諏訪市議会 2016-03-16
平成28年第 1回定例会−03月16日-06号
開 議 午前10時30分
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○宮下和昭 議長 これより本日の会議を開きます。
日程に入るに先立ち報告をいたします。ただいままでの出席議員数は15名であります。日程はお手元に配付いたしました。
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△日程第 1
議案第39号 平成27年度諏訪市
一般会計補正予算(第8号)
○宮下和昭 議長 議案第39号平成27年度諏訪市
一般会計補正予算(第8号)を議題といたします。各常任委員長の報告を求めます。
総務産業委員長
◎伊藤浩平
総務産業委員長 議案審査の報告に先立ち、
総務産業委員会は、今定例会で当委員会に付託された議案を審査するに当たり、3月4日、7日の2日間にわたり、全委員出席のもと関係部長、課長、室長、場長、局長、係長、担当職員の出席を求め、慎重に審査を行ったことをまずもって報告します。
それでは、議案第39号平成27年度諏訪市
一般会計補正予算(第8号)について報告いたします。今回の補正額は4億8,785万4,000円で、累計額は216億7,720万3,000円となります。特定財源は2億6,735万円で、一般財源必要額は2億2,050万4,000円となり、地方交付税及び
財政調整基金繰入金をもって措置されております。予算の各款には人事院勧告に基づく給与改定や共済費負担額、退職金の増などに伴う人件費が計上されており、特別会計への給与費の繰出金を含め、合計で1億247万6,000円の増額補正であります。
また、通常の事業の補正に加え、国の
地方創生加速化交付金により実施する5事業及びその他国の補正に伴い事業実施となる4事業、1億1,164万3,000円が計上されております。なお、この事業については一部を除き平成28年度に繰り越されます。
それでは、当委員会に付託された部分について報告いたします。
議会費は、議会人件費が増額計上されております。
総務費は、
公共交通関連経費過不足分及びふるさと寄附に係る追加経費8,000万円、旧
東洋バルヴ諏訪工場跡地取得基金積立金1億7,000万円、
情報セキュリティ強化対策業務委託、
移住相談センター運営費など、総額3億7,629万9,000円が計上されております。
商工費では、寄附金の増による工業振興基金への積立金、
無線LAN環境整備への補助金、
霧ヶ峰リフト事業会計への繰出金に係る追加経費、
地方創生加速化交付金による諏訪圏6市町村での
SUWAブランド創造事業、
SUWAクリエイティブシティ化戦略事業費などに6,535万3,000円が計上されております。
予算の第2条は繰越明許費であります。予算の第3条は地方債の補正であります。
質疑答弁では、
情報セキュリティーについては国からの指導かとの質疑に対し、今回の
セキュリティ強化事業に関しては全国的な問題になっており、国が先導して進めているとの答弁がありました。
また、
広域移住交流センターについての設置場所、設置時期についてはとの質疑に対し、移住センターの設置場所は検討中であるが、諏訪市内の予定である、設置時期についてはまず協議会を立ち上げなるべく早く設置したい、県が事務局で進めているとの答弁がありました。
SUWAデザインプロジェクト事業の公募はいつごろか、位置づけはとの質疑に対し、公募はできるだけ早く行い、事業着手は7月ごろから行いたい、
SUWAプレミアムの交流、活動の中で外部のスパイスを投入し化学反応を起こしたい、この事業の担い手は国内外のデザイナー、クリエイターにつながりのある事業者を公募し、地域資源を洗い出し、新たな事業を創造していきたいとの答弁がありました。
討論はなく、採決の結果、当委員会は全会一致可決であります。
○宮下和昭 議長
社会文教委員長
◎増澤義治
社会文教委員長 議案審査の報告に先だち、
社会文教常任委員会は、今定例会で当委員会に付託された議案を審査するに当たり、3月4日に全員出席のもと、関係部長、次長、課長、係長の出席を求め、慎重に審査を行ったことをまずもって報告をいたします。
それでは議案第39号平成27年度諏訪市
一般会計補正予算(第8号)の
社会文教委員会に付託されたものに関しまして御報告いたします。
民生費では、
国民健康保険特別会計繰出金、保育所等の
利用者負担軽減にかかわる
システム改修委託料2項目で110万7,000円、衛生費では、環境基金に積み立てる寄附金額の増による補正、
湖周行政事務組合建設費負担金2項目で2,539万7,000円、教育費では、
ものづくり教育奨励基金に積み立てる寄附金額の増による補正に430万円であります。
質疑では、
利用者負担軽減の対象者の数はの問いに対し、利用者軽減は一般が110人、ひとり親家庭は20人、マイナンバーの希望者はの問いに対し、希望者は3,000件、誰から寄附をいただいたかの問いに対し、ふるさと寄附金などで個人は特定できないとの答弁がありました。
討論はなく、採決の結果、当委員会は全会一致で可決いたしました。
○宮下和昭 議長 各常任委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○宮下和昭 議長 これをもって質疑を終結いたします。
討論に入ります。討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○宮下和昭 議長 これをもって討論を終結いたします。
これより議案第39号を採決いたします。本案に対する各委員長の報告は可決であります。本案は各常任委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○宮下和昭 議長 御異議ないものと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
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△日程第 2
議案第40号 平成27年度諏訪市
国民健康保険特別会計補正予算(第3号)
○宮下和昭 議長 議案第40号平成27年度諏訪市
国民健康保険特別会計補正予算(第3号)を議題といたします。
社会文教委員長の報告を求めます。
社会文教委員長
◎増澤義治
社会文教委員長 議案第40号平成27年度諏訪市
国民健康保険特別会計補正予算(第3号)について報告いたします。
平成27年度人事院勧告による人件費の見直しにより、41万5,000円を増額補正するものと、一般被保険者の療養給付費ですが、上半期前年対比2.16%増となり、また通年でも前年比7.2%の増の見込みとなり、不足が生じる2億3,972万5,000円を増額補正、さらに一般被保険者高額医療費が上半期対比9.57%増となり、また通年では対前年比16.9%の増の見込みとなりました。不足が生じる6,276万7,000円を増額補正するものであります。
質疑、討論はなく、採決の結果、当委員会は全会一致で可決いたしました。
○宮下和昭 議長
社会文教委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○宮下和昭 議長 これをもって質疑を終結いたします。
討論に入ります。討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○宮下和昭 議長 これをもって討論を終結いたします。
これより議案第40号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は
社会文教委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○宮下和昭 議長 御異議ないものと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
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△日程第 3
議案第41号 平成27年度諏訪市
霧ヶ峰リフト事業特別会計補正予算(第2号)
○宮下和昭 議長 議案第41号平成27年度諏訪市
霧ヶ峰リフト事業特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。
総務産業委員長の報告を求めます。
総務産業委員長
◎伊藤浩平
総務産業委員長 議案第41号平成27年度諏訪市
霧ヶ峰リフト事業特別会計補正予算(第2号)について報告いたします。
これは、使用料の減額に伴う歳入予算の補正であります。今季の暖冬の影響などにより、リフト使用料が当初見込みより減収となるため、リフト使用料を550万円減額し、同額一般会計繰入金が増額されるものです。予算総額の変更はありません。
質疑答弁では、スノーマシーンが古く、気候に左右されるようだが、今後の予定はとの質疑に対し、今後もスキー場を長く経営していきたいので、購入なりリースなりお願いしなければならない時期であると認識しているとの答弁がございました。
また、霧ヶ峰の今後について検討する機会はとの質疑に対しては、霧ヶ峰再生会議において多方面からの意見交換をしながら運営をしているとの答弁がありました。
討論はなく、採決の結果、当委員会は全会一致可決であります。
○宮下和昭 議長
総務産業委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○宮下和昭 議長 これをもって質疑を終結いたします。
討論に入ります。討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○宮下和昭 議長 これをもって討論を終結いたします。
これより議案第41号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は
総務産業委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○宮下和昭 議長 御異議ないものと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
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△日程第 4
議案第42号 平成27年度諏訪市
奨学資金特別会計補正予算(第1号)
○宮下和昭 議長 次に、議案第42号平成27年度諏訪市
奨学資金特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。
社会文教委員長の報告を求めます。
社会文教委員長
◎増澤義治
社会文教委員長 それでは、議案第42号平成27年度諏訪市
奨学資金特別会計補正予算(第1号)について報告いたします。
当初の見込みを上回る寄附をいただき、奨学基金積立金へ570万円を積み立てるものです。積み立て後の基金残高は、9,490万円の見込みであります。
質疑、討論はなく、採決の結果、当委員会は全会一致可決いたしました。
○宮下和昭 議長
社会文教委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○宮下和昭 議長 これをもって質疑を終結いたします。
討論に入ります。討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○宮下和昭 議長 これをもって討論を終結いたします。
これより議案第42号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は
社会文教委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○宮下和昭 議長 御異議ないものと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
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△日程第 5
議案第43号 平成27年度諏訪市
公設地方卸売市場事業特別会計補正予算(第2号)
○宮下和昭 議長 議案第43号平成27年度諏訪市
公設地方卸売市場事業特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。
総務産業委員長の報告を求めます。
総務産業委員長
◎伊藤浩平
総務産業委員長 議案第43号平成27年度諏訪市
公設地方卸売市場事業特別会計補正予算(第2号)について報告いたします。
これは、一般人件費関係の補正で、補正額は11万円、累計額は6,201万8,000円となります。財源としては、一般会計繰入金及び繰越金により措置されております。
質疑、討論はなく、採決の結果、当委員会は全会一致可決であります。
○宮下和昭 議長
総務産業委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○宮下和昭 議長 これをもって質疑を終結いたします。
討論に入ります。討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○宮下和昭 議長 これをもって討論を終結いたします。
これより議案第43号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は
総務産業委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○宮下和昭 議長 御異議ないものと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
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△日程第 6
議案第44号 平成27年度諏訪市
水道温泉事業会計補正予算(第1号)
○宮下和昭 議長 次に、議案第44号平成27年度諏訪市
水道温泉事業会計補正予算(第1号)を議題といたします。
総務産業委員長の報告を求めます。
総務産業委員長
◎伊藤浩平
総務産業委員長 議案第44号平成27年度諏訪市
水道温泉事業会計補正予算(第1号)について報告いたします。
予算第2条は、水道事業の資本的収入及び支出についての補正で、資本的収入として、上水道事業の起債の減額分1億2,450万円が計上されるものです。このことにより予算第3条では、当初予算第5条中の企業債について削除されるものです。
予算第4条は、第10条として債務負担行為をすることができる事項、期間及び限度額が追加されるものです。
質疑答弁では、減債積立金の残高はどれくらいかとの質疑に対し、平成27年度末では7,050万円余が残るとの答弁がありました。
また、水道管の老朽化に伴う改修計画も水道事業ビジョン策定業務に入るのか、耐震化率はとの質疑に対し、水道管の更新についても水道事業ビジョン策定業務に入っている、耐震化率は24.7%であるとの答弁がありました。
討論はなく、採決の結果、当委員会は全会一致可決であります。
○宮下和昭 議長
総務産業委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○宮下和昭 議長 これをもって質疑を終結いたします。
討論に入ります。討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○宮下和昭 議長 これをもって討論を終結いたします。
これより議案第44号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は
総務産業委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○宮下和昭 議長 御異議ないものと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
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△日程第 7
議案第45号 平成27年度諏訪市
下水道事業会計補正予算(第1号)
○宮下和昭 議長 議案第45号平成27年度諏訪市
下水道事業会計補正予算(第1号)を議題といたします。
総務産業委員長の報告を求めます。
総務産業委員長
◎伊藤浩平
総務産業委員長 議案第45号平成27年度諏訪市
下水道事業会計補正予算(第1号)について報告いたします。
予算第3条は、収益的支出の補正で、退職金給付費のほかの増分644万8,000円が計上されております。
予算第4条は、資本的収入及び支出の補正で、資本的収入として流域下水道事業及び公共下水道事業の起債並びに社会資本整備総合給付金の減額分1億7,010万円が計上され、資本的支出として、建設改良費の減額分8,785万1,000が計上されております。このことにより、当初予算第2条中の主要な建設改良事業について、8,785万1,000円を減額し、当初予算第6条中の起債の限度額についても補正するものです。
質疑答弁では、補助金が要求どおりつかずに事業ができなかったのかとの質疑に対し、当初予定した補助金がつかず事業ができなかったということとの答弁がありました。
補助金不足でできなかった事業の今後の進め方はとの質疑に対しては、できなかった事業は優先度の高いところから行っていくとの答弁がありました。
また、補助金が要求どおりつかない傾向は、今後も続くのかとの質疑に対し、従来も補助金要求が通らなかったことはあった、今後も予定した事業ができるよう要求していきたいとの答弁がありました。
討論はなく、採決の結果、当委員会は全会一致可決であります。
○宮下和昭 議長
総務産業委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○宮下和昭 議長 これをもって質疑を終結いたします。
討論に入ります。討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○宮下和昭 議長 これをもって討論を終結いたします。
これより議案第45号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は
総務産業委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○宮下和昭 議長 御異議ないものと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
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△日程第 8
議案第12号
行政不服審査法の施行に伴う関係条例の整備に関する条例を定めるについて
○宮下和昭 議長 議案第12号
行政不服審査法の施行に伴う関係条例の整備に関する条例を定めるについてを議題といたします。
総務産業委員長の報告を求めます。
総務産業委員長
◎伊藤浩平
総務産業委員長 議案第12号
行政不服審査法の施行に伴う関係条例の整備に関する条例を定めるについて報告いたします。
平成26年6月13日に公布されました
行政不服審査法の規定の一部が、本年4月1日に施行されることに伴い、情報公開条例、個人情報保護条例、職員退職手当支給条例、固定資産評価審査委員会条例の4本の条例が一部改正されるものです。
質疑答弁では、審査請求のできる期間が延長された理由はとの質疑に対し、目的は住民の使いやすさの向上を狙ったものである、今まで60日だったのが1カ月延びた、受け取ってから長い期間考えて提出できるようになったとの答弁がありました。
討論はなく、採決の結果、当委員会は全会一致可決であります。
○宮下和昭 議長
総務産業委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○宮下和昭 議長 これをもって質疑を終結いたします。
討論に入ります。討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○宮下和昭 議長 これをもって討論を終結いたします。
これより議案第12号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は
総務産業委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○宮下和昭 議長 御異議ないものと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
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△日程第 9
議案第13号 諏訪市職員の退職管理に関する条例を定めるについて
○宮下和昭 議長 議案第13号諏訪市職員の退職管理に関する条例を定めるについてを議題といたします。
総務産業委員長の報告を求めます。
総務産業委員長
◎伊藤浩平
総務産業委員長 議案第13号諏訪市職員の退職管理に関する条例を定めるについて報告いたします。
これは、地方公務員法及び地方独立行政法人法の一部を改正する法律が、本年4月1日施行されることに伴い、再就職者による依頼等の規制の導入などによって退職管理の適正化を図るため、法に準じて条例が制定されるものです。
質疑、討論はなく、採決の結果、当委員会は全会一致可決であります。
○宮下和昭 議長
総務産業委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○宮下和昭 議長 これをもって質疑を終結いたします。
討論に入ります。討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○宮下和昭 議長 これをもって討論を終結いたします。
これより議案第13号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は
総務産業委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○宮下和昭 議長 御異議ないものと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
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△日程第10
議案第14号 諏訪市
ふるさと振興基金条例を定めるについて
○宮下和昭 議長 議案第14号諏訪市
ふるさと振興基金条例を定めるについてを議題といたします。
総務産業委員長の報告を求めます。
総務産業委員長
◎伊藤浩平
総務産業委員長 議案第14号諏訪市
ふるさと振興基金条例を定めるについて報告いたします。
ふるさと寄附金について、さらに広く全国に諏訪市を発信し、ふるさと寄附を募り有効活用ができるようふるさと振興基金の設置に関する条例が制定されるものです。
質疑では、基金の利用範囲について、条文の繰替運用の意図は、また既存の基金との関係はなどの質疑があり、答弁では、条例にあるように、未来につなぐまちづくりのための関係事業に利用する、繰替運用は会計上、資金が不足した場合に運用するが、その後は基金に戻すので基金の残高は変わらない、既存の各種基金はそのまま残し、目的がある寄附の場合はそれを活用する、今回の基金は目的のない寄附が対象であるとの答弁がありました。
討論はなく、採決の結果、当委員会は全会一致可決であります。
○宮下和昭 議長
総務産業委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○宮下和昭 議長 これをもって質疑を終結いたします。
討論に入ります。討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○宮下和昭 議長 これをもって討論を終結いたします。
これより議案第14号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は
総務産業委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○宮下和昭 議長 御異議ないものと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
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△日程第11
議案第15号 諏訪市
消費生活センター条例を定めるについて
○宮下和昭 議長 議案第15号諏訪市
消費生活センター条例を定めるについてを議題といたします。
社会文教委員長の報告を求めます。
社会文教委員長
◎増澤義治
社会文教委員長 議案第15号諏訪市
消費生活センター条例を定めるについてを報告いたします。
当市消費生活センターは、平成27年4月より設置をいたしました。これ以前には、市民課内の消費生活相談窓口として専門の相談員が対応していましたが、相談者がより相談窓口を認識して相談を受けやすい環境整備、また国や県からの働きかけにより、センター化に至ったものであります。その際、諏訪市消費生活センター設置規則を設け、センターの運営に当たっていましたが、消費者安全法の一部改正により、平成28年4月1日以降、センターの組織及び運営に関することについて条例で定めることと明記されたため、既存の規則を廃止し条例を新設するものであります。
質疑では、コンサルタントとアドバイザーと専門相談員の違いはの問いに対し、試験の実施機関や試験内容が異なるとの答弁、市で対応できない案件はの問いに対し、県内4地区に指導員がいて月に1回来庁されるので、そのときに相談するとの答弁でありました。
市職員に研修を受講させることはないかの問いに対し、過去に非常勤職員に受講してもらったが正規職員は考えていないとの答弁、闇金やサラ金の相談もあるかの問いに対しまして、多重債務の相談等があるとの答弁がありました。
討論はなく、採決の結果、当委員会は全会一致で可決いたしました。
○宮下和昭 議長
社会文教委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○宮下和昭 議長 これをもって質疑を終結いたします。
討論に入ります。討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○宮下和昭 議長 これをもって討論を終結いたします。
これより議案第15号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は
社会文教委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○宮下和昭 議長 御異議ないものと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
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△日程第12
議案第16号 記号式投票に関する条例を廃止するについて
○宮下和昭 議長 議案第16号記号式投票に関する条例を廃止するについてを議題といたします。
総務産業委員長の報告を求めます。
総務産業委員長
◎伊藤浩平
総務産業委員長 議案第16号記号式投票に関する条例を廃止するについて報告いたします。
諏訪市長選挙の投票は、現在、記号式投票で執行していますが、ほかの選挙と同様に自書式で投票するよう条例が廃止されるものです。
質疑、討論はなく、採決の結果、当委員会は全会一致可決であります。
○宮下和昭 議長
総務産業委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○宮下和昭 議長 これをもって質疑を終結いたします。
討論に入ります。討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○宮下和昭 議長 これをもって討論を終結いたします。
これより議案第16号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は
総務産業委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○宮下和昭 議長 御異議ないものと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
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△日程第13
議案第17号 諏訪市組織条例等の一部改正について
○宮下和昭 議長 議案第17号諏訪市組織条例等の一部改正についてを議題といたします。
総務産業委員長の報告を求めます。
総務産業委員長
◎伊藤浩平
総務産業委員長 議案第17号諏訪市組織条例等の一部改正について報告いたします。
これは諏訪市の組織再編を行うため、諏訪市組織条例が改正されるものです。また、組織条例の改正に伴い、総合計画審議会条例、行政改革推進委員会設置条例、国土利用計画審議会条例及び公の施設における指定管理者の指定の手続等に関する条例の4本が一部改正されるものです。
質疑では、組織改定後も人数的には現在の状況のまま異動するのかとの質疑があり、答弁では、最終的にはこれから決めるが、基本的には同じであるとの答弁がありました。
討論はなく、採決の結果、当委員会は全会一致可決であります。
○宮下和昭 議長
総務産業委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○宮下和昭 議長 これをもって質疑を終結いたします。
討論に入ります。討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○宮下和昭 議長 これをもって討論を終結いたします。
これより議案第17号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は
総務産業委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○宮下和昭 議長 御異議ないものと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
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△日程第14
議案第18号 諏訪市人事行政の運営等の状況の公表に関する条例の一部改正について
○宮下和昭 議長 議案第18号諏訪市人事行政の運営等の状況の公表に関する条例の一部改正についてを議題といたします。
総務産業委員長の報告を求めます。
総務産業委員長
◎伊藤浩平
総務産業委員長 議案第18号諏訪市人事行政の運営等の状況の公表に関する条例の一部改正について報告いたします。
これは地方公務員法及び地方独立行政法人法の一部を改正する法律の施行に伴い、所要の改正が行われるものです。
質疑では、条文の中で勤務成績の評定を削る理由はとの質疑があり、答弁では、これまでの勤務成績の評定は評価項目が明示されないなど、人事管理に活用されていなかった、今回の改正で人事評価に置きかわったものであるとの答弁がありました。
討論はなく、採決の結果、当委員会は全会一致可決であります。
○宮下和昭 議長
総務産業委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○宮下和昭 議長 これをもって質疑を終結いたします。
討論に入ります。討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○宮下和昭 議長 これをもって討論を終結いたします。
これより議案第18号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は
総務産業委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○宮下和昭 議長 御異議ないものと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
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△日程第15
議案第19号 諏訪市職員の勤務時間及び休暇等に関する条例の一部改正について
○宮下和昭 議長 議案第19号諏訪市職員の勤務時間及び休暇等に関する条例の一部改正についてを議題といたします。
総務産業委員長の報告を求めます。
総務産業委員長
◎伊藤浩平
総務産業委員長 議案第19号諏訪市職員の勤務時間及び休暇等に関する条例の一部改正について報告いたします。
これも議案18号と同様に法律の施行に伴い、本令の条文に項ずれが生じたため改正されるものです。あわせて、学校教育法の一部改正に伴い、育児または介護を行う職員の早出遅出勤務に関し、現行の小中学校に加え、小学校から中学校までの義務教育を一貫して行う義務教育学校の前期課程が新たに学校の種類として規定されるものです。
質疑では、近隣に対象となる学校はあるかとの質疑があり、答弁では、4月以降、義務教育学校に移行する学校が近隣に出てくるかわからないが、信濃町小中一貫校、組合立両小野小中一貫校などが可能性はあるのではないかとの答弁がありました。
討論では、義務教育学校に関しては、諏訪市ではこれから検討していく事項でもあり、今ここで義務教育学校を入れなくてもいいので反対、本議案は法律改正に伴う市の条例改正なので事務効率からも施行日と合わせて行うのが好ましいので賛成との討論がありました。
採決の結果、当委員会は反対1、賛成5で賛成多数可決であります。
○宮下和昭 議長
総務産業委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○宮下和昭 議長 これをもって質疑を終結いたします。
討論に入ります。討論はありませんか。
〔「議長11番」の発言あり〕
○宮下和昭 議長 廻本多都子議員
◆11番(廻本多都子議員) 議案第19号諏訪市職員の勤務時間及び休暇等に関する条例の一部改正について、ただいまの委員長報告に反対の立場での討論をいたします。
本条例は、国の学校教育法の一部の改定による及び地方公務員及び地方独立行政法人の一部改正する法律の施行に伴って、現行の小中学校に加え小学校から中学校までの義務教育を一貫して行う義務教育学校を新たな学校の種類として規定されたということに伴って条例の一部改正になります。それに伴う項ずれの整理もあります。
市においては、このたび学校などのあり方検討会の提言を受け、今後市内小中学校の統廃合を含め10年間でどうしていくか市民の意見を加え検討していく段階を発表しました。まだ私立でも市立でも、そういった小中一貫の学校は存在すらしていません。今回のあり方検討会の提言の発表後、市において市民から初めて聞いたという驚きの声や、いや、こういった統廃合は難しいんじゃないかいという声、ましてや市民より小中一貫校との要望などもありません。該当する学校も一貫校の議論もないまま条例の中だけで整備する、このことに対し時期尚早を考え、反対といたします。以上です。
○宮下和昭 議長 討論はありませんか。
〔「議長7番」の発言あり〕
○宮下和昭 議長 小松孝一郎議員
◆7番(小松孝一郎議員) 議案第19号について、
総務産業委員長報告に賛成の立場で討論いたします。
議案第19号は、諏訪市職員の勤務時間及び休暇に関する条例を一部改正するものです。具体的には、育児または介護を行う職員の早出遅出の勤務の許可範囲を規定する第5条の2において、従来小学校に就学している子を有する職員が対象だったものを、当該小学校に加え、義務教育学校の前期課程または特別支援学校の小学部に就学する子を有する職員まで許可範囲を広げるものです。
義務教育学校は、改正学校教育法に基づき、本年4月から認められる小中一貫校です。諏訪市は小中学校のあり方に関する提言書の中で小中一貫校が提言されています。ただし、具体的な検討についてはこれからです。本条例は、上位法である改正学校教育法が4月から施行されるのに伴う改正です。小中一貫校の具体的な内容とは異なります。
さらに、本条例は、特別支援学校についても規定してあります。特別支援学校は、障害者が幼稚園、小学校、中学校、高等学校に準じた教育を受けることと、学習上また生活上の困難を克服し自立が図れることを目的とした学校教育法に基づく学校です。盲学校、聾学校、養護学校がこの学校に相当します。当然、これらの学校に通う子を有する職員であっても早出遅出の勤務は認められるべきです。このような子を持つ職員こそ、優先的に早出遅出の許可範囲が広がるべきです。これが、本議案第19号に賛成する最大の理由です。以上、賛成の討論とします。
○宮下和昭 議長 討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○宮下和昭 議長 これをもって討論を終結いたします。
これより議案第19号を起立により採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は
総務産業委員長の報告のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛 成 者 起 立〕
○宮下和昭 議長 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。
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△日程第16
議案第20号 諏訪市議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正について
議案第21号 諏訪市常勤特別職の職員の給与に関する条例の一部改正について
議案第22号 諏訪市一般職の職員の給与に関する条例の一部改正について
○宮下和昭 議長 議案第20号諏訪市議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正についてより議案第22号諏訪市一般職の職員の給与に関する条例の一部改正についてまで3件を一括議題といたします。
総務産業委員長の報告を求めます。
総務産業委員長
◎伊藤浩平
総務産業委員長 議案第20号諏訪市議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正について、議案第21号諏訪市常勤特別職の職員の給与に関する条例の一部改正について並びに議案第22号諏訪市一般職の職員の給与に関する条例の一部改正について、3議案一括して報告いたします。
これは、公務員給与は人事院勧告に基づいて決定されており、昨年8月6日に出された国家公務員等の給与等に関する人事院勧告に準じて諏訪市でも給与改定を実施するため、関係条例が改正されるものです。
なお、地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部改正に伴い、教育委員長と教育長を一本化して、新たに任命される教育長給与は現行より引き上げられるものです。
質疑では、議案第22号の別表で新卒の場合の職員給与はどこから始まるのかとの質疑があり、答弁では、初級、中級、上級でそれぞれ決まっており、例えば上級の新卒の場合、1級25号給17万6,700円からのスタートであるとの答弁がありました。
討論はなく、採決の結果、当委員会は全会一致可決であります。
○宮下和昭 議長
総務産業委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○宮下和昭 議長 これをもって質疑を終結いたします。
これより議案第20号より議案第22号まで3件を一括して討論に入ります。討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○宮下和昭 議長 これをもって討論を終結いたします。
これより議案第20号より議案第22号まで3件を一括して採決いたします。
本3案に対する委員長の報告は可決であります。本3案は
総務産業委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○宮下和昭 議長 御異議ないものと認めます。よって、本3案は原案のとおり可決されました。
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△日程第17
議案第23号 地方自治法等の規定により出頭した関係人等の実費弁償に関する条例の一部改正について
○宮下和昭 議長 議案第23号地方自治法等の規定により出頭した関係人等の実費弁償に関する条例の一部改正についてを議題といたします。
総務産業委員長の報告を求めます。
総務産業委員長
◎伊藤浩平
総務産業委員長 議案第23号地方自治法等の規定により出頭した関係人等の実費弁償に関する条例の一部改正について報告いたします。
これは、農業協同組合法等の一部を改正する等の法律が昨年9月4日に公布され、4月1日から施行されることに伴い、条ずれが生じるため一部改正されるものです。
質疑、討論はなく、採決の結果、当委員会は全会一致可決であります。
○宮下和昭 議長
総務産業委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○宮下和昭 議長 これをもって質疑を終結いたします。
討論に入ります。討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○宮下和昭 議長 これをもって討論を終結いたします。
これより議案第23号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は
総務産業委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○宮下和昭 議長 御異議ないものと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
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△日程第18
議案第24号 諏訪市議会の議員その他非常勤の職員の
公務災害補償等に関する条例の一部改正について
○宮下和昭 議長 議案第24号諏訪市議会の議員その他非常勤の職員の
公務災害補償等に関する条例の一部改正についてを議題といたします。
総務産業委員長の報告を求めます。
総務産業委員長
◎伊藤浩平
総務産業委員長 議案第24号諏訪市議会の議員その他非常勤の職員の
公務災害補償等に関する条例の一部改正について報告いたします。
これは、地方公務員災害補償法施行令の一部を改正する政令が4月1日から施行されることに伴い一部改正されるものです。
質疑では、4月1日以前は現在の条例が対応で、1日以降は新条例での対応ということでよいかとの質疑があり、そのとおりであるとの答弁がありました。
討論はなく、採決の結果、当委員会は全会一致可決であります。
○宮下和昭 議長
総務産業委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○宮下和昭 議長 これをもって質疑を終結いたします。
討論に入ります。討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○宮下和昭 議長 これをもって討論を終結いたします。
これより議案第24号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は
総務産業委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○宮下和昭 議長 御異議ないものと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
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日程第19
議案第25号 諏訪市税条例の一部改正について
○宮下和昭 議長 議案第25号諏訪市税条例の一部改正についてを議題といたします。
総務産業委員長の報告を求めます。
総務産業委員長
◎伊藤浩平
総務産業委員長 議案第25号諏訪市税条例の一部改正について報告いたします。
これは、地方税法等の一部を改正する法律のうち、本年4月1日付で施行される徴収猶予及び換価の猶予について必要な事項を定めるとともに、所要の改正が行われるものです。
質疑答弁では、金額及び期間については、各地域の実情に応じて条例で定めるとのことだが、他地域の状況はどうかとの質疑に対し、ほかの地域も、猶予を受けようとする金額が100万円を超え、猶予期間が3カ月を超える場合というところがほとんどであるとの答弁がありました。
また、長の職権による換価の猶予が今まであったかとの質疑に対し、主に差し押さえは預金である、納税者の立場に立って納税者の話を聞きながら対応しているので強制的はほとんどないとの答弁がありました。
換価の猶予の申請を行った場合、予定まで時間がかかるのかとの質疑に対しては、換価の猶予の決定までの時間は状況により違うとの答弁がありました。
討論はなく、採決の結果、当委員会は全会一致可決であります。
○宮下和昭 議長
総務産業委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○宮下和昭 議長 これをもって質疑を終結いたします。
討論に入ります。討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○宮下和昭 議長 これをもって討論を終結いたします。
これより議案第25号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は
総務産業委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○宮下和昭 議長 御異議ないものと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
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△日程第20
議案第26号 諏訪市
手数料徴収条例の一部改正について
○宮下和昭 議長 議案第26号諏訪市
手数料徴収条例の一部改正についてを議題といたします。
総務産業委員長の報告を求めます。
総務産業委員長
◎伊藤浩平
総務産業委員長 議案第26号諏訪市
手数料徴収条例の一部改正について報告いたします。
これは、長期使用構造等とするための措置及び維持保全の方法の基準の改正及び建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律の施行に伴い、各制度の認定申請に関する審査手数料を新たに規定するなど改正されるものです。
質疑答弁では、認定申請は業者が代理で行うのかとの質疑に対し、認定申請義務は建築主が行うことになっているが、通常は業者が代理で行うとの答弁がありました。
また、この制度の申請数はどれぐらいあるのかとの質疑に対し、年間の新築確認申請は200件程度で、そのうち長期優良住宅の認定申請は20件前後である、省エネ法は、現在届け出義務が300平米を超えるもので年間10件ほどである、今後は誘導的措置になるのでやりたい方がいればもう少し出てくると思うとの答弁がありました。
討論はなく、採決の結果、当委員会は全会一致可決であります。
○宮下和昭 議長
総務産業委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○宮下和昭 議長 これをもって質疑を終結いたします。
討論に入ります。討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○宮下和昭 議長 これをもって討論を終結いたします。
これより議案第26号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は
総務産業委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○宮下和昭 議長 御異議ないものと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
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△日程第21
議案第27号 諏訪市
放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について
○宮下和昭 議長 議案第27号諏訪市
放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正についてを議題といたします。
社会文教委員長の報告を求めます。
社会文教委員長
◎増澤義治
社会文教委員長 議案第27号諏訪市
放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正についてを報告いたします。
小中一貫教育を実施することを目的とする義務教育学校が、平成28年度から創設されることに伴い、学校教育法等の一部改正をする法律が平成28年4月1日から施行されます。さらに、
放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準の一部改正が平成28年4月1日から施行され、放課後児童支援員に必要とされる小学校、中学校の教諭となる資格を有する者に、義務教育学校の教諭が加わります。
そこで、諏訪市
放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準に定める条例においても同様に義務教育学校の教諭を加えるのが今回の条例改正の内容のものであります。
質疑では、教員資格は小学校までかとの問いに対し、資格は小学校までとの答弁、市内の学校に直接影響するのかとの問いに対し、法律改正に対応するもので影響はないとの答弁がありました。
討論では、放課後児童クラブは小学校6年生までが対象、義務教育学校で必要とされる小学校免許、中学校免許は必要ない、諏訪市では小中一貫校になるかどうかはこれからの議論で、検討していくもので決まってはいない、義務教育学校の文言を条例に入れれば小中一貫校に誘導されるので反対との討論、国が進める中で全国で改正を行っている、法律が変わっても大勢がすぐ変わるわけでないので賛成との討論がありました。
採決の結果、当委員会は反対1、賛成5で賛成多数で可決いたしました。
○宮下和昭 議長
社会文教委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○宮下和昭 議長 これをもって質疑を終結いたします。
討論に入ります。討論はありませんか。
〔「議長1番」の発言あり〕
○宮下和昭 議長 井上登議員
◆1番(井上登議員) 議案第27号諏訪市
放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について、委員長の報告に対し反対の立場で討論をいたします。
この条例の一部改正の内容は、放課後児童支援員に必要とされる教員資格に、義務教育学校を加えるというものでありますが、放課後児童クラブは、小学校6年生までが対象であり、小学校と中学校の両方の資格を必要とする義務教育学校、いわゆる小中一貫校の資格は必要がありません。諏訪市においては小中一貫校は存在しておりませんので関係のない話でありますが、諏訪市立小中学校のあり方検討委員会の提言では、おおむね10年後までを念頭に置いて、今後の方向性について十分な時間をかけて検討するというものであって、最初から小中一貫校ありきで条例の改正をすることは認めることができません。よって、反対討論といたします。
○宮下和昭 議長 討論はありませんか。
〔「議長14番」の発言あり〕
○宮下和昭 議長 水野政利議員
◆14番(水野政利議員) 議案第27号諏訪市
放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について、委員長報告に対し賛成の立場で討論します。
この議案は、放課後児童支援員に必要とされる資格に放課後児童クラブの指導員である義務教育学校の教諭を加えるものであります。それは、学校教育法の改正に伴い義務教育学校が創設され、平成26年4月30日、厚生労働省令第63号の
放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準に規定されている放課後児童支援員に必要とされる資格が改正されたものです。
その内容は、学校教育法の規定による幼稚園教諭、小学校教諭、中学校教諭、高等学校教諭に教諭の種類として新たに義務教育学校教諭を加えるものであります。したがって、国の法改正に伴い諏訪市の条例との食い違いなどをなくすために、即時に条例改正を行うことは当然のことであり、今回の条例改正は義務教育学校の教諭資格を追加するだけのものであります。言うまでもなく、諏訪市における義務教育学校の設置とは全く別の問題であります。ゆえに、本改正議案は委員長の報告のとおり可決すべきものと考えます。
○宮下和昭 議長 討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○宮下和昭 議長 これをもって討論を終結いたします。
これより議案第27号を起立により採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は
社会文教委員長の報告のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛 成 者 起 立〕
○宮下和昭 議長 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。
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△日程第22
議案第28号 諏訪市
勤労青少年ホーム条例の一部改正について
○宮下和昭 議長 議案第28号諏訪市
勤労青少年ホーム条例の一部改正についてを議題といたします。
社会文教委員長の報告を求めます。
社会文教委員長
◎増澤義治
社会文教委員長 議案第28号諏訪市
勤労青少年ホーム条例の一部改正についてを報告いたします。
地方公共団体は、必要に応じ勤労青少年のための福祉施設の計画的設置について努めることとうたわれ、諏訪市でもこの法律などを根拠に設置しておりましたが、昨年勤労青少年福祉法の一部が改正され、設置にかかわる地方公共団体の努力義務規定が削除されたため、諏訪市
勤労青少年ホーム条例から引用部分を削除するものです。
質疑では、利用者の変更はあるのかの問いに対し、利用者の変更はない、老朽化した施設の今後のあり方はの問いに対し、エリア全体を含めて考えたい、事務局としては公民館との統合を考えている。存在がなくなるのはの問いに対し、名称がなくなる可能性はあるが、同様の機能は堅持したい。運営委員会があるが実態はの問いに対し、条例で決められており学識経験者やハローワークの所長など、10人以内と答弁がありました。
討論はなく、採決の結果、当委員会は全会一致可決です。
○宮下和昭 議長
社会文教委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○宮下和昭 議長 これをもって質疑を終結いたします。
討論に入ります。討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○宮下和昭 議長 これをもって討論を終結いたします。
これより議案第28号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は
社会文教委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○宮下和昭 議長 御異議ないものと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
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△日程第23
議案第29号 諏訪市
障害者福祉作業所条例の一部改正について
○宮下和昭 議長 議案第29号諏訪市
障害者福祉作業所条例の一部改正についてを議題といたします。
社会文教委員長の報告を求めます。
社会文教委員長
◎増澤義治
社会文教委員長 議案第29号諏訪市
障害者福祉作業所条例の一部改正についてを報告いたします。
平成28年4月から障害者デイサービスセンターで、さざ波の家の多機能型事業として、生活介護を行うため事業及び施設名の変更等の改正を行うもので、施設名を障害者福祉作業所に変更し、事業に生活介護を加え、今後ほかの事業の追加や利用者の増加に対応できるように、利用定員を削除するものであります。
質疑では、今まで定員はの問いに対し、定員は30人、受け入れの能力はの問いに対し、利用者が変動するので柔軟な受け入れを可能にするための条例改正である。現在の利用者の数はの問いに対し、日々の変動はあるがおおむね30名程度で推移をしていると答弁がありました。
討論はなく、採決の結果、当委員会は全会一致で可決いたしました。
○宮下和昭 議長
社会文教委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○宮下和昭 議長 これをもって質疑を終結いたします。
討論に入ります。討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○宮下和昭 議長 これをもって討論を終結いたします。
これより議案第29号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は
社会文教委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○宮下和昭 議長 御異議ないものと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
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△日程第24
議案第30号 諏訪市
精神障害者授産施設条例の一部改正について
○宮下和昭 議長 議案第30号諏訪市
精神障害者授産施設条例の一部改正についてを議題といたします。社会文教業委員長の報告を求めます。
社会文教委員長
◎増澤義治
社会文教委員長 議案第30号諏訪市
精神障害者授産施設条例の一部改正について報告いたします。
条例の名称にある授産施設は、障害者総合支援法の施行により、就労移行支援や就労継続支援などの障害福祉サービス事業に移行していることから、あおぞら工房諏訪につきましても、名称の障害の「害」の字を平仮名に改めつつ、諏訪市障害者就労支援施設とし、各条項にある授産施設の字句を全て就労支援施設に改めるものであります。
質疑では、「害」を平仮名にした理由はの問いに対し、規定はないが国の動きである、諏訪市では平仮名に統一、授産の意味はの問いに対し、産業を授けるという意味の答弁がありました。
討論はなく、採決の結果、当委員会は全会一致可決いたしました。
○宮下和昭 議長
社会文教委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○宮下和昭 議長 これをもって質疑を終結いたします。
討論に入ります。討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○宮下和昭 議長 これをもって討論を終結いたします。
これより議案第30号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は
社会文教委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○宮下和昭 議長 御異議ないものと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
──────────────────────
△日程第25
議案第31号 諏訪市
公設地方卸売市場条例の一部改正について
○宮下和昭 議長 議案第31号諏訪市
公設地方卸売市場条例の一部改正についてを議題といたします。
総務産業委員長の報告を求めます。
総務産業委員長
◎伊藤浩平
総務産業委員長 議案第31号諏訪市
公設地方卸売市場条例の一部改正について報告いたします。
これは、市場使用料のうち平成8年度以降に整備、設置した施設及び会議室を除き、売上高割使用料及び施設割使用料を現行の金額から20%減ずるよう条例の別表が改正されるものです。
質疑答弁では、使用料を値下げした場合の総額はとの質疑に対し、売上高使用料は合計147万円減額、施設使用料は合計743万円減額である、起債の償還が終わるので影響はでゼロあるとの答弁がありました。
また、値下げ幅20%の根拠はとの質疑に対しては、値下げ幅は起債の償還額と同額くらいから算出したとの答弁がありました。
討論はなく、採決の結果、当委員会は全会一致可決であります。
○宮下和昭 議長
総務産業委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○宮下和昭 議長 これをもって質疑を終結いたします。
討論に入ります。討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○宮下和昭 議長 これをもって討論を終結いたします。
これより議案第31号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は
総務産業委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○宮下和昭 議長 御異議ないものと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
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△日程第26
議案第32号 諏訪市
消防団員等公務災害補償条例の一部改正について
○宮下和昭 議長 議案第32号諏訪市
消防団員等公務災害補償条例の一部改正についてを議題といたします。
総務産業委員長の報告を求めます。
総務産業委員長
◎伊藤浩平
総務産業委員長 議案第32号諏訪市
消防団員等公務災害補償条例の一部改正について報告いたします。
これは、
行政不服審査法の施行に伴う文言の整備及び非常勤消防団員等に係る損害補償の基準を定める政令の一部を改正する政令の施行に伴う併給調整などを行うため改正されるものです。
質疑答弁では、4月1日以降に再発した場合の対応はとの質疑に対し、4月以降再発した場合は改めて申請していただき、認められれば新たな条例で対応するとの答弁がありました。
また、文言を異議申し立てから審査請求に条例を改める効果はとの質疑に対しては、審査請求のほうが消防団員にとっては申請しやすくなるとの答弁がありました。
討論はなく、採決の結果、当委員会は全会一致可決であります。
○宮下和昭 議長
総務産業委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○宮下和昭 議長 これをもって質疑を終結いたします。
討論に入ります。討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○宮下和昭 議長 これをもって討論を終結いたします。
これより議案第32号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は
総務産業委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○宮下和昭 議長 御異議ないものと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
──────────────────────
△日程第27
議案第33号 諏訪市
国民保護協議会条例の一部改正について
○宮下和昭 議長 議案第33号諏訪市
国民保護協議会条例の一部改正についてを議題といたします。
総務産業委員長の報告を求めます。
総務産業委員長
◎伊藤浩平
総務産業委員長 議案第33号諏訪市
国民保護協議会条例の一部改正について報告いたします。
国民保護協議会は有事の際に設置されており、開催機会が少ないため、委員を防災会議と同じ委員にすることにより、防災会議と同日に開催することや、関係機関との横のつながりを強化することが可能となるため、委員の定数を30人以内から防災会議の定数の35人以内に改正されるものです。
質疑答弁では、防災会議とメンバーを一緒にする意図はとの質疑に対し、この協議会で策定している国民保護計画は市民の避難態勢、安全対策を計画しているものであり、防災会議の内容と似ていることは多いと認識しているとの答弁がありました。
また、過去10年間で災害での自衛隊要請を行ったかとの質疑に対しては、霧ヶ峰の野焼き延焼時に要請は行ったとの答弁がありました。
討論では、自衛隊員を入れて35人にしなくても、自衛隊要請は県レベルですればよく、現状で何ら支障はないので反対との討論に対し、市と自衛隊はいち早く災害対応しなくてはならない、連携するためにも今回の35人体制にすることは賛成との討論がありました。
採決の結果、当委員会は、反対1、賛成5で賛成多数可決であります。
○宮下和昭 議長
総務産業委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○宮下和昭 議長 これをもって質疑を終結いたします。
討論に入ります。討論はありませんか。
〔「議長11番」の発言あり〕
○宮下和昭 議長 廻本多都子議員
◆11番(廻本多都子議員) 議案第33号諏訪市
国民保護協議会条例の一部改正について、ただいまの委員長報告に対し、反対の立場での討論をいたします。
本協議会は国の有事の際、いわゆるテロ攻撃も含め武力攻撃に対して、市民の避難も含め、その協議をするため設置されております。しかしながら、開催は昨年1回、この10年間で3回との答弁がありました。開催機会が少ないので防災会議の委員と同じ委員の任命によって同日開催をすることができ、関係機関との横のつながりをつくるために委員定数を35人にするという説明がございました。
しかしながら、安倍政権のもとで安保法制関連11法ですが、国民の半数以上が反対をしている中、昨年9月19日立憲主義も民主主義も踏みにじり強行採決されました。その反面反対の声は法成立後もますます広がり署名運動、集会、デモ等が全国で行われています。さらに、安倍首相は憲法9条第2の2条項を変えて武力攻撃ができる国にしようとしています。そんな中で、次の議案第34号にもかかわっていきますが、防災会議、このことは災害において市民の避難行動についての会議であります。全く異なる別の会議でございます。その二つの委員を一緒にすること、また国からの法整備や憲法も変わっていない、しかも今、安保法制の廃止の市民の声が高まっている中での本条例を改定することには、強く反対をして反対討論といたします。
○宮下和昭 議長 討論はありませんか。
〔「議長4番」の発言あり〕
○宮下和昭 議長 牛山智明議員
◆4番(牛山智明議員) 議案第33号諏訪市
国民保護協議会条例の一部改正について、委員長報告に対し賛成の立場で討論いたします。
この条例は、武力攻撃等における国民の保護のための措置に関する法律の規定に基づき、平成18年諏訪市国民保護協議会の組織、運営に関して必要な事項を定めている条例です。委員については指定公共機関、指定地方公共機関、学識経験者の中から委嘱されており、既に21名が防災会議委員と同じメンバーとなっています。武力攻撃事態等における市民の避難態勢についての対策も防災対策と類似している部分が多く、同一委員にすることによって関係機関との連携強化につながります。
よって、国民保護条例の委員定数30人以内を防災会議委員定数と同数の35人以内に改定する委員長報告に対し賛成討論といたします。
○宮下和昭 議長 討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○宮下和昭 議長 これをもって討論を終結いたします。
これより議案第33号を起立により採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は
総務産業委員長の報告のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛 成 者 起 立〕
○宮下和昭 議長 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。
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△日程第28
議案第34号 諏訪市防災会議条例の一部改正について
○宮下和昭 議長 議案第34号諏訪市防災会議条例の一部改正についてを議題といたします。
総務産業委員長の報告を求めます。
総務産業委員長
◎伊藤浩平
総務産業委員長 議案第34号諏訪市防災会議条例の一部改正について報告いたします。
これは、自衛隊との連携強化により、有事の際の体制整備を行うため、委員に陸上自衛隊の隊員を加える等の改正がされるものです。
質疑答弁では、防災会議と国民保護協議会の両方に自衛隊員が入るのかとの質疑に対し、防災会議と国民保護協議会の両方に自衛隊員が入るとの答弁がありました。
国では憲法改正議論がある中、自衛隊員を入れることに対してどう思うのかとの質疑に対しては、防災会議に関しては市町村と自衛隊の連携が重要であるので、つながりができればと思うとの答弁がありました。
また、想定外を考えなければならないが、自衛隊員が入ることのメリットはとの質疑に対しては、県の防災訓練を諏訪市で行ったときに、自衛隊とのかなりのレベルの違いを感じ、関係機関との連携、情報交換が重要であると感じた。その点が拡充されることがメリットであるとの答弁がありました。
討論では、救助においての自衛隊の活動は理解している、自衛隊の応援が来ることは県レベルのことで何ら今までの状態で支障はない、この時期に自衛隊員を入れることはどうかと思うので反対。災害時に自衛隊の実績は多くの国民が認めている、困ったときだけではなく、常日ごろ連携していくことは重要であるので賛成との討論がありました。
採決の結果、当委員会は、反対1、賛成5で賛成多数可決であります。
○宮下和昭 議長
総務産業委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○宮下和昭 議長 これをもって質疑を終結いたします。
討論に入ります。討論はありませんか。
〔「議長11番」の発言あり〕
○宮下和昭 議長 廻本多都子議員
◆11番(廻本多都子議員) 議案第34号諏訪市防災会議条例の一部改正について、委員長報告に反対の立場で討論をいたします。
本条例案、さきの議案第33号の国民保護協議会と同じ委員としたときに、有事の際、つまり武力攻撃も含め自衛隊員との連携の強化を図り市民の体制強化、すなわち市民の訓練、指導、こういったものを陸上自衛隊員から受けるなどするために、防災会議へ自衛隊員を委員として置くとするものです。大きな災害に対して市長の自衛隊の要請、こういったものを日ごろからやっておけば容易にするものとしています。現行では、ここ数年1回霧ヶ峰の火災時に要請はありましたが、松本からではなく山梨県から応えてもらった中で鎮火もしてしまったので、松本からは来なかった、こういう状況もありました。もちろん市町村にまたがります大きな災害というのは、特に県レベルにおいては知事対応が今までもされてきました。それで問題はない。当市においてはその対応で十分と考えております。
さきの第33号での反対討論でも述べましたように、異なる協議会、また会議を一つにまとめ、国会での動き、こういったものの中で戦争ができる国づくりを進める中で、国家総動員の体制をつくる、そのために当市においてこのような条例整備、自衛隊の委員を防災会議に入れる、こういったことに対することに反対をして討論をいたします。以上です。
○宮下和昭 議長 討論はありませんか。
〔「議長4番」の発言あり〕
○宮下和昭 議長 牛山智明議員
◆4番(牛山智明議員) 議案第34号諏訪市防災会議条例の一部改正について、委員長報告に対し賛成の立場で討論いたします。
この条例は、昭和39年諏訪市の地域にかかわる災害対策に関し、市、県及び関係機関、公的団体、その他市民、全機能を有効に発揮して市民の生命、身体、財産を災害から保護することを目的としています。
最近の災害では想定外をはるかに超えた未曽有の大災害になっており、諏訪市でも平成18年、平成22年と水害、土砂災害と消防、警察はもちろん多くの関係機関と連携を密にして対処してまいりました。これから予想されている大地震、想定外の大規模災害が発生したことを考えるならば、自衛隊の協力は不可欠です。私も県消防協会長時代、県防災訓練に4回参加させていただき、自衛隊の技術、技能は県消防協会、消防団にとって学ぶべきことが多く、非常に参考になりました。
反対討論では、安倍政権に対する論議をしており、ここは国会ではなく市議会であります。我々はあすにも来る大災害の対応に向け市民の安全確保のため討論すべきです。諏訪市の大規模災害に向けて平素から自衛隊とのつながりを密にして対応を図っていくことが大変重要と考えます。よって、諏訪市防災会議に自衛隊員を加える委員長報告に対し賛成討論といたします。
○宮下和昭 議長 討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○宮下和昭 議長 これをもって討論を終結いたします。
これより議案第34号を起立により採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は
総務産業委員長の報告のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛 成 者 起 立〕
○宮下和昭 議長 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。
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△日程第29
議案第35号
諏訪広域連合規約の一部変更について
○宮下和昭 議長 議案第35号
諏訪広域連合規約の一部変更についてを議題といたします。
総務産業委員長の報告を求めます。
総務産業委員長
◎伊藤浩平
総務産業委員長 議案第35号
諏訪広域連合規約の一部変更について報告いたします。
これは、本年4月の
行政不服審査法の施行に伴い、諏訪広域連合が処理する事務、策定する広域計画に掲げる項目及び関係市町村の負担割合の各規定に、行政不服審査会の設置及び運営に関する事務が追加されるものです。
質疑では、今まで市町村で受けていた審査請求は、広域連合に移行されるのかとの質疑があり、答弁では、広域連合はもとより6市町村及び関係一部組合の第三者機関として、広域連合に行政不服審査会を共同設置することになったものであるとの答弁がありました。
討論はなく、採決の結果、全会一致可決であります。
○宮下和昭 議長
総務産業委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○宮下和昭 議長 これをもって質疑を終結いたします。
討論に入ります。討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○宮下和昭 議長 これをもって討論を終結いたします。
これより議案第35号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は
総務産業委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○宮下和昭 議長 御異議ないものと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
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△日程第30
議案第36号 市道路線の廃止について
議案第37号 市道路線の認定について
○宮下和昭 議長 議案第36号市道路線の廃止について及び議案第37号市道路線の認定についてを一括議題といたします。
総務産業委員長の報告を求めます。
総務産業委員長
◎伊藤浩平
総務産業委員長 議案第36号市道路線の廃止について並びに議案第37号市道路線の認定について、2議案を一括して報告いたします。
これは、湖岸通り5丁目の諏訪赤十字病院北側道路のつけかえ工事に伴い、市道路線の廃止及び認定が行われるものです。認定道路については現在工事中であり、供用開始までは現在の道路を日赤病院所有の認定外道路として使用することになります。この間もしも道路に起因する事故があった場合は、市が補償するとの説明がありました。なお、全委員で現地視察を行い、審査したことを申し添えます。
質疑、討論はなく、採決の結果、当委員会は全会一致可決であります。
○宮下和昭 議長
総務産業委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○宮下和昭 議長 これをもって質疑を終結いたします。
これより議案第36号及び第37号を一括して討論に入ります。討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○宮下和昭 議長 これをもって討論を終結いたします。
これより議案第36号及び第37号を一括して採決いたします。両案に対する委員長の報告は可決であります。両案は
総務産業委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○宮下和昭 議長 御異議ないものと認めます。よって、両案は原案のとおり可決されました。
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△日程第31
議案第38号 公の施設の指定管理者の指定について
○宮下和昭 議長 議案第38号公の施設の指定管理者の指定についてを議題といたします。
社会文教委員長の報告を求めます。
社会文教委員長
◎増澤義治
社会文教委員長 議案第38号公の施設の指定管理者の指定について報告いたします。
諏訪市障害者自立支援センター通称オアシスの指定管理期間が本年度末をもって満了するため、公募により指定管理者を募集し、1月21日に開催された諏訪市公の施設指定管理者選定審査会において選定された指定管理者の候補につきまして、地方自治法第244条の2第6項の規定により議会の議決を求めるものであります。
指定管理者の候補者は、一般社団法人諏訪圏域障害者総合支援センター、指定の期間は平成28年4月1日から平成33年3月31日であります。
質疑、討論はなく、採決の結果、当委員会は全会一致で可決いたしました。
○宮下和昭 議長
社会文教委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○宮下和昭 議長 これをもって質疑を終結いたします。
討論に入ります。討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○宮下和昭 議長 これをもって討論を終結いたします。
これより議案第38号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は
社会文教委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○宮下和昭 議長 御異議ないものと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
この際、暫時休憩いたします。再開は午後1時30分の予定であります。
休 憩 午後 0時23分
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再 開 午後 1時30分
○宮下和昭 議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
議案第1号平成28年度諏訪市一般会計予算より議案第10号平成28年度諏訪市
下水道事業会計予算まで10件を一括議題といたします。予算審査特別委員長の報告を求めます。予算審査特別委員長
◎近藤一美 予算審査特別委員長 予算審査特別委員会の委員長報告をさせていただきます。
本定例議会において、当委員会に付託された議案第1号平成28年度諏訪市一般会計予算から議案第10号諏訪市
下水道事業会計予算までの議案10件について、審査の結果を報告いたします。
最初に、当委員会は会期中の3月9日、10日、11日、14日の4日間にわたり、全委員出席のもと、副市長、各部長、局長、課長、係長の出席を求め、平成28年度の各予算案について主要事業や新規事業、特筆事項などについて説明を受け、慎重に審査したことを御報告申し上げます。
平成28年度諏訪市当初予算案の予算規模は、一般会計の総額は192億5,000万円で、前年比3億5,000万円、1.8%の減となっております。ただし、借換債を除いた比較では、平成26年度に次いで過去2番目の大型予算となっております。また、特別会計は、70億4,859万8,000円、公営企業会計は54億8,323万2,000円であり、全会計の予算総額は317億8,183万円であります。前年比129万8,000円の減とほぼ同額の予算規模となっております。ただし借換債を除いて比較した掛合は、317億6,589万円となり、9億8,668万円の増、3.2%の伸び率となり積極的型の予算となっております。
歳入予算のポイントは、市税は75億6,000万円で前年比0.3%増、特に法人市民税は景気回復を見込み前年比3.0%増を見込み、地方交付税は25億6,000万円で前年比8.5%増を見込んでいます。
歳出予算のポイントは、義務的経費は90億2,730万円、前年比9億9,406万円、9.9%の減、人件費は70億2,395万円で前年比7,024万円、1.1%の増、これは退職手当等が主要因でございます。扶助費は31億7,949万円で前年並みの計上となっており、公債費は18億3,842万円で前年比10億2,696万円、35.8%の大幅減となっております。これは借換債が減少した結果です。
以下、各部局の特徴的事業と質疑の内容について報告いたします。
企画部関係では、諏訪市まち・ひと・しごと創生総合戦略を掲げ、最先端に挑み続けるものづくりでひとづくりを実現すべく、企画調整課を企画政策課と組織改正を実施し、総合計画、実施計画、駅前開発及び駅周辺市街地あり方検討会などの対応が主たる業務となりました。また、まちづくり・男女共同画推進課を地域戦略・男女共同参画課と組織改正をし、現行のすわまちくらぶ支援、諏訪湖一周ウォークに加えて、企画調整課より移管する地域公共交通、ふるさと寄附、移住促進に関する業務、新たに区・自治会との連携、支援を担当する業務となりました。
質疑では、電子計算処理事業費の負担金補助及び交付金、個人ナンバー制度中間サーバー利用負担金、まち・ひと・しごと創生有識者会議、駅周辺市街地あり方検討会の進め方、開催回数について、またかりんちゃんバスの運行について、実際に利用している人の意見をアンケートに反映すべきとの指摘があり、またふるさと寄附金の内容等、不動産売り払い収入、市有地の固定資産台帳の管理、すわまちくらぶの運営費、防災費、雨量計の活用状況、行政区の見直し、移住促進交流事業等について質疑が交わされました。
総務部関係では、秘書広報課を新設し、秘書業務に広報統計を担当する部署となりました。企画調整課より広報広聴、統計業務を移管し、新しくシティープロモーション活動を加えることになりました。
質疑では、具体的なシティープロモーション活動、駐在員制度廃止に伴う駐在員報酬のあり方、市民税増収計画の根拠、職員に実施するストレスチェックの方法、内容等、たばこ税、公用車2台購入の件、固定資産税評価がえに伴う専門家への委託料について質疑が交わされました。
市民部関係では、福祉医療給付事業、マイナンバー制度導入に伴う関連事業、諏訪湖環境保全、再生可能エネルギー活用事業、可燃物処理事業で、平成28年12月より本格稼働する諏訪湖周クリーンセンターecoポッポ、剪定木等リサイクル施設の稼働が予算計上されました。
質疑では、住基カードからマイナンバー制度に切りかえる際のコスト、消費生活センターへの相談件数、内容、また人間ドックの利用者、再生可能エネルギー地中熱の活用、霧ヶ峰での大規模太陽光発電の環境面への影響、草類収集袋有料化等について質疑が交わされました。
健康福祉部関係では、高齢者の自立した生活支援を目的とした介護予防事業、地域包括支援事業の拡充、子育て支援事業は、ファミリーサポートセンター事業、未満児一時保育事業、子育て企業サポート助成事業、放課後児童クラブ運営事業、健康づくりとして新規に松本大学との協力による健康づくりプロジェクト事業、若年層の健康診査事業、生活困窮者自立支援事業等が予算計上されました。
質疑として、いきいきすわっこ体操の放映、行旅死亡人、高齢者タクシー、閉じこもり予防事業、生活困窮者に対する生活保護認定基準、社協や病院との連携、家族介護慰労金、子育て支援関係では、産後ケアサポート、未満児保育の充実、未満児保育の施設整備促進、活動計利用の健康づくりとは何か、具体的な若年層の健康診査とはどういうものを意味するのかについて質疑が交わされました。
経済部関係では、地域資源を生かした工業の振興策として、工場等立地促進助成事業、空き工場・事務所等活用促進補助事業、経営基盤強化事業、商工業利子・保証料補給事業、商工業貸付事業、観光商業振興策、観光宣伝事業、御柱関連事業、観光地域ブランド構築事業、空き家店舗の活用補助事業、SUWAクリエイティブシティ化戦略事業等、明日へつなげる農林漁業事業、鳥獣害対策事業、機構集積支援事業等、雇用対策事業が予算計上されました。
質疑では、事業者の資金需要が減少する中、商工業利子・保証料補給金の制度をどうPRしていくのか、店舗立地促進補助金とは何か、工場等立地促進事業とは何か、後継者育成補助金制度が廃止された理由は、また鳥獣対策補助金の内容は、産業連携推進室、研究開発具現化強化事業の中身について質疑が交わされました。
建設部関係では、便利で快適な住環境の整備を実施するために、新和田トンネル有料道路
利用者負担軽減事業、道路維持修繕・道路舗装新設事業、スマートインターチェンジ調査事業、橋梁長寿命化事業、都市計画基礎調査事業、神戸田辺線道路整備事業、国道バイパス促進事業、水戸代団地建替事業、建物建築物耐震改修促進事業等が予算計上されました。
質疑では、国道バイパス促進キャンペーンを積極的に展開、住民に対して合意形成のための施策を、また公園費の大幅減額理由、都市計画基本図作成事業費、住宅・建物耐震改修促進事業でのシェルターへの補助金、旧警察跡地の公園化事業の時期、道路補修等の原材料支給、公園等の非常勤職員の作業マニュアル等について質疑が交わされました。
教育委員会関係では、教育環境の充実したまちづくりのために、諏訪南中学の武道場をリース方式で建設、児童・生徒支援事業、英語強化補助指導事業、心の教室相談員配置事業、虹のかけ橋プロジェクト事業、信州型コミュニティスクール創造事業、生涯学習・市民スポーツの充実したまちづくりの具体策、公民館分館整備補助事業、運動遊び講師派遣・講習会事業、豊かな地域文化・芸術を育むまちづくり、芸術・文化振興事業、美術館企画展事業、小杉小二郎展、文化財保護事業等が予算計上されました。
質疑では、諏訪南中学校の武道場をリース方式で建設する際の耐用年数、風樹文庫のPRと駐車場問題、文化財保護の委託料、天然記念物の保護、監視体制は、積立金344万円の使用目的等について質疑がございました。また、文化財所在地を示す立て看板設置、文化財の観光面での活用、条例公民館の修理、青少年広場の管理料、外来植物の駆除、心の教室事業とは何か、ソーシャルワーカーの役割、いじめ問題、ものづくり教育とは、また給食費未払い家庭、虹のかけ橋プロジェクトへの質疑が交わされました。
消防庶務課関係では、消防小型ポンプ購入補助事業、屯所の移転建てかえ、新規事業として消防団御柱警備補助金などが予算計上されました。
質疑では、屯所解体後の屯所利用について、これは地元でごみステーションとしての活用する希望があるという意見が出されました。消火栓の要望、ジャンパー支給の予算計上がない理由、これは宝くじ助成金等の活用を考えているということです。広域になって消防職員の充足度、消防車両の設置基準をクリアしているか、消防団の確保策、消防団のサポート事業等の質疑が交わされました。
会計課関係は289万7,000円、前年比25万2,000円の増の予算が計上されました。質疑はありませんでした。
行政委員会事務局関係では、3,727万9,000円と地方選挙がないため、前年比2,448万8,000円の大幅減で予算計上されております。
質疑では、監査委員の会議等旅費、参議院選挙に対する啓蒙活動の強化、積極的に若い人を立会人に起用するなどについて質疑が交わされました。
議会事務局関係は、1億7,075万2,000円と前年比1,210万円の減、議員改選経費が不要のためであります。議会だよりの表紙をカラー化する、増ページ費用が予算計上されました。
質疑としては、姉妹都市・友好都市交歓研修費等について質疑が交わされました。
次に、特別会計と企業会計の予算と質疑について報告いたします。
国民健康保険特別会計関係は、62億7,178万6,000円、前年比3億8,976万5,000円の増の予算計上となっております。
質疑では、若年層の健康診査、短期保険証、予算増の要因、今後の見通し、一般会計からの繰り入れ等について質疑が交わされました。
霧ヶ峰リフト特別会計関係は、5,447万6,000円で、前年比300万3,000円減の予算計上がされました。質疑はありませんでした。
奨学資金特別会計関係は581万円、前年比59万円の増の予算が計上されました。
質疑では、奨学金の申し込み方法、希望者数、決め方、返済方法について質疑が行われました。
公設地方卸売市場事業特別会計関係は、5,862万3,000円、前年比505万8,000円の減で予算計上されました。
質疑では、ふれあい市場まつり、施設改修、PCB廃棄処理等について質疑が交わされました。
駐車場事業特別会計関係は、2,091万8,000円、前年比351万3,000円の減で予算計上されました。質疑はありませんでした。
後期高齢者医療特別会計関係では、6億3,698万5,000円、前年比で4,659万5,000円、108%の予算が計上されました。要因は、後期高齢者の増加によるものであります。質疑はありませんでした。
公営企業会計関係は、水道事業、温泉事業、下水道事業の3事業に分かれており、総額54億8,323万2,000円、前年比7,667万4,000円の減で予算計上されました。
質疑は、会計を3事業に分けた理由、耐震・老朽化対策、料金未納処理の問題、精進湯の後利用、温泉の新規利用者数、温泉熱の活用、受湯料の支払い先等の質疑が交わされました。
それでは次に、全委員より幅広く意見を伺いましたので、意見陳述の主な内容について報告いたします。
まず平成28年度予算の特徴は、金子市長が公約した「透明度日本一、輝くSUWA」の実現に向けた初年度の予算であります。地方創生に向けて、まち・ひと・しごと創生総合戦略に関係する116の事業を展開し、総合力を高め、魅力あるまちづくりに取り組み限られた財源を有効に活用し、諏訪市のさらなる発展に寄与するための本予算について、細かいところまで配慮された予算であるというのが多数の議員の見解でした。
個別の意見としては、組織改正、区・自治会への連携支援・駐在員制度の取り組み、ふるさと寄附金の積極的な取り組み、子育て支援の拡充、未満児保育の支援、信州型コミュニティスクール、ボランティア活動の支援、定住者の促進事業、ものづくり産業への多方面の支援、雇用の創出施策等への意見がありました。
一方、駅前開発、駅周辺市街地あり方検討会が開催され検討されておりますが、今後さらに積極的な関与が必要である、かりんちゃんバスの問題、すわまちくらぶの運営方法や利用者増対策、弱者・生活困窮者対策、地区からの要望の道路整備、河川整備について一層の配慮をという意見が出されました。
特別会計・企業会計につきましては、国民健康保険のあり方、奨学資金制度について意見がございました。
最後に、討論と採決の結果について報告いたします。
議案第1号平成28年度諏訪市一般会計予算について、討論があり、生活困窮者対策、福祉対策、生活保護者の認定基準等について配慮が足りないので反対との討論に対し、金子市政初年度の予算は、今後の目指すべき将来展望を見据えて116の事業を展開し、積極的できめ細かな予算になっているので賛成との討論がありました。
採決の結果、当委員会は、反対2、賛成11で賛成多数可決であります。
議案第2号平成28年度諏訪市
国民健康保険特別会計予算について、討論があり、保険料の負担が重く支払い困窮者も増加傾向にあり、財政基盤が脆弱であるので反対との討論に対し、
国民健康保険特別会計予算について運営の厳しさが増す中、保険料の改定を実施せず医療費の削減に取り組むため、新しく健康促進事業に取り組むなど評価して賛成との討論がありました。
採決の結果、当委員会は、反対2、賛成11で賛成多数可決であります。
議案第3号平成28年度諏訪市
霧ヶ峰リフト事業特別会計予算については、採決の結果、当委員会は全会一致で可決であります。
議案第4号平成28年度諏訪市
奨学資金特別会計予算については、採決の結果、当委員会は全会一致で可決であります。
議案第5号平成28年度諏訪市
公設地方卸売市場事業特別会計予算については、採決の結果、当委員会は全会一致で可決であります。
議案第6号平成28年度諏訪市
駐車場事業特別会計予算については、採決の結果、当委員会は全会一致で可決であります。
議案第7号平成28年度諏訪市
後期高齢者医療特別会計予算については、採決の結果、当委員会は全会一致で可決であります。
議案第8号平成28年度諏訪市
水道事業会計予算については、採決の結果、当委員会は全会一致で可決であります。
議案第9号平成28年度諏訪市
温泉事業会計予算については、採決の結果、当委員会は全会一致で可決であります。
議案第10号平成28年度諏訪市
下水道事業会計予算については、採決の結果、当委員会は全会一致で可決であります。
以上、委員長報告を終了させていただきます。
○宮下和昭 議長 予算審査特別委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○宮下和昭 議長 これをもって質疑を終結いたします。
これより議案第1号平成28年度諏訪市一般会計予算に対する討論に入ります。討論はありませんか。
〔「議長11番」の発言あり〕
○宮下和昭 議長 廻本多都子議員
◆11番(廻本多都子議員) 平成28年度一般会計予算について、予算特別委員会委員長報告について反対討論をしたいと思います。
金子新市長となり1年が経過をいたしました。平成28年度の予算は、金子市長初の通年予算として取り組んだものでございます。市は、昨年総合戦略を作成いたしまして、それに基づいて新事業に順次着手していく第一歩の予算と位置づけております。
国の意向は地方創生政策に沿った事業などで、小中学校や公共施設の統廃合が視野に入っています。ほとんど今までの事業の継続でありまして、なかなか交付税、市税などの収入が高く見込まれない中、目立ったのはふるさと納税の寄附金の収入4億円の計上です。過去6番目の規模であり、今後安定した財政運営のための借金を減らしていく予算、また扶助費等々は微増です。これは自然増の0.1%の伸びでございますが、臨時福祉金、これは国の低所得者向けへの施策ですけれども、これを除けば伸び率はほとんどなくむしろ予算減の感もあります。借金を減らしていくことも必要ではありますが、そのためにほかに必要なところに使える予算が少なくなっているというのが現状ではないでしょうか。内容では、県の滞納機構への400万円の負担金、市の職員も研修にも行っており、こういったことはもうやめて市の対応で十分ではないでしょうか。
市民要望の多い子育て支援策、病児病後児保育、また放課後児童クラブの拡充、そうしたものもあります。事業所内の保育の拡大、これも一定の前進もあります。民間への委託でありますが、行政としてしっかり責任を持っての対応を望んでいます。
学校や保育所の耐震整備は、ここで終わります。他の整備、例えばトイレ改修など保育所のエアコン整備は金子市長によりやや進んだかとは思いますが、まだまだ不十分。例えば城北小学校体育館は非常に老朽化が進んでいます。緊急の対応が必要ではないかと考えます。ふるさと納税寄附金をもっとこういったところへ使ったらいいのではないかと考えます。
福祉制度の拡充、かりんちゃんバスと高齢者のタクシー、この補助など市民からの意見も大変多いところでございます。高齢者のタクシー補助など制度の使いにくさ、制限の緩和を望んでいます。
市内生活道路は建設課のパトロールの強化、そして市民の通報によって今までより改善はされてきていますが、土木費の枠内の中ではなかなか都市計画の整備が進んでいかない現状です。
さて、最後に人件費でございます。今年度退職金での伸び率でありますが、市の職員500人(同日、750人の訂正あり)規模、ほとんど行政改革の中で職員を減らすことをしてきました中で、非正規、いわゆる臨時やパートの職員も入れての500人(同日、750人の訂正あり)でございます。実質正規の職員は減っています。しかしながら民間への委託事業もこの間増加しています。まち・ひと・しごとではまちづくりへの人が大事と市長も考えております。まず市民サービス、行政を行う市の職員、人の役割が多い、こういったところで組織改革もことしありました。今後市職員の正職員をふやすこと、民間への委託事業の一考も含め要望をいたします。
以上、予算に対する今後の要望も含めて意見を述べ反対討論といたします。
○宮下和昭 議長 討論はありませんか。
〔「議長13番」の発言あり〕
○宮下和昭 議長 小林佐敏議員
◆13番(小林佐敏議員) 議案第1号平成28年度の諏訪市一般会計予算について、委員長報告に対し賛成の立場で討論をいたします。
新年度予算は、金子市長カラーが出てきた初めての予算であります。諏訪市の持っている可能性を最大限に引き出し、未来につながる施策や市民生活に直結する事業を積極的に展開するという基本姿勢を踏まえ、2年ぶりに財源調整のため基金から繰り入れる中での総額192億5,000万円は借換債を除くと過去2番目となる積極予算であります。
主要事業として、諏訪市の将来像、自然の恵みと地域の活力が調和するやさしさとふれあいのまち諏訪を目指し、市民の安心・安全のための事業が盛り込まれており、全体として27の新規事業、23の拡充事業を中心に、116の事業の予算であります。特に、これまでの指摘事項や細かい部分での変更が検討され、長年の懸案事項でありました区・自治会との連携や駐在員制度、これからさらに必要とされるシティプロモーション活動等、新たな組織がえによる強化や精進湯や蓼科保養学園、東バル建屋問題等の方向の明確化や、学校統合問題等の提言を受け見直し、検討に入ったことは特筆すべきことと理解をしております。
また、女性ならではの新しい視点での方向性が見えており、おおむね理解できる予算編成になっていると思います。ただ残念に思うのは、市民の中で強い関心を持っている駅前問題や東バル跡地周辺活性化問題等については、あり方検討会で検討はされておりますが、長い間の懸案事項で解決までに時間のかかる案件については、解決に向け積極的に市長が方向を示し、かかわり、早期問題解決に向け広く行政だけでなく民間の人材の発想力を借り、そのために予算を使うということは決して無駄ではないと期待をしております。
反対討論では、かりんちゃんバスの路線や高齢者タクシー、制度資金の借りやすさ、また職員人事や県滞納機構問題等取り上げておりましたが、これまでの実績や成果をもとに既に新規取り組みとして手をつけているものであり、順次計画的に対応することが安心の市民サービスにつながるものと考えます。
なお、執行に当たっては創意工夫をしていただきたい事柄として、かりんちゃんバスの運行においては、利用当事者の声を十分に反映した対応、すわまちくらぶについては、関係団体が増加傾向にありますが、将来に向け、ぜひ自主運営を行う方向への指導、さらに駐在員制度終了に伴う回覧物等の次への対応、また愛好家の力をお借りして諏訪市の眠れる文化財価値の掘り起こし、またそれによる郷土愛への高揚等を進めてほしいと願います。
あわせて、私たちはこんなまちをつくりたいという市民の声に応える積極的なプランを市民と一緒になってつくり、発表して市民が住んでいてよかったと思うまちづくりをぜひ進めてほしいことを申し添えまして、賛成討論といたします。
○宮下和昭 議長 討論はありませんか。
〔「議長6番」の発言あり〕
○宮下和昭 議長 吉澤美樹郎議員
◆6番(吉澤美樹郎議員) 議案第1号平成28年度諏訪市一般会計予算につきまして、委員長報告に対し賛成の立場で討論させていただきます。
平成28年度予算は、第五次諏訪市総合計画に基づき実施している事業と、昨年末に策定されました諏訪市まち・ひと・しごと創生総合戦略に対する事業を整合した中で計画がなされております。継続事業に関しては、本年度の事業実績を詳細に検証し、不要な予算は削り必要な部分には事業拡充も含め適切に予算配分されていることを確認しております。
新規事業に関しては、健康、福祉、教育といった生活の安全、子供の育成に関する施策から産業、観光、まちづくりといった、まちの活気づくり等に対する幅広い分野への事業実施が計画されています。また、一部組織改正により、シティプロモーション活動を受け持つ部署も新設され、積極的な諏訪市の魅力発信にも期待をいたします。潜在力を磨き輝く諏訪の創生に向けた事業計画、予算はほぼ網羅されていると理解しておりますので、しっかりと事業を推進していただきたいと思います。
大切なことは、無駄のない適切な予算執行と事業に対しての目標値を定め、検証しながら進めることだと思います。まち・ひと・しごと創生総合戦略の中にKPIの設定、PDCAサイクルの確立とうたわれております。総合戦略のみならず全ての事業に対し、このシステムを適用し、市民のニーズ、意見を織り込み改善すべきは改善し、とまることなく事業を発展させていただきますよう意見を添えさせていただきます。
活気ある諏訪市の創生のため、市職員の皆様のさらなる御活躍に期待をいたしまして、賛成の討論とさせていただきます。
○宮下和昭 議長 先ほどの廻本多都子議員の討論の中で、一部修正があるようですので、発言を許します。
〔「議長11番」の発言あり〕
○宮下和昭 議長 廻本多都子議員
◆11番(廻本多都子議員) 先ほど、職員の数のところで500人規模と私、討論で言いましたが、現在750人ということで、改めて訂正をいたしておわびしたいと思います。
○宮下和昭 議長 討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○宮下和昭 議長 これをもって討論を終結いたします。
これより議案第1号を起立により採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は予算審査特別委員長の報告のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛 成 者 起 立〕
○宮下和昭 議長 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。
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○宮下和昭 議長 議案第2号平成28年度諏訪市
国民健康保険特別会計予算に対する討論に入ります。討論はありませんか。
〔「議長1番」の発言あり〕
○宮下和昭 議長 井上登議員
◆1番(井上登議員) 議案第2号平成28年度諏訪市
国民健康保険特別会計予算に対する委員長報告に反対の立場から討論をいたします。
平成28年度の歳入では、国民健康保険税の歳入見込みは、平成27年度の11億1,727万8,000円に対し、14億7,093万1,000円となっており、3億5,365万3,000円の歳入増を見込んでいます。これは平成27年度分の赤字が発生した場合を見込んでのことだと思いますが、実際には達成できない歳入見込みの数値であります。まだ最終的な平成27年度決算の数値が出ているわけではありませんが、仮に赤字となれば平成28年度予算に影響を与えます。
国保会計は苦しい運営を迫られていることは確かでありますが、多くの市町村が今の国保制度を維持するため、また国保税の高騰を抑えるために国の決定額以上の公費を繰り入れています。国民健康保険は、社会保障及び国民保健の向上を目的とし、国民に医療を保障する制度であります。自営業者や農家の経営難とともに低賃金の非正規労働者や失業者、年金生活者など、加入者の所得低下が進んでいます。今の国保制度を維持するためには、今からでも一般会計からの法定外繰り入れをすべきであります。よって、反対討論といたします。
○宮下和昭 議長 討論はありませんか。
〔「議長12番」の発言あり〕
○宮下和昭 議長 山田一治議員
◆12番(山田一治議員) 議案第2号平成28年度諏訪市
国民健康保険特別会計予算について、委員長報告に賛成の立場で討論いたします。
審査会において、平成28年度国民健康保険特別会計当初予算の編成の市の基本的な考え方の説明がありました。まず、歳出では、医療費給付を1月末時点における平成27年度決算見込みをもとに、過去平均伸び率7%を勘案したこと。2番目に、歳入では国、県及び社会保険料診療報酬支払基金等の通知に基づき計上し、歳出で不足する財源を保険税で手当てしたこと。3番目には、保険税推計の基礎数字として被保険者について、平成28年度平均で世帯数を7,617世帯、被保険者総数を1万2,377人とし、世帯数、被保険者数ともに平成27年度より減少すること。また四つ目は、平成28年度予算では、繰越金及び基金の留保財源がないことの4点の説明がありました。一言で言えば、平成28年度予算は、非常に厳しい財政状況にあると理解することができます。
このような状況下で、平成28年度の
国民健康保険特別会計予算の総額は、歳入歳出ともに比べ、6.6%、3億8,976万5,000円の増、それから合計で62億7,178万6,000円となっております。予算規模が大きくなった主な要因は、歳出について一般被保険者医療費給付が33億2,900万円で、前年に比べ4億7,500万円、15.9%の増とし、積算に当たり医療費給付を1月末時点における平成27年度決算見込み、これはまだ完全に数字はつかめませんが、31億1,126万6,771円というものをもとにして、過去平均伸び率7%を勘案した結果であるとの説明がありました。
平成28年度の国保特別会計においては、歳入における保険税の一般保険者分では歳入見込額では、世帯数、被保険者数から現行税率で積算した調定額に収納率で積算し、予算額との差、歳出に対し歳入が不足するという税額の計上です。また、平成28年度、当初予算では、一般被保険者の医療給付の伸びを国保税により措置しておりますが、国保の制度上、医療給付の約50%は国などの公費によって措置することになっておることから、来年度内の財政調整により国、県の負担金、交付金の額が歳入予算に比べ増額される可能性が高いとの説明でした。
一方、一般被保険者の割合が増加し、医療給付費がさらに伸びるにつれて、また平成28年度の国、県及び社会保険料診療報酬支払基金等の負担金及び交付金の増を期待できなかったこと、それから並びに平成27年度決算において、赤字を計上した場合は平成28年度に繰上充用すると、苦しい財政状況になることです。
繰り返しますが、厳しい財政運営が求められると判断しますが、諏訪市国民健康被保険者の受診等に医療給付の支払いを第一と考えて編成することは、財政運営及び健康保険制度運営上、十分理解できるものと思います。
また、増加する医療費の縮減、健康増進事業については、特定健診において受診率は平成26年度法定報告数値の53.9%で、県下19市中トップであります。また特定健康受診率、特定保健指導実施率ともに60%を目標とするとともに、継続してメタボリックシンドローム該当者、予備軍の減少に取り組み、新たに40歳未満の生活習慣病予防、疾病の早期発見に資するため、若年健診を実施することであります。
このように、新たな取り組みも行い、各種施策を駆使して被保険者の健康増進と医療費削減に取り組んでいるということで頑張っていただいております。
会計運営がより厳しさを増していくとの現状説明から平成27年度の決算確定した段階で、平成28年度から国保運営については、税の公平から見て被保険者の受益者負担の原則はありますが、従前から市側の答弁にあったとおり、平成30年度の国保の都道府県移行を考慮し、税率の改定、法定外繰り入れ、国保基金の醸成など、国保運営協議会等において十分に検討をしていただき、健全な財政運営が図られるよう要望事項として申し添え、委員長の報告に賛成の討論といたします。
○宮下和昭 議長 討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○宮下和昭 議長 これをもって討論を終結いたします。
これより議案第2号を起立により採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は予算審査特別委員長の報告のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛 成 者 起 立〕
○宮下和昭 議長 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。
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○宮下和昭 議長 議案第3号平成28年度諏訪市
霧ヶ峰リフト事業特別会計予算に対する討論に入ります。討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○宮下和昭 議長 これをもって討論を終結いたします。
これより議案第3号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は予算審査特別委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○宮下和昭 議長 御異議ないものと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
──────────────────────
○宮下和昭 議長 議案第4号平成28年度諏訪市
奨学資金特別会計予算に対する討論に入ります。討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○宮下和昭 議長 これをもって討論を終結いたします。
これより議案第4号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は予算審査特別委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○宮下和昭 議長 御異議ないものと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
──────────────────────
○宮下和昭 議長 議案第5号平成28年度諏訪市
公設地方卸売市場事業特別会計予算に対する討論に入ります。討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○宮下和昭 議長 これをもって討論を終結いたします。
これより議案第5号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は予算審査特別委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○宮下和昭 議長 御異議ないものと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
──────────────────────
○宮下和昭 議長 議案第6号平成28年度諏訪市
駐車場事業特別会計予算に対する討論に入ります。討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○宮下和昭 議長 これをもって討論を終結いたします。
これより議案第6号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は予算審査特別委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○宮下和昭 議長 御異議ないものと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
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○宮下和昭 議長 議案第7号平成28年度諏訪市
後期高齢者医療特別会計予算に対する討論に入ります。討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○宮下和昭 議長 これをもって討論を終結いたします。
これより議案第7号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は予算審査特別委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○宮下和昭 議長 御異議ないものと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
──────────────────────
○宮下和昭 議長 議案第8号平成28年度諏訪市
水道事業会計予算に対する討論に入ります。討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○宮下和昭 議長 これをもって討論を終結いたします。
これより議案第8号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は予算審査特別委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○宮下和昭 議長 御異議ないものと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
──────────────────────
○宮下和昭 議長 議案第9号平成28年度諏訪市
温泉事業会計予算に対する討論に入ります。討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○宮下和昭 議長 これをもって討論を終結いたします。
これより議案第9号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は予算審査特別委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○宮下和昭 議長 御異議ないものと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
──────────────────────
○宮下和昭 議長 これより議案第10号平成28年度諏訪市
下水道事業会計予算に対する討論に入ります。討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○宮下和昭 議長 これをもって討論を終結いたします。
これより議案第10号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は予算審査特別委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○宮下和昭 議長 御異議ないものと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
──────────────────────
△日程第33
議員議案第1号 意見書の提出について(無電柱化の推進に関する法整備を求める意見書)
○宮下和昭 議長 議員議案第1号無電柱化の推進に関する法整備を求める意見書の提出についてを議題といたします。提出者より説明を求めます。金子喜彦議員
◎8番(金子喜彦議員) 無電柱化の推進に関する法整備を求める意見書を説明させていただきます。
地域住民の生活環境の改善や地域の活性化を図るため、とりわけ防災性の向上や安全で快適な通行空間の確保、良好な景観の形成や観光振興等の観点から無電柱化の取り組みを計画的にかつ円滑に進めることはとても重要であります。しかしながら欧米はおろか、アジアの主要都市と比較しても我が国の無電柱化割合は著しく低く、近年異常気象等の災害による電柱の倒壊に伴う救援、救助等への影響や痛ましい通学児童の交通事故、急激なインバウンド効果による海外観光客の増加などから、無電柱化に対する地域の要望は極めて強いものとなっています。
つきましては、議会におかれましても災害の防止、安全で円滑な交通の確保、良好な景観の形成等を図るため、無電柱化の推進に関し基本理念や責務、推進計画の策定等を定めることにより、施策を総合的、計画的かつ迅速に推進し、公共の福祉の確保や生活の向上、地域経済の健全な発展に貢献する無電柱化の推進に関する法律案の早期成立を強く要望します。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。
○宮下和昭 議長 提出者に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○宮下和昭 議長 これをもって質疑を終結いたします。
お諮りいたします。ただいま議題となっております議員議案第1号については、諏訪市議会会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○宮下和昭 議長 御異議ないものと認めます。よって、議員議案第1号については委員会の付託を省略することに決定いたしました。
議員議案第1号に対する討論に入ります。討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○宮下和昭 議長 これをもって討論を終結いたします。
これより議員議案第1号を採決いたします。本案は原案のとおり決定することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○宮下和昭 議長 御異議ないものと認めます。よって、議員議案第1号は原案のとおり可決されました。
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△日程第34
陳情第14号 いじめ問題に関する市政の取り組みを問う陳情書
陳情第15号 教育問題に関する国への意見書提出を求める陳情書
○宮下和昭 議長 陳情第14号いじめ問題に関する市政の取り組みを問う陳情書及び陳情第15号教育問題に関する国への意見書提出を求める陳情書を一括議題といたします。
社会文教委員長の報告を求めます。
社会文教委員長
◎増澤義治
社会文教委員長 陳情第14号いじめ問題に関する市政の取り組みを問う陳情書及び陳情第15号教育問題に関する国への意見書提出を求める陳情書について報告をいたします。
まずは陳情第14号より報告をいたします。陳情者は藤森修一氏であります。陳情の趣旨は、平成25年に発覚した陳情者の子供へ対するいじめ事例に関し、諏訪市長、教育委員会に対し、文部科学省との正式な協議、連携の上、いじめ防止対策推進法にのっとった原因究明、責任の特定、是正策の策定を促していただきたい、また市政によるこの問題に対する一連の取り組み姿勢についても問うていただきたいという内容であります。
当委員会は、3月4日に全員が出席し、陳情者からの事情聴取、関係部局の意見を聞き、慎重に審査をいたしました。陳情者への質疑では、自身の子供のいじめに関して解決しているかとの問いに対し、謝罪があったが根本的な解決はしていない、諏訪市いじめ対策連絡協議会で前向きに対処、努力をしていることに対して理解しているかとの問いに対し、教育委員会が努力しているのは承知しているが、再三訴えていることも議論してほしい、具体的にどんないじめがあったのかの問いに対し、男子生徒から下校時に通せんぼのいじめに遭ったとの答弁がありました。
平成25年度発生の藤森氏子供いじめ問題は、過去に一定の決着、報告を見た話で、これまで担当部局と直接本人と話し合いを持ち、お礼の言葉もいただいております。また、その後内容等担当部局も検討を重ね、平成27年度に施行された国の新しいいじめ防止対策推進法に基づき、平成27年12月議会で諏訪市いじめ問題対策連絡協議会等条例も制定されました。本年1月29日には、第1回協議会が開催され、関係機関と連携強化に取り組んでおります。よって、不採択といたしました。
討論はなく、採決の結果、当委員会は全会一致で不採択といたしました。
続きまして、陳情第15号であります。陳情者は同じく藤森修一氏であります。陳情の趣旨は、全国で多発するいじめの温床ともなっている日本教育の抜本的是正を進めるべく、文部科学大臣及び教育再生実行会議に対し、教育制度の検討、見直しを促すべく意見書を提出いただきたいという内容であります。
陳情者への質疑では、文部科学省との具体的な協議とはの問いに対し、諏訪市で解決されない内容を議論してほしい、諏訪市が一歩進んだと感じているかの問いに対し、一歩進んだかわからない、ただのアピールにも見えるとの答弁がありました。
討論では、国に対する是正を求めるもので、国連子どもの権利委員会からは日本の教育姿勢に対し、厳しい懸念が示されており、是正勧告を受けていることは理解をするが、意見書の中で文部科学省の既得権益や教科書会社、受験産業の利権などは事実に即しているか疑問なので、趣旨採択、文部科学省に対する意見が多く、市ではいじめ防止対策活動を行っているので不採択、社会問題の背景もあり、教育問題だけで解決できないので不採択との討論がありました。
採決の結果、当委員会では趣旨採択に対し反対5、賛成1で否決、不採択に対して反対1、賛成5で、賛成多数で不採択といたしました。以上です。
○宮下和昭 議長
社会文教委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○宮下和昭 議長 これをもって質疑を終結いたします。
これより陳情第14号に対する討論に入ります。討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○宮下和昭 議長 これをもって討論を終結いたします。
これより陳情第14号を採決いたします。陳情第14号に対する
社会文教委員長の報告は不採択であります。本陳情は
社会文教委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○宮下和昭 議長 御異議ないものと認めます。よって、陳情第14号は
社会文教委員長の報告のとおり決定されました。
これより陳情第15号に対する討論に入ります。討論はありませんか。
〔「議長1番」の発言あり〕
○宮下和昭 議長 井上登議員
◆1番(井上登議員) 陳情第15号教育問題に関する国への意見書提出を求める陳情書に対する委員長報告に反対の立場で討論をいたします。
この陳情趣旨は、全国で多発するいじめの温床となっている日本教育の抜本是正を進めるべく、文部科学大臣及び教育再生実行会議に対し教育制度の検討、見直しを促すべく諏訪市議会に意見書の提出を求めるものであります。
国連子どもの権利委員会による是正勧告は、日本の教育システムが余りに競争的なため、子供たちから遊ぶ時間や体を動かす時間、ゆっくり休む時間を奪い、子供たちが強いストレスを感じていること、それが子供たちに発達上のゆがみを与え、子供の体や精神の健康に悪影響を与えていることが指摘され、適切な措置をとるように勧告されてきました。受験戦争は低年齢化し、塾通いがふえ、競争の忙しさが人間をばらばらにし、孤立化させています。
ユニセフの国際調査では、孤立を感じる日本の子供の割合は、他国と比べて極めて高い数値となっています。また、他人からの評価が絶えず気になり、ありのままの自分でいいという安心感が十分持てないでいます。自己肯定感が低いことも心配です。競争教育の勉強は、子供を早くからできる子、できない子により分け、多くの子供が劣等感を与えられています。競争教育と一体で進められている管理の教育は、子供たちのさまざまな問題行動を上から押さえ込むものです。子供が悪さをするのは何らかの悩みや事情があるからです。そうした悩みや事情を聞き取らず、頭ごなしに否定されれば子供は憎悪の感情を抱くようになります。
また、貧困と格差は子供の生活の基盤を直撃しました。親たちの余裕がなくなり、家庭の機能が弱まっています。競争的な教育の自己責任論の中で子育ての不安を募らせています。全ての子供たちの能力を豊かに伸ばす教育と学校制度の検討、見直しを行うことは重要であると思います。
よって、反対討論といたします。
○宮下和昭 議長 討論はありませんか。
〔「議長10番」の発言あり〕
○宮下和昭 議長 森山博美議員
◆10番(森山博美議員) 陳情第15号教育問題に関する国への意見書提出を求める陳情書について、
社会文教委員長の報告に対し賛成の立場で討論いたします。
国連子どもの権利委員会からの日本の教育制度が高度に競争主義的の指摘は、勧告の一部に過ぎません。ゆとり教育の導入を初め、文部科学省においてもさまざまな対策を行ってきていると思われます。
時代とともに少子高齢化が進み、現在は高等教育の大学の維持すら問題が生じております。高度に競争主義的という指摘とはかけ離れているという側面もあるのではないでしょうか。
また、陳情者は、いじめ、不登校、暴力事件などの原因を文部科学行政の構造的欠陥によるもの、文部科学省の既得権益や教科書会社、受験産業の利権が背景にあるとの主張には、理論に飛躍があると思われます。現代社会にあるいじめを初めとする問題は、ただ単に文部科学省だけの問題ではなく、さまざまな状況、情報、社会情勢が複雑に絡み合い起こっているものと考えます。
諏訪市においても、来年度の主要事業として、学校へ臨床心理士、スクールソーシャルワーカー、心の教室相談員などを配置し、学校、家庭、地域、関係機関との連携によって子供を中心とした支援体制が整ってまいります。
よって、
社会文教委員長の報告のとおり不採択とすることに賛成いたします。
○宮下和昭 議長 討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○宮下和昭 議長 これをもって討論を終結いたします。
これより陳情第15号を起立により採決いたします。陳情第15号に対する
社会文教委員長の報告は不採択であります。本陳情は
社会文教委員長の報告のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛 成 者 起 立〕
○宮下和昭 議長 起立多数であります。よって、陳情第15号は
社会文教委員長の報告のとおり決定されました。
──────────────────────
○宮下和昭 議長 以上をもって、本定例会の日程は全て終了いたしました。
──────────────────────
閉 議 午後 2時40分
○宮下和昭 議長 ここで市長から挨拶があります。市長
◎金子ゆかり 市長 3月定例会の閉会に当たり、一言御礼の御挨拶を申し上げます。
本定例会は、2月22日に招集をし、本日までの24日間、連日慎重に御審議をいただき、新年度当初予算案を初め提出した議案につきましては、全て原案のとおり可決、御決定をいただき、まことにありがとうございました。
本定例会に提出いたしました平成28年度当初予算案は、私が市長就任後初めて手がけた当初の予算であり、諏訪市まち・ひと・しごと創生総合戦略で掲げました四つの基本目標を目指して施策を推進できる予算となりました。平成27年度
一般会計補正予算に計上し、次年度に繰り越しする国の
地方創生加速化交付金を活用した事業費などとともに、来年度が諏訪市の未来を開くスタートの年となるように、着実に事業を進めてまいります。議員各位の御支援と御協力をよろしくお願い申し上げます。
さて、世界経済は昨年末から大きく揺れ動いてきました。中国経済が減速し株価の乱高下が続く中で、日銀は新たな景気回復策として史上初のマイナス金利を導入しました。しかし、世界経済の不安定さに加えてシリア、北朝鮮などの政治的リスクによる影響も予想され、企業にとっては難しいかじ取りが求められていると思います。
このような状況の中、安倍首相は今国会の施政方針演説において、持続的な成長を確保する経済成長への転換の必要性を強調しました。アベノミクス第2ステージにおける新たな第1の矢である希望を生み出す強い経済を実現し、その成長の果実を活用して子育て支援と社会保障を推進するというものです。そのためには、イノベーションによって新しい付加価値を生み出す社会への変革が求められます。
諏訪市の創生総合戦略においても、イノベーションは重要な要素となります。諏訪地方の企業は、高度な技術力を生かして世界に通用する製品の開発を展開してきました。実績と伝統がある諏訪人のものづくりの精神がここで地域の資源を生かして、創意工夫を積み上げさまざまな業種や各界の人々とのコラボレーションをすることにより、新しい産業と雇用の創出を必ず実現すると信じています。四つの基本目標を達成するため、これまで以上に市民の皆様と連携しながら地方創生を進めてまいります。
本年3月11日で東日本大震災の日から満5年を迎えました。被災地では、復興事業が進んでいるとはいえ、いまだに仮設住宅等で不自由な生活を余儀なくされている方が全国で17万人以上おられます。一日も早く全ての皆様が心から安心して平穏な生活を取り戻せるように祈っております。この5年間被災された方々はもちろんのこと、日本中の人々が自分の家族や身近な人との心のつながりとふるさとについて考え続けてきたのではないでしょうか。愛する人を失い、生まれ育ったふるさとを離れて生活されている皆さんの深い悲しみは癒えることはないでしょうし、私たちもこの大震災の傷跡を忘れてはなりません。
諏訪市が、復興事業支援のために被災自治体へ職員を派遣したり、虹のかけ橋プロジェクトで小中校生を被災地に送ったりすることは、大災害の教訓を受け継ぎ共有することで、職員や市民の防災意識を高め、災害に強いふるさと諏訪市をつくるためであり、この取り組みが着実に進むことを期待しています。
さて、あすは市内の中学校で、そして19日には小学校で卒業式が挙行されます。皆様に大変御心配をおかけいたしました上諏訪中学校の屋内運動場と武道場は完成し、8日に竣工式をとり行うことができました。木の香りに包まれた新しい体育館で3年生の卒業をお祝いすることができます。御協力いただいた皆様に心より感謝を申し上げますとともに、市内の全ての卒業生の諸君にお祝いを申し上げ、皆さんが夢を描いて新しいステージに向かうことを期待しています。
そして、いよいよ来月2日から諏訪大社の御柱祭りが始まります。上社本宮一と本宮二、下社の秋宮一と秋宮二の大きな柱を諏訪市の5地区が担当することになり、氏子の皆さんも盛り上がっていることと思います。諏訪に移り住んで初めて御柱を体験される方もおられるでしょう。諏訪の人々の気持ちが一つになるお祭りに参加して、新たな人と人とのつながりが生まれ、地域の結びつきが広がることを願っています。このお祭りにかかわる皆様全てが無事に楽しく、また華やかで思い出に残るお祭りとなりますようお祈りしています。
ことしは暖冬でした。市内の土手にはフキノトウが頭を出し、スイセンがつぼみをつけ始めています。そこに一昨日には雪が降り、春の訪れまでにはいましばらく寒暖の変化が続きそうです。
議員各位におかれましては、御自愛の上、間もなく新年度を迎えるに当たり、引き続き市政に対する格段の御理解と御協力を賜りますようお願いを申し上げ、3月定例議会の閉会の御挨拶とさせていただきます。まことにありがとうございました。
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○宮下和昭 議長 これをもって、平成28年第1回
諏訪市議会定例会を閉会いたします。御苦労さまでございました。
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閉 会 午後 2時48分
以上会議のてん末を録し相違なきを認め、ここに署名する。
議 長 宮 下 和 昭
副 議 長 奥 野 清
議 員 近 藤 一 美
議 員 森 山 博 美
議案並びに請願・陳情の審議結果
市長提出
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│ 事 件 番 号 │上程月日│ 付 託 委 員 会 │議決月日│ 審 議 結 果 │
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│承認第 1号 │28. 2.
22│省略 │28. 2.
22│原案承認 │
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│議案第 1号 │ 〃 │予算審査特別委員会│28. 3.16│原案可決 │
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│議案第 2号 │ 〃 │ 〃 │ 〃 │ 〃 │
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│議案第 3号 │ 〃 │ 〃 │ 〃 │ 〃 │
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│議案第 4号 │ 〃 │ 〃 │ 〃 │ 〃 │
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│議案第 5号 │ 〃 │ 〃 │ 〃 │ 〃 │
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│議案第 6号 │ 〃 │ 〃 │ 〃 │ 〃 │
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│議案第 7号 │ 〃 │ 〃 │ 〃 │ 〃 │
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│議案第 8号 │ 〃 │ 〃 │ 〃 │ 〃 │
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│議案第 9号 │ 〃 │ 〃 │ 〃 │ 〃 │
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│議案第10号 │ 〃 │ 〃 │ 〃 │ 〃 │
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│議案第11号 │ 〃 │
社会文教委員長 │28. 2.
22│ 〃 │
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│議案第12号 │ 〃 │
総務産業委員会 │28. 3.16│ 〃 │
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│議案第13号 │ 〃 │ 〃 │ 〃 │ 〃 │
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│議案第14号 │ 〃 │ 〃 │ 〃 │ 〃 │
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│議案第15号 │ 〃 │
社会文教委員会 │ 〃 │ 〃 │
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│議案第16号 │ 〃 │
総務産業委員会 │ 〃 │ 〃 │
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│議案第17号 │ 〃 │ 〃 │ 〃 │ 〃 │
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│議案第18号 │ 〃 │ 〃 │ 〃 │ 〃 │
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│議案第19号 │ 〃 │ 〃 │ 〃 │ 〃 │
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│議案第20号 │ 〃 │ 〃 │ 〃 │ 〃 │
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│議案第21号 │ 〃 │ 〃 │ 〃 │ 〃 │
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│議案第22号 │ 〃 │ 〃 │ 〃 │ 〃 │
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│議案第23号 │ 〃 │ 〃 │ 〃 │ 〃 │
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│議案第24号 │ 〃 │ 〃 │ 〃 │ 〃 │
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│議案第25号 │ 〃 │ 〃 │ 〃 │ 〃 │
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│議案第26号 │ 〃 │ 〃 │ 〃 │ 〃 │
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│議案第27号 │ 〃 │
社会文教委員会 │ 〃 │ 〃 │
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│議案第28号 │ 〃 │ 〃 │ 〃 │ 〃 │
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│議案第29号 │ 〃 │ 〃 │ 〃 │ 〃 │
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│議案第30号 │ 〃 │ 〃 │ 〃 │ 〃 │
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│議案第31号 │ 〃 │
総務産業委員会 │ 〃 │ 〃 │
├─────────┼────┼─────────┼────┼──────────┤
│議案第32号 │ 〃 │ 〃 │ 〃 │ 〃 │
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│議案第33号 │ 〃 │ 〃 │ 〃 │ 〃 │
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│議案第34号 │ 〃 │ 〃 │ 〃 │ 〃 │
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│議案第35号 │ 〃 │ 〃 │ 〃 │ 〃 │
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│議案第36号 │ 〃 │ 〃 │ 〃 │ 〃 │
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│議案第37号 │ 〃 │ 〃 │ 〃 │ 〃 │
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│議案第38号 │ 〃 │
社会文教委員会 │ 〃 │ 〃 │
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│議案第39号 │ 〃 │各常任委員会 │ 〃 │ 〃 │
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│議案第40号 │ 〃 │
社会文教委員会 │ 〃 │ 〃 │
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│議案第41号 │ 〃 │
総務産業委員会 │ 〃 │ 〃 │
├─────────┼────┼─────────┼────┼──────────┤
│議案第42号 │ 〃 │
社会文教委員会 │ 〃 │ 〃 │
├─────────┼────┼─────────┼────┼──────────┤
│議案第43号 │ 〃 │
総務産業委員会 │ 〃 │ 〃 │
├─────────┼────┼─────────┼────┼──────────┤
│議案第44号 │ 〃 │ 〃 │ 〃 │ 〃 │
├─────────┼────┼─────────┼────┼──────────┤
│議案第45号 │ 〃 │ 〃 │ 〃 │ 〃 │
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議員提出
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│ 事 件 番 号 │上程月日│ 付 託 委 員 会 │議決月日│ 審 議 結 果 │
├─────────┼────┼─────────┼────┼──────────┤
│議員議案第 1号 │28. 3.16│省略 │28. 3.16│原案可決 │
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請願・陳情
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│ 事 件 番 号 │上程月日│ 付 託 委 員 会 │議決月日│ 審 議 結 果 │
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│陳情第14号 │28. 2.
22│
社会文教委員会 │28. 3.16│不採択 │
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│陳情第15号 │ 〃 │ 〃 │ 〃 │ 〃 │
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議員議案第1号
意見書の提出について
無電柱化の推進に関する法整備を求める意見書を関係行政庁に提出したい。
平成28年3月16日 提出
提出者 諏訪市議会議員 金 子 喜 彦
賛成者 〃 小 林 佐 敏
〃 〃 増 澤 義 治
〃 〃 小 松 孝一郎
〃 〃 伊 藤 浩 平
〃 〃 廻 本 多都子
無電柱化の推進に関する法整備を求める意見書
地域住民の生活環境の改善や地域の活性化を図るため、とりわけ防災性の向上や安全で快適な通行空間の確保、良好な景観の形成や観光振興等の観点から、無電柱化の取組を計画的かつ円滑に進めることはとても重要である。
しかしながら欧米はおろか、アジアの主要都市と比較しても我が国の無電柱化割合は著しく低く、近年異常気象等の災害による電柱の倒壊に伴う救援救助等への影響や、いたましい通学児童の交通事故、急激なインバウンド効果による海外観光客の増加などから、無電柱化に対する地域の要望は極めて強いものとなっている。
つきましては、議会におかれましては、災害の防止、安全で円滑な交通の確保、良好な景観の形成等を図るため、無電柱化の推進に関し、基本理念や責務、推進計画の策定等を定めることにより、施策を総合的、計画的かつ迅速に推進し、公共の福祉の確保や生活の向上、地域経済の健全な発展に貢献する無電柱化の推進に関する法律案の早期成立を強く要望する。
以上、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出する。
平成28年3月16日
諏訪市議会議長 宮下 和昭
衆議院議長 大島 理森 様
参議院議長 山崎 正昭 様...