岡谷市議会 > 2021-03-16 >
03月16日-07号

  • RPA(/)
ツイート シェア
  1. 岡谷市議会 2021-03-16
    03月16日-07号


    取得元: 岡谷市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-10
    令和 3年  3月 定例会(第1回)          令和3年第1回岡谷市議会定例会会議録議事日程(第7号)                  令和3年3月16日(火)午前9時30分開議 日程第1 議案第9号 岡谷市手数料条例の一部を改正する条例 日程第2 議案第10号 岡谷市国民健康保険税条例の一部を改正する条例 日程第3 議案第11号 テクノプラザおかや条例の一部を改正する条例 日程第4 議案第12号 岡谷市水道事業及び下水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例 日程第5 議案第13号 令和3年度岡谷市一般会計予算 日程第6 議案第14号 令和3年度岡谷市国民健康保険事業特別会計予算 日程第7 議案第15号 令和3年度岡谷市地域開発事業特別会計予算 日程第8 議案第16号 令和3年度岡谷市分収造林事業特別会計予算 日程第9 議案第17号 令和3年度岡谷市霊園事業特別会計予算 日程第10 議案第18号 令和3年度岡谷市温泉事業特別会計予算 日程第11 議案第19号 令和3年度岡谷市後期高齢者医療事業特別会計予算 日程第12 議案第20号 令和3年度岡谷市湊財産区一般会計予算 日程第13 議案第21号 令和3年度岡谷市水道事業会計予算 日程第14 議案第22号 令和3年度岡谷市下水道事業会計予算 日程第15 議案第23号 令和3年度岡谷市病院事業会計予算 日程第16 議案第24号 岡谷市国民健康保険条例の一部を改正する条例 日程第17 議案第25号 令和2年度岡谷市一般会計補正予算(第22号) 日程第18 議案第26号 令和2年度岡谷市下水道事業会計補正予算(第2号) 日程第19 議案第27号 令和2年度岡谷市病院事業会計補正予算(第7号) 日程第20 議案第28号 令和3年度岡谷市一般会計補正予算(第1号) 日程第21 議案第29号 令和3年度岡谷市下水道事業会計補正予算(第1号) 日程第22 議案第30号 岡谷市議会会議規則の一部を改正する規則 日程第23 議案第31号 新型コロナウイルス感染症に伴う地域経済対策に関する意見書 日程第24 議案第32号 新型コロナウイルスワクチン接種に関する意見書---------------------------------------本日の会議に付した事件 議事日程のとおり---------------------------------------出席議員(18名)     1番  藤森博文議員     2番  山崎 仁議員     3番  田村みどり議員    4番  吉田 浩議員     5番  中島秀明議員     6番  渡辺太郎議員     7番  中島保明議員     8番  今井義信議員     9番  早出すみ子議員   10番  今井秀実議員    11番  武井友則議員    12番  今井康善議員    13番  早出一真議員    14番  小松 壮議員    15番  大塚秀樹議員    16番  笠原征三郎議員    17番  遠藤真弓議員    18番  浜 幸平議員欠席議員(なし)---------------------------------------地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名 市長       今井竜五君     副市長      小口道生君 教育長      岩本博行君     企画政策部長   白上 淳君 総務部長     藤澤 正君     市民環境部長   百瀬邦彦君 健康福祉部長   小口浩史君     産業振興部長   藤岡明彦君 建設水道部長   山岡泰一郎君    建設水道部技監  中島洋一君 教育部長     城田 守君     病院事業管理者  天野直二君 事務部長     酒井吉之君     会計管理者    小坂英之君 選挙管理委員会監査委員事務局長   企画課長     木下 稔君          武居浩史君 秘書広報課長   小松秀尊君     総務課長     帯川豊博君 財政課長     岡本典幸君---------------------------------------事務局職員出席者 局長       中村良則      次長       伊藤 恵 統括主幹兼庶務主幹事務取扱      議事主幹     宮坂征憲          三村田 卓 △開議 午前9時30分 △開議の宣告 ○議長(渡辺太郎議員) おはようございます。 これより本日の会議を開きます。--------------------------------------- △岡谷市等公平委員会委員の挨拶 ○議長(渡辺太郎議員) この際、2月16日に選任同意されました岡谷市等公平委員会委員の林 和子委員に登壇して御挨拶をお願いいたしたいと思います。 林 和子委員、御挨拶をお願いいたします。     〔岡谷市等公平委員会委員 林 和子君 登壇〕 ◎岡谷市等公平委員会委員(林和子君) 皆様、おはようございます。 ただいま御紹介をいただきました林 和子でございます。 先般の市議会定例会におきまして、岡谷市等公平委員会委員として選任をされました。皆様の御同意を賜り、再度、その重責を担うこととなり、身の引き締まる思いでおります。微力ではありますが、公平な立場で誠心誠意尽力してまいりたいと思っております。皆様の御指導、御鞭撻をよろしく申し上げます。 簡単ではございますが、挨拶とさせていただきます。よろしくお願い申し上げます。(拍手)--------------------------------------- △議案第9号~議案第23号の委員長報告、質疑、討論、採決 ○議長(渡辺太郎議員) 日程第1 議案第9号 岡谷市手数料条例の一部を改正する条例から日程第15 議案第23号 令和3年度岡谷市病院事業会計予算までの15議案を一括議題といたします。 各議案はそれぞれの担当委員会に審査付託となっておりますので、各委員長の報告を求めます。 まず、総務委員会担当議案について一括報告を願います。 総務委員長。     〔総務委員長 今井康善議員 登壇〕 ◆総務委員長(今井康善議員) おはようございます。 12番 今井康善です。 総務委員会に審査付託された議案について、3月8日、9日の2日間にわたり委員会を開催し、それぞれ慎重に審査を行いましたので、その経過並びに結果について御報告いたします。 議案第13号 令和3年度岡谷市一般会計予算中、総務委員会に審査付託された部分について、審査の主な点を御報告いたします。 初めに、歳出について各担当の主要事業及び執行体制の主な点について説明がありました。 まず、企画政策部においては、令和3年度は第5次岡谷市総合計画の3年目として、将来都市像である「人結び 夢と希望を紡ぐ たくましいまち岡谷」の実現を目指し、各種事業を円滑に展開できるよう総合調整を図るほか、交流人口、関係人口の創出・拡大、若い世代の就労、結婚、子育てに対する希望の実現や地域特性に即した課題解決に向けた取組、あわせて、新型コロナウイルス感染症への対応という新たな課題にも的確かつ柔軟に対応しながら、必要な施策を適時適切に展開できるよう庁内調整に努めてまいりたいとのことであります。 次に、総務部においては、まず、予算担当部署として、予算全体の概要について説明がありました。令和3年度の予算編成に当たり、新たな課題に的確かつ柔軟に対応するとともに、全ての事務事業の徹底した見直しと事業の選択と集中により、限られた財源の効率的な配分、国・県などの制度の活用や特定財源の確保に努め、「地域活力の再興」「しあわせを実感できる日常づくり」を重点施策として掲げ、予算編成を行ったとのことであります。 総務課では、庁舎自家用電気工作物の一部について更新時期を迎え、機能低下のおそれがあることから、改修工事を行い、電気火災、配電線の波及事故を防止し、市民、利用者等の安全確保を図っていくとのことであります。 危機管理室では、平成18年7月豪雨災害の伝承のほか、新型コロナウイルス感染症流行下においても各区の自主防災組織が迅速かつ的確に避難所の開設が行えるよう、感染対策を講じた避難所の設置・運営訓練を実施し、地域の防災力・減災力のさらなる強化を図っていくとのことであります。 税務課では、法務局からオンラインにより登記済通知書データを受領し、受領データを電算システムに取り込めるようシステム改修を行い、業務の効率化を図っていくとのことであります。 消防課では、配備から25年以上経過する消防団車両について、大規模地震に対応する災害対応型多機能消防車1台を更新配備することにより、消防力の強化を図っていくとのことであります。 次に、教育部においては、引き続き第5次岡谷市総合計画及び第2期岡谷市教育大綱に掲げた理念の実現を目指して、計画に基づき各種施策を推進してまいりたいとのことであります。 「特別支援教育推進事業」では、新年度より市内3中学校を岡谷西部中学校LD等通級指導教室サテライト教室として位置づけ、対象生徒が在籍校で学習できるよう体制を強化してまいりたいとのことであります。 また、「情報教育推進事業GIGAスクール構想への対応)」では、国のGIGAスクール構想により整備した1人1台端末を効果的に活用するため、学習支援ソフトセキュリティーソフト等の拡充を図り、教育のICT化による児童・生徒の個別最適化された学びの実現を目指すとのことであります。 施設改修では、旧林家住宅の保存改修事業を行うほか、新規事業として、旧山一林組製糸事務所が建設から100年目を迎えることから、シルク関連イベントと連携した記念事業を実施し、岡谷のシルク文化の発信に努めてまいりたいとのことでありました。 次に、各款ごとに付託事項を踏まえ、審査の内容について報告いたします。 初めに、歳出2款総務費について、まず、「市役所庁舎自家用電気工作物改修工事」について、委員より改修工事の具体的内容について質疑があり、庁舎の地下1階にある庁舎自家用電気工作物のうち、設置から33年が経過している区分開閉器、遮断装置、コンデンサ等の改修工事であり、耐用年数を超えたことにより起こる電気火災や周辺施設に重大な影響を及ぼす波及事故を防止するものである。工事の時期については、毎年1回行っている全ての電気を落とす停電の作業の際に実施する予定である。また、仮に災害等で停電した場合でも、緊急に使用できる電力の用意があることから、大きな支障はないとのことでありました。 次に、「旧岡谷塩嶺病院敷地整備事業」について、委員より具体的な整備内容について質疑があり、本年度、一連の建物の取り壊し工事が終わったことから、来年度からは敷地処分に向けて準備をしていくものであり、令和3年度は看護宿舎の敷地約5,000㎡について、測量設計等委託料不動産鑑定委託料敷地調査等委託料樹木等伐採業務等委託料も含め、予算額770万円の事業を予定している。その他の敷地についても順次売却の準備を進めていくとのことでありました。 次に、「ふるさと寄附金寄附促進事業」について、委員より返礼品の拡充内容とRPA技術による業務の効率化による効果について質疑があり、返礼品は、体験型のものを増やすことを考えており、現在、みそづくり体験について業者と相談している。また、RPA事業については、3つのポータルサイトの申し込みの受付、御礼のメール配信、返礼品取扱業者への発送依頼の一覧表作成など、RPAを活用して事務の効率化を図るものであり、効果については、今年度行った実証実験から、事務に現行年間1,100時間ほど要するところ、RPA導入により、約880時間、8割の削減を見込んでいるとのことでありました。 さらに、委員よりRPAの仕組みと運用について質疑があり、RPAは、ソフトウェアをパソコンにインストールし、インストールしたパソコンが定形業務を自動的に行う仕組みである。今回の導入は、RPAのライセンスを購入するものであり、保守等を行いながら運用していくとのことでありました。 次に、「岡谷市民憲章制定50周年記念事業」について、委員より事業内容について質疑があり、岡谷市民憲章は昭和46年7月に制定され、本年7月に50周年の節目を迎えることから、岡谷市民憲章推進協議会で記念事業を行うということで、常任理事会を中心に3つのコンセプトを掲げ検討してきた。 まず、「未来へつなぐもの」として、40周年記念事業の際に、小学4年生が10年後の自分に宛てたメッセージを入れたタイムカプセルを掘り起こし式典等で披露するほか、今回も同様に新年度の4年生に10年後の自分に向けたメッセージのほか、10年後の岡谷市はこうあってほしいというメッセージを入れたタイムカプセルを埋める予定である。 また、「形に残すもの」として、市民総参加フォトモザイクアートということで、市民の皆さんから5,000枚の写真を集め大きな絵画を作成し、市の公式ホームページに掲載する。また、記念植樹としてイルフ西堀保育園の駐車場の一角に花壇を作るほか、市民憲章の5つの条文を記したマンホールや市民憲章パネルを作成する。 さらに、「心に残るもの」として、カノラホールで行われるコンサートに市民憲章50周年の冠をつけて6月に実施するほか、記念式典を7月に開催し、功労者表彰、市内文化団体による演奏会等を行うとのことでありました。 次に、「岡谷の魅力体験事業」について、委員より新たなワーケーション利用者向け事業の内容について質疑があり、2泊3日以上岡谷市内にとどまる方を対象とし、宿泊費と交通費への補助に加え、レンタカー借り上げに対し上限1万円で補助するほか、食体験支援としてうなぎ券3,000円分を配布するものであるとのことでありました。 次に、「感染症対応避難所設置・運営訓練事業」について、委員より事業の内容について質疑があり、新型コロナウイルス感染症に対する感染対策を講じた訓練で、具体的には受付での検温、手指消毒、問診の実施、身体的距離の確保ができるスペースづくり等を実施し、各区の自主防災組織が迅速かつ的確に対応できる体制の確立を目指すものであるとのことでありました。 さらに、委員より災害時の電気自動車活用の訓練について質疑があり、基本的には、令和3年度は感染症対応の訓練を全区で行い、安心して避難できる環境づくりを目的とする中で、今後、連携訓練を行うモデル地区と活用について検討してまいりたいとのことでありました。 次に、9款消防費について、委員より「消防団車両整備事業」について、今後の消防団車両の更新の見通しについて質疑があり、消防団車両は配備から29年、30年経過したものから順番に更新配備する方針で、令和3年度は第9分団に災害対応型多機能消防車を配備する。おおむね毎年更新する計画となっているが、令和5年に1台更新後、5年後の令和10年に3台更新と期間が空くことから、単年度の財政的負担を少なくするため、前倒しして更新時期を平準化することも検討してまいりたいとのことでありました。 次に、10款教育費について、まず「教員働き方改革推進事業」について、委員より教員の時間外勤務の状況について質疑があり、令和2年12月における県の調査では、小・中学校の教員の時間外勤務時間の1人当たりの平均時間は、県が45時間13分、岡谷市は51時間45分であり、県平均を上回っている状況ではあるが、年度で見ると以前より時間外勤務の時間は少なくなってきていることから、改善してきていると感じている。引き続き、部活動指導員の配置や学校の留守番電話の設置を継続するとともに、令和元年度より導入している出退勤システムを活用して、教員にも自らの勤務時間を意識しながら働いていただくことで、時間外勤務の縮減に努めてまいりたいとのことでありました。 次に、「特別支援教育推進事業」について、委員より事業の内容と効果について質疑があり、特別支援教育を推進する中で、県の設置要綱改正により、LD等通級指導教室サテライト教室が2名以下でも設置が可能となったことから、市内3中学校に岡谷西部中学校LD等通級指導教室サテライト教室として設置できるようになった。このことで、生徒が通級する指導校を選択できるようになるとともに、保護者の送迎等の負担軽減にもつながるとのことでありました。 次に、「情報教育推進事業GIGAスクール構想への対応)」について、委員より学習支援ソフトの拡充の内容と特徴について質疑があり、今回の拡充は新しい学習支援ソフトを導入するのではなく、既に導入されている学習支援ソフト、中学校が「Eライブラリー」、小学校が「ジャストスマイルドリル」を学校のパソコン室と同様に今回整備した1人1台端末でも使えるようにするものであり、ドリルの機能により苦手さの解消などに活用してまいりたいとのことでありました。 さらに、委員よりICT教育支援員の支援体制について質疑があり、現在、教育総務課に情報教育指導員を1名配置しているが、国からGIGAスクール構想の推進に当たりサポート体制の充実を求められていることから、委託先から派遣される3名のICT支援員に日常的な支援をお願いするなど、サポート体制の充実を図ってまいりたいとのことでありました。 次に、「美術考古館アーティスト育成事業」について、委員より公募枠を岡谷市の若手から県内出身・在住者に拡充した理由について質疑があり、平成30年度から3年間公募展を続けてきたが、近隣の美術館ではこのような育成事業に取り組んでいないことから、幅広く多くの作家が応募できるように拡充することとした。公募枠を広げることで、将来有望な作家との関係づくりができるほか、アーティスト育成により文化の薫り高いまちづくりにも貢献できると考えるとのことでありました。 次に、「豊かな人生を紡ぐ“岡谷学”講座」について、委員より講座の内容について質疑があり、岡谷の歴史を学び、地域に継承し、若い方に紡いでいただくことを狙いとし、長い時間をかけてこの事業を続けながら、後世に伝えられる人を育てていくことを目的としている。参加者数については、令和元年度は定員20名のところ24名、本年度は定員30名のところ37名の参加があり、特に男性の参加者が多く、生涯学習活動センターの大変貴重な講座となっているとのことでありました。 次に、「旧山一林組製糸事務所100周年記念事業」について、委員よりシルク関連イベントと連携した記念事業の内容について質疑があり、旧山一林組製糸事務所の歴史や岡谷の製糸業を盛り込んだパンフレットを作成し、シルクフェア等において配布するほか、昔の建物や仕事風景などの写真のパネル展を考えている。また、切り抜いて組み立てると旧山一林組製糸事務所の形になる立体折り紙を無料で配布し、PRに努めたいとのことでありました。 次に、「スポーツ施設整備事業」について、委員より市民水泳プール大規模改修工事の今後の方向性について質疑があり、スポーツ施設の在り方については、岡谷市公共施設個別施設計画で示しているところであり、市民水泳プールについては、改修等をしながら長寿命化を図って利用してまいりたいとのことでありました。 さらに、委員より令和3年度の実施設計業務の内容について質疑があり、令和2年度に実施した劣化調査で、屋根については、平成9年の防水工事から20年以上が経過しており劣化が激しいとの結果が出ている。そのほか、定期的に保全が必要な内外壁、サッシ、照明施設等を盛り込み、実施設計をしてまいりたいとのことでありました。 委員より、市民水泳プールの観客席や更衣室の改修についても検討してほしいとの意見がありました。 次に、歳入について、各款ごとに市側の説明に合わせ、審査の状況を御報告いたします。 まず、市税について、市側より、令和3年度の収入見込額を総額62億3,200万円とし、このうち個人市民税3,000万円を留保し、当初予算額として62億200万円を計上した。個人市民税は24億1,810万円の計上で、新型コロナウイルス感染症の影響により、個人所得や営業所得の大幅な減少が見込まれることから、前年度比2億9,490万円の減、現年課税分は令和2年度収入見込額に対し9.8%の減収を見込んだとのことであります。 委員より個人市民税の大幅減の要因について質疑があり、個人市民税の算出の基になる令和2年度の所得について1人当たり約6.2%の給与所得の減、また、営業所得に関しても減額を見込んだため、前年度予算より9.8%の減となった。令和2年度の給与所得、営業所得の減については、企業へのアンケート調査で「賞与の支給が少なかった」との回答も参考に予算計上しているとのことでありました。 次に、法人市民税については2億8,890万円の計上で、前年度比1億4,500万円の減となっている。感染症の影響により業績の悪化が見込まれるほか、税制改正による法人税割の税率引下げによる影響等もあり、現年課税分は令和2年度収入見込額に対し19.3%の減収を見込んだとのことであります。 次に、固定資産税については26億5,300万円の計上で、前年度比1億6,480万円の減となっている。令和3年度は評価替えの年となるとともに、依然として地価が下落傾向のほか、事業用家屋、償却資産に対する感染症の特例措置による減免等もあり、現年課税分は令和2年度収入見込額に対し6.5%の減収を見込んだとのことであります。 次に、地方特例交付金について、新型コロナウイルス感染症対策地方税減収補填特別交付金は、感染症対策として税制改正された事業用家屋及び設備等の償却資産に対する固定資産税と事業用家屋に対する都市計画税の減免に対する代替財源として、固定資産税等の減収を補填するため新設されたものであるとのことであります。 次に、地方交付税について、40億8,600万円の計上で、前年度比400万円の増である。普通交付税、特別交付税合わせて41億600万円の収入を見込み、このうち2,000万円を追加補正財源として留保した上で当初予算を計上しているとのことであります。 次に、討論について報告いたします。 まず、災害対応型多機能消防車の導入等、市民の命を守る事業が行われることや、子供たちの学力向上を図る事業が一層充実されていることなど評価すべき点がある一方で、会計年度任用職員の割合は年々増加し、職員の正規、非正規の格差の問題が依然としてあり、自治体として、全国的にコロナ禍の中での失業が大きな問題になっていることも考慮して、正規職員を増やしていく姿勢が大事ではないかと思うこと。また、教育の面では、教師の負担軽減への支援について、今年度と比べて手厚い予算が盛られていないのではないかと考えることから、本予算中、総務委員会に付託された部分については反対するとの意見がありました。 一方、令和3年度は、新型コロナウイルス感染症への対応と重点プロジェクトに基づく各種取組の両立が求められる年だが、市税の減収が見込まれる中、特定財源の確保に努力いただき、公共施設の安定的な管理、市民サービスの充実、学習支援やスポーツ振興など、必要な事業の継続と、時代に合わせた事業の転換が図られている。限られた財源ではあるが、市民の生命と財産を守る防災・減災対策、さらに子供たちの持っている可能性を開く教育環境の充実に積極的に対応するとともに、市民の誰もが安心と希望が持てるまちづくりになお一層取り組んでいくことを要望し、本予算中、総務委員会に付託された部分について賛成するとの意見がありました。 以上、審査の結果、議案第13号中、総務委員会に審査付託された部分につきましては、賛成多数により原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第20号 令和3年度岡谷市湊財産区一般会計予算につきましては、審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 報告は、以上であります。 ○議長(渡辺太郎議員) 次に、社会委員会担当議案について一括報告を願います。 社会委員長。     〔社会委員長 小松 壮議員 登壇〕 ◆社会委員長(小松壮議員) 14番 小松 壮です。 社会委員会に審査付託された議案について、3月8日、9日の2日間にわたり委員会を開催し、それぞれ慎重に審査を行いましたので、その経過及び結果について御報告いたします。 初めに、議案第10号 岡谷市国民健康保険税条例の一部を改正する条例について、審査の主な点を御報告いたします。 委員より保険給付費の推移について質疑があり、医療費の推移については、平成30年度及び令和元年度の2年間は1人当たりの医療費が40万円前後であり、県下19市の中で最も高い状態であったとのことでありました。 また、委員より自治体によって医療費に差が生じている点をどのように捉えているかとの質疑があり、長野県は市町村規模の差が大きく、医療環境も大きく異なっていることから、都道府県化に伴う保険料水準の統一を図る上で大きな課題であると捉えている。今年度末に県から示される国民健康保険の運営方針やロードマップの中では、全県での統一は困難であるため、二次医療圏単位で徐々に水準を統一していく流れとなる予定であるとのことでありました。 次に、討論について報告いたします。 国保税の引上げは4年連続であり、今後も続く予定である。国保加入者には低所得者が多い中、資産割、均等割、平等割という保険料算定によって、とりわけ子育て世代の経済的負担が重くなっている。全国知事会が求める1兆円の国費投入が実現しない今、一般会計からの法定外の繰入れが必要である。コロナ禍において税率を据え置く自治体も多数ある中で、税率を引き上げるための条例改正であることから、本議案には反対するとの意見がありました。 一方、県が財政運営の責任主体である国民健康保険制度において、県から示された納付金額に対応するため、標準保険税率を基に様々な角度から改定税率等の検討が行われたほか、岡谷市国民健康保険事業基金からの繰入れなど、被保険者の保険税負担に配慮した改正であると判断し、本議案に賛成するとの意見がありました。 以上、審査の結果、賛成多数により原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第13号 令和3年度岡谷市一般会計予算中、社会委員会に審査付託された部分について、審査の主な点を御報告いたします。 初めに、所管する部の組織、職員数について、まず市民環境部は、市民生活課、医療保険課、環境課の3課の構成で、部の職員数は、正規職員36名、会計年度任用職員16名の合計52名とのことであります。 次に、健康福祉部は、社会福祉課、介護福祉課、子ども課及び健康推進課の4課と、本年2月に設置された新型コロナウイルスワクチン接種対策室の1室による構成となる。なお、看護専門学校は健康推進課の所管施設に位置づけられているほか、子ども課では、4月より運営開始となる岡谷市子ども発達支援センターがまゆみ園に替わり所管施設となるとのことでありました。このほか、部の職員数は、正規職員161名、会計年度任用職員264名の合計425名とのことでありました。 それでは、款ごとに審査の内容を御報告いたします。 初めに、歳出2款総務費の担当部分について、まず「蛍光灯型防犯灯LED化促進事業」について、委員より各区におけるLED化の取組状況について質疑があり、区により設置数や面積が異なるが、各区とも積極的に取り組み、蛍光灯型防犯灯のLED化率は約20%となっており、平成29年度から3年かけて全てLEDに交換した電球型防犯灯も含めると、約60%のLED化率となっているとのことでありました。 次に、3款民生費について、初めに「避難行動要支援者個別計画策定事業」について、委員より令和2年度に捉えた課題について令和3年度はどのように取り組むのかとの質疑があり、課題としては、未申請者の登録と避難支援者の設定の2点が大きな課題である。登録しない理由、避難支援者を設定できない理由は様々であることから、登録勧奨の方法について工夫が必要であると認識している。今後も、区や民生児童委員との連携を強化しながら、引き続き取り組んでまいりたい。なお、国は全国的に避難行動要支援者の個別計画の策定が進まない点を課題として捉えており、災害対策基本法へ個別計画の策定を努力義務とすることを明記する方針を決定した。今後、専門家の派遣や財政支援などの実施を検討するとのことであるため、国の動向も注視しながら、先進事例なども参考に取り組んでまいりたいとのことでありました。 次に、「福祉タクシー運行事業」について、委員より予約が取りにくいという状況があるが新年度の対応はどのように考えているのかとの質疑があり、運行事業者が配車情報システムを活用し、利用者に一番近い空車車両を確認できるようにするなど様々な改善を重ねる中で、配車に関する苦情は減少してきているほか、利用者アンケートによれば、予約も以前より取りやすくなったとの声もある。引き続き、利用者や運行事業者の意見把握に努めながら、今後も時間帯ごとの配車台数の見直しなどに取り組んでまいりたいとのことでありました。 次に、「あったか見守りネットワーク個人賠償責任保険事業」について、委員より登録に必要な条件について質疑があり、本事業については、市内に居住し、行方不明になる可能性があり、事前登録制度に登録していただいた方が対象となるとのことでありました。 また、委員より行方不明になる可能性の判断はどのように行うのかとの質疑があり、家族やケアマネジャーなどが登録を行うケースが多いとのことでありました。 さらに、委員より今後新たに行方不明になった方がいた場合は必ず登録されるということかとの質疑があり、本人申請であるため、行方不明になる可能性があっても登録に抵抗を感じる人もおり、全員が登録されるものではないとのことでありました。 次に、「通所型介護予防事業」について、委員より「ねこまぬ先のぴんぴんキラリ教室」と「新・フレイル予防教室」の違いについて質疑があり、目的は同様であるが、「ねこまぬ先のぴんぴんキラリ教室」は年12回、おおむね3か月間の教室となるのに対し、「新・フレイル予防教室」は5回の教室であり、3か月間は長過ぎて参加を戸惑う方にも気軽に参加していただくために、短縮版として開催するものである。さらに、開催時期が異なるため申込みのチャンスが広がり、新規参加者の獲得にもつながる事業として考えているとのことでありました。 次に、「子ども発達支援センター事業」について、委員より「発達段階に応じた専門的な訓練・指導を行う」とあるが「専門的訓練」とはどのような内容かとの質疑があり、常勤の作業療法士が日常生活の中で必要な動作の訓練をするものであり、また、言葉の発達の遅れ等が心配な場合は、言語聴覚士が言葉遊びなどをしながら発音等の訓練をするものであるとのことでありました。 また、委員より発達状況が子供によって異なる中で常勤の作業療法士1名で対応できるのかとの質疑があり、常勤は1名であるが、信濃医療福祉センターからの巡回もあることから、連携しながら子供の発達段階に応じたきめ細かな支援に努めてまいりたいとのことでありました。 さらに、委員より、支援が必要であっても声を上げられない保護者もいると思われる。支援における課題についてどのように捉えているかとの質疑があり、声を上げられないことについては、保護者が子供の発達の遅れに気づいていない、または受け入れることができないなど様々な状況が考えられる。こうした子供たちを見逃すことのないよう、乳幼児健診などの機会を通じて気になる子供がいた場合は、フォロー教室や現在のまゆみ園のほか、必要があれば他の関係機関を紹介するなど、その子にあった必要な支援につながるよう対応しているとのことでありました。 次に、「公立保育園連絡用アプリ導入事業」について、委員より、アプリ導入により現在のメール連絡システムは廃止するのか、また、アプリは双方向で連絡が取り合えるのかとの質疑があり、既存のメール連絡システムから新しいアプリへシステムを入れ替えるものである。また、アプリ導入により、一方的な配信から双方向での通信が可能となり、欠席等の連絡ができるほか、緊急時には写真等の情報提供ができるため、迅速な対応にもつながるとのことでありました。 次に、4款衛生費について、初めに「不妊・不育治療助成事業」について、委員より令和3年1月からの所得制限撤廃の内容について質疑があり、国が令和4年からの保険適用に向けて動いている中で、令和3年は経過措置として国の制度改正により所得制限の撤廃と助成額の拡大が行われるものである。これまでは申請の条件であった夫婦合算の前年所得730万円未満が本年1月より撤廃となったほか、特定不妊治療の助成では、妻の年齢が40歳未満の場合の回数制限が生涯6回から子供1人につき6回まで、また、一般不妊治療の助成では、助成回数が連続する3年から子供1人につき連続する3年に拡大が図られたものであるとのことでありました。 次に、「めざせ!ゼロカーボン推進事業」のうち「エコドライブ推進事業所登録事業」について、委員より登録事業所数の見込みについて質疑があり、予算額は登録事業所が貼り出すステッカーの作成費用であり、30社程度の登録を見込んでいるとのことでありました。 次に、「諏訪湖ヒシ除去体験事業」について、委員よりヒシの状況について質疑があり、現在、一番多く除去しているのは県が行う水草刈取船を利用しての除去である。諏訪湖創生ビジョンでは県の目標数値が年間510t以上とされており、例年達成されている。また、岡谷市、環境市民会議おかや、諏訪湖漁業協同組合の手作業による除去をはじめ、諏訪市や下諏訪でも様々な主体が独自の除去作業を進めているとのことでありました。 次に、討論について報告いたします。 本予算には、西堀保育園に併設する岡谷市子ども発達支援センター事業や、コロナ禍であっても元気に過ごすための健活プロジェクト事業などが含まれており、大いに期待するところである。しかしながら、マイナンバー制度の推進や国保会計への法定外の繰出しがなく、国保加入者の生活実態と重税状況を顧みない対応があり、大変問題である。また、コロナ禍という状況を考慮した市民の要望に応えられる予算とは思えない。以上の理由から、本予算中社会委員会に付託された部分については反対するとの意見がありました。 一方、重点施策の一つとして「しあわせを実感できる日常づくり」を掲げ、健康、福祉、環境施策の充実、子育て世帯への包括的支援など広範囲な事業に対して関係部局間の検討や選択と集中の協議を経た結果、新規事業や拡充事業が随所にみられ、課題に対して効果的な施策展開を図るための予算である。さらに、新型コロナウイルス感染症の影響により、見通しがつかない部分も多々ある中で、不測の事態に備え市民の不安に応える予算でもある。課題は山積しているが、予算執行に全力で邁進していただくことを要望し、本予算中社会委員会に付託された部分について賛成するとの意見がありました。 以上、審査の結果、議案第13号中社会委員会に審査付託された部分につきましては、賛成多数により原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第14号 令和3年度岡谷市国民健康保険事業特別会計予算について、審査の主な点を御報告いたします。 委員より特定健康診査の受診率についてどのように捉えているかとの質疑があり、令和元年度の受診率は37.2%であり、年々増加してきているが県内では低い状況となっている。その要因としては、医療機関にかかっている方が人間ドックを含め特定健康診査を受診しないことが挙げられる。この点を改善しないと受診率も改善しないため、昨年から「特定健康診査のみなしデータ取得事業」に取り組んでおり、医療機関にかかっている方については、特定健康診査と同データと認められるものを医療機関から提出していただいているとのことでありました。 また、委員より出産育児一時金支給事業費及び葬祭費支給事業費の予算額が令和2年度に比べ減額となっている理由について質疑があり、国民健康保険における被保険者数の減少に伴い、出産育児一時金及び葬祭費の支給対象者が減少していることによるものであるとのことでありました。 次に、討論について報告いたします。 本予算は、議案第10号 岡谷市国民健康保険税条例の一部を改正する条例に基づき国保税の引上げを行う予算であるため、議案第10号と同様の理由により本議案には反対するとの意見がありました。 一方、国民皆保険は真に医療を必要とする方が安心して医療サービスを受けるための制度である。高齢化の進展や医療の高度化により医療費は年々増加する一方で、被保険者数の減少により保険税収入の減少が見込まれるなど大変厳しい運営が強いられている。県から激変緩和措置を受けている間は国保税の引上げが続き被保険者の負担も増加しているが、岡谷市国民健康保険事業基金からの繰入れや繰越金による対応などにより、被保険者の負担が軽減される予算編成がされていると判断する。この事業が持続可能な制度として問題の改善を注視し、円滑に運営されることを願い、本予算に賛成するとの意見がありました。 以上、審査の結果、賛成多数により原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第17号 令和3年度岡谷市霊園事業特別会計予算については、審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第19号 令和3年度岡谷市後期高齢者医療事業特別会計予算について、審査の主な点を御報告いたします。 討論において、後期高齢者医療制度は、75歳以上の高齢者を他の世代と切り離すという差別的な医療制度である。加入者のほとんどが低所得の年金生活者で、手厚い医療が必要な方々である。2年に1度の保険料率改定により保険料負担が増え続けてきており、さらには、保険料の年金天引きと医療費の窓口負担によって被保険者の厳しさは限界を超えている。この医療保険制度は矛盾や問題点を数多く抱えており、本予算はその問題点が改善されていない内容であるため、本予算には反対するとの意見がありました。 一方、高齢化による被保険者数の増加や、医療の高度化による高齢者医療費の増加を踏まえ、高齢者が安心して医療を受けるための持続可能な制度にすると同時に、低所得者も含めて可能な限りの保険料率の抑制や考慮がなされた予算と判断し、本予算に賛成するとの意見がありました。 以上、審査の結果、賛成多数により原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第23号 令和3年度岡谷市病院事業会計予算について、審査の主な点を御報告いたします。 まず、病院事業管理者から、令和3年度は新型コロナウイルスワクチン接種など新たな感染症対策も始まることから、諏訪医療圏唯一の感染症指定医療機関として地域の先頭に立って感染症対策に取り組むが、新型コロナウイルス感染症が病院経営に与える影響は今後もしばらく続くものと考えており、岡谷市病院事業としても赤字予算を編成せざるを得ない、大変厳しい状況にある。しかしながら、最重要課題である医師の確保に引き続き取り組み、より質の高い医療の提供と効率的な病院運営に努め、市民の皆さんの信頼と期待に応えられるよう職員一丸となって取り組んでまいりたいとの挨拶がありました。 次に、組織については、今年度と同様の体制であり変更点はないとのことでありました。 職員数については、特別職である病院事業管理者を除き、正規職員431人、会計年度任用職員165人の合計596人であり、前年度との比較では、正規職員が6人の減、会計年度任用職員は4人の減である。そのうち医師については、正規職員35人で前年度と同数であり、管理者及びフルタイム会計年度任用職員を含めた常勤医は41人で前年度と同数である。また、診療技術部については、正規職員110人で前年度より2人の減となる。さらに、看護部については、正規職員246人で前年度より1人の減となる。なお、事務部については、正規職員40人で前年度より3人の減となるとのことでありました。 予算の主な点については、まず、収益的収入のうち、入院収益は36億7,559万3,000円、外来収益は18億1,337万2,000円とし、令和2年度の患者動向をベースとしつつも、新型コロナウイルス感染症による患者数の減少が続くものと見込む中で、病院事業収益全体では前年度比4億8,250万円減の67億9,610万円の計上とした。また、収益的支出については、給与費、材料費、病院運営及び施設の維持管理経費などについて徹底した見直しを行い、病院事業費用全体で、70億1,770万円の計上である。この結果、収益的収支全体では2億2,160万円の赤字予算として編成している。なお、資本的支出において、13品目の器械備品購入費として1億7,300万円を計上しているとのことでありました。 次に、審査の主な点でありますが、委員より訪問看護事業収益の増を見込んでいる要因について質疑があり、令和2年度は新型コロナウイルス感染症に伴う面会制限などがある中で訪問看護の需要が増加したほか、訪問による医療措置やみとりなども増加したことなどから、こうした実績を勘案し、令和3年度予算では増を見込んでいるものである。なお、これまでは正規職員6名で対応してきたが、令和3年度については、需要に対応するために1名増の7名体制とするとのことでありました。 また、委員より、コロナ禍においても安心して来院できて、質の高い医療の提供ができるということを広く市民に理解してもらうための情報発信が必要ではないかとの質疑があり、「病院がやるべきことをしっかりやる。通常診療において丁寧な医療を行っていれば、患者さんは必ず来てくださる」ということが基本的な考え方である。院内感染の対応では、医療の現場において「当たり前のことを、当たり前にやっている。特別なことをやっているわけではないので、取組内容や頑張っていることをあえて発信する必要はない」との声もあることから、岡谷市民病院としては現在の取組が自然に伝わることが理想であるとのことでありました。 また、委員より令和3年度における医療機械器具整備事業について質疑があり、器械備品の購入は元金償還額が多額とならないよう単年度1億円を基本ルールとしているが、平成30年度予算において電子カルテ整備として3億円を予定したため、令和元年度から令和5年度までは単年度6,000万円としており、この範囲内で購入する分を通常分、それ以外を特別分としている。 令和3年度は、まず通常分として、整形外科の手術において、CT画像を入力することにより患者の膝や股関節の位置情報を表示し、人工膝や股関節術の操作を正確に行い、手技上の誤差や患者の負担を軽減するとともに、ドクターの意思も反映させることが可能なナビゲーションシステムを2,860万円で新たに購入するほか、大腸ビデオスコープ、救急用ベッドサイドモニター、脳波計などの購入を予定している。 また、特別分では、CTやMRIなどの放射線画像を管理する医用画像データ管理システムを5,120万円で更新するほか、院内健診や健診車で実施した院外健診における受診者の健診結果情報を保管するとともに、結果報告書を作成し送付するなど一連の健診事務を行う健診システムを3,840万円で更新するとのことでありました。 次に、討論について報告いたします。 新型コロナウイルス感染症の影響により入院・外来患者が減少し、赤字予算を編成せざるを得ない大変厳しい経営状況ではあるが、「人材確保と人材育成」、「質の高い医療サービスの提供」、「効率的な運営による経営基盤の強化」の3点を重点項目として、地域が必要とする様々な機能と最新の医療機器を備えた病院を運営していくための予算編成がなされている。医療に関わる全職員の皆さんに敬意を表するとともに、コロナ禍の下、市民の命を守るとりでとして一層の活躍に期待をし、本予算に賛成するとの意見がありました。 以上、審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 報告は以上であります。 ○議長(渡辺太郎議員) 次に、産業建設委員会担当議案について一括報告を願います。 産業建設委員長。     〔産業建設委員長 今井義信議員 登壇〕 ◆産業建設委員長(今井義信議員) 8番 今井義信です。 産業建設委員会に審査付託された議案について、3月8日、9日の2日間にわたり委員会を開催し、それぞれ慎重に審査を行いましたので、その経過及び結果について御報告いたします。 初めに、議案第9号 岡谷市手数料条例の一部を改正する条例につきましては、審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第11号 テクノプラザおかや条例の一部を改正する条例について、審査の主な点及び審査結果を御報告いたします。 まず、委員よりコワーキングスペースの使用料の概要と利用申請等の方法について質疑があり、利用対象者は、ビジネスマン、フリーランス、ソーシャルビジネスやテレワークの方などを対象としており、ドロップインでの利用を目指す中で時間設定と料金設定を行ったものであり、1階も2階も同様の使用料とした。また、利用申請については、高校生等の休憩場所となることがないように、事前に利用目的と利用時間を確認する中で確認を行う体制としたいとのことでありました。 また、委員よりこれまでのテクノプラザおかやの使用形態と異なってくるのではないかとの質疑があり、ドロップインでの使用や、駅に近い利点を生かした出張帰りのビジネスマンをターゲットとするため、コワーキングスペースについてはこれまでの貸館とは異なる形態で使用したい。また、働き方の形態も変わりワーケーションでの利用も考えられることから、運用の中で使用目的を幅広く利用しやすくしてまいりたいとのことでありました。 以上、審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第12号 岡谷市水道事業及び下水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例について、審査の主な点及び審査結果を御報告いたします。 まず、委員よりなぜこの時期に条例を改正するのかについて質疑があり、上水道については、近年の水質の安定化に伴いトリクロロエチレン揮散処理が不要となったため、県の認可変更が必要となったことから、それに合わせて条例改正を行う。また、下水道については、岡谷市公共下水道全体計画が令和2年度で終了となるため、流域下水道の現在の計画に合わせる形で条例改正を行うとのことでありました。 また、委員より長期にわたり条例改正が行われてこなかったことによる水道施設等の計画や設計等への影響について質疑があり、水道施設については水道事業基本計画に基づき人口規模により計画され遂行しているため、影響はないとのことでありました。 以上、審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定いたしましたので、御報告いたします。 次に、議案第13号 令和3年度岡谷市一般会計予算中、産業建設委員会に審査付託された部分について、審査の主な点を御報告いたします。 初めに、所管する各部の執行体制について御報告いたします。 産業振興部においては、組織は農業委員会を農林水産課に含め3課1室で組織し、正規職員40名、会計年度任用職員36名の合計76名。建設水道部においては、3課で組織し、正規職員61名で会計年度任用職員67名、合計128名であるとのことでありました。 それでは、款ごとに審査の内容について御報告いたします。 初めに、歳出2款総務費市有林整備事業について、委員より、岡谷小学校跡地の管理を農林水産課で担うことになるが、令和3年度の内容と今後の予定について質疑があり、令和3年度は植栽された箇所の下刈りを行っていく。また、鹿等の侵入による樹木の食害を防ぐため、薬の散布により鳥獣害防止を図るとのことであり、ある程度樹木が成長するまでは同様の対応を行う予定であるとのことでありました。 次に、5款労働費について、「働きやすい職場づくり応援事業」について、委員より、多様な人材確保及び定着化のため、これまでの女性に限定せず支援対象者を拡充することで充実は図られているが、就業規則の変更に係るソフト面での補助額が据え置かれた理由について質疑があり、実績を勘案しながら令和3年度は据置きとさせていただいているが、企業側で今後どのような取組が補助対象となってくるのか、どんなところに経費が必要なのかなど実態把握に努め、令和4年度に向けて検討を継続してまいりたいとのことでありました。 次に、6款農林水産業費について、「オープンエアマーケット事業」について、委員より中心市街地の商業等へのシャワー効果について質疑があり、当該事業は令和2年度から実施をしているが、コロナウイルス感染症対策として産業振興部の中で開催できる施設を検討する中で、マルベリー広場とした。令和3年度においてもマルベリー広場を中心に開催を計画しているが、中心市街地の活性化にも考慮したいとのことでありました。 次に、7款商工費について、初めに「商業振興事業」について、委員より商業等振興補助金の補助分の増額分について補助内容と件数について質疑があり、中小商業者が店舗等の改修に要する経費や賃借料の一部を補助するもので、令和3年度はララオカヤから移転する店舗分として新規店舗改修に対する補助16件、賃借料に対する補助18件分を予算計上しているとのことでありました。 委員より、予定をしている商業者の声をしっかり聞いて、適切な対応をしていただきたいとの要望がありました。 次に、「シルキーバス車両更新事業」について、委員よりシルキーバスの運行ルート等についての見直し等について質疑があり、実態調査を今後も進めながら市民の声を聞き利便性を図っていくが、シルキーバスのみならず、福祉タクシーも含めた公共交通網全体について検討をしなければならない時期となっており、令和3年度から方向性を検討してまいりたいとのことでありました。 次に、「商工業振興条例補助金」について、委員より、比較的大きな企業を対象とした制度であり、小さくても頑張っている企業に対する補助の見直し等の必要性を感じているが考えについて伺いたいとの質疑があり、当該補助金はこれまでに補助金額や従業員要件について検討を進めてきた経過があり、必要に応じ見直しを図ってきている。そのような中で、企業規模や従業員数等による申請要件は設けておらず、比較的補助額が少ない企業や10名以下の企業へも補助した経過もある。岡谷市域は近隣の市町村に比べ地価が高いため、より安価な工場用地を求める企業に対する流出防止や、新たな企業を誘致するために必要な行政制度と考えているとのことでありました。 次に、「モノづくり集積地SUWAのヒトづくりプロジェクト事業」について、委員より、これまではロケットを打ち上げるという一つの評価基準があったが、今後の評価基準について質疑があり、これまでの小型ロケットプロジェクトにおいても人材育成に重きを置いていたがゆえに評価が分かりづらかったが、今後は提案型技術者の育成だけにとどまらず、事業を通じ若手人材を諏訪圏内に流入させることにより、関係人口の創出と、さらには諏訪圏の企業への就職に結びつける取組とするため、若者のインターンシップへの参加であったり、県外の参加者であったり、関係人口の創出に関わる部分等が評価の基準となってくるとのことでありました。 次に、「岡谷市中小企業融資制度」について、委員より、特別経営安定資金は、緊急対策で行われた資金制度に比べ売上高の減少率が5%から20%に引き上げられ、ハードルが高くなっているのではないかとの質疑があり、新型コロナウイルス感染症の影響が長期化する中で、真に売り上げが上がっていない事業者に利用いただくために新設をしているとのことでありました。 また、委員より持続化給付金に代わる現金給付の実施についての質疑があり、企業とヒアリングをする中ではワンショット的な支給についても意見はあるが、市としては経営を安定させ経済を回していく取組を重点的に行ってまいりたいとのことでありました。 次に、「観光宣伝費」について、関係団体補助金のうち「岡谷へ行こう」関係人口等創出・拡大事業について、委員よりレンタサイクルのeバイクの保守管理について質疑があり、定期的な保守は購入する業者にお願いするが、日常の保守管理については、自転車の専門家にアドバイスをいただきながら、駅構内に設置される観光案内所の職員が対応できるようにしていくとのことでありました。 また、委員から岡谷蚕糸博物館のeバイクとの連携について質疑があり、現時点においては、自動車で来られる方、電車で来られる方と様々であるため、eバイクの乗り捨て利用サービスまでは考えていないが、将来的には諏訪圏全体の連携ができるように検討してまいりたいとのことでありました。 次に、「岡谷産繭買取事業」について、委員より、令和3年度に向けて養蚕事業者に対し岡谷産繭の安定供給と経営基盤の安定化のための事業であるが、ブランド力の向上に寄与するのかとの質疑があり、岡谷ブランドの核となるオール岡谷産シルク製品の製品化のためには、岡谷産の養蚕繭の安定供給は不可欠である。現在、市内には養蚕業者が1者おり、蚕室等の整備を通じ、今後は収繭量を増やしていく予定でいる。本事業において、繭の安定供給の確保と経営基盤の安定化を図ることで、オール岡谷産シルクの製品化、岡谷ブランドの創出につなげてまいりたいとのことでありました。 次に、「地域おこし協力隊ブランド推進事業」について、委員より、令和3年は3年目となり結果が求められるが、協力隊についての取組状況についての質疑があり、地域おこし協力隊の活動内容についてはこれまでも養蚕振興、ブランド化の両面でそれぞれ活躍いただいているが、令和3年度は新規事業である「岡谷シルク推進事業」にも積極的に参画いただき、しっかりと成果が出るよう取り組んでまいりたいとのことでありました。 次に、「オール岡谷産シルク製品開発事業」について、委員より継続的なビジネスにつなげるための繭の買取りから製品開発、製品販売までのコストの考え方について質疑があり、今後、岡谷ブランドとしてPRしていくオール岡谷産シルク製品の価格設定にもよるが、岡谷ブランドとしての価値が見いだせるよう取り組み、事業の安定化につなげてまいりたいとのことでありました。 次に、「博物館費」について、委員より岡谷蚕糸博物館の令和3年度に向けて多くの人が来館できるようにするための方策について質疑があり、コロナ禍において来館者数が減少傾向にある中、今年度は産業振興部内で連携を図りながら、オープンエアマーケットやものづくりフェアアーカイブ展などと連携して誘客促進を図ってきた。来年度も引き続き、部署と連携した誘客促進に取り組むとともに、新しい岡谷シルク推進事業における製品の情報発信や岡谷でしかできないイベントの開催、さらには服飾系の専門学校とのワークショップなども開催し情報発信を続けることにより、多くの方に岡谷蚕糸博物館、シルクファクトに来てもらえるよう努力してまいりたいとのことでありました。 次に、8款土木費について、初めに「道水路維持補修事業」について、委員より各区から提出される土木要望に対しての実施状況と区への回答方法について質疑があり、土木課に関する要望が103か所あり、現地踏査をしながら緊急性のあるものは早急に維持補修を行い、その他については優先順位をつけながら選定を行い、令和3年度は42か所の箇所づけとなっている。また、各区に対しては年度初めに訪問を行い、要望箇所の状況報告を行っているとのことでありました。 委員より、各区からの要望に対しては文書で回答することにより、区役員が交代しても継続的に状況の把握ができるように配慮願いたいとの要望がありました。 次に、「道路新設改良事業」について、委員より生活道路安全対策事業の委託料について質疑があり、西堀新道においてビッグデータを利用した安全対策事業を進め、ハード面での交通安全を図るための実証実験も予定しているとのことでありました。 委員より、西堀新道は交通量も多くかなりのスピードを出す通行車両もあることから、歩行者の交通安全には引き続き配慮をお願いしたいとの要望がありました。 次に、「橋梁維持補修事業」について、橋梁点検はどのような橋梁が対象となり、どのように点検されるのか質疑があり、点検は市全体の橋梁198橋について5年に1度実施することとされており、橋長の短いものは土木課職員で行うが、橋長が長く高さのあるものについては委託をしており、令和3年度は14橋について委託実施していくとのことでありました。 次に、「河川改修事業」について、委員より予算計上されている3本の川については緊急性があって実施されるのかとの質疑があり、近年の災害を勘案し毎年行っている河川パトロール等において、必要な箇所について実施するものであるとのことでありました。 委員より、河川改修を積極的に進め防災に寄与していただきたいとの要望がありました。 次に、「諏訪湖周サイクリングロード整備事業」について、委員より事業推進に当たり地元区との協議について質疑があり、令和3年度以降の整備箇所は民地と隣接する部分もあることから、区をはじめ地元住民への説明会も必要に応じ開催してまいりたいとのことでありました。 委員より、サイクリングロード整備区域内では樹木管理等の要望もあることから、利用者はもちろんのこと、周辺で生活している住民や区にとっても環境が良く使いやすいサイクリングロードになるように、地元の意見を聞きながら整備を進めていただきたいとの要望がありました。 次に、「市営住宅管理費」について、委員より市営住宅の住民の高齢化について質疑があり、高齢住民の見守りは家主としての責務であり、福祉サイドとも相談しながら検討が必要と考えているとのことでありました。 次に、討論について報告いたします。 本予算は、おおむね必要な予算が盛られていることは評価できるが、産業振興の分野では、商工業振興条例補助金で工場新設・増設及び工場等移転に対する補助は、小規模事業者に対する支援が弱く均衡を欠いており、見直しをすべきである。また、新型コロナウイルス感染症拡大の中で苦しい営業を強いられている事業者への支援について、旅行代理店など観光業、宿泊業、旅客運送業、飲食業などの事業者に対する大胆な支援が盛り込まれておらず、製造業についても、中小零細企業を中心に長期にわたり深刻な事態が継続し、廃業も検討せざるを得ない深刻な事態に対し、直接的な支援も盛られていない。土木、都市計画の関係では、市内の車道、歩道の傷みが激しく、各区からの土木要望にも十分応えられていないことから、さらなる増額の対応が必要である。また、市営住宅については、長寿命化計画によって管理戸数を大幅削減していく方向で進んでいるが、低廉な家賃で入れる市営住宅の必要性を考えると問題であり、産業建設委員会に審査付託となった部分については反対する。 一方、本予算は、令和3年度が第5次岡谷市総合計画の3年目であり、「人結び 夢と希望を紡ぐ たくましいまち岡谷」の実現に向けて着実に前進しなければならない年であり、新型コロナウイルス感染症を乗り越える「新たな日常の実現に向けた変革の年」であることから、重点施策として「地域活力の再興」と「幸せを実感できる日常づくり」を掲げており、新たな日常の実現が大いに期待できる予算であり、本議案に賛成する。 また、本予算の新規事業の岡谷シルク推進事業や岡谷産繭買取事業などの岡谷シルク製品の開発事業は、「新しいシルク文化の創造」という点を評価する。地域おこし協力隊により、今までの「繭から糸を画期的な機械で大量生産し輸出していた。」という歴史の中にあった文化から、ここで、出来上がったシルクそのものをどう活用するのかという方向に進んでいることは、岡谷市の新たな文化が芽生える初めの段階と捉える。 働きやすい職場づくり支援補助金については、ソフト面に関し限度額が据え置かれており、就業規則を作成していない、長いこと変更していない企業が多いことから増額を求めるが、積極的に変更していく視野を持って臨むことを要望し、産業建設委員会に審査付託となった部分について賛成するとの討論がありました。 以上、審査の結果、賛成多数により原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第15号 令和3年度岡谷市地域開発事業特別会計予算について、委員より具体的な用地取得の予定について質疑があり、都市計画道路岡谷川岸線が令和3年度から事業化されることから、代替地等に対応するため予算計上しているとのことでありました。 また、委員より令和3年度以降の土地の処分状況について質疑があり、湖畔公園関連公共事業用地・代替地や駅南地区関連公共事業代替地など開発に合わせて土地利用が可能なところの売却を想定しており、処分が可能なところを積極的に売却していきたいとのことでありました。 以上、審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定いたしましたので御報告いたします。 議案第16号 令和3年度岡谷市分収造林事業特別会計予算については、委員より令和2年度に比べ予算額が減少している状況について質疑があり、予算額については毎年度事業に必要な予算を計上しており、国からの予算が削減されたものではないとのことでありました。 以上、審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定いたしましたので御報告いたします。 議案第18号 令和3年度岡谷市温泉事業特別会計予算につきましては、審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第21号 令和3年度岡谷市水道事業会計予算について、委員より水道施設再構築事業における宗平寺水源改造工事と今井上向配水池築造工事本体築造工事について質疑があり、宗平寺水源改造工事は、令和3年度において管理棟の移設と耐震化を行い、今井上向水源地へ供給するポンプの改修を行うとのことでありました。また、今井上向配水池築造工事の本体築造工事は令和3年度中に本体が完成し、設備を整え令和4年の一部供用を目指しているとのことでありました。 次に、討論について報告いたします。 水道事業は、令和3年度においても、安全でおいしい水の供給のための予算を編成されている。本予算には、適切な水質管理を進めながら、老朽鉄管の更新や管路の長寿命化、耐震化工事、さらに今井上向配水池の建設など、岡谷市水道事業基本計画に基づく再構築が計画的に進めていくことなどが盛り込まれている。水道料金については、令和2年度から令和4年度までの3年間は据置きで対応されており妥当なものである。引き続きの経営努力によって水道料金の引上げがされないよう要望し、本議案に賛成するとの討論がありました。 以上、審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定いたしましたので御報告いたします。 次に、議案第22号 令和3年度岡谷市下水道事業会計予算について、委員よりストックマネジメント(長寿命化)事業について質疑があり、平成29年度からストックマネジメント事業に基づく工事に着手をしており、市内を15エリアに分け、これまで3つのエリアの点検と必要な工事を行ってきた。下水道の延長は約292kmある。1エリアが約20kmとなり、令和3年度においても点検調査を行い、必要な箇所について管路更生工事を行っていくとのことでありました。 また、委員より郷田二丁目の雨水渠整備の進捗状況について質疑があり、郷田二丁目の山下幹線は計画全体で406mを予定しており、令和5年度の完成を目指している。令和3年度は引き続き諏訪信用金庫の上流100mを予定しており、完成すると全体のおよそ半分が完了する予定であるとのことでありました。 さらに、委員より総合地震対策事業における耐震化の有効性について質疑があり、地震災害の規模が異なることから同様の工法でも被害状況が異なるが、破損が生じたとしても下水道としての機能が損なわれないような対策としているとのことでありました。 次に、討論について報告いたします。 下水道事業は、未整備地区の解消や未接続世帯への対応を進めながら、管路の長寿命化の改修や耐震化を計画的に進めており、管路施設の維持管理を確実に進める一方で、長年にわたって下水道使用料を据え置くという措置が続けられており、令和3年度も健全な下水道事業の運営を進めていくための予算が盛られていると考える。また、雨水渠についても、豪雨時の安全・安心を高めるために必要な対応であり、着実に整備が進むことを期待し、本議案に賛成するとの討論がありました。 以上、審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 報告は以上であります。 ○議長(渡辺太郎議員) この際、暫時休憩いたします。 △休憩 午前10時57分 △再開 午前11時10分 ○議長(渡辺太郎議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。 ただいまの各委員長報告に対し、これより1件ずつ審議、採決を行います。 まず、議案第9号 岡谷市手数料条例の一部を改正する条例について、これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(渡辺太郎議員) これをもって質疑を終結いたします。 次に、討論に入ります。 何か御発言はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(渡辺太郎議員) これをもって討論を終結いたします。 これより議案第9号を採決いたします。 お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕
    ○議長(渡辺太郎議員) 御異議なしと認めます。 よって、議案第9号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第10号 岡谷市国民健康保険税条例の一部を改正する条例について、これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(渡辺太郎議員) これをもって質疑を終結いたします。 次に、討論に入ります。 何か御発言はありませんか。 今井秀実議員。 ◆10番(今井秀実議員) 10番 今井秀実です。 議案第10号 岡谷市国民健康保険税条例の一部を改正する条例について、日本共産党岡谷市議団を代表して、議案に反対の立場から意見を述べます。 国民健康保険事業の運営主体が県に移行されて新年度で4年目を迎えます。今回の国保税の引上げは4年連続で、今後も引上げの予定であります。 国保加入者は、年金生活者、失業者、非正規労働者、また、苦しい営業を強いられている自営業者などであり、低所得者が多い保険となっております。 算定方式は、所得割、資産割、均等割、平等割になっておりますが、とりわけ均等割は、子育て世代の経済的負担に重くのしかかるものであり、見直しが求められています。今回の税率引上げでは、この均等割が引き上げられているのは、特に問題であります。 また、中堅層の重税状況も深刻であり、年収420万円の4人家族の国保税額は今回の引上げにより年額42万円を超え、収入の10分の1が丸々国保税だけで消えていくものとなっています。コロナ禍において、令和3年度は税率を据え置くという自治体も多数あります。国保税引上げは、加入者の健康、命を脅かすものとなっています。 全国知事会が求めている1兆円の国費投入が必要ですが、まだ実現していない今、岡谷市がすべきことは、一般会計からの法定外繰入れで国保税引上げを止めることです。その対応が取られないまま、国保税引上げを行う本条例、議案第10号には反対をいたします。 ○議長(渡辺太郎議員) ほかに御発言はありませんか。 今井義信議員。 ◆8番(今井義信議員) 8番 今井義信です。 議案第10号 岡谷市国民健康保険税条例の一部を改正する条例について、会派誠風を代表して意見を述べます。 県が財政運営の責任主体である国民健康保険制度において、県から示された納付金額に対応するため、標準保険税率を基に様々な角度からの改定税率等の検討が行われ、岡谷市国民健康保険事業基金からの繰入れと被保険者への保険税負担に配慮がなされた改正であると判断できます。 よって、本議案に賛成いたします。 ○議長(渡辺太郎議員) ほかに御発言はありませんか。     〔発言する者なし〕 ○議長(渡辺太郎議員) これをもって討論を終結いたします。 これより議案第10号を採決いたします。 本案は、賛否両論がありますので、起立によって採決いたします。 お諮りいたします。議案第10号に対する委員長の報告は可決であります。本案は委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔起立多数〕 ○議長(渡辺太郎議員) 起立多数であります。 よって、議案第10号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第11号 テクノプラザおかや条例の一部を改正する条例について、これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(渡辺太郎議員) これをもって質疑を終結いたします。 次に、討論に入ります。 何か御発言はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(渡辺太郎議員) これをもって討論を終結いたします。 これより議案第11号を採決いたします。 お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(渡辺太郎議員) 御異議なしと認めます。 よって、議案第11号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第12号 岡谷市水道事業及び下水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例について、これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(渡辺太郎議員) これをもって質疑を終結いたします。 次に、討論に入ります。 何か御発言はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(渡辺太郎議員) これをもって討論を終結いたします。 これより議案第12号を採決いたします。 お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(渡辺太郎議員) 御異議なしと認めます。 よって、議案第12号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第13号 令和3年度岡谷市一般会計予算の審議に入ります。 まず、予算説明書54ページから、歳出から4款ずつに分けて質疑を行います。 それでは、第1款議会費から第4款衛生費までについて質疑に入ります。 質疑はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(渡辺太郎議員) 進行いたします。 次に、第5款労働費から第8款土木費までについて質疑に入ります。 質疑はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(渡辺太郎議員) 進行いたします。 次に、第9款消防費から第12款予備費までについて質疑に入ります。 質疑はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(渡辺太郎議員) 進行いたします。 次に、歳入全般と予算書3ページから10ページまでについて質疑に入ります。 質疑はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(渡辺太郎議員) これをもって質疑を終結いたします。 次に、討論に入ります。 何か御発言はありませんか。 笠原征三郎議員。 ◆16番(笠原征三郎議員) 16番 笠原征三郎です。 議案第13号 令和3年度岡谷市一般会計予算について、日本共産党岡谷市議団を代表して討論を行います。 まず最初に、予算を作成された職員の皆さんの御労苦に心からの敬意を表したいと思います。特にこの1年にわたるコロナ禍での予算編成は、いつもに増しての困難さがあったことと思います。 さて、地方自治体のまず一番に考えなければならないことは、市民の命、健康、生活、営業、教育などを守り、充実、発展させていくことではないでしょうか。 その立場から本予算を見ていきますと、災害時に対応する多機能消防車の配備、作業療法士の配備による療育支援体制の充実、コロナ時代を元気にと、市民の健康維持増進のための健活プロジェクト事業、工業、商業、農林水産業、ブランド推進等々、産業振興のための予算、また、土木、都市計画などへの予算もおおむね盛られていると思います。 しかし、職員の正規、非正規の問題を考えた場合、正規職員の割合が年々減少していることは大きな問題点です。また、正規と非正規の間の格差も見逃していくわけにはいかないところです。 また、教育委員会として本当に御努力していただいている点ではありますが、小・中学校における教職員の負担が目に見えて改善されていない。このことも大きな問題として見る必要があります。 マイナンバー制度や国保会計への法定外の繰出しなどについては、以前より疑問を何回か投げかけてきました。特に国保会計への繰出しは、国保加入者の文字どおり命と健康に関わってきます。国保加入者の生活実態からかけ離れたこの対応は、市民の要望に背を向けたものだと言わざるを得ません。 産業振興の面では、先ほど一定の評価をいたしましたが、しかしながら、商工業振興条例補助金で、工場新設、増設、工場等の移転に対して、土地などの取得の30%、限度額1億円の補助が盛られています。小規模事業者、中小零細業者などは、新型コロナウイルス感染症拡大の中で、大変苦しい営業を強いられています。コロナ禍以前の消費税が8%、10%の2度引き上げてからの長期にわたっての深刻な事態が続いています。ここへの直接的な支援が、さきに述べた商工業振興条例補助金と比べれば、あまりにも均衡を欠いたものと言わざるを得ません。 また、道水路維持補修費は、ここ数年増額となっていることは歓迎できるところでありますが、各区からの毎年の要望、市民からの生活道路への補修要望から見れば、まだまだ決して十分な対応ができていない点を考えれば、さらなる増額が必要だったと思います。 最後になりますが、市営住宅の問題であります。市営住宅の戸数を大幅な削減の方向で進んでいます。低廉な家賃で入れる市営住宅の必要性を考えるならば、大きな問題点ではないでしょうか。 以上を申しまして、議案第13号 令和3年度岡谷市一般会計予算には反対をいたします。 ○議長(渡辺太郎議員) ほかに御発言はありませんか。 中島保明議員。 ◆7番(中島保明議員) 7番 中島保明です。 議案第13号 令和3年度岡谷市一般会計予算について、会派誠風を代表しまして、賛成の立場で意見を申し上げます。 「地域活力の再興」、「しあわせを実感できる日常づくり」、これが重点施策です。 まず、「地域活力の再興」については、いわゆるコロナ禍から従来の市民生活及び地域経済への回復を図ることにとどまらず、東京一極集中などに対するリスクが改めて認識されていること、新しい生活様式や労働環境、さらには新しい人の流れなどに人々の意識が向かっていることに着目され、地方創生の契機であると捉えられております。 そして、「しあわせを実感できる日常づくり」ですが、令和2年度は一議員として入学する児童・生徒と一緒に校歌も歌えず、お年寄りを敬う宴に参加することもできず、お祭りでは笛も吹けず踊ることもできませんでした。市民の皆様におかれましては、日常の変化に加え、大変な経済的、また精神的な御苦労をいただいておりました。令和3年度においては、この日常づくりと、文化と歴史の継承はとても大事であると思います。この重点施策は、これらを下支えするものと信じております。これらの重点施策のコンセプトに、大いに共感を抱いているところでございます。 予算内容に目を転じますと、まず、歳入においては、市税収入を前年度比6億3,300万円の減と見込みながらも、地方交付税は前年度比400万円の増とし、臨時財政対策債の活用もあわせて、歳入全体では前年度比の減少額を4億2,000万円に抑えることができました。 次に、歳出を6つの基本目標に沿って主に新規事業を見てまいりますと、まず、基本目標「ともに支えあい、健やかに暮らせるまち」では、子ども発達支援センターの開所、運転免許証を自主返納された高齢者に対する支援事業、フレイル予防講座の実施や保健事業と介護予防の一体化の推進、ウィズコロナ時代を元気に過ごそう健活プロジェクトがあります。 次に、基本目標「未来の担い手を育み、生涯を通じて学ぶまち」では、蚕糸博物館を活用した法人研修や芝生エリアのマルベリー広場開放イベント開催事業は、マンパワー事業ではありますが、今後の岡谷市の文化、歴史のアピールや、農業振興や、観光情報発信の大きな節目となる事業だと思います。 加えて、基本目標「人が集い、にぎわいと活力あふれるまち」の商業観光課と工業振興課の岡谷へ行こう事業やワーケーション受入れ事業、ふるさと回帰情報発信事業等の人口減対策も含め、岡谷ブランドはもちろん、岡谷市のあらゆるアピール、情報発信については、職員の皆さんの英知を結集して推進していただきたいと思っています。 基本目標「安全・安心で自然環境と共生するまち」においては、国においても県においても大きな目標とされていますゼロカーボン推進の事業を新規に掲げています。このコンセプトについては、環境課にとどまらず、ハード、ソフトを問わず、行政の全部署で意識されていくものと期待します。 5つ目の基本目標「快適な生活を支え、住み続けたいまち」については、継続的なインフラ整備により、生活道路及び通学路の交通安全対策をはじめとして、新たな観光資源のサイクリングロードの整備などにより、岡谷市の魅力の増強を図っています。 最後の基本目標「みんなでつくる、確かな未来を拓くまち」については、地域コミュニティーの振興のため、市民憲章を広く周知し、市民総参加のまちづくりを促進するとしています。また、将来の岡谷市を担う高校生によるまちづくり会議の活性化と意識改革を目指しています。 以上のことを3常任委員会で確認することができました。 令和3年度は、ウィズコロナの混沌の中ではありますが、本予算の実施により、混沌の中の暗闇の中にも、暖かい日差しを受けて、新たな日常の実現が大いに期待できると確信いたしましたので、本議案に賛成いたします。 ○議長(渡辺太郎議員) ほかに御発言はありませんか。 吉田 浩議員。 ◆4番(吉田浩議員) 4番 吉田 浩です。 議案第13号 令和3年度岡谷市一般会計予算におきまして、会派おかや未来研究室を代表しまして、意見を申し上げます。 令和3年度は、第5次岡谷市総合計画前期基本計画の中間年となっており、新型コロナウイルス感染症への対応と各種事業取組の両立が求められる年となっております。市税の減少が見込まれる中、あらゆる特定財源の確保に努めていただき、必要な事業の継続と、時代に合わせた事業の転換が図られる予算計画であるべきと考えます。 感染症対応避難所設置及び運営訓練事業においての地域の防災力、減災力のさらなる強化、ふるさと寄附金事業に関しては、RPA導入による業務の効率化がなされ、返礼品のさらなる充実にも期待をしたいところでございます。 また、教育部関係におきましては、特別支援教育推進事業情報教育推進事業により、ニーズに応じた教育の実現に期待ができます。 そして、コロナ禍の行動自粛で心配される高齢者のフレイルに対する各種社会参加や見守り事業の推進、民間送迎サービスに対する保険料補助を行う地域支え合い型移動支援補助金支援事業の取組や、健康ポイント事業の拡充等、高齢者福祉事業も新規、拡充、継続としっかり計画がされております。 産業に関しましても、岡谷シルク推進事業として、岡谷しかできない新しいシルク文化の創造、地域おこし協力隊の協力の下、シルク文化によるさらなるまちの活性化が期待されるところです。 また、働きやすい職場つくり応援事業として、女性、高齢者、障害のある方、外国人など多様な人材に向けた支援をいただくことや、市営住宅子育て支援事業など子育て世帯への支援にも引き続き対応するものであります。 以上、コロナ禍の困難な時代の中で、不測の事態や市民の不安に応える予算計画であり、新たな時代における岡谷市の在り方を適切に捉え、元気と活力にあふれたまちづくりの実現を要望し、本議案に賛成をいたします。 ○議長(渡辺太郎議員) ほかに御発言はありませんか。     〔発言する者なし〕 ○議長(渡辺太郎議員) これをもって討論を終結いたします。 これより議案第13号を採決いたします。 本案は、賛否両論がありますので、起立によって採決いたします。 お諮りいたします。議案第13号に対する各委員長の報告は可決であります。本案は各委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔起立多数〕 ○議長(渡辺太郎議員) 起立多数であります。 よって、議案第13号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第14号 令和3年度岡谷市国民健康保険事業特別会計予算について、これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(渡辺太郎議員) これをもって質疑を終結いたします。 次に、討論に入ります。 何か御発言はありませんか。 今井秀実議員。 ◆10番(今井秀実議員) 10番 今井秀実です。 議案第14号 令和3年度岡谷市国民健康保険事業特別会計予算について、日本共産党岡谷市議団を代表して、議案に反対の立場から意見を述べます。 本予算は、議案第10号 岡谷市国民健康保険税条例の一部を改正する条例に基づき、国保税の引上げを行う予算となっております。 コロナ禍で加入者の所得が減少した影響が見込まれ、コロナに伴う国保税の減免を受けている方もおられます。令和3年度は国保税の引上げをすべきではないことを改めて表明いたします。 議案第10号と同様の理由により、本議案には反対をいたします。 ○議長(渡辺太郎議員) ほかに御発言はありませんか。 山崎 仁議員。 ◆2番(山崎仁議員) 2番 山崎 仁です。 議案第14号 令和3年度岡谷市国民健康保険事業特別会計予算について、会派誠風を代表して、賛成の立場から意見を述べます。 国民皆保険は、真に医療を必要とする方が安心して医療サービスを受けるための制度であります。国民の高齢化への進行、医療の高度化により、年々医療費も増加し続け、また、被保険者数の減少による保険税収入の減少が見込まれる大変厳しい運営が強いられております。 県から激変緩和措置を受けている間、国民健康保険税の値上がりが続いて、被保険者の負担も年々増加しておりますが、岡谷市民健康保険事業基金からの繰入れや繰越金による対応などにより、被保険者の負担が軽減される予算編成がされていると判断し、さらに、この事業が持続可能な制度として、問題の改善を注視し円滑に運営されることを願いまして、この議案に賛成いたします。 ○議長(渡辺太郎議員) ほかに御発言はありませんか。 武井友則議員。 ◆11番(武井友則議員) 11番 武井友則です。 議案第14号 令和3年度岡谷市国民健康保険事業特別会計予算について、会派おかや未来研究室を代表して、賛成の立場より意見を述べます。 国民健康保険事業については、高齢者人口の増加や医療の進歩により医療費が増大する中であっても、健康で安心して医療が受けられる環境を守るため、持続可能な制度として運営をしていく必要があります。 しかし、今後も被保険者数が減少することなどにより、1人当たりの負担が大きくなることは考えられますので、負担の変動の軽減を図るなど国民皆保険を支える国民健康保険事業の運営の安定化と、国や県への要望は、機会を逃さずに行っていただくことをお願いしまして、本議案に賛成いたします。 ○議長(渡辺太郎議員) ほかに御発言はありませんか。     〔発言する者なし〕 ○議長(渡辺太郎議員) これをもって討論を終結いたします。 これより議案第14号を採決いたします。 本案は、賛否両論がありますので、起立によって採決いたします。 お諮りいたします。議案第14号に対する委員長の報告は可決であります。本案は委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔起立多数〕 ○議長(渡辺太郎議員) 起立多数であります。 よって、議案第14号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第15号 令和3年度岡谷市地域開発事業特別会計予算について、これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(渡辺太郎議員) これをもって質疑を終結いたします。 次に、討論に入ります。 何か御発言はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(渡辺太郎議員) これをもって討論を終結いたします。 これより議案第15号を採決いたします。 お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(渡辺太郎議員) 御異議なしと認めます。 よって、議案第15号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第16号 令和3年度岡谷市分収造林事業特別会計予算について、これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(渡辺太郎議員) これをもって質疑を終結いたします。 次に、討論に入ります。 何か御発言はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(渡辺太郎議員) これをもって討論を終結いたします。 これより議案第16号を採決いたします。 お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(渡辺太郎議員) 御異議なしと認めます。 よって、議案第16号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第17号 令和3年度岡谷市霊園事業特別会計予算について、これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(渡辺太郎議員) これをもって質疑を終結いたします。 次に、討論に入ります。 何か御発言はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(渡辺太郎議員) これをもって討論を終結いたします。 これより議案第17号を採決いたします。 お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(渡辺太郎議員) 御異議なしと認めます。 よって、議案第17号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第18号 令和3年度岡谷市温泉事業特別会計予算について、これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(渡辺太郎議員) これをもって質疑を終結いたします。 次に、討論に入ります。 何か御発言はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(渡辺太郎議員) これをもって討論を終結いたします。 これより議案第18号を採決いたします。 お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(渡辺太郎議員) 御異議なしと認めます。 よって、議案第18号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第19号 令和3年度岡谷市後期高齢者医療事業特別会計予算について、これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(渡辺太郎議員) これをもって質疑を終結いたします。 次に、討論に入ります。 何か御発言はありませんか。 笠原征三郎議員。 ◆16番(笠原征三郎議員) 16番 笠原征三郎です。 議案第19号 令和3年度岡谷市後期高齢者医療事業特別会計予算について、日本共産党岡谷市議団を代表して意見を述べます。 後期高齢者医療制度については、私どもは、75歳以上の高齢者を一くくりにした保険制度そのものを当初から疑問を投げかけてきたところであります。 加入者のほとんどが低所得者、年金生活者、また、大変な生活、営業を強いられている、そういう皆さんであります。 また、2年に一度の保険料率の改定により、保険料負担が増え続けてきております。 今年度はその年度ではありませんが、しかし、今回、改定の議案がなくても、窓口負担の1割負担が2割負担になることがいよいよ実施されようとしてきているところであります。 この制度は、矛盾や問題点を多く抱えた医療制度であり、本予算は、その問題点、これが改善されていないままの内容であることから、議案第19号については反対をいたします。 ○議長(渡辺太郎議員) ほかに御発言はありませんか。 早出一真議員。 ◆13番(早出一真議員) 13番 早出一真です。 議案第19号 令和3年度岡谷市後期高齢者医療事業特別会計予算について、会派誠風を代表して意見を述べます。 今、コロナの時代に国民皆保険制度がある我が国にとって、この後期高齢者医療制度を維持し、全ての人が平等に医療が受けられ、命をつないでいくことが何よりも大切だと感じております。 しかしながら、社会基盤や高齢化による被保険者数の増加、医療利用者や医療の高度化による高齢者医療費の増加、また、厳しい財政状況の中ではありますが、本予算編成に当たり、高齢者が安心して医療を受けるための社会基盤整備や持続可能な制度にするための検討と同時に、低所得者層を含めて可能な限りの保険税率の抑制は図られているものと判断することから、本議案に賛成いたします。 ○議長(渡辺太郎議員) ほかに御発言はありませんか。 中島秀明議員。 ◆5番(中島秀明議員) 5番 中島秀明です。 議案第19号 令和3年度岡谷市後期高齢者医療事業特別会計予算について、会派おかや未来研究室として、賛成の立場で意見を申し述べます。 後期高齢者医療事業については、国民皆保険の下、高齢化が急速に進み、被保険者数の増加や医療の高度化に伴って高齢医療費が増加する中において、高齢者が安心して医療を受けることができるために、持続可能で安定した事業運営が必要になってきております。 本予算は、後期高齢者医療事業の安定した運営に向けた内容になっています。 これからも安定運営に向けたさらなる努力を要望しまして、本議案に賛成いたします。 ○議長(渡辺太郎議員) ほかに御発言はありませんか。     〔発言する者なし〕 ○議長(渡辺太郎議員) これをもって討論を終結いたします。 これより議案第19号を採決いたします。 本案は、賛否両論がありますので、起立によって採決いたします。 お諮りいたします。議案第19号に対する委員長の報告は可決であります。本案は委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔起立多数〕 ○議長(渡辺太郎議員) 起立多数であります。 よって、議案第19号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第20号 令和3年度岡谷市湊財産区一般会計予算について、これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(渡辺太郎議員) これをもって質疑を終結いたします。 次に、討論に入ります。 何か御発言はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(渡辺太郎議員) これをもって討論を終結いたします。 これより議案第20号を採決いたします。 お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(渡辺太郎議員) 御異議なしと認めます。 よって、議案第20号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第21号 令和3年度岡谷市水道事業会計予算について、これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(渡辺太郎議員) これをもって質疑を終結いたします。 次に、討論に入ります。 何か御発言はありませんか。 早出すみ子議員。 ◆9番(早出すみ子議員) 9番 早出すみ子です。 議案第21号 令和3年度岡谷市水道事業会計予算について、日本共産党岡谷市議団を代表して、議案に賛成の立場から意見を述べます。 令和3年度も、安全でおいしい水の供給のための予算を編成された御苦労に感謝を申し上げます。 本予算には、適切な水質管理を進めながら、老朽鋳鉄管の更新や管路の長寿命化や耐震化工事、また、今井上向配水池の建設など、水道事業計画に基づく施設の再構築も計画的に進めていくことなどが盛られています。 水道料金については、令和2年度から令和4年度までの3年間は据置きで対応されており、妥当なものと考えます。引き続きの経営努力により、水道料金の引上げがされないように期待するところです。 よって、本議案には賛成をいたします。 ○議長(渡辺太郎議員) ほかに御発言はありませんか。 大塚秀樹議員。 ◆15番(大塚秀樹議員) 15番 大塚秀樹です。 議案第21号 令和3年度岡谷市水道事業会計予算について、会派清風を代表し、賛成の立場から意見を述べます。 本予算において、令和元年度からの3か年計画の最終年度である今井上向配水池の本体工事が着実に進められることにより、令和4年より給水が開始されます。 その他の水道施設においても、更新工事、耐震工事が予定されており、安心で安全においしい水を供給するための予算編成がされておられ、市民の皆さんの健康が保たれていると思われます。 給水量の減少は今後も続くと予想されますが、周辺環境にも十分意を配され、健全な運営を要望し、本予算に賛成いたします。 ○議長(渡辺太郎議員) ほかに御発言はありませんか。     〔発言する者なし〕 ○議長(渡辺太郎議員) これをもって討論を終結いたします。 これより議案第21号を採決いたします。 お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(渡辺太郎議員) 御異議なしと認めます。 よって、議案第21号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第22号 令和3年度岡谷市下水道事業会計予算について、これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(渡辺太郎議員) これをもって質疑を終結いたします。 次に、討論に入ります。 何か御発言はありませんか。 早出すみ子議員。 ◆9番(早出すみ子議員) 9番 早出すみ子です。 議案第22号 令和3年度岡谷市下水道事業会計予算について、日本共産党岡谷市議団を代表して、議案に賛成の立場から意見を述べます。 未整備地区の解消や未接続世帯への対応を進めながら、管路の長寿命化や耐震化を計画的に進めています。 また、管路、施設の維持管理も着実に進めており、一方で、長年にわたって下水道使用料を据え置くという処置が取られています。 令和3年度も健全な下水道事業運営を進めていくための予算であると考えます。 また、雨水渠についても、豪雨時の安全・安心を高めるために必要な対応であり、着実に整備が進むことを期待するところです。 よって、本予算には賛成をいたします。 ○議長(渡辺太郎議員) ほかに御発言はありませんか。 小松 壮議員。 ◆14番(小松壮議員) 14番 小松 壮です。 議案第22号 令和3年度岡谷市下水道事業会計予算について、会派清風を代表し、賛成の立場から意見を申し上げます。 本予算の資本的支出中、公共下水道建設費については、ストックマネジメント事業及び総合地震対策事業は前年度と同額、雨水渠整備事業費及び環境建設事業費は対前年度減としており、公共下水道建設費の合計は前年度比約1億円減の2億8,374万円であります。しかしこれは、下水道整備計画の順調な実施により、令和3年度の工事量が小さくなったことによるものとのことでございます。 また、資本的収入においては、過去の大きな企業債を借り換えるため、資本費標準化債を3億1,760万円とし、その結果、企業債の合計額を前年度比約1億3,000万円増の5億3,666万8,000円としております。 以上のことから、令和3年度におきましても、下水道工事の着実な実施と堅実な企業経営が期待できるものと判断をいたします。 今後も、衛生的で快適な社会基盤を築くため一層の御尽力をお願いし、本議案に賛成をいたします。 ○議長(渡辺太郎議員) ほかに御発言はありませんか。     〔発言する者なし〕 ○議長(渡辺太郎議員) これをもって討論を終結いたします。 これより議案第22号を採決いたします。 お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(渡辺太郎議員) 御異議なしと認めます。 よって、議案第22号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第23号 令和3年度岡谷市病院事業会計予算について、これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(渡辺太郎議員) これをもって質疑を終結いたします。 次に、討論に入ります。 何か御発言はありませんか。 今井秀実議員。 ◆10番(今井秀実議員) 10番 今井秀実です。 議案第23号 令和3年度岡谷市病院事業会計予算について、日本共産党岡谷市議団を代表して、議案に賛成の立場から意見を述べます。 新型コロナウイルス感染拡大の中、地域の医療の拠点として、また感染症指定医療機関としての責務をしっかり果たされ、職員一丸となって感染対策に取り組んでいただいていることに感謝を申し上げます。 減収という大きなリスクを抱えての経営の中で、令和3年度予算は赤字予算とせざるを得ない状況でありますが、診療体制を確保し、安全・安心な医療を提供していく予算となっております。 令和3年度は、引き続き新型コロナウイルス感染症への対応、またワクチン接種もあり、大変な年度となることが予想されますが、市民の命と健康を守るとりでとして、一層の御活躍に期待を申し上げ、本予算に賛成をいたします。 ○議長(渡辺太郎議員) ほかに御発言はありませんか。 田村みどり議員。 ◆3番(田村みどり議員) 3番 田村みどりです。 議案第23号 令和3年度岡谷市病院事業会計予算について、会派清風を代表いたしまして意見を申し上げます。 長期化する新型コロナウイルス感染症の影響により、入院や外来の患者数が減少する大変厳しい経営状況であると承知しておりますが、そのような中、天野病院事業管理者を先頭に職員の皆さんが一丸となり、地域住民の皆さんの健康を守るため、昼夜問わず果敢に戦ってくださる姿に心より敬意を表させていただきます。 迎えます令和3年度の病院事業会計予算は、コロナ禍における地域医療の拠点病院として、また、感染症指定医療機関として、必要な医療を安定的かつ継続的に提供するための予算編成であると判断いたしまして、本議案に賛成いたします。 ○議長(渡辺太郎議員) ほかに御発言はありませんか。 遠藤真弓議員。 ◆17番(遠藤真弓議員) 17番 遠藤真弓です。 議案第23号 令和3年度岡谷市病院事業会計予算について、会派おかや未来研究室を代表して、賛成の立場より意見を申し述べます。 本会議の予算説明や社会委員会からの報告にもあった新型コロナ感染症の影響により、令和2年度は患者が大幅に減少した。令和3年度も同様と思われ、赤字予算にせざるを得ないという言葉を真摯に受け止めました。何とか頑張ってほしい、その一心でおります。 従来からの医師確保の課題、研修医の定着、そして、コロナ禍であっても質の高い医療サービスの提供を、市行政とともに、公立病院としての責務をしっかりと果たしていただきますよう、また、経営が圧迫されている公立病院等へのさらなる支援を県・国へ引き続きしっかりと要求いただきますことを要望し、本議案に賛成いたします。 ○議長(渡辺太郎議員) ほかに御発言はありませんか。     〔発言する者なし〕 ○議長(渡辺太郎議員) これをもって討論を終結いたします。 これより議案第23号を採決いたします。 お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(渡辺太郎議員) 御異議なしと認めます。 よって、議案第23号は原案のとおり可決されました。 この際、暫時休憩いたします。 △休憩 午前11時57分 △再開 午後1時10分 ○議長(渡辺太郎議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。--------------------------------------- △議案第24号の上程、説明、質疑、委員会付託 ○議長(渡辺太郎議員) 日程第16 議案第24号 岡谷市国民健康保険条例の一部を改正する条例を議題といたします。 提出者の説明を求めます。 百瀬市民環境部長。     〔市民環境部長 百瀬邦彦君 登壇〕 ◎市民環境部長(百瀬邦彦君) 議案第24号 岡谷市国民健康保険条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 改正の理由につきましては、裏面にありますとおり、新型インフルエンザ等対策特別措置法等の一部を改正する法律の公布、施行に伴い改正いたしたいものであります。 改正の概要でありますが、新型インフルエンザ等対策特別措置法等の一部を改正する法律が本年2月3日に公布され、感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律第6条第7項の新型インフルエンザ等感染症の定義に、新たに新型コロナウイルス感染症が追加され、新型インフルエンザ等対策特別措置法、いわゆる特措法附則第1条の2で規定されていました新型コロナウイルス感染症の規定が削除されたものであります。このことに伴い、岡谷市国民健康保険条例の規定中に特措法附則第1条の2の規定を引用していることから、条例を改正するものであります。 それでは、改正の内容について御説明申し上げます。 附則第4項は、新型コロナウイルス感染症に感染した被保険者等に係る傷病手当金について規定したもので、規定中に引用する特措法附則第1条の2の条文が削除されたことに伴い、新型コロナウイルス感染症の定義について改めるものであります。 次に、附則でありますが、この条例の施行期日を公布の日からとするものであります。 以上で説明を終わりますが、よろしく御審議の上、御議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(渡辺太郎議員) これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。     〔発言する者なし〕 ○議長(渡辺太郎議員) これをもって質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第24号は、社会委員会に付託いたします。--------------------------------------- △議案第25号の上程、説明、質疑、委員会付託 ○議長(渡辺太郎議員) 日程第17 議案第25号 令和2年度岡谷市一般会計補正予算(第22号)を議題といたします。 提出者の説明を求めます。 藤澤総務部長。     〔総務部長 藤澤 正君 登壇〕 ◎総務部長(藤澤正君) 議案第25号 令和2年度岡谷市一般会計補正予算(第22号)について御説明申し上げます。 今回の補正予算は、小・中学校感染症対策及び学習保障支援事業を追加するとともに、令和3年度に予定していた道水路維持補修事業、諏訪湖周サイクリングロード整備事業の前倒しに必要な経費を計上するほか、減収補填債、国の新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を有効活用するために財源更正を行うもので、総額4億4,500万円を追加いたすものであります。 あわせて、今回の補正予算により計上する事業について、繰越明許費を設定いたすものであります。 初めに、12ページをお開きください。 3歳出から御説明申し上げます。 2款総務費1項1目一般管理費から40ページまでの10款教育費4項2目放課後子ども健全育成費までの財源更正は、各目における新型コロナウイルス感染症対応事業に関わる財源につきまして、各事業の実績、決算見込額などを勘案し、一般財源を新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金に振り替えるなど、財源内訳の欄に記載の金額につきまして、財源更正をいたすものであります。 28ページへお戻りください。 8款土木費2項2目道路維持費12節委託料及び14節工事請負費の合わせて2億3,300万円は、令和3年度に予定していた道水路維持補修事業の補助事業分につきまして、国の3次補正予算により社会資本整備総合交付金に採択されたことから、必要な経費を追加いたすものであります。 30ページを御覧ください。 4項1目都市計画総務費12節委託料から21節補償補填及び賠償金までの合わせて2億円は、令和3年度に予定していた諏訪湖周サイクリングロード整備事業について、国の3次補正予算により社会資本整備総合交付金に採択されたことから、必要な経費を追加いたすものであります。 少し飛びまして、36ページを御覧ください。 10款教育費2項1目小学校費の学校管理費7節報償費から17節備品購入費までの合わせて800万円は、令和3年度の小学校感染症対策及び学習保障支援事業について、国の3次補正によりまして学校保健特別対策事業費国庫補助金に採択されたことから、必要な経費を追加いたすものであります。 38ページを御覧ください。 3項1目中学校費の学校管理費7節報償費から17節備品購入費までの合わせて400万円は、小学校費と同様に、中学校感染症対策及び学習保障支援事業について、国の3次補正により学校保健特別対策事業費国庫補助金に採択されたことから、必要な経費を追加いたすものであります。 以上で、歳出終わりまして、8ページへお戻りください。 1款市税4項1目市たばこ税、7款1項1目地方消費税交付金、8款1項1目ゴルフ場利用交付金の合わせて7,800万円の減額は、新型コロナウイルス感染症の影響による減収を補填するため、減収補填債を計上いたすことに伴い減額いたすものであります。 15款国庫支出金2項1目総務費国庫補助金1節総務費国庫補助金9,737万8,000円は、新型コロナウイルス感染症への対応として実施する事業に対します国からの交付金であり、各目における新型コロナウイルス感染症対策事業に充当しております。 5目土木費国庫補助金1節道路橋梁費国庫補助金1億1,570万円は、道水路維持補修事業に対します国からの交付金であります。 2節都市計画費国庫補助金1億173万円は、諏訪湖周サイクリングロード整備事業に対します国からの交付金であります。 6目教育費国庫補助金7節学校保健特別対策事業費国庫補助金600万円は、小・中学校感染症対策及び学習保障支援事業に対します国からの補助金であります。 20款繰越金1項1目繰越金8,650万8,000円の減額は、財源を繰越金で調整いたすものであります。 8ページの終わりから10ページまでを御覧ください。 22款市債1項5目土木債3節道路整備事業債2億1,070万円は、道水路維持補修事業及び諏訪湖周サイクリングロード整備事業に対します市債を追加いたすものであります。 10目減収補填債、1節減収補填債7,800万円は、新型コロナウイルス感染症の影響による地方消費税交付金などの減収を補填するため、市債を計上いたすものであります。 42ページに地方債に関する調書がありますが、これは所定の書式に従いましてお示ししたものでありますので、御覧いただきたいと思います。 以上で歳入を終わりまして、2ページへお戻りください。 第1表歳入歳出予算補正、1歳入及び次のページの2歳出は、それぞれ所定の書式によって調整してあります。 おめくりいただきまして、4ページを御覧ください。 第2表繰越明許費補正でありますが、先ほど事項別明細書で御説明申し上げました事業であり、令和3年度に事業実施するため、金額欄に記載しております額の繰越明許費を追加及び変更いたすものであります。 5ページを御覧ください。 第3表地方債補正は、先ほど事項別明細書で御説明申し上げました市債を追加し及び変更いたすものであり、所定の書式によってお示ししたものであります。 1ページにお戻りください。 令和2年度岡谷市一般会計補正予算(第22号)第1条で歳入歳出それぞれ4億4,500万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ287億6,317万1,000円といたすものであります。 以下につきましては説明を省略させていただきます。 以上で説明を終わりますが、よろしく御審議の上、御議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(渡辺太郎議員) これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。 中島保明議員。 ◆7番(中島保明議員) 7番 中島保明です。 10ページ、11ページに減収補てん債とありまして、7,800万円はその前の8ページの市税の市たばこ税、地方消費税交付金、それからゴルフ場利用税交付金の減に伴って記載しているということかと思うんですけれども、初めに見込んでいた市税のたばこ税と、それからゴルフ場利用税交付金については、見込みより減りそうだという解釈ということなんでしょうか。 ○議長(渡辺太郎議員) 藤澤総務部長。 ◎総務部長(藤澤正君) まず最初に、減収補填債の制度について御説明をさせていただきます。 減収補填債とは、主に法人市民税の法人税割等が社会経済情勢等の影響によって落ち込んで、財源不足に陥ったときに発行できる地方債ということになっております。 今回は、地方財政法が改正されまして、新たにたばこ税だとか地方消費税交付金も、今回のコロナの影響によりまして、各自治体のほうが減収するだろうということの中で、ここで初めて地方債の特例として認められた減収補填債の一つになります。 この積算に当たりましては、当然のごとく、令和2年度の調定額というものを積算して、そこから総務省が示す一定の差積に基づきまして、総額が発行できるということでございまして、議員さんから話があるように、これだけのほぼ減収を見込むということで、この起債が認められたということになるだろうと思っております。 ○議長(渡辺太郎議員) 中島保明議員。 ほかに質疑はありませんか。     〔発言する者なし〕 ○議長(渡辺太郎議員) これをもって質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第25号は、お手元に配付してあります議案付託表のとおりそれぞれ所管の委員会に付託いたします。--------------------------------------- △議案第26号の上程、説明、質疑、委員会付託
    ○議長(渡辺太郎議員) 日程第18 議案第26号 令和2年度岡谷市下水道事業会計補正予算(第2号)を議題といたします。 提出者の説明を求めます。 山岡建設水道部長。     〔建設水道部長 山岡泰一郎君 登壇〕 ◎建設水道部長(山岡泰一郎君) 議案第26号 令和2年度岡谷市下水道事業会計補正予算(第2号)について御説明申し上げます。 今回の補正は、現在進めております下水道総合地震対策事業及び下水道ストックマネジメント事業において、国の第3次補正予算に伴う国庫補助金の追加補正が内示されたことによる、令和3年度に実施予定であります公共下水道建設に関わる耐震化工事等を前倒しして実施するための経費を追加するほか、あわせて企業債及び補助金の追加をいたすものであります。また、諏訪湖流域下水道事業におきましても、同様の理由で対象となる補助事業を前倒しして実施するための経費等を追加いたすものであります。 初めに、予算書の3ページを御覧ください。 補正予算実施計画の資本的収入及び支出でございます。 まず、下段にあります資本的支出から御説明申し上げます。 第1款資本的支出1項1目公共下水道建設費の補正額1億6,000万円は、国庫補助事業として、下水道総合地震対策事業及び下水道ストックマネジメント事業に係る下水道耐震化工事等のために必要な経費を追加いたすものであります。 2目流域下水道事業費の補正額1,630万円は、諏訪湖流域下水道建設費負担金を追加いたすものであります。 次に、上段の資本的収入でございますが、第1款資本的収入1項1目企業債の補正額8,870万円は、下水道総合地震対策事業、下水道ストックマネジメント事業及び流域下水道事業の経費の追加に伴い、企業債を追加いたすものであります。 2項1目国庫補助金の補正額8,000万円は、下水道総合地震対策事業及び下水道ストックマネジメント事業に係る国庫補助金を追加いたすものであります。 それでは、1ページにお戻りください。 第2条は、ただいま説明いたしました内容を款項の単位でまとめたものであり、また、同条の前段は資本的収支不足額の補填等について改めるものであります。 次に、第3条の企業債の補正でございますが、公共下水道事業に係る企業債の限度額について1億3,030万円に7,200万円を追加し、2億230万円に改めるものであります。 2ページを御覧ください。 諏訪湖流域下水道事業に係る企業債の限度額について、7,870万円に1,670万円を追加し、9,540万円に改めるものであります。 以上で説明を終わりますが、よろしく御審議の上、御議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(渡辺太郎議員) これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。     〔発言する者なし〕 ○議長(渡辺太郎議員) これをもって質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第26号は、産業建設委員会に付託いたします。--------------------------------------- △議案第27号の上程、説明、質疑、委員会付託 ○議長(渡辺太郎議員) 日程第19 議案第27号 令和2年度岡谷市病院事業会計補正予算(第7号)を議題といたします。 提出者の説明を求めます。 酒井事務部長。     〔事務部長 酒井吉之君 登壇〕 ◎事務部長(酒井吉之君) 議案第27号 令和2年度岡谷市病院事業会計補正予算(第7号)について御説明いたします。 今回の補正予算は、新型コロナウイルス感染症に係る感染防止対策に要する経費並びに感染症患者の治療に必要な医療機器の購入費等に対して、新型コロナウイルス感染症緊急包括支援事業補助金が追加採択されたことから、必要な経費を追加いたすものであります。 3ページを御覧ください。 補正予算実施計画のうち、収益的収入及び支出の収入について御説明いたします。 第1款病院事業収益2項7目新型コロナウイルス感染症緊急包括支援事業補助金は、感染性廃棄物の処分費や、感染防止対策として実施している院内清掃及び消毒に係る経費の一部に補助金が交付されることから、1,753万9,000円を追加いたすものであります。 4項2目その他特別利益は、個人及び団体の方からの寄附金94万6,000円のほか、岡谷市民病院が長野県から診療検査医療機関の指定を受けたことにより交付される診療検査体制整備協力金100万円を追加いたすものであります。 4ページを御覧ください。 資本的収入及び支出の支出から御説明いたします。 第1款資本的支出1項1目器械備品費は、感染症患者の療養環境を充実するため、患者の様態などを集中管理するセントラルモニター、ベッドサイドモニター、テレメーターなどの医療機器のほか、感染防止に効果的な紫外線照射装置の購入費として1,731万円を追加いたすものであります。 収入について御説明いたします。 第1款資本的収入5項1目新型コロナウイルス感染症緊急包括支援事業補助金は、支出で申し上げました器械備品購入費の財源として1,731万円を追加いたすものであります。 1ページにお戻りをください。 令和2年度岡谷市病院事業会計補正予算(第7号)第2条は業務の予定量を記載したもので、(4)主要な建設改良事業の(ア)医療機械器具整備事業を1億8,962万7,000円に改めるものであります。 第3条は、先ほど補正予算実施計画で御説明いたしました収益的収入及び支出の内容を、第4条は資本的収入及び支出の内容を款項の単位でそれぞれまとめたものであります。 以上で説明を終わりますが、よろしく御審議の上、御議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(渡辺太郎議員) これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。     〔発言する者なし〕 ○議長(渡辺太郎議員) これをもって質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第27号は、社会委員会に付託いたします。--------------------------------------- △議案第28号の上程、説明、質疑、委員会付託 ○議長(渡辺太郎議員) 日程第20 議案第28号 令和3年度岡谷市一般会計補正予算(第1号)を議題といたします。 提出者の説明を求めます。 藤澤総務部長。     〔総務部長 藤澤 正君 登壇〕 ◎総務部長(藤澤正君) 議案第28号 令和3年度岡谷市一般会計補正予算(第1号)について御説明申し上げます。 今回の補正予算は、新型コロナウイルスワクチン接種事業、中小企業生産性革命推進事業に必要な経費を計上するほか、令和2年度予算に前倒しをした道水路維持補修事業、諏訪湖周サイクリングロード整備事業の減額を行うもので、総額3,685万1,000円を減額いたすものであります。 初めに、10ページをお開きください。 3歳出から御説明申し上げます。 4款衛生費1項2目予防費3節職員手当等から18節負担金補助及び交付金までの合わせて2億2,804万9,000円は、4月から順次実施を予定しております新型コロナウイルスワクチン接種について、集団接種の準備経費及びワクチン接種に関わる委託料に必要な経費を計上いたすものであります。 なお、18ページに給与費明細書がありますが、これは所定の書式に従いましてお示ししたものでありますので、御覧いただきたいと思います。 それでは、12ページへお戻りください。 7款商工費1項2目商工業振興費10節需用費から18節負担金補助及び交付金までの合わせて2,020万円は、ポストコロナにおける市内産業全般の生産性向上に向け、感染症対策と経済活動の両立に資する設備導入、販路開拓への投資、テレワーク等に対応したITツールの導入等への支援に必要な経費を計上いたすものであります。 14ページを御覧ください。 8款土木費2項2目道路維持費12節委託料及び14節工事請負費の合わせて2億円の減額は、令和3年度に予定していた道水路維持補修事業について、令和2年度予算で前倒しして実施するため減額いたすものであります。 16ページを御覧ください。 4項1目都市計画総務費14節工事請負費及び21節補償補填及び賠償金の合わせて8,510万円の減額は、令和3年度に予定していた諏訪湖周サイクリングロード整備事業について、令和2年度予算で前倒しして実施するため減額いたすものであります。 以上で歳出終わりまして、8ページへお戻りください。 2歳入について申し上げます。 15款国庫支出金1項2目衛生費国庫負担金2節新型コロナウイルスワクチン接種対策費国庫負担金1億9,784万9,000円は、新型コロナウイルスワクチン接種委託料に対します国からの負担金であります。 2項1目総務費国庫補助金1節総務費国庫補助金1,400万円は、感染症への対応として実施する事業に対します国からの交付金であります。 3目衛生費国庫補助金4節新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業費国庫補助金3,020万円は、新型コロナウイルスワクチン接種事業に対します国からの補助金であります。 5目土木費国庫補助金1節道路橋梁費国庫補助金1億円の減額は、道水路維持補修事業に対します国からの交付金を減額いたすものであります。 2節都市計画費国庫補助金4,330万円の減額は、諏訪湖周サイクリングロード整備事業に対します国からの交付金を減額いたすものであります。 19款繰入金2項3目ふるさとまちづくり基金繰入金1,000万円の減額は、道水路維持補修事業に対します繰入金を減額いたすものであります。 20款繰越金1項1目繰越金290万円は、財源を繰越金で調整いたすものであります。 22款市債1項5目土木債2節道路整備事業債1億2,850万円の減額は、道水路維持補修事業及び諏訪湖周サイクリングロード整備事業に対します市債を減額いたすものであります。 19ページに地方債に関する調書がありますが、これは所定の書式に従いましてお示ししたものでありますので、御覧いただきたいと思います。 以上で歳入を終わりまして、2ページへお戻りください。 第1表歳入歳出予算補正、1歳入及び次のページ2歳出は、それぞれ所定の書式によって調整してあります。 おめくりいただきまして、5ページを御覧ください。 第2表地方債補正は、先ほど事項別明細書で御説明申し上げました市債を変更いたすものであり、所定の書式によってお示ししたものであります。 1ページへお戻りください。 令和3年度岡谷市一般会計補正予算(第1号)第1条で歳入歳出それぞれ3,685万1,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ197億7,314万9,000円といたすものであります。 以下につきましては説明を省略させていただきます。 以上で説明を終わりますが、よろしく御審議の上、御議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(渡辺太郎議員) これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。     〔発言する者なし〕 ○議長(渡辺太郎議員) これをもって質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第28号は、お手元に配付してあります議案付託表のとおりそれぞれ所管の委員会に付託いたします。--------------------------------------- △議案第29号の上程、説明、質疑、委員会付託 ○議長(渡辺太郎議員) 日程第21 議案第29号 令和3年度岡谷市下水道事業会計補正予算(第1号)を議題といたします。 提出者の説明を求めます。 山岡建設水道部長。     〔建設水道部長 山岡泰一郎君 登壇〕 ◎建設水道部長(山岡泰一郎君) 議案第29号 令和3年度岡谷市下水道事業会計補正予算(第1号)について御説明申し上げます。 今回の補正は、さきに上程いたしました令和2年度岡谷市下水道事業会計補正予算(第2号)において、国の第3次補正予算により国庫補助金の追加交付の内示を受け、令和3年度に実施予定であります公共下水道建設に係る耐震化工事等を前倒しして実施するための経費等の追加をいたしたいことから、令和3年度予算から当該経費等を減額いたすものであります。 初めに、予算書の2ページを御覧ください。 補正予算実施計画の資本的収入及び支出でございます。 まず、下段にあります資本的支出から御説明申し上げます。 第1款資本的支出1項1目公共下水道建設費の補正額1億6,000万円の減額は、令和2年度予算において、下水道総合地震対策事業及び下水道ストックマネジメント事業に係る下水道耐震化工事等のための必要な経費を追加したことに伴い、令和3年度予算から減額いたすものであります。 次に、上段の資本的収入でございますが、第1款資本的収入1項1目企業債の補正額7,200万円の減額は、支出と同様の理由で企業債を減額いたすものであります。 2項1目国庫補助金の補正額8,000万円の減額につきましても、支出と同様の理由で国庫補助金を減額いたすものであります。 それでは、1ページにお戻りください。 第2条は、ただいま説明いたしました内容を款項の単位でまとめたものであり、また、同条の前段は、資本的収支不足額の補填等について改めるものであります。 次に、第3条の企業債の補正でございますが、公共下水道事業に係る企業債の限度額について9,470万円から7,200万円を減額し、2,270万円に改めるものであります。 以上で説明を終わりますが、よろしく御審議の上、御議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(渡辺太郎議員) これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。     〔発言する者なし〕 ○議長(渡辺太郎議員) これをもって質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第29号は、産業建設委員会に付託いたします。 ただいま付託となりました各議案の委員会審査を願うため、この際、暫時休憩いたします。 △休憩 午後1時44分 △再開 午後3時35分 ○議長(渡辺太郎議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。--------------------------------------- △議案第24号の委員長報告、質疑、討論、採決 ○議長(渡辺太郎議員) 日程第16 議案第24号 岡谷市国民健康保険条例の一部を改正する条例を再度議題といたします。 本案は社会委員会に審査付託となっておりますので、委員長の報告を求めます。 社会委員長。     〔社会委員長 小松 壮議員 登壇〕 ◆社会委員長(小松壮議員) 14番 小松 壮です。 社会委員会に審査付託されました議案第24号 岡谷市国民健康保険条例の一部を改正する条例につきましては、審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定いたしましたので、御報告いたします。 ○議長(渡辺太郎議員) ただいまの委員長報告に対し、これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。     〔発言する者なし〕 ○議長(渡辺太郎議員) これをもって質疑を終結いたします。 次に、討論に入ります。 何か御発言はありませんか。     〔発言する者なし〕 ○議長(渡辺太郎議員) これをもって討論を終結いたします。 これより議案第24号を採決いたします。 お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(渡辺太郎議員) 御異議なしと認めます。 よって、議案第24号は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第25号の委員長報告、質疑、討論、採決 ○議長(渡辺太郎議員) 日程第17 議案第25号 令和2年度岡谷市一般会計補正予算(第22号)を再度議題といたします。 本案は総務、産業建設の各委員会に審査付託となっておりますので、各委員長の報告を求めます。 総務、産業建設の順でお願いいたします。 まず、総務委員長。     〔総務委員長 今井康善議員 登壇〕 ◆総務委員長(今井康善議員) 12番 今井康善です。 議案第25号 令和2年度岡谷市一般会計補正予算(第22号)中、総務委員会に審査付託された部分につきまして、審査の主な点及び審査の結果を御報告いたします。 3歳出10款教育費2項小学校費1目学校管理費について、委員より小学校の学校管理運営費800万円の分配について質疑があり、各小学校の規模に応じて分配するが、小規模校の湊小学校、上の原小学校に80万円、中規模校の小井川小学校、岡谷田中小学校、川岸小学校、神明小学校に120万円、大規模校の長地小学校に160万円を分配するとのことでありました。 さらに、委員より、分配された学校管理運営費の使い方については各学校で決めるのかとの質疑があり、基本的には、消毒液等の消耗品費のほか、貸出し図書の充実、感染症対策に関わる教職員研修費等に使ってもらうが、使い方については学校長の裁量によるとのことでありました。 次に、3項中学校費1目学校管理費について、委員より同じく中学校の学校管理運営費400万円の分配について質疑があり、小規模校の西部中学校、南部中学校に80万円、中規模校の北部中学校、東部中学校に120万円を分配するとのことでありました。 また、2歳入22款市債1項10目減収補填債について、委員より償還期間について質疑があり、償還は20年間を予定しているとのことでありました。 さらに、委員より、今後も減収となった場合、要件に当てはまれば発行できるものなのかとの質疑があり、本来、減収補填債については法人税等が基本である。今回、コロナということで、新たにたばこ税等が追加された。今後もこのようなことがあれば利用していきたいと考えているが、通常のものについては、基本的には借りなくてもやっていかれるよう財政運営してまいりたいとのことでありました。 以上、審査の結果、議案第25号中、総務委員会に審査付託された部分につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしましたので、御報告いたします。 ○議長(渡辺太郎議員) 次に、産業建設委員長。     〔産業建設委員長 今井義信議員 登壇〕 ◆産業建設委員長(今井義信議員) 8番 今井義信です。 議案第25号 令和2年度岡谷市一般会計補正予算(第22号)中、産業建設委員会に審査付託された部分につきまして、審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定いたしましたので、御報告いたします。 ○議長(渡辺太郎議員) ただいまの各委員長報告に対し、これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。     〔発言する者なし〕 ○議長(渡辺太郎議員) これをもって質疑を終結いたします。 次に、討論に入ります。 何か御発言はありませんか。     〔発言する者なし〕 ○議長(渡辺太郎議員) これをもって討論を終結いたします。 これより議案第25号を採決いたします。 お諮りいたします。本案は各委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(渡辺太郎議員) 御異議なしと認めます。 よって、議案第25号は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第26号の委員長報告、質疑、討論、採決 ○議長(渡辺太郎議員) 日程第18 議案第26号 令和2年度岡谷市下水道事業会計補正予算(第2号)を再度議題といたします。 本案は産業建設委員会に審査付託となっておりますので、委員長の報告を求めます。 産業建設委員長。     〔産業建設委員長 今井義信議員 登壇〕 ◆産業建設委員長(今井義信議員) 8番 今井義信です。 議案第26号 令和2年度岡谷市下水道事業会計補正予算(第2号)につきまして、審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定いたしましたので、御報告いたします。 ○議長(渡辺太郎議員) ただいまの委員長報告に対し、これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。     〔発言する者なし〕 ○議長(渡辺太郎議員) これをもって質疑を終結いたします。 次に、討論に入ります。 何か御発言はありませんか。     〔発言する者なし〕 ○議長(渡辺太郎議員) これをもって討論を終結いたします。 これより議案第26号を採決いたします。 お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(渡辺太郎議員) 御異議なしと認めます。 よって、議案第26号は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第27号の委員長報告、質疑、討論、採決 ○議長(渡辺太郎議員) 日程第19 議案第27号 令和2年度岡谷市病院事業会計補正予算(第7号)を再度議題といたします。 本案は社会委員会に審査付託となっておりますので、委員長の報告を求めます。 社会委員長。     〔社会委員長 小松 壮議員 登壇〕 ◆社会委員長(小松壮議員) 14番 小松 壮です。 議案第27号 令和2年度岡谷市病院事業会計補正予算(第7号)につきまして、審査の主な点及び審査の結果を御報告いたします。 委員よりどのような医療機械器具を購入するのかとの質疑があり、今回購入する医療機械器具は、入院患者の生体情報をナースステーションなどで集中管理するためのセントラルモニターが1台、安静が必要な入院患者の生体情報を病室で管理するためのベッドサイドモニターが2台、病室内で移動可能な患者の生体情報をセントラルモニターに飛ばすためのテレメーターが6台、紫外線照射装置が1台であるとのことでありました。 また、委員より紫外線照射装置とはどのような医療器具かとの質疑があり、紫外線照射装置は病室等を紫外線により殺菌消毒する装置である。機器の一例を挙げるとすれば、高さ1.7mの円柱型であり、紫外線ランプを4本搭載し、無人の室内で5分間照射することにより、手の届かない隙間なども含め360度方向の消毒を行うことが可能であるとのことでありました。 以上、審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定いたしましたので、御報告いたします。 ○議長(渡辺太郎議員) ただいまの委員長報告に対し、これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。     〔発言する者なし〕 ○議長(渡辺太郎議員) これをもって質疑を終結いたします。 次に、討論に入ります。 何か御発言はありませんか。     〔発言する者なし〕 ○議長(渡辺太郎議員) これをもって討論を終結いたします。 これより議案第27号を採決いたします。 お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(渡辺太郎議員) 御異議なしと認めます。 よって、議案第27号は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第28号の委員長報告、質疑、討論、採決 ○議長(渡辺太郎議員) 日程第20 議案第28号 令和3年度岡谷市一般会計補正予算(第1号)を再度議題といたします。 本案は総務、社会、産業建設の各委員会に審査付託となっておりますので、各委員長の報告を求めます。 総務、社会、産業建設の順でお願いいたします。 まず、総務委員長。     〔総務委員長 今井康善議員 登壇〕 ◆総務委員長(今井康善議員) 12番 今井康善です。 議案第28号 令和3年度岡谷市一般会計補正予算(第1号)中、総務委員会に審査付託された部分につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしましたので、御報告いたします。 ○議長(渡辺太郎議員) 次に、社会委員長。     〔社会委員長 小松 壮議員 登壇〕 ◆社会委員長(小松壮議員) 14番 小松 壮です。 議案第28号 令和3年度岡谷市一般会計補正予算(第1号)中、社会委員会に審査付託された部分につきまして、審査の主な点及び審査の結果を御報告いたします。 まず、3歳出4款衛生費1項2目予防費について、委員より新型コロナウイルスワクチンの供給見込みについて質疑があり、国からの情報によれば、ワクチンの供給について、4月中は僅かであるが、5月中旬には医療関係者分が全て届き、6月までには高齢者分が届く見込みであるとのことでありました。 次に、委員より、接種会場の消毒清掃業務や会場で出た医療廃棄物等の処理はどのように行うのかとの質疑があり、専門事業者への委託により実施する予定であるとのことでありました。 また、委員よりワクチン接種に関わる模擬訓練の実施予定について質疑があり、現在実施している医療関係者へのワクチン接種の状況を参考にしながら、今後、接種会場で実施する予定であるとのことでありました。 さらに、委員より接種会場における医療関係者や職員などの接種体制について質疑があり、体育館でのワクチン接種については、現在、全体で20名程度の体制を想定しており、詳細については今後、医師会や岡谷市民病院から情報をいただき確立してまいりたいとのことでありました。 以上、審査の結果、議案第28号中、社会委員会に審査付託された部分につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしましたので、御報告いたします。 ○議長(渡辺太郎議員) 次に、産業建設委員長。     〔産業建設委員長 今井義信議員 登壇〕 ◆産業建設委員長(今井義信議員) 8番 今井義信です。 議案第28号 令和3年度岡谷市一般会計補正予算(第1号)中、産業建設委員会に審査付託された部分につきまして、審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定いたしましたので、御報告いたします。 ○議長(渡辺太郎議員) ただいまの各委員長報告に対し、これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。     〔発言する者なし〕 ○議長(渡辺太郎議員) これをもって質疑を終結いたします。 次に、討論に入ります。 何か御発言はありませんか。     〔発言する者なし〕 ○議長(渡辺太郎議員) これをもって討論を終結いたします。 これより議案第28号を採決いたします。 お諮りいたします。本案は各委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(渡辺太郎議員) 御異議なしと認めます。 よって、議案第28号は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第29号の委員長報告、質疑、討論、採決 ○議長(渡辺太郎議員) 日程第21 議案第29号 令和3年度岡谷市下水道事業会計補正予算(第1号)を再度議題といたします。 本案は産業建設委員会に審査付託となっておりますので、委員長の報告を求めます。 産業建設委員長。     〔産業建設委員長 今井義信議員 登壇〕 ◆産業建設委員長(今井義信議員) 8番 今井義信です。 議案第29号 令和3年度岡谷市下水道事業会計補正予算(第1号)につきまして、審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定いたしましたので、御報告いたします。 ○議長(渡辺太郎議員) ただいまの委員長報告に対し、これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。     〔発言する者なし〕 ○議長(渡辺太郎議員) これをもって質疑を終結いたします。 次に、討論に入ります。 何か御発言はありませんか。     〔発言する者なし〕 ○議長(渡辺太郎議員) これをもって討論を終結いたします。 これより議案第29号を採決いたします。 お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(渡辺太郎議員) 御異議なしと認めます。 よって、議案第29号は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第30号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(渡辺太郎議員) 日程第22 議案第30号 岡谷市議会会議規則の一部を改正する規則を議題といたします。 提出者の説明を求めます。 議会運営委員長。     〔議会運営委員長 笠原征三郎議員 登壇〕 ◆議会運営委員長(笠原征三郎議員) 16番 笠原征三郎です。 議案第30号 岡谷市議会会議規則の一部を改正する規則について、御説明申し上げます。 改正の理由でありますが、裏面にありますように、欠席の届出事由及び請願書への押印を見直すため改正いたしたいものであります。 改正の概要でありますが、女性をはじめとする多様な人材の市議会への参画を促進する環境整備の観点から、議員活動における制約要因の解消を図るとともに、行政手続等において原則押印廃止を推進する政府の方針を踏まえ、市議会に対する請願に係る署名押印の見直しを行うため、所要の改正を行うものであります。 それでは、改正の内容について御説明申し上げます。 第2条は、市議会議員の欠席の届出について規定したもので、第1項は欠席の事由について、第2項は議員が出産のため出席できないときの日数について、それぞれ事由、日数の規定の明文化を図るため改めるものであります。 第81条は、請願書の記載事項を規定したもので、第1項は、請願書への氏名の記載及び押印について、署名または記名押印に改め、用語を整備するとともに、新たな第2項を加えるため、現行の第2項から第4項までをそれぞれ1項ずつ繰り下げるほか、所要の改正を行うものであります。 新たに追加する第2項は、これまで第1項で規定していました法人の請願に係る規定を整備するものであります。 次に、附則でありますが、この規則の施行期日を公布の日からとするものであります。 以上で説明を終わりますが、御議決いただきますようお願い申し上げます。 ○議長(渡辺太郎議員) お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第30号については、委員会付託を省略し、即決いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(渡辺太郎議員) 御異議なしと認めます。 よって、直ちに質疑に入ります。 質疑はありませんか。     〔発言する者なし〕 ○議長(渡辺太郎議員) これをもって質疑を終結いたします。 次に、討論に入ります。 何か御発言はありませんか。     〔発言する者なし〕 ○議長(渡辺太郎議員) これをもって討論を終結いたします。 これより議案第30号を採決いたします。 お諮りいたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(渡辺太郎議員) 御異議なしと認めます。 よって、議案第30号は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第31号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(渡辺太郎議員) 日程第23 議案第31号 新型コロナウイルス感染症に伴う地域経済対策に関する意見書を議題といたします。 提出者の説明を求めます。 早出一真議員。     〔13番 早出一真議員 登壇〕 ◆13番(早出一真議員) 13番 早出一真です。 議案第31号 新型コロナウイルス感染症に伴う地域経済対策に関する意見書について、提出者を代表し、案文の朗読をもって提案に代えさせていただきます。 新型コロナウイルス感染症に伴う地域経済対策に関する意見書。 新型コロナウイルス感染症が、いまだに世界各国で猛威をふるっている中ではありますが、日本でもワクチン接種が開始され、感染収束に向けて大きく前進するものと期待をしているところです。 しかしながら、新型コロナウイルス感染症が地域経済に与えた影響により、地域経済は未曾有の疲弊状態が続き窮地に追い込まれています。 地方自治体においては、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用するなど、地域の実情に応じた独自の事業を展開し、地域経済や市民生活の下支えを行ってはいるものの、感染の拡大と縮小が繰り返される中、地域経済復興のためには、大胆な経済対策と企業活動や市民生活への切れ目のない支援が切望されています。 よって、国におかれましては、ウィズコロナ時代の経済復興と感染拡大防止のため、今後も柔軟かつ長期的な視点で経済対策を継続して実施されるよう、下記事項のとおり強く要望します。                       記 1 地方公共団体が市民の生活と地域経済を守るために行う施策に対し、国が責任を持って十分な財源措置を講ずること。 2 地方への財源措置に当たっては、地方公共団体の実情に応じた自主性を尊重し、使途について幅広く認めるものとすること。 3 感染拡大に一定の収束が見られた折には、地域経済復興に向けて、大胆かつ大規模な経済対策を実施すること。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。 令和3年3月16日。 以上でありますが、全会一致をもって御議決賜りますようお願いいたします。 ○議長(渡辺太郎議員) お諮りいたします。本案については、委員会付託を省略し、即決いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(渡辺太郎議員) 御異議なしと認めます。 よって、直ちに質疑に入ります。 質疑はありませんか。     〔発言する者なし〕 ○議長(渡辺太郎議員) これをもって質疑を終結いたします。 次に、討論に入ります。 何か御発言はありませんか。     〔発言する者なし〕 ○議長(渡辺太郎議員) これをもって討論を終結いたします。 これより議案第31号を採決いたします。 お諮りいたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(渡辺太郎議員) 御異議なしと認めます。 よって、議案第31号は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第32号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(渡辺太郎議員) 日程第24 議案第32号 新型コロナウイルスワクチン接種に関する意見書を議題といたします。 提出者の説明を求めます。 中島保明議員。     〔7番 中島保明議員 登壇〕 ◆7番(中島保明議員) 7番 中島保明です。 議案第32号 新型コロナウイルスワクチン接種に関する意見書について、提出者を代表し、案文の朗読をもちまして提案に代えさせていただきます。 新型コロナウイルスワクチン接種に関する意見書。 新型コロナウイルスワクチン接種が、この2月から開始されました。まずは医療従事者から始められ、高齢者、基礎疾患保有者、一般の順番で接種が進むとされており、まずは緒に就いた感があります。このワクチン接種に対して大きな期待が寄せられている一方で、副反応の有無等安全性などを含め解決すべき課題は山積しています。 このような状況の下で、医療関係全般において、これまでの施設の運営およびその従事者の心身の負担に加えて、さらに負担が増し、逼迫度等が高まることが危惧されます。 よって、国におかれましては、国民が安全を確保し、安心感を抱けるワクチン接種体制を築くとともに、医療関係全般の運営とその従事者に対する支援を下記事項のとおり強く要望します。                       記 1 国は、安全なワクチンの入手交渉、確保、調達に努め、得られた情報を遅滞なく医療機関や地方公共団体と共有し、それら団体・医療機関が受け持つ接種計画策定から接種及びその管理までを速やかに行えるように支援すること。 2 ワクチン接種に必要な費用は全額国費負担とし、地方公共団体に財政負担が生じることがないようにすること。 3 医療関係全般について、新型コロナウイルスワクチン接種による負担増に対して手厚い配慮と支援を行うこと。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。 令和3年3月16日。 以上、全会一致で御議決賜りますよう、よろしくお願いいたします。 ○議長(渡辺太郎議員) お諮りいたします。本案については、委員会付託を省略し、即決いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(渡辺太郎議員) 御異議なしと認めます。 よって、直ちに質疑に入ります。 質疑はありませんか。     〔発言する者なし〕 ○議長(渡辺太郎議員) これをもって質疑を終結いたします。 次に、討論に入ります。 何か御発言はありませんか。     〔発言する者なし〕 ○議長(渡辺太郎議員) これをもって討論を終結いたします。 これより議案第32号を採決いたします。 お諮りいたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(渡辺太郎議員) 御異議なしと認めます。 よって、議案第32号は原案のとおり可決されました。 なお、可決されました意見書の提出先については、議長に御一任願います。--------------------------------------- △市長挨拶 ○議長(渡辺太郎議員) 以上で今定例会の議事の全部を議了いたしました。 閉会前に市長の御挨拶をお願いいたします。 今井市長。     〔市長 今井竜五君 登壇〕 ◎市長(今井竜五君) 令和3年第1回岡谷市議会定例会の閉会に当たりまして、挨拶を申し上げます。 今定例会に市側から提案申し上げました議案につきましては、令和2年度関係議案並びに新年度予算、条例議案、また、追加議案等、多くの案件を慎重に御審議をいただき、それぞれ原案のとおり御議決、御同意を賜りましたことに厚く御礼を申し上げます。 議案審議並びに一般質問を通じまして議員各位からいただきました御意見等につきましては、慎重に検討を深め、今後の市政運営に当たってまいりたいと考えております。 3月1日に、岡谷市看護専門学校の卒業式を挙行いたしました。今年度は、32名の卒業生を岡谷市民病院のほか中南信地域を中心とした医療機関に送り出すことができました。今回で6回目の卒業式を迎えましたが、開校以来、合わせて164名の卒業生が県内各地の医療機関に就職をしており、それぞれが看護師として地域の医療、福祉に貢献をしております。 新型コロナウイルス感染症の感染拡大により看護人材確保の必要性がますます重要となる中、本校が広域的な看護人材の養成を担っておりますことに、開設する岡谷市として強い使命と責任の重さを再認識したところであり、有能な看護人材を多くの地域に輩出できますことに大きな喜びと誇りを感じております。 今年度も残り半年となりました。各種事務事業の集大成の時期となりました。令和2年度は、新型コロナウイルス感染症により、例年とは異なる、誰もが経験したことのない特殊な1年間となりました。 新年度の重点施策等は、予算編成の対応の中でも触れさせていただきましたが、このコロナ禍を地方創生の契機と捉え、ウィズコロナ、ポストコロナといわれる新たな時代に迅速に対応するとともに、これまで展開してまいりました施策、事業などを総括し、その成果や効果を評価、検証しながら、市民生活を起点とした多くの事業を積極的に実施してまいりたいと考えております。 お認めいただきました令和3年度予算の執行に当たりましては、市民の皆様の声に真摯に耳を傾け、寄り添いながら、様々な行政課題に迅速かつ的確に対応するとともに、将来にわたって持続可能で、将来のまちに多くの夢と希望を描くことができ、岡谷に住み、働き、学び、訪れる全ての人々に活躍の場と生きがいがあり、生活に彩りと潤い、そして楽しみがあって、幸せを実感でき、このまちに住み続けたい、住んでみたいと思える、そんな満足度の高い、確かなまちづくりを力強く進め、第5次岡谷市総合計画に掲げる将来都市像「人結び 夢と希望を紡ぐ たくましいまち岡谷」の実現を市民の皆様とともに目指してまいります。 間もなく令和3年度がスタートいたします。また、卒業、入学、就職など、人生の大きな節目を迎える時期となりました。議員各位におかれましては、迎えます新年度に向け、健康には十分に御留意をいただき、引き続き市政運営に特段の御理解と御協力を賜りますようお願いを申し上げまして、閉会の挨拶とさせていただきます。どうもありがとうございました。--------------------------------------- △閉会の宣告 ○議長(渡辺太郎議員) これにて令和3年第1回岡谷市議会定例会を閉会いたします。 △閉会 午後4時13分地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。 令和  年  月  日        岡谷市議会議長   渡辺太郎        岡谷市議会副議長  藤森博文        岡谷市議会議員   田村みどり        岡谷市議会議員   今井秀実...