△日程第4 議案第83号
○議長(
土屋陽一君) 次に、日程第4、議案第83号、平成29年度上田市
一般会計補正予算第3号を議題とし、
提案理由の説明を求めます。 なお、本案については本日議決の運びとしたいと思いますので、ご了承願います。
山口財政部長。 〔
財政部長 山口 武敏君登壇〕
◎
財政部長(
山口武敏君) それでは、本日お配りいたしております
補正予算書をお願いいたします。議案第83号、平成29年度上田市
一般会計補正予算第3号についてご説明申し上げます。 今回追加で提出させていただいております
一般会計補正予算は、内容が2点ございます。1点目は、上田市の
名誉市民羽田孜氏のご逝去に伴いまして、一昨日市公葬についての決議が議決されたことを受けまして、公葬の実施に当たり必要な費用をお願いするものでございます。
羽田孜氏は、連続14期43年の長きにわたり国政に身をささげられ、
大蔵大臣などの
主要閣僚を歴任されるとともに、平成6年4月には長野県
選出議員として初めて第80代
内閣総理大臣に就任されました。国政のみならず、長野県や
地元上田地域の課題にも目を配っていただきながら、全身全霊で
政治改革に取り組まれたご功績を改めて市民の皆様とともにしのび、哀悼の意を表するため、市公葬をとり行うものでございます。 公葬は12月25日、上田市
交流文化芸術センターにおきまして、黙祷及び献花による無宗教葬として実施をいたしたいと考えております。 もう一点は、9月28日に衆議院が解散したことに伴いまして、10月10日公示、同
22日投開票の
衆議院議員総選挙の
管理執行に係る
選挙運営事業費でございます。 まず、今回執行いたします選挙の概要でございますが、ご存じのとおり、小選挙区
選出議員選挙、定数1、
比例代表、
北信越ブロック選出議員選挙、定数11、
最高裁判所裁判官国民審査の計3つの投票を同時に行うものでございます。 続きまして、投開票の概要でございますが、選挙の都度利用者が増加してきております期日前
投票所は、
アリオ上田を含めまして8カ所を予定しておりまして、いずれの
投票所でも投票可能としてございます。当日
投票所は88カ所への設置を予定しております。開票所は
上田城跡公園体育館で、投票当日午後9時
開票開始予定でございますが、開票結果につきましては、県及び
報道機関を通じまして有権者の皆様に速やかにお伝えする予定でございます。 2ページをお願いいたします。条文でございますが、第1条におきまして、
歳入歳出予算の総額に
歳入歳出それぞれ7,187万円を追加し、
歳入歳出予算の総額をそれぞれ671億5,340万4,000円といたしたいというものでございます。 それでは、歳出から申し上げますので、12、13ページをお願いいたします。款2
総務費、項1
総務管理費、目1
一般管理費で866万9,000円の
増額補正でございます。
羽田孜氏上田市葬の費用といたしまして、
右側説明欄、
秘書事務費におきまして弔慰金としての交際費のほか、
会場運営事業費等関係経費の計上でございます。 次に、款2
総務費、項4
選挙費、目5
衆議院議員総
選挙費で6,320万1,000円の補正増をお願いしております。右側の説明欄にありますとおり、期日前投票を含みます
投票事務及び
開票事務に要する費用などでございまして、いずれも
選挙執行経費基準法及び過去の
執行実績等から所要額を算定いたしたものでございます。 続きまして、歳入について申し上げますので、1ページお戻りいただきまして、10、11ページをお願いいたします。歳入につきましては、款15県支出金、項3
委託金、目1
総務費委託金で、
衆議院議員総
選挙経費に係る国からの
委託金を計上いたしております。 次の款19繰越金につきましては、
羽田孜氏上田市葬に係る
一般財源所要額でございます。 以上、議案第83号、平成29年度上田市
一般会計補正予算第3号についてご説明申し上げました。よろしくご審議の上、ご議決賜りますようお願いいたします。
○議長(
土屋陽一君) これより質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
土屋陽一君) 本案については、
総務文教委員会に付託します。 ここで
委員会審査等のため
暫時休憩といたします。 午前 9時40分 休憩 ◇ 午前11時00分 再開
○議長(
土屋陽一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 ◇
△日程第5 議案第58号
○議長(
土屋陽一君) 次に、日程第5、議案第58号を議題とし、
総務文教委員長の報告を求めます。
半田総務文教委員長。 〔
総務文教委員長 半田 大介君登壇〕
◎
総務文教委員長(
半田大介君)
総務文教委員会は、去る9月15日に開催し、
付託案件の審査を終了いたしましたので、その概要について順次ご報告申し上げます。 議案第58号、上田市職員の
育児休業等に関する条例中一部改正について申し上げます。 本案については、
地方公務員の
育児休業等に関する法律の一部改正に伴い、
非常勤職員の
育児休業期間の上限が拡充されることから、
地方公務員の
育児休業等に関する法律の規定に基づき定めている上田市職員の
育児休業等に関する条例について、所要の改正を行うものであるとの説明を受け、審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
○議長(
土屋陽一君) これより
委員長報告に対する質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
土屋陽一君) これより討論に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
土屋陽一君) これより採決します。本案を
委員長の報告のとおり決するにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
土屋陽一君) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 ◇
△日程第6 議案第59号
○議長(
土屋陽一君) 次に、日程第6、議案第59号を議題とし、
一般会計決算特別委員長の報告を求めます。
小林一般会計決算特別委員長。 〔
一般会計決算特別委員長 小林 隆利君登壇〕
◎
一般会計決算特別委員長(
小林隆利君) 議案第59号、平成28年度上田市
一般会計決算認定について、
審査経過の概要と結果をご報告します。
一般会計決算特別委員会は、9月4日に設置された後、
常任委員会の専門性を生かした審査を行うため、
総務文教分科会、
産業水道分科会、
厚生分科会、
環境建設分科会の4つの
分科会を設置し、9月20日から
22日、25日に
分科会を開催して詳細な審査を行いました。 最初に、各
分科会の審査の内容について報告します。 まず、
総務文教分科会の質疑において、
建設工事等の入札に関し、
不正行為の防止のためにさまざまな改革が行われているが、市で設定している
評価項目で
地域貢献が評価されることにより、
建設工事入札参加資格者の
等級格付が上位にランクされると
小規模工事に応札できなくなるなどの矛盾が生じている。また、
建設業界では
人材確保が厳しい中、業者の育成という観点からも
入札制度を見直す必要があると考えるが、どうか。 これに対し、現在の
入札制度は業者間の公正な競争を目的にしている。業者の育成という点については、一部業者の優遇とならないよう配慮する必要があるが、今後国の方針が示される予定なので、方針を踏まえて検討してまいりたい。 次に、
交流文化芸術センターについて、稼働率は順調に推移しているが、他の施設に比較して
施設使用料が安いと感じる。
施設運営に対する
一般財源の持ち出しを減らすためにも、
施設使用料を見直すべきと考えるが、どうか。 これに対し、施設については十分に活用してもらいたいと考えているが、
施設経営という観点では使用料も重要な収入の一つであるので、今後検討してまいりたい。 次に、
産業水道分科会の質疑において、
大河ドラマ館と
大河ドラマ「
真田丸」関連で事業を行った結果の収支はどうか。また、事業の総括はどうか。 これに対し、
大河ドラマ「
真田丸」に関連して行った事業の収支については、平成26年度から28年度の
ソフト事業と
ハード事業を合計した支出は15億5,869万8,000円、
大河ドラマ館等の入館料や国、県からの
支出金等を合計した
特定財源による収入は13億4,031万円、
一般財源としては2億1,838万7,000円を投入した。総括としては、全庁的に
大河ドラマを受け入れる態勢を構築するとともに、民間の61団体が参加した
大河ドラマ「
真田丸」上田市
推進協議会と連携して事業が行われたことで、行政と民間の連携が図れたこと、また
大河ドラマのご当地として全国的に知名度が上がったことで、事業に見合うだけの効果があったと考えている。 次に、松くい虫の伐倒駆除について、平成28年度の全体被害のうち実施できた割合は29.7%ということだが、例年に比較してどうか。 これに対し、例年は被害量の40%程度を伐倒駆除しているが、平成28年度は
森林整備に関する国から県への補助金が前年の75%程度と減少した影響により、
実施割合が30%程度にとどまった。 次に、
厚生分科会の質疑において、
子育て応援サイト及びアプリについては
大変好評だと聞いているが、長期的な方向性や経費についてどう考えているか。 これに対し、結婚・
子育て応援サイト及びアプリ「うえだ家族」は
一般社団法人ループサンパチに委託し、ハナラボ・ウンノで制作しているが、当初の3年間は委託で、その後は自主的に運営していただくことになっている。他の市町村からの受注を受ける可能性もあり、こういった仕組みが上田市だけではなく、他の市町村にも広がっていってほしいと考えている。 次に、
住居確保給付金給付事業については、最長9カ月の
給付期間ということだが、
平均給付期間が5.64カ月という中で本当に効果があるのか。 これに対し、住居を確保するための資金を補助することで就労に結びつけ、収入を確保してもらうことを目的とした事業である。
給付期間中に就労に結びつくケースが多くあることから、
生活保護の前の段階で自立を支援する制度として有効であると考えている。 次に、
環境建設分科会の質疑において、
県交通災害共済について、
自治会に
加入事務をお願いしているが、集金等が大変だという話も聞く。
自治会を通さずに市の窓口等で直接申し込めるようにすべきでないか。 これに対し、
自治会を通じて募集を行うことで現在の加入者が加入しやすくなるというメリットがあるが、負担が厳しいという
自治会からの話もあるので、今後状況を見きわめながら検討してまいりたい。 次に、各地域の
持ち寄り基金については、さまざまな事業に充当されているが、どのような事業にどの程度充当していくのか。
ルール化はされているのか。また、
上田地域の基金については全く活用されていないが、どのように考えているのか。 これに対し、基金については、
活用方針に基づき
事業内容と基金の残高を勘案して活用を検討している。
上田地域の基金については、充当する事業の選定が難しい面があるため活用がなかったが、今後
地域内分権を進める中で財政部と連携しながら活用を検討してまいりたい等々の
質疑応答がありました。 次に、10月2日の
委員会において、各
分科会長から
審査概要の報告を受けるとともに、複数の
分科会に関連する内容や
政策的判断を求める内容について全体質疑を行い、全体を総括した審査を行った結果、本案については認定すべきものと決定いたしました。 また、本案に対する
附帯意見について提案があり、採決を行った結果、全員の賛成により本案に対して
附帯意見を付することを決定しましたので、その内容について申し上げます。 平成28年度上田市
一般会計決算の審査を行った結果、次の事項は今後の
行財政運営において特に留意すべきものと認識の一致を見たので、
特別委員会の総意としてそれぞれ時期を逸することなく速やかに取り組まれるよう強く要請する。 1
公共工事等の
一般競争入札制度の
見直し 平成23年12月に改正された現行の
建設工事等入札制度は、これまで公正な競争の確保、
不正行為の排除において効果を発揮してきたものと考えるが、5年以上が経過する中で、急激な
公共事業予算の減少、
発注工事内容が新設から
維持補修へ移行し、
入札制度を取り巻く環境は急速に変化している。 また、
自然災害時の対応など
建設工事等事業者の支援が不可欠とされる一方で、工事の担い手の高齢化と
人手不足が憂慮されるなど、このままいけば建設業の衰退により、良質な
社会基盤の維持も難しくなりつつある。 よって、そのことを踏まえ、
地元貢献度の
取り扱い方法などを含め、
市内建設工事等業者の育成の観点から
入札制度の
見直しを検討すること。 2
交流文化芸術センター管理運営の
見直し 本
センターは、「育成」を
基本理念に掲げ、市民に愛され、市民とともに歩む文化、芸術の
拠点施設として実績を残し、役割が定着してきたと認められるが、当初の想定を大きく上回る水準の
運営管理費用が支出され続けていることが懸念されるので、収支を改善する必要がある。 よって、開館3年を経過することから、
事業評価を行った上で
類似施設の
運営管理について調査し、
事業費、
施設使用料、
人件費等について
比較検証等を行い、必要に応じて
見直しを行うこと。 以上、議案第59号に対して
附帯意見を付したことを報告します。
○議長(
土屋陽一君) これより
委員長報告に対する質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
土屋陽一君) これより討論に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
土屋陽一君) これより採決します。本案を
委員長の報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛成者 起立〕
○議長(
土屋陽一君)
起立全員であります。よって、本案は認定されました。 ◇
△日程第7 議案第60号及び第61号
○議長(
土屋陽一君) 次に、日程第7、議案第60号及び第61号2件
一括議題とし、まず議案第60号につき
総務文教委員長の報告を求めます。
半田総務文教委員長。 〔
総務文教委員長 半田 大介君登壇〕
◎
総務文教委員長(
半田大介君) まず、議案第60号、平成28年度上田市
土地取得事業特別会計決算認定について申し上げます。 本案については、
歳入歳出の内容についてそれぞれ説明を受け、審査の結果、認定すべきものと決定いたしました。
○議長(
土屋陽一君) 次に、議案第61号につき環境建設
委員長の報告を求めます。佐藤論征環境建設
委員長。 〔環境建設
委員長 佐藤 論征君登壇〕
◎環境建設
委員長(佐藤論征君) 環境建設
委員会は、去る9月19日に開催し、付託された案件の審査を終了いたしましたので、その概要について順次ご報告申し上げます。 議案第61号、平成28年度上田市同和地区住宅新築資金等貸付事業特別会計決算認定について申し上げます。 質疑において、貸付金の返済が滞り、累積で7億7,000万円余の収入未済がある中で、居所不明や自己破産など督促が困難な債権の状況はどうか。 これに対し、滞納者161人のうち58人が困難な状況にある。金額にして約3億7,000万円余である。 次に、債務者の死亡や自己破産など回収不能なケースがふえる中で、今後市としてどのように取り組んでいくのか。 これに対し、なかなか効果的な手段がない中で、債権管理条例等で処理をしていく方法も他市の事例としてあるが、状況を聞くと、きちんと返済している方との公平性を踏まえると、不納欠損は積極的に行えるものではないとの話であった。今後平成33年度の償還期限を控える中で、引き続き滞納整理に努めるとともに、現在返済している方とのバランスも踏まえて、その手法を検討していきたいと考えている等々の
質疑応答があり、本案については認定すべきものと決定いたしました。
○議長(
土屋陽一君) 以上で
委員長報告が終わりました。 これより
委員長報告に対する質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
土屋陽一君) これより討論に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
土屋陽一君) これより議案第60号及び第61号を一括して採決します。本案2件
委員長の報告のとおり決するにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
土屋陽一君) ご異議なしと認めます。よって、本案2件認定されました。 ◇
△日程第8 議案第62号~第65号
○議長(
土屋陽一君) 次に、日程第8、議案第62号から第65号まで4件
一括議題とし、厚生
委員長の報告を求めます。佐藤清正厚生
委員長。 〔厚生
委員長 佐藤 清正君登壇〕
◎厚生
委員長(佐藤清正君) 厚生
委員会は、去る9月15日に開催し、付託された案件の審査を終了いたしましたので、その概要について順次ご報告申し上げます。 まず、議案第62号、平成28年度上田市国民健康保険事業特別会計決算認定について申し上げます。 質疑において、若年健康診査について、対象者が昨年度から30歳以上になり、受診件数は288件であったとのことだが、対象者のうち何割の人が受診したのか。また、今後普及を図るために対象者へどのような周知をしていくのか。 これに対し、対象となる30歳から39歳までの被保険者数は約3,000人であるため、10%弱の受診率となる。周知及び普及方法については、対象となる全市民への通知の送付のほか、広報でお知らせをし、また11月から12月までは休日に健診を実施するなどしている。さらに、今年度からは住民の身近なところで活動をされている民生委員のブロック会において、特定健診に含めて健診の重要性をお伝えしている。 次に、現年課税分の滞納者が減っているが、その要因は何か。 これに対し、被保険者数の減少や、収納率が若干ではあるが伸びていること、適正な納税意識の向上のために周知を行っていることなどが要因であると考えている等々の
質疑応答があり、本案については認定すべきものと決定いたしました。 次に、議案第63号、平成28年度上田市後期高齢者医療事業特別会計決算認定について申し上げます。 質疑において、監査意見書では軽減対策の拡充等が実施されたことにより後期高齢者医療広域連合納付金が増額となったとあるが、軽減対策の拡充とはどのような内容か。また、これにより軽減となる対象者はふえたのか。 これに対し、国による軽減措置の変更により、保険料の軽減が適用となる対象者の所得の幅が広げられたものである。また、軽減対策の拡充により、保険料が軽減となる対象者は増加したとの
質疑応答があり、本案については認定すべきものと決定いたしました。 次に、議案第64号、平成28年度上田市介護保険事業特別会計決算認定について申し上げます。 質疑において、地域リハビリテーション活動支援事業やサロン事業設立資金助成事業について、目標を立てた上で計画に基づき事業を実施しているのか。 これに対し、目標管理の中で毎年度計画を立てており、地域リハビリテーション活動支援事業は、平成28年度は50カ所への活動支援を目標としていたが、28年度末には86カ所で実施できた。今年度も普及啓発活動に努めており、100カ所を超えている現状である。また、サロン事業設立資金助成事業についても、10カ所への活動支援を目標としていたところ、16カ所に助成を行った実績となっている。全て計画を達成しており、今後も引き続き普及啓発に努めていく等の
質疑応答があり、本案については認定すべきものと決定いたしました。 次に、議案第65号、平成28年度上田市社会福祉授産事業特別会計決算認定について申し上げます。 本案については、歳入総額5,384万9,036円、歳出総額5,100万1,004円で、差し引き284万8,032円の黒字決算で終了し、これを次年度に繰り越したとの説明を受け、審査の結果、認定すべきものと決定いたしました。
○議長(
土屋陽一君) これより
委員長報告に対する質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
土屋陽一君) これより討論に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
土屋陽一君) これより議案第62号から第65号まで一括して採決します。本案4件
委員長の報告のとおり決するにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
土屋陽一君) ご異議なしと認めます。よって、本案4件認定されました。 ◇
△日程第9 議案第66号及び第67号
○議長(
土屋陽一君) 次に、日程第9、議案第66号及び第67号2件
一括議題とし、まず議案第66号につき環境建設
委員長の報告を求めます。佐藤論征環境建設
委員長。 〔環境建設
委員長 佐藤 論征君登壇〕
◎環境建設
委員長(佐藤論征君) 議案第66号、平成28年度上田市駐車場事業特別会計決算認定について申し上げます。 質疑において、上田駅周辺にある3つの市営駐車場の利用台数が昨年度と比較して軒並み増加しているが、その要因はやはり「
真田丸」効果と見てよいか。 これに対し、一定程度「
真田丸」放映による効果があったと考えるが、この増加傾向は平成27年度から見られるところであり、北陸新幹線開業による効果が一番の要因ではないかと考えている。 次に、定期使用料も伸びているが、利用状況はどうか。 これに対し、定期利用は、不特定多数が利用するホテルなど8店舗と特定の車両が利用する企業や個人の契約者で構成されるが、いずれも増加しており、これが定期利用料の伸びに反映されている等々の
質疑応答があり、本案については認定すべきものと決定いたしました。
○議長(
土屋陽一君) 次に、議案第67号につき厚生
委員長の報告を求めます。佐藤清正厚生
委員長。 〔厚生
委員長 佐藤 清正君登壇〕
◎厚生
委員長(佐藤清正君) 議案第67号、平成28年度上田市武石診療所事業特別会計決算認定について申し上げます。 質疑において、基金繰入金が昨年度は2,264万2,000円であったとのことだが、これを差し引いた基金の残額は幾らか。 これに対し、28年度末で8,722万4,941円となっている。 次に、毎年基金から繰り入れをしており、基金の残額も少なくなってきている中で、今後の武石診療所のあり方についてどのように考えているのか。 これに対し、地域で唯一の医療機関として、365日24時間対応するという伝統を守りながら、地域の要望の把握に努め、住民の意見にも柔軟に対応しつつ、一部では家庭環境まで踏み込んだケアも行っている。こうした評判が定着したことにより、人口減少が進む中にあって、昨年度は想定したよりも患者の減少が少なかったと認識している。今後は地域住民との意見交換をしつつ、地域医療の進む方向性を見据えながら、あり方について十分に検討していきたい等々の
質疑応答があり、本案については認定すべきものと決定いたしました。
○議長(
土屋陽一君) 以上で
委員長報告が終わりました。 これより
委員長報告に対する質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
土屋陽一君) これより討論に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
土屋陽一君) これより議案第66号及び第67号一括して採決します。本案2件
委員長の報告のとおり決するにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
土屋陽一君) ご異議なしと認めます。よって、本案2件認定されました。 ◇
△日程第10 議案第68号~第72号
○議長(
土屋陽一君) 次に、日程第10、議案第68号から第72号まで5件
一括議題とし、まず議案第68号につき環境建設
委員長の報告を求めます。佐藤論征環境建設
委員長。 〔環境建設
委員長 佐藤 論征君登壇〕
◎環境建設
委員長(佐藤論征君) 議案第68号、平成28年度上田市真田有線放送電話事業会計決算認定及び剰余金処分について申し上げます。 なお、審査に入るに当たり、平成28年度上田市真田有線放送電話事業会計決算書決算附属書類中、収益費用明細書、有線放送電話事業収益の営業収益の金額の記載誤りについて、訂正の申し出と陳謝があり、
委員会としてこれを了承したことを申し上げておきます。 質疑において、平成12年度から開始したインターネットへの接続サービスの利用者数が前年度比31件減の256件とのことだが、減少の要因をどのように分析しているのか。 これに対し、料金が廉価なことから固定客がいるものの、通信速度の速い光ケーブル等への移行が進んでいることが主な要因と考えている等の
質疑応答があり、本案の決算については認定すべきもの、剰余金処分については原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
○議長(
土屋陽一君) 次に、議案第69号につき厚生
委員長の報告を求めます。佐藤清正厚生
委員長。 〔厚生
委員長 佐藤 清正君登壇〕
◎厚生
委員長(佐藤清正君) 議案第69号、平成28年度上田市立産婦人科病院事業会計決算認定について申し上げます。 質疑において、分娩監視装置等の機器を購入しているが、この装置を購入したことにより産婦人科病院の機器は充足しているのか、今後新たに買い足す必要は生じるのか。 これに対し、分娩監視装置等については、旧上田市産院から使用していたものを買いかえたものであり、現状では機器は充足していると考えている。しかし、医療機器にはそれぞれ耐用年数があるため、耐用年数を考慮しながら毎年度そろえていく必要があると考えている。 次に、安心、安全なお産にはスタッフが重要であるが、医師、助産師、看護師の体制整備の今後の見通しはどうか。 これに対し、現在育休者を含め助産師が18名、看護師が10名おり、育休者の代替職員として非常勤の助産師を採用することにより定員を満たしている状況である。医師については、医療法上3名の常勤医師が必要であるが、2名の常勤医師に加え、嘱託や非常勤の医師の対応により基準は満たしている状況である。県の医師確保対策室や民間会社等に求人情報を掲載するほか、医師を通じて産婦人科医を紹介していただくように働きかけるなど、常勤医の確保に努めている等々の
質疑応答があり、本案については認定すべきものと決定いたしました。
○議長(
土屋陽一君) 次に、議案第70号から第72号につき産業水道
委員長の報告を求めます。小坂井産業水道
委員長。 〔産業水道
委員長 小坂井 二郎君登壇〕
◎産業水道
委員長(小坂井二郎君) 産業水道
委員会は、去る9月19日に開催し、
付託案件の審査を終了いたしましたので、その概要について順次ご報告申し上げます。 まず、議案第70号、平成28年度上田市水道事業会計決算認定及び剰余金処分について申し上げます。 質疑において、上田市上下水道審議会からの答申に基づき、平成29年度から平成32年度までの4年間は上下水道料金を現行のまま据え置くとのことだが、平成31年10月に消費税率が引き上げとなった際も上下水道料金を据え置くのか。 これに対し、料金体系は税込みであるため、消費税率が引き上げとなった際は、上下水道料金に転嫁をしないとその分経営が厳しくなる。このため、消費税率が引き上げとなる際は、改めて上下水道料金を検討することとしたい。 次に、染屋浄水場に設置してある小水力発電の
事業費用は66万円ほどであるが、内訳はどうか。また、売電する際の買い取り単価は幾らで、今後買い取り単価の
見直しはあるのか。 これに対し、
事業費用は、自家用電気工作物の中部電気保安協会の年次点検に係る費用が16万円、小水力発電機本体の年次点検に係る費用が50万円ほどである。また、売電する際の買い取り単価は1キロワットアワー当たり34円で、固定単価であることから、国が法令等の
見直しをしない限りは基本的に単価の変更はない等々の
質疑応答があり、本案中決算については認定すべきものと決定し、剰余金については原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第71号、平成28年度上田市公共下水道事業会計決算認定及び剰余金処分について申し上げます。 質疑において、平成28年度に策定した上田市上下水道事業経営戦略では、農業集落排水処理場について公共下水道への統合を進めるとしているが、その現状はどうか。 これに対し、藤原田、和子、荻窪の3地区の農業集落排水を丸子浄化
センターで受け入れをする計画については、地元の合意を得ながら進めている。また、塩田・川西地区の農業集落排水を南部終末処理場に統合する計画があるが、南部終末処理場にはし尿前処理下水道投入施設の建設も計画されているため、地元の下之条
自治会に2つの計画について説明をしている状況である。 次に、建設改良事業において、西内浄化
センター、真田浄化
センター、上塩尻中継ポンプ場、下塩尻中継ポンプ場の耐震診断調査業務を行っているが、耐震診断の結果を受け、今後どのような対応をとるのか。 これに対し、耐震性を備えていないと診断された施設については、耐震補強を行っていく。本定例会においても耐震化に向けた補正予算を計上している等々の
質疑応答があり、本案中決算については認定すべきものと決定し、剰余金については原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第72号、平成28年度上田市農業集落排水事業会計決算認定及び剰余金処分について申し上げます。 質疑において、平成28年度に策定した上田市上下水道事業経営戦略によると、公共下水道事業は処理場やマンホールポンプの運転管理委託期間を複数年としているが、農業集落排水事業は単年である。農業集落排水事業も経費節減等の観点から委託期間を複数年とするべきではないか。 これに対し、経費節減や入札行為等の準備段階の手数を考えた場合、委託期間を複数年にすることの利点もあることから、研究し、できるところから進めていく等々の
質疑応答があり、本案中決算については認定すべきものと決定し、剰余金については原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
○議長(
土屋陽一君) 以上で
委員長報告が終わりました。 これより
委員長報告に対する質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
土屋陽一君) これより討論に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
土屋陽一君) これより議案第68号から第72号まで一括して採決します。本案5件
委員長の報告のとおり決するにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
土屋陽一君) ご異議なしと認めます。よって、議案第68号、第70号、第71号及び第72号の4件については認定及び可決され、議案第69号については認定されました。 ◇
△日程第11 議案第73号
○議長(
土屋陽一君) 次に、日程第11、議案第73号を議題とし、まず
総務文教委員長の報告を求めます。
半田総務文教委員長。 〔
総務文教委員長 半田 大介君登壇〕
◎
総務文教委員長(
半田大介君) 議案第73号、平成29年度上田市
一般会計補正予算第2号中
総務文教委員会担当分について申し上げます。 まず、政策企画部関係の質疑において、公立大学法人長野大学の運営費交付金について、当初予算と今回の補正予算を合わせても交付金額は基準財政需要額の範囲内となっているとのことだが、理由は何か。 これに対し、交付金については、当初は新入学生を定員の300人と見込み予算計上したが、実際には363人となり、学生数が多くなったことで授業料等の収入がふえ、あわせて基準財政需要額の算定も増額となったことが要因である。 次に、上田市菅平高原キャンプ地誘致
委員会への負担金として、今回の補正予算で1,000万円を追加計上し、さらに平成31年度までの1,000万円の債務負担行為を設定しているが、今後さらに負担することはあるのか。 これに対し、今回計上及び債務負担行為を設定した負担金は、誘致
委員会が事前キャンプ誘致に充てる費用であり、相手国との交渉途中で金額変更を行わないことを前提として協議を進めていることから、今回以降の負担は生じないと想定している。一方、事前キャンプ地として決定した場合は、相手国の歓迎に関する費用は今回の交渉内容に含まれていないことから、内容を精査した上で予算計上することは想定される。 次に、総務部ほか関係の質疑において、市庁舎の改修・改築事業に伴い、現在保管されている物品等の一時保管場所として第三中学校改築工事の際に使用した仮設校舎の一部を移転し、倉庫として再利用するとのことだが、書類の減量化についてどのように考えているか。 これに対し、現在の庁舎にある書類について、必要性の有無を調査した上でファイリングシステム等も研修しながら、減量化を念頭に新庁舎の基本設計の中で反映していきたいと考えている。 次に、財政部関係の質疑において、歳入について、農地費分担金、農地農業用施設災害復旧費分担金の地元分担金の割合はそれぞれどの程度か。 これに対し、農地費分担金は全体額の10%、農地農業用施設災害復旧費分担金は全体額の5%の割合である。 次に、教育
委員会関係の質疑において、2019年に開催されるラグビーワールドカップ日本大会に向けてラグビー競技の普及拡大を進めるため、年少者や初心者が気軽に取り組める競技であるタグラグビーの用具を購入するとのことだが、どこに設置するのか。 これに対し、市内の各体育館に配置し、希望者には無料で貸し出しを行うものである。 次に、上田城跡公園体育施設の修繕について、当初予算あるいはより早期に予算計上すべきものだったのではないか。 これに対し、当初予算で計画していた修繕以外に緊急で修繕が必要となった箇所を対応したことにより予算が不足することとなったため今回計上したものである等々の
質疑応答があり、本案中担当分については原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
○議長(
土屋陽一君) 次に、産業水道
委員長の報告を求めます。小坂井産業水道
委員長。 〔産業水道
委員長 小坂井 二郎君登壇〕
◎産業水道
委員長(小坂井二郎君) 議案第73号中産業水道
委員会担当分について申し上げます。 まず、商工観光部関係の質疑において、箱畳第二期工業団地造成事業は、平成29年度から平成32年度までの産業団地造成に係る調査測量設計、造成工事費等の経費を上田市土地開発公社に事業委託し、限度額を4億5,000万円とした債務負担行為を設定するとのことだが、内訳はどうか。また、私有地の買収面積はどのくらいか。 これに対し、4億5,000万円の内訳は、私有地の取得費が1,650万円、補償費が1,971万円、造成費が3億5,100万円、現地測量・用地測量・設計等の諸費が4,250万円、上田市土地開発公社が金融機関から資金を借りる際に発生する利子が1,269万円余、上田市土地開発公社の手数料が644万円余で、合計で4億4,884万円余を見込んでおり、債務負担行為を設定する際には限度額を4億5,000万円としたものである。また、私有地の買収面積は約1万800平方メートルである。 次に、農林部関係の質疑において、農地保全対策事業委託料は、上田電鉄別所線の城下駅付近で線路を横断する水路が破損したことに伴い、線路の砕石が水路に落ち、陥没が見られることから、改修のための工事委託を行うもので、工事委託先は鉄道会社である上田電鉄株式会社であるとのことだが、市が改修工事を主体的に行わない理由は何か。 これに対し、線路敷地内の工事であることから夜間工事になることが見込まれ、保安要員も必要になる。安全性を考慮した場合、通常は鉄道会社が工事を発注し、指定業者が工事を行うことから、鉄道会社である上田電鉄株式会社に工事委託を行うものである等々の
質疑応答があり、本案中担当分については原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
○議長(
土屋陽一君) 次に、厚生
委員長の報告を求めます。佐藤清正厚生
委員長。 〔厚生
委員長 佐藤 清正君登壇〕
◎厚生
委員長(佐藤清正君) 議案第73号中厚生
委員会担当分について申し上げます。 福祉部関係の質疑において、地域介護・福祉空間整備等補助金により、法令上義務化された既存福祉施設に対するスプリンクラーの設置を2件行うとのことだが、このほかに設置する必要のある福祉施設はあるのか。 これに対し、かねてより福祉施設には本補助金を活用してスプリンクラー設備の整備を進めていただいてきたが、今回で全て整備できたものと理解している等々の
質疑応答があり、本案中担当分については原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
○議長(
土屋陽一君) 次に、環境建設
委員長の報告を求めます。佐藤論征環境建設
委員長。 〔環境建設
委員長 佐藤 論征君登壇〕
◎環境建設
委員長(佐藤論征君) 議案第73号中環境建設
委員会担当分について申し上げます。 まず、
市民参加協働部ほか関係の質疑において、上田市男女共同参画推進事業者表彰受賞者の取り組み事例集及びイクボス・温かボス宣言の取り組みを推進するパンフレットの2種類を作成するとのことだが、その目的は何か。 これに対し、上田市では女性活躍推進計画を含めた第3次男女共同参画計画を策定し、女性が活躍できる社会の実現を基本目標の一つに掲げている。その取り組みの一環として、今回2種類のパンフレットをそれぞれ1,000部作成し、市内の事業者を中心に配布し、啓発を進めたいと考えている。 次に、生活環境部関係の質疑において、今年度上田市ごみ減量化行動計画に係るごみ減量アクションプランを策定するため、上田市廃棄物処理審議会を設置して諮問しているとのことだが、当初から委員報酬を増額して審議回数をふやす理由は何か。 これに対し、今年度第2次環境基本計画の策定が始まることから、この環境基本計画を上位計画として、10年程度の長期的な視点で上田市のごみ処理の基本方針を示す上田市ごみ処理基本計画を策定することとなり、当初予定したごみ減量アクションプランの策定の諮問に加え、本計画の策定を廃棄物処理審議会に追加諮問するため、審議する回数を当初から4回ふやし7回としたものである。 次に、都市建設部関係の質疑において、神科台排水路の事業進捗を図るため工事請負費を増額計上している。事業が長期に及んでいるが、現在どのような進捗状況か。 これに対し、国道18号上田バイパスに敷設されている貯留槽を通常の流水路に入れかえる工事が完了すると、上田バイパス古里南交差点先から神川までの整備が完了する。進捗状況は、実施計画の
事業費ベースで、平成29年度分を含め、率にして約81%の進捗である。今後32年度完了を目指し、来年度以降浅間サンラインまでの市道への敷設工事を進める予定である。 次に、個人からの寄附金を神川地区公民館、神川統合保育園建設に伴う緑化及び植栽に係る工事費に後年度充当するため基金に積み立てるとのことだが、現在どのような計画を立てているのか。 これに対し、寄附金を環境整備として市内の緑化に役立ててほしいとの意向を受けており、寄附者が神川地区の出身であることを考慮し、まず神川地区公民館、神川統合保育園建設に伴う緑化及び植栽の工事費に充てることとした。植栽等の詳細計画は立てていないが、後世に残る形として、立木など樹種を選定しながら故人の遺志に配慮していきたいと考えている等々の
質疑応答があり、本案中担当分については原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
○議長(
土屋陽一君) 以上で
委員長報告が終わりました。 これより
委員長報告に対する質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
土屋陽一君) これより討論に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
土屋陽一君) これより採決します。本案を
委員長の報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛成者 起立〕
○議長(
土屋陽一君)
起立全員であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。 ここで午後1時まで休憩といたします。 午前11時48分 休憩 ◇ 午後 1時00分 再開
○議長(
土屋陽一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 ◇
△日程第12 議案第74号~第76号
○議長(
土屋陽一君) 次に、日程第12、議案第74号から第76号まで3件
一括議題とし、厚生
委員長の報告を求めます。佐藤清正厚生
委員長。 〔厚生
委員長 佐藤 清正君登壇〕
◎厚生
委員長(佐藤清正君) まず、議案第74号、平成29年度上田市国民健康保険事業特別会計補正予算第1号について申し上げます。 本案については、
歳入歳出それぞれ193万2,000円を増額し、予算の総額をそれぞれ183億7,840万3,000円とするもので、歳出の主なものは、国民健康保険税の軽減判定所得の誤りに伴う保険税還付金の発生などにより年間執行額の増額が見込まれるもの、歳入の主なものは、平成30年度の国民健康保険制度改革に伴うシステム改修に要する費用に対する国庫補助金の増額であるとの説明を受け、審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第75号、平成29年度上田市後期高齢者医療事業特別会計補正予算第1号について申し上げます。 本案については、
歳入歳出それぞれ150万円を増額し、予算の総額をそれぞれ18億5,405万円とするもので、歳出は、保険料の軽減判定誤りに伴う保険料還付金及び還付加算金の発生などにより年間執行額の増額が見込まれるもの、歳入は、保険料還付金及び還付加算金に対する長野県後期高齢者医療広域連合からの補填金であるとの説明を受け、審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第76号、平成29年度上田市社会福祉授産事業特別会計補正予算第1号について申し上げます。 質疑において、社会就労
センター武石事業所の境界測量を行うために委託料を計上したとのことだが、今後予定されている経営移譲に伴い必要性が生じたのか。 これに対し、経営移譲を行うことに伴い境界測量を行うもので、社会就労
センター武石事業所と隣接した民間会社との境界等を確定するために行うものであるとの
質疑応答があり、本案については原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
○議長(
土屋陽一君) これより
委員長報告に対する質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
土屋陽一君) これより討論に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
土屋陽一君) これより議案第74号から第76号まで一括して採決します。本案3件
委員長の報告のとおり決するにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
土屋陽一君) ご異議なしと認めます。よって、本案3件原案のとおり可決されました。 ◇
△日程第13 議案第77号及び第78号
○議長(
土屋陽一君) 次に、日程第13、議案第77号及び第78号2件
一括議題とし、産業水道
委員長の報告を求めます。小坂井産業水道
委員長。 〔産業水道
委員長 小坂井 二郎君登壇〕
◎産業水道
委員長(小坂井二郎君) まず、議案第77号、平成29年度上田市水道事業会計補正予算第2号について申し上げます。 質疑において、染屋浄水場拡張事業では周辺用地の購入費を計上したとのことだが、目的は何か。また、用地購入後の計画はどうか。 これに対し、用地の購入目的は2つあり、1つ目は、市庁舎改修・改築に伴い、現在ある上下水道局の倉庫が使用できなくなることから、染屋浄水場に新たな防災倉庫を建設するため購入するものである。2つ目は、将来染屋浄水場内の施設を更新する際の移設用地として購入するものである。また、用地購入後の計画としては、平成30年度以降に防災倉庫の建設等を計画している等々の
質疑応答があり、本案については原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第78号、平成29年度上田市公共下水道事業会計補正予算第1号について申し上げます。 本案については、国の社会資本整備総合交付金の内示額が増額されたことにより資本的収入を増額するとともに、マンホールポンプの長寿命化事業や下水浄化
センター等での地震対策事業を
見直し、資本的支出を増額したものであるとの説明を受け、審査の結果、本案については原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
○議長(
土屋陽一君) これより
委員長報告に対する質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
土屋陽一君) これより討論に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
土屋陽一君) これより議案第77号及び第78号一括して採決します。本案2件
委員長の報告のとおり決するにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
土屋陽一君) ご異議なしと認めます。よって、本案2件原案のとおり可決されました。 ◇
△日程第14 議案第79号
○議長(
土屋陽一君) 次に、日程第14、議案第79号を議題とし、環境建設
委員長の報告を求めます。佐藤論征環境建設
委員長。 〔環境建設
委員長 佐藤 論征君登壇〕
◎環境建設
委員長(佐藤論征君) 議案第79号、上田駅お城口、お城口第二、温泉口自動車駐車場料金精算システム更新に係る物品の購入について申し上げます。 質疑において、上田駅周辺にある3つの市営駐車場の駐車券の発行機や料金精算機などの機器更新において、物品購入の契約方法を随意契約とするとのことだが、契約相手の選定理由及び契約金額の価格の適正をどのように判断したのか。 これに対し、現在使用している料金精算システムは、市街地の多くの有料駐車場で使用されている共通サービス券に対応しており、この券を利用している店舗や駐車場の利用者にとって利便性の高い現在のサービスを継続するためには事業者が特定されることから随意契約とするものであり、上田城跡公園北観光駐車場や上田商工会議所駐車場などで導入実績のあることも考慮している。契約金額については、他社では同様のサービスの提供ができないため、他社の状況や価格調査は行っていない。 これに対し、随意契約による物品購入に当たっては、他社同等品の見積もりを徴収するなど、適正価格に留意すべきである等の
質疑応答、要望があり、本案は可決すべきものと決定いたしました。
○議長(
土屋陽一君) これより
委員長報告に対する質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
土屋陽一君) これより討論に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
土屋陽一君) これより採決します。本案を
委員長の報告のとおり決するにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
土屋陽一君) ご異議なしと認めます。よって、本案は可決されました。 ◇
△日程第15 議案第84号
○議長(
土屋陽一君) 次に、日程第15、議案第84号、道路整備事業に係る国の財政上の特別措置に関する法律の規定に基づく補助率等の嵩上げ措置の継続を求める意見書を議題とし、環境建設
委員長に
提案理由の説明を求めます。佐藤論征環境建設
委員長。 〔環境建設
委員長 佐藤 論征君登壇〕
◎環境建設
委員長(佐藤論征君) 議案第84号、道路整備事業に係る国の財政上の特別措置に関する法律の規定に基づく補助率等の嵩上げ措置の継続を求める意見書について趣旨弁明を行います。 この意見書は、長野県市議会議長会から提出された道路財特法に係る補助率等の嵩上げ措置継続の取組について、議長から検討要請を受け、環境建設
委員会で協議し、委員全員の賛同を得て提案するものです。 内容としましては、国においては道路財特法の規定により、地域高規格道路事業や交付金事業の補助率等について、通常の50%を55%等にかさ上げし、道路整備の促進に対する特段の配慮がなされているところですが、この措置は平成29年度までの時限措置となっています。 現在地方創生や人口減少対策に全力を挙げて取り組んでいる当市を初めとする地方自治体にとって、この補助率等が廃止されるようなことになると、その分の地方自治体の財政負担がふえ、全国各地で取り組まれている地域づくりに影響を及ぼし、地域活力の低下を招くことが危惧されます。 市民生活に欠くことができない重要な社会資本の一つである道路の整備を今後も継続的かつ着実に推進するため、道路財特法の補助率等のかさ上げ措置について、平成30年度以降も継続するよう強く要望するものであります。 案文はお手元に配付のとおりであります。全員の皆様のご賛同をいただき、ご議決賜りますようお願い申し上げ、趣旨弁明といたします。
○議長(
土屋陽一君) これより質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
土屋陽一君) 本案については、
委員会提出議案のため、
会議規則第37条第2項の規定により
委員会の付託を省略します。 これより討論に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
土屋陽一君) これより採決します。本案を原案のとおり決するにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
土屋陽一君) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 ◇
△日程第16 閉会中の
継続審査(請願第4号)
○議長(
土屋陽一君) 次に、日程第16、閉会中の
継続審査を議題とします。 厚生
委員長から、審査中の請願第4号、受動喫煙防止対策を進めるために健康増進法の改正を求める請願について、
会議規則第104条の規定による閉会中の
継続審査の申し出があります。 この際、
会議規則第45条第1項の規定により、
審査経過の中間報告を求めます。佐藤清正厚生
委員長。 〔厚生
委員長 佐藤 清正君登壇〕