岡谷市議会 > 2017-12-14 >
12月14日-04号

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  1. 岡谷市議会 2017-12-14
    12月14日-04号


    取得元: 岡谷市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-10
    平成29年 12月 定例会(第5回)          平成29年第5回岡谷市議会定例会会議録議事日程(第4号)                平成29年12月14日(木)午前9時30分開議 日程第1 議案第74号 岡谷市いじめ問題対策連絡協議会等条例 日程第2 議案第75号 岡谷市営住宅条例及び岡谷市営住宅分譲条例の一部を改正する条例 日程第3 議案第76号 平成29年度岡谷市一般会計補正予算(第7号) 日程第4 議案第77号 平成29年度岡谷市病院事業会計補正予算(第3号) 日程第5 議案第78号 岡谷市特別職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例 日程第6 議案第79号 岡谷市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例 日程第7 議案第80号 平成29年度岡谷市一般会計補正予算(第8号) 日程第8 請願第9号 「保育士の配置基準の見直し」と「公定価格の増額」を求める国への意見書提出に関する請願 日程第9 議案第81号 岡谷市議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例 日程第10 議案第82号 平成29年度岡谷市一般会計補正予算(第9号) 日程第11 議案第83号 保育士の配置基準の見直しと公定価格の増額を求める意見書---------------------------------------本日の会議に付した事件 議事日程のとおり---------------------------------------出席議員(17名)     1番  武井富美男議員    2番  今井義信議員     3番  早出一真議員     4番  渡辺雅浩議員     6番  笠原征三郎議員    7番  中島保明議員     8番  藤森博文議員     9番  遠藤真弓議員    10番  笠原順子議員    11番  共田武史議員    12番  今井康善議員    13番  竹村安弘議員    14番  小松 壮議員    15番  大塚秀樹議員    16番  八木敏郎議員    17番  浜 幸平議員    18番  渡辺太郎議員欠席議員(1名)     5番  今井秀実議員---------------------------------------地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名 市長       今井竜五君     副市長      小口明則君 教育長      岩本博行君     企画政策部長   岩垂俊男君 総務部長     小口道生君     市民環境部長   百瀬邦彦君 健康福祉部長   小口浩史君     産業振興部長   赤沼喜市君 工業政策部長   尾張嘉紀君     建設水道部長   山岸 徹君 教育部長     吉澤洋人君     教育担当参事   三村靖夫君 病院事業管理者  平山二郎君     事務部長     酒井吉之君                    選挙管理委員会 会計管理者    中原淳一君     兼監査委員    松下正樹君                    事務局長 企画課長     岡本典幸君     秘書広報課長   仲田健二君 総務課長     城田 守君     財政課長     藤澤 正君---------------------------------------事務局職員出席者 局長       武井千尋      次長       伊藤 恵 統括主幹 兼議事主幹    小松隆広      庶務主幹     小口明彦 事務取扱 △開議 午前9時30分 △開議の宣告 ○議長(武井富美男議員) おはようございます。 これより本日の会議を開きます。--------------------------------------- △議案第74号の委員長報告、質疑、討論、採決 ○議長(武井富美男議員) 日程第1 議案第74号 岡谷市いじめ問題対策連絡協議会等条例を議題といたします。 本案は総務委員会審査付託となっておりますので、委員長の報告を求めます。 総務委員長。     〔総務委員長 中島保明議員 登壇〕 ◆総務委員長中島保明議員) おはようございます。7番 中島保明です。 総務委員会審査付託されました議案第74号 岡谷市いじめ問題対策連絡協議会等条例につきまして、審査の主な点及び審査の結果を御報告いたします。 委員より、条例のもととなる、いじめ防止対策推進法の第14条で、いじめ問題対策連絡協議会を置くことができるとしているが、岡谷市で条例を制定していく理由について質疑があり、協議会に外部の委員を入れていくとの考えがあり、条例によって規定していきたいとのことでありました。 また、委員より、対策調査委員会の委員等である医師、臨床心理士スクールカウンセラー、弁護士等の選出方法について質疑があり、医師会、県、弁護士会等に推薦していただき、委嘱していく、また、協議会の校長については、校長会長及びいじめ、長期欠席の担当の校長に入っていただく予定であるとのことでありました。 委員より、いじめは重大な問題であり、児童生徒等の心を理解してくださる人たちの選出に配慮いただきたいとの要望がありました。さらに、委員より、対策調査委員会での調査時期について質疑があり、今までは、いじめの重大事態があったとの判断のもとに、調査委員会において、調査を行うこととしていたが、国の基本的な方針の改定やガイドラインの策定により、重大事態の疑いが生じた時点から調査ができるよう適正な体制を整えるため、あらかじめ条例により、組織を立ち上げていくものであるとのことでありました。 また、委員より、いじめられた児童生徒へのその後のケアについて質疑があり、既に設置している岡谷市いじめ防止等に関する基本方針の中で、いじめがあった場合の対応についての基本的な考え方を示しており、未然防止、早期発見、早期対応のほか、その後のケアの部分も明記している。引き続き各学校において丁寧な対応をしてまいりたいとのことでありました。 さらに、委員より、協議会と対策調査委員会が常設されることでの手続上の変化について質疑があり、常設により早期対応ができるようになり、学校で十分状況を把握する中で、教育委員会への報告、また、重大事態があった場合には、市長への報告という流れになるが、今までと同様にささいなことでも学校へ連絡いただきたいとのことでありました。 また委員より、岡谷市の多くの条例では、条例の中で庶務を担当する課を規定しているが、本条例で担当課を規定しなかった理由について質疑があり、協議会及び対策調査委員会については、法そのもの教育委員会であったことから規定せず、再調査委員会については、常設の委員会ではなかったことから規定しなかったが、今後規則等で規定するなど検討してまいりたいとのことでありました。 以上、審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定いたしましたので、御報告いたします。 ○議長(武井富美男議員) ただいまの総務委員長報告に対し、これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。     〔発言する者なし〕 ○議長(武井富美男議員) これをもって質疑を終結いたします。 次に、討論に入ります。 何か御発言はありませんか。 今井義信議員。 ◆2番(今井義信議員) おはようございます。2番 今井義信です。 議案第74号 岡谷市いじめ問題対策連絡協議会等条例について、会派新風を代表いたしまして、意見を述べます。 文部科学省がまとめた平成28年度児童生徒の問題行動、不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果のうち、いじめ認知件数は32万3,808件と、過去最高になったとの発表がありました。これは、児童生徒の感じる被害者性に着目した認知を新たに加え、積極的に把握をしていこうという国の姿勢が反映された結果だと思われますが、依然としていじめの認知件数は増加傾向にありますし、いじめの認知については、都道府県格差、学校格差が大きいことが問題視されています。一方で、学校からの報告のあった自殺者は、前年度の215人から244人へと29人ふえ、その中には、いじめの問題と分類された生徒も多く含まれています。そんな中、岡谷市においては、いじめを受けた児童生徒の教育を受ける権利を著しく侵害し、その心身の健全な成長及び人格の形成に重大な影響を与えるのみならず、その生命、身体に重大な危険を及ぼすおそれがあることを鑑み、いじめ防止等の対策に関する基本的な方針と、いじめ防止等の対策を総合的かつ効果的に推進するために、本条例を策定するものであると理解し、本議案に賛成をいたします。 ○議長(武井富美男議員) ほかに御発言はありませんか。 渡辺太郎議員。 ◆18番(渡辺太郎議員) 18番 渡辺太郎です。 議案第74号 岡谷市いじめ問題対策連絡協議会等条例について、信政おかやを代表して意見を申し上げます。 超党派の議員立法として平成25年に成立した、いじめ防止対策推進法に基づき、岡谷市いじめ問題対策連絡協議会、岡谷市いじめ問題対策調査委員会及び岡谷市いじめ問題再調査委員会を設置する条例であります。 文部科学省が10月に発表した調査結果では、全国の小中学校、高校、特別支援学校における平成28年度のいじめの認知件数は、32万件を超え、過去最多となり、深刻化しています。長野県では、通信アプリLINEを活用した自殺いじめ相談窓口を9月に設置し、大きな反響がありました。現在、SOSの出し方教育が議論されていますが、子供が出したSOSについて、教師を含めた周囲の大人が気づく感度をいかに高め、また、どのように受けとめ、子供に寄り添い、命をつなぐかという視点は、大きな課題であります。 本条例により、いじめに対する体制整備の充実が図られ、いじめに対する未然防止、早期発見、早期対応を推進し、適切な運用を要望し、本議案に賛成いたします。 ○議長(武井富美男議員) ほかに御発言はありませんか。     〔発言する者なし〕 ○議長(武井富美男議員) これをもって討論を終結いたします。 これより議案第74号を採決いたします。 お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(武井富美男議員) 御異議なしと認めます。 よって、議案第74号は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第75号の委員長報告、質疑、討論、採決 ○議長(武井富美男議員) 日程第2 議案第75号 岡谷市営住宅条例及び岡谷市営住宅分譲条例の一部を改正する条例を議題といたします。 本案は、産業建設委員会審査付託となっておりますので、委員長の報告を求めます。 産業建設委員長。     〔産業建設委員長 渡辺雅浩議員 登壇〕 ◆産業建設委員長渡辺雅浩議員) おはようございます。4番 渡辺雅浩です。 産業建設委員会審査付託されました議案第75号 岡谷市営住宅条例及び岡谷市営住宅分譲条例の一部を改正する条例について、審査における主な経過及び結果を御報告いたします。 委員より、収入申告が困難な方の現状について質疑があり、収入申告が困難な事情にある者に該当するおそれがある方は、平成29年度の家賃算定する中では単身の障がい者が19名おり、そのうち精神障がい1級の方が3名、2級の方が2名、知的障がい者の方が1名いるが、収入申告はできている状況である。このような方が自分で収入申告ができなくなったり、単身のため頼る人がいなくなり、収入申告が困難になることが想定されるとのことである。また、委員より、このような方は、親戚や後見人がいる状況なのか、さらに、過去に事例があったのか質疑があり、身寄りがいるかどうかまでは把握していないが、近年では収入申告いただけなかったという事例はないとのことでありました。 以上、審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定いたしましたので、御報告いたします。 ○議長(武井富美男議員) ただいまの委員長報告に対し、これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(武井富美男議員) これをもって質疑を終結いたします。 次に、討論に入ります。 何か御発言はありませんか。     〔発言する者なし〕
    ○議長(武井富美男議員) これをもって討論を終結いたします。 これより議案第75号を採決いたします。 お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(武井富美男議員) 御異議なしと認めます。 よって、議案第75号は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第76号の委員長報告、質疑、討論、採決 ○議長(武井富美男議員) 日程第3 議案第76号 平成29年度岡谷市一般会計補正予算(第7号)を議題といたします。 本案は、総務、社会の各委員会に審査付託となっておりますので、各委員長の報告を求めます。 総務、社会の順でお願いします。 まず、総務委員長。     〔総務委員長 中島保明議員 登壇〕 ◆総務委員長中島保明議員) 7番 中島保明です。 議案第76号 平成29年度岡谷市一般会計補正予算(第7号)中、総務委員会審査付託された部分につきまして、審査の主な点及び審査の結果を御報告いたします。 まず3歳出2款総務費1項9目財産管理費について、委員より、減債基金へ1億円を積み立てた理由について質疑があり、人口減少等により今後市税収入等減少傾向という状況を踏まえ、起債の償還財源の確保もしながら、後年度における財政運営に配慮するため、1億円を積み立てたとのことでありました。 さらに、委員より、減債基金積立金の分をインフラ整備に使うことは、検討しなかったのかとの質疑があり、地方財政法には各会計年度の余剰金が生じた場合は基金に積み立てしていくという規定があるが、過去においては、厳しい財政状況が続く中でこの積み立てを行うことができなかった。今回は、この法律の趣旨等に鑑み、減債基金への積み立てを行ったとのことでありました。 また、委員より、ふるさと納税の状況と返礼品の内容について質疑があり、ことし4月に総務省より返礼割合と返礼品の品物について見直しの要請があったため、市においても11月に見直しを行い返礼割合を3割以下に抑えた。また、金券的な扱いのものや高額の返礼品の見直しについては、検討した結果、ものづくりのまち岡谷市の技術を紹介する品物という観点から時計などは返礼品としたが、宝飾品については、11月末をもって廃止としたとのことでありました。また、今年度人気の高かった品物については、小さな絵本美術館の絵本、蜂蜜のセット、ウナギが挙げられるとのことでありました。 3歳出10款教育費2項2目教育振興費について、委員より就学援助費支給の実施においての課題の状況について質疑があり、これまで、周知や申請の時期、申請の際にいつの時点の収入を捉えるかという課題があったが、適正な時期に適正な支援をする必要性から申請時期を早め、その時点での収入額を捉え、認定することにより就学前支給ができるよう課題を解決していくとのことでありました。委員より、初めての取り組みなので十分な周知をお願いしたいとの要望がありました。 以上、審査の結果、議案第76号中、総務委員会審査付託された部分につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしましたので、御報告いたします。 ○議長(武井富美男議員) 次に、社会委員長。     〔社会委員長 藤森博文議員 登壇〕 ◆社会委員長藤森博文議員) おはようございます。8番 藤森博文です。 議案第76号 平成29年度岡谷市一般会計補正予算(第7号)中、社会委員会審査付託された部分につきまして、審査の主な経過及び結果を御報告いたします。 初めに、3款民生費1項2目障がい者福祉費について、審査に当たりまして、まず、市側より障がい者自立支援給付事業費補正内容について資料が提出され、扶助費の内容及び件数について補足説明がされました。委員より扶助費については、平成27年度から3年連続で追加の補正を行っているが、その背景や内容がどのようになっているのかとの質疑があり、市側より、毎年、利用件数の増加などを見込んで予算計上しているが、サービスを利用される方が予想を上回る数でふえてきている状況がある、今回補正予算をお願いしている就労継続支援就労移行支援の増加については、障がいがあっても市側で把握ができない方がいらっしゃること、また、利用される方々もサービス環境になれて、利用する回数がふえてくるなどの背景があるとのことでありました。 さらに、委員より、サービス利用者が増加していることで、受け入れる施設の体制などに心配はないのかとの質疑があり、市側より、利用者の増加に伴い、岡谷だけでなく諏訪圏域などの広い地域での施設利用を考えていかなければならないが、市内には事業拡大の検討や、定員の増加を図っていただいている施設があり、さらに、諏訪圏域内でも新規に開設する施設もあるため、現時点において諏訪圏域全体での受け入れ施設で当面は対応できるとの答弁がされました。 次に、3款民生費2項5目障がい児福祉費について、審査に当たりまして、まず市側より、障害児通所給付費と事業費の補正内容について資料が提出され、扶助費の内容及び件数について補足説明がされました。委員より、サービスの利用者増に伴い、事業所の職員配置基準などに問題はないかとの質疑があり、市内の事業所は、国の配置基準のほかにパート職員などを配置し、利用者全員に手が行き渡るよう努力をしていただいている、法改正では、一定の資格を持つ方でないと指導員になれないが、今回の改正によって市内の事業所の職員配置には影響はないとのことでありました。 さらに、委員より、各施設への給付費の支払いについては、チェック機能があるのかとの質疑があり、県の実地指導で検査を行うほか、市においても報告内容をチェックしながら支払い手続を行っているとのことでありました。 以上、審査の結果、議案第76号中、社会委員会審査付託された部分につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしましたので、御報告いたします。 ○議長(武井富美男議員) ただいまの各委員長報告に対し、これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(武井富美男議員) これをもって質疑を終結いたします。 次に、討論に入ります。 何か御発言はありませんか。     〔発言する者なし〕 ○議長(武井富美男議員) これをもって討論を終結いたします。 これより議案第76号を採決いたします。 お諮りいたします。本案は各委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(武井富美男議員) 御異議なしと認めます。 よって、議案第76号は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第77号の委員長報告、質疑、討論、採決 ○議長(武井富美男議員) 日程第4 議案第77号 平成29年度岡谷市病院事業会計補正予算(第3号)を議題といたします。 本案は社会委員会審査付託となっておりますので、委員長の報告を求めます。 社会委員長。     〔社会委員長 藤森博文議員 登壇〕 ◆社会委員長藤森博文議員) 8番 藤森博文です。 社会委員会審査付託されました議案第77号 平成29年度岡谷市病院事業会計補正予算(第3号)につきまして、審査の主な点及び審査の結果を御報告いたします。 お配りしております議案第77号社会委員会委員長報告資料をあわせてごらんください。 委員より、補正予算の内訳及び内容について質疑があり、追加補正1,940万円は、患者数の増に伴い検査件数が当初見込みよりふえたことによるもので、その内訳は、特殊検査委託料として1,210万円、読影委託料として730万円を追加するものである。このうち、特殊検査委託の内容については、試薬代等が割高になってしまう検査及び特殊な機器を使わなければ検査できないもの、あるいは特殊な設備を要し、技術等を必要とする検査について、外部委託しているものであり、また、読影委託についてはCTまたはMRI等、撮影した画像を業者へデータ送信し、その読影及び診断業務を委託しているとのことでありました。 以上、審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定いたしましたので、御報告いたします。 ○議長(武井富美男議員) ただいまの委員長報告に対し、これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(武井富美男議員) これをもって質疑を終結いたします。 次に、討論に入ります。 何か御発言はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(武井富美男議員) これをもって討論を終結いたします。 これより議案第77号を採決いたします。 お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(武井富美男議員) 御異議なしと認めます。 よって、議案第77号は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第78号及び議案第79号の委員長報告、質疑、討論、採決 ○議長(武井富美男議員) 日程第5 議案第78号 岡谷市特別職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例及び日程第6 議案第79号 岡谷市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の2件を一括議題といたします。 この2件は、総務委員会審査付託となっておりますので、委員長の報告を求めます。 総務委員長。     〔総務委員長 中島保明議員 登壇〕 ◆総務委員長中島保明議員) 7番 中島保明です。 総務委員会審査付託されました議案第78号及び議案第79号の2件について、審査の主な点及び審査の結果を御報告いたします。 まず、議案第78号 岡谷市特別職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例につきましては、審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定いたしましたので、御報告いたします。 次に、議案第79号 岡谷市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例につきまして、委員より来年4月1日に採用される大卒と高卒の職員の初任給が給料表の何級、何号俸に当たるのか質疑があり、大卒は1級25号俸17万9,200円、高卒は1級5号俸14万7,100円であるとのことでありました。 また、委員より地域手当の有無について質疑があり、地域手当制度は、平成18年の俸給表の水準を引き下げたことにあわせて創設されたもので、その地域における民間の賃金水準と物価等を考慮して支給されている。この地域手当制度は地域の民間賃金がより適切に反映されるよう、公務員の俸給水準の引き下げを行った上で、民間賃金水準が高い地域において地域手当を支給することで地域間の調整を図っているものであり、岡谷市は該当していないため、地域手当は支給していない。 また、近隣で最近新たに地域手当の対象となった市もないとのことでありました。 以上、審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定いたしましたので、御報告いたします。 ○議長(武井富美男議員) ただいまの委員長報告に対し、まず、議案第78号 岡谷市特別職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について、これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(武井富美男議員) これをもって質疑を終結いたします。 次に、討論に入ります。 何か御発言はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(武井富美男議員) これをもって討論を終結いたします。 これより議案第78号を採決いたします。 お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(武井富美男議員) 御異議なしと認めます。 よって、議案第78号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第79号 岡谷市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について、これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(武井富美男議員) これをもって質疑を終結いたします。 次に、討論に入ります。 何か御発言はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(武井富美男議員) これをもって討論を終結いたします。 これより議案第79号を採決いたします。 お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(武井富美男議員) 御異議なしと認めます。 よって、議案第79号は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第80号の委員長報告、質疑、討論、採決 ○議長(武井富美男議員) 日程第7 議案第80号 平成29年度岡谷市一般会計補正予算(第8号)を議題といたします。 本案は、総務、社会、産業建設の各委員会に審査付託となっておりますので、各委員長の報告を求めます。 総務、社会、産業建設の順にお願いいたします。 まず、総務委員長。     〔総務委員長 中島保明議員 登壇〕 ◆総務委員長中島保明議員) 7番 中島保明です。 議案第80号 平成29年度岡谷市一般会計補正予算(第8号)中、総務委員会審査付託された部分につきましては、審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定いたしましたので、御報告いたします。 ○議長(武井富美男議員) 次に、社会委員長。     〔社会委員長 藤森博文議員 登壇〕 ◆社会委員長藤森博文議員) 8番 藤森博文です。 議案第80号 平成29年度岡谷市一般会計補正予算(第8号)中、社会委員会審査付託された部分につきましては、審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決しましたので、御報告いたします。 ○議長(武井富美男議員) 次に、産業建設委員長。     〔産業建設委員長 渡辺雅浩議員 登壇〕 ◆産業建設委員長渡辺雅浩議員) 4番 渡辺雅浩です。 議案第80号 平成29年度岡谷市一般会計補正予算(第8号)中、産業建設委員会審査付託されました部分については、審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定いたしましたので、御報告いたします。 ○議長(武井富美男議員) ただいまの各委員長報告に対し、これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(武井富美男議員) これをもって質疑を終結いたします。 次に、討論に入ります。 何か御発言はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(武井富美男議員) これをもって討論を終結いたします。 これより議案第80号を採決いたします。 お諮りいたします。本案は各委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(武井富美男議員) 御異議なしと認めます。 よって、議案第80号は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △請願第9号の委員長報告、質疑、討論、採決 ○議長(武井富美男議員) 日程第8 請願第9号 「保育士の配置基準の見直し」と「公定価格の増額」を求める国への意見書提出に関する請願を議題といたします。 本案は社会委員会審査付託となっておりますので、委員長の報告を求めます。 社会委員長。     〔社会委員長 藤森博文議員 登壇〕 ◆社会委員長藤森博文議員) 8番 藤森博文です。 社会委員会審査付託された請願第9号 「保育士の配置基準の見直し」と「公定価格の増額」を求める国への意見書提出に関する請願につきまして、審査の主な経過及び結果を御報告いたします。 なお、この請願の審査においては、最初に請願者から意見陳述をお受けし、審査を行いました。 審査の主な点でありますが、まず、意見陳述者から保育士の配置基準については、昭和23年に決められたもので、時代に合った配置基準にしていただくことが子供たちにとってもよいことである、公立の保育園においても超過負担として市債を使ってきており、現在の配置基準では到底保育できないということになると思う、また、保育士の賃金については、幼稚園と比較した場合においても、開園時間などから保育士の単価が低いことが現状であり、基本的な単価を引き上げてもらいたいとの補足説明がありました。 質疑においては、委員より、保育士の待遇改善については、国においてキャリアアップの仕組み構築のほか、全職員に月6,000円程度の賃上げを実施しており、さらに、政府では2019年度から月3,000円程度の賃金の引き上げも予定されている、こうした一連の取り組みについて、どのように考えているのかとの質疑があり、キャリアアップの仕組みについては、職場において職制をつけなければいけないことや、対象になる人の3分の1しか適用されない制度であって、問題視している、また、保育士の給料については、改善されてきてはいるが、全産業の平均賃金よりも10万円程度低いということが言われており、これを改善していくためには配置基準を見直してほしいと考えている、国が努力されていることは十分承知しているが、満足なものではないとの答弁がされました。 さらに、委員より、基本分単価の重要性について説明願いたいとの質疑があり、年長児の単価は、幼稚園では、教育時間が4時間から6時間で4万4,735円であるが、保育園は、標準保育時間が11時間で、4万9,210円となっており、比較すると、余りにも低過ぎるのでこの部分を増額してほしいということが今回の請願の一つの趣旨である、なお、公定価格には保育料が含まれるが、保育料を上げてほしいというものではないので、申し添えますとの答弁がされました。 次に、討論においては、現在、国では保育の質の改善に向けて職員の配置基準の改善を打ち出しており、既に一部の年齢児については配置改善加算として改善が図られている。さらに保育士の賃金についても既に引き上げへの取り組みはされており、追加の支援策も予定されている中で、請願書に記載されている部分について全面的に賛同することは難しいと捉えている、しかしながら、保育士の処遇改善の必要性については一定の理解ができるため、一部表現を見直した意見書を国へ提出することを提案し、本請願については趣旨採択とされたいとの意見がありました。 一方、処遇改善がきちんと行われていく保育行政でなければ保育士のなり手もなく、保育士の配置基準も難しくなる、また、保育所職員の配置基準は昭和23年に決められたもので、現実と照らし合わせれば、かけ離れたものであると言わざるを得なく、公立でも、国で示された配置基準でやっているところは皆無といって過言ではないと思うので、この請願については採択すべきである。さらに、共同を特徴としていく保育現場には、格差が生まれてしまい、その結果、保育の質というものに多大な影響を与えてしまう懸念があるので、この請願については採択すべきであるとの意見がありました。 以上、審査の結果、賛成多数により趣旨採択とすべきものと決定いたしましたので、御報告いたします。 ○議長(武井富美男議員) ただいまの委員長報告に対し、これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。     〔発言する者なし〕 ○議長(武井富美男議員) これをもって質疑を終結いたします。 次に、討論に入ります。 何か御発言はありませんか。 中島保明議員。 ◆7番(中島保明議員) 7番 中島保明です。 請願第9号につきまして、会派を代表して、意見を述べます。 保育士の配置基準の見直しと、公定価格の増額を求める意見書を国へ提出願いたいとの請願でありますが、現在、国では保育の質の改善に向けて職員の配置基準の改善を打ち出しておりまして、既に一部の年齢児については、配置改善加算としてでありますが、改善が図られています。さらに、保育士の賃金についても、既に引き上げへの取り組みがされており、追加の支援策も予定されている状況であります。また、請願書に記載されている配置基準が現実離れしているとの部分につきましては、実際に国の基準で保育をしている施設もあるでしょうし、公立、民間を問わず国の配置基準で保育することは困難と公立も含めて断定していることにも違和感を感じます。本請願を全面的に賛同することは難しいと捉えております。 しかしながら、本請願書にも書かれているとおり、人格形成の重要な時期に保育士の皆さんが果たしている役割はとても重要であると思っております。 さらに、少子化や女性の社会進出などの現代社会を取り巻く複雑な環境の中で育児と就労を支援する保育サービスの充実は重要な施策でありまして、そうした期待を担いながら保育園で働く保育士の皆さんの処遇改善の必要性については、一定の理解はできます。 以上のことから、本請願について全面的に賛成とはいえないため、請願については、趣旨採択としたいと思います。 ○議長(武井富美男議員) ほかに御発言はありませんか。 渡辺雅浩議員。 ◆4番(渡辺雅浩議員) 請願第9号 「保育士の配置基準の見直し」と「公定価格の増額」を求める国への意見書提出に関する請願について、会派を代表して意見を述べます。 処遇改善がきちんと行われていく保育行政でなければ、保育士のなり手もなく、保育士の配置基準も難しくなる。また、保育所の職員の配置基準は、昭和23年に決められたもので、現実と照らし合わせればかけ離れたものと言わざるを得なくなり、公立でも、国で示された配置基準でやっているところは皆無といって過言ではない状況です。社会全体で保育を支えるため、この請願については、採択すべきものと考えます。 ○議長(武井富美男議員) ほかに御発言はありませんか。     〔発言する者なし〕 ○議長(武井富美男議員) これをもって討論を終結いたします。 これより請願第9号を採決いたします。 本請願については、趣旨採択とされたいとの意見がありますので、まず、本請願を趣旨採択とすることについてお諮りいたします。 本請願を趣旨採択とすることに賛成の議員の起立を求めます。     〔起立多数〕 ○議長(武井富美男議員) 起立多数であります。 よって、請願第9号は趣旨採択とすることに決しました。--------------------------------------- △議案第81号及び議案第82号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(武井富美男議員) 日程第9 議案第81号 岡谷市議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例及び日程第10 議案第82号 平成29年度岡谷市一般会計補正予算(第9号)の2件を一括議題といたします。 提出者の説明を求めます。 議会運営委員長。     〔議会運営委員長 早出一真議員 登壇〕 ◆議会運営委員長(早出一真議員) 3番 早出一真です。 議案第81号 岡谷市議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例について、御説明申し上げます。 改正の理由でありますが、裏面にありますように、期末手当の支給月数を改定するため改正を行うものであります。 それでは、今回の改正の概要について御説明申し上げます。 市議会の議員の期末手当の支給月数につきましては、国の指定職の期末勤勉手当の支給月数に準じておりますが、本年8月の人事院勧告を受け、国の指定職について支給月数を引き上げることとする法律案が先週国会で成立いたしました。これを受けまして、国に準じ、年間の支給月数を0.05月分引き上げ、3.25月から3.30月とするものであります。 それでは、条文について御説明申し上げます。 第1条は、岡谷市議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正であり、平成29年度に係る改正であります。 第5条第2項は、期末手当の支給月数について規定したもので、12月の支給月数を1.70月から1.75月に改定するものであります。 第2条は、同じく岡谷市議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正でありますが、こちらは、平成30年度以降の期末手当について、6月と12月の支給割合の整備・調整を図るものであり、第5条第2項は、6月の支給月数を1.55月から1.575月に、12月の支給月数を1.75月から1.725月に、それぞれ改定するものであります。 次に、附則でありますが、第1項は、この条例の施行期日を規定するもので、第1条の改正は公布の日から、第2条の改正は平成30年4月1日からとするものであります。 第2項は、第1条の規定による改正後の条例の適用日を平成29年12月1日とするものであります。 以上で説明を終わりますが、御議決いただきますようお願い申し上げます。 私からは、以上です。 ○議長(武井富美男議員) 次に、小口総務部長。     〔総務部長 小口道生君 登壇〕 ◎総務部長(小口道生君) 議案第82号 平成29年度岡谷市一般会計補正予算(第9号)について御説明申し上げます。 今回の補正予算は、給与改定に伴う手当を追加するもので、総額45万6,000円を追加いたすものであります。 初めに、10ページをお開きください。 3歳出から御説明申し上げます。 第1款議会費1項1目議会費3節職員手当等45万6,000円は、給与改定に伴う手当を追加いたすものであります。 なお、12ページに給与費明細書がありますが、これは所定の書式に従いましてお示ししたものでありますので、ごらんいただきたいと思います。 以上で、歳出を終わりまして、8ページへお戻りください。 2歳入について申し上げます。第19款繰越金1項1目繰越金45万6,000円は、財源を繰越金といたすものであります。 以上で歳入を終わりまして、2ページへお戻りください。 第1表歳入歳出予算補正、1歳入及び次のページの2歳出は、それぞれ所定の書式によってお示ししてあります。 1ページへお戻りください。 平成29年度岡谷市一般会計補正予算(第9号)。 第1条で歳入歳出それぞれ45万6,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ200億9,647万9,000円といたすものであります。以下につきましては、説明を省略させていただきます。 以上で説明を終わりますが、よろしく御審議の上、御議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(武井富美男議員) お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第81号及び議案第82号の2件につきましては、委員会付託を省略し、即決いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(武井富美男議員) 御異議なしと認めます。 よって、直ちに質疑に入ります。 まず、議案第81号 岡谷市議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例について、質疑はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(武井富美男議員) これをもって質疑を終結いたします。 次に、討論に入ります。 何か御発言はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(武井富美男議員) これをもって討論を終結いたします。 これより議案第81号を採決いたします。 お諮りいたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(武井富美男議員) 御異議なしと認めます。 よって、議案第81号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第82号 平成29年度岡谷市一般会計補正予算(第9号)について、質疑はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(武井富美男議員) これをもって質疑を終結いたします。 次に、討論に入ります。 何か御発言はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(武井富美男議員) これをもって討論を終結いたします。 これより議案第82号を採決いたします。 お諮りいたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(武井富美男議員) 御異議なしと認めます。 よって、議案第82号は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第83号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(武井富美男議員) 日程第11 議案第83号 保育士の配置基準の見直しと公定価格の増額を求める意見書を議題といたします。 提出者の説明を求めます。 社会委員長。     〔社会委員長 藤森博文議員 登壇〕 ◆社会委員長藤森博文議員) 8番 藤森博文です。 議案第83号 保育士の配置基準の見直しと公定価格の増額を求める意見書につきまして、提出者である社会委員会を代表し、案文の朗読をもって提案にかえさせていただきます。 なお、この意見書案については、請願第9号の趣旨採択を受けて提案するものであります。 保育士の配置基準の見直しと公定価格の増額を求める意見書。 平成27年4月に「子ども・子育て支援新制度」がスタートし、2年が経過しようとしておりますが、量と質の両面から子育てを社会全体で支えようとする新制度において、保育士は地域の子育て支援の要となる重要な役割を担っております。 しかしながら、民間の保育所の保育士の賃金水準は、全産業の平均賃金と比較しても、なお低い水準にあると言われております。また、専門的な勉強をしても保育士に魅力を感じることの出来ない学生が増えているとも言われており、保育に魅力を感じ、安定的に保育士を確保できる環境の創出は地方においても課題となっております。 国においては、平成29年度より「ニッポン一億総活躍プラン」において、全職員に2%の賃上げを実施するとともに、「キャリアアップ」の仕組みを構築し、保育士としての技能と経験を積んだ職員について、月額4万円の処遇改善に取り組まれ、保育士の配置基準においても、3歳児保育に対して配置改善加算を適用するなど、一定の改善は図られてはいるものの、保育環境の改善と保育士の処遇改善なくして保育の向上にはつながらないものと考えます。 よって、国におかれましては、地域の子育てを支える保育環境の更なる改善をめざして、下記事項について実現されるよう強く要望します。                       記 1 子ども一人ひとりに行き届いた保育をするために、適切な配置基準の改善に早急に取り組むこと。 2 利用者負担額に配慮しつつ、保育士の処遇改善が図られるよう、引き続き公定価格の増額を行うこと。 以上、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出します。 平成29年12月14日。 以上でありますが、全会一致をもって御議決賜りますよう、よろしくお願いいたします。 ○議長(武井富美男議員) お諮りいたします。本案については、委員会付託を省略し、即決いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(武井富美男議員) 御異議なしと認めます。 よって、直ちに質疑に入ります。 質疑はありませんか。     〔発言する者なし〕 ○議長(武井富美男議員) これをもって質疑を終結いたします。 次に、討論に入ります。 何か御発言はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(武井富美男議員) これをもって討論を終結いたします。 これより議案第83号を採決いたします。 お諮りいたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(武井富美男議員) 御異議なしと認めます。 よって、議案第83号は原案のとおり可決されました。 なお、可決されました意見書の提出先については、議長に御一任願います。--------------------------------------- △市長挨拶 ○議長(武井富美男議員) 以上で今定例会の議事の全部を議了いたしました。 閉会前に市長の御挨拶をお願いします。 市長。     〔市長 今井竜五君 登壇〕 ◎市長(今井竜五君) 平成29年第5回岡谷市議会定例会の閉会に当たりまして、一言挨拶を申し上げます。 今定例会に市側から提出申し上げました議案につきましては、いずれも慎重な御審議をいただき、それぞれ原案のとおり御議決等を賜り、厚く御礼を申し上げます。 議案審議並びに一般質問を通じまして、議員各位からいただきました御意見等につきましては、慎重に検討を深め、今後の市政運営に当たってまいりたいと考えております。 ことしの暦も残すところわずかとなりました。この1年を振り返りますと、異常気象や台風などにより、農作物の不作や倒木、建物損壊の被害もありましたが、一方で、岡谷南高校漕艇部の25年ぶりとなる全国高校総体優勝や、岡谷市観光協会設立40周年、うなぎのまち岡谷の会は、設立20周年を迎えるなど、明るくうれしい話題や節目となる年でもありました。 1月には、第72回国民体育大会冬季大会、長野銀嶺国体のアイスホッケーの会場地として、国内最高峰の大会を市民の皆様とともに支え、盛大に、また、成功裏に終えることができました。 3月には、岡谷西部中学校第2体育館プール改築工事が竣工し、市内小中学校の耐震化工事が全て終了し、児童生徒が、安全で安心して充実した学校生活を過ごせる環境が整備をされました。 8月には、保育と幼児教育の機能をあわせ持つ、市内初の認定こども園として、民設民営の東堀保育園の起工式が行われ、新年度の開園を目指し、準備が進められております。 10月には、国道20号下諏訪岡谷バイパス第3工区塩嶺大橋が開通し、約半世紀をかけ実施をしてきました岡谷塩尻改良は、全て完了となりました。 この1年、さまざまな事業がこのように実を結び、形になったのも、これまで関係された全ての皆様の御理解と御尽力のたまものであり、深く感謝を申し上げます。そして、第4次岡谷市総合計画後期基本計画の計画期間も残すところあと1年余りとなります。これまで展開をしてきました施策、事業の集大成として成果を確実に結実させ、将来都市像であります「みんなが元気に輝くたくましいまち岡谷」の実現に向けて取り組むとともに、第5次岡谷市総合計画の計画期間であります次の10年間へ確実につないでいきたいと考えております。 平成30年度予算編成作業も、これから大詰めとなってまいります。一般質問の折にも、現時点での考え方や、施策の内容等についてお答えをさせていただきましたが、人口や財政規模にも配慮しながら、市民誰もが安全で、安心して、健康で、生きがいをもって暮らすことができ、このまちに住み、働くことに誇りと自信そして愛着の持てるまちづくりを進めるため、さらなる努力を重ねてまいります。 これから寒さが増してまいります。議員各位におかれましては、ことし1年、岡谷市の発展、市民福祉の向上のために御支援、御協力をいただきましたことに心から感謝を申し上げますとともに、健康に御留意の上、迎える新しい年もますます御活躍されますことを御祈念申し上げまして、閉会に当たっての挨拶とさせていただきます。 どうもありがとうございました。--------------------------------------- △閉会の宣告 ○議長(武井富美男議員) これにて平成29年第5回岡谷市議会定例会を閉会いたします。 △閉会 午前10時34分地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。 平成  年  月  日        岡谷市議会議長   武井富美男        岡谷市議会副議長  共田武史        岡谷市議会議員   笠原征三郎        岡谷市議会議員   小松 壮...