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02月18日-02号

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  1. 岡谷市議会 2020-02-18
    02月18日-02号


    取得元: 岡谷市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-10
    令和 2年  3月 定例会(第1回)          令和2年第1回岡谷市議会定例会会議録議事日程(第2号)                  令和2年2月18日(火)午前9時30分開議 日程第1 議案第10号 岡谷市監査委員に関する条例等の一部を改正する条例 日程第2 議案第11号 岡谷市看護専門学校条例の一部を改正する条例 日程第3 議案第12号 岡谷市環境基本条例の一部を改正する条例 日程第4 議案第13号 岡谷市国民健康保険税条例の一部を改正する条例 日程第5 議案第14号 岡谷市営住宅条例の一部を改正する条例 日程第6 議案第15号 令和2年度岡谷市一般会計予算 日程第7 議案第16号 令和2年度岡谷市国民健康保険事業特別会計予算 日程第8 議案第17号 令和2年度岡谷市地域開発事業特別会計予算 日程第9 議案第18号 令和2年度岡谷市分収造林事業特別会計予算 日程第10 議案第19号 令和2年度岡谷市霊園事業特別会計予算 日程第11 議案第20号 令和2年度岡谷市温泉事業特別会計予算 日程第12 議案第21号 令和2年度岡谷市後期高齢者医療事業特別会計予算 日程第13 議案第22号 令和2年度岡谷市湊財産区一般会計予算 日程第14 議案第23号 令和2年度岡谷市水道事業会計予算 日程第15 議案第24号 令和2年度岡谷市下水道事業会計予算 日程第16 議案第25号 令和2年度岡谷市病院事業会計予算---------------------------------------本日の会議に付した事件 議事日程のとおり---------------------------------------出席議員(18名)     1番  藤森博文議員     2番  山崎 仁議員     3番  田村みどり議員    4番  吉田 浩議員     5番  中島秀明議員     6番  渡辺太郎議員     7番  中島保明議員     8番  今井義信議員     9番  早出すみ子議員   10番  今井秀実議員    11番  武井友則議員    12番  今井康善議員    13番  早出一真議員    14番  小松 壮議員    15番  大塚秀樹議員    16番  笠原征三郎議員    17番  遠藤真弓議員    18番  浜 幸平議員欠席議員(なし)---------------------------------------地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名 市長       今井竜五君     副市長      小口明則君 教育長      岩本博行君     企画政策部長   岩垂俊男君 総務部長     藤澤 正君     市民環境部長   百瀬邦彦君 健康福祉部長   小口浩史君     産業振興部長   藤岡明彦君 建設水道部長   山岡泰一郎君    教育部長     城田 守君 教育担当参事   三村靖夫君     病院事業管理者  天野直二君 事務部長     酒井吉之君     会計管理者    小坂英之君 選挙管理委員会監査委員事務局長   企画課長     木下 稔君          武居浩史君 秘書広報課長   仲田健二君     総務課長     帯川豊博君 財政課長     岡本典幸君---------------------------------------事務局職員出席者 局長       小松 厚      次長       伊藤 恵 議事主幹     宮坂征憲      庶務主幹     横内哲郎 △開議 午前9時30分 △開議の宣告 ○議長(渡辺太郎議員) おはようございます。 これより本日の会議を開きます。--------------------------------------- △議案第10号~議案第25号の一括上程、説明 ○議長(渡辺太郎議員) 日程第1 議案第10号 岡谷市監査委員に関する条例等の一部を改正する条例から日程第16 議案第25号 令和2年度岡谷市病院事業会計予算までの16議案を一括議題といたします。 順次説明を求めます。 まず、議案第10号 岡谷市監査委員に関する条例等の一部を改正する条例について説明を求めます。 藤澤総務部長。     〔総務部長 藤澤 正君 登壇〕 ◎総務部長(藤澤正君) おはようございます。 議案第10号 岡谷市監査委員に関する条例等の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 改正の理由は、裏面にありますように、地方自治法等の一部を改正する法律の公布、施行に伴い、改正いたしたいものであります。 それでは、改正の概要について御説明申し上げます。 今回の改正は、地方自治法の改正におきまして、普通地方公共団体の長等の損害賠償責任の一部免責の規定が新設され、職員の損害賠償について規定しております地方自治法第243の2が第243条の2の2に繰下げられたことに伴いまして、所要の改正を行うものであります。 それでは、改正の内容について御説明申し上げます。 地方自治法第243条の2の規定を引用しています条例は、岡谷市監査委員に関する条例、昭和天皇の崩御に伴う岡谷市職員の懲戒免除及び岡谷市職員の賠償責任に基づく債務の免除に関する条例、岡谷市水道事業及び下水道事業の設置等に関する条例、岡谷市病院事業の設置等に関する条例でございまして、これらの4条例につきまして一括して、条ずれに伴う改正を行うものでございます。 次に、附則でございますが、この条例の施行期日を令和2年4月1日からとするものであります。 以上で説明を終わりますが、よろしく御審議の上、御議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(渡辺太郎議員) 次に、議案第11号 岡谷市看護専門学校条例の一部を改正する条例について説明を求めます。 小口健康福祉部長。     〔健康福祉部長 小口浩史君 登壇〕 ◎健康福祉部長小口浩史君) おはようございます。 議案第11号 岡谷市看護専門学校条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 改正の理由につきましては、裏面にありますように、入学金を減免等するため、改正いたしたいものであります。 初めに、改正の概要について御説明申し上げます。 今回の改正は、低所得者世帯の意欲ある学生等に対し、就学に関わる経済的負担を軽減することで、子供を安心して産み育てる環境の整備を目的とする大学等における就学の支援に関する法律が公布され、大学等における入学金、授業料の減免などを行う高等教育の就学支援新制度が令和2年度から実施されます。岡谷市看護専門学校につきましても本制度に合わせ、現在規定しております授業料の減免に加え、入学金の減免について規定するため、所要の改正を行うものであります。 それでは、改正の内容について御説明申し上げます。 第8条は、授業料の減免について規定しておりますが、新たに入学金を減免することに伴い、所要の改正を行うものであります。 第9条は、授業料等の還付について規定しておりますが、入学金の還付について、所要の改正を行うものであります。 次に、附則でありますが、附則第1項は、この条例の施行期日を令和2年4月1日とするものであります。 附則第2項は、入学金の減免等に関わる経過措置を規定したものであります。 以上で説明を終わりますが、よろしく御審議の上、御議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(渡辺太郎議員) 次に、議案第12号 岡谷市環境基本条例の一部を改正する条例及び議案第13号 岡谷市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の2件について説明を求めます。 百瀬市民環境部長。     〔市民環境部長 百瀬邦彦君 登壇〕 ◎市民環境部長百瀬邦彦君) おはようございます。 議案第12号 岡谷市環境基本条例の一部を改正する条例及び議案第13号 岡谷市国民健康保険税条例の一部を改正する条例について、一括して御説明申し上げます。 初めに、議案第12号 岡谷市環境基本条例の一部を改正する条例について御説明いたします。 改正の理由につきましては、裏面にありますように、組織を見直しすることに伴い改正いたしたいものであります。 令和2年度の組織改正によりまして、市民環境部市民環境課市民生活課と環境課の2つの課に再編することに伴い、この条例中に規定しております岡谷市環境審議会の庶務を担当する部署について改正を行うものであります。 それでは、改正の内容について御説明いたします。 第28条は、岡谷市環境審議会の庶務について規定したもので、「市民環境部市民環境課」を「市民環境部環境課」に改めるものであります。 次に、附則でありますが、この条例の施行期日を令和2年4月1日からとするものであります。 以上で議案第12号の説明を終わります。 続きまして、議案第13号 岡谷市国民健康保険税条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 改正の理由につきましては、裏面にありますとおり、国民健康保険税の税率の改定等をいたしたいものであります。 以下、ご説明を申し上げてまいりますが、議案第13号資料として、令和2年度岡谷市国民健康保険税の税率等について、答申の写しと、議案第13号附属資料として、令和2年度岡谷市国民健康保険税率等の改定についてをお配りしてありますので、議案書と併せて御覧ください。 まず、今回の税率等の改定に係る経緯及び改定案の内容についてでありますが、平成30年度から国民健康保険制度は都道府県が財政運営の責任主体となり、県が示してまいります事業費納付金標準保険税率を参考に市町村ごとに税率等を決定し、賦課する方法に改められております。この際、今回の制度改正で加入者の負担が急激に変わることがないよう激変緩和措置が設けられており、本市においてはこの措置を受けている間は原則毎年税率等の改定を行うことについて、これまでの議会においても説明をさせていただいたところであります。 以下、今回の条例改正について御説明いたしますが、今回の改正は、長野県から示されました仮係数による令和2年度の岡谷市の国民健康保険事業費納付金及び標準保険税率に準じた税率等に改定するものと、国保財政運営の責任主体となりました長野県からの方針を受け、県内全市町村の事務の効率化及び平準化を行い、刑事施設等への収監者の国民健康保険税の減免に係る規定等を追加するため、所要の改正を行うものであります。 それでは、議案第13号附属資料を基に御説明いたします。 この附属資料は、検討及び説明用として国民健康保険運営協議会に提出した資料を手直しして作成したものでございます。 附属資料の1ページの1を御覧ください。 表の右側が県より示されました確定計数による一般被保険者分の令和2年度岡谷市国民健康保険事業費納付金の金額と長野県の総額でございます。令和2年度につきましても長野県から激変緩和措置を受け、一般被保険者分で10億7,682万5,698円を納付することとなります。 2は激変緩和措置についてでございます。この激変緩和措置額につきましては、長野県県・市町村国保運営連携会議幹事会の協議において、令和5年度までは毎年1.26%分ずつ対象外とされることとなっております。このため、激変緩和措置の適用がなくなるまでの間は、この削減分1.26%分と自然増減する医療費等の費用分とを合わせて勘案し、長野県から毎年示されます標準保険税率を基に、毎年税率等の改定をしていくことが原則となります。 おめくりいただきまして、2ページの3(1)は、長野県から示されました仮係数による令和2年度の標準保険税率の算出となります。必要な保険税総額でございます。激変緩和後の納付金合計額は10億7,613万3,056円でありますが、このほかに、納付金の算定には含まれない出産育児一時金や葬祭費、保健事業費などが必要になります。この総事業費に対し、県からの特別交付金一般会計繰入金、保険税の滞納繰越分収納見込額などを差し引いた額を保険税で確保できるよう、標準保険税率が長野県から示されてきております。 (2)は、長野県から示されてまいりました仮係数による標準保険税率に準じ改定いたします税率等の内容でございます。基礎分、後期高齢者支援金等分介護納付金分の3区分でそれぞれ定めているものでございますが、均等割、所得割額につきましては、長野県が示してまいりました標準保険税率では1円単位まで算出されておりますので、これを100円単位に端数調整などをしております。 また、資産割の税率について、全国や長野県内においても資産割をなくす3方式課税への移行が社会の趨勢となってきております。このため、長野県から示されました標準保険税率では、後期高齢者支援金等分介護納付金分の資産割の税率が引上げではありましたが、今年度同様に税率を据置きとするものであります。 (3)は1人当たり平均年税額でございます。改定案の税率により算定いたしました1人当たりの平均年税額は11万6,291円となります。現行税率で令和2年度の1人当たりの平均年税額を算出いたしますと11万3,462円となりますので、1人当たり2,829円、2.49%増の税率改定となります。 (4)は低所得の方に対します軽減制度であります。7割、5割、2割軽減に該当する世帯における今回の税率改定案の影響について、イメージをお持ちいただくために参考として、①、②の2つのケースの試算を記載してございます。 (5)は厚生労働省で公表しております65歳以上の夫婦2人の平均的な年金収入のケースからの試算を記載してございます。 (6)は従来のモデルケースの世帯における改定案の影響を記載してございます。 次に、お手元の資料の議案第13号資料でありますが、1月16日に市長が行った諮問に対する岡谷市国民健康保険運営協議会からの答申書の写しでございまして、1月24日に、裏面にございます附帯要望をつけて諮問内容どおりの答申をいただいたものであります。 今後につきましては、附帯要望の1にもございますとおり、税率等については、長野県から激変緩和措置を受けている間は、毎年長野県から示されます標準保険税率に準じた税率改定を行うことを基本としながらも、長野県国民健康保険運営方針保険税等県内統一化への動向等にも注視し、必要に応じた見直しをしてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いをいたします。 3ページは、諮問の内容と同じで、岡谷市国民健康保険税条例における税率等の改定の内容について表にしてございます。 改正の経緯及び改定案の内容につきましては以上でございます。 それでは、岡谷市国民健康保険税条例の改正の内容について御説明いたします。 議案書を御覧ください。 改正の内容は、長野県から示されました仮係数による標準保険税率に準じて、被保険者均等割額及び世帯別平等割額所得割額資産割額について、基礎、後期高齢者支援金等及び介護納付金の課税額をそれぞれ改定するものであります。 ただし、基礎分の均等割額平等割額後期高齢者支援金等及び介護納付金資産割額は据置きとするものでございます。 また、国や長野県からの方針を受け、県内全市町村の事務の効率化や平準化を図るため、国民健康保険の減免の対象に国民健康保険法第59条に定める少年院や刑事施設等に収容や拘禁をされている者を加えるとともに、減免の申請を遡及して行えるよう、所要の改正を行うものであります。 以下、逐条で御説明申し上げてまいります。 第4条は基礎課税額所得割額について規定したもので、第1項で定める「100分の7.36」を「100分の7.05」に改めるものであります。 第5条は基礎課税額の3割額について規定したもので、「100分の18.95」を「100分の17.92」に改めるものであります。 第6条の3は後期高齢者支援金等課税額所得割額について規定したもので、「100分の2.33」を「100分の2.43」に改めるものであります。 第6条の5は後期高齢者支援金等課税額の被保険者等均等割額について規定したもので、1人について「7,400円」を「8,100円」に改めるものであります。 第6条の6は後期高齢者支援金等課税額世帯別平等割額について規定したもので、第1号の特定世帯及び特定継続世帯以外の世帯については「6,000円」を「6,400円」に、第2号の特定世帯については「3,000円」を「3,200円」に、第3号の特定継続世帯については「4,500円」を「4,800円」に改めるものであります。 第7条は介護納付金課税被保険者に係る所得割額について規定したもので、「100分の1.99」を「100分の2.20」に改めるものであります。 第8条の2は介護納付金課税被保険者に係る被保険者均等割額について規定したもので、1人について「7,200円」を「8,300円」に改めるものであります。 第8条の3は介護納付金課税被保険者に係る世帯別平等割額について規定したもので、1世帯について「5,400円」を「6,200円」に改めるものであります。 第22条は低所得者に対する7割、5割及び2割の減額について規定したものであります。被保険者均等割額及び世帯別平等割額の改定に合わせ、第1号から第3号に定める減額する額を改定いたすものであります。 第22条第1号は7割減額する額を規定しておりますが、ここで改定するのはウからカの部分となります。ウは後期高齢者支援金等課税額の被保険者均等割額について定めたもので、1人について「5,180円」を「5,670円」に、エは後期高齢者支援金等課税額世帯別平等割額について定めたもので、(ア)の特定世帯及び特定継続世帯以外の世帯は「4,200円」を「4,480円」に、(イ)の特定世帯は「2,100円」を「2,240円」に、(ウ)の特定継続世帯は「3,150円」を「3,360円」に、オは介護納付金課税被保険者に係る被保険者均等割額について定めたもので、1人について「5,040円」を「5,810円」に、カは介護納付金課税被保険者に係る世帯別平等割額について定めたもので、1世帯について「3,780円」を「4,340円」に改めるものです。 第22条第2号は5割減額する額を規定しておりますが、ここで改定するのはウからカの部分となります。ウは後期高齢者支援金等課税額の被保険者均等割額について定めたもので、1人について「3,700円」を「4,050円」に、エは後期高齢者支援金等課税額世帯別平等割額について定めたもので、(ア)の特定世帯及び特定継続世帯以外の世帯は「3,000円」を「3,200円」に、(イ)の特定世帯については「1,500円」を「1,600円」に、(ウ)の特定継続世帯は「2,250円」を「2,400円」に、オは介護納付金課税被保険者に係る被保険者均等割額について定めたもので、1人について「3,600円」を「4,150円」に、カは介護納付金課税被保険者に係る世帯別平等割額について定めたもので、1世帯について「2,700円」を「3,100円」に改めるものであります。 第22条第3号は2割減額する額を規定しておりますが、ここで改定するのはウからカの部分となります。ウは後期高齢者支援金等課税額の被保険者均等割額について定めたもので、1人について「1,480円」を「1,620円」に、エは後期高齢者支援金等課税額世帯別平等割額について定めたもので、(ア)の特定世帯及び特定継続世帯以外の世帯は「1,200円」を「1,280円」に、(イ)の特定世帯は「600円」を「640円」に、(ウ)の特定継続世帯は「900円」を「960円」に、オは介護納付金課税被保険者に係る被保険者均等割額について定めたもので、1人について「1,440円」を「1,660円」に、カは介護納付金課税被保険者に係る世帯別平等割額について定めたもので、1世帯について「1,080円」を「1,240円」に改めるものであります。 第25条は国民健康保険税の減免について規定したもので、第1項に定める国民健康保険税の減免の対象に国民健康保険法第59条に該当する者との規定を追加するものであります。 第2項は減免の申請について規定したもので、減免の申請について、今回追加する収監者等からの減免申請に限り、遡及して行えるよう所要の改正を行うものであります。 最後に、附則でありますが、附則第1項は、この条例の施行期日を令和2年4月1日からとするものであります。 附則第2項は、適用区分について規定するものです。 議案第12号及び議案第13号の説明は以上でございますが、よろしく御審議の上、御議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(渡辺太郎議員) 次に、議案第14号 岡谷市営住宅条例の一部を改正する条例について説明を求めます。 山岡建設水道部長。     〔建設水道部長 山岡泰一郎君 登壇〕 ◎建設水道部長山岡泰一郎君) 議案第14号 岡谷市営住宅条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 改正の理由につきましては、裏面にありますように、入居者の資格要件を緩和するため、改正をいたしたいものであります。 初めに、改正の概要について御説明申し上げます。 令和2年度より市営住宅子育て世帯支援事業を実施するとともに、市外の者の移住を促進し、定住人口の増加につなげるため、現在市営住宅の入居者の資格要件の一つとしています市内に住所または勤務場所を有する者であることについて、この規定を削除し、入居者の資格要件を緩和するものであります。 それでは、改正の内容について御説明申し上げます。 第5条は入居者の資格について規定したもので、第5号に規定する「市内に住所または勤務場所を有する者であること」を削除するとともに、第6号の規定の繰上げについて所要の改正を行うものであります。 第5条の2の改正につきましては、第5条第5号の改正に伴い、引用条文に号ずれが生じることから、所要の改正を行うものであります。 次に、附則でありますが、この条例の施行期日を令和2年4月1日とするものであります。 以上で説明を終わりますが、よろしく御審議の上、御議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(渡辺太郎議員) この際、暫時休憩いたします。 再開は10時5分といたします。 △休憩 午前9時55分 △再開 午前10時05分 ○議長(渡辺太郎議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。 次に、令和2年度各会計予算について、順次説明を求めます。 まず、議案第15号 令和2年度岡谷市一般会計予算について説明を求めます。 藤澤総務部長。     〔総務部長 藤澤 正君 登壇〕 ◎総務部長(藤澤正君) 議案第15号 令和2年度岡谷市一般会計予算について御説明申し上げます。 令和2年度の予算編成におきましては、昨年12月に策定いたしました予算編成方針に基づき、人口減少という大きな課題に直面する中、その課題に対し的確かつ柔軟に対応するため、全ての事務事業の徹底した見直しと事業の選択と集中により、限られた財源の効率的、効果的な配分に努めてまいりました。併せて、国や県などの制度を十分に活用する中で、特定財源の確保に努めるなど、第5次岡谷市総合計画の2年目として、未来を創造し、大きな前進を遂げるため、6つの基本目標を基調に予算編成を行いました。 説明につきましては、11ページの事項別明細書から説明してまいりますので、よろしくお願いをいたします。 11ページをお開きください。 1総括につきまして御説明いたします。 一般会計予算総額は202億3,000万円で、前年度比6億1,000万円の増であります。 歳入の主なものについて申し上げます。 1款市税は68億3,500万円の計上で、前年度比1億700万円の減であります。 2款地方譲与税から10款地方特例交付金までは、令和元年度の決算見込み及び地方財政計画等を勘案して計上してあります。 11款地方交付税は、令和元年度の決算見込額などを基に地方財政計画を勘案し、40億8,200万円の計上で、前年度比1億9,200万円の増であります。なお、令和2年度の国の地方財政対策では、引き続き財源不足を臨時財政対策債の発行で補うこととされております。 13款分担金及び負担金は1億6,483万7,000円の計上で、前年度比1億7,507万4,000円の減であります。減の主な理由は、昨年10月より始まりました幼児教育・保育の無償化による保育所費負担金の減などであります。 15款国庫支出金は21億6,261万2,000円の計上で、前年度比4,727万3,000円の増であります。増の主な理由は、幼児教育・保育の無償化に伴う国庫支出金の増などであります。 16款県支出金は10億2,587万1,000円の計上で、前年度比2,409万2,000円の増であります。増の主な理由は、統計調査費県委託金の増などであります。 19款繰入金は2億8,497万2,000円の計上で、前年度比8,148万5,000円の増であります。増の主な理由は、新西堀保育園発達支援施設整備事業に対します社会福祉施設整備基金繰入金が皆増となったほか、市営住宅の長寿命化に向けた大規模改修事業に対します市営住宅整備基金繰入金の増などであります。 基金の繰入金につきましては、前年度に比べまして8,000万円ほどの増となりましたが、一方で、基金は災害などの不測の事態が発生した場合においても安定した財政運営を進めるために、残高は一定程度確保する必要がございます。基金につきましては、引き続き歳入に見合った歳出予算の編成を基本としながら、効率的、効果的な予算執行に努めることにより、基金繰入額の抑制を図るなど、引き続き基金残高の確保に意を配してまいりたいと考えております。 21款諸収入は15億1,878万6,000円の計上で、前年度比8,710万4,000円の増であります。増の主な理由は、川岸地区山林火災普及事業に対します貸付金の増などであります。 22款市債は17億4,540万円の計上で、前年度比2億2,180万円の増であります。臨時財政対策債は、国の地方財政計画を勘案し1,000万円の減となっておりますが、保育園等整備事業債や文化会館整備事業債、消防施設整備事業債などの増によりまして、前年に比べて増となるものであります。 なお、自動車取得税交付金につきましては、昨年10月からの消費税率引上げに併せて自動車取得税が廃止され、交付金収入がなくなることから、款を廃止したものでございます。 13ページを御覧ください。 次に、歳出の主なものを款別に申し上げます。 2款総務費は17億5,947万2,000円の計上で、前年度比956万8,000円の減であります。住民行政システム等更改事業のほか、統計調査事業などを計上しております。 3款民生費、74億739万3,000円の計上で、前年度比4億3,113万7,000円の増であります。新西堀保育園発達支援施設整備事業のほか、障害者自立支援等給付事業費に要する経費などを計上しております。 4款衛生費は16億6,798万円の計上で、前年度比1億3,036万4,000円の増であります。子育て世代包括支援事業のほか、病院事業会計負担金などを計上しております。 5款労働費は1億1,122万5,000円の計上で、前年度比118万2,000円の増であります。新たに採用活動応援補助事業に要する経費を計上しております。 7款商工費は20億2,543万6,000円の計上で、前年度比6,261万2,000円の増であります。文化会館改修工事のほか、商店街照明LED化促進事業、日本童画美術館改修工事などの経費を計上したほか、モノづくり集積地SUWAのヒトづくりプロジェクトに要する経費などを計上しております。 8款土木費は21億7,084万2,000円の計上で、前年度比2,389万6,000円の減であります。道水路維持補修に要する経費のほか、諏訪湖周サイクリングロード整備事業に要する経費などを計上しております。 9款消防費は7億4,399万9,000円の計上で、前年度比1億5,607万3,000円の増であります。消防団車両整備事業に要する経費などを計上しております。 10款教育費は15億8,890万3,000円の計上で、前年度比3,259万7,000円の増であります。チーム岡谷による学力向上推進事業のほか、岡谷東部中学校管理教室棟エレベーター実施設計業務に要する経費などを計上しております。 11款公債費は21億7,463万円の計上で、前年度比2億289万6,000円の減であります。 以上が歳出の主な予算計上額であります。 それでは、予算の概要につきまして、それぞれの款のところで説明をしてまいります。 最初に、歳出から主な点を御説明申し上げます。 なお、会計年度任用職員制度の導入に伴いまして地方自治法施行規則の改正が行われ、7節賃金が廃止となり、8節であった報償費以降の節番号が一つずつ繰り上がっておりますので、御承知おきいただきたいとお願いいたします。 それでは、52ページを御覧ください。 3歳出。 1款議会費であります。 1項1目議会費は1億9,321万8,000円の計上であります。議会運営に要する経費のほか、新たに7階議会フロアへのインターネット接続環境の整備に必要な委託料を計上しております。 54ページを御覧ください。 2款総務費であります。 1項1目一般管理費は7億4,269万3,000円の計上であります。管理関係職員の人件費のほか、おめくりいただき、57ページにありますコミュニティ事業費などの経費を計上しております。 58ページを御覧ください。 4目車両管理費は3,270万5,000円の計上であります。温室効果ガスの発生抑制と近年多発する自然災害への対応を踏まえて、新たに電気自動車1台の導入に必要な経費を計上しております。 60ページを御覧ください。 6目企画費は1億447万円の計上であります。ふるさと納税の寄附促進に要する経費のほか、おめくりいただき、63ページには、交流人口、関係人口の創出拡大による移住・定住の促進に向けて、まち・ひと・しごと創生推進費として各種事業を推進するとともに、7月から開催となります東京オリンピック・パラリンピックにおけるカナダを相手国とするホストタウン推進事業に必要な経費を計上しております。 64ページを御覧ください。 8目情報推進費は1億8,988万4,000円の計上であります。住民行政システム及びコミュニケーション系システムの更改に必要な経費を計上しております。 66ページを御覧ください。 12目安全対策費は2,237万2,000円の計上であります。高齢者の方々の安全運転意識の向上に向けて、高齢者安全運転健康診断委託料を新たに計上しております。 68ページを御覧ください。 14目会計管理費は569万3,000円の計上であります。事務処理の効率化に向けて、公共料金口座振替サービス使用料を新たに計上しております。 少し飛びまして、74ページを御覧ください。 3項1目戸籍住民基本台帳費は1億7,256万5,000円の計上であります。国が実施いたします消費活性化策への対応として、マイナンバーカード及びマイキーIDの設定を迅速に行うため、職員体制の強化等に必要な経費などを計上しております。 少し飛びまして、78ページを御覧ください。 5項2目基幹統計費は2,567万5,000円の計上であります。毎年実施しております学校基本調査のほか、令和2年度は、5年に一度実施する国勢調査に必要な経費などを計上しております。 82ページを御覧ください。 3款民生費であります。 1項1目社会福祉総務費は5億7,052万4,000円の計上であります。福祉関係職員の人件費のほか、地域福祉の向上に係る全般的な経費を計上するとともに、福祉関係5計画の策定に必要な経費を計上しております。 2目障害者福祉費は9億9,627万8,000円の計上であります。85ページには施設通所利用者及びサービス利用者の増に伴い、自立支援給付費等に係る経費を増額し計上したほか、成年後見支援センターの運営に必要な経費を計上しております。 86ページを御覧ください。 4目介護保険費は7億2,419万7,000円の計上であります。諏訪広域連合への保険給付費関係負担金といたしまして5億9,166万7,000円を計上しております。 88ページを御覧ください。 5目地域支援事業費は2億3,166万9,000円の計上であります。包括的支援事業費では、認知症初期集中支援チームを中心に認知症の予防に努めるほか、VR機器を使った認知症体験に必要な経費を新たに計上しております。 92ページを御覧ください。 2項1目児童福祉総務費は1億2,758万1,000円の計上であります。未来のげんきっず応援事業として、新たに出産のお祝いや子育て支援関連講座の参加者などへの行政ポイントを交付するほか、多くの方々に御利用いただいているこどものくににあります遊具のリニューアルに必要な経費などを計上しております。 94ページを御覧ください。 3目保育所費は16億2,026万円の計上であります。市立保育園の運営に必要な委託費等を計上するほか、おめくりいただいた97ページには、新西堀保育園発達支援施設整備事業に必要な工事請負費を計上しております。 少し飛びまして、102ページを御覧ください。 4款衛生費であります。 2目予防費は1億3,370万円の計上であります。各種予防接種に必要な経費のほか、新たに10月から定期予防接種となりますロタウイルスワクチンの接種に必要な経費などを計上しております。 104ページを御覧ください。 4目健康管理費は6,075万6,000円の計上であります。新たに実施する音楽と運動による健康サポート事業に必要な経費などを計上しております。 少し飛びまして、110ページを御覧ください。 2項1目清掃総務費は3億893万1,000円の計上であります。廃棄物資源化担当職員の人件費のほか、湖周行政事務組合負担金といたしまして2億5,583万2,000円を計上しております。 112ページを御覧ください。 3項1目病院会計支出金は6億320万円の計上であります。病院事業会計の運営に対します一般会計からの負担金を計上しております。 114ページを御覧ください。 5款労働費であります。 1項2目雇用促進対策費は680万2,000円の計上であります。市内企業の働き手の確保に向け、新たに実施する採用活動応援補助金などを計上しております。 116ページを御覧ください。 6款農林水産業費であります。 1項3目農業振興費は1,562万3,000円の計上であります。おめくりをいただいた119ページには、農産物等の生産者の方の販路拡大に向けた支援といたしまして、新たに農産物販路拡大支援事業補助金を計上しております。 120ページを御覧ください。 2項2目林業振興費は2億966万6,000円の計上であります。林道横河山線に架かる観音橋の架け替えに必要な工事費のほか、松くい虫被害の防止対策、豚コレラの感染防止に必要な経費などを計上しております。 122ページを御覧ください。 7款商工費であります。 1項2目商工業振興費は3億587万2,000円の計上であります。商業振興事業費では、商業活性化計画に掲げる目標の達成に向けて、商業等振興補助金について新規出店者を対象に拡大を図るほか、新たに商店街照明LED化促進事業に必要な経費などを計上しております。 工業振興事業費では、125ページまでにかけて、引き続き実施する新技術・新製品等ものづくりチャレンジ企業応援事業、事業承継支援事業に必要な経費などを計上したほか、展示会出展事業では出展会場の拡充を図るなど、引き続き市内企業の活性化と経営の安定化を支援してまいります。 産業振興対策事業費では、本市において開催する中小企業都市サミットに必要な経費のほか、これまでの取組を継承、発展させるモノづくり集積地SUWAのヒトづくりプロジェクトを新たに実施するとともに、交流人口、関係人口の創出と移住・定住の促進に向け、新たに実施する岡谷スポーツツーリズム事業に必要な経費などを計上しております。 126ページを御覧ください。 4目中小企業金融費は8億2,530万4,000円の計上であります。市内事業者の動向等を踏まえ、商店近代化資金においては貸付利率の引下げや保証料補給率を拡充するほか、小規模企業資金においては貸付期間の延長を図るなど、企業活動を金融面から支援してまいります。 130ページを御覧ください。 10目文化会館費は2億2,089万5,000円の計上であります。利用者の安全確保と快適な施設環境に向けた文化会館改修工事に必要な経費などを計上しております。 12目博物館費は6,908万4,000円の計上であります。おめくりいただいた133ページには、染色にスポットを当てた企画展などの開催に係る経費のほか、来館者の利便性向上を図るため、蚕糸博物館のミュージアムショップにおけるクレジットカード決済等のキャッシュレス化に向けた経費などを計上しております。 134ページを御覧ください。 8款土木費であります。 1項1目土木総務費は8,640万4,000円の計上であります。長野県が実施いたします旧岡谷小学校急傾斜地崩壊防止事業に対します負担金などを計上しております。 136ページを御覧ください。 2項2目道路維持費は5億7,156万4,000円の計上であります。年次計画により実施しております4号線(間下道線)、6号線(天竜川通り線)、9号線(中道町線)、11号線(今井通り線)のほか、損傷が軽微なうちに対策を講じる予防保全型の取組を強化する中で、23カ所、総延長約5kmに及ぶ舗装修繕工事に必要な経費を計上しております。 138ページを御覧ください。 4目橋梁維持費は3,591万9,000円の計上であります。橋梁長寿命化修繕計画に基づき、滝の沢第3橋修繕工事に必要な経費などを計上しております。 142ページを御覧ください。 4項1目都市計画総務費は2億2,570万1,000円の計上であります。都市計画情報更新委託料のほか、(仮称)諏訪湖スマートインターチェンジ整備事業、諏訪湖周サイクリングロードの整備に必要な経費などを計上しております。 4目公園費は1億6,141万8,000円の計上であります。市内19施設にある都市公園の維持管理経費のほか、おめくりをいただいた145ページには、幅広い世代の方々に安全・安心で快適に過ごすことができる公園に向けて、公園施設長寿命化計画策定業務に必要な経費などを計上しております。 146ページを御覧ください。 5項1目住宅管理費は1億8,564万8,000円の計上であります。施設の老朽化を踏まえ、市営加茂A団地において実施する外壁等の長寿命化修繕工事に必要な監理代行委託料などを計上しております。 148ページを御覧ください。 9款消防費であります。 1項1目常備消防費は6億3,045万2,000円の計上であります。広域消防の運営などに対する負担金を計上しております。 3目消防施設費は4,550万円の計上であります。消防団に配備しておりますポンプ車の計画的な更新に当たり、将来発生が予想されます大規模地震への備えと地域防災力の強化に向けまして、ポンプ車と災害対応型多機能消防車両を1台ずつ導入するための経費などを計上しております。 152ページを御覧ください。 10款教育費でございます。 1項2目事務局費は2億6,066万円の計上であります。長野県教育委員会から派遣されている主任指導主事を中心に、学力向上アドバイザーと連携したチーム岡谷による学力向上推進事業を実施するほか、教員の働き方改革に向けて、部活動指導員の配置を拡充して計上しております。 156ページを御覧ください。 2項1目小学校費の学校管理費は4億1,385万9,000円の計上であります。小学校の管理運営経費のほか、給食備品の更新に必要な備品購入費などを計上しております。 158ページをお願いいたします。 2目教育振興費は2,357万6,000円の計上であります。就学が困難な児童の保護者に対する経済的負担の軽減等を目的に、新入学学用品費や学校給食費などを支給する就学援助費について、小学校、中学校ともにキャンプや登山などの校外活動費に対する援助を新たに実施してまいります。 160ページを御覧ください。 3項1目中学校費の学校管理費は2億1,389万1,000円の計上であります。中学校の管理運営経費のほか、おめくりいただいた163ページには、安全で快適な学習環境の整備に向けて、岡谷東部中学校管理教室棟へのエレベーター設置に向けた実施設計業務に必要な経費を計上しております。 164ページを御覧ください。 4項2目放課後子ども健全育成費は6,487万1,000円の計上であります。放課後子どもの居場所づくり事業費及び学童クラブ管理運営経費のほか、岡谷子ども未来塾では新たに小学5年生を対象に加え、夏休み期間中を利用して算数の学習支援を実施します。 168ページを御覧ください。 5目生涯学習活動センター費は4,960万4,000円の計上であります。カルチャーセンターの管理に必要な経費のほか、おめくりいただいた171ページでは、岡谷リーダーズ倶楽部の発足から20周年を記念した特集番組の制作に対する負担金を計上しております。 170ページを御覧ください。 7目文化財保護費は5,763万8,000円の計上であります。おめくりいただいた173ページには、国の重要文化財であります旧林家住宅について、来館者の安全確保と施設の適正な保存管理に向けた工事請負費を計上するほか、長野県が実施します(仮称)諏訪湖スマートインターチェンジのアクセス道路整備に先立ち、建設地における埋蔵文化財の適正な保護に必要な経費を計上しております。 176ページを御覧ください。 5項2目体育施設費は2億647万8,000円の計上であります。建設から30年以上が経過する岡谷市民屋内水泳プールについて、引き続き安全で快適に利用できる施設運営に向けて、屋根や外壁などの劣化調査に必要な経費を計上しております。 178ページを御覧ください。 11款公債費であります。 1項1目元金は20億484万5,000円の計上であります。定期償還元金の減により、前年度比1億7,920万2,000円の減となっております。 180ページを御覧ください。 12款予備費は5,000万円の計上で、前年度と同額であります。 以上で歳出を終わらせていただきます。 次に、歳入について御説明申し上げます。 14ページをお開きください。 2歳入。 1款市税は、総額68億3,500万円の計上で、前年度比1億700万円の減でございます。明細につきましては、お配りしてございます令和2年度予算附属資料の13ページ、市税収入見込額比較表を御覧ください。 令和2年度の収入見込額、計①の上から3行目、68億6,500万円が市税収入の見込額であります。これは令和元年度最終見込みの収入見込額④の上から3行目の額、69億8,490万円に対し、1億1,990万円の減となるものであります。令和2年度の収入見込額のうち追加財源留保額の欄、3,000万円を留保し、当初予算額として②の額、68億3,500万円を計上しております。 それでは、事項別明細書の14ページへお戻りいただきまして、税目ごとに主なものを申し上げます。 1項1目個人は27億1,300万円の計上で、前年度比1,050万円の減であります。1節現年課税分は27億1,830万円の収入を見込み、このうち3,000万円を留保し、当初予算額として26億8,830万円を計上しております。 個人市民税は、納税義務者数の増加は続いているほか、個人所得が底堅く推移していることから、現年課税分は、令和元年度収入見込みに対し0.4%の増収を見込んでおります。 2目法人は4億3,390万円の計上で、前年度比1億5,020万円の減であります。1節現年課税分は4億3,300万円を計上しております。アメリカと中国による貿易摩擦や中国経済の減速等の影響のほか、税制改正による法人税割の税率引下げの影響もあり、現年課税分は、令和元年度収入見込みに対しまして20.8%の減収を見込んでおります。 2項1目固定資産税は28億1,780万円の計上で、前年度比4,710万円の増であります。家屋の新増築分において増加があるものの、土地の下落傾向のほか、平成30年度より導入された設備投資に対する特例措置による減等もあり、現年課税分は令和元年度収入見込みに対し0.5%の減収を見込んでおります。 16ページを御覧ください。 2款地方譲与税から、おめくりいただいて、18ページの10款地方特例交付金までは、国の地方財政計画及び実績等を勘案し計上しております。このうち6款法人事業税交付金は、税制改正による法人税割の税率引下げにおける代替財源として、長野県が徴収する法人事業税の一部が市町村へ新たに交付されるものであります。 11款地方交付税は40億8,200万円の計上で、前年度比1億9,200万円の増であります。普通交付税、特別交付税合わせて41億200万円の収入を見込み、このうち2,000万円を追加財源として留保した上で当初予算を計上しております。令和元年度の決算見込みのほか、増減となる要因や国の地方財政計画などを勘案して計上しております。 20ページを御覧ください。 13款分担金及び負担金であります。 1項1目総務費負担金は1,024万7,000円の計上で、前年度比696万5,000円の増であります。新たに長野市への災害派遣職員に対する負担金を計上しております。 2目民生費負担金は1億2,873万1,000円の計上で、前年度比1億7,825万6,000円の減であります。昨年10月からの幼児教育・保育の無償化に伴い、保育所費負担金では1億7,715万6,000円減の9,136万4,000円の計上としております。 4目商工費負担金は2,188万6,000円の計上であります。新たに実施するモノづくり集積地SUWAのヒトづくりプロジェクトに対する負担金を計上しております。 5目土木費負担金は180万円の計上であります。(仮称)諏訪湖スマートインターチェンジ整備事業におけるNEXCO中日本からの負担金を計上しております。 少し飛びまして、28ページを御覧ください。 15款国庫支出金であります。 1項1目民生費国庫負担金は16億272万5,000円の計上で、前年度比3,415万3,000円の増であります。2節障害者介護給付費等国庫負担金では、給付費の増に伴い717万6,000円の増となるほか、障害児童のサービス利用の増加に伴い、5節児童福祉費国庫負担金において1,026万2,000円の増となっております。 30ページを御覧ください。 2項1目総務費国庫補助金は6,878万6,000円の計上で、前年度比4,254万5,000円の増であります。国が実施します消費活性化策によるマイナンバーカードの発行及びマイキーIDの設定業務の増加を見込み、業務の迅速な実施に向けた職員体制の強化等に伴い増となっております。 34ページを御覧ください。 16款県支出金であります。 1項1目民生費県負担金は6億6,475万8,000円の計上で、前年度比2,784万2,000円の増であります。障害児通所給付費等の増により、3節児童福祉費県負担金は513万1,000円増の3,660万1,000円を計上しております。 38ページを御覧ください。 3項1目総務費委託金は1億673万8,000円の計上で、前年度比578万4,000円の減であります。5年に一度実施となります国勢調査に必要な委託金を新たに計上しております。 40ページを御覧ください。 17款財産収入であります。 2項1目不動産売払い収入は3,000万円の計上で、前年度と同額でございます。 42ページを御覧ください。 19款繰入金であります。 1項1目水道会計繰入金から3目病院会計繰入金は、会計出納業務に対する各企業会計からの繰入金などを計上しております。 2項1目社会福祉施設整備基金繰入金は4,000万円の計上で、新西堀保育園発達支援施設整備事業に充当いたします。 2目市営住宅整備基金繰入金は9,640万円の計上で、市営住宅大規模改修事業などに充当いたします。 3目ふるさとまちづくり基金繰入金は1億1,000万円の計上で、道水路維持補修事業及び道水路等新設改良事業などに充当いたします。 4目文化会館事業基金繰入金は2,310万円の計上で、自主事業補助金及び岡谷市文化会館改修事業などに充当いたします。 44ページを御覧ください。 20款繰越金は3億円の計上で、前年度と同額でございます。 21款諸収入であります。 3項1目貸付金元利収入は9億2,583万円の計上で、前年度比3,749万円の増であります。4節森林整備事業資金貸付金元利収入は、1,897万円増の6,456万円を計上しております。 48ページを御覧ください。 22款市債であります。 2目民生債3億4,760万円は、新西堀保育園発達支援施設整備事業に充当いたします。 50ページを御覧ください。 4目商工債4,210万円は、岡谷市文化会館改修事業に充当いたします。 5目土木債6億1,840万円は、学校跡地保全対策事業及び道水路維持補修事業などに充当いたします。 6目消防債4,500万円は、消防団車両整備事業に充当いたします。 7目臨時財政対策債6億4,000万円は、地方交付税の振替分として、国の地方財政計画等を勘案し計上しております。 以上で事項別明細書の説明を終わらせていただきます。 それでは、182ページをお願いいたします。 182ページ以下に給与費明細書、187ページに債務負担行為に関する調書、188ページに地方債に関する調書がございますが、それぞれ所定の書式によりお示ししてございますので、御覧をいただき、説明は省略させていただきます。 それでは、3ページへお戻りください。 令和2年度岡谷市一般会計予算、第1条第1項は、予算の総額を歳入歳出それぞれ202億3,000万円と定めるものであります。 第2項は、予算の款項の区分及び金額でございますが、内容は4ページから8ページにわたる第1表に記載してございます。先ほど申し上げました事項別明細書の金額を総括したものでありますので、説明は省略をさせていただきます。 第2条は、債務負担行為に係る規定でございます。内容は9ページの第2表に記載してございますので、9ページをお願いいたします。 最初の商工業振興条例助成金は、助成率の規定により、令和3年度までに分割して交付する助成金について、令和3年度の助成金170万円の債務負担行為を設定いたすものであります。 次の岡谷市土地開発公社借入金に対する債務保証につきましては、前年度と同額の10億円を設定いたすものであります。 3ページへお戻りください。 第3条は、地方債の規定であります。内容は10ページの第3表に所定の書式によりお示ししてございますので、説明は省略させていただきます。 第4条は、一時借入金の規定で、最高限度額を前年度と同額の50億円と定めるものでございます。 第5条は、歳出予算の同一款内で流用できる経費について定めるものであります。 以上で説明を終わりますが、よろしく御審議の上、御議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(渡辺太郎議員) 次に、議案第16号 令和2年度岡谷市国民健康保険事業特別会計予算について説明を求めます。 百瀬市民環境部長。     〔市民環境部長 百瀬邦彦君 登壇〕 ◎市民環境部長百瀬邦彦君) 議案第16号 令和2年度岡谷市国民健康保険事業特別会計予算について御説明申し上げます。 まず初めに、令和元年度の国民健康保険事業の状況でございますが、平成30年4月より都道府県が市町村とともに国保の保険者となり、財政運営の責任主体として国保運営の中心的な役割を担う新たな制度が開始されてから2年目となっております。これを受け、保険税率につきましては、長野県から示されました事業費納付金及び標準保険税率に準じた税率の改定を2年続けて行いましたが、被保険者数の著しい減少や、課税対象所得が県の見込みを下回っていることから、国保税収入の落ち込みなどにより、本予算編成時点における令和元年度の決算見込みでは、単年度収支は大幅な赤字が見込まれております。しかし、実質収支においては何とか黒字の決算が見込める状況となっております。 こうした状況を踏まえ、令和2年度の予算につきましては、国保財政運営の都道府県化の3年目として、長野県が昨年11月に示してまいりました仮係数による事業費納付金等の算定結果から、県による激変緩和措置を受け、引き続き県が示しました標準保険税率に準じた税率等の改定を行うものとして予算を編成いたしました。 なお、税率等の改定を仮係数による算定結果で行うことから、確定係数による算定結果との差額分につきましては、岡谷市国民健康保険事業基金から1,000万円を繰入れ、さらに不足する財源として繰越金400万円を充当することとして予算を編成いたしました。 それでは、予算書は189ページからですが、193ページの事項別明細書から説明してまいりますので、193ページ、1総括を御覧ください。 予算額は45億1,050万円で、前年度比7,770万円の減であります。被保険者数につきましては、長野県による国保事業費納付金の算定において9,145人、加入世帯5,583世帯となっております。 それでは、予算計上の概要につきまして、それぞれ款のところで説明をしてまいります。 最初に、歳出から主な点を御説明いたします。 202ページをお開きください。 3歳出。 1款総務費であります。 1項1目一般管理費は6,598万5,000円の計上で、国保の資格管理や保険給付費等の事務に要する経費であります。 204ページを御覧ください。 2項1目賦課徴収費は1,694万1,000円の計上で、国保税の賦課徴収等の事務に要する経費であります。 210ページをお開きください。 2款保険給付費であります。療養給付費等について、予算編成の時点における令和元年度の決算見込額と同程度を計上いたしております。 1項1目一般療養給付費は27億8,770万円の計上であります。 2目退職者療養給付費は80万円の計上であります。 220ページをお開きください。 3款国民健康保険事業費納付金1項1目一般医療給付費分納付金は7億1,802万円の計上で、長野県が国の令和2年度の確定係数等により算定を行い、岡谷市に示してまいりました納付金額を計上したものであります。 2目退職医療給付費分納付金は8万8,000円の計上であります。 222ページをお開きください。 2項後期高齢者支援金等分事業費納付金及び224ページの3項介護納付金分事業費納付金は、1項と同様に、長野県が示してまいりました事業費納付金に基づきそれぞれ計上したものであります。 226ページをお開きください。 4款保健事業費1項1目保健事業費は6,605万5,000円の計上で、特定健診、特定保健指導等に要する経費と、人間ドックの助成経費などの保健事業に要する経費を計上いたしております。 次に、歳入について御説明いたします。 196ページにお戻りください。 2歳入。 1款国民健康保険税につきましては、長野県から示されました仮係数による標準保険税率に準じて、年平均で2,829円、2.49%の税率の改定を行い、歳入の確保と健全な事業運営を目指すものです。 1項1目一般国民健康保険税は8億8,114万7,000円の計上であります。同じく2目退職者国民健康保険税は19万8,000円の計上であります。 3款国庫支出金1項1目制度関係業務準備事業補助金につきましては、制度改正に伴うシステム改修費に対する国からの補助金で、87万円の計上であります。 4款県支出金、おめくりいただきました198ページ、1項1目保険給付費等交付分につきましては、32億8,893万2,000円の計上であります。療養の給付等の必要な費用の全額が普通交付金分として交付されるものと、特別交付金分として特定健康診査等に係る国・県の負担分や保険者の収納率向上や特定健診、健康づくり等の保健事業の実施、医療費適正化事業など、保険者の独自的な取組の努力等に応じて交付が受けられる保険者努力支援制度の交付金などであります。 5款繰入金1項1目一般会計繰入金は3億1,170万円で、ルール分の繰入れを計上いたしております。 2項1目基金繰入金は1,000万円の計上で、県より示されました仮係数と確定係数による算定結果との差額分について、財源の一部として繰入れを計上いたしております。 200ページをお開きください。 8款繰越金は400万円の計上であります。 以上で事項別明細書の説明を終わらせていただきます。 236ページ以下に給与費明細書がございますが、それぞれ所定の書式によりお示ししてございますので、御覧をいただき、説明は省略させていただきます。 それでは、189ページへお戻りください。 令和2年度岡谷市国民健康保険事業特別会計予算。 第1条第1項は、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ45億1,050万円と定めるものでございます。 第2項は、予算の款項の区分及び金額でありますが、内容は190ページから192ページにわたる第1表に記載してございます。先ほど申し上げました事項別明細書の金額を総括したものでありますので、説明は省略させていただきます。 第2条は、一時借入金の規定で、最高限度額を前年度と同額の5億円と定めるものであります。 第3条は、歳出予算の同一款内で流用できる経費について定めるものであります。 以上で説明を終わりますが、よろしく御審議の上、御議決賜りますようお願い申し上げます。
    ○議長(渡辺太郎議員) 次に、議案第17号 令和2年度岡谷市地域開発事業特別会計予算について説明を求めます。 山岡建設水道部長。     〔建設水道部長 山岡泰一郎君 登壇〕 ◎建設水道部長山岡泰一郎君) 議案第17号 令和2年度岡谷市地域開発事業特別会計予算について御説明申し上げます。 それでは、事項別明細書から説明してまいりますので、予算書の242ページをお開きください。 1総括について御説明いたします。 地域開発事業特別会計、歳入と歳出のそれぞれの合計は3億1,320万円で、前年度比6,500万円の減となっております。 最初に、歳出の主なものについて御説明申し上げますので、予算書の246ページをお開きください。 3歳出。 1款地域開発事業費であります。 1項2目土地取得及び造成費は3,270万7,000円の計上で、前年度比2,032万7,000円の減となっております。この予算科目は、地域開発事業の事業用地、公共代替地等の取得及び造成等の実施に要する経費であります。減の主な理由は、新規の公共事業用地や代替地購入が見込まれないことによる公有財産購入費の減であります。 252ページを御覧ください。 4款繰上充用金であります。 1項1目繰上充用金は2億8,000万円の計上で、前年度比4,460万円の減となっております。この予算科目は令和元年度の収入不足を補填するものでありますが、令和元年度において岡谷川岸線関連保有地及び出早公園関連事業用地を売却したことによる繰上充用金の減であります。 以上で歳出を終わらせていただきます。 次に、歳入について御説明いたします。 予算書の244ページにお戻りください。 2歳入。 1款土地処分収入であります。 1項1目土地処分収入は3億1,121万7,000円の計上で、前年度比6,496万3,000円の減となっております。事業用地、公共事業代替地などの保有地処分に伴う収入であります。 2款財産収入であります。 1項1目財産貸付収入は198万2,000円の計上で、前年度比3万7,000円の減であります。保有地を一時的に貸付けることに伴う土地の賃貸料収入であります。 以上で事項別明細書の説明を終わらせていただきます。 予算書の239ページへお戻りください。 令和2年度岡谷市地域開発事業特別会計予算。 第1条第1項は、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ3億1,320万円と定めるものであります。 第2項は、予算の款項の区分及び金額でありますが、内容は240ページから241ページにわたる第1表に記載してございます。先ほど申し上げました事項別明細書の金額を総括したものでありますので、説明は省略させていただきます。 第2条は、一時借入金の規定で、最高限度額を前年度比6,500万円減の3億1,320万円と定めるものであります。 以上で説明を終わりますが、よろしく御審議の上、御議決賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(渡辺太郎議員) 次に、議案第18号 令和2年度岡谷市分収造林事業特別会計予算について説明を求めます。 藤岡産業振興部長。     〔産業振興部長 藤岡明彦君 登壇〕 ◎産業振興部長(藤岡明彦君) 議案第18号 令和2年度岡谷市分収造林事業特別会計予算について御説明申し上げます。 予算の説明につきましては、258ページの事項別明細書から説明してまいりますので、258ページを御覧ください。 1総括につきまして御説明いたします。 予算額は2,230万円で、前年度比640万円の増であります。 それでは、予算計上の概要につきまして、それぞれの款のところで説明をしてまいります。 最初に、歳出から主な点を御説明申し上げます。 262ページをお開きください。 3歳出。 1款分収造林事業費1項1目造林事業費は2,227万2,000円の計上で、前年度比640万円の増であります。間伐、除伐等の施業の増による事業費の増となっております。 264ページをお開きください。 2款公債費1項1目利子は1万8,000円の計上で、前年度と同額であります。 266ページをお開きください。 3款予備費1項1目予備費は1万円の計上で、前年度と同額であります。 以上で歳出を終わらせていただきます。 次に、歳入について御説明いたします。 260ページを御覧ください。 2歳入。 1款森林研究整備機構支出金1項1目分収造林事業費負担金は2,103万円の計上で、前年度比603万8,000円の増であります。 2款寄附金1項1目分収造林事業費寄附金は84万円の計上で、前年度比24万1,000円の増であります。これは地元からの負担分で、森林研究整備機構支出金の4%分となっております。 3款繰入金1項1目一般会計繰入金は43万円の計上で、前年度比12万1,000円の増であります。これは森林研究整備機構支出金の2%分となっております。 以上で事項別明細書の説明を終わらせていただきます。 次に、268ページを御覧ください。 給与費明細書に関する調書でございますが、所定の書式によりお示ししてございますので、御覧をいただき、説明は省略させていただきます。 それでは、255ページへお戻りください。 令和2年度岡谷市分収造林事業特別会計予算。 第1条第1項は、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ2,230万円と定めるものでございます。 第2項は、予算の款項の区分及び金額でありますが、内容は256ページから257ページの第1表に記載してございます。先ほど申し上げました事項別明細書の金額を総括したものでありますので、説明は省略させていただきます。 第2条は、一時借入金の規定で、最高額を前年度と同額の200万円と定めるものであります。 以上で説明を終わりますが、よろしく御審議の上、御議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(渡辺太郎議員) 次に、議案第19号 令和2年度岡谷市霊園事業特別会計予算について説明を求めます。 百瀬市民環境部長。     〔市民環境部長 百瀬邦彦君 登壇〕 ◎市民環境部長百瀬邦彦君) 議案第19号 令和2年度岡谷市霊園事業特別会計予算について御説明申し上げます。 予算書は269ページからですが、事項別明細書から説明してまいりますので、272ページ、1総括を御覧ください。 予算額は1,950万円で、前年度比160万円の増であります。 それでは、予算の概要につきまして、歳出の主な点を御説明いたします。 276ページをお開きください。 3歳出。 1款霊園事業費であります。 1項1目管理費は1,890万円の計上で、前年度比160万円の増であります。霊園内ののり面整備工事を行うことから、工事請負費が増となっております。 278ページをお開きください。 2款予備費であります。 1項1目予備費は、前年度と同額の60万円の計上であります。 以上で歳出を終わらせていただきます。 次に、歳入について御説明いたします。 274ページにお戻りください。 2歳入。 1款事業収入であります。 1項1目事業収入は1,798万6,000円の計上で、前年度比51万円の増であります。合葬式墓地の新規使用許可分の使用料が増となっております。 2款繰越金であります。 1項1目繰越金は147万8,000円の計上であります。 3款諸収入であります。 1項1目雑入は3万6,000円の計上であります。 以上で事項別明細書の説明を終わらせていただきます。 それでは、269ページへお戻りください。 令和2年度岡谷市霊園事業特別会計予算。 第1条第1項は、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1,950万円と定めるものでございます。 第2項は、予算の款項の区分及び金額でありますが、内容は270ページから271ページにわたる第1表に記載してございます。先ほど申し上げました事項別明細書の金額を総括したものでありますので、説明は省略させていただきます。 以上で説明を終わりますが、よろしく御審議の上、御議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(渡辺太郎議員) 次に、議案第20号 令和2年度岡谷市温泉事業特別会計予算について説明を求めます。 山岡建設水道部長。     〔建設水道部長 山岡泰一郎君 登壇〕 ◎建設水道部長山岡泰一郎君) 議案第20号 令和2年度岡谷市温泉事業特別会計予算について御説明申し上げます。 令和2年度予算につきましては、岡谷温泉を市民の皆様に御利用いただくため、温泉の安定供給と源泉及び給湯施設の維持管理に重点を置いた予算を編成いたしました。 それでは、予算の説明につきましては、284ページの事項別明細書から説明してまいります。284ページをお開きください。 1総括につきまして御説明いたします。 温泉事業特別会計、歳入と歳出のそれぞれの合計は2,200万円で、前年度比540万円の増となっております。 それでは、最初に歳出の主な点を御説明申し上げます。 288ページをお開きください。 3歳出。 1款温泉費1項1目温泉管理費は、温泉事業の管理に要する経費であり、2,017万円の計上で、前年度比694万3,000円の増となっております。増となった主な理由は、1年半ごとに行う源泉ポンプ取替えによる修繕料の増などによるものであります。 歳出の主なものとしましては、10節需用費は1,833万4,000円の計上で、源泉ポンプや温泉スタンドの光熱水費436万7,000円のほか、ただいま申し上げました源泉ポンプ取替えや施設の維持補修、また、超音波殺菌装置更新等の修繕料1,390万円などであります。 次に、290ページをお開きください。 2款公債費1項1目元金は75万8,000円の計上で、前年度比132万4,000円の減、1枚おめくりいただきまして、292ページの2項1目利子は7万2,000円の計上で、前年度比21万9,000円の減となっております。 以上で歳出を終わらせていただきます。 次に、歳入について御説明いたします。 286ページにお戻りください。 2歳入。 1款使用料及び手数料1項1目温泉使用料は1,662万円の計上で、令和元年10月の消費税率の改定により、前年度比3万円の増であります。4カ所の温泉施設から給湯使用料と温泉スタンドのメダル販売収入を計上しております。 以上で事項別明細書の説明を終わらせていただきます。 296ページの地方債に関する調書でございますが、所定の書式によりお示ししてございますので、御覧いただき、説明は省略させていただきます。 それでは、281ページにお戻りいただきたいと思います。 令和2年度岡谷市温泉事業特別会計予算。 第1条第1項は、予算の総額を歳入歳出それぞれ2,200万円と定めるものでございます。 第2項は、予算の款項の区分及び金額であります。内容は282ページ、283ページの第1表に記載してございます。先ほど申し上げました事項別明細書の金額を総括したものでありますので、説明は省略させていただきます。 第2条は、一時借入金の最高額を500万円と定めるものでございます。 以上で説明を終わりますが、よろしく御審議の上、御議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(渡辺太郎議員) 次に、議案第21号 令和2年度岡谷市後期高齢者医療事業特別会計予算について説明を求めます。 百瀬市民環境部長。     〔市民環境部長 百瀬邦彦君 登壇〕 ◎市民環境部長百瀬邦彦君) 議案第21号 令和2年度岡谷市後期高齢者医療事業特別会計予算について御説明申し上げます。 令和2年度は、2年に一度の後期高齢者医療制度の保険料率の見直しの年であり、昨日開催されました長野県後期高齢者医療広域連合議会におきまして、均等割額は据置き、所得割率は0.13ポイント増の8.43%、限度額は2万円増の64万円で議決されました。この保険料率に基づき予算の編成をいたしております。 予算書は297ページからでありますが、事項別明細書から説明してまいりますので、300ページを御覧ください。 1総括ですが、予算総額は8億6,390万円で、前年度比4,370万円の増であります。被保険者につきましては9,463人を見込んでおります。 それでは、予算の概要につきまして、初めに、歳出から主な点を御説明いたします。 306ページをお開きください。 3歳出。 1款総務費1項1目一般管理費は1,628万6,000円の計上で、被保険者の資格管理等の事務に要する経費であります。 308ページをお開きください。 2項1目徴収費は156万4,000円の計上で、被保険者の保険料徴収の事務に要する経費であります。 310ページをお開きください。 2款1項1目後期高齢者医療広域連合納付金は8億4,491万円の計上で、前年度比3,933万7,000円の増であります。 以上で歳出を終わらせていただきます。 次に、歳入について御説明いたします。 302ページにお戻りください。 2歳入。 1款1項1目後期高齢者医療保険料は6億7,703万9,000円の計上で、前年度比3,832万6,000円の増であります。 3款繰入金1項1目一般会計繰入金は1億6,372万8,000円の計上で、前年度比508万3,000円の増であります。後期高齢者医療事業の事務費等に係る経費分と保険基盤安定分を一般会計から繰入れるものであります。 以上で事項別明細書の説明を終わらせていただきます。 それでは、297ページへお戻りください。 令和2年度岡谷市後期高齢者医療事業特別会計予算。 第1条第1項は、予算の総額を歳入歳出それぞれ8億6,390万円と定めるものであります。 第2項は、予算の款項の区分及び金額でありますが、内容は298ページから299ページにわたる第1表に記載してございます。先ほど申し上げました事項別明細書の金額を総括したものでありますので、説明は省略させていただきます。 第2条は、一時借入金の規定で、最高限度額を前年度と同額の1,000万円と定めるものであります。 以上で説明を終わりますが、よろしく御審議の上、御議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(渡辺太郎議員) 次に、議案第22号 令和2年度岡谷市湊財産区一般会計予算について説明を求めます。 藤澤総務部長。     〔総務部長 藤澤 正君 登壇〕 ◎総務部長(藤澤正君) 議案第22号 令和2年度岡谷市湊財産区一般会計予算について御説明申し上げます。 予算書は319ページからであります。 事項別明細書から説明してまいりますので、322ページをお開きください。 1総括であります。 予算総額は160万円で、前年と同額であります。 それでは、予算の概要につきまして、歳出の主な点から御説明申し上げます。 326ページをお開きください。 3歳出。 1款総務費であります。 1項1目一般管理費は62万5,000円の計上で、前年度比14万1,000円の増であります。財産区の管理運営に要する経費を計上いたしました。 328ページを御覧ください。 2款造林事業費であります。 1項1目造林事業費は92万5,000円の計上で、前年度比14万1,000円の減であります。主なものは、沢入団地整備に伴う森林整備負担金であります。 以上で歳出を終わらせていただきます。 次に、歳入について御説明いたします。 324ページにお戻りください。 2歳入。 1款繰越金1項1目繰越金は53万1,000円の計上で、前年比1万3,000円の増であります。 2款諸収入1項1目雑入は106万9,000円の計上であります。財産区事業に対する市補助金や造林事業に対する木材の売払い収入等であります。 以上で事項別明細書の説明を終わらせていただきます。 319ページへお戻りください。 令和2年度岡谷市湊財産区一般会計予算。 第1条第1項は、予算の総額を歳入歳出それぞれ160万円と定めるものであります。 第2項は、予算の款項の区分及び金額でありますが、内容は320ページから321ページの第1表に記載してあります。先ほど申し上げました事項別明細書の金額を総括したものでありますので、説明は省略させていただきます。 以上で説明を終わりますが、よろしく御審議の上、御議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(渡辺太郎議員) 説明の途中でありますが、この際、暫時休憩いたします。 再開は午後1時10分といたします。 △休憩 午前11時23分 △再開 午後1時10分 ○議長(渡辺太郎議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。 次に、議案第23号 令和2年度岡谷市水道事業会計予算及び議案第24号 令和2年度岡谷市下水道事業会計予算の2件について説明を求めます。 山岡建設水道部長。     〔建設水道部長 山岡泰一郎君 登壇〕 ◎建設水道部長山岡泰一郎君) 議案第23号 令和2年度岡谷市水道事業会計予算について御説明申し上げます。 令和2年度予算につきましては、市民のライフラインである安全・安心で安定した水道事業の継続のため、岡谷市水道事業基本計画、岡谷市水道事業経営戦略に基づく施設の更新、再構築、耐震化など建設改良事業、特に基本計画の目玉となる新配水池、今井上向配水池の築造のほか、引き続き水質管理や施設の維持管理に取り組む予算を編成いたしました。 それでは、企業会計予算書の3ページを御覧ください。 初めに、第2条の業務の予定量でございますが、第1号給水戸数は、前年度と同じ2万1,000戸を予定しております。 第2号年間総給水量につきましては、前年度比4万5,000立方メートル減の519万1,000立方メートルを見込んでおります。給水量は近年の実績値や減少率を勘案し、前年度に対して減を見込んだものであります。 第3号一日平均給水量は1万4,222立方メートルになります。 第4号主な建設改良事業につきましては、配水施設費及び営業設備費を予定しております。 次に、第3条の収益的収入及び支出の予定額でございますが、収入は10億989万円、支出は7億8,752万8,000円の計上であります。 また、第4条の資本的収入及び支出の予定額でございますが、収入は9億3,781万円、4ページに移りまして、支出は16億544万8,000円の計上であります。 3ページに戻りまして、収支不足額6億6,763万8,000円につきましては、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額5,945万5,000円と過年度分損益勘定留保資金1億3,013万円、当年度分損益勘定留保資金3億2,191万3,000円及び建設改良積立金1億5,614万円をもって補填するものでございます。 次に、4ページ、第5条の債務負担行為でございますが、令和2年度から3年度にかけて新設してまいります今井上向配水池の築造工事につきまして、令和3年度の債務負担行為の内容について定めるものでございます。 次に、第6条は企業債の内容を、また第7条、第8条及び第9条は、所定の内容を整理し、記載してございますので、説明は省略させていただきます。 それでは、第3条及び第4条の内容につきまして、予算実施計画を基に御説明させていただきますので、5ページを御覧ください。 まず、収益的収入及び支出のうち収入でございますが、第1款水道事業収益は10億989万円の計上で、前年度比4,391万6,000円の増であります。増の主な理由としましては、総給水量は減となっておりますが、令和元年10月に消費税率が8%から10%に改定されたことにより、前年度は消費税増の影響が経過措置により3カ月間でありましたが、新年度は全て10%となるため、消費税改定分が増となっているほか、水道事業基本計画に基づく水道施設整備の実施に伴う建設改良費の支出増に伴い、消費税還付額が増となることにより、水道事業収益も増となるものであります。 1項1目給水収益は8億6,976万2,000円の計上で、給水量の減に伴い、消費税及び地方消費税抜きの額では前年度に比べ減となりますが、消費税率の改定の影響により、前年度比442万4,000円の増となっております。 次に、2項2目雑収益は5,870万6,000円の計上で、先ほど申し上げました消費税還付金の増により、前年度比3,839万3,000円の増であります。 次に、3目長期前受金戻入は7,293万5,000円の計上で、前年度比78万8,000円の増であります。 次に、6ページの支出について御説明いたします。 第1款水道事業費用は7億8,752万8,000円の計上で、前年度比2,590万8,000円の増であります。増の主な理由としましては、収益的収入と同様に、消費税率改定による増、また水道事業基本計画に基づく水道施設整備の実施による建設改良費の増に伴う償却資産の増よる減価償却費の増によるものであります。 1項1目原水及び配水費は2億7,382万3,000円の計上で、正規職員10名分の人件費と原水、浄水、配水に関わる設備の維持管理等に要する経費であります。主なものとしましては、水源の動力費や水質検査等の委託料、施設や配水管などの修繕の経費であります。 次に、2目総係費は7,307万3,000円の計上で、正規職員4名分の人件費と水道事業全般の運営等に要する経費であります。 次に、7ページの3目減価償却費は3億5,961万5,000円の計上で、前年度比3,586万1,000円の増であります。 次に、2項1目支払利息及び企業債取扱諸費は3,171万7,000円の計上で、内容は企業債利息であります。 続きまして、8ページを御覧ください。 資本的収入及び支出について御説明いたします。 第1款資本的収入は9億3,781万円の計上で、前年度比6億1,044万5,000円の増であります。増の主な理由は、水道事業基本計画に基づき、今井上向配水池築造事業などを実施するための財源である企業債や国庫補助金の増によるものであります。 1項1目企業債は7億8,050万円の計上で、前年度比5億4,620万円の増であります。 次に、3項1目工事負担金は700万円の計上で、県関連工事に伴う補償金であり、該当工事の減により前年度比1,500万円の減であります。 次に、4項1目国庫補助金は1億5,030万円の計上で、水道施設の再構築及び耐震化事業に対する国庫補助金であり、前年度比7,924万5,000円の増であります。 次に、支出について御説明いたします。 第1款資本的支出は16億544万8,000円の計上で、前年度比5億1,256万4,000円の増であります。増の主な理由としましては、水道事業基本計画に基づく水道施設の建設改良費の増によるものであります。 1項建設改良費は14億7,432万5,000円の計上で、前年度比5億733万円の増であります。主な内容としましては、管路施設や水源等の機械、装置などの更新事業、配水池から避難所など、災害時に重要拠点となる施設までの重要管路などの耐震化事業、効率的な水の運用を図るための水道施設の再構築事業として新設する今井上向配水池の築造工事等及び関連する総配水管路新設工事などであります。これらの配水施設に係る工事の予定箇所につきましては、議案第23号資料の工事予定箇所図を御参照ください。 次に、2項1目企業債償還金は1億3,012万3,000円の計上で、前年度比523万4,000円の増となっております。 9ページ以降の財務諸表及び給与費明細書等につきましては、所定の書式で調製してございますので、説明は省略させていただきます。 なお、22、23ページの注記につきましては、会計処理の基準などを記載してございます。 以上で説明を終わりますが、よろしく御審議の上、御議決賜りますようお願い申し上げます。 続きまして、議案第24号 令和2年度岡谷市下水道事業会計予算について御説明申し上げます。 令和2年度予算につきましては、衛生的で快適な環境を守り、市民の安全な暮らしを支える下水道を継続できるよう、岡谷市下水道事業経営戦略に基づき、公共下水道維持管理事業を初め国の補助事業制度を活用し、下水道施設の耐震化を図る下水道総合地震対策事業や、下水道施設の長寿命化を図るための下水道ストックマネジメント事業を推進するとともに、豪雨による市内の浸水被害軽減のため、雨水渠整備事業に取り組むほか、流域下水道の建設維持管理事業に係る予算を編成いたしました。 それでは、企業会計予算書の27ページを御覧ください。 初めに、第2条の業務予定量でございますが、第1号接続戸数は、前年度と同じ2万1,000戸を予定しております。 第2号年間総排水量につきましては、前年度比4万8,000立方メートル減の549万4,000立方メートルを見込んでおります。排水量は給水量と同様に減少傾向であることから、近年の実績値や減少率を勘案し、前年度に対して減を見込んだものであります。 第3号一日平均排水量は1万5,052立方メートルになります。 第4号主要な建設改良事業は、公共下水道管渠建設工事と流域下水道建設費負担金を予定しております。 次に、第3条の収益的収入及び支出の予定額でございますが、収入は17億4,658万1,000円、支出は15億8,319万5,000円の計上であります。 また、第4条の資本的収入及び支出の予定額でございますが、収入は7億553万6,000円、28ページに移りまして、支出は13億9,727万7,000円の計上であります。 27ページに戻りまして、収支不足額6億9,174万1,000円につきましては、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額2,054万7,000円と、過年度分損益勘定留保資金3億6,477万7,000円及び当年度分損益勘定留保資金3億641万7,000円をもって補填するものでございます。 次に、28ページ、第5条は債務負担行為の内容を、第6条は企業債の内容を定めるものでございます。 次に、第7条から第9条までは、所定の内容を整理し、記載してございますので、説明は省略させていただきます。 それでは、第3条及び第4条の内容につきまして、予算実施計画を基に御説明いたしますので、30ページを御覧ください。 まず、収益的収入及び支出のうち収入でございますが、第1款下水道事業収益は17億4,658万1,000円の計上で、前年度比1,960万8,000円の増であります。増の主な理由としましては、総排水量は減となっておりますが、令和元年10月に消費税率が8%から10%に改定されたことにより、前年度は消費税増の影響が経過措置により3カ月間でありましたが、新年度は全て10%となり、消費税改定分が増となっているほか、長期前受金戻入が増となっていることから、下水道事業収益も増となるものであります。 1項1目下水道使用料は10億3,363万2,000円の計上で、排水量の減に伴い、消費税及び地方消費税抜きの額では前年度に比べ減となりますが、消費税率の改定の影響により、前年度比518万8,000円の増となっております。 2目他会計負担金は2億3,200万円の計上で、このうち2億3,100万円は一般会計からの繰入金であります。 2項2目他会計補助金7,700万円は、一般会計からの繰入金であります。 4目長期前受金戻入は4億247万1,000円の計上で、前年度比1,542万円の増であります。 次に、31ページの支出について御説明いたします。 第1款下水道事業費用は15億8,319万5,000円の計上で、前年度比540万円の増であります。増の主な理由としましては、収益的収入と同様に、消費税率改定による増、またマンホール鉄蓋に交換等修繕費の増などによるものであります。 1項1目管渠費は1億3,801万8,000円の計上で、内容は正規職員3名分の人件費と下水道管の維持管理に要する経費であります。 次に、2目流域下水道維持管理費負担金は3億7,364万8,000円の計上で、県が管理する諏訪市豊田のクリーンレイク諏訪や流域下水道幹線の維持管理費の岡谷市負担分であります。汚水量の減により消費税及び地方消費税抜きの額では減となりますが、消費税率の改定の影響により、前年度比で313万5,000円の増となっています。 次に、3目普及指導費は1,324万8,000円の計上で、1名分の人件費と水洗化の普及促進等に要する経費であります。 次に、4目業務費は3,851万8,000円の計上で、1名分の人件費と下水道使用料の調定業務等に要する経費であります。 5目総係費は5,117万4,000円の計上で、4名分の人件費と下水道事業全般に要する経費であります。 32ページを御覧ください。 6目減価償却費は7億8,555万9,000円の計上で、機械設備の償却が終了していくことから、前年度比730万円の減であります。 次に、2項1目支払利息及び企業債取扱諸費は1億1,663万3,000円の計上で、減価償却費と同様に、施設建築に借入れた企業債利息の償還が順調に進んでいることから、前年度比1,687万9,000円の減であります。 続きまして、33ページの資本的収入及び支出について御説明いたします。 第1款資本的収入は7億553万6,000円の計上で、前年度比1億335万6,000円の増であり、増の理由は企業債、補助金及び負担金の増によるものであります。 1項1目企業債は4億428万4,000円の計上で、前年度比6,240万円の増であり、増の主な理由は、雨水渠整備事業の増に伴う借入れの増及び諏訪湖流域下水道建設費負担金の増によるものであります。 次に、2項1目国庫補助金は1億2,250万円の計上で、前年度比3,750万円の増であります。内容は、下水道施設の長寿命化を図るストックマネジメント事業、総合地震対策事業及び雨水渠整備事業に対するものであり、増の理由は雨水渠整備事業の増によるものであります。 次に、2目他会計補助金は1億5,400万円の計上で、一般会計からの繰入金であり、前年度同額であります。 次に、3項2目工事負担金は1,100万円の計上で、県関連工事に対する県からの補償金であり、前年度比555万円の減で、減の理由は対象である県工事の減によるものであります。 次に、3目一般会計負担金は1,006万円の計上で、雨水渠整備事業等に対する一般会計からの繰入金であります。 次に、支出について御説明いたします。 第1款資本的支出は13億9,727万7,000円の計上で、前年度比1億252万2,000円の増であり、増の主な理由は公共下水道建設費及び流域下水道事業費の増によるものであります。 1項建設改良費は4億6,885万8,000円の計上で、公共下水道の建設、ストックマネジメント事業、総合地震対策事業、雨水渠整備事業や流域下水道の建設費負担金等に係る経費で、前年度比1億331万3,000円の増であります。増の主な理由は、雨水渠整備事業、流域下水道建設費負担金の増によるものであります。 公共下水道建設費等に係る工事の予定箇所につきましては、議案第24号資料の工事予定箇所を御参照ください。 次に、2項1目企業債償還金は9億2,741万9,000円の計上で、前年度比79万1,000円の減であります。 34ページ以降の財務諸表及び給与費明細書等につきましては、所定の書式で調製してございますので、説明は省略させていただきます。 なお、46、47ページの注記につきましては、会計処理の基準などを記載してございます。 以上で説明を終わりますが、よろしく御審議の上、御議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(渡辺太郎議員) 次に、議案第25号 令和2年度岡谷市病院事業会計予算について説明を求めます。 酒井事務部長。     〔事務部長 酒井吉之君 登壇〕 ◎事務部長(酒井吉之君) 議案第25号 令和2年度岡谷市病院事業会計予算について御説明いたします。 岡谷市病院事業では、岡谷市民病院が市民の生命と健康を守る地域に密着した総合病院として、高度で良質な医療を安定的に提供するため、令和2年度においては、人材確保と人材育成、質の高い医療サービスの提供、健全経営の維持の3点を重点項目として、積極的に病院運営を進めてまいります。 51ページをお開きください。 令和2年度岡谷市病院事業会計予算。 第2条業務の予定量の第1号病床数は、前年度と同数の295床であります。 第2号年間延べ患者数は、入院が9万1,878人、外来が17万2,114人であります。入院は前年度比268人の増、外来は前年度比6,499人の増を予定しておりますが、これらの予定量は、本年度の患者実績などを基に、令和2年度の診療体制を勘案して計上いたすものであります。 第3号一日平均患者数は、入院が252人、外来が708人で、入院は前年度比2人の増、外来は前年度比21人の増であります。 第4号主要な建設改良事業は、医療機械器具整備事業として、機械備品の購入等に6,769万9,000円を予定しております。 第3条は、収益的収入及び支出の予定額を定めるものであります。収入は72億7,860万円、支出は72億8,350万円の計上で、490万円の赤字予算として編成しておりますが、経常損益では3,530万円の利益計上、黒字を見込んでおります。 なお、特別損失に計上しております4,890万円の財源に充てるため、企業債4,890万円を借入れるものであります。 52ページを御覧ください。 第4条は、資本的収入及び支出の予定額を定めるものであります。収入は2億8,416万5,000円、支出は5億5,665万2,000円の計上で、収支不足額2億7,248万7,000円は、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額43万5,000円及び過年度分損益勘定留保資金2億7,205万2,000円で補填するものであります。 第5条は、企業債について定めるもので、限度額を公営企業施設等整理事業は4,890万円、医療機械器具整備事業は6,000万円といたすものであります。 53ページを御覧ください。 第6条の予定支出の各項の経費の金額の流用から第9条の棚卸資産の購入限度額までは、所定の書式により作成してお示ししてありますので、説明は省略させていただきます。 54ページを御覧ください。 収益的収入及び支出、並びに資本的収入及び支出につきましては、予算実施計画により御説明いたします。 なお、前年度予定額との比較につきましては、70ページ以降に予算実施計画一覧表を添付してございます。 それでは、収益的収入及び支出の収入から御説明いたします。 第1款病院事業収益は72億7,860万円の計上で、前年度比2億2,940万円の増であります。 1項1目入院収益は39億5,283万9,000円の計上であります。外科や整形外科などで患者数の増を見込み、前年度比1,205万4,000円の増であります。 2目外来収益は19億6,780万5,000円の計上であります。本年度の外来患者数実績などを勘案し、前年度比9,711万円の増であります。 3目その他医業収益は4億8,708万2,000円の計上で、室料差額収益、院内健診、巡回健診などの公衆衛生活動収益、人間ドックなどの医療相談収益、他の医療機関からの受託検査収益などであります。 2項2目病院群輪番制病院運営費補助金589万5,000円は、諏訪広域連合からの補助金であります。 4目他会計負担金は一般会計からの負担金で、前年度比6,640万円増の3億8,040万円の計上であります。 5目長期前受金戻入は、前年度比3,886万4,000円増の3億4,796万円の計上であります。 3項訪問看護事業収益は5,567万6,000円の計上であります。本年度の収入実績などから、前年度比103万4,000円の減であります。 4項特別利益は872万円の計上であります。病院事業が所有している医師住宅の売却代金870万円を計上しております。 次に、55ページの支出について御説明いたします。 第1款病院事業費用は72億8,350万円の計上で、前年度比1億7,190万円の増であります。 1項1目給与費は42億3,744万円の計上で、職員の給料、手当等報酬、法定福利費などであります。職員数の増などにより、前年度比1億6,160万円の増であります。 2目材料費は12億5,863万8,000円の計上であります。診療に必要な薬品、診療材料、給食材料などであります。患者数の増により、前年度比890万円の増であります。 3目経費は10億1,149万1,000円の計上で、病院運営及び施設管理などに要する経費を計上しております。光熱水費や修繕費などの増により、前年度比748万9,000円の増であります。 4目減価償却費は5億1,887万7,000円の計上であります。 5目資産減耗費は480万円の計上であります。 56ページを御覧ください。 6目研究研修費は1,886万円の計上であります。市民公開講座や研修会のほか、職員の育成、スキルアップに必要な経費であります。 2項医業外費用は1億2,705万8,000円の計上であります。企業債利息のほか長期前払消費税に係る償却、看護師等養成貸付金に係る償却費、消費税及び地方消費税などを計上しております。 3項訪問看護事業費用は4,741万6,000円の計上で、訪問看護事業に従事する職員の給与費及び事務に必要な経費を計上しております。 4項特別損失は4,892万円の計上であります。 2目その他特別損失には、市が計画的に進めております旧岡谷塩嶺病院敷地整備事業として、看護宿舎等の解体費4,890万円を計上しております。 57ページを御覧ください。 資本的収入及び支出の収入から御説明いたします。 資本的収入は2億8,416万5,000円の計上で、前年度比1,819万5,000円の増であります。 1項企業債は6,000万円の計上で、医療機械器具整備事業の財源として借入れるものであります。 2項他会計負担金は前年度比4,880万円増の2億2,280万円の計上であります。企業債の元金償還金に関わる一般会計からの負担金であります。 3項固定資産売却代金は135万5,000円の計上であります。売却を予定しております医師住宅の残存価格相当額を計上するものであります。 次に、支出について御説明いたします。 第1款資本的支出は5億5,665万2,000円の計上で、前年度比4,658万円の増であります。 1項1目機械備品費は6,769万9,000円の計上であります。機械備品購入費6,000万円及びリース債務支払い額769万9,000円を計上するものであります。 2項企業債償還金は4億6,983万3,000円の計上であります。 3項長期貸付金は看護師等の養成奨学金で、1,812万円の計上であります。 資本的収入及び支出についての説明は以上であります。 58ページ以降の予定キャッシュフロー計算書、給与費明細書及び予定貸借対照表などの財務諸表につきましては、所定の書式で調製し、作成してございますので、御覧いただくこととし、説明は省略させていただきます。 以上で説明を終わりますが、よろしく御審議の上、御議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(渡辺太郎議員) 以上で令和2年度関係議案についての説明を終了いたします。--------------------------------------- △散会の宣告 ○議長(渡辺太郎議員) 以上で本日の議事日程は全部終了いたしました。 本日はこれをもって散会いたします。 △散会 午後1時47分...