUWAという基本テーマを掲げました。目指すところは人々の心を動かし、未来への期待の高まりを市民と行政がともに抱くことができるまちづくりであります。  平成29年度当初予算案には、この後期基本計画に基づき各部局においてさまざまな工夫を凝らして61の新規事業を盛り込みました。新たにスタートする事業を重点プロジェクトである諏訪未来プロジェクトにも位置づけて、他の施策とともに連携させながら戦略的に後期基本計画を推進してまいります。  議題として提出いたしました予算案につきましては、予算審査特別委員会において慎重に御審議をいただきました。議員各位より頂戴いたしました貴重な御意見、御指摘につきましては、今後の市政運営の参考とさせていただき、各事業の目的が達成できるように、市民の皆様の御協力をいただきながら、職員とともに全力で取り組んでまいります。  国民健康保険税条例と国保特別会計に関しましては多くの御議論をいただき、ありがとうございました。本議案は国保運営協議会での慎重な御検討の経過と答申いただきました結果、及びその意図を尊重させていただいたところですが、なお答申における意見として承っております一般財源法定外繰り入れにつきましては、現行法の趣旨からそれること、市の限られた税財源を再配分して投入することになることなどから、議員初め多くの市民の皆様の御意見をさらに拝聴しつつ、また平成30年度から国保の財政運営等が県に広域化されるなどの状況の変化を踏まえつつ、慎重に検討してまいりたいと存じます。  さて、このたびの長野県消防防災ヘリコプターの墜落事故は、山岳救助や山火事対応などに訓練を重ね、技術を磨いてこられた優秀な隊員9名の乗員全員が死亡するという痛ましく残念な事態となりました。この防災ヘリアルプスには諏訪市内、諏訪管内発災の折には早速の救援をいただいてきており、感謝の念とともに御遺族様や長野県初め御関係の皆様の無念を思い、心よりお悔やみとお見舞いを申し上げます。  今回の事態を受け、支援要請に従い、諏訪広域消防を通じて諏訪消防署員を臨時的に県消防防災航空センターに派遣しておりますが、救急救助には日ごろからの関係機関との連携、協力体制が大変重要であると考えております。石巻市に1年間派遣しておりました諏訪市職員からも被災地の復興状況などの報告を受ける予定でありますが、こうした情報も含めさまざまな相互協力の経験を今後の諏訪市の防災行政に反映してまいりたいと思っております。今後も皆様の御理解をお願い申し上げます。  朝夕はまだ冷え込む日が続いておりますが、春の訪れを感じられるきょうこのごろとなりました。春は旅立ちと新たな出会いの季節です。市内の各学校の卒業式、保育園の卒園式などの行事が控えております。議員各位には御自愛の上、引き続き市政に対しまして格段の御理解と御協力を賜りますようお願いを申し上げ、3月定例議会の閉会の挨拶といたします。ありがとうございました。           ────────────────────── ○宮下和昭 議長  これをもって、平成29年第1回諏訪市議会定例会を閉会いたします。御苦労さまでございました。           ──────────────────────            閉       会   午後 0時30分
      以上会議のてん末を録し相違なきを認め、ここに署名する。       議  長     宮  下  和  昭       副 議 長     奥  野     清       議  員     吉  澤  美 樹 郎       議  員     小  林  佐  敏           議案並びに請願・陳情の審議結果 市長提出 ┌─────────┬────┬─────────┬────┬──────────┐ │ 事 件 番 号 │上程月日│ 付 託 委 員 会 │議決月日│  審 議 結 果  │ ├─────────┼────┼─────────┼────┼──────────┤ │諮問第 1号   │29. 3.15│省略       │29. 3.15│原案同意      │ ├─────────┼────┼─────────┼────┼──────────┤ │諮問第 2号   │  〃  │ 〃       │  〃  │ 〃        │ ├─────────┼────┼─────────┼────┼──────────┤ │諮問第 3号   │  〃  │ 〃       │  〃  │ 〃        │ ├─────────┼────┼─────────┼────┼──────────┤ │議案第 1号   │29. 2.20│予算審査特別委員会│29. 3.15│原案可決      │ ├─────────┼────┼─────────┼────┼──────────┤ │議案第 2号   │  〃  │ 〃       │  〃  │ 〃        │ ├─────────┼────┼─────────┼────┼──────────┤ │議案第 3号   │  〃  │ 〃       │  〃  │ 〃        │ ├─────────┼────┼─────────┼────┼──────────┤ │議案第 4号   │  〃  │ 〃       │  〃  │ 〃        │ ├─────────┼────┼─────────┼────┼──────────┤ │議案第 5号   │  〃  │ 〃       │  〃  │ 〃        │ ├─────────┼────┼─────────┼────┼──────────┤ │議案第 6号   │  〃  │ 〃       │  〃  │ 〃        │ ├─────────┼────┼─────────┼────┼──────────┤ │議案第 7号   │  〃  │ 〃       │  〃  │ 〃        │ ├─────────┼────┼─────────┼────┼──────────┤ │議案第 8号   │  〃  │ 〃       │  〃  │ 〃        │ ├─────────┼────┼─────────┼────┼──────────┤ │議案第 9号   │  〃  │ 〃       │  〃  │ 〃        │ ├─────────┼────┼─────────┼────┼──────────┤ │議案第10号   │  〃  │ 〃       │  〃  │ 〃        │ ├─────────┼────┼─────────┼────┼──────────┤ │議案第11号   │  〃  │総務産業委員会  │  〃  │ 〃        │ ├─────────┼────┼─────────┼────┼──────────┤ │議案第12号   │  〃  │ 〃       │  〃  │ 〃        │ ├─────────┼────┼─────────┼────┼──────────┤ │議案第13号   │  〃  │ 〃       │  〃  │ 〃        │ ├─────────┼────┼─────────┼────┼──────────┤ │議案第14号   │  〃  │ 〃       │  〃  │ 〃        │ ├─────────┼────┼─────────┼────┼──────────┤ │議案第15号   │  〃  │ 〃       │  〃  │ 〃        │ ├─────────┼────┼─────────┼────┼──────────┤ │議案第16号   │  〃  │社会文教委員会  │  〃  │ 〃        │ ├─────────┼────┼─────────┼────┼──────────┤ │議案第17号   │  〃  │ 〃       │  〃  │ 〃        │ ├─────────┼────┼─────────┼────┼──────────┤ │議案第18号   │  〃  │ 〃       │  〃  │ 〃        │ ├─────────┼────┼─────────┼────┼──────────┤ │議案第19号   │  〃  │総務産業委員会  │  〃  │ 〃        │ ├─────────┼────┼─────────┼────┼──────────┤ │議案第20号   │  〃  │ 〃       │  〃  │ 〃        │ ├─────────┼────┼─────────┼────┼──────────┤ │議案第21号   │  〃  │社会文教委員会  │  〃  │ 〃        │ ├─────────┼────┼─────────┼────┼──────────┤ │議案第22号   │  〃  │総務産業委員会  │  〃  │ 〃        │ ├─────────┼────┼─────────┼────┼──────────┤ │議案第23号   │  〃  │ 〃       │  〃  │ 〃        │ ├─────────┼────┼─────────┼────┼──────────┤ │議案第24号   │  〃  │各常任委員会   │  〃  │ 〃        │ ├─────────┼────┼─────────┼────┼──────────┤ │議案第25号   │  〃  │社会文教委員会  │  〃  │ 〃        │ ├─────────┼────┼─────────┼────┼──────────┤ │議案第26号   │  〃  │ 〃       │  〃  │ 〃        │ ├─────────┼────┼─────────┼────┼──────────┤ │議案第27号   │  〃  │総務産業委員会  │  〃  │ 〃        │ └─────────┴────┴─────────┴────┴──────────┘ 議員提出 ┌─────────┬────┬─────────┬────┬──────────┐ │ 事 件 番 号 │上程月日│ 付 託 委 員 会 │議決月日│  審 議 結 果  │ ├─────────┼────┼─────────┼────┼──────────┤ │議員議案第 1号 │29. 3.15│省略       │29. 3.15│原案可決      │ └─────────┴────┴─────────┴────┴──────────┘ 請願・陳情 ┌─────────┬────┬─────────┬────┬──────────┐ │ 事 件 番 号 │上程月日│ 付 託 委 員 会 │議決月日│  審 議 結 果  │ ├─────────┼────┼─────────┼────┼──────────┤ │陳情第29号   │29. 2.20│総務産業委員会  │29. 3.15│採択        │ ├─────────┼────┼─────────┼────┼──────────┤ │陳情第30号   │  〃  │ 〃       │  〃  │趣旨採択      │ ├─────────┼────┼─────────┼────┼──────────┤ │陳情第31号   │  〃  │ 〃       │  〃  │不採択       │ └─────────┴────┴─────────┴────┴──────────┘
    議員議案第1号                意見書の提出について  日本政府に核兵器禁止条約交渉会議に参加し、核兵器廃絶に向けた実効性のある努力をするよう求める意見書を関係行政庁に提出したい。    平成29年3月15日 提出                       提出者 諏訪市議会議員 廻 本 多都子                       賛成者    〃    伊 藤 浩 平                        〃     〃    近 藤 一 美                        〃     〃    牛 山 智 明                        〃     〃    小 松 孝一郎                        〃     〃    小 林 佐 敏                        〃     〃    奥 野   清 日本政府に核兵器禁止条約交渉会議に参加し、核兵器廃絶に向けた実効性のある努力をするよう求める意見書  昨年12月、第71回国連総会の全体会合で、核兵器禁止条約について交渉する国連の全体会議を、2017年に招集することが決定されました。  しかしこの交渉は、条約に反対する核保有国抜きで進められようとしており、仮に締結されても、その実効性に疑問が残ると同時に、交渉の行方によっては、核保有国と非保有国の間の深刻な対立を招き、核廃絶をより困難にしかねません。  国際社会は、核保有国をも含めた核廃絶への取り組みを、核拡散防止条約の下で進めてきました。核廃絶は、こうした核保有国と非保有国との間の現実的な協力抜きに、実現することができません。核兵器禁止条約に係る交渉も、こうした視点に基づいて行われる必要があります。  以上のことから、核兵器禁止条約に係る交渉にあたり、唯一の被爆国である我が国は、上記のような視点に立ったより実効性のある努力をしていくことを求めます。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。  平成29年3月15日                          長野県諏訪市議会議長 宮下 和昭 衆議院議長  大島 理森 様 参議院議長  伊藤 忠一 様 内閣総理大臣 安倍 晋三 様 外務大臣   岸田 文雄 様...