飯田市議会 > 2022-05-24 >
05月24日-01号

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  1. 飯田市議会 2022-05-24
    05月24日-01号


    取得元: 飯田市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-10
    令和 4年  6月 定例会(第2回)        令和4年飯田市議会第2回定例会会議録               (第1号)-----------------------------------       令和4年5月24日(火曜日)10時00分-----------------------------------日程 第1 会議成立宣言 第2 会期の決定 第3 議案説明者出席要請報告 第4 会議録署名議員指名 第5 市長挨拶 第6 議会運営委員の選任 第7 監査報告 第8 報告(21件)     報告第5号から報告第25号まで 第9 議案審議    (1)即決議案(3件)       議案第39号から議案第41号まで       説明、質疑、討論及び採決    (2)委員会付託議案(10件)       議案第42号から議案第51号まで       説明、質疑及び委員会付託 第10 請願及び陳情上程(請願1件)       委員会付託散会-----------------------------------出席議員    23名       (別表のとおり)-----------------------------------欠席議員    なし       (別表のとおり)-----------------------------------事務局出席者       (別表のとおり)-----------------------------------説明のため出席した者       (別表のとおり)     10時00分 開会----------------------------------- △日程第1 会議成立宣言 ○議長(井坪隆君) 現在の出席議員は23名であります。 よって、本日の会議は成立いたしております。 ただいまから、令和4年飯田市議会第2回定例会を開会いたします。 これより本日の会議を開きます。----------------------------------- △日程第2 会期の決定 ○議長(井坪隆君) 会期の決定を議題といたします。 今定例会の会期及び日程につきましては、5月17日の議会運営委員会で協議をいただいておりますので、その結果について御報告を願うことにいたします。 議会運営委員長、永井一英君。 ◆議会運営委員会委員長(永井一英君) 皆さん、おはようございます。 5月17日に開催をいたしました議会運営委員会の協議の結果を御報告申し上げます。 今定例会の会期は、本日5月24日から6月17日までの25日間とし、その日程につきましては、お手元に配付してあります日程表によることといたしました。 本日上程されます議案は34件で、その審議は、報告案件及び人事案件を除き、付託議案一覧表のとおり、それぞれ各常任委員会へ付託することといたしました。 次に、6月6日及び7日の一般質問に係る通告締切りは、先例により、5月25日水曜日の午後5時といたしましたので、申合せ事項を遵守し、質問事項及び要旨をできるだけ明確に記載し、定刻までに通告されますようお願いいたします。 以上で報告を終わります。 ○議長(井坪隆君) ただいまの報告について、御発言はございませんか。     (「なし」と言う者あり) ○議長(井坪隆君) お諮りいたします。 今定例会の会期につきましては、委員長の報告のとおり、5月24日から6月17日までの25日間といたしたいと思います。これに御異議はございませんか。     (「異議なし」と言う者あり) ○議長(井坪隆君) 御異議なしと認めます。 よって、会期は5月24日から6月17日までの25日間と決定いたしました。----------------------------------- △日程第3 議案説明者出席要請報告 ○議長(井坪隆君) 議案説明者として、地方自治法第121条の規定により、佐藤市長ほか関係者の出席を要請いたしました。 次に進みます。----------------------------------- △日程第4 会議録署名議員指名 ○議長(井坪隆君) 会議録署名議員として、橋爪重人君、西森六三君を指名いたします。 次の日程に進みます。----------------------------------- △日程第5 市長挨拶 ○議長(井坪隆君) ここで市長の御挨拶を願うことにいたします。 佐藤市長。 ◎市長(佐藤健君) おはようございます。 本日ここに、令和4年飯田市議会第2回定例会を招集し、令和4年度一般会計補正予算案ほか諸案件を御審議いただきますことに対し、御礼を申し上げます。 初めに、昨日の全員協議会でも申し上げましたが、改めて市役所の事務処理の誤りが続いたことについておわびを申し上げます。 新型コロナウイルス感染症生活困窮者自立支援金の令和3年度支給事務における支払いの遅延と職員が私費による立替えを行ったという事案、平成31年度社会資本整備総合交付金事業道路改良工事において、工事の変更により議決を要する契約案件となったにもかかわらず議決を経ずに契約締結をしていたという事案、いずれの事案も職員個人の責任ということでなく、市役所全体の問題として重く受け止めるべきものと考えております。 市民の皆さんに対し、改めておわびを申し上げますとともに、市役所を挙げて再発防止に取り組んでまいります。 なお、工事請負契約の締結につきましては、改めて議決を求める議案を提出しておりますので、よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 「コロナ禍を乗り越え、「日常」を取り戻す」、今年度の予算編成に入る前から何度も申し上げているフレーズです。これを言い始めた頃、今年の年明けから現在まで続く第6波がここまで長く、また大きな陽性者数で推移するものになるとは想像していませんでした。最前線で闘ってくださっている医療関係者の皆様に改めて敬意を表し、感謝を申し上げます。 その第6波の中で開催された飯田お練りまつりは、一部の出演団体で陽性者が出たことは反省しなければなりませんが、コロナ禍で萎縮してしまっていた人々の心を解放に向かわせる契機となったという点で、大きな意義があったものと考えております。 その後、各地区の御柱祭や元善光寺の御開帳、3年ぶりとなる飯田やまびこマーチ、オーケストラと友に音楽祭など、各種の行事・イベントが開催され、少しずつではありますが、日常を取り戻す歩みが進みつつあります。 国もマスク着用についての考え方を変え、長野県の感染警戒レベルの基準も昨日大幅に緩和されました。 私としては、感染状況を見極めながらではありますが、コロナ禍を理由として様々なことが中止・延期されることが常態化した社会から、この環境下でもできることを工夫して行うウイズコロナの社会へとモードチェンジを図ってまいりたいと考えております。 この点について、市役所も率先して取り組んでまいりますが、議員各位をはじめ市民の皆さんの御理解と御協力をよろしくお願いしたいと存じます。 JR飯田駅前にあった大型商業施設ピアゴ飯田駅前店の閉店以降、後利用については市民の皆さんから多くの要望や期待の声をいただいておりましたが、5月19日、新たに丘の上結いスクエアがオープンし、その2階、3階には公共施設としてムトスぷらざもオープンいたしました。 翌5月20日には、キラヤ本町店のあったスペースになみきマーケットがオープンし、5月1日の橋南公民館の移転、開館も合わせますと、短期間のうちに中心市街地の拠点となる施設が相次いでできた格好となりました。 これらの施設が、それぞれ市民の皆さんに活用されることはもちろん、相互に連動する形で、まちににぎわいを呼び、人の流れをつくることを期待するものであります。 竜東エリアでは、3年ぶり15回目となるツアー・オブ・ジャパン信州飯田ステージ下久堅地区を中心としたコースに変更して開催されました。TOJをきっかけに自転車を始めた地元出身の山田拓海選手が出場したことは誠に意義深いことでありました。 また、今回から地域の皆さんや自転車愛好家、一般公募による実行委員会が設立され、市民の皆さんが主体となって企画・運営が行われました。大会当日には、TOJ応援隊としてコア学園の全校生徒の皆さんにもお手伝いいただきましたが、今後、ツアー・オブ・ジャパンという国際レースが市民主体のイベントとして発展していくこと、そして単発のイベントではなく、地域の活性化につながっていくことを期待しております。 さて、本日提案いたします議案は、報告案件21件、人事案件3件、条例案件6件、一般案件3件、予算案件1件の計34件です。 報告第8号、令和4年度一般会計補正予算(第1号)は、当地域の新型コロナウイルス感染レベルが高止まりする中、連休を前に在庫が僅かとなった簡易検査キットを追加購入するための補正予算を令和4年4月27日付で専決をさせていただいたものでございます。 議案第51号「令和4年度一般会計補正予算(第2号)案」は、歳入歳出ともに2億7,370万1,000円を追加したいとするもので、主な内容は、国のコロナ禍における原油価格・物価高騰等総合緊急対策に伴い、生活困窮者等への支援として行う子育て世帯生活支援特別給付金給付事業に要する経費、橋南第一地区市街地再開発ビル1階にテナントとして入居される事業者への支援に要する経費、5月31日に開所を予定している千代診療所の運営に要する経費、匿名の方からの寄附を活用した低所得世帯向け給付型奨学金に要する経費などでございます。 議案第48号「工事請負契約の締結について」は、冒頭申し上げましたとおり、議会の議決を経るべき契約案件であった平成31年度社会資本整備総合交付金事業道路改良工事について、議決を経ずに変更契約を締結していたことが判明したことから、手続の瑕疵を治癒するため、改めて今議会において議決を求めるものでございます。 その他の案件も含め、議案の詳細につきましては、後ほど担当部課長から説明いたしますので、よろしくお願いいたします。 ここで、信州大学新学部誘致について申し上げます。 先月、信州大学から新学部構想に対する地方公共団体からの具体的な支援等に関する照会がありました。 4年制大学の誘致につきましては、飯田市のみならず飯田下伊那地域全体の長年の悲願であり、信州大学新学部構想に対して、この地域としてどのような支援ができるか、南信州広域連合を中心に検討を行いました。 具体的な提案内容は、大学内における候補地選定に当たっての重要な考慮事項であり、また交渉事項でもあることから、大学側として意思決定されるまでは非公表としており、市といたしましても公表は差し控えますが、当地域として精いっぱいの内容をお示しいたしました。 私としては、地元支援の内容もさることながら、この地に大学のキャンパスを置くことのメリット、すなわち近い将来リニア中央新幹線と三遠南信自動車道が開通し、三大都市圏、さらには国際空港を通じた海外との行き来が格段に便利になること、そのことが大学の研究活動や人材誘致にとって大きな利点となること、当地域が国のナレッジリンク構想とも連動して新しいまちをつくっていく可能性と伸び代にあふれた地域であり、将来を見据えた五十年・百年の計で考えるとすれば、まさに新学部をつくるにふさわしい地であることなどを強調したいところです。 また、4年制大学の空白地であった当地域に新学部ができることは、長野県全体の均衡ある発展にもつながるものであります。 これらのことを地域の皆さんの新学部誘致に寄せる熱い思いとともに大学側に伝えさせていただきました。 以前にも申し上げましたとおり、私たちは4年制大学ができればいいなと望むだけでなく、大学生や教員・関係者が住みたい、通いたいと願うようなまちをつくる覚悟を持たなければなりません。 もとより私自身がその先頭に立って力を尽くす所存でありますが、議員各位におかれましても共に力を合わせていただきますよう重ねてお願い申し上げます。 以上申し上げまして、開会に当たっての御挨拶といたします。どうぞよろしくお願いいたします。----------------------------------- △日程第6 議会運営委員の選任 ○議長(井坪隆君) これより議会運営委員の選任を行います。 お諮りいたします。 飯田市議会委員会条例第8条第1項の規定により、小林真一君を議会運営委員に指名したいと思います。これに御異議はございませんか。     (「異議なし」と言う者あり) ○議長(井坪隆君) 御異議なしと認めます。 よって、ただいま指名をいたしましたとおり選任することに決定いたしました。 次の日程に進みます。----------------------------------- △日程第7 監査報告
    ○議長(井坪隆君) これより監査報告に入ります。 監査委員から、監査の結果について報告を願うことにいたします。 代表監査委員、戸崎博君。 ◎監査委員(戸崎博君) それでは、監査の結果について御報告申し上げます。 今議会に提出しました監査報告は、地方自治法第199条第2項の規定によります行政監査に関するもので、令和3年度から令和4年度にかけて実施したものです。 1ページの第3.監査の対象を御覧ください。 今回の行政監査では、福祉課が社会福祉協議会に委託し実施している地域福祉コーディネーター設置事業監査対象といたしました。 第4の監査の着眼点、第5の監査の主な実施内容、第6の監査の期間につきましては、記載のとおりでございますので御確認ください。 次に、2ページの第8.監査の結果を御覧ください。 監査の結果、地域福祉コーディネーター設置事業に関しては、指導事項1件、検討要望事項2件がございました。監査の結果の区分につきましては、中段の表のとおりでございます。 まず指導事項ですが、委託契約書において、委託者は受託者から委託事業の完了の通知を受けたときから10日以内に検査を行わなければならないとされていますが、委託料の使途の確認をはじめとし、委託事業の内容が適正であったかどうかの検査が十分に行われていなかったことを認めました。今後は、契約内容を遵守し、委託料が事業の目的に沿って使用されているか、事業が期待した成果を上げているか、十分な検査を行うことを求めたものであります。 続きまして、検討要望事項の1点目です。 市が委託先に求める事業成果、すなわち地域における福祉活動の推進、関係機関と連携した包括的支援地域福祉活動団体との連携、ボランティア活動の推進などについて、主管課は、期待する事業成果が何なのかをより明確に示すことで、市が求める成果目標に沿って事業が推進されているか、期待する成果を上げているかどうかという観点に基づく報告を求め、その検証を行うとともに、改善策につなげるPDCAサイクルを回されたいとするものです。 2点目ですが、地域福祉コーディネーターの業務は、地域づくりボランティア育成福祉教育有償福祉サービスと多岐にわたり複雑であります。現場のコーディネーターが自分たちで業務を構築しやすいよう、主管課として期待する事項を明らかにされたいとするものです。 3ページを御覧ください。 第9には、この指導事項及び検討要望事項に対して回答のあった措置状況を4ページにかけて記載してございますので御確認ください。 さて、今回の監査では、事業を他者に委託するに当たり、適正かつ効率的な業務の遂行を期待すべく、契約に定められている管理監督機能を十分に発揮するとともに、何をもって業務成果が上がっていると判断するのか、その物差しをより具体的にすることを求めております。 今回の監査対象部署以外でも業務委託や指定管理等、事業を他者に委ねているケースは多く存在いたします。各部署において、改めて所管する委託事業等について契約に基づき委託料が事業の目的どおり支出されているか、事業の成果について十分な検査を行っているか、委託先に対する指導監督は適切に行われているかなどをしっかりと確認されることを望みます。 監査結果は以上のとおりでありますが、詳細につきましては報告書を御高覧くださることをお願い申し上げ、簡単ではありますが監査の報告といたします。 ○議長(井坪隆君) 監査報告に対しまして、期日までに質疑通告がございませんでしたので、質疑を終結いたします。 次の日程に進みます。----------------------------------- △日程第8 報告 ○議長(井坪隆君) 日程に従いまして、これより報告案件の審議に入ります。 初めに、報告第5号「専決処分の承認を求めることについて(飯田市税条例の一部を改正する条例の制定について)」を議題といたします。 朗読を省略し、直ちに執行機関側の説明を求めます。 原田総務部長。 ◎総務部長原田太仁君) 報告第5号について御説明申し上げます。 本件は、飯田市税条例の一部を改正する条例の制定につきまして、地方税法等の一部を改正する法律が令和4年3月31日に公布されたことに伴い、本条例を4月1日付で施行する必要が生じ、令和4年3月31日に専決処分をさせていただいたものでございます。 次ページを御覧ください。 第48条第9項及び第15項につきましては、法改正による引用条項の整理を行ったものでございます。 附則第10条の2につきましては、固定資産税における課税標準の特例について、下水道除害施設に係る特例措置の割合の変更及び貯留機能保全区域の指定を受けた土地に係る特例措置の新設並びに法改正による引用条項の整理を行ったものでございます。 附則第10条の3につきましては、省エネ改修工事を行った住宅に係る特例の拡充等に伴う改正でございます。 附則第12条につきましては、令和4年度に限り、商業地等に係る課税標準額の上昇幅を2.5%とするものでございます。 附則は、施行期日及び経過措置を定めるものでございます。以上でございます。 ○議長(井坪隆君) 本件につきましては、期日までに質疑通告がございませんでしたので、質疑なしと認めます。 討論の通告がございませんでしたので、討論なしと認めます。 これより報告第5号を採決いたします。 本案を報告のとおり承認することに御異議ございませんか。     (「異議なし」と言う者あり) ○議長(井坪隆君) 御異議なしと認めます。 よって、本案は報告のとおり承認することに決定いたしました。 次に、報告第6号「専決処分の承認を求めることについて(飯田市都市計画税条例の一部を改正する条例の制定について)」を議題といたします。 朗読を省略し、直ちに執行機関側の説明を求めます。 原田総務部長。 ◎総務部長原田太仁君) 報告第6号について御説明申し上げます。 本件は、飯田市都市計画税条例の一部を改正する条例の制定について、地方税法等の一部を改正する法律が令和4年3月31日に公布されたことに伴い、本条例を4月1日付で施行する必要が生じ、専決処分をさせていただいたものでございます。 次ページを御覧ください。 内容について説明させていただきますが、説明の都合上、項番号が前後いたしますことを御承知おきください。 附則第6項以下を1項ずつ繰り下げ、新たに第6項として、法附則第15条第44項に規定する貯留機能保全区域の指定を受けた土地に係る課税標準特例措置について規定をするものでございます。 附則第2項から附則第5項、附則第7項、附則第9項から附則第18項については、法改正による引用条項の整理を行ったものでございます。 附則第8項につきましては、令和4年度に限り、固定資産税課税標準特例措置の改正と同様に、商業地等に係る課税標準額の上昇幅を2.5%とするものでございます。 附則は、施行期日及び経過措置を定めるものでございます。以上でございます。 ○議長(井坪隆君) 本件につきましては、期日までに質疑通告がございませんでしたので、質疑なしと認めます。 討論の通告がございませんでしたので、討論なしと認めます。 これより報告第6号を採決いたします。 本案を報告のとおり承認することに御異議ございませんか。     (「異議なし」と言う者あり) ○議長(井坪隆君) 御異議なしと認めます。 よって、本案は報告のとおり承認することに決定いたしました。 次に、報告第7号「専決処分の承認を求めることについて(令和3年度飯田市一般会計補正予算(第14号))」を議題といたします。 朗読を省略し、直ちに執行機関側の説明を求めます。 佐々木財政課長。 ◎財政課長(佐々木学君) 報告第7号について御説明申し上げます。 1ページをお開きください。 本件は、令和3年度飯田市一般会計補正予算(第14号)でございまして、最終的な決算見込みを作成いたします中で、事業費の確定に伴う各科目の増減や財源の更正、各種基金への積立てなど、特に補正が必要となった部分について予算の専決処分をさせていただいたものでございます。 第1条、歳入歳出予算の補正は、歳入歳出それぞれ1億6,183万4,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を556億8,027万8,000円としたものでございます。 第2条は繰越明許費の追加、廃止及び変更、第3条は地方債の変更をしたもので、それぞれ次ページ以降の表で説明させていただきます。 6ページをお開きください。 第1表 歳入歳出予算補正、歳出から先に説明させていただきます。 2款総務費は6,300万円余の減額で、1項総務管理費は、リニア推進事業、リニア駅周辺整備事業リニア代替地整備事業に係る国庫補助額の内示に伴う減額、またふるさと納税の増に伴うふるさと飯田応援隊募集事業の増などが主なものでございます。 3款民生費は510万円余の増額で、1項社会福祉費財源更正、2項児童福祉費民間保育所等における登園自粛要請等協力家庭返還金の追加などが主なものでございます。 4款衛生費は600万円余の増額で、1項保健衛生費は、まん延防止等重点措置に伴う飯田市健康増進施設の臨時休業に対する補償費でございます。 6款農林水産業費は1,090万円余の減額で、1項農業費は担い手確保経営強化支援事業交付金の減、2項林業費は森林公園一般経費財源更正でございます。 7款商工費は9,260万円余の減額で、1項商工費は、信州飯田もっと安心なお店補助金飲食店関連事業者支援交付金観光関連事業継続応援金など、緊急経済対策事業に係る経費の減額などが主なものでございます。 8款土木費は2,410万円余の増額で、2項道路橋りょう費は積雪量の増による除雪費の増、4項都市計画費県街路事業地元負担金財源更正でございます。 10款教育費は2億4,880万円余の減額で、2項小学校費、3項中学校費ともに光熱水費、及び中学校空調設備整備事業決算見込みによる減額、5項社会教育費まん延防止等重点措置に伴う地域人形劇センター休業補償費の増、6項保健体育費調理場整備事業費財源更正でございます。 11款災害復旧費は1億3,400万円の減額で、1項農林水産施設災害復旧費及び2項公共土木施設災害復旧費とも決算見込みに基づく減額でございます。 13款諸支出金は3億5,230万円余の増額で、1項積立金は、令和3年度決算見込みにおいて、個人及び法人市民税が当初予算に対し大幅に伸びたこと、さらに国税の増収に伴い、地方交付税も当初予算に対して大幅に増加したことなどの理由により、財政調整基金に7億8,000万円の積立てを行うことが可能となったことから、積立てに要する経費を増額したものでございます。 また、減債積立金につきましては、13号補正において臨時財政対策債償還基金費を財源として減債積立金に積み立てる予算を計上したところでございますが、前回の補正後に、この償還基金費を控除した額で臨時財政対策債を借り入れ、減債基金への積立てを行わなくてもよいとの考え方が県から示されたため、実質公債費比率の数値を抑制できることから、13号補正で計上した4億4,700万円余全額を減額したものでございます。 なお、この最終専決補正においては、今年1月上旬から当地域の新型コロナウイルス感染症の感染レベルが5に引き上げられ、さらに1月下旬からは県全体にまん延防止等重点措置が適用されたことを受けまして、先ほど説明した飯田市健康増進施設のほか、天龍峡温泉交流館、南信濃観光施設などの指定管理施設への休業補償の予算も計上したところでございます。 続いて、歳入を説明いたしますので、2ページへお戻りください。 1款市税につきましては、当初予算段階では新型コロナウイルス感染症の影響を考慮した景気動向や地方財政対策に基づき積算しておりましたが、個人・法人市民税等において当初予算と決算見込みに大きな乖離を生じたことから増額の補正を行ったものでございます。 2款地方譲与税から11款交通安全対策特別交付金までは、交付決定に基づき補正をしたものでございます。 4ページをお願いいたします。 12款分担金及び負担金は、農地補助災害及び単独災害の復旧事業に対する農地所有者からの分担金の減額。 14款国庫支出金と15款県支出金は、災害及び新型コロナウイルス感染症等の事業費の決算見込みにより補正したものでございます。 16款財産収入は、土地の売払収入及び各種基金の利子を、17款寄附金は、個人や団体からいただいた寄附金を計上したものでございます。 18款繰入金は、財政調整基金、ふるさと基金からの繰入れを減額したもの。 19款繰越金は、純繰越金を増額したもの。 20款諸収入は、リニア関連事業に係るJR東海からの負担金を減額したもの。 21款市債は、臨時財政対策債について臨時財政対策債償還基金費分を控除した額で借り入れることとしたための減額及び事業費や財源の変更により補正をしたものでございます。 続きまして、8ページをお開きください。 第2表 繰越明許費補正は、1として11件の追加と、2として9件の廃止、3として25件の事業費の変更をしたものでございます。 追加の11件の中で、4款1項の感染症予防接種事業は、新型コロナウイルス感染症の3回目のワクチン接種事業で、年度をまたいで執行する必要があったことから繰り越したもの、2款1項IIDAブランド推進事業、7款1項中心市街地活性化推進事業、9款1項防災対策推進事業、10款3項情報通信技術活用教育推進事業については、新型コロナウイルス感染症の影響による資材調達の遅れなどにより繰り越したもの、その他の事業につきましては、関係者との調整等に不測の日数を要したため繰り越したものでございます。 続きまして、11ページをお開きください。 第3表 地方債補正は、起債事業費の確定により、11件の事業について限度額をそれぞれ補正したものでございます。 説明は以上でございます。 ○議長(井坪隆君) 本件につきましては、期日までに質疑通告がございませんでしたので、質疑なしと認めます。 討論の通告がございませんでしたので、討論なしと認めます。 これより報告第7号を採決いたします。 本案を報告のとおり承認することに御異議はございませんか。     (「異議なし」と言う者あり) ○議長(井坪隆君) 御異議なしと認めます。 よって、本案は報告のとおり承認することに決定いたしました。 次に、報告第8号「専決処分の承認を求めることについて(令和4年度飯田市一般会計補正予算(第1号))」を議題といたします。 朗読を省略し、直ちに執行機関側の説明を求めます。 佐々木財政課長。 ◎財政課長(佐々木学君) 報告第8号について御説明申し上げます。 1ページをお開きください。 本件は、令和4年度飯田市一般会計補正予算(第1号)でございまして、当地域の新型コロナウイルス感染症の感染者数が高い水準で推移する中、連休を前に抗原定性検査簡易キットの在庫が僅かとなったことから、4月27日付で補正予算専決処分をさせていただいたものでございます。 第1条、歳入歳出予算の補正は、歳入歳出それぞれ3,826万2,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を477億8,826万2,000円としたものでございます。 4ページをお開きください。 第1表 歳入歳出予算補正の歳出から先に説明させていただきます。 4款衛生費は3,826万2,000円の増額で、1項保健衛生費は、抗原定性検査簡易キットの5月、6月分の見込みとして4万5,000個分の経費を計上したものでございます。 続きまして、歳入を説明いたしますので、2ページへお戻りください。 14款国庫支出金は、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を増額したものでございます。 説明は以上でございます。 ○議長(井坪隆君) 本件につきましては、期日までに質疑通告がございませんでしたので、質疑なしと認めます。 討論の通告がございませんでしたので、討論なしと認めます。 これより報告第8号を採決いたします。 本案を報告のとおり承認することに御異議はございませんか。     (「異議なし」と言う者あり) ○議長(井坪隆君) 御異議なしと認めます。 よって、本案は報告のとおり承認することに決定いたしました。 次に、報告第9号「専決処分の承認を求めることについて(令和3年度飯田市国民健康保険特別会計補正予算(第3号))」を議題といたします。 朗読を省略し、直ちに執行機関側の説明を求めます。 今村保健課長。 ◎保健課長(今村陸哉君) それでは、報告第9号につきまして御説明を申し上げます。 本件は、令和3年度飯田市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)でございまして、利息額配分の確定が3月にございましたので、基金積立額の補正を令和4年3月31日に専決処分をさせていただいたものでございます。 補の1ページを御覧ください。 第1条は歳入歳出予算の補正で、事業勘定の歳入歳出予算の総額にそれぞれ15万7,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ95億2,529万8,000円とするものでございます。 内容につきましては、補の2ページ以降の第1表 歳入歳出予算補正により御説明を申し上げます。 補の4ページ、5ページの歳出を御覧ください。 6款1項基金積立金の補正は、国民健康保険事業基金積立金に係る利息額の確定に伴う増額でございまして、増えた利息額を積み立てるものでございます。 戻りまして、補の2ページ、3ページの歳入でございます。 4款1項財産運用収入は、基金の利息額の確定により増加するものでございます。 御説明は以上でございます。 ○議長(井坪隆君) 本件につきましては、期日までに質疑通告がございませんでしたので、質疑なしと認めます。 討論の通告がございませんでしたので、討論なしと認めます。 これより報告第9号を採決いたします。 本案を報告のとおり承認することに御異議はございませんか。     (「異議なし」と言う者あり) ○議長(井坪隆君) 御異議なしと認めます。 よって、本案は報告のとおり承認することに決定いたしました。 次に、報告第10号「専決処分の承認を求めることについて(令和3年度飯田市介護保険特別会計補正予算(第3号))」を議題といたします。 朗読を省略し、直ちに執行機関側の説明を求めます。 乾長寿支援課長。 ◎長寿支援課長(乾徳彦君) それでは、報告第10号につきまして説明させていただきます。 本件は、専決第9号「令和3年度飯田市介護保険特別会計補正予算(第3号)」でございまして、3月31日付で専決処分をさせていただいたものでございます。 1ページを御覧ください。 第1条は、歳入歳出予算にそれぞれ63万3,000円を増額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ121億4,051万2,000円としたものでございます。 内容につきましては、次ページ以降の第1表 歳入歳出予算補正で御説明を申し上げます。 初めに、4ページの歳出を御覧ください。 8款諸支出金、3項他会計繰出金につきまして、重層的支援体制に係る職員構成が当初予算の編成時点から変更され、人件費の介護保険特別会計負担分が増額するため、一般会計への繰出金を63万3,000円増額するものです。 続きまして、2ページへお戻りいただき、歳入を御覧ください。 1款保険料、1項介護保険料につきまして、歳出で御説明申し上げました63万3,000円を増額するものでございます。 説明は以上でございます。 ○議長(井坪隆君) 本件につきましては、期日までに質疑通告がございませんでしたので、質疑なしと認めます。 討論の通告がございませんでしたので、討論なしと認めます。 これより報告第10号を採決いたします。 本案を報告のとおり承認することに御異議はございませんか。     (「異議なし」と言う者あり) ○議長(井坪隆君) 御異議なしと認めます。 よって、本案は報告のとおり承認することに決定いたしました。 次に、報告第11号「専決処分の承認を求めることについて(令和3年度飯田市地方卸売市場事業特別会計補正予算(第1号))」を議題といたします。 朗読を省略し、直ちに執行機関側の説明を求めます。 山口商業観光課長。 ◎商業観光課長(山口英孝君) 報告第11号につきまして御説明申し上げます。 本件は、令和3年度飯田市地方卸売市場事業特別会計補正予算(第1号)でございまして、最終的な決算見込みによりまして3月31日付で専決処分をさせていただいたものでございます。 1ページを御覧ください。 歳入歳出予算の補正としまして、第1条において、それぞれ2万1,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ1,802万1,000円とするものでございます。 内容につきましては、次ページ以降の第1表 歳入歳出予算補正によりまして御説明申し上げます。 4ページを御覧ください。 歳出の2款諸支出金は、基金利息の確定に伴い、基金の積立てとして増額するものでございます。 前のページ、2ページを御覧ください。 歳入に、2款財産収入として、財産運用収入を充てたものでございます。 以上、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(井坪隆君) 本件につきましては、期日までに質疑通告がございませんでしたので、質疑なしと認めます。 討論の通告がございませんでしたので、討論なしと認めます。 これより報告第11号を採決いたします。 本案を報告のとおり承認することに御異議はございませんか。     (「異議なし」と言う者あり) ○議長(井坪隆君) 御異議なしと認めます。 よって、本案は報告のとおり承認することに決定いたしました。 次に、報告第12号「専決処分の承認を求めることについて(令和3年度飯田市駐車場事業特別会計補正予算(第1号))」を議題といたします。 朗読を省略し、直ちに執行機関側の説明を求めます。 生嶋危機管理担当専門幹。 ◎危機管理担当専門幹(生嶋哲夫君) それでは、報告第12号につきまして御説明をいたします。 本件は、令和3年度飯田市駐車場事業特別会計補正予算(第1号)でございまして、最終的な決算見込みにより3月31日付で専決処分をさせていただいたものでございます。 次のページをお開きください。 第1条では、歳入歳出とも20万2,000円を増額し、総額をそれぞれ6,210万2,000円とするものでございます。 内容につきましては、第1表で御説明を申し上げますので、次のページをお開きください。 まず歳入ですが、2款1項財産運用収入につきましては、年度末における基金積立ての利子収入が増額になったものでございます。 続きまして、次のページを御覧ください。 歳出についてでございます。 3款1項積立金につきましては、財産運用収入の増額分の20万2,000円を駐車場事業基金へ積立てを行うものでございます。 説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(井坪隆君) 本件につきましては、期日までに質疑通告がございませんでしたので、質疑なしと認めます。 討論の通告がございませんでしたので、討論なしと認めます。 これより報告第12号を採決いたします。 本案を報告のとおり承認することに御異議はございませんか。     (「異議なし」と言う者あり) ○議長(井坪隆君) 御異議なしと認めます。 よって、本案は報告のとおり承認することに決定いたしました。 次に、報告第13号「専決処分の承認を求めることについて(令和3年度飯田市墓地事業特別会計補正予算(第2号))」を議題といたします。 朗読を省略し、直ちに執行機関側の説明を求めます。 岩崎環境課長。 ◎環境課長(岩崎克幸君) 報告第13号について御説明申し上げます。 本件は、令和3年度飯田市墓地事業特別会計補正予算(第2号)でございまして、決算を見通す中で特に必要な事項について、令和3年3月31日に専決処分をさせていただいたものでございます。これは、決算額を勘案して確実な収入額を定め、基金へ積み立てるというものでございます。 1ページをお開きください。 第1条では、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ262万8,000円を追加し、総額をそれぞれ1,598万4,000円とするものでございます。 2ページの第1表で説明をさせていただきます。 歳入の2款1項の財産運用収入は、基金利子でございます。 同じく歳入の4款1項の繰越金は、前年度からの繰越金でございます。 4ページの歳出、2款諸支出金の1項積立金は、基金利子及び繰越金を基金に積み立てるものでございます。以上でございます。 ○議長(井坪隆君) 本件につきましては、期日までに質疑通告がございませんでしたので、質疑なしと認めます。 討論の通告がございませんでしたので、討論なしと認めます。 これより報告第13号を採決いたします。 本案を報告のとおり承認することに御異議はございませんか。     (「異議なし」と言う者あり) ○議長(井坪隆君) 御異議なしと認めます。 よって、本案は報告のとおり承認することに決定いたしました。 次に、報告第14号「専決処分の承認を求めることについて(令和3年度飯田市ケーブルテレビ放送事業特別会計補正予算(第1号))」を議題といたします。 朗読を省略し、直ちに執行機関側の説明を求めます。 鎌倉デジタル推進課長。 ◎デジタル推進課長(鎌倉正君) 報告第14号について御説明申し上げます。 本件は、令和3年度飯田市ケーブルテレビ放送事業特別会計補正予算(第1号)でございまして、最終的な決算見込みにより令和4年3月31日に専決処分をさせていただいたものでございます。 1ページを御覧ください。 第1条は歳入歳出予算の補正でございまして、歳入歳出予算の総額にそれぞれ4万5,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ7,874万5,000円としたものでございます。 内容は第1表で御説明を申し上げますので、4、5ページの歳出を御覧ください。 歳出の3款諸支出金は、ケーブルテレビ放送事業基金利子の確定に伴い、積立金を増額したものでございます。 次に、2、3ページにお戻りください。 歳入の3款財産収入は、基金利子を増額したものでございます。 説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(井坪隆君) 本件につきましては、期日までに質疑通告がございませんでしたので、質疑なしと認めます。 討論の通告がございませんでしたので、討論なしと認めます。 これより報告第14号を採決いたします。 本案を報告のとおり承認することに御異議はございませんか。     (「異議なし」と言う者あり) ○議長(井坪隆君) 御異議なしと認めます。 よって、本案は報告のとおり承認することに決定いたしました。 次に、報告第15号「専決処分の報告について(損害賠償の額を定めることについて)」を議題といたします。 朗読を省略し、直ちに執行機関側の説明を求めます。 原田総務部長。 ◎総務部長原田太仁君) 報告第15号について御説明申し上げます。 本件は、専決処分の報告についてでございまして、自動車事故による損害を賠償するため専決処分を行いました案件について報告をさせていただくものでございます。 次ページを御覧ください。 相手方は、記載のとおりでございます。 事故の概要は、令和3年12月7日午後1時10分頃、飯田市鼎上山3728番3付近の市道羽場坂中村線において、当市所有の軽乗用自動車が、右折するため停止していた相手方の軽貨物自動車の後部に接触し、損害を与えたものでございます。 過失割合は当方が10割、市の損害賠償額は16万6,155円でございまして、示談が成立し、3月24日に専決処分をいたしたものでございます。 公用車の事故防止策につきましては年間を通じて重点的に取り組んでいるところでございますが、このような報告をいたしますことに深くおわび申し上げます。 引き続き、交通事故を起こさないよう全ての部署に注意喚起を行い、なお一層の交通安全対策に取り組んでまいる所存でございます。 説明は以上です。 ○議長(井坪隆君) 本件につきましては、期日までに質疑通告がございませんでしたので、質疑なしと認めます。 次に進みます。 報告第16号「権利の放棄について(医療及び介護の扶助に係る債権)」を議題といたします。 朗読を省略し、直ちに執行機関側の説明を求めます。 高山健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(高山毅君) それでは、報告第16号について説明を申し上げます。 本件は、飯田市債権管理条例第5条の規定により、権利の放棄について報告するものでございます。 放棄した債権は、医療及び介護の扶助に係る債権でございまして、放棄した時期は令和4年3月31日、件数は1件、金額は13万9,882円でございます。 債権を放棄した理由でございます。条例第5条第3号のエによるものでございまして、市が扶助した医療費及び介護サービス費のうち、御本人へ求償すべき金額について、債務者が亡くなられ、法定相続人の全員が相続放棄を行ったことにより、今後の回収の見込みがないため、債権を放棄し、不納欠損といたしたものです。 報告は以上でございます。 ○議長(井坪隆君) 本件につきましては、期日までに質疑通告がございませんでしたので、質疑なしと認めます。 次に、報告第17号「権利の放棄について(病院料金に係る債権)」を議題といたします。 朗読を省略し、直ちに執行機関側の説明を求めます。 齊藤市立病院事務局長。 ◎市立病院事務局長兼経営企画部長(齊藤浩君) 報告第17号につきまして御説明申し上げます。 本件は、病院料金に係る債権について、飯田市債権管理条例第5条の規定により権利を放棄しましたので、同条例第6条の規定により報告するものでございます。 放棄した債権は、病院料金の未収金でございまして、債権を放棄した時期は令和4年3月31日、件数は91件、金額は255万9,381円でございます。 債権を放棄した理由及び内容につきましては、5の表のとおりでございますが、条例第5条第1号によるものは87件、228万3,777円でございまして、民法の消滅時効期間が経過したものでございます。 条例第5条2号によるものは3件、22万9,920円で、破産法の規定により免責となったものでございます。 条例第5条第3号アによるものは1件、4万5,684円で、生活保護に準ずる状態にあり、納付が見込めないものでございます。 いずれも今後の回収見込みがないため、債権を放棄し、不納欠損させていただいたものでございます。 日頃から未収金の発生防止に努めておりますが、今後も一層努力してまいる所存でございますので、御理解のほどよろしくお願いいたします。 説明は以上でございます。 ○議長(井坪隆君) 本件につきましては、期日までに質疑通告がございませんでしたので、質疑なしと認めます。 次に、報告第18号「権利の放棄について(水道料金に係る債権)」を議題といたします。 朗読を省略し、直ちに執行機関側の説明を求めます。 土屋水道局長。 ◎上下水道局長(土屋敏美君) 報告第18号につきまして御説明申し上げます。 本件は、水道料金に係る債権につきまして、飯田市債権管理条例第5条の規定により権利を放棄しましたので、報告させていただくものでございます。 放棄した債権は、水道料金に係る未収金でございまして、放棄した時期は令和4年3月31日、債権は全件で228件、金額は92万4,581円でございます。 債権を放棄した理由及び内容につきましては、5の表を御覧ください。 条例第5条第1号によるものが192件、60万1,517円でございまして、これは転居先や転出先が不明なものが主で、民法の規定による消滅時効が経過したものでございます。 条例第5条第2号、破産法等の規定によりその責任を免れたものが18件、11万2,062円でございます。 条例第5条第3号ウによるものが13件、20万2,782円で、こちらは破産手続により債権の申出をしたものの配当がなかったものでございます。 条例第5条第3号のエですが、徴収停止をした後、相当の期間を経過したものが5件で、8,220円でございます。 いずれも今後の回収見込みがないために、債権を放棄しまして、不納欠損をさせていただいたものでございます。 日頃から未収金が発生しないよう個別の訪問徴収や分納相談などによりまして徴収に努めているところでございます。今後も引き続き一層努力してまいる所存でございますので、御理解のほどお願いいたします。以上でございます。 ○議長(井坪隆君) 本件につきましては、期日までに質疑通告がございませんでしたので、質疑なしと認めます。 次に、報告第19号「令和3年度飯田市一般会計繰越明許費繰越計算書の報告について」を議題といたします。 朗読を省略し、直ちに執行機関側の説明を求めます。 佐々木財政課長。 ◎財政課長(佐々木学君) 報告第19号について御説明申し上げます。 報告第19号2をお開きください。 本件は、令和3年度飯田市一般会計繰越明許費繰越計算書の報告についてでございまして、繰越明許費予算の翌年度繰越額が決定いたしましたので、地方自治法施行令の規定に基づき報告するものでございます。 主な内容につきましては、リニア関連事業、住民税非課税世帯等に対する臨時特別給付事業、丘の上結いスクエア建設に係る補助金等でございまして、新型コロナウイルス感染症、全国的な半導体不足、ウッドショックなどの影響による繰越しが増加し、全60事業、計30億1,000万円余の繰越しとなりました。 表の中ほどの金額欄は繰越明許費の予算額、その右側は翌年度繰越額、令和4年度への実際に繰り越した額でございます。それぞれの繰越額の財源は、内訳のとおりでございます。 説明は以上でございます。 ○議長(井坪隆君) 本件につきましては、期日までに質疑通告がございませんでしたので、質疑なしと認めます。 次に、報告第20号「令和3年度飯田市病院事業会計予算繰越計算書の報告について」を議題といたします。 朗読を省略し、直ちに執行機関側の説明を求めます。 福岡経営企画課長。 ◎経営企画課長(福岡茂巳君) 報告第20号について御説明いたします。 本件は、令和3年度飯田市病院事業会計予算繰越計算書につきまして、地方公営企業法第26条第3項の規定により報告するものでございます。 次のページを御覧ください。 繰越しの内容は、建設改良費の繰越しでございまして、受変電設備更新事業のうち6,639万円について令和4年度に繰り越して執行するものでございます。 財源内訳などは、記載のとおりでございます。 説明は以上でございます。 ○議長(井坪隆君) 本件につきましては、期日までに質疑通告がございませんでしたので、質疑なしと認めます。 次に、報告第21号「令和3年度飯田市水道事業会計予算繰越計算書の報告について」及び報告第22号「令和3年度飯田市下水道事業会計予算繰越計算書の報告について」を一括議題といたします。 朗読を省略し、直ちに執行機関側の説明を求めます。 滝沢経営管理課長。 ◎経営管理課長(滝沢拓洋君) 初めに、報告第21号につきまして御説明申し上げます。 本件は、令和3年度飯田市水道事業会計予算繰越計算書の報告についてでございまして、建設改良に要する経費の繰越しにつきまして、地方公営企業法第26条第3項の規定により報告するものでございます。 次のページを御覧ください。 1款1項建設改良費のうち、飯田市松尾上溝ほか送配水管布設工事及び老朽管布設替工事6件、1億5,538万4,000円、基幹管路耐震化設計業務委託858万円、県事業ほか他事業関連によります工事5件、9,416万1,000円、上下水道経営管理システム機器更新2,552万円を令和4年度に繰り越して執行するものでございます。 繰越額の財源につきましては、財源内訳のとおりでございます。 続きまして、報告第22号について御説明申し上げます。 本件は、令和3年度飯田市下水道事業会計予算繰越計算書の報告についてでございまして、建設改良に要する経費の繰越しにつきまして、地方公営企業法第26条第3項の規定により報告するものでございます。 次のページを御覧ください。 1款1項建設改良費のうち、県事業ほか他事業関連によります工事3件、6,935万円、管渠機能回復工事550万円、公共下水道全体計画検討業務委託及び特環公共下水道事業計画検討業務委託3,365万円、農業集落排水立石処理施設改修及び管路施設改築工事の3,250万円を令和4年度に繰り越して執行するものでございます。 繰越額の財源につきましては、財源内訳のとおりです。 説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(井坪隆君) 本件につきましては、期日までに質疑通告がございませんでしたので、質疑なしと認めます。 次に、報告第23号「飯田市土地開発公社の経営状況を説明する書類の提出について」を議題といたします。 朗読を省略し、直ちに執行機関側の説明を求めます。 小倉リニア用地課長。 ◎リニア用地課長(小倉博明君) 報告第23号につきまして御説明申し上げます。 本件は、飯田市土地開発公社の経営状況を説明する書類の提出についてでございます。 初めに、令和3年度事業報告及び決算書につきまして御説明いたします。 1ページをお開き願います。 1.事業概況でございます。 (1)用地の取得及び管理でございますが、令和3年度は、リニア駅周辺整備事業における代行買収の用地取得及びリニア関連事業などに伴う代替地の用地取得を行いました。 (2)保有地の処分につきましては、リニア駅周辺整備事業の代行買収にて取得した公有用地、恒川官衙史跡公園整備事業に伴う代替地及び墓地の保有地の売却を行いました。 次に、2の財務の概況でございますが、令和3年度の収益的収入額は1億9,563万2,000円、収益的支出額は1億9,329万6,747円となりまして、差引き233万5,253円が当期純利益となりました。 3の事業内容につきましては、令和3年度に取得及び処分した土地の内訳でございまして、事業概況で申し上げましたものを事業別にお示ししたものでございます。 4は監査に関する事項について、右のページの5は庶務事項について記載してございます。 3ページをお開き願います。 令和3年度会計決算報告書でございます。 1の収益的収入及び支出につきましては、財務の概況でも御説明申し上げました内容をお示ししております。 次のページとなります5ページには、2の資本的収入及び支出につきまして、(1)の収入は、リニア駅周辺整備事業における公有地取得のための借入金となります。(2)の支出は、事業概況で御説明いたしました用地の取得及び諸経費に要しました費用でございます。 次のページとなります7ページ以降でございますが、左のページには損益計算書、右のページには販売費及び一般管理費明細表を、次のページとなります9ページには、令和3年度準備金整理としまして、当期純利益を法の定めに従い整理しました内容について、右のページには貸借対照表を、次のページとなります11ページには財産目録を、右のページは令和3年度キャッシュフロー計算書をお示ししております。それぞれの活動における現金及び現金同等物の収入と支出の状況を表したものでございます。 次のページとなります13ページをお開き願います。 注記事項としまして、土地開発公社が採用します会計処理の方法について記載してございます。右のページには、監査報告を載せてございます。 次のページとなります15ページには、前期と当期の比較損益計算書をお示ししてございます。右のページには、前期と当期の比較販売費及び一般管理費をお示ししてございます。 次のページとなります17ページには、前期と当期の比較貸借対照表をお示ししてございます。 右のページからは、令和3年度決算附属資料でございまして、ただいま御説明いたしました決算の明細をお示ししてございます。 以上、令和3年度事業報告及び決算書につきまして御説明申し上げました。 続きまして、令和4年度事業計画及び予算書につきまして御説明いたします。 1ページをお開き願います。 令和4年度の事業計画でございます。 1の用地取得計画の(1)公有地取得事業についてでございますが、上段の公有用地取得事業につきましては、リニア駅周辺整備事業の代行買収による先行取得及びその他事業であり、下段の代替地取得事業につきましては、公共事業、とりわけリニア関連事業において必要に応じて取得したいとするもので、合計の取得予定面積3万2,000平方メートル、予定金額17億2,000万円を見込むものでございます。 (2)土地造成事業につきましては、現在具体的な計画はございませんが、リニア関連事業などで必要に応じて宅地造成事業を行いたいとするもので、取得予定面積を1万平方メートルに、予定金額を9,800万円にするものでございます。 2の保有地売却計画の(1)、上段の公有地取得事業につきましては、主にリニア駅周辺整備事業で取得した用地の売却であり、下段の代替地取得事業につきましては、代替地及び保有地の売却でありまして、合計の売却予定面積を2万5,000平方メートルに、予定金額を11億7,800万円にするものでございます。 (2)土地造成事業につきましては、用地取得計画において宅地造成を行った土地の売渡しを見込むものでございまして、売却予定面積を1万平方メートルに、売却予定金額を1億円にするものでございます。 事業計画につきましては、緊急の買取り要望の対応に備え、毎年度一定の予算を組んでおります。 次のページとなります2ページをお開き願います。 令和4年度会計予算でございます。 第1条は総則を、第2条は収益的収入及び支出の予定額を定めておりまして、事業計画を実施するための収益的収支をお示ししてございます。収入合計12億7,816万円、支出合計12億6,009万円を見込むものでございます。 右のページを御覧願います。 第3条では資本的収入及び支出の予定額を定めておりまして、資本的収入額が資本的支出額に対して不足する額5,650万円は、損益勘定留保資金で補填したいとするものでありまして、事業計画を実施するための資本的収支をお示ししてございます。収入合計21億4,700万円、支出合計22億350万円を見込むものでございます。 以下、第4条は借入金の限度額について、第5条は予算の弾力運用について、第6条は支出の特例について、それぞれ定めたものでございます。 以上、飯田市土地開発公社の経営状況につきまして御説明申し上げました。よろしくお願いいたします。 ○議長(井坪隆君) 本件につきましては、期日までに質疑通告がございませんでしたので、質疑なしと認めます。 次に、報告第24号「株式会社飯田健康温泉の経営状況を説明する書類の提出について」を議題といたします。 朗読を省略し、直ちに執行機関側の説明を求めます。 今村保健課長。 ◎保健課長(今村陸哉君) それでは、報告第24号につきまして御説明申し上げます。 本件は、株式会社飯田健康温泉の経営状況を説明する書類の提出についてでございます。 飯田市健康増進施設ほっ湯アップルは、指定管理者制度によって株式会社飯田健康温泉を指定して管理をしておりますので、同社の決算及び事業計画につきまして御報告をいたします。 決算報告書を御覧ください。 令和3年4月1日から令和4年3月31日までの第24期の営業状況を御説明いたします。 決算報告書の1ページでございます。 1の概要説明ですが、この施設は豊富な湯量と優れた泉質の温泉を有しており、気持ちのよい温泉という評価をいただいております。 今期は、長年の課題でありましたホームページの更新を行いました。地元のコアカレッジITビジネス学科の学生さんの卒業課題として依頼をしまして、どの年代でも利用しやすく、若者の利用にもつながる内容を新しい感覚で作成をいただきました。また、Wi-Fi環境も整えまして、将来的にキャッシュレス決済も展望した施設整備を行いました。 運営面では、水中運動教室、床運動教室を実施しておりまして、これに併せて行っております看護師による健康相談も好評でございます。 新そば祭りでは、感染対策のため館内での試食は取りやめましたが、そばを入場券とセットで販売することで昨年の倍近い御利用をいただき、大変好評でございました。今後もお客様が楽しめる企画を実施し、親しみやすい健康増進施設を目指します。 食堂につきましては、信州の安心なお店認証制度の認証を取得し、感染対策を取って営業をしております。 環境面では、自然エネルギーを利用した経営を行っております。木質ペレットボイラー、太陽光発電、照明のLED化など、地球温暖化の防止に資する設備を導入し、併せて井戸の設置により施設内で使用する水を確保して、水道光熱費の削減にも努めております。 今期も新型コロナウイルス感染症の影響により営業活動が限定をされました。年末年始の入場者数が好調で業績回復への期待感がありましたけれども、その後の感染者数の増加により2か月にわたる長期の休業となりまして、再開後の客足は低調でございます。年間を通し、営業日数は前年より15日減少いたしましたが、入場者、売上高はともに増加をいたしました。 また、松尾地区まちづくり委員会へ経営実態や経営改善に向けた施策の取組状況を御報告するとともに、経営方針についての意見交換を行いました。今後も連携を深めてまいります。 次に、施設の利用状況でございます。 今期は248日間営業を行いまして、利用者数は延べ7万4,980人、1日平均で302人でございました。新型コロナウイルス感染症による影響や感染拡大抑制のため令和3年8月から9月と令和4年1月から3月に臨時休館をしたこと、それから令和3年11月には源泉くみ上げポンプの故障により休館したことなどが重なりましたけれども、前年と比べて利用者数は1%増加をいたしました。 2ページを御覧ください。 食堂及び自動販売機の利用状況は、御覧のとおりでございます。それぞれ休館もありましたが、全てにおいて前期比で増収となっております。 月別入場者数は、表に記載のとおりでございます。 3の水中運動教室と床運動教室の開催状況につきましては、記載のとおりでございます。休館による影響のため、延べ受講者数は前期比で6%減少いたしました。 新型コロナウイルス感染症の拡大は運動不足に影響を及ぼしているという報告もございますので、運動できる機会につながるように、安心して利用できる教室づくりに心がけました。感染対策のため、会話を控え、人との距離を取りながらも、換気等を実施しつつ教室を開催することで、受講を控えている方の利用や新規受講者の確保につなげる必要があると考えております。 次に、4.施設管理の状況でございます。 建物は経年劣化している部分もありますが、お客様に常に気持ちよく使っていただけるよう清潔感のある施設に心がけております。また、新型コロナウイルス感染症対策として、検温、手指消毒器具を設置し、館内の消毒、清掃、換気を徹底し、安心・安全な施設にも心がけております。 特に(1)の浴室、脱衣室及び運動浴室の温泉の入替えにつきましては、浴室は毎日、運動浴室は定期的に行っております。職員が清掃し、清潔な温泉水を利用していただけるよう努力をしておりますが、定期的に専門の業者にも清掃を委託しているところでございます。温泉の温度につきましては、自動制御装置を使用して管理をしております。 そのほか、(2)から(4)までの各所におきましても、清潔、快適、安全・安心、法令遵守を心がけながら、清掃や保守管理を実施しております。 3年度は、11月に源泉くみ上げポンプの故障により温泉水のくみ上げができなくなり、休業せざるを得ない状況となりました。今後は、部品交換等を計画的に行っていくようにし、お客様に御不便をおかけすることがないように心がけてまいります。 経費節減のため令和元年に設置した井戸につきましては、水量が確保されており、浴室の洗浄、シャワー、トイレ、洗面所に使用することで水道料の節約になっております。 5の損益計算状況でございます。 第24期の売上高合計額は4,546万円余で、その主なものは温泉施設利用料が3,271万円余、運動教室収入が774万円余、食堂売上げが421万円余となっておりまして、これに営業外収益の雇用調整助成金、事業復活支援金、休業補償金等を加えますと、収入総額は6,138万円余でございました。 温泉施設利用料は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響もありましたが、前年より入場者数は回復したため、176万円余の増収となりました。そのほか、食堂売上高、販売機等手数料、教室収入の全てが増収となり、結果、売上高全体では対前期で278万円余の増収となりました。 一方、支出につきましても対前期270万円余の増の6,167万円余となりまして、経常利益で4万円余、当期純損失は2万円余となりまして、2年連続の赤字計上ということになりましたけれども、職員一丸となって経費削減等に努めまして、少額の赤字にとどめることができたところでございます。 6の施設の概要は、記載のとおりでございます。 4ページに参ります。 会社の概要でございますが、(1)は株式の状況、(2)は役員の名簿、(3)につきましては従業員の状況を記載してございます。 5ページを御覧ください。 令和4年3月31日現在の貸借対照表でございます。 資産の部の合計につきましては5,081万円余、負債の部の合計につきましては995万円余と、前期決算額と比べて資産の部、負債の部ともに増額となっております。純資産の部の合計につきましては4,086万円余でございまして、繰越利益剰余金につきましては156万円余となりました。 6ページは、当期における損益計算書でございまして、先ほど3ページの損益計算状況で御説明を申し上げました内容の詳細を掲載してございます。 7ページを御覧ください。 販売費及び一般管理費の内訳でございますが、販売員給与、水道光熱費などが主なものでございます。 8ページでございます。 利益処分計算書ですが、当期末利益剰余金の156万円余から別途積立金17万円を差し引きまして139万円余を次期繰越利益剰余金としたところでございます。 下段には監査報告を記載してございます。 続きまして、令和4年4月1日から令和5年3月31日までの第25期の事業計画書を御説明申し上げます。 1ページでございます。 1の方針でございますが、新型コロナウイルス感染症の終息の見通しが立たず、厳しい状況下ではございます。今後は、従来のような臨時休館の可能性は想定しておりませんが、情勢を見極めながら、その時々で適切な手段を検討し、迅速に対応して施設の適切な運営、維持管理などに努めてまいります。 2の事業計画につきましては、(1)から(9)まで掲げてございます。特に、新型コロナウイルス感染症対策として、施設内の衛生管理には留意してまいります。 開業から20年以上経過しておりますので、機器の故障等により利用者様に御不便をおかけすることにならないよう、施設の点検を実施し、修繕、交換を計画的に行えるようにいたします。 安全で安心できる施設の維持管理を行いまして、社会貢献や善意事業も視野に入れながら、多くの皆さんに気軽に利活用していただく中で、市民の健康増進に寄与してまいりたいと考えております。 以上で、株式会社飯田健康温泉の第24期の決算状況並びに第25期の事業計画の御説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(井坪隆君) 本件につきましては、期日までに質疑通告がございませんでしたので、質疑なしと認めます。 次に、報告第25号「一般財団法人飯田勤労者共済会の経営状況を説明する書類の提出について」を議題といたします。 朗読を省略し、直ちに執行機関側の説明を求めます。 清水産業振興課長。 ◎産業振興課長(清水秀敏君) 報告第25号につきまして御説明申し上げます。 本件は、一般財団法人飯田勤労者共済会の経営状況を説明する書類の提出についてでございます。 初めに、令和3年度の事業報告でございますが、1ページを御覧ください。 事業の概要について記載がございます。 飯田勤労者共済会は、飯伊地域の事業所で働く勤労者及び事業主の福祉の向上を図るため、総合的に福利厚生事業を実施する会員制の組織となっております。 (1)(2)にございますが、現状と主な取組及び実施した事業につきましては、記載のとおりでございます。 2の会員につきましては、令和4年4月1日現在の加入事業所は1,532事業所、会員数は1万4,169人でございます。 おめくりいただきまして、2ページを御覧ください。 3の共済事業の状況でございますが、給付件数合計につきましては4,721件で、給付額は合計で3,208万円余となっております。 3ページを御覧ください。 4の受託事業ですが、飯田市勤労者福祉センターの貸館等に関わる窓口業務を行っております。 5の会議におきましては、理事会、定時評議員会などでございます。 以下、6.加入促進、7.共済会だよりの発行につきましては、御覧のとおりでございます。 次に、令和3年度の決算状況につきまして御説明申し上げます。 おめくりいただきまして、4ページから5ページを御覧ください。 勤労者共済会の一般会計の貸借対照表、また6ページから8ページにつきましては、同じく一般会計の正味財産増減計算書でございます。 それでは、6ページの正味財産増減計算書を御覧ください。 6ページの下段ですが、正味財産増減計算書の1.経常増減の部における経常収益の合計額は7,785万円余でございまして、受取会費が会員数減少によりまして12万円余の減少となっている一方、住宅災害火災等の全焼火災の増加、健康増進、自己啓発等の事業収益における各種プリペイドカード類のあっせん枚数の増によりまして、合計で66万円の増となっております。 おめくりいただきまして、8ページを御覧ください。 同じく正味財産増減計算書ですが、中段に記載がございます経常費用の合計額につきましては7,438万円余でございまして、支出の主なものは共済給付事業における支払いとそれに伴う経費、管理費における職員給与等でございます。 同じく8ページでございますが、2の経常外増減の部における当期一般正味財産増減額につきましては343万2,811円となりまして、最下段に記載がございます正味財産期末残高につきましては1億5,949万782円となりました。 9ページを御覧ください。 一般会計の財産目録でございます。 資産の部、流動資産の普通預金につきましては、記載のとおりの金融機関へ預金をしてございます。 2の固定資産につきましては、基本財産ほか記載のとおりでございます。 12ページから13ページには、財務諸表に対する注記がございます。御確認をお願いいたします。 14ページから16ページにつきましては、収支計算書による一般会計の予算額と決算額を記載しております。 18ページを御覧ください。 監査報告を載せてございます。 以上が令和3年度の事業報告及び決算報告でございます。 おめくりいただきまして、令和4年度事業計画及び予算書の1ページを御覧ください。 今年度の事業計画、予算につきまして御説明申し上げます。 1の事業方針ですが、勤労者共済会が果たす役割を基本的方針として示してございます。各事業所における人材確保、働きがい、ワーク・ライフ・バランスなどを支援する意味でも福利厚生事業充実の支援というのは重要と考えております。 2の会員への主なサービス事業につきましては、給付事業のほか、新たな事業を導入するなど、記載のとおりの事業を行ってまいります。 おめくりいただきまして、2ページを御覧ください。 3の加入促進に関する事業におきましては、会員数1万4,000人台を目標に加入推進強化月間を設け、新規会員の加入促進を進めてまいります。 予算につきましては、3ページ及び4ページにお示ししてございますので、御確認をお願いいたします。 説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(井坪隆君) 本件につきましては、期日までに質疑通告がございませんでしたので、質疑なしと認めます。 次の日程に進みます。----------------------------------- △日程第9 議案審議 ○議長(井坪隆君) これより議案の審議に入ります。 議案第39号「飯田市東野財産区管理委員の選任について」と、以下件名を省略いたしまして、議案第40号及び議案第41号の以上3件を一括議題といたします。 この件につきましては、期日までに質疑通告がございませんでしたので、質疑なしと認めます。 朗読を省略し、直ちに執行機関側の説明を求めます。 串原産業経済部長。 ◎産業経済部長(串原一保君) 議案第39号について御説明いたします。 本案は、飯田市東野財産区管理委員の選任につきまして議会の同意を得たいとするものでございます。 内容につきましては、委員の任期満了に伴いまして、間瀬戸章人氏を選任したいとするものでございます。 略歴等につきましては、次ページ記載のとおりでございます。 次に、議案第40号について御説明いたします。 本案は、飯田市松尾地区財産区管理委員の選任につきまして議会の同意を得たいとするものでございます。 内容につきましては、委員の辞任に伴いまして、松澤泰治氏、鋤柄富男氏、山中清一氏、林好幸氏、井坪宜儀氏を選任したいとするものでございます。 略歴等につきましては、次ページ以降の記載のとおりでございます。 次に、議案第41号について御説明いたします。 本案は、飯田市鼎財産区管理委員の選任につきまして議会の同意を得たいとするものでございます。 内容につきましては、委員の任期満了及び辞任に伴いまして、前田雄二氏、奥村充由氏、中島基雄氏、本島文男氏、大鹿和完氏を選任したいとするものでございます。 略歴等につきましては、次ページ以降の記載のとおりでございます。以上です。 ○議長(井坪隆君) お諮りいたします。 ただいま議題となっております議案第3件については、委員会付託を省略したいと思いますが、これに御異議はございませんか。     (「異議なし」と言う者あり) ○議長(井坪隆君) 御異議なしと認めます。 よって、議案3件は委員会付託を省略することに決定いたしました。 討論の通告がございませんでしたので、討論なしと認めます。 これより議案第39号から議案第41号までの議案3件をそれぞれ採決いたします。 初めに、議案第39号を採決いたします。 お諮りいたします。 本案を原案のとおり同意することに御異議はございませんか。     (「異議なし」と言う者あり) ○議長(井坪隆君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第39号は原案のとおり同意されました。 続いて、議案第40号を採決いたします。 お諮りいたします。 本案を原案のとおり同意することに御異議はございませんか。     (「異議なし」と言う者あり) ○議長(井坪隆君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第40号は原案のとおり同意されました。 続いて、議案第41号を採決いたします。 お諮りいたします。 本案を原案のとおり同意することに御異議はございませんか。     (「異議なし」と言う者あり) ○議長(井坪隆君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第41号は原案のとおり同意されました。 次に、議案第42号「飯田市税条例等の一部を改正する条例の制定について」と、以下件名を省略いたしまして、議案第43号から議案第51号までの以上10件を一括議題といたします。 朗読を省略し、直ちに執行機関側の説明を求めます。 それでは、議案第42号について。 原田総務部長。 ◎総務部長原田太仁君) 議案第42号について御説明申し上げます。 本案は、飯田市税条例等の一部を改正する条例の制定についてでございまして、地方税法等の一部を改正する法律が令和4年3月31日に公布されたことに伴いまして、条例の改正をいたしたいとするものでございます。 第1条関係でございますが、第33条第4項及び第6項並びに第34条の9第1項及び第2項は、特定配当等及び特定株式等譲渡所得金額に係る課税標準及び所得控除について、総合課税または分離課税を確定申告書の記載によってのみ適用するように改正するものでございます。 第36条の2第1項は、市民税の申告について、公的年金等受給者の住民税申告義務に係る規定を整備するものでございます。 第36条の3第2項及び第3項は、確定申告書を提出した者は市民税の申告をしたものとみなす規定について、法改正に伴う整備を行うものでございます。 第36条の3の2第1項第2号は、個人の市民税に係る給与所得者の扶養親族等申告書について、記載事項に配偶者の氏名を追加するものでございます。 第36条の3の3第1項は、個人の市民税に係る公的年金等受給者の扶養親族等申告書について、一定の配偶者及び16歳以上の扶養親族を有する者について、提出義務を追加するとともに、記載事項に配偶者の氏名を追加するものでございます。 附則第7条の3の2第1項は、住宅借入金等特別税額控除についての延長及び見直しに伴う改正でございます。 附則第16条の3第2項は、上場株式等配当所得等に係る市民税の課税の特例について、申告分離課税を所得税での適用がある場合に限り適用するものでございます。 附則第17条の2第3項は、優良住宅地の造成等のために土地等を譲渡した場合の長期譲渡所得に係る市民税の課税の特例について、法改正に伴う整備を行うものでございます。 附則第19条9第4項並びに同条の10第4項及び第6項は、申告方式の選択に係る規定を整備するものでございます。 附則第25条第1項及び第2項は、住宅借入金等特別税額控除の延長及び見直しに伴い、附則第7条の3の2第1項のとおり改正を行うため、当該規定を削除するものでございます。 第2条関係でございますが、令和3年改正条例第1条のうち、第36条の3の3の改正規定について、扶養親族等申告書の改正に伴う規定を整備するものでございます。 附則は、施行期日及び経過措置を定めるものでございます。以上でございます。 ○議長(井坪隆君) 次に、議案第43号について。 塚平市民協働環境部長。 ◎市民協働環境部長(塚平裕君) 議案第43号について御説明申し上げます。 本案は、飯田市印鑑の登録及び証明に関する条例の一部を改正する条例の制定についてでございまして、現在、印鑑登録証明書の交付を申請する場合、書面による方法に限定されているものを、本年10月1日から利用者証明用電子証明書が記録された個人番号カードを使用してコンビニエンスストアなどに設置をされております多機能端末機から印鑑登録証明書の自動交付を開始するため、第9条第3項を改正し、電子情報処理組織による申請を可能としたいとするものでございます。 また、第7条は印鑑登録証自体を規定した条文でございますが、第9条の印鑑登録証の交付の改正に伴い、内容がそぐわないため、改正をするものでございます。 附則は、施行期日を定めるものでございます。 以上、よろしくお願いいたします。 ○議長(井坪隆君) 次に、議案第44号について。 高山健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(高山毅君) それでは、議案第44号について説明を申し上げます。 本案は、飯田市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定についてでございまして、令和4年4月1日に施行されました地方税法施行令等の一部改正に伴いまして、国民健康保険税の課税限度額の引上げなどを規定するものです。 改正内容ですが、まず第2条第2項ただし書中、基礎課税額の課税限度額の「63万円」を「65万円」に、第3項ただし書中、後期高齢者支援金等課税額の課税限度額の「19万円」を「20万円」に改めます。 次に、第21条第1項において、4月分から6月分の暫定税額の算定方法について、前年度の最後の納期の税額としておりますものを前年度の国民健康保険税額を当該年度の納期の数12で除して得た額に改めるものでございます。 次に、第23条第1項の国民健康保険税の減額の規定について、第2条と同様に、基礎課税額の課税限度額の「63万円」を「65万円」に、後期高齢者支援金等課税額の課税限度額の「19万円」を「20万円」に改めるものでございます。 附則は、施行期日、経過措置及び適用区分を定めたものでございます。 説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(井坪隆君) 次に、議案第45号について。 串原産業経済部長。 ◎産業経済部長(串原一保君) 議案第45号について御説明申し上げます。 本案は、飯田市南信濃観光施設等条例の一部を改正する条例の制定についてでございます。 この条例の第3条に規定する9つの施設のうち、飯田市南信濃南和田特産物等販売施設、これは通称滝見の館と申しますが、この滝見の館を廃止するため、別表第1、別表第2及び別表第3中の当該施設に関する規定を削除しようとするものでございます。 附則は、施行期日を定めるものでございます。 滝見の館は、平成5年3月に建設され、特産物の直売所と食堂として活用してまいりましたが、令和元年度に指定管理者である天満ふれあい協議会から指定管理者の業務を継続しない旨の申出があり、令和2年度、令和3年度に地元で活用を検討されている方と協議を進めてまいりました。 しかし、施設の老朽化などを理由に協議は調わず、払下げの可能性もないこと、また他の用途での利活用の予定がないことが今般確認されたところでございます。 当該施設が遠山地域において担ってきた直売及び食堂としての機能については、遠山地域内の他施設で代替していくことが可能であること、現状において当該施設を他の用途で利用する予定がないことから、こうした状況を総合的に判断して施設を廃止したいとするものです。以上でございます。 ○議長(井坪隆君) 次に、議案第46号について。 齊藤市立病院事務局長。 ◎市立病院事務局長兼経営企画部長(齊藤浩君) 議案第46号につきまして御説明申し上げます。 本案は、飯田市病院等料金条例の一部を改正する条例の制定についてでございまして、病棟の改修が終了したことに伴う入院差額料の改正と、診療報酬改定に合わせて特別初診料及び特別再診料の規定につきまして改正したいとするものでございます。 別表の8の項、入院差額料につきまして、診療報酬の基準を参考に市長が規則で定めておりましたが、病室の療養環境が改善したことから、他の医療機関の金額を参考に料金を定め、条例に金額を明記したいとするものでございます。 患者さんが特別室または個室への入室を希望された場合に御負担いただく金額を、特別室につきましては、助産の場合は1日当たり1万円、助産以外の場合は1万1,000円に、個室につきましては、助産の場合は1日当たり5,000円、助産以外の場合は5,500円と定め、また病状により院長が必要と判断した場合には、特別室、個室ともに納付を要しないよう備考に規定するものでございます。 下段から次ページの10、11の項につきましては、特別初診料及び特別再診料に係る改正でございまして、本年度の診療報酬改定に伴い、特別初診料及び特別再診料を含む選定療養に要する費用の基準が変更となったことに併せまして、条例の規定についても国の規則等を引用することにより料金の定義、金額の算定根拠及び納付要件について、より明確となるよう改めたいとするものでございます。 附則第1項は施行期日を、第2項は経過措置を定めるものでございます。 以上、よろしくお願いいたします。 ○議長(井坪隆君) 次に、議案第47号について。 田中危機管理部長。 ◎危機管理部長(田中真君) 議案第47号について御説明申し上げます。 本案は、飯田市コミュニティ防災センター条例の一部を改正する条例の制定についてでございまして、飯田市扇町にございます橋南コミュニティ防災センターを用途廃止するため、飯田市コミュニティ防災センター条例第3条第1号の表から当該施設を削除するほか、第11条第1項及び第13条の第1項及び第3項並びに別表の2の表記を改めるものでございます。 附則は、施行期日を定めるものでございます。 当該施設につきましては、これまで長年にわたり橋南公民館として利用をしてきておりましたけれども、公民館機能につきましては令和4年5月1日にりんご庁舎3階に移転をしております。 今後、当該施設につきましては、貸館は行わないことの確認をされておりまして、当該施設のもう一つの機能であります消防団詰所のみの利用として今後運用してまいります。 本件につきましては、飯田市地域自治区の設置等に関する条例に基づき、当該施設の設置地区である橋南地域協議会へ御意見をお聞きし、了承をいただいております。その際の附帯意見として、消防団詰所として継続使用することを踏まえ、赤十字奉仕団等と連携した訓練や活動ができるよう後利用を検討することとの意見が付されておりまして、非常時の利用や消防団と連携した訓練で利用することは妨げないものとしておりますので、申し添えさせていただきます。 説明は以上でございます。 ○議長(井坪隆君) 次に、議案第48号について。 細田リニア推進部長。 ◎リニア推進部長(細田仁君) 議案第48号について説明申し上げます。 本案は、昨日の全員協議会及び本日の本定例会の開会に当たっての市長挨拶でも触れさせていただいておりますが、工事請負契約の締結について議会の議決を得たいとするものでございまして、対象の案件は、1の契約の目的の記載のとおり、3か年度前の平成31年度、すなわち令和元年度に当たりますが、これの社会資本整備総合交付金事業道路改良工事で、具体的には丹保・北条の代替地整備に伴います市道上郷108号線ほかの道路改良工事でございます。 本件につきましては、2に記載の契約の方法により、令和元年7月22日に1億2,349万7,000円で当初契約を交わし、その後令和2年3月27日に2,721万4,000円を増額いたし、当初と合わせて3の契約の金額に記載の1億5,071万1,000円という工事請負額で変更契約をいたしたものでございます。 なお、契約の相手方は、4に記載のとおりでございます。 この件に関しまして、地方自治法第96条では、普通地方公共団体の議会は、次に掲げる事件を議決しなければならないと制限列挙する形で議決事件を定めておりまして、同法第1項第5号に、その種類及び金額について政令で定める基準に従い条例で定める契約を締結することが規定されておるところでございます。これに基づき定められております当市の議会の議決に付すべき契約及び財産の取得または処分に関する条例におきましては、その第2条で議会の議決に付さなければならない契約は予定価格1億5,000万円以上の工事または製造の請負とすると規定されていることから、本来であれば議会の議決を経てから変更契約をいたすべきところ、議会の議決を得ることなく変更契約を締結していたものでございます。 こうした事態を招きましたことにつきましては、法令に基づいて正確かつ適切に事務を執行しなければならない行政の担当部といたしまして、議会及び市民の皆様に対しまして重ねて深くおわび申し上げる次第でございます。誠に申し訳ございませんでした。 つきましては、3か年度前の案件にはなりますが、この変更契約の手続には瑕疵があることから、この瑕疵を治癒するために、改めて本定例会に当該契約を締結することについての議案として上程させていただき、議会の議決を得たいとするものでございます。 以上でございます。よろしくお願い申し上げます。 ○議長(井坪隆君) 次に、議案第49号について。 串原産業経済部長。 ◎産業経済部長(串原一保君) 議案第49号について御説明申し上げます。 本案は、和解をすることについてでございまして、令和2年(仲)第1号事件について、長野県建設工事紛争審査会の勧告による和解を成立させるため、地方自治法第96条第1項第12号の規定によりまして、議会の議決を求めるものでございます。 相手方は、議案記載のとおりでございます。 和解に係る事件の概要でございますが、令和2年1月27日付で締結いたしました令和元年度黄金の湯源泉井戸揚湯ポンプ交換工事の請負契約に基づく工事の施工中に、当該ポンプに接続する揚湯管の一部を破損し、当該ポンプ及び当該揚湯管の一部が井戸に落下する事故が発生したものでございます。 飯田市といたしましては、相手方に対し、工期を延長して当該契約を履行すること及び当該契約が当初の工期に履行されなかったことにより、当該源泉から揚湯した湯を使用して事業を営む指定管理者が受けた損失を補償するために要する費用その他当該契約が履行されないため要することとなる費用の支払いをすることを求め、当該契約に関する紛争について仲裁の判断に服することを同意している長野県建設工事紛争審査会の仲裁に付するため、令和2年8月28日付仲裁申請書を提出したものでございます。 和解条項の概要でございますが、相手方が、飯田市に対し、和解金として1,300万円を支払う義務があることを認めるほか、(2)から(5)に記載のとおりでございます。 相手方に対しましては、ポンプの改修及び復旧工事費用8,550万円余、ポンプ等落下による営業補償611万円余、それから沸かし湯によるつなぎ営業のための設備投資費用149万円余の合計9,310万円余の賠償金の支払いを求めてきたところでございます。 しかし、落下事故の責任は相手方にあるということが認められたものの、落下したポンプ等を引き上げられなかったことは、これは特別の事情であり、このことに対する予見可能性がないという判断が下され、ポンプの改修及び復旧工事費用は認められなかったものでございます。 今回のこの和解勧告に基づく報告をさせていただくことに至ったところでございますが、今後については、このかぐらの湯を含めた道の駅遠山郷の復活に向けて、地域の皆様と新たな運営計画の策定に取り組んでまいります。 説明は以上でございます。 ○議長(井坪隆君) 次に、議案第50号について。 土屋上下水道局長。 ◎上下水道局長(土屋敏美君) 議案第50号について御説明申し上げます。 本案は、損害賠償の額を定めることについてでございまして、施設管理の瑕疵により相手方に与えた損害を賠償するため、飯田市下水道事業の設置等に関する条例第8条の規定より、議会の議決を得たいとするものでございます。 損害賠償の相手方につきましては、議案書記載のとおりでございます。 事故の概要でございますが、令和3年8月15日午前11時30分頃、飯田市長姫町625番地16に埋設されているマンホールの閉塞に起因した排水管の漏水により、相手方が所有する店舗兼住宅の施設及び設備並びに商品その他物品に損害を与えたものでございます。 過失割合は当方が10割で、損害賠償額は議案書記載のとおりでございます。 なお、議決をいただきましたら、示談書を取り交わし、賠償額の支払いをいたす予定でございます。賠償の支払いにつきましては、上下水道局が加入しております公益社団法人日本下水道協会の下水道賠償責任保険によって全額対応をいたします。 施設管理につきましては、日頃から注意を払ってまいりましたが、今回このような事故により相手方に御迷惑をおかけしたことを深くおわび申し上げるとともに、なお一層施設管理に万全を期してまいりたいと存じます。 以上、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(井坪隆君) 議事の途中ですが、ここで暫時休憩といたします。     11時59分 休憩-----------------------------------     13時00分 再開 ○議長(井坪隆君) 休憩を閉じ、会議を再開いたします。 午前中に引き続き、執行機関側の説明を求めます。 議案第51号について。 佐々木財政課長。 ◎財政課長(佐々木学君) それでは、議案第51号について御説明申し上げます。 1ページをお開きください。 本案は、令和4年度飯田市一般会計補正予算(第2号)案でございまして、歳入歳出ともに2億7,370万1,000円を追加し、予算の総額を480億6,196万3,000円としたいとするものでございます。 内容につきましては、第1表 歳入歳出予算補正で御説明申し上げます。 第2条は地方債の変更でございまして、第2表 地方債補正で御説明申し上げます。 4ページをお開きください。 第1表 歳入歳出予算補正の歳出から先に説明させていただきます。 1款議会費は40万円余の増額で、今年度から市議会において取り組まれます地方議会評価モデルに係る経費を計上するものでございます。 2款総務費は650万円余の増額で、1項総務管理費は、コミュニティ助成事業の追加採択により増額するもののほか、移住定住に向けた里山整備による関係人口創出事業の採択により、実施主体であるNPO法人を支援する経費を計上するものでございます。 3款民生費は1億4,520万円余の増額で、1項社会福祉費は、障害者生活ケアセンターの特殊浴槽の修繕等に係る経費の増額、2項児童福祉費は、国の物価高騰等の対策の一環であります生活困窮者等への支援として行う子育て世帯生活支援特別給付金給付事業の費用を計上するもののほか、民間保育所の増改築に係る施設整備事業補助金等を増額するものでございます。 4款衛生費は6,310万円余の増額で、1項保健衛生費は、7月から9月末までの抗原定性検査簡易キットの追加購入に係る費用のほか、5月末に開所を予定しております千代診療所の運営に要する経費を補正するものでございます。 7款商工費は580万円余の増額で、1項商工費は、橋南第一地区市街地再開発ビル1階空きテナントへの入居事業者への支援に要する経費を計上するものでございます。 10款教育費は2,220万円余の増額で、1項教育総務費は、低所得者の保護者に係る奨学金貸与者への上乗せ給付に要する経費を計上するものでございまして、匿名の方からいただいた寄附金を財源として実施するものでございます。 また、2項小学校費、3項中学校費は、ともに団体からの寄附金を財源として消耗品を購入する経費を計上するものでございます。 5項社会教育費は、中央図書館の空調設備の改修に要する経費のほか、美術博物館の天井補強のための実施設計に要する経費を計上するものでございます。 13款諸支出金は3,000万円の増額で、1項積立金は、匿名の方から奨学金貸与者の支援のためにという趣旨でいただいた寄附金を教育支援基金に積み立てる予算を計上するものでございます。 続きまして、歳入を説明いたしますので、2ページへお戻りください。 14款国庫支出金は、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金のほか、子育て世帯生活支援特別給付金給付費補助金等を補正するもの。 15款県支出金は、認定こども園施設整備事業補助金を増額するもの。 17款寄附金は、個人や団体からいただいた寄附金を計上するもの。 18款繰入金は、教育支援基金からの繰入金を増額するものでございます。 19款繰越金は、純繰越金を。 20款諸収入は、コミュニティ助成事業補助金等を増額するもの。 21款市債は、中央図書館の空調設備改修等事業費の変更に伴い、補正をするものでございます。 続きまして、7ページをお開きください。 第2表 地方債補正は、民間保育所整備事業費及び社会教育施設整備事業費に係る地方債の限度額を変更するものでございます。 説明は以上でございます。 ○議長(井坪隆君) 以上で議案に対する説明が全て終了いたしました。 議案10件に対しまして、期日までに質疑通告はございませんでした。 ここで質疑を終結してよろしいでしょうか。     (挙手する者なし) ○議長(井坪隆君) それでは、質疑を終結いたします。 次に進みます。 ただいま議題となっております議案10件につきましては、お手元に配付してあります付託議案一覧表のとおり、それぞれの所管の常任委員会に付託し、審査を願うことといたします。----------------------------------- △日程第10 請願及び陳情上程 ○議長(井坪隆君) 請願及び陳情を議題といたします。 陳情1件につきましては、文書表のとおり、所管の常任委員会に付託し、審査を願うことといたします。----------------------------------- △散会 ○議長(井坪隆君) 以上をもちまして、本日の日程は全て終了いたしました。 5月25日は一般質問の通告締切日でございます。締切り時刻は午後5時となっておりますので、御確認をお願いいたします。 6月6日は午前10時から本会議を開きますので、定刻までに御参集くださいますようお願い申し上げます。 ここで、皆さんにお願いを申し上げます。各議員、執行機関側におかれましては、今後の定例会及び委員会の開催に当たり、クールビズの励行に御協力をお願いいたします。 本日はこれをもちまして散会といたします。御苦労さまでした。-----------------------------------     13時06分 散会 地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。  令和4年8月26日      飯田市議会議長  井坪 隆      署名議員     橋爪重人      署名議員     西森六三...