平成30年 12月 定例会(第4回)
議事日程 第 1 諸般の報告 第 2 議案第108号から第117号 第 3 議案第96号 第 4 議案第97号 第 5 議案第98号から第101号 第 6 議案第102号から第104号 第 7 議案第105号から第107号
追加日程 議案第108号及び第109号
追加日程 議案第110号
追加日程 議案第111号から第114号
追加日程 議案第115号から第117号 本日の会議に付した事件 日程第1から第7まで及び
追加日程 出席議員(30名) 1番 石 合 祐 太 君 2番 斉 藤 達 也 君 3番 金 井 清 一 君 4番 中 村 悠 基 君 5番 松 尾 卓 君 6番 成 瀬 拓 君 7番 齊 藤 加 代 美 君 8番 井 澤 毅 君 9番 林 和 明 君 10番 佐 藤 論 征 君 11番 金 子 和 夫 君 12番 原 栄 一 君 13番 宮 下 省 二 君 14番 飯 島 伴 典 君 15番 山 田 英 喜 君 16番 金 沢 広 美 君 17番 古 市 順 子 君 18番 小 坂 井 二 郎 君 19番 土 屋 勝 浩 君 20番 松 山 賢 太 郎 君 21番 西 沢 逸 郎 君 22番 尾 島 勝 君 23番 佐 藤 清 正 君 24番 小 林 隆 利 君 25番 池 田 総 一 郎 君 26番 南 波 清 吾 君 27番 池 上 喜 美 子 君 28番 半 田 大 介 君 29番 久 保 田 由 夫 君 30番 渡 辺 正 博 君 説明のため出席した者 市 長 土 屋 陽 一 君 副 市 長 井 上 晴 樹 君 秘 書 課 長 北 沢 健 治 君
政策企画部長 柳 原 渉 君 総 務 部 長 神 代 芳 樹 君
行政管理課長 海 瀬 寿 美 男 君 財 政 部 長 山 口 武 敏 君 財 政 課 長 倉 島 弘 一 君
市民参加協働 小 宮 山 剛 君 部 長
上田地域自治 セ ン
ター長 生活環境部長 山 口 泰 芳 君 福 祉 部 長 近 藤 聖 一 君
福祉事務所長 健 康
こども 小 林 一 彦 君 未 来 部 長
商工観光部長 大 矢 義 博 君 農 林 部 長 中 澤 勝 仁 君
都市建設部長 翠 川 潔 君 消 防 部 長 松 井 正 史 君
丸子地域自治 手 塚 明 君 セ ン
ター長 真田地域自治 山 宮 正 久 君 セ ン
ター長 武石地域自治 石 井 淳 君 セ ン
ター長 会 計
管理者 山 﨑 完 爾 君
上下水道局長 竹 花 国 雄 君 教 育 長 峯 村 秀 則 君 教 育 次 長 中 村 栄 孝 君
事務局職員出席者 事 務 局 長 金 井 浩 一 君 事 務 局次長 中 村 史 君
議会担当係長 星 野 陽 一 君 主 査 徳 永 頼 信 君 主 任 福 澤 雄 史 君 午後 1時30分 開議
○議長(
小林隆利君) これより本日の会議を開きます。 ◇
△日程第1 諸般の報告
○議長(
小林隆利君) 日程第1、諸般の報告を行います。
委員会における
陳情審査結果について、お手元に一覧表を配付してありますので、ご了承願います。 次に、
監査委員から、
例月出納検査結果の報告がありました。お手元に配付しておきましたから、ご了承願います。 ◇
△日程第2 議案第108号~第117号
○議長(
小林隆利君) 次に、日程第2、議案第108号から第117号まで10件
一括議題とします。 なお、本案10件については本日議決の運びとしたいと思いますので、ご了承願います。 それでは、
担当者から順次説明を求めます。
神代総務部長。 〔
総務部長 神代 芳樹君登壇〕
◎
総務部長(
神代芳樹君)
追加議案集の1ページをお願いいたします。議案第108号、上田市職員の給与に関する条例及び上田市
特別職の
職員等の給与並びに旅費及び
費用弁償に関する条例中一部改正についてご説明申し上げます。 本案につきましては、
地方公務員給与制度の根幹をなす
国家公務員の
給与法改正案が11月28日に成立、長野県においても
給与改正条例案が
12月14日に成立したことから、これらの状況を踏まえ、本日追加で提案をさせていただくものでございます。 提案の理由でございますが、平成30年8月の
人事院勧告、10月の長野県
人事委員会勧告並びに国、県の
給与改定状況等を踏まえ、
地方公務員法に規定されている
給与等の
情勢適応の原則及び均衡の原則にのっとり、
給料月額を平均0.53%引き上げるなど職員の
給与改定を行うとともに、国の指定職の
改定状況に準拠し、
常勤特別職及び
市議会議員の
期末手当の
支給割合について改定を行うため、
関係条例中所要の改正を行いたいというものであります。 改正の内容でございますが、まず第1条は、上田市職員の給与に関する条例のうち、平成30年4月1日から施行する
給与改定に係る
関係条文の改正でございます。 第24条は、
宿日直手当に関する規定で、
宿日直勤務1回当たりの額を医師については「2万円」を「2万1,000円」に、
給食センターにおける調理等の業務については「5,900円」を「6,100円」に、それ以外については「4,200円」を「4,400円」に引き上げる改正を行うものであります。 第30条は、
勤勉手当に関する規定で、
勤勉手当の
支給割合を再
任用職員も含め0.05月引き上げ、これを
12月分として支給をするもので、一番下の行、別表第1については、次の2ページ、3ページ、4ページにかけまして長野県
人事委員会の勧告に準拠し、
給料表の改正を行うものであります。 次に、4ページ下の第2条は、上田市職員の給与に関する条例のうち、平成31年4月1日から施行する
給与改定に係る
関係条文の改正でございます。 第27条は、
期末手当の
支給割合を6月と
12月とに平準化するもので、5ページの第30条は、先ほどの
改正条例第1条で
勤勉手当の
支給割合の
引き上げ改定を
12月支給分に片寄せしたものを平成31年度以降については6月と
12月に平準化するものであります。 第3条及び第4条は、上田市
特別職の
職員等の給与並びに旅費及び
費用弁償に関する条例の改正で、市長、副市長、教育長並びに
市議会議員の
期末手当の
支給割合を0.05月引き上げ、
一般職の職員と同様、第3条で平成30年度については
12月支給分を引き上げ、第4条で平成31年度以降については6月期と
12月期に平準化するための改正を行うものであります。 次に、附則でありますが、第1項及び第2項はこの条例の
施行日等を定めるもので、第2項においては、
一般職の
給料表、
宿日直手当、
勤勉手当及び
特別職の
期末手当の改定は平成30年4月1日から遡及して適用したいというものであります。 6ページの第3項は、
給与改定に伴う
事務処理に関する規定について、第4項は
給与改定に当たり必要な調整について定めるものであります。 議案第108号については以上でございます。 続きまして、7ページをお願いいたします。議案第109号、上田市職員の
特殊勤務手当に関する条例中一部改正についてご説明申し上げます。 提案の理由でございますが、危険、不快、困難の度合いが著しく、特別な考慮を必要とすると認められる業務に従事する職員に支給する
特殊勤務手当について、
夜間勤務の担い手の
負担等を考慮し、平成30年4月1日に
人事院規則が改正されたことに伴い、これに準じて所要の改正を行いたいというものでございます。 改正の内容でございますが、
特殊勤務手当の種類、
支給対象職員及び額を規定する第2条
関係別表中、
産婦人科病院に勤務する助産師、
看護師等に支給する
夜間看護等手当について、深夜における勤務時間に応じて1回当たりの
支給額を規定しておりますが、その勤務時間が深夜の全部を含む勤務である場合は「6,800円」を「7,300円」に、以下、深夜における勤務時間が4時間以上である場合、2時間以上4時間未満である場合、2時間未満である場合について、それぞれ記載のとおり改正を行うものであります。 附則でございますが、第1項は
施行日等を定めるもので、平成30年4月1日から遡及して適用したいというもので、第2項は
給与改定に伴う
事務処理に関する規定、第3項は
給与改定に当たり必要な調整について定めるものであります。 以上、議案第108号、議案第109号について一括ご説明申し上げました。よろしくお願いいたします。
○議長(
小林隆利君)
山口財政部長。 〔
財政部長 山口 武敏君登壇〕
◎
財政部長(
山口武敏君) それでは、別冊でお配りしてあります平成30年度上田市
一般会計、
特別会計補正予算書をお願いいたします。 1ページをお開き願います。議案第110号、上田市
一般会計補正予算第5号についてご説明申し上げます。本日追加で提出させていただいております
補正予算でございますが、ただいま議案第108号でご提案申し上げました
給与条例等の一部改正によります
給与改定に係る
所要額の補正をお願いするものでございます。 次の2ページをお願いいたします。条文でございますが、第1条におきまして、
歳入歳出予算の総額に
歳入歳出それぞれ5,797万8,000円を追加し、
歳入歳出予算の総額をそれぞれ690億9万6,000円といたしたいというものでございます。 それでは、歳出から申し上げますので、
12、13ページをお願いいたします。款1
議会費でございますが、
右側説明欄のとおり、
議会事務局職員人件費44万1,000円の増額をお願いしております。以下、款2
総務費から最後の款10教育費まで、それぞれの款、項におきまして
給与改定に伴う給料、
職員手当等及び
共済費の補正をお願いしております。恐縮ですが、個別の説明につきましては省略をさせていただきます。 また、
人件費の計上がある
特別会計におきましても
給与改定に伴う調整を行っておりますが、その財源として
一般会計からの繰り出しがございまして、14、15ページになりますけれども、右側15ページの中ほどで
国民健康保険事業特別会計分、一番下の段で
後期高齢者医療事業特別会計分と
介護保険事業特別会計分でございます。 歳出については以上でございます。 続いて、歳入について申し上げますので、お戻りいただきまして10、11ページをお願いいたします。歳入でございますが、
給与改定に伴う
所要額5,797万8,000円を
地方交付税で充てたいというものでございます。 以上、議案第110号についてご説明申し上げました。 続きまして、
特別会計につきましても一括して私から説明をさせていただきます。全て
一般会計と同様に
給与改定に伴う
所要額の計上でございまして、要点のみの説明とさせていただきますので、よろしくお願いいたします。 まず、31ページをお願いいたします。議案第111号、上田市
国民健康保険事業特別会計補正予算第3号でございます。 次の32ページをお願いいたします。条文でございますが、第1条におきまして、
歳入歳出予算の総額に
歳入歳出それぞれ90万7,000円を追加いたしたいというものでございます。
歳入歳出につきましては第1表で説明させていただきますので、右側33ページをごらんください。下段の歳出から申し上げます。款1
総務費、項1
総務管理費におきまして、
給与改定により必要となる給料、
職員手当等及び
共済費、18人分の
職員人件費として90万7,000円をお願いしております。上段の歳入につきましては、
給与改定に係る財源として
一般会計からの
繰り入れをお願いしたいというものでございます。 次に、45ページをお願いいたします。議案第112号、上田市
後期高齢者医療事業特別会計補正予算第2号でございます。 次の46ページをお願いいたします。条文でございますが、第1条におきまして、
歳入歳出予算の総額に
歳入歳出それぞれ15万8,000円を追加いたしたいというものでございます。 右側47ページ、下の段、歳出でございますが、款1
総務費、項1
総務管理費の15万8,000円は、4人分の
職員人件費の調整でございます。上の段の歳入ですが、同額を
一般会計から
繰り入れるものでございます。 次に、59ページをお願いいたします。議案第113号、上田市
介護保険事業特別会計補正予算第3号でございます。 次の60ページをお願いいたします。条文でございますが、第1条におきまして、
歳入歳出予算の総額に
歳入歳出それぞれ74万9,000円を追加いたしたいというものでございます。 61ページ下の段、歳出でございますが、款1
総務費、項1
総務管理費におきまして、15人分の
職員人件費74万9,000円を計上しております。上の段の歳入ですが、
一般会計繰入金で同額をお願いしております。 次に、73ページをお願いいたします。議案第114号、上田市
武石診療所事業特別会計補正予算第2号でございます。 次の74ページをお願いいたします。条文でございますが、第1条におきまして、
歳入歳出予算の総額に
歳入歳出それぞれ38万4,000円を追加いたしたいというものでございます。 右側75ページ下の段、歳出でございますが、款1
診療所費、項1
診療所費の38万4,000円は、6人分の
職員人件費をお願いするものでございます。上段の歳入ですが、
給与改定の財源として同額を
武石診療所基金から
繰り入れをしたいというものでございます。 以上、議案第110号から第114号まで5件一括ご説明申し上げました。よろしくご審議の上、ご議決賜りますようお願い申し上げます。
○議長(
小林隆利君)
小林健康こども未来部長。 〔
健康こども未来部長 小林 一彦君登壇〕
◎
健康こども未来部長(
小林一彦君) それでは、別冊になっております
上田市立産婦人科病院事業会計補正予算書をお願いいたします。議案第115号、平成30年度
上田市立産婦人科病院事業会計補正予算第3号についてご説明申し上げます。 2ページをお願いいたします。条文でございますが、第2条、
収益的収入及び支出の
予定額につきまして、支出で240万2,000円を増額し、6億6,198万2,000円にいたしたいというものでございます。なお、今回の補正の理由ですが、
給与改定に伴う
人件費の増額でございます。 第3条、議会の議決を経なければ流用することのできない経費の
職員給与費につきまして、240万2,000円を増額し、4億3,799万5,000円に改めたいというものでございます。 詳細は
補正予算に関する説明書の5ページ以降に記載してございますが、説明は省略させていただきます。 以上、議案第115号についてご説明申し上げました。よろしくお願いいたします。
○議長(
小林隆利君)
竹花上下水道局長。 〔
上下水道局長 竹花 国雄君登壇〕
◎
上下水道局長(
竹花国雄君) 別冊になっております平成30年度上田市
水道事業会計、
公共下水道事業会計補正予算書をお願いいたします。 今回の補正の理由でございますが、2会計とも職員の
給与改定に伴う
人件費の調整でございます。 1ページをお願いいたします。議案第116号、平成30年度上田市
水道事業会計補正予算第2号についてご説明申し上げます。 2ページをお願いいたします。第2条につきましては、
業務量の予定量の変更で、
建設改良費を53万4,000円増額し、16億8,639万1,000円に改めたいというものでございます。 第3条につきましては、
収益的収入及び支出の
予定額の補正において、支出の第1
款水道事業費用を470万4,000円増額し、26億7,447万2,000円に補正したいというものでございます。 第4条につきましては、
資本的収入及び支出の
予定額の補正において、支出の第1
款資本的支出を53万4,000円増額し、22億9,424万9,000円に補正したいというものでございます。あわせて
本文括弧書きを記載のとおり改めたいというものでございます。 第5条につきましては、予算第8条で定めました
職員給与費を523万8,000円増額し、4億3,312万9,000円に改めたいというものでございます。 続きまして、7ページをお願いいたします。議案第117号、平成30年度上田市
公共下水道事業会計補正予算第4号についてご説明申し上げます。 8ページをお願いいたします。第2条につきましては、
業務量の予定の変更で、
建設改良費を86万4,000円増額し、11億497万8,000円に改めたいというものでございます。 第3条につきましては、
収益的収入及び支出の
予定額の補正において、支出の第1
款下水道事業費用を163万5,000円増額し、54億1,237万7,000円に補正したいというものでございます。 第4条につきましては、
資本的収入及び支出の
予定額の補正において、支出の第1
款資本的支出を86万4,000円増額し、42億9,997万円に補正したいというものでございます。あわせて
本文括弧書きを記載のとおり改めたいというものでございます。 第5条につきましては、予算第9条で定めた
職員給与費を249万9,000円増額し、1億9,761万2,000円に改めたいというものでございます。 以上、議案第116号、第117号についてご説明申し上げました。よろしくお願いいたします。
○議長(
小林隆利君) これより質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
小林隆利君) 本案10件については、
総務文教委員会に付託します。 ここで
委員会審査等のため
暫時休憩とします。 午後 1時49分 休憩 ◇ 午後 3時10分 再開
○議長(
小林隆利君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 ◇
△日程第3 議案第96号
○議長(
小林隆利君) 次に、日程第3、議案第96号を議題とし、
厚生委員長の報告を求めます。
林厚生委員長。 〔
厚生委員長 林 和明君登壇〕
◎
厚生委員長(林和明君)
厚生委員会は、去る
12月7日に開催し、付託された案件の審査を終了いたしましたので、その概要について順次ご報告申し上げます。 議案第96号、上田市
家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例中一部改正について申し上げます。 本案については、
家庭的保育事業等の設備及び運営に関する国の基準が改正されたことに伴い、
家庭的保育事業等が
代替保育の提供を受ける
連携施設を拡大するなど、基準を緩和することにより、年々増加する3歳未満児の
受け入れ施設の拡大を図ることを目的として、所要の改正を行うものであるとの説明を受けました。 質疑において、
条例改正により
家庭的保育事業等への
新規参入が期待されるが、参入の動向等を把握しているか。また、基準の改正に伴う市の対応はどうか。 これに対し、現時点で
新規参入に関する相談等はない状況である。また、
条例改正により
家庭的保育事業等の基準が緩和され、
新規参入が容易になるが、これにより保育の質の低下を招くことがないよう指導等に努めていきたい等の
質疑応答があり、本案については原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
○議長(
小林隆利君) これより
委員長報告に対する質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
小林隆利君) これより討論に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
小林隆利君) これより採決します。本案を
委員長の報告のとおり決するにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
小林隆利君) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 ◇
△日程第4 議案第97号
○議長(
小林隆利君) 次に、日程第4、議案第97号を議題とし、まず
総務文教委員長の報告を求めます。
金子総務文教委員長。 〔
総務文教委員長 金子 和夫君登壇〕
◎
総務文教委員長(
金子和夫君)
総務文教委員会は、去る
12月7日に開催し、
付託案件の審査を終了いたしましたので、その概要について順次ご報告申し上げます。 議案第97号、平成30年度上田市
一般会計補正予算第4号中
総務文教委員会担当分について申し上げます。 まず、
政策企画部関係の質疑において、
ふるさと寄附金の歳入を3,000万円計上しているのに対し、歳出の
ふるさと上田応援寄附金推進事業費では、
寄附金に対する返礼としての
記念品代を1,200万円計上しているが、それぞれの
計上額を比較すると、国の定める
返礼品の割合である3割を超過していると思われるが、どうか。 これに対し、
ふるさと寄附金寄附者への
返礼記念品の
発送経費は市が負担することとしており、その額は今回の
計上額1,200万円のうち300万円であることから、
記念品自体の
計上額は
発送経費を差し引いた900万円となり、国の定める
返礼品の割合である3割を超過しない。 次に、
総務部ほか関係の質疑において、
地図情報システム整備事業費について、来年4月から5月上旬にかけて事業を行う必要があることから
債務負担行為を設定するとのことだが、事業の実施時期を特定する理由は何か。 これに対し、本事業は
固定資産税の
評価替え等の
基礎資料として
航空写真を撮影し、
地図データに反映させるものであるが、対象となる土地や家屋を明確に判別できる季節として春が最適であるという理由から実施時期を特定したものである。 次に、
丸子地域自治センターの整備について、来年度以降に耐震補強工事を実施していくとのことだが、工事期間中、当自治センターでは本庁舎のように庁舎外に一時的に移転する職場はあるか。 これに対し、現時点においてはいずれの職場も自治センターの建物内での移転で対応できるよう計画している。 次に、財政部関係の質疑において、財産収入として市有林売払収入を計上しているが、今回の計上分以外に今年度中に収入を見込めるものはあるか。 これに対し、今回は別所地区等の市有林や東御市和山の国有林の売払収入分を計上しているが、今年度については今回計上分までの見込みである。 次に、教育
委員会関係の質疑において、小中学校の空調設備整備事業について、来年の6月までの事業完了を目指していることから厳しいスケジュールであると思われるが、工事の入札時期はいつごろを予定しているか。また、工事を実施するに当たり、発注方法はどのような方法を検討しているか。 これに対し、全国的に小中学校の空調設備の需要の集中が見込まれることから、機器の調達や施工業者の確保などが困難となることは予想されるが、来年2月には入札を実施できるよう準備を進めていく。工事の発注については、工期を短縮する必要があることを踏まえ、設計と施工を一括して行う方法のほかに、市内業者の受注確保という観点から、二、三校程度を1つの工事として複数の工事に分けて発注する方法も検討している等々の
質疑応答があり、本案中担当分については原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
○議長(
小林隆利君) 次に、産業水道
委員長の報告を求めます。山田産業水道
委員長。 〔産業水道
委員長 山田 英喜君登壇〕
◎産業水道
委員長(山田英喜君) 産業水道
委員会は、去る
12月10日に開催し、
付託案件の審査を終了いたしましたので、その概要について順次ご報告申し上げます。 議案第97号中産業水道
委員会担当分について申し上げます。 まず、商工観光部関係の質疑において、燃料費の高騰に伴い、武石温泉うつくしの湯管理運営委託料と岳の湯温泉雲渓荘管理運営委託料を増額したとのことだが、燃料単価はどのくらい高騰しているか。 これに対し、岳の湯温泉雲渓荘の場合、当初予算への計上単価と現在の単価を1リットル当たりで比較すると、重油と灯油が約30円、レギュラーガソリンが約25円、軽油が約24円高くなっている。 次に、農林部関係の質疑において、産地パワーアップ事業補助金は、JA信州うえだが菅平第一集荷所にあるレタス等の真空冷却装置の更新を行うことから、更新に係る経費に対し補助を行うもので、国の補助金に市の補助金を上乗せして交付するとのことだが、上乗せ補助は基本的に行わないとしている自治体がある中で、上田市が上乗せ補助を行う理由は何か。 これに対し、今回の補助金を交付することで菅平高原のレタスや葉物野菜のブランド力強化と農家の負担軽減につながることから、農林水産業振興補助金交付要綱に基づき算出した補助額を国の補助金に上乗せして交付するものである等々の
質疑応答があり、本案中担当分につきましては原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
○議長(
小林隆利君) 次に、
厚生委員長の報告を求めます。
林厚生委員長。 〔
厚生委員長 林 和明君登壇〕
◎
厚生委員長(林和明君) 議案第97号中
厚生委員会担当分について申し上げます。 まず、福祉部関係の質疑において、自立支援給付事業費の実績増に伴い、扶助費について多額の補正増となっているが、自立支援給付事業費の実績が増加傾向にある原因は何か。 これに対し、報酬単価について増額改定が行われたこと、制度改正に伴い就労定着支援など新たなサービスがふえていること、対象者である精神障害者や知的障害者が増加傾向にあることなどが原因である。 次に、健康
こども未来部関係の質疑において、すがだいら保育園を除く全ての4歳、5歳児保育室へエアコンを設置するための予算が計上されているが、全国的にエアコンの発注の増加が見込まれる中で、年度内の設置に向けた見通しはどうか。また、購入費用を縮減するため、極力同じ製品を導入することに対する考えはどうか。 これに対し、保育園の所在地域ごとにまとめて発注するなど、効率的に事業を進めることで、年度内に工事が完了するよう努めていきたい。また、同じ製品を導入することを基本としているが、在庫状況等を確認しながら今後判断していきたい等々の
質疑応答があり、本案中担当分については原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
○議長(
小林隆利君) 次に、環境建設
委員長の報告を求めます。松尾環境建設
委員長。 〔環境建設
委員長 松尾 卓君登壇〕
◎環境建設
委員長(松尾卓君) 環境建設
委員会は、去る
12月10日に開催し、付託された案件の審査を終了しましたので、その概要について順次ご報告申し上げます。 議案第97号中環境建設
委員会担当分について申し上げます。 まず、生活環境部関係の質疑において、バースコントロール事業における地域猫の管理はどのように行われているか。また、この施策による効果について検証する予定はあるか。 これに対し、地域猫の管理については、ボランティアが野良猫を捕獲し、獣医師による不妊去勢手術を施した後に地域猫としてもとの場所に戻し、地域の中で餌やふん尿の処理などが適切に行われている。地域猫の取り組みによる効果として、不妊去勢手術後すぐに野良猫の被害がなくなるということはないが、取り組み開始から数年後には野良猫の数が減ったとの県の報告があり、市としても今後数年間の経過を観察した上で、事業の効果について検証する予定である。 次に、都市建設部関係の質疑において、都市緑化推進事業費の
債務負担行為補正において、信州花フェスタ2019出展に伴う花壇設置のための委託に係る経費はどのように積算したものか。 これに対し、経費については、毎年都市緑化フェアが行われており、その実績を参考として見積もりを行ったものである。なお、花壇デザインについて現在丸子修学館高校の生徒からの提案を受けており、来年1月以降に提案を踏まえて具体的なデザインを決定し、詳細な積算を行いたいと考えている等々の
質疑応答があり、本案中担当分については原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
○議長(
小林隆利君) 以上で
委員長報告が終わりました。 これより
委員長報告に対する質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
小林隆利君) これより討論に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
小林隆利君) これより採決します。本案を
委員長の報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛成者 起立〕
○議長(
小林隆利君) 起立全員であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。 ◇
△日程第5 議案第98号~第101号
○議長(
小林隆利君) 次に、日程第5、議案第98号から第101号まで4件
一括議題とし、
厚生委員長の報告を求めます。
林厚生委員長。 〔
厚生委員長 林 和明君登壇〕
◎
厚生委員長(林和明君) まず、議案第98号、平成30年度上田市
国民健康保険事業特別会計補正予算第2号について申し上げます。 本案については、
歳入歳出それぞれ6億929万1,000円を増額し、予算の総額をそれぞれ155億3,280万4,000円とするもので、
歳入歳出の主な内容は、
職員人件費及び保険給付費の年間支出見込みによる調整、過年度国庫支出金の超過交付分を国に返還するための増額などであるとの説明を受け、審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第99号、平成30年度上田市
後期高齢者医療事業特別会計補正予算第1号について申し上げます。 本案については、
歳入歳出それぞれ288万5,000円を減額し、予算の総額をそれぞれ18億9,685万4,000円とするもので、
歳入歳出の主な内容は、
職員人件費の調整、後期高齢者医療広域連合事務費負担金の確定による減額などであるとの説明を受け、審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第100号、平成30年度上田市
介護保険事業特別会計補正予算第2号について申し上げます。 質疑において、地域支援事業費に係る報償費を増額補正するとのことだが、当初では見込んでいなかった事業を新たに追加するものか。 これに対し、今年度は地域リハビリテーション活動支援事業を117カ所で実施する目標としていたが、想定を上回る130カ所で実施する見込みとなったため、報償費の不足分を増額補正するものである等の
質疑応答があり、本案については原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第101号、平成30年度上田市
武石診療所事業特別会計補正予算第1号について申し上げます。 質疑において、職員が1名増加したことに伴い
人件費を増額補正するとのことだが、欠員を補充するものか。あるいは人員の充実を図るものか。 これに対し、看護師のうち再
任用職員であった1名の退職に伴い正規職員を新規採用したため、不足する
人件費を追加計上したものである。診療所の体制として、医師1名、看護師4名、事務職員1名という体制に変更はないとの
質疑応答があり、本案については原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
○議長(
小林隆利君) これより
委員長報告に対する質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
小林隆利君) これより討論に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
小林隆利君) これより議案第98号から第101号まで一括して採決します。本案4件
委員長の報告のとおり決するにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
小林隆利君) ご異議なしと認めます。よって、本案4件原案のとおり可決されました。 ◇
△日程第6 議案第102号~第104号
○議長(
小林隆利君) 次に、日程第6、議案第102号から第104号まで3件
一括議題とし、まず議案第102号につき
厚生委員長の報告を求めます。
林厚生委員長。 〔
厚生委員長 林 和明君登壇〕
◎
厚生委員長(林和明君) 議案第102号、平成30年度
上田市立産婦人科病院事業会計補正予算第2号について申し上げます。 質疑において、医療窓口業務を業務委託するとのことだが、委託する業務内容はどうか。また、委託職員に対する管理監督体制はどうか。 これに対し、委託業務は、窓口での受け付けや電話応対、診療報酬の請求等である。また、毎月1回委託先業者と打ち合わせを行うことで課題等を共有し、委託職員の勤務体制の改善を図っているほか、院内の全職員を対象としたスタッフ会議において病院の方針等を共有するなど、委託職員の接遇向上に努めている。 次に、助産師2名が退職した一方で、
職員人件費が増額補正されているが、原因は何か。 これに対し、退職者のうち1名は育児休暇中のため給与の支給がなかったこと、育児休暇から復帰した職員の
人件費が加わったこと、昇給等の影響により増額補正となったものである等々の
質疑応答があり、本案については原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
○議長(
小林隆利君) 次に、議案第103号及び第104号につき産業水道
委員長の報告を求めます。山田産業水道
委員長。 〔産業水道
委員長 山田 英喜君登壇〕
◎産業水道
委員長(山田英喜君) まず、議案第103号、平成30年度上田市
水道事業会計補正予算第1号について申し上げます。 質疑において、平成30年度から平成31年度までの
債務負担行為を設定する中で、漏水調査業務委託事業費の限度額は1,900万円、水道施設耐震診断業務委託事業費の限度額は8,170万円で設定しているが、有収率の向上が求められる中で漏水調査や管路の補修を最優先に行うべきと考える。このため、漏水調査業務委託事業費の限度額を増額すべきと考えるが、有収率の向上と浄水場の耐震化における優先順位をどのように考えているか。 これに対し、災害時に浄水場が被災すると大規模な断水につながることから、今後は浄水場の耐震化を優先する計画である。しかしながら、有収率の向上も重要な課題であるため、漏水調査業務委託を早期に発注し、これにより効率的な有収率の向上を図っていく等々の
質疑応答があり、本案については原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第104号、平成30年度上田市
公共下水道事業会計補正予算第3号について申し上げます。 本案については、収益的支出と資本的支出において人事異動等に伴う
職員人件費の調整を行うとともに、平成31年10月に消費税率の改定が予定されていることから、来年度実施予定の事業のうち早期に実施が必要な2事業について、期間を平成30年度から平成31年度まで、限度額を合計で4,000万円とした
債務負担行為を設定するものであるとの説明を受け、審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
○議長(
小林隆利君) 以上で
委員長報告が終わりました。 これより
委員長報告に対する質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
小林隆利君) これより討論に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
小林隆利君) これより議案第102号から第104号まで一括して採決します。本案3件
委員長の報告のとおり決するにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
小林隆利君) ご異議なしと認めます。よって、本案3件原案のとおり可決されました。 ここで
暫時休憩とします。 午後 3時33分 休憩 ◇ 午後 4時45分 再開
○議長(
小林隆利君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 この際申し上げます。議事の都合により、本日午後5時を過ぎても会議を続行しますので、ご了承願います。 ◇
△日程第7 議案第105号~第107号
○議長(
小林隆利君) 次に、日程第7、議案第105号から第107号まで3件
一括議題とし、まず議案第105号につき
総務文教委員長の報告を求めます。
金子総務文教委員長。 〔
総務文教委員長 金子 和夫君登壇〕
◎
総務文教委員長(
金子和夫君) 議案第105号、上田市公の施設の指定
管理者の指定中、
総務文教委員会担当分の議案書表中、番号1番、信州国際音楽村ホールこだまから番号6番、上田市武石森林公園マレットゴルフ場までの6施設について申し上げます。 本案については、平成31年3月31日をもって指定期間が終了する政策企画部及び教育
委員会所管の6施設について、平成31年4月1日からの指定
管理者を改めて指定するものであるとの説明がありました。 まず、
政策企画部関係の質疑において、番号1番から3番までの信州国際音楽村関連施設については、モニタリング評価調書では昨年度以前から指定
管理者の財務状況は良好とのことであるので、指定管理料の削減などの見直しを検討することは考えられないか。 これに対し、指定管理料は毎年指定
管理者と協議の上、年度ごとに協定を締結しているが、来年度も現状の指定管理料を維持していく予定である。 次に、指定管理の対象施設について、施設の老朽化が進んでいることから計画的に改修工事を実施していく必要があると思われるが、具体的な計画はあるか。 これに対し、施設の老朽化による改修工事については、現在の指定期間中では雨漏りによる屋根の改修工事やスプリンクラーの改修工事を実施してきており、来年度については、屋根の塗装工事や腐食したベランダデッキの解体工事のための予算を要求している状況である。再来年以降については、照明器具の交換工事や座席シートの改修工事などを計画している。 次に、教育
委員会関係の質疑において、上田市真田温泉健康ランドふれあいさなだ館について、非公募により引き続き現在の指定
管理者を次期候補者として選定したとのことだが、現在の指定期間中では収入増とするためにどのような事業を取り組んできたか。 これに対し、収入増への取り組みについては、施設の入館料など利用料の徴収以外に自主事業の取り組みが挙げられる。そのうちプールを活用した事業としては、子供を対象としたスイミングスクールや健康増進を目的とした水中運動教室の開設のほか、身体障害者の水泳をメーンにした水泳フェスティバルの開催が挙げられる。また、販売事業としては、売店での野菜や果物などの販売が挙げられる等々の
質疑応答があり、本案中担当分については可決すべきものと決定いたしました。
○議長(
小林隆利君) 次に、産業水道
委員長の報告を求めます。山田産業水道
委員長。 〔産業水道
委員長 山田 英喜君登壇〕
◎産業水道
委員長(山田英喜君) 議案第105号中産業水道
委員会担当分のうち、議案書表中、番号7番、上田市技術研修センターから番号14番、上田市武石巣栗渓谷緑の広場の8施設について申し上げます。 本案については、平成31年3月31日をもって指定期間が終了する商工観光部及び農林部所管の8施設について、平成31年4月1日からの指定
管理者を改めて指定するものであるとの説明がありました。また、商工観光部関係の上田市技術研修センターと上田市塩田の館について、施設の設置目的に沿ったより効果的な活用や施設のあり方を含めた今後の方向性などを検討するため、現在は5年間としている指定期間を来年度から3年間にするとの説明がありました。 まず、商工観光部関係の質疑において、上田市技術研修センターは過去5年間の利用者数が減少傾向にある一方で、指定管理料として約1,000万円支出していることから、施設のあり方の検討に3年間かけるのではなく、短期間で方向性を出す考えはあるか。 これに対し、現在は施設の貸し出しを中心に運営しているが、このほかに地域で求められるセミナーや人材育成などで事業展開ができないか検討している。このため、3年間の指定管理期間を検討期間に充てるのではなく、準備ができ次第新たな事業に取り組んでいく。また、施設のあり方についても検討を行い、指定
管理者の変更も含めて検討をしていく。 次に、上田市塩田の館は十分な活用がされていない中で、近隣にあり類似施設である上田市塩田の里交流館に集約することも選択肢の一つであると考えるが、今後のあり方などをどのように検討しているか。 これに対し、上田市塩田の館の利活用については、忍者コンテンツの使用や農産物の直売などにより魅力アップを図るとともに、上田市塩田の里交流館との連携強化を図りながら、両施設の相乗効果を生み出していく。また、上田市技術研修センターと同様に施設のあり方についても検討を行い、指定
管理者の変更も含めて検討をしていく。 次に、農林部関係の質疑において、上田市農林漁業体験実習館、愛称室賀温泉ささらの湯では、過去5年間の実績から利用料を100円値上げすることで収入が3,000万円ふえる計算となる。また、上田市室賀温泉スタンドは100リットル当たり100円の単価設定であっても年間300万円以上の売り上げがあることから、多くの需要がある施設である。このような稼げる施設については、料金改定などを視野に入れた運営をすべきと考えるが、5年間の指定期間における運営をどのように考えているか。 これに対し、日帰り温泉施設である上田市農林漁業体験実習館、上田市真田温泉健康ランドふれあいさなだ館、上田市武石温泉うつくしの湯、上田市相染閣の4施設は共通の料金体系になっていることから、改定には庁内での協議が必要となるが、平成31年10月に消費税率の改定が予定されていることなどを踏まえ、料金の改定を検討していく。また、上田市室賀温泉スタンドについても同様に、消費税率の改定などを踏まえ料金の改定を検討していく等々の
質疑応答があり、本案中担当分については可決すべきものと決定いたしました。
○議長(
小林隆利君) 次に、
厚生委員長の報告を求めます。
林厚生委員長。 〔
厚生委員長 林 和明君登壇〕
◎
厚生委員長(林和明君) 議案第105号中
厚生委員会担当分の議案書表中、番号15番、上田市相染閣及び番号16番、上田市真田地域活動支援センターの2施設について申し上げます。 本案については、平成31年3月31日をもって指定期間が終了する上田市真田地域活動支援センターについて、平成31年4月1日から平成34年3月31日までの3年間について、社会福祉法人上田市社会福祉協議会を指定
管理者としたいものである。同じく上田市相染閣について、平成31年4月1日から平成36年3月31日までの5年間について、別所温泉観光協会を指定
管理者としたいものであるとの説明を受けました。 まず、福祉部関係の質疑において、上田市真田地域活動支援センターについて、利用者数の減少や利用者の高齢化等の現状から今後の施設のあり方を検討しているとのことだが、現在の検討状況はどうか。 これに対し、障害福祉サービスは多くの民間事業所でも実施しており、今後の利用者の増加が見込めない状況にあることから、近隣に位置する真田老人福祉センターと一体的に利用することや民間事業者への貸し出し等について検討している状況である。今年度中には方向性を決定する予定としており、その後3年間の指定管理期間中に利用者への周知や必要に応じて
条例改正等を行いたいと考えている。 次に、健康
こども未来部関係の質疑において、上田市相染閣の収支が年々悪化しているが、指定
管理者とはどのような協議を行っているか。 これに対し、上田市相染閣は指定管理料を支出していない唯一の施設であり、7年間にわたり黒字経営をしていただいている中で、引き続き経費の削減に努めていただくとともに、来年度から自主事業として開設する食堂を初め新たな事業を展開することにより、新規顧客の獲得に努めていくことについて協議しているところである等々の
質疑応答があり、本案中担当分については可決すべきものと決定いたしました。
○議長(
小林隆利君) 次に、議案第106号及び第107号につき環境建設
委員長の報告を求めます。松尾環境建設
委員長。 〔環境建設
委員長 松尾 卓君登壇〕
◎環境建設
委員長(松尾卓君) まず、議案第106号、市道路線の認定について申し上げます。 本案については、西野竹20号線ほか合計3路線、総延長327.8メートルを認定するものであるとの説明を受けました。 質疑において、今回対象となる中之条64号線は、中之条22号線と三好町上田原線を結ぶ重要な路線であり、現状は住宅街を抜ける道路であることから安全の確保に関して懸念があるが、対策についてどのように考えるか。 これに対し、当該道路は現在農道であるが、通学路でもあることから、安全対策の一つとして、既に路側帯にグリーンベルトを設置するなどの対応をしており、現状のまま市道に認定して差し支えない路線であると考えている。また、今後も地元要望等を伺う中で、安全確保に必要な工事を行っていきたい等の
質疑応答があり、審査の結果、本案については可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第107号、市道路線の廃止について申し上げます。 本案については、本御堂
12号線ほか合計5路線、総延長265.3メートルを廃止するものであるとの説明を受けました。 質疑において、当該5路線を廃止した後はクラインガルテンとして周辺地域を整備するが、必要となる道路については新たに整備する計画であるか。 これに対し、今回の廃止議案に係る路線は、殿城地籍における滞在型市民農園クラインガルテンの整備に伴い、道路としての機能がなくなることから廃止するものであるが、クラインガルテンの整備時には新たに必要な道路を建設する計画である等の
質疑応答があり、審査の結果、本案については可決すべきものと決定いたしました。
○議長(
小林隆利君) 以上で
委員長報告が終わりました。 これより
委員長報告に対する質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
小林隆利君) これより討論に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
小林隆利君) これより議案第105号から第107号まで一括して採決します。本案3件
委員長の報告のとおり決するにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
小林隆利君) ご異議なしと認めます。よって、本案3件可決されました。 ◇
△日程追加 議案第108号及び第109号
○議長(
小林隆利君) お諮りします。 本日
総務文教委員会に付託しました議案第108号から第117号について、
総務文教委員長から審査が終了した旨の報告がありました。 この際、議案第108号から第117号を日程に追加し議題としたいと思います。これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
小林隆利君) ご異議なしと認めます。よって、この際、議案第108号から第117号を日程に追加し議題とすることに決しました。 初めに、議案第108号及び第109号2件
一括議題とし、
総務文教委員長の報告を求めます。
金子総務文教委員長。 〔
総務文教委員長 金子 和夫君登壇〕
◎
総務文教委員長(
金子和夫君)
総務文教委員会は、本会議休憩中に
委員会を開催し、
付託案件の審査を終了いたしましたので、その概要についてご報告申し上げます。 まず、議案第108号、上田市職員の給与に関する条例及び上田市
特別職の
職員等の給与並びに旅費及び
費用弁償に関する条例中一部改正について申し上げます。 本案については、長野県
人事委員会が行った
給与改定に関する勧告を踏まえ、市職員及び
特別職の給与を改定するものである。改定の内容は、
一般職員については給料を平均0.53%、
勤勉手当の年間支給月数を0.05カ月及び
宿日直手当をそれぞれ引き上げ、市長、副市長、教育長及び
市議会議員については、
期末手当の年間支給月数を0.05カ月引き上げるものであると説明を受けました。 質疑において、上田市の
一般職員の
給料表は長野県
人事委員会に準拠して給料を改定するとのことだが、県で示す月例給の平均改定額と市で示す平均改定額に差が生じている理由は何か。 これに対し、県は月例給のほか地域手当が支給されているが、今年度から地域手当の割合を減少させ、減少分を
給料表に反映し改定した結果として平均改定額に差が生じたためである等々の
質疑応答があり、本案については原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第109号、上田市職員の
特殊勤務手当に関する条例中一部改正について申し上げます。 本案については、
人事院規則の改定を踏まえ、
夜間看護等手当の1回当たりの手当の額を引き上げるために所要の改正を行うものであるとの説明を受け、審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
○議長(
小林隆利君) これより
委員長報告に対する質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
小林隆利君) これより討論に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
小林隆利君) これより採決します。本案2件
委員長の報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛成者 起立〕
○議長(
小林隆利君) 起立多数であります。よって、本案2件原案のとおり可決されました。 ◇
△日程追加 議案第110号
○議長(
小林隆利君) 次に、議案第110号を議題とし、
総務文教委員長の報告を求めます。
金子総務文教委員長。 〔
総務文教委員長 金子 和夫君登壇〕
◎
総務文教委員長(
金子和夫君) 議案第110号、平成30年度上田市
一般会計補正予算第5号について申し上げます。 質疑において、
宿日直手当の改定については、各学校
給食センターの宿日直業務が該当すると思われるが、今回の
補正予算での影響額はどうか。 これに対し、昨年度の実績を勘案した結果として、既決予算の範囲内で対応可能であったため、補正計上はしていない等の
質疑応答があり、本案については原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
○議長(
小林隆利君) これより
委員長報告に対する質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
小林隆利君) これより討論に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
小林隆利君) これより採決します。本案を
委員長の報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛成者 起立〕
○議長(
小林隆利君) 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。 ◇
△日程追加 議案第111号~第114号
○議長(
小林隆利君) 次に、議案第111号から第114号まで4件
一括議題とし、
総務文教委員長の報告を求めます。
金子総務文教委員長。 〔
総務文教委員長 金子 和夫君登壇〕
◎
総務文教委員長(
金子和夫君) 議案第111号、平成30年度上田市
国民健康保険事業特別会計補正予算第3号から議案第114号、平成30年度上田市
武石診療所事業特別会計補正予算第2号まで4件一括して申し上げます。 本案4件については、いずれも職員の
給与改定に伴う所要の補正を行うものであるとの説明を受け、審査の結果、いずれも原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
○議長(
小林隆利君) これより
委員長報告に対する質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
小林隆利君) これより討論に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
小林隆利君) これより採決します。本案4件
委員長の報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛成者 起立〕
○議長(
小林隆利君) 起立多数であります。よって、本案4件原案のとおり可決されました。 ◇
△日程追加 議案第115号~第117号
○議長(
小林隆利君) 次に、議案第115号から第117号まで3件
一括議題とし、
総務文教委員長の報告を求めます。
金子総務文教委員長。 〔
総務文教委員長 金子 和夫君登壇〕
◎
総務文教委員長(
金子和夫君) 議案第115号、平成30年度
上田市立産婦人科病院事業会計補正予算第3号から議案第117号、平成30年度上田市
公共下水道事業会計補正予算第4号まで3件一括して申し上げます。 本案3件については、いずれも職員の
給与改定に伴う所要の補正を行うものであるとの説明を受け、審査の結果、いずれも原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
○議長(
小林隆利君) これより
委員長報告に対する質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
小林隆利君) これより討論に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
小林隆利君) これより採決します。本案3件
委員長の報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛成者 起立〕
○議長(
小林隆利君) 起立多数であります。よって、本案3件原案のとおり可決されました。 以上で本日の日程は全て終了しました。 これにて平成30年
12月上田市議会定例会を閉会します。 午後 5時08分 閉会...