○議長(
土屋陽一君) 次に、日程第4、議案第43号、
固定資産評価審査委員会委員の選任についてを議題とし、
提案理由の説明を求めます。井上副市長。 〔副市長 井上 晴樹君登壇〕
◎副市長(
井上晴樹君) それでは、続きまして
追加議案集の3ページでございます。議案第43号、
固定資産評価審査委員会委員の選任についてご説明申し上げます。
固定資産評価審査委員会委員の
日野芳子氏が平成29年4月28日をもって
任期満了となります。つきましては、引き続き
日野芳子氏を選任いたしたく、
地方税法第423条第3項の規定によりまして、
市議会の同意をお願いしたいというものでございます。ご同意方よろしくお願い申し上げます。
○議長(
土屋陽一君) これより質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
土屋陽一君) お諮りします。本案については、
会議規則第37条第3項の規定により、
委員会の付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
土屋陽一君) ご異議なしと認めます。よって、本案については
委員会の付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
土屋陽一君) これより採決します。本案は同意することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
土屋陽一君) ご異議なしと認めます。よって、本案は同意されました。 ◇
△日程第5 議案第44号
○議長(
土屋陽一君) 次に、日程第5、議案第44号、
人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについてを議題とし、
提案理由の説明を求めます。井上副市長。 〔副市長 井上 晴樹君登壇〕
◎副市長(
井上晴樹君)
追加議案集の5ページをお願い申し上げます。議案第44号、
人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについてご説明申し上げます。 現在
人権擁護委員として委嘱されております
武石地域の
清住宗廣氏が平成29年6月30日をもって
任期満了となります。つきましては、
次期委員として引き続き
清住宗廣氏を法務大臣に推薦いたしたく、議会のご意見をお願いしたいというものでございます。 以上、よろしくお願い申し上げます。
○議長(
土屋陽一君) これより質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
土屋陽一君) お諮りします。本案については、
会議規則第37条第3項の規定により、
委員会の付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
土屋陽一君) ご異議なしと認めます。よって、本案については
委員会の付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
土屋陽一君) これより採決します。本案は適任と決するにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
土屋陽一君) ご異議なしと認めます。よって、本案は適任と決しました。 ここで
暫時休憩します。 午前 9時38分 休憩 ◇ 午前 9時42分 再開
○議長(
土屋陽一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 ◇
△日程第6 議案第45号
○議長(
土屋陽一君) 次に、日程第6、議案第45号、
菅平地区振興施設整備事業建築主体工事請負契約の締結についてを議題とし、
提案理由の説明を求めます。 なお、本案については本日議決の運びといたしたいと思いますので、ご了承願います。
岩倉真田地域自治センター長。 〔
真田地域自治センター長 岩倉 範明君登壇〕
◎
真田地域自治センター長(
岩倉範明君) それでは、
追加議案集の7ページをお願いいたします。議案第45号、
菅平地区振興施設整備事業建築主体工事請負契約の締結についてご説明申し上げます。 入札の結果、
落札業者の決定、また仮契約に至りましたことから
工事請負契約を締結いたしたく、
上田市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、議会の議決をお願いしたいというものでございます。 契約の内容でありますが、2の契約の方法は
一般競争入札で、本入札に当たりましては、市内に本社のある
建築一式工事A級業者、
B級業者2社で自主結成いたしました
特定建設工事共同企業体を条件として入札公告し、結果、3社の入札がございました。 3の
契約金額は7億1,226万円で、落札率は98.2%でございます。 4の契約の相手方は宮下・
吉岡特定建設工事共同企業体で、代表者は、上田市踏入二丁目1番17号、
株式会社宮下組、
代表取締役社長宮下勝久氏でございます。 工事につきましては、早期に着工し、
建設環境に配慮しながら、工期内の安全そして確実な施工に努め、菅平高原のさらなる
地域振興を図り、世界の菅平となるよう取り組んでまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 以上、議案第45号についてご説明申し上げました。よろしくお願いいたします。
○議長(
土屋陽一君) これより質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
土屋陽一君) 本案については、
産業水道委員会に付託いたします。 ここで
委員会審査等のため
暫時休憩といたします。 午前 9時45分 休憩 ◇ 午前11時30分 再開
○議長(
土屋陽一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 ◇
△日程第7 議案第1号~第7号
○議長(
土屋陽一君) 次に、日程第7、議案第1号から第7号まで7件
一括議題とし、
総務文教委員長の報告を求めます。
半田総務文教委員長。 〔
総務文教委員長 半田 大介君登壇〕
◎
総務文教委員長(
半田大介君)
総務文教委員会は、去る3月10日及び13日に開催し、
付託案件の審査を終了いたしましたので、その概要について順次ご報告申し上げます。 まず、議案第1号、
公立大学法人長野大学に係る重要な財産を定める
条例制定について申し上げます。 本案については、長野大学の
公立大学法人化に伴い、
地方独立行政法人法の規定に基づき、
公立大学法人長野大学に係る重要な財産を定めるため、必要な事項を定めるものであるとの説明を受けました。 質疑において、制定する条例に該当する重要な財産には具体的にどんなものがあるのか。 これに対し、市が出資する土地と建物に加え、今後大学が市からの
支出金等によって取得する土地や建物及び物品も該当する等々の
質疑応答があり、審査の結果、本案については原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第2号、上田市教育に関する事務の
職務権限の特例に関する
条例制定について及び、議案第3号、上田市
組織条例中一部改正について2件一括して申し上げます。 本案2件は平成29年度の
組織改正に係る
関連議案であり、一括での説明及び質疑としましたので、あわせて申し上げます。 議案第2号については、
地方教育行政の組織及び運営に関する法律に基づき、
文化財保護に関することを除く文化に関する事務を
教育委員会から市長部局に移管するため、必要な事項を定めるものである。また、議案第3号については、平成29年4月1日付の
組織改正で、効果的かつ効率的な
組織体制の構築による第二次上田市
総合計画及び上田市まち・ひと・し
ごと創生総合戦略の着実な推進を図る組織とするため、所要の改正を行うものであるとの説明を受けました。 質疑において、
教育委員会から出された議案第2号に対する意見について、どのように受けとめているのか。 これに対し、これまで
文化芸術活動を
教育委員会が担い、発展させてきたことを踏まえ、文化を生かした
まちづくりの推進に向け、市民に寄り添った
施策展開とする点や、既に
交流文化芸術センターでは子供に対して芸術に関する育成を行っているが、
行政分野と
学校教育が密接な連携を図り、
子供たちの感性や想像力が育まれるよう充実を図る点に留意して施策を実施する。 次に、
シティープロモーション担当が行う業務は何か。 これに対し、住みたい、住み続けたいと思う上田市を目指して、観光に限らず市の魅力や
地域資源について全国に向けて戦略的に情報を発信することに取り組むものである等々の
質疑応答があり、審査の結果、本案2件についてはいずれも原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第4号、上田市
情報公開条例等中一部改正について申し上げます。 本案については、
行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律の改正に伴い、引用する条項のずれが生じたことから、所要の改正を行うものであるとの説明を受けました。 質疑において、
情報連携の拡充とはどのようなものか。 これに対し、平成29年7月から
地方公共団体や国の機関、
保険者等が参加する
情報提供ネットワークシステムを利用した
情報連携が始まり、法律に規定された法定の事務に加え、条例に定めることにより
独自利用事務においても可能となることから、今後市民の利便性や他市の状況を見ながら
情報連携の拡充について進めていく等々の
質疑応答があり、審査の結果、本案については原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第5号、上田市職員の
特殊勤務手当に関する条例中一部改正について申し上げます。 本案については、死獣の
収集業務に従事した職員に支給する
作業等従事手当について、
作業状況等の程度を踏まえ、実情に即した支給とするため所要の改正を行うものであるとの説明を受け、審査の結果、本案については原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第6号、
上田市議会議員及び
上田市長の選挙における
選挙運動用自動車の使用の公営に関する条例等中一部改正について申し上げます。 本案については、
公職選挙法施行令の改正に伴い、
選挙公営に係る
各種単価を国の基準に準じた金額とするため所要の改正を行うものであるとの説明を受け、審査の結果、本案については原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第7号、上田市
税条例等中一部改正について申し上げます。 本案については、平成28年度の
税制改正に伴い、
法人市民税の
法人税割の税率引き下げ、
軽自動車税に新たな
環境性能割を導入すること等について、所要の改正を行うものであるとの説明を受けました。 質疑において、
軽自動車税に導入される
環境性能割と種別割は、
軽自動車を取得した時期によって違いはあるのか。 これに対し、平成27年3月31日以前に新車として取得したものについては、
経過措置により従前の税率で課税されることになり、それ以降に取得した新車については新しい税率で課税されることになる。なお、現在所有している
軽自動車で13年を超えた経過車については、
標準税率におおむね20%加算され、より重い課税となる等々の
質疑応答があり、審査の結果、本案については原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
○議長(
土屋陽一君) これより
委員長報告に対する質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
土屋陽一君) これより討論に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
土屋陽一君) これより議案第1号から第7号まで一括して採決します。本案7件
委員長の報告のとおり決するにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
土屋陽一君) ご異議なしと認めます。よって、本案7件原案のとおり可決されました。 ◇
△日程第8 議案第8号~第14号
○議長(
土屋陽一君) 次に、日程第8、議案第8号から第14号まで7件
一括議題とし、まず議案第8号及び第12号につき
環境建設委員長の報告を求めます。
佐藤論征環境建設委員長。 〔
環境建設委員長 佐藤 論征君登壇〕
◎
環境建設委員長(
佐藤論征君)
環境建設委員会は、去る3月14日及び15日に開催し、付託された案件の審査を終了いたしましたので、その概要について順次ご報告申し上げます。 まず、議案第8号、上田市
同和対策共同作業所条例中一部改正について申し上げます。 本案については、今回
廃止対象となる
矢沢共同作業所は、
地区住民の職業の安定と経済の向上を図るため、
もみすり精米の
共同作業所の施設として、また
農機具保管庫として設置されたものであるが、施設の老朽化や現状の利活用を踏まえ、
共同作業所としての今後の利用が見込めないことから、施設を廃止するための所要の改正であるとの説明を受けました。 質疑において、この作業所が使用されなくなった理由は何か。また、廃止後の後利用をどのように考えているのか。 これに対し、時代とともに農業を取り巻く環境が変化し、現在では
共同作業所の必要性が失われたことによるものと考えている。特に後利用の希望がないことから、
普通財産に用途廃止し、売却による処分を考えている等の
質疑応答があり、本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第12号、上田市
手数料条例中一部改正について申し上げます。 本案については、
社会情勢の変化に伴い、建築物における
エネルギーの消費量が著しく増加していることなどを背景に制定された建築物の
エネルギー消費性能の向上に関する法律の
関係法令の改正に伴い、新たに
建築物エネルギー消費性能適合性判定等の制度が創設されたため、その
適合性判定の事務に係る手数料を長野県の料金に倣い定めるための所要の改正であるとの説明を受けました。 質疑において、改正の主な内容はどうか。 これに対し、このたびの
関係法令の改正により、住宅以外の一定規模以上の建築物における省エネ基準への適合と所管行政庁等に省エネ計画を提出して省エネ
適合性判定を受けることが義務化されたものである。なお、対象となる建築物については、省エネ基準に適合していなければ建築基準法に基づく確認済み証の交付を受けることができなくなる等の
質疑応答があり、本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
○議長(
土屋陽一君) 次に、議案第9号及び第10号につき厚生
委員長の報告を求めます。佐藤清正厚生
委員長。 〔厚生
委員長 佐藤 清正君登壇〕
◎厚生
委員長(佐藤清正君) 厚生
委員会は、去る3月10日及び13日に開催し、付託された案件の審査を終了いたしましたので、その概要について順次ご報告を申し上げます。 まず、議案第9号、上田市福祉医療費給付金条例中一部改正について申し上げます。 本案については、同じひとり親家庭でありながら、婚姻歴の有無により生じている福祉サービスの負担額等の差異を解消するための施策の一環として、ひとり親家庭の福祉医療費給付事業において寡婦(夫)控除のみなし適用を実施するための所要の改正であるとの説明を受けました。 質疑において、県内では2市で寡婦(夫)控除のみなし適用を一部実施しているとのことだが、福祉医療費給付事業まで踏み込んだ事例はあるのか。 これに対し、福祉医療費まで対象としたのは県内では上田市が初めてとなる。 次に、現在該当する家庭はないとのことだが、今回の改正は国が関係しないため、将来的に給付する際には市の独自の財源を充てることになるのか。 これに対し、市の独自の財源から支出することになるが、該当する場合でも年間で数人程度と見込まれるため、既決の予算で対応できると考えている。 次に、市民にはどのように周知を考えているのか。 これに対し、今回のみなし適用に関連するほかの施策も含め、今後関係各課と協議して決めていくこととなるが、連携して広報等により周知を図っていきたいと考えている等の
質疑応答があり、本案については原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第10号、上田市障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律施行条例中一部改正について申し上げます。 本案については、障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律に沿って市が実施する地域生活支援事業を追加し、地域生活支援拠点等の整備を進めるため、所要の改正を行うものであるとの説明を受けました。 質疑において、今回の改正により障害者の緊急時の受け入れのための体制整備を行うとのことだが、どのような体制を考えているのか。 これに対し、上小圏域内の法人で協力し、輪番制で1床を確保し、緊急時にそこで受け入れる体制を整備したいと考えている。原則として受け入れは2泊3日以内とするため、その間に他施設への入所あるいは在宅支援等へとつなぐための検討を行う事業である。 次に、上小圏域内を1カ所で対応する体制で十分なのか。 これに対し、上小圏域の相談支援体制は障害者総合支援センターを中心に連携体制がとれていること、またこれまでの状況から、緊急での受け入れについては年間10件程度と見込んでいることから、特に問題はないと考えている。 次に、体制を整備するための財政支援はどのくらいと見込んでいるのか。 これに対し、国の短期入所の場合の単価を準用し、1日当たり1万120円で、年間369万4,000円を見込んでいる等の
質疑応答があり、本案については原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
○議長(
土屋陽一君) 次に、議案第11号及び第13号につき産業水道
委員長の報告を求めます。小坂井産業水道
委員長。 〔産業水道
委員長 小坂井 二郎君登壇〕
◎産業水道
委員長(小坂井二郎君)
産業水道委員会は、去る3月14日及び15日に開催し、付託された案件の審査を終了いたしましたので、その概要について順次ご報告申し上げます。 まず、議案第11号、上田市工場立地法準則条例中一部改正について申し上げます。 本案については、工場立地法の改正に伴い引用条項の項ずれが生じたことから、所要の改正を行うものであるとの説明を受け、審査の結果、本案については原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第13号、上田市水道事業及び下水道事業の設置等に関する条例中一部改正について申し上げます。 本案については、上水道事業3カ所、簡易水道事業4カ所を統合し上田市水道事業とするため、水道事業の名称、計画給水区域、計画給水人口、計画1日最大給水量について、所要の改正を行うものであるとの説明を受けました。 質疑において、今回の統合の対象にならない水道事業が5つあり、1つは県営水道であるが、県営水道を除く4つの水道事業を統合する予定はあるか。 これに対し、その4つの水道事業は市の水道事業とは異なり、民間が開発事業に伴って設置、管理している専用の水道であるため当面統合する予定はない等々の
質疑応答があり、本案については原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
○議長(
土屋陽一君) 次に、議案第14号につき
総務文教委員長の報告を求めます。
半田総務文教委員長。 〔
総務文教委員長 半田 大介君登壇〕
◎
総務文教委員長(
半田大介君) 議案第14号、上田市同和対策集会所条例中一部改正について申し上げます。 本案については、上田市中吉田同和地区集会所及び上田市矢沢同和地区集会所を廃止するため、所要の改正を行うものであるとの説明を受けました。 質疑において、施設を廃止した後の利活用はどうか。 これに対し、地元自治会には自治会館などの施設は整備されていることから特段の要望はなく、今後は
普通財産として、売却も視野に入れながら後利用の検討をしていく等の
質疑応答があり、審査の結果、本案については原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
○議長(
土屋陽一君) 以上で
委員長報告が終わりました。 これより
委員長報告に対する質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
土屋陽一君) これより討論に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
土屋陽一君) これより議案第8号から第14号まで一括して採決します。本案7件
委員長の報告のとおり決するにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
土屋陽一君) ご異議なしと認めます。よって、本案7件原案のとおり可決されました。 ◇
△日程第9 議案第15号
○議長(
土屋陽一君) 次に、日程第9、議案第15号を議題とし、まず
総務文教委員長の報告を求めます。
半田総務文教委員長。 〔
総務文教委員長 半田 大介君登壇〕
◎
総務文教委員長(
半田大介君) 議案第15号、平成28年度上田市一般会計補正予算第8号中
総務文教委員会担当分について申し上げます。 まず、政策企画部関係の質疑において、
交流文化芸術センター基金積立金の内訳はどうか。 これに対し、平成29年度の公演事業のうち平成28年度中からチケットの販売を始めるものがあるため、その収入見込みを基金に積み立て、平成29年度事業の財源充当に備えるための補正をお願いするものである。 次に、
教育委員会関係の質疑において、放課後児童クラブにおける入退室管理モデル事業及び環境改善整備推進事業のメリットは何か。 これに対し、放課後児童クラブ等におけるICT化を推進するものであり、入退室管理モデル事業については、子供一人一人にICカードを持たせ、出入り口のカードリーダーにより入退室を管理し、その状況を保護者に対しメール送信を行うことで、子供の安全確保と保護者の安心感を得られるようにすることや、日々の子供の状況を記録するための業務を円滑に遂行するためのものである。また、環境改善整備推進事業については、ネット環境を導入し、保護者とのメール送受信が可能になり、保護者との共通理解を得られるようにすることや、日々の子供の状況や育成支援の内容を記録するための書類作成等の業務を円滑に遂行するためのものである等々の
質疑応答があり、審査の結果、本案中担当分については原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
○議長(
土屋陽一君) 次に、産業水道
委員長の報告を求めます。小坂井産業水道
委員長。 〔産業水道
委員長 小坂井 二郎君登壇〕
◎産業水道
委員長(小坂井二郎君) 議案第15号中
産業水道委員会担当分について申し上げます。 まず、商工観光部関係の質疑において、中小企業金融対策事業費の市制度融資利子補給補助金について、市制度融資の利用件数及び利子補給額は年々減少傾向にあるとのことだが、減少傾向にある中で今回補正した理由は何か。 これに対し、平成27年度の利用件数は310件であったが、今年度は減少傾向にあることを踏まえ250件程度の利用を見込んでいた。しかし、2月時点で248件の利用があるなど、当初の見込みより多い利用が想定されるため補正をしたものである。 次に、農林部関係の質疑において、地域おこし協力隊員が採用に至らなかった等により6次産業化推進事業費を減額したとのことだが、採用に至らなかった理由は何か。 これに対し、7月1日付で1人を採用することが内定していたが、家庭の事情により採用辞退となった。その後再募集により11月1日付で1人の採用を内定していたが、上田市とは別に内定を受けていたある村への着任のほうを選択されたため、これも採用辞退となった。3度目の募集も検討したが、中途採用するには既に年度が進んでいたことから今年度での採用は見送った等々の
質疑応答があり、本案中担当分については原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
○議長(
土屋陽一君) 次に、厚生
委員長の報告を求めます。佐藤清正厚生
委員長。 〔厚生
委員長 佐藤 清正君登壇〕
◎厚生
委員長(佐藤清正君) 議案第15号中厚生
委員会担当分について申し上げます。 質疑において、高齢者福祉センター管理事業費の増額補正は光熱水費が不足する見込みとの説明があったが、大きい金額となった理由は何か。 これに対し、センターでは浴場において井戸水を太陽熱で沸かして活用しているが、その揚水ポンプが故障したため、ポンプの修理期間中、水道水をガスで沸かして湯を賄ったことによるものである等の
質疑応答があり、本案中担当分については原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
○議長(
土屋陽一君) 次に、
環境建設委員長の報告を求めます。
佐藤論征環境建設委員長。 〔
環境建設委員長 佐藤 論征君登壇〕
◎
環境建設委員長(
佐藤論征君) 議案第15号中
環境建設委員会担当分について申し上げます。 まず、
市民参加協働部ほか関係の質疑において、わがまち魅力アップ応援事業補助金を大幅に減額している。これまで成果を上げてきたこの事業だが、現在の状況はどうか。 これに対し、この制度は平成20年度に開始し、25年度に制度を拡充した以降は1億円の予算額で実施してきたところである。25年度には7,300万円を超える実績があったが、例年100件を超える事業件数はあるものの、26年度以降5,000万円から6,000万円前後で推移しており、28年度においても6,000万円前後の決算が見込まれている。 次に、マイナンバーカード関連事務交付金の一部を繰り越しているが、現在のマイナンバーカードの交付状況はどうか。また、確定申告手続に個人番号が必要となったが、カードを取得していないことによる支障等の状況把握はしているのか。 これに対し、マイナンバーカードの交付状況は、交付枚数に申請を済まされている方の数を含めると、2月末現在で1万3,905人、申請率にして9.6%であり、全国平均の約10%を若干下回るものの、県平均の8.8%を上回る状況にある。また、確定申告の手続においては、届いている通知カードで番号確認ができ、免許証等を提示することで本人確認ができることから、マイナンバーカードを取得していないことによる支障等は聞いていない。 次に、生活環境部関係の質疑において、財政状況が厳しい中で、市営住宅の修繕においては限られた予算の中で計画的に実施していると聞いているが、今回のような中丸子市営住宅の改修事業費の残金をほかの修繕工事などに充てることはできないのか。 これに対し、原則として各地域自治センターに配当された予算は各担当課で管理、執行するシステムとなっている。中丸子団地の改修工事については特定財源つきの工事費であるため、ほかの改修工事などに充てることができなかった。なお、現在の修繕費の状況は、今季は厳しい寒波も訪れず、雪も少なかったことから緊急修繕が少なく、現在の予算内で執行できる見通しである。 次に、都市建設部関係の質疑において、アスベスト飛散防止対策事業費を大幅に減額している。この事業の取り組みの状況はどうか。また、この制度を活用いただくために積極的な周知が必要と考えるが、どうか。 これに対し、この制度は分析と除去の2つの事業から組み立てており、28年度は事務所と旅館の2棟の分析を行った実績がある。このうち1棟においてアスベストの含有が判明したことから、29年度において除去のための予算を計上している。分析の結果アスベストの含有が判明しても、除去工事を行うか否か、またその制度を活用するか否かは事業主の判断となることから、事業予定の把握は難しい面もある。しかしながら、制度があることを市民の皆さんが知らなければ意味のないものになってしまうので、制度を活用していただくよう積極的に周知していきたいと考えている。 次に、消防部関係の質疑において、耐震性貯水槽新設工事費を減額しているが、どのような基準のもとに計画したのか。また、計画どおり新設できなかった理由は何か。 これに対し、新設計画は自治会からの要望をもとに消防水利の条件を勘案して立案している。平成28年度は計画した5基に対し4基設置したところであるが、西野竹児童公園内に計画していた1基については、予定箇所の遊具や地下埋設物の処理経費がかさんだことにより、事業費が予定よりかなり膨らむこととなったため、設置を取りやめたものである等々の
質疑応答があり、本案中担当分については原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
○議長(
土屋陽一君) 以上で
委員長報告が終わりました。 これより
委員長報告に対する質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
土屋陽一君) これより討論に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
土屋陽一君) これより採決します。本案を
委員長の報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛成者 起立〕
○議長(
土屋陽一君) 起立全員であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。 ここで午後1時まで休憩といたします。 午後 零時01分 休憩 ◇ 午後 1時00分 再開
○議長(
土屋陽一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 ◇
△日程第10 議案第16号~第19号
○議長(
土屋陽一君) 次に、日程第10、議案第16号から第19号まで4件
一括議題とし、まず議案第16号につき
環境建設委員長の報告を求めます。
佐藤論征環境建設委員長。 〔
環境建設委員長 佐藤 論征君登壇〕
◎
環境建設委員長(
佐藤論征君) 議案第16号、平成28年度上田市同和地区住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算第1号について申し上げます。 質疑において、当初予算から貸付金の返済に係る諸収入の金額に増減がなく、取り組みに変化が見られない中で、懸案とされている滞納繰越分の処理を行っていくために体制を強化し取り組んでいく必要があると思うが、どのように考えているのか。 これに対し、現在庁内の連携組織として収納推進本部会を開催し、情報交換とともに収納対策に取り組んでいる。不良債権の処理に当たっては、27年度決算においても指摘を受け十分認識しており、今後同様の課題に直面している他市との連携をとりながら対応策を見出していくことなど、取り組んでいきたいと考えている等の
質疑応答があり、本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
○議長(
土屋陽一君) 次に、議案第17号から第19号につき厚生
委員長の報告を求めます。佐藤清正厚生
委員長。 〔厚生
委員長 佐藤 清正君登壇〕
◎厚生
委員長(佐藤清正君) まず、議案第17号、平成28年度上田市後期高齢者医療事業特別会計補正予算第3号について申し上げます。 本案については、歳入歳出それぞれ2,565万4,000円を減額し、予算の総額をそれぞれ18億1,823万3,000円とするものである。歳出の主なものは、基盤安定負担金及び事務費負担金の確定に伴う減額、歳入の主なものは、一般会計からのルールに基づく繰入金の調整によるものであるとの説明を受け、審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第18号、平成28年度上田市介護保険事業特別会計補正予算第4号について申し上げます。 質疑において、任意事業費について財源変更を行っているが、どの事業に対するもので、補助金が出なかった理由は何か。また、今後の考え方はどうか。 これに対し、成年後見支援センターの運営費であり、上小圏域の成年後見支援センターに委託し、それに対する国からの補助が昨年度までは出ていたが、今年度当初に全国的にこの事業については充てられないと県から連絡があった。その後他市とも連携し市長会を通じて要望していたが、最終的に補助がされないこととなったため、今回財源の組み替えを行ったものである。今後においても成年後見については業務や相談等がふえてきている現状もあり、国の財源がないことにより実施しないという状況ではないということを構成市町村でも理解していることから、一般財源を充てることで事業を継続していく考え方で一致している等々の
質疑応答があり、本案については原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第19号、平成28年度上田市武石診療所事業特別会計補正予算第3号について申し上げます。 本案については、歳入歳出それぞれ300万円を減額し、予算の総額をそれぞれ1億2,085万9,000円とするものである。歳出の主なものは、基金積立金及び医業診療事業費の決算見込みに伴う調整、歳入の主なものは、実績見込みによる診療報酬収入の調整によるものであるとの説明を受け、審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
○議長(
土屋陽一君) 以上で
委員長報告が終わりました。 これより
委員長報告に対する質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
土屋陽一君) これより討論に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
土屋陽一君) これより議案第16号から第19号まで一括して採決します。本案4件
委員長の報告のとおり決するにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
土屋陽一君) ご異議なしと認めます。よって、本案4件原案のとおり可決されました。 ◇
△日程第11 議案第20号~第22号
○議長(
土屋陽一君) 次に、日程第11、議案第20号から第
22号まで3件
一括議題とし、産業水道
委員長の報告を求めます。小坂井産業水道
委員長。 〔産業水道
委員長 小坂井 二郎君登壇〕
◎産業水道
委員長(小坂井二郎君) まず、議案第20号、平成28年度上田市水道事業会計補正予算第3号について申し上げます。 本案については、事業費の確定見込みに伴う調整と、議案第39号、給水装置設置に係る和解についてに係る損害賠償金の計上であるとの説明を受けました。 質疑において、損害賠償金の財源は何か。 これに対し、市で加入している保険の適用外であるため、水道の一般財源を充てることとなる。 次に、職員の懲戒処分の状況はどうか。また、職員の懲戒処分はどのように決めたのか。 これに対し、当時の管理職4人に対し戒告を行っている。また、懲戒処分については、上田市職員懲戒処分等審査
委員会で審査を行い、市長の決裁も受けて決定している。 次に、職員個人の賠償責任はないのか。また、市長、副市長の賠償責任はないか。 これに対し、国家賠償法、民法等では個人に対して賠償請求できる場合が決められているが、判例などから賠償請求ができる場合に当たらないため、市では職員個人に対する賠償請求をしない方針である。このため、市長、副市長にも賠償責任は及ばない。 次に、上下水道局が再発防止のために現在実施している対策の報告があったが、窓口対応マニュアルに組み入れて職員に徹底していくのか。 これに対し、今回報告した内容は既に作業手順に組み入れており、実行に移している等々の
質疑応答があり、本案については原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第21号、平成28年度上田市公共下水道事業会計補正予算第3号について申し上げます。 質疑において、公共下水道建設改良費及び特定環境保全公共下水道建設改良費について、国庫補助金の内示額が当初予算額より下回ったことによる事業費の減少とのことだが、今後下水道の未整備箇所を解消していく上で影響はないか。 これに対し、今回の国庫補助金は、処理場の長寿命化対策として老朽化が進んでいる箇所の更新を行うものである。下水道の未整備箇所の解消は市単独事業で行うため影響はない等の
質疑応答があり、本案については原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第
22号、平成28年度上田市農業集落排水事業会計補正予算第3号について申し上げます。 質疑において、他会計補助金を収入として見込んでいる中で、今回の補正で減額になった理由は何か。 これに対し、他会計補助金の中には収支がマイナスの際に一般会計からの繰入金として収入するものがある。今回の補正では、支出の減額に伴い収支のマイナスが緩和したため、他会計補助金も減額したものである等の
質疑応答があり、本案については原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
○議長(
土屋陽一君) これより
委員長報告に対する質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
土屋陽一君) これより討論に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
土屋陽一君) これより議案第20号から第
22号まで一括して採決します。本案3件
委員長の報告のとおり決するにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
土屋陽一君) ご異議なしと認めます。よって、本案3件原案のとおり可決されました。 ◇
△日程第12 議案第23号
○議長(
土屋陽一君) 次に、日程第12、議案第23号を議題とし、まず
総務文教委員長の報告を求めます。
半田総務文教委員長。 〔
総務文教委員長 半田 大介君登壇〕
◎
総務文教委員長(
半田大介君) 議案第23号、平成29年度上田市一般会計予算中
総務文教委員会担当分について申し上げます。 まず、政策企画部関係の質疑において、広報シティプロモーション推進事業費1,000万円の具体的な内容は何か。 これに対し、プロモーション動画の制作、品川駅自由通路や東京駅丸の内などの大型ビジョンに映し出すデジタルサイネージ、関東圏のローカルテレビやインターネット広告、新聞や雑誌への広告などさまざまな広報手段が考えられるが、これらを活用し首都圏を中心にプロモーションを行うものである。 次に、信州上田のぞき見ツアーの具体的な内容はどうか。また、移住・定住セミナーを開催してきてさまざまな課題があると思うが、これからの方針はどうか。 これに対し、現在市には移住体験住宅がないことから、鹿教湯温泉の信州おためし移住プランを活用し、市立産婦人科病院、子育て支援センターやスーパー等を見学していただき、上田市での日常生活を体験、イメージするとともに、空き家バンクに登録されている物件を見学していただいている。また、移住の相談においては、仕事、買い物、交通、子育て等多種多様なニーズが寄せられていることから、関係する各部署との連携を図りながら進めていく。 次に、総務部ほか関係の質疑において、公文書館設置に向けた今後の方向性はどうか。 これに対し、一昨年から公文書館整備検討懇話会を設けてご議論をいただき、整備基本計画を策定した。保存する資料は、過去の市の施策や
社会情勢などを検証するために必要となる資料や市の歴史、文化にかかわる資料などとし、また設置場所は丸子郷土博物館を予定していることから、丸子地域協議会の了承をいただいた。今後は設計に当たり、懇話会と協議を行いながら機能の充実などを検討していく。 次に、財政部関係の質疑において、
武石地域総合センター整備事業について、建物の規模、スケジュールはどうか。 これに対し、地域自治センター、公民館、健康センター、高齢者スペースの機能を兼ね備えた複合施設を予定しており、平成29年6月から検討
委員会での基本構想の検討と住民説明を経て、来年1月に答申の後、年度末に基本計画を策定するスケジュールである。 次に、市有財産の利活用における民間ノウハウの活用手法はどのようなものか。 これに対し、市が所有する土地の売却に当たっては、今年度から宅地建物取引業協会と一般媒介に関する協定を締結しており、宅建協会が持つ広報力や動産を管理する知識などに基づいた価格や売却方法に関するアドバイスをいただきながら、市有財産の利活用を図っていく。 次に、
教育委員会関係の質疑において、上田市小中学校のあり方研究懇話会ではどのような内容を議論するのか。 これに対し、外部委員と内部委員に加え、教育委員には毎回出席していただき、認識を共有する中で、単に学校の統廃合だけでなく、新たな教育課程への対応とコミュニティスクールの推進などを含めたソフトとハードの両面にわたって議論をしていく予定である。全国的にも少子化の進行に伴い学校の小規模化という課題がある中、教育を行うための適正な学校の規模や配置、また施設の老朽化といった課題を初め、地域で学校を支えるコミュニティスクールなどの横の連携や小中学校連携などの縦の連携についてなど、上田市の
学校教育のあり方の基本方針の大枠の方向性を総合的に研究する等々の
質疑応答があり、審査の結果、本案中担当分については原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
○議長(
土屋陽一君) 次に、産業水道
委員長の報告を求めます。小坂井産業水道
委員長。 〔産業水道
委員長 小坂井 二郎君登壇〕
◎産業水道
委員長(小坂井二郎君) 議案第23号中
産業水道委員会担当分について申し上げます。 まず、商工観光部関係の質疑において、来年度から新たに上田市版ハローワーク事業を行うとのことだが、相談員はハローワーク並みの指導が必要になる中で人件費の計上がされていないが、相談体制に問題はないか。 これに対し、相談体制は雇用促進室のコーディネーター1人、係長1人、担当1人で対応するが、ハローワークと連携し情報共有やスキルアップを図っていく。また、必要に応じて人員の充実を図っていく。 次に、雇用対策職業訓練事業費の職業訓練事業補助金について、従来の上田地域高等職業訓練センターの訓練費に対する補助に加え、来年度は新設する調理科コースのための補助等も行うとのことだが、調理科コース新設に係る補助の内容は何か。 これに対し、調理実習室での訓練に際し調理実習室の改修が必要なことから、改修費に対する補助を行うものである。 次に、商工観光部関係の事業では、東信州連携産業振興事業や基幹産業支援体制整備事業などコーディネーターを配置する事業が複数あるが、コーディネーターには技術的、能力的に高いレベルが求められる中で、想定どおりのコーディネーターを確保できる見込みはあるか。 これに対し、企業OBあるいは企業OBで既にいろいろな分野で活動されている方にコーディネーターを依頼する中で、めどはついている。 次に、農林部関係の質疑において、地域営農システム確立対策事業費の青年就農給付金について、新規就農者の就農意欲の喚起と営農定着を図るための交付金であるとのことだが、交付対象者が栽培している主な作物は何か。また、国が支給要件を45歳未満としていることから支給要件の変更はできない中で、市独自の制度を設け45歳以上の方の就農を支援することはできないか。 これに対し、高齢により栽培できなくなった果樹園を引き継ぐ事例が多く、主な栽培作物は果樹である。また、45歳以上の就農希望者に対しては国の制度資金の活用を促しているが、他の自治体の支援事業や国の制度資金の利用状況等を見定める中で市単独の支援事業についても研究したい。 次に、林道整備事業費の林道橋梁点検調査業務委託料は、林道の橋梁の長寿命化を図るため、経年し老朽化した橋梁の点検調査に係る経費とのことだが、林道の橋梁は市内に幾つあるか。また、今後の長寿命化に対する計画はどうか。 これに対し、市内には林道の橋梁が34橋ある。また、長寿命化を行うための調査を平成29年度から31年度まで行い、長寿命化のための工事等を平成31年度から35年度までの5カ年計画で行う予定である。 次に、
産業水道委員会では、本案商工観光部関係の質疑に対する執行部の回答を受け、委員間討議を行いました。委員間討議の結果、
委員会の総意として質疑を行いましたので、その内容について申し上げます。 大河ドラマ「真田丸」で得られた経済波及効果が一過性になるのは困るという考えから、観光施策に予算を投入する考えは理解できる。しかし、
産業水道委員会として次の3つの懸念がある。 1、大河ドラマ館後利用施設は2,100万円のチケット収入を差し引いても1億円余の赤字が見込まれてい る。 2、信州上田まつり実行
委員会の負担金が年々増加し、今後もふえ続けていく懸念がある。 3、法人化される上田観光コンベンション協会に毎年多額の予算が計上されている現状がある。 このような懸念がある中で、費用対効果や今後の上田市の産業にどれだけ波及するものであるか。意気込みも含めて
商工観光部長に答弁を求める。 これに対し、大河ドラマ館後利用施設については、真田氏や上田城のことを知っていただくことにより、上田市への満足度を高める、より多くの旅行商品に組み入れていただくことでさらに上田を知っていただき、上田に来ていただくPRを広げるといった2つの目的を持って事業を行っており、大河ドラマ「真田丸」の効果を来年度につなげるための大切な事業である。観光は上田市のリーディング産業であり、大河ドラマ館後利用施設の開館が真田氏ゆかりの地としての上田市の地位をさらに確固たるものにし、他の産業に対しても好影響が及ぶように努めていく。 また、信州上田まつり実行
委員会と上田観光コンベンション協会に対する負担金については、毎年多額の予算を計上しているが、お祭りの運営、誘客を図るための事業など上田の名前を広めるために大切な事業を担っていただいているため、毎年効果も含め事業内容の見直しを行い、適正な予算でより効果が上がるように努めていく等々の
質疑応答があり、本案中担当分については原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
○議長(
土屋陽一君) 次に、厚生
委員長の報告を求めます。佐藤清正厚生
委員長。 〔厚生
委員長 佐藤 清正君登壇〕
◎厚生
委員長(佐藤清正君) 議案第23号中厚生
委員会担当分について申し上げます。 まず、福祉部関係の質疑において、社会福祉対策事業費の子どもの学習支援事業について、新年度は6世帯7人で予算を計上しているとのことだが、対象はどのように決めたのか。 これに対し、生活困窮世帯の子供の家庭での学習を支援するために、ケースワーカーから生活保護受給者の児童生徒に対して打診をした中で、学習指導を行うことを受け入れてくれた
子供たちを対象としたものである。 次に、障害者福祉施設整備事業費についての考え方はどうか。また、補助金額を1,000万円とした根拠は何か。 これに対し、障害者施設の改築等には多額の事業費がかかることが見込まれるが、現在施設整備に対する補助については国及び県の補助制度のみであるため、市でもこれに上乗せ補助を行うものである。今後市内に多数ある施設の改築等が予想される中で、財政負担面の理由から全国他市の例も参考に1,000万円の上限額の設定を行った。 次に、敬老祝金支給事業について、現在どのように行っているのか。また、領収書の必要性はあるのか。 これに対し、敬老祝金については、現在88歳と99歳以上の方に支給しており、88歳と99歳の方には民生児童委員の職務である高齢者の見守りも兼ねてお願いし、100歳以上の方には職員が該当する方に直接現金をお渡しして領収をもらっている。領収書については、現金を扱っているため財務上必要であり、またご高齢の方に対する支給であることから、確認のためにも必要であると考えている。 次に、健康こども未来部関係の質疑において、子育て支援事業費の結婚・子育て応援サイトアプリ運営委託料について、ことしサイトがオープンした中で利用者の反応等はどうか。 これに対し、結婚・子育て応援サイトについては、子育て中のお母さんたちが中心となってまとめて、ことしの1月末にオープンしたところである。当初の目標を1カ月で5,000件と見込んでいたが、2月のサイトへのアクセス数が約2万5,000件ということで非常に好評である。今後さらに内容を充実させるとともに、3月末にオープンする予定のアプリについても利用者ごとのニーズに合った情報を提供できるようにしていきたいと考えている。 次に、見守りし合わせ支援事業について、対象者や派遣する方等も含めて事業の内容はどうか。 これに対し、支援が必要な産後4カ月ぐらいの母子を対象として、周りに相談する人がおらずに孤立する心配がある方等に対して、週1回で2時間程度、最大で28時間の訪問による見守り支援を行うものである。派遣する支援員については、子育てサポーター等にお願いし、見守り支援員として養成できるよう研修も行っていきたいと考えている。 次に、新規事業の二十歳無料歯科検診について、対象者への周知はどう考えているのか。 これに対し、来年度については4月以降に対象者に通知を送付することで対応したいと考えている。次年度以降については、成人式の際にチラシや歯ブラシなども配布しながらお知らせするとともに、年度が明けたところで改めて通知を送付することで周知を図っていきたいと考えている等々の
質疑応答があり、本案中担当分については原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
○議長(
土屋陽一君) 次に、
環境建設委員長の報告を求めます。
佐藤論征環境建設委員長。 〔
環境建設委員長 佐藤 論征君登壇〕
◎
環境建設委員長(
佐藤論征君) 議案第23号中
環境建設委員会担当分について申し上げます。 まず、
市民参加協働部ほか関係の質疑において、住民自治組織運営交付金の算定基準において、1組織当たり250万円以内を基準額としている。この場合に地区連ごとに組織した場合の地域の交付金合計額と複数の地区連が連携して組織化した場合の交付金額では、地域によっては人口規模に比例せず、逆転することも想定される。この公平性に欠ける状況は住民の皆さんの理解を得ることが難しいと考えるが、どうか。 これに対し、組織化の枠組みによってはこのような状況も発生する。しかしながら、今回予算化している交付金は、住民自治組織の設立当初における組織を定着させるための経費として基準額を定めたものである。今後全地域の住民自治組織の枠組みが決まり、ある程度の時期が来たところで制度の見直しも必要と考えている。 次に、地域おこし協力隊について、不満を持っている隊員がいたり、任期途中でやめられるような隊員がいたりしているが、嫌気が差してやめられてしまうようではかえって上田のイメージを悪くしてしまうおそれがある。隊員の受け入れやフォロー体制など地域おこし協力隊の運営をどのように考えているのか。 これに対し、その方が地域にふさわしいかどうかの整合性の判断に加え、その後の隊員の受け入れやフォロー体制の整備、また日ごろの十分な情報交換を行うなど、隊員が活躍できる土壌を築くことが大切と考えている。今後も隊員の活躍が地域のよりよい発展につなげていくことができるよう努めていきたい。 次に、生活環境部関係の質疑において、特殊詐欺等被害防止のため対策機器購入・設置に対して補助するとのことだが、その概要はどうか。また、この時期に新たに制度化する目的は何か。 これに対し、満65歳以上で市税の滞納のない市民の方を対象とし、迷惑電話等対策機器つき電話機もしくは固定電話に取りつける迷惑電話等抑制装置の機器の購入・設置に対して補助する。経費の2分の1以内、5,000円を上限とし、1世帯1台まで補助するが、29年度は160台を見込んでいる。上田市内の特殊詐欺被害の状況は依然として高い水準にあり、これまで上田警察署が実施していた迷惑電話チェッカー貸出事業が平成28年7月に終了したことに伴い、市として新たに制度化し、特殊詐欺の未然防止に努めるものである。 次に、公共施設マネジメント基本方針の策定に伴い、市営住宅等ストック総合活用計画を現行のまま2年間延長し、平成29年度を最終年度とした経過があるが、現在どのような方針のもとに進めているのか。また、今後の目標戸数をどのように見ているのか。 これに対し、市営住宅の基本的方向性を示す計画として、現計画を見直す形で新しく市営住宅等長寿命化計画を策定し、実施していきたいと考えている。この計画では、適切なマネジメントを行うため、将来的な需要見通しを考慮する中で事業方針を見直し、効率的、効果的な公営住宅の管理を行うことによって、ライフサイクルコストの縮減等を図りたいと考えている。現在管理しているのは436棟1,834戸で、現計画における目標戸数は1,430戸であるが、今後の必要ストック数は計画策定の中で推計していきたい。 次に、さらなるごみの減量化、再資源化を推進するため廃棄物処理審議会を設置するとのことだが、その概要はどうか。 これに対し、平成28年2月に上田地域広域連合のごみ処理広域化計画が改定され、新たな方針、目標が定められたことに伴い、上田市としての取り組みの指針として、市民、事業者、行政の役割分担を明確にし、具体的な施策を盛り込んだ(仮称)ごみ減量化行動計画を策定していきたいと考えている。そこで、同計画の策定に当たり、各地域の市民代表や公募の方と廃棄物処理関係者や学識経験者など合計15名ほどの委員で構成する審議会の設置を予定している。 次に、都市建設部関係の質疑において、社会問題化している空き家について適切な対策を図るため空家等対策計画を策定するとのことだが、計画を推進するための組織の立ち上げを初めとする事業概要はどうか。 これに対し、空家等対策の推進に関する法律に基づき、平成29年度に空家等の適切な管理や跡地を含めた利活用、及び特定空家等の対応を定める空家等対策計画を策定したいと考えている。計画の策定に当たっては、地域住民を初め法務、不動産、建築、福祉、文化等の学識経験者等により構成する空家等対策に係る協議会を設置し、同計画の策定から策定後の実施等に至るまで協議いただく予定である。このほかに庁内での関係部局が連携し空家対策等に対応できる体制も構築していきたいと考えている。 次に、毎年1,000万円以上の委託料をかけ市道における未登記処理業務を行っている。長年行ってきているが、なかなか解消のめどが立たない中で今後の考え方はどうか。 これに対し、平成24年度から毎年3本ぐらいの路線を位置づけて処理するものと、官民界の境界立ち会いでわかったところから随時処理する2本立てで未登記処理を行ってきている。しかしながら、立ち会ってみないと未登記かどうか判明しない中で状況の把握は難しいと考えている。国土調査によって処理し、解消する方法もあるが、現在は予算を確保しながら地道に処理をしていきたいと考えている。 次に、消防部関係の質疑において、まず消防団員等応援事業について、消防団員の処遇改善を図るため、市内の温泉施設5カ所において利用できる250円の優待券4枚、1,000円分を全団員に配布するとのことだが、無料券ではなく優待券とした理由は何か。また、今後制度を充実していく考えはあるのか。 これに対し、厳しい財政状況の中で、本事業の財源として一般財源ではなく、ふるさと上田応援基金から繰り入れることで新規に事業化できたものであり、来年度以降も継続実施していくための方策として採用したものである。今後の制度の充実については、この事業に限らず消防団員応援ショップの充実などさまざまな方法で処遇改善を図る方策を検討していきたい。 次に、優待券の配布方法として、火災現場などへ出動した実働状況に応じた配分方法は考えられないのか。 これに対し、優待券は各分団に総団員分の枚数を預け、各団員に配布していただくことを考えている。この優待券は金券であり、全団員が受領する権利に配慮した上で、各分団に配布方法を委任することも考えられる。今後消防団と協議していきたい等々の
質疑応答があり、本案中担当分については原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
○議長(
土屋陽一君) 以上で
委員長報告が終わりました。 これより
委員長報告に対する質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
土屋陽一君) これより討論に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
土屋陽一君) これより採決します。本案を
委員長の報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛成者 起立〕
○議長(
土屋陽一君) 起立全員であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。 ◇
△日程第13 議案第24号及び第25号
○議長(
土屋陽一君) 次に、日程第13、議案第24号及び第25号2件
一括議題とし、まず議案第24号につき
総務文教委員長の報告を求めます。
半田総務文教委員長。 〔
総務文教委員長 半田 大介君登壇〕
◎
総務文教委員長(
半田大介君) 議案第24号、平成29年度上田市土地取得事業特別会計予算について申し上げます。 本案については、歳入歳出予算の総額をそれぞれ4億円と定めたいというものである。 歳出については、公有財産購入費として2億5,000万円、公有財産の購入に伴う建物、立ち木の移転補償料として1億2,382万円余を計上しているほか、土地開発基金への繰出金として2,617万円余を計上するものである。 歳入については、財産売払収入として7,500万円を計上するほか、基金繰入金では、今後の用地取得に必要な財源として3億2,500万円を土地開発基金から繰り入れするものである等の説明を受け、審査の結果、本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
○議長(
土屋陽一君) 次に、議案第25号につき
環境建設委員長の報告を求めます。
佐藤論征環境建設委員長。 〔
環境建設委員長 佐藤 論征君登壇〕
◎
環境建設委員長(
佐藤論征君) 議案第25号、平成29年度上田市同和地区住宅新築資金等貸付事業特別会計予算について申し上げます。 本案については、歳入歳出の総額をそれぞれ2,507万4,000円と定め、歳出は、貸付金の徴収を行うための人件費及び滞納整理に伴う弁護士との相談費用や競売等を行うなど貸付事業に関する経費、歳入は、貸付金の元金、利子、滞納繰越分の返済金及び県補助金等の計上であるとの説明を受け、審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
○議長(
土屋陽一君) 以上で
委員長報告が終わりました。 これより
委員長報告に対する質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
土屋陽一君) これより討論に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
土屋陽一君) これより議案第24号及び第25号2件一括して採決します。本案2件
委員長の報告のとおり決するにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
土屋陽一君) ご異議なしと認めます。よって、本案2件原案のとおり可決されました。 ◇
△日程第14 議案第26号~第29号
○議長(
土屋陽一君) 次に、日程第14、議案第26号から第29号まで4件
一括議題とし、厚生
委員長の報告を求めます。佐藤清正厚生
委員長。 〔厚生
委員長 佐藤 清正君登壇〕
◎厚生
委員長(佐藤清正君) まず、議案第26号、平成29年度上田市国民健康保険事業特別会計予算について申し上げます。 質疑において、来年度特定健診受診率の向上を図るため受診料の自己負担金を無料にするとのことだが、予算化に当たり該当者はどのくらいを見込んでいるのか。また、受診率はどの程度上げる目標なのか。 これに対し、特定健診対象者見込み人数は2万8,000人で、そのうち受診率は43%を目標に設定し予算を計上している。受診率については、例年37%後半くらいで伸び悩んでいる中で、既に無料化している県内他市を分析すると、無料化初年度は大幅に上がっているところもあり、3カ年の平均でも1.5%から2.0%の上昇が見込めるものと考えている。 次に、平成30年度からの国保の制度改革に向けたシステム改修費用が計上されているが、現在までの状況はどうか。 これに対し、制度改革については、県において現在まで市町村との協議を重ねており、新年度には運営方針を県の国保運営協議会などに諮って決めていくこととなる。その後市町村に対しての正式な連絡は夏以降になると考えている等々の
質疑応答があり、本案については原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第27号、平成29年度上田市後期高齢者医療事業特別会計予算について申し上げます。 本案については、予算の総額を歳入歳出それぞれ18億5,255万円と定めるものであり、歳出の主なものは、職員人件費のほか、市が収納した保険料等を納める後期高齢者医療広域連合負担金、歳入の主なものは、後期高齢者医療保険料として特別徴収や普通徴収の見込み額とルールによる一般会計からの繰入金などであるとの説明を受け、審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第28号、平成29年度上田市介護保険事業特別会計予算について申し上げます。 質疑において、認知症総合支援事業として来年度から認知症初期集中支援チームを設置するとのことだが、医師のかかわりも含めてどのように進めていくのか。 これに対し、認知症初期集中支援チームについては、医師会と連携し、担当の専門医を推薦していただく中で、社会福祉士や作業療法士等の資格を持った職員とで一緒になってそれぞれの案件に対して半年をめどに相談を繰り返しながら、受診や介護サービスにつなげていく仕組みとなっている。医師会からは3人の医師を推薦していただく中で、上田市全体では2チームをつくって進めていくことで考えている。 次に、サロン事業等設置資金助成事業の補助金については、400万円の予算で件数はどのくらいを見込んでいるのか。 これに対し、28年度は現在までに16カ所設立されており、来年度は20カ所ということで予定している等々の
質疑応答があり、本案については原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第29号、平成29年度上田市社会福祉授産事業特別会計予算について申し上げます。 質疑において、今年度末で廃止となる上田事業所の後処理に係る予算が計上されているが、来年度の工程はどのように考えているのか。 これに対し、後利用がある程度決まった時点で更地にするための予算立てをしていく予定だが、来年度については当面支障となる樹木の伐採を行うとともに、敷地の正確な測量をして後利用に備えたいと考えている。 次に、上田事業所廃止後の利用者の身の振り方は全員決まったのか。 これに対し、既に稼働年齢層の方々はほかの施設に移られており、現在残っている方は生活保護受給者及び75歳以上のご高齢の方々であり、ご高齢の方々は引退される意向である等の
質疑応答があり、本案については原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
○議長(
土屋陽一君) これより
委員長報告に対する質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
土屋陽一君) これより討論に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
土屋陽一君) これより議案第26号から第29号まで一括して採決します。本案4件
委員長の報告のとおり決するにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
土屋陽一君) ご異議なしと認めます。よって、本案4件原案のとおり可決されました。 ◇
△日程第15 議案第30号及び第31号
○議長(
土屋陽一君) 次に、日程第15、議案第30号及び第31号2件
一括議題とし、まず議案第30号につき
環境建設委員長の報告を求めます。
佐藤論征環境建設委員長。 〔
環境建設委員長 佐藤 論征君登壇〕
◎
環境建設委員長(
佐藤論征君) 議案第30号、平成29年度上田市駐車場事業特別会計予算について申し上げます。 質疑において、上田駅お城口自動車駐車場の大規模な改修工事を実施するとのことだが、その概要はどうか。 これに対し、この駐車場は平成8年にオープンし20年が経過する中で、駐車場1階の天井、2階から見ると上田駅側の床の約半分に当たる駐車スペース37区画等約965平方メートルの鋼製の波板床板が腐食しており、危険な状態であることから改修工事を行うもので、あわせて消防法の改正に伴う防火施設工事を行うものである。工事期間については、利用の多い夏休み期間を外し、8月下旬から10月下旬までの3カ月間を予定している。なお、残る床部分は業者の点検において腐食は見られないため、当面影響ないと考えている。 次に、これまでの起債の償還のめどが立ったとして新たな起債を財源としているが、歳出を見ると、同時に一般会計への繰出金を計上している。一般会計へ繰り出す余裕があるのなら起債額を減らすべきと考えるが、このような予算の組み立てになった理由は何か。 これに対し、これまで20年間一般会計からの繰入金によって経営が維持されてきたこともあり、起債の償還を含め経営が安定してきたことから、特別会計からの繰り出しを行うことで一般会計の健全な運営に資するとともに、特別会計においても計画的に償還を行うことで年度ごとの負担をならして平準化するものである。 これに対し、起債を財源とする財政運営のあり方については十分に注意を払い、今後も健全な予算の組み立てを望むものである等々の
質疑応答、要望があり、本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
○議長(
土屋陽一君) 次に、議案第31号につき厚生
委員長の報告を求めます。佐藤清正厚生
委員長。 〔厚生
委員長 佐藤 清正君登壇〕
◎厚生
委員長(佐藤清正君) 議案第31号、平成29年度上田市武石診療所事業特別会計予算について申し上げます。 質疑において、基金の残高はどうか。また、余り積み立てもできない状況の中で今後の見通しはどうか。 これに対し、28年度末の残高として8,716万9,941円と見込んでいる。また、財源が徐々に目減りしてきている中で、年間2,000万円から3,000万円くらいを取り崩ししており、このまま行くと数年後には枯渇してしまう状況ではあるが、経費の削減や適正な人員配置等による人件費の抑制などで基金を極力大事に使っていきたいと考えている。 次に、武石診療所に関する住民との検討会ではどのような意見交換をしたのか。 これに対し、若いお母さん方も含めた意見交換の中では、診療の時間や曜日などの意見があり、今後土曜日診療については内部で調整し、毎週は難しいが、インフルエンザの予防接種等においては対応できるよう検討したいと考えている等の
質疑応答があり、本案については原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
○議長(
土屋陽一君) 以上で
委員長報告が終わりました。 これより
委員長報告に対する質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
土屋陽一君) これより討論に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
土屋陽一君) これより議案第30号及び第31号2件一括採決します。本案2件
委員長の報告のとおり決するにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
土屋陽一君) ご異議なしと認めます。よって、本案2件原案のとおり可決されました。 ◇
△日程第16 議案第32号~第36号
○議長(
土屋陽一君) 次に、日程第16、議案第32号から第36号まで5件
一括議題とし、まず議案第32号につき
環境建設委員長の報告を求めます。
佐藤論征環境建設委員長。 〔
環境建設委員長 佐藤 論征君登壇〕
◎
環境建設委員長(
佐藤論征君) 議案第32号、平成29年度上田市真田有線放送電話事業会計予算について申し上げます。 質疑において、現在の加入動向を踏まえ、事業継続の中で地域の情報伝達方法の調査研究をどのように考えているのか。 これに対し、平成29年度の加入台数は2,058台を見込んでいる。これまで毎年60台前後の脱退が続いていたが、平成28年度は鈍化傾向にある。昨年は利用者アンケートによる意向調査を実施したところだが、今年度は真田地域の自治会ごとにある地域づくり
委員会から地域における重要な伝達手段、とりわけ災害時の活用について意見をいただいている。今後も地域の意向や審議会の意見を伺いながら、地域の情報伝達手段としての活用について調査研究していきたい等の
質疑応答があり、本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
○議長(
土屋陽一君) 次に、議案第33号につき厚生
委員長の報告を求めます。佐藤清正厚生
委員長。 〔厚生
委員長 佐藤 清正君登壇〕
◎厚生
委員長(佐藤清正君) 議案第33号、平成29年度上田市立産婦人科病院事業会計予算について申し上げます。 質疑において、民間の産科が1院減った中でスタッフ数に変更がないが、人員体制について問題はないのか。 これに対し、人員については、助産師、看護師を合わせて28人を一応の目標としている。現時点で26人だが、新年度に助産師を1人増員し27人をもって安全な医療提供に励んでいきたいと考えている。 次に、医業収益を上げることの取り組みの一つとして婦人科での検診があるが、受診者数の推移はどうか。また、婦人科外来の人数の推移はどうか。 これに対し、婦人科のがん検診については受診しやすい診察枠を設けるなどの対応をしてきているが、一般の診察の中に含まれるものも合わせて27年度、28年度とほぼ同程度で推移しており、なかなか数字は伸びていかない状況である。また、同様に婦人科外来についても前年度並みの受診者数で推移している状況である等の
質疑応答があり、本案については原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
○議長(
土屋陽一君) 次に、議案第34号から第36号につき産業水道
委員長の報告を求めます。小坂井産業水道
委員長。 〔産業水道
委員長 小坂井 二郎君登壇〕
◎産業水道
委員長(小坂井二郎君) まず、議案第34号、平成29年度上田市水道事業会計予算について申し上げます。 質疑において、コンビニ収納の実施により収納率への効果をどのように捉えているか。 これに対し、収納率を上げるための対策として口座振替をお勧めしているのが現状であり、コンビニ収納の実施が直ちに収納率を上げる要因とは特定できないが、窓口納付からコンビニ収納に移る方も多いと考えられるため、納付者の利便性の向上につながっていると考えている等々の
質疑応答があり、本案については原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第35号、平成29年度上田市公共下水道事業会計予算について申し上げます。 質疑において、農業集落排水の公共下水道への統合事業について、丸子地域の3地区が該当するとのことだが、進捗状況はどうか。また、工事の時期はどうか。 これに対し、農業集落排水では、荻窪、和子、藤原田の3処理区が該当となるが、来年度に財産調査をすることで合意しており、統合した場合に受け入れ側となる丸子浄化センターの関係自治会には既に同意をいただいている。また、工事の時期は平成29年度から33年度までの5年間を予定している等々の
質疑応答があり、本案については原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第36号、平成29年度上田市農業集落排水事業会計予算について申し上げます。 質疑において、農業集落排水処理施設機能強化事業について、農山漁村地域整備交付金の関係で最適化整備構想を策定するとしているが、どのようなものであるか。 これに対し、農業集落排水の処理場は老朽化が進んでいるため、施設、設備の更新や統合について総合的に検討して計画を立てるものである等々の
質疑応答があり、本案については原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
○議長(
土屋陽一君) 以上で
委員長報告が終わりました。 これより
委員長報告に対する質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
土屋陽一君) これより討論に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
土屋陽一君) これより議案第32号から第36号まで一括して採決します。本案5件
委員長の報告のとおり決するにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
土屋陽一君) ご異議なしと認めます。よって、本案5件原案のとおり可決されました。 ここで15分間休憩といたします。 午後 1時55分 休憩 ◇ 午後 2時40分 再開
○議長(
土屋陽一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 ◇
△日程第17 議案第37号~第40号
○議長(
土屋陽一君) 次に、日程第17、議案第37号から第40号まで4件
一括議題とし、まず議案第37号及び第38号につき厚生
委員長の報告を求めます。佐藤清正厚生
委員長。 〔厚生
委員長 佐藤 清正君登壇〕
◎厚生
委員長(佐藤清正君) まず、議案第37号、上田地域広域連合ふるさと基金に係る権利の一部を放棄することについて申し上げます。 本案については、平成29年度に長野県上小医療圏地域医療再生計画に係る継続事業として上田地域広域連合が実施する信州大学等との連携による医師確保事業、医師研究資金貸与事業、医師就労支援給付金事業、看護師修学資金支援事業、病院群輪番制病院等救急搬送収容事業及び病院群輪番制病院後方支援事業に上田地域広域連合ふるさと基金の一部を充当することについて広域連合から協議があったことから、市の持っている出資金に係る権利の一部を放棄するため、議会の議決をお願いするものであるとの説明を受け、審査の結果、可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第38号、神川統合保育園・神川地区公民館整備事業に係る用地の取得について申し上げます。 本案については、神川地区拠点施設整備事業の一環として、世代を超えた交流や地域ぐるみでの子育ての場、生きがいづくりの場としての活用を図ることを目的とする神川統合保育園及び神川地区公民館整備事業に係る用地の取得について概要の説明があり、取得の予定額は9,352万2,660円、取得の相手方は所有者の株式会社城南製作所であるとの説明を受けました。 質疑において、工場跡地であるこの土地に関して、土壌の状況はどうか。 これに対し、昨年の3月から5月にかけて、土地所有者において専門業者に依頼し、県の指導も受けながら土壌の入れかえ工事を実施し、全ての土壌汚染対策工事は終了しているため問題ないと考えている。 次に、瑕疵担保責任はどうなっているのか。また、その期間を超えた後の責任はどうなるのか。 これに対し、契約書の中で条項を設けてあり、引き渡し後2年間に限り担保の責任を負うという条文を記載している。また、引き渡しから2年経過した後については市において対応することとなる等々の
質疑応答があり、本案については可決すべきものと決定いたしました。
○議長(
土屋陽一君) 次に、議案第39号につき産業水道
委員長の報告を求めます。小坂井産業水道
委員長。 〔産業水道
委員長 小坂井 二郎君登壇〕
◎産業水道
委員長(小坂井二郎君) 次に、議案第39号、給水装置設置に係る和解について申し上げます。 本案は、平成27年にアパートを新築した市内の業者から、アパートの給水装置の設置に関して上下水道局の説明義務違反によって損害をこうむったことを理由に平成28年11月に損害賠償を請求されており、その請求内容を精査の結果、市としても賠償の必要性を認めるに至ったことから、その相手方と和解するものであるとの説明を受け、審査の結果、本案については可決すべきものと決定いたしました。
○議長(
土屋陽一君) 次に、議案第40号につき
総務文教委員長の報告を求めます。
半田総務文教委員長。 〔
総務文教委員長 半田 大介君登壇〕
◎
総務文教委員長(
半田大介君) 議案第40号、公有財産の無償譲渡について申し上げます。 本案については、現在
普通財産として市で管理し、千曲町自治会に無償で貸与している旧千曲町同和地区集会所は、専ら使用目的が自治会館として地域住民の利用であることから、実態に合わせ千曲町自治会へ無償譲渡することについて議決を求めるものであるとの説明を受け、審査の結果、本案については可決すべきものと決定いたしました。
○議長(
土屋陽一君) 以上で
委員長報告が終わりました。 これより
委員長報告に対する質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
土屋陽一君) これより討論に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
土屋陽一君) これより議案第37号から第40号まで一括して採決します。本案4件
委員長の報告のとおり決するにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
土屋陽一君) ご異議なしと認めます。よって、本案4件可決されました。 ◇
△日程第18 議案第46号
○議長(
土屋陽一君) 次に、日程第18、議案第46号、指定給水装置工事事業者制度に更新制の導入を求める意見書を議題とし、産業水道
委員長の提案説明を求めます。小坂井産業水道
委員長。 〔産業水道
委員長 小坂井 二郎君登壇〕
◎産業水道
委員長(小坂井二郎君) 議案第46号、指定給水装置工事事業者制度に更新制の導入を求める意見書について
趣旨説明を行います。 この意見書は、請願第2号、指定給水装置工事事業者制度に更新制の導入を求める請願の趣旨に鑑み、委員全員の賛同を得て提案するものであります。 内容としましては、指定給水装置工事事業者制度は、平成8年の水道法改正以来、全国一律の指定基準を持って運用されています。現行制度では新規の指定のみが規定されているため、廃止や休止等の状況が把握されないとともに、工事事業者が複数の水道事業者から指定を受けている場合には、水道事業者が行う講習会の実施や指導、監督等が困難になっていることが指摘されています。 水道が生活密着型インフラであることに鑑み、配管技能者の適正配置の確認、管路の更新、耐震化等を通じて安全な水の供給を将来にわたって確保することや、水道利用者の安心、安全のために継続的なメンテナンスを確保する必要があり、建設業と同様に現行制度に更新制を導入するよう強く要望するものであります。 案文はお手元に配付のとおりであります。全員の皆様のご賛同をいただきご議決賜りますようお願い申し上げ、
趣旨説明といたします。
○議長(
土屋陽一君) これより質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
土屋陽一君) 本案については、
委員会提出議案のため、
会議規則第37条第2項の規定により、
委員会の付託を省略します。 これより討論に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
土屋陽一君) これより採決します。本案を原案のとおり決するにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
土屋陽一君) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 ◇
△日程第19 議案第47号
○議長(
土屋陽一君) 次に、日程第19、議案第47号、精神障がい者に対する公共交通運賃割引制度の適用を求める意見書を議題とし、厚生
委員長の
提案理由を求めます。佐藤清正厚生
委員長。 〔厚生
委員長 佐藤 清正君登壇〕
◎厚生
委員長(佐藤清正君) 議案第47号、精神障がい者に対する公共交通運賃割引制度の適用を求める意見書について
趣旨説明を行います。 この意見書は、請願第1号、精神障がい者に対する公共交通運賃割引制度の適用に関する請願の趣旨に鑑み、委員全員の賛同を得て提案するものであります。 内容としましては、現在身体障害者及び知的障害者に対しては、鉄道、バスを初めとする各公共交通機関の運賃割引制度により日常生活における経済的な負担が軽減されております。しかしながら、障害者基本法において同様の位置づけとされている精神障害者に対してはこの割引制度が適用されておらず、公平性に欠けている状況となっていることから、精神障害者に対しても同様の措置が講じられるよう国に求めるものです。 案文はお手元に配付のとおりであります。全員の皆様のご賛同をいただきご議決賜りますようお願い申し上げ、
趣旨説明といたします。
○議長(
土屋陽一君) これより質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
土屋陽一君) 本案については、
委員会提出議案のため、
会議規則第37条第2項の規定により、
委員会の付託を省略します。 これより討論に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
土屋陽一君) これより採決します。本案を原案のとおり決するにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
土屋陽一君) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 ◇
△日程第20 請願第1号
○議長(
土屋陽一君) 次に、日程第20、請願第1号、精神障がい者に対する公共交通運賃割引制度の適用に関する請願を議題とします。 お諮りします。先ほど本請願について同一趣旨の議案第47号、精神障がい者に対する公共交通運賃割引制度の適用を求める意見書が可決されました。よって、本請願につきましては採択されたものとみなしたいと思います。これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
土屋陽一君) ご異議なしと認めます。よって、本請願については採択されたものとみなすことに決しました。 ◇
△日程第21 請願第2号
○議長(
土屋陽一君) 次に、日程第21、請願第2号、指定給水装置工事事業者制度に更新制の導入を求める請願を議題とします。 お諮りします。先ほど本請願について同一趣旨の議案第46号、指定給水装置工事事業者制度に更新制の導入を求める意見書が可決されました。よって、本請願につきましては採択されたものとみなしたいと思います。これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
土屋陽一君) ご異議なしと認めます。よって、本請願については採択されたものとみなすことに決しました。 ◇
△日程追加 議案第45号
○議長(
土屋陽一君) ここで、日程追加についてお諮りいたします。 本日所管の常任
委員会に付託いたしました議案第45号について、産業水道
委員長から審査が終了した旨の報告がありました。 お諮りします。この際、議案第45号を日程に追加し議題としたいと思います。これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
土屋陽一君) ご異議なしと認めます。よって、この際議案第45号を日程に追加し議題とすることに決しました。 議案第45号、
菅平地区振興施設整備事業建築主体工事請負契約の締結についてを議題とし、産業水道
委員長の報告を求めます。小坂井産業水道
委員長。 〔産業水道
委員長 小坂井 二郎君登壇〕
◎産業水道
委員長(小坂井二郎君)
産業水道委員会は、本会議休憩中に開催し、
付託案件の審査を終了いたしましたので、その概要についてご報告申し上げます。 議案第45号、
菅平地区振興施設整備事業建築主体工事請負契約の締結について申し上げます。 本案については、菅平地区振興施設整備事業の建築主体工事として、
契約金額7億1,226万円で宮下・
吉岡特定建設工事共同企業体と請負契約を締結したいというものであるとの説明を受けました。 質疑において、再入札により落札者を決定しているが、1回目の入札が不落になった理由は何か。 これに対し、今回の積算では設計時点の直近の単価を使用して積算を行ったが、その後の資材価格等の上昇により業者の見積単価が高くなり、予定価格を上回ったことが主な要因である。また、雪が多く寒冷地という菅平の地域性により、現場管理費等の見積もりが市の想定よりも高くなったことも要因ではないかと推測される。 次に、再入札を行うに当たり、設計内容を見直した点は何か。 これに対し、積算単価の見直しを行うとともに、設計内容についても見直しし、一部工事を除外した。また、今回除外した工事については、今後必要に応じて附帯工事等として発注していきたいと考えている。 次に、今後の工事計画はどうか。 これに対し、本契約の締結後、4月に雪が消えるのを待って準備工を進め、本格的な着工は5月の連休明けを予定している。その後降雪が予想される12月までに屋根、外壁、サッシ等の工事を行い、冬期間は内装工事を行うことで、来年9月の供用開始を目指し工事を進めたいと考えている等々の
質疑応答があり、本案については可決すべきものと決定いたしました。
○議長(
土屋陽一君) これより
委員長報告に対する質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
土屋陽一君) これより討論に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
土屋陽一君) これより採決します。本案を
委員長の報告のとおり決するにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
土屋陽一君) ご異議なしと認めます。よって、本案は可決されました。 ◇
△日程第22 議員の派遣
○議長(
土屋陽一君) 次に、日程第
22、議員の派遣を議題とします。
地方自治法第100条第13項及び
会議規則第160条の規定による議員の派遣についてお手元に配付したとおりです。 お諮りします。別紙「議員の派遣」のとおり議員を派遣することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
土屋陽一君) ご異議なしと認めます。よって、別紙「議員の派遣」のとおり議員を派遣することに決しました。 以上で本日の日程は全て終了しました。 これにて平成29年3月
上田市議会定例会を閉会いたします。 午後 2時55分 閉会...